【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12 - 暇つぶし2ch250:名無しさん@ピンキー
07/02/27 09:39:56 ryOZABIP
サイトで勃った・・・・・・
o...rz

251:名無しさん@ピンキー
07/02/27 10:41:32 B98HCZ0Q
これは新しい…

252:名無しさん@ピンキー
07/02/27 16:47:09 C49FrJju
その姿をシエさんに見せるべきだと思うんだ

253:名無しさん@ピンキー
07/02/27 17:43:51 UnE+lw0i
それはかなりすごい事になると予想していいか?

254:名無しさん@ピンキー
07/02/28 07:20:37 RUhhhldA
シエ「サイトさん・・・わたしのほうがイイのにっ」
サイ「シエシエ?」
ギー「なんだねきみは」
シエ「わたしもまぜてくださいっ」

こうですか?わかりません(>_<)

255:名無しさん@ピンキー
07/02/28 09:18:55 E5zFTHSv
>>249
でも声は日野な

256:名無しさん@ピンキー
07/02/28 11:06:07 1vKkTqVy
むしろ日野ちゃまで。

257:名無しさん@ピンキー
07/02/28 20:27:18 OxQWrOmx
ゼロの使い魔のクロスオーバー作品が読みたいんだけど、
URLリンク(mai-net.ath.cx)
このサイトとwikiは大体読み尽くしちゃったからどこか良い所無いかなぁ?

258:名無しさん@ピンキー
07/02/28 21:50:26 X3W1Gf/8
そこで聞けばいいじゃん

259:名無しさん@ピンキー
07/02/28 22:00:17 hNsvQ/yS
>>257
そこ初めて見たからいくつかゼロ魔の見てみたんだけど
テンプレでもあるのか?って思うぐらい似てるのばっかだなー

260:名無しさん@ピンキー
07/02/28 22:15:55 7MF+ztka
>>259
すべてはU-1SSのクロスから始まった・・・・

261:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:16:32 A8hwHzMg
クロスオーSSは9割くらいどーしようもない出来

262:名無しさん@ピンキー
07/03/01 00:13:11 OXhZCgNl
そこのアーチャー呼ぶやつはよかったぞ

263:名無しさん@ピンキー
07/03/01 01:17:13 ijsz+L1Y
>>257
バトロワタイプの聖杯戦争にもゼロ出てるぞ。
才人がバーサーカー(fate)相手に圧倒する超展開と一部キャラ蔑ろで壮絶に叩かれまくってるが。

264:名無しさん@ピンキー
07/03/01 01:20:57 P35kj4bd
殆ど1話で終わってるじゃねーかwwwwwwww

265:名無しさん@ピンキー
07/03/01 09:03:10 qmMCWJtL
しかたなかんべ、そこのはワルドの正体ばれまでどころか下手するとフーケの正体ばれシーンまですらネタを練らずに書き殴るのばっかりだし。
思いつくのはかまわんがその思いつきで話がどう変化するかくらいきちんとプロット立ててから書けよと……

で、ゼロ魔ものの中では一番最初のアーチャー呼ぶ奴が一番まし、と言うのがまた何というかねえ……

266:名無しさん@ピンキー
07/03/01 15:29:32 o7X27eXg
空気読まずにSS投下するのね。きゅいきゅい

>>155 の続きです。

267:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:31:44 o7X27eXg
サイト達が出頭してきた。という一報はすぐにアンリエッタの耳に入った。これには王宮中が大騒ぎとなり、すぐに女王直々による裁判(といっても下した判断を伝えるだけだが)が行われる運びになった。
サイトやルイズの無事に一安心したアンリエッタだが、宰相のマザリーニからの
「如何に陛下とヴァリエール嬢が親しき仲といえど、全員不問にしてはなりませぬぞ。一度でも情であやふやにした場合、民衆への示しがつきませんからな」
という言葉もあり、自室で一人悩んでいた。
どうしましょう、と思案に暮れていると、とある本がアンリエッタの目についた。『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』である。


実は読んでもらった翌々日にまたアニエスにお願いしてみたのだが、
「それだけは勘弁して下さい。」
と、先日のことを思い出してか、死んだ魚のような目で訴えられ
「本は陛下へ差し上げますから。お願いします」
とフラフラしながらもアニエスは銃士隊の訓練に逃げてしまったので、残念ながらアニエスの羞恥プレイ(?)はお預けとなってしまった。
アンリエッタも堂々と机の上に置く訳にもいかず、『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』はベッドの下に隠してある。
毎日部屋の掃除に来るメイドに本が見つかってしまわないか、初めてエロ本を買った男子中学生のような心境であった。

そんなこんなで、既に第一章は一言一句覚えるまでに読み直し、復習もバッチリなアンリエッタは名案を思いついた。
(そうだわ、これなら誰も嫌な思いをしなくてすむわ。しかも……)
このあとの事を想像(妄想とも言うか)して、ポッと頬を染めるアンリエッタだった。


裁判当日

「ヒラガサイトは王命に背き、友人をそそのかし、ガリアに独断で潜入した罪により禁固30年の刑に処す。その他の者は、ヒラガサイトにそそのかされての行動とみなし、この度は不問とする」

これがアンリエッタの下した判断だった。ルイズは驚き
「姫様、サイトは私の使い魔です。その罰は私が」
と言ったが
「残念ですがこうするしかないのです。ルイズ、これ以上私の友人を傷つけたくない」
と聞かない。ルイズはまだ何か言いたかったが、サイトの
「大丈夫だよルイズ。きっと姫様だって何か考えがあるはずさ」
と言うので何も言えず王宮を後にした。まぁ実際考えはあったのだが……

268:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:37:08 o7X27eXg
夜、地下牢
(あんなこと言っちまったけど、どうするかなぁ)
前回同様、何も考えてないサイトである。
衛兵も倍の数になっており、簡単にはいきそうにない。
が、しばらくして、ガチャと魔法の鍵が開いた
「へ?」
「サイト、陛下がお呼びだ。ついてこい。」
アニエスさん?出してくれるんですか?
「な……何度も言わせるな!!とにかく、ついてこい!」
アニエスさん機嫌悪いのか?……あれ?
「どうしたんですが?疲れてるみたいだし、……何か顔も赤いですよ?」
「うっ……うるさい!!なんでもない!」
アニエスの脳裏には先程の事が浮かんでいた

「アニエス、お願いが」
「な……なんでしょうか」
アニエスがサイトを呼びに行く前、三度目のお願いを受けていた
「あの、例の本で少し解らない言葉があって、
第三章に書いてあるこの”口淫”って具体的にどういう事をするんですか?」
ぐはっ!!な、何を言い出すんですかこのお方は?
「いや、あの……」
「どうすれば殿方は感じて下さるのでしょうか?」
「かはぁ……」
アニエスはこの後前戯から何から小一時間ほどアンリエッタに問いつめられたが、これはまた別のお話。


そんなことがあった後なので、誰でも(ま、まさか陛下はサイトとコトに及ぶつもりじゃ……!)と思うのは必然的と言ってもよかった。
そんなことを考えていたのでアニエスは動揺を悟られたのではないかとサイトを横目でちらっと見たが、サイトは別の事を考えているようだった。
さて、本当にどうなることやら…


269:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:39:17 o7X27eXg
一方、自室で待つアンリエッタは先程の事を思い出し、笑いを堪えていた
(ふふ、あの時のアニエスの顔。面白かったなぁ。顔も真っ赤だったし)
既に魔性の女である。
(ちょっと、からかってみただけなのに……。私がそんなに無知に見えたのかしら)
幼少の頃から女のたしなみについての教育を受けていたアンリエッタは一通りの知識は持っていた。
実はこの間もアニエスの反応を楽しんでいただけなのであった。
マダムバタフライまで味方につけたアンリエッタにもはや知識において敵などいなかった。

コンコン
「失礼します。サイトを連れてきました」
サイト達が来たようだ
「ありがとうアニエス。もうさがっていいわ」
アニエスが退出する
「あの…姫様?」
「サイト殿、申し訳ありませんでした。罰したりはしたくなかったのですが、やはり私も女王なのです。」
以前より一層王としてのオーラを纏ったアンリエッタにサイトはたじろいだ。
「ですが、安宿からの仲です。貴方にチャンスを与えましょう」
「チャン……ス?」
「貴方の望むように、この私に奉仕しなさい。」
へ?ちょっ……姫様!?
「もぉ……二度も言わせるなんて、サイトさんのエッチ♪」
ぐはぁっ……!!
アンリエッタのセリフはサイトの想像力を遥かに超えていた。(シエスタにはど真ん中だったが……。)
あとひと押し……!
「私の願いを聞いてくださらないのですか?」
サイトを犬にするには十分すぎる流れだった。

270:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:41:18 o7X27eXg
「ふ……ふふふ…………やぁぁああってやるぜ!!!!」
サイトはアンリエッタのたわわに実った二つの果実を鷲掴みにした。
「やん♪」
「あれぇ?姫様、もう先っぽが自己主張してますよ?」
アンリエッタの果実を揉みながら、耳元で囁く
「あん……こういう時はアンとお呼びに……ひゃっ」
「ん~?何か言ったかい、アン」
「もぉ、やりましたね!?」
アンリエッタは素早くしゃがみこむとサイトのズボンを手際良くおろしてしまった。サイトが普段はいているズボンならまだしも、この時は囚人用だったので難なく下ろすことが出来たのだ。
「あららサイトさんの、もうこんなに大きくなっているではありませんか」
既にガンダールヴの槍は準備万端だったのである。アンリエッタはサイトのそれを口にふくんだ。
「はわわ………ちょっとアン……そんな、」
「すぐにイッテしまってはいけませんよ、サイトさん。これは命令です。」
「そんなこと言われたって……」
サイトにとって女性に口でしてもらうなんて初体験である。アンリエッタの口の温かさだけでもイッテしまいそうだった
アンの攻撃は留まることを知らない。自らの果実を取り出すとサイトの槍を挟んだ。
「サイトさんはどこまで耐えられるかなぁ?」
むにゅむにゅ
「く……気持ち……良すぎ」
サイトに限界が近づいてきた。なにせ、タバサを助けに行ってからというもの、そっち方面は我慢していた訳であるからして。
(それにしても、姫様の胸柔けぇ~~)
「ふふっ♪」
アンリエッタは自分の果実からサイトの槍の先っぽを出すとトドメとばかりに舌で舐めた
サイトの背筋に寒気に似たものが走る


271:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:43:51 o7X27eXg
「うっ……!!」
ついに耐えられなくなったサイトの槍が噴火し、アンリエッタの顔や果実を汚す。サイトはガクリと座りこんでしまった。
「ふふ……駄犬の分際で女王の命令に逆らうなんて。去勢するところですわ、この早漏」
言葉責めも忘れない。
(犬キタよ、犬。やっぱり俺は女のコ一人満足させられない犬だったのか……。いや待て、犬でも雌犬を満足させているわけだから……ボルボックスか俺は。)
サイトはすっかり自虐モードに入ってしまった。そこへ
「何をしているのですか?まさか先程ので終わりという訳ではないでしょう?」
「へ?」
見ればアンリエッタ、ベッドであられもない恰好をしているではないか。
「私を満足させてくれるまで、帰しませんよ。犬」
通常時には侮辱にしかならない言葉も、今のサイトには神の恵みだった。
「姫様バンザ――――イ!!」
サイトは半身をアンリエッタの割れ目にあてがう
くちゅ……
「それでは、精一杯奉仕させていただきま~す」
サイトは半身をアンリエッタの中にいれてゆく
「ふぁ……ひゃぁぁ~ぅ~~!!」
あれ?今のは……?
「アン……もしかして……初めて?」
まぁ考えてみれば、一国の姫様がそんなむにゅったりなんか出来た訳がないのだが……
「そ、そんなこと気にしなくていいのです!好きなように……動きなさい!」
実はアンリエッタはこの時のために自分で痛み止めなどを調合していたのである。
それじゃ、お言葉に甘えて……
サイトは快楽に身をまかせ、腰を振る。
「くあぁう……ひゃっ……!!」
アンリエッタの部屋がアンの甘い声とサイトの槍をくわえる淫らな音で満たされる
しかしアンリエッタも負けてはいない。サイトの半身を極上の締め付けで限界へと誘う
「サイトさん…はぁ…もう限界ですか?私より先に絶頂ったら……ふぅ」
「たら?」
ま……まさか
「処刑しますわ」
……マジですか!?
そんなこと言われても、限界は来るべきときに来るものである。
(どうする……姫様に先にイッテもらわないと、オレ死ぬぞ……。どうする……どうする……?
考えろ!俺の武器は槍だけだ……だとすれば……)


272:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:45:39 o7X27eXg
「ふふ、サイトさんもまだまだ……え!?」
アンリエッタが驚きの声を上げる。それもその筈、いきなりサイトの腰の使い方が変わりアンリエッタの弱いところを的確に攻めているのだ
「身をもって教えて差し上げます。虚無の……恐ろしさをね」
槍を持った左手の紋章が輝いている。サイトの頭に武器の使い方が次々と入ってきた。 「いや、あぁ……すごい……こんな」
わかる……わかるぞ姫様の弱点が!
「んぁ……そんな、しゅごしゅぎるぅ!!」
アンリエッタは最早ろれつがまわっていないようだ。サイトは自身の限界にむけてラストスパートをかける。
「あぁっ!そんなっ!らめぇぇっ!!」
部屋中にパンパンと派手な音が響き、アンリエッタは愉悦の波に翻弄される。
(くそっ、俺ももう限界だ……早くしないと……)
限界も近いサイトはアンリエッタの果実の先端を指で弾いた。
「ひっ!あっ!だめぇ。頭が真っ白になっちゃう。あぁぁぁぁぁっ!!」
アンリエッタが達するのと同時に、アンリエッタの中がキュウッと締め付けサイトも達してしまった。

とりあえず、サイトよりアンリエッタが先に達してしまったので、処刑はなくなり、ホッとするサイトである。
「姫様、ご満足……していただけたでしょうか……」
「そうですね」
「それじゃあ……」
「ん?何を言っているのですか?」
え?だって奉仕したら……
「今ので1年分ですよ?あと29年分、頑張って下さいね♪」
「いゃぁぁぁ―――!!!!」

はたして、サイトは無事に元の世界へ戻れるのだろうか?

273:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:50:04 o7X27eXg
これで終了です……。
他の作品が凄すぎて、なんかもう……出直してきます。

|-`)ノシ

274:名無しさん@ピンキー
07/03/01 16:12:24 /s/qp9ht
>>273
GJ!女体化に付いていけず暇してたから良かったよ!

275:名無しさん@ピンキー
07/03/01 16:16:17 ydaBefiQ
>>273
アンタも神の仲間なんだ、胸を張るといいさ

276:名無しさん@ピンキー
07/03/01 18:37:08 WyA+GrLK
>>273
あなたの作品もとてもすばらしいと思いますよ。
ただ問題なのは・・・・・



























作者名が無いことだ・・・・

277:名無しさん@ピンキー
07/03/01 19:43:25 yZfT2g53
ペンネームなんて後でつければいいじゃないか!
>>273GJ!!!!アン様きたよアン様

278:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 20:56:37 8+SSmoek
さーて、投下いきまっせ?
どこぞの誰かが予想していたとおりルイズ編です。

…喪前らも勝手だよな、メインヒロインの名前は出さなかったクセにwww

279:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 20:58:43 8+SSmoek
「…雨かあ」

降りしきる雨を見ながら、才人は暇を持て余していた。
今日は愛しいご主人様は外出。
でもって、水精霊騎士団の連中はといえば。
ギーシュを筆頭に、レイナールまで贈られた贈り物を手に朝からいそいそと贈り主探しをしている。
もっとも、ギーシュは探しているというよりも、探している振りをしている、という感じだったが。

「…マリコルヌ、大丈夫かなあ…」

昨日散々荒れたマリコルヌは、騎士団の溜まり場で、まるで魂の抜けた人形のようになっていた。

『聖女の日に…破滅と混乱をぉ…』

そんな物騒な寝言をぼやいていたが、酒の飲みすぎで潰れているので、大した害はないだろう。
騎士団全員でおだめ、なだめ、すかし、大量の酒を飲ませたのが原因である。

「ま、学院が荒れるよかいいよな」

言いながら、才人は昨日のご主人様の台詞を思い出す。

『いい?明日は絶対部屋から出ちゃダメなんだからね!?
 それと、何か届いたら必ず受け取ること!
 ご主人様は今日明日いないけど、明日の夕方には帰ってくるからね!
 ちゃ、ちゃんといなさいよ!わかった?』

たぶん、ルイズは俺に贈り物をくれるつもりなんだろうなあ…。
才人はちらりと扉を見る。
今朝から扉は開けていない。明け方近くから気にはしているのだが、扉の外で何かが動くような気配はなかった。
まさか、夜のうちに置いてあったりしないよなあ…。
ちらりと扉を見る。

コト…。

扉の外で、音がした。
才人は弾かれたように立ち上がると、扉に走りよって扉を開けた。
そこには。
大き目の紙袋が無造作に置かれていた。
慌てて周囲を見渡すが、人影はない。
…たぶん、今の、ルイズかな?
才人は紙袋を手にとると、部屋に戻った。
はやる気持ちを抑え、テーブルに紙袋を置く。
…そ、そういえば俺、こういう日に女の子からプレゼントもらうのって生まれてはじめてかも…。
もちろん母親は除きます。
才人はどきどきしながら、そっとその紙袋を開いてみた。
その中には…。

「これ、セーター?」

中から出てきたのは…予想と裏腹にちゃんとした形のセーターだった。
ってことは、ルイズじゃない?
失礼な話だが、才人はルイズがまともに編み物を成功させるとは露ほども思っていなかったのであった。

280:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:01:09 8+SSmoek
…ややややややややや、やっちゃった…!
ルイズは廊下の角で、物凄い勢いで脈打つ自分の心臓を宥めていた。
聖女の日に贈り物をするのは、実は初めてだったりする。
小さなころ、ワルドに贈り物をしようとしたことはあるが、そのときはワルドの家の前に山積みされた贈り物とその各々の完成度に、結局断念したのだった。
それに、小さなころのアレは、愛ではなく憧れだった。そう思う。
でも今回のは違う。

サイトが好き。

そのありったけの想いを込めて、セーターを編んだ。
絶対に成功させるために、絶対に下げたくない頭をシエスタに下げてまで、編み方を教わった。
そのお陰もあってか、セーターはちゃんと今朝までに完成し。
そして紙袋につめられて、無事才人の下に届いたのである。
だ、大丈夫よね、ちゃんとカタチになってたし!
そ、それに昨日あんだけ言ったんだもん。
私の贈り物だって、分かるはずよね…。
ようやく静まった心臓の鼓動とは逆に、ルイズの中で期待が膨らんでいく。
もし、才人があの贈り物をルイズからのものと見抜いたら…。
二人は、『真実の愛』で結ばれる。
真実の愛!真実の愛だって!
ルイズは真っ赤になりながら、廊下の壁をばしばし叩いた。
その後ろを不審な目で後輩が通っていったが、ルイズはそんなもの目にも入っていなかった。
結局手形が残るまで、ルイズは廊下の壁を叩き続けたのであった。

281:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:01:38 8+SSmoek
結局夕方までガマンできなくて。

「ちょ、ちょっと用事が早めに終わったから、帰ってきたのよ!わ、悪い!?」

…部屋に、帰ってきちゃった…。
サイトはそんな私に、いつもみたいに、

「うん、わかってるよ。お疲れ様ルイズ」

そう言ってくれた。
私はサイトの方を気にしながらマントをクローゼットに仕舞い、椅子に腰掛ける。
う、うわあ、なんか落ち着かない…。
私がそんな風にそわそわしていると。

「…あのさ、ルイズ」

サイトが、紙袋を手に、私の目の前に立った。
あ、な、なんかマズイ。ものすごい勢いで心臓がばくばく言い出した…。
見つめてくるサイトの視線から、目が離せなくなって…。
サイトが、口を開く。

「…このセーターさ」

き、きたきたきた!
やばいまずいどうしよう心臓破裂しちゃうかも!
た、たぶん今顔もまっかっかだと思うんだけど!
サイトの視線から逃げられない。
つ、次のサイトの台詞次第じゃ私ヤバいかもしれない…!

「…ルイズがくれたんじゃないよな?」

………………………………………………………。
はい?
破裂しそうな勢いで脈打っていた心臓の鼓動が一瞬で止まった。
…なんだって?

「ご、ごめんサイト、よく聞き取れなかったわ?」

私はサイトにさっきのやり直しを要求する。
いやまさかね?あそこまでお膳立てしておいてわからないとかありえないし?

「いやだからさ。
 こんだけちゃんとしたカタチのセーター、ルイズ編めないだろ?」

………………………………………………………。
席を立つ。
サイトが不審げな顔をしてこっちを見てる。
無視して箪笥の前に行く。
一言も発さずに、箪笥を開けて、乗馬用の鞭を取り出す。
にっこり笑って振り返ると、サイトが青い顔をして震えていた。
心の中でどう結論付けたか知らないけど、いまさら後悔しても遅いんだからね?

「で?もう一度言ってごらん?

     犬    」

282:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:02:11 8+SSmoek
そして。
聖女の日だというのに、ルイズの部屋からは才人の切ない悲鳴が響き渡ったのだった。

「さて。
 鈍感もいい加減にしないと、そのうち天罰が下るからね?」

もう既にバッチリ下っている気もするが、ルイズのお尻の下で敷物になっている才人には反論の余地はない。

「すいましぇん…」

素直に謝っておく。
鞭打ちも服の上からだったのでそんなに痛みはなかったが、後が怖いから大げさに痛がっておいた。
ご主人様も途中で聖女の日の目的を思い出したのか、十分ほどで折檻の手が緩まり、結局才人を下に組み敷いた移転で手を止めた。
そして、才人は下に組み敷かれながら、己の間抜けさを悔やんでいた。
…ほんとに、間抜けやっちゃったなあ…。
そんな才人に、ルイズはこほん、とわざとらしく咳ばらいをすると、言った。

「さ、さて。
 犬はご主人様に対して、謝る他にもすることがあるはずよね?」

言ってから、才人の上でもじもじし始める。
才人はなんのこっちゃ、と疑問を口にしそうになったが、慌てて思い直す。
さすがに、そこまで間抜けではないらしい。
とりあえず頭の中で台詞を整え、言葉にして発する。

「えっと。
 ステキなセーターありがとう、ルイズ」

その言葉に、ルイズは才人の上から退くと、無理やり才人を立たせて、床に正座させた。
そして、その前に立てひざで立つと。

「もっかい言って」

赤い顔をしてそう言った。
なんでまた言わなきゃいけないんだよ、という突っ込みを喉元でかろうじて飲み込み、才人はご主人様のリクエストに応えた。

「ステキなセーターをありがとう」

その言葉と同時に、ルイズはいきなりがばっ!と才人に抱きついた。

「え、ルイズ?」
「ばか、最初っからそう言えばいいのよ、もう!」

そしてそのまま、才人の首筋をぎゅうー、っと抱きしめる。
視線を合わさないのは、みっともないくらい崩れた笑顔を見せたくないから。
才人はそんなルイズを抱きしめ返す。
満面の笑顔から微笑みになると、ルイズは才人から少し離れて、才人と視線を合わせる。
そして。
そのまま才人の頬を両手で挟み込むと、一瞬の早業で唇を奪った。
しばらくの間唇を合わせていたが、息苦しくなる手前で唇を離し、とろけそうな視線で才人を見つめる。

「サイト…だいすき」

そして再び、ルイズは才人に抱きついた。

283:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:03:55 8+SSmoek
聖女の日、マンセー!
俺は椅子の上で、腕の中で俺にしなだれかかっているルイズの髪を撫でながら、そう思った。
いや、ていうか今のルイズめっちゃ可愛いし!
普段からこんなカンジなら言うことないんだけど…。
なんて俺が思っていると。

「ねえ」

ルイズが俺の腕の中から、俺を見上げて声をかけてきた。
ひょ、ひょっとして今の心の声がバレタ…?
いやまさかね?

「な、何?」

ちょっとどもったのは焦りのせい。
でもルイズはそんなことは気にしない様子で、続けた。

「あの…その…。
 セーター、着てみて…?」

もじもじしながらそんなこと言ってくる。
ハイ。平賀才人二等兵、謹んでセーター着させていただきます。
俺はルイズを床に降ろすと、紙袋からセーターを出した。
しかし、見れば見るほど…。
ルイズが編んだとは思えないデキだな。
ちゃんと形になってるし、袖の絞りもちゃんと…。
袖を引き出してきて、俺は違和感を覚えた。
あれ?

「あ、あれ?」

ルイズも思ったらしい。
…袖、長くね?
しかも太い?
さらに俺は紙袋からセーターを出す。
そして、全貌を現したVネックのそのちゃんとした形のセーターは。
ふた周りばかり、サイズが大きかった。

284:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:04:33 8+SSmoek
「あ、あはは。
 大きいねこれ?」

才人はそんな風に笑って見せるが。
当のルイズはといえば、真っ赤になって俯いている。
自信満々才人に渡したのに、しかもお仕置きまでしたのに、結局失敗作だったのである。
自分の行動に、恥じ入るのも当然と言えた。

「わ、悪かったわね…」

それでも素直に謝れないルイズであった。
そんなルイズを見た才人は。
何を思ったのか、そのセーターを着込みはじめた。

「…サイト?」

とつぜんの才人の行動に、ルイズは驚く。
あれよあれよという間に才人はセーターを着終わってしまう。
そのサイズはやっぱり大きく、まるで子供が無理やり大人のセーターを着込んでいるように見えた。

「…うん、やっぱ大きいな」

そう言って動いてサイズを確かめる才人。
それを見たルイズは、真っ赤になって怒って見せた。

「わ、悪かったわね!そんなに着たくないなら着なきゃいいじゃないのよっ!」
「ちょ、なにすんだよルイズ!?」

言って、才人の着こんだセーターを捲り上げて、脱がそうとする。
捲くれあがってできた隙間が、ルイズの目に入った。
ルイズの動きが止まった。

「…?どうしたんだ?」

不意に動きを止めたルイズに、才人が尋ねる。
ルイズの目は、セーターの隙間に釘付けになっている。
その隙間は、小柄な女の子がちょうど一人入るくらいの空間があった。

「そ、そうよ。
 こうするために、大きく編んだのよ…!」

ルイズは赤い顔のまま、その隙間に潜り込んだ。

「ちょ、わ、なにすんだよルイズっ?」

慌てて足のもつれた才人はふらふらとよろめき…。
うまい具合に、二人はベッドにもつれながら転がった。

285:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:05:24 8+SSmoek
下敷きになった俺の上で、ルイズがもごもごと動いている。
少しすると、セーターの襟元から、ぴょこんとルイズの頭が出てきた。
うはー。いい匂い~。
お互いに正面を向いているので、ルイズは俺を見上げる形になる。
そのまま、赤い顔でルイズは言った。

「ほ、ほら、こうすれば暖かいじゃない…」

た、確かにあったかいけどさ。

「う、動きにくくない?」

俺は腕を動かしてみる。

「う、動きにくいわよ…」

ルイズはセーターのお腹の部分で、両手を俺の胸板に当てて丸まっているので、身動きが取れない。
ん?
マテヨ?
ルイズハミウゴキガトレナイ?
俺は自由に動く手で、身動きの取れないルイズのお尻をもみもみしてみた。

「ひゃんっ!」

だーいせーかーい。
俺の胸の上で、ルイズが可愛い声を上げる。

「ちょ、ちょっと、どこ触って…やんっ!」

スカートを捲り上げ、ダイレクトに絹のショーツの上からルイズの小さなお尻を揉む。
揉みまくる。

「や、やだぁ、サイトのすけべぇ」

口ではそう抵抗するルイズだけど、身体は一切抵抗していない。
手を動かすどころか、脚を閉じることもしない。

「イヤならやめるけど?」

俺はわざと手を離してルイズに言ってみる。
まあ、ご主人様がイヤっていうなら止めないといけませんねー?
でも、ルイズは俺の期待どおりに。
赤い顔をして、甘えるような視線で。

「や、やめていいって誰が言ったのよ…」

怒ったような声でそう言ってきた。
了解、ご主人様♪

286:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:06:00 8+SSmoek
才人はルイズのショーツに左手をかけると、絹の柔らかさを利用して布を引き伸ばす。
晒された桜色の割れ目を見ることなく、才人はルイズの裂け目を右の人差し指と薬指で割り開き、中指をその湿った洞穴に差し込む。
くちゅくちゅと湿った音をたて、ルイズのそこは快感を分泌させていることを才人に伝えた。
そんな才人の行為を受けて、胸の上でルイズは切ない声を漏らす。

「あっ…サイトぉ…きもちいい…」

獣欲に曇った表情で喘ぎながら、ルイズは目の前にある才人の首筋に目をつけた。
ルイズはその首筋に唇を寄せると、軽く吸い上げた。

「っ…ルイズ…」

才人は、その刺激に、思わず声を上げてしまう。

「サイトがきもちよくしてくれるから…お礼よ…」

にっこり笑ってそう言い、ルイズは何度も才人の首筋を吸い上げる。
それに負けじと、才人はルイズを責める指の数を増やした。
指で裂け目を開くのをやめ、十分に湿ったルイズを、中指と薬指のナイフで突き刺したのだ。

「やっ…二本も…はいってるっ…」

その刺激にルイズは才人への口撃を止め、喘ぐ。
それに気をよくした才人は、そのまま指を前後に激しく動かし、ルイズを犯した。

「やっ!あっ!だめっ、はげしっ、ふぁっ」

才人の上で、上と下から涎を垂らし、ルイズは囀る。
やがてその快感は頂点に達した。

「あ、だめ、いく、いくぅっ…!」

才人の指をぎゅっと締め付け、才人の上で丸まって、ルイズは達した。
ルイズの身体から力が抜け、才人の胸板に身を預ける。
そんなルイズに、才人は意地悪に言った。

「あれえ?ルイズだけ逝っちゃうなんてズルいなあ」

その言葉に、絶頂の余韻に浸っていたルイズの意識が目覚める。

「あっ…ご、ごめんなさい…!」

ルイズは慌てて身体を動かそうとするが、うまくいかない。
そんなルイズに、才人は微笑むと、言った。

「ルイズはそのままでいいよ。
 勝手に使わせてもらうから」
「…え?」

才人の言葉に顔に疑問符を浮かべるルイズ。
すると才人はルイズを抱きかかえ、そのまま上下を反転する。
ちょうど、ルイズが才人に組み敷かれている形になった。
そして、才人はジッパーを開けて一物を取り出し、ルイズのショーツをずらすと。
一気に彼女の中を貫いた。

287:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:07:00 8+SSmoek
気が付くと、サイトのセーターの中で寝ていた。
あのまま私は、サイトに何度も逝かされて…。
寝ちゃった。
サイトはといえば…。
幸せそうな顔して、寝てる。

「…ご主人様ほっといて寝てるなんて、最低な使い魔ね」

そう口に出してみるけど、心の中はぜんぜんそんなこと思ってない。
だいすき。
でも、サイトが寝てても、そんなの口にだすのは恥ずかしくて。
私はサイトの匂いに包まれたまま、彼の胸板に顔を埋める。
裸じゃないから、そんなでもないけど、やっぱりコトの後だから匂いがする。
サイトの、匂い…。
私は鼻から感じる彼のにおいと、お腹の中で鼓動に合わせて波打つ彼自身を感じて、幸せに包まれる。

「うーん…」

サイトが寝苦しそうに唸る。
あ、そっか。私が上にいるから…。
で、でも。

「ちょっとくらいガマンしなさいよ。
 ご主人様より遅く起きた罰なんだから…」

言って私は、もう一度サイトの胸板に顔を埋める。
そして、考えてみた。
…なんでセーター、失敗したのかな…?
シエスタに教わって、ちゃんと編んだのに…。
ん?
マテヨ?
シエスタニオソワッテ?
私があることに気づくのと、扉がバタンと乱暴に開かれるのが同時だった。

288:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:09:01 8+SSmoek
「あーーーーーー!」

扉の方からシエスタの声がした。
私は慌ててセーターの中から抜け出すと、シエスタに掴みかかった。

「ちょっとシエスター!
 ムチャクチャなサイズ教えでしょあなたー!」
「そんなことはどうでもいいですっ!
 ミス・ヴァリエールこそ何やってんですかっ!」

そう言ってシエスタは掴み返してくる。
ふん、とぼける気?いい根性してるじゃない。
でもいいわ、結果から言って。

「まあ、アナタの企みは私とサイトの真実の愛によって阻まれたわけね!
 ざまあないわね平民風情が!」
「なぁにが真実の愛ですかっ!そんな爛れた愛は認めませんっ!
 貴族だからっていい気にならないでくださいっ!」

私とシエスタの間に、見えない火花が飛び散る。

「あっそう。どうしてもヤル気なわけね?」
「当然です。サイトさんは渡しませんよ…?」

そして、二人の戦いが幕を開けた。~fin

追伸:巻き込まれた才人は、全治一週間の怪我を負ったらしい。

289:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:10:41 8+SSmoek
珍しく一発投稿(ぁ
ついに今月の夜勤が7回になりました。
さらに分割投下が増えそうな勢いです!w

誰かいい電波ソングを紹介してくれえorz

んなわけで明日も夜勤なんでこのへんでノシ

290:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:19:44 6EzUgW1o
>> 289
一番槍 GJ!!
リクエスト時には間に合わなかったけど、絶対ルイズを書いてくれるって信じてた
いつもかわいいルイズをありがとー


291:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:19:53 o7X27eXg
何だかんだでしっかり一番槍かな?
メインヒロインまで書いちゃってる……。せんたいさんGJです。


292:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:20:56 o7X27eXg
一番槍じゃなかった……。スマソm(__)m

293: ◆manko/yek.
07/03/01 21:25:38 iKvYOrzo
おおお!!
せんたいさんの一気投下初めて見た。
GGJJです。
やっぱりせんたいさんスゲーなw

俺も見習って投下。

294:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:27:13 iKvYOrzo
「……くしゅん」
 毛布を何枚も重ねた山に埋もれて穴拭智子はくしゃみをする。
 スオムスの寒さは智子の風邪をこじらせるには十分すぎるほど乾燥と冷気を隙間風を通して伝えていた。
「先輩、入りますよ」
 声がした後、遠慮がちにドアがノックされて智子はドアの向こうにいる少女が誰だか分かった。
「開いてるわよ、ハルカ」
 ドアが開きハルカが顔をのぞかせた。
「あの……卵酒を作ってきたんですけど、……」
「ありがとう、入って」
 と智子はハルカに促した。
「具合はどうですか?」
 智子は卵酒を啜りながら首を振る。
「すいません、わたしのせいで……」
 ハルカは風邪気味だった智子を飛行訓練に誘ったことを思い出してどんより一人沈んだ。
「ハルカのせいじゃないわ、体調管理を怠ったわたしの責任よ」
 卵酒をぐいっと飲みほし湯呑みを机に置く。
「ごちそうさま。卵酒なんて扶桑皇国に帰らなきゃ飲めないって諦めてたのよ? ありがとね、ハルカ」
 智子の言葉に早鐘を打つ心臓を聞かれないように手をぶんぶん振って、どういたしましてとハルカは返す。
「智子先輩の風邪を治す為にいろいろ調べたんです。先輩の風邪、すぐに治す方法……やってみていいですか?」
 切りそろった前髪の下がなぜか赤くなっているが智子は頷いた。
「やってみるって……何かするの?」
 智子の疑問にハルカはピクンと震えた。
「扶桑皇国のことわざには『風邪は人にうつせば治る』ってのがありますよね」
 智子は頷く。ことわざかどうかは覚えてないが扶桑皇国では風邪ひきをからかう時に使う言葉だった。
「その……ですね、智子先輩の風邪をですね、わたしに……わたしにうつして下さいっ!!」
 まるで告白するような勢いのハルカに智子はやっぱりと溜め息をつく。
「あなたにうつしてどうするのよっ、風邪なんて寝てれば治るのよ」
 もう帰りなさいと部屋から追い出そうとする智子を無視してハルカが服を脱ぎ始めた。
「ね、粘膜感染は飛沫感染より感染率が高いって本に書いてありました。と、智子先輩……卵酒の後は、わ、わたしを食べて下さいっ」
「食べるって……まだ諦めてなかったの?」
 ハルカは最後に残った下着を するするっと降ろして裸になると頬を染めて頷いた。


295:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:27:50 iKvYOrzo
「この前はアホネン大尉とすり替わって逃げられちゃいましたけど……」
 裸のハルカが毛布の中に入ってくる。
「風邪で身体が動かない上に卵酒を飲んで酔ってるんですから……今度は逃がしませんっ」
 毛布の中に潜り込んだハルカが智子の側にぴたりと寄り添う。
「智子先輩、何度も言いますけど…わたし智子先輩のこと好きです…もちろん、ライクじゃなくてラブの方ですよ?」
「わたしにそっちのけはないわよ。風邪がうつるから部屋に帰りなさい」
 ハルカがもぞりと動き智子の唇を奪った。
「智子先輩だって気に入るかも知れませんよ? 試しです。試し」
 智子が身体を離そうと力を込めてもハルカはかまわずしがみついて唇を吸い続ける。
「んっ……むぐっ」
「智子先輩、お酒弱いってわたし知ってるんですよ? ほら、力が入らないでしょ?」
 ハルカの指先が器用に智子の綿入れを脱がしていく。
「やめなさいっハルカ」
「智子先輩って綺麗な身体してますね、それにいい匂いがしますぅ」
 ハルカの手が智子の腕を抑えつけて、唇が首筋のラインを確かめるように這いまわる。
「やっやめなさいっハルカっ怒るわよッ」
「……じゃあ、二度と怒られないようになるまで智子先輩を満足させますっ」
 ハルカの指先が智子の胸の膨らみを目指して つつっと動く。
「やめなさいって言ってるでしょっ」
 首筋をペロリと舐めながら指先が胸の膨らみを蹂躙すると智子の身体がピクンと震えた。
「智子先輩かわいいです」
「んっ……やめなさいよ、ハルカ」
 ハルカの指先が胸の膨らみの先端をつねりあげると智子の身体がくねり出した。
「智子先輩は動かなくてもいいんですよ」
 ハルカの身体が毛布の中に隠れた。
「だ、だめよっ女の子同士でこんなこと」
 ハルカの唇が胸の先端をチュッと吸うと智子の身体がまた反応した。
「智子先輩のココはそんなこと言ってないですよ?」
 ハルカの手が智子の大切な部分に触れる。
「ほら、もうこんなに……智子先輩ってビンカンなんですねぇ」
 手についたオンナノコの成分をペロリと舐めながらハルカの唇はソコを目指して移動を始める。
「もうやめてッそんな汚いトコロ触らないでッ」
「智子先輩のなら汚くないですよ。それにいい匂いがして美味しいですぅ」
 ハルカの顔が脚の間にぐいぐいと侵入してくる。
「そこは……だめ……」


296:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:28:22 iKvYOrzo
 ハルカの舌がオンナノコの証をぬろんと舐めあげると智子の喉から吐息が漏れた。「智子先輩のおちんちんみーつけたっ♪」
ハルカの舌がフードに隠れた小突起をやさしくほじくる。
「やめ…ああっ…やめなさいっ」
 脚をがっちり掴んでハルカの尖った舌先がオンナノコの証の中に ずぷぷっと潜り込む。
「だめったらだめぇ……はひっ」
「わかります? 智子先輩、処女膜が舌で広げられる感じ」
 ハルカの舌がオンナノコの入り口を丹念に押し広げる。
「……やっ……やぁぁ」
 舌によって広げられた入り口からメスの成分が染み出す。
 ハルカの唇が ぢゅぢゅっと大きな音を立てて啜るとだらしない顔になった智子が蚊の鳴くような声で吸わないでと訴えた。
 智子の脚の間から離れないハルカがもぞもぞ動いた後、智子の胎内に何かが侵入してきた。
「ハルカ……今、何をしたの?」
「指、いれちゃいました。痛かったですか?」
 智子が首を振るとハルカの指がまた侵入してきた。自分でも触ったことのない場所をハルカの指が襞の一つ一つを慈しむようにゆっくりとなぞる。
「あッ……やんッ」
 智子の喉が艶を含んだ音色を奏で出す。
「智子先輩、かわいいっ」
 ハルカの指がやさしくリズムを刻み、舌がフードと小突起を弾くと智子の吐息が大きくなった。
「あひっっ…だめっ…なんか、変な感じ……」
「ぽわわんってしてきましたか?」
 一定のリズムで中をこすりあげる指がオンナノコの中の一点を集中的にこすり始める。
「だ、だめよッあああッハルカっいやっいやッッやあぁぁ」
 ハルカの指がスタッカートを刻みだす。
「ほんとにだめぇぇッ」
 智子の呼吸と腰のうねりが強くなるのを確認したハルカは指をスタッカートからマルテラートへと激しく震わせ、小突起を吸い起こしながらビブラートを刻んだ。
「だめぇぇぇぇっッふあああああん」
 智子の喉が一オクターブ高い音色を奏で出し、小突起に吸い付いた口に熱い何かが ピュッとあたる。ハルカは零さないように口を開けてオンナノコの証から噴き出す迸りをこくんこくんと飲みほした。
 オンナノコのどうしようもない瞬間を迎えた智子の律動は激しく強くハルカの指を絡めて離さない。ハルカも智子の律動に答えるように指先にあたる柔らかい襞を撫で続けた。


297:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:28:56 iKvYOrzo
 歓喜のリズムが引き潮のようにゆっくりと引いてゆくとハルカのリズムもゆっくりと小さくなる。
「……」
 智子はハルカの指でここまで乱れたことが恥ずかしくなり無言で毛布を被り直す。
「智子先輩、とても綺麗でしたよ」
 ハルカの指で絶頂どころか失禁までしてしまった智子は毛布の中から ううぅとどうにもならない呻きを漏らす。
「え……と、おもらしのことは気にしないでください。寧ろ、そこまで感じてもらって嬉しいというか、美味しいというか……」
 智子はすまなそうに毛布の中でごめんと呟いた。
「智子先輩、横浜航空隊にいた時のわたしのあだ名を知ってますか?」
「味方撃ちの……迫水?」
 ハルカは頬を膨らませる。
「それは上官がつけたあだ名ですぅ」
「船の仲間内のあだ名?」
 ハルカは嬉しそうに頷いて毛布の下あたりでごそごそやっている。
「知らないわ、どんなあだ名だったの?」
「撃墜王」
「撃墜王?」
 智子はぷっと笑い出す。
「笑わないで下さいよぅ、別にネウロイを撃墜したわけじゃないんですから」
「じゃあ、何を撃墜したの?」
 ハルカは頬をぽっぽっと染めて手に握ったモノを智子に見せて答える。
「女の子」
「へ?」
「ですから……このキュウリを使って横浜航空隊の女の子をほとんど堕としちゃったんです。で、ついたあだ名が撃墜王」
 智子はキュウリでなぜ女の子が墜ちるのかしら、と見当違いなことを考えていた。
「智子先輩っ…わたしの勲章の一つに…なってくださいっ」
 智子はハルカの勢いよりも気になることがあった。
「キュウリはどこから出したの?」
 ハルカの顔がぼっと赤くなる。
「女の子の秘密ですっ」
 ハルカが智子の上に移動する。
「扶桑海の巴御前と呼ばれた智子先輩の処女を奪えるなんて光栄です」
 智子が毛布の中を見るとハルカの股間からキュウリが生えていた。
「ま、まさかっ」
 智子が腰をよじって逃げようとするが松葉が組み合ったような格好になったいたのでキュウリが生えたハルカの腰から逃げられなかった。
「やッいやッやめてぇぇっ」
 キュウリの先端が智子の股間をつつく。
「大丈夫ですよ、さっきので十分に潤ってますし、ほぐれてますから」
「いやよッキュウリに奪われるなんてっ」
 ハルカが智子の脚をぐぐっと引っ張る。
「い、痛い、痛い、痛い……もう入らないわよっ」


298:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:30:20 iKvYOrzo
 ハルカの股間から生えたキュウリが智子のオンナノコにメリメリっと肉を押し広げて侵入してきた。
「う、動かさないでっ」
 ハルカがオンナノコの中をぐっと締め付けてキュウリを動かしていた。
 ハルカのオンナノコが智子のオンナノコにぷちゅっと挨拶する。
「奥まで入っちゃいましたね」
 智子がキュウリから逃れる為に腰を引くとハルカが脚をつかんで深くくわえ込み直す。
「やぁッ……んッ」
「普通のキュウリじゃないんですよ? 智子先輩の中にフィットするようにちゃんと切れこみが入れてあって、しかも、さっきまでわたしの中に入ってて温まってるはずなんです」
「なまあったかくて痛いだけよッ」
「ハルカのおちんちんだと思ってください。それに、初めては誰でも痛いものなんです」
 ハルカのおちんちんがにゅっと押し出されて智子の中に むにゅっと深く侵入する。
「痛いっ」
 腰が重なりおちんちんをくわえたまま小突起と小突起がぶつかる。
「「あッ」」
 大切な部分同士がおちんちんをくわえ合ってこすり合う。ハルカも智子も同じ快感を共有して同じ声を出す。
「はひっ…だいぶ…ああっ智子先輩もほぐれて、んッ」
 オンナノコの中で微妙な柔らかさで曲がる切れこみが、指では届かない襞を隅々まで擦り回す。
「ハルカっキュウリがっ…キュウリが奥で…ふやああんッ」
「智子先輩……はぁんッッ動きますよっ」
 ハルカの腰がおちんちんを押し付けながらぐるんとバレルロールを始める。
「「あひっ」」
 組み合った松葉の付け根はお互いにおちんちんを押し出し合いながらグラインドに揺すられて擦れ合う。
「だめぇぇッ」
 智子の奥がおちんちんに掻き回されてぽわわんとなった。
 腰を引いて逃げる智子の脚をがっちりつかんでハルカの腰が下から上に突き上げるように振る。
「「あああッ」」
 智子の中でおちんちんがインメルマンターンを繰り返し、入り口と小突起がぽわわんとなった。
「もう…動かさないでッ…やはぁん」
 智子の腰がふるふると震えておちんちんが強く押し出される。
 ハルカの腰がおちんちんを押し返しながら上から下にぶつかってくる。
「「ああッあああッ」」
 智子の中で力強いスプリットSを描くおちんちんが一番キモチイイトコロから的を外さなくなった。
「やあぁぁッもうだめぇぇッ」


299:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:31:47 yZfT2g53
正統派キタ―!せんたいさんGJです!
セーターの中でやっちゃうとはねぇ…良いシチュだわ

300:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:31:51 iKvYOrzo
 ハルカの股間から生えたキュウリが智子のオンナノコにメリメリっと肉を押し広げて侵入してきた。
「う、動かさないでっ」
 ハルカがオンナノコの中をぐっと締め付けてキュウリを動かしていた。
 ハルカのオンナノコが智子のオンナノコにぷちゅっと挨拶する。
「奥まで入っちゃいましたね」
 智子がキュウリから逃れる為に腰を引くとハルカが脚をつかんで深くくわえ込み直す。
「やぁッ……んッ」
「普通のキュウリじゃないんですよ? 智子先輩の中にフィットするようにちゃんと切れこみが入れてあって、しかも、さっきまでわたしの中に入ってて温まってるはずなんです」
「なまあったかくて痛いだけよッ」
「ハルカのおちんちんだと思ってください。それに、初めては誰でも痛いものなんです」
 ハルカのおちんちんがにゅっと押し出されて智子の中に むにゅっと深く侵入する。
「痛いっ」
 腰が重なりおちんちんをくわえたまま小突起と小突起がぶつかる。
「「あッ」」
 大切な部分同士がおちんちんをくわえ合ってこすり合う。ハルカも智子も同じ快感を共有して同じ声を出す。
「はひっ…だいぶ…ああっ智子先輩もほぐれて、んッ」


301:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:32:39 iKvYOrzo
 ハルカの股間から生えたキュウリが智子のオンナノコにメリメリっと肉を押し広げて侵入してきた。
「う、動かさないでっ」
 ハルカがオンナノコの中をぐっと締め付けてキュウリを動かしていた。
 ハルカのオンナノコが智子のオンナノコにぷちゅっと挨拶する。
「奥まで入っちゃいましたね」
 智子がキュウリから逃れる為に腰を引くとハルカが脚をつかんで深くくわえ込み直す。
「やぁッ……んッ」
「普通のキュウリじゃないんですよ? 智子先輩の中にフィットするようにちゃんと切れこみが入れてあって、しかも、さっきまでわたしの中に入ってて温まってるはずなんです」
「なまあったかくて痛いだけよッ」
「ハルカのおちんちんだと思ってください。それに、初めては誰でも痛いものなんです」
 ハルカのおちんちんがにゅっと押し出されて智子の中に むにゅっと深く侵入する。
「痛いっ」
 腰が重なりおちんちんをくわえたまま小突起と小突起がぶつかる。
「「あッ」」
 大切な部分同士がおちんちんをくわえ合ってこすり合う。ハルカも智子も同じ快感を共有して同じ声を出す。
「はひっ…だいぶ…ああっ智子先輩もほぐれて、んッ」


302:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:40:24 iKvYOrzo
 オンナノコの中で微妙な柔らかさで曲がる切れこみが、指では届かない襞を隅々まで擦り回す。
「ハルカっキュウリがっ…キュウリが奥で…ふやああんッ」
「智子先輩……はぁんッッ動きますよっ」
 ハルカの腰がおちんちんを押し付けながらぐるんとバレルロールを始める。
「「あひっ」」
 組み合った松葉の付け根はお互いにおちんちんを押し出し合いながらグラインドに揺すられて擦れ合う。
「だめぇぇッ」
 智子の奥がおちんちんに掻き回されてぽわわんとなった。
 腰を引いて逃げる智子の脚をがっちりつかんでハルカの腰が下から上に突き上げるように振る。
「「あああッ」」
 智子の中でおちんちんがインメルマンターンを繰り返し、入り口と小突起がぽわわんとなった。
「もう…動かさないでッ…やはぁん」
 智子の腰がふるふると震えておちんちんが強く押し出される。
 ハルカの腰がおちんちんを押し返しながら上から下にぶつかってくる。
「「ああッあああッ」」
 智子の中で力強いスプリットSを描くおちんちんが一番キモチイイトコロから的を外さなくなった。
「やあぁぁッもうだめぇぇッ」
 反らした背中と表情が智子の限界が近づいていることをハルカに教える。
 腰と腰が重なり ぷじゅっと音をたてる。
 松葉の付け根から奏でられる水音の源にハルカの指先が伸びた。
「だめッそこはだめぇぇッ」
 ハルカの指先が小突起にクルビットを描いていた。複雑な円運動にフードから小突起が摘み出され、しごかれるように揺すられる。
「やあぁッ……はひぃぃぃんっだめだめだめぇぇッ」
 こすりあげられた智子のオンナノコはおちんちんが動く度に全体をぽわわんとさせていく。
「ああああッもう…だめぇ…」
 智子の中からおちんちんが にゅっと押し出されて腰が小刻みに震えた。
 腰からオンナノコの瞬間がじわっと広がり、智子の身体が跳ねる。
 ハルカの中に押し出されたおちんちんが力強く奥を震わせて智子が昇り詰めたことを知らせる。
「智子先輩、かわいいっ」
 昇り詰めた智子の表情、しぐさ、力強さ、腰つき、しどけなさがハルカの胸をきゅんとさせる。
「あああッ智子先輩ッわたしもっ……」
 乱れた智子から押し出されたおちんちんがハルカの中で暴れる。
「智子先輩ッ智子先輩ッ智子先輩ッ……わ、わたしもッはあぁぁぁぁん」


303:撃墜王(エース) ◆manko/yek.
07/03/01 21:41:57 iKvYOrzo
 ハルカの中で暴れるおちんちんが律動を刻みながら押し出され、智子の中に律動を伝える。
 ハルカのオンナノコの瞬間が刻む律動はおちんちんに伝わり智子の中を再びぽわわんとさせる。
「ハルカっ動かさないでっわたし…また…」
 オンナノコのどうしようもない瞬間に浸るハルカは押し出すおちんちんの強さも腰のうねりも止められない。
「だめぇっ…また…きちゃう」
 智子の腰が びくくんと震えてさっきよりも強いオンナノコの瞬間が身体を駆ける。
「ふあああああッも、もうだめぇ…許してぇ…」
 ハルカは智子のだらしない顔を見ながら腰を押し付け、オンナノコの瞬間を迎えた智子を煽る。
「女の子同士の繋がりは終わりがないんですっ」
 ハルカは貪るようにおちんちんを押し出したり飲み込んだりさせる。
「あひぃぃぃんっそれだめぇぇ」
 二人の秘め事は智子とハルカが疲れ果てて寝るまで続いた。
 ―翌日、二人は仲良く同時にくしゅんとくしゃみをする。
「何が『風邪は他人にうつすと治る』よっ」
「すみま……くしゅんッッすみませぇん」
「二人とも寝込んじゃってるじゃないのッ」
「……てへっ」
「てへっじゃなぁぁぁいっ」
 胸がきゅんと熱くなっているのが風邪のせいなのか昨夜の秘め事のせいなのかわからなくなり、智子はとりあえずハルカにキスして胸の先端をつまむ。
「んぐっ智子先輩?」
「あたしがあんなので堕ちると思ったら大間違いなんだからねっハルカ」
「智子お姉さま……」
 二人の身体が重なり毛布の中で再び秘密のドッグファイトが始まる。
 その後、風邪の治った二人が撃墜数を競い合いウルスラ曹長、エルマ中尉、ビューリング少尉、キャサリン少尉を堕とし、カウハバ空軍基地の女の子をほとんど『いもうと』にするのはまた別の話である。



おしまい

304:あとがき ◆manko/yek.
07/03/01 21:43:12 iKvYOrzo
撃墜王(エース)

この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。


それではっ

305:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:44:29 yZfT2g53
割り込んでしまってごめんなさいorz

306: ◆manko/yek.
07/03/01 21:45:28 iKvYOrzo
ストライクウィッチーズの物語を初めて書いてみたけど、楽しいなコレ。
まだ未読の人が 「さて、SWでも買ってくるか・・・」 なんて思ってくれたら俺も嬉しい。

投下失敗してごめんなさい。
アプリの通信制限らしいです。

307:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:55:06 gcZPxSdo
SWかっ
勇者だな。
gj!!!!

さて、キュウリも買ってくるかWW

308:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:57:56 1o7Rs34b
二人ともGJ!!

さて、キュウリも買ってくるか

309:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:19:00 WyA+GrLK
オリキャラ?
と言うか、そもそもゼロの使い魔なのか?


・・・・・・ゲームですか?

310:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:22:21 nnDpd2UT
性器を全部オンナノコって表現するのがアレだな…

311:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:23:39 R+IxUOgN
>>309

ストライクウィッチーズって言うヤマグチノボル氏の作品・・・・・・・・・・

312:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:35:31 yZfT2g53
一応スレタイが【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合だからね。
ゼロ以外のノボル氏の作品が投下されてもおかしくはない。
ただメインSSがゼロってだけなんじゃなかろうか?

しかし俺もその作品を知らない。残念だ。

313:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:36:01 Nr3wRdio
だいぶ前からこのスレ見てるけど、ゼロ以外のSS見たの初めてかもw
そして激しくGJ!

>>310
まぁそれが個性というものだよ

314:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:40:21 HLarsBMC
4日ぶりにここにきたぜ。
このスレはおれがロムると
なんで新作多めに投下されるんだ?w
みんなGJです

315:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:40:25 TJ/KSK9s
ヤマグチノボル氏の作品がゼロの使い魔しか知らないのはどうかと。
他にも結構面白い作品書いているのに。

でも……確かにスレタイがちょっとなぁ。w

316:名無しさん@ピンキー
07/03/02 00:08:48 fuTOwO+5
スレタイは難しいな。個人的にはヤマグチノボル総合でよいとは思うが、でもゼロの使い魔で検索する人も多いだろうし……。


>>289
ダブル・アクションは? あ、でもまだ発売前か……。主役二人が歌っていて、良い曲だと思いますが。

317:名無しさん@ピンキー
07/03/02 00:11:03 xTogIrt/
せんたいさんのSSはそろそろマンネリ&ワンパターン化に移行する時期だから
ストライクウィッチネタを書いてもいいと思うんだ。
ウルスラ曹長とかせんたいさん好みなキャラいるし・・・
>>306
観測気球GJ!!
良かったよ。またストライクウィッチネタ書いて欲しいな。

318:名無しさん@ピンキー
07/03/02 00:43:32 wXXiTUPk
>>316
現状維持で良いと思う。
ヤマグチノボルの代表作がゼロの使い魔なのは事実だし。
下手するとゼロの使い魔は知っててもヤマグチノボルを知らない人もいるだろうし、
そういう人の誘導を考えれば、どっちも外すわけにはいかないだろ。

319:名無しさん@ピンキー
07/03/02 00:58:51 zIXe37+s
>「ハルカっキュウリがっ…キュウリが奥で…ふやああんッ」
俺の2人の嫁になんてことしやがるwww
ぐっっっじょぶ!!!
つかったキュウリは俺が(ry

320:名無しさん@ピンキー
07/03/02 01:35:09 siUbrUud
>>319
これがホントの穴キュウってやつだな。


321:名無しさん@ピンキー
07/03/02 02:05:06 BQPKvV5n
>>318
同意。mannko氏も
>まだ未読の人が 「さて、SWでも買ってくるか・・・」 なんて思ってくれたら・・・
なんてコメントしてるから知らない人が多いってわかってて投下したんだろうね。
確信犯っぽいってゆうか思想犯??に近い観測気球だよな。
SWを読んだ俺はなんの抵抗もなく自然にGJって出てくるけどな。

322:名無しさん@ピンキー
07/03/02 03:00:38 7yskMM3a
>>306
GJGJGJ!!
ストライクウィッチーズの弐ノ巻ちょうど読み終わったところなんだよ~
ノボル神の作品はゼロの使い魔だけじゃないってこのスレじゃ言いにくかったから
嬉しいよ。
>>320
誰(ry

323:名無しさん@ピンキー
07/03/02 14:11:37 OckbDFYq
>>306
いらん子中隊キタコレw GJ!! そういや2巻出てるんだよね。確保しなければ。
あとSW知らない人もいるようなので、以下関連URL。
URLリンク(s-witch.cute.or.jp)  アニメ版
URLリンク(s-witch.cute.or.jp)  小説版

登場キャラのイメージ補完はこちら。
URLリンク(s-witch.cute.or.jp)
URLリンク(s-witch.cute.or.jp)
URLリンク(ja.wikipedia.org)

そして>>317がせんたいさんにオススメのウルスラ。まんまですなw
URLリンク(s-witch.cute.or.jp)

324:名無しさん@ピンキー
07/03/02 15:44:42 KGwqJi1Q
wikipedia不覚にもワロタw
どうでも良いけどSWの公式サイトめちゃ見難いなぁ…

325:名無しさん@ピンキー
07/03/02 15:51:04 aCqTEYSP
苺ましまろに出てきそうなキャラがいますね

326:テンポレ
07/03/02 22:47:50 9RwNKpW3
ストライクウィッチーズ
「あのね、あなた女の子でしょう? 女の子同士で、そんな、ねぇ……。いくらなんでもねぇ……」

ストライクウィッチーズ弐ノ巻
「な、なな、ひう、んなななな、なんでこんなに、上手なの?」


327:名無しさん@ピンキー
07/03/03 22:00:36 KmZHwlYG
最初は知らない作品きてビビったwwwww
シャナスレでキミキスのSSが荒らしで投下されたの
思い出してしまったサw

328:名無しさん@ピンキー
07/03/03 22:04:29 IKXvvyH1
>>326

これマジ?

329:名無しさん@ピンキー
07/03/03 22:33:21 /9nwdK4U
マジ

330:名無しさん@ピンキー
07/03/03 23:54:20 PHp0aSwt
最近過疎気味だな…
そろそろゼロのSSもネタが尽きてきたか?
だいたい3~4ヶ月で新刊でてるからそろそろ11巻でてもいいんじゃないのか?
まぁ気長に待ちますか

331:名無しさん@ピンキー
07/03/04 00:05:17 KQdS7atx
>>330
オレも実感した。最近投下ないな  11巻もでないし・・・。

332:名無しさん@ピンキー
07/03/04 00:14:43 mH//KY1Z
おぃおぃ、向こうでじらすなじらすな言ったから、
職人さん達は今、まさに焦らさないssを書いている最中だと思うぜ?
一気投下は時間がかかるんだよ。
俺たち読者はじらすなと言ったんだから静かに投下を待つのが仕事なんだと思うよ。
とりあえずSWとか読んで待ってようぜ。

333:名無しさん@ピンキー
07/03/04 01:14:30 fiONTQ+K
保管庫にSWの項目ができてる。。。

334:名無しさん@ピンキー
07/03/04 01:35:38 wMPQWbfs
ホントだw
せんたいさんがいつでもウルスラssを投下してもいいように準備してるんだなww
ムッツリロリチビメカネダイスキーって項目作ったらいいのにね~

335:名無しさん@ピンキー
07/03/04 01:47:34 fiONTQ+K
>>334
ちょWWW

336:名無しさん@ピンキー
07/03/04 02:12:46 QghX6gFh
このすれって過疎気味かな?とおもえば
潜んでる人数多いんだよなw


337:無知で愚かな374
07/03/04 02:51:42 rSmSMKi0
投下したいんだけど
妹が後ろでゲームしてて…


338:名無しさん@ピンキー
07/03/04 03:45:34 U9JUVt9e
妹夜型人間ワロタ

339:名無しさん@ピンキー
07/03/04 07:19:11 wMPQWbfs
だからこのスレは日記じゃないと(ry

あばばばばばばばばば

340:名無しさん@ピンキー
07/03/04 12:05:35 1amKw74d
皆が潜んでいるだけだとわかって
安心したw 一気投下に期待w

341:284 ◆yJjGBLHXE6
07/03/04 12:32:09 0Y54Sk2j
書けるものなら書いている・・・・・・
皆、少しでいい!おらにデムパを分けてくれっ
最近受信アンテナの調子が悪くて・・・

342:名無しさん@ピンキー
07/03/04 12:38:15 hO5VQge4
今日~は楽しいひな祭り~
って過ぎてるっ、過ぎてるよっ

343:無知で厨房の愚かな374
07/03/04 13:06:45 rSmSMKi0
7時ちょっと前まで書いてたんですが纏まらなかったです。
投下したくても
妹が後ろでゲームしてて…
現代文の成績「2」の私がここまでやれたんですから
皆さんもSS書いてみたらどうでしょうか?


344:名無しさん@ピンキー
07/03/04 13:50:07 wMPQWbfs
>>343
その名前、いい加減うざく感じるようになってきた。

#=O8&]A0K


これ使え、さっき拾ってきたトリップだ。
君の一気投下を楽しみに待ってる。

345:名無しさん@ピンキー
07/03/04 13:56:19 8bzMzEj9
ちょwwwwそれ無意味wwwwww

名前に関しては別に何でもいいんでない?
うざいから名前変えろって何様というか…

346:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:05:07 gY40CHI9
>343
別にいいんじゃないの
みんな生暖かく見まもってる訳だし

347:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:08:46 GX05kbqL
>>345
職人の変な卑下は場が荒れるし、遜ってるから手を抜いても良いと思ってると取られたり、
実際ろくな事にならないかと。

確かに名前はどうでも良いけどね、元々付いてなかったし、
sage忘れの後付き始めて、ずっとそのままなのはちょっと・・・・

確か上の方で他の人も注意してるしね、特に理由がないなら、
そこまで自虐するなって事で。

348:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:11:38 U9JUVt9e
モグラ&語尾にしゃいサイトみたいにキモいということだな

349:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:46:58 NFsXjlKN
しゃいしゃい

350:名無しさん@ピンキー
07/03/04 16:19:07 erjI7Efl
サイト×(実は純潔だった)ジェシカという訳の分からぬ電波を受信したんで投下しま。

>>276
名前はそのうち……

351:乙女の作り方
07/03/04 16:21:07 erjI7Efl
「あら~、サイト君お久しぶり~。どうしたの?」
「お久しぶりです、スカロンさん。実は……………」
サイトは数ヶ月ぶりに『魅惑の妖精』亭を訪れていた(というより逃げ込んできた)。
理由はというとまぁ、いつもどおり、シエスタの胸を正確にホーミングして、(やん♪サイトさんったら♪)
いつもどおり、それを見たご主人様がキレて、(何処見てんのよ!!犬ぅぅっ!!)
いつもどおり、準備運動を始めたから。ということであった。
「……というわけでして、一日位匿ってくれませんか?」
「う~ん、空き部屋もないしね~」
実は今日の『魅惑の妖精』亭はいつもより更に繁盛していて、予約等で既に満室となっていた。
「そこをなんとか……!」
サイトも粘るが
「ルイズちゃんもいないし~」
「ダメですか……?」
そこへジェシカが通りかかった。「あれ?サイトじゃない、どうしたの?」
「いやぁ……実はさ、ルイズに……」
サイトは経緯を語る。
……数分後、
「へぇぇ。いいじゃん、泊めてあげようよ。何やら面白そうだし!」
いや……オレの半身の死活問題なんですけど……
「まぁ、あんたがそう言うならいいけど……それにしても」
……それにしても?
「ルイズちゃんだけじゃなくて、シエスタちゃんまで虜にするなんて……貴方の何処にそんな魅力があるのかしら?」
「へ?」
そう言いながらスカロンはサイトのことを舐めるように隅々まで見ている
「あのぉ……スカロンさん!?」
「ん~。顔もそこまでいいわけじゃないし~」
ぐはぁ……
「体格も至って普通……、ちょっと珍しい身なりをしてるけど……それじゃあねぇ~」
そ…そんな、スカロンさん気にしてるのにぃ……
スカロンの槍がサイトの心に刺さる。サイトの心は七万の軍隊に突貫した後の身体よりもボロボロになった
「う~ん……」
スカロンの視線がとある一点で止まる
「やっぱり……ここ?」


352:乙女の作り方
07/03/04 16:22:55 erjI7Efl
「ふぇ?」
既に心が死にかけているサイトはスカロンの言葉に一抹の希望を託す
「おち〇ち〇」
「はい…?」
今なんて言いました?
「おちんちんよ!やっぱりあのシエスタちゃんを惚れさせるには相応の逸物をもってないと♪」
スカロンはそんなこと言いながら、サイトのズボンを下ろしていく。
「や……やめて……」
「味見、味見~~♪」
サイトの半身が今にも現れそうになる……が、
ガンッ!!
「パパァ?何してんのよ!!」
ジェシカがフライパンで殴ったようだ。
「何って、ナニよ」
「そうじゃなくて!!娘の前でそんなことするな~!」
スカロンが娘の空中コンボをもろにうけて、吹っ飛ぶ。
数分後、
「……そ、そういうわけで」
(どんなわけだ!?)
「泊めてもいいけど……空き部屋がないから、アンタの部屋に泊めてあげてね♪」
「「え!?」」
二人の声がハモる。
「仕方ないじゃない。部屋ないし。じゃあ、よろしくね~♪」
スカロンはそう言うと腰をくねくねさせながら去っていった
「ちょ……ちょっと~!」
ジェシカが抗議しようとしたが、既にスカロンは店へ出てしまっていた。
(どうしよう……男の子を部屋に泊めるなんて)
なんたって同年代の男と一夜をともにするのである。いかにジェシカがタニアっ子だからといって、そういう経験があるわけもない。
以前サイトに『女のコのこと教えてあげる♪』と言ったのも、酒飲まして、胸を触らせりゃあ大抵の男は白状すると思ったからである。
別にナニしようというわけでもなかった。


353:乙女の作り方
07/03/04 16:24:42 erjI7Efl
「で、あんたはどうなのよ?」
「え……オレ?オレは……」
一方のサイトは、ジェシカほど深く悩んではいなかった。
何故ならいつもご主人様とベッドをともにしているし、最近はシエスタも一緒である。なんら日常と変わりはないのである。
「オレは別に……ジェシカがいいなら」
「そっ、そう!」
(な……なんか私、負けてる?)
ジェシカはサイトの余裕っぷりに劣等感を感じた
(こんな田舎のヤツに負ける訳には……!!)
負けてはタニアっ子の名が泣くというものだ
「い……いいわよ、泊めてあげる」
「ホントか?ありがとう!!」
「べっ、別にいいわよ、お礼なんて!」
そんなこんなで、一夜限りの同居が始まった。


「は~い、サイト君お皿追加ね~♪」
「うぃ~っす」
昼間は二人とも『魅惑の妖精』亭で仕事である。
「あら?サイト君皿洗い速くなったわね~♪」
前回の教訓から、洗い方のコツを覚えたサイトはテキパキとこなせるようになった。一方、
「きゃっ!!」
パリンッ
「すいません。すぐ片付けます!」
慌てて、ちり取りと箒を持ってくる
「珍しいわね、ジェシカがあんな失敗するなんて」
「そうね~、何かあったのかしら?」
同僚からもわかるほどにジェシカの調子はよろしくないようだ
「うぅぅ~~」
(サイトのことが頭から離れない~~!)
「どうしたんだ、ジェシカ?調子悪いの?」
(あんたのせいでしょ~~~~!)
ジェシカはさっきからサイトと一緒に寝るということしか考えられず、仕事に集中できないのである
しかしサイトにはさっぱり解らない。このての主人公は総じて鈍感なのであるからして。
「熱でもあるんじゃないか?」
コツ……
「え!?」
サイトはおでこ同士をくっつけ体温を計る。
……つまり今ジェシカとサイトはキスが出来るほど近くにいることになる
「~~~~~~~~~~!!」
自分でもわかるほどに顔が熱くなる
「少し熱があるんじゃないか?」
「なっ!!……ないわよ!大丈夫だから!」
急いで仕事に戻る。照れて赤くなっているのをサイトに見られたくなかった。

この日ジェシカはあと4枚皿を割ることになる。


354:乙女の作り方
07/03/04 16:27:53 erjI7Efl

夜、夕食も終わり(残念ながら風呂はないので)後は寝るだけとなった。
(ど………ど、どどどどうしよ~?)
結局全然対策を考えられなかったジェシカはテンパっていた
(体は洗ったよね?爪は切ったし、トイレは済ましたし……)
人が聞いたら「どうしたの?」と呆れるようなことを考えながらジェシカは必死に落ち着こうとする。
(でも、男の子と同じベッドでねるなんて~~~!)
すると、
「じゃあオレ……床で寝るから。おやすみ」
(へ?)
ジェシカは軽く拍子抜けするのと同時に怒りが芽生えてきた
(あんたって人は。私がこうやって悩んでいる時にぬけぬけと!)
それは全く理不尽な怒りだったがジェシカには関係ない
「だ、大丈夫よ!床は寒いから……こっちに来なさい」
「へ?」
「だから~、一緒に寝ようって言ってるの!」
(私のかいた恥を、倍にして返してやるんだから……)
「いいよ、部屋にいるだけでも迷惑なのに……」
「そんなとこで寝て、風邪をひかれた方が迷惑よ。誰もあんたを夜這いしようなんて思わないから。」
ジェシカにも少し余裕がでてきた。
「それじゃあ、失礼します」
サイトが布団に入ってくる
「実はちょっと寒かったんだよね」
「そう、どうてもいいけど……」
「ん?」
そして……
「襲ってこないでね♪」
「ふぁい?」
「でも、田舎者にはそんな大それたこと出来ないか~」
調子にのりすぎた
(な……なに~~!!)
「じゃ~、おやすみ~♪」
(江戸っ子をナメんなよ!!!)
サイトの逆襲が始まった。

355:乙女の作り方
07/03/04 16:29:33 erjI7Efl
手始めにジェシカの胸を後ろから揉んで差し上げる
もみもみ……
「ひゃぁっ!サ…サイト?」
「僕は田舎者ですから、ジェシカのおっぱいに触れることなんてできましぇんよ~」
「いゃぁ……あんっ!」
とっさにジェシカは脇をしめた。しかし結果的にサイトの腕を挟みこむことになる
「なんだ~。そんなに揉んでほしかったの~~♪」
「ちっ、ちが……っ!!」
サイトの息が首筋を抜けていく
「ひぅっ!このくらいで~~~~~!!」
「いや~、ジェシカちゃんのは育ちがいいですね~~」
むにゅむにゅ
流石にシエスタの従姉妹だけあってそっちの発育もよい
「あれ~~なんかあるぞ~~。ジェシカちゃん、このおっぱいの先にあるのは何かな~?」
「そ、そんな……言えない!」
「言うまでこのままだけど?」
サイトは首筋から耳までを舌でいったりきたりしながら、やんわりと胸を揉み続ける。
ジェシカの背筋にじわりじわりと快感が押し寄せてくる
「ん……んんっ!」
「何かな、何かな~♪」
(もう…だめ~~~!!)
「ち……ちく」
「ん~~?聞こえないよ♪もっとハッキリ」
「む~~~~~!!ち、乳首です。」
「よく言えました~~~♪」
ご褒美とばかりにサイトは頂点を摘んだ
「ひぁっ。いっちゃうぅぅ~~~~!!!」
ジェシカは盛大に達してしまった。


356:乙女の作り方
07/03/04 16:31:23 erjI7Efl
「どう?気持ち良かった?」
傍目から見ても明らかなのだがわざと聞く
(そんなこと聞かないでよ…)
既にジェシカの心は折れる寸前だったが、最後のあがきとして
「ぜ、全然っ!!」
と反論してみる
「じゃあ下のお口に聞いてみよっ!」
いやぁぁぁぁっ!!!!!
サイトの手が下りてくる、ジェシカは反射的に足を閉じる。……そしてまた挟みこんでしまった。
しまった………!!
「もぉ。ホントにエッチなんだから♪」
(ち、ちがっ!!)
くちゅっ
サイトの指がついにジェシカの秘処へと触れた
「ひぅんっ!」
「やっぱり濡れてるじゃん、嘘つきはお仕置きだな♪」
しばらく秘処のまわりを撫でまわしていたサイトの指が中に入ってくる。
(はいってきた~~~!!)
サイトの指が入口付近を蹂躪していく。
通常時ならおぞましい感覚も、今のジェシカには快楽にしかならない
「はぁ……はぁ、ふぅ」
ジェシカの両足は無意識に開いていく。
それを見たサイトは笑みを溢すと、ジェシカを仰向けにし、自分はその上をとった。
お預けかと思ったジェシカは、
「もっと……気持ちよく…して?」
最早、ジェシカは快楽に溺れていた
「じゃあ、いくよ」
サイトはズボンをおろし、いきりたった自らの逸物を割れ目へとあてがい、ゆっくりと腰を進めていった。
ぷちっ
「えっ?」
サイトに処女膜を破ったかのような感覚があり驚く
「まさか……ジェシカ、初めて?」
ジェシカの顔がこれ以上ないくらい赤くなる


357:乙女の作り方
07/03/04 16:33:02 erjI7Efl
「う、うん。その……優しくして?」
「わかった……」
そう言うとサイトはジェシカにキスをした。脳がとろけるような熱いキスを……
(なんだか、ふわふわして。気持ちいい)
「それじゃ、動くよ」
言うとサイトは出来るだけゆっくりと腰を動かし始めた
「ふぅぅ……ひぅ……はぁ……」
ちゅぷ……ちゅぷ……
サイトは挿入を繰り返しながらもジェシカの胸を刺激したり耳を舐めたりして、なるたけ痛みをかんじないようにした。
そのおかげか
「ふぁ……あ……なんか気持ち良くなってきた……はぁん」
サイトも我慢の限界だったのか、スピードが速くなっていく
「んんぁぁ……いいよぉ……」
「ジェシカの中も……気持ち…いいよ」
ぢゅぷぢゅぷ……
部屋が淫らな音で満たされる
「ジェシカ……そろそろ……いくよ」
「きてぇ!サイトォ!私も一緒にぃぃっ!!」
「うっ!」
「ひゃぁぁぁっ~~!!!!」
ジェシカもサイトのを最奥へと注がれて達し、そのまま眠りについた。


次の日。

「じゃあスカロンさん、お世話になりました。」
「また何時でも来てね♪」
いや、正直キモイです
一方ジェシカの脳裏には、昨晩のことがよぎる。
(サイトって……結構イイかも)
「ジェシカも…、またな!」
「もっ!もう来ないでいいわよ!」
顔を赤らめ照れ隠しに強い口調で言うしかなかった。
そっぽを向くと同僚のジャンヌが目にとまった。
「あなた、どうしたの?眠そうだけど」
「いっ……いや別に……」
実はジャンヌの部屋はジェシカの隣で、昨日はお隣さんの音が筒抜けだったのである。
(あなたたちのお陰で眠れなかったんですぅ~~~~!)


むにゅってる時は音に気をつけてね♪

358:乙女の作り方
07/03/04 16:35:30 erjI7Efl
終わりです~~!

こんなもの書いてしまって……反省してます。が後悔は(ry

それではまた会える日を(´∀`)ノシ

359:名無しさん@ピンキー
07/03/04 16:39:15 P5NZq5nV
リアルタイムで読ませていただきました。
激しくGJ!!

360:名無しさん@ピンキー
07/03/04 16:45:22 0Y54Sk2j
ふむ・・・こんなジェシカたんも乙なものですな・・・
龍が如くGJ!!!

361:名無しさん@ピンキー
07/03/04 16:53:44 wMPQWbfs
GJ!!
ジェシカ イイー

362:名無しさん@ピンキー
07/03/04 17:49:08 KnaJwLNV
ジェシカもの始めてみたwww
乙&GJ!

363:名無しさん@ピンキー
07/03/04 18:27:49 zG+hevnU
シエスタって黒化がすごく似合いそう

364:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/03/04 22:19:48 sloCef+W
>>334
>>ムッツリロリチビメカネダイスキーって項目作ったらいいのにね~
だからお兄さんはロリコンじゃないとあれほど(何


さて、唐突に思いついたモンモンもの投下いくよー

365:青銅と香水と聖女の日 ◆mQKcT9WQPM
07/03/04 22:20:51 sloCef+W
その日の明け方近く、とある人物の部屋の前には、贈り物がいくつか置いてあった。
上りかけの朝日の薄明かりに照らされたその扉の前に、ゆらりと影が立つ。

「ふん…日が上る前からこれか…。全く、何人に唾つけてるのよあの節操なしわぁ…」

影はそう呟くと、贈り物どもを手に持っていたズダ袋に放り込む。
そして、その代わりに、小さな箱を懐から取り出した。

「…ちゃんと、気づきなさいよ…」

そして、箱に軽く口付けすると、それを扉の前にそっと置いたのだった。


ギーシュは目を覚ました瞬間、がばぁっ!とシーツを跳ね上げると、寝巻きを着替えもせずに扉に駆け寄った。
そして、扉の前で深呼吸。
大丈夫だギーシュ。今年は確実じゃないか。
ケティにマリエラにルーシアにファビオラにメリッサに…。あと何人いたっけ?
大丈夫、絶対大丈夫だ!待っていてくれよレディたち!
そして、そっと扉を開ける。
するとそこにあったのは。
小さな箱が一つだけ。

「…え?一個だけ?」

それも小さい。
ギーシュはその箱を手に取ってしげしげと眺めてみるが、当然その表面には贈り主の特定できるようなものはない。
恐る恐る箱を開け、中身を確認する。
そこに入っていたのは、青い液体を満たした小瓶。
その瓶の口には、噴霧用の押し袋が付いていた。
つまりこれは香水。
で、今のギーシュに香水をプレゼントする女性といえば、一人しかいない。
のだが。

「ケティ?マリエラ?ルーシア?ファビオラ?メリッサ?それともハルナかっ?」

思い当たる数が多すぎて、逆に特定できないギーシュだった。

モンモランシーは一人で中庭で朝早くからお茶をしていた。
なぜかというと、とある人物が自分の前に現れるのを、公然と見せ付けてやりたかったから。
そうでもしないとあの節操なしは、いつまでたっても自分の、自分だけのものにならないだろう。
すっかり冷えた紅茶を流し込んで、また女子寮の方を見る。
あのバカは、今朝、ものすごい勢いで女子寮に吶喊していった。
たぶん、私を探しに行ってるのよね、とモンモランシーはため息をつく。
こんな、目に付くところにいるのに。
これはギーシュの悪い癖で、一つのことが気になると他のものが目に入らなくなる。物事に没頭しやすいのだ。
だから、あんな芝居ががった台詞を平然と放つのだ。
女子寮の出入り口を観察していたモンモランシーに、不意に悪寒が走る。

「…トイレ行ってこよ…」

朝から飲んだ紅茶は既に十杯を越えていた。

366:青銅と香水と聖女の日 ◆mQKcT9WQPM
07/03/04 22:22:25 sloCef+W
モンモランシーが一階にある女子寮の共用トイレから出てくると。

「ああケティ!君だね!君こそがこの香水を僕にぃぃぃぃぃ」

ギーシュがモンモランシーのあげた香水の箱を握り締めて、後輩の女の子の腰に抱きついていた。
そして振りほどかれていた。
乱暴に振りほどかれ、ギーシュは床にみっともなく転がる。

「ひどいですわギーシュさま!私が贈ったのは手作りのケーキでしたのに!
 そんな、他の女の贈り物を持ってくるなんて!」

言って、立ち上がってきたギーシュの前で、大きく右手を振りかぶると。

「最っっっっっ低!!」

ばっしぃぃぃん、と大きな音を立て、ケティの平手がギーシュを再び床にノックダウンさせた。

「ああ、待っておくれ、ケティぃぃぃぃぃぃぃぃ」

情けない声をあげてケティを制止するギーシュだったが、もはやケティの耳には届いていない。
すたすたと振り向きもせず、女子寮の奥へと消えていった。
そんなギーシュを、モンモランシーは背中から踏み潰した。

「ぐぎゅっ」

潰れた蛙のような声をあげ、ギーシュは再び床に突っ伏した。
モンモランシーはギーシュの背中に乗せた足にぐりぐりとひねりを入れながら、話し始めた。

「ああらせっかくの聖女の日を邪魔してごめんなさいミスタ・グラモン?
 どうやら残念なことにあなたに贈られたものは彼女のものじゃなかったみたいね?
 さて、ここでミスタ・グラモンに問題を出します」

背中を踏み潰されてぐりぐりされていたため、呼吸困難に陥っていたギーシュだったが、その言葉とともにモンモランシーが少しだけ足の力を緩めてくれたので、なんとか呼吸が戻ってきた。

「も、モンモランシー。その問題に正解したら何かいいことでもあるのかい?」
「足をどけてあげます」
「も、もし不正解だったら…?」
「息が止まるまでフミグリします」

モンモランシーの声音からは本気しか伝わってこなかった。
息が止まるまでフミグリは正直勘弁願いたいので、ギーシュは絶対正解してやろうと心に決めた。 

「よ、よし言ってみたまえ」
「メイジには二つ名があります。あなたは『青銅』のギーシュ。
 さて、私の二つ名はなんでしょう?」

あまりにも簡単だ。簡単すぎて、逆に引っ掛け問題なんじゃないか、と疑いたくなる。

367:青銅と香水と聖女の日 ◆mQKcT9WQPM
07/03/04 22:23:26 sloCef+W
「も、もちろん『香水』だよ、モンモランシー」
「正解です。
 さてもう一つ問題です」

まだあるのか、とギーシュは反論しようとしたが、そんな間もなくモンモランシーは次の問題を出してきた。

「あなたに贈られたものは香水でしたね?
 この意味するところを答えなさい」
「それはもちろん」

なんだ簡単じゃないか、とギーシュは心の中で胸をなでおろしていた。
それと同時に、なぜモンモランシーはこんな意味のないことをするのだろう、と思ったのだった。

「も、もちろん…?」

ちょっとだけ、ホントにちょっとだけドキドキしながら、モンモランシーは彼の言葉を促す。
そして後悔した。

「もちろん、僕を愛しているどこかのレディが僕に贈ったものさ!
 そうだ、誰か心当たりはないかいモンモランシー!?」
「…死ねっ、死んでしまえっ!」

今度こそ、本当に、遠慮なく。
ギーシュの息が止まるまで、モンモランシーは彼をフミグリしたのだった。~fin


愛は空気のようなもの。普段は気づかないけれど、それがないと、人は死んでしまうもの。
~聖女の言葉より~

368:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/03/04 22:25:18 sloCef+W
はいおわり、思いつきなのでエロ抜きさね!(ぁ
だがはっきり言おう!
ギーシュはどう転んでも濡れ場にもっていけません!(ぁ
だってあんなおいしいキャラ、ボケさせずにどうやってエロに持っていけって言うのさ(何

まあそんなわけで明日仕事なんでそろそろねゆノシ

369:名無しさん@ピンキー
07/03/04 22:30:35 HrvDAyiN
乙です

370:名無しさん@ピンキー
07/03/04 23:35:05 1VXPhCar
乙です 最近オリジナルとss とが頭んなかでごちゃ混ぜだぜ

371:名無しさん@ピンキー
07/03/04 23:40:04 Q7Q+KBSf
GJ
やっぱりギーシュとモンモンはいいなぁ。

372:名無しさん@ピンキー
07/03/04 23:42:24 UNrdzPBP
乙です。ワラタww

373:名無しさん@ピンキー
07/03/04 23:50:38 nxy2ASp5
ギーシュアホ過ぎるwwwwwwwww
乙かれさまです


374:名無しさん@ピンキー
07/03/05 02:12:51 VChmJDkI
黒才人がルイズをはじめ、シェスタ達も調教し全員が才人の子供を身籠るというネタでの、ネ申降臨希望

375:名無しさん@ピンキー
07/03/05 02:20:14 55TCNOOl
どさくさに紛れてハルナの名前がw
ギーシュめハルナにまでモーションかけてたのか!!

376:名無しさん@ピンキー
07/03/05 02:47:48 +bQkfh5S
>>374
それネ申すぎるからwwww

377:名無しさん@ピンキー
07/03/05 06:13:09 AlWrPSxn
ルイズに電気責めしたい

378:名無しさん@ピンキー
07/03/05 07:16:31 +TaQwawZ
サド神の光臨希望 拘束系がいいな

379:名無しさん@ピンキー
07/03/05 11:11:15 Y0bE/GH5
その男にとって、嘘のような状況だった。なんの変哲も無い、どこにでもいる平民の自分の手の中には、一国の女王がいる。
国への忠誠心など、その男には無かった。先の戦いで男は代々の家や、家畜を失っていた。今は街、どころか村外れでひっそりと、外との接触を絶って暮らしている。
最近はむしろ、絶つ必要が出来た。男の手の中には隠さなければならないモノがある。
家の地下室、当初は物置として使っていた場所に、最近はよく出入りする様になった。扉の向こうには唯一の楽しみがあるからだ。

「おはようございます。陛下」
空間の中には、美しい娘が一人。村娘などとは圧倒的に何かが違う、高貴さを持った女性が居た。
ただしその自由は天井から提げられた手枷によって奪われ、女性は、アンリエッタは女性の部分を隠せずにいた。
引き裂かれたドレスから覗く豊かな乳房も、美しい乳首も、最近は男を受け入れるだけとなった性器も、どちらも隠すことは出来なかった。
それをどれだけ羞恥に感じても、アンリエッタは男にその全てを晒すしかないのだ。
「どうも溜まってしまって…抜いてもらえますか?」
薄暗い部屋の中で、そう言いながら男は性器を取り出し、アンリエッタの口に向ける。
「…」
「おや、最近の教育が応えたと思ったのに…いいでしょう」
唇を引き締めたままアンリエッタは動かない。女王としての誇りを最後まで失わない意思の現れだった。
しかし、抵抗や反論する体力も削られており、激しい拒否をはっきり示す事も無かった。
男はふざけたような口調で、恐怖の一言を述べる。
「もう一つの…本当に挿れるべき所で抜かせてもらいましょう」
アンリエッタは顔色をさっと変え、先ほどまで閉じていた口を開く。
「ま、待って下さい!」
「仕方無いでしょう。私も自分の処理をしないと仕事が手に着かない時もあるのです」
「い、いや…」
「勿論、外に出す気など…ね?」
アンリエッタの体は軽い。手枷のぶつかる音を鳴り、アンリエッタは抵抗を見せるが、男は簡単にアンリエッタを持ち上げ、開脚させる。
「もうココは私のモノです」
「や、止めてください…」
唇と同じ様に閉じることは出来ない、拒否する事の無いアンリエッタの性器は、男を受け入れる為のいやらしい動きを見せていた。

380:名無しさん@ピンキー
07/03/05 12:47:13 sCXztfB9
うおっ!?アン様陵辱モノ!続きは…?
待ってます。

381:名無しさん@ピンキー
07/03/05 13:36:05 dBY9KuAi
     _      
    〃 ` ヽ   
    l lf小从} l  / ...?
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ /  
  ((/} )犬({つ
   / '"/_jl〉` j
.  ヽ_/ノヘ.)~′

382:名無しさん@ピンキー
07/03/05 13:38:25 VtJ73oW8
陵辱物なら注意書きとタイトルくらいはつけて欲しい


383:名無しさん@ピンキー
07/03/05 18:47:40 DYoI86JG
>>368
ではぜひサイト×モンモンで

384:名無しさん@ピンキー
07/03/05 19:41:00 QEUtzKas
>377

ちょうど牧場スレにルイズ電気責めが・・・・・・・

385:名無しさん@ピンキー
07/03/05 19:47:47 Hy64Q0Pv
牧場スレ?

386:無知で愚かな方の374
07/03/05 20:14:18 At80TyuB
<<374 のネタやってみようと思います。
「私は御主人様のドレイです」と言わせてみようかと・・・
                   1年計画で・・・

あと私、自虐癖があるのでどんどん酷くなると思うんです。名前。
だれかこの豚に立派な名前を付けてやってください。

387:無知で愚かな方の374
07/03/05 20:16:42 At80TyuB
sage忘れました
誰か殺して

388:名無しさん@ピンキー
07/03/05 20:21:35 +K/ZkJSy
勝手にハンドル変えて別人のフリして投稿すりゃいいのに

389:名無しさん@ピンキー
07/03/05 20:41:10 QEUtzKas
>>385

「二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ」だったかな?

390:名無しさん@ピンキー
07/03/05 20:45:22 AlWrPSxn
>>379
ワクテカして続き待ってる

>>384
知ってるからこのスレでさらに鬼畜なのを期待したかったんだ
電気でなくても木馬責めでも鞭でも構わない

>>385
スレリンク(eroparo板)
二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ
純愛好きは見ない方がいいだろうな

391:名無しさん@ピンキー
07/03/05 21:49:30 Hy64Q0Pv
>>389>>390
ありがと
つーかそんなスレあったんだwwwきっと需要高いんだろうなぁ
俺みたいな(ry

392:名無しさん@ピンキー
07/03/06 02:15:23 xhUQN1OL
>>386
変なキャラ作りしなくていいよ。次からは普通に「374」で投下してくれ。

393:名無しさん@ピンキー
07/03/06 08:25:12 rr4reoi0
ミナヨ

394:名無しさん@ピンキー
07/03/06 20:28:08 WLvWwXYg
この速さなら言える
30分レスがなかったらタニアの婿は俺

395:名無しさん@ピンキー
07/03/06 20:45:55 GxzqGKNP
三十分待とうかと思ったが病で疲れてて寝落ちしそうなので今のうちに言っておくか…

                 だ が 断 る ! ! ! !

396:名無しさん@ピンキー
07/03/06 20:51:30 DVIQm6ul
ひょっとして…才人ってガンダールヴじゃね?!

397:名無しさん@ピンキー
07/03/06 20:59:48 RTarHZUw
>>396
       _____
   riff7//////〃〃∠ヽ
   レ"⌒''ー''"´  `ヾニ三|
    l  ニ_ー‐'_ニ   |ニ三|     残念ながら・・・
.   レヘ\ ̄、/,へ  }ニ三! 
    } ==,=> _=,==  |r=、 |     質問には一切お答えできません・・・
.    | 二/    二´   |.6.| |\
    |  |_, -` ヽ   k‐':ニ|  |`''ー-
_, -‐''| l⊂ニニ⊃ l   | \│ :|
     ヽ!  ---  l , ‐'  /|  |
     /` r、-‐ ' ´   /  :|.  |
     /   | \  ./    |   |

398:名無しさん@ピンキー
07/03/06 22:20:13 9pvakGZC
>>393
こっちミンナヨwwww

399:一抹の希望
07/03/07 00:32:16 VBjdzdFW
この流れなら投下できる!!

SS投下(´∀`)つ
《注意》
この作品は鬼畜な表現を含みます。
陵辱系が苦手な方や
「シエスタが傷つくのを見たくない」という方はスルーして下さい。

400:一抹の希望
07/03/07 00:34:19 VBjdzdFW
ひゅー…ひゅー…

部屋には何やら不気味な風の音がしていた。しかしこの薄暗い部屋には窓が一つもない

ひゅー…ひゅー…

部屋に一つしかない扉も、今はその口を閉ざしている

ひゅー…ひゅー…

家具などが一才見当たらず、部屋には生活感というものが感じられない

「ひゅー…ふぃ…ふぅー…」

そんな所にシエスタはいた。
両手を縛られ天井から吊され、両足もそれぞれ閉じられないように拘束されている。
いつも着ているメイド服はその前を破られ、自慢の胸もちらりと顔をのぞかせている。
口には猿轡が施され、下半身に至っては何も着けていない。
それどころか身体中に鞭でうたれたような痣すらあった。
そんな中でもシエスタは時が止まればと思う。
何故なら……

ガチャッ
「おはよう。シエスタ……話してくれる気にはなったかね?」
宰相のマザリーニだった

「ひぃー……ひゅーー」

「おっと、すまないねぇ、そんなのしてたら話せないか」

マザリーニはくくくっと笑うと、呪文を唱えてシエスタの猿轡を外した。

「はぁ…はぁ…。サイトさん達が何処に行ったかなんて知りませんし、知ってても貴方になんか……」
シエスタは睨みつける

「おやおや…。昨日あれだけのことをされて、まだ知らないふりですか…」


先日、サイト達はガリアへと出発した。(正確には脱獄だが)
そんなことは知らないシエスタは何時ものようにご主人様(サイト)とそのオマケ(ルイズ)を待っていた。
しかし、やって来たのは役人であった。
王宮へと連れていかれたシエスタは取り調べをうけたが、全く喋らない。
それを見たマザリーニが自室に連れてきて独自の取り調べをしているのである。

401:一抹の希望
07/03/07 00:35:54 VBjdzdFW
(まぁ、ここで喋ってもらっても興ざめですが……)
マザリーニはいやらしい笑みをうかべる。

「仕方がありませんねぇ、それでは取り調べを続けますか」

マザリーニは呪文を唱えシエスタの足元に解放する
すると地面がみるみる内に形を変えていく。そしてシエスタは自分の体重を秘処で支えることになった。
要するに地面が俗にいう三角木馬となってしまったのだ

「ふぁ?」

「今日は趣向を変えていきましょう。鞭でうつのは可哀想になったんで」

(昨日まであれだけ喜んでたくせに……)

「くぅ…………」

シエスタは足を閉じて踏ん張ろうとするが両足を拘束され思うように体が動かない。

くちゅっ……くちゅ…

代りにシエスタの割れ目は三角木馬の刺激により濡れ始めていた。
(うぅぅ……サイトさん……助けて!!)
もう何度目かも分からない心の叫びだった。

「おやぁ?もう感じてしまっているんですか?」

「そんなことありません!!」

マザリーニの笑みに寒気すらするシエスタ
しかし彼女の秘処は休むことなく快感の証拠を出し続ける

くちゅり……

「嘘つきですねぇ…あそこからそれだけ愛液を垂らしといて」

「くぅ………負け…ません」

心の中でいくら思っても、体は反応してしまう。シエスタはこの時ほど自分の体を呪った日はなかった。

(サイトさん……)

快感に体をよじらせると秘処が擦れる。擦れると快感を生み体が動いてしまう。

「ふぁ~~!」

くちゅくちゅ……

(助けて……!!)

402:一抹の希望
07/03/07 00:37:41 VBjdzdFW
しかし当然終わるわけがない

「ふぅ。仕方ありませんね、手伝ってあげましょう。」

そう言うとマザリーニは自らにレビテーションをかけシエスタの背後へとまわる

(み…見えない、何するの!!)
むにゅ

「いやぁ、やめて……!」

脇から手を出すと果実をいじり始めた。

(手が動かないから……防げない!?)

「いやぁ、両手を挙げてもこのボリューム……スバラシイですね」
むにゅ、むにゅ

マザリーニの手の中でシエスタの果実が変幻自在に形を変える。

「はぁん……ふぁ……」

シエスタはじっと堪えようとする
しかし、我慢すると自然と自分の胸が形を変える様子が目に入り、更に淫らな気持ちになってしまう。

むにむに

揉み方も強くなく、純粋な快楽の波がシエスタを襲う

「ふふふ♪先端が起ってきましたよ。どうしたんですかねぇ」

(くぅぅうう……)

シエスタはマザリーニの手から逃れようとするが

「はぁん!」

その動きすらも秘処には快楽となってしまう。

むにゅむにゅ……

くちゅり…くちゅり……

シエスタは最も酷い快楽への蟻地獄へと嵌ってしまっていた。


「はぁ……ふぁん!……ふぅ、くうぅぅ!!」

(何時間……たったんでしょうか……?)
シエスタにとっては永遠とも思える時間。

「まだ喋ってくれませんか……それでは」
マザリーニはシエスタの胸から名残惜しそうに手を離す

(やっと……解放される?)

しかし淡い期待は破られる
マザリーニはポソっと短く呪文を唱え三角木馬を消した。しかし、

403:一抹の希望
07/03/07 00:41:19 VBjdzdFW
「次は此方に聞いてみましょうか」

と言うと、いつの間に出しただろうか、自らの肉棒を
シエスタの既に男を待ちきれずにいる秘処へと埋めていった。

ぢゅぷ

「はぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」

「あれぇ?挿れただけでイッてしまったんですか?」

(嫌なのに、いやなのにぃぃ!!)
哀しきは女の性か、シエスタのそこはオトコをくわえ込むと嬉しそうに締め付けた

「昨日の今日なのでっ……ゆるゆるかとっ……思いましたがっ
……私のモノを掴んで離しませんよっ!!」

ぐちゅっ…ぐちゅっ

オトコをくわえ込む音とパンパンという肉と肉がぶつかる音がシエスタの心を更に汚していく

「いやなのに……感じちゃダメなのにぃ……はぁぁ~ん!」

ぢゅぷ、ぢゅぷ
シエスタの胸も痛いのではと思う程に上下に揺れる

「おっぱいも……こんなに揺れていると、むしゃぶりつきたくなりますなぁ!」

マザリーニの口がシエスタの胸に吸い込まれていく。

ちゅ~ちゅ~

「あぁんっ!だめっ!吸わないでぇぇぇぇ!!」

シエスタのおっぱいは昨日の魔法の後遺症か、母乳がでるようになっていた。

「ん~~♪なかなかよいお味で…」
無駄に敬語を使いながら、空いた方の胸も搾りとるような勢いでもんでいく

「いやぁ!でちゃうぅぅ~!」

びゅっ!びゅっ!
自らが出したミルクにより胸やお腹が汚れていく…


404:一抹の希望
07/03/07 00:43:11 VBjdzdFW
ぢゅぽ…ぢゅぽ

「ひゃっ!!あっ!!ふぁぁ!」
シエスタは両方の胸からミルクを出しながらイキつづけた。

下のお口はその度に貪欲に収縮をくりかえす

びゅぷ…ぢゅぽ…じゅぶ…ぢゃぷん!

「さぁて……そろそろ貴方にも濃いミルクを飲ませてあげますよ!」

「ひぁっ、ら、らめぇ!いゃっ!出さないれぇ!!」

「たくさん飲んで下さいっ!!イキますよぉ!」

びゅっ、びゅ~~!!

「くっ、あぁあああぁぁっ!!!」
多量な灼熱の白濁駅がシエスタの奥を打ち付け、絶頂ってしまった。
びくんびくんと何度も痙攣を繰り返すシエスタの中は、まるで美味しそうに子種を飲んでいるかのようだ。

暫く快楽の余韻に浸っていたマザリーニは、にゅぷっと自らの半身を取り出す
シエスタの中からは白濁駅が溢れてきた

「喋ってくれないとは、残念です。また明日会いましょう」
マザリーニは部屋を出ていった。


また、シエスタは独りで犯されるのを待つことになる
だがそんなシエスタの目にも僅かに光があった

(サイトさん……ゴメンナサイ…私、こんなに汚れてしまいました……。)

シエスタの目から想いが溢れる

(こんなになっても……私、貴方のことが忘れられないんですよ……。
笑っちゃいますよね。)

(こんなに汚れてしまった私でも……
サイトさんなら抱きしめてくれるんじゃないかって)

(私の常識を変えてくれた貴方なら、私を助けてくれる……。)

(汚された私も……綺麗にしてくれるって……信じてます)

(だから、もう少しだけ…頑張ってみますね)

「サイトさん……大好きです」
そう言うと疲れていたのか、シエスタは眠りについた。

405:一抹の希望
07/03/07 00:45:54 VBjdzdFW
終わりです。楽しんで頂けたでしょうか?


間違って読んでしまった皆様、申し訳ありません。
心より御詫び申し上げますm(__)m

それでは、また

406:名無しさん@ピンキー
07/03/07 00:46:25 RtoERxE8
リアルタイムGJ!
ドSな自分には良かたSSでした。


407:名無しさん@ピンキー
07/03/07 01:47:03 ha2pKRaq
ナイス、場の空気変えw

408:名無しさん@ピンキー
07/03/07 02:18:05 Zt8z1oaE
GJ それでは続きのシエスタの希望通りの話を書いてくれたまえ

409:9-669『チクトンネ街の女王』
07/03/07 02:21:05 /AsHOlTF
>405
エロイよシェス子エローイよ!!!
ハァハァしますた!

410:名無しさん@ピンキー
07/03/07 02:21:54 /AsHOlTF
名前消し忘れた……orz



ちゃんと続き書いてます。今週末あたりに投下できる予定なんで・・・許して。

411:名無しさん@ピンキー
07/03/07 13:48:47 BfdHbMkV
君もぎゃんばれwwwww


412:名無しさん@ピンキー
07/03/07 15:56:44 yRMlP9cU
べべべべべ別に無理にとは言わないんだからねっ!!!!!

413:名無しさん@ピンキー
07/03/08 00:22:17 nvDWJ9Ph
飼い主「使い魔の癖にナマイキ!」
使い魔「二股かけるの!?これ、二股かけるの!?ねぇ!シエスタと!シエスタと二股かける!?」
飼い主「親同士が決めた結婚。幼い日の約束。でも、何かがひっかかる…」
使い魔「本当!?大丈夫なの!?ツンじゃない!?」
飼い主「ご主人様を蔑ろにして、メイドに手を出すなんて最低!キキキ、キスしたくせに!!」
使い魔「そうかぁ!僕使い魔だから!使い魔だからツンデレわかんないから!」
飼い主「わたしにも(キスマークを)つけて。つけてくんないと、ねむらないんだから」
使い魔「うん!でもデレなんだ!そうなんだぁ!じゃぁ二股かけていいんだよね!」
飼い主「初めてのデートなのに、エスコートしないわ、眠っちゃうわで最低ね!でも、あのメイドがいないから幸せ…」
使い魔「よかったぁ!じゃぁ渡ろうね!シエスタと渡ろう!」
飼い主「あんたの忠誠に報いるところが必要ね!ごご、ご主人様の体、一箇所だけ、好きなとこ、ささ、触ってもいいわ!」
使い魔「あぁ!シエスタ青だからシエスタと二股かけれるね!ね、ご主人様!」
飼い主「これなら押し倒してくれるよね?きょきょきょ、きょ、今日はあなたがご主人様にゃんっ!」
使い魔「あぁーご主人様と僕は今シエスタ挟んで修羅場っているよー!気をつけようねぇー!」
飼い主「キスして!私にも舌を入れて!誰と浮気してもいいからそばに居て!!」

414:名無しさん@ピンキー
07/03/08 00:36:13 v6iC2egP
犬ww
ってかその犬そんなに御主人様一筋じゃないだろww

415:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/03/08 01:27:38 uPUX5pgY
さてそれでは、ひさびさの選択肢モノ投下いきます。
準備はいいかおまいら?

416:サクラ前線異常アリ ◆mQKcT9WQPM
07/03/08 01:28:48 uPUX5pgY
「ふああ」

窓際でルイズが居眠りから目を覚まし、伸びをする。
右手をんー、と思い切り伸ばし、小さな涙の粒が目の端に光る。
その仕草は、子猫を連想させた。
春眠、暁を覚えず。
才人の脳裏を、そんな言葉がよぎった。
ルイズはじっと見つめるそんな才人の視線に気づくと、頬を染める。

「な、何見てんのよ!」

寝起きを見られた気恥ずかしさを隠すために、ルイズは思わず怒鳴ってしまう。
そんな仕草も愛らしく、怒鳴られてもなお才人は笑顔のままだ。

「いや、欠伸するルイズ可愛いなー、って」

思わず本音が出る。
才人のその台詞にルイズの顔面が火を噴く。

「なななななな、何言って」

照れるルイズが面白くて、才人は続ける。

「ルイズ可愛いな、って言ったんだよ」

赤くなったまま俯いて、ルイズはちらりと才人の方を伺って、言った。

「ほ、ほんとう…?」
「ほんとほんと」

二人の間に流れる、妙に甘い甘い空気。
昼間だというのにそのままコトに及びそうな雰囲気を、扉が開け放たれる音が蹂躙した。

ばたんっ!

勢いよく扉を開けて現れたのは、シエスタだった。
そして彼女はなんの脈絡もなく言い放った。

「『オハナミ』行きましょう!『オハナミ』!」

417:サクラ前線異常アリ ◆mQKcT9WQPM
07/03/08 01:29:58 uPUX5pgY
荒れ狂うルイズをなんとかなだめると、話を聞く雰囲気になった。

「で、何よ『オハナミ』って!」

私とサイトのストロベリータイムを邪魔するだけの価値はあるんでしょうね、と心の中だけで突っ込みながらルイズはシエスタに尋ねる。
荒れ狂ったルイズの飛ばした枕やら机やらシーツやらを元の位置に戻しながら、シエスタはにこやかに言った。

「『オハナミ』っていうのは、タルブの春の行事なんですよ。
 って言っても、ひいおじいちゃんが植えた、『サクラ』の樹の花を囲んで宴をする、っていうものなんですけど」

そしてちらりと才人を見る。
才人は、案の定懐かしそうな顔をしていた。

「花見かあ…」

たしかにシエスタの曾祖父は才人と同じ日本人だ。
彼が望郷の念に駆られてこのハルケギニアで桜を探し出し、タルブに植えたとしてもなんの不思議もない。
それが実際行事となっていて、シエスタの故郷タルブでは、花が見ごろになると必ず催されるという。

「行きたくないですか?『オハナミ』」

シエスタのその質問は、この部屋にいる全員に投げかけられたものだったが、その主なターゲットはほかでもない才人だった。
そしてその才人は、一も二もなく頷く。

「行くよもちろん!」

そうすると、残りの一人もこうなるわけで。

「しょ、しょうがないわね、犬が行きたいっていうなら行ってあげてもいいわよ」

ミス・ヴァリエールはさそってないんですけどぉー、と心の中だけで突っ込み、シエスタは微笑んだ。

「じゃあ、早速準備しますね!」

418:サクラ前線異常アリ ◆mQKcT9WQPM
07/03/08 01:30:45 uPUX5pgY
そして、仕立てられたタルブ行きの馬車の中には。
タバサとシルフィードがすでに乗っていた。

「ちょっと、アンタがなんでここにいるのよチビっこ」

半眼で黙々と本を読み続けるタバサを睨みつけ、ルイズは言う。
タバサは本から目を離さず、応えた。

「…サイトが行くなら私も一緒に行く」

そしてぱたん、と本を閉じると。
ルイズと同じように半眼で、殺気のこもった視線を、ルイズに返す。
その視線はこう語っていた。

出先でサイトといい雰囲気になろうったって、そうは行かないんだから。

ちなみにタバサの今読んでいる本は、『素直になれない女主人 ~史上最強の執事~ 第3巻『明けの海は嫉妬に燃えて』』である。
つい弾みで執事を追い出してしまった女主人が、執事に絡んでくる女どもを見てやきもきする、というあらすじである。

「…なによ、喧嘩売ろうっての?」

今にも一触即発な雰囲気に二人をなだめたのは、当の才人だった。

「まあまあ落ち着けよ二人とも。みんなで仲良く行けばいいだろ?」
「そうなのねー。みんな仲良くすればごはんもおいしいの!きゅいきゅい」

才人の台詞に続けたシルフィードの声が、その場に満ちた闘争の気配を打ち消した。
…しょうがない、ここは。
…サイトに免じて、許してあげる…!
二人で全く同じことを考え、最後に視線で火花を飛ばし、その二人は馬車の席の対角線上に座ったのだった。

419:サクラ前線異常アリ ◆mQKcT9WQPM
07/03/08 01:31:16 uPUX5pgY
そして、一行の到着したタルブは。
なぜか、大騒ぎだった。
実家に着いたシエスタをまず襲ったのは、女王来訪の知らせ。

「えっ!?女王陛下が『オハナミ』にいらっしゃるんですかっ?」

シエスタは驚いて、自分も準備しなきゃ、と慌てて女王来訪に備える村の面々に加わった。
逆にルイズは冷静だった。

…やるわねあのわたあめ女王…!タルブの行事がサイト絡みだと踏んで、網を張ってきたか…!

ルイズは、アンリエッタがタルブの『オハナミ』が才人の世界に関連する行事だと見るや、そこに才人が来るようなら自分も出かけるように網を張ったのだと予想していた。
そうなると、このタルブは戦場と化すだろう。
才人をめぐって、血で血を洗う争いが展開されるのは目に見えていた。
そして。
ルイズの視界に、同じように顔をしかめるタバサの姿が目に入った。
…シエスタはあんなだし。姫様に対抗するためには…。
そしてルイズは、そんなタバサに近寄る。
近寄ってきたルイズに、タバサは反射的に杖を構える。
そんなタバサに、ルイズはすっ、と手を差し伸べる。

「…気に食わないけど、休戦といきましょう」

そんなルイズに、タバサは満面に不審を露にしてルイズを見つめる。
ルイズははぁ、とため息をついて、タバサに語りかける。

「アンタも聞いたでしょ?
 もうすぐここには、サイトを狙ってアンリエッタ女王陛下がやってくるわ。
 …悔しいけど、私一人の力じゃ、サイトを守りきれそうにない」

この村の状況を見るに、アンリエッタはその権力の全てを使って、才人と『オハナミ』する気だろう。
彼女の『相応の覚悟』は、王族だけあってとんでもないものだ。
タバサはその答えに納得し、その手を握り返した。

「…サイトを想うのは、私も一緒」

こうして、雪風と虚無の二人は、手を組んだのである。


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