07/06/11 02:23:29 I+Kwzho7
「狙われた亜美(1)~(9)」(前スレ>>620 - >>628)のあらすじ
スポーツセンター更衣室で着替えをしていた水野亜美の前に、
カオリナイトの手によって放たれたダイモーン・ドブリンが現れた。
目的は、亜美のピュアな心の結晶を奪い取る事。
抵抗も虚しく、裸のまま拘束されてしまう亜美。
変身ペンを壊されたうえに、全ての衣服を破り捨てられ絶望する彼女の前に
ドブリンの魔の手が迫る・・・
「さあ、貴様のピュアな心を頂くとするか」額の星を輝かせながら、
亜美の前に歩み寄るドブリン。「セーラームーン、助けてぇー!」
絶叫する亜美。ドブリンの額から光線が放たれようとした瞬間、
「待ちなさい、ドブリン!」と女性の声が響いた。
「ギョビン?」後ろを振り返るドブリン。そこには、赤い服を着た女性が立っていた。
「カオリナイト様・・・」「下がりなさい、ドブリン。この娘と少し遊びたくなってきたの。
ピュアの心を奪うのは、その後でも遅くはないでしょう」「解りました」
ドブリンに変わって歩み寄るカオリナイトを見つめる亜美。
(カオリナイト?この人が、私たちの敵・・・)
自分を睨みつける亜美の姿をジックリ見つめながら、カオリナイトが呟く。
「裸のまま身動きできない、今の気分はいかが?」「うっ・・・いやぁ~!」
羞恥心が甦り、悲鳴を上げる亜美。両手で裸体を隠そうとするが、
彼女の体を縛りつける水のロープによって身動きがとれない。
「フフフ・・・ そういえば、挨拶がまだ済んでなかったわね。
私はカオリナイト。初めまして、水野亜美さん。いいえ。水星を守護星に持つ
セーラー戦士、セーラーマーキュリーと呼んだほうがいいかしら?」
「・・・」正体を明かされて言葉を失う亜美に対し、カオリナイトは語り続ける・・・