07/03/01 21:35:14 HjI1GnvV
実写化にアニメ化か…………。
思ってたよりもキャストが若くて、なんだか高校時代の思い出が少し崩れそうだ……。
3:名無しさん@ピンキー
07/03/02 14:11:55 hVajDgOE
ムラムラくる作品の投下に期待
4:名無しさん@ピンキー
07/03/02 18:37:35 f0m+Boet
>>2
そういう時は作者の意見を読むと良いよ。
ものすごく説得力があるから。
てか、これでエロパロってw
個人的にはタンダも良いけど、ジンやヒュウゴも好きだったりする。
チャグムならサンガルの王女か。
5:名無しさん@ピンキー
07/03/03 07:46:11 pDddRuJS
そのうち原作未読者の俺が
薬師プレイで一本書く
6:名無しさん@ピンキー
07/03/04 00:22:14 PUzeG9Ki
タンダは30近くまで童貞
7:名無しさん@ピンキー
07/03/05 18:28:51 56LIGqTn
モリビトドットコム!
8:名無しさん@ピンキー
07/03/06 07:40:08 qnSwXTSu
>>6
> タンダは30近くまで童貞
そんなことはない。
原作、読んでないだろw
9:名無しさん@ピンキー
07/03/06 16:15:21 xtcRv7LT
>>8
読んでるよ。
精霊の時が28だろ。
作中で8ヶ月経っているから29になっている可能性がある。
で、明確に2人がそうだと読み取れるのが神だけだろ。
夢ではまだそういうのは見当たらない。
あ、30超えているんか?
10:名無しさん@ピンキー
07/03/07 07:51:06 7EMZVlAN
早くしないとバルサが閉経する
11:名無しさん@ピンキー
07/03/09 23:50:22 Pm0n9nIj
まだか
12:名無しさん@ピンキー
07/03/11 11:16:21 /STl8YqC
>>8の根拠はわからんな
>>9は作中事実としては全部正しい。が、自分は書かれなかった背景として
昔の日本の農村地帯の「夜這いの民俗学」みたいなのもアリだと思ってる。
つまり通過儀礼として、男子が一定年令になれば経験させてやる社会
だとしてもおかしくない。
13:名無しさん@ピンキー
07/03/11 11:26:24 /STl8YqC
新ヨゴの皇子に夜伽がつくのは17からと明記されてたな
その年令にはちと無理があるにせよ(平安時代の添い伏しなら11歳くらいから)
配偶者を決める前に、何らかの形で恋愛抜きの性体験しとくのがノーマル
ってことを認識してる作者は、さすが文化人類学者だ
14:名無しさん@ピンキー
07/03/12 06:33:24 n8kwVE7v
>>12
タンダの性格上どうかなー
人と接触するのを好んでやらない方だし
(大好きなバルサの事と呪術関係以外)面倒な事は極力避けてそうだけどな
村の女たちから引き込まれていたらわからんがw
15:8
07/03/13 01:18:15 MAKCKXrQ
なんだ、なんだ
おまえら、ホント読解力(つーか、理解力)無いのな。
隠喩とか、暗喩って知ってるか? 児童文学なんだからさー
原作者の職業は文化人類学者だぞ? 行間を読めよー
似たもの同士で、なかよくやってろwww
16:名無しさん@ピンキー
07/03/13 16:58:24 k9w43vqt
>>15
日本語でおk
17:名無しさん@ピンキー
07/03/13 20:55:37 k6/loNNI
思春期チャグム王子きぼん
18:15
07/03/15 05:08:17 7wQP94/V
>>16
おまえら、ホント無知だな~
学校サボってんじゃねーの?
せめてリア厨はオベンキョしろよ~
19:名無しさん@ピンキー
07/03/21 10:34:22 p8YfRyxH
タンダのほうが受ならありえる
20:名無しさん@ピンキー
07/03/21 11:55:38 m8xL+d75
二人の親密度を考えると、意外と17、8のころに一回二回は経験済みかもしれない。付き合ってたとかじゃなくても。
21:名無しさん@ピンキー
07/03/21 13:19:02 aEhmLcmf
>>19
バルサもああ見えて思い切り受けだよな。
22:名無しさん@ピンキー
07/03/21 13:47:58 26bOYUPE
タンダのあまりの巨根に思わず悶絶するバルサ
キボン
23:名無しさん@ピンキー
07/03/22 12:45:12 Z183+XKn
同人でたら、やっぱチャグムの筆下ろし物が出回る確立が高いんだろうか?
狩人による陵辱物も出そうだなあ。
最後のあれもあるし。
ショタ、ノーマル、陵辱、触手、全方位だな。
24:名無しさん@ピンキー
07/03/25 09:45:52 NJQk9q4m
筆卸まだか?
25:http://softbank221062140055.bbtec.net.2ch.net/
07/03/25 11:27:31 /ghFuIlk
guest guest
26:名無しさん@ピンキー
07/03/26 00:36:16 5PIYwdnD
筆卸と言うか天と地の時のチャグムなら良いな
27:名無しさん@ピンキー
07/03/26 23:22:23 bT84LDKf
チャグムにまたがってチャグチャグするバルサまだ?
28:名無しさん@ピンキー
07/03/27 11:28:41 dcqjjmoo
>>23
年上によるショタの筆卸しか、たまらないな(*´Д`)ハァハァ
29:名無しさん@ピンキー
07/03/27 23:15:22 ZDH91DLM
だめだ、バルサの色香にムラムラが収まりそうにない
30:名無しさん@ピンキー
07/03/27 23:21:57 ymfI6DH8
お、やっぱり立ったか。
バルサとタンダでエロエロなのをキボン。
幼馴染なんだから、10代同士でくらいの初々しい奴でもいい。
31:名無しさん@ピンキー
07/03/28 23:01:45 5ciWdk98
実はそういうことに関してはあまり経験がなくて戸惑うバルサ(*´Д`)ハァハァ
32:名無しさん@ピンキー
07/03/29 12:02:29 cucE1yJW
訊きたいんだが、このスレの住人はエロ妄想するときは、
絵柄は原作とアニメのどっち?
33:名無しさん@ピンキー
07/03/29 13:05:20 Mk5yfogS
やっぱアニメじゃね?
おっぱい柔らかいし
34:名無しさん@ピンキー
07/03/29 18:35:42 yyaKVYrv
原作の絵柄を知らない(´・ω・)
35:名無しさん@ピンキー
07/03/30 01:22:37 39AxeBWn
>>34
偕成社の守り人スペシャルページに行くと原作バルサの顔が大きく描かれている。
ジブリ系統のおばさん顔を想像すれば良い。
36:名無しさん@ピンキー
07/04/01 18:47:07 MdT7Zs9G
>>35
thx、見て来たぞ。
なんというか、なんというかだな。
37:名無しさん@ピンキー
07/04/01 21:39:55 rLjL1FAO
原作信者がぶち切れているのが分かるだろw
挿絵がなければまだアニメバルサにそこまでの反発はなかったんだろうが
あのバルサでインプットされている人が多いからどうしてもアニメバルサは
受け入れて貰いにくいな。
38:名無しさん@ピンキー
07/04/01 22:38:06 1o5RNilx
アニメ絵も漫画絵も問題ないよ。
なぜなら、俺の仲のキャライメージは俺の中で不動だからさ。
さて、備長タンのような萌え絵で、バルサとタンダのエロを妄想しようか。
39:名無しさん@ピンキー
07/04/02 05:35:39 z2RiZGqq
18禁系のイラストがもう描かれていたりする?
40:名無しさん@ピンキー
07/04/04 13:18:15 93g8ry8F
>>35
あんまりかわんなくね?
ぶち切れるほどでもない気がする。
41:名無しさん@ピンキー
07/04/04 14:20:10 qepB3R93
バルサは不美人だけどかっこいいおばさんという
イメージが出来ているんだよ。
なのに巨乳(でもないと思うが)、スリムでスタイルが良い、
唇ツヤツヤ、髪の毛サラサラ、お目目ぱっちり、肌もつるつる
その上女らしい、自分のイメージしているのと違うから許せない。
そんな感じの感想はチラホラ見受ける。
十二国記の陽子をバルサのイメージに重ねているっぽい。
髪の毛は赤毛だと思うとか言ってるのもいた。
42:名無しさん@ピンキー
07/04/05 19:27:31 ZKS9r2Gn
もうなんでもいいから俺はバルサが好きだ!!
43:名無しさん@ピンキー
07/04/07 07:07:15 teP/3k1Z
さて、今回初めて観る人のどれくらにいがバルサに引き寄せられるか
44:名無しさん@ピンキー
07/04/07 10:28:32 IU9Erk/l
このスレにはアニメ版バルサが向いてる。
45:名無しさん@ピンキー
07/04/08 20:09:42 b6dENF0I
バルサに手コキしてもらえるだけで満足です(*´Д`)ハァハァ
46:名無しさん@ピンキー
07/04/08 20:17:59 EY11fo2N
たぶん握りつぶされているよw
47:名無しさん@ピンキー
07/04/14 13:45:31 9KeSk4py
ニギニギ
48:名無しさん@ピンキー
07/04/17 20:14:53 1HAOHWua
バルサに握りつぶされるということは、一応は俺の息子をバルサが触ってくれているんだよな?
それなら握りつぶされるのでも本望です。
49:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:56:13 4rK7nxQ8
潰される直前に射精してやるよ
50:名無しさん@ピンキー
07/04/24 00:28:21 ym+7esK1
うぅぅ
51:名無しさん@ピンキー
07/04/24 17:45:42 brJ6Ax64
八゙儿サや、サヤ、アスラと工口工口な展開(こなる(ナど、実は、卜口力゙イの見せる幻
52:名無しさん@ピンキー
07/04/24 19:55:58 ym+7esK1
>>51
この厨房何者?w
53:名無しさん@ピンキー
07/04/26 20:18:20 uLDgJIVk
トロガイ婆さんが実はシリーズ中1番の大恋愛の経験者だもんなw
あと、とりあえずシハナ姐さんは経験が豊富な気がする。
女技とか普通に使ってそうだ。
54:名無しさん@ピンキー
07/04/29 18:48:45 luDoQn5h
本スレやネタバレスレで
乳もうちょっと見せろとか
タンダと既にやってるやってないで盛り上がってるのに
このスレはサパーリ伸びないってのはやはり作品の完成度か?
55:名無しさん@ピンキー
07/04/30 22:55:08 U005VnQq
妄想の余地がないというのはあるな。
原作でも4話観ても、タンダとバルサが精霊の段階では
何もないんだろうなというのが分かってしまうし、
かといって、神の守り人以降のは天と地の成り行きを
連想してしまって胸が痛む。
特に4話のあのタンダ観てて、ああなるのかと思ったらなあ。
56:名無しさん@ピンキー
07/05/01 02:09:43 9NY8L2t/
餓鬼三人居る中でどうどうとバルサを愛撫するタンダは鬼畜だと思った。
57:名無しさん@ピンキー
07/05/04 03:20:09 osx9ywZD
バルサとタンダです。イメージ違ってたらスミマセン。
都合よくチャグム不在です。
バルサは処女ですかね?そう思いつつ明確には書いてません。
「それにしても」
包帯を取り替える手を止めて俺は溜め息をついた。
「おまえ、もうちょっと自分の体を大切にできないのか」
上半身の寝巻きは落とされていた。若干日に焼けた筋肉質な腕。しかし
衣に覆われていた部分はきめ細かく、女らしい白い肌をしていた。
ただ普通の女と違うのは、腕や肩、背中、腹にも胸元にも、まるで百足
でも張り付いたかのように縫い痕が残っていることだった。
そのうちの幾つをこの手で縫っただろう。その度にどんな思いでいたか、
この用心棒稼業を営む女は想像したこともあるまい。
「この程度の傷、命を落とすよりはずっとましだろう」
バルサがさらりと言う。
生き延びるために。そのためにジグロは、己が肉を切り裂くことに躊躇
しない戦い方を教えたらしい。
「おまえが傷を負うたびにそれを縫わされる俺の身にもなってくれよ」
大切に想う相手が血を流すのを見るつらさ。細心の注意を払って縫っても
白い身体に残る傷痕。どうしてこんな過酷な生き方をしなくてはならない
のかと歯噛みする思いでいるというのに。
「すまない」
「バルサ」
「いつも面倒な怪我の治療ばかり頼んで、迷惑を掛けているとは思って
いるんだよ」
まるで何かに頭を殴られたかのようだった。迷惑?そんなこと誰が言った。
バルサが傷を負うのなら、それを癒すのはいつだって自分でありたいと
願っているというのに。
58:名無しさん@ピンキー
07/05/04 03:21:09 osx9ywZD
「誰が迷惑だなんて言った。おまえ、俺の気持ちを考えたことあるのか?」
思わず声が荒くなるのを必死になって抑える。
「タンダ」
「この傷」
無防備に投げ出されたバルサの左腕を取る。
「俺が初めてお前の身体に針を刺したときの気持ち、分かるか」
綺麗に癒着した古傷。愛しい女がこんな傷を負うのを、どうして黙って見て
いることしかできないのかと苦しんだあの日。できる限り丁寧に縫って、醜い
痕にならないようにと祈ったあの時。
俺はその古傷にゆっくりと唇を落とした。
「タンダ?」
「この傷も、この傷も」
肩口に走る傷、胸元に走る傷、そして一番新しい、回復著しい右腹の傷にも
口付ける。
「愛する女が傷ついて喜ぶ男などいない」
バルサの瞳が戸惑っていた。その両頬に手を添えた。
「いつだって治療ではなく、愛するために触れたいのに」
「タン…」
言葉をさえぎるように唇を重ねた。温かく柔らかい感触に、じわりと官能が
呼び起こされる。
ゆっくりと離れバルサの顔を見ると、何が起こったのか理解できていないよ
うな表情をしていた。年齢も関係なく可愛いと思った。
もう一度、今度は欲のままに唇を重ねた。反応のないバルサの唇を舌で割り、
その奥の彼女のそれを絡め取った。
舌が触れ合ったその瞬間、体温が上がった気がした。バルサの身体がびくりと
跳ねる。頬に添えていた手の片方を背に回し、裸の上半身を抱き寄せた。
柔らかい胸の感触が伝わる。縫合するときや包帯を替えるときに何度も見たし、
触れたこともある乳房。
ゆっくりと手を伸ばし包み込む。そっと捏ねるようにすると、手の平を押し
返すように反発した。
「んぅ…」
バルサが首を振る。唇を離すと大きく息を吸った。
「離せタンダ」
「いやだ」
白い首筋に顔を埋める。首の付け根を吸い上げ、そのまま耳元まで舌で舐め
上げると、バルサは震えて肩を竦めた。
「俺はおまえが欲しい。もう止まらないんだ。だから嫌なら全力で抵抗して
くれ」
いくら手負いでもおまえなら俺一人くらい簡単だろう?
