【高津カリノ】WORKING!!エロパロNo.5at EROPARO
【高津カリノ】WORKING!!エロパロNo.5 - 暇つぶし2ch199:名無しさん@ピンキー
07/03/19 01:45:10 76WiWlFu
更新見てきた。このヘタレ―――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

>>198
GJです。いやぁ次の更新が楽しみだwwww

200:名無しさん@ピンキー
07/03/19 02:41:20 u3ObKnGY
>>198
GJです
これぐらい強引な行動をする足立を見てみたい

201:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:33:14 GJUz0Pq9
東田、小鳥遊、種島と同じ高校にいる
「超劣等生」が彼らにひたすら嫉妬するお話希望

202:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:36:52 rOaN/b4H
第三者視点のSSは今まで無かったな

203:名無しさん@ピンキー
07/03/19 23:38:04 5bpjBa2Y
オリキャライラネ

204:名無しさん@ピンキー
07/03/20 10:25:01 On4eyW3V
>>201
そういえばあの3人「優等生」なんだっけ?

205:名無しさん@ピンキー
07/03/20 14:25:22 LMEIOYS2
小鳥遊は成績悪かったりしたら一枝姉さんにお説教とかされそうだな

206:名無しさん@ピンキー
07/03/20 19:27:02 SF2vMABz
さゆりんと足立のその後が気になって寝不足です、助けてください

207:名無しさん@ピンキー
07/03/20 19:37:34 +J13BE16
>>206
右手と左手どっちがいい?

208:名無しさん@ピンキー
07/03/21 01:48:38 R4MG249Q
スイマセン寝てました
両手でお願いします

209:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:37:56 fhP+56gU
    ____
   /::::::::::::::::::::::::::\
  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  |:::::::::::::::::|_|_|_|_|
  |;;;;;;;;;;ノ   \,, ,,/ ヽ     
  |::( 6  ー─◎─◎ )    
  |ノ  (∵∴ ( o o)∴)    
/|   <  ∵ ___∵>  
::::::\  ヽ   /__/ ノ\   
:::::::::::::\_____ノ:::::::\

↑こういうのが猫組もしくは犬組でバイトするお話希望
誰視点でもいいです


210:名無しさん@ピンキー
07/03/21 15:58:12 4yeBc8yi
ピザ「僕を雇ってください!」
杏子「……却下」

後日
たね「なんであの人落としたんですか?」
杏子「あのデブ店の物食いそうだろ」

211:名無しさん@ピンキー
07/03/21 16:31:34 CPS1b+S2
さすがきょこさんである

212:名無しさん@ピンキー
07/03/21 16:39:21 6DiiVFGj
ピザ「―…」
いなみん「…っ、きゃあ――っ!!!(ドカッ!バキッ!メキッ!ボコッ!グシャッ!!)」

かたなし(一言も発する間も無く瞬殺――っ!)

213:名無しさん@ピンキー
07/03/21 23:15:36 TNTLhtZo
ところでさ、ピザはちょっと運動すると息が乱れるんだよな。

「おっ、落ち着いて下さいチーフ!」
「だってあの人が、杏子さんを見つめてハァハァって――!!」
「誤解だから刀しまって下さいっ……アンタも早く逃げろー!!」

214:名無しさん@ピンキー
07/03/22 11:39:16 WVbB/AsP
きょこさんはデブ嫌いなはずだから大丈夫だ
それ以前にワグナリアに客として来てる段階できょこさんにとっては敵だ

215:名無しさん@ピンキー
07/03/22 19:41:39 oUlkVGBK
いなみんとかさゆりんの今後が気になる中で、需要がなさそうなのを投下しますー
エロなしです
携帯からの投下ゆえ、改行とかに不安が残りますがご容赦を


216:小鳥遊家浴場事情
07/03/22 19:43:33 oUlkVGBK
 小鳥遊宗太にとって、姉三人の存在は頭痛の種である。
 それでも長女・一枝や三女・梢の攻撃的なスキンシップ等に比べれば、次女・泉の依存じみた頼り方はまだマシだと考えていた。
 その日、珍しく泉が部屋に訪れてきた時も、普段のように部屋の掃除を頼みに来たのだと宗太は思っていたのだが。

「あのね、宗ちゃん……。一緒にお風呂に入って欲しいの……」

 と言う泉の言葉を聞いて、『その認識は改める必要があるかもしれない』と、遠のく意識の片隅でそんな思考が掠めていくのは止められなかった。

「…………」
「……宗ちゃん?聞こえた?」
「……ハッ!?」

 泉の予想外の要求によって、遥か彼方の海洋で先輩魚の群れと回遊していた宗太の意識が体に戻ってくる。暫し沈黙していたであろう自分の様子を心細げに窺っていた泉に向かって、宗太はとりあえず当たり前の事を進言してみた。

「あのさ、泉姉さん。風呂ぐらい一人では入れるだろ?」
「でもね、宗ちゃん。私この前お風呂の中で寝ちゃったでしょ?あれで、一枝姉さんが怒っちゃって……。『一人で入浴するな。誰かの目の届くような時に入れ』って……」

 言われて、その時の騒動を思い出す。一枝に怒鳴られているにも拘らず、『編集さんが追いかけてくる夢見た……』などとずれた事言ってたなぁ、とまで考えてから宗太は反論する。

「だったら別に俺じゃなくても良いじゃないか」
「だって……、今家には宗ちゃんしかいないし……」
「……あー」

 しかしその反論も、泉の返答によって一瞬で切り捨てられた。

「そう言えば一枝姉さんは内地に行っちゃってるし、なずなは今日から塾の集中合宿?って言うやつに行ってるんだったっけ……」

 加えて、もう一人の姉はちょっと前から姿が見えなくなっていた。またぞろ、何処かへ飲みに行ってしまったのだろう。
 ならば今日の所は諦めてくれないか、と宗太は言おうとしたが、泉の生態を考えてその言葉を口にすることを止めた。
 この、いつもは部屋に引き篭もり気味の姉が折角風呂に入る気になっているのに、今入浴させなかったらきっとまた暫らくは篭りっきりなるに違いない。
 ならば――。

「まったく。しょうがないなぁ」
「宗ちゃん……、じゃあ?」

 溜息を一つついて動き出した宗太を見て、泉の顔が綻ぶ。

「泉姉さんは先にお風呂場に行っててよ。俺は準備してから行くから」
「うん……。ありがとうね、宗ちゃん」

 そう言って泉はずりずりと這いながら宗太の部屋を後にした。

217:小鳥遊家浴場事情
07/03/22 19:45:58 oUlkVGBK
 泉が部屋を出て行った後、宗太は今着ていた部屋着から濡れても良いような服に着替え、手足を拭くための自分用のタオルを持ってから浴室へと足を運んだ。
 脱衣所では、さっきまで泉が着ていた黒を基調とした部屋着には少々不向きな服が脱ぎ散らかされていた。宗太は軽く溜息を一つついてから、まだ温もりが残るそれらを分別して洗濯籠に入れた。
 そうして片付け終わった後に、眼鏡を外し、袖と裾を捲り上げてから浴室の戸を叩く。

「泉姉さん、入るよ」
「うん。いいわよ宗ちゃん」

 許可を貰ってから戸を開く。その先では、

「じゃあ、よろしくね」

 プラスチック製の椅子に座った泉がこちらを向いて待っていた。その体にはタオル一枚巻いておらず、体格に比例してたわわに実った乳房や髪の毛に反比例して申し訳程度にしか生えてない恥毛などが宗太の視界に飛び込んできた。つまりはどこも隠していない状態だった。
 想定外の事に宗太の動きが止まる。そんな宗太の方を訝しげに見ながら、泉は言う。

「あら……。どうして服を着ているの……?」
「どうして、はこっちの台詞だ」

 姉の余りにピンボケな言動に、もはや溜息すら出ない。

「当たり前だろ。一緒に入る訳ないじゃないか。そんな歳じゃないんだから」

 元から入浴の手助けだけをするつもりだ、と言う宗太を珍しく不満げに見やりながら、

「……それなら、頭から洗ってくれる……?」

 泉は宗太に自分を洗うようにお願いした。そして、その言葉どおりに宗太に向けて頭を下げる。
 どうやら、このまま洗えと言いたいらしい。
 宗太は頭痛を堪えるように眉間を押さえた後、諦念を滲ませつつシャワーのヘッドを持って蛇口をひねる。出てきたお湯の温度を確かめてから、泉に声をかけた。

「いくよ、泉姉さん」
「うん、来て……」

 了承を得て、上からシャワーを浴びせる。瞬間、泉の体が震えたが、宗太は意に介さずに壁ぎわに置いてあるシャンプー類の入った籠を手繰り寄せる。
 一旦シャワーをホルダーに戻し、籠の中からマジックで『泉用』と書かれた、まわりの物より一際大きめの容器のシャンプーを取出す。そしてそれを手の平に出し両手で泡立ててから、その手を泉の頭に乗せた。
 指を立て、しゃかしゃかと頭皮を揉み解すように動かす。思いの外、泡立ちが悪い。不審に思った宗太は泉に質問を投げ掛ける。

「あのさ、泉姉さん」
「なぁに?宗ちゃん」
「風呂に入るのはどれくらいぶりなの?」
「そうねぇ……、一週間は入ってなかったかしら……」

 締切に追われててそれどころじゃなかったし、と何ともなしに言う姉に、またしても頭痛を覚える。

「まったく……、泉姉さんはどうしてそうなのさ。綺麗なのにもったいない」

 泉に限らず小鳥遊家の女性陣は、身内の贔屓目を抜きにしても並以上の容姿であると宗太は思っている。もっとも、その強烈すぎる個性が災いして異性との付き合いが長続きしないわけなのであるが。
 そんな事を考えながら手を動かしていると、

「ねぇ、宗ちゃん……」

 突然泉が話し掛けてきた。

「何?泉姉さん」
「私、宗ちゃんから見ても綺麗なの?」
「……ごめん、質問の意味がわからないんだけど」
「だって宗ちゃんって、小さくて可愛いものが好きなんでしょう?私は大きいから、宗ちゃんから見たらあんまり良くは見られてないんだって思ってたから」

218:小鳥遊家浴場事情
07/03/22 19:50:39 oUlkVGBK
 今の言葉は意外だった、と。
 そう言われて宗太は心外だ、と思った。確かに宗太の価値観から言えば、小さいものこそ珠玉だ。だからと言って、審美眼がそこまで偏っているかと言われると、答えはNoだ。
 しかし、姉に向かって綺麗だなんて言ってしまったのは、思い返すと確かに恥ずかしいものがある。
 なので宗太は泉の言葉に返事をしない代わりに、頭を洗う手の速度を速めた。

「きゃ……、ちょっと宗ちゃん……、強過ぎ……」

 泉の弱々しい抗議も黙殺し、頭皮、次いで腰付近まである長い髪まで一気に洗っていく。

「あっ……、宗ちゃん……、もっと優しく……」

 暫らくして宗太の腕の動きが止まる。せかせかと腕を動かしていた所為か服のあちこちにシャンプーの泡が飛び散っていたが、本より汚れて良い服を着ていたのでその辺は意に介さずにお湯が出っ放しのシャワーを手に取り、泡塗れの泉の頭を流しにかかる。
 シャワーによって、泉の髪から泡と汚れが流れ落ちていく。続いて、籠からコンデショナーを手に取り、今度はさっきよりもゆっくりとした手つきで髪に指を通していく。

「はぁぁ…………。上手ねぇ、宗ちゃん。他の誰かにもこんなことしてるのかしら……?」
「そんな訳あるか。つーか泉姉さん、少し口を閉じててくれないかなぁ」
「あら……、どうして?」

 ぐ、と言葉に詰まる。
 流石に面と向かって、漏れ聞こえてくる口調が妙に艶かしいから、とは言えない。

(梢姉さんにだったら言えるだろうけど)

 そもそも梢とだったら一緒に風呂に入るというシチュエーション自体が発生しないと思われるのだが、そこには気付かないでおく。
 などとやっている内に、頭髪の洗浄は完了した。
 したのだが。
 一向に泉に動く気配が見られない。

「どうしたの?」
「……か、髪が重いの……」

 どうやら髪が水を含みすぎて重くなっているらしい。流石にこれには呆れてしまった。

「いつもはどうしてるんだよ」
「変ねぇ……。徹夜続きで体力が落ちているのかしら……。宗ちゃん、髪の毛を纏めてもらえる?」
「いや、それは流石にやり方がわからないんだけど」
「大丈夫、やり方は教えてあげるから……。タオルを一枚持ってきてちょうだい……」

 言われるままに脱衣所からタオルを持ってきて、泉の言うとおりに髪の毛を纏め上げる。その際に、髪で隠れていたあちらこちらが露わになるたびに、宗太は視線のやり場に困る事になった。

「ふぅ……。ありがとうね、宗ちゃん」

 泉の主観では満面の、傍から見れば儚げと称した方がしっくり来る笑顔で礼を言う。椅子に座ったままなので顔を合わせていると全部見えてしまうため、宗太は視線を横に逸らし、

「もう手助けはいらないだろ?」

 姉に退室の許可を求めた。

「え……、体がまだよ……?」
「体くらいは自分で洗ってよ……」

 逆に小首を傾げてとんでもない事を要求してきたので、天を仰いでその要求を突っぱねる。


219:小鳥遊家浴場事情
07/03/22 19:52:13 oUlkVGBK
「……そうね。残念だけど、今日はもういいわ。ありがとうね……」

 再び謝辞を述べて、浴槽の縁に手をかけて立ち上がろうとする泉。しかし、次の瞬間、

「あっ……?」

 重心が上に来てしまった為か、立ち上がった途端に泉の体のバランスが崩れてしまった。そして引力の導くまま頭から浴槽の中へと―。

「危ない!!」

 そうはさせじと宗太の腕が伸びて、泉の頭と腰を抱え込む。平時であればこのまま転倒を防ぐ事が出来たであろうが、今回は場が悪かった。
 先程流したシャンプーの泡が足元にまだ幾許か残っていた所為で宗太自身も踏ん張りが利かなくなり、結果。

「うわっ……!」
「きゃ……」

 二人まとめて浴槽の中に飛び込んでしまった。

220:小鳥遊家浴場事情
07/03/22 19:53:36 oUlkVGBK
    ※ ※ ※

 どうしてこうなってしまったのか。
 先刻から宗太の脳裏を同じ言葉がリフレインしている。
 浴槽に落ちた二人だったが、幸いどこも怪我をしておらず大事にはならずに済んだ。
 その後、濡れたまま浴室を退出しようとした宗太を泉が呼び止めた。

