【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B1Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B1F - 暇つぶし2ch227:お気楽ご気楽物語(追憶編) 1/8
07/02/03 04:47:11 PZtkgMYI
「ふ~、死ぬかと思ったぜ…」
 一人のソードマンが、自分のギルドがよく使っている宿屋に手をかけた。
 死ぬかと思った。
 それは比喩ではない、『アリアドネの糸』の事故により、彼は地下18階という途方もない地下で一人残されたのだ。
 地下18階……そこは樹海入り口では見ない怪物どもが跋扈する階、
 比喩抜きで、冒険者一人が行くと言うことは、たとえて言うなら
 ニューヨークのスラム街を裸の美女が散歩するような物だぜ―(どっかの格闘家・談)
 程に、危険、いやそれ以上であるのだ。
「ソ、ソードマン!?」
 彼の姿を見て、ギルドのメンバーのブシドーが驚いた。
 まさか生きて帰って…その姿を見るとは思わなかった。
 彼自身、樹海の奥地で戦い、果て、気づいたら街の施薬院にいた。
 そして………ソードマンだけが帰ってこない現実を聞いた。 死んだと思っていた。
「よ、相変わらずむさ苦しい顔だな」
「アンタ…生きてるなら生きてるって……」
 同じギルドのパラ子が叫んだ…
「……帰ってきたんだ」
 驚きとも喜びとも付かない顔で、カスメが迎える。
「ああ、最も俺一人だったら終わってただろうけどな」
 そう言い、宿屋の入り口の方を向く。
 入り口の端から人影………どうやら、彼はもう一人連れてきているようだ。
「あ、あの……」
 その人影の人物らしき影が呟いた。
「良いから恥ずかしがるなって」
 そういい、ソードマンが奥にいた人影を連れ出した。
「あ、…あぅ……」
 その人影は俯いたまま、皆の前に出る。
 ブシドー、カスメ、パラ子……そこにいた面々は彼女を見る。
 ――どこかで見たような。
 一同、皆の顔を見る。
(どこかで見たことのある気がする子ね…、けどなんか違うような)
(ぬぅ、拙者の眼力、記憶も鈍ったか……しかし)
(誰もしらなそうそうな顔…)
 互いに顔を見合わせ…
「か、可愛い子ね…どうしたの?」
 ――とりあえず、まったく知らない顔をした。
「うむ、よくぞ聞いてくれた!」
 何故か自慢げなソードマン。
「彼女こそ、一人樹海奥深くに残されたおれを助けつつ、一緒に街まで戻ってきた子なのだ!」
「はうぅぅ……」
 恥ずかしがりながら、ソードマンの腕に寄っかかりながら隣に付き添っている。
「………」
 カスメは、少し気にくわないようだが…
「一人で……一緒にって……
 アンタ、糸持ってなかったの!?」
 実の話、糸の効果範囲にソードマンを入れなかったのはパラ子の仕業である。
 ソードマンも自分で糸は持っているだろう…と思い、置き去りにしたのだが。
「うむ、死ぬかと思った。 事故って怖いよな…」
 危なく、マジで帰らない人になるところだったらしい。
 実際、あれから3日経ってた。 捜索に繰り出すかどうかを相談していたぐらいだ。




次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch