LIAR GAME-ライアーゲーム-でエロパロat EROPARO
LIAR GAME-ライアーゲーム-でエロパロ - 暇つぶし2ch853:5/7
07/06/05 21:50:13 jhBO2IRk
「え?何が?」
ー普段、鈍い癖に……何でこういう時は神がかり的に鋭いんだー
舌打ちしたいような気分になりつつ即座にとぼけてみせる秋山だが、直の追求の手は緩まない。
「あの・・・・・・、右腕の肘のあたりの、それ・・・・・・口紅ですよね?」
その場所に目をやる秋山の目が、直の指摘した肘の辺りに朱の痕跡を認めた。
「ああ・・・・・・ぶつかった時だろう」
「嘘です!」
「おやおや、何でも信じる直さんが人を疑うわけ」
「そんなところにぶつかる筈がありません!」

茶化すように言いかけた秋山の言葉に被さる、いつにない直の声の迫力に秋山は思わず肯定した。
「不自然だな」
「じゃあ、やっぱり・・・・・・その」
「抱いた」

秋山の言葉に、直は静かに俯いたまま暫く無言になってしまった。
「あの、もしもし、直さん?」
秋山は、おそるおそる呼びかけてみるが返事はない。

直は考えていた。敗者復活戦への参加を知らせに来た男から知らされた秋山の悲しい過去。
人を憎み、復讐心だけで生きて行かねばならなかった悲痛な心根を思うと切ない。
その秋山が、もし、あの女性に心を動かされたのだとしたら、自分はそれを祝福すべきでないか。

そんな直の心中を知らず、秋山は何も言葉を発しない直への対処法を考えあぐねていた。
ーもしや・・・・・・泣いているのかー
直の表情を伺おうと覗き込もうとした瞬間、秋山の顎を勢い良く直の頭がヒットした。
「ってえ・・・・・・、おい!いきなり顔をあげるやつが」
顎を押さえながら直の方に目をやると、秋山の目に飛びこんだのは妙にキラキラした直の笑顔。

「すっごぉぉぉぉい!秋山さん、いつの間にあんな綺麗な人と。何か大人って感じですかあ」
「はあ?何だよ、それ」
「だって、何か、大人の恋?とかみたいな感じじゃないですかあ」
想定外の直のリアクションに、説明のつかない苛立ちにも似た気分を感じてしまう秋山だった。

ー何を考えてる、こいつは・・・・・・また何か激しく勘違いしてやがるー
「あのさ、別に、あの女と俺が、どうこうってないから」
「え?あの人の事が好きなんじゃ・・・・・・ないんですか?」
「ははは!何でそうなる?相手はこのゲームの主催者側だぞ?いわば敵だろ、テーキ」
軽快に笑い飛ばす秋山のその言葉に、ふっと直の表情が曇る。
「敵って・・・・・・敵と・・・・・・そういう事・・・・・・しちゃうんですか?」
「俺が何をしようが君には関係のない事だ」
突き放すような秋山の言葉は、直の心の奥深いところで冷たく響いた。
「それは・・・・・・そうなんですけど・・・・・・」
わからないという表情で肩をおとす直の姿に、秋山の胸に言いようのない痛みが走った。
「・・・・・・悪かった。君には刺激が強い話だな。この話は止めだ」
軽く頭に手を置かれ、叱られた子供のように直はしょんぼりしてしまった。
「悪いが、少し寝る」
秋山は直をシャットアウトするかのように、窓の方に顔を傾けて目を閉じた。

854:6/7
07/06/05 21:53:03 jhBO2IRk
秋山の恋を祝福しよう、寂しい気持ちを押し殺し発した精一杯の言葉だった。
だが、直の言葉は虚しく放り出され、空振りに終わってしまった。

ー私、何でこんなに落ちこんでいるんだろう・・・・・・秋山さんが、あの人を抱いたから-
直の脳裏にエリーのクールな面差し、ハンカチを拾ってくれた美しい爪先が浮かぶ。
自分とは、あまりにも違う大人の女性、それがエリーに抱く直の印象だった。
その女を隣に座っている秋山が抱いた。悲しい気持ちで眠っている秋山に視線を向ける。

無造作にシートに置かれた男にしては繊細な美しい手。どんな風に女に触れたのか。
それを考えるだけで、ドロドロした黒い塊が自分を飲みこんでいくような感じがした。
そっと秋山の手に触れてみる直の指先に、少しひんやりとした感触が伝わってきた。
この手に何度励まされた事だろうと思い返す直の胸に焼けるような熱さが襲った。
ー嫌・・・・・・他の人に秋山さんが触れるのは嫌だ!!!-

直は一刻も早く1人になって泣きたかった。黙っていると今にも涙が溢れそうになる。
困らせるように秋山の前で泣く事だけは避けたかった。程なく車は直のアパートに到着した。
「おやすみなさい」
努めて直は普段通りに、車中の秋山にニッコリと微笑んだ。
「ああ、ゆっくり休め」
秋山がドアを閉めると同時に車は静かに発進した。
車の姿が見えなくなるのを確認すると、直の体は、ゆっくりとその場に崩れ落ちていった。
体を支える堅く握りしめたままの両手、その間に見える地面を直の涙が湿らせてゆく。

どれ位泣いていたのか、直は依然として止まらない涙を拭う事もせず、ぼんやりと思った。
立ち上がろうとして体をふらつかせた直に、見覚えのある手が差し出された。

「ようやく泣きやんだか」
「あ、あきやまさん!帰ったんじゃなかったんですか」
驚く直の体を抱きかかえるように立ち上がらせ、スカートについた泥を払う秋山の優しい手。
「気になって途中で降りて戻ってみると、やっぱりって感じだな」
呆気に取られたような顔で見つめる直の涙堂に残った雫を、秋山の細い指先がそっと拭う。
「泣く程ショックか?」
「はい」
どこか優しい響きを持った問いかけに、直は素直に肯定した。
「悪かった・・・・・・君が潔癖症なのは良く」
「そうじゃありません。違うんです」
わかってると続けようとした秋山を遮る直の言葉に、意を読み取れぬ秋山は首をひねった。
「そうじゃないって」
「秋山さんは、何とも思っていなくても女の人を抱けるんですよね?」
まだ涙の乾かぬ面持ちの真剣な問いかけに、そうだ、と言いたくない秋山は言葉を失う。
「・・・・・・にも」
「え?」
「私にも・・・・・・あの人にしたようにして下さい」

855:7/7
07/06/05 21:56:13 jhBO2IRk
直の言葉に秋山の顔が固まる。
「おい・・・・・・お前・・・・・・何言ってんのかわかってる?」
「私を抱いて下さい」
今度はきっぱりと言い放つ意を決した表情に、動揺を隠し切れず思わず秋山の視線は逸れた。
「私、秋山さんが他の女の人に触れた事がすっごく嫌でした」
「ああ・・・・・・」
「苦しくて、苦しくて・・・・・・凄く汚いドロドロした気持ちで一杯に・・・・・・なって・・・ひっく」

続けようとするが、再び溢れそうになる涙を堪えようと直の声は詰まってしまう。
「あの人に嫉妬したんです・・・・・・っ・・・うっ・・・・・・私の…何・・・思ってなくて・・・も」
搾り出すような途切れ途切れの言葉に、秋山は思わず直の体を引き寄せていた。

抱き寄せた想像以上に華奢な体を愛しく思う。初めて知る感情が秋山を戸惑わせていた。
「もういい」
「わた・・・・・・しは・・・・・・あき・・・・・・やまさん・・・・・・が」
シンプルな2文字の言葉は、直の口から溢れ出す前に秋山の唇で柔らかく行き場を塞がれた。
軽くそっと触れるだけの様なキス、その温かい感触に秋山は目が眩むような思いがした。
直の唇が微かに震えるのが伝わり、一旦唇を離すと、目を丸くした直の口元に触れてみる。

手放した温度を確認するような輪郭をなぞる秋山の指先に、直は痺れを感じて睫を震わせた。
その仕草に、思わず下唇を軽く押し開き、僅かな隙間を求めて秋山は舌を差し入れる。
軽く絡め取る様に柔らかく自分を支配する舌先の微かな苦さに直は体の芯に甘い疼きを感じた。
気が遠くなるような感覚に、思わず直は無意識に秋山の肩にしがみついていた。
再び離れた温かさ、唇に触れる外気の冷さを感じる直に秋山の声が“直”と耳元で優しく響いた。

思いがけない優しいキスに直は心が満たされるのを感じながら、あの人にも・・・・・・と思う。
こんな風に優しくキスをしたのだと思うと、キリキリとした痛みが直の胸を突き刺すようだった。

「あの人にも、こんな風にしたんですよね?」
「何でそんな面倒な事、好きでもない女にしなくちゃならないんだ」
悲しげに目を伏せる直の姿に、愛しさを抑えきれず秋山は本音を漏らしてしまう
「え?それって・・・・・・キスとかしないって事・・・・・・ですか」
「当然だ」
「っていうか、好きでもない女にって・・・・・・???」

今しがた交わされた甘いキスを思い返し、混乱した顔で考えこむ直に秋山の表情が緩む。
ーわかってないのか・・・・・・こいつって本当に・・・・・・ー
「まあ、お前を抱く楽しみは先に取っておく事にするから。それまでゆっくり考えてろ」
クスクス笑う秋山の優しい笑みと言葉に、直の頬は次第に赤みを帯びていく。
「本当、お子様だよな」
「えー!何ですか?それって。私じゃ子供っぽいから嫌って事ですか?」
きゃんきゃん騒ぎたてる直を、夜中に近所迷惑だろうと諭す秋山の脳裏に女の言葉が過ぎる。
ロッカールームを出て行く時に女が呟くように言い捨てた言葉。

『今度は大事なものを守り切れると』

女が言葉を終える前にロッカールームを後にした秋山の耳にはそれは最後まで届いていない。
聞く必要もない事だと秋山は思った。

END

856:名無しさん@ピンキー
07/06/05 21:58:27 jhBO2IRk
終わりです。当初ラストは秋・直のエロエロ甘甘にする予定が、秋山が思い通りに動いてくれず
書いてる時間もなくなったので、ぐだぐだになってしましました。
気が向いたら暇な時にでもリベンジしてみます。
貴重なスレを使って、長々とお目汚し失礼しました。

857:名無しさん@ピンキー
07/06/05 23:58:51 vzk9bqzr
>>856
いやいやいやGJすぎて鳥肌立ちました!
素敵すぎる秋直ありがとうございます!

858:名無しさん@ピンキー
07/06/06 00:17:34 P8Q5LO+J
>>856
秋山に組み伏されるエリーハァハァ

859:名無しさん@ピンキー
07/06/06 02:28:13 sMfPeq7m
スゲー!!
神達の住まうスレじゃん
どの職人さんもGJ!!

考えたら秋山って3年のムショ暮らしで禁欲明けと同時に
直タンと半同棲かよ。
て、事で野獣化する秋山ヨロ

860:名無しさん@ピンキー
07/06/06 02:34:29 /BRXhjO3
>>856
GJ!
エリーへの秋山の口説き方が素晴らしいw
アダルトだなあ

861:名無しさん@ピンキー
07/06/06 06:52:00 bgbKQw5p
久々に過疎スレから来たけど・・・このスレ幸せすぎるw
職人さんみんなレベル高えええGJ
>>843
出遅れたけどGJJJ!好みだ!秋山やっぱりSだなw
自分も手順踏んだエロが読みたい

862:名無しさん@ピンキー
07/06/06 08:32:46 WkSkvafY
秋×直です。
エロ描写有り
5スレ使わせてもらいます。





【傍に】

1
今日は母の命日だった。
あの忌まわしい出来事もこの日から始まったものだった。
あの時の憎しみ、悲しみ、深い絶望が
ぶり返してくる。
封印したはずなのに―。

墓参りのあと彼女がやってきた。
いつものようにたわいないおしゃべりに付き合う。
そろそろ彼女に帰るように促す。
今日の俺はギリギリだった。

「じゃ、また。」

玄関先で見送る。
しかし、彼女は、自分の顔をじっと見ると

「私、帰りません」と言ってのけた。
いつもなら、置いておくこともできたが
彼女を傷つけそうで怖かった。

「今日は冷静で居られる自信がない」
「・・それでもいいです」
彼女はまっすぐ俺を見据える。

863:名無しさん@ピンキー
07/06/06 08:35:02 WkSkvafY
2

「・・いいのか?」
彼に勢いよく壁際に押し付けられ荒々しくキスされる。

本当なら帰ることもできた。
けれども私は見てしまったのだ。
彼のどこか冷たい、人やすべてのものを拒絶した表情に。
そんな彼を一人にしておきたくなかった。

舌を絡みとり追いかけられ
息ができない。
自分からは唇を離すことができず
彼の腕をたたく。
ようやく離れた唇から息を吸い込もうとしているうちに
また再び深く口付けられる。

「ん・・・っ・・」
そのままの状態で勢いよく服が剥がされていく。
ブラウスがはだけ床に落ちていく。
強く押し付けられた背中が痛い。

ブラも外され胸の頂を指で転がされる。
それだけで子宮がきゅうんと収縮してくる。

口付けが止まらないまま、私はくぐもった声しかでない。
胸は、頂と膨らみを弄ばれ
それだけでだんだんと立ってるのが辛くなる。

ようやく口付けから解放されて
彼の唇が首筋から鎖骨、胸に降りてくる。

「あ・・っ・・・っ」
舌で頂を転がされる感覚は、指とはまったく異なるもので
それだけで気が変になりそうになる。

崩れそうになる体を
膝の間に足を挟まれ
無理に立たされる。

「秋山さん・・ベッドへ・・」と懇願するものの
彼は移動するそぶりを見せない。

立ったまま、彼の手がスカートに伸びる。

864:名無しさん@ピンキー
07/06/06 08:42:03 WkSkvafY
3

スカートをたくし上げ彼の指がショーツに触れる。
「へぇ・・」
恥ずかしくて顔がさらに赤くなる。
どうなってるかなんて自分がよくわかってる。
すっかり染みを作ったショーツの上から
彼は、指を這わせる。
布越しの感触は、もどかしさで逆にたまらなくさせる。

「あ・・きやまさん・・」
「・・何?」
「あの・・」
うまくいえない。
直接触って欲しいなんて。
でも、私の場所は、確実に彼に触れてもらいたがっている。

「どうしてほしいの?」
「・・いえ・・」
「ふーん・・」
そのままショーツをたどる指が
撤退してしまった。

「え?」
「別にいいんだろ?」
くやしい・・
でも、体の疼きは止まらない。

「触って・・ください・・」
「触るだけでいいの?」
彼は、ショーツの脇から指を入れてきた。
彼の指をすんなり受け入れてしまう自分が居る。

「すごいね・・ちょっと触ってただけなのに」
ショーツを下ろすと
指で中をかき回される。
待ち望んでいたことだけど
気持ちイイと同時にふわりと浮かされるような
感覚に襲われる。

「あ・・っ・・や・・っ・・」
ぐちゅぐちゅと中で愛液があふれ出す音がする。
私はその音と的確に攻めてくる彼の指に
足がガクガク震えてくる。

「・・も・・う・・立てません・・」
「駄目」
愛液は、太ももから、膝と伝う。
彼の指は止まらない。

「だめです・・もう・・・イッ・・ちゃう・・・!」
体が彼の指から逃れるようにようにビクビク痙攣して跳ねる。
彼がそんなあたしの腰をぐっと支える。
彼に抱きつくような形で私は全体重をかけてうなだれる。
もう立っていられなかった。

865:名無しさん@ピンキー
07/06/06 08:43:59 WkSkvafY
4

朦朧とする意識の中で、彼が私を抱きかかえたまま
寝室に移動したのがわかった。
ベッドに寝かされると、衣擦れの音が聞こえてきて
彼が服を脱いでいるのがわかった。

いつもと違う愛撫に戸惑いつつ
私は、恐る恐る
「今日はどうしたんですか?」と聞いてみる。
彼は「・・どうもしない」と
再び私を抱き始める。
前髪が隠れて彼の表情が見えない。

再び胸を舌で転がされ
指は下肢に伸びていく。
太ももをそっとなでられ秘所へ。

「すごい濡れてるよな」
そうつぶやくと彼が視界から消える
え?と思うと
指とは違う感覚が体の中心を襲ってくる
膝の間に潜った顔は、ざらついた舌で
液で溢れた入り口をぺちょぺちょ
舐め取られる。

「や・・っ・・あきやまさん?!」
体をねじろうとしてもしっかりつかまれ動けない
恥ずかしさとそれ以上の気持ちよさで声が上がってしまう。

「は・・ぁ・・っ・・
あ・・っ・・ん・・っ・・」
ますます愛液があふれてくる。
彼は、時折ずずっとその液を吸い上げる。
もう音だけで頭がおかしくなりそうだ。
また先ほどの感覚が襲ってくる。
腰が浮きそうになりそのたびに押し付けられ
「もうだめです・・」と訴える。

彼は私の足を抱えあげる。
中に突き刺したのと同時に
私の中でも波がやってくる。

「あ・・っ・・・・」
彼がその波にあわせるように動く
ぐちゅぐちゅ彼のと私のが混ざり合う中で
快感に上り詰めていく。

「あぁ・・っ・・・!」
奥にズンズン突かれ、また違った快感が襲ってくる。
「あ・・っ・・あ・・っ・・・っ・・!」
彼をがむしゃらに受け入れる。
体の奥が痺れ何も考えられなくなっていた。


866:名無しさん@ピンキー
07/06/06 08:45:24 WkSkvafY
5

珍しく私が先に目を覚まし
隣の彼の寝顔を見つめる。

さらさらの髪で、鼻筋が通っていて
実はまつげが長くて・・

そんな彼の寝顔を見つめていると
愛しさでいっぱいになる。

やっぱり帰らなくてよかった。
私を必要としてくれた感じがしたから。
ほんとうは何かあったのかもしれない。
理由なんて教えてくれないかもしれないけど

傍にいたい。

私はまだ眠る彼の体に腕を回し
そっと抱きしめた。

(終)

読んで下さった方、ありがとうございましたm(__)m

867:名無しさん@ピンキー
07/06/06 09:10:59 kLQiaIuH
GJ!!!
エロいよー(´Д`;)ハァハァ
萌えました!

868:名無しさん@ピンキー
07/06/06 20:33:19 /ssn0fVd
なんか微妙だな…
秋山と直のイメージと違う。
一人称も「私」か「あたし」かどっちかはっきりして欲しい。
直なら「私」だと思うが。

869:866
07/06/06 22:55:53 k9DWb/+q
>>867
>>868

ありがとうございます
「私」と「あたし」は誤爆です
逝ってきまつ・・m(__)m

870:名無しさん@ピンキー
07/06/07 00:01:18 eb/43Sie
何度も言うようだけど、ここ21禁なんだよ。
創作サイト見てると厨房工房が多いので心配になる。

871:名無しさん@ピンキー
07/06/07 00:24:02 U5eyFhAr
ここ18禁になったんじゃなかった?
21禁に戻ったの?

言ってるのはそういう問題じゃないんだろうけど

872:名無しさん@ピンキー
07/06/07 00:35:48 eb/43Sie
あーごめん最近確認してなかった。18禁なんだね。
そうか、18歳ならしょうがないんだろうなあ。ごめんよ。

873:名無しさん@ピンキー
07/06/07 01:10:15 aAKeMzfW
どんどん投下しにくい雰囲気になってる

874:名無しさん@ピンキー
07/06/07 01:16:16 LaN5oty9
>>873
そんなこと言わずに投下してください!!
堅いこと言うのはほっといて

875:名無しさん@ピンキー
07/06/07 02:35:36 NerB3ag6
てか、まとめサイトないの?
良作揃いだからまとめて読みたい。

876:名無しさん@ピンキー
07/06/07 03:19:02 FSCp2bT1
>>873
エロなし、エロあり、なんでも投下ウエルカム。おねげーします。
>>874の言うとおり、堅いヤシはスルーで。
職人さんはネ申!何でもありでつ。と漏れは思うが。
文句いうやしに限って、おめぇは神よりも凄いのが投下できるのかと言いたい
てことで、裸で待ってまつ。投下キボンヌ。

877:名無しさん@ピンキー
07/06/07 08:52:42 sRu9ptSL
最初にエロの有無やジャンルの注意書き入れたらそれでいい
読むか読まないかは自由だし
気に入った人だけコメントしたらいいのに

職人さん、何でも投下お願いします!

878:風邪ひくぜ
07/06/07 14:37:44 zM1fg1El
>>876
つ【服】

879:名無しさん@ピンキー
07/06/07 15:10:45 b6BH1KXX
>>878
その服、Mチケ1000万で売るつもりだな!
話変わるけど秋直前提での、エリー攻めの秋山受けってあり?
今一人エリー祭でこの熱いパトスを吐き出したい所存で候。

880:風邪ひいた
07/06/07 17:08:32 zM1fg1El
>>879
いや、1億だ。

個人的にはエリーをイジメてほしいけど攻めもみたいYo!

881:名無しさん@ピンキー
07/06/07 17:09:13 N7+vwaIf
>>592の第二部を未だに待ってるんだが・・・

ネ申よ降臨せよ!

882:名無しさん@ピンキー
07/06/07 17:15:23 ieWPc+Bl
21禁って認識してる人が大半だから18禁になったとしてもすぐには18歳が来るわけない
18歳でここ来てる奴は以前からPINKをみてたってことだ
そろそろIDにPCと携帯識別表示を追加するべきだな

883:541
07/06/07 17:36:01 J4jbcMkX
>>875
以前まとめサイト作ると言っていた者です
次スレが立つ前くらいまでにはまとめ終えたいと思ってるんで、申し訳ないけどしばらくお待ちくださいorz

884:名無しさん@ピンキー
07/06/07 18:01:37 pmLz/SMN
>>883
まとめサイト、職人からしたらむちゃ嬉しい(´。・ω・)
手間かけてごめんよ!ありがとう!

885:名無しさん@ピンキー
07/06/07 21:34:34 CnOx4Neq
投稿前注意。
・秋直前提のエリー→秋山。
・エリー攻めの秋山受け。
・エロ無し。
・ワイルドエリーさん。
・ヘタレ秋山。
・直の出番ほぼ無し。
・秋山さん浮気というか火遊びていうかエリーさんに放火されてるよ!

上記がダメ! という方はスルーの方向でお願いします。


886:悪戯好きの猫は戯れる
07/06/07 21:36:02 CnOx4Neq
 考えてみれば、ここ最近の生活は彼女中心に過ごしていた訳で。
 一人でこの一人暮らしには大きすぎる間取りのマンションの一室にある、これまた二人どころか四人で寝れそうな巨大なツインベットに寝転んでみた所で。
 このもやもやした感情を払拭する事は無理だ。
 秋山は着がえる事も億劫なのか、寝巻きのままベットに身を預けている。
 ヒマだ。呟いた言葉が部屋に空しく響いて、秋山は忌々しげもう一度呟いた。

「ヒマだ」


887:悪戯好きの猫は戯れる
07/06/07 21:36:50 CnOx4Neq
 いつも彼の周りをせわしなく動き回る神埼直は、現在外出中だ。
 どうも、大学の友人と遊びに行った様子だ。秋山が起きた時には彼女の姿は見えなかった。
 その代わりにテーブルの上には一枚のメモが残されていた。そのメモの内容を読んだ秋山は、面白く無さそうにメモを丸め、ゴミ箱へ投げ捨てる。
 ふん、と不機嫌な表情のままソファに座る。待てども待てどもブラックのコーヒーは出てこない。
 そんな自分にげんなりして、秋山は重い足取りで寝室へと戻る。
 彼女がいないだけで、何もやる気が起きなかった。重症だ、と自覚している辺り、手遅れだと想う。
 そうこうしている内に、時刻は午後一時を回った。
 体は素直で、空腹を訴えかけてくる。しかし全く持って料理を作る気分じゃない。というか、何かを食べる気分じゃない。
 このまま彼女が帰ってくるまで眠り続けるのも悪くないか、と全てを放棄して秋山はもぞもぞと動いてシーツにくるまる。
 ああ、もうどうにでもなれ。二十六にもなって、と言われても仕方ない普段の彼らしくない行動。
 すぐに眠気はやって来た。

 どれくらい寝ていただろうか。時間の感覚がなくなっている。時計に目を向けると二時十分前になっていた。
 上体を起こし、辺りを見渡す。もちろん彼女の姿はない。
 いい加減着替えるかと思い立ち上がる。
 目覚めのコーヒーを飲もうとリビングに向かい、ふと、人の気配に気付く。

「おはようございます」

 響いく凛とした声に、秋山は硬直する。一体何故、どうして、というかどうやって。
 ソファに優雅に座り、直のティーカップに半分ほど入っている、恐らく自分で入れたであろう紅茶を音もなく飲みながら、彼女はさも平然と言う。

「お茶に致しますか? それともコーヒーでしょうか?」
「え、あ、ああ……コーヒーで」
「お砂糖やミルクの数はいかがなさいますか?」
「いや、ブラックでいい」

 ふわり、と微笑むと彼女はキッチンへと向かう。秋山は一旦落ち着くために、先程まで彼女が座っていたソファに腰掛け、煙草を一本咥える。
 火をつけ、煙を吐き出すと少し頭の中がクリアになる。と、まるで見計らったかのように彼女がコーヒーを運んできた。
 秋山の前にカップを置くと、秋山のテーブルを挟んで反対側に、向かい合うように彼女が座る。
 コーヒーを一口飲み込むと、秋山は口を開いた。

「……何故アンタがここにいる」
「特に意味などありません」


888:悪戯好きの猫は戯れる
07/06/07 21:39:48 CnOx4Neq
 余裕綽々、とでも言わんばかりの彼女、エリーの返答。予想外の答えに、秋山は眉間にシワを刻み込む。
 そもそも、どうやってこの家まで侵入してきたのか。ここのマンションは全室オートロックのはずだ。

「世の中には、知らない方が幸せな事もあります」

 まるで秋山の考えを超能力で読んだかのように、エリーはさらりと答えた。秋山の表情はさらに不機嫌さを増す。
 こいつは苦手だ。何か腹の中に持ってるくせに、まるで能面見たい表情で淡々と行動する。予測のつかない直とは対極の、予測出来る答えが多すぎて捉え切れない、そんな印象だ。
 何よりも、全てこの女の手の平の上で踊らされている感じが腹立つ。
 だが当のエリーはまったく意に関せず、いつものクールな表情を崩す事無く秋山に尋ねる。

「もう、昼食はお済になられましたか?」

 質問の意図がわからず、秋山は疑いの視線をエリーに向ける。
 エリーは口元に笑みを浮かべると、さらに秋山を混乱させる。

「よろしければ、私がお作りしますが」



 本当に、これは何なんだ。秋山は眼前に広がる光景に、眩暈を覚える。
 まず大皿に盛られたカルボナーラ。鶏肉を適当な大きさで焼き、それを小さく刻んで豆腐と色彩豊かな野菜と混ぜ合わせ、ゴマドレッシングで和えたサラダ。
 極めつけはどこから持って来たのか、綺麗な葡萄色の赤ワイン。冷えたグラスを手渡され、なみなみと注がれていく。
 だが一番の違和感は、直の可愛らしいクマがプリントされたエプロンを着たエリー本人だ。
 そのエリーが瞬く間に作った、何とも豪勢な昼食に秋山は絶句する。ホント勘弁して欲しい。あれか、新しい嫌がらせだろうか。

「いただきます」
「あ、い、いただきます」

 どうにも調子が狂いっぱなしだ。律儀に手を合わせてそんな事を言う彼女につられて秋山も手を合わせる。
 黙々と進む食事。その一挙手一投足の動きが優雅で、秋山は上手くカルボナーラをフォークに巻きつけられない。
 何なんだ、本当に。今日何度目かの自問自答に答なんてモチロン出る訳なく、食事は無音で進行中。
 しかし、空腹だったのも相まって、とても美味しい。パスタもサラダもワインも、今まで食べた中でも確実に上位に入る味だ。
 恐ろしい。もう苦手だとかそういう枠を超越した。多分勝てない気がしてきた。
 普段の自分なら勝てない相手の存在なんて、認めない。別に、自分が一番じゃないと気がすまない、どこかのキノコじゃないが、自分もかなりの負けず嫌いだと自負している。
 それでも、目の前でソースなんて一滴も飛ばす事無く、黙々とパスタとサラダを食していくこの女性だけは、勝ち負け以前に、勝負したくなかった。
 多分、踊らされていい様に使われて結局バカを見そうだ。勝てない試合にわざわざ醜態を晒すほど、自分はバカじゃない。

「……アンタ、料理できるんだ」
「人並みには」

 これは人並みとは言わないだろ。そう内心つっこみつつ、秋山も黙々と胃袋を満たしていく。
 彼女は充分自分の胃袋を満たしたのか、今は少しずつワインで喉を潤している。

「……で、本当に何しに来たんだ」

 秋山は先程の問いをもう一度投げかけた。エリーはいつもの無表情で答えた。

「先程も申し上げたように、特に意味などありません」

 そう言ってエリーは微笑んだ。その笑みはとても綺麗で艶やかで。いつもとは違う顔に、秋山は思わず見惚れてしまう。
 そんな秋山の表情に気付いたのか、またいつもの冷淡な能面顔に戻る。

「何か?」
「……ホント、アンタってずるいと思う」


889:悪戯好きの猫は戯れる
07/06/07 21:41:53 CnOx4Neq
 昼食も終わり、何をするでもなくただ二人でくつろぐ。といってもエリーは律儀に洗い物をしている。
 秋山はずっとソワソワしていた。いつもいるべき人がおらず、普段滅多に会う事のない人が平然といる。
 この異常とも呼べる状況に、秋山は説明できない焦りを感じていた。それは直に対する罪悪感からくるものなのか。ただ単にエリーが苦手だからか。
 いずれにせよ、落ち着かない。煙草がみるみるうちに減っていく。
 五本目の煙草を灰皿に押し付け揉み消すと、秋山はソファに寝転がった。
 ソファは秋山が足を伸ばしても一人分余裕に座れるペースがあるほど大きく、秋山は心地良さに少しまどろむ。現実逃避。
 キッチンから、洗い物が終わったのか蛇口を閉める音が聞こえた。
 足音が近づいてくる。ゆっくりと瞼を上げる。が、視界にはエリーの姿は見えない。

「そう言えば」
「うわッ!?」

 突然眼前にエリーの無表情が現れ、秋山は驚いて思わず飛び上がりそうになる。
 覆い被さるようにして秋山の顔を覗き込むエリーの表情は、どこまでも無表情だ。
 機械みたいな冷たさや、氷のような拒絶もない、無。

「神崎様は?」
「……出かけてる。いい加減どいてくれないか」
「嫌だ……と言ったら?」

 悪戯好きのシャム猫みたいなあどけない笑顔を浮かべるエリーに、秋山は溜息一つ返した。本当、絶対分かってやっていると思う。
 秋山は上体を起こし、肘掛にもたれるように座りなおす。するとエリーもするすると擦り寄ってくる。
 いっそ猫なら思いっきり可愛がれただろう。だが相手は人間で、ましてや女性なのだ。
 この状況、他ならぬ彼女に見られれば面倒になるに決っている。
 それも分かって、この目の前の女性は普段見れないような妖艶な笑みを浮かべながら擦り寄ってくるのか。
 小悪魔、何てレベルを遥かに通り越して悪女だ。勘弁して欲しい。
 気を紛らわせる為に、テーブルに置いていた煙草を一本咥え、火をつけた。
 吐き出す紫煙にもまるで気にする事無く、エリーは近づく。
 目と目が合い、吸い込まれそうになる。冷たいだけかと思っていた瞳はどこまでも澄んでいて、それでいて妖しくギラついている。
 と、そこで秋山は気付いた。

「……もしかして、酔ってる?」
「酔っていません」

 否定するものの、充分アルコールの匂いが秋山の鼻腔を刺激している。つけている香水の匂いと相まって、酷く劣情を駆り立てる匂いになっている。
 逃げるように煙草に口付ける秋山を凝視していたエリーは、ふと視線を煙草に移した。

「一本、もらっても?」
「ん? ああ、どうぞ」
「では、遠慮なく」

 そう言ってエリーは掠め取るように秋山が口付けていた煙草を奪い、そのまま咥えた。
 呆然とする秋山に、エリーは紫煙を吐き出しながら言う。

「不味いですね」
「あ……そう」
「でも」
「……何」
「あなたの味がします」

890:悪戯好きの猫は戯れる
07/06/07 21:43:45 CnOx4Neq
 知っているのか、と突っ込んだら教えてくれますか? と返す辺り、やっぱり只者じゃない。
 というか、苦手だ。
 何だって自分の周りの女性はこうも扱いにくいのだろう。
 自分の予想を上回る天然娘に、自分の予想通りに踊らせる悪女。ろくな女性はいないのか。

「……アンタってそんなに意地が悪かったっけ?」
「さぁ……どうでしょう?」

 余裕。あくまでもはぐらかし、こちらに主導権を与えない。
 エリーの白く美しい指と、その処女雪のような白をより際立たせる、紅く彩られた爪が秋山の輪郭をなぞる。
 意味ありげな動き。しかし何の意味も孕まぬ遊戯。まるで魅了されたかのように秋山の視線はエリーの瞳から逃れられない。
 呼吸音すら疎ましい、張り詰めた空気。咥えていた煙草の紫煙を吸い込むと、ゆっくり、ゆっくりと吐き出す。
 否、それはまるで自身の内側に宿る劣情が煙と共に零れているかのようだ。その表情がとてつもなく似合っている。
 誘っているのか。顔の輪郭をなぞっていた爪先はそのまま首を伝い、秋山のシャツのボタンへと辿り着く。
 ピタリ、と止まる指。漂う淫靡と緊張が混ざり合った言い様のない雰囲気。鼻腔を通って脳を刺激する女の匂い。
 どれかが欠ければ全てのバランスが崩れそうで、しかしこの状態を維持する事など到底不可能。
 久々に味わう女の醍醐味に全身が震える。だが、理性は愛しの姫の泣き腫らす顔をビジョンとして見せる。
 生き地獄だ。真綿で首を締められるなんてものじゃない。じっくりと、楽しむように少しずつ解剖されていく最悪な気分だ。

「……離れろ。冗談じゃすまない」
「冗談でなければ、よろしいのですか?」
「そういう意味じゃない。とにかく、離れてくれ」
「ならば、このナイフで私の喉を貫いてください」

 突如握らされた大振りのナイフに、秋山は青ざめる。
 エリーは、秋山に握らせたナイフの切っ先を自分の喉に押し当て、にこりと微笑む。

「どうぞ、ご遠慮なく」
「……今後絶対にアンタには酒を飲ませない」
「ふふっ。貴方は優しく、身内にとても甘い。その完全の内にある不完全に、私は魅入らせられるのでしょう」

 エリーの言葉の真意が計りかねず、秋山は首を捻った。

「私は、貴方が思うほど完璧ではありません。むしろ、何も出来ない不出来な女です」

 秋山の手からナイフを取ると、まるで手品のようにナイフは姿を消した。

「神崎様のような、愚直で一点の曇りも無い、無垢で美しい人間ではありません」
「……彼女は特別だ」
「ですが、それでも……それでも、酷く彼女が羨ましく、時に疎ましく思えるのです」

 煙草が弧を描き灰皿へと吸い込まれていく。秋山の胸に置かれた手が、酷く熱い。
 空いたもう一方の手は秋山の手と重なり、指が絡まる。その表情とは真逆に、とても人間味の帯びた掌の温度。

「欲してしまうのです。彼女の後姿を追うその視線も、髪を梳くその指も、彼女を惑わすその声も、全て」
「……知らなかった。俺ってモテるんだ」
「ええ、とても。それ故に、苦労もなされるのでしょう?……女の怖さを、思い知りなさい」

 最早、言葉で正しさを繕う事など無理だった。


891:悪戯好きの猫は戯れる
07/06/07 21:44:32 CnOx4Neq

 重なった唇から、甘い声が漏れる。舌と舌が絡まり、淫猥な音を上げ、何度も激しく顔の位置を変える。
 離れては重なり、無色透明の唾液の糸を引いて離れては、収まりきらぬ欲情が再びお互いの唇を貪る。
 とても荒々しくて、どこまでも淫様で、まるで相手の感情など関係無いと言わんばかりの、獣同士のキス。
 明りが落とされた無音のリビングに響く、二人の息遣いと衣擦れ音。
 もうお互い、拒む事を忘れた。お互いの立場を忘れた。取り巻く世界を忘れた。今行っている行為に全てを見出している。
 後悔など、後ですればいい。懺悔など、後ですればいい。今重要なのはこの快楽と、この感触。
 一つ、また一つと秋山のシャツのボタンが外されていく。はだけたシャツから覗く胸板に、エリーは感情の赴くまま舌を這わせる。
 秋山の手がエリーの頭を押さえつけるが、邪魔だと言わんばかりに払いのけられる。

「つッ!?」

 鎖骨辺りに、赤い印が刻まれる。首筋、肩、いたるところを彼女の唇が犯す。
 愛撫と呼ぶにはあまりにも愛のない、一時の感情に身を任せた遊戯。
 忌々しさと欲望が混じり合った感情が、秋山の中で蠢く。ドロドロと、酷く憂鬱にさせる、醜い感情。
 女に組み敷かれるという現実も、彼にとっては面白くない。
 ただ体はエリーの唇を、舌を、匂いをよこせと訴えかけてくる。そんな自分自身に一番腹が立つ。
 本当、この女は苦手だ。



 気がつけば、時刻は五時三十分。
 セックスは無し。前戯も無し。オーラルセックスをした訳でもない。
 ただただ、求めるがままにキスをした。非常に腹立たしい事に、秋山の今までで五本の指に入るほど上手いキスだった。

「さて、それではそろそろ失礼します」

 乱れた衣類を正すと、何の感想もなく、普段の通りの無感動な表情を浮かべながらエリーは言った。

「二度と来ないでくれ」

 本音だと思う。しかし、どこか建前っぽいニュアンスで吐き出された言葉に、エリーは首を振る。

「また、いずれ。その時まで、これはお預かりしています」

 エリーへ顔を向けた秋山の表情が強張る。エリーが持っていたのは、まだ新しい煙草の箱と、お気に入りのジッポ。
 そのジッポで勝手に封を開けた箱から一本煙草を取り出すと、火をつける。

「では、またいずれ」

 紫煙を吐き出すと、満足げに微笑む。踵を返し、廊下へと消える。
 ドアが開かれ、静かに閉まるのを確認すると、秋山は悪態をついた。
 今日は最後の最後まで、やられっぱなしだ。


892:悪戯好きの猫は戯れる
07/06/07 21:45:12 CnOx4Neq
 風呂から上がるのと、神埼直が帰ってくるのは同時だった。
 慌てた様子でブーツを脱ごうとする直に、ため息混じりに落ち着け、と言う。
 照れ笑いを浮かべながらブーツを脱ぐと、ただ今です、と笑った。

「ああ、お帰り」
「えへへ。先に帰ってきちゃいました」
「何で?」
「何でって……んー……その、秋山さん、の顔が見たかったから……です」

 どんどん尻すぼみになっていく直の言葉に、秋山は柔らかな笑みを浮かべる。
 自然に直の髪を梳く。その行動を、直も当然のように受け入れる。

「俺も、会いたかった」

 笑顔を向けられ、直は赤面した。不意打ちは卑怯だ。

「あ、夕食はもう済ましました?」
「いや、まだ」
「なら何か作ります!」
「あーうん。よろしく」
「何が食べたいですか?」
「何でもいい」
「んー……じゃあ、パスタが余ってたと思うんで、カルボナーラとかどうですか?」
「……いや、カルボナーラは当分、遠慮しておく」



 夜風が頬を撫ぜる。吸いなれない煙草を燻らせながら、空に映える綺麗な満月を眺める。
 吐き出す紫煙が今日の事を思い出させる。
 ドアが開けられる音がして、エリーは振り向いた。立っていたのは組織の男。まだ入ってきたばかりの、新人だろう。顔に緊張が見て取れる。
 物珍しげな視線をエリーに投げかけている。

「お呼びです」
「分かりました。すぐに参ります」
「……煙草、お吸いになられるんですね」
「ええ……たまに、口元が寂しくなるので」
「……では、失礼します」

 深く追求する事無く、男は部屋から姿を消す。香る独特の匂いにかすかに胸を締め付けられる。
 そんな未練がましい感情を押し殺すかのように煙草を灰皿に押し付けると、エリーは腰掛けていたベットから立ち上がる。
 満月を見上げ、数秒考えるように瞼を閉じる。だがすぐに瞼を開くと歩き出す。
 悪戯好きの猫に化ける夢のような時間は、終わりを告げる。


893:名無しさん@ピンキー
07/06/07 21:48:40 CnOx4Neq
これにて終了! 稚拙な腕は皆様の寛大なお心にてどうかご勘弁を!
あ、あと>>883さん、頑張って下さい!

>>883がまとめサイト作ってる顔が超セクシィィィィィィィィィィィィッ!」

以上キノコの弁でした。


894:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:00:56 Vax/4/kf
>>885
GJ!!直が可哀想な気もしたがよく書けてるな~

ところで投下してみます。
秋×直
エロありです。というかエロのみ?
お手柔らかにお願いします。

895:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:03:03 WEHjVw1e
1

読書をしている傍で彼女が熱いミルクを飲みながら微笑っている
そんな空間が好きだ。

「秋山さん」

いつものごとく、ただ呼んだだけ、とは思えない真剣な声だったので
「何」
目を休めて彼女に向き合った。
が、俯いたまま答えない。
「どうした」
顔を上げさせると、目にいっぱいの涙を溜めていた。
半開きの口元が色っぽくて、思わずキスをしてしまった。
「ん?」
そして優しく頭を撫でてやると、ようやく口を開いた。
「あの…あの…、怒らないでくださいね?
あの…私と秋山さんは…、恋人どうし、なんですよね?」
(何を言うかと思ったら…)
半ばあきれつつ、彼女のペースに合わせてやることにした。
「違うの?」
「私が聞いてるんです。どうなんですか?!」
(何考えてんだ…?相変わらず読めないな。)
もう一度キスしてふわりと抱きしめた。
「そうでなければこういうことしないと思うけど?」
彼女は腕の中でしばらく黙っていると、意を決したように顔を上げた。
「それじゃっなんで何もしないんですか?!」
「……どういうことかな」
「だって…恋人どうしだって言うなら、あの…えっと…もっと、その…」
(またどっかで吹き込まれたな…)
「セックスのこと言ってんの?」ニヤリと意地悪く言ってやった。
案の定、一気に彼女の顔が赤くなり何も言えなくなってしまった。
「…したいの?」
今度はできるだけ優しく囁いてやる。
「だって…好きなら当然なんじゃないんですか…?私…私は…秋山さんが、好き…です。」
(まったく…)
「わかってるよ」
「秋山さん…は?私のこと…好きですか?」
直球すぎて逃げようもない。
「秋山さんがそういうの得意じゃないってわかってます。
でも…不安なんです。…私のこと好きなら…お願いします。」
「…途中で嫌って言われてもやめられないと思うけど」
「嫌なんて…言いません。…秋山さん、好き。」
そういうと、彼女はそっと顔を寄せた。
触れるか触れないかぐらいのキス。
きっとこれが今の彼女の精一杯なんだろう。

「俺も…好きだよ」

彼女の精一杯に応えるように、深く、口づけた。


896:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:04:18 Vax/4/kf
2

ずっと…こうしたかった。

いつものついばむような軽いキスではなく、じっくり味わうような深いキス。
差し入れた舌に精一杯応えようとする彼女が愛しい。
存分に味わったあと名残惜しく唇を離すと、すっかり女の顔になった彼女がいた。
秋山は、服を脱がしながら首、肩、鎖骨、そして小ぶりながら形の良い蕾に口づけていった。
「…ん…んん…」
目をぎゅっと瞑り、唇を噛み締め必死に声を抑える彼女に
「切れるよ」
と優しく口づけた。
「秋山さん…私…どうしたら良いかわかりません…。」
「なにも。そのまま感じてればいい。」
秋山の細く長い指が直の敏感なところをなぞる。
「あ…っん……ふっ…ぅ。」
突然の刺激で自分の声とは思えない甘い声に驚き、恥ずかしさのあまり手で顔を覆う。
「大丈夫、かわいいよ。」
秋山は真っ赤になった直の耳に唇を寄せ、囁きながら口づける。
「おまえのかわいい声が聞きたい。」
「そんな…」
体中にキスを降らし、蜜が滴った直の中心を、舌で丁寧に味わった。

「あ…やぁ…あ…きや、まさぁん…」

息も絶え絶えに必死な直の声は、腹の奥が熱くなるに充分だった。
「おまえ…それ反則だぞ。」
「え…?」
秋山は口づけ、足を抱えると一気に己を突き立てた。
「きゃぁ…いたっいたいです…ん…うぅ…」
初めて感じる痛み。自身が裂けてしまうかのような衝撃に、
直の目にはみるみる涙が溜まっていった。
「…っ……すまない…」
我に返った秋山は溢れる涙を舌でぬぐいながら、
自分を抑えられなかったことを悔やんだ。
「…いぃんです…。私は、秋山さんのものだから。
うれしい…これで…やっと全部秋山さんのものになれたんですよね…?」
どんな言葉が男をあおるのか、この純粋無垢な心は知らない。
「…あぁ」
またしてもこの可愛らしい宝物をめちゃくちゃに愛してやりたいという衝動をなんとか抑え、
やさしく口づけた。


897:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:05:48 Vax/4/kf
3

(この髪1本さえ愛しい…)
潤んだ目でみつめる彼女の髪をなで、額、頬、まぶた…
彼女の苦しみが少しでも和らぐようにゆっくりと、口づけていった。
「秋山さん…?」
「なんだ…?」
「あの…あの…気持ち、いい、ですか?」顔を赤らめながらもまっすぐにこちらをみつめてくる。
「どうかな」今にも泣きだしそうな顔が愛しくてつい意地悪なことを言ってしまう。
「冗談だよ。おまえとこうしていて気持ち悪いわけないだろう?
そういうおまえはどうなの…って痛くて気持ちいいどころじゃないか(笑)ごめんな、余裕なくて」
「そんな…謝らないでください…私、幸せです。あの…私…大丈夫ですから。
秋山さんのものになったってわかるように、ちゃんと…してください…」
理性を失いそうな甘い誘い。
「そんなこと言われると、がまんできないんだけど」
「我慢…しなくていいです。秋山さんが好きです。いっぱい…秋山さんを感じたいんです…」
この可愛らしい宝物。彼女の全てがほしい、
「ごめん、だめだ。優しくしてやれないけど、ごめん」
気持ちのままに自分をぶつけた。
「あっ…きゃぁ…んはぁっ…ん」
「好き…す、き…あっ…大好き」
声も絶え絶えに、必死に応える彼女が愛しくてたまらない。
つい…心の奥底にある本心が口をついて出た。

「なお…愛してる」

こんな自分が愛することは、まるで彼女を汚してしまうかのようで認めたくはなかった。
ただ…一途に自分を想ってくれる心に応えたかった。
それが彼女の幸せであるならば、自分もまた、素直になるしかないじゃないか。

「愛してる」

彼女の心に届くように、もう一度、囁いた。



898:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:06:58 Vax/4/kf
4

「秋山さん?」

額にはりついた髪をつまんでやった指に自分の指を絡ませてきた。
「ん?」
「私…こんなに幸せでいいんでしょうか?」
「いいんじゃない?」
「えへへ…秋山さんも…幸せ?」

「…調子にのるな」

額を小突き、背を向けた秋山に
「えーなんでそうなるんですかぁ!」と抗議の声。

(可愛すぎて苛めたくなるなんて…俺は小学生か。)
幸せいっぱいの表情になっているであろう自分の顔だけは見せまいと
覗き込む彼女を自分の腕の中に押し込めた。





899:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:08:28 Vax/4/kf
拙すぎる文章で申し訳ない…
お読みいただいた方、ありがとうございました。

900:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:20:16 InhWLnIs
gj!
直も秋山も可愛いよ
エロ具合も激しすぎなくてちょうどイイ
やっぱり甘々な秋直はいいね
寝る前にいいものを読ませてもらったよ

901:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:22:12 XUOFfY7O
GJ!!

902:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:27:25 nnYm32mv
裸で待っていたかいがあった!いつの間にかネ申が二人も降臨して、幸せだ!
お二人ともGJ!
関係ないが、Mチケで洋服に一億払うほど価値あるものってなんだろう??
・・(;゚д゚)ァゥ

漏れは866のエリーの話は好きだ。エリーの冷たさを逆手にとって、
秋山の「新たなる嫌がらせ」への流れがよくできてるな・・と。w
キャラも掴めているし、良かったでつ! 



903:いとしのエリー
07/06/08 01:19:15 V21RnZpf
直(ネコ)×エリー(タチ)→エリーお仕置きってパターンはどうだろう?
レロニラのお気に入りの直に手を出した罰で複数の男たちに凌辱される感じで。
しかし辻褄あわせるのがきついな

904:名無しさん@ピンキー
07/06/08 04:39:35 6WB+AwVz
ここはレロニラ×エリーだろう。
・・・あ、それはないって?

905:名無しさん@ピンキー
07/06/08 07:04:48 h9YAqr1l
投下がたくさんで
チョーうれしいんですけどーー!!
by キノコ

906:名無しさん@ピンキー
07/06/08 18:15:45 mPM5MjGA
ところでこのスレは第二段も立てるつもりなのか?

907:名無しさん@ピンキー
07/06/08 20:45:43 +P/QkYu5
>>906
個人的には神職人もいっぱいいるし
まとめ作ってくれる親切な人もいるし
末長く続いて欲しいと思っている。

908:名無しさん@ピンキー
07/06/08 20:54:51 m6J+4kX8
投下されるようになったのはドラマ効果だからせいぜい2スレ目の
300辺りまでには過疎るんじゃないかな
でもこのペースならどっちみち次スレ建ちそうだなぁ
1スレでちょうどよく終わると思ってた俺が馬鹿だったわ

909:名無しさん@ピンキー
07/06/08 21:03:45 TDDRHG7q
じゃあ970踏んだ人に次スレ立ててもらうって感じでいいのかな?
明日のドラマの感想が落ち着いた辺りでテンプレ考えるかー

ちなみに自分は元々漫画からなのでドラマ終わってもノープロブレム
ドラマも萌えるけどね

910:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:18:07 ZTgR9jtx
キノコ×直書いてくれる人いませんか

911:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:32:44 zjM4xjZg
豹柄×直もみたい

912:名無しさん@ピンキー
07/06/08 23:54:01 JtAKTK4F
>>911
同じくw
同志がいて良かった

913:名無しさん@ピンキー
07/06/09 06:38:17 iIJnI49H
原作フクナガ×直読みたい

914:名無しさん@ピンキー
07/06/09 13:38:11 Up93IWRF
今日はいつもより20分遅く始まるから、気をつけろ!

915:名無しさん@ピンキー
07/06/09 15:02:53 4lZIS4wI
そうなん!?
危なかった…
サンクス

916:名無しさん@ピンキー
07/06/09 16:57:27 4vKySBAN
今更だけど、敗復での豹柄って2回戦で-1億、敗復て-1億、Mチケで-1億だから2億じゃ足りなくないか?

917:名無しさん@ピンキー
07/06/09 17:02:20 YiP20zc0
>>916
そこはほら、直ちゃんマジックという事で一つ

918:名無しさん@ピンキー
07/06/09 17:33:20 RJ0iovaX
>>916
ドラマ板の金勘定スレへどうぞ

919:名無しさん@ピンキー
07/06/09 18:20:59 jaM/uqOx
なにぃ!? 20分遅れでスタートだと!?
よーしパパ、その時間を利用して直×フクナガの小説書いちゃうぞー!!

920:名無しさん@ピンキー
07/06/09 18:51:13 iIJnI49H
直が攻めかw
でも2回目の賭けの時の2人ならありかも

921:名無しさん@ピンキー
07/06/09 19:22:04 4lZIS4wI
頑張ってパパーw

922:名無しさん@ピンキー
07/06/09 22:41:49 9meh91h2
今やってる県庁の星に出てるの、豹柄?

923:名無しさん@ピンキー
07/06/09 22:46:17 pMR6yxlh
でてる、お惣菜コーナーの人で

924:名無しさん@ピンキー
07/06/09 22:50:22 nd02jeVI
ちょ、豹柄、ヒゲwwwww

925:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:14:51 kJC3MIJb
教えてくださいオオノ様!!

926:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:18:55 ayg4e39/
ヨコヤ×直もみたい!

927:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:21:06 N9GySSGF
キノコはキクザワ…じゃなくてオオノ糞と言うのだろうか
あと原作とチーム分けが変わってたな
あとヨコヤ×直が余計みたくなった

928:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:22:01 i88BoGmZ
「透視が出来るんですよ」
「そんなの……信じられません」
「では、証明いたしましょう……見えた見えたァ!」
「え!」
「ずばり! 上下白のレースをあしらった下着ですねェ!」
「……」
「……」

「ヨコヤさん、何て恐ろしいんだ……」
「黙れ金歯」



というネタを思いついた俺もうダメダorz

929:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:24:27 1S+Yl5D+
>>928
実は秋山の指示で穿いてない直たん


とか思いついた自分はもっと駄目だ_| ̄|○

930:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:26:30 EMtzwiRt
次回予告の

秋山「お前に俺の何がわかるんだ!これが本当の俺だよ!」
直(泣いてる)

を見て妄想がとまらないwww

931:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:26:34 n2HZBK5t
>>928
ちょwエリーwww
アダルト陣もいいな~
なんかもうみんなエロく感じる…
てことでなんでもエロパロきぼんです

932:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:30:34 vnKAeRm7
>>930
同じく禿萌えた。あのクールな秋山タンが。

933:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:31:50 i88BoGmZ
>>929
検査室でヨコヤに言葉責めされる直タン連想しちゃったZE!

934:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:42:09 TaKsRJ+m
>>933
ちょ、それって見られてんじゃんw

935:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:54:15 ZtRRIrpU
>>930
禿同

>>933
秋山の前で凌辱される直タンなんて素敵過ぎだ!

936:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:55:35 q5j0BgUL
今日は秋山さんの直を見る目が格段に優しかった気がするw

937:名無しさん@ピンキー
07/06/10 00:56:23 CpvfAUqX
秋山が髪振り乱して直に怒鳴って泣かせるとか・・・
禿 萌 え た(*´Д`*)

HPの次回予告も秋山相当キてるなww
とんねるずに出る秋山wktk

938:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:05:24 vnKAeRm7
ドラマは原作の萌えシーンをことごとく外すよね。
ファミレスデートでの「直さん」発言や、今日の「秋山さんと同じチームでありますように」→「やったー!」とか
楽しみにしてたのになあ。

939:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:06:54 i88BoGmZ
「ふーん」
「な、何ですか?」
「いや、穿いてないんだ?」
「!? い、いや、その、これは、えと、ですね」
「いやいや。人の趣味をとやかく言うつもりはありませんが……ねぇ?」
「あぅ……ゲ、ゲームと関係無い質問は止めて下さい!」
「関係無い? それを決めるのは検査官である私では?」
「そ、それは……」
「では、尋問を続けましょうか。何故穿いていないのです?」
「そ、そんなの答えたくありません!」
「……いいでしょう。どうせ、アキヤマシンイチの命令なのでしょう?」
「え、ど、どうして!?」
「くくくッ……アハハハハッ! また超能力を使ったとでも?
いいえ、今のはただのハッタリですよ。くくッ。あなたは実にも面白い」
「うぅ……」
「しかし。あなたのチームには男性が三人いたはず……気付いていないとでも?」
「し、知りません、そんなの……私はただ」
「『秋山さんに命令されたから』……随分と信頼しているようですね」
「あ、秋山さんは優しくて良い人です!」
「別にそんなことはどうでもいいんです。
今重要なのは、その秋山さんの命令で、あなたは危険にさらされていると言う事です」
「……え?」
「私のチーム……いえ、元々このグループに若い女性はあなたしかいませんでしたから、ねぇ」
「ど、どういう意味ですか!?」
「それを……今からお教えしましょう」

「ちょ、秋山落ち着けって!」
「どけ、フクナガ。俺はあの白髪を全部ぶち抜いてお前の頭に植毛させる!」
「あのヨコヤが直ちゃんの手に触ったくらいでキレるなっつーの!
ていうか植毛とかキモいんですけどォォ! おいこらチビキノコも手伝え!」
「オオノ様と呼べ」
「ッせぇよチビキノコ! 童貞! 真性包茎はお呼びじゃねぇんだよッ!」
「ちょっと、二人とも落ち着きなよ!」
「うあーそうですねーすいませんねーってうるさいんだよドブスがァァァ!」

「あ、くそッ! このカメラもうちょっと横にずれろよ! アングル悪りぃな!」
「ちょっと金歯こっち来い」

こうですか! 分かりません!

940:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:20:36 Nokb2Srd
おもしろいっす。
もっとやって

941:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:22:11 GKTBY86d
トランクの5千2万円の「2万円」が綺麗に置かれてたことに萌え

942:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:28:10 oSnt+V0E
植毛ワロタ

943:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:32:15 HXirEbbL
<<939 最高!

944:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:43:29 FsJePBHI
>>938
全くだ。その2つ楽しみだったのに。

945:名無しさん@ピンキー
07/06/10 01:59:26 6awAtD7z
透視能力が本物だったら都合良かったのにな

946:名無しさん@ピンキー
07/06/10 02:13:06 G6VtR5wI
>>945
いや、妄想の中なら自由…とはいかないけどネタにはいいんじゃないの?
もしも本当に透視出来たら、みたいな。まぁゲームは成立しないだろうけど

947:名無しさん@ピンキー
07/06/10 02:19:37 r1qomyuC
フクナガイケメン

948:名無しさん@ピンキー
07/06/10 11:37:53 TaKsRJ+m
>キノコのチビキノコ発言
オ前自分がキノコって自覚してたんかw
>チビキノコのオオノ様と呼べ発言
オ前ら兄弟かw

949:名無しさん@ピンキー
07/06/10 12:14:28 qZZ1dwr2
秋山来週どうなるんだ?

950:名無しさん@ピンキー
07/06/10 13:11:44 Ey0U9s1x
取り乱す秋山に萌え

951:名無しさん@ピンキー
07/06/10 13:39:24 aAANGtNX
まもなく次スレってことで、誰か保管庫作って!

952:名無しさん@ピンキー
07/06/10 16:15:40 i88BoGmZ
次スレor保管庫完成まで投下しないほうがいいですかね?

953:名無しさん@ピンキー
07/06/10 19:11:32 6awAtD7z
中途半端になるから次スレのほうがいいかも
でも10レス以内に収まるなら今のうちに投下するのも手かな
あーでも次スレのテンプレに保管庫URL載せるなら今は投下を控えたほうが無難かな


954:名無しさん@ピンキー
07/06/10 20:20:05 mdRtiL39
公式HPのインタビュー動画で「ナオ」って言ってるよね。
「秋山」が言ってるわけじゃないんだけど何か萌えた。

955:名無しさん@ピンキー
07/06/10 20:23:41 i88BoGmZ
>>953
了解。次スレまで書き溜めしておく事にする。
ていうか、とんねるずに秋山登場ハァハァ。
相手が直ちゃんだったらさらにハァハァだったんだけどなぁ……。
むしろ、ネタで書くのもあり、か。
まあ何にせよ>>883氏頑張って!


956:名無しさん@ピンキー
07/06/10 20:37:15 g2zB4n/z
取りあえず次スレテンプレを考えてみる

LIAR GAME―ライアーゲーム―
漫画、ドラマで萌えてみるスレです。

作品投下時は以下を明記してくれると嬉しいです。

・カップリング
・エロの有る無し
・ドラマか漫画か片方のみの人物、シュチュを使う場合はそのジャンル

絵師さんの参加もお待ちしています。

ってこんな感じ?

957:名無しさん@ピンキー
07/06/10 20:47:54 N9GySSGF
あと
・放送日や雑誌・コミックの販売日出ない限りは基本sageで
・原作派vsドラマ派の争いは他所でお願いします
も入れたほうがいいかもしれない

958:名無しさん@ピンキー
07/06/10 22:12:53 g2zB4n/z
LIAR GAME―ライアーゲーム―
漫画、ドラマで萌えてみるスレです。

作品投下時は以下を明記してくれると嬉しいです。

・カップリング
・エロの有る無し
・ドラマか漫画か片方のみに登場する人物、シュチュを使う場合はそのジャンル

絵師さんの参加もお待ちしています。

・放送日や雑誌・コミックの販売日出ない限りは基本sageで
・原作派vsドラマ派の争いは他所でお願いします

こんな感じ?

>>883>>952
ガンガレ!超ガンガレ!!( ゚∀゚o彡°
次スレが楽しみで仕方ないです。


959:名無しさん@ピンキー
07/06/10 23:30:23 OpC9qsdv
4,5月頃、いいともやIQサプリで戸田&松田が出演してるのがあるっぽいけど
どっかにその動画ないかな?
二人の絡みが是非とも見たいのだが

960:名無しさん@ピンキー
07/06/11 03:02:54 nwLTcVO3
直「あ、秋山さん…ぁ、あん…ダメっ…こ、こんなの秋山さんじゃないっ」
秋山「フッ、これが本当の俺だよ」
って、妄想が止まりません

961:名無しさん@ピンキー
07/06/11 06:19:38 6Kx7bpLw
>>960
同じくw
いつもクールに見せてる秋山が取り乱して直に「これが本当の俺だよ」って‥
萌えるわ~


962:名無しさん@ピンキー
07/06/11 12:21:35 3SRtpOKe

直「やめてっ、秋山さん!そんなの秋山さんじゃない!」

秋山「これが本当の俺だ。ウホッ!」






直の目の前でフクナガを犯す秋山

963:名無しさん@ピンキー
07/06/11 12:30:10 3jqBEfi/
フクナガってまさかキノコの方か?w

964:名無しさん@ピンキー
07/06/11 13:05:08 48TO+ROT
エトウ豹柄×直の組み合わせはもうないのだろうか・・・・
個人的には見たいのに

965:F
07/06/11 14:39:15 lcQGeN3j
大野×直のエロを書いてみたが、
今は投稿しないほうが良いって流れかい?

966:名無しさん@ピンキー
07/06/11 15:02:08 pnzMeYsc
このままだと次スレが過疎るのが目に見えてるので
もうこのスレは保管庫待ちで
と思うんだけど他の人はどうだろう

967:名無しさん@ピンキー
07/06/11 15:03:28 dpXwV+0q
>>937
予告ってどこにありますか?
見つからないです。

968:名無しさん@ピンキー
07/06/11 15:10:54 EhgmKHRY
>>965
次スレまで待ったほうがいいと思われ。
てか次スレ立てるのは970踏んだ人?

969:名無しさん@ピンキー
07/06/11 18:33:18 s86j3ILZ
>>964
私もヒョウ柄×直が読みたいよ~

970:名無しさん@ピンキー
07/06/11 19:56:58 5TdYpQRp
>>939
なぜだ…
キノコがまともな人に見える…!
あと金歯もw

971:名無しさん@ピンキー
07/06/11 20:18:47 3TY8vFkl
エリーは、花より男子で秋山のいる隣で美作さんとチューしてたね

972:名無しさん@ピンキー
07/06/11 20:20:16 0FE/gqKX
>>970
次スレ作成者は君だ

973:541 ◆4LmPyFzB3.
07/06/11 20:43:49 HEBzYwa+
あまりに時間が掛かって申し訳ないんで、とりあえず未完成ですがurlだけ先に貼っておきます。
テンプレに組み込んでもらえると嬉しいです…
URLリンク(adult.csx.jp)

974:名無しさん@ピンキー
07/06/11 21:31:17 pnzMeYsc
中の人超乙!
じゃああとは次スレのテンプレ完成させてここは埋めるだけだな

975:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:04:06 EhgmKHRY
>>973
超乙なんですけどォォ!

976:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:04:41 0FE/gqKX
>>967
公式サイトです

977:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:17:06 3jqBEfi/
>>970じゃないけど新スレ立ててきちゃってもいい?

>>958のテンプレとドラマ公式と保管庫のURL貼っとけばいいよね?
他に希望有る?

>>541
超GJ!!!!
完成を楽しみにしてます!

978:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:27:16 mOFF69FI
>>977
いいともー!

979:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:30:00 pnzMeYsc
>>977
あとは前スレのURLも頼む
気付いてたならすまん

980:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:30:23 XcTkOkdu
エリーはのだめでミルヒーのマネージャー(エリーゼ)やってたね

981:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:37:01 3jqBEfi/
立ててきたよー!

LIAR GAME-ライアーゲーム-でエロパロ 【2回戦】
スレリンク(eroparo板)

職人さんお待ちしています!

982:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:40:45 mOFF69FI
>>981

   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//




983:名無しさん@ピンキー
07/06/11 22:43:33 0FE/gqKX
超乙!!

984:名無しさん@ピンキー
07/06/11 23:13:03 dpXwV+0q
>>973
グッジョブ。ナイスジョブ。
ありがとう(^_^)

>>976
探してきます。

>>981
誘導ありがとう。スレ立ておつかれ~。

985:名無しさん@ピンキー
07/06/11 23:19:25 XFUbVixO
なんか2つたってる?

986:名無しさん@ピンキー
07/06/11 23:33:33 nwLTcVO3
>>981
超乙です!!
>>973
お疲れ様でした!
感謝しながら読み耽りたいと思います。
そして>>955氏の書き貯めたモノを次スレで期待している。

987:名無しさん@ピンキー
07/06/12 02:23:48 ZVGIRFjC
>>981
スレ立てGJ(*´∀`)b

次スレ活性化待ちで埋めうめ

988:名無しさん@ピンキー
07/06/12 07:56:10 7NXoLIZs


989:F
07/06/12 08:34:55 7l6v+qMN
よーしパパ、バイトから帰ってきたらチビキノコ×直のえろ小説載せちゃうぞー。

990:名無しさん@ピンキー
07/06/12 08:50:35 DBIhrC7e
パパありがとう!!

991:名無しさん@ピンキー
07/06/12 10:06:51 +ocCSYXy
>>981 & >>973 お疲れさまでした。

>>849-855 書いたものです。
遅くなりましたが、GJ下さった方ありがとうございました。
その後の続きを完成させてみたので、新スレの方で投下しますね。

>>955 & >>989 投下楽しみにしております。

992:名無しさん@ピンキー
07/06/12 14:36:00 OYQFH/96


993:名無しさん@ピンキー
07/06/12 15:52:27 A/AIfgXC
埋め

994:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:24:23 7NXoLIZs
遺棄梅

995:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:24:45 m6d7SF2J
埋めぇー

996:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:27:35 m6d7SF2J
埋め

997:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:30:54 o/4pI/49
次スレにもたくさん神が舞い降りますように(´人`)
埋め

998:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:32:25 7NXoLIZs
うめうめ

999:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:36:50 7NXoLIZs
うーめー

1000:名無しさん@ピンキー
07/06/12 16:41:19 dfp3gytk
1000

1001:1001
Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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