【許嫁】和風美少女でエロパロその2【家元】at EROPARO
【許嫁】和風美少女でエロパロその2【家元】 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
07/09/03 19:16:35 8XwDzJ/2
なんせうんこ氏の悪口カキコしている奴、ほとんど全てが単発IDだしなw
荒らしの他には、後1人くらい便乗してる愉快犯がウロチョロしてるのかな?

501:名無しさん@ピンキー
07/09/03 19:19:49 Wk88DQa7
書き手全員潰しにかかってるお前が言うなー!

502:名無しさん@ピンキー
07/09/03 19:24:44 2Zx58k6b
同じIDで書き込むことが自演でない証明になるのなら、
もう一回書き込むのもやぶさかではないが?

503:名無しさん@ピンキー
07/09/03 19:28:14 8XwDzJ/2
志村ー
携帯、携帯
君のいつもの手口じゃないかw

それとも君はウロチョロしている目障りな便乗者の方かな?
いずれにせよIDなんか何の証明にならないことは理解しているよ
こんな過疎スレに急に住民が増えるから、そのことが愉快でしかたないだけなのさw

504:名無しさん@ピンキー
07/09/03 19:36:48 Wk88DQa7
つまり荒らしてレス誘うのが楽しくて仕方ない、と。

ふむ。
じゃあ、誰が荒らしか自他共にハッキリしたところで、萌え談義いかないか?

505:名無しさん@ピンキー
07/09/03 19:41:54 8XwDzJ/2
その思考法がそもそも荒らしの理論だって言ってるのに・・・
どうしてそんな穿ったものの見方しかできないのかなぁ

こんなに住民がいるのなら、うんこ氏の他に一人くらい作品投下してくれんじゃないかって
期待して愉快な気持ちになるのがそんなに不健全なことなのか?

506:名無しさん@ピンキー
07/09/03 21:00:18 J22Ot5RP
粘着の自演とIDについては、>>35の推論と
ID:J4/mR/eG の無残な失敗(削除人が荒らし相当のレスを削除したので、今は見えないが)で解明されてるからな

>>595
お題を提示して欲しいところだな
思うに、巫女スレや、いくつかあるお嬢様系スレなど、既存のスレのシチュエーションと若干被るところが、このスレの辛いところだな
他と被らない、このスレの独自性のあるシチュエーションを探るというのはどうかな?
道場娘ネタはいい線行ってると思うが、これも正義のヒロインスレとかと重なるところがあるな

507:名無しさん@ピンキー
07/09/03 21:05:13 JmbxYrDF
>595
秋で和風なネタって何かないかね?
食べ物くらいしか思いつかん

508:名無しさん@ピンキー
07/09/03 21:23:13 eR/A+SMq
このスレって重複違反スレなの?

509:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:09:47 J22Ot5RP
>>598
中秋かな。旧暦の8月15日で、太陽暦だと9月末から10月頭くらい
小舟に乗って月見て団子食べて酒飲んで歌詠んだりする

510:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:13:48 Z7FiVhrz
>>599
知らないうちに2スレまできていたが
一度スレッド削除依頼出して正式に信任を得るべきなんだろうか

511:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:17:50 JmbxYrDF
>600
お月見ネタか
thx

512:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:20:05 Dx8PQi6e
とりあえず>>597がバカなのは俺も分かった
今では反省しているだろうからこれ以上は責めんでやってくれ

513:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:43:03 JmbxYrDF
>600

とりあえず書いてみた

「今宵は某すすきより池野あやめがお送りします!!」
「…………」
「少し前には月食という偉大な天体ショーを見せてくれた月ですが、今宵は見事な満月!!風になびくすすき!!虫たちが奏でる調べ!!」
「………………」
「さらにお団子にお酒と宴の準備は完璧です!!…って裕也さん!?顔色悪いですが、一体!?」
「………………………駄目なんだ…。」
「……………はい?」
「………………………………………………月を見ると…俺は……っ!!」
「………………………………ぁああああ!!何だか目の色がヤバいです!!」
「……………………………………………………………Wooooooooooooooooooooooon!!!」
「えっ?ええ!?暴走!?暴走ですか!?ちょ、裕也さん、ここ外!!ぁん!そ、そんな!!私のすすきを触ら…ひゃん!そ、そろそろお別れのお時間ですので…それではまた…ら、らめぇぇぇぇぇぇ!」

514:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:49:45 vFQhJFcL
前から思ってたんだが気を悪くしないで聞いてくれ
これのいったいどこら辺が和風美少女SSなの?
和風テイストが全く伝わってこないんですが
まさか表現の中には銘記されてはいないが登場人物が和服着ているとかじゃないよね
思い切りスレ違いなんじゃ

515:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:57:48 NHlTG8r/
それ、SSじゃなく小ネタだって前から言ってるだろ

516:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:59:25 J22Ot5RP
一理あるとは思うが、今回の場合は、中秋の名月っていう和風イベントを嗜んでいる(?)っていうシチュレーションが和風なんでしょ
まあ、ギャグに流れてるから、シチュエーションも和風テイストが薄れてしまっているがw
必ずしも、「ヒロインの服装が和風」という主旨のスレではないはず
JmbxYrDF氏のも、最初の頃は、普通に和服シチュエーションだったんだけどね

517:名無しさん@ピンキー
07/09/03 23:06:33 yenI3PyP
俺もヒロインの喋り方や雰囲気が全然和風していないから服装だけでも和風なのかなって思ってた
この理論だとレディースの集会で月見暴走してても和風美少女SSでいいのかな?
実際初日の出暴走ってのも風物詩として既に世間に認知されてるしw

518:名無しさん@ピンキー
07/09/03 23:10:46 ousjKUXB
つか、レポーター(?)とかやってる時点で和風じゃない気がする
台詞回しも古風なところが全くないし、
むしろシャキシャキした現代風の活発なお嬢さんって感じ?

519:名無しさん@ピンキー
07/09/03 23:20:45 XYW/30CC
確か月食って満月の夜にしか起こらないんじゃ?
「少し前には」って、前の満月まで何十日あるのか分かってるのかな、作者さん
細かいこと言うようだけど、そう言う知識って物書きには最低限必要なことだと思うよ
こういうミスって、知ってる人はもの凄く興ざめすると思うんだ
まあ地の文を書かないで台詞だけで表現しようとするから手抜きになるんだろうけど

520:名無しさん@ピンキー
07/09/03 23:21:16 MWjGkhQM
>>608
さすがに、月見や元旦にバイクでかっ飛ばすって言う和風の習慣はないだろ
てか、服装が和風なんだと思ってたんなら、それでいいじゃん

521:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:13:24 Qlb1yJdK
俺は思うんだが、うんこ氏SSの最後の「うんこっこ」は氏の良心だと解釈している
アレがあるからこそ、作品が氏の御製であることが分かるんだし

彼の自己顕示欲の発露と決め付ければそれまでのことだが、
彼としては黙り決め込んで投下して、付けられたレスに対しこっそりほくそ笑むこともできるんだから

今後彼がうんこっこ無しで作品投下するとしたらどうだろう?
投下された新作SSに疑いの目を向けることなく素直に評価できるだろうか

522:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:44:59 sIDYuNHh
>604
いつもながらハイテンションでアホ(誉め言葉)なのがイイw

>610
数ヶ月前でも「少し前」だろ。
重箱の隅つつきなさんな。

523:名無しさん@ピンキー
07/09/04 01:38:55 Qlb1yJdK
多分そんな擁護が入ると思っていたよ
突かれたのはあくまで彼の無知だと思うけど
とりあえずハイテンション≠和風であることは認めてるんだ
何か言う度にシナリオ氏を追い込んでいくんだなぁw
ひょっとしてわざとやってる?

524:名無しさん@ピンキー
07/09/04 01:47:49 oAINX3CN
「ほんに良い月ですこと」
「中秋の名月でございますもの」
 武家屋敷が並ぶ一角、旗本早坂兵庫の庭に華やいだ雰囲気が流れていた。
 早坂家の長女千景は、父の配下の娘たちを集めてお月見の真っ最中である。
 日頃から嗜んでいる和歌を詠み合い、恋愛話に花を咲かせていると月もいいあんばいに天空に掛かってきた。

「千景様ぁ、そろそろお時間でございますわ」
 一番仲の良い五月が顔をほころばせて何やら促す。
「もうそんな時間じゃったか」
 千景も嬉しそうに目を細めると、他の娘たちに声を掛けて席を立った。
 そして皆で揃って通用門から通りへと出ていく。

 門前にズラリと並んでいたのは大名駕籠の行列であった。
 鮮やかな紫や朱に塗られた駕籠には、色とりどりの行灯が所狭しと飾られていた。
 前後には屈強の男たちがかき手として控えている。
「あら千景様……お駕籠を新調なさりましたの?」
 見ると千景の駕籠には4本のかき棒が付き、それぞれに一人ずつのかき手が畏まっている。
「ほほほっ、今宵より4人力になったゆえ、そなたたちには負けませぬぞ」
 千景は新しい駕籠が余程嬉しいらしく、袂で口元を隠して大笑いした。

「それでは、そろそろいきませう」
 五月の合図で武家娘たちが一斉に駕籠に乗り込む。
 同時に行灯に灯がともり、けばけばしい光を放つようになる。
「参れぇっ」
 千景の大音声が響き、同時にかき手たちが駕籠を持ち上げた。
 そして息を揃えていきなり通りを駆け出した。
「えっほ、えっほ」
 駕籠の速度は尋常ではなく、並の飛脚もかくやというばかりである。
「もっとじゃ、もっと飛ばすのじゃあ」
 御簾を全開にして半身を乗り出した千景が大声で叫ぶ。
 それに合わせ、かき手たちはますます足を速めて大通りへと飛び出した。

 大通りにはまだ往来が激しかったが、駕籠は何の遠慮もなくその中へと突っ込んでいく。
 怒号と悲鳴が上がり物が壊れる音が連続する。
 それでも千景たちは、そんなことに何の斟酌もしなかった。
 彼女たちこそ江戸の夜を騒がせる暴走駕籠集団、その名も『姫夜叉』なのであった。
「今宵は名月ぞ。月の沈むまでとことん走りまくるのじゃあ」
 千景は嬌声を上げて仲間をけしかけると、4人力の膂力をかって更に速度を上げる。
「風じゃ、我らは風になるのじゃあ」

 いい気になって飛ばす千景の駕籠の前に、別の駕籠集団が現れた。
「なんでおじゃる?」
 御簾を上げて顔を出したのは、大垂髪にした公家娘であった。
 こちらは最近朝廷から将軍謁見のため遣わされた公家の娘たちである。
 同じく夜の大江戸を騒がせる暴走駕籠集団『白菊』であった。
「千景はんであらしゃいますか? あずま女はんは、がさつで好かんわぁ」
 頭目である左近衛中将が娘、千歳が聞こえよがしに怒鳴った。
 走り専門の千歳は無法な乱暴も辞さない『姫夜叉』の連中を煙たく思っていたのである。

 いきなりかき手が足を止め、千早の駕籠が急停止した。
 4足の草鞋が砂煙を上げる。
「今、何と申したのじゃ。如何に中将が娘とはいえ、無礼は捨て置かぬぞえ」
 千早は駕籠を飛び降りると、袂から懐剣を取り出す。
「いやぁ、おとろし。天下の往来で立ち回りどすか」
 千歳はさして怖がった様子も見せずに駕籠を降りてきた。

525:名無しさん@ピンキー
07/09/04 01:48:34 oAINX3CN
カッとなってやったが無理だった
後悔は少ししている

526:名無しさん@ピンキー
07/09/04 02:13:36 HpM4g9CE
>>612
その時、オレは素直にGJと言う。
『自演擁護レスしやすいように目印付けた』
とも取れるんだけどね。それは推測だから放置。

>>616
お、面白い……
てか、馬や牛じゃなくて人力な所にワラタ。

527:名無しさん@ピンキー
07/09/04 02:31:07 oAINX3CN
>>617さっそくの声援ありがとうんこw























お前をファン第一号に認定してやるうんこww
























うんこっこw

528:名無しさん@ピンキー
07/09/04 02:55:47 HpM4g9CE
617で、話題を一括りにした意味は分かるよね?

ファンはやめとくよ(´・ω・`)
荒らさなくなったら、なるかもね。

529:名無しさん@ピンキー
07/09/04 06:23:17 KPFzGetG
今北このスレヤバイ
自演とか荒らしってレベルじゃねーぞww


530:名無しさん@ピンキー
07/09/04 08:55:12 BqPB7eT7
>>612
荒らしたり、自分以外の作品を追い出そうとしている限り、何を投下しようが、ただの荒らしだろ
議論の余地もないことだが

531:名無しさん@ピンキー
07/09/04 22:08:38 HpM4g9CE
今さらだけど……
>>598

秋の刀の魚でサンマくらいしか出てこなかった。
エロくはならないが。

532:名無しさん@ピンキー
07/09/04 23:30:36 OSKKp11G
>622
さんま苦いかしょっぱいか…と
女の子を落語好きにして「目黒のさんま」でも語らせとくとか…
…どうエロに発展するか想像つかんがな

533:名無しさん@ピンキー
07/09/05 00:17:01 wDIhxf+I
秋といえば紅葉狩りだな

534:名無しさん@ピンキー
07/09/05 00:39:01 cgKA2YqZ
9月9日の「重陽の節句」にはこんな風習もあるよ

重陽の節句は別名、菊の節句とも呼ばれます。
宮中行事としては天皇以下が紫宸殿に集まり、詩を詠んだり菊花酒を飲んだりして
けがれを祓い長寿を願いました。
また、菊の被綿(きせわた)といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に
綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でてたりも
したといい、枕草子や紫式部日記の中でもその風習をうかがうことができます。
中国では、菊の花には不老長寿の薬としての信仰があり、鑑賞用としてより先に薬用として
栽培されていたようです。
漢方でも薬効を認められている菊の花の種類は少なくありません。

535:名無しさん@ピンキー
07/09/05 01:26:23 wL327mWt
枕草子なら秋は夕暮れか

536:名無しさん@ピンキー
07/09/05 16:53:03 oNJDwfQ9
>>619
地雷踏んじゃったショックはかなりきつかったようだねw
まさか>>612が伏線になっており、いきなり自分が直撃を受けるとは思っても見なかったもんな

話題を一括りにした意味だって? 二回に分ける程のこともない3行と2行の短いレスだったからに決まってるじゃん
どうせ君が何処の誰だかなんて誰にも分からないんだから、言い訳なんかせずに
素直に「クマー!」とか叫んで悔しがってる方が可愛いかったな

それよりお月見暴走の話題が出てから3時間も経たないうちに武家娘暴走族のアイデアを思いつき、
それをコミカルにアレンジしたうえ、文章に起こして投下したうんこ氏の能力を素直に評価したい

これからもうんこっこ無しで投下されるとしたら、SS全部が氏の作品に思えてしまうなぁ
そうなれば投下されたSSは完全スルーせざるを得なくなり、書き手はますます離れちゃうよね
困ったもんだ

537:名無しさん@ピンキー
07/09/05 19:14:04 HfMq3+t/
>>623
「目黒のさんま」って、
やはりさんまは目黒に限るって奴だっけ?

