【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合15at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合15 - 暇つぶし2ch100:契約(その2)
07/05/04 05:19:25 nWfBNMRn

 ばっし~~~んっ。しこしこしこしこしこ……。
「にじゅういちっ!!」
 ばっし~~~んっ。しこしこしこしこしこ……。
「にじゅうにっ!!」
 ばっし~~~んっ。しこしこしこしこしこ……。
「にじゅうさんっ!! ほぉら背筋しゃんと伸ばしてっ! 猫背になってますよっ!!」
「……ぇすた……、ぐうっ!! ……しえ、すたぁぁ……」
「どうしましたサイトさん?」

 両手の動きを止め、うつむく才人を覗き込むシエスタ。
 格納庫の壁に手を突いて歯を食いしばり、必死にスパンキングの痛みをこらえる才人。
 ただ痛いだけのお仕置きではない。
 右手で才人の尻を叩くシエスタは、同時に左手にたっぷりと蜂蜜を垂らして擬似ローションとし、激痛以上の快感を、そのローション手コキによって与えている。
―彼女の愛読書『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』から学習したテクニックだ。
 これをすると、真っ赤に腫れ上がったお尻と、快感でびんびんになったペニス、さらには射精をこらえる才人の表情と、3種類の『赤』を同時に鑑賞する事が出来る。
……シエスタはこのお仕置きが大好きだった。

「……今日は……多いよぉ……」
「多い?」
「だって、いつもは―20回で終わりなのに……」
 
 ばっし~~~んっ。

「はぐうっ!!」
 シエスタは言った。
「甘いですよ、サイトさん」
 スパンキングと同時に、手コキも再開される。

 ばっし~~~ん。しこしこしこしこしこ……。

「昨日、おととい20発だったからって、今日もそうとは限らないでしょ?」
「そっ、……んな……ぁぁぁぁ……いぎっ!……」
「と言うか、今日は回数無制限で行きます。わたしの手がくたびれるか、もしくは」

 ばっし~~~ん。しこしこしこしこしこ……。

「サイトさんが泣くまで、ぶつのをやめません」


101:痴女109号
07/05/04 05:20:52 nWfBNMRn
今朝はここまでです。
これから出勤です。
しんどいです。

102:名無しさん@ピンキー
07/05/04 05:27:01 Xoh7xMbN
最速のGJ!
仕事がんばってくれ。
続きも待ってるぞ。

103:名無しさん@ピンキー
07/05/04 07:31:06 0cYXnBO6
ラストにちょっとだけ吹いたw
ドM専用シートっすね。
出勤がんばろーぜ

104:名無しさん@ピンキー
07/05/04 08:16:04 a9nANFjP
女言葉になりつつあるサイトに吹いたww
話的にルイズが絡むことは無いのかな?サイトの堕ちていく様にwktk GJ

105:名無しさん@ピンキー
07/05/04 09:34:48 A4TYHxaH
七万の軍勢よりも致死率が高そうだw

106:名無しさん@ピンキー
07/05/04 11:02:11 oqVAwGcK
痴女はシエスタに何か恨みが


仕事がんばれ

107:名無しさん@ピンキー
07/05/04 14:27:29 KeMuqNGl
>>101
前回はエロなしの超ド級シリアス
今回はアブノーマルなドMエロ
極端から極端にすっ飛ぶお方だ・・・

108:名無しさん@ピンキー
07/05/04 21:49:46 UY88QO69
しかし11巻からのタバサはどうなるんだろうな?このスレのように(とゆーか
主にせんたいさん妄想の)”デレ甘”タバサになるのか、それともさり気なく
アプローチするタバサか、もしくは稀にあるSタバサか・・・・・。

109:名無しさん@ピンキー
07/05/04 21:51:43 QZgeWzdr
徐々にデレ甘になるに一票

110:名無しさん@ピンキー
07/05/04 21:54:06 kRVe65Cd
素直クールだろう

111:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:10:37 o3vHgNe5
母親の介護しながらだから、厳しい所があろので
少しづつ進展していきそう。

112:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:16:27 kFcJHELO
>
母親の看護につきっきりとなり、以後は作品から退場します。

113:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:22:49 ePpnqRLP
タバサが俺の嫁になる展開だろ常識的に考えて

114:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:24:35 0Jk/lkMq
11巻のタバサ予想図>サイトを「お兄ちゃん」と呼ぶようになる(マテ

まあそれはともかく、続きいきますよー

115:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:26:31 0Jk/lkMq
エレオノールの研究室を出たとき、すでに視界内には二人は居なかった。
ルイズは適当な使用人を捕まえて二人の行き先を尋ねると、その二人なら才人とルイズの新居に向かったという。

「…ひとんちで好き勝手はさせないんだから…!」

ルイズは大股で自分達のために用意された、白亜の邸宅に向かう。
そして扉を開けると。

「遅かったですね、ミス・ヴァリエール」

そこには、シエスタが待っていた。

「…サイトはどこよ」

半眼でシエスタを睨みつけ、ルイズは凄む。
しかしシエスタはそんなルイズの視線を受け流しつつ応えた。

「寝室です。ずいぶん立派な新居ですねえ」

そのままシエスタを無視して寝室にいこうとするルイズの袖を、シエスタが掴んだ。

「あによ」
「サイトさんの所へ行く前に、ちょっとミス・ヴァリエールにお話があります」

にっこり微笑んではいるが、その視線と言葉には何か抗えないものがあった。

「…は、話って何よ」
「…ミス・ヴァリエールはサイトさんを幸せにする気があるのかってことです」
「そ、そんなの!」
「口ではなんとでも言えますよね?
 でもミス・ヴァリエールの場合態度が伴ってないんですよ。
 さっきだってそうです。話も聞かずにマウントポジションから鈍器はあんまりです」
「だ、だってアレは!」
「話はだいたいサイトさんから聞きました。
 まー、流されっぱなしなサイトさんもアレですけど。
 だからって鈍器はないですよね鈍器は」
「う、うぐぅ」

シエスタの指摘に、ルイズは完全に凹んでしまう。

「わかってます?
 ちゃんと態度で示さないから、サイトさんはあっちへフラフラ、こっちへフラフラするんですよ」

シエスタは言いながら手を花の間で舞う蝶のようにひらひらさせる。

「た、たしかにそうだけどぉ…」
「分かってるなら。
 サイトさんにどういう態度とればいいか分かりますね?」
「わ、分かったわよぅ…」
「ほ・ん・と・に!分かってますか?」

シエスタはそう言ってルイズの鼻先に指を突きつけた。
ルイズはその迫力に思わず仰け反る。

「わ、分かってるってば!しつこいわねっ!」

116:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:27:18 0Jk/lkMq
シエスタはふーん、と指を引っ込め、そしてルイズに言った。

「じゃ、態度で示してもらいましょうか?
 ミス・ヴァリエールが、ちゃんとサイトさんを幸せにできるのかどうか」
「い、いいわよ…!そのくらい…!」

売り言葉に買い言葉である。
その言葉を聴いてシエスタはにやりと笑うと。

「じゃ、今から私の言う事聞いてくださいね」
「…へ?」

目を点にするルイズの手を引いて、シエスタは寝室のある二階へと向かったのだった。

一つ、質問してよろしいでしょうか。
なんで俺まだ服も着ないでまた目隠しされてるんですか?
って言っても今ここはたぶん誰もいないんだけど…。
俺はシエスタに救出された後、ルイズ宅別邸の寝室に連れ込まれて、
『サイトさんはちょっとここで待っててくださいね♪』
とか言われて、
『ちょっとこの目隠ししててくださいねー』
とか言われるまま目隠しされてベッドの上にいるわけなんだが。
なんで目隠しなんだろう。部屋のどっかには服置いてあるんだろうけど、このまんまじゃベッドから降りることもできやしない。
で、シエスタはといえば、なんかルイズと話し合うとか言って部屋から出てった…たぶん。
なんでたぶんかっていうと。
見えないんだもん。
んで、扉の開く音がして足音が遠ざかっていったとなれば、部屋から出て行ったと考えるのが普通だと思う。
…っていうかさ、今朝からここ窓もあけっぱなのよね。
何気に寒いんですけど…。

「ぃえっくし!」

やっぱしくしゃみ出たし…。

「やっぱ目隠し外そう」

俺は独り言を言いながら、目隠しに手を掛けた。
その時。

ばたんっ!

勢いよく扉が開く音がした。

「あっ!ダメですよサイトさんっ!」

この声はシエスタ?
その声と同時に駆け足の音が聞こえて、俺の手が目隠しから引き剥がされた。

「あ、あのさシエスタ?なんで目隠しなのさ」
「んー。ちょっとの間だけナイショです♪」

嬉しそうにシエスタはそう言う。

「ちょっと、なにやってんのよっ!」

…って!今の声ルイズっ!?
蹴られる殴られる潰されるゆるしてもうしませんごめんなさーい!
俺は慌ててシーツをひっかぶってガクブルする。

117:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:28:06 0Jk/lkMq
「大丈夫ですよ、サイトさん」

そんな俺に、シエスタの優しい声が降ってくる。
そしてシエスタは、俺から優しくシーツを奪うと、俺の上半身を抱えて、ベッドの上に座らせた。
…毎回思うんだけど。わざとあててますよねシエスタさんわ。

「ミス・ヴァリエール?サイトさん怯えてるじゃないですか」

なんて俺が心の中で突っ込んでいる間に、シエスタは俺に掛けた時とはうってかわって厳しい声で、ルイズに呼びかける。

「…だ、だって」
「言い訳はいいです。さ、こっち来て下さい」
「わ、わかったわよ…」

え?なに?今俺信じられないもの聞いたぞ?
ルイズがシエスタの言う事素直に聞いてるっ!?

「さて、サイトさん。これからちょっとガマンきかせてくださいね」

驚く俺の耳元で、シエスタがそう囁いた。
な、なにが始まるんですかーーーーーーーーーーーーーーーっ!?


「あ、あの、シエスタ?やっぱしないとダメ?」

あぐらをかいてベッドの座る才人の前にぺたんと腰を下ろして、ルイズはすぐ後ろで見守るシエスタに尋ねた。

「もちろん。サイトさんだってミス・ヴァリエールに謝罪して欲しいですよねえ?」
「あ、ああ」

ルイズの不機嫌な気配を感じ取ったのか、少し腰の引ける才人。

「ミス・ヴァリエール?」

にっこりと威圧感のある笑顔で、シエスタはルイズに詰め寄る。

「わ、わかったわよぅ…」

ルイズはしぶしぶ、才人に四つんばいで近寄る。

「あ、あのね?そのね…」
「ほら、早く早く」

なかなか言い出せないルイズを、シエスタが後押しする。
ルイズは、先ほどシエスタに階下で言い含められた事を思い出す。
『とりあえず、サイトさんに謝りましょう。それから、一番手っ取り早い方法で幸せにしてあげるんです』
…うー、なんか騙されてる気がする…。
しかしルイズは、さんざんシエスタの言葉責めで良心を呵責され、謝る気になっていた。

「ゴメンねサイト。事情も聞かずに酷い事して」
「い、いや、俺も流されっぱなしで…ゴメン」

目隠しをされたまま、才人は謝るルイズに思わず謝り返してしまう。
それは条件反射に近いものがあったが、ルイズはそれを嬉しく感じた。
そして、その気持ちが一気に行為を加速させた。

118:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:29:00 0Jk/lkMq
「ううん。今回は私が悪いもの。
 だから、サイト。
 今から、いっぱい幸せにしてあげるね…」

そしてルイズは。
ぐったりしている才人の一物をいきなりきゅっと握った。

「え、ちょっ、何っ?」
「さーサイトさん、今からが本番ですよー。がんばってくださいねー」

シエスタは楽しそうにそう言い放つと、才人の後ろに回りこんで彼の体を後ろから抱きしめる。

「さ、頑張りましょうかミス・ヴァリエールも♪」
「う、うん…」

シエスタの言葉に、ルイズは才人の陰茎を柔らかく握って摩擦する。
それは自慰行為に似ていたが、自分の手ではない柔らかい感触に、才人の茎はあっという間に限界まで硬くなる。
音を立てそうなくらいの勢いで硬くなったソレを。
ルイズは一気に口に含んだ。

「くぁっ…ルイズっ…」

思わずルイズの頭を抱えそうになった才人の手を、シエスタが優しく捕まえる。

「ダメですよサイトさん。婚約者が一生懸命ご奉仕してくれてるんですから、邪魔したらいけません」
「そ、そうなの?」
「そーですよ」

そしてシエスタは才人の手をベッドの上に導き、両手でバランスを取らせる。
その間もルイズは休むことなく才人の茎を咥え、舌を絡ませ、刺激する。

「く、うぁ、うぁっ…」

目隠しをされているせいで、いつもよりも感じている才人。
もう限界が近そうだ。
それを見たシエスタは。

「ダメですねぇサイトさん。ガマンしてくださいって言ったじゃないですか」

言って、懐から細めのリボンを取り出すと。
一瞬の早業で、才人の茎の根元を、きつく縛ってしまった。

「ちょ、シエスタっ、なにしてっ…」
「イ・イ・コ・ト、ですよ~♪」

シエスタはあくまで笑顔ではぐらかす。
ルイズもその行為には違和感を覚えたが、今は才人の味を楽しむことで頭がいっぱいで、才人から口を離せない。

「くぅ、これっ…!だせなっ…!」

ぴゅっ…。

ルイズの口の中で、弱弱しい水音が響く。
才人の先端から零れたそれは、いつもとは全く違う少量であった。
尿道をリボンで圧迫されているため、射精したくても精液が出られないのである。

「シエスタっ…解いて、いいかっ…?」

思わず股間に伸びる才人の手を、シエスタは払う。

119:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:29:54 0Jk/lkMq
「だぁめ。私がいいって言うまでおあずけです」

そして今度は、口に入ってくる才人の量が少なくて不満げな、ルイズの後ろに回る。

「ミス・ヴァリエールも不満げですね?
 いっつもはお口の中に出されて感じてますもんねぇ?」

シエスタの指摘に、思わずルイズは口を離す。

「ち、ちがうわよっ」
「へーえ、じゃあこれはなんでしょうねえ?」

ぐちゅっ!ぐちゅうっ!

「ひゃあっ!」

シエスタの指が、四つんばいになって晒されたルイズのショーツを押し分け、一瞬でルイズの中に入り込んだ。
ルイズのそこは既に大量の粘液でぬかるんでおり、シエスタの指を容易く受け入れた。
シエスタはあっという間に指の数を二本に増やし、指を鉤のように曲げて、ルイズの中を掻きまわした。

ぐちゅ!ぶちゅ!

「ひぁ!シエスタっ…だめぇ!」

否定の言葉を上げるルイズだったが、ルイズの裂け目は卑猥な水音を立てて、シエスタの行為を受け入れていた。

「何がダメなんでしょうね?こんなにぐちゃぐちゃにしておいて」
「やっ!ちがっ!」

くちゅ、ぷちゅっ

「サイトさんの咥えるだけでこんなにしちゃうなんて。
 ホントにミス・ヴァリエールはサイトさんが好きなんですね。性的な意味で」
「やっ!」

真っ赤な顔で言葉責めに耐えながら、ルイズは全裸の才人の前で悶える。

「ふふ、可愛いですよミス・ヴァリエール」

そう言ってシエスタは、ルイズの身体が脱力し始めたのを見て、ルイズを抱き上げる。
シエスタに抱きすくめられる格好になったルイズは、抵抗しようとしたが。

くにっ!

「ひゃぁ!」

己の中心部をシエスタの指でつままれ、身体が仰け反る。

「あら、敏感ですねえ…。じゃあ剥いちゃったらどうなるのかしら?」
「ひ、らめ、シエスタぁ」

しかしシエスタはルイズの言葉を聴かない。

120:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:30:36 0Jk/lkMq
むりゅっ…

シエスタはルイズの包皮をつまむと、一気に剥き上げた。

「ひ、ひゃぅっ!」

ルイズの太股が一気に閉じ、かくかくと膝が痙攣する。
どうやら達してしまったらしい。

「あらら、先に逝っちゃいましたかぁ。旦那様をほっといて逝っちゃうなんて、妻失格ですねえ?」

意地悪くシエスタはそう言うが、ルイズは荒い息をつくだけで応えられれない。
シエスタは放置していた才人を振り向く。
そして放置された才人は、その淫らな水音と台詞に、己を滾らせ続けていた。

「さ、サイトさん。
 …ここからが本番ですよ…?」

シエスタは目隠しをされ、根元を縛られたままの才人を引き寄せたのだった。

もう何度逝っちゃったのか分からない。
私は後ろからサイトに犯され続けていた。
もう、舌は呂律が回らなくなってマトモな言葉にならない。
体からは力という力が全部抜けて、後ろから私を犯すサイトのされるがままになっていた。
ちなみに、サイトはまだ…逝ってない。
シエスタが彼のおちんちんの根元にくくり付けたリボンのせいで、射精できないみたい。
何度か、彼が震えたことはあったけど、私の中に彼が流れ込んでくることはなかった。

「ふふ。そろそろ欲しいですか?ミス・ヴァリエール」

私の目の前で、シエスタがそんなことを言ってくる…。
シエスタはあれから、私の身体をいっぱいいじって、何度も私を逝かせた。
でも、サイトのリボンを解くことはせずに、何度も私を逝かせてる。

「ルイズ、ルイズぅっ…」

サイトが一番奥をえぐってきた…!
あ、だめ、またくる、きちゃうっ!

「ひゃ、らめ、ひく、ひくぅぅっ!」

私の声が淫らに踊って、腰がサイトを締め付ける。
でも、私の中に彼は流れ込んでこない。
何度逝かされても、私の中は満たされない…。
快感とは別のものを、身体が欲しがっているのが分かった。

「さてミス・ヴァリエール。
 そろそろ欲しいんじゃないですか?
 サイトさんも、そろそろ出したいでしょうし」

うん…。欲しい…。
私はシエスタの言葉に、はっきりと頷いた。
サイトは、一番奥で止まってる…。

「じゃあ、旦那様にお願いしないとね?
 ほら、ちゃんとお願いするんですよ」

121:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:31:36 0Jk/lkMq
私はサイトを受け入れたまま、『お願い』した。

「おねがい、サイトのせいえき、いっぱいちょうだい…」
「ルイズ…」

私の中で、サイトがまた大きくなる。
でも、そこから私の欲しいものは出てこない。

「よくできました♪それじゃあ…」

しゅるっ…。

小さな、衣擦れの音と共に。

「ルイズっ…!」

どくどくどくどくっ!

「ふぁっ、ふぁぁぁーーーーーーーーーーーーっ!」

私の中に、熱い熱いサイトの子種が、流れ込んできた。

ごくっ、ごくっ…。

私の一番奥の部分が、その流れ込んでくる熱い液体を、飲み干すように動く。
それでも収まりきらない流れが、私の入り口から溢れる。

「あ、ふぁ、いっぱい…」

腰の奥に満たされる彼を感じながら、私は同時に自分の中のなにかが満たされていくのを感じていた。
そして、心地よいまどろみが私を覆っていく…。


「ふふ、可愛かったですよミス・ヴァリエール」

達して意識を失ったルイズをベッドに横たわらせ、シエスタは微笑む。
ルイズの股間からは、大量に吐き出された才人の精液がまだ流れ出している。

「これはお掃除タイヘンそうですねえ。サイトさん?」

シエスタは笑顔で才人を振り向く。

「そうだねえ…」

疲れきった顔で才人はベッドに腰掛けながら言った。
射精を何度もガマンさせられ、その挙句に大量の射精である。正直しんどかった。
しかしシエスタはそんな才人の事情などおかまいなしに。

「それじゃ、サイトさん。
 夫婦の仲を取り持った優秀なメイドに、ご褒美をくださいな」

言って、才人の目の前でにっこり笑う。
まて、ちょっとまて。
この状態でご褒美って。
シエスタは才人の予想通り、メイド服のスカートをするすると捲り上げていく。
その下は当然。
はいてなかった。
さらに、シエスタのそこは、二人の行為で間接的に高められ、すでに潤っていた。

122:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:33:00 0Jk/lkMq
「一回だけでいいんです」

そして、片手でスカートを捲くったままにすると。
才人の一物を、きゅっと握った。

「旦那様の、ステキなご褒美、くださいな♪」

そして、才人のソレは、あんな行為の後でも。
いや、後だからこそ。
シエスタの手の中で、一気に硬くなったのだった。


目を覚ますと。
シエスタとサイトに挟まれてベッドの上にいた。
…おなかのなかで、サイトが揺れてる…。
私はなんか幸せな気分になって、なんとなくシエスタの方を向く。

「あ、起こしちゃいました?ミス・ヴァリエール」

シエスタは起きてた。
私の方を、優しい笑顔で見つめてる。
…そして私は。

「ありがと、シエスタ」
「え、きゅ、急になにを?」
「私とサイトの仲、元通りにしてくれて。
 私、あのままだったらとんでもない事してた」

シエスタの目が驚きに見開かれる。

「…なによその珍獣を見るような目」
「いえ、ミス・ヴァリエールからそんな言葉が出るなんて思いもよりませんでした」
「…私がスナオに感謝しちゃ悪いの?」
「いえ、そーいうわけでは」
「まったく、珍しく人が感謝の気持ちを…」

そこまで言って私は気付いた。

123:挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:33:38 0Jk/lkMq
シエスタ裸じゃない。
…まてよ?あの後私寝てたわよねえ?

「う~ん、シエスタぁ…」

背後からのサイト寝言が、私の疑念を確信に変える。

「さーて、汚れたシーツのお洗濯をしませんと」

言ってシエスタがベッドから降りようとする。

「ちょっと待ちなさい」

がし。

私はシエスタの肩を引っつかむ。

「な、なんでしょうミス・ヴァリエール?」
「人が寝てる間にサイトとシたでしょこの淫乱メイドぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「あ、あれはご褒美ですご褒美っ!正当な労働の報酬ですっ!」
「そんな破廉恥な報酬があるかああああああああああああ!」

そして結局。
私とシエスタの取っ組み合いにサイトは巻き込まれて。
全治一週間の怪我を負ったのだった。~fin

124:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:36:45 0Jk/lkMq
はい終わりです。
なんていうか次々参戦者が増えますが、一応ヴァリエール三姉妹編はこれで全員(の予定
姫さまもタバサも出てきません。ヴァリエール邸での物語りですから。

さーて、次は非エロでも書きますかね。
んじゃこのへんでノシ

125:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:38:06 o3vHgNe5
リアルタイムGJ!!

126:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:38:17 kRVe65Cd
リアルタイム乙乙 エロメイドシエスタ万歳!

127:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:40:13 myeZ+/Jd
GJ!!
シエスタはこれくらいの黒さがいいですね。

128:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:42:42 rEklq6+1
GJ!

非エロ=参戦者はルイズパパ

129:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/04 23:48:00 0Jk/lkMq
しまった最初のワンセクション前回投稿分とカブってたorz
無駄遣いまじすんまそんorz

130:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:56:06 o3vHgNe5
誰だって失敗はあるさ
それを補ってあまりある文章力

131:名無しさん@ピンキー
07/05/05 00:01:04 kRVe65Cd
逆に考えるんだ
ワンセクション飛ばしてしまうよりマシだと考えるんだ

132:名無しさん@ピンキー
07/05/05 01:09:58 mtaecIUE
ドラマやアニメの冒頭にある「前回分のおさらい」的なパートだと思えばおk。

133:名無しさん@ピンキー
07/05/05 01:53:20 e0E4LcVj
へんたいさんの粋な計らいだと思ったぜwww

134:名無しさん@ピンキー
07/05/05 04:35:18 cUvagQ4y
ちょっと気になったけど
尿道が塞がってても射精は止まらないぜ
(膀胱に逆流するが


135:名無しさん@ピンキー
07/05/05 05:12:28 0BbvtGS5
>>134ま、気にすんな。ところでゼロ魔スレのキャラの印象をふと考えてみたのだが、


ルイズ・普段はドSのツン。エッチ時はデレが多い胸べこんべこん陥没少女。おそらく将来もマリアナ海溝確定。

シエスタ・大抵のSSでは究極暗黒鬼畜腹黒悪魔だが、サイトとの純愛が似合う少女

タバサ・ほぼ全部がサイトの受けの胸も貧弱だがロリにはとても喜ばれる。せんたいさんに世界一愛されている

テファニア・爆裂炸裂ぼよんぼよんどっかーんぷくーっもりもり巨乳少女。タバサと同じく受け主体

アンリエッタ・普段は白いが時折シエスタクラスの暗黒が発生する。喜劇もあるが純愛もあるオールマイティ少女

136:名無しさん@ピンキー
07/05/05 05:17:48 0BbvtGS5
>>135

アニエス・攻めが多いがサイトに押し切られることも多い年増

キュルケ・は?誰それ?死ねば、うざいから

シルフィード・きゅいきゅいきゅいきゅいきゅいきゅいきゅいきゅいうるさい単純馬鹿一直線エロ少女。タバサとのレズ願望あり?

こんな感じ?

137:名無しさん@ピンキー
07/05/05 05:32:10 JG2YAW33
キュルケが聞き捨てならン

138:名無しさん@ピンキー
07/05/05 06:39:15 M9KuMv6a
>>135はいいが>>136はいかんねぇ

139:名無しさん@ピンキー
07/05/05 11:03:30 X7HPARBI
そろそろシエスタは飽食気味。

140:名無しさん@ピンキー
07/05/05 11:08:47 XIW9g0vT
じゃあちょっとキュルケを肉便器にしてk(ryゴメンチョウシノッテタ

141:名無しさん@ピンキー
07/05/05 12:38:56 Oy4eGFpI
そこで従姉妹のジェシカの出番ですよ!!

142:名無しさん@ピンキー
07/05/05 13:12:02 JG2YAW33
ジェシカは「割り切った関係」ってイメージしかry

以前純粋に黒いテファのSS読んだんだが、あの作者さんの作品また読んでみたいのぉ

143:名無しさん@ピンキー
07/05/05 14:11:52 h8tyR1pa
行動は黒いけど心の中まで黒くなりきれてないテファのやつかな?
どうなったんだろうねー

144:名無しさん@ピンキー
07/05/05 18:33:56 1TbXhr0h
思ったんだが

せんたいさんの一番好きなキャラって

実はタバサじゃなくて


シエスタなんジャマイカ?

145:名無しさん@ピンキー
07/05/05 18:36:21 PS+TV3aq
何いってんだ
全員愛してるに決まってるじゃないか

146:名無しさん@ピンキー
07/05/05 18:50:31 Pg6nqeh+
みんなわかっちゃいないな!!


せんたいさんが愛してるのは…








オレ達に決まってるジャマイカ!(´゚Д゚)クワッ



スマン、吊ってくる…

147:名無しさん@ピンキー
07/05/05 19:30:20 VavJiNS6
>>43続き
あれから、数日がたった。
今、サイトは一人夜,学院の中庭で物思いに耽っていた。
(正確にいうと、逃げてきた。)
ルイズの部屋では、
ルイズとシェスタが仲がいいのか悪いのかケンカ中である。
よく、あきもせずにやるものだ。
身体は以前のように動くようになったが、
これがあの男と契約したという紛れもない事実であることを
如実に物語っている。
日本に戻れば、契約は消えるのだろうか?
ルイズとの契約とはちがい、どうしても気が重くなってしまう。
このことは、誰にも話せない。もちろん、自分のかわいい御主人様にも。
「サイト君、聞こえているかい?」
「ああ?」
また、あの男だ物思いに耽っていて気付かなかったらしい。
「なんか用か?」


148:名無しさん@ピンキー
07/05/05 19:32:44 VavJiNS6
あまりあいたくはないのだが、しかたがない。
黙って話を聞くとしよう。幸いここには、誰もいない。
「実はいい忘れたことがあってね。」
「君の寿命のことなんだが、あれは
“あくまでも日常生活のなかで生活する”
うえでの話しであって、もし君が戦闘などで負傷して
動けなくなった場合は
別料金になるから気をつけてくれたまえ。」
この男が、何を言いたいのかよくわからない。
「具体的には?」
「動けなくなって再契約する場合、以前の契約どうり君の寿命は
消費されたことになる。つまり、残りの寿命をまた差し出すことになる。」
「私は、動けるようにはするとはいったが“不死身”
にするとはいっていないからね。」
サイトは、一瞬詐欺のように感じたが口に出すのは止めておく。
この男に、文句を言っても無駄だからだ。
この数日で嫌と言うほど、思い知った。
「まあ、私も鬼ではない。少しばかり助言を与えよう、宝物庫に
いってみるといい。君を助けてくれるものがあるはずだ。」
宝物庫か……そういえば以前ロケットランチャーがあったな、
中に入ったことがないから詳しいことは分からないが
探してみる価値はありそうだ。
オスマン氏に頼んでみるか。


149:名無しさん@ピンキー
07/05/05 19:37:13 VavJiNS6
しかし、この男はなんでそんな事まで知っているのか?
ここまでくると、恐ろしくなる。
「お~いサイト」
この声は、ギーシュである。走ってこっちに向かってきている。
こんな時間になんのようだろう?
男の方に視線を戻してみると、もう男の姿はない。
まったく、油断も隙もない男だとつくづく思う。
「こんなところにいたのか?ルイズの部屋にいってみたら、
君の御主人様とメイドがやりあっていたからね。」
「もう、おさまったかな?……」
口をだすとろくでもないことになるので、そそくさと部屋から
出てきたのだが
もうそろそろ帰ってもいい頃かもしれない。
「それよりもサイト、病みあがりで悪いが任務だ。」


150:名無しさん@ピンキー
07/05/05 19:38:45 VavJiNS6
以上で終わりです。
駄文をさらして申し訳ない。
暇つぶし程度に見てくれたら幸いです。

151:名無しさん@ピンキー
07/05/05 20:57:25 lRJ2YZgd
>150
一番やりでGJ・・・そろそろ題名をつけてみては如何か?

152:名無しさん@ピンキー
07/05/05 22:06:59 c7/oOsd6
なんだか黒いなサイトが。
でも期待してるぜ。


153:名無しさん@ピンキー
07/05/06 00:15:27 kUFuul0v
新作アニメ板のゼロ2期スレで衝撃事実・・・orz

このスレで知ってた人は何人くらいいるんだろうか?

154:名無しさん@ピンキー
07/05/06 00:29:34 ohigpfHL
双月の読み方か?

155:名無しさん@ピンキー
07/05/06 00:36:16 BXudlL5P
何の事だかわからん…
タバサの中の人の件だったらタバサ役やるずっと前から
ファンだったしお世話になってたが。

156:名無しさん@ピンキー
07/05/06 00:37:49 kUFuul0v
>>154-155
双月の件もあるが俺がびびったのは>>155の事・・・

157:名無しさん@ピンキー
07/05/06 01:09:10 ZIB42pNe
エロゲに出ていたくらいでギャーギャー騒ぐな

158:名無しさん@ピンキー
07/05/06 01:56:03 ehUAr7ob
と言うか、結構あるよね。
>>153、わざわざ二レスも使って勿体ぶるのはヤメレ。あんまりひつこいとまた157に怒られますよ。

>>155
(゜д゜人゜゜)ナカマ…

159:名無しさん@ピンキー
07/05/06 01:56:15 sVWo+gKU
新しいドラえもんしかり、最近の声優の半分くらいはエロやってるよ

160:名無しさん@ピンキー
07/05/06 01:59:31 BXudlL5P
逆に考えるんだ
エロ仕事やってるの知ったから
今すぐ出演作買ってきて(;´Д`)ハァハァしようと考えるんだ

161:名無しさん@ピンキー
07/05/06 02:03:44 XeDtGgnb
お前らこんなスレでいったい何を

162:名無しさん@ピンキー
07/05/06 03:57:19 6lgZCpDi
ルイズって可愛いよな。

163:名無しさん@ピンキー
07/05/06 05:23:14 5fL1Gb6o
ルイズ可愛いよルイズ

164:名無しさん@ピンキー
07/05/06 06:21:53 q1XIrnjJ
おまいら本気でタバサに勝てる奴がいると思ってるのか?
タバサの可愛さは世界一ィィィー!!!


だが最近ルイズシエスタ分以外がなくなってきた。特にアンアニテファ分は無くても、もうしばらく耐えられるがタバサ分はもう限界に近いんだ。頼む、世界平和と俺のためにエロタバサを投下してくれ!

165:名無しさん@ピンキー
07/05/06 10:41:09 0NXkPOXi
テファって胸でかいよな

166:名無しさん@ピンキー
07/05/06 10:51:33 sVWo+gKU
ロマンと夢が詰まってるからな

167:名無しさん@ピンキー
07/05/06 12:23:48 3WSj5YIc
無限の可能性

168:名無しさん@ピンキー
07/05/06 12:25:29 yXS6QsON
>157
作者自体、そもそもエロゲのライターだからなぁ。

169:名無しさん@ピンキー
07/05/06 12:37:09 GlPuSgSN
グリグリはまだしもジブリルだからなぁwww

170:名無しさん@ピンキー
07/05/06 14:37:25 z8xQXsVS
むしろタバサの声優はノボルが推したりしたんじゃないのか?
明らかにノボルはタバサ贔屓だし、ゼロ魔の主要声優陣の中でタバサだけ浮いてる気がする

171:名無しさん@ピンキー
07/05/06 15:34:34 rI2H6zhg
タバサのキャビンアテンダント姿には萌えた

172:名無しさん@ピンキー
07/05/06 16:07:29 NCKJ1NQT
と言うか、1期だとタバサの存在が

173:名無しさん@ピンキー
07/05/06 16:08:39 sVWo+gKU
タバサに浴衣着せて、わたあめを持たせてみたい俺は駄目人間

174:名無しさん@ピンキー
07/05/06 16:20:01 SMABlcuF
一期というか、タバサの冒険読まないと

175:名無しさん@ピンキー
07/05/06 18:26:32 ZIB42pNe
シエスタがマナマナ化する毒電波が飛んできた・・

176:名無しさん@ピンキー
07/05/06 20:27:55 dW3MasY0
エロゲやエロアニメに出てても問題無し!
AVは複雑だけど、赤い人が出てたのは引いた・・・・

177:名無しさん@ピンキー
07/05/06 20:30:17 l1LmLt3C
だからノボルがエロゲライターな時点で…

178:名無しさん@ピンキー
07/05/06 20:38:50 GlPuSgSN
豊胸手術を施し、張り型を装着したシエスタに貫かれるサイト


ふぅ……古傷がうずくぜ……


ちなみに、わからない人のために
「豊胸手術を施し」がかかるのはサイト

179:名無しさん@ピンキー
07/05/06 21:06:46 0NXkPOXi
アブノーマルなんて表現じゃ生ぬるすぎるシチュだな

180:名無しさん@ピンキー
07/05/06 21:13:08 GDtjLKwH
>>178
マナマナ
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

181:Soft-M ◆hjATC4NMLY
07/05/06 22:00:32 1fy+63/3
やや長めの話の序章を投稿します。
話の性質上、寸止め展開がしばらく続きますのでご了承ください。

182:事の発端? 1/5
07/05/06 22:01:37 1fy+63/3
 人生には転機というものがある。

 俺こと平賀才人みたいに、「突如異世界に召還される」なんていう
極端な転機が訪れる人間は滅多にいないと思うが、
とにかく、人の生活は何かしらの転機でがらりと変わる。
 
 その転機というものは、それが起きた時には気付かない事もしばしば。
 今、思い返すと、あれがひとつのきっかけだったのかもしれない。
もしあの出来事が無かったなら、”今”は全く別のものになっていたかもしれない。
呆れて笑ってしまうような些細な出来事だったけど、あの時がきっと、"今"への始まり。
 
 
                 ~ ゼロの飼い犬 ~
 
 
 それは、俺がこの世界、ハルケギニアに来てからさほど時間が経っていない頃。
 俺とその主人が、自分達がガンダールヴと虚無の担い手であることをまだ知らない時のこと。
 
「たらいま~」
 取り込んだばかりの、日向のいい匂いが漂う洗濯物が一杯に入ったかごを抱え、
俺は”ご主人様”の部屋のドアを開けた。机の上にかごを下ろすと、ふう、と一息つく。
 使い魔というか、小間使いの仕事に順応してしまっている自分を何だかなぁと思いつつ、
俺はちらりとベッドの方へ目を向けた。
 
 一人で寝るには大きすぎるんじゃないかと思える(でも俺は寝かせてもらえない)
天蓋付きのベッドの上には、輝くような桃色がかったブロンドの少女の姿。
俺の自称ご主人様である、ルイズお嬢様が座り込んでいた。
 どうやら、俺が部屋に入ってきたことに気づいていないようだ。
 
「……?」
 ルイズは膝を抱え込むような不自然な格好で、妙に真剣な顔をしている。
 何事かと思って近づいてみると、ルイズはその手に小さな裁縫用のハサミを持っていた。
 
「何やってんだ?」
「わひゃあっ!?」
 ベッドの傍まで寄って聞くと、ルイズは素っ頓狂な声を上げてびくっと体を振るわせた。
「なっ、ななな、何よ! いつの間に帰ってきたのよ! ノックしなさいっていつも言ってるでしょ!」
「してから入ったぞ。気付かないお前が悪いんじゃねーのか?」
「わたしは聞いてないわ、ちゃんと返事するまで待ちなさいよね」
 ルイズは鼻息も荒く、小さめのハサミを握り締めて文句を言ってくる。
 
「わーったよ、すみませんねぇ。で、そんなに集中するほど何をやってたんだ?」
「足の爪を切ってたのよ。文句ある?」
「爪?」
 ハサミで? と思ったが、どうやらこの世界では爪切りは無いか、あるいは一般的ではないらしい。
 なるほど、ルイズはベッドの上に布を敷いて、そこに生足を投げ出していた。
 
「全然切れてないじゃん」
 ルイズが自分で抱え込んだ足の先の爪には、白い部分がかなり残っていた。伸び放題と言っていい。
「う、うるさいわね。今切り始めたばかりよ。それに、ご主人様の足をじろじろ見るなんて失礼よ」
 ルイズは頬を赤くして、手で自分の両足の指を隠した。
 
 ははーん。そこで気付く。
「……お前、足の爪切るの苦手だろ」
「な、何言ってるのよ! そんなわけないでしょ! このヴァリエール公爵家のわたしが!」
 いや、たぶん家は関係ないから。この反応は図星だな。
「まー、仕方ないかな。お前、何やっても不器用だもんなぁ」
 このルイズと一緒に暮らすようになってさほど時間は経っていないが、こいつが手先の細かい作業や、
微妙な力加減を必要とする作業が極端に苦手なことはよくわかっていた。

183:事の発端? 2/5
07/05/06 22:02:15 1fy+63/3
「馬鹿にしないでよね! 何よ、足の爪くらいっ!」
 ルイズは殺意のこもった目で俺を一瞥してから、再び足の指に視線を戻す。
が、ハサミを持った手はぶるぶる小刻みに震えている上に、妙に不自然なポーズ。
どうやら、運動もあまりしていないせいか、体も固いらしい。危なっかしくて見ているこっちが不安になる。
 
「俺が切ってやろうか?」
 見かねて、助け舟を出してやる。
「馬鹿にしないでって言ってるでしょ! 何でアンタに…」
「いやでも、こういう仕事って使い魔にやらせるものだったりはしないのか?」
 着替えや洗顔、ブラッシングまでやらされているのだ。逆にルイズの方から要求してきてもおかしくない。
 
「あ……そうね、こんなの貴族が自分でやる仕事じゃないわね。切りなさい」
 その発想は無かったわ、という顔をして、ルイズはハサミを俺に渡す。
「あいよ。じゃ、ベッドに腰掛けるみたいにしてくれ」
 ベッドに敷かれていた布をとって、ベッドの脇の床に置く。ルイズは「ん」と小さく返事をして、
言われたとおりにベッドに腰掛け、足を布の上に投げ出した。
 
「じゃ、失礼しますよー」
 まずは右足から。ルイズの足のかかとの辺りを持って、少し持ち上げる。
「ひぁっ!? な、何すんのよ!」
 びくん、と足を跳ねさせるルイズ。危うく顎にヒットするところだった。
「あぶねーな、何って、触らなきゃ切れるわけないだろうが」
「触り方がヘンだったわ!」
「ただ持つのにヘンも何もあるかよ…」
 ため息をついて、もう一度ルイズの足を掴む。ルイズはまた小さく足を震わせたが、
今度は蹴り上げたりはしてこなかった。
 
「(うわ、ちっちゃ……)」
 あらためて手に持ってみると、その足の小ささに驚いた。足首も細く、足自体もその指も小さく、
まるで子供の足みたいな印象。口に出したらルイズは起こるだろうが、自分の足とのあまりの
大きさの差に、つい壊れ物を扱うような気分にさせられてしまう。
 そして、その芸術品みたいな足に不似合いな、伸びてしまっている爪。
使い魔だからとかそういうのではなく、このままにしておくのは良くないという気分にさせられてしまう。
 
「それにしても伸びてるなぁ。これだと、いつも履いてる長いソックスもすぐ穴開いちゃうんじゃないのか?」
「えっ! み、見たの!?」
「へ?」
 慌てるルイズの顔を見ると、しまった、といった表情をしていた。
どうやら本当に穴が開いたままのソックスを履いてしまっていたことがあるらしい。
 
「そりゃみっともないやら勿体無いやら。切ってやるから安心しな」
「うう~、また馬鹿にして…」
 つい笑ってしまいそうになるのを堪えつつ、ハサミを構えてルイズの小指に持っていく。

 ……すると、俺の左手のルーンが僅かに熱を持ち、光を発した。
 あれ、何でだろ。俺はルイズの使い魔になってから、このルーンのおかげで武器を自在に操れるように
なったらしい事はわかっていたけど、今持ってるのはハサミだ。刃物だけど、武器とは呼べない。
 ひょっとしたら、他人に向けて使ってるときは武器って扱いにもなるのかも。
一応これでも人を傷付けることはできるわけだし。
 
 首をかしげつつも、これ幸いとハサミを手の中でくるくる回す。
やっぱり、今までよりも格段に軽快に使える。これなら思い通りに、上手く切れる。
 
 パチン、パチン、パチン。 

「んっ……!」
 ハサミを入れるたびに身じろぎするルイズの体をものともせず、爪を切っていく。
ルーンの力のおかげってのもあるんだろうが、ルイズの爪が綺麗に切りそろえられていく光景は、
まるで美術品の手入れをしているようで妙に気分が良い。

184:事の発端? 3/5
07/05/06 22:02:51 1fy+63/3
「ルイズの爪は柔らかいな」
「え……なによ、それ」
 切っていても、引っかかって刃が止まる、などといったことが無い。正直な感想を述べると、
ルイズは鼻にかかった声で返事をした。
「褒めてるんだけど」
「いいわよ、そんなの……早くぜんぶ切っちゃってよ」
 ルイズは俺の眼前に足を差し出してくる。失礼な態度だが、切られる事に抵抗は無くなったらしい。

「(そういえば、俺も小さいころは母さんに切ってもらったりしたっけな…)」
 ルイズの態度が幼いころの自分と重なって微笑ましく思えつつ、やけに従順になったルイズのおかげで、
スムーズに右足の爪を小指から親指まで切りそろえることができた。
「よし、おっけー」
 うむ、我ながら言い出来だ。満足して頷き、ふっと息を吹きかける。すると─。
 
「~~~っ!!」
 ルイズは唇をきゅっとかみ締めて、全身を震えさせた。爪を切ったばかりの足の指を握り締め、
しばらく硬直させてから、糸が切れたように力を抜いた。
 
「おい、ルイズ、どした?」
「……え……?」
「え? じゃないだろ。俺が聞いてるんだよ」
「何が…?」
 ハサミで傷つけてしまったとかではないらしいが、ぼーっとした様子でまともな答えが返ってこない。
 床屋で髪を切ってもらっている間は眠くなるけど、あんな感じなのかも。
 
「まぁいいや。ほら、次は左足出せよ」
「うん……わかった」
 今度は素直に左足を差し出してくるルイズ。
何か調子狂うな、などと思いながら、そちらの足の爪も切っていく。
 
 パチン、パチン、パチン。
 
「ん……はぁ……」
 ルイズの様子に注意してみると、目を瞑り、頬に茜をさして、深い息をついていた。
 その姿を見ていて爪を切る手が止まると、ルイズは薄く目を開けて、首をかしげる。
 どうして止めちゃうの? とでも言いたげな様子で。
 何となく照れくさくなって、爪を切る作業に戻る。
 
「………」
 何だかよくわからないけど、可愛い。
 普段俺に文句ばっかり言って、蹴る殴る鞭で叩くの暴虐を振るう少女が
安心しきって俺に体を預けてくれているんだと考えると、感慨があった。
 でも、たぶん、この感慨はそれだけじゃなくて……。
 
 小指から順に左足の爪も切っていき、ついに一通り切り終わった。
けど、これで手を放し、終わりと宣言してしまうと終わりなんだと考えると何だか躊躇してしまう。
 
「(他人の前に跪いて爪を切るなんてそんなに楽しい事じゃないだろうに…)」
 自分の気持ちに違和感を覚えながら、何となく、ルイズの小さな足の指に触れてみる。
「ふぁ……んっ、なに?」
 それまで眠るみたいに目を閉じていたルイズはぱっちり目を開いた。
 
「あー、いや、爪切りは終わったけど、せっかくだしマッサージでもしてやろうかなって」
「……そう、良い心がけね」
 あれ? 蹴られる事も覚悟してたのに。ルイズは一瞬考える素振りを見せてから、
俺が咄嗟についた言い訳を真に受けてまた体の力を抜き、俺が足に触れるのに任せてしまった。
 
 何か、変だ。俺もルイズも。

185:事の発端? 4/5
07/05/06 22:03:41 1fy+63/3
 妙な空気になっていることを感じながらも、マッサージすると言った手前、適当にその足を揉みほぐす。
「あっ……それ、いいかも……」
 あまり運動しないからかな。ルイズの足の肌はすべすべで柔らかいけど、関節は固くなってる感じがする。
土踏まずをぎゅっぎゅっと押してやると、ルイズはため息にも似たリラックスした声を上げた。
 
 左手でルイズの足を支えたまま、形の良い足の指を左手で摘む。
「ふぁっ……!」
 すると、ルイズは身を震わせて、一際高い声を上げた。
これは嫌がってる声じゃないな、ちょっと痛いけどそれ以上に気持ちいい声だ。
 
「どうだ? これは気持ちいい?」
「うん、それいい……上手じゃない…。続けて」
 力を加減しつつ、指を引っ張ったり左右に動かしたりしてやる。ときどき関節が鳴る音がしたが、
そのたびにルイズは身を固くしつつも、とろけたような吐息を漏らした。
 
 そんなことをしているうちに、ルイズが「良さそう」な反応をする箇所がわかってきた。
どうも、そのままマッサージをするよりも、くすぐったり撫でたりする時の方が気持ちがいいらしい。
 
「はぁ……はぁ、ふぅ……はぁ……」
 だんだんと、ルイズは意味のある言葉を喋らなくなってきた。頬を上気させて、薄目で俺の方を見ながら、
その両手はベッドシーツをきゅっと握りしめている。
 こっちの顔も赤くなる。何だよ、何なんだよ、その反応。

「(うわ……こっちまでドキドキしてきた)」
 ここで急に止めたら不自然だし、このまま続けても変なことになりそうだ。
俺の頭の中まで熱くなって混乱しかける。それでもこの手が止まらない。
 ルイズが気持ちよさそうに反応する部分を探して、不自然になりすぎないようにいじる作業が止められない。
 だって、俺の前でこのご主人様が大人しくなって、俺がすることに黙って身を任せる事が初めてなら、
 こんなにも堂々と肌に触れているのにおとがめ無しどころか、ルイズの方から続けることをせがんでくるのも初めて。
 この状況を、俺の方が楽しんでる……?
 
 ルイズは、足指の付け根をくすぐられるのが「好き」らしい。
触れるか触れないかの力でそこを何度も触ってやると、ルイズは髪を振り乱し、押し殺した甘い吐息をつく。
 何だよ、止めろって言ってくれよ。『なに馴れ馴れしくいつまでも触ってんのよ!』とでも言って蹴るなりしてくれれば、
それで終わるのに。こんな事続けてたら……。続けてたら……?
 
「あっ……は、あっ、あ……あぁ……」
 遂に声を我慢することができなくなったのか、ルイズは喉を震わせて悲鳴を上げた。
その声を聞いて、ぞくぞくと背筋が震える。この声をもっと聞きたい。
 そんな衝動にかられて、さらに強く……ルイズを”愛撫”する。
 
「あっ…なんか……それっ…だめ、だめだめサイトっ……それ、それぇっ……」
 嫌がっているような口ぶりなのに、本気で拒もうとはしていない。
感極まっていくルイズの声の、その先を知りたくて、続けて。そして……。
 
「んっ……んんぅっ……!!」
 ぎゅっと身を縮こませて、ルイズはその小さな身体を強く震わせた。
その姿はくらくらするほど可愛くて、いやらしくて……。
 今まで俺が彼女にされた暴挙のぜんぶを忘れてしまうほど、愛おしい、と思えた。
 
「………っは、はぁ、はぁ、はぁっ……」
 しばらく、呼吸の仕方も忘れてしまったみたいに息を止めていたルイズは、ようやく体を弛緩させた。
 そのまま、夢心地の中にいるみたいに、とろんと呆けた瞳を俺に向ける。
 
 ……その目は、”いい”ってことだよな? 構わないんだよな?
 鳶色の瞳に魅入られたみたいになってしまって、俺はそろそろと手を伸ばす。
ルイズの足から、かかとを通って、その上に。ふくらはぎはこの世のものとは思えないほど柔らかくて、
指先が移動するたびに体をびくびくさせるルイズが可愛くて、止まらない。
 そして、ほとんど筋肉のついていない、細くてすべすべの太股に触れて、今はスカートの中に隠れている
その奥を想像してごくりと唾を飲み込んだとき。

186:事の発端? 5/5
07/05/06 22:04:26 1fy+63/3
「……だめーっ!!」
 絞り出すようなルイズの声と共に、つま先で俺は思いっきりルイズに蹴られた。
 
「づっ!」「痛っ!」
 その足先は薄く開いていた俺の口の中、前歯の辺りに当たって、俺と共にルイズの痛がる声も聞こえた。

「おい、蹴るこたねーだろ!?」
「だって、だって……!」
 じーんと痛む歯を抑えながら、ちょっと涙目でルイズに文句を言う。
 すると、目の前に俺を蹴ったばかりのルイズの足が見えた。その中指の先に、僅かに血が滲んでいる。
「あ、悪いっ」
 俺の歯に当たって切れたのか。
 そもそもいきなり俺を蹴ったルイズに否があるはずなのだが、思わず俺はその足をまた掴んで、
血が出ている指先を、口に含んだ。
 
「…………」
 
「…………」
 
 時間が止まる。その状態のまま、俺とルイズは硬直した。
 あれ、何してんだ俺。血が出てたからつい反射的に舐めちゃったけど、これ足だぞ、ルイズの。
 いや、ルイズの足なら構わない。汚いなんて思わないし、むしろ綺麗だし。いやいや、そういう問題じゃない。
いくらなんでも変態じゃん。まずいじゃん。っていうか、ご主人様に怒られるじゃん……。
 
 止まっていた時間は、たぶん実際には一秒にも満たないんだろうけど、俺には何十分にも感じられた。
 そして、その異常な時間は、我がご主人様が発した、
 
「なっ、ななななな何してんのよ犬ーーーーーーーーーっっっ!!!!」
 
 ついさっきまでのしおらしかった態度が夢だったかのような大声と共に破られ、
俺は全くの遠慮のない勢いで口に銜えていた足に蹴り飛ばされた。
 
「うわはっ!?」
 ゴロゴロゴロ。世界が回る。
 自分でも面白いくらいに見事に床を転がった俺は、寝床である藁たばの中に思いっきり突っ込んで止まった。
 
「ばっ、ばか! 変態! 信じらんない! でっ、ででで出て行きなさいっ!!」
 
 息を荒げたルイズの声が聞こえたが、顎を蹴られて頭を揺さぶられた上に回転して脳をシェイクされた俺が
立ち上がれるわけもなく。
 遠のいていく意識の中で、あぁ、俺はまた強烈なカンチガイやらかしたんだなァなどと考えていた。
 
 
 
 そう、この時は、ただのカンチガイで。大した意味もない、些細な出来事だと思っていたのだった。

187:Soft-M ◆hjATC4NMLY
07/05/06 22:05:32 1fy+63/3
続きます。では。

188:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:08:25 Y7M7j0S5
俺にクリーンヒット。GJ

189:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:09:23 bYZYl2H6
wktk

190:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:11:59 wTidPNK8
おかしいほどにえろいな

191:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:14:34 0NXkPOXi
純愛な流れもいいが、こーいうキッカケ的なところから関係持つ→好きってのも、これがまたどうして
続きにwktk

192:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:17:12 DX61aD9s
なんでそこで切るんだよwww
俺にもクリーンヒットです。
GJだ

193:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:45:06 V2sZvW0W
>>187
最近の黒いのについていけなかったかよかったよ。
甘いの、ごちそうさまでした。

194:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:53:00 0NXkPOXi
おいおい旦那、まだ箸を置くにゃ早ーぜ。あくまで「中座」だ

195:名無しさん@ピンキー
07/05/07 01:22:42 6XpPCN0/
>>194
そうだまだ終わってなかったんだ

196:名無しさん@ピンキー
07/05/07 01:26:47 6XpPCN0/
>>187
GJ!
続きはどうなるんだ・・

197:名無しさん@ピンキー
07/05/07 01:52:39 6qayLt9m
>>187
GJ! 続きwktk

ライトノベルと言えばイラストがつき物だが、
このスレに投下された作品の中で、イラストが欲しい場面とかってある?
名場面でもエロいシーンでも。俺は描けないけど。

198:名無しさん@ピンキー
07/05/07 03:43:10 eQkB2DgP
>>197
描かないのかよっw

199:名無しさん@ピンキー
07/05/07 04:19:01 6qayLt9m
いや、単に聞いてみたかっただけなんだよ。
イラストにしたいほど印象的な場面ってどんなもんかなあとか。
俺もちらほら書いてる身だから、自分のが上がったりしたら鼻血噴くほど嬉しいし、
多分他の作者さんたちにしてみてもそうだと思う。

という訳で、気が向いたら作者さんたちに鼻血を噴かせてみてくれ。

ちなみに俺は「見知らぬ星」でシエスタが死ぬシーンが大好きです。
あのときのシエスタの笑顔をイラストで見てみたいよね?

200:名無しさん@ピンキー
07/05/07 08:03:23 3pan+2Od
もう作品一つにつきイラスト一点でいいよ

201:名無しさん@ピンキー
07/05/07 09:57:10 FvCeNjAp
書かないんだw
俺が書いてやるぜ!!っていいたいところだが
俺の画力のなさじゃ無理です

202:名無しさん@ピンキー
07/05/07 10:00:56 qDBFAtAI
そんなことは良いから変態は何処から来て何処へ行くのかについて考えようぜ

203:名無しさん@ピンキー
07/05/07 10:49:35 YBrL9hmr
虚無から来て虚無へ還る

204:名無しさん@ピンキー
07/05/07 13:16:10 0I5/u7GZ
そして舞台は劇場へ…

205:名無しさん@ピンキー
07/05/07 14:11:06 Hw9Ugx7H
>>199
261氏「黒い蜘蛛の糸」の最後
表面的には普通なのに相当怖い絵になりそう

206:名無しさん@ピンキー
07/05/07 14:37:45 3pan+2Od
あれは個人的にもかなり好きな作品だが、シエとルイ以外、総出で病んでたからな・・・・
アレ以上に哀れなサイトを見る事はできんじゃろうて

207:名無しさん@ピンキー
07/05/07 14:43:22 AnUDHCCn
>>199
魔法戦隊の採石場での爆発シーン

208:名無しさん@ピンキー
07/05/07 15:43:17 Pa+MBa2n
見たいシーンってのとはちょっと違うけど、
せんたいさんの「きっとこんな未来」の三つ子姫のイラストが見たいね。
なんかかなり好きだ、あれ。

209:名無しさん@ピンキー
07/05/07 17:59:16 3pan+2Od
あれはいいなぁ・・・・いや、三つ子巫女がってことじゃなくt
あんなハッピーエンディングを原作でもやってくれると俺モーモンタイ

210:名無しさん@ピンキー
07/05/07 18:10:59 ReatQjVc
>>208
俺もあれは好きだ。ヒロイン全員登場のハーレムものだからな

でも他の未来モノでは「あなたの未来はどっちですか?」も気になってる。
続きまだかな。

211:痴女109号
07/05/07 20:12:04 RlaksQe3
流れを叩き切って申し訳ないですが、
>>95-101
の続きです。


212:痴女109号
07/05/07 20:16:06 RlaksQe3

「つまり、騎兵の特質とは、騎馬による機動力をフルに活用し、大迂回をしつつも敵陣の側面・または後背などの最ももろい面を奇襲し、本隊の攻撃を容易せしめる事にある」

―奇襲、と聞いた瞬間に、講義を聞く生徒たちの表情が曇った。
「つまり先生、不意打ちということですか?」
「それって、卑怯じゃないですか」
「貴公らはバカか? それとも私の話を真面目に聞いていないのか?」
 アニエスはやれやれという表情で言い放った。

……はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、……あと、何分だ……?

 ここはトリステイン魔法学院の一室。
 水精霊騎士隊・通称オンディーヌの構成員は、全員この学院の学生であるため、王都にある士官学校に正式に通学する事は難しく、そのため、彼らには課外授業という形で、魔法の授業のかたわら、非常勤講師が学科や教練の指導に来るのである。
 銃士隊長アニエスは、その主席講師に任命され、(本人はいやいやながらも)週二回、きっちり出来の悪い貴族のガキどもを怒鳴りつけに来る。
 なんのかんのと、彼女は面倒見のいい女性だった。

……はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、……おっ、おなかが、苦しい……。

「単なる騎士なら、大声上げて敵に飛び込めばそれで済む。それが奴らの仕事だからな。しかし、私がここでテーマとして取り上げているのは、単なる騎士ごときではない。“騎兵”だ。騎士と騎兵とでは、その役割は大きく違う」
 アニエスは、その教鞭をぴしりと鳴らし、
「騎兵とは、最も速度を要求される兵種であるため、きらびやかな甲冑も重い馬鎧も着けず、また騎馬のみの行軍であるため、私兵を歩卒として従軍させる事も無い。そして敵陣の後背を突くといったところで、当然そこが無防備である可能性は薄い」
 分かるか? つまり奇襲と言えば聞こえは悪いが、とアニエスは一声いれると、
「要するに、最も高度な馬術と、最も薄い装備で敵陣を確実に打ち崩す攻撃力、そして勇敢さが要求される兵種なのだ。―この戦術を自在に活用できれば、百戦百勝も夢ではない」
 アニエスは興奮気味にドン、と教卓を叩きながら言う。
 そんな彼女の迫力に、教室に居並ぶ騎士隊の小僧どもは声もない。

……はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、やべえ……もう、授業どころじゃ……!!



213:契約(その3)
07/05/07 20:18:44 RlaksQe3

「でも、先生」
 おずおずとギーシュが手を挙げる。
「さっきの質問の答えになってません」

―あ? という表情で睨み返すアニエス。
「卑怯はやっぱり……卑怯じゃないでしょうか?」
「まだ分からんのかっ!! 戦場は遊び場ではない。騙し騙されの駆け引きこそが、勝負の趨勢をきめるのだっ!!」
 ギーシュ・ド・グラモンっ、とアニエスは叫ぶように彼を呼ぶと、
「貴様、仮にもグラモン元帥の一門であろうが! 正々堂々と正面からの会戦にこだわるなど、敵の十倍の兵力を以て初めてほざける事と何故気付かんっ―って、ゴラァッ!!」

 その瞬間、反射的に頭をすくめた才人の髪ギリギリを、アニエスの教鞭がうなりをあげて通過する。

―危なかった。
 ホッとしつつ顔を上げた才人を待っていたのは、怒りで真っ赤になったアニエスの瞳だった。
 銃士隊隊長ともあろう剣の使い手が、説教途中に思わず晒したブザマに、教室のあちこちから失笑の声が洩れ、それがさらに彼女の怒りに油を注ぐ。

「ボっとしてた割りには御機嫌にかわしてくれたなサイト。私の授業はそんなに退屈か?」
 退屈だなんてとんでもない。ただ集中できない事情があるだけだ。
 しかし才人にとっての不幸は、その事情を納得いくように話せる者が、この世に一人もいないことだった。

 荒廃した平成日本の教育現場とは違い、ハルケギニアには教育委員会もPTAもない。
 つまり、基本的に体罰オールOKのこの世界で、教室に於いて先生を怒らせるという事は……。
「左右の者、サイトの両脇を固めて立たせろ」
 アニエスは教鞭を置くと、ぽきぽきと指を鳴らし、往復ビンタをきっちり4往復いれると、そこで終業のチャイムが鳴った。
「運が悪かったなサイト。チャイムが鳴るのがもう少し早かったら、お仕置きは次の授業に持ち越しになっていただろうにな?」
 アニエスがにやりと笑う。
 
―持ち越しになっただけじゃ、結局ぶたれる事に変わりは無いじゃないか。
 そんな発言をする勇者は、当然この教室には誰もいなかった。


214:契約(その3)
07/05/07 20:21:48 RlaksQe3

 こんこん。
「サイトさんですか?」

―はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、……。

 ドアを開ける。
 そこには彼女がいた。
 才人とルイズの二人が共に安眠を得る、豪奢な寝台。
 そこには、漆黒のメイド服と純白のエプロンドレスを着込み、無造作に横たわる少女。

「そろそろお越しになられる頃だと思ってましたよ」。

―はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、……。

「し、しえすたぁ……、はやく……はやく……」
 扉を閉め、倒れこむようにベッドにすがりつく才人。
「はやく、これを……取ってくれよぉ……!」
 そんな才人を心の底から慈しむような表情で見つめながら、
「これ? これって何です?」
 彼女は、たまらなく残忍な言葉を吐く。

「何って……しえすたぁ……!」
「いつも申し上げているでしょう? 言いたい事があるなら、男らしくハッキリおっしゃって下さいと」
「……っっ!」
 才人は、アニエスの往復ビンタで真っ赤に腫らした顔を、さらに屈辱で赤く染め、口を開く。

「おっ、俺の貞操帯をはずして、……お尻に入ってるものを……取ってくれ、シエスタ」
「ふふふふふふ……、はい、よく言えました」

 クスリと笑うと、シエスタはポケットから鍵束を取り出した。
 才人は、そんな彼女を前にしてベルトを緩め、恥らうように鈍く輝く鉄のパンツをさらけ出した。
―貞操帯。メイドとしてトリスタニア市街へ買出しに行った時、シエスタが密かに購入したものである。
 無論、彼女が買い求めたのはそれだけではない。その他種々の性具や衣装、薬品の類いも彼女は抜け目なく購入しており、その予算は全て才人のサイフからまかなわれた。

「当然でしょう? これらの品々はみな、サイトさんを気持ちよくするために使われるのですよ?」
 昂然と言い切るシエスタに、才人は何も言い返せなかった。


215:契約(その3)
07/05/07 20:23:59 RlaksQe3

「それにしてもサイトさん、そのお顔どうなさったんです?」
「アニエスさんに……ぶたれたんだよ。授業中にボケっとすんなって」
 へえ、それはとんだ災難でしたね、と楽しそうに笑いながら、シエスタは貞操帯のロックを外す。
 さすがに彼も、そのくすくす笑いにカチンと来たらしい。
「災難もクソも無いよっ、ケツにこんなもん仕込まれて、集中できるわけ無いだろっ!!」
 思わず声を荒げるが、そんな彼の姿に威厳は皆無であった。
 ベッドに手をつき、メイドに尻を差し出す少年。―しかも、その肛門からは小さなリングまで見えているのだから。

「あらあら、申し訳ございません。わたしとしましてはただ―」
 彼女の細い指が菊門に吸い込まれると、やがてリングの先の糸から直径1・5センチほどの黒い球体が姿を見せた。
「サイトさんに気持ちよくなって頂きたいだけですのに」

「―ぐぅっ!」
 一つ、二つ、三つ、……。
 白魚のようなメイドの指先によって、次々と才人の臀部から黒球が産み出されてゆく。

「はぁぁぁぁっっ!! ごっ、ごりごりするよぉっ!!」
 才人が尻を震わせ、懸命に刺激をこらえている。
「サイトさん、分かっておられるとは思いますが、今はまだお日様が出ている時間です。あまり大きな声を出されると、誰に聞かれるか分かりませんよ」
 シエスタが、才人の耳朶を甘噛みしながら、囁きかける。
「でっ、でも……くうう……!」
「んふふふふ……我慢なさい。男の子でしょう?」

―はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、……。

 しかし、過度の快感の前には老若男女の差は無意味だ。
 才人はもう全身に力が入らず、無様にベッドにしがみつき、震えながら尻をかかげる事しか出来ない。


216:契約(その3)
07/05/07 20:26:07 RlaksQe3

 シエスタは、ベッドの上に乗って彼の側面にポジションをずらすと、そのまま右手でアナルビーズを引き抜きながら、左手をパーカーの下に潜り込ませてきた。
「しっ、しえすっ!?」
 シエスタの指が才人の胸部を這い回る。
「っっっ!!」
 思わず才人が息を呑んだ瞬間、彼女の舌が猛烈な勢いで彼の唇に侵入してきた。
「~~~~~~~~~~~っっっ!!!!」

 ぴちゃ、くちゃ、ぺちゃ……。
 流し込まれるシエスタの唾液が、才人の僅かに残る理性をどろどろに溶かしてゆく。
 無論その間も、彼女による他の器官への攻撃は続いている。
 右手の指は、さっきまで引き抜かれつつあったアナルパールを、新たに彼の菊門へ埋め込みつつ、左手の指は、びんびんに堅くなった彼の乳首を弾きまわし、才人の身体に電流を送り込み続けている。

―くちゅ……。
 たっぷり1分は続いたディープキスが、互いの唇の間に白い糸を引きながら終焉を告げる。
「サイトさん、気持ちいいですか?」
 才人は答えない。
 答えられない。
 焦点の定まらない目で、自分を見下ろす少女を呆然と見返し、こくんと頷く。

「なら、……もっともっと気持ちよくして差し上げます」
 そう言うが早いか、シエスタは、さっき再び彼のアナルに埋め込んだアナルパールを一気に引き抜いた。

「っっっっっ!!!!!!!!」

 才人はもはや、声すらあげられなかった。

「じゃあサイトさん。これから、貴方の一番気持ちいいところを可愛がってあげますね」
 そう言いながら彼女は、才人の剥き出しになったペニスを、そろりと撫で上げた。


217:痴女109号
07/05/07 20:29:05 RlaksQe3
投稿は以上です。
……しかし、黒シエスタは妙に評判悪いようなんで、続きをどうしようか考え中です。

218:名無しさん@ピンキー
07/05/07 20:49:17 k2ERfzWW
イイヨイイヨー

219:名無しさん@ピンキー
07/05/07 20:54:20 1H2JrKoj
黒いほうが俺は好きだな


220:名無しさん@ピンキー
07/05/07 20:56:15 f6AbQoJi
>>217
俺は黒メイド好きだよ
苛められる才人をもっと見たい


221:名無しさん@ピンキー
07/05/07 20:56:45 eQkB2DgP
>>217
真っ直ぐGO!

222:名無しさん@ピンキー
07/05/07 22:13:19 3pan+2Od
逝かせてェ と懇願するサイトを妄想してみた
続きにwktk

223:名無しさん@ピンキー
07/05/08 01:10:05 emApcpfT
サイトはドMですね。
これは続きが気になるね。


224:名無しさん@ピンキー
07/05/08 02:03:20 CDsgb6jz
GJ!シエスタがどんどんヤンデリズムにはまってってるw

俺は大人タバサの全裸あたりが見たい。
まあ描いてくれる人がいないから無理そうだが。
新刊でるまでもう少しだし、そしたらタバサものも少しは投下されるといいんだが

225:名無しさん@ピンキー
07/05/08 07:32:57 RUd1CR85
タバサならせんたいさんの作品見てみるがヨロシ
2作品ぐらいに大人タバサ出演してたはず

226:名無しさん@ピンキー
07/05/08 08:45:14 UR6kClle
タバサの同人なら、個人的には
OVERALLがおすすめ。

227:名無しさん@ピンキー
07/05/08 13:18:56 npVAA6NJ
個人的にはシエスタは真っ黒じゃないと思うが、この作品に於いては何も間違っていない
どんどんやって下さい

228:名無しさん@ピンキー
07/05/08 22:29:41 J86hEG9g
山姥汚ギャル化したシエスタであるか。

229:死神
07/05/08 22:47:50 jfHa4IGU
一応
>>149の続きですが
話がとんでいます。

サイトが死んだことになっています。

230:死神
07/05/08 22:49:23 jfHa4IGU
ある日、突然サイトが死んだ。本当に急だった。
何で死んだのか、分からなかった。
病気でもなく、ケガでもななかった。
サイトが息絶える瞬間を未だに鮮明に、覚えている。
笑っていた、最後まで笑顔だった。
それからの私は自分でも、何をして過ごしたのかよく覚えていない。

あの"男"が現れ全てを話すまでは、
私達は呆然とただその男の話を聞くしかなかった。

その男の話を聞いて、浮かんできたのは狂おしいまでの殺意と憎しみそして
怒り。その男との会話は、多分こんな感じだったと思う。

「あんたのせいで、あんたのせいで、サイトが、サイトがぁぁぁ」
「それは、心外だなマドモアゼル。私は、ただ彼の望みを叶えてあげただけ。」
シェスタも黙ってはいない。
「何が、望みを叶えただけでけですか。この人殺し、このろくでなし!!」
タバサも低い声で
「殺す!!」
私や、シェスタ、タバサがその男に掴みかかろうとするのをキュルケ、モンモランシー、アンリエッタ姫が止めにはいる。


231:死神
07/05/08 22:50:49 jfHa4IGU
「ちょ、ちょっと、いくらなんでもヤバイわよ。」
「落ち着きなさい、ルイズ・フランソワーズ」
「ダメだってば、」

この男に挑めばただでは、すまないだろう。
それは、わかっている。わかっているけど……

そのやりとりををみていた男が、おもしろそうに口を開く。
「それでは、聞くが彼が"動けなくなって"私と契約することになったのは誰のせいかな?」
「そ、それは……」
「君たちが、貪り尽くしたからではないのか?」
「違う!違う!そんなことはない、そんなことは……」
私は必死に叫ぶ、私自信に言い聞かせるように。
「まず、そこのメイド!君は、ヴェストリ広場での決闘の時、彼を一度見捨てているね。
それでいて、彼が強いということが分かると戻ってきた。まるで、娼婦のようだ。!」

男の指摘にシェスタは口をつぐんで、下を向いてしまう。


232:死神
07/05/08 22:52:13 jfHa4IGU
「次に、シャルロット嬢、あなただ。あなたは、母親のためとはいえ彼を殺そうとしたね。
そして、無謀にも単身ガリアに乗り込みあっけなく返り討ち。
挙句の果てに、彼に救出された。
その過程において、彼の肉体が、精神がどれほど傷ついたか……、まったく最悪な王女ですね。
毒はあなたが飲めばよかったのでは?」

男の声は優しいが、その発せられる言葉は機関銃の威力で心を壊していく。
タバサの瞳から、殺意がなくなり代わりに浮かんだのは、絶望の色。

「姫、あなたもですよ。あなたは、復讐のため彼を死神に差し出した。
まるで、自分が、自分だけが世界で一番不幸で復讐する権利があるかのように。
七万の軍をとめろだなんて、普通死にますよ。
自分が命令されたら、どんな気持ちになったんでしょうね?」

アンリエッタ姫は、身をブルブル震えさせ、うずくまってしまった。


233:死神
07/05/08 22:53:22 jfHa4IGU
「最後に、あなただヴァリエール嬢。あなたの罪は誰よりも重い。
彼は、汗を流し、血を流し、また身体を張り続けた。
あなたのために。それなのにあなたは、彼に何をしましたか?
あなたはあろうことか彼を藁束に寝させ、鞭でことあるごとに叩き、
食事は家畜並みの酷さ……。人のやることではありませんね。」

私は、口をぱくぱくさせながら膝をついてしまった。
他人に、言われて初めて私がサイトにしてきたことの酷さを
痛感させられる。ここまで、心に刺さるとは……。
涙が溢れてきて、止まらなくなる。

「ふふふははははははははははははははははははは」

男は狂ったように笑い続けた。実際、狂っているのかもしれない。


234:死神
07/05/08 22:58:09 jfHa4IGU
以上で終わりです。

話が飛んでしまって大変すみません。
リンクしていると思っていただければ幸いです。



235:名無しさん@ピンキー
07/05/08 23:01:58 PXeS3Chj
>>234
・・終わりって言うのはこれで話が終わりってこと?
それとも過程やその後の話はまた後日ってこと?
もし後者なら1アージュでも待つが・・・。

236:名無しさん@ピンキー
07/05/08 23:09:19 RUd1CR85
流れ的に終わり・・・・・なのかな?てっきり、サイトの残りの寿命が少なくなってきたら、サイトを死の淵から救うためだとかうそぶいて
ヒロイン陣に寿命の提供を要求するのかと妄想してたんだが

237:死神
07/05/08 23:12:31 jfHa4IGU
この話は、続けて書いていくつもりです。

分かりにくくてごめんなさい。

238:名無しさん@ピンキー
07/05/08 23:30:16 RGWz3Gbr
三年くらいなんともないぜ!!!
オルフェマダー!!

239:名無しさん@ピンキー
07/05/08 23:30:19 g517hVR8
>>237
なんだ実は生きてて、皆が絶望にうちひしがれている処に再度登場ってか?
今度こそ大事にしなさいと言うパターンか?
まあありがちだがそれもいいな。

240:名無しさん@ピンキー
07/05/09 00:14:47 9Cx/foxd
この場合、何よりもいけないのは
動けない自分は必要ないとサイトに思わせてしまったことだな

サイトを生き返らせる為の穴だらけの契約を持ちかけてきても
何も考えずにすがりつくんだろうな

241:名無しさん@ピンキー
07/05/09 02:57:17 4aMlOUSg
>>230-233
何つーか、見事なまでの厨orヘイトっぷりだな。
まあ、こういうクソが多いのも2chならではってことか。

242:名無しさん@ピンキー
07/05/09 03:00:18 /oCeKg0q
>>237
これってハッピーエンドになるの?
ダークなまま終わるんだったらあんま読みたくない希ガス

243:名無しさん@ピンキー
07/05/09 07:54:08 IMTmB2QC
>>237
まあいろんな評価あるけどこれからがんばれ!
ここには見習えるレベルの職人方が多いから。

244:名無しさん@ピンキー
07/05/09 07:54:46 jbSi8NUe
>>241
見守ろうぜ
>>242
ハッピーに終わらなかった作品なら今までもかなりあったじゃないか

245:名無しさん@ピンキー
07/05/09 10:45:59 5L7uGG9l
>>241
わざわざ読んだのか?
俺は一レス目で即NG登録したぜ!

246:名無しさん@ピンキー
07/05/09 13:05:19 I1ggwvCs
お前等あんま厨房を苛めるなよw

247:名無しさん@ピンキー
07/05/09 13:13:54 Jlh75c4z
「あんた誰?」
 ある朝、ルイズが目を覚ますと、ベッドにはもう一人の自分がいた。
 もう一人のルイズは、うにゃうにゃと目を覚ますと、驚きに目を丸くして言った。
「あんたこそ誰?」
「わたしはルイズよ。ルイズ・フランソワーズ。貴族の娘よ」
「わたしがルイズ・フランソワーズよ。あによ。あんた、人の名前を騙ろうっていうの?」
 にらみ合う二人のルイズ。険悪な空気がただよう。
「わかった。誰かが魔法で変身したのね。あんた、馬鹿なことしてないで、さっさと正体を見せなさいよ」
 ルイズAがぽんと手を叩き、ルイズBの肩をつかむ。
「痛っ。なによ。あんたこそ誰かの変身したわたしでしょ? なんでそんなにあつかましくできるの?」
 肩におかれた手を振り払うルイズB。むむ、という感じで不機嫌になるルイズA。
「そんなわけないでしょー? わたしはわたしなんだもん。だったらあんたが偽者でしょー?」
「わたしが本物だもん。ならあんたが偽者に決まってるでしょー?」
 真偽のほどが分からない。そのうちルイズAがなにかをひらめく。
「そうだわ。ディテクトマジックがあったじゃない。あれを使えば、魔法が解除されるわね」
 そういって、ニヤリと笑う。
「あら。それで困るのはあんたの方でしょ? わたしはわたしなんだもん。平気よ」
 ルイズBも同じように笑い返す。
 呪文の詠唱が始まった。

 室内に響く、ユニゾンで呪文を唱える声を聞いてサイトが目覚めると、ベッドの上には二人のルイズが。
 思わず目をこするサイト。しかしルイズは二人のままだ。
「な、なんだこれ?」
 驚くのも無理はない。二人のルイズは、にらみ合うようにして魔法の詠唱をつづけている。
「二人いるよな」
 思わず呟くサイト。どうやら夢ではないようだ。
「ディテクトマジック!」
 やがて呪文の詠唱を終え、ルイズたちがお互いに魔法をかけ合う。
 室内が光で満たされる。
「うわっ!」
 再び驚くサイト。
 光が引き、ベッドの上を見る。
「ど、どうしてよ?」
「なんで、あんたがまだいるの?」
 魔法をかけ終わっても、ルイズはまだ、二人のままだ。
「ルイズ。な、なにがどうなってんだ」
 駆け寄るサイト。
 二人のルイズは、よく分からないといった風に首をふる。
「なんか分かんないけど、増えちゃったみたい」
 二人とも、ぽかんとしている。
 サイトも、ぽかんとした。

248:名無しさん@ピンキー
07/05/09 13:24:05 ttSJCdnN
なんか始まりましたよw

249:名無しさん@ピンキー
07/05/09 13:30:09 Jlh75c4z
「サイト、どうしよう」
 ルイズAがサイトに助けを求めた。
「どうしようったって」
 サイトは困る。当たり前である。
「そうだ。サイトなら分かるでしょ? わたしたち、どっちが本物なのか。だって使い魔だもん」
「そうね。サイト。どっちが本物のご主人さまなのか、当ててみなさい」
 サイトに詰め寄る二人のルイズ。そんなこと言われてもサイトには分からない。
「えーと、どっちも本物に見えるんだけど」
 思わず本音を言うと、ルイズAがサイトの頬を張り、ルイズBがサイトのせつない部分を蹴り上げる。
「ほあああああ」
 激痛に、うずくまるサイト。
「ちょっと。あんた、サイトになにすんのよ」
「あんたこそ。サ、サイトはわたしの使い魔なんだからね」
「なに言ってんのよ。サイトはわたしの使い魔」
「わたしのよ。だってわたしたち、キキ、キスだってしたんだから」
「わたしだってしたわよ。嘘をつかないで」
「嘘ついてるのは、そっちでしょー?」
 言い争うルイズたち。
 そばでサイトは痛みに悶絶している。
「ねえ。サイト、こっちに来なさい」
 やおらルイズBが声をかける。
 素直に従うサイト。
 きょとんとするルイズA。
「見てなさい。本物は、こういうことができるのよ」
 ルイズB、サイトに突然キスをした。
「!」
「ど、どう? こんなこと、あんたにできる?」
 慌てるサイトとルイズA。三人とも顔を赤くする。
「……」
 微妙に気まずい沈黙。
 しかし、ルイズAが立ち上がった。
「サイト、来なさい」
 仕方なく従うサイト。
 ルイズA、サイトの両肩に手を置いて、ムリヤリにキスをする。
「!」
 なんだか不思議な空気になってきた三人。
「あ、あんた。人の使い魔になにすんのよ」
「だから、あたしの使い魔なんだもん!」
 サイトの意思はそこには存在していない。


250:名無しさん@ピンキー
07/05/09 13:48:22 Jlh75c4z
「わた、わたしなんてサイトに胸まで触られちゃったもん。サイト、ちっちゃい胸が好きだって言ってくれたもん」
「わたしだって言われたもん。もう最後までいっちゃいそうだったもん」
「さ、最後ってなによ」
「最後は最後でしょー」
 エスカレートしていく口げんか。
 サイトの心にイヤな予感が。
「サイト! 来なさい!」
 ルイズAが叫んだ。
 すごすごと従うサイト。
「なにするつもり」
 と、ルイズB。
「こうするのよ」
 ルイズA、サイトにキスをして、ムリヤリ舌を入れる。
 サイトの手を取って、自分の胸に当てさせる。
「!」
 びっくりするのはサイトもルイズBも同じだ。
 やがてルイズAはサイトの口から唇を離して言う。
「どう? ご主人さまなんだから、こんなことされても平気なのよ。あんたにはできないでしょー?」
 怒りに顔を赤くするルイズB。
「で、できるもん。わたしが本物の、サイトのご主人さまなんだもん」
 やはりサイトの意思はひとかけらも尊重されない。
「サイト。来なさい!」
 従うサイト。
 ルイズB、やおらサイトの首筋に口をつけ、吸い始める。
「おおおおお……」
 悶絶するサイト。
 それを見て、ルイズAの顔が見る見る真っ赤になる。
「なにすんのよ!」
「サイトはわたしのなの!」
 激昂するルイズたちによって、サイトの寝巻きが見る間に脱がされる。
 ルイズたち、互いに敵意をむきだしにしながら、サイトの体にキスしだす。
 やはり悶絶するサイト。なんとか我慢する。


251:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:03:39 rB3hTs77
応援sage

252:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:08:43 Jlh75c4z
「こ、こんなことだって、できるんだからね」
 すでに硬直しているサイトのムスコを、ルイズBがおずおずと口にくわえる。
 もう言葉もでないサイト。
 悔しがるルイズA。あれに対抗するには、よほどのことをしなければならない。
 しかし、そのよほどにことが思いつかない。
 仕方なく、ルイズBと顔を並べて、サイトのムスコを舐めだす。
 痙攣するサイト。もうなにがなんだか。
「ひゃっ! なにこれ?」
 突然、サイトのムスコから白い液体が飛びだす。
 ルイズたちの顔にかかる。
 当然、ルイズたちはそんなもの知らないし、初めて見る。
「に、苦いわ」
 顔を向け合い、いぶかしがる二人。
 脱力するサイト。
 しかし、それで事態が終わるはずもない。
「サ、サイト、舐めなさい」
 意を決したように、ルイズAがサイトに言う。
「ご主人さまなんだから、使い魔になにされても平気なのよ。あんたにはそんなの無理でしょー?」
 ルイズBに向かって不敵に笑う。
 腹を立てるルイズB。
 サイトは仕方なく胸を舐め始める。
 なんだか全身をびくびくさせだすルイズA。
 ルイズBは腹立たしくてたまらない。
 ルイズAが目を閉じてるのをいいことに、ルイズBはルイズAのアソコに指を伸ばす。

253:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:15:42 jbSi8NUe
シエスタA、Bの乱入に期待wktk

254:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:22:17 Jlh75c4z
 ルイズAは目を閉じているので、ルイズBの指をサイトの指だと勘違いする。
「やあっ」
 ルイズBはルイズなので、ルイズAの感じるところがよく分かる。
 なので、ルイズAはあっという間にいってしまう。
 痙攣するルイズA。
 ルイズBは容赦しない。攻めつづける。
 またいくルイズA。なんだか濡れすぎてすごいことに。
 ルイズBは激しく腹を立てていたので、ルイズAをもっと苛めてやりたかった。
 サイトに命令する。
「ふん。サイト。もっと、こらしめちゃなさい。手段はまかせるわ」
 頷くサイト。
 こらしめるということが、どういうことなのか分からない。
 でも、ここまで来たら、入れるしかないだろー。普通。
 と、いうことで入れることにする。
 入れた。
「やあああっ!」
 激しく感じるルイズA。
 下半身をふるサイト。
 自分が命令したにも関わらず、ルイズBはなんだかおもしろくない。
「あっ、あっ、だめえ」
 もうルイズAがすごいことになってる。いくらなんでも感じすぎだろ。
「あっ、いく!」
 昇天するサイト。あわせるようにしてルイズAもいってしまう。
 ベッドの上で痙攣するサイトとルイズA。
 ルイズBの顔が怒りと羞恥ですごいことに。

255:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:23:44 Jlh75c4z
親が帰ってきたのでここまでに。
後は任せた。好きなように書いてくれ。

256:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:27:20 ttSJCdnN
>>255
書きながら投下かと思ったらやり逃げかよ。
死ね

257:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:42:56 5GqFouUG
なんでこんなに殺伐としてるんだ('A`)

258:名無しさん@ピンキー
07/05/09 14:43:05 jbSi8NUe
>>256
何をそうカッカしてんだ旦那・・・まぁこれでも飲みなよ・・・いや、私からの驕りだ

259:名無しさん@ピンキー
07/05/09 15:12:07 gzo/rUCf
>>258
なんという思い上がった態度。

260:名無しさん@ピンキー
07/05/09 15:22:23 Lji/ItA6
書きなさい、犬!!



261:名無しさん@ピンキー
07/05/09 16:14:43 XKPVO32E
荒れるといけないからこの辺で止めようや

262:名無しさん@ピンキー
07/05/09 16:47:42 5m+KVUTi
最近、スレ雰囲気悪いな。ここいらで御大(せんたいさん)の登場キボン

263:名無しさん@ピンキー
07/05/09 17:11:02 jbSi8NUe
雰囲気が悪いのは11巻発売が迫ってるせいさ、きっと

264:名無しさん@ピンキー
07/05/09 18:10:45 CHe5s9t4
へんたいさんが平仮名のへんたいなのはこのスレだけなのだろうか。

265:名無しさん@ピンキー
07/05/09 18:45:18 jbSi8NUe
荒れたスレを見て心が痛んだ。
気を紛らわせるために、一度ゼロ魔を読み直してみようと思った。
コルベール先生をリスペクトな俺は、彼がそのコッパゲ以上に燦然と輝いた、6巻・贖罪の炎赤石を手に取った。

先生の活躍と生き様に改めて尊敬を深め、
身を呈して己の信念の元、任務に殉じようとした若き竜騎士らに改めて羨望を深め、
俺はあいつらの名前も知らないんだぞ、と戦争の非情さを嘆くサイトに改めて涙した。

いい気分のまま7巻を手に取ろうとしたとき、ふと巻末にある「あとがき」に目が留まる。
その時、俺は一度もこの「あとがき」に目を通したことがなかったことを思い出した。
避けていたわけではない。ただ、なんとなく忘れていたのだ。
せっかくなので読んでみた。

キグチコヘイハシンデモラッパヲハナシマセンデシタ!
キグチコヘイハシンデモラッパヲハナシマセンデシタ!
キグチコヘイハシンデモラッパヲハナシマセンデシタ!



俺のリスペクツ人物の中に、ヤマグチノボルの名がこれまで以上に深く刻まれた瞬間だった。
「ヤマグチノボル!ヤマグチノボル!ヤマグチノボル!」
現代の大先生をリスペクト!エロSSを書くのですから、当然なのであります!

---続かない

266:名無しさん@ピンキー
07/05/09 19:16:45 vvTC7wF+
>>247
ディテクトじゃなくてディスペルだろ

267:名無しさん@ピンキー
07/05/09 20:06:34 TxkwIHC7
ヘイト系がダメなら俺の出番は無いwww

268:名無しさん@ピンキー
07/05/09 20:15:17 MfRMqimQ


269:名無しさん@ピンキー
07/05/09 21:20:18 XKPVO32E
>>267
ヘイトでもいいけどgdgdになるとダミダヨー

270:名無しさん@ピンキー
07/05/09 22:32:02 IMTmB2QC
11巻はよ出てほしいなあ。


271:名無しさん@ピンキー
07/05/09 22:53:06 tNP4mCMp
>>270
俺の脳内では32巻まで出てるぜ

272:名無しさん@ピンキー
07/05/09 22:54:59 gzo/rUCf
>>271
その妄想をこのスレで顕現させてくれ。

273:名無しさん@ピンキー
07/05/09 22:57:07 IMTmB2QC
>>271
まさかその中でお前出てないよな?



まっさかな~~~ww

274:名無しさん@ピンキー
07/05/10 09:00:46 DFMsekKA
>>273
もちろん、バリバリに主役はってますが、なにか?

275:名無しさん@ピンキー
07/05/10 10:52:38 6r9q0MAR
>>274
何を言う
主役は俺だ

276:名無しさん@ピンキー
07/05/10 12:03:21 NLjRO4go
じゃあ俺は神!

277:名無しさん@ピンキー
07/05/10 12:12:27 URosf1ul
じゃあ、俺は本筋と関係ないところでテファといちゃついてるよ

278:名無しさん@ピンキー
07/05/10 12:21:06 EtjUXKSk
カトレアが俺の嫁って事はサイトが義弟になるのか、うーむ

279:名無しさん@ピンキー
07/05/10 12:48:22 K47ACYxd
>>278
よう弟。

280:名無しさん@ピンキー
07/05/10 13:28:47 i5W1tMzQ
>>278>>279
やあ息子達

281:名無しさん@ピンキー
07/05/10 15:40:38 K47ACYxd
ルイズパパ降臨は想定GUY

282:名無しさん@ピンキー
07/05/10 16:58:48 KW22NwS1
おまえらw


283:名無しさん@ピンキー
07/05/10 20:35:39 NNrO473q
>>278
やあ父さん

284:名無しさん@ピンキー
07/05/10 20:35:56 XOk4Hrg7
とりあえずシルフィードは頂いていきますね

285:名無しさん@ピンキー
07/05/10 20:40:26 gZPk4lAH
じゃ、タバサいただきます。

286:名無しさん@ピンキー
07/05/10 20:43:41 K47ACYxd
ジュリオいただいていきます。

287:名無しさん@ピンキー
07/05/10 20:53:53 GKo9KLl6
アニエスは俺の嫁。
これはガチ。

288:名無しさん@ピンキー
07/05/10 20:56:30 7+WbQL50
やぁ、ぼくマリコルヌ

289:名無しさん@ピンキー
07/05/10 21:24:56 MKmh1D6X
タバサは俺がもらう

290:名無しさん@ピンキー
07/05/10 21:39:42 K47ACYxd
まぁ待てよ、ひとまず俺はトレビアンも貰ってくからさ

291:名無しさん@ピンキー
07/05/10 22:23:44 i5W1tMzQ
じゃあ俺はテファとキュルケでおっぱい祭を開催してくる

292:名無しさん@ピンキー
07/05/10 22:38:37 SjgZjjjR
ではシエスタは俺が

293:名無しさん@ピンキー
07/05/10 23:10:04 h06Lord4
>>292
それ、このスレ名物の黒シエスタだぞ。

294:名無しさん@ピンキー
07/05/10 23:20:44 oILxY7t+
じゃあフーケはオレのな

295:名無しさん@ピンキー
07/05/10 23:35:00 KW22NwS1
こういう流れ見てると思うけど
おまいら普段は潜んでるなwww
俺も潜んでるが。あと
>>291俺も参加します

296:名無しさん@ピンキー
07/05/11 00:10:08 VVMH/jD9
その古今東西を問わぬ永遠の男の浪漫に顔を揉まれ背中を洗われナニを挟まれしてもらおうってんだな
けしからん!なんてけしからん!貴様らのそんな乱行を監視するためには、俺も>>291に参加せねばなるまいな。全く以って遺憾だが。

297:名無しさん@ピンキー
07/05/11 00:32:32 GoGW8744
おまえ等に恨まれようと構わん。
ゼロ魔のおにゃのこ全員貰っていく。


と言いたい所だがルイズとキュルケは嫌いだから置いてってやる。皆で輪姦してろ。
さあアンテファシエシエタバサシルフアニジェシカ
や ら な い か ?

298:名無しさん@ピンキー
07/05/11 00:40:14 xCeH3Hjc
ぽっちゃり「もうこうなったら>>297でいい。抱け」

299:名無しさん@ピンキー
07/05/11 00:43:21 IbCnCyja
タバサは誰にもやらん。俺が守る。

300:名無しさん@ピンキー
07/05/11 01:22:24 65gpDEqd
サイトのケツまんこは俺んだー!

301:名無しさん@ピンキー
07/05/11 01:24:25 vyniySbR
アッー!


302:名無しさん@ピンキー
07/05/11 03:26:06 F0B82HFB
ちょwwwwww

303:名無しさん@ピンキー
07/05/11 08:57:00 OZBj9gj7
なにこのスレ(´・ω・`)

304:名無しさん@ピンキー
07/05/11 08:59:38 LLC4E9v1
そんなことよりルイズ中出しだってよ

305:名無しさん@ピンキー
07/05/11 09:14:47 kPHdP0h2
嫉妬で荒らしているんだろうなw

306:名無しさん@ピンキー
07/05/11 09:31:48 tk/eAlkS
糞スレage

307:名無しさん@ピンキー
07/05/11 10:38:56 RBcEpNV+
だれかSS書いてくれ

age

308:名無しさん@ピンキー
07/05/11 11:01:49 VVMH/jD9
>>307
エロ無しの短編でいいなら

309:名無しさん@ピンキー
07/05/11 11:38:06 f5kq4r1I
>>308
エロが無くてもOK、OK。

310:名無しさん@ピンキー
07/05/11 12:21:20 OZBj9gj7
>>309
職人さんに任せなさい。

311:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/11 12:31:11 ykD8rpA3
はーい、5月入ってから夜勤しかしてないせんたいさんがきましたヨー(泣

そういうわけで、空気読まずにSS投下!
それが俺のジャスティス!

312:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/11 12:32:27 ykD8rpA3
「今までの訓練から、分かった事がある」

今日は、水精霊騎士団の定例訓練の日。
騎士団員の前に立ち、才人は木剣を地面に衝き立てて、そう言った。
才人は、副隊長でありながら、水精霊騎士団ではその実戦経験を見込まれて、教導官をしていた。
ちなみに隊長のギーシュはといえば、訓練の際には教えられる側に回る。

「君たちメイジに、俺と同じ剣を教えても、あまり意味がないということだ」

その言葉に真っ先に頷いたのはマリコルヌ。
何故なら、才人の剣の訓練に一番ついていけてないのが彼だからである。
そしてそのまま才人に尋ねる。

「じゃあ今日はどうするんだい?訓練はお休み?」

その言葉に、一部の怠け者たちが歓喜の声を上げる。
その中にギーシュがいたのは言うまでもない。

「いや。今日の訓練は、別メニューで行う。
 そこで、本日は特別講師をお招きした」

才人はそう言って、手招きをする。
水精霊騎士団の集会所になっているゼロ戦の格納庫から、小さな人影が現れた。
その青い髪の人影はすたすたと才人の隣まで歩いてくると、団員たちに無表情な顔を向けた。

「紹介しよう。
 今日から我が水精霊騎士団の魔術顧問になった、タバサだ」

才人の紹介を受けたタバサは、短い髪を揺らして、小さく礼をした。
以前騎士団への勧誘を断ったタバサだったが、何を思ったのか突然、『騎士団員に魔法戦の指導をしてあげる』と言い出したのだ。
才人としてはダレてきている水精霊騎士団に活を入れられるので、その申し出は願ったりかなったりだったのだが。

「よろしく」
「ちょっとまてえええええええ!」

タバサの挨拶に異論を唱えるものが一人。
なんのことはない、休みを期待していたマリコルヌである。

「なんだよ!なんでそんな娘が魔術顧問なんだよ!」

才人はマリコルヌの言葉に、やれやれと肩をすくめる。

「少なくともタバサはお前よっか強いぜ?」

才人のその言葉に、騎士団員の誰もが頷く。
褒められて、タバサはちょっと頬を赤らめて嬉しそうにしていた。才人くらいにしか分からない程度の変化だったが。
マリコルヌは顔を真っ赤にしながら激昂した。

「な、なんだよ!皆して僕を馬鹿にして!
 いいよ、わかったよ!」
「お、やるか?」

てっきりマリコルヌがタバサに決闘でもふっかけると思った才人だったが。

313:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/11 12:33:18 ykD8rpA3
「ギーシュとどっちが強いか勝負だっ!」
「えっ僕っ!?」
「お前がやるんじゃないのかよ…」

半分呆れた才人だったが。

「よし、んじゃタバサがギーシュに勝ったら講義受けるな?」
「え、ちょっと待」
「ああもちろん」
「タバサはどーするよ?」
「構わない」
「だってよギーシュ」
「……わかったよやればいいんだろ…」

そして結局。
ギーシュはタバサと決闘する羽目になった。

「『貧乏くじ』ってのはこのことなんだねモンモランシー…」

ギーシュとタバサの二人は、10メートルほどの間を空けて対峙していた。
審判役の才人が、そのちょうど中央で木剣を真横に突き出す。

「いいか、俺が剣を振り上げたらスタートだからな?」

周囲には遠巻きに水精霊騎士団の面々。
どっちが勝つんだ、と盛り上がっていたが、大勢はギーシュ有利に傾いていた。
当然といえば当然だが騎士団の面々はタバサの実力など知らなかったし、ギーシュがある程度使えることを知っているからだ。
『正直勝てる気がしません』
でもできるだけ頑張らないとかっこ悪いよなぁ、とか内心考えながら、ギーシュは離れた位置にいるタバサを見つめる。
相手は『風』のトライアングルメイジ。
まず最初に土の魔法で壁を作って、タバサの周囲の大地を『錬金』で油に…。
なんて考えていると。

「はじめっ!」

才人が景気よく木剣を振り下ろして開始の合図を送る。
早いってサイト早いって空気読め!
しかし始まったものはしょうがない。ギーシュは当初の計画通りに土の魔法を詠唱

どこん。

できなかった。
ギーシュの頭上から振り下ろされた『エア・ハンマー』が、ギーシュを一瞬で大地に叩き伏せ、気絶させたのだった。

314:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/11 12:33:54 ykD8rpA3
「い、今の反則じゃないかっ!」

タバサの勝利を告げる才人に抗議したのは、気絶したギーシュではなくマリコルヌだった。

「何がだよ」

タバサの頭をなでなでして勝利を祝っていた才人が手を止めてマリコルヌを振り向く。
途中で止められたタバサはちょっと不機嫌そうだ。

「その子勝負が始まる前から呪文を詠唱してただろう!
 だってそうだろう?あんなに早く呪文が完成するわけないんだ!」
「…戦闘前の詠唱準備は基本中の基本」

マリコルヌの言葉に思わず考え込んだ才人の前に立ち、タバサが言った。

「でも、勝負ははじめの合図があってからだろ!」
「あなたは、戦場で相手がいちいちはじめの挨拶をしてくれると思うの?」
「…う」
「それに、彼には私の詠唱が見えていなかった。
 詠唱時に魔法の種類を悟られないようにするのも基本」

才人にはタバサの言いたい事が理解できた。つまり、ギーシュは基本がなっていない、というのだ。
ギーシュはこれでも一応、水精霊騎士団の中では『使える』方だ。
タバサからすれば、水精霊騎士団の面々も、基本のなっていない素人なのだろう。
タバサの指摘に間違いはない。マリコルヌを含め、騎士団の面々は口をつぐむ。

「…だってさ。やっぱタバサに教わったほうがいいんでない?」

才人は肩をすくめて騎士団の面々を見る。
今度は、反論する者はいなかった。

そしてタバサによる地獄のような訓練が開始された。

「そうじゃない。相手に見えないように俯いて」
「こ、こうかな」
「違う。もっと顎を引いて」

タバサの細い指を顎に当られ、『相手に見えない詠唱法』を教わるギーシュ。
…なんだか嬉しそうだ。

315:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/11 12:34:34 ykD8rpA3
「ちょ、ちょっと僕の方も見てもらえないかな」
「構わない」
「ま、待てよマリコルヌ、俺が先だってば」
「あ、あのさ、僕呪文の組み合わせ考えてみたんだけど」
「どんなの」
「あっこら抜け駆けすんじゃねえっ!」

…地獄のような訓練になる予定だったが、どうやら団員たちには天国のような時間になっているようだ。
ぱっと見は地味で無口なちびっこでしかないタバサだったが、近くで見ればその認識は変わる。
肌は絹より繊細で、その青い髪はあくまで細く美しく日の光を蒼に換え、眼鏡に隠された瞳は深く吸い込まれそうな深淵を湛えている。
ぶっちゃけ、間近で見るタバサはものすごく可愛かった。
遠目に見るなら、たしかにキュルケのような、メリハリのきいた肢体と身長が必須だ。
しかし、近くで鑑賞するなら、各所の造形が控えめなタバサの愛らしさは、キュルケのそれを上回る。
ちょっと見下ろせば全身がくまなく視界に入る可憐さは、はっきり言って育ちすぎた女の子が醸し出すには無理な魅力だった。
才人はそれを誰よりもよく知っているわけで。
一生懸命騎士団員の間で講義を続けるタバサと、それにちやほやしまくる騎士団員を見て。
…ヤバい。こいつらが目覚める前に。

「さーて、今日の講義はこの辺にしようかー?」

才人は声を張り上げ、騎士団員に訓練の終了を告げる。
団員たちからは案の定、えー、と不満の声が上がる。
才人はそんな団員たちには目もくれず、タバサの隣に立って、続けた。

「タバサもいい加減疲れただろうしな?」

そして、タバサの肩を掴む。その手には、必要以上の力が篭っていた。

「…かかった」

小さく呟いたタバサのその言葉を聞き取れたものは、誰もいなかった。

316:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/11 12:35:16 ykD8rpA3
でも途中で終わりなのねすまぬー。

つーわけでちょっくら買い物いってくらあノシ

317:名無しさん@ピンキー
07/05/11 12:43:13 6gNiEARx
タバサ……恐ろしい子。
続きにwktk!

318:名無しさん@ピンキー
07/05/11 12:43:34 VVMH/jD9
せんたいsリアルタイム遭遇ktkr!
支援and続き待ちつつ期待

319:名無しさん@ピンキー
07/05/11 13:27:58 f5kq4r1I
>>316
せんたいさんイイヨー!
俺もう、くらくらです。


320:名無しさん@ピンキー
07/05/11 14:10:55 cIFI0sy6
まさにジャスティス…これこそが正しい流れ…

続きwktk

321:名無しさん@ピンキー
07/05/11 14:25:35 42dwZnJv
タバサ……何という策士。
これぞ正に騎士団の連中は当て馬。

322:名無しさん@ピンキー
07/05/11 16:29:59 FHfhAZo2
かかったってw
タバサ怖い子。

323:名無しさん@ピンキー
07/05/11 17:14:32 5jCvdqu2
なんという釣り士www

324:名無しさん@ピンキー
07/05/11 18:04:27 H2+qvZ5Q
釣られないクm(ryコウメイノワナジャー

325:名無しさん@ピンキー
07/05/11 18:33:17 HpzLCoLG
そんな餌にこの俺が釣られクマー

326:名無しさん@ピンキー
07/05/11 19:02:33 DQCfLDKD
神が舞い降りた~

327:名無しさん@ピンキー
07/05/11 19:19:01 /vxedkMW
買い物なんて待てないんだかんねっ

328:名無しさん@ピンキー
07/05/11 20:58:52 Hkz1pghr
もうネタバレスレに11巻の感想きてんのな、はえー
明日FG店行ってみっか…

329:名無しさん@ピンキー
07/05/11 21:01:52 f5kq4r1I
>>328
あのスピードは異常。
マガジンのネタバレを木曜日に入手するぐらいに異常。

330:名無しさん@ピンキー
07/05/11 21:09:24 VVMH/jD9
どういう経由で入手してんだろうな・・・・
やっぱ印刷業者とか出版社関連とかとパイプあんだろうか?まぁ25日まで待つけど。まったり、待つ。待てる、さ。

331:名無しさん@ピンキー
07/05/11 21:27:34 H2+qvZ5Q
ネタ元は作者




なわけないか

332:名無しさん@ピンキー
07/05/11 21:53:33 VVMH/jD9
へんたいさんの続きを待ってたら、暇つぶしに書いた糞SSがなんか完成しちまいそうだぞ
(´・ω・`)オラナンカワクワクシテキタッゾー

333:名無しさん@ピンキー
07/05/11 23:30:22 fU8iyXtx
>>332
何か俺もワクワクしてきたぞ

334:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/05/12 01:05:25 p2vgbHSM
寝たら日付またいじゃった。マジスマソ
続きいくよー

335:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/12 01:06:43 p2vgbHSM
しかしいきなり講義を中断されておもしろくないのはまだタバサと絡んでいない団員たちだった。

「まだ途中じゃないかっ!中途半端は良くないぞサイトっ!」

主にこの丸いのが。
そしてそれに釣られるように他の団員達も同意の声を上げる。
確かに講義は中途半端で、さらにマリコルヌはこれからタバサの個人指導を受けようという所だったのだ。
憤るのもむべなるかな、である。
しかし才人は。

「でもなあ。もうそろそろいい時間だし」

日は中天にあり、まだお茶の時間を少し回ったあたり、といったところだ。
いい時間というには多少無理があるのではなかろうか。

「よし、だったらこうしようじゃないか」

ガンを飛ばしあう二人に割り込むように、ギーシュが声を掛ける。

「サイトとタバサが試合して、タバサが勝てば講義継続。
 サイトが勝ったら今日の講義はここで終わり。これでどうだい?」

ギーシュの提案に、才人は。

「ちょ、待てよなんだよそれ」

案の定否定した。
タバサとやりあうなんて正直勘弁願いたかったし、どうせなら無条件でこのまま終わりにしたかった。
しかし。

「それでいい」

タバサはすんなりと了承してしまった。
そして結局多数決という名の数の暴力に屈して。
才人はタバサと再び戦う事になったのだった。

先ほどギーシュとタバサがそうしていたように、タバサと才人は10メートルほどの間を空けて対峙する。
今度は、ギーシュが審判を買って出た。

「それじゃあ二人とも準備はいいかい?僕がこの剣を振り上げたら試合開始だ」

そして、木剣を真っ直ぐ横に構える。

「なー相棒、なんで試合なんかで俺っち使うんだよ?」
「…勝たなきゃいけないからだよ」

才人は、デルフリンガーを手に、タバサに対峙していた。
これ以上タバサを飢えた騎士団の面々の中で放置しておいたら。
奴らの事だ、シャルロットをオカズにしかねん…!
シャルロットをオカズにして許されるのは俺だけだっ!
独占欲丸出しで、才人はデルフリンガーを構える。

336:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/12 01:07:14 p2vgbHSM
左手に刻まれたガンダールヴの印が、才人の心の震えに反応して、光り輝く。

「…どーでもいいけどさ、最近相棒心の震え自由自在よな」
「俺は今っ、猛烈にっ、熱っっっ血しているぅっ!」

そして先ほどの仕返しとばかりに、ギーシュは吼える才人を無視して剣を振り上げる。

「はじめっ!」

真横からのエア・ハンマーによる最初の一撃は、思い切り後方に跳び退って避けた。
タバサが不意打ちでエア・ハンマーを使うのは目に見えていた。
問題は次の手。
一度跳び退った才人とタバサの間合いは、さらに開いた。
タバサに到達するまでに、けっこうな猶予を与えてしまう。
つまり、それだけ大きい魔法をタバサは準備する余裕があるということだ。
しかし才人はそのまま正面からタバサに突っ込む。
最初の間合いから半分ほど詰めた時。タバサの詠唱は完了していた。
アイス・ストーム。それも地上すれすれに効果範囲を限定する事で、一瞬で足元を凍りつかせ、相手の足止めだけを狙ったものである。
あくまでこれは模擬戦闘。才人を傷つけるわけにはいかない。しかし、範囲は広い。殺傷力を削った分を、範囲の拡大にまわしたのである。
凍える大気が渦を巻き、才人が踏み出そうとしている大地を覆う。
そして次の瞬間。

ガッ!

才人はデルフリンガーを地面に衝き立てる。大地に満ちた魔力は、全てデルフリンガーに吸収されていく。
そして才人は、吸魔の剣を足場にして、高く、遠い距離を一瞬で縮めた。
あっという間にタバサの隣に着地した才人は、一瞬でタバサの右手と杖を絡め取った。

「勝負あり、だな」
「…参りました」

そして、才人は副隊長としての立場と、タバサの独占権を守り抜いたのである。

337:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/12 01:07:52 p2vgbHSM
訓練が終わると、いつもは打ち上げと称した軽い宴会が催される。
才人はそれには参加せずに、タバサの部屋に来ていた。

「なんだよ、話って」

タバサが部屋で話があるから、と、才人を連れてきたのである。
タバサは才人を見上げ、率直に聞いた。

「妬けた?」

そのダイレクトな言葉に、才人の顔が一瞬で真っ赤に染まる。
確かに、騎士団員にちやほやされるタバサを見てもやもやしていたのは事実である。

「な、なんだよ。妬いちゃいけないのか?」

赤くなって頬などかいている。
可愛い。
タバサは衝動を抑えきれず、そのまま才人に抱きついた。
そして言った。

「私が普段どういう気持ちでいるか、これで少しはわかった?」
「え?」
「他の女の子と一緒にいるあなたを見る私の気持ち」
「あ、あれは」

才人は思わず言いよどむ。
彼が望むと望まざるとに関わらず、ついそう言う状況に陥ってしまいやすい運命というか体質であるのだが、しかしまたこの状況を生み出しているのは彼の煮え切らない性格もその原因の一端であることを、彼は理解していた。
とどのつまりヘタレである。

「…私にあなたを縛る事はできない。でも」
「…でも?」

タバサは視線を上げ、才人の瞳を覗き込んで、続けた。

「…今は。今だけは。
 私だけのものでいて。私だけ、見てて…」

才人はその深い瞳に吸い寄せられるようにタバサを抱き寄せ、そして。
その唇を優しく塞いだのだった。

338:戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM
07/05/12 01:08:50 p2vgbHSM
二人はしばらく口を吸いあっていたが、やがて息が続かなくなり、どちらからともなく唇を離す。
タバサの身体は脱力し、才人にその身を委ねていた。
才人はそのままタバサの身体をベッドに横たえる。
そして服の上からそっと、タバサの胸を撫で回す。

「…っふッ…!」

服の布の上から敏感な突起が押しつぶされるたび、タバサの喉から艶かしい声が零れる。

「…シャルロットってさ」
「な、なに…?」

不意に語りかけてきた才人に、タバサは尋ねる。
その間も才人の手は休まず、わずかに膨らんだタバサの乳房を、柔らかく揉み解している。

「…こういう時、声抑えようとするよね。なんで?」
「…っは、恥ずかしい、から…」

そうこうしているうちにも、才人は両手でタバサの頂点を押しつぶし、刺激を与える。
タバサは無意識のうちに両手で口を抑えようとする。
才人はそんなタバサの両手を掴み、口を塞がせないように開かせる。

「…っやぁっ…」
「もっと聞かせてよ。シャルロットの可愛い声」

そして今度は。
タバサの白い首筋に吸い付いた。

「ひゃんっ!」
「いい声。もっと啼いてみせてよ」

才人は言いながら、タバサの露になった首筋や耳たぶ、そして軽くはだけた鎖骨に、キスの雨を降らせる。

「っひ!やぁっ…なめちゃだめぇ…」

タバサは才人の下で必死に足を擦りつけ、快感に抵抗する。
しかしその行為は、タバサの身体からより一層牝の匂いを香らせることになる。
最初は衣擦れの音しかしなかったタバサの股間が、やがて湿り気を帯びた音に変わる。

くちゅ…。

明らかな水音が才人の耳に届いたとき。
才人はタバサの上半身を責めるのを止め、手をついてタバサの下半身を覆う。

「…は…はぁ…」

口付けの甘い責めから開放されたタバサは荒い息を整え、潤んだ視線を才人に向ける。


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