そう笑いかけると、バルサは泣きそうな顔をした。
59:名無しさん@ピンキー
07/05/04 03:22:20 osx9ywZD
俺の好意に気づいていたはずのバルサ。
仲のよい昔馴染みに徹していた俺。
一歩踏み出せば何かを失い、何かを明らかにしなくてはならないと分かって
いたから、いつしか互いに微妙なバランスを保っていた。
均衡を崩したのは俺。
でも遅かれ早かれ、いつか俺はバルサに答えを求めていたに違いないんだ。
抱きしめていた上半身をゆっくり布団に寝かせた。
バルサは動けないでいた。受け入れたのではなく、どうしていいのか分から
ないといった様子だった。
構うことなく手を這わす。乳房の弾力を楽しむように揉んでいると、その頂
が固くなっていくのが分かった。
「ここ、固くなってる」
指先で擦ったり摘まんだりしていると、バルサが真っ赤な顔で「遊ぶな」と
言った。
「遊んでないよ」
立ち上がった乳首を唇に含む。舌で転がすように舐め、歯を立てた。
「あっ」
聞いたことのない艶めいた声がバルサの口を突いて出て、思わず動きが止ま
ってしまったのと、バルサが即座に両手で口を押さえたのとはほぼ同時だった。
「そんな声、初めて聞いた」
思わず呆然と呟いた。
「うるさい!」
照れ隠しか、半ば本気で怒っているのか、バルサが怒鳴る。
「もっと聞かせて」
今度は反対の乳房に舌を這わせる。色の境目をなぞるように舐めてから、
乳首を吸い上げた。
「あぁっ」
やはり艶やかな声が上がる。こんなにも普通の女なのにと、その胸元の傷痕
が悲しく見えた。指先でその痕を辿る俺の顔をそのときバルサが見ていたこと
には気づかなかった。
辿った指でバルサの腰紐を解き、そっと引き抜く。寝巻きを開こうとすると、
バルサの手がそれをとどめようと俺の手を掴んだ。
「バルサ」
様子を探る。拒まれたのならば、引き際は誤りたくなかった。
「…なんで」
「え?」
「なんで私だけこんな恥ずかしい格好なんだ」
思わず顔を見ると、まさに茹蛸のように真っ赤だった。その顔で口をへの字
に曲げている。
60:名無しさん@ピンキー
07/05/04 03:25:40 osx9ywZD
これがバルサ、おまえの答なのか?
色気のない、でも拒んではいない言葉。俺を受け入れるというのか。
「それは…すまなかった」
笑いを堪えながら俺は自分の腰紐に手を掛けた。ためらうことなく衣服を
脱ぎ捨てる。
「これで満足か?」
「笑うな」
まだ赤い顔でそっぽを向く。本当にこれが『短槍使いのバルサ』と名の知れた
凄腕の用心棒だろうか。
「そんな顔するな。可愛くて仕方ないだろう」
「うるさい」
「では黙るとしよう」
俺は口を閉じてバルサの寝巻きを開いた。なだらかな曲線を美しいと思った。
肩を撫で、腕を撫で、腰から腿にかけて撫でた。普段外気に触れている乾い
た部分と、吸い付くようにしっとりした部分とが面白いほど違っていた。
傷に障らぬようバルサに身体を重ねていく。素肌が触れ合うと、互いの熱が
心地よかった。
再び口付けると、今度は戸惑いながらもバルサ自ら舌を絡ませてきた。熱い
吐息が彼女の唇から零れる。溢れる唾液がとても甘く感じた。
唇の端から咽喉元へ、流れた唾液を追うようにして唇を這わせた。痕をつける
ことを目的にところどころ強く吸い上げると、バルサがうめくような声を上げた。
「やめ…痕が残る…」
「俺が残した痕なら、もうおまえの身体中にあるよ」
でも残すなら花弁のような痕がいい。すぐに消えてしまっても、つかの間は
花のようにおまえを彩りたい。
61:名無しさん@ピンキー
07/05/04 03:26:46 osx9ywZD
自分の独占欲を刻み付けるように、色々な場所に唇を寄せた。人の目に付く
ところにも、人の目の届かないところにも。
足を抱え上げ、その内腿にも赤い痕をつける。その先には知らなかった場所が
あった。
「ちょっ…タンダ、何を」
瞬間両足に力が入るのを頭ひとつ分許さず、彼女の花園を目指した。
「やだ、タンダ、待って」
「待たない」
「!!」
まるで縫合を待っている傷のような赤い谷間があった。血が滴り落ちそうな
生々しさなのに、花を思わせる美しさもあった。迷わず舌を伸ばした。
「あぁっ!」
バルサの身体が反った。構わず舌を動かす。襞をめくり尖らせた舌先を奥へと
差し入れると、中からとろりと蜜が零れ出た。
「タンダ、馬鹿汚いよ。やめて」
「やめない」
湧き出る蜜を音を立てて吸う。震えるバルサの泉の淵に、赤い肉の粒が屹立
していた。ゆっくりと舐める。
「んぁあ…あ、んぅ…ん」
小刻みに身を震わせて、バルサの身体が赤く染まる。
「ここ、気持ちいいだろう?」
陰核を唇で挟み扱く。バルサが首を横に振るのが、髪の鳴る音で分かる。
それでも身体が快楽を感じている証拠に、赤い谷間からは絶え間なく蜜が流れ
出ていた。
普段強がるバルサを啼かせてみたくて、執拗に陰核を責めた。歯を立てると
ひときわ大きく身体が跳ねた。
「我慢しないで声出して」
泉へと指を差し入れると、細い道は異物を押し出すような、更に奥へと招き
入れるような動きをした。何度か抽送して指を増やす。中で曲げると「あっ」
とバルサが声をあげた。
「ここもいいの?」
「タンダ、もうや…」
強い快感を覚える箇所を弄られ続け、あわせて自分でも知らない内部を探ら
れて、バルサは羞恥でいっぱいだった。
「だめだよ、言ったろう。俺はおまえが欲しいんだ。全部見せて」
赤く固くなった肉の粒を吸い上げながら、指の抽送を早めた。
「あっ、あっ、もぅ」
じゅぷじゅぷという淫靡な水音と、バルサの切羽詰ったような甲高い声と。
俺は聴覚で興奮しながらバルサの陰核を強く噛んだ。
「いやぁっ!」
電気に触れたように身体を痙攣させて、バルサは布団に沈んだ。
62:名無しさん@ピンキー
07/05/04 03:27:39 osx9ywZD
荒い息で横たわるバルサは艶やかだった。赤く色づいた肌はしっとりと汗
ばみ、濡れた唇は誘うように震えていた。花に寄る虫のように、その唇に自分
のそれを重ねた。
バルサの潤んだ瞳と視線が絡む。
まだ、続きがあるのだろう?と問うているようだった。全てを享受し与えよ
うとしているかのようだった。
勿論それは俺の都合のいい考えかも知れなかった。
バルサの息が落ち着くのをみて、再びその身体を開いた。
「身体がつらかったら言ってくれ」
それで止められるか自信はなかったけれど、彼女に無理をさせたくなかった。
ゆっくりと身体が近づいていく。熱く高ぶった己を、バルサに埋めていった。
そこはとてもきつく、しかし温かかった。
「息、止めないで。力抜いて」
耐えるような表情のバルサを楽にしたくて、陰核に指を伸ばした。
「は、んっ…」
一度達した身体に再び熱が点るのに時間はかからない。貫いた己はそのまま
に、バルサの官能を高めていく。
愛液を掬って塗りこむように陰核を撫で上げる。何度も触れると己を受け入
れた場所が潤み、ざわめくのが分かった。
ゆっくりと抜き、ゆっくりと奥まで埋め込むことを繰り返す。しばらくする
と、バルサの表情から苦しげな様子がなくなった。
「…つらい?」
聞くと首を横に振る。嘘つきめ、と思う。
「じゃあ、気持ちいい?」
それにも首を横に振る。思わず苛めたくなる。
「でもバルサ、こんなに濡れてる」
分かる?と聞き、わざと水音を立てるように出し入れした。バルサの頬が
赤く染まる。
「し、知るか!っああっ…んっ」
乳首を吸い上げれば、憎まれ口を叩くそばから嬌声が上がる。
その声を途切れさせないように、腰を激しく動かした。バルサの谷間を埋め
るように、赤黒い分身が出入りする。蜜は白く泡立ち陰毛に絡んでいた。何度
も夢想した光景より淫らだと思った。
喘ぎ声の止まらなくなったバルサの眦に涙が浮かんでいた。何かの感情か、
生理的なものか。切なくなって口付けて吸い取り、そしてその耳元に唇を寄せ
て囁いた。
―― 愛してる。
すると、呼応するようにバルサの内部が強く収縮した。思わぬ締め付けに
射精感を堪えられなかった。
「バルサ!」
叩きつけるように奥まで挿入すると、俺は吐き出すように射精した。
63:名無しさん@ピンキー
07/05/04 03:28:19 osx9ywZD
「いたた…」
薬草を貼り、その上から包帯を巻いて、ゆっくりと身体を横たえる。
「大人しく寝てろよ」
「誰のせいだと思ってるんだい」
「おまえも共犯だよ。さぁ、ゆっくり休んでくれ」
バルサは頬を赤くして何か反論しようと口を開きかけ、しかし結局は何も
言わずに目を閉じた。
薬箱を片付けながら、横たわる愛しい女を見た。
つらい過去を持ち、自らの人生に枷をつけて生きる女。その生き方を彼女
が選び、そして今の彼女を作るのなら、否定したくはないと思う。
けれどせめてひと時でも安らぎを与えることができるのなら。
その手を差し伸べるのがいつでも自分であることを願ってやまない。
「なぁ、バルサ」
長い髪に手を伸ばす。
「おまえが、8人の命を救うまで誰とも添い遂げないとしても」
髪のひと筋に唇を落とす。
「そのあとでいい。結婚しよう」
―― いくらでも待つから。
閉じた目は開かなかった。
「…もう眠ったのか?」
答えはなかった。寝てしまったのか寝たふりをしているのか、どちらでも
構わなかった。
ただこうしていつまでも、バルサの眠りを守りたいと思った。
〈終〉
64:名無しさん@ピンキー
07/05/04 09:08:13 6t7HyubG
うわぁぁーーーネ申キターーーー(´Д`;)
イイ、GJだよ!ようやくこのスレでエロ小説が拝めるだなんて!
>>57さん乙!
タンダとバルサのイメージ、いいと思うよ!
っていうか、ご馳走様でしたv
バルサ姐さんエロいよバルサ姐さんw
65:名無しさん@ピンキー
07/05/04 13:17:57 37zZUK99
処女とかwww
66:名無しさん@ピンキー
07/05/05 10:56:23 BcNPvmxx
>>57
GJ!ネ申エロス!
大変いいものを読ませていただきました
男らしいタンダに萌え。そっち方面に疎いバルサも可愛いw
もし次回作があるなら、攻め?を覚えたバルサも見てみたいです…
67:名無しさん@ピンキー
07/05/05 15:14:50 IsP5akGA
>>57
GJ
タンダ漢だね。かっこいいよ
バルサはバルサで可愛い。
こういうところは原作通りだ。
今日の青い手とのやり取りに嫉妬したタンダがバルサを、と言う話も良いかも。
あの青い手もバルサに(いろんな意味で)惚れているっぽいし。
68:名無しさん@ピンキー
07/05/06 17:57:24 R+7ezhxv
青い手とバルサです。
作品の中ではバルサって処女だと思うんですが…5話見たらこんな
妄想が。
集落から離れた場所に崩れかけた小屋が建っていた。その人々から見捨て
られたような小屋の外に馬が二頭繋がれている。小屋の中には蠢く影。偶に
差し込む月光でそれが男と女だと分かる。
聞こえてくるのは苦しげな息遣い。だが時折聞く者が羞恥を覚えるような
甘い声も上がった。
「も…いいかげんにし…」
「これくらいで音を上げるなんて、おまえらしくもない」
組み敷いていた女の身体を抱きかかえるようにしたまま上体を反転させ、
男は女に自分の身体を跨がせた。
「ちょっと」
瞬間たじろぐ女をよそに、その細い腰を掴んで下から突き上げた。
「ああっ」
しなやかな背が反り返る。豊かな乳房が前へと突き出され、ひどく淫猥な
光景だった。
誘われるように両胸に手を伸ばし、突き上げる腰はそのままに、思うさま
揉みしだく。張りのある肉が手の平でたわむ感触を男は楽しんだ。
「いいのか?」
「う、るさ」
「俺の腹が水浸しだ」
男の言葉どおり、その腹は女がこぼした蜜で濡れていた。恥ずかしさから
か女が身を捩る。仕置きのように乳首を摘まみ上げると、接合した部分から
さらに蜜が溢れ出した。
「素直になったらどうだ、バルサ」
腰を小刻みに揺らす。男の陰毛が女の固くなった陰核を擦りあげ、思わぬ
快感を呼び起こす。女はその感覚を追って自ら無意識に腰を揺らしたことに
気づいていなかった。その様子に男が哂った。
69:名無しさん@ピンキー
07/05/06 17:58:19 R+7ezhxv
「もっと乱れてみろ」
夜闇に浮かび上がる女の白い身体が快楽に溺れるさま見てみたかった。
男が激しく腰を突き上げ始めた。女の腰を掴み奥へ奥へと侵入する。時に
円を描くようにすると、思わぬ場所を抉られた女が堪え切れずに声を上げた。
「ああっ…んっ、んっ」
甘く高い女の声が、切羽詰ったようなものに変わる。男は心得たように腰
を打ち付ける。肉のぶつかる音と、淫靡な水音と、男と女の熱い息遣いが響
き渡る。
「んっ、んっ、あっ、ああっ…!」
ひと際高く女が声を上げた。その背が反り、長い髪が男の脚に触れた。
びくびくと締め付ける女の内側の感触を楽しみながら、男は女の反った背
を支えたまま再度床に組み敷いた。
「!!やめ、あっ、ああっ」
達したばかりの身体を正面から貫かれ、途切れない快感から逃げようと女
が男の胸を叩く。
「こんなんじゃ全然足りない」
「ああんっ、あっ…ああんっ」
男は女の両膝の裏を両肩に付くくらいに押さえつけた。女の性器が濡れて
光っている。そこに男の赤黒い性器が出入りを繰り返す。その都度女のそこ
は蜜を吐き出した。
―― このままよがり殺してしまいたい。
淫猥な光景を目にしながら男はそう思った。何度も極みに導いて、自分の
与える快楽のうちに命を奪ってしまいたい。
男が内臓まで抉ろうとするかの勢いで女を突き上げる。女の唇から喘ぎ声
が止まらなくなった。うねるような襞の動きで、女の絶頂が近いことが分か
った。
最奥まで貫いた。
「あぁっ…!!」
女が啼いた。男の肉を強く締め付け、びくびくと内部が痙攣する。
官能に耐える顔をする女が愛しく、男は吸い寄せられるように唇を重ねて
いた。それは身体の繋がりを幾度か持った男と女の初めての口付けだった。
女の目が見開かれる。男は内部に放ちたい気持ちを抑え、女の腹に放った。
70:名無しさん@ピンキー
07/05/06 17:59:21 R+7ezhxv
「いい女だ」
「冗談はよしとくれよ」
荒かった息が整った女は、床から身を起こし支度を始めた。無駄のない身
体にはたくさんの傷痕があり、女の生き方を物語っていた。
「こんなに逞しくて淫蕩で…あの男は知ってるのか?」
男の一言に女ははっと顔を上げる。小さいときから自分を見守り続けてく
れている大切な男の顔が思い浮かぶ。
その好意を知っていながら自分はこの男とこうして身体を結んでいる。
「おまえは何を恐れているんだ、短槍使いのバルサよ。その心のまま、あ
の男の腕に抱かれればよいものを」
「よけいな…ことだよ」
服を着終えた女は、最後に長い髪を後ろでひと括りに結わいた。
「よけいなこと、ね」
男が女の身体を引き寄せる。
「痕を残さないように気を使っているというのに、つれないことだ。何な
らこの首筋に髪を下ろさねばならぬ痕でも残してやろうか」
「やめっ!」
男の唇がうなじを這う感触に女が身を翻した。首筋に手をあて息を乱す女
を男が笑う。
「心と身体が矛盾してこそ人間だ。今日のところは許してやろう」
男も身支度を始めるのを見て女がほっと息をつく。
まだ夜明けまでは遠い時間帯、男と女はそれぞれの馬の手綱を握っていた。
「今日のことは先日の馬の借りだ」
「おまえは律儀で可哀想な女だな、バルサ」
男は鐙に足をかけ馬に跨った。
「身体が乾いたらいつでも呼ぶことだ。貸し借りなく応じてやるぞ」
「…何のことだ」
「俺の前では普通の女で構わんということだ。淫らなおまえも知っている」
女は口を引き結び何も言わなかった。
口元で笑った男も何も言わず、馬を走らせてその場を去った。
「…普通の女、か」
熱の引いた身体を自分の腕で抱きしめる。ふと、唇に男のそれの感触を思
い出す。これまで一度もなかった行為。
女は指先で唇を辿った。しかし、何かを吹っ切るように右手の甲でそれを
拭った。
―― そんなもの、今更なれやしないよ。
自嘲気味に哂った女は馬に乗り、日の出の遠い夜の闇に消えていった。
〈終〉
71:名無しさん@ピンキー
07/05/06 20:40:15 /1aEX0et
アニメの青い手のおっさんは間違いなくバルサに惚れてたよなww
GJ!!
72:名無しさん@ピンキー
07/05/07 13:16:22 f0nAmBBa
職人さんGJ!!
73:名無しさん@ピンキー
07/05/07 18:23:12 Idu3UG14
タンダとはやってないが、他の男とはかなり経験豊富な姐さん…
原作ヲタとしては怒るべきなのかもしれんが
アニメのあの色っぽさからするとそれもアリかも。
なんにせよGJ!
74:名無しさん@ピンキー
07/05/07 20:21:47 MLTdiXh4
>>70
GJ!おじさま好きにはたまりません(*´Д`)ハァハァ
手練っぷりを堪能させていただきました。ごちそうさまですw
75:名無しさん@ピンキー
07/05/07 22:26:39 PCu0yqcg
>>68
GJ
>>73
まあ二次だからね、これはw
寧ろタンダとは聖域過ぎて読む事は出来ても
自分には手が出せないジャンルだから
これはこれで楽しませてもらってる。
76:名無しさん@ピンキー
07/05/08 02:27:39 7wYG8zFR
>>70
おお!連続で職人さんキター!
かなり良いし!gjですよ!
もっとにぎわってくれるといいねー。
77:名無しさん@ピンキー
07/05/08 15:43:46 AURHV5ba
いや嵐が来るのはごめんだから、これくらいでひっそりというのが理想
それに下手なのが増えるより、少量でも職人さんが上質の書いてくれるほうが。
ところで自分の妄想はユグロの手に落ちて
責め尋問されるバルサなんですが…
78:名無しさん@ピンキー
07/05/08 17:04:45 C9+7p7vA
個人的には、キャラが酷い目に合うのは嫌なので、
(肉体に傷付けたりするものとか、とにかく痛い奴。
痛みはない陵辱だけなら範疇かな)
書く前に一言付け加えてもらったらスルー出来るからそうやって貰えたらok
79:名無しさん@ピンキー
07/05/09 20:18:44 p12cs3KQ
キャラ萌えスレで養父ジグロ×バルサってのが出てた
まあ妄想は各自いろいろで、腹立てるとかじゃないんだけど
個人的には、ジグロはもともと禁欲が苦にならないタイプだったと思うし
親友の娘のバルサは、絶対に対象外。その線はぜんぜん想像力刺激されない
ジグロに相手がいたとすれば、若き日のカイナ(「神」帰還編P95-96)だろうな
80:名無しさん@ピンキー
07/05/11 21:42:48 miJRI/61
バルサ×チャグムはまだか?
チャグム×バルサでもいいが…
81:名無しさん@ピンキー
07/05/11 22:47:51 eBvWaFC+
>>79
そのレス見て俺はけっこうキタんだが。
>自分のせいでジグロの人生が・・・ってことを感じたバルサが、
>罪滅ぼしのつもりで、ジグロに体でせまる
処女ならではの一途なカン違い、いいじゃないか。
82:名無しさん@ピンキー
07/05/12 04:49:40 7irjaF/X
侵しがたい領域というのがある人もいるからなあ
二次でそんなこと言っても仕方ないがな
83:名無しさん@ピンキー
07/05/13 01:52:11 r/kTQFWK
今週もバルサは色っぽかったなあ
そしてラストで泣いちゃうタンダ
さんざ心配させといて、「眠りたいんだ」ちょwバルサそれヒドスw
犯すぞゴルァ!と思ったろうが、怪我+疲労困憊の相手にそれもできないし
回復したところでチャグムがずっとくっついてるから無理だしねw
せめてこのスレでは、タンダがバルサを存分に泣かせてやってください>職人さん
84:名無しさん@ピンキー
07/05/13 18:08:35 EuP8dooz
いやいや、いやいやいやいやっ!
あの「眠りたいんだ」には、他の意味も含まれているに違いない!
(チャグムがいなければ)腕の中で―かもしれないし。
(傷も痛むし)タンダの癒しのあとで―かもしれないし。
少なくとも、布団さえあればイイ!ッてことではないと思うぞ。
85:名無しさん@ピンキー
07/05/13 21:15:29 kil4F+qi
チャグムに一服盛って熟睡させた上で
介抱プレイ→大人の時間…ってのはどうだろう?
86:名無しさん@ピンキー
07/05/13 22:38:51 NLNxAyyo
あのバルサがチャグム相手に眠り薬なんて使うか…?
いや、相当ムラムラしたバルサならやりかねんか?
87:名無しさん@ピンキー
07/05/13 23:10:14 r/kTQFWK
>>86
え、バルサじゃなくてタンダじゃないの?薬使うのは
88:名無しさん@ピンキー
07/05/13 23:27:56 5XU/sjRe
チャグム×バルサも、精霊の時ちょっと妄想したことある
チャグムの初恋って感じでw
で、ぶっちゃけバルサカプってどの組み合わせでも言いづらい。
89:名無しさん@ピンキー
07/05/13 23:56:11 kil4F+qi
>>86
タンダだよ~
カモミールとかジャスミンみたいに
心身がリラックスする薬草を煎じたのを飲ませておけば
お子ちゃま皇子はぐっすり眠っててくれそうだ。
90:名無しさん@ピンキー
07/05/14 10:40:05 2Rk2ELtI
チャグム眠らせても、今のところバルサの怪我がネックだな。
こうなったらエッチしたら傷が回復する秘術を身につけろ、タンダ。
お前ならやればできるはずだ。根拠はないが。
91:名無しさん@ピンキー
07/05/14 17:27:03 BwFjhz9f
秘術より、薬草師らしく正攻法でいこう!
タン「良く聞けよ。この薬草は粘膜からしか吸収しない」
バル「……それで。どうするっていうんだい」
―そういう特効薬を調合するんだ。
粘膜といえば、口腔内と直腸とそれから……
92:名無しさん@ピンキー
07/05/14 18:55:20 /J9J0ey7
鼻の穴、とボケてみる
93:名無しさん@ピンキー
07/05/14 21:33:03 tgqez4hy
スノウホワイトじゃないんだからw
94:名無しさん@ピンキー
07/05/14 22:19:38 QZFsRkwf
バルサのおっぱい描いてみたんだが、ここは貼付け禁止?
ピンク初心者なもんで、どこにアップしたらいいかわからない。
95:名無しさん@ピンキー
07/05/14 23:16:06 GfQO+mxt
>>94
別に貼ってもいいんじゃね?
他スレでも結構貼ってるよ。
96:名無しさん@ピンキー
07/05/14 23:20:30 KuGmFsvK
バルサじゃなくてバルサのおっぱいかよw
97:名無しさん@ピンキー
07/05/15 00:48:22 1g5EJw5v
あんまりエロくないですがおっぱいです。
URLリンク(imepita.jp)
98:名無しさん@ピンキー
07/05/15 00:57:45 tf7p59ew
>>97
GJ!
99:名無しさん@ピンキー
07/05/15 09:32:23 2eQMqVor
>>97
良いね。かっこいい。
瞳の鋭さと腹の包帯が、バルサの壮絶な生き方を見せてる感じで実にいい。
たまに、人間の形してない気持ち悪い巨乳のがあるじゃん。
あんなのじゃないかとちょっと冷や冷やしていたw
100:名無しさん@ピンキー
07/05/15 12:04:58 Ojk2OOnx
・・・ううむ
やはり「女性の方は自己責任で(at your own risk)」だなあ
原作読者で、同人マンガとか慣れてない人は、見ない方がいいと思う
101:名無しさん@ピンキー
07/05/15 19:43:36 Sh62ueEF
>>97
すばらしい!
102:名無しさん@ピンキー
07/05/15 19:47:32 Hd+1kHR9
>>100
ここエロパロ板だよ
103:名無しさん@ピンキー
07/05/15 22:01:04 Ojk2OOnx
知ってる。だから「いやああぁこんなのやらしい許せない」なんて言ってないし
非難もしてない。こういう人は見ないほうがいいよ、ってだけなんだけど
それでもダメなの?
ちなみに自分は♀ですが>>57からの職人芸にはハァハァしますた。ごちでした
104:名無しさん@ピンキー
07/05/16 00:03:40 zqQvAJ71
>>97
これはいいおっぱい。
でもエロさはないな。
なんていうか、美術の教科書の裸婦とか見た感じ。
芸術的に良い。
105:名無しさん@ピンキー
07/05/16 00:08:02 irfLx/8F
エロいバルサなら攻殻も描いているサイトにあるね。
攻殻の少佐も描いてる所。
タンダとやっていたりジグロとのもあるし、チャグムがおっぱい触っていたりw
106:名無しさん@ピンキー
07/05/16 06:36:21 2HTSbWDk
ちょwwwそこ、多分知ってるwwwww
個人的にジグロ×幼バルサにキタ。
107:名無しさん@ピンキー
07/05/18 22:44:02 NUq3oDS6
捕手
108:名無しさん@ピンキー
07/05/19 02:26:35 NXQiPndg
みつからないのでひんとをくれ
109:名無しさん@ピンキー
07/05/19 10:40:45 ctnEtRct
少佐、守り人、攻殻辺りを入れて、イラスト系のサーチが出てくるから
2番目か3番目をクリックして、あとはそこからサイトまで飛べばいい
110:名無しさん@ピンキー
07/05/19 10:41:35 ctnEtRct
あ、ちなみにこれは屋風で
111:名無しさん@ピンキー
07/05/19 23:50:59 NXQiPndg
さんくすこ
112:名無しさん@ピンキー
07/05/20 01:12:21 VnVrSii8
サーチ見たけど、まだ守り人サイトって少ないなあ。
原作版の方はちょっと多いけど。
しかしエロイとこがほとんどない・・・
113:名無しさん@ピンキー
07/05/20 18:02:29 w5buB57Z
原作がエロ要素皆無の児童書だってこと忘れんなよw
114:名無しさん@ピンキー
07/05/20 18:48:41 sBEYCDLZ
チャグムとバルサのエロを頼んでみるか
115:名無しさん@ピンキー
07/05/21 14:52:12 dIJlul25
>>112
地上波になった時は増えると思われ。
サムライ7も地上波で放送されてから増えたから。
ただぶっちゃけ、サーチって腐に受ける要素がないとそんなに多くはならないんだよな。
アニメの場合、今のところイケメン同士の会話が殆どないから腐が食いつかない。
腐はどうでもいいが、数が少ないのはやっぱりちと寂しい。
116:名無しさん@ピンキー
07/05/21 16:52:29 OkAuzu/a
この夏はソラマメを剥く度にタンダを思い出すことに決定
いや、むしろタンダを剥きた(ry
117:名無しさん@ピンキー
07/05/21 21:49:23 pJslrOTa
>>113
確かにエロ要素は見えないが、行間にエロが詰まっていると思うw
118:名無しさん@ピンキー
07/05/21 23:23:42 MXQ2dfry
「あんた、いい薬を持ってるかい?」のくだりに垣間見える
何ともいえない男女の機微。児童書とは思えないエロスに
心を貫かれた
119:名無しさん@ピンキー
07/05/22 23:59:11 ZWao9COZ
つURLリンク(ysk.orz.hm)
つURLリンク(ysk.orz.hm)
120:名無しさん@ピンキー
07/05/27 20:58:44 t2iLuO20
バルサの体はやばいだろ
121:名無しさん@ピンキー
07/05/31 19:17:12 udDSAAmQ
>>115
>腐に受ける
そう思った。
スンとかヒョクがいるから、それはその内成り立つんだろうと推測。
腐といえば、既にチャグムとジンのなんぞをみつけたぞ
ついでに、守り人専用のサーチは腐か健全じゃないと登録できないのか?
上のサイト、イラスト系サーチじゃないと行けない。
122:名無しさん@ピンキー
07/06/01 08:30:35 kyJQJS2B
>121
露骨な性描写のあるサイトは登録できないって書いてあった…
123:名無しさん@ピンキー
07/06/01 09:07:37 +ZtdB0Jn
アニメにも夏至祭りがあるけど、こっちの夏至祭りはいかがなものだろう。
麻生さんは流石にこれの同人誌は出せないわな
お仲間が描いていそうな気はするがw
こっちの方向の仕事していた人が、児童書のアニメのキャラデザイン
しかもNHKで放送すると知った時はどう思ったのか聞いてみたいw
124:名無しさん@ピンキー
07/06/01 15:15:15 cO+JtySl
やはり、児童書やらNHKって背景があるからエロは難しいのかね、守り人は。
同人も絵もサイトも。
あれ?おかしいな。
NHKとかいって、今まで散々コミケ3日目h
125:名無しさん@ピンキー
07/06/01 21:08:00 Kr5DMYBY
天と地のチャグム×バルサをキボン。
126:名無しさん@ピンキー
07/06/02 11:47:20 ry5+Jjqq
>>125
怪我したおっかさんをヤっちゃいかんだろw
127:名無しさん@ピンキー
07/06/03 20:22:20 SKoTbJ8z
天と地ではチャグムも大怪我しているけどなw
チャグムはバルサにずっと思いがあったけどタンダに遠慮していて、
でもあの日その思いが…という感じには出来そうだな。
しかし、その時バルサ35歳、チャグム16歳というのはどうなんだw
128:名無しさん@ピンキー
07/06/04 22:23:48 t5j+4rN1
>>124
やっぱ出さないのか…
麻生氏の絵は女はもちろん、
男、特にオサーンのエロさも半端ないからなぁ
ジグロだの青い手だのと姐さんとのエロが読んでみたい
129:名無しさん@ピンキー
07/06/04 23:13:44 wJQ9rW63
エロはともかく、ヤンガンでのジン外伝はどーなってんだ。
130:名無しさん@ピンキー
07/06/05 07:44:53 Mvwd/7Md
>>129
もう連載されてんのか?
主人公ジンだし狩人サイドだしエロはあんま期待できないけど・・・・
131:名無しさん@ピンキー
07/06/05 12:46:12 qE1uoWDY
>>130
まだ。
商業誌に限っては、エロは別に良いんだ。
あの絵で、アクションバリバリきかしたのが観てみたいんだ。
守り人を漫画にするのなら、劇画っぽいのがいいと思っていたもんで、麻生絵の漫画は楽しみなんだ。
カムイのも原作よりで良いが。
132:名無しさん@ピンキー
07/06/05 23:10:48 Mvwd/7Md
>>131
いや、エロが期待できないっつーのは
誰と誰がそういう展開になるかのか分からんってのを言いたかったんだ・・・・
とりあえず狩人とバルサなのか?w
133:名無しさん@ピンキー
07/06/07 19:02:23 Y4lDTq8n
やべぇ、この流れを見ていたら、麻生絵の女が全てバルサに見えてきた。
センリツがオススメだぜ。
134:名無しさん@ピンキー
07/06/08 01:54:13 PQjMneq2
アニメ版の狩人達はどうも皆押しが弱そうなので
いっそのことバルサ総攻めでお願いします
135:名無しさん@ピンキー
07/06/08 07:42:07 I4NkjrVx
お頭とバルサの熟練プレイをお願いします
あ、熟練してんのはバルサの方でw
136:名無しさん@ピンキー
07/06/08 09:15:45 VC58dwLB
最初攻めてて、あとでどんでん返しされて、焦るバルサが見たいのは俺だけか?
主導権を相手に握られたとたんにメスになる、そんなバルサが好きなんだが・・・
137:名無しさん@ピンキー
07/06/10 23:27:57 XdT6Or1t
6話後あたりのお頭×粋な女 精神的にはお頭×バルサみたいな感じで。
ss初のうえ、原作未読なんでいろいろおかしいですが許してつかあさい。
夜の街の喧騒とヨゴ特有の冷たい湿り気を帯びた夜の匂いがあたりに染み渡る。
街の一角にあるとある色店の奥で、任を解かれた武人が女と睦みおうていた。
男は二つの頂を両の手で弄びながら
仰向けに横たわるその女のうなじを、喉笛を、滑らかな谷間を、腹を、
なだらかに続く腰のその下の柔らかい窪みを、茂みの奥を、
飢えた獣が獲物のはらわたに喰らいつくように噛み付き舐った。
解っている。
あの女の体はきっとこんなに柔らかく指に食いつきはしまい。
肌はこれほど白く滑らかではないはずだ。
あの時、皇子を追ってかの女と対峙したあのふたつ月の夜。
最後に刀を交えたとき、確かに己のヨゴ刀の枝刃が女の脇腹に食い込んだ手ごたえを感じた。
女はしかし、その一撃に怯むことなくすかさず渾身の反撃を返したのだ。
きっとあのような瀕死の傷を今まで何度も受けてきたに違いない。
男はぼんやりと目の前の白い肌に重ねてかの女の傷だらけの肌を思い浮かべてみた。
引き攣れた刀傷を。そして与えたその傷跡に口づける己自身を。
「無粋だね、アンタ」
「…何?」
男が眉を顰めて女を見やる。
「そりゃあアタシは商売柄、『想いの叶わぬ誰か』の代わりに抱かれるのなんて慣れてるサ。
別にそれはいい。でもアンタはまるで、その女を殺したがっているみたい」
「女は既に死んだ」
「!?今なんて…」
「もう我にできることは何もないのだ」
「…!?は…ううンッ」
言うが早いが、男は女の柔らかい窪みの奥に分け入った。
はじめは緩やかに、そして次第に急く様に深い抽送を繰り返す。
「んっ、はっ、はあ、あっ、あっ、はあっ」
あの女は、このような時でも、あの真っ直ぐな強い眼差しで前を見るだろうか。
声をあげるだろうか。挑発的な眼差しのまま。
叶うなら、もう一度お主と刀を交えたかった。短槍使いのバルサよ。
「あっ、あっ、あっ、はああんっ…!」
抱きあう部分に熱がこもり、女の中が大きくうねった。
大きな波に飲まれるようにして、男は己を女の中に吐き出した。
武人として、一人の男として、失った者の大きさを嘆きながら。
おわり
138:名無しさん@ピンキー
07/06/11 00:43:20 dm0/6ya6
>>137
GJ!!
お頭がえろくてイイ
あのおねーさんもこんな所でssに登場するとは…w
139:名無しさん@ピンキー
07/06/11 01:42:47 5DprRyDA
>>137
GJ!!
夜の女の口調がすんばらしい
140:名無しさん@ピンキー
07/06/11 14:35:28 hpGMmGjk
>>137
GJ
いいね。武人同士の繋がりというのが好きで
相手が異性同士と言うのが好きだからかなり好みだ。
んでもってお頭切ないし、粋な女も良い。
大人の睦み事だ。
原作だったらモンをジンに変えてもいけるね。
モン以上にジンとはガチで戦っているから。
141:名無しさん@ピンキー
07/06/11 23:28:29 5DprRyDA
アニメのジンは若すぎるし
どうみても女買いに行ったりしそうにないね
142:名無しさん@ピンキー
07/06/12 21:19:42 L6MhUfri
>>141
アニメのジンはなんかすごい真面目な子に見えるからなぁ
原作でも不真面目な訳じゃないけどね。
ところで空気を読めてないのを承知で聞いてみる
・・・サヤ受けって需要ない?w
143:名無しさん@ピンキー
07/06/12 21:28:51 LEO0gTQC
>>137
こういう渋めのエロ大好物!
GJ!
>>142
出されたものは、残さず食べますw
144:名無しさん@ピンキー
07/06/13 00:39:06 80dDWtZG
>>141
そういうジンが、初めて女を抱いてみたいと思ったのが、
バルサだったらと妄想するとかなり萌える。
145:名無しさん@ピンキー
07/06/13 21:05:18 YDQLOQqR
>>144
むしろ抱かれてみたいとw
146:名無しさん@ピンキー
07/06/14 00:45:11 TAysBPXD
あのジンでは姐さんには役不足です!
ここは大穴でシュガ×二の妃
死罪は免れまいwwww
147:名無しさん@ピンキー
07/06/14 11:01:47 wKL48OV0
自分は腐女子ネタ死ぬほど嫌いだけど
シュガの女嫌いだけは本物だとオモ。
てか下半身ありませんレベルの頭脳派だよあれ
>>142
サヤwktk!
バルサがいなかったらトーヤの目の前で
輪姦されるはずだったしな
148:名無しさん@ピンキー
07/06/14 13:06:04 qWvsQIQO
シュガってオンナ嫌いだっけ
原作の虚空の旅人で、宴の時に女が苦手っぽい描写があったと記憶してるけどそれのこと?
下半身必要ありませんワロタ
サヤが輪姦、つーのは人買いの目的によっては、ないんじゃね?
あったかもしれんけど。このスレ的にはあってもOK
自分はタンダとバルサが読みたい
原作最後まで読んだらすっかり夫婦でまいった
149:名無しさん@ピンキー
07/06/14 14:11:00 QW0DBFPv
アニメだけだとシュガは女嫌いというより無関心なだけって気がするけどな~(原作未読)
女ッ気の無い閉鎖された空間で育った為にそっち方面が開発されてないだけでは。
個人的にはそういう遅咲きタイプが
恋だの性欲だのに目覚めて身を悶えさせていく展開が好きなんだけど
如何せん相手候補がな… 二の妃は、シュガの性格上難しいのかな
>下半身必要ありませんレベル
ワロタ 打ち間違いだろうけど“必要”が付いた方が何かこういいニュアンスが出てるとオモ。
自分もタンダとバルサのいちゃこらしてるの読みたいです
いい夫婦だよなぁ
150:名無しさん@ピンキー
07/06/14 15:56:55 DYIJ3v5j
原作がどうであれ、ここでは好きに書けばいいじゃん。
バルサとタンダの話だろうが、バルサとジグロだろうが
全部妄想、二次創作でしかないわけだから。
シュガは思春期に女性と触れ合ってないだけで、
どう触れ合っていいか分からないだけだと思うよ。
ああいうタイプが、一度でも女にほれたら暴走する感じがする。
基本的にシュガは熱い男だし。
151:名無しさん@ピンキー
07/06/14 16:34:46 qWvsQIQO
シュガが接点のある女性がトロガイだけって言うのが惜しいな
宮中からなかなか外に出られない上に
チャグムが誰かと結婚するまで自分の事には無頓着そう…というのはさておき
もちろん色々読みたいんだけど、自分じゃ書けなくてすまん
職人さん降臨待ちです
152:名無しさん@ピンキー
07/06/15 12:00:18 O8+hudhl
>バルサとタンダ
>夫婦
バルサが夫でタンダが妻だよな?
153:名無しさん@ピンキー
07/06/15 18:00:02 xmBmKMdP
原作を最後まで読んだ上で言うけど、
まあ、間違ってはいないマジで
154:名無しさん@ピンキー
07/06/15 22:27:07 C+NtGnR6
神の居ぬ間にこっそり投下。サヤ受けです。
狩人とサヤ、鬼畜ですので苦手な方はスルーでお願いします~
――夕暮れにはまだ少し早い時刻、水路脇の船着場。
「…うん、ここならいいかな」
「そうだね…」
微かに夕霞が漂い始めた水辺に立ちながら、サヤは今来た道を何度も振り返っていた。
ある朝見知らぬ少年と共に突然現れた用心棒・バルサを匿って、買い物を頼まれて街を走り回って、大金を渡されて住
み家を引き払って。何が何だか分からないうちに、トーヤと二人、街外れのこの場所までやって来た。
バルサが多くを語らないのは何時もの事だけれど、それでも普通なら理由も話さずこんな無理な願いを二人にする訳が
ない。
(…心配だな…バルサさん)
別れ際に垣間見たバルサの険しい表情と、少年の不安げな顔が脳裏に浮かぶ。
ぎゅう、と唇を噛み締めて地面を見つめていると、先程から辺りをキョロキョロと見回していたトーヤが声を張り上げた。
「サヤ、いい船があった!こいつをちょっくら拝借しようぜ」
「うん」
「もうちょい川下に流して隠れりゃ見つかりっこねえな…」
「……」
(大変な事になってないといいけど…)
船を繋いであった綱を解きながら、トーヤはぶつぶつと隠れる算段をしている。
その横でサヤはうつむいて暫くの間逡巡していたが、やがて決心したのかおずおずと口を開いた。
「トーヤ、やっぱり私…ちょっとだけ見てくるよ」
「はあ!?おいおい、バルサ姐さんが隠れてろって言ったんだぜ。サヤが出ていってどうすんだよー」
「でも、やっぱり、二人が心配だし………ね、街からあんまり離れたとこには行かないから」
驚いているトーヤを尻目に、サヤは背負っていた荷を手早く解いて地面に降ろす。
元々大した物は入っていないが、それでも二人の全財産なのだから背負ったままでは走れないだろう。
「…んな事言ってもよォ……サヤが行くんなら俺も行かなきゃ」
「トーヤは顔見られてるんでしょ?私だけで大丈夫、すぐ帰ってくるね」
「あ!おい、サヤ!!」
普段通りの身軽な姿になると、サヤはそのままトーヤに背を向けて走り出した。
土手を登り、あっという間に街の方角へ消えたその姿をトーヤは暫く見つめていたが、今更追いかけて引き止める理由
も思いつかない。やれやれと溜息をつくと、とりあえずその場にゆっくりと腰を下ろした。
155:名無しさん@ピンキー
07/06/15 22:28:44 C+NtGnR6
「えっと…西がこっち、だから…」
街に入ると一旦立ち止まり、陽の射す方向を見て方角を確かめる。
追手に顔を知られていないとはいえ、大通りを堂々と行くのはさすがに躊躇われた。トーヤほど『扇ノ下』の地理に明
るいわけではないが、知った街だしきっと迷う事も無いだろう、そう考えてサヤは家々が立ち並ぶ間の細い路地に滑り
込んだ。
(青霧って言ってたし…北、に行けばいいのよね……)
陽が当たらないせいか、暗く湿った路地を早足で進む。
足元をうろついているのは野良猫だの野良犬ばかりで、すれ違う人もいない。
人気が無いのは幸いだったが、路地はあまりにも静か過ぎてかえってサヤを不安にさせた。
(北……北………)
「すまない」
「!?」
幾度目かの角を曲がった時、不意に背後から声を掛けられて思わずサヤは息を呑んだ。
恐る恐る振り返るとそこには目深に笠を被った男が一人。墨染のぴったりとした衣を身に纏い、口許に薄い笑みを浮か
べてサヤの後ろに立っていた。
「…何でしょう」
「道を教えて貰いたいんだが」
そう言って軽く上げられた右手の中に数枚のルガル硬貨が握られているのが見えた。
自分が物乞いであると知って話し掛けてきたのだろうか。
(どうしよう…)
相手が大人の男である以上、下手に断ってしまうと何にせよまずい。本当に道を知りたいだけなら教えてやって早く別
れよう、そう考えてサヤは目の前の男を気取られないよう下からそれとなく眺めた。
笠の影で男の顔の上半分は見えなかったが、下から覗く顎の線はすっきりと通っており、唇の端に浮かべた笑みもなか
なか上品だった。肌の白さと肩に流れる黒髪の艶も相俟って、見る者に貴族のような顔立ちの印象を与えてくる。
追手、という言葉から想像される武人とは、この男はあまりにも垢抜けて掛け離れていた。
「……私に、分かる事なら…」
「本当か、助かる」
「どこですか…?」
警戒しながら男に一歩近付く。
男がああ、とだけ答えて手を下ろしたと思うと、次の瞬間、身体ごと背後の壁に叩き付けられてサヤの全身に衝撃が走
った。
「痛っ…!!」
「騒ぐな」
気が付けば男の大きな手が自分の首を掴んでいて、思わずひ、と声を漏らした。
156:名無しさん@ピンキー
07/06/15 22:29:53 C+NtGnR6
「女は何処だ」
「あ、あっ、あぁあ…」
男の骨ばった指がサヤの細い首に少しずつ力を込める。身に迫る恐怖で歯の根は合わずかちかちと鳴り、サヤは声にな
らない悲鳴を漏らした。
「う、いや、知らないぃ…」
「惚けるな。お前等が一緒に居たのは分かっている」
「いやっ、いやぁ…っ!」
今まで笠の影で見えなかった男の目が現れ、ジトリとサヤを見下ろしてくる。
(こ、恐い…!)
飢えた獣を思わせる、その鋭い眼光は男の細面の顔にはまったく不釣合いだった。それなのに、目が現れるだけで上品
だと思っていた表情は冷徹に変わり、浮かべた笑みは尖った歯をちろちろと覗かせていてひどく下衆じみたものに思え
てくる。
「吐け…」
「はっ、っあ…!!」
(バルサさん…!!)
まるで首の骨がみしみしと音をたてて軋んでいるかのようだった。
呼吸もままならないせいか次第にサヤの意識は霞がかっていき、膝に力が入らなくなりがくがくと震え始める。せめて
抵抗しようと両の手は首を絞める男の手を掴んでいたが、それも徐々に緩んでいき、ただ小さな手を男の甲に重ねてい
るだけになりつつあった。
「あ……っ」
段々とサヤの目の焦点が合わなくなってきた事に気付いたのか、男がようやく指に込めた力を弱めた。
途端に肺に流れ込んできた空気にゲホゲホと咳き込む。涙目になりながら男を見上げたが、暗い色の瞳からは何の感情
も読み取る事ができなかった。
闇を溶かし込んだような、ぞっとする瞳。
「女は何処だ」
先程とまったく同じ声色で男が問う。
その声についさっきまで身体を支配していた恐怖が甦り、思わずサヤは身を竦める。だが、それもほんの一瞬の事だっ
た。
「…知らない」
唇を噛み締めて、男をキッと睨みつける。
(言わないわ…どんな酷い事をされたって)
きゅ、と目を瞑ると瞼の裏に姿が浮かんだ。
――二人を、守らなくちゃ。
「……」
男が沈黙したまま眉間に皺を寄せた。
相変わらずサヤの首に手をぴったりと添えたまま、暫くもう一方の手の平で硬貨をチャラチャラと遊ばせている。が、
やがて小さく舌打ちすると、硬貨を掴み纏めて自分の懐に押し込んだ。
「後悔するぞ」
そう言い捨てると開いた片手をサヤの腰に忍ばせる。
「あ…っ!?」
瞬間身を硬くするサヤをよそに、男は片手でシュルリと器用に帯紐を緩めた。
157:名無しさん@ピンキー
07/06/15 22:32:24 C+NtGnR6
僅かに開いた隙間から、男はサヤの下衣の中にその手をするりと差し入れた。
「あっ いやぁ…!!」
「黙れ…!」
一瞬たじろいだ隙に両脚の間に手を押し当てられ、思わず甲高い悲鳴を上げる。顔から血の気が引いていくのが分かっ
た。
慌てて脚を閉じようとしたが、先に男がするりと自身の膝を割り込ませてきて叶わなかった。男の手は無毛でなだらか
な曲線を描く恥丘を這うように動き、時折触れる割れ目をゆるゆるとなぞる。
しばらくその指先は緩慢な動きで花弁を撫で回していたが、そのうち手探りで中心を見つけ出すと、男は閉じられたそ
こに無理矢理指を突き立てた。
「っっ!!!」
サヤの小さな身体がビクンと跳ねる。痛みと衝撃が身体を駆け抜け、思い切り声を上げそうになるのを男の手が間一髪
で塞いだ。
目尻から涙が溢れ出し、全身ががたがたと震え出したのにも関わらず男の長い指はサヤの中を無遠慮に犯す。男を受け
入れた事も無く、そのうえ全く潤ってなどいなかった其処は突然の異物の侵入に耐え切れず、男の指をぎゅうぎゅうと
締め付け押し出そうとして蠢いた。
「んっ…んんん…っ」
「騒ぐな 殺されたいのか…」
男の言葉も、必死で痛みを堪えるサヤの耳には届いていない。
男の骨張った指がサヤの中で動くたび、柔らかい内側が強く擦り上げられ、ズキズキとした鋭い痛みを全身にもたらし
た。
長くなるのでここで一旦切ります。
投下するにあたって このスレ的に鬼畜はどうかな…と思ったのですが、
投下を止めた方がいい!という意見があれば遠慮なく言ってください。
158:名無しさん@ピンキー
07/06/16 00:33:00 lkv2ahm6
>>157
乙
大丈夫だよ。続けて。
嫌な人はNGワードにしやすいようにネーム欄辺りに
サヤ鬼畜とか入れておけば良いんじゃないか?
てか、狩人はお前かとw
159:名無しさん@ピンキー
07/06/16 01:41:31 eSw7g+Wh
>>157
乙です!
自分は鬼畜はどちらかというと苦手なんだけど、文章の上手さに
するすると引き込まれてしまいました
続きの投下楽しみに待ってます!
鬼畜苦手な人向けには>>158の言うようにネーム欄か文章の冒頭辺りに
その旨を表記しておくといいんじゃないでしょうか
この狩人はおそらくあいつなんだろうな…
160:サヤ鬼畜
07/06/17 12:40:34 Q3g8V6SE
前回の続きを投下。狩人とサヤです。
鬼畜ですので苦手な方はスルーでお願いします~(サンクス>>158>>159)
「うぅ…ん、んっ」
「…?」
窮屈なサヤの中を強引に掻き乱しながら、男はふと自分の指に纏わり付くものに違和感を覚えた。
知らぬ間にじわじわと溢れてきて、長い指に絡み付いてくるそれは――
(あっ、だ、 駄目…っ!!)
同時にサヤ自身もそれに気付き、息を呑んで愕然とする。
痛みを和らげる為の本能的な反応なのか、差し込まれた指の隙間から何かぬるぬるしたものが溢れ出してきたのを感じた。とろりとした熱いそれは、男が指を動かすたび、脚の間でくちゅと微かな音をたてる。
「…濡れている」
「…!!」
男の小さな声にカッと顔が赤くなるのを感じた。
ふるふると力無く首を横に振ると、不意に男が口許を覆っていた手を離す。弾かれた様に顔を上げると、男はそのまま小さな顎を掴んで、半ば無理矢理にサヤと視線を合わせた。
底光りのする目には先程までの殺気は無い。逆に今は、人を弄んで楽しむような光がそこに宿っている――その目もやはりサヤにとって怖気が走るものには違いなかったが。
「好きでもない男に犯されて濡らすのか」
「ち、違う…!」
「喋るな」
冷たい指に唇をなぞられて思わず押し黙る。
一瞬噛み付いてやろうかとも思ったが、存外に優しく撫でてくるその指先にサヤは段々と顎の力が抜けていくのを感じた。そのまま男の手に顎を預ける形になる。
「…ふぇ…やめて……」
「まだ言うのか…」
男が少しだけ眉を吊り上げてサヤを睨んだ。
溢れた蜜で滑りの良くなったサヤのそこは、先程とは違い男の指を締め付けて奥へ奥へと引き込もうとしているようだった。擦り上げられる度に感じていた痛みは消え、代わりにゾクゾクとした感触が背筋を這い上がってくる。
(き、気持ち、いい…)
知らず知らずのうちにサヤは熱い吐息をはあ、と漏らした。身体から失われた熱が急速に戻ってくる。
頭は奇妙にぼんやりとしていて思考が上手く働かなかった。そのくせ、脚の間をまさぐる男の手だの唇をなぞる手だのは妙に現実味を帯びていて、少しずつサヤを追い詰めていく。
「ふあぁ!」
男の親指が掠める様に敏感な蕾に触れ、思わず叫び声を上げる。
一瞬何が起きたか理解出来なかったが、男が得た様に小さく笑うのを見てサヤは羞恥で死にそうになった。
もう言い逃れは出来そうもない。追い討ちをかける様に、溢れた蜜が太腿を伝って滑り落ちていく。
「あぅ…んん、ふぁっ……」
「ここか?」
「やあぁ…」
固くなった蕾が擦り上げられ、押し潰される度に内壁は男の指をキュウキュウと締め付ける。
長い指が折り曲げられ器用に一点を突くと、中が一際強く指を締め付けるのを感じた。
自分でも知らないサヤ自身の弱い所を、この男は既に知っている。
161:サヤ鬼畜
07/06/17 12:41:44 Q3g8V6SE
どのくらいこうして弄んでいただろうか。内壁がヒクヒクと痙攣し始めたのを感じて、男は不意にサヤの中から指をずるりと引き抜いた。
「あ…っ」
酔いしれていた快感が突然途切れ、サヤが小さく声を上げる。男を見上げる、とろんと蕩けたその瞳はすっかり快楽の色に染まっていた。
「物足りないんだろう?」
「…っ…」
男の手を挟んだまま、サヤが両脚をもじもじと擦り合わせる。
頬を染め、ちらちらと上目遣いで見上げてくる仕種からは簡単にサヤの崩れかけた理性を伺う事が出来た。
あとほんの一押しで済む。
「欲しいか?」
空いた片手で細い身体を抱き寄せ、太腿をねっとりと撫で上げる。サヤの身体が小さく震えた。
「欲しいんなら…言えるな」
「!」
サヤの身体がビクンと跳ねる。
小さく息を呑んで、逡巡するかのように忙しなく視線を動かしている。が、それも束の間、やがて目を堅く閉じて男の胸に顔を押し付けた。
「…女は何処だ?」
――容易いものだ。男は自分の勝ちを確信したが、それを声色に出す程愚かではなかった。
極力平静を装ってもう一度、最初と同じ様に問い掛ける。
「……、い」
「何?」
か細い声がそれに答えた。
一瞬、目を瞑ったまま男の衣をぎゅうと掴む。縋り付くようだったそれが不意に思い切り握り締めるものに変わったかと思うと、キッと顔を上げて、精一杯力を込めてサヤは男を睨めつけた。
「知ら、ない……!」
男の顔に初めて驚愕の色が浮かぶのが見え、サヤはようやく心の何処かで安堵する事が出来た。
きっと、これが今の自分に出来る精一杯なのだろう。
162:サヤ鬼畜
07/06/17 12:42:56 Q3g8V6SE
「………………」
男は押し黙ったままだった。
自分の身体からサヤを引き剥がし、薄い唇をギッと噛んだままサヤを見下ろしてくる。負けじと睨み返してやりたかったけれど、もう気力も勇気もとうに使い果たしてしまった後だった。
今度こそ殺されるかもしれない。でもどうする事も出来ない、そう考えてサヤは暗い気持ちでただ男が口を開くのを待った。
(……トーヤ、ごめんね………)
「………妙なガキだ」
「え?」
ぼそりと聞こえた言葉は予想外のもので、今度はサヤが驚く番だった。
男の腕がもう一度腰に伸びてきて、身体ごとスルリと引き寄せられる。抵抗する気はもはや無かったが、次の瞬間、自分の下腹部に押し当てられたものに気付くと流石にサヤは顔色を変えた。
「あ、やっ、やだあ…っ!!」
「黙れ……!」
男は自らの衣を手早くずらすと、固く隆起した自身を露にさせる。他の男のものなど見た事も無く、サヤにはそれを比べるべくも無かったが、それでも自分の身体に受け入れる事など到底出来そうも無いように思われた。
「いやぁ………!」
抵抗の声も虚しく男がサヤの華奢な腰を掴む。
両脚を無理矢理開かせ、身を少し屈めると、自身をヒクヒクと震える襞に擦り付けた。
「!あ、あっ」
固くなった先端に蕾を擦り上げられ、サヤが甲高い声を上げる。
貫かれる、と思って咄嗟に両目を固く瞑ったが、何時までたっても痛みは来ない。その代わり入り口をゆるゆると愛撫される焦れったい快感が忍び寄ってきて、サヤは思わず男の両腕を掴んだ。
「はぁ、あっ、ふあっ…」
また蜜が溢れ出したのか、お互いの性器が触れ合う度にくちゅ、という控えめな水音がする。
指で犯されていた時のように痛い程の快感は得られないけれど、それでも拙い快感にサヤは身体の熱がじわじわと高ぶってくるのを感じた。時折男が先端を僅かに内部へ押し入れると、身体が強張りながらもその先が欲しくなってぎゅうと締め付けてしまう。
「んん、あっ、あぁっ……!」
「っ、う………」
男が低い声で呻くのが聞こえた。
情事というより自慰の延長のような行為だったけれど、それでも他の人間と高めあっているという点では、これは情事と同じだった。男の掠れた声が妙に耳に心地いい。
(……ど、して、かな)
欲のままに女を抱くのが男という生き物なのだと思っていたのに、どうしてだろう。思えばこの男は最初から、追手にしてはおかしい男だったんだっけ。霞がかった頭のまま、サヤはぼんやりと考えた。
柔らかい襞が先端を締め付け、トロトロと溢れた蜜が男根を伝って行き、押し殺した声で二人して喘ぐ。繋がった部分から聞こえる音はもはや控えめとは程遠く、夕闇の迫る路地裏に無遠慮に響いた。
「あっ、も、もう、駄目っ……!!」
お互いにぎりぎりの線を保つ、この不器用な行為のなんと素晴らしい。
きゅうう、と自分の其処が引き締まるのを感じてサヤは一際高く啼いた。男が喘ぐ。
「やあぁ……っ!」
「……くっ………」
差し込まれたそれを思い切り締め付けると、一瞬、自分の中が違うもので溢れた。直ぐに何も分からなくなって、サヤはそのまま男の腕の中に崩れ落ちた。
163:サヤ鬼畜
07/06/17 12:44:04 Q3g8V6SE
「………ん……」
身体にじんわりと忍び寄ってくる冷たさを感じて、サヤはぼんやりと目を開けた。
もう陽はとっぷりと暮れてしまって、座り込んでいる湿った路地には誰の影も見当たらなかった。衣服には乱れた後も殆ど無く、背後の壁に接している背中から少しずつ寒さが伝わってくる。
夢だったのかも、そう考えてゆっくりと立ち上がると、両脚の間に微かな痛みを感じてよろめいた。
「………」
強張った片手を開くと数枚の硬貨が握られていて、地面に落ちて乾いた音をたてた。それだけだった。
***
男は暗くなった路地を足早に歩いていた。頭上にはもう初夏の星がちらほらと瞬きだしていて、雲の間から大きさの違う二つ月が見え隠れしている。
路地をぬけ、街外れへ出ると田のふもとに二人の人影が見えた。自分と同じ装束に身を包んだその姿を認めると、男は静かに声を掛けた。
「……ゼン、お頭」
「遅いぞ、ユン」
「ジンは?」
「女を尾けている。我等もゆくぞ」
モンが笠を深く被り直し歩き出す。ゼンと並んでその背を追いながら、ユンは不意に小さく唇を歪めて笑った。
あれだけの行為で満足出来たわけではなかったが、それでも身体にくすぶる熱を鬱陶しくは思わなかった。少女の、自分を睨みつけてきた時の、強い意志を宿した瞳を思い出す。
(………いかれた目をしたガキだったな)
あの時少女を壊してしまっても良かったが、そうしなかったのは単なる気まぐれだった。
所詮あれは前座に過ぎない。
自分は"狩人"なのだから、獲物を追う、これからが一番昂ぶる時だった――狩りがはじまる。
終
以上です。ユンファンの皆様すいませんでした…
164:名無しさん@ピンキー
07/06/17 15:54:32 ArgAswz8
>>163
ユン落ちktkr
とりあえずGJw
165:名無しさん@ピンキー
07/06/17 21:21:41 xEHkMOPU
>>163
言うほど鬼畜じゃなかったよ。
GJ。
166:初心車
07/06/18 01:02:55 3ao76lqh
すごい上手い人の後に気が引けますが。
SS初めてだし、エロもさしてエロくないですが
タンダとバルサで投下します。
下手な奴の見たくないって人は名前でアボーンして下さい。
167:初心車
07/06/18 01:03:40 3ao76lqh
あれは何時の頃からだろうか。
逞しい武人と、激しい眼をした女の子がこの山に出入りするようになったのは。
なんだか人目を避けているような、近寄り難い雰囲気を持っていた様に思う。
しかし、二人は怪我の治療を師匠に求めに、ちょくちょく訪れるようになったのだ。
そして、それは主に女の子の怪我治療を求めての事だった。
なぜ、このがこんな傷だらけになるのか。
治療の手伝いをする時心配で女の子に声を掛けたのが、最初の会話だった。
聞いて見ると女伊達らに、槍の稽古をしているという。
その会話を切っ掛けに、少しづつ二人は打ち解けるようになった。
何時しか、山小屋には、怪我の時だけでなく二人がおとずれるようになり。
女の子とは、幼馴染と言える間柄になっていった。
初めて会ってから、幾度の春を過ごしたのか。
「セイ!ヤッ!」
バルサは少しの暇を見つけると、槍の演舞をしているのが常だった。
まるで何かに追い詰められているように。
「そんなに根を詰めたら、体をいじめるだけだよ」
タンダが言うたび、バルサは眼を光らせるだけだった。
168:初心車
07/06/18 01:06:28 3ao76lqh
(なんだか、血を絞っているかのような・・・)
その様子は、まるで飢えた獣のようにも見えた。
その姿に胸を衝かれ、切ない気持ちで見守るようになったのは、何時の頃からだったろうか。
息切れを整えるために動きを止めるバルサに、
「ちょっと一息ついでに、一緒にお茶を飲もうよ」と声を掛けるのがならいとなった。
「なあ、バルサ。修行もいいかもしれないが、少しは身づくろいしなよ。」
「必要ない、私は強くなることしか、興味が無いからね。他に気を配る間に槍を振るう方を選ぶよ。」
上気した横顔で答えるバルサ、それをみてタンダは思う。
(・・・きれいだな・・・)野生動物の逞しい美しさが其処にはあった。
ふと足もとを見て、小さな赤い点が眼に留まった。
それを摘み取ってバルサの髪に挿す。
「吾亦紅だよ。小さい花だけれど、私も紅いんだよって言う意味さ。
お前は女を忘れて武術に打ち込んでるって言うけど、俺にはこの花のように紅く見えるよ。」
何気なく言った言葉に気が付いた。
(ああ、俺はこいつのことが好きになっていたんだ。)
バルサは顔を赤らめて言った。
「・・・お前、結構臭いセリフを平気で言う奴だね。」
「え?そうかな、思ったことを素直に言っただけなんだけど?」
「そうだよ、それに女に髪飾りを送るってどういう意味だか知ってるのかい?
結婚の申し込みの印だよ。」
確かに、簪を送るのは、そういう意味だった。
しかし、野の花を簪に例えるとは・・・バルサも俺のことを憎からず思っているのか?
そう気が付いた瞬間、たまらなく愛おしさがこみ上げてきた。
「俺が相手じゃ、いやか?」
ますます頬を染めるバルサ、返事を聞く前に自分でも驚くほどすばやく抱きしめて口付けをした。
本気で抵抗されれば、バルサには敵わないのはわかりきっていたが、
バルサはうろたえた様に身じろぎをしただけだった。
169:初心車
07/06/18 01:10:52 3ao76lqh
「・・・っぷ、はあ!」
口付けなんか、初めてだった。息を止めたままで付けていた、唇を離す。
「・・・っぷ、ははは、はぁ。お前、生意気だよ。年下の癖に・・・。」
「なんだよ、バルサだって息を止めてたんじゃないか。」
「これは、おかしくて笑っただけだよ。さあ、冗談はこれくらいにして・・・。」
冗談、という言葉を聴いた瞬間に、まだバルサを抱きしめていたままの腕に、力をこめた。
「冗談だと、思ってるのか?」
真っ直ぐにバルサの目を覗き込む。
と、けして揺らいだ事の無いバルサの目が揺らいだ。
こんな目を見たのは、初めてだ・・・。
「あんたの気持ちは嬉しいよ。でも・・・、知ってるだろう。私が何に追われてるか。
ここにちょくちょく来る事だって、本当は気が引けているんだ。それなのに、夫婦になんて・・・
あんたを面倒なことに巻き込みたくないんだよ・・・。」
「ばか!巻き込まれたなんて思うか!」
不意に腹が立った。すばやく左手でバルサの襟を割り、ふくらみを持ち始めた乳房、
その下に刻まれた、今年の冬に癒えたばかりの傷をまさぐった。
「俺だってまだ一人前とは言えないが、呪術師だ。この傷だって俺が縫ったんだ。
お前の事を、守れないわけじゃない。」
「あっ、こら、タンダ、やめっ・・・くすぐったい。」
「止めない。」
左手を傷から乳首に移し乳頭を弄びながら、右手で秘所をまさぐる。
「ああっ、何を・・・、そこはだ、だめだよ!あっ」
バルサがうろたえ、声をあげる間も空しく、腰紐は解かれ誰にも触れさせたことがない
茂みにタンダの手が延び、陰核を舐るように捏ねる。
とたんに、今まで感じた事のない快感が全身に走った。
先ほどまでの演舞で火照っていた体が、快感の火照りを簡単に受け入れてしまう。
タンダはバルサの耳元で囁いた。
「巻き込みたくないとか、そんな他人行儀な事は言わないでくれ・・・。好きなんだ、バルサ。」
最後のつぶやきを塗りこめるように、首筋に唇を這わせる。
「ああ・・・、タ、タンダ、お前、どこでこんな・・・。」
バルサはタンダから与えられる快感を必死で押しやろうとしながら、言った。
情に流されて、大事な者を無くしたく無いのに、抗いがたい。
「俺は医術も収めてるんだよ。人の神経の流れも知ってる、
・・・人の感じる部分も・・・。」
また首筋を舐り、舌を這わせながら胸に顔を近づける。
「んくっ、口付けはあ、下手だっ、った、くせ、んに」
「だって唇では触診しないからだよ。」
胸に到達し、乳頭を口に含む、硬く心地よい弾力を転がしつつ、女陰への攻めも忘れない。
大陰唇をまさぐり、強弱を持たせつつ陰核を刺激し、膣口の入り口を優しくなぞり、男を受け入れが
出来るかどうか、触診するように膣口に少しずつ指を抜き刺ししつつ、女を高めていく。
ちゃ、ちゃ、くちゅ、くちょ、くちゃっ。
蜜の立てる音が大きくなってくる。
「あっあぁ、だめだ、よ、汚い、よそこは・・・、あ、汗だってそんなに、掻いるのに。」
「汗の音じゃないよ、バルサ、知らないの?」
「し、知らないって、なに?」
意地悪をしたくなり、いっそう音を立てる。
ぐちゃ、くちょ、ねちょ、ぐちょ。
「女の人はね、男の人を受け入れる時に、ココから蜜を出すんだよ」
「そ、ん、あ、タンダ、もう、だめやめ・・・。あああ!?」
陰唇に男の唇があった。
170:初心車
07/06/18 01:13:48 3ao76lqh
べちゃ、ぺちょべちゃ。
先ほどまでの触診でつかんだ、女の快感の場所を拙いながらも的確に舌と唇で捕らえて愛撫する。
バルサにはもう抵抗する事は出来なかった、それどころか火の付いた体をもてあまし、新しいこの感覚に翻弄されていた。
体が大きくうねり、男を受け入れるため、体の命じるまま脚を開いて行く。
この疼きをなんとかして欲しかった。
「バルサ、いくよ」
陰唇から唇を離したタンダが告げる言葉を聞くと、我慢できずに自分からしがみ付いた。
女陰に激痛と、疼きをつきぬけた快感が走る。 破瓜だった。
「バ、バルサ。」
「もう、だめ、我慢、できない。あっあっ!い、いたい、けど、きもちいい。」
いつの間にかタンダを押し倒して上になり、男をむさぼるバルサ。
引き締まった、鍛え抜かれた体のうねり、タンダは圧倒された。
「ばか、私のこと、こんなにさせて、タンダのばか。あっあっあ~~~~~。」
「バルサ、あう、いく、あう!あああ!!」
二人は果てた。
「タンダ、やっぱり、まだあんたと夫婦になることは出来ないよ。
先行きが見えない私には、まだ普通の暮らしの未来が思い描けない。」
「いつか、私のことでの決着が付いて、あんたの気が変わってなかったら、その時には・・・。」
先ほどの激しい情事の後とは思えないほど、静かな目をしてバルサは言った。
むしろ、それまでの思いつめた激しさが、情事で昇華されたかのような穏やかな目だった。
「俺は、待っているよ。お前は渡り鳥みたいだからな。俺はお前の帰る木になる。待っているよ。」
あの時の約束は、まだ果たされていない。
しかし、もうあの時のように、あせっては居ない。
チャグムを伴い、今かたらわらにバルサが居る。
守りたいと思った、あのときの思いは、夫婦などという形が無くても果たせると知ったから。
171:初心車
07/06/18 01:15:34 3ao76lqh
以上です
お目汚し失礼しました。
172:名無しさん@ピンキー
07/06/18 13:12:06 suWhFbD+
>>163
乙
サヤには申し訳ないけれど、
ユン活躍できて良かったなあと思う自分はキャラスレ住人w
最後がやたらかっこいいなユン。
>>171
こちらも乙
2人の初々しさがいいな。
しかし、この頃はまだジグロが生存しているんだろうからなあ。
バルサの変化も感じ取れるだろうし、タンダ殺されはしまいかw
ぬうっと立ちふさがる槍使いの達人。
「タンダ、まだ修行中の娘に手を出すとは覚悟はいいな?」
みたいな事になり、最終的にトロガイにも絞られるタンタが容易に想像できる。
173:名無しさん@ピンキー
07/06/18 19:46:58 5S26U+v5
このところ豊作でうれしいぞ!
それぞれにカラーが違うけど、イイヨーイイヨー
普通こういうスレってもっとゴミ率高いと思うのに、すごいな。
174:初心車
07/06/18 23:27:04 gUPEIHlm
>>172
うお。
レスありが㌧。
一応、ダンダ13~14くらいの設定です。
もっと粘っこくネチッこくしたかったけど、ローティーンじゃ無理だな、ってのと
途中で気恥ずかしくなって、最後さらっと〆ちゃいました。
なんとかネチッコイのを投下出来るように精進したいです。
175:名無しさん@ピンキー
07/06/24 23:09:24 SUcgXUnF
神降臨期待age
176:名無しさん@ピンキー
07/06/25 18:06:41 M6b9qSsI
タンダはバルサを抱きしめた。甘い香りがした。見詰め合って、キスをした。
それだけでバルサは泣いて、タンダは笑った。
突如、バルサの布が引き剥がされたかと思うと、タンダは一気にバルサに躍りかかった。
大きく張り出された乳房が強引に揉まれ、バルサの体が仰け反る。
「はぁぁぁん!!」
乳房が揺れ、タンダの頬を打った。タンダは突然左乳房にしゃぶりつくと、
強引に吸い付き、舌を素早くまわして愛撫し、それを繰り返した。
タンダの腰が自然に前へ、前へと動く。ポジティブでアクティブな動きだ。
びくびくと跳ね上がるバルサの腰を尻目に、タンダは続いて右の乳房に
吸い付いた。すかさず左の乳房を手でこねる。
「ひぁぁあん!」
両方の乳房が歪み、喘ぎ声が上がった。指の食い込んだ左乳房は弾力をもって
タンダの手を押しかえす。片手ではとても収まりきれない大きさだった。
それを何度か繰り返しながらタンダは服を脱ぎ、そしてまたバルサを生まれたままの
姿にした。ここにはまさに成熟した一人の男と女しかいない。
タンダはまずバルサの股間に顔を最接近させ、淫核をコロコロと嘗め回した。
ビクビクと、舐める度にバルサの腰が動き、秘部はより湿り気を強くしていく。
当然のごとく、タンダの頭にはバルサの乳房が二つ、重そうにのたれかかっており、
勃起した乳首が誇らしげにタンダの唾液を浴びて映えていた。
タンダは片方の手で乳房にも刺激を与え、バルサに継続して強い快感を
与え続けている。
「はぁぁ…ひぃっ、ひぃいっ…!!」
バルサは既に数回、軽くイっており、体力的にも消耗していた。
177:名無しさん@ピンキー
07/06/25 18:09:47 M6b9qSsI
タンダのペニスは既にマキシマムに達しており、反り返って脈を打ち、
バルサを責めながらも地面に擦れていた。
「よし、いくぞ!」
準備できたと見るや、タンダはバルサの腰を掴むと、軽く尻のあたりを
刺激しながら性器同士を合わせ、一気に挿入した。
「はぁっ、はぁぁぁぁん!!!!!」
バルサの膣内にタンダのペニスが入り込むと、タンダは再び腰を振り始めた。
早く快感を得たいというのもあったが、別な言い方をすれば、タンダはバルサの柔らかくて、
巨大な乳房が押し付けられ、性的衝動が高まりイきそうだったのだ。
タンダはスパートをかけるかのごとく、腰を速いペースで打ちつけ、同時に
内側からバルサの乳房に手を回し、こね回した。
「はぁぁぁ… だ、駄目ぇ… は、ひ…いぎぃぃぃっ!!!」
「はぁ、はぁ、…ウゥゥゥ…!」
ふと鋭いピストンが入り、バルサが弓なりに体を仰け反らせ、イったタイミング…
激しく揺れ、胸を打つバルサの乳房が射精感を煽る。
タンダはもう一度、大きく腰を振り上げると、一気に突きいれ、子宮口に達すると、
溜まりに溜まった二週間分の欲望をバルサの胎内に注ぎ込んだ…
ビュッ! ビュルル ビュクルッ ビュル ビュプッ… ドププ…
「はぁぁぁん!!タンダの熱いのが入ってくるぅぅ…っ!!妊娠してしまうぅ…っッ!!!」
迸った大量の子種がバルサの子宮内を暴れまわり、快感が内部から何重にもなって
バルサに襲い掛かり、バルサはそのままぐったりと意識を失った。
タンダの方も、急激な締め付けと射精の開放感、そして振えるバルサのバストに
完全に餌食になり、そのまま腰を落とした。
やがて、半萎えになったペニスが抜け、結合部からドロリと愛液交じりの精が垂れた。
「これは…ガキができたかもしれないな…ま、いいか」
そう呟くと、タンダもいつの間にか眠った。
178:名無しさん@ピンキー
07/06/25 23:00:13 vfOOoUyS
いいですよぉ。勢いがありますねぇ。
流れはタンダにきています。
以上、解説はチャグムでお送りしました!
GJGJ!!
179:初心車
07/06/27 00:26:31 0xcMuhY5
はっきり言って、下手です。練習がてらっていったらアレですが。
神待ちしつつ、マッタリ投稿してきます。
バルサ×タンダです。
170後で。
初めての情を交わしてから、二月が経った。
あの後、ジグロは山小屋を離れて酒場の用心棒をしており、バルサも女給の護衛兼
酒場の下働きとして、街に下りている。
あの時は、バルサを待つ、と言ったし、今でもその気持ちは変わらない。
しかし、1度知ってしまったあの幼くも激しく、甘美な交わりを知ってしまうと
ふと寂しさを感じた時、激しく燃え上がる情欲が、タンダの身に吹き荒れるのだった。
180:初心車
07/06/27 00:51:18 0xcMuhY5
修行中はさすがに集中しているが、師匠の夕餉の支度をしている時など、さすがにボウっと
している事が何度かあり、そのせいで鍋を焦がしてしまうことがあった。
何度目かのおこげを作ってしまった時、
その様子を見ていたトロガイ師が、ギロリと睨んで言った。
「何だかここの所、気が乗らない時が多いじゃないか。
バルサが居ないのは、いつもの事だろうに。」
「そうなんですが、・・・すみません師匠。」
片眉をしかめつつ、トロガイが続ける。
「ふん。飯を上手く作るのが取柄のお前が、こんな焦げをこさえるほど思ってたりしたら、魂抜けを起しちまうよ。」
タンダは驚いて言った。
「ええ?まだ、呪文もなしにそれを出来るほどの腕は無いですよ?」
「あほう!人が執着心でもって魂抜けする事は多いと教えたろうが!
普通のやつでも、執着していりゃあ、魂抜けしちまうんだ。ワシ等呪術師はなおさら抜けやすい。
あまり執着しないように、注意しな。」
「は、はい・・・。」
返事をしながらも、感情をそれほど自在に抑えることが出来るなら、どんなに楽なことか、と思う。
それを見透かしたように、トロガイ師は言った。
「まあ、そうは言っても心というのはなかなかにこうしろああしろ言う手綱を受け付けんものだ。
なら、魂が完全に抜ける前に、軽く心を発散させる方法がある。」
「え?そんなのがあるんですか?」
「うむ。夢見の術を使うのさ。執着しているものの夢を見させることで、多少なりとも満足出来るもんなんだよ。
まあ、これ以上焦げた鍋を食わせられるは真っ平だし、その術を教えてやろうかい。」
181:初心車
07/06/27 00:52:35 0xcMuhY5
とりあえず今日はココまでで。
182:初心車
07/06/27 22:15:53 0xcMuhY5
180の続き。
「さて、夢を見る術は多用してはならんと言うておく。
望みの夢を見る方法と、望みのものを見つける夢を見る方法と2通りあるんじゃがな。
どちらも、それぞれの理由で危険があるんじゃ。
基本は枕の裏に口をつけて、見たい夢の内容を声を出して唱えるってもんなんじゃがの。
それじゃあ、気休めのまじないにしかならん。
これに、呪術を助ける薬草の香を用いて、効果がある呪術となる。」
トロガイはそこで息をつき、酒をちびりとすすった。
「まず、さして害の無い方じゃが、気鎮めの薬草カモナと、眠りを浅くする薬草ニッカを使う。
眠りが浅い時には、夢の内容を比較的自分の自由にしやすいからな。
しかし眠りが浅くなるって事は、寝不足で体が弱るってことだ。だから、術の多用はいかん。」
ここで又湯のみに酒を注ぎ、今度はグビリと煽る。
「で、次が問題じゃ」
183:初心車
07/06/27 23:26:35 0xcMuhY5
「思い人と会う、知りたい知識を知る、という夢を見る方法なんじゃがな。」
トロガイは口の周りを舌で湿らし、深遠を語る準備をした。
「人の夢というのは、それぞれの魂の深い所でつながっておるのよ。
ほれ、朽木のキノコが一見別々に生えてるように見えて、木の皮をめくると
その下で細かな菌糸でつながってるのがわかるじゃろ。
あんなふうに、それぞれの人間は別々に暮らしてる様に見えるが、魂の糸で繫がっておるんじゃな。
その糸に沿って、自分の夢の菌糸を伸ばし、思い人に会いに行ったり自分が知らん知識を別の頭に求めに行ったりする方法よ。
これは気沈めのカモナと、眠りを深くするムラハを使う。」
「しかしな、キノコの下の菌糸が思いもかけぬほど朽木の奥深くにはびこっているのと同様、いやそれ以上に
人の心ってのは底なしの海のようなものでな、オマケに意識の底に行けば行くほど剥きだしの情念が渦巻いておる。
特に人の夢ってのは、相手の情念をモロに受けたりすることもあるからな。時に心に深い傷を受ける時もある。
じゃからて、多用はいかんのじゃ。」
「お教えありがとうございました、師匠。」
タンダは呪法を授けられたときの決まりの礼を取ると、夕餉の後片付けを始めた。
184:初心車
07/06/27 23:28:13 0xcMuhY5
その2・3日後。
トロガイは町の商人から請われて、商取引の吉凶の見立てに出かけた。
タンダは早速夢の呪法を試して見ることにした。
自分の見たい夢か、バルサの心に触れる夢か。
(おれは人形に会いたいわけじゃない)
しかし、バルサの心を覗き見る事になってしまうのでは?
(まさか。初めての術で上手くいくかもわからない。
腕試しのようなものさ。夢の菌糸を伸ばす方法を試そう。)
薬草の香を焚き、心を鎮め枕の裏に口付けて唱える。
「バルサに逢いたい。バルサに逢いたい。」
そしてダンダは床に付くと、心地よい香りに導かれ、すうっと眠りに落ちていった。
気がつくと、そこは岩山に張りつくように走っている道の上だった。
カツーン カツーンという音が聞こえる。
(ここは・・・カンバル?)
それはバルサに聞いた、バルサの故郷、カンバルの地を思い起こさせる風景だった。
厳しく人を拒む、荒涼とした景色。
ふと、胸が張り裂けるほどの寂しさを感じた。
と、曲がりくねった山道の向こうに、恐ろしいほどの殺気を感じ立ちすくむ。
しかし、その気配は紛れ様もなく幼馴染の気配をまとっていた。
185:初心車
07/06/27 23:46:27 0xcMuhY5
今日はここまでで。
186:名無しさん@ピンキー
07/06/28 03:07:20 R58tqN3P
GJ!!
続きがもの凄く気になります。
何だか原作のサイドストーリーを読んでる雰囲気がします。
187:名無しさん@ピンキー
07/06/28 03:20:18 n2B10WOu
続き期待
188:名無しさん@ピンキー
07/06/28 08:40:49 FGQ4jFwJ
GJ! GJ!!
雰囲気が原作に似てて違和感ない。
たまーにタンダがダンダになってるのもご愛嬌?w
せっかくの職人さんを逃がしたくないのでw 荒れる前に言わせてくれ。
誘い受けはウザがられることもある。2ちゃんでは謙譲は美徳ではない。
(正確にはここは2ちゃんじゃないが)
詳しくはぐぐるか控え室辺りにでも。
続きwktkで待ってます!
189:初心車
07/06/28 21:23:16 WUbqD5XR
なんか、うざくなっちゃたかなあ。と思って今日は一気に投下したかったんですが、ちょいまとまりが・・・。
BS夜話見たいし。早めに投下します。
(な、バ、バルサ・・・?)
濃厚な敵意、殺気、時に狂気が混じる気配、タンダは心底震えた。
こんな剥きだしの殺気を感じたのは、初めてだったから。
そもそも、ヨゴは穏やかで、ヤクーも争いを好まない部族だ。
時々親、兄弟から呪術師など自分の食うものも作らない、と、揶揄されるタンダだったが
そんな嫌味など軽く鼻を抓まれた程度の嫌さだった。
しかもこれは、漏れ出した気で自分に向けられた物ではない、と直感した。
それなのに、これほど激しい敵意を感じたのは、生まれて初めてで、どう身構えればいいのかわからない。
(ああ!?)
バルサの気配が、攻撃から防戦に移ったことを感じた。
(バルサ!)
タンダは夢の中で大きく呼吸を整え、下腹に気をため、バルサに向かって駆け出した。
岩壁の向こうに開けたのは、岩山に張りつくように建つ山城、その城を飲み込むように人とも蜘蛛とも付かぬ
影のような怪物が立っている。
圧倒的な大きさのその怪物を相手に、バルサは狂乱の戦いを繰り広げていた。
「ぐぁぁぁああああ!!! 死ね!死ね!死ね!殺してやる!」
槍が光る
「よくも!父さんを!ジグロを!私を!!!殺す!殺す!!!!」
光が閃く。
(あ、あれは、バルサの中のカンバル王なのか?)
190:初心車
07/06/28 21:31:08 WUbqD5XR
逃げても逃げても追ってくる、バルサの人生を狂わせたカンバル王にバルサは巨大な蜘蛛の網を投影しているのだろう。
槍が閃くと、蜘蛛の足が何本か切飛ばされたが、その切り口から何本もの太い蛇が勢い良く吐き出された。
バルサを絡め取ろうとせまる。目に留まらぬほどの動きで槍を繰り出すバルサ。しかしとうとう絡め取られた。
「あああ!離せ!離せ!」
蛇はバルサをギリギリと締め上げ、擦り切れた服を苦もなく破り、なぶるように素肌をまさぐっていく。
バルサの体に、自分の巣穴を見つけ、もぐりこもうかというように。
「い!いやだ、やだあああああ!」狂ったように身悶えるバルサ、その動きは蛇を外すどころかその身にかろうじてまとっている
着物をはだける動きにしかならなかった。片胸が露わになり、上気し紅く染まった乳頭が震える。
タンダは弾かれたように声をあげた。
「バルサ!」
「タンダ?なんで、ここに?あぐ!!!???」
タンダを見て、一瞬抵抗が緩んだバルサの隙を捉えて、蛇がバルサの口を犯した。
吐き出そうと、舌を思いっきり突っ張るが、蛇はぐいぐいと食道を目指す。
その動きは今まで、バルサが何度も見た悪夢。バルサを串刺しにしようとする動きだ。その次は決まって下から・・・。
(嫌だ!タンダに見られたくない!)
必死でひざを折って足を閉じ、女陰への進入を防ぐ。
バルサを嬲る蛇はいまや数え切れないほどになり、まるで小魚を捕らえた磯巾着の触手のように蠢いた。
「バルサ!しっかりしろ!これは夢だ!夢なんだ!気をしっかり持て!下腹に力を!気を込めるんだ!」
タンダはバルサに駆け寄り、幼馴染の口を執拗に犯している影の蛇を引きむしりながら怒鳴った。
使いなれた山刀を思い浮かべ、悪夢避けの呪い文句を唱えながら蛇の茂みを切り開く。
「う、ぐはっ!ゲホッ!タ、タンダ」
「しっかりしろバルサ、カンバル王がどんなに強大でも、人なんだ。こんな怪物じゃない。これはお前の恐れなんだ!」
ようやくバルサの肌にたどり着き、汗ばむ肌をしっかりと抱きしめ、耳元で気沈めの呪文を唱える。
母の胎内で聞いた鼓動のような原始的で揺るぎのない旋律。
いつの間にか蛇は消え、トロガイの小屋の中で抱き合う二人が居た。
191:初心車
07/06/28 21:39:54 WUbqD5XR
「ここは・・・、山小屋?」
「あの場所じゃ、落ち着けないと思ったんでね。
申し訳ないが、俺が一番落ち着く場所を思い浮かべさせてもらった。」
「そうか、やっぱり夢なんだな。」
ふ、と顔をほころばせてバルサがつぶやく。
「うん、でも心は本物だよ、夢の中だから淡雪のように崩れやすくはあるけどね。」
「でも、気をしっかり持てって言ってたねえ。」
タンダは自分の夢の場が大丈夫か見回し、そろそろとバルサに絡めていた腕を解いて隣に座った。
自分の上着を脱ぎ、バルサの肩に掛けてやりながら、答える。
「気をしっかり持たないと、普段なら考えられない様な動揺をして、悪夢に囚われたりするからさ。」
バルサは、掛けられた着物に気付ず前を合わせようともしなかった。放心したようにつぶやく。
「じゃあ、私は修行が足りないんだな、でも、ダメなんだ。いつもあいつを殺すことばかり考えてしまう。
奴を倒すために狂乱するんだ・・・そして、その結果はいつも私の負けさ。」
「しょうがないよ、それだけの事をされていたんだろ?怒りに身を焦がすのは当たり前さ。」
(確かに、激しい怒りなんだ、あの夢は。でも、あの時、なんの遠慮もなしに槍を振るう時、私は、・・・私は怒り以外の気持ちも感じている様な。)
夢とはいえ、心は体に影響を及ぼす。激しい戦いの夢を見て、現実のバルサの体は動機が激くなった。
いつものあの悪夢では、蛇に上下から刺し貫かれ、串刺しの山羊の様に無残な屍を晒す、と言う所で飛び起きる。
背中に滝の様に、冷や汗をかいて。
しかし、今日はタンダに救ってもらった。そして、体をと心を冷やす現象は起きなかった。
では、今、体の火照りをどうすればいいのか。
「ダンダ」
「なんだい、バル・・・んっ??!!!」
バルサの肉厚で柔らかな唇で口をふさがれ、タンダの声がくぐもる。
しかし、戸惑ったのは一瞬で、すぐにバルサの口唇の動きに答えた。
ちゅ、ちゅく、ぴしゃ、ぴしゃぺしゃ、ちゅちゅ
前歯茎の上をなぞり、歯を開かせるとまるでそれが別個の生き物であるかのように、
御互いの舌を絡め合せ、舌同士で愛撫を行い、高めあっていく。
ようやく唇を離すと、ねっとりとした唾が糸を引いた。
はあ、は、はあ・・・。
数度の荒い呼吸で二人をつないだ唾液の糸が切れると、タンダはとても惜しいような気持ちになった。
「これも・・・夢なんだろ?なら、いいよね。」
「ああ、いいよ。」
二人の体から、衣服が消えた。
192:初心車
07/06/28 21:45:19 WUbqD5XR
すんません。
今日はここまで。
193:初心車
07/06/29 01:35:39 gpus/xzv
ここまで言いましたが、引っ張るのもなんだし、なんとなくまとまったので、残り投下します。
194:初心車
07/06/29 01:36:47 gpus/xzv
夢の中に、信じられないほど奔放なバルサが居た。
それは胸に燃える激しい怒りと、密かに気付き始めた自身の戦いへの渇望を、性で昇華するための行為だった。
タンダの胸を脇から乳頭へとまさぐりつつ、乳首を舐め上げ、乳頭を舌先で転がす。
その手は円を描きながら徐々に脇腹から臍の脇を過ぎ、まだ柔らかな少年の茂みを目指す。
(バルサが、俺を求めてくれている。)
夢の中では、遠慮など吹き飛んでいる。しかし、経験など無いも等しい二人。
少女の手はぎこちなく、もどかしい。だからこそ、愛おしい。
バルサの動きを制して、めちゃくちゃに彼女の蜜壺を貫きたい。
だが、こんなバルサの求めなど・・・これから先、夢でもあるだろうか。
タンダは、思い人に求められる喜びを感じて歓喜し、
自身の高ぶりのままに彼女を凶暴に貪りたい、もみくちゃにしたいという欲求を必死に抑えた。
そして、薪割り章魚のある硬い手のひらで可能な限り柔らかに、少女の髪を、しっとりと濡れた背を、首筋を、愛撫する。
「うぅ、ぁあああ、バルサぁあ!」
バルサの口唇による愛撫が、陰茎に達した。
躊躇せずに浅黒いタンダの肌の中でも黒々と光る、起立したそれを含むが、どうすればいいのかわからないのだろう。
ただ咥えて「ちゅ、ちゅ」と鼠鳴きのような音を立てて吸うだけのバルサ。
「バルサ、舌を、もっと動かして欲しいよ。そう、棒飴を舐めるように。股の裏の、縫い目のような筋に沿って・・・、うぅ!」
「・・・んむ。こ、こうかい?それとも、こう?」
律儀に答えるバルサは、陰茎の裏筋を舐る舌技のあと、蟻の門渡りを舐め上げる舌技を行い、どちらのことか聞いてくる。
もう、我慢が出来なかった。
「ああ、糞!!どっちも良いに決まってるだろ!そろそろ俺にもお前を気持ち良くさせろよ!」
バルサの顔を股で挟んでひっくりかえり、その顔を支点にして、己の股をバルサの上に、
自身の顔をバルサの女陰になる位置に回転して、女陰への攻めを開始する。
柔らかな縮れた茂みを掻き分け、女の泉を覗き込むと、
すでにその部分は密やかな水面になっていた。
ペチ、じゅ、ジュルルル べちゃ、くちゃくちょくちょ。
乾いた旅人がやっと出会った泉の水を貪るかのように、女の泉に湧く蜜を貪るが、それは貪れば貪るほどに溢れだした。
「ひあああ!!あ、う、い、いいよぅ!」
バルサの嬌声はタンダの心の快感を深く刺激した。もっともっと俺を感じて欲しい。
「バルサ、バルサ!! 好き、好きなんだ!愛してる!」
195:初心車
07/06/29 01:42:18 gpus/xzv
夢はいつも唐突だ。
もっとバルサを感じたい、感じて欲しい、と思った瞬間、御互いの股間に顔を埋める姿勢から
御互いに向き合う姿勢に変わっている、それは女陰を貫くのに最も適した姿勢。
すぐさまに蜜が滴る泉に身を沈めたかった。しかし・・・、
タンダはバルサを抱きしめ、耳たぶを唇で愛撫しながらつぶやく。
「すき、だよ、バル、サ。」
自分の想いを示したい。荒んだバルサの心、その癒しになりたい。
俺の想いをわかって欲しい。荒々しさではなく・・・、タンダは一呼吸ごとに伸びる植物の芽のように
少女の泉をゆっくりと貫いた。
バルサはその行為に、もどかしげにもだえる。
(バルサはまるで、炎の様だ。)
俺は、猛る炎を鎮める男になれるだろうか。
(それにしても不思議だな。夢かそうでないか確かめるためには、頬をつねって痛みが無ければ夢だというのに
痛みは感じなくても、こんなに快感は感じる。)
夢の体の猛りを抑えるためなのか、妙に冷静な呪術師見習いのタンダの意識が己の嬌態を俯瞰している。
猛りつつも、醒めた視線、それを持てる稀有さ、それは呪術者としての真の適正・・・、少年はまだ気が付かない。
「う!ああ、おうう!」
静かな侵攻は、しかし、男の剣が女の鞘に収まるまでで終わった。体の奥底から沸き起こる津波のような高い波に呑まれ、
男女の腰は本能のままに激しく動く。
(もっともっと、バルサを知りたい。)
今日まで、こんなバルサは知らなかった。
今まで知らなかったバルサ、深い泉の底に隠れているバルサ。
タンダはさらに女の奥に潜ろうとして深く、深く少女を貫いた。
「ああ、信じられない、こんな、深く、に・・・ぃ、いいぃ。あ・ひぃ、ひ!ぅあああああ!」
バルサの泉の中は、まるで別の生き物のごとく激しく蠢き、
タンダ自体を飲み込むかのように深く咥え込み、奥へ奥へと蠕動した。
すべてを引き連れて、遠き日の沈む宮へと誘う引き潮のごとく・・・。
そして、夢の海の中で、男女はどちらとも付かぬほどに溶け合う。
二人はまるで両頭の蛇の様に絡み合い、一体となった。
「う、うう、おう!だめだ。気、気を、お、抑えられないぃ。いくよ、イク!」
バルサの深奥を、男の熱い精気が襲った。
「あ、熱っああっ!!!!私、も、いっ、ク、ぁアーーーー!」
そして深い闇がおとずれた。
196:初心車
07/06/29 01:44:54 gpus/xzv
ビク!
身じろぎしてバルサは目が覚めた。
知らない天井だ、なぜこんな所に?・・・ああ、そうか。
用心棒として泊り込んでいる、酒場の女給の休憩室を借りて、眠っていたのだ、と思いだす。
まだ朝は遠い様だ。
はっきりとは覚えていないが、顔が赤らむような、夢を見ていた。
始めはいつもの悪夢で、その夢を見た後はいつも深く絶望した感覚があるのだが、
今日は、途中からとても気持ちが良かったと思った。
タンダを思うさま貪り、体を満たした、心も・・・。
夢で満たされているという感覚は、初めてのことだった。
「・・・!」寝返りを打とうと身じろぎすると、股間がぐっしょり濡れているのに気が付く。
(ああもう、お漏らしをする歳でもないのに。)
慌てて始末をするために起き出すと、それが愛液であることに気が付き、一人赤くなる。
(こりゃ、誰にも言えないね。)
バルサは物音を立てないよう、井戸に向かった。
ハ!
「やばい!」
タンダはガバッ!と飛び起き、寝巻きをはだけて下着を覗いた。
(ああ、やっぱり)
見事に夢精している。
我ながら、あきれるほどの量だ。
(こりゃ、布団に染みないうちにさっさと洗わなきゃ。
師匠がいない時に術を試して、よかったよ。)
普段はこんな事態になると情けなさしか感じないが、今日は股間の不快感をはるかに凌駕した
心地よさと虚脱が体を支配する。
(バルサに、俺が術師として貯めていた気を大分渡したんだろうな。)
それはそれで良い、きっと今、バルサは気の充実で満たされているだろう。
でも、と思う。
(もうこの術は使わないでおこう。)
人の心の剥き出し。夢の場であり、あの剥きだしの心だけが人のすべてではない、
遷ろう陽炎の様な物だとわかっている。
しかし、そんな夢の場で有るからこそ、勝手に触れるような事をしてはならない想いもある。
夢でバルサを抱き、その剥き出しの心に触れた。
・・・あれは自分から触れてのことじゃなかったが、やっぱりいけないことだったと、タンダは思った。
「と、さっさと洗わないと」
一人ごち、ため息をついて頭を掻きつつ、タンダは下着を洗いに土間に下りていった。
了
197:初心車
07/06/29 01:48:32 gpus/xzv
>>186-187
アリガトさんです。
>>188
誤字脱字
orz。
すんません。精進します。
*術の内容とか、薬草の名称はテケトーで、原作にはありません。
ご了承ください。
198:名無しさん@ピンキー
07/07/01 09:15:51 f6iop2HI
>>196
乙
タンダ。そこまでバルサをw
夢精といったら、ガルボもバルサ切り殺す夢見て
夢精していたのは間違いないと思うw
なんつーのか、守り人の男達は皆不器用だなあ。
女性に対してスマートに対応できるのは、
成長したチャグムだけという印象。
あ、ヒュウゴもかな。
199:名無しさん@ピンキー
07/07/01 10:47:45 AHBgN2ar
GJ!エロかった
余裕なく求めてしまう子供タンダだが
アニメ版の大人タンダはそりゃもうねっとりと
バルサの体中嘗め回してそうだよな
どんな時でも奉仕の精神を忘れない
200:初心車
07/07/01 21:30:49 nNpJ5sVE
>>199
いずれもっとネットリジットリ書けるようになったら、現在の二人のエロに挑戦したいですね。
エロイ語句とか、技とかの描写スキルが・・・。
>>198
どもです。
俺も思った。
突発でまとめました。
投下します。
死姦入ってるんで、やな人は見ないでください。
201:初心車
07/07/01 21:37:19 nNpJ5sVE
カルボは高ぶっていた。
昨夜まどろんでいた目に、二度と合間見えられないと思っていた相手を捉えたから。
あの時は、自分は酔っていた、祭りの熱気と酒が見せた幻かと思っていた。
あの女に敗れてから、幾度も繰り返し見る夢。
自分を組み伏せ見下げるバルサ、しかし冷たい目を残し、ふいと去っていってしまう。
何故だ!何故斬らない!殺さない!何故だ!何故、なぜ!
それは負けたことよりも、武人の誇りをズタズタに切り裂いた。
(俺は、斬るにも値しない男なのか。)
現実には見下すバルサの冷たい瞳も、バルサが去る姿を見たわけでも見たわけでもない。
その時、自分はこめかみの後ろを打たれて、意識を無くしていた。
しかし、夢の中ではその情景が現実のように展開する。
カルボは己を無視した女に怒り狂い、悠然と立ち去ろうとするバルサを後ろから襲う
バルサの妙技によってぼろぼろに刃こぼれをしたヨゴ刀を捨て、槍に持ち替えて戦う。
男の力に押されて、よろめくバルサを切り伏せる!
虫の息のバルサに、今度は自分が悠然と覆いかぶさり
女の服を引き裂く。
くくく・・・俺を見くびるからだ・・・。
弱々しく抵抗する女の手首の腱を切り、抵抗力を奪う・・・大量の血の花。
その結末は速やかな失血死だ。
(おまえが死ぬ前に屈辱を与えてやろう!)
槍の穂先で帯を切り裂き、女陰を露わにする、
(俺が受けた屈辱を知るが良い!)
女の血を愛液代わりに己に塗り、バルサを己の肉刀で一気に貫く。
女の顔がゆがみ、その目はカルボを憎悪で睨む。
(いいぞ!その目だ!俺を!俺だけを見ろ!)
陵辱の中、睨みながら犯されているバルサの瞳は、徐々に光を失う。
しかしそれにもかまわず、猛り狂い、突き続ける。
男は、女を犯し足りないのだ。
男根で、刀で、槍で。
(くくくくく、ははははは!!!俺を見くびったからだ!見くびったからだ!)
そして女の左の乳房を串刺す、最後の命の残り火を奪われ、女はビクリと身じろぐ。
(おおお!さあ!冥土の土産だ!)
・・・それを合図に、どろどろとした情念が篭った精がほとばしる。
徐々に冷たくなる女を、飽くことなく犯し続ける・・・。
これまで幾度も見た夢、その夢のかけらがまどろんだ目の中に映し出されたのかと思った。
しかし土俵の上、昨夜の夢の痕に触れて確信した。
女人禁制のはずのそこには、本来ありえないはずの小さな女の足跡がある。
間違いない、バルサだ。
ついに見つけたぞ・・・!!!
「うおおおおおおお!!!!!!」
今度こそ逃さない、俺の屈辱を、返してやろう・・・。たっぷりな。
了