【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合15at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合15 - 暇つぶし2ch750:名無しさん@ピンキー
07/05/25 17:41:47 087MhVXn
>>746 >>745
の おっぱいが違ってそうな件について・・・

あと姫さまは洗脳消去が復活フラグだと信じてる。


751:名無しさん@ピンキー
07/05/25 18:32:40 i0BBkiW1
>>750
姫様は洗脳消去の後遺症で、記憶を失い幼児退行を起こします。

752:名無しさん@ピンキー
07/05/25 19:20:15 uA+io2TJ
>>750
同志よ!!

あれ?洗脳消去ってサイトのやつだよね?

753:名無しさん@ピンキー
07/05/25 19:24:01 XCrDnymf
>>751
うたわれはもういいです

754:名無しさん@ピンキー
07/05/25 19:27:38 FZ2E/tqf
ロマリアの教皇にも騙されてボロボロになる姫様
王位も正気も失った姫様に最終手段として忘却をかけるテファ
姫様が心を保つために必要なだけ記憶を消すと、
その後の姫様は何もかも忘れて幼児退行してしまうのであった

ルイズ「こでで良かったのよ…だって、こうするしか…」
姫様のあどけない笑顔の前で涙を流すルイズ


755:名無しさん@ピンキー
07/05/25 19:32:08 XCrDnymf
た・大変だ。どうしよう?
URLリンク(shop.m-matching.jp)

756:タイムトラボー
07/05/25 20:58:05 T7HeZXi8

「ちくしょう」
「おやどうしたんだい相棒」
「ああデルフか。どうしたもこうしたも、あのクソ女め」
「落ち着きなよ相棒」
「ああすまん。いや実はルイズがな、ちょっと口滑らしたことに腹立てて俺を蹴ったり殴ったり」
「要するにいつものことな訳ね」
「そういう問題じゃねえよ。ああ、あの女の性根叩き直してやりてえ」
「ふむ。どういうことだね?」
「つまりさ、たとえばあの女が子供だった時代に戻って奥ゆかしい大和撫子のなんたるかを叩き込んで」
「よし、じゃあそうしよう」
「あんだって?」
「実は今まで忘れてたんだが、俺には時間移動の能力があってな」
「そんな馬鹿な」
「いやホント。今まで忘れてたけど」
「都合よすぎるだろ!」
「今まで忘れてたんだから仕方ないだろ」
「いや仕方なくねえよ。いくらなんでも納得しねえよ」
「誰が?」
「誰がって……ほら、たとえばここを劇場に例えるとよ、お客さんが納得しねえだろ。途中で帰っちゃうよ」
「大丈夫だって、『今まで忘れてました』なんて無茶な理屈で納得するような客なんてさ、
 可愛い女の子が舞台の上で適当にエロいことでもやってりゃ『まあいいや』っつって最後まで座ってるから」
「そうかあ?」
「そうだって。全く馬鹿な連中さ、女の子が可愛けりゃ後はどうでもいいんだから。
 舞台袖に控えてる脚本家兼演出家だってきっとそう思ってるよ。
 っつー訳で、俺は今まで時間移動能力のことを忘れてた。OK?」
「あー、分かった。納得した」
「ちなみに他にもいろいろ忘れてるからね」
「忘れてねえだろそれ!」
「忘れてるんだって。何でも忘れてて都合のいいときに思い出すよ俺は」
「ああもうグダグダじゃねえか。まあいいや。じゃあお前、ひょっとして俺が元いた世界に帰る能力とかも忘れてる?」
「ああ、忘れてた。今言われて思い出した。そういう能力もあったよ俺」
「ちくしょう、なんか納得いかねえけどまあいいや。じゃ、早速計画実行だ」
「OK相棒」

「ちょっと、何すんのよあんた、私を誰だと思ってんの、縄解きなさいよ!」
「で、10年前ぐらいのルイズを捕まえて洞窟に閉じ込めた訳だ」
「これからどうするんだい相棒」
「そりゃもちろん、一度地球に戻って取ってきたこの道具たちを使って……」
「い、いや……やめて、何するの、いやぁぁぁぁぁっ!」


757:タイムトラボー
07/05/25 20:59:08 T7HeZXi8

「サイトさま、お食事のご用意が出来ましたわ」
「おう……ちょっとしょっぱいぞこれ」
「まあ、申し訳ありません、至らないルイズをお許しくださいまし、サイトさま」
「……凄いな、この教育セット。睡眠学習やら大和撫子を美化したビデオやら……一ヶ月ほどでここまで効果があるとは」
「エロいことは何もしてねえからね、一応」
「うむ、実に合法的だった。これで俺の未来も大分変わるはずだぜ」
「じゃ、帰るか相棒」
「ああサイトさま、どこへ行かれるのですか」
「ん、目的果たしたから帰るよ俺。大丈夫だって、数年後にまた会えるから」
「分かりました。ルイズはサイトさまにお会いできる日を一日千秋の思いでお待ちしております」
「……なあデルフ」
「なんだい相棒」
「ここまで変わっちまったこの子を、ルイズと認識してもいいのかね俺は」
「大丈夫だろ。『これこれこういう理由があったからこんな性格に変わりました』って言っときゃ、客だって納得するよ」
「なるほどねえ。じゃ、帰るか。ああ、どうせだから俺がハルケギニアに召喚された日の地球に帰ろうかな」
「OK相棒。じゃ、また会える日を楽しみにしてるよ」
「おう。んじゃな」

「で、帰ってきた訳だ……うん、召喚の儀式の当日だなこれは。で、この目の前のゲートをくぐれば」
「ああサイトさま、再びお逢い出来る日を楽しみにしておりました」
「と、こうなるわけだ。やあ久しぶりルイズ。俺今日からお前の使い魔ね」
「まあ、でもサイトさまを使い魔にするだなんて」
「名前だけ名前だけ。っつーか、やっぱり俺に仕える方がいい、ルイズは?」
「もちろんですわサイトさま。ルイズはサイトさまのために、この命をかけて尽くし通す所存でございます」
「よしよし。じゃ、まずは部屋に行くか」

「うむ、懐かしい我が家だ」
「サイトさま……」
「おうどうしたルイズ、急に擦り寄ってきて……って、何故俺のズボンのファスナーを下ろす!?」
「ルイズはサイトさまとお別れした後も、さらにお役に立てるようにと努力して参りました」
「それとこの行為に一体どんな関係が」
「殿方の逸物に対するご奉仕も女たるものの務め……では」
「いや、ではじゃなくて……いやぁぁぁぁぁ!」

「さあサイトさま、今日はサイトさまの武器をご購入いたしましょう。どれでも好きなのを」
「おおデルフ、会いたかった!」
「やあ久しぶり相棒。世話焼きのご主人様との生活はどう……おやずいぶんやつれ果ててるね」
「助けてくれデルフ、あいついろいろ底なしだよ! 俺が枯れてもまだご奉仕してくるんだ」
「ははあ、なるほど、尽くせば尽くすほど喜びが増すタイプなのね」
「もう一回タイムトラボーだデルフ! 元のルイズに戻しに行くぞ」
「あ、それ無理。タイムトラボー能力忘れてたから俺」
「はぁ!? なんだそりゃ、いくら何でも展開が無茶だろ、納得しねえぞ俺は」
「大丈夫大丈夫、『今まで忘れてた』ってのが通用するんだから、その逆でもノー・プロブレム。
 言ったろ、この舞台を見に来てる客は、基本的に可愛い女の子が舞台の上でエロいことやってりゃ後はどうでもいいんだって」
「そんな」
「ふふ、サイトさま、武器を選んで学院に戻ったら、またたっぷりご奉仕してさしあげますわ」
「いやぁぁぁぁぁぁっ!」
「……ま、どんな子が相手だろうと相棒がひどい目に遭うのには変わりないわな」

 終われ。

758:訂正
07/05/25 21:03:43 T7HeZXi8

下から10行目

○ 「あ、それ無理。タイムトラボー能力忘れてたから俺」
× 「あ、それ無理。タイムトラボー能力忘れたから俺」

759:名無しさん@ピンキー
07/05/25 21:03:52 M3hj6Jp3
これはひどいwww
GJ!

760:名無しさん@ピンキー
07/05/25 21:09:15 T7HeZXi8
>>758
○と×が逆だ……何やってんだ俺はorz

761:名無しさん@ピンキー
07/05/25 21:37:16 1w55RpBb
なかなかおもしろいオチだったw
デルフいくらなんでも忘れすぎだwwww
GJだね

762:名無しさん@ピンキー
07/05/25 21:41:18 5eb0LdyN
なんということw
GJ!

763:名無しさん@ピンキー
07/05/25 21:48:34 FLJ1zmt9
デルフの忘れっぽさありそうでわらたww

764:名無しさん@ピンキー
07/05/25 23:09:09 F3H6oKQ/
こりゃシエスタいらねえな

765:名無しさん@ピンキー
07/05/26 00:11:57 i+juU9Bl
ルイズ・・・、8巻のころから思ってたけど、これはもうだめかも分からんね。

766:名無しさん@ピンキー
07/05/26 00:56:58 peQwiTmx
おう、解禁か。

アンリエッタ……神作家激震、まさかの撤退宣言! んで騙されてるし。
        トリステインの明日はどっちだ?
タバサ……不言実行、積極参戦。いきなりでぃーぷですかそうですか
ルイズ……お姫様属性獲得も、ややパワーダウンか?
     いかん、ツンにしか萌えなくなってるぞ俺。
教皇……ああなるほど納得。
才人……浮気の大義名分獲得。え、違う?
テファ……ようやくスタートラインに。次巻に期待!
カトレア……無敵。祭るしかない。
ヨルムンガント……あのぉ、あっさり20メイルって仰いますけどノボル神?
         それってガン○ムよりでっかいですよね?

ドトーの展開ジャマイカ! 12巻発売いつ?

767:名無しさん@ピンキー
07/05/26 01:16:24 U3mGWyPb
まあ、あれだよね。
サイトとカトレアに抱かれながら寝る・゚・(つД`)・゚・

768:名無しさん@ピンキー
07/05/26 01:41:31 yhw2KuqN
祭り解禁。

タバサの唐突な「はい」とゆう忠犬セリフには悶えた。才人はこれで色々と
動きやすくなったしな。・・・アン様はもう何も言うまい・・・orz
また暗黒面に入っちゃったし

769:名無しさん@ピンキー
07/05/26 02:29:28 tgDN7VJy
こうして見てみると…

記憶消去、タバサ忠犬化、ルイズツンデレ、おっぱい3姉妹(キュルケ、テファ、シエ)チョイ役化、ルイズオヤジ(+ママン)最強伝説


なんだヤマグチノボルってこのスレの職人さんたちの集まりだったのか

770:名無しさん@ピンキー
07/05/26 02:36:52 i+juU9Bl
なんか近いものがあるな。
記憶を消去する前後のルイズの行動や言動とか。
ただ、想像以上の想いをモノローグでぶちまけてるが。
ノボルがこのスレも見てるならミックスアップが期待できるな。

771:名無しさん@ピンキー
07/05/26 02:37:49 p9nd+MWE
かいきーん!まずこれを叫ばせろ。





タバサァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
ディープキタァァァ!!
これはネタになる!さあ!エロタバサ物こい!来るんだ!いや来てくださいお願いします。

772:名無しさん@ピンキー
07/05/26 06:39:33 yhw2KuqN
11巻
才人:ルイズへの偽りの感情もなくなり真・ラブコメ主人公化。
ルイズ:立場逆転。「ひどい、ひどすぎるわ」。虚無=嫉妬
シエスタ:才人独占権保有中。ピッピッチじゃねーかw
テファ:「胸のおかしい~(ry」ギーシュに視姦(笑)12巻に好御期待
カトレア:甘えたいお姉ちゃんキタ━(゚∀゚)━!
タバサ:忠犬&策士化。ルイズからも才人を護り隊!初モノはディープで!
アン様:ダークサイドへ・・・。また才人とBattle?
カリン様:((((;゜Д゜)))ヴァリエール家最強。

773:名無しさん@ピンキー
07/05/26 11:02:34 uQD4Vs4u
途中まで姫さま成長したなぁと思ってたのにやっぱりあほの子か
これは姫さま暴走→サイトがとめる→やっぱりサイト殿はわたくしの騎士ですわ
な流れを期待していいのかね?

それはまぁ置いといて
1レスサイト帰ったその後ネタ
11巻ネタバレ9文字とオリキャラ一人います

774:名無しさん@ピンキー
07/05/26 11:03:25 uQD4Vs4u
お母様はお屋敷の一番東の部屋でお祈りをしていた。

「始祖ブリミル様にお祈りしてるの?」
「これはね、犬なの」
「犬?」
「そう犬よ。でもね、犬はね、どんなときでもご主人様を守ってくれるの」
「へぇ、使い魔みたいね」
「そうね。あなたも守ってもらえるように一緒にお祈りしましょうね」
「はい、母さま」

ねぇ、サイト。あんたもうこっちでのこと吹っ切れた? あの夜のことは今までご主人様
に尽くしてきたことに対するご褒美何だから気にすることなんてないのよ? わたしはあ
れからもててもてて大変だったわ。わたしの魅力からしたら当然ね。あ、嫉妬した? ふ
ふ、犬の癖に生意気ねぇ。まぁでも全員無視してやったわ。だってわたしってばとっても
高貴なんですもの。なんてったって公爵家様で王位継承権もあって伝説なんですもの。そ
んじょそこらの貴族じゃ釣り合わないわ。
わたしね、もう何年もあんたの顔見てないし、声聞いてないし、守ってもらってないけど
今度は塞ぎ込んだりなんてしなかったわ。だって会えない期間が長ければ長いほど再会の
嬉しさが増すって知ってるもの。あっちの世界に行けばまた会えるもの。でも急いだりは
しないわ。だって自殺なんてしたら天国に行けなくなっちゃうもんね。あ、あんたもし天
国に来なかったらお仕置きだかんね。わたし会えるの楽しみにしてるんだから。もし来な
かったら地獄の果てまで追いかけてって見つけ出してお仕置きしてやるから覚悟してなさ
いよ。ふふ……
この子ねあんたの子なのよ。あんたは知らないでしょうけど。父親がいなくていろいろ大
変だったんだから。まぁ女手には困らなかったわ。むしろ多すぎて困ったわ。ああなんか
ムカムカしてきたわね。いえ、みんなには感謝してるわ。ほんとよ? でもここまで育て
たのわたしなんだから。後数年もすれば使い魔召喚する年よね。この子どんな使い魔を呼
び出すかしら。安心して任せられるかしら。でもそれまではあんたが守ったげてね。

終わり


775:名無しさん@ピンキー
07/05/26 11:30:59 2aTY/b9d
思い出だけじゃ人は生きていけんのです……

776:名無しさん@ピンキー
07/05/26 11:48:12 iUQ5WLHx
そうでもない人もいるよきっと。
俺は無理だけど。むしろ恥ずかしい過去を捨てたいです。

777:名無しさん@ピンキー
07/05/26 11:59:26 FjzyTkqc
>>774
そして、数年後。呼び出されたのは30台の渋い父親。そして娘と母とその他の地獄の修羅場が…まで読んだw

778:名無しさん@ピンキー
07/05/26 12:01:03 i+juU9Bl
ルイズはちゃんとした別れ方なら大丈夫かな。
7巻みたいな別れだったら周りの人たち、フォロー大変だろうな。

779:名無しさん@ピンキー
07/05/26 12:06:00 dWe8f9Eg
>>774
ちょwwwテメーのせいでブチ壊しじゃないかwww
想像したら止まらないぞどうしてくれるwww

780:名無しさん@ピンキー
07/05/26 12:13:18 dWe8f9Eg
アンカミス、>>777な。

781:名無しさん@ピンキー
07/05/26 12:48:40 cbNnPumg
担い手が聖地の門使えば、自由にゲート開けるとかいう落ちになりそうだ
才人は地球に帰りましたが、ハルケギニアでもハーレムやってます、とか

782:名無しさん@ピンキー
07/05/26 13:59:04 k5Ry9rt3
サイトはこっちの世界の文字も読めるように努力するようになったしな。

783:名無しさん@ピンキー
07/05/26 14:33:33 XmM9FKL4
エンディング後もエロパロとか同人とかしやすい妄想が広がりんぐなオチならそれでよし

784:名無しさん@ピンキー
07/05/26 17:58:24 wPfGqFnI
>>781
ゲートが開いた時、才人は地球で結婚してました、なんてことになったら血の雨が降るな。

785:名無しさん@ピンキー
07/05/26 18:30:40 gSNhKkLO
ラスト、帰るのかな。帰るんだろうなぁ。

ルイズ他女の子多数 < 味噌汁

……マリコルヌの気持ちがよくわかるぞ。

786:名無しさん@ピンキー
07/05/26 18:56:02 giDSvSfI
おまいら・・・
ラストとか何年後の話してんだよwww

787:名無しさん@ピンキー
07/05/26 19:00:11 2aTY/b9d
いやいや、第二の黒幕・ヴィットーレ教皇も遂に表舞台に現れたし、案外14巻くらいでサクッとだな……

788:名無しさん@ピンキー
07/05/26 19:01:34 giDSvSfI
ヒント
つ「シャナ」

続けようと思えばいくらでも延ばせるもんさ

789:名無しさん@ピンキー
07/05/26 19:02:00 CSUbkC0j
日本 両親・学校・親友・隣の席の女子・テレビやインターネットなどの文明・テリヤキバーガー・でも普通の人

ハルケギニア ルイズ他数多の美少女・英雄で貴族という立場・でも死と隣り合わせ

あなたならどっち!?

790:名無しさん@ピンキー
07/05/26 19:27:32 tjUosH48
つ日本。

なんてヤツはこのスレにはおらんだろ。
ああでも、12巻が読めなくなるのか?

791:名無しさん@ピンキー
07/05/26 19:28:46 F5BCEGXx
せっかくだから俺は両方選ぶぜ、なサイトを希望

792:名無しさん@ピンキー
07/05/26 19:32:05 355o6fLY
新刊感想
ひょっとしてアン様がいない方が世の中平和じゃないのかという悟空的ポジションに収まりました

793:名無しさん@ピンキー
07/05/26 20:43:34 2aTY/b9d
全ての元凶は喪に服すだとか何とか言って責任逃れ続けてる后殿下。
つか、説教してんのマザーリニだけじゃねーか……何やってんの母親……

794:名無しさん@ピンキー
07/05/26 21:04:33 tjUosH48
まあなんだ、ぶっちゃけるとアレだ。
ガリアがエルフと約束した以上、虚無集めるのはこっちでしないと話が進まん。
特にロマリアにはルビーすらないしな。焦って誑かしもするだろ。
あんまりアン様を責めるな皆の衆。
いざとなりゃ、祈祷書燃やせば済む話だし。

795:名無しさん@ピンキー
07/05/26 21:30:49 yhw2KuqN
>>791
ご都合ENDで両方を行き来できるようになるじゃないの?>才人

>>793
確かに散々甘やかして育てて今は完全に放置だもんな

796:名無しさん@ピンキー
07/05/26 21:38:41 CSUbkC0j
>>795
でも、あんな文明の違う日本とハルケギニアを行き来してたら頭が混乱しそうだな

797:名無しさん@ピンキー
07/05/26 21:48:12 q+ugm+yZ
今日もタバサに字を教えてもらってたサイト君。ふとしたきっかけからタバサにパソコンを見せることに。
だけどサイトがルイズにお仕置きくらってる間にエロゲを起動してしまい…


っていう電波を受信した

798:名無しさん@ピンキー
07/05/26 21:49:24 2aTY/b9d
中世欧州へのタイムトリップツアーと思えば楽しいもんさ

799:名無しさん@ピンキー
07/05/26 21:53:02 F5BCEGXx
才人「この戦いが終わったら、俺、消えっから!」

800:名無しさん@ピンキー
07/05/26 22:09:28 Sw/BjXWb
>>793
サイトとセックルしてるに決まって(ry


静寂が支配する夜のトリステイン宮殿。
大貴族や重臣すら容易には立ち入ることの出来ないその深奥で、今宵も艶やかなる夜会が
催されている。 宴の参加者は、亡き夫に操を捧げる貞淑なる未亡人・マリアンヌ皇后。
もう1人は“我らが剣”、“神のハイパー兵器・ガンダールヴ”こと、サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ。

「あぁぁん、あなた~、マリアンヌされちゃう、また、サイト様にオチ○ンチン入れられちゃうぅ……。
 うぅ、 あなたぁ……、マリアンヌ、喪中なのにオマ○ンコされちゃうのぉぉ~ん!」
「くくく…、淫乱な雌豚め。 トリステインの国民も可哀想なもんだよなぁ。 敬愛する皇后がまさか
 こんなに浅ましい豚だとは夢にも思わないだろうな。 そうだ、隣室のアンにお前のよがり狂う声
 を聞かせてみようか。 ほら、『アンリエッタ、貴方のお母様は貴方がサイト様にかけた迷惑料の
 代わりに、毎晩サイト様にオ○マンコさせているのです』って言ってみろ。 啼くんだ、豚王妃っ!」
「んああぁぁぁ~ん、許してくださいまし、許してくださいまいぃぃっ~! あぁん、サイト様の逞しい
 英雄チン○ポがマリーのオマ○ンコえぐってるぅ! あぁ、好き~、大好きぃ、サイト様ぁ~ん!」

マリアンヌは少女のようにイヤイヤとかぶりを振りながらも、一方では娼婦もかくやという妓芸で
激しく腰を振り、サイトの性欲を否が応にも昂ぶらせる。
さもしい痴態を晒しながらも、年下のご主人様に気に入られようと、精一杯愛らしく振舞おうとする
雌奴隷の様子に満足したサイトは、嘲るような口調でマリアンヌ王妃に言うのだった。

「マリアンヌ、お前は可愛いババアだ」
「いや、いやぁぁ~ん……、そんなことおっしゃらないでぇぇ……。 マリーはまだまだ若いのぉぉ…、
 可愛いマリーなのおぉ~! だってだって、サイト様の赤ちゃんだって埋めるんだからぁぁ~んっ!」
「…………それは面白いことを聞いた。 なあ、デル公?」
「おうよ、相棒。 なら、やるこたぁひとつっきゃないわな」
「マルアンヌ、今日はこのままお前の膣内にぶちまけてやろう」
「サイト様ぁん、今日はマリーとっても危険な日なのぉ…、出されたら妊娠しちゃう日なのおぉぉ……」

そうは言うものの、マリアンヌの足はサイトを絡め取って離そうとはしない。
サイトは亀頭の先に押し付けられるマリアンヌの子宮口これでもかというくらい小突き回し、差し迫る
射精の瞬間を感じながら、その浅黒いイチモツを一層膨張させるのだった。

「ひぃぃぃん、サイトぉ…様ぁがぁ…、本気でマリーを孕ませようとしてるぅ! 来るぅ、来るゥ、可愛い
 マリアンヌの中にサイト様の子種が来ちゃうのぉ~んっ! あぁぁん、妊娠確実うぅ…っ!」
「しっかり、孕めよっ! 伝説の子種だ!」
「むははぁぁ~ん! 素敵ぃ、サイト様の子種で受精するの素敵ぃぃん!」


―マリアンヌと子作りEND

801:名無しさん@ピンキー
07/05/26 22:47:51 2aTY/b9d
そのハッソウは無かったわ……アン様の未熟な和服未亡人美女属性分は、お母様で補完だな

802:名無しさん@ピンキー
07/05/26 22:49:07 2Oe5xVHL
>>800
最低の屑だわ!!

803:名無しさん@ピンキー
07/05/26 22:53:19 sn9FL6tC
その調子だと姫騎士アンリエッタも凄い事になるなw
ティファニアもエルフオマンゴでいっぐぅぅw

804:名無しさん@ピンキー
07/05/26 22:58:19 VYZkKVM5
アンリエッタ=アンジェリカ
マリアンヌ=クリス
テファ=フローラ
こうかw

805:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:12:07 KazswKb/
>>800
そんな発想が浮ぶなんて…あなたって…本当に最低の屑だわっ!!


806:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:15:58 YEBF79JJ
>>800
というより全部伏字の意味がないじゃない…あなたって…本当に最低の屑だわっ!!

807:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:20:11 wPfGqFnI
姫騎士で検索すると、三種類のエロゲーしか出てこないんだなw
ルイズ・ティファニア・アンリエッタで被虐三銃士という妄想が浮かんだ。

808:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:25:06 CSUbkC0j
>>800
こんな下品なSS書くなんて…あなたって…本当に最低の屑だわっ!!
だからとっととカリーヌと子作りEND編を書きなさいよっ!!

809:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:25:23 iUQ5WLHx
最低の屑に嫉妬、と書くのは正直躊躇う。

810:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:32:29 KazswKb/
>>800
最低の屑的ノリでいくとハルケギニアの女性はいつ犯っても危険日ばっかりになる訳だな?w


811:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:44:23 sGzRazyH
>>800
アン様に新しいお父様ができるわけですね!

812:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:49:46 1/kJCJHa
なあ、実家から来た手紙って何ぞ?
カトレア危篤のお知らせじゃないだろうな…

813:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:52:31 sn9FL6tC
もう一度読み直せ

814:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:52:47 CSUbkC0j
>>812
ちゃんと嫁

815:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:58:34 1/kJCJHa
やばいな、読んでる最中はちゃんと理解してたつもりだったのに
ディープキスとツンデレサイトの衝撃で全て吹っ飛んでたわ…

816:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:58:36 i+juU9Bl
おそらく>>812はまだ読みきっていない。
あの場面を読み飛ばすことはまずないと思うし。

817:名無しさん@ピンキー
07/05/26 23:59:37 i+juU9Bl
>>815
って、読み終わってたのか。
ごめんなしゃい。

818:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:10:55 l1+M+M2i
いやーしかしエロパロ的にはとても良い11巻でしたわ
出来ればテファがどこで暮らすのか知りたかったけど

819:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:22:01 5U3xWLi3
タバサ物カモン

820:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:31:32 ZDVPqssE
テファがトリステインに行っても虐待されるか忌避される情景しか思い浮かばないんだが

821:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:36:57 l1+M+M2i
それはそれで一本いける

822:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:48:42 8pvXGbhz
――タバサはミョズニルトンに感謝していた。
あの時の襲撃によって、タバサには自身の行為を正当化する
理由が出来たのだから。

講堂、図書館、中庭の真ん中。 ――そしてルイズの部屋。
タバサはルイズが居るところに限り、サイトの唇を貪っていた。
講堂では4回、教室で8回。  ルイズの部屋に入ってからはずっと。

 タバサはいつも情熱的にサイトの口内を犯し続けた。
舌を絡め吸い取り、歯の裏や、軟口蓋を舌先でなぞる。
時にはルイズに勝ち誇った笑みをやり、唾液をすする。
時には軽いフレンチ・キッスを一度きり。

タバサはキスの度、わざと水音をさせる。
嫉妬に燃えたルイズの視線を心地よく感じた。

823:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:49:08 iP5l1J1t
>>820
大丈夫、みんなあの胸にしか意識できないから。

824:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:49:43 pbCIxhgv
そして、サイトに依存してライバルから記憶を消して
独占を目論むヤンデレテファか

825:名無しさん@ピンキー
07/05/27 00:55:43 8pvXGbhz
「い、いいい犬。 お仕置きしてやるんだから。」
ルイズは歯軋りしてサイトを睨みつける。

その鷹のような視線がサイトをおびえさせ、可愛くする。
哀願をこめたサイトの視線がルイズを興奮させる。
そして、その動作すべてがタバサの快楽に変わるのだった。

以下略。まとめ未掲載で。

826:名無しさん@ピンキー
07/05/27 07:53:46 CSxG3C1P
>>825
なんというサディスティック

827:名無しさん@ピンキー
07/05/27 08:15:29 l578TDkb
今まで本読みながら目を合わせなかったのに、今回は本を閉じてサイトに応対してたな
こういうのもツンデレっていうんだろうか

828:Soft-M ◆hjATC4NMLY
07/05/27 13:49:57 RgpxYfzb
新刊出たばっかりなのにも関わらず話の中の時期は1巻の中盤な
『ゼロの飼い犬』3回目投下します。
>>181-187、>>593-600の続きです。

829:微熱の唇 1/8
07/05/27 13:50:41 RgpxYfzb
「……な~んか、おかしいと思わない? あの二人」
 あたしにとっては退屈でしかない、ミスタ・コルベールによる炎の魔法の講義の最中。
 ふたつ前の席に並んで座っているピンク髪と黒髪の二人の後ろ姿を眺めながら、
隣で黙々と授業を受けている友人に小声で聞く。
 
「……授業中」
 話しかけた相手、子供みたいな外見のタバサは、ちらりとあたしの視線の先へ
目を向けてから、すぐに講義を聞くことに興味を戻した。
 
 ホントに生真面目ね、この子なら、授業の内容くらい本で読んでとっくに知ってるでしょうに。
 小さく息をつくと、あたしは自分の燃えるような紅い髪を一房、手で摘んで弄ぶ。
 
 タバサの同意は得られなかったけど、あたしはほぼ確信してる。
あの二人……ヴァリエール家の三女にして魔法の才能0なゼロのルイズと、
その使い魔で、平民なのにメイジのギーシュを剣ひとつでやっつけたヒラガサイト。
 つい先日までしょっちゅう喧嘩してた二人だけど、恐らく……最近、”何か”あった。
 
 なぜって、ここ2、3日のゼロのルイズってば、妙に血色が良く、ツヤツヤした様子なのだ。
逆にサイトの方は目の下にくまなんて作ってげっそりしてる。
 彼に興味がある、この微熱のキュルケにとっては、見逃すわけにはいかない事態。
 
「(あのルイズが挙動不審な様子で、あたしに話しかけてきた翌日からなのよねー…)」
 数日前、ルイズは唐突にあたしがしていたエステの話に乗ってきたんだけど、
どうも何かすれ違いがあるような感じだった。あの二人の様子がおかしくなったのはその日から。
 
「ここはそろそろ、ツェルプストーの女らしい所を見せないとね」
 口の中だけで呟き、頭の中で計画を立てる。
面白くなりそうな予感に、口元が自然と持ち上がるのがわかった。
 
 
 
 その日の放課後。あたしは時間を見計らって、使用人宿舎の近くにある水場へ足を運んだ。
 この時間、ルイズの使い魔さんがここで干し終わった洗濯物を取り込んでいるのは確認済み。
 
 傾きかけた日差しの下、珍しい黒髪に黒い瞳、それにこれまた変わった上着を着込んだ男の子が、
物干し用のロープからルイズのものらしい服を外している姿が目に入った。
 
「……ちょっと、いいかしら?」
「ん?」
 呼びかけると、彼はあたしを振り向く。
 その表情には平民特有の、貴族にへつらい、機嫌を伺う色が見えない。
それでいて、級友の貴族の男子があたしに向ける、見惚れるか……あるいは品定めするような色もない。
 やっぱり、この男の子は、今までにあたしの身の回りにいた男とは、何かが違う。
 
「あ、えーっと……キュルケ。微熱の」
「覚えててくれたのね、嬉しいわ」
「そりゃ、まぁね」
 そういったサイトの口元には、苦笑が浮かんでいた。まぁ、あたしが彼と初めて会ったとき、
あたしは彼とそのご主人様のルイズを思うさま嘲笑ったんだから、そんな反応も当然かも。
 
「で、何の用? ルイズはここにはいないけど」
「用があるのは、あなた」
 そう言って彼に近付くと、サイトは洗濯物が入ったかごを抱えたまま一歩後じさる。
 
「俺に用? どんな?」
「ま、後で良いわ。今はあなたの仕事を先に片づけちゃいましょう。手伝うわ」
 ウインクを見せて、ロープにかかっていたルイズのソックスを取り、カゴに入れる。
サイトは「あ、サンキュ」なんて呟いて、腑に落ちない顔をしながらあたしと一緒に残りの洗濯物を片づけ始めた。

830:微熱の唇 2/8
07/05/27 13:51:52 RgpxYfzb
「悪いね、わざわざ運んでまでもらって」
「気にしなくていいのよ、このくらい」
 けっこうな重さになった洗濯物カゴを、あたしは『フライ』で浮かせて運んであげた。
学生寮のあたしやルイズの部屋がある階まで来た頃には、もうサイトはあたしへの印象が良くなった様子。
 
「それで、結局俺への用事って何なんだ?」
「んー……あたしの部屋で話すわ。入ってくれる?」
 そう言って足を止め、ルイズの部屋よりも手前にある、あたしの部屋の戸を開ける。 
「あ、だったら、洗濯物をルイズの部屋に置いてから」
「部屋にルイズがいるかもしれないでしょ。そうしたら、また何か言いつけられるかもしれないわ」
 そう言って、あたしは魔法で浮かせた洗濯物カゴをさっさと部屋の中に入れてしまう。
 サイトは、まぁそれもそうか、といった顔をして、あたしの後ろをついてきた。
 
 洗濯物を机の上に下ろして、あたしはベッドに腰掛ける。サイトは、珍しそうに部屋の中をきょろきょろ見渡していた。
「そんなところに立ってないで、こっちにいらして」
「え? あ、うん」
 言われるままに近寄ってきたサイトに、ベッドの、あたしが座っている横を手のひらで軽く叩いて示す。
 サイトは、あたしが叩いた所よりも少し距離をとって、浅く腰掛けた。まだちょっと警戒してるのね、可愛い。
 
「それで、用って……」
「ふう……ちょっと暑いわね」
 あたしはサイトの言葉を遮ると、髪をかき上げて後ろに流し、ブラウスのボタンをひとつ外す。
 わざと少し小さめのサイズを選んでいるシャツから、胸が今にもこぼれ落ちそうになる。
あたしの横で、ごくり、と生唾を飲み込む音が聞こえた。
 さぁ、ここからが微熱のキュルケの本領発揮よ。
 
「で、俺への用……」
「まだわからないのかしら? ひどい人」
 ぐいっ、と上半身を彼の方へ寄せて、その顔をのぞき込む。彼の目には上目遣いの私の顔と、
強調された胸の谷間が映り込んでいるはず。この距離なら、香水の匂いにも間違いなく気付く。
 
 サイトが目を白黒させ、その頬がみるみる赤くなっていくのがわかる。
 いわゆるハンサムとは言い難いけど、結構童顔で可愛い顔をしてる。
こんな男の子が別人のように凛々しくなってギーシュに啖呵を切り、目にも止まらない速さで
ゴーレムを次々に切り捨てた所を思い出し、胸に熱いものが灯った。
 上辺だけだったり、過剰に調子に乗ってる貴族の男とは、明らかに異質な人。

 彼が、”女”の前ではどんな顔をするのか。どんな声を聞かせてくれるのか、知りたい。
 そして、今だったらそれがたやすく可能だという自信が、あたしにはあった。
 
「キ、キュルケ……?」
「ええ、キュルケよ。あなたが心に火をつけてしまった女」
 サイトの首筋から耳の裏に手を回すと、そのまま一気に顔を寄せる。
 彼を半ば押し倒すようにして、その唇に唇を重ねた。 
「んむっ!? んんーっ!!」
 あたしを押しのけようとする彼の体に、ぎゅっと乳房を押しつける。この体を本気で拒絶できる男なんて
今までに一人も知らない。サイトの抵抗は、すぐに形だけのものになった。
 
「……っは、はぁ、はぁ……」
 唇を離すと、すぐ目の前には、当惑が半分、陶酔が半分の色をした瞳。あたしの口付けによって、
彼にも情熱の火種が灯ったことがわかる。
 
「あなた……あのご主人様に良いようにされて、不満なんでしょう?」
「え……?」
「最近のあなたとルイズの様子を見てて、何となくわかったのよ。男のことが何もわからないルイズに
使い魔にされて、見返りも無しに無茶なことばかり要求されているんでしょう。……可哀想。あたしが、満たしてあげる」
 
 これが、自信の理由。サイトは、使い魔である前に人間の、男性。
そのことが全くわかってないルイズからなら、彼を奪う事なんていとも簡単。
 あたしは言葉に詰まっているサイトの唇を、再び奪った。

831:微熱の唇 3/8
07/05/27 13:52:40 RgpxYfzb
 唇の間を、舌でつつく。開いて、というジェスチャー。サイトは最初は拒む様子を見せていたけど、
あたしが執拗に舌でくすぐると、少しずつ開いてあたしを受け入れた。
 キスっていうのは、相手を憎からず思っているというのが前提だけど、男にとっても女にとっても気持ちが良い。
気持ちが良いというのは、最大の毒であり呪い。すぐに体も心も縛り、逃れられなくする。
 
 胸を押しつけ、首筋を指で撫でると、サイトの体からは目に見えて力が抜けていく。
 この様子だと、彼、女を知らないのかな。それはそれで、魅力的。あたしだけの色に染めることができる。
 より深く唇を重ね、舌を差し入れるために顔を傾けると―先に、サイトの舌があたしの中に入ってきた。
 
「んっ……!? んぅっ、ちゅ……」
 サイトの舌は、蛇のようにあたしの舌に絡みついてきた。擦るように、撫でるようにあたしの口内が愛撫され、
逆にこちらの体から力が抜けていく。
 舌だけじゃない。サイトの指はいつのまにかあたしの顔と背中に回されていて、耳の裏と、背筋までくすぐられる。
 
 嘘、何これ、上手い。ついさっきまで遠慮がちだったのとはまるで別人。どういうこと……!?
 
 応戦しようとして、あたしの方からもサイトの舌に舌を絡ませるけど、それを逆手にとったみたいに
サイトはあたしから快楽を引き出す。頭の中がとろんとして、このまま彼に身を任せたいなんて気分になってしまう。
 こんなにあからさまに主導権を握られることなんて、滅多にないのに。
 
 あたしとさほど身長が変わらないはずのサイトの体が、やけに大きく、包み込んでくるような気がした。
 
 
                            ∞ ∞ ∞
 
 
「………遅い」
 窓の向こうの、山の稜線に沈み始めた夕日を見ながら、わたしは呟く。
 放課後、洗濯物を片づけたらすぐ帰ってくるかずのサイトが遅すぎる。
 まさか、どこかで食べ物でも漁ってるんじゃないでしょうね。最近はご飯を抜いてもけろりとしてるから、怪しいのよ。
 
 あたしは部屋着の上にマントを羽織ると、部屋を出た。とりあえず、思い当たる所を見て回ろう。
 サイトが居そうな所はどこか考えながら廊下を歩いていると、一室のドアが薄く開いていることに気付いた。
 
 そこは、ツェルプストー家のキュルケの部屋。あいつの男性との交友関係と一緒でだらしないわね、と思いつつ、
一応閉めておいてあげようかと近付く。すると―。
 
「はぁっ、はぁ……んっ……ちゅ、ちゅぐっ、ちゅる……」
「んっ…ふ、くちゅ、ちゅぷ……じゅるっ……」
 
 部屋の中からは、キュルケ一人が出しているとは思えない、よくわからない音が聞こえてきた。
 キュルケの事だから、男子を連れ込んでヘンな事してるのかも。
ウンザリした気分になって、ドアをそのままに立ち去ろうとしたとき。
 
「ぷはっ……は、ぁ……サイト……」
 かすかな声だけど、その名前がわたしの耳に飛び込んできた。キュルケのやつ、サイトって言った!?
この学園にサイトなんて珍しい名前の人間、わたしの使い魔以外に聞いたことがない。
 わたしはぞくりと背筋が寒くなるのを感じながら、咄嗟に扉の隙間から部屋の中をのぞき込んだ。
 
「―っっ!!」
 危うく、大声を上げるところだった。キュルケの部屋のベッドの上では……見紛う筈がない、わたしの使い魔の
サイトと、キュルケが重なり合うようになっていたのだから。 
 ちょっと前までのわたしだったら、そこでカッとなって部屋の中へ飛び込み、サイトを怒鳴りつけただろう。
 でも、その時、わたしは……全身が凍りつくような感覚に囚われて、その場に釘付けにされた。

832:微熱の唇 4/8
07/05/27 13:53:22 RgpxYfzb
「はぁっ、ふ……いいわ……じょうず、サイト……んっ!」

 サイトは、キュルケにのしかかられるようにされながら、体を触っていた。
足や、背中も触ってたと思う。でもそれだけじゃなくて、耳とか、首とか……むむ、胸とか。
わたしが最近、サイトにさせているマッサージで触らせてるところよりも、もっと色んな場所を。
 
 サイトの手や指が動くたびに、キュルケは体を震わせて、髪を振り乱す。それが気持ちいい時の
反応なんだってことを、わたしはついこの間知った。
 
 それに、それに……キュルケの方も、サイトの体を触っていた。左手は背中に回して……右手は
どこにあるのかわからない。胸とか、お腹の方?
 よくわからないけど、確かなのは、キュルケが手を動かすたびに、サイトの方も体をよじらせ、
息を荒くしているということ。
 
 その光景を目にして、怒るとか、そういうのより先に……気持ち悪い、と思った。
 嫌だ。やめて欲しい。そんなことしないで欲しい。止めて。不愉快。
 
 わたしは、心臓がばくばく高鳴っているのに妙に冷えている心を不思議に思いながら、
その、半開きになっていたドアを開け放った。
 
「……何してるの」
 
 こんな状況で自分の口から出たということが信じられない、冷静な……冷たい声。
さほど動じた様子もなくキュルケはわたしの方に目を向け、サイトはびくっと体を跳ねさせるように
顔をわたしに向けた。
 
「あっ……あ、ルイズ、これは……!!」
「……は、ぁ……何してるのも無いもんだわ。気遣いまでゼロのルイズ」
 
 慌ててキュルケの体から手を離すサイトとは裏腹に、気だるげに髪をかき上げるだけのキュルケ。
 サイトの反応よりも、そのキュルケの目。とろんと潤んでいるのに、わたしへの確かな侮蔑……
普段わたしを小馬鹿にするときとは明らかに違う、確かな蔑みの色を浮かべた瞳が気になった。
 
「ひとの使い魔に勝手に手を出さないで。帰るわよ、サイト」
「あ、うん…」
 その目を見るのが嫌で、サイトに声をかける。サイトは、もぞもぞと身を動かしてキュルケの下から
出てきた。キュルケは、それを止めようとしない。嫌にあっさりと、サイトの上から身をどかす。
 
「ルイズ、あなたそれでいいの?」
 キュルケは、顔色のわかりにくい褐色の肌にも明らかな上気した頬のまま、わたしにそう言ってきた。
その言葉に疑問が浮かぶ。そんな台詞を言うなら、わたしではなくサイトに対して言うべきなんじゃないのかしら。
 
「言っておくけど、あたしは完全に無理矢理彼を求めたワケじゃないわよ。
彼の方からも、少なからずあたしを求めてきた。どうしてだと思う?」
「知らないわよ。こいつが犬だからじゃない?」
「違うわ。サイトは、あなたに対して不満があるから。あなたが使い魔の主人として足りていないからよ」
 
 キュルケの言葉が胸に突き刺さる。なにそれ。何をわかった風なこと言ってるの。馬鹿にしないで。
 
「サイト、これだけは忘れないで。……あなたが満たされずにいて可哀想だと思ったの、本当だから」
 
 わたしがサイトの袖を引っ張って部屋を出て行こうとすると、キュルケはサイトにそう言った。
もう嫌。ここにいたくない。サイトをここにいさせたくない。
 開きっぱなしのドアから外に出ると、キュルケに”フライ”をかけられたらしい洗濯物カゴが
わたしたちの後を追って廊下に飛んできた。「忘れ物よ」なんて言葉と一緒に。
 最後まで、嫌な奴だった。

833:微熱の唇 5/8
07/05/27 13:54:07 RgpxYfzb
 サイトを引きずるようにして自分の部屋に戻ると、それまで抑えられていた怒りが一気に湧き上がってきた。
 サイトが、あの女と。憎きツェルプストー家のキュルケと。その光景が蘇って、頭にカーっと血が上る。
 
「何考えてんのよ! 犬! ありえない!!」
「ご、ごめん」
「謝るくらいだったら、何であんなことしたのよっ!」
 サイトの顔を睨みつける。ばつが悪そうに目を逸らすサイトの唇に、紅いルージュのうつった跡が見えて、
さらにわたしの怒りに油を注ぐ。
 
「信じられない……! わたしに許可もなく、あんなことっ……!」
 何だか、感情が高ぶりすぎて、涙が出そうになってきた。こっちも目を逸らして、文句だけ続ける。
 
「そこまで言うなら聞くけどさ……なんでお前の許可が必要なの?」
 サイトは、うんざりした口調でそう聞いてきた。何その質問。ばっかじゃないの。
「当たり前でしょ! アンタはわたしの使い魔なんだからっ!」
「使い魔が女の子と仲良くしちゃいけないって決まりでもあんの?」
「知らないわよ。わたしが許さないって言ってるんだから駄目なの!」
 
 言い放つと、サイトは諦めたのか、深いため息をついた。そして、もういいや、といった態度でくるりと
踵を返す。
 その態度が、とても嫌な感じがした。冷静に考えると、わたしも勢いで酷いことを言った。
サイトにうんざりされても仕方が無いことを。
 
「あ……ちょっと言い過ぎたわ。別に、アンタが女の子と話そうが構わないけど、キュルケとだけは駄目。
あと、体に触るのもだめ……それ以外ならいいわ」
 
 譲歩の台詞を言ってる最中に、自分で気付いた。わたしは、サイトが”キュルケと”ヘンなことをしていたからと
いうより先に、キュルケの体を触っていたこと、キュルケに体を触られていたことを不愉快だと思ってたことに。
 
「あ、そ。ありがとうゴザイマス。寛大なご主人様のお言葉にこのサイトめは感服の至りです、っと」
 サイトはもうわたしの方を見ようともせずに、洗濯物を片付け始める。怒っているというより、冷めている様子。
急にサイトが遠くに行ってしまった気がして、辛かった。
 
 不意に、さっきのキュルケの言葉が思い出される。サイトは、わたしに対して不満を持っている。
だからキュルケなんかにほいほいついていくし、わたしを苛立たせることばかりする。
 
 そう考えてみたら……わたしは、サイトに何か報いることをしただろうか。文句をいいつつも
一応はわたしが言いつけた仕事はするようになったし、最近はマッサージまでしてくれるようになったサイトに、
使い魔として相応のご褒美とか、ねぎらいの言葉をかけていたかしら。
 
 わたしが使い魔の主人として足りない。キュルケはそう言っていた。
そうなの? サイトが使い魔として駄目なんだってばかり決め付けてたけど、わたしにも責任があった……?
 急に不安が襲ってきた。もし、そうなら。わたしのせいで、サイトがわたしに従わないんだとしたら。
サイトはまた、キュルケとかの所へ行ってしまうかもしれない。また、さっきみたいなことを……。
 
 嫌だった。理屈じゃない。認めない。許せない。それを考えると、気持ちの悪いモヤモヤが胸の中で
膨らむ。サイトにマッサージされた時のような気持ちのいいモヤモヤとは、全く逆の不快感。
 
「サイトッ!」
 わたしは、深く考えないでサイトに呼びかけた。
「はい?」
「け、剣を買ってあげるわ。あんた、剣士でしょ。自分の身くらい守れるように、剣を持たせてあげる」
 
 唐突な提案に、サイトは目を白黒させた。「そりゃ、ありがと」なんて返事したけど、嬉しいというより
戸惑いの方が大きい感じだった。
 わたしも、自分で言った事ながら、何か違うと思った。サイトに剣が必要だと思ってたのは確かだけど、
これじゃ、物で吊ったみたい。使い魔に報いるご主人様の行動としては、二流もいいとこ。
 
「え、えっと……それだけじゃないわ。サイト、ベッドに横になりなさい。
わ、わわわ、わたしが、その……マッサージしてあげるわ。特別に。感謝しなさいよね!」

834:微熱の唇 6/8
07/05/27 13:55:06 RgpxYfzb
 もうひとつ、咄嗟の思いつき。どうしてそんな言葉が出てきたのかといったら、たぶん、さっき
キュルケがサイトに触っていたときの、サイトの様子が目に焼き付いていたからだと思う。
 
 サイトは、気持ちよさそうだった。キュルケに触られて。
 そりゃ、当たり前ね。わたしがサイトに触られて、あんなに気持ちいいんだから。サイトだって同じはず。
だけど、サイトがあのキュルケに触られて……いや、気持ちよくされてたって事が、気に入らない。
気持ち悪い。許せない。思い出すだけで、胸に嫌なモヤモヤが溜まっていく。
 
 だったら、わたしがしてやるわ。そうしたらわたしに感謝して、わたし以外の女に尻尾振ったりしないでしょ。
 
「お前が、俺に? 熱でもあんのか?」
「失礼ね、他人の行為は素直に受け取りなさいよ」
 
 わたしはサイトのところにつかつかと近寄る。その唇にまだキュルケのルージュの跡が残っているのを
思い出して、サイトがとり込んできた洗濯物の中からハンカチを一枚掴みとり、サイトの顔にごしごし擦りつける。
 
「うわっ、何!?」
「口紅で汚れてるのよ、さっさと拭きなさい!」
「わあった、自分でやるから!」
 サイトにキュルケの痕跡が残ってるのが、気に入らない。自分でも不思議なくらいムカムカしてる。
 
 
 完全に口紅の跡を消させたあと、サイトをベッドに俯せにさせた。ちょっと気に入らないけど、床に寝かせるのも
可哀想だし今回は特別に許すことにする。良い主人は使い魔にも寛容なのよ。 
 サイトはまだ半信半疑な様子で、居心地が悪そうにわたしを見上げている。
 
「……ルイズの匂いがする」
「嗅がないでよ馬鹿っ! あとそんなこと思っても言わない!」
 枕に顔を埋めているサイトが言った言葉に、顔が一気に熱くなる。なんでこういつも一言多いのかしら。
 
 サイトの横まで移動して座り込む。マッサージなんてやったことないけど、あんなに上手だったサイトだって
素人だと言ってたんだし、そんなに難しいものじゃないはずよね。
 サイトにされたことを思い出しつつ、ふくらはぎの辺りに手を持って行く。ここら辺では見たことがない生地の
ズボンの上から、サイトの足をぎゅっと掴んでみた。
 
「うひゃひゃひゃひゃ!!」
「なっ、何よ!?」
 サイトはぞわぞわと足を震わせて、珍奇な叫び声を上げた。
「くすぐったい! それ、くすぐったいから」
「失礼ね、ちょっとぐらい我慢なさい」
 その反応にムッときて、思いっきり力を込めてサイトの足をぎゅうぎゅう押す。サイトは身を縮こませて、
逃げたり吹き出したりするのを我慢している様子。
 
「何よ、気持ちよくないの?」
「いや、そもそもルイズの力が弱いから、効く以前にくすぐったいだけで…」
 サイトはわたしに触られてるのに、本当にあんまり良さそうな感じじゃない。
どうして? サイトがわたしにするのと何が違うの? キュルケに触られてた時は、あんな反応してたくせに……! 
 悔しくて、いらいらして、わたしは体勢を変えることにした。サイトの両脚を跨いで、足首の脇に膝を下ろす。
そこから、体重をぜんぶ乗せるようにして足を揉んでみる。
 
「ちょ、ルイズ!?」
「じっとしてなさい! ほら、いいでしょ! 気持ちいいって言いなさい!」
 自分でもヤケになってる気がしなくもないけど、必死になってサイトの足に力を込める。こうして触ってみると、
サイトの足って結構筋肉がついてて固い。
 サイトがこの格好でわたしにマッサージする時は、本当に乗っかったらわたしの足が壊れちゃうだろうから
跨るだけで腰は浮かせてくれてる。けど、わたしがサイトにするなら、足の上に座り込んでも全然大丈夫。
 サイトは普段あんまり体型がわからない服装をしてるけど、やっぱり、わたしとは全然体つきが違う。
 
 それを意識したら、なんだかどきどきしてきた。よく考えたら、この格好って、ものすごく恥ずかしい。
男の人をベッドに横にして、その上に乗っかってるなんて……他人に見られたら、絶対ヘンな誤解される。

835:微熱の唇 7/8
07/05/27 13:55:55 RgpxYfzb
「あの……ルイズ?」
 わたしが急に湧き出してきた恥ずかしさに戸惑っていると、サイトがおずおずと話しかけてきた。
「な、なによ?」
「その、もういいや。十分ルイズの気持ちは伝わったから。あんがと。もういいよ」
 その言葉に、落胆する。気持ちよくないから、もうやめていいって事じゃないの。

「……わたしじゃダメなの? サイト、良くならないの?」
「いや、もう十分良かったから。満足満足。だからどいて、マジで」

 じわっと目頭が熱くなった。何それ。良くないなら良くないってはっきり言いなさいよ。
お世辞まで言って機嫌伺うことないじゃない。
 自分が空回りしかしていなかったことに、涙まで零れそうになる。どうして? わたしには何が足りないの?
 
「なんでよ……なんでダメなのよ!」
「あー、うー、その、つまりだな、大変言いにくいんだが、俺の足にルイズのお尻が……」
 
 …………。
 
「は?」
「あーもう! お前の尻が俺の足の上に思いっきり乗ってるの! このままだと大変な事になるから
さっさとどけって言ってんだよ! 気付け馬鹿!!」
 サイトは堰を切ったように一気にまくしたてた。わたしはその言葉で、わたしがサイトの体に触れているという事は、
サイトもわたしに触れていることになるんだという事実に、ようやく気付くことになった。
 
 一気に頭が沸騰する。
「ば、ばかーーっ!! 早く言いなさいよ!!」
「だから遠回しにどけって言ってやったろ! 俺の気遣いを無下にしやがって!」
 
 わたしは跳ねるように立ち上がる。お、おおお、お尻。サイトにお尻を乗っけるどころか、
体重をかけてぐいぐい押しつけるみたいな事までした。頭も体も熱くなりすぎてぐらぐらする。
 
「ばかっ! ばかっ! ばかっ! いぬっ!」
「痛っ! いたいってば! ってか俺悪くねーだろ!?」
 自分でも何をしてるのかわからないまま、足下に寝ころんでるサイトの背中を思うさま蹴りつける。
 もう、もう! 何がマッサージよ! こんなやつ、足で十分よ!!
 
「んくっ!」
 わたしがサイトの背中の一カ所にかかとを落としたとき。サイトはそれまでの悲鳴とは、微妙に異なった響きの
声を上げた。その声に、思い当たるところがある。
 わたしは少しだけ冷静になると、サイトがその声を上げた場所を、今度はゆっくり、ぐりっと踏みつける。
 
「うっ…く、はぁ……」
 サイトは身をよじらせたあと、ため息に似た深い息をついた。あ、これ。ひょっとして。
 
「……ひょっとして、気持ちよかった? 蹴られて? 踏まれて?」
 恥ずかしさよりも勝る、好奇心。手で触った時には鈍かった反応とは、全然違う。
「よ、良くねぇよ! いいからもうどいてくれ……」
 今、慌てた。嘘ついてる。わたしの口元が自然に持ち上がりそうになる。
 
「嘘ね。良いんでしょ。手でやってもさっぱりだったくせに踏まれたら気持ちよくなるなんて、変態なんじゃないの」
 
 ぐりぐりぐり。さらに力を込めると、サイトは絞り出すような声を上げて身悶えた。
 これよこれ。こういう反応が見たかったの。

「ちっ…げぇよ、足でされたからってより、お前の手の力が弱すぎるから、足でやってようやく効いたんだよ。
俺も、小さい頃に父ちゃんに背中に乗ってマッサージするの頼まれたことあるし……」
 
 ふ、ふん。もっともらしい言い訳までしちゃって。でも今、サイトは面白いことを言った。

836:微熱の唇 8/8
07/05/27 13:56:48 RgpxYfzb
「なに? じゃあ、踏むだけじゃなくて乗っかってもいいの?」
「はい?」
 思いついてしまったら、もう我慢できない。わたしはサイトの返事を待たずに、サイトの背中を両脚で踏みつけて
その上に乗っかった。
 
「ぐっ……う、あぁ……」
 サイトは変な声を漏らしたけど、本気で苦しんでるって感じじゃなかった。むしろ、サイトの言う『効いてる』って風。 
「ほ、ほら、どう? いいんじゃないの? いいでしょ?」
「くっ……ふ、んくっ……う……!」
 力を込めるたびに小刻みに震えるサイトの背中から落ちないように注意しながら、ちょっと後ろに下がったり
また前に戻ったりする。

 心臓がばっくんばっくん言ってる。頭の中に霧がかかったみたいになる。よくわかんないけど……楽しい。
わたしがサイトに乗っかって、踏みつけて……それなのに、サイトが”良さそう”になってる事が、嬉しい。
 ―わたしの方まで、気持ちいい。
 
「あ……嘘だろ、これ……やめ、ルイズ、マジでやめて……」
 ぎゅっとわたしのベッドの布団を握りしめるサイト。その反応がホントに嫌なわけじゃないってこと、知ってる。
「やめない。やっとサイトが良さそうになったんだもの。やめるわけないでしょ」
 腰の方をかかとでぐりぐりすると、サイトは切ない声を上げた。その声。キュルケに触られてた時より良さそうな声。
 その声を聞く度に、他人の手垢がついたサイトが綺麗になり、わたしのものに戻っていく気がする。
 
「あっ、だめ、やばいって、だめ、ほんとにだめ……!!」
「え……え?」
 サイトの声に、切羽詰まった色が混じる。身のよじり方も、さっきまでとは違う。本気で、わたしを
振るい落とそうとしている様子。
 あ、もしかしたら、気持ちいいのが溜まりすぎて、苦しくなった時の。だったら、尚更止めるわけにはいかない。
だって、それが溢れた時が、一番気持ちいいんだから。
 
「こ、こらっ! 暴れないでよっ!」
「ルイズこそ動くなっ! こればっかりは本気でマズいから……!」
 
 逃げようとするサイトの上で、バランスをとることができない。後ろに倒れ込みそうになって、
慌てて足の踏み場をずらす。
 
 ずぼっ。
 あれ、変な感触。足が沈んだ。咄嗟に確認すると、サイトのお尻のすぐ下、太股の間あたりに
つま先が入り込んでしまったらしい。ぎょっとしてその足を引き抜こうとしたら―。
 
「う……あ、ああぁ……」
 サイトはとろけたような、絶望したような、よくわからない声を上げた。サイトの体がびくんびくん震える。
 ひょっとして、一番気持ちいいのになった? 足の下でサイトが震えるのを感じながら、期待する。
 
 それから、何十秒かして。ぐったりしてしまったサイトの喉から漏れてきたのは、
「……どいて……」
 という、妙に冷えた声だった。さっきまでの懇願とは違う、淡々とした声。
「あ……うん……」
 なぜかその静かな声に気圧されて、わたしはサイトの上から降りる。サイトはゆっくりと身を起こすと、
これまた静かな動きでベッドから降りた。
 
「あ、サイト。そ、その……良かった?」
 聞くと、サイトはわたしの方を向き、……笑いかけた。感謝の笑顔とはほど遠い、自嘲みたいな引きつった笑み。
 
「サ、サイト…?」
 なんだか、致命的に悪いことをしてしまった予感がする。それが何なのかはわからないんだけど。
 サイトはそのまま、ふらふらと変な歩き方で部屋から出て行った。
 どこに行くのか聞きたかったけど、その背中が『何も聞くな』と語っているような気がして、声がかけられなかった。
 
 
 後に、わたしはこの日の出来事を思い出す度にごろごろ悶え転がることになるのだけれど、それはまた別のお話。

837:Soft-M ◆hjATC4NMLY
07/05/27 14:00:25 RgpxYfzb
続きます。
サイトを可哀想な目に遭わせるのが好きな自分はSoft-Mとして正しいのかどうかのか

838:名無しさん@ピンキー
07/05/27 14:07:48 aOaqxa32
GJ!!! 本編ではサイトの犬っぷりは少しなりを潜めるだろうからサイトをいじめちゃって下さいwww

839:名無しさん@ピンキー
07/05/27 14:08:13 6JJVYIqu
ぬわあああああ!
なにこの性的レベル小学生なルイズの手探りエロエロ成長記!
ガチンコエロもいいがこれもまたエロくてすばらしいのですよ、GJなのですよー。

840:名無しさん@ピンキー
07/05/27 14:15:59 YUUslYLI
まさかサイトは踏まれて…
サイトってばいけない子!
GJ!!

841:名無しさん@ピンキー
07/05/27 16:10:53 s3ByzhiQ
 一言で言えば、運が悪かった。ただそれだけだ。
そして、歴史にifは存在しない。



 テファを王宮に送り届けた後、彼女をどこに住まわせるかで軽い議論が起こった。
見知らぬだろう土地で一人にしてしまう、という事に今は特に強い抵抗があったサイトは、テファと子どもたちを魔法学院に置いてほしいとアンリエッタに話した。
しかしどういうわけかアンリエッタはそれを承認せず、城で厚遇するとの一点張りで議論は平行線を辿ったが、話がテファの保安に及んだときに、キュルケの
「たった二人に脱獄の手引きをさせちゃうような城と、その二人がいる学院。どっちが安全かしらね~」
という、大きな独り言が決め手になった。


 学院に戻った翌日、サイトとルイズ、シエスタはテファニアを連れて学院内を案内して回っていた。
「ここがヴェストリ広場。最近はオレ達が訓練に使ってたりする場所」
「何が訓練よ。ただ集まってだれてるだけじゃない。」
どういうわけかまたルイズは不機嫌である。
今まで無視を貫いてきたサイトも少しむっとして
「何でついてきてんだよ、お前」
とぶっきらぼうに言う。
「あんたをその胸っぽいバケモノと二人きりにして、何か間違いが起こらないように見張ってるのよっ!!」
バケモノ、と言われたテファがひっとうめいて両手で胸を隠そうとする。
「嫉妬丸出しですね、ミス・ヴァリエール。大人の女性になるんじゃなかったんですか?」
「だっまっりなっさい! 馬鹿メイド!! 大体ツェルプストーの言うことなんか信じるべきじゃなかったのよ!!」
「その前はデルフさんの言うことを鵜呑みにして笑わせてくれましたけど」
「あんたはぁ~……今一度貴族の恐ろしさってのを体に教えてやろうかしら……!!」
シエスタは凄むルイズを完全に無視して
「そういえばデルフさんは一緒じゃないんですね」
サイトは少しだけ朝の出来事を思い返し、
「ああ、アイツは今タバサんところにいるよ」

842:名無しさん@ピンキー
07/05/27 16:12:47 s3ByzhiQ
 タバサは自室にいた。目の前には数メイルはありそうな程山積みにされた本。
そして、ベッドの上には一振りの抜き身の剣。
鞘も同じ様にベッドに寝かされている。
デルフは直感的に今から自分が何を聞かれるのかわかっていた。
目の前の少女は聡い。数千年の歳月を重ねた自分でも、そう簡単に誤魔化されてはくれないだろう。
おもむろに、タバサは本を閉じ、そしていつもと変わらぬ調子で訊いた。
「4つ目の虚無の使い魔って何?」


 その頃サイト達は、まだ広場から動いてなかった。
怒れるルイズの魔力溢れる「爆発」が、当初の二人のケンカからある意味いつも通り横道に逸れ、サイトに炸裂し、
ボロボロの彼をどっちが介抱するか取っ組み合いを始め、
ただただサイトが心配なテファが膝枕をしているところに正気に返った二人が乳いびりを開始するというまさに混沌の様相を呈していた。
はじめは乳珍しさにフードを被ったテファを遠巻きに眺めていた生徒も
巻き込まれては敵わんと逃げ出し、いつしか広場は四人だけになっていた。
サイトが目を覚まし、他三人もだいぶ疲れ果て、広場を静寂が包む。
そんな時、ポツンとシエスタが呟いた。
「テファニアさんは使い魔を喚んだりしないんですか?」




「神の左手ガンダールヴ、神の盾。神の右手ヴィンダールヴ、神の笛。神の頭脳ミョズニトニルン、神の本。これだけでも調べるのには時間がかかった。でも、4つ目は存在を匂わす様な記述だけで、どの文献にも載っていなかった」
「……大したもんだな……嬢ちゃん。だが、知ってどうするってんだ?」
「彼がガンダールヴ、それはもう知ってる人は知ってること」
「……」
「そしてこの間戦ったゴーレムもどきを操ってたのが、ミョズニトニルン」
「何でそれを……」
「キュルケが言った。ルイズがそう呼んでたと」
「あの娘っこ……ハァ……」
「虚無の担い手がルイズ以外に2人。なら、もう一人いるはず」
「……」
少しだけためて、タバサは言った
「四の使い手と四の使い魔。これが揃った時、何が起きるの?」

843:名無しさん@ピンキー
07/05/27 16:14:40 s3ByzhiQ
「サモンサーヴァントは簡単な魔法だから、エルフのあんたなら出来ないことないだろうけど……」
「なんせゼロのルイズが初めて成功した魔法だもんな~」
「ふんっ!!」
詠唱なんかお構い無しに力任せに振った杖から閃光がほとばしり、サイトの顔面で極小規模の爆発が起こった。
バランスが崩れ後頭部から地面に突っ込み、気絶した彼をシエスタに任せ、ルイズはサモンサーヴァントの講義を再開した。

シエスタは少し離れた場所で彼を膝枕したままその講義を聴いていた。
「本当、知識だけはすごいんですね……ミス・ヴァリエール」
何を言ってるのかは断片的にしかわからなかったが、逆に平民の自分に断片でもわかるということが驚きだった。
そのずば抜けた知識がどのような過程で得たのかを知ってるシエスタは、少し複雑な気分になった。



「始祖ブリミルは確かに英雄だった。ただ、何時の世も英雄が人々に受け入れられるかと言ったらそうじゃねぇ」
デルフの表情は読み取れない。
「怖くなっちまったんだ、世界をほぼ統一しちまったブリミルの力が」
ただ、何を思っているかはタバサはわかる。
「人々は英雄を暗殺しようとして、代わりにその使い魔の一人が犠牲になった」
タバサの体が震える。
「ブリミルの使い魔は四人の人間の娘っこだった。その内の右手でも左手でも頭脳でもない、ゼロの使い魔なのにゼロだった、ブリミルと一番深い仲にあった娘っこが、死んだ」
タバサが顔を上げる。「四人目の使い魔」に反応した。
「ブリミルは復讐を考えるより先に、八方手を尽して娘っこを生き返らす手段を探した。そして可能性が見付かった。その場所が―」
「『聖地』」
「……その通り。唯一、ブリミルが統一できなかった土地、エルフの住まう場所だ。相棒がメイジを含めた七万の軍勢を一人で止めたのは知ってるな?」
頷く。
「ブリミルは残った使い魔三人と自身の四人で、千に近いエルフの軍勢を皆殺しにした」
「!!!」
今度ばかりは衝撃を隠せないタバサ。
「ただ、三人の使い魔はその戦いで生き絶え、ブリミルも致命傷を負った。ボロボロの体でたどり着いた聖地であいつは「虚無」の真実を知った」
「真実……?」
「そして、ブリミルが死のうとするその瞬間、エルフ共がブリミルの時を止めて聖地に封印した」
「……生きてる?」
「ああ、なんせ死なせるわけにはいかなかったからな。ブリミルも封印される間際に世界に呪いをかけて、自身の力を四つにわけ、王族の血に紛れ込ませた。今も復活の時を待ってる」

844:名無しさん@ピンキー
07/05/27 16:16:15 s3ByzhiQ
 再び広場。
「準備はOKよ。始めなさい、テファニア」
「私、一言もやるなんていってないのに……」
「なんか言ったぁっ!?」
「ひうぅっ!!」
はっきり言って気乗りしなかったが、なんとなく視線を泳がせたその先に、離れた場所で膝枕されてるサイトが目に入った。
しばらく目を閉じ、
「……やるわ」
空気が変わった。
テファニアが教わった節を唱える。開くイメージ、魔力を集中させ、門を。


爆発。


「ごほっごほっ……げふ……ちょ、なんで爆発なんか……」
自分のことを棚に上げるルイズ。
煙幕が晴れた広場には変わらず四人しかいなかった。
ただ、変わったのは
「……サイ……ト?」
テファニアの前には離れてたはずのサイトが寝転がっていた。
「えと……あの……」
テファニアはこの後のことをどうすればいいか解りかねて、ルイズをあおぐ。
「………」
ルイズはしばらくポカンとしていたが、コントラクトに重い至ると
「ッダモガ「ぶちゅっといっちゃってください」
叫ぼうとしたルイズをいつの間にか近付いたシエスタが羽交い締めにしている。
テファニアもまたしばらく目を閉じたと思うと、再度開かれた瞳には何故か決意の炎がともっていた。
ルイズはモガモガいってジタバタしている。
シエスタは驚異的な力でそれを押さえ込む。
そして、唇と唇が触れ合ったその瞬間、ようやくサイトは意識を取り戻した。
「……ふぇ?」
唇が離れた後も放心状態。そんな彼を急な激痛が襲った。
「(胸が……熱い……っ!!)」
「サイトっ!!」
ルーンの痛みと分かっていても叫ばずにはいられない。
サイトは胸を押さえている。ルイズはそんな彼を見て、言い知れぬ恐怖を感じた。



「最後の使い魔、神の心臓、神の涙、正真正銘のゼロ。主が死んだときに、今いる世界をゼロに吹き飛ばす、破滅の爆弾だ」

845:名無しさん@ピンキー
07/05/27 16:17:47 s3ByzhiQ
続かない。
ブリミルの器にするかしないかで迷ったりしたが、続かないので意味なし。
ギャグ特化にしようと思ったのに何故?

846:名無しさん@ピンキー
07/05/27 16:26:15 ZDVPqssE
何故ここで終わらせる?もったいない……

847:名無しさん@ピンキー
07/05/27 17:00:24 C93Pq9aW
>>837
なんという天然エロのルイズ これは間違なく先が思いやられる
GJなんだぜ
>>845
いいから早く続きを書く作業に戻るんだ

848:名無しさん@ピンキー
07/05/27 17:04:38 Yee9Kr6G
>>845
うまいな、オリ展嫌いな俺だが、これは読んでみたいと思った

849:名無しさん@ピンキー
07/05/27 17:30:28 +AUspJP1
>>845便乗分岐。すまん、つい思いついた。

「4つ目の虚無の使い魔って何?」

「……神の巨根」
「はい?」
 デルフの返事に、タバサは間抜けな声をあげた。
「いや、だから言ったろ、記すことさえはばかれるんだって。神の左手、神の右手、頭脳と来て、四人目が巨根。神の盾、神の笛、神の本に続く四人目が神のおっぱい星人。そりゃ記せねえって。いやほんと」
「……」
「あとまあ、強いて言うなら神の種馬とかか? 神の絶倫って呼ばれたこともあったな。あ、ちなみに名前はエロエロエルンな」
「……」
「いやぁ、相棒が貴族の娘ッ子と再契約したときは焦ったね。なんせあん時は、娘ッ子にハーフエルフの嬢ちゃん、メイドに剣士の姉さんまでいたからなぁ。うっかり胸にルーンが刻まれた日にゃ、どんな桃源魔郷が出現したことか……」
 タバサは黙ってデルフを掴み、つかつかと五階の窓に歩み寄った。
「うそじゃねえって、ホントだっつーの!」
 デルフの声を無視し、振りかぶって投げ捨てた。

 その頃、広場ではまさに桃源魔郷が出現しようとしていたとさ。

850:名無しさん@ピンキー
07/05/27 17:59:34 RgpxYfzb
いつのまにか450KB超えてる
長いの投下する人は注意だ

851:名無しさん@ピンキー
07/05/27 19:56:05 SwHirrtJ
次スレの季節か・・・

852:名無しさん@ピンキー
07/05/27 21:12:27 CSxG3C1P
>>845
バカ野郎ノボル、こんなとこでネタバレなんかすんじゃねえ
早いとこ12巻を拝ませてクレ

853:名無しさん@ピンキー
07/05/27 21:14:28 s3ByzhiQ
うぉぉぉおおお!!!……続き、頑張るか……
無意味に短い中で張りまくった伏線を回収できるように……
オリ展て難しいなぁ……


巨根でよくない?

854:名無しさん@ピンキー
07/05/27 21:24:32 CSxG3C1P
巨根は巨根でID:+AUspJP1が展開させていってくれw

855:名無しさん@ピンキー
07/05/27 21:42:40 ZDVPqssE
新刊の挿絵見てて思ったけど兎塚エイジの絵のタッチ少し変わったみたいだな。
少し線が太くなったというか、これはこれで悪くないけどね

856:名無しさん@ピンキー
07/05/27 22:55:10 UAeumApk
アニメ2期も始まるし1巻のころの挿絵だと全然にてないからアニメを意識して書きましたって感じだよね

857:名無しさん@ピンキー
07/05/27 23:20:46 s3ByzhiQ
アニメのシエスタとアンリエッタって顔(ry

858:名無しさん@ピンキー
07/05/28 00:00:41 T6c0RFsI
>>856いや、アニメを意識して原作の絵柄変えたら本末転倒だろ。作画監督が似せろよw
思うに絵柄は変わってないよ。ただ線が濃くなっただけ。レイヤーの透過率や印刷の問題かも知れん。
そのせいでセル画っぽく見えるんだろうけど、全体のやわらかさは変わってないと思うぞ。
シャープなやわらかさが兎塚絵の魅力だと思うんだが、それが健在ならよし。

859:名無しさん@ピンキー
07/05/28 00:11:39 rI4mwXsL
なんだか知らんがとにかくよし!
ところで兎塚のルイズは可愛いんだが何となく釘宮声で喋りそうにない気がするのは俺だけか

860:名無しさん@ピンキー
07/05/28 00:56:23 vCtDlt3H
なぜサイトはタバサの使い魔じゃないんだ!?
もしタバサなら今頃15才の母になれていただろうに・・・・

まあアンでも大歓ゲイな訳なんだが。

861:名無しさん@ピンキー
07/05/28 02:34:28 D79HiY6V
>>845
あれ……これ、面白くないか?

862:名無しさん@ピンキー
07/05/28 02:43:15 hHcRr8f0
本編よりおもしろくなりそ(ry

863:名無しさん@ピンキー
07/05/28 03:09:47 zFR62Z50
せんたいさんはまだかい?

864:名無しさん@ピンキー
07/05/28 03:11:53 D79HiY6V
しかし重箱の隅をドリるようで大変申し訳ないことこの上ないのだが
「テファニア」じゃなくて「ティファニア」だよね……
「テファ」なら「テファ」でいいんだけど……

865:名無しさん@ピンキー
07/05/28 07:43:06 Zhpx9ywS
脳内変換ヨーソロー

845がまじ最終章ネタバレなんじゃねーかってwktk
なるほど、ゼロの使い魔か……ってそうじゃねぇ!こんなとこで書いてないで早く12巻執筆に戻れノボルww

866:名無しさん@ピンキー
07/05/28 10:27:31 JCMlIJId
>>837
一つだけ

フライは自分自身に掛けて飛び回る魔法で
物や自分以外に掛けてを浮かしたりはレビテーション

867:名無しさん@ピンキー
07/05/28 10:44:20 KBQiDnJH
廊下までは11巻のタバサみたいに一緒に飛んできたと考えれば…
でも結構境界が曖昧だな。

868:名無しさん@ピンキー
07/05/28 19:02:19 2VmYAc1u
フライの方が難しいらしいが、高速で動いたりするからかね


869:名無しさん@ピンキー
07/05/29 00:28:09 qzMz+CcC
NO☆BO☆RU

870:261のひと
07/05/29 02:30:36 jS7CC32r
では

871:1/10
07/05/29 02:31:18 jS7CC32r
 昼過ぎから読み始めた本も、直ぐ読み終わってしまう。
 難解な魔法書も、タバサに掛かっては普通の本と変わらない速度で消化されていく。

「…………」

 残りのページを眺めて、今日中に読みきってしまうか、続きは明日に回すか黙って悩む。

 ―結論は直ぐに出る。今日はもう休む。

 学院に戻ってからのタバサが床に付く時間は、日に日に早くなっていた。
 今日などはまだ夕日が空を染めている最中で、子供でも眠るのを嫌がるような時間だった。
 それでもタバサの行動に遅滞は無く、着々と眠る準備を始める。

 最近は毎日この時間が楽しみで、日が傾き始めると気付くとこの事ばかり考えてしまう。

 寝巻きに着替えると、ランプの火を落とす。
 まだ空が明るいので、部屋の中の様子は良く分かる。
 この事に気付いてから、タバサは暗くなってから寝る事が無くなった。

 小さく口笛を吹く。

 使い魔への合図。
 薄明るかった部屋が、竜の巨体で窓を塞がれて、真っ暗になった。

「お姉さま、お姉さま、今日も一緒に寝てもいいの?」
「こっちに」

 ベットの側でシルフィードを見つめるタバサの頬はほんのり上気し、
 毎日の事なのに、振動はうるさいほど高鳴っている。
 気付くと目が潤んで、シルフィードがいつもより鮮やかに見える。

「お姉さま、入るのね、入るのね、きゅいきゅい」
「早く」

 焦れ始めたタバサが、側に置いてある杖を握りしめると、シルフィードは慌てて詠唱を始めた。

『我をまといし風よ、我の姿を変えよ』

 何時も通りの詠唱で、シルフィードの姿が見る見るうちに縮んでゆく。
 
 が、その姿は何時も通りでは無く……

「お姉さま、今日も可愛いのっ」
「っ…………は……い」

 自在に姿を変えられるシルフィードに、『サイト』の姿と声で賛美される。
 それだけでタバサは、辺りを駆け回りたいほど幸せだった。
 『サイト』の肩に、自分のシュヴァリエのマントを掛ける。
 『シュヴァリエ・サイト』の出来上がりだ。

「こ、こっちに……」
「うん、今日も一緒に寝るのー」

 夕日に負けないほど赤くなったタバサは、自分だけの『サイト』をしっかりと抱きしめて……

「おやすみなさい」

872:2/10
07/05/29 02:32:04 jS7CC32r
「うー、寒っ……」

 すっかり暗くなった廊下を、サイトはひたひた歩いていた。
 目指すは、サイトの自作風呂。

「やっぱり自分で作った奴の方が、愛着があるよなぁ」

 シュヴァリエに成った今なら生徒用の風呂も使えるが、サイトは自分の作った風呂に入るほうが好きだった。
 水を張ったり、湯を沸かす手間が掛かるが、
 異邦人のサイトにとって、自分だけの物だと感じられるものは貴重だからだ。

「うわっ……風つえーなぁ……」

 昼のうちに用意しておいた薪に火を点けるのも一苦労だったが、
 手間が掛かる以上、しておいた前準備を無駄にしないためにも、
 今日は断固として、自分風呂の日だった。

「今頃、ルイズは風呂だろうしな」

 今更生徒用の風呂に向かっている途中に、すれ違ったりしたら……

「ば、馬鹿にされるしな」

 テファを連れて学院に戻ってから、ルイズとは付かず離れずの距離を保っていた。
 とはいえ、お互いの選んだ立ち位置では、サイトが圧倒的に有利だった。

 なにしろ学院にはシエスタが居る。

 シエスタになびく振りをするだけで、ルイズの虚勢はあっさりと看過され、

「かわいーよな」

 結果的にはサイトもルイズもどっちもどっちだが。

 にやにやと笑いながら、サイトはその辺の木に、自分の服を掛ける。
 この風呂のもう一つの欠点として、更衣室が無い事があったが、今のところ困った事は一度も無かった。

「うはーー、幸せーー」

 冷え切ってしまった身体を湯に浸けて温める幸せは、何物にも変えがたい。

「あー、このまま死んでもいいやー」

 鼻歌など歌いながら、上機嫌に騒いでいるサイトは……

 マント以外の服が全て風に飛ばされ始めている事に気が付きもしなかった。

873:3/10
07/05/29 02:32:47 jS7CC32r
 歯の根が合わない。
 全裸にマントでは流石に部屋に帰れない。

 そう思ったサイトは濡れた身体のまま、辺りを探し回り……

 身体が乾く頃には、すっかり身体は冷え切っていた。

「ひゃ、ひゃむぃ……」

 紫色の唇から紡がれる言葉は掠れ、誰かに聞こえたとしても意味の無い呟きとしか取れなかった。

「…………し、しむ……もーふぐ、ひんでひまぅ」

 学院の構内で凍死、伝説の使い魔の死に方としてはなかなか最悪だった。
 唯一残されたマントの前をしっかりと合わせて、言う事を聞かなくなり始めた身体を一歩づつ前に進める。

 誰かに助けを求めたい気もしたが、それは最後の手段。
 なにしろ裸にマントだ。

 ―助かる前に、通報される。
 ―助かったとしても、大評判に!
 ―最悪いきなり逃げられて、助かるものも助からない。

 どう考えても、碌な事になりそうにない。

(だ、誰か……助けてくれ……)

 そろそろ声も出なくなってきた。

(今寝たら……気持ち良いだろーなぁ)

 限界突破!
 真っ白になったサイトが崩れ落ちたその時、小さな人影が飛び出して、サイトの身体を支えてくれた。

「どこまで行ってたの?」
(タ、タバサ?)

 サイトの冷え切った身体に、タバサの体温が伝わっていく。

(……ぅぁ……あ、あったけぇ……)

 ただただ震えてタバサの体温を貪るサイトの手を、タバサは当然のように引き自分の部屋に連れ込み……


 ―廊下には鍵の音が鳴り響いた。

874:4/10
07/05/29 02:33:29 jS7CC32r
 まったく事態を理解しないまま、サイトはタバサのベットに横になっていた。

(お、女の子のベット……)

 ルイズやシエスタと毎日一緒に寝ているとはいえ、
 地球にいた頃には望むべくも無いシュチュエーションに、サイトは落ち着かなかった。
 混乱するサイトをよそに、タバサは当然のようにサイトの横に滑り込み手を、足を絡めてくる。

「冷たい」
(す、すいましぇん)

 サイトの声はまだでない。

「背中に手を回して」
(は……はい)

 お互い抱き合った姿勢のまま、サイトにとって幸せだが居心地の悪い時間が流れていく。

(待て、まて、マテェェェ、俺、なんかしたか? なんだよこのタバサの豹変っぷりはなんだっ!
 フラグか? フラグが立ったのか?
 それともモンモンがまたヘンナモノ作ったのかぁぁぁぁ)

「まだ寒い?」
(滅相も無いっ!!)

 そろそろ喋れそうな気はしたが、声を出すと解ける魔法が掛かっている。
 そんな気がしたサイトは、何も喋る事が出来ない。

 何も喋らない『サイト』を不思議そうに見ていたタバサが、ふと身体を反転させると、
 まだ冷たいサイトの両手を取って、自分の手の中で温めながら……

「はーーっ」
(っ……)

 サイトの心臓が高鳴る。
 タバサの吐息が何度も何度も、サイトの手を暖める。

「まだ寒い?」

 首がもげる。
 そんな勢いでサイトの首は左右に振られる。

「良かった」
(か、可愛いじゃねぇぇぇぇかぁぁぁ)

 サイトがいけない道に旅立とうとしていた。

875:5/10
07/05/29 02:34:10 jS7CC32r
 シルフィードの様子が変、そんな気もするけど……

(いつもの事)

 タバサはそんな疑念を切って捨てた。

『おなか空いたのー』

 そう言って何時までも帰ってこないシルフィードを迎えにいった所為で、すっかり目が覚めてしまった。
 こんな格好で出歩いて、誰かに見られたら困る。

 ……こんな格好のサイトが、こんな時間にわたしの部屋に出入りしてたって……
 ……噂が……広がっ……たら……

 ……いいかも。

 ! 違うの、違うのっ、サイトを独り占めしたいわけじゃないのっ
 でも……ちょっと位……

 ルイズを助けに行くって決めたときのこの人が、
 ガンダールヴじゃないこの人が、とても素敵だと思ったから。

 わたしは……

 なんだか悲しくなってゆく。

 どうしてこんなに冷たくなったのか分からないけれど、冷えてきっているわたしの『サイト』
 多分本物は今頃ルイズと一緒。

 切なくて、切なくて、
 わたしにとって大切な、この人との思い出にすがる。

 何度もシルフィに言い聞かせて、やっと内緒にする事を約束させた事を宣告。

「久しぶりに、『練習』する」
「?」

 練習なんて言い訳、
 この間みたいなチャンス、多分もう二度と無い。

 でも……『練習』のお陰で、サイトは真っ赤に成ってた。
 
 わたしみたいにぺたんこでも、サイトは『女の子』って見てくれるのかな?