538:名無しさん@ピンキー
07/09/05 20:52:19 VlPtIh+k
>625

取り急ぎ書いてみた

「というわけで、今回はきちんと和服を着込んで送りします!!」
「…………」
「今宵は重陽の節句!!俗に言う菊の節句です!!宮中行事としては天皇以下が紫宸殿に集まり、詩を詠んだり菊花酒を飲んだりしてけがれを祓い長寿を願いました!!」
「………………」
「さらにまた、菊の被綿といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、宮中の女官たちが身体を撫でてたりもしたといい…って!?」
「…………………………」
「ちょ!着物の裾を割って…………な、なにしてるんですか!?」
「………………………………………………」
「………………………………ぁああああ!!そんなところ、ヤバいです!!」
「……………………………………………………………」
「えっ?ええ!?また暴走!?そ、そんな!!たしかに私の菊はまだつぼみで、って……そんなところを触られたら…ひゃん!そ、そろそろうんこっこwのお時間ですので…それではまた…うんこっこw」

539:名無しさん@ピンキー
07/09/05 21:51:11 wL327mWt
>628
それ
日本橋魚河岸の殿様仕様のさんまより、目黒の庶民向け調理法の方が口に合ったっていう話
…ふと思ったが殿様を女の子にしたら、世間知らずなお嬢のできあがりかね?

540:名無しさん@ピンキー
07/09/05 23:56:48 3EpKPTOq
世間知らずというより、まるっきりバカ丸出しの智恵遅れみたいに思えて不愉快だな
流石にそのまま何のひねりもなく現代に差し替えるのは流石に無理があるだろ

541:名無しさん@ピンキー
07/09/06 00:18:37 FUaAvbWP
てか、落語のシチュエーションをそのまんま持ってくるだけじゃ、多分、和風SSとしては弱いかな
やっぱり服装やその他のシチュエーションで和風の雰囲気を出した上で、話のモチーフに入れるくらいじゃないと

542:名無しさん@ピンキー
07/09/06 00:25:53 EcVI3xOD
クレープを知らなかったり、ポテチのおいしさをはじめて知ったりする世間知らずの箱入りお嬢さまが和風だったら
もうそれだけでご飯10杯は食べれます。

543:名無しさん@ピンキー
07/09/06 01:50:56 FaKSADg8
今どきそんなお嬢様がいたら「箱入り」とは表現せんよ
そう言うのは現代じゃ「監禁」っていうんだよ

それより、時代物なら気の強いお姫様でも和風認定できるのは当たり前のことだが
現代で気の強い和風美少女は存在し得ないのか?
それは単なる高飛車お嬢様や粗雑な武道娘にすぎないのだろうか?

544:名無しさん@ピンキー
07/09/06 03:11:08 6yC+42tJ
なんか荒れてるようだけど空気読まずに投下します
自分なりに洋服での和風にこだわってみたけど、上手く和風に仕上がったかな
本当は鳥とか好きじゃないんだけど、成りすまし改変されるの嫌だから一応つけとくよ
後日後半部を投下するから、今回読んでみて合わないと思った人はうふん設定して下さい

545:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/06 03:13:57 6yC+42tJ
「おはようございます」
 ある日の早朝、僕は玄関で受付に一礼すると、自分の仕事場がある2階へと階段を駆け上がった。
 僕、天田一平の仕事場はここ、首都圏でも指折りの忙しさを誇る某警察署の刑事第1課だ。
 捜査上支障をきたすおそれがあるので、具体的な所属署名を上げるのは勘弁して貰う。
 この話を読み終わって、どうしても知りたいという奇特な人がいれば、情報公開条例に則って公文書の開示請求をして欲しい。

 刑事1課で僕が取り扱う事件は強行犯、すなわち殺人や強盗といった凶悪犯罪である。
 そういう訳で、僕のいる強行犯捜査係は刑事課でも花形ということになっている。
 と言っても、僕はまだ刑事になってようやく1年という駆け出しで、仕事の方もまだまだ半人前である。
 それでも、好きでなった刑事であるので、ファイトだけは人一倍だった。

 だったと、過去形で説明するのには訳がある。
 実は先週のこと、刑事を辞めてしまいたくなるような出来事があった。
 刑事になってからずっと面倒を見てくれていた先輩が殉職してしまったのだ。
 笹木真理子、通称マリリンと呼ばれた女刑事で、その名のとおりグラマーでセクシーな年上の女刑事だった。


 マリリン先輩は僕に刑事の何たるかを教えてくれた師匠で、実の姉みたいに慕っていた。
 ここだけの話、彼女いない歴20年だった僕に、女の何たるかについて手ほどきしてくれたのも彼女であった。
 それが、今僕の係が追っている事件の犯人に待ち伏せを受け、マリリン先輩は敢え無く殉職してしまったのである。

 越えるべき目標と恋人を同時に失ってしまったショックは強烈だった。
 もう何もかも嫌になった僕は一週間も欠勤し、刑事を続けるかどうかについて思い悩んだ。
 結局、マリリン先輩の教えてくれた刑事魂は、僕に捜査を継続することを選択させた。
 第一、先輩の仇を討たずして、何でおめおめと敵前逃亡できようか。


 と言う訳で、僕が職場を訪れるのは一週間ぶりになるのであった。
 上司に怒鳴られるのを覚悟して、少々緊張気味にドアを開ける。
 ところが、僕は思っていたのとは余りにも違う雰囲気に呆気に取られた。
 なにやら、刑事部屋にそぐわぬ和やかな空気が漂っている。
「おぅ、一平。こっちこい」
 僕の姿を目聡く見つけた刑事1課長が手招きする。

546:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/06 03:14:49 6yC+42tJ
「紹介するよ、今日から研修生としてうちに来る新人さんだ」
 1課長は応接用ソファに向かってアゴをしゃくった。
 ソファに座っていた研修生が立ち上がる。
 余りに小柄なことに違和感を覚えていると、その研修生が振り返った。
 年の頃ならまだ20歳前であろうか。
 身長150センチそこそこの小柄で細身の体を、リクルート学生が着るような紺色のスーツで包んでいる。
「平良徳子巡査……まだ警察学校出たての見習いさんだ」

 その名が示すとおり、研修生は女性であった。
 色白の顔には薄いメイクしか施されてなく、ヘアスタイルも浮ついたところが全くない。
 サラサラのストレートヘアは艶やで、女学生のように肩口の所でカットされていた。
「マリリンの替わりという訳じゃないが、強行犯係に預ける。一平……お前が面倒見てやれ」
 1課長は有無を言わさぬ口調で僕に命令した。
 それが僕の喪失感を埋めようという1課長の親心であることは充分に伝わってきた。


 初任科といわれる警察学校の課程を終えると、新人巡査たちは警察署の地域課に配属され交番勤務に就くことになる。
 その後、捜査知識を深めるため順番に刑事課に引き上げとなり、刑事見習いとして捜査研修を受ける。
 だが僅か3週間の研修で捜査を理解することなどできる筈もなく、研修生はていのいい雑用係としてこき使われるのが実状だ。
 彼女もそんな一人であるらしかった。


 研修生は、と見ると、僕に向かって向き直るところであった。
「平良徳子です。よろしくお願いします」
 彼女は緊張と不安を隠しきれない表情を浮かべ、僕に向かってペコリと頭を下げた。
「なんだぁ、マリリンの後釜は清純派路線かよっ」
 係でも古株になる錦織巡査部長ががさつな口調で言った。
「俺としてはセクシー系路線を継承して貰いたかったんだが。よぉ~し、お前のことは今日から『おかっぱ』と呼ぼう」

 ニシゴリ部長、通称ゴリさんは、何かというと同僚にニックネームを付けたがる。
 と言って『おかっぱ』は余りにもセンスがないと思う。
 もう少し何とかならないのかと思いながら当の本人を見ると、徳子はさして嫌がっているようではなかった。
 それどころか、色白の頬と目元をほんのりと桜色に染め、ゴリさんに向かってきちんとお辞儀していた。
 はにかんだようなその笑顔を見た瞬間、僕は恋に落ちていた。

547:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/06 03:15:32 6yC+42tJ


「一平先輩っ。これ、何部コピーですか」
「一平先輩っ。お茶が入りました」
 研修開始から一週間も経つと、徳子もうちの係に慣れ、積極的に動き回るようになっていた。
 仕事を教えて貰うため少しでも僕に気に入られようと、自分でできる仕事を探してはバタバタ走り回っている。
 それでも粗雑な感じはまるでなく、たまにドジって失敗する時でさえ可憐に思えた。
 それが自分の分を弁え、決して他人を出し抜こうとしない彼女の性格によるものだと気付くのにさして時間は掛からなかった。

「平良君は今どき珍しく古風な娘さんだねぇ」
 いつもは冷酷な才原巡査部長も徳子にだけは優しい。
 才原部長は、選挙違反や汚職事件を扱う刑事2課の知能犯係から異動してきた変わり種だ。
 彼は国立大出身のエリートで、三流私大卒の2課長と反りが合わずに係を追い出されたということであった。

 扱う事件が変わっても、才原部長の人間コンピュータぶりはいかんなく発揮され、うちの検挙率アップに存分に貢献している。
 多少人間的に問題があっても、1課長としては手放せない人材であるらしかった。
 僕も法解釈に困った時には、いつも才原部長を頼りにしている。
 すると部長は僕を小馬鹿にしながらも、最高裁判例をそらんじて丁寧な講釈をしてくれるのだ。

「おい、おかっぱぁ。お前、そんなんで彼氏とかいるのかよ」
 がさつな物言いでゴリさんが質問する。
 その不躾さは気に入らないが、僕としても非常に気になる質問ではある。
 徳子は困ったように眉をひそめながらも、小首を傾げて曖昧に笑っていた。
「いないんなら、一平なんてどうだ? ちょっと頼りないが、イイ奴ではあるぜ」
 と、ゴリさんが嬉しいことを言ってくれる。

「ゴリさん、何言ってるんすか。セクハラっすよ、そう言う質問は」
 僕は厳しい顔を見せつつ、そっと徳子の顔を確認してみた。
 すると、なんと徳子はポッと赤らめた顔を、嬉しそうにほころばせているではないか。
 僕はそれだけでなんだか幸せな気持ちになった。

548:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/06 03:16:12 6yC+42tJ

 その日の仕事帰り、遅ればせながら徳子の歓迎会が行きつけの居酒屋で催された。
 徳子は未成年ということでアルコールは嗜まなかった。
 しかし自分の役割を心得ている彼女は、柄の悪いおじさまの間を行き来してサービスの限りを尽くした。
 全く、オッサンって奴は。
 これでは誰のための歓迎会であるのか分からない。
 それでも彼女は嫌な顔一つ見せずに、最後まで見事な下働きを演じて見せた。

「それじゃ、一平。ちゃんとおかっぱを送ってくんだぞ」
 これから2次会に向かうというゴリさんたちは、僕に徳子のボディガードを命じて歓楽街に消えていった。
 多分、女性を伴っていては入りにくい類の店に向かったのだろう。
 ちょっと惜しい気もしたが、徳子と2人っきりになれる嬉しさの方が上回った。
「それじゃあ、ボクもここで失礼するよ」
 才原部長はその手の店には興味がないのか、一人逆方向へと歩み去った。


 いよいよ2人きりになった僕と徳子は、戸惑いながらも最寄りの駅に向かって歩き始めた。
「今日は私のために……ありがとうございました」
 僕が何を話したものかと気まずそうにしていると、徳子の方から話し掛けてきた。
「いやぁ、君こそご苦労様。ったく、誰のための歓迎会かよく分からなかったね」
 天の助けとばかり、僕は話題に飛び付いた。
 仕事の話をするとどうしてもお説教じみてくるし、そんな話題を彼女が喜ぶとは思えない。
 だからといって、ハイティーンの好みそうなお洒落や芸能会の話題は、こちらが縁なしだ。
 ところが彼女が振ってきたのは仕事の話であった。

 特に今うちの係が追っている事件について、彼女はこっちがドン引きするほど詳しく知りたがった。
「だって……少しでもみなさんのお役に立ちたいんですもの。それには事件のことを知っておかないと……」
 徳子は残りの研修期間が2週間しかないことを気にしていた。
 交番勤務に戻る前に、少しでも係に貢献しておこうというつもりなのだ。

549:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/06 03:16:49 6yC+42tJ
「平良君は刑事に興味あるのかい」
 刑事になるためには、署の刑事の元締めに当たる刑事官に推薦して貰う必要がある。
 彼女がこまめに尽くしているのも、何とかその推薦を取り付けようというつもりなのだろう。
 刑事を志す若手巡査なら当たり前のことである。
 かく言う僕も、交番勤務の明けた非番日には刑事課に顔を出し、率先して書類のコピーなどの雑用を手伝ったものである。
 そうやって皆に気に入って貰えれば、多くのライバルたちを押し退け、刑事になれるチャンスがグッと近づくのだ。

 しかし僕の問い掛けに対し、徳子は首を横に振ってみせた。
「じゃあ、なんだって?」
 僕は少々ガッカリしながら、重ねて徳子に問い掛けた。
 すると、徳子は黙り込んでしまったが、やがて思い切ったように口を開いた。
「だって……刑事になれば、一平先輩とずっと一緒に仕事ができるんですもの……」
 徳子は消え入りそうな声で、しかしハッキリとそう言った。
「警察官になって、こんなに優しくして貰ったのは初めてです」
 そう言いうと、徳子は恥ずかしそうに俯いた。
 優しくしたというより、どう扱って良いものか分からず放置していただけです。
 などとは言える訳もなく、完全に有頂天になった僕は事件について知りうる情報を全て彼女に話していた。


 事件の概要はこうである。
 借金絡みの怨恨が元で殺人事件が発生した。
 被害者はある企業を経営している資産家である。
 動機が明らかであったので、被疑者の特定にはさほどの時間は要しなかった。
 ところが、その被疑者が発見された時、彼は何者かの手によって第2の遺体に変えられてしまっていた。
 誰が殺人事件の被疑者を更に殺人したのか。
 マリリン先輩が殉職したのは、まさにその犯人に手が届こうとしていた時であった。


 先輩のことを思い出し、僕の顔が硬直しているのを勘違いしたのであろうか、徳子はしつこく質問したことを謝ってきた。
 そのまま黙って歩いていると、徳子が急に話題を変じた。
「ところで、私たちって今、回りからどんな風に見えているんでしょうか。もしかして……カップル?」
 いきなり意表を突かれ、僕の思考が停止する。

550:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/06 03:17:25 6yC+42tJ
 気が付くと、少し遅れ気味についてきていた徳子が、いつのまにか真横にピッタリ寄り添っていた。
 派手さはないが可憐で美しい小顔が、互いの息が掛かりそうな至近にあった。
 ゴクリと生唾を飲んでしまったのを気付かれただろうか。
 しかし、まさかいきなり手を出す訳にいかず、その夜は優しい先輩を演じたまま、駅で徳子と別れた。


551:名無しさん@ピンキー
07/09/06 03:20:55 6yC+42tJ
最後にコピペをミスったw
あんまり長いと読むのにだれるから、とりあえずここまでにしときます
今から残り書くから、出来次第今日中にでも投下させて下さい

552:名無しさん@ピンキー
07/09/06 03:56:13 Jl2OIlRb
GJ!
続きは楽しみだが無理はしないでくれ。

553:名無しさん@ピンキー
07/09/06 16:27:42 0al9TAAX
おおっGJだ
ようやくまともなの来てる
期待大

554:名無しさん@ピンキー
07/09/06 20:33:02 MWt76I84
GJ!!
久し振りにSSスレらしい流れになってきたな
徳子を押し倒すのは後半部かな?

555:名無しさん@ピンキー
07/09/06 22:04:45 w95Ezz3A
続きに期待
ただ、無理は禁物な

556:名無しさん@ピンキー
07/09/06 23:56:08 RuPU9/uw
じゃあ約束通り後半部を
一人称で書くの初めてだから、その辺は勘弁して下さい


557:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/07 00:57:35 TqegcfaN
 都心の洒落たシティホテルの一室で、僕は一人の女性と抱き合っていた。
 相手はもちろん可愛い後輩、平良徳子である。
 僕たちが付き合い始めてからどの位になるのだろうか。
 今日はいよいよ徳子との初エッチに臨む記念すべき日なのだ。

 流石に緊張しているのか、徳子はホテルの入り口をくぐってからずっと僕の手を握ったまま黙りっぱなしだった。
 それでもシャワーを浴びてバスルームから出てきた時には、少し落ち着きを見せていた。
 恥ずかしそうにやや横を向きながらも、まるで「私の全てを見てください」と言わんばかりに全てをさらけ出していた。
 全くもって恥ずかしがって隠す必要など何処にもない素晴らしい体であった。
 小柄でスレンダーなくせに、胸の膨らみは充分な容量を誇っていた。
 まるで体脂肪の全てをそこに集めて詰め込んだように思える。
 だからといって形は崩れておらず、上気した頬と同じ桜色の乳首が上を向いて自己主張している。

 胸から下腹までは流れるように優美なラインが続き、引き締まったヒップを経由して伸びやかな足に連結していた。
 股間の翳りは彼女の性格そのままに控え目である。
 染み一つない瑞々しい肌は、まさに10代の娘だけに許された貴重なものであった。
 僕は飛び付きたくなる衝動を必死で押さえつつ、徳子を優しく抱きしめてキスをした。
 そのままベッドに倒れ込み、激しく唇を貪り合う。

 やがて僕の唇は下へと移動し、首筋から胸の膨らみへと向かった。
 徳子は興奮しているのか、時折しゃくり上げるように鼻を鳴らす。
 はしたない姿を見られるのが恥ずかしいのか、彼女は込み上げてくる快感を押さえ込もうとして真っ赤になっていた。
 興奮してるってのなら僕だって負けてはいない。
 さっきから体の一部分が熱くなり、痛いほどになっている。
 もう何分も我慢できそうにない。

 僕の唇は緩やかなゲレンデを一気に滑り降り、徳子の一番熱くなっている部分に停止した。
 オナニーをしたこともないのか、性的興奮を感じているにもかかわらず、その部分はほとんど湿っていなかった。
 このままでは無理なので、僕が舌を使って充分に湿らせてあげることにする。

 徳子は体をビクッと震わせ、ますます息遣いを荒げる。
「ん……んあっ……?」
 彼女は生まれて初めて味わう快感に戸惑っているのか、時折悩ましい鼻声を漏らしては首を左右に振っている。
 そうやっているうちに準備態勢が整った。
 僕は暴発寸前になったニューナンブを掴み取り、的の中心に押し付ける。
「お願い……優しくして……」
 僕は可愛いお願いを聞いてあげることにし、いきり立ったものをゆっくりと徳子の中に沈めていく。

558:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/07 00:59:37 TqegcfaN
「うっ……うぁっ……」
 それでも前人未踏にして神聖不可侵の処女地は僕の前進を阻み、徳子は眉間に皺を寄せて身を固くする。
 文字通り、身を切るような痛さをこらえているのであろう。
「い、いたっ……やめ……はぁぁぁっ……」
 幾ら可愛く頼まれたって、聞けるお願いと聞けないお願いがある。
 僕が無視して強引に腰を進めた、まさにその時であった。

「ヤメロって言ってるだろがぁっ」
 徳子が鬼の形相になったかと思うと、腹筋運動の要領で軽々と上体を起こした。
 そしてその豹変ぶりに呆然としている僕の頭頂部に空手チョップをお見舞いしたのだ。
「うわぁっ?」
 僕は叫び声を上げて身をのけ反らす。


 その途端、柳眉を逆立てた徳子の顔が、しかめっ面をしたゴリさんのものへと変貌を遂げた。
「一平っ。お前、いつから居眠りできるご身分になったんだぁ?」
 気がつくと、そこは刑事部屋の一角であり、僕は自分のデスクで居眠りをしていた。
「夜更かしもいいが、仕事に支障のない様にしろやっ」
 ゴリさんは僕の頭に2発目のチョップを入れると、そのまま刑事部屋から出ていった。
 クスクスという耳障りの良い笑い声に首を巡らせると、徳子がこらえきれないように笑っていた。



 歓迎会の夜から10日が経っていた。
 あれから僕と徳子の関係に変化はない。
 相変わらず、優しい先輩と従順な研修生という間柄が続いていた。

 平良徳子は可愛い。
 誰がなんて言ったって可愛いものは可愛いのだ。
 それに性格だっていい。
 万事控え目で、決して出しゃばらない。
 親父から聞いたことがあるけど、大昔に絶滅した大和撫子って生物は、徳子みたいな存在だったのかもしれない。

 僕が徳子から慕われているということは分かっている。
 しかし、それが恋愛感情であるという確証はなにもない。
 もしかすると、年齢の近い先輩として頼られているだけなのかもしれない。
 変に勘違い告白して、徳子に困った顔をさせるのは忍びなかった。

 それにオッケーを貰ったとして、それが彼女の本心なのかどうかも分からない。
 なにしろ僕は彼女の研修を採点する立場にある指導員なのだ。
 彼女は特別権力関係にある僕を怒らせたくない一心から、不本意な了承をするかもしれない。
 いや、カッコつけるのはよそう。
 僕は単に徳子に振られることが怖かったのだ。
 そんな訳で僕たちは仕事上のパートナーとしての領域を一歩もはみ出すことなく、捜査のための資料作りに精を出していた。
 しかし僕たちの努力にもかかわらず、捜査は依然進展を見せなかった。

559:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/07 01:01:07 TqegcfaN


 事態が急変したのは、徳子の研修があと1日を残すのみとなったある日の夕方であった。
 徳子は相変わらず控え目な明るさを振りまき、誰に対しても笑顔を見せている。
 僕はそのたびヤキモキさせられ、電話の応対などがつい刺々しくなってしまう。
 その日のお昼休み、明後日からは地域課に戻るということで、徳子の交番の箱長が様子を見にやって来た。
 僕より5歳上、20代半ばでもう巡査部長というハンサムな箱長の来訪に、徳子は嬉しそうに目を細めていた。
「あさってから、またお世話になります」
 箱長に向かってお辞儀する徳子の姿を見て、僕の心はますますささくれ立っていった。

 徳子の笑顔を独占したいという気持ちはいよいよ抑えられなくなってきた。
 そこで、思い切って徳子を食事に誘うことにしたのだ。
 すると彼女は恥ずかしそうに俯いたが、直ぐに上目遣いになってコクリと頷いてくれたではないか。
 僕が天にも昇る夢心地になった時、卓上の電話が鳴り響いた。
 それが全てをお終いに導く運命の電話であることなど、この時僕が知る由もなかった。


 僕たちは覆面パトカーを走らせながら、湧き上がってくる興奮を隠せなかった。
「まさか、こんな形で犯人に辿り着けるとは……」
 別件の汚職事件で逮捕された被疑者が、本件の真犯人について全てを語ったというのである。
 自らの罪を軽くして貰おうという、一種の司法取引に応じた訳である。

 それにより僕たちが得た情報はとんでもないものであった。
 詳しくは話せないが、事件の裏にあるのは大物政治家に絡む違法献金問題であった。
 殺された男は大物先生と企業家との裏の繋がりを知り、彼らをゆすりにかかったため口封じされたのだという。
 できることなら捜査で追い詰めたかったが、そんなことを言っている場合でもなかった。
 とにかく被疑者の検挙が最優先される。


 僕たちは例の居酒屋近くのビルに到着し、直ぐさま突入班を編制した。
 残念ながら経験の少ない僕は突入班には入れてもらえず、裏口を固めるよう命令された。
 勿論、更に経験のない徳子も一緒だ。
「ようやくなんですね」
 徳子も興奮しているのか頬を上気させている。
「うん、何にせよこれで犯人を逮捕できるよ。平良君は女神さまかもな」
 僕は余りのタイミングの良さに、半ば本気で徳子を褒めた。
「そんなこと……みなさんの執念が神様に通じたんですよ」
 徳子はそう言っていつものはにかんだ笑顔を見せた。

 いい雰囲気になり始めたところにとんだ邪魔が入った。
 才原部長が裏口に姿を見せたのである。
「あれっ、才原部長も警戒班ですか?」
 僕はその人選を意外に思った。
「ああ、ボクは実戦向きじゃないからね。それにボクにもしものことがあれば、署の損失は計り知れないし」
 才原部長は気取った調子でうそぶいた。

560:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/07 01:02:10 TqegcfaN
「ところで、君たちが心配になってやって来たんだが。ここは本当に2人だけなんだね?」
 部長は確認するように周囲を見回す。
 そして他にバックアップがいないと分かった次の瞬間、いきなりショルダーホルスターから拳銃を抜いた。
 部長は徳子を背後から抱きしめると、銃口を彼女のこめかみに押し当てた。

「部長っ、何をするんですかっ」
 僕は驚いて才原部長を問い詰めた。
「君たちにいて貰っては困る人がいるんでな」
 才原部長はそう言うと、外から裏口のドアをノックした。
 重々しい音と共に扉が開き、中から人相の悪い男が出てくる。
 この男が例の殺し屋なのか。
 僕が男に拳銃を向けるより早く、才原部長がそれを制した。

「部長っ、あなたは……?」
 僕に睨み付けられても、才原部長は眉一つ動かさなかった。
「ボクは2課にいる時、かの大先生にお世話になってね。それから何かと便宜を図らせて貰ってる」
 捜査情報を漏らしていたのは、何と身内の才原部長だったのだ。
「それじゃ、マリリン先輩が待ち伏せを受けたのも……」
「ボクのもたらせた情報のお陰だね。あのオッパイは一度揉んでみたかったが」
 そう言う才原部長の顔には下卑た笑いが浮かび、法の執行者たる刑事のものとはとても思えなかった。

「あなたって人は……」
 僕は歯噛みして悔しがったが、徳子を人質に取られていてはどうにもならない。
「一平先輩っ、私のことは構わないでっ。あんなに必死で追っていた犯人じゃないですかぁっ」
 首を強く締め付けられた徳子が、苦しそうに顔を歪めて叫ぶ。
 そんなこと言ったって……ぜったい無理だ。
 マリリン先輩の仇とはいえ、なんで徳子を犠牲にできようか。
「可愛い後輩がこう言ってくれてるんだ。天野クンも男を見せてはどうかね」
 僕が絶対に手を出せないと知った上で、才原部長が憎々しく唇を歪める。
 思いもよらぬことが起こったのはその時であった。

「えぃっ」
 徳子の口から短く鋭い気合いが発せられたかと思うと、才原部長が頭からアスファルトに激突した。
 部長はそのまま動かなくなる。
 驚いた殺し屋が硬直から解けるより早く、徳子が素早く擦り寄って股間に蹴りを入れる。
 次いで、前のめりになった後頭部に的確な手刀打ちを叩き込む。
 殺し屋は惨めな呻き声を上げると、そのまま地面に崩れ落ちた。

561:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/07 01:17:05 TqegcfaN
「ふぅぅぅ~っ」
 軽く息を吐いて呼吸を整える徳子は、汗一つかいていなかった。
 そして、呆然と突っ立っている僕に気付くと、改まった様子で一礼した。
「一平先輩……いえ、天野巡査。今まで隠しててご免なさい」
 その口調はこれまでと異なり、語尾もしっかりしている大人びた喋り方であった。
「私は本部監察室から送り込まれた調査官なの。この捜査に関し、内通者がいる疑いがあったので秘密裏に監視していたのです」
 徳子は内ポケットから革張りの身分証明書を取り出し、カバーを開いて中身を見せつける。
 彼女たち調査官は、何年かに一回転勤するたびに警察学校卒を装って所轄に潜り込み、ひたすら出番を待っているのだという。

「お陰で裏切り者は判明しました。全部、あなたのお陰よ」
 そう語る徳子の目は、僕に対する申し訳なさで一杯になっているように見えた。
 一見、女学生でも通用しそうな徳子だったが、その見掛けこそが彼女の最大の武器なのであろう。
 年齢も、いや、徳子という名前さえ本名ではないのかもしれない。
 僕は何をどうしたらよいものか、全く分からなくなってしまった。
 とにかく事件が解決したこと、それに僕が失恋したことは確かであった。
 この時、僕は身も心も完全にフリーズしていた。


「あぶないっ」
 いきなりそう叫んだ徳子の声は悲鳴に近かった。
 我に返った僕が見たものは、息を吹き返し銃口をこちらに向けた血塗れの才原部長だった。
 銃声がするのと僕が突き飛ばされるのが同時であった。
 咄嗟に撃たれたものと思ったが、不思議に痛みはない。
 それもその筈、凶弾は僕を突き飛ばした徳子の胸に命中していたのだ。
 真っ白なブラウスが見る見る朱に染まっていく。

「うわぁぁぁ~っ」
 僕は拳銃を構え直し、更に次弾を発射しようとしている才原部長に向けて発砲した。
 乾いた発射音が連続し、汚い裏切り者はそのたびリズムに合わせて踊った。
 部長が崩れ落ちるのを確認するより早く、僕は拳銃を投げ捨てて徳子を抱き起こした。

562:僕と徳子の3週間 ◆c1dxA5bafg
07/09/07 01:17:45 TqegcfaN
「しっかりしろ、おかっぱぁ」
 僕は激しく徳子の体を揺する。
「う、嬉しい。初めて……ですよね……おかっぱって呼んでくれたの……」
 徳子の血が滲んだ唇が弱々しく動く。
「やっと……ホントの仲間に……な……なれた感じが……」
 血の固まりが喉に詰まったのか、徳子が激しく咳き込む。

「もう喋らなくてもいい……直ぐに救急車を呼ぶから」
 僕が携帯電話を掛けようとするのを徳子は制した。
「もう……ダメ……それより……最期は一平先輩の腕の中で……」
 徳子の目から急速に光が失われていく。
 ついこの前、マリリン先輩を失ったばかりなのに、今また徳子がこの世から消え去ろうとしている。
 もうパートナーを失うのは御免だ。
 僕は彼女の体から魂が抜け出していくのを食い止めようと、固く固く抱きしめた。

「おかっぱぁっ……君の本当の名前は?」
 僕は足元に徳子の身分証が落ちているのに気付いて、片手でそれを拾い上げた。
 それには割り印の押された彼女の顔写真と共に、白井雲子の名が記されていた。
「雲子……雲子っていうのか、君の本当の名は?」
 徳子は弱々しく首を振ると、唇を振るわせて何かを呟く。
 最期は平良徳子として死にたいというのか。
 またも熱い涙が溢れてきて、彼女の顔が見えなくなった。

「なんだって、よく聞こえないっ」
 僕は泣き声になりながら、彼女の口元に耳を寄せた。
「くも……こ……じゃない……の……」
 僕の大事な後輩は、最期の力を振り絞って呟いた。


「う……う ん こ っ こ……」

563:名無しさん@ピンキー
07/09/07 02:39:41 43ZHHJrL
「あんたって人はぁぁぁ!」

564:名無しさん@ピンキー
07/09/07 03:38:36 lMP2oMWs
>653
おまいは銀河系一のアホスだなwwww

565:名無しさん@ピンキー
07/09/07 06:05:17 8CtXauA2
まあ、自演しているやつ以外、大半の人は予想したんだがな

566:名無しさん@ピンキー
07/09/07 08:24:00 6MRSmo4S
いつもなら、前編が投下された時点で追い出しにかかるのに、それがなかったからね
結局、他所で相手にされなかった駄文書きが、自演で賞賛を浴びたいがためにやってるってことでFA?

とは言え、このスレも情けないな
ここまでされて、対抗しているのが、台詞の人、一人だけなのか・・・
このスレ終わったら、一度、休眠期間をおいても良いかもね

567:名無しさん@ピンキー
07/09/07 11:52:08 Dmm+Goej
あー、やっぱりな
自演荒らしなかったし文章イマイチだったから静観してたんだけど正解だったわ

568:552
07/09/07 17:25:24 yz318+9W
まともなSSだと思って投下待機してたおれはバカ。
とりあえず書いてみたら長くなっちまったので前半部のみ。
エロなし。
オレ女。

569:552
07/09/07 17:26:29 yz318+9W
 佐藤春彦は溢れ出てきそうになる涙を堪えて、独り悄然と午後の繁華街を歩い
ていた。チンピラにからまれて殴られた挙句、財布を奪われてしまったのだ。ず
きずきと打撲が痛む。
 警察へ行こうにも怖くて顔が見れなかったし、殴られた感触しか覚えていない。
これで何度目だったろうか……数えるのも哀しい。肩を落として溜息をつく。
 そこで春彦はふと、今朝出かける前に母が言っていたことを思い出した。
 ―あそこの古武術道場、最近評判なのよ。護身術。私も始めようかな。
 護身術……身に付ければチンピラに怯えることもなくなるのではないか。そう
考えた春彦は、何はともあれ道場に行ってみることにした。
 繁華街から離れ段々と人が少なくなっていき、ついさっきまでの喧騒が嘘のよ
うな静けさが包む郊外へ。
 その道場は、純和風の屋敷の隣にあった。屋敷の門の隙間から中を覗いて見れ
ば、広い庭に松の木が植えられ、ご丁寧に池まであるのが見えた。これが道場主
の邸宅なのだろうか。
 屋敷見物もそこそこに今度は道場のほうを見てみる。が、今は稽古はしていな
いのかしんと静まり返っていた。玄関の脇にある水道で顔を洗っている、道着姿
の人影があるだけだ。
 稽古の様子が見られないのは残念だが、とりあえず話だけでも聞いておこう。
そう思い近づくと、彼は話しかける前に顔を上げてこちらを向いた。否、彼女だ。
 背が高いせいで男かと思った。首にかけたタオルのせいでわからなかったが、
肩口で切り揃えた艶やかな黒髪を後ろで結っているようだ。深く穏やかな光を湛
える漆塗りの瞳がじっと春彦の顔を見つめてくる。
「あ、あの……」
 女性の端正な顔立ちと凛とした佇まいに気圧されて春彦は、もともと話しかけ
るつもりだったくせに、うまく声を出すことが出来なくなっていた。彼女は硬直
する春彦にずいっと息がかかりそうなほど顔を寄せた。
「もしかして、入門希望者か?」
 鈴の音のような声が耳朶をくすぐる。春彦はやっとの思いで顎を引いて頷いた。
すると女性は信じられないという風な顔をして、徐々にその顔を喜びの色に染め
ていった。

570:552
07/09/07 17:27:34 yz318+9W
「本当か? 本当に入門希望?」
 春彦が機械的に頷くと女性が手を握ってきた。意外とゴツゴツした手だった。
しかし男のものとは根本的に何かが違う感触に、春彦の体温が急上昇する。
「よく来てくれた! 大変だじじ! 男の入門希望者だぞ!」
 ぽわ~っとしたままの春彦を抱え上げて女性は屋敷に駆け込んだ。六〇kgあ
るのだが。
「本当か!?」
 凄まじい勢いで屋敷の奥から老人が飛び出してきた。女性は脇に抱えた春彦を
掲げて見せる。しつこいようだが春彦の体重は六〇kgある。
「おお……女子供の護身術へ成り果てた我が柊流にも希望が……」
 老人は何を思ったか目尻を涙で濡らし滔々と語り始めた。春彦としては全く話
についていけず面白くない。
「あ、あの、一体これは?」
「ああ、済まない。取り乱してしまったな。何せ男の入門希望なんて久しく無か
ったものでな」
 言って、女性は春彦を下ろした。
「オレは柊昴(すばる)。柊流古武術の師範代だ」
 よろしく、と昴は微笑んだ。春彦の心拍数が跳ね上がる。一人称が『オレ』で
あることへの疑問も浮かばなかった。
「で、こっちが柊孝蔵(こうぞう)。オレのじじだ。うちの師範でもある」
 老人は相変わらず何事かぶつぶつと呟いている。一応よろしくお願いします、
と挨拶しておいた。多分聞いてないだろうが。
「僕は佐藤春彦っていいます。」
 実のところ、まだ入門するか決めていなかったのだが、流れ的に『やっぱりや
めます』は駄目そうだ。
「えと、歳は十八です」
 何を言っていいかわからず、かなりどうでもいいことを口走ってしまう。
「へえ、四つ下か」
 四つ……二十二か。四歳って全然いけるよな……そこまでで、春彦は一体自分
は何を考えているんだと自己嫌悪に陥った。自分は一目惚れするタイプだったの
だろうか、と自己分析まで始める。
 断ち切ったのは、昴の声だった。
「よし春彦! じゃ早速稽古を始めようか!」
「え、もう?」
「『善は急げ』だ。胴着は私の予備を貸してやろう。体格もさして違いはないし、
問題はないだろう。さ、道場に行こう」
 このように、半ば強制的に入門が決まってしまった。

571:552
07/09/07 17:28:06 yz318+9W
 五時間後―
「ふう……今日は初日だし、このくらいでやめとこうか」
「……はいぃ」
 昴は額の汗を拭って言った。軽く運動したという風な彼女と違い、春彦のほう
は疲弊の極みにあった。
 それでも疲れた体を引きずって、なんとかシャワーを浴びて服を着替える。道
場の外へ出ると、昴が立っていた。涼しげな色の浴衣に袖を通した彼女は、やは
り精悍な面構えをしているものの、無粋な道着とは受ける印象が全く違う。見慣
れない浴衣も、彼女が着ると違和感がないから不思議だ。
「あ、どうもありがとうございました」
 どぎまぎしながら会釈して、その脇を通り過ぎ―昴がついてきた。
「あの……?」
「送って行くよ。何なら背負ってやろうか? 少々厳しくしすぎたからな。足に
きてるだろう?」
 慌てて首を横に振る。いくらなんでもそれは恥ずかしすぎる。
「む、そうか。じゃあ肩ぐらい貸そう。」
 相当頑張ったことだし、そのぐらいバチは当たるまい。言い訳がましい思考だ
が、素直に好意に甘えることにした。顔が赤くなっているのが自覚できた。昴は
女性にしては長身で、春彦と比べても僅かに昴のほうが背が高い。漆を塗ったよ
うな髪からふわり、と漂ってきた香りが鼻腔をくすぐった。鍛え上げられ、無駄
な肉のない肩から伝わる体温がくすぐったい。
 二、三分歩いたところで昴が口を開いた。
「正直なところ、途中で音を上げると思っていた」
 本音を言えばそうしたかった。ただ逃げ出す機会が掴めなかっただけだ。
「意外と根性があるんだな。そういう男は、好きだぞ」
「はイ?」
 身体の内側に火を点けられた気がした。春彦は昔から内向的で、女慣れしてい
ない。もちろん面と向かって「好きだ」などと言われたことは一度も無い。
 それが唐突に、これだ。
「あ、あのそれ……それはどういう?」
「何が?」
 対する昴は小首を傾げている。赤面ものの言葉も、彼女にしてみれば何のこと
はない当たり前の言葉なのだろう。
「どうにもオレは昨今の軟弱な男は好かん。春彦もそんな薄っぺらい胸板で、ち
ゃんと飯食ってるのか?」
「は、はあ。部活やってなかったもんで……軟弱ですみません」
「ああ、済まん。後半は余計だったな。オレが言ってるのは性根の話さ。身体つ
き云々はおまけ程度だ。春彦だって、そう思ってうちに来たんじゃないのか?」
「僕は……まあ、自分の弱さが嫌になってというか……そんなところです」
 他愛もない会話は続く。家に帰るまでの間、春彦の胸はずっと過剰な運動を続
けていた。

572:552
07/09/07 17:29:05 yz318+9W
 翌日の日曜日。
 昨夜、昴にマッサージしてもらったものの、春彦の全身を激しい筋肉痛が襲っ
ていた。ベッドから起き上がる気にもならない。
 唐突なノックの音に続いて、母親の声がした。
「春彦。お客さんだけど」
「客?」
 誰だ一体このクソ悪いタイミングで来やがってくだらない用なら本気で怒るぞ
ド畜生、と心の中でありったけの悪態をついてベッドを降りる。
「うおぉぉ、痛ぇ」
 星飛雄馬の気持ちがわかった気がする。足を引きずるように玄関まで行く。
「予想以上に辛そうだな。大丈夫か?」
 誰かと思えば、昴が凛然と佇んでいた。今日は桜色の浴衣が日光に輝いている。
「昴さん……なんで?」
「いや、暇だったからな。様子を見に来た」
 昴はそ知らぬ顔で言う。家の者には昨夜に説明してあるので騒ぎにはならなか
ったのが幸いか。
 忙しいか、と尋ねられたので首を横に振ると、じゃあ少しその辺を歩こう、と
言われた。唐突だが断る理由もない。本音を言えばむしろこちらから誘いたいく
らいだ。
「ええ。いいですよ」


 昨日は陰鬱な顔で歩いた繁華街を、今日は『最高にハイ!』な気分で歩く。ま
さか自分が女性と肩を並べて歩くとは夢にも思わなかった。
「昴さんって、普段は何をしてるんですか?」
「道場と、月に二、三回『すぽおつじむ』に『いんすとらくたあ』をしに行って
いる」
 何故カタカナが平仮名に?
 ……自分は何を考えているのだろうか。
「二人とも僕が道場に行ったとき大騒ぎしましたけど、あれって?」
「最近は、うちも女子供に護身術を教えるだけになっているのは言ったな。武に
生涯を捧げ精進してきたじじはそれが歯痒くて仕方ないんだ」
 昴は一度言葉を切って、どこか遠い眼をして「オレだってそうさ」と付け足し
た。
「そこにお前が来た。柊流古武術の全てを授けられるお前がな」
 事情はわかった。だが春彦は内心困り果てていた。ごめんなさい無理です。て
いうか厭です、などと言おうものなら、目の前の女はどんな顔をするだろうか。
「でも、僕身体も小さいし運動苦手だし……」
「武は弱者が強者を屠る理だ。力や体格の差などどうにでもなる。それに鍛錬の
前には天が与えた才など無力だよ」
 格好いいことを言われているが、それに感動して「僕頑張ります!」などと言
えるほど春彦は思い切りがよくない。何と言えば見限ってもらえるか、思考を巡
らせる。

573:552
07/09/07 17:30:00 yz318+9W
「ちょ~~っとすいませんね君たちぃ」
 馴れ馴れしい声に振り向くと、春彦より二回りは大きい男達が三人にやにやと
下卑た笑みを浮べて立っていた。金髪と色黒と禿の三人だ。
 これは……春彦は少し本気で泣きたくなった。
 彼にとってはよくあるシチュエーションだ。慣れることはないが。それにして
も二日連続とは。自分はよほどついていないらしい。
 いつもなら敢えて抵抗したりはしないのだが、今は隣に昴がいる。彼女の前で
は無様な姿は晒したくない。それに男達の目的がそもそも彼女だという可能性も
ある。
「行きましょう」
 昴の手を取って走り出―そうとして、襟首を掴まれた。
「ちょっとちょっと、それはねえじゃん?」
「うぐっ……」
 一瞬息が止まった。げほげほと咳き込んでしまう。
 それでも昴を背中に男たちに向き直る。が、何を言う間もなく腹を殴られてそ
の場にうずくまってしまう。
「春彦!」
 昴が声を上げると、男たちはますます醜悪な笑みを深くした。が、それはすぐ
に驚愕の表情に変わる。
 昴の放った神速の上段回し蹴りが金髪男の首筋を捉え、頚骨を叩き折らんばか
りの勢いでその頭部を弾いたからだ。
「な、なんだこいつ!」
 鬼面の相で襲い掛かる昴に怯えながらも、拳を振りかざす禿の胆力は評価に値
する。が、それも徒労に終わる。拳を易々とかわした昴は懐に潜り込み、―掌
底一閃。禿の顎を跳ね上げ意識を遙かな彼方へ運び去る。
「う、うわあああっ!」
 残った色黒は、『窮鼠猫を噛む』の言葉通り雄叫び(あるいは悲鳴)を上げな
がら殴りかかった。さて、猫と鼠ならまだ間違いも起ころうが、鼠ごときが虎に
牙を剥いてどうなるのか。
 昴は色黒を一本背負いにとり、投げた勢いを利してそのまま水月に肘を落とし
た。「ぐげっ!」と短く呻いて色黒は動かなくなる。
「春彦、大丈夫か?」
 昴は三つ並んだ屍に目もくれず、一瞬で三人を叩きのめした手で春彦の背中を
優しくさすった。
 春彦はなんということもない。ただ肉食獣の様だった昴の姿に見惚れてぼうっ
としていただけだ。
「人が集まる前に逃げましょうか……」
 春彦が呟くように言った。

574:552
07/09/07 17:30:40 yz318+9W
 騒動に巻き込まれないうちにそこから逃げ出して、春彦は長い溜息を吐いた。
「大丈夫か?」
 昴の心配そうな声に笑って「大丈夫ですよ」と答える。
「そうか。ならいい」
 が、続く言葉はつっけんどんで不機嫌さが滲み出ている。
「凄いんですね、昴さん」
「オレは武術家だ。あんな連中に遅れを取るはずがなかろう」
 賞賛するも、返って来る言葉はやはりすげない。
 ―そりゃ誰だってからまれていい気はしないよなあ。
 この場合、うまくやり過ごせなかった自分に非があるのだろうか。とりあえず
謝っておいたほうがいいのだろうか。謝っておこう。
「あの……すいません」
「何がだ?」
「……何がでしょう?」
 駄目だ。今の自分は傍から見れば“大”がつくほどの馬鹿に違いない。春彦は
自分の頭脳が少し悲しくなった。
 気まずい沈黙が続く。
「オレが怒ってるのはな!」
 破ったのは昴の怒声だった。通行人の視線が集まるが、当の本人に気にした様
子はない。
「まずはお前が勝てもしないのに立ち向かったことだ!」
「ご、ごめんなさい!」
 噛み付かんばかりの剣幕に、反射的に謝る。
「謝らなくてもいいッ!」
「はいぃ!」
 不良に囲まれた時の五倍怖い。春彦は捨てられた子犬のようにぷるぷると震え
ることしかできなかった。
「それはいいんだ。春彦は善意でそうしたんだからな。何よりも腹が立つのは…
…それを嬉しいと思っている自分だ」
「は、はぁ」
 だったら自分に向けて声を張り上げるのは止めて欲しい。
「オレを守ろうなどとした男はお前が初めてだ。どうも私の友人達は軟弱者ばか
りでな。どいつもこいつもオレに守ってもらおうとするんだ」
 それはそうだろう。あれだけ強いなら、並大抵の男じゃむしろ足手まといにし
かならない気がする。春彦だって昴の強さを知っていればそうしていた。
 昴お腹が立つ気持ちもわからなくはないが……

575:552
07/09/07 17:31:13 yz318+9W
「オレだって女なんだぞ! 守って欲しいとか思うだろうが!」
 ついに襟首を掴んできた昴。タチの悪い酔っ払いにしか見えない。
「僅かばかり強いからって、何故女扱いされないんだ!?」
 ―そんなことで当たられても。
 そう言えなかったのは昴がぎりぎりと襟を締め上げているからだ。
「そのせいで、お前の無謀を怒るべきなのに思うように怒れん! 忌々しい!」
「ぼ、くは……昴さ、女だと、おもてまふ」
 やっとの思いでそれだけ言う。その瞬間、襟を締め上げていた力がふっと抜け
た。数秒ぶりに吸う酸素は、格別だった。
「どういう、意味だ?」
「は?」
「オレのこと『女だと思ってる』って」
 昴はそこに信じられないものを見たように春彦の目を凝視する。春彦はつい口
走ってしまった言葉の気恥ずかしさと、昴の視線の挟み撃ちに胸を焼かれる思い
だった。
「いやあのそれはその……」
「つまりそれは―オレを愛している、ということか?」
 咄嗟に否定しようとしたが、寸前で思い止まる。昴の今にも泣き出しそうな瞳
を見て、無理に嘘をついて悲しませることになるのは嫌だと思った。
「そういう、ことです」
 しどろもどろになりながらも頷く。昴は―見る見るうちに耳まで真っ赤にな
ってしまった。
「そんな……いきなり……だって」
 額に手を当ててぶつぶつと呟く昴。それから一度大きく息を吸い込んで、落ち
着いた顔になった。
「オレはお前のことが少し好きだ。だから多分、これからはもっと好きになれる。
と思う。うん。恋人になろう、春彦」
「は?」
 そう言って昴は春彦の手を握ってきた。当の春彦は、まだ言われたことが理解
できずに呆然としている。春彦は女性と友達以上の関係になったことはない。当
然こういう状況にも不慣れだ。往来の真ん中にて電光石火で愛の告白という状況
に、一体どれだけの人間が慣れているかは疑問であるが。
 昴はそんな春彦を尻目に、小首を傾げて言った。
「ところで春彦、恋人というのは何をするんだ?」
 少し照れくさそうに視線を泳がせ、「何せ今まで武一筋に生きてきたものでな。
色恋沙汰には疎いんだ。……無骨な女で済まんな」と昴は頭を掻く。
 春彦はようやく、歓喜に涙を流せるくらいには状況を理解できたところだった。

576:552
07/09/07 17:32:35 yz318+9W
今はここまで。
次はエロまで仕上げて持って来る。
こんなのは侍娘じゃねえ!と思ってもスルーしてくれ。

577:名無しさん@ピンキー
07/09/07 19:54:54 2kNJcBpH
>>667
「自称」まともなSS乙w
ばかじゃねぇの

578:名無しさん@ピンキー
07/09/07 20:24:55 IEOZlYun
>552
素直で良いお嬢さんじゃん
続き期待w

579:名無しさん@ピンキー
07/09/07 21:01:56 aIImSXaS
>>667
乱暴すぎっすwwwwwサーセン萎えましたwwwwwww

580:名無しさん@ピンキー
07/09/07 22:56:19 0FNSvuN2
だが正直、こんなやつに暴れさせるに任せているスレにも疑問を感じる
それこそ、>>1はどこ行ったんだよ

581:671
07/09/07 22:57:38 0FNSvuN2
なんという遅レス!
671は今朝のやり取りについて言及したものです

582:名無しさん@ピンキー
07/09/08 00:46:13 01zQ++5K
>>667
続きwktk、とちょっとビクビクしながら言ってみるw

583:名無しさん@ピンキー
07/09/08 11:17:02 +lZI2D/I
そのうち、普通に投下したように見せて、後日「あれは俺のでした」とか宣言したり
完結編と称していつものをやったりするようになったりね
他人を追い出したり、荒らしたりしなければ、別にそれでも良いんだけど

584:名無しさん@ピンキー
07/09/08 21:41:21 8+spe+P9
まあ>>667に関して言えば後半が投下されりゃわかることだな。
疑心暗鬼になったら負けだと思ってる。

585:名無しさん@ピンキー
07/09/09 00:35:36 tg11geHI
552氏よりうんこの方が話も面白いし文章も上手いのはどういうことだ
常に「ヒロインに『うんこっこ』を言わせなければならない」という命題を抱えつつ、
それを奇抜なアイデアでクリアしているうんこの実力は正直凄いと思う
ヒロインの本名が死に際に「雲子」と分かり、その読み方が「うんこ」で、
それを死にかかった本人の口から言わせるなんて普通考えつかんだろw
どうせならアフォな縛りを外して普通に書いたらいいのにな

586:名無しさん@ピンキー
07/09/09 01:43:24 XAKkFFFf
他人が書いたSSにまともじゃないとかケチ付けてる552の作品がどんな素晴らしいか読ませてもらったよ
ハッキリ言ってがっかりだな

「ずきずき痛む」のは打撲じゃなく、打撲によってできた打撲傷や打ち身だろ?
「からだを強く打ちつけたり、たたいたりすること」という打撲自体が痛いとは、出だしからさっそくトホホだな

「繁華街から離れ段々と人が少なくなっていき―」は、「繁華街から離れるに“つれ”段々と―」って書きたかったんじゃ?

「とりあえず話だけでも聞いておこう。」と「そう思い近づくと―」の間に門を開けるアクションが省かれているのだが。
門の隙間から中を覗いていたって表現があったが、その時には当然閉まってたんだよな?
それにこういう入門ものの話では、自分で門を開けて中に入るって部分は象徴的であり、手抜きしてはいけない重要な部分だろ?

「肩口で切り揃えた艶やかな黒髪を後ろで結っているようだ」ってあるけど、後ろで結った髪の毛先が
肩口で切り揃えられてるかどうかは、タオルを首部分に掛けて隠した状態ではそこまでハッキリとは分からないぞ

「女性にしては長身で、春彦と比べても僅かに昴のほうが背が高い」のも、肝心の春彦の身長が不明では対比スケールに使えない

「まずはお前が勝てもしないのに立ち向かったことだ!」とか言われても、春彦は彼女の手を取って逃げようとして果たせず
そのあと彼女を背に不良に向き直っただけでは? 立ち向かっていくような状況は何処にも書かれていないのだが

わずか「数秒ぶりに吸う酸素」が、格別だったとは笑止な。どんな心肺機能してるんだ?


てな具合で、ざっと一読させて貰っただけで、早くもあちこちに綻びや矛盾が散見された
他にも「古武道と肩の筋肉の関係」とか細かいことをあげつらうときりがないので止めておくが
何より視点が統一されておらず、特に必要と思われない部分で前触れもなく主人公視点に切り替わるので読み辛いことこの上ない

まあ手抜きと未熟さが散りばめられた駄文であり、とてもではないが他人のSSを貶すことのできる書き手の作品ではない
どこの馴れ合いスレでチヤホヤされた挙げ句に増長してしまったのか知らないが、
この書き手は、とてもではないが人様の目に作品を晒せるレベルには達していないよ

他人の作品をあげつらってる暇があったら、もっと一杯本を読んで、一から修行をやり直すことをお勧めする

587:名無しさん@ピンキー
07/09/09 02:00:50 FiJDgITW
うんこっこよりまし
>>677ことうんこっこ作者さん
長文おつかれさまで~す

588:名無しさん@ピンキー
07/09/09 02:17:14 OM61BHIh
ここまで具体的に指摘されると、552の投下物件がいかにトホホなダメSSなのかハッキリした
感情的かつ抽象的に駄文とかイマイチとかレスしても、伝わってくるものが何もないからなあ
そんなんじゃ誰も傷つけられないぞ

589:名無しさん@ピンキー
07/09/09 02:23:46 z1GKBRTv
和風美少女好きとしては、デカ女+凶暴ってだけで萎えてしまう
つか、萌え要素まるでなし
ずっと投下待機してくれてたら良かったのに

590:名無しさん@ピンキー
07/09/09 02:49:31 18wwff6a
なんだ、このいつもにも増してわかり易い流れはw

591:名無しさん@ピンキー
07/09/09 03:38:48 +zCKHKka



          ___
    .      |(・∀・)|
     .      | ̄ ̄ ̄   ジサクジエン共和国
         △
        △l |
   __△|_.田 |△_____
      |__|__門_|__|_____|____

592:名無しさん@ピンキー
07/09/09 09:03:07 RlrftB9u
萌え談義しながら投下待ち。普通のスレの流れで。
萌え談義になると割り込んでくるから、効果的かと。

593:名無しさん@ピンキー
07/09/09 10:37:54 EEh1WGhi
書き手が書き手をなじるのだけは辞めて欲しい
それが実力を伴っていないとなれば余りにもみっともない
書き手は書き手らしく作品で勝負して欲しい

594:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:21:22 r13Am4Q0
恋人になろうと口にした後、昴は春彦の手を引っ張って、屋敷の離れへと連れ込んで
いた。戦闘時と同じく電光石火の決断である。昴は布団を敷くと、目を丸くしている
春彦を気にすることもなく浴衣の帯を解き放つ。
「いいか、春彦。人間の体には幾つもの急所というものがあって、そこを強打される
と致命的なダメージを受けることになる」
 浴衣を脱いで仰向けに横たわっている昴が、指先を使って自分の体のあちこちを示
しながら言った。およそ無駄というもののない、引き締まった白い肌が眩しい。
 贅肉をそぎ落とし体脂肪率を限りなくゼロに近づけようとしているのにも関わらず、
昴はやはり女であった。きつく巻き付けているサラシを外すと、充分な迫力をもった
乳房がまろび出てきた。
「ゴクリ」
 春彦が大量の生唾を呑み込み、喉仏が大きく上下する。
「漫画とやらに出てくる経絡秘孔とはあながちでたらめな話では……おい、聞いてい
るのか春彦」
 昴がバカみたいにあんぐりと口を開けたままの春彦を叱りとばす。しかし、春彦は
シュルシュルと解かれていくフンドシに気を取られてそれどころではない。
 清潔な木綿の布が剥がれると、下に隠れていた黒々とした密林が露わとなる。昴の
性格そのままに猛々しい。剛毛といっていい縮れ毛は白い肌とクッキリとコントラス
トになっていた。
「……で、だ。その急所というのは扱い方しだいでは、また別の作用を人体に及ぼす」
 昴が春彦の手を取り、自分の胸の谷間へと導く。そして春彦の指先を筋肉の付かな
い僅かな一点に押し付ける。
「ここは胸尖(きょうせん)と言って、鳩尾のやや上に当たる。これに一撃を食らう
だけで普通の人間なら簡単に卒倒する危険な急所だ」
 春彦の脳裏に、色黒の不良がだらしなく伸びる姿がプレイバックされる。
「ところがだ。面白いことに、ここへ加減した圧力を与えると……全く別の結果を生じ
させるのだ」
 昴はそう言うと、春彦の指先を胸の谷間に挟み、グリグリと急所に押し当てる。
「あぁっ……くぅっ……」
 昴が甘い呻き声を上げるのを春彦は信じられないように見守っている。あの男勝り
の昴が、切なそうな表情になり微かに喘いでいる。
 胸部の神経叢を刺激され、発生した電流が乳房の組織を掻き回しているのだ。可愛
らしい乳首がたちまち勃起し、ピンと上を向く。
「こっ、ここがオレの泣き所の一つだ。正確な場所と力の入れ加減をよく覚えておけ
……はぁぅぅっ」
 余程気持ちがよいのか昴の声は震えており、呂律が回らなくなっている。
 ひとしきりその部分を楽しむと、昴は春彦の指をいきり立った乳首へと導いていっ
た。更に左手も同じく、乳首の下あたりに押し付けられる。

595:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:23:13 r13Am4Q0
「ここが雁下(がんか)だ……胸尖との併用で効果は更に高まる……うぅぅ~っ」
 途端に昴の動悸が高まったのが、指を通してハッキリと分かった。その劇的なまで
の作用に、春彦は恐怖感すら覚えてくる。
 それに興奮した挙げ句に我を忘れた昴が暴れ出しでもすれば、春彦では対処のしよ
うがない。逃げ出したくなる感情とは別に、春彦の本能は行為の継続を命じる。
 次に昴が強いたのは、ヘソ周辺の急所への責めである。
「丹田(たんでん)だ……ここは気を集めて圧縮する重要な部位だ。従ってここへの
攻撃は全身への作用を及ぼす」
 昴は自分のヘソ下に春彦の指先を添えさせ、小さな円を描くようにグリグリと押し
つけていく。
「あはぅぅぅ……くっ、くぅぅぅ~ぅぅ……」
 丹田で発生した快感が全身の気を集める経路を逆流し、末端神経にまで甘い疼きを
伝えていく。昴の体が痙攣を始めるのがわかった。
「は、春彦っ。お前、上手い……じ、自分でするより……何倍……アァァァ~ァァッ」
 昴は思考力を乱れさせているのか、言わなくてもいいオナニー告白をしてしまう。
 春彦は自分の非力な指がもたらした思わぬ効果に驚く。こんな小さな指先にこれだ
けの力が備わっているとは信じられない。
 春彦が驚いていると、いきなり昴が膝を立て、次いでガバッと左右に開いた。黒々
としたジャングルの下で、濡れきった秘所がパックリ開いている。しかし処女なので
あろう、小陰唇はピッタリと閉じていた。
「……ゴクリッ」
 生まれて始めて生の女性器を目の当たりにし、春彦はすでにリットル単位になった
生唾を呑み込む。そして指先を剥き出しになった陰核へともっていこうとした。
「たわけ者っ。指導を受けている身でなにを勝手な。お前はオレの導きに従っておれ
ばよいのだっ」
 昴は乱暴に春彦の両手首を握ると、内腿にある白海と呼ばれる急所にもっていく。
固い筋のコリコリした感触が伝わってくる。
「い、位置を体で覚えろ……急所は点穴……数ミリずれただけで……こ、効果は…
…な、なくなるからぁあぁぁぁ~っ」
 両内腿に発生した痺れが、筋を伝って股間へと流れ込む。秘裂の中の具が独立した
生き物のように蠢くのが丸見えであった。正体、出所ともに不明の液が、時折思い出
したようにビュビュッと噴き上がる。
「す、昴さん……お、おもらし……」
 スカトロ趣味などない春彦が狼狽えた声を上げる。
「ば、馬鹿者っ……こ、これは……お漏らしなんかじゃ……あむぅぅぅ~ぅぅっ」
 説明する気になどとてもなれず、昴が快感に身を委ねる。裏返しになったカエルの
ような惨めな姿のまま、昴が高みへと昇っていく。
 目から火花が散りそうになってきた昴は、いったん身を静めるため白海への刺激
を止めて大きく深呼吸する。そしてしなやかな体を捻らせて布団の上に腹這いになる。
「いいか、春彦。今度は手を添えてやれぬゆえ、自分で回答を導き出すのだ」
 昴は春彦を試そうというのか、いきなり応用編に突入した。春彦は戸惑いながらも
負けてたまるかと頷いてみせる。

596:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:24:12 r13Am4Q0
「では、背骨に合わせて下へと探ってみろ」
 昴の指示どおり、春彦は背中の中央付近から腰へ向かって指を滑らせていく。背骨
一つ一つのゴツゴツ感がハッキリと分かる。腰まで下ろした指が、尻の割れ目に近づ
き、春彦の動悸が激しくなってくる。固く引き締まったヒップまであと僅かだ。
「ま、待て。行き過ぎた。少し上……そう……そこだ」
 春彦はガッカリしながらも、昴の指示に従って指先の位置を微調整する。
「そこが高尾(こうび)の正確な位置だ。忘れるでないぞ」
 春彦は腰骨の突端の位置を頭の中に叩き込む。そして指先に力を込めてその部分を
押し始める。
「むぅっ……も、もう少し強く頼む……うぅっ……そう、その位で。ツボに対しては
常に垂直に圧迫するんだ……あぁっ」
 この刺激がどの部位にどの様な作用を及ぼしているのかについて、昴は一言も教え
てくれなかった。しかし春彦にもだいたいの想像はついていた。
「あぁっ……こっ、これ……たまらない……あぁっ……はぁぁぁ~ぁぁっ」
 昴の声が一際大きくなり、全身がビクンビクンと大きく痙攣する。春彦は孝蔵に
聞かれはしないかとヤキモキする。こんなところを見つかれば、即刻首を落とされ
るかもしれない。昴はそんなことお構いなしに悲鳴ともつかない嬌声を上げ続ける。
 その時、春彦は昴の腰が前後に振られたり、円を描くように蠢いていることに気が
付いた。尖りきった陰核を布団に擦り付け、快感を貪っているのだ。
「あぁっ……イク……イクぅぅぅっ……」
 女豹のような女武道家は、実に女らしい声でアクメ宣言すると、そのまま身を震わ
せて達していた。


「す、すまなかったな……オレだけいい思いしたみたいで。これでは恋人失格だな」
 春彦を送っていく道すがら、昴は俯いたままで謝罪した。昴は気高いはずの武術を
こともあろうに性技のために使ってしまったことに自己嫌悪を感じていた。それだけ
ではない。自分だけが良ければいいという自己中心的な考えで、大事な弟子であり、
また初めての恋人である春彦を巻き込んでしまったのである。自戒の念は強かった。
「い、いいえっ。お陰で女体の神秘というものを教えて貰えました」
 春彦は昴を傷つけまいと、必死で首を振って否定した。失神している彼女をオカズ
に、3回も抜いたとは告白できなかったが……。
「実は怖いんだ……男に体を委ねるのが」
 春彦の気持ちをおもんばかり、昴は思い切ったように心中を吐露した。二十二年間
も男っ気なしに暮らしてきた昴は、いつしか『せっくす』に恐怖感すら抱いていた。
それが寝技に近い動きであることも『せっくす』から彼女を遠ざける要因になってい
た。寝技で相手に組み敷かれ屈服させられることなど、彼女に受け入れられる筈が
ない。ましてや相手にイかされるなど、彼女にとっては敗北にも等しいのだ。
 それに破瓜の痛みというものは、情報の仕入れ先が極端に少ない彼女にとって、地
獄の苦しみに思えた。女になる代償として与えられる苦痛は、彼女の想像の中で実際
以上に大きなものとして誇張されていたのである。

597:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:25:14 r13Am4Q0
 しかし、愛する恋人のためならその痛みを我慢できそうに思えた。それに、春彦が
自分より強くなってくれたら、惨めな敗北感を抱く必要もない。
「春彦、早く強くなってくれ。オレもできるだけの協力はする。お前がオレより強く
なった時、その時オレは喜んでお前に抱かれることができるだろう」
 昴に頭を下げられ、春彦は面食らった。
「うへぇ……責任重大だな」
 それでも春彦はやってみせると決意を固くしていた。相手は物心ついた時から人の
殺し方を仕込まれてきた戦闘マシンである。生半可な努力ではまともに対峙すること
も叶うまい。
 だが、この昴を自分のモノにできるのなら、どんな困難だって乗り越えられそうな
気がする。
「まずは、ここから家までロードワークで帰ります」
 そう宣言する春彦の目には、昨日までの弱々しさはなかった。そこには無限の高み
へと昇ろうとする求道者の光が宿っていた。
 昴はそんな春彦を頼もしそうに見詰めた。



 春彦が痛む体を引きずるようにして走り去るのを見届けると、昴は踵を返して帰路
に就いた。まだ体の芯が火照っているのを感じる。
「ふぅぅぅ……」
 昴は生まれて初めて男にイかされたことに満足を覚えていた。なにか甘酸っぱいよ
うな、痺れるような敗北感であったが不思議と不愉快ではなかった。
「オレにもそういうところがあったんだな……」
 少し大人になったと、昴が満足感に浸っていた時であった。
「あれぇ。昨日のおね~さんじゃないの」
「ホントだぁ。超つよぉ~いおねえさんじゃんか」
 横合いから掛けられた声に首を巡らせると、例の金髪、色黒、禿の三人組が立って
入るのが見えた。昨日あれだけやられたのに、まるで懲りていないらしい。よほど学
習能力が欠如しているのか。
「昨日はヤク決めててちゃんと相手できなかったけどぉ。今日はそうはいかないぜぇ」
「タップリと仕返ししてやっからよぉ」
 三人組が近寄ってくるのを昴はウンザリしたように見詰めていた。この手のバカは
瀕死の重傷を負わせてやらねば理解できないらしい。春彦の今後のためにも、昴はと
ことんまでやってやる気になっていた。
 ところが―昴は相手の突き出した右ストレートを捌ききれなかった。何気なく払
い落とそうとしたパンチは、そのまま昴の左頬骨に炸裂した。
「うぐぅっ?」
 不覚のパンチを食らって昴が尻餅を付く。素人とはいえ、体重百キロ超のヘビー級
のパンチは強力であった。昴が信じられないといった様子で男を見上げると、禿は仲
間を振り返って自分の力を誇っているところであった。

598:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:25:55 r13Am4Q0
 昴がヨロヨロとなりながら立ち上がるがその足はおぼつかない。体重差がモロに出
てしまっていた。
 そこに金髪のパンチが飛んでくる。今度はしっかりと腰を落とし、内回し受けで軌
道を変えさせることに成功する。そして丹田に集めた気の力を一気に爆発させながら、
余勢で突っ込んでくる金髪に掌底打ちを叩き込んだ。
 次の瞬間、金髪の体当たりを受けた昴の体は軽々と吹っ飛ばされていた。そのまま
硬いビルの外壁に叩き付けられる。
「ぐはぁっ」
 肺中の息を吐き出し、昴がアスファルトの上で苦悶する。
「どったの? おねぇ~さん」
「昨日の勢いはどうしちゃったのかなぁ?」
 三人が昴を取り囲み、キヒヒと下卑た笑いを漏らす。
 何故だか理由は分からなかったが気の力が使えない。折角圧縮させた全身の気が解
放できないのである。女の昴がヘビー級の男とまともに戦うためには、打撃、組み技
ともに発頸と呼ばれる気の爆発が必要である。技は力の中にあり。小手先の技など、
圧倒的な力の前には全くの無力なのだ。
「何故だ……」
 羽交い締めにされた昴は、正面からの連打を浴びながら考える。
 男を愛し愛されるという喜びと引き替えに、自分が長年かかって積み上げた大事な
ものを失ってしまったと気付いたのは、彼女が意識を失うその寸前であった。



「いひひひっ。この女、やっぱり最高だぜ」
「お前の恥ずかしい姿をネットに流してやるぜぇ」
 男たちはデジカメのレンズを昴に向け、何度もシャッターを切る。
「いやぁぁぁっ。ヤメロぉっ」
 昴は身をよじってレンズを逃れようとするが、両手を梁から下ろされた鎖で縛られ
ていてはどうすることもできない。余りにも惨めな、恥ずかしい格好を強要され昴は
涙を流していた。
「やめろっ……頼む、やめてくれぇ」
 遂に哀願を始めた昴を無視し、男たちがシャッターを連打する。そのたびフラッシュ
が閃き、バドワイザーのボディコンスーツを着た昴を眩く照らし出した。伸び上がっ
ているため、スカート部はずり上がり、Tバックパンティを履かされたヒップが半ば
露わになっている。もちろん、ハイヒールを履くのも生まれて初めての経験だ。
 インストラクターの仕事をする時も、昴はいつもジャージしか着ない。人前で女っ
ぽい格好をすることのない昴にとって、これは男が女装を強要される感覚にほぼ等し
かった。

599:名無しさん@ピンキー
07/09/09 15:26:46 r13Am4Q0
「まだまだあるんだぜ、おね~さん」
「タップリと恥ずかしい思いをして貰おうか」
 男たちの傍らには、どこで入手してきたのか様々な衣装が山積みになっている。チ
アリーダー、バレリーナ、メイド服、そして種々の水着群。それらを全て着終わった
頃に、正気を保っていられる自信はない。
「お前らは糞に集るウジ虫だ、糞以下の存在だっ」
 昴は唾を吐き捨てて男たちをなじった。
「糞だぁ?」
「女の子がそんな下品な言葉を使ってはいけませんねぇ」
 男たちはこめかみに血管を浮き出させながらも、余裕の態度を崩さない。そして彼
女が一番恥ずしがるであろうメイド服を取り上げた。
「な……なんだ。やめろっ……そんな恥ずかしいものをオレに着せるな……」
 途端に昴の態度が弱腰になる。フリフリのフリルが満載になったメイド服は、秋葉
原で仕入れた超ミニスカのパーティグッズである。禿は嬉しそうにニーソックスまで
準備している。
「たのむっ。それだけはやめてくれ……後生だから……」
 そんなものを着たうえ「ご主人様ぁ~」などと言わされては、本当におかしくなっ
てしまうかもしれない。昴はプライドをかなぐり捨てて哀願した。
「そんなに嫌なのなら、これを着るのは許してやってもいいぜぇ」
「しかし、俺たちもこのままじゃ引っ込みがつかねぇ」
「俺たちに向かって糞と言ったことを謝って貰おうか」
 男たちは嵩に懸かって昴に命令する。
「但しだ……女の子らしく上品にだぞ」
「上品さがなければ、即刻メイド服の刑だ」
 彼らはどちらにせよメイド服を着せるつもりであることをおくびにも出さない。
「しかし、上品と言っても……どう言えば……」
 昴は戸惑ったように男たちに助け船を求める。
「バカ野郎っ。そんなこと自分で考えろ」
 昴は女の子らしさと無縁であったことを後悔した。本当の女なら、こんな時男が
喜びそうな台詞が思い浮かぶのだろうに。
「どうして糞なんて罵ったのだろう。他に言いようがあったろうに……」
 昴は後悔しながらも、しばらく黙り込んだ。そして彼女なりに必死で考えた、女ら
しい言い回しを口にした。
「…………う…………う ん こ っ こ……?」

600:名無しさん@ピンキー
07/09/09 16:23:07 ANIMB9Aw
褒めてた奴はバカ、貶した奴もバカ
ご丁寧に長文の添削した奴は一番のバカ
俺たちみんなバカばっかり

601:名無しさん@ピンキー
07/09/09 16:36:04 NKRGA3Mf
今度はヒロインに糞をかわいく言い直させて「う ん こ っ こ」か
教えてくれ、いったいどうやったらこんなアクロバティックな発想ができるんだ?
君自身のことはともかく、君の作品には>>669>>673みたいにwktkしてくれたり
>>678みたく必死で擁護してくれるファンも付いてきたみたいだし
どうだろう、ここらでまともな書き手になってみては?

602:名無しさん@ピンキー
07/09/09 16:57:11 8BrCgljX
人称を変えたり書式を変えたりトリップまで付けてみたり・・・毎度ご苦労なこった
だが、武道家が急所の知識をオナニーに利用するなんて発想はなかったな
次はどんな手を使ってくるのやら、読めないだけに怖いやら楽しみやら

603:名無しさん@ピンキー
07/09/09 17:05:05 dGJCJ5Qn
うんこの浅知恵を使った次の一手くらい見当はついてる
「それは成りすましの書いたニセの続きです」とか言って別バージョンの続きを投下する予定なんだろ?
今度はまともなエンディング迎えさせ、GJ連発させてといて後から笑おうって考えなんだろうねぇw
残念だけど代わって先に言っといてあげたから、もうその手は使えないよww
現在必死になって書いてる駄文SSを無駄にしちゃったかな? はい、お疲れさんwww

604:名無しさん@ピンキー
07/09/09 20:33:29 9Bnu2Wh/
GJ!

605:名無しさん@ピンキー
07/09/09 20:45:50 PPyubut+
BJ!

606:名無しさん@ピンキー
07/09/09 21:16:51 06UAclCA
>>694
それは充分に考えられる
前編と後編の間で盛んに自演でSSを貶める工作していたみたいだから
今思えば、次のそのまた次の布石として下準備してたのか

607:名無しさん@ピンキー
07/09/09 21:46:25 oqrEFv6/
このスレじゃ、SS自体よりもそれを書いたのが誰であるかの方が重要みたいだな
彼の作品読んだの今スレの3本のみだけど、普通に上手いし話もよくできていると思う
毎回オチにあるうんこっこへのこだわりはよく分からんが、前にスカトロ関連で住民と揉めたのかな?

なんにせよ過疎スレ住民からしたら羨ましい限りだ

608:名無しさん@ピンキー
07/09/09 23:29:41 FS6BDdIW
いや、ここも過疎スレだから
これに関してだけは、住人の力不足、荒らしの目論見どおりにね

609:名無しさん@ピンキー
07/09/09 23:53:49 MrwLC4Uf
毎回オチがうんこっこなのは、こだわりじゃなくて、それしかオチが思い付かないんだろ。
オチも本番も書けないから、うんこっこで無理矢理終らせてるだけ。

610:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:00:40 khJSZ/OR
 机も何もない畳張りの老舗の高級旅館に俺と父さんと、そして彼女がいた。

 写真で見るよりも何倍も綺麗だと思った。 
 着物を着ているその女の子を見てそう思った。
 光輪輝く長い黒髪。黒曜石を思わせる伏目がちな瞳。薄く紅を引いた艶やかな唇。
色素の薄い、ともすれば静脈が浮き上がりそうなほど白く柔らかそうな肌。
 まるでオーダーメイドされた高級な日本人形みたいだ。
「初めまして。二ノ宮紅葉と申します」
 その日本人形みたいに、可愛いと言うより綺麗と表現するのが正しい女の子は頬を
僅かに紅くさせながら小作りな頭を下げ、照れたように挨拶をしてきた。
 ・・・・・・。
「司、挨拶しろ」
 目の前の女の子に、惚けたように見入っていた俺の無作法を咎めるように、父さん
が肘で俺をつつく。
「は、初めまして、森本司と申します」
 自分がこんな綺麗な子の前でアホ面晒したかと思うと、死にたくなった。


 後は若い者同士と、定番な発言をして父親が出て行った。
 ちなみに二ノ宮さんには付き添いが誰もいない。金策に走っているらしい。
 察しのいい人なら気づいただろうが、いわゆる、政略結婚ってやつだ。
 6年前までは普通の家だった森本家は、父さんが独立して身を粉にし興した会社が大
成功し、自家用ジェット機が持てるくらい大金持ちになった。大金持ちになった父さん
は会社の事で一杯になり疎かにしていた家族を省みることにした。母さんには欲しがっ
てた指輪を、俺には、欲しがっていた彼女を。かくして、俺の冗談を間に受けた父さん
は若くて綺麗な娘を持ち、かつ借金を抱え困っていた二ノ宮家に白羽の矢を立てた。金
欲しかったら、娘寄こさんかいと言う訳で。
 そんなこんなで今にいたり、娘が大事な親御さんは、足掻きとばかりに金策に走り、
姿を現さないのであった。

611:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:01:15 khJSZ/OR
「あの、司さま」
「は、はい」
 借金を肩代わりする立場だからこちらの方が心情的に上のはずなのだが、あまりの美
しさにこっちが萎縮してしまい、どもってしまう。
「何でしょう?」
 心情的に上、などと一瞬でも思った下種な自分に落ち込む。俺、さいてー。
「この度は本当にありがとうございます」
 畳の上で、深々と頭をさげてくる。
「え?」
 恨まれる事はあっても感謝されるような事をした覚えはなかったので、つい間抜けな
声をだす俺に構わず、頬をますます紅潮させ、二ノ宮さんはつづける。
「事業に失敗した二ノ宮家をお救いいただき、本当になんとお礼を申せばよいか」
 顔を上げた二ノ宮さんは、急に近づきその小さく華奢な手を伸ばし、俺の手を握って
きた。すっげー、すべすべ。俺、今、顔、真っ赤じゃない?
「つまらないお礼ですが、う、受け取ってください」
 手が震えてる。二ノ宮さんからそう感じた時、その手は俺の手から離れ、その白魚の
ような手は俺のスラックスのチャックへとかかった。
「と、殿方は、こ、こ、こういうのがお好きだと聞きました」
 彼女の潤んだ瞳と目があった。
「はしたない女だと、思わないでください」



612:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:13:47 IgcW1G5I
短期間にこれだけの数のSSが投下されといて、なんて贅沢な・・・

目論見と言えば、刑事物SSに荒らしが出なかったからうんこのSSだと思ったって住人がいたけど
思えばアレも次回作のための伏線だったんだろうな
次の武術系SSの前編が投下した後、慌ててふためいて自演の荒らしレス付けることにより
「ああ、やっぱりうんこって単純なバカだw」と住人を安心させたんだろう。

その結果は上の通りだが、まったくうんこの掌で踊らされちゃった感じだな。
まるでこのスレ自体が一つの心理トリックドラマの劇場になっているみたいだ。

何より怖ろしいのは、伏線のためだけに、不自然さを伴わずに前後編に分けられるほどの作品を
単なるおとりSSとしてあっさり捨て去ることのできる潔さだ。

これって幾らでもSSのネタはあるぞっていう、うんこの宣戦布告なのかな?

613:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:20:11 3xDY2KtB
いきなり積極的なAV女は萎えまくる

614:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:26:05 khJSZ/OR
>>698
ごめん、止めるよ

615:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:38:59 3uaxhI7e
小作りな頭で読む気なくした
普通、小作りなのは顔だよね
頭も駄目って言うんじゃないけど・・・
てにをはもおかしくて、あまり本読んでいない人の作品みたいだから

技術的にも「~の~の~」とか「~ように~ように~」とかは見苦しいから、
できるだけ他の表現に言い換えた方がこなれた感じがすると思う

あと、地の文に余りDQNな表現を使わない方がいいよ
書いてる作者までがバカに見えて仕方ないから

616:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:50:50 khJSZ/OR
>>700

ご指摘ありがとうございます。

すいません、一応、「司」と言う人物の頭の中で見た像として、書いてるつもりだったんですが
単に、文を見た人間を苛つかせるだけになったようで。
勉強し直してきます。

また、いつか投下した際、ご指導、ご指摘お願いします。



617:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:51:49 HrLbZosz
>>700
素直な和服少女とやってるだけでいい自由なSSと、必ず定型文で締めなければならないSSと
どちらが作成に困難を伴うかくらいは余程のアフォじゃない限り分かるよね?
しかも、ホントにウンコしちゃうのは1回こっきりで2度とは使わない縛りまで付けてw
それほど簡単だというのなら、君が一つアイデアを供出してあげればよいではないか
うんこSS一つ書けず、ageでしかスレに貢献できないDQNスレ主君?

618:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:56:10 mjFD1jIm
この粘着、自分に批判的な奴は全部スレ立て主扱いする癖があるからな。自演がすごいわかりやすい
お前以外に、お前の駄文を喜んでる奴が一人でもいるのかよ
ブレンスレだっけ? どこだっけ? お前が駄文投下して叩き出されたスレは

それはそれとして、このスレの住人は確かに情けないな
だからもう、次の圧縮で落としちまおうぜ
荒らしの望みどおりだが、これでもう、駄文垂れ流す場所もなくなるだろう

619:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:56:47 tfjNazIZ
>>701がウンコに弟子入り宣言?
ウンコすげえ、ファンだけじゃなく遂に弟子まで持ちやがった

620:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:59:02 WuSmuU4D
本当に分かり易い>>1だなw
お前ら実にいいコンビだよww

621:名無しさん@ピンキー
07/09/10 01:18:04 Jrh3KVnS
>>お前以外に、お前の駄文を喜んでる奴が一人でもいるのかよ


人ごとだけど、気になったのでざっと数えてみた

483,484,489,492,494,497,572,617,643,644,645,646,669,673,676,695
まあ俺みたいに詐欺にかかった人もいるだろうけどw

622:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:00:46 wFx8W8kc
自演だろ、それ全部w

623:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:00:54 c9mLjyMX
>>709
普通に別のめぼしいスレ見つけて、そこに移住するだけだと思うぞ
俺たちほどにはこのスレのこと特別だとは思っていないだろうから

624:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:07:41 GAtFp80G
>>713
そうだよなぁw
あんな駄文にGJ付けたりするお人好しな住民など、いるわけないもんなぁww
うんこ如きに騙されて、真っ赤になって悔しがってるようなバカがいるなど信じられんものなぁwww

625:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:18:50 oLWVhCLX
151 :名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 10:28:45 ID:43ItGkrq
>>150
よぉ
次はどんな間抜けなミスやって恥かくんだ?
良かったな、一部の書き込みあぼーんしてもらって
後から見た人には、お前の間抜けな自演発覚の書き込みを見られなくてすむぞ



709 :名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 00:56:10 ID:mjFD1jIm
この粘着、自分に批判的な奴は全部スレ立て主扱いする癖があるからな。自演がすごいわかりやすい
お前以外に、お前の駄文を喜んでる奴が一人でもいるのかよ
ブレンスレだっけ? どこだっけ? お前が駄文投下して叩き出されたスレは

それはそれとして、このスレの住人は確かに情けないな
だからもう、次の圧縮で落としちまおうぜ
荒らしの望みどおりだが、これでもう、駄文垂れ流す場所もなくなるだろう



今更だが、この2つのレスが見事に対になっていて非常に興味深い
自分の恥を隠すのにレスではなく、スレごと消滅させようと計るのはスケールがでかいな

626:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:30:00 wFx8W8kc
>>714
良いんじゃね? 別の場所に移っても、このスレほど為すがままではないだろ

627:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:32:12 wFx8W8kc
つうかさ、実質、台詞の人、一人のためだけに次スレ立てるのか?
荒らしの存在をすべてあぼーんしたら、ただの過疎スレだし、こういう場合一回落とすこともあるだろ

628:名無しさん@ピンキー
07/09/10 06:29:04 21pN4/DF
うんこっこかそうでないかを確認するため作品の最後のレスをチェックするようになった
そのせいでたまに結末の文章が目に入ってしまいなんか萎える
うんこっこでスレたててそこでやってもらえれば嬉しいんだけど

629:552 ◆4nqb.Jq00M
07/09/10 07:10:31 x6KnRlzm
この状況で分割投下する時はトリが必須なことに気付いた。
そこまではやらないだろうと思ってたんだが……

二、三日中に後半持ってきます。

630:名無しさん@ピンキー
07/09/10 11:13:25 319OUJPc
新参や通りすがりのフリしてるのは、全部粘着の自演なんだろうけど
今となっては、削除依頼出して粘着荒らしの痕跡を消したのが仇となったかな?
仮に本当に新規の訪問者がいたとしても、こいつがどれだけのことをしたやつか、客観的な痕跡が残っていないからな

それはそうと、ここで、むしろ上げてみる

>>720
騙りや釣りでなく、本当に勝手に続編を書かれたの?
本当なら、どうなんだ、その行為は

631:名無しさん@ピンキー
07/09/11 00:30:53 zjdgvmTi
たとえここを落としても、他の4~5スレにも粘着してる糞野郎だからあんまり意味無いぞ
もしかしたら模倣犯かもしれんが、この糞が冤罪になったとこで誰も困らんからどうでもいいか

632:名無しさん@ピンキー
07/09/11 01:26:18 YVb7OURV
他人の名を騙って、勝手に連載中の作品を終わらせたりするのは、もし本当なら、今までで最も悪質な行為じゃね?
本当なら、ね

633:名無しさん@ピンキー
07/09/11 08:17:35 uSGfAS+P
ここはむしろ、上げていこう

634:名無しさん@ピンキー
07/09/11 16:03:41 YLVdgm0n
>>683実行しない?
雑談中は流れ切るのに必死みたいだし。

635:名無しさん@ピンキー
07/09/11 16:32:08 qGDHO4+J
>>こいつがどれだけのことをしたやつか、客観的な痕跡が残っていないからな

「完全制圧完了記念」と「うんこっこ」以外なんかあったっけ?

636:名無しさん@ピンキー
07/09/11 23:32:22 xTKiSaNy
てか「和風美少女でうんこっこ」ってスレ立てたら移動してくれるかな?

637:名無しさん@ピンキー
07/09/12 00:03:26 gk78ax+4
スカトロスレとかないのかw

638:名無しさん@ピンキー
07/09/12 00:12:49 8tI6Prnf
あるよ
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所 4【汚物】

1 :名無しさん@ピンキー :2007/07/26(木) 23:59:05 ID:1UQ8mSrO
他スレで日ごろ迫害されがちなスカトロ系の妄想ネタやSSなどを吐き出すスレです。
版権物の二次パロ、非版権物のオリジナル、いずれも歓迎です。

ネタはライトな便意我慢やトイレ覗きから、ディープな飲尿吐瀉食糞塗便まで、
女性キャラの排泄関連をテーマとしていれば大小上下固形液ガス問いません。
ふと思いついた一行ネタから、貼るに貼れずお蔵入りしていた長編SSまで、
巧拙に関わりなく、形式その他なんでもありで参りましょう。

sage推奨。紳士はこういう時sageるものです。

スレリンク(eroparo板)

639:見習職人
07/09/12 00:25:51 ivKmyWsx
それがなんなんだW

640:名無しさん@ピンキー
07/09/12 10:19:12 WqH/vldk
「荒らしをスルーできない奴も荒らし認定」な方には
住人の大半が荒らしに見える罠罠
『スルーできない奴』も華麗にスルーできればあなたも立派なマタドール

641:名無しさん@ピンキー
07/09/12 10:52:26 O23MrHxS
しかし、そうすると、このスレが何も見えなくなってしまうという諸刃の刃

642:名無しさん@ピンキー
07/09/12 11:02:33 EZT7F8gx
うんこ氏は名前と口癖がスカトロなだけで
本当の意味でのスカトロはもう書いていないからな

643:名無しさん@ピンキー
07/09/12 13:10:42 WqH/vldk
このスレ開きながら寝てたら
黒髪ボブカットの吊り目な妹と
黒髪ロング(腰まで)の垂れ目な姉が
俺の両腕にしがみついてきてさー
すげぇ幸せな気分だったよ

そんな一人っ子な俺


644:名無しさん@ピンキー
07/09/12 13:30:40 WwYYcJU9
大丈夫か?
夢に出てきたまるで似てない姉と妹はきっと異母兄弟だぞ
心理的に病んでいるんじゃないか?
大事にしろよ

645:名無しさん@ピンキー
07/09/12 15:09:47 yu9VId21
ニートな生活が続き、自分が両親からも疎まれてるって薄々感づいてるんじゃね?
いらない子だっていう強迫観念が深層心理に働きかけて、いもしない兄妹が夢に出てきたり
彼女らに慕われたいって願望に結びついているんだよ

タレ目の姉は母親や妻、即ち自分を抱擁してくれる存在を意味し、
つり目の妹はネコ=言うことを聞かないけど可愛い存在、つまり娘を象徴しているんだ
家庭なんてイラネって突っ張っていても、心の底では暖かい家庭を築きたがってるんだよ、君は

こんな所に来ていないでハローワーク行け
全てはそれからだ

646:名無しさん@ピンキー
07/09/12 18:04:11 WqH/vldk
>>735
無論だ
>>736
大学生はまだ夏休みなんですー!><

腹減ったな…和服美人が膳を運んでくれないものか

647:名無しさん@ピンキー
07/09/12 18:42:28 ayQCT7pT
最近は脳内大学にも夏休みがあるのか?
脳大って卒業後は自宅警備員くらいしか就職がないんだろ
大変だな

648:名無しさん@ピンキー
07/09/12 20:40:46 WqH/vldk
>>738
日本語でおk

外人さんでも和の心を持ってればアリかな


649:名無しさん@ピンキー
07/09/12 20:49:38 QfPZUOp6
金髪さんが「スシ!スキヤキ!」か・・・


まあアリじゃない?

650:名無しさん@ピンキー
07/09/12 21:59:55 8tI6Prnf
>739
行ったことなさそうだし、大学の夏期休暇のシステム知らなくても仕方ないんじゃない?

ちなみに和心持ちの外人さんもおkじゃね?
知り合いに柔道家なアイルランド娘が居たけど、彼女の裸締めは凄かった

651:名無しさん@ピンキー
07/09/12 22:19:42 ivKmyWsx
相変わらずギスギスしてんなW

652:小ネタ@249
07/09/12 22:24:12 wC/ItH8d
「ああもう、大人しくして下さい樹里」
「フリソデ、フリソデ」
 ―俺の彼女が金髪幼女を誘拐してきました。そして何を思ったか着付けを
しています。
「変なこと考えてないで、手伝ってくださいよぅ。樹里も、いきなり来て和服
を着てみたいだなんて……」
 志乃の抗議に、圭介は慌てて首を振った。心を読まれたことも驚きだが、自
分に幼女の着付けを手伝えというのか。今だって二人に背を向けて悶々として
いるというのに……そんなことをしたら目覚めてしまうかもしれない。十歳程
度とはいえ、女は女だ。
「オソロイ、オソロイ」
「私は浴衣ですけどね。うん、お揃いです」
 志乃に張り付いてはしゃいでいる樹里と呼ばれる女の子は、本名はジュリア
ナ。志乃とは遠縁であるらしい。
 突然他人である圭介の家に尋ねてくる辺り(志乃の家に行けばいいものを)
ちょっとズレてる。―まあそれは志乃も同じか。
「はい、できました」
 志乃が言ったので振り向くと、白い肌と金髪に赤い振袖が映えなんとも可愛
らしい姿になった樹里の姿があった。
「へえ、以外と似合うもんじゃない」
 こういう服装は日本人にこそ、と思っていたがこれはこれでいいものだ。
「オソロイ、オソロイ」
 余程嬉しいのか、樹里は志乃に抱き付いている。志乃も苦笑こそしている
が、迷惑には思っていないようだ。和服の女が二人、じゃれ合うのは見てい
て微笑ましい。
「オンナジ、オンナジ」
「ひゃうっ!」
 志乃が悲鳴じみた声を上げる。それというのも、樹里が彼女の平坦な胸を両
手で鷲掴みにしたからだ。……同じ、か。
「な、何するんですか!」
「ペタンコ、ペタンコ」
 志乃は顔を真っ赤にして怒るが、それも樹里を喜ばせているだけだ。やれや
れどっちが子供だか。兎にも角にも一つだけ確かめておかなければ。
「樹里ちゃん樹里ちゃん。感触はどうだった?」
 志乃は貞操だなんだには五月蝿いので、触らせてもらったことがないのだ。
「圭介さん!」
「フニフニ」
「樹里も答えないで下さい!」
 ついに志乃は涙目になってしまった。その頭を、精一杯背伸びした樹里が優
しく撫でる。まるきり立場が逆だ。
 因みに圭介がにやにやと笑う原因は、二人の和やかさもそうなのだが、『フ
ニフニ』を夢想していることが大半であることは言うまでも無い。

653:名無しさん@ピンキー
07/09/12 22:41:28 7RnP9Lim
大学の夏休みって7月1日から8月31日までのところと
7月20日から9月20日までのところとがあるよね
ちなみにうちは8月一杯までだったけど
脳大は9月20日までなのかな?
中卒の>>741には理解できない話だろうけど

654:名無しさん@ピンキー
07/09/12 22:56:54 VHnTSrqw

【審議中】

     く|   ,..-─-ヘ/i |> .,. ‐- 、
    <>ヽ、 ,'y,..-=== y__」//(,'、 ,  ヽヘ
     <>〈`'γ ノノハノノハノ<^(リハレル Y^
    ,ヘ/L─-リ ゚ ヮ゚ノ!|ノ<> i、゚ヮ ゚リ从
    Lニ)r_」=== イつyiつリ> ,(!_Y' 〈_>lヘ, ─ヘ ,l
   ,ヘ、i ノノλノハノヘ,_!__」>,  ⌒i,l`i´ヽ_>'y=ー=ーノ)ヽ,l
   ,'  `(ハリ ゚ ヮ゚ノi) ノ~トノ"    "'、j、j-''" 〈l_ハレレ_l i
  .i   >〈(つi!.,.ィ ーrーr 、   /´   ` 、,  |!、 - ゚ |i| l|
   vヘγk´_/ y' "´ ̄`'ヽ  .!_     .ヽ i,!iハ.i !lヽ!
      `゙r_,ィ.ノ      ゝ 〈(゛‐-ー‐ "il_i l i Lll ),|
         ルi,,    ,,リ§ !,|       i└、j"、j'┘
          'k'_,i{X l}〈つ  k'i       i
          /'/_ハ.ゝ、  (ンλノレ!ノリjノ
          `'ト_ノ'ト,ノ"    ゛'、j'、j┘


655:名無しさん@ピンキー
07/09/12 23:03:33 WqH/vldk
>>743
thx&GJ


656:名無しさん@ピンキー
07/09/12 23:28:23 FG1GZJUn
>743
なんかニヤニヤしちまうじゃねえか
GJ

657:名無しさん@ピンキー
07/09/13 00:19:23 GvDCdfVk
>743
GJ!
浴衣イイw

658:名無しさん@ピンキー
07/09/13 23:30:49 2f/wt8uI
久々にスレが平和だ

659:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:21:25 Dd8kVEyw
うんこがアク禁にされたから

660:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:29:02 +FsFs5RA
てことは、これからは手口を変えて現れるんだろうな

661:名無しさん@ピンキー
07/09/14 01:20:10 3Ku+ObsL
だけども問題は投下がない事


662:名無しさん@ピンキー
07/09/14 01:24:42 51EceftN
昨日>>743があったじゃないか
常駐がほとんど過疎の俺からすれば上出来だぞ

663:名無しさん@ピンキー
07/09/14 01:55:56 q4IatZsz
待てば海路の日和ありってね

664:名無しさん@ピンキー
07/09/14 05:09:02 YchKwLTX
あのうんこが最後のうんことは思えない。
これからも第2、第3のうんこが現れるに違いない。

そのとき我々はどうしたらよいのだろう・・・

665:名無しさん@ピンキー
07/09/14 11:15:30 grR6iXMH
てか、あいつ携帯使ってるのかどうか知らんけど、複数の接続手段を持ってたよな
それはそうと、本人が沈黙すると共に、賞賛レスも見事に沈黙したな

666:名無しさん@ピンキー
07/09/14 11:41:50 dO9ZiQOV
これであの流れが一人の阿呆の自演だったって証明されたわけだよ

自演じゃなくて全員別人だったら洒落にならないんだけどなwww

667:名無しさん@ピンキー
07/09/14 17:34:47 wxxl+Utf
>>756
うんこ氏がいないとこのスレが急速に衰退してしまうということが証明されたんだよな
早く次の餌を投入してくれないかなぁ
神がいないと俺たちってどうしたらいいか分からなくて沈黙せざるを得ないよな

668:名無しさん@ピンキー
07/09/14 18:52:54 3Ku+ObsL
江戸っ子な銭湯の番台娘に、背中を流される妄想が浮かんだ
和風だけどスレ違い?


669:名無しさん@ピンキー
07/09/14 19:34:29 euSMjFpw
ただの口の悪いオトコ女になってしまうような気が

670:名無しさん@ピンキー
07/09/14 19:57:28 3Ku+ObsL
>>760
番台娘の手が止まったのを不思議に思い振り返ろうとしたら後ろから抱き着いてきて…みたいな
ごめんね、もう黙るよorz


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch