07/05/26 13:18:20 oyZ13IuN
お待たせしました、投下します。
永澄と燦の純愛になっております。
文章グダグダなんでウザイと思ったらスルーしてください。
満潮家と、瀬戸家の一人娘、瀬戸燦が居住しているこの家に、客が訪れた。
ピンポーン。
呼び鈴がなると、永澄の母が玄関に向かう。
「はーい、今行きまーす!」
玄関の扉の向こうには、瀬戸燦の母である、瀬戸蓮が立っていた。
「あら、おはようございます。燦ちゃんのお母さん」
「おはようございます。いきなり訪ねてしまってどうもすいません、ご迷惑でしたか?」
「いえ、そんなことありませんよ、何か、御用でしたか?」
まさか、豪三郎さんじゃあるまいし、ただ娘の顔を見にきたのではないだろう。
「息子さんはおりますでしょうか?実は永澄クンに用があって…」
ん?永澄に用?また何かやらかしたのだろうか。
まさか、些細なことで蓮さんが訪ねてくるとも思えない。何か、大事な用があるんだろう。
「はい、おりますけど…うちのバカ息子がまた何かやらかしたんでしょうか…?」
「いえ、ほんの些細なことです。渡したい物がありまして」
そうか、渡し物か。手渡ししなければいけないような重要なものなんだろうか…?
「あ、そうですか。どうぞお上がりください」
「すいません、失礼します」
玄関で、というのもなんだし、とりあえず家の中に入る。
「今永澄を呼びますので」
永澄の母は階段に近づき、
「永澄ー!燦ちゃんのお母さんがお見えになってるわよー!」
燦の部屋で、燦と話してた永澄に母の声が届いた。
「ん、燦ちゃんのお母さんが?どうしたんだろう。ちょっといってくるね、燦ちゃん」
「私も行こうか?永澄さん」
「いや、いいよ。多分すぐ終わると思うし」
永澄が階段を降りてくる音が聞こえると、永澄の母はお茶を淹れに台所に行く。