【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
07/02/23 22:38:11 zDyd3mmm
>>148
承認!

151:純愛センター
07/02/23 22:39:45 cLZc4Rpf
「私はアナタが許せない」
タバサが私に言った。
「アナタはあの人に何もしない。ただ彼を縛ってるだけ…」
「使い魔なんだから当然じゃない!!」
ウソ…これはただの建て前。
「私はアナタが許せない」
ヤダ…
「アナタはあの人を縛って、戦わせ、傷つける」
ヤメテ…
「あの人はいつか、アナタを守るために死ぬかもしれない」
ヤメテッテバ…
「なのにアナタは何もあの人に与えない」
ワカッテルカラ…
「私はアナタが許せない」
シッテルカラ…
「なぜアナタだけがあの人の好意を受けられるの?」
「傷つけられても…なんでアナタが好きなの?」
「アナタはあの人に何もしない。与えない。返さない」
「だから私はアナタが嫌い」
そう言ってタバサはどこかに行った。

「どうした?ルイズ??」
サイトが私に話しかける。
(どうしてアナタがあの人の好意を受けられるの?)
「ねぇサイト…」
(アナタはどう思ってるの??)
「ん?どうした?」
「……なんでもない」
アナタはなんで私を守るの?

152:純愛センター
07/02/23 22:42:15 cLZc4Rpf
お久しぶりですm(_ _)m

とりあえず受験が一段落したんで投下しましたが…
やっぱり3分クッキングはダメですな…
今度はちゃんと書いて投下しますね

では…

153:女王アンリエッタの優雅な一日
07/02/23 22:57:21 VeYkfIjK
「はぁ……」

アンリエッタは何回目かもわからない溜め息をついた。
サイトやルイズ達が衛兵を倒し脱獄してから既に二週間が経とうとしている。アニエスにもサイト達を捕縛するように命じたが、巧く逃げられたようだった。
「はふぅ……」
「陛下、そのように溜め息ばかりついていては御身に障ります。」
アニエスはアンリエッタに呼び出されてから初めて口を開いた。呼ばれたのはいいが、アンリエッタが窓の外を見ながら溜め息ばかりしているので見るに見かねてのことだった。
実はアンリエッタの命令を守れなかったことでお咎めがあるのかと内心ヒヤヒヤしていたのだが、アンリエッタの様子を見るにそうではないようだ。
ではなんで呼び出されたのだろうか?そんなことを考えていたら
「ねぇアニエス…何か気分が紛れるようなものはないかしら?信頼していた親友も勇者も私の前からいなくなってしまって、最近夜も眠れなくて。」

アニエスは気付いた。なるほどアンリエッタはルイズ達がいなくなっても普段通り女王としての職務を果たしている。が、やはり親友がいることはアンリエッタにとって心の支えでもあったのだろう。
しかもどうやら、その親友の使い魔にも何やらありそうなのをアニエスは長いこと側にいるのでわかっていた。
「そうね、本がいいわ。アニエス、面白そうな本を探してきて頂戴」
「御意」


154:女王アンリエッタの優雅な一日
07/02/23 22:58:39 VeYkfIjK
というわけで本をさがす事になったアニエスだが、すでに後悔していた。
(これは難題を引き受けてしまった。陛下のことだから教養として『イーヴァルディの勇者』などの本は既に読んでいるに違いない。さてどうしたものか……)
など考えを巡らしていると
「あら、アニエスさんじゃないですか。どうしたんですか?」
「お前は確か……サイトのメイドの」
シエスタだった
「いや、本を探しているんだがな……」
シエスタは元は学院でメイドをやっていたので、流行の本を知っているのではないかと思い、相談してみることにした。もちろん”陛下のため”とは言わなかったが

「そうですか、じゃあこの本はどうですか?今、人気なんですよ」
と、ある本を渡された
「すまん、助かった」
「いえいえ~♪あとこれ、二章がすごいんですよ。是非読んでみて下さい。」
と渡された本のタイトルは

『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』だった


155:女王アンリエッタの優雅な一日
07/02/23 23:01:44 VeYkfIjK
本を買ったアニエスは”内容を確認せずに”急いでアンリエッタのもとに向かった

「へぇ、これが今の流行りですか…」
「そのようで」
ふ~ん、といった感じで本の表紙をまじまじと見ていたアンリエッタだったが、ふっとアニエスに本を渡すと言った
「では、読んで下さいまし。」
アンリエッタ程の身分にもなれば、本とは自分で読むものではなく、人に読んでもらうものなのだ
「え?……あ、わかりました」

と、読み始めたのはいいのだが、如何せん、内容が途中からぼかーんなわけで。アニエスも一通りの知識はあったが女王の前で読むとなると話はべつだ。
「陛下、本を変えてきます」
するとアンリエッタは今までの話で顔を真っ赤にしながら
「いえ、続けて下さい。国の様子を知るのは女王の勤めですから。わたくし女王ですから!胸も女王ですから!胸も女王ですから!」
とかもう無茶苦茶である。
「いや、しかし」
「アニエスも私のもとから去っていってしまうのですか?」
アンリエッタが顔を赤くして涙目で、しかも上目づかいに見ているのである
(泣き落としなんて何処でならったんですか!!)
と泣きそうなアニエスだったが、その後も読み続け、
「そ、そんなとこを殿方が…いやんいやん」
「そんな……むにゅっちゃうなんて…」と、とにかくぼかーんな内容にテンションが雲の上なアンリエッタと、アニエスの
「もう、今日は終わりに……」
「二章は勘弁して下さ~い!!」という悲鳴とが止むことはなかった。



次の日アニエスが銃士隊を休んだ理由は誰も知らない。

156:女王アンリエッタの優雅な一日
07/02/23 23:04:00 VeYkfIjK
これで終わりです。何かネタになってしまった…orz
この後にアンリエッタ×サイトのSSを考えてたんですが需要があれば、ということで
(´∀`)ノシ

157:名無しさん@ピンキー
07/02/23 23:16:58 ahLy4uxL
>>156
GJ! ていうかシエスタなにやってんだww
エロ本を人に貸すのは中学生男子だけの特権ですよ。

需要? ありまくりですよ。超ありまくり。
期待しつつ待ってます。

158:名無しさん@ピンキー
07/02/23 23:29:20 5Ub5CzAt
>>156
かなりGJ!初めてなのにクオリティ高いなw
ってかアニエスはシエスタから本を「買った」のか?

>>152
長い間待っていた…君が来るのを…
あ、それと保管庫にまだ途中の作品ありましたよ

159:名無しさん@ピンキー
07/02/23 23:37:31 5IuZQ1/L
>>156
GJです!アンリエッタ×サイトも需要ありまくりw

160:名無しさん@ピンキー
07/02/23 23:56:55 ygNJtTDj
たわわな乳が好きな俺。
>>156GJ。需要アリ、です。

161:名無しさん@ピンキー
07/02/24 00:19:11 AqNYDPiR
>>156
GJ!ハイテンションなアン様にチンコが反応しまくりだぜ!

162:名無しさん@ピンキー
07/02/24 02:18:36 uZy1FH4t
>>152
おお、復帰待ってました。
あなたの作風が大好きなのでがんばってください。

やっぱり最近はルイズのサイト依存症にスポットが当たってるな。
シャナ、絢子みたいな主人公への依存度が馬鹿高いキャラがすごい好きだ。

163:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/02/24 02:52:07 +abDjoo7
あーのピーカラ☆ホイっが~キラメキはじ~める~♪う~っ!(エンドレス

というわけで新たな電波を得て元気全開なせんたいさんですこんばんわ。

さて君ら忘れてないか?
『聖女の日』はあと一人残りがあるんじゃぜ?

そんなわけでテファ編いっくよー

164:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/24 02:53:48 +abDjoo7
「おはよー、お姉ちゃん」
「あ、おはようタニア」

朝もやに煙る水場で、二人はいつものように挨拶を交わす。
ウエストウッドの村では、この二人が一番の早起きだ。
家事を一手に担うティファニアと、それを手伝うタニア。
ずいぶん前から、水場で朝一番に顔を洗うのは、この二人になっていた。
しかし。

「今日は遅刻しなかったねー?」

タニアの言葉に、ティファニアの身体がぎしっ!と音をたてて動きを止める。
顔も耳まで真っ赤になる。
そう、最近ティファニアは朝一番に水場にこないことがある。

「やややややーねタニア、この前のはたまたまよたまたま」

ぎこちない動きで水場に置いてあるコップに水を注ぎ、赤い顔でそう言うティファニア。
しかしタニアは容赦しない。

「五回続いたらたまたまって言わないんじゃなーい?」

ばしゃっ!
勢い余って、ティファニアは手にしたコップに溜まった水を自分の顔にぶちまけてしまう。

「あ、ああああああれは疲れてたからっ」
「お兄ちゃんとこで寝るようになってからだよねー?遅刻するようになったの」

ぼんっ!
タニアの指摘に、ティファニアの顔面が火を噴く。

「いやあのでもそれはえっとあのそのっ」

まるで伝承の巨人・ヘカトンケイルのように腕をあっちこっちに伸ばして、慌てて言い訳の言葉を捜すティファニアだったが、うまい言葉が見つからない。
そんな自称保護者にタニアはにやりと笑って言った。

「なんならもうちょっとゆっくりしててもいいよ?
 朝の準備はしとくからさ」
「いいっ!ちゃんと起きられるからっ!」

どちらが保護者かわからないやり取りである。
しかしティファニアの台詞はこの先、あまり守られることなく終わる。
そう遠くない未来、ウエストウッドの朝餉の準備は、結局タニアの仕事になるのである。

165:205
07/02/24 02:54:19 DUoBUGtB

お帰りなさい&これからよろしくお願いしますと声をかけつつ……

ちょっと個人的に相談したいことがございますので、
時間のある方は↓をご覧になって頂けるとありがたいです。

URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

166:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/24 02:55:27 +abDjoo7
たくさんの人数分の料理を作るのは、大変な仕事…というわけでもない。
汁物は前日に仕込んでおけばいいだけだし、サラダの類も野菜を切ればいいだけなので問題はない。
あとは、適当に切り分けたパンを各自の皿に盛り分けるだけだ。
とどのつまり、朝餉の準備はパンを切り分けることとスープを温めること、そしてサラダを盛り付けることである。
タニアはサラダを担当し、スープとパンはティファニアが担当する。

「ねえお姉ちゃん、今日はどうするの?」

サラダの野菜を細かく切り分けながら、唐突にタニアが聞いてきた。
今日?なんかあったっけ?

「今日?なんのこと?」

ティファニアは記憶を探ってみる。
誰かの誕生日?それとも何かの記念日だっけ?
どうやら思い当たっていないらしい保護者に、タニアは深いため息をつく。

「今日は『聖女の日』だよ?
 お兄ちゃんに贈り物しなくていいわけ?」

タニアの言葉に。

「あーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」

ティファニアは思わず叫んでしまった。
忘れてた。完全に。
当然贈り物など用意してあるはずもなく、ティファニアは慌てる。
でも。

「で、でもあれって告白してない女の子のイベントだしっ」

とりあえず言い訳してみる。
だがタニアには通じない。

「…お兄ちゃん可哀そう」
「あ」
「楽しみにしてただろうなー。『聖女の日』にお姉ちゃんから贈り物されるの~」
「う」
「最近は、恋人同士になってからのほうが『聖女の日』は大事だっていうのに~」
「あうあうあうあうあうあうあうあう」
「お姉ちゃん嫌われちゃうかもよ~?」
「ど、どうしようタニアっ!?どうしよ~~~~~??」

泣きそうな顔で、自称保護者はタニアにすがりつく。
言動だけなら、どっちが保護者か分からない。
ホントに、どーしょーもない保護者だこと…。
半分呆れて、タニアは言った。

「どうするもこうするも、今から準備して間に合う贈り物を用意するしかないんじゃない?」

タニアの指摘は的確であった。
もとよりそうするしか他に道はない。

167:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/24 02:56:03 +abDjoo7
「そ、そうよね…。
 うん、頑張ってみる」

とりあえず思い直し、ティファニアは贈り物を思案する。
しかし。

「考えるのはいいけどさ。
 スープ焦げるよお姉ちゃん」

冷静なタニアの突っ込みに、ティファニアは慌ててスープをかけていた火を消したのだった。
その日の朝食のスープは、ほんの少し焦げ臭かった。

結局半日考えて。
どーしよー!
思いつかないよー!
すぐに用意できるもので、サイトが喜びそうなもので、しかも贈り主書かなくても私だってわかるものなんて!
用意できるわけないじゃないのっ!
私はお昼の用意をしがてら、台所でぐるぐる回る。
すぐ準備できるものの候補って言ったら。
お料理…くらいしかない。
でもでも、料理が贈り物だって気づいてくれるかなサイトは?
…あれで結構鈍感だし…。
そうこうしていると。

「おねえちゃーん、おなかすいたあー」

エマが、台所の入り口からそう声をかけてきた。
外を見ると、日はすでに傾き始めている。
あ、まずい、お昼出さなきゃ!

「はいはい待っててね、すぐ準備するから」

私は慌ててお昼のシチューをお皿に取り分ける。
うー、こんな事してる場合じゃないのにっ!
結局お昼の後片付けが済むまで、サイトへの贈り物を考える暇は、私にはなかった。

なるほど、こっちのバレンタインみたいなものなのか。
俺は、タニアが口にした『聖女の日』の解説を、タニア自身から受けていた。

「ほーんと、なんにも知らないんだねお兄ちゃんてば」

呆れたようにタニアがそう言う。
…そりゃそうだ。俺元々こっちの世界の人間じゃないんだし。
そんなタニアに俺はいつもの言い訳をする。

「俺の故郷じゃそんなイベントなかったしなあ」

とりあえず万能の言い訳だ。
でも、今日のタニアは何か不満そうだ。

「…知らなかったらスルーするとこだったね?」

顔は笑ってるが目が笑ってない。
…まあ、知らなかったら贈り物が目の前にあっても、その贈り主を当てようなんて思いもしないわな。
まあいいや、とりあえず。

「そうだな。教えてくれてありがとな、タニア」

俺はタニアのブルネットの髪をくしゃくしゃと撫でると、薪割りの仕事に戻ることにした。
タニアはまだ何か言いたそうだったが、俺が鉈を手にして薪割りを始めると、ふてた様な顔をしてどこかに行ってしまった。

168:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/24 02:57:34 +abDjoo7
その夜。
才人が仕事を済ませ、部屋に戻ると。
寝室の円卓の上に、小さな紙が置いてあった。
この数ヶ月の間、才人はティファニアに、読み書きを教えてもらっていた。
ロサイスに買い物に行く際、読み書きができなくては何かと不便だからだ。

「ん?どれどれ」

そこにはこう書いてあった。

『贈り物があるから、寝ないで待ってて』

差出人の名前はないが…。

「思いっきりテファの字じゃん…」

このウエストウッドでまともに読み書きができるのは、ティファニアとタニアくらいだ。
そして、この丁寧な字は、間違いなくティファニアのもの。
字を習いたての才人でも、それくらいはわかる。
夕食の後にでも、贈り物を渡すつもりなのか。
しかしそれでは。

「…聖女の日の贈り物って、贈り主が直接渡したらたらダメなんじゃ…?」

昼間タニアに聞いた聖女の日のルールを思い出す。
…ひょっとして。
才人の頭脳は一つの可能性を導き出す。

「この手紙が、贈り物の代わり、ってイミかなぁ?」

呟きながら才人が手紙を手にしていると。
ドアをコンコンとノックする音が聞こえた。
この時間にこの部屋のドアをノックする人物は一人しかいない。
ティファニアだ。
才人はいつものようにドアを開けて、ティファニアを部屋に招き入れる。

「あ、あの、サイト」

ティファニアは料理をテーブルの上に置くと、急にもじもじし始める。
あ、そうか。
才人は聖女の日のルールを思い出す。
贈り主を当てないと、いけないんだっけ。

「この手紙、テファが?」

才人のその言葉に、それまで俯いていたティファニアは顔を上げ、笑顔になる。

「う、うん」

そして頷いた。
しかしその直後、少し申し訳なさそうな顔をして。

「でも、ごめんね。時間なくて、大した贈り物、用意できてないの」

謝った。


169:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/24 02:59:12 +abDjoo7
しかし才人は、そんなティファニアの様子を気にすることもなく。

「いいよ、テファが贈り物してくれるってだけで嬉しいし」

にっこりとティファニアに笑いかける。
優しいね、サイト…。
ティファニアはそんな才人の態度に、ティファニアは想い人への愛しさを募らせる。
そして二人は、いつものように夕食を採り…。

「ごちそうさま」
「お粗末様でした」

夕食が終わり、ティファニアは夕食以外に持ってきていた、陶器の小瓶を持ち出す。
ティファニアはその小瓶を持ったまま、ベッドの方へ歩いていき、そして腰掛ける。
ランプの明かりに照らされたその頬は、少し赤くなっていた。

「サイト、贈り物渡すから…こっちきて」

才人は言われるまま、ティファニアの前に立つ。
ティファニアは陶器の小瓶を両手で持ったまま、赤い頬で才人を見つめている。
…なんだろう?あの小瓶がプレゼントなんだろうか?
疑問に思う才人を尻目に、ティファニアはその小瓶の蓋を開ける。
その口から香る、甘い香り。

「これ…チョコレート?」

才人は驚いたように言う。
カカオの実を焙煎して作るチョコレートは、ハルケギニアでは高級食材だ。
日本ではポピュラーなおやつだが、栽培技術も流通経路も発達していないこの世界では、高級な食材だった。
才人はそれを、ロサイスへの何度かの買出しによって、知りえたのだ。

「これね…私が自分で作ったの…。
 ほんとは、自分でこっそり食べるつもりだったんだよ」

言って、いたずらっぽく舌をぺろりと出す。

「そんな、悪いよ…テファも楽しみにしてたんだろ?」

しかし才人の心配をよそに。
ティファニアはとんでもない行動に出た。
いきなり夜着の前をはだけ、規格外に大きな胸を晒すと。
小瓶に溜まった茶色い液体を、その白い柔肉の双球に、まんべんなくふりかけたのだ。
息を呑む才人に、ティファニアは言った。

「これ、全部、サイトが…。
 サイトが、食べて、いいから…」

170:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/02/24 02:59:51 +abDjoo7
ごみん「つづく」なんだわ。
恨むなら夜勤が(ry

じゃあねゆーノシ

171:205
07/02/24 03:00:34 DUoBUGtB
うわ、リロードし忘れorz
せんたいさん、割り込み失礼いたしました。

172:名無しさん@ピンキー
07/02/24 03:40:07 MGktZRk1
も…悶える
続きみて~
とにかくGJ

173:名無しさん@ピンキー
07/02/24 04:12:46 xb5feJcv
>170
おまいは
おれを
萌えコロス気か!

続き読むまで死ねないッ

174:ゼロ厨
07/02/24 04:45:43 fUL5OdtS
せんたいサンもったいぶらないでくだせぇ、萌え死ぬー

175:名無しさん@ピンキー
07/02/24 11:13:30 7bZHQVT7
さて、明日は前期入試なわけだが…。

続きが気になって集中できません。謝罪と賠(ry

176:名無しさん@ピンキー
07/02/24 11:58:05 f8wyjMuw
せんたいさん、相変わらずGJです。

>>175
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
と、昨日SSを投下した奴が言ってみる……。

>>158
シエスタ「55スゥもしたんですよ。」

すいません。ミスですね。『貰った』もしくは『薦めてもらった本を本屋で買った』辺りでしょうか。


需要があるようなので頑張って書いてみます。期待せずに待ってて。

177:名無しさん@ピンキー
07/02/24 14:28:03 2YeCnctp
>>175
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ。しかし1ヶ月数学やってないorz

せんたいさんGJGJ!女体に食べ物を塗りたくるシチュはたまらんわ。

178:名無しさん@ピンキー
07/02/24 16:52:24 i3JKcQbs
>>175
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
俺も数学ずっとやってないわ

それなのに悶々として勉強どころじゃない
せんたいさんGJ!!

179:名無しさん@ピンキー
07/02/24 18:15:05 E80pbGX4
いやいやいや受験生は勉強しろよw
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

180:名無しさん@ピンキー
07/02/24 19:53:39 7bZHQVT7
受験生多すぎw自分だけかと思ったらこんなに…。
よ~し、続きが来るまで寝ないぞ。

あと俺、受験が終わったらここから卒業しようと思ってるんだ。

181:名無しさん@ピンキー
07/02/24 20:00:03 /thR4I2b
>>180~!
それ受験失敗フラグ!!

182:名無しさん@ピンキー
07/02/24 20:09:32 LOqUg6cz
ふっ無理すんなよ…
お前には残してきた物があるだろ?
そういう役はオレに任せて行けよ!

もし受かったら…一緒に酒でも飲もうぜ

183:名無しさん@ピンキー
07/02/24 22:22:14 2YeCnctp
俺を含め、国立前期受けるのがここに4人いるのか。
頑張ろうぜ同志よ。

184:名無しさん@ピンキー
07/02/24 22:51:38 CdxBg02K
>>183
さらに俺を含めて5人だw

185:名無しさん@ピンキー
07/02/24 23:08:39 /thR4I2b
つくづくせんたいさんは受験生の敵だな(´・ω・`)

186:名無しさん@ピンキー
07/02/24 23:11:46 2YeCnctp
我が種子と共に知識が抜けていく気がするのは否めないわな…orz

187:名無しさん@ピンキー
07/02/25 00:58:34 lFKMNTbe
おかあさんそんなお下劣なこと言う子はキライです!

ドピュッ

188:284 ◆yJjGBLHXE6
07/02/25 01:56:26 Nb3TIG0V
深夜にこっそり、受験生へのプレゼンツ。
皆さん合格しますように。


189:試験目前 ◆yJjGBLHXE6
07/02/25 01:57:54 Nb3TIG0V
「お~い、ルイズ? 寝ないのか?」
「別に、いいわよ? 先に寝てて」
 ルイズは真っ暗な部屋の中、ぽつんとランプが照らしている机で必死に本をめくっていた。
「・・・つか、さっきから何やってんの?」
 才人が布団をめくり上げて、ルイズの後ろに歩み寄る。
 ルイズはペンと溜息を一緒に机に置くと、才人の方に椅子ごと振り向いた。
「明日試験があるの、結構重要な試験なんだから邪魔しないで」
「ああ、そういえばモンモンやギーシュたちが教科書めくってうんうん言ってたな」
「ああって・・・そういえば、アンタいっつも授業中寝てるわね・・・」
「まあ、聞いてても何言ってるか分かんねぇし」
 才人があはは、と頭を掻くと、そのまま机の上を覗き込んだ。
「で? これはなんの教科書なの?」
「魔法の属性の合成による現象への干渉と効果についてなんだけど・・・結構難しいのよ」
 才人は前半分を受け流しつつ、もっともらしくうんうんと頷いた。
「数学ⅢCとか物理化学みたいなもんかな、レベルとしては・・・」
「・・・? 何か言った?」
「いやいや、こっちの話。まぁ無理しないように頑張ってな」
 そういうと、才人はさっさと布団へと戻っていく。

 ・・・ちょっとお!ご主人様が寝ないで頑張ってるってのに、さっさと寝ちゃうわけえ!!つ、つつつ、つ、使い魔の癖にっ!

・・・・・・先に寝てていいって言ったのはあなたです。


190:試験目前 ◆yJjGBLHXE6
07/02/25 01:58:57 Nb3TIG0V
 ルイズは向こうを向いて布団にもぐった使い魔を見ながら肩を震わせていたが一息つくと再び机に向き直った。

 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 ―――――
「・・・ん・・・あれ、あたしもしかして寝ちゃって・・・」
 慌てて顔を起こすが、まだ暗い窓に、ひとまず安堵の溜息を得る。
 と、ぱさっとルイズの肩から何かが落ちた。
「え?・・・これ、才人のパーカー・・・」
 振り向くと、さっき今でそれを着ていたはずの才人は、Tシャツ一枚で布団の上で寝息を立てていた。
「なによお・・・起きてたんなら言いなさいよっ」
ルイズはふと机に視線を落としてある程度まとまっているノートを見て、暫し考え込む。
「・・・ま、何とかなるわよね・・・」
 ポツリと独り言を落としてルイズは服を脱ぎ捨て、才人の寝ている布団へと歩を進めた。
 もぞもぞと才人の横に潜り込むと、寝ていたはずの才人がすっと目をあけた。
「おやご主人様、勉強はもう宜しいので?」
 才人がわざとらしく微笑むと、ルイズは不機嫌そうに視線をそらす。
「うるさいわね。もうこんなだし、寝不足でテストで出来なかったら嫌だし・・・」
 ぶつぶつとつぶやくルイズを見て才人は再び笑みを濃くすると、枕にされている腕を畳んで、
ルイズを引き寄せた。
「きゃっ・・・な、なな、なにすんのよっ」
 突然抱きしめられるという行為に反射的に声を上げるが、こちらを見て笑っているサイトと目が合うと、
口を閉じて才人の背中に腕を回して抱き枕のように抱きしめ返す。
「・・・あのね・・・パーカー・・・ありがと・・・」
 才人の胸の辺りから聞こえてくる声に才人は聞き返す。
「パーカー?何のこと?」
「な、何よっ白切るつもりっ」
ルイズが顔を上げると才人の顔には意地悪そうな笑みが張り付いていた。
 ルイズはそんな才人を見てうーっと唸り、頬を膨らませる。が、すぐに顔を真っ赤にして視線をそらした。


191:試験目前 ◆yJjGBLHXE6
07/02/25 02:00:11 Nb3TIG0V
「ま、まぁ使い魔がご主人様に奉仕するのは当然よねっ」
「へいへい」
「でも・・・寝ていいって言ったのに起きていた忠誠心に対してはご褒美が必要よね」
 言うと、ルイズは才人が何か言おうとするために軽くあけた口に自分のそれを重ねた。
 音一つ無い空間を静かな時間がすぎていく。
 自然とにどちらからとも無く互いを求め合い、舌で互いを探っていく。
 息の続かなくなったルイズが唇を離すと二人の間に透明な橋がかかる。
「・・・っは・・・いい?これ、ご褒美なんだからね?」
「へいへい」
才人は苦い笑みを貼り付けてルイズを見て、また互いを重ねあった。
「んっ・・・はっ・・・あっ」
隙間から二人の吐息がこぼれる。
才人がゆっくりとルイズの裾から手を入れるとルイズは一瞬震えたが、
受け入れるように才人の首に手を回す。

「いっぱいは・・・ダメなんだからね・・・」



――――長い夜はまだ明けない――――

・・・ちなみに次の日
「ちょっと、ミス・ヴァリエール? 使い魔との仲がいいのは構わないけど、試験前日は無いんじゃない?」
「な、なな、ななななな、何のことかしら?ツェルプストー?」
「・・・ま、いいわ。お楽しみでテストできませんでした、なんてない様にね」
「~~~~~っっ!!」
 テスト終了後、ルイズの部屋からは地獄の叫びが聞こえたとか聞こえないとか。
                              <おしまい>


192:284 ◆yJjGBLHXE6
07/02/25 02:01:45 Nb3TIG0V
と、言うわけで皆さん受験ガンガッテ!!

テストなんてここ数年見たこともありませんがww
では、ぐっばい

193:名無しさん@ピンキー
07/02/25 02:10:44 dWejo3Kf
284さんGJです。
受験生の皆さんがんばってください。

194:名無しさん@ピンキー
07/02/25 07:32:05 7ML8JrSG
284さんGJ…というかありがとう!

ちょっと前期テストボコボコにしてくる。

195:名無しさん@ピンキー
07/02/25 12:26:09 altnd3mi
284さんGJ!!
そしてありがとうございます
さっき試験前に読んで
テスト中妄想が止まらなくて焦ったww

196:無知で愚かな374
07/02/25 14:59:34 h+hIeIFp
>>284 さんGJです
ところで皆さん
受験生に捧げる様なネタじゃない上に完結していない
シエスタの駄作SSなんですけれど
そんな私がSS投下などをしてよろしいのでしょうか?
それとも来週までに完成させてから投下すべきでしょうか?
皆さんの意見を聞かせてください。
よろしくお願いします。

197:名無しさん@ピンキー
07/02/25 15:00:46 JJzS1PPy
>196
とっとと投下しやがれです
遠慮はいらん
ただ、必ず完結させやがりなさいです

198:無知で愚かな374
07/02/25 15:02:53 h+hIeIFp
は・・・はやい・・・
じゃあ、その・・・
投下します。
ちょっと待ってて下さい。


はやいなぁ

199:無知で愚かな374
07/02/25 15:05:11 h+hIeIFp

 ルイズとサイトの衝撃的な光景を見てしまった次の日の朝。
その日は休日だった事もあってか、シエスタは随分と遅くに目覚めた。
 シエスタは小さな欠伸混じりの伸びをしながらも、昨日の夜のことを思い出す。
 結局あの後シエスタはどうやってここまで戻って来たのかをほとんど覚えていない。
もはや夢か現実かもはっきりしない。そんなことを考えていると
「よう、随分遅いな~。メイドの嬢ちゃん」
サイトから預かったデルフリンガーがシエスタの思考を中断させた。
「あ・・・おはようございます。デルフさん」
とりあえず、デルフリンガーをサイトに返しに行こうと思いシエスタは身仕度を整えた。

 デルフリンガーを携えて、シエスタはルイズの部屋の前に立っていた。
昨夜の情事を覗いてしまったシエスタの手がノックをためらう。
「どうしたよ、嬢ちゃん」
「い・・・いえ、何でもないです・・・」
 意を決して、扉をノックする。しかし、部屋から返事がなかった
「サイトさん、入りますよ・・・」
扉を開けてみると、部屋には誰もいなかった。シエスタはちょっとだけ安心した。
「サイトさん達・・・・・・いませんね」
「とりあえず部屋に置いといてくれよ。どうせすぐ戻ってくるだろうし」
デルフリンガーがそう言うのでシエスタはデルフリンガーを置いて部屋を出ようとした。
そのとき
「あれ、シエスタ」
「さささ、サイトさん!!」
 丁度帰ってきたらしいサイトがシエスタの後ろに立っていた。
「お~相棒。ただいまー」
「おかえり。ゴメンね、シエスタこんな事頼んで」
「い、いえ。大したことじゃありませんから」
 気まずくなって目をそらしたシエスタは、ルイズが居ないことに気づいた。
「あの、ミス・ヴァリエールは?」
「さっき王宮から馬車で迎えが来てさ。王都に出かけてる。それよりさ、シエスタ」
 サイトがポケットにそっと手を突っ込んだ。
「これ、シエスタのだよね」
「っ・・・・・・!!」
サイトがポケットからシエスタのハンカチを取り出して、それを広げた。


200:無知で愚かな374
07/02/25 15:05:53 h+hIeIFp
 夕食後の夜。
 サイトは水精霊騎士隊の連中とゼロ戦を格納した小屋にいた。
いつもならば馬鹿話をしている場所だったが、今日は珍しく騎士隊の話をしている。
 水精霊騎士隊の隊長のギーシュが本日の真面目な議題を発表した。
「諸君、我々水精霊騎士隊と銃士隊で来週から3日間、合同演習をすることになった。」
 そして、少し勿体ぶりながらこほんと咳をしてもう一言。
「なんと、女王陛下も視察に参られるとのことだ!」
「「おおーー!」」
 その一言で一気に場が沸いた。
「陛下に良いとこ見せるチャンスだ!」とか「銃士隊相手なら楽勝だよ!」とか「所詮
相手は平民だ!」等々・・・
騎士隊の全員がシュバリエ・アニエス率いる銃士隊をナメきっていた。
 サディスト・アニエスの性格を知っているサイトは、隊員達の態度に呆れて口を開いた。
「おまえら、アニエスさんを知らんからそんなことが言えんだよ。あの人結構手強いぞ」
その言葉で、沸き上がってた雰囲気が一気にしらけた。
 ギーシュが立ち上がり、不機嫌そうな顔をサイトに向けた。
「なんだね君は!せっかく盛り上がってるというのに!」
他の隊員もギーシュに続いた。
「そうだそうだ」
「こっちはメイジ、むこうは鉄砲と剣、こっちの方が有利だ」
「アニエス殿以外はみんな平民で、しかも女だ。負けやしないだろ」
――だめだ、こいつらまるで分かってない。
サイトがそんなことを考えてたときに、隊員の誰かがそこそこ非道い提案をした。
「じゃあ、明日からの訓練は剣士であるサイトとの組み手を中心に全員で模擬戦だ!」
「なにぃーーーー!」
 抗議の声を上げようとしたサイトだが・・・・・・
「それはいいアイディアだ。素晴らしい」
「よし決定だ。明日から頑張れよ?サイト」
「頼むぞ!シュバリエ・サイト。我らが副隊長殿」
 まるで聞いて貰えなかった。
「ここ2,3日付き合い悪かったし、埋め合わせだと思って諦めろよ。サイト」
 レイナールがサイトの肩に手をのせて慰めるように言った。

「やれやれ、やっと終わったか」
 水精霊騎士隊の会議が終わり、格納小屋にサイト一人が残された。
「さてと・・・」
 サイトはゼロ戦の操縦席に向かった。風防を開けて中を覗き、笑みを浮かべる。
「お待たせシエスタ」
 そこにいたのはロープと目隠しと猿轡で自由を奪われたシエスタだった。


201:無知で愚かな374
07/02/25 15:06:47 h+hIeIFp
 夕食前にゼロ戦の格納小屋へ来るように言われてやってきたシエスタは、サイトに下着姿にされて、自由を奪われ、2日前から用意していた媚薬を飲まされて、ゼロ戦の中でロープで縛られていた。
「待たせてゴメンね、シエスタ」
 そう言いながらシエスタの肌に触れる。
「ッーーーーー」
媚薬が十分まわり、長時間焦らされ興奮した身体は敏感に震えた。
「ふっ・・・ふっ・・・ふっ・・・ふぅ」
 猿轡の隙間からシエスタのくぐもった吐息が漏れる。
それを眺めながらサイトはシエスタから目隠しと猿轡を剥ぎとった。
サイトの姿を見つけたシエスタは、安堵に瞳を潤わせた。
「・・・サイト・・・さん・・・」
何も言わずにサイトは縛られて下着姿のままのシエスタを抱き上げ、ゼロ戦から降ろした。
 シエスタはもうサイトが許してくれたのだと思っていた。
しかし、サイトは未だにシエスタの自由を奪っているロープを解いてやっていなかった。
 サイトは天井に付けられているフックにロープを引っかけて何かの準備をしている。
「サイトさん?」
シエスタは怖くなってサイトに呼びかけた。
「それじゃあ始めよっか」
その一言はシエスタの胸中を僅かに恐怖が支配した。
「・・・え・・・あの・・・何を・・・始めるんですか?」
シエスタの震える声に意地悪そうな笑みを浮かべてサイトは応えた。
「勿論、お仕置きの続きだよ。夜は長いんだし、たっぷり可愛がってあげるよ」
その言葉でシエスタの胸中は完全に恐怖に支配された。

 シエスタは天井から垂れ下がったロープに手足を縛られて吊されていた。
両手首は後ろ手に身体ごと縛られて、大きい乳房がいびつに変形している。
両足は閉じられないようにロープでガッチリと縛られていた。
 そんなシエスタの汗に濡れて固くなった乳首をサイトの指先が弾いた。
「ひうぅぅぅ!」
媚薬の所為ですっかり興奮した身体は快感に打ち震えた。
「すごく敏感になってるね。シエスタ」
おもしろそうにサイトが嗤った。
 そして今度はその大きめの乳房を両手でゆっくりと捏ね回してゆく。
「ふあぁ・・・サイトさん・・・やめて・・・はあぁぁ・・・」
シエスタの口から悦楽の混じった吐息が漏れる。
 乳房がサイトの手の中でグニグニと形を変える。汗に濡れた肌は手のひらに
ぴったりと吸い付いた。
「縛られてるのに感じてるなんて、シエスタってはしたない子だね?」
シエスタの耳に息が掛かるくらい位の距離でサイトはささやいた。
「そ、そんな・・・ひゃんっ!」
サイトの左手が固くなった乳首を指の腹で押し潰した。
「ここをこんなにカチカチにして」
そう言いながら右手で固くなったそこを軽くコリコリ転がす。
「や・・・はぁん・・・やめ・・・ひうぅぅぅん」
「すごくいやらしいよ、シエスタ」
そう言ってサイトはそこを一気に吸い上げた。
「はひゃあああぁぁーーーー!!」
それだけでシエスタの身体を絶頂にビクビクと震えた。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「もうイッちゃったの?シエスタ」
そんなサイトの問い掛けにシエスタは答えられず、ただ荒い息を吐き出していた。
 媚薬に汚染された頭は、ただサイトを見つめ返した。そんなシエスタにサイトはさらなる追い打ちをかける。
「夜はまだまだ長いんだ。次はもっと激しくいくよ?」
 そのセリフにシエスタは絶望に突き堕とされた。


202:無知で愚かな374
07/02/25 15:10:42 h+hIeIFp
まだまだ長い夜はこれから書きます。
なにか意見があれば聞きますので
お願いします。
それと
パパにPINK2chを見てた事がばれました。
もう怖いモノなしです。
私って何なんだろ・・・

203:名無しさん@ピンキー
07/02/25 15:24:40 n9+5SqOC
大丈夫だ。俺なんかゼロの使い魔の同人誌パソコンで見ててトイレに行って帰って来たら
椅子にまだ10才の従兄弟が座っていたさ(泣

204:205
07/02/25 15:29:22 jnbos18M
 そんな流れに横入り失礼。
 雑談掲示板をご覧の方はご存知でしょうが、叩き専用のスレッドを立ててみました。
 SSの欠点を指摘してもらいたい作者の皆様、読んだSSがつまらんと思っても
 口に出さずに我慢していらっしゃる皆様は、定められたルールの範囲内でどうぞご利用ください。

 URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

 次のテンプレに加えてくださるとありがたいです。

>>374
 見た目の話ですが、(・・・)ではなく三点リーダ(……)使うことと改行した後は
台詞の行以外は必ず一段下げることをお勧めします。
 今のままだとちょっと全体的にガクガクしてて微妙に読みにくい印象がありますので。
 三点リーダの方は何というか小説のお約束みたいなもんですが、こっち使ってないと
読みたくないって方も時々いますので、使っておいて損はないと思いますよ?

 親バレはいやですねえ。ここでSSなんか書いてること知られたら軽く死ねる。
 まあ俺なんかオナってるとこに兄貴が入ってきたことが(ry

205:名無しさん@ピンキー
07/02/25 15:58:58 fM4DcuUd
>204
後半の指摘はここじゃなく自分で立てたスレでやってくれ



206:名無しさん@ピンキー
07/02/25 16:09:51 Nb3TIG0V
>>374氏GJ
黒才人も中々・・・

よーしパパ空気読まずに書きこんじゃうぞー

今ゼロのゲームしてたんですけど、シエスタがえっらい黒い・・・
顔が変わったときなんかもう・・・ねぇ?

207:名無しさん@ピンキー
07/02/25 17:10:42 em8895qw
374氏GJなのですよ~~。

しかしリアルタイムで読んでたら試験官が来て中断させられた……orz
お陰で国語の時間に妄想が止まらなかったよ……

208:名無し@ピンキー
07/02/25 17:19:30 lNEZecUl
>>202
ネットカフェに行って,投下したら?
それならばれないと思うぞ

209:名無しさん@ピンキー
07/02/25 19:13:03 23sq/dHE
確かにバレないが、わざわざ金払って投下ってのもアレだな。

210:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/02/26 02:00:42 eGt1Dt65
ごめん遅くなっちゃった
テファ編>>164-169の続きいくよん

211:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/26 02:01:29 eGt1Dt65
こ。
これがホントの。
チョコパイってやつですかーーーーーーーーーーーーーーー!?
俺の視線はチョコ塗れのテファの胸に釘付けになる。
鼻息の勢いがマックスになり、俺のホームランバーがズボンが邪魔だと言わんばかりに起き上がる。
やばい限界。もう辛抱たまらん。
俺はそのまま一気にテファを押し倒

「まって、サイト」

?テファの両肩を掴んだ俺の手を、テファ自身が掴んだ。

「ちゃんと、贈り物、食べてから…ね?」

言って、恥ずかしそうに胸の下に両手を入れて、俺のほうに大きなチョコパイを差し出してきた。
すいません私がわるうございました。

「まずはそのけしからんチョコパイを成敗してからですネー!?」

あ、いかん声が。
思わず叫んだ俺を、テファが変な目で見てる。
…ヤベ。やっちゃった。
しかしテファは、くすりと笑うと。

「けしからんかどうかはわかんないけど…。
 成敗して♪」

言っていたずらっぽく舌をぺろりと出してみせる。
その仕草に、俺は即座にクライマックスに達した。

「テファーっ!」

俺はチョコ塗れのテファの胸にむしゃぶりついた。
しかし流石は胸革命。一口では収まりません。
するってえと、口に入る範囲を順番に舐め取っていくしかないわけで。
最初は理性がぶっ飛んでいきなり右のてっぺんにいっちゃったけど…。
やっぱここはアレですね。
周りから攻めるべきデスネ!

212:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/26 02:02:06 eGt1Dt65
な、なんでサイトっていっつもこうなの…?
私は、いつまでたっても終わらないサイトのねちっこい責めに、辟易していた。

「さ、サイトぉ…」

サイトは私の胸についたチョコを、舌で舐めたり、吸い付いて吸い取ったりして、食べてるんだけど…。
最初の一回以外、一度も、その、一番敏感なところを責めてこない…。
私はたまらなくなって、サイトの頭を捕まえて、一番感じるところに導こうとする…。
でも。
サイトはそんな私の思惑を見越してか、私の両手をがっしり握って、両手を封じてきた。

「酷いよぉ…サイト…」

涙が出てくる。
じわじわ感じさせられ続けて、私の身体はもう限界だった。
胸の先端で、乳首が千切れそうなくらいはれ上がってる。
股間はもう、お漏らししたみたいにべとべとで…。

「じらさないでよぉ…もう、つらいの…」

私は必死に訴えるけど…。

「テファ、じらされるの好きだろ?」

イヤらしい笑顔でサイトがそんなこと言ってくる。
そ、そんなことないもん…。
私は否定の言葉の代わりに、俯いて頭をふるふると振る。
そんな私の顎を、サイトが軽くつまんで上を向かせた。

「そう?いきなりするより、じっくりじらしたほうが…」

言って、両手で胸を挟み込んで、揉んでくる。
やだぁ…こんな、地味な刺激じゃやぁ…。
そしてサイトは続ける。

「スゴい逝き方してるみたいだけど?」

その台詞に、私の顔は真っ赤になる。
…た、たしかにそうだけど!
で、でもそれはじらされた反動なんだもん…。
じらされるのが好きなんじゃないもん…。
私の中で、何かがキレた。
そんな、意地悪言うんだったら…!
私は油断しきっているサイトの両腕を掴みかえして、無理やりベッドに押し倒した。

「サイトのいじわるっ!」
「えっ!?」

一瞬の早業に、サイトが驚いた顔をする。
ふんだ。もう許さないんだから!
私は膨らんだサイトの股間に目をつけると、一気にズボンを引き摺り下ろして彼を引っ張り出した。

「サイトも、じらされてみればいいのよっ!」

そして私は。
まだチョコの残っている胸の谷間で、彼を包み込んだ。

213:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/26 02:02:52 eGt1Dt65
うひょおおおおおおお?
こ、コレは正直たまりません!
チョコがローションの代わりになって、テファの胸の谷間を出入りする俺の息子を包み込む。
ぬるぬるとした感触と、テファの柔らかい胸の感触に、愚息は一気に頂点に…。
行かなかった。

「…おしおきなんだから」

ちょっとまってええええええええええええ!そこで止めないでえええええええ!
テファは俺の息子が限界に近いと見るや、胸の谷間を全開にして、刺激を止める。
チョコに完全にコーティングされた俺のホームランバーは、テファの前で切なそうに震えている。
う、うわ、こ、腰が勝手に動いて…。
テファの胸に吸い寄せられるううううううううう。
しかしテファは身体を引いて、ホームランバーから遠ざかる。

「少しは身をもって反省しなさい!」

半眼でそんなこと言ってくる。
イヤちょっと待ってマジでツラいんですけどこれっ!
か、かと言って自分でコスるわけにもいかないしっ!
しょ、しょうがないここは…。

「ご、ごめんテファ!もうしないから!じらしたりしないからっ!」

情けないけど、謝るしかない。

「ホントにぃ?」

テファは俺の脚の間から、不信の視線を向けてくる。
…うっわ俺信用されてねー。

「ホント、ホントだからっ!」

…ちゃんと逝かせてください。マジつらいっす。

「…しょうがないなあ」

テファはそう言って、にっこり笑うと。
また胸の谷間で、いまかいまかと待ち構える俺のホームランバーを包み込んだ。
おおう…なんか一旦間を置かれると…。
さらにキモチイイですネ!
そして、テファはいつものように俺の愚息を胸の谷間でしごきはじめる。

「くぅっ…テファっ…」

そして俺はすぐに限界を迎え…。
なかった。
俺の限界を悟ったテファは、またしても俺のブラックバスをキャッチ&リリースしやがったのだ。

「て、テファぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ」
「…おしおきですっ」

結局、テファの『お仕置き』は、4回ほど続いた。
…情けないことに、4回目のお仕置きで、俺は空中で逝ってしまったのだった。

214:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/26 02:03:32 eGt1Dt65
「たーしーかーに、じらしたほうがスゴいのは認めますっ」
「ふぁい」

行為のあと。
ベッドの上で、裸のまま、珍しく才人はティファニアに叱られていた。
あのあと、才人はさんざん焦らされた後、特濃のミルクチョコをティファニアの中にぶちまけたのだった。
そして今、才人はいままでの事をさんざんティファニアに叱られているのである。

「でも、焦らされるのはすっごいつらいの。わかる?」
「わ、わかりましたぁ…」

それはもう身をもって思い知らされた。
自分がティファニアにどんなことをしてきたのか、才人は理解したのだった。

「今度から、『焦らさないで』って言ったらじらしちゃダメよ?」

まるで出来の悪い生徒をしかる女教師のように、ティファニアは才人をしかりつけた。

「…でも、言わなかったときは焦らしていいんだよな?」

才人はそんなティファニアの言葉尻を捕らえる。
ティファニアは一瞬考えた後、赤くなりながら応えた。

「…いいけど…」

ちょ、ちょっとは、ほんのちょっとは焦らされるの好きだし…。
そんなことを考えながら、ティファニアは目の前で無闇に頷いている恋人を見つめる。
そして思い出した。
もう一つ、贈り物があったことを。

「…あのね、サイト。
 もう一つ、贈り物があるの」

ティファニアは優しい声でそう言った。
その言葉に、才人は驚いた顔をする。
この上何をプレゼントしてくれるというのだろう。
ティファニアは、そっと下腹部に手を沿えると、言った。

「あのね。
 今月、女の子の日が来てないの」

それはつまり。
種の入っていない卵が、排出されていないという意味で。

「え?それってテファ…」

驚く才人に、ティファニアは続ける。

「…名前、どうしよっか?」

母親の優しい笑顔を湛えるティファニアを、才人は優しく抱きしめたのだった。


215:聖女の日~ティファニアの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/02/26 02:04:38 eGt1Dt65

そこは、才人が薪割りをしている場所だった。
タニアはそこで、星空を見上げて、手にした毛糸の手袋を広げていた。
それは、ウエストウッドの村で、一番大きな手の持ち主に合うように編まれたものだった。

「ま、最初の『聖女の日』はうまくいかないっていうのが普通みたいだしね」

そう言ってタニアは、空を見上げたまま、その手袋を才人が普段薪を割っている切り株の上に置いた。

「ほんと、貧乏籤よね、私ってば」

言いながら、空を見上げたまま、家のほうへ歩いていく。

「そろそろ寝ようかな。
 …明日早起きしないと、テファお姉ちゃん完全に遅刻だろうし」

空を見上げたまま、タニアはそう呟いた。~fin

216:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/02/26 02:06:18 eGt1Dt65
フーオワタオワタ
ほんとは日付変わる前に投下したかったんだけど。
ほんとに遅れてすんまそん。

そして来月の夜勤は7回。マジオワットルorz
そういうわけでねますーノシ

217:名無しさん@ピンキー
07/02/26 02:17:44 2yyvKh7O
一番槍GJ

次は一番冒頭で話題振ったルイズさんの出番ですね。
え?3人だけ?そんな殺生な。

218:名無しさん@ピンキー
07/02/26 02:27:55 5zxUcZ/X
>>216
く・・・これはへんたいさんの姿をした神だ!ラリーバードもそう言ってる!
GJGJGJ!!!

219:9-669『チクトンネ街の女王』
07/02/26 02:59:09 5zxUcZ/X
週一ペースで投下する、とか言いつつ全然書けてません。
とりあえず書き進んだ分を投下します。神なへんたいさんの後でハズカチイけど、どうかご笑覧ください。


【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合11
スレリンク(eroparo板)-364
の続きー
―――――――――――――――――――――
 風が止んで、スカートがまくれるという恐れは無くなった。
 アンリエッタの腰の裏側あたりを撫でていた妖しいざわめきも薄くなった。
 ふくよかな胸の内側で暴れていた動悸も「今にも破裂しそうな速さ」から「息苦しい」
程度に若干遅くなる。
 震えていた膝に力が戻ったアンリエッタはほっと息をつき、また歩き始める。

 それでも、浅い一呼吸のたびに、このはしたない格好をさせられている女王さまの
胸の高まりはいや増すばかりだ。
 露出度の高い格好で歩かされている女王陛下の胸のなかに、少しづつ黒い疼きが
高まっていく。
 相変わらず色街を歩く男たちの視線に晒されていたからだ。

―見られてますっ……
―あんな……野卑な……イヤらしい目で、見られてます……
 街の酔漢たちが、アンリエッタのむき出しの太ももを見ている。
 すれ違う男たちが、セーラー服の胸元を突き上げる膨らみにじろじろと視線を投げかける。
 その視線をアンリエッタは痛いほど感じてしまう。

 いやらしい視線。品定めするような、ケダモノの目の色。
 そんなものを思い切り浴びてしまうと、アンリエッタの背筋には恐怖が走る。
 今まで感じたことのない、生き物としての恐怖。
 生まれてはじめて感じる、心細い感覚。
 ずっと守られてきていた王族の美少女にとって、その感覚は言ってみれば
「純粋なナマの恐怖」だった。
 狼の群れに放り込まれた羊のように、アンリエッタはその野獣どもの注意を惹かないよう
ゆっくりと歩くほかなかった。……もちろん、そんな美少女を見逃すほどこの色街の群集は
甘くはない。
 遠巻きにアンリエッタを追うように何人かの男たちが後をつけていく。

 下着をつけていないおっぱいが恥ずかしすぎる。
 何も履いていないスカートの中が頼りなさすぎて怖い。

 そんな姿の美少女を、遠巻きに視姦しながら狼どもはこの美少女に近づいてくる。

―怖い
―怖い…
―怖いです……サイトさん……サイトさん…

 恐ろしさにふるふるという震えが止まらないアンリエッタ。
 しかし、アンリエッタが震えているのは恐怖だけではなかった。
 その恐怖の中にアンリエッタはどこか妖しい、黒い疼きのようなものを感じてしまう。

 汚い男たちの視線が自分の胸元にぶつけられると、その胸の膨らみの中に甘痒い熱が
生まれてきてしまう。
 野卑な酔漢どもに足元から舐め上げるようにじろじろと眺められるたびに、
何も履いていないスカートの内側で何か熱い液体を感じてしまう。

 こんな下賎な街中で、こんなイヤらしい格好をして、下卑た視線を浴びているという事実。
その事実は、アンリエッタの腰の裏側辺りにぐるぐるとした熱の渦のようなものを発生させる。


220:9-669『チクトンネ街の女王』
07/02/26 03:01:03 5zxUcZ/X
 すれ違う男たちが、自分の胸の頂を見ているような気がする。
 固く尖った乳首を見透かされているような感じが息苦しさを増していく。

 好色な目が、ミニスカートの布を透かして自分の恥ずかしい陰部を見つめているような気がして。 
アンリエッタの心の中に、まるで全裸でいるような感覚を生み出してしまう。

 いまや紺色のミニスカートの下では、恥ずかしい雫がアンリエッタの女の子の部分を
濡らしている。
 ひく、ひく、と収縮する媚粘膜がとろりと液をこぼしながら、そこに強い一撃を待ち望んでしまっている。
男の剥き身の衝撃を受け入れる準備ができてしまっている。

 そんな状態でアンリエッタは熱に浮かされたように、全身をブルブルと震わせながら
ゆっくりと歩を進める。
 一歩、また一歩と足を動かすたびに、狭いセーラー服の中ではアンリエッタの柔らかい乳肉が
ぷるん、と揺れてしまう。
 そしてその鋭敏な薄桜色の乳首が、セーラー服の裏側に擦れてしまう。
 アンリエッタは思わず漏れそうになる甘い声を必死にこらえる。

 足の裏側からじわじわと上ってくる、暗くて妖しい快感。
 ストラップのついた黒い革靴の底は、地面についているのかどうか曖昧になっていく。
 胸の中でアンリエッタの心臓が暴れている。そしてその鼓動は全身に伝わり、
スカートの内側に熱を生じさせていく。
 擦りあわせるような内腿の一番奥に、どうしようもない熱い衝動を生んでいく。

―熱い
―熱いです…サイトさん…み、見てて…くださってますか?

 破廉恥な格好で街中に晒されている惨めな自分の姿を思い浮かべながら、
アンリエッタは胸の中で叫んでいた。

―罰。
―これは罰なのです。
―女王として、多くの兵を死なせてしまったことへの罰なのです。
―わたくしは、罪深い女なのです。

―そんな女が、普通にサイトさんに愛されて良いわけがないのです。
―だから。そんな罪深い女に、サイトさんは罰を与えてくださるのです。

―慈悲深い、優しい、神様みたいな、素晴らしいサイトさん……
―そんなサイトさんは、私を罰して、私の罪を贖ってくださっているのです……
―ただの女のアンとして、わたくしを……愛してくださる……世界でただ一人の、素敵なひと……
 そんな内なる声を胸の中に抱きながら、歩を進めるアンリエッタ。
 全身の皮膚から分泌される汗がじっとりと身体にまとわりつく。

 通りを吹き渡る風に、肌寒さを感じる。アンリエッタの汗で塗れた身体は、
―汗……こんなに……汗、かいて…しまったら…
 アンリエッタは身体の底が抜けてしまったような恐怖とともに、自分のセーラー服の
胸元に目をやる。
 うっすらと汗を吸収したセーラー服の上衣は、透明感を増したような気がする。
 木綿の白の中に、自分の興奮して上気している肌色が透けて見えるような気がしてならない。
 固くしこりきった乳首の色が、どう見ても汗に塗れたセーラー服の白の中に
浮き出てしまっている。

221:9-669『チクトンネ街の女王』
07/02/26 03:01:32 5zxUcZ/X
 その瞬間、アンリエッタの胸の中に激しい恐怖が渦巻く。
―こ、こんな……裸みたいな、胸を……み、みられ、見られて……見られて、しまいます……
サイトさん……サイトさん……アンを……アンを、お助けください……! サイトさん……

 胸肌を見られてしまうという恐怖。
 固く尖った乳首を見られてしまうという怖さ。

 しかし、その恐怖の中に妖しい快楽の欠片が篭っていることに
アンリエッタは自分自身気づいていない。


―――――――――――――
今日はここまでです。続きを近いうちに投下できるようガンガリまつ。

222:名無しさん@ピンキー
07/02/26 04:23:05 drzksQ/i
>>221
久しぶりの本格エロなので期待してるぜw

あと前partの参照とか次回投下告知はSSと一緒にするより別個に書いた方が
良いと思われ

223: ◆manko/yek.
07/02/26 09:45:39 qAumnfyn
>>221
ヤラシイーー
GJ!!!

今夜、物語を投下する。

224:名無しさん@ピンキー
07/02/26 09:46:08 vwccutaR
>>221
gj!!

職人さん増えてきて嬉しいな。
manko氏の降臨はまだか?

225: ◆manko/yek.
07/02/26 09:48:02 qAumnfyn
おーい、志村~後ろ、後ろ~

226:名無しさん@ピンキー
07/02/26 09:50:54 dHJXRavj
>>225

227:名無しさん@ピンキー
07/02/26 09:53:21 vwccutaR
>>225
はわわわっすいませ~んww
裸で待ってます。


228: ◆manko/yek.
07/02/26 10:04:02 qAumnfyn
意外と人がいるみたいなので……

投下してみようかな。
裸で待ってる人いるしw

229:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:06:04 qAumnfyn
 騎士隊の訓練を見てルイズが溜め息をつく。
「どうしたの?溜め息なんかついて」
 モンモランシーは元気のないルイズに声をかける。
「次の虚無の曜日にサイトを一日貸すってシエスタと約束しちゃったのよ」
 ルイズはモンモランシーにすべて話した。
「で、サイトはなんて言ってるの?」
「何にも言ってないわ」
 モンモランシーは少し考え、うん、使えるかも、と一人で頷く。
「サイトにこれを飲ませて」
 モンモランシーの手には赤い液体の入った小瓶があった。
「男の人がおとなしくなる薬、ギーシュに飲ませようと思ったけど、あなたにあげる」
 モンモランシーの薬を受け取り、ルイズはありがとうと礼を言う。
 ―その夜、怖い顔をしたルイズが赤い液体の入った小瓶を突きつけて才人に詰め寄る。
「犬ッ、次の虚無の曜日は誰と過ごすのかはっきりしなさい」
「……シエスタと約束してきたけど?」
 ルイズの蹴りが才人の股間を襲った。
「一応聞いてあげるわ、シエスタと何をするの?犬」
「し、芝居の練習です、ご主人様。ところでその小瓶はなんでしょうか?」
「おとなしくなる薬よ。」
「ご主人様が飲むんでしょうか?」
 ルイズは満面の笑みで股間を踏み潰す。
「そんなわけないでしょう?薬飲む前に死んどく?」
 才人は逃げようとするがルイズに踏み潰されて動けない。
「飲め」
 ルイズは才人の口の中に赤い液体を無理やり流し込んだ。
 才人は目を白黒させて咳き込むが、体に変化はなかった。
 才人はおとなしくなる所か、ますます落ち着かなくなっていった。
「薬、本当に効いてないの?」
「見りゃ分かるだろうがっ、あんなもん効かねえ……え?」
 才人の体の中からどくんと何かがこみ上げる。
「あ……え?」
 才人の服が膨らむ。
「ルイズッなんだよ、これはっ」
 才人の腕がほっそりとしなやかになり、胸が たゆんと揺れた。
「し、知らないわよッモンモランシーはおとなしくなる薬だって……」
 才人の腰のラインがくびれ始め、お尻から足のラインが変わってゆく。
「サイト?」
「……」
 才人は慌てて鏡を見た。
「うああああああ」
 才人は顔も体も声も女の子になっていた。
「俺…女になっちまったよ!!」
 鏡の前には健康的でボーイッシュな女の子が ふわりと黒髪を揺らしていた。


230:名無しさん@ピンキー
07/02/26 10:06:15 dHJXRavj
カモーン

231:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:07:03 qAumnfyn
 才人が服を捲ると たゆんたゆんと胸を揺らす女の子が鏡に映る。
「ええええええ?」
 おそるおそるスボンを下ろすと、あるべきモノはどこにもなく、黒い茂みだけが ふさふさと頼りなさそうにくっついていた。
「うそだろ? おいっ!!」
 ルイズが気まずそうな顔で才人を見る。
「サイト……大丈夫?」
 鏡の前に立つ才人はルイズの目から見ても女の子だった。
「ルイズ……」
 才人は涙目になっていた。
「モ、モンモランシーを呼んでくるから」
 ルイズが部屋を出た後、才人はそっと股間に手を伸ばして確認してみた。
「うひゃっ」
 決定的なモノが手に触れた。
オンナノコの証だった。
「気持ち悪い……」
 自分の手から伝わる感触はナメクジの大群を触ったように むにゅむにゅしていた。
「なんて格好してんのよ」
 モンモランシーが入ってきた。
「モ、モンモンッ!! 今すぐ元に戻せ」
 才人はまるだしのままモンモランシーに詰め寄る。
「とにかく服をちゃんと着なさい。薬がちょっと効きすぎただけだから」
「おとなしくなる薬じゃなかったのかよっ」
「……」
「正直に言え、臭い飯喰いたいか?モンモン」
 モンモランシーは逃げようと扉に目をやるとルイズが扉の前で杖を持っていた。
「うぅ…わかったわよっ正直に言えばいいんでしょッ正直に言えばっ」
 モンモランシーはまるだしの才人に気圧されてがっくり肩を落とす。
「あの薬は体を騙す薬よ。男だったら女に、女だったら男に……」
「元に戻す薬はないの?」
 ルイズが心配そうに聞く。
 モンモランシーは首を降って無いわと返す。
「薬で騙しているだけだから自然に治るはずよ」
 才人は鏡に映ったボーイッシュな女の子を見てがっくりと肩を落として溜め息をつく。
「そのうちって……いつだよ」
 鏡の前でいろんな角度から自分を見ているとルイズが才人を睨む。
「な、なに?」
 ルイズは才人の体を上から下まで睨みつけてから才人の胸をガシッと掴む。
「何よこれ」
 才人は胸から伝わる未知の感触に ひゃうと声をあげる。
「……胸」
 ルイズの目つきが鋭くなり、胸を掴む力が強くなる。
「いてて……痛てぇよッ」
「不公平じゃないのッ薬で騙されているからってはしゃぎすぎよ」
「いや、はしゃいでなんか……」
「犬のくせになんであたしより胸が大きいのよッ」


232:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:07:50 qAumnfyn
 才人はルイズの胸と自分の胸を交互に見た。ルイズの平原は服の上からでも平原で才人のたゆんたゆんは服の上からでもたゆんたゆんだった。
 胸って面白いなと思いながらルイズの平原をじっと見つめていると、ルイズの手が才人のお尻をつねりあげた。
「あ、あんた今どこ見て笑ったのよッ」
 痛みで飛び上がるたびに才人の胸が揺れるので更にルイズはつねりあげる手に力を込めた。
「笑ってなんかいません、ご主人様、ぬれぎぬです」
 ルイズが凄い形相で才人の胸を睨みつけているとモンモランシーが間に入ってルイズをなだめた。
「ケンカしてる場合じゃないでしょう、解除薬が出来る前に元に戻ると思うけど、それまで大人しくしてくれなきゃ戻るものも戻らなくなるわよ?」
 戻らなくなるという言葉で二人の動きが止まった。
「冗談よ、そんなに強い薬じゃないからすぐに戻るはずよ」
 二人がほっと肩をなでおろしている隙にモンモランシーは逃げるように部屋を出ていった。
「……明日からどうしよ、騎士隊の訓練とか……」
 才人はデルフリンガーを掴み、持ち上げようとしてよろけた。
「あぶねぇよ、相棒、そんな細っこい腕で剣を振るなんて自殺行為だぜ?」
「やってみなきゃわかんねぇだろ」
 デルフリンガーをなんとか上段に構え、いつも訓練の時に振っているように、えいっと振り下ろす。
 バキッと大きな音を立てて床に穴が開いた。
「気持ちはわかるがね、足を斬る前にやめときな。今の相棒はメイドの娘ッ子よりも非力だと思うぜ?」
「……」
 細い腕と穴の開いた床が才人につらい現実を突きつける。
『このままではルイズを守れない』
 両手を広げてみればデルフリンガーを振り下ろした衝撃で手が痺れたままになっている。
『左手が光っても弱いままに……なってる?』
 才人は女になったことよりも弱くなってルイズを守れない自分に絶望していた。
「サイト」
「な、なに」
「モンモランシーが解除薬を作るまでボロ剣は持っちゃだめ。」
「なんでだよっデルフを振れなきゃお前を守れないだろっ」
「あたしを守る前にケガするわよ? とにかく、しばらくおとなしくしていること。わかった?」
「……」
「サイトッ!」
 返事もせずに無言のまま才人は部屋を出ていった。


233:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:08:41 qAumnfyn
 ヴェストリ広場で才人は剣を振る。ショートソードなら振ることができるかもと思い突きや斬りを試みるが、振るだけでバランスを崩す有り様になおさらつらくなるだけだった。
「あれぇ? サイトじゃないか?」
マリコルヌがふらふらと近づいてきた。
「よう、マリコルヌ」
マリコルヌは酔っ払っているらしく、才人が女になったいきさつを黙って聞いてくれた。
「……なるほど、サイトは今は女ってことはわかった」
 マリコルヌの酔って濁った目が才人の体を舐めるように見つめ始めた。
「サイト」
「な、なんだよっ気持ち悪い目でみるなっ」
「やらないか?」
「あほか」
 酔っ払い相手に相談してしまった自分の馬鹿馬鹿しさに嫌気がさして才人は部屋に帰るべく立ち上がると、マリコルヌがぐいっと腕を引っ張った。
「いてぇな、なにすんだよ!!」
「なぁ、サイト……ボクは本気なんだよ?」
 酒臭いマリコルヌの息が鼻と耳を犯す。
「俺は男だっての」
「じゃあこれはなんだい?」
 マリコルヌの手が才人の胸を揉みしだき、おぞましい感触が胸に広がる。
「サイトッああっサイトッ……もう、ガマンデキナイ」
 マリコルヌが才人を押し倒し、才人の首筋にマリコルヌの鼻息と涎が べたりとかかる。
 マリコルヌの腕を払い退ける為に力いっぱい腕を動かそうにもマリコルヌの腕はびくりとも動かなかった。
 体をずらして逃げようしたがマリコルヌの重さに息ができなくなり、疲労感だけが才人を襲った。
 マリコルヌの股間が才人にぐいぐい押しつけられ、首筋にはふがふがと不快な鼻息がかかる。
 マリコルヌの腕一本どけられない無力感が水面に広がる黒い油のように才人を支配する。
 力が抜けてもう駄目かもと、思い始めた時、マリコルヌの体が水に包まれた。
「な、なな、息がッッがばごぼっ」
「だからしばらくおとなしくしていることって言ったのに」
 モンモランシーが杖を持って側にいた。
「ボロ剣が振れなかったからってなによっ女だろうが男だろうがサイトはサイトでしょッ」
 ルイズが杖を振ると爆発と共に水に包まれたマリコルヌの体がヴェストリ広場の端に吹き飛んだ。
「ルイズ……」
「か、体、治してあげるわよ」
 なぜかルイズは頬を赤らめている。
「へ?」
「な、治してあげるから部屋に帰りましょっていったのよッバカ犬ッ」


234:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:10:55 qAumnfyn
 怒鳴られた理由が分からないまま才人はルイズの後を追う。
 部屋につくとルイズがモンモランシーに自分が説明するといって帰らせた。
「サイト、こっちきて座りなさい」
 ルイズの命令に従いベッドに座る。
「今すぐ治す方法を説明するわ」
 ルイズの顔がなぜか赤い。
「……」
「な、なに」
「やっぱり言えない」
 ルイズはぷいっと顔を背けてしまった。
「……もしかして、恥ずかしいこと?」
 ルイズは顔を背けたまま頷いた。
「脱ぐとか?」
「どっちでもいい」
「触るとか?」
 ルイズが頷く。
「今すぐ治るの?」
 ルイズがまた頷く。
「と、とと、とにかく使い魔の体を治すのは、ご、ご主人様のぎ、義務だから……義務なんだからおとなしく星になりなさいよね」
「ええぇ? 星?」
 真っ赤になったルイズが才人を睨む。
 ルイズの迫力に気圧されて才人は毛布の中で服を脱いだ。
 才人が毛布から恥ずかしそうに顔を出して視線で抗議する。
「あんた一生このままでもいいの?」
「いや、よくないけどさ……」
「じゃあ、つべこべ言わずに横になりなさい。あたしも脱げば恥ずかしくないでしょう?」
「……うん」
 横になった才人の体にルイズの手が伸びる。
「わひゃっ」
「へ、変な声出さないでよッ」
「い、いま、電気が走ったみたいに……はひゃっっ」
「お、女の子のカラダはそういうふうにできてるのっ、だから我慢しなさいっ」
 ルイズの手が肩、腕、脇腹、腰を軽く撫でると才人の体も一つ一つ反応した。
 ルイズの手が才人の胸をそっと包み、やさしく揺らす。
「ま、まってルイズ、胸はやめてくれ、変な声とか出ちゃうし……何だか恥ずかしいし」
「は、恥ずかしくても我慢しなさいっ」
 ルイズの手が胸の先端をやわやわと撫でる。才人は毛布を噛み締めて声を出さないようにして耐える。
 しばらく胸を揉んでいた手が下に降りると毛布を噛み締める才人が んうぅと呻き声をあげる。
 ルイズの指先が才人のオンナノコの証に触れていた。
「んんッ」
 毛布を噛み締めて、びくんと跳ねる才人のカラダは抑え切れない声を絞りだし、ルイズの指先が刻む快感を受け入れる。
 才人の呼吸が少しづつ荒くなるのを察したルイズは指先をクレバスの形をなぞるように滑り込ませた。
「ちょ、ちょっとまってくれ……んっ……ルイズッ」
「なによ」


235:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:13:39 qAumnfyn
「何だか……怖くなってきた」
「大丈夫、死んだりしないから」
 ルイズの唇が才人の唇を塞ぎ、才人の恐怖心をとる。
 唇を重ねたまま指先は小突起にビブラートを刻むと才人の吐息が唇から漏れ始る。 たまらずルイズを抱きしめるとルイズの指先はオンナノコの証の中に滑り込みスタッカートを刻む。
「あッッ」
 いくら抑えようとしても次々と出ていく嬌声は更に大きくなり、這いまわる指先にキモチイイトコロを教える。
「ッッ……ルイズ」
 ルイズを抱きしめる腕が震えて、腰が浮きあがる。
「大丈夫よサイト」
 才人の限界を感じとったルイズの指先はオンナノコの証を強く擦りあげ、唇は才人の首筋を吸って才人を逃がさないように追い詰める。
「ルイ……んッああああッ」
 のけぞった才人にとどめのビブラートを刻むとシーツをぎゅっと握り締めてオンナノコの瞬間を迎えた。
 ルイズの指先がオンナノコの瞬間が終わったことを確認すると、才人の腰も糸が切れたように とさりと落ちた。
 耐えきれず気絶した才人から指を抜くとオンナノコの成分が とろりと出て光の道を作り、やすらぎの時間を二人に与えていた。
 ―しばらくして才人が目覚めるとルイズは顔を真っ赤にして才人を見つめていた。
「気が付いた? 気分はどう?」
「なんだかだるい」
 才人が起き上がろうとするとルイズが毛布を引っ張って才人を止めた。
「な、なに?」
「起きちゃだめ」
 どうして? と聞こうと体を向けるとルイズは更に真っ赤になった。
「こ、こっち向かないで」
 才人はやっと理解できた。才人の体はもとに戻り、しかも裸だった。隣のルイズも毛布の下は裸で、一枚の毛布を二人でくるまっていた。
 裸の男女が一枚の毛布にくるまっている状況に二人は動くことができないでいた。「え……と、ルイズ」
「な、なぁに?」
「ありがとう、体を元に戻してくれて…それと…ごめん」
「なんでサイトが謝るのよ」
「いや、俺なんかと…するのはつらかったと思うし…何より、好きでもない奴とこんなことするのはルイズも嫌だったと思うし……」
 しばらく黙っていたルイズが赤くなった顔を毛布で半分隠して才人を見ないで答える。
「サイトのこと嫌いなんて思ったことないわよ」
 才人も顔を毛布で半分隠して天井を見つめて答える。


236:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:15:15 qAumnfyn
「俺はルイズに好きって言ったことあるけど、ルイズから好きって言われたことはない。だからルイズは俺のこと好きじゃないのかなって思ってたんだけどな」
「……」
 二人とも顔を半分隠したまま黙っている時間がしばらく続き、妙な空気に耐えられなかったルイズがもそりと動き才人に顔だけ向ける。
「気にしてたの?」
 才人は天井を見つめたまま、こくりと頷く。
「サイトのことは好き……なんだけどね、好きって言ったらあんたがもとの世界に戻る時にその言葉が足枷になる気がして言えなかっただけよ」
「……ルイズ」
「な、なによっ」
「大好き」
 毛布の中で才人の手がルイズの手をぎゅっと握るとルイズの手もぎゅっと握り返してきた。
 ルイズは顔を真っ赤に染めてふんとにほんとに、などとお互いに告白してしまった照れをごまかしているが、毛布の中の手は才人の手に絡みつくように握っていた。
 そんなルイズが愛おしくて可愛いくて、とにかくたまらなくなって、才人はキスしたいと思った。いや、体が勝手に動いてルイズの唇を奪っていた。
「んっ……むぐっ」
 唇を奪ってしまった才人はルイズの蹴りが来るのを覚悟していたが、来たのは背中にまわるルイズの細くて柔らかい腕だった。
「んっ……んんっ」
 お互いに腕と舌が絡み合い、呼吸する時間ももどかしいくらいに唇を合わせ、唾液を送りあっていると、才人のソコが素直に反応した。
 欲情してしまった自分が少し恥ずかしくなって才人が腰を引くと、ルイズの腕が腰に降りてきて絡みついた。
 才人のソコがルイズの脚に当たるとルイズは才人を見てこくりと頷いた。
 頷いたルイズに導かれるように才人のソコがルイズの脚に押し付けられて、再び唇と唇が絡み合う。
「んふっ……んっ」
 ルイズの脚に力いっぱい当たってくるソコの熱さがルイズを高め、ルイズの体の奥からも熱い何かが溢れ始める。
 ルイズの唇は雨のように才人の顔、首筋胸に降り続けて才人を高め、才人の手もルイズの柔らかい肌を慈しむように撫で続ける。
「やんっ」
 脇腹から登ってきた才人の手がルイズの胸のポッチに触れるとルイズの体が跳ねた。
「痛かった?」
 ルイズはふるふると首を振って痛み以外の感覚が声を出させたことを伝えた。


237:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:17:12 qAumnfyn
 才人の手はルイズの背中をなぜながら、唇は首筋から胸のポッチへ進路を変えた。
「だ、だめっ」
 薄くて形の整ったルイズの胸に唇が触れると背中を曲げて抵抗された。
 背中と腰に唇を這わせて脇腹を通り、再び胸のポッチを目指すと今度は抵抗がなかった。
 唇がちゅっと胸のポッチに挨拶するとルイズの体がふるっと震えて吐息が漏れた。
 ちゅっちゅっと左右の硬くなったポッチを舐めて吸うと体をもじもじ動かして荒い吐息が出てきた。
 上に向かって生えた柔らかな茂みを指先でかき回すとぴくんと震えてルイズの唇から抑えきれない声が漏れた。
 スリットに指先を滑り込ませると熱いメスの成分が指先を歓迎していた。
 オンナノコの証を開いて指先を這わすと熱い吐息とメスの成分が同時に出てきた。
 毛布の中がメスの匂いでいっぱいになり、才人が手を動かすたびに甘い匂いが才人の鼻腔をくすぐった。
 メスの匂いを直接嗅ぎたくなった才人が毛布の中に頭を潜り込ませると、ルイズは脚をぴたりと閉じて熱くなったオンナノコの証を隠した。
「だめぇっ」
 閉じられた脚を開かせる為にスリットの中に舌をこじ入れると腰がかくんと曲がり、後ろに手をまわしてお尻からオンナノコの証を撫でるとのけぞった姿勢になった。
 目の前に突き出されたスリットに舌を尖らせて小突起をつつくとやっと脚が開き始めた。
 小突起のフードを舌で押しながらオンナノコの証に指先を つぷりつぷりと沈み込ませると、もうたまらないといった表情になり、 オンナノコの証は才人の指先をせがむように絞めあげ、メスの成分を出し続ける。
「サイト……」
 切ない声がルイズのオンナノコの瞬間が迫っていることを伝える。
 達した時の声と表情と熱さを感じたくなり才人の手はのフードを剥き直接舌を小突起に当ててピチカートを弾き、指先をオンナノコの奥へ挿入して激しいビブラートを刻むとルイズの奥が熱くなった。
「だ、だめっだめだめぇ……らめぇらめぇ」
 挿入した指先がぎゅっと絞めつけられて奥から くしゅっと空気が出てくる。
 腰が浮いたルイズの小突起を強く吸って促すと才人の髪を掴み顔を脚で挟み腰をくねらせてオンナノコの瞬間を迎えた。


238:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:21:07 qAumnfyn
 指先を締めあげる力が緩くなるとメスの成分が溢れてきた。指を抜いてちゅっと吸い取ると濃いメスの味がして才人に火をつける。
 才人のソコをオンナノコの証にあてがい、ルイズを見つめると んっと頷き、膝を曲げてソコを導く。
 オンナノコの奥にゆっくりとソコを沈めていき、一番奥にソコが触れると はふぅっと吐息が漏れてきた。
 ルイズが痛がらないようにやさしく、ゆっくりと動かすと細い腕がぎゅっと絡みついてきた。
「痛い?」
「ううん、大丈夫」
 ストロークを短くしてオンナノコの証をほぐすようにゆるゆると動かすたびにルイズの喉は甘い声を奏でる。
「サイトの……んっ……好きなように動いて」
 思いっきり動かしたくて、もどかしそうにソコを押し付けるサイトの表情を見てルイズが脚を絡ませる。
 才人のソコがオンナノコの奥にある小部屋の入り口を叩くとルイズの吐息が大きくなった。
 胸のポッチをつまみながら唇重ねてソコを動かすとルイズの体がふるっと震えた。
「サイト…サイト、サイト…」
 唇が離れると切なそうな吐息で耳元をくすぐる。
「ルイズッ……大好き」
 才人の囁きがココロとカラダを温めて押し上げる。
  ルイズのカラダがソコを求めるように浮き上がり、ココロが精の温もりを求めてオンナノコの証を動かす。
「ふああぁッサイト、サイトッッ」
「んんっル、ルイズっ」
 もうたまらないといった表情のルイズがカラダを反らせて震える。昇り詰めたルイズは可愛くて愛おしくて、綺麗だった。
 昇り詰めたルイズに追いつく為に才人は深いストロークを何度も何度もぶつける。
「んっっルイズっルイズっ……」
 才人が精を打ち込む体制になるとルイズの脚が深く絡みつく。
「ああッルイズッッ」
 ルイズのカラダとココロに追いつき、真っ白に溶けて、混ざって、才人の精がルイズの奥を目指して飛び散る。
「好き…好き…スキ……大好き」
 才人の精が奥にぶつかる律動に合わせてルイズが耳元で想いを囁く。律動と重なる告白を聞きながら、もっと奥へと精を打ち込む。
 二人の律動が収まると、どちらからともなく唇を重ねてココロとカラダを与えあった悦びを確かめる。
 二つの荒い息はやがて穏やかな寝息へと変わり、部屋を平和にしていた。


239:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:22:12 qAumnfyn
 ―シエスタに才人を一日貸す約束した虚無の曜日が来た。
「シエスタに変なことしたら一生ごはん抜きだかんねッ」
 律儀で真面目なルイズは黒いオーラをだしながら約束は約束と自分に何度も呟いたあと、才人に釘を刺して部屋を出る準備を始める。
「ルイズ」
「あによ」
「シエスタとの約束なんだけどさ……俺、断ってきちまった」
 少し赤くなって頬を掻く才人をルイズが驚いた顔で見上げる。
「なんで断ったのよっ」
「なんでって言われてもなぁ……」
 横を向いて誤魔化す才人がぶっきらぼうに答える。
「ルイズと一緒に居たかっただけだよ」
「……」
 赤い顔を見られまいと二人とも違う方向に顔を向けて、誤魔化しきれない照れは沈黙することでなんとか保ち、しばらく部屋が静かになった。
「あたしと……?」
 一生懸命威厳のある顔をしようとして、思いっきりにやけた顔になるルイズ。才人も耐えられなくなって えへへとにやける。
「な、何よっ、に、にやけた顔してっ、い、犬のくせにっ」
「犬ごめん」
 同じようににやけたルイズが少し背伸びをして才人の唇とルイズの唇が重る。
「サイト」
「なに」
「あんたが浮気したら今度はあたしが薬飲んで男になるから、その時は覚悟してよね」
 もう一度唇が重なる。
「こ、これは約束のキ、キスよ」
「うへぇ」
 オヤジみたいな溜め息をつきながらルイズにはかなわないなと思うサイトだった。


おしまい

240:サイトの変身 ◆manko/yek.
07/02/26 10:23:14 qAumnfyn
サイトの変身

この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。


それではっ

241:名無しさん@ピンキー
07/02/26 10:27:30 dHJXRavj
途中で割っちゃってすまん
GJGJGJGJ!!

242:名無しさん@ピンキー
07/02/26 10:32:52 IHif0gXD
>>240
一瞬マリコルヌかと思ってヒヤヒヤしたぜ。GJ!!

243: ◆manko/yek.
07/02/26 10:33:26 qAumnfyn
orz...
昨年末にエロパート書いて、そのあとまわりの人が亡くなったり生まれたりして書く暇なかった~
導入部とエロのつなぎ目が苦しいのはマリコルヌに掘られた才人が黒化してモンモン・ギーシュ・ルイズを噴水になるまで(ry

婦女子向けの観測気球になるはずだったのにMP切れになりました。


244:志村
07/02/26 10:40:20 vwccutaR
すげぇww
スレ史上最もエロい職人さん降臨ktkr
sgj!!!!1


245:名無しさん@ピンキー
07/02/26 11:43:39 bKgfE347
GJ!!
一気投下で毎回ジャンルとシチュが変わるあなたはステキです。
次回作も待ってます。

246:名無しさん@ピンキー
07/02/26 14:05:48 0pbXxIwZ
ふぅ、サイトの処女膜がマリコルヌに破られるのかとオモタ

247:名無しさん@ピンキー
07/02/26 16:25:29 BKRak2jA
やれやれだぜ・・・・

248:名無しさん@ピンキー
07/02/26 19:29:45 qma7/zxS
GJ!!
>婦女子向けの観測気球
ちょWWW
アッー

249:名無しさん@ピンキー
07/02/27 01:46:16 bMCwgffe
しかし女体化サイトは最高に萌えるかも試練

250:名無しさん@ピンキー
07/02/27 09:39:56 ryOZABIP
サイトで勃った・・・・・・
o...rz

251:名無しさん@ピンキー
07/02/27 10:41:32 B98HCZ0Q
これは新しい…

252:名無しさん@ピンキー
07/02/27 16:47:09 C49FrJju
その姿をシエさんに見せるべきだと思うんだ

253:名無しさん@ピンキー
07/02/27 17:43:51 UnE+lw0i
それはかなりすごい事になると予想していいか?

254:名無しさん@ピンキー
07/02/28 07:20:37 RUhhhldA
シエ「サイトさん・・・わたしのほうがイイのにっ」
サイ「シエシエ?」
ギー「なんだねきみは」
シエ「わたしもまぜてくださいっ」

こうですか?わかりません(>_<)

255:名無しさん@ピンキー
07/02/28 09:18:55 E5zFTHSv
>>249
でも声は日野な

256:名無しさん@ピンキー
07/02/28 11:06:07 1vKkTqVy
むしろ日野ちゃまで。

257:名無しさん@ピンキー
07/02/28 20:27:18 OxQWrOmx
ゼロの使い魔のクロスオーバー作品が読みたいんだけど、
URLリンク(mai-net.ath.cx)
このサイトとwikiは大体読み尽くしちゃったからどこか良い所無いかなぁ?

258:名無しさん@ピンキー
07/02/28 21:50:26 X3W1Gf/8
そこで聞けばいいじゃん

259:名無しさん@ピンキー
07/02/28 22:00:17 hNsvQ/yS
>>257
そこ初めて見たからいくつかゼロ魔の見てみたんだけど
テンプレでもあるのか?って思うぐらい似てるのばっかだなー

260:名無しさん@ピンキー
07/02/28 22:15:55 7MF+ztka
>>259
すべてはU-1SSのクロスから始まった・・・・

261:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:16:32 A8hwHzMg
クロスオーSSは9割くらいどーしようもない出来

262:名無しさん@ピンキー
07/03/01 00:13:11 OXhZCgNl
そこのアーチャー呼ぶやつはよかったぞ

263:名無しさん@ピンキー
07/03/01 01:17:13 ijsz+L1Y
>>257
バトロワタイプの聖杯戦争にもゼロ出てるぞ。
才人がバーサーカー(fate)相手に圧倒する超展開と一部キャラ蔑ろで壮絶に叩かれまくってるが。

264:名無しさん@ピンキー
07/03/01 01:20:57 P35kj4bd
殆ど1話で終わってるじゃねーかwwwwwwww

265:名無しさん@ピンキー
07/03/01 09:03:10 qmMCWJtL
しかたなかんべ、そこのはワルドの正体ばれまでどころか下手するとフーケの正体ばれシーンまですらネタを練らずに書き殴るのばっかりだし。
思いつくのはかまわんがその思いつきで話がどう変化するかくらいきちんとプロット立ててから書けよと……

で、ゼロ魔ものの中では一番最初のアーチャー呼ぶ奴が一番まし、と言うのがまた何というかねえ……

266:名無しさん@ピンキー
07/03/01 15:29:32 o7X27eXg
空気読まずにSS投下するのね。きゅいきゅい

>>155 の続きです。

267:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:31:44 o7X27eXg
サイト達が出頭してきた。という一報はすぐにアンリエッタの耳に入った。これには王宮中が大騒ぎとなり、すぐに女王直々による裁判(といっても下した判断を伝えるだけだが)が行われる運びになった。
サイトやルイズの無事に一安心したアンリエッタだが、宰相のマザリーニからの
「如何に陛下とヴァリエール嬢が親しき仲といえど、全員不問にしてはなりませぬぞ。一度でも情であやふやにした場合、民衆への示しがつきませんからな」
という言葉もあり、自室で一人悩んでいた。
どうしましょう、と思案に暮れていると、とある本がアンリエッタの目についた。『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』である。


実は読んでもらった翌々日にまたアニエスにお願いしてみたのだが、
「それだけは勘弁して下さい。」
と、先日のことを思い出してか、死んだ魚のような目で訴えられ
「本は陛下へ差し上げますから。お願いします」
とフラフラしながらもアニエスは銃士隊の訓練に逃げてしまったので、残念ながらアニエスの羞恥プレイ(?)はお預けとなってしまった。
アンリエッタも堂々と机の上に置く訳にもいかず、『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』はベッドの下に隠してある。
毎日部屋の掃除に来るメイドに本が見つかってしまわないか、初めてエロ本を買った男子中学生のような心境であった。

そんなこんなで、既に第一章は一言一句覚えるまでに読み直し、復習もバッチリなアンリエッタは名案を思いついた。
(そうだわ、これなら誰も嫌な思いをしなくてすむわ。しかも……)
このあとの事を想像(妄想とも言うか)して、ポッと頬を染めるアンリエッタだった。


裁判当日

「ヒラガサイトは王命に背き、友人をそそのかし、ガリアに独断で潜入した罪により禁固30年の刑に処す。その他の者は、ヒラガサイトにそそのかされての行動とみなし、この度は不問とする」

これがアンリエッタの下した判断だった。ルイズは驚き
「姫様、サイトは私の使い魔です。その罰は私が」
と言ったが
「残念ですがこうするしかないのです。ルイズ、これ以上私の友人を傷つけたくない」
と聞かない。ルイズはまだ何か言いたかったが、サイトの
「大丈夫だよルイズ。きっと姫様だって何か考えがあるはずさ」
と言うので何も言えず王宮を後にした。まぁ実際考えはあったのだが……

268:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:37:08 o7X27eXg
夜、地下牢
(あんなこと言っちまったけど、どうするかなぁ)
前回同様、何も考えてないサイトである。
衛兵も倍の数になっており、簡単にはいきそうにない。
が、しばらくして、ガチャと魔法の鍵が開いた
「へ?」
「サイト、陛下がお呼びだ。ついてこい。」
アニエスさん?出してくれるんですか?
「な……何度も言わせるな!!とにかく、ついてこい!」
アニエスさん機嫌悪いのか?……あれ?
「どうしたんですが?疲れてるみたいだし、……何か顔も赤いですよ?」
「うっ……うるさい!!なんでもない!」
アニエスの脳裏には先程の事が浮かんでいた

「アニエス、お願いが」
「な……なんでしょうか」
アニエスがサイトを呼びに行く前、三度目のお願いを受けていた
「あの、例の本で少し解らない言葉があって、
第三章に書いてあるこの”口淫”って具体的にどういう事をするんですか?」
ぐはっ!!な、何を言い出すんですかこのお方は?
「いや、あの……」
「どうすれば殿方は感じて下さるのでしょうか?」
「かはぁ……」
アニエスはこの後前戯から何から小一時間ほどアンリエッタに問いつめられたが、これはまた別のお話。


そんなことがあった後なので、誰でも(ま、まさか陛下はサイトとコトに及ぶつもりじゃ……!)と思うのは必然的と言ってもよかった。
そんなことを考えていたのでアニエスは動揺を悟られたのではないかとサイトを横目でちらっと見たが、サイトは別の事を考えているようだった。
さて、本当にどうなることやら…


269:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:39:17 o7X27eXg
一方、自室で待つアンリエッタは先程の事を思い出し、笑いを堪えていた
(ふふ、あの時のアニエスの顔。面白かったなぁ。顔も真っ赤だったし)
既に魔性の女である。
(ちょっと、からかってみただけなのに……。私がそんなに無知に見えたのかしら)
幼少の頃から女のたしなみについての教育を受けていたアンリエッタは一通りの知識は持っていた。
実はこの間もアニエスの反応を楽しんでいただけなのであった。
マダムバタフライまで味方につけたアンリエッタにもはや知識において敵などいなかった。

コンコン
「失礼します。サイトを連れてきました」
サイト達が来たようだ
「ありがとうアニエス。もうさがっていいわ」
アニエスが退出する
「あの…姫様?」
「サイト殿、申し訳ありませんでした。罰したりはしたくなかったのですが、やはり私も女王なのです。」
以前より一層王としてのオーラを纏ったアンリエッタにサイトはたじろいだ。
「ですが、安宿からの仲です。貴方にチャンスを与えましょう」
「チャン……ス?」
「貴方の望むように、この私に奉仕しなさい。」
へ?ちょっ……姫様!?
「もぉ……二度も言わせるなんて、サイトさんのエッチ♪」
ぐはぁっ……!!
アンリエッタのセリフはサイトの想像力を遥かに超えていた。(シエスタにはど真ん中だったが……。)
あとひと押し……!
「私の願いを聞いてくださらないのですか?」
サイトを犬にするには十分すぎる流れだった。

270:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:41:18 o7X27eXg
「ふ……ふふふ…………やぁぁああってやるぜ!!!!」
サイトはアンリエッタのたわわに実った二つの果実を鷲掴みにした。
「やん♪」
「あれぇ?姫様、もう先っぽが自己主張してますよ?」
アンリエッタの果実を揉みながら、耳元で囁く
「あん……こういう時はアンとお呼びに……ひゃっ」
「ん~?何か言ったかい、アン」
「もぉ、やりましたね!?」
アンリエッタは素早くしゃがみこむとサイトのズボンを手際良くおろしてしまった。サイトが普段はいているズボンならまだしも、この時は囚人用だったので難なく下ろすことが出来たのだ。
「あららサイトさんの、もうこんなに大きくなっているではありませんか」
既にガンダールヴの槍は準備万端だったのである。アンリエッタはサイトのそれを口にふくんだ。
「はわわ………ちょっとアン……そんな、」
「すぐにイッテしまってはいけませんよ、サイトさん。これは命令です。」
「そんなこと言われたって……」
サイトにとって女性に口でしてもらうなんて初体験である。アンリエッタの口の温かさだけでもイッテしまいそうだった
アンの攻撃は留まることを知らない。自らの果実を取り出すとサイトの槍を挟んだ。
「サイトさんはどこまで耐えられるかなぁ?」
むにゅむにゅ
「く……気持ち……良すぎ」
サイトに限界が近づいてきた。なにせ、タバサを助けに行ってからというもの、そっち方面は我慢していた訳であるからして。
(それにしても、姫様の胸柔けぇ~~)
「ふふっ♪」
アンリエッタは自分の果実からサイトの槍の先っぽを出すとトドメとばかりに舌で舐めた
サイトの背筋に寒気に似たものが走る


271:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:43:51 o7X27eXg
「うっ……!!」
ついに耐えられなくなったサイトの槍が噴火し、アンリエッタの顔や果実を汚す。サイトはガクリと座りこんでしまった。
「ふふ……駄犬の分際で女王の命令に逆らうなんて。去勢するところですわ、この早漏」
言葉責めも忘れない。
(犬キタよ、犬。やっぱり俺は女のコ一人満足させられない犬だったのか……。いや待て、犬でも雌犬を満足させているわけだから……ボルボックスか俺は。)
サイトはすっかり自虐モードに入ってしまった。そこへ
「何をしているのですか?まさか先程ので終わりという訳ではないでしょう?」
「へ?」
見ればアンリエッタ、ベッドであられもない恰好をしているではないか。
「私を満足させてくれるまで、帰しませんよ。犬」
通常時には侮辱にしかならない言葉も、今のサイトには神の恵みだった。
「姫様バンザ――――イ!!」
サイトは半身をアンリエッタの割れ目にあてがう
くちゅ……
「それでは、精一杯奉仕させていただきま~す」
サイトは半身をアンリエッタの中にいれてゆく
「ふぁ……ひゃぁぁ~ぅ~~!!」
あれ?今のは……?
「アン……もしかして……初めて?」
まぁ考えてみれば、一国の姫様がそんなむにゅったりなんか出来た訳がないのだが……
「そ、そんなこと気にしなくていいのです!好きなように……動きなさい!」
実はアンリエッタはこの時のために自分で痛み止めなどを調合していたのである。
それじゃ、お言葉に甘えて……
サイトは快楽に身をまかせ、腰を振る。
「くあぁう……ひゃっ……!!」
アンリエッタの部屋がアンの甘い声とサイトの槍をくわえる淫らな音で満たされる
しかしアンリエッタも負けてはいない。サイトの半身を極上の締め付けで限界へと誘う
「サイトさん…はぁ…もう限界ですか?私より先に絶頂ったら……ふぅ」
「たら?」
ま……まさか
「処刑しますわ」
……マジですか!?
そんなこと言われても、限界は来るべきときに来るものである。
(どうする……姫様に先にイッテもらわないと、オレ死ぬぞ……。どうする……どうする……?
考えろ!俺の武器は槍だけだ……だとすれば……)


272:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:45:39 o7X27eXg
「ふふ、サイトさんもまだまだ……え!?」
アンリエッタが驚きの声を上げる。それもその筈、いきなりサイトの腰の使い方が変わりアンリエッタの弱いところを的確に攻めているのだ
「身をもって教えて差し上げます。虚無の……恐ろしさをね」
槍を持った左手の紋章が輝いている。サイトの頭に武器の使い方が次々と入ってきた。 「いや、あぁ……すごい……こんな」
わかる……わかるぞ姫様の弱点が!
「んぁ……そんな、しゅごしゅぎるぅ!!」
アンリエッタは最早ろれつがまわっていないようだ。サイトは自身の限界にむけてラストスパートをかける。
「あぁっ!そんなっ!らめぇぇっ!!」
部屋中にパンパンと派手な音が響き、アンリエッタは愉悦の波に翻弄される。
(くそっ、俺ももう限界だ……早くしないと……)
限界も近いサイトはアンリエッタの果実の先端を指で弾いた。
「ひっ!あっ!だめぇ。頭が真っ白になっちゃう。あぁぁぁぁぁっ!!」
アンリエッタが達するのと同時に、アンリエッタの中がキュウッと締め付けサイトも達してしまった。

とりあえず、サイトよりアンリエッタが先に達してしまったので、処刑はなくなり、ホッとするサイトである。
「姫様、ご満足……していただけたでしょうか……」
「そうですね」
「それじゃあ……」
「ん?何を言っているのですか?」
え?だって奉仕したら……
「今ので1年分ですよ?あと29年分、頑張って下さいね♪」
「いゃぁぁぁ―――!!!!」

はたして、サイトは無事に元の世界へ戻れるのだろうか?

273:女王アンリエッタの可憐な一日
07/03/01 15:50:04 o7X27eXg
これで終了です……。
他の作品が凄すぎて、なんかもう……出直してきます。

|-`)ノシ

274:名無しさん@ピンキー
07/03/01 16:12:24 /s/qp9ht
>>273
GJ!女体化に付いていけず暇してたから良かったよ!

275:名無しさん@ピンキー
07/03/01 16:16:17 ydaBefiQ
>>273
アンタも神の仲間なんだ、胸を張るといいさ

276:名無しさん@ピンキー
07/03/01 18:37:08 WyA+GrLK
>>273
あなたの作品もとてもすばらしいと思いますよ。
ただ問題なのは・・・・・



























作者名が無いことだ・・・・

277:名無しさん@ピンキー
07/03/01 19:43:25 yZfT2g53
ペンネームなんて後でつければいいじゃないか!
>>273GJ!!!!アン様きたよアン様

278:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 20:56:37 8+SSmoek
さーて、投下いきまっせ?
どこぞの誰かが予想していたとおりルイズ編です。

…喪前らも勝手だよな、メインヒロインの名前は出さなかったクセにwww

279:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 20:58:43 8+SSmoek
「…雨かあ」

降りしきる雨を見ながら、才人は暇を持て余していた。
今日は愛しいご主人様は外出。
でもって、水精霊騎士団の連中はといえば。
ギーシュを筆頭に、レイナールまで贈られた贈り物を手に朝からいそいそと贈り主探しをしている。
もっとも、ギーシュは探しているというよりも、探している振りをしている、という感じだったが。

「…マリコルヌ、大丈夫かなあ…」

昨日散々荒れたマリコルヌは、騎士団の溜まり場で、まるで魂の抜けた人形のようになっていた。

『聖女の日に…破滅と混乱をぉ…』

そんな物騒な寝言をぼやいていたが、酒の飲みすぎで潰れているので、大した害はないだろう。
騎士団全員でおだめ、なだめ、すかし、大量の酒を飲ませたのが原因である。

「ま、学院が荒れるよかいいよな」

言いながら、才人は昨日のご主人様の台詞を思い出す。

『いい?明日は絶対部屋から出ちゃダメなんだからね!?
 それと、何か届いたら必ず受け取ること!
 ご主人様は今日明日いないけど、明日の夕方には帰ってくるからね!
 ちゃ、ちゃんといなさいよ!わかった?』

たぶん、ルイズは俺に贈り物をくれるつもりなんだろうなあ…。
才人はちらりと扉を見る。
今朝から扉は開けていない。明け方近くから気にはしているのだが、扉の外で何かが動くような気配はなかった。
まさか、夜のうちに置いてあったりしないよなあ…。
ちらりと扉を見る。

コト…。

扉の外で、音がした。
才人は弾かれたように立ち上がると、扉に走りよって扉を開けた。
そこには。
大き目の紙袋が無造作に置かれていた。
慌てて周囲を見渡すが、人影はない。
…たぶん、今の、ルイズかな?
才人は紙袋を手にとると、部屋に戻った。
はやる気持ちを抑え、テーブルに紙袋を置く。
…そ、そういえば俺、こういう日に女の子からプレゼントもらうのって生まれてはじめてかも…。
もちろん母親は除きます。
才人はどきどきしながら、そっとその紙袋を開いてみた。
その中には…。

「これ、セーター?」

中から出てきたのは…予想と裏腹にちゃんとした形のセーターだった。
ってことは、ルイズじゃない?
失礼な話だが、才人はルイズがまともに編み物を成功させるとは露ほども思っていなかったのであった。

280:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:01:09 8+SSmoek
…ややややややややや、やっちゃった…!
ルイズは廊下の角で、物凄い勢いで脈打つ自分の心臓を宥めていた。
聖女の日に贈り物をするのは、実は初めてだったりする。
小さなころ、ワルドに贈り物をしようとしたことはあるが、そのときはワルドの家の前に山積みされた贈り物とその各々の完成度に、結局断念したのだった。
それに、小さなころのアレは、愛ではなく憧れだった。そう思う。
でも今回のは違う。

サイトが好き。

そのありったけの想いを込めて、セーターを編んだ。
絶対に成功させるために、絶対に下げたくない頭をシエスタに下げてまで、編み方を教わった。
そのお陰もあってか、セーターはちゃんと今朝までに完成し。
そして紙袋につめられて、無事才人の下に届いたのである。
だ、大丈夫よね、ちゃんとカタチになってたし!
そ、それに昨日あんだけ言ったんだもん。
私の贈り物だって、分かるはずよね…。
ようやく静まった心臓の鼓動とは逆に、ルイズの中で期待が膨らんでいく。
もし、才人があの贈り物をルイズからのものと見抜いたら…。
二人は、『真実の愛』で結ばれる。
真実の愛!真実の愛だって!
ルイズは真っ赤になりながら、廊下の壁をばしばし叩いた。
その後ろを不審な目で後輩が通っていったが、ルイズはそんなもの目にも入っていなかった。
結局手形が残るまで、ルイズは廊下の壁を叩き続けたのであった。

281:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:01:38 8+SSmoek
結局夕方までガマンできなくて。

「ちょ、ちょっと用事が早めに終わったから、帰ってきたのよ!わ、悪い!?」

…部屋に、帰ってきちゃった…。
サイトはそんな私に、いつもみたいに、

「うん、わかってるよ。お疲れ様ルイズ」

そう言ってくれた。
私はサイトの方を気にしながらマントをクローゼットに仕舞い、椅子に腰掛ける。
う、うわあ、なんか落ち着かない…。
私がそんな風にそわそわしていると。

「…あのさ、ルイズ」

サイトが、紙袋を手に、私の目の前に立った。
あ、な、なんかマズイ。ものすごい勢いで心臓がばくばく言い出した…。
見つめてくるサイトの視線から、目が離せなくなって…。
サイトが、口を開く。

「…このセーターさ」

き、きたきたきた!
やばいまずいどうしよう心臓破裂しちゃうかも!
た、たぶん今顔もまっかっかだと思うんだけど!
サイトの視線から逃げられない。
つ、次のサイトの台詞次第じゃ私ヤバいかもしれない…!

「…ルイズがくれたんじゃないよな?」

………………………………………………………。
はい?
破裂しそうな勢いで脈打っていた心臓の鼓動が一瞬で止まった。
…なんだって?

「ご、ごめんサイト、よく聞き取れなかったわ?」

私はサイトにさっきのやり直しを要求する。
いやまさかね?あそこまでお膳立てしておいてわからないとかありえないし?

「いやだからさ。
 こんだけちゃんとしたカタチのセーター、ルイズ編めないだろ?」

………………………………………………………。
席を立つ。
サイトが不審げな顔をしてこっちを見てる。
無視して箪笥の前に行く。
一言も発さずに、箪笥を開けて、乗馬用の鞭を取り出す。
にっこり笑って振り返ると、サイトが青い顔をして震えていた。
心の中でどう結論付けたか知らないけど、いまさら後悔しても遅いんだからね?

「で?もう一度言ってごらん?

     犬    」

282:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:02:11 8+SSmoek
そして。
聖女の日だというのに、ルイズの部屋からは才人の切ない悲鳴が響き渡ったのだった。

「さて。
 鈍感もいい加減にしないと、そのうち天罰が下るからね?」

もう既にバッチリ下っている気もするが、ルイズのお尻の下で敷物になっている才人には反論の余地はない。

「すいましぇん…」

素直に謝っておく。
鞭打ちも服の上からだったのでそんなに痛みはなかったが、後が怖いから大げさに痛がっておいた。
ご主人様も途中で聖女の日の目的を思い出したのか、十分ほどで折檻の手が緩まり、結局才人を下に組み敷いた移転で手を止めた。
そして、才人は下に組み敷かれながら、己の間抜けさを悔やんでいた。
…ほんとに、間抜けやっちゃったなあ…。
そんな才人に、ルイズはこほん、とわざとらしく咳ばらいをすると、言った。

「さ、さて。
 犬はご主人様に対して、謝る他にもすることがあるはずよね?」

言ってから、才人の上でもじもじし始める。
才人はなんのこっちゃ、と疑問を口にしそうになったが、慌てて思い直す。
さすがに、そこまで間抜けではないらしい。
とりあえず頭の中で台詞を整え、言葉にして発する。

「えっと。
 ステキなセーターありがとう、ルイズ」

その言葉に、ルイズは才人の上から退くと、無理やり才人を立たせて、床に正座させた。
そして、その前に立てひざで立つと。

「もっかい言って」

赤い顔をしてそう言った。
なんでまた言わなきゃいけないんだよ、という突っ込みを喉元でかろうじて飲み込み、才人はご主人様のリクエストに応えた。

「ステキなセーターをありがとう」

その言葉と同時に、ルイズはいきなりがばっ!と才人に抱きついた。

「え、ルイズ?」
「ばか、最初っからそう言えばいいのよ、もう!」

そしてそのまま、才人の首筋をぎゅうー、っと抱きしめる。
視線を合わさないのは、みっともないくらい崩れた笑顔を見せたくないから。
才人はそんなルイズを抱きしめ返す。
満面の笑顔から微笑みになると、ルイズは才人から少し離れて、才人と視線を合わせる。
そして。
そのまま才人の頬を両手で挟み込むと、一瞬の早業で唇を奪った。
しばらくの間唇を合わせていたが、息苦しくなる手前で唇を離し、とろけそうな視線で才人を見つめる。

「サイト…だいすき」

そして再び、ルイズは才人に抱きついた。

283:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:03:55 8+SSmoek
聖女の日、マンセー!
俺は椅子の上で、腕の中で俺にしなだれかかっているルイズの髪を撫でながら、そう思った。
いや、ていうか今のルイズめっちゃ可愛いし!
普段からこんなカンジなら言うことないんだけど…。
なんて俺が思っていると。

「ねえ」

ルイズが俺の腕の中から、俺を見上げて声をかけてきた。
ひょ、ひょっとして今の心の声がバレタ…?
いやまさかね?

「な、何?」

ちょっとどもったのは焦りのせい。
でもルイズはそんなことは気にしない様子で、続けた。

「あの…その…。
 セーター、着てみて…?」

もじもじしながらそんなこと言ってくる。
ハイ。平賀才人二等兵、謹んでセーター着させていただきます。
俺はルイズを床に降ろすと、紙袋からセーターを出した。
しかし、見れば見るほど…。
ルイズが編んだとは思えないデキだな。
ちゃんと形になってるし、袖の絞りもちゃんと…。
袖を引き出してきて、俺は違和感を覚えた。
あれ?

「あ、あれ?」

ルイズも思ったらしい。
…袖、長くね?
しかも太い?
さらに俺は紙袋からセーターを出す。
そして、全貌を現したVネックのそのちゃんとした形のセーターは。
ふた周りばかり、サイズが大きかった。

284:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:04:33 8+SSmoek
「あ、あはは。
 大きいねこれ?」

才人はそんな風に笑って見せるが。
当のルイズはといえば、真っ赤になって俯いている。
自信満々才人に渡したのに、しかもお仕置きまでしたのに、結局失敗作だったのである。
自分の行動に、恥じ入るのも当然と言えた。

「わ、悪かったわね…」

それでも素直に謝れないルイズであった。
そんなルイズを見た才人は。
何を思ったのか、そのセーターを着込みはじめた。

「…サイト?」

とつぜんの才人の行動に、ルイズは驚く。
あれよあれよという間に才人はセーターを着終わってしまう。
そのサイズはやっぱり大きく、まるで子供が無理やり大人のセーターを着込んでいるように見えた。

「…うん、やっぱ大きいな」

そう言って動いてサイズを確かめる才人。
それを見たルイズは、真っ赤になって怒って見せた。

「わ、悪かったわね!そんなに着たくないなら着なきゃいいじゃないのよっ!」
「ちょ、なにすんだよルイズ!?」

言って、才人の着こんだセーターを捲り上げて、脱がそうとする。
捲くれあがってできた隙間が、ルイズの目に入った。
ルイズの動きが止まった。

「…?どうしたんだ?」

不意に動きを止めたルイズに、才人が尋ねる。
ルイズの目は、セーターの隙間に釘付けになっている。
その隙間は、小柄な女の子がちょうど一人入るくらいの空間があった。

「そ、そうよ。
 こうするために、大きく編んだのよ…!」

ルイズは赤い顔のまま、その隙間に潜り込んだ。

「ちょ、わ、なにすんだよルイズっ?」

慌てて足のもつれた才人はふらふらとよろめき…。
うまい具合に、二人はベッドにもつれながら転がった。

285:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:05:24 8+SSmoek
下敷きになった俺の上で、ルイズがもごもごと動いている。
少しすると、セーターの襟元から、ぴょこんとルイズの頭が出てきた。
うはー。いい匂い~。
お互いに正面を向いているので、ルイズは俺を見上げる形になる。
そのまま、赤い顔でルイズは言った。

「ほ、ほら、こうすれば暖かいじゃない…」

た、確かにあったかいけどさ。

「う、動きにくくない?」

俺は腕を動かしてみる。

「う、動きにくいわよ…」

ルイズはセーターのお腹の部分で、両手を俺の胸板に当てて丸まっているので、身動きが取れない。
ん?
マテヨ?
ルイズハミウゴキガトレナイ?
俺は自由に動く手で、身動きの取れないルイズのお尻をもみもみしてみた。

「ひゃんっ!」

だーいせーかーい。
俺の胸の上で、ルイズが可愛い声を上げる。

「ちょ、ちょっと、どこ触って…やんっ!」

スカートを捲り上げ、ダイレクトに絹のショーツの上からルイズの小さなお尻を揉む。
揉みまくる。

「や、やだぁ、サイトのすけべぇ」

口ではそう抵抗するルイズだけど、身体は一切抵抗していない。
手を動かすどころか、脚を閉じることもしない。

「イヤならやめるけど?」

俺はわざと手を離してルイズに言ってみる。
まあ、ご主人様がイヤっていうなら止めないといけませんねー?
でも、ルイズは俺の期待どおりに。
赤い顔をして、甘えるような視線で。

「や、やめていいって誰が言ったのよ…」

怒ったような声でそう言ってきた。
了解、ご主人様♪

286:聖女の日EX~ルイズの場合 ◆mQKcT9WQPM
07/03/01 21:06:00 8+SSmoek
才人はルイズのショーツに左手をかけると、絹の柔らかさを利用して布を引き伸ばす。
晒された桜色の割れ目を見ることなく、才人はルイズの裂け目を右の人差し指と薬指で割り開き、中指をその湿った洞穴に差し込む。
くちゅくちゅと湿った音をたて、ルイズのそこは快感を分泌させていることを才人に伝えた。
そんな才人の行為を受けて、胸の上でルイズは切ない声を漏らす。

「あっ…サイトぉ…きもちいい…」

獣欲に曇った表情で喘ぎながら、ルイズは目の前にある才人の首筋に目をつけた。
ルイズはその首筋に唇を寄せると、軽く吸い上げた。

「っ…ルイズ…」

才人は、その刺激に、思わず声を上げてしまう。

「サイトがきもちよくしてくれるから…お礼よ…」

にっこり笑ってそう言い、ルイズは何度も才人の首筋を吸い上げる。
それに負けじと、才人はルイズを責める指の数を増やした。
指で裂け目を開くのをやめ、十分に湿ったルイズを、中指と薬指のナイフで突き刺したのだ。

「やっ…二本も…はいってるっ…」

その刺激にルイズは才人への口撃を止め、喘ぐ。
それに気をよくした才人は、そのまま指を前後に激しく動かし、ルイズを犯した。

「やっ!あっ!だめっ、はげしっ、ふぁっ」

才人の上で、上と下から涎を垂らし、ルイズは囀る。
やがてその快感は頂点に達した。

「あ、だめ、いく、いくぅっ…!」

才人の指をぎゅっと締め付け、才人の上で丸まって、ルイズは達した。
ルイズの身体から力が抜け、才人の胸板に身を預ける。
そんなルイズに、才人は意地悪に言った。

「あれえ?ルイズだけ逝っちゃうなんてズルいなあ」

その言葉に、絶頂の余韻に浸っていたルイズの意識が目覚める。

「あっ…ご、ごめんなさい…!」

ルイズは慌てて身体を動かそうとするが、うまくいかない。
そんなルイズに、才人は微笑むと、言った。

「ルイズはそのままでいいよ。
 勝手に使わせてもらうから」
「…え?」

才人の言葉に顔に疑問符を浮かべるルイズ。
すると才人はルイズを抱きかかえ、そのまま上下を反転する。
ちょうど、ルイズが才人に組み敷かれている形になった。
そして、才人はジッパーを開けて一物を取り出し、ルイズのショーツをずらすと。
一気に彼女の中を貫いた。


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