【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12 - 暇つぶし2ch155:女王アンリエッタの優雅な一日
07/02/23 23:01:44 VeYkfIjK
本を買ったアニエスは”内容を確認せずに”急いでアンリエッタのもとに向かった

「へぇ、これが今の流行りですか…」
「そのようで」
ふ~ん、といった感じで本の表紙をまじまじと見ていたアンリエッタだったが、ふっとアニエスに本を渡すと言った
「では、読んで下さいまし。」
アンリエッタ程の身分にもなれば、本とは自分で読むものではなく、人に読んでもらうものなのだ
「え?……あ、わかりました」

と、読み始めたのはいいのだが、如何せん、内容が途中からぼかーんなわけで。アニエスも一通りの知識はあったが女王の前で読むとなると話はべつだ。
「陛下、本を変えてきます」
するとアンリエッタは今までの話で顔を真っ赤にしながら
「いえ、続けて下さい。国の様子を知るのは女王の勤めですから。わたくし女王ですから!胸も女王ですから!胸も女王ですから!」
とかもう無茶苦茶である。
「いや、しかし」
「アニエスも私のもとから去っていってしまうのですか?」
アンリエッタが顔を赤くして涙目で、しかも上目づかいに見ているのである
(泣き落としなんて何処でならったんですか!!)
と泣きそうなアニエスだったが、その後も読み続け、
「そ、そんなとこを殿方が…いやんいやん」
「そんな……むにゅっちゃうなんて…」と、とにかくぼかーんな内容にテンションが雲の上なアンリエッタと、アニエスの
「もう、今日は終わりに……」
「二章は勘弁して下さ~い!!」という悲鳴とが止むことはなかった。



次の日アニエスが銃士隊を休んだ理由は誰も知らない。


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