無口な女の子とやっちゃうエロSS 2回目at EROPARO無口な女の子とやっちゃうエロSS 2回目 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト250:名無しさん@ピンキー 07/07/07 06:40:13 qF8F0BcQ 続き待ち保守 251:230 07/07/08 17:47:46 GzuXLU2D 申し訳ございません。 これより、投下させていただきます。 前回より長い上に、エロも少な目かもしれません。 それでも構わないという方は、片手間にでもお読みください。 それでは、本文です。 252:彼女の事情と僕の慕情 07/07/08 17:48:50 GzuXLU2D それから彼女から連絡があったのは、あの花火の夜の三日後だった。 僕はその日はバイトが休みで、朝から自室でゴロゴロとしていた。 一応言っておくが、ただゴロゴロしていたわけではない。 『家庭の医学大百科』なる書物で調べ物をしていたのだ。 調べていたのは当然、彼女の持病。 しかし、この本が古いからか、それとも彼女の持病はよほど特殊なのか、残念なことに この本には彼女の持病については触れられていなかった。 ちなみに、何故三日後の今、調べているかというと、僕は小さいころから本を読んでいると 眠くなってしまう体質だからだ。だから、バイト前には読めないし、バイトの後に調べると、簡単に眠ってしまう。 だから、バイトが休みの今日、気合を入れて本を開いたのだが。 しかし、睡魔は目の前に来ており、意識の陥落は目前。 そのときだった。 僕の滅多にならない携帯がなり、半分眠りかけていた僕は一瞬混乱しながらも、それに手を伸ばした。 表示されたのは、知らない番号。 訝しみながら、とりあえず電話に出てみる。 「はぁ~い、もしもし」 「………………」 無言電話かと思った。 しかし、耳をよくすませてみれば、雑多な音に混じりかすかに人の声がする。 そして、その声は待ち望んでいた声でもある。 「ああ! あなたでしたか。お久しぶりです」 「………………」 「いえいえ。ちょうど今、暇していたところなんですよ。あなたも?」 「………………」 「ああ、そうなんですか。へぇ~…………」 「………………」 「………………」 会話が途切れてしまった。 「(なにか、なにか話題はないか!!)」 僕は必死に頭の中を探り、目を部屋中にいきわたらせ、何とか活路を見出そうとする。 しかし、無常にも救いの手は何処にもなかった。 「(くっ、これだから、馬鹿は救いようがないというのだ!!)」 自分の無能さが吐き気がするほどイヤになる。 しかし、救済は意外な方向から訪れた。 「………………」 「はい? 今、なんて……?」 「………………」 ――お暇でしたら、一緒に街で遊びませんか? そう聞こえた。 確かに、そう聞こえた。 「はい! はいはい! はい!! 喜んで!!」 「!……………」 いきなりの僕の大声に少し驚きながら、彼女は笑った。……ような気がする。 「今何処に居るんですか? え? 駅前? わかりました、直ぐに――」 それから僕は、音の速さで身支度を整え、光の速さで待ち合わせ場所に直行した(誇大表現)。 待ち合わせ場所の、何を意味しているのかよくわからないモニュメントの前。 僕は、待ち人を探す。 どうやら、自分のほうが早く着いてしまったらしい。 しょうがなく、近くのベンチに座る。 「――!? おぉ?」 すると、間違いなく空席だったベンチの端に彼女が座っていた。 「(あれ? さっきまではいなかったのに……)」 見落としていたのだろうか? というか、そうとしか考えられないが……。 気を取り直し、とりあえず、挨拶。 「お久しぶり、というのもなんですが、こんにちわ。待たせてしまいましたか?」 彼女は僕を見て、(気のせいかもしれないが)少しだけ顔を明るくした。 そして、丁寧に頭を下げた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch