【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合12 - 暇つぶし2ch102:名無しさん@ピンキー
07/02/21 23:40:53 K5fTzXs4
才人は目頭を押さえてうめいた。っつーか、お前、覗いていやがったのか……。
小一時間問い詰めたい気持ちを抑えて才人は立ち上がり、ベッドに腰掛けるシルフィードに近づく。
きゅい? と見上げるシルフィードの両肩に手を乗せ、才人は語り始めた。

「いいかシルフィード? ああいうことは……その、本当に好きあった者同士でないとやっちゃいけないんだよ。
 興味本位でやるものじゃあないんだ。分かるか?」

「シルフィ、サイトのこと好きよ? きゅいきゅい!」
「いや、そういう好きじゃなくってな? その……。」
「それとも……サイトはシルフィのこと、嫌い?」
きゅいぃ、とシルフィードは潤んだ瞳で才人を見上げてきた。その仕草に才人は思わずグッときてしまう。
しかもよくよく見てみれば、シルフィードはかなり大胆な服を着ていた。胸元が大きく開いている。

才人の視線に気づいたシルフィードが嬉しそうに言う。
「あ、この服? キュルケのお部屋からちょっと借りてきたのね! シルフィ服着るの嫌いだけど、
 サイトのために頑張ったのね! きゅいきゅい!」

こ、こいつ意外と健気じゃねぇか……。流されやすい才人は、だんだんとその本領を発揮し始めた。
確かにこいつは竜だけど、今は人間の格好してるしな。それに、む、むむむ胸もでっかいし。
本人が良いってんだから、このままやっちゃっても良いんじゃないかな……?

しかし、そう考えた才人の心に桃色の髪をした少女の姿がよぎった。才人ははっとする。
そうだ、俺には愛しいご主人様がいるじゃあないか。彼女を裏切ることなんて……!

そう考えた才人は、真剣な顔でシルフィードに告げる。
「いいかシルフィード。俺はお前とそういうことをする気は無いんだ。俺はお前のこと嫌いじゃないけど、
 でもそういう対象とは見られないんだ。分かってくれ。」

真剣な態度と声で才人は言った。……しかし。
「……でもサイトのアソコはすっごく元気になってるのね! きゅいきゅい!」
そうなのである。頭では一生懸命冷静になったつもりでも、大胆な格好をした美少女を前に本能までは抑え切れなかったのである。

あ───ッもう! 俺のバカ! 犬───ッ!!
才人は立派に猛ってしまってクライマックスになった息子を感じながら己を罵倒した。
そして、今まで抑えてきた理性がだんだんとろけるのを感じた。
……ゴメンなさい、ご主人様。才人は犬です。駄目な犬です。色ボケ犬です。もう欲望を抑え切れません。
でも犬の一番はご主人様です。それだけは信じてください……。



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