 この子が本物なら良いのに、そう……思いながら、わたしは『サイト』と唇を重ねた。

876:6/10
07/05/29 02:34:51 jS7CC32r
(にゅあぁぁぁっ、何事ぉぉぉ)

「んっ……はぅ……んんっ……あ……」

 無心にタバサが俺の舌を吸い上げる。
 『練習』ってこれかぁぁぁ、確かに妙に上手くて、あれから何度か夢に……って

(なんだか分からんが、コレはいかん、コレは……堕ちるっ……)

 どうも誰かと間違われている気がする、そう思ったサイトはタバサの腕から逃れようと、じたばた暴れだした。
 が、両手で身体を起こそうとして出来た隙間に、タバサの手が滑り込みサイトの背中を優しく愛撫する。

(ひっ……ちょっ……まっ……)
「うごいちゃ……め、……くちゅ……も……っと……舌……絡めて」
(……………………は……ぃ…………)

 サイトに馬乗りになったタバサが、小さな身体を擦りつけながら。ルイズが見ていた時には決して見せなかった、
 媚と歓喜を含んだ視線でサイトを求めた。

 抵抗をしようとしていた手は力を失い、絡み合ったままベットに崩れた。

「気持ち良い?」

 タバサの問いに、首を振る事でしか答えられない。
 頭の中に流れる言葉は纏めることも、伝えることも出来ないまま、
 サイトの中で衝動だけが高まってゆく。

(もっと……)

 何も考えられなくなった、いや、気持ち良い事しか考えられなくなったサイトが、
 タバサに更なる快感をねだろうと、口を開きかけるが、
 タバサの指先がサイトの唇を押さえた。

「喋っちゃダメ」
(……な、なんでぇぇぇぇ)

 サイトの悲鳴は心の中だけに響いて、
 切なげなサイトを満足気に見つめたタバサは、サイトの唇から離れ両手でサイトの胸を擦った。

(って、俺は女の子じゃっ……っっ!)

 未知の快感がサイトを襲う、タバサが優しく優しくサイトの乳首を吸い上げ、
 唾液で湿した乳首を、親指の腹で苛め始めた。

「っ……っん……っ! ……」
「そう……いい子ね……喋っちゃダメよ」

 サイトはいつの間にか、魅入られたようにタバサの言葉に従う様に成っていた。

877:7/10
07/05/29 02:35:36 jS7CC32r
 シルフィードの感度がいつもより良い。
 卵生のシルフィードは気持ちよいとは言うけれど、この行為の意味をまったく分かっていなくて、
 『練習』には成るけれど、味気ない感じがして寂しかった。
 冷やしたのが良かったのかな?

 まるでサイトが感じてくれているみたいで嬉しい。

「『サイト』キスが欲しい?」

 コクコクうなずいて、一生懸命わたしにキスをねだる『サイト』

 喋るとシルフィードだって分かるから、喋っちゃダメって言ったのは正解だった。
 まるで本当のサイトみた……い……

「あ……れ……」

 わたしの目から涙が零れる。
 偽物の『サイト』で、自分を誤魔化すしか出来ない惨めなわたし。
 シルフィードが本物に近づけば近づくほど、自分の哀れさが引き立った。

 今頃……『本物』は……ルイズの……側で……

「っ……ぅ……いいもん、この『サイト』は……
 この『サイト』は、今だけはわたしの……だから……」

 ルイズも、メイドも、女王も、エルフも、ここには居ない。

「わたしだって……、サイトを好きだもの……」

 驚いた顔をするシルフィードが喋らないように、もう一度キス。
 そう言えば、シルフィードにも言ってなかったっけ?

「サイト……好き……」

 言葉にすると、想いが胸から溢れそうになる。
 決まった相手も、二番目の相手も、きっとそのずっと後まで居る人に、
 伝えられない想い。

「愛してる……だから……側に居て……」

 すっかり硬くなった『サイト』に、すっかり湿って熱を持った、わたしの一番柔らかい所を擦りつけながら、
 いつかの様にキスをする。

 苦しげに呻く『サイト』でも、知ってる。
 わたしも気持ち良くなれる様に、ゆっくり……執拗に擦り合わせたら……

「ひっ……だっ……もっ……逝く……」

 もぅ……喋っちゃダメって言ったのに……。
 でも、今のは本物のサイトみたいだったから、許してあげる。

「喋っちゃダメって言ったのに……どんなオシオキが良いの? 『サイト』」

 シルフィードが何を言っても、優しくしてあげる。
 幸せな気持ちになったわたしは、『サイト』の耳元で囁いた。

「じ、直に……直に……」

878:8/10
07/05/29 02:36:21 jS7CC32r
「……下着?」

 シルフィードにそんな事、教えてない筈だけど。
 苦しげに呻く『サイト』は、わたしの問いに血走った目で答えた。

 ……正直ちょっと怖い。
 わたしの身体で一番敏感な所で、サイトの身体を感じたら引き返せなくなる気がしていたから。
 だから、『サイト』と『練習』する時は何時も下着は穿いたままだったけど。

「どうしても?」
「…………」

 竜の癖に、捨てられた犬みたいな目。
 本物そっくりの仕草に、わたしの理性は負けてしまった。
 『サイト』にショーツのサイドの紐を見せてあげる。
 
 荒い息、血走った目。
 ……シルフィード、どこかで予習とかしてきたのかな?

「わたしを見て……『サイト』」

 キスは好き、『サイト』が、わたしだけを見てくれている。
 そう感じる事が出来るから。

 舌を絡ませたまま、湿った布を脱ぎ捨てる。
 ……便利かもしれない、下着を選ぶ基準を増やそう。

 『サイト』の熱が直接伝わってくる。
 熱い……、先住の魔法って凄い。

 そんな事を考えている間にも、わたしの下で『サイト』は必死になって腰を振り、
 少しでも密着させようと、最適な位置を探し始める。
 
 わたしも……自分の気持ち良いところを探す。

「ほら、『サイト』……見える?」

 わたしと『サイト』の間から、『サイト』の先っぽが見えていた。
 荒い息の『サイト』に、食い入るように見つめられると、
 押し付けられているモノに負けない位身体が火照る……

 シ、シルフィードなのに……変なわたし。

879:9/10
07/05/29 02:37:29 jS7CC32r
 タ、タバサが……タバサがこんな子だったなんてぇぇぇぇ
 
 素晴らしい!!

 怒涛のごとく押し寄せてくる快感に、俺はされるがままだった。
 タバサの小さな身体は、心配になって来る位熱く……
 
 それ以上に気持ちよかった。

「どうしたら、気持ちよくなるの? 『サイト』」

 羞恥プレイか? そう思ったりもしたけど、たまにぶつけられる疑問は、
 どうやら本気の質問のようだった。
 
 素直に成らないと、気持ち良くして貰えない。
 短時間で……多分それほど時間は経ってないと思う、一晩中絡み合って居る様な錯覚を覚えるけど、
 ハジメテの俺が、そんなに長時間もつはず無いから。

「う、動いて……タバサ……」

 タバサとの呼びかけに、一瞬だけ怪訝そうな顔をしたけれど、
 お互いに昂っている為、詮索も無くタバサの身体が俺の上で前後に動き出した。

「……! っ……ひ……なに? ……だめぇっ……『サイト』これ……な……に?」

 いつの間にか、ほんの少しだけ開いたタバサの襞が俺の裏筋の上を上下する。

 俺のモノに全身の神経が集中しているかの錯覚を覚える。
 時折有るか無きかの突起が、どこかに引っかかるたびタバサが悲鳴のような嬌声を上げた。

「……ゃぁっ…………と、止まって……怖い……怖いよぅ」

 ……俺に動く余力は無い、お互いじっとしているだけなのに、
 密着しているだけで、限界が迫ってくる。

「ひっ……やぁっ……な……に? 『サイト』っ、『サイト』ぉっ」

 助けるつもりでタバサを支えた腕も、タバサにとっては快感しか与えないらしかった。

「ひゃっ……だ、だめっ…………っとに、やぁっ……」

 抱きかかえる事で互いの密着が増す、もっと気持ち良くなりたくて、タバサを強く抱きしめると、タバサも俺を抱き返す。

「……キス……して……」

 不思議と泣きそうに聞こえる声に従って、抱き寄せたタバサの唇を奪う。

 驚いたように俺を見たタバサの、

「『サイト』からのキスだぁ……」

 幸せそうな呟きに、俺は我を忘れて……

880:10/10
07/05/29 02:38:18 jS7CC32r
 妙に幸せな気分で目を覚ますと、隣で『サイト』が寝ていた。
 先住の魔法の変身でも……男の子のアレ……出るんだ……

 中身はシルフィードだから、出ないと思ってた。

 乱れたシーツの上に、いくつか跡が残っている。
 『サイト』が気持ち良くなってくれたのなら……

 二人とも力尽きるまでお互いを探り合って、
 生まれて始めてかも知れない、濃密な時間に浸った。

 でも……

「癖になったら困る」
「なんなの? なんなの? なんのお話? お姉さま」

 シルフィードが、何時もの姿で窓から……

 え?

 ……『わたしの横で眠るサイト』を見つめる。
 
 え?

 いつの間にか握りしめていたシュヴァリエのマントを広げると、
 銀色の五芒星が輝いて……

「トリステインの……」

 って事は……

「本物?」

 満足気なサイトを見つめながら、タバサの脳裏に昨夜の痴態が思い返される。

(きゃ――――)

 声にならない悲鳴を上げていたタバサは、正気に返ると真っ直ぐ机に向かった。

「どーしたの、お姉さま」
「ちょっと……」

 数分後、何かを書き上げたタバサは黙って部屋から出ていこうとした。

「どこに行くの? お姉さま」
「火の塔、ついてきちゃダメ」

 ……数分後、不審に思ったシルフィードがキュルケに『遺書』を届けて、
 火の塔のふもとで、風韻竜+トライアングル VS スクウェアの……

「死ぬ……絶対死ぬ……死にたいのぉぉぉ」
「正気に返んなさいっ!」
「お姉さま、死んじゃダメなのー、きゅいきゅい」

 世紀の説得が……今、始まる。


881:名無しさん@ピンキー
07/05/29 02:40:21 jS7CC32r
書き始めのほうに、新刊ネタって書くべきでした。
ごめんなさい。

密かに流されそうな美味しい設定が有ったので、書いてみた。
タバサのキスの上手な理由は、これ以外だと黒いのしか浮かばない……

ではまた近いうちに。

882:名無しさん@ピンキー
07/05/29 02:46:06 lZ5unJWH
リアルタイムキタ━(゚∀゚)━! GJだぜ!

ん~まぁもう解禁されてるし問題ないじゃんね?



883:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:08:38 HqL27GUU
さて夜勤やらき☆すた祭りやBBBで遅くなったけど。

シエスタ編いきます

またせたなおまいら。

884:シエスタと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:09:42 HqL27GUU
「いいわ。アンタに覚悟があるならやったげる…!」
「こっちの台詞」

二人のメイジはお互いにガンを飛ばしあい、お互いに杖を構える。
その杖の先を、メイドが指でつまむ。

「室内で魔法合戦するなって…」

シエスタは俯きながらそう呟く。妙な迫力がその言葉には篭っていた。
ルイズもタバサも必死に杖を取り戻そうとするが、びくともしない。
指先でつまんでいるだけなのに。

「なんべん言えば気が済むんですか?お二人とも」

言ってシエスタは顔を上げる。
貼り付けたような笑顔が凄みに拍車をかけていた。

「ちょ、離してよシエスタ!こいつとは決着をつけなきゃ」
「離しなさい」

しかしシエスタはそんな二人の言葉に、にっこりと微笑んで。

「サイトさん巻き込んだらどーするんです!
 …ちょっと頭冷やしましょうか?お ふ た り と も」

言って、まるで魔法のように二人の杖を絡め取って、開いた窓から放り出す。
そして杖を取られて一瞬呆けた二人を、そのまま同じように窓から放り投げた。

「え」
「あ」

二人がその事実に気が付いたのは、空中に放り出された後だった。

「地面とキスして頭冷やしてらっしゃい♪」
「「あひゃぁぁぁぁぁぁ」」

シエスタが軽く手をはたくと同時に。
地面になにか重いものが激突する音が二つ、響いたのだった。

885:シエスタと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:11:09 HqL27GUU
「さーてとお」

邪魔者は排除しましたし、それでは…。
私が振り向くと、サイトさんはデルフさんを鞘から抜いてテーブルに斬りかかるところだった。
…ちょっとまって!

「あ、危ないっ!」

慌てて止めるけど遅かった。

がつっ!

鈍い音をたてて、デルフさんが頑丈な樫の木の円卓に食い込む。

「あーいぼぉー。鉈の真似事はイヤだって言ってんじゃんかよぅ」
「なたってなにー?」

サイトさんが子供になっているせいで、力がなくて切れなかったみたい。
…じゃなくてっ!

「何してるんですかっ!危ないじゃないですかっ!」

私は慌ててサイトさんに駆け寄る。
私の声にサイトさんがびくん!と震える。
…悪い事したって自覚はあるみたいですね?

「ほら、その剣貸してください」

そう言って手を出すと、サイトさんはデルフさんを円卓からすこんと外して、素直に渡してくれた。

「…ごめんなさい」

そして涙目で謝ってくる。
くぁー。可愛いですっ。
で、でも、ここは大人としてちゃんとケジメはつけないと。

「どうして剣なんか振り回したんですか?」

理由も聞かずに怒るのは躾にならないって、お婆さんが言ってたし。
そうすると、サイトさんは。

「ふりまわそうとしたんじゃないよ。
 もちあげたらおもくてたおれちゃったんだ」

なるほど。さっきのアレは持ち上げようとしてたんだ。
とりあえず、理由も分かった事だし。

「もう、危ないからこの剣は触らないようにしましょうね?」
「えー?」
「えー?」

…デルフさんが不満そうにサイトさんに合わせる。
だまらっしゃい喋る万能包丁。
私は不満そうなデルフさんを鞘にしまって壁に立てかける。
しまう際に何か言ってた気がするけど無視します。
さ・て・と。

「サイトさーん♪…ってあら?」

振り向くともうすでに、そこにサイトさんはいなかった。

886:シエスタと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:12:06 HqL27GUU
「わーい!」

声は、廊下から聞こえた。
って!薄い上着一枚しか着てないのに!
慌てて声のする方向に駆け出す。
廊下に出ると、階段の方に向けて駆けていく小さなサイトさんが見えた。
ま、待って!あんな格好で外に出る気?
とか思っていると違った。
サイトさんは足をつるんと滑らせて転んだ。
…そういえば、廊下お掃除したばっかりでしたっけ。
そして、そのままの勢いで廊下を滑る。
あ、あの方向は!

がっしゃぁん!

廊下の隅っこに置いてあった、水の入ったバケツに激突して。

ばっしゃぁ!

頭から、バケツの水をかぶってしまった。


「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

泣きじゃくる子供サイトをあやしながら、シエスタは中庭にいた。

「もう少し待っててくださいね、すぐお風呂沸きますから」

そこは才人の作った大鍋の風呂のある場所だった。
シエスタはべとべとになった才人の服を脱がせると、タオルで包んだ。
子供とはいえ裸でうろうろさせるわけにはいかないし、なによりバケツの水は不潔だった。
しかし才人本人にかかってしまった分はどうするわけにもいかず、才人の作った大鍋風呂に入れることにしたのだった。
才人は最初は泣きじゃくっていたが、シエスタが火をおこして湯を沸かすのに興味を持ったらしい。

「ねーねー、これなにー?」

火の加減を見ているシエスタのメイド服の裾をくいくいと引っ張りながらそう尋ねてくる。

「これはね、お風呂よ」

シエスタの回答を聞いた才人は、首をかしげる。

「おふろ?おふろはもっとつるつるしてるよ」

三歳の才人は、現代日本の合成樹脂のお風呂しか知らない。
だから、この大鍋のお風呂を見ても、それを『おふろ』とは認識できていなかった。
シエスタはくすりと笑うと、こう返した。

「でも、これはあなたが作ったんですよ」
「えー?うそだー」

三歳に退行している才人は、それ以前の記憶がない。
シエスタはそれを思い出し、にっこりと微笑む。

「まあ、そのうち思い出しますよ。
 さ、そろそろいいころですよ」

シエスタはそう言って、才人を捕まえる準備をする。
この時期の男の子というものは、すべからくお風呂が嫌いだからである。
しかし。

887:シエスタと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:13:39 HqL27GUU
「わーい、おふろー!」

どっぽぉん!

盛大な水しぶきを上げて、才人はタオルを脱ぎ捨てて湯船に飛び込んでいた。
どうやら才人は、世にも珍しいお風呂好きのお子様のようであった。
そして、湯船の前で湯加減を見ていたシエスタは、飛び散ったお湯をひっかぶって濡れてしまったのだった。

「あー、べたべた…」

ぐっしょり濡れたシエスタを見て、才人は湯船の端から顔を出しながら言った。

「おねえちゃんもいっしょにはいろー」

言われずとも、元々そうするつもりであった。
こうなったからには、服を乾かすついでに一緒にお風呂に入ってしまおう。
シエスタはそう決めると、さっさと服を脱ぎ、風呂の脇に干すと。
才人の待つ、湯船に入ったのだった。

「わーい、いいおゆー」

才人は嬉しそうに湯船でバタ足などしている。

「こらこら、湯船で泳いだらいけませんよ」

シエスタはそんな才人を捕まえて抱き締める。

「やだ、およぐー」

腕の中で不満そうにする才人の額を、シエスタは指で小突いた。

「お風呂で泳いだらめっ、ですよ。
 お風呂はつかるものです」
「…うちのママは『おふろにさんにんまでならおよいでもいい』っていってたもん」

…どういう教育してるんですかサイトさんのお母さん。
腕の中から逃げ出そうともがく才人を、シエスタは強く抱き締める。
すると、小さな才人の頭はシエスタの胸の谷間に埋まってしまうわけで。

「むぎゅ」
「おうちはおうち、ここはここ、ですよ」
「むー」

才人は少し不満そうにしていたが。

むにゅむにゅ。

シエスタの胸に埋まったまま、唐突にシエスタの胸を揉みだした。

「…なにしてるんですか」
「いいにおいー。やわらかーい。
 おねえちゃんママみたいだ」

才人はそう言ってシエスタを見上げてにっこり笑う。
その笑顔はあまりに無邪気で屈託がなく、シエスタの母性をこれでもかと刺激した。

「…もう。しょうがない子。
 いいですよ、サイトさんの好きにしてください」

888:シエスタと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:14:36 HqL27GUU
シエスタが優しく才人の頭を撫でると、才人は、すぐに望みを言った。

「…おっぱい、すっていい?」

その言葉に、シエスタは赤くなったが、すぐに頷いた。

「いいですよ。ママのおっぱいだと思って、好きなだけどうぞ…」

シエスタの言葉に、才人はにっこり笑うと。
硬くなってきたシエスタの右の乳首に、吸い付いた。
そして、小さな両手で乳房を掴み、乳首をちゅうちゅうと吸い上げる。
シエスタの身体の奥に、いつもの愛撫によって感じる電流とは違う、甘い痺れが走る。
まるで、胸の奥から、何かが溢れてくるような感覚。
その間にも、才人は乳首を吸い上げ、時には歯で甘く噛み、手で乳房を揉みあげる。

「はぁ…ぁ…」

湯船の温度と湿気、そして軽い快楽の電流に翻弄され、上気したシエスタの喉が艶を奏ではじめる。
ソレと同時に。

じわ…

開いた左の乳首の先端から、何か乳白色のものが出てきた。

「…え?」

それは母乳だった。
どうやら才人の吸っている右側からも出ているらしく、才人は先ほどより念入りに、シエスタの乳首を吸い上げ、甘噛みしている。
さきほどの感覚の正体は、これだったのだ。
…そ、そんな…。私まだ、妊娠してないのに…。
それでも、左の乳首から零れる母乳で、湯船に白い斑が浮かぶ。
それと同時に。
シエスタの身体は、愛撫の時とは違う、放出の快楽を感じ始めていた。

「やだ…私…。
 おっぱいあげながら…感じてるの…?」

才人の吸い上げと、自分の放出で感じる身体に、戸惑いを覚えるシエスタ。
…こんなんじゃ…赤ちゃんできたときに…。
おっぱいあげるたびに、えっちな気分に…。

じゅるるっ!

才人が一度に大量の母乳を吸い上げる。

「あ、ひぃ…!
 だめ、いっちゃう、私、おっぱいでぇっ…!」

シエスタはその吸い上げに耐え切れず、達してしまった。

889:シエスタと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:15:36 HqL27GUU
目を覚ますと俺はどこかの部屋のベッドの上にいた。
…ここはルイズの部屋じゃないな。
調度品がすっごい質素。『魅惑の妖精亭』の屋根裏部屋をほーふつとさせる部屋だな。
…ていうか。
変な夢を見たなぁ。
小さくなって、シエスタと一緒の風呂に入る夢。
しかも俺、シエスタのおっぱい吸ってんの。
…言っとくけど俺にそういう趣味はない。赤ちゃんプレイとか範疇外ですさすがに。
なんて考えてると。

ぎぃ。

部屋の扉がきしんだ音をたてて開いた。
そこから現れたのは、シエスタだった。
いつものメイド服じゃなくて、簡素な寝巻きを着てる。もう夜なのか?
俺は、夢のせいもあって、ちょっとこっぱずかしくてシエスタをまともに見れない。
そんな風にしていると、シエスタが歩いてきて、ベッドの隅に腰掛けた。

「…あの」

俺がどう声を掛けたもんか思案していると、シエスタの方から声をかけてきた。
なんだろう?

「…お、おっぱいが」

へ?おっぱいがどうしたんだ?
シエスタは赤くなりながら続ける。

「おっぱいが、張って、苦しいんです…」

へ?ど、どういう意味っすかシエスタさん?
呆気に取られる俺の前で、シエスタはその薄黄色いワンピースの寝巻きの胸元を、がばっ!と開いた。
するってえとシエスタのぽよんぽよんがぽろんとこぼれるわけで。
でも。
シエスタのそこはいつもと違っていた。
いつもより大きくなった乳首の先端に。
乳白色の液体が、こぼれ出していた。
え?ナニコレ?マジミルクですか!?
俺が驚いていると、シエスタは続けた。

「さ、サイトさんが、吸ってください…。お願いします…」

そしてシエスタは、俺に向けてミルクがこぼれるおっぱいを、両手で持ち上げて突き出してきた。
訂正。
赤ちゃんプレイ大いに結構。
だって俺おっぱい大好きだからっ!
それでは、いただきまーーーーーーーーーす!~fin

*追伸*
シエスタのミルクが収まったあと、才人は逆にミルクを搾り取られたらしい。

890:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/29 03:17:59 HqL27GUU
ごめんねー。マジで遅くなった。>>692の続きです。
投票から4日開くとかってどんだけ…。
そいじゃあ明日また夜勤なんでこのへんでノシ

891:名無しさん@ピンキー
07/05/29 03:18:25 rtbGW88I
GJGJ!!!でもちょっと待った!!!
その搾り取られてる部分の描写はナシかい!!!


きっといつか書いてくれるのを期待しつつ一番槍だぜ!

892:名無しさん@ピンキー
07/05/29 06:31:40 1QtBmC91
>>881タバサ祭りキタ━(゚∀゚)━!
GJ! 続きも希望! 本番をぜひタノム

せんたいさんもGJ! あと二編楽しみにしてます!

893:名無しさん@ピンキー
07/05/29 10:07:38 6SSFBLGu
>>881
GJ!!
せつなくってエロくって朝っぱらから大満足です b

>>890
さすがへんたいさん大GJ!!
想像した以上の母性プレイにやられましたw
母乳ですよ母乳w


894:名無しさん@ピンキー
07/05/29 10:18:23 WesmAUxY
うほ。久々にみてみたらせんたいさん
降臨してtaaaaaaaaa!!!!!
シエスタ希望してたからもう文句なんてつけられねえ
GJ!!

895:名無しさん@ピンキー
07/05/29 11:24:33 V33gAK+q
>>881
やべぇぇタバサ愛らしすぎるw このむっつりロリ娘め。テラGJだぜ
>>890
ショタが嫌いな女子なんていません。この訴えはry 乙であります

896:名無しさん@ピンキー
07/05/29 12:31:55 jyn2RB6Z
せんたいさんGJ!!
次はタバサだね

897:名無しさん@ピンキー
07/05/29 12:54:05 u1sIMV6P
>>881
ムッツリタバサに不覚にも萌えww 練習ってwwなるほど、11巻のアレはコレの賜物なわけですね!ww
せんたいさんもGJ!

898:名無しさん@ピンキー
07/05/29 14:33:25 eGgdRW3R
あれはやっぱり自分がスクェアになった経験から判断したのかな。

899:名無しさん@ピンキー
07/05/29 16:22:35 VvMQ5VHd
最近変化球エロが大人気だなw もっとやれw

900:名無しさん@ピンキー
07/05/29 16:25:37 VvMQ5VHd
なんてこと書いてるうちにもう490KB超えてる。
暇なので立てられたら新スレ立てさせてもらいます。

901:名無しさん@ピンキー
07/05/29 16:32:54 VvMQ5VHd
立てられました。どうやらテンプレのhttpが多すぎるので
今回より過去スレリストのURLからひとつずつhを削っておく必要がある模様。

【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合16
スレリンク(eroparo板)

902:名無しさん@ピンキー
07/05/29 16:43:21 6W8erx49
乙なのね。
11巻のおかげでタバサに意外と積極的パターンと
むっつり溜め込みパターンができた感じ。
どっちも愛らしくて良きかな。

903:名無しさん@ピンキー
07/05/29 18:17:46 mMw4QYWs
>901
乙、h抜きテンプレ案をWikiに追加するべきだろうか・・・

904:名無しさん@ピンキー
07/05/29 18:19:35 j6XGj99j
いっそのこと過去ログはwikiにまとめて置いちゃって前スレのみテンプレに入れればよくね?

905:名無しさん@ピンキー
07/05/29 20:51:19 koCCRq8W
>>902 いやタバサは意外とバリエーション有る気がするけど、
某職人の投稿数のお陰で他のの印象が薄まってるきがす。

黒タバサの続きとか読みたいんだが・・・

906:905
07/05/29 21:00:10 koCCRq8W
読みたくなって保管庫行った
○裏
×黒

・・・・俺の記憶力 orz

907:名無しさん@ピンキー
07/05/29 21:18:24 3EjjZQs3
>>904 それでもいいけど、最近Wikiの管理人にやる気が感じられないのだが・・・・・・まあ、まとめてくれてるのだから感謝はするけどさ。

908:名無しさん@ピンキー
07/05/29 21:27:50 zcAKqKop
>>907
まあ、管理人さんも生活がありそして無償の善意よるものである以上
無理強いや過剰な期待はするべきではないな

909:名無しさん@ピンキー
07/05/29 22:49:35 vPT31iGu
せっかくwikiなんだから必要だと思ったら自分で更新すればいいじゃない

910:名無しさん@ピンキー
07/05/29 23:32:59 koCCRq8W
スレがここまで伸びたの久しぶりだな。いつも容量の方で次スレ行ってた気がするけどもう900だ。
SS少なかったのかね?

アニメ2期までこのペースかな?十分早いから良いけど。

911:名無しさん@ピンキー
07/05/30 00:21:07 hg1ppjvG
アニメ二期……やるの……?

912:名無しさん@ピンキー
07/05/30 01:42:46 d3QfLACh
アニメの作画が嫌いです

913:名無しさん@ピンキー
07/05/30 02:11:29 0oYA80yp
そうか? まぁ戦闘シーンとかは確かにアレだが
キャラデザも悪くないしコメディシーンは良かったと思うぞ
ルイズの可愛さにしか期待しなければ良アニメだ

914:名無しさん@ピンキー
07/05/30 02:29:37 XZizP5DN
アニメで良かった点はシエスタのそばかすが消えたことぐらい


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