ひぐらしのなく頃に Part.5at EROPARO
ひぐらしのなく頃に Part.5 - 暇つぶし2ch350:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:27:28 vZ7oP2LJ
GJってレベルじゃねーぞ!!
ラストが素晴らしい。

>レナがボクの注射を拒否したのに、圭一にお注射されたのです
ww

351:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:36:22 gAXB9H6j
GJ! 圭一が漢だな。

352:名無しさん@ピンキー
07/02/03 05:11:40 lCYagwYE
GJ
も圭一かっこいいよな…
お尻叩かれていてもかっこいいよな…

何で俺が書くとキモくなるのかな…

353:名無しさん@ピンキー
07/02/03 07:26:54 6Coei/Dv
一つ聞きたいのだが、エロくなくても
ギャグとか一発ネタもここで良いんだっけ?

354:名無しさん@ピンキー
07/02/03 10:01:28 UY7/D+Vv
今までに非エロもあったし……駄目ってわけじゃないんじゃね?


さすがに赤坂×圭一とかは勘弁だが。801ならちゃんと専用のスレあるしな。

355:名無しさん@ピンキー
07/02/03 11:59:12 kV7AEi8m
>>345GJ。

前にもギャグっぽいのあった気もするし、投下してくれ。

356:353ではありませんが…
07/02/03 16:44:09 e7+f/MJi
サトシオンin節分ネタ

詩「悟史くん、どうぞ」

悟「むぅ、…これは、煎り豆?」

詩「ハイ、今日は節分ですから。
節分に年の数だけ豆を食べるとですね、今年一年病気をしないという言い伝えがあるんですよ。
悟史くんには、ずっと元気でいて欲しいですから」

悟「そうなんだ…。ありがとう、詩音。…あれ?この豆、僕の年の数には一つ足りない様な…?」

詩「あの…最後の一粒は…、ここに…あります」

そう言いながら自分のスカートを捲り上げる詩音

悟「そ、それは…むぅ…」

詩「…ちゃんと、全部食べてくださいね…」

悟「…!もちろんだよ、詩音!!」

詩「あっ!?さっ悟史くん、そんな、急に…あん」

悟「うん、美味しいよ。詩音のお豆さん」


突然思い付いたので
スレ汚し編スマソ

357:名無しさん@ピンキー
07/02/03 16:45:43 Ifg+N0Gx
>>356
俺はこういう小ネタ好きだ
なんか書きたくなってきた

358:夢十夜?
07/02/03 17:54:47 6Coei/Dv
こんな、夢を見た

…その部屋は地獄だった。
脳漿と、血と、撒き散らされた肉で。
人を信じた結果がこれか、友を信じた結果がこれか。
それは美しくあれども、哀れで滑稽だ。
だけど、それゆえに彼はその光景に感動した。
だからこそ、彼はこうしたのだ。


「私は命を二つ持ってきた」


以上

359: ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:27:48 Cfdb7KTH
部活ヒロインのマルチルートもの、レナルートが書き上がったんで出します。

360:夢月祭夜 ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:29:37 Cfdb7KTH
明朝4:00に48時間作戦が開始される。
梨花ちゃんの命を狙う……いや、そうじゃない、雛見沢の命を狙っている鷹野さん達との戦いが始まる。
俺達は戦いに備えて、魅音の家に寝泊まりすることにした。
朝は早い。それまでに少しでも睡眠を取っておくというのが魅音の指示だった。
それは分かっている。……しかし、俺はなかなか寝付けないでいた。
時計の針は夜の11:00をまわったところ。
いつもならまだ起きている時間なのだから当然だといえば当然なのだろうが……。
畜生。最高のコンディションを整えなくちゃいけないってのに、こんなんじゃ明日になってみんなの足を引っ張りかねない。
寝返りを打って、目を開ける。
あれ? 障子の向こうに誰かいないか?
月明かりに照らされて、人影が映っている。

誰だろう……こんな時間にやってくるっていったら、それは―

1,レナかもしれない
2,魅音かもしれない
3,沙都子かもしれない
4,梨花ちゃんかもしれない
5,羽入かもしれない


361:夢月祭夜(レナルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:31:21 Cfdb7KTH
rァ レナかもしれない

俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。
「レナ? ……どうしたんだよ? こんな時間に」
戸を開けると、そこにはレナが立っていた。
「あ…………その。ゴメンね圭一君。起こしちゃった?」
「いや……別に構わないぜ? 俺は寝付けなかったから、まだ起きてた」
「そうだったの? 圭一君も眠れなかったんだ……」
そう言うとレナは照れくさそうに笑った。
「っていうことはレナもか? じゃあ、ひょっとしてみんなも……?」
「ううん。みんなはもう寝ちゃったよ。布団に入ってすぐだった。魅ぃちゃんと沙都子ちゃんなんて凄いいびきなんだよ?」
俺は苦笑した。なんとなく容易にその様子が想像できたからだ。
同時に、彼女らの強さを少し羨ましくも思った。
「……そりゃ確かに眠れないよな。それでレナは部屋を抜け出してきたっていう訳か」
レナは頷いた。
「出来たら圭一君とお話し出来ないかなってここまできたけど、よく考えたら圭一君だって休んでるんだから邪魔しちゃ悪いよねって……」
「仕方ないから部屋の外に突っ立ってたっていうわけか? なら、取り敢えず部屋に入れよ? いくら夏だからって、いつまでも夜風に当たっていると風邪引いちまうぞ? 魅音の言葉を忘れたのかよ?」
そう言うと、レナはくすくすと笑った。
「そうだね。……それじゃ、お言葉に甘えてそうさせてもらうね」
レナが部屋に入って、俺は障子を閉めた。
二人して布団の上に座る。
でも話す切っ掛けが見付け出せなくて、俺達は互いに無言だった。
庭園に流れる水の音しか聞こえない静寂。
月明かりしかない暗がりで、レナがどんな顔をしているのかよく見えない。
でも、俺の隣にレナがいる。それだけで、なんだか少しほっとする。
「レナ。……話ってなんだよ?」
「ん? ……何だっけ。もう忘れちゃった」
「おいおい。なんだよそれは。……別にいいけどさ」
わしわしとレナの頭を撫でてやる。


362:夢月祭夜(レナルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:32:44 Cfdb7KTH
「でも俺は、レナが来てくれてよかったと思う」
「え……?」
「……あっ」
慌てて口を押さえたがもう遅い。頭の中だけで言うつもりだった……かなり恥ずかしい台詞を、俺は既に口にしてしまっていた。畜生、俺の馬鹿、俺の馬鹿……。
きっと、この暗闇の中でも俺が顔を真っ赤にしているのはレナに丸見えだったと思う。
でも……そうだよな。ここまで言ってしまったんだから、もう隠す必要も無い。
「ホント言うとさ……俺、ずっと考え事してしまってて……それで眠れなかったんだ」
「…………うん」
「みんなと一緒なら絶対に勝てるって分かっているし信じてる。さっきみんなの前で言ったように燃えていて、興奮しているから寝付けないっていうのもある。
……けど、みんなと別れて一人っきりになると……不安も湧いてきてしまって……。男のくせに情けないって思うけどさ」
「……圭一君…………」
「怖いんだよ。レナも魅音も沙都子も梨花ちゃんも羽入も、みんな俺の大切な、かけがえのない仲間なんだ。誰一人だって欠けるのはイヤだ。……俺達部活メンバーがそんなことになるはずがないことは分かってる。……けれど…………」
そんな考えたくもないイメージが次から次へと湧いてきてしまう。
レナがいない世界。魅音がいない世界。沙都子が、梨花ちゃんがいない世界。羽入がいない世界。そんな世界は……駄目だ、想像しただけで涙が出てくる。何故だか分からないけど……どうしようもなくリアルにイメージ出来てしまう。
「…………レナ?」
いつの間にか、俺は俯いていて……レナが俺の両肩に手を置いていた。
「大丈夫だよ。……レナは死なない」
俺は顔を上げて、右手をレナの頬に添えた。
「ああ、分かってる。……レナは死なない」
何故なら、俺が絶対に守ってみせるからだ……。
「私もね。……圭一君と同じこと考えてた」
「レナ……?」
「私の大切な仲間達が……私の大好きな圭一君がもしもいなくなっちゃったらって……そしたら、胸が痛くて……」
そっ とレナは俺の右手を掴み……自分の胸に押し当てた。
「レナっ?」
「ほら……分かるでしょ? 私の胸もドキドキしてる。……そして私も、そんな風に悩んでいたのが私だけじゃないって知って、少しほっとしたの」
俺は静かに目をつむって、レナの鼓動に集中した。
レナの温かみ。レナが生きているという確かな証拠。
「どうしても眠れなくって……そうしたらどうしても圭一君と会いたくなって……」
俺は閉じていた目を開けた。
そして……何も考えないうちに、いつの間にかレナの顔へと自分の顔を寄せていた。
レナも……目を閉じていた。
俺は再び目を閉じて……レナと唇を重ねた。
互いに互いの唇を押し付け合い、存在を確認する。

363:夢月祭夜(レナルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:34:05 Cfdb7KTH
どれくらい……ひょっとして一分ぐらいか? 長いキスをして、唇を離す。
右手の中のレナの鼓動は、より強く激しいものとなっていた。
俺の息も激しいものとなっていた。
プツリと上着のボタンを外す。ゆっくりと右手をずらし、レナのパジャマの中へと差し込んでいく。
レナは……抵抗しなかった。
レナの胸に直接触れる。そこは柔らかく、そして温かかった。優しく揉みしだくと、その分優しく手を押し返してきた。……そして、その乳首は固く尖っていた。
「んんっ はぁっ」
レナの甘い吐息。
レナは目を閉じたまま、俺の愛撫を黙って受けていて……ときおりそのまぶたがぴくぴくと震えていた。
ごくりっ
生唾を飲む。
俺の頭の中は、既に沸騰していた。
右手をレナの胸から離し、余った左手をレナへと伸ばすと、気配を感じたのかレナが目を開けた。
「……圭一君? …………きゃっ」
俺はレナの両肩を掴んで、力いっぱい引き寄せ……そして、布団へと押し倒した。
俺はレナの上で四つんばいになっていた。
はあ~っ はあ~っ はあ~っ はあ~っ
俺の息が荒い。レナの息も荒い。
二人の呼吸が、月明かりに照らされた部屋に響く。
そして、ただそうして見つめ合っていて……。
「…………いいよ。圭一君となら……」
その言葉を聞いた瞬間、俺はレナに覆い被さっていた。
夢中でレナの唇を貪る。レナもまた俺の首に腕をまわして、舌を絡めてくる。
左手をレナの胸の上に置いて、中指と人差し指の間で乳首を軽く押さえる。
右手をレナの下着の中に突っ込んで、柔らかい恥毛とその中にある秘部を撫で回す。そこは既に熱を帯びていて、仄かに潤っていた。

364:夢月祭夜(レナルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:35:49 Cfdb7KTH
レナは軽く喘いで、俺の首から右腕を離し……俺のズボンの中へと手を入れた。俺の胸を撫でて……、その手は徐々に下半身へと移動していく。そして、するすると俺の下着の中にその手を入れて……俺のものに添えた。
互いに互いの性器を刺激し合う。
それは決して激しいものじゃないけれど、それでも俺のものはこれ以上ないほどに固くなっていった。
レナもまた同じらしい。レナの秘部の潤いもまた、俺の手の動きに応じて増していった。
俺はレナから唇を離し、上半身を起こした。
「…………圭一君?」
とろんとしたレナの瞳。
「レナ……脱がすぞ?」
そう言いつつも、レナの返事を聞く前に脱がしていく。
レナの秘部を覆うものが無くなると、そこから濃密に淫蕩な……俺の雄としての本能を刺激する匂いが立ちこめてくる。どこかすえたような、それでいて甘いようなレナの匂い。
俺は無言のまま、下着から自分のものを取り出した。
「レナ……もう、いいか?」
レナが俺を見つめ返す。その時間が、途方もなく長く感じる。
「うん。……来て、圭一君」
俺は頷くと、レナの秘部に俺のものをあてがった。亀頭にレナの愛液をまとわりつかせながら、膣道を探す。
「……はうっ」
レナが軽く身悶えする。この刺激で感じたらしい。俺も、正直言ってこれだけでイってしまいそうだった。
やがて亀頭の先が手で触っていたときと同じようにくぼんだ位置にくる。ほっそりとしたレナの入り口。
「レナ…………いくぞ?」
レナは何も言わず、ただ頷いた。
俺はレナの腰を掴んで、一気に自分のものをレナの中へと挿入した。
「んっ …………んんん~っ」
レナの処女膜を破り、その奥まで突き入れる。
結合部に愛液とは違う温かいものが流れた。
俺のものを押し出すように、レナの中は固くきつく締め上げてくる。
と、俺の下でレナが目を閉じて小刻みに震えている。
「レナ。大丈夫か?」
しかしレナは答えない。パジャマの袖を噛んで、黙って痛みに耐えている。

365:夢月祭夜(レナルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:37:17 Cfdb7KTH
「レナ。……ごめん。無理ならすぐに抜くから」
畜生。何やっているんだ俺は……いくら頭に血が上っていたからって、これはないだろ。
「…………えっ?」
レナは俺の腰に両脚をまわして、首を横に振った。
「私は……大丈夫だから。痛いけど……もっと、圭一君を感じていたいの」
その上……ゆっくりと、レナは腰を上下した。
「レナ……」
「お願い。……圭一君が気持ちよくなってくれないと、私はヤダよ?」
レナは泣いていた。痛みよりも、俺との繋がりが無くなることを恐れて泣いていた。
俺の目からも、一筋の涙が流れた。レナのその想いが胸にいたいほど伝わったから。
「じゃあレナ。……俺、ゆっくり動くからな」
「うん」
俺がそう言うと、レナは嬉しそうに微笑んだ。
くちゅ    くちゅ    くちゅ
宣言通りに、ゆっくりとピストン運動を開始する。レナもまた、俺の腰に脚をまわしたまま、俺の腰の動きに応じて腰を振る。
くちゅ    くちゅ    くちゅ
その動きはとても遅いけれど、それでも互いの想いが伝わる、優しい営みだった。
互いが互いの温もりを伝え合い、互いを包み込みそして包まれる幸福感を味わう。
俺は文字通り身も心もレナと一つになっているということを実感していた。
「…………圭一君」
「なんだよ? レナ」
「あのね。……レナ、ちょっとだけ気持ちよくなってきた☆」
レナは幸せそうに呟いた。
「レナ……」
「何? 圭一君」
「俺も……レナの中、温かくて気持ちいいぜ」
そう言うとレナは、満面の笑顔を浮かべた。
「じゃあ、……もっと気持ちよくなろ?」
「ああ、そうだなっ」
もう少しだけ腰の動きを速くする。
レナの中を入り口からその奥まで満遍なく出し入れして、その奥を小突く。
俺が出し入れするたびに、レナは軽く呻いた。
「レナ?」
レナは再び袖を噛んでいた。
「……ゴメン。こうしてないと声が……出ちゃうの。……はうっ」
それは俺も同じだった。
レナの中にあるひだが締め付けて、俺の男性器にある性感帯のすべてをあますところなく、しかも休み無く刺激し続けているのだ。
何度となく俺も呻き声を漏らしていた。
でも、お互いに腰の動きを止めることが出来ない。快楽を貪ることを止められない。
あともう少し……あともう少しと、限界まで登り詰めていく。
「ごめん。レナ、俺……もうイク」
だめだ……もう腰が言うことを聞いてくれない。
レナもいつまでもしがみついて離れてくれない。
「私も……私ももうイっちゃうからっ……」
がくがくと腰が震える。ダメだ……もう、限界だ……。
「あっ ああああああぁぁぁぁぁっ!!!!」
「うああああああああああああっ!!!!」
レナがイクのとほとんど同時に、俺はレナの中に精液を流し込んでいた。
どろどろの精液がレナの中を満たしていく。
レナは力無く大の字になったまま、それを受け止めていた。
俺はその様子を見ながら……いつのまにか自分から不安が消えていることを自覚した。

366:夢月祭夜(レナルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:39:41 Cfdb7KTH
翌日。
「おっ持ち帰り~っ☆」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオンンッ!!
レナの萌える拳によって山狗が吹き飛ばされてくる。
そして、その落下地点には俺が一本足打法で待ち構えていた。
「うおおおおおっ! バスターホームランッ!!!」
カキイイイイイイイイイィィィィィィィンンッ!!!
寸分のタイミングのズレもなくジャストミートした山狗は再びレナの方向へと飛んでいき、挙げ句レナの頭上を飛び越えて落下していった。
「よっしゃあっ! 次行くぞレナあっ!」
「うん。ガンガン行くよ圭一君っ!」
威勢よくハイタッチを交わす俺とレナ。
結局あの後、後先考えずに汚してしまったシーツやパジャマやらを誤魔化すために色々と大変ではあったけれど……別れ際にレナともう一度キスをして、それぞれの部屋に戻ってからは、短い時間だったけれどよく眠れた。コンディションは最高だ。
「なんだか、今日の圭一さんとレナさんは見ていて震えが来ますわね。コンビネーションがもう芸術的でしてよ?」
「……まったくだね。おじさんちょっと嫉妬しちゃうよ」
指揮官としてコンビネーションには参加していない魅音が口を尖らせる。
「まったく、あの二人に何があったのやら…………。知ってる? 羽入?」
「さあ? 僕は何も知らないのですよ? きっと愛の力なのです。あぅあぅあぅあぅ☆」
そう、互いの絆をより深いものにした俺とレナのコンビはもはや無敵だった。レナと一緒なら怖いものなんかありはしない。俺達のいる部活メンバーに敗北なんてありはしない。
魅音から次の指令が下る。
どうやらまた俺達のコンビネーションに出番が来たらしい。
俺はレナと目を合わせて、一緒に次の標的へと駆け出した。

―レナEND―

367: ◆Jx7kndDbOU
07/02/03 18:42:33 Cfdb7KTH
初えっちであんだけ痛がってたくせにれなぱん打てるわけねぇだろみたいな
ツッコミは無しでお願いします。

魅音ルートは、アクシデントがなければ来週末あたりに出せると思います。

368:名無しさん@ピンキー
07/02/03 18:56:38 4UFyr5XB
GJ!!
初々しいふたりがエロくて最高だ!(´Д`;)ハアハア
魅音ルートも全身全霊全裸で待ってるぜ!

369:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:03:06 oif89UOn
夜犯し書いてたものだけど、テスト終わったんで今日か明日あたりから投下開始します。
留年決定な感じなんではっちゃけるぜwwww

370:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:11:51 Eyf15qj4
>>367
GJ!
お互いの不安を支えあうってシチュがらしくてイイ!

371:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:42:12 BchgpET/
>>367
GJ。
ぬぅん、俺も負けてられんぜ、レナ看病ものの続きを書かねば。

でもまだキスシーンまでしか話が固まらない……。・゚・(ノД`)・゚・。

372:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:47:53 apkzGfS3
>>367
魅音だけでなくその次もどんどんかいてくれると嬉しいんだぜ!

373:345
07/02/03 20:33:21 g9SzPhIq
空気読めてませんけど、
昨日の作品にGJと言ってくれた人に感謝。
鉈スパンキングはもっとしつこい描写にしようとしましたけど、
アレ以上やるともう自決しそうだったので、
無理でした。
最初、圭一に「ひぎぃ」とか「ら、らめぇ」とか言わせようとしてたんですけど、
なんとか理性でおしとどめました。

もっと軽めのやつ、
また出来たら書き込みたいと思います。
いや、もしかしたらまた黒い欲望が渦巻いてきてああいうのが書きたくなるかもしれませんが。
名前伏せてかけるっていうのはいいですね。
というか、初めてなんだったらもっと普通なの書けよ俺……

374:名無しさん@ピンキー
07/02/03 21:48:39 +R3avlbO
>369
イ㌔
夜犯し楽しみにしてるぜw

375:名無しさん@ピンキー
07/02/03 21:56:19 4UFyr5XB
何だかイライラするのは俺だけか。

376:名無しさん@ピンキー
07/02/03 22:04:11 +jr+mV1z
>>313
初めては悟史と…な魅音と圭一の恋か。
圭一はちょっとショックなんだろうなー
激しく萌えた。

377:名無しさん@ピンキー
07/02/03 22:40:11 HN2yFo++
URLリンク(winplus.or.tp) Pass:mion
そんなにエロくない割に圭一がやたらとキモいので注意。

>>136でS魅音書いた者です。一応あれの続きってことで。
中途半端なところで途切れています。一応続き書こうかなーと考えてます。
最近スレッドが活性化していて、自分では到底追いつけないなと思う毎日です。

378:名無しさん@ピンキー
07/02/03 23:54:24 kV7AEi8m
>>367GJ!
残りの選択肢wktkしながら待ってます!
>>377もGJ!
魅音の仕返しが割に合ってない気がしたな。こんな展開になるとは思わなかった。
ついに魅音もL5発症してしまったか?

379:名無しさん@ピンキー
07/02/04 00:27:04 MI+sPmAq
>>375
いや俺も少し・・・

380:名無しさん@ピンキー
07/02/04 00:31:19 BvEPhR09
>>360
GJ!なんか凄く久しぶりに普通の圭×レナ物を見た気がする

>>377
lzhだから少し警戒してしまった・・・GJ!
相変わらずMの圭一は輝いてるなw

381:名無しさん@ピンキー
07/02/04 00:55:04 IOQ9ou1l
空気読まずに聴きたいんだけど
ばっしーばっ♪ばっしー♪ばっしーばっ♪
って何?

382:名無しさん@ピンキー
07/02/04 01:09:22 L3c1vQYQ
マジで返すなら松田勇作の探偵物語。

Fat City Bad♪ Bad City♪ Fat City Bad♪

だと思われる。イメージで言ってるから歌詞が
ホントに合ってるか危ういが……。

>>377
確かにこんな圭一はキモいな……上手く書けたが故の悲劇というか。
むしろ魅音と圭一をここまで変えるのに何があったのか興味が湧くわ。

383:名無しさん@ピンキー
07/02/04 01:29:03 IOQ9ou1l
マジで返してくれてありがとう。
本当に知らなかったんだ。

384:名無しさん@ピンキー
07/02/04 01:54:54 7AKxq0RY
ちょっと目を離したスキにえらい空気になってるな

385:レナ看病作者 ◆Virgobc36M
07/02/04 06:10:00 r4B+Fb8Z
>>382
それで合ってるよ。

386:名無しさん@ピンキー
07/02/04 09:22:36 VeoqDq3I
>>384
( ・3・) からけ?

387:名無しさん@ピンキー
07/02/04 09:45:54 vTXjQCns
>>377
うう…GJ…?
け、圭ちゃんキモすぎるよ…
面白いんだけど、興奮するんだけど、でも少しショックだったorz
そして魅音変貌しすぎww

388:名無しさん@ピンキー
07/02/04 13:31:26 3FFewX54
母の監視の下で、私は受験勉強をしていた。
知恵先生は「このままでは興宮の高校にギリギリ受かるかどうかです」というが、
人生なんとかなるもんだと思うんだけどなぁ…
「ほら、ぼさっとしてんじゃないよ!まだ5問しかといてないだろ?」
お母さんがノートを覗きこんでくる。…わからないくせに。
大体こんなつまらないことじゃやる気がでるわけないよ。圭ちゃんに教えて欲しいなぁ…
「はぁ…圭ちゃんがメイドさんならなぁ…」
「なんだいそのめいどさんって。地獄の鬼かい?」
お母さんが見当違いなことを言っている。
「イギリスの女中さんだよ。場合によっては家庭教師とかもするって」
「はぁ、何を言い出すかと思えば情けな…」
お母さんの手が止まった。次の瞬間。
「いいねぇ魅音!それはおもしろそうじゃないかい!」
「でしょ!私の成績もあがると思うんだ!」

かくして、監督の立ち会いのもと、園崎家に一人の一日メイド(男)が誕生した。
「…前原さんの家にはちゃんと謝礼を払います」
葛西がそんなことをいった。
「なんでこの格好なんだよ!」
「女装メイド…いいですね、服従心がありありとあらわれてます。
K、外見は百点満点です!」
「嬉しくねぇ!」
「こりゃまた珍妙な服だね…」
お母さんがまじまじと見つめている。
ああ…かわいいよ圭ちゃん…こんな人にお勉強を教えてもらえたら…
「K、その服を着るなら言動を完璧にしないとダメですよ。
相手のことはご主人様と呼ばなければなりません。
そして何を言われても無抵抗で、きっちり言うことを聞くのです」
「そうなのかい?」
「はい、そういうものなのです。」
「へぇ…まぁ圭一君、今日一日頼むよ!」
お母さんが圭ちゃんの肩を叩いた。
もっとおしとやかにしてほしいなぁ…
「もうお婿に行けない…」
「うちがもらってあげるよ!さぁ、今日はご馳走だ!」
「おや魅音さん。どうかされました?」
「い、いや…メイドの圭ちゃん、かわいいなぁって」
ああ…レナがお持ち帰りしたくなる理由もわかるよ…

389:名無しさん@ピンキー
07/02/04 14:08:40 r4B+Fb8Z
>>388
GJ!
でも何気にイリーがいるw

390:名無しさん@ピンキー
07/02/04 19:51:15 DXnWWgny
>>377
見れねー…

391:名無しさん@ピンキー
07/02/04 20:06:41 dydqrAsb
上に同じ

392:名無しさん@ピンキー
07/02/04 21:34:57 9iAHcbHr
>>377
うわー、これはすごいwwww
けど、S魅音が保管庫に乗ってねーので見れねえorz
個人的にはM原を救おうとして逆に調教されるレナを見てみたか(フォングシャ

393:名無しさん@ピンキー
07/02/04 21:38:38 NGedCVpk
なんで・・・?

394:名無しさん@ピンキー
07/02/04 21:41:01 NGedCVpk
なんで・・・?

395:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:19:14 ZdsWGZVL
         ハ,,ハ  
        ('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
      /ヽ   〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
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スカトロ写真集・(・3・)←

396:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:43:19 vfln6ImV
>>392
当初の予定では
S魅音がレナに殺されて「圭一くんはずっと私がマモッテアゲルネ」
ってな終わり方でしたが

どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。

397:名無しさん@ピンキー
07/02/05 05:06:27 Ik0dskJf
「ねぇ圭ちゃぁん、わかんないよぉー」
「なんだ魅音、こんなのも…」
「言葉遣い」
「…お嬢様、いかがなされましたか?」
うん、圭ちゃんメイドはやっぱりいいなぁ…
気兼ねなく質問できるし、教え方は上手だし。
「内接円は受験に出やすい部分ですよ。重点的に学習しないといけません。」
「圭ちゃん…もっと詳しく教えて欲しいなぁ」
何より、いたずらのしがいがある。メイド服のスカート部分をまくりあげて…
「あっ、お嬢様…」
「よいではないか、よいではないか!」
顔を赤らめてうろたえる圭ちゃん…抱き締めたいなぁ!
「魅音!」
ちょうどそこに、お茶と羊羹をお盆に乗せて、お母さんが現れた。
ちぇ、いいところだったのに…
「圭一君が来たら来たで甘ったれて!あんたは…」
「ご主人様、お嬢様はよく頑張っていらっしゃいます…」
圭ちゃんがお母さんの前に跪いた。あれ?もしかしてかばって…
「先ほども内接円の定理をよく理解してくださいました。お嬢様は本当に…」
「…」
あ、お母さんの顔がゆるんだ。
「かぁわい~!」
「うわっ!」
行動は一瞬だった。お母さんはぎゅっ、と圭ちゃんを抱き締め…
「もううちに住み込みで働いてもらっちゃおうかねぇ!」
「あっ、おば…ご主人様、おやめください…」
頬擦りしはじめた。圭ちゃん困ってるけど顔が真赤だよ。
「あー!ずるいー!私もやるー!」
「外接円わかったらいくらでもやりな!ああ、かわいいねぇ圭一君!」
「…」
恥ずかしがる圭ちゃん…くぅ~っ、かわいすぎる!

「あーん…もきゅもきゅ…」
「ほら、おばさんにも頼むよ」
私とお母さんは今、羊羹を圭ちゃんに食べさせてもらっている。
開けた口におずおずと、楊子にさした羊羹をいれる圭ちゃん…
ああ、いつもより羊羹が美味しく感じられる!
「究極の味だよ圭ちゃん!」
「う~ん、至高とはまさにこのことだねぇ!」
お母さんも私も大喜び。
「…私が作ったわけじゃないんですが…」
「それでもだよ、圭一君!おばさん惚れ直したよ!」
素早く圭ちゃんの左腕に抱き付くお母さん。
「あー!だめー!圭ちゃんは私のなのー!」
私も負けじと圭ちゃんの右腕に抱き付く。
「あんたは勉強しな!」
「家庭教師がいなきゃできないよ!」
「とかなんとかいってあそんでるじゃないかい!」
「息抜きだよ!」
「いたたたたた!」
両側から引っ張られて、圭ちゃんは痛がっている。
ごめん、圭ちゃん…ここは負けられないんだ。

398:名無しさん@ピンキー
07/02/05 09:02:40 DDQP8W5L
>>397
親娘だなぁ~。なんだかほのぼのしてくるよ……。
女装メイドKの引っ張り合いを想像してほのぼのする自分の脳って腐ってると思うが。

>>396
そりゃ、圭一があそこまで堕ちてあんなことで悦んでたらなぁ。
さすがにレナも引くよな。圭一に同じ台詞言わせても、悦びさえしなければまだ
救いはあったろうに……。

レナ「圭一君そんなことしたんだ。でも、いくらなんでもこんなのってないよ。
圭一君は魅ぃちゃんに謝ったんだよ? こんなにもボロボロになって苦しんでる
んだよ? ほら……そんなにも哀れっぽく許しを請いて……はぁはぁ……子犬み
たいな瞳でかぁいい☆ きゅんきゅん泣いてるんだよ? そんなかぁいい圭一君
にそんな酷い事するなんて……はぁはぁ、許せないんだよ。だよ。圭一君は私が
マモラナキャ。待っててね圭一君。今すぐ圭一君を助けて、かぁいがってあげる
ルから☆」

空気読んでないかもしれないが、叫びたい。
雛見沢大乱交と夜犯し編まだかよおおおぉぉぉぉっ!?
早く読みたいよーっ!!

399:名無しさん@ピンキー
07/02/05 14:01:28 hAMPj5ZE
葛西×詩音の話誰かキボンヌ

400:名無しさん@ピンキー
07/02/05 14:57:37 WBI2qUJQ
もきゅもきゅに萌えた

401:名無しさん@ピンキー
07/02/05 16:40:33 51kP0b2e
>>367
GJ!緊迫感のあるエロスだ
魅音ルート楽しみです

>>377
乙!発症したっぽいS魅音が新鮮でいいw
いつも攻める側の圭一がえっちな仕返しされるのもたまらない
でも魅音も被害者なので殺さないで救ってあげてほしいのです
どうかハッピーエンドで…

>>397
今更気づいたけど魅音祭りキタコレ?
このままエロエロな展開にならないかな~w
GJ!

402:名無しさん@ピンキー
07/02/05 19:26:59 wHY/9Rnk
>>388>>397のシチュいいなぁ~
こういうの待ってた

403:名無しさん@ピンキー
07/02/06 00:58:24 hTi3dO4B
>>313
>圭「くそっ!どうしてだよ魅音、どうしてだよぉぉぉ!」

譲ったとしか言えねえw
その後圭一が来るまでは一人で鬱屈してただろうな・・・
圭一だけは譲れないってなるのも分かる

404:名無しさん@ピンキー
07/02/06 01:26:17 fRG0lw8F
>>403
悟史が帰ってきて色々バレてしまう~
って、悟史が何をポカしたのか気になるなw

405:名無しさん@ピンキー
07/02/06 04:23:37 +pQwN9qq
「悟史…」
「一夜の間違い、だったのかもしれないよ。でも言っておかなくちゃいけない。
僕は詩音と魅音を間違えていた」
「…2人とも食っちまったってわけか…」
「…2人を品物のように扱う失礼なことだけど…ごめん。」
「いいさ…悟史…」
「むぐっ…」
「ちゅぱっ…んっ…ふっ…ふぅ…」
「け、圭一!何するんだ!」
「悟史…お前の初めては、俺がもらうぜ…」

406:名無しさん@ピンキー
07/02/06 04:28:29 QvXlnP0T
アッー!

407:名無しさん@ピンキー
07/02/06 06:46:43 /dH/FYKo
あの、自分>>293なんだが…
>>313のネタで圭魅書いちゃってもいいですか?

408:名無しさん@ピンキー
07/02/06 07:14:34 QvXlnP0T
行っちゃって下さい<(_ _)>
激しく期待しています!!

409:名無しさん@ピンキー
07/02/06 08:27:57 AsK2d3tK
>405
ワッフルワッフル

>407
おk、全裸で待機します。

410:名無しさん@ピンキー
07/02/06 12:53:12 0p3/2k3z
魅音って暇潰し除く公式の話だと、すべて被害者なんじゃ
一番悲惨な人?

411:名無しさん@ピンキー
07/02/06 20:19:47 Jj8SkbXy
一番悲惨なのはどう考えても富竹

412:名無しさん@ピンキー
07/02/06 20:26:20 oO7ALb6p
あかさか「もうひといきです パワーをたたりに!
おおいし「いいですとも!
とみたけ「使うがいい すべての力を
>>魔法 レベル5デス
とみたけ「この体ほろびても・・・・ たましいは ふ・・・・め・・・・つ・・・・

おおいし「たおした・・・・
あかさか「おろかな・・・・ すばらしい力を持ちながら邪悪な鷹野におどらされて・・・・
みおん「ヒャッホー!!

あかさか「おお きみたちも!
みおん「ひとあし遅かったねー! おじさんにかかればあんなの一撃だけどね!
けいいち「・・・・
レナ「けいいちくん・・・・

413:名無しさん@ピンキー
07/02/06 20:32:09 oO7ALb6p
たかのみよ「われは・・・・たかのみよ・・・・ひふみのにくしみが増大せしもの・・・・
 わが名はたかのみよ・・・・ すべてを・・・・にくむ・・・・!!

おおいし「・・・・死してなお にくしみを増幅させるとは・・・・
あかさか「たかのみよ・・・・ いや・・・・東京!
 今度こそわたしの手で消し去ってやる・・・・!
おおいし「・・・・消え去れいたかのみよ!

おおいし「んっふっふ! やつにレベル5はきかぬ! ゴルベーザ てっこうだんを使う時じゃっ!
たかの「温泉に入っていたおまえが てっこうだんを使おうが私は倒せぬ
 ただ温泉の香りがするのみだ! 死ねっ!!  >>全滅

たかの「・・・・苦しむがいい・・・・ ほろびるがいい・・・・
 すべてを消滅させるまで・・・・ わが計画は続く・・・・
 今度はおまえたちのばんだ・・・・ 来るがいい・・・・ 雛見沢の中へ・・・・!

414:名無しさん@ピンキー
07/02/06 20:52:27 /JkTCKgN
>>413
たかの「温泉に入っていたおまえが てっこうだんを使おうが私は倒せぬ
 ただ温泉の香りがするのみだ! 死ねっ!!  >>全滅


ワラタ。てかゴルベーザが直ってないwww

415:名無しさん@ピンキー
07/02/06 21:30:45 Geq9cxJo
>>413残念だ。
次の世界では間違えないでくれ

416:名無しさん@ピンキー
07/02/06 23:08:49 b6jMDhds
本編後のラブラブ圭レナを見たいです。
エロ非エロ問わずで………

417:名無しさん@ピンキー
07/02/07 00:02:16 PjwzyFUl
>>410
悟史と富竹と、樽男が愛した現場監督のこと忘れないでください

418:名無しさん@ピンキー
07/02/07 00:05:36 awhwRKVe
>>417
あとてっぺい兄。義理の娘に歩み寄ろうと努力し始めたのにあの結末。

419:名無しさん@ピンキー
07/02/07 02:46:24 OloudjEX
最初何でレベル5デス?と思ったが症候群のL5とかけてたのかww

420:名無しさん@ピンキー
07/02/07 10:23:31 wOa5xTNo
>>413
最終メンバーはやっぱあの5人?

421:名無しさん@ピンキー
07/02/07 10:45:18 UGmajJ/F
>>407
   , - ,----、 
  (U(    ) 
  | |∨T∨  お願いします
  (__)_) 

422:名無しさん@ピンキー
07/02/07 11:32:36 aUJl2nKl
>>407
全裸で待ってます

423:名無しさん@ピンキー
07/02/07 17:03:03 eTt/S4Qk
も・・・もう駄目だ・・・ 夜犯し編の続き・・・を・・・

ガクリ

424:名無しさん@ピンキー
07/02/07 19:55:28 QukiZuCc
「富竹ジロウの買収は作戦にとってリスク以外に得るものは無いと思います」
「おっしゃる通りですわね。……それでは、当初の予定通りに」
「それがよろしいでしょう。それではまた連絡します。失礼します」

鷹野は受話器を置き、もう覚えてしまった電話番号を押した。

「1・1・7……と」

一分ほど受話器から聞こえる声を聞いたものの、富竹がいつ外出から帰るのか
聞くことが出来ない。鷹野は受話器を置いた。
これで三度電話を掛けた。連絡が欲しいと伝言を頼んでいるのに連絡が無い。
どうしてだろう。

>>423
必ず来る、きっとすぐに夜犯し編は来てくれる。だからそれまで、信じて待と
うじゃないか。だから……しっかりするんだ。423っ!!

425:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:37:21 D/s/MUNg
メタルギアかと思った……


>>423
俺もレナがてっぺいにレイプされた奴の続きを待ってるんだ!
諦めるな!

426:名無しさん@ピンキー
07/02/07 21:43:45 4z5qaOb4
>>418
あと、ヒスな梨花母な

427:名無しさん@ピンキー
07/02/07 22:32:26 j/RdBmFb
魅音ってアスペルガー症候群?

428:名無しさん@ピンキー
07/02/07 23:17:30 DIMjvX4j
>>416
ラブラブ圭魅じゃだめですか

429:名無しさん@ピンキー
07/02/07 23:21:57 xmfLfeEx
だめじゃないです

430:名無しさん@ピンキー
07/02/07 23:34:07 TpI13EpV
>>416
同意

431:名無しさん@ピンキー
07/02/08 00:06:35 XFEle0eK
じゃあラブラブ悟入を

432:名無しさん@ピンキー
07/02/08 00:10:39 CAitD6TJ
大災害後に死体処理に来た自衛隊が部活メンバーを死姦したりする話


が読んでみたいのは恐らく俺だけだな

433:名無しさん@ピンキー
07/02/08 00:13:53 PfCNH0jW
>>428
だめです

434:名無しさん@ピンキー
07/02/08 00:40:46 3n4xlfwc
>>428
宜しくお願いします

435:名無しさん@ピンキー
07/02/08 00:51:05 QUGC0gYE
悟史×魅音があったんだから圭一×詩音があっても良いはず
・・・ていうか以外にこの組み合わせ見た事ないね

436:名無しさん@ピンキー
07/02/08 01:16:10 3QqP+zD/
>>728
みおんじゃレナ様の代わりにはならん。
だが! ラブラブ圭梨は許可するゥゥゥゥ―!

437:名無しさん@ピンキー
07/02/08 01:35:29 +IBYxqWP
>>728
超勃起した

438:名無しさん@ピンキー
07/02/08 01:44:28 Iis+JyQn
>>728
俺これで目覚めたわ

439:名無しさん@ピンキー
07/02/08 04:08:03 XFEle0eK
葬式というのは一種のセレモニーだ。
それを通じて、人は大切な存在が二度と戻ってこないことを確認する。まぁ、一種のけじめである。
卒業式は印象に残っても、最後の授業はまったく覚えていないという現象は、セレモニーがないからだ。
そして俺は、魅音の死に対して実感がわかなかった。
あまりにも、唐突すぎたから。セレモニーなんて、存在しなかったから。

レナの学校放火騒動の際、魅音はレナに何度も殴られた。
それの打ち所が悪かったらしく、魅音は急に容態を崩し、そして何も言い残さずに逝ってしまった。
ぽっかりと空いてしまった空席を、俺と沙都子は見つめることしかできない。
あまりにもリアルさに欠ける、あいつの死。仲間としての結束はもう、二度と戻ってくることはない。

実を言うと俺は、魅音が好きだった。魅音も俺が好きなようだった。
だからいつかの放課後に、あいつを抱きしめたとき、抵抗しないどころかむしろ抱き返してくれた、ような気がする。
キスすら交わしたことのない、お互いの気持ちに気づかなかった、そんな片思い同士の関係。
あいつの気持ちに気づくのは、あまりにも遅すぎた。

「…ホントさ。頑丈そうに見えて全然頑丈じゃなかったな。」
「ホントですわね。あれよりひどそうなレナさんの乱舞を受けておきながらぴんぴんしていたのに。」
俺と沙都子は、つぶやくように話す。
『あっはっは!なんでもありだよー!』
「…ああいう楽しかった日々は、もう、戻ってこない。魅音さんもレナさんもいない。」
「ああ。」
痛いほどわかっていることなのに、どうして…わからないのだろう。
またひょっこり、どこかから出てきてくれる。俺たちは心のどこかでそう信じているんだ。もう、戻ってこないというのに。
どうしてあの時俺はぼさっとしているだけだったんだ!

「…圭ちゃん。沙都子。」

よく知っている声が、後ろから聞こえた。
振り向けばそこには。
「魅音さん!?」
「魅音!?」
「…残念ですが、私は詩音ですよ。ごめんなさい、紛らわしい存在で。」
園崎詩音が、悲しそうな顔で自嘲っていた。

440:名無しさん@ピンキー
07/02/08 04:15:56 XFEle0eK
「詩音。」
「…レナさんに殴られて。お姉は逝ってしまった。…まだ実感がわきませんよね。」
詩音の顔を見ると思い出す。

『おじさんのとっておきーっ!』
『罰ゲーム!』
『まさかここで逆転してくるとはねぇ…』

いけね。涙が出てきちまった。

『圭ちゃんは泣き虫だねー。』

うるさいなぁ…!
「…詩音、園崎はどうするんだ?」
「私という予備がいますから、これからは私が魅音になるのでしょうね。」
「…紛らわしいことこの上ないな。」
「まぁ予備ですしね。ところで沙都子。」
「はい?」
詩音は突然、沙都子に話を振った。
「梨花ちゃまがご飯作ってくれているんじゃないんですか?」
「あら、いけない!ごめんなさい圭一さん、私はこれでおいとまさせていただきますわ!」
沙都子はとてとてと駆け出していってしまった。
「…梨花ちゃん、か。よく小学生2人で暮らせるよな。」
「周りの大人の協力あってこそ、でしょうね。それに梨花ちゃまは意外としっかりしている。私たちも支えてあげなきゃ。」
詩音は言う。
その目は何を見ているのか。
目の前に飛んでいるトンボか。その先にある夕日か。さらに先か。
「…本来なら、沙都子に最初に告げなければいけないことだと思いますが。聞いてください。」
「…ああ。」
「北条悟史君が今日の3時ごろ、死亡しました。」

何かが崩れたような音がした。

441:名無しさん@ピンキー
07/02/08 04:29:27 XFEle0eK
「悟史って、あの、沙都子の…」
「ある病気を患っていて、監督が隔離保護していたようです。治療に全力を尽くしたけれど…でも…」
詩音の顔をよく見ると、涙を拭いたあとがある。
「…詩音。」
「もう、涙も枯れちゃった。明るかった姉も、生きる希望だった人も、みんな突然、死んじゃうんだもの。」
悲しそうな微笑。
何もいえない。
それにこんなこと、沙都子にはいえない。
大事なにーにーが帰ってくることを信じている、沙都子にはいえない…

くそっ!

「…もう、生きる理由もないなぁなんて思っちゃいます。」
「詩音…」
「私が生きていてくれなきゃ困る人はつまり、園崎家の存続云々ということでしょう。
園崎という存在ではなく、ある少女という存在として、私を必要としてくれている人はいない。
もともとそんな人、ほとんどいませんけどね。」
「そんな、悲しいこと言うなよ。悟史だって、お前には生きていて欲しいと…」
「そうですね。園崎"魅音"に生きていてほしいと思っていたのでしょうね。」
「…」
「魅音に成り代わって、悟史君に接していた。
悟史君の中の私は、園崎魅音の一部としてしか見られていない。冷静に考えればすぐにわかることです。
そう考えるとね。もう、なんか…すべてがふっきれちゃいました。
私、裏方ですから。予備ですから。」
「…詩音…!」

はげましてやりたいけど。はげますことができない。

「圭ちゃんって、悟史君に似ているんです。…よわっちいくせに正義感が強かったりするところとかね。」
「よわっちいって…」
「…でも。圭ちゃんは圭ちゃんだし、悟史君は悟史君です。違う人間なんですよね。」
「…じゃあお前は園崎詩音だ。詩音は詩音だし、魅音は魅音だ。
外見がそっくりでも、空気がちょっと読めない、なーんかいっつも元気いっぱいな女と、
ちょっと腹黒くておっかない女じゃ、似ても似つかないな。」
「ひどいですね、圭ちゃんも。」
「いや、魅音がそういってたんだよ。」
「圭ちゃん…」
「…どっちもさ。生き甲斐のような人間を失っちまったんだよな。」

好きだった人間を失って、満足に悲しむことも、できない。

「圭ちゃん。夕食、作りましょうか?今日ご両親はいらっしゃらないんでしょ?」
「…なんで知ってるんだ。」
「お姉の日記に書いてあったんですよ。」
「…そっか。じゃ、頼もうかな。」

(わたしは ここで ちからつきた

442:2chミステリー旧シャア編
07/02/08 04:32:42 aTDSA6fN
★★ゼロから語る機動戦士ΖガンダムPart47★☆
1 :総統 ◆BuXXlhWVCU :2007/02/02(金) 22:37:40 ID:ZuNVPEXk
Zガンダム無しでは生きていけない人が
Zガンダム、カミーユ、シャア等の解釈、解析をしつつ
ゼータ的に自己の人生、他者の人生を考えるスレです。
ですからテレビのゼータ全話を見通していることが必要です。
映画しか知らない人はテレビ原作をきちんと見ましょう。

当たり前ですが、1stガンダムのテレビ版を
きちんと理解している必要があります。


361 :軍曹 ◆WBTXk32P02 :2007/02/06(火) 00:09:32 ID:OTABS/iO
355
本当ならこんなつまらん事に返したりはしないが私の下の者に失礼なので返してやろう…これでも一応不動産社長です。
過去スレ読んでこい めげ野郎


500 :軍曹 ◆WBTXk32P02 :2007/02/08(木) 00:38:25 ID:???
>>494
なんか色々な種類があるみたいですな。
名無し共は生身の女とできないんだろ…だからオナホールで妄想漬けの毎日……………
結果、社会に溶け込めず犯罪者……………

結果、捕まり晴れてブタ箱行き……………

結果、廃人決定!

が、名無し共の末路…



443:名無しさん@ピンキー
07/02/08 04:56:04 fv0sYWZy
>>424
「みよさん、時計合わせるなら時報じゃなきゃだめだよ」
「わかったわ。えーっと、2,6,0…」

444:名無しさん@ピンキー
07/02/08 05:15:45 QUGC0gYE
>>439
ちょw凄いヘビーな話だなw
しかも罪滅しルートで圭×魅設定かよw


圭詩の部分は激しくGJでした、是非続きを

445:名無しさん@ピンキー
07/02/08 08:55:50 UKaTEp9w
これはかつてない鬱
期待

446:名無しさん@ピンキー
07/02/08 11:20:35 fv0sYWZy
北条悟史の死は、私にショックを与えた。
彼に再び会えることを望んでいたのに。彼の笑顔を見たかったのに。
私の思いなんて届くはずもなく、悟史君は死んでしまった。

だが、これでよかったのかもしれない。
彼は生前、疲労と不幸の中で戦っていた。
おそらく生きていても、叔父が強請りにきて結局心労が溜まるだろう。
もう彼は、十分に頑張り抜いたのだ。

お姉が昔、悟史君に恋焦がれていたことも知っている。
そして悟史君は、本当はお姉が好きだったということも。
…そして。お姉は私に気を遣い、自らの初恋に終止符を打ったということも。
…結局、私なんかにつけいる隙はなかったじゃないか。
もういっそ、狂いたかった。
もともと予備の忌子の私に、幸せに生きる権利も資格もない。
これから私は、あの姉の辿るはずだった道を背負って生きていく。

本当、なんで生まれてきちゃったんだろうなぁ…

「…い、詩音!詩音!」
乱暴に揺すられてはっと我にかえると、目の前には底が真黒に焦げた鍋があった。
「…あれ?」
「…休め。ベッドならある。それに家を燃やされちゃたまったもんじゃないしな。」
「圭ちゃん?…私、何していたんですか?」
隣には、圭ちゃんが蒼白な顔で立っていた。
「…俺が来た時、空っぽの鍋をくるくるかきまぜている詩音がいた。」
「え…」
「何度呼び掛けても返事がなくてさ…とりあえず火はとめたぜ。
…疲れているなら休め…お前が倒れたらさ、俺…」
…姉に申し訳が立たない、か。
なーんだ。
いつもうじうじしてる割には、モテモテじゃない。
「…そうですね!ちょっと熱あるみたいですから、休ませてもらいます。」
「飯なら俺が作る。沙都子に教わったからな。」
「信頼度が限り無く低いですが、期待してます。ごめんね圭ちゃん!」
私はそう言って、台所から駆けて出て行った。

その後私は、枕に埋まって、泣いた。

気がついたときに時計を見たら、すでに11時をまわっていた。
…泣き疲れて眠っていたのか。これじゃ駄々っ子と変わらないな。
部屋のドアの近くには、お惣菜らしき魚のフライ。
「これをよんだあなた、食べて元気だしてください
それだけが私の望みです
前原圭一」

優しさや、体に染み入る蝉の声。

フライは脂っこかった。

447:名無しさん@ピンキー
07/02/08 11:23:57 fv0sYWZy
すいません
今度こそ力尽きました
携帯だと推敲もできません

これを読んだあなた、ここからベッドシーンに持っていくべきかどうかを判断してください
それだけが私の望みです

448:名無しさん@ピンキー
07/02/08 11:26:35 qrQ2CFnl
このままシリアス展開のままでも良いかもしれん。ともあれGJ

449:名無しさん@ピンキー
07/02/08 13:34:36 i0ENr0Pv
ここでエロ入ると悪い方向で雰囲気崩れる気がするからこのままシリアスにいって欲しい。
GJ。待ってます。

450:名無しさん@ピンキー
07/02/08 14:59:08 PJXiE0IS
GJ。
もしエロを入れるとしても切なくてシリアスな雰囲気さえ保てればそれでいい気がする。
どっちに進んでも、きっと良作になると思うよ?
ただ、エロ無しでも、何にも無しというのも寂しいので抱擁くらいは欲しいかも……。
ともあれ、職人さんの決断に従って好きなように書いて下さいとしか、自分には言えない。

451:名無しさん@ピンキー
07/02/08 16:28:15 RmFbchCx
>おそらく生きていても、叔父が強請りにきて結局心労が溜まるだろう。

 _△_
(・3・)<レナが学校占拠してるなら、てっぺい☆はあぼーんしてるんじゃないのー?

452:名無しさん@ピンキー
07/02/08 16:44:12 fv0sYWZy
>>451
忘れてた…!
ごめんねてっぺい☆

453:名無しさん@ピンキー
07/02/08 16:48:07 brcVXdT6
ところでこれは罪編の世界でルールYを打ち破ったって設定でいいの?

454:名無しさん@ピンキー
07/02/08 17:00:54 qrQ2CFnl
大災害起こってないからそうなのか・・・?
もしくは梨花が山の中でキャンプ中

455:名無しさん@ピンキー
07/02/08 17:06:12 brcVXdT6
>>454
鷹野が事故って終末作戦中止になったって設定は駄目?


456:名無しさん@ピンキー
07/02/08 19:21:36 YbiRRN7r
ふぇっ? 終末作戦が日程調整中で、放火未遂事件から滅菌までの短い平穏
の間の話じゃなかったの? これから滅菌かと考えるとますます鬱になるけど。

457:名無しさん@ピンキー
07/02/08 20:12:10 8OfES47G
流れをぶった切って悪いですが、
圭魅の需要が低いようなので、圭レナ明日あたりいってみます。
いや、仕事で疲れてたらできませんが。
鉈スパンキングのリベンジで今度こそラブラブで普通なのを。

458:名無しさん@ピンキー
07/02/08 20:26:18 PfCNH0jW
>>457
全裸で待機してます!

459:名無しさん@ピンキー
07/02/08 20:30:52 P7PTq/z8
滅菌は罪滅しの翌日の2時~4時にかけて実行されたんだから、つかの間の平穏すら無いような気がする。
個人的には滅菌作戦までの時間が少し長い世界ってことで納得してるなぁ。
んで圭一と詩音はお互いに少し恋愛感情を抱くけど圭一滅菌、詩音は病院で自殺ああだめだ鬱鬱

460:名無しさん@ピンキー
07/02/08 20:37:25 QUGC0gYE
>>446
GJ!良い感じ!

>>457
激しく期待しています

正直エロパロに関しては滅菌なんて「なかった」の方向でも良いと思う

461:名無しさん@ピンキー
07/02/08 20:41:42 T2j2bH4T
>>457
靴下だけ履いて待ってる

462:名無しさん@ピンキー
07/02/08 20:54:00 brcVXdT6
梨花が一度も出てきてないので、ゴミ山でレナに注射しようとして、
返り討ちにあったという事に俺はしておきます、罪滅しのif世界
しかしそうなると沙都子は完全に救われないか・・・
圭一がなんとかしてくれればいいけどやっぱ鬱だ

463:462
07/02/08 21:06:53 brcVXdT6
スマン・・・
よく考えたら、さっきの考えの展開は正直無理だ。

>>460の言う通り滅菌なんて「なかった」の方向のほうが良いな。

464:名無しさん@ピンキー
07/02/08 21:10:35 k30LluRn
まあ落ち着け
よく本文を読め。詩音の梨花ちゃまが食事を作って待ってるっていうセリフがあるだろ

465:名無しさん@ピンキー
07/02/08 21:20:11 brcVXdT6
>>464
うむ・・・すまない・・・
ちゃんと読みました


466:名無しさん@ピンキー
07/02/08 22:56:42 6AQ8LyFM
>>457
圭魅を渇望してる俺が通りますよ
でも圭レナも楽しみなのです

467:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:04:19 7nJRteva
>>457
おお!神よ!あなたをお待ちしていました!

468:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:06:08 XHB39Eek
圭魅の需要低くないよな!?低くないと言ってくれ!
じゃないと>>313を三分の一ほど書き上げた自分はどうすればorz

469:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:08:03 tLh5Ygy9
>>468
俺は待ってるお

魅音が一番好きだし

470:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:12:15 3n4xlfwc
誰がいつ圭魅の需要が低いと言ったんだと小一時間(ry

471:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:12:16 6AQ8LyFM
>>468
餌をおあずけされた犬の如く待ってますよ!
全裸で。

472:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:19:26 GZ7vsX8u
>>470
>>457が言ってるぞ

473:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:24:11 jBLw7tEN
圭魅の需要は一番高いはず
なぜなら魅音が一番エロいから

474:457
07/02/08 23:26:16 3lpOLW/Z
ごめん、こんな熱狂状態になるとは思わなかったw
根性で二作書いてみます。
最初に圭レナって言ってたんで、
まずはそっちからいってみます。
ああ、最近二次創作ばっかりしてる……
しかも、エロ初書きして一週間でこんなに書くことになるとは。
でも、二次創作の楽しさを知ってしまったのに、
いまさら引けません。

ちょっと濃度が薄くなるかもしれませんけど、
明日から明後日にかけての深夜で勝負かけてみます。

475:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:26:43 3n4xlfwc
>>472
だからそれ(>>457)を誰がいつ言ったのかと(ry
プンプンですわー

476:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:29:42 GZ7vsX8u
>>475
ああそういうことか。すまん。

圭魅の需要が低いなんてことは「なかった」

477:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:59:39 7nJRteva
俺も魅音は嫌いじゃない。
ただ…圭レナが大好きなだけだ!

478:名無しさん@ピンキー
07/02/09 00:47:32 cbVkmrLy
自分も圭レナが割と好きだ。
ただ……エロかったり面白ければどんな組み合わせでもOKだ。
ただし、ホモはマジで勘弁。クララ☆と特殊性癖だけは警告して欲しいが……。

479:名無しさん@ピンキー
07/02/09 01:03:40 9FmET1nJ
ならあえて俺は古泉×一二三おじいちゃんを推薦するッ!

480:名無しさん@ピンキー
07/02/09 01:10:57 m4V6o2vF
部活メンバーを性別逆転させてエロ入れてみたら、圭一がカワイソウな事になった。

普通に圭×詩を頑張って書いてみるか。

481:名無しさん@ピンキー
07/02/09 01:28:29 s3D/C/B6
 諸君 私は園崎家を 乙女の様なS号関連を望んでいる
 諸君 スレに付き従うエロパロ筆者諸君 君達は一体 何を望んでいる?
 更なる圭魅小説を望むか? 情け容赦のない 砂糖菓子の様な悟詩を望むか?
 豊満肉体の限りを尽くし 雛見沢の少年を魅了す サキュバスの様な茜を望むか?

482:名無しさん@ピンキー
07/02/09 01:38:59 +94mjaTJ
圭レナと鷹レナを望んでます

483:名無しさん@ピンキー
07/02/09 01:43:43 y7Y9rl6M
葛詩を望んでます

484:名無しさん@ピンキー
07/02/09 01:55:46 Ogihd7r4
>>481
それら全部

485:名無しさん@ピンキー
07/02/09 02:02:23 je81gDky
>>480
圭詩派なのでぜひお願いします。


486:名無しさん@ピンキー
07/02/09 02:03:43 NqvP4doM
鷹野さんから借りたノートには、不思議なことがたくさん書いてあった。
その中でも一際興味を引かれたのが…この記事。

「あるカトリックの女学院
その女学院は宗教色が非常に強いが、同時に独特の制度を持つ変わった学校である
年上の者が年下の者にロザリオを渡すことで、スール(姉妹・仏語)というものに認定することができる
スールに認定された年下の者は、認定した年上の者を「お姉様」と呼ぶのが通例である
(中略)
この制度は本来、下級生の育成・交流に用いられるものである
しかし、特別な感情を抱くものに渡すことが多いため、そこから恋愛に発展することもある…

女性同士の恋愛。
鷹野さんは素敵な人だ。男を楽々手玉に取る(※ 富竹)
スタイルだっていいし、美人だし、何より飄々としたかっこいい魅力がある。
喩えるなら、そう。憧れの先輩…

「あらあらレナちゃん、どうしたの?」
「…鷹野さん。」
翌日、私は入江診療所を尋ねた。
「このノート、お返ししますね。」
「え?」
意外そうな顔をする鷹野さん。
「…あの、ところで…」
「なぁに?」
「…またここにきてもかまいませんか?お姉様…」
鷹野さんは最初、怪訝な顔をしていたが、そのうちそれは微笑みへと変化した。

「レナちゃん、あとで…私のところにいらっしゃい?姉妹の契、結んであげるわ…」

487:名無しさん@ピンキー
07/02/09 07:03:22 O3+iaLHY
>>481
圭レナと悟詩を望んでいます

488:名無しさん@ピンキー
07/02/09 07:08:08 f96at0nt
>>479
うん、それ無理。

489:名無しさん@ピンキー
07/02/09 08:31:30 i9xWq5hI
>481
幸せな圭魅を望んでいます。

490:名無しさん@ピンキー
07/02/09 09:23:08 EWq2Wbv0
>空っぽの鍋をくるくるかきまぜている
黒い楓様かと思った・・・

491:名無しさん@ピンキー
07/02/09 14:50:16 NqvP4doM
眠れない。
眠ることができない。
そりゃそうだ、泣き疲れて何時間も眠ってしまったのだ。
昼寝をして眠れなくなるのと同じ。本当に駄々っ子と変わらない。
せっかく圭ちゃんがベッドを貸してくれているんだ、眠らなければ失礼じゃないか。

部屋は小綺麗で、男の部屋という印象を受けない。
姉の漫画部屋の如く、もっと混沌としていると思ったのだが。
床には、ぐちゃぐちゃになったタオルが置き捨てられていた。
…とりあえずちょっと、部屋の外に出てみよう。

トイレの前に、人影があった。
一瞬悟史君だと思ってしまったが、すぐに圭ちゃんだとわかった。
彼はもういない。いや、いたとしてもこんな他人の家にいるわけがない。
「…圭ちゃん。」
「詩音…トイレか?」
「いえ、そういうわけじゃないんですけど。」
答えながら、圭ちゃんの声に覇気がないことがわかった。
「…そうか。じゃあ、俺は寝…」
「圭ちゃんこそ何してたんですか?」
暗がりの中でも圭ちゃんが戸惑うのがわかった。本当に、隠し事や嘘が下手な男だ。
「…トイレだよ」
「嘘。圭ちゃんの家は水洗式でしょ?水音してなかった。」
「…なんだっていいだろ!」
「…私の寝ているところに、タオル…おいてありましたね。」
圭ちゃんの表情が驚きのそれになる。本当にわかりやすいなぁ…
「…わかってるんだよ。」
「…え」
「魅音じゃないってわかってるんだよ。
でもさ…ちゃんと眠れているかどうか見にいったときにさ…」
ああ、わかった。姉のこと思い出して泣いたんだ。…いや、抜いたのか?
「…悪い」
「圭ちゃんは…悪くないです。私だってさっき、圭ちゃんと悟史君を間違えましたから。」
「それなら…お互い様だけどさ。」
「…ごめんね、圭ちゃん。今日は料理作れなくて…」
話題を強引にそらす。これ以上、沈鬱なことを思い出したくなかった。

姉はいつも、私に対して恋愛相談を持ち込んで来た。
悟史君に惹かれたのも、姉の話が少なからず関係していた。
圭ちゃん、と呼んでいるのも、姉の影響だ。
その両人は、姉に惹かれている。私なんか、ただのお飾り…

また私は、届かぬものに手を伸ばそうとしているのか。

492:名無しさん@ピンキー
07/02/09 15:06:28 980t2oT6
>>481
背徳の限りを尽くした大石魅音を望む俺は罰当たりですか

493:名無しさん@ピンキー
07/02/09 16:07:33 9FmET1nJ
>>481
レナ圭がみたいです。
L5で狂ってるとかじゃなく普通に幸せな感じのあれで

494:名無しさん@ピンキー
07/02/09 17:30:04 LM2HkYGa
>>481
悟詩をお願いします。
それだけが俺の願いです。

495:名無しさん@ピンキー
07/02/09 17:51:43 NlHfUbGz
>>491圭詩の続きか。GJ。
良い感じでシリアスだな。続いてくれ。

496:名無しさん@ピンキー
07/02/09 17:56:56 O3+iaLHY
>>493
やっぱり圭レナはラブラブですよね。

497:名無しさん@ピンキー
07/02/09 18:27:58 je81gDky
>>491
GJ!
期待してます。


498: ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:02:12 bMR3KqIN
>>491
シリアス感がいいなぁ。GJ。

魅音ルートなんだけど、魅音の寝間着って浴衣でいいんだっけ?漫画で確認し
てみたんだけど、毛布被っててよく分かんない。朝に詩音がしていた格好で寝
ていたんだろうと思って、浴衣で書いちゃったんだけど(でも半脱ぎ感が薄く
しか書けなかった)。

あと、他のルートも一応、大雑把なプロットというかメモ書きは全部揃えてい
るので、時間は掛かっても、ちゃんと全ルート攻略出来ると思います。

魅音ルート書いてたら、つい浮気して祭編後の圭一×レナの非エロを即興で書
いてしまった。あんましラブくは無いけど、これから出します。
ちなみに、魅音ルートは明日の夜あたりにいけると思うです。

499:そして俺はレナを泣かせた ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:05:27 bMR3KqIN
「なんだかレナも、本当にクラスのお母さんって感じが板に付いてきたなあ……」
休み時間になり、俺はなんとなしにレナを眺めていた。
下級生の面倒をよく見るレナは、小さな子達からも慕われ、今も彼女らと一緒におしゃべりしている。
「なんですの圭一さん。さっきからずっとレナさんの方ばかり見て……。いやらしいですわね」
「ばっ、馬鹿。沙都子……そんなんじゃねぇよ。つーか、急に話し掛けるんじゃねぇ。びっくりするだろうが」
俺は慌てて振り向き、いつの間にか横に立っていた沙都子に抗議する。
「何言ってるんですの。私、さっきからずっとここに立っていましたわよ? 全然気付かないほどレナさんに見とれていたんですの?」
「みみみ……見とれてただあ? 違うって、レナがあの子をお持ち帰りしないか気になっただけだって……」
「そういう圭一はレナをお持ち帰りしようと考えていたのです。不潔なのです」
「梨花ちゃんまで……。なぁおい羽入。お前もこいつらに何とか言ってやってくれよ……」
いつの間にか梨花ちゃんと羽入まで寄ってきた。
「あぅあぅ☆ 梨花も沙都子もそんなこと言っては駄目なのです。男の子なら仕方のないことなのですよ☆」
「だあああぁぁぁっ! おーまーえーらーはああぁぁぁっ!」
俺は天井を見上げ、があーっと吼えた。
そんな俺を見ながら、沙都子達はきゃいきゃいと笑っている。
「どうしたの圭一君? さっきから騒いで……。何か面白いことでもあったの?」
突然背後から掛けられたレナの声に、びくりと俺の体は跳ね上がった。きっと心拍数も凄いことになっていたに違いない。
「あっレナさん? 実は圭一さんがですね……もがっ! もがもが……」
俺は慌てて沙都子の口を塞いだ。こいつ、なんつー事をレナに口走ろうとしやがる。
「圭一君がどうしたの?」
「いや別に何でもないんだ。レナは気にしないでくれ」
俺はあくまでもレナには振り向かないまま、梨花ちゃんと羽入に念入りに睨みをきかせ、釘を刺しておいた。
それなのに……。
「圭ちゃんがねー。さっきからずっとじっとりねっとりとレナの体を舐め回すように見てたの。で、レナの胸って綺麗な形してるよなーとか、お尻が柔らかそうだなーとか、今日はどんなパンツ穿いてるんだろハァハァ☆ とか妄想してたんだよね? 圭ちゃん」
「え? そうなの圭一君? ……そうだったの?」
何だかショックを受けたようなレナの声。
でも、本当にショックを受けたのは俺の方で……。
「だあああっ!! 魅音、アホかあああぁぁぁぁっ!! 最近ちょっと綺麗になったなって思ってたんだよっ!!」
だから、気が付けばそんなことを大声で叫んでしまっていた。

500:そして俺はレナを泣かせた ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:06:49 bMR3KqIN
シン と静まりかえる教室。
凍り付く空気。
俺の顔が……耳まで真っ赤になるのがこの上無く自覚出来た。
恥ずかしさで、顔を上げることが出来ない。
逃げ出したい。今すぐここから立ち去りたい。
「あっ……。ちょっ、レナっ!!」
魅音が叫ぶ声で、我に返る。
振り返ると、レナが猛ダッシュで教室を出て行くところだった。
扉を開け、廊下を走っていく……。
俺はただ、それを呆然と見送ることしかできない。
力の抜けた俺の手を振り解き、沙都子が口を開いた。
「…………圭一さん。何をしているんですの?」
「……………………え?」
「『え?』じゃありませんですわ。こういうとき追いかけるのは殿方の役目でしてよ?」
「で……でも俺……」
「でもじゃないのです。さっさと追いかけるのです。でないとレナが可哀想なのです」
「圭ちゃん。ごめん、レナを頼むよ」
「あ、ああ。……分かった」
そうだよ。俺が恥ずかしかったように、レナだって……いや、レナの方がずっと恥ずかしかったに違いない。
なら、謝るのは俺の責任だ。
レナに続いて、俺も教室の外へと駆け出していく。
「圭一」
教室の外に出る直前、不意に羽入から呼び止められた。
俺は振り返って彼女を見る。
「きっと、大丈夫なのですよ。レナはちょっとビックリしただけなのですから……。だから、頑張って下さいなのです」
俺は頷き、教室を出て行った。

501:そして俺はレナを泣かせた ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:08:19 bMR3KqIN
校舎を出て、レナの姿を探す。
校庭には……いない。
それじゃあ、いったいどこに……? 校舎裏の物置あたりに隠れてるのか? それとも……。
見付けたっ! あの馬鹿、学校の敷地から外に出て、道路を走っていやがるっ! まだ学校の時間だってのにどうするつもりなんだよ。
どうする前原圭一。クールになれ、クールになって考えるんだ。今ここでレナを追いかけたら、俺まで知恵先生に叱られることになる。
決意するまでの所要時間は1秒。
学校? 知恵先生? そんなこと知るものかっ! 校長先生に殴られたって構わない。今の俺にとって、レナを追いかけることの方がよっぽど大切だ。こんなときにクールさなんて必要ないじゃねぇか馬鹿野郎っ!!
答えは最初から出ていた。だから俺はほとんど迷うことなく、レナを追うことを選択した。
俺も出来る限りの全速力で走っていく。
……それにしてもつくづく、なんていうスピードだよ。どんどん学校から遠ざかっていくぞおい。
「レ~~ナ~~っ。待ってくれーっ!!」
俺は叫んで、レナを止めようとした。
声が届いたのか、レナがこっちに振り返ってくれたような気がした。
……げっ。マジかよ? あいつ更にスピード上げやがった。
引き離されそうなレナの背中を必死で追いかける。
くそっ。何でこういうときに限って誰も通りかかってくれないんだよっ!
「俺が悪かったーっ! 謝るからーっ!」
学校はもう遙か遠く。俺達は二人であぜ道を疾走していた。
一体レナはどこに向かおうとしているんだか……。いや、ひょっとしたらそれはレナにも分かってないのかもしれない。
その証拠に、さっきからずっと、ほとんど一直線に走っているのだ。これだけ距離が空いていれば、脇道に入るなどすれば俺をまくことだって出来たはずなのに。
でも、どんどん周囲の風景が変わっていって……。
「頼むっ! せめて話だけでも聞いてくれーっ!!」
俺はさっきからもう汗だくで、足はもうガクガク痛いし、のどは粘っこいものがやたらと絡んで気持ち悪いし、心臓も破裂しそうだった。
そういえばここ……どこだよ? 俺もレナを追いかけることしか考えてなかった。
俺の目の前に、見覚えのある石段が見えてくる。
ひょっとしてここ……古出神社?
レナは石段を一気に駆け上がっていく。それは、学校からあれだけの距離を走ってきたとは思えないほどのスピードだった。
くそっ。負けるものかあああぁぁぁぁっ!!
俺も、2段とばしで階段を上っていく。足への負担がかなり大きいが、ここで追いつかないと、俺の体力ももう限界だ。
「はうっ!!」
「レナっ!!」
最後のところでレナが石段を踏み外し、前に転ぶ。
急いで俺もそれに続いて、一番上のところへと辿り着くと……レナはよろよろと立ち上がろうとしていた。

502:そして俺はレナを泣かせた ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:10:00 bMR3KqIN
「レナっ!!」
「きゃふっ!!!!」
俺は背後からレナを抱き締めた。
俺の腕の中でじたばたと藻掻くレナ。
「放してっ! 放してよ圭一君っ!」
「あっ!! ごご……ごめんレナ」
俺は慌ててレナを放した。
でももうレナは、逃げようとはしなかった。
無我夢中でやってしまった行為とはいえ、抱き締めたときのレナの柔らかさとかが今さらながらに蘇って……、俺の顔が赤くなる。
レナもまた、俯いて顔を赤くしている。
「あの…………レナっ! その……ごめんっ!!」
俺は頭を下げた。
「悪かった。レナの気持ちも考えずに……。しかも教室であんなこと言って……。本当の本当にごめん。頼むから許してくれ、俺に出来ることなら何でもする」
でも、もうきっとまったくの元通りの関係には戻れない。……それがとても、寂しかった。
涼やかな風が、俺とレナの間を通り抜けた。
レナが、小さく口を開いた。
「あの……ね。圭一君が私のこと……見てたのって本当?」
「………………ああ、沙都子に言われるまで気付かなかった。つい……見とれていた」
俺も、恥ずかしさでレナの顔をまともに見ることが出来ない。
「わわ……私のこと……、綺麗になったって……本当?」
「ああ、どこがどう変わったなんて……俺には上手く言えないけど、何だか……前も可愛かったけど、最近になって……なんていうかこう、温かいっていうか、柔らかい雰囲気が増したっていうか……」
ぼむっ
俺とレナの頭から蒸気が噴き出す。
そこで、自分で言っていてようやく気付いた。沙都子の言う通り、確かに俺は竜宮レナに見とれていた。何故なら、とても綺麗になったと思ったから……。
こんなしんどい思いをしてまでレナを追いかけたのも、コイツのことが好きだからだ。
「けっ……けけ……、圭一君」
「あっ……ああ…………何だ……よ?」
もう、まともに話すことも出来ない。俺の唇も舌も、情けないほど震えていた。
「圭一君は……私のこと…………その……」
「好きだっ!! 大好きだっ!!」
もはや自暴自棄だった。そして、他に何も上手いことの言えない、心の底からの叫びだった。
ひぐらしのなく声が、妙によく聞こえた。

503:そして俺はレナを泣かせた ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:11:38 bMR3KqIN
「ぅっ…………うぅっ」
レナの声が聞こえた。しかもそれは…………泣き声で……。
「レナ?」
俺はそこでようやく、顔を上げた。
レナは真っ赤な顔のまま、ぽろぽろと涙を流していた。
「私も……私も圭一君のことが……大好き」
「…………レナ」
「圭一君っ!!」
レナは突然、俺の胸の中に飛び込んできた。
「本当だよね? 夢じゃないんだよね? 嘘じゃないんだよね?」
「ああ……全部、本当だ」
「うっ……うううっ。うわあああぁぁぁんっ!! ふああああああああぁぁぁっ!!」
レナは俺の胸の中で泣いた。
俺も、いつのまにか涙がこぼれていた。レナのように、叫びはしなかったけれど……。
俺は、レナの頭を優しく撫でてやった。
「ごめんレナ……。今まで気付けなくて……」
俺がそう言うと、レナは首を横に振った。
そして、俺の胸に顔を埋めたまま……嗚咽を漏らしたまま、俺に言ってきた。
「圭一君……ひっく……、お願いが……あるの。さっき……っく、何でもするって……言ったよね?」
「ああ。言った」
「約束して……。朝は私におはようって言って、夜は私におやすみって言って……いっぱい私に優しくして、いっぱい私を楽しくさせて……そして……ずっと、ずっと……一緒にいてくれるって」
「ああ……分かった。約束する。絶対、絶対に守ってみせるよ」
「…………うん。ありがと、圭一君」
レナの嗚咽は続く。
そして俺は、レナを固く抱き締めた。

504:そして俺はレナを泣かせた ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:13:02 bMR3KqIN
「知恵先生。怒ってるよな。やっぱり……」
「はぅ……。ごめんね圭一君。圭一君にまで迷惑掛けて……」
「いいんだよ。……俺が好きでやったことなんだから」
「は……はうっ☆」
学校に戻り、俺達は教室の目の前に立っていた。
二人、固く手を握り合って……。
「じゃあ、いくぞ? レナ」
「う……うん」
俺達は一緒に頷き、俺は扉に手を掛けた。
「へっ?」
扉に妙な手応え。そう……いつも沙都子のトラップが発動するときのような……。じゃない、トラップだっ!?
思わず体を強ばらせる俺達。
そして…………頭上から舞い落ちてくる紙吹雪。
パチパチパチパチパチパチ
教室中から拍手と歓声があがる。
「おめでとう。レナ、圭ちゃん」
「ええっ? ちょっと待てよ? なんで……」
「お二人は分かり易すぎですわ。帰るときにはこうなるっていうことぐらい。簡単に予測出来ましてよ?」
「端から見ていて、ずっとやきもきしっぱなしだったのです」
「圭一は、自分の気持ちにも鈍すぎなのですよ。あぅあぅ☆」
俺達はまた……この短時間の内に何度目だ? 顔を真っ赤にして俯いた。
「前原君。竜宮さん」
『はっ…………はいっ!!』
教壇から知恵先生の声が聞こえる。
「おめでとう。……二人とも仲良くね」
俺達はもう、ただ真っ赤になって、何度も何度も頷いた。
そしてそんな俺達に、みんなはいつまでも拍手を送ってくれた……そう、いつまでも……。

―END―

505: ◆Jx7kndDbOU
07/02/09 19:20:07 bMR3KqIN
最初は、レナのクラスのお母さんと圭一のクラスのお父さんネタで
いちゃいちゃバカップルもの

レナ「はい。あ~ん」
圭一「もぐもぐ。うん、美味しいよレナ」
沙都子「ちょっと、教育上よろしくないんじゃありませんこと?」

もしくは

レナ「圭一く~ん。私を捕まえてごらんなさーい。うふふ」
圭一「待て待て~っ。あははははは」

みたいなのを書きたかったんですが、何故かこうなりました。
ラブ度が低くて、ホント、色々すみません。

506:名無しさん@ピンキー
07/02/09 19:47:31 33DAImna
(・3・)「あれれー私ってもしかして2回連続で失恋してる?」

507:名無しさん@ピンキー
07/02/09 20:04:42 7VE5q0TG
>>505
GJ!
そっちのバカップルぶりもちょっと見てみたかったですw

508:名無しさん@ピンキー
07/02/09 20:06:37 O3+iaLHY
>>505
もうGJの嵐ですよ!
圭一はかっこいいわ、レナはすごくかわいいわで最高です!

迷惑かもしれませんが、また圭レナを期待してます。
今度はこの続きみたいな感じでエロ有りとかだったら
とか妄想して待ってます!

>>506
まあまあ、いつかちゃんした相手が現れるさ。


多分だけど。

509:名無しさん@ピンキー
07/02/09 20:19:07 +94mjaTJ
>>486
鷹レナキタコレ
続きのエロいのを期待せざるを得ない

>>505
圭レナはバカップルが似合うよな!
でもこれはこれでとてもよかったよ
クラス公認になったんでバカップルはこれからだ

510:名無しさん@ピンキー
07/02/09 20:42:30 aQpOrh1/

レナかあいいよレナ

511:名無しさん@ピンキー
07/02/09 20:45:39 45bHL1/k
>>505
レナだけじゃなく、裏で魅音も泣かせてるだろうな
罪な男だぜ、我等がKは。乙ッ!

512:名無しさん@ピンキー
07/02/09 20:55:55 980t2oT6
>>498
和服でおk
明日の夜は全裸待機決定なのですよ
>>505も乙!

513:名無しさん@ピンキー
07/02/09 21:01:38 s3D/C/B6
私、前原圭一は貞操を狙われています。
なぜ、誰に、貞操を狙われているのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、俺の振る舞い方と関係があるということです。
レナと魅音は俺に恋する乙女の一人。
他にも少女が3人。全員が危なっかしい武器を所有。

魅音の部屋をもう一度よく調べてください。俺の写真でいっぱいです。
レナの料理は真の愛情によるもの。
証拠の卵焼きはこれです。

どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は殺されているでしょう。
…殺したのが園崎組か、ケンタ君かの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。どうか全員を同時にハッピーにさせる方法を考えてください。
それだけが私の望みです。

前原圭一

514:名無しさん@ピンキー
07/02/09 21:05:05 s3D/C/B6
…お、俺も、最初は…魅音は単なる友達だと、思ってまし……ぅぇぅ…、
だけど…やっぱり…ゴホッゴホッ…不器用な女の子ってのは…いるんだと思います…
今… ぐはっ…ずうっとお弁当作ってきてくれるんですよ…
遠慮しても遠慮しても遠慮しても遠慮しても、料理店の水みたいに何度も持ってきてくれて、
少しずつ…、少しずつ、俺の昼飯を、増やしているんです…っ!

515:名無しさん@ピンキー
07/02/09 22:09:12 33DAImna
前原さん、あんた喉に梅の種を詰まらせてはいませんよね!?

516:名無しさん@ピンキー
07/02/09 22:14:18 aQpOrh1/
何だこの流れwwwwww

517:名無しさん@ピンキー
07/02/09 22:27:45 NlHfUbGz
流れ切ってもう一回>>505GJ!
他のシナリオも期待してますよ~

518:名無しさん@ピンキー
07/02/09 23:11:04 BFmjPG0A
>>513
>>514
GJ こういうのもたまには良い

519:名無しさん@ピンキー
07/02/09 23:33:29 9FmET1nJ
>>514
なぜかカイジ思い出したわwwwwwwww

520:407
07/02/09 23:33:37 fpJUO2qa
明日あたり、>>313の圭魅を途中まで投下するつもりです。
それから保管庫更新してくださった方、ありがとうございました!


521:名無しさん@ピンキー
07/02/09 23:37:48 yb9/uFbU
>>520
全裸で待ってます!

522:名無しさん@ピンキー
07/02/10 02:32:41 Q6P9PBiM
「はい、魅ぃちゃん。お茶。」
「ありがとう。…やっぱりレナの料理にはかなわないなぁ…」
「そんなことない、魅ぃちゃんも上手だよ。
…魅ぃちゃん、今日の部活で負けた方の罰ゲーム、どうする?」
「これでどうかな。明日の朝から昼までこれを挿れっぱなし」
「…はぅ…えっちだよ魅ぃちゃん…」

えらいものをみてしまった。
まさかあの2人が…女同士でそういう関係だっただなんて。

523:名無しさん@ピンキー
07/02/10 06:35:09 j7TmmnKF
はっはっは、何をいまさら
梨花ちゃんと沙都子ちゃんなんてもっと凄いk(鍬直撃

524:名無しさん@ピンキー
07/02/10 09:40:03 sDybkkD7
>>520
今から全裸で待機してます!
楽しみ過ぎて仕事が手に付かない

525:名無しさん@ピンキー
07/02/10 18:11:18 cis6UiPd
そわそわ

526:名無しさん@ピンキー
07/02/10 19:06:37 sDybkkD7
そわそわ

527:名無しさん@ピンキー
07/02/10 19:20:34 Q6P9PBiM
「…朝だ…起きなきゃ。…あれ、服がない」
「悟史君、おはようございます」
「詩音…え!?ちょ、あれ…」
「覚えていないんですか?昨日の夜に…」
「…」
「すっごく乱暴だったんですよ?意外でした、悟史君がまさかあんな…」
「…詩音、その、責任は取るから!ごめん!」
「何のですか?」
「いや、ほらその…け、結婚とか」
「悟史君の寝相の話なんですけど」
「むぅ?」
「寝相。」
「…寝相…」
「悟史君…結婚なんて…きゅんきゅん☆」
「むぅ…」

「…朝だ、起きるか。」
「むぎゅ」
「むぎゅ?…レナ?どうして俺のベッドの中に。しかも下着姿で。」
「覚えてないの?昨日の夜に…」
「…え?」
「意外だったなぁ、圭一くんがまさかあんなに乱暴だったなんて」
「…レナ、もう一発いこうぜ」
「寝相の…え?」
「さぁレナ、俺と一緒に天国を見て来るぞ!」
「ちょ、圭一くんだめだよ!」

「…朝だ。…誰もいないや。僕は富竹、フリーのカメラマン…」

528: ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 20:28:26 fwWNUscw
>>527
うわ~っ。圭ちゃんたら鬼畜ぅ☆ GJ。

魅音ルートなんだけど、あと1,2時間ぐらいでいけそーです。
でも圭魅とか鉈スパンキングの人の圭レナも来られるみたいなんですよね?
いつぐらいのタイミングで出したらいいですかね自分?

あと、今さらですけど、GJ言ってくれた方、保管庫更新してくれた方、
ありがとうございました。とても嬉しいです。

529:名無しさん@ピンキー
07/02/10 20:32:13 aw/3SR7L
「…朝か、そろそろ起きよう」
「ん…おはよう圭ちゃん」
「うわっ、なんで俺のベッドの中に魅音が居るんだよ!?」
「覚えてないの~?昨日の夜の・こ・と」
「…へ?」
「おじさん意外だったなぁ~、圭ちゃんがまさかあんなに乱暴だったなんて」
「…魅音」
「ふぇ!?だ、だめだよ圭ちゃん、朝からなんて…」
「へ~?ここはすでに臨戦態勢だけどな」
「ひゃっ!」

ガラッ
「お姉ぇ~?ご飯できましたよ…一人で何やってるんですか?」
(・3・)「あれれ~?」

530:名無しさん@ピンキー
07/02/10 20:37:54 8nHis3/z
>>528
どうぞ投下しちゃってください!
早く読みたい!!

531:名無しさん@ピンキー
07/02/10 20:45:56 uvOJvGas
>>527
下着姿だったらどう考えてもヤッてるだろ……

532: ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 20:48:02 fwWNUscw
それでは書き上がってチェックしたり準備が整い次第出すことにします。
もうしばらくお待ち下さい。
もしマズければ自分、待ちますのでそのときは言って下さい。

533:名無しさん@ピンキー
07/02/10 20:58:45 d5slzA7V
>>486
GJ
礼のレナ×鷹野はよかったよね。

534:名無しさん@ピンキー
07/02/10 21:25:32 qYgD2qnS
>>529ワラタwwww
>>532待ってるぜい!臨戦態勢だ!

535:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:09:52 1FXGbp+a
rァ 魅音かもしれない

俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。
「魅音? ……どうしたんだよ? こんな時間に」
戸を開けると、そこには魅音が立っていた。
「あ……うん。別になんでもないよ圭ちゃん、何となく眠れなくってさ。ちょっと夜風に当たってたところ」
ばつが悪そうに、魅音は笑った。
「おいおい……。各自明日に備えて万全のコンディションを整えとけーなんて言っていたくせにそれかよ。まったく……」
自分も人のことは言えないと知りつつも、半ば呆れながら俺は苦笑した。
「でもまあ、魅音のことだから風邪引くような真似はしないか。……もう少ししたら寝られるんだろ?」
「え……? あ……うん…………」
「じゃあ、俺ももう寝ることにする。お休み、魅音」
そう言って、俺は障子を閉めようとして―。
「あ……圭ちゃん」
「?」
魅音に呼び止められた。
「…………どうしたんだよ? 魅音」
でも、魅音は何も答えなかった。無言で俯いていた。
いや……そうじゃない。とぼとぼと、無言で俺の方へと近づいてきた。
あまりにゆっくりとしたスピードだったため、ついぼんやりとしている内に、魅音は本当に目の前まで近づいて来ていた。
「……お…………おい? 魅音?」
魅音は俺のパジャマを掴み、そして顔を俺の胸に埋めた。
「ねぇ……ごめん。圭ちゃん。ほんの少しだけでいいから……こうさせてくれない?」
そう言って震える魅音は……普段の魅音からは信じられないほど、小さく感じた。
「圭ちゃんは知ってるよね? 一年前まで、雛見沢には悟史っていう男の子がいたって……」
「ああ。……沙都子の兄貴だろ?」
こくりと魅音は頷いた。
「私ね。詩音が帰ってくるまで気付かなかったけど、悟史のことが…………好きだった」
きゅっ とパジャマを握る手に力が入る。
「…………でも、一年前の綿流しの日から突然、帰ってこなくなっちゃった…………」
魅音は泣いていた。涙は流していないけれど……声に抑揚が無いだけだけれど……それでも俺は、そう思った。
「きっと……私が悪いの。詩音の言う通り、もっと悟史のことを考えていれば……きっと手は打てていたはず。
私は、悟史を好きだった女の子として失格で……大切な仲間を守れなかった部長として失格で……そして、雛見沢の歪さを直すことの出来なかった園崎家次期党首としても失格なんだよ」
「魅音……」
俺は、魅音の背中を撫でてやることしか出来ない。
「明日は、雛身沢にとっても部活メンバーにとっても大切な日で……、でもこのままじゃまた私……失敗して……でも、そうしたらもう……」
虚ろな笑い声。

536:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:12:00 1FXGbp+a
「本当なら……、部長ならこんなこと言っちゃダメなんだって分かってる。圭ちゃんを不安にしてしまうだけだって……。でもまた……ほら……私は……」
きっと、魅音にとってこの夜風は凍えるほど寒いものだった……。
だから魅音は震えている。ふと、そんな気がした。
「恐いの。……もしも圭ちゃんがいなくなっちゃったらって。また私のせいでみんなが傷ついたらって……、そう考えたら眠れなくって……」
「俺も魅音と同じ気持ちだ。……明日のこと考えたら、どういうわけか嫌な想像が消えなくってさ……。それで、眠れなかった」
魅音を寒さから守りたくて……、俺は魅音を抱きしめた。
「そう……、圭ちゃんもなんだ……」
「でもさ。……俺は思うんだよ。俺は部活メンバーみんなを信じてる。みんなも魅音を信じてる。だから、絶対大丈夫だって。……魅音も、俺達のことを信じてくれてるんだろ?」
「うん。……そうだね」
「魅音一人が抱え込む事なんかじゃないんだ。……だから、そんなに自分を追い詰める必要なんか無いんだ」
魅音は小さく頷いた。
そして、顔を上げて……俺を見上げる。
その瞳は潤んでいた。
「…………………ねぇ…………圭ちゃん……。もう一つだけ……頼みを聞いてくれる?」
「ああ。何でもいいぜ」
でも、魅音はその後の台詞をなかなか続けてはくれなかった。
何度も……何かを言いかけて、それでも口ごもって…………。そして、何度目になったか忘れかけた頃、ようやく魅音は意を決した。
「……私を…………抱いてくれない?」
その頼み事は、正直言って俺は全く心の準備が出来ていなくて……。俺は情けないことにただ口をパクパクさせるだけだった。
「女の子は……、その……すると変わるっていうから…………なら、私も変われるかなって……、そしたら……もうこんな私じゃ……」
魅音は寂しげに笑って、俺の胸から離れた。
「そっか……。そうだよね。おじさん、レナみたく女の子っぽくもないし、可愛くもないし、甲斐甲斐しくも……ないもんね」
にこっ と見た目だけは明るい笑顔を魅音は浮かべた。
「ありがとっ、圭ちゃん。気が楽になったよ。それじゃ、おやすみ」
そう言って、魅音は振り返って―。
「待てよっ!」
俺はとっさに、立ち去ろうとする魅音の左手首を掴んでいた。
「…………圭ちゃん?」
振り返る魅音を見つめて……、その直後にはもう俺は覚悟を決めていた。
魅音を引き寄せて、そして肩を抱いて…………顔を寄せる。
「ん? んんっ?」
俺にとってのファーストキスで……上手くいったかどうか何てのは分からない。ただ、俺の想いが魅音に伝わってくれることだけを望んで、努めて優しく唇を押し付ける。
きっかり十数えて、俺は唇を離した。
「あ……ああああ、あのっ……あのあの……、圭ちゃん……?」
魅音は唇に右手を当てながら、顔を真っ赤にする。
俺はそんな魅音の手首を掴んだまま、彼女を寝室へと引っ張っていった。

537:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:13:28 1FXGbp+a
障子を閉めて、魅音を布団の上に押し倒す。
「ちょ……ねぇ……あの? ふぇっ?」
「魅音……嫌か?」
魅音はぶんぶんと首を横に振った。
俺はそれを見て安堵の息を吐いた。
「で……でもでも、圭ちゃんの方が…………嫌……なんじゃ…………ないの?」
恐る恐る、魅音が訊いてくる。
「そんなわけないだろ? 真剣な……女の子の頼みを断れる男なんていないし、ましてや魅音だぞ? 俺が嫌に思うわけ無いだろ?」
「えっ? それって……」
一瞬だけ、俺は口ごもる。
顔面が火照るのを自覚する。
「魅音は……俺にとって大事な女の子だ。それで……そんな女の子が俺を……たとえどんな理由だったとしてもその、そういう相手に選んでくれるっていうのは、俺だって嬉しいし……」
クソっ 俺の馬鹿。なんでここではっきりと、俺は魅音が好きだって言えないんだよっ!
自分のふがいなさに腹が立つ。
「圭ちゃん……ありがとう」
でも、魅音は俺のこんな言葉でも喜んでくれた。それだけが、俺の救いで……そして何よりも嬉しかった。

538:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:15:05 1FXGbp+a
胸の鼓動が収まらない。
静寂の中で、俺達は見つめ合う。
しかし、いつまでもそうして固まっているわけにもいかない。
「あ……それじゃ、脱がすぞ?」
「え? うん……そうだね」
俺の声も、そして魅音の声も震えていた。
どこか現実味のない思考回路のまま、魅音の浴衣の帯を解いていく。
そして、左右に開いていって……魅音の上半身が露わになる。
「あっ。……圭ちゃん、そんなに見ないでよ。恥ずかしい……」
慌てて乳房を両手で隠す魅音。
しかし俺はその手でも隠しきれない魅音の胸の部分に手を添えた。押し上げるようにして魅音の柔らかな乳房に手を押し込み、強引に魅音の手と乳房の間に手を入れる。
「ひゃっ……ううっ」
結果、俺の両手が魅音の胸を鷲掴みにした形となり、魅音は恥ずかしさで目を瞑った。
「魅音の胸……大きくて、柔らかくて、温かくて、すげー気持ちいいぜ」
「そ……そんなこと……」
もにゅもにゅと、そのまま魅音の胸を揉みしだく。
「あふっん」
「すごくすべすべしていてさ……、でもって張りがあって……」
人差し指で乳首をつつき、そして擦る。
「あくっ……うんっ」
「乳首も敏感なんだな……、最高の胸だよ」
「あ……あうぅ」
魅音はぴくりと身震いして……手の力を緩めた。
もっと触って欲しいということだろう。
俺はさわさわと魅音の胸を優しく撫でまわし、乳首を転がした。
魅音の口から漏れる甘い吐息に、脳髄が痺れてくる。
「魅音っ!」
「きゃうあうん」
俺はとうとう我慢出来ず、魅音の胸にむしゃぶりついた。
「やだ……やだ……、圭ちゃんそんな急に……ああっ、吸っちゃイヤ……ダメ……私……」
そんな魅音の言葉に耳を貸さず、俺はちうちうと魅音の乳首を吸い続ける。
それだけじゃない。舌で舐め回し、軽く噛み、そして転がす。
「お願い……圭ちゃ……変になっちゃうから……」
馬鹿……魅音。それを聞いてやめられるわけないだろ?
「ヤダぁ……やめてって言ってるのにぃ~っ」
俺はより強く魅音の胸を責める。
「あぐぅっ」
反射的に、魅音はきゅっと両腿を強く合わせた。 
「ううっ……うううっ」
抑えた喘ぎ声を出しながら、もじもじと小刻みに太股を動かしている。
そんな魅音が……たまらなく可愛く思えた。

539:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:16:22 1FXGbp+a
魅音の胸から顔を離す。
「………………圭ちゃん?」
「魅音……俺ももう我慢出来ない。挿れてもいいか?」
「えう? う……………………………………うん……」
魅音は目を瞑ったまま、小さく頷いた。
俺は膝立で起きあがり、パジャマのズボンとパンツを脱いだ。
そして、魅音の下着に手を伸ばす。
「あ……あのっ」
しかし、魅音はとっさに下着の上に右手を置いた。
左腕で胸を抱え込む。
それは……拒絶の証。
「魅音。……やっぱり、俺じゃ嫌だったか?」
びくりと、魅音は体を震わせた。
「違う。……そうじゃないの。恥ずかしくて……初めてだから……、恐くて……もう、後戻りが出来ないって思って……ごめん……」
「そっか……、そうだよな。心の準備とか……いるよな……」
俺は、努めて明るく笑った。
「圭ちゃんの……触ってもいい?」
「え? そりゃ…………俺は構わないけどさ……」
でも、いいのか? 恐くないのか?
魅音は顔をこちらに向けて、おずおずと……でもまっすぐに俺のものへと両手を伸ばしてきた。
さわっ
ビクッ と、魅音の手が触れた瞬間、俺のものと魅音の手は震えたが、魅音は包み込むように俺のものに手を添えた。
「あははっ。……これが圭ちゃんのオットセイ☆なんだね。熱くて……固くて、とっても力強いよ」
「……魅音」
魅音は手を震わせながら……それでも優しく、俺のものを撫でた。
その手がとても温かくて心地よく……まるで俺の心すべてを受け止めてるようで……満たされるものを感じる。
「そして…………そうだね。圭ちゃんは、私を……私と……」
優しい口調で、魅音が呟く。
「ああ、そうさ……俺は魅音と一つになりたい」
「うん……そうなんだね…………」
感慨深げに、魅音は微笑んだ。
「圭ちゃん……。ごめんね。もう大丈夫」
「分かった。……じゃあ、下着……」
「うん。……脱がして?」

540:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:17:38 1FXGbp+a
俺は魅音の言葉に従い、下着を下ろしていく。今度は抵抗しなかった。
魅音の長い脚から下着を抜く。
顔を上げると、魅音の秘部とそれを覆う茂みが露わになっていた。
抱き寄せるように、両手をこちらに伸ばしてくる。
「圭ちゃん…………来て?」
俺は無言で頷いて、魅音の秘部に自分のものを当てた。
「うん……そこ……。そのまま、奥まで突いて………………あっ……ぐっ……んっ」
魅音がそうであるように、当然俺も初めてなわけで……こういう事の要領なんかは分からない。だから、強引にこじ開けるようにして、自分のものを魅音の中へと埋め込むような真似しか出来ない。
きゅうっ と魅音の中が俺のものを締め付ける。
一瞬、俺はその締め付けに顔を歪めたけれど……。じんわりと……ぬめりのある液体がそれを和らげる。
はぁ はぁ はぁ はぁ
魅音の息が荒く響く。
その目蓋から、涙がこぼれ落ちていた。
「圭ちゃん…………」
「お……おう」
魅音は涙をこぼしながら……、でも力強い笑みを浮かべた。
「これで……一つになれたんだよね?」
「ああっ。そうだな」
俺も、魅音に笑みを返した。
そして、魅音に覆い被さって抱きしめ合う。
肌の温もりを伝え合って……互いが一つであることを確認する。
俺は、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「んっ…………」
ちゅっ
結合部が小さく音を立てる。
締め付けがきつくて思うように腰が動かせないっていうのもあるけど、あまり魅音に負担をかけたくなくて……、なるべく小刻みに出し入れする。
ぎゅっ と俺の背中にまわる魅音の腕に力が入る。
魅音もまた、俺の動きに応えるように、小刻みに腰を動かしていた。
徐々に結合部の滑りがよくなってきている気がする。
そこはもう、俺のものを受け入れつつあった。

541:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:18:57 1FXGbp+a
「魅音。……あのさ、もう少し大きく動いていいか?」
「うん。いいよ。圭ちゃんの好きにして欲しい。圭ちゃんが感じてくれると、私も嬉しいから……」
「ああ。……ありがとう、魅音」
今度は、もう少し大きく、そして早めにピストン運動を行う。
包み込まれるだけだった俺のものが、より貪欲に……快楽を貪ろうと、そして快感を与えようと、魅音の中を掻き回す。
ぐちゅぐちゅとした粘っこい音が静かな寝室に、妙に響く気がする。
絡み合う肉と肉の感触。
でも……、俺には不思議とそれが不潔なものには思えなかった。
「魅音……気持ちいいよ」
「よかった……そう言ってくれて……」
魅音もまた貪欲に俺のものを求めていた。奥へ奥へと俺のものを飲み込もうと蠢いている。
俺はそれに逆らうことが出来ず、ただただ腰を打ち付ける。
ダメだ……、やめることが出来ない。
「魅音……。ごめん。俺……もうイクっ」
魅音は応えない。体を弓なりに反らして喘いでいた。
精液が俺のものを駆け上ってくる。
「……………くっ……………ううううあああああっ!!」
「はっ……あああああああぁぁぁぁっ!!」
俺の精液を膣内で受け止めながら、魅音は嬉しそうに体を震わせた。
脱力して、俺は魅音の胸に倒れ込む。
「ねぇ……圭ちゃん?」
俺の頭に手を置きながら、魅音は囁いた。
「私ね……変わるっていう意味が少し分かった気がした」
俺は魅音の顔を見上げることはしなかった。

―それはね。きっと、私を変える……無限にある選択肢を恐れずに選ぶことなんじゃないかなって―

ぼやけた頭の俺には、本当に魅音がそう言ったのかどうかもよく分からない。そして、その真意も分からない。
でも魅音がどういう顔で笑っているのか、何故かそれは分かった気がした。

542:夢月祭夜(魅音ルート) ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:20:04 1FXGbp+a
翌日。
「梨花ちゃん。接近してくる敵はいる?」
「みー♪ 三時の方向に4人。七時の方向から3人。どちらもあと50mほどの距離なのですよ」
「よし。……なら三時の方から片づけようか。沙都子はトラップA-47の発動準備。圭ちゃんとレナは七時の方向を警戒。全員三時方向へ移動するよ。羽入は先行して沙都子のサポートと囮をお願い。片づいたらQ地区へ転進するよ」
魅音は迷い無く俺達を指揮し、そして俺達も魅音の指揮に従って着実に戦果を挙げている。
「まったく。魅音の奴……頼もしいったらありゃしないぜ」
「うふふ。そうだね。……さすがは部長さんだよね☆」
「流石としか言いようがありませんわ。ここまでわたくしのトラップを有効に使ってくれるなんて。トラップ使い冥利に尽きましてよー☆」
朗らかに笑い合う俺達。
「というより、私には何か吹っ切れたような感じがするんだけど……。何か知ってる? 羽入?」
「さあ? 僕は何も知らないのですよ? きっと愛の力なのです。あぅあぅあぅあぅ☆」
そう、確かに園崎魅音はどこかが今までより強くなった。そんな気がした。
「ほら、みんないつまでも固まってないで持ち場へ散った散った。先はまだまだ長いんだからねーっ?」
魅音の叱咤がとんで、俺達はそれぞれの役割に就いた。
そう、部長園崎魅音と俺達部活メンバーに敵なんかいやしない。
勝てる。……俺達は間違いなく勝つことが出来る。惨劇は打ち破れる。
魅音に背を向けながら、俺は笑みを浮かべてバットを構えた。

―魅音END―

543: ◆Jx7kndDbOU
07/02/10 22:23:39 1FXGbp+a
今週は以上です。それでは、来週末に沙都子ルートでお会い出来ればと思います。
なお、女の子がすると変わる云々はマジ適当に書いているので、実態と違っていて
もくすくす笑って流してくれるとありがたいです。

544:名無しさん@ピンキー
07/02/10 22:24:17 lVd+8atB
GJ!!魅音可愛いよ魅音
最後の「変わるっていう意味が少し分かった気がした」の魅音がすごくリアルに女の子っぽくて最高。
沙都子や梨花ルートもあるのか?期待!

545:名無しさん@ピンキー
07/02/10 22:25:06 qYgD2qnS
グッジョオォォォォォォォォブ!!!!
アンタ最高だ!魅音スキーの俺にはたまらん展開だ!
また別ルートも頑張って書いてくれ!

546:名無しさん@ピンキー
07/02/10 22:25:29 aw/3SR7L
乙ー

547:名無しさん@ピンキー
07/02/10 23:20:53 CQrze4/1
>>543
あなたが神か?
魅音に望んでいたのはこういう葛藤なんだ!
初々しいエロさもたまらん。特におっぱい。腹ァ・・・いっぱいだ・・・
女子部活メンバーは全員好きなので続きも楽しみです

548:名無しさん@ピンキー
07/02/10 23:33:29 K8mmEK8q
>>543
とても良かった!
次も期待してます

549:名無しさん@ピンキー
07/02/10 23:35:19 aJyjBWMN
魅音ルートキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!

550:名無しさん@ピンキー
07/02/10 23:38:03 sDybkkD7
>>543
GJ!!やべぇ魅音可愛いいいいい!!!!ハァハァ

さて、他の作品もそろそろだろうか…
圭魅マダー?wktkが止まらない

551:綿流し後日
07/02/11 00:06:13 zVrQ3Gj7
>>407です。
投下します。圭魅で、ちょっと悟詩あり。
設定としては、>>279の一年後。
祭囃し編の世界だと思ってください。
エロなしで、途中までです。すいませんorz

552:綿流し後日
07/02/11 00:07:34 zVrQ3Gj7
どうしてだろう、五年目の夏も、私は恋をしていた。
この恋がどうして生まれたものなのか、私には分からない。
けれどとにかく、気付くと私は彼に向かって手を伸ばし、そして彼はその手を掴んでくれていた。
四年目の夏が無ければ生まれなかった恋かもしれないと、時折後ろめたく思う。
けれどこの五年目の夏は、四年目の夏とはあまりにも違うと思った。
悲しみとは無縁で、ただ毎日、騒いだり、からかい合ったり、笑ったりしていればそれでいい。
あまりにも幸せでひどく眩しい夏だと、そう思っていた。
ただ、時折罪の意識が疼く以外は。

553:綿流し後日
07/02/11 00:09:26 zVrQ3Gj7
どさ、という音と共に、私はマットの上に倒れこんだ。
狭く暗い体育倉庫の小さな窓から、光が差し込み、その中で埃がきらきらと浮かび上がる。
外で鳴くセミの声を聞きながら、その舞う埃を見た。
「……ねえ圭ちゃん」
私は覆い被さっている圭ちゃんの肩をやんわりと押しながら、なるべく穏やかな声を出した。
「何だよ魅音」
圭ちゃんも落ち着いた声で返す。しかしその割には、いやに汗ばんだ余裕の無い手が、私の体操着のシャツやブルマーのあたりで止まっている。
圭ちゃんがこれから何をしようとしているのか、想像するのは難しくない。
「ここ、体育倉庫だって知ってる?それからね、もう体育の授業は終わったから、用具を片付けて、とっとと教室に戻らなきゃいけないってことも」
「知りたくないって言ったらどうする?」
「考えたくないね」
笑みを含んだ声でそう言い返すと、私を見下ろす圭ちゃんの顔が微かに動いた。
賢そうな目に、どこか切羽詰った色が浮かんでいる。この体勢でここに長居するのはまずそうだ。
「圭ちゃんどいてよ。早く教室戻らなきゃ、皆が探しに来るよ」
「魅音は嫌なのかよ?」
私は少し黙った。するとその沈黙を狙うかのように、圭ちゃんの手が私の腰に回り、ぎゅうっと抱き締める。そして圭ちゃんは私の肩に顔を寄せ、呟いた。
「俺たち付き合い始めてもう一ヶ月だぜ」
「うん、知ってるよ」
私は平静を装ってそう返す。すると圭ちゃんの、熱を孕んだ囁き声は耳元で続く。
「もうそろそろ、許してくれてもいいんじゃねえの」
圭ちゃんの指がそっと動き、私のシャツの中に侵入を果たす。脇腹の部分をするっと撫でられて、私はびくっと震えた。
緊張と恐怖に、身体の奥が冷たくなる。私は動揺していた。
「圭ちゃん、いい加減にしないとおじさん怒るよ」
低い声で呟くと、圭ちゃんが不穏な空気を感じ取って、指を引っ込めた。
「魅音……」
圭ちゃんが残念そうな声を上げる。私は畳み掛けるように言った。
「ねえ聞いて。私ね、圭ちゃんとそういうことする勇気がまだ出ないの。心の整理が着くのを圭ちゃんに待っててほしい。それじゃ駄目?」
「……分かったよ」
私の上から圭ちゃんが渋々身体を退かした。私は安堵して息を吐き、マットから立ち上がった。そして倉庫のドアの方に向かう。

554:綿流し後日
07/02/11 00:11:25 zVrQ3Gj7
まだ座り込んでいる圭ちゃんが口を開いた。
「ごめんな、魅音。無理言って悪かった」
「いいよもう。早く教室戻ろ!」
そう言いながら、私は圭ちゃんが閉めた体育倉庫のドアを開いた。セミの声が大きくなる。淀んでいた空気が抜け、薄暗かった室内に、一気に昼下がりの太陽の光が入り込む。そのあまりの眩しさに、私は目を細めた。
「ああ、分かってる。……なあ魅音」
「ん?」
私はくるりと振り返る。そして、差し込んだ光に照らし出される圭ちゃんの顔を見た。少し緊張した面持ちだ。
「魅音は、その……初めてなんだよな?」
「え?」
「俺以外の奴とは、付き合ったことないんだよな?だからすげえ慎重になってるんだろ?」
セミがぴたりと鳴き止んだ。
胸の奥をさまざまな感情が、一瞬にして通り抜ける。息が喉の奥でひゅっと詰まる。
私は開け放ったドアの前に立っている。おそらく逆光で、私の表情は窺えない。喉の奥で詰まった息も、圭ちゃんには聞こえない。大丈夫。自分にそう言い聞かせる。
「何言ってるの圭ちゃん!あったりまえじゃない!」
明るい声でそう言うと、圭ちゃんはほっとした表情を浮かべた。
「だよな。まあ、俺もそうなんだけどさ」
圭ちゃんは立ち上がって、私の方へ歩いてくる。
私と圭ちゃんは、なるべく近い位置で並んで、外に歩き出す。
「レナたちが待ってる。早く行かなきゃね」
「分かってるって。あーあ、早く部活の時間にならねえかなぁ」
「おっ、圭ちゃんやる気だね!今日の罰ゲームはどんなのがいいかなぁ!」
後ろ手で閉めたドアが、ばたん、と音を立てて閉まる。暗く、湿っぽく、埃だらけの汚い倉庫は、再び密閉される。

圭ちゃんについた嘘が、胸の内側でじんじんと痛みを伝えている。私はそれを無視することに努めた。


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