to LOVEるでエロパロ Part2at EROPARO
to LOVEるでエロパロ Part2 - 暇つぶし2ch1:名無しさん@ピンキー
07/04/25 22:04:20 FZTtBhUU
投下途中で容量切れになってしまったので自力でスレ立てしてみる

2:名無しさん@ピンキー
07/04/25 22:05:50 FZTtBhUU
前スレ:to LOVEるでエロパロ
URLリンク(sakura03.bbspink.com)

3:名無しさん@ピンキー
07/04/25 22:08:18 FZTtBhUU
で、前スレ955は俺です
ギリギリ一回目の投下分だけは投下できたものの、あとがきというか区切りをかけなかった…
一応本文自体は前スレにあるので全部です
恐らくは五回前後の話になるかと
純愛とか和姦とか無理です、でもダークも無理、なのでこんな感じに
セクロスよりも愛撫、愛撫よりも脱衣
そこにロマンを感じるのが俺クオリティ

4:名無しさん@ピンキー
07/04/25 22:44:11 7Q0zqi7y
>>1スレたて乙!!
前スレ955GJです。続きに期待

5:名無しさん@ピンキー
07/04/26 03:57:13 uNXf6RxM
スレ立て乙。
保守

6:955
07/04/26 05:38:01 hZ6v3tLh
おはようございます
お一人とはいえ反応してくださるかたがいて嬉しいです
続きは今夜掲載予定

たぶん、他のネタを書くとしてもずっとヤミネタでいく予定
…皆が臆して書けないと言うのならば、俺がヤミを書く! 趣味範囲で

7:名無しさん@ピンキー
07/04/26 10:40:27 Jwws1/E/
支援age

8:ヤミ金
07/04/26 21:00:17 dk42kle8
955改めヤミ金です、前スレ960の続きを投下
この作品はBCのドクターのイヴ解剖ととらぶるのヤミ「全裸決定!」の時のトレインとララの空気の読めなさに憤って思いついたネタですw

9:ラコスポの逆襲②
07/04/26 21:01:15 dk42kle8
「じゃじゃーん!」
「…イロガーマ?」

ラコスポが取り出したのは、先日ヤミとララの服を溶かす大活躍を見せたイロガーマだった
しかし、そのサイズは先日のものとはかけ離れて小さかった
小さいラコスポの手にちょうど収まるくらいの手乗りイロガーマ
見た目はやはりカエルなので小さいからと言って可愛らしさなど微塵も感じられない

「このイロガーマはガマたんの子供なんだもん。お父さんがやられて怒っているんだもん!」
「やったのはプリンセス…」
「原因はお前だもん! さあ金色の闇、覚悟するもん! ガマたんの敵討ちだもん!」

ラコスポが言い終えると同時に、小イロガーマはぴょこんとヤミの身体へと飛び移る
着地地点は胸元のあたりだった

「さあ、スッポンポンにしてやるもん、金色の闇!」
「う…!」

小イロガーマはヤミの胸元より少し上、右肩のあたりまで移動すると口から粘液を垂らしだした
やはり親と同じ生態らしく、粘液と接触したヤミの服がジュゥゥと音をたてて溶けていく

「小ガマたんはなりこそ小さくて、ガマたんみたく一気にすっぽんぽんにひん剥くのは無理だけど、
 その分じっくりゆっくり溶かすことができるんだもん」
「だからなんだというのですか…えっちぃことには変わりはないじゃないですか!」
「一気にっていうのも魅力的だけど、やっぱりこういうのは徐々にやるからいやらしいんだもん。さあ、どんどんいくもん!」
「ニャー」

ラコスポの命令に応え、小イロガーマは粘液をどんどんたらしていく
両肩、首、首元と服の頂上部分があっという間に粘液によって溶かされていった

「くぅっ、やめ…!」

粘液の感触に眉をしかめつつ、ヤミは小イロガーマを振り落とそうと身をよじる
が、訓練でもされているのか、小イロガーマは絶妙なバランス感覚でヤミの身体の上に立ち続けた

「無駄無駄! 小ガマたんはその程度じゃあ振り落とせないもん!」

ラコスポが自慢気に語る間にも小イロガーマの攻撃は続く
鎖骨まで降下し、胸元にまでその粘液を垂らし始めた小イロガーマ
そしてついに、粘液はヤミの胸のふくらみにまで達した

10:ラコスポの逆襲②
07/04/26 21:01:49 dk42kle8
ジュゥ…

ゆっくり、ゆっくりと溶かされていく自分の服をヤミは悔しそうに見つめる
すでに服の消滅は胸の上四分の一に達しようかというところだった

「こ、この…!」

このままいけば小さめながらも程よく膨らんだ二つの乳房があらわになってしまう
そう察したヤミは乙女の羞恥心に突き動かされて動きをより一層激しくしようとする
だが、次の瞬間
小イロガーマは粘液の投下をピタリと止めた

「?」

粘液が止まったことはありがたいが、止まる理由が思い浮かばないヤミはラコスポの顔を怪訝そうに見つめた
ラコスポはヤミの行動が予想どうりだったのだろう、満足そうな笑みを浮かべる

「不思議だもん?」
「何故、止めたのですか。私を解放する気になったのですか?」
「ぷぷぷっ! そんなことありえるはずがないもん。小ガマたん、じゃーんぷ!」

号令と共に小イロガーマは跳躍
ヤミの小さな双子山を飛び越えるとその先にある腹へと着地した

「何を…」
「続きだもん、小ガマたん!」

ヤミが問いを言葉にする暇もなく、粘液の投下が再開された
数秒後、小イロガーマの着地地点、すなわち腹を中心にヤミの服が溶けていく

まず、ヤミの可愛いおへそがあらわになる
続いて、腰と胸の間の部分がどんどん溶かされ、くびれたウエストが晒されていく
また、捲りあがっていたスカートも格好の餌食だった
小イロガーマはパンツに粘液をたらさないよう注意しつつヤミの下半身をさらしものにしていく
やがて、再び粘液が止まる頃にはヤミの服は身体を隠すという使命をほぼ果たすことができなくなっていた

「良い格好になったもん、金色の闇!」
「……っ」

11:ラコスポの逆襲②
07/04/26 21:02:20 dk42kle8
ヤミは言葉をつむぐことができなかった
下半身を隠す布はもはや残すところ純白の下着一枚だけ
上半身は胸にマフラーがまきついているかのように残っている黒色の服のみ
ヤミが元々ノーブラであることを考えると、これはもはやセミヌードといっても過言ではない

「どうしたんだもん? 恥ずかしくて声も出せないもん?」
「黙りなさい…!」
「あれれ、まだ声が出せるもん? それにそんな反抗的な目をしちゃって…やっぱりスッポンポンにしないとわからないもん?」

パチン、とラコスポが指を鳴らす
小イロガーマはゆっくりとヤミの胸元へと移動した

「小ガマたん、やっちゃえ!」
「ニャー」

とろり、と三度目の粘液の投下が開始された
小イロガーマは今までになく慎重に粘液をたらしていく
ミリ単位で少しずつ少しずつ服を溶かす
ヤミはその間ただ震えて小イロガーマを睨み付けることしかできない

「よし、おっけーだもん!」

ラコスポの静止の声がかかり、粘液が止まる
胸を巻くように残っていた布は両サイドを溶かされてしまっていた
その上、胸の上下も更に絶妙に溶かされてしまったため、上乳と下乳が見えてしまっている
面積的に言えば胸の三分の二が露出していると言っても良い
しかし、その胸の頂上はまだ布に隠されたままだった

「おお~、セクシーだもん!」
「こんな…こんな格好…っ」

胸に残る黒い布は、胸を辛うじて隠すだけのものに成り下がってしまう
そしてこの瞬間、ヤミは抵抗のために身体を揺することすらできなくなってしまっていた
何故ならば、身体を揺すれば胸にかかっているだけの布が落ちてしまうかもしれなくなってしまったからだ

「んふふ~♪ どうだもん、金色の闇。恥ずかしいもん? 凄く恥ずかしいだろうもん?」
「わ、私は…こんなことくらいで屈したりはしません…!」

気丈な言葉だが、口調の震えはいかんともしがたかった
当然、それに気がついているラコスポは笑みを押さえられない

12:ラコスポの逆襲②
07/04/26 21:02:51 dk42kle8
「ふ~ん、じゃあこれでどうだもん?」

四度目の粘液投下
粘液は胸の谷間を通過し、胸の上下左右をくまなくミリ単位で溶かしていく
そして…

「ひゃっほー! 小ガマたん天才!」

パチパチとラコスポは手を叩いた
粘液が止まった瞬間、ヤミの胸を覆う布はもはや乳首を守る数センチ平方のものだけだった
乳輪と乳首だけをかろうじて覆い隠す布と言う光景はむしろ全てが晒されているよりもいやらしい

「あ…う…」

ヤミは金縛りにかかったように動くことができなかった
もはや身じろぎをしただけで布が滑り落ちてしまうレベルなのだ
ラコスポは、一際悪そうな笑顔を浮かべた

「さって、ここからがお楽しみた~いむ!」

ラコスポは小イロガーマを自分の胸元にしまうと、ヤミの身体へと人差し指をのばす
狙いはわき腹だった

つん

「あっ」

恥ずかしさの余り、目を閉じていたヤミに少なからぬ衝撃が走る
くすぐったさと驚きの中間とも言える衝撃
ヤミは反射的に身をかすかに揺らした

「おおっ!?」
「!?」

身体の震えと共に、ヤミの小ぶりな胸もささやかな揺れを見せた
自然、頂点で健気にもその場所の死守を行っていた小さな布切れも揺れる

(ダメ…!)

13:ラコスポの逆襲②
07/04/26 21:07:00 dk42kle8
ヤミの祈りが通じたのか、かろうじて布は動きを止め、場を動くことはなかった
ほっと一息つくヤミ
だが、油断はできない
一息つくその行動だけでも布は危うさを増すのである
なんとかこの状況を打開しようと思案するヤミ
しかし、ラコスポはそんなヤミの気持ちもお構いなく続けざまに指を伸ばした

「おへそ」
「っ!」
「うなじ」
「ぁっ」
「ひざこぞう」
「ぅくっ」
「脇の下」
「くぁっ」

ラコスポの魔指が次々とヤミを襲う
そのたびにヤミの身体は反応し、揺れる
ヤミはなんとか身体の反応をおさえようと努力する
乳首の防壁は既に風前のともし火だが、だからこそそこをラコスポの目に晒すことは耐えがたかったのだ
だが、いかんせん狙われた場所が場所だけに反射を起こしてしまうことは止められない

「お? なんかピンク色が見えてきたぞ~?」
「えっ…」

ラコスポの言葉にヤミは慌てて胸元へと目を走らせる
胸を守る最後の砦たる小さな布切れ二枚は僅かに死守している場所からずれていた
そしてずれたその部分から乳輪が僅かに見え隠れしている
その一つ一つは小さな反応だったとはいえ、何度も何度も揺らされ続ければ胸の頂点に乗っかっているだけの布はそうは持たない
数ミリのずれはいたしかなく、布を責めるのは筋違いと言うものだ
だが、ヤミにはそんなことは関係なかった
彼女にとっての重要事項は自分の肌が晒されていくと言う危機的状況のみ
流石に布を責めるなどということはしないが、ヤミは自分の身体の過敏さを恨んだ

「むふふ、もうちょっとで全部見えそうだねぇ~」
「目を、閉じなさいラコスポ…!」
「まあまあ、そんなに怒るものじゃないもん? そうだ、ずれたままってのもあれだし、元に戻してあげるもん!」
「え…あ、や、やめてください!」

ラコスポの紳士的(?)な言葉にヤミが嫌な予感を感じた瞬間、その予感は現実のものとなった
ヤミの胸へ顔を近づけたラコスポがふーふーと息を吹きかけ始めたのだ

「ふー」
「あっ、や、やめ」
「およ、右にずれちゃったもん。じゃあこっちから、ふー」
「ああ…」
「今度は左に行き過ぎたもん? うーん、難しいもん」

ラコスポがヤミの左右に身を移動させては息を吹きかけて布の位置を修正しようと試みる
だが、吐息で微妙な位置調整などできるはずもなく、右に左にとヤミの二つのポッチを守る布が大きく揺らされていった

「ラ、ラコスポ……いい加減に…」
「む? なんかむずむずしてきたもん? ふぁっ…ふぁっ…」
「なっ!?」

ヤミは嫌な予感に身をすくませた
今クシャミなどされたら間違いなく布は吹き飛ばされてしまう
つまりそれは自分の胸を守るものが全てなくなってしまうということだ
だが、身動き一つできない自分がラコスポのクシャミを止めることは不可能である
ヤミは絶望に顔を青ざめさせた

14:ラコスポの逆襲②
07/04/26 21:08:24 dk42kle8
「ふぁーくしょん!」

瞬間、ラコスポのクシャミの声が部屋に響き渡った
来たる風圧に備えて身を硬くするヤミ

「…?」

しかし予想していた突風はやってこなかった
ラコスポを見やると彼は口を両手で押さえていた
つまり、突風は彼の口に押し込められたということだ
だが…

「あっ!?」

身を硬くする瞬間、ヤミの身体は大きく震えていたのだ
胸の攻防戦が始まって以来の一番の揺れは当然胸にも及ぶ
柔らかそうに左右に揺れる胸
そしてその頂上を守る布切れ二枚はその衝撃を受け、ついにその役目を終えようとしていた

「おっ、おっ、おっ!?」

ラコスポが口を押さえたままがぶりよりでヤミの胸元へと顔を近づける
彼の目に映るのはすーっと頼りなさげに胸という双子山の頂上から滑り落ちていく布切れ
そして次の瞬間、ヤミの胸はその全貌をついに現した

「~~~っ」
「うっひょひょーい! おっぱい! おっぱい! 金色の闇の生おっぱい!」

ラコスポの歓声が耳朶を打つ
ヤミはラコスポから目をそむけてその瞳を閉じることしかできなかった
初めて胸に受ける男の視線
ドクドクと鳴る心臓
少女の本能が最後の砦たる股間を守ろうと太ももをぎゅっと閉じ合わせた

「いやあ、ボクたんの周りの女の子と比べればちっちゃいおっぱいだけど、これはこれでいいねぇ、正に美乳だもん!」

ラコスポの批評どおり、ヤミの胸は比較的小さい
彼が恋焦がれるララと比べればその差は歴然だった
だが、形は黄金率といってよいほど整っていて、目を飽きさせない
身体に比例した小さい乳輪と乳首が外界の空気にぷるぷると可愛く揺れ怯える
身につけているものはパンツだけという姿と相まって、少女特有の瑞々しさが絶妙ないやらしさをかもし出していた

15:ヤミ金
07/04/26 21:10:13 dk42kle8
二回目の投下完了
三回目までは脱衣だけでどこまでエロくできるかを焦点に頑張ります
容量のことがよくわからなかったため、前スレをぶったぎってしまい申し訳ない

16:ヤミ金
07/04/27 08:29:32 JtiYAqec
一晩たって反応がないと需要のないものを書いてしまったとか単に下手だったのかと不安になってしまう俺ガイル
初めての投下なんで反応の相場がイマイチよくわかってないのですが、このまま投下し続けていいんだろうか

17:名無しさん@ピンキー
07/04/27 08:46:30 tEzlUyf3
GJ!このまま突き進んで頂きたい。前スレが突然止まってしまったんで心配していたが…
ちなみにヤミは寝かされてるのか?立たされてるのか?

18:名無しさん@ピンキー
07/04/27 09:59:15 keB1CW2r
最高

19:名無しさん@ピンキー
07/04/27 14:22:42 3S21kxgr
>>17
寝かされてると思うぞ。

20:名無しさん@ピンキー
07/04/27 18:58:47 JIh8OVOC
ヤミ金、心配しなくてもお前はネ申だ!!

21:名無しさん@ピンキー
07/04/27 19:17:54 LmzcC7I9
いらん心配をしなくてもエロパロ板では職人がネ申

22:名無しさん@ピンキー
07/04/27 20:05:35 ueuY52JV
ラコスポグッジョブ

23:名無しさん@ピンキー
07/04/27 20:42:12 G+nYb/tO
ララと出会って幾年月。
いよいよ学校を卒業するにあたって、ララか春奈か、
男としてどちらかを必ず選ばなければならない岐路に立たされるリト。
そんな折り、実はデビルークの女性は生まれつき短命で
ララの余命はあと一年しか残っていない事を知る。
ララは、それをひた隠しにしながら、努めて明るく振舞っていたのだ。
その事を知ったリトはララに、せめて最後の一年間ぐらい、
心の底から笑っていて欲しいと、彼女との結婚を承諾する。

一年後。
儚げな、それでいて芯の強い、けれどやはり折れてしまいそうにか弱げな
そんな色んなモノの混ざった複雑な微笑みを浮かべて、
ララはベッドの上で息を引き取った。
臨終の床でララは、リトに最後に伝えたかった言葉を伝える。
「リト……私の事は、忘れて良いからね?」
「馬鹿野郎……他にもっと言う事あるだろうがぁ……っ」

数年後。
リトと春奈の間に、元気な女の子が生まれる事となった。
大きくなった春奈のお腹を撫でながら、リトは問う。
「この子の名前、何にしようか?」
春奈は、最後まで自分が短命である事をリト以外に打ち明けず、
常に気丈朗らかに振舞って、思い出の女性を思い浮かべた。
「ねぇ、あなた……この子の名前なんだけど……」



結局この漫画、こういう終わり方が一番綺麗だと思う

24:名無しさん@ピンキー
07/04/28 00:17:54 40AY5SUg
>>23
エロパロ板で言うのも何だけど、最終的にララはレンと結婚すると思う。
で、もちろんリトは春菜と。

25:名無しさん@ピンキー
07/04/28 14:34:08 3Qr/CaeA
つ妻妾同衾

26:名無しさん@ピンキー
07/04/28 16:27:54 40AY5SUg
>>25
日本語でおk

27:名無しさん@ピンキー
07/04/28 22:42:19 DEtw3+21
>>23
何その鬱エンド。
漏れの中ではリトが春菜、ララ、なぜか金色の闇も一緒の
ハーレムエンドになってるわけだが。

漏れエロゲのやりすぎ乙

28:名無しさん@ピンキー
07/04/28 23:05:09 lMA89h7S
誰か美柑が調教・開発されるのを書いてくれ

29:名無しさん@ピンキー
07/04/29 21:25:50 SG83QPB2
リト×美柑の近親相姦なわけですね

30:名無しさん@ピンキー
07/04/30 00:19:13 sSWd5kyj
古手川 唯
普通にかわいいな

31:名無しさん@ピンキー
07/04/30 01:27:56 RwEg4IiA
本スレが異常者に荒らされてるぞ。

32:名無しさん@ピンキー
07/04/30 19:53:40 EQIbRzlx
エロ無しSS書いてみたんだが、ここに投下していいのかな?

33:名無しさん@ピンキー
07/05/01 00:21:06 +DBPsJHV
おk

34:名無しさん@ピンキー
07/05/01 02:06:24 5ryJkV3F
今更だけど>>23のラスト近辺
「振る舞って」→「振る舞っていた」だった
さすがに春菜まで余命短くしちゃ鬱だ

35:名無しさん@ピンキー
07/05/01 09:35:00 U3UlU8l2
>>16
前スレの続きが読みたくてうっかり重複スレを立ててしまったアホがここにいる。
続きも楽しみにしてます。というかここで終わられたら生殺しですw

36:名無しさん@ピンキー
07/05/01 10:55:23 +DBPsJHV
モンボル(リトんちにあるデカイ花)×美柑まだぁ?

37:名無しさん@ピンキー
07/05/01 18:13:38 lVsohcfA
このスレ2ch検索で検索できないんだけどなぜ?

38:名無しさん@ピンキー
07/05/01 18:19:25 gWW9QboK
出来ますよ。
不具合が出ているのかと思って、今試したら出来た。


39:名無しさん@ピンキー
07/05/01 19:04:11 SXFh58cJ
そう言や昨日ケータイから見たら、俺も検索出来なかったな
どうせケータイで閲覧なんて滅多にしないから忘れてたけど、何でだろ?
他のスレは普通に検索出来たのに

40:名無しさん@ピンキー
07/05/01 19:33:25 l6rgQYEp
スレタイのtとTの違いとか?

41:名無しさん@ピンキー
07/05/01 20:41:06 +DBPsJHV
もしや半角スペース?

42:ヤミ金
07/05/01 20:42:08 3v/d+Ls1
ヤミは寝かされてます、でないとラコスポは見下ろせませんし
描写不足で折角読んでくれた方には申し訳ない
読んでくださっている方もいるとわかったことですし、三回目いきます

ちなみに今の今までDIONのアク禁に巻き込まれてました…

43:ラコスポの逆襲③
07/05/01 20:43:19 3v/d+Ls1
「ふふん、宇宙広しといえどもあの金色の闇のおっぱいをひんむいたのはボクたんだけだろうもん!」
「…わ」
「ん?」
「私を…解放しなさい。今なら…許してあげます…」

弱弱しいヤミの声
だが、その内容は未だに心が折れていないことを示している
ラコスポはそんなヤミの態度に憤ることなく、むしろ喜ぶかのように手を叩いた

「さっすが金色の闇だもん! ここまでひん剥かれてもその態度!」
「私は…屈しないと、言ったはずです…!」

四肢を拘束され、股間のにおいを嗅がれ、身を守るものはパンツ一枚という姿にされたにもかかわらずヤミは気丈だった
その態度は宇宙で恐れられた暗殺者の誇りを如実にあらわしている
だが、いかんせんヤミも所詮は一人の女の子だった
裸を見られ、平気でいられるような神経は持ち合わせていない

身体は既に顔だけでなく足の先まで隅々がほんのりと赤く染まり、上気している
体力の続く限り行われた抵抗の結果分泌された汗がその珠のような肌を幾筋も滑り落ちる
汗を吸収した純白のパンツは晒された当初よりもその面積を縮めていた

「良い眺めだもん……だが、邪魔なものがあと一つ!」

ずびし! とラコスポが指差したのはヤミの身体を守る最後の布だった
ヤミはラコスポの言葉に身体を震わせる
それはそうだろう、パンツを溶かされてしまったら正真正銘のスッポンポンなのだ

「さあ、今ならまだ間に合うもん? ボクたんに隷属を誓い、あのリトとかいう小僧を始末するならここまでにしてやってもいいもん?」
「戯言を…!」
「やれやれ……その言葉、後悔するがいいもん!」

ラコスポは再び懐へと手を伸ばすと、小イロガーマを取り出した
小イロガーマは心得たようにラコスポの手からジャンプすると、ヤミのお腹の辺りに着地する

「いよいよメインディッシュだもん」
「う…くぅっ」

44:ラコスポの逆襲③
07/05/01 20:44:25 3v/d+Ls1
流石に最後の砦を暴かれるのは格別の恥ずかしさなのだろう
ヤミの拘束された四肢と身体が今までになく激しく暴れた
しかし、それも所詮は無駄な抵抗
前後左右に揺れる腰とぷるぷる振動に揺れる胸がラコスポの目を楽しませるだけだった

ジュゥゥ…

ついにヤミの下着へ粘液の侵攻がはじまった
まずは右のウエスト部分が溶かされていく

「うぅ…」

右腰に触れるものがなくなっていく頼りない感覚にヤミの心臓がはねる
じゅわっ…完全に右ウエスト部分が溶かされる
ヤミの大事なところを覆う白い布地が小さく縮んで左へとよれる

「次は左だもん」

ラコスポの言葉と共に左ウエスト部分が右と同じように溶かされていく
くるん、とやはり右と同じようにパンツが小さく縮んだ

「よし、これで準備は整ったもん」
「じゅ、準備…?」

腰から消え去った布の感触に燃えるような羞恥を覚えつつもラコスポに問いかけるヤミ
だが、ラコスポはヤミの疑問に答えることなく部屋の隅から何かを運んでヤミの足元へとおいた

「こ、これは…」

少し頭を持ち上げたヤミの視界に映ったのは一台の固定されたビデオカメラだった
そのアングルは間違いなくヤミを捕らえている
瞬間、ヤミは自分の格好を思い出し、カッと頬を赤らめた

「ラ、ラコスポ!」
「折角のお楽しみだからね、ちゃんと記憶しておくのは当然だもん?」
「今すぐ、それをとめなさい!」
「嫌だもん♪ それに今から決定的瞬間が訪れる予定だもん? 映像記憶は当然のことだもん」
「け、けってい…」

ラコスポの言葉にヤミは自分の未来を察した
ぴょこん、と役目を終えた小イロガーマがラコスポの懐へと戻っていく

「小ガマたん、ご苦労だったもん! 後はこのボクたんにまかせるもん!」
「ニャー」

45:ラコスポの逆襲③
07/05/01 20:45:25 3v/d+Ls1
ラコスポが胸を叩く姿も、小イロガーマが嬉しそうに鳴く姿もヤミには見えなかった
考えるのはいかにしてこの状況から脱出するか
しかしいくら考えても脱出方法は浮かばない
焦りと羞恥、そして不安がヤミの小さな身体を轟々と焼いた

「それでは、第一スイッチ…オンだもん!」

いつの間にかラコスポの手におさめられていた謎のスイッチが押された
拘束台の両脇からマジックハンドが現れ、ヤミの両腰を固定する

「何を…」
「第二スイッチ、オンだもん!」

ヤミの戸惑う声にも構わず、続けざまにボタンが押される
ヤミのおへその裏側から下、太ももから上の部分を支える拘束台が床へとしまわれていく

「な…」

腰がマジックハンドで固定されているため、ヤミのお尻が落下することはない
だが、支えを失ったヤミのパンツの後部分は別だった
両ウエスト部分が溶かされているため、はらりとそのお尻から白い布地が離れてしまったのである

「きゃっ…」

ヤミは悲鳴を飲み込むことができなかった
両足は堅固に閉じられているため、前面部のパンツは今だその役目を死守し続けている
だが、両ウエスト部分を溶かされ、縮んだ白い布地はかろうじてヤミの秘所を守っているだけ
そして、何よりもこれでヤミの身体の後面部を守るものは全て消え去ってしまったのだ

「ふふん、第三スイッチ、おーん!」

ヤミの反応に機嫌を良くしつつ、ラコスポは更にボタンを押した
今度の変化は足の拘束台だった
膝の裏をつきあがるように拘束台が持ち上がっていく
自然、ヤミの腰は僅かに浮き上がり、足は山折り…つまり体操座りのような形となってしまう

「むふふふ…」

46:ラコスポの逆襲③
07/05/01 20:46:38 3v/d+Ls1
ラコスポはにやけた笑みを押さえようともせず、四つ目のスイッチに手をかけていた
ここまでくればそのスイッチの役目はヤミとてわかる
じんわりと浮かぶ汗を額ににじませながら、ヤミは足に力を込めた

「さて、最終通告だもん。このボタンをボクたんが押せばお前は世にも恥ずかしい姿をボクたんとビデオカメラの前で晒すことになるもん?」
「…その、そのボタンから、手をはなしなさい」
「じゃあボクたんに隷属するもん?」
「……」

ヤミは真っ赤に染めた顔をぷいっと横へ向けた
それはつまり、否定と言うことだ

「ぷぷぷぷ、いいねぇいいねぇ! 金色の闇はこうでないと!」
「……」
「でも強がりも程々にしたほうがよいと思うもん? 肩が震えているもん?」
「……」
「あくまで無言だもん? まあいいもん。そっちがその気ならこっちも遠慮なくやれるもん!」

ぐ、とラコスポの指に力が込められた
そして第四のスイッチが発動する

ウイイ―ン

機械的な音と共にヤミの膝から下の拘束台が中心で割れて左右へと開いていく
自然、ヤミの閉ざされた足の奥にある股間部分がラコスポとビデオカメラの目に映る

股間部分は今だ純白のパンツがその役目を果たし、中身を見ることはできない
しかし後部分が垂れ下がってしまっているため、真下から覗き込めばヤミの大切な部分は丸見えだった
だが、ラコスポはそんな無粋な真似はしなかった
真正面から見てこそのお宝映像なのだ

「さあいよいよご開帳だもん!」

膝下に続き、いよいよ太ももの部分が開いていく
ヤミは顔を真っ赤にして足を閉じようと必死で力を込める
だが、女の子の力で機械の力に逆らうなど土台無理な話である
徐々に徐々に、ヤミの羞恥を煽るように足は開かれていった

(ダメ…ダメ…!)

47:ラコスポの逆襲③
07/05/01 20:47:39 3v/d+Ls1
祈るようにヤミは足へ力を込める
だが、無慈悲な機械による開脚作業は止められない
ぴったりと閉じあわされていたはずの太ももはヤミの意に反して膝上からゆっくりと身を離していく
ずる、とヤミの下着が傾いた

(お、落ちる…落ち……い、嫌!)

一部分を溶かされた前面部よりも無傷の後面部のほうが重量は重い
太ももを閉じ合わせることによって落下を免れていた純白の下着は、開脚と共に物理法則に従って滑り落ちようとしていた
そして…

「あ、ああっ…」

ヤミの悲痛な声が薄暗い部屋に響き渡った
足の開度が半分くらいまで達した瞬間、ついにヤミを守る最後の砦が陥落したのだ
しゅる、と音を立てて床へと滑り落ちる純白の下着
それと同時に、勢いを増した機械の動きがあっという間にヤミを開脚させた

(こ、こんな…)

ヤミは現実から目をそむけるようにぎゅっと目を瞑った
だが、目を瞑ることによってラコスポの視線が肌でわかってしまう
また、視覚を閉じたことによって鋭敏化された聴覚が「ジー」というビデオカメラの動作音を聞き取ってしまっていた

「ひゃはっ! 全裸全裸! 金色の闇の全裸だもん!」
「くぅっ…」
「スッポンポンで睨んでも無駄無駄♪ むしろ映像的にすっごくそそるんだもん?」

ラコスポの言うとおり、全裸で身体を固定された美少女が顔を真っ赤にして涙目で睨んでくるという図は非常にエロ可愛い
しかも、美少女のとっている格好は寝そべった状態で足をM字開脚という扇情感溢れるものだ
真っ当な精神を持つ男なら既に襲い掛かっていてもおかしくはない

「さ、さて…いよいよ金色の闇の大事なアソコをじっくり拝見させてもらうもん」

ごくり、と緊張を飲み込むようにラコスポはヤミの開かれた足の間へと身を滑らせた
数多の女性の裸を自分の権力を使って見てきたラコスポは女性の裸には場慣れしている
だが、今回は相手が相手である
さしものラコスポの緊張と興奮を抑えきれない様子だった

「やめてください…」

ヤミの哀願ともいえる言葉がラコスポの耳朶をうつ
だが、ラコスポはそれを聞き届けることはなかった
いや、正確には耳に入っていなかった
何故ならば、ラコスポは目の前に広がる光景に魅入られていたのだ

48:ラコスポの逆襲③
07/05/01 20:48:26 3v/d+Ls1
「これが、金色の闇の…」

幾分か感動した面持ちでラコスポはそこを見つめた
ヤミのその部分は少女のイメージ通り毛が生えておらず、つるつるだった
よって、ラコスポの目にはあますところなくヤミの秘所が映っている
汗がにじみ、熱くほてった太ももの奥
そこにある花びらを思わせる性器は守るものがいなくなったことに怯えているのか、僅かにひくひくと震えていた

「おおー、ちょっと感動したかも?」

言葉通り、ラコスポは幾分か感動した面持ちでヤミの足の間に身を置き続けた
金色の闇といえば全宇宙の裏稼業の生物が恐れる最強の暗殺者である
そんな少女が、今自分の目の前で股を開いて性器を晒しているのだ
ラコスポ、正に男の本懐ここに極まれり! であった

「うっ…ぅぅっ」

一方、ヤミは涙を堪えながら身を必死に捩じらせてラコスポの視線から逃れようともがいていた
誰にも見せたことがない部分をあますところなく見つめられ、あまつさえビデオカメラにまで撮影されている
しかもその実行者は自身の嫌悪する男だ
そのショックは女の子として計り知れない
だが、いくらもがいても拘束から逃れることはできない
無機質なビデオカメラの瞳がその魅惑的な動きを記録におさめるだけだった

49:ヤミ金
07/05/01 20:49:43 3v/d+Ls1
三回目の投下終了
全裸決定!編。つかすっぽんぽんにするだけで三話とかなんという異色

>>23
綺麗ではあるけど両先生のノリでそれをやるとは思えないなぁ
何よりそのEDにはヤミがいませんwww

50:名無しさん@ピンキー
07/05/01 21:30:41 U3UlU8l2
まさにGJ! やっぱり氏の作品は凄くツボだ。
つうか脱がすまでの工程だけでここまでエロく書けるものなのか。
続きも期待してます。

51:名無しさん@ピンキー
07/05/01 21:56:29 MIBOgv5g
神SSが全部投下されたらこのスレが2ちゃん検索できる

52:名無しさん@ピンキー
07/05/02 12:42:55 TIl4+qKw
>>1
せっかく保管庫作ってあるんだから、貼っとけよ
URLリンク(www30.atwiki.jp)

53:ヤミ金
07/05/02 21:06:18 iV5eHnu9
四回目の投下いきます

>>52
うあ、ごめんなさい。見逃してました

54:ラコスポの逆襲④
07/05/02 21:07:23 iV5eHnu9
一通りヤミの恥態を眺め終えたラコスポは名残惜しげに少女の股間から身を離し、再びヤミの頭の横へと移動する
ヤミはひたすら暴れていたせいか、荒い息をついていた
羞恥と疲労に顔を赤らめ、頬を上気させる金髪の少女はえもしれぬ色気を放っている

「い、色っぽい表情だもん!」
「だ、誰が…」
「まだえっちなところは触ってもいないのに、そんなエロい顔をするなんて、金色の闇は淫乱だもん?」
「違う…! 私は、い、いんら…なんか、では…あり…ま、せん!」

淫乱、とは流石にいえないのか途切れ途切れに声を発するヤミ
ラコスポは驚いた
拘束され、全裸にひん剥かれたにも関わらず少女の目の力がまだ完全に失われていないのだ
数多の女の子を調教してきたラコスポからすれば、ここまでされて強がりを保っているのは賞賛に値する

(だーけーどっ)

ニヤリ、とラコスポは心中で邪悪な笑みを浮かべた
確かに金色の闇の精神力は想定以上だった
だが、少女の声色と表情を見ていればもう一押しだということがわかる
責めがこれで終わりではない以上、むしろ楽しみが伸びただけともいえるのだ

「さあて、邪魔なものは全部取り除いたわけだし、いよいよ味見に入ろうもん」
「っ!? これ以上、何をしようと…」

ヤミが困惑と不安、そして怯えをにじませた声をあげる
ラコスポはその初々しさにますます笑みを深める
こなれた女よりもこういったウブな処女を辱めるほうが彼としては好みなのだ
ラコスポには挿入する、という意味合いでの男性器がない
去勢をしたとかそういうわけではなく、彼の種族がそういう体の作りをしているだけだ
しかし、それだけにラコスポは性に貪欲だった
他の誰かに挿入させるのは癪に障るのでやらないものの、ありとあらゆる性的な責めを学び、実践してきた
とりわけ、彼が好むのは彼自身が自ら相手を責めるという行為である
ただのおさわりじゃん? というなかれ
そういった方面だけに特化した経験をつんでいるラコスポの手はもはや魔法の手と言ってもよいのだ
早い話が処女でも濡れ濡れってなもんである

蛇足がすぎた
ラコスポは指をワキワキさせて準備運動を始める
実際のところこの行動自体に意味はないのだが、ヤミを威圧するには十分だったらしい
ヤミはラコスポの次の行動を理解したのか、再度抵抗を開始した

「ふうむ、まずは…」
「あっ……?」

ラコスポは首筋からおへそまでをすーっと指で流す
その触れるか触れないかと言う絶妙なタッチはヤミに思わず声を出させる

55:ラコスポの逆襲④
07/05/02 21:08:16 iV5eHnu9
「くふふ、可愛い声だもん?」
「っ…」
「しっかしすべすべな肌だもん。これまたボクたんの味見歴の中で一番かもだもん?」

続いて太ももからふくらはぎを
そして肩から手の甲をラコスポは指でなぞっていく
直接的な部分を触られているわけではないのだが、ラコスポの容姿に似合わぬ繊細なタッチにヤミはむずがゆさを感じていた

「大体こんなものかな?」
「……?」
「わけがわからないもん? ぐふふ、これはサーチングだもん。単に触りたいところだけを触るのは愚の極み
 女の子をあえがせてこその愛撫! ならばまず最初に調査は必須だもん?」
「え…調査…? え…?」
「そしてそれは今終わったもん! 金色の闇、お前は既にイっているもん!」
「は?」

ずびし! と自信たっぷりに指を突きつけるラコスポ
だが、突きつけられたヤミからすればバカバカしいことこの上ない
ヤミとて性的絶頂の意味くらいは知っている
だが、彼女にその経験はない
そして経験がないからこそラコスポごときにイかされることはないとヤミは確信していた
無論、それは処女ゆえの楽観であり、彼女は後にそれを後悔することになるのだが

「あなたなんかに触られても、感じたりなんかはしません」
「ほう、えらい自信だもん? とてもさっきまでスッポンポンにひん剥かれて涙ぐんでた姿とは大違いだもん」
「…黙りなさい」

思い出さないようにしていた自身の恥態を指摘され、ヤミはたじろいだ
だが、これ以上の弱みを見せるわけにもいかない
ヤミは強引に羞恥を震える胸に押し込め、キッとラコスポを睨んだ

「おおこわっ! だけどその表情をいつまで保っていられるもん?」
「…触りたければ触ればいいです。ですが、私は絶対に感じたりなどしません…」
「体は正直に震えてるのに、健気だもん? まあそっちのほうがボクたんにとっても嬉しいけど…」

会話に飽きたのか、それとも我慢がきかなくなったのか
ラコスポはその小さな体全体で少女のお腹の上にのしかかると、満を持してヤミの胸へと手を伸ばした

「っ…」
「声を出したかったら出してもいいもん?」
「だれ、が…」

56:ラコスポの逆襲④
07/05/02 21:10:14 iV5eHnu9
ラコスポの手がヤミの小さく膨らんだ胸の上で踊りはじめる
乳首には触れないよう、だが変幻自在に指を動かすラコスポ
ヤミの胸は指の力にへこまされ、ゆがみ、若々しい肌の弾力をラコスポに示し続けた

「おお~、やっぱり女の子の胸は柔らかいもん! ちょっと小さめなのは減点対象だけど、手触りのよさは文句なしだもん!」
(…っく…っ…)
「ほらほら、無理に声を抑えなくてもいいもん?」
「声、なんか…だしません…!」

嫌悪が先立つため、ヤミの反応は鈍い
しかし、むずがゆいような、それでいてどこか不安を煽るような感覚が確かにヤミの中に生まれ始めていた
そして次の瞬間、ラコスポの指がついにヤミのピンク色の乳首へと伸びる

「……ぁっ」
「およ、今声をだしたもん?」
「……」
「まただんまりかもん? まあいいや、それそれそれ~」

つん、つん、つつんっ!
軽快なリズムでラコスポはヤミの乳首を攻め立てる
見た目には指でつっついているだけなのだが、スピード、タイミング、力の込め方は絶妙だった
その証拠に、ヤミは胸の先から伝わってくる感覚に振り回され、息を荒くし始めたのだ

「はぁはぁ……ぁ…ぅ…っ」
「むう、強情だもん! だけど…体のほうはそうでもないもん?」
「…ぁ…え…?」
「乳首が勃ってきたもん」
「――!?」

息を荒くしてラコスポの責めを耐えるだけだったヤミの顔色がさっと青に変わる
慌てて自分の胸へと視線を走らせるヤミ
そこには、確かに自己主張をはじめようとしている自分の乳首が存在していた

「あ…な…う、嘘です、こんなことは…!」
「嘘も何も、事実はここにあるもん? ほーれほれ、すくすく育つもん~」

つぼみに水を与えるようにラコスポは半勃ちの乳首に刺激を与え続ける
すると、ピンク色のつぼみはより一層その色を鮮やかにし、みるみるうちにその形を変化させていく

「だ、だめです…それ以上は…」
「ここまで成長させておいて、何を言ってるもん? ほーら、とどめだもん!」

トドメとばかりにラコスポの指がヤミの乳首を弾く
反動で揺れた乳首はふるふると震えるとぴょこんと顔を出すように勃起を終えた

57:ラコスポの逆襲④
07/05/02 21:12:06 iV5eHnu9
「勃起終了~」
「そ、そんな…こんなこと…」

知識はあっても、初めて目にする自分の体の変化をヤミは呆然と見つめる
触って欲しそうに自己主張をしている桜色のつぼみが自分の体の一部だと信じられない

「金色の闇といっても所詮はただの女の子、浅ましいものだもん」
「違う、私は、私は…」
「否定しても証拠はここにあるもん? それにちゃんと記憶も残ってるもん」

ラコスポが指差した先、つまりヤミの頭上には先程から微動だにせずヤミの体を映し続けるビデオカメラの姿があった

「え…!?」

ヤミは驚いた
ビデオカメラは足元にラコスポが運んできた一台だけのはず

「くふふふ、まさかこんなお宝映像を一方向からだけで撮影すると思ってたもん?」
「で、でも確かに先程までは…!」
「ふふん、単に迷彩をかけておいただけだもん。実際はもっと配置してたんだもん?」
「なっ…」

ラコスポの言葉にヤミは自分の周囲を慌てて見回した
そこには、足元以外にも頭上、左右と合計四台のビデオカメラの姿がある

「後は、上にもあるもん」

確かに、ラコスポの言うとおりヤミの真上の天井にもキラリと光るレンズの姿があった

「え…あ…ということは…」
「そう、そのおっぴろげた股以外にも、ちっちゃなおっぱいや羞恥に歪む表情、そして真上からの全体絵!
 全部全部ズームで絶賛撮影中だもん!」
「そ……あ、嫌!」

今まであらゆる角度から自分の姿を撮影されていたことに気がついたヤミは途端に肌に熱をおびた
意識していなかった機械の視線が四方と上から降り注ぐ
ラコスポとは違い、意思のない瞳
しかしだからこそヤミはその瞳に怯えた
何故ならば、その瞳は自分の恥態を忘れることがない
ただひたすら記録として自分のあられもない姿を映し続けるだけなのだから

58:ラコスポの逆襲④
07/05/02 21:13:01 iV5eHnu9
「くふふ、安心するもん。後でちゃんとお前にも全部見せてあげるもん?」
「…だ、誰が、そんな…」
「けどこのビデオは高く売れるだろうな~、なんせあの金色の闇のスッポンポン映像!
 宇宙オークションにでもかければ城が建つかもしれないもん?」
「な…!?」

ヤミは戦慄した
ラコスポ一人に見られているだけでも死にそうなくらいの恥ずかしさと屈辱なのに
この上不特定多数の男たちにまでこの一部始終が見られてしまうかもしれないのだ
そんなことになれば暗殺者廃業は勿論のこと、二度と外を出歩けないことになる

「ラコスポ、馬鹿なことはやめなさい!」
「おおっ、急に元気になったもん? ふっふーん、じゃあここでオナニーしてみせてくれたらやめてもいいもん?」
「ふ、ふざけないでください!」

ラコスポの下品な提案にヤミは一瞬自分の状態を忘れてはっきりとした怒気を浮かべた
しかしラコスポはなんら慌てることなく予想通りとばかりににやついた笑みを漏らす

「じゃあ全宇宙にこの映像をばらまいてもいいもん?」
「…そ、それは……」
「まあ、どっちにしろそれは完成度次第だもん。完成度が高いようならボクたん一人のものにしたほうが優越感にひたれるもん」

ねぇ? とラコスポはヤミの顔ではなく勃ち震えている乳首にと問いかける
無論、乳首が答えを返すはずもないが、ラコスポは構わず満足そうに頷いた

「さて、あんまり話し込んでも意味はないし…まあいざとなったらカットすればいいか。じゃあそろそろ続きだもん」
「くっ…」
「だーかーらー、暴れても無駄だっていってるもん? あ、なるほど。撮影に協力してくれてるもん?」
「馬鹿なことをいっていないで、私を…!」
「はずかしめてほしい? わかったもん、後でまたちゃんと弄ってあげるからいい子にしてるんだもん?」
「ちが……あっ!?」

言葉尻を捕まえたラコスポに反論しようとしたヤミがぴんっと乳首を弾かれて首をのけぞらせる
だが、その隙にラコスポは再び移動を始めていた

59:ヤミ金
07/05/02 21:14:28 iV5eHnu9
投下終了
たぶん次で終わる予定ですが、次はまだ書いてる最中なのでどうなるか不明
反応頂いた方には大感謝です

60:ヤミ金
07/05/02 21:17:33 iV5eHnu9
蛇足。ラコスポにち〇こがないってのは俺が挿入をかけないってのとせめてもの良心www
流石にラコスポにヤミを犯させない程度には良心が発動したようです

61:名無しさん@ピンキー
07/05/02 23:21:59 nxqIFAII
乙です。チンコ消されたラコスボカワイソスw
突いてないから逆に五感をフルに使って楽しんでるって感じだろうかw
挿入抜きでどれだけエロい責めが見られるのか続きも楽しみにしてます。

62:名無しさん@ピンキー
07/05/03 02:50:57 JT8Og3yl
GJ!
挿入がないのは残念だが愛撫スキーとしてもこの後のラコスボの活躍には期待してる

63:名無しさん@ピンキー
07/05/04 08:31:54 TtqdKEWZ
百合はNGかな?

64:名無しさん@ピンキー
07/05/04 16:36:24 1v1DzYNw
おけ

65:名無しさん@ピンキー
07/05/04 18:15:18 we6VcMLW
美柑×リト を、今夜にでも投下します。リト×美柑ではありません。

66:名無しさん@ピンキー
07/05/04 18:48:14 mgCdOPhl
美柑×リトってあたりがwktkだぜ!

67:名無しさん@ピンキー
07/05/04 23:47:36 9sLih07N
美柑×リトマダー

68:名無しさん@ピンキー
07/05/05 20:48:26 9qbS+G+F
>>65は何処へ行った?

69:名無しさん@ピンキー
07/05/05 21:07:28 GG85geTL
>>65じゃないんだけど前スレ最後のほうで美柑リトの少し過去話しを書きたい
って言った者です。エロはないんだけど今夜あたりに投下したと思ってる
釣りじゃなくてマジです

70:名無しさん@ピンキー
07/05/05 21:18:03 vjzUM1JK
俺はヤミ金氏の続きを期待してる

71:ヤミ金
07/05/06 09:36:49 Ga+Sbcn8
ヤミ金です、ラストパートはなんとか完成しそうなので今夜にでも投下予定
書いてる最中に別のネタが浮かんで集中できない…

72:名無しさん@ピンキー
07/05/06 09:38:59 hQqr8+61
ならば別のネタも書いてしまえばいい

73:名無しさん@ピンキー
07/05/06 18:48:54 hRWFA37M
誰か古手川さんのを書いて

74:ヤミ金
07/05/06 20:43:58 a4Uk2KO/
予告通りラストパートの投下いきます

75:ラコスポの逆襲⑤
07/05/06 20:44:50 a4Uk2KO/
「さてさて、次はいよいよ本番だけど…こっちはどうなってるもん?」
「……え!?」

ラコスポの言葉に視界を引き戻されたヤミはラコスポが移動を始めたことを確認した
当然、目的地は自分の股間の他にはない
見られただけでも死にたくなる恥ずかしさだったというのに、この上そこまで触られることになれば自分は屈さないでいられる自信がない
ヤミは胸における自分の体の反応に弱気になっていた
なんとか保たれてきた金色の闇としての矜持も、既に後がなくなってしまったのである

ガチャガチャ!

残る力全てを振り絞ってヤミは拘束から逃れようとあがいた
既に余裕はひとかけらも存在していないことがその暴れっぷりからもわかる
しかし、ラコスポはそんなヤミのあがきを一笑にふす
彼は今、巣に捕らえた蝶を狩る蜘蛛の気分であり
思いのほか強情だった少女が余裕を完全に無くした姿は彼の欲情を大いにそそっていたのだ

「なんだ、まだ濡れてないんだもん?」

ガッカリしたような内容とは別に、ラコスポの声音は嬉しそうに弾んでいた
彼の目の前にある少女の性器は先程見たときの状態とまったく変わりはない
乳首は勃ったものの、流石に正真正銘の最後の砦は強情さが違うようだ
だが、それでこそ楽しみがいがあるというもの
ラコスポは目の前の少女が悦楽の表情で股を濡らし、嬌声をあげる姿を夢想した

一方、ヤミは再び自分の大事なところを覗き込まれてしまったことに激しい羞恥を覚えていた
見られるだけではなく、触られる
その事実はヤミに恐怖と絶望、そしてほんの僅かな切望を抱かせていた

「ふっふ~ん♪」

ラコスポは鼻歌を歌いながらまず太ももに手を伸ばす
マッサージを施すように丹念にさする
ヤミは性器を触られなかったことにほっとするも胸の時とはまた違ったむずがゆさを覚えた

「はぁっ…はぁっ…」
「およよ? まだ序の口だというのにもう息があがってるもん? それとも…」
「だ、黙り…」
「ま、いいもん」

ヤミの振り絞るような声を無視し、ラコスポは徐々に手の位置を上げていく
目を閉じてもわかる、股間へと迫るラコスポの指
ヤミはなんとか自分の大切なところを逃がそうと体をくねらせる
しかし、腰を固定されている以上それは無駄な抵抗だった
僅かに腰と足が揺れ動くその光景はラコスポの手から逃げているというよりも男を誘惑をしているといった方がしっくりくる有様である

76:ラコスポの逆襲⑤
07/05/06 20:45:44 a4Uk2KO/
「ひぁっ」

そしてついにラコスポの指がヤミの性器を達した
かすかにふっくらと盛り上がった処女の丘にラコスポの指が降り立つ
ラコスポはまずすーっと中央の筋を人差し指ですべるように流した
ビクリ、とヤミの体がこれまでで一番大きく震える

「むふふっ、流石にはえてないだけあってすべりがいいもん?」
「……っ!」
「お? ひょっとして気にしてたもん?」
「だ、誰がっ…」
「まあ別に気にすることはないもん。はえていようがいまいがここから潮を吹くことにはかわらないもん」
「な…ぁ…っ!」

悪態をつこうとしたヤミの顎が性器を触られた反射で持ち上げられてしまう
ラコスポの責めが本格的に始まったのだ
ぴったりと今だ閉ざされた秘所の入り口を丹念に揉みほぐすラコスポ
だが、決して指で強制的に秘所を開かせるようなことはしない
あくまで自分からそこを開かせようとノックしているだけの行為

「はっ…はぁっ……」

だが、他人はおろか自分ですらこうして触ったことのない部分を触られているヤミは確実に追い詰められていた
女性としての性的反応こそかろうじて行っていないものの
彼女の身体はピンク色に染まり、呼吸は荒くなり、珠のような汗が全身を覆う
ぷぅんと少女の体臭がラコスポの鼻腔をくすぐった

「ふふん、いいにおいだもん?」
「……っぁ」

ラコスポの揶揄に反応する余裕も既になくなり、ただ身体をラコスポの指に合わせて躍らせるだけのヤミ
だが、彼女は最後の一線だけは守り通していた
時折声をもらすものの、それは決定的な快楽の悲鳴ではないし
何よりも、少女の性器は入り口を開くことなく、また濡れる気配すら見せない
ラコスポはそんなヤミの身体の強情っぷりにいたく感心する
焦りはない
確かに予想以上の頑張りではあるが百戦錬磨のラコスポからすればむしろそれは闘争本能をかきたてるだけだ
しかし、このままではもう少し時間がかかってしまう
それは撮影している絵的にはマイナス点である

(ふむ…)

ラコスポは思案する
悪戯に時間をかけるのはよくない、ならば…

「こうかな?」
「え……あ、ああっ!?」

77:ラコスポの逆襲⑤
07/05/06 20:46:42 a4Uk2KO/
ヤミの驚愕の声が響き渡った
といってもラコスポが特別なことをしたわけではない
単に片手を太ももに回しただけだ
だが、この同時二ヶ所責めには意味があった
太ももというのは性的な責めが間接的に秘所に伝わる
つまり、ヤミはこれで直接間接両方で秘所を責められていることになるのだ
自然、太ももで増幅された性感が秘所に集中する

「あっ、ああっ!」

瞬間、ついにヤミの口からはっきりとした悲鳴があがった
ただの悲鳴ではない、それは間違いなく性的興奮を含んだ声

「おっ、ようやくあえいだもん? それじゃあ…」
「……はっ、むっ…うぁっ」

嬌声を抑えようとヤミは必死に口を閉じる
だが、一度開いた口は止まらない
ラコスポの左手がふともも、ふくらはぎ、足の甲と流れるように動き、右手がひたすらに秘書を責め続ける
ヤミは処女ゆえに反応は遅かったが、逆に処女ゆえに一度興奮が始まるとそれを押さえる術を持たなかった
じゅわ…とヤミの秘所から愛液が溢れ始める

「濡れてきたもん濡れてきたもん♪」
「そ、そんな…うぁぁっ!?」

ヤミはショックに目を見開きながらも間断なく続けられるラコスポの愛撫にあがらえなかった
愛液がこぼれだすと連鎖的に頑なに閉じていた秘所も口を開く
ひくんひくんと口を開いて震える花びらがラコスポの指をしきりに催促する
ラコスポはその願いに応えるように隅々まで反応を確かめながら丁寧にそこを撫でさすった

「むふふ…まるで洪水だもん。処女だって言うのにこの量…金色の闇はオナニー常習者だもん?」
「なっ…そんなわけ…あっ…はぅんっ」

78:ラコスポの逆襲⑤
07/05/06 20:47:41 a4Uk2KO/
ラコスポほどになれば目の前の女がどれくらいの性的経験者かはすぐにわかる
そしてヤミは性交はおろかオナニーも経験したことがない、とラコスポは見抜いていた
にも関わらずこのような問いかけをしたのはひとえにヤミを追い詰めるため
羞恥と動揺は性的反応を促進するのだ
実際、ヤミはラコスポの問いに否定はするものの、下半身から伝わる快楽が増したことに気がついていた

「そんな…はぅ…そん、あぁん!」

一度たりとも経験したことのない感覚が全身を蝕み、思考を断ち切ろうと迫ってくる
聡明なヤミは既に自分の身体がどういう状況になっているのかを理解していた
だが、信じられなかった
自分の身体が自分を裏切るなどとは夢にも思っていなかったからだ
勿論、意思と身体の反応は別物である
しかし経験のないヤミには自分の身体の反応が自分の意思によって起こったものとしか思えない
それはつまり、心身ともに女の自分がラコスポに屈したということを意味する

(違う…私は…私は…!)

それでも、それでもなおヤミは抵抗の意思を残していた
既に思考にもモヤがかかりかけ、身体は得体の知れない圧迫感に苛まれている
しかしヤミは焦点のあわない瞳で空を見つめた
絶頂に達しないこと、それがヤミの最後の矜持だったのである

「さて、そろそろ…トドメといくかもん?」

だが、ラコスポの責めはやむことをしらず、ついに指がヤミのクリトリスへと伸びる
既に包皮が脱げていた少女のクリトリスは外気に怯えふるふると震えていた
しかしラコスポの指は容赦なくそれを捕らえる

「―あっ!!」

ヤミはその瞬間、確かに身体が浮いたかのような錯覚を覚えた
思考が完全に断ち切られる
そしてその時、ヤミの口はカッと開かれていた

「ああっ…ああっ……あっ、い、いやぁぁぁぁっ!」

最後まで拒絶の声を発したのは立派だが、身体の生理的反応は止められない
ヤミの腰が伸び上がろうと固定アームを軋ませる
全身が硬直し、ただ一ヶ所秘所のみが花がぱっと咲くように開き
そして、ヤミの小さな秘所からしぶきがあがった

79:ラコスポの逆襲⑤
07/05/06 20:48:33 a4Uk2KO/
「わっはぁ~~~♪」

ラコスポは歓声をあげた
愛液のしぶきが顔を濡らすが気にしない
むしろ歓迎するところなのだ

「あ……」

ヤミはくたっと気力を失ったように脱力すると全身を拘束台にゆだねる
意識が途切れていく彼女が最後に見たものは、自分の愛液によって顔を濡らしたラコスポの嬉しそうな表情だった

「にゅふふふ…」

ラコスポはそんなヤミの恥態を眺めつつ、非常に満足気に笑った
口元の愛液をなめとり、その味を吟味する
ラコスポが立っていたため股下のビデオカメラは意味がないものとなっていたが、ラコスポは気にしない
天井のカメラがあるし、記録映像などこれからいくらでも追加できる
それに今の瞬間は一生忘れることができないだろう、と確信していた
金色の闇の絶頂の瞬間などレアという言葉すら生温い貴重な映像なのだ

「むふ、気絶してるから聞こえないだろうけど…金色の闇、これからが本番だもん?
 いずれ進んでボクたんに股を開き、濡らすようになる…これはこの一歩だもん」

絶頂こそ極めさせたものの、ヤミはまだ完全に屈したわけではない
だが、一度性的な興奮を覚えてしまった以上それも時間の問題
ラコスポはヤミの今だひくひくとわななく股間を凝視しながら、今後の調教に思いを馳せるのだった

80:ヤミ金
07/05/06 20:51:57 a4Uk2KO/
ラコスポの逆襲、完
スライム責めとか触手責めとか羞恥責めとかむしろこの後が本番なんですが
まだ経験値が足りないので書けません(w
他にもいくつか書きたいネタがあるのでまた近日書き込むこともあると思いますが
その時はよろしくです

81:名無しさん@ピンキー
07/05/06 21:05:32 W9nxSqqo
乙ーエロかったよ。次も楽しみにしてる。

82:名無しさん@ピンキー
07/05/07 00:50:12 zWkuhWlV
最後のラコスポの「むふ、気絶してるから(ry
ってクリムゾンかよw
何はともあれヤミ金 乙

83:名無しさん@ピンキー
07/05/07 16:32:11 CYarIT79
屋上へと続く階段で沙姫はリトに合わせて腰を動かしていく
はだけたブラウスから覗く豊かな胸がリトの胸板で擦れあい先端を赤く充血させる
リトは腰に回していた腕を手前に持ってくると沙姫の胸に手を這わせ揉みしだく
「あっ・んん・・あぁっ・・・リトだめですわぁ・・・激しすっ・・んんんっ」
形のいい眉を寄せて甘えた声で拒絶する沙姫
だけどそれは沙姫の「もっと責めて」という合図
リトは乳輪を舌でなぞると硬くなった乳首に舌を絡ませ吸い上げる
「んんっっ・・ああぁぁ・・ふぁあっ・・リトぉダメっダメです・・あっっん」
人を気にして抑えていた声を嬌声へと変えリトの中で体を仰け反らせる
沙姫の肉壁は白濁した愛液と共に肉棒に絡みつき奥へ奥へとリトを導いていく
唇が重なり舌と唾液の混じわる音が廊下に溢れ出し淫靡な空間をつくる
そんな二人だけの世界を階段の曲がり角から見ていた生徒が一人いた
「・・・な、なんてハレンチな////」

授業が終わり放課後いつもの様に沙姫と帰るため席を立とうとしたリトの手に何かがあたる
「なんだ?」
カバンに入っていた一通の手紙
『結城リト  少し話しがあるので放課後生徒指導室まで来なさい』
差出人不明の手紙に少し不安を覚える
「オレ・・・なにか悪いことしたっけ?」

校舎の一角誰も近寄らない場所に指導室はあった
コンクリートの無機質さと人気のなさがリトの不安感を更に煽る
リトは一つ深呼吸すると意を決し扉を開ける
「失礼しま~す」
中はリトが思っていた以上に簡素で最低限の椅子と長机が一つあるだけだった
その椅子に女の子が一人座っている
「あれ?えっと・・確か同じクラスの・・・・」
「古手川唯よ・・元1-Bのね」
唯は椅子に座ったまま腕を組みリトをじっと見つめる
「そっか、じゃあ古手川も呼ばれたんだな」
「違うわ。呼んだのは私よ結城君」
「へ?」
唯は手近にあった椅子を引っ張るとそこに座るようにリトを促す
「それで話しって?」
言い難いことなのか俯き言いよどむ唯はやがて顔を上げてリトの顔を見つめる
「結城君、あなた学校であんなことしていいと思ってるの?」
「あんなことって?」
「とぼけないで!私見たんだから・・・階段であなた達二人がその・・・////」
(あっ見られてた・・・)
リトはバツが悪そうに頭を掻くと少し顔を赤らめながらしどろもどろに弁明する
「いやあれは・・なんつーか・・・ほらオレ達付き合ってるわけだし、付き合ったらそういうことはするだろ?したくなるだろ?」
「そんなの知らないわよ////とにかく!これからはあんなこと私が許しません!」
唯はリトをキッと睨みつけるとまくしたてる
「それに付き合ったらって高校生があんなことしていいと思ってるの?付き合うなら付き合うでもっと健全な・・・・あっ」
リトは唯の話を最後まで聞かず席を立ってしまう
「ちょっと待ちなさい!」
「ああもうわかったよ。次からは気をつけるから」
「そういうことじゃなくて、待ちなさい結城君っ」
唯はリトの前に立ちはだかると両手をいっぱいに広げて通れなくする
「まだ話しは終わってないわよ結城君?」
リトは溜め息を吐くと唯を睨みつけ少し声を荒げる
「古手川の言いたいことはわかったけどオレ達に関係ないだろっ!それに、だいたいなん
で古手川がそこまで言うんだよ?」
リトの剣幕に一瞬ひるんだ唯だったが負けじと体を一歩踏み出し反撃する
「関係あるないに係わらず、学校の風紀を乱す人達を私は許しません!!」
リトも一歩踏み出しくって掛かる
「だ・か・ら!お前に関係ないだろっ?」
「元クラス委員長として風紀を乱す人達を見過ごせないわ」


84:名無しさん@ピンキー
07/05/07 16:33:35 CYarIT79
それから数分散々言い合いをした二人は息を荒げ互いを睨みつけていた
「とにかく、もうオレ達に係わるなよ!だいたいお前・・・・」
リトはあることに気付き言葉を途中で飲み込んでしまう
「なによ?」
唯は気付いていないがお互い身を乗り出して言い合っていたため、かなり二人の距離は縮まっていた
その距離およそ数センチ
目と鼻の距離にいる唯の顔にリトは内心ドキドキする
よく見なくてもわかるほど整った端正な顔立ちに、釣りあがった大きな黒い瞳
その瞳に全てを吸い込まれてしまいそうな感覚にリトの心は乱れていく
「ねえ、どうしたのよ?」
鼻にかかる唯の甘い息に頭がくらくらしてくる
沙姫とはまったく違う目の前の少女にリトの中のいけない何かが顔を覗かせ様とする
「と、とにかくこの話しはこれで終わりなっ!オレ早く帰らねえと////」
「あっ待ちなさい!まだ話しは途中・・・・」
再びリトの前に回りこむ唯をリトは思わず軽く突き飛ばしてしまう
「きゃあっ」
床に尻餅をつく唯に慌ててリトは手を差し出す
「あっ悪い!って大丈夫か古手川?」
唯はリトの手を掴もうか一瞬迷うが握り返す
「あ、ありがとう・・・」
「どっか怪我とかしてないか?ぶつけたところとかは?」
さっきまでの言い合っていたリトとのギャップに唯は目を丸くする
「え、ええ大丈夫よ・・・」
「ホントか?・・悪かったな古手川怪我なくてマジでよかったよ」
心の底から唯の無事に安堵するリト
「と、とりあえずここから出ねえか?」
リトの手を握ったまま歩き出した唯の体がふいによろめく
「あっ!?」
リトの体に身を任せる形で抱きついてしまう唯
「ご、ごめんなさい////」
「べ、別にいいけど////・・・・ホントに大丈夫か?」
唯は俯いて言いにくそうにもごもごする
「足・・くじいたみたい・・・」
その言葉にリトの顔は蒼白になる
「なっ!!それならそうと早く言えよ!」
リトはその場にしゃがむと唯に背を向ける
「ほら乗れよ。保健室まで連れて行ってやるから」
「えっ?////」
「心配すんなって!放課後だし人全然いないから見られることねえよ」
唯はリトの言葉にしぶしぶ体を預ける
ちゃんと乗れてるか確認するとリトは唯をおんぶしたまま立ち上がる、と
その軽さにリトは驚く
(マジかよ!沙姫より全然軽い・・・)
「どうしたの?」
「な、なんでもねえよ////」
ついつい沙姫の体と唯の体を比べてしまう
そんなリトの妄想を知ってか知らずか唯はなるべく密着しないようにとリトの肩に手を置き背中との距離をとる
それでも次第に、歩くたびに体の位置がずれていきリトの背中に完全におぶさる形になっていく
リトの鼻に掛かる艶やかな黒髪の香りが、首筋への吐息が、そして背中に押し付けられるその体系からは意外な大きさの胸がリトの頭を激しく沸騰させる
(やばい!こんなところ沙姫に見つかったらなにされるか・・・)
頭に腕を組んで見下ろす沙姫が思い浮かびリトの足は自然と早くなる
「・・・・・・」
そんなリトに何を思うのか唯は黙ったままリトにしがみついていた

保健室のベッドに唯を座らせるとリトは主のいない部屋で棚をあさっていた
「ったくなんでこんな時に御門先生いないんだよ」
「しかたないわ。先生だって色々仕事があるのよ」
リトは心の中であの先生に限ってそれはないだろとつっこみをいれると包帯と湿布を手に唯に向き直る


85:名無しさん@ピンキー
07/05/07 16:34:14 CYarIT79
「あ・・自分でするからいいわよ///」
「いいってこういうのは誰かにやってもらった方がうまくできるし、それにこうなったのもオレの責任だしな。ほら足だして」
唯は言われた通りに足を差し出す
リトは唯の足を自分の膝の上にのせると靴下を丁寧に脱がしていく
「あっ!よかったな腫れはないみたいだぞ。まあけど念のため湿布とか貼っとくな」
てきぱきと手馴れた様子のリトを唯はじっと見つめる
「ん?ああオレ妹と二人暮らしなんだ。だからこういうことはオレの担当でさ
だから自然とうまくなっていったんだ」
「結城君妹さんと二人暮らしだったんだ」
湿布を貼り包帯を切るためにハサミに手を伸ばす
「ああ、古手川のうちはどうなんだ?兄弟とかいるのか?」
「私の家は・・・」
作業を終え唯に向き直ろうとしたリトの目に唯の見事な太ももが飛び込んでくる
今まで必死だったため気付かなかったがリトに脚を差し出す唯の格好はすごく魅力的で
リトの理性をざわざわと刺激させる
長い脚に魅力的な太もも、白いすべすべの肌、全てが目の前にある欲望にリトは必死に耐える
「どうしたの結城君?」
「な、なんでもねえよ///」
その時確かにリトの耳に「青春ねぇ、結城くん」と御門の笑い声がふふふと聞こえてきた
その声に思わず振り返ったリトとドアが開いたのは同時だった

「リトっ!!」
ドアの前で仁王立ちになっている沙姫を見てリトの顔から血の気が下がっていく
「さ、沙姫!!?」
ドアを閉めると優雅に歩きリトの前で腕を組んで見下ろす
「聞きましたわよリト。あなた女の子を突き飛ばしただけではなくその体に傷を負わせたそうですわね?」
その落ち着いた声とは裏腹にこめかみのあたりがぴくぴくと震えている
「な、なんでそのことを・・・・?」
「私の情報網を甘くみないでくださる?」
リトの脳裏にポニーテールと眼鏡の少女が浮かぶ
「そんなことよりどういことですのリト?あなたらしくもない・・・・」
言いよどむリトに溜め息を吐くと沙姫は突然唯に頭を下げた
「どういう理由であれ私のリトがあなたに傷を負わせたのは事実ですわ。私も謝ります
ですからリトを許してあげてくださらない?」
目の前のどう見ても高飛車で高慢な感じの人物の突然の謝罪に唯は言葉を失う
「ほらあなたも謝りなさい!」
隣で呆けていたリトを掴むと頭を下げさせる
「ホントにごめんな古手川」
「も、もういいから、ね。二人とも顔をあげて」
「よかったですわねリト。それはそうと唯さんとおっしゃったわね?今日一日私のリトをあなたに貸してあげますわ。どうぞ好きに使ってやって」
抗議の声をあげかけたリトを横目で制すると踵を返し扉に向かう
「それでは私はこれで帰りますわ。リトあなたはちゃんと彼女を家まで送って差し上げなさい」
それだけ言うと会話を打ち切るかの様に扉をピシャリとしめていく沙姫
「はぁ~・・・ったく」
「あの人が結城君の?」
リトは気のない返事を返すと帰り支度を始める
(あんな人が結城君の前であんなハレンチなことを・・・・///)
さきほどまでの沙姫を今日自分が階段で見たことに重ねて一人唯は赤面していた
そこにリトが手を差し伸べる
「ほら立てるか?家まで送ってってやるよ」
リトの申し出に唯は素直に手を重ねる


86:名無しさん@ピンキー
07/05/07 16:36:07 CYarIT79
帰り道、おぶっていくわけにもいかず結局リトは唯のかばんを持ってやり二人は並んで歩いていた
「ごめんなさい結城君、なんかこんなことになってしまって」
足をひきずりながら申し訳なさそうに呟く唯にリトは笑いかける
「気にすることねえって、それに全部オレが悪いんだしさ・・・・」
言いながらどんどんテンションが下がっていくリトは小さな声でごめんを連発する
そんなリトを唯は不思議そうに横目で見ていた
学校の風紀を乱した、指導室でのケンカ腰な態度、突き飛ばした時の慌てよう
保健室でのやさしい雰囲気、そして今の弱気な感じ
今日一日で、唯の中のリトの存在は風紀を乱す人からころころ変わっていき、自分でも結城リトがわからなくなってきていた
そりゃ高校生にあるまじき不純な行為をしたことは今でも絶対許せない!
許せないんだけどそれだけで結城リトの全てを決めてしまおうとは思わなかった
思いたくなかった。だってそれは―――
唯の足が止まる
「ん?古手川?」
「・・・・結城君私・・・・ここでいいから。家すぐそこだし」
なぜか慌てた感じの唯を不思議そうに見ながらもリトはかばんを渡す
「そっか、じゃあ気をつけて帰れよ。足、家ついたらまたちゃんと診とけよ」
それだけ言うと背を向けて歩き出すリトに唯はおもわず声をかけてしまう
「あ・・・あの結城君・・その・・・・こ、これからどうするの?」
「え?ん~~とりあえず沙姫に会いに行ってくるよ。ご機嫌とらないとな・・・」
「そっか・・・じゃあ結城君も気をつけてね。あっわかってると思うけど・・・」
唯の真剣な表情にピンときたのかリトは慌てて同意する
「わかってるわかってるって。沙姫とはなんにもしないってそれに今日はそれどころじゃねえしな」
唯は半眼でリトを睨むと腕を組んで姿勢を正す
「わかってると思うけど私あなたのこと許したわけじゃないから。話しもまだ終わってないし・・・
だけどケガのことはありがとうおかげで足痛くなくなったから////」
顔を赤らめながらそっぽを向いて話す唯をリトは沙姫と重ね合わせてしまう
「ちょっと聞いてるの結城君?人が話す時はちゃんと」
「えっ!?ああ、わかってるちゃんと聞いてるって。えっとじゃあオレはそろそろ行くから古手川も早く帰れよ」
「ちょっと結城君まだ話は・・・・もうっ」
遠く走り去って行くリトの背中を少し見つめながら唯は無意識にクスっと笑ってしまう

家に着くと唯は部屋のベッドに寝転がった
制服を着たまま寝るのは抵抗があったが今日は色々ありすぎて正直疲れていた
目を閉じると今日一日の出来事が頭を巡る
階段で体を交わらす男女、汗と独特な匂いが鮮明に甦る
「許せない・・・あんなこと」
シーツを握り締める手にギュッと力をいれながらも唯は別のことを考えていた
自分をおぶって手当てしてくれた背中と手
あの時、背中の揺れに任せておもわずしがみついてしまった自分が許せないのと同時に
制服越しに伝わるリトのぬくもりと鼓動を密かに感じていたのも事実
異性にあんな風に触れたのも、あんなに近くに身を寄せたのも唯にとっては初めてであり
そして、信じられないことだった


87:名無しさん@ピンキー
07/05/07 16:36:42 CYarIT79
「結城・・・リト・・・」
呟きと共に胸に広がる初めての感情に唯は目を閉じる
それがなんなのかはわからない。だけどとても心地よくそしてどんどん高鳴る胸の鼓動
唯はいつしか深い深い眠りへと落ちていった

昼休みの学校
主のいない保健室のベッドが一組の男女の動きに合わせてギシギシと軋む
「なんだよ・・やっぱりお前もこういうのがいいんだ」
黒髪の少女を貫きながら結城リトは意地悪く笑いかける
違う――違う――違う――
「結城君もっとしてっ・・もっとほしいのぉ」
心とは裏腹に勝手に紡がれていく甘い言葉に唯は困惑する
何度も出し入れされる肉棒に何度も掻き回される膣内
唯の華奢な体は快感を越えた悲鳴にも似た喘ぎを出す
四つん這いにさせられ、何度もあびせられた精液に汚れた制服は脱ぎ払われ、唯の白い裸体がリトの手で乱暴に汚されていく
「あぁ・・ふわぁ・んんっ・・あっくぅ・・んん」
嫌っこんなの―誰か―私はこんなこと―
「あんっ・・結城君、結城君・・ああっくっ・・ああんんんっ」
望んでなんかいないのにどうして――
それでも体はリトを愛しい人を必死に求める
その端正な顔立ちを白濁で染め上げても
その男を知らなかった花弁を血で染めても
唯はリトの唇を求めてそれに吸い付く
絡み合う舌に口からこぼれるほどの唾液を送り込み貪る
「はぁ、んんっ、結城君結城君っ・・ああぁぁ・・」
結城君が好き、大好き、だからだからもっともっと――

ハッと目を覚ますと部屋の中はすでに真っ暗で、時計の針は夜の9時を廻っていた
寝ぼけた頭でさっき見た夢を反芻すると唯の顔はみるみる真っ赤になっていく
「・・・な、なんて夢を見てるのよっ私はーーーーーっ!!」
それから数分
両手で押さえた頬の上気が収まるころ唯は暗い部屋で深い溜め息を吐く
落ち着くと頭にリトの顔が浮かびまた顔を赤くしては溜め息の繰り返し
唯はとりあえずじんじんと熱くなっている下腹部をなんとかしようと着替えるためベッドから降りる
すっと両脚で降りるとそのまま普通に歩いてクローゼットまで歩いていく
汗を吸い込んだ制服のボタンを外す時、鏡に映る自分と目が合う
今日は信じられないことの繰り返しだわ
私らしくもない――
唯は頭から雑念を振り払うと再び鏡の中の自分に向き直る
鏡の中の漆黒の瞳は唯にある疑問を投げかける
あの時結城リトに言った言葉

『足・・くじいたみたい・・・』

「私どうして結城君に嘘・・・ついたの?」
胸がキュッと締め付けられる思いに唯の心はさまよう
答えが出ないまま唯は部屋を出た


88:名無しさん@ピンキー
07/05/07 16:42:17 CYarIT79
終わり
いつも沙姫×リトを書いてるんですが今回唯にやられてしまって書きましたw
微エロなのは許してください
一応続きものっぽく終わらせたので需要があれば唯のエロは次ちゃんと
書こうと思ってます

89:名無しさん@ピンキー
07/05/07 18:50:38 gryOKBRA
GJ!!!!!!!!!!
おつかれさまです。

90:名無しさん@ピンキー
07/05/07 23:19:34 7ZRGoyub
GJ!
続きも是非!

91:名無しさん@ピンキー
07/05/08 13:04:49 nAh0G4GN
なんだよこのスレ素晴らしいじゃないか…ヤミも古手川もすげえ良かったです

92:名無しさん@ピンキー
07/05/08 18:23:13 vIpo1L7f
GJ!
続き是非とも

93:名無しさん@ピンキー
07/05/09 19:54:23 EJETkQii
唯×ララで

94:名無しさん@ピンキー
07/05/12 21:25:34 K6J5t3Tz
ヤミ陵辱物を書こうと思うのですが
どうでしょうか?


注意点

携帯からのなので少しづつしかかけません

国語の成績は中の中でした

95:名無しさん@ピンキー
07/05/12 22:42:30 SYNk7oyF
>>94
おk。
ていうかそんな事いちいち書かない方がいい
よっぽどウザイ態度じゃなきゃここの住民は受け入れるよ


96:名無しさん@ピンキー
07/05/12 23:52:37 19X58JmG
只野仁っぽかった気がした

97:ヤミ金
07/05/13 01:12:31 17c/AX/0
大事なのは文章力や長さじゃなくてどれだけエロいかもしくは萌えられるかだと思いますよ
と、次のネタをこつこつ固めてる俺が言ってみる

98:名無しさん@ピンキー
07/05/13 12:33:57 C3p4K7WB
書くにあたって一つ質問が

ヤミがララを呼ぶときはプリンセスでしたでしょうか?

最近ジャンプを出してしまったので思い出せません

99:名無しさん@ピンキー
07/05/13 12:38:27 WvFds2+s
そうです

100:名無しさん@ピンキー
07/05/13 13:20:19 U+vecGqc
エロいの頼むよ

101:闇の堕ちる時
07/05/13 14:54:37 C3p4K7WB
出来たので一応投稿

誤字脱字や口調の違いは勘弁してください


序章

春の陽気に包まれた町・・・


スタスタと本に目を通しながら歩く金色の髪をした少女が一人。
読んでいた本も終盤に差し掛かったとき不意に肩をたたかれ、声をかけられた
「ヤミちゃんみっけ!」
ヤミと呼ばれた少女が振り返るとそこには、ララがニコニコしながらたっていた

「お久しぶりです。プリンセス。何かご用ですか?」
ヤミが読んでいた本をパタンと閉じ礼儀正しくたずねる。
「うんとね・・・そうだ!あれ!」
ララは、唇に人差し指を当て少し悩んだ後、ヤミの向こうの空を指さした。
「なんですか?」
ヤミが振り向いた次の瞬間
[ゴス!!]
ヤミの後頭部に鈍い音と共に激痛が走った。
ドサッと倒れるヤミ
薄れていくヤミの目に映ったのは、
どこから取り出したのかも解らない木製のバットを手に
ニヤリと笑ったララの姿であった。


序章~終~

102:名無しさん@ピンキー
07/05/13 15:28:33 eCty9FQQ
ヤミの頭が
カンボツしますた

103:名無しさん@ピンキー
07/05/14 01:06:48 CNXIzhXT
>>101
タミフルwwwww

104:闇の堕ちる時
07/05/14 22:36:22 OriOWYeS
続きです


ズキン・・・
「・・・っ」
ヤミは殴られた頭の痛みで目を覚ました。
ヤミはあまりの痛さから頭を押さえようとしたが
手が動かない

ヤミが首を動かし自分の体を見わたした
すると
台にヤミ自身の四肢が拘束されていた。
「・・・」
ヤミはとりあえず気を落ち着かせあたりを見渡した。
周りには機材のような物がいくつもあった。


「あ・・・目が覚めたみたいだね」
不意に背後からの声が聞こえた。
「プリンセス・・・」
そこに立っていたのは例のごとくララであった。
「プリンセス・・・拘束を解いてください。
返答によってはプリンセスといえども容赦はしませんよ。」
ヤミは髪をナイフのようにしてララに出来るだけ強気で言い放った。
しかし、ララはクスクス微笑しながら
「ヤミちゃんこわーい」
といいつつ、ヤミに歩み寄っていく。

105:闇の堕ちる時
07/05/14 22:39:04 OriOWYeS
「それ以上近づくと攻撃しますよ!」
ヤミは、声を張り上げた。
しかしそれを聞いたララは、ニヤリと笑い、ヤミへと向かって走り出した。
「・・・!」
ヤミはナイフ状の髪でララに切りかかるが、
ララは、それを余裕でかいくぐりヤミの唇を奪った。
「んんーー!?」
ヤミはあまりの衝撃に、トランスを解いてしまった。
ララは、舌を強引にヤミの口内に侵入させようとする
ヤミは必死に口を閉じるが・・・
すぐにララの舌の侵入を許してしまう。
「ん!んー!んふぅ・・」
口内を逃げ回るヤミの舌をララ舌が絡めとる。
ヤミの目にうっすら涙がにじんできた。
[ゴクン]
突然ヤミの喉に何かが流れ込んできた。
ララの唇が離れる。
「ハァ・・ハァ・・・何を飲ませたんですか?」
ヤミは髪を再びナイフにトランスさせ、ララを睨んだ。
ララは微笑し、
「ナイフは、危ないから手にしてよ・・・小さい手がいっぱい。」
とヤミの質問を無視して言った。
「質問に答え・・・え?」
ヤミの髪はヤミの意志に関係なく、無数の小さな手へとトランスしていた。

106:闇の堕ちる時
07/05/14 22:41:17 OriOWYeS
とりあえず出来たところまで書いてみました

107:名無しさん@ピンキー
07/05/14 22:59:18 YEIbxsQ2
いいネいいネ!!

108:名無しさん@ピンキー
07/05/16 10:47:09 tD75lvTl
「おはよー」「おはよ~ねえねえ昨日のテレビ・・・」
生徒達が朝の挨拶を交わす中、誰にも話しかけることもなく唯は廊下を歩いている
別に挨拶が煩わしいわけでも恥ずかしいからでもなくただ自分には・・・・
そんな思いにふけっていると3階廊下の窓際の一組のカップルに目が止まり
自然と足が止まる
(あっ・・・)
仲良くしゃべっているリトと沙姫を唯は少し複雑な表情で眺める
昨日から結城リトを思うだけで胸が苦しくなる・・・
「でさ美柑のヤツがララに言ったんだ『ララさんもうちょっと』・・・・ん?」
「あっ///」
自分に向けられる視線に気付いたリトと唯の視線が交わる
思わず声をあげてしまった唯は顔を赤くして何故か視線をそらす
「あら?あなた確か昨日の・・・」
「古手川じゃん、どうしたんだよそんな所で?」
「えっ!?あ・・・そのおはよう」
手を振りながら近づいてくるリトにそんなことしか言えない自分がもどかしい
「ああおはよ、ってか足は大丈夫なのかよ?」
「え?あ、足?・・・ええ・・も、もう大丈夫みたい。一晩寝たら治ったから」
「へ~まあ腫れもなかったしよかったじゃん。まあオレが悪いんだけどさ・・・」
唯が昨日ついた嘘にもまったく気付く様子もなく、純粋な気持ちで自分を心配するリトに
唯の胸がチクリと痛む
と、その時朝のホームルームの始まりを告げるチャイムが鳴る
「それではリトまた後で」
そういい残し優雅に去っていく沙姫の横顔を後姿を唯はおもわず目で追っていく
整った顔立ち、モデルの様なプロポーション、綺麗な金髪、お嬢様特優の気品さ
自分にはない物を全て持っている沙姫に軽い羨望を抱き唯はうっとりする
「・・・川!古手川!!」
リトの呼びかけに現実に引き戻されていく
「なにやってんだよ?ほら早くしないと始まっちまうぜ」
「え、ええ・・わかってるわよそんなこと!」
教室に向かうリトの背中を眺めながら唯は握りこぶしをつくる
(そうよ!しっかりしなさい古手川唯!!)
一つ気合をいれると唯はリトの後を追った

四時間目苦手な数学ということもあり昼前独特の倦怠感と空腹とでリトは机に突っ伏していた
(腹へったなァ~)
ぐぅぐぅと鳴るお腹をさすっていると今朝と同じ視線を感じて、リトはその方向に目を向ける
(古手川?)
リトの反応に一瞬おどろいた唯は次の瞬間ぷいっと顔を逸らす
(なんだよ・・・)
それからもちらちらと自分を見てくる唯に気付いているのかいないのかリトはぼ~っと黒板を見ていた

昼休み
みんなお弁当を持ってそれぞれの場所でそれぞれのグループで談笑しながら食事をしている中で、唯はいつもの場所で一人お弁当を食べていた
校庭の端にある大きな木の根元、芝生のクッションと降り注ぐ暖かい木漏れ日に包まれる
唯はこの場所が好きだった。一年生の時からずっとこうして一人で食べていた
いつもの場所にいつもの時間、そんな唯だけの世界に影が割り込んでくる
「なんだこんなところにいたのかよ」
見上げるとお弁当を抱えたリトが立っていた
「結城君?・・・なんの用?」
「ああ、一緒に食べようと思ってさ」
リトは唯の返事も待たずに芝生に腰を落とす
リトの突然の誘いと行動に箸を咥えたまま唯は抗議の声を出す
「ちょ、ちょっと待って!私誰も・・・それに沙姫さんは?」
「ああ沙姫なら屋上でララ達と食ってるはずだぜ」



109:名無しさん@ピンキー
07/05/16 10:49:54 tD75lvTl
ぽかんと口を開けている唯をよそにリトはもくもくとおかずを食べていく
「・・・そ、それだったら私のところよりも沙姫さんのところに」
「なんでだよ?別に古手川と食べてもいいだろ?」
リトの真意がわからず唯は黙ってしまう
沈黙が続きだんだんと空気が重くなっていく
そんな雰囲気にリトはなにか話題をと唯の弁当箱を覗き込む
「うわァ古手川のってちっちゃいなァ。よくそんだけで足りるよな?」
「べ、別に私これで普通だし・・・」
「そうか~?」
リトはいつも食べている沙姫の弁当箱を思い出し唯のと比べる
五段重ねのお重とリトの手のひらよりも全然小さい唯の弁当箱
「あ~・・でもやっぱり少なくないか?だって沙姫なんて・・」
「結城くんっ!!!」
「な、なんだよ?そんな大声で?」
「私・・・・一人で食べたいの・・・だからごめんなさい・・・」
リトはなにかいいかけたが唯の表情を見て口をつぐむ
「そっか・・・邪魔だったんだ、それじゃあな古手川」
去っていくリトの後ろ姿を見ながら唯の心は後悔の念で塗りつぶされていく
どうしていいのかわからない
どんな顔をしたらいいのかわからない
結城君が来てくれたことはすごくうれしい・・・うれしいけど・・・
ただ沙姫さんの名前がでるたびに胸が苦しくなる
結城君に抱く気持ちに戸惑ってしまう
唯はお弁当の残りに手をつけずリトの去った方をずっと眺めていた

五時間目の授業が始まっても戻ってこないリトに先生が唯に探しにいくように頼む
「まったく!どうして私が・・・」
廊下を歩きながらぶつぶつ文句をいう唯だがその心は揺らめいていた
昼休みのこと、リトへの気持ち、リトに会ったらなんて言おうどんな顔をすれば・・・
そんなことを考えている唯に聞き覚えのある声が聞こえてくる
「結城・・・君?」
唯は声がする方へと足を向ける

誰もいない美術準備室の前でリトは沙姫を抱き寄せその唇を奪う
舌と舌が絡み合い唾液の水音が廊下に洩れる
「んっ・じゅる・・んんっ・じゅ・・むぅう・・ちゅる・」
(ん?あれは・・・・な!?なんてハレンチなっ!!またあの二人は////)
さっきまでの悩みはどこえやら急ぎ二人を注意しようと唯は駆け出す
けれどその足がしだいにゆっくりとなり止る
リトの顔、互いに愛し合う二人の愛撫に唯の胸は激しく高鳴ってしまう
(だ、ダメよあんなハレンチなこと!!今すぐやめさせないと・・・)
だけどその目はリトに釘付けに、その手は胸に
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ
ますます高鳴る鼓動が唯の体を理性を麻痺させていく
(あんなこと・・・////)
廊下の曲がり角から見える二人は互いを求めその体を押し付けあう
唯の耳にも聞こえる絡み合う舌と舌の水音
口から漏れる息が荒くその頬が赤く唯はじっと二人をリトを見つめる

そんな唯に気付くことなくいつもより長い濃厚なリトの舌使いに沙姫の体は徐々に火照っていく
「むっんん・・ちゅる・はぁ・・リトどうなさったの?今日のあなた・・・あっ」
リトは沙姫の腰に回していた腕を引き寄せると首筋にキスをし舌でなぞる様に舐め上げる
「あんっくすぐったいですわ・・・んっリトもうやめっ・・これ以上は・・」
リトの唾が白い首筋を伝い落ちはだけたブラウスから覗く胸の谷間に落ちていく
舌を首筋から喉へあごのあたりを通り反対がわへと滑らせる
「んんん~~~・・ダメですわぁ・あっんん」
リトの愛撫で立っていられなくなった沙姫はリトの胸元へもたれる様に体をくずしていく




110:名無しさん@ピンキー
07/05/16 10:52:39 tD75lvTl
「なに?なにがダメ?」
「・・・・・///」
耳元で囁かれるリトの甘い言葉に沙姫の顔は赤くなりリトの胸の中で体が震えだす
その手は下腹部へ伸びくちゅくちゅといやらしい音を立てて自らの秘所をかき回していく
熱い吐息を漏らしリトにしがみつく沙姫はなにかをおねだりしているかの様で
沙姫の少し潤んだ瞳で上目遣いで見つめる仕草にリトは唾を飲み込む
「リトォ、お願いしますわ・・私もう・・・」
リトはベルトを外しズボンを下ろすと勃起した肉棒を取り出し沙姫の割れ目にあてる
ゴクリ――
初めて目にする男性器にリトの見事なモノに唯は無意識に喉を鳴らす
ギュッと制服の胸元を握り締めた手にも力がはいり
額にはうっすらと汗がにじんでくる
(ど、どうしたの私?体が熱い・・・)
自分の体の変化を気にしながらも二人から目が離せない

下着を取り自らスカートをたくし上げて腰を落とす沙姫の口から喘ぎと吐息が溢れ出す
リトの上に完全に騎乗するとその首に腕を回し軽いキスを交わし合図を送る

ヌチャヌチャと結合部から漏れ出す卑猥な音に唯の顔はみるみる真っ赤に染まる
(うそっ!あんなこと・・・だけど結城君すごく・・気持ちよさそう・・)
沙姫の体に夢中になって腰を動かすリトの顔
恍惚でいて、もっと快楽をもっと欲望を求める牡の顔
―――ゴクリッ
飲み込んだ唾の後追うかの様に唯の指が口の中に入れられる
ちゅぱッ・・じゅる・んんっ・・・
火照った体が目の前の淫靡な光景が唯の理性をかき乱し狂わせる
(んんっ・・はぁあ・んっ・・ぁぁんん)
甘い吐息は喘ぎえと変わり下腹部がじんじんと熱くなっていく
(私・・私・・・結城・君、んんっつ///)
指をしゃぶりながら反対の手が胸をなぞり、スカートに伸ばされる
外気に触れた下着は触らなくてもわかるほどじっとりと湿っていた
その感触を確かめるように求めるように唯の指は中へと入っていく
(やだっ私っ・・学校でなにを///)
理性が拒絶する
沙姫を押し倒し覆いかぶさるリト
リトに必死に求められ幸せそうな沙姫の顔
(沙姫さん・・・・)
胸が痛む、沙姫の顔を見るだけで胸が苦しくなる
(私・・私沙姫さんに嫉妬してる・・・こんなことダメなのに)
だけど一度認めてしまえばもう、唯の中のリトへの気持ちは止まらない止めることができない
唯は壁に背中を預けると下着の中の指を動かす
それは唯にとったら無意識のことなのかもしれない
だけどリトの顔を見てるだけで体の芯が熱くなる、あそこがうずいてくる
私も――私も結城君に――
唯は沙姫と自分を重ねていく
舌で指をしゃぶりつくし、膣内を反対の指で掻き混ぜる
(んんっ!!ふぁんっ・・はぁ・う゛ぅぅ)
口に咥えた指から涎を垂らしながら唯の指は加速する、止まらない
リトに抱きしめられ悶える自分が
リトのモノを受け入れている自分が
リトの全てを――
唯の頭の中でぐるぐるとリトと自分が交わる姿が浮かぶ




111:名無しさん@ピンキー
07/05/16 10:55:50 tD75lvTl
掻き混ぜた秘所からはとろりと愛液が太ももを伝い
乱れた制服の胸元から見える乳房には汗の珠が胸のラインにそって落ちていく
(はあっ・んあぁ・・むぅ・んん・・ダメっ私・・・こんなことっ)
すぐそばにいるリトの気配
(ヤダっ!!私このままだと・・・///)
結城君の近くなのに隠れて一人でしてるなんて・・・だけどだけど私もう・・・
(結城君っ!!////)
体の中で絶頂の波が広がると立っていられなくなった唯はその場にしゃがみこむ
荒い息の中、それでも浮かぶリトの顔
唯は自分のリトへの気持ちにその余韻に呟く
「結城君・・・私あなたのことが・・・」

ふと名前を呼ばれたような気がしてリトは廊下の曲がり角に振り向く
「どうなさったの?」
「いや・・さっき誰かそこにいたような・・・」
リトが首を伸ばして見るとそこにはもう誰もいなかった
六時間目の体育の授業
「なあリト?おまえもう体調平気なのかよ?」
「ん?」
隣の猿山に気のない返事を返すリト
五時間目ずっと沙姫といたため授業をさぼってしまったリトが休み時間教室に戻ってきてみると、
何故かリトは体調不良が原因で保健室で寝ていたことになっていた
リトにとったら意味がわからなかったが本当の事なんていえるはずもなく、流れにまかせてそのまま体育の授業も見学していた
「まあな!おかげで完璧に治ったよ」
「ふ~ん」
猿山はリトを横目でにやにや眺めるとその首に腕を回し引き寄せる
「で?ホントは天条院センパイといたんだろ?なにしてたんだよ?ほら吐けよ!」
「な、なんにもしてえねよ///」
首を締め上げる腕を振りほどくと、むせ返る喉を押さえながら猿山を睨みつける
「とうぜんの報いだ!一人だけモテやがって」
「おまえな~」
「あっ!そうそうところでリト、ちゃんと古手川には礼言ったのか?」
「え?」
「えってお前な・・・古手川だぞ。お前を探しに行って保健室で寝てるって先生に言ったの」
リトはきょとんとしてバスケットボールを持っている唯を見る
「何考えてんのかわかんないけどカワイイとこあるじゃん、それに・・・」
猿山は再びリトを引き寄せると小さな声で耳打ちをする
「古手川ってなにげにスタイルいいよな。ひょっとして天条院センパイよりいいかも」
「お前なに言ってっ・・・」
「まあまあ聞けよ。あの子見た目きつそうだけどよお前をかばったり根はやさしい子なんじゃねえの?」
猿山の言葉にリトの脳裏に昨日の指導室での事、保健室の事、そして今日の昼休みの出来事が浮かぶ
「そうか~?」
「お前見る目がねえな」
眉根を寄せるリトにあきれた猿山はボールを持ってチームに合流する
一人残されたリトは他にすることもなく黙ってコートを眺めていた
『古手川だぞ。お前を探しに行って保健室で寝てるって先生に言ったの』
(ホントになに考えてんだ古手川のヤツ・・・)
そう思っても意識してしまう。ぼーっとコートの中の唯を見ているとふいに目が合う
「・・・っ!?////」
ふいっとあさっての方向を向く唯に思わずリトの喉から抗議の声が出かける
(なんだよっ!やっぱりわかんねえヤツ・・・・)

授業の終わり使ったボールを専用の入れ物かごに集めて倉庫まで運ぶことになったのだが
その役を誰もやろうとはしなかった
(めんどくせー)(お前やれよ)(あんなの運べないわよ)
口々に文句をいう中すっと一人手を上げる者がいた
「はい!私がやります」



112:名無しさん@ピンキー
07/05/16 10:57:17 tD75lvTl
「古手川・・・さん?君一人で大丈夫かい?」
唯に対して心配そうに声をかける佐清にも唯は気丈に振舞う
「はい!!大丈夫ですこれぐらい」
「ふむ・・それじゃあ古手川さんに任せようかな?」
佐清は他の生徒を解散させると唯に任せて職員室へと消えていく
(ラッキー!)(さすがは古手川さん)(やっぱ頼りになるよね~)
調子のいいことを言いながら帰っていくクラスメートに混じってリトは唯を見つめていた

「んっ!・・・あれ?重・・い!!」
底にタイヤがついている入れ物かごだったが、ボールと合わせるとかなりの重さになる
女の子一人の力では、まして唯一人の力ではびくともしなかった
「んんっ・・・はぁ~ダメ全然動かない」
かごを前に途方に暮れる唯にふっと手が差し出される
「ゆ、結城・・君?」
「なにやってんだよ?こんな物一人で運べるわけねえだろっ!ったく古手川はなんでも・・・ってお前も手伝えよな」
思いがけないリトの援軍に唯の鼓動は高鳴る
「う、うんありがとう・・・・」
「別に・・・お礼だよ!さっきオレをかばってくれたんだろ?」
あの時の光景が甦り唯は複雑な表情を浮かべる
そんな唯に気付くこともなくリトの助けもあってかゆっくりとそれは倉庫へと入っていく

体育倉庫の中は独特のカビの臭いと舞い上がる埃と、生徒が無理矢理運んだのか無茶苦茶
に積み上げたのか、備品の整理もされていないひどい惨状になっていた
「うわ~ひでえなこれ・・・」
リトはうんざりした表情でかごを適当な場所まで運ぶと心底嫌なのか早々に立ち去ろうとする
「なあ、さっさとこんな所から・・・・古手川?」
リトが呼びかけようと後ろを向くと唯は奥の方でなにやら備品の整理を始めていた
「なにやってんだ古手川?」
「なにって整理。片付けないと後から来た人達が困るでしょう?」
そりゃそうだけど・・・言いかけた言葉を飲み込み、リトは黙々と作業をする唯を見つめる
(きっと否定しても古手川は残って一人でもするんだろうな)
リトはそんな唯に溜め息を吐くと手近にあったゴールネットを持ってたずねる
「なあ?これどこにしまえばいいんだ?」
「えっ!?・・・えっとそこの棚にちゃんとたたんでしまっておいて」
リトの行動に唯の顔もほころぶ
それから二人は汗と埃にまみれながらも黙々と続けていた
「ふ~~にしてもすげえ量だよな」
片付けても片付けても終わらない作業にリトも疲労を隠せない
リトは唯の体を心配して休憩するよう呼びかける
「なあ古手川、ちょっと休憩しないか?」
唯はリトの呼びかけにも集中しているのか返事をしない
「お~い、古・・手川?」
リトは唯の近くにいき呼びかけようとして思わず息を呑む
唯は今、上の棚の整理のため跳び箱の上に乗って作業をしているのだが
見上げるリトの目に唯の綺麗な太ももがとびこんでくる
太ももだけじゃない、長い脚に短パンに包まれたお尻、動くたびに揺れる体操服の下に見える白い肌
沸騰しそうになる頭をなんとか押さえ慌てて目線をそらすリトだったが男の本能が邪魔をする
リトは唯に見つからない様にちらちらと盗み見ては改めて唯の体に興奮を覚える
均等のとれたスタイル、華奢な腕、膨らんだ胸に艶やかな長い黒髪
『古手川ってなにげにスタイルいいよな。ひょっとして天条院センパイよりいいかも
あの子見た目きつそうだけどよお前をかばったり根はやさしい子なんじゃねえの?』
猿山の言葉が脳裏に浮かぶ
(確かに・・・古手川ってむちゃくちゃカワイイのかも・・・////)


113:名無しさん@ピンキー
07/05/16 10:58:34 tD75lvTl
そんなリトの気配に気付いた唯が声をかけようと後ろを振り向いた時、唯の体がぐらっと傾く上で必死にバランスをとろうとするが間に合わない
「あぶねえっ!!」
我に返ったリトが腕を伸ばして唯の体を支えようと地面を蹴る
平均的な運動神経のリトだったがこの時だけは別物だった
間に合わないと知るとなんとか落ちる衝撃を和らげようと自分が唯の下に来るように体を入る
どしゃっという音と共に備品が崩れ砂埃が中に舞う
「・・ってぇぇ」
リトは痛む体を無視し唯に怪我がないか尋ねようとして固まってしまう
自分の右手がなにかとてもやわらかいものに触れている
リトは恐る恐る視線を下げていくと思わず叫びそうになる声をなんとか押さえ込む
リトが触れているのは唯の胸だった
(や、やばいっ!!なんとかなんとかしねえと)
リトは手を離そうと上体を起こすが、動けば動くほど胸が手に押し付けられる
むにゅっと手の中で弾む唯のやわらかい胸
(うっわァ!!やわらかい・・・ってそうじゃなくてっ)
リトはなんとか男の本能を払いのけ、とにかく唯に動いてもらおうと声をかけようとして
気付いた
唯はリトの胸の中で震えていた。恐かったのかすがりつく様にリトの服を掴んでいる
(カ、カワイイ・・・)
思わずそんなことを思ってしまう
リトは抱きとめた左手を唯の腰から外して、その黒髪にやさしく触れる
ギュッと抱きしめた唯の体は、おぶって保健室まで連れて行ったあの時よりもずっと軽く
そして小さく感じられた
ふわりと匂う髪の香り、体操服越しに伝わる唯のぬくもりと震える体
リトは唯を愛おしいと感じていた
その腕に力をこめ唯をさらに強く抱きしめる
すると唯がリトの胸の中でなにかもごもご口を動かす
「・・・・っ」
「ん?どうしたんだよ?心配すんなってオレが・・・」
「いっ・・・」
「え?」
「いやあぁぁぁっっ!!!」
唯はどんっとリトを突き飛ばすとリトから距離をとるよう離れる
突き飛ばされたリトは備品の一部に頭をぶつけ悶えている
「いっ・・てぇぇなにすんだよ!!?」
「それはこっちのセリフよ!!」
リトは言い返そうと唯の顔を見て押し黙る
唯はその黒い瞳に涙をいっぱい溜めて胸を押さえていた
「一緒に運んでくれてうれしかったのに、手伝ってくれてうれしかったのに・・・・」
唯の中のリトへの感情が激しく交差する
「私・・・私・・・」
胸元を握り締める手が体が震える
唯はリトに背を向けるとそのまま倉庫から走り出してしまった
後に残されたリトは追いかけるでもなくただ黙ってその場でしゃがみこんでいた

そんな唯の様子を4階の窓から見ている者がいた
「あら?あの子・・・・」
天条院沙姫は走り去っていく唯をそして倉庫を見て少し考える
「ふ~ん・・・・なるほど」


114:名無しさん@ピンキー
07/05/16 11:00:43 tD75lvTl
>>87の続きということで書きました
書いたんですけどかなり長くなってしまったので少し間をあけて
投下したいと思います

115:ヤミ金
07/05/16 12:00:48 xcPQ8UKV
>>114
GJです!

さて、素晴らしい作品が投下されたすぐ後ですが、二個目の話が固まったので投下してみる
前回と同じく数話構成です
タイトルは「校長の日課」、被害者はやっぱりヤミです

116:校長の日課
07/05/16 12:02:06 xcPQ8UKV
日もどっぷりと暮れたある日
闇の中の学校の廊下をのっそりと動く影が一つ

「ふふ~んふ~ん♪」

影は機嫌良さ気に鼻歌を歌いつつ歩いていた
小柄でぽっちゃり系の容姿
派手な柄物のスーツに黒いサングラスと怪しいことこの上ない風体
そう、影の正体は彩南高校の校長だった

彩南高校の校長といえば学生の間では有名な人物である
勿論、それは良い意味ではなくほとんどが悪い意味での話だが
彼はとにかくエロい、ハレンチ、ロリコンと救い様のない三拍子を揃えている
教師という聖職者が生徒に欲情してる段階でかなりダメなのだが
彼の恐ろしいところはそれを隠そうとしないところだ
風で女生徒のスカートが捲くれ上がるシーンに遭遇すれば迷わずカメラの有無を確認する
シャワー室に忍び込んでノゾキをする
スキンシップと称して尻を触る
こういった行動は日常茶飯事なのだ
というかこんな奴がなんで校長? ていうかなんでクビにされないの? 教育委員会なにやってんの?
といった疑問がふつふつとわいてくるのが普通なのだが、何故か彼は罷免されることがない
無論、彼は女子生徒及び若い女教師からはすこぶる評判が悪い
しかしそれ以外の生徒からは意外と言って良いほど彼は好かれている
基本的に楽しければそれでよしといった彼の気風故に大概の校則違反はスルーされるからだ
それに男子生徒からすれば校長の行動によって自分らもムフフな風景を目にすることができる場合がある
教育者として、というか人間としては最低レベルの男ではあるが、不思議なことに嫌われること自体は少ない
それは彼自身の人徳なのかは不明だが

117:校長の日課
07/05/16 12:03:21 xcPQ8UKV
蛇足が過ぎた
さて、こんな時間に彼は何をやっているのか? という疑問である
ここで校長として夜の学校の見回りを率先してやっている! といえば聞こえがいいのだろう
だが、当然のことではあるがこの男にそんな高尚な考えはない

「よし、ここはOK! ここも不備はない!」

言葉だけ聞けば設備の点検をしているように見える
だが、彼が点検をしているのは自分のライフスポットだった
階段の下のスカートの中身が見える場所
更衣室隣の物置に作った覗き穴
ブルマやスクール水着がたまに置き忘れられているロッカー
これら校長生活をおくる上での重要スポットの点検が彼の夜の日課なのだ
おいおいそんなことする必要はあるのか? という疑問があるだろうがこの作業を甘く見てはいけない
校長のエロ行動は学校全体での周知の事実なのだ
当然女子生徒は校長の行動に警戒をする
そうなると校長はいかにしてその警戒を潜り抜けて己の欲望を満たすかということを研鑽しないといけないのである
無論、手っ取り早いのはそんな行動はしないとううことなのだが、校長の頭の中に降参の二文字はない
女体の神秘を探求するためならば命すら惜しまない
それが校長という男の生き様なのだ

118:校長の日課
07/05/16 12:04:40 xcPQ8UKV
「さて、最後にシャワー室のほうを見回るかな」

校長は一通りのスポットを見回ると微妙に早足になってクラブの部室が立ち並ぶ校舎の一角へと足を向けた
運動部の部室区域にはシャワー室とそれに付随する更衣室がある
ここは特に校長のお気に入りのスポットだった
運動をおえて上気した体を晒し、シャワーを浴びる女子達
それらを眺めることは校長にとって至福のひとときである
故に彼はこの場所の見回りは特に念入りにしている
覗き穴が塞がれていないか、穴の大きさ及び角度は問題ないか
ロッカーに何かむふふなアイテムが残されていないか
それらの確認はある意味生徒たちを卒業させること以上に重要なミッションなのである

「おやおや?」

シャワー室までもう少しというところで校長は反射的に近くの柱に身を潜めた
視線の先で何かが動いたからだ
もしや不審人物?
校長は眉をひそめながら怒りの表情を作り上げていく
無論、これは学び舎に忍び込む犯罪者に対する義憤から来る怒りではない
何故ならばここはシャワー室の目の前だ
つまり不審人物の目的は校長と同じ目的である可能性が高い
自分は良いが、他の男がそういった行為をするのは許せない! というなんとも自分勝手な理由なのだ
校長は不審人物を確認するべく目に力を込める

「校長・アイ!」

説明しよう
校長・アイとは暗闇の中でも目標をはっきりと視認できるようになったり
遠くの物も精密に見えるようになるという校長の必殺技である
主にノゾキやハプニングシーンに遭遇した時に使用される技であり、何気に使用頻度は高い

119:校長の日課
07/05/16 12:06:12 xcPQ8UKV
「むむっ、あれは…」

暗闇の中、シャワー室に向けて歩いていたのは一人の少女だった
金色の髪を揺らしながら黒色の薄い服を身に纏い、周囲をある程度警戒しながら歩く小柄なその少女に校長は見覚えがあった
少女は、先日本屋でエロ本を立ち読みしている時に偶然発見した美少女だったのである

「チャーーンス!!」

校長のサングラスが闇夜の中キラリと輝いた
既に不審人物に対する怒りは消え、校長の思考は隠密モードに切り替わっていた
少なくとも校長の美少女データベースの中にあの少女のデータはない
つまり彼女は彩南高校の生徒でないことは確かだ
ならば何故こんな時間にこんな場所に彼女がいるのか?
答えは簡単だ、彼女はシャワーを浴びに来たのだ
いや、家とか銭湯があるじゃん? という疑問は校長にはわかない
少女―ヤミの事情などこれっぽっちも知りえない校長だったが、彼女の目的だけは断言できていたのである

「むふっふっふ♪」

含み笑いを抑えつつ校長はゆっくりと移動を開始した
足音は立てないように、気配は消して差し足忍び足
初遭遇の時にボコボコにされた記憶は鮮明に残っている
見つかればただではすまないだろう
だが、やめるという選択肢は浮かばない
負って沸いた新たな美少女データ保存のチャンス、逃す手はない
校長はヤミに見つかれないよう常に気を配りつつシャワー室の裏口へと向かうのだった

120:ヤミ金
07/05/16 12:08:02 xcPQ8UKV
今回はここまで
次は早ければ今夜、遅くとも今週中には投下したいと思ってます
校長についてはあんまデータ集めてないので口調とか適当かもしれませんが、そこは見逃してください(汗

121:ヤミ金
07/05/16 12:17:15 xcPQ8UKV
ぐわ、誤字発見…ラスト二行は

負って沸いた→降ってわいた
見つかれないよう→見つからないよう

と脳内補完しといてください(汗

122:リトと唯と沙姫 続き
07/05/16 13:37:10 tD75lvTl
着替えを終えた唯はそのまま帰る気になれず、誰もいない校舎を歩いていた
胸にあるもやもやした気持ち。気付くと唯は生徒指導室の前に来ていた
(ここって・・・・)
ガラガラと扉を開ける
中はひっそりと静まりかえり昨日のやりとりが嘘のようだった
「はぁ~誰もいるわけないのに・・・私なにを期待していたの・・・」
唯は手近にあった椅子に座ると長机に頬杖をつく
結城・・・リト・・・
一年の時から委員長としてがんばってきた唯にとって、ここまで一人の生徒のことを思うことなんてなかった
高校に入ってからだけじゃない。中学も小学校の時もずっと
自分を悩まし苦しめ、そして―――
「いったいなんなのよ・・・」
呟きと共に窓の外に目を向ける
夕日が唯の顔を赤く染め、その眩しさに目を細める
窓の外にある体育倉庫が目にとまりさっきのことを思い出し反射的に胸を押さえる
あたりまえのことだけど唯はリトも「男」なんだとわかった
今まで間接的にリトのそういう「男」の部分を見てきた唯にとって、体育倉庫の出来事は
リトを異性として男としては感じずにはいられない事だった
だから別にリトのことを嫌いになったわけでも軽蔑したわけでもなく
ただ―――
「びっくりするじゃない!・・・あんなこと///」
唯はリトがいないことをいい事に文句を言う
「助けるなら助けるでもうちょっと・・・・」
自分をかばって身を挺して助けてくれた
それなのに私は結城君を突き飛ばしてしまった
「・・・・もうちょっと・・違うやり方があるじゃない・・・」
体に胸に残るリトの感触
抱きしめられたぬくもりが唯の胸を高鳴らせる
「いけないわ///と、とにかく謝らないと!!」
唯はリトに会う決心をすると席を立つ。すると―
「古手川いるか!?」
「えっ?」
扉が勢いよく開くと息を切らせて立っているリトと目が合う
「「あっ!!」」
二人の声がハモり室内が一瞬で静寂に包まれる
唯はリトの姿を確認すると顔を赤らめてふいっと後ろを向いてしまう
「えっと・・その・・あのさ古手川」
「なによ?」
表情は見えないが怒ってるっぽい唯にリトは慎重に言葉を選んで精一杯の気持ちを伝える
「さっきはその・・・ホントにごめんっ!!ムネとか触っちまったりして・・・
悪気がなかったっていうか・・・その・・」
「もういいわ」
「えっ?」
唯の予想外の言葉にきょとんするリト
「もういいわよ謝らなくても」
「え?あ・・怒ってないのか?」
「怒ってないって言ったら嘘になるけど・・だけどもういいの」
唯はリトに向き直るとリトの頭に手を置く
「それより私のせいで結城君頭ぶつけたわよね?だから私の方こそごめんなさい」
リトの頭を撫でながら本気で心配する唯
「え!?ああ・・・・・古手川って素直なところあるんだな?」
「えっ!?////」
唯はリトの言葉にドキっとして固まる
「そうやって素直な感じだとすげえカワイイのにな」
耳まで真っ赤になった唯は今にも倒れそうなほどに頭を沸騰させる
「えっいや・・その・ほら古手川って普通にすげえカワイイのにさなんかもったいないっていうかその・・・////」
自分の言った言葉の意味を理解したのか照れ隠しに頭を掻きながら慌てて誤魔化す


123:名無しさん@ピンキー
07/05/16 13:37:15 4Hinn1o7
この漫画の校長ってリーダー伝たけしの校長に似すぎじゃねえ?

124:リトと唯と沙姫 続き
07/05/16 13:39:14 tD75lvTl
「と、とにかくその・・・古手川はそうやって素直な方がオレは好きだな////」
唯はリトの言葉にどう返していいのかわからず言葉につまる
唯の胸の奥でリトの言葉が何度も反芻する
―――オレは好きだな
好き・・・・素直な方が・・・・私は・・・
なぜかもじもじとしている唯を心配してリトは声をかける
「あのさ古手川・・そのホントに大丈夫か?」
唯は体をビクッとさせると慌てて両手をひらひらふって否定する
「だ、大丈夫よ!全然・・・うん///」
「そうか?なんかいつもと違うっていうか・・・まあ古手川が大丈夫っていうならオレはいいんだけどさ」
「本当に平気・・・ありがとう結城君」
慣れない唯の言葉にリトはこそばゆさと照れとで頭がぼ~っとしてくる
(やっぱ古手川ってカワイイなァ・・・ありがとう・・かァ)
唯を見ているとドキドキしてくる、頭がぼ~っとなっていく
(や、やばいかもオレ・・・)
リトは自分が必要以上に唯にドキドキしていることに気付くと、慌ててその場から立ち去ろうとする
「じゃ、じゃあオレはもう行くから。古手川も気をつけて帰れよ」
踵を返して帰ろうとするリトの背中に唯の言葉が掛かる
「あ、あの!結城君・・・そのこれからどうするの?」
「えっとどうするって・・・・」
きっと結城君は・・・・
「沙姫のところかな、ほらいつも一緒に帰ってるしな」
沙姫の名前に胸が痛む
私じゃなくて沙姫さんの・・・・
「じゃあオレもう行くから。また明日な古手川」
扉から出ようとするリトの動きがとまる
振り返ると唯がリトの服をひっぱっていた
「古・・手川?」

顔を俯かせながら唯は小さな声で話し始める
「まだ話は終わってないわよ」
―――行かないで
「どうせ今日も沙姫さんとハレンチなことしに行くつもりなんでしょう?」
―――私のそばにいてほしいの
「古手川・・・?」
「あれほどダメって言ったのにどうして・・・どうして・・・・あなたは」
―――どうして気付いてくれないの?
「・・・・わかってくれないのよ・・・」
―――私の気持ちに

「お前・・・・」
リトは唯の顔に手を伸ばすと、指で溢れる涙をそっとぬぐってやる
「なに泣いてるんだよ?」
「え?」
知らず知らずに流していた涙に唯はとまどう
そんな唯の頭をやさしく撫でるとリトは笑顔を向ける。その顔に唯の胸は心は釘付けになってしまう
「あっ・・・////」
目に涙をいっぱいに溜めてリトを見つめる
「古手川・・?///」
至近距離で見詰め合う二人、お互いの心臓の鼓動が聞こえる
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン
(な、なに考えてんだオレは?沙姫がいるってのに・・)
だけどそれでも目の前の涙を流す唯をリトはなんとかしてやりたかった
伝わってくる気持ちに思いに


125:リトと唯と沙姫 続き
07/05/16 13:40:46 tD75lvTl
リトの手が髪にかかりその下の涙に濡れる頬に触れる
「あっ///」
近づいてくるリトの顔に唯は一瞬とまどいを見せるが、目を閉じてリトの唇に近づける
ここは学校なのに、こんなこと、こんなハレンチなこと――
重なり合う唇と唇に唯の心臓は跳ね上がる
初めてのキス。舌も入れない触れるだけのキス。シンプルだけど思いが通じる通じ合う甘いキス
短くて長いキスが終わると二人は見つめあったまま動こうとはしなかった
見つめる唯の濡れた黒い瞳はリトになにかを訴えかけるようで
「い、いいのか?」
唯は否定も肯定もせずリトの胸元をギュッと握り締める
「ここは学校なんだぞ?お前の嫌いな風紀を乱すことだしそれに・・・不純なことだしさ///」
リトは唯の複雑な表情を見ると、両腕を使って唯をひょいっと抱きかかえる
いわゆるお姫様抱っこだ
「な、な、コラ!!ちょ、ちょっと結城君!?////」
リトの腕の中で暴れる唯を長机の上に座らせる
やっとリトから解放された唯は開口一番文句を言おうとして、その口を塞がれる
リトの甘いキス。唇に触れるただそれだけで唯の体を意思をとろけさせてしまう
「んっ・・・///」
リトは唯の口から唇を離すと真剣な顔をつくり再び問いかける
「ホントにいいんだな?」
エロ本どころか保健体育ぐらいの知識しかない唯でもわかるこれからする行為
唯の体が強張る、頭の中でぐるぐると理性と感情が廻る
唯はぎゅっと目をつむって考える
わかってる!全部わかってるわ
だけど、だけど今だけは――
いつの間にか触れていた手をギュッと握り返すリト
「無理すんなって。それに古手川の気持ちちゃんと届いてるからさ
心配しなくてもオレ好きだぜ古手川のこと////」
「えっ!?」
一番聞きたかった人から一番聞きたい言葉が聞けて、唯はどうしていいかわからず
感情の赴くままにリトに抱きつく
「ちょっ!古手川?」
「・・・・お願い・・・来て・・・・」
今まで生きてきた中でそしてこの先もないだろう唯の最大の勇気にリトは応える
3回目のキス
だけど今までとは違う、熱い吐息と共にリトの舌が唯の口内へと進入してくる
その生暖かい感触に唯は口を閉じて進入を防ごうとする
「んっ!・・んんっ」
リトは唯を強く抱き寄せると、唯の口から吐息が洩れる
すかさずリトは舌を入れる、すぐに唯の舌とぶつかる
「んんっ!!・・うんんっ」
恐いのか目をつむったまま動こうとしない唯の気持ちを解す様に少しずつ舌を絡めていく
先端で舌の先を突き、側面を裏側を馴染ますように滑らせていく
「んっ・・はぁっ」
徐々に伝わるリトの感触に最初は強張っていた唯の体もだんだんと落ち着いてくる
そんな唯の表情を薄目を開けて確かめると、リトはさらに先に進もうと口を動かす
舌全体で唯の口をしゃぶる様に舐め回すと、その口内に唾液を送り込む
唯は口に伝わる異変に気付くと、反射的にリトを遠ざけようと手でリトを押し返す
けれど力で勝てるはずもなく唯の口に唾液が流し込まれる
「んん!!・・んっうんん・・」
こくんっこくんっと小さな喉を鳴らしながら唾液が喉を通っていく
「ん・・あぁ・うぅ・・ぷはぁ!」
糸を引いて離れる唇、唾液の感触を確かめるように喉に触れると唯は恨みのこもった目でリトを睨みつける
「そんな怒るなよ・・・それよりオレ古手川の唾がほしいな」
えっ!?っと言う前に塞がれた口にまたリトの舌が入り込んで口内を犯していく



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