【嘔吐】腹責め専門SS・その2【子宮潰し】at EROPARO
【嘔吐】腹責め専門SS・その2【子宮潰し】 - 暇つぶし2ch303:名無しさん@ピンキー
07/08/01 17:03:44 LpMmCXxp
これくらいのぽっこりお腹にパンチしてみたいなぁ
URLリンク(cgi.2chan.net)

304:名無しさん@ピンキー
07/08/02 10:47:03 wP2nuwG1
ルネサンス絵画で、巨大な真珠貝みたいなのの中でウフン立ちしてる女性を攻めてみたい

305:名無しさん@ピンキー
07/08/03 02:37:36 1XSfak13
こう、斬新な腹パンが思いつかない・・・同時に破綻しない設定も思いつかないぜorz

306:名無しさん@ピンキー
07/08/03 23:05:59 HSC6hYCe
>>305
なぜ破綻を恐れる?恐れることはない。自分の信じる道を突き進めぇぇ!!

と昔師匠が言っておりました。

307:名無しさん@ピンキー
07/08/03 23:55:23 76fzjLQi
>>305
いーじゃん「色々あって腹パンチされる事になりますた」で

308:名無しさん@ピンキー
07/08/04 01:51:32 VYSPzEJ0
>>293
> どうか助からない方向
助からないって、死ぬのかよw
さすがに腹責めで死ぬとこまでいくとひくなあww

309:名無しさん@ピンキー
07/08/04 02:22:05 VYSPzEJ0
なんか通じるものを感じたのでw
スレリンク(eroparo板)
こっちもよろです

310:名無しさん@ピンキー
07/08/04 13:17:35 05EltXvR
>>306-307
もう設定とか適当でただただ百人ぐらい殴るSSでも書いてみるか・・・w

311:名無しさん@ピンキー
07/08/04 14:29:36 V0ODuJhW
王道をより厳しくこだわって書いてくれ
「変わったもの」よりも本質的なものを頼む

つまりおまえが抜けるか抜けないか、それが問題なんだ。

312:307
07/08/04 16:45:07 hNetOOuI
>>310
ホント変にシチュエーションに凝って前フリが長ったらしくなって、メインのはずの腹責めがおざなりになるよりはそっちの方がいいよ
あくまで「俺としては」だけど

313:名無しさん@ピンキー
07/08/04 16:45:22 1MyZl2UN
抜くのにそんな詳細な設定とか作ってないしなあ・・・

何だろ、無駄に文書こうと思うと整合性に気を使う俺は細かすぎるんだなきっと。
マジ本気で殴り続けるだけの話とか気晴らしにあげてみっかもうw

314:名無しさん@ピンキー
07/08/05 00:21:43 PuN+aEhV
とにかく、みぞおちもヘソも下腹も責めまくれw

ところでJINさん復活しねえかなあ・・・
闇の拳の女教師編は今でも現役w だぜ

315:名無しさん@ピンキー
07/08/05 22:42:22 a+KzG5UG
でもよ、前振りによる描写のキレが冴える部分ってのねえかな?
難しいよなあ、なんつーかこう、クライマックスシーン全集で行くか、
盛り上がり巨編でいくかみたいな。


316:名無しさん@ピンキー
07/08/06 00:36:58 okbLKX5G
腹責め以外も混じりそうな勢いw なんで、今後はこちらで
URLリンク(mousoudabun.blog115.fc2.com)
あと昔のSSとかもそのうち

どうも失礼いたしました 

317:名無しさん@ピンキー
07/08/06 00:46:30 UDHBXt6z
あまりに前フリが長いのはもう読み飛ばしてる
ちんこ丸出しで真面目に読書するのもアレなんでな

318:名無しさん@ピンキー
07/08/06 01:06:22 ZPDTA/4J
まあ、気持ちは分かるがw

でもまあ長すぎない程度に、うまくクライマックスに向けて盛り上げてくれるならあってもいいと思う
カタルシスと言うか何と言うか。

319:名無しさん@ピンキー
07/08/06 01:58:02 S/Uu7CSh
何作も書いていると、段々枝葉の部分や前後の繋がりにも自分が気にするんだよね。
俺も3年ぐらい前は思い立ったら垂れ流しで1レスでポンと出してたりしたもん。

320:名無しさん@ピンキー
07/08/06 02:37:28 zQ4rIAfP
>>316
今後も期待してますよ(*゚∀゚)=3

321:名無しさん@ピンキー
07/08/06 06:23:22 xpqsc3X7
仕置人さんブログで続きか~
なんか寂しくなるな。このスレの大看板が一つ無くなる訳だし

322:名無しさん@ピンキー
07/08/06 06:41:13 BDgDaAAT
URLリンク(sweety.jp)

美人空手家 諸岡 奈央 24歳 149cm 形の妖精 

ここの住人の皆様なら どう責めるのでしょうか?
過去の物語のように下腹部に攻撃を集中されて倒されるのでしょうか?

323:名無しさん@ピンキー
07/08/06 11:36:02 DvxvL78S
美人空手家といったら小林由佳

324:名無しさん@ピンキー
07/08/06 13:28:25 aDvpbe5Y
>>322
三次元につき個人的に却下

325:名無しさん@ピンキー
07/08/06 17:19:21 oJ1cCPGQ
三次元の写真で「美人××」「美少女○○」と紹介されて実際見るとがっかりする事が大半。

326:名無しさん@ピンキー
07/08/06 17:31:18 BDgDaAAT
そんなに悪いと思わんけどな>奈央ちゃん。
こんな子なら腹責めで泣かしてみたいけどな。

すみません2次元なのを忘れてました。申し訳ありませんでした。

327:名無しさん@ピンキー
07/08/06 21:24:12 DvxvL78S
>>326
別に絶対2次元なんてルールないだろ。ただ書きづらい感はある。

328:324
07/08/06 23:31:19 aDvpbe5Y
>>326
俺が三次元を受け付けないだけで、君に罪は無いッ!!
戒めにパイプカットしてくるノシ

329:名無しさん@ピンキー
07/08/07 00:54:48 SYy237o2
>322-323
格闘女子はちびっ子が多いのか?
低身長フェチのおいらにはたまらんね。

330:名無しさん@ピンキー
07/08/07 10:08:33 z+jqimBL
武道をはじめるきっかけが体が弱いからとか虐められたからとかが多いからじゃな
いでしょうか。痴漢に襲われたのをきっかけになんてのも。

でも そんな女の子が必死に鍛錬しても所詮は女の子ですからね。上記に出てきた
マユカちゃんのように やられちゃうんでしょうね。

諸岡選手だって149センチだもんね。蹴りを受け止められ 腹に重いのを一発入れ
られ動きを止められたら あとはやられ放題。 最後の力を振り絞って蹴り出すけど
足を払われて 倒れたところに下腹部にトドメの正拳突き入れられて失神KOなんて
展開にあるんでしょうね。

あっ すみません 2次元なのに暴走してしまいました。女子格闘家や婦人警官が
腹を突かれるフェチなもので。



331:328
07/08/07 16:20:14 AqiWY/9G
>>330
だから「俺一人が」三次元を受け付けない「だけ」で、「二次元でなくてはいけない」と言う「ルール」は『ない』と何度言えば
他の人は三次元も大歓迎だよな?

332:名無しさん@ピンキー
07/08/07 16:37:45 KVIOR1wm
それをネタとして昇華するなら二次でも三次でも別に構わないのだが。
グラビアやらアスリートやらの画像貼って「これどーよ?」てのはサロンなりSM板の方で
するのが適切じゃないか、とは思わなくもない。

333:名無しさん@ピンキー
07/08/07 18:18:40 ASIFNxVq
まあ新しい投稿がない時だったら画像貼って雑談するぐらいいいんじゃねえか?
作者さんもそれをネタにできるかもしんないし。

334:名無しさん@ピンキー
07/08/07 22:56:06 p804Yq/n
燃料投下

URLリンク(www.upld.net)

URLリンク(www.upld.net)

URLリンク(www.upld.net)



335:名無しさん@ピンキー
07/08/07 22:59:36 p804Yq/n
URLリンク(up2d.unsymmetry.org)

連投スマソ

336:名無しさん@ピンキー
07/08/07 23:30:21 DQM9a6gZ
>>334-335
お前・・・全く空気を読む気ないだろう・・・?

337:名無しさん@ピンキー
07/08/08 00:00:38 QCuzMZ72
>>334の上から二番目がいいな
その姿勢のままで、シュート~って言いながら、つま先蹴りでえぐる。

338:名無しさん@ピンキー
07/08/08 00:29:49 FdLM/Oil
>322
諸岡選手、形の妖精って事は、フルコンタクト系ではないんだろうか?
Webサイトの戦績みても、形ばっかだね。

否応なく野試合に巻き込まれた奈央。最初こそ持ち前のスピードと
テクニックで対応できたものの、疲労でスピードが鈍ったところを捕まり、
腹部に一撃。

鍛え上げた腹筋を押し潰さんばかりにめり込む、生の拳の重さ。形を主に
鍛錬してきた奈央には、初めての衝撃。

萎えそうになる精神を奮い立たせ、立ち上がる奈央。しかし、心に芽生えた
恐怖心が動きを鈍らせ、一撃、また一撃と攻撃を受けてしまう。

肉体へのダメージと共に、奈央の体から消えていく闘争心。そしてその代わりに満ちていく恐怖心。

やがてボロボロの体をリングに横たえ、立ち上がろうともせず泣きじゃくる奈央。
それはもう格闘少女の姿ではなかった。


ごめん、ありきたりだわ(^^;

339:名無しさん@ピンキー
07/08/08 09:16:39 Vy7kcJRI
いえいえ最高ですよ>338さん 形のみで強くなったと思い込んだ女空手家が
初めて味わう拳の痛さ 屈辱感最高です。

ちなみにこの写真をみて僕は こんな妄想をしてしまいました。
URLリンク(jkfan.jp)

空手形の部 4連覇 ドーハー世界選手権金メダルの奈央は夏休みは中学生までの
部の指導も面倒見のよさからしていた。

早朝練習も終え私服のタンクトップとジーンズに着替えた奈央は小柄で華奢な女の子
にしかみえなかった。

帰り道の公園を通りかかったときに林の中から呼び止められた。
そこには道場で指導している中学1年生の剛が薄ら笑いをうかべて立っていた。

なによ剛 こんなところで何をしてるの? 先輩に向かって呼び捨ては駄目よ。

うるせー 世界チャンピオンだからって形しかできないチビの癖に偉そうにし
やがって。 お前を泣かすために待ち伏せしてたんだよ。

やれるもんなら やってみなさい。

奈央が素早く構えをとった。
無言で剛が 正拳突きをみまう。 中学生とはいえ剛は180センチ 90キロの巨漢
だ。奈央とは身長で30センチ 体重で40キロ近い差がある。

奈央は持ち味であるスピードと技の切れで剛の拳を間一髪かわしていくが その
圧力だけでも後ずさりせずにはいられなかった。

剛の猛攻に追い詰められ後ずさりしたその時 奈央は小枝に足をとられ隙を見せ
しまう。

あっ!

泣け! 隙を見逃さず剛が叫びながら奈央のタンクトップ一枚の華奢な腹を突く。

うっ ううん。

初めての しかも男の拳を女の急所である下腹部に突き入れられて奈央の動きは
完全にふさがれてしまっすた。

以上。

すみません中途半端な妄想で。


340:名無しさん@ピンキー
07/08/09 15:13:18 eCyhb8OV
夏真っ盛り!

341:名無しさん@ピンキー
07/08/10 08:07:34 bnjIofaz
>>338
短い文章の中にツボな表現を満載しているすばらしい文章だとおも

342:名無しさん@ピンキー
07/08/11 01:21:04 TC87djfn
さあさあ職人さんかも~~ん

343:名無しさん@ピンキー
07/08/11 02:22:26 TC87djfn
連投すまんが、今一番腹パンチが似合うキャラといえば、
グレンラガンのヨーコなんだぜ?

344:名無しさん@ピンキー
07/08/11 15:59:45 uNMAsr4v
俺も仕置き人氏に習って別に借りてそっちで垂れ流すことにしました。
ある程度書き溜めたら出すので前スレで読んでくれた方、その時よろしくお願いします。

345:名無しさん@ピンキー
07/08/11 18:45:35 7b7qMshZ
過疎が怖いな

346:名無しさん@ピンキー
07/08/11 19:06:37 TC87djfn
>>344
俺と言われてもわかりませんがな

347:名無しさん@ピンキー
07/08/11 19:12:36 TFKUTqMe
この世に俺は二人もおらんし、二人も要らん

348:名無しさん@ピンキー
07/08/11 19:55:40 7b7qMshZ
何を書いてくれた人か言ってくれな伝わらんもじゃ

349:名無しさん@ピンキー
07/08/11 22:12:51 VVO9UGD7
>>343
禿同。やっぱ腹はムチムチだぜ。

350:名無しさん@ピンキー
07/08/12 00:37:46 k3bgnvYY
>>349
だよな?
「腹むき出しにして、そそってんのか!」
なんて煽りながら、羽交い絞めにしたヨーコを
力いっぱい責めてみたいw
ゲロってもまだまだみたいなw

351:名無しさん@ピンキー
07/08/12 04:26:14 usvoUqrF
噛むなよw

352:名無しさん@ピンキー
07/08/12 15:41:20 4vlY/fMP
最近は探すと結構腹パンSSをブログや簡易wikiで書いてる人は見かけるよね。
勝手に張り出すのはマナー違反だろうからしないけど。
スレは過疎っても別にジャンルが過疎ったり先細ってるわけじゃないさ。

353:名無しさん@ピンキー
07/08/12 16:30:01 dmIp4Fks
それらのサイトに行ってみたいんでぐぐるヒントを教えて欲しいな

354:名無しさん@ピンキー
07/08/13 00:15:14 e41YemEv
退魔忍アサギはなかなかイイ腹パンチだた

355:名無しさん@ピンキー
07/08/13 00:53:14 UdHQg/Nr
60 :本当にあった怖い名無し:2007/08/10(金) 16:07:38 ID:LE2bLCmo0
こんにちは。私、霊感はまったくないんです。
実話だけど、つまらないよく聞く様な内容でごめんなさい。

心臓発作で亡くなった叔父の命日とされてる日の深夜、金縛りになりました。
おヘソをググッと強く押されて苦しくて痛くて息ができず、声が出ないので、
おヘソを押す人に必死に止めてくださいって懇願しました。
後から文章にすると笑いも込み上げる内容ですが当時は言い様のない恐怖感でいっぱいでした。
祖母はお通夜の晩に叔父を見た!会いに来た!…と、取り乱していました。
祖母は高齢でボケたなんて言われたけど私は祖母を信じています。

叔父は離婚後、たぶん鬱になっていたんだと思います。死因は心臓発作だけど餓死に近い形で自然に心臓が止まった感じで…
綺麗好きな叔父の部屋はゴミ屋敷の様な有り様で生きることを拒否したような…自殺に近いのではないかと…
最後の電話を受けたのは私でした。(死後、携帯の履歴から判明)いつも陽気な叔父の様子がおかしかったのに…。
離婚後、転移、連絡先も不明になっているのは親が伏せていて知らなくて…。
叔父からの電話があった時、祖母は病院に行ってる時間と、祖母の在宅を確認もしないで電話を取次がなかったんです。
本当に悔やまれます…。最後の電話を受けたのが自分だと知ったのはだいぶ後になってからですが、
あの時おヘソをグイグイ押す感じ…。私を責めていたのかと…。申し訳なく思っています。長文ごめんなさい。


実際にあった幽霊の臍責めらしいです。

356:名無しさん@ピンキー
07/08/14 23:50:08 2zv3oHa4
sage

357:名無しさん@ピンキー
07/08/15 14:19:21 FcSjy8c7
書きたいのだけど、シュチュとか
希望はありますか?
文章はへたくそです。

358:名無しさん@ピンキー
07/08/15 14:33:04 3QzLmdC0
>>357
無いから消えろ

359:名無しさん@ピンキー
07/08/15 19:36:27 pmUUqZm0
>>357
書きたいのを書いてみるといい
下手なら腕を磨けばいい

まずは投下することから始めよう

360:名無しさん@ピンキー
07/08/16 05:24:21 RxTsPYAt
>>357
勝手な事を書き込んじゃうが、投下に対して肯定的な意見と否定的な意見が出ているよな?
その際にどちらの意見に対して心が傾くかで投下に対するお前のやる気、本気、意気込みみたいなものが問われと思うんだ
人の好みは千差万別、それによって上手下手も左右するよ
で、俺としては雑食悪食なんでなんでもどんと来い!と下手な励ましをしてみる
頑張れ!

361:名無しさん@ピンキー
07/08/16 12:52:37 p8Ytlk5e
>>357さん
腹パンフェチにもそれぞれ細かい好みがあると思うんで、最初はおもいっきり自分の好みのやり方で書いてみてはどうでしょう?
同じ趣向の人が見つかったり声かけてもらったりとかあれば、書く側もきっとより楽しめると思います。
それ以降の事は後で考えればいいですし…

何にせよ、書いてみたいのなら、頑張ってください!

362:名無しさん@ピンキー
07/08/16 14:42:26 HUb5ugf1
最近の傾向は個々がブログやスペースで書くのが主流っぽいな。
何せ大抵誰かが貶すし、少し上手いと絵板みたいにクレクレ書け書けが来て煩わしいのだろう。

363:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:59:19 EmBti3Sp
>>362
まーSS板の存在意義が問われてくるわね
批判・クレクレがウザいならこんなとこ居たくないだろうし。
ただ、より多くの人の目に触れる確率はどっちのが高いのかっていえばこっちでしょ。

しかしなんだかんだいって、結局は書く人次第なんだよね。
批判にビビるくらいなら自分のブログを作って、評判を気にせず思う存分書いてほしい。
でなけりゃ、ここで書いてくれたほうがオレは嬉しいw

364:名無しさん@ピンキー
07/08/17 10:19:40 lQx3IgQq
なんつか創作意欲w をそそられるようないい腹しらないかい?

365:名無しさん@ピンキー
07/08/17 13:21:43 diuE9xEZ
>>364

URLリンク(arakawa.tn.st)

好きなの選ぶがよろし


366:名無しさん@ピンキー
07/08/17 15:32:07 lQx3IgQq
>>365
564をぶちのめしたいねw

367:名無しさん@ピンキー
07/08/17 18:41:42 /BuAxqFN
>>366
よし、リビドーでグジュグジュのssカモーン!

368:名無しさん@ピンキー
07/08/18 18:09:33 yAUvgtWP
燃料投下

URLリンク(sund1.sakura.ne.jp)

369:名無しさん@ピンキー
07/08/18 19:48:11 QwQ22T2Q
>>368
の腹はあんましパンチ入れたくなる腹つきじゃあねえんだよなあ
なんつっか、こう
「このやろう!」って感じの腹がイイんだよw

370:名無しさん@ピンキー
07/08/19 00:56:34 Zf1eY9xA
>>368さん
自分はこっち系の方が好きかな。
こう、「拳まるごと埋めてやるぜ!」みたいな弱そうな腹が(ぁ

この辺で意見がわかれそうだね(´・ω・`)

371:名無しさん@ピンキー
07/08/19 21:23:04 oux/joEk
次期国王となる気弱な弟を人質にとられ、全裸で荒くれ者たちの前に立たされる姫
温厚にして気丈、しかし鍛錬を知らぬ白い腹はあまりにも柔らかく……
「やめて! みんなやめて! 僕のお姉ちゃんのお腹にパンチしないで!」

372:名無しさん@ピンキー
07/08/19 22:44:17 NgNWA6sO
>>371
おっ、いいねえ~~
その妄想をもっと練りこむのだ!

373:名無しさん@ピンキー
07/08/19 22:53:46 jOyvJw1w
わざわざお腹にパンチしないでとか言っちゃってる辺りダチョウ倶楽部の竜ちゃんの誘い受けと変わんねーよwwww
実は王子腹黒くね?

374:名無しさん@ピンキー
07/08/19 23:05:28 NgNWA6sO
じゃあ、王子の子種を仕込んだ女家庭教師が、
世継ぎのゴタゴタを解消するために、
腹パンチで流産させられるってのはどうだ

375:名無しさん@ピンキー
07/08/20 17:40:10 0MoqvDfz
実は妊娠してなかった!とかだったらいいけど、流産系は個人的には可哀想に思えてしまう、、、
というわけで燃料投下
URLリンク(www.arakawa.mydns.jp)
URLリンク(www.arakawa.mydns.jp)
URLリンク(www.arakawa.mydns.jp)

376:名無しさん@ピンキー
07/08/20 19:01:52 eXK8cus/
ミナ最高だな

377:名無しさん@ピンキー
07/08/20 20:41:53 0MoqvDfz
一番上の腹を殴りたいな
>>376ミナってどれ?

378:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/20 21:11:41 JTy9fZkJ
真ん中

379:ミスト
07/08/21 04:59:11 hHLMN2aV
お久しぶりです、ミストです。
初投稿の際は温かく迎え入れてくださり、ありがとうございました。

約一ヶ月前に格闘技もの(純粋な格闘技系ではなくなってしまいましたが)を書いていると言いましたが、
1,2週間前に偶然見かけて気に入ったフジテレビのドラマ「ライフ」と若干、意図せず似てる部分が多くなってしまっていた為、書き直し中です。
(といっても色々な意味で作品クオリティが違いすぎますが(苦笑))
ライフはつい最近、腹パンシーンがあったし、何か自分的に納得がいかなかったので…もうちょっと遅らせて投稿させて頂きます。
まとまった時間もあまり取れてないので少し遅くなりそうですが、投稿の際はぜひ見て頂けると嬉しいです。
>>218さん、>>220さん、レスありがとうございました。
一応、責めパターンは修正しないので、満足のいく出来かどうかわかりませんが織り込ませて頂きました。
アップした際は、よろしくお願い致しますm(_ _)m


それと上記とは別に、色々と試したい部分や書きたい物がありましたので上げてみたいと思います。
ツクール系のゲーム「ムーンライトラビリス」の1シーンを腹パンチ変換して書いてみました。
一応、「ムーンライトラビリンス」をご存知ない方へ説明…簡単に言うと、
初期ドラゴンクエストを思わせるドット絵ながらも、想像力をかきたてられるリョナ率の高いRPGゲームです。
(残念ながら腹パンシーンらしきものはひとつしかありませんでしたが)
分かりやすくなるかもしれないので、これから書くシーンが見られる動画もついでにおいて見ます。
ニコニコ動画を見られる方、リョナ系も大丈夫な方は是非。ネタバレはありませんのでご安心を。

ニコニコ動画「ムーンライトラビリス死亡シーン集」(3:09~5:18)
URLリンク(www.nicovideo.jp)

You Tubeで探したもののありませんでした。ごめんなさい。
「ムーンライトラビリンス」「Moonlight Labyrinth」で検索しても見つからず…検索の仕方が悪いのかもしれませんが。
「ムーンライト」で探したらびっくりするほどセーラームーンでした。難しいもんですね。

ゲームに忠実に、そして雰囲気を出すように台詞の大部分を会話で構成してみた為、SSと呼ぶかどうか微妙になったかもしれないです(汗)
ともあれ、今一度お付き合いお願い致しますm(_ _)m


※登場キャラクター※
●リリア=ミスティーズ
18歳
黒髪、腰辺りまでのロングヘアー
性格:控えめ、穏やか。
備考:ミスティーズ王家18代目王女
●ティア
11歳
黄色のリボン、緑の髪、肩甲骨辺りまでのロングヘアー(セミロング?)
性格:純真無垢、怖がり(色々な理由でこれから書くシーンにおいて、内面的にはほぼ真逆)
備考:年の割には頭が回る。
    (これからプレイする人の事も考え、ネタバレ的な物はなるべく書かないようにしてあります)



380:ミスト
07/08/21 05:05:33 hHLMN2aV

東の塔、地下牢がある階層。
仲間とはぐれ孤立したリリアは、薄暗く、血生臭い瘴気の漂う通路を一人進む……
ついこの間まで平和で穏やかなお姫様の生活をしていたリリアには到底馴染まない場所であり…やはり恐ろしく、心細く思っていた。
だが、見知らぬ部屋の前でようやく仲間の一人・少女ティアと合流する事が叶い、
ドアの前に立つ少女に声をかけると、彼女は笑顔でリリアとの再会を喜んだ。


 ―― 月光迷宮 ――

ティア「 やっと来てくれたね、リリアお姉ちゃん。 」
リリア「 ダメですよ。バンと離れて行動してては。この場所も何があるか分からないのですから。 」
ティア「 大丈夫だよ。この辺はぜ~んぶティアが調べちゃった。凄いでしょ。 」
リリア「 ティアさんが自分で?そんな危険なことを……。 」
ティア「 大丈夫だよ、ティアには王家の証があるし。危ないものは何もなかったよ。 」
リリア「 そうですか……。でも、こういう軽率な行動は慎んでください。もしもティア様の……、 」
ティア「 そんなことより、さっき面白いものを見つけたんだ。 」
リリア「 ……。 」
ティア「 もしかしたら、出口かもしれない。この城から出られるってことなのかな。
     その細い廊下の奥の部屋にある扉の向こう側は森に通じる道が続いてたんだ。
     もしかしたら外の世界に通じているかも。 」
リリア「 何ですって? 」
ティア「 でもリリアお姉ちゃんが来るまで外に出ないで待ってたんだ。
     お姉ちゃんも一度見てきなよ。バンが来たらティアが引き止めておくから。 」
リリア「 そうね…そうしてみる。それじゃあここで待っててね。 」
ティア「 うん。 」

リリア「 あ……そちらの、 」
ティア「 この部屋はもう調べたよ。何も無かったよ。
     それより、早く見てきなよ。 」
リリア「 あ……はい。それじゃあ、見てくるから気をつけてね。 」

ティアが言った細い廊下を進むと、確かに扉はあった。
リリアが厚く頑丈なその扉を開けて中に入るとそこは……
頑丈そうな壁、そして床一面におびただしい血痕のついた部屋だった。

リリア「 うぅ……っ。 」

リリアは思わず吐き気をもよおし、口を押さえる。
吐き気に耐え、目の前を見ると、頑丈で厚そうな扉が見えた。
ここまではティアの言った通りだった。外への出口と言われたその扉のノブに手を掛けると――

 ―― ガチャッ… ガチャッガチャッ! ――

扉は鍵が掛かっている。

踵を返し、入ってきた方の扉に向かう。

 ―― ガチャッ ガチャッ。ガチャガチャッ!! ――

戻ろうとしたが、今入ってきた扉さえも鍵が掛かっていた。

リリア「 うそ……閉じ込められた……!? 」

 ―― ガチャッ!ガチャッ! ――


381:ミスト
07/08/21 05:13:39 hHLMN2aV

ティア「 リリアお姉ちゃん、聞こえる? 」
リリア「 ティアさんですか!? どうやら閉じ込められてしまったみたいです!
     そちら側から、どうにかして扉を開けることは出来ませんか!? 」
ティア「 ………………………………………………………………………ダメだよ……そんなの。 」
リリア「 ……? どうしたのですか。開きませんか? 」
ティア「 開けられるかどうかは関係ないの。ティアは開けないよ。 」
リリア「 な、何を言ってるんです……? 」
ティア「 あのね。その部屋はあの人が特別に作ったゴーモン部屋なんだよ。
     ゴーモンからは逃げちゃダメだよ。逃がさないんだ……一度入ったら。 」
リリア「 ちょっ、ティアさん! ふざけるのは止めて!!
     開けてください!! 」
ティア「 その部屋は最近作られたんだけど、本当に凄いんだよ。
     女の子のおなかが好きな子がたくさんいる部屋なんだって。
     おねえちゃんはかわいくて綺麗だし、おなかも弱いからきっと気に入られると思うんだ。
     女の子にはとくに痛いゴーモンだけど、でも大丈夫。お姉ちゃんはそう簡単に死なないよ。
     まだまだたっぷり生きられる。たっぷりとね……。 」

  ―― …シュルシュルシュルシュル… ――
リリア「 ティアさっ……ぐっ……!!! 」
  ―― …シュルシュルシュルシュル… ――
リリア「 うぁ……ああああ、な、こんな……ぐああ!! 」
  ―― ズブゥッ!!!! ――
リリア「 ぎゃああああああああああああああああああ!!! 」
  ―― ズブゥッッ!!!! ――
ティア「 あはは、始まっちゃった。捕まって、どこか刺されたのかな?打たれたのかな?
     凄い悲鳴。 」
  ―― どすゥッッ!!!! ――
ティア「 ティア、うるさいの嫌いだからあっち行くね。
     っていつもは言うんだけど……ティア、お姉ちゃんの声は好きだから
     こうして扉に耳をつけながら聞いててあげる。 」
  ―― だんだんだんっ! だんっだんっだんっ!! ――
リリア「 ティァさ…、ぉへそ…おなヵ、が、たす、けがあああああああ!!
     やあああああああああああああああああああ!! 」
ティア「 頑張ってね。お姉ちゃん。ティア、ずっと傍にいてあげるからね。 」
  ―― だんっだんっだんっ!! だんっ!だんっ!だんっ!! ――
ティア「 そんなにドアを叩いたら、ティア、お耳が痛くなっちゃうよ。
     それにこのドアは絶対に逃がさないように丈夫にできてるから手が痛くなるだけだよ。 」
  ―― どぼォッ!!!! ――
リリア「 ごふっ……!! 」
ティア「 みぞおちかな? あはは。そこ、苦しいよね。 」
  ―― ぱぐッッ!!!! ――
リリア「 うぅぐうゥっ!! ぶえええええええ!!! 」
ティア「 柔らかいかんじ。くすくすくす、おへその所か少し下の方? 」
  ―― ばぐンッ!!!! ――
リリア「 う゛く゛っ…!! ブばっ!!! 」
ティア「 今度はまんなか。当たってるでしょ?あはは、痛そう。
     ……あれ?お姉ちゃん、ゆかとドアの間から水がにじんできたよ。
     涎かな?汗かな?それともおしっこ?
     お姉ちゃん、せっかく綺麗なんだからきたなくしちゃだめなんだよ? 」

382:ミスト
07/08/21 05:17:14 hHLMN2aV

  ―― どすッッ!!!! ――
リリア「 かはっ…………!!!! 」
ティア「 ……お姉ちゃん……いたい? ねえ、いたい? 」
リリア「 うぅ……。いたい…、いたいよ…。おなかがつぶれちゃうよ、
     いたい……ヒック、グスン…。 」
ティア「 そうだよね……。ティア、音と声でわかるようになっちゃったんだ。
     お姉ちゃん、今までこのゴーモン部屋に入った人の中でもいちばん弱いみたい。
     でも、その部屋の子たちはちゃんと死なないように手加減してくれるようになるから大丈夫だよ。 」
  ―― ズグシャッ! ――
リリア「 ぐばぁっ… 」
ティア「 ……リリアお姉ちゃん、かわいい。 」
リリア「 てぃ…ぁ……さん、た…す、けて。ヒック……
     おなか、いたい、…………たすけて、たすけて……。 」
ティア「 うん。大丈夫。ティアは傍にいるよ。 」

  ―― ……ズシン……ズシン…… ――

リリア「 ……はっ……!? ティぁっ、うぅっ!、……てぃ、ティアさん! ティアさん!! 」
ティア「 どうしたの? 」
リリア「 み、ミノ…、タウろす……が……! 」
ティア「 うん。珍しいよね、人間の女の子が好きなミノタウロスなんて。
     前にその部屋に入った人の中には、一回でその子に殺されちゃった人もいるけど、
     上手になったからたぶん死なないよ。 」

  ―― ……ズシン……ズシン…… ――

リリア「 お願い……早く……早く開けてぇ!! 」
ティア「 リリアお姉ちゃん……ティアは開けないって言ったの忘れちゃったの?
     わがまま言ってティアを困らせないで。 」
リリア「 ひいいいいいぃ!! やだ、やだああああ!!
     たすけてええええええええ!! 」
ミノタウロス「 ハ゛オ゛オ゛ォ゛ッ !!! 」
リリア「 きゃああああああああああああああ!!! 」

  ―― パボンッッ!!!! ― ダァンッ!!!!!!!! ――

ティア「 わっ! ……びっくりした。あはは。手とドアに挟まれちゃったね。 」

  ―― どさっ ―― ―― ……びちゃびちゃびちゃっ…… ――

リリア「 …………。 」
ティア「 お姉ちゃん……? リリアお姉ちゃん。聞こえる? ねえ。赤い水がにじんできたよ?
     ……そっか、もう眠くなっちゃったんだね。」
  ―― …ズル…ズルズルズル……… ――
ティア「 じゃあ、ティアはここから離れるけど後はその子たちが運んで痛いの治してくれるから大丈夫だよ。
     ティア、またくるから起きたら大声で知らせてね。
     おやすみ。 」



      ―――― GAME OVER ――――



383:ミスト
07/08/21 05:35:01 hHLMN2aV
以上です。
あまり伝わらないかもしれませんが、たぶんこういう形式で書くのは
今後、滅多に無いと思いますので…ご容赦頂けると幸いです。

長々と駄文を失礼致しました。ありがとうございましたm(_ _)m

384:名無しさん@ピンキー
07/08/21 06:59:11 2zJLSise
>>383
まったくもって素晴らしくGJ!!!
ムーンライトラビリス、知らなかったけど欲しくなった。

385:名無しさん@ピンキー
07/08/21 07:12:59 fgNzD58F
正直台本形式は叩きの元になり、スレが荒れる要素があるので避けて欲しかったところだが…



これはGJだ
何よりシチュが上手い。扉越しの音と声だけで腹責めを聞いているというシチュにする事で簡潔な描写に納めている
腹責めというより扉越しに見捨てたヒロインの末路を想像するという行為にエロさを感じた


386:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:02:15 fH8Rd6pI
>>385
???

387:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:47:50 QrkcsW0J
どうした?

388:ミスト
07/08/23 01:39:24 GZMu2VMr
>>384さん
お褒めの言葉、ありがとうございます m(_ _)m
ムーンライトラビリンスは、前述の通り腹パンと捉える事の出来るシーンは一瞬しかありませんが
リョナ(猟奇?)ファンにはたまらない作品だと思いますw
スレ違いになってしまいますがDL出来るサイトのアドレスを貼っておきますね。
URLリンク(www.vector.co.jp)

必要と思われるツール
URLリンク(www.famitsu.com)

>>385さん
明確な意見を述べつつはっきりと指摘 & お褒め頂きありがとうございます♪
初回では、説明文ででだらだら長すぎた部分があると自分で感じていたので、
「簡潔な描写」と捉えてくださったのは嬉しかったです。スピード感が増せば・・・とは思っていましたが。
腹責め部分はこれからもっと上手くなれればと思っています。
今回、ちょっと奇をてらいすぎたかもしれません(^ ^;

>>386さん
自意識過剰な言い方かもしれませんが…もし、自分のSS絡みの事でしたらご遠慮なくお願い致します(汗)

あと、
  >>300さんが仰られた
     ドスっ「グハ!」ドス!!「ゲホ!!」 どぼおおお!!!「ぴくぴく」を超えた何かをかいま見たくはある。
という事を考えた際、現段階では表現が思い浮かびません。(現状、処女作のラストが精一杯)
なので、腹責め部分も上達した上でシチュやその他色々な要素でボリュームアップできればなあ…と思っています。

色々な見方や意見を知る事が出来るのでこれからもここにアップしていきたいと思います。よろしくお願い致します。
いつもながら長々とすみません。今回もありがとうございましたm(_ _)m


389:名無しさん@ピンキー
07/08/23 18:57:45 wJghykWO BE:933282375-2BP(3)
唐突に携帯厨の俺がこんなんみつけましたよ
p://mygamestudio.web.fc2.com/bokoboko.html
すまんが中身確認できなかった
サイトの作りから察するに男のようだが、ツールとして配布もしてるぽい
絵を弄れる人ならあるいは…

390:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:05:16 Lh2aBsbX
ミストさんの腹責小説、拝読させていただきました
思いもつかなかった斬新な表現方法に驚くと共にかなり激しい性的興奮をおぼえました

また強く創作意欲も刺激されまして、通勤電車の中で携帯メールでカチャカチャと腹責小説を書いてみました
あらすじはパパっと決めたものの、全体でどれくらいの分量になるのかまだ見当がつきかねますので、何回かに小分けして連載投稿させていただこうかと思います

391:名無しさん@ピンキー
07/08/23 22:06:00 Lh2aBsbX
褐色リーターの六つ割れ腹筋 : その1

かなり昔のお話です
好き者変わり者の心のオアシスとして知られた〈蔦乃娼舘〉に、好きなだけお腹を殴らせてくれるという若い女が新しく入りました
これを聞きつけた大魔術タワー在住のシロヒゲさん、早速ホウキにまたがってビュン、と巨塔を後にしました
「おお未だ熟しきらぬ小ぶりの乳房、汚れを知らぬ桜色の乳輪よ! くびれた華奢なお腰にやわ~いペッタンコ腹よ! 小ちゃなおヘソの上にうぅっすらと浮かぶ腹筋の縦割れよ!」
蔦乃娼舘に着く間、シロヒゲさんの頭の中はあらぬ妄想でムンムンしておりました
柔らかいお腹を両手で押さえてしゃがみ込み、あどけないオメメを真ん丸に見開いてえずく真っ白な裸に想いを馳せ、股間の逸物はギンギンにおっ勃っておりました
「ぐひひ。待っておれ花の乙女よ。今日食べたものをすっかり全部ベッドにぶちまけるまで、このシロヒゲおじさんのちょっぴり毛深いゲンコツで、白く柔っこいそなたのお腹をパンチしまくってやるかんね! ぐひひひ」

---

「ようこそ白髭様。フェティシズムの山脈にしてハードコアの顕現〈蔦乃娼舘〉へ。一先ずはそちらにお掛け下さいまし」
瀟洒な佇まいの娼舘にホウキごと突っ込む勢いで辿り着いたシロヒゲさん
そんなシロヒゲさんを一糸纏わぬハレンチな姿とあどけない笑顔のハイ・コントラストでお出迎えしたのは、目を剥かんばかりに美しい花の乙女でした
滑空中のシロヒゲさんの妄想をそのまま正確になぞったかのように、乳房は小ぶりで、乳輪は桜色で、腰廻りは危ういほどにくびれ、お腹はペッタンコ、かつとてもとても柔らかそうでした
小ちゃな可愛らしいおヘソの上には案の定、腹筋の縦スジがうっすらと浮かび上がっていました
だもんでシロヒゲさんは「さようでありますとも乙女! わたくしが大魔術タワーのシロヒゲであります! 乙女のお腹を好きなだけブン殴り放題の件で本日分の予約を入れた者であります、乙女!」
こんな感じで緊張のあまり呂律はカチコチ、パンツは止まらぬ我慢汁でピチョピチョになりながらブンブン激しく頷いて、スッポンポンの色白乙女に名乗りを挙げました
「本日のご予約は日没までのショートでお伺いしておりますが、コースの変更や性的嗜好の急変等ございませんでしょうか?」
勿論シロヒゲさんは首を横にブンブン振り振り、肩から下げた大きなガマグチ財布をポンポン叩いて「ロングコースへの変更を強く強く希望させていただきます! 乙女!」
そう宣言しました

つづく

392:名無しさん@ピンキー
07/08/23 23:24:16 JwfwkX0z
ドラッグはほどほどに

393:名無しさん@ピンキー
07/08/24 01:42:49 XU3NAekZ
くせのある単語選び、文体からして、上でヘタレイラスト投下してたおっさんか?
腹監督さんとこの画像板のお前さんの投稿、なんでミスト氏や他の常連さんがスルーしてるか、お前さんなりによく考えろ。

394:名無しさん@ピンキー
07/08/24 04:12:46 zfA635Jy
過疎スレだから別に良い。

395:名無しさん@ピンキー
07/08/25 00:29:33 FTwiXcRj
まあいいじゃないの
とりあえず続けておくれよ>>>391

396:名無しさん@ピンキー
07/08/25 00:46:36 YW/dHLLp
>>393のメル欄見てさ、実際にぐぐって見ちまったんよ、、、
女性陣はどれも魅力的だったけど、でぶ親父同士責めを見てしまった以上、
素直な気持ちで続けてくれとは俺は言えん、、、

397:名無しさん@ピンキー
07/08/25 02:03:32 1igTgRBP
>>391
とりあえず一つだけ
男が責められるのは誰も望んでないぞ

398:ミスト
07/08/25 04:36:01 4dlSeXI9
確かに、自分もこの板で男側が責められるのは…と思う部分があります。
でも、スレタイや1に書かれている事から、
ここに上げる以上は390さんも女側が責められる方向で考えていると思っています。
ひょっとしたら393さんは別の重要な指摘をしようとしておられるのかもしれませんが…
記憶違いだったら申し訳ないですが、自分は腹監督さんの所で嫌悪感からスルーした覚えはあまり無いです。
(荒らしやまったく関係のない物をアップしてあった時とかは思う所はありますが(苦笑 )
どうしても好みに偏る部分は否めませんし全レスは無理なので確かにレスはしてなかったかもしれませんが(^-^;

>>390さん
腹フェチなら、現実にあったら喜ぶようなシチュで書かれてますね…(笑)
シロヒゲの押さえきれない衝動が描かれていて、次回にどうするか期待が高まります♪
あと、自分のアップした物も読んでくださってありがとうございます。お褒めに与り光栄です♪
既に出来上がっていたシーンを改編したので、半分以上は自分の力じゃないかもですが…;
それでも、390さんが創作意欲を刺激させられたというのは嬉しいです。
390さんも頑張ってください。

399:名無しさん@ピンキー
07/08/25 18:47:09 FTwiXcRj

藤原紀香ってかなりイイ腹してんのな
しかも自分の体で一番自信があるところを腹だって言ってるし
腹筋が割れた熟女を腹責めってのも萌えるなw

「奥さん・・・俺達の拳を、その自慢の腹で受け止めたら、
旦那の借金は帳消しにしてやるよ」
みたいなww

400:名無しさん@ピンキー
07/08/25 21:22:53 NVDkTB8n
>>379
ムーンライトラビリンス。
特別腹パンシーンはなかったけど、リョナ好きなので普通に面白くて全部見てしまったw
面白い作品を紹介ありがとう。

401:名無しさん@ピンキー
07/08/26 00:54:56 uDbwHRtc
ミストさんこんばんわ
褐色リーターのお話については、粗筋は決めたものの書いておってなかなか腹責めシーンに辿り着かず、どこをどう端折ったモンか思案しています、トホホ

ところで399さんの書き込みにえらく発奮してしまいました
完熟六つ割れサンドバック女を描いてみましたので399さん、良かったら見てやってください
URLリンク(www.geocities.jp)

それでは

402:名無しさん@ピンキー
07/08/26 11:44:52 3XjKmBCa
>>401
かなり切ない話ですね。良心が痛んでしまった、、、、orz

403:名無しさん@ピンキー
07/08/26 21:01:32 +9cglQSz
>>401
その、腹責めの事後の無残な様を激しく見たいぜ・・・

ところで、クイーンズブレイドでまたイイ腹のキャラが出たな
URLリンク(queensblade.net)
まさに腹パンチしてトドメを刺してくれて言わんばかりww

404:名無しさん@ピンキー
07/08/27 01:53:46 PGq2m8y5
401さんグッジョブです!
ただ、文章の部分に関しては個人的にはメランコリック過ぎるかも?
腹責めSSというよりは、うちの母親ウゼー!的なカキコしてる厨房向けの更生ツールといったおもむき。
リーターのお話の続きはとても楽しみにしてます!

