はにはに◆オーガスト総合エロパロ7◆キャベツat EROPARO
はにはに◆オーガスト総合エロパロ7◆キャベツ - 暇つぶし2ch350:名無しさん@ピンキー
07/08/11 00:11:39 CXTvymik
保守

351:名無しさん@ピンキー
07/08/15 09:00:48 koHWcbpf
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

352:名無しさん@ピンキー
07/08/20 23:49:13 5Yy3Mr2l
補修

353:910
07/08/23 13:25:03 5mxzN6++
次回作のキャラを妄想で書いてもかまわんかね?

354:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:16:22 NcyvowLw
荒らしが去るまでの間接ぎにはちょうどいいんじゃない?

355:名無しさん@ピンキー
07/08/23 23:07:28 5hrblp5c
ぶっちゃけ「荒らしがくるまで」だろうなw

356:名無しさん@ピンキー
07/08/24 05:21:22 u/xQEIjY
>>353
しかし、しゃべり方とか解ってないと書きづらくない?

357:910 ◆JMmC.oE5/6
07/08/24 15:45:55 LpbTst3k
>>356
公式のショートストーリーをみて書いてる後は妄想を散りばめながら

PSPで書いてるので文章が必然的に少ないでご了承ください。
完成はいつなるかわからん

358:名無しさん@ピンキー
07/08/29 20:18:26 gtyxK2rs
hosyu

359:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/02 23:43:52 wJkGbVL3
キャラ設定は発売前なので作者の勝手な設定です。
孝平×瑛里華


俺は支倉孝平、修智館学院5年生だ、今居るのは生徒会室前だ。何でいるかと言えば。
生徒会副会長の千堂瑛里華に昼休み中に「放課後に生徒会室に来なさい」と呼ばれたからだ。
で放課後に来たわけだが・・・
「・・・・ぁ・・ふぁぅん・」
来たのはいいがなぜか声がする、しかも自慰の声です。
みちゃいけないと思いつつ少し開いていた扉の隙間から見てます。
「あ・・ふぁ・・・きゃうん」
耳を澄ませて、音を聞く
クチャ、クチャと卑猥な音がする
「ぁあ・・こん・・なのだめなのにぃい・・・あぁ・・い・・もっとぉ」
さっきより、強く刺激しているみたいだ。
「(もう少しでイクかな?)」
とか考えていたら、声が少し大きく聞こえてきた。
「もう・・だめっ!イク!・・ふぁぁぁ・・ああぁぁん」
どうやらいったみたいだ
「はぁ・・はぁ・・・」
ガタッ!
気が緩んだのか扉に肘がぶつかってしまった
「(やべぇっ!!)」
「だれっ!?」
すごい勢いで、瑛里華が扉をあける
ガラッ!
「(終わった・・・)」

360:外伝 ◆9QlRx9nooI
07/09/03 20:42:23 LGmC7uOa
>>219-220の続きで達哉×麻衣を投下します
兄を求める麻衣の大冒険

361:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:43:21 LGmC7uOa
「はぁ……」
 月。丸く輝く満月を開けっ放しの窓から見上げ、麻衣は何度目かのため息を吐いた。
切なく、熱い吐息。
「お兄ちゃん……」
 今その兄はその月にいる。フィーナ姫の婚約者の兄。留学の期間は一ヶ月。
その留学も明日で終わり。明日には帰って来る。でも麻衣にとっては長い長い一ヶ月だった。
「寂しいよう」
 ハァと甘い吐息と共に、手はより深く下半身に潜っていく。
「……んぅ」
 達哉がいない間、麻衣ははっきり思い知らされた。兄がいないのがこんなにも寂しいことだと。
いくら体を慰めても寂しさは埋まらない。ただ切なさが漏れるだけ。
「逢いたいよぉ」
 ベッドの上で身を悶えさせ、潤んだ瞳で窓の外を、月を見る。誰かに覗かれるかも、なんて心配は考えもしなかった。
 明日には逢える。けどその明日が待ち遠しい。
「お兄ちゃん……。達哉」
 そっと名を呟くだけで、きゅっと身体が熱く火照る。埋めた指に滴がこぼれ、濡れているのを実感させた。
 一ヶ月逢えなかっただけでこんなにも寂しい。でも。これがずっとだったら?
フィーナさんと結婚して、ずっと逢えなくなったら?
「そんなの……やだ」
 潤んだ瞳に涙が滲んでくる。視界の月がおぼろげに揺れた。
「やだよ……お兄ちゃん」
 ではどうするのか? 麻衣はもう決めていた。
「決めたからね……わたし」
 明日は達哉が月留学から帰って来る日。
「早く……帰って来てね、お兄ちゃん……」
 股間に埋めた指がくちゅくちゅと音を響かせ、麻衣の小さなお尻がリズミカルに揺れ……頬が赤く染まり、甘い吐息が漏れる。
 でも。まだ足りない。寂しさを埋めるには。まだまだ足りない。
「うん……いいよ。お兄ちゃん」
 幻想の中の兄に呼びかけ、そして自分に覆い被さる兄イメージし、きゅんと胸が高鳴る。
 麻衣は決めていた。
「抱いて……お兄ちゃん」
 一度でいい。兄に抱かれる事を。
「んぅ」
 ベッドの上で白い裸身がピクンと飛び跳ねる。兄のことを想う度に感じてしまう。
「お兄ちゃん……わたし、エッチな子になっちゃったよ。お兄ちゃんのせいだからね」
 開いた窓からそよぐ風が火照った肌に心地いい。でも冷やすにはまだ足りない。
この火照りを慰めてくれるのはただひとりだけだから。
「お兄ちゃん……」
 好き。大好き。
 閉じた瞳から涙がこぼれる。
 どうして妹なんだろう。ううん。どうして妹になってしまったんだろう。
 股間を慰めていた指が裸の胸を滑り、髪を結ぶリボンに触れる。
「お兄ちゃん」
 好き。大好き。
 リボンに触れながら、麻衣はベッドに沈むように眠っていった。
窓を開けたまま。全裸で。

362:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:44:15 LGmC7uOa
 一ヶ月の月留学を終えて帰ってきた達哉。
 その達也を待っていたのは、
「ごめんね……お兄ちゃん」
 カゼで寝込んだ麻衣だった。なんでも窓を開けたまま寝てしまったらしい。
「いいさ」
 ベッドで寝てる妹の熱いおでこに手を置き、達哉はよしよしと撫でてやる。
「それじゃあ、お姉ちゃんは仕事に行くから。麻衣ちゃんをよろしくね」
「ああ。あとは任せて」
「ごめんねお姉ちゃん……。お仕事大変なのに」
「いいの。麻衣ちゃんはしっかり休んでおいて。帰りにアイス買ってくるから」
 時刻は真昼。さやかは準備を済ませると、看病を達哉に引き継いでもらい月博物館に向かった。
午後からでも出勤するのは、館長代理としての責任感の強さか。
「さて……」熱で紅くなった麻衣の顔を見下ろし、達哉はホッと一息つく。やはりこの顔を見ると、
地球に帰ってきたという実感がある。
 だが達哉は気付いていなかった。麻衣の顔が紅いのは熱のせいだけではないと。
だから気軽に言ってしまう。
「何かほしいものないか?」
「ううん……」
 麻衣の手がそっとベッドの中から伸び、達也の手に触れた。
自分から触れながらビクッ、と逃れる麻衣の手を、達哉はしっかりと握る。
熱く、柔らかい妹の手を。
「どうした?」
「ここに……いて」
「ああ」
 微笑のまま、達哉はよいしょっと腰を落として座り込む。
 そんな兄を、麻衣は潤んだ瞳で見上げていた。ベッドの中では、汗がじっとりと噴き出し、パジャマに貼り付いて来る。
「……よかった。変わってない」
「ん?」
「お兄ちゃん……月に行っちゃっても、変わってなくてホッとしちゃった」
「そりゃ一ヶ月しかないからな」
 麻衣の手を握りながら、達哉はハハと笑う。
 月ではミアを抱いたり、フィーナに銃で撃たれたり、色々な経験をしたが、
麻衣に変わってないと言われると何故か安堵してしまう。
「なにかしてほしいことあるか?」
「ううん」
「遠慮しなくていいぞ」
 言いながら、手を繋いでない右手で濡れタオルを持ち、麻衣の額を拭いてやった。
汗で濡れた額を拭いてもらい、麻衣はホゥと熱い息を吐く。
「あ、あの……。それじゃ」
 体に汗が流れるのを感じ、小さな声で囁くように、
「か、体も……拭いてくれる?」
「ぐはっ」
 思わず固まってから、改めて麻衣を見下ろす。汗の浮かんだ麻衣の顔。
パジャマの下の体も汗だくだろう。握ったままの手も何だか熱くなってきた。
「わ、わかった」
 これは妹への看病。ただの看病。そう思いながら達哉は握った手を離す。
「ほら。背中出して」
 達哉の考えでは、背中を拭いてやるだけだった。だが、ベッドの上で横になったままの麻衣は、
「はい」
 パジャマのボタンを外し、いきなり左右に開く。

363:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:44:57 LGmC7uOa
「ぐはっ!」
 今度こそ達哉は絶句した。麻衣はパジャマの下に何も着ていなかった。
すなわち可憐な二つの膨らみが目の前で自己主張のように揺れている。
「どうしたの? お兄ちゃん」
 慌てて目を背ける兄にくすっと意地悪な笑みを浮かべ、麻衣は手を伸ばす。
「あー。汗でべとべと。お兄ちゃん拭いて」
「いや。待て待て待て」
 タオルをぱたぱた振りながら、達哉の脳裏には小振りの乳房がしっかりと焼き付いていた。
フィーナよりは小さく、ミアよりは大きな胸。
「どうして?」
「どうしてって……」
 目を逸らしても、目に浮かぶのはさっきの胸ばかり。妹の胸。
「お兄ちゃん……」
 それ以上聞くのが怖くなって。達哉は遮るようにまくし立てる。
「分かった。拭く。拭くから」
 出来るだけ胸は見ないようにしながら、濡れタオルでまずは麻衣の首筋をなぞった。
「きゃっ」
 汗で濡れた体に冷えたタオルが心地よくて。麻衣はむずむずと身震いして。
 達哉はそのまま首を流れる汗を拭き、体を拭いていく。柔らかい胸を下げながら。
「あっ……アッ……。んぅ。ン……あん……」
 くすぐったいような甘い声が耳を打ち、胸の奥まで刺激する。
「こ、こら。変な声出すな」
「変な声って……んぅ、あっ……みたいな声?」
「だから出すなって」
「どうして?」
「どうしてって……」
「お兄ちゃん……変な気分になった?」
「おい」
「いいよ」
 ドキ、と達哉の鼓動が跳ね上がる。もしかしたら本当に跳び上がっていたのかも。
「お兄ちゃんなら……いいよ」
 麻衣の声が一層甘く響く。そして、ぎゅぅと、小さな手が達哉の裾を掴んだ。
「わっ」
 思わず達哉は後ずさって、麻衣の手を振り払ってしまう。
 見下ろせば、そこには見慣れた妹の小さな姿。
 熱に冒された赤らんだ顔、乱れたパジャマ、そして白い胸。何故か達也には、
その姿がとても怖いものに見えた。
「お兄ちゃん……」
 ハァとこぼれるような切ない声。
 ああ、と達哉は気付いた。これは女なんだ、と。妹ではなくただひとりの女としての麻衣。
「だ、駄目だろ。麻衣は妹なんだし……」
「妹じゃ……ないもん」
 するする、と髪を結ぶリボンがほどかれる。
「ほら。もうこれで妹じゃないよ」
 二つに結んでた髪をほどいて、麻衣がニコリと首を傾げる。ほどかれた髪がさらさらと流れた。
「麻衣……!」
 驚きで達哉は目を見開いてしまった。麻衣のリボンは兄妹の証。
「フィーナさんのこと気にしてるの?」
 麻衣の唇が近付いてくる。
「大丈夫だよ。誰にも言わないから」

364:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:45:42 LGmC7uOa
 ちゅっ、麻衣のと唇が触れる。達哉の手に。
 咄嗟にキスを防いだ達哉は、優しい眼差しで麻衣を見下ろしていた。
「駄目だよ麻衣」
「駄目じゃ……ないもん」
「俺たちは兄弟じゃないと駄目だよ」
「え?」
 ふっ、と唇を曲げ、達哉は目の前の頭をよしよしと撫でてやった。
「麻衣は俺の妹だからな。妹ならずっと一緒にいられるだろ。だから……妹の麻衣が好きなんだよ」
「お兄ちゃん」
 好き。大好き、わたしも。
「だから……」
 達哉の手が差し出す。麻衣がほどいた白いリボンを。
「抱くなら……妹としてだ」
「うん……」
 麻衣の手が受け取る。妹の証のリボンを。
「お兄ちゃん……大好き」
「俺もだよ」
 再びリボンを結わえて元のツインテールのなる。自然に目から涙が溢れた。
 妹であることが嬉しかったから。
 こぼれる涙を舌で拭い、達哉はそのまま唇を近付けていった。紅い唇に。
「ん……」
 初めて触れた兄の唇は、とても大きくてとても優しくて。
「お兄ちゃん。大好き」
「ああ」
 口を離し、胸に顔を埋める妹の髪を優しく撫でてやる。麻衣のツインテールはやっぱり心地よかった。
「それじゃ、おやすみ」
「え?」
 布団をかけられ、麻衣はきょとんとしてしまう。
「……今しないの?」
「麻衣はカゼひいてるだろ?」
「お兄ちゃんが治してよ」
「こら」
 クスッ、と笑い今度は麻衣からちゅっとキス。
「だったら……お兄ちゃんにうつして治すから」
「それもいいかな……」
 ちゅっとまた唇を重ね、達哉は開いたままのパジャマの内に手を伸ばす。
 小振りの乳房は触れるととても柔らかで。つい、そのまま揉んでしまう。
「んっ……」
 甘い鼓動を直に感じ、達哉も汗ばんできた。
「ほら。汗でいっぱいだろ」
 胸はもう汗ですべすべだった。その上を達哉の手がなぞっていく。
「…んっ……。お兄、ちゃん……エッチな手で触るからだよ」
 熱い吐息と共に、麻衣の手がするっと股間を触ってくる。もっこりとふくらんだ達哉の股間を。
「ほら……。ここもエッチになってる……」
 エッチなのは麻衣だろう。股間をむずむずさせて達哉は思った。
「お兄ちゃんのここ……すごくあったかい」
 ベッドから手を伸ばしながら、麻衣は兄の膨らみの熱を感じ、ほうっと息を吐く。
「麻衣だって」
 負けじと達哉も、麻衣のパジャマの下に手を伸ばす。
「ここも……穿いてないのか」
 麻衣はパンツも穿いていなかった。入れると、直接肉の割れ目を感じた。
「あんっ……。やっぱり、お兄ちゃん、エッチだよぉ……」

365:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:46:27 LGmC7uOa
 潤んだ瞳で見上げ、麻衣は心持ち腰を上げた。あそこを直接触られ、恥ずかしさと官能で体が浮き上がってしまいそう。
 ふに、と達哉の股間を掴む手にも力が入る。
「んっ……麻衣」
「なに? エッチなお兄ちゃん」
「その……あんまり強くつかむと……」
「感じちゃうんだ……」
 手の中の膨らみをもみもみと揉むと、ビンビンに跳ねるのが感じられます。
「嬉しい……。感じてくれてるの?」
「麻衣もな」
 達哉の手に触れる麻衣の割れ目もじゅっと熱く潤んでいた。そのまま割れ目に指を走らせ、
「あんっ!」
 浮いた麻衣の腰から手を引き抜く。
「ほら。こんなにエッチな汁出して」
 指についたテラテラ光る愛液を見せつけ、そのままぺろっと舐めた。
「やだ……」
 赤い顔がさらに赤くなってしまう。だってだって自分の恥ずかしい汁を目の前で舐められたのです。
「うん。麻衣の汁……美味しいよ」
「もう……」
 赤い頬に汗を浮かべ、麻衣の手がじゃーと兄のチャックを降ろす。
「ま、麻衣!?」
「このままじゃ……キツイでしょ?」
 前が開くと同時、勃起したモノがぽんと飛び出し、天を向いた。根元には黒々とした陰毛。
「ほら……もうこんなに……」
 目の当たりにする男の象徴に怯えもせず、麻衣は舌を伸ばし、ちらちらと先端をなぞっていった。
「くっ……」
 がくんと揺れる達也の腰に合わせ、麻衣も舌を動かしていった。
「ふふ……」
 そしてぱくっと口に含み、分身を口いっぱいに包み込む。愛する兄を包むように。
頬に当たる陰毛の感触が心地いい。
「うぐっ……麻衣……!」
「ひゃぁにいぃ?」
 分身を入れたままモゴモゴと口を動かす麻衣。その刺激に達哉は前の前が真っ赤になる。
「も、もう……!」
 うん、いいよ。だして。
 根元を吸い取るように麻衣は口をすぼめ、達哉の分身がビクッと跳ね上がった。
「はうっ」
 ふっと気を抜いた瞬間に達哉は射精してしまう。口に入れてもらって早々に。
「きゃっ」
 思わず麻衣は口から離してしまい、ビクンっと天を向く分身からぴゅっと白濁液が漏れて、頬を汚し、胸にかかった。
白い胸を白濁液が流れ、麻衣は背中をゾクゾクと震わせる。そして妹の顔にかけた達哉も背筋を震わせ、ハァハァと熱い息を吐いていた。
「ふふ……。もう出しちゃったんだ」
 頬にかかった精液を舐めると、麻衣はぺっと舌を出し、
「にがーい」
「悪い……」
「いいよ。お兄ちゃんなら」
 何故か照れ笑いを浮かべる兄と妹。

366:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:47:07 LGmC7uOa
「お兄ちゃんの……まだまだ元気だね」
 達哉の分身は麻衣の顔の前でまだまだ元気いっぱいに飛び跳ねている。
「よいしょっと」
 麻衣は脚をあげて下のパジャマを脱いで、秘所を晒す。薄い陰毛に覆われた濡れた割れ目を。
「きて……いいよ。お兄ちゃん」
 そして恥ずかしげにそっと股を開くのだった。
「麻衣……」
 上のパジャマをはだけ、股間を晒して誘う妹にごくっと生唾を飲み込み、達哉もまたカチャカチャとズボンを脱いだ。さらにシャツも脱いでこちらは全裸になる。
「寒くないか?」
 カゼをひいてる麻衣を一応は気遣う。
「大丈夫……お兄ちゃんが暖めてくれたから」
「そうか」
 そして麻衣の上に覆いかぶさり、さらに全身で暖めてやる。肌を重ねたままちゅっとキス。
さっきちんこをしゃぶった口に。
「これじゃ看病にならないな」
「そんなこと……ないよ」
 大好きな兄に包まれ……麻衣はとっても熱いのです。燃えてしまうかと思うぐらいに。そして、
「ひゃうぅ……溶けちゃうよぉ」
 切なくて、熱くて。むず痒くて。
「お兄ちゃん……お兄ちゃん……お兄ちゃん」
「ああ」
 潤んだ瞳からこぼれる涙をぺろっと舐め取り、達哉は下半身を麻衣の腰へと滑らせる。
「ひゃうっ!?」
 固く勃起したものを太股に感じ、麻衣はビクッと震えてしまう。その震えを感じながら、
達哉は抱き合ったまま焦点を合わせていった。
「うん……そこだよ」
 女芯にぴったりと固い肉を感じ、麻衣は腕の中で頷く。
「そこ……挿れて」
 そして受精して。
 腕の中で震えたまま固まる麻衣のリボンにそっと口を合わせ、達哉は熱く潤う秘所に腰を進めた。
「いくよ……」
「う、うん……」
 ぷるっ、と先端に固い肉の壁が遮るように立ち塞がる。それも最初だけ。
先端がむにゅっと肉の割れ目を分け入ると、愛液に導かれるようにするっと滑っていった。
「はううぅ!?」
 必死にしがみつく麻衣。達哉は懸命に抑えながら、膣の狭さにその気持ちよさに驚いていた。
これで全部入れたらどんなに気持ち良いか……。
「いい、よ……。お兄ちゃん」
 汗を浮かべながら、麻衣が涙目で見上げてくる。
「大丈夫……だから」
「ああ……」
 達哉の頬を流れる汗が麻衣に落ちる。そして繋がっている下半身がより深く埋まっていった。
「うぐうぅ……あんっ」
 兄の背中に手を伸ばし、麻衣は必死に耐える。圧迫感に。
 カゼをひいてるせいだろうか。不思議と痛みはそれほどなかった。

367:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:48:07 LGmC7uOa
「ああぁ……お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
「くっ……んっ」
 耐えているのは達哉も同じだった。麻衣のナカはあまりに気持ちよくて。とろけてしまいそうに。
入れたばかりだが、もう耐えられそうもない。
 ギチ、ギチ、と狭い麻衣の膣を分身が引き裂いて進み、やがて止まり、動かなくなった。
「ああぁ……ハァ……」
 麻衣は兄に抱きついたまま胎内の兄をもしっかりと感じ、達哉は妹のナカに入れながら身動きできなくなる。
「お兄ちゃん……お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
 耳元で熱い吐息とともにこぼれる囁きが、胸をきゅんと打ち、ゾクゾクと背筋を駆け上がる。
血の繋がりはないとはいえ、麻衣は妹。その妹と一つになっている。その背徳感が限界を後押しした。
「ま、麻衣……もう」
「えっ!?」
 考える間もなく、ドクッ、と熱いモノが胎内で爆発し、注がれていく。
「はうぅ!?」
 麻衣の腰がびくっと跳ね上がり、達哉も腰を浮かせる。その衝撃ですぽんとちんこが抜け、
麻衣のお腹に白濁液を滴らせた。
「ハァハァ……」
 熱い吐息を吐き続け、達哉はしっかりと麻衣を抱きしめる。
 麻衣も兄を抱きついたまま、息を整えていた。その股間からは血と白濁液がこぼれている。
「もう……早いよお兄ちゃん……」
 最初に口に出たのは悪態だった。何が何だか分からないうちに終わってしまった。
でも初めてならこんなものだろう。
「ごめん……」
 フィーナやミアで慣れてるつもりだったが。やはり妹との情事は一味違うものか。
 達哉は横向きになり、麻衣の頭をよしよしと撫でてやる。
「ううん。いいの。すごく嬉しい」
 兄の胸に頬を寄せ、麻衣はにぱっと笑顔になる。
 この笑顔に弱いんだよな、と達哉は改めて思い知った。胸に当たる麻衣の頬はとっても熱い。
「ねえ……」
 麻衣の潤んだ目が訴える。もっとして、と。
「駄目だ。麻衣はカゼ引いてるんだから」
「えー?」
「カゼが治ったら……な」
「うん」
 よしよし、と頭を撫でられ、麻衣は素直に頷いた。そう。これからもっとできるんだ。
同じ家に住んでるんだから。どうして今まで気付かなかったのだろう。
 今日はこれで終わりと、達哉はベッドから降りて服を着始めた。麻衣もいそいそとパジャマを着る。
「それじゃ、水代えてくるよ。ちゃんと体拭いて寝るんだぞ」」
 今更ながら照れ臭そうに達哉は洗面器を持って廊下に出て行く。
「ふふ」
 ベッドに戻った麻衣は計画が大成功し、にぱっと笑っていた。兄を誘う小悪魔の笑み。
 そう。全ては麻衣の計画通り。
「やっぱり……病気になったら優しくしてくれた」

368:兄を求める麻衣の大冒険
07/09/03 20:48:58 LGmC7uOa
 病気になればお兄ちゃんは優しくしてくれる。だから麻衣はカゼをひくことにした。
窓を開けっぱなしで裸のまま寝たのもカゼをひくため。
そして予想通りお兄ちゃんは優しくしてくれた。
 でもそれだけじゃ駄目。お兄ちゃんにずっと一緒にもらわないと。
 麻衣の手がお腹をなぞる。射精されたばかりのお腹を。
「ふふ。赤ちゃんできるかなー」
 赤ちゃんができたらお兄ちゃんはずっと一緒にいてくれる。そう信じて。

 一方。廊下に出た達哉はさっと蒼ざめていた。
「フィーナに知られたら……怒られるだろうな」
 今更ながら婚約者のフィーナを思い出してしまう。どんなお仕置きが待っていることか。
そう思うとぞくっと背筋が冷え、ごほっと咳が出た。
「やべっ。カゼひいたかな」

 カゼの麻衣を抱いて、達哉までカゼをひいたのは後日のことである。
 そして菜月がお見舞いにきた。

(おしまい)

369:灰色 猫
07/09/03 21:00:13 CQPcyPVM
職人がまだ二人も残留してくれていたなんて。

370:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:12:09 YypHspB/
>>360-368
外伝氏いい仕事した!
ナイスエロスであります!

371:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/04 20:52:27 gkLDr8IX
いまいち、文章がダメだ・・・
前回の瑛里華の視点.Verです。 前回の>>359

私は千堂瑛里華、修智館学院5年生で生徒会副会長で兄が生徒会長だ。
この際兄の話は隅に置いといて、今は同学年で隣のクラスの支倉孝平に用があって昼休みに彼のクラスに来ている。
教室を軽く見渡すそしてかれを見つけ声を掛けた
「支倉君ー!」
気づかない・・・もう一度声を出そうとしたとき誰かに話しかけられた。
「あれ?副会長じゃないすか?どうしたんですか?」
「えぇ、支倉君に用があって・・・」
「そうなんスか、じゃあちょっと待っててください。おーい!公平ー!」
彼に声をかける、彼が声を聞いてこっちに来る。
「なんだ?司」
「副会長がおまえに用があるんだってよ。」
「俺に?」
「じゃあ俺は、昼飯食べるんで失礼します。」
「えぇ、司君ありがとう」
「いえいえ、それでは」
「それで、瑛里華何のようだ?」
「率直に言うわ放課後に生徒会室に来てちょうだい。」
「それは、いいけど何かあるのか?」
「・・・・放課後に来なさいいいわね」
と言って早足に教室からさる。
そして、放課後彼来る前に、生徒会室の鍵開る、椅子に座って彼を待つ

372:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/05 00:42:15 JRRDUTao
彼が来る間に、手紙の内容を確認しおく
軽く確認を終えてから、ふと考えてみる。いつからだろう、彼に惹かれ始めたのは・・・
最初は、ただ面白そうだったから生徒会に入れただけだったそれだけだったのに・・・
体育祭・文化祭など行事を一緒にやっていく内に彼は本当はすごい人だったことに気づかされた・・・
私が、吸血鬼だった事を話したときも彼は

それがどうした、たとえ瑛里華が、そうだったとしても瑛里華は瑛里華だろ

と言ってくれた。
その時からかもしれない彼に惹かれ始めたのは。そう彼を意識した日から、日にちが経つごとに彼に対する想いが増えていく。
彼を思って、自慰をしたこともある。
そう想いながら自分のショーツの上から秘部を指で触る
「(うそっ!少し考えただけでここがこんなになってる)」
一度ついた火はそう簡単には消えない
「んんっ・・んぅ・・」
秘部を右手で触りながら、左手で胸を揉むように触る
「あぁ・・・ふぁぅん・・」
『すごい・・瑛里華の胸、マシュマロみたいだ』
「はぅん・・・やぅん・・ぁぁ・いい」
さっきより、胸を少し強く揉む

373:外伝 ◆9QlRx9nooI
07/09/06 16:11:47 kquolJiU
>>361-368の続きで、菜月×達哉を投下します
獣医を目指す菜月の大冒険

374:獣医を目指す菜月の大冒険
07/09/06 16:13:24 kquolJiU
「あらあら」
 赤い顔でベッドで寝る達哉を見下ろし、さやかは困った顔で笑みを浮かべる。
達哉は目を覚ましていたが起き上がれずにいた。
「麻衣ちゃんのカゼが治ったと思ったら今度は達哉くんなんて」
「はは」
 汗ばんだ顔で達哉は乾いた笑みを見せた。まさか麻衣の交尾してカゼをうつされたなんて言えやしない。
麻衣とは血が繋がっていないことはさやかも知らないことなのだから。
 そんな内心を知る由もなく、さやかは額に手をあて、
「すごい熱。今日は大事を取って休んだほうがいいわね」
「うん……。ごめん」
「ふふ。いいのよ。月から帰ってきたばかりでまだ疲れてるのね」
 額から手を離すと、さやかはなでなでと頭を撫でてやった。
 こうされると不思議と気持ちが落ち着く。でも心地良いけど複雑。子供扱いされてるようで。
「それじゃ。お姉ちゃんはお仕事に行くけど、しっかり寝てるのよ」
「うん。いってらっしゃい」
 さやかはお仕事に行き、
「お兄ちゃん、ちゃんと寝てるんだよ」
 達哉にカゼをうつした麻衣も元気に学校に行く。
 ひとり残された達哉はボーと天井を見つめ、やがてうとうとと眠りについた。

 スースーとぐっすりと眠ってる達哉。その額のタオルを細い手が取る。
「ん?」
 気配に気付いて目を開けると、見慣れた人物がタオルを水に入れてしぼっていた。
「な、菜月!?」
「ごめん。起こしちゃった?」
 ぎゅうううとタオルをしぼりながら、菜月は顔色の良くなった達哉を見て安堵した。
「熱は大分下がったみたいね」
 学院からそのまま来たのか。菜月はカテリナ学院の制服を着たままだった。
「うん。おとなしく寝てたら治ったよ」
 自分でも額に手を当てて熱の引いたのを確認し、達哉は身を起こす。
「あっ。無理しないで」
「無理なんてしてないって。これならバイトも出られるかななんて」
「はいはい。バカなこと言ってないで」
 布団をかぶせ、菜月はさっさと寝かせようとする。
「ちょっと」
「病人はおとなしく寝てなさい!」
 なんだか……前にも同じ事あったような。ふと達哉は懐かしさを覚えた。
「私は獣医になるんだから。ちゃんと言うこと聞きなさい」
 獣医。その言葉にまた何かが頭をもたげる。
 おとなしくベッドに横になった達哉を見て、菜月はよしよしと頷く。
それから腰を上げて自分の鞄からノートを取り出すと、机の上に置いた。
「はい。達哉が留学中の授業の内容、ノートにまとめておいたから」
「えっ?」
 そんなことは頼んでいない。
「いいのいいの。私が好きでやったんだから」
「うん……ありがとう」
「どういたしまして」
 にぱっと微笑む菜月に達哉もすっと心が軽くなる。
 でも。聞かないと。この胸のもやもやを。
「あ、あの。菜月」
「あっこら。寝てなさいって言ったでしょ」
「前にも……こんなことがあったような…」

375:獣医を目指す菜月の大冒険
07/09/06 16:14:08 kquolJiU
「……えっ?」
「あの、ほら。前も俺が病気になって看病してくれたとか……」
 しゅん、と菜月の視線が下を向く。
「覚えてないんだ……」
「え、えーと……」
 やっぱり大事な何かを忘れてる。
 何だろう……? 達哉が首をひねると、

 わんわん

 庭から元気な犬の鳴き声がする。家で飼ってる三匹の犬、イタリアンズの鳴き声。
 犬。動物のお医者さん。病気。看病。そして約束。
「あ」
 ドクン。胸が一鼓動するうちに達哉は思い出していた。

『約束』

 幼い日に交わした約束。菜月とのかけがえのない思い出。
 思わず達哉は苦笑した。フィーナとの綿菓子の思い出といい、どうして大事な事を忘れていたのだろう。
「そっか……。ごめん」
「どうしたのよ?」
 何やらひとりで納得してる達哉に菜月はきょとんとしてしまう。少しの期待を持って。
「だから……菜月は獣医になるんだよな。動物のお医者さんに」
 それだけで菜月には分かった。伝わった。いつも一緒にいる幼馴染だから。
「うん。そうだよ」
 ぱっと顔を輝かせ、菜月は達哉の手を包む。まだ少し温かい手。
「約束だしね」
「ああ」
 顔を見合わせて二人はニコッと笑う。少し寂しげに。
 もうあの時の二人に戻れないと分かっているから。達哉にはフィーナがいる。
 それでも、
「ほらほら。病人はおとなしく寝てなさい。動物のお医者さんの言うことは聞く」
 今は一緒にいるから。今だけは。
「ああ」
 素直に横になった達哉は微妙に視線を逸らし、菜月の美しい長髪を見ていた。
約束のこと思い出したせいかちょっと気まずい。
「ね、ねえ」
 だから菜月の声についビクッと驚いてしまう。だから気付かなかった。菜月の声も震えていることに。その瞳が潤んでいる事に。
「えと……なに?」
「し、しんさつ……診察しようか」
「は?」
 いきなりの言葉に目が点になってしまう。
 菜月はというと自分の言葉でピタッと固まり、顔がカーと真っ赤になってボンと爆発。
相当恥ずかしいらしい。
「診察って……ただのカゼだから」
「ダメ!」
 何がダメなのか。菜月はぶんぶんと首を振って髪を揺らし、顔の赤味を必死に振り払った。
「私は獣医になるんだから……だから大丈夫! 任せて!」
 思いっきり不安になった達哉でした。

376:獣医を目指す菜月の大冒険
07/09/06 16:14:51 kquolJiU
「はい。胸出して」
 露骨に不安な顔をする達哉に構わず、菜月は自分の鞄から聴診器を取り出す。
どこでそんなものを入手したのやら。
「えと……脱ぐの?」
「当然」
 むふーと鼻息荒くする菜月。
「言っとくけど。これは診察だからね」
 その割には鼻息荒いし目が輝いている。
「まあ、お医者さんごっこみたいなもんか……」
 仕方なしに達哉はパジャマのボタンを外して、胸を出してやった。
「ほら。お医者さんお願いします」
「う、うん……」
 目の当たりにする達哉の胸板にドギマギしながら菜月は聴診器を耳につけ、先端を患者の胸に当てる。
「うわっ……達哉すごいドキドキしてる……」
「そりゃな」
 ひんやりした金属の感触を胸に、制服姿でお医者さんになる菜月を見上げ、達哉はなぜかドキドキしていた。
なんだか今日の菜月はいつもより可愛く見える。久しぶりに見たせいだろうか。
「それじゃあ、こっちは」
 胸に聴診器を当てながら、菜月の手がそろそろと下に伸びる。達哉のズボンに。
「わっ! どこ触るんだよ」
「あっ。達哉すっごいドキッて鳴った」
 当てっぱなしの聴診器からははっきりとドキッという音まで聞こえた。
「いやいやいや。なんでズボン脱がそうとするんだよ」
「ここも見なくちゃダメよ」
「なんで!?」
「獣医というのはね。去勢も出産もするから性器には慣れていなくちゃダメなんだって」
「関係ねー!」
「わっ。胸がまたすごい鳴った!」
「人の話聞け」
「はーい。患者さんはおとなしくしてましょうね」
「な、何しようとしてんだよ」
 ぼん、と菜月の顔がまた真っ赤に爆発する。
「ち、ちちちち違うわよ! この隙にいろいろヤろうなんて思ってないんだから!」
「やめてやめて、フィーナに怒られる、お仕置きされる!」
 ぴたっ、と菜月の手が止まる。フィーナの名聞いて。
「そう……。やっぱり達哉はフィーナが一番なんだ…」
「そ、そりゃ……」
 フィーナが好き。その気持ちだけで月まで行ってしまったのだから。
「ううん、分かるよ。フィーナは同姓の私でさえも憧れるお姫様だもん。誰だって好きになるよね……」
 ふと寂しそうに菜月は制服姿の自分を見下ろし、
「私なんかじゃ相手にならないよね……」
「い、いやいやいや。菜月だってすっごく可愛いじゃないか」
「ほんと?」
「あ、ああ……」
「でも私、料理だって下手だよ。幼なじみなのに毎朝起こしに来るなんてしないし」
「そんなのはしなくていい。菜月には菜月の良い所があるよ」
「例えば?」
「えと……ウェイトレスをてきぱきやったり、勉強を頑張ったり……」
「ふふ。ありがと」

377:獣医を目指す菜月の大冒険
07/09/06 16:15:51 kquolJiU
 菜月は目を閉じて、聴診器の音に耳を澄ます。ドクンドクンという達哉の鼓動。
その鼓動に自らの鼓動を合わせていく。

 ドクン…ドクン

 ねえ達哉。聞こえる? 今同じリズムで動いてるんだよ。
「菜月……」
 瞳を閉じた菜月を達哉はボゥと潤んだ目で見上げていた。それは決してカゼのせいばかりではない。

 こんなに綺麗だったんだな。菜月は。

 いつも一緒にいるから気付かなかった。菜月の魅力に。
 一緒にいるのが当たり前と思っていたから。幼いときからずっと。菜月がいて、
麻衣がいて、さやか姉さんがいる。そんな日々がずっと続くと思っていた。
 フィーナが来るまでは。
 月のお姫様がホームスティに来て達哉の日常は根底から変わった。後悔はしていない。
ただ懐かしいだけ。
 あの子供時代が。そして懐かしい日々に決別し、大人への階段を歩む。その先にフィーナとの一緒に歩む日々があるから。
「今までありがとう。菜月」
 自然にそんな言葉が出る。それは決別、そして旅立ちの言葉。菜月と一緒にいた過去から、フィーナと一緒にいる未来へ。
「達哉……」
 菜月がすっと瞳を開ける。その瞳は潤んでいた。涙で。そして、
「えい!」
 いきなり達哉のズボンを下にずらす。パンツも一緒に。
「どわー!」
 完全に油断していた達哉は止める暇さえなかった。聴診器から聞こえる鼓動が一気に高まる。
「わー」
 達哉の股間、そこでは萎れたちんこがふにふにと垂れ下がっていた。陰毛に隠れるように。
 ふにふにちんこー。
「あらら。元気ありませんねー」
 菜月の手がぷにっとふにふにちんこを掴み上げた。
「やめてー。イヤー。たすけてー」
「おとなしくなさい」
「なんでこんなことするの?」
「それはね」
 ピン、とちんこを指で弾き、
「ただの思い出になるのが嫌だからよ」
 そう。このままフィーナと結婚したら、達哉にとって菜月はただの昔仲良く遊んだ幼なじみになってしまう。
そんなのは嫌。だから思い出を作ろうと思った。一生忘れられないとびっきりの思い出。
「ねえ達哉。思い出を作ろうよ。二人だけの」
「いーやーあー」
 弱弱しく叫ぶ達哉をよそに、菜月は手にしたちんこをむぎゅっと両手で握る。搾り取るように。
「はうー」
「わっ。また胸がすごいドキドキしてきた」
 胸の聴診器からはかつてない昂ぶりが聞こえてきた。

378:獣医を目指す菜月の大冒険
07/09/06 16:16:32 kquolJiU
「ほら。達哉の……元気になってきた」
 胸の鼓動に共感するように手の中のちんこがムクムクと膨らんでいく。
「ふふ。かわいー」
 先端の割れ目の部分をつんつんされ、達哉はむず痒いような恥ずかしい気分になった。
ちんこを可愛いと言われても嬉しくない。
「も、もうやめろよ……」
「なに言ってるの。おちんちんが元気なのは元気な証拠よ」
「おちんちんとか言うなぁ……」
 達哉もう涙目。
「可愛いわ」
 自分もベッドに上がり、菜月はぴらっと制服の短いスカートを上げ、
「ほら、見て達哉」
「ぐはっ!?」
 スカートの下は何も穿いていなかった。薄い陰毛の生えた割れ目が垣間見える。
最初からこうするつもりだったらしい。
「私のここも……可愛い?」
「うん。可愛い可愛い」
 聴診器からは荒っぽい鼓動がキュンと甘酸っぱいものに変わっている。
「良かった……達哉に気にってもらえて」
 ちんこを掴んでいた手が離れる。もう必要ないから。菜月から解放されても、天を向いたままビッと上を向いて、ビンビンに揺れていた。
 ビンビンちんこー。
 そして菜月の手はきゅっと達哉の乳首を摘んだ。
「あっ!?」
 きゅんと高鳴る胸を聴診器で直に感じ、菜月はうっとりと頬を染め、
「女の子がされて気持ちいいことはね、男の子がされても気持ちいいんだよ」
と覆い被さるように達哉の裸の胸に口を寄せ、ちゅっとキス。
「……あっ…はぁ……」
 切ない声が思わず漏れ、達哉はかーっと赤くなってしまう。汗を浮かべ。
「や、やめて……これ以上は」
「これ以上は何?」
 くるんと乳首を指で捻ると、痺れるような甘美が走り、達哉は思わず、
「ううんっ」と甘い喘ぎを漏らしてしまう。
「気持ちいいんだ。私にされて」
 ハァハァ、と恍惚とした赤い顔、胸のドキドキは官能を肯定している。
「嬉しい」
 好きな男の子が自分の愛撫で感じてくれる。こんな嬉しい事はない。
 そう。私は達哉が好き。
 今その気持ちを遮るものはなにもない。想いを初めて晒した菜月は興奮で何でも出来てしまいそうだった。
 処女を捧げる事も。受精も妊娠も。
「ほら。達哉」
 達哉の手を取り、自分の胸まで導き、
「私の胸も……すごくドキドキいってるよ」
 むにゅっと触れた菜月の胸はふわふわで思った以上に大きくて。達哉はきゅんと胸がしめつけられ、ちんこは素直に大きく跳ねる。
「ふふ。今入れますからねー」
 もう菜月のスカートの中はトロトロに濡れていた。達哉のドキドキが菜月にとっての愛撫。
 達哉の腰の上に跨り、ビンビンちんこをしっかりと手を掴むと、ゆっくりと腰を降ろしていった。
やっぱりちょっと怖い。でも平気。
 達哉は痺れる頭で腰を降ろす菜月を見ていた。もう下半身からの刺激に体全体が痺れ、どうすることもできない。

379:獣医を目指す菜月の大冒険
07/09/06 16:17:24 kquolJiU
 むにゅ、とちんこの先端がスカートの中、入り口に当たる。
「「はうっ!?」」
 電気が走ったような刺激に、二人同時に喘いでしまった。
 当てたままの聴診器からは耳が痛くなるほどのドキドキ。
「い、入れるよ。達哉」
「だ、だめ……」
 弱弱しい抵抗は無意味。いや返って菜月をたぎらせた。
「んっ!」
 最後思い切って腰をすとんと落とし、達哉のちんこが菜月の胎内に突き刺さっていく。
「……あ、アーッ!」
 ビクンッと菜月の背中が仰け反り、達哉の上で跳ねた。太股を鮮血が伝う。
「はううぅ!」
 一方いきなりの強烈なしめつけに、達哉も痛いほどだった。痺れる頭にガンガンと白い快感がぶつかってくる。
「はぁ、あ……達哉……。ひとつに、なってるよ。達哉が、私のお腹に、入ってるぅ……!」
 ぎゅ、と上に跨る菜月の手が達哉の手をしっかりと掴む。腰を振りながら。
「な、菜月……」
 腰の動きに合わせて達哉のちんこが膣肉をえぐり、粘膜をめくり上げ、その度に菜月の身体が跳ね上がった。痛みと、それ以上の悦びに。
「はああっ……! ああ、達哉、達哉ぁ。ねえ分かるでしょう? 今ひとつになってるんだよ、ひとつに。
は、ああああっー!? す、すごい、すごいよぉ」
 ぽろぽろとこぼれる涙が達哉の胸に落ちる。そこに当てられた聴診器からは達哉の最大限の興奮が伝わってきた。
「くうぅ……な、菜月」
 達哉の腰も自然に浮き上がる。だがぎっと歯を食い縛って耐えていた。今気を抜くと射精してしまいそうで。
「ね、ねえ達哉……ああん」
 騎乗位で腰を振りながら菜月が喘ぎとともに聞いてくる。
「う、ううん……先に聞いたら何も言えなくなっちゃうから……はぁ……私から言うね」
 きゅっ、と菜月の膣が一段と締まった。極度の緊張で。

「私は達哉が好き! 子供の頃からずっと好き!」

 繋がったまま、赤い顔で菜月は叫ぶ。思いの丈の全てを。
「達哉はどうなの!?」
「くっ!」
 ドクン! 菜月の告白を聞いた瞬間、何かが頭で弾け、達哉は達してしまった。
「あああうぅぅ!!!」
 下から熱い放出を受け、菜月の腰がさらに浮かび上がる。立ち上がるように。
その拍子に膣からちんこがすぽっと外れ、胸からも聴診器が外れた。
「はああぁぁぁぁぁーっ!」
 そしてビクンビクンと二度三度痙攣した菜月がどたっと倒れ込み、達哉に倒れ掛かる。
「はぁ……ハァ……」
 ベッドの上、重なったまま真っ赤な顔で息を整える二人。
 達哉のちんこはしょぼーんと萎んでへたっと倒れ、菜月の股間からは血と精液が漏れていた。
「達哉……」
 潤んだ瞳で菜月がそっと唇を寄せてくる。達哉は拒まずにごく自然に唇を重ねた。
初めての後のファーストキス。そんなのがあってもいい。

380:獣医を目指す菜月の大冒険
07/09/06 16:18:19 kquolJiU
「朝霧くん、大丈夫!?」
 バーンと扉が開き、飛び込んできたのは翠。後ろからひょいと麻衣が顔を出す。
「アイスの差し入れも買ってきたよ。のどかわいたでしょ」
 お見舞いに来た翠と麻衣。その二人が見たのは、
『…………』
 下半身を出したまま、ベッドの上でキスする達哉と菜月。
「ゴメン。また後で来るね」
 そそくさと翠は、硬直した麻衣を連れて部屋を出ていった。
 菜月はキスしたままボンと爆発し、達哉は「終わった……」とばかりにベッドに沈み唇が離れる。
「ね、ねえ」赤い顔で菜月が、「さっきの答え」
「え? ああ」
 聞いてきたが菜月は答えを聞くのが怖いのだろう。縮んで震えている。
そんな菜月を、達哉は愛らしいと思った。どうしようもなく。
「俺も菜月のことが好きだから」
 はっ、と菜月の顔が上がる。
「うん!」
 ぱっと顔を輝かせ、再び口を重ねる。さっきは何が何だか分からなかったが、キスはとっても優しくて甘かった。お互いに。
「そ、それじゃ。私行くね。達哉はしっかり寝るんだよ」
「あ、ああ……」
 達哉にパジャマをしっかり着せると、菜月もジンジンと痛む股間を拭き、身支度を整えて部屋を後にした。
 廊下に出ると、菜月は自分のお腹をすっと撫で、
「ふふ。赤ちゃんできるかなー」
 そうすれば達哉はずっと一緒にいてくれる。そう信じて。

 一方その頃。朝霧家を飛び出した翠は木の下で立ち尽くしていた。
「ずるいよ菜月……」
 瞳からはポロポロと涙がこぼれている。
「せっかく……諦めたのに……」
 でも。菜月がそうするなら。
「わたしだって……」

(おしまい)
 間章-フィーナ地球へ-

「なるほど」
 監視カメラから送られてくる映像に、フィーナはひとり呟く。
 フィーナが見ているモニターには、麻衣を抱く達哉、そして今さっきの菜月に抱かれる達哉が映し出されていた。
全て朝霧家に極秘に仕掛けた隠しカメラからの映像である。
 達哉を信用していなかったわけではない。だが彼の周囲には魅力的な女性があまりに多い。
いつ間違いが起こっても不思議ではない。そのフィーナの不安は残念なが的中した。
「困ったものね。達哉にも」
 映像はまだ続いている。
 月と地球の距離の問題から生中継は無理だが、数分の遅れで朝霧家の様子を映していた。
 ゆっくりとフィーナは腰を上げる。剣を手に持って。
 達哉にはもちろんお仕置きが必要だ。だがそれ以上に許せないのが、達哉をたぶらかした女性たち。
「ふふ。どうしてくれましょう」
 口に薄ら笑いを浮かべ、フィーナは向かう。

381:間章-フィーナ地球へ-
07/09/06 16:19:39 kquolJiU
 やがてフィーナがやって来たのは牧場だった。
「もー。もー」
 牧場では今日も元気に牛さんが鳴いていた。その牛さんはミア。
 達哉が月留学を終えて地球に戻ってから、ミアはこの牧場の牛さんになった。
いや、無理矢理にさせられた。乳母という名の母乳を出すだけの牛さんとして。
四つん這いになったミアはいつものメイド服だが、その鼻には鼻輪が付けられ、乳房は晒されたまま。スカートの中もパンツは穿いていない。
「もー。もー」
 敬愛する主人が来てくれて、ミアはとっても大喜びのようです。
「ふふふっ……。ミアったらさっきから大はしゃぎね」
「もー。もー」
 不自然に膨らんだ乳房を絞ると、ぎゅっと母乳が溢れ出す。フィーナの調教の成果だ。
「ミア。立派な乳母になったわね。私の子の乳も頼むわよ」
「もー。もー」
 念願の乳母になれてミアはとっても幸せ。それが乳を出すだけの牛さんだとしても。
「待っててねミア」
 よしよしと頭を撫で、フィーナが呟く。
「もうすぐお友達を連れてくるから」
 見上げれば青い地球。あの日の夜明け前より瑠璃色な。だがその瑠璃色さえ
色褪せて見えた。
「月と地球。近いようで遠いのね」
 今すぐ行きたくてもいけない。それが現実。
「軌道重力トランスポーターが使えればいいのですが」
 あの装置はその重要性から慎重に調査が進められている。月と地球を結ぶ移動装置だが、兵器に転用できることも事実だからだ。
「さて。行きますか」
 地球へ。あの瑠璃色に輝く星へ。そして、
「牧場の牛さんを調達しないとね」
 剣を手に、フィーナはにこっと微笑んだ。



      笑顔がゆらぐ
      声が震える
      にじんでく景色

      仲良くなりたくて声かけたの
      純粋な瞳まぶしくて
      近くにいたいから もっともっと
      小さな痛みは知らないフリ

      本当に大切な人を
      いつの間に手に入れたの?
      はしゃいでる いつもよりおしゃべりね
      突き刺さる現実

      笑顔がゆらぐ
      声が震える
      気付かれぬようにうつむく
      あなたが…いない
      ここには…いない
      わかりあえたのに埋まらない距離
   
(つづく)

382:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/06 17:50:50 jRC781Ow
>>371-372の続きです 孝平視点は>>359

「あぁ・・こん・・なのだめのにぃ・・あぁ・こう・・へ・・い・・もっとぉ」
『胸をいじられただけでこんなになるなんて瑛里華はエッチだなぁ。』
「もう・・だめっ!イク!・・ふぁぁぁ・・ああぁぁん!!!」
体全体が痙攣のように震えた
「はぁ・・はぁ・・」
息を整えるために、椅子の背中に体を、置いた瞬間生徒会の扉が
ガタっ!  と音がして。
「だれっ!」
すごい勢いで椅子から立ちながら扉まで行く、そして扉を開ける
ガラッ
扉には向こうには支倉孝平がいた・・・。

次回に続く!


とりあえず瑛里華視点は終了。次は瑛里華と孝平の両視点になります。
相変わらず、エロ度が低いなぁ・・文章もだめだし。
というか孝平の視点すごい短い・・
近い内に次回の話を書きます。それでは

383:名無しさん@ピンキー
07/09/06 20:27:02 Ce3vTzXu


384:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:04:54 ONVh76x1
乙…が、鮮血EDの予感がひしひしと……((((;゚д゚))))ガクガクブルブル

385:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:32:16 lal6tyVZ
麻衣の反応も気になる。寝取った直後に寝取られて涙目wwww

386:名無しさん@ピンキー
07/09/07 06:00:51 ORzdoiZY
外伝氏GJ!
お、おそろしや・・・ガクブル

387:名無しさん@ピンキー
07/09/07 17:46:54 z/wd9AU8
<<ディアナ・ペシュカ・ホリー・エリンギ>>


388:名無しさん@ピンキー
07/09/08 05:12:19 G0sTUJ3J
投票スレの住人か
向こうのスレでは無効になるぞ

389:名無しさん@ピンキー
07/09/10 05:58:18 HKGdOqrr
何も知らないミアが寝取られる夢を見た

390:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/13 15:33:10 ej6gFxyA
生徒会室にいる二人、支倉孝平と千堂瑛里華(なぜ居るのかは前の話を参照)
孝平「・・・・・・」
瑛里華「・・・・・」
(黙ってるとこ見ると、やっぱり怒ってるよな・・・なんせ、一人エッチなんかしてるとこ見られたしなぁ・・あぁーどうしよう?)
(あぁ、まさか見られているなんて黙っているとこ見るとエッチな子だって思われてるわよね・・・このさい今の見てたことの感想を聞いて思い切って話そう!)
「孝平君・・・」
「な、なに?瑛里華」
「さっきの・・・」
「え?」
「さっきの私の声聞いて、どうおもったのかきいてるの・・・」
「さっきって、一人エッチしてたときの事?」
瑛里華がうなずく。
「それは・・・」
そういわれて、考えてみる聞いてるときは考えなかったがいわれてみれば瑛里華の痴態を見ているのだ。そんなことを考えているときに瑛里華が話しかけてきた。
「支倉孝平、私、千堂瑛里華はあなたが好きです・・・」
「えっ!?冗談だろ・・」
「冗談なんかじゃないわ・・私は本気でいってるの・・・」
瑛里華の顔を見る、ものすごく顔が赤い、それは冗談を言っている顔じゃなかった。だから俺は、真剣に答える。
「俺、支倉孝平はー」

391:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/13 17:09:33 ej6gFxyA
「俺、支倉孝平は千堂瑛里華が同じく好きです。」
「え!ホントに・・」
「ああ、瑛里華が冗談じゃないなら、俺も冗談は言わないさ」
「孝平!」
私は彼の名前を、叫ぶように喋りながら孝平に抱きついた。
彼は、手を広げて私を受け止める。
瑛里華が抱きついてきた、おれはそれを喜んで瑛里華をうけとめる、瑛里華が俺を上目遣いで見る。
(ああ、やばい瑛里華が可愛いすぎる!)
俺は、抑えきれずに瑛里華に顔近づける。
瑛里華も目を閉じる
「んっ・・」
軽く押しつけるような口付けをする。
「ねぇ・・孝平・・もっと・・」
瑛里華がすごく甘い声でつぶやく、俺は熱に浮かれたように瑛里華に口付けする、今度は軽い方じゃなくて深い方だ。
「んむぅ!」
俺は舌で瑛里華の唇を味わうようになぞる、少し口に隙間ができる、俺はかまわず舌を入れる。
「んんっ!」
少しびっくりしたが、すぐに力を抜いて舌を絡ませてくる。
「ちゅぷ・・ちゅぱ・・んんっ・」
絡み合う舌同士、絡み合うたび、互いの体温が上がっていくのがわかる。何時間も味わっていたいと思いつつ唇を離す。名残惜しそうに、唾液が唇と唇に1本の線を作る。
「なあ、瑛里華・・・いいか?」
「うん・・」

392:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/13 18:07:36 ej6gFxyA
瑛里華の返事を聞いて、瑛里華をすぐそこの生徒会室の机に座らせる。
そして、制服の上から瑛里華の胸を触る。
「あっ・・ん・・あ・・ああっ!」
瑛里華のマシュマロのような胸を手のひらで包み込むように揉む。
「ん・・はぅん・・あぁ」
「瑛里華、気持ちいい?」
「はうっ、そん・・なこと言わない・・でぇ・・」
俺は、片手で胸を揉みながら、瑛里華に首筋にキスをする、他にも耳たぶやおでこにもする。
俺は、瑛里華の胸を直に触りたくて、制服を破りたい衝動を抑えつつ制服を脱がす。
Yシャツのボタンを、全部外した形の良い胸が白いブラジャーと一緒に現れた。
ブラジャーを外そうとしたが
「あれ、これどうやって外すの?」
俺は背中に手を回すが、ホックが見当たらない。
「ホックは前の方にあるわ」
と言って瑛里華は俺の手をブラのホックに導く
パチン とはずれると同時にマシュマロのような胸がブラから解放される。
俺は、直に胸を触る。
「ん・・んんっ!・・はぁ・」
「すげぇ、柔らかいよ瑛里華の胸」
「あ・・・ああぁ(気持ち良い・・)」
片手で胸をこね回しながら、瑛里華のスカートの中に手を入れるーー

393:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/13 18:43:51 ej6gFxyA
「ああ・・そっちはぁぁ・・」
そう言う、瑛里華を無視して下着に触る。
クチュ と淫猥な音がした。
「瑛里華すごく濡れてるよ」
「いやぁ・・・そんなこと言わないでぇ」
そう言うと瑛里華は顔を両手で隠す
そんなことにかまわず、瑛里華の秘所を舐る、瑛里華が全身を声をあげながら震わせる
「あ!・・ああぁぁ・・はぁ・・はぁ」
かるくいったようだ。
「いっちゃた?」
「もう・・孝平のバカぁ・・」
「むっ、そんなこと言う娘には、お仕置きが必要だな。」
そう言って、片手で胸をいじりながら秘所に指を入れる。
「え?・ちょっとまって・・今いったばかりだから休ませてぇ・・ああぁっ!」
秘所に指を入れたと同時に瑛里華の愛液がさっきより多くでてきた、俺はそのまま指を入れる。
「んん・・・孝平・の指がぁ・・入ってるぅ・・」
「瑛里華の愛液がどんどん溢れてくるぜ」
瑛里華の秘所に指の第二関節が入った所で、優しくかき回す。
「ああ・・・ああぁぁ!・・気持ち・・良いよぉぉ・孝平の指がぁぁ、私のに出たり入ったりしてるよぉ」
そう言いながら瑛里華が喘ぐ、何回か指を入れたり出したりして、指を抜く
「ほら・・俺の指が瑛里華ので濡れてるよ」

394:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/13 19:34:41 ej6gFxyA
「いやぁ・・・そんなの見せないでよぉ」
と言いながらさっきと同じように顔を両手で隠す、そんな可愛い仕草をする瑛里華が愛しい。
「なぁ、瑛里華良いか?」
「え?・・あっ・・うん良いよ私を孝平のものにして」
それ聞いた後、俺は制服のチャックを開ける、破けんばかりにそそり立った自分のモノが出てきた。
そして、愛液でビチャビチャになった瑛里華の秘所に自分のモノを当てがう
「あ・・」
「瑛里華、痛かったら言えよ。」
瑛里華がうなずく
(確か、初めてはじらすとかえって苦痛って司が言ってたっけ)
「瑛里華一気にいくぞ」
自分のモノを瑛里華の秘所に一気に押し込む、途中で処女膜にぶつかるが構わず押し込む。
「あっ!くぅぅ」
秘所から血が出てる、瑛里華の顔が苦痛表情で歪む、モノが何かにぶつかるどうやら全部入ったようだ
「瑛里華全部入ったよ」
瑛里華が涙を流しながらうなずく。
「うん孝平のが入ってるのがわかる、ごめん、孝平しばらくそのままでお願い。」
「わかった」
中がモノをギュウギュウと締め付けてくる、しばらくするとさっきより締め付け具合が、少し緩くなった
「動いていい?」
「うん、良いよ動いても。」
腰を動かし始める

395:910 ◆JMmC.oE5/6
07/09/13 20:59:30 ej6gFxyA
「くっ・・すごい瑛里華の中、ギュウギュウに締め付けてくる・・」
「あっあっ、孝平のが中で暴れてるぅ!」
パンパンと、ぶつかり合う音が聞こえる
「どうしようっ孝平、私!初めてなのに、気持ち良いよぉぉ」
二人の結合したところから、グチャグチャともの凄くいやらしい音がする。
「ああっ、いいっいいよぉこうへいぃぃ、」
「う・・うあ、気持ちよすぎる」
いつのまにか、瑛里華も腰を動かし始めた。
「ほんと?ほんとうに私の中き・・もちいいの?」
ああ気持ちよすぎて頭が白くなる
「瑛里華・・・俺もういきそう」
ラストスパートめがけて、腰の打ち突ける速さを上げる。
「わた・・しも・・いきそう」
あたまがだんだん白くなってくる
「くっ!え・・り・かぁぁ!」 「ああっ!胸は・らめぇぇ!いくっ!こう・・へいぃぃー!」
互いになまえを叫びながら二人は同時に限界に達した
ドクンドクン
(ああ、孝平のが中にはいってるぅ)
「「はぁ・・はぁ」」
息をととえながら見つめあう二人
「愛してるよ瑛里華・・・」
「わたしもよ孝平・・・」
そう言って最後にキスをした。

若い二人にさちあれ

THE END

396:名無しさん@ピンキー
07/09/13 21:24:04 cunZkrFw
今度は書きためてから落とすようにしような

397:名無しさん@ピンキー
07/09/13 22:47:29 vFymamW3
>>396
何様だ

398:名無しさん@ピンキー
07/09/13 22:55:15 /NuNdKOJ
FAネタ一番槍乙。
気が向いたら、またこのスレに投下してくれたら幸いやね。

399:名無しさん@ピンキー
07/09/13 23:18:16 E7XoffQu
>>396
エロパロ板でも超過疎スレなほうだから1日で全部投下出来れば遅くないんじゃないかと。

400:名無しさん@ピンキー
07/09/14 16:28:28 iVmbIx2R
中途半端なところで途切れていると、感想を書こうかと思っても
これが投下途中だったら割り込みになってしまわないかと考えて書き込みしづらいから
落とすときは一気に落として、続くなら続くと明示してもらえる方が有り難い。

401:名無しさん@ピンキー
07/09/15 00:13:16 SfLQbEjv
ローグギャラクシー

402:名無しさん@ピンキー
07/09/16 20:46:55 KdbNDKWs
創価創価創価創価創価創価創価創価創価創価

403:名無しさん@ピンキー
07/09/17 22:53:51 NyR2Yceh
また荒らしがわいたか。

404:名無しさん@ピンキー
07/09/17 23:56:31 ZCH4nTQh
スレタイがスレタイだけに荒らしも湧くわなw

405:名無しさん@ピンキー
07/09/18 09:29:16 zQVDbpUj
キャベツなんかホームステイにくるな
家が臭くなった
    _                        lヾ_i_/l
  '´  ヘヽ                     ⌒'´^ ̄^`ヽ
 r卯ミiノノ)))〉、<硫酸!ビーム           ;;;∵;。リ从 i
 iノ`(リ゚ ヮノiヾ //                  ;::',:;;;々゚li)ハ
==[(つ===O=<ニニニ二二二二二二二二二二二∵;;' _(つ)
   く/_|j〉   丶\ブシャーーーーーーッ         ;;;∵;;'v^ゝ
 .  し'ノ                       ,゚∵;;' ハ ヽヽ
                            `~^~^~~^´

406:名無しさん@ピンキー
07/09/18 21:17:19 XTPPeYMh
スレタイを理由に好き放題してるだけじゃねーか。

407:外伝 ◆9QlRx9nooI
07/09/18 21:43:46 O5Mzzhmy
>>381の続きで牧場で牛さんにされるミアを投下します

乳母を目指すミアの大冒険 牧場編

408:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:45:26 O5Mzzhmy
「ねえ、ミア。あなた乳母になりたいのよね」
 それは達哉が月での留学を終えて地球に帰った直後。
 フィーナに問われ、ミアは即座に頷く。
「は、はい! 母のような立派な乳母がわたしの目標です」
 だから達哉に抱いてもらったのだ。妊娠して母乳が出るようになるために。
無意識に手がお腹に伸びる。そうすると自然に笑顔が浮かんだ。このお腹に達哉の子がいるかもしれない。
そう思うだけで幸せな気持ちになれる。
 だがミアは気付かなかった。お腹に手を当てるミアを、フィーナがどんな眼差しで見ているか。いや睨んでいるか。
 達哉はフィーナの婚約者。生涯初めて愛した男性。
「ええ。あなたのお母様、クララはとても素晴らしい乳母でしたわ」
 懐かしそうにフィーナは目を細める。忙しい女王だった母に代わってフィーナを育ててくれたのは、ミアの母親だった。
 母を褒められ、ミアも素直に「えへへ」と笑みを浮かべる。
「それでねミア。私も子供を授かったら乳母にはミアになってほしいの」
「え!?」
 ビクンとミアは背筋を伸ばす。憧れが、夢が目の前に近付いたのを感じて。
「ひ、姫さま……」
 思わずその目が赤くなっていく。
「ほらほら。今からそんなことでどうするの」
「す、すいません……」
 はうっと頭を下げるミアにフィーナはくすくすと微笑んだ。
「だからね。ミアが立派な乳母になるために私もお手伝いしたいの」
「は、はぁ……」
「ついていらっしゃい」

 と、フィーナに連れてこられたのは牧場だった。
 緑の牧草が生い茂る牧場。まだ家畜は一匹もいない。これから入れるのだ。
「さあ。今日から頑張ってね」
「あ、あの。姫さま?」
 よく分からないミアにフィーナはくるっと振り返り、いつもの高貴な笑みを浮かべ、
「ねえ、ミア。乳母になるには何が必要だと思う?」
「え、ええと。それは子育てに必要な知識と……母乳でしょうか?」
「そうね」
 フィーナは手を広げ、牧場を示し、
「それで、牧場は何をする所かしら?」
「えと……牛さんを育てて、ミルクを搾ったりする所です」
「そうね。ミアは賢いわ」
「あ、ありがとうございます」
 褒められて、またミアは「えへへ」と素直に笑う。大好きな主人に褒められて、
メイドとしてこれほど嬉しい事はない。
「それじゃあ、頑張ってね」
と頑張ってと繰り返すフィーナ。と言われても何をどう頑張ればいいかまだ分からない。
「決まってるじゃない。はい、これ」
 ニッコリ笑ってフィーナが差し出したのは、
「鼻輪、ですか?」
「ええ。牛には鼻輪が付き物よね」
「え……?」
 ようやくミアは合点がいった。
 この牧場で牛になれというのだ。母乳を出すためだけの牛さんに。
「そ、それって……」
 震える眼差しでフィーナを見、ミアは「ひっ!?」と怯え、尻餅をつく。

409:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:46:38 O5Mzzhmy
 にっこりと口元に笑みを浮かべるフィーナ。だがその瞳は笑っていなかった。
その瞳に爛々と暗い炎を燃やしてミアを見下ろしている。それはミアも初めて見るフィーナの表情。
「あ、ああ……」
 膝が震える。立てない。そのミアにフィーナはすいっと歩み寄り、鼻をつまみ上げた。
「ひっ…!」
「さあミア。牛さんは鼻輪をつけなくちゃね」
と強引に、鼻輪を鼻に挟みこむ。鼻血が出るのも構わずに。
「い、いたい……姫さま痛いです……」
「あら駄目じゃない。牛さんなんだから、もーと鳴かないと」
 鼻輪を付けると、鼻血をぽたぽた流すミアを牧草に倒し込み、フィーナは頬にハイヒールの踵を乗せて踏みつけ、顔をさらに草に沈み込ませた。
「い、いた……!」
「もー、でしょ? 二度も言わせないで」
「も、もー」
 頬にハイヒールをめり込ませ、反対側に草を感じ、ミアは反射的に言われるまま鳴いていた。
フィーナの言葉には素直に従う。それは長年に渡って染み付いた慣習のようなものだった。
「ふふ。物分りがよくて助かるわ」
 ようやくフィーナは足をどけ、ミアは涙目でゆっくりと顔を上げた。それでもまだ四つん這いのまま、
「もー」と悲しげに鳴く。フィーナに許しを請うように。
「でも。まだね」
「きゃっ!」
 不意にフィーナが脚を振り上げ、ミアの胸を蹴り上げる。そして再び倒れ込むミアの薄い胸元にじっと視線を向けた。憎々しげに。
「その胸……まだ母乳は出ないのでしょう?」
「は、はい……もー」
 フィーナにキッと睨まれ、ミアは咄嗟にもーと鳴く。小刻みに震えながら。
「では、私が手伝いましょう……。まさか、嫌とは言わないわよね?」
「い、いえ、決してそのような……がっ! も、もー! もーもー!」
 いきなり顎を蹴り上げられ、ミアはまたももーと鳴く。口端から血が流れていた。
「もー。もー」
 鼻輪をつけられ鼻血を出し、口を切って血を流しながら、ミアは四つん這いで潤んだ瞳を向けて鳴き続ける。敬愛するフィーナに。
 ミアには信じられなかった。フィーナがどうしてこんな酷いことをするのか。
「もー。もー」
 だから必死に訴える。涙を流す瞳で。泣き声で。
 その必死の訴えを超然と聞き流し、フィーナはぱんぱんと手を叩いた。
すると、

 ぼんっ

 ミアの目の前の牧草から一本の太い枝が飛び出す。
「きゃあっ!」
 思わず目を閉じ、その場に丸まってしまうミア。
「大丈夫よ」
 クスクスと聞こえてくるフィーナの笑い声。
「この子はとても大人しいから」
 恐る恐る目を開けたミアは、やっぱり腰を抜かした。
「ヒ、ヒイイィィィ!」
 そこには未知の生物がでーんとそびえたっていた。幾本もの触手を持つ粘体生物である。

410:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:47:46 O5Mzzhmy
「な、なななな、なんですかそれは!?」
「もーでしょ?」
「も、もーもー!」
 こんな状況でも律儀にミアは返答してしまう。
 白っぽい触手を手に取ると、フィーナはすりすりと頬を寄せた。
「ふああぁ……」
 ミアはあらためてその触手生物を見上げる。
 表面は白っぽい。地球で見たイカという生物に似ていた。
 体長は横に立つフィーナの約二倍。三メートル中頃だろうか。形はこれまた地球で見たタコに似ている。ただし頭がない。
 色はイカで、形は頭がないタコ。ミアにはそんな感じに見えた。そしてうにょうにょと伸びる触手は全部で16本。イボイボの吸盤が付いている。
「どう? 気に入ったかしら」
 その触手の一本に腰を降ろし、持ち上げられながらフィーナが言う。触手の太さは大の男の腕程度。
フィーナを一本で軽々と持ち上げてる事から、見た目よりも力がありそうだった。
「な、なんでしょうかこれは? もーもー?」
 同じ質問を繰り返すミアに、フィーナは楽しそうに語りだす。説明したくてしょうがないように。
「これはね。ロストテクノロジーの一種なの」
 ロストテクノロジー。今をはるかに超えた古の技術。その技術で作られたものが今でもたまに見つかる事がある。
満弦崎中央連絡港市で見つかった軌道重力トランスポーターのように。
「安心して。兵器ではないわ」
 触手に腰掛けながら、四つん這いで震えるミアを優雅に見下ろし、フィーナは続ける。
「まあ兵器に使えなくもないけど。でも本来の役目は別」
 フィーナは牧草に満ちた牧場を見渡し、
「この子はね。ここで見つかったの」
「ここで? もーもー」
「ええ。草を育て、牛を育み、乳を搾り取る。この子はその機能を備えていたわ。
月を人の住める土地にするのに、この子もたくさん働いたのね」
 真空の不毛の大地を切り開いた祖先を想い、フィーナは遠い目をする。それこそ今では不可能なテクノロジーが必要だったのだろう。
「それでね。また働いてもらおうと思うの。私のために」
 ニィ、とフィーナの唇が大きく横に歪む。そして瞳に映る暗い炎がボッと燃え上がった。
「さあ触手さん。あなたが育てる牛さんはあの娘よ」
 にゅるーんと触手が伸びる。「きゃああぁぁぁっ!」と悲鳴を上げるミアに。
「立派な牛さんに育ててね」
 フィーナを主として認識し、その命令に従うようになっているのだろう。ミアと同じ様に。
 フィーナの座っている一本を除いて、触手が一斉にミアに襲い掛かる。
「イヤアアァァァーッ!!!」
 腰に触手が巻きつき、うつ伏せのままミアの小柄な体を宙に持ち上げる。
じたばたと手足をバタつかせるが、そこにも触手が巻きついて動きを止めた。
しかもまだまだ触手は余っている。
「きゃっー!」
 宙に持ち上げられて拘束され、目前に触手の吸盤が迫り、ミアはぎゅっと目を閉じた。
顔にぺたんとヌルッとした触手が張り付き、顔を吸う。
「ひいっ……! あ、あれ?」
 顔に貼りついた触手。鼻と口から出る血を吸い取り、さらに痛みまで消えていた。

411:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:48:40 O5Mzzhmy
「はわわ……」
 触手が顔から離れると、血だらけだったミアの顔はすっかり綺麗になっていた。
 牧場管理用触手。家畜の世話もばっちりです。痛めつけるなんてことはしない。
と、一本の触手がうにょうにょとミアの口まで伸び、細い先端がぱっと開く。
「きゃっ」
 それはあたかも男の人のちんちんのようで。その触手の先端がミアの唇をつんつんと突付く。
「えと……これ口に入れるんですか?」
 こくこくと縦に上下する触手。頷いてるように見えた。
「は、はい……どうぞ」
 素直に口を入れると、触手さんは優しく優しく口の中に先端を入れた。
(あっ……柔らかい)
 口の中に入った触手はストローのような感触で、嫌な感じはまるでしない。「んっ!」
 不意に先端からちゅるちゅると汁が流し込まれる。
「甘ーい……」
 まるでジュースのように甘い白濁液に、ミアはうっとりと頬を染めた。
 なんだろう。体がふわふわ軽くなって、お腹がきゅっと熱くなる。そして胸がジンと甘く痛んだ。
「はっ……あぁ…」
 無意識のうちにすりすりと太股が擦り合わさる。なんだか切なくなっちゃう。
「やだ……姫さまが見てるのに…」
 触手に腰かけたフィーナは、ミアの変化を見て取り、うっとりと美貌を和ませていた。
「さあ、ミアを立派な乳母にしてあげて。よく母乳が出るように」
 すぐに理解した触手さんは、ミアの薄い胸元へと先端を伸ばしていく。
「ふぁあっ?」
 ぼんやりした頭でミアはビクッと跳ねる。触手が服越しに胸をぺろっと撫でたのだ。
「だ、ダメですよぉ……。そこはぁ」
 触手は意外に器用にエプロンを外すと、メイド服のボタンを外して胸を空けさせる。
「だめっ……だめですってばぁ……」
 ジンジンと痺れる頭でミアは必死に呼びかける。だが触手はフィーナの命令でミアを家畜にすることしか考えていなかった。
母乳をたくさん生産する牛に調教することしか。
「はあぁぁ……」
 純白のブラジャーが外され、薄い乳房が直接外気に晒され、ミアの口から甘く嬌声が漏れる。
ピンクの乳首がもう痛いほどに勃起していた。
「はあっ!?」
 ミアの背筋がビクッと仰け反り、極度に硬直した。
 スカートの中まで触手が伸び、パンツをずり下ろしたのだ。脱がしたパンツとブラジャーを丁寧に畳み、割れ目に触手を這わせ、ちゅーと吸盤で吸う。
「ヒイイィィィィっ! あはああっっ!!」
 電流を直接脳に流されたような刺激に、ミアは宙ぶらりんのままガクガクと腰を振って飛び跳ねた。
「い、イヤアアァッ! やめて、やめてくださいぃぃぃっ! こんな、こんなの強すぎますううぅっ!!!」
 いきなりの凄まじい刺激に泣き叫びながらも、なお腰を振るのは止められなかった。
「ヒイィッ!」
 ミアの股間からじゅーと黄色い液体が漏れた.
「あらあら。粗相をしてしまったのね」

412:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:49:51 O5Mzzhmy
 おしっこの流れる太股にすぐさま触手が貼り付き、同じくちゅーと吸い取る。
さらに尿道に直接吸盤が貼り付き、ちゅーと出る側からおしっこを吸い取る。
「はううんっ!? はわわわっ!!?」」
 鼻にかかった甘い声。ミアはおしっこを吸われ、恥ずかしさで紅くなり、それ以外の何かで腰をくねらせた。
「だ、ダメ……ダメーッ!?」
 嫌々と頭を振り、短い黒髪が揺れ、涙が乱れ飛んだ。
その間にも触手はおしっこを全て吸い取ってしまう。
 触手さんは糞尿の処理も完璧。こうして吸収した家畜の糞尿を栄養に変えてしまうのです。
何と合理的なシステムか。
「う、うう……」
 ポロポロとこぼれる涙。そこにも触手が伸びてきて、ぺろっと涙を吸い取る。
「ふえっ?」
 それは単なる命令通りの行動なのだが。ミアには触手さんが自分を慰めてくれているように感じられた。
「う、うう……もう許してください…」
 一縷の望みを込めて訴える。だがまだ始まったばかりだ。
「ふえっ!?」
 薄いミアの乳房を包み込むように触手が一本ずつ包む。デコボコの吸盤がなんだかむず痒い。
「はわっ! はわわーっ!?」
 むず痒くで済んだのも一瞬。触手は吸盤で乳房を吸引し、外に引っ張ろうとした。
「ひ、ヒイッ! いたい、痛いですぅ!」
 胸が千切れるかのような激痛にミアは、信じられない思いだった。痛いことはしないと思っていただけに。
「があああっ……んぅ!?」
 悲鳴を上げ続ける口に触手が押し込まれ、
「んんぅ!」
 そして股間を愛撫していた触手も、肉ヒダを分け入って膣内に侵入してくる。
「んんーぅ!」
 上下で触手を受け入れ、ミアはピンと背筋を伸ばし、そして硬直した。
口と秘肉に侵入した先端から、ドバッと白濁液が放射される。
「んっ!」
 ドクドクと熱い液体が喉を流れ、飲み切れない液が口端からこぼれた。そして膣内にもドクドクと熱い液体が溢れ、ミアの股間を今度は愛液が伝う。一気に潮を吹いたのだ。
「はぁ……あぁ……」
 口から触手が引き抜かれると、ミアはうっとりと熱い吐息を吐いた。相変わらず胸は吸われ、引っ張られている。
しかし痛みはもうない。いや痛みは感じるが、それが甘美なものに感じられた。
引っ張られるごとに感じるジンと甘い痛みに歓喜が走る。
「あ、あああっ……」
 そして膣に挿入された触手はまだそのままに、ミアの膣道を擦り上げていた。
「ああぁ……アアぁ……はうっ!」
 胎内の触手に合わせてミアも腰を振っていた。
 ミアに注がれた液体には、栄養剤と媚薬、そして母乳促進剤が含まれている。
これも家畜を育てる触手に必須の能力。
「あ、ああぁ……はああっ!?」
 腰をくねらせ、じんじんと痺れる官能がミアから思考を奪っていく。
「ああぁ……はああっ……」
 口から漏れる涎もすぐに触手が拭き取ってくれた。びっしりとかいた汗も服の内側に潜り込んだ触手が吸い取っていく。
「あァ……はあっ……」
 熱い吐息。霞んだ瞳に映るのはこちらをじっと見下ろすフィーナ。

413:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:50:49 O5Mzzhmy
 その唇が言葉を結ぶ。
「大好きよ。ミア」
「はあああーっ!」
 ドクンっ、と心臓が大きく跳ね、触手が胸を限界まで引っ張り、そして離した。
真っ赤に腫れた乳房から、ぴゅっと白い液が飛ぶ。ミアの初めての母乳。この短時間の間に、母乳が出るように体質を変えられていた。
「ああ……アがアーッ!」
 同時。膣がぎゅっと絞まり、驚いたように触手が白濁液を放ち、すぽっと割れ目から抜け出す。
そして漏れ出る愛液をずずっと啜っていた。
「ああぁ……はあぁ、あ……」
 泡を吹くミアを、触手は優しく抱いて地面に横たえた。牧草の上に。
 霞んだ視界に何本もの触手が蠢いている。その向こうには青い地球。
「頑張ったわね。ミア」
 同じく触手から降りたフィーナが、ミアの側に立つ。そっと手袋を付けた指を伸ばし、ぴんっと尖った乳首を弾いた。
「あっ……」
 歪に膨らんだ乳房にはさっき出たばかりの母乳が残っている。それを指でス掬うと一口舐めた。
「ん……良い味だわ。私の子の乳母として申し分ないわね」
「あ、ありがとうございます……もーもー」
 茫然自失となりながらもミアも笑顔を浮かべる。大好きな主人に褒められる。
こんな嬉しい事はない。
「それじゃあ、後は任せたわ」
 にょろにょろと折れ曲がる触手(頭を下げている?)に背を向け、フィーナは牧場から去っていった。
その口元はうっすらと微笑んでいる。
「思った以上に上手くいったわ……」
 でも。何だろう? この胸にぽっかり穴が開いたような寂しさは。
「姫……さま……」
 ミアの掠れた声に振り向くことなく、フィーナは牧場を後にした。

 フィーナの長い銀髪の後る姿を見送りながら、ミアはすっと目を閉じた。
 疲れて眠ったのだろうか。これ以上の調教は無理と判断し、触手は眠ったミアを優しく抱き上げ、牛舎へと運んだ。
そして藁のベッドに寝かせると、汗で濡れたメイド服を器用に脱がせ、自身の巨体で包んでやる。
 密着してると体温管理ができ、しかも体まで綺麗にしてやれる。家畜の飼育係として完璧なまでに優秀だった。
 触手に抱かれ、すやすやと眠るミア。彼女が触手さんと仲良くなるのにそう時間は掛からなかった。

「うん……きゃああっ!」
 目覚めるとミアはまず巨大な触手さんに驚いた。でもすぐに落ち着く。
「お、おはようございます」
 返事をするように触手ははもごもごと折り曲がる。挨拶のつもりらしい。
「ふふ……。何だか可愛いです」
 触手がうにょうにょとメイド服を差し出す。そこでミアは自分が裸ということに気が付いた。身に付けているのは鼻輪のみ。
触手と一緒だと全く寒くなく、気付かなかったのだ。
「あ、ありがとうございます……。いえ、一人で着れますから」
 着替えを手伝おうとする触手に丁寧に断り、ミアは一人でメイド服を着た。下着はない。
すると触手は何だか寂しそうに萎れていた。やっぱり可愛い。
「あ、あの。これでいいんですか?」

414:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:51:40 O5Mzzhmy
 メイド服は昨日まで着ていたものとほとんど同じだった。ただ一つ異なるのは胸が大きく開いている点。
大きく膨らんだ乳房が丸見えになってしまいます。
「なんだか……変です」
 自分の大きな胸を見下ろし、たぷんたぷんと揺らし、ミアは複雑な表情をした。
大きな胸に憧れたこともあったが、いざこうして巨乳になってみると、小さな体躯とのアンバランスばかりが目立つ。
 にゅるっと触手が伸び、その胸をぺろっと持ち上げた。
「きゃっ!? も、もう……」
 慌てて紅い顔で胸を隠すミア。だが触手は家畜の健康状態を診ただけだ。
 今度はミアの口元に触手が伸び、先端が開く。中には白濁液が溜まっていた。
ミルクのような良い匂いがする。
実際、良いミルクを出すしてもらう為の餌だ。
「これ……飲むんですか?」
 こくこくと別の触手が上下に揺れる。
「んっ……」
 思い切って一口飲んでみると、体の芯からほわっと暖まる。
「甘ーい」
 ふわふわと浮かぶような良い気持ちになって、ミアは触手の与えてくれるミルクをちゅーと飲んでいった。
その度にジクジクと胸が熱くなり、お腹の奥が疼いてくる。
「ふわぁ……」
 ようやく口を離したミアは頬を紅く染め、涎を垂らしていた。ぽかんと開いた口からこぼれる涎を素早く拭いて、触手はミアを抱えて外に連れ出す。
家畜には運動も必要だ。
「わーい」
 触手に高い高いしてもらってミアは満面に笑顔を浮かべて、両手を広げていた。
触手の大きさは3メートルほど。いつもより遙かに高い視界に空を飛んでるような気分になってくる。
「わーい。わーい」
「ふふ。ご機嫌ねミア」
「あっ、姫さま」
 触手に降ろしてもらうと、フィーナが待っていた。
「おはようございます姫さま」
 返事の代わりに飛んできたのは平手打ち。
「はうっ!?」
 パチンと叩かれた頬が赤く染まり、ミアは牧草に倒れ込んだ。
「駄目でしょう、牛が人間の言葉を喋っては」
「は、はい……。もー。もー」
 慌てて四つん這いになり、ミアはもーと鳴く。口元からは血がこぼれていた。
すぐに触手が伸びてきて、血を拭き取る。痛みも引いた。
「もー。もー」
 すりすりと頬を寄せ、ミアは触手にお礼を述べた。もう怖くはない。
「あらあら。すっかり仲良しね」
「もー。もー」
「それじゃあ、今日の成果を見せてもらいましょうか」
 ミアには何の事か分からなかったが、触手は手早く動いた。
 四つん這いになるミアの胸の下に瓶を置く。牛乳瓶。そして乳房をぎゅっと捻った。
「はううぅんっ!?」
 顔を上げてミアが喘ぐと、乳房からじゅーと飛び出した母乳がたちまち牛乳瓶に溜まっていく。
「はああっ、あああぁっ……!」
 触手に乳を搾られながら、ミアはただ官能によじり、そして達した。

415:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:52:45 O5Mzzhmy
「はぁ…・・・・アアアーッ!」
 横に倒れ、ビクンと振動するミア。母乳が溜まった瓶を器用に包み、触手は恭しくフィーナに差し出す。
「ありがとう」
 腰に手を当て一気飲み。フィーナはふーと息を吐いて牛乳瓶を触手に返し、
「美味しかったわミア」
「も、もー」
 ハァハァと息を整えながらも、ミアの顔に喜びが浮かぶ。フィーナに喜んでもらえたのだから。
 ミアの様子を見るとフィーナはすぐに去り、また触手さんと二人きりになった。
 うにょうにょと蠢いてミアの周囲を回る触手。何故だか励ましているようにミアには感じられた。
「えへへ。ちょっと寂しいけど。姫さまのお役に立てるなら嬉しいです」
 言うと、四つん這いになってミアは「もー。もー」と鳴く。楽しそうに。その頭を触手はよしよしと撫でてやった。
「もー。もー」
 牛になったメイドのミアと、世話をする触手さん。だがその生活も長くは続かなかった。

 数日後。フィーナは唐突に地球に向かった。
「待っててねミア。お友達を連れてくるから」
 そのフィーナの言葉はよく分からないが、一緒に牧場で暮らすお友達が増えなら嬉しかった。
今は触手さんしかいないから。だがその触手さんも連れて行かれる。
 フィーナが地球に出発した日の夜。夜空には青い地球が輝き、明るく牧場を照らしていた。
その牧場を横切る黒い影が一つ。
 ミアはいつものように牛舎で触手さんに包まれて寝ている。こうして寝るとぐっすりと安眠でき、しかも体の汚れまで取ってくれる。
「もー。もー」
 寝言まで牛の鳴き声が定着してしまった。
 そんなミアと触手は無言で見つめる。
 触手には侵入者発見用に各種センサーが搭載している。寝ている今もセンサーは働いているが、人影には気付かない。
「……起きろ」
 人影が不本意そうに声をかける。触手まで起きるが、このままではミアも巻き込んでしまう。
「ふぁぁ……?」
 目を開けたミアは側に立つ小柄な人物に目を向ける。そしてすぐに覚醒した。
「あ、リースさん。こんばんわ。もーもー」
「ワタシには普通の言葉でいい」
 ミアよりも小さい金髪の少女が応える。黒を基調とした動き易そうな衣装を着ていた。
 背後の地球の輝きと相まって、まるで妖精のようにミアには見えた。
「どうしたんですか? こんな所まで?」
 鼻輪をかちゃかちゃと鳴らしながら、ミアが呑気に言う。今は裸。寝る時はいつも裸が習慣になっていた。
リースを前にしても羞恥心はほとんどない。もう感覚が麻痺しているのか。
「ワタシの役目はひとつ」
 起き上がり、そびえたつ触手をリースは見上げる。厳しい眼差しで。
「ロストテクノロジーの回収」
 ぶん、と触手がその先端を振るう。リースはさっと飛び退き、外に出た。
「きゃっ!」
 いきなりの事に叫ぶミア。触手は巨体に不釣合いな俊敏な動きで、リースの後を追う。

416:乳母を目指すミアの大冒険 牧場編
07/09/18 21:53:40 O5Mzzhmy
 リースを侵入者として排除しようとする触手。牧草の上で地球の光を浴びて立ち尽くすリースの周囲に触手を伸ばし、ぐるんと囲む。
そうして四方を囲み、吸盤を向けて一斉に距離を縮めた。あとは触手で絡んで、捕らえるだけ。なんならミアと同じく家畜にしてもいい。
「はっ!」
 リースはぱっと上方に飛んで触手の包囲から抜け出す。触手よりもさらに高くリースは飛んでいた。
まるで背中に羽が付いているように自在に宙を舞う。
 そして触手の真上を取ると、手を向け、
「その『たん』禁止!」
 リースの手からぴかっと放たれた電撃が、触手の全身をビビビッと駆け巡る。
効果は抜群だ!
 ドシーンと触手が倒れると、つかつかとリ-スが歩み寄る。
「リ、リースさん!?」
 その時、ようやくミアが外に出てきた。メイド服を着ていたので手間取ったらしい。
外に出るときはメイド服を着るぐらいの常識は残っているようだ。もっとも胸が丸出しなのはもう気にしなくなったが。
「……ロストテクノロシーは全て回収する」
 痙攣する触手にモンスターボールを向け、カチッとスイッチを入れると、触手の巨体はその中に収まっていった。
触手ゲット!
「あ、ああ……」
 触手が回収されたのを見て、ミアはへなへなと崩れ落ちる。何も出来ない自分が悔しかった。
いや。何か出来たとしても、リースを傷付けるような事は出来ない。
 任務を終えたリースは今度はつかつかとミアに歩み寄る。
「ここから……逃げたいか?」
 そして唐突に聞いてきた。思いもかけないことを。
「え?」
「逃げたいなら逃がしてやる」
 ハッと気付き、ミアは鼻の鼻輪に手をかけた。ここから逃げるのなら、これを外せる。

 フィーナに逆らい、ここから逃げて人として生きるか。
 フィーナに従い、このままここで牛さんとして生きるか。

「わたし……わたしは」
 鼻輪に手を置いて考える。これを外すかどうか。
「わたしは……フィーナ様の従者です」
 ここに残る。ミアはフィーナの乳母という名の牛として生きる意志をはっきりと伝えた。
「そうか」とだけリースは言った。
 ミアが決めたことなら他人が口を出す事ではない。それにリース自身も任務に縛られているから。
 夜空に輝く地球を見上げ、リースは呟く。
「フィーナは……地球か」
 放置はできない。今のフィーナは何をするか検討もつかない。
「さようなら」
 鼻輪をかけたミアに別れを告げ、リースは姿を消した。
「リースさん……」
 消えたリースにミアは頭を下げる。
 どうか姫さまをお願いします。
 そしてミアは四つん這いになると地球に向かって鳴いた。
「もー」

(つづく)

417:名無しさん@ピンキー
07/09/19 04:54:27 Cs0ysDYu
ポケネンかよw
GJ!

418:名無しさん@ピンキー
07/09/19 10:22:42 Kal7IUU9
FORTUNE ARTERIALの瑛里華で

419:名無しさん@ピンキー
07/09/19 10:23:29 Kal7IUU9
「むうぅ……なんで、なんでなのよぉ」
 向かいの机で瑛里華が唸っているが、気にしない気にしない。俺は俺で
手持ちの仕事を片づけるだけ。
 と自分を納得させようとしても落ち着かない。
 瑛里華が唸っている原因は、あれに決まっている。昼休みに、先日のテストの
結果が張り出された。うちのクラスの紅瀬にライバル意識を剥き出しにして
全科目トップを目指している瑛里華だが、今回もまた理数系ではトップを取れ
なかった。目に物見せてやると意気込んで相当頑張っていたらしいが、紅瀬は
その上をいったということだ。
 今日は会長に加えて東儀兄妹も休み。放課後の生徒会室に瑛里華とふたりきり。
会長副会長のコンビでいじられることはないとほっとしていたのに、来てから
ずっと唸り声を聞かされっぱなしで気が滅入る。
 とにかく無視無視。書類を睨んで、集中する。
「こら、聞いてるんでしょ。なんとか言え」
 あーあ。遂に矛先がまともに来てしまった。
 ため息を呑みこんでから、顔を上げて瑛里華を見る。八つ当たりの視線が
こっちへ向かっている。
「なんとかって言われたところで、結果がすべてだろ。数字に文句を言える
わけがない」
「きーっ。なに言ってるのよ。数字なんかでなにがわかるって言うの!」
「は? でもテストは点数がすべてだろ? それを否定するのは反則―」
「誰がテストの話をしてるのよっ」
 キーキー声の連発に、俺は目をぱちくり。テストの結果じゃなければ、
いったいなにを問題にしてるんだ瑛里華は。
「なんで、あたしよりあいつのほうがプロポーションがいいのよ。そんなわけ
ないでしょ」
「……プロポーション?」
 いきなり飛び出た単語に、面食らう。
 いらついて眉を顰めた瑛里華がバンと机を叩いて、身を乗り出してきた。
「あの女の身長が高いのは事実ね。でもそれって単にでかいだけじゃない。
プロポーションって大きさがすべてじゃないのに、数字がなによ、どうして
あたしが負けになるわけ? 納得がいかない」
「俺にはさっぱり話が見えない」
 鳩が豆鉄砲を食らった顔をしていたから、ようやく瑛里華も文句たらたら
ながらきちんと説明してくれた。
「―なるほどね。まあ、それは仕方ないんじゃないかな」
「なにが仕方ないのよ」
 どうやら、成績で競っているのが(紅瀬のほうに競っているつもりはさらさら
ないはずだが)他の点まで、プロポーションの良し悪しにまで飛び火したようだ。
学院の生徒が、主に男子がわいわいとうわさしているらしい。
 そういううわさが飛び交うのもわかる。紅瀬のプロポーションは以前から
学院一と評判だし、瑛里華だってなかなかのものという定評がある。もっとも
俺は小耳に挟んだだけでスリーサイズとか詳しいことは知らないのだけれど。
 今にも暴れ出しそうな瑛里華へ、心のなかで「どうどう」と掛け声を放ってから、
さくっと切り捨てる口調で答えた。
「うわさはうわさ。相手にするだけ無駄だって。だいたい、プロポーションなんて
裸にならなきゃわかりっこない。制服姿で比較したって意味ないだろ。ほらほら、
仕事まだ残ってるじゃないか」
 それだけ言って身構えたが、瑛里華は納得したのか反撃してこない。
 我ながらうまい具合に話をまとめたと満足して、自分の仕事に戻る。

420:名無しさん@ピンキー
07/09/19 10:24:32 Kal7IUU9
 しばらくして、瑛里華が固まっているのに気づいた。さっきまでは唸りながらも
しっかり手を動かしていたのに、今は一点を凝視してなにかを考えている。
「……るの?」
「え? な、なんか言ったか?」
 じっと宙を睨んでいた瑛里華がぽつりと言って、じいっと強烈な視線を
向けてくる。
 性格に少々難点があるとはいえ修智館学院でもトップクラスの美少女だけに、
こうしてまともに見られると思わず胸がドキッとしてしまう。
 瑛里華は、珍しくうつむいて息を整えてから、あらためて向かってきて
今度ははっきりと聞こえるように言った。
「裸を見れば、プロポーションの良し悪しがわかるの? 孝平」
「……えっと」
 言われた意味がわからない。いや、わかってはいるのだがその奥になにがあ
るのかを考えて、そう捉えていいのかどうかの判断に時間がかかった。
「それって、瑛里華が俺に裸を見せてくれるってことか?」
「バカっ。あくまでも仮定の話よ。仮定。で、どうなの。女の裸を見れば、
ちゃんと判断できるのかしら」
 あせり気味の瑛里華を前に、努めて冷静に考えてみる。
「まあ、俺だって男だし。わかるよ」
 女の生の裸を見たことはないが、ネットで拾える画像に動画、雑誌とかで
そこそこ数を見ている。視覚的に訴えてくれば俺なりの判断はできる。
「そう。わかるんだ」
「そうだけど、なにか?」
 仮定の話に答えをもらえて瑛里華はいったん落ち着いたようだが、考えこんで
いるのは相変わらず。
 しばらくすると、そわそわしはじめた。まだなにかあるのか?
「じゃ、じゃあ、判断して。わたしのほうが、あいつよりもプロポーションで
勝っているかどうかを」
「……えええっ!?」
 威勢よく言ったつもりだろうが、もじもじしていてはそれも半減。
 瑛里華がこんなふうになるなんて……な、なんか可愛いぞ。
「か、仮定の話じゃなかったのかよ」
「仮定だったわよ、さっきまでは。孝平が判断できるとわかったから、仮定から
現実に切り替えたの」
 舌をもつれさせながら聞けば、瑛里華は顔を赤くして早口で答え、それから
言葉が続かない。俺は瑛里華から目を離せなくなり、瑛里華はどうしていいか
わからない様子だ。
 抜き差しならない状況を進めたのは瑛里華のほう。
「判断できるのよね」
 押される格好になって、小さくうなずく。目の向く先が瑛里華の顔から胴へ
ずれた。
「じゃ、じゃあ……脱ぐ、から」
 俺は生唾をゴクリと呑み、制服の前にかかった手の動きに意識を集中した。


(続く)

421:名無しさん@ピンキー
07/09/20 19:25:02 m2vh59qy
外伝氏GJ
     〈`ー─-、_ノ^j
      `>     <__, ─-、____
     /            j         / ̄ ̄ ̄Tー‐─┬''⌒ヽー-- 、
    r'     牛ミア     /、   1   /      |  5   | 7  |    |9
    └---─、        /  ` ー─/   3   |    │    |    l |
            \    /       /     ┌┴─‐─┴┐ / 8  l |
          \  /   2   /ー─ ----l     6     |‐┤    l |
            V        /    4  └─‐─┘ |     l |
            し个 、   /                   |   ハ〈
                |  ` ーl─‐┬─----------─┬─イ´ ̄ヽヽヽ
              |   /ヽ  |             |   ハ    〉 〉 〉
                  |  /   | |                  |  / │ / 〈ノ
                | |   | |             | /  | /       ∫
             __/ |  __/  |10         10 __/  | __/  |    ∫ 人  
               (__」 ゙ー-‐'           ゙ー-‐'(___」    ⌒´^ ̄^`) ∫
                                             (リ。从リ i) 
                                        11 ((|l、々゚li)ハ))
 1:肩ロース 2:肩 3:リブロース 4:バラ 5:サーロイン
 6:ヒレ 7:ランプ 8:そともも 9:テール 10:すね 11:フィーナキャベツ

422:名無しさん@ピンキー
07/09/20 22:38:19 4gaxsGBJ
キャベツwww

423:外伝 ◆9QlRx9nooI
07/09/24 23:04:08 FmZIhLb/
>>416のつづきで達哉×翠を投下します
翠の冒険

424:翠の冒険
07/09/24 23:06:19 FmZIhLb/
「おはよう」
 朝。ぱちっと目を開けると麻衣が横に寝ていた。
「…おはよう」
 するするとベッドから降りようとすると、麻衣が襟首をつかんで顔を近づけてきた。
「わ、わわっ」
 慌てる達哉の額に自分のを合わせ、ニコッと微笑む麻衣。
「うん。熱引いたね。もう大丈夫」
「ああ……うん」
 昨日は達哉は熱を出して寝込んでいた。そもそも麻衣から伝染されたカゼなのだが。
そして看病しにきた菜月と交尾したりいろいろあったわけだが。
「じゃ、今日は学校行くでしょ。下で待ってるね」
 いつもと変わらない麻衣の様子に、ホーッと安堵の息を吐く。最近の麻衣は、
なんというか妹から抜け出そうとしてる気がするから。
「あ、お兄ちゃん」
 部屋を出る直前、麻衣は口元から白い液を滴らせ、
「朝立ち、て言うのかな。苦しそうだったから抜いてあげたね」
 紅い顔で言うとくるっと背中を向けて駆け出す。
「へっ?」
 下を向いてようやく達哉は気付いた。パジャマがずり降ろされ、ちんこがぷらぷらと飛び出ていることに。
朝はいつも元気な息子が、今はしょぼんと萎れ、なんだかすっきり爽やかな気分。
「ま、麻衣~」
 へなへなと崩れ落ちた達哉は、とりあえず学校に行く支度をしました。

「お…おはよう」
 家を出ると菜月が待っていた。
「お…おはよう」
 顔を合わせると達哉と菜月は真っ赤になる。今にも蒸気が出そうなほど。
昨日の情事を思い出したらしい。
「あ~~~~~~~~。もう二人して朝っぱらから!」
 見てるほうが恥ずかしくなっちゃうよ~、と麻衣は達哉の手を引いてすたすたと行ってしまう。
「ねえ、お兄ちゃん」
 そして後ろを付いてくる菜月に聞こえるように大声で、
「今度の日曜日、デートしようか」
「ぶっ」
 噴き出す達哉。後ろの菜月はボンと顔を爆発させている。
「デ、デデデデ、デートって、お前」
「えー。いいじゃない」
 麻衣はきゅっとつかんだ腕を胸まで引き寄せる。自分のものと見せ付けるように。
「もう……したんだし」
「わー! わー! わー! アッー!」
 急に叫びだす達哉に菜月は唖然としてしまう。
「ま、まままま、麻衣。とりあえずその話はあとで」
「…うん」
 小声で呟くと、麻衣は紅い顔で自分のお腹を見下ろし、
「赤ちゃん……できるといいなー」
「あわわ」
 泡くったように、麻衣に腕をつかまれたまま頭をぶんぶん振る達哉。
 麻衣だけではない。ミアや菜月も孕んでいるかもしれないのだ。自分の子を。
それをフィーナが知ったら……。
 ゾッとする思いで達哉はカテリナ学院に登校した。

425:翠の冒険
07/09/24 23:07:13 FmZIhLb/
「おはよー」
 自分の机に着席して、一息つく間もなく今度は翠が来た。
「お、おはよう」
 つい緊張してしまう。昨日の菜月との交尾は翠にも見られていた。
「カゼのほうはもう大丈夫みたいだね」
「あ、ああ……。ありがとう」
 そういやお見舞いに来てくれたんだっけ、と達哉はようやく気が付いた。
「…菜月のラブパワーが効いたのかなーなんて」
 ふふふと笑う翠に、何も言い返せず下を向いてしまう。隣の席の菜月も顔を真っ赤に爆発していた。
今日何度目だろうか。
 と、達哉は気付いた。翠が紙片を手の中に渡してくるのを。
 受け取った紙片を机で隠してコソコソと開くと、次のように書いてあった。

『放課後、音楽準備室で』

 見上げると、翠はニヤッと笑っている。

 特に何事もなく(普通はそうだ)放課後。
 紙に書かれていたように、音楽準備室に達哉が向かっていると、
「お兄ちゃん」
 ついビクッと震えてしまう。いつもの可愛い妹の声なのに。
「どこ行くの?」
 そう。いつもの可愛い麻衣だ。
「あ、ああ……。ちょっとな」
 視線を逸らし、頭をかく達哉を、麻衣はふーんと見上げていた。
「ねえ。お兄ちゃん」
 不意に身を寄せ、麻衣は囁いた。
「今日はその……しないの?」
「お、おい……学校で」
 こちらを見上げる麻衣を見て、達哉はごくっと息を呑んだ。潤んだ瞳、
紅く染めた頬で見上げる麻衣。鼻腔をくすぐる甘い香り。
 つい下半身がむずむずと反応してしまう。
「ねえ……」
 学校の廊下で、妹に迫られた兄はドクンドクンと鼓動を高め-

「朝霧君」
 声にハッと我に返る。
 翠が声をかけ、身を寄せる兄妹をニヤニヤと見ていた。
「ほらほら。急がないと間に合わないよ」
 何が間に合わないのか分からないが。助けに船とばかり、達哉は麻衣からそっと離れ、
「じゃ、じゃあ。先に家に帰っておけよ。今日、部活ないんだろ」
「う、うん……」
「ごめんね。朝霧君ちょっと借りるから」
 せかせかと廊下を進む達哉と翠。麻衣はいつまでもじっと二人の背中を見ていた。
いつまでも……。

 様々な楽器が置いてある音楽準備室。普段なら吹奏楽部が使っているのだが、
今日は部活はない。
だから翠はこの場所に呼び出したのだろう。
「これでよし、と」
 達哉と一緒に音楽準備室に入った翠は、中から鍵を掛けた。
「……その鍵どうしたんだ?」
「いいから、いいから」

426:翠の冒険
07/09/24 23:08:10 FmZIhLb/
 クスッと微笑んだ翠は手近な椅子に座ると、ニヤニヤと達哉を見上げてくる。
「それで……何の用だよ」
 憮然と達哉は尋ねる。どうせろくでもないことだと思っているから。
「朝霧君はさ。フィーナと結婚するんだよね」
「あ、ああ……」
「ビックリしちゃったなー。まさか朝霧君が月のお姫様をゲットしちゃうなんて」
 急に何を言い出すのかと、達哉は内心ヒヤヒヤしながら、次の言葉を待った。
「でもいいのかな。菜月とあんなことしちゃって」
 来た! 予想通りの展開に、達哉の冷や汗は全開になった。
「あ、あれは……その…」
 予想できても対応が思いつかないのが我ながら情けない。そう思いながらも、
達哉は必死に思考を巡らす。だがどう言えば翠が納得する?
 その思考はクスクスという笑いにかき消された。
 必死に言い訳(そう。言い訳だ)を考える達哉を見て、つい翠は噴き出してしまった。
ぱたぱたと手を振りながら、
「いいのいいの。下手な言い訳はしなくても」
「へ?」
「菜月がしたかったから、したんでしょ? 朝霧君優しいから」
 うー、と黙り込んでしまう達哉。優しいと言われるとちょっと照れる。
「菜月はね……ずっと好きだったんだよ」
 急にしおらしい声で翠。何かがズキンと達哉の胸を突いた。
 翠がじっと視線を注ぐ。その潤んだ瞳を見て、また達哉の胸が疼いた。さっきの麻衣と同じ熱い眼差し。
「ねえ……」
 しゅるっ、制服の胸のリボンをほどき、腰を浮かせ翠が顔を寄せてくる。
「菜月とのことは黙っててあげる……」
 間近に迫る翠の顔。いつも顔を合わせる同級生に、達哉はドキンドキンとときめいていた。
いつもは感じた事のない色気がそこにはあったから。
「だから……わたしにも……」
 それから後は言葉が続かなかった。達哉の胸に顔を埋め、そっと抱きついてくる。
ふわっと被さるような熱い体温に、ごくっと生唾を飲み込んだ。
「お、おい……」
 目の前で揺れる翠の髪。無意識のうちにその頭を優しく抱え込む……頭がボーッとなり、
体が勝手に動いていた。
「いい……のか?」
 こく、と腕の中の翠が頷く。
「でも……」
 胸をよぎるのはフィーナの顔。あの美しい銀髪のいい香りが甦ってくる。
「今は……忘れて」
 胸中を察したかのように翠がぎゅっと胸を掴んでくる。そして再び上げた瞳からは涙が一筋こぼれていた。
 こぼれる涙をぺろっと舐め取る。塩辛い味がした。そのまま頬に唇を寄せ、
ちゅっとキスしたまま横に動かす。
「あ……」と言った唇に達哉のが触れ、吸った。甘い汗の味。
「ん……」
 閉じた瞳からまた涙。でも今度は甘い味。飲まなくても分かる。
だって想いが叶った涙だから。
 ちゅーと唇を吸い、ぽんっと離す。唇を尖がらせた翠はクスッと笑い、
「この浮気者」
 はにかむような笑顔で達哉はキスして言葉を塞いだ。女に口では勝てないから。

427:翠の冒険
07/09/24 23:09:20 FmZIhLb/
 ちゅっ、ちゅっ、と淫らな音が音楽準備室に響く。最初は小さく、やがて大胆に大きく。
「んっ……んっんっ」
 達哉の手が腰に回り、しっかりと抱きしめて何度も口を重ねてくる。時にぶつけるように、
時に優しく、そして甘く。
「ふぁ……」
 いつしか二人の口を唾液が結び、潤んだ瞳が熱を帯びていた。
 リボンを解いた翠のブラウスに腰を支えていた手が伸び、ボタンを一つずつ外していく。
「慣れてるんだ……」
 ポーッとした頭でぼんやりと翠が呟く。キスといいボタンを外す手付きといい、
達哉は何だか熟練者のような赴きがあった。
 その言葉をまたキスで塞ぎ、純白のブラジャーの上から手を覆い被せる。
「んっ」
 ビクッと手の中の胸が跳ねた。程好い大きさの柔らかい膨らみ。
 いつも見ている同級生の女子の胸。その下にこんな良いものが隠されているなんて、
なんだかずるいと思った。
 むにと揉むと抵抗なく受け入れ、指が食い込んでいく。見た目よりずっと柔らかい。
「あ……あぅ……」
 翠の吐く熱い吐息が直に伝わってくる。でもそれは達哉も同じだ。
 胸を愛撫しながら、もう片手で翠の手を股間に導いてやった。
「きゃっ!?」
 慌てて離れようとする手をしっかりと押さえ、達哉は直に伝えてやる。自分の興奮を。
「ほら……。ここ、熱くなってるだろ」
「う、うん」
 ごくっと息を飲む翠。触れた股間はズボンの上からでもはっきりと膨らみ、
そして熱かった。
「これが……朝霧君……」
 恐る恐る指を這わせると、ビクンビクンと鼓動が伝わってくる。
「うん……分かるよ。すごく興奮してる……」
「翠がこうさせたんだよ」
「う~」
 恥ずかしさで真っ赤になってしまう。菜月のように爆発することはないけど。
でも嬉しい。好きな人が自分でこんなにも興奮してくれるなんて。
(好き)
 言葉には出さず、自分から「えい」とキスしてやる。
(好き。好き)
 指をくるん回すと、股間の膨らみも一緒に回転。なんだかおかしい。
 お返しとばかり、達哉もぎゅっと乳房を掴んできた。
「はあぅん!?」
 ビクッと飛び跳ねた翠は達哉の肩に顔を乗せ、ハァハァと息を整える。耳元の息遣いが妙にくすぐったい。
「ブラ……外すよ」
「うん……」
 密着したまま手探りでブラジャーを外す達哉に、翠は「やっぱり慣れてる」と毒づいた。
「椅子に座って」
「うん……」
 勧められるまま椅子に座ると、腰を落とした達哉がじっと胸を注視してきた。
膨らみの頂点に咲くピンクの乳首につい目がいってしまう。
「やだ……見ないでよ」

428:翠の冒険
07/09/24 23:10:25 FmZIhLb/
 手で隠そうと思っても体が動かない。なんだか痺れちゃう。それに今更だ。
「こっちも……いいよ」
 お行儀悪く、椅子に座ったまま股を開いて見せた。
「へー」
 スカートの中を見て思わず達哉はにやけた。

 パンツ穿いてない。

「も、もう……。恥ずかしかったんだから……」
 どうやら最初からこうするつもりでパンツは脱いできたらしい。
 脚の付け根、割れ目を薄い陰毛が覆い、中にはピンクの肉が垣間見えた。
 そっと指をスカートの中に入れ、割れ目を押し込むと腰全体がビクッと振動し、
椅子を揺らした。翠の中心はもうしっかりと濡れている。
「あうっ…やだ……」
「可愛いよ」
 触れた指をぺろっと舐める。翠の目の前で。
「あぁ……」
 ただそれだけで身体がきゅっと熱く疼いた。火が付いたように。
「うううぅん……はぁあ……あ…」
 我慢できない。疼く。熱い。体が熱い。
「熱いよ……」
「俺も」
 ジャーとズボンのチャックを開く。と同時、ぷるるんと黒ずんだ肉の塊が飛び出した。
「きゃっ!?」
 根元に黒々とした陰毛を生やした達哉の分身。赤黒い先端を出してビクビクと揺れている。
「後ろ……向いて」
「オ、オッケ」
 いよいよだわ。緊張しながら翠は達哉にお尻を向け、椅子にしがみつく。下を向いた乳房がぷるっと揺れた。
 翠の尻を覆うスカートを捲れ上げ、すっと割れ目をなぞる。
「ひゃああっ!?」
 ビクッと震える尻。そのまま指をしゅしゅっと 走らせながら、もう片手を胸に回した。
「あうっ」
 乳房を覆うように包んだ手が下を向いて尖る乳首を手の平に、くりくりと回転して刺激を与える。
「はぁ……あぁ…」
 はっきりと眉をへの字に曲げ、翠は乳首を手の平で転がされるまま、一緒に腰を回していた。
指を走らせる秘所もじゅっと熱い液を滴らせ、達哉の指と目を愉しませる。
「ああっ……はぁ……はっ!」
 ゆらゆら揺れる同級生の背中を見ながら、達哉はそろそろ限界が近いのを感じていた。
「遠山……そろそろ…」
「あ、はあぁ……んぅ……」
 官能に身を委ねながら、翠はきっぱりと頷く。汗がぽたぽたと流れ落ちていた。
 胸と秘所から手を離した達哉が腰に手を回し、しっかりと抱え上げた。
「ゆ、ゆっくり、ね……」
 翠も自らさらにお尻を上げ、椅子にしがみついてその時を待った。
「はううぅ!」
 それはいきなり来た。
 メリメリと肉を引き裂き、達哉が己を捻じ込もうと入れてくる。

429:翠の冒険
07/09/24 23:11:09 FmZIhLb/
「は、ああぁ……ぐっ……」
 何かが侵入してくる異物感。痛みよりも真っ先に感じたのはそれだった。
 爪先が自然に浮き上がり、腰が一層上がる。腰に達哉の手が食い込み、ピンクの秘肉には灼熱の棒が突き刺さろうとしていた。
「あ、があぁ……」
 こぼれる涙がしがみつく椅子に落ち、視界が霞む。
 自分以外の誰かを受け入れるということが、こんなにも衝撃的だとは想像もつかなかった。
「あ。……はあぁ、あ、ちょっと、ちょっと待って……」
 翠のやや早口の声が耳に届いているのかどうか。達哉はゆっくり慎重に、己の先端を肉の割れ目へと押し込んでいく。
抵抗は感じる。だがそれは心地よい肉の快感となってさらに達哉を昂ぶらせるだけだった。
「だ、だ、ダメ……まってまって、ちょっと待ってよ」
 涎を垂らす口からは哀願の声が漏れる。ただ自分でも何を言っているかよく分かっていない。
そして視界が真っ赤になった達哉は腰をズンと突き出した。

「はぐううぅぅぅっ!!?」

 衝撃に翠の背中が仰け反る。そしてはっきりと感じていた。お腹に彼が入ってきたのを。
「はあぁ、はうっ! は、入ってる……入ってるよぉ……」
「あ、ああ……」
 いきなり根元まで埋め、達哉はぐっと歯を食い縛って動かなくなった。いや動けなかった。
翠のナカは暖かくて狭くて、気持ちよくて。こうしてジッとしているだけでも限界が来そうだ。
二人の結合部からは血がドクドクと溢れていた。盛大に噴き出した鼻血のように達哉の足元まで流れていく。
「く……んんっ」
 前を向いたままの翠は出血には気付いていなかった。痛みよりも圧迫感が強かったから。
まるでお腹の中の半分以上が彼のちんこで埋まったような気分になる。
「くくうぅぅ……うううぅん……」
 椅子にしがみつき、切ない喘ぎを漏らす翠に、達哉はビクビクと暴れ出しそうになる腰を必死に抑えていた。
まだだ。まだ早い。
「……うううぅ……はああぁ……」
 本当は思いっきり叫びたかったがなんとか翠は我慢した。外に聞こえるかもと思ったからだ。
だがかろうじて残ったその理性もすぐに吹き飛ぶ。
「くっ、キ、キツイ……」
 翠のナカはあまりにキツくて熱くて。達哉はあっさりと達した。
「だ、だす……からな」
「……んぅ……んあああああああーっ!」
 我慢していたものが一気に解き放たれ、翠のナカで達哉の精が爆発する。
「はあああーっ! アアアアアアアーッ!!」
 誰かいたら聞こえるだろうな。と頭の隅のどこかで考えながら、翠はあられもない嬌声を上げ、
仰け反らせた背中をピンと硬直させ、ガクッと椅子に倒れ込んだ。
「はあぁ……あぁ…」
 射精するだけした達哉も、息を整えながら倒れ込んだ翠から分身を引き抜く。
ぱっくり開いた穴からゴボゴボと白濁液がこぼれ、血と混ざって流れていった。
「おわっ」
 そこで達哉は気が付いた。ズボンを伝って血が流れている事に。

430:翠の冒険
07/09/24 23:11:53 FmZIhLb/
 それからの後片付けは大変だった。
 二人でせっせと血を拭き、汗が乾くまで待つ。
「うー。痛いよー」
 しっかりとパンツを穿いた翠だが、ひょこひょこと内股を庇うようにぎこちなく歩いていた。
行為中は夢中で気付かなかったが、今になって痛くなったらしい。
「そんなに痛い?」
「そりゃーもう。見事なビッグマグナムでしたわ」
「おーい」
「ま、さすがお姫様を射止めたモノってとこかな?」
「そういうことは言わない」
「ははは」
 何故か。達哉もおかしくなって、釣られて笑ってしまう。
「ねえ、朝霧君」
「ん?」
「また……たまったら抜いてあげるから」
「こら」
「じゃあね」
 くるっと背中を向け、翠は部屋を出ようとする。その顔が今にも泣き出しそうなのは達哉からは見えなかった。
「ふふ。赤ちゃん出来るかなー」
 それでも翠は笑顔で扉を開けた。泣いてるのは、らしくないと思ったから。
 部屋を出た翠は横を見て、
「ごめんね」
と言って、痛む内股で駆け出していく。
 誰かいるのかな? と思った達哉も部屋を出ると、
「ふんふふーん♪」
 扉の前で麻衣が座り込んでいた。口ずさむはデスマーチ。
「るんららーん♪
 たらりらったらーん♪」
 ゆらりと立ち上がった麻衣は、手にフルートを構えていた。その先端からしゅっと針が飛び出す。仕込みフルートだ。
「わー! 待て! 待て麻衣!」
「どいてお兄ちゃん! あの女殺せない!」
「いやいやいや。は、早く家に帰ろう! 落ち着け!」
「たらりらったらーん♪」
「とりあえず帰ろう! な!」
 デスマーチを口ずさむ麻衣を抱えるようにして、疲れきった達哉は帰路に着くのだった。

 だが達哉は知らない。フィーナが地球に来ている事を。

(つづく)

431:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:17:43 uFwrp0pK
仕込みフルートてwおまww

432:名無しさん@ピンキー
07/09/25 00:22:26 QsE6QG0L
翠が性格変わっててちょっとのれなかった。残念。

433:名無しさん@ピンキー
07/09/27 15:33:19 vFfU46vS
__ノ    ∬
| |         人 
ヽ二二 ヽ―(__)、
_____/ / ^ ̄^ヽ⌒
   /  /. i ノノリ从ソ∩ 緑(キャベツ)の冒険
   |  |/| (il゚ -゚ノlノ  下水にいってくるわ
   .\ヽ、∠_姫_ノ\\
     .\\:::::::::::::::::: \\
外伝氏GJ
翠の冒険

434:名無しさん@ピンキー
07/09/27 16:06:13 bSVzFops
キャベツww


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