【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B1Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B1F - 暇つぶし2ch222:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:24:03 MYBTQrN/
忙しいとか言いつつ、執筆の一番の原動力は現実逃避にあり!と言う事でネタ。
信じられるかい、これ……前振りなんだぜ……しかもこのスレでは日陰者の方向に進む予定なんだぜ……


愛と運命の舞踏


Fabio ファービオ 赤髪ソードマン♂
Thea テーア ツインテールバード♀
Gertrude ガートルード 黒肌パラディン♀
Adelina アデリーナ 金髪レンジャー♀
Conrad コンラッド 若ブシドー♂



 世界樹の迷宮、その謎が暴きつくされてはや幾年。エトリアの町は、なおも衰えを知らず発展し続けていた。
 一部のものによって迷宮内のありとあらゆる産物が世に知れることになろうとも、並みの冒険者にはその場に立つだけで
精一杯の最深層や、未だに一握り―偉業を成し遂げたギルドの中でも5人がせいぜい―しかその姿を見て帰ってきたものの無い
最強の存在は、世界中の冒険者が目指すべき高みとして厳然と存在したし、それ以前に樹海には未知の部分がまだまだ多い。
時おり新種、珍種の魔物が現れることもあった。これらは低階層でしか活動できない冒険者にとって格好の獲物となった。

 さて。新参の冒険者たちの話しは置いて、古参の、かつ最高レベルの冒険者たちはどうしているのかと言えば、
自分たちの縄張り……即ち最深層でのみ冒険を行っているか、もしくは引退して後進の指導を行っているかであった。
と言っても、最深層で活動できる冒険者など、半ば生ける伝説と化したあのギルド以外には居ない。ただ最近、
伝説を作った張本人たちは、主に身体的な理由から、冒険者としての限界を感じつつあった。必然、後進の指導に力が注がれる。

 伝説のギルドも、今や第三世代に移りつつあった。


 長鳴鶏の宿も、『伝説のギルド御用達』として名を馳せた今では、昔よりも設備が整っていた。
その整った設備の一つ、玄関ホールに置かれた大きなソファ群の隅のほうに少女がいた。
 その視線は窓のあたりをさまよい、月を見ているのだろうか。物思いにふけっている様子だ。
 ここが彼女の、一番落ち着く空間だった。
「テーア。話があるんだ」
その少女に、話しかける者がいた。
「あ、ファービオ。話?」
 話しかけられた方は、ピンク色のツインテールに露出の大きい踊り子装束が似合う少女。
くりくりとした、ヒスイのような輝きをたたえた瞳が話しかけた人物を写した。
「ああ」
 話しかけた方は、燃えるような赤い髪にやはり赤い具足が印象的な少年であった。
まだ年は若いものの、なにげない動作の一つ一つから力強さが感じられる。冒険の仲間にすれば
頼もしいソードマンとして活躍してくれる、と確信させるものがあった。
「ここじゃなんだから、僕の部屋に来てくれないか」
 少女が肯くと、二人は連れ立って歩き始めた。


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