405:名無しさん@ピンキー
07/08/28 10:46:47 yVMiwBZ9
朝っぱらからグロまがい体型のオバハンだうもありがたう

406:名無しさん@ピンキー
07/08/29 10:21:04 gFYhH0jg
URLリンク(blog1.fc2.com)

こういう腹筋すごいな

407:ミスト
07/08/30 20:54:20 dOP9aRM3
>>400さん
MLがいけるなら、「寄生ジョーカー」もお勧めできるかもしれませんw
寄生ジョーカーはパンチではないですが腹系2つ(貫かれるとか、突っ込んできた大きい海蛇の頭をおなかに受けたまま壁に叩き付けられるとか)くらいあったような…。
ちなみに、MLの腹パンらしきシーンは、既にご覧になったかもしれませんが
「ムーンライトラビリンス 死亡シーン集 未公開シーン補完」にあります。
(8:16 あたり。殴られて吹っ飛ぶ際にくの字になって血を吐いてるグラフィックになってます)

>>401さん
何かの為に身を挺して、甘んじて腹責めされるっていうのも萌えるシチュですよねw
何処を削るか…は自分もまだまだすごく悩みますし、これからの課題だと思ってます(^-^;
とりあえず、今回はまた長くなってしまいましたが…(汗)


と、言う事で…アップさせて頂きます。
よろしくお願い致します。m(_ _)m

408:ミスト
07/08/30 20:56:30 dOP9aRM3

とある中学校。
時計の針は午後7時を指し、既に外は暗くなっていた。
校内の各部活動は終了の時刻を迎え疎らになっていたが、
学校の一角…比較的、敷地の端にある格技場にはまだ灯りが点っており
その灯りが洩れる窓には二人の少女の姿が映し出されていた。




格技場に居る二人の内、

片方は、セミロングの黒髪、血色の良い健康的な白い肌、目尻が下がった感じのつぶらな瞳が柔和な印象を与える、
小柄な愛らしい少女。
白いTシャツに黒いスパッツという格好で、頭のうしろに手を組み、仰向けに寝転がっている。

もう片方は、腰の辺りまで伸びる流れるような黒髪のロングヘアー、白人を思わせる透き通るような白い肌、意思の強さを感じさせる凛とした切れ長の瞳、
スタイルが良くやや長身の綺麗な少女。
こちらは黒いスポーツブラに黒いスパッツの格好で、仰向けになった娘のふとももあたりを両膝で挟みこむように馬乗りになっている。

どうやら部活動としての通常の練習は終わり、自由な格好で個人での特訓を行っているようだ――




 「 ふんッ! 」
 ―― パムッ! ――
 「 ふうぅっ!! 」

 「 シュッ! 」
 ―― ぱすんっ! ――
 「 うぅうっ!! 」


部活動としての空手の練習は終わり、私は友人の弱点強化の特訓に付き合っていた。
ボディ打ちの特訓だ。やや変則的だが。
特訓を受けている娘は、私と同じ中学三年生の 楠瀬 はすみ 。
中一から空手を始めた彼女は体は小さいものの、恐ろしいまでのスピードで上達し…今や実力では女子部でNo.1である私のすぐ下にまで迫っているほどだ。
でも中二の途中から徐々に戦績に陰りが見え始めていた。原因は、強くなりマークの対象となった為に対戦相手が対策を練り始めた末…ボディに弱点がある事を見破られてしまったから。
その弱点克服の特訓という訳だ。

 「 んッ 」
 ―― パミュッ! ――
 「 ふぅぐっ…!! 」

みぞおち辺りに拳を落とす。既に涎まみれの彼女の頬と口…その小さく可愛らしい口から新しい涎が吐き出された。

 ―― とぷんッ! ――
 「 う゚っ!! ……うあぁ゛…っ! 」

彼女の高くて細い、穏やかな地声を荒げた悲痛な悲鳴が響く。そして顎をあげイヤイヤをするように頭を振り、必死に痛みに耐えていた。

 (うーん…やっぱりここが嫌なんだぁ。)

おへそを目印に拳を落とした時、白いおなかに今日いちばんの拳の埋まり具合を見せた。まさに「埋まる」という表現が相応しい。
うっすら縦線がある、みぞおち辺りの丘から腰の方に向かってなだらかにラインを作り…
丁度くびれの位置、おへそ辺りで一番のへこみを見せている。
胃下垂なのかそれともそういう体質なのか。わからないけど彼女の一番のウィークポイントが丁度そのおへその所だった。
お腹に力を入れてるんだろうか?そう疑ってしまうくらい柔らかくて弱い…温かい体温も手伝って、
宛ら、つきたてのお餅でも殴ったような感覚だ。

409:ミスト
07/08/30 20:58:09 dOP9aRM3

さて、そろそろ切り上げないと。この子は頑張り屋が災いしてオーバーワークになる時が多々ある。
現状、既にオーバーワーク気味な気がしないでも無い。私の加減ミスのせいもあったけど…どうにも脆くて時折こんな感じになっちゃうなあ。
練習とはいえ私も好きな友達を痛めつけるのはさすがにいい気がしないだけに、辛い時は辛いって言って欲しい。
……まあ、一生懸命頑張れるのはこの娘の良い所でもあるんだけど。

 「 …はすみ、もう無理だよ。ここまでにしよ? 」
 「 ~~っ、………だ、だいじょうぶ…… 」

涙と涎を滴らせ、体をヒクつかせながら言う。
まったく、この子の「大丈夫」は当てにならない。

 「 もう、また立てなくなっちゃうでしょ? 何より、やりすぎは体を痛めるだけなんだし 」

 「 ぅん…。あっ………せっちゃんも疲れちゃうよね。ごめん… 」

自分の方が辛い状態なのにも拘らず、私を気遣う言葉を紡ぎながら彼女はようやく特訓終了を意思表示した。
私も、彼女のふとももあたりを挟み込んで固定するように床についていた膝を緩める。
そして馬乗りを解いて彼女の脇に座り、彼女の両手首を縛っていた紐を解いてあげた。
勘違いの無いように断っておくと、こうしないとお腹を庇ってしまいそうになるからというはすみ自身の強い申し出があった為だ。
何かの危ないプレイではないので悪しからず。

 「 ていうか、私の加減もちょっと失敗したみたいだしね。ごめん。 」
 「 ううん、大丈夫。いつもありがとうね。 」

顔を覗き込みながら言うと、彼女は仰向けのまま痛む腹部をさすり、涙目で精一杯笑顔を作って返してくれた。
健気な彼女の態度に私は思わず過保護な気持ちが湧き、癒してあげたくなり…突然何も言わずに彼女の服と素肌の間に右手を潜り込ませた。

 「 ふぁあっ…?…せ、……なに、す…、…んんっ…… 」
 「 さすってあげる。楽にしてていいよ? 」

右手の指の腹を使って彼女の生のおへそを触るように、おなかをさする。
すると彼女の顔はぽわんとした表情になり始めた…気持ちいいのかな?そういえばおへそって性感帯でもあったっけ。
なんかかわいい。つい、同級生っていうよりも後輩とか妹みたいな感じで扱っちゃう。
それにしても触っているとはすみのお腹はすごく柔らかいのが良く分かる。男の子だとどんなに弱くてもここまでにならないだろう。
決して太っていない、程好い肉付き加減の…女の子である事を十分すぎるほど主張してるお腹だ。
柔らかい物がフェチの対象になりやすいっていう話は本当なのかな? 触ってる私が癖になりそうな変な気分だ。

ふと、彼女がぼーっと私の胸あたりを見ているのが気になった。
いや、胸…じゃない、もうちょっと下。肘? ああ、分かった。

 「 …どうかしたの? 」

分かっているけど、一応聞いてあげる。

 「 えっ。ううん、……せっちゃん、強そうで綺麗なおなかしてて、いいなあって。 」


410:ミスト
07/08/30 21:00:04 dOP9aRM3

ちなみに言うまでもないとは思うけど、せっちゃん=美原 刹那…私の事だ。この呼び方をするのははすみだけかもしれない。
はすみには悪いけど、彼女に反して私の腹部は見た目からしてもかなり鍛え上げられていると思う。
みぞおちからおへそに向かって、正中線をなぞり はっきりと浮き上がる縦線。
鍛えた腹直筋により、しなやかに、流れるようなラインを作る腹部。
その腹直筋はよく見れば、横に走る数本の腱画によって6つのブロックになっている事を慎ましくも主張している。全力で腹筋に力を入れればしっかり6つに割れるかもしれない。
丹念に鍛え上げた私の腹部は戦いに耐えうるだけの強度を持ち、女性らしさを失うどころか際立たせる美しさを持ち合わせているという自信があった。
自慢にしかならないが、私の体で、私が一番好きなチャームポイントだ。
それはさておき、自分の体で気に入ってる場所を褒められるのって悪い気はしない。

 「 はすみのお腹だって良いと思うよ。か弱そうな感じが。 」
 「 えぇー… それって、格闘技する人には褒め言葉じゃない気がする… 」

嬉しさの勢いあまってつい意地悪を言うと、はすみは落ち込んでしまった。
その方が好きな男の子もいると思うんだけど……うーん、やっぱ気にしてるんだなあ。ごめん、はすみ。

 「 きっと頑張ってればお腹も強くなるわよ、そう思って頑張ってきたから勝てるようになったじゃない。
   少なくとも痛みへの耐性はついて一発で気絶はしなくなったし…今は信じて一緒に頑張ろう? 」
 「 うん…そうするしかないよね。 わたし、せっちゃんには本当に感謝してる。
   最初に話しかけてくれてから、ずっと話してくれてるし、一緒の部に誘ってくれたし…
   わたしと違って、綺麗だしかわいいしスタイルも良くてかっこいいし、声も良いし、
   勉強も出来るし……あんまり話しかけないけど、皆憧れてるんだよ。女の子も。
   わたしも、せめて空手くらいは追いつきたいな… 」

いやいやいやいや。あんたも十分、女の子から見てもかわいいと思うけどね。
全然、自覚ないんだ。こういう所が虐められる原因にもなったのかね…まあ、そうじゃなくても虐められオーラ出てるけど。
そういえば虐められて孤立していたのを私が話しかけて、助けてあげたのがきっかけだったっけ。
その後は私と同じ道場・同じ部活に入り……以来、私とは一番仲の良い友達で居てくれている。
未だに私を含めて三人くらいしか喋る人がいないけど、以前はずっと俯いてる印象しか無い娘だった。だいぶ明るくなったと言える。

それにしてもこういう事サラっと言っちゃう子なんだよね…さすがにちょっと照れる。
ちょっとセンチな気分になってるのかな? この子にしては良く喋る。体も心も疲労が激しい所為かもしれない。

 「 あっ…もうこんな時間! わたし、柔軟体操と軽い掃除して、戸締まりしていくからせっちゃん先に帰ってて。 」

時計を見るとPM7:30を過ぎていた。今日は道場に行く日じゃないから時間を意識しなさすぎたかもしれない。
でも、この子を残して帰るのも何か心配だ。

 「 ああ…私は型稽古しようと思ってたから、8時まではいるつもりだったよ。
   悪いけど、はすみ先に帰っててくれる? 」
 「 そうなんだ……わかった。じゃあ柔軟して、軽く掃除するね。
   ……わたしの涎たくさん落ちちゃってるし。 」

ちょっと恥ずかしそうにそう言う。それくらい私に任せてもいいのに。
私はクスっと笑い、彼女のお腹をさすっていた手を離して型稽古に入る事にした。

 「 無理ないようにゆっくり整理体操してていいからね。 」


411:ミスト
07/08/30 21:00:53 dOP9aRM3

彼女に声をかけてから、神棚のある方向…全身が映るくらい大きな鏡が三枚程取り付けてある壁に向かい、型稽古を始めた。
しばらくしてはすみの方を見ると、彼女も柔軟体操を終えたらしく、ゆっくりバク転して立ち上がった。
あれなら明日も大丈夫そうだ、良かった。私は次の型に移り、はすみは掃除をし始めた。
やがて彼女は掃除が終わり、着替えて荷物をまとめると私の方に歩み寄ってきて、型の区切りが来るのを待っていた。
私が区切り部分で動きを止めてはすみの方に向き直ると、彼女が寄ってきて私を見上げる。

 「 じゃあ、お先に帰らせてもらうね。明日はわたしが特訓に付き合うからね。 」
 「 ありがとう。気をつけて帰……と、 にゃん。 」

猫の声を真似て ぺしん、とはすみの額を軽くはたく。
すると彼女はハッとして、丸まっていた背筋をまっすぐ伸ばした。
彼女は腹筋が弱いせいか猫背になりやすいのでたまにこうして注意してあげるのだ。
ただでさえ頼りなさげに見えるから、もっと堂々と見せられるようにしないとね。

 「 あ、ごめん…ありがと。 」
 「 あはは。それじゃ、おやすみね。 」

微笑みながら挨拶すると、彼女ははにかみながら笑顔で一礼して出口に向かった。
はすみの姿が消えるのを見送った後、時計を見ると7:55を示していた。
あとひとつ、今挑戦している型をやってから帰ろう。

   ――――――――――

 「 ふうっ… 」

数回やり終わり、息を整える。
何回か挑戦してみたものの、今日も手応えはイマイチ。やはり難しい型はまだまだ練習が必要だ。
……と、集中しすぎてまた時間を忘れてた。時計を見ると8:15。

 ( さすがに時間をかけすぎた。急いで帰り支度をしないと………ん? )

私が荷物を置いていた場所…その横、さっきまではすみが荷物を置いてた場所に何か黒い物が落ちているのに気がついた。
はすみがいつも肌身離さず持っている、彼氏からもらったという黒いリストバンドだ。

 「 何を忘れてもこれを忘れる事はなかったのに…しょうがないなあ。
   とりあえず持ち帰って洗って、明日渡してあげないと。一応、携帯で教えてあげた方が良いかな… 」

リストバンドを鞄にしまい、着替えようとしたその時。
出口の扉がガララッ、と開いた。

 ( ああ、はすみ取りに来ちゃったか。疲れてるだろうに…… )

そう思って出口の方に振り向いた時……私の予想が間違いだった事を知った。




412:ミスト
07/08/30 21:04:10 dOP9aRM3
とりあえずここまでです。
格闘技ものと言いましたが、試合とかは次作かもう少し先になりそうです…
もし、試合のシーンの方が良い!と思ってる方がいましたらごめんなさい_| ̄|○|||
試合形式の物はまだ思案中です…なんか難しい…。
それと、装飾部分が多くなってしまった気がします。
もしツボにカスりもしない人には文章力の無さも手伝って、まったく楽しめない可能性あり…(汗)

あと、最初の反省を踏まえ出来るだけ特徴をわかりやすくする為に、キャラクター紹介を入れてみました。
あまり関係の無い、どうでも良い部分も書いてあるかもしれませんが…(汗)


◆主要(ターゲット)キャラクター

※ 美原 刹那(ミハラ セツナ)

 中学3年生、15歳
 性格:クール、理知的。人当たりは悪くないが、好き嫌いでの区別をはっきりつける感あり。
     何事に対しても強気で臨む。
 外見:長身、且つ、中学生ながらスタイルは抜群。
     凛とした雰囲気を漂わせる、ぱっと見、近づき難い感じの美人系の少女。
 髪型:腰に届きそうなくらいの、綺麗な髪のロングヘアー(最初に思い浮かべたのは姫カット)。
     色は栗色(地毛)
 備考:努力を忘れない天才。中学生になってからは無敗。
     格闘技をするにあたり、圧倒的に不利な髪型をしているが自信の裏返しとも言える。
     女らしさを損なわないままに鍛えあげた腹部に絶対の自信を持っている。


※ 楠瀬 はすみ(クスノセ ハスミ)

 中学3年生、14歳
 性格:おとなしい、素直、優しい。人見知りが激しいが、一度打ち解けると懐いてくる。
     一生懸命になりすぎて加減を考えない頑張り屋になる面がある。
 外見:少しスタイル良いかな、というくらい。部では一番小柄。
     格闘技に縁が無さそうな柔和な雰囲気の、可愛い感じの少女。
 髪型:セミロング(色は黒)。もみあげ部分の毛だけ長め。
 備考:女子の中でもあきらかに小柄だが、その努力と素質で成長著しい少女。
     愛用しているリストバンドは彼氏からプレゼントされた物で、肌身離さず持っている。
     ※一作目のヒロインと同一人物です。




とりあえず、以前に増して長くなってしまったので今回は前半部分だけ投下させて頂きました。
後半は、明後日あたりに投下させて頂きます。
「腹パンシーンだけでも良い!」という考えの方もいらっしゃると思いますが、
そういう方は今回はまったく見なくても大丈夫だと思いますので、スルーしてやってください。


413:名無しさん@ピンキー
07/08/31 00:44:16 FDqnmXGU
>>408
♀×♀、優しい(?)突き、可愛い呻き声・・・ツボです♪素晴らしい!

414:名無しさん@ピンキー
07/08/31 04:54:01 S8kB5eNB
テンプレ通りの展開にならない事を期待するよ

415:名無しさん@ピンキー
07/09/01 22:21:24 hI21ItCm
>>412
>格闘技をするにあたり、圧倒的に不利な髪型をしているが自信の裏返しとも言える。

どう不利なのかいまいちピンとこないけど、こういう設定はなんか好きだw
これは期待大

416:名無しさん@ピンキー
07/09/01 22:38:17 /OSPdGXB
要するに貞子ヘアー

417:名無しさん@ピンキー
07/09/01 22:43:50 yNf6mRk0

腹をッ! えぐりあげるのぢゃッ!

418:y
07/09/02 02:07:33 eUKQkVYz
ミスト様
おへそが弱点のあたり激ツボ!へそやられ期待!

419:名無しさん@ピンキー
07/09/02 03:11:31 QRjVfTzN
>>416
誤爆??

420:名無しさん@ピンキー
07/09/02 11:59:20 urbKQpDp
いやいや格闘する女性でリングに出てくる貞子みたいに長髪をそのまま垂らした奴なんていないだろ?
掴まれたり、絡まったり純粋に邪魔だし



まあ不利だというのがピンとこない人間に不利な例を上げずに、
不利であろう髪型の例を上げているので端から見れば流れが繋がってないように見えるのも無理ないな

421:ミスト
07/09/04 22:39:33 XJ6kt6gb
そこには、一重瞼でツリ目の鋭い視線を向けながらゆっくり歩いて来る、
髪をポニーテールに結わえた道着姿の少女が居た。
私とはすみが居なければ間違いなくNo.1…身長は私と同じくらいの、菊池 聡美だ。
彼女は含みのある笑みを浮かべて、歩きながら私に話しかけてきた。

 「 こんな時間まで熱心な事ね。三度目の優勝に向けて…ってところ? 」
 「 そんなところ。あなたは? 誰かに阻まれてるせいで未だ未体験の優勝に向けて…ってところかしら? 」

私が笑みを浮かべて皮肉つきの返答をすると、一瞬不快そうな顔になった。が、すぐに元の顔に戻る。

 「 …まあ、それでもいいわ。 」

何をしにこんな遅い時間にここに来たのか…考えてる事はだいたい察しがつく。
要は逆恨みだ。2年にあがった頃から私にしつこくつきまとっている。
最初の頃は1対1の真剣勝負を何度も申し込んできていたが、最近は形振り構わない感がある。
以前は3人掛かりで私をリンチしようとした事もあった。返り討ちにしてやったけどね。
何の事は無い、よく聞くような話かもしれない。要は逆恨みだ。
ついでに言うと、はすみを虐めていたのもこいつらだ。正直、不愉快なのであまり近寄ってきて欲しくない。
だいたい、今日だって同じような用件なんだろう。

そう思っていると案の定、彼女が入ってきた扉と同じ扉から、同じように道着を着た女子が何人か入ってきていた。

身長は私とはすみの中間くらい…金色の長髪、No.5か6を行ったり来たりしてる感のある 松本 陽子。
身長・筋力は女子部1を誇るショートカットの長身女、本間 智重。
後は………誰だっけ?忘れちゃった。
友達やクラスメイト以外、どうでもいい奴ってよく覚えてないのよね。


 「 秘密の特訓のご指導でお疲れの所を悪いけど…今度はあんたの特訓なの。 」

この集団のリーダー・菊池 聡美 以外が私を取り囲むように左右に展開し始めた。

 「 ……カラオケの特訓でもくれるのかしら? 賑やかで楽しくなりそうね。 」

私は、悪びれた様子もなくそう言い放った。

 「 ふざけるんじゃないわよ 」

当然からかわれたと思って凄む。
まあ、からかったんだけど。

 「 それにしても… 」

この子も含めて、全部で6人。今回はまた随分と………

 「 少ないわね 」

多いな。

 「 ……強がり言ったってわかるわよ。 」

強がりだけどさ。

 「 あら、そんなすぐにばれるような事言わないわよ。それにしても3人でダメだったから6人なら…
   っていう貴女の考えの甘さときたらねぇ。 」
 「 そうよ。今度は6人でしっかり教えてあげるの。ありがたいと思いなさい? 」

422:ミスト
07/09/04 22:40:48 XJ6kt6gb

なるほど、あくまで体裁保つなんて気はないワケね。本気で潰したいんだ。
私は恨みにも似た怒りの眼差しを受け流しながら終止、冷ややかな笑顔で話す。
屈服する気なんてサラサラないし、言ってしまったものはしょうがない。後から自分を追い付かせるしか。
6vs1。それでも、この子達一人一人と私とでは歴然たる差があった。
不利な状況には変わりないがまるっきり勝算がないワケではなく、むしろやり方次第で十分勝てると思っている。
道場では同学年の男の子にだって勝つ事が出来るのだ。道場の練習に比べたらなんて事ないはずだ。
過信ではなく、確たる自信。

彼女達は、既に私を六角形の内側に置くような形で包囲し終わっている。
リーダーの聡美が目の前、両サイドに二人ずつ…そして恐らく真後ろに一人といった感じだろう。

 「 それじゃ、私も帰る時間が過ぎてるし…そろそろ手早くご教授お願いできるかしら? 」
 「 ………もう、始まってるわよ。 」

私の言葉を、ニヤリと不敵に笑いながら返す。
その目はなんとなく焦点が私に合ってない。少し遠くを見てる感じだった。

 「 あら、そう 」

ニコリと微笑み返す。
直後、馬のように後方に上段後蹴りを放つ。
   ―― バカンッ!! ――
   「 がぁっ……!! 」
私の軸足と蹴り足が180度開き、背後から私を捕まえようとしていたであろう人間の顎を下から踵が捉えた。
私は気配を読んでいた…というより自分の足元に差し込む背後の子の影が動くのを確認していたし、
展開した陣形とリーダーである彼女の目線。
まるで襲う気配垂れ流しなのだ。私に言わせればわからない方が間抜けとも言える。

呻き声の後にドタン、と倒れこむ音が聞こえる……クリーンヒットの手応え、間違いなく失神したはずだ。
声から察するに倒れたのは本間だろう。乱戦必至なだけに、彼女を最初に仕留められたのは大きい。

 「 このっ! 」

それを合図にしたかのように、全員が一斉に動き出す。
   「 ほっ 」
私は後ろに倒れている本間を飛び越えるように左後方にバックステップ。
バックステップの動作をそのまま飛び後回し蹴りの要領で上段横蹴りに繋げ、左後方の子の頭部を蹴り抜く。
   「 あがッ!! 」
蹴られた子は飛ばされるように後退りし、すぐ後の壁にだんっ、と叩きつけられるとズルズルと尻餅をつくように気絶してしまった。
私は左から来る松本を迎撃する態勢に入る。右サイドから来る二人は倒れた本間の体が邪魔で、ほんの僅か合流が遅れているからだ。
やはり根本的にスピードが違いすぎる。このまま松本を上手く仕留めれば勝ちはほぼ確定だ。
飛び込んでくる松本の体が開き気味になる…瞬時に高い蹴りを放つ動作と判断した私は、
自分から距離を縮める為に前に出ようとした。
 ( このままボディに一発… )

 「 待てっ!! 」

 ( …っと! )
この集団のリーダーである聡美の指示が出ると同時に松本と他2名が歩を進めるのを止めた。
カウンターを取ろうと前に出ようとした私も出るに出られなくなってしまった。良いリズムだったのに。
いっきにやられかけないと判断して流れを断ち切ったのだ。
聡美の言葉を聞き、何かを思い出したように改めて…扇型の陣形を作り、4人でゆっくりとその扇の面積を縮めるように私に迫ってきた。
頃合を見計らって一斉に飛び掛かる腹積もりだな。
2人…いや、せめて3人ならこれでもまだどうとでも出来たのに。
今の状況では自分から飛び込んで誰か一人倒したとしても、あっという間に捕まってしまう。
仕方なく私は隙を窺う為に、構えたままじりじりと摺り足で後にさがり始めた。

間も無く、部屋の隅あたりの壁際に追い詰められ、私は後退を止めるしかなくなった。私がさがるのを止めると、4人もいったん止まる。
クスクスと笑い、勝負は見えたとばかりに聡美が話しかけてくる。

423:ミスト
07/09/04 22:43:06 XJ6kt6gb
 「 ……終点よ? ここからはどうするの? 」
 「 ふぅ。……そうねえ、困ったわ。 」

取って付けたような溜め息をついて、構えを解く。4人が一瞬、訝しげな顔をする。「何を考えてるんだ?」と言った所だろう。
私はキョロキョロと辺りを見渡す…今の位置は、部屋の出口から逆方向の位置。すぐ左側は神棚と鏡のある壁。後には窓。
窓の方にゆっくりと振り向く事にした。そして、おもむろに窓をガラガラッと開けて両手をつき、飛び越える体勢に入る。

 「 ちょっ…!! 」

馬鹿にするなと言わんばかりに襲い掛かかってくる。
私は、私の真後ろから走ってくる二人にタイミングを合わせ、
両手をついて窓を飛び越える動作を途中で切り替え、両足を使って同時に二人を飛び後蹴りする形にもっていく。
   ―― “バゴッ!” ――
   「 ぐあっ!! 」「 ぐ! 」
二人が派手に倒れこむ。聡美と松本は警戒していたらしく、両サイドからやや回り込むように私に接近していた。
   「 シュッ! 」
窓を飛び越える事なく元の位置に着地した私を捉えようと、右側から来る聡美が中段蹴り、松本が上段蹴りのモーションに入る。
だが私は既に次の行動に移っていた。倒れた二人の間を通るように素早く前転、中段蹴りが流れるように空になびく私の髪をかすめただけに止まった。
なんとか広いスペースに逃げ込んだ。

 「 ちっ! 」 「 ああ、もうっ。今のは完全にもらったと思ったのにぃ~ 」 「 うう…… 」

聡美が舌打ちし、松本がぼやき、蹴った二人の内の一人が頭を振って起き上がる。残念な事に、片方は当たりが浅かったらしい。
でも、これでようやく突破の目処が立った。6人居た集団も気がつけば目の前の4人だけになっている。
え………4人…?

 「 ……つう……、よくもやってくれたね 」

最初にKOしたはずの本間が起き上がり、頭を振りながらこちらに近づいてきていた。
どうやら時間をかけ過ぎて復活してしまったようだ。
完全に誤算だった。3人の時と違い全滅させるのに時間が要るし、常に周囲を意識して動きながら戦わなければならないのでどうやっても技の切れも鈍る。
なんとかここまで無傷で凌いできたものの、思っていたより簡単にはいかないようだ。

 「 ずいぶん小細工使って馬鹿にしてくれたけど……そろそろ終わりにさせてもらうわ。 」

首謀者の聡美が、今度はさっきまで湛えていた笑みもなく言い放つ。
そろそろ向こうも多勢である事の油断を捨てて必死になって向かってくるだろう。
本間が復活し、菊池 聡美・松本 陽子が無傷の状態で4人一斉に掛かってこられればそう何度もうまくいく保障は無い。
直感的に、そろそろ本気で逃げる算段をした方が良さそうだと感じた。幸い、少し遠いが今は後方にドア…退路がある状態だ。
こんな奴らに逃げを打つのは癪だけど、やられるより遥かにマシ。
   「 今度は逃がさない! 」
   「 ! 」
考えを巡らせた一瞬の隙を見逃さず聡美が地面を蹴って駆け出すと、残りの三人もそれを合図にするように動き出した。
私は舌打ちし、仕方なく構えたまま、出来るだけ速く後方に後退する。
   「 ヤッ!! 」
聡美のお気に入りの技、上段飛び後廻し蹴りが放たれる。
さすがにお気に入りの技だけあってそこそこの切れとスピードとパワーを持っていた。
ダッキングして後方に下がりたかったがブロックするしかなかった。
   ―― ガッ!! ――
   「 ぐうっ! 」
ブロックはしたものの、バランスを崩して斜め後に大きくよろける。
その際、私の髪の一部が汗によって顔に張り付き、視界の大部分を塞いだ。
立て続けに、よろけた方向を追ってくるように松本らしき人間が攻撃モーションに入るのが見えた。
私は視界を塞がれたが、ボディは自信がある為ブロックを捨て、下段と上段にヤマをはる。
   ―― バシィンッ!! ――
   「 くぁっ 」
上段廻し蹴りだった。今度もなんとか受け切ったが、上段に加え下段をガードをする為に片足を上げ一本足になったので
振り回されるようにさっきとは逆方向に大きくよろけ、更にバランスを崩す。

424:ミスト
07/09/04 23:16:38 XJ6kt6gb
   ―― ぐしぃっ! ――
   「 ああぁっ! 痛ッ…!! 」

よろけた方向に本間が待っており、後から私の髪を鷲摑みにしていた。
不意に襲った引き千切られるような頭の痛みに、思わず目を瞑り両手で髪を引っ張る手を抑える。
上背・ウェート共に私をやや上回る本間に拘束されるのだけは避けたかったが…その、恐れていた最悪の状況になってしまった。

 「 せィっ!! 」
 ―― ドンっ!!! ――
 「 がっはぁッ!!! 」

私は喉の奥から出た涎を口から繁吹かせ、目を見開いた。
髪を引っ張られ目を閉じた瞬間に、のけぞった私のノーガードのお腹を狙って聡美が正拳を打ち込んでいたからだ。
私は髪を摑む本間の手から、自分の痛むお腹へ両手を移して押さえ、ガクンと膝を折った。
すると倒れさせまいと本間が両脇を抱き上げるように支え、そのまま羽交い絞めに拘束し直す。

 「 うぅっ! けほっ…… 」
 「 ……!……うふ、あっはっはっはっは。 」

私の喘ぎ声を恐らく初めて聞いたであろう聡美が思わず歓喜の嘲笑をもらした。

 「 ナニソレ。あんたってさー、自分のお腹自慢してた事なかったっけ?
   ちょっと綺麗で強そうに見えるからって…実際打たれたらこの程度じゃん。ほんとは弱いんじゃないの~? 」

その言葉に私は少し腹を立てた。
おそらく分かって言っているとは思うけど、今の私は完全に不意を突かれていた上での結果だ。
だが悶絶してしまった以上…不意を突かれたから、などという「状況」は言い訳にならない。

 「 ……ふ……ぅ、何言ってるのよ。あなた程度が全力で正拳突き入れた所で私に効くと思うの? そこまで身の程知らずの単細胞だったなんて意外だわ。
   避け続けるのも飽きてきてたし、やっぱり一回くらいピンチにならないとつまらないじゃない。
   でもこんな私、あなた見た事ないんじゃない? せっかくだし今くらい好きにさせてあげるから、さっさと来なさい。 」

まだ少し痛むお腹の痛みに耐え、涼しげに言い放った。
その言葉を聞いた聡美は、また苛立ったらしく不機嫌そうな顔になる。精神鍛錬が足りないなあ。
とりあえず…まだ私は負ける実感なんて湧かない。厳しいもののチャンスはまだあるはずだ。
多少痛い目にあっても、その時を待つのみ。

 「 …そこまで言えるなら、好き勝手やらせてもらうわ。後悔しても遅いからね… 」

私を睨み付けつつそう言うと、視線を下に移す。見ている場所はたぶん……

 「 ふぅん……透き通るような綺麗な白い肌で…綺麗な腹してるじゃない。一発入れたくなるわね。 」

やっぱり。着ているスポーツブラとスパッツが作る隙間部分……肌も露に曝け出された腹部を見て、あからさまな台詞を吐く。
おそらく、私の自信の持っている部分を潰してやろうと言うのだろう。

 「 あんたが楠瀬を特訓してたように、今度は私達があんたのこと特訓してあげるわ! 」

言い終わると同時に、私の素のお腹におもいっきり拳を叩き込み始めた。
私は全力で腹筋を固め、打撃に備えた。

 ――ドンッ!――
 「 ふッ! 」

当たる瞬間に息を吐き腹筋を最大限に使い、腹部の耐久力を高める。

 「 ………へぇ、よく見るとあんた、力入れた時にうっすら腹筋割れてるじゃない。
   これは潰し甲斐あるわね。 」

425:ミスト
07/09/04 23:17:43 XJ6kt6gb
人が動けないのを良い事に言いたい放題言ってくれて。
でもお生憎様、あんたらなんかに潰せる程ヤワなお腹じゃない。
…やれるもんならやってみなさいよ。

 「 ねえ、ねえねえ、聡美。私にもやらせてよぉ。私の攻撃、まだ一回も当たってないんだよ。
   ちゃんとお腹狙うからぁ♪ 」

脇で見ていた松本が嬉しそうに聡美に話しかける。
なんかちょっと屈辱感を覚えた。普段、相手にもならないような奴が意気揚々と私を甚振ろうとしているのだ。
いっそ振り解いて脱出してやろうかと思ったが…本間の力が強くてそれが出来ない。
そういう技ははすみの方が上手かったな…機会を作ってコツでも教えてもらおうかしら。

 「 うーん。…いいわ、じゃあ最初は陽子やりなよ。せっかく捕まえたんだから皆で楽しみましょ。
   でも、いきなり最初からきついのはナシ。……長く苦しめてやった方が楽しいからね。 」

不敵な笑みを浮かべながら松本に許可を出し、残りの全員にも語りかけた。
すると全員が気持ち悪い笑みを浮かべ始める。サディスト集団め。

 「 それじゃ、皆お先にごめんねー。 」

言いながら松本が私の前に立つと、拳を打ち込み始めた。

 ―― バチッ!! ――
 「 フっ! 」

( お…おへそ…? )
松本は、私の丁度おへそを殴るように打ち込み始めたのだ。
( 痛くないわけじゃないけど、みぞおち連打とかじゃないならまだ大丈夫だわ。はすみじゃあるまいし。 )

 ―― ドッ! ――
 「 くっ! 」
 ―― ヅムッ! ――
 「 んっ! 」

打撃に合わせ、ひたすら腹筋を固める。鍛え上げたとは言え、痛いは痛い。
でもまだまだ大丈夫…見てなさい、全員疲れきるまで耐えてやるんだから。


 ―― ドズッ! ――
 「 ぐッ! 」
 ―― ドグッ! ――
 「 ぐぅッ! 」
 ―― バチンッ! ――
 「 くふっ! 」
 ―― ドッ! ――
 「 ふくッ! 」
 ―― ドムッ! ――
 「 んッ! 」

ひたすら私のお腹のまんなかを中心に殴り続ける。私は集中力を研ぎ澄ませ、ダメージを最小限に抑える。

426:ミスト
07/09/04 23:20:01 XJ6kt6gb

 「 …ふう、ちょっと息切れてきたぁ。気持ちよかった、交代交代っ。どんどん行こー♪ 」

10~20発ほど突きを入れた所で交代を告げた。
松本が殴っている間に、既に気絶していた二人の子も起き、6人が私を囲んでいる。
次に私の前に立ったのはちょっと太った子…名前はやっぱり思い出せない。

この子は普通の状況なら、私の勝負の相手に選ばれない程度の相手。
だけど、さすがにウェートが普通の子よりあるぶん意外に効いている。
普段まったく歯が立たない相手を好きに殴れる事がよほど嬉しいのか、私の引き締まったお腹を狙って猛ラッシュをかけている。

 ―― バチッ! バンッ! ドッ! ズドッ! ――
 「 ふッ! クっ! んっ! んっ! 」

やがて、打つ手を止め交代を告げた。思ったより早く終わった。
練習不足でスタミナが無いお陰で、明らかに松本よりも短い時間ですんだ。
でも、さすがに立て続けに食らっているとこちらの息も少々乱れてきた。

 「 ふぅー…ふぅー…ふ~~っ……… 」
 「 もう限界? 次は私よ? そんな事で最後まで持つのかしら。 」

次に私の前に立ったのは…聡美だった。ここで私はひとつ作戦を思いついた。
彼女がある程度打った所で気絶してしまうのだ。正確に言うと、気絶したフリを。
彼女が打つのなら周囲への説得力もあるハズだ。気絶した後、隙をついて逃げる。出口はもうすぐそこ、逃げ切れるはずだ。
その為にも彼女には手加減なしで打ってもらわないと……

 「 ……やっとあなたなの、待ちくたびれたわ。もう、ヌルくてヌルくて……
   まあ、あなたも対して変わらないかしら。才能が無い人間って何をするにも中途半端になって大変よねぇ。 」
 「 な………っ!!? 」

乗せ易いな。自尊心が強すぎる事と精神鍛錬が足りないせいで今はありがたく思う。
実際にはこの子も相当の才能を持ってるから過剰に罵倒…挑発した事になるけど、今はこれでいい。
もちろん、私の言葉に反応したのは聡美だけではなかった。
松本は呆れた顔で私を見て、私を羽交い絞めにしている本間以外の他の子は口々に喚き始めた。

 「 何こいつ。自分は特別とか思ってるんじゃない? 」 「 頭おかしいんじゃないの? 」 「 聡美、もうやっちゃってよ! 」

聡美は憤怒を露にした形相で、私を凝視している。そして、溜まっていたものをぶち撒けるように叫んだ。

 「 もういい加減、あんたの勘違いした態度にもうんざりしてるのよ!! そろそろ自分っていう物を教えてあげるわ!! 」
 ―― ドブッ!! ――
 「 フぐッッ!!! 」

怒鳴り散らすなり、いきなりみぞおちに拳を打ち込んだ。腹筋は全力で固めたけどやはり効く。
聡美は怒りに任せ私の鍛え上げた綺麗なお腹を、狂ったように打ちまくる。

 ―― ドォッ!! バグッ!! ドムッ!! ドンッ!! ――
 「 んッ!! んっ!! んッ!! んんっ!! 」

427:ミスト
07/09/04 23:21:43 XJ6kt6gb
打たれまくった腹部が熱い…だけど、頃合まで耐えてみせる。私の腹筋なら、このくらい…!

 ―― バグッ! ――
 「 んんッ!! 」
 ―― ドぶッ! ――
 「 ふゥッ! ……………? 」

………あれ? 何かおかしい。今、腹部に違和感を感じた気がする。
私の意志と無関係に動いたような………
と、考えている間にみぞおちめがけて一撃が加わり…違和感の正体がはっきりした。

 ―― どぼォッ!! ――
 「 くふぅっ!!……は…ぁ………! 」

私の口から今まで吐いた事もないくらいの量の涎が吐き出された。
思わず少し体を折り、後ろで羽交い絞めにしている本間をお尻で押してしまう。
否定したくても、効いている事が見てわかるくらい…今までと違い、拳はお腹にめり込みを見せていた。
私の鍛えたはずの腹筋は度重なる連打でダメージを追ったせいで痙攣し、感覚が薄れ、私のコントロールから離れ始めていた。
本間が腰あたりで私の腰を押し返し、また私をお腹を突き出すように反らせた状態に戻す。

 「 あっははは、その状態だとディフェンスの体勢も取れないからモロに腹筋にも来るよねえ。うふふ、いい気味…
   でも、偉そうに言ってた割にあんまり持たなかったね。楠瀬の事言えないんじゃない? 」

はっきりと感じた屈辱。
何が起こっても絶対こんな奴らに醜態を晒す事はないと思っていただけに、精神的にかなりこたえた。
体の力がどんどん奪われていき、腹筋も弱り始め、私のお腹は打ち込まれる拳の進入に対し寛容になっていた。
私は成す術なくされるがままにお腹への連打を受け続けた。
( 嘘…嘘! 嘘よ、こんな事って……!! )

 「 あはははは…! 本当はあんただって腹弱いんだからこれからは変な自信持つのはやめなさいよねッ!! 」
 「 !? 」
 ―― ドブぅッ!!! ――
 「 うッッ…、ぐはッ……!! 」

罵倒する言葉を吐きながら、もう何度目になるかわからないみぞおちへの打ち込みを受け入れる。
だが普段なら軽く無視して終わらせるであろうその罵倒が、妙に私の頭に響いた。

 ( …そうなの…? ………私って本当はお腹弱かったの…?
   じゃあ、私の今までの努力は何だったっていうの? 贔屓目に見なくても自信が持てるだけの事はしてきたはず。
   私のやってきた事は全部、自己満足でしかなかったの……? )

朦朧とした私の頭の中で、否定したくなる疑問がぐるぐる回る。
こんなはずじゃなかった。こんな事になるなんて、夢にも思わなかった。
 ( 私……負けるの……? )

私の内側で自分の心が折れる音が聴こえ始めたその時、聡美が最悪の拳で私を抉った。

    ―― ばぐんっッ!!!! ――
   「 ぐあっはぁッ!!? ひぎぅっ………!!!!!! 」


その一撃は………私の「 女である臓器 」に強烈にヒットしていた。
私は、まるで頭を貫くような、全身の力を奪われるような激痛に襲われた。
瞬時に目の前が霞み、気が遠くなった。

でも、大丈夫……これは演技なんだから……
隙を見て…逃げる準備、しないと………。

428:ミスト
07/09/04 23:58:29 XJ6kt6gb
アップがだいぶ遅れてしまいました。すみません。
とりあえず、まだ長いと思ったので今回を中盤として、近いうちに後半を投下したいと思います(汗)
長引いてごめんなさい。m(_ _)m
付け足し付け足しした部分も数箇所あるのでひょっとしたらおかしく見える部分があるかもわかりませんが、
読んで頂けましたら、と思います。よろしくお願い致します。


>>413さん
ありがとうございます。「○○みたいな子が腹パンされると~~」みたいな好みもあると思うので、
付加価値の部分も合わせて意見くださるのは参考になります♪
弱腹担当の子は弱く打たれても効く感じにしたかったです(笑)甘噛み…甘突きとでも言うか、そういうのがすきっていう人もいそうですね…

>>414さん
忠告のような意見、ありがとうございます。正直、オーソドックスにやってみようと思って書いていたら、
414さんの言葉を頂いたので少し変えました…今回、回避できるかしていけるかわかりませんが、
今後意識して書いていけるようになりたいと思います。m(_ _)m

>>415さん >>416さん >>420さん
強腹(?)担当の子は強気というか強くて自信家にしてみようと思いました。
415さんのように、そういう子が好きという人も結構いそうだなと思ったので…ご意見ありがとうございます。
とりあえず、今回でどう不利になるか…の部分は多少書いてみた感じです。
というか、説明の書き方がいまいち不親切でしたね、ごめんなさい(^ ^;
420さん、フォロー&ご指摘ありがとうございます。
ちなみに、 >格闘技をするにあたり、圧倒的に不利な髪型をしているが自信の裏返しとも言える。
は、「圧倒的に不利な~~」ではなく、「明らかに不利な~~」の間違いでした_| ̄|○|||
圧倒的に、とか言ったので余計に違うイメージで伝わってしまったかもしれない…(汗)
貞子ヘアー…でイメージが定着しちゃいそうなので(笑)、ちょっとサンプル的な物を探してみました。
 髪型の雰囲気的にはこんな感じで
URLリンク(shi.boo.jp)


今回も長くなってしまったので、腹パンガイドをつけさせて頂きます。
>>425~427
が腹パンチ部分です。

429:ミスト
07/09/05 00:25:03 1yr8KuuB
>>417さん
  >腹をッ! えぐりあげるのぢゃッ!
えぐり…あげてるはずなんぢゃッ!(描写し忘れ_| ̄|○||| 次回に…w;)

>>418:yさん
  >おへそが弱点のあたり激ツボ!へそやられ期待!
弱腹のほうの娘はまた話を作る予定なので今回はなさそうです…でも、同士がいてくれて嬉しいです><(ぁ

430:名無しさん@ピンキー
07/09/05 19:38:38 FlSB+jPF
ここまでテンプレ通り。
〆に期待

431:名無しさん@ピンキー
07/09/05 19:53:48 nRvPC1Kp
うおーミスト氏GJ!!

ああ髪型が不利、ってそういう意味か・・・
貞子とかいうからもっと長いのかと思ったら、サンプルのイラスト可愛いしw
後ろから髪引っ張られてよろけてる隙に腹パン、っていいね

擬音と声の描写がいい感じっす

432:名無しさん@ピンキー
07/09/05 20:16:42 Rts3DueT
>>430
テンプレ、いいじゃないですか

433:名無しさん@ピンキー
07/09/05 23:42:30 FlSB+jPF
別にダメとは言ってないお

434:名無しさん@ピンキー
07/09/06 08:24:36 gm4L2u8x
点プレって何?

435:名無しさん@ピンキー
07/09/06 19:20:32 UXvNMDoM
つテンプレートの略


436:y
07/09/07 02:39:10 DFWR0661
ミスト様GJ!同志最高!
ヘソ責めに期待!腹強い子にでもグリッと!

437:名無しさん@ピンキー
07/09/09 19:46:33 WVyXL+lW
このスレ住人って、他のフェチ属性ってどんなの?
参考に教えてたもれ

438:名無しさん@ピンキー
07/09/09 23:39:07 fuxkaPpN
ピタスーツ好き。でもチアガールコスやゴスロリにも目がない
あと変身ヒロイン、触手もの、バトル物なんか最高だ
ようはヒロピン属性

439:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:09:06 SqUwT3O9
石鹸とかチョコレートとかのかどフェチ

440:名無しさん@ピンキー
07/09/13 15:32:38 3w9sGZwy
保守
職人カムバック

441:名無しさん@ピンキー
07/09/14 23:38:52 ajweCK7u
職人カムバックage

442:名無しさん@ピンキー
07/09/17 12:42:54 LoCCnwNt
絵板のほうで見かけたぜ

443:名無しさん@ピンキー
07/09/17 23:29:36 qt99U8S1
刹那たんカムバックage

いやまじで

444:名無しさん@ピンキー
07/09/18 00:13:14 g6FfIGYs
>>442
肉ショタでの陥没腹イラストはここでの予行演習だと信じたい。。。。。

445:名無しさん@ピンキー
07/09/18 02:00:17 v2tNnjM/
俺としてはお互い家族を人質に取られた女性二人が交互に殴り合って潰しあうってシチュが良いと思うんだが皆はどうよ?
初めは家族人質で嫌々やってるんだがだんだんとマジで相手が憎くなって本気になる…みたいな

446:名無しさん@ピンキー
07/09/18 11:29:02 aSncqQla
女同士の殴りは嫌いじゃないが、女のパンチの威力なんて高が知れてるからな

447:名無しさん@ピンキー
07/09/18 16:33:03 w09Kfdg3
紐男爵が由美ちゃんとリン犯すの願います

448:名無しさん@ピンキー
07/09/19 02:11:34 lFkBiJOq
第一話からハードな展開だなwww

449:名無しさん@ピンキー
07/09/19 06:01:05 qFKiN1Fn
リンはいいんで由美ちゃんが触手でいためつけられたりしながら、精液やられたりするのをどうか……

450:名無しさん@ピンキー
07/09/20 22:17:57 LScIO3lC
強がってる制服婦警を鳩尾一発の気絶KOに萌え。

451:名無しさん@ピンキー
07/09/21 00:06:59 rCvnyg6b
>>448
まさか、あなたはダイレンジャー知ってるのか?

452:名無しさん@ピンキー
07/09/22 18:21:18 PXZnzgY+
試しに挑戦してみてるが・・・一人称って難しいなこれ・・・

453:名無しさん@ピンキー
07/09/22 18:41:16 AelN7rza
>>452
やられる側の一人称は非常に難しい

454:名無しさん@ピンキー
07/09/23 07:24:00 t8OvLQJD
小説全般において一人称はハードル高いしなー
第三者視点で語る部分や各種設定部分まで「俺」や「私」基点で進めなければならんし。

俺は前スレで一度挑戦しようとして十行ぐらい書いて挫折したわw

455:名無しさん@ピンキー
07/09/23 16:08:48 AcUa5Z2e
やる側の一人称は意外と出来る

456:名無しさん@ピンキー
07/09/23 18:10:52 7z8Up271
考える前に飛べ、ってこの前見た映画で感銘受けた台詞があるんだ

457:名無しさん@ピンキー
07/09/24 18:15:24 Re1bdCJ8
女の一人称試してみたいが、凄くつまらなくこじんまりか吹っ切れて暴走かどっちかになりそうだw

458:ランサー ◆6olansC1k6
07/09/25 17:03:38 ou8VL8cV
トリップの付け方テスト。これでいいのかな?

459:ランサー ◆6olansC1k6
07/09/25 17:04:15 ou8VL8cV
既に日も落ちて久しい日曜の夜。
市街から離れた海岸沿いのとある埠頭に、三つの人影が並んでいる。
それぞれ背格好は違うが、三人に共通しているのは若い娘であるということ。
そして全員が、豊満でありながらもなおかつ引き締まった、類稀なボディラインを有しているということ。
「……遅いわね、真美と葵」
腕時計から目を上げ、綾那はやや苛立たしげに言った。
年の頃は二十歳過ぎ。上は長袖の白いレースブラウスに、下は足首まで伸びた黒いロングスカート。
長い黒髪に縁無しの眼鏡をかけており、まるで音楽科の教師のような服装と相まって清楚な雰囲気を醸している。
「遅い。……もう、先に荷物だけでも積み込んでおこうか」
晴香はそう言うと、足元のアタッシェケースを爪先で小突いた。
綾那と同じく二十歳を過ぎた辺りだが、服装は綾那と正反対で、挑発的なラバースーツに身を包んでいる。
零れるほど胸の開いた、ノースリーブの真っ赤なキャットスーツ。豊満な肢体が、これでもかと強調されている。
「そうですねえ。二人ともどこで道草を食ってるんでしょうねえ」
綾那と晴香の後輩、美緒が間延びした声で追随する。
「待ちくたびれて、もう美緒は風邪を引きそうですよ晴香先輩」
一人まだ中学校を卒業したばかりの美緒は、その服装も最近まで通学に着ていた制服である。
薄手のスクールシャツに緋色のネクタイ、スカート。その肢体は16の少女にしては抜群のプロポーションだが、
グラビアモデル顔負けの二人の先輩に比べると、さすがに肉付きの良さでは一目置かざるを得ない。
晴香、綾那、美緒の三人は、決して社会の表舞台には登場することのない、とある組織の一端を担っている。
殺人、麻薬取引、人身売買と組織の黒い仕事は数々だが、いずれにしても法に抵触する事に変わりはない。
組織での晴香、綾那、美緒の役目は、主に今日のような仕事。“商品”の確保である。
足元の鞄、一見すると何の変哲もない小さな鞄だが、実はその中には某巨大有名企業の極秘資料が詰まっている。
使いようによっては数十億円規模の利益を生み出す代物なのだ。
組織の中でも一流の評価を得ている晴香、綾那と、まだ新入りである弟子の美緒は、
今日も日本有数のセキュリティを誇る本社ビルに難なく潜入し、いとも簡単に“商品”を手に入れたのだった。
後はここで待ち合わせをしているもう一組のタッグと合流し、荷物を船に積み込んで出発するだけなのだが……。
「ひょっとして真美さんと葵さん、何かヘマをやらかしたんじゃないでしょうね」
「まさか。ただ女を一人拉致するだけの簡単な仕事よ。失敗のしようがないじゃない」
なんでもないような顔で物騒なことを言う綾那。
その時。
「とうとう見つけましたよ、悪党ども」
突如、三人の美女の耳に、よく澄んだ声が響き落ちた。
「「……!?」」
三人は、同時に上を見る。
誰もいない筈の廃倉庫の屋根に、一人の少女が立っていた。

460:ランサー ◆6olansC1k6
07/09/25 17:05:16 ou8VL8cV
「え……?」
三人は言葉を失う。
その少女が、これ以上ないほど珍奇な格好をしていたからだ。
耳には、夜空に向かって突き出したアンテナのような金属製の耳飾り。
手首には、真夜中にもかかわらず何故か淡い光沢を放つブレスレット。
拳には、まるで中世ファンタジー映画にでも出てきそうな白銀色のガントレット。
足には、同じく白銀色に煌くエナメルブーツ。
そして……その三人に劣らない肉感的な肢体を覆うのは、一点の穢れもない、純白のレオタードスーツ。
「とぅっ!」
気合を入れた掛け声と共に、少女は飛んだ。
4、5メートルはある高さも物ともしない様子で、呆気に取られている三人の前に降り立つ。
「なっ、何者ですか、お前!」
「満月の夜に現れ、世にはびこる悪を正す正義の戦士」
甲高い声で叫ぶ美緒に落ち着いた様子で応え、少女は握り締めた拳を自らの胸の前に掲げた。
「人は私をこう呼びます……純白の天使、ナイト・プリンセス!」
「……はあ……?」
それを聞いた三人は、揃って顔を見合わせる。
「……………………ぷっ」
すぐに、娘たちの間に爆笑が漏れた。
「せ、正義の戦士……ナイト・プリンセス……!」
美緒が肩を震わせながら呻く。
「こりゃまたケッサクにかっこいいですねえ……。何ていう漫画から取ったんですか、その名前?」
「だっ、黙りなさい!」
指を差して笑われ、少女は激昂した。
「別に私が決めた名前じゃありません。これはパパが……」
そこまで言うと、はっとした顔になって口を閉ざす。
「……とにかく悪党ども。私が現れたからには、あなたたちの命運は尽きたも同然です」
すらりと伸びた指先が、三人の足元のアタッシェケースを示した。
「それはT企業グループの、新技術による特許商品の極秘資料ですね。あなたたちが不当に入手した」
この言葉にはさすがに虚を突かれ、美緒の顔に動揺が走る。
「ど、どうしてそれを……」
「どうやら只の通りすがりのお馬鹿さんではないようね。……あなたは誰?」
腕を組み、綾那が眼光鋭く冷たい声を挟む。
「馬鹿なコスプレが趣味の警察官、それとも馬鹿なコスプレが趣味の探偵?」
「一度言ったでしょう……私は純白の天使、ナイト・プリンセス」
凛とした表情で、少女は言い放った。

461:ランサー ◆6olansC1k6
07/09/25 17:05:52 ou8VL8cV
「はいはい、もう分かりましたから」
美緒は薄く笑った。
「何が正義の戦士ですか。いい年して」
闇夜に煌くナイト・プリンセスの肢体をじっくりと見定める。
(……むむむ)
馬鹿な格好をしてはいるが、そのスタイルは抜群に良い。
身長は、美緒より頭一つほど上か。
90センチは下らないであろうメロン大の双乳と、同じくすこぶる肉付きの良い安産型の臀部は、
ぴっちりと肢体に張り付いた純白のレオタードによって、その真円に近い弧のほとんどを浮き上がらせていた。
そして暗闇ではっきりとは見えないが、はちきれそうな曲線の肉体とは対照的に、
その澄んだ声と闇夜の月の下に垣間見える表情には、まだ幾ばくかのあどけなさを残している。
自分よりは年上だろうが、恐らくそれほど離れてもいまい。
(むかつく!)
悔しいが、世の助平な男たちからの見た目だけならば、自分より偏差値は高いだろう。
だが同時に、身体能力においては相手が遥かに格下であるということも美緒には分かっていた。
何せ自称・正義の戦士とやらの肉体は、いくら官能的であれ、全く武道を嗜んでいる者のそれではなかった。
滑らかな四肢はただスマートなだけで筋力に欠けているのは明らかだし、太っているというほどでもないものの、
ふっくらと優しく盛り上がった腹部には、およそ運動用の腹筋と呼べそうなものは一筋も見当たらない。
要するに……相手はただの、乳がでかくて肉付きが良いだけのコスプレ女なのだ。
とても、数多の戦闘術を身に付けてきた自分たちの敵ではない。
やおら美緒は堂々と歩を進めると、真正面に敵と相対した。
「……何ですか。やるつもりですか?」
咄嗟に両手のガントレットを握り締め、美緒に向かってファイティングポーズをとるナイト・プリンセス。
「やめておきなさい。正義の戦士は……強いですよ」
両拳を胸の上に掲げ、毅然とした口調で言う。
「はっ」
だが、美緒にとってはそのポーズが既に失笑ものだった。
ただ適当に身体を揺らしながら、拳を突き出しているだけ。間合いも重心もあったものではない。
それは正に見よう見まね、ロッキーを見終えた素人が映画館の外に出てやるままごとに他ならなかった。
もう、相手をするのも馬鹿馬鹿しい。一撃で黙らせてやる。
愚かな相手に手本を見せるように、しっかりと大地に脚を固定し、掌を丸めて引き絞る。
先輩であり格闘術の師でもある晴香と綾那に比べると未成熟ではあるものの、美緒の戦闘能力も尋常ではない。
こんな馬鹿女の肉体など、どこをどう叩いても再起不能に出来る自信がある。
「アニメの見すぎなお姉ちゃんは、さっさとお家に帰りまちょうね……っと!」
不敵に笑いながら言った美緒は、堅く握った拳をナイト・プリンセスに叩き込んだ。

462:ランサー ◆6olansC1k6
07/09/25 17:06:39 ou8VL8cV
どんっ!
「うぅ……っ!?」
美緒の拳はただ左右にぶらつかせているだけの敵の腕など簡単に掻い潜り、その腹の中心にインパクトした。
読み通り、やはり相手は格闘技に関しては全くの素人だったのだ。
しかし……。
「……な……なんで……?」
鈍い呻き声を発したのは、美緒の方だったのだ。
(か、堅い……まるで、分厚い鉄板を殴ったみたいな……)
信じられない。
自分が殴ったのは間違いなく敵の腹のど真ん中、白いレオタードのみに守られた、ひ弱な肉と脂肪の壁の筈だ。
先輩たちに比べれば一歩劣るとはいえ、百戦錬磨の自分の必殺の拳が、いとも容易く弾かれた。
技術も腹筋もまるで無い筈の、ただのコスプレ女の身体に……?
「やりましたね」
だがその疑問に明確な回答を与える間を与えず、ナイト・プリンセスは静かに言った。
「次はこっちの番です」
純白の天使は腰を後ろに捻った。そして銀色の光沢を放つガントレットの右を、更に背後に大きく振りかぶる。
だがそれも全く、本当に素人のやり方だった。
ゲームセンターのパンチマシーンではないのだ。そんな距離からの大振りな攻撃が、実戦で当たるわけが無い。
まだ痛む自分の拳に動揺しながらも、美緒は撃つタイミングが見え見えの敵のパンチに悠然と対応しようとする。
次の瞬間。

ぼずんっっ!!!

「はんっ……!?」
美緒は一瞬、本当に何が起こったのか分からなかった。
気付いたら視界はぶれ、口内には溢れんばかりに液が湧き上がり、自分の腹には恐ろしく硬い物が埋まっていた。
見えなかった。誇張表現ではなく、それは本当に目にも留まらなかった。
見え見えの筈のナイト・プリンセスの拳は、超音速で美緒の腹に突き刺さったのだ。
一拍おいて、美緒の全身を鈍痛が駆け抜けた。
「か……かはぁ……!!」
中学卒業したてのませた少女らしく薄い紅を引いた小さな唇から、一筋の涎が漏れる。
「美緒ッ……!?」
背後から晴香たちの声が幻聴のように聞こえる。
白銀に輝く鋼鉄のガントレットは、美緒のネクタイを半ば引きちぎり、スカートベルトのバックルをへし曲げ、
更に腹膜の中心からその肉体内部へと突入すると、そのほとんど半分近くまでもめり込んでいた。
「くふぅっ……んんっ……!」
鍛え込んでいた筈の腹直筋を見るも無残に突き破られ、美緒の肢体はがくがくと震えた。
ナイト・プリンセスが拳を引き抜いてもなお動けずに、その場で中腰になって立ち尽くす。
そんな隙だらけの少女の肉体に、ナイト・プリンセスは無言で二発目の猛撃を叩き込んだ。
大振りな、しかし未だ完全には成熟しきっていない果実の真下に、強力無比なボディアッパーが埋め込まれる。
「きゃぐぅんっ!!」
通常の格闘技では決して聞くことの出来ない、大玉花火のような破裂音。
二度の破壊的なエネルギーを受け、緋色のネクタイと白のワイシャツが千切れ飛ぶ。
ナイト・プリンセスの拳は肋骨も十二指腸も貫通し、真正面から美緒の膵臓にまで達していた。
鳩尾を抉られて無残に曝け出された瑞々しく張りのある腹から、みしり、という音が響く。
「は……ぐ……ぐぷぉっ」
目に涙が溢れ、あどけない唇から胃液が噴出す。
技術も何もない。ただ圧倒的な攻撃力で自慢の肉体を蹂躙され、美緒の意識は消し飛んだ。

463:ランサー ◆6olansC1k6
07/09/25 17:07:25 ou8VL8cV
「なんだ……お前は、何者だ」
晴香が、今や一片の油断もない声で凄む。
「三度も言わせないでください。正義の戦士、です」
美緒の肉体をその鳩尾に突き刺した拳一本で軽々と支えながら、ナイト・プリンセスは静かに言った。
「あなたたちの組織は、本当に信じられません。こんな子供まで悪事に加担させて……」
ゆっくりと美緒の腹からガントレットを引き抜くと、崩れ落ちようとする身体を素早く抱き止める。
「んん……う……」
がくりと落ちた美緒の頭は、自分を一撃で失神に追いやった敵の雄大な双乳に柔らかく沈み込んだ。
瞼こそ開いていたが、その瞳はとっくに霞んで何も映していない。
力の抜けた美緒の身体をそっとアスファルトに寝かせたナイト・プリンセスは、晴香と綾那に向き直る。
「覚悟しなさい……あなたたちには手加減しません。相応の報いを受けてもらいます」
「……!」
二人は戦慄して立ち竦んだ。
美緒を一瞬にして肉塊に変えた凄まじい威力。
あれで、まだ手加減していたというのか……。
「……晴香……」
「分かってる……」
頷きあった晴香と綾那は、同時に懐に手を入れた。
「……」
二人の美女の手に握られたものを見て、ナイト・プリンセスの表情が微かに変化する。
黒光りする、奇妙な凹凸の棒。
「こっちも、手加減はしないわ」
綾那が不敵に微笑む。
それは小型の、金属製トンファーだった。
「行くわよ……!」
二人は、ナイト・プリンセスに向かって跳んだ。
すぐには仕掛けず、まず晴香が軽快なサイドステップでその背後に回り込み撹乱する。
だが対するナイト・プリンセスは何のアクションも起こさず、ただ黙ってその様子を眺めるのみ。
(……ふん、馬鹿め)
(余裕ぶっちゃって……)
手に凶器を構えた二人を相手に全く動じないのは見事だが、何もしなくては状況が好転する筈もない。
あっという間に、挟み撃ちの体制が出来上がった。
「「はああぁっ!!」」
息を合わせて踏み込みながら、晴香と綾那は同時に得物を振るった。
小型とはいえ鋼鉄以上の強度を誇る特殊ジュラルミン製の軍用棒が、前後から敵の身体を襲う。
凄まじい衝突音と共に、ナイト・プリンセスの腹と背中にトンファーが叩きつけられた。
「ぐあっ……!?」
だが、またも呻き声をあげたのはナイト・プリンセスではなかった。
「ば、馬鹿な……」
確かに女の柔肌に激突した筈の金属棒は、まるで壁を叩いたビニールバットのように軽々と弾かれていたのだ。
「そんなもので、このパワードスーツは破れません」
悠然と言い放ったナイト・プリンセスは、すぐに反撃へと転じた。
ぎしりと両手のガントレットを固め、驚愕と痺れで動くのが遅れた晴香と綾那の腹に叩き込む。
晴香のキャットスーツと綾那のブラウスに、同時に鋼の拳が衝突した。
「はっお……!」
「ぐむうぅ……!」
娘たちの、プロボクサーのパンチすら耐え凌ぐ六つ割れの腹筋に、金属塊が半分近くめり込む。
鍛え上げた肉体を軽々と撃ち抜かれた衝撃と激痛に、晴香と綾那の身体は棒立ちになる。
(そ、そんな……)
(人間のパンチじゃ、ない……)
薄れ行く意識の中で唖然とする二人。
だが信じられないことに、その拳は二人の動きを止めるための前座でしかなかった。

464:ランサー ◆6olansC1k6
07/09/25 17:08:09 ou8VL8cV
拳を引き抜かれた勢いで弓なりに仰け反る晴香と綾那。既に意識は朦朧としている。
だが、その曝け出された肉体の中心に、ナイト・プリンセスの本気の拳が照準を合わせる。
直後。爆発的な質量とエネルギーが、二人の娘の鳩尾を貫いた。
「かはぁぁ……!!」
「はぅぅん……っ!!」
ショットガンの接射でも食らったような衝撃に、二人の瞳が見開かれる。
ナイト・プリンセスの言葉は嘘ではなかった。
白銀のガントレットは、究極に見えた美緒への攻撃を遥かに越えた速度で二人の鳩尾に激突し、
娘たちの艶かしい肉体の奥深くへ、もはやその金属部が見えなくなるほどにまでめり込んでいた。
瞬間的に、まるで石を受けた水面のように、二人の娘の腹の中心から外に向けて大きな波紋が広がる。
巨大な質量の異物を丸ごと埋め込まれた事により、娘たちの肉が無理やり外部へ圧し出されたのだ。
ばつんと音を立て、晴香のキャットスーツのフロントジッパーと、綾那のレースブラウスのボタンが弾け飛ぶ。
「あ……あはぁ……」
「ぐ……ぐふっ」
拘束から開放された四つの肉塊がぶるりと零れ、衝撃の余波で縦横無尽に跳ね回る。
美しく鍛え上げられ整った肉体を惜しげもなく曝け出して捻じり、晴香と綾那の両手はだらりと垂れ下がる。
力の抜けたその手から、トンファーがゆっくりと床に滑り出る。
だが、ナイト・プリンセスは咄嗟にそれを空中で受け止めると、力強く両手にその握りを構えた。
既に失神している晴香と綾那だったが、あまりの威力と一瞬の早業により、
その肢体は未だ立ったままふらふらと揺れ続けている。
「まだ、です」
まず晴香、真っ赤なラバーキャットスーツを破って零れ出た爆乳の真下を、アッパーの動きで強烈に突き上げる。
20センチは下らないであろう金属棒が、最後肋骨の真下から晴香の肉体奥部に根元まで突入した。
「ごぷぁぁッ!!」
神経的な反応ではなく、純粋に胃を圧し潰された衝撃によって、可愛らしい蕾から胃液がぶち撒けられる。
「こ……ぁ……」
伸縮性に富むキャットスーツは、トンファーに巻き込まれながら晴香の肉体の中心に極大の力で食い込んだ。
それにより身に纏ったラバーはぴっちりと締め付けられ、その肢体はよりいっそう肉感的に引き絞られる。
形の良い臀部、豊満ながらも六つに割れた腹の筋、そしてへその穴の窪みまでがくっきりと浮かび上がる。
「はぐぅ……んっ」
丸出しにされた巨大な乳房が、断末魔をあげてゆさりとうねる。
震える舌を力なく唇から突き出し、くるりと白目を剥いた晴香は、あっというまに豊満な肉塊へと堕ちた。
ナイト・プリンセスは、一瞬で覚醒と再気絶を繰り返した晴香の身体を固定しつつ、
次に左のトンファーを軽やかに振るうと、綾那の黒いスカートに覆われた下腹に突き刺した。
「きゃはぁんんッ!!」
急所に同じく根元まで突き込まれた異物によって強制的に覚醒させられ、眼鏡の奥の瞳が真円に見開かれた。
衝撃で清楚なロングスカートが引き裂かれ、挑発的なガーターベルトに吊られたストッキングが曝け出される。
大人びた眼鏡も吹き飛び、所詮は背伸びをしていたに過ぎない小娘の正体が露わになった。
「んくぅっ、ひぁ……!」
凶悪な威力の異物は、容易く粉砕したガーターの切れ端を巻き込みつつ、
綾那の丹田から半ば尻に達するまでをずっぽりと抉り、その身体をつの字に折り曲げていた。
腹筋と比べてあまりにも脆過ぎる括約筋と、その小さな急所はいとも簡単に破壊される。
ぷしゃぁっ。
凄まじい威力で膀胱を貫かれ、その股間から微かな破裂音が鳴った。
ずたずたに破れて薄毛を覗かせるショーツから生温かい液体が溢れ、ガーターとストッキングを勢いよく伝う。
「はぁっ、あ、あぅぅぅ……」
薄れ行く意識の中でも、自分の身に何が起こったのかを感じ取ったのだろう。
頬を真っ赤に紅潮させ、両手で何とか己の恥部を隠そうとしながら、綾那もまた再度の気絶に堕ちた。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch