【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B4F - 暇つぶし2ch168:SC
07/06/24 02:41:44 So5pKZIu


「そろそろ休憩しませんか」
 と、マリスがお盆の上にグラスを並べて持ってきた。
 白衣ではなく、イサナに買ってもらった服装だ。気楽そうなブラウスに赤いリボ
ンタイをゆるく結び、フリルのついたティアードスカート。先日の一件で一緒に服
を買いに行ってから、どうもイサナはマリスを着せ替え人形にして楽しんでいる気
配がある。自分がイメージ的にトラッドかシックな服しか着れない分、マリスにふ
りふりなのを着せているのではないかとシトナはにらんでいたが、言うと首を落と
されそうなので黙っている。
 付け加えれば、彼自身もマリスとユエに服を着せたり、ボタンをしめたり、リボ
ンを結んだり、髪をとかしたりを彼女たちからねだられては、内心楽しんで世話を
しているので、ある意味では同志の邪魔をする気がおきない。

 三人でベンチに並んで、冷たいお茶で喉を潤す。小さい花を浮かべているのがな
かなか風流だ。
「おいし……」
 と、ユエが、にまーと笑うのにつられて、マリスも微笑む。
「お茶っ葉は普通のものですけど、水は森の深層から汲んできたものですからね。
疲れが取れます」
「このほのかな甘みがいいな」
 と、シトナが適当に相槌を入れると、マリスは目をぱちくりさせた。
「甘い……ですか? むしろしょっぱいかすっぱいのでは。お兄ちゃんの分には私
のいろんな汁が入ってるんですけど」
 シトナは口に含んでいた分を吹き出した。むせる。
「うーん、やっぱり好きな人のものだと甘く感じるんでしょうか。
 ……大丈夫ですか。落ち着いて飲まないとダメですよ?」
「お、お前、何を、ゴホッ、何を入れた!」
「あれ、信じました? 同じポットから注いだのに。妹のかわいいジョークですよ」
 マリスはしれっと言う。シトナはまだむせている。ユエは背中を叩くか、なでる
か、どちらが正しかったか悩んで、結局ぺちぺち叩く方を選んだ。威力がないので
意味がない。
「せんせー、いつもはかっこいいのに、マリスお姉ちゃんの前だと変になるね」
 ユエの率直な言葉は、前半はさておくとしても、思い当たる節が色々あって、シ
トナはがっくり肩を落として落ち込んだ。
「あー、ということは、いつもは私と一緒にいないことになるんですねー。くやし
いなぁ。っていうか許せませんねぇ、このこのこの!」
 マリスはユエと二人でシトナをがんがん叩き出す。無手の格闘ではほぼ最強を誇
る殴りメディックだけあってかなり痛い。
「ええい、やめんか。ユエも一緒になってはしゃがない」
「だってー」
 マリスがふくれると、「だってー」とユエが真似する。
 二人にでこぴんをかまし、
「一緒にいるのは迷宮にいるときと寝るときなんだから、ユエにとってのいつもと
違うのは当たり前だろうが」
「そういえばそうですね」
「マリスお姉ちゃん、せんせーと一緒に寝てるの? ユエも一緒がいい!」
「うーん、もうちょっと大きくなってからじゃないと身体が痛っ! お兄ちゃん痛
いです!」
 途中から悲鳴と抗議になったのは、こめかみに突きをくらったからだ。
「もー、乱暴なんですから。ねー?」
 と、自分のことを棚に上げて言うと、ユエも「ねー」と真似する。非常に楽しそうだ。
「ああもう、いつの間にか仲いいなお前ら……」


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