07/10/28 03:43:29 wecQUVmz
「希美さんっ!?」
自分の盾となった少女の肉体に起こった惨劇に、桃華の咽喉から悲鳴が上がる。
背後からその背中を見ていた眼には、羽織ったアウタージャケットが微かに盛り上がるのが映った。
何か硬いもの……恐らく肋骨の砕ける音が鮮明に聞こえた。
「げ……げほぁ……」
「希美さんっ!! い、いやぁぁっ!!!」
頭が真っ白になり、ただただ親友を助けようとして飛び出す。
「邪魔だよ、ピンク」
だが冷たい声で言ったゼロは、その身体に向けて無造作に足を突き出した。
「ふぐっ!?」
スポーツシューズの爪先が、桃華の爆乳の真下に大きく突き刺さった。
「う……むっ……」
正確に弱点を射抜かれ、桃華の肉体は瞬時に硬直する。
「ちょっとだけ待っててね、ピンクともすぐに遊んであげるから」
100センチを越す肉珠をびくびくと痙攣させて両膝を着く桃華に宣告し、ゼロは再び希美に矛先を向けた。
「は…………もも、ちん……く、くそぉ……!」
肋骨を粉砕され、内臓にまで到達するダメージを受けながらも、希美はよろよろと拳を上げた。
「凄い。まだやれるんだ」
ゼロは感嘆した様子で手を叩く。
「でもどうせ勝ち目はないんだし、無駄な強がりはやめた方がいいと思うけどな」
「ま……まだまだっ。……くらえっ、ライトニング……」
だがギーガロイド・ゼロは、希美の二発目の必殺技発動を許しはしなかった。
技を放つため腕を振り上げて無防備になった肉体に、固く引き絞った拳を突き込む。
「きゃうぅんっ!!??」
希美の咽喉から仔犬のような鳴き声があがった。
薄手のスカートとスパッツをドリルのように巻き込み、希美の下腹部に破壊的なドリルブローがめり込んでいた。
「ご……ごぱっ……!!」
健康的に膨らんでいた肉壁を螺旋状に抉り抜かれ、その唇から液が噴き出す。
華奢な希美の胎内を貫通したゼロの拳は、無残に子宮と膀胱を潰していた。
「はぅぐ……んんっ……い、ぃやぁぁ……!」
少しばかり思考や言動がボーイッシュとは言え、希美もその肉体は年頃の少女に過ぎない。
大切な女の急所を虚しく貫かれた絶望と激痛によって、アーモンド型の瞳が涙で満たされる。
風を受け揺れる可愛らしいフリルスカートの中から、一筋の黄色がかった雫がじわりと垂れた。
「そうそう。そうやって自分に正直になった方が可愛いよ、イエロー」
にこりと笑ったゼロは拳を引き抜き、頬にその笑顔を貼り付けたままで、希美の鳩尾に止めの一撃を埋め込んだ。
「ぐむふっ……!!!」
内臓を守る筋肉はおろか肋骨すら破壊されていた脆弱な肉体に、もはや抗う術など皆無だった。
小振りに引き締まった美乳の真下から腹に突入したゼロの拳は、
まるでビーズクッション人形さながらに深々と希美の中に埋まっていた。
「あふぅ……んっ……」
ゼロが拳を引き抜くと同時に、頬を紅潮させた少女の太股がもぞりと擦り合わされる。
その股間から炭酸飲料の缶を開けたような破裂音が響き、スパッツから温かい液体が勢いよく噴き出した。
「ああぁ……ぁ…………」
内股で棒立ちになったまま虚ろな表情で宙を仰ぎ、ぱしゃぱしゃと音を立てて小水を漏らし続ける希美。
「……う……」
小さな膀胱はすぐに空になり、最後の一滴が太股を垂れ堕ちる。
一拍の後にその身体を大きく揺らめかせ、希美の意識はブラックアウトした。