逆転裁判エロパロ第9法廷at EROPARO
逆転裁判エロパロ第9法廷 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/04/20 20:52:48 +kVKKXZg
逆転裁判エロパロスレ@Wiki
URLリンク(www23.atwiki.jp)

3:名無しさん@ピンキー
07/04/20 21:33:06 8Tc59iLM
乙華麗

即死回避即死回避

4:名無しさん@ピンキー
07/04/20 22:14:55 rTAtGLZo
乙。

5:名無しさん@ピンキー
07/04/20 22:21:58 +dNEiKDc
1乙

6:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:26:05 7Q4h2YTq
新スレ乙

7:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:46:18 HfAVGTWx
>>1乙。
漫画版のマヨイになぜかエロスを感じる昨今。

8:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:59:13 vDLfxsFi
5こそ大人になった真宵ちゃんに会えると信じてる。
家元の装束つけてるのか、胸は成長したのか
グラフィック一切変更なしってのもある。
まあそれまでは脳内で会うとするよ。

ああ、真宵ちゃん 刻が見える…

9:名無しさん@ピンキー
07/04/21 00:34:37 gJTmKAih
巨乳女子高生なはみたんや人妻で子持ちの冥たんマダー?

10:名無しさん@ピンキー
07/04/21 00:43:22 rbYEt48K
人妻冥には何故かエロスを感じる。
相手?誰でもいいよ。

11:名無しさん@ピンキー
07/04/21 00:46:08 nnIdQkOs
んじゃヤハリで

12:10
07/04/21 01:13:10 rbYEt48K
ごめん、やっぱり訂正。






俺。

13:名無しさん@ピンキー
07/04/21 01:20:21 nnIdQkOs
んじゃ>>12の相手はオバチャンで

14:名無しさん@ピンキー
07/04/21 08:03:17 nnIdQkOs
>>7
URLリンク(kasamatusan.sakura.ne.jp)
同意せざるを得ない

15:名無しさん@ピンキー
07/04/21 08:30:36 W2mH0QSX
前スレ最後の検事側四角関係がツボった。
弟は女の子にキャーキャー言われるの慣れてそうだから、
なびかない冥たんに固執する、とかありそうだもんな。
ぜひ書いて欲しい。

16:名無しさん@ピンキー
07/04/21 10:15:46 sP4xzhEj
>>15
一瞥して鼻で笑ってあしらわれていそう。

なびかないどころか興味すら持ってくれない女に執心する牙琉弟。
でもプライドがあるから、別にあんな鞭女興味ないもんねーという顔をしている。
おかげで冥と会った日は不機嫌になって、茜をからかって溜飲を下げているとか。

17:名無しさん@ピンキー
07/04/21 11:43:30 nHvqYvz1
>>前スレ989-990
みなしごのマキと記憶の無いラミロアは
お互い親子みたいに思ってたんだからいやらしいことなんてしないよ

せいぜい親子のような気分を高めるために乳を吸わせるくらいだよ

18:名無しさん@ピンキー
07/04/21 18:05:07 ZNFFbmHM
とりあえず前スレ1000は有罪ね
異議は認めません

19:名無しさん@ピンキー
07/04/21 18:15:15 5rzYL6NM
5で再び出てきそうな4サブキャラ(女)は
・ラミロア
・まこと
くらいか?


ところで4で冥が話にすらでてこなかったいうのはどう言う事だい?

20:名無しさん@ピンキー
07/04/21 19:14:21 izu5sERA
>>15-16
冥スレでも言われてたけど検事でありながら身内が凶悪犯
(しかもこの身内も法曹関係者)っつー同じ業を背負ってるのも面白い。
かなり興味をそそられるカップリングだが5以降であっさり覆されそうな気も。
今のうちに書き逃げしとけってことなのかw

21:名無しさん@ピンキー
07/04/21 20:02:45 WfYKhiFi


280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 19:06:07 ID:HPpk3mLA
感想・考察スレから

195 :枯れた名無しの水平思考:2007/04/21(土) 18:54:01 ID:VMuWFVmi0
みぬき「腕輪締まってるよ・・・興奮してるんでしょ、『お兄ちゃん』」



22:名無しさん@ピンキー
07/04/21 21:13:26 nnIdQkOs
ちんこに腕輪はめるのか

23:名無しさん@ピンキー
07/04/21 21:21:29 Igpm3pZL
>>7
絵を描いてる人、もともとエロ系の人だしね

24:名無しさん@ピンキー
07/04/22 05:20:21 4DfnArQD
ガリュウ弟×茜、萌えるなあ。
茜が年上なのも良い。
クリアしたらss書いてみるよ。


25:名無しさん@ピンキー
07/04/22 10:04:45 sZKqom2i
>>24
クリアまだー?

26:名無しさん@ピンキー
07/04/22 10:16:42 ZnxL8QVn
響也×茜wktk

27:名無しさん@ピンキー
07/04/22 12:32:47 j+TLSTaF
まこと×我流先生きぼんぬ

7年前の設定でハァハァ(*´д`)

28:名無しさん@ピンキー
07/04/22 15:40:51 lisN1Lof
むしろ成歩堂×まことがみたいといってみるテスト

29:名無しさん@ピンキー
07/04/22 16:45:36 83nmMSjC
牙琉兄はエロパロ的に美味しいキャラだな、いろんな意味でw
逆裁にはいそうでいなかったキャラだ

30:名無しさん@ピンキー
07/04/22 17:08:22 FwLEIAY9
成歩堂でオナニーするガリュー兄を目撃する看守

31:名無しさん@ピンキー
07/04/22 17:19:20 One4RIuy
メイの相手が弟?

ナルホドかミツルギだろ

32:名無しさん@ピンキー
07/04/22 17:26:44 x3GclTow
弟もアメリカで育って検事だから会ってないって事もない。

まあ俺は茜×オドロキを希望する。

33:名無しさん@ピンキー
07/04/22 17:34:59 RlYUupj4
需要と供給の割合が10:0なこのスレが好きだwwwwww

34:名無しさん@ピンキー
07/04/22 19:51:57 lisN1Lof
4でたからもうすこしのびるかと思ったが

35:名無しさん@ピンキー
07/04/22 19:55:42 FXNOw0th
保管庫見てたら、ミツマヨにどハマりしてしまったよ・・・

36:名無しさん@ピンキー
07/04/22 20:09:41 dzaUAwhj
>>34
今回は千尋・冥・霧緒みたいな強力なフェロモン要員が不在だったからな

37:名無しさん@ピンキー
07/04/22 20:42:52 Ck1wLwoL
まだー?

38:名無しさん@ピンキー
07/04/22 21:11:46 LiOM/fRS
4に何かが足りないと思ったら、おっぱいのタニマが足りないんだよな!!

39:名無しさん@ピンキー
07/04/22 21:16:09 TCnpZNDG
>>36
ラミロアはイイ線いってると思うけど

それはそうと弟×茜期待

40:名無しさん@ピンキー
07/04/22 21:28:05 Zy67QRNx
>>39
雰囲気は悪くないが四十路の年増じゃ流石にちょっとな
あと10歳くらい若けりゃよかったんだけど

41:名無しさん@ピンキー
07/04/22 21:28:47 TncDavWW
オドロキ×まことって需要あるのかしら
長くなりそうなんだが他の人のSS待ちがてら細々投下して行きたい

42:名無しさん@ピンキー
07/04/22 21:35:43 wEgSRXAs
>>41
需要あるぞ。待ってる

43:名無しさん@ピンキー
07/04/22 21:45:43 j+TLSTaF
ていうか、原灰が出てきて真宵が出てこないのかよ
5に期待できんのかな?

44:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:07:24 lcwTRXKs
ナルホドと茜以外に「現代」に過去シリーズの登場人物を出さなかったのは
5以降で使おうってことなんじゃない?

45:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:12:02 BKaDIg98
俺はこれ以上過去シリーズキャラ出して欲しくない
妄想の余地は残しといてくれ…

46:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:16:26 j+TLSTaF
ガリュウ弟がいる限り、検事キャラに明るい未来はないかもな…

次回作で、いきなり三十路の真宵とか受け入れられるか心配だ(;´・ω・`)

47:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:18:23 cIummvVs
>>41
オドロキ×まことは是非見たい
全く知識無いまことと、知識だけっぽいオドロキの組み合わせは
かなり萌えますw

がんばってください。

48:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:27:47 g+TcOZhi
>>46
いくらなんでも4の4年後とかねぇだろ。

49:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:36:00 Q26zwHIO
そういえば我流弟は茜のことなんて呼ぶの?

50:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:38:38 j+TLSTaF
>>49
刑事クンだったかと

51:名無しさん@ピンキー
07/04/23 00:13:48 myG1D456
age

52:名無しさん@ピンキー
07/04/23 00:14:32 myG1D456
壮大に誤爆った上にageてないというこの阿呆さは何だwww
スレ汚しスマン。

53:名無しさん@ピンキー
07/04/23 09:55:16 v/jYMGDM
保管庫見れない…
おれだけ?

54:名無しさん@ピンキー
07/04/23 10:03:39 Cr2chmEz
>>53
今のまとめサイトは>>2のwiki
つーか何でもう消えてる>>1の保管庫を
テンプレから外さなかったんだ?

55:名無しさん@ピンキー
07/04/23 11:08:02 oDX8AWQL
やっとクリアした。既出みたいだが、

アメリカにいた弟と冥は当然知り合い
→弟のところに顔を出した兄と出合った冥がパパと同じ影を持つ兄に興味を持ち、腹黒兄に落とされる
→自分には興味すら持たなかった冥があっさり兄に落とされてコンプレックスを感じる弟
→兄が捕まった後、弟は再度冥に会いに行く

みたいなネタが浮かんだ。公式で接触すらないから歓迎されない?
需要あれば書きたいと思うのだが


56:名無しさん@ピンキー
07/04/23 11:10:57 xz2rnL+O
>>43-44
5以降もないんじゃないか?
カプコンが要請すれば別だろうけど

57:名無しさん@ピンキー
07/04/23 12:15:24 fXei0kwe
>>56
ま、4のナルホドもカプコンの要請があったかららしいけど・・・
せめて後日談くらいは聞きたかった

58:名無しさん@ピンキー
07/04/23 13:13:21 S4HCHstT
>>39
そこでザック・バランに犯される優海なわけですよ

59:名無しさん@ピンキー
07/04/23 14:40:29 fXei0kwe
>>39
眼の見えないラミロアを何者かがレイーポ

足音だけで人間を見分ける(聞き分ける?)ラミロアには無理な話か・・・


ていうか、熟女は需要無いんだろうか?

60:名無しさん@ピンキー
07/04/23 14:54:45 LxZgHQwN
>>59
第四話の最後を妄想フィルターを通してよく見るんだ!

ほら!ナルホド×ラミロアに見えないか?


…見えないなら別にいいけどさ。

61:名無しさん@ピンキー
07/04/23 15:01:14 JAaKbdub
ザックもバランもDQNだからラミロアに逢わせたくないな
やっぱマキ

62:名無しさん@ピンキー
07/04/23 15:23:52 fXei0kwe
んじゃ、いっそのことダイアンとかレタス・・・無いなwww

個人的にはマキが唯一、女体化が許されるキャラだな(*´д`)


>>60
アリだとは思うけど漏れの妄想力ではシチュが出てこないよ・・・


関係ないけど、個人的に

ラミロア>エリス>サクラ>キミコ>>>>>越えられない壁>>>>>ビキニ>オバチャン

な、熟女ランキングwww

63:sage
07/04/23 15:35:20 UBfyRRfw
>>44
堀田クリニックの院長も出てるぞ

64:名無しさん@ピンキー
07/04/23 15:46:46 fXei0kwe
>>63
正確には、院長先生というアダ名の患者だけどなwww

65:55
07/04/23 18:03:36 oDX8AWQL
需要があるのかないのかわからんが、とりあえず書いてみたので投下しまつ。
霧人←冥←響也 の不毛な三角関係。
御剣も入れたかったけど、ポジションが難しい…
苦手な人はスルーの方向で。
長い上にまだ続きそうですが、ぼちぼち投下していきたいと思います

66:闇を纏う男 1
07/04/23 18:04:22 oDX8AWQL
なぜ彼女は僕になびかないか、それが理解できなかった。
少しでも早く検事になるためにアメリカに渡った僕が、13歳という異例の早さで検事になったという天才少女―狩魔冥と出会って2年。
初めはほんの軽い気持ちだった。自尊心の高さと他人を寄せ付けないようなガードの固い彼女を落としてみたい、と。
正直、僕は自分に落とせない女はいない思っていた。何もしなくても女はみんな僕に言い寄ってくるものだと、そう思っていた。というよりも、それは自惚れではない。ただ一人、彼女を除いては。
そんな彼女を落とそうとするうち、僕が…この僕自身が彼女に落ちてしまっていた。
ただ救いなのは、彼女に言い寄る男はたくさんいるが、誰一人として彼女が受け入れようとしていない、というところだ。
僕がこんな悩みを持っているなんてありえないことだが、彼女の存在はいつの間にか僕の中で驚くほどに大きくなっていたことに、このとき僕はまだ、気づいていなかった。



XX月XX日 某時刻 アメリカ某州検事局・講義室

講習が終わり、散々に会議室を後にする聴講生たちが去った後、響也はがらんと静まり返った講義室に椅子の音を響かせた。
講壇に近づくと資料を整理している少女が無愛想な表情で冷たい視線を彼に向ける。
「何の用かしら?」
「そんな言い方しなくてもいいんじゃない?今夜一緒にディナーでも…」
「遠慮しておくわ。あなたに構っているほど暇ではないの」
何度聞いたであろうか、その決まり文句に響也は決まってこう返すのだ。僕のために時間を作ってくれないか、と。
その言葉を言いかけたとき、ギィと音を立てて講義室の扉が開いた。
二人の視線が扉に向けられる。そこには優雅な微笑を浮かべた銀縁眼鏡の男。響也は思わずあっと声を上げた。
「アニキ…?」
「久しぶりですね、響也」
「どうして、ここに?」
突然現れた霧人に驚きを隠せない響也と目の前の男とそっくりな人物に戸惑う冥をよそに、霧人は事も無げに説明を始めた。
「弁護士連盟で世界各地の現状を研究することになりましてね。私はアメリカの刑事裁判の担当になったのです。こちらの検事局の協力がいただけるということでここへ」
「そんな話、僕は聞いてないぜ」
「ええ、言ってませんからね」
「お前が丁度ここへいると聞いたのでちょっと顔を見せに来たのですが、相変わらずのようですね」
霧人は少々呆れたような表情で響也と冥に順次視線を向け、再び響也に視線を戻すと元の微笑を浮かべる。その視線に響也は居心地の悪さを感じて話を逸らした。
「あ、この人は…」
「知っていますよ。異例の若さで検事となり、数々の難解事件を担当してきたという天才少女、狩魔冥検事ですね」
向けられた視線を真っ直ぐに見返しながら、冥はふうん、と納得したように頷いた。

「あなたが例の担当者なわけね。優秀な弁護士、と聞いていたけど、この男のお兄さんだとは知らなかったわ」
「私はあなたが担当だと聞いて、会えるのを楽しみにしていました。検事局きっての天才少女の噂は色々と耳にしていますからね。」
二人のやりとりからどういうことかようやく理解した響也は、のけ者にされたようで面白くなさそうに割って入った。
「アニキの相手は一筋縄ではいかないから気をつけた方がいいぜ、センセイ」
「どういう意味で言っているのか知りませんが、響也にこそ、気をつけるべきですよ」
響也の言葉が気に障ったのか、霧人も応戦するように冥に忠告する。怪しい空気が漂う中、「忠告は有難く受け取っておくわ」と、冥はさらっと二人を交わした。
「とにかく、よろしくお願いしますね」
そんな冥の素っ気無い態度を見てなお、霧人は彼女ににっこりと優しい微笑を向け、右手を差し出す。
「あなたによろしくされる覚えなんてないわ」
いつもならそう言い軽くあしらうが、その言葉は冥の口から出なかった。
霧人を取り巻く、暗い影。それに気づいてしまったから。優雅な微笑の裏に隠された不穏な影を感じたのだ。
それは彼女にとって特別だったあの男の纏っていたそれとよく似ていて、冥の背筋を凍らせる。
差し出された右手に視線を落とすと、手の甲には大きな傷跡。その傷跡は彼の纏う闇と関係しているように感じて、その手を払いのけることができなかった。
「こちらこそ。我琉…え、と…」
「我琉霧人です」
その右手に自らのそれを重ねる。その手から伝わる闇とは裏腹に、見上げた彼の顔には穏やかな微笑が浮かんでいた。


67:闇を纏う男 2
07/04/23 18:05:04 oDX8AWQL
この男から感じた闇、それはパパから時折感じていたものに良く似ていたけど…
気のせいよね。私も疲れているんだわ。
午後からミーティングで対面に座っていたあの男が気になって、仕事に集中できなかったことに私は自己嫌悪を感じていた。
頭では考えないようにしていたけれど。でも心に引っかかったそれは忘れるどころかどんどん膨らむ一方で。
一緒に仕事をする以上は個人的な感情は持ち込むべきではない、それは分かっているけど、どうしても気になってしまう。
あの、悪魔の右手が…

ミーティングが終わって部屋を出たとき、呼び止められた。何を言い出すかと思えば、一緒に食事ですって?
「なぜ私があなたなんかに付き合わないといけないの」
そう応えた声にいつものような威勢がなかったのは私の心が乱れていたから?
「無理にとは言いませんが…」
そのときのあなたの瞳からどことなく孤独を感じて、不覚にも「仕方ないわね」と答えていた。

そして今、我琉霧人は私の対面に座って最高級だというスコッチを嗜んでいる。
バカな酒でバカな感情を誤魔化すバカげた晩餐。この男の笑顔が暗い影を隠す仮面だということくらい、分からないほど私は鈍くない。
でも、バカなことだと分かっていながら、この男を突き放すことはできないのはなぜ?
「随分と遅くなってしまいましたね。もう、帰りますか?それとも私の部屋で飲みなおします?」
別に私は飲んでないのだけれど。この手の言葉の意味が分からないほど私はお子様じゃない。
でも、どうしても彼の闇の正体が知りたかった。どんなにバカなことか十分に分かっているけれど、敢えてその闇にこの身を投げることを選んだ。

68:闇を纏う男 3
07/04/23 18:07:01 oDX8AWQL
同日 某時刻 某ホテル1305号室

「そろそろ教えてくれないかしら?私をこんなところまで呼んだ真意を」
霧人の闇になんとか近づこうとして色々と話をしてみたが、被った仮面を剥がすことは出来ず、痺れを切らして問いかけた。
その質問の真意を知ってか知らずか、霧人は意味深な含み笑いを浮かべ、冥の頬に右手を滑らせた。ビクリと体が跳ねる。
「そんなこと、言わなくても分かるでしょう。それとも、帰りますか?私は別に構いませんが」
不穏に光る霧人の瞳から目が離せず釘付けになってしまう。彼を見つめる瞳を閉じると、唇が塞がれた。
本心の欠片も見せないこの男の心を開くには深く交わるしかないのか。しかし、それだけでこの男が心を開くとは思えない。だが…
冥が自問自答を頭の中で繰り広げていると、歯列を割り入り彼の舌が侵入してきた。それは丹念に冥の口中を犯してゆき、熱い吐息を引き出す。頭がぼうっとして、考えも遮られる。
ようやく解放されると足が震えていて、恥ずかしさに潤んだ瞳を鋭く細め、彼を睨みつけた。
「何を…!?」
「嫌なら止めますよ。しかしキミも望んでいるのではありませんか」
耳元で囁いて耳朶を甘噛みすると冥は体を揺らして切ない声を漏らした。喉もとのリボンを解き、かっちりと着込んだ服を少しずつはだけさせ、首筋に赤い花を散らしてゆく。
「チョット…そんなところに…」
「大丈夫ですよ。この服なら隠れて見えません」
にっこりと微笑みかけ、誰かに見せるのなら別ですが、と付け足すと冥は顔を真っ赤にして「見せるわけないじゃない!」と叫んだ。
「ではキミの肌に触れられるのは私だけ、なのですね。光栄です」
いつの間にか露にされた乳房に手を滑らせ先端を指で弾くと、冥の体が大きく揺れた。
「あっ…んっ…」
先端を吸い上げると冥の口からくぐもった声が漏れる。普段、強気な態度を取る冥のその姿は霧人のサディスティックな欲望を煽るのだ。
さらに快感を引き出そうと服を乱しながら舌を下降させてゆく。下腹部まで降りてくると、ストッキングを抜き取り、スカートを捲り上げて冥の足を開かせた。
「ま、まって…あっ…」
その体勢に異議を唱えようとするが、太腿の内側に舌を這わされてビクリと震える。
「いや…ちょっ…」
身を捩って脱出を試みるが足がガッチリと霧人の手に捕まれて身動きが取れない。下着の上から与えられる刺激に飛びそうになる理性を何とかして抑えることで冥の頭はいっぱいになっていた。
「我慢は体によくありませんよ」
ニヤリと一笑し、ゆっくりと下着を剥ぎ取ると、すでに愛液で溢れる秘所が露になる。
羞恥心と快感の狭間で揺れ動く冥の心とは裏腹に、そこは彼を欲していた。
「もうこんなに…すごいですね」
指を入れると冥の中は霧人の指を締め付けた。
「ああっ…ダメ…」
かき回すと切ない声が漏れる。欲望をさらに引き出すべく、突起を舌で転がすと甘い嬌声に変わった。
ぴちゃぴちゃとわざと淫猥な音を響かせるように執拗に突起を舐めあげると、冥の腰が切なく揺れた。
「あ…ん…もう…」
冥の声に限界を感じ取った霧人は、冥の足の間に体を割り入って彼女に覆いかぶさり、潤んだ瞳を真っ直ぐに捕らえた。

69:闇を纏う男 4
07/04/23 18:07:59 oDX8AWQL
「どうしたのです?欲しいのですか?」
不穏な笑みに居心地の悪さを感じながら、冥は視線を逸らして小さく頷く。
「きちんと言葉で言いなさい。キミの口から聞きたいのです」
ズボンの中から既に固くなった自身を取り出し入り口を軽く刺激すると、冥の秘所は彼を求めて震えた。
「あなたが…欲しい…」
小さく呟くと、霧人は追い討ちのように冥の耳元に唇を寄せて吐息と共に意地悪く囁く。
「誰が欲しいのです?名前で呼んでくれなければ分かりません」
一瞬戸惑ったが、早く快感を与えて欲しくて彼の言うとおりに呟いた。
「我琉…霧人…来て、早く…」
その言葉を口火に一気に突き立てると、嬌声が上がった。求める言葉を発した今、冥の中の理性は完全に崩壊する。
霧人が腰を進めると自らそれを絡め、乱れた。
自尊心の高い冥が己を求めて乱れる姿に、霧人はこの上ない快感を感じる。自らの手で陥落させることに満足感を感じるのだ。
しかし喘ぎ声の中に混じって発された言葉に、霧人は不快感を感じた。
カッとなり自制が利かなくなって、冥を打つ腰が激しくなる。欲望に任せて突き上げると冥の表情に苦痛の色が浮かぶ。
それでも執拗に、めちゃくちゃに冥を犯していると、再び彼女の表情は恍惚としたそれへと変わっていった。
「ああっ…もう、だめ…イ…ク…」
嬌声と同時に冥の体が弓なりに反り返り、ビクリと大きく震えると霧人を凄い勢いで締め付ける。
同時に、霧人も己の欲望を冥の中に解放し、余韻を楽しむように数回かき回すと、ズルリと己を引き抜いた。
己の下で乱れ尽くした冥の姿を複雑な心境で見ながら、彼女に背を向けて横たわった。


70:闇を纏う男 5
07/04/23 18:08:38 oDX8AWQL
狩魔冥。不思議な少女だ。彼女には男を惹き付ける何かがあるのだろう。
噂ではどんな男にもなびかないとか、ガードの固くて男を寄せ付けないとか、そんな話ばかりだ。
響也もあの様子では、彼女に惹かれているのは一目瞭然だが、彼も相手にされていないみたいだった。
その彼女が、なぜ私には落ちたのか。それも拍子抜けするほど簡単に、だ。あれから何度も肌を重ねた。
しかし彼女が何を考えているのか、私にはわからない。わかっているのは少なくとも、彼女が私に抱いている感情は愛ではない、ということだけだ。
逢瀬の際にいつもそれを探ろうとしているが、どうしてもわからないのだ。こんな不快なことはない。
「あなたの闇は私が受け止めるわ」
冥に言われた言葉が脳裏に蘇る。一字一句はっきりと覚えている。それは、最初の時に彼女が発した言葉。
彼女は私の中に何を感じたのだろう。心の内を見せるような隙は見せていないはずだ。しかし―。
私の帰国も迫ってきている。それまでにどうしても彼女の真意を知る必要がある。公務を終えると私は彼女のオフィスを尋ねた。



XX月XX日 某時刻 検事局・狩魔冥オフィス

「何か用?」
霧人の訪問に冥は眉を顰めた。個人的に会ってはいたが、職場にわざわざ訪ねてくることはなかったからだ。
「言ってませんでしたが、明日帰国します。担当の狩魔検事にあいさつをしに来ることは立派な用事だと思いますが。」
「ああ、そうなの。それはお疲れ様でした。我琉弁護士さん」
「あなたには特に色々お世話になりましたからね、狩魔検事。あなたと離れるのは残念ですが…」
バカ丁寧な霧人の口調が冥の気に障り、不機嫌そうな表情に拍車がかかる。
「いい加減、その話し方やめなさいな。気に障るわ」
フッと一笑し、右手の中指で眼鏡を上げると、その奥から冥を見つめた。
「帰る前に、どうしてもキミに聞いておきたいことがあってね」
「何よ」
「冥、キミはどういうつもりで私に抱かれた?」
「え…?」
突拍子もない質問に冥は一瞬戸惑った。そんなことを聞いてくるとは、この男の考えることは訳がわからない。しかし、眼鏡の奥から覗くその鋭い瞳は有無を言わせない力を秘めている。
「大体予想はついている。同情めいたものだろう?」
「違うわ」
冥の意思の強い口調に今度は霧人のほうが驚きを隠せなかった。曖昧な態度をすると思っていた。冥を侮っていたのだ。
「はっきりと伝えることはできないけど、それはあなたのためではなくて、私自身のため、だから」
「キミの…?」
予想外の答えに霧人の心は少々乱れた。思いのままに扱っていたと思っていた少女は逆に自分を利用していたというのだろうか、と。
「私に抱かれることが、キミ自身のためだというのか…?」
「直接それに結びつくわけではないけれど、まあそういうことなのかしらね」
冥の言葉に、もしかして彼女は自分と似たところがあるのかもしれない、そう思うと、心に引っかかっていた支えが取れた気がした。
「また、来てもいいかい」
「ええ、いつでも」
にっこりと彼女に向けた微笑からは、すでに仮面は外れていた。

71:闇を纏う男 6
07/04/23 18:09:16 oDX8AWQL
信じられない光景に、僕の気は苛立っていた。
アニキが帰国する数日前、偶然見てしまった。アニキとあの狩魔冥がキスしているところを。
あの光景が頭に焼き付いて離れない。女ならいくらでも寄って来るし、全く不自由もしていない。
なのに、なぜこんなに苛立つんだろう。
狩魔冥が僕にとって特別なのか?それとも僕になびかなかった彼女がアニキにあっさりなびいたからか?
クソッ…
苛立つ僕の前方から、苛立ちを最も煽る人物がやってきた。
「狩魔検事」
やめとけばいいのに、なぜ僕は彼女にちょっかいをかけたくなるのだろう。
「何?」
「今夜…」
「遠慮しておくわ」
まだ何も言ってないのに、なんだこの態度は。あまりの苛立ちに思ったことが口をついていた。
「アニキならよくて、僕はダメなのかい?」
途端に彼女の顔色が変わった。アニキも彼女も用心深い。当然、知られないように細心の注意は払っているはずだ。見つかったのは不運としか言いようがないんだろう。それも、この僕に。
「知ってたのね。でも、なぜ?いくら兄弟だからって霧人があなたに言うとは思えないけど」
予想に反し、彼女認めた。アニキのことを名前で呼んだことは少々僕の胸を痛めた。名前すら呼ばれたことがない僕は彼女にとって所詮その他大勢だということを痛感させられる。
「偶然知ったんだよ。正直ショックだったな。相手がアニキだっただけに、ね」
「とてもショックを受けたようには見えないけど。そうやって女の子たちを毒牙にかけるわけね」
「ひどい言い方だな。言っとくけど僕は女の子を口説いたことはないぜ。口説かなくてもいくらでも寄ってくるんだから」
「大した自信ね」
「それはあんただって一緒だろ?寄り付く男が鬱陶しいんじゃないの?」
「まあ、そうだけど」
「それだけ、あんたのこと本気で想ってるんだぜ、僕は」
「ああ、はいはい。ありがとう」
「だから…」
「機会があったら、ね」
そう言って彼女は僕の前から去っていった。彼女の本心は分からない。しかし、ひとつだけ分かった事実がある。
それは、彼女はアニキのことを想っているということ。それが愛ではないとしても、だ。
やはり僕はアニキに対してコンプレックスを持っているのか…こみ上げる悔しさが抑え切れなかった。

72:名無しさん@ピンキー
07/04/23 18:31:45 4cQQ/AsP
>>71
面白い展開だなぁ。
けど、カプ名を明記した方が良いと思うよ。
嫌がる人もいるかもしれないし。

続き楽しみにしてます。

73:名無しさん@ピンキー
07/04/23 18:47:17 fXei0kwe
>>66-71
枯渇していた大地に潤いがっ!!
期待して待ってます

74:名無しさん@ピンキー
07/04/23 20:30:15 3cs4xkGs
>>71
牙琉兄弟はこのスレ初登場だな
奇抜な組み合わせだけどそれがまた面白い
続きをワッフルワッフル

75:名無しさん@ピンキー
07/04/23 20:34:00 8zSfOj/G
>>55
キタキタキター!兄弟ハァハァ
冥たんが冥たんらしくてよかです。
がんがってください

76:名無しさん@ピンキー
07/04/23 20:39:43 C7JV9glP
>>24
まだー?

77:名無しさん@ピンキー
07/04/23 22:17:29 AkMSWuKr
茜がオドロキ君を攻めている小説よろ

78:名無しさん@ピンキー
07/04/24 00:01:13 llNp3FCE
キターーーーーーー!!!
神よ恵みをありがとう!!
続きキボンヌ

79:名無しさん@ピンキー
07/04/24 00:35:50 +DEh7R3v
ここまで奇跡のみぬきスルー
あんなに可愛いのに

80:名無しさん@ピンキー
07/04/24 00:43:20 ZkLS215t
>>79
組ませ辛いんだよ

×成歩堂 父親と娘・・・養子とはいえ・・・
×王泥喜 兄と妹・・・合法でも倫理的に・・・
×響也   そもそも、響也が書き辛いんだよなあ・・・
×パンツ  どう頑張ってもギャグになるしなぁ・・・
×マキ   だから、マキ自体書き辛(ry
×その他  ・・・思いつかないもんなあ・・・

81:名無しさん@ピンキー
07/04/24 00:46:30 LHwuHhNL
前スレにオドロキ×みぬきがあがってたぞ

82:名無しさん@ピンキー
07/04/24 01:05:53 AiNQFEml
茜ちんがガリュー弟、オドロキ相手だと攻めに見えて仕方がない

83:名無しさん@ピンキー
07/04/24 01:26:43 RFEQFBhl
ナルホド×茜がみたい
再開シーン無しはありえねーだろ

84:名無しさん@ピンキー
07/04/24 01:36:22 ZQtoxbaC
そこでみぬき×茜ですよ。
性長の遅いみぬきに茜タソがカガク的に御指導。

85:名無しさん@ピンキー
07/04/24 01:40:56 UMy4dt6z
さらに、みぬき×河津

パンツに執心するあまりに・・・河津が痛すぎてムリか、やっぱり

86:名無しさん@ピンキー
07/04/24 01:47:20 ROZ+Sf+7
今こそ発想を逆転してみぬき×はみg(ry

87:名無しさん@ピンキー
07/04/24 02:43:30 CuQgEv3N
>>62
女マキ、いいね。
おどろきに「みぬく」を使われたとき、じっと見つめられたのでちょっとドキドキしてたりして。

88:名無しさん@ピンキー
07/04/24 02:57:40 CuQgEv3N
>>61
いつもいっしょに居た二人だしね。二人で幸せに暮らしてほすぃ。
オドロキががんばって弁護&未成年&主犯じゃない&毒としてじゃなく薬として売るつもりだった、
といういくつもの条件が重なって執行猶予がついたマキに、ラミロアが
「私たち二人で一緒に暮らさない?」と提案するとか。
一見、親子みたいな関係に見えるし最初はそのつもりだったけど
そのうち二人とも相手を異性として意識しはじめちゃって、
でも両方とも「こんな子供/おばさんなんか対象外だよね……」と勝手に諦めてる、みたいな

89:名無しさん@ピンキー
07/04/24 10:42:10 UMy4dt6z
>>87
マキならあと1つぐらいの秘密として、"女の子だった"というのも難なくクリアできそう

90:名無しさん@ピンキー
07/04/24 12:41:05 79dChSYC
マキ萌え大杉だろwwwwwwww

91:名無しさん@ピンキー
07/04/24 13:18:12 USi9A/tT
>>87
みぬくは見つめるなんてレベルじゃないみたいだけどな
それはもうスゴイ目つきで見てるらしいし

92:名無しさん@ピンキー
07/04/24 15:13:53 O59F0TAI
流れを無視してガリュウ弟×みぬき投下


みぬき「みぬきのぱんつは小宇宙なんですよ!何でも出しちゃうんですから!」
ガリュウ「おじょうちゃんの“小宇宙”はぱんつじゃなくて、ぱんつの中じゃないのかな?」
みぬきのワンピースをめくりあげると、あの手品で使っているようなぱんつ…ではない、
ピンクのレース地のぱんつが露わになる。
ガリュウ「あれ?おじょうちゃんのぱんつはかぼちゃぱんつじゃなかったっけ?」
みぬき「きょ、今日は『しょうぶぱんつ』なんです…!…みぬきの…初舞台だから…」
ガリュウ「嬉しいな、おじょうちゃんと熱いギグが出来るなんて」
ガリュウはみぬきの『しょうぶぱんつ』の中に手を入れた。
そして、その中の熱い部分に触れる。
みぬき「きゃあッ!」
ガリュウ「…教えてあげるよ。おじょうちゃんの“小宇宙”はここさ」



久々にエロパロ書いたのでなんかアレだ…orz
もうちょっと修行してくるわ…
2話やりなおしてくる…。

93:名無しさん@ピンキー
07/04/24 18:02:37 jtxXLT2P
小宇宙をコスモって読んだ…ゴメン
でもガリュウ×みぬきいいなw


あれ?マキってなんでサナギ(?)の密輸したんだっけ…

94:名無しさん@ピンキー
07/04/24 18:09:36 43rk3SG/
金のため以上は語られて無かった気がする

95:名無しさん@ピンキー
07/04/24 18:47:38 zpdp5Ywl
>>80
そこでハミガキですよwwwww

96:名無しさん@ピンキー
07/04/24 20:08:49 U90BXuhA
ハミガキネタもう飽きた

97:名無しさん@ピンキー
07/04/24 20:14:11 TfsZCtaY
>>86
みぬき×はみちゃん だと思った俺のピュアなハートを返せ

98:名無しさん@ピンキー
07/04/24 20:29:21 jtxXLT2P
>>94
マキってラミロアの目が見えないこと知ってたんだよね?
だったらラミロアの目を治すためのお金みたいな
第二話みたいな展開になってもいいと思うんだ。

…まぁ思い違いとかもあるかもしれないのでもう一周クリアしてきまつ。

99:名無しさん@ピンキー
07/04/24 21:02:22 yoLFW3l6
このスレで大人な冥たんに萌え、保管庫でキリオさんのエロさに気付き、カミチヒの温泉ネタを読んだとたん行きもしない温泉旅行のパンフを捲り出す。

はみちゃん小説を読んでいけない趣味に目覚めそうになりつつ、ナルマヨでほのぼのし、ミツメイの依存もので切なくなり、ハミイトノコ物語では時折涙ぐんで、泣くもんかと思いつつ読んだ沈む聖域はラストでなぜかKiroroの「もう少し」を頭の中で歌い出してしまい涙腺大決壊。



何がいいたいかって、このスレは素張らしすぎるってことだよ。
これからも応援するさ。全裸で。

100:名無しさん@ピンキー
07/04/24 21:45:32 EXJUvy1t
>>99
改行したら?

101:名無しさん@ピンキー
07/04/24 22:03:16 yoLFW3l6
>>100
わざと。
オバチャン効果を出すためだよww
まぎらしかったらごめんな。

102:名無しさん@ピンキー
07/04/24 23:15:12 jtxXLT2P
オバチャーン(・∀・)

103:名無しさん@ピンキー
07/04/24 23:26:30 ZkLS215t
「・・・・(オレの腕輪が反応している!マキさん、一体何を隠してるんだ!)」
「・・・・(ホスーケ、さっきから何でこっちを睨んでるんだろ・・・・)」
「・・・・(ん、あの手の動きは・・・・まさか!)」
「・・・・(うう・・・・気になる・・・・)」
「・・・・そこだ!」
「?(な、なんだろ。)」
「マキさん。どうやら貴方の嘘は・・・・二つではすまないようですね。」
「!」

続かない

104:名無しさん@ピンキー
07/04/25 00:10:38 XRV5bTr9
>>103
笑いでもなく萌えでもなく考察でもなく無論エロでもない、いったいその会話はなんなんだ
もはやお前が何を表現したくて書いたのかすら理解できん

105:名無しさん@ピンキー
07/04/25 00:27:06 OuKLms0C
みぬきのぱんつの滲みをみぬくオドロキ

106:名無しさん@ピンキー
07/04/25 00:33:15 FGyamRoE
『マキが女の子だったら』っつーやり取りだろ
今までの流れから察しろよ、それ位は

まあ『続かない』を面白いと思ってやってるんだったらとんだ勘違い野郎だがな

107:名無しさん@ピンキー
07/04/25 00:47:27 HKwayI2+
「・・・・(オレの腕輪が反応している!みぬきちゃん、一体何を隠してるんだ!)」
「・・・・(オドロキさん、さっきからずっと睨んでる・・・・そんなに見ないで・・・)」
「・・・・(ん、あの息使いは・・・・まさか!)」
「・・・・(うう・・・・見ないでよぅ・・・・)」
「・・・・そこだ!」
「!?(う!)」
「みぬきちゃん。どうやら君のパンツには・・・・染みがあるようですね。」
「ら、らめぇ!」

続かない

108:名無しさん@ピンキー
07/04/25 01:35:50 VxvrhAW8
>>104,106
前スレを読んでいたら最後のSSが寸止めだったから、その腹いせに勢いでやった。
今は深く反省している。いや、本当に。

109:名無しさん@ピンキー
07/04/25 01:50:50 WSo0iMax
>>91
URLリンク(asame5.web.infoseek.co.jp)

110:名無しさん@ピンキー
07/04/25 08:40:14 ajw33Pc0
>>109
何度見ても噴くw

111:名無しさん@ピンキー
07/04/25 10:28:01 JBuhImDZ
>>44
アウチカワイソス

112:名無しさん@ピンキー
07/04/25 18:15:26 bj8OIrz7
続き投下。ドロドロと暗い方向に向かっています。
相変わらず不毛な 霧人←冥←響也。今回弟は出番なし。兄は底意地悪し。
そしてまだ続く…

113:名無しさん@ピンキー
07/04/25 18:18:13 bj8OIrz7
つけ忘れ。
前回の訂正 ×我琉→○牙琉

ありがとうございます
ドロドロなので潤いを提供できているか自信ないが…

114:闇を纏う男(霧人←冥←響也) 7
07/04/25 18:18:56 bj8OIrz7
来客だと言われてゲストルームに行くと、久しぶりに見る男が座っていた。この国にいるはずがない男の出現に、何事があったのだろうがと不思議に思い、再会を懐かしむ前に疑問が口をついた。
「御剣玲侍…あなたがこんなところまで来るなんて、何かあったの?」
「仕事でこっちに来たから寄ったのだが、迷惑だったか?」
「そんなことはないけど、突然だったから」
「それに気になる情報が入ったのだ。キミにも伝えておいた方がいいと思ってな」
「何よ」
「成歩堂が捏造の証拠を提出した、と。弁護士の資格も取り上げられたそうだ。」
成歩堂龍一が捏造…?あのバカ正直な男がそんなことをするとは思えないのだけど。
「どういうこと?詳しく教えてくれるかしら」
「私も詳しくは聞いていないのだが、ある法廷で成歩堂が提出した証拠が捏造品だったと証明されたらしい。それを作った男の証言によって、な。そしてヤツの依頼者は失踪した」
「なんですって!?あの男にそんなことできるとは思えないわ」
「私だって成歩堂がそんなことをするとは思えない。だが…」
玲侍の表情に影が差す。何か心当たりがあると言わんばかりに。まさか、あの男が関わっているんじゃないでしょうね。嫌な胸騒ぎがする。
「…担当検事は誰だったの?」
「牙琉…とかいったかな。新人だったようだ」
体がドクリと脈打つのが感じられた。嫌な予感が膨らんでゆく。偶然、というにはあまりにも出来すぎている。
あの男と成歩堂龍一に接点があるかどうかは知らないけれど。あの男の落とす影が、悪魔の右手がチラついてどうしても無関係とは思えなかった。

牙琉霧人が帰国して半年、弟も検事となって日本に帰った。彼も忙しいのか、2回ほど連絡があったけど最近は全くない。
直接会えれば、あるいは彼が何を考えているかが少しはわかるかもしれないけれど、私には知る術がない。

「メイ…」
呼ばれて、引き戻される。目の前の男は真剣な眼差しで私を見据えながら問いかけてきた。
「キミは何か知っているのではないか?」
「なぜ?」
「牙琉の名前を出したとき、キミの顔色が明らかに変わった。長い付き合いなのだ、それぐらいわかる」
「彼は私の講義の聴講生だったから。それでびっくりしただけよ。それ以外は別に何も」
「本当なのだな」
「ええ」
玲侍には悪いけれど、言えない。あの男―牙琉霧人が関わっているというのは私の単なる直感でしかないのだから。思い過ごしかもしれない、そうであって欲しい。切に願いながら、ゲストルームを後にした


115:闇を纏う男(霧人←冥←響也) 8
07/04/25 18:19:29 bj8OIrz7
XX月XX日 PM7:00 狩魔冥自宅

御剣に聞いた出来事が頭から離れず、自宅へ戻ってからも胸騒ぎは治まらない。翌日の仕事の準備をしようとしてもそのことが浮かび、集中できないでいた。
どうしても確かめたいが、日本に行く暇もない。途方に暮れる冥の耳にインタホンの音が飛び込んだ。
こんな時間に尋ねてくる人物の心当たりがなく、少々不振に思いながら受話器を取ると、予想もしない男の声。
扉を開けると一番会いたかった人物が姿を見せた。見計らったようなタイミングに冥の口から思わず叫び声が上がる。
「あなた、どうしてここに!?とにかく入って」
有無を言わせず引きずり込むと、霧人はいつもの微笑を浮かべたまま、自ら切り出した。
「その様子では知っているのでしょう。情報が早いですね」
「偶然にも今日、ね。あなたには聞きたい事が山のようにあるの」
昂揚する冥を遮り、霧人は鞄から一組のカードを取り出し、冥の目前に置いた。
「これは何?なんのつもり?」
「ポーカーの相手をお願いします。質問はその後で」
冥は訝しげな表情で霧人とカードに視線を送ると、彼の提案を受けた。彼の口調は有無を言わせないものだったので、冥には断ることができなかったのだ。

「ショーダウンよ」
互いのカードが開く。フルハウスとストレート、勝負は明白だった。10戦の結果、圧倒的な強さで霧人は冥を下した。
「まいったわね。私も弱くはないのだけれど…」
「ええ、私にここまで食い下がれるとは大したものですよ、冥」
意味深に見せる霧人の笑みの意味がわからず、冥は言葉を繋げる。
「で、この勝負に何の意味があるわけ?」
「私を負かした男がいる、と言ったらキミはどう思います?」
「相当強いか運がよかったか、そうでなければ…イカサマ、してたか…」
「そのイカサマだ」
霧人の瞳が鋭く光る。その瞳に暗い炎を灯して。静かに、しかし映る物全てを焼き尽くすような激しい炎に、冥は少し恐怖を感じた。
「イカサマで私を打ち負かしたその男は勝負の直後、私を担当弁護士から外すと言った。そして、成歩堂龍一を選んだ」
「ポーカーで…?」
「そう。たったそれだけのことで。そしてその法廷では捏造された証拠が提出された」
「でも、あの男に、成歩堂龍一にそんなことできるとは思えないわ。あのバカ正直に拍車が掛かったような男に」
「随分と彼を庇う。妬けますね」
「よく言うわね、心にもないコトを。それに、庇ったわけじゃないわ。あのお人よしがそんなことできない、って言っただけよ」
「それでは―」
冥に視線を向けたままカードを片付けながら、続ける。
「彼は嵌められた、そう言いたいのかい?」
「私にはわからないわ。でもその可能性も捨てられないのではなくて?」
「ああ、私もそう思う。彼とはその後何度か接触したが、不正をするような男ではない。それは分かる」
「…」
「どうした?」
「依頼者は、失踪したそうね」
「ああ。法廷から“消えた”と聞いているが」
「これは私の想像だけど…あなた依頼者のこと、憎んでる?」
突然の質問に霧人は一瞬押し黙ってしまった。この少女は、なぜそんなことを聞いてくるのだろうか、と。
しかし、憎悪を持つ心とは裏腹にその顔には憎らしいほど穏やかな微笑を浮かべている。
「いえ。逆に感謝しているぐらいですよ。もしあのイカサマ師が仕込んだとすれば、法廷を追われるのは私だったかもしれませんからね」
「だったらいいけど…気のせいかもしれないけど、よく知ったある人物とあなたが少し似ている気がして。常に完璧を求める、そんなところが、ね」
「狩魔豪、キミの父親、か…」
霧人の口角がつりあがり、フッと冷めた笑みが浮かぶ。その言葉に冥はギクリと体を震わせた。
「キミが私に近づいた理由がやっとわかりましたよ。でも心配はいりません。私が求めるのは真実だけです」
「別にそういうわけじゃないわ。ただ…」
冥は言いかけて口を噤んだ。今、言うべきことではない、と。

116:闇を纏う男(霧人←冥←響也) 9
07/04/25 18:20:00 bj8OIrz7
「もうこの話はやめましょう。ところであなたは一体何をしに来たの?」
「何をしに、とは冷たいですね。キミに会いに、では理由になりませんか?」
「あなたが?まさか」
霧人の胡散臭い言葉に、冥は不信感を感じて疑いの眼差しをじっとりと彼に向けるが、霧人は微笑むことで冥の視線を制した。
「ずっと会いたいと思っていました。我慢できずに来てしまった」
引き寄せられ、包み込まれる。耳元を切ない囁きが掠めると冥の神経は鳥肌を立てた。
早鐘を打つように高まってゆく鼓動が伝わりそうで、気恥ずかしくなりその腕から逃れようとするが、ガッチリと抱きとめられて思うように動けない。
「迷惑、でしたか…?」
冥を抱く腕の力を少し緩め彼女の顔を覗き込むと、顔を真っ赤に染めて視線をフイと逸らす。
自分では分かっていないのだろうが、その仕草で否定の意を表していることは明らかである。
「相変わらず素直ではありませんね。でもそんなところも可愛いですよ」
霧人はクスリと一笑すると、再び耳元で囁いた。
小刻みに震える冥の唇を自らの唇で塞ぎ彼女の中に侵入すると、消極的ながらに冥もそれに応じる。
深く絡め取り、自らの欲望を熱い吐息とともに流し込む。静まり返った部屋の中に淫猥な水音だけが響く。
どちらからともなく離された唇の間を一筋の糸が伝い、切れた。
「さて」と一息つき、
「私はそろそろお暇しましょう。変な時間に突然押しかけて申し訳ありませんでした」
と席を立つと、冥の眉間が皺を刻んだ。傍らのスーツケースにその視線が落ちる。
「ホテルは取っているの?」
「いえ、これからいつものホテルへ行こうかと。まさか満室でもないでしょうしね」
「今から?面倒ではなくて?別にここに泊まって行っても構わないわよ。ただし、そこのソファでよければ」
「お気遣いは嬉しいですが、私なら平気ですよ」
そういうと、微笑んで意味深な視線を冥に向けた。
「キミが私と居たいと言ってくれるなら話は別ですが、ね」
「なっ…!別に私はそんなつもりで…」
「わかってますよ。では私はコレで」
「……」
身を翻そうとすると何かに遮られる。自由を奪われた右手に視線を落とすとその袖口は冥に掴まれていた。
「離してくれなければ帰れませんが…」
「…わかってるわよ」
「では離していただけますね」
「うるさいわね。言われなくても離すわよ…」
口では強気なことを言うが離す気配がないことを読み取り、その手を取ると優しく引き寄せた。
「まったく、素直じゃありませんね。居て欲しいのならばそう言えばいいのです」
言いながら胸元をはだけると綺麗な白が飛び込んでくる。その白に舌を這わせると冥の体が揺れる。
「だ…から、そんな…コト…んっ…!」
非難めいた言葉を浴びせかけようとするが、膨らみを刺激されてその言葉は途切れた。
手馴れた手つきで服を剥ぎ取りながら、手で、口で触れられるとどうしようもない欲望が体の中から湧き上がってくるのを感じる。
「まあ、キミにそんな素直な言葉が言えるとは思っていませんがね」
霧人の余裕溢れる態度は冥の羞恥心と苛立ちを煽るが、与えられる快感から逃れる術はなく、彼の術中に嵌ってしまう。
もう、どうにでもなれ、そんな思いで霧人の愛撫を受け入れた。

117:闇を纏う男(霧人←冥←響也) 10
07/04/25 18:20:30 bj8OIrz7
寝室へ移動し、冥の衣服をすべて脱がせ自らも脱ぎ捨てると、ベッドの端に腰掛ける。
冥を跪かせ、その顔を己の腰に引き寄せ促すと、彼女は一瞬戸惑ったような表情を見せたが、それを口に含んだ。
手と唇で愛撫すると、それが急激に固さを増してゆくのが感じられる。吸い上げると男の腰は震え、その手が頭を掴んだかと思うと、より深く侵入してくる。
「…んんっ…」
その圧迫感に冥は軽く咽そうになるが、口を塞がれていてはどうしようもできない。
「その表情、たまりませんね。さあ、もっと私を楽しませてください」
固くなった自身を引き抜き、冥をベッドへ横たえると覆いかぶさるようにして組み敷く。
そして、冥の胸へ舌を這わせながら指で彼女の中をかき回す。刺激に耐え切れなくなったその中は、霧人の指をきつく締め上げる。
達しそうになる直前に、冥の中から霧人の指が引き抜かれた。
「あ…」
名残惜しそうに震える秘所に空虚感を感じて切ない声を上げると、体が反転させられる。霧人の目が怪しい光を浮かべて冥を捕らえた。その顔には余裕の笑みが浮かんでいる。
「欲しいのなら、自分でどうぞ」
すでに快楽の渦に飲み込まれていた冥は、潤んだ瞳で懇願するように霧人を見つめる。霧人には当然その視線の意味がわかっていたが意地悪く笑い、さあ、と促した。
観念したように瞳を閉じてゆっくりと腰を落としてゆく。やがてすべて飲み込むと冥の口から切ないため息が漏れた。
霧人がゆっくりと腰を動かすとつられるようにして冥が体を揺らした。
「んっ…」
自ら快楽を引き出すように己の上で乱れる冥の姿に、霧人は何ともいえない快感を感じていた。
13歳という若さで法曹界に入り、大人相手に一歩も引くことなく凛とした態度で世の中を渡ってきた気丈な少女が、己の愛撫で崩れ落ち、自分を求め、己の上で我を忘れて乱れているのだ。
その姿は霧人の征服欲を満たす一方で、彼のサディスティックな心に火をつける。
「あ、あんっ…」
体を起こし、冥の腰を掴み激しく打ち付けると、冥は嬌声を漏らした。その瞳から一筋の涙が頬を伝う。
「冥、我慢することはありませんよ」
一層深く冥を突き上げる。
「…あ…いい…霧…人」
己の動きに合わせて上下する体をしっかりと抱きとめながら、自らもフィニッシュへ向けて動きを早めてゆく。
「んっ…もうっ…だめ…」
言うと同時に冥が達するのを見届け、果てた。

118:闇を纏う男(霧人←冥←響也) 11
07/04/25 18:21:19 bj8OIrz7
カーテンの隙間から差し込む光に夢の世界から引き戻される。
それにしても嫌な夢を見た。この私がしくじるとは。そんなことはありえない、いや、あってはならないのだ。
傍らで密着して眠る少女に視線を移す。まだ、よく眠っているようだ。昨夜は散々乱したから疲れたのだろう。
それにしても、この少女は厄介だ。私に要らぬ感情を植えつけてくれる。
なぜか彼女には胸に秘めたことを自然に言えてしまう。こんな思いを持ったのは初めてかもしれない。
私は冥を信頼しはじめている、ということなのか。まさか、そんなことはありえない。この私が他人を信頼するなどと。
私が信じるのは己のみ。他人など、所詮私の駒にすぎない。肉親の響也であっても、だ。
だが彼女だけはそういう思いで割り切れない。嫌な胸騒ぎがする。この少女は危険すぎる。私を私でなくさせてしまいそうな、そんな危険を秘めている。
できるだけ近づかない方が私のためなのだろう。しかし、私が彼女を求めているというのは事実なようだ。
その証拠に、冥を抱いたあの日から他の女を抱く気にならないのだ。それを彼女に伝えると「見え透いた嘘」と軽くあしらわれたのだが。
初めてだ。自ら他人に触れたいと思ったのは。なぜ私はこんなにも彼女にも執着を感じる?なぜ私の心をこんなにも乱す?
彼女の瞼がゆっくりと開かれた。咄嗟に笑顔を作る。今の私の考えを読み取らせるわけにはいかないのだ。
「おはようございます」
「……」
返事はない。おおよそ昨夜の出来事を思い出して後悔しているのだろう。膨れっ面の彼女を胸に引き寄せ囁く。
「結局泊めてもらうことになって、迷惑をかけましたね」
「よく言うわね、そうなるように仕向けてたクセに」
「バレれましたか」
「当然でしょう。私を誰だと思っているの?」
やれやれ。こんなときは威勢がいいのだな。少し牙を抜いておくとするか…
「キミを愛するあまりの行動なので、許していただきたいですね」
「そんなこと、冗談でも言わないで欲しいわね」
「私が冗談が嫌いなのを知っているでしょう」
「そんなこと知らないわよ」
こうやって彼女の手綱を握っておかなければ、油断していたら私の方が飲み込まれてしまう。
それなら彼女に近づかなければいい、それだけのことなのだが…

キミは私の心を乱す。その感覚が嫌いではない。むしろ、心地良いとさえ感じる。溺れてしまいたいとさえ。
しかし、もう遅いのだ。私は心に芽生えた感情を心の闇に押し込めた。決して彼女に気づかれないように。

119:名無しさん@ピンキー
07/04/25 19:55:06 1Z3Flzqu
4の追求の曲が悪いと言ってる馬鹿の実態

・自分にセンスが全くないのでとりあえず叩けばかっこいいと思っている厨二病
・過去と曲調が違うだけでとりあえず叩くことによりコアなファンを気取る消防
・ゲー音以外縁がないので音源が良質という一点のみで異常な敵対心を燃やすキモヲタ
・流れる場面が少ないから耳に残らないのを曲自体のせいと勘違いする池沼
・全てを自分中心に考え、新しいものを受け入れられない自閉症

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120:名無しさん@ピンキー
07/04/25 20:38:04 c5X9eXWV
続き来てた!
先が楽しみ

121:名無しさん@ピンキー
07/04/25 21:02:16 mWdH1Wyg
>>118
普通に面白いな。
暗い話は好きなので先が楽しみだ。

あと冥はやっぱりMが良い。

122:名無しさん@ピンキー
07/04/25 21:15:57 pAjqagN8
>>112
ドリル兄弟×冥キター!!
悪い男に翻弄される冥たんテラモエス
この先起こるだろう修羅場をwktkしながら待ってます

123:名無しさん@ピンキー
07/04/25 21:58:07 1Z3Flzqu
4の追求の曲が悪いと言ってる馬鹿の実態

・自分にセンスが全くないのでとりあえず叩けばかっこいいと思っている厨二病
・過去と曲調が違うだけでとりあえず叩くことによりコアなファンを気取る消防
・ゲー音以外縁がないので音源が良質という一点のみで異常な敵対心を燃やすキモヲタ
・流れる場面が少ないから耳に残らないのを曲自体のせいと勘違いする池沼
・全てを自分中心に考え、新しいものを受け入れられない自閉症

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124:名無しさん@ピンキー
07/04/25 22:43:20 FxlsLXxU
>>24
まだー?

125:名無しさん@ピンキー
07/04/25 22:51:09 5ix/gXKC
ガリュウ人気だな

126:名無しさん@ピンキー
07/04/26 01:17:28 uQoW+apq
オドロキ(茜さん人気だと思うんだけどな……)

127:名無しさん@ピンキー
07/04/26 21:09:45 HtpQDTTO
>>24
まだー?

128:名無しさん@ピンキー
07/04/27 00:10:04 gf2Ke4av
それよりまこと×オドロキが見たいと言ってみる

129:名無しさん@ピンキー
07/04/27 09:06:55 B3pNNp6v
>>118
つまらん。
しつこい。

130:名無しさん@ピンキー
07/04/27 10:59:09 NX0Y7jSA
このスレ雰囲気変わったな…
前スレで嵐が来始めてからおかしくなってる

131:名無しさん@ピンキー
07/04/27 11:17:43 dq+opLjw
まあでも本編で接点ないのをくっつけるのはどうかなあと思うよ

132:名無しさん@ピンキー
07/04/27 11:50:02 O6EX/fEW
俺は面白ければOK

133:名無しさん@ピンキー
07/04/27 12:19:32 B3pNNp6v
>>132
「面白ければ」文句は無いよ。
「面白ければ」ね、あくまでも。


134:名無しさん@ピンキー
07/04/27 17:06:48 RARRdEne
>>133
此処は君の為に文章を書いてくれる人が集まるスレッドじゃないよ?

135:名無しさん@ピンキー
07/04/27 17:57:06 /Hw3pQdX
早く4のなるほど×みぬき・なるほど×茜を
書いてくれる人が集まるスレッドになるといいな

136:名無しさん@ピンキー
07/04/27 19:23:35 3D5oQK91
オドロキ×みぬき オドロキ×茜がいいな

137:名無しさん@ピンキー
07/04/27 19:28:34 dyD5BOJS
4にミツルギが登場しないことが理解に苦しむ

138:名無しさん@ピンキー
07/04/27 19:28:54 RiMasbTJ
もうちょっとオドロキの出生とか性格を掘り下げればオドロキ関連の投下も増えたと思うんだがなぁ
そこだけはエろたんを問い詰めたい、小一時間ほど問いt(ry

139:名無しさん@ピンキー
07/04/27 19:41:15 /Hw3pQdX
オドロキは主人公としてありえないほど影薄いからな
まぁ ドンだけ掘り下げても俺はなるほど好きなわけだけど

140:名無しさん@ピンキー
07/04/27 20:09:40 xYbefKhI
別にそこまで言う程影薄いとは思わんが
最大の相手候補が実妹だしな…

141:名無しさん@ピンキー
07/04/27 20:19:29 paxnyVgP
御剣ポジションに当たるはずの牙琉弟も全体的に薄い
良くも悪くも爽やかで気のいい兄ちゃんで終わってるしな
相手候補筆頭の茜との絡みも御剣と冥の因縁深さには及ぶべくもない

142:名無しさん@ピンキー
07/04/27 21:03:08 /Hw3pQdX
いやいや 十分影薄いって1話・4話は完全に他のキャラに食われてるし
特になるほどと牙琉先生に 2話・3話はなるほどがあまりでないからまだいいけど
あと御剣と冥って深いっていうほどの仲でもないんじゃないかあれは

143:名無しさん@ピンキー
07/04/27 21:16:53 AACeZyb2
>>24
まだー?

144:名無しさん@ピンキー
07/04/27 21:44:41 45CjMNC5
茜が筆頭ってのもなぁ
ほとんど妄想レベルだし

145:名無しさん@ピンキー
07/04/27 21:46:28 p+txe7on
>>143
そろそろ慎め

146:名無しさん@ピンキー
07/04/27 22:07:00 ZQDZSC1O
>>142
仲じゃなくて因縁が深いってことだろ。
ただそれ故にいろいろ妄想もしやすくもある。

よく知らないが結婚エンドの予定があったとかなかったとか。

147:名無しさん@ピンキー
07/04/27 22:13:31 /Hw3pQdX
ただ単にまともに絡んでるキャラがいないだけなんだよ
だから無理がある茜や絶対にありえん冥との組み合わせが存在してんだ

148:名無しさん@ピンキー
07/04/27 22:25:00 xYbefKhI
>>142
いや俺は「そこまで言う程でもなくね?」と言っただけで
「影薄くない」とは言ってないぞw
まあ4話後半の展開には思うことも多々あるが板違いだな

149:名無しさん@ピンキー
07/04/27 22:51:52 x3a6EkNq
別にどんな組み合わせでもいいんじゃねーの?
嫌なら見なきゃいいだけなんだし
そんなこと言い出したらエロパロ自体もアレなわけだしな

150:名無しさん@ピンキー
07/04/28 01:30:22 ilV8vnHt
オドロキにしろ弟にしろ有力な相手候補は次以降に出てくる予感が激しくするんだよな
あやめや冥なんかはナルホドシリーズ一作目には影も形もなかったわけだし

151:名無しさん@ピンキー
07/04/28 11:37:00 ZaSg3lLS
ナルホドは一応マヨイだろ

152:名無しさん@ピンキー
07/04/28 16:32:18 UREYjP+3
オドロキとみぬきのほのぼの話なら見てみたいぜ
セックルはさすがにマズイからな

あとまことに名刺貰ったとき、ラブレター貰うような甘酸っぱい気持ちになってたから
可能性有りじゃね?

153:名無しさん@ピンキー
07/04/28 23:34:12 q44khf8m
>>150
確かに三大王道の内ミツメイとカミチヒは
続編で出て来たから今回もその可能性は十分にあるな

>>151
真宵に相当するキャラが今回は血の繋がった妹だから
あやめが繰り上がりで第一候補になるのでは?

154:名無しさん@ピンキー
07/04/29 00:13:21 MJJBjcpN
本命:真宵/あやめ
次点:千尋/冥/茜
大穴:春美/うらみ

こんなとこか?ナルホドってばモテモテで羨ましい限りだぜ。

155:名無しさん@ピンキー
07/04/29 03:57:56 RUQ0JQjE
個人的にあやめはナルホドの過去だと思うんだよねぇ
ナルホドの未来に関係してる面子は
ラストのスケッチに出てきた面子って気がする


156:名無しさん@ピンキー
07/04/29 03:58:20 amY8U8e7
>>154
春美あたりは案外次点
のような気がする

犯罪だが

157:名無しさん@ピンキー
07/04/29 11:02:57 zm+9AvaF
次点に霧雄も入れてくれ

158:名無しさん@ピンキー
07/04/29 12:05:58 dLLaUs8x
157>>
一文字違うだけで大違いだぞ…

159:名無しさん@ピンキー
07/04/29 15:49:14 MJVMQGqs
今回の女性キャラは可愛いけど、何故かエロ萌えしない…
かつて、千尋にはM心を、冥にはS心を大いに刺激されたもんだが

まあ付き合うなら真宵だが

160:名無しさん@ピンキー
07/04/29 16:27:24 zm+9AvaF
>>158
ゴメン 霧緒な

161:名無しさん@ピンキー
07/04/29 16:28:17 qF6c/tGA
URLリンク(www.imgup.org)
URLリンク(www.imgup.org)

隠された下絵があったんだな。
(茜とかガリュー弟の異議ありポーズとか)

162:名無しさん@ピンキー
07/04/29 16:28:56 qF6c/tGA
誤爆したorz
スマソ

163:名無しさん@ピンキー
07/04/29 16:30:28 2pmQtEs/
本命:真宵/冥/茜/みぬき
次点:あやめ/千尋/霧緒
大穴:春美/うらみ

こんな感じだとおれとしては思いたい
>>154うらみちゃんをちゃんと入れているとは
よくやってくれた

164:名無しさん@ピンキー
07/04/29 17:21:01 amY8U8e7
>>163
みぬきはまずくね?

165:名無しさん@ピンキー
07/04/29 17:47:07 2pmQtEs/
それをいったらもうひとつ犯罪があるだろ

166:名無しさん@ピンキー
07/04/29 18:02:45 UGC7jXDE
>>163
俺的には冥と茜は次点でみぬきは除外かな
というかはみちゃんはヤバいだろうww

167:名無しさん@ピンキー
07/04/29 18:05:05 zlMOj2jP
>>164
世の中にはプリンセスメーカーというゲームがあってだな

168:名無しさん@ピンキー
07/04/29 18:24:49 MJJBjcpN
本命:真宵/茜/あやめ
次点:冥/霧緒/うらみ
穴馬:千尋/ちなみ/雅香
大穴:巴/ラミロア/まこと

犯罪:春美/みぬき/希華
浮気:響華/マコ/ミリカ

中立:姫神/間宮/ケイ子/エリス

険悪:梅世/葉中

無理:ナツミ/オバチャン/キミ子/毘忌尼


完全版できたよー

169:名無しさん@ピンキー
07/04/29 18:39:23 qRlOoIXS
ナツミは中間だろ

170:名無しさん@ピンキー
07/04/29 20:32:12 YsdbJOeu
>>24
おーい

171:名無しさん@ピンキー
07/04/29 20:32:37 DTVSsL2b
キミ子も無理というほどでは…ない

172:名無しさん@ピンキー
07/04/29 20:53:34 6ItLEwDX
>>170
24じゃないけど、今書いてるよ
ただ、チュー止まりになると思うんだけど、それでよかったら……

他のスレで、エロ無しはスレ違いだって話題があったから、迷ってるんだけど

173:名無しさん@ピンキー
07/04/29 21:15:58 2pmQtEs/
先にエロ無しって書いときゃ十分だろ
といってもおれは読まんが

174:名無しさん@ピンキー
07/04/29 22:11:06 BeiKfPGX
>>172
漏れは読む
注意書きしとけばおk

175:名無しさん@ピンキー
07/04/30 12:48:31 5zXHHehx
>>168
希華は犯罪じゃなくて、浮気じゃないの?

みぬきが犯罪ならジョージは……古いネタでスマソ

176:名無しさん@ピンキー
07/04/30 13:17:47 5zXHHehx
よく考えたら、はみちゃんもう高校生なお年頃なんだよなー

その姿がお目見えすれば、本命・次点は確実な希ガス

177:名無しさん@ピンキー
07/04/30 13:57:09 XuJwo1Se
そうなるとみぬきも本命・次点になるが
両方無理だろうなぁ、どちらにせよ年の差18だしやっぱ犯罪

178:名無しさん@ピンキー
07/04/30 14:11:27 vcHZ0xYp
>>177
それじゃあジョージは(ry

179:名無しさん@ピンキー
07/04/30 15:37:28 +bwM5Qli
>>175
不倫=犯罪と言いたいんジャマイカ?
じゃあおめーキミ子とか舞子とかどうなのよと(ry

180:名無しさん@ピンキー
07/04/30 15:49:52 M9Zy3eBJ
>>179
舞子の旦那は確か死んでる(1-2で真宵が言ってた)
キミ子は分からんがいるようには見えんな

181:名無しさん@ピンキー
07/04/30 16:54:28 VhG8W4fd
キミ子って髪型が普通ならかなりの美人だよな

182:名無しさん@ピンキー
07/04/30 18:08:53 aJhse6lG
>>172
エロつけてよ

183:172
07/04/30 18:35:05 ZQyV8kQe
>>173
>>174
レスどうもです。書き終わったので投下します。

>>182
エロ書こうと思ったけど、上手く行きませんでした。
迷ってると書いたのは、ここに投下しようか迷ってるという意味でした。
ごめんなさい。今回はこれで勘弁してください。


響也×茜でエロ無し、キス有りです。

184:でこつん(響也×茜) 1
07/04/30 18:36:40 ZQyV8kQe
「あれっ、君も来てくれたんだ」
 ドアをノックすると、久しぶりに見る牙琉響也が中から顔を出した。
 ライブの後の、ガリューウエーブの楽屋を訪ねた茜は、にこりともせず両手に抱えていた紙袋を差し出して言った。
「招待券、もらっちゃいましたからね。一応挨拶に来ました。はいこれ、差し入れ」
「わざわざありがとう、刑事クン。中へ入りなよ。お茶くらいは出すからさ」
 紙袋を受け取った響也は、営業スマイルを浮かべながら茜を中に招き入れた。
「どうぞ、その辺に座ってて」
 雑然とした室内に置かれたパイプ椅子に、茜は腰掛けた。壁際のソファの上には、ファンからのプレゼントと思しき包みや花束が、無造作に置かれている。
 響也は一旦楽屋の奥に引っ込んだ。少し待つと、彼は片手に湯気の立つ紙コップが二つ乗ったお盆を持って戻って来た。
「あとね、せっかくだから、これも食べちゃおうか」
 紙コップを傍のテーブルに置くと、茜が差し入れた紙袋をごそごそと探って、かりんとうの袋を取り出した。紙皿にざーっと開けると、茜に勧めてくる。
「じゃ、まあ、いただきます」
 茜はかりんとうをさくさくと無言で食べ始めた。
「あのさあ。前から思ってたんだけど」
 立ったままその様子を見ていた響也は、両手を腰に当て、茜の顔を覗き込んだ。
「そんなにかりんとうばっかり食べてて、太らないかい?」
「……う……」
 思わず、かりんとうを運ぶ手が止まる。
「それって、結構甘いよね。君、いつも片手に持ってるよね。虫歯とか大丈夫なのかい?」
「…………」
 こつん。
「イタッ!」
「太りません。見りゃわかるでしょ」
「あっはっはっは」
 赤くなってかりんとうをぶつける茜に、響也は硬い営業スマイルを崩して笑った。
「そうそう、おデコくん達も招待したんだ。さっきここにも来てくれたよ。とっくに帰ったけどね」
 それはそうだろう。ライブが終わってから、すでに二時間は経っている。茜も響也も、まだここにいるのが不思議なくらいだ。
「刑事クンは今までどこにいたんだい? まさか、ライブが終わってから来たってワケじゃないだろう?」
 茜は口を尖らせながら、しぶしぶ答えた。
「……人がはけるの、待ってたんです。ファンの人達、楽屋に殺到してたでしょ。一応お礼は言っとかなきゃなーと思ったから」
「そう」
「検事さんは、なんでまだ残ってるんですか? 他のメンバーの人は?」
「ああ、もう帰ったよ。僕は、夜中になってから出るつもりだけど」
「なんでまた」
「まあ、色々あってね。夜中なら道も空いてるし。追い掛け回されるのは、さすがにもうウンザリだから」
 響也は茜の近くにパイプ椅子を持って来て、ドサッと座り込んだ。天井を仰いで、深いため息をつく。
「大変ですねえ、キャーキャー騒がれるのも」
 皮肉のつもりで言ってみたが、聞こえているのかいないのか、響也は答えなかった。相当疲労が溜まっているように見える。
「……じゃ、私、もう帰りますね。どうも、ごちそうさまでした」
 その空気になんとなく気まずさを感じて、茜はそそくさと立ち上がった。
「待ちなよ。もう遅いからさ、送っていくよ」
「へ?」
 響也は、窓際に行ってブラインドの隙間から外を見た。
「今君一人で外へ出たら、すぐに囲まれるよ。『牙琉響也とはどういう関係ですか』って。もういないかと思ったけど……懲りずにまだ張り込んでいるみたいだし」
「だっ、誰が?」
「僕を追い掛け回してる奴らさ。残念ながら、ファンじゃないみたいだけどね」
 茜もその窓から、外を覗いてみた。確かに、会場の出入り口に人影が見える。暗がりでよくわからないが、ちょっとした人数のようだ。
 茜が今日のライブで目にした、ガリューウエーブのファン達のようなそわそわした雰囲気ではなく、じっとこちらの様子を伺っていたり、何かの機材をいじっている様子がわかる。


185:でこつん(響也×茜) 2
07/04/30 18:37:40 ZQyV8kQe
「……テレビ局とか?」
「ああ。雑誌とか新聞とか……色々かな。どれでも同じことだけど」
 響也は窓から離れると、テーブルに置いたままのかりんとうをひとつ取って、かじった。
「やっぱり、甘いねこれ」
「べ、別に、無理に食べなくたっていいです。誰か食べてくれる人にあげてください」
「でも嫌いじゃないよ、かりんとう」
「…………そうですか」
 会話が微妙に噛み合わないような気がする。元々、何を考えているのかよくわからない人だけど。
 茜は話を元に戻そうと思った。
「追い掛け回されてるのって、やっぱり……あの裁判のことで?」
 お兄さんのことでとは、あえて言わなかった。
「…………まあ……そんなとこかな」
 やっぱりそうなんだろうなあ、と茜は納得した。
 新しい試みを取り入れたということで、ただでさえ世間から注目を浴びていた裁判だったのだ。
 そこで暴かれた真犯人の実弟、しかもその法廷で検事席に立っていた男、そしてもっと言えば、その人物は人気絶頂のロックバンドのリーダー兼ボーカルなのだ。マスコミの格好の標的になるのは、考えてみれば当たり前だった。
 もしかして、あれからずっとこんな調子なんだろうか……。
「ホントに、大変そうですね」
「まあね」
「いつもの調子も出てないみたい」
「ああ、それは、風邪引いちゃったみたいだから」
「風邪?」
 ……似合わない。
 そう思ったが、口には出さないでおいた。本当かどうかはわからないが、別にどうでもよかった。
 響也は窓から離れると、ドアへは向かわずに、なぜかソファを埋めるプレゼントの山をどかして、そこに仰向けに寝転んだ。
「あの……何やってるんですか」
 響也は目を閉じて、長いため息をつきながら答えた。
「ちょっと仮眠を取ってから行くことにしたよ。君はその辺で適当にくつろいでて」
「またそんな勝手な……」
 茜の抗議を聞かず、響也は本格的に寝入ることに決めてしまったようだった。茜が立ち尽くしたままでいると、すぐに深い寝息が聞こえてきた。
「まったくもー……」
 そのまま一人で帰ろうかとも思ったが、しつこいマスコミに捕まるのはごめんだと思い直し、響也が起きるまで待つことにした。どうせ、そんなに長い時間眠っているわけではないだろう。
 すでに真夜中近い時間になっていることもあって、人気のない帰り道を一人で行くのが、心細いと思えないこともない。
 しばらく手持ち無沙汰にうろうろと楽屋の中を歩き回ったが、特に興味を引くものもなく、結局は元の椅子に腰掛けてじっと待つことにした。
 そうなるとどうしても、ソファで眠りこける響也に目が行ってしまう。
「…………」
 なんだか、ただ座っているだけなのも馬鹿らしい。
 茜はそっと立ち上がり、響也を起こさないように忍び足でソファに近づいた。ポケットからルーペを取り出し、観察する。
 最初に会った時から、この検事は苦手なタイプだった。法廷でも、大事なことを茜に教えてくれなかったせいで恥をかかされたりと、散々だったこともあるのだ。
 この機会に、何か弱点を見つけてやろう。
 眠っている時の恥ずかしい癖とか、何かないだろうか。
「うーむ……こうして見ると、結構キレイな顔してんのよね」
 顔を観察するついでに、つい片方の瞼を二本の指でこじ開けた。
「うわっ!!」
 途端に悲鳴を上げて、響也が飛び起きる。茜はビクッとして、急いでルーペをしまった。
「なんなんだよ!! 何するんだ君は!!」
「あれー、狸寝入りだったんですか」
 素直に謝るのもシャクなので、そっぽを向いて茜は意地悪く言った。
「眠ってたよ! 見ればわかるだろ」
 響也はムスッとした顔で茜の顔を睨むように見たが、再び仰向けになって目を閉じた。
「もう邪魔しないでくれよ」
 それっきり、また静かになる。
 ……やっぱりもう、帰ろうかな。
 この人には、いつも振り回されているような気がする。
 どっと疲れが出てきて、茜は楽屋を出ようとした。
「う……」
 背後から、苦しげな呻き声がした。振り返ると、目を閉じたままの響也の顔が、苦しげに歪んでいる。
「……ふふーんだ。騙されないんだからね」
 腕組みをして、背中を向ける。
 ……が、足がその場から動かない。

186:でこつん(響也×茜) 3
07/04/30 18:39:06 ZQyV8kQe
「うう……」
 背中を引っ張られるような、うなされた声が聞こえる。
「…………」
 肩越しに振り返り、散々迷った後、茜は響也の横たわるソファへ戻った。
 屈み込んで、今度はルーペを使わずに見ると、うっすらと額に汗が滲んで、顔全体が赤くなっている。
「や、やっぱり、ホントに熱があるのかしら」
 疲れていそうに見えたのは、それが原因だったのかもしれない。追い掛け回されたストレスが、溜まっていたのだろうか。この人でも本当は、やっぱりそういうことがあるんだろうか。
 じっと響也の顔を見ながら考え込んでいると、突然両肩を掴まれた。
「……また何か、企んでるね」
 響也が不適な笑みを浮かべて、茜を捕らえていた。思いの他、強い力だ。驚いて振りほどこうともがくが、がっちりと掴む響也の手はびくともしない。
「な、なんだ。元気じゃないですか」
 虚勢を張りながらも更にもがくが、響也の指が両の二の腕に食い込んできて、どうしても外れない。
「元気じゃないよ。さっきも言っただろう? 風邪を引いたって」
 響也は半身を起こして、茜に顔を近づけてくる。
「! ちょ、ちょっと……!!」
 あたふたとパニックに陥る茜を、響也はぐいっと引き寄せた。
 ごつん。
「痛ッ!?」
「ほら。ちゃんと熱はあるだろう」
 響也は自分の額を茜の額に押し付けて、至近距離で両目を覗き込んでくる。
 唖然として声も出せずにいると、響也は額をくっつけたまま、すっと茜の肩を放した。
「そうはいかないよ」
 すかさず体を引こうとする茜に、今度は響也が意地悪く笑う。
 一度離した両手で、今度は茜の両頬を挟んだ。
 響也は、焦ってじたばたと暴れる茜の唇を自分の口で塞いだ。
「んんんッ!!!」
 目を白黒させて、拳でドンドンと響也の胸を叩くが、まったく効いていない。
「ん――ッ!!!」
 何度目かのパンチで、ようやく響也の唇は離れた。男物の香水の匂いが、茜の鼻先をくすぐる。思わずクラクラとするが、必死で響也を睨みつけた。
「……ごめんね。風邪うつしちゃったかもしれないね」
 いつもの余裕の笑みで言う響也に、ふつふつと怒りがこみ上げてくる。
「こ……この……ッ」
 体がわなわなと震えだす。
「さて、そろそろ帰ろうか。君のおかげで眠気も覚めたしね」
「バカアアアァァァァァァ――ッッ!!!」
 ゴッッ。
 のけぞって思い切り反動をつけた茜の頭突きが、響也の額を直撃した。
「……くっ…………」
「アンタってやっぱり最悪ッ!!」
 怒りに任せて怒鳴ると、そのまま勢いよくドアを開けて楽屋を飛び出す。
「刑事クン!」
 呼び止める響也の声に、殴ってやろうかとキッと振り向く。
「刑事クン、帰るの? 送るよ」
「結構ですッ!」
「そうかい? 無理にとは言わないけどね」
 響也は朗らかな笑顔を浮かべた。
「ごちそうさま。かりんとうも、ね」
「……知りませんッ!!」
 叩きつけるようにドアを閉める。
 ゆでだこのようになって猛然とその場を走り去った茜は、今ならどんなにしつこい追っ手だろうと蹴散らせるような気がしていた。



以上です
色気無くてホントにすみません

187:名無しさん@ピンキー
07/04/30 18:43:44 ty/H9Uf7
gj!!!!!!!

188:名無しさん@ピンキー
07/04/30 18:44:19 +IrzLbo9
リアルタイム神キター!!
慌てまくる茜カワイイw
GJ&乙っした!

189:名無しさん@ピンキー
07/04/30 19:45:55 ezAU/tKM
イチ推しついに来た!
ありがとう、読めて幸せ

190:名無しさん@ピンキー
07/04/30 21:35:43 RsLiQnb2
果てしなく萌えた

191:名無しさん@ピンキー
07/04/30 21:38:35 +m0s131U
ナルアカ小説書きます
GW中に書き上げてうpすることを約束します。
読んでくれる人がいればの話だけど

192:名無しさん@ピンキー
07/04/30 22:11:48 aJhse6lG
>>191
頼む!

193:名無しさん@ピンキー
07/04/30 23:34:00 9YFgAN2j
響茜萌えたGJ!!
そしてナルアカも楽しみにしてるよ!

194:名無しさん@ピンキー
07/04/30 23:42:01 ZD0CSNb8
>>172
GJ!!!!
これはいい弟×茜!二人ともらしくて可愛かった!

>>191
期待してる!

195:名無しさん@ピンキー
07/05/01 00:04:28 AuFUpDrW
>>191
悪いが期待させてもらおう


それじゃあ俺は王泥喜×まことを書いてみるかな。
明日中にあげてみせると約束しよう。

196:名無しさん@ピンキー
07/05/01 00:53:36 /4ji+aK0
>>191 >>195
その組合せはどっちも俺の求めていたものだ
2人ともがんばってくれ

197:名無しさん@ピンキー
07/05/01 01:04:41 c9od6pNw
響茜神光臨キターーーーーーーーー!!!
ピュアで甘酸っぱい感じがイイヨイイヨー!
エロパロじゃ歓迎されないかもだけどこういうのもたまにはいいね
エロで思いついたら是非投下たのんます!!


198:名無しさん@ピンキー
07/05/01 03:35:32 uSwdmdQ9
「ほっ…ほんとにするの?ナルホドくん…」
「もうここまで来たんだよマヨイちゃん、止められるわけないじゃないか」

今日の裁判、究極の崖っぷちを二人で逆転する中で、
僕たちは互いにこれまでにない親密感を抱いていった。
勝訴のお祝いの中、一気に二人の距離が縮まったのも、当然の結果と言えるだろう。

パーティーの品が散らかる事務所の中、
僕達はソファの上でその体に熱を宿していた。
まだ子供っぽさを残しているけれど、いつも僕の弁護を懸命に助けてくれるマヨイちゃん。
その体を僕のものにできるこの事態に、興奮を抑えられない。
「で、でもそんなイキナリ…ほ、ほら私まだ修行中だし…」
「異議は却下。…証拠がなければ受け付けられないよ、そうだろ?」
駆け引きで重要なのはハッタリと押しだ。
僕は強気な態度でマヨイちゃんの上着を脱がし、ソファへと押さえつける。
装束の下に手を滑らせる。倉院流霊媒術の術者は下着を着ないらしい。
まだ未発達な胸を包み込むと、心なしか彼女の吐息が荒くなった。
「な、ナルホドくん…んっ…こ、こんな…んっ…ぁぁっ」
「どうしたんだいマヨイちゃん…僕の手はそんなに嫌かな?」
「嫌じゃ…な…んぁっ……い、いじめないでよっ…」
彼女の下腹部に手を当てると、そこはすでにしっとりと湿り気を帯びていた。
「マヨイちゃん…準備はいいね?」
「え、あ、じゅ、準備って、そんな、まだ、ええっ」
ここまできて突っ込まない男がいるだろうか。
ましてや僕は『恐怖のツッコみ男』。もう突っ走るのみだ。

≪くらえ!!≫

「だ、だ、だめ、やっぱりだめ!助けてお姉ちゃん!!」
「ぇ…ぇぇぇええええ!!!」
そ、そ、そ、そんな。挿れる直前にれれ、霊媒をするなんて、う、嘘だろう!?


199:名無しさん@ピンキー
07/05/01 03:36:03 uSwdmdQ9
緊張と焦りが助けになったのか、見事にマヨイちゃんはマヨイちゃんでなくなっていく。
驚く僕の目の前で、背が伸び、体はふくよかに、殊更胸が大きくなる。
髪で隠れた顔が再び僕の前に現れると、その顔は既に完全にチヒロさんのものになっていた。
「…ナルホドくん」
「…はい」
「…これはどういうことかしら」
「…どういうことでしょう」

気まずい。気まずすぎる。
「妹さんとしようとしてました」なんて言えるか!
しかし、状況は完全に僕の有罪を立証している。逃げ場は無い。
僕は覚悟を決めた。説教でも平手でもなんでもこいだ。
「…ふふっ、そう怖がらなくてもいいじゃない」
「…え?」
見ると、チヒロさんは優しい…というよりむしろ艶っぽい笑顔でこちらを見上げている。
「マヨイも困った子ね…こんな状況で私を呼ぶなんて。
 あなただってこんなんじゃ納まりがつかないでしょう?」
まさしく、僕の下半身は髪型なみにビンビンだ。
チヒロさんの強烈な体を前にして、一層高まりを見せているくらいだ。
「あの子の代わり…と言うのも変だけれど、私にまかせなさい…」
「は、はははは、はいっ」
僕はもう、マヨヒロさんの言いなりになっていた。



200:名無しさん@ピンキー
07/05/01 03:36:34 uSwdmdQ9
「もう準備は万端のようね…挿れるわよ」
「え、あの、大丈夫なんですか?マヨイちゃんは、その…」
「ふふ、心配しなくても平気よ。
 倉院流霊媒術は霊の体を可能な限り再現するわ…処女膜の有無もね」
さすが倉院流。ここまでくると、もうなんでもありだ。
立場逆転し、僕の上にのしかかるチヒロさん…もといマヨイちゃんは、
ゆっくりと腰を落としていった。
「うっ…ぅぁっ、凄いですよチヒロさん…!」
「あ、あなたもねナルホドくん…ぁんっ…」
チヒロさんは深く腰を沈め、僕達は完全に結合した。
チヒロさんの、そしてマヨイちゃんのものでもある体と。
「くっ…ち、チヒロさん…!」
「ぁ…ぁっ、ナルホドくん…!」
チヒロさんは僕の上で激しく腰を動かし、
僕はその豊かな胸を下から持ち上げるようにして揉みしだいた。
なんて、なんて柔らかな…そして同時に下半身を刺激し続けるチヒロさんの暖かさといったら。
「はっ…はぁっ…ぁっ…ぁぁっ…んっ…ぅぁっ」
チヒロさんも霊になってから初めての性行為に完全に夢中になっているらしく、
懸命に腰を振り続けている。
このあるまじき快感の中、僕は次第に高まりを覚えていった。
しかし…しかしこのままでは終われない!ここは"逆転"しなくてはっ!
「チヒロさんっ」
僕はチヒロさんの腰を抱くと、足を絡ませ、彼女の上から攻める形を取った。
「な、ナルホドくん…?」
「あなたばかりに任せてはいられません…成長した僕の姿を見せてあげますよ!」
「いっぱしの口をきくようになったわね…んんぁっぁっ…ぁあっ!」
彼女の言葉が終わるか終わらないかのうちに、
彼女を抱きしめ、僕は腰を打ちつけはじめた。
さっき以上の密着感、体全体に伝わる体温、そして繰り返される前後運動…。
「ち、チヒロさん、ダメだ、もうイきます!」
「ぁっ…あああっ…ナルホドくん!きて…きてぇー!」
「チヒロさん…チヒロさん…!!」
至福の快感の中、僕は全力でチヒロさんの奥へ挿し込み、
そこで全てを爆発させた。
「はぁっ…はぁ……はぁ…」
「ナルホドくん…立派に…なったわね…」
体全体を包み込む快楽を含んだ脱力感と共に、僕達はソファへと沈みこんでいった…。

201:名無しさん@ピンキー
07/05/01 03:38:38 uSwdmdQ9
「………ナルホドくん」
「……はい」
「…相手の…マヨイの了解を得ずに中で出すというのは…ちょっと…」
「…で、でも、チヒロさんも止めなかったわけですし…」
「…この後の事はマヨイとよ・ぉ・く話合ってね。
 状況と証拠は明らかにあなたにとって不利だと思うけれど、
 ここまで成長したあなたにならきっと跳ね返せるわ!
 私はそろそろ行かなくては!ナルホドくん、がんばってね!」
「えぇぇぇ、ちょっとチヒロさん!?そ、そんな無責任なぁぁっっ」
この後、僕の人生最大の審理が始まるのだった…。


----------------------
チヒロさんの降霊したマヨイちゃん胸でかすぎ!!
ということで勢いで書いてみました。2P姉妹丼?よくわからんシチュエーション。
4で新規参入し、4、蘇る、そして2-2話までしかプレイしてないので、
ムジュンやなんやあるかもしれませんが。お楽しみいただけたらコレ幸い、ってゆう。


202:名無しさん@ピンキー
07/05/01 03:57:45 /4ji+aK0
GJ!
霊媒千尋さんの色っぽさは反則だからな
むしろ本編でこういうことにならないのが不思議だ

203:名無しさん@ピンキー
07/05/01 06:29:54 /BvcQ1F3
茜「殺人現場はラブホテルの一室よ。被害者の男性は
全裸の状態で、刺殺されていたわ。」
オドロキ「それで、容疑に上がっているのが・・・・」
茜「あなたの依頼人、というわけね」
オドロキ「何故被告人だと特定できるのですか?」
茜「これは・・・まぁ、言ってもいいかしらね。証拠があるのよ」
オドロキ「証拠・・・?」
茜「ちょっと、全部しゃべらせる気?自分で考えなさいよ。
サクサクサクサクサクサクサクサク・・・」


204:名無しさん@ピンキー
07/05/01 06:34:22 /BvcQ1F3
被告人が犯罪者だという証拠・・・それはひょっとして・・・

くらえ!

コンドーム:現場に落ちていた。
茜「そう。それね。」
オドロキ「でも、これが何故証拠に?」
茜「体液よ」
ミヌキ「タイエキ・・・?タイヤキに似ていますね!」
オドロキ「ミヌキちゃん、これは大人の会話だから・・・」
ミヌキ「ミヌキ分かりますよ!セイエキってことですよね!」
オドロキ「!!!」
茜「まぁ、ミヌキちゃんの頃なら、色々知っていても良さそうだね」
オドロキ(どこまで知っているんだ・・・)
茜「そう。コンドームの内側には、被害者の精液が、そして、外側には
被告人の愛液がついていたというわけ」


205:名無しさん@ピンキー
07/05/01 06:39:27 /BvcQ1F3
オドロキ「そして、犯行時刻に部屋にいたのは、被害者と
被告人でしかありえない。何故ならば、廊下には監視カメラが
あり、他の人が出入りした記録はないから・・・か」
茜「そういうこと。さすがに今回は、あんたも処刑台行きじゃない?」
オドロキ(俺が処刑されるのかよ・・・)「でも、体液がそれぞれの
当事者のものだと、なんで分かるんですか?」
茜「科学よ、科学!。この試験機で体液を鑑定すれば、DNAの
構成からわかる訳。なんなら、試してみる?」
ミヌキ「わ~、面白そう!」
茜「ミヌキちゃんは、まださすがにちょっと早いんじゃない!?」
ミヌキ「え?でも、茜さんも25歳なのに、まだ未経験ですよね?」
茜「!!」
オドロキ(ミヌキちゃん、あんまりプライベートな部分を見抜くなよ・・
すごい動揺してるぞ)


206:名無しさん@ピンキー
07/05/01 06:42:56 /BvcQ1F3
これから「コンドーム2枚重ね」のトリックとかを使って、
本格的な推理物にしたいところですが、とりあえずここまで。

茜には想像の中でも処女でいてほしい・・・でも、ツンデレも
いいかな?


207:名無しさん@ピンキー
07/05/01 16:10:11 BzXjtAkV
あの茜の心身共に25とは思えない子供っぽさや色気の無さは
とても経験済みには見えないww

208:名無しさん@ピンキー
07/05/01 16:52:33 ID7oRJdn
冥や霧緒や希華とかより年上にはとても思えないw>茜
未だカガク命で恋に恋する乙女モードから脱け出せてないのかも知れないな
御剣と再会したら9年前とおんなじようにはしゃいでくれそうだ

209:名無しさん@ピンキー
07/05/01 16:59:35 GXoLR1ZP
>>203
なるほどがみぬきに悪知恵ふきこんだようにしか思えないな

210:名無しさん@ピンキー
07/05/01 17:06:10 ssms3LfI
茜に色気が無いと言う奴は素人

211:名無しさん@ピンキー
07/05/01 17:20:34 uSwdmdQ9
色気がない色気というのが、触手をそそる

212:名無しさん@ピンキー
07/05/01 18:04:31 BzXjtAkV
>>210
一見そう見える所が可愛いと言いたい訳さ
未だにカガクが恋人っぽい茜可愛いよ茜

213:名無しさん@ピンキー
07/05/01 22:06:35 2AeXO059
>>191
まだー?

214:名無しさん@ピンキー
07/05/01 23:18:59 MP6PmFUF
>>195
俺はこちらを激しく期待しておるのだよ

215:名無しさん@ピンキー
07/05/01 23:21:23 1/0X+C9+
俺はナルアカに期待しよ

216:名無しさん@ピンキー
07/05/02 10:41:35 96sJqvPN
みぬきと茜は耳年増っぽい。
二人ともそっちの知識はかなり豊富だけど
実際の経験はまだまだ浅い気がする。
普段は過激な下ネタにも動じないけど
いざ実践に臨むと狼狽しまくり。

217:名無しさん@ピンキー
07/05/02 11:46:29 auTVEC0W
みぬきの年齢で耳年増ってのも

218:名無しさん@ピンキー
07/05/02 12:04:02 WhNK0COI
ていうか実践経験豊富でも

219:名無しさん@ピンキー
07/05/02 12:04:20 ZX2idP5z
>>217
×みぬき
○茜

じゃね

220:名無しさん@ピンキー
07/05/02 12:28:37 PzkhTXld
みみどしま【耳年増】
若くて経験に乏しいのに,聞きかじりの知識だけは豊富な女性。


ふたりエッチの影響なのかね?
逆の意味に捉えてた

221:名無しさん@ピンキー
07/05/02 12:33:23 wYRiKUuV
え、それ意外どんな意味で使われてるんだ?

222:名無しさん@ピンキー
07/05/02 12:47:44 +a7MjzCw
逆ってことは知識はないけど経験豊富?ありえなくね?

223:名無しさん@ピンキー
07/05/02 13:52:18 PzkhTXld
>>221
>>222
年の割に知識だけで経験が無いって意味に解釈してたんだ
勘違いさせてスマソ

224:名無しさん@ピンキー
07/05/02 19:13:31 CJz08f7K
まだ化粧に興味がないしな
「ナルホドがピアノを弾けるようになるまでダメ」ってことは
みぬきに化粧を覚えさせる気はないってことか

225:名無しさん@ピンキー
07/05/02 19:20:09 ghMTjyzA
大事にしてんのか金がないからなのかわからんな

226:名無しさん@ピンキー
07/05/02 21:01:05 CWb9JleW
>>191
(・∀・)ガンガレ!!

227:名無しさん@ピンキー
07/05/02 22:48:24 OjTXOdtb
>>195もガンガレ

228:195
07/05/02 23:57:45 XnKXy9zd
グッ、このままでは有言不実行になってしまう・・・


とりあえず冒頭部を置いていきますので、一時間ロスタイムを!
あとラスト書ききれば終わりなんです><

と、いうわけでひとまず投下。オドロキ×まことです。
冒頭部だけですが、後ほどエロもはいります。

229:オドロキ×まこと1
07/05/02 23:58:30 XnKXy9zd
「すいません!遅れちゃって・・・」
「・・・いえ、別に・・・」
どぶろくスタジオ。忌まわしき事件の現場に、オレは再びやってきている。
突然届いた、まことさんからの呼び出し。時間にして、今日のお昼のことである。


成歩堂さんもみぬきちゃんも出払っていて、オレは一人孤独に事務所の番をさせられていた。
(・・・暇だなあ・・・)
"暇"。仕事ざかりな22歳には堪えるものである。
(どうせ誰も居ないんだし、みぬきちゃんの手品のタネでも探してみようか・・・)
と、そんなことを考えた時、事務所の電話が高らかに鳴り響いた。反射で思わず背筋が伸びる。
どうしてやましいことを考えているときに限って、電話ってのは鳴るんだろうか。
「はい、こちら成歩堂法り・・・じゃなくて、成歩堂なんでも事務所です。」
『 』
無言。正直、最初は悪戯電話かと思った。
「・・・あの、どちらさまでしょうか?」
『 』
また無言。
「ど、どういったご用件で?」
『 』
さらに、無言・・・いや。ちょっと待て。
無言は無言なのだけれど、無音ではない。受話器越しに何やらさらさらと音が・・・

230:オドロキ×まこと2
07/05/03 00:00:21 mIKTfLa1
「・・・って、まことさん!スケッチは電話越しじゃ見えませんよ!」
『・・・そう、なんですか・・・』
「あ、いえ。テレビ電話っていうのを使えば・・・すいません、脱線しましたね。何か御用ですか?」
レターボックスしか外界との通信手段を持たなかったどぶろくスタジオ。
つい先日、そこに電話線が引かれた。これからは外に目を向ける、というまことさんの意思の下。
『・・・あの。』
「はい?」
『・・・今夜、スタジオへ来ていただけないでしょうか・・・?」
「え、オレが・・・ですか?」
『・・・はい。」
「・・・別に構いませんけど・・・もしかして、何かあったんですか?」
『・・・そういう、わけでは・・・」
なんだろう。まことさんは、何も用事がないのに他人を呼びつけるようなことはしないはずだけど。
別に何かハプニングがあったわけでもなく、何故オレを呼び出すのだろうか・・・?
ま、別に断る理由もない。暇だし。オレは快くその要求に従うことにした。
「わかりました。それじゃ、何時ごろ伺えばいいですか?」
『・・・7時に。お願いします。』
「はい。えーっと・・・みぬきちゃんも一緒に連れて行ったほうが・・・?」
『いえ。オドロキさん、お一人でいらしてください。』
これまた、まことさんにしては珍しい。はっきりとした否定だった。
「わかりました。じゃあ、後ほど。」
『 』
またさらさら音が聞こえる。内容は恐らく"では"とか"さよなら"だろうし、今更ツッコむこともないだろう。
オレは再度別れを告げ、受話器を置いた。

231:名無しさん@ピンキー
07/05/03 00:07:09 mIKTfLa1
小休止。あと一時間待ってほしい。

232:オドロキ×まこと3
07/05/03 00:59:03 mIKTfLa1
そしていよいよ約束の時間がやってきた頃。オレはと言うと・・・そわそわしていた。
そわそわのあまり携帯での時間確認を怠り、スタジオ到着が7時を5分過ぎてしまったぐらいだ。
正直に告白すると、オレの心の中には一つの期待が渦巻いていた。
・・・そこ、軽蔑の目線を向けないでほしいな。オレだって、健全な一青年なんだよ。
あの事件から今までの間、オレとまことさんはちょくちょく顔を合わせている。
勉強を教えたこともあったし、夕食を共にしたこともある。・・・みぬきちゃんも一緒だったけど。
そういうわけで、オレはなんというか・・・まことさんのいろんな面を知っているわけで。
付き合いを重ねるうちに、相手に惹かれていく・・・そんなベタな気持ちもあった。
好意をもった異性から、夜、「一人で来てほしい」とのお誘い。勿論・・・その、期待するに決まってる。
まあ、その期待を否定するオレも居たわけだけど。何せ、相手はまことさんなのだから。
子供の頃から外界と隔離された空間に住んでいた人。・・・当然、アンダーな知識もないだろうし。
というわけでオレは、そわそわしつつもどこか諦めていた。わかるかな、この揺れる心情。
・・・もっとも、まことさんの行動はオレの斜め上を行ってしまうわけだけれど。

冒頭のやりとり、実は声だけのものだった。厳密には、インターホン越しのやりとり。
勿論オレにはまことさんの格好など見えなかったし、まして事前に知る術なんてあるわけがない。
「・・・こんばんわ・・・」
よって、玄関を開けオレを迎えてくれたまことさんの格好に、オレが度肝を抜かれたのも仕方ない。
・・・まことさんは、バスタオルを巻きつけただけというラフを通り越した格好でオレを出迎えてくれた。
オレの方は、唖然を通り越した無言でまことさんを見つめていた。
「・・・あの。どうかしましたか?」
「は。いえ。あの。別に・・・はい!大丈夫です!」
迷惑にも大声を出してしまうが、これも仕方ないと思う。裁判よりも予想外の展開を目の当たりにしたのだから。
まことさんは、無言で奥へと引っ込んだ。よく見るとスリッパを出してくれている。
入って来いという意味だと自己解釈し、オレは遠慮なくあがらせてもらうことにした。

233:オドロキ×まこと4
07/05/03 01:04:10 mIKTfLa1
通されたアトリエは、以前と比べて随分と片付いていた。
・・・なんというのかは知らないけど、絵を描く台も一つしか出ておらず、なんだか広くなったように感じる。
応接用らしきテーブルに腰掛け、まことさんから珈琲を出された辺りで、オレの脳はようやく正常に働きだした。
「あの・・・まことさん。ちょっといいですか?」
「 」サラサラ、シュパッ!
お家芸のスケッチ。描かれた顔は見慣れた笑顔だった。
・・・本人も満面の笑顔で居てくれているのだから、今更スケッチしなくてもいいのにとは思う。
とりあえず、どうぞ聞いてくださいの意味と自己解釈、質問を口にする。
「・・・何故、そんな格好を?・・・もしかしてお風呂上りだった、とか?」
「・・・?」
「いえ、本来オレが首を傾げるべき場面です。疑問符を浮かべないで下さい。」
「・・・お風呂は、夕方入りました。」
「あ、そうですか。」
・・・まことさんは無表情に戻り、場には沈黙が訪れた。なんでそこで会話が終わっちゃうんだよ!
どうやらまことさんはこちらの話を聞く態勢なので、オレは話を続ける。
「その・・・じゃ、なんでそんな格好なんですか?」
「 」・・・サラサラ、シュパッ!
しばしの沈黙の後、スケッチブックに描かれたのは・・・白衣の人、女性?・・・思い当たったのは一人。
「・・・まさか、茜さんと何か関係が?」
「・・・相談をしたら、こうしろ、と言われたんです・・・」
茜さん、そういうことは弁護士のオレを通して・・・いや、関係ないか。落ち着け、オドロキホースケ!
今ツッコむべきなのは、この場に居ない黒幕に対してではなく・・・今のまことさんの発言に対してだろう。
「素朴な疑問なんですが、相談、とは?」
「・・・!」
・・・タブーだったのだろうか。まことさんは俯いてしまった。もしかしたら、男には話せないタイプの相談だったのかもしれない。
バスタオルで客を迎えることが解決策になるような相談とは流石に見当もつかないけれど・・・
「・・・私、あまり人と関わったことがなくて・・・」
おっと、考えてる場合じゃないようだ。いつの間にかまことさんは語り始めていた。
「だから・・・相談したんです。気持ちを伝える方法・・・」
そしてオレは、バスタオル姿の出迎え以上に唖然とさせられる羽目になるのだった。
「オドロキさんに、その・・・好きだ、と伝えたくて・・・」

234:オドロキ×まこと5
07/05/03 01:10:15 mIKTfLa1
あまりに唐突な上、まことさんはいつもの無表情に見える。
なんだろう。告白をされていることに間違いはないのに、まったく実感がわかない。
さっき以上に唖然としているオレの目に、まことさんが身体の前で組む手がちらりと写った。
・・・小刻みに震えていた。表情変わっていないのに、内心は緊張しているのだろうか。
そこまで考えて、ようやく実感が沸いて来た。いやはや、オレはなんて鈍い生物なんだろう。
「まことさん・・・その、ホンキですか?」
彼女は、コクリと頷く。まあ、疑ってなどいないけれど。儀礼的に確認をとっただけ。
「それは、オレもすごく嬉しいです。オレも、その・・・まことさんのこと、好きですから。」
「!」
言葉を失っているまことさんがいつもより可愛らしく見える。好きだと言って貰えたから、という現金な心情からだろうか。
「ただ、ひとつ疑問があるんですが・・・」
「?」
「その・・・『バスタオルで迎える』が、茜さんとの相談で貰った答えなんですよね。何故、そんな流れに?」
沈黙。いいかげん、慣れたけど。まことさんは考え込むようなしぐさを見せた後、ぽつりと呟いた。
「・・・そ、そうすれば後は・・・オドロキさんが察してくれる、と。」
「察して、って・・・」
困った人だな茜さん・・・まあ、どこかで感謝してるオレが居るから、一概に"困った"とも言えないんだけど。
「その・・・私、何もわからないので・・・好きな人とは、どんなことをするものなのか、とか・・・」
気付けば、まことさんの顔は真っ赤だった。何もわからない、とは言いつつも、おぼろげながらに把握はしているようだ。
・・・頬を朱に染め、上目遣いにこちらをちらちらと見やるまことさん。・・・ここで、使いすぎな言い訳をまた使う。
正直、こんな彼女を目の前にしてしまったら・・・男として、リミッターが外れても仕方ないと思う。
「まことさん。」
「・・・はい。」
「その、もし良ければ・・・寝室に案内してもらえますか?」
外れたリミッターに従い、オレは・・・静かに席を立つ彼女に続いた。

235:名無しさん@ピンキー
07/05/03 01:25:40 VwfD5gJq
続き楽しみにしてる!がんばってくれ

236:名無しさん@ピンキー
07/05/03 01:40:39 4DSk39Ux
うほぉーぃ!オドマコきたよぉー
続きが楽しみすぎる。ファイトだ。

237:オドロキ×まこと6
07/05/03 01:56:05 mIKTfLa1
寝室にてあっさりとバスタオルは取り払われ、雪のように真っ白な肌が露になる。
「・・・本当に、いいんですか?」
「 」サラサラ、シュパッ!
迷うことなく、笑顔を綴った彼女は、スケッチブックをベッドの下へとしまいこんだ。
続けて、精一杯の笑顔をオレに向けてくれる。・・・ちょっと固い気がするのは、絶対気のせいじゃないけど。
「・・・えっと、その。じゃあ・・・ベッドに寝てくれますか?」
素直に従い、横たわる彼女。曝け出される全身に、思わず息を飲む。
体重をかけないよう、ゆっくりとその上に跨りつつ、オレは彼女の肌をそっと撫でた。
「・・・ん・・・」
物静かなまことさんは、ベッドの上でも静かに声を紡ぐようだ。
どこか堪えているかのような喘ぎ。経験不足の否めないオレが相手を務めているせいかもしれないけどね。
「は・・・あ・・・」
白く、透き通るような彼女の肢体。汚されたこともないだろうその身体に、自分がこうして触れている。
その事実を思い返すたび、オレの中から何か熱いものが込み上げる。
まだ、ただその身体を愛撫しているだけだというのに、オレの身体はとてつもなく熱かった。
「・・・ふっ!」
オレの手が秘部をかすめると、それに合わせて身体をすくめるまことさん。
そんな反応のひとつひとつがたまらなく愛おしい。自然とオレの手が彼女を確かめる速度が上がる。
首筋に、胸元に、点々と、貪るようにキスを落としていく。その度に、彼女はくすぐったそうに身をよじる。
離れる身体を逃すまいと、強く抱きしめる。密着し、更に熱を帯びる自分自身の熱さが息苦しい。

238:オドロキ×まこと7
07/05/03 01:56:37 mIKTfLa1
「まことさん・・・力、抜いてもらえますか?」
「・・・はい・・・」
言われるがままに脱力する・・・が、それもどこかぎこちなく、固さがとれない。
そんな彼女を安心させたいという想いから、背中に回した手でゆっくりとその身体をさすっていく。
弱弱しい息遣いの周期が少しずつ早くなってきた頃、その身体からは警戒心がすっぽり抜け落ちていた。
「・・・痛かったら、言って下さい。ふぅ・・・できれば、キツイ思いは・・・させたくないので。」
「大丈夫・・・です。」
ぎゅ、っと抱きしめられ、オレの心も決まった。ゆっくりと、オレ自身を彼女の秘部へと沈み込ませていく。
・・・彼女にとっては勿論、そこはオレにとっても未知の領域である。熱気と緊張で頭が煮えるようで。
「ふぅ・・・う、うぅ・・・」
「あ、だ、大丈夫、ハァ、ですか?」
「へ・・・平気、です・・・」
経験のなさとは哀しいもの。彼女の一声一声に過剰に反応してしまうオレは、やっぱり素人って奴なんだろうか。
勿論ゴムはつけているものの、その快感はまさに極上のもの。自然と腰が揺られる。
「あ、あっ、ううっ・・・」 
振動に呼応するかのように、口から零れる声。それがさらにオレ自身に熱を帯びさせる。
「やっ、ああっ!はっ・・・ああああ・・・」
まことさんの喘ぎ声が少しずつトーンダウンする。と、同時に、オレと彼女との連結部から、トロリと液体が溢れ出してくる。
・・・先にイかれてしまったらしい、何故だか少々焦ったオレは、負けじと快感を貪り続け・・・
「はぁ、はぁ・・・うっ・・・」
目の前にフラッシュが炊かれたような感触を感じ、次の瞬間には強烈な眩暈に襲われ・・・

239:オドロキ×まこと8
07/05/03 01:57:25 mIKTfLa1
枕もとの時計が3時を指していた。どうやら、イった快感と共に意識を飛ばしてしまったらしい。
慌てて身を起こそうとして、自分の下に組み敷かれたままスヤスヤと寝息を立てるまことさんの存在に気付く。
紅潮していた頬はすっかりその色を失い、元の透き通る白さを取り戻していた。
愛らしいその寝顔に、軽くキスを落とす。そして、眠りを妨げぬようゆっくりと彼女から離れた。
ベッドに身を起こすと、とてつもなく頭がだるかった。初体験の反動か、まるで風邪でもひいたような頭痛。
オレは、何をするでもなく、ぼーっとしたままでベッドに腰掛けていた。
・・・ふと、もぞもぞと背後で何かが・・・いや、どう考えてもまことさんだが、動く気配がした。
振り返ると、まことさんはすっぽりと布団の中に納まってしまっていた。右手だけが外に出て、何かを探している。
「まことさん・・・パッと見、おばけみたいなんですが。」
事後、最初の言葉にしては、なんとも色気がない。自分の語彙のなさにがっかりする。
言葉に応じたまことさんは、布団からにゅっと顔を出す。ちょうどミノムシの要領で。
こちらをじっと見つめる視線に何かを感じたオレは、慌ててベッド下のスケッチブックを手渡していた。
・・・受け取るが早いが、再度布団にもぐりこむまことさん。中からはさらさらという音だけが聞こえる。
待つこと、三十秒。ちょっと時間のかかった作品が、彼女の顔と共に布団から生える。
そこに書かれていたのは、きらびやかな洋服・・・単刀直入に言う、ウェディングドレスというやつだった。
スケッチブックを顔の前に構えている所為で、まことさんの表情は見えないが・・・オレは、迷わずに話し出した。
「・・・まことさん。」
「・・・?」
「オレ、本気に受け取っちゃうタイプですよ?」

スケッチブックの裏からそっと覗く天使のような微笑み。オレはそれを、ずっと守っていきたいと思う。
そんなオレは、誓いの意味を込めて・・・その天使と、そっと口付けを交わした。


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