ひぐらしのなく頃に Part.7at EROPARO
ひぐらしのなく頃に Part.7 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/03/15 02:25:47 zTeOsUOG
SS投下されるまでの暇つぶしに。
非エロです。



「前原くんは知っているかしら?」
くすくすと鷹野さんが笑う。
「人を殺せる、ノート」
「・・・・・・人を殺せるノート・・・?」
「そう。デスノートというの・・・。オヤシロ様の祟りはね…全部デスノートによって引き
起こされたものなの」
鷹野さんは俄かには信じがたいようなことを言う。だが、この状況で……綿流しの夜に忍び込んだ祭具殿の中で、悪質なジョークを言うとは思えない。俺が何も返せずにいるのを確認するかのように間をおいてから、鷹野さんは先を続ける。
「殺したい人の名前、死因、死の状況をノートに書くとその通りになるのよ…。
 このノートを使って、雛見沢の誰かが……私は園崎家と踏んでいるんだけどね…
 村にとって都合の良い死を作っているのよ」
「う、嘘だッ!!…そんな…ノート……『在る』はずがないじゃないですか!」
俺は半ば狂気になって叫ぶ。叫ばずにはいられなかった。そんな非現実が認められないのと同時に…それが実在すれば奇妙な連続怪死事件の…説明がつくのではないか……そんな逆説した気持ちだった。

3:名無しさん@ピンキー
07/03/15 02:27:24 zTeOsUOG
「あらあら…実物を見なければ信じることができないのかしら?」
くすくすと…鷹野さんが嘲笑う声が頭に響く。
「実はね、私……オヤシロ様の祟りを調べているうちに
 デ ス ノ ー ト の 一 部 を 入 手 し た の よ 」

「嘘だっ!!!!!」
そうだ!仮にノートが実在したとしても……それはオヤシロ様の祟りを起こした「犯人」が持っているはずじゃないか…。
鷹野さんが持っているはずがない。鷹野さんは俺をからかっているだけに違いない……。
そうだ、何を恐れているんだ前原圭一…KOOLになれ。
ここで怖がったら鷹野さんの思う壺だ…。
「これがね…そのデスノートの切れ端よ」
鷹野さんがハンドバックから取り出したものは、かなり年季の入った…何も書かれていない半紙で、二つに折った境目が破れそうになっていた。
「へぇ……こんなので人が殺せるんですか…。だったら試してみたいですね」
俺は鷹野さんに調子を合わせる。そもそもまだ何も書かれていないのに、これが人を殺せるなんて分かるはずがない。
よくよく考えれば、鷹野さんの話が全部でたらめであることが簡単にわかる。
「あれ、前原くんにも殺したい人がいるの?……だったら試してみてもいいのよ。…くすくす」
俺を怖がらせようとしてか、鷹野さんは不気味な笑い顔を浮かべる。だがもう引っかからない。
「良いんですか!…あ、ボールペンとか持ってませんか?」
俺も負けじと作り笑顔で鷹野さんに答える。ボールペンを受け取って、俺は半紙に何を書こうか考える。
どうせこんな紙切れじゃ何も起こらないんだ…。どうせなら起こりようが無いものを書いてやる。
えっと……確か「名前」「死因」「死の状況」だったよな…。祭具殿の壁を机代わりに、ボールペンを走らせる。


富 竹 ジ ロ ウ   出 血 多 量 死   自 ら 喉 を 掻 き 毟 っ て 死 亡



続く

4:名無しさん@ピンキー
07/03/15 07:36:39 NspgDsFe
1乙なのですよー☆

>>3
ちょ、圭一ヒドスw

5:名無しさん@ピンキー
07/03/15 11:47:02 BUYztHp3
そして富竹が鷹野の計画で死んだのをデスノートの力と誤解した圭一が
「俺は新世界の神になる!」と増長して新たな惨劇を次々と引き起こしていくんだな?


くわばらくわばら

6:名無しさん@ピンキー
07/03/15 12:56:20 0JIQMdrU
あつかましいかもしれないが言わせてくれ
勝手に徹夜して待ってた俺が馬鹿なのは解ってるが言わせてくれ
 
飴渡し編が…読みたいです。

7: ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:28:39 7G16qWOF
夏の終わりの続き、とは言ってもまだ完結はしてないんですがある程度まとまりつきました。
前スレの方が仰っていたように、こちらに投下する事に致しました。
稚拙な文章で申し訳ありませんが、お付き合い頂ければと思います。


8:名無しさん@ピンキー
07/03/15 13:29:02 OXa/HL1r
>>1乙。
ここが新しいエロ見沢か…

9: ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:31:03 7G16qWOF
―――


「私を、感じたい…」
「ええ。…最初に言ったではありませんか、忘れてしまったんですの?」

 ちょっとムッとした顔で問い詰められる。今目の前にいる沙都子があられもない姿でいる事すら夢なんじゃないのかと
思えるくらい幸せな事がありすぎて、頭とか胸がいっぱいでパンクしちゃいそう。だから言い訳じゃないんだけどちょっと前の発言なんて
思い返すのもなんというか…自分の恥ずかしい発言を思い出すのと同時で出来れば思い出したくないんだけどそういえばそうだった、…ような気がする。

「…ほら、分かりますでしょう?」
「え?」

 部屋が暗かったおかげで悶々としている私に気づかなかったのかそっと、沙都子の柔らかい小さな手が重ねられる。
夏の暑さのせいか、はたまた目の前の幸せに戸惑っているのか手にはじんわりと汗が滲んでいて、ちょっと気持ち悪いけれど、
その手を掴まれそのまま沙都子の胸へと導かれる。

「ほら、分かりますでしょう?」
「なっ! ななななな何が!?」
「―ドキドキ、してます…でしょう…」
「…え、ぁ…」
「…感じませんか?」
「…ううん分かる、…そうね、すごくドキドキしてるわ」

 言葉の通り、沙都子の心臓はドクドクと早鐘を打っている。
 ―というか私の胸がさっき触っていたとは言え、こう素面の状態で沙都子の胸に触れているという事実で沙都子のよりも
破裂しそうな勢いで早鐘を打っているというのは秘密。

「梨花? 突然どうかしたんですの?」
「え、え? 何が…!?」
「どこか調子でも悪いんですの? …それとも私の裸改めて見たら貧相なものだな、って思ってるなんて事はありませんわよねえ?」
「ま、まさかそんな! 寧ろ私の身体の方が貧相で羨ましいくらい!! ただ…いきなりそんな事言われるなんて、びっくりしちゃって」
「ちょっと前の梨花はもう少し自分のする事に自信を持っていたような気がしましたけど…、鷹野さん達の一件があってから何かに
怯えるように生活しているんですのね」
「え…」
「梨花はもっと巍然とした態度でいてもらわないと、私もなんだか調子が狂ってしまいますわ」
「だ、だって…」

 見たことのある世界であれば誰だって巍然とした態度で物を言ったり、行動したりできると思う…けど今の今である世界は
今まで望んでいても見られなかった世界で、ましてや相手が沙都子ならある意味爆弾を抱えているようなものであって…
生きるか死ぬかの瀬戸際で…えっと、そのとにかく私は他の誰に対してもここまで怯えた事がないからそりゃ、沙都子が不思議に思う気持ちも分かる。
 でも沙都子が私の思いもしない事ばかりを私に与えてくれるから戸惑っちゃう自分だって…仕方ないと思うんだけどな。

「もう…、おかしな梨花ですこと。梨花から来ないんでしたら私から」
「それってどういう―」

 突然沙都子の両手が私の頬を包む。指先が耳にまで届きさわさわと動くものだから自然と首をすくませる。
肩が上がったためか両頬に添えた手は更に耳元へ押し上げられる。
 ―あ、私の耳に沙都子の指が入った。自分の指ではない異質な感覚にすら身体が火照るような刺激になり、
ゾクゾクという背中から来る快感と外界からの音が途切れてなんだか不思議な感覚へと追い込まれる。
 こんな暗闇の中で見つめられても輝きは失われずキラキラとしている瞳。月の光が窓から差し込み、それが瞳に反射してキラキラと綺麗。
それが幻想的で目を反らす事が出来ない…私を捉えるこの眼から逃れる事が出来ない。私の全てが沙都子から離れる事を望んでいない、
どんな些細な変化も見逃さないように。だから私も沙都子の緋色の瞳を見つめる。その輝きが睫毛に覆われると私の唇に柔らかい感触…優しい口付け。

10:夏の終わり ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:40:32 7G16qWOF
「ん、ぅ」

 柔らかさが気持ちよくて鼻にかかった声をつい出してしまう。
 ぴちゃ、くちゅ、ちゅぷと沙都子の唇が開く度、私の唇から離れるたびに透き通った水音がくぐもって聞こえる…。
あれなんか…変な、感じが…する――…。

 それが何なのか分かるのは沙都子の舌をもっと深く味わいたくて顔を傾けた時、かさりと耳に違和感。
 ―そうだ、沙都子の指だ。…理解。だからこんなに私の口元で鳴っている水音が外からではなく内からの音で私の中に伝わってくるのか。
私の耳には沙都子と生まれる水音しか聞こえない。沙都子の舌が口内で暴れると私の頭のてっぺんまで響く、沙都子を感じる…今舌を吸われる、
柔らかい熱い塊に絡み取られて吸われ舐められる。
 ―ああだめ…なんかおかしくなっちゃいそう…あ、沙都子の甘い唾液が流れ込んできた、甘い…あ、あ…。
 目を瞑っているのに頭には白くちかちかとした光、腰が浮くような感覚がクる。全身がゾクゾクする。
 ―これ…、あぁ…あ…ダメ、頭…うま、くかいてんしてくレな…イ。ゃ、だめ、ダメだめ…だ、め―ッッ!



「…ぷはっ」
「ふ、ぁ…あ?」
「どうでしたか、梨花」
「え? …んぁ?」
「ちょっと、聞いてるんですの? 梨花ァ!?」

 あと一歩のところで、ちゅぽっという小気味のよい音と共にそれは途絶えた。
 頭がぼんやりする。絶頂寸前の余韻が残っているのか思考回路が少し鈍っている。もうちょっとでトびそうだった…
沙都子ちょっとテクニック凄すぎるんじゃない? …というよりも身体……辛いわね…。

「あ、あぁ…うん、すごい気持ちよかった…ありがとう沙都子」
「い…っいえ! そんなお礼を言われるほどの事でもございませんわ!梨花が喜んでくれるなら私はそれで充分嬉しいんですから!」
「…そう、ありがとう……」
「そ、それでそれで、あの…梨花? 」
「ん? 」
「…えっと、あの……その、この後はど、どうしたら…?」
「へ?」
「…お恥ずかしい話でありますが、私そういう知識があまりなくて…こ、この後どうしたらいいのか分からないんですのよ」
「ああ…そ、そうだったわね。ごめんなさい私だけ……」
「あ、別にそういうつもりで梨花に言ったのではありませんわ。まあ確かにいつもの梨花とは違う感じがして、
それはそれで新鮮で楽しいんですけれど…その、やっぱり……あの、身体がまだ熱いと言いますか……
ちょっとは落ち着いたんですけど、あのあの…今その梨花にキッ……キスをしてなんだかまた身体が火照ってしまったんですの。だからその…」
「ああもう分かった! 分かったわよ…だからお願い、そんな恥ずかしすぎて脳味噌がシュークリームになりそうなくらい甘いこと言わないで…
う、嬉しいけど…その恥ずかしい…」
「え、あ…と、そんなつもりではないんですけれど…ちゃんと伝えないとだめだと思って言ってるんですけど、
…そうですわね少し控えますわ」
「………………でも、たまには聞きたいから言ってくれてもいいわよ」

 私の思いがけない言葉に呆気に取られる沙都子。こんな拍子抜けした顔にはポカーンという音がよく似合う。

「……梨花って、随分と我侭なんですのね」


11:夏の終わり ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:42:18 7G16qWOF
―――


「じゃあ…いくわよ?」
「え、ええ…お願いしますわ」

 やり方が分からないっていうんだったら仕方ない、本当のところ私の身体も大分刺激が欲しかったから
あのまま沙都子にシてもらいたかったというのもあったんだけど、この際もうどうでもよかった。
…いやどうでもよかったという言い方はあまりよろしくないわね、沙都子の火照った身体を先に慰めてあげる事の方が先決だと
苦渋を強いられながら決断したというのが正しいかしら。まあどちらにしても私の心は満たされるわけで、他の誰でもない沙都子のためだったら
これくらいの欲望を抑え付けられる事だって私には辛くない。だって…今日の今日までずっと抑え付けられていたんだから出来ないわけがない。
それに沙都子に触れられるのも当然気持ちいいけれど、逆に私が触れているのも気持ちいいし、私の手で乱れる沙都子が見れるのも嬉しかったので見本を示すと
いう感じで私が先鋒を切る事となった。

 ―という事で、もう一度最初から仕切り直し! なんてのもお互いに何だか気恥ずかしいので、とりあえず下に組み敷く沙都子の背中が畳の上とは言え痛まないように
敷き布団だけ敷いてその上に寝そべってもらうことにした。
 やっぱり裸を見られるのは恥ずかしいと言う沙都子のために明かりはここぞとばかりに輝いている満月の月明りだけ。綺麗ね。―なぁんて思って見惚れたら思い返したかのように
私だけ裸なんてずるいですわよ、なんていつもの沙都子の調子に言われてしまったので渋々沙都子より大分見劣りのある身体を披露する事になってしまった。

 梨花の身体は細くて、線が綺麗でいいですわね…と布団に寝そべる沙都子が羨みと慈しみのある表情を浮かべながら私の背中へ両腕を回す。
この表情は沙都子の好きな表情の中でもトップ3に入るくらいのもの、…そう悟史の事を思い出す時の顔だ。実の兄を思う沙都子の気持ちは親愛という言葉で成り立つというのに、
正直私は沙都子が悟史へ持つ特別なそれに対しても嫉妬した。私も沙都子の事を笑ってられないわね、きっと私の方がこの子よりももっともっと欲深い貪欲なモノなんだと思う。

 背中に回された両腕がするりと滑らかに弧を描く。ゾクリという感覚が全身に走る。―私ってこんなに感じやすいのかと危なく意識がそっちに集中しそうになるのをどうにか止めさせ、
意識を沙都子の身体へともっていく。先ほどみた感じだと秘所は大分濡れているのだが、初めては何分痛い。いや、ホント痛い。あの痛みを男性が経験すると失神するという話も
あるくらいだから女性は痛みに耐えながら生きているんだな。
 精神的にも肉体的にも何らかの形でたくさん傷をつけられてきた沙都子だからこそ、初めてだから、と言って強引に事を進めるのは気が引けた。
だから出来るだけそこへ向かう恐怖を取り除くため、そして私を感じさせるためにする事があった。 ……いや、さすがに女性のソコを舐めるのは初めてだから上手くいくか分からないけど、圭一にやってもらった時の事を思い出せばいいかもしれない。多分。

12:夏の終わり ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:44:32 7G16qWOF
「…みぃ、ボクはこれが初めてだから沙都子がちゃんと気持ちよくなってくれるかどうか分からないのです」
「え? でもさっき梨花―…」
「それは知識としてあるだけの話なのです、実際誰かと試した事はないのです」
「あ、それもそうですわね…」
「それとも沙都子はボクが他の誰かと経験してもらいたかったのですか?」
「……梨花」
「冗談なのですよ、ボクは沙都子以外の女の人は興味ないのです。にぱ~☆」
「……あまり笑えない冗談ですわね…」

「―何か不思議な感じがしたら言って下さいなのです」
「不思議な感じ?」
「はい、気持ちいいのが続くと段々と自分の意思ではない何かが生まれてくる事があるのです」
「…それはどんなものなんですの?」
「みぃ☆それを言ったら沙都子はそれを意識してしまうから教えてあげません、なのですよ」
「…むぅ、よく解っていますわね」
「ボクは沙都子の事をずっと…ずっと見てきたのです、それくらいは解って当然なのです」
「…梨花」
「だから沙都子は……ボクの事だけ、を感じてくださいなのですよ」
「ええ、…梨花だけを感じさせて頂きますわ」

 ちゅ、と感謝の意で軽い口付けを沙都子に落とす。
 まだ完全に咲き誇っていない沙都子の花弁を下で花開くように恭しく舌で舐める。
女特有の匂いとは別に沙都子の甘い…ミルクのような落ち着かせる匂いがする。
その匂いに後押しされるように丁寧に丁寧に、花弁をなぞる。

「…ん、なんだか…くすぐっ、たいですわね…ふ…ふふ」
「まだまだ、これからなのですよ」

 さっきの嬌声は身体がそれに対応していたからの事でどんな刺激も快感になっていたのだけれど、
多少身体の火照りが落ち着いてしまったためか、まだ沙都子の身体では秘所への刺激も快感というより
先にくすぐったいという感覚に近い。身体の発育は良くてもそういうところは多分歳を重ねないと発達しないのか分からない。
…だって私と沙都子は同じ歳なんだから分かるわけもない。

「ふぁ…ぁ……」
「ん、ちゅ…どうですか? 沙都子…」
「はぅ…、ん…身体が…はぁっ、…熱くなってきまし…た…ゎ」
「いいのです…もっと、もっと熱くなるのですよ…」

 さっきまでは体温も特に変わりはなかったのだけど、段々と熱が帯びてきた。次第に沙都子の余裕もなくなり、
声が段々と艶めいた女の声になっていく。
 その声がもっと聞きたくて、もっと気持ちよくさせたくて舌を押し付けるようにして舐める。
…愛液の量も徐々に増えてきている、自分以外の女の人の味はこんなに魅力的なんだろうか?猫がミルクを舐めるように
一滴たりとも逃さないとばかりに舐め回し、花弁に吸い付き吸い上げる。
 ―じゅぷっ…ぢゅッ、ちゅぶぶ……ッッ!

「ひゃぁ…っ!やぁ…音、あ、恥ずかし、……んぁあああっ」
「沙都子のものですよ、ボクを感じている証拠なのです…もっと、声出していいのですよ」
「や、ぁあっ、だ、…めぇ」
「もう…止められないのですよ」


13:夏の終わり ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:46:37 7G16qWOF
 ―そう、止まる事なんて出来ない。先ほどは自分もしてもらいたいなんて思っていたけれど、
今は沙都子の匂いに、声に、温かさに中てられてしまって自分を止めれない。止める気なんて毛頭ない。
ただ…私は沙都子を、愛情を貪るだけ―!

「り、か…ああぁああ…ッッ!!」
「ん…沙都子…はぁッ、…どう?」
「あ、あ、…ああ!」

 もう言葉を発する余裕もなくなったのか、私の問いかけに反応が鈍くなった。返答の代わりに聞こえる嬌声が耳に心地いい。
たまに寝言でむにゃむにゃ言う声ですらドキリとした事がある沙都子の声が、まさかここまで色気の含んだ声になるなんて誰が想像出来るか
…きっと今この場で沙都子を啼かせている私だけしか分かるまい。
 ―他の誰にだって聞かせてやるもんか。

「沙都子、こっちはどう?ちょっと刺激が強いわよ」
「は…はひ、…ふあ、っ」

 性感高まる刺激を与え続けてくると秘所には存在を強くしてくるものが現れる。花弁の上にちょこんとある芽。
 まだ身体が温まってないと皮を被って保護しているのだけれど、血液が充満する事によってその主張は段々と
膨張していきいつしか張り詰めたものとなる。その肉芽を軽く舐めてあげる。

「ああああああっ!」
「沙都子、今のはクリトリスというところよ。気持ちいいでしょう?」
「はあっ!はあ…っ、す、ご…」
「ふふっもっとしてあげるからもっと啼いて感じて。私だけに聞かせて、沙都子の声…」
「ふああああん…っ、や、はぁあっ!」

 今まで感じた事のない強い刺激に沙都子は翻弄される。目線を上に沙都子の顔を見上げてみると
顔が桜色に染まり目には涙を浮かべてる。頭をいやいやと左右に振りながらも沙都子の印であるかのような
八重歯を見せるくらい大きく口を開け嬌声をあげている。―やばい、それを見ているだけでも頭おかしくなりそうかも。
 肉芽を舌で上下に、左右に、はたまたぐるりと円をかくように、優しく舐める。
感度がいいこの場所はあまりに強引過ぎると刺激が強すぎて痛みを伴う事がある。―というかあった。
だから出来るだけ優しく、自分の中の激情を少し抑えながらも熱を加えて舐めまわす。

14:夏の終わり ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:48:01 7G16qWOF
「んぁぁぁっ!な、…これ…梨、花ぁ…!!」
「なぁに沙都子…んむ」
「は、ぁ…頭、しろ…く、ぁあっあ、あ、ああああっ!」
「沙都子が私を感じてる証拠よ、怖くないわ…」
「や、あぁ…っ、はぅっ、あ、ぅ、ん…あ…だめ…ああ」

 刺激が強く、それに耐えよう逃れようとするのか無意識に私の舌から逃げようと沙都子の腰が跳ね踊る。
女の身体ってのは天邪鬼なもので、腰を振って刺激を貪ろうとするのにわざわざ自分から逃げてもっともっとと願う。
本当に勝手なものだ。
 ―今の沙都子は腰はおろか両脚ですら震えて跳ねて、身体が絶頂へ向けての準備が着実に進行していた。
とろとろと甘い匂いを発しながら溢れてくる泉の根源は初めてだというのに、ひくひくと収縮してその口に咥えるモノを
欲しがっている。…なんて淫猥なんだろう、この娘の…いや違う、女の淫奔さは。
 その貪淫の欲を今すぐにでも解消させてあげたいが、沙都子の身体への苦痛を出来るだけ緩和させたい…という気持ちは
どこへ行ったか、自分の手でもっともっと乱れた沙都子を見たい。感じさせたい。狂わせたい。啼かせたい。壊したい。
沙都子に…私だけの沙都子に私というものを刻み付けたいっ!私だけの私だけのワタシダケノ―…

「ああっ!、はあ…ぅ…ん、ぁ…んああああ」
「沙都子…沙都子…」
「り、ぃ…か…ああああ、だめ、何か…く、る…ふぅっ…ああ…んぁ」
「イって…、私の舌でイキなさい」
「や、梨花…! 梨花ぁああっ!!」
「……沙都子ッ!」

 初めての絶頂へ押し上げられる沙都子。経験した事のない宙に浮くような、身体の奥から突き上げられるような、
息の詰まるような感覚に晒され、不安の塊が沙都子を覆う。沙都子の間に入っている私の後頭部をかき抱き私が
今ここにいるという事で安堵感を得たのか嬌声は更に艶を増し大きくなる。

15:夏の終わり ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:49:45 7G16qWOF
  それに伴い私の舌から逃げられないように沙都子の両脚を空いてる両腕で押さえつけ、更に私の身体ももっと沙都子に近づける。
もう、沙都子は私から逃げられない―

「あ、や…ぁ…いやぁ! だめ、やぁ…怖い…ぅ、梨花…ぁっ!! 梨花ぁ! はぁ…梨花!」
「大丈夫…私がいる」
「んあ、あ、あ…ぁは…、な…か……来る…ああああ、ああっ」
「…イくのよ、沙都子」

 ―じゅるっという音と共に沙都子は今までにないくらいの声をあげる。

「ああっ! ん―ああぁああぁぁああああっっ!!!!」

 ―ビクビクビクッと身体が、四肢が跳ねる。達したのだ。
 はあはあという乱れた吐息の中に余韻が残っているのかまだ少し喘ぎが混ざる。

「は、ぁ…梨花…ん…」
「気持ちよかった?可愛かったわよ沙都子」
「は、恥ずかしかった…ですわ…はぁ、ぅ」
「そう、それは大変だったわね。…でも、これで終わりなんかじゃないわよ?」
「…へ? り、か…? …ふぅ」
「私の貴方への想い…これだけじゃ足りない。もっと…もっともっと…
もっと貴方の身体に私の存在を教えてあげるわ。一生忘れられないくらいに、私を感じさせてあげる。」
「…梨花…ぁ?」
「もう…止められない、止まらない。沙都子には私の全てをあげる、だから沙都子も私に全てを頂戴」


 ―私の中の、100年も眠っていた鬼が目覚めた気がした。

16:夏の終わり ◆WXrg8pixkw
07/03/15 13:51:19 7G16qWOF
以上ですー。
なんか突然専用ブラウザから書き込みが出来なくなってしまって少し時間がかかってしまいました。
申し訳ないです。
次回は開通とかそんなもんです、お付き合いいただきましてありがとうございましたっ!

17:名無しさん@ピンキー
07/03/15 13:59:00 A/nSAtH7
今スレもSSでいっぱいになりますように

18:名無しさん@ピンキー
07/03/15 14:10:00 BKwJsgDb
なんという良SS・・・
思わず読みふけってしてしまった
このスレも間違いなく神SS豊作
       
   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/


19:名無しさん@ピンキー
07/03/15 14:12:28 ccZl1bV8
>>16
超GJ!!!!!
つつっ続きはまだかっっっっ!!!!!!!

20:名無しさん@ピンキー
07/03/15 17:46:17 e9ZKctWB
梨花ちゃまは独占欲の固まりですね

21:名無しさん@ピンキー
07/03/15 18:21:38 I1y+bTSg
>>1乙です



>>3そういう他作品ネタもなかなかいいな

22:名無しさん@ピンキー
07/03/15 19:02:29 2/aEFHBp
>>16はうっ!心理描写が良いですね~
GJです!続き待ってます

23:名無しさん@ピンキー
07/03/15 19:25:05 NspgDsFe
職人さんへ

現在スレが加速しているため、wikiへの収録が追いついていない状況にあります。
可能であれば、職人さんにセルフ保管していただけるよう、お願いいたします。

(part6 502氏のレスより引用)

>・ページを新規作成
> ページタイトルを「作品名」にして本文にSSを貼る。<BR>とか不要。

>・SSリスト(総合)を開いて「編集」
> 一番下に
> -[[ 「作品名」 ]]
> を追加したら、プレビューして、おかしくなければ「更新」

>気が向いたら、作者リストとかカプ別リストとかにも手を加える感じで。

(引用終了)

上手くいかなかった場合、スレで保管依頼していただければ手の空いている住人が
やれると思いますので、とりあえずトライしてみてください。

24:名無しさん@ピンキー
07/03/15 19:30:50 OMgmsjCh
>>16
GJ!!
沙都子が可愛すぎて困る

25:名無しさん@ピンキー
07/03/15 19:37:38 2/aEFHBp
>>23次スレこそこれテンプレにしようぜ

26:呼吸を止めて待っていて ◆Virgobc36M
07/03/15 21:48:28 SEGOQDvn
今日はサトコゥーの日!
というわけで圭沙もの投下するぜ。



「夏は水面の乱反射!」

頭にシュノーケル、足に水かきとフル装備状態の圭一が、ポーズをキメながら叫ぶ。

「たまに思い出が始まったりもするいい季節!」

ビシシィッ! と背後に稲妻が出そうな程に勢いをつけてポーズをキメるのは、園崎魅音であった。その燃え具合たるや、そのまま「とうっ」とジャンプしてバッタ人間に変身しそうな程である。
と、二人はそこでポーズを解くと、感じ入ったようにうむうむと頷いた。

「地球が傾いてて本ッ当によかった……」



事の初めは夏休みも佳境に入った八月の半ば、部長園崎魅音の鶴の一声で、部活メンバー総出で海へと繰り出したのだった。……魅音本人は、煩わしい受験勉強を一時忘れたかったという思惑もあったのだが、それは魅音の胸の中で封印中である。
とまれ、その海は雛見沢からは電車をいくつか乗り継いで行く程遠くにあるため、旅の疲れにまみれていてもおかしくはないのだが、部活メンバーのバイタリティの前にはそんなものなどは無縁のもののようだ。

27:名無しさん@ピンキー
07/03/15 22:41:48 SEGOQDvn
「よぉーし! みんな水着には着替えた? 準備体操はOK?」

一人ルパン水着着用の(背中が隠れるものがこれしかなかったらしい)魅音が、背後にいる着替えて整列した部活メンバーに告げる。

「と言うか、圭ちゃんとお姉が変なネタやってる間にみんな準備できてるんですよ?」

苦笑気味に告げる緑のビキニの詩音に、出鼻を挫かれたように、うっ、とのけぞる魅音。
閑話休題。

気を取り直すように咳払いすると、

「それじゃみんな、泳ぐよーっ!」

号令一下、わーっと思い思いの場所に駆けていく部活メンバー。

「はぅぅ~~っ!! カニさんもヤドカリさんも、みぃんなレナがお持ち帰りするんだよぅ!」

と、黄色い声を上げながら傍目にも凄まじい勢いで砂を掘るレナ。ちなみに水着は橙のパレオである。

「んー、いい風ですねえ。あ、葛西。日焼け止め塗ってもらえます?」

と、持参のパラソル&敷物を展開しながら、詩音。

「圭一さん、自由形200メートルで勝負ですわ! 私の勝ちなら沙都子のトラップ講座in海水浴を余すことなく受けてもらいますのよー!」
「面白え。手加減はしないぜ、沙都子。ちなみに俺が勝ったらK特製のカボチャ弁当をプレゼントフォーユーだ」
「な、なんで圭一さんそんなの用意してますのーっ!?」
「ふっふっふ、俺はお前のにーにーだからな。こんな事もあろうかと料理スキルを習得したのだ。バッチリ詩音のお墨付きももらってるぜ」
「くっ……ま、まあいいですわ。勝負はあそこに浮かんでるブイまで。いいですの!?」
「おっしゃー」
「では、よーいどん!」

28:名無しさん@ピンキー
07/03/15 23:04:55 SEGOQDvn
ふう、と荷物を置いて、悟史(Tシャツにホットパンツ+麦わら帽子)は、うおお、と凱の声を上げながら海へ突撃していく二人を遠目に眺めて苦笑した。
1年以上も眠り続けていた自分。
目覚めた当初は、その間に沙都子を置き去りにしてしまった事を悔やんだりもしたが、あそこまで生き生きとしている沙都子を見ると、そんなものは杞憂であったようだ。
それには、やはり沙都子の傍らに自分の代わりとして居続けてくれた圭一の存在が大きいのだろう。

……でも、交際宣言までするのはどうかと思うけどなぁ……
主に年齢差とか。
むぅ、と唸って再び苦笑した悟史は、ふと脳裏に引っ掛かった疑問に首を傾げた。

(あれ? でも沙都子って確か……)

何だろう。何か重要なことを忘れてる気がするんだけど。
むぅ、と腕を組む悟史だったが、その答えはあっさりと示された。


29:名無しさん@ピンキー
07/03/16 20:31:26 jS+ghSnY
うおおおという凱の声が聞こえてきそうな勢いで海に飛び込んでいった、沙都子と圭一の姿が突然波間に消える。
え、と驚く間もなく二人の姿は再び海面へと浮かび上がった。両手を振り回し、悲鳴をあげながらではあったが。

「「た、たすけてー」」
「ちょっ!? どうしたんだ、沙都子っ! 圭一!?」

慌てて海に向かって駆ける悟史と詩音。

「「溺れるぅぅ!」」

ずっこける二人。
悟史はそのままヘッドスライディングしていったが、詩音は顔から砂に突っ込みかけたところをギリギリ持ちこたえた。

「お、泳げないくせに飛び込むなー!」  

尤もであった。

「けほっ、けほっ。そ、そういえば私、泳げないんでしたわ」
「げほっ、げほっ。そういや俺、泳げないんだった」

砂浜にぺちゃりと大の字で横たわる二人。
つーか、飛び込む前に気づけ、二人とも。


30:名無しさん@ピンキー
07/03/16 20:32:27 0J6hj3ja
えーと、これはまだ続くんだよ…な?
あまりにも唐突なブツ切りにちと驚いた。続き待ってるよ。

そしてここで言うのもなんだが、どなたか幸せな圭魅お願いします
憑落しでのあんまりな魅音の最期にすごくヘコんだんで、そんなの吹き飛ばすぐらいのラブラブ圭魅が読みたいです

31:名無しさん@ピンキー
07/03/16 20:34:35 0J6hj3ja
うわあああよりにもよってこんなタイミングに書き込んじまったごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ry
どうぞお気になさらずに続きをどうぞ!!!

32: ◆Virgobc36M
07/03/16 20:55:04 jS+ghSnY
>>30
ごめん、寝オチした上に書き込むタイミングが掴めんかったのよorz

33:呼吸を止めて待っていて ◆Virgobc36M
07/03/16 21:09:36 jS+ghSnY
「ど、どこまでバカなんですか。あんたらは」

こめかみを揉みながら、怒り半分呆れ半分で呟く詩音。ちなみに、悟史は全身砂まみれでぜいぜいと息をついていた。

「にーにー、ありがとうですわ。死ぬかと思いましたわ……」
「うう、悟史は俺たちの命の恩人だぜ」
「……誉められてもあんまり嬉しくないことってあるんだね」

幸いにして、二人が溺れた場所は砂浜から十歩と離れておらず、悟史が浮き輪を投げることによって事なきを得たのだった。
そんな所で溺れる二人もどうかしているが。



34:名無しさん@ピンキー
07/03/16 21:25:39 jS+ghSnY
そんなわけで、圭一と沙都子は膝程度の水位の潮溜まりでぱちゃぱちゃやるに留まっていた。

「そういえば、圭一さんって泳げなかったんですの?」
「ああ、まったくダメなんだよな。ビート板でバタ足やってても何故か身体が沈むし」

そうなんですの、と沙都子は頷きかけて、

「って、それならやる前にしっかり言ってくださいまし!」
「いやー、沙都子の勝負に気が行ってて、すっかり忘れてたぜ。ははは」
「忘れるなあー!」

へらへらと笑う圭一に、むきーと沙都子が怒鳴る。そもそも自分が持ちかけた勝負だということは彼女も忘れてるわけなのだが。


一方その頃。

「あぅ~……」
「みぃ~……」

ゴムボートを波間にぷかぷか浮かべて、そこでお昼寝できたらどんなにか気持いいだろうか、という羽入の提案に乗った羽入と梨花。
そんな二人は今、ゴムボートの上でうつらうつらと微睡んでいた。ちなみに、梨花は寝酒にとワインを持参したがったのだが、そこは羽入がやめてくれと泣きながら土下座して頼むので渋々それはとりやめた。



35:名無しさん@ピンキー
07/03/16 21:46:12 jS+ghSnY
閑話休題。

「……あら?」

何気なくぱちゃぱちゃと水のかけ合いをしたり、水底のカニを探してみたりしていた二人だったが、ふと、沙都子が手を止めた。

「どうしたんだ? 沙都子」
「いえ……今何か聞こえませんでした?」

言われて、圭一は目を閉じて耳を澄ませてみた。しかし、聞こえてくるのはただ波のせせらぎだけである。

「……何も聞こえんぞ」
「うーん、なんだかあっちの方向から聞こえた気がしたのですけど……」

言って、人気のない岩場を指差す沙都子に、ふむ、と圭一は腕を組んだ。
沙都子の五感の良さは圭一も承知している。優れたトラップ技術には、見て聞いて触って状況を正しく認識する力が不可欠のものであるからだ。

「……うし。じゃあ行ってみっか」

36: ◆Virgobc36M
07/03/16 21:53:41 jS+ghSnY
一旦ここまで。
次はエロに入るんでもう少し推敲して来るわ。

というか、寝オチで流れ止めちゃってすまんorz
前スレでもなんか心配させちゃった人いるみたいだし。

37:名無しさん@ピンキー
07/03/16 23:25:34 z03KX5AC
中途ぐっじょーぶ!!
こういうまったりしてるのいいなー。
ゴムボート昼寝の梨花羽入激しくカワユス
圭沙で悟史もいて俺的にすっごい理想。

ここからどうエロに絡むか全く予想できないが全裸で待ってるぜ!

38:名無しさん@ピンキー
07/03/17 00:31:52 WsMfRiOp
これはいい設定

372 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/03/17(土) 00:26:54 ID:bKh0Fv0A
澪の後はあそこまでやっちゃもうダメだろうが 祭の後はどうなんだろ
山狗の造反が大きい意味で表にでてないから、なんとかなりそうな気がしないでもない

魅音に惚れこんで詩音に対する葛西ポジションに納まったりできないかなぁ

39:名無しさん@ピンキー
07/03/17 00:50:44 WsMfRiOp
そういや富竹は相当視力弱いんだよな
眼鏡外しただけで目隠しプレイとかできるんじゃないか?

40:名無しさん@ピンキー
07/03/17 01:00:06 1oEhJKlj
メガネメガネ……

41:名無しさん@ピンキー
07/03/17 01:03:42 V07KCdc6
>>38
小此木×魅音!?
ものすごくツボだ(*´Д`)

42:名無しさん@ピンキー
07/03/17 01:41:32 tux9KFX2
>38
何かいいな。葛西と小此木が苦労話しているのが目に浮かぶw

43:名無しさん@ピンキー
07/03/17 01:49:27 anFA6SRk
>>26みたいのは、元ネタをきちんと明かしたほうがいいんじゃないか?そうでもない?
好きな漫画だけに、説明入りまくりで少し雰囲気壊されたパロは微妙です・・・

44:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:11:31 LOaLduiv
>>43
どっかで見たことある気はするんだけど、忘れたんだよな俺。
何のネタだったっけ?よかったら教えてくんない?

でもスレ違いかもだけど、ルパン水着とかスク水でないと刺青見えるよね?
罪滅し単行本裏の魅音ビキニはよかったのか……?

あー、やっと保管庫更新完了した。疲れた。
繰り返すけど、無題の解説(?)は個人の趣味でやってるから、気に入らな
ければ作者さんは好きなように消すか書き直すかして下さって結構です。

45:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:33:27 Z6xTFb5R
>>44
背中の見える水着を着た魅音は、全て詩音の変装だとばっちゃが言ってたよ (・3・)

46:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:33:30 VbgCXJ2i
>>44
保管庫が綺麗にまとまっててびっくりしたよ!乙!乙!

無題の解説は見やすくていいかもしれんね。
他の作品の解説とかもあったらそれはそれで面白いのかもしれんが。

47:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:53:08 LOaLduiv
そう言ってもらえると、こっちとしても嬉しいやね。
疲れてるのに、何だか心地いいよ。

実を言うと未完作品に未完とか連載中とか書いたり、題名ついたやつにも
無題に書いたようなものを付けようかと思ったんだけど、さすがにそれやると
今後の更新がややこしくなりそうだから自粛させてもらった。
今の更新状況じゃ、とても追いつきそうにないと思ったんで……。
もう少しこまめに更新されるような状況になれば、また別かも知れないけど。

48:名無しさん@ピンキー
07/03/17 03:03:10 PCGB66P0
>>44
羞晒し編で魅音は刺青が見えないように
ハイネックのチャイナ水着着てたよ

49:名無しさん@ピンキー
07/03/17 06:21:29 PMJp3mB4
>>47
乙!
SSリスト総合がかなり見やすくなったね

あと無題の解説にも感謝!
自分も前々から無題をどう整理すればいいか悩んでたんでとても助かりました
最近更新休んでたんで、これからは自分もこまめに更新しようと思います

50:名無しさん@ピンキー
07/03/17 08:26:33 B0k2WeEt
>>47
wiki見てきました。
お疲れ様でした、とても見やすかったです。

51:名無しさん@ピンキー
07/03/17 09:44:33 B0k2WeEt
wikiも見やすくなったことだし、前スレを過去作品への感想で埋めようかと思ったら。

「ERROR:このスレッドは512kを超えているので書けません! 」

……がでちゃったよ。(ブラウザ表示は502 KB)
今スレもSS主体の圧迫進行だったら、470kbくらいで新スレ立てておいたほうがよさそう。
長文投下宣言があったら、さらに前倒しで。

52:名無しさん@ピンキー
07/03/17 13:59:52 Yg43DPkR
きゅんきゅん☆
たかのんやっぱり好きだわ
スクラップ帳さえ奪えば富竹さん主動のセクロスができるはず…!

488:2007/03/17(土) 02:54:40.15 ID:Q2yOZMLS0
昼壊し編のよよよ可愛いな

「……ああもう! 不愉快だわ、本当に不愉快!
 …ジロウさんったら、あんな年下の子にデレデレして!
 そりゃあ確かに私は素直じゃないわよ?!
 ジロウさんに何か頼まれたらまずは断って意地悪してみたくなるもの!
 …でもね わかってほしいの、それは本当に好きだからこその
 裏返しなのよ?! そりゃあ私だってジロウさんが
 本当にどうしてもって言うなら、お仕事の服で被写体になってあげるのは
 構わないけれど、ああん、でもそんなの恥ずかしぃ!
 でもどうしてもって言うならってひィイイイィッ?! 聞いてたかしらッ?!」

ここは萌えざるを得ない

53:名無しさん@ピンキー
07/03/17 14:57:03 Z/De7Eyu
         , -―-、__
       ,イ /  , ヽ `ヽ、
      / {  {  lヽ }  i  !_ さすらいの羽入に愛の手を
      /{ i N\リーソヽ lハi;;;ヽ 僕をどこかのひぐらし関連スレへ送ってくださいです
      |;ヽル-‐  ‐‐- ソ }l;;;;;|
      {;;;;| {  _, "∠ノ |;;;/ お別れの時には何かお土産くださいなのです
      ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ
       ノ、_l/ノ ! />、│/ |   現在の所持品:真夏のオニ、暴君ハバネロ、
       / ,イ i// _イ / |   シュールストレミング、100万回生きたねこ、
     /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\ カップ麺トンコツショウガ味、沙都子の体の夜鳴き(梨花に没収)
   /  |-‐。‐-愛媛みかん..|  \ジュウシマツ和尚の遺影、コレクト700ひぐらしのなく頃に1BOX
       |: : : : : : :`:、     |   PS2版トミーのイケメン顔、このみのなく頃に.jpg 四星球
       | : : : : : : : :}      |    女体化大石 愛媛みかん 松屋のサラダ リンゴォ 美浜ちよ
      |           |   梨花ちゃまの処女膜 LOSTシーズン1のDVD全巻 羽入の角
                    近衛の0点のテスト用紙 BETAレーザー級 いすゞエルガミオ@KKK

54:名無しさん@ピンキー
07/03/17 15:18:40 HPAstuQQ
>>53

つ韓国産キムチ

55:名無しさん@ピンキー
07/03/17 15:32:27 ReSaFzgc
>>53
つ羽入のなく頃に




















.exe

56:名無しさん@ピンキー
07/03/17 16:22:01 I0tgvACM
>>44
忘れたのかよwエクエルサーガだよ。
そのプールぎわの騒がしい描写は間違いないw

57:名無しさん@ピンキー
07/03/17 17:59:42 qyhLy/IZ
真夏のオニ持たされてんのかよww
確かにアレは名作だからなぁ。あの本が自分を完全なる圭魅好きにさせたのは間違い無い。

58:名無しさん@ピンキー
07/03/17 18:40:33 PCGB66P0
真夏のオニを初めて見た時の衝撃は一生忘れる事が出来ない

59:名無しさん@ピンキー
07/03/17 19:02:13 4b8ZBm/0
真夏のオニはいいよな。きとえん最高w
魅音も圭一も表情がエロいし、キスシーン描写もうまくてたまらん。

60:名無しさん@ピンキー
07/03/17 20:08:06 PMJp3mB4
633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 19:26:28 ID:UD13aCx3
二次小説書いてうpしてる人は後でいろいろ後悔とかしないのかな


なんていうか・・・現実に戻された感じだorz

61:名無しさん@ピンキー
07/03/17 20:21:38 8ey9CLcK
俺もそれ見た。
後悔もたくさんある。けれど、それぐらい喜びも味わっていたはずだと信じたい。
後悔? そりゃもうな……ここで晒したものなんて、作品を通して自分の性癖だ
とか色んなことをばらしてないか? と我に返ると……。orz

>>56
そうだった、思い出した。エクセルサーガだわ。
結構初期の頃のネタだったはず。いや~、思い出せてすっきりした。サンクス。

62:名無しさん@ピンキー
07/03/17 20:22:03 jK4ZL1pw
今日、新しいノートPCを買いに行ったときに、
「リュックハード」と遭遇してしまい、
笑いそうになる。

さらに、久々にエロDVD(実写)を買おうとして、
なぜか魅音の顔が浮かんで買えなくなる。

俺はここに居すぎて頭がおかしくなってしまったようだ。

63:名無しさん@ピンキー
07/03/17 20:47:15 V07KCdc6
>>48
あれはエロかったw普通に露出多いよりピンポイントでそそる
あの水着でプールプレイキボンヌ

64:名無しさん@ピンキー
07/03/17 20:56:23 B0k2WeEt
>>60
正直、実名とセットの邪気眼よりは匿名エロの方が恥ずかしくない。
むかーしラノベの賞に送った中二病全開のやつ、下読みさんには
実名付きで読まれてるんだぜ……orz

65:名無しさん@ピンキー
07/03/17 21:21:25 jK4ZL1pw
そういや俺、色々な小説賞(ラノベが主)に十回ぐらい投稿して、
一回も邪気眼設定っぽいのを使ったことが無かった……
もしかして、現代の創作者からすれば勿体ないのだろうか。

エロパロは最初恥ずかしかったけど、
皆からGJを受けてたら快感になってきたぜ!
俺も立派な変態さんだな!

orz

66:名無しさん@ピンキー
07/03/17 21:37:55 B0k2WeEt
>>65
それ、世間様で言うところの「調教完了」では?w

67:名無しさん@ピンキー
07/03/17 21:42:57 JUQ0NfR+
誰か携帯厨の俺のために亀田ハードとKハードと亀田×魅音をWIKIにやってください


携帯厨ですいません

68:名無しさん@ピンキー
07/03/17 21:52:51 ReSaFzgc
>>65
むしろ書いていて新たに「目覚める」こともあるw

69:名無しさん@ピンキー
07/03/17 22:55:43 JUQ0NfR+
今見たら更新されてた


ありがとうございます

70:名無しさん@ピンキー
07/03/17 23:29:44 VbgCXJ2i
某百合好きな人ですけど、今更ながらひデブの勝利台詞をみて
今かいてる梨花沙都子終わったら三四×(女子キャラ)ってのも
案外いけるんじゃないかと思ったがあまり需要がないような気がしてならないというかwww

百合でネタが浮かびやすいのは魅音詩音、レナ魅音、レナ×梨花or沙都子
あとはアダルトチームですかね?…て百合自体あまり求められてないのかな。
もし百合ネタなら誰がいいのかな?とか聞いてみる!

71:名無しさん@ピンキー
07/03/17 23:37:30 +NHzFADd
>>70百合SSは確かに少ないが需要は絶対にあるぞ!
つかずっと投下されるのを待ってたw
俺は魅音詩音が見たい。


72:名無しさん@ピンキー
07/03/17 23:39:53 V07KCdc6
>>70
みよ×みおんコンビでッ!
頼みますんね

73:名無しさん@ピンキー
07/03/17 23:45:33 ztjeBsg5
>>70
詩沙書いても最初反応が薄かったけど、
時を越えてGJをしてくれた人もいるので、
百合ネタはパルチザンみたいな地下組織が根強く要望してると思われます。

保険体育の覚えが悪い沙都子が放課後教室に呼び出される。
だが、それは三四の(ry

74:名無しさん@ピンキー
07/03/17 23:59:26 PCGB66P0
背中の刺青関係で、是非鷹野×魅音を…。
原作での背中云々に不覚にもハァハァしてしまいましたので

75:名無しさん@ピンキー
07/03/18 00:16:34 1byqmpcP
この流れでなぜか、
自分の部屋でちんちんを握ってつらそうな顔をしている圭ちゃん
の図が浮かんだ私をどうか叱ってください。

76:名無しさん@ピンキー
07/03/18 00:38:42 4VaFzDg7
礼の流れで三四お姉様とレナ希望。
もしくはアニメパッケ絵の流れで魅音と詩音を希望。

過去倉庫見たら、なにげに百合SSって一割ぐらいあるんだよなこれが。
……ひょっとして、かな~り百合って需要あるんじゃないか?
てか、このの住人って結構、百合「も」好きだろww?

>>75
むしろ君が思い浮かべた圭一の頭をかわいそかわいそ、となでなでしてあげたい。
無論、その前にオットセイは仕舞わせるが……。

77:名無しさん@ピンキー
07/03/18 00:46:43 nGC6L+qF
百合が嫌いな男子なんかいませんッ!!
自家発電できなくて残念だが某スレから甜菜↓

78:名無しさん@ピンキー
07/03/18 00:47:14 nGC6L+qF
はむ。
びくんと、魅音の身体が震える。
微かに開いた唇から心持ち出した舌を、レナの唇に食べられた。
「ん、んー……!」
そのまま中へと引き込まれ。レナが軽く舐めると、早速魅音が白旗を上げた。
「………ぅむ……んっ!ちょ、ちょっと待った、待って……!」
魅音の助けてコールにそれ以上深追いせず。
レナは興奮に少し上がった息遣いのまま、首を傾げてにっこりと笑う。
「魅ぃちゃんどうしたの?」
「やや、やっぱダメ、無理ー!」
魅音は真っ赤な顔で、レナの肩に手を置いて距離を取る。
「はぅ、……レナじゃ……イヤなのかな、……かな」
レナもまた赤くなったまま、悲しそうな表情で上目遣いに魅音を見て、次の言葉を待つ。
「そ、そうじゃなくて、こここれ、なっなんか生々しくて……こんな事やっぱり素面じゃ出来ないよぉ~……!」
……。
魅音の言葉に、レナの内なるレナが。
は、………はうぅぅ~~~~~~~!!!
かぁいいモードが、吼える!
はぅ、はうぅぅ~~☆みみみ、みっ魅ぃちゃんやっぱり、かかかぁいいよ~~~~~~!!!
やたらと恥ずかしがる魅音に内心激しくきゅんきゅんしながら、しかしそれを全く表には出さずにレナは優しく微笑んだ。
「……うん。いきなり、し、舌は早かったよね。じゃあゆっくり……ね」
既に逃げに入っている魅音に警戒されないように。……こういう所がレナの狡猾な部分である。
「あ、いや、も」
魅音が何か言いかけたが、最後まで言わせずレナは再び唇を触れさせた。
……どうせ、逃げ口上だ。
ぷに、ふにゅ。ぷにゅ。
軽く唇を合わせて押し付けて。
その互いの柔らかさに、押し殺した息遣いに徐々に魅音の思考が溶けてゆく。
魅音の緊張が和らいだ頃合を見て。
「魅ぃちゃん……ちょっともたれるね」
その言葉の意味が分からずに魅音はぼんやりとしたまま、ただ小さく、ん、と答えた。
返事を待ってレナの手が、そっと。
「……ぅ……?」
魅音が小さく、声を上げた。
「ちょ、レナ……」
「ん、なぁに?……ん、ふ」
「手、何……っ」
レナの手はそっと魅音の胸に掛かっていた。
柔らかい膨らみに細い指が沈み込み、制服の胸元にシワが入る。
「……もたれちゃダメ?だって、魅ぃちゃん背高いんだもん」
レナは顔を離して、不思議そうに首を傾げる。そこに先程のようななふざけた雰囲気はない。
もたれるって、……む、胸触られてたら、流石に恥ずかしいんだけど……っ。
そんな事を思いながら、でも言えずに視線を逃した先。足元を見れば、レナは確かに踵を浮かせている。
目の前の少女の中に理想の女の子像を見て、魅音は一瞬、何もかもを忘れ。
……やっぱり可愛い女の子って、こうだよね……。
レナに見惚れてしまった。
ちょっと、……いや、かなり羨ましい。
「魅ぃちゃん……」
魅音が油断した隙を突いて、レナは再び魅音の唇を奪った。

79:名無しさん@ピンキー
07/03/18 00:52:20 lP+LyD/z
今日は私にとって記念日になるだろう
ずっと、興味があった園崎家頭主の刺青を生で拝見できるのだから

「三佐にこんな趣味があったなんて初耳ですんね。てっきり富竹二尉とできてるとばかり」
「クス。ジロウさんは魅力的よ?でもね。魅音ちゃんは…特別なの?」

というと鷹野は舌なめずりをする。それは、百戦錬磨のはずの小此木をひかせるほどの魔力があった


「は、はぁ。そうですか…」
「あなたにわかるかしら?わからないでしょうねぇ。クスクスクス」
「いや…まあここにいても邪魔ですんね。失礼します」

小此木は逃げるように鷹野の部屋から出ていった


「さてさて。これからどうしようかしらねぇ?」

ベッドの上でぐったりした魅音をみてそう呟く

80:名無しさん@ピンキー
07/03/18 00:54:33 lP+LyD/z
あー、ごめんなさい。三四魅音書こうとしたら被った


続けてください私は後程続きを書きます

81:名無しさん@ピンキー
07/03/18 01:00:13 nGC6L+qF
>>79
鷹魅キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
いあいあ、こちらこそすみません
あれで終わりですので続きをお願いしますです

82:名無しさん@ピンキー
07/03/18 01:10:31 lP+LyD/z
>>81すいません。わかりました。先に行きます

83:名無しさん@ピンキー
07/03/18 01:24:06 lP+LyD/z
>>79


「さてと…これなら抵抗しないわよねさすがに」

魅音の両腕両足ををベッドにしっかりと縛り付けると魅音の頬を撫でる


「すべすべね。男勝りの子という印象だったけどちゃんと手入れしているようね」

魅音の上に馬乗りになり頬を撫でていると魅音が少しずつ目を覚ました


「あら?おはよう魅音ちゃん。私がわかるかしら?」
問いかけると魅音の顔に自らの顔を近付ける


「あ、ふぇ?た、鷹野さん?何をしてるんですか?」

クスクス。この子はカマトトぶってるのか本当にわからないのか…まあいいわ。夜はこれからよ

84:名無しさん@ピンキー
07/03/18 01:39:02 lP+LyD/z
>>83


怪しく笑うと魅音の唇を奪う

「んんっ?」
「ファーストキスだったかしら?」
「くっ…」

魅音は悔しそうな顔をして目に涙を浮かべる。鷹野にはそれがとてつもなく快感に思えた


「前原君にあげるつもりだったのかしら?」
「そ、そんなこと…」
「あら違うの?じゃあ、私が貰っても問題はなかったわけね。いや、誰でもよかったのかしら?園崎家頭主ってもしかして淫乱なのかしら?」
「あんた…言っていいことと悪いこともわからないのかい?」


鷹野を睨み付けるその目はさっきまで涙を浮かべていた少女の目ではなく、園崎家頭主が持つ相手を飲み込む鷹の目そのものだった。鷹野は一瞬飲み込まれそうになる


「一度しか言いません。今ならまだ許します。これを外し私を解放しなさい。さもなくば…!」
「…さもなくば、何かしら?」
「園崎の者があなたをこの世の所業とは思えないくらいの拷問を与え、殺します」

85:名無しさん@ピンキー
07/03/18 01:52:39 lP+LyD/z
>>84


一分ほど睨み合い。先に口を開いたのは鷹野だった


「ククククク。アーッハッハッハッハッ!今、あなたと私が対当の立場でいるなら私はあなたに従っていたでしょうね。けどね!」


魅音のポニーテールを掴む

「痛っ!」
「あなたはね。今は私に縛られているのよ!今は私が立場が上なの!わかるかしら?ねえ!」

それを乱暴に振り回す。


「痛い!ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
「ごめんなさい?そんなんで私の気が済むとでも?」

魅音の首を掴み力を加える

「な、なんでもします…許してください…」


魅音には先ほどまでの園崎家頭主としての威厳は全くなかった


「そうね。私は三四お姉様の奴隷です。なんでもするから、見捨てないでくださいと言ったら許してあげなくもないわね」

怪しく不気味な笑みを浮かべて魅音に囁く

86:名無しさん@ピンキー
07/03/18 02:02:16 lQvSNkI1
wktk

87:名無しさん@ピンキー
07/03/18 02:03:57 AhgCNOJ/
S鷹野んにM魅音…激しくwktk

88:名無しさん@ピンキー
07/03/18 02:07:22 lP+LyD/z
>>85


「私は、三四お姉様の奴隷です…なんでもするから、見捨てないでください」

嗚咽交じりに、魅音はそれを口にした


「よく言えたわね。ご褒美よ」


というと再び唇を奪う。先ほどとは違う、舌と舌が絡み合うキスをする
魅音は最初、拒絶したが、無意味な抵抗であることに気付き鷹野の舌を受け入れた


「はぁ、はぁ」
「まだまだばてるには早いわよ」


そういうと魅音の上着を破り捨てる


「だ、ダメっ!!」
「何がダメなのかしら?こんなに濡らしてるくせに」

魅音の下着の中に手をいれ、愛液を手に付けて魅音の顔の前に差し出す。魅音は、呆然とするしかなかった

「大丈夫。私に任せれば、もっと気持ち良くなれるから」
「あ…」


ズボン、下着を脱がせていく。そこにさっきまでの凶暴性はなくなっていた。そして、秘部に触れる


「ん、あっ!」
「感じやすいのね。お姉さんがちゃんといかせてあげるからあげるから」

89:名無しさん@ピンキー
07/03/18 02:24:20 lP+LyD/z
>>88


そう言うと、手の動きを加速させ更に魅音の秘部を刺激する


「いきそうかしら?魅音ちゃん?」
「鷹野さん、私、もうダメ!」
「さあ、いきなさい」
「あ、うわぁぁぁぁぁぁぁ!」



「こんなに潮ふくとはね。魅音ちゃん結構敏感なのね」
「こ、これは、その…」
「大丈夫よ。このことは二人だけの秘密…ね?」
「は、はい…あ、あの!鷹野さん」
「何?」
「また来ても…いいですか?」
「ええ…それと、鷹野さんじゃないわ」
「え?」
「三四さんって呼んで」

そう言うと魅音の額にキスをした


「わかりました。三四さん」
「楽しみにしてるわよ」



終われ

90:名無しさん@ピンキー
07/03/18 02:27:22 lP+LyD/z
えー、そんなこんなな駄作ですが…読んでくれたらありがたいです


三四さん二重人格の気があるとはいえ変わりすぎだろブツブツ

91:名無しさん@ピンキー
07/03/18 02:29:29 nGC6L+qF
>>89
思いもよらない純愛エンドw
でもほっとしたような…強引なスールの契りに萌えた
やっぱり魅音は妹の方が合ってるなw
グッジョブ!

92:名無しさん@ピンキー
07/03/18 02:36:59 lP+LyD/z
>>91鬼畜エンドだとヘタレだから書いてて精神的に耐えられないことに気付いたw

93:名無しさん@ピンキー
07/03/18 10:40:08 GzVwxFnG
みよ可愛いよみよ

94:名無しさん@ピンキー
07/03/18 13:34:46 9vyoYsxj
未完の小説多いなぁ…
続きが気になるのに放置されてる話が多過ぎて、胸が張り裂けそうなんだが。

95:名無しさん@ピンキー
07/03/18 15:16:01 h4MM0Q+k
カプ別、ジャンル別の更新進まないなあ。
どれが入っていてどれが入ってないのか分かんないから、一度、総合リストに
カプとジャンル、現在未完の説明付けてみた方がいいのかなあ?

それから総合リストをメモ帳にコピペして、リストごとに有無を比較して……
カプ別とかに無いヤツを更新していって……。
どう考えても大作業だなあオイ。orz

96:名無しさん@ピンキー
07/03/18 17:06:21 k/nCiYnP
>>95
あ~すまん
カプ別、ジャンル別の更新は俺がやっとくよ
勝手に細分化した手前自分のケツぐらい自分で吹かないとな

あと最近妙なSSやひぐらしと関係ないSSが保管庫に直接うpされてる気がするんだが?

目明し「変」ってダーク系非エロSSってここか前スレに投下されたっけ?

97:名無しさん@ピンキー
07/03/18 17:11:48 Xo2CxCOw
目明し「変」は確か、前スレかと思われ。

ま、俺が前スレから覗き出した立場だから確証は無いが。

98: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:55:36 2i08OBIJ
あぅあぅ、「無題(悟×…) 」というのはボクの作品じゃないのです。
とか文句を言う前に、後で修正しておくですよ。

ちょっとノートの環境を整えたついでに、
四百字換算八ページほど(4レスほど)の短編が出来たので投下します。
エロ無しな上に、ものすごい微妙ですが……
伏線っぽいのを張りまくって全無視してるしw

タイトルは「僕は礼奈に恋をした」です。

99: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:56:44 2i08OBIJ
 僕は礼奈に恋をした

僕が一人の人間から目を離せなくなるというのは、初めてだった。
小学生のころからそんなに友達は多くなかった。
別に、少なかったわけでもないけど、僕の対人関係能力に関しては、
普通、いやそれ以下だったかもしれない。
それは、他人にそれほど執着することが無かったから。
今こうして友達として話している、佐藤も、友人として見る、というには抵抗があった。
出会って一週間だというのに、友達と呼ぶには失礼かもしれないという本、僕の独断によるものだけど。
佐藤は言った。
「ところで、シン。お前……なんだ、好きな子とか居るのか?」
佐藤がいやらしく笑う。
「え? す、好きな子?」
うろたえる僕に、太郎
―ちょっと可愛そうな名前だが、横山太郎という、川原のエロ本を投げてくるので有名な男―
が、ちゃちゃを入れる。
「赤くなんなって、わかってる、礼奈だろ? 竜宮礼奈」
「しっ、声でかいって……」
幸い、休み時間中だったので、あたりは騒がしかったから、僕たち三人以外には聞こえていなかったようだ。
「……まぁ、そうだよ」
「ほう、シンにしてはなかなか素直じゃないか……
俺は、あいつだよ、町嶋。お前んち、隣なんだろ?
今度会う口実作ってくれよ。
俺、礼奈に教科書貸したことあるからさ、お前よりちょっとは話やすいはずだぜ……交換な、交換」
つまり、佐藤は僕と仲がいい町嶋鏡子に用があるのであって、僕に用は無い……んだと思う。
僕が他人に執着しないというひとつの要因が、鏡子だった。

100: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:57:38 2i08OBIJ
僕にはんだよくわからないけど、
鏡子は僕以外の男からみたらやたら魅力的に見えるらしく、
僕に会う口実を作ってくれという奴が後を絶えなかったからだ。

一週間というのは、平均的なタイムだ。
でも、今回はちょっと違う。
以前までは僕の方にいいことなんか無くて、一方的にセッティングの要求をされるだけだったから。
小学生の癖にそんなことをたくらむ人間が多かったのは、僕にとって少々ショックだった。
もう大分なれてしまったけど。
「おいおい、俺は蚊帳の外かよ?」
「うっせー、お前はエロ本で、も投げて暮らしてろ」
「馬鹿、おまえらなぁ、あんなちっちゃいおっぱいのどこがいいんだよ? 男ならもっと大きいのを」
とりあえず、必要以上に大きい声で話す太郎を、僕たち二人は早急に無視した。
そのうちあだ名が決まるだろう。太郎じゃ可愛そうだ。

「善は急げだ、シン、今日の放課後いけるだろ? 早速礼奈とセッティングしてやる」
昼休み、いつものように席をあわせて弁当を食っていたときに、突如佐藤は肩をばんばんと叩いて言ってきた。
半ば忘れかけていたことを、突如として出されたことで、過剰な反応をしてしまう。
「きょ、今日って……確かに予定は無いけど……鏡子のほうは分からないよ?」
「俺は明日以降でもいいから。でも、竜宮は別だ。誰かに取られちまうぞ?」
「取られるってそんな……物みたいに……」
「確かになぁ、竜宮って可愛いもんなぁ」
太郎にそういわれて、なんとなくちらっと竜宮の方を見てしまう。

101: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:58:31 2i08OBIJ
女の子のグループを形成しており、視線さえ送りづらかったが、
和気あいあいとほかの女子と話をしていたのを見て、やっぱり可愛いと思った。
そう、可愛いと思ったんだ。
「んじゃあ、放課後、な」
そう言って、佐藤は飯を食べてすぐ、グラウンドのほうへと走っていった。
僕にもあれぐらいの元気があったら、こんなに意識する前に話しかけられているだろうか。
「俺もちょっと行ってくるわ」
結局最後は、僕一人で弁当を食べることになってしまった。

ただそばに居るだけで、どきどきしてしまう。こんなんじゃ駄目だ……
「……んで、こっちが信也、みんなシンって読んでる。覚えてくれた?」
「うん、みんな覚えたよ」
トリップしていた僕に、礼奈は笑顔を向けてくれた。
「そ、それでさ、今度みんなでボーリングいかない? 俺ら三人と、あと誰か連れてってさ」
佐藤もこういうことに慣れているわけじゃないんだろう。この言葉を言うのに、ずいぶん長い時間を費やしてしまった。
本当に……いい奴だ。
「うん、いいよ」
また、礼奈は笑顔を見せる。

 僕たちは、ボーリングに行ったり、学校の休み時間に普通に遊べるぐらいの仲になった。
鏡子と佐藤も同じ感じで、いちいち何があったとか報告してくる佐藤にイライラしながらも、
僕たちは、ずっと、仲が良かった。

ずっと……一ヶ月間だったけど。
十三年も生きていない僕たちにとって、その一ヶ月は、永遠だった。

102: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:59:22 2i08OBIJ
 「れ、礼奈、かふっ、れぃ、な」
「気安くその名前で呼ぶなぁぁッッ!!」
無慈悲な一撃が、僕の脳天を砕いた。
きっと血が出た。
もうこれは、決定的だ。
さっきのわき腹への一撃なんかとは比にもならないぐらいに、決定的な一撃。
「……礼、奈……僕を……信じて?」
僕は、礼奈に手を伸ばした。
礼奈の動きが一瞬だが、止まる。
なんとかその間に、倒れてしまった体を、上半身だけ起こした。
頭がやられていたせいか、体が思うように動かなかった。
「礼……奈……」
最後の一撃は、僕から少しの間、光を奪った。
痛みだけが広がる闇の中で、僕の罪を繰り返し、繰り返し、鈍った頭に言い聞かせる。
 僕は礼奈に恋をした。 
―完―

103: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 18:02:34 2i08OBIJ
つ、次こそはエロを……
いや、これにもオナニーシーンでも入れようかと思ったんですけど、
男のはじめてのオナニーシーンなんて……書いてたら吐血しそう。

では、wiki更新やってみます。
バックアップ取りながらやるので、
なんか珍妙なことになってたらつっこんでやってください。

104:名無しさん@ピンキー
07/03/18 18:33:35 k/nCiYnP
カプ&ジャンル別リストを更新しました
ただ取りこぼしがあるかもしれないので、もし見つけた方はお手数ですが更新して下さい


105:名無しさん@ピンキー
07/03/18 18:36:30 2i08OBIJ
俺もさっき更新してましたが、
やたら更新早くてビビリましたw
さっき投下したばっかりのものをいきなり追加してくれてるなんて……

とりあえず、更新方法は大体分かったので、
今後は更新にも参加したいと思います。

106:名無しさん@ピンキー
07/03/18 19:54:18 nIr09j7A
>>96
目明し「変」は前スレに投下されてたよ。間違いない。

107:名無しさん@ピンキー
07/03/18 20:58:20 k/nCiYnP
>>105
そうしてくれると助かります
あと遅れましたがGJ!

>>106
今確認しました
最近荒しや関係ないゾイドSSがあったりですっかり疑心暗鬼に・・・orz
作者さんすみません

108:名無しさん@ピンキー
07/03/18 21:57:09 OrcnOpHY
>>103
乙かれー。

wikiはざっと見た感じ大丈夫でしたよ。

109:名無しさん@ピンキー
07/03/18 23:06:16 lP+LyD/z
『大高ハード 』

秘匿捜査のために興宮署に向かう大高。
だが、それは大石達の巧妙な罠だった。

「大高君の純潔は私に汚される為に築いてきたんですからねぇ。んっふっふ!」 「いつもの力が出せれば…こんな大石なんかに…!」
「よかったじゃないですか うちの署長のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「んっふっふ! おい、興宮署の人間全員を召集しろ。みんなで気持ちよくしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「大石さんの生胸ゲットです!」
(まずい…!私のペニスばいんばいんになってるのを悟られたら…!)
「大高の生アナルを拝見してもいいかの?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じてしまう!」(ビクッビクッ
「おっと、亀頭に当たってしまったようです。甘い痺れがいつまでもとれない様ですね。んっふっふ!」

110:名無しさん@ピンキー
07/03/19 02:32:59 NvbisVFG
ひぐらしってさ、キャラを愛してしまえば愛してしまうほど、プレイ出来なくなるゲームだよなァ
そのせいで、CS版はオリジナルシナリオ以外殆どできなかったorz

111:名無しさん@ピンキー
07/03/19 03:48:56 g1YHqtc6
K「先に言っとく。俺はホモじゃない。・・・みんながレズだったからな。」
鬼「・・・れ、レズってわけじゃ・・・。」
K「毎日してたレズプレイ、隠してたろ?」
鬼「あ、それは・・・圭ちゃんを・・・、ん・・・。」
K「レズプレイに男はいらないってのか?!それが理由で俺だけホモ呼ばわりかよ?!」
鬼「いや、男はいらな・・・」

K「魅音に直に、レズ現場でレズプレイはしてなかったかって聞いたよな。
・・・魅音はレズじゃないって言ったじゃないか!!!レズプレイしてたのによ!!!変態野郎ッ!!!」
鬼「ご、ごめん・・・!!変態ってわけじゃ・・・、」
K「レズってのは男が嫌いなんだろ?そうだろ?!じゃお前らはホモじゃない!」
鬼「け・・・圭ちゃん・・・そんなのって・・・、」
魅音は股間をイジイジする。
心なしか気持ちよさそうだ。
いつもの魅音からは妄想できない。

K「ああそれに、先日の見舞いのエロ本、あれ、クオリティ高かったぜ。二度イキそうになった。
・・・買ったのはどっちだ?お前か?レナレナか?!」
鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私。」
あまりにあっさり認める。
この恥辱プレイに興奮を覚えずにはいられない。
K「親に見つかるかもしれなかったんだぞ。ホモにあんな真似するのかよ?!」
鬼「・・・そ、そんな・・・ちょっとしたホモSM本じゃん・・・。」
バカ笑いしながらどこか恍惚の表情を浮かべる魅音に、今さらながら恥ずかしさを隠せない。
K「あれがホモSM本で済むかよ?!?!」

俺は魅音の胸に手を伸ばし、揉みしだく!!
双頭ディルドーで挿すとか、そんなのとはジャンルが違うんだぞ!
ホモSM本だぞ!!ショタが見て・・・そっちの道に目覚めたら・・・どうなると思ってるんだよ?!
魅音は上気した息を吐きはぁはぁ言っている。
・・・もうそれは、俺のよく知っているレズレズ魅音ではなくなっていた。

K「とにかく。お前はホモじゃない。・・・ホモじゃないヤツのプレイを受けるいわれはない。
・・・俺のことは当分放置プレイしておいてもらうぜ。いいな。」
もう魅音はイキそうだった。
K「俺をイカせようとしても簡単にはイカないからな。お前らは最初から変態なんだ。
悟史をイカせたように、簡単にイカせられると思うなよ!!」
はっきりと言い切る。
ただの強がりだ。

K「俺も過去のレズプレイからお前らは元AV女優だって思ってる。現役の時から、
お前が及川奈央に指導してもらってたこともよく知ってる!そんな事で俺をイカし切れると思うなよ・・・いいな!!」
鬼「ど・・・どうして・・・及川さんの・・・ことまで・・・。」
魅音は体力を失い、余韻に浸るのみだった。
その時、向こうから沙都子達の喘ぎ声が聞こえてくる。
朝の乱交パーティーの時間だ。

K「行こうぜ。魅音がいないと、レナレナの相手がいないだろ。・・・?」
その時、初めて、魅音が吐息混じりに覚醒しているのを知った。
鬼「・・・う・・・レベル高いよ・・・圭ちゃん・・・、」
K「・・・・・・・魅、・・・・・・・」
もう一回イカせてやろうとするが、やめておく。
俺がイカせてやる必要はないのだ。
K「・・・俺、行くぜ。乱交パーティー、遅れるなよ。」

俺は覚醒する魅音を残し、会場へ向かうべく、息子を勃たす。
レズをイカせるのがこんなにも簡単だとは思わなかった。
その背後に、ぼそりと。・・・本当にぼそりと、その独り言が聞こえた。
鬼「私をイカせた責任取ってもらうからね」
K「・・・え、アルクェイド・・・?」

112:名無しさん@ピンキー
07/03/19 03:52:19 g1YHqtc6
某所より甜菜
ひぐらしのエロパロってここ以外だと滅多にないよなぁ…
>>110
俺は新規シナリオこそまともに読めないw

113:名無しさん@ピンキー
07/03/19 09:51:35 ePpGe8B+
誰か知恵先生のSSを書いてくれる勇者は居ない者だろうか?
できれば見てはならない物を運悪く目撃してしまった圭一が
頭の横に包丁突き立てられながら先生の物凄い怪力で押さえつけられて
逆レイプされる話とかだと色んな意味で至高

114:名無しさん@ピンキー
07/03/19 10:00:38 e722ER0S
そこまでビジョンが出来上がってるなら自分で書けばいいと思うよ

115:名無しさん@ピンキー
07/03/19 10:25:04 TgpqMMgq
>>111これはワロタ

116:名無しさん@ピンキー
07/03/19 19:31:38 36YQFGRA
>>109
ちょ、巧妙な罠を仕掛けたはずの大石が生胸ゲットされてるw

117:名無しさん@ピンキー
07/03/19 21:27:05 P4rAA16+
587:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/19(月) 01:17:46 ID:OY7Zs8fS [sage]
圭一のエプロンの脱がし方は神クラスと予想

会社から帰ってきた圭一は真っ先に
料理をしてるレナの傍にゆっくりと近づき
腰に手をかけて、レナが
「圭一くん……今はご飯作ってるんだよ……」
とか言っても圭一は無視して
「そんなのより、俺はレナを食べたい……」
とか言ってするするとエプロンのヒモをグリーンマイルのトムハンクスみたいにほどいて台所でアッー


誰かこれで書いてくれると俺や他の人が喜びます。

118:名無しさん@ピンキー
07/03/19 21:32:26 7mA9I3kG
>>117
丁度圭レナのリクも(半ば無理やり)貰ってるし、
いっちょやってみます。
新婚さんの二人も書きたかったし。

その前に知恵先生のやつの続き書かないといけませんが。

119:ちんぴらの日記 1/4
07/03/19 22:33:20 KlMHzniC
 5月30日
約束を忘れてパチンコに行った。3万スッた
リナに怒鳴られ、口喧嘩になった
売り言葉に買い言葉で、日記を付けることになった
めんどうじゃが、あそこまで罵られては無視できんわ
意地でも三日坊主とは言わせんぞ
 
 6月3日
リナに食いついたカモが、ドツボにはまった
あと2~3日すりゃ、追い込む頃合じゃろう
腕が鳴るわい

三日坊主どころか一日坊主になってしまった
これじゃダメや、こんどこそ続けにゃいかんけんの

 6月4日
リナが帰って来やーせん
おおかたカモの家に泊まりこんで、しっぽりやってるんじゃろう
それがあいつの仕事なんじゃか、なんかいらつくわい
まあええ、リナもリナでストレス溜まってるじゃろう
帰ってきたら、新しく用意したオモチャで、たっぷりと可愛がってやるけんの

 6月6日
まいったわ
昨日はエライ目にあった、リナは死ぬは、わしも殺されかけるわ、さんざんじゃった
ダチを連れて行ってなかったら今ごろわしも死んどっとたわー
リナがおらんくなったんはキツイが、わしに死姦の趣味はないしの
じゃが、金は入った。小娘も痛めつけた。リナのために買っといたオモチャも役に立った
良しとするかの

 6月7日
小娘は大丈夫じゃろうか?
あんときはドタマに来てたんで気にしなかったが、サツに駆け込まれるとマズイ
ま、わしは一~二発殴って、ちょこっとおもちゃ使っただけ。廻したのはダチじゃから、わしは関係ないんじゃが・・・

 6月8日
サツが来る気配は無い
考えてみりゃ、小娘は小娘でリナの奴ば殺しとるから、サツに頼れるわけはないわいな
しかし、困った。リナの奴がおらんくなったせーで、部屋がかたづかん
店屋物ばっかじゃ不経済じゃしな、どうにかせんと

 6月10日
一年振りに雛見沢に帰ってきた。じゃが誰もおらんようだ
玉枝の奴はおっちんだ。悟史はいなくなったままじゃろう
あのガキ、沙都子っだか? どこいったんじゃろうな?
まあええ、村のもんに聞きゃ分かるこった

 6月11日
沙都子を見つけた。村のモンに聞かんですんだ
正直なとこ、村のモンとは関わりとーないから良かったわ
とりあえず、部屋の掃除をさせた
長くほったらかしてたようで、埃だらけだ、これも掃除をしとらん沙都子が悪いんじゃ
いろいろと、シツケをせにゃならんようじゃわ



120:ちんぴらの日記 2/4
07/03/19 22:35:37 KlMHzniC
 6月12日
通帳。そう、預金通帳だ。考えて見れば玉江もおっちんだ今、通帳さえ見つかれば
ダム騒動で兄貴が、国からせしめたワイロは、わしのモンじゃ
じゃが、ガキに聞いても知らないといいくさる
家の中にゃあるはずだ、探し回るとするかの

 6月14日
ひさしぶりにダチを呼んだ。通帳は見つからない
悟史の奴が持ち逃げしたのかもしれない。なら見つかるはずもない
ダチといっしょに麻雀をやった。5万負けた。ちきしょう
これもマズい茶を入れたガキのせいだ、おまえが責任とりやがれ

 6月15日
日記にも慣れた。リナもおっちんだ今、日記を見せる相手もおらん
しかも日記と言っても、そこらにあったノートに書いてる適当な奴だ
じゃが、もうすぐページも無くなることだし、なんとなく続けることにする

それはそうと、学校からの電話がウザイ
沙都子はダチの相手にいそがしんじゃ、学校なんぞいっとる暇はないわい
じゃが、児童虐待で通報されたらそれはそれで困る
十分に言い含めて明日、学校にいかせるか

 6月16日
沙都子の担任を名乗る女が来た
そういや学校にいかせるの忘れてたわ
というより、顔に痣つけたまま学校にやったらそれはそれで面倒な事になるんでやめたんじゃが・・・
来てしまったものはしょうがいないので家に上がらせ、ダチ特製の茶を飲ませる
しばらくしたらトイレに行きたいと言い始めたが、トイレは沙都子とダチが使用中
話も途中なんで、肩をつかんで座らせる
喚きながら暴れはじめたが話が終わってないと強引に座らせる
そしたらあんのじょう漏らしやがった、センコーの失禁なんざめったに見れるのもんじゃないのから、
ダチといっしょにはしゃぎ立てた
泣きを入れてきたので、トイレから沙都子を呼んで、先生を見せる
これで沙都子もセンコーなんざ、しょせん糞で頼りにならないと思い知ったじゃろ
泣きも入ったことだし、自宅訪問にまで来た先生の顔を立てて、明日は学校にいかせることにするかの


 6月17日
ガキは治りが早い。痣も目立たなくなったんで、学校にいかせた
学校も、もう騒がないじゃろ
それはそうと、もうすぐ綿流しがあるのお
ダチ誘っていってみるか?

121:ちんぴらの日記 3/4
07/03/19 22:36:33 KlMHzniC
 6月19日
やばいことになった
綿流しの祭りも中止になった
なんでこんなことになったんじゃろう?

昨日、ガキが一人、沙都子を尋ねて来た。追い返そうとしたがしつこかったんで家に入れた
そしたらいきなりスプレーを顔にぶっかけやがった
どういうつもりかしらないが、わしを殺しに来たようじゃ
不意を突かれたってもガキ殺されるほどわしはマヌケじゃない
勘に任せてドツイたら、上手く当たったらしく、動かなくなった
むかついたんでさらにケリをいれようとしたとこで、ダチに止められた
たしかに、さらに蹴ってたら、殺してたかもしれん。殺人犯にはなりとーない
ダチに感謝し、ガキをダチに譲った

ガキの喚く声を肴に酒を呑んでると、沙都子が買物から帰ってきた
そこで、そのガキが古手の頭首ってことが分かった
じょうだんじゃない、ただのガキならどうってことはないが、御三家の一人じゃないか
ガキ自体に力はないが、ガキに危害を加えたのが知られたら、村の有力者を軒並み敵に回すことになる
とりあえずダチとガキを放置して、沙都子連れて興宮の他のダチの家に逃げることにした

 6月20日
ダチも最初は嫌がったが、沙都子のガキもいっしょだと分かると快諾しやがった。現金な奴だ
雛見沢にゃもうかえれん。ここにも長くは居れん、どうすりゃいいんじゃろうか?

 6月21日
沙都子の姉を名乗る小娘が来た。
いきなりスタンガンを喰らわされた

目が覚めたら小娘が二人居た
まだ寝ボケてるのかと思ったが、どうやら現実で、そいつらは双子らしい
二人仲良くダチに廻されてた

ダチが言うには、わしが倒れた後、止めを刺そうとナイフを取りだそうとした所を取り押さえたらしい
で、しばらくすると、同じ顔した奴が尋ねてきたので、とりあええず、スタンガン食らわしたらしい
あとは姉妹仲良くおしおきしてたらしい

むかついたので、ダチにダチを呼ばせて、パーティーを開くことにした

稼ぐだけ稼いだあと、沙都子も混ぜようとしたら、片方は園崎家の時期頭首だと言いやがった
古手に続いて、こんどは園崎じゃと?
即座に沙都子を連れて、ダチの家から逃げ出す

逃げた後、ダチの家の方に向う、黒塗りの車数台とすれ違う
すれ違った車の中に葛西のツラがあった気がする

本気でやばい。やばすぎる

園埼組の息のかかってないカプセルホテルに逃げ込む
とりあえずは始発を待って・・・
東京にでも行くか? そこまでいけば園埼組の連中も何も出来まい
金はナントカある、通帳が見つからなかったのはくやしいが、今更戻れるはずもない

ええい、なんでわしがこんな目にあうんじゃ!、わしはただ楽に生きたいだけじゃのに!!!

122:ちんぴらの日記 4/4
07/03/19 22:37:10 KlMHzniC
 6月22日
神さんはわしの味方をしてくれたらしい

問題が全て解決した
詳細はしらんが、ガス災害とやらが雛見沢で起こったらしい
しかも、それにあの葛西も巻き込まれたっていうじゃないか
古手のガキも、園埼の小娘もまとめておっちんだ

オヤシロサマ、じゃったか? に感謝せにゃあかんね~

 6月23日
沙都子の様子がおかしい
わしと違って、雛見沢にダチがおったようじゃからしょうがいないかもしれんが・・・ウザイ
メシも喰おうとしない

 6月27日
いいかげんメンドウになってきた。
だいたい、わしだって一連の騒ぎで、ダチは全滅したんじゃ、寂しいのはおまえだけじゃないわ

 7月1日
大災害の騒ぎもだいぶ落ちついてきた
沙都子も明るくなった

何がどーなったかしらんが、わしのことをにーにーと呼んで慕うようになった
最初からこういうふうに可愛げのあるとこ見せてりゃ、わしだって、
ちったー優しくしてやろうと言う気になるってもんだ

 7月7日
沙都子の興宮の学校への転入手続きが終わった
明日から学校も再開されるらしいので、それにあわせて登校させることにした
生活費も当面は困らない
被災者として登録できたんで、見舞金として結構な額が振り込まれることになった

ようやく運が向いてきたようじゃ

 7月27日
これが最後のページ。日記も今日で終わり
リナが生きてりゃ大威張で見せたんだが、まあしゃーないわな

沙都子がよく笑うようになった、わしもそれにつられて笑うようになった
下手にトラブル起こすと、見舞金が下りなくなるので、適当に回りに合わせたのがよかったらしい
新しい友人もできた、言葉遣いも少し正した、刺激は少ないが、酒は呑めるし金もある
こういう暮らしも、案外悪くないものだ


考えて見りゃ、沙都子は、あの人の子だ。兄貴には勿体無さ過ぎるほどのどえらい美人の娘だ
大きくなれば美人になるじゃろう、あと5~6年ってとこじゃろうか??

わしの未来、バラ色じゃ!

123:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:42:53 36YQFGRA
……鬱だ。
さとぅこぉー……。

124:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:43:40 1MGzyYTk
みおんw
URLリンク(2ch.pop.tc)

419 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/20(金) 11:57:18 ID:Cly0uReC
魅音の命乞いを受けて 34が山狗達を満足させたら助けてやるよ
みたいな展開になって 次々と山狗達に陵辱される部活メンバーたち
34も見てたら疼いてきてそれに混ざります
そんで、さっさと死んで幽体となってたKはそれ見てムラムラとしてきて羽入襲うの
皆幸せになって雛見沢に平和が訪れる

ドーン
ひぐらしの鳴く頃に 完

みたいなエロ同人誰か描いてください
それだけが俺の望みです

125:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:54:09 KlMHzniC
>>119-122
これは、てっぺい★のサイコロの出目全てが6だった世界の話

てっぺい★以外が不幸なのは仕様です
てっぺい★の方言がおかしいのも仕様です
てっぺい★とてっぺい☆は別人です

このあとてっぺい★は沙都子と共に仲良く平和に暮らして生きます

コノハナシハ、ハッピーエントド、デスヨ?

126:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:29:38 Q0Utsdwi
ごめん。シンプルな文章で破壊力っていう意味では凄いと思うし狙いなんだ
ろうと思うが……鬱過ぎてヘタレな俺にゃ耐えられねぇやorz
コれもアル意味GJってイうコトな野化な?毛根なコメんと死か思い羽化ばナイ。

うん、ハッピー円怒deathヨね?クケケケケケケケケケケケケ……。

127:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:31:44 tceeu/5j
素晴らしく鬱な展開にハァハァ

128:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:48:46 FCFtwp1X
でも沙都子はある意味幸せなんだな…

129:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:00:36 36YQFGRA
でも、将来的には妄想にーにーに喰われちゃって、その状態でも
幸福ワールドを維持するために新たな妄想を上書きして……。

……ジャンル「ほのぼの」にだけは登録しないでください。
それだけが俺の望みです。orz

130:ネプチューンマン
07/03/20 00:20:05 WZXSQxr+
エロネタ投下予告!
今からジャスト10分後!
貴様(>>113)のそのネタ
投下してくれる!!

131:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:26:06 ICqaYRbJ
期待していいんかな

132:ネプチューンマン
07/03/20 00:30:05 WZXSQxr+
ネタなのでエロなし、というか寸止め。
その上無駄に長文なので、面倒な人はスルーしてください。

133:ネタ
07/03/20 00:31:06 WZXSQxr+
「あれ? そうえいば圭一くん、エプロンどうしたのかな、かな」
「えっ?」

レナに言われて、間抜けな俺は今更気づく。

今日は学校で調理実習の日だった。
学校には生徒全員分のエプロンなどあるはずも無いので
調理実習には各自エプロンを用意してくるように言われていたのだ。
当然、俺も前の日からしっかり用意していた……
と言いたいところだが
朝俺を迎えに来たレナに指摘されるまですっかり忘れてしまっていた。
時間も危ういと言うのに、あわててお袋に用意してもらったのを覚えている。

調理実習なんてものはもちろん毎日あるわけじゃない。
当日使用すればそれを持って帰らなくてはいけないのだが

「あれ……? 置いて来ちまったかな」

置いて来ちまったかな、も何も、答えは分かりきっていた。
エプロンや三角巾なんかは、学校の鞄とは別の袋に入れて持ち歩く。
当然、レナの手には鞄とは別に袋がある。
思い返せば、さっき分かれた魅音も持っていたような気がする。
にもかかわらず、それに気づかずレナと別れる場所まで来てしまった俺は
間抜けとしか言いようがなかった。

134:ネタ
07/03/20 00:32:18 WZXSQxr+
「しかたねえな。取りに帰るとするよ」

めんどくさそうに呟く俺に、レナが不安げな表情を浮かべる。

「でも圭一くん、もう暗くなるよ。明日の帰りにした方がいいんじゃないかな、かな」

レナが空を眺めながら、言う。つられるように、俺も空を眺める。
今日の放課後は部活も大盛り上がりだった。
となると、自然と終わる時間もいつもより遅くなってしまうわけで。
長くなってきた初夏の太陽も落ちかけ、あたりは暗くなり始めている。
このあたりは街灯なんかも少ない。
先が見えないほどではないが
真っ暗といって差し支えないぐらいには暗くなってしまう
俺もできれば取りに行きたくはないのだが。

「でもほら、朝レナに言われて急いで用意しただろ?
 あれ、お袋のエプロンなんだよ。今から探してたら間に合わないからって。
 朝あれだけ騒がせて、持って帰るの忘れたんじゃ、さすがにお袋に悪いしなぁ……」

ぶつぶつとぼやく俺に、レナが小さく笑いかける。

「な、なんだよ」
「あははは。ううん。なんでもないの。
 ただ、圭一くんそういうところ律儀だなって思って」

俺にはレナが何を面白がっているのか良く分からなかったが
レナが嬉しそうなので、まぁ、いいか。

「それじゃあ、悪いけど急がないと暗くなっちまうからな。
 急いで行ってくる」
「一人で大丈夫? 圭一くん。レナも一緒に行ったほうがいいと思うな」
「そりゃあ、ありがたいけどさ。一緒に行くと、どうしても時間かかっちまうし。
 やっぱ俺ひとりで行くよ。なんか気遣いを無駄にしたみたいで悪いな」

やんわりと断った俺のことを、まだレナは少し不安げに見ていたが
不意にふっと笑うと、俺に背中を向けた。肩越しに声をかけてくる。

「うん、分かった。じゃあレナは帰るね。
 何かあったら、すぐに大声出さないとダメだよ」

からかうように笑うレナに、反射的に冗談で返したくなるが、やめた。
これ以上続けていたら本当に暗くなってしまう。
俺はレナをいじりたい衝動をこらえて別れを告げると
小さくため息をついて来た道を引き返し始めた。

135:ネタ
07/03/20 00:33:20 WZXSQxr+
学校に着くころには、もう辺りは真っ暗だった。
あらためて見ると、夜の真っ暗な学校というのは不気味だ。
ホラー映画や怪談話の舞台なんかによくされているのも納得できる。
意識しだすと余計不気味になる気がして
頬を軽く叩いて無駄な考えを吹き飛ばす。

そうえいばこの時間でも扉は開くだろうか。
暗い道をわざわざ引き返して、開きませんでした、では笑い話にしかならない。
扉に手をかける。開いた。
自分でもよく分からないが、暗い学校に入るというのが後ろめたくて
扉は音がしないように静かに閉めた。

上履きに履き替え、俺は真っ直ぐに教室を目指す。
部活を始める前に、袋を教室でもてあそんでいたのを覚えている。
有るとすれば、無いはずも無いが。教室で間違いない。
誰も居ない廊下では、靴を鳴らすキュッキュッという音がやけに耳障りで
俺は音に敏感になっていた。だからこそ気づいたのだろう。
どこかから、押し殺したようなくぐもった声が聞こえてくる事に。

「……っ!」

思わず悲鳴を上げそうになる。
いや、上げなかったと言うより、上げられなかったと言った方が正確だろう。
突然驚かされた時というのは、絶叫などは出来ない。
体の中に、絶叫するほどの空気が入っていないからだ。
ホラー映画の絶叫シーンなんかは、インパクトを出すためにリアリティを捨てているのだ。

そんなくだらないことを考えているうちに、頭は落ち着きを取り戻していたようだった。
心臓はうるさいほどにばくばく言っているが、それだけだ。
深呼吸して、再び耳を澄ます。声はまだ続いていた。教室からのようだ。

136:ネタ
07/03/20 00:34:20 WZXSQxr+
と、その声が聞き覚えのあるものであることに気づく。
自分のクラスメートの女の子。
ひときわ高い声で騒ぐのでよく印象に残っている。
意識して聞けばそれは間違いなくその子のもので、疑念は確信へと変わった。

だが、分からない。
こんな外も真っ暗になるような時間に、小さな女の子が一体何を?
ごくり、と喉を鳴らす。
自分の中の反響音だと分かっているが、あまりのうるささに少しばかりあせった。

あせった? どうして? 俺は忘れ物を取りに来ただけだ。なぜ焦らなくちゃならない?
分かっている。見つかるのが怖いからだ。
なぜ足音を殺す? やましいことなんて無い。
自分の中で、意味の無い自問自答を繰り返す。結局俺は、足音を殺すことを選んだ。
教室の前まで。ゆっくり、ゆっくりと。足音を鳴らさないように歩く。
ここまで来れば、もう間違いない。教室から、クラスメートの子の声がしている。
息は荒く、どこか辛そうな声だ。
再びゆっくり徒歩を進め、ようやく教室の前までたどり着く。
ドアに手をかけようとした瞬間
俺はまるで電流でも流れたかのように、慌てて手を離す。

(何やってんだ、俺)

当然電流が流れていたわけなど無い。じゃあどうして?
疑念がわいたからだ。今までこの声はうめき声かと思っていた。だが違うんじゃないか?
これ、ひょっとして

(喘ぎ声……か?)

137:ネタ
07/03/20 00:35:54 WZXSQxr+
意識した瞬間、さっきより良くその声が染み透る気がした。
見れば、まるで誘うように教室の扉は隙間を空けてる。
再び、ごくりと喉を鳴らす。
気づいてしまえば、後はもう自然だった。
俺は、まるで吸い込まれるように隙間を覗き込み……

「っ!」

まるで弾かれた様にして身をよじった。
覗いたのは一瞬。だが、その光景は一瞬にして俺の目に焼きついた!
確かに居た! 女の子が居た! 間違いなく予想と同じ子だった!
そして、そして、誰かの膝の上に乗って、股を開いていた! 全裸で!

心臓が、張り裂けそうなほど高鳴っていた。
この時にはもう、俺は欲求に対してなすすべが無かった。
食い入るように教室の中をのぞく。

俺よりもずっと小さい子が、秘裂を弄られて、悩ましい声を上げていた。
その指の主は、少女が許しを懇願するような瞳を向けているにもかかわらず
手を休める気配は無かった。
甚振る様に、焦らす様に。
どうやら少女が絶頂に達しないように、巧みに愛撫しているようだ。
わずかな反射光に照らされて見える少女の顔は、汗やら涙やらでべたべたになっていた。
よほど長い間甚振られ続けているのだろう。
暗がりで細かいところが良く分からないのが悔やまれるが……

……そういえば、この子を膝の上に乗せているのは誰だ?
弄られている子ばかり見ていたが、弄っている側が誰かを確認していなかった。
背丈から見て、間違いなく大人だ。
こんな歳が一桁か二桁かも分からない子にこんな事をするのは、犯罪じゃないのか?
俺はそれが誰なのかを確認するために、ゆっくりと視界を上に持ち上げていく。
そして顔を確認する寸前、俺は気づいた。
少女を弄ぶ、細く繊細な指。どう見ても女の指だった。
そして、この学校に出入りことが出来る人間。
どう考えても一人しか居なかった。
そして、その女は

138:ネタ
07/03/20 00:36:39 WZXSQxr+
じっとこっちを睨み付けていた。

目が、合った。

139:ネタ
07/03/20 00:37:28 WZXSQxr+
「ひっ!」

その恐ろしい形相に圧され、俺は情けない悲鳴を上げて、ぺたりとしりもちをついた。
その女はじっと、おそらくずっと、俺が気づいていないだけでずっと!
こっちを睨んでいた!
あの女は! いや、もうあの女なんて言い方はよせ圭一!
よく知ってる人だろ! 認めたくないのは分かるがちゃんと認識しろ!
あの人は、あの人は……!

「知恵……先生?」

名前を口にした途端、全身の毛穴が開き、どうしようもない恐怖感が襲ってくるのが分かった。
あの世にも恐ろしい形相が忘れられない。怒っていた。じっと見ていた俺に怒りを感じていた!
俺は、あんな恐ろしい人の見てはいけないものを見てしまった! 気づかれた!

「う……うぅ……!!」

何も悪いことはしていないはずなのに、なぜ俺はこんなに恐れているんだ?
分かりきってる! 恐ろしいからだ! 先生が! だってあんな顔するなんて知らなかった!
あんなに怖い人だなんて知らなかった!!
ちょっと抜けてるけどしっかりした人じゃなかったのか!?
俺の勘違い……
あんな小さな女の子をもてあそんでいた! 俺を……俺を……

いや、本当に見られたのか? この暗がりで、わずかな隙間からのぞいている俺を?
ありえない。偶然目があったように見えたのかもしれない。
暗がりでそう錯覚したのかもしれない。いや、この暗さではそっちの方がよっぽど現実的だ。
そうさ、気づかれているはずが無い。

分かるはずも無い答えを求めて必死に考えをめぐらせているその時
こちらへ向かってくる足音に気づいた。
足音は二つ。俺がおびえている間に済ませることは済ましたらしい。
情けないことに脚が言うことを聞かなくなった俺は
這うようにして物陰に隠れた。

140:ネタ
07/03/20 00:39:17 WZXSQxr+
会話が聞こえる。
よく聞き取れないが、先生があの子をなじっているのが聞こえた。
断片的に聞こえるのは、家畜、変態、下らない玩具、等
とても好意的に解釈できる言葉ではなかった
やがてそれにも飽きたのか、ようやく人の歩く音が聞こえだす。

それは近づいて、近づいて

そして離れていった。
探し出されて何かをされるようなことは無かった。

「は、はぁ~~~~!!」

ようやく開放された安堵に、体の中の腐った空気を全て吐き出す。
足音はもう消えた。もうおびえることは無い。
さっさとエプロンを持って、家に帰ろう。
もう結構な時間のはずだ。急ごう。はやく帰りたい。
その帰りたいという一念に推されて、俺は妙に疲れてしまった体に活を入れる。
この異常な時間ともおさらばだ。あと一息で、今日一日も終わる……

が、立ち上がろうとした瞬間、頭の中に妙な引っ掛かりがあるのに気づく。
何か、何かがおかしい。
おかしいことだらけの、夢の中のように現実感の無い時間だったが
その中でも引っかかってどうしようもないこと。
気づかなければ良いのに、愚かな俺は気づいてしまった。
二人分の足音が聞こえてきて、俺は隠れて、その後しばらくして足音は遠ざかっていた……

一人分だけ。

俺は気づいていなかった。ずっと下を向いていたせいだろう。
俺を見下ろしている影が、いつの間にかそこにあったことを
俺は気づいていなかった。

141:ネタ
07/03/20 00:40:37 WZXSQxr+
その影の足が、まず視界に入った。
分かりきっているその人物の顔を確認するために、ゆっくりと上を見上げる。
足、脛、腿、腰、そこで、俺の首の動きは完全に止まった。
ある一点から、完全に目が離せなくなった。
だらりとぶら下げられている、その手の中にあるもの。
それから目が離せなくなっていた。
肉厚の、包丁だった。

「前原君」

そのあまりにも聞きなれた声で自分の名前を呼ばれて
自分でもおかしいほど、体がびくりと反応した。
もうどうしようもない。
返事をしようとするが、口の中がカラカラな上、喉が引きつった様になって声が出せない。

「ぁ……ぁ……」

必死で言い訳をしようと声をひねり出すが
完全に裏返った上に、意味を成さない声しか出なかった。

その影が、ゆっくりと、ゆらめいて

ガッ!

耳のすぐそばで。いや、耳のすぐそばの壁で、強烈な音。
恐る恐る音のした地点を確認すると
その壁からは、先ほどの肉厚の包丁が生えていた。
生えていた? 違う! ほ、ほ包丁が! 突き立てられてる! 俺のすぐそばに!!

142:ネタ
07/03/20 00:42:03 WZXSQxr+
「前原、君」

ゴム仕掛けのおもちゃのように、まるで弾かれたように前に顔を向ける。
少しでも不快にさせちゃいけない。呼ばれたら、すぐ聞ける体制にしなければ。
訳の分からない義務感が、俺を支配していた。
そこには、息の届きそうなほど近くに、笑顔の知恵先生の顔が有った。
恐ろしい笑顔だった。恐ろしい以外の言葉が見つからなかった。

「見ましたか?」
「な、なにを、です、か……」

反射的に聞き返してしまう。
馬鹿かよ圭一! もう完全に気づかれてる!
分かりきったこと聞き返して不快にさせてどうするよ!?
謝れ、謝らないと……!

「ぁ……ぅ……」

だが、まるでさっき馬鹿なことを聞き返してしまった口とは
別のものになってしまったように、何の言葉も出ようとはしなかった。

「聞きたいんですか? じゃあ、言います。前原君。
 さっき。私が。生徒と。まだ小さな女の子と。セックスしているのを。見ましたか」

143:ネタ
07/03/20 00:43:32 WZXSQxr+
あまりにも真っ直ぐすぎる最低の言葉に、意識が飛びかける。
今、こいつはなんていった? セックスしているのをみたか?
さっき目があったのを忘れたのか? 見ていないとでも思ってるのか!?
いや、違う。先生はこんなにも分かりやすく言っているじゃないか。
全て、忘れろ。いや、見なかったことにしろ。いや、無かったことにしろって。

俺は最初から見たかったわけじゃない!
俺が忘れ物を取に来た時に、あんなことをしているのが悪いんじゃないか!
そうさ、俺は無関係。絶対誰にも喋らない!
言うぞ……言うぞ……言って開放してもらうんだ!

「お、ぉお俺は何も見てません! 忘れ物、忘れ物を取りに来て、それで……
 ち、違う! そうじゃなくて……と、とにかく見てません!
 誰にも、絶対に言いません! 本当です! 喋りません! い、言わない! 言わない!」

必死でぶちまける。ひたすらぶちまける。
だが、ようやく言葉に出来た俺の必死の弁解を妨げるように
先生が俺の口元に手をかざす。
その表情は、笑ってはいたが、明らかに苛立っている表情だった。
つまり、俺の弁解は裏目に出てるって事で……

「言いません! 絶対! そもそも見たかったわけじゃない!
 偶然! 言う理由もないし! おれ、絶対言いません! だから……」

「前原君」

先生がぴしゃりと俺の言葉をさえぎる。
その顔には、もう隠そうともしない「不快」が張り付いていた。

「さっきから、本当にペラペラペラペラペラペラペラペラ。よく喋ることですね。
 そんな人が「言わない」なんていっても、先生安心できません」
「あっ……!!」

144:ネタ
07/03/20 00:44:46 WZXSQxr+
今更自分の口を押さえる。
最悪だ。
口外しないことを信じてもらわなきゃいけないのに、俺は何をやってるんだ……!
どんどん恐怖に歪んで行く俺とは対照的に、先生の表情はどんどん冷めていく。
やがて無表情になると、ため息をつきながら言った。

「いいですよ、もう。見ちゃったものはしょうがないですからね」

それは、あまりにも予想外の言葉。
仕方ないから、もういいって?
その言葉に、嘘はないようだった。

「じゃ、じゃあ……見逃して……」
「駄目です」

一瞬抱いた淡い期待も、あっさりと裏切られる。
先生は諦めた。見逃してもくれない。じゃあ、どうする?
決まっているじゃないか。先生が手に持っているものは何だ?
じゃあ、やっぱり、先生は俺を……!?

「前原君はおしゃべりですからね」

やる気……なのか?

「だから、前原君には喋れなくなってもらいます」

俺を……殺……

「うわああああああ!!」

145:ネタ
07/03/20 00:45:58 WZXSQxr+
叫んだ。内臓が全部口から飛び出してしまいそうなほどに、叫んだ。
もうやるしかない。毎日顔をあわせなきゃいけないんだ。
今逃げたって無駄だ。やるしかない!
俺は先生の包丁を奪い取ろうと手を伸ばす。
所詮女だ。もみ合いになれば俺の方が……
そう思った。
次の瞬間、俺の体はうつぶせにたたきつけられていた。

「ごふっ!」

訳の分からないうちに視界が廻って
胸と腹をしたたかに硬いタイルに打ち付けた。打ち付けられた。
体の中の空気が搾り出されて、漫画のような悲鳴を上げる。
抵抗しようにも、体が引きつって動かない。
それ以前に、女どころか、人間とは思えない力で押さえつけられて
抵抗すらさせてもらえそうに無い。

「ぁ……ぁ……ぅ……」

目を見開き、金魚のように口をパクパクさせて酸素を取り込もうとする。
だが、いくらでもあるはずの空気は、完全に不足している俺の体に入ってはこなかった。

「別に、死なせたりしませんよ」

耳元で、誰かがささやく。
誰か? 知恵先生に決まっているじゃないか。
答えようにも、息さえ出来ない。
だが、先生は聞かせたいだけのようだ。俺のことなど気にせず、続けてくる。

146:ネタ
07/03/20 00:49:03 WZXSQxr+
「先生はね、もう隠しませんけど、ちっちゃい女の子が大好きなんです。
 女の子を見ると、虐めたくて、辱めたくて、どうしようもなくなってしまうんです。
 だからね、少しずつ追い詰めて、追い詰めて。
 逃げられなくなったら、徹底的に虐めて、虐めて、おもちゃにしてるんですよ」

先生は、自分自身の言葉に陶酔しているようだった。
それは吐き気のする様な最低の言葉だったが、今の俺には言葉一つ返せそうに無い。
見えるはずの無い死角にある、先生のあの恐ろしい笑顔が見えたような気がした。

「前原君は男の子だけれど、先生、いつか虐めてあげたいなって思ってたんですよ。
 だから、さっき見られたときにもちょうどいい機会だと思ったんです。
 男の子の前原君を、女の子のように虐めるチャンスだなぁって。
 二度と男の子としてセックスできないように、調教してあげたいなって
 死なせたりしませんよ。でも、死ぬほど酷い目に合わされたら
 喋りたいだなんて心の底から思わなる。そう思いませんか?」
「あ……ぅ……」

ようやく呼吸が戻ってきたにもかかわらず
今度は恐怖で呼吸が出来なくなりそうだった。
先生と俺の体の接している部分から、体が凍りつくような恐怖。
それがじわじわと全身に広がりつつあった。

「前原君。今日前原君は、学校に忘れ物を取りに来て
 疲れて一息ついているうちに寝てしまいました。
 なので、私が保健室に運んで寝かせておきました。
 ご自宅には先生が電話しておきました。
 あんまり良く寝ているので、起きたらお家へ送ります。
 いえ、先生は今日は遅くまで学校に居るので心配要りません」

そこまで一気に喋ると、万力のような力で俺の腕を締め上げ
包丁の腹を頬に押し付けながら、腹の底まで響くような声で、言った。

「いいですね」

俺には、選択肢などありはしなかった。

147:ネタ
07/03/20 00:51:12 WZXSQxr+
以上です。
あくまでネタですんで
細かい間違いとか大きな間違いとか致命的な(ry
とかスルーしてもらえると助かります

148:ネタ
07/03/20 00:52:54 WZXSQxr+
×喋りたいだなんて心の底から思わなる
○喋りたいだなんて心の底から思わなくなる
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ry

149:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:57:31 faAuNfGE
知恵先生こえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

150:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:05:17 apdLS1xW
>>133-147リクエストしといて何だけど知恵先生最高だ。テラモエス
流石は致死性の毒ガス吸っても死なないどころか顔色一つ変えなさそうな先生だな

151:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:41:04 kBCDUylq
これをSSにしたらカオスになりそうだw

687 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/03/20(火) 01:28:35 ID:42lFR2lf
高野式呼吸法を続けて僕も彼女が出来ました!
今では月収一千万で彼女と終末はいつも遊びにいっています。
教えてくれた高野先生にホント感謝しています。
ホント、知らない人は損しますよマジで。

152: ◆Virgobc36M
07/03/20 11:38:17 r5BjnyI1
カサマツhajime11381にサトコゥー後半パートその1をうpしたよー。

153:名無しさん@ピンキー
07/03/20 11:45:45 r5BjnyI1
うわ、メル欄がなんか文字化けしてるしorz

パスはsatoな。
ついでに、wikiにもアップしてみた。

154:名無しさん@ピンキー
07/03/20 13:53:25 5KBpS83/
>>152-153
GJ!続きwktkしてるぜ!
最後に番外編というか別サイドでサトシオンを書いてくれると更にワッフル

155:名無しさん@ピンキー
07/03/20 14:49:57 2vomJ6co
>>133-147
もはやホラー小説じゃねえか!!
知恵先生怖すぎにも程がある・・・・でもGJですた!

156:名無しさん@ピンキー
07/03/20 15:54:26 mh7QWDzc
【ひぐらし】古手梨花スレ4【みぃ~♪】
スレリンク(anichara2板)

809 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/17(土) 13:36:44 ID:NtpgEZe2
親戚の子みてて思ったんだけど
梨花ちゃまお行儀とか凄いいいけど、ハンバーガー食べるのとか下手だったら萌える
「みぃ・・食べずづらいのです」
んで口の周りに付いたマヨネーズを指ですくってなめる沙都子

842 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/18(日) 13:41:26 ID:2zIyVzSR
>>809 遅レスだがSS考えてみた

「遅れて悪ぃー」
「全くだよ、圭ちゃんの優雅なお出かけの間おじさん達は寒空の下駆けずり回ってたんだから、
 罰ゲームの一つや二つや八つは覚悟して貰わないとねー!」
「おお? そんな事言う魅音にゃあ土産は不要かー?」
前原圭一は特徴的なデザインの紙袋を掲げる。
「わぁ、マクドナルドー」
昭和58年、すなわち1983年当時、マクドナルドは設立12年である。
ハンバーガーの価格は右肩上がりを続けており、
デフレーションによって落ち着いた現代からは想像もつかないことに、何と1つ180円する。
田舎の子供の口には入り難い。
「種類も色々揃えてきたぜー?」
ほれほれ、と圭一は魅音の前で紙袋を振る。
ザラザラとポテトがぶつかりあい、油の香ばしさが辺りに漂う。
「むぅぅ……」

「みー……(ど、どうしようどうしよう!? 圭一のバカ、100年間1度もそんなもの買ってこないでおいて
 いきなりぶっつけ本番で食べろっていうの!?
 食べ方知らないなんていったら絶対魅音に弄られる!!)」
圭一と魅音がじゃれあっている一方で、梨花は激しく懊悩していた。
「ど、どういたしましょう梨花!?
 ここは圭一さん達が食べるのを見てから……?」
仲間がいた。

後日談。
「いただきますなのです」
「あー……梨花ちゃん、ここではナイフとフォークでね」
「ええええ!?(それならなんだってこんな高そうな店でハンバーガーがオススメなんて言うのよ赤坂の馬鹿!)」

157:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:42:55 JRDXwz9R
部活メンバーの言動が基本的に時代背景無視してるからたまに当時の状況踏まえたSSがくると逆に新鮮・・・っていうか和むw

158:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:53:39 faAuNfGE
和んだけどレナの姿が見当たらないのは何故でしょうかね

159:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:56:25 5KBpS83/
レナはキレるかお持ち帰りモードくらいしかやることなくなったからな

160:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:58:11 ebRRFpqq
>>159
てめーは俺を怒らせた


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