ひぐらしのなく頃に Part.7at EROPARO
ひぐらしのなく頃に Part.7 - 暇つぶし2ch100: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:57:38 2i08OBIJ
僕にはんだよくわからないけど、
鏡子は僕以外の男からみたらやたら魅力的に見えるらしく、
僕に会う口実を作ってくれという奴が後を絶えなかったからだ。

一週間というのは、平均的なタイムだ。
でも、今回はちょっと違う。
以前までは僕の方にいいことなんか無くて、一方的にセッティングの要求をされるだけだったから。
小学生の癖にそんなことをたくらむ人間が多かったのは、僕にとって少々ショックだった。
もう大分なれてしまったけど。
「おいおい、俺は蚊帳の外かよ?」
「うっせー、お前はエロ本で、も投げて暮らしてろ」
「馬鹿、おまえらなぁ、あんなちっちゃいおっぱいのどこがいいんだよ? 男ならもっと大きいのを」
とりあえず、必要以上に大きい声で話す太郎を、僕たち二人は早急に無視した。
そのうちあだ名が決まるだろう。太郎じゃ可愛そうだ。

「善は急げだ、シン、今日の放課後いけるだろ? 早速礼奈とセッティングしてやる」
昼休み、いつものように席をあわせて弁当を食っていたときに、突如佐藤は肩をばんばんと叩いて言ってきた。
半ば忘れかけていたことを、突如として出されたことで、過剰な反応をしてしまう。
「きょ、今日って……確かに予定は無いけど……鏡子のほうは分からないよ?」
「俺は明日以降でもいいから。でも、竜宮は別だ。誰かに取られちまうぞ?」
「取られるってそんな……物みたいに……」
「確かになぁ、竜宮って可愛いもんなぁ」
太郎にそういわれて、なんとなくちらっと竜宮の方を見てしまう。

101: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:58:31 2i08OBIJ
女の子のグループを形成しており、視線さえ送りづらかったが、
和気あいあいとほかの女子と話をしていたのを見て、やっぱり可愛いと思った。
そう、可愛いと思ったんだ。
「んじゃあ、放課後、な」
そう言って、佐藤は飯を食べてすぐ、グラウンドのほうへと走っていった。
僕にもあれぐらいの元気があったら、こんなに意識する前に話しかけられているだろうか。
「俺もちょっと行ってくるわ」
結局最後は、僕一人で弁当を食べることになってしまった。

ただそばに居るだけで、どきどきしてしまう。こんなんじゃ駄目だ……
「……んで、こっちが信也、みんなシンって読んでる。覚えてくれた?」
「うん、みんな覚えたよ」
トリップしていた僕に、礼奈は笑顔を向けてくれた。
「そ、それでさ、今度みんなでボーリングいかない? 俺ら三人と、あと誰か連れてってさ」
佐藤もこういうことに慣れているわけじゃないんだろう。この言葉を言うのに、ずいぶん長い時間を費やしてしまった。
本当に……いい奴だ。
「うん、いいよ」
また、礼奈は笑顔を見せる。

 僕たちは、ボーリングに行ったり、学校の休み時間に普通に遊べるぐらいの仲になった。
鏡子と佐藤も同じ感じで、いちいち何があったとか報告してくる佐藤にイライラしながらも、
僕たちは、ずっと、仲が良かった。

ずっと……一ヶ月間だったけど。
十三年も生きていない僕たちにとって、その一ヶ月は、永遠だった。

102: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 17:59:22 2i08OBIJ
 「れ、礼奈、かふっ、れぃ、な」
「気安くその名前で呼ぶなぁぁッッ!!」
無慈悲な一撃が、僕の脳天を砕いた。
きっと血が出た。
もうこれは、決定的だ。
さっきのわき腹への一撃なんかとは比にもならないぐらいに、決定的な一撃。
「……礼、奈……僕を……信じて?」
僕は、礼奈に手を伸ばした。
礼奈の動きが一瞬だが、止まる。
なんとかその間に、倒れてしまった体を、上半身だけ起こした。
頭がやられていたせいか、体が思うように動かなかった。
「礼……奈……」
最後の一撃は、僕から少しの間、光を奪った。
痛みだけが広がる闇の中で、僕の罪を繰り返し、繰り返し、鈍った頭に言い聞かせる。
 僕は礼奈に恋をした。 
―完―

103: ◆DzyKP0eLn6
07/03/18 18:02:34 2i08OBIJ
つ、次こそはエロを……
いや、これにもオナニーシーンでも入れようかと思ったんですけど、
男のはじめてのオナニーシーンなんて……書いてたら吐血しそう。

では、wiki更新やってみます。
バックアップ取りながらやるので、
なんか珍妙なことになってたらつっこんでやってください。

104:名無しさん@ピンキー
07/03/18 18:33:35 k/nCiYnP
カプ&ジャンル別リストを更新しました
ただ取りこぼしがあるかもしれないので、もし見つけた方はお手数ですが更新して下さい


105:名無しさん@ピンキー
07/03/18 18:36:30 2i08OBIJ
俺もさっき更新してましたが、
やたら更新早くてビビリましたw
さっき投下したばっかりのものをいきなり追加してくれてるなんて……

とりあえず、更新方法は大体分かったので、
今後は更新にも参加したいと思います。

106:名無しさん@ピンキー
07/03/18 19:54:18 nIr09j7A
>>96
目明し「変」は前スレに投下されてたよ。間違いない。

107:名無しさん@ピンキー
07/03/18 20:58:20 k/nCiYnP
>>105
そうしてくれると助かります
あと遅れましたがGJ!

>>106
今確認しました
最近荒しや関係ないゾイドSSがあったりですっかり疑心暗鬼に・・・orz
作者さんすみません

108:名無しさん@ピンキー
07/03/18 21:57:09 OrcnOpHY
>>103
乙かれー。

wikiはざっと見た感じ大丈夫でしたよ。

109:名無しさん@ピンキー
07/03/18 23:06:16 lP+LyD/z
『大高ハード 』

秘匿捜査のために興宮署に向かう大高。
だが、それは大石達の巧妙な罠だった。

「大高君の純潔は私に汚される為に築いてきたんですからねぇ。んっふっふ!」 「いつもの力が出せれば…こんな大石なんかに…!」
「よかったじゃないですか うちの署長のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「んっふっふ! おい、興宮署の人間全員を召集しろ。みんなで気持ちよくしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「大石さんの生胸ゲットです!」
(まずい…!私のペニスばいんばいんになってるのを悟られたら…!)
「大高の生アナルを拝見してもいいかの?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じてしまう!」(ビクッビクッ
「おっと、亀頭に当たってしまったようです。甘い痺れがいつまでもとれない様ですね。んっふっふ!」

110:名無しさん@ピンキー
07/03/19 02:32:59 NvbisVFG
ひぐらしってさ、キャラを愛してしまえば愛してしまうほど、プレイ出来なくなるゲームだよなァ
そのせいで、CS版はオリジナルシナリオ以外殆どできなかったorz

111:名無しさん@ピンキー
07/03/19 03:48:56 g1YHqtc6
K「先に言っとく。俺はホモじゃない。・・・みんながレズだったからな。」
鬼「・・・れ、レズってわけじゃ・・・。」
K「毎日してたレズプレイ、隠してたろ?」
鬼「あ、それは・・・圭ちゃんを・・・、ん・・・。」
K「レズプレイに男はいらないってのか?!それが理由で俺だけホモ呼ばわりかよ?!」
鬼「いや、男はいらな・・・」

K「魅音に直に、レズ現場でレズプレイはしてなかったかって聞いたよな。
・・・魅音はレズじゃないって言ったじゃないか!!!レズプレイしてたのによ!!!変態野郎ッ!!!」
鬼「ご、ごめん・・・!!変態ってわけじゃ・・・、」
K「レズってのは男が嫌いなんだろ?そうだろ?!じゃお前らはホモじゃない!」
鬼「け・・・圭ちゃん・・・そんなのって・・・、」
魅音は股間をイジイジする。
心なしか気持ちよさそうだ。
いつもの魅音からは妄想できない。

K「ああそれに、先日の見舞いのエロ本、あれ、クオリティ高かったぜ。二度イキそうになった。
・・・買ったのはどっちだ?お前か?レナレナか?!」
鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私。」
あまりにあっさり認める。
この恥辱プレイに興奮を覚えずにはいられない。
K「親に見つかるかもしれなかったんだぞ。ホモにあんな真似するのかよ?!」
鬼「・・・そ、そんな・・・ちょっとしたホモSM本じゃん・・・。」
バカ笑いしながらどこか恍惚の表情を浮かべる魅音に、今さらながら恥ずかしさを隠せない。
K「あれがホモSM本で済むかよ?!?!」

俺は魅音の胸に手を伸ばし、揉みしだく!!
双頭ディルドーで挿すとか、そんなのとはジャンルが違うんだぞ!
ホモSM本だぞ!!ショタが見て・・・そっちの道に目覚めたら・・・どうなると思ってるんだよ?!
魅音は上気した息を吐きはぁはぁ言っている。
・・・もうそれは、俺のよく知っているレズレズ魅音ではなくなっていた。

K「とにかく。お前はホモじゃない。・・・ホモじゃないヤツのプレイを受けるいわれはない。
・・・俺のことは当分放置プレイしておいてもらうぜ。いいな。」
もう魅音はイキそうだった。
K「俺をイカせようとしても簡単にはイカないからな。お前らは最初から変態なんだ。
悟史をイカせたように、簡単にイカせられると思うなよ!!」
はっきりと言い切る。
ただの強がりだ。

K「俺も過去のレズプレイからお前らは元AV女優だって思ってる。現役の時から、
お前が及川奈央に指導してもらってたこともよく知ってる!そんな事で俺をイカし切れると思うなよ・・・いいな!!」
鬼「ど・・・どうして・・・及川さんの・・・ことまで・・・。」
魅音は体力を失い、余韻に浸るのみだった。
その時、向こうから沙都子達の喘ぎ声が聞こえてくる。
朝の乱交パーティーの時間だ。

K「行こうぜ。魅音がいないと、レナレナの相手がいないだろ。・・・?」
その時、初めて、魅音が吐息混じりに覚醒しているのを知った。
鬼「・・・う・・・レベル高いよ・・・圭ちゃん・・・、」
K「・・・・・・・魅、・・・・・・・」
もう一回イカせてやろうとするが、やめておく。
俺がイカせてやる必要はないのだ。
K「・・・俺、行くぜ。乱交パーティー、遅れるなよ。」

俺は覚醒する魅音を残し、会場へ向かうべく、息子を勃たす。
レズをイカせるのがこんなにも簡単だとは思わなかった。
その背後に、ぼそりと。・・・本当にぼそりと、その独り言が聞こえた。
鬼「私をイカせた責任取ってもらうからね」
K「・・・え、アルクェイド・・・?」

112:名無しさん@ピンキー
07/03/19 03:52:19 g1YHqtc6
某所より甜菜
ひぐらしのエロパロってここ以外だと滅多にないよなぁ…
>>110
俺は新規シナリオこそまともに読めないw

113:名無しさん@ピンキー
07/03/19 09:51:35 ePpGe8B+
誰か知恵先生のSSを書いてくれる勇者は居ない者だろうか?
できれば見てはならない物を運悪く目撃してしまった圭一が
頭の横に包丁突き立てられながら先生の物凄い怪力で押さえつけられて
逆レイプされる話とかだと色んな意味で至高

114:名無しさん@ピンキー
07/03/19 10:00:38 e722ER0S
そこまでビジョンが出来上がってるなら自分で書けばいいと思うよ

115:名無しさん@ピンキー
07/03/19 10:25:04 TgpqMMgq
>>111これはワロタ

116:名無しさん@ピンキー
07/03/19 19:31:38 36YQFGRA
>>109
ちょ、巧妙な罠を仕掛けたはずの大石が生胸ゲットされてるw

117:名無しさん@ピンキー
07/03/19 21:27:05 P4rAA16+
587:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/19(月) 01:17:46 ID:OY7Zs8fS [sage]
圭一のエプロンの脱がし方は神クラスと予想

会社から帰ってきた圭一は真っ先に
料理をしてるレナの傍にゆっくりと近づき
腰に手をかけて、レナが
「圭一くん……今はご飯作ってるんだよ……」
とか言っても圭一は無視して
「そんなのより、俺はレナを食べたい……」
とか言ってするするとエプロンのヒモをグリーンマイルのトムハンクスみたいにほどいて台所でアッー


誰かこれで書いてくれると俺や他の人が喜びます。

118:名無しさん@ピンキー
07/03/19 21:32:26 7mA9I3kG
>>117
丁度圭レナのリクも(半ば無理やり)貰ってるし、
いっちょやってみます。
新婚さんの二人も書きたかったし。

その前に知恵先生のやつの続き書かないといけませんが。

119:ちんぴらの日記 1/4
07/03/19 22:33:20 KlMHzniC
 5月30日
約束を忘れてパチンコに行った。3万スッた
リナに怒鳴られ、口喧嘩になった
売り言葉に買い言葉で、日記を付けることになった
めんどうじゃが、あそこまで罵られては無視できんわ
意地でも三日坊主とは言わせんぞ
 
 6月3日
リナに食いついたカモが、ドツボにはまった
あと2~3日すりゃ、追い込む頃合じゃろう
腕が鳴るわい

三日坊主どころか一日坊主になってしまった
これじゃダメや、こんどこそ続けにゃいかんけんの

 6月4日
リナが帰って来やーせん
おおかたカモの家に泊まりこんで、しっぽりやってるんじゃろう
それがあいつの仕事なんじゃか、なんかいらつくわい
まあええ、リナもリナでストレス溜まってるじゃろう
帰ってきたら、新しく用意したオモチャで、たっぷりと可愛がってやるけんの

 6月6日
まいったわ
昨日はエライ目にあった、リナは死ぬは、わしも殺されかけるわ、さんざんじゃった
ダチを連れて行ってなかったら今ごろわしも死んどっとたわー
リナがおらんくなったんはキツイが、わしに死姦の趣味はないしの
じゃが、金は入った。小娘も痛めつけた。リナのために買っといたオモチャも役に立った
良しとするかの

 6月7日
小娘は大丈夫じゃろうか?
あんときはドタマに来てたんで気にしなかったが、サツに駆け込まれるとマズイ
ま、わしは一~二発殴って、ちょこっとおもちゃ使っただけ。廻したのはダチじゃから、わしは関係ないんじゃが・・・

 6月8日
サツが来る気配は無い
考えてみりゃ、小娘は小娘でリナの奴ば殺しとるから、サツに頼れるわけはないわいな
しかし、困った。リナの奴がおらんくなったせーで、部屋がかたづかん
店屋物ばっかじゃ不経済じゃしな、どうにかせんと

 6月10日
一年振りに雛見沢に帰ってきた。じゃが誰もおらんようだ
玉枝の奴はおっちんだ。悟史はいなくなったままじゃろう
あのガキ、沙都子っだか? どこいったんじゃろうな?
まあええ、村のもんに聞きゃ分かるこった

 6月11日
沙都子を見つけた。村のモンに聞かんですんだ
正直なとこ、村のモンとは関わりとーないから良かったわ
とりあえず、部屋の掃除をさせた
長くほったらかしてたようで、埃だらけだ、これも掃除をしとらん沙都子が悪いんじゃ
いろいろと、シツケをせにゃならんようじゃわ



120:ちんぴらの日記 2/4
07/03/19 22:35:37 KlMHzniC
 6月12日
通帳。そう、預金通帳だ。考えて見れば玉江もおっちんだ今、通帳さえ見つかれば
ダム騒動で兄貴が、国からせしめたワイロは、わしのモンじゃ
じゃが、ガキに聞いても知らないといいくさる
家の中にゃあるはずだ、探し回るとするかの

 6月14日
ひさしぶりにダチを呼んだ。通帳は見つからない
悟史の奴が持ち逃げしたのかもしれない。なら見つかるはずもない
ダチといっしょに麻雀をやった。5万負けた。ちきしょう
これもマズい茶を入れたガキのせいだ、おまえが責任とりやがれ

 6月15日
日記にも慣れた。リナもおっちんだ今、日記を見せる相手もおらん
しかも日記と言っても、そこらにあったノートに書いてる適当な奴だ
じゃが、もうすぐページも無くなることだし、なんとなく続けることにする

それはそうと、学校からの電話がウザイ
沙都子はダチの相手にいそがしんじゃ、学校なんぞいっとる暇はないわい
じゃが、児童虐待で通報されたらそれはそれで困る
十分に言い含めて明日、学校にいかせるか

 6月16日
沙都子の担任を名乗る女が来た
そういや学校にいかせるの忘れてたわ
というより、顔に痣つけたまま学校にやったらそれはそれで面倒な事になるんでやめたんじゃが・・・
来てしまったものはしょうがいないので家に上がらせ、ダチ特製の茶を飲ませる
しばらくしたらトイレに行きたいと言い始めたが、トイレは沙都子とダチが使用中
話も途中なんで、肩をつかんで座らせる
喚きながら暴れはじめたが話が終わってないと強引に座らせる
そしたらあんのじょう漏らしやがった、センコーの失禁なんざめったに見れるのもんじゃないのから、
ダチといっしょにはしゃぎ立てた
泣きを入れてきたので、トイレから沙都子を呼んで、先生を見せる
これで沙都子もセンコーなんざ、しょせん糞で頼りにならないと思い知ったじゃろ
泣きも入ったことだし、自宅訪問にまで来た先生の顔を立てて、明日は学校にいかせることにするかの


 6月17日
ガキは治りが早い。痣も目立たなくなったんで、学校にいかせた
学校も、もう騒がないじゃろ
それはそうと、もうすぐ綿流しがあるのお
ダチ誘っていってみるか?

121:ちんぴらの日記 3/4
07/03/19 22:36:33 KlMHzniC
 6月19日
やばいことになった
綿流しの祭りも中止になった
なんでこんなことになったんじゃろう?

昨日、ガキが一人、沙都子を尋ねて来た。追い返そうとしたがしつこかったんで家に入れた
そしたらいきなりスプレーを顔にぶっかけやがった
どういうつもりかしらないが、わしを殺しに来たようじゃ
不意を突かれたってもガキ殺されるほどわしはマヌケじゃない
勘に任せてドツイたら、上手く当たったらしく、動かなくなった
むかついたんでさらにケリをいれようとしたとこで、ダチに止められた
たしかに、さらに蹴ってたら、殺してたかもしれん。殺人犯にはなりとーない
ダチに感謝し、ガキをダチに譲った

ガキの喚く声を肴に酒を呑んでると、沙都子が買物から帰ってきた
そこで、そのガキが古手の頭首ってことが分かった
じょうだんじゃない、ただのガキならどうってことはないが、御三家の一人じゃないか
ガキ自体に力はないが、ガキに危害を加えたのが知られたら、村の有力者を軒並み敵に回すことになる
とりあえずダチとガキを放置して、沙都子連れて興宮の他のダチの家に逃げることにした

 6月20日
ダチも最初は嫌がったが、沙都子のガキもいっしょだと分かると快諾しやがった。現金な奴だ
雛見沢にゃもうかえれん。ここにも長くは居れん、どうすりゃいいんじゃろうか?

 6月21日
沙都子の姉を名乗る小娘が来た。
いきなりスタンガンを喰らわされた

目が覚めたら小娘が二人居た
まだ寝ボケてるのかと思ったが、どうやら現実で、そいつらは双子らしい
二人仲良くダチに廻されてた

ダチが言うには、わしが倒れた後、止めを刺そうとナイフを取りだそうとした所を取り押さえたらしい
で、しばらくすると、同じ顔した奴が尋ねてきたので、とりあええず、スタンガン食らわしたらしい
あとは姉妹仲良くおしおきしてたらしい

むかついたので、ダチにダチを呼ばせて、パーティーを開くことにした

稼ぐだけ稼いだあと、沙都子も混ぜようとしたら、片方は園崎家の時期頭首だと言いやがった
古手に続いて、こんどは園崎じゃと?
即座に沙都子を連れて、ダチの家から逃げ出す

逃げた後、ダチの家の方に向う、黒塗りの車数台とすれ違う
すれ違った車の中に葛西のツラがあった気がする

本気でやばい。やばすぎる

園埼組の息のかかってないカプセルホテルに逃げ込む
とりあえずは始発を待って・・・
東京にでも行くか? そこまでいけば園埼組の連中も何も出来まい
金はナントカある、通帳が見つからなかったのはくやしいが、今更戻れるはずもない

ええい、なんでわしがこんな目にあうんじゃ!、わしはただ楽に生きたいだけじゃのに!!!

122:ちんぴらの日記 4/4
07/03/19 22:37:10 KlMHzniC
 6月22日
神さんはわしの味方をしてくれたらしい

問題が全て解決した
詳細はしらんが、ガス災害とやらが雛見沢で起こったらしい
しかも、それにあの葛西も巻き込まれたっていうじゃないか
古手のガキも、園埼の小娘もまとめておっちんだ

オヤシロサマ、じゃったか? に感謝せにゃあかんね~

 6月23日
沙都子の様子がおかしい
わしと違って、雛見沢にダチがおったようじゃからしょうがいないかもしれんが・・・ウザイ
メシも喰おうとしない

 6月27日
いいかげんメンドウになってきた。
だいたい、わしだって一連の騒ぎで、ダチは全滅したんじゃ、寂しいのはおまえだけじゃないわ

 7月1日
大災害の騒ぎもだいぶ落ちついてきた
沙都子も明るくなった

何がどーなったかしらんが、わしのことをにーにーと呼んで慕うようになった
最初からこういうふうに可愛げのあるとこ見せてりゃ、わしだって、
ちったー優しくしてやろうと言う気になるってもんだ

 7月7日
沙都子の興宮の学校への転入手続きが終わった
明日から学校も再開されるらしいので、それにあわせて登校させることにした
生活費も当面は困らない
被災者として登録できたんで、見舞金として結構な額が振り込まれることになった

ようやく運が向いてきたようじゃ

 7月27日
これが最後のページ。日記も今日で終わり
リナが生きてりゃ大威張で見せたんだが、まあしゃーないわな

沙都子がよく笑うようになった、わしもそれにつられて笑うようになった
下手にトラブル起こすと、見舞金が下りなくなるので、適当に回りに合わせたのがよかったらしい
新しい友人もできた、言葉遣いも少し正した、刺激は少ないが、酒は呑めるし金もある
こういう暮らしも、案外悪くないものだ


考えて見りゃ、沙都子は、あの人の子だ。兄貴には勿体無さ過ぎるほどのどえらい美人の娘だ
大きくなれば美人になるじゃろう、あと5~6年ってとこじゃろうか??

わしの未来、バラ色じゃ!

123:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:42:53 36YQFGRA
……鬱だ。
さとぅこぉー……。

124:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:43:40 1MGzyYTk
みおんw
URLリンク(2ch.pop.tc)

419 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/20(金) 11:57:18 ID:Cly0uReC
魅音の命乞いを受けて 34が山狗達を満足させたら助けてやるよ
みたいな展開になって 次々と山狗達に陵辱される部活メンバーたち
34も見てたら疼いてきてそれに混ざります
そんで、さっさと死んで幽体となってたKはそれ見てムラムラとしてきて羽入襲うの
皆幸せになって雛見沢に平和が訪れる

ドーン
ひぐらしの鳴く頃に 完

みたいなエロ同人誰か描いてください
それだけが俺の望みです

125:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:54:09 KlMHzniC
>>119-122
これは、てっぺい★のサイコロの出目全てが6だった世界の話

てっぺい★以外が不幸なのは仕様です
てっぺい★の方言がおかしいのも仕様です
てっぺい★とてっぺい☆は別人です

このあとてっぺい★は沙都子と共に仲良く平和に暮らして生きます

コノハナシハ、ハッピーエントド、デスヨ?

126:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:29:38 Q0Utsdwi
ごめん。シンプルな文章で破壊力っていう意味では凄いと思うし狙いなんだ
ろうと思うが……鬱過ぎてヘタレな俺にゃ耐えられねぇやorz
コれもアル意味GJってイうコトな野化な?毛根なコメんと死か思い羽化ばナイ。

うん、ハッピー円怒deathヨね?クケケケケケケケケケケケケ……。

127:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:31:44 tceeu/5j
素晴らしく鬱な展開にハァハァ

128:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:48:46 FCFtwp1X
でも沙都子はある意味幸せなんだな…

129:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:00:36 36YQFGRA
でも、将来的には妄想にーにーに喰われちゃって、その状態でも
幸福ワールドを維持するために新たな妄想を上書きして……。

……ジャンル「ほのぼの」にだけは登録しないでください。
それだけが俺の望みです。orz

130:ネプチューンマン
07/03/20 00:20:05 WZXSQxr+
エロネタ投下予告!
今からジャスト10分後!
貴様(>>113)のそのネタ
投下してくれる!!

131:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:26:06 ICqaYRbJ
期待していいんかな

132:ネプチューンマン
07/03/20 00:30:05 WZXSQxr+
ネタなのでエロなし、というか寸止め。
その上無駄に長文なので、面倒な人はスルーしてください。

133:ネタ
07/03/20 00:31:06 WZXSQxr+
「あれ? そうえいば圭一くん、エプロンどうしたのかな、かな」
「えっ?」

レナに言われて、間抜けな俺は今更気づく。

今日は学校で調理実習の日だった。
学校には生徒全員分のエプロンなどあるはずも無いので
調理実習には各自エプロンを用意してくるように言われていたのだ。
当然、俺も前の日からしっかり用意していた……
と言いたいところだが
朝俺を迎えに来たレナに指摘されるまですっかり忘れてしまっていた。
時間も危ういと言うのに、あわててお袋に用意してもらったのを覚えている。

調理実習なんてものはもちろん毎日あるわけじゃない。
当日使用すればそれを持って帰らなくてはいけないのだが

「あれ……? 置いて来ちまったかな」

置いて来ちまったかな、も何も、答えは分かりきっていた。
エプロンや三角巾なんかは、学校の鞄とは別の袋に入れて持ち歩く。
当然、レナの手には鞄とは別に袋がある。
思い返せば、さっき分かれた魅音も持っていたような気がする。
にもかかわらず、それに気づかずレナと別れる場所まで来てしまった俺は
間抜けとしか言いようがなかった。

134:ネタ
07/03/20 00:32:18 WZXSQxr+
「しかたねえな。取りに帰るとするよ」

めんどくさそうに呟く俺に、レナが不安げな表情を浮かべる。

「でも圭一くん、もう暗くなるよ。明日の帰りにした方がいいんじゃないかな、かな」

レナが空を眺めながら、言う。つられるように、俺も空を眺める。
今日の放課後は部活も大盛り上がりだった。
となると、自然と終わる時間もいつもより遅くなってしまうわけで。
長くなってきた初夏の太陽も落ちかけ、あたりは暗くなり始めている。
このあたりは街灯なんかも少ない。
先が見えないほどではないが
真っ暗といって差し支えないぐらいには暗くなってしまう
俺もできれば取りに行きたくはないのだが。

「でもほら、朝レナに言われて急いで用意しただろ?
 あれ、お袋のエプロンなんだよ。今から探してたら間に合わないからって。
 朝あれだけ騒がせて、持って帰るの忘れたんじゃ、さすがにお袋に悪いしなぁ……」

ぶつぶつとぼやく俺に、レナが小さく笑いかける。

「な、なんだよ」
「あははは。ううん。なんでもないの。
 ただ、圭一くんそういうところ律儀だなって思って」

俺にはレナが何を面白がっているのか良く分からなかったが
レナが嬉しそうなので、まぁ、いいか。

「それじゃあ、悪いけど急がないと暗くなっちまうからな。
 急いで行ってくる」
「一人で大丈夫? 圭一くん。レナも一緒に行ったほうがいいと思うな」
「そりゃあ、ありがたいけどさ。一緒に行くと、どうしても時間かかっちまうし。
 やっぱ俺ひとりで行くよ。なんか気遣いを無駄にしたみたいで悪いな」

やんわりと断った俺のことを、まだレナは少し不安げに見ていたが
不意にふっと笑うと、俺に背中を向けた。肩越しに声をかけてくる。

「うん、分かった。じゃあレナは帰るね。
 何かあったら、すぐに大声出さないとダメだよ」

からかうように笑うレナに、反射的に冗談で返したくなるが、やめた。
これ以上続けていたら本当に暗くなってしまう。
俺はレナをいじりたい衝動をこらえて別れを告げると
小さくため息をついて来た道を引き返し始めた。

135:ネタ
07/03/20 00:33:20 WZXSQxr+
学校に着くころには、もう辺りは真っ暗だった。
あらためて見ると、夜の真っ暗な学校というのは不気味だ。
ホラー映画や怪談話の舞台なんかによくされているのも納得できる。
意識しだすと余計不気味になる気がして
頬を軽く叩いて無駄な考えを吹き飛ばす。

そうえいばこの時間でも扉は開くだろうか。
暗い道をわざわざ引き返して、開きませんでした、では笑い話にしかならない。
扉に手をかける。開いた。
自分でもよく分からないが、暗い学校に入るというのが後ろめたくて
扉は音がしないように静かに閉めた。

上履きに履き替え、俺は真っ直ぐに教室を目指す。
部活を始める前に、袋を教室でもてあそんでいたのを覚えている。
有るとすれば、無いはずも無いが。教室で間違いない。
誰も居ない廊下では、靴を鳴らすキュッキュッという音がやけに耳障りで
俺は音に敏感になっていた。だからこそ気づいたのだろう。
どこかから、押し殺したようなくぐもった声が聞こえてくる事に。

「……っ!」

思わず悲鳴を上げそうになる。
いや、上げなかったと言うより、上げられなかったと言った方が正確だろう。
突然驚かされた時というのは、絶叫などは出来ない。
体の中に、絶叫するほどの空気が入っていないからだ。
ホラー映画の絶叫シーンなんかは、インパクトを出すためにリアリティを捨てているのだ。

そんなくだらないことを考えているうちに、頭は落ち着きを取り戻していたようだった。
心臓はうるさいほどにばくばく言っているが、それだけだ。
深呼吸して、再び耳を澄ます。声はまだ続いていた。教室からのようだ。

136:ネタ
07/03/20 00:34:20 WZXSQxr+
と、その声が聞き覚えのあるものであることに気づく。
自分のクラスメートの女の子。
ひときわ高い声で騒ぐのでよく印象に残っている。
意識して聞けばそれは間違いなくその子のもので、疑念は確信へと変わった。

だが、分からない。
こんな外も真っ暗になるような時間に、小さな女の子が一体何を?
ごくり、と喉を鳴らす。
自分の中の反響音だと分かっているが、あまりのうるささに少しばかりあせった。

あせった? どうして? 俺は忘れ物を取りに来ただけだ。なぜ焦らなくちゃならない?
分かっている。見つかるのが怖いからだ。
なぜ足音を殺す? やましいことなんて無い。
自分の中で、意味の無い自問自答を繰り返す。結局俺は、足音を殺すことを選んだ。
教室の前まで。ゆっくり、ゆっくりと。足音を鳴らさないように歩く。
ここまで来れば、もう間違いない。教室から、クラスメートの子の声がしている。
息は荒く、どこか辛そうな声だ。
再びゆっくり徒歩を進め、ようやく教室の前までたどり着く。
ドアに手をかけようとした瞬間
俺はまるで電流でも流れたかのように、慌てて手を離す。

(何やってんだ、俺)

当然電流が流れていたわけなど無い。じゃあどうして?
疑念がわいたからだ。今までこの声はうめき声かと思っていた。だが違うんじゃないか?
これ、ひょっとして

(喘ぎ声……か?)

137:ネタ
07/03/20 00:35:54 WZXSQxr+
意識した瞬間、さっきより良くその声が染み透る気がした。
見れば、まるで誘うように教室の扉は隙間を空けてる。
再び、ごくりと喉を鳴らす。
気づいてしまえば、後はもう自然だった。
俺は、まるで吸い込まれるように隙間を覗き込み……

「っ!」

まるで弾かれた様にして身をよじった。
覗いたのは一瞬。だが、その光景は一瞬にして俺の目に焼きついた!
確かに居た! 女の子が居た! 間違いなく予想と同じ子だった!
そして、そして、誰かの膝の上に乗って、股を開いていた! 全裸で!

心臓が、張り裂けそうなほど高鳴っていた。
この時にはもう、俺は欲求に対してなすすべが無かった。
食い入るように教室の中をのぞく。

俺よりもずっと小さい子が、秘裂を弄られて、悩ましい声を上げていた。
その指の主は、少女が許しを懇願するような瞳を向けているにもかかわらず
手を休める気配は無かった。
甚振る様に、焦らす様に。
どうやら少女が絶頂に達しないように、巧みに愛撫しているようだ。
わずかな反射光に照らされて見える少女の顔は、汗やら涙やらでべたべたになっていた。
よほど長い間甚振られ続けているのだろう。
暗がりで細かいところが良く分からないのが悔やまれるが……

……そういえば、この子を膝の上に乗せているのは誰だ?
弄られている子ばかり見ていたが、弄っている側が誰かを確認していなかった。
背丈から見て、間違いなく大人だ。
こんな歳が一桁か二桁かも分からない子にこんな事をするのは、犯罪じゃないのか?
俺はそれが誰なのかを確認するために、ゆっくりと視界を上に持ち上げていく。
そして顔を確認する寸前、俺は気づいた。
少女を弄ぶ、細く繊細な指。どう見ても女の指だった。
そして、この学校に出入りことが出来る人間。
どう考えても一人しか居なかった。
そして、その女は

138:ネタ
07/03/20 00:36:39 WZXSQxr+
じっとこっちを睨み付けていた。

目が、合った。

139:ネタ
07/03/20 00:37:28 WZXSQxr+
「ひっ!」

その恐ろしい形相に圧され、俺は情けない悲鳴を上げて、ぺたりとしりもちをついた。
その女はじっと、おそらくずっと、俺が気づいていないだけでずっと!
こっちを睨んでいた!
あの女は! いや、もうあの女なんて言い方はよせ圭一!
よく知ってる人だろ! 認めたくないのは分かるがちゃんと認識しろ!
あの人は、あの人は……!

「知恵……先生?」

名前を口にした途端、全身の毛穴が開き、どうしようもない恐怖感が襲ってくるのが分かった。
あの世にも恐ろしい形相が忘れられない。怒っていた。じっと見ていた俺に怒りを感じていた!
俺は、あんな恐ろしい人の見てはいけないものを見てしまった! 気づかれた!

「う……うぅ……!!」

何も悪いことはしていないはずなのに、なぜ俺はこんなに恐れているんだ?
分かりきってる! 恐ろしいからだ! 先生が! だってあんな顔するなんて知らなかった!
あんなに怖い人だなんて知らなかった!!
ちょっと抜けてるけどしっかりした人じゃなかったのか!?
俺の勘違い……
あんな小さな女の子をもてあそんでいた! 俺を……俺を……

いや、本当に見られたのか? この暗がりで、わずかな隙間からのぞいている俺を?
ありえない。偶然目があったように見えたのかもしれない。
暗がりでそう錯覚したのかもしれない。いや、この暗さではそっちの方がよっぽど現実的だ。
そうさ、気づかれているはずが無い。

分かるはずも無い答えを求めて必死に考えをめぐらせているその時
こちらへ向かってくる足音に気づいた。
足音は二つ。俺がおびえている間に済ませることは済ましたらしい。
情けないことに脚が言うことを聞かなくなった俺は
這うようにして物陰に隠れた。

140:ネタ
07/03/20 00:39:17 WZXSQxr+
会話が聞こえる。
よく聞き取れないが、先生があの子をなじっているのが聞こえた。
断片的に聞こえるのは、家畜、変態、下らない玩具、等
とても好意的に解釈できる言葉ではなかった
やがてそれにも飽きたのか、ようやく人の歩く音が聞こえだす。

それは近づいて、近づいて

そして離れていった。
探し出されて何かをされるようなことは無かった。

「は、はぁ~~~~!!」

ようやく開放された安堵に、体の中の腐った空気を全て吐き出す。
足音はもう消えた。もうおびえることは無い。
さっさとエプロンを持って、家に帰ろう。
もう結構な時間のはずだ。急ごう。はやく帰りたい。
その帰りたいという一念に推されて、俺は妙に疲れてしまった体に活を入れる。
この異常な時間ともおさらばだ。あと一息で、今日一日も終わる……

が、立ち上がろうとした瞬間、頭の中に妙な引っ掛かりがあるのに気づく。
何か、何かがおかしい。
おかしいことだらけの、夢の中のように現実感の無い時間だったが
その中でも引っかかってどうしようもないこと。
気づかなければ良いのに、愚かな俺は気づいてしまった。
二人分の足音が聞こえてきて、俺は隠れて、その後しばらくして足音は遠ざかっていた……

一人分だけ。

俺は気づいていなかった。ずっと下を向いていたせいだろう。
俺を見下ろしている影が、いつの間にかそこにあったことを
俺は気づいていなかった。

141:ネタ
07/03/20 00:40:37 WZXSQxr+
その影の足が、まず視界に入った。
分かりきっているその人物の顔を確認するために、ゆっくりと上を見上げる。
足、脛、腿、腰、そこで、俺の首の動きは完全に止まった。
ある一点から、完全に目が離せなくなった。
だらりとぶら下げられている、その手の中にあるもの。
それから目が離せなくなっていた。
肉厚の、包丁だった。

「前原君」

そのあまりにも聞きなれた声で自分の名前を呼ばれて
自分でもおかしいほど、体がびくりと反応した。
もうどうしようもない。
返事をしようとするが、口の中がカラカラな上、喉が引きつった様になって声が出せない。

「ぁ……ぁ……」

必死で言い訳をしようと声をひねり出すが
完全に裏返った上に、意味を成さない声しか出なかった。

その影が、ゆっくりと、ゆらめいて

ガッ!

耳のすぐそばで。いや、耳のすぐそばの壁で、強烈な音。
恐る恐る音のした地点を確認すると
その壁からは、先ほどの肉厚の包丁が生えていた。
生えていた? 違う! ほ、ほ包丁が! 突き立てられてる! 俺のすぐそばに!!

142:ネタ
07/03/20 00:42:03 WZXSQxr+
「前原、君」

ゴム仕掛けのおもちゃのように、まるで弾かれたように前に顔を向ける。
少しでも不快にさせちゃいけない。呼ばれたら、すぐ聞ける体制にしなければ。
訳の分からない義務感が、俺を支配していた。
そこには、息の届きそうなほど近くに、笑顔の知恵先生の顔が有った。
恐ろしい笑顔だった。恐ろしい以外の言葉が見つからなかった。

「見ましたか?」
「な、なにを、です、か……」

反射的に聞き返してしまう。
馬鹿かよ圭一! もう完全に気づかれてる!
分かりきったこと聞き返して不快にさせてどうするよ!?
謝れ、謝らないと……!

「ぁ……ぅ……」

だが、まるでさっき馬鹿なことを聞き返してしまった口とは
別のものになってしまったように、何の言葉も出ようとはしなかった。

「聞きたいんですか? じゃあ、言います。前原君。
 さっき。私が。生徒と。まだ小さな女の子と。セックスしているのを。見ましたか」

143:ネタ
07/03/20 00:43:32 WZXSQxr+
あまりにも真っ直ぐすぎる最低の言葉に、意識が飛びかける。
今、こいつはなんていった? セックスしているのをみたか?
さっき目があったのを忘れたのか? 見ていないとでも思ってるのか!?
いや、違う。先生はこんなにも分かりやすく言っているじゃないか。
全て、忘れろ。いや、見なかったことにしろ。いや、無かったことにしろって。

俺は最初から見たかったわけじゃない!
俺が忘れ物を取に来た時に、あんなことをしているのが悪いんじゃないか!
そうさ、俺は無関係。絶対誰にも喋らない!
言うぞ……言うぞ……言って開放してもらうんだ!

「お、ぉお俺は何も見てません! 忘れ物、忘れ物を取りに来て、それで……
 ち、違う! そうじゃなくて……と、とにかく見てません!
 誰にも、絶対に言いません! 本当です! 喋りません! い、言わない! 言わない!」

必死でぶちまける。ひたすらぶちまける。
だが、ようやく言葉に出来た俺の必死の弁解を妨げるように
先生が俺の口元に手をかざす。
その表情は、笑ってはいたが、明らかに苛立っている表情だった。
つまり、俺の弁解は裏目に出てるって事で……

「言いません! 絶対! そもそも見たかったわけじゃない!
 偶然! 言う理由もないし! おれ、絶対言いません! だから……」

「前原君」

先生がぴしゃりと俺の言葉をさえぎる。
その顔には、もう隠そうともしない「不快」が張り付いていた。

「さっきから、本当にペラペラペラペラペラペラペラペラ。よく喋ることですね。
 そんな人が「言わない」なんていっても、先生安心できません」
「あっ……!!」

144:ネタ
07/03/20 00:44:46 WZXSQxr+
今更自分の口を押さえる。
最悪だ。
口外しないことを信じてもらわなきゃいけないのに、俺は何をやってるんだ……!
どんどん恐怖に歪んで行く俺とは対照的に、先生の表情はどんどん冷めていく。
やがて無表情になると、ため息をつきながら言った。

「いいですよ、もう。見ちゃったものはしょうがないですからね」

それは、あまりにも予想外の言葉。
仕方ないから、もういいって?
その言葉に、嘘はないようだった。

「じゃ、じゃあ……見逃して……」
「駄目です」

一瞬抱いた淡い期待も、あっさりと裏切られる。
先生は諦めた。見逃してもくれない。じゃあ、どうする?
決まっているじゃないか。先生が手に持っているものは何だ?
じゃあ、やっぱり、先生は俺を……!?

「前原君はおしゃべりですからね」

やる気……なのか?

「だから、前原君には喋れなくなってもらいます」

俺を……殺……

「うわああああああ!!」

145:ネタ
07/03/20 00:45:58 WZXSQxr+
叫んだ。内臓が全部口から飛び出してしまいそうなほどに、叫んだ。
もうやるしかない。毎日顔をあわせなきゃいけないんだ。
今逃げたって無駄だ。やるしかない!
俺は先生の包丁を奪い取ろうと手を伸ばす。
所詮女だ。もみ合いになれば俺の方が……
そう思った。
次の瞬間、俺の体はうつぶせにたたきつけられていた。

「ごふっ!」

訳の分からないうちに視界が廻って
胸と腹をしたたかに硬いタイルに打ち付けた。打ち付けられた。
体の中の空気が搾り出されて、漫画のような悲鳴を上げる。
抵抗しようにも、体が引きつって動かない。
それ以前に、女どころか、人間とは思えない力で押さえつけられて
抵抗すらさせてもらえそうに無い。

「ぁ……ぁ……ぅ……」

目を見開き、金魚のように口をパクパクさせて酸素を取り込もうとする。
だが、いくらでもあるはずの空気は、完全に不足している俺の体に入ってはこなかった。

「別に、死なせたりしませんよ」

耳元で、誰かがささやく。
誰か? 知恵先生に決まっているじゃないか。
答えようにも、息さえ出来ない。
だが、先生は聞かせたいだけのようだ。俺のことなど気にせず、続けてくる。

146:ネタ
07/03/20 00:49:03 WZXSQxr+
「先生はね、もう隠しませんけど、ちっちゃい女の子が大好きなんです。
 女の子を見ると、虐めたくて、辱めたくて、どうしようもなくなってしまうんです。
 だからね、少しずつ追い詰めて、追い詰めて。
 逃げられなくなったら、徹底的に虐めて、虐めて、おもちゃにしてるんですよ」

先生は、自分自身の言葉に陶酔しているようだった。
それは吐き気のする様な最低の言葉だったが、今の俺には言葉一つ返せそうに無い。
見えるはずの無い死角にある、先生のあの恐ろしい笑顔が見えたような気がした。

「前原君は男の子だけれど、先生、いつか虐めてあげたいなって思ってたんですよ。
 だから、さっき見られたときにもちょうどいい機会だと思ったんです。
 男の子の前原君を、女の子のように虐めるチャンスだなぁって。
 二度と男の子としてセックスできないように、調教してあげたいなって
 死なせたりしませんよ。でも、死ぬほど酷い目に合わされたら
 喋りたいだなんて心の底から思わなる。そう思いませんか?」
「あ……ぅ……」

ようやく呼吸が戻ってきたにもかかわらず
今度は恐怖で呼吸が出来なくなりそうだった。
先生と俺の体の接している部分から、体が凍りつくような恐怖。
それがじわじわと全身に広がりつつあった。

「前原君。今日前原君は、学校に忘れ物を取りに来て
 疲れて一息ついているうちに寝てしまいました。
 なので、私が保健室に運んで寝かせておきました。
 ご自宅には先生が電話しておきました。
 あんまり良く寝ているので、起きたらお家へ送ります。
 いえ、先生は今日は遅くまで学校に居るので心配要りません」

そこまで一気に喋ると、万力のような力で俺の腕を締め上げ
包丁の腹を頬に押し付けながら、腹の底まで響くような声で、言った。

「いいですね」

俺には、選択肢などありはしなかった。

147:ネタ
07/03/20 00:51:12 WZXSQxr+
以上です。
あくまでネタですんで
細かい間違いとか大きな間違いとか致命的な(ry
とかスルーしてもらえると助かります

148:ネタ
07/03/20 00:52:54 WZXSQxr+
×喋りたいだなんて心の底から思わなる
○喋りたいだなんて心の底から思わなくなる
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ry

149:名無しさん@ピンキー
07/03/20 00:57:31 faAuNfGE
知恵先生こえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

150:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:05:17 apdLS1xW
>>133-147リクエストしといて何だけど知恵先生最高だ。テラモエス
流石は致死性の毒ガス吸っても死なないどころか顔色一つ変えなさそうな先生だな

151:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:41:04 kBCDUylq
これをSSにしたらカオスになりそうだw

687 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] :2007/03/20(火) 01:28:35 ID:42lFR2lf
高野式呼吸法を続けて僕も彼女が出来ました!
今では月収一千万で彼女と終末はいつも遊びにいっています。
教えてくれた高野先生にホント感謝しています。
ホント、知らない人は損しますよマジで。

152: ◆Virgobc36M
07/03/20 11:38:17 r5BjnyI1
カサマツhajime11381にサトコゥー後半パートその1をうpしたよー。

153:名無しさん@ピンキー
07/03/20 11:45:45 r5BjnyI1
うわ、メル欄がなんか文字化けしてるしorz

パスはsatoな。
ついでに、wikiにもアップしてみた。

154:名無しさん@ピンキー
07/03/20 13:53:25 5KBpS83/
>>152-153
GJ!続きwktkしてるぜ!
最後に番外編というか別サイドでサトシオンを書いてくれると更にワッフル

155:名無しさん@ピンキー
07/03/20 14:49:57 2vomJ6co
>>133-147
もはやホラー小説じゃねえか!!
知恵先生怖すぎにも程がある・・・・でもGJですた!

156:名無しさん@ピンキー
07/03/20 15:54:26 mh7QWDzc
【ひぐらし】古手梨花スレ4【みぃ~♪】
スレリンク(anichara2板)

809 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/17(土) 13:36:44 ID:NtpgEZe2
親戚の子みてて思ったんだけど
梨花ちゃまお行儀とか凄いいいけど、ハンバーガー食べるのとか下手だったら萌える
「みぃ・・食べずづらいのです」
んで口の周りに付いたマヨネーズを指ですくってなめる沙都子

842 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/18(日) 13:41:26 ID:2zIyVzSR
>>809 遅レスだがSS考えてみた

「遅れて悪ぃー」
「全くだよ、圭ちゃんの優雅なお出かけの間おじさん達は寒空の下駆けずり回ってたんだから、
 罰ゲームの一つや二つや八つは覚悟して貰わないとねー!」
「おお? そんな事言う魅音にゃあ土産は不要かー?」
前原圭一は特徴的なデザインの紙袋を掲げる。
「わぁ、マクドナルドー」
昭和58年、すなわち1983年当時、マクドナルドは設立12年である。
ハンバーガーの価格は右肩上がりを続けており、
デフレーションによって落ち着いた現代からは想像もつかないことに、何と1つ180円する。
田舎の子供の口には入り難い。
「種類も色々揃えてきたぜー?」
ほれほれ、と圭一は魅音の前で紙袋を振る。
ザラザラとポテトがぶつかりあい、油の香ばしさが辺りに漂う。
「むぅぅ……」

「みー……(ど、どうしようどうしよう!? 圭一のバカ、100年間1度もそんなもの買ってこないでおいて
 いきなりぶっつけ本番で食べろっていうの!?
 食べ方知らないなんていったら絶対魅音に弄られる!!)」
圭一と魅音がじゃれあっている一方で、梨花は激しく懊悩していた。
「ど、どういたしましょう梨花!?
 ここは圭一さん達が食べるのを見てから……?」
仲間がいた。

後日談。
「いただきますなのです」
「あー……梨花ちゃん、ここではナイフとフォークでね」
「ええええ!?(それならなんだってこんな高そうな店でハンバーガーがオススメなんて言うのよ赤坂の馬鹿!)」

157:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:42:55 JRDXwz9R
部活メンバーの言動が基本的に時代背景無視してるからたまに当時の状況踏まえたSSがくると逆に新鮮・・・っていうか和むw

158:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:53:39 faAuNfGE
和んだけどレナの姿が見当たらないのは何故でしょうかね

159:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:56:25 5KBpS83/
レナはキレるかお持ち帰りモードくらいしかやることなくなったからな

160:名無しさん@ピンキー
07/03/20 17:58:11 ebRRFpqq
>>159
てめーは俺を怒らせた

161:名無しさん@ピンキー
07/03/20 18:37:17 GdXVp0qd
>「わぁ、マクドナルドー」

これレナのセリフじゃないの?

162:名無しさん@ピンキー
07/03/20 20:05:35 os92/kau
どS知恵先生ネタの人、GJ!
具体行為まで行かなくても、十分エロい。

163:名無しさん@ピンキー
07/03/20 20:18:20 y07t17zg
ここで華麗に亀田×ショートケーキを希望

164: ◆DzyKP0eLn6
07/03/20 20:49:26 GW6cjSn2
沙都子は、必死に舐め取っていた。
「じゅ……んむ、にーにー、これ、舐めても舐めても先っちょからあふれ出てきまふわぁ」
悟史は苦悶の顔を浮かべながら、息を切らしている。
「はぁ、はぁ、おいしいかい……はぁ、沙都子……」
「おいひいでふわ……にーにー」
沙都子はいままで咥えていたものを、
急に握り締める。
「あふっ!」
沙都子が舐めていた先から、白濁した液が飛び出た。
「沙都子……勿体無いから……こぼさず飲むんだよ?」
息を切らしていた悟史は、
やっと落ち着いたのか、前かがみの姿勢をやめた。

「まだ残ってますわ」
ちゅるちゅると沙都子は、先端の穴から口をすぼめて

(続きを読むにはぶろっこりとかりふらわの違いを教えてくださいませ)

165:名無しさん@ピンキー
07/03/20 20:54:05 faAuNfGE
『亀田ハード2 』

デコレーションのため厨房に向かうスポンジケーキ。
だが、それは亀田の巧妙な罠だった。

「少女の純潔は俺に汚される為に築いてきたんだよなぁ!」
「いつものチョコレートがあれば…こんなニキビ野球馬鹿なんかに…!」
「よかったじゃないか カカオ不足の店のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「おい、イチゴと生クリームを召集しろ。みんなで気持ちよくしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「福岡産のあまおうゲットだぜ!甘くてうまいぜッ!」
(まずい…!スポンジな砂糖の代わりに餡子を入れたのを悟られたら…!)
「雪印の生クリームを拝見してもいいよなぁ!?」
「こんな奴に…くやしい…! でも…おいしそう!」(ビクッビクッ
「おっと、ロウソクに当たってしまったようだ。甘い痺れがいつまでもとれない様だなぁッ!」

166:名無しさん@ピンキー
07/03/20 20:56:45 os92/kau
>>164
……「何か」シリーズの気配を感じる。
食物オチじゃあるまいな?
信じるからな!?

<違い>
ぶろっこり:クリーム色で、いぼいぼした深海魚。煮付けると美味。
かりふらわ:緑色の果物。酸味が強いので、ジャムなどに加工する。

167:名無しさん@ピンキー
07/03/20 21:18:14 lRRpX25M
カルピス味のチューペットだと予想。

168:名無しさん@ピンキー
07/03/20 21:43:38 ckLbPaet
>>163
ほったらかしにしてたネタでちょうどいいのがあった。
>164の続きの後、題名が思い付いたら投下する。

>>164
ぶろっこり:ワッフルワッフルワッフルワッフルワッフルワッフル
かりふらわ:わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる

169:名無しさん@ピンキー
07/03/20 21:46:53 os92/kau
あ、そういえば、こんな状況下で落ちたっきりの鷹野×入江の人はどこへ?
ひっそり期待してたんだけど……orz

170:名無しさん@ピンキー
07/03/20 21:49:49 0FXHOQMW
それに加えて夜犯し編も寸止め…あぅあぅあぅ

171:名無しさん@ピンキー
07/03/20 22:19:47 JRDXwz9R
たとえ「何か」シリーズであっても全力でwktkするのが俺クオリティ
信じてるぞ!?

ぶろっこり:魚の煮汁を寒気で固めたもの。お年より向け。
かりふらわ:梨花ちゃまが裏山で育ててる花。赤坂向け。


ところで>>163のIDが07なのだが

172:雛後
07/03/20 22:30:03 pkppB4Od
何スレかぶりにこんにちは。

澪尽くしの圭梨の破壊力に惹かれてきて落ちてきた奈落の子です。

それは七月の午後のひと時、クラス全体での部活の時間。
今日も死屍累々の屍が築かれていた。
その惨劇は口にするのもおぞましい。

ある物は猫耳!首輪!尻尾!三点セットを完全装備をしているひとから
どこぞの変態のように布を頭に載せているような姿もいる。
そしてその皆が、次なる獲物を求めて怨嗟の声を上げている…。

そして。また一人。生贄が…。

「よし!これであっがりぃ!罰ゲームは梨花ちゃんだね」
レナの明るい声が響く。
梨花ちゃんはといえば少し青ざめているように見える。
無理も無い。俺だってそうだ。
この屍の群れを見てしまったら。
下級生は懲りるということを知らないのか相変わらず過激な内容を書き込んでいる。
ほとんどは自爆に近いだろう。
梨花ちゃんはやや震える手で手をくじの中に入れてがさごそと漁り、くじが現れる。

かさ、と音を立てて手の中のくじが開かれる。
『好きな人に口付けをする』



…とこんな感じで続けてほしい人はいるでしょうか?

173:名無しさん@ピンキー
07/03/20 22:47:12 oVwGCBJB
わっふるわっふる

174:真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6
07/03/20 23:15:15 pdlHvZHg
>>167
ひ、人様の思考を読むなんてずるいですわー!



先端の穴から口をすぼめて中身を全て吸い取った。
「にーにー、これ、なんていいますの?」
「棒アイス……だって」

本当は、駄菓子屋でも表示がなかったから、
なんていうのかは、悟史は分からなかった。
他のアイスに比べてずいぶん安かったし、
何より二つに分けて食べられるから選んだ。
悟史の手は、自然と沙都子のほうに少し多い方……
ビニールチューブの絞りがついてある方を差し出していた。

175:真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6
07/03/20 23:16:00 pdlHvZHg

漠然とした不安の中、沙都子は目覚めた。
何か、大好きなものがあって、
それがなくなるような夢だったように思う。
少し胸がどきどきした。
沙都子は胸に手を当てる。

どきどき、どきどき。

確かに生きている証だった。
だから、何か分からないものが怖くて、怖くて。
沙都子は、横で眠る梨花の手を必死に握り締めていた。

「痛いのです……沙都子……くぁぁぁあ」
梨花が大きなあくびをする。
田舎の夜だから、そのかわいらしい音でさえよく響いた。
「ご、ごめんなさい、梨花……」
「どうかしましたですか?」
梨花が眠そうな目で沙都子を見つめる。
しかし、その瞳を、沙都子は受け止めなかった。
「夜が怖いですか?」
「……昔の夢を見ましたの」

176:真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6
07/03/20 23:16:48 pdlHvZHg

漠然とした記憶ではなかった。
それは、確かにあった記憶。
優しかった兄の、優しい記憶。
「棒のアイスがあるでしょう?
ほら……あの二十円ぐらいで売ってるやつですわ」
「ありますね」
「それを……にーにーが溶けない様にって、
わざわざ走って買ってきてくれたんですの……
お使いの時に、少しずつおつりを誤魔化したお金ですわ」

きゅっと、また梨花の手が絞られる。
今度の梨花は、それを受け止めた。
だから、沙都子も私の瞳を受け止めて、
そう言いたかったのだろう。
「そうですか……沙都子、かわいそかわいそなのです」
梨花は転がって沙都子と密着する。
そのまま手を回し、ぽんぽんと背中を軽く叩いてやった。

「ねーむれー、ねーむれー、なのです」
子守唄を歌ってやる梨花……が、
もう片方の空いた手は、沙都子のわき腹をくすぐっていた。
「きゃはは、くすぐったいですわ、梨花!」
「やりましたですね、沙都子!
沙都子の弱いところは把握してますです!」
「あふっ! り、梨花、そこはやめてくださいませ!
そこはやめてくださいませ!」

177:真夜中の抱擁 ◆DzyKP0eLn6
07/03/20 23:17:41 pdlHvZHg
夜中にじゃれあった二人は、
汗をかきながら、ぐったりとするまではしゃいだ。
「り、梨花……お胸をさするなんて酷いですわ」
「沙都子こそ……ボクのお尻をつねるなんて酷いのです」
そうして二人で、また笑う。

梨花は知っていた。
「今回」は……鉄平が来るのだ。
せめて自分の所にいる間ぐらい、
精一杯沙都子を愛したかった。

「梨花、ありがとうございます」
「どういたしまして、なのです」
そう言って、二人は手を繋ぐ。
二人の手は、明朝まで離れることはなかった。

真夜中の抱擁 ―完―
―皆殺し編へ続く―

178: ◆DzyKP0eLn6
07/03/20 23:21:22 pdlHvZHg
沙都子の日に出せなかったリベンジで、
軽くいってみました。
ある意味期待通りだったかな?w

最初に予定してたやつは、
祟編圭一×沙都子の「火垂るの墓」だったのですが、
途中で進まなくなったのでやめました。
やっぱり二次創作は軽くいくほうが楽しいですね。

179:名無しさん@ピンキー
07/03/20 23:21:30 os92/kau
やっぱり食料オチかよ! ちくしょう!

……と思ったけど、梨×沙に萌えたから全然OK、GJ。

180:名無しさん@ピンキー
07/03/20 23:43:22 +G8yEuim
アフターストーリー的な話でオリキャラも出るものを構想してるんだけど需要あるかな?
できるだけオナニー臭をとろうとは思うんだけど、嫌がる人もいると思うので確認で聞いてみる

181:名無しさん@ピンキー
07/03/20 23:43:56 f1xnwcXe
>>149 >>150 >>155 >>162
トンクス。突貫工事のわりに反応良くて安心した。
気が向いたら、今度はエロ成分含有のネタでも持ってくるよ

182:名無しさん@ピンキー
07/03/20 23:59:10 GdXVp0qd
>>180
個人的にオリキャラはアウト
ここは公式作家が降臨するほど開けてるスレだけど雛物ではないんだし

183:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:06:32 zTzqtUMj
オリキャラは程度にも寄るとは思うが…
あくまでメインではないなら問題はそれほど大きくないんじゃないか

184:180
07/03/21 00:08:16 1ZmxYI1k
うぃ、了解wwww
まあ、お騒がせすまんね、よいお年をwww

185:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:14:29 Ja5/hwi7
>>183
そりゃね
例えば「優勝者に天国を」で出てきたヘルスを経営する魅音のおじさんもオリキャラと言えばオリキャラだし

ただ前もって「オリキャラ出ます」って言ってる辺りメインの連中と深く関わるのでは?
しかもここはエロパロ板なんだから、それこそやる事はやるんじゃ?

ちなみに>>180はどんな感じのオリキャラ出すの?

186:180
07/03/21 00:31:40 1ZmxYI1k
ん?
舞台は平成19年の雛見沢、オリキャラは赤坂の子供(第二子で男)の予定だったんだが

187:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:36:13 yU4J5QEs
よしこい

188:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:43:17 Ja5/hwi7
現代ものか
>>183の言うとおりメインじゃないなければ・・・しかし赤坂子×梨花とかいう展開もありか???
正直俺だけじゃ判断できないね

でも安心したw
雛物の発掘に行く身だからオリキャラという言葉を聴くとどうしても
「賢二」やら「如月」とかの系統と思ってしまって

疑って悪かったよ

189:180
07/03/21 00:47:56 1ZmxYI1k
・・・・書きかけたの全部消しちまった件
また後日にでも投下するよwww

190:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:48:28 K1YNy8MF
>>186
それ、オリキャラは彼一人だけなんだよね?
人妻となった梨花の家で下宿する赤坂の息子が、梨花に欲情してハァハァ
みたいなのなら……許容出来る気がする。
オリキャラならクララ☆もある意味そうだしなぁ……。
つか、言われるまで俺、オリキャラ出した意識無かったよ。

それはともかく、この話題が終わったら、K・亀田×ショートケーキのネタ
を投下させてもらいますです。

191:名無しさん@ピンキー
07/03/21 00:57:03 Ja5/hwi7
>>189
うお・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさいry)
マジ軽率でした

>>190
クララ☆は女体化だから別ジャンルだと思うけどね
オリキャラも種類と役割で随分違う印象受けるからなぁ

しかしK・亀田×ショートケーキのネタとはまた恐ろしいw

192: ◆Jx7kndDbOU
07/03/21 01:06:24 K1YNy8MF
いや、そんなに期待するような出来でもないよ?これ?
このネタかなり長い間放置プレイだったし……。

ともあれ、なんかこの話題も終わってたみたいだね。
んじゃ、いかせてもらいます。

193:甘いメイド達との宴 ◆Jx7kndDbOU
07/03/21 01:08:31 K1YNy8MF
エンジェルモートの一角。
俺、前原圭一ことKと、先ほどソウルブラザーの契りを交わした亀田君がそこにいた。
「K。ショートケーキです。……彼女をどうしてやりましょうか?」
俺達の前にそれぞれ彼女達が運ばれ、その身を案じてふるふると震えていた。
ささやかな装飾でありながら、それでいて清楚な美しさを兼ね備えた……そんなメイドを思わせる彼女達。
「くっくっくっ。…………決まっているだろう?」
俺は邪悪な笑みを浮かべた。
「……と、いいますと?」
ゆっくりと、その答えを言ってやる。
「…………眺めるんだよ…………」
「そ……そんな。それだけですか? K」
ふっ と軽く息を吐く。
「甘い。……甘いぞ亀田君。いきなり行為に走ってどうする? まずは彼女達を目で楽しむんだよ。ねっとりと……そしてじっとりとな……。君には分からないか? 彼女達が俺達の視線に恥ずかしがるその姿が……」
「いえ、分かります。……すいません。先走りすぎました」
「そう。……これはわびさびの問題なのだよ。ときには焦らすことも大切だ」
ふ……ふふふふふふふっ
そう、俺達には見えている。彼女達が羞恥に悶えるその姿が。
その姿を堪能し、俺はフォークを手にした。亀田君もそれに倣う。
そして、縁で彼女らをで優しく愛撫する。
ああっ いやっ いやいや……お願いですからそんなことしないで下さい。そんなところ触らないで下さい。
少しだけクリームをすくい取り、口へと運ぶ。
「ふふふっ。……見ろよ亀田君。彼女のこれを……こんなに甘くなってるぜ?」
「まったくです。見た目からは到底信じられませんね」
いや……やめて、そんなこと言わないで。お願いですから……。
「これなら、あっちの方も期待できそうだな……。亀田君」
「そうですね。K」
互いに頷く俺達。
まさか……そんな……それだけは、それだけはお許し下さい。
苺だけは勘弁して下さい。お願いします。

194:甘いメイド達との宴 ◆Jx7kndDbOU
07/03/21 01:10:33 K1YNy8MF
ざくっ
俺達は躊躇無く彼女らの苺を貫いた。
…………ああっ そんな……ひどい……苺はやめてって言ったのに……。
しかし俺達はそんな彼女らの泣き声には耳を貸さず、苺を口へと運んだ。
そして、真っ赤に熟れた苺を軽く舐める。
「いい舌触りだ。まったく、想像以上の味わいだよお前達は」
「そう、こんなに熟れた苺だ……正直言って持て余していたんじゃないのか?」
そんな……そんなことはありません。私達は決してそんな……ああっ。
じゅくっ
苺に歯をたて、咀嚼する。
「へぇ……ならここまで甘くしたたるこの蜜はどう説明するのかな? どんどん溢れて止まらなくなってるぞ?」
「そうそう。それに、そんな格好になって言っても、なんの説得力も無いんだよ」
俺と亀田君はそう言いながらあらためて彼女らを眺める。
そ……そんな…………それはご主人様達が無理矢理……。止めて下さい。くぼみを見ないで下さい。そんな……恥ずかしいですから……どうかお願いします。
そんな……いやっ……フォークで……フォークでくぼみを掻き回さないでっ。拡がってしまいますからっ……。く……うぅん。ダメ……ダメです。
「くっくっくっ……そんなこと言ってもだ。お前のここは既にこんなにもとろけ、ほぐれているぞ? 体は正直だなあ? へっへっへっ」
あうんっ……くっ……あぅあぅ。
「そしてさらにっ!!」
俺達の瞳が妖しく輝く。
え……ええっ? そ……そんなっ!? ひっ……。
しかし容赦なく俺達はフォークを構え……。
いやあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
ぱっくりと開いたくぼみにフォークを突き刺し、そしてその柔らかいボディにずぶずぶと埋め込んでいく……。
あ……あああっ……うっ……ううっ。お願いします……もう……嫌、もうこれ以上は……ゆる……して……下さい。

195:甘いメイド達との宴 ◆Jx7kndDbOU
07/03/21 01:13:51 K1YNy8MF
「ふっ 馬鹿言え。まだまだこれからだぜ?」
「そうそう。ここまできて止めることなんて出来ないっすよ?」
そう言って俺達はぐりぐりと彼女達の中を掻き回し、その肢体を口へと運び、思うさま味わっていく。
ひっ……ううっ……うっ…………うううっ。くうっんっ はうっ あああうううんっ
俺達の舌の上で、俺達の唾液にまみれ、彼女らは甘い刺激を伝えてくる。
きめ細やかで滑らかなそのスポンジは、期待を裏切ることなく美味であった。
彼女らを味わうたびに、俺達の脳も痺れ、熱く融けていく。
「ふはははははははっ。どうだ? 嬉しいだろう? 遠慮せずに正直に言ってもいいんだぜ?」
「くっくっくっ。もっとも、今さら否定なんか出来ないだろうがなぁ」
はい。……ひうっ。あっ……私……た……ちを……くっ……うううんっ。はふぅっ! あんっ! あああんっ!!
「ほらほらどうした? 早く言わないと、俺達はずっとこのままだぞ?」
「まあ、それでもいいっていうなら。俺達も構わないがなあ?」
ここで焦らすようにフォークで突くと、そこが彼女らの限界だった
食べてっ!! 私達を食べて下さいっ!! 私達を滅茶苦茶にしてえええぇぇぇっ!!
俺と亀田君はにやりと笑みを浮かべた。
「堕ちた……な」
「堕ちましたね。K」
なら、お望みのものをくれてやるっ!!
あっ ああああああっ!! はげ……しいっ!! 凄いっ! 凄すぎですぅっ! あふうっんっ うんっ!
欲望の赴くままに俺達は彼女らを貫き、しゃぶり、弄び、貪り……休み無く、そして余すところ無く彼女らを味わっていく……。
やがて、俺達の快感も限界に近付き……。
はっあああああああああああぁぁぁぁぁぁううううぅぅぅぅんんんっ!!
彼女達は「昇天」した。

しばしの間、俺達は余韻に浸り、天井を見上げていた。
「最高だったな、彼女達」
「ええ、最高でしたね。K」
はぁ と俺達は幸せな息を吐いた。
どちらともなく呟く。
『ごちそうさま』

―END―

196:名無しさん@ピンキー
07/03/21 01:15:23 yU4J5QEs
リアルでこんなヤツラがいたら引くよなwwww
GJ。それと>>195のIDがK1である件

197:名無しさん@ピンキー
07/03/21 01:16:22 1ZmxYI1k
あえてこの言葉で賛辞を送る。
>>195
きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

198: ◆Jx7kndDbOU
07/03/21 01:20:37 K1YNy8MF
公式とかアンソロにも既に似たネタあるけど、
気にしないでくれると有り難いです。

それはともかく、もしお菓子を女の子に喩えるなら
パフェ:ゴージャスなお嬢様 or お姫様
レモンタルト:ボーイッシュなツンデレ
シュークリーム:スポーティな元気娘
白玉:無垢なロリっ娘
コーヒーゼリー:眼鏡な委員長 or 図書委員
葛切り:クールビューティ
だと自分は思います。
さすがに、あんなこと考えながら食べやしないけどね?
そりゃ少しは、自分が書いたショートケーキに興奮しちまったけどさ。orz

199:名無しさん@ピンキー
07/03/21 01:33:10 Ja5/hwi7
これはまた凄まじい作品だwww
GJ!

早速更新します

200:名無しさん@ピンキー
07/03/21 01:44:05 TE3+OZFG
俺が適当に書いた>>165との差が激しすぎる
これはいままでにないほどの神だわW

201:名無しさん@ピンキー
07/03/21 03:40:40 gyxQpMvF
うはっこれは気色悪い男どもなのです。にぱー

202:名無しさん@ピンキー
07/03/21 03:57:16 DP0iTgNX
翌日、部活メンバー全員に無視されるK。

203:名無しさん@ピンキー
07/03/21 07:17:17 OKbNSRZV
某スレに投下した物ですが、こちらにも。
>>78の前後で圭魅前提のレナ魅(べろちゅまで)です。
スペースお借りします。

204:練習
07/03/21 07:22:27 OKbNSRZV
レナの手が、魅音の柔らかい胸に触れた。
赤くなってうろたえる魅音に、レナは笑い手を離し。
軽くふざけて緊張が解れた所で。
「じゃあ、しよっか?」
「あ、う、うん……っ」
レナの顔が近付いて、魅音は咄嗟に強く目を瞑る。
その初々しく可愛い反応に、レナはくすりと声に出さずに笑う。
……。
軽く、柔らかい物が唇に触れた。顔が知らずに赤くなる。
「魅ぃちゃん、柔らかい……」
顔を離して陶酔するように、レナが呟いた。
「……レ、レナぁ~……!」
感想を口にするレナに、魅音は羞恥のあまり涙目になる。
「じゃあ次。口を開けて舌、出してくれるかな、かな?」
「え、えええ!?」
「魅ぃちゃん、れんしゅー」
「う、ぅぅぅ……」
助けを求めるように、魅音が小さく唸りながら潤んだ目でレナを見る。
あは。魅ぃちゃんすっごくかぁいい……ああ、詩ぃちゃんが魅ぃちゃんをいじる気持ち、分かるなぁ。
「レナも上手じゃないけど頑張るから、魅ぃちゃんも……」
レナの紅潮した頬。そうだ、こんな無茶なお願いをしたのは、自分の方だ。
「……ぅ、が、頑張る……」

>>78

205:練習
07/03/21 07:24:55 OKbNSRZV
レナの舌がゆっくりと唇を舐め。
魅音は思わずびくりと、それから逃げるように口を開いてしまった。勿論レナがそれを逃す筈もなく、そのままぬるりと入り込み互いの舌をくっつける。
魅音も先程のように、いきなり身体を離して終わらせるような事はなかったが。
「ん、んんっ」
口の中で何かを訴えながら、レナの濡れた舌から逃れようとする。
レナはふと、肩に違和感を感じて瞼を上げた。
……ぁ……。
きゅうっと、肩に置かれた魅音の手がレナの制服を強く握り締めている。真っ赤な顔で身を竦めて。
それが毛を逆立てる子猫のように見えて、レナは目を細めた。
……くすくす、……本当にかぁいいね、魅ぃちゃん……。
怯えた猫の前でねこじゃらしを振るように、レナは舌先で、微かに掠めさせくすぐるように魅音を誘う。

レナに口を塞がれ息も満足に出来ず、ましてや息継ぎなんて思いもよらず、ただ、思考が白く染まってゆく。
少し肩を震わせて、もう、何をどうしていいかも分からずに、ただレナに舐められる。
……身体の奥が……、少し熱い。
「はぁ……ね、魅ぃちゃんもレナに……して?二人で練習、しよ?」
レナは一度顔を離して、怯える幼い子供を安心させるように、至近距離で魅音に優しく微笑む。
はぁ……はぁ……ぁ……そう、だ…………れ、練習……れんしゅー……。
そしてまた息も整わないままに、思考も廻らないままに。レナの柔らかい唇に、唇を奪われた。
再び入り込み、触れ合わせて。濡れた生暖かい感触に口の中を探られ弄られる度に身体の内部まで、奥までもが暴かれてゆくようで。
熱……。
「ぁ……ん、ふ……」
熱に浮かされたようにぼんやりとしながらも、魅音からのたどたどしいキス。
ふるっ。
魅音に舐められ、レナは少し背を振るわせる。その稚拙な動きは、気持ちいい、には程遠いが。
何よりも魅音が応えて来た事が、レナの心に充足感と渇望をもたらした。
思わず手に力が篭りそうになり、意識して、柔らかい胸に置くだけに留める。
……ここで怯えさせては、元も子もない。

絡みつくレナの濡れた舌を恐る恐る舐め、なんとか動きに合わせようとするが、上手く出来ない。
とん、とんとん。
息苦しさにもう限界とばかりに、魅音がレナの肩を軽く叩く。
「っはぁ、は……レ…ナぁ……」
魅音自身は恐らく全くの無意識だろうが、その懇願するような甘い声に、ぞくりとレナの脊椎に微弱な電流が走る。
かぁいいな、魅ぃちゃん……うん、……このままでも、すっごくかぁいいんだけど。
レナの脳裏に歪んだ思考が、……嗜好が、過ぎる。
この奥手で可愛い少女を自分の手で、自分色に染めてしまいたい、独り占めしたいと。

……いつの間にか、魅音の一番近くという自分の立ち位置をあっさりと奪った、圭一や詩音を出し抜いてやりたい、と。

レナの心の奥底にそっと仕舞っていた微かな黒い感情が、今こうして魅音に名を呼ばれる事で肥大し、表にまであふれ出た。
あ、……そうだ。
レナはスカートのポケットを探り、指先に当たったそれを取り出した。
「魅ぃちゃん」
薄いビニール包装を開き飴玉を取り出して、どこか放心したように荒く息を吐く魅音の唇に押し付けた。
「ぁむっ?」
そしてそれを反対側から咥え、魅音へと押し込んだ。
……イチゴミルクの甘さ、飴の硬さ。次いで、柔らかく濡れたレナの舌を感じて。
魅音は何事が起こっているのか理解できず、目を白黒させる。
「んむっぅ、むー?」
レナも、今度は簡単には逃がさないように背伸びをして空いた片手を魅音の首に廻し、魅音の中でゆっくりと飴を転がす。
「ん、んぅーーっ!?」
漸く事態を把握した魅音が口の中で一際大きく、声を上げる。多分悲鳴だろう。
「みぃひゃ……ん、こく。……魅ぃちゃん、一緒に食べよ?」
少しだけ口を離してレナが優しく囁く。言葉を紡ぐ度に唇が唇を掠めて、恥ずかしい。
「ちょ、……っはぁ……なんか、へ、変態っぽく、ない……!?」
「でも、……これが分かりやすいと思うな。頑張ろ、ね?……上手に出来れば圭一君、喜ぶよ、きっと」
かぁああああ。
「え、あ、あの、いやっその」
圭一の名前に、途端にうろたえ出す魅音。レナは内心など全く見えない邪気のない笑顔で、魅音の口を塞いだ。

206:練習
07/03/21 07:26:42 OKbNSRZV
飴のせいか、激しくなったキスのせいか。
ちゅ、ちゅる、る。
口の端から水音が漏れて、恥ずかしさでおかしくなりそうだ。
飴を器用に転がしながら積極的に絡めてくるレナを受け止め、合わせて、流す。
逆に自分からも逃げた飴を追い、舌を探るように動かして。
魅音の動きが少し慣れてきた所で、レナは飴を舌に乗せ自分の中へと引き込んだ。
「……ぁ……」
戸惑う魅音の唇を舌先で軽くくすぐって、誘導する。
「………っ」
その意味を理解し、魅音は意を決して、レナへと舌を差し入れた。
レナに追いついて触れ、すっかりと小さくなった飴を探して、擦り絡める。
だが、魅音に出来たのはそこまでだった。
「……ん、は……はぅ、……」
軽く噛まれて、吸われて、擦られて、舐められる。
レナの遠慮のなくなった責めに、魅音はただ、逃げないでいるだけで精一杯だった。
……気持ちいいかどうかは、よく分からない。ただ……感想を言うなら、すごい、としかいえない。
こ、これ、本当に、キス……?こんなの、……出来るように……なるのかな……。
首に廻した手で距離を離させず、胸に置いた手は、そこをゆっくりと……意図を気付かれない程度に、撫でる。
時折力を込めると、魅音が微かに身体をこわばらせる。
も、だめ、だめだよ、これ……何が……なんだか…………なんか……レナの手も、熱い、し……。
もう、抵抗の意思をなくした魅音をチラリと見て、レナが嬉しそうに目を細める。
「魅ぃちゃん……ん、ちゅ、ちゅ」
それは、飴がなくなるまで続けられた。

口を離すと淡い銀糸が互いを繋ぎ、消える。
レナは口を離して、自分の顎まで伝った雫を手で拭うと、魅音に向かいにっこりと笑った。
「魅ぃちゃん、魅ぃちゃん?……零れちゃうよ、レナが綺麗にしてあげる……」
ただ荒く息をつく魅音の桜色の濡れた唇にぞくぞくしながら。
顎から、唇までを舐め上げる。……甘い。舌が走ると魅音の喉が震えたが、気にせず辿り着いた柔らかい軽く唇を吸って、顔を離した。
魅音は身体に灯った熱量を持て余し、ぼんやりとレナを見ていた。
いつものように優しい笑顔なのに、レナの熱を孕んだ瞳にサディスティックな色を感じ。一瞬、本気で目の前の少女が、分からなくなる。
…………れ、な……レナって……こんな顔、する子だっけ……?
顎を指で捕らえて、そっと上を向かせて。
つつー……。
今度は顎から、鎖骨まで伝った線を辿って下に降りて行く。
「ひゃ……ぅ……な……なに……っ」
少しシャツの襟元を押して、鎖骨に軽くキスをした。
薄く紅く色付いて、レナはうっとりとした表情を浮かべる。
レナの印。
お持ち帰りは我慢してあげるけど……今だけは、これが消えるまでは。魅ぃちゃんは、レナのだよ。

頬を紅く染めた魅音が自分の前に立った時、まさかこんな展開になるとは思いもしなかったが。
自分とキスして欲しい。
それが魅音の第一声だった。いきなりで予想外にも程がある言葉にレナは勿論驚いたが。
真っ赤になりながらも、恥ずかしさを堪えながらも。練習したいと言う魅音に、レナはつい、笑顔で応えてしまった。
……この奥手な少女がこんな突飛な行動に至った理由はどうせ、……鈍感で、デリカシーのない彼の為だろう。
そんな事はとっくに分かっていたが、ムッとしてしまう。
魅音には、周りから空気が読めないと言われる程、ピントのズレた所があるが。元々一生懸命で、何より一途なのだ。
こんなチャンスはもう、ないかもしれない。魅音から誘って来るなんて。女の子同士でキスなんて。
魅ぃちゃんにはその気はない。レナにだって、こんな事をしてるけど、本当にその気はない。
でも、……魅ぃちゃんなら、いやじゃない。……ううん。魅ぃちゃんとなら、いいよ。……大好きだから。
一番はレナだって、どこかで安心していたのに。あっさりと盗られてから気付いた、自分の気持ち。

レナは……圭一君ほど、甘くないよ……?

「魅ぃちゃん。もう一個、食べよっか?」
レナの柔らかい笑顔と、何でもない事のように告げる言葉に答えられず、ただ、魅音は近付く顔に、荒く息を付くのみだった。

207:練習
07/03/21 07:29:16 OKbNSRZV
そして、数日後。

圭一が手を頬に触れさせると、魅音は少し頬を赤らめて、瞼を降ろした。
軽いキスの後、……どうしても魅音が苦手がって進めなかった、ディープキスを挑戦して。
「……ぅ、ん、んん……」
うわ、……な、なんか、めちゃくちゃ上手くなってる……ッ。
「お前、……はぁ、はぁ、……な、なんか上手くなってないか……!?」
圭一の言葉に、魅音が顔を赤らめる。言うかどうしようかを躊躇った後。ぽつりと呟いた。
「…………そ、そりゃ……練習したもん……」
ガーーーーーーーーーーーーーン!!!
圭一は雷に打たれたように硬直して、微動だにしない。
「……け、圭ちゃん?な、何、どうしたの?おじさん、……なんか変な事言った?!」
ハッと我に返ると、圭一はもの凄い形相で、魅音の肩を掴んで揺する。
「れ、練習!?練習ってなんだ!?」
あああれか、定番のさくらんぼのヘタとかだよな、な!?人間相手などと、恐ろしい想像は口にしたくない。
「あわあわわ、ちょ、だ、だって…………圭ちゃん、ヘタだヘタだっていうじゃん!…………………それに」
うっかり余計な事まで言いそうになって、魅音は口を噤んだ。
「そ、それにって、なんだよ、おい!」
「…………ぅー」
魅音は小さく唸り、それきり黙り込んでしまう。
「魅音ッ!!」
何だよ、俺よりそいつがいいとか言うのか!?
「……そ、そういうのしたいって顔してるし、……私だって、…………圭ちゃんに…………よ、喜んで欲しかったし」
ずぎゅーーーん。
「………く……っ!」
相変わらず全くの無自覚のまま、魅音に激しく可愛い事を言われ。圭一は悶えながら、考える。
ズレてる。やっぱりこいつ、どこかが致命的にズレてる……!
喜んで欲しいって……そもそも方向性が全くの見当ハズレで大暴投&大暴走だろうが!
それでも……ただ、俺の為にってのは間違いないんだから、俺はこの憤りをどこにぶつければ……!?
くそ、くそぉおおお!誰だよ、俺の魅音に色々教えたヤツは!!やっぱり詩音か、詩音だな!?
普段オヤジくさい事を言いはするが、実は魅音はかなりの奥手で純情なのだ。
そんなのは付き合う前から、一人の女の子として好きになった頃から分かっていた。
俺だって経験なんてないけど、恥かしがりやの魅音程、ヘタレてもいない。
年頃の男相応に興味はあるし何より、こんな可愛い彼女がいたら、積極的にならない方が男としてどうかしてるってもんだぜ!
内心かなり穏やかでない圭一は、深呼吸して、なんとか平静を保とうとする。
「……俺の言い方が悪かったのは、謝る。……だからッお前なら、ヘタでも何でも嬉しいんだから!そういう事は今度から俺としろ、馬鹿!!」
……だからこそ、俺が手取り足取り、じっくりたっぷりと教えたかったのに……!!
「ぇ、ぁ……ふぇ…………ぅ、ぅん……」
圭一の内心など知らず、魅音は真っ赤になって、小さく頷いた。
程なくして、魅音はそれを心底後悔する事になるが、それはまた別の話。

208:練習
07/03/21 07:30:16 OKbNSRZV
……はぁ……。
圭一はもう何度目になるか分からない溜息を付いた。
あれから詩音を問い詰めてみたが、全く心当たりがないようで、逆に恐ろしい形相で色々と問い詰められてしまった。
それ以来やたらと俺と魅音が二人でいるのを邪魔してくる。……余計な事を言ったか、くそ。
今回詩音は関係ないみたいだが、ヤツは要注意だ。普段魅音でからかって遊んでいるくせに。魅音もからかわれて遊ばれてるくせに。
喧嘩ばかりしているようでも双子だからか、姉妹揃って……実はシスコンなんだよなぁ……。
「はぁ~……!」
一際大きな溜息が出た。堂々巡りを繰り返す思考。
だが詩音以外で思い当たるヤツはいない。まさか男……ってこたぁ、ない……よな!?
「圭一君どうしたの?元気ないね」
「……あー……まぁ……」
レナは曖昧に答える圭一の表情を見て、口を開く。
「うーん。……すっごく楽しみにして、冷蔵庫に大事に取って時期を見ていたデザートが、気付いたら誰かに食べられてたって顔してるよ?」
いつもの事ながら、表情から随分と的確に心を読んでくる。なんて複雑かつ、分かりやすい顔をしてるんだ、俺は。
「……はぁ……まぁ、間違ってねえか……くそ、誰なんだよ~……!!」
「うん、ごちそうさま☆」
「へ」
ぽかんと口を開けた圭一に、レナが不思議そうに首を傾げた。
「どうしたのかな、かな?」
「レ、レナ、お前今なんて……ッ!?」
……まさか。まさか!?
「はぅ~~レナ、何か言ったかな?かな?知らない、知~らな~い☆」
あははは、と楽しそうに笑いながらレナはそのまま走って逃げてしまう。圭一はただ、呆然とその背を見送った。
……灯台下暗し。
梨花が、そっと魂の抜けかけた圭一の頭に、魂を押し込むように撫でる。
「みー。かわいそ、かわいそなのです」
「……はっ、梨花ちゃん……っ」
我に返って慰められている事にほろりとしそうになるが、次の一言で、そんな気持ちはあっさりと引っ込んだ。
「魅ぃはへたくそでとてもかぁいいのです。寄り合いの後は、いつもボクがお持ち帰りなのですよ、くすくすくす!」
ガガーーーーーーーーーーーーーーーーーンン!!!!
「ま、まさか、まさかまさか梨花ちゃんもかぁああああッ!?」
圭一はここに来て初めて、敵の多さを知った。
梨花はいつもと違う表情で、口元を歪めて、ニヤリと嗤う。

「くすくすくす、圭一。……負け犬は犬小屋へ帰れ」

dead end.



……梨花のは勿論ブラフなのですよ、あぅあぅあぅ。

209:名無しさん@ピンキー
07/03/21 07:53:54 3JG2Ayaw
GJ!!!
魅音の可愛さが犯罪級だったぜ…(´Д`;)ハアハア
そして圭魅にニヤニヤしてしまったw

210:名無しさん@ピンキー
07/03/21 09:13:51 +eoB6ywt
>>172
どんと来い。期待してる。待ってます。

>>208
まさか、本当にこっちにも来てくれるとは……。
感謝感激なのですよ。GJでした。

211:名無しさん@ピンキー
07/03/21 14:36:42 msXTiO/q
>>208GJ!魅ぃスレでもお世話になりましたねw

212:名無しさん@ピンキー
07/03/21 14:39:43 msXTiO/q
連投すまん


オリキャラOKならいくつかやりたいネタがないこともない

213:名無しさん@ピンキー
07/03/21 14:46:17 Ja5/hwi7
>>212
どんな感じのオリキャラ?

214:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:01:55 msXTiO/q
>>213某ゲームの冬シーズン風に圭魅の娘



…と、魅音の婚約者って設定のお坊ちゃん

215:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:12:45 f1mkwrN7
>>204-208
レ魅と同時に圭魅…これなんて天国
激しくGJ

216:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:30:02 Ja5/hwi7
>>214
う~ん・・・俺は>>182や185で軽率な発言をしてしまったから何とも言えないけど
それって完全なオリキャラ×魅音の娘ってこと?

217:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:30:41 hNvTTYnr
>>214
個人的に。

圭魅の娘がエロヒロインなら、まずいらない。
魅音と婚約者は・・・かませ犬で描写がうすければアリ。
紹介されて初々しく恋を育む、とかいうのだとナシ。

218:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:38:34 urF//0KK
俺なら名前のあるオリキャラが出たら読み飛ばすな


219:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:56:12 Ja5/hwi7
>>217
俺もそれくらいなら良いかな

何にしても話の内容が分からない以上判断は難しい
>>212は粗筋を頼む

220:名無しさん@ピンキー
07/03/21 16:54:50 hNvTTYnr
>オリキャラ等、特殊シチュ含みのエロパロ

上で「ナシ」とか書いたけど、書いて投下すること自体は、問題ないと思う。
「事前に説明をつける」
これ注意してくれれば、IDでNGできるから。
オリキャラに限らず、陵辱ダメとか、百合ダメとか、趣味はいろいろあるんだし。

・スレに投下するとき、最初のレスで警告を入れておく。
・連載形式にするなら、タイトルかトリップでNG登録しやすくする。
・完全にスルーされても、へこんだとかの意思表示をしない。
・保管庫に収録するときはタイトル・ページ冒頭などに注意書きを入れる。

がしてあれば、四肢切断やスナッフポルノでもOKだと思う。

・住人は、NG指定できる専ブラを導入するか、読み飛ばしスキルを身に付ける。


エロパロ板のローカルルールで「1作品につき1スレ」って決まってるから
分割するわけにもいかないし(削除対象)、内部で住み分けすれば平和では?

221:名無しさん@ピンキー
07/03/21 16:57:51 e559iwZk
事前に説明は必須だわな
自分はあってもいいとは思うが読む気まず起きないんでね

222:名無しさん@ピンキー
07/03/21 16:58:23 h3oyZi+g
まあ投下前に一言断ってくれればいい。
他のスレも大体似たような扱いだし<オリキャラss

223:名無しさん@ピンキー
07/03/21 17:23:28 NXqIDZHH
少々遅れて悪いですが、雛後氏ぜひ続けてつかぁさい!!

224:名無しさん@ピンキー
07/03/21 17:25:22 Ja5/hwi7
>>182で言ったけど俺は正直オリキャラ否定派

確かに特殊シチュ等は嗜好の問題だし厳密言えばカップリングだって好き嫌いがある
でもそれとオリキャラは別問題だと思うんだよね
何より一番怖いのはオリキャラを容認した事によってこのスレが雛物のようなカオス空間になるんじゃないかって事

225:名無しさん@ピンキー
07/03/21 17:30:26 52n791+X
まあレイプマン程度のオリキャラだったら許容範囲か?

226:名無しさん@ピンキー
07/03/21 17:34:41 u7C0jCKm
魅音の婚約者ネタは個人的に凄く見てみたい。
こう、軽い見合い後本気になられてドタバタしつつも、結局は…みたいな感じなら。

227:名無しさん@ピンキー
07/03/21 17:44:35 e559iwZk
オリキャラが雛物レベルにならないと信じてた。
……いや、信じてる。
今この瞬間だって、信じてる。
でも……薄々は気付いてる。
信じたいのは、認めたくないだけだからだ。

228:名無しさん@ピンキー
07/03/21 17:50:36 TmvF7WQ8
圭魅の娘っ………?
魅音の婚約者………
雛物の…匂いがする
設定中に、ついてる…エロパロの、匂いを、つけたはずなのに…
雛物の…匂いがするッ! オリキャラの設定中から、雛物の匂いがするよッ!!

229:名無しさん@ピンキー
07/03/21 17:50:44 otXamuVk
一人がオリキャラssを投下したからって、
「じゃあ俺も」ってな具合にオリキャラssの投下が増えるとも限らないけどな。

「オリキャラss」というだけで読まない(=興味ない)人も結構いるみたいだし…
そういうスレの空気(オリキャラssがあまり需要なさげなスレの空気)を読める職人ならば、
自然と投下を控えそうなものだが。  読み手に望まれていないものを投下する意味があるのか、と。

まあ書き手が何を優先するか、によるかな。
①「書きたいものを書いて、投下したいものを投下する」だけなら、読まれなくても気にしないだろうけれど、
ほとんどの職人は②「自分が書いたものを読んでもらいたい、そしてできれば感想もらいたい」と思ってるだろうし。

オリss投下する人は、②が難しいという事を知っていればおkだろ。反応ゼロでも泣くな、と、まあそんな感じで。

230:名無しさん@ピンキー
07/03/21 18:00:18 Ja5/hwi7
>>229
しかし反面オリキャラネタを暖めてきたけど今までは暗黙の了解で投下できなかったという未知の作家も居ると思う

まぁオリキャラ全てがダメとは言わないけどね
種類と役割によるよ

231:名無しさん@ピンキー
07/03/21 18:07:35 hNvTTYnr
確かに、雛物はオリキャラ濃度の高さに挫折して参加をやめたが・・・。

あっちは、オリキャラよりも作者同士の馴れ合いが根本原因な気がする。
参加は完全登録制、感想は書き手同士のギブ&テイク。
テイクしたらギブしなきゃならん空気があるから、無理にでも肯定するし。
っていうか、触れずに済ませられなくて無理にオリキャラ褒めたことがある。

職人間の馴れ合い禁止の空気が徹底すれば、間接的な感想強要も発生しないと思う。

本キャラSSには「GJ」が大量だが、自分のオリキャラSSには「乙」さえ付かない。
その状況で書き続けられる人間はいないよ。

232:名無しさん@ピンキー
07/03/21 18:34:06 ZdxcDTpK
>>231
一回俺も考えたなぁオリキャラもの。
知恵先生が雨に濡れた名無し少年を家にお持ち帰りしてお風呂でアッハーンなやつを。

233:名無しさん@ピンキー
07/03/21 18:36:47 Ja5/hwi7
では>>220さえ守れば基本オリキャラSSは容認だが作家はそれ相応の覚悟を持っておけって事か
雛物のノリで来たら痛い目に遭うぞ・・・と
まぁ赤坂子も魅音娘もまだ内容を見てないから判断出来ないし

ただこれからは古参の人やオリキャラ・雛物嫌いの人にとって
「アレ?」っと思う組み合わせが増える事も覚悟しなきゃな

>>226>>228のように意見が違う場合もあるけど、これは嗜好の問題って事なのかな・・・

う~んなんだかな

234:名無しさん@ピンキー
07/03/21 18:42:17 u7C0jCKm
いや、かませ犬程度なら好きだよって意味。
例えば圭魅ネタだった時に途中婚約者現れて一悶着あるけども、
結局は圭魅に収まりましたよみたいな。
オリキャラにメインになられると苦手かな。

235:名無しさん@ピンキー
07/03/21 18:45:04 yU4J5QEs
最後が上手く落ち着けばいいんじゃない?
ひぐらしの雰囲気が崩れすぎなければ俺は構わないよ。

236:名無しさん@ピンキー
07/03/21 19:08:32 Ja5/hwi7
>>234
決め手は娘さんって事かw
それはそれで面白そう

237:名無しさん@ピンキー
07/03/21 19:11:08 3TW20T4b
おれは>>232位ならOKだな
主要メンバーとの絡みがなくて
オリキャラが目立たなければそんなに文句ない

>>228
キモウト乙

238:名無しさん@ピンキー
07/03/21 19:20:42 q5ykkH+a
「やめないで知恵先生」のオリキャラは見事だったな。
ストーリーの構成に一役買ってそれなりのキャラ付けもあるのにでしゃばりすぎてないっていう。

239:名無しさん@ピンキー
07/03/21 19:39:40 ZdxcDTpK
>>238
え? 遠○志○じゃなかったの?w

240:名無しさん@ピンキー
07/03/21 19:41:31 Wsz14aZm
嫌われる可能性のあるものと自分で判断した場合は、
やっぱり注意書きしとくべきじゃないかな。

問題は、それが自分で判断できない場合……だと思うんですけど、
これはもう、ちょっとでも不安要素があれば表示しておくか、
公開後のみんなの反応を見て、次回からは気をつけるか、ぐらいですかね。

しかし、みんなのオリキャラに対する抗体は、
相当なものですなw
みんなの過去に一体何があったのか、
想像できるけど、想像したくないw

241:名無しさん@ピンキー
07/03/21 19:44:14 Ja5/hwi7
>>240
取りあえず雛物に行けばかなり鍛えられる

242:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:01:19 hNvTTYnr
オリキャラ禁止をルール化した場合のデメリットが気になるんだ。

原作に存在はするけれど描写の無いキャラは自己解釈が強くなるし、
オリキャラ同然だから、と自主規制されかねない。
茨城の倉庫で友人×礼奈の陵辱ネタとか、赤坂×雪絵ネタとか。

雛物臭のするオリキャラが来たところで、警告文で即NGすれば害はないし。

243:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:07:27 gRRLCNKp
>>208
超超GJ!
圭魅好きで百合好きな自分(女)なんだが
きゅんきゅんしまくった(*´Д`)ご馳走様w

244:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:09:31 9I1IM2Bw
雛物って何だか分からない自分がいる……
まあ、直接投下するとかじゃなくてロダに上げる形ならあまり問題出なさそうなとは思う。

245:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:11:59 Ja5/hwi7
>>242
う~ん・・・ていうか正直そこら辺はオリキャラと考えてなかった
原作に設定があるって時点で「作者オリジナル」ってわけじゃないし

俺が思ってるオリキャラはいわゆる痛い奴
分かる人には分かる例としては「如月一矢」や「黒岩賢二」とかw

「禁止オリキャラ」の定義を統一した上での警告文は良いと思うんだけど

246:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:26:22 CmM3N6Gu
別にオリキャラ投下おk。まず根本的に投下をできなくさせるなんてことは無理だし。
書き手のIDNGにすりゃあいいんだから簡単な話。

247:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:28:20 3JG2Ayaw
>>245
うわ…そいつら知らないけど名前聞いただけで嫌な予感がムンムンする。

オリキャラは作者自身の自己投影があったりするから(もちろんそうじゃないものもあるけど)
まるでオナニーを見せつけられているようなむず痒い気分になる。
やめないで知恵先生やリトルデーモンみたいなのなら全然問題無しなんだがな。

実を言うと、僕は礼奈に恋をする、も自分は結構キツかった。
原作で名前の出てないキャラに勝手に名前を付けて動かすのもイライラしてしまう。
もうこれは病気とか過剰反応の域かもしれない。
まあそれだけ嫌いな人間もいるから注意書きは必須だよってことで。

248:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:29:19 msXTiO/q
>>216最終的には圭魅ぃの予定。オリキャラは噛ませ犬


>>217全くエロくない。全然子供の予定。多少非現実的な方に飛ぶが…


恋を育むのはない圭魅路線だから


>>219
粗筋か


魅音が婚約者と見合いして梨花と詩音に焚き付けられた圭一が打ち壊すって感じ

無理があるのはわかってる

249:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:30:26 msXTiO/q
>>216最終的には圭魅ぃの予定。オリキャラは噛ませ犬


>>217全くエロくない。全然子供の予定。多少非現実的な方に飛ぶが…


恋を育むのはない圭魅路線だから


>>219
粗筋か


魅音が婚約者と見合いして梨花と詩音に焚き付けられた圭一が打ち壊すって感じ

無理があるのはわかってる

250:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:33:03 hNvTTYnr
>>245
・・・ああ。

何故だか、天性の暗殺者な美少年だったり、魅惑の美少女な退魔巫女だったり。
何故だか、転校初日から当然のように部活参加して1位をかっさらっていったり。
何故だか、梨花や沙都子を差し置いてレナのお持ち帰りターゲットに選ばれていたり。
いや、具体的にどのキャラのどこがとは言わないが。

うん、お前の気持ちは痛いほどわかる。
でも、IDをNGで対処できる気はする。

251:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:40:55 u7C0jCKm
>>245
賢二キタコレwwwwwwww
俺としては話のスパイスになるなら少し位は良いんでないかと。
ただ、本キャラがメインな事前提かな。
此処は雛物じゃないんだし。

252:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:43:34 u7C0jCKm
>>249
俺は読みたいです。
最終的に圭魅なのなら。

253:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:45:00 3JG2Ayaw
>>248
む、自分はオリキャラ反対だと豪語した人間だが、おまえさんのその説明を見ると何だかときめいてきてしまったぞ
三度の飯より圭魅を好きな自分としては、ぜひ読んでみたい…!!

254:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:49:15 Wsz14aZm
>>247
「僕は礼奈に恋をする」について

むぅ、そうでしたか。
今後は気をつけましょう……
たぶん、こういう流れでなければ言いづらかったことでしょう。
私も今考えれば、ひぐらしのキャラがちょい役(しかも悪役)で出てるような二次創作は、
原作に対する冒涜ですよね。

と、おそらくこんな感じで学習していけば問題ないかと思われます。
無いよね? 無いよね?

255:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:57:58 Ja5/hwi7
>>247
その気持ち分かる
最後まで読んだらこんな話かって事で納得したけど初めは唖然としたよ
ただ今のところ流れ的に読み手がNG指定するって事で良いと思う

>>249
よし行け!そういう話なら大歓迎だ!

>>250
取りあえずそうしてみるよ
それでヤバくなったら他の対処法考えよう

256:名無しさん@ピンキー
07/03/21 20:59:06 msXTiO/q
>>252マジですか。なら…頑張る




>>253ありがとう。結構な長編になりそうだがやってみようと思う



書く前は絶対に注意書きを書くので、ダメな人はNGで

257:名無しさん@ピンキー
07/03/21 21:16:20 urF//0KK
まあ、その、なんだ・・・・・・間違いなくリスク背負い込むことになるけどな、オリキャラ登場ものは

258:名無しさん@ピンキー
07/03/21 21:19:38 d6TOl+uF
オリキャラどうでもいいからとりあえず圭レナください

259:名無しさん@ピンキー
07/03/21 21:25:51 RX3qcID/
作品投下で伸びてるのかと思ったら・・・

260:名無しさん@ピンキー
07/03/21 21:53:43 9y7o5GoM
オリキャラが出てくると、48時間以内にスレ住民全員がL5発症してしまうため、
そうなった場合は、スレごと処理する必要があります。

鷹野「面白くなってきたわね。小此木、オリキャラの設定考えてくれた?」
小此木「ええ、もちろん準備にぬかりはありません。
     雲雀13を、田中と言うオリキャラ名で登場させる予定です。
     キャラの設定は、北条沙都子萌えのストーカーという設定にする予定です。」
鷹野「ふふふ、雲雀13は、あれ以来、沙都子ちゃんのトラップの味が忘れられなかったみたいだから、ちょうどいいかもね。」
小此木「しかし、入江所長が、北条沙都子はメイドでないとダメだとひどく反対しておられます。」
鷹野「睡眠薬でも飲ませておきなさい。」
小此木「雲雀13は、北条沙都子とのトラッププレイを希望しているようですが・・・」
鷹野「トラッププレイ。いいわね。クスクス、じゃあ、そろそろスクラップ帳にネタを仕込もうかしら。」
小此木「それで、完成はいつの予定で?」
鷹野「明日中にはできる予定よ。オリキャラたっぷりの小説をね。
    明日は誰がキレて、誰が発症するのかしら、クスクスクス。」

261:名無しさん@ピンキー
07/03/21 22:04:23 msXTiO/q
>>260ひばりんw楽しみにしてますんね

262:名無しさん@ピンキー
07/03/21 22:51:08 f1mkwrN7
>>248
圭魅ならほのぼのでもレイプでもおkな俺的には
オリジナル含むのも最終的に元の鞘に収まるなら無問題です
がんがってくだせえ

263:名無しさん@ピンキー
07/03/21 23:16:25 Pf9D3onx
226 : 絵本作家(福岡県) :2007/03/21(水) 02:13:20.68 ID:xjBHW5gy0
>>202
「あはは……らぶらぶ、らぶらぶ……じゃん」
魅音はあの場では陽気に振舞い、男女二組のカップルを執拗に茶化し
その仲を囃し立てる素振りをして、自分の気持ちを誤魔化していた。
邪魔をしたくないと言う事を口実に逃げ出し、今は狭い路地を歩いている。
「ふぅ…っ。みんな幸せ、なんだよ。親友だから、喜ぶべきだよ、魅音」
ゆっくりとした口調で自分に言い聞かせる。最後の方は消え入るように
フェードアウトしていき、静寂と交わった。開いた唇は塞がれないまま。
仮にも、心から好意を寄せていた男……。いや、「惚れていた男」に
目の前で妹に愛の告白され、そして今惚れている男も友人に愛の告白を
されている現場を学校で目撃した。その上に…、どちらもくっ付いてしまった。
「祝ってあげるべきだよ……祝って……。うん、うん……」
声が―震える。
眉根に自然と力が入り、眉は八の字になる。

……辛い……。

魅音は、自身の胸元に爪を立てた。
心が破裂する様な痛みを、肌の痛みで少しでも忘れさせようと。
下唇をきゅっと噛み、瞼を堅く閉じた。

薄汚い灰色の地面に、二つの染みが出来た。

264: ◆Virgobc36M
07/03/21 23:17:33 ZdxcDTpK
wikiにサトコゥー完結編を入れといたよー。
なんつーか、エロのスイッチが入った沙都子はヤバい。本当にヤバい。
というわけで、レナと貝の触手プレイとか誰か書いてくださいお願いします(おい

265:名無しさん@ピンキー
07/03/21 23:27:07 KYmfXvk5
>>264
GJ、楽しんで読ませてもらった!
・・・が、沙都子はスジじゃないのか?
何故あそこに毛が生えてるんだ?
いや、生えててもいいんだがやっぱり沙都子はスj(ry

266:名無しさん@ピンキー
07/03/21 23:29:52 f1mkwrN7
>>263
単発もの?
切羽詰ってカワイソスなL5魅音に襲われたい(;´Д`)
性的な意味で。

>>264
GJ
まさにミスひぐらし

267: ◆Virgobc36M
07/03/21 23:31:55 ZdxcDTpK
>>265
サトコゥーだって女になれば成長するのさ、いろいろと。
……すんませんぶっちゃけ何も考えずに書いてましたorz

268: ◆Virgobc36M
07/03/22 00:13:25 etbaSgkB
というわけでスジに訂正しといた。

269:名無しさん@ピンキー
07/03/22 00:19:17 8LX/qWMP
>>267
うおあ、マジでGJ!!
台詞丸々消すのかと思ってたらこう書き換えるとは

270:名無しさん@ピンキー
07/03/22 02:16:26 ubByynMH
>>267いやぁすごい…マジでGJだ!
オチが素晴らし過ぎるww
サトコゥエロイよ~

271:名無しさん@ピンキー
07/03/22 02:17:05 ubByynMH
>>270
あれ、アンカ間違えた…>>264宛でした。

272:名無しさん@ピンキー
07/03/22 03:53:26 X7XD7tLg
>>268
律儀さに泣いた、GJ

小此木魅音のえっちいのが読みたいです

273:名無しさん@ピンキー
07/03/22 06:43:31 NBl49R68
>>272に同意。
あと詩ぃ魅ぃ百合も見たいなーとか言ってみる

274:名無しさん@ピンキー
07/03/22 11:14:52 XNUP4k1m
>>254
この後、オリキャラ君が圭レナのかませ犬になると思ったのは俺だけでいい。
っていうか、誰か書いてくれないものか。
どうでもいいが、俺は魅詩よりレナ魅が好きだ。つまり、完全なレナ派。


275:名無しさん@ピンキー
07/03/22 13:49:27 NBl49R68
レナ魅も大好きです。
つまり、完全な魅音派。

276:名無しさん@ピンキー
07/03/22 14:29:43 B7H9vrKt
>>273
俺も詩ぃ魅ぃ百合は見たいなー。


277:名無しさん@ピンキー
07/03/22 16:59:48 hY7yZe2t
たまには魅レナが見たいです。
つまり、完全なレナ派

278:名無しさん@ピンキー
07/03/22 17:58:25 sKdIQ188
>>264
GJ!
最後の梨花と羽入も、まったりほのぼのしてていいな!


>小此木×魅音
既読かもしれないが、そのカップルのエロSS取り扱ってるサイトあるぞ。
さすがにアドレス貼るわけにはいかんので、
サーチ(「村」が入ってる方)に、キャラ名入れてAND検索でGO!


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch