07/06/02 22:56:53 z6hg2nJE
「…もうアンタ以外とはしないから」
「へ?」
キョトンとしている彼女の頭にキスをした。
「だから、俺に勝ちたいならもう君は数で勝負するしかない」
「はぁ」
とても間抜けな返事だった。
「俺はもう君以外とはしない。だから俺の数を抜きたいなら勝手に抜け」
そう言って何度も何度も額や頬、唇にキスを落としていった。
「あれ?でも秋山さんってどれぐらいの人と…」
「内緒」
そう言って笑って、彼女に深いキスをした。
彼女をこの腕で抱く権利がある間は、まず間違いなく彼女の男性経験の数は1から動かない。というか動かさない。
そして出来ることならその数字のまま、ずっといてくれないだろうかと思ってさえいる。
終