【嘔吐】腹責め専門SS・その2【子宮潰し】at EROPARO
【嘔吐】腹責め専門SS・その2【子宮潰し】 - 暇つぶし2ch522:名無しさん@ピンキー
07/10/20 01:23:36 BsiDFkcX

イイ腹めっけw
URLリンク(www5a.biglobe.ne.jp)
こいつぁ責め甲斐あるぜ

523:名無しさん@ピンキー
07/10/20 15:13:27 nhHDCzOE
最近まとめサイトの更新されないね。
管理人さんどっか行っちゃったのかな?

524:名無しさん@ピンキー
07/10/20 18:40:31 2W1+Eu3+
腹パンサイトってほとんど更新されないしなぁ

525:名無しさん@ピンキー
07/10/21 12:22:21 EK9lOdBR
>>521
ここで言ってもしかたないだろ
本人サイトで言ったら?

526:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 00:52:04 vYrFCeCm
『美少女戦隊イリティスファイブ!』

「きゃあああぁぁぁっ!!」
よく晴れた青空を突如つんざく、人々の絶叫。
白昼の往来に爆音が響く。
「はははははは!! 怯えろ人間ども!!」
関東某所の、とある国立銀行。
広々とした中央ロビーに堂々と立った大巨漢は、恐怖に震える人々を見ながら笑い声をあげた。
大男の腕には、滑稽なほど巨大なバズーカランチャーが軽々と抱えられている。
「怯えろ怯えろ。おっと忘れてた。お前ら、怯えるのもいいが、金を持ってこい。
 ここにある現金ありったけだ。早く持ってこないと、お前ら全員こうだぞ!」
そう言いながら無造作に振り上げた腕を振り上げると、近場のデスクに撃ち下ろす。
凄まじい破砕音を立て、金属製のデスクと椅子がひしゃげた。
巨大バズーカを片手で振り回す腕力もそうだが、到底人間とは思えない。
再び人々が悲鳴をあげるのを見て、大男はげらげらと笑った。
「やっぱり金よりこっちだな。そうだそうだもっと怯えろ。
 このシグマ様は、お前らの怯えた顔が三度の飯より大好きなんだよ」
シグマと名乗った男は楽しくてたまらないというようにバズーカを掲げると、真上に向けて発射した。
凄まじい衝撃と共に天井が爆砕し、中の鉄骨が音を立てて崩れ落ちる。
「ふ、ふえぇっ……」
奥の長椅子に座っていた幼稚園児ほどの少女が、我慢できずに泣き声をあげる。
耳聡くそれを聴きつけ、シグマはじろりと少女を睨みつけた。
「おお子猫ちゃん。俺が怖いか」
「こ、こわぁいぃ……」
目いっぱいに涙を溜めて、少女はぶんぶんと首を縦に振る。
「そうかそうか。正直だな」
シグマはほくそ笑んだ。
「よし、正直者の子猫ちゃんには御褒美をくれてやろう」
「ぴゃ……!!」
バズーカランチャーの巨大な砲穴を向けられ、少女の表情が引き攣った。
「やめてえっ!!」
隣に座っていた母親が弾かれたように少女を抱き寄せ、自らの背をシグマに向けた。
「お願い、この子だけは……」
「おいおい、どけよ母ちゃん。そいつの怯えた顔が見えないじゃないか」
シグマは無情にも母の背中に照準を合わせる。
「どうしてもどかないんならしょうがない、親子揃ってふっ飛ばしちまうか。せーぇのっと」
悪意に満ちた笑みを浮かべたシグマが、バズーカを発射しようとした瞬間だった。

527:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 00:52:46 vYrFCeCm
「待ちなさいっ!!」

悪漢の背中に、鋭い声が浴びせかけられた。
「ああ? 誰だ、俺に指図するのは!!」
怒鳴りながら振り向くシグマ。
「……お前らは……!!」
しかし、そのシルエットを捉えるとその表情が一変する。
いつの間に出現したのか。
ロビーの入り口扉の前に、5人の少女が立っていた。
艶やかな光沢を放つ、スカート一体型のワンピースタイプボディスーツに、大きな金属バックルの付いたベルト。
その上半身には、軽く羽織った薄手のアウタージャケット。
極ミニのフリルスカートの下からは、同じく艶のあるゴムスパッツが覗いている。
5人の服の形状は全く同じだったが、その身に纏ったボディスーツの色は、
赤・青・緑・黄・ピンクと、鮮やかな5色に分かれていた。
また、その手に持った武器も、剣、鞭、弓と、それぞれ差異が伺える。
「イ……イリティスファイブ……!!」
シグマの口から煮え滾った声が漏れる。
彼女たちこそ、世界の平和を守ると称する超法規的機関イリティスの特殊戦闘部隊、イリティスファイブ。
シグマ達の、最大の敵。
「そこまでだ、ギーガメーソンの尖兵。私たちイリティスが来たからには、お前たちに悪事は許さない」
青を纏った長身の少女……イリティス・ブルーが、冷たい声で言った。
「ふん。このギーガロイド・シグマ様に、舐めた口を利きやがる」
イリティスとは全く真逆、世界の秩序を破壊し人間を滅ぼそうと画策する秘密結社・ギーガメーソン。
シグマの正体は、ギーガメーソンによって作り上げられた生体兵器・ギーガロイドだった。
「俺は今までのギーガロイド達とは一味違うぞ。死ね、イリティス!!」
言うなり、ギーガロイド・シグマは巨大なバズーカランチャーの筒先を5人に向けた。


528:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 00:53:30 vYrFCeCm
「ピンク!」
「はいっ!」
ブルーが素早く命令すると、イリティス・ピンクがその手に握っていた長弓に矢を引き絞った。
放たれた白く輝く矢は、吸い込まれるようにバズーカの砲口に命中する。
「ぐおぉっ!!」
バズーカが暴発し、シグマの手の中で砕け散る。
「イエロー!」
「任せて!」
武器を破壊され狼狽するシグマの懐に、イエローが俊足で飛び込んだ。
素手に見えたイエローの拳には、無骨な形状をしたカイザーナックルが装着されている。
「くらえっ、ライトニングナックルッ!!」
ばちばちと音を立て発光するイエローの拳が、正確にシグマの顎を突き上げた。
「ぐあああっ!!」
ナックル越しに流し込まれた超高圧電流は、シグマの頭部に深刻なダメージを与えた。
「こ、この雌豚……がっ!?」
何とか電流を耐え凌ぎ目の前のイエローに必殺の拳を撃ち落とそうとするが、急にその身体が動かなくなる。
「残念、捕まえたわよ」
イリティス・グリーンの腕から伸びた鞭が、隙だらけのシグマの身体を拘束していた。
「ぐっ、ぐおぉ! 放せえっ!!」
強靭な鞭はまるで意思を持った蛇のようにシグマを締め付け、一切の動きを許さない。
「止めだ。リーダー」
「うん、亜緒ちゃん!!」
ブルーの指示に、レッドは大きく頷く。
すらりと横に並んだ二人は、同時に剣を構えた。
レッドの炎剣が焔を立てて燃え上がり、反対にブルーの冷剣は、周囲の大気を凍らせてぱきぱきと音を立てる。
「行くよ、亜緒ちゃんっ!」
「……ああ、リーダー」
呼吸をぴったり合わせた二人は、動けないシグマに向けて突進した。
途中、灼熱の炎と凍てつく冷気に覆われた二本の剣が、まるで恋人同士のように寄り添い交差する。
「必殺っ! サイドリミットクロス!!」
極限の温度差の双剣が、シグマの巨体を同時に切り裂いた。
「ぐ、お、おあああぁぁぁぁっ!!」
断末魔の咆哮をあげ、シグマの身体は砕け散った。

529:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 00:54:05 vYrFCeCm
ギーガロイド・シグマが爆砕した煙が晴れると同時に、サイレンの音が聞こえた。
ようやく、警官隊が到着したのだろう。
「……悪は去りましたね」
イリティス・ピンクが安堵の溜息をつく。
「当ったり前だよ。5人揃ったあたし達は無敵だもんねー」
「……過信は禁物よ、イエロー。いつもそんな調子だったら、いつか足元を掬われるわ」
ガッツポーズをするイエローを、グリーンが嗜める。
「さて、ギーガロイドも倒したし撤収するか、リーダー。……リーダー?」
一人メンバーが足りないのに気付き、ブルーは辺りを見回す。
「……怖かったねぇ。でも、もう大丈夫だよ」
剣を収めたレッドは、震えていた女の子の前にしゃがみ込んでいた。
「怖い奴は、お姉ちゃんたちがやっつけたからね」
だが女の子は、警戒の視線でレッドの目を見た。
「……おねぃちゃんたちも、ちょっと、こわい」
レッドはくすりと微笑む。
「大丈夫だよ。お姉ちゃんは子供の味方だから」
さわさわと、その髪を撫でる。
「ほら、もう泣かないで」
「……うん。おねぃちゃん、ありがとぉ!」
「てへへぇ。どういたしまして」
ぺこりと頭を下げられ、レッドの顔に満面の笑みが浮かんだ。
「リーダー」
「ぴゃっ!?」
だがブルーに頭を小突かれると、その表情が情けなく歪む。
「な、何すんの、亜緒ちゃん……」
「リーダーの癖にさぼるな。任務完了だ、帰るぞ。あと、任務中は名前で呼ぶな」
「はぁい、ブルー……」
借りてきた猫のようにしゅんとするレッド。
何はともあれ、今日も少女戦隊イリティスファイブの五人は、
秘密結社ギーガメーソンの魔の手から社会を救ったのだった。



泥の底のように濁った薄暗い部屋の中に一人、少年は居た。
「…………」
その少年はただ無言で、目の前の液晶モニタに流れ続ける映像を見ている。
映し出されているのは射られ、殴られ、縛られ、そして斬られて倒された巨漢の姿。
そして。
『はぁい、ブルー……』
“……以上がお前の12番目の兄、ギーガロイド・シグマの最期だ”
記録テープは5人の少女が立ち去った所で終了し、どこからともなく重い声が響いた。
“13番目の我が子よ”
「はい、首領ギーガロード」
少年はやっと声を発した。
“奴ら……イリティスファイブをどう思う”
「強いですねえ。この人たちで遊ぶのはとっても楽しめそうです」
にっこりと笑って答える。
天使のように無垢な笑顔。
“それでこそ我が末っ子。もはやこの私をも凌駕しかねない最強の子”
重い声……秘密結社ギーガメーソンの首領・ギーガロードは笑った。
“遂に奴らの基地の場所を捕捉した。行け我が子よ。行って奴らを殲滅し地獄に送ってやるのだ”
「はい、首領。ちょっと遊んできますね」
鮮やかな銀髪を靡かせ、少年は立ち上がった。

530:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 00:55:15 vYrFCeCm
日の暮れなずむ、静かな午後。
制服姿の5人の少女が、並んで河川敷を歩いて下校している。
「それにしても先週のギーガロイドは、あんまり強くなかったよねー」
通学鞄を元気よく振りながら、山吹希美……イリティス・イエローが誰ともなく言った。
「せっかく正義の味方やってんだからさ、たまには強敵と死闘を繰り広げたいな」
「またそんなこと言って……」
翡村碧……イリティス・グリーンが口を開く。
「イリティスの活動をゲームみたいに言わないで。実戦では敵なんて弱い方がいいのよ。ねえ桃華?」
「はあ……そうですねえ」
のんびりとした口調でピンク、桜庭桃華が応える。
「出来れば、痛いのは遠慮したいですねえ」
「なにをぅ!? ももちんの癖にあたしに意見するなんて生意気な!」
「みゃっ!!」
希美は素早く桃華の背後に回り込むと、その胸を鷲掴みにした。
メロン大の豊満な巨乳に、希美のしなやかな指がむちりと沈み込む。
「くらえっ、ライトニング・ナックルー。びびびびび」
「みゃぁぁ! やっ、やめてくださいぃ……」
制服越しにむにむにと双房を揉みしだかれ、桃華は悲鳴をあげる。
「だ、誰か……亜緒さん、助けてぇ」
「……馬鹿馬鹿しい」
五人の中で一人群を抜いて背の高いイリティス・ブルー、水無月亜緒は冷徹に言い捨てる。
「付き合ってられるか」
「ひ、ひどい……じゃ、緋奈さぁん」
「んー。ちょっと待ってて。これ食べ終わったらね」
レッドことイリティスファイブのリーダー、暁月緋奈は、大事そうに持っているクレープにぱく付いた。
「んんっ、おいしいー」
「……太るぞ」
至福の表情でクレープを頬張る姿を横目で見ながら、亜緒が呆れた声で呟く。
「だって美味しいんだもん。……亜緒ちゃんも食べる?」
「え?」
「実は欲しいんでしょ。久しぶりに、昔みたいに半分こしよっか?」
「……いらん」
ずり落ちかけた眼鏡を持ち上げ、亜緒は首を振った。

531:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 00:56:19 vYrFCeCm
「……さて、私はここで失礼するわね」
そのまま並んで歩きながら何度目かの交差点に差し掛かると、碧は立ち止って後の四人に言った。
「えー? どうしたのみどりゃん。家まだあっちでしょ?」
「本部に寄って、日報書かなきゃいけないのよ」
怪訝な顔をする希美に、碧は澄ました顔で答える。
「そっかぁ。大変だね」
「人事みたいに言わないでよ、あんたがやりたがらないからでしょ?」
「えへへ、仰る通り。お疲れさまです、委員長」
「調子いいんだから。……じゃあ皆、また明日ね」
「ばいばーい」
手をひらひらと振って街に消える碧の後姿を、四人はいつも通りに見送った。
「……凄いよね、碧ちゃん。学校では委員長やりながら、イリティスでの事務もほとんど一人でやってるし」
クレープを食べ終えた緋奈が、ぺろりと指に付いたクリームを舐めながら言う。
「じゃ、あたしとももちんはこれから二人でゲーセン行くから、ここでお別れだね」
「そうですね」
希美が言い、桃華が追随する。
「ひなっちとあおあおはどうする? 何なら一緒に遊ばない?」
「うーん、ごめん」
緋奈は申し訳なさそうに笑って首を振る。
「今日は私、古文の宿題がどうしても分かんないから、家で亜緒ちゃんに教えてもらうの」
「そっかぁ。いいなあ何でも教えてもらえて。あたしも隣にあおあおみたいな頭いい子が住んでたらなー」
「……あおあお言うな」
亜緒は眼鏡を持ち上げながら眉をひそめる。
「じゃあ亜緒ちゃん、私たちも行こうか」
「……ああ」
「そんじゃね二人とも」
「ばいばーい」
緋奈と亜緒、希美と桃華は手を振って別れる。
こうして、イリティスファイブの5人はそれぞれの帰路へとついた。
数時間後に自分たちを待ち受けている、過酷な運命など想像もせずに。

532:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 00:57:04 vYrFCeCm
★キャラクター&設定説明

暁月緋奈(レッド)
童顔。身長151センチ B93 W57 H89
甘いものに目がない、イリティスファイブの名目上リーダー。
かなり間の抜けた所があり、あまりリーダーとしての役をまともに果たしてはいない。
人の言うことをすぐに信じ、誰にでも底無しに優しいのが長所であり短所。
武器は灼熱剣・フレイムセイバー。

水無月亜緒(ブルー)
眼鏡。身長174センチ B88 W53 H88
いつでも冷静沈着、頭が良くていざという時の機転も利く、イリティスファイブの実質的リーダー。
知的でクールな物言いや、すらりと引き締まった抜群のプロポーションから、男子生徒たちの羨望の的。
緋奈とは家が隣同士の幼馴染であり、表には出さないが、心優しく可愛い親友の事をとても愛しく思っている。
武器は氷結剣・アイスセイバー。

山吹希美(イエロー)
金髪ショート。身長147センチ B82 W55 H83
いつでも活発で明るいムードメーカー。
見た目も性格もすこぶるボーイッシュで、やたらと負けん気が強い。
他人に勝手なあだ名を付けるのが癖。
武器は電撃拳・ライトニングナックル。

翡村碧(グリーン)
おさげ。身長160センチ B89 W55 H87
クラスでは委員長を務める、責任感のある優等生。
言動の奔放すぎる希美とはよく衝突するが、それは仲の良さの裏返しでもある。
頭もよく真面目だが、私服のセンスが致命的にださいのが珠に瑕。
武器は自在鞭・フォレストウィップ。

桜庭桃華(ピンク)
黒髪ロング。身長156センチ B104 W60 H93
おっとりとした箱入り娘。
その巨大なバストはイリティスファイブ唯一100センチを越えるが、自身はコンプレックスを持っている。
戦闘になると何とか頑張るものの普段はとても気弱で、家で飼っている犬からも下に見られている。
武器は長距離弓・チェリーアロー。

イリティスファイブとは?
高校3年生。研修旅行中の事故で特殊放射線を浴び、強靭な戦士の肉体に生まれ変わってしまった仲良し5人組。
人類を遥かに超える身体能力に目をつけた特務機関イリティスにスカウトされ悪と闘っている。時給1500円。

イリティスファイブのバトルコスチューム
ボディスーツはシャツとミニフリルスカートのオールインワンタイプ。
ベルトのバックルにはイリティスのシンボルマークが刻まれている。
アンダースーツは、上部は半袖、下部はスパッツの形状をした伸縮自在ゴム。スクール水着に似た素材。
アウタージャケットは大きく開いた短袖かつ薄手で、本当に羽織っているだけという感じ。
色は五人それぞれ違うが、全員ボディスーツの方が明るい色、アンダーの方が暗い色というのが共通項。
例えばレッドならボディスーツとフリルスカートはライトレッド、その下から覗くスパッツはワインレッド。

ギーガロード
秘密結社ギーガメーソンの首領。
怪人ギーガロイド達を操り、世界を滅ぼそうと企んでいる。
実はもう本編での出番は無い。

謎の少年
ある意味、本編での主役。

533:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/23 01:06:18 vYrFCeCm
以上、これだけ書いてただのプロローグでした。
スレを読んでいると「長すぎる前フリは不要」と言う意見も多々見受けられますが、
あらかじめ細かな知識を持ってた方がキャラに愛着が湧くだろうというのが僕の持論ですので何とぞご了承ください。
本編その1は数日中に投下予定です。



534:名無しさん@ピンキー
07/10/23 02:01:02 dppNUbik
お待ち申し上げておりますです!

535:名無しさん@ピンキー
07/10/23 13:06:36 cVzGTViK
ランサー氏きたー
高校生なのか・・・ 色から髪型からスリーサイズまでw
人物についてこれだけ詳細な設定を提示されると
期待と妄想が脹らんで夜しか眠れない

個人的にはやっぱりピンクの今後に期待してしまう
ライトニングナックルーびびびびびは今日と明日の夢に出てきそうだ

536:名無しさん@ピンキー
07/10/23 17:37:02 39rHx/kF
やべ。
このこってりとしたプロローグはまさに積み上げてきた物に迫る破滅の足音を感じさせて期待を煽るな。
圧倒的な強さを誇るヒロイン達が胃液をぶちまけて泥にまみれて敗北に沈むか、
はたまた最後のギリギリの部分で屈服を免れて一矢報いて、
これから先も腹を殴られる恐怖を抱えながら苦しい戦いを続けていくのか…
期待は膨らむばかりだぜ…。

537:名無しさん@ピンキー
07/10/23 20:44:17 fUfU5mvd
とても古い話で知っている人がいるかどうかもわからないんだけど、
B5版の本(だったかと)でSFという文字が表紙にあり、中身は挿絵つきの短編か、連載小説
が載ってた(と思う)
子供心に衝撃を受け、エログロに目覚めた 小学3年くらいだったかな
タイガーマンという異様に細長いペニスを持つ男が、お姫さん(たぶん)を遠隔催眠みたいなので
自分の部屋に呼び、犯したあと、腹を裂き、喰らいつき、まだ水蒸気の立ち上る生暖かいハラワタを口一杯にむしゃむしゃと頬張り、
喰うというもの。
挿絵に腸を頬張ったタイガーマンと快楽とも苦痛ともいえる表情をした女の人があった
同じ本に、永井豪が書いた挿絵で、裸で横たわる女の上に蛾のような羽を持つ男が覆い被さってった。
昭和50年くらいの本だと思うんだけど、わからない?

538:名無しさん@ピンキー
07/10/23 20:48:43 fUfU5mvd
あ、それとこの画像なんのビデオのかおわかりの方がいらっしゃったら教えて下さい
URLリンク(sawwaves.net)

539:名無しさん@ピンキー
07/10/24 00:54:59 DMZwAIvA
>538
切腹画像かよ・・・

540:名無しさん@ピンキー
07/10/24 22:14:59 ka2EzJN1
そうなんだけど、どこから出しているのかがさっぱりなんですよ

541:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/24 23:03:55 LeLGq8YZ
一見何の変哲もない、市外の寂れたビル。
今どき質素な手動扉の上には、「有限会社○○マーケティング」という当たり障りのない看板が掲げられている。
だがその一室には、貧相な玄関からは考えられないほど厳重な電子ロックを施されたセキュリティドアがある。
その「本当の入り口」から降りた先に、特務機関イリティスの秘密基地はあった。
「今日も、今日も、今日も暇~」
イリティスの隊員・村崎理沙は、今日もビルの見回りを行っていた。
理沙の任務は、イリティスが活動の隠れ蓑としているダミー会社○○マーケティングの経営と警備。
経営といえば聞こえはいいが、要は架空の会社が、さも活動しているように見せかけるだけ。
見た目だけはぴっちりとしたダークグレーのスーツを着こなしキャリアウーマンを気取っているが、
実際は、毎日落書き程度の業績帳簿をつけ、時おりビルの清掃をする虚しい仕事。
「明日も、明日も、明日も暇~。ららら~」
一人っきりの時のみ口ずさめる自作ソングを歌いながら、理沙はその場で意味もなくターンしてみた。
(……はあ。本当に暇だわ。誰か来ればいいのに)
絶えず時間を持て余している理沙には、基地の入り口に訪れる隊員たちと会話をする事が何よりの暇潰しだった。
(ファイブの皆、今日は碧ちゃん以外は来ないのかしら)
年も近いことから理沙の可愛がっている5人組、イリティスファイブの少女たちも、今日は非番である。
唯一グリーン……翡村碧のみが事務仕事の為に訪れたが、よほど仕事に気をとられているのか、
二言三言挨拶をしただけでさっさと基地に入って行ってしまった。
(つまんないな……)
理沙の面白みのない見回り作業は、今日も何事もなく終わると思われた。
だが。
(あら……?)
最も重要な一室……イリティス地下基地へのセキュリティドアがある部屋に差し掛かると、その足が止まる。
(……子供?)
扉の前に、一人の少年が立っていた。
背は130センチ程度か。明らかに、小学生。
どこか日本人ばなれした顔立ちで、その髪は鮮やかな銀色。
素っ気無い黒一色のシャツにズボン、足にはノーブランドのスポーツシューズ。
ただ無言で立ち尽くし、荘厳なドアを物珍しそうに眺めている。
(どうして、こんな所に子供が……)
ゆっくり近づくと、少年はちらりと理沙の顔を見上げた。
「……こんにちは」
迷子だろうか。理沙は訝しがりつつも、少年を刺激しないようににこりと微笑んだ。
(……綺麗な、銀……)
少年は髪だけではなく、その小さな瞳までもが銀の光を放っていた。
「どうしたの、ボク。ひょっとして迷子かなぁ?」
中腰に屈んで両手を膝に乗せ、少年に視線を合わせて尋ねる。
「迷子じゃないよ」
少年は、あどけない澄み切った声で答えた。
「違うんだ。じゃあ、子供がこんなところで何してるのかな? ボク、名前は?」
「名前? ええとね、僕の名前はね……」
そこで人目を憚るようにきょろりと辺りを見回すと、内緒話をする時のように口に掌を当てる。
「うん?」
釣られて顔を寄せる理沙。
その耳下に、少年はにっこりと笑って言った。
「ギーガロイド・ゼロ」

542:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/24 23:04:40 LeLGq8YZ
「え……」
避ける暇などなかった。
可愛らしく自分の口元に当てられていた少年の掌が、素早く理沙の唇に張り付いていた。
「う、む……!?」
驚いて振りほどこうとするが、その掌はとても子供のものとは思えない握力で唇を塞いで離れない。
少年は空いている方の拳を軽く握り締めると、理沙の身体に向けて真っ直ぐに打ち込んだ。

どずんっ!!!

「…………!!!」
爆弾のような破壊的エネルギーが、理沙の腹をど真ん中を抉った。
一秒前まで皺一つなかったダークグレーのスーツが、一瞬の内に襤褸布に変わっていた。
その下のシャツもイージートップブラもずたずたに破れ去り、形の良い美乳がゆさりとまろび出る。
「喋らないで。悲鳴もあげちゃ駄目だよ。大声を立てたら殺すからね」
平然とした口調で、少年は凄んだ。
「さあお姉さん、死にたくなかったら僕をイリティスの基地の中に案内して」
「…………」
「……あれ?」
しかし、一向に返事をしない理沙に銀の瞳を瞬く。
「え……お姉さん? ひょっとして、もう壊れちゃったの?」
若干慌てた様子で、理沙の顔を正面から抑えていた掌を離す。
「ぐぶぱっ!!!」
途端に、その唇から胃液が溢れ出た。
「おぐ……ぐぶぶっ」
スーツに包まれた肢体は引き攣り、その瞳は完全に白目を剥いていた。
「……壊れてる。嘘でしょ、脆過ぎるよ。ちょっと叩いただけなのに……」
どちゃりと音を立てて自らの吐瀉物に頬を埋める理沙を見下ろし、少年は拍子抜けした顔で呟いた。
「うーん。やっぱり人間って、皆こんなに弱いのかなあ。……やだよそんなの。全然楽しめないじゃん」
じろり、と厳重なロックによって封鎖されたドアを睨みつける。
「大丈夫。本当の標的……イリティスファイブは、こんなもんじゃないよね。ちゃんと、僕と遊んでくれるよね」
ぎりぎりと掌を握った少年は、大きく拳を振りかぶる。
直後。金属製のセキュリティドアが、轟音を立てて爆砕した。
「こんにちは。お邪魔します」
慇懃無礼に言った少年は、イリティスの基地に足を踏み入れた。




(はっ……!)
辺りに鳴り響いたアラームに、一人事務室でイリティスファイブとしての活動日報を綴っていた碧は顔を上げた。
第一級非常事態発生のサイン。基地内で何かが起こった?
「み、碧!」
同時に、一人の研究員が部屋に駆け込んでくる。
「大変よ、基地内に侵入者が!」
「侵入者ですって?」
碧の表情が引き締まる。
「まさか……」
「恐らく……ギーガメーソンよ。ここの所在が掴まれたんだわ」
研究員は頷く。
「しかもうちの主力であるあなたたちのほとんどが不在という、最悪のタイミングで攻めてこられてしまった。
 碧。今、外にいる他の四人にも大至急集合するよう連絡を取っているから……」
「……その必要はないわ。私一人で出る」
「何ですって?」
碧は凛然とデスクから立ち上がった。
「基地に侵入されたのよ。悠長に構えている暇は無い。……大丈夫、ギーガロイド一体ぐらい一人で何とかする」
「待ちなさい碧、危険すぎるわ。まだ敵の詳細も分かっていないのに……」
研究員は慌てて止めようとするが、碧は既に事務室を飛び出し、敵の下に向かっていた。

543:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/24 23:05:29 LeLGq8YZ
イリティスファイブのバトルスーツに着替え、変身を完了した碧は、基地の最奥部にして最も重要な施設、
イリティスの全てを制御するオペレーティングルームへと飛び込んだ。
「……やっと来てくれたね、イリティスファイブ」
イリティスファイブの宿敵……生体兵器ギーガロイドは、腰掛けていた椅子からゆっくりと立ち上がった。
「な……」
その姿を見て、碧は動揺する。
小さな……どう見ても小学生かそこらの、銀髪の少年。
「見た目は小さくても、今まであんたらがやっつけてきた僕の兄さんたちよりずうっと強いよ?
 というのもね。僕はもう強すぎるから、これ以上成長させる意味もないと判断されて、即実戦投入されたんだ」
碧の心を見透かしたように言うと、少年は銀色の瞳を微かに細めた。
「僕はギーガロイド・ゼロ。最強にして究極のギーガロイドだ」
「……ゼロ……!」
碧は戦慄して身構えた。
嘘ではないだろう。見た目どおりの子供なら、ここまで侵入できるわけがない。
「そうそう、だから舐めて手加減なんかしちゃ駄目だよ。そんな奴と遊んでも何にも面白くないから。
 ……ところでイリティス・グリーン。他の奴らはどこなの?」
「……あなたに教える必要はないわ」
「ふうん、まだ全員揃ってないんだ。まあ仕方ないよね、こっちもアポ取らずに来ちゃったし。
 ……グリーン。ひょっとして、一人でも僕と遊んでくれるつもり?」
遊ぶ。
戦いを、遊びだと思っているのか。
「……そうよ、坊や。このイリティス・グリーンが遊んであげる」
「本当?」
ゼロの目が輝く。それはギーガロイドではなく、無邪気な少年のそれだった。
皮肉や例えや余裕の表れなどではなく、本当に、戦闘を遊びの一種だと思っているらしい。
「嬉しい。やっとイリティスファイブと遊べるんだね。
 今までの人間は、みんな弱っちくてつまらなかったんだ。グリーンは、強いよね?」
「……そうね。お姉さんは強いわよ」
とっても強いお姉さんに喧嘩を売った事を後悔させてやる。
「だから、さっさとかかって来なさい」
凛とした声で言い放つ。
「うん、ありがとう。じゃあ行くね」
ゼロは、にこりと笑った。
次の瞬間。
そのシルエットが砂嵐のようにノイズと化した。

544:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/24 23:06:35 LeLGq8YZ
「あ?」
(き、消え?)
もちろん実際に消えたわけではない。
ゼロの身体は、人間の動体視力を遥かに凌駕する速度で碧の懐に移動していたのだ。
間髪入れず、ぽかんと突っ立っている碧の身体に真正面から拳を突き込む。

ぼぐうんっ!!

「ふぐぁ……!?」
碧のボディスーツに、ギーガロイド・ゼロの拳がずしりとめり込んだ。
見た目は軽く握って伸ばしただけの細腕だったが、その速度と威力は人間の限界を簡単に突破していた。
「か……かは……!!」
(こ、こいつ、強……)
油断しきっていた腹に手首まで拳を捻じ込まれ、強靭である筈のイリティス・グリーンの身体が一撃で麻痺する。
ゼロは一度引き抜いた拳を、次に碧の脾腹に突き刺した。
「うぐふっ!!」
引き締まったくびれに真横から突入したゼロの拳は、碧の腹部のほぼ中心までを抉った。
へし折られた肋骨が、めきめきと音を立てる。
「はぁ……あぐぅぅ……!!」
艶めかしい肢体をくの字に折り曲げられた碧の唇から、微かな呻き声が漏れる。
「凄いやグリーン、まだ耐えてくれるなんて。……普通の人間は一発で壊れちゃうから面白くないんだよね」
その様子を見て、ゼロは嬉しそうに笑った。
「やっぱりイリティスファイブは違うね。じゃ、まだまだ行くよ」
無垢な笑顔で悪魔のように囁き、ゼロはもう片方の拳を振り上げる。
「ぐむうぅっ!!」
反対側の脇腹に、破壊的なレバーブローが埋め込まれた。
左右から屈強な肉体の中心を軽々と貫かれ、碧の全身は電流を浴びたように痙攣した。
「あ……っか……ぅえ……」
凄まじい連撃によって完全に潰された碧の腹の中では、ゼロの二つの拳の先が触れ合いそうな程に密着していた。
内臓を出鱈目にシェイクされた絶望的な感触にか細い首が跳ね上がり、突き出された舌がびくびくと震える。
「あはぁ……ぅ……」
(み……みんな……助……)
碧の目尻から、涙の雫が垂れ落ちた。
ゼロが両拳を引き抜くと、その身体はぐらりと前にのめる。
「あ、まだ倒れちゃだめだよ」
だが、冷徹に言ったゼロは、既に自分の言葉が耳に入っていない碧の無防備な身体にアッパーを叩き込んだ。
「ごぷぅ、んっ……!!!」
無慈悲に放たれた拳は雄大に膨らんだ乳房の真下に突き刺さり、倒れ行く碧の鳩尾の中心を正確に抉り抜いた。
音速に近い速度で発射された砲丸は、エメラルドグリーンの薄過ぎるボディスーツを捩じ切り、
伸縮性の良いアンダーを大きく巻き込みながら、その脊髄付近にまで深々とめり込んだ。
止めの一撃で完全に意識を消し飛ばされた少女の肢体は、突き刺された急所を中心に力なく折れ曲がった。
「ぉ……あ……がはぅっ!!」
人間を遥かに超えたイリティスファイブの肉体とはいえ、もはやその打撃は耐え切れる次元のものではなかった。
潰された胃から逆流した液が、しどけない唇から噴き出した。

545:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/24 23:08:15 LeLGq8YZ
「どう、グリーン。さすがにこれはちょっと効いたでしょ。普通の人間なら即死してるレベルだからね」
二つに折れた碧の身体をアッパーの体勢で軽々と支え持ち上げたたまま、ゼロはその耳元に囁いた。
「……………………」
「ありゃ?」
だが、返事らしい言葉を発さない敵に怪訝な表情を浮かべる。
「……グリーン?」
常軌を逸した威力の肉体攻撃に、碧の意識はとうに四散していた。
「どうしたの? もうダウン?」
当然、返事はない。
「駄目だよ勝手に寝ちゃ。僕は、まだ遊び足りないんだから」
ゼロはそう言って堕ちた碧の顎を持ち上げると、その失神してなお整った美貌を真正面から覗き込んだ。
今や凛としていた瞳は湧き上がる涙で潤み、きつく結ばれていた唇は半分ほど開かれ吐瀉物を零している。
「えーと……うん、完成」
未だ音を立てて零れ続ける胃液にも構わず、ゼロは碧の柔らかい唇に自らのそれを重ねた。
「…………んっ!」
口中に舌を突き入れられた瞬間、その失神していた筈の瞳に光が戻った。
「ん、んんっ……!?」
宙に浮かされたまま肉付きの良い肢体がびくびくと跳ね、その頬が紅色に染まる。
「……ぷは。おはよう、グリーン」
あっという間に碧の意識が戻ったのを見て取ると、ゼロは舌で蹂躪していた唇を開放した。
「な……んぅっ、うあぁ……!?」
「僕の体液はね、色んな化合物を調合して薬を作成出来るんだ。
 一滴で人を殺せる猛毒から、こんな風に、一滴で人を昇天させられる催淫剤まで」
「あ、はんっ、ふあぁぁ……!!」
「本当は洗脳や自白促進用なんだけど、僕はこっちの使い道の方が好きなんだ。同じ人間で何度でも遊べるから。
 それに、僕だけ一方的に楽しむのもずるいもんね。どうせ遊ぶなら皆が楽しめた方がいいし」
顎を支えていた指を離すと、真下を向いても碗形を崩さない柔らかな膨らみに触れる。
「きゃはうっ!?」
一度無造作に揉みしだかれただけで、碧の肉体は極限に反応した。
力なくのめっていた上半身は電流に打たれたように跳ね上がり、
フリルスカートに覆われた下腹では、薄過ぎるスリムスパッツ越しに盛り上がった陰部が卑猥に震えた。
堪らず秘裂から噴き出した液が、ゴムスパッツから肉付きの良い太股の間をとろりと伝う。
「あ、ふあぅ……! そ……そん、な……!?」
自分の身体に起こった反応が信じられず、悲痛な声で喘ぐ。
「神経感度を30倍くらいにしてあげたよ。気持ちいいでしょ? ……だから、もっと遊んでね」
無邪気な笑顔を浮かべたまま、ゼロは再び拳を握った。
「大丈夫だよ。いくら寝ちゃっても、今みたいに何度でも起こしてあげるから」
「……ひ……っ」
自分がこれからどんな目に遭わせられるのかを悟り、碧の瞳に涙が浮かぶ。
「いっ……いやああぁぁぁぁぁぁ……!!!!」
オペレーティングルームに、少女の絶叫が虚しく木霊した。

546:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/24 23:25:12 LeLGq8YZ
というわけで本編その1でした。
ここまでは前から書き溜めてあった分なので、次からはもっとスローペース&小出しになります。ごめんなさい。


>>535
ピンクの出番は次の次くらいの予定です。
ご期待に添えればいいんですが。

>>536
一応、どんな形で終わらせるかはもう決めてあります。
もちろんまだ詳しくは言えませんが、何にしろみんな悲惨なことになるのは確かです。

547:名無しさん@ピンキー
07/10/25 00:08:37 nDqsTdxS
GJ!まずは一人脱落か
自信過剰な正義のヒロインが誘蛾灯に群がる虫よろしく無策に挑んで返り討ちに合う姿は最高だな
ランサー氏はゆっくり、まずは自分自身が楽しんでいる執筆を続けて欲しいッスよ

548:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/26 12:49:24 2DZ/goU3
ギーガロイド襲来の知らせを受けたイリティス・イエローとピンクの二人は、すぐさま基地へと帰還した。
バトルコスチュームに着替え、敵の待ち受けるオペレーティングルームへと急ぐ。
「碧さん、一人で大丈夫でしょうか」
桃華は不安そうに呟いた。
グリーンが単身で敵の迎撃に向かったという情報は得ていたが、
他の非戦闘員のイリティス隊員たちは危険な敵の下へは近寄れず、
オペレーティングルームの中でどんな死闘が繰り広げられているのか未だ定かではない。
「大丈夫だよ。みどりゃん強いし。下手したら、もう敵やっつけちゃってるかもよ?」
だが、希美は力強い笑顔で返す。
「それより、ひなっちとあおあおもこっちに向かってるんだよね?
 せっかくまた5人揃うんだからさ、今晩は一緒にごはんでも食べようよ」
「……そうですねぇ」
いつでも明るい親友の余裕に満ちた表情に、桃華もおっとりと笑って頷いた。


希美と桃華は、オペレーティングルームのドアを開いた。
「あ。イエローと、ピンクだ」
部屋の中心に立っていた銀髪の少年……ギーガロイド・ゼロは、二人の姿を視認すると嬉しそうに言った。
「はじめまして、イエロー、ピンク。待ってたよ」
「「……!!!!」」
二人は絶句する。
自分たちの基地に侵入してきたギーガロイドの正体が小さな子供だった事も勿論だったが、
何より二人が驚愕したのは、その少年の両手に抱かれている一人の人間の姿だった。
「いいタイミングで来てくれたね二人とも。ちょうど、グリーンで遊ぶのにも飽きてきてたとこなんだ」
「み……碧さん……!?」
「みどりゃん……!!」
明らかに失神して両膝を着きながらも、無理やり後ろから抱え起こされている仲間を見て悲痛な声を上げる。
そこには、清楚で正義感に溢れたイリティス・グリーンの姿など影も形も無かった。
重量感のあるふくよかな巨乳は、背後から回された小柄な少年の腕にとてもではないが二房も乗り切らず、
右の乳房の半分ほどはゆさりと横に零れ出ている。
エメラルドグリーンのボディスーツにはところどころ穴が空き、艶やかな素肌の一部を露出させていた。
特に腹部はその正中線沿いに何箇所も破れており、少女が破壊的な打撃を何度も受けた事実を物語っている。
そして、柔らかな下腹部を覆うゴムスパッツ部分はぐっしょりと塗れて官能的な光沢を放ち、
力なく着いた膝の下には、口と股間から漏れ出した分泌液がバケツでも撒いたように卑猥な水溜りを作っていた。
「ほらグリーン、起きて」
少年は背後から碧の耳元に囁くと、自分の細腕を持て余している巨乳を掌で揉みしだいた。
「う……ふぅ……ん」
小さな喘ぎが漏れるが、それは快楽反射以上のものではなく、薄く閉じられた瞼が開くことはない。
「ううん。薬が足りないかな。……ほら起きて。友達が来てくれたよ」
ギーガロイド・ゼロは自分の指をぺろりと舐めると、だらしなく開かれている碧の唇に押し込んだ。
「あ……ぁんっ……」
失神への逃避を許さない悪魔の催淫剤を注入され、碧の瞳に哀れな光が戻った。
もはや息も絶え絶えながら、その首をナメクジのようにのろのろと持ち上げる。
「き、希美……桃……華……?」
蹂躙され憔悴しきった頭と瞳を精一杯に働かせ、碧は二人の仲間の姿を認識したようだった。

549:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/26 12:55:58 2DZ/goU3
「碧さん!!」
「待っててみどりゃん、今助けるから!!」
「……こ……来ない、で……」
だが碧は、力なく首を左右に動かした。
「こいつ……強、すぎる…………」
「駄目だよグリーン、そんなこと言っちゃ」
むっとした声で言ったゼロは、碧の唇から指を抜いた。
「脅かしたら、イエローとピンクが遊んでくれなくなるじゃないか」
そう言いながらゆっくりと腕を下ろし、柔らかな下腹部の線をなぞる。
「グリーンは悪い子だから、お仕置きが必要だね」
アンダースーツの最下部に達した中指は、蛇が鎌首をもたげるように大きく曲げられたと思うと、
力の抜け切って無防備な碧の秘裂に突き刺さった。
「きゃはぁんっ!?」
深緑の光沢を放つスパッツが大きく展び、碧の内部に食い込む。
ゼロの指は碧の肉壷を微塵の迷いもなく掻き混ぜ、まだ余っていた催淫剤を無情にもその膣壁に塗り込めた。
「はっ、ぁう、くふうぅ……あ……ゃあああぁぁぁぁん……!!!」
残忍な快楽に脳を焼かれた碧は舌を突き出し、親友たちの見ている前であられもなく嬌声を上げて悶え狂った。
「ひ……酷い……」
とてもその悲惨な姿を正視していられず、目に涙を浮かべた桃華は両手で顔を覆った。
「……うん、そろそろグリーンは限界かな」
自らの陵辱している少女と正反対に冷静な声で呟くと、ゼロはその指を秘裂から抜いた。
「はあ……あ……ひゃう……ふ……」
もはや何の抵抗手段も持たない碧は大きく息を吐き、背後の憎むべき敵の身体にぐったりとしな垂れかかる。
「みどりゃんっ……!!」
「あ……はぅっ……だ……だめ、希美……」
怒りと悲しみに両拳を握り締めた希美に、涎を零しながらも訴える。
「勝て、ない……よ……逃げ、て……」
「しつこいなあ」
不機嫌そうな声で言ったゼロは再び中指を曲げて一本拳を作ると、そっと碧の丹田に当てた。
「は、早……く、逃げ……ぐぱっ!?」
弛緩しきっていた碧の急所に、ゼロの中指の第二関節がめり込んだ。
力も溜めず密着した状態から放たれた、半ば押し付けただけの拳だったが、その威力は壮絶だった。
外側に柔らかな曲線を描いていた肉厚な少女の下腹が、みしりと音を立てて陥没する。
「はんんっ、あっ、くはあぁ……!!」
少女の儚い裂け目が、アンダースーツ越しにも分かるほど大きくひくついた。
あまりにも吸水性に欠ける薄手のスパッツを透過して、何度目かの潮が噴き出す。
「あぐうぅっ……う、あぁ……あ……ぁふっ」
天を仰いで零した一筋の涙を最後に、碧の瞳は白で満たされた。
「……ありがとうグリーン。楽しかったよ」
満足げに言ったゼロは、抱いていた腕を放して開放すると、トンとその背中を押す。
幾度もの失神とオーガズムで破壊されつくした少女の肉体は、大きく股を開いて大の字に崩れ落ちた。

550:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/26 13:16:40 2DZ/goU3
というわけで本編その2です。
まだグリーンで引っ張れそうだったので引っ張ってみました。焦らしてごめんなさい。
一応、その7くらい(長いなあ)で完結の予定です。

>>547
ありがとうございます。強くていい子だけどちょっと調子に乗り気味のヒロインっていいですよねー。
前シリーズの兄ちゃんは敵役ではあっても悪役ではありませんでしたが、
今回の子は普通に外道なので実に書きやすいです。楽しいなあ。

551:名無しさん@ピンキー
07/10/26 13:45:24 QsHCZ7rA
完膚無きまでに破壊されちゃったグリーンに敬礼!
このまま一人づつ腹責めの末に敗北なのか、まとめて負かしてから改めて腹責めなのか
一人づつならば最後あたりになりそうなレッドの責めなんかはエラい事になりそうだな

552:名無しさん@ピンキー
07/10/27 00:54:21 +lr/NKZH
あおい子がぶちのめされるのがたもしみw

クールな長身美少女がどてっ腹に渾身の一撃くらって
惨めな姿をさらすと思うとオラなんだかわくわくすっぞww

553:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/28 03:36:20 wecQUVmz
「さあピンク、イエロー。どうする?」
ゼロは笑顔を崩さずに二人を見た。
「個人的には二人と今すぐ遊びたいんだけど……どうかな。こいつ一人だけじゃ弱すぎて面白くなかったしな」
完全な失神の沼に沈んだ碧の身体を、馬鹿にしたように足蹴にする。
スポーツシューズを大きく埋め込まれ、スパッツの柔らかい尻がぶるりと揺れた。
「二対一でもあんまり面白くないだろうね。やっぱり、残り二人が来て四対一になるのを待った方がいいかな」
「……ふざけんじゃないぞ、このガキ」
おちゃらけている普段からは考えられない真面目な声で、希美は言った。
「このあたしが相手だ」
振り上げられた拳が、ばちばちと音を立てて発光する。
「私たちが、ですよ希美さん」
同じく静かに言った桃華は、引き絞った愛弓に矢をつがえる。
「かかってきなさい、ギーガロイド。イリティスファイブ、イエローとピンクがお相手します」
「そう言ってくれると思ったよ。……じゃ、やろうか」
満足げに笑ったゼロは、たんと床を蹴った。


「チェリーアロー!!」
桃華の弓から、次々に光弾が放たれる。
だがそれも、駿足で動く小さな身体を捉える事は適わない。
「無駄だよ。僕の目は銃弾も捕捉する」
凄まじい速度で跳び回りながら、息一つ切らさずにゼロは言った。
「まあ例え当たったところで、そんな玩具が僕にどれだけ効くかな」
「くっ……」
「さて、そろそろこっちの番だね。行くよ」
銀の瞳が妖しく光る。
無軌道だったその動きが一直線となり、ゼロは桃華目がけて襲いかかった。
「希美さん!」
「任せてももちん!」
言われる前に桃華の前に飛び出していた希美は、即座に迎撃体勢に入る。
「近距離に向かないピンクをイエローが護る。二人だけの急な状況にしては悪くない連携だね」
感心して呟きながらも、ゼロは衝突をためらわない。
「上等!」
力強く叫んだ希美は、固めた拳を大きく振りかぶった。
「くらえぇっ! ライトニングナックルッ!!!」
光り輝く拳が、ゼロの顔面に真正面から突き出される。
だが。
「なっ……!?」
激突の衝撃の後、希美は絶句した。
必殺の電流拳は、敵の顔にヒットする寸前の位置で掴み取られていた。
「うーん……さすがにちょっと痺れるなあ」
百万ボルトの電撃により受け止めた掌をばちばちと焦がされながら、しかし平然とした顔でゼロは言った。
「う、嘘……」
「じゃあ行くよ、イエロー」
驚愕で隙だらけの希美に囁くと、ゼロはその肉体の中心に拳を撃ち込んだ。
「がふぅっ!!?」
凄まじい速度で放たれた鉄拳は、希美の腹に爆発的な威力でめり込んだ。
「は……か……」
その眼が大きく見開かれ、唇が空気を求めてぱくぱくと動く。
(そ……そん、な……)
信じられなかった。
敵の攻撃など一度もまともに通した事のない腹筋が、簡単に突き破られている。
小柄な少年の拳の破壊力は、自分のライトニングナックルを遥かに超えていた。

554:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/28 03:42:09 wecQUVmz
「は…………もも、ちん……く、くそぉ……!」
肋骨を粉砕され、内臓にまで到達するダメージを受けながらも、希美はよろよろと拳を上げた。
「凄い。まだやれるんだ」
ゼロは感嘆した様子で手を叩く。
「でもどうせ勝ち目はないんだし、無駄な強がりはやめた方がいいと思うけどな」
「ま……まだまだっ。……くらえっ、ライトニング……」
だがギーガロイド・ゼロは、希美の二発目の必殺技発動を許しはしなかった。
技を放つため腕を振り上げて無防備になった肉体に、固く引き絞った拳を突き込む。
「きゃうぅんっ!!??」
希美の咽喉から仔犬のような鳴き声があがった。
薄手のスカートとスパッツをドリルのように巻き込み、希美の下腹部に破壊的なドリルブローがめり込んでいた。
「ご……ごぱっ……!!」
健康的に膨らんでいた肉壁を螺旋状に抉り抜かれ、その唇から液が噴き出す。
華奢な希美の胎内を貫通したゼロの拳は、無残に子宮と膀胱を潰していた。
「はぅぐ……んんっ……い、ぃやぁぁ……!」
少しばかり思考や言動がボーイッシュとは言え、希美もその肉体は年頃の少女に過ぎない。
大切な女の急所を虚しく貫かれた絶望と激痛によって、アーモンド型の瞳が涙で満たされる。
風を受け揺れる可愛らしいフリルスカートの中から、一筋の黄色がかった雫がじわりと垂れた。
「そうそう。そうやって自分に正直になった方が可愛いよ、イエロー」
にこりと笑ったゼロは拳を引き抜き、頬にその笑顔を貼り付けたままで、希美の鳩尾に止めの一撃を埋め込んだ。
「ぐむふっ……!!!」
内臓を守る筋肉はおろか肋骨すら破壊されていた脆弱な肉体に、もはや抗う術など皆無だった。
小振りに引き締まった美乳の真下から腹に突入したゼロの拳は、
まるでビーズクッション人形さながらに深々と希美の中に埋まっていた。
「あふぅ……んっ……」
ゼロが拳を引き抜くと同時に、頬を紅潮させた少女の太股がもぞりと擦り合わされる。
その股間から炭酸飲料の缶を開けたような破裂音が響き、スパッツから温かい液体が勢いよく噴き出した。
「ああぁ……ぁ…………」
内股で棒立ちになったまま虚ろな表情で宙を仰ぎ、ぱしゃぱしゃと音を立てて小水を漏らし続ける希美。
「……う……」
小さな膀胱はすぐに空になり、最後の一滴が太股を垂れ堕ちる。
一拍の後にその身体を大きく揺らめかせ、希美の意識はブラックアウトした。

555:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/28 03:43:29 wecQUVmz
「希美さんっ!?」
自分の盾となった少女の肉体に起こった惨劇に、桃華の咽喉から悲鳴が上がる。
背後からその背中を見ていた眼には、羽織ったアウタージャケットが微かに盛り上がるのが映った。
何か硬いもの……恐らく肋骨の砕ける音が鮮明に聞こえた。
「げ……げほぁ……」
「希美さんっ!! い、いやぁぁっ!!!」
頭が真っ白になり、ただただ親友を助けようとして飛び出す。
「邪魔だよ、ピンク」
だが冷たい声で言ったゼロは、その身体に向けて無造作に足を突き出した。
「ふぐっ!?」
スポーツシューズの爪先が、桃華の爆乳の真下に大きく突き刺さった。
「う……むっ……」
正確に弱点を射抜かれ、桃華の肉体は瞬時に硬直する。
「ちょっとだけ待っててね、ピンクともすぐに遊んであげるから」
100センチを越す肉珠をびくびくと痙攣させて両膝を着く桃華に宣告し、ゼロは再び希美に矛先を向けた。


「は…………もも、ちん……く、くそぉ……!」
肋骨を粉砕され、内臓にまで到達するダメージを受けながらも、希美はよろよろと拳を上げた。
「凄い。まだやれるんだ」
ゼロは感嘆した様子で手を叩く。
「でもどうせ勝ち目はないんだし、無駄な強がりはやめた方がいいと思うけどな」
「ま……まだまだっ。……くらえっ、ライトニング……」
だがギーガロイド・ゼロは、希美の二発目の必殺技発動を許しはしなかった。
技を放つため腕を振り上げて無防備になった肉体に、固く引き絞った拳を突き込む。
「きゃうぅんっ!!??」
希美の咽喉から仔犬のような鳴き声があがった。
薄手のスカートとスパッツをドリルのように巻き込み、希美の下腹部に破壊的なドリルブローがめり込んでいた。
「ご……ごぱっ……!!」
健康的に膨らんでいた肉壁を螺旋状に抉り抜かれ、その唇から液が噴き出す。
華奢な希美の胎内を貫通したゼロの拳は、無残に子宮と膀胱を潰していた。
「はぅぐ……んんっ……い、ぃやぁぁ……!」
少しばかり思考や言動がボーイッシュとは言え、希美もその肉体は年頃の少女に過ぎない。
大切な女の急所を虚しく貫かれた絶望と激痛によって、アーモンド型の瞳が涙で満たされる。
風を受け揺れる可愛らしいフリルスカートの中から、一筋の黄色がかった雫がじわりと垂れた。
「そうそう。そうやって自分に正直になった方が可愛いよ、イエロー」
にこりと笑ったゼロは拳を引き抜き、頬にその笑顔を貼り付けたままで、希美の鳩尾に止めの一撃を埋め込んだ。
「ぐむふっ……!!!」
内臓を守る筋肉はおろか肋骨すら破壊されていた脆弱な肉体に、もはや抗う術など皆無だった。
小振りに引き締まった美乳の真下から腹に突入したゼロの拳は、
まるでビーズクッション人形さながらに深々と希美の中に埋まっていた。
「あふぅ……んっ……」
ゼロが拳を引き抜くと同時に、頬を紅潮させた少女の太股がもぞりと擦り合わされる。
その股間から炭酸飲料の缶を開けたような破裂音が響き、スパッツから温かい液体が勢いよく噴き出した。
「ああぁ……ぁ…………」
内股で棒立ちになったまま虚ろな表情で宙を仰ぎ、ぱしゃぱしゃと音を立てて小水を漏らし続ける希美。
「……う……」
小さな膀胱はすぐに空になり、最後の一滴が太股を垂れ堕ちる。
一拍の後にその身体を大きく揺らめかせ、希美の意識はブラックアウトした。

556:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/28 03:58:13 wecQUVmz
うわーやってしまったコピペミス!
ただでさえスレ容量食い虫だってのに……
554は読まずに飛ばしてください。ごめんなさい。

というわけでその3でした。やっと半分くらい。

>>551
もうお分かりかと思いますが一人ずつです。
こうして見ると、あんまり戦隊ものの意味ないですね……。

>>552
あおい子はクールぶってるけど実は誰よりも熱くて友達大好きという
どう見てもありがち設定です。本当にありがとうございました。

557:名無しさん@ピンキー
07/10/28 05:05:39 Xiycsm5K
た、たっまんねえぜ・・・
腹責め+正義ヒロインぶちのめしとはオレ直球w

558:名無しさん@ピンキー
07/10/28 06:12:46 m7NV1Nj7
GJ!
更新するの小出しとは言え速いんですね。毎回楽しみにさせて貰っていますよ!

しかしグリーンの時の事を思えばイエローへの責めは、
もう既にかなりのダメージを受けているというのにこれからが本番?
強敵と戦いたいとかと宣ったツケを十二分に払って貰いたいですなwwww

559:名無しさん@ピンキー
07/10/28 13:31:50 nFahCAVT
>>556
GJっす、最初>>554>>555の繋がりが???だったけど、ミスでしたかw
相変わらず文章が丁寧に練られててこの分量ずつでもお腹いっぱいです。

初め「肉珠」の意味が分からなかったけど後でプロフィールと合わせて読んで理解したww
次のターゲットはこの肉珠と腹になるのかな?

560:名無しさん@ピンキー
07/10/28 19:48:01 Xiycsm5K
ランサー氏のSSに一撃さんとかの腹責め絵師のイラストつけて
ダウンロード販売してくれたら
間違いなくおれはヌキ枯れると断言できるw

561:名無しさん@ピンキー
07/10/29 01:12:07 Qr4C+tc8
絵だけで十分だな

562:名無しさん@ピンキー
07/10/29 07:29:52 zPvAwzwg
全然不十分

563:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/29 22:49:01 3ygWHNpH
「お待たせ、ピンク」
あっという間に希美を涙と小水の海に沈めたゼロは、悠然と桃華に向き直った。
「う……ふうぅ……」
「ありゃ。ピンクは、イエローとは真逆で弱虫過ぎるみたいだね」
凶悪な直蹴りで急所を貫かれた桃華は未だ復帰できず、両膝を着いたまま腹を押さえて仔鹿のように震えていた。
もともと遠距離からの支援攻撃専門のピンクの肉体は、他のイリティスファイブと比べてその耐久力は低い。
「く、くぷ……ぅんんっ」
その顔色は真っ青で、小さな唇は必要以上にきつく結ばれている。
どうやら既に、胃の内容物が口内へ逆流しているらしい。
「やれやれ」
つまらなそうに首を振ったゼロは素早く拳を握り直すと、そのほっそりとした顎にアッパーを見舞った。
「ぐはぷぅ……っ!!」
音速で天に突き上げられた瞳から涙の粒が弾け、桜色の唇から胃液の噴水が上がった。
あまりの威力に、床に着いていた膝が持ち上がる。
真円だった二つの爆乳が、砲弾のように宙へ叩き上げられる。
その腹が弓なりに仰け反り大きく突き出され、延びきったボディスーツがへその窪みにまでくっきりと張り付く。
みちみちと桃色を食い込ませて艶かしすぎるボディラインを強調する肢体を冷徹な視線で眺めたゼロは、
浮き上がった両膝が床に着く前に、その撃って下さいと言わんばかりに曝け出されたへそへ正拳を撃ち込んだ。
「ごぶ……!!!」
すこぶる肉付きの良い柔らかな腹の中心に、鋼の塊がぐっぽりと沈む。
最大限に伸び切った所へ絶望的な衝撃を与えられ、限界を超えたボディスーツとアンダーが悲鳴をあげて裂ける。
「はぐぅ……あ……かっ」
圧倒的な速度で突入したゼロの拳は、目一杯に詰まっている小腸をぐしゃぐしゃに掻き混ぜぶち抜いていた。
最奥の腹腔神経叢を直撃され、桃華の意識は瞬壊する。
しかし冷酷無比な敵は、未だ救済を与えはしない。
倒れ行く桃華の黒髪を乱暴に掴んで引き起こしたゼロは、そのボディスーツの中心に自らの膝を突き刺した。
「かふぅあっ!!?」
へその真上に、ゼロの膝小僧が猛烈にめり込む。
「ぉ……ぐ……」
突き出された舌が儚く震え、濁った雫がその先端を伝った。
「うーん、見た目で期待してたんだけどな。ピンクの自慢はおっきいだけか」
突き刺した膝で肢体を浮かせたまま言ったゼロは自分の指を舐めると、薄く開いて胃液を垂らす唇に押し込んだ。
「ん……っ!?」
とうに空の彼方に飛ばされていた桃華の意識は、強制的に現世に連れ戻される。
「はぁっ、か、ぁうぅん……!!!」
見る見るうちにその頬が紅潮し、身体が熱くなる。
「ほらピンク、元気出して」
ゼロは唇から抜いた指を再び舐めると、腹部に大きく空いた穴から桃華のアンダースーツの中に挿し入れた。
強力な催淫剤に満たされた指が、少女の巨大過ぎる乳房を直にまさぐった。
「きゃはぅんっ!!!」
無造作にしだかれたIカップの柔らかな肉が、マシュマロの柔らかさで変形する。
小さな突起に淫薬を塗り込められ、桃華の肢体は電流を流されたように跳ねた。
瞬間的に全身から汗が噴出し、ディープピンクのスパッツがとろりと湿る。
「はう、ふ……ぁんっ!? かはぁぁ……!!」
硬直した乳首を軽く抓まれると、それがスイッチであるかのように垂れ下がった四肢の先を痙攣させる。
腹を貫かれた激痛と焼かれるような快感に犯され、桃華の脳は蕩けた。

564:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/29 22:58:29 3ygWHNpH
「元気になった? じゃあまだ遊べるね」
腹を中心まで抉った膝で桃華の肢体を持ち上げたまま、ゼロは無垢な笑顔を浮かべた。
しなやかな掌を真っ直ぐに伸ばして手刀を作ると、その微かなくびれに真横から突き刺す。
「ひぐっ!!!?」
本物の刃物と全く変わらない威力で突入した掌は、桃華の腹の半分以上を貫いた。
その身を護るためにある筈の肋骨が何の意味も果たさずへし折れ、右の腎臓が半壊する。
「脆いなあ。全然鍛えてないんだね、ピンクは」
ゼロは手首が見えないほど奥にめり込んだ掌を蜘蛛のように動かし、桃華の肉体を存分にまさぐった。
「は……はふ……」
小さなそらまめ型の腎臓を直に揉みしだかれ、豊かな巨乳がぴくぴくと震える。
スパッツから溢れた淫らな分泌液は、ますます勢いを増して淡白い太股を伝う。
「ひゃ、ぁんっ……や、やめて……くださ、い……お願い……」
だらしなく涙と愛液を零しながら、桃華は哀願した。
陵辱の限りを尽くされ、気弱な少女は既に身も心も屈服していた。
「あ、降参する?」
ゼロは笑った。
「どうしようかな……。……うん、まだ駄目」
笑顔で宣告すると、その身体を支えていた膝を凄まじい速度で突き上げる。
「くふっ!」
ギーガロイド・ゼロの脚力は、まるでサッカーボールでもリフティングするように軽々と桃華を跳ね上げた。
肉付きの良すぎる少女の肢体が、2メートル近くも宙に浮く。
ゼロはぎちりと音を立ててその掌を握ると、直立したまま力強く床を踏みしめ、
真上から落下してくる桃華の肉体の中心に光の速度で剛拳を埋め込んだ。
「ぐばぁっ……!!!」
極限のストレートアッパーを鳩尾に埋め込まれ、桃華は真っ二つに折れた。
「が……は……」
その瞳が大きく見開かれ、収縮した瞳孔が震える。
めぎりと音を立て、その背中にまざまざと拳型の陰影が浮かび上がるほどの衝撃。
ギーガロイド・ゼロの拳は誇張でも何でもなく、対戦車砲の直撃に匹敵していた。
「ぁ……かあぁ……がぱっ!!!」
腹膜を貫き頚椎にまで達した絶望的な猛撃に、大きく震えた桃華の肉体はばしゃりと音を立てた。
全ての筋肉と神経が活動停止させられ、口腔と秘腔が同時に決壊したのだ。
「う、ぶ……げぼ……」
桃華の唇とスパッツ奥の肉穴から様々な液が噴き零れ、真下に立つゼロの肩にかかる。
「ピンクの味はどんなかな?」
平然と首を伸ばしたゼロは、桃華の太股の隙間を流れる粘ついた淫液を舐める。
「酸っぱい。別に美味しくないね」
「ひ……ひぅんっ」
乳牛のように胃液と膣液を搾り尽くされ、桃華はやがて動かなくなった。
「……うん。こんなもんかな」
致命傷を負い失神した少女を、ゼロは無造作に振り捨てる。
もの言わぬ肉人形と化した桃華の身体は団子のように弾むと、同じく肉塊となって転がっている希美に重なった。
「ありがとうピンク、イエロー。けっこう楽しめたよ」
ゼロは満足げに笑った。

565:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/29 23:23:28 3ygWHNpH
その4でした。ようやく折り返しです。もう少々だけお付き合いください。


>>558
ありがとうございます。
予定では次がある意味イエロー本当の見せ場となりますのでもう少しお待ちください。

>>560
こんな代物でDL販売なんてさすがにありえないです……。
ただ、今まで僕の拙い文章に明確な形を与えてくれた絵師さん達には本当に感謝しています。
これからも見捨てずに描いてくれる絵師さんがいればいいなあ。

566:名無しさん@ピンキー
07/10/30 00:05:16 vtFLrtsn
ねっとり堪能させてもらったぜ!

567:名無しさん@ピンキー
07/10/30 01:12:38 WJz+7JM2
>>565
描写の細かさが素晴らしいっす!!!
続きをwktkして待ってますぜ

568:名無しさん@ピンキー
07/10/30 04:57:56 Tq/WaK74
すっっ……げぇ!!!
今までとはまた一味違う、まさにこれぞ暴力といった腹責めGJ!
脆すぎるピンクに叩きつけられる子供ならではの容赦ない残虐性
臓器壊されちゃうなんてトラウマ決定だなピンク
そしてイエローの本番…
再起してもう少しバトルのか、はたまた倒れたのを虐め倒すのか…
楽しみだな!

569:名無しさん@ピンキー
07/10/31 00:44:58 +2+l2pMd
URLリンク(akamaru.sakura.ne.jp)

こういうのの余裕を一撃で消し去りたい

570:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/31 11:45:20 WfiKTfuY
敵襲の知らせを受けイリティス基地に帰還した緋奈と亜緒は、駆け足でオペレーティングルームに向かっていた。
「……亜緒ちゃん」
二人は無言で駆けていたが、やがて緊張に耐え切れなくなったのか、緋奈が口を開く。
「大丈夫かな、みんな」
亜緒は隣に首を向ける。
緋奈は泣きそうな顔で亜緒の目を見上げていた。
三人の仲間が先に突入してからかなりの時間が立っているが、未だ誰も帰っては来ていない。
「……大丈夫だろう。あいつらは強いからな」
緋奈の不安を鎮めようと、亜緒は出来るだけ落ち着いた声で言った。
「便りがないのは良い知らせだ」
ぎこちない動きで、唇を微かに持ち上げてみせる。
「……うん。そうだよね!」
人を疑う事を知らない緋奈は、慣れていない亜緒の作り笑顔にも素直に騙されて頷いた。
「ああ。……あとなレッド、何度言ったら分かる? 任務中はブルーと呼べ」
「てへへ、ごめん」
(……くっ……)
だがその凛々しい表情とは裏腹に、亜緒の内心には相当の焦りが浮かんでいた。
何の連絡もなくこれだけの時間を置いて、三人が無事の筈がなかった。
恐らくかつてない程の苦戦を強いられているか、或いは既に……。
最悪の場合を想定し、亜緒は身を引き締める。
「……レッド」
「なに? ブルー」
無垢な幼馴染は、くりりとした瞳で二回り背の高い亜緒を見上げる。
「お前は、何も心配しなくていいから」
昔から不器用で人付き合いの下手だった自分を、一生懸命に話し掛け引っ張ってくれた緋奈。
小学校でクラスに馴染めず陰湿な苛めを受けた時も、身を挺して庇い人の輪の中に入れてくれた緋奈。
これまでの人生で緋奈が何度も助けてくれなければ、今の自分はなかったと断言できる。
何とかその恩に報いようと、亜緒は努力してきた。
あまり成績の良くない彼女に宿題を教えてあげるため、近眼になるほど勉強した。
誰でも信用してほいほい着いて行くその身に良からぬ事が起こらないよう、空手道場に通って身体を鍛えた。
「お前はこの私が護る。命に代えても」
愛しい親友の目を真っ直ぐに見据え、亜緒は言った。
「やだブルーってば。一人で死なないでよ、縁起でもない」
本心からの言葉だったが、緋奈は冗談と捉えたようだった。
「すぐ一人で頑張るのはブルーの悪い癖だよ。そりゃブルーから見たら弱っちくて頼りないかもしれないけどさ、
 一応イリティスファイブのリーダーは私なんだから、辛い時はちゃんとリーダー助けてーって言ってね?」
「……ああ、リーダー」
緋奈が弱くて頼りないなどと思ったことは一度もない。
自分を幾度も助けてくれた力強い笑顔に、亜緒は精一杯の微笑を返した。

571:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/31 11:50:31 WfiKTfuY
床では3人の少女戦士たちの垂れ流した様々な液が混じり合い、限りなく淫靡な雌の匂いが立ち込めている。
ばずんっ!!
「ぐ……ぐむぅ……」
何度目かの掌打をへその真上に撃ち込まれ、碧の口からくぐもった呻き声が漏れた。
既に肋骨を粉々に砕かれている腹には根元まで少年の掌底が沈み、豊満な乳房が揺れる。
「あぅ……」
可愛らしいおさげを離されると、十数度目の失神に沈んだ碧の身体は糸が切れたように崩れた。
自分と二人の仲間の漏らした体液の池に、どちゃりと頬を着く。
「みんな、あまり喋らなくなっちゃったね」
レッドとブルーを待ち焦がれながら、ゼロはとうに堕ちた少女たちの肉体で場繋ぎの人形遊びをしていた。
「ちょっとつまんないな。……ほら、次はピンクの番だよ。……もう立てないの? 仕方ないなあ」
桃華の身体を片手で軽々と持ち上げ、コンソールデスクの上に座らせる。
「……あ……」
あられもなくM字に股を開いて背後の小棚にもたれかかり、桃華はおむつを替えられる幼児のような姿勢になる。
ボディスーツと羽織っていたアウタージャケットは既に原型を留めないほど引き千切られ、
今やその肉感的な肢体は、ぴっちりと張り付いたゴム素材のアンダースーツのみで覆われていた。
「さあピンク、今度はどうやって遊ぶ?」
「は、はぅっ……」
真下からたぷんと巨乳を持ち上げられ、快楽の波に飲み込まれた桃華は悩ましく喘いだ。
「よかった、まだいけそうだね」
ゼロはにこりと笑った。
「じゃあ、どうしようかな……そうだ。こんなのはどう?」
自分の指を念入りに舐めた少年は、自分に向けて曝け出されたディープピンクのスパッツに指を這わせる。
「せえの」
一瞬の間を置いた後、少女の秘裂に並んだ三つの穴に、全ての指が同時に突き刺さった。
「みゃぅぅんっ……!!??」
静かな失神から再び現世という地獄に強制送還され、桃華の瞳に光が戻った。
「きゃう……んっ、あはぁぁん……!!!」
「うん、いいね」
ゼロは上機嫌な声で言う。
「もっと鳴いて、もっと」
スパッツ越しに食い込んだ悪魔の指が、桃華の敏感すぎる部分をくちゃりと掻き混ぜた。
「は……っひゃう!!」
ぷしゃあっ。
堪らず噴き出した透明な潮が、真正面に立つゼロのシャツを濡らした。
「……またお漏らし?」
ゼロの顔から笑みが消える。
「もう四度目だよ。本当に悪い子だね……そろそろ、ピンクにもお仕置きが要るかな」
「ひっ……」
朦朧とする意識の中でも、桃華はその言葉にはすぐさま反応した。
「や、やぁ……ご、ごめ……さぃぃ、ゆる……てぇ……」
「駄目」
もはや碌に回らない舌で哀願する桃華に冷たく言い捨てると、ゼロはその股間から指を引き抜いて横を向いた。
「そうだね……イエロー。ちょっと起きて」
碧と並んで液に塗れて失神している希美の肢体を抱き起こすと、その半開きの唇に舌を挿れる。
「う……ん……」
閉じていた瞳がうっすらと開かれる。
その焦点を結ばない希美の瞳を、ゼロの銀色の瞳は真正面から見据えた。
「聞いてイエロー。ピンクはとっても悪い子なんだよ。ピンクは悪い。悪者。悪者。悪者」
「わ……わる、もの」
抱かれたまま魅入られたように銀の瞳を見返し、希美は微かにゼロの言葉を反復する。
「そう。悪者。ねえイエロー、悪者は敵だよね? 悪者は敵。敵なんだ」
「う……うん。敵……」
力なく頷く。
「そう。敵。敵はやっつけよう。敵はやっつけよう。君の必殺技でやっつけよう。やっつけよう」
「うん……やっつける」
希美は、ゆらりと立ち上がる。
これこそが、悪魔の薬の本来の使い方だった。

572:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/31 11:55:43 WfiKTfuY
「ぁ……は……希、美……さん……」
あられもなく股を開いてデスクに座ったまま、桃華は目の前に立った仲間の顔を見上げた。
「敵……こいつは、敵……」
「……き……!?」
その右手に嵌められたカイザーナックルが大きく握られるのを見ると、つぶらな瞳が見開かれる。
「敵は……やっつける……くらえっ……」
多くの敵を葬ってきた電流拳が振り上げられ、桃華の肢体に照準を合わせた。
「き……希美、さ……!? や、やめっ」
泣きながら首を振っていやいやをする桃華の下腹に、渾身の必殺技が撃ち込まれた。
「げぶっ!!??」
大きく背を曲げて座っていた桃華の腹は多くの肉と脂肪が集まり丸く膨らんでいたが、
イリティス・イエローの必殺の拳の前に、そんな防御壁は張りぼてでしかなかった。
豊富な肉を外部へと円状に爆散させ、ライトニングナックルは桃華のスパッツの中心に根元までめり込んだ。
「ひゃぐぅ……!! が、がぷ……!!!!」
胎内に超高圧電流を流し込まれ、桃華の瞳孔が点に収縮する。
100万ボルトの電撃は縦横無尽に桃華の下腹を暴れ回り、子宮から管を通って二つの卵巣に到達した。
スパッツがどろりと融解し、勃ちきって痙攣する陰核が露わになる。
凄まじい電気刺激により誤作動を起こしたバルトリン腺とスキーン腺が、通常ではあり得ない量の液を分泌した。
「あーあ、また漏らしちゃった」
剥き出しの割れ目から噴水のように上がった液を眺め、ゼロは呆れたように言った。
「お……ご……」
電流はそのまま桃華の全身を駆け巡り、その身を覆うゴム製アンダーのそこかしこが円状に融け裂ける。
超電撃による暴走の波紋は乳腺にも広がり、まろび出た爆乳の突起から半透明の乳汁が噴き零れた。
「あ……かあぁ……かはっ」
常軌を逸した陵辱に、その気弱な精神が耐えられる筈もなかった。
最後に一筋の雫を流し、桃華の黒目はくるりと上を向いた。
「……やっつけた」
虚ろな表情で言った希美は、自らの手によって葬った親友の下腹からナックルを引き抜く。
失神してなお秘裂からばしゃばしゃと淫液の洪水を零しながら、桃華の肢体はゆっくりと後ろにのめった。
「やっつけた……やっつけた」
「うん。いい子だねイエロー。じゃ、ご褒美をあげようね」
棒立ちのまま壊れたように繰り返す希美に笑顔で頷くと、ゼロは掌を握った。
「ぐぶっ……!!!」
無防備な腹に自らのライトニングナックルを遥かに上回る猛拳を埋められ、希美の肉体がへし折れる。
「がは…………も……もも、ちん……?」
その背骨が軋むほどの致命傷は、しかし皮肉にも犯されていた希美の精神に正気を取り戻させた。
目に飛び込むのは、急所を拳と電撃で破壊され、白目を剥いてM字開脚で痙攣する半裸の親友の姿。
「あ……っあ……ああぁぁぁ……!!」
自分のした事が信じられず、その目に涙が浮かぶ。
「も、も……ひっく……ご……め……」
大きくしゃくり上げて呻くと、希美もまたその身にすがりつくようにして桃華の後を追った。


「ああ面白かった。……さてと。いよいよだね」
迫り来る二つの気配を敏感に察知し、少年は呟く。
獲物を見つけた捕食動物のように、銀の瞳が細められる。
研ぎ澄まされた五感は、二人がオペレーティングルームの前に立ったのをはっきりと捉えた。
イリティスファイブの、リーダー格。最強の戦闘力。
そして恐らく、自分をも倒し得る唯一の……。
「本当に待ってたよ。……初めまして、レッド、ブルー」
ドアを開け放った二人の少女に、ギーガロイド・ゼロは天使の笑顔を向けた。

573:ランサー ◆6olansC1k6
07/10/31 12:04:20 WfiKTfuY
というわけで、インターミッション的なその5でした。
予定通りその7で終われそうですので、もう少しだけお付き合い下さい。

574:名無しさん@ピンキー
07/10/31 15:03:23 55+vNT60
GJ!



ああ…もう少しの付き合いなのか…名残惜しいなぁ


575:名無しさん@ピンキー
07/10/31 15:33:55 uuhq9v+C
GJ!!ランサー氏に敬礼!!(*-ω-)ゞ最高
最凶のバットエンドを期待してます

576:名無しさん@ピンキー
07/11/01 00:14:49 pQyOpQcc
メダパニktkr
イエローピンク終わったと思ったら、まだ続いてたのかw
あと2話・・・楽しみにしております

577:名無しさん@ピンキー
07/11/02 21:42:41 SSnWvyoX
最高にGJ!!      
ただ、亜緒タンに死亡フラグが立ってる気が・・・!

578:名無しさん@ピンキー
07/11/03 01:40:24 PIqSctk1
プロフィール紹介の時点で全員にフラグが見える

579:名無しさん@ピンキー
07/11/03 01:55:36 wET+TvHX
青い子には是非壮絶な最後をw

580:前588
07/11/04 01:04:21 bl3sYI6A
test

581:前588
07/11/04 01:06:33 bl3sYI6A
長らくアク禁に巻き込まれてしまいorz
唐突なのは承知で1レスだけ・・・

突き込んだ右拳そのまま更に押し込むか、それともこれ一旦引き抜き改めて
左拳をお見舞いするか。贅沢な悩みではあったが逡巡する時間左程ないとも
自覚する。いま優に三十名もの仲間が周囲ひしめき合い、己の番待望する空気
とて充満し。ゆるり弄ばんとする気持ちやまやまなれど、ひとり数分が
全体数時間に及ぶとなれば我儘勝手も許されぬ。手短かに数発の拳が妥当と
考え先ずは右腕を引く女。が、埋まった拳のまわりには相手の腹の肉質
べったり圧着、さながら腕の離脱惜しむかの如く未練たらたら纏わりつく。
この感覚、またも愉快極まるのか、巣巣女忍の目尻は下がる一方。それ程我が
拳に馴染んでおるか、ますますそなたの腹が気に入った!ようよう引き抜いた
右腕と入れ替わり、既に固めてあった左の拳を丹田へ突き入れる。
――ズボッ「うぐッ」口元から流れ出る河條に新たな涎が満たされしかも。
――ピュッ!ピュッピュウゥ…股間にいたっては愛液噴出の勢い目を見張る
ほどである。近づけた覆面にまでそれ飛散し、えも言われぬ芳香届けられる中、
喪巣くノ一は過去の記憶を解き起こしていた。といってこの場にふさわしい
成功体験でなく、逆に辛い思い出浮上するのが不可思議とも皮肉とも。
つまり、自分自身が当て落とされた苦い記憶。数ヶ月前、見回りをしていた
彼女が毛伸忍者に襲われた、あの夜のことであり。幸いにして、その時の匠も
不殺ミッションだったため腹への当身一発ですんだ。菜摘というこの喪巣女は、
苦悶の声を残しあっけなく気絶した訳である。但し女の名誉の為に一言
付け加えると相手は男、その剛腕ねじ込まれれば如何なくノ一とて儚く気を
失うも止むを得まい、と言えようか。確かに、ごつい拳で腹を突かれた時の、
あの激痛といったら…。ちょうど正面からの一突きが鳩尾と臍の間に沈んだ
瞬間。当然「痛っ!」と叫んだつもりだった。ところが実際は「う!」と短い
呻きが洩れただけ。違う、痛いのだ、との脳内主張も圧倒的な漆黒のヴェール
に覆われ無に帰する。そのまま塗りつぶされた意識が永遠の終焉を迎えれば、
即ち死を意味するがそこは匠の有難さ、腹部の打ち身のみにて臓腑骨格一切
異常ない。また毛伸衆も下忍の当て技では威力に限りあるとみえ数刻後には
気絶の眠りから覚めることになる。もっともその目覚め、決して心地よいもの
ではない。下忍の突きはどこまでいっても荒削り、キヌのような上忍の当て身
とは比べ物にならず。飛鳥の上忍、しかもくノ一の技となれば前述の如く、
厳しくも同性としての慈しみを秘めている。倒された女再び起き上がる際の
鈍痛しっかり残るものの、股間を伝った蜜汁奔流の痕跡に目を落とせば
ほんのり甘酸っぱい思いにもかられるものである。が、毛伸忍者のそれは
そのような余裕も配慮もない、ただの力まかせ。打ち当てた部位とて急所の
外れにも拘わらずあとあと刺すような痛みが残る。
その時の菜摘も中々引かない痛覚に「うぅぅ…」と呻きながら腹に手をあて
蹲るしかなかった。ぽろぽろと涙こぼし口元の涎すら垂れるにまかせる惨めな
姿。当て落とされるはなんと辛いことか、ひしひしと感じ入る。それだけに
この敗北感から脱出したいとの思いは強く。正にそれが今なのだ、と
喪巣女忍は確信する。当てられるのでない、こちらが当てる方なのだ!これ
天と地ほどの差もありなん。しかも私は毛伸のような無粋はせぬ、誉ある喪巣
の女として美しい突き見舞ってくれよう、あと3発だけに止めるがの…。
下忍ごときがどれ程卓越した当て技繰り出せるか、など自問はすまい。
言わば、「そんなの関係ねえ!」状態の喪巣くノ一。限られた時間内で珠玉の
当て身を完成すべく菜摘なりに満を持した拳構えるのである。

582:名無しさん@ピンキー
07/11/04 01:13:33 h3XmECx0
菜摘、か・・・

583:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/04 13:36:55 Tcxo+2Co
「み……みん、な……」
部屋の中で起きている惨状を目の当たりにし、緋奈の唇から震える声が漏れた。
汚液の池に沈んでいる碧。
上下の局部を丸出しにされている桃華。
それにすがりついて果てている希美。
陵辱の限りを尽くされ失神した少女たちの肢体は、様々な形で無残に転がされていた。
「酷い……酷いよ」
その瞳に大粒の涙が浮かぶ。
「何て事を……」
「君たちが早く来ないからだよ」
泣き声で呻く緋奈に、ゼロは悪びれもせずに答えた。
「僕は何もせずに待たされるのが一番嫌いなんでね」
「……お前は、何者だ」
亜緒は氷のように冷たい声で言った。
「さすがに冷静だねブルーは。……僕の名前はゼロ。最強にして最後のギーガロイドさ」
「ギーガロイド……君みたいな、小さな子が……?」
緋奈の表情が苦痛に歪んだ。
「酷いよ。どうして……どうして、こんな事するの?」
「どうして?」
ゼロはきょとんとした顔になった。
「決まってるじゃないか。君たちを倒す事だけが僕の作られた意味にして、唯一の存在理由だからさ。
 成人してから改造手術を受けた他の兄さんたちとは違って、僕は生粋の戦闘生物。完全なギーガロイドだ。
 生まれた時からそう教育されてきた。もし任務を果たせなければただのゴミだ、首領に処分されるしかない」
「戦う事だけが生まれた意味? 処分? ……間違ってる。……そんなの間違ってるよ」
緋奈は精一杯に首を振る。
「君はずっと間違った事を教えられてきたんだよ。目を覚まして。君は……」
「……説得は無駄だリーダー」
緋奈はまだ何か言おうとするが、それを亜緒が制する。
「生まれた時から悪の教えを受けてきたなら、こいつは既に生まれながらの悪だ。もう、救う手段はない」
静かに言うと、腰に携えていた氷結剣・アイスセイバーをすらりと抜き放つ。
ぱきぱきと音を立て、辺りの空気が凍りついた。
「行くぞ。お前も早く剣を抜け」
「で……でも……」
だが、緋奈はなおもゼロの顔を見た。
「ねえ、もうこんな事やめよう? 君はこんな事するために生まれてきたんじゃないよ。仲良く……しようよ」
「…………レッド。まだそんな事を言うの? 本当に甘ちゃんだね」
ゼロは呆れたように溜め息をついた。
「困ったな、そんなに優しくされたら、こっちも手を出しにくいや。僕にも一応プライドってものがある」
亜緒の方を見る。
「どうするブルー? しょうがないから、一対一でやろうか?」
「…………」
亜緒は答えない。
「うん、そりゃそうだよね」
その心を読んだように、ゼロは腕組みをして頷いた。
「先の三人がこのざまなんだから、いくらイリティス最強のブルーでも一対一じゃ危うい。
 けど、僕は何としてでも闘ってもらわなきゃいけない。うーん……そうだ」
しばらく考える様子を見せたゼロは、さも閃いたというように手を打った。
「ブルー、交換条件をつけようか。一対一で闘ってくれるなら、勝敗に関わらず、レッドの命は助けてあげるよ」
「なに……?」
亜緒の表情に起こった微細な変化を、ゼロは見逃さない。
「約束する。もし僕が君に勝っても、その後レッドには決して手を出さない。
 どうせこんな軟弱なリーダーは、一人だけじゃ何も出来やしないだろうからね。実質イリティスは壊滅だ。
 これなら、君はレッドを護れるし、僕も任務を遂行できる。どう? 名案だと思わない?」
「……いいだろう。受けてやる」
「だ、駄目だよ亜緒ちゃん。一人じゃ……あうっ」
「どいていろレッド。どの道、今のお前では足手まといだ」
動揺する緋奈を、亜緒は冷たく突き放す。
「かかってこい、ギーガロイド・ゼロ。一対一の勝負だ」
「うん。行くよ、イリティス・ブルー!」
ゼロは満面の笑みを浮かべた。

584:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/04 13:38:23 Tcxo+2Co
先に仕掛けたのはゼロだった。
目にも留まらぬ速さの跳躍で亜緒の懐に飛び込むと、その正中線に拳を撃ち込む。
「ぐっ……!!」
3人の仲間を屠った鉄拳が、亜緒の腹に食い込んだ。
「えっ」
だが一撃必殺の攻撃は、その水色のボディスーツへ螺旋状の皺を作るに留まる。
イリティス最強の戦士の肉体は、最強のギーガロイドの拳を表面筋肉だけで受けきっていた。
間髪おかず、ぽかんと口を開いたゼロの顎に強烈なニーが叩き込まれる。
「ぎゃうっ!?」
その頭が真上に跳ね、小柄な身体が大きく宙に浮いた。
「が……ひっ!?」
がら空きになった腹部に、アイスセイバーが横薙ぎに払われた。
ゼロは慌てて背後に跳び退り、すんでのところで冷剣の直撃をかわす。
絶対零度の刃に触れたダークシャツが、一瞬で氷結して切れ落ちた。
床に到達した切れ端は、ぱきりと音を立てて崩壊する。
「いたた……す、凄いね」
突き上げられた顎を撫でながら、ゼロは遥か上にある長身の少女の顔を見上げた。
「子供の顎を砕いて斬り捨てる事に何の迷いもないんだ?
 そりゃあ見た目が子供だからって手加減されるのは嫌だけど……でも、ちょっと引いたよ」
「お前が言えた事か」
振り切ったアイスセイバーを戻しつつ、亜緒は冷ややかに言った。
鮮やかに腕を曲げ、フェンシングの動きで再びセイバーの切っ先を向ける。
「次は私から行くぞ」
亜緒は華麗に床を蹴った。


(亜緒ちゃん。……私、どうしたら……)
目の前で繰り広げられている神速の攻防を追いながら、緋奈は動けずにいた。
もちろん頭では、腰のフレイムセイバーを抜いて亜緒に加勢しなければいけないことは分かっている。
だが緋奈には、敵とはいえ小さな子供に灼熱の刃を向けることはどうしても出来なかった。
(ただ、生まれた時から間違った教育をされてきただけで……あの子も、被害者なんだ……)
こんなに優しくされたら手を出せないと、さっき自分でも言ったではないか。
説得の余地があるなら、闘わずに仲良くできるなら、それにかけてみるべきだと思う。
生来のお人よしである緋奈は、未だに少年と分かり合える道を模索していた。
「ふっ!!」
ゼロの回し蹴りが、亜緒の脇腹に直撃する。
「くっ。……その程度か?」
だがその衝撃をも危なげなく耐え切った亜緒は、カウンターでゼロの横っ面に強烈な裏拳を叩き込んだ。
「あう……!!」
凶悪なギーガロイドとはいえ、その体格と重量は子供に過ぎない。ゼロの身体は大きく宙を舞った。
ボールのように無様に転がり、緋奈の足元で停止する。
「く……くそ……」
何とか立ち上がるものの、脳が揺れているのか、その足元はおぼつかない。
「亜緒ちゃん、もうやめてあげて」
緋奈は堪らず口を開くが、亜緒は首を振る。
「そいつが言い出した事だ。一対一の勝負だ。お前に口を挟む権利はない」
「……もうやめよう? ね?」
緋奈は足を屈めてゼロに視線を合わせる。
「降参して。……大丈夫だよ。絶対に君を処分なんかさせない」
「レッド……本当に?」
少年はあどけない表情で緋奈を見返した。
「うん、本当。お姉ちゃんは子供の味方だから」
緋奈はにこりと微笑んだ。
「…………レッド……君って……」
しばしの沈黙の後、ゼロは口を開いた。


「君って、本当に馬鹿なんだね?」

585:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/04 13:40:37 Tcxo+2Co
言うが早いか、真正面から自分を優しく覗き込んでいた少女の頭を抱き寄せる。
「んんっ?」
抵抗する暇などなかった。
突き出されたゼロの舌は、微かに開いた緋奈の唇に躊躇なく潜り込んだ。
「ん、……んっ!? ぅむんん……!!?」
悪魔の薬を注入された緋奈の身体は、無残に倒れ臥している他の仲間と同じ末路を辿った。
見る見るうちに頬が紅潮し、薄手のボディスーツに包まれた肉感的な全身がじっとりと汗ばむ。
「んぅっ!? むぅぅ……んっ!!!」
「んー……っと」
舌を縦横無尽に動かして緋奈の中をたっぷり掻き混ぜ、ゼロはようやく桃色の蕾を解放した。
「ごちそうさまでした」
「ぷはっ……かっは……ぁ!!?? はあぁぅんっ……!!!!」
汗ばんだ肢体が大きく反り返り、びくびくと官能の呻きをあげる。
「レッドは良い子だから、薬の量をサービスしてあげたよ」
そう言ったゼロは、邪悪に笑った。
「神経感度は常人の100倍かな。だからこれくらいの刺激で……ほら」
震える緋奈の首筋に人差し指を立てると、その豊満な胸の谷間から股間までの正中線を一気に撫で下ろす。
「あぅぅ!!!」
ただそれだけで、緋奈の肉体は絶頂に達した。
「はぁ……ぉ……!!!」
あまりの快感に呼吸が出来ず、ほっそりとした咽喉が仰け反る。
小柄な身体に似合わない西瓜大の乳房が淫らに暴れまわる。
極大の刺激に股間が湿って盛り上がり、ワインレッドのスパッツにくっきりと秘裂の形が浮かぶ。
「レッド!!!!」
優しくお人よしな幼馴染を卑劣な手段によって犯され、亜緒は激昂した。
「きっ、貴様ああぁぁっ!!!」
ゼロに突進し、無防備な背中にアイスブレードを振り下ろす。
ばきぃっ!
「な……何だと……?」
亜緒の目が見開かれる。
さっきまでギーガロイド・ゼロを圧倒していた筈の冷剣は、その肩に微かに食い込んだだけで停止していた。
斬られたシャツの周辺部分は瞬時に氷結して瓦解するが、肉体そのものには一筋の傷もついていない。
「悪いねブルー。ほんとはそんなもの、痛くも痒くもないんだ」
ゼロは亜緒に背を向けたままにこりと笑うと、無造作に肘を背後に突き出した。
「ごふ……!!?」
後ろを見ずに放たれた肘鉄は、寸分違わず亜緒の鳩尾にめり込んだ。
的確に腹の中心を抉られ、イリティス・ブルーの鋼の肉体がびくりと痙攣する。
「は……ふえぇ……っ?」
何が起こったのか理解できず、呆気に取られた亜緒の咽喉から震える吐息が漏れる。
「自慢のボディはどんな攻撃も通さないとか思ってた? 馬鹿だね、思いっきり手加減してあげてただけだよ。
 ……もう前座は引っ込んでな。最初から、僕の敵はレッドだけなんだ」
胸を抱いてよろめく亜緒に残酷な真実を告げ、ゼロは緋奈に向き直った。

586:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/04 13:45:02 Tcxo+2Co
「首領から、君の武器にだけは気をつけろって言われてたんだよね」
絶頂に悶える緋奈の頬を撫で、ゼロは楽しそうに言った。
そのまま掌をゆっくりと滑らせて下顎を掴み、柔らかな肢体を固定する。
「は……ふぅ……ん」
「僕の身体は、冷気は一番下の絶対零度にまで耐えられるけど、熱気に上限は無いからね。
 もちろんそこらの火炎放射器程度じゃ話にならないけど、
 太陽に匹敵する熱量のフレイムセイバーを食らったらさすがに消し炭さ。
 ……僕の狙いは、少しでも僕を倒せる脅威になりえるのは、最初から君だけだったんだよ。レッド」
勝ち誇った笑みを浮かべたゼロは、固めた拳を緋奈に撃ち込んだ。
「がぶっ!!」
無防備な肉体の中心に直撃した拳はスカートベルトを引き千切り、そのバックルごと緋奈の腹にめり込んだ。
「まだまだ行くよ」
すぐさま引き抜かれた拳は、まだ金属製のバックルが緋奈の体内にある内に、同じ箇所に幾度も埋め込まれる。
「ぐむ!! がっ!! ごっ……げぶっ!!!!」
あまりの衝撃にボディスーツとアウタージャケットの背中がずたずたに引き裂かれ、張りのある素肌を露出する。
ぐしゃりと音を立て、筋肉と腸と腹大動脈が叩き潰される。
通常の人間なら一撃でさえ致死性の猛撃が、一瞬で計五発も緋奈の体内を抉っていた。
「か……げぽぉっ……」
その内部を破壊され尽くした腹がゆっくりと修復し、粉々に砕かれたバックルの破片がぱらぱらと床に落ちる。
桜色の唇の端から、一筋の濁った液が零れ落ちた。
「……レッドの味は何だか甘ったるいね。おやつにクレープでも食べたのかな?」
垂れ流される胃液をそっと拭って口に含み、ゼロは呟いた。
「さて……そろそろとどめにしようか」
仲間達を軽々と屠った恐るべき拳が、再びぎちりと音を立てて固められる。
「は……ぐぅ……」
既に意識朦朧としている緋奈は、棒立ちのまま一切の防御行動を取れない。
「……さよなら、レッド」
拳を大きく下に引き絞りながら、ゼロは冷徹に言い放つ。
次の瞬間。最強のギーガロイドの猛撃が、緋奈の肉体を突き上げた。

587:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/04 13:46:25 Tcxo+2Co
「きゃぐあああぁぁぁぁっ!!!??」

地下基地の一室に、緋奈の絶叫が響いた。
ゼロの凶悪なアッパーは無慈悲にも、緋奈の極ミニのフリルスカートの中に真下から突き挿さっていたのだ。
少女の大切な絶対急所には、ぷっくりと盛り上がった割れ目から潜り込んだゼロの拳が、手首まで突入していた。
サイズは子供とはいえ人間の腕というあまりにも太すぎる異物を胎内に埋め込まれ、緋奈の下半身が波打つ。
「ひう、んっあ、ぅくああぁぁ……!!!!」
「……正直言うとね、君とまともに戦ってたら負ける可能性もあったんだ。それくらい、君は強い」
張り裂けんばかりに咽喉を震わせる緋奈の耳元に口を寄せ、楽しそうに囁く。
「けど十二番目の兄さん……ギーガロイド・シグマを倒した時の子供とのやり取りを見たらすぐに分かったよ。
 君は強いけど馬鹿だ。情に付け込んで騙せば簡単に倒せる、ってね」
「ひぐぅ……う……がはっ!!!」
膣道を貫いて直に子宮壁へめり込んだ拳を更に胎内へ捻じ込まれ、緋奈の唇から涎が噴き出す。
堪らず秘部にも大量の液が湧き上がるが、膣口を塞いだゼロの手首に堰き止められ、その内部へと逆流する。
「うん、温かくて柔らかい……さすがにここは、イリティスファイブでも普通の女の子と同じだね。
 どう? 薬の効果で、痛いのと気持ちいいので発狂しそうでしょ」
伸ばされた二本の指が、細すぎる卵管にずぶりと潜り込む。
「は、ぁんっ、ひゃふっ、んあぁうっ……!!!」
ゼロの言葉通りだった。
大きく開いた緋奈の瞳孔はぶるぶると震え、今やあらぬ方向を見つめていた。
無理やり途切れ無き絶頂に堕とされ、まだ幼さの残る未成熟な下腹が液の許容量を超えてみちりと張り詰める。
「や……っああ、ひゃっ!? はあぁぁんっ……!!」
鋭い指を、通常では決して外気に触れ得ないアーモンド型の卵巣に直に埋め込まれ、その顎がかくんとのめった。
「もう限界か。……ふふ。意外と呆気なかったね、リーダー」
緋奈の胎内を掻き混ぜ犯し尽くしたゼロは、スパッツに覆われた秘部からずっぽりと拳を抜いた。
「う゛ぁ゛……っ!!」
膣道を塞いでいたダムが決壊し、ひくついた肉穴から大量の蜜が噴き出した。
「ひ……ん……はうぅぅ……!!」
「……あれ」
肉厚な太股をぬめらせる液に微かな赤が混じっているのを見つけ、ゼロは意外そうな声を上げる。
「レッド、ひょっとして初めてだったの? ごめんね、初めての相手が僕なんかで」
内股で棒立ちになったまま未だ何度も絶頂を繰り返し続ける緋奈に、少年は屈託の無い笑顔を見せた。

588:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/04 14:10:22 Tcxo+2Co
というわけでその6でした。次で終わりです。

>>577
>>579
青い子はやけに人気だなあ。
まあ狙ってるんですが。あざとくてごめんなさい。

>>前588
お久しぶりです。相変わらずいい意味でいやらしい文体には恐れ入りますね。
挨拶が遅れましたが、実は失神勝負の頃からの読者です。これからも続編お待ちしております。

589:名無しさん@ピンキー
07/11/04 15:54:11 /u8GjMGn
ランサーさんGJ!

先にレッドから破壊されちゃいましたか
しかもフィスト!
かなりエロかったですよ
大切なものを目の前で打ち砕かれたブルーへの本番責めはこれから?
身も心もボロボロの5人の末路までコッテリ書いて欲しい所ですな。

乙です!

590:名無しさん@ピンキー
07/11/04 16:14:04 1VwOztiD
正直青い子にはぎりぎりで生き残ってほしいけど、
この流れだと一番責め抜かれてムゴイ最後を遂げそうだなあw
まあそれはそれでww

591:前588
07/11/04 23:44:58 bl3sYI6A
>>588 (番号が奇しくも一巡しましたねw)
丁重なご挨拶どうもm(__)m
ランサーさんの官能表現を楽しませてもらっています。
当方はどこまでいってもマンネリ文体ですが何とかあと若干レスで
強制終了させますんでご辛抱を・・・


592:名無しさん@ピンキー
07/11/05 01:42:53 Q8+2MDDG
ランサー氏テラGJ!!
最初のほう読み返してみると、ちゃんとゼロがレッド狙いオンリーってことかつ、
騙し討ちプラン立てる伏線も張ってるんだな
ほんと凄すぎる・・・・

593:名無しさん@ピンキー
07/11/07 19:59:37 oiHhfop5
青い子もう勝ち目なさすぎワロタ
けど勝てないまでも、せめて最後には何か一矢報いて欲しいな

594:名無しさん@ピンキー
07/11/08 14:04:37 QUWI+zPK
上がれなかった間に連載きてたー!
ランサーさん、前588さん、共にGJです><
またこの後、ゆっくり読ませて頂きます♪

ピンクの子の部分、
>その撃って下さいと言わんばかりに曝け出されたへそへ正拳を撃ち込んだ。
がすごく嬉しかったです(ぉw)

595:名無しさん@ピンキー
07/11/08 19:37:03 PyLCnc0f
>>593
一矢報いられたゼロが逆上して、青い子をフルボッコする展開キボンヌ

596:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/09 15:36:17 +88SZSba
「さて……いよいよ最後だね、ブルー」
緋奈を無残に快楽の彼方へと屠ったゼロは、笑顔のまま亜緒に向き直った。
「遊ぼうか。……といっても、もう僕の勝ちに決まってるけど。
 さっきも言ったように、僕は冷気には絶対の耐性がある。君のアイスセイバーなんて全然怖くないからね」
「……貴様……!」
腹を押さえて肩で息をしながら、亜緒は呻いた。
まだ満足に動ける状態ではなかったが、不退転の戦闘態勢を取る。
「よくも……よくも、レッドをっ!」
拳を固め、精一杯の勢いで突き出す。
「……これだけ?」
しかしその拳は確かにゼロの頬にクリーンヒットしたものの、結果はべちりと音を立てるに留まる。
「くぅ……!」
幼馴染を護るために鍛えぬいた肉体も、最強のギーガロイドには通用しなかった。
切れ長の瞳に悔しさの涙が浮かぶ。
「つまんない。やっぱり勝ちの見えてる勝負はスリルが無いな」
その顔から笑顔を消し、ゼロは亜緒の腹に反撃の拳を撃ち込んだ。
「ぐぶぅんっ!!」
引き締まった流線的な長身が、一瞬でくの字に折れる。
気だるげに放たれた拳だったが、生身の砲弾は亜緒の表面筋肉を軽々と突き破り、その膵臓にまでめり込んだ。
みちりと音を立て、延び切ったボディスーツの背中に一筋の亀裂が走る。
長年の鍛錬によりくっきりと割れた少女の腹筋も、ゼロの本気の打撃の前には防波堤とはならなかった。
「う、むっ……」
直立して口元を押さえる亜緒に、ゼロはゆっくりと脚を下げる。
「隙だらけだよ、ブルー」
「うぁっ!?」
足首を掬うように蹴り上げられ、尻餅を着いた亜緒は仰向けに倒れる。
(しまった……!!)
即座に体勢を立て直そうとするが、間に合わなかった。
すぐさま腰を屈めたゼロは、肢体の前面を曝け出した亜緒の肉体に凶悪な正拳突きを撃ち落とした。

597:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/09 15:39:20 +88SZSba
「ぁはうぅん……!!!」
亜緒の口から甲高い、その大人びた容姿からは想像できないほど少女らしい悲鳴があがった。
「きゃうぅ、うんっ、んはあぁ……!」
「なんだブルー、そんな可愛い声も出せたんだ」
ゼロは無邪気に笑う。
無理も無かった。
亜緒の下腹に突入し子宮も卵巣も抉りぬいたゼロの拳は、その骨盤をも粉砕し、尻にまで到達していたのだ。
胎内に捻じ入れられ限界まで引っ張られたゴムスパッツの最下部が、ぎりりと引き絞られた。
延びきったコバルトブルーは亜緒の股間に猛烈に食い込み、そのつるりとした割れ目の縦筋を剥き出しにする。
「はふっ……う……くむぅ……」
恥骨結合を砕かれ、全身の筋肉が弛緩する。
女としてのアイデンティティを粉々に撃ち砕かれ、亜緒の瞳が絶望の涙で満たされた。
「あうぅ……ぅ……ひ……緋奈……」
冷徹な仮面を被っていたイリティス・ブルーの心が折れ、本当は誰よりも弱い少女の中身が曝け出された。
刺された拳で床に貼り付けられながらも、助けを求めて腕を動かし、いつでも護ってくれた幼馴染の名を呼ぶ。
「緋奈……緋、奈……」
「しっかりしなよ、ブルー。レッドはとっくに堕ちてるよ」
「こ……こわぃ、よぉ……た……たすけ、て……緋奈ぁ……」
ゼロは急所を潰したまま諭すが、亜緒は聞こえていないかのように呻く。
「頭がおかしくなっちゃったかな? まあいいや」
亜緒の下腹から拳を抜いたゼロは、その豊満な肉体の上部へとその照準を移動させる。
精密に移動した鉄拳は、倒れてなお真円をいささかも崩していない雄大な肉房の真上で停止した。
「さよなら、ブルー」
笑顔で言い放ったゼロは、亜緒の柔らかすぎる左乳房の真ん中に止めの一撃を突き刺した。
「ごぱぅっ……!!!」
スレンダーな両足がびくんと伸び、床と平行に引き攣った。
脆弱な肉と脂肪の塊を軽々と貫通したゼロの拳は、胸骨を粉砕し、ほぼ背中側にまでずしりとめり込んだ。
「うぅぐ……はっ……ぐぶっ!!!!」
致命的な外傷性ショックにより、亜緒の全身の穴が開いた。
びゅるっ。
胃と片方の肺を無残に破壊され、今まできつく結ばれていた唇から汚液の噴水が上がる。
切れ長の瞳からは涙の雫が溢れ堕ち、スパッツの三つの穴からは、小水や膣液や腸液が入り混じって噴き零れた。
「ひ……ぐひゅぅ……ふ……」
全身から体液を垂れ流した亜緒の瞳から、完全に光が消えた。
微かに浮いたままぶるぶると震えていた両足と、宙を掻いていた掌が同時に床に落ちた。

598:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/09 15:41:16 +88SZSba
「うーん。フィナーレにしては弱すぎだったね」
亜緒の凄惨な最期を見届けたゼロは、無造作にそのボディスーツを踏みつけた。
鍛え上げられたしなやかな肢体は既にもの言わぬ肉塊と堕し、極限の柔らかさでそれを受け入れる。
腹の中心に足首までスポーツシューズを沈められ、瀕死の少女の上下の口から濁った液がごぷりと噴出した。
「よし、任務完了」
5人の少女戦士を葬り去ったギーガロイド・ゼロは、満足の笑みを浮かべた。
超人的な身体能力を持つイリティスファイブと言え、ここまで破壊の限りを尽くされれば自然治癒は無理だろう。
このまま放っておけば、長くても数時間の内に全員の生命活動が停止する筈だった。
「あ……ぉ……」
「んっ?」
だが、微かな息遣いを感じて振り返る。
「………………レッド……?」
ゼロは目を丸くして緋奈を見つめた。
「亜緒……ちゃん……」
内臓を破壊され、子宮を直に抉られ、ひくつく股間からは自分の意思と関係なく溢れ続ける蜜を零し。
両足をがくがくと震わせながらも、少女は確かに立っていた。
「泣かないで……いま、助ける……から」
唇から垂れる胃液を拭い、搾り出すような声で呻く。
「レッド……ひょっとして、まだ遊んでくれるの? その身体で?」
瀕死の重傷を負いながらも、その瞳には炎が宿っていた。
「……凄いよ、レッド」
ゼロは歓喜に声を震わせた。
「分かった。最後の勝負だ」
その拳が、再び音を立てて引き絞られる。
同時に、緋奈の右手が腰に伸びた。
「……ッ!!」
ゼロは銀の瞳を細めた。
緋奈はゆっくりと、だが力強い動作で、携えた剣を鞘から抜いて行く。
炎に包まれた銀剣が少しずつ刀身を現し、薄暗かった部屋を光で満たし始める。
全てを消し炭にする灼熱剣、フレイムセイバー。
最強のギーガロイド・ゼロの肉体ですら、その究極の火力の前では例外とはならない。
ゼロは初めて、人間を玩具ではなく敵と認識した。
「出させないよ!!」
即座に床を蹴ったゼロは、一瞬で敵との間合いを詰める。
「う……」
互いがベストの状態ならば見えない勝負だったが、既に多大なダメージを受けている緋奈には反応出来ない。
緋奈が灼熱剣の刀身を抜ききる前に、ゼロは無防備な肉体へ全身全霊のダッシュアッパーを撃ち込んだ。
「はぐぅぅぅぅっっ!!!!」
少女の咽喉から、張り裂けるような悲鳴があがった。
「あっ……うぁ……!!!」
ほぼゴムのアンダースーツのみに包まれた肉感的な肢体が、棒立ちのままぶるりと震える。
健気に涙を堪えていたつぶらな瞳が、大きく見開かれる。
ゼロの腕が、消えていた。
傍目には到底信じられない光景だった。
へその真下から突入したアッパーは、その柔らかな腹の中でほぼ90度に近い急直角を描き、
豊満すぎる少女の肉体に、もはや肘すら見えなくなるほどの深部まで突き刺さっていたのだ。
「ご……ぼっ!!!!」
腕ごと緋奈の腹に埋没したドリルは、その臓器のほとんどを貫き抉っていた。
小さく膨らんだあどけない口元と、儚くひくついた股間の秘裂から、どろりと赤黒いものが零れた。
「正真正銘……僕の、勝ちだね」
緋奈の腰を見ながら、ゼロは言った。
抜けば勝利の約束されていた筈のフレイムセイバーは、まだその刀身の半分近くが鞘の中にあった。

599:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/09 15:43:52 +88SZSba
「……本当に楽しかったよ、イリティス・レッド」
緋奈の腹から根元まで埋まっていた腕を引き抜き、ゼロはとびっきりの笑顔を見せた。
生まれて初めての、そして恐らく生涯唯一の、敵。
「戦ってくれてありがとう。君の事は一生忘れ……な…………っ?」
しかしその直後、無垢な笑顔にたじろぎが浮かぶ。
少年の鮮やかな銀髪を、敵の左手が鷲掴みにしていた。
「レ……レッド……!!」
(そんな。こいつ、まだ……!?)
究極の一撃をもって肉と臓器を完全に破壊し尽くした筈の少女は、未だなお倒れなかった。
左手でゼロの身体を固定し、右手に携えたフレイムセイバーを鞘から抜き放つ。
「う、うわ……」
全てのものを焼き尽くす必殺の剣が、大きく振りかぶられた。
太陽に匹敵する灼熱の炎が、ゼロの銀の瞳を紅く染め上げる。
(ひ……!!)
最強のギーガロイドが初めて直面する、敗北の危機。
その表情が生まれて初めて、演技ではない恐怖に歪んだ。
「や……やめろおぉっ!!!!!」
絶叫と共に、ありったけの力で反撃の拳を撃ち込む。
「ひぐぅんっ……!!!」
既に防ぐ骨も筋肉もない弛緩しきった鳩尾をずしりと抉られ、緋奈の呼吸は止まった。
「この……このぉっ!!」
もはや失神どころか死んでもおかしくない一撃だったが、恐慌に駆られたゼロは更に何度も追撃を加える。
「ごぶっ!!! げぼ……はぐぅっ……!!!」
何発もの拳が、緋奈の肉体へ出鱈目にめり込む。
ボディスーツがずたずたに引き裂かれ、真円の乳房がゆさりと零れ出る。
腹の中心に正拳をぶち込まれ、震える唇から血の塊が弾ける。
下腹に音速の砲弾を埋め込まれ、ワインレッドのスパッツが赤黒く染まる。
「が、はっあ……か……ぐぼっ!!!」
そしてその最後の拳は、緋奈の肋骨も胸骨も完全に粉砕し、その奥にあるものに直撃した。
小さく脆いそれがびくりと痙攣する感触が、ゼロには確かに伝わった。
それなのに。
(ば……か、な……)
心臓に拳を埋め込まれてなお、少女の瞳には不滅の炎があった。
一瞬の静寂の後。
灼熱を纏った剣が撃ち落とされ、ゼロの身体を刺し貫いた。

600:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/09 15:45:14 +88SZSba
「ぐうううおああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!!!!!」
イリティス基地中に、ギーガロイド・ゼロの断末魔が響いた。
肩口から一直線に挿し込まれたフレイムセイバーは、小柄なゼロの身体の中心を抉っていた。
「があああぁっ、は、ぐはああああ……!!!!!」
灼熱の柱を埋め込まれ、自分が内部から焼かれ、融かされて行くのが分かる。
(そんな……ぼ、僕が……最強のギーガロイドである僕が……!!)
敗北だけは許されなかった。
(冗談じゃない、ふざけるな……せめて、相討ちだ……!!)
幸いにも、敵の腹にめり込んだ拳は、未だその急所を捉えていた。
ゼロは焼け焦げながらも腕に力を入れ、ひくひくとか弱く脈打っている緋奈の心臓を抉り潰そうとする。
「ご……ごめん、ね……」
「……!?」
だが、小さく発せられた言葉を聞くとその動きが止まった。
ぐらりとよろめいた緋奈は力なく両膝を着き、焼け行くゼロの身体へ緩やかにもたれかかった。
「な、何を……」
「ごめん……助けて……あげられなくて……」
狼狽するゼロの肩にくてりと頬を乗せ、耳元に蚊の鳴くような声で囁く。
頭を掴んでいた拳から力を抜き、優しくその銀髪を撫で付ける。
柔らかな肢体を押し付けられ、胸の膨らみの温かい感触がゼロに伝わる。
「た……助けるって何だ。僕は……」
「子供の……味方、なのに……でも、ごぼっ!!! わ、私……この方法しか……選べなくて……」
血の泡を吹き、ぽろぽろと涙を零しながらも声を絞り出す。
「……………………」
「本当、に……ごめんね……今度、会う時は……仲良く、しようね……」
(……………………ふーん)
その涙は痛みではなく自分の為に流されたものなのだと、ゼロは何となく理解した。
「つくづく馬鹿なんだね、レッドは」
呆れて笑うと、緋奈の腹からそっと拳を抜く。
「……ん……」
不滅の炎を湛えていた瞳が、ようやく閉じられる。
今度こそ本当に力尽きた少女は、ゼロの身体を伝ってゆっくりと床に崩れ落ちた。


「……そりゃあ今までのギーガロイド達も全員やられるわけだね。本物の馬鹿には誰にも勝てっこない」
ドアの向こうに、大勢の人間が集まる気配がした。
自分の断末魔を聞きつけたイリティスの隊員たちが突入しようとしているのだろう。
イリティスの医療技術とイリティスファイブ自身の持つ強力な治癒能力は、恐らく彼女たちを死なせはするまい。
「あーあ。いいとこまで行ったのにな。これでまた振り出しか」
一方、半分以上を焼き尽くされたゼロの肉体は、既に自壊を始めていた。
「けどこの調子じゃ、何回やっても同じかな……まあ精々がんばりなよ、イリティスファイブ」
戦闘能力だけなら首領ギーガロードすらも凌駕する自分を倒した、その力。
どのみち秘密結社ギーガメーソンは、いずれ滅びる運命にあるのだろう。
「でもレッド、忘れないでよ。いくら今日の傷を治しても、例えいつか首領を倒したとしても、
 ……君の初めての相手は、僕だったからね」
最後に足元の少女に向けて意地悪く微笑むと、ギーガロイド・ゼロの身体は消滅した。
同時に、イリティス隊員たちの慌ただしい足音と共に、オペレーティングルームのドアが開け放たれた。

―完―

601:ランサー ◆6olansC1k6
07/11/09 16:03:10 +88SZSba
というわけで終わりです。
本当に長くなってしまってごめんなさい。
全部読んでくれた奇特な方には最大級の感謝を。

>>592
気付かれる事を前提としていない只の自己満足で書いた部分だったんですが、
そんな細かな伏線まで察していただいて恐縮です。

>>593
>>595
青い子、特に何も出来なくてすみません。
けど噛ませ犬ってヘタレてなんぼなんじゃないかな? かな?

602:名無しさん@ピンキー
07/11/09 18:32:33 gYuvb++m
ランサー氏、長編乙でした。

最高の腹パンSSでした。
ピンクが大好きだー!w

603:名無しさん@ピンキー
07/11/09 20:14:25 YbCg+nAx
GJ!
俺がヒロピンで求めていたものの一角がこれで満たされました
しかし…



まさか勝つとはね!そしてまさか治療できるとはね!www


604:名無しさん@ピンキー
07/11/09 23:50:50 hvKEcx8i
青い子はもっとねっとり嬲られるかと思ってたけど

にしてもGJ!

じっくり充電してまた戻ってきてくださいランサー師

605:名無しさん@ピンキー
07/11/10 13:28:38 JvKTMbC+
ランサーさん、『美少女戦隊イリティスファイブ!』 完結お疲れ様でした♪

大胆な表現とストーリー性に飽きさせられる事なく最後まで読みきれました。
思い切りハードなのに、「ある種」安心して読めたのは設定部分で練られた所があったからなんでしょうね…個人的に見事としか言えない一作(逸作)でしたw
好き勝手を言わせてもらえるならば…「ギーガロイド・ゼロ」を含めてそれぞれのキャラクターがよく出来上がっていたと思えるので
5分割ストーリーでも見られたなあ…と思った事でしょうか(ぉ)
色々な部分で個性が見られたので萌えまくりでしたw

UPの際、不本意ながらも色々とカットした部分もあるかと思われますが(とくに頭とラスト部分で何故かそんな感じしました。違ったらごめんなさい><;)
何にせよ最後まで書き切ってくださったお陰でこちらは満足しました。
次回作も楽しみにしています♪これからもよろしくお願い致します(ゝ_<)ゞ

606:名無しさん@ピンキー
07/11/11 01:01:54 4HCMMVXj
これはいい腹筋
URLリンク(image.blog.livedoor.jp)
このスレのSSのつまみにちょうどイイw

607:名無しさん@ピンキー
07/11/11 03:10:59 eexDZn7p
>>606
これは良い
俺も来年は腹筋割れるようにしようかな

608:名無しさん@ピンキー
07/11/11 12:54:15 jbnjAIBw
来年からでなく今日から始めましょう。

609:名無しさん@ピンキー
07/11/12 02:41:51 8+hqPBgB
>>607
サーコゥ!サーコゥ!
ワンモアセッ!

610:名無しさん@ピンキー
07/11/12 05:13:02 +rzdK+Fb
ビクトリー!

611:名無しさん@ピンキー
07/11/12 17:35:41 7968e+kv
>>608
冬場に脂肪削いだら寒いじゃないか

612:名無しさん@ピンキー
07/11/13 08:46:39 Xa47C245
変身ヒロインの腹責めといえば、
今日のおかずっていう短編ゲーム集の中の一本のルビーストライカーに1シーンとして有るのを確認した。
魔法天使シリーズのA氏がシナリオを書いて戦闘とか日常のシーンはバッサリ切られて陵辱シーンのみだがなかなか良かった。
触手に逆さ磔にされた変身ヒロインが腸と子宮に精液ブチ込まれて
ボコ腹になったところをフルスイングした触手で殴打されて悲鳴絶叫、絶頂嘔吐をする。
私はサンドバックじゃないのにとか変身ヒロインが弱音を吐いたりとか俺的にはかなりイケてた。


613:名無しさん@ピンキー
07/11/15 00:08:03 Jiwvr6Hp
お前ら軽い責めは嫌いかい?

614:名無しさん@ピンキー
07/11/15 10:05:20 dg6AfNSk
ヘビーもライトも
リアクション次第だな


615:名無しさん@ピンキー
07/11/15 18:30:06 ru2ZXNAj
軽い責めってどんなん?
お腹を下からたぽたぽいわすの?

616:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:43:14 Jiwvr6Hp
吐いたり内臓破裂しない程度かなぁ。
痣も無い方向で。

617:名無しさん@ピンキー
07/11/15 21:58:39 vWt+kF8l
そもそもスレタイが結構強烈だからなあ
微妙にスレチになっちゃうのか

618:名無しさん@ピンキー
07/11/17 01:00:40 emZxAeqV
>>617
鳩尾に鬼拳age

619:名無しさん@ピンキー
07/11/17 03:11:53 vHxZUKZl
子宮関連はあまり無くね?

620:名無しさん@ピンキー
07/11/18 10:52:17 SllAm70w
バイオハザードのヒロインの腹に
タイラントがパンチ入れる責めが欲しかったぜw

621:名無しさん@ピンキー
07/11/18 12:13:40 SllAm70w
これをヒロイン相手にやって欲しいww
URLリンク(www.geocities.jp)

622:名無しさん@ピンキー
07/11/18 16:17:14 /ndm/L5f
>>617
軽い腹責めは無しなんて規則ないだろ。



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