『宗ちゃん?濡れたままでどこに行くの……?』
『いや、出るんだけど』
『駄目よ……。そのままじゃ風邪をひいちゃうわ……』
『大丈夫だって。すぐタオルで拭けば問題ないから』
『それでも体は冷えちゃうわ。……そうだわ。宗ちゃんもお湯に浸かって温まればいいのよ』
『いやいやいや。それはちょっとおかしくないか泉姉さん』
『でも……そうしないと宗ちゃんが風邪ひいちゃう……』
『いや、だから』
『ね……?』
『…………』

 この会話中、泉はずっと宗太の服を掴んで放さなかった。あの細い体の何処に、と思えるくらいの力で掴む泉の姿に、この場で押し問答を繰り広げると最悪二人とも、良くても泉が確実に風邪をひくであろう事が容易く予見できたので、宗太は渋々折れた。
 そして今。
 宗太の濡れた服は浴室の片隅で丸められており、その中身である宗太自身は浴槽にどっぷりと浸かっている。そして泉はと言うと。

「温かいわねぇ、宗ちゃん」

 宗太の胸に背を預け、右肩に頭を乗せて同じく浴槽の中で寛いでいた。

(本当にどうしてこうなったんだか)

 最初の内はお互いに向かい合って浴槽に浸かっていたのだが、纏めた髪の所為で頭があっちこっちにゆらゆらと揺れる度、壁や縁にぶつかりそうになるので、泉が宗太にこうするよう頼んだのだ。
 宗太としても、その都度水面付近を漂う双丘も頭の動きに同調して揺れ動く光景を何とか見ないようにしたかったので、その要求を受け入れた。
 ちなみに、最初の内は視線を横に向けることで視界の外に置くことに成功していたのだが、泉が泣きそうな顔で『何でこっちを見てくれないの……?』と言ってきたので、やむなく正面を向く羽目になってしまっていたのだった。
 現状を整理して深々と溜息をつく。
 宗太のその溜息を寛ぎの表現と解釈した泉が、

「ほら……、こうした方が良かったでしょ……?」

 と、宗太の方を向いて笑顔で言う。泉の言葉に、もう反論しても無駄と悟ったか、

「そうだね」

 と宗太も答える。この体勢でも、視線を泉の方に向けるとさっきまで正面でその存在感を示していた物体を、今度は上から覗き込む事になってしまうので、おいそれとは視線を動かせない。
 かと言って露骨に視線を逸らせば、その気配を敏感に察してなのか泉が話し掛けてきて、視線を自分に向けさせようとしてくる。

(あー、もうどうすりゃ良いんだよ。て言うか、泉姉さんキャラが違くないか!?)

 などと苦悩する宗太の事に気付かぬ風に、

「……ふふっ」

 と、唐突に泉が微かに笑い声と思しき吐息を零した。

「何か面白かった?」

 今の一連の会話の何処に笑い所があったと言うのか、と言わんばかりに宗太が尋ねる。

221:小鳥遊家浴場事情
07/03/22 19:56:11 oUlkVGBK
「あぁ、違うの……。今のは面白いからじゃなくて……嬉しかったから笑ったの」
「嬉しい?」
「そう。ほら……、私ってこうだから、一枝姉さんや梢ちゃんみたいに宗ちゃんとスキンシップを取る機会なんて今までなかったでしょ?」

 泉の思わぬ言葉に、

(あの二人のあれは、そんな好意的なもんじゃないって……)

 と、心底そう思う宗太。そんな宗太を他所に泉は言葉を続ける。

「私はそんな二人が羨ましくって……。それで、今日こうやって宗ちゃんと触れ合う事が出来て……」
「それが嬉しい、って?」
「うん……。…………姉さんたちが宗ちゃんとスキンシップを取りたがるのも分かるわ……」
「?……分かる、って何が?」

 ただのストレス発散とかじゃないのか、とすぐに思いついたが、そうは口にせず泉に説明を求める。

「宗ちゃんは温かいから……、触れて気持ち良くなりたいのよ、二人とも……」
「……百歩譲って、今までそんな理由であんな事を繰り返してきたと言うんならもっと手段を考えてくれって言いたいよ」

 泉の言葉を聞き、思わずそう口走る。
 と、泉の体がもぞもぞ動いているのが感じ取れた。何となく嫌な予感がする。

「どうしたの?」
「ん、もうちょっと深く座ろうと思って……」

 深く座るという事は背を預けている側に腰を動かすという事で、今泉が背を預けているのは宗太の胸であって、つまりは泉の腰が―。

「ちょっ、泉姉さん!?」
「あっ、宗ちゃん、急に動かないで……」
「泉姉さんも動かないで!!」
「でも……ちょっと疲れちゃったから楽な姿勢をね……」
「でもじゃなくて……っ!」

 姉の思わぬ行動にパニックを起こしかける。そこに拍車をかけるように、

「ちょっと泉姉ー?一枝姉に、一人で風呂に入っちゃ駄目って言われてたんじゃ、なか、った、っけ……」

 さっきは姿が見えなかった、もう一人の姉である三女・梢が闖入してきた。顔が赤く染まっている所を見ると、やはり外で飲酒をしていたようである。
 脱衣所には泉の衣服しか置いてなかったので、宗太もいるこの光景は予想外だったからか、戸を開けてそのままの状態で動きが固まってしまっている。宗太にしてみても、ここで梢が現れるとは思っていなかった為、思考が一旦フリーズしてしまった。

「…………」
「…………」
「……あら。おかえりなさい、梢ちゃん」

 梢と宗太が動きを止めるなかで、泉だけがいつも通りの応対をする。
 先に復帰したのは梢だった。

「宗太、あんた!」
「ち、違うぞ梢姉さん。梢姉さんが考えているような状況じゃ」

 梢の大声に、宗太が反射的に弁明する。しかし梢はそれには耳を貸さずに言葉を続ける。

222:小鳥遊家浴場事情
07/03/22 19:57:12 oUlkVGBK
「私と一緒にお風呂に入ってくれないくせに、泉姉とは一緒に入るってどういうことなの!?」
「そうくるのかよ!って脱ぐなー!」
「あら、梢ちゃんも一緒に入るの……?」
「泉姉が良いって言ったから私も入るもん!!」
「入るもん、じゃない!泉姉さんも変なこと言わないでくれよ!」
「ふふふ、賑やかで良いわねぇ……」






 後日、梢の報告を受け、この日宗太が泉に対して取った行動は不在であった長女と四女の耳にも入ることとなった。
 それによって、姉妹から宗太へ要求する事柄が増える事となった。
 それは、すなわち。

「宗ちゃん。お風呂一緒に入って……」
「宗太ー。お風呂に入るわよ~」
「お兄ちゃん。一緒にお風呂入ろ?」
「宗太。姉妹の中で扱いに差をつけるなよ。何が言いたいかは……分かるな?」


「勘弁してくれ……」

 彼の苦難の日は続く。

223:名無しさん@ピンキー
07/03/22 19:57:59 oUlkVGBK
以上ですー
泉と梢との3p「小鳥遊家浴場事情・うらめん」、後日談である「小鳥遊家欲情事情」とかネタはありますが、自分の文章力じゃエロくならないので打ち切りです

それにしても、自分に絵心があれば脳内にある「宗太にもたれかかりアホ毛を立てて幸せそうに微笑む泉」の図を映像化できるのに、あな口惜しや……

224:名無しさん@ピンキー
07/03/22 20:39:10 JRwiccKh
GJです!
しかし宗太が普通にうらやましい・・・機会があれば続編の執筆もお願いしますw

225:名無しさん@ピンキー
07/03/22 20:53:40 tSsrVZEW
大丈夫だ。その脳内の図、確かに受信した。
残念なのは俺にも絵心がないことだがw

ともあれGJ!

226:名無しさん@ピンキー
07/03/22 21:37:05 fGLl7wWz
GJ

でも程よい改行を求む

227:名無しさん@ピンキー
07/03/22 22:38:47 VeREDIMY
G J

    す ば ら し い

228:名無しさん@ピンキー
07/03/22 22:43:20 maWxDbPk
GJ

続きと他の作品もwktk

229:名無しさん@ピンキー
07/03/23 10:02:38 ax2jdopy
あなたに文章力がないというのなら、俺は首を括らないといけない。
GJ!!
またあなたの文が読みたいです、続編・新作期待しています。

230:名無しさん@ピンキー
07/03/23 22:49:54 4ZrHdEjL
それにしてもピザの猫組編もすごい気になるんだが

231:名無しさん@ピンキー
07/03/23 22:57:15 ploAzvSC
外見とかキモさで笑い取るのはがはこ漫画っぽくないとオモ

232:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:43:12 f/r0KC/H
意外なことだが、ピザは性格はマトモで仕事を覚えるのも早く、よく働いた。
殴られないし、刀を向けられないし、皿も割らない。
ホール組の中で苦労していただけに、小鳥遊にとってピザは安心できる存在になっていた。
が。
一つだけ確認しておくべき事がある。
もしもピザが、見かけの通りにアレな性癖の持ち主で無いかどうか。
ぶっちゃけ、先輩狙いのロ○コンでないかどうかと云う事だ。

「……へぇ。ここのウェイトレスに一目ぼれしてバイトに?」

小鳥遊はマズイと思った。
ひょっとして予想通りの展開かもしれないと。
しかし。

「でも、まだ一度も逢えないでぶ。
 背が高くて髪が長くて、鉄砲を振り回してたお客さんに説教してた凛々しい人でぶ。
 小鳥遊先輩は知らないでぶか?」

233:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:44:33 YYIcz2gn
オリキャラなどいらない

234:名無しさん@ピンキー
07/03/25 00:27:38 nQE5skAi
>>232
笑った。でも続きはイラナイ

235:名無しさん@ピンキー
07/03/25 01:06:53 i5kjTxBb
その時の小鳥遊の反応が気になるw

236:名無しさん@ピンキー
07/03/25 06:41:13 HYD9GQbx
上手いと思った。続きはいらんが小ネタとしてはGJ!

237:名無しさん@ピンキー
07/03/25 08:19:53 AoHLfv32
そう来たか、と思ったよGJ。一本とられたが確かに続きは見たくないw

そして、>235よりも周りの反応の方が気になる。特に山田&相馬w

238: 
07/03/26 23:29:45 gzwENx0T
やはり、なずなは危険なブラコンだ

239:名無しさん@ピンキー
07/03/27 09:44:11 ul+JmnT5
それはなずなに限ったことではない

240:名無しさん@ピンキー
07/03/28 02:42:29 l/vE64a5
下手をしなくてもエロゲな環境だしな

241:名無しさん@ピンキー
07/03/29 01:09:48 VUndBv+S
最近投下少なくて過疎気味だよな

242:名無しさん@ピンキー
07/03/29 01:18:44 r6YxTu77
たかが1週間投下なかっただけじゃねーかw

243:名無しさん@ピンキー
07/03/29 02:18:49 CW0qf6V6
自分で書かない奴に限って過疎だのなんだの言うんだ

244:名無しさん@ピンキー
07/03/29 23:25:15 7r98/bh1
もう何度も繰り返されたやり取りではあるが
贅沢言う奴に本物の過疎ってもんを味あわせてやりてぇ

245:名無しさん@ピンキー
07/03/30 20:49:16 A/TStCLc
まったくだ

246:名無しさん@ピンキー
07/03/30 21:03:30 LMauOkqt
一週間、作品どころか自分の書き込みしかない…それが真の過疎!
ここは賑やかだなぁ。

247:名無しさん@ピンキー
07/03/30 21:04:42 A/TStCLc
一週間作品どころか自分の書き込みすらない……そんな地獄さ

248:名無しさん@ピンキー
07/03/30 22:15:08 kjGZ+VIz
  \         /_ /     ヽ /   } レ,'        / ̄ ̄ ̄ ̄\
  |`l`ヽ    /ヽ/ <´`ヽ u  ∨ u  i レ'          /
  └l> ̄    !i´-)     |\ `、 ヽ), />/        /  地  ほ  こ
   !´ヽ、   ヽ ( _ U   !、 ヽ。ヽ/,レ,。7´/-┬―┬―┬./  獄  ん  れ
  _|_/;:;:;7ヽ-ヽ、 '')  ""'''`` ‐'"='-'" /    !   !   /   だ.  と  か
   |  |;:;:;:{  U u ̄|| u u  ,..、_ -> /`i   !   !  \   :.  う  ら
   |  |;:;:;:;i\    iヽ、   i {++-`7, /|  i   !   !  <_      の  が
  __i ヽ;:;:;ヽ `、  i   ヽ、  ̄ ̄/ =、_i_  !   !   /
   ヽ ヽ;:;:;:\ `ヽ、i   /,ゝ_/|  i   ̄ヽヽ !  ! ,, -'\
    ヽ、\;:;:;:;:`ー、`ー'´ ̄/;:;ノ  ノ      ヽ| / ,、-''´ \/ ̄ ̄ ̄ ̄
                 ̄ ̄ ̄            Y´/;:;:;\

249:名無しさん@ピンキー
07/03/31 07:18:55 PyRXkoX5
>>247
そのような壮絶な場から生還した貴方は英雄だ

250:名無しさん@ピンキー
07/03/31 20:03:44 W8x4m1sC
壮絶合体

251:名無しさん@ピンキー
07/04/01 00:09:58 DGdn2AIS
六神合体

252:名無しさん@ピンキー
07/04/01 03:41:28 n1klKqhq
絶・対・合・体

253:名無しさん@ピンキー
07/04/01 16:17:47 eLoLXFio
V!!A・KU・E・RI・ON!!

254:名無しさん@ピンキー
07/04/01 20:12:39 A3wVUUma
人魚姫の話が見たい

255:名無しさん@ピンキー
07/04/01 21:02:49 3hAlDlED
>>254
人魚になった姫と悟王子の話ですか?

256:よしろう
07/04/01 23:04:39 sOHORdr1
「・・・じゃあお願い、付き合って」
「え、えーっと・・・」
「ど・・・どこまで?」
「画材屋」

「つっこまないぞ!つっこむもんか!」
河野の声が木霊する中、なぜか自分は村主さんと画材屋へ行くことになった。

次の日曜日、二人のバイトのシフトが同じで、午後から買い物に行くことになった。
働かない河野を尻目に簡単に調理場を片付け、早々と更衣室へ向かう
私服に着替えて、コートを羽織るとポケットというポケットに雪が詰まっていた。
でも毎度のことなのでそれらをまとめて窓から捨てた。
そうして裏口に出たが、村主さんはまだいなかった。
「なんだ足立―、誰か待ってるのかー?」
宮越さんがそう叫んだ時、後ろから村主さんがやってきた、
「お待たせ、足立君」
「2人は仲いいよなー」
その言葉をきいてぼくは心臓が飛び出そうになったが村主さんは淡々としていた
「そんなことないわよ」
その言葉を聞いて、安心したのか悲しかったのか複雑な気持ちになった。

「あら、今日は車じゃないのね」
「だってそこまで遠くないし・・・・・・それに・・・」
「それに・・・なにかしら?」
「いや、なんでもないよ」
「話を途中でやめるのは足立君の悪い癖ね」
それから村主さんは少し怒ったらしくお互い言葉を交わさずに歩いていた。
画材屋についてからも、2人はなにも話さずに、村主さんは決められた画材を購入していた。
そして、何もいわずにそれを持つ自分がいた。
「村主さんってほんとに絵好きだよね」
間がもたないのでこんな気のない言葉を交わす
「・・・・・・そうね」
村主さんも気のない返事を返す。
「・・・・・」
「・・・・・」
結局、また静かになってしまった。話を切り出した自分に少し後悔をした。

しばらく歩いて、あと5分で村主さんの家というところで雨が降ってきた。
なんとなく村主さんといる時はよく雨が降る
「・・・走ろうか」
「別にいいのよ、油絵だから」
村主さんがそういったにも関わらず、気がつくと彼女の手をつかんで走っていた。


257:よしろう
07/04/01 23:09:51 sOHORdr1
村主さんの家に着く直前に雨足が強まり、2人ともびしょ濡れになっていた。
家に着くと同時に急に目が覚めて、彼女の手を離した
「・・・ごめん」
「・・・・・」
「・・・じゃあ、これで」
「・・・・・」
「足立君」
とても小さな声だった
「雨、止むまで待ったら?」
「そ・・・そうだね」
村主さんの家のドアの前で待つことにした。
けれども彼女はそそくさと家のドアを開ける
どれくらいで止むのかなあと一人で考えていた
「どうしたの?」
「・・・・・え!?」
予想外の呼びかけにあからさまに驚いた
「入っていいのよ」
「・・・・で、でも・・・・」
「大丈夫よ、今日は悟しかいないし」
断ろうにも断る言い訳が見つからなかったので仕方なく入ることになった
「お姉ちゃんおかえり」
「お・・・お邪魔します・・・」
「この人が足立っていう人?」
「あ、はい。こんにちは」
「ふぅ~ん」
悟くんが少しニヤニヤしている。
あがってと言われたのでとりあえずあがった。
タオルを借りて体を一通り拭いた後村主さんの誘導で村主さんの部屋に入った。
「お父さんの服か何かないかしら」
そういって村主さんは奥に引っ込んでいった。
周りにあるものはどれも落ち着きそうなものばかりなのになぜかミステリアスな雰囲気を出している。
そんな中で足立は少し、いやかなり緊張していた。
すると村主さんがユラリと部屋に入ってきた。
思わず「ひっ」と声が出てしまった。
「いい加減なれてくれないかしら」
また村主さんの機嫌を損ねてしまった。
どうして自分はこんなに損な性格をしているのだろうか
「とりあえず服を洗濯しなきゃならないからその間はいやかもしれないけどお父さんの服で我慢して」
「はい、わかりました」
なぜか村主さんには逆らえない
そういって村主さんはまたユラリと部屋を出て行った。
とりあえずこれは着替えろという意味なんだと思い、気替え始めた。
村主さんのお父さんの服は淡い藍色をしていて、少し大きかった。
その時部屋のドアが開いた。
「これ、どうぞ」
入ってきたのは悟くんだった。そしてその手にはコーヒーカップが2つ、危なっかしく握られていた。
「あ・・・・ありがとう」
「これ、脱いだ服だよね?」
「うん、そうだけど・・・」
「洗濯してくるねー」
そういうと悟くんは脱いだ服を抱えて部屋を後にした。
その後、どうやら悟くんは洗濯機の操作があまりわからないらしく村主さんに
「タイマーってどうするの」とか「水が出ない」とかいろんなことを聞いていた。
その質問に答えている村主さんの声はあまり大きくはないが、綺麗な透き通った声だった。
そして、その声はまるで浴室にいるかのように響いていた。
こんなことを考えている自分に嫌気がさし、おとなしくコーヒーをすすることにした。

258:よしろう
07/04/01 23:11:12 sOHORdr1
しばらくして、村主さんが戻ってきた。
村主さんの服が変わっていて、村主さんの周りには薄く蒸気が見えた。
「足立君もよかったらお風呂入らない?」
「いや、いいよおれは・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
やっぱり自分は村主さんには逆らえないと痛感しながら、浴室に向かった

浴槽の中で、いろんなことを考えたけどうまく思い出せない。それほど気が動転していたのであろう。
そしてあまり遅くなったら悪いので早めに上がっていった。
部屋に戻ると、そこには村主さんがいた。
確かに村主さんはいたけれど、彼女はベットの上でスースーと寝息を立てて眠っていた。
そういえば、村主さんの寝顔って初めて見るな・・・
それに、村主さんの顔をこんなにまじまじと見つめるのも初めてな気がする・・・。
そんなことを重いながら村主さんの寝顔を見ていると、改めて思った。

おれは村主さんのことが好きだ


259:よしろう
07/04/01 23:13:03 sOHORdr1
その気持ちに気付くと急に今ここにいる自分が恥ずかしく思えた。
「ん・・・・」
村主さんは目覚めた。 そして一瞬キョトンとしてあたりを見渡した後、顔がいつもより赤くなって顔を背けた。
その様子を見て、足立も少し恥ずかしくなった。
それから少し気まずい雰囲気になってお互いとなりでコーヒーを飲みながら服が乾くのを待った。
「・・・・」
村主さんは本当にさっきまで寝ていた自分を恥ずかしく思っているらしく、落ち着かない様子だった。
「バイトとか大学とかで疲れてたんだよね」
「・・・・」
「ほら、なんか急に睡魔に襲われることとかあるし」
「・・・・」
「だから・・・その・・・気を落とさずに・・・」
「・・・・」
村主さんはずっとうつむいたままだった。
「村主さん・・・」
そういうと無意識のうちに村主さんの両肩に手をかけていた。
「・・・・」
「あの・・・えと・・・」
「何?はっきりいいなさいよ」
「おれ、村主さんのこと好き・・・か・・・な・・」
「・・・・」
「・・・・あらそう」
「・・・・え?」
「あの・・・それはどういう・・・」
「言葉のとおりよ」
「え・・・・と・・・」
「村主さんは・・・どういう・・・・」
「そうね、嫌いじゃないわね」
「それは好きと捉えていい・・・・のかな・・・・」
「いいんじゃないかしら」
「・・・・」
こんな変なやり取りを終えたあと、2人はゆっくりと唇を重ねた
「ん・・・・」
「村主さん・・・」
そしてすぐに唇を離した。
その後お互いに抱き合いながら2回目のキスを交わした。
さらに3回、4回と回数を重ねるごとに舌を絡め、2人は熱く結びついていった。
「・・・んむ・・・・」
5回目のキスの時に、足立は村主の胸を服の上から揉み始めた
「んぁ・・・・・は・・・・」
「村主さ・・・・・ん」
「ちょっ・・・・あ・・・・だちく・・・・・」
そういって村主は足立を少し離した
「・・・・ごめん」
「・・・・」
何も言わずに村主は服を脱ぎ始めた。
「・・・・村主さん?」
「・・・・」
無言のまま彼女は足立によりかかった。
そして足立も村主を抱きしめた。
何も言わなくとも2人はどうするかわかっていた。

260:よしろう
07/04/01 23:13:34 sOHORdr1
「・・・あっ!・・・・ふ・・・・・」
あらわになった村主の綺麗な乳房に優しく愛撫する。
互いに下着姿となった今、2人を妨げるものはなにもない
「村主さんもしかして初めて?」
小さく頷く
「そう・・・」
胸の中央にある硬く勃った小山を、足立が優しく舐める
「・・・・ぁっ・・・・だめ・・・」
「・・・・あぁっ!・・・そこ・・・・」
乳首を甘噛するたびに村主の体は小さくはねる
「下も触るよ」
今まで胸を愛撫していた右手を腰に滑らせる
そのまま淫らな手つきで下着の中央に触れる
慣れた手つきで秘部を上下させる
「ん・・・・んぁ・・・・」
村主の秘部は先刻執拗に愛撫されていたのでしっとりと湿っていた
足立がむにむにと弄んでいると次第に下着に愛液がにじんできた。
動かす手の音にも段々と水っぽさが帯びてくる
「・・・・はっ・・・・・ぁん・・・」
「村主さん・・・・」
「ん・・・・んん・・・・・」
「脱がすよ・・・・」
「ぁ・・・・」
スルスルと下着を脱がしたが、なにも抵抗はなかった。
ついに村主は一糸纏わぬ姿となり、彼女は恥ずかしそうに顔を背けた。
村主のあそこはまだ未開発らしく、とても綺麗なピンク色をしていた。
すでにたっぷりぬれていたそこは足立の指を全く拒まなかった。
ちゅくちゅくといやらしい音をたてる秘部
「・・・そん・・・な・・・・・やっ!・・・・」
足立の指は優しくピストン運動を始め、自然と喘ぎ声も大きくなる。
「はぁ・・・・・ぁっ・・・・んっ・・・・」
その声をきいて、自然に足立も手を強く、激しく動かす
「・・・・・あ・・・・あああぁっ!」
足立の指を入れたまま、膣はビクッと1回大きく脈うった。
「・・・・・」
「いっ・・・・・た?」
力なく寝そべる村主。
「村主さん・・・あの・・・」
「・・・・いいわよ」
それ以上言葉はいらなかった。


261:よしろう
07/04/01 23:16:04 sOHORdr1
足立は村主の膝を持ち、股を大きく開いた。
そしてそのまま秘部に口を近づけ、愛撫していった。
「んは・・・・・ぁ・・・きたな・・・・」
一通り愛撫した後、体を移動させて優しく唇を合わせた。
そのまま足立と村主は繋がった。
「ぁっ!・・・・いた・・・ん・・・・」
「大丈夫・・・・?」
「ん・・・・大丈夫よ・・・・・」
そのまま足立は腰を打ちつけた。
床に滴る赤い血が全てを物語っていた
「動かすよ・・・・」
「えっ・・・・ぁっ!・・・・あぁっ!」
ゆっくりと腰を動かす足立、そして腰の動きは段々と早くなり、いやらしい音を出していく。
「はっ・・・・はぁっ・・・・・あっ」
「ぁ・・・・村主さ・・・・くっ」
「あだ・・・・ちく・・・・ん・・・・んっ!」
村主は予想以上の痛みと快感に、自然に腰が動く。
それの様子を感じ取り、足立も答えるように動く。
「ぁ・・・・いたっ・・・・あっ!・・・・・はぁっ!」
足立は少し村主の腰を持ち上げ、うつぶせにした。
そしてそのまま後ろから村主の子宮を突き立てる。
「・・んっ!・・・んんん・・・・・ぁん!」
「ぁ・・・あ・・・おれ・・・・そろそろ・・・」
「・・・ぁ・・・だちく・・・・・なかで・・・・・・ぁっ!」
足立はスパートをかけるように一段と強くピストンする。
肉がぶつかりあう音に加え、溢れた愛液が淫らに音をたてる。
「・・・・むらぬ・・・・さ・・・・・・・・・・あ・・・・あぁああぁっ!!」
ドクン、ドクンと膣の中で足立のものが大きく脈打ちながら2人は果てた
「ぁ・・・・あつ・・・・・」
「はぁ・・・・・」
そしてそのまま2人は1つのベットで寝入った。

そして翌日
「ん・・・・」
「!!?」
隣で全裸で眠っている村主を見て改めて今の状況に驚く。
・・・・謝りたいけど起こすのもなんだし今日も早くからバイトもあるし・・・
とりあえず服返してもらって早くいこう・・・・。
「足立君・・・・」
「!!?」
「・・・・」
「あの・・・・その・・・・昨日はほんとごめんっ!」
「・・・・」
「足立君・・・・」
「え?」
「好きよ・・・」
「村主さん・・・・」

「足立さんと村主さんが2人そろって遅刻なんて珍しいですね」
フロアで掃除をしながら東田君が言った。

262:名無しさん@ピンキー
07/04/01 23:26:18 zaYUISCX
乙です
タイトルはございますか?

263:名無しさん@ピンキー
07/04/01 23:38:30 3hAlDlED
GJ! あださゆはなんとかくっついてほしいな

ただ、途中で視点が変わっていたのが、ちょいと気になりました

264:よしろう
07/04/02 09:18:58 Anv2UfUB
タイトルは「雨宿り」あたりで

個人的に足立×村主の組み合わせしかありえないと思う

265:名無しさん@ピンキー
07/04/02 15:45:19 RyfIr3qk
高校生宮越と東田のエロSSは難しいよな
お互い嫌いあってるのにエロに移すのは難関
普通なら嫌いあってるけど実は好きとかがお決まりのパターンなのにな


266:名無しさん@ピンキー
07/04/02 18:34:26 yDXmyCQu
>>265

東田にいきなり「えっちでもするか!」とか言い出す宮越
全力ダッシュで逃げ出す東田。
ホテル代を払わされる葉子さん…

そんな絵しか浮かんでこないな…>>高校生ヒガ×ミヤ

267:名無しさん@ピンキー
07/04/02 20:48:58 dfHSN+bH
ホテルまで行っておいて逃げ出す東田は鬼畜だな


268:名無しさん@ピンキー
07/04/02 21:14:14 EZ5PezrA
>>267
「勉強しようぜ!」ということで、「べんきょう部屋」というラブホに行くんだ
つうか、我が家の近所にそう言う名前のラブホがあるんだよorz

269:名無しさん@ピンキー
07/04/03 00:55:43 gnJxp3Y6
ナニワ金融道みたいな地域だなw

270:名無しさん@ピンキー
07/04/03 10:37:41 /hw8TLkn
ググッたら一番上に出てきてワロタ

271:名無しさん@ピンキー
07/04/05 17:42:25 FlHYIcKR
山田の本番有りまだ~?

272:名無しさん@ピンキー
07/04/05 20:13:20 Gx1SKsSJ
スライムプレイかぁ・・・・・・
マニアックな

273:名無しさん@ピンキー
07/04/06 00:38:44 V1CrNwnS
トップ絵のセリがかわいい
というか俺的にもろストライクなんだがどーしよう

274:名無しさん@ピンキー
07/04/06 03:20:28 GZX1Jpso
爆殺されるしかないんじゃね

275:名無しさん@ピンキー
07/04/06 18:15:32 qHVJSjAM
ルーセリでスライムプレイきぼんハァハァ

276:名無しさん@ピンキー
07/04/06 21:09:33 7xGviA+B
うろんのトップ絵(・∀・)イイ!
作者曰く「なんか乳がとかすいません」
そんなことないよ~!(>_<)

つーことでリナ×セリねたプリーズ。

277:名無しさん@ピンキー
07/04/06 21:13:28 lwfwseve
なんだコイツきめぇ
ローカルルール読んでから来いよ厨房

278:名無しさん@ピンキー
07/04/07 00:50:01 rHgIGxk7
あれだよ、春だからな。
みんな緩くなるんだよ。

279:名無しさん@ピンキー
07/04/07 12:55:27 0NY3b0kT
うん?
>>277ってなんかローカルルールに抵触してるのか?俺にはわからんが。

280:名無しさん@ピンキー
07/04/07 22:16:48 p4teNG1R
「きめえ」とか書いてる奴のレスがまともだったことは無いな

281:名無しさん@ピンキー
07/04/07 22:25:59 AYoGhLE5
何の関係もない丸一日過ぎたネタひっぱんなよ

282:名無しさん@ピンキー
07/04/11 07:17:27 cMFf7GlJ
過疎ってるな。

283:名無しさん@ピンキー
07/04/11 20:03:38 uqd333bn
(ry

284:名無しさん@ピンキー
07/04/13 19:46:30 C2Eu8nkw
犬組ネタ下さい。

285:名無しさん@ピンキー
07/04/13 21:46:58 LxLwdcUE
あえて本編で絡まない
足立×ミリ 東田×村主等の組み合わせを希望

286:名無しさん@ピンキー
07/04/13 21:59:23 ypyVVKCm
東田×村主は信頼関係があるから同人ではありえないとは言い切れない

287:名無しさん@ピンキー
07/04/14 19:28:19 LTV6EXfQ
「・・・・元気?」

288: ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:32:57 1mJH1e8e
久しぶりに投下します。

小鳥遊×伊波 エロあり。

少し伊波が変態チックですw

289:マジックハンド ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:34:15 1mJH1e8e
靴音。かばんの布がすれる音。
そしてマジックハンドの継ぎ目から漏れる音。

人気のない路地を小鳥遊宗太と伊波まひるは歩いていた。
小鳥遊はいつもどおり特に変わった様子もなく、
伊波もいつもどおり、顔を赤くして歩く。
いつもどおりマジックハンドでつながれた伊波の手に汗が滲む。
数十センチ先に好きな人の手があるというのは、やはり緊張するものだ。
思わず小鳥遊のマジックハンドをつかむ手に見とれる。

「で、ですね」
他愛ない話題を話していた小鳥遊がふと伊波の方を向く。
「店長が」
「にゃ゛ っ!!!」
伊波が素っ頓狂な声を上げる。
「ど………」
どうしたんですか、と小鳥遊が言おうとしたが、すぐに察しがついたので、
「…大丈夫ですか」
と言葉を変えた。
「だ、だいじょうぶ…」
「すいません……」
「あぅ…」
伊波が恥ずかしそうに、抑えるに抑えられない場所の痛みに耐える。
―要するに、小鳥遊が振り向いたときに、マジックハンドの端が、伊波の股間に直撃したのだった。



290:マジックハンド ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:34:53 1mJH1e8e

「本当に大丈夫ですか?」
いつも別れる公園で、小鳥遊が再び尋ねる。
「だ、だいじょうぶだってば、も、もう言わないで…」
真っ赤になって伊波がうつむく。
「でも大事なところだし」
さらっと小鳥遊が言う。
「も、もー!!!!」
まるで親に性の心配をされているようななんともいえないもどかしさに襲われ、
伊波がばたばたと腕を振る。
「もう痛くないですか?」
「大丈夫!」
「家帰ったら自分の見てくださいね」
「うっ……」
女きょうだいばっかりだとこういうのに頓着なくなるのかな、と伊波がちょっとなみだ目になると
「見てあげましょうか?」
頓着がないにも、ほどがある。
「なに、何言って……」
伊波が動揺していると、ぐいっとマジックハンドが伊波の腕をつかみ、
公園の茂みに誘い込む。
「小鳥遊く……」
「すみませんね俺のマジックハンドが。お詫びしますから…」
ふっ、と小鳥遊が伊波の耳に息を吹きかけると、たちまち伊波の力が抜ける。
その隙に手ごろな木に伊波の手を後ろ手に縛り付けた。

291:マジックハンド ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:35:25 1mJH1e8e

「ぁぁ…うぅ、どこがお詫びよ…」
伊波が顔を真っ赤にして毒づく。
「毒づく元気があるなら大丈夫ですね、逆にマジックハンドが心配です。」
「ううっ」
「壊れててないかな…」
そう言いながら、伊波のスカートの中に手を伸ばす。
―伸ばしているのは、手といってもマジックハンドのほうだが。
「や…っ」
その「手」は器用にスカートの布地を掴むと、ぐいっと上に持ち上げた。
スカートの中から、シンプルなボーダーの下着が覗く。左右には紐が付いていた。
「たかなしくんてば!」
「うん」
伊波の声に空返事をし、スカートを掴むマジックハンドの手を離すと、
今度はスカートのホックにもっていき、止め具をはずし、ファスナーを下ろす。
「あ……っ」
最後までファスナーを下ろしきらないうちに、スカートがストンと草むらに着地した。
「結構細かいところにも使えるんですね」
独り言のようにそう言いながら、ブレザーのボタン、Yシャツのボタン、と
細かいところも外してゆく。縛られている伊波は、目を逸らしているが、なすがままだ。
「たかなしく…」
下と同じボーダーの、申し訳程度のブラジャーのフロントホックのみは少々苦戦しているようで
「ええと…こうか」
それでも くっ、とひねるとぷちんと軽い音がして、左右のカップが下に垂れた。
「ああ……」
上半身はブレザーYシャツブラジャーすべて一応着ている状態とはいえ肌は露になり、
下半身はショーツのみ、という外では到底ありえない姿になり、
伊波は怒りか恥ずかしさか、違う感情なのか、熱っぽい目で小鳥遊を見つめた。


292:マジックハンド ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:35:58 1mJH1e8e


「ああ、すいません、いなみさんのほうも確かめないとですね」
そういうとマジックハンドで胸の突起を弄りだした。
「っくぅ…あ!い、いた…」
「あ、すいません、慣れてないんで。痛かったですか。」
先ほどより軽く、乳首をくにくにと嬲る。
「あああんっ……そ、そこ、打ってないのに…あ、ああ…」
自由の利かない体をゆらゆらさせながら、伊波が喘ぐ。
「た、たかなしくん…するなら…ちゃんと…たかなしくんがしてよぉ…あんッ!」
伊波が求めるが、硬くなったそこにあてがわれた道具が、その望みを拒否するように強くひねる。
「だってこれでも気持ちよさそうだし…」
「ああんっ、あっ、あっ、だ、だって、い、いたいよぉっ…」
「でもココは濡れてますよ」
「っううっ、あ…」
ショーツの上からマジックハンドが秘部をなぞる。
「ぶつけたとこは痛くないですか?」
「い、う、い、いたくな……あ、ああああ……硬いのが、あ、ああ」
「気持ちいいですか?」
「たかなしく…ぱんつ汚れちゃう…」
「もう汚れてますよ、ホントやらしいな」
動きを早めながら、小鳥遊が言い捨てる。
「ううっ、もっと気持ちよくなりたい…っあ、ああ、
脱がせて…ぱんつ…直接さわってぇ…!」
「…ホントにやらしいな…伊波さんは」
そうつぶやき、マジックハンドでショーツの紐を解いた。


293:マジックハンド ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:36:29 1mJH1e8e


マジックハンドを直接秘部にあてがうと、愛液がとろりと掴む部分に絡む。
其れを一度伊波の口にもってゆき
「ほら、マジックハンドでこんなに感じてるんですよあなたは…」
と無理矢理口に含ませ、愛液に加えさらに唾液を絡ませる。
それを再び秘部に触れさせると、「ぐちゅ」という卑猥な音が暗闇に響く。
前後に動かすとまるで猫が水を飲んでいるかのように「くちゅ、くちゅ」と
小さな水音が伊波の秘部から漏れてくる。
「ああああっ……ひ、い……」
立ったままギリギリまで足を広げ、その快感を出来るだけ受けようとする伊波が
外にもかかわらず、喘ぎ声を遠慮なく上げる。
「気持ちいいですか伊波さん」
「んっ…んんっ、いい……なんか、はじめてなかんじ…ああ!」
前後の動きに更に左右にうねらせる動きを加えると、ますます伊波は悦んだ。
「道具プレイとか好きなんですね、伊波さん」
小鳥遊はしゃがみ込むと、愛液がだらしなく滴り落ちている秘部を下から
まじまじと覗き込む。
「こんなに濡らしちゃって…」
しゃがみ込んだため、下から道具の先が秘部に当たる。
「あっ、あっ!!だめ、たかなしく…入っちゃう…なかにぃ…」
「……」
小鳥遊は黙って突き上げるような動きを続ける。
「ああああっ!!!たかなしくん!!、だ、だめぇ…あああんっ!!」
「…挿れてみましょうか」
「だ…」
駄目、というより早く、小鳥遊のマジックハンドは掴むときの閉じた形になり、
伊波の膣に挿入された。
「ああああああああぁぁぁ!!ひ、ぁ、ら、らめ…」
伊波が悲鳴を上げる。が、異物が入った快感で呂律が回らない。
「入るもんですね…」
小鳥遊がそのままピストン運動を始める。
「あああっ、ああ!!、ああvv」
ビクンビクンと体を痙攣させながら、初めての快感に伊波が悦ぶ。
「たかなしくぅん……あ、あ、あ、あ、、あは、ああ」
口からは一筋涎を垂らし、草むらにはもちろん溢れた愛液がボタボタと滴り落ちている。
「広げてみましょうか…」
手の力を弱め、だんだんハンドの部分を広げていく。
「ひいいっ…!!ああ、だめ、ひろがっちゃうぅううっ……」
フルフルと首を横に振りながら感情では拒否をするが、
一層の快感に下半身は悦ぶ。
「すごいよさそうですね伊波さん…へんたい」
「たかなしくぅん、イク、いっちゃう…!!!あああっ!!すごいのぉ…!!」
タプタプととめどなく愛液を垂らしながら、伊波が限界を告げる。
「全部広げますよ」
小鳥遊がマジックハンドを握る力を完全に抜き、広げた。
「ぁはああああっvvvvvvvvv!!!!!!!!!」
絶頂を迎えた伊波から異物を抜き取ると、
それには広げられたことによる血が少々付いていた。



294:マジックハンド ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:37:16 1mJH1e8e


「小鳥遊君……」
快感の余韻で足を震わせながら、伊波は足元の小鳥遊を見る。
「…十分使い物になるみたいですね」
「…どっちのことよ…」
「マジックハンド」
「………」
小鳥遊が汚れたマジックハンドを適当に拭くと、鞄にそれを仕舞い、
「伊波さんの方も大丈夫みたいですね」
何事もなかったようににこりと笑った。
「ちゃんとみてよぉ……」
縛られたまま水っぽい声で伊波がつぶやく。
「伊波さん?」
「…まだ小鳥遊君の手で触ってもらってない…」
「……」
「小鳥遊君のいれてもらってない…」
「……伊波さん……」

「あっ……」
小鳥遊の舌が伊波のびしょ濡れの秘部に触れる。

「小鳥遊君……ああ……」


公園の茂みで響く水音は、しばらく鳴り止む事はなかった。

295: ◆PRpFTyRR8k
07/04/14 19:39:02 1mJH1e8e
以上です。久しぶりなのに目新しいネタでもなく普通でスマソ。

296:名無しさん@ピンキー
07/04/14 20:51:03 pIliYn7C
エロ過ぎっす!GJ!

297:名無しさん@ピンキー
07/04/14 21:10:25 T8pRyrpS
GJ!!めっちゃいい!!


298:名無しさん@ピンキー
07/04/14 21:11:39 3UgwzqO9
◆PRpFTyRR8k神の書くいなみんはいつも半端なく
エロ可愛いなー。ラストのくだりとか、たまらんですよ。
超GJ!


299:名無しさん@ピンキー
07/04/14 23:10:41 1JiEJbrv
グッジョォォォオオオブЩ(゚Д゚Щ)!!11

300:名無しさん@ピンキー
07/04/15 03:43:45 yyFfhOK0
マジックハンドSUGEEEEEEEEEEEEEE

301:名無しさん@ピンキー
07/04/17 18:31:06 hVjfi/np
俺もあえて東田×村主が見たいと言ってみる

302:名無しさん@ピンキー
07/04/17 19:25:27 Ff4OvDPR
やめろ! 足立×村主で十分だ!

303:名無しさん@ピンキー
07/04/17 22:08:26 Nh8yt3d5
もう村主受けだったらなんだっていいよ
むらぬしかわいいよむらぬしハァハァ

304:名無しさん@ピンキー
07/04/18 20:39:12 H1RJ5fgL
あえて見たいって感じはするな東田×村主
そんであまった足立×宮越も見てみたい

305:名無しさん@ピンキー
07/04/18 23:23:27 s0UFyhkI
マイナージャンルの中では人気あるのかな>東田×村主

306:名無しさん@ピンキー
07/04/18 23:34:12 Ds1RhGHD
みんなはマイナージャンルでどの絡みが見たい?
俺は佐藤×伊波なんだが

307:名無しさん@ピンキー
07/04/18 23:40:30 dpyfYpxu
杏子×一枝

308:名無しさん@ピンキー
07/04/18 23:41:19 rhpQqPxP
悟×なずなを

309:名無しさん@ピンキー
07/04/19 02:12:38 yALm/WTS
山田の絡みはないのか・・・

310:名無しさん@ピンキー
07/04/19 05:24:34 6zMR5hBx
わかったよ。じゃあ山×杏で

311:名無しさん@ピンキー
07/04/19 07:16:45 Fv09ea8k
>310
そ、そんな組み合わせが・・・!
迂闊だった!

312:名無しさん@ピンキー
07/04/19 09:54:48 VD+/q0R/
>>310
天才か…

313:名無しさん@ピンキー
07/04/20 18:23:40 +dNEiKDc
>>305
ペア投票であるていど東田×村主はあったきがする

314:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:22:21 SPtoZH8R
しかし冷酷な東田と冷淡なさゆりんは合わないと思うのはおれだけか

315:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:25:47 SPtoZH8R
>>314
普段はSなさゆりんも
エロールの時だけMになるんだ

316:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:49:06 6GHvhIcz
お互いが冷静だから大人の雰囲気のエロになりそうじゃん

317:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:53:25 dTjwRIGG
>>314-315
お前何がしたい

318:名無しさん@ピンキー
07/04/20 23:59:04 +YGrcqlR
東田「村主さん、挿入しますよ?」
村主「ええ。」

東田「全部入りました。」
村主「わかってるわ…。」

無言で行為

東田「ふー、終わりましたよ。」
村主「そうみたいね。お疲れ様。」
東田「村主さんこそ、お疲れ様でした。ではまた明日。」


>>316
お互いが冷静なら、こうなるんじゃ…?

319:名無しさん@ピンキー
07/04/21 00:30:34 W0DI+UmP
冷静とはちがうと思うぞ、それじゃ無感情なだけだし

320:名無しさん@ピンキー
07/04/21 00:45:13 U048Hgl4
攻めに弱いヒガシー

321:名無しさん@ピンキー
07/04/21 21:26:26 W0DI+UmP
攻めるほうだろ東田は
今の流れなら東田×村主を書いてくれる人がいるかも

322:名無しさん@ピンキー
07/04/21 23:54:50 JplLB7pS
神様降臨キボン

323:名無しさん@ピンキー
07/04/22 00:41:36 enZyqpP3
映像は頭にあるのに文に出来ない・・・

324:名無しさん@ピンキー
07/04/22 01:34:23 egalohXN
佐藤×種島 未来ネタ投下します。エロなし。


「さとーさん、さとーさんご飯できたよー」
昔は料理なんてアルバイトでパフェを作るぐらいだったぽぷらだが
今は腰が悪くて料理ができない佐藤の代わりに料理をする。
「なんじゃ?たねしゅま」
前髪が左目を隠してるのは昔と変わらないが金髪の混じった白髪になってしまっている。
呂律の回っていない口から覗ける歯はほとんどない。
「さとーさん……入れ歯入れてないと何言ってるかわからないよー」
ぽぷらは若干困りながら佐藤の目を見て言った。
「あっ、わるひゅいな」
いそいそと入れ歯をはめる佐藤。
鈍い動作の佐藤をぽぷらは昔と変わらない笑顔で見つめている。
「で、なんだ?」
事が終わった佐藤にぽぷらは食事を運びながら言う。
「ご飯ができたんだよー」
「おお……いただくぞ」

食事も終わり一息ついてぽぷらが佐藤に話しかける。
「あのね、さとーさん」
「ん?なんじゃ?」
「今日はお墓参りに行く日なの覚えてるー?」
「あぁ、そうだったな……すっかり忘れてた……最近物忘れが酷くていかん」


325:名無しさん@ピンキー
07/04/22 01:35:36 egalohXN

お爺さんと見た目は小学生の少女が並んで歩いている。
何も知らない人には微笑ましい組み合わせに見えるだろう。
二人が老年の夫婦だという事がどうして想像できようか。
「ふぅふぅ……」
ぽぷらに手を繋いでもらい息を上がらせながら墓への階段を歩く佐藤。
フラフラしていて危なっかしい。
「さとーさん、大丈夫ー?」
ぽぷらは佐藤の手を引き元気よく声をかけて先導する。

墓についた。
墓石に掘られた名前は「小鳥遊宗太と小鳥遊まひる」。
二人は墓の前で手を合わせ黙祷した。
「えーと……次に行くのは……相馬さんのお墓だね!!」
「相馬か……あいつに弱みを握らされて色々されたな……」
「相馬さん物知りだったよねー」
「あいつがもっと早くに死んでたら楽にだったのにな……」
「さとーさん、相馬さんに何かされたのー?」
「いや……何でもないよ……」



「俺と種島がくっつくとこういう事になる」(佐藤)
「ちょっと待ってよ、何で私が年をとってないの!!」(種島)
「バカか。お前が大きくなるわけないだろ。よく考えろ」(佐藤)
「ひどい!カタナシ君何か言ってよ!」(種島)
「先輩は一生、子供のままなんですよ!!!」(小鳥遊)
「えーん……ひどいよー」(種島)
「他にも色々突っ込むところが多いけどね……」(相馬)




wikiに保管するなら使ってください
|[[もしも佐藤と種島がくっついたら>もしも佐藤と種島がくっついたら]]|ID:egalohXN|佐藤×種島|×|

326:名無しさん@ピンキー
07/04/22 14:46:36 V7PxGlhE
なんだこれw
とりあえずGJ


あと、以外なんだが……泉姉さんの話題全然ないな

327:名無しさん@ピンキー
07/04/22 15:59:13 tpSG7czW
Workingな流なところ申し訳ないが、
今回の更新でヒシン×リリザ至上主義の俺は妄想末広がりングなわけですがどうよ?

328:名無しさん@ピンキー
07/04/22 16:02:11 trNWu9mX
ヒシン×セr

329:名無しさん@ピンキー
07/04/22 18:24:14 GWowHbHn
>>328
ルースの壁を乗り越え育まれる愛

330:名無しさん@ピンキー
07/04/22 19:36:15 lisN1Lof
あのじょうたいだとヒシンのほうがいいかもな

331:名無しさん@ピンキー
07/04/22 21:23:40 n+HDwqgN
裏ヒシン×セリ

332:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:13:31 05wMxeGY
裏でも表でも死体が出ることには変わりは(ry

333:名無しさん@ピンキー
07/04/22 22:18:50 trNWu9mX
>>331
鬼畜ストーリーになる予感


ルースの髪の毛切ったらどうなるかな

334:名無しさん@ピンキー
07/04/23 00:04:21 NBwOpE6J
裏ヒシン×サズ

335:名無しさん@ピンキー
07/04/23 21:11:08 JckCj845
おれてきにはヒシン×セリとヒシン×サズも好きだ
マイナーなやつでスレのびてるな
そういや東田×村主好きな人ってここだけで何人いるんだろ

336:名無しさん@ピンキー
07/04/23 21:11:52 MqgR41Q0
>>335
俺もそれ全部好きだぜ!

337:名無しさん@ピンキー
07/04/23 21:25:08 0hpVxsXi
昔は東田×村主のほうが好きだったなぁ

338:名無しさん@ピンキー
07/04/23 22:35:37 pfFt3oa3
がはこがこれ以上足立を生殺すなら東田×村主に移行しようとおもう今日この頃

339:名無しさん@ピンキー
07/04/23 22:44:52 fKandhiW
がはこに生殺されてるのは村主なんじゃねえかという気も……


340:名無しさん@ピンキー
07/04/24 07:04:41 I7nLAggZ
それ、真理w

341:名無しさん@ピンキー
07/04/24 07:12:06 eB/tgBXL
ヒシン×リリザの甘々ものを誰か・・・。

342:名無しさん@ピンキー
07/04/24 20:37:22 Fgo/cf1g
足立君は性的に期待して村主さんを待っているんですよ

343:名無しさん@ピンキー
07/04/24 21:03:55 Dv/vfisd
この頃村主さんが可愛くなってきた

344:名無しさん@ピンキー
07/04/25 01:20:08 PyZ99XZn
>>327
あれ?俺いつの間に書き込んだんだろ?

345:名無しさん@ピンキー
07/04/25 14:31:34 qmaY05GZ
マイナーだけどさとたねだっていいじゃない…

346:名無しさん@ピンキー
07/04/25 15:18:12 KdVD2ULO
あんま見ないけど小鳥遊ぽぷらだっていいじゃない……

347:名無しさん@ピンキー
07/04/25 16:30:30 /LaGrwju
小鳥遊とぽぷらは、まだ年が近いし先輩後輩で自然だからいいが
シュガーとぽぷらだと色々とやばいだろ、法律的に

348:名無しさん@ピンキー
07/04/25 20:41:40 xq1dkKrv
じゃあ、きょこさん×ぽぷらで。

349:名無しさん@ピンキー
07/04/25 20:51:33 EWMT6pJS
>>348
押し付けられたおぱい同士がむにむにと

350:名無しさん@ピンキー
07/04/25 22:24:10 3ZnqUKNJ
きょこさんがやちへの想いに気付いて強引かつラブラブに致すSSを
期待しているのは俺だけだろうな

351:名無しさん@ピンキー
07/04/26 18:37:57 1F0JmvOc
あえて我慢できなくなったやちがきょこさんを無理やりしちゃうやちきょこ
展開期待してるのは俺だけだろうな

352:名無しさん@ピンキー
07/04/27 01:41:38 dUZCDzwD
他の漫画のシチュとかセリフ借りて描いたのって投下してOKですか?
オリジナルじゃない

353:名無しさん@ピンキー
07/04/27 01:58:36 XbeowsSn
出典を明記し、あまり長いネタにならなければパロディの範囲としてOKじゃね。

354:名無しさん@ピンキー
07/04/27 02:01:41 dUZCDzwD
んじゃどこの本か添えとくわ
答えてくれてありがとな

355:名無しさん@ピンキー
07/04/27 15:23:29 LrM9lJqU
まとめwikiから一般板に飛んだところ神を見つけた。
今日から俺は種シュガー派!

356: ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:11:33 pGh1S6Dw
エロしかかけない自分が悔しい。

やちはもうシュガーか巨古参の早いもん勝ちじゃね?
と思ったのでとりあえず先にきょこやちを投下します。

きょこやち・百合・エロ有りです。

357:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:13:16 pGh1S6Dw
ファミレスの営業も終わった深夜、
白藤杏子の家にはまだ明かりが灯っていた。
シンプルなテーブルの傍には、いつものように轟八千代がいる。

「…まだ気にしてるのか」
「……」
八千代は先ほど店で同僚の佐藤に言われた
―他の店員も、自分もいつかはお前の前からいなくなる
という言葉を気にしていた。
「わたし、いつかはひとりになっちゃうんですね…」
杏子に尋ねられてまたまざまざと思い出したのか、八千代が悲しそうな声を漏らす。
「どうしよう、わた、私、世の中のこと、何も知らないし…」
ぽろぽろと涙を流しながら八千代がうなだれるのを、
杏子がぎゅっと子供にするように抱きしめた。
「うー…」
八千代も八千代で子供のように杏子の肩にしがみついた。
「…佐藤の奴…来週死ぬほどシフト入れてやろうか…」
八千代の頭を撫でながら、杏子がぼそっと呟いた。
「杏子さん、佐藤君は悪くないんです」
「わかったわかった」
先ほどよりも乱暴に撫でる。
「あう……」


358:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:13:59 pGh1S6Dw


「でもあの…杏子さんが一緒にいてくれるなら、
私、何にも知らないままでいいです」
もじもじしながら八千代が言う。
「………」
「あ、す、すみません…杏子さんだっていつか…」
八千代の目にまた涙が浮かんだ。
「こら、泣くんじゃない」
「うー…」
甘えるように寄り添う八千代を宥めながら、
杏子は佐藤に怒りとも嫉妬ともわからない妙な気持ちになる。
「…まぁ、ちょっとは知ったほうがいいかもな、世の中のこと」
「あう」
「つーか…私のことというか…」
「…?」
「自分のことというか…」
杏子の顔が八千代に近づいてくる。
「きょ、きょこさん…?」
「……そろそろ大人になるか…?」
「……え?……え…?」
涙も止まり、八千代が顔を真っ赤にして戸惑う。
「知りたいか…?気持ちいいこと」
普段とは違う杏子の妖しい瞳に八千代の心は釘付けになり、
「はい…」
思わずそう返事をした。


359:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:14:40 pGh1S6Dw
「…八千代は本当に全部初めてなんだな」
ベッドに横たわった八千代の上に覆いかぶさり、八千代の頬を撫でながら、杏子が確認する。
「あう…すいません…」
「別に謝ることじゃない」
喋りながら、八千代のブラウスのボタンを片手でプチプチとはずしていく。
「…最初から最後までフルコースで味あわせてやるからな…」
ボタンを全部はずし終えたところで、やや乱暴に胸元を開いた。
「ぁ………」
清潔感のある白い下着と白い肌が露になり、八千代が恥ずかしそうに目を伏せる。
「まぁ、味わうのは私なんだが…」
杏子が指先で八千代の肌をあちこち触る。
「ひゃう…くすぐったいです……」
触れられる度、八千代が体を強張らせる。
「…感じ易いな…」
独り言の様に呟いた杏子の唇が、八千代の唇に軽く触れた。
「ぁ  ぅ  」
いきなりされた口付けに、八千代が固まる。
唇もきつく閉じたままだ。

360:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:15:23 pGh1S6Dw
「……そんなに緊張してたらもたないぞ」
杏子はとりあえず唇を離すと、ベッドから八千代を起こし、枕に座らせる。
「ぅぅ…」
恥ずかしいやら嬉しいやらで、八千代の顔は真っ赤である。
「真正面から行くと、歯がぶつかるからな。鼻も当たるし」
対して杏子は冷静に、けんかの仕方でも教えるかのように指導する。
「こう、首をちょっと傾げて」
「はぃ……」
「そう」
杏子が八千代の前髪を優しく避け、再びキスをした。
「いい子だ じゃ 次」
唇を少し離し、至近距離で杏子が囁く。
「ふぇ」
「力抜けよ?…勝手に抜けるかも知れないが」
「きょ   」
八千代が杏子の名を呼ぼうとした瞬間、三度杏子の唇が八千代のそれに触れる。
「~~~~~~!!!」
八千代の体が震える。
今回は杏子の舌が八千代の口内に侵入したきたのだ。
「んっ……くちゅ……」
杏子の舌が八千代の舌に絡まってくる。
プルプル震える八千代の肩に杏子の手が置かれ、
やがて左手は八千代が唇を離さないように首を押さえ、
右手はすすすと腕を沿い、八千代の手に指を絡ませた。
「んんんん……」
八千代はわけもわからずただただ体を硬直させているのみだったが、、
段々と体から力が抜け、杏子の舌にされるがままになっていく。
「ん……力抜けてきたな」
ふぅ、と一旦杏子が唇を離す。
「は…杏子さん、息ができませぇん……」
「…鼻でしろ…」
「……そんな器用なこと…」
「お前も舌絡ませれば、口でも呼吸できる かも」
私もキスのとき考えて呼吸してるわけじゃないからなぁ、と杏子が続ける。


361:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:15:58 pGh1S6Dw
「杏子さん…八千代、なんだか体が変です…」
「ん?」
「なんか…あつい……」
とろんとした目で、八千代が杏子を見る。
「…八千代…口あけて…」
杏子が親指で八千代の口に触れ、八千代の口を開けさせる。
「…舌出して…そう」
杏子の顔が八千代に近づき、唇よりも先に杏子の舌先が八千代の舌先に触れる。
レロレロといやらしく杏子が舌で八千代を誘うと、遠慮がちに八千代の舌も動いた。
「はむっ……ちゅ……」
我慢しきれなくなったように唇をかぶせあうと、お互い貪り合うように舌を絡ませあう。
「んっ……はぁ…きょこ、さん……ぁ…ッ くちゅ…」
「上手だぞ…八千代」
八千代の口内を犯しながら杏子が自分の服を脱ぐ。
「はぁ、ぁ、杏子さん…」
糸が引いた唇を離し、八千代は杏子に見惚れた。


362:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:16:31 pGh1S6Dw
「八千代のは私が脱がせてやるから、私のはお前が」
と言い、杏子は八千代の背後に手を回した。
「んッ」
プチン、という小さな音とともに八千代の乳房が零れ落ちる。
「八千代はきれいな肌だな」
背後に回した手を乳房に回し、優しくもみしだく。
「あっっ ああ……」
杏子の手が動くたびに、八千代から声が漏れる。
「……ほら、お前も外してみろ」
杏子が誘うと、八千代がフルフルと手を震わせ、恐る恐る杏子の背中のホックを外した。
「いい子だ」
そういうと杏子は乳房を揉みながら親指で八千代の乳首に触れる。
「ひゃうぅっ!」
くにくにと左右に動かすと、直ぐに硬くなった。
「きょ、こさん あぁ…」
「やち…」
杏子は首筋や鎖骨に唇で跡をつけながら、八千代の胸を弄る。
自らの胸を持ち上げると、自分の乳首を八千代のそれに掠れさせた。
たぷたぷと、お互いの乳房が形を変え、揺れる。
「杏子さん、あ、あああ…!」
「やち…まだまだ気持ちよくなるぞ…」
杏子が四つんばいになると、今度は顔を八千代の胸に近づけ、乳首に舌を這わせる。
「ぁぁぁあぁ!!」
尖らせた舌が、八千代の硬い突起に触れるたび、八千代が不慣れに喘ぐ。
「れろ……気持ちいいか?八千代」
「は ぃ……ぁぁ、あああ!!」
「カワイイ奴……」
「ひうう!」
杏子が乳首を吸うと、八千代が体を反らせ啼いた。
「八千代…」
体をずらし、再びベッドに八千代を仰向けにさせ、杏子が胸を貪る。
「きょうこさ、あああ、やち、体が、なんかへんですぅ……ぁぁ」
「…ん?どこが?」
「な、なんだか…その……」
「ここか」
杏子の手が、乱雑に八千代のスカートの中にもぐり込み、下着の上から秘部に触れる。
「あうぅ!そ、そこ…」
下着はじんわりと湿り、秘部が熱く脈打ってるのが感じられる。
「別に変じゃない、普通だ」
と言いながら杏子は自分のジーンズを脱ぎ、ショーツ姿になる。
「ほら…私も同じだ…」
八千代の手を掴み杏子が自分の秘部に触れさせると、やはりそこは水気を帯びていた。
「八千代も脱ごうな…」
「あ、杏子さ…!」
躊躇いなく杏子が八千代のショーツを下ろす。


363:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:17:35 pGh1S6Dw
「八千代」
「あっ、だめ…!」
早速、とばかりに杏子が八千代の足を乱雑に広げると、さすがに八千代が抵抗した。
が、そんな事は構わず杏子の唇が八千代の秘部に触れる。
「あああ!!」
「…びしょ濡れだ」
確認するように呟き、愛液を啜る様にに杏子の舌が八千代の濡れたそこに艶かしく這う。
「あっ、あっ、あっ!!」
甲高い八千代の喘ぎ声が部屋に響く。
「八千代…っ」
時々太股にキスをしながら、杏子の舌が八千代を快感へ導いていく。
「杏子さん…き、あ、き、きもちいいですぅ…あ ああ!!
どうしよ…私……あ、ああんっ!!あ!!!あ!!」
「八千代の…甘くておいしい…」
「きょうこさぁぁん!」
「ほら…私のもこんなに濡れてるんだぞ」
杏子が起き上がり、八千代の太股と自分の太股を絡ませ、
びしょ濡れになったお互いの秘部と秘部を合わせる。
「うああああ……!!ああ、杏子さんのが……私のに……」
高揚した八千代が悦びに震える。
「八千代の…ヒクヒク言ってるな…」
顔を少々赤くした杏子が合わせ合った性器を少し動かしながら確認する。
「あんん……!!」
「っ……う、動かすぞ」
杏子が腰を浮かせ、ゆらゆらと動かし始める。
「うあああ……ああん!!」
八千代が顔を上に逸らせ、快感に咽ぶ。
「は……八千代……っ」
お互いの性器から愛液がこぼれ出し、滑りと水音が増していく。
「きょうこさあああん!!あはああん!!!んんんぅ!!あ、ああ!!」
覚えたての快感を、八千代が夢中になって貪る。
「熱い…八千代の……ッ硬くなったクリ…こっちにあたってるぞ…!」
「あっあっああvvきょうこさんのもっ、あっついですぅ…!!
ああ…きょこさん……すき……すき…!!」
八千代の体が激しく痙攣しだした。
「やちは…きもちが…どこかに飛んでいってしまいそうですぅ…!!」
「ん……そろそろイキそうか……」
は、は、と軽く息を切らしている杏子が、腰の動きを強め始める。
「は!! あ!  ああ!!  ひ……!!  」
「八千代……私も好きだぞ…」
「きょうこさ……あ、あああああああっん!!!」
八千代が絶頂を迎えると、意識を失ったように力なくベッドに倒れこんだ。


364:ずっと一緒 ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:18:29 pGh1S6Dw


「気持ちよかったか?」
しばらくして八千代が落着くと、杏子が肩に八千代を寄せて尋ねた。
「はう……」
我に返った八千代が、自分の痴態を思い出し俯くが
「はぃ……」
正直に返事をする。
「…バイブとかまだいろいろあったんだが…それは後々だな…」
小さな声で杏子が独り言を言う。
「ふにゃ……」
「疲れたか?寝ていいぞ……」
うつらうつらとしている八千代を、杏子がベッドに横たわらせる。
「きょうこさん……」
「どうした」
「やちは杏子さんがだいすきです…」
そう言って微笑むと、そのまますう、と眠りについてしまった。
「……」
杏子はなんだかこそばゆいものを感じつつ、
「…やっぱり佐藤には渡せんな」
そう呟いて八千代の頬にキスをすると、
「…お前が望む限りずっと一緒にいてやるからな…」
と小さく微笑み、自らも眠りに就いた。

365: ◆PRpFTyRR8k
07/04/30 03:20:44 pGh1S6Dw
以上です。需要が無さそうなペアでスマソ。
次はさとやちにしようかなと思ってます。
種シュガは神に任せるw

366:名無しさん@ピンキー
07/04/30 10:25:26 RNkDS6fc
GJ(・∀・)b
さとやちも待ってます。

367:名無しさん@ピンキー
07/05/01 00:23:10 JGl0oNIM
逆にエロが描けない自分が悔しい…

368: ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:02:00 aFFTki6G
どうもです。連投ですが昨日言ってたさとやちを投下します。
昨日のきょこやちの話とは繋がってません。別の話ッス。

さとやちエロ有りです。

369:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:03:06 aFFTki6G
失敗した。

佐藤潤はうなだれて深くため息をつく。
いつものように胃薬か頭痛薬でも飲みたい心境だがあいにく手持ちがない。
そのことに対してもう一度ため息をついて、
服を着たままベッドに寝ている轟八千代をきっとにらみつけた。


「ふにゃ…」

八千代本人はすやすやと幸せそうに寝ている。
「……」
その赤みが差した緩んだ顔に言い知れぬ気持ちになったが
ハッとしたように頭をフルフルと横に振り
佐藤は今日の出来事を思い出し、反省する。



杏子に頼まれた店の用事を済ますために街に出た。
本来ならば杏子がやるべきことなのだが
音尾が常時不在のため杏子は店に常駐していなければならない。
そのためチーフの八千代に、ということなのだが、
何分彼女は世間に疎いので心配だからと
杏子が佐藤に付き添いを頼んだ、というわけである。

佐藤は「じゃあ俺一人で行けばいいのでは…」と言いかけたが
『個人的な感情』もあり、八千代のお守りを承諾した。
…今思えば、この時点で「一人で行く」と言っておけばよかったのだ。


用事は滞りなく終わり、珍しく街に出て少々嬉しそうな八千代に
「飯くらい奢ってやる」と言い、適当に居酒屋に入った。
八千代はジュースを飲んでいたが、ビールを飲んでいる佐藤を
興味深々、という様子で見ていたので、


「…飲んでみるか?」

と、ジョッキを差し出したのである。


―――

370:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:05:08 aFFTki6G
「まさか一口でここまで酔っ払うとは…」
後悔の気持ちで一杯になりながら、再びベッドに寝ている八千代を見る。
酔っ払って自宅の住所も言えない状態である。
あと刀のせいで余計に  …重い。
ままならないのでとりあえず近くのホテルに入って、刀を外し、八千代を寝かせた。
―とりあえず、でホテルに入る時点で、俺もよっぽど酔っ払ってるんじゃないか…。
佐藤が頭を抱える。

とにかく過ぎたことを悔やんでいても仕方ない、
とりあえず起きるまで寝かせておいて、起きたら
タクシーに突っ込んで家に帰そう。そう佐藤が考えていると
「んん……」
ころん、と八千代が寝返りをうった。佐藤の気持ちも知らず、幸せそうに寝ている。
ひらひらしたスカートが少しめくれ、太股がちらりと覗く。罪悪感に駆られて佐藤は目を逸らした。


「きょーこさん…」

無防備な体制から発せられた言葉に、佐藤がいらっとタバコに火をつける。
むにゃむにゃと八千代が寝言を続ける。

「きょうこさん、だいす」
「起きろ」
「ふぁっ」

最後の一語が発せられる前に、佐藤が八千代に軽く枕を投げつけた。


371:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:05:58 aFFTki6G
「あ、あれ?さ、さとーくん…えっと…」
自分の状況がつかめないのか、八千代が暫し考えこむ。
「…ここどこ?」
「……お前は知らんでいい」
佐藤が目を逸らして答える。
「歩けるか?さっさと帰るぞ」
ぶっきらぼうに続けた。
「ええ…」
返事をしながらも、まだ意識がハッキリしないのか、八千代がベッドに座ってぼんやりしている。

「杏子さんの夢みた…久しぶりに」
「…よかったな」
中断させてしまったことに罪悪感を感じながら返事をする。
「前まではよく見てたのに…最近ね……」
空を見つめながら八千代が喋る。どうやらまだ酔っているようだ。
「…………佐藤君が出てくるの……」
「――」
一瞬、何を言われたのか理解できずに、時間が止まる。
「いつも通りにおはなしして、たまに頭たたかれたり…」
「………そりゃあお前の楽しい『杏子さんの夢』を邪魔して悪かったな」
半分言葉の意味を理解出来ないまま、とりあえず佐藤が謝った。

「私好きな人の夢しか見ないの…」
佐藤のほうを向き、八千代が静かに言った。

「…待て、何を言ってるんだお前は」
「佐藤君…どうしよう」
「どうしようって……お前まだ酔ってるだろ」
「酔ってるからほんとの事言ってるの…」
立ち上がって佐藤のシャツをギュッと掴み、潤んだ瞳で見つめてくる。
「・・・・・・・っ」
「佐藤君の夢見るとね…」
「轟、落ち着け」
「八千代って呼んで」
その拍子にグラリとバランスが崩れ、二人がベッドに倒れこむ。
佐藤の上に、八千代がのしかかる形になった。
「佐藤君のこと夢に見ると、体が熱くなって」
「やち…」
「ココが濡れてきて……」
八千代がスカートを片手でめくり、片手で下着の上から秘部をなぞる。
「さ、触らないと、いられなくてぇ…」
顔を真っ赤にして、八千代が訴える。
「杏子さんも大好きなの、でもこんな風にはならないの…」



「佐藤君、お願い、どうにかして…わたしのからだ」





372:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:08:53 aFFTki6G
「ああっ……」
八千代が佐藤にまたがったまま秘部への快感に喘ぐ。先ほどのように自分で、ではなく、
触れているのは佐藤の指である。
「さとーくん、あ、ああっ」
快感に絶え切れず、八千代が佐藤の胸元に倒れこんだ。
「轟…」
佐藤が八千代の顎を引き寄せ、唇を重ね、舌を絡ませる。
「はむ…んっ……さと…くん……んっ、むぅ…」
舌を激しく絡ませながら、佐藤が八千代の服を脱がせていく。
「さと…くん……ああ……」
露になっていく自分の肌に顔を赤くしながらも、八千代は拒まず受け入れる。
佐藤も自分のシャツを脱ぎ捨てた。
唇を離すと、お互いを確かめるようにきつく抱きしめ合う。
「佐藤くん…」
プチン、と八千代の背後に回った佐藤の手が八千代のブラジャーのホックを外した。
ずり落ちたそれを、ベッドの外に投げ捨てる。
「佐藤くん…あ…っ」
佐藤が八千代の首筋を吸い、跡を付ける。
「あん……あ…」
吸われる度、八千代が小さく体を強張らせる。
「佐藤君……」
寄り添う八千代の吐息が佐藤の耳元に当たると、
耐えられなくなったように佐藤の手が八千代の乳房を下から持ち上げる。
「あんっ……」
両手を左右の胸に添え、上下にくねらせるように動かす。
「ああ……っ!」
八千代が、快感で思わず天井を見上げる。
「…八千代……」
佐藤がそんな八千代を更に苛めるかのように
両手のひらを胸の突起に置き、ぐにぐにと回し始めた。
「はぁああ……あ、ああ!!」
たちまち八千代の乳首は硬く立ち上がり、それが八千代に更なる快感を与える。
「さ、さ、さと…くぅん……ああ、あ…」
佐藤にのしかかる八千代の体がぐらぐら揺れる。

373:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:09:30 aFFTki6G
「はぁ、はぁ、さとーくん……ああ…」
胸を触られただけで、すでに八千代はかなりできあがっている。
そんな八千代の脇を持ち、とりあえず膝立ちにさせる。
そして脇に置いた手を、腰に這わせ、太股に這わせ、スカートの中に差し入れた。
「あん……」
そのまま下着の上から臀部を掴まれると、八千代はまた知らぬ快感に悦びはじめる。
「ああ……!!はぅう…んっ!!」
そうしながら、佐藤が下着の上から指で八千代の秘部にそっと触れると、
そこは先ほどよりも湿り、布を隔てて染み出るほどだった。
「濡れすぎ…」
「あん……さ、さとうくん…だって…」
膝立ちの体制が辛そうな八千代が、佐藤の股間に手をやる。
「ここ…」
「……っ 」
「男のひとって…硬くなるのよね…」
さわさわと、佐藤のそれに八千代の指が触れる。
「見たい……佐藤君の…」
「……」
八千代の手が佐藤のズボンに掛かる。
それと同時に八千代のスカートのホックも佐藤の手によって外された。


374:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:13:59 aFFTki6G
「あ……すごい……男の人の…」
顔を真っ赤にしつつ、まじまじと佐藤のそれを八千代が見つめる。
スカートも脱がされ、ショーツ一枚で佐藤にまたがっている八千代は、
いつもの可愛らしさとは違い妖艶な姿だ。
「触ってもいい?」
返事を聞かずに、八千代の手が佐藤のモノに触れる。
「く ぅ……」
佐藤が思わず声を漏らす。
「さとーくん…どうしたらいい…?」
「う…」
「…どうしたら佐藤君、気持ちよくなるの…?」
八千代が上目遣いで佐藤を見つめる。
佐藤がその目を逸らす代わりに、八千代の髪の毛をぐい、と軽く掴み、
「…舐めろ…」
自分のモノに八千代の顔を押し付けた。
「んぐ……はむ…」
いきなり押し付けられて最初は驚いた八千代であったが、
すぐに素直に応じ、舐め始める。
「れろ…くちゅ……ペロペロ…ん…」
慣れていないせいか、恐る恐るそっと這う舌が、余計佐藤を感じさせる。
「っあ……」
思わず佐藤から声が漏れると、
「さとーくん、気持ちいい……?あんまり上手じゃないかもしれないけど…」
佐藤の先端をちろちろ舐めながら、八千代がまた佐藤を見上げた。
「……ぁぁ……」
「嬉しい……vもっと舐めるね…」
佐藤の返事を聞くと、八千代が嬉しそうに喉の奥まで佐藤のモノを突っ込む。
「……く…!!」
「さとーくん…れろ…なんか、おっきくなってきた……v」
つー、と根元から先端にかけて八千代の舌が艶かしく走った。
「ぅ……ヤバ……」
ぼそっと佐藤が呟くと、八千代の脇を持ち、
八千代の目線が佐藤より上になるように持ち上げた。
「…?佐藤君…?」
「…お前…エロいな…」
少し息を切らし、佐藤が驚き半分、呆れ半分という様子で言った。
「……そうかも…」
八千代が先ほどの行為で口からは唾液が伝っていたのを、手でごしごしと拭う。


375:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:16:21 aFFTki6G
「仕返し…」
佐藤が丁度目の前にある八千代の乳首を口に含む。
「ぁっああん……」
八千代が嬉しそうにあえぎ声を上げた。
舌で愛撫しながら、八千代のショーツに手をかけ、下ろす。
「ぁ、佐藤君……あん」
ショーツと中から現れた秘部の間に、透明な糸が引く。
じれったいように足から抜き取ると、佐藤が乳首を舌で弄りながら、
八千代の柔らかい茂みの中に手を差し入れる。
佐藤が指先にたっぷりと滑りを感じると、その愛液が溢れる秘部に指を押し込んだ。
「ああ……!!」
敏感な二箇所を同時に責められ、八千代が水っぽい声で悦ぶ。
「さ、さとうくん…!!あ、あああ!」
「八千代……」
「佐藤…君…あ、ああ……」
佐藤は乳首を軽く噛むと、愛撫していた手を腰に回し、
秘部に先ほどの八千代からの愛撫でいきり立った自分のモノの先端のみを当てる。
「ぃああ、っ!あ、ああ……!!、あつい…さとうくんの、当たって…あ、ああ!」
「…挿れるぞ……」
一頻り入り口を楽しんだ後、佐藤が八千代の腰に力を入れ、八千代の中に自分の物を押し入れる。
「あっ、あぁ……ぃた……ぁ」
「……キツ……」
処女である八千代の中はきつく、佐藤のモノを強く締め付けた。
それでもゆっくり埋めていくと、やがて奥まで差し込まれ、二人は完全に一つになった。
少しだけ、シーツに血が滲む。
「さとーくん……」
「…大丈夫か…?」
向かい合い見つめ合った状態で、佐藤が優しく八千代の髪の毛を撫でる。
「へいき……うれしい……」
八千代が微笑むと、佐藤の中で何かが切れたのか、
八千代の腰に置いていた手をゆっくり上下に動かし始めた。
「んっう……あ…は…」
八千代の手が、佐藤の肩に置かれる。
きつかった胎内がだいぶ異物に慣れてきて、水音が柔らかくなっていく。
「さと…くん……きもちいい……あ……!!」
息を荒くしながら、佐藤が段々上下の運動を激しくしていく。
「ああ、あああ!!!ひ、い…!!あああん!!!
「八千代…!!」
「さとーくん、さとーくん…!!あああ!!!!!すごいの……!!!すごい…」
「お前も腰動かして…」
「んん…!!あ、ああん…!!!ああ!!ああ…!!!」
佐藤の肩に置かれた八千代の手が背中に絡み、二人の体が完全に密着する。
「さとうくぅうん!!あああん!!!すき、好き…ああ!!」
動きが早まれば早まるほどに、愛液と淫らな音が結合部から溢れ返り、
八千代の嬌声も大きくなっていく。
「………っ、イく……!」
限界が近づき、避妊をしていないため佐藤が体を離そうとする。が、
「や、やッっ…離れたくない……!」
八千代がしっかりと佐藤にしがみ付く。
「やち……」
ヤバイ、とわかっていながらも、快感を貪る体は止められない。
「いて、ああっ!、さとうくん……ずっと私のそばにいてぇ…あああんっ!!」
八千代の中が、ぎゅう、と締まった。
「や ち …!!!!」
「あ、あああっさ、さとうく……は、ああああああっ!!!」
限界に達し、八千代の中に佐藤の精液が放出されると、
中にそれが満ちた八千代も絶頂を迎えた。


376:ずっと一緒2 ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:18:53 aFFTki6G
「………」
先ほどの行為ですっかり疲れてしまったのか、
八千代は再びすうすうと寝息を立てていた。
その寝息を聞きながら、何とも言えない気持ちで、
佐藤はタバコをふかしながら天井をを見つめる。

あっちが酔った勢いでやってしまった、しかも生で、中で…。

頭の中がぐるぐる回る。
自分は店長、もしくはの後輩に殺されるんじゃないか、とも思った。
陰鬱な気持ちで再び八千代を見る。
何とも幸せそうな顔をして眠っているのを見ると、少しホッとした。
…寝言でまた「杏子さん」と言われたら立ち直れないかもしれないが。

「ふにゃ…」
「う、」

いつもの店での自分が悲惨な展開を思い出し、佐藤が少したじろぐ。


「……さとうくん、ずっといっしょにいてね……」



タバコの灰が、ポロッとシーツに落ちた。

377: ◆PRpFTyRR8k
07/05/01 01:20:36 aFFTki6G
以上です。ちょっと苦しい展開だったか…?
さとやちはやっぱ難しいッス。オメ汚し失礼しました。

378:名無しさん@ピンキー
07/05/01 13:11:47 +vk3fk3S
何と言うGJ
不覚にも萌えた

379:名無しさん@ピンキー
07/05/01 18:34:27 8n/ssRH6
G がんばれ
J じんせい

380:名無しさん@ピンキー
07/05/01 19:47:29 iIBrpc6E
甘々なさとやち頂きました。有難うございます!
甘々って(・∀・)イイ!

381:名無しさん@ピンキー
07/05/01 21:11:26 eUy1MYAb
GJ
甘~い感じでよかった

382: ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:34:10 1VIN9XJE
反応どうもです。甘いエロは好物ですw


…GW休み中に途中だったSSを仕上げて連投です。

趣向を変えて高校生相馬妃モノです。
某スレの搾乳プレイではないッスw


高校生相馬×妃 エロ有り
設定を詳しく知らないのでパラレルと思って読んで下さい。

383:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:34:48 1VIN9XJE
青空の下、放課後の学校の屋上から、細い煙が上がる。
けだるそうに煙草を吹かしながら、派手な風体の女子高生・近藤妃が
その姿にそぐわない難しい専門書を読んでいた。

学校は好きではないが、屋上だけは彼女のお気に入りである。
校内にいても教師がうるさいし、家に帰っても母親が何かとうるさい。
が、屋上は人も滅多に訪れず、天気がよければ読書には絶好の場所だ。
― たった一つだけの短所を除けば。

「近藤さん、煙草吸っちゃだめー」
背後から手が伸び、煙草の火を消した。
「あつ…!」
男子生徒が火傷した手をおさえる。
屋上生活のたった一つだけの短所、風紀委員の相馬博臣だ。
「………」
妃があからさまに嫌そうな顔をした。


384:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:35:32 1VIN9XJE
「ほら、タバコ吸うくらいなら糖分摂取したほうがいいよ近藤さん」
相馬が袋一杯のタイヤキを差し出す。
「いらねーよ」
妃がどかっとコンクリートの地面に座ると、
相馬もその隣に座り込んだ。
「どっかいけよお前!」
「ひどい…」
相馬が大げさに泣き真似をする。
「…………」
妃が顔を背ける。
どういうわけか先日、妃はこの人類で最も苦手な人間であるこの相馬と
肉体関係を持ってしまったのだ。
関係を持ってから、会うのは初めてだが、相馬の態度はいつもと特に変わりない。
「近藤さんってば…」
「何だようるせえな」
「この間俺とうっかりセックスしたから俺と喋るの気まずいの?」
―変わりないわけがなかった。妃が頭を抱える。
「近藤さーん」
「……」
「近藤さんてば」
「………」
「今からこの間の行為の一部始終を正確にスピーチしようかなぁ」
「お前…!!!!!」
妃が思わず振り向くと、相馬が引っかかった、とでも言うように
振り向きざまの妃に唇を重ねた。


385:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:36:40 1VIN9XJE
「……っ!!!!」
少し触れて、すぐに離れた。
「煙草の味がする…」
相馬が顔をしかめていると
「っの…馬鹿……!!」
妃が相馬の腹を蹴った。
「痛い……」
相馬が涙目で腹をさする。
「乱暴だなぁ…」
「気易く触るな。これ以上触ったら金取るぞ。」
「この間は取らなかったじゃん…」
拗ねた様に、相馬が小声で言う。
「この間は……」
妃が口ごもる。
「気が向いただけだ」
相馬が屈託のない笑顔を妃に向ける。
柔らかい表情だが、この顔をしている相馬はいつもより性質が悪い。
「お金貰ったり気が向いたら誰とでもするんだ近藤さん」
「……」
「いわゆるヤリマン…うわ」
「殺すぞ」
妃が睨み付けるが、相馬は全く動じない。
ジリジリと再び妃に近づいてくる。
「寄るな……」
「ゴメンゴメンヤリマンじゃないよね…?
援助交際の噂だってデマでただ年上とと付き合ってただけだしね…」
「………く……」
「それが駄目になってつい俺とやっちゃったんだよね…?」
相馬の顔が妃に近づく。
「相馬、お前…本当に殺すぞ…」
「でも近藤さんそんな俺の事結構好きだよね?」
「何故そうなる……」
「いやぁ、そうだといいなぁ、と思って
近藤さんはどうでもいい男とはしないんじゃないかなと。えへ。」
うそっぽい笑い方をしながら、
相馬が妃の体を屋上のコンクリートに横たえらせてゆく。
「……お前…本当にこの間まで童貞だったのか?」
妃が怒りを通り越して呆れた様子で、相馬に問いかける。
「うん、バリバリ。大人にしてくれてありがとうござました」
「この不良風紀委員……」
「不良じゃないよ~」
と、言いながら相馬が妃のブラウスのボタンをはずして行く。

386:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:37:11 1VIN9XJE
「この間はリードしてもらったので今日は俺が」
相馬はボタンを丁寧に全部外し、
妃の高校生にしては派手な下着から少しこぼれた乳房にキスをする。
「とはいえ俺もそんなに経験あるわけじゃないから、
うまく出来ないと思うけど~その辺は若気の至りというか何というか~」
「……ペラペラ喋るな………!っ、何して」
暢気に喋る内容とは裏腹に、相馬がブラウスを腕のほうに寄せ、
妃の手首をそれできつく縛り付けてゆく。
「っこ、の……」
抵抗するが、抗えない。
「意外と力強いでしょ…?俺」
「何のつもりだっ!!」
「何のつもりって…えーと、経験不足なのでとりあえず好きなAVを参考に」
「…偏った趣味のAV見てんじゃねーよ…」
「…偏ってるかなぁ……」
うーん、と考えながら相馬が妃の上に跨り、下着の上から妃の胸に触れた。
「でも拘束されてる人を見るとちょっと興奮するんだよね…
 だって縛られちゃったら俺が解くまで何もできないんだよ…?」
「…………」
下着でぎりぎり抑えられている妃の乳房が、
相馬の手の動きでブラジャーのカップから危なげにはみ出る。
「このまま近藤さんここに置いて行ったらどうなるのかなとか…
…首絞めちゃったら抵抗も出来ないで死んじゃうんだよね…」
相馬が妃の胸をぐにぐにと弄りながら、妃の首筋をぺろりと舐める。
その言動で、妃の体に電流が走った。
「うん…いいよね拘束……」
「……お前、怖い」
「そう?」
さわやかに微笑むと、ブラジャーのホックも外さずに上にずらして行く。

387:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:38:16 1VIN9XJE


「くぅ…」
妃のバストを抑えていたワイヤーが、大きな乳房に食い込む。
相馬が更にずらすと、頭頂部の突起に引っかかる。
胸の下の部分を手で弄りながら、
何も言わずに、相馬が引っかかっているそこに舌を這わせる。
「ん………くっ……」
妃が小さく声を漏らす。
「近藤さん……ちゅ……れろ……痛い……?」
「……痛えよタコ……」
「そう……」
返事と同時に、ワイヤーをずらし乳首への刺激を強めた。
「ぅっ、くっ……ぁ…」
「近藤さん……立ってるよ…乳首……」
そうして暫く甚振っていると、背後のホックが壊れ、たぷんと妃の乳房が解放される。
仰向けに寝ているため、妃の豊かな乳房が左右に零れ落ちた。
「でかいなぁ…」
露になった乳房には先ほどのワイヤーの跡が付いており、
相馬がそこをなぞる様に舐め、手で大きさを確かめるように揉みしだく。
「んん……っ」
妃の縛られた腕が、力なくもぞもぞと動く。
「何にも抵抗できないね…近藤さん…」
乳首をコリコリと甘噛みしながら相馬が嬉しそうに微笑む。


388:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:38:49 1VIN9XJE
「…ちょっと苛めちゃおうかな…」
妃の胸から口と手を離すと、相馬が自分の制服のズボンに手をかけた。
「男の夢というか何というか…」
制服を少しずらし、自分のモノを取り出すと、妃の豊満な胸の谷間に挟み込む。
再び乳房に両手を置くと、ゆさゆさと動かし始める。
「~~~~~っ、!!」
妃が羞恥と屈辱で顔を顰める。ばたばたと足を動かすが
上からのしかかれている状態では空を切るばかりである。
「ああ、いいなぁ…その近藤さんの表情…」
「クソ、もう  死ね、っぁ……!」
妃の乳首が相馬のモノに当たるようにずらすと、妃の声が甲高くなった。
「カワイイ……」
少し息を荒らした相馬が、体勢を前にずらして行く。
「んっくっ……」
相馬のモノの先端が、妃の唇に当たる。
「舐めてv近藤さん…」
「んぐっ…」
妃が首を横に振る。
「舐めてくれないと、このまま屋上の金網に縛り付けて置いてっちゃうよ♪」
相馬が笑顔で冗談にもならない恐ろしいことを言うのを聞くと、
観念して口に咥えた。
「…噛み切ったら駄目だよ…?」
相馬が念を押す。
「……れろ……」
相馬を睨み付けたまま、妃が咥えた先端部分を舌で愛撫する。
「っあ……こんどうさ……」
先ほどまでの仕返しとでも言うように、妃の舌と唇が容赦なく
相馬に刺激を与える。
「ぅ……っ」
暫くお互いを刺激し合い、加速する快感に、お互いの動きが激しくなっていく。
「ぁ……っ近藤さん……!っ」
びくん、と相馬の体が痙攣する。
察したように、妃が唇で相馬の先端を弾くと、
堪え切れなくなった相馬のモノから精液が噴射された。
「…ぁ………」
白い液体が、妃の口元や胸に零れ落ちる。
それを妃が舌でペロリと舐め取ると
「…ザマアミロ」
と呟いた。


389:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 05:39:59 1VIN9XJE
「…何かすごい事になってるんだけど、近藤さん」
相馬がまだ少し息を荒くしながらも、妃をまじまじと見つめる。
両手が縛られた状態で、顔面胸元が精液まみれの制服姿の女子高生は
何とも言えない背徳感に溢れていた。
「…犯されてるみたいだね」
「…犯されてる」
「…犯されてる人は『ザマアミロ』とか言わない」
そう言いながら相馬がスルスルと妃のショーツを足から引き抜いていく。
妃ももう抵抗しなかった。
「……くちゅ……」
相馬が妃の足を開き、自分の肩に掛けると露になった妃の秘部に舌を這わす。
水気を含んだ音がした。
「んっ……ぅ……」
「近藤さん……びしょ濡れ……」
その愛液を舐め取るように相馬が舌を走らせるたび、
青空の下に厭らしい水の音が消えていく。
屋上の下のグラウンドから、放課後の部活動や下校する生徒の声が聞こえてくる。
「ふ……何やってるんだろうね…俺たち……」
「ん………っ」
息を荒くしながら、妃が返事をする。

390:名無しさん@ピンキー
07/05/02 05:49:21 r82dWkx5
規制された…orz

携帯から投下は無理そうなんで、また後で続き投下してみます…orz

391:名無しさん@ピンキー
07/05/02 10:34:56 NvQ7roXX
/(^o^)\ナンテコッタイ

392:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 11:07:10 1VIN9XJE
「れろ…俺ら穢れてるよねぇ………下の階は別世界だ… 」
「……んなこと言ったって……ぁ……
あいつらと一緒の生活なんて送れないだろ…私らは……っ」
「…まぁね……」
相馬が達観したようにそういうと、
「…近藤さん、気持ちいい?すごく熱いよココ…」
いつもの調子に戻る。
「俺のこと好き?」
「……っ 嫌いだ……」
息を弾ませながら、妃が顔を背けた。
「はは…」
そう言われるのがわかっていた様に相馬が笑うと、
舌先を硬くし、妃のクリトリスにグリグリと押し付ける。
「っあっ……っ! !」
相馬の足に掛かった妃の足がピンと攣った。
「嫌いな男にこんなに感じちゃダメだよ…」
そう言いながら相馬は秘部から口を離し、
妃の腰を掴み、自分のほうに寄せる。
「…挿れるよ……」
そう言いながら、再び勃った自分のモノを妃の胎内に押し込む。


393:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 11:09:28 1VIN9XJE
「んぅっ……」
相馬のモノが妃の体の中を上下するたび、結合部から愛液が漏れる。
「近藤さん……!!」
激しい動きで、スカートや剥き出しの乳房も上下に揺れていた。
「ぁっ……ぅ……!!!…はぁぁ…!!」
快感に耐えられず、妃が顔を青空に反らす。
「近藤さん…可愛いよ……っ」
「ぃ、いうな…そういう事を……!ぅん…っ…ぁ……」
毒づくのとは裏腹に、妃の中がきゅうっと締まった。
相馬が腰に置かれた手を胸にずらし刺激を増やすと、
妃が自分で腰を動かし始める。
「ぁあ……!!そ う ま っ……!!!もっとっ……」
「…は……避妊してないから…出来ちゃうかもよ……っ?」
相馬が激しく腰を打ち付ける。
「………ぃぃ………っ」
「……俺も…いいかなぁ……っ近藤さんに赤ちゃん産んでもらうのも…」
「っあ……!!!!」
妃の体が震えだす。縛られた手に力が入った。
「…近藤さん……好きだ……っ!!!」
その瞬間、相馬も限界を迎え、妃の中に精液が満ち溢れる。
「ああああああっ………っ!!!!!!」


394:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 11:11:01 1VIN9XJE
「………」
「ごめんね、痛かった?」
それから十数分後、相馬が何事もなかったようにブラウスを解き、妃の手を自由にする。
手には少し痣が出来ていたが、数分したら取れる程度だった。
「うーん、力加減がねー」
妃の顔を拭きながら、相馬が苦笑する。
「…お前…本当にこの間まで童貞だったんだよな…?」
「え、さっきも言ったじゃん。そうだってば。
セックスしすぎると脳細胞が死ぬって言うけどとうとうボケた?近藤さ」
話の途中で妃の鉄拳が飛んだ。
「…死ねお前は本当に……」
ショーツを履き、ブラジャーを着けようとしたが、先ほどフックが壊れされた為付けられない。
「弁償しろよ!!!」
振り向いて睨み付けると当の相馬は何事もなかった様に服を着なおし、
タイヤキを頬張っていた。
「糖分足りないからいらいらするんじゃない?」
にっこり笑ってタイヤキを妃の口に突っ込む。
「んぐ……」
「じゃ俺委員会の仕事あるから。これは没収ね」
手にタイヤキの袋と煙草のケースを持ち、
「またね近藤さん」
開いた手をひらひらさせながら去っていく。
「もう来るなよ」
相馬に背を向け妃は制服を着なおす。
それでも相馬はその後姿を見て満足げだった。


「で、弁償するブラジャーは俺の趣味でいいの?」



屋上を出る際、そう妃に呼びかけた相馬の頭に、ライターが直撃した。

395:屋上 ◆PRpFTyRR8k
07/05/02 11:14:40 1VIN9XJE
以上です。スマンカッタorz

妄想を立て続けに吐いたので満足ッス。

396:名無しさん@ピンキー
07/05/02 19:45:11 C3WtMOmF
どんどん吐き出してくれ
その妄想が俺の活きる糧になってくれている
ともあれGJ

397:名無しさん@ピンキー
07/05/02 21:22:57 q/jnBobX
すんばらしい。
妃にも相馬にも萌えに萌えたー GJ!


398:シアワセの温もり0/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:48:35 Sq9o72Lk
久々に投下
東田×宮越です

399:シアワセの温もり1/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:49:06 Sq9o72Lk
その日、宮越華は廊下で一冊の本を読みふけっていた。
最近彼女はよく本を読むようになった。
きっかけは東田と付き合うようになったこと。
付き合い始めた理由は、料理の腕を上達させて東田に食わせるため、
というなんとも不可思議なもの。
ともかく、彼女は年頃の娘らしく恋愛を始めたのだ。
そして彼女は恋愛一年生。より恋人らしいことをするために本を読んで勉強をする。
なんともいじらしい話じゃないの、と考えた彼女の友人たちも協力を惜しまなかった。


最近の彼女は一つの目標を立てた。
”もっと恋愛でしあわせになろう!!”
付き合いはじめてから数週間たった今であるが、
その間彼女の本来の目的である、料理の上達については、
東田・宮越双方から見ても改善されたとはとても言えない状態だった。
なぜか、ということを彼女なりに考えた結果、
「恋愛の楽しさをまだまだ知らないからだ、ならばもっと恋愛を楽しもう、
幸せを感じよう! そうしたらもっと料理の腕も上がるに違いない!」
という結論に達したのだ。

今、彼女が読んでいるのは一冊の雑誌。
「恋愛の楽しさってなんだ?」との彼女の疑問に対し、
彼女の友人が「この特集がオススメ!」と半ば強引に押し付けたものだ。
特集記事の漢字に四苦八苦しながら、必死で宮越はその内容を学ぼうとしていた。

 これは自分にできることか? できないことか?
 これは東田はしてくれる?  してくれない?

彼女なりに考え、取捨選択し、そして彼女なりの結論を出した。
ならば後は実行するのみ。今は休憩中の東田が従業員室にいるはず。
そして彼女は早速従業員室へと向かった。手元の雑誌を放り出し、
少しばかりの急ぎ足で、ほんのちょっとのワクワクを抱きながら。

400:シアワセの温もり2/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:50:18 Sq9o72Lk

――――――――――――――


乱暴にドアは開かれ、そして閉められた。

「東田、いるか!?」
「見れば分かるでしょう宮越さん、ああそれと、ドアは静かに開け閉めをしてください。
 ビックリするじゃないですか。」

口調ほどに驚いているようにはとても見えない東田、
そんな彼の様子も意に介さず宮越は言葉を続ける。

「東田、休憩時間はまだ残ってるか?」
「ええ、まだ30分ぐらいは残ってますが、それがどうかしました?」
「東田、私と一緒に勉強をしよう!」

今度は少し驚いた表情をする東田。

「珍しいですね、自分から勉強をしたがるだなんて。で、何を勉強します?
 英語ですか、それとも数学ですか?」
「いや、今日は私と恋愛の勉強をしよう!」

401:シアワセの温もり3/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:51:03 Sq9o72Lk
「……はっ…………?」
「二人の間に愛を作るために、二人で恋愛の勉強だ! どうだ、いい考えだろう?」

いい考えかどうかは知らないが、流石にこの提案には東田も驚いた。しかし、

(相変わらずこの人は突拍子も無いことを……、
 いけない、きちんと断らないと何を言い出すか分からない)

決して東田にとって魅力的な提案ではなかったから、彼は断ろうとする。

「恋愛の勉強って、一体どんなことをする気ですか宮越さん、
 一緒にこの間の少女漫画でも読めって言うんですか? 
 そんな事なら俺を巻き込まないでください。」
「いや、今日の勉強は、東田なしじゃできないんだ。」
「俺がいないと読めないような難しい本で勉強する気なんですか?
 だったらもっと簡単な本を読めばいいじゃないですか。」
「そうじゃなくて、今日の勉強は、その……実践だ!」

「え゛っ」

「何だよその顔はー。安心しろ東田。私だってそこまでバカじゃない、
 前回断られたみたく、キスをしろとはいわないぞ。」
「え、ええそうですか、じゃあ、その、一体何をする気なんですか?」
「ふふ・・・・・・それはだな・・・・・・・。えーと、その、
 あー、そうそう、さっき読んでた雑誌なんだが、そのアンケートにな、
 『女の子の恋で一番幸せなときって何?』ってやつがあって、
 そのランキングで1位のやつをやろうと思う」
「だから、それはなんですか?」
「あせるなよ東田、今言うからさー。」

402:シアワセの温もり4/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:51:54 Sq9o72Lk


――――――――――――――


一方その頃、先ほどの廊下。
そこには宮越の放り出した雑誌を手に取った妃がいた。

「何だこれ、宮越が読んでいた雑誌か?なになに……
…………あいつ、なんてモン読んでんだ全く……。アイツの歳にはこんなの早すぎるだろうが。
……東田の理性を期待するしかないか。くれぐれも、変な過ちを犯さないでくれよ?」



――――――――――――――

403:シアワセの温もり5/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:52:28 Sq9o72Lk
そして宮越は大きな声で彼に告げる。

「東田、
 今 か ら 私 を 抱 け ! !」

「…………………はあっ!?」

そう先ほどのアンケート、その一位は「彼に抱かれてるとき」だったのである。

(この人、一体どんな雑誌を読んでいるんだ!?
 ダメだ、これは絶対に逃げないとまずい!!)

東田の自衛本能は、キスをねだられた時のように逃走を選択していた。
その感覚に従い、彼は休憩室のドアへ今すぐにでも駆け出そうとしていたがしかし、

「東田、今日は逃がさないぞ!」

今回は相手の方が一枚上手、外に出る唯一の出入口を宮越がふさいだ。
そして彼女は後手でドアの鍵を閉め、こう続ける。

「よし、これで誰も入ってこれない、さあ東田、やることをやるぞ!」
「ちょっと宮越さん、正気に戻ってください! いくら誰も入ってこれないからって、
 こんなところでできるわけが、
 いやそれ以前にこの歳じゃ早すぎるに決まってます!!」
「なんだよー、アンケートで1位になったぐらいだぞー? 
 たかが抱くだけで、早いも遅いもないだろー、さあ東田、今すぐはじめよう」

そう言いながら彼女は東田に向かってつかつかと歩き出した。
思わず後ずさりする東田、しかし彼もよっぽど焦っているのか、
部屋の隅へと追いやられてしまっていた。

404:シアワセの温もり6/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:53:10 Sq9o72Lk
「宮越さん!!」
「なんだ東田、そんなに私を抱きたくないのか? じゃあしかたがない……」
「(ほっ……)もういいですか?
 それならそこを通してくだ「私がお前を抱いてやる!!」
「え゛えっ!?」

宮越は獲物を見つけた猫のような目をして東田に近づいて行く。
一方東田には既に退路が無い。
彼と彼女の距離はこうして密着寸前の状態となりそして……





          ギュッ







405:シアワセの温もり7/7 ◆IvnjwJNKhY
07/05/03 02:53:40 Sq9o72Lk
「………」
「……………」
「……………………東田」
「…………………」
「…………なんか、よく……わからない」
「………………あの」
「…………けど」
「みやこし、さん………………」


「…………あったかい」


それから数分、二人は言葉も交わさずにそのままでいた。
宮越は東田の体温を感じ、東田も宮越を引き剥がすこともなく、
ただそれとなく二人は互いの身を離した。
それから先に口を開いたのは彼女の方だった。


「東田……。」
「満足……ですか?」
「うん…だから」
「だから……」
「またしような!!」


小さないたずらと大きな勘違いが生んだこの出来事、
結果として二人の関係を前進させ、そして確かに宮越の願う恋の勉強になったのだが、
しかし彼女はこれから後にもっとすごい恋の世界を知ることとなる。
だがそれは、また別のお話。


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