【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B1Fat EROPARO
【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B1F - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
07/02/02 07:27:32 bE1l6OXl
では選択肢を仕込。

つ「きみはメディックを着替えさせてもいいし、そのままするのも自由だ。」

201:名無しさん@ピンキー
07/02/02 12:05:42 oN1tb6zo
PC規制に巻き込まれてGJひとつすら携帯使わないと満足にできない。

>>198
君は我々のおにんにんを満足させてもいいし、
そのまま放置プレイに発展させてもいい。

202:名無しさん@ピンキー
07/02/02 14:12:47 TBCdJn1/
こういうときはあれだろ 依頼イベントのときみたいに

さあ、君は再びこの続きを書き込むのだ
って感じだろ イヤマジオネガイシマス

203:名無しさん@ピンキー
07/02/02 17:26:13 w37QX/gP
>>202
さあ、剣を抜きたまえ!

ってここで言うと卑猥

204:名無しさん@ピンキー
07/02/02 18:04:04 ZuZjDzXv
きみはメディックを解放して着替えに行かせてもいいし、そのまま続きを行うのも自由だが、
もし望むなら、君の手ではかせてあげることもできる。

っていうのはどうだ?

205:名無しさん@ピンキー
07/02/02 19:52:58 YTcCrcfz
ココまで保管しました。
URLリンク(w3.abcoroti.com)
保管拒否とあとがきなどに書いて下されば保管しませんので、お願いします

206:193
07/02/02 20:06:04 bE1l6OXl
リアクションありがとです
恥ずかしながら続き上げさせてもらいます
やや文章フォーマット変わってますが、エロモードってことで

207:その6
07/02/02 20:08:23 bE1l6OXl
きみは結局メディックに着替える暇を与えることはなかった。
引き剥がすようにパジャマを脱がし、無骨な手で震える肌を撫で回す。
彼女の肢体は、きみが抱いていた印象よりもずっと女性であり、五感がきみにそのことを伝えていた。
かすかに汗ばみ匂い立つ肌、緩やかに盛り上がった胸、肉付き始めた腰、
耳をくすぐる甘い吐息、不器用に求めてくる唇。

「…ふぁ…っ、は、恥ずかしい…です…」

息も絶え絶えに声を漏らすメディックは、シンプルで可愛らしい、細い腰を覆う白い下着を隠そうとする。
いつもの子供っぽさはなりを潜め、瞳と唇が不安と羞恥、期待をきみに訴えかけていた。

「…こんなの、子供っぽいし…あんなののほーが…すき、なんですよ、ね」

顔を真っ赤にしているが、顔を隠してしまうと下着を隠せない。
照れながらもじもじとするメディックがいじらしく、きみは正直な返答を頭の隅に追いやる。
彼女に横に首を振ってみせると、やさしく腰を抱き寄せた。
そのまま、ショーツの上から小さなお尻を撫で回し…縁に指をかけ、下ろし始める。
ぎゅ、っと細い腿が閉じようとするが、力ずくでとめたりはしない。
君はただじっと、メディックの目を見つめた。
彼女は羞恥に顔を逸らそうとするが、ぐっと踏みとどまると、本当に小さく頷き、緊張を解いてくれる。
せいいっぱいの返答を無駄にしないためにも、きみは少しだけ腰を持ち上げ、下着を脱がしていった。

メディックの顔は、終わることのない羞恥の波に耐えている。
その表情が深まるほど、きみの股間は窮屈になり、さえぎるもののなくなったそこから、彼女の期待の香りがはっきりと強まっていった。
我慢ができなくなってきたきみは、遠慮なくメディックの開きかけた蕾に指を躍らせることにする。

「にゃ…っ?あ…あ…っ…」

零れた水音は、甘ったるい鳴き声に掻き消えてしまった。

208:その7
07/02/02 20:10:31 bE1l6OXl
メディックは自分の上げた声に驚いたようで、自分の声が帯びた艶に、さらに羞恥を煽られてしまっていた。
きみは彼女のそんな余裕を奪うべく、さらに指を動かす。

「…だ、だめ、です…それ、だめっ…きゃ…!?」

戸惑いと羞恥が静止を呼びかけるが、その思考はきみの指が止めてしまう。
まだ肉付きの薄い秘所を覆うように指をあてがい、軽く押し付けながら撫で回す。
きゅっと閉じながらもしっとり濡れた裂け目を、指先が浅く掻き分け、唇に溜まっていた露で水音を立て続けた。

「は、ふ…っ、ひゃ…ぁ…♪」

きみは剣を扱う指を繊細に使い、秘所を、胸のふくらみを、その頂を愛撫する。
少しずつ、メディックに快楽という言い訳を与え、ゆっくりと心と身体を開かせていく。

メディックの表情と声、そして秘唇が蕩けた様子をみたきみは、もどかしく服を脱ぎ捨てていった。
今まで封じ込めていたきみのものは、痛い程の怒張を保ったままで、彷徨っていたメディックの視線を一瞬で呼び戻す。
きみを凝視している彼女は、だんだんと瞳を潤ませ…こくり、と頷いた。
とろり、と秘唇から蜜が零れた。

209:その8
07/02/02 20:15:30 bE1l6OXl
掴むと左右の指が届いてしまいそうな、細い腰をしっかりと支える。
淡い色合いのメディックの花弁に、きみの怒張があてがわれていた。
その光景は暴力にも思えたが、きみは若い花弁の誘惑に勝てず、手に力を込め、腰を進めた。
みり…と、メディックを引き裂くような感触が張り詰めた先端から伝わる。
痛々しいほどに秘唇を、怒張の大きさに押し開き、侵していく。

彼女は目をきつく閉じ、唇をかみ締め、小さな身体で痛みを受け止めている。
苦痛そのものは、迷宮の中で何度も共に味わったが、やはり破瓜の痛みは別質のもののようだ。
きみは一度動きを止めると…メディックが恐る恐る目を開き、様子を見ようとしたタイミングを見計らい…
腰をがっしりと掴み、一気に彼女を貫いた。

「ひぅ…っ?…は…っ、あ…!」

きみの不意打ちによる、突然の痛みと…内臓を押し上げられるような圧迫感に、メディックは声を失う。
彼女が激痛を受け止め終えるまで、根元を残してペニスの殆どを打ち込んだまま、きみは待つ。
十分に濡れていたとはいえ、緊張と痛みで萎縮した、メディックの幼い膣内はきつく怒張を圧迫してくる。

「……っは…ぁ…こんな…おっき、すぎ…て……」

きみの下で、顔を歪め、目をいっぱいに潤ませたメディックが、ふるふると震える。呼吸も苦しそうだ。
彼女のしぐさ一つ一つに、迷宮での長い禁欲生活で溜まりきった欲望がくすぐられる。
それはすぐにもきみを衝き動かそうと、身体の芯で煮えたぎっていた。
抑えられない体の衝動が、メディックのなかで怒張はさらに膨張しようと痙攣し、
未だ衝撃に囚われた少女は、反射的にぎゅっと…挿入された根元から、飲み込むように締め付けた。

210:その9
07/02/02 20:19:17 bE1l6OXl
きみは一気に駆け上ってきた抑えられない射精衝動に、慌ててペニスを引き抜こうとする。
しかし、それは間に合わず…ぎゅっと背中に回された手に阻まれた。

ビクッッ…ビュク…ッ

「…ッ!」
君はうめくと、亀頭が大きく膨らみ、狭いメディックの膣奥をこじ開け、溜めこまれた精液をどくどくと注ぎこんでいく。
きみの腰はがくがくと震え、思わず声が漏れる。

「…ぁ、ん…っ…!熱っ…熱いの、おなかのなか…っ」

メディックの爪が食い込み、きみの背中に新しい生傷を作るが、そんな刺激でさえも今は心地よく、
きみはさらなる快感を求めようと、射精し続けるペニスを根元まで埋め込み、メディックの一番奥へ辿り着かせた。
久々に迎えたセックスでの射精は、きみにはとても長く感じられたが、
経験するすべてが初めての感覚であるメディックには尚更のことだった。

「あ…ぁっ、奥で、まだ…びゅっ、って…」

男性が膣内で熱く弾け続ける未経験の衝撃と、目の前で全てを自分にぶつけている想い人の姿が彼女を押し上げる。
彼女の拙い自慰では辿り着けない領域に、苦痛に歪んでいた表情は一気に蕩けた。

211:その10 エピローグ
07/02/02 20:22:20 bE1l6OXl
きみは、メディックのか細い身体に覆いかぶさり、しっとり汗ばんだ胸に顔をうずめる。
部屋は二人の荒い息遣いで満たされ、互いの体温が心地いい。
急に、不甲斐なく果ててしまったこと、勢いに任せて犯してしまった罪悪感が、きみの胸中に湧き上がる。

しかし、そんなきみをじっと見つめるやさしい視線に、もっと大事なことを忘れていたことに気づかされる。
小さな身体できみの背中を見つめ、いつも支えていた少女は、きみの腕の中にいた。
意を決したきみは、その言葉をささやく。
どんな強敵と戦っても踏み込みを躊躇った事はない。
それは迷宮を戦うきみの誇りだったが、この少女の前ではほんとうにちっぽけなことだと悟る。
メディックは花が咲くような笑顔を浮かべ、繋がったままのきみをぎゅっと締め付けた。

きみは彼女を朝まで放さなくてもいいし、宿の滞在日数を延ばすこともできる。
そして望むなら、きみの手であの下着をはかせてあげることもできる。

-了-

212:名無しさん@ピンキー
07/02/02 20:30:57 NO3xvkJn
ちょwww
展開が神!!!!!!111
GJ!

213:193
07/02/02 20:31:35 bE1l6OXl
おつかれさまでした。
ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございます。
長いすね…台詞少ないし
コンパクトじゃないので実用性には欠けるかもです

>>204
もう書きはじめちゃってたので最後にちょっとだけ使わせてもらいました。

>>205
保管お疲れ様です。
保管に関してはノープロブレムです。

214:名無しさん@ピンキー
07/02/02 20:38:03 RaTGxe21
>>213
こ れ は い い
このメディック嫁にしてもいいですか


>>205
まとめお疲れ様です
っ【ネクタルⅡ】

215:名無しさん@ピンキー
07/02/02 20:45:39 lRH+6+Ky
ドキドキした! ドキドキした!
かわいいなぁ。えちぃなぁ。
やっぱり巧いさ、フォーマットの縛りがあっても
とってもえちぃ。

ワクワクしてきた。
気後れするけど、駄文生成したから推敲のち投下しちゃう。

216:名無しさん@ピンキー
07/02/02 23:13:24 mLcHIrec
きみは彼の腕前を素直に賛美しても良いし、その腕前に嫉妬して自らを高める活力にしてもいい

…俺は後者だ

217:名無しさん@ピンキー
07/02/02 23:35:40 YDc+S0DV
君は職人に対抗して新たな創作意欲を燃やしてもいいし
職人の思惑に乗って性衝動を自己処理してもいい

……俺だって後者だ

218:ふきふきした日 1
07/02/02 23:45:08 lRH+6+Ky
バステネタで半分ほど投下します。
出演は…ショタパラ、マン子、メディねぇほかで。


「ふえぇん。痺れがとれないぃ~」
原始ノ大密林。
べとと草を叩きのめし、戦闘が終わる。
振り返れば、アルケ君とレンジャ氏が撃沈していた。
メディさんもぐったり。駄目パラディンな僕はせめて、
彼らをおぶって退却しようと準備していたらソドちゃんの悲鳴だ。
「うわぁん。腕が。腕が上がんないよぉ」
こんなことってあるんですか、解説のメディさん。
「ごめんねー。ツタの封じとウーズの毒が、変な作用したんじゃないかしら」
なんとかなりませんか。
「いまリフレッシュひとつ撃てないへろへろぶりだし無理。ごめんねー」
「しくしく」

小柄なソドちゃんは気丈にも、メディさんを背負うのと言う。
遠目に見ると、仲のいい姉妹がじゃれあってる画だ。
たすき掛けみたく医療カバンのベルトと盾でおんぶして。
「パラくんって、けっこう力持ち?」
そうかな。板を渡した背負子に撃沈二人を腰かけさせてるだけなんだけど。
それより、大丈夫?
「剣が抜けないのは辛いよ…でも、蹴散らしてでも街に帰るよ!」

実際のとこ蜂が蹴り飛ばされる光景は、衝撃的だった。
ギルドは、グラップラーとか募集しないんだろうか。
その背中にいながらすうすう眠るメディさんも相当だけど。

219:ふきふきした日 2
07/02/02 23:50:03 lRH+6+Ky
まもなく、チェックしておいた抜け道だ。つまりあともう少しで樹海磁軸。

「あっ…あのパラくん…?」
どうしたんだろう。
彼女の様子がおかしい。顔を赤くしてもじもじしている。
僕はここで彼女の告白を待つこともできるし……
「うーふふふ」
びっくりした! メディさんが意味深な含み笑いをする。
「あっあのあっあの」
「パラちゃん。彼女ねぇ」
「わあーあー! をあっ? あうあう~!」
奇声をあげ、切羽詰まった表情で彼女は近くの茂みに飛び込んだ。
やがて奥からばたつく音、そして強制連行されたメディさんの間延びした声。
「あのねぇー。お花摘みって言ったらー、わかるぅ?」
首をはねそうな勢いでしたが。
「やっ、やっぱりだめぇ」
「いーじゃないの、ほらパラちゃんおいでおいで」
「おいでおいでしないでっ…パラくん来ちゃいや…っ」
「だってしょうがないじゃない。手が使えないんだしー。ほらほら」
ま、まさか。
茂みの奥で繰り広げられていたのは、
─トリックステップもかくやという地団太っぷり。
「うあーん! やだやだやぁだ」
「おもらしするのもヤーでしょ? 頼めばいいのよ」
ごくり。ぼ、僕にできることなら。
「目がコワいよ……あっああっあっ」

220:ふきふきした日 3
07/02/02 23:54:30 lRH+6+Ky
いよいよ限界が近いようだ。
僕は、彼女の手の代わりになる決心をする。
ガクガク震える彼女の上着のすそをそっと持ち上げて。
彼女の唇が、その端をくわえた。んふー。と漏れる荒い息がやらしい。
張りつめたおへそのあたりが、なまめかしく上下して。
柔らかそうなふとももが目の前で、ふるふる揺らめく。
─脱がせにくい。性的な意味で。
震える指で、ショートパンツをなんとか降ろす。
「……! …!」
しましま。
これも、いい…よね…? 慎重、にずらし
「んんっ!? ふやぁああああんっ!?」

 ぷしゃあああっ。

「あらあら」
呆然と彼女を見上げる僕の口元、鎧に、無毛の割れ目から温かな聖水が降り注ぐ……。

僕の理性はこのまま焼き切れてもいいし、
もう人として大切な何かを見失ってもいい。
【続く?】

221:名無しさん@ピンキー
07/02/03 00:03:24 19SfG9wl
俺は「続け!」と力強く念じてもいいし
「続けてくださいお願いしますこの通りです」と
低姿勢になってもいい。

……後者だ。

222:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:24:03 MYBTQrN/
忙しいとか言いつつ、執筆の一番の原動力は現実逃避にあり!と言う事でネタ。
信じられるかい、これ……前振りなんだぜ……しかもこのスレでは日陰者の方向に進む予定なんだぜ……


愛と運命の舞踏


Fabio ファービオ 赤髪ソードマン♂
Thea テーア ツインテールバード♀
Gertrude ガートルード 黒肌パラディン♀
Adelina アデリーナ 金髪レンジャー♀
Conrad コンラッド 若ブシドー♂



 世界樹の迷宮、その謎が暴きつくされてはや幾年。エトリアの町は、なおも衰えを知らず発展し続けていた。
 一部のものによって迷宮内のありとあらゆる産物が世に知れることになろうとも、並みの冒険者にはその場に立つだけで
精一杯の最深層や、未だに一握り―偉業を成し遂げたギルドの中でも5人がせいぜい―しかその姿を見て帰ってきたものの無い
最強の存在は、世界中の冒険者が目指すべき高みとして厳然と存在したし、それ以前に樹海には未知の部分がまだまだ多い。
時おり新種、珍種の魔物が現れることもあった。これらは低階層でしか活動できない冒険者にとって格好の獲物となった。

 さて。新参の冒険者たちの話しは置いて、古参の、かつ最高レベルの冒険者たちはどうしているのかと言えば、
自分たちの縄張り……即ち最深層でのみ冒険を行っているか、もしくは引退して後進の指導を行っているかであった。
と言っても、最深層で活動できる冒険者など、半ば生ける伝説と化したあのギルド以外には居ない。ただ最近、
伝説を作った張本人たちは、主に身体的な理由から、冒険者としての限界を感じつつあった。必然、後進の指導に力が注がれる。

 伝説のギルドも、今や第三世代に移りつつあった。


 長鳴鶏の宿も、『伝説のギルド御用達』として名を馳せた今では、昔よりも設備が整っていた。
その整った設備の一つ、玄関ホールに置かれた大きなソファ群の隅のほうに少女がいた。
 その視線は窓のあたりをさまよい、月を見ているのだろうか。物思いにふけっている様子だ。
 ここが彼女の、一番落ち着く空間だった。
「テーア。話があるんだ」
その少女に、話しかける者がいた。
「あ、ファービオ。話?」
 話しかけられた方は、ピンク色のツインテールに露出の大きい踊り子装束が似合う少女。
くりくりとした、ヒスイのような輝きをたたえた瞳が話しかけた人物を写した。
「ああ」
 話しかけた方は、燃えるような赤い髪にやはり赤い具足が印象的な少年であった。
まだ年は若いものの、なにげない動作の一つ一つから力強さが感じられる。冒険の仲間にすれば
頼もしいソードマンとして活躍してくれる、と確信させるものがあった。
「ここじゃなんだから、僕の部屋に来てくれないか」
 少女が肯くと、二人は連れ立って歩き始めた。

223:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:24:38 MYBTQrN/
「単刀直入に言おう。僕と一緒に旅に出ないか?」
「はえ?」
 部屋に入って、腰を落ち着けるまもなく発言した少年の言葉に、少女は丸い両目をさらに丸くした。
「えー、と……なんで?」
 言ってから、マヌケだなあ……と思って、少女は内心で苦笑した。
「僕はさ、テーア。この樹海での探索は、今がピークだと思うんだ」
「……そう、なの?いいことなんじゃない?」
「よくないさ。ピークってことは、後は下るだけ……じきに人も物もここから去って行く」
「そうかなあ……」
 少女の要領を得ない返事にもめげず、少年の演説は熱を帯びてゆく。
「そうなんだよ。だから、僕はそうなる前に旅立ちたいんだ。テーアも、師匠から聞いてるだろ?
迷宮の5層の話」
 彼は師匠、と言ったが、何を隠そうファービオとテーアは伝説を作った冒険者の孫であった。
剣の師匠でもある祖父の事を、師匠と呼ぶのは彼なりの敬意と畏怖の表れでもある。
「旧世界の遺産、ってアレ?実際に5層を見ちゃうと、本当なんだろうな、って思うけど」
 ようやく食いついてきたからか、少年はニヤリと笑った。
「そうさ。旧世界は世界樹の迷宮のように大地に埋もれてなくなった。だけど、僕たちは実際に
世界樹の迷宮として旧世界をこの目にしたんだ。ってことは、世界にはまだまだ埋もれた遺跡が
あるはずなんだ。それを探したい」
 大きい話だ、というのが少女の素直な感想だった。大きすぎてまるで絵空事だ。
「……そんなの、見つかると思うの?」
 少年は言うと思った、とばかりに微笑んで、
「分からないさ。少なくとも、僕はこれを一生の仕事にしようと考えてる」
「そんなこ……え?一生?」
 言葉の意味が脳に染み渡るまで、少しの間があった。
「そう!一生かけて見つからなければ、次の世代に託す。いつかは見つかるはずさ。
あることは分かってるんだから。だからさ、テーア、」
「わ!」
 どんどん顔が赤くなっていくのが分かる。一生。今まで考えた事もなかった言葉だ。
「わかってるの?今、あなたがどんな……」
「もちろん、分かってるよ。一世一代の大仕事には、良き伴侶が必要だと思うんだ、僕は」
 少女はもう、空いた口がふさがらない。何もいえぬまま、胸の鼓動だけが激しくなっていく。
それでも声を絞り出すと、普段命を懸けた樹海での探索中ですら美しい歌声を奏でている喉とは思えないほど、上ずった声が出た。
「どっ、どうして、私なの?」

224:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:25:13 MYBTQrN/
「ん、僕の好み、というのはあるけど……テーアはさ、樹海にもぐるの好きじゃないよね?」
 ひときわ大きく心臓が跳ねた。そのあと、波が引いていくのを感じる。
「わかるんだ?」
「まあね。見てるから」
 また顔が赤くなる。
 コイツってこんなやつだっけ、と少女は思った。まるで手のひらの上で踊らされてるみたい。
「昔は、そうじゃ無かったって聞くけど。今では、樹海から取れるものはもう飽和状態で、私たちの装備だって、
どんどん値が下がってる。町の皆は、割と歓迎してるみたいだけど。それって、もう『取りすぎ』って所まで来てるんだと思う。
それに、私たちは樹海の動物を殺して糧を得てるけど、最近、狩り自体が目的になることが多いよね。……明日だって」
 演説の時とは違って穏やかな目で、ファービオは話を、その気持ちを、受け止めていた。
「うん。明日は僕らのギルドの通過儀礼、『森王戦』。まさしく、僕たちは僕たちのためだけに、ケルヌンノスを倒す。
でも僕は、ためらわないよ。僕にとっても、これは大事な儀式だからね」
 そうだ。口ぶりからして、森王戦が成功したら彼は旅立つつもりなのだろう。別れの儀式ならば、大事に違いない。
「……わかんないよ」
「そうかもしれないね。でも、僕はどうしても旅立ちたいし、旅立つなら是非とも君を連れて行きたい。それは、解って欲しい」
「…………」
 うつむいてしまった少女の頭を、暖かな手が撫でた。
「ごめん、明日大事な儀式があるのにこんな事を言って。今の話はいったん忘れてくれ。おやすみ」
 またしてもうまい具合に気を抜かれた少女は、ふ、と息をついて、部屋の外に出た。ドアを閉める前に振り返る。
「話は、まだぜんぜんわかんないけど……誘ってくれたのは、嬉しかったかな。」
 弱く笑んで、ドアを閉めた。

225:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:25:47 MYBTQrN/
 自分の部屋に戻って、薄ピンクの上下パジャマ姿でベッドで寝そべっていると、イヤでもさっきの話が思い出された。

 ―あんな事言われたら、誰だって気になるに決まってるじゃない。

 目を閉じて、想像する。二人で世界を巡っている。

 路銀を稼ぐのは、私の役目。バードだもの、当然よね。

 旅は……樹海にもぐるのとは、また違った苦しさがあるんだろうな。

 樹海なら割と食べるには困らないけど、旅路ではそうとは限らないだろうし。

 そんなに強いとは思えないけど、盗賊なんかもいるんだろうな。寝込みを襲われたら、いやかも。

 そんなのにつかまったら、私……どんな目に遭うんだろう。すぐ殺されちゃうのかな?それとも……


 下腹部に、手が伸びた。普段はエンジェルハープをつま弾く長くしなやかな指が、するすると下着をすり抜け、
陰核に触れる。
「ん……」
 くに、くに、と皮の上から強めにしごくと、ぷっくりと充血したそれはさらなる刺激をもたらす。

 この行為をはじめて、実は三年くらいたつ。少女には枕を抱いて寝る癖があって、たまたま、
敏感な部分に枕の角が当たってしまったのである。最初は驚いたものの、骨までしびれるような甘い刺激は
幼い少女をとりこにした。一度、寝小便したことにして誤魔化したほど、深くはまり込んだ時期があった。
 とはいえ、なんとなく他者に知られるのはまずいと感じた事もあり、声を押し殺す事には無意味なまでに長けてしまっていた。

「ぅん……」
 ささやくような艶声。男が聞けば誰だってその気にさせるような、堕天使の歌声だった。
 すでに下半身は裸で、仰向けになって腰を浮かせている。
 普段の彼女は手淫にふける時、とくに何か想像はしない性質だったが、今日は違った。
想像の中で旅し、寝込みを盗賊に襲われ、辱めを受けている。
 まだ処女の、世間知らずには想像を超えた世界だが、色本で少々ききかじったことを基にして、
盗賊は彼女を攻め立てていく。

226:名無しさん@ピンキー
07/02/03 02:27:01 MYBTQrN/
 想像の中で、彼女は盗賊の頭目と思しき大男に組み伏せられ、雄雄しくいきり立ったいちもつを
すでに十分すぎるほど蜜を滴らせた秘所へと沈められていく。

 妄想にあわせて膣内をかき回す二本の指で中から押し広げてやると、ぴりぴりとした痛みにも似た
快感が下半身を灼いてゆく。自分の一番感じるところとは、びみょうにずれている。じらした方が快感が大きい事を、
自分の身体はよく知っていた。じらしついでに、ごろんと寝返りを打つようにまわって、うつ伏せになる。
一番気持ちいいところをいじりやすい体勢にもっていく。
 完全にうつぶせになって尻を上に突き出すと、左手で菊門の入り口をほぐし、右の二本指で膣内から陰核の裏を激しく
こすりあげた。
「はっ、う、ふぅっ、ん!ぁくっ」
 この部屋の外には決して漏れない極上の喘ぎ声が、自分の興奮だけを高めて消えてゆく。そろそろ限界だった。

 ぐっ、と陰核を強く押しつぶしてやると、内ももをひくひくと痙攣させて、絶頂に達した。

 ―おやすみ

 赤い髪の少年の姿が、胸いっぱいに広がった気がした。



ーーーーーーーーーーーーーーここまでーーーーーーーーーーーーーーー

まあそんなこんなで続いちゃいます。さすがにこれ以上はやばいから間が空くと思いますが。

227:お気楽ご気楽物語(追憶編) 1/8
07/02/03 04:47:11 PZtkgMYI
「ふ~、死ぬかと思ったぜ…」
 一人のソードマンが、自分のギルドがよく使っている宿屋に手をかけた。
 死ぬかと思った。
 それは比喩ではない、『アリアドネの糸』の事故により、彼は地下18階という途方もない地下で一人残されたのだ。
 地下18階……そこは樹海入り口では見ない怪物どもが跋扈する階、
 比喩抜きで、冒険者一人が行くと言うことは、たとえて言うなら
 ニューヨークのスラム街を裸の美女が散歩するような物だぜ―(どっかの格闘家・談)
 程に、危険、いやそれ以上であるのだ。
「ソ、ソードマン!?」
 彼の姿を見て、ギルドのメンバーのブシドーが驚いた。
 まさか生きて帰って…その姿を見るとは思わなかった。
 彼自身、樹海の奥地で戦い、果て、気づいたら街の施薬院にいた。
 そして………ソードマンだけが帰ってこない現実を聞いた。 死んだと思っていた。
「よ、相変わらずむさ苦しい顔だな」
「アンタ…生きてるなら生きてるって……」
 同じギルドのパラ子が叫んだ…
「……帰ってきたんだ」
 驚きとも喜びとも付かない顔で、カスメが迎える。
「ああ、最も俺一人だったら終わってただろうけどな」
 そう言い、宿屋の入り口の方を向く。
 入り口の端から人影………どうやら、彼はもう一人連れてきているようだ。
「あ、あの……」
 その人影の人物らしき影が呟いた。
「良いから恥ずかしがるなって」
 そういい、ソードマンが奥にいた人影を連れ出した。
「あ、…あぅ……」
 その人影は俯いたまま、皆の前に出る。
 ブシドー、カスメ、パラ子……そこにいた面々は彼女を見る。
 ――どこかで見たような。
 一同、皆の顔を見る。
(どこかで見たことのある気がする子ね…、けどなんか違うような)
(ぬぅ、拙者の眼力、記憶も鈍ったか……しかし)
(誰もしらなそうそうな顔…)
 互いに顔を見合わせ…
「か、可愛い子ね…どうしたの?」
 ――とりあえず、まったく知らない顔をした。
「うむ、よくぞ聞いてくれた!」
 何故か自慢げなソードマン。
「彼女こそ、一人樹海奥深くに残されたおれを助けつつ、一緒に街まで戻ってきた子なのだ!」
「はうぅぅ……」
 恥ずかしがりながら、ソードマンの腕に寄っかかりながら隣に付き添っている。
「………」
 カスメは、少し気にくわないようだが…
「一人で……一緒にって……
 アンタ、糸持ってなかったの!?」
 実の話、糸の効果範囲にソードマンを入れなかったのはパラ子の仕業である。
 ソードマンも自分で糸は持っているだろう…と思い、置き去りにしたのだが。
「うむ、死ぬかと思った。 事故って怖いよな…」
 危なく、マジで帰らない人になるところだったらしい。
 実際、あれから3日経ってた。 捜索に繰り出すかどうかを相談していたぐらいだ。



228:お気楽ご気楽物語(追憶編) 1/8
07/02/03 04:47:43 PZtkgMYI
 さて、ソードマンが彼女を紹介する最中、カスメの目線を気にする者はいただろうか。
 いや、多分居ないだろう。
 ずっと、彼女の目線は座っていた。 『彼女』を見つめていた。
 『彼女』……ちなみに、前回の冒険でソードマンに混乱されつつ犯されてしまった禍乱の姫君である。
 何? Foeが仲間に、ギルドに入るはずが無いじゃないか! だって?
 良いじゃないか、可愛ければ。 気にするな、可愛いは正義。 即ちジャスティスだ。
「彼女は森で俺と同じように 仲間とはぐれたんだってさ」
 もたれ掛かってくる彼女の匂いと、押しつけられる胸の圧迫感にまんざらでもなく
 鼻の下が伸びた状態で、禍乱の姫君を紹介していた。
「凄腕のダークハンターなんだぜ? 縛り系の技、一回もミスらなかった」
「その……あの………そんな」
「いいからいいから…
 でさ、こんな有望なダークハンターが、俺たちのギルドに入りたいって。
 でだ、人数も余裕があるし、入れようと思うんだ」
(………っ!)
 一人の少女が顔色を変えた。
 その少女はカスメ。
 嬉々として、腕に絡みつかれる『彼女』を紹介している姿を見て。
 無性に……気分が悪くなり。
 ココに居て良いような気がしなくて。
 ただ、肩身が狭いような気がして。
 気がついたら………その場から走り去っていた。
「ほえ……?」
 いきなり目の前からギルドメンバーが走り去った姿を見て、ソードマンは言葉を失った。
「なんだ、カスメの奴……ダークハンターが嫌いなのか?」
「バカッ! そうじゃないでしょ!」
 その姿を叱責するパラ子。
「そうじゃないって……」
「アンタがその子に助けられたって言う話も分かるけど…
 でも、そんな嬉しがって話すようなことも…無いじゃない!」
「え……え………なんで?」
「何で……って、この馬鹿!」

 バチン!

 パラ子の平手打ちが飛んだ、思わず……といっても過言ではないだろう。
「アンタは勝手にここで、このことイチャイチャしてれば! アタシは彼女を追うわよ!」
 言うなりパラ子は駆け出した。
「あの……もしかして……私のせい……ですか」
 元・禍乱の姫君の質問に答える者はいなかった。
 姫様は恋愛事に疎いのだ。

229:お気楽ご気楽物語(追憶編) 3/8
07/02/03 04:49:02 PZtkgMYI
「………はぁ…」
 夜の金鹿亭のベランダの柵に寄りかかり、溜息を付く少女が居た。
 黒いローブを着、存在が希薄で、意識しなければ存在すらも認められないようだった。
「ったく、困った物ね……うちのリーダーさんも」
「………パラ子」
 よっ……と。
 カスメが寄りかかっている策に、パラ子は反対に背中を預け、彼女と話した。
「ったく、鈍感男にも困った物よね…ギルドの空気も悪くなるし」
「悪くなったのは……私のせい……彼は自分を助けてくれた少女を紹介してくれただけ」
「で?」
「私は、そんな感じで必要されたことがない」
 思わず、パラ子はこのままカスメが飛び降りるのではないか、
 そんな危惧すらも思い浮かんだ。
「ちょっと待ってよ…役に立ってないなんてないじゃん」
 パラ子は慌てて否定をした。
 ソードマンが危機に陥った時、敵を呪い状態にした、テラー状態にし、何度も救った…
 確かに直線的ではない、が、間接的に言えば無くては成り立たない存在。
「けど……彼はそう思ってないのかも知れない…」
 ふと、夜空を見上げた。
「私は………彼の隣に居て、一緒に傷を負うことも出来ない…庇うことも出来ない」
 ――違う、そんなことはない!
 パラ子はそう思っていた。
 しかし、口から出たのは違う言葉だった。
「はぁ……あんたもそんな事言い出すんだ……もうイヤダナ、このギルド、抜けちゃおうかな?」
「………え?」
 首をすくめて、策から背中を離しパラ子はいった。
「こんな空気最悪なギルドにいてもしょうがないし、有能な人だったら他にもいるしね」
 やれやれ……
 そう言わんばかりに宿のなかに戻りつつあるパラ子。
「ま……待って……パラ子は」
 ――彼に必要!
 そう、言おうとした。
 けど、それは口から発せられることもなく。
「必要なのはアンタ。 女のカンを舐めて貰っちゃ困るよ?」
 慌てて追いかけようとしたカスメの口に指を当て、片目をつぶり言うパラ子。
「何事も焦っちゃダメ…それはカースメーカーの本文でもあるでしょ?
 どうせ、もう夜なんだし、一晩考えなって……そうすれば、ソードマンだって頭が冷えてるよ」
「……冷える」
 ふぅ……、溜息をつきながら続ける。
「どうせあの馬鹿、命を助けられたって感じで、あの娘に心酔してるだけなんだからさ、結論は早いって事」
「…………ぅ」
 うん、とは言えなかった。 けど、少し自信が出てきた。
「さ、夜の遅いし、一回ねむろ? どうせ、あの馬鹿だって疲れ果てて あの子にも何に出来ないって」
「……うん」
 そう言い、宿内に歩を向けるカスメ。
 数歩歩いたところで、
「あ……あの、パラ子……」
「うん? 何?」
「ありがと…」
 滅多にそう言う言葉が発せられない彼女から、感謝の言葉が聞き取れた。
「はいはい、さっさと寝なさい、お姉さんの言うことぐらい聞きなさいよ?」
「……うん」
 カスメが宿に消え、ベランダには彼女だけが残っていた。
「……馬鹿は私だけどね」
 ―――泣いた。

230:お気楽ご気楽物語(追憶編) 4/8
07/02/03 04:49:55 PZtkgMYI
 一人部屋に戻って、カスメは今までの人生を振り返った。
 最初に……思い出にあるのは嫌な記憶。
 彼女はもっと幼い時代に、その純潔を奪われていた。
 相手は実の父親、それもまだ齢が二桁に行くかどうか…の時である。
 夜が来るのが怖かった……母親もその自体を知っていた。 けれども、助けには来てくれなかった。
 父が怖いから。 ただ、その一思いだけで 彼女は母親という物を知らずに育った。

 次にあるのは色町だった。
 金になるから、ただそれだけの理由で売られた。
 売られた時は正直嬉しかった、夜の暴力から逃げられるから。
 けれども、その先にあったのは愛も何もない、ただ欲望だけの世界だった。
 ひたすらに、犯されるだけの日々。
 数人と、犯罪まがいのことまでさせられたこともある。 けれども、生きる為には必要だった。
 生きて……生き延びて。
 いつの日か、自分の両親に復讐をしたかった。
 その想いが強すぎたのだろうか、彼女は異端と思える力を手にしてしまった。
 相手を自分の思い通りに動かすこと、以上を引き起こす能力。 即ち、カースメーカー。
 間もなく、彼女は色町からも追い出されることになる。
 理由は簡単、そんな不気味な人間を花艶の街に置く訳には行かない――から。

 次の場所は、エトリアで見つけた。
 冒険者ギルド、そこには境遇は違うが、その日の糧を日々の冒険に見出す人たちが居た。
 一人一人は小さいけれど、集まり、樹海の謎を解くと息巻いていた。
 そこにいれば、もっと力が増える…復讐も出来る…生きる糧もある。
 まさに一石二鳥だ…そう思い、冒険者ギルドの扉を開けた。
 すぐに彼女にはパーティといえる代物が出来た。
 カースメーカーという、異端の力は逆に冒険者達に好かれるのだ。
 そして、その他の四人と樹海に潜った。
 入り口とも言われる付近でも苦戦をしたのかも知れない。
 けれども、樹海を探索し、自然のおもしろさも解ってきたなかで、彼女はメンバーに押さえ込まれた。
 大の男四人が、いきなり彼女の両手両足にその体重をかけ動きを封じ、服を脱がせてきた。
 ――ああ、またなのだ。
 ――ここでも、この呪縛からは逃げられないんだ。
 そう思った時、彼女から力が抜けた。
 ―抵抗もしないんだな。
 その時のパーティの誰かがそう言ってたと思う。 けど、思い出せない。
 なぜなら、もっと衝撃的なことがあったから。

231:お気楽ご気楽物語(追憶編) 5/8
07/02/03 04:50:29 PZtkgMYI
 急にカスメの上に乗っている男の姿がぶれた、いや、吹き飛んだ。
「てめぇら、何破廉恥なことしてんだ!」
 息を切らせ、乱暴を働こうとしてた男に叫ぶ彼。
 そう、彼が今のパーティのソードマン。
 ―てめぇには関係ねぇだろうが!
「うるせえ! てめぇらの非道を見逃して、何が冒険者だ!」
 そのまま、彼と元パーティメンバーは争い。
 見事に彼は勝利を収めた。
「だ、大丈夫だった…?」
 イテテテテ…そう言いながらも、彼は私を気遣った。
「……あの…その」
 普段、裸なんて見られるのが多い私が、何故か恥ずかしかった。
 慌てて、周りの散乱とした物のなかから自分のローブを見つけた。
「あ、ごめん!」
 そんな私を見て、自分も気恥ずかしかったのか、背中を向けた。
「その……大丈夫だった……? って聞くのも失礼か…ごめん」
「さっきから謝ってばかり……」
「あ、そっかな……でも、ごめん、そっちのメンバーをぶん殴っちゃって…」
「アンナの……メンバーじゃない……」
 とりあえずマントだけを着(服は完全に破り朔かれていた)立ち上がり彼に言った。
「そっか……じゃ、これから一人……?」
「そう、なるかな…?
 でも大丈夫、なんとかなる……」
 今までもそうだったから…
 そう言いかけようとしたのに、彼はこういった。
「だったら俺のギルドに入らない!?
 つってもさ、俺しかいない零細ギルドだけどね」

 この瞬間、彼のギルドは完成し。
 私は彼のギルドのメンバー第1号になった。

232:お気楽ご気楽物語(追憶編) 7/8
07/02/03 04:50:58 PZtkgMYI
「はぅ……く…ん」
 カスメは思い出を手繰る間、知らず知らずのうちに自分の股間を弄っていた。
 ――こんなにも愛おしいのに。
 ――今日も、彼は別の女の子を見てる。
 自分のはだけた胸を見てみる。 小さい。 今日見た女の子とどれくらい差があるか。
 考えるのも馬鹿らしい。
 ――彼は、大きい方が好きなのだろうか?
 空いた手で自分の胸を触ってみる。
「ひゃ……ん……」
 既に乳首が立っていたので、弾くだけの自慰行為になる。
 自分の指……いや、既に彼女のなかではそれは自分の指ではなくソードマンの指だった。
「…だめ、……だよ……それ以上弄らないで」
 『ソードマン』の指は執拗に胸だけを弄くる。
 そして、空いた手でカスメのその大きくなったクリトリスを触るのを止めない。
「……ん……はぁ!」
 ビクン!
 触るのを継続するだけで、弓なりに体を動かし、感じてしまう。
「……違うよ、私、そんなえっちじゃない……」
 虚空にむけ、発言をするカスメ。
 だが、『ソードマン』の指はカスメを弄ぶのを止めない。
 今度は胸から手を離し、お尻の穴へと指を這わせた。
「い、いや! や…やめて……そこは……違う……ん!」
 穴に指を入れた時、得も言えぬ快感がカスメを覆った。
 今までにここの経験は少なかった……とはいえ、あったことには間違いはない。
 しかし、ココまでの快楽を浴びることはなかった。
 相手が『ソードマン』だからであろうか?
 右指が陰核、左手がそれぞれ菊門を執拗に弄る。
 ただそれだけなのに―
「……らえ…やめぇ……あぅ!」
 何度も何度も絶頂感を感じてしまうカスメ。
 既に、淡い秘裂からは愛液がしたたっている。
 それを指ですくい、あたかもソードマンの精液であるかのように掬い、舐めた。
 味は…感じなかった。
 ただ、『ソードマン』の精液と感じれば、その味わいは変わっていた。
「…ちがうよ! そんなこと……言わないで……
 私が…こんな……ふうなのは……あなたのせい……」
 相も変わらず虚空に言うカスメ。
 そして、その言葉が轢鉄かのように、秘裂を弄んでいた指の加速度が増す。
「ひゃう! ん…ンッ  クァッ! 
 それ以上はらめ…やめぇぇl!」

 ぷしゃああぁぁぁぁぁ

 彼女の秘裂からは大量の液が飛び、そして全ての力を果たしきったかのように、
 グッタリと倒れ込んだ。

233:お気楽ご気楽物語(追憶編) 8/8
07/02/03 04:51:30 PZtkgMYI
「……やだな…私」
 いつもこうだ。
 人知れず、昔のことや、ソードマンを思い浮かべただけで こんなことをしてしまう。
 そして、後に残るのは薄い後悔だけだ。
「…いつまでつづくんだろ」
 うつ伏せから、仰向けの状態に体を回し、天上を見上げた。
 その天上には、ソードマンと先程の少女の腕を組む姿が見えた気がした。
 慌てて首を振る。
「いつまで…じゃない……私が遠ざけてるんだ」
 ――何故?
「私は彼に似合わない。
 素敵な笑顔を見せることも出来ない。 私にあるのは暗い表情。
 明るい未来もない。 私にあるのは暗い過去だけ。
 あくまでもみんなの為に先陣を切って戦う。 私にあるのは復讐だけ。
 彼は体を張って戦うことが出来る。 私に出来るのは、相手を弱体化させるだけ」
 ――なんだ、こんなに違いが有るじゃないか。
 ――だったら、全然似合わない。
 ――勇気がないだけ、なんて話じゃない。 彼には……
「あ、そうだ……」
 慌てて思い出した。
 今、自分はここの宿のシーツを汚してしまった。
 それに、まだ後始末も終わっていない。
 ――何て宿主に言おうかな。
 考えながら、自分の部屋の入り口を見ると、そこにはソードマンが居た。
 目があった。

234:お気楽ご気楽物語(追憶編) 9/8
07/02/03 04:52:00 PZtkgMYI
「あ…その」
 目があった瞬間、ソードマンは慌てていた。
「……ど、どこから……み、見てたの」
 慌てて問いただす。
「その……ゴメン、多分一部始終」
 カァ…っと、カスメ自身自分の顔が赤くなるのは感じた。
「うわ、ごめん…!」
 踵を返し、扉に回れ右をするソードマン。
「まって!」
 普段では言えないような叫び声を上げ、静止させた。
「全部…なら、多分全部聞いてたと思う」
 首をもたげ、呟くように言い出すカスメ。
 やがて意を決したように顔を上げて一気にまくし立てた。
「けど、ソードマン、あなたが好き……
 迷惑かも知れないけど…邪魔かも知れないけど
 あの時からずっと、その屈託のない笑顔が好き…立ち振る舞いが好き…
 生きる姿勢が素敵……」
 今までに抱えていた言葉を全てはき出す。
 羞恥と言葉の勢いで、カスメの顔は真っ赤になり、息も切らしている。
 そんなカスメを見て、ソードマンは一言告げた。
「ゴメン…」
 残酷な言葉だった。
 聞きたくない言葉だった。
 信じられない言葉だった。
「俺もカスメのことは好きだ…けど、それは違うんだ。
 カスメは好きだけど、御免、俺、カスメは妹とかそう言うふうにしか見れない」
 自分に嘘は付けない。
 傷つけるような嘘は付けるような性格じゃない。
 だから、彼は正直に言った。
「ぁ……」
 部屋から出る彼に救いの手を求めるかのように、カスメは手を伸ばした。
 けれども、その手は誰に救われることもなく、虚空だけを空しく切って。

 バタン

 ドアが閉じた時には、ソードマンの姿はなかった。


 翌日、一枚の書き置きを残して、最初のギルドメンバーは姿を消した。
 その手紙には一言書かれていた
 『ごめんなさい』
 ―――と。

 これは、とあるギルドの物語。
 昔から、一途に一人の男性を想い続けていた少女とその男性を取り巻く者たちのお話。
 君はその物語を見ることも出来るし、無視するという選択もある。
 ――が、どうやら終結が近いようです。


-続く-

235:お気楽ご気楽 ◆DP1r10V/kw
07/02/03 04:58:58 PZtkgMYI
>205
なにはともあれGJ!
いい加減自分のセンスのなさに吹いた。

最近職人さんが増えて嬉しいなぁ…と思う反面。
自分でももう少し、美味く進めないか…と思えるおれ、
ってか、これだけでもまだまだだしなぁ…エロ描写出来ないし。
とりあえず、今の展開は>127のレスを見て
一気に思い浮かんだ妄想です、実際の設定とは一切関係Neeeee!
あったらおれが困る。

んじゃ、ソードマン編は多分次の一遍で終わるかと思うけど
よかったら別のキャラの方でもかかせてもらってええかな?

236:名無しさん@ピンキー
07/02/03 05:54:17 GQriBIaK
うおー!!こんな深夜にまた神が降臨しとるー!!
カスメ切ないよと思いながら読んでたんだが…
ちょww127の書き込みってよく考えたら俺だったwwww
いや~てっきりカスメってただのトラブルメーカーでソードマンが七転八倒するのを見てくにゅりって唇の端を歪めて笑ってたりするもんだと思ってたのに…




なあカスメちゃんと幸せになるよな?

237:ふきふきした日 4
07/02/03 06:47:28 UAwdWJxw
>>221
もちろん続くさ。続けさせていただきますのだ。お願いしますこの通り。


>>218-220
「…あ、…あふ…ん、はわぁあああ…」
唐突に訪れた決壊は、僕の理性という盾をずたずたにし、やがて途絶えた。
「は…ぁ。っはぁ。…はぁ」
とろん、とした瞳で吐息をもらすソドちゃん。
だ、駄目だ。今すぐ抱きしめたい。キスしたい。
そんな衝動を濡れた自分の姿で打ち消す。
ボトルの水で手を洗い、手荷物からハンカチを取り出す。
イヤかもしれないけど、拭くよ。
「っふ、…んっ。はう…」
できるだけ優しく拭いてみる。布地がみるみる湿り気を帯び
やがて─、わずかにぬらぬらと光りはじめた。
し、しまった! ちょっと…やりすぎてしまったのでは…?
「あっ─」
名残惜しそうについ、と糸をひき布地が離れる。切なげな声が追いすがる。
「─パラくん…おねがい…が、あるの……っ」

僕は彼女におねがいされるままに、臑当てと安全靴を脱がせる。
ボーダーのくつしたを残し、露わになった彼女の両脚は、ほのかに桜色をしていた。
ときおり小刻みに震えた。
次に、僕は自分の鎧を取り外す。
直接濡れた口元と首筋以外はほとんど鎧の表面を流れ落ちたためか
大半がズボン下に染み込んでしまっていた。
「新しいハンカチ、ちょうだい?」
なんという光景だろう─!

238:ふきふきした日 5
07/02/03 06:52:48 UAwdWJxw
ソドちゃんの可憐な唇がハンカチをくわえる。
彼女は、少しずつ僕との距離を縮めると瞳で語りかけてきた。
─もっと近づいて。
まるで、くちづけのような奉仕。粗相の後始末のつもりだろう。
あまりに近距離で繰り広げられる、いじらしい清拭に僕は言葉を失った。
喉元、鎖骨、口元、おとがい…彼女の息づかいが…僕の自制心をも拭い去ってゆく。
ひらり、と布切れが落ちた。僕の顔を拭いていたハンカチ。
自由になった彼女の唇がついに、僕にささやく。
「…キス、して…っ」
僕の胸元に、彼女の膝が当たる。見上げる潤んだ瞳に逆らえるはずもない。
唇をそっと重ねる。不思議な気分だ。一瞬だったような、ずっとそうしていたような。
う? 下腹部でもぞもぞと動く気配がする。な!? ソドちゃん……?
「…ここ、もっ…ぬれて…るからっ…」
ズボンの、僕自身のテント部分に、さっきのハンカチが引っかかっているのは決して
偶然ではないだろう。彼女の「お返し」はまだ続きがあったわけで。
「んっ…しょ…ふっ……んんっ」
足での、ぎこちない愛撫。
しかし、一連の事態で充血する一方の僕自身にとっては、相当刺激的な行為だ。
彼女の手を取り、指を絡める。お互いの熱を感じる。

239:ふきふきした日 6
07/02/03 06:58:04 UAwdWJxw
布地の下から湿った音が響く。硬度が増していく。
力無く揺れる彼女の腕、その指先を口に含んでみる。
「んひゃんっ」
驚いたように目を見開いて、それでも脚での責めは続いた。
もじもじ膝をすり合わせる仕草が可愛くて、空いたもう一方の手で
ソドちゃんのおみ足を堪能することにした。
「んふぁ…いっ…あぅう…ん…」
やわらかく揉んでみたり、くつした越しになでさすったり。
それぞれの反応が、ダイレクトに僕へと伝わってくる。
「…ふあ…ぎっ…あうっ…いいっ」
ほころんだ彼女の蕾が、茂みに小さな泉を生んでいた。
僕ももう、限界だ。
愛撫のピッチが変わる。
「あっ、あああっ? も、だめっ! んあああっ…むちゅっ…」
もう一度くちづけて。布地ごしに彼女の足裏の痙攣を感じながら、僕は幾度も律動を迎えた。


「やー。まいったわ」
無事、街へ戻ることができたものの…当面の懸念は…というと。
僕とソドちゃんは、宿でメディさんを休ませ身繕いをして
アルケ君とレンジャ氏を施療院へ運んでいったのだが。
「メディねえのこと……すっかり忘れてたもん」
そう。あの痴態の一部始終、メディさんは医療カバンの陰から見届けていたのだ。
「だーって、口をはさむのも野暮だし」
愉快そうにメディさんは言ったが。

240:ふきふきした日 7
07/02/03 07:01:01 UAwdWJxw
「絶対絶対ぜーったい、ないしょだからねっ!?」
わたわたとメディさんに詰め寄ったソドちゃん。
僕とて、あの件は秘密にしておきたい。
メディさんのことだから、そうそう滅多なことにはならないと思うが…恥ずかしい…。

施療院からの帰り道。
きっと、明日の朝みんなで顔を合わせたらいつも通り。
この明るくて前向きで勇敢な少女を、そして仲間を守りたい。
少しだけ特別な気持ちを今、心に刻むために僕は、彼女へ手を差し伸べる。
自由を取り戻したその手を握って、僕たちは歩いてゆく。

─ぐ~~。

「ばっ、晩ご飯、なんだろうね」
はにかんだ彼女の横顔をとなりで見つめる。楽しみだね、と笑って
この幸せな気分が彼女に伝わればいいのにな、と思った。
【了。】

241:名無しさん@ピンキー
07/02/03 07:12:50 UAwdWJxw
携帯なりに頑張ってはみたが、見劣り激し…
本番までいかないのは、おそらくメディねぇのせいです。
他メンバーの話も書きたい……もっとフェチくせぇ話を。

>>226 >>235
両氏それぞれに、読んでて胸にこみあげてくるせつなさ。
どうなっちゃうんだ。
続きがとても気になります。
楽しみにしております。

242:名無しさん@ピンキー
07/02/03 12:12:06 TGCAYxXD
大佐・・・・
せいy

243:名無しさん@ピンキー
07/02/03 12:55:13 I59/mjCt
神が降臨しまくってる

244:名無しさん@ピンキー
07/02/03 14:22:09 MYBTQrN/
>>222を書いたものですが、すばらしいバード絵を見てしまったのが妄想の始まりです。
こういうのは反則かもしれないですが見たい人は
鞭子とバード
でググってください。

245:名無しさん@ピンキー
07/02/03 17:31:52 lQhlER6A
>>244
見てきた テラカワイスハァハァハァ
うちではベンチでたまに使ってるだけだったけど もりもりレベル上げ中だぜ

246:193
07/02/03 18:15:47 jrFKUbYn
遅レス。
色々反響があってうれしい限り。ありがとうございます
投下もたくさんでこちらも刺激されまくりですわ。

>>214
そのための「きみ」表記だったりもするのででで
大事にしてあげてくださいませ

>>215
色々なほとばしりが伝わったですよ
フェティッシュなネタを明るく料理してて素敵。
なんだか最近疎遠な知り合いと似た空気を感じるので一方的に親近感

>>221
文系妄想少女なバードいいですね
迷宮の外に広がる話というのも面白そう。
長くなるとのことですががんばってくださいませ

>>227
読みやすさに嫉妬。
キャラが活き活きしてて楽しいです。
幸せな展開になるといいなー…

ちょっと現実と戦ってくるので、それが落ち着いたらまた投下しにきますー。

247:うかつ無防備獣 ◆14X1mctYuY
07/02/03 19:51:27 zFIH4Ptf
>193
生き生きというか、自分の場合奴ら、勝手に動き出すんです。
最初のシチュさえ与えれば…
幸せ…幸せ……かぁ

>226
というか、あなたの手腕に脱帽。
文章センスをボクに下さい。

>241
えっと、なんというか よかったを探したくなるような話でした。
いいなぁ、こういうの…心温まる雰囲気。


>236
うん、おれも幸せになって欲しい、けど
カスメが幸せになると言う事は
ソードマンを追って、仲間を裏切った禍乱の姫君が不幸になること。
選択しなければいけない。
そして、その選択には必ず、結果が伴い、責任が生じる。
カスメが幸せになる、即ち、禍乱の姫君が不幸せになる。
禍乱の姫君が幸せになる。即ち、カスメが不幸せになる。
それを踏まえた上で、>236=127氏に質問しよう。
本当に、カスメが幸せになるか?

って、俺めがっさ中二病だな。
正直 どっちよりにも物語は考えていたんで
どうしようかは熟考。 とりあえず、後1、2回ぐらいで
このシリーズは終わりかな……先のことはしらない。

248:お気楽ご気楽 ◆DP1r10V/kw
07/02/03 19:52:42 zFIH4Ptf
しまった……
私はそう考えていた。
注意しなければならない、この板に忍んでいた罠という物を
しかし、しかしなぜ……こんな間違いを犯してしまったのだ。
初めて降りた3回でカマキリに挑むようなマネを……




名前欄間違えたorz

249:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:57:15 +TOLNV0Z
心の底からどうでもいい

250:名無しさん@ピンキー
07/02/03 20:08:29 h4rvtXZf
まあ名前の通り無防備って事で

251:名無しさん@ピンキー
07/02/03 20:49:18 GQriBIaK
そっ……か、姫君かぁ…。そうだよなぁ







ハーレムじゃ駄目なん?ソードマンとカスメのドキドキ人間社会ナビゲートって事で
うわ最低の答えかも

252:名無しさん@ピンキー
07/02/03 20:54:10 5A4G6G8S
>>248
貴方は名誉挽回の為に、カス子と姫君の二人が共同戦線を組んで、ソードマンにご奉仕するお話を書いてもいい
或いは、パラ子が知恵を絞って姫君とカス子とソードマンの3Pに雪崩れ込ませてもいい

その気になれば、全員平等に愛する事と、養えるだけの財産という問題をクリアし、
一夫多妻パーティ爆誕に持ち込んでもいい

色々と馬鹿言ってますが、毎回楽しく読ませていただいております
せめて最後は幸せな姿を…ソードマンはボロボロでいいですから

253:名無しさん@ピンキー
07/02/03 22:33:43 kJoSUuc/
実はカス子と姫君をスルーしてパラ子だったり。
・・・多分ありえないですね。

254:名無しさん@ピンキー
07/02/04 04:35:59 bgqyo/vk
なんか妄想がわきあがったんで、ケミ男×ブシ子のラブラブものを
完全に自分の趣味に走りつつ、
かなりの文量一気に書き進めたんだけど、あまりに前置きが長くなりすぎた…

Hシーンに突入するまでが約6000字、
そこまでと、現在書いてるところまでで合計約10000字。
たぶん、書き上がるまであと2~3000字ぐらい?

さて、どうしたものかね…
一気投稿はどう考えてもうざいだろうけど、
分けて投稿しても最初のシーンなんて前フリだけで終わっちゃいそうだし。

前置き削れ、いっそ投稿なんてしないで脳内だけで完結させてろ、
などなど、なんでもいいから
忌憚のない意見を聞かせてもらえるとありがたい。

255:名無しさん@ピンキー
07/02/04 04:41:26 eX5A0/J1
txtでうpればいいんじゃね

256:名無しさん@ピンキー
07/02/04 04:56:05 BTwXGpPH
どこぞにテキストで上げて
まとめ様にのっけてもらうと言うのはいかがか

257:名無しさん@ピンキー
07/02/04 05:08:35 AKn58D2J
ヒクイドリの赤玉…

ダメだ、そういうシチュエーションに持っていくだけの妄想力が無い!

258:名無しさん@ピンキー
07/02/04 05:48:11 Aj1cckj4
アルルーナ×ダクハン♀とゆう夢を見た
しかし文章マスタリーはない

259:名無しさん@ピンキー
07/02/04 10:21:16 VLpFp0PH
>>257
「よし、後一発だな」
「ケミちゃん、いっけー!」
「すまん。TPきれた。」

「どうすんのよ!アムリタなんて持ってきてないのよ!」
「仕方ないだろう。火耐性もちを火術法だけで削りきると言う計画そのものが無理があったんだ」
「役立たず」

カチン

「一応別の方法がある。そのためには性的魅力のある女性の協力が必要だ。
 お前ならちょうどいいな。やってみるか?」
「いいわよ。あんたみたいな役立たずとは違うって所を見せてあげるわ」
「よろしい。要はあいつから水分を搾り取ってやればいいわけだ。
 かといって尿や汗は生理的な限界を超えては出て来ない。
 血液は簡単に抜けるが、要求量に達する前に死んでしまう。
 したがって…」

びりびり、げしっ

「なにすんの、ってこいつ発情してる!?わー!きゃー!」
「お前の性的魅力でそいつの精液を絞り尽くしてくれ。なに、6時間もあれば終わるだろう。
 孕みはしないと思うが、念のため後でメディ子に避妊の薬剤を調合してもらえ。」


こうですか、わかりません!

260:名無しさん@ピンキー
07/02/04 11:19:44 AKn58D2J
>>259
流石だな…
俺には鳥類を性的に興奮させる方法が見つからなかったってのに

261:名無しさん@ピンキー
07/02/04 11:24:49 TPBJB2E8
赤ケミ子だけに。トサカに

…あれ?

262: ◆SzTVcP5hT.
07/02/04 13:27:57 DcOBhWfY
カースメーカー書いたので投下しますね
少々お付き合いください

263:またロリ1/4 ◆SzTVcP5hT.
07/02/04 13:29:26 DcOBhWfY

カースメーカー=みつあみロリ
パラディン=ショタ



彼らは自らの身体を鎖で縛め、恐るべき力の込められた言葉で魔物たちを撹乱する。
呪言を用いるためには呪われし才能を必要とするため、その存在を確認することは、容易ではない。
人々に忌み、嫌われる呪いを持って魔を退ける―その姿に畏怖を込めて、彼らはカースメーカーと呼ばれた。
その正体は今となっても、ほとんど闇に包まれている……


最初にパラディンの耳が捉えたのは、子犬がミルクを舐めるように響く、水っぽい音。
ぺちゃ……ぴちゃ……と聞こえるそれは、どうやら自分の股間の辺りから聞こえるらしい。
生暖かい吐息が吹きかかり、下腹部をくすぐっているのを感じる。
「んっ……ちゅ、ぱ……ぺろ……」
股の辺りで何かがもぞもぞ動いているらしいということが、未覚醒の意識に認識される。
ようやく彼は眼を開き、自分が置かれている状況を確認する。
「は、む……ん、ぅ……ぴちゅ……」
昨夜横になったベッドの上にいるのは間違いない。ただし、その視界には見慣れない影が、いた。
「な―っ」
彼は目前の光景に唖然とした。同時に、自分は夢や妄想の中にいるのではないかと疑う。
ベッドの上で、肌も露わなカースメーカーの少女が、パラディンの屹立したペニスを一心不乱に舐め回している。
鎖につながれた手では自由が利かないのか、彼女は犬のような格好になって口だけの愛撫をしている。
普段は虚ろに光を宿すだけのその瞳には、淫蕩な色が混じって、パラディンのモノを見つめ続けていた。
「あ、ん……おきた。おはよ……う」
彼女は視線の焦点をパラディンの顔に合わせ、薄赤く上気した顔でにっこりと微笑む。
初めて見るその表情に、彼の身体は電撃に打ち貫かれたかのように、自由を奪われてしまった。
「おはよう、じゃなくて―その」
下半身に照準を戻したカースメーカーの小さな口が、カリをぱくりと咥え込む。
瞬間、今まで意識していなかった快楽の波が、パラディンに押し寄せた。
身体の芯がびりびりと痺れるような快感が、ペニスから起き抜けの脳天に向かって叩き込まれる。
「ちゅむ、ふぅ……っん、ちゅ、ちゅ……なに? どうか、した?」
カースメーカーが言葉を口にすると、その吐息が柔風となって、彼のペニスをぬるく撫ぜる。
彼女は、この状況に置かれた、パラディンの反応を楽しんでいるようでもあった。


264:またロリ2/4 ◆SzTVcP5hT.
07/02/04 13:30:11 DcOBhWfY

「な、なんで―いきなりこんな、こと、を」
絶えず送られてくる快感に言葉も切れ切れになりながら、パラディンは言った。
その言葉をどう吟味するか少し悩んで、カースメーカーの少女は口を開いた。
「いや、なの……?」
そう言いつつも、彼女はパラディンの意思とは無関係に起ち上がった男根に、赤く尖った舌を這わせる。
ペニスに絡みつくぬめった感触に、彼は情けなく喘ぎ声を上げた。
「ほら。いいんだ……それに、きょう、が、はじめて……じゃない、し」
パラディンがその言葉の意を汲み取るよりも早く、カースメーカーの奉仕は一層の激しさを増した。
ペニスを唇で挟み込み、口から垂らした粘つく涎を、竿の隅から隅へと塗りたくっていく。
どろどろに溶けたカースメーカーのローションが、甘美なる快感を倍化させていく。
「う、あ―あ、ああ」
パラディンの身体は少しも動かず、ただ黙然としたまま少女に弄ばれる。
自分の股間に、マグマのように熱い塊が流れこんでいくのが分かった。
カースメーカーはペニスを喉奥まで飲み込み、頭を上下に振ってパラディンを追い立てていく。
「じゅ、む……ふ、はぁ、あむ……ん、ちゅぅ……ず、ず」
目を閉じてひたすらにフェラを続ける少女の姿に、パラディンの思考が瓦解しそうになる。
霞む頭の中で、右手が動いた。
「―? うん、つづける、から……きもち、いいんだよね? あせらないで……」
彼女に伸ばした腕に力は入らず、少女の顔を自分の股間に押し付けるだけの楔となっていた。
カースメーカーの口内でパラディンのペニスが暴れだす。
のたうつソレを舌で押さえつけ、彼女はさらに上下動を続ける。
「くちゅ……ぷ、あ、ちゅむ……んむ……」
つん、と裏筋にカースメーカーの舌が触れ―肉棒がどくんとはじけた。

「あ、っ! ぷあ、あ。ん、む! んんっ!!」
噴水のように吹き出るパラディンの精液が、カースメーカーの幼い風貌に、雪化粧を施していく。
カースメーカーは恍惚とした表情で、白濁した液体を顔で受け止め続ける。
いつまでも続くかのように思われた射精がじきに止まると、彼女は薄く微笑んだ。


265:またロリ3/4 ◆SzTVcP5hT.
07/02/04 13:30:53 DcOBhWfY

「つぎは、わたしの……ばん」
カースメーカーの白い裸身が、薄暗い室内に妖しく光っていた。
起伏の少ない、ほっそりと伸びた彼女の身体に、思わずパラディンの目が眩む。
隠すものない割れ目から、カースメーカーの露が滴り落ちていた。
「あ、は……はいって、くる……よぉ」
パラディンに跨り、しずしずと腰を下ろしたカースメーカーの膣に、彼のモノがずぶずぶと埋没していく。
「く……う、あ」
先端部だけの挿入で達してしまいそうになるほど、その締め付けは凄まじいものだった。
ひだが生き物のようにペニスに絡みつき、子種を求めるように絞り上げてくる。
「ふふ……パラディンの、そのかお、かわいい……こうしたら、どう、かな?」
体重を乗せ、カースメーカーはより深く、より奥へと、パラディンのペニスを迎え入れていく。
亀頭、カリだけを襲っていた快感が、今度はその表面積を倍以上にして、彼に与えられる。
低くうめいて、身体の芯でうずく律動を押し殺す。
「あっ、うあぁ……おくに、あたって……びく、びく、って、してる……」
体格の問題なのか、カースメーカーの膣は、竿を根元までくわえ込むことができないようだった。
それでも十分、否、満たされすぎる悦楽が、パラディンの意識を白く蕩かしていく。
膣から溢れた少女の愛液が、上下に擦れるたびに淫猥な水音を立てる。
「ひあっ!? やぁ、そんなに、つよくついちゃ、いいけど……ああぁっ!」
パラディンは無意識のうちに、その腰を勢いよく突き上げていた。
本能が、少女の膣内を蹂躙しようと、彼の脳内で囁く。
眠った理性の赴くまま、カースメーカーを犯し続ける。
「いやぁっ! すご、すごい、よぉ! ……ぱ、パラディンのおっきい、のが、きて……」
カースメーカーの身体がピンと張り詰め、やってきつつある何かを待つようにぷるぷると震えだす。
彼女の全身は薄紅に染まり、彼の目前に広がるのは、全く考えられないような彼女の痴態。
もはや、意識も、理性も、パラディンを繋ぎとめる鎖はすべて、粉々に崩れ去っていた。
ただケモノのように、雌という存在を陵辱して、我が物にしようと腰を振っている。
カースメーカーもその行為に応え、与えられる衝撃を、快感を、その小さな身体に享受し続ける。
「ぱら、でぃん……わたっ、わたし、とんじゃう、とんじゃう、からっ……ふあっ!」
彼女の膣が急速に収縮し、パラディンのペニスを猛烈に締め付けた。
湧き上がる白い脈動を躊躇することなく、カースメーカーの膣内に叩きつける。

「はぁっ! あ、あ、あつっ、う、うあぁ……なか、なかに、でてる……あ、ふ」
一滴も余すことなく、パラディンの精液がカースメーカーに放出された。
膣が白濁とした液体で満たされ、それでも収まらなかった分が、ふたりの結合部の隙間から零れる。
カースメーカーは、それを手で掬い取り、口に運んでぺろりと舐めた。
「ふぁ、あ……にが、い、けど……おいしい、ね」
また、最初に見せたあの表情―カースメーカーは、にこりと笑った。

崩れ落ちるように、パラディンの意識が闇に沈んでいく。
カースメーカーの淫行の理由も、果てはこの記憶さえ残さぬように……


266:またロリ4/4 ◆SzTVcP5hT.
07/02/04 13:31:43 DcOBhWfY

おまけ、てか妄想

「……あれ? なんでねむらないの?」
惚けたような顔をする、裸のままの少女の問いかけに、パラディンは気だるい調子で答える。
「えーと……これの、せいかなぁ……」
彼の指に嵌めたべっ甲の指輪を目にして、カースメーカーはひどく驚き、慌てた。
「え、えええええっ!? それははんそくだよぉ! だいじなときにはぜんぜん効かないくせに……」
バステ耐性なんて飾りです。冒険者には、それが分からないのですよ。
「う、うーん……まぁ、それはともかく、どうするの、これ……」
むせ返るような行為後の余韻が、室内に充満していた。
カースメーカーは呻吟し、ようやく口を開いて―とんでもないことを言い出した。

「えとぉ……えと……せ、せきにん、とってね?」
「ええっ!? これって明らかにそっちの問題じゃないの!?」
「や、やったのは……パラディン、だもん……わたしは、やめるつもり……だった、もん」
「……今日が初めてじゃないって言ってたのは?」
パラディンが口にした台詞に、カースメーカーはわたわたと耳を押さえて反論する。
「あーあー、き、きこえなーい! なんにもきこえなーい!」
「……はぁ」

このまま翌朝目覚めたら、随分とややこしいことになるかもしれないだろう。
しかし、顔を紅くして自分の傍でもじもじするカースメーカーの姿を見ていると、

(それも、悪くないかもしれない)
と思ったり、思わなかったり。

【End】

267: ◆SzTVcP5hT.
07/02/04 13:38:24 DcOBhWfY
以上です、乱文は脳内保管でご容赦を

・・・個人的にはえっちなカスメもありじゃないかと思うんだ
しかしこのカップリングだと―が気になtt


268:名無しさん@ピンキー
07/02/04 14:17:05 uUWI8Dex
公式ポッドキャスト聞き終えたが、脳内妄想OKみたいだな。
あと、貴婦人や姫君の濡れた糸は、やはりそういうことらしいw

269:名無しさん@ピンキー
07/02/04 14:47:18 xu3U4giW
ゴット!
素晴らしい

270:名無しさん@ピンキー
07/02/04 18:31:51 OCkRz9cJ
ブロンコ一人旅が世界樹のエロ同人を出すみたいだな。
表紙にロリバード♀が居ないのが残念だが……でるかな?

271:名無しさん@ピンキー
07/02/04 19:48:47 jzOYQvj5
前置きも読みたい人は多いと思う
それはそうと前置きがないSSをモモタロスSSと名づけてみたんだが

272:名無しさん@ピンキー
07/02/04 19:54:30 BTwXGpPH
いきなりビクンビクンですか。
冒頭エロで掴むというのは常套手段ではあるけど。

273:名無しさん@ピンキー
07/02/04 19:57:00 AKn58D2J
>>271
最初からクライマックスと申したか。

一瞬で新ライダーネタと分かってしまう俺、参上!

274:ボルタック本店 ◆cW98CwF.kQ
07/02/04 22:01:36 RuRo4MLi
シリカ商店のおしごと

 今日の戦利品を担いで店名の上に『ボルタックエトリア支店』と小さく書いてある商店にやってきた。宿屋で寝ていたら、PTのカスメ子に「臭くなるから早く売ってきて」と追い出されたんだ。
「ごめんくださーい! ・・・あれ?」
いつもはすぐに元気な声が返ってくるのに、今日はその声がない。そのかわり、店の奥の・・・ 工房の方からカーン!カーン!と槌音が聞こえてくる。
 作業中か・・・ と、思わず半分開いた工房のドアから中を覗き込んだ。

「・・・」
そこには、轟々と火を吹き上げる炉の前で、金属片に槌を振り下ろす店主の姿。
「・・・」
彼女がいつも肌も露な格好な理由がわかった。熱く焼けた金属に槌を振るえば火花が飛び散り、彼女の体からは珠の汗・・・
「・・・」
しかし、俺の視線はある一点に集中していた。胸を申し訳程度に覆う布も、汗が染みているのか・・・ うっすらとその下が透けて見えて・・・ しかも、頂点の部分はぷっくりと浮き上がっているのが見て取れる。
「ふぅ できたぁ 新しい・・・ 剣・・・」
彼女は出来上がった剣を見つめると、その柄の部分を・・・
「!!?」
腰に巻いている布をずらすと、剣の柄をそこに押し付けて・・・ いるようだ。
「んっ はぁ・・・ やぁ・・・ こんなこと・・・ でも・・・」
槌を振るっていたせいだけではない、乱れた呼吸・・・ そして、槌打つ音が響いていた部屋には、今度は小さな水音が・・・ しかしここまではっきりと聞こえてくる。
「はぅっ! ここっ! あぅんっ!!」
背筋が反り、控えめな胸が天井を向く。いつの間にか片手が胸元に差し込まれ・・・ 頂点の蕾を指でこね回しているのかわかる。
「あっ! ダメっ! もう・・・ もうっ ボクっ ボクっ!」
ポタポタと雫が工房の床に落ちる。
「あっ いっ イっちゃうっ あぁぁぁっ!!」
背筋がさらに反り・・・ そしてクタっと床に倒れこむ・・・ その姿から目が放せず・・・ 彼女が床に伏してやっと我に返り、工房から目をそらした。
「また・・・ やっちゃった・・・ また・・・ 新しいのできると・・・ ボク・・・」


 しばらくして、店主が店に出てきた。少しびっくりした顔をしていたが、頬が少し紅いだけでいつもと同じ・・・ そして買取はいつもの通り。しかし俺は目のやり場に困っていた。
 まださっきのことが脳裏に焼きついている・・・
「今日は・・・ こんだけね? けど、また新しい防具作れるよ?」
「あ、あぁ」
「キミ達が来てからボクも仕事が増えて嬉しいよ♪ またどんどん素材持ってきてね♪」
「あ、あぁ・・・」
代金を受け取る。そっと彼女の手が触れる。
「あの・・・ あのね? 新しい剣・・・ できたんだけど・・・ 使って・・・ 欲しい・・・な」
「え?」
俺の手には、見覚えのある真新しい剣が・・・
「大事に・・・ 使ってほしい・・・な」

 俺の腰には新しい剣が吊るされている。
 このことをどう解釈していいのか、正直図りかねている。
 剣の柄の部分に触れる。そして・・・ その手の匂いを思わず嗅いでしまう。
 ・・・今夜、眠れるだろうか・・・

275:ボルタック本店 ◆cW98CwF.kQ
07/02/04 22:06:57 RuRo4MLi
 あ、主人公の職業がわからん文章になってしまった
 一応パラ男くんということでひとつ・・・

276:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:20:44 eX5A0/J1
パラ子でいいです

277:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:47:32 GpKZTuRi
亜人間とはハーフがお約束。

モリビトたんを孕ませよう。

278:254
07/02/05 00:56:04 UuoW0ENy
>>255-256
あー、それなら見たくない人は完全スルー出来るし最良っぽいね
そうさせてもらおう

一応完成したんだけど、
勢いだけで一気に書いたから、見直すとひどい点ボロボロでてきたw
推敲して2~3日中ぐらいにアップしてみます

279:名無しさん@ピンキー
07/02/05 05:14:51 C+m7f3z0
さて、俺は何もナシで妄想するのが苦手なんで、うちのギルドの体験談を話したいと思う。
ちょいとばかり面白おかしくするための脚色が入っているから、気に入らなかったらスルーしても構わない。

ここで注意をひとつ。この話は二層目(B6F)到達以後のネタバレを含んでる。
まあストーリーに関わるほどの大した内容じゃないから気にしなくたって問題ない。
二層目くらいなら買ったその日に到達できた奴もいたようだからな。

……おっと、前置きが長くなっちまったな。
それじゃ、当ギルドのちょっとえっちぃお話のはじまりはじまり~

280:あるドリル娘の受難1/6
07/02/05 05:15:29 C+m7f3z0
その夜の金鹿亭はいつもより少しだけ賑やかだった。
執政院から言い渡された重大な任務、スノードリフトの討伐を見事に果たした
新設ギルドの冒険者たちが打ち上げを行っていたのだ。
樹海から帰った戦友を労い、些細な失敗をからかい合い、生還の喜びを分かち合う冒険者たち。
そして、徐々に無礼講の様相をなす祝宴へと歩み寄る一人の男の影があった。

「樹海の地下一階に隠し通路ですって?」
セットに時間が掛かるであろう縦ロールを揺らしながらダークハンターが男に問い返す。
「ああ、湧き水の近くにそれらしい獣道があるんだ」
「湧き水と言うと……南東の岩清水ですわね。ですが何故それをわたくし達に?」
このエトリアにいるのは名を上げんとする冒険者ばかりである。
浅い階層に今だ眠る宝の気配があるとなれば、普通は自分たちでどうにかしようと考えるだろう。
常識的に考えれば、他のギルドにそのような情報をリークするなどという事はまずありえないのだ。
「……我々を罠にでもかけようとしているとしか思えんな」
隣で聞き耳を立てていたレンジャーが右目の眼帯すらも突き破らんばかりの眼光で男を睨み据える。
「お、おいおい、勘弁してくれよ」
若い女のそれとは思えないちりちりとした殺気に晒されて男が身じろぐ。
「その……うちのギルドのリーダーが、主力連れて意気込んで入っていったきり帰ってこないんだ」
視線をそらせ、躊躇いがちに身内の蛮勇を告白する。心なしか声も小さくなっていた。
「スノードリフトを倒したあんた達なら、きっと見つけてくれると思って……」
ダークハンターがため息をつきながらやれやれ、と肩をすくめる。
「つまり、わたくし達にあなた方のリーダーの捜索依頼をしたい、という事でよろしくて?」

翌朝、新設ギルドの冒険者たちはパーティーを組んで樹海へと向かっていた。
昨夜のダークハンターとレンジャーに新米が三人という急ごしらえのパーティーだ。
「よりにもよって主力が軒並み二日酔いだなんてツイてないですよねぇ」
アホ毛を揺らしながらメディックの少女が呟く。
「おかげであたし達にお鉢が回ってきたんだ、むしろラッキーだと思わねぇとな」
赤い髪をなびかせてソードマスターの少女が快活に応える。
「すっすっめー♪ すっすっめー♪ そらーへうーみーへー♪」
ピンクのツインテールを跳ねさせながらバードの少女が朗々と謡う。
三人とも新入りではあるが、森ウサギ程度ならどうにか倒せる実力は持ち合わせていた。
「こんな面子では不安ですわ……」
「なに、出来る範囲で我々がフォローしてやればいいだけだ」
酒癖の悪い成人冒険者たちを恨みつつ、ダークハンターは重い足取りで樹海へと歩を進めるのだった。

281:あるドリル娘の受難2/6
07/02/05 05:16:24 C+m7f3z0
岩清水からわずかに北へとさかのぼった地点。
そこには、よく見なければ分からないほど木々に埋もれてしまった古い獣道があった。
生い茂る枝葉に柔肌を傷つけつつ道を抜けたその先にあったのは
先ほどと大して変わらぬ鬱蒼とした樹海の迷宮であった。
「別段変わった所がある訳でも無いようだが……」
「ですが油断は禁物ですわ。腕利きのパーティーが実際に失踪していますもの」
「その人たち、道に迷っただけじゃないですか?」
「マッパーが抜けてたんじゃねぇの?」
「おなかすいたー」
「……」
徐々に広がっていくパーティーの遠足気分にダークハンターの精神的疲労も鰻上りだ。
「ふぅ~」
「ひゃうっ!?」
耳元に熱いものを感じて飛び上がる。慌てて振り返るとバードがケタケタと笑っていた。
「このっ……ふざけッ……!」
「落ち着け、相手は子供だ」
わなわなと震える肩をレンジャーが押さえ込む。
嗚呼、憎しみで人が殺せたら―いっそカースメーカーに転職しようか。
どうにか怒りを抑え、脳内で人生設計を根幹から再構築しつつ探索を続けるが
一向に人影らしいものは見えない。
本当に道に迷っているだけなのか、樹海に棲む大型生物との遭遇で全滅したのか
はたまた自分たちが罠に掛けられているのか―
「うひゃあっ!?」
今度は背中に冷たくて柔らかい何かがぶつかった。即座に振り返って怒鳴りつける。
「今度は何ですの!?」
しかし他の4人は何事かといった表情で見るだけで、悪びれる様子は一切無い。
「わたくしの背に物を投げておいて知らぬふりですか!」
怒髪天ってレベルでないほどに怒りをあらわにするダークハンター。「憤怒の力」が発動しているようだ。
落ち着かせようと一歩踏み出したレンジャーが何かに気付いた次の瞬間、頭上から二色の球体が降り注いだ。
べちゃりと地上で潰れた球体が再び形を取り戻し、冒険者たちを取り囲む。
スリーピーウーズとポイズンウーズ。毒性や催眠性のあるガスで獲物を捕らえる不定形生物である。
奇襲を掛けられた形となって色めき立つ冒険者たちに、粘液が一斉に襲い掛かった。

282:あるドリル娘の受難3/6
07/02/05 05:17:05 C+m7f3z0
「……だからこの面子では不安だと言ったんです……」
倒れたまま動かないバードを守るような体勢で必死に鞭を振りつつ吐き捨てるように呟く。
「だから、出来る範囲でと言ったろう。今回はその範囲を超えていただけだ……」
毒で真っ先に倒れたメディックをかばいながらレンジャーが弱々しく応える。
「……ホントにキリがねぇや……」
毒々しい色の粘液に汚れた剣を杖代わりにしているソードマスターが情けない声を上げる。
どれだけ叩き、撃ち貫き、両断してもウーズの数が減る事はなく、
むしろ仲間を呼んだかあるいは分裂したか、頭数は増える一方であった。
「このままではジリ貧という奴ですわね……」
「かといって逃走路がある訳でも無い。見事に囲まれているぞ」
不定形生物との睨み合い。この膠着状態もそう長くは続かないだろう。
「ゴメン、ちょいと毒が回りすぎちまった……そろそろ……限、界……」
ついにソードマスターが膝をついた。紫色になった唇で大地とのキスを果たす。
「残り……二人か。旗色は最悪だな……うぉっ!」
近くの茂みから飛び出してきた巨躯がレンジャーを容赦なく弾き飛ばし
古木に強かに打ち付けられたレンジャーはそのまま動かなくなった。
レンジャーを突き飛ばした毛むくじゃらの巨体―大ナマケモノがゆっくりと振り返り、ダークハンターを見据える。
目はギラギラと妖しく輝き、口からは涎が垂れ落ちている。興奮状態にあるのは一目瞭然だった。
「あ……あぁ……そんな……」
遂に最後の一人になってしまった。絶望と恐怖がダークハンターの全身を支配する。
後ずさりをしようにも足がすくんで言う事を聞かない。
尻餅をついた拍子にウーズたちが手足にまとわりついてきた。催眠性の粘液が全身の自由を奪っていく。
やがてレザー製のロンググローブが溶けはじめた。ウーズたちの食事が始まったのだ。
ブーツやボンデージスーツにも大きな穴が開き、ダークハンターの白い肌があらわになる。
気付くと大ナマケモノがその名に相応しい緩慢な動きで近づいてきていた。
「いや……来ないでぇ……」
鉛のように重くなった手足をどうにか動かそうともがくが、
結果として扇情的に身体をくねらせるだけに終わってしまう。
眼前にやってきた大ナマケモノがダークハンターの顔を覗き込む。
血走った目で顔や胸を撫でるように見回し、最後に股間を見つめる。
威圧的な異形を正視しかねたダークハンターが視線を下へとそらすと、
大ナマケモノの股間に子供の腕ほどもある赤黒い肉棒がそびえ立っていた。

283:あるドリル娘の受難4/6
07/02/05 05:17:51 C+m7f3z0
「ひっ……!」
必死で逃げようとするダークハンターの両足を掴んで軽々と持ち上げる大ナマケモノ。
剥き出しになったダークハンターの股間に生暖かい舌が押し付けられた。
「やめてぇっ! 誰か……誰か助けてぇっ!」
倒れ伏した仲間たちに助けを求める。当然ながらそれを聞き届けられる者はいなかった。
ウーズまみれで自由の利かない身体を揺すってわずかな抵抗を試みるが、相手は意に介していないようだ。
そうしている間にも大ナマケモノはダークハンターの秘唇を執拗に舐め回し続ける。
「くっ……ふぁ……んぅ……」
嫌悪感すら引き起こすはずの刺激が徐々にぼんやりとした快感へと変貌していく。
肉芽に吸い付き、秘裂に舌を割り入れ、肉壁をかき回し、快楽を引き出そうとする大ナマケモノ。
ウーズたちも負けじと敏感になった肌の上を這い回る。
乳房を包み込み、こね回す粘液。脇腹を、首筋を、耳たぶをなぞる粘液。乳首を摘み上げ、転がす粘液。
膣奥からにじみ出る愛液の味を確認して、大ナマケモノがダークハンターの身を再び大地に横たえた。
仰向けに転がされた肢体に覆い被さり、濡れそぼった秘唇に己の剛直をあてがう。
「お願い……それだけは……許ひてぇ……」
ウーズの催眠ガスと全身への愛撫で朦朧とする意識の中、最後の一線だけは越えまいと
涙ながらに許しを乞うが、獣相手に言葉が通じるはずもなかった。
大ナマケモノがゆっくりと腰を突き出し、肉茎の先端が柔らかい秘肉を貫いていく。
「ひぎっ……うっ、くあぁーっ!」
霞のかかっていた意識が、内側から引き裂かれるような痛みで急速に覚醒する。
催眠ガスで全身の力が抜けていたために膣壁が裂けずに済んだのは不幸中の幸いと言うべきだろうか。
「……おね、がい……ぬい……てぇ……」
痛みと圧迫感から浅い呼吸を繰り返し、大粒の涙をこぼしながらうわ言のように懇願し続ける。
やはり大ナマケモノはその声を綺麗さっぱり無視して、自らのイチモツをより深く突き刺さんと腰を進める。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
焼けた鉄の棒をねじ込まれるような苦痛に気を失いそうになるが、
その痛みで再び意識を取り戻して更なる苦悶の表情を浮かべる。
やがて腹の底に何かがぶつかったような感覚とともに大ナマケモノの腰の動きが止まった。
恐らく肉棒が膣内を埋め尽くし、子宮口に達したのだろう。大ナマケモノが満足げに大きく息をつく。
「ぅ、あ……なかで……びく、びく、って……」
しばらくその姿勢で動きを止め、うごめく肉壷の感触を楽しんだ後、
今度は挿入する時と同じくらいゆっくりと肉棒を抜きにかかる。
「はっ……はぁっ……ん、はぁっ……」
いたわるような、味わうような引き戻し。挿入時ほどの痛みはなく、排泄にも似た安堵感がわずかに感じられた。

284:あるドリル娘の受難5/6
07/02/05 05:18:34 C+m7f3z0
膣口からカリ首が見えたあたりで再び腰を止め、二度目の挿入に転じる。
「ふっ……ん、あっ……はぁっ……」
一度目より若干痛みが和らいではいるものの、やはり異物感は色濃い。
「はっ……はぁっ……ふぁっ!?」
往路の終点、子宮口を肉棒が再び叩いた瞬間、ダークハンターの腰にほんのかすかな甘い痺れが湧き起こる。
「な……に……これ……はあぁんっ!」
その感覚の正体を突き止める間もなく大ナマケモノの腰が引き戻される。
膣壁への甘美な刺激が先程より強く感じられ、痛みさえ快感のスパイスになっていた。
ゆっくりと押し進み、最奥でしばらくその体勢を維持し、ふたたびゆっくりと引き戻すだけのピストン運動。
単調で緩慢な動きではあったが、ゆえに大ナマケモノの巨根を
ダークハンターの体に馴染ませるのにそう時間はかからなかった。
「ふぁ……ん……ぅん……」
悲痛な嗚咽はいつしか鼻にかかった嬌声へと形を変えていた。
ダークハンターの苦痛が消え快楽がその身を支配しだした頃、大ナマケモノが男根の往復速度を徐々に上げ始めた。
「ふっ、ぅ、ん、んぁ、はっ、ぁはっ、はぁっ!」
ごつごつした剛直が肉壁をえぐり、子宮口を激しく叩き、愛液を掻き出す。
カリ首が襞を引っ掻くたびに腰全体にじんわりと快感が広がる。
亀頭が子宮口をノックするたびに快感の電流が背筋を駆け上り、脳をとろけさせる。
とめどなく溢れる愛液が巨大な肉茎と膣壁との摩擦を減らし、痛みから快楽への架け橋となる。
腹上を這い回っていた一匹のウーズが、不意に結合部位へと這い寄ってきた。
「はっ、ぁん、ぅ、ふぁ……きゃっ!」
充血した陰核をウーズに擦り上げられ、ひときわ甲高い声を上げる。
「ふぁ、あ、は、ダメ、ぅん、そこっ、んぁっ、こすっ、ちゃ、あっ、あぁっ!」
敏感な部分を刺激され、思わず身体をくねらせる。
その動きが大ナマケモノの興奮をさらに高める結果となった。
「ひゃ、ふ、ぁっ、んぅっ、はっ、ひぁっ、ぁんっ!」
壊れた機械のように猛スピードで腰を往復させる大ナマケモノ。
「ダッ、ダメッ、こわ、れっ、ちゃ、ぅんっ!」
打ち付けられる腰と腰の間にいたウーズが、振り落とされまいと白磁の肌の上で身体を伸ばす。
「あっ、あっ、あっ、ダメッ、いっ、いっちゃ、あっ、あんっ!」
ウーズが伸ばしたその身で肉芽を強く摘み上げると同時に、大ナマケモノが子宮口に剛直を押し付けた。
「―、あぁぁ――っ!」
陰核と子宮口への強烈な攻めに耐え切れず、ダークハンターが絶頂を迎えた。
同時に、激しく収縮する膣壁に搾り取られるようにして、大ナマケモノが白濁の塊を子宮めがけて放出する。
子宮の底を叩く熱い迸りを感じながら、ダークハンターはその意識をついに手放した――

285:あるドリル娘の受難6/6
07/02/05 05:19:33 C+m7f3z0
数日後。
待てど暮らせど戻らぬ仲間を心配して、ついに新米ギルドの主力部隊が捜索に乗り出した。
おしゃべりなバードがメンバー全員に行き先を言いふらしていたため、目的地へは容易に到達できた。
お定まりのウーズの洗礼を難なくかわし、樹海の奥へとたどり着いた冒険者たちが見たもの―それは。

「んはぁ……いい、ですわぁ……まだまだ、イケますわよねぇ……?」
鞭で頭部と手足を縛られて一箇所に集められた大ナマケモノの群れと
そのうちの一頭の上で腰を振るかつての仲間―ダークハンターの姿だった。
「はぁ、熱いのがいっぱいぃ……もっと、もぉっと、気持ちよくしていただきますわよ……あんっ」

気付いたらエクスタシーを取得どころかマスターしていたとか何とか。

286:あるドリル娘の受難 後書き
07/02/05 05:22:10 C+m7f3z0
状況はほぼ本文の通り。
「wikiでB1F東エリアの存在に気付いて二軍で乗り込んだら全滅した」ってお話。

今じゃこの面子がB8Fの5日クエスト受けてるってんだから人間どうなるかわからないよな。

287:名無しさん@ピンキー
07/02/05 05:40:32 puD6EEUe
GJ。あんま悲壮になりすぎないのもよかった。
二軍っつっても、職業・育て方・編成で差が出るからそれはそれで違う思い入れが出来るね。

288:ボルタック本店 ◆cW98CwF.kQ
07/02/05 07:25:56 ITBX4nTV
>>276

 あーパラ子でもいいちゃいーのかぁ
 うちのPTはパラが男だったもんだからそのままにしたがー・・・

289:名無しさん@ピンキー
07/02/05 12:11:04 6jLCRUt9
シリカたんとパラ子とメディ子とカスメとモリビトの子宮にたっぷり注ぎこんで孕ませたい

290:名無しさん@ピンキー
07/02/05 12:21:03 TjehUvD7
めっ!
よいこはひとつだけにするのよ?

291:名無しさん@ピンキー
07/02/05 12:51:40 V0UQmBAq
全員公平にたっぷり愛情も注ぐのでおながいします

292:名無しさん@ピンキー
07/02/05 13:03:24 puD6EEUe
全ての条件を満たそうとすると触手モンスター大暴れ、にしかならんような気がするのだが

293:名無しさん@ピンキー
07/02/05 14:07:46 V0UQmBAq
ブンシーン

294:名無しさん@ピンキー
07/02/05 14:53:54 0Mvp5E/A
シッポバリア

295:名無しさん@ピンキー
07/02/05 15:04:59 D79PbxVZ
「バド子はレイプ目」とか見かけたのをきっかけに一話書いてみようと思って、できたら載せようかと思ってます

レイプ物じゃないんですが

296:トなくね?



297:名無しさん@ピンキー
07/02/10 14:09:16 kMgx+u9i
ま、ネタバレ見たくないなら2chのその作品のスレに来んな、
ってのが最近の風潮だけどな。少なくとも世界樹スレは。

遺○○○○○○とか○○&○○○○とゴニョゴニョとか、
明らかにネタバレしてるのを咎めてる人が、
逆に追い出されてるのを良く見るし。

298:名無しさん@ピンキー
07/02/10 17:45:57 UdCILiZM
○階以降ネタバレですとか職人さんにちょっと書いてもらったらいいんじゃね?
あと突然フタナリとか突然鬼畜とかビックリするのでちょっと注意書いてくれればとは思う

299:名無しさん@ピンキー
07/02/10 18:16:42 XxDHpF+J
>>443
442によれば「嫌なら見るな」ってスタンスらしいから
ふたなりも鬼畜も許容できないヒトは来るなってさ

300:名無しさん@ピンキー
07/02/10 18:20:30 7rgUMbsj
まぁ後は自分が嫌なもの見ても流せる寛容さだナ

301:名無しさん@ピンキー
07/02/10 18:34:26 JDfrVkZp
>>444-445
それ言ったら対象がグロやスカや801でも同じ理屈が通ってしまう気がする。

302:名無しさん@ピンキー
07/02/10 19:01:11 Zaik+lIc
実用度中心
物語度中心分けも必要だな

303:名無しさん@ピンキー
07/02/10 21:37:49 uX+0/+Ka
敷居を高くすると誰も作品落とさなくなるよー

304:名無しさん@ピンキー
07/02/10 21:39:16 m6bfu3/t
決まったら教えて。
それまで推敲しときます。

305:名無しさん@ピンキー
07/02/10 22:00:33 KQcgi//l
何を書いても良い
ただ最初に属性を示してくれるとありがたい

君は読むことも 引き返すこともできる

306:名無しさん@ピンキー
07/02/10 22:43:04 JDfrVkZp
>>450
そういうことだと思う。

307:名無しさん@ピンキー
07/02/10 22:49:17 uX+0/+Ka
ネタバレの注意はともかく、属性?書き込んだら話を狭くするだけなんだけどなー
意外性とかそんなものは皆無になりますねぇ
途中まで読んで嫌だと思ったら読むの止めればいいだけの話でしょ
例えウホッ!な話アッー!なことになってても、話面白ければ全部読むけどなぁ

308:お気楽ご気楽 ◆DP1r10V/kw
07/02/11 01:34:43 VbzbzVVD
最終話が何とか出来たので投下いたします。
とはいえ、えっち分はいつものオイラらしく薄め。

>447
もいらに実用性を求めるな

309:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 1/8
07/02/11 01:35:16 VbzbzVVD

「ったく…二人とも素直じゃないんだから…」
 ギルドのリーダーであるソードマンが去ってから、パラ子はこともなげに呟いた。
 禍乱の姫君…カランの正体を突き止める話は、ブシドーの
『脅すような口調で行っても仕方有るまい?』
 の一言で後回しになった。
 もっとも、ソードマンが居ない状態では、公正な判断など出来ようもない。
「素直じゃない…とは?」
 テーブルに頬杖を付いているパラ子に聞いたのは、そのブシドーであった。
「ん? ああ、あんたいたの。
 ちょっとね、人間ってさ、自分の気持ちも気付かなければ、気付いても素直になれない
 やっかいな存在だなって思ってね」
 ふぅ……っと溜息を一つ。
 ちょっとでも、さっきのソードマンの顔を思い出すだけでも知らずに涙が出てくる。
 いつからだろうか、存在が気になりだしたのは。
 ―でも、知っている。
 ソードマンはカスメが大事に思っていることを。
 ―だから知っている。
 あの鈍感は自分でも気付いていないだろうけど、カスメが気になっていることを。
「ほんと、馬鹿なんだから」
 その対象は誰を指しているのであろう?
「パラ子殿……?」
 鈍感と言えば、こいつもそうだ。
 さっきのカランの件もそう、前衛に立つファイタータイプの男どもはみんなこうなんだろうか?
「こっちみないでよ……今、酷い顔をして居るんだから」
「す、すまないでござる」
 婦女子に怒られたのは初めての経験だった。
 何を言えばいいのかも解らず、とりあえず謝って背を向けた。
 バツが悪そうに、ブシドーは頬をかく。
(困ったでござる……拙者、この空気苦手でござる…)
 そんな風に思っているブシドーの背中に接触感。
「パラ子殿……?」
 そう、パラ子が抱きついてきた。
「いつもさ……いつもさ……」
 途切れ途切れの声で、パラ子が嗚咽混じりに言い出す。
「いつもさ、ガードして、守ってあげてるんだから…
 こういう時ぐらい、背中ぐらいかせぇ……」
 鈍感なブシドーもようやく気付いた。
 パラ子もまた、ソードマンに惹かれていることに。
 しかし、そのパラ子はカスメの気持ちを知り、彼女に譲ったことに。
 だから、ブシドーは言葉も発さずにその場でパラ子に背中を貸していた。

310:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 2/8
07/02/11 01:35:50 VbzbzVVD
 -場面は変わり-
「あ…ああ……あーーーーーーーー!」
 少女が一人叫んでいた。
 その、少女に覆い被さるように、風貌の悪い男がまたがっている。
 姦されているようだ。
 そして、いざその風貌の悪い男のペニスが少女の最後の扉を開こうと…
 ……その時。
「ごるぁぁぁぁっーーーーーーーーー!」
 叫び声がした。
 慌てて声の発信源の方を見る男。
 叫び声に驚き、少女の真っ直ぐに伸ばした手が揺れた。
 そして、その声を発したのは
「ソードマン!」
 少女の顔が、驚き、喜び、悲しみ。 どれにもにつかない顔を灯した。
(やべぇ! この女の男とでも言うのか!?)
 叫ばれた方は多少パニックになっていた。
 剣を持った男が叫びながら突進してくる。
 その姿に自分の数時間後の姿 -> 血だるまー?
 を想像してしまう。
「やっべやっべ!」
 慌ててその身を少女から離し、ダッシュで逃げようとする男。
 が、自分が半分だけ下げたズボンに足が絡まり、見事に転んでしまう。
「アタタタタ…………――ッ!」
 目の前にいた。
 怒りの叫びを上げ、自分のことなど構わないぐらいに戦闘力を増加させたソードマンが。
 手に持った剣を振り上げ。
「…………ひぃ!」
 無抵抗だとは解っている、が、頭を抑えずに居られなかった。
 どう見ても命の危機です、本当にありがとうございました。
「――ダメ、ソードマン!」
 その、後振り下ろされるだけの剣を止めたのは、襲われていたカスメだった。
「……その男なんて、あなたが斬る価値なんて無い…私は……大丈夫」
 マントの切れ端だけを萃め、かがみ込み、それでも男を庇うカスメ。
「…う…うわっぁぁ……?」
 糸が切れたように、逃げ出す浮浪者。
 それを見送るカスメ。
「カスメ……?」
 呆然とした顔で、見知ったカスメの顔を見る。
 ――何故…カスメはあんなのを庇う?
 ――見たところ、カスメはあんなのに襲われてたんだぞ…
 そんな疑問に答えるのは、本人の一言。
「……人殺しなんて…絶対ダメ………」
 自分に言い聞かせるように、カスメは言った。


311:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 3/8
07/02/11 01:36:21 VbzbzVVD
「ったく…カスメは……優しすぎるのか…?
 俺を散々玩具にしてよ、そんな言葉を言えるなんて」
 少しだけ怒りの収まったソードマンは、破られたと思われるマントを萃めつつ言った
「あ~あ、これじゃ、もう着ることも出来ないじゃねぇか」
 ポイ…っと、投げ捨てる。
「なんで……なんで……」
 目に大粒の涙をためながら、カスメはソードマンに言葉を紡いだ。
「…なんで、ここに……私に……」
 言葉にならない。
 言いたいことが沢山あり過ぎて言葉にならない。
 タダ、一つだけ言いたいことがあった。
「ソードマンはなんで助けるの…! 優しいの……!」
 体育座りのポーズでおずおずと聞き出した。
「なんでって言われても、そりゃ……」
 答えに窮した。 何と答えればいいのだろう。
 仲間だから…?
 妹みたいなものだから…?
 それとも――?
「その前に一つ謝らなくちゃいけないことがあったんだわ」
「あやまる…?」
 バツが悪そうに、目線を空に向け、ソードマンが細々言い出す。
「さっきの、あの、な…妹みたい…とか言っちゃったけどさ。
 ありゃ自分でも気付かなかったけど、間違いだったかもしんね」
「へ…?」
 鏡を見れば、今までにない惚けた顔をしていただろう。
「さっきさ、カスメを探して駆けめぐってた時、俺の頭の悪い脳でも必死に答え探ってた。
 『カスメは自分で出ていったのに、何で俺はそれを連れ戻そうとしているんだろう』ってさ」
 いつにない早口で語り出す彼。
「最高に考えて考えて考えて、やっぱ一つの考えにしか帰結しなかったんだわ」
 自分の羽織っていたマントをカスメに渡す。
 ―俺も、カスメがスキだったんだって。 妹として、じゃなくて女性として―

「ん……っ!」
 言うなり、ソードマンはいきなりカスメの口を唇で封じた。
 急すぎ、カスメは目を丸くし驚くしかなかった。
 やがて、自分の置かれた状況に気付くなり慌ててソードマンの体を押し出す。
「…ん? 何だ、カスメ、こういうの嫌いか?」
「………違う」
 顔を背けて一言
「私の口…今、穢れてる……」
 先程、見知らぬ男に口内射精をされた、飲まされた。 それをカスメは言っているのだ。
「じゃあ、消毒……」
 そう言ってソードマンはカスメの唇を塞いだ。
 うわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。 なんだか書いてて鳥肌たってきたぞこの野郎!
 あwせdrftgyふじこlp;@: ← なんか懐かしい

312:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 4/8
07/02/11 01:38:02 VbzbzVVD
 -閑話休題-
 さて、カスメに自分のマントをかぶせ宿に戻ってきた時
 ギルドのメンバーは何も言わなかった。
 ただ一言。
「おかえり」
 それだけだった。
 それだけだったのに、カスメには嬉しかった。
 話すこともあるだろう。
 メンバーはソードマンとカスメを部屋に案内して、自分たちはもう少し樹海を埋めてくる…と言って。
 宿を後にした。
 カスメ、ソードマンは自分たち用に取ってある部屋に行き、そして見た。
「ジトォォォォ」
「………っ!」
「カ……カラン!?」
 禍乱の姫君だった。
 部屋には禍乱の姫君が居た。
 仲良く寄り添う二人を、禍乱の姫君様が見てる。
「カスメさん…」
「カランさん…?」
 打ち合わせなど有るはずもないが、静か海の如く、二人の言葉の波紋は広がっていく。
「あのぉ…二人とも?」
 おずおずと、ソードマンが話し出すも
「ソードマン(さん)は黙っていてください…」
 同じセリフで返され、ソードマンは部屋の端っこに行くだけだった。

313:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 5/8
07/02/11 01:38:48 VbzbzVVD
「カランさんは…」
 最初に動き出したのは、カスメだった。
「カランさんはソードマンの…何なんですか?」
「私…?」
 ん~っと、部屋の天上に目を配せ、暫し考えると。
「奴はとんでもないモノを盗んでいきました」
「それは、あなたの心ですか?」
 言葉を返す変わりに、コクンと首を傾げる。
 その様子に一番驚いたのはソードマンだった。
「心ってアータ!」
「覚えていないのも無理はないかもしれないけど…、あなたは私の最初の…」
 言い始めて、顔が紅潮してくる。
 もちろん、カスメは彼女…カランがソードマンに襲われていた現場を
 麻痺しながらも見ていた。 いや、見せられていた。
 知っていた、カランが元敵、禍乱の姫君であることは…
 ただ、あのソードマンの嬉しそうな顔を見ると言えなくて、尚更無性に悲しくなっていた。
「じゃあ、カスメさんは?」
「……あなたと同じです」
 真っ正直に、瞳を見据えて返してくれた。
 ………
 部屋に静寂が訪れる。 この状況を打開出来るのは。
 二人の目線が一人の男性に注がれる。
 そう、ソードマンしか居なかった。

「俺ッスか? 俺がその、えらべとかそう言う展開ですか!?」
 既に部屋の端に『畏れよ、我をくん』の効果で動け無くされていた。
 カスメ曰く『逃げられちゃ、ダメ』とのことです。
 そんなソードマンにカツカツと近寄るカラン。
 ソードマンの脇に立つと。

 さわっ

 その頬を優しく撫でた。

314:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 6/8
07/02/11 01:39:52 VbzbzVVD
「私は彼の為に何でも出来ます。 一度拒絶されただけで逃げたあなたと違って」
「…にっ!」
 そのままソードマンの脇に傅くとズボンを下げ、垂れ下がっているソードマンの剣を
 愛おしげに両の掌で包み、口元へと持っていくと優しくキスをした。
「まずは最初に挨拶をどうぞ」
 一瞬の口づけの後、驚きの表情のソードマンの首に両腕をかけると、もたれかかるように
 その体全てをソードマンに預けた。
 思わず抱きしめようとするソードマンだが、『畏れよ、我をくん』の効果で動くことが出来ない!
 ガッツが足りない!
 それが少し残念に思えたカランであったが、気を取り直しソードマンの胸を晒しだし
 その厚い胸板に息をかけた。

 ビクッ!

 その仕草だけで、ソードマンの心はカランにむけかかっていた。
 が、それを黙って見逃すカスメでもない。 少し、彼に勇気を貰っている。
 一気にソードマンに駆け寄ると、先程カランが可愛いキスをした剣をくわえる。
「ぉっ…!」
 それはソードマン、そしてカランにも以外であった。
「じゅぴゅ、じゅっ……ん……くっ、おっきい…」
 息継ぎの為、カスメは何度かソードマンの剣から口を離すものの
 もう一度、その行為にトライする。
「ん…じゅ……じゅるっ……ひょーびょまん…」
 上目遣いでソードマンの顔を伺う。
 ―こんなえっちな娘、ソードマンは嫌いかな? けど、渡したくないよ
 不安と焦燥のなか、カスメはその行為を止めない。
 くわえるだけではなく、彼の尿道に舌を這わせる。
 急に、舌の運動を止めたかと思うと、激しく頭を上下に揺さぶる。
 カリ周辺、裏筋、ありとあらゆる場所を舐める。
「んっ…じゅく…はぁはぁ…」
 多少疲れており、ソードマンの剣から口を離す。
 が、その隙を見逃すカランでもなかった。

315:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 7/8
07/02/11 01:40:49 VbzbzVVD
 慌てて、フリーになっているソードマンの剣にその豊満な胸を押し当てて
 更に、谷間を作りソードマンの剣を包みだした。
 所謂、パイズリだお。

  ずーり ずーり

     ∧_∧
    /  ・ω・)
  ...../____ノ

 皮肉にも、先程くわえていたカスメの涎が潤滑油となり、余計な摩擦がなく、滑る。
 その光景を慌てて身、自分の胸と相談するカスメ。
 ……小さい。
 小さいのだ、カスメの胸は。 けれども負けられなかった
 ソードマンの剣が、片側にカランの胸、もう片側にカスメの控えめな胸で挟まれる。

  ずーり ずーり   ずーり ずーり

     ∧_∧      ∧_∧
    /  ・ω・)   /  ・ω・)
  ...../____ノ  ...../____ノ

「くぁ! カスメ! カラン」
 何とか辛抱していたソードマンだが、この快感に耐える術もなく。
「んちゅ…ぺろ……じゅ…」
 さらに、カスメが舌で攻めるものだから逃げ場が無く。
「つぁ! ダメだ、二人の顔に!」
 射精た。 勢いよく飛び散ったソードマンの白濁益は二人の顔を満面無く汚す。
 そして、自分の髪についた白濁液を、カスメは指ですくうと
「じゅ……ごくん…」
 嚥下した。


316:お気楽ご気楽物語(自分勝手な解答) 8/8
07/02/11 01:42:25 VbzbzVVD
「どちらが……ソードマンがスキなの…?」
 それが問題だった。
 自分たちはソードマンが好きだ、けど、一番でありたい。
 だから、最終的に聞くしかなかった。
「ん……俺は」
 どうなんだろう。
 自問自答する。 カスメのことはどうやら俺は以前からスキだったらしい。
 気付いたのは最近だが。
 が、しかし、カランのことだって心の中に巣くっている。
「俺さ…」
 言わなければいけなかった。
「非道い男だって軽蔑しても良い。 俺、どうもどっちも好きだわ。
 今、一生懸命にやってくれたみたいだけど…選べないや」
 ――最悪だな。
 自嘲気味に言うソードマン。
 そんな落ち込んでいる彼を二人の女性が見つめていた。
 そして、互いに見つめ合い笑った。
 ――なんて浮気性…、でも
 女性二人が頷き会うと、声を合わせるように言う。
『好きになったから仕方がない』
 ……カスメは、ソードマンに勇気を貰っていた。
 ……カランは、ソードマンに愛情を貰っていた。
 そして、二人の女性が一人の男性を好きになってしまった物語は
 ここで一応の終末を迎えます。



「やれやれ、面倒なんだからさ」
「目が赤いみたいだけど、パラ子?」
「うるさい、触れないで!  けど、アタシもいい人見つけたいなぁ…」
「俺、俺なんてどう!?」
「パス、主武器が鞭なんてねぇ…」
「俺、そういう趣味じゃないのに」
「やれやれ御二方、恋愛談は二人きりの機会にしていただきたいでござるな」
「そうなのだ、独り身にはキツイのだ」
「それにどうせ、宿に戻ったら戻ったでウチのリーダーのストロベリートークが待っているだろうし」
「ゲンナリなのだ……けど、戻らない訳にも行かないのだ」
「はいはい、とうちゃくっと…」

 森に出ていたメンバーが宿に戻り、ノックも無しに部屋を空けると
「あっ…」
「あっ……じゃねぇぇぇぇぇぇ!」
 一人の裸体の男性と二人の裸体の女性が抱き合っている現場であった。
 その男性は、同ギルドのダクハン(男)に全ての箇所を縛られ
「ちぇすとぉぉぉ!」
 ブシドーのツバメ返し三段が命中し。
「不届きものぉぉ!」
 パラ子のシールドスマイトが命中し。
「不潔なのだぁぁぁぁぁ!」
 メディ子のフレイルでホームランされたのだが、まあ、それは別の話。

-お気楽ご気楽物語・完-

317:お気楽ご気楽 ◆DP1r10V/kw
07/02/11 01:48:26 VbzbzVVD
と言う訳で、ソードマンの美味しい想いはココまでになります。
思えばいつだろ、こんな美味しいトコいただく人になっちゃったのは。
こんな感じのライトエロスでよければ、リクがあったりしたら
書こうかと思います。 ただしハードとか陵辱とかは無理なんで…
今度は短編で生きたい気分、気分が乗れば。

んじゃ、また機会でもあれば

318:名無しさん@ピンキー
07/02/11 01:57:11 fRaNjVny
乙かGJかどっち言うか迷ったけど決めらんないので
GJ乙!と言っておく

319:名無しさん@ピンキー
07/02/11 02:30:41 a5nlBWi/
重婚エンド…それは幸福の一つの形。
できればパラ子もその中に入れてやって欲しかったけど
彼女にはブシ男くんがずっとついててくれるよね。

完結おめでとう。そして果て無きGJを奉げよう。

320:名無しさん@ピンキー
07/02/11 02:41:14 UzcAjbBe
>>462

さりげなく本音が見えたのは俺だけじゃないはずだ
とにかくお疲れ様なんだぜ

君は更なる熱情でキーボードを叩いてもいいし、暫し休息に浸ってもいい

321:名無しさん@ピンキー
07/02/11 02:54:01 An4CVE7b
本当にお疲れ様。GJ!笑い、萌え、泣き、エロが楽しめる作品だった
結局ソードマン両方選んじゃうしwwww




最初にカスメが云々の書き込みをした者としては理想の最後だった
いやマジでカスメ報われて良かった
最後にもう一回GJ!

322:ボルタック本店 ◆cW98CwF.kQ
07/02/11 08:59:53 EvG8DpPP
 パラ子のできあがったんで投下しまつ
 ネタバレのこととかあるようなので一応
 2層の出来事なのでまだ行ってない人は読んでもいいし、
進むの待っても俺は一向に構わん!
 ということで投下なのでありまつ まる

323:ボルタック本店 ◆cW98CwF.kQ
07/02/11 09:01:37 EvG8DpPP
 大密林の夜に

「くはっ はっ はいって… くぅぅぅんっ!!」
「くっ きっつ… 軽くイった?」
「そっ そんなことっ あぅんっ! 言わないわよっ…」
「でも、俺のをぎゅうぎゅう締め付けてくるぜ?」
「…ばかぁ そんなっ んぅっ 知らない…」
…………
………
……


 規則正しい呼吸音が聞こえてくる。しかも複数。
 癒しの水が湧くこの場所は、なぜかモンスターが寄り付かない。
 それをいいことに、冒険者ギルドからの5日間耐久クエストの合間でここに来ているわけだが…
 開始から3日。
 まともに眠っていないPTメンバーに疲労の色は濃く、3日目夜になって限界を悟り、睡眠を取ること
になった。
 向こうでドマ子とメディ子とバー子が3人抱き合うように眠っている。しかもほとんど下着姿… 俺の
ことは棒っきれかなにかとでも思っているんだろうか。眺めていたいけどあまり見ないことにする。
 俺は近くの樹に背中を預けて弓と矢の手入れをしていた。どちらも大事な商売道具だ。5日連続使用
して壊れないようにだけはしておかないと… と、3人が眠っている側、樹の株に腰掛けて眠っていると
思っていたPTリーダーのパラ子がこっちを見ているのに気付いた。
 俺は立ち上がり、その側に腰掛けた。

「なんだ眠ってなかったのかよ 疲れてんだろ?」
「…そうだけど」

歯切れの悪い返事。いつものパラ子ならもっとハキハキした返事が返ってくるハズだ。

「モンスター気にしてんなら心配すんな 俺が見張っててやるから」
「…眠った途端にあんたが襲ってくるんじゃないでしょうね」
「そんな気だったらとっくに襲ってるよ」

なにを馬鹿なと鼻で笑ってやると、彼女はプイとそっぽを向いた。なんだいつもの通りじゃないか。と思ったが…

「…ちょっと、あんまり近づかないでよ」
「なんでだよ」
「…そんなこと言わせないでよ ばか…」

ツンケンしているのはいつものことだが、やっぱり今回はちょっとだけ様子が違って見える。

「なんだよ まだ俺に襲われるとでも思ってんのか?」
「馬鹿言わないでよ あんたなんか返り討ちにしてあげるわ」
「だったらなんなんだよ」

うりうり、と肘でパラ子の背中を突っつく。嫌がって身を捩るが、言うまで突っつくのを止めない。

「…3日もちゃんとお風呂に入ってないから」
「なに?」
「う、うるさいわねっ! いいからひっつか…」

大声を出しかけて止った。近くで3人寝ているのを思い出して口を手で塞ぐ

324:ボルタック本店 ◆cW98CwF.kQ
07/02/11 09:02:39 EvG8DpPP
「さっき水浴びしてたじゃないか …俺をヒドイ目に遭わせてな」

少し前まで俺は樹に縛り付けられていた。ご丁寧に目隠しまでされて… PTの他4人が全員女なだけに、
唯一の男の俺は時に肩身が狭い…

「あんなの、体拭いただけだし… と、とにかく嫌なのよっ!」

またプイとそっぽ向いてしまった。やれやれ…

 しばらく、背中合わせで2人黙っている。背中合わせでいることも嫌がってはいたが、俺に退く気がないと
わかると諦めたらしい。背後からいい香りが漂ってくる。そう、下半身の一部に血が集まりそうな香りだ。

「…お前さ、風呂に入ってないの気にしてたけどさ」
「…なによ」
「いい香りするな」

ドムッ!と音を立てて鎧を着たままの肘鉄が俺のわき腹に突き刺さった。声にならない悲鳴を上げて蹲る俺…

「いって… なにすんだよ 呼吸止まったぞ一瞬!」
「あっ あんたが変なこと言うからでしょ!!」

と、大声を出した俺たちは各自口を押さえた。幸い3人に変化はない。

「だっ 大体なんで鎧着たままなんだよ お前寝るんじゃなかったのか?」
「モンスターが出たら大変でしょ? それに… 今鎧脱いだら音大きいから、あの子たち起きちゃうもの」

そこで俺の悪戯心がむくむくと首をもたげてきた。別のところもむくむくと首をもたげてきているが…

「だったら音が出ないように手伝ってやるよ モンスターは俺が見張るって言ってるだろ?」
「きゃっ! ちょっ ちょっとやめっ… やめなさっ…」

俺は振り向くとパラ子の無骨な鎧の留め金を外し始めた。両肩の、腕の、腰の、足の… 鎧が落ちないように
気をつけながら。

「わっ わかったから、自分で脱ぐから… やめてよっ!」
「遠慮すんなって♪」
「えっ 遠慮なんかしてないっ」

どんどん鎧を外していく。さっきから漂ってくる甘い香りがさらに強くなる。
 鎧がすべて外れたころには… 観念したのか、彼女は俺のされるがままになっていた。いつもツンケンして
いるパラ子から考えると異常なくらい大人しい。
 漂う甘い香りに下半身に血が集まる。思えば、当たり前だがここ数日抜いてない。それでこんなしおらしい
パラ子を見せられたら…

「ちょ、ちょっとなに? あっ やんっ!」

そのまま後ろから抱きしめ、彼女の胸を両手で包む。蜂蜜色の髪に顔を寄せながら、着痩せするのか鎧の下の
イメージが強いのか、意外に大きかった胸を揉み始める。

「やっ やめ… んっ やだっ…」

小さな拒絶の声に力はない。側では3人娘が眠っている。彼女はしきりに気にしているが、それでも手の動き
を止める気はない。


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