07/09/04 23:17:43 XJ6kt6gb
人が動けないのを良い事に言いたい放題言ってくれて。
でもお生憎様、あんたらなんかに潰せる程ヤワなお腹じゃない。
…やれるもんならやってみなさいよ。
「 ねえ、ねえねえ、聡美。私にもやらせてよぉ。私の攻撃、まだ一回も当たってないんだよ。
ちゃんとお腹狙うからぁ♪ 」
脇で見ていた松本が嬉しそうに聡美に話しかける。
なんかちょっと屈辱感を覚えた。普段、相手にもならないような奴が意気揚々と私を甚振ろうとしているのだ。
いっそ振り解いて脱出してやろうかと思ったが…本間の力が強くてそれが出来ない。
そういう技ははすみの方が上手かったな…機会を作ってコツでも教えてもらおうかしら。
「 うーん。…いいわ、じゃあ最初は陽子やりなよ。せっかく捕まえたんだから皆で楽しみましょ。
でも、いきなり最初からきついのはナシ。……長く苦しめてやった方が楽しいからね。 」
不敵な笑みを浮かべながら松本に許可を出し、残りの全員にも語りかけた。
すると全員が気持ち悪い笑みを浮かべ始める。サディスト集団め。
「 それじゃ、皆お先にごめんねー。 」
言いながら松本が私の前に立つと、拳を打ち込み始めた。
―― バチッ!! ――
「 フっ! 」
( お…おへそ…? )
松本は、私の丁度おへそを殴るように打ち込み始めたのだ。
( 痛くないわけじゃないけど、みぞおち連打とかじゃないならまだ大丈夫だわ。はすみじゃあるまいし。 )
―― ドッ! ――
「 くっ! 」
―― ヅムッ! ――
「 んっ! 」
打撃に合わせ、ひたすら腹筋を固める。鍛え上げたとは言え、痛いは痛い。
でもまだまだ大丈夫…見てなさい、全員疲れきるまで耐えてやるんだから。
―― ドズッ! ――
「 ぐッ! 」
―― ドグッ! ――
「 ぐぅッ! 」
―― バチンッ! ――
「 くふっ! 」
―― ドッ! ――
「 ふくッ! 」
―― ドムッ! ――
「 んッ! 」
ひたすら私のお腹のまんなかを中心に殴り続ける。私は集中力を研ぎ澄ませ、ダメージを最小限に抑える。