【モテモテ】ハーレムな小説を書くスレ【エロエロ】7Pat EROPARO
【モテモテ】ハーレムな小説を書くスレ【エロエロ】7P - 暇つぶし2ch679:名無しさん@ピンキー
07/03/05 16:30:14 6+hKwPgz
「四人にしてくれ」
「二人で充分ですよ、二人で」
「いいや四人だ、二+二の四人だ!」
「分かって下さいよー」

680:名無しさん@ピンキー
07/03/05 16:31:44 DTlfxAvC
私的には三人。それも別々に住まわせる。
設定が現代の一般家庭なら、やっぱり世間の目を気にしない主人公はちょっと怖い……。


ちなみに、俺の実家の近くに愛人囲ってたエライ人は、愛人ごとにそれぞれの家を用意してた。
地元じゃ有名で、それを指摘しないのは暗黙のルールになってたな……。


681:名無しさん@ピンキー
07/03/05 16:39:35 Ex0kpSwy
ファンタジーSF設定を使わない場合、
主人公の精力も問題になると思う。
最低週1回相手するとしたら7人が限度か。

682:名無しさん@ピンキー
07/03/05 18:26:11 4toG530d
理想は121人(+正妻1人)の30日ローテーションでしょ。

ソースは「歓楽のハレム」内ページ。

683:名無しさん@ピンキー
07/03/05 21:26:54 5LpN+2hU
没個性化・記号化を避けたいなら3人がベストだと思う。
気にしないなら7~8人くらいでローテ組んだり複数プレイに及んだり。

684:名無しさん@ピンキー
07/03/05 22:08:33 t27t7t5a
>>679
デッカード乙

685:名無しさん@ピンキー
07/03/05 22:18:52 GKna3OeS
1ダース限界説を提案したい

686:名無しさん@ピンキー
07/03/05 22:48:13 oldt6qJf
八千メートル級の山は13座あって、すべてを制すると神に近付ける。
ここからひとネタよろしく

687:名無しさん@ピンキー
07/03/05 23:57:37 d78pY8CQ
>>686
学園物でいくなら

1 身長180cm級が13人
2 バスト80cm級が13人

ファンタジー系なら

3 それぞれの山の頂上にタイプの違う美女(美少女)が。

こんなところか


688:名無しさん@ピンキー
07/03/06 00:12:42 HSNMO5dW
>>687
1 身長180cm級はデカ過ぎでちょっと引く。
2 バスト90cm級を強く所望する。

689:名無しさん@ピンキー
07/03/06 00:29:15 Qyo5pknV
180㎝級まではOK。ただし美人でバスト90以上が前提条件。

690:名無しさん@ピンキー
07/03/06 00:35:30 inzPlPWM
ペタンなスレンダータイプはだめ?

691:名無しさん@ピンキー
07/03/06 00:42:26 Yzu9tkvz
高身長グラマー美人は大好物
けどハーレムには一人二人で十分だなぁ

692:名無しさん@ピンキー
07/03/06 01:12:03 8beP6fFF
双子を入れて、14。多すぎればセブン・サミットも。

高身長ハーレムは、ショタ話になりやすいやね。
抱きつくと胸に顔が埋まるとかで。



693:名無しさん@ピンキー
07/03/06 01:39:29 wH4O5sXQ
学力とか運動能力とかそれぞれでトップクラスの女の子ならいけるかもしれない。
13項目考えるのが面倒そうだが。

694:名無しさん@ピンキー
07/03/06 01:48:23 o7s6R8Ka
現実的な話では4LDKの部屋をハーレム要員で借りてルームシェアだな。

695:名無しさん@ピンキー
07/03/06 01:49:54 o7s6R8Ka
>>694
ハーレムの人数が3ないし4の場合ね。

696:名無しさん@ピンキー
07/03/06 03:35:30 1zkIj5cR
>ファンタジーやSFじゃない一般家庭系のハーレム
この条件だと5人かなあ。
姉、妹、幼馴染、義母、叔母。あとオプションでいいんちょ+先生とか。

697:名無しさん@ピンキー
07/03/06 07:50:53 I/I10N0e
13人を考えてるんだが、いいのか?
トップはさげまんで、ナンバー2は、アナル専門だぞ

698:匿名
07/03/06 11:21:45 I0c26J50
小平市立第十三小学校(小平市小川西町1-22-1) URLリンク(www.kodaira.ed.jp)
九条幼稚園(郵便番号: 550-0027 大阪市西区九条2-19-18) URLリンク(www.ocec.ne.jp)
四番町保育園(〒102-0081 千代田区四番町11番地) URLリンク(hothot.city.chiyoda.tokyo.jp)
少友幼稚園(〒310-0024 水戸市備前町5-36) URLリンク(www.ii-kids.net)
南幼稚園(郵便番号:542-0081 大阪市中央区南船場3-2-19) URLリンク(www.ocec.ne.jp)
M m M m M m ...(Austria) URLリンク(www.vs-st-andrae.ksn.at)
南立誠幼稚園のホームページ(〒514-0003  津市桜橋2丁目39) URLリンク(www.res-edu.ed.jp)
中保育園・はるのさんぽ(〒480-0100 大口町小口字山中28番地) URLリンク(www.gojo-sakura.com)
中ほいくえん(〒480-0100 おおぐちちょうこぐちあざやま中28ばんち) URLリンク(www.gojo-sakura.com)
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小市保育園のホームページ(〒537-0001 大阪市東成区深江北1丁目9番12号) URLリンク(koichi.hoikuen.to)
西戸山幼稚園(〒169-0073 新宿区百人町4-7-1) URLリンク(www.city.shinjuku.tokyo.jp)
赤川小学校(〒041-0804 函館市赤川町367) URLリンク(wwwa.ncv.ne.jp)
黒小っ子花まるっ!(〒013-0826 横手市黒川福島59) URLリンク(park1.wakwak.com)

699:匿名
07/03/06 11:24:02 I0c26J50
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701:匿名
07/03/06 11:30:08 I0c26J50
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702:匿名
07/03/06 11:30:52 I0c26J50
中■■■(〒480-0100 大口町小口字山中28番地) URLリンク(www.gojo-sakura.com)

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第十三■■■(〒187-0035 小平市小川西町1-22-1) URLリンク(www.kodaira.ed.jp)

四番■■■■(〒102-0081 千代田区四番町11番地) URLリンク(hothot.city.chiyoda.tokyo.jp)

南■■■(郵便番号:542-0081 大阪市中央区南船場3-2-19)
URLリンク(www.ocec.ne.jp)

少■■■■(〒310-0024 水戸市備前町5-36) URLリンク(www.ii-kids.net)

九■■■■(郵便番号: 550-0027 大阪市西区九条2-19-18) URLリンク(www.ocec.ne.jp)

南■■■■■(〒514-0003 津市桜橋2丁目39) URLリンク(www.res-edu.ed.jp)

小■■■■(〒537-0001 大阪市東成区深江北1丁目9番12号) URLリンク(koichi.hoikuen.to)

703:名無しさん@ピンキー
07/03/06 19:59:02 xihRgjsx
>>686
山の神様は女だと言われているから
高身長ハーレムを俺も想像してしまう

704:名無しさん@ピンキー
07/03/06 21:39:52 HkKy98AU
単純に山と同じ名前の女子部員がいる登山部ハーレムじゃ駄目なのか?遭難して洞窟の中で体を温め合うとか

ちなみにハーレム人数は実際4人までではないかと。口、手*2、ナニ で限界じゃないか?放置はなんか微妙だし・・・


705:名無しさん@ピンキー
07/03/06 23:37:40 Qyo5pknV
逆に考えるんだ。
放置じゃなくて焦らしプレイなんだよ!

706:名無しさん@ピンキー
07/03/07 00:24:16 oYQH2KxP
能動的に攻めるのでなければ、口、手、ナニ以外にも
胸を舐めてもらうなり足に乗ってもらうなりできる、かもしれない。

707:名無しさん@ピンキー
07/03/07 00:33:44 zRrkH1AA
複数プレイのこと考えてて思ったけど、こういうハーレム願望ってやっぱ
女性側から見るとキモいんだろうなぁ。女一人男複数の逆ハーレムの一員に
なったして、他の男と一緒にエッチするのってかなり嫌悪感がある。

708:名無しさん@ピンキー
07/03/07 03:57:16 MBA5Vzc8
まぁキモイというか身勝手さにムカツク人が多いとは思うが、
男と女の性をそのまま引っくり返して考えてはいけない。

例えば、男同士で抱き合ったり手をつないだりする嫌悪感に比べたら、女同士でのそれのほうがよっぽど嫌悪感少ないんじゃないか?

709:名無しさん@ピンキー
07/03/07 08:03:49 1l9JfEFM
そのあたり、完璧に文化的なものだけどな。
男同士で抱き合うのがキモくない文化も多くあるわけで。
つまるところ書き手と受け手の感覚次第でなんとでも

710:名無しさん@ピンキー
07/03/07 09:19:48 tyxaokfH
淡々とハーレム願望をまじめに妄想しているおまいらが最高だと思う

711:名無しさん@ピンキー
07/03/07 09:59:45 /E8BXJ71
まあ、必ずしも『ハーレム=複数プレイ』ってわけじゃないからな。
複数プレイに行き詰ったら、それぞれの女のところに通う話を作れば良いんでないかえ。

712:名無しさん@ピンキー
07/03/07 10:10:31 m7vmUgVW
平安時代の貴族か

713:名無しさん@ピンキー
07/03/07 12:10:11 HXJH3edF
現地妻と言うのも俺はいけるな
プラトニックな意味で

714:名無しさん@ピンキー
07/03/07 12:35:58 iw7daYSK
船の漢は港ごとに妻をつくると言うが…

715:名無しさん@ピンキー
07/03/07 14:58:10 idBjFpVq
逆ハーと言って多夫一妻物は結構多い
もっとも18物よりホストクラブレベルが大多数で一般的検索サイトからは逃げて居るので網に掛かりにくいが

HxHやハリポタのハーレムって見つかんねぇな


716:名無しさん@ピンキー
07/03/07 15:00:21 FOcpN0Ny
>HxHやハリポタのハーレム
まともな女性キャラ少ないじゃんw
オリキャラにするのもアレだし。

717:名無しさん@ピンキー
07/03/07 15:28:23 rJS7nAnH
>>716

718:名無しさん@ピンキー
07/03/07 20:17:44 a20gizua
本物のハーレムというと、中国歴代王朝の皇帝の後宮とかあるけど、
宦官の跳梁跋扈するハーレムは嫌かもなぁ。
宦官が色々と仕込んだりするから、房中術はすべからく巧みなんだろうけど。

719: ◆hOaolXtUI.
07/03/07 20:59:55 OKiIFjTf
流れを無視して、SS投下します。

SS書くのは久しぶりなので見苦しいところがあったらお許しを。

ファンタジー世界です。
女の子は、最初一人で、後半二人になります。

一言で言うと、ギリシャ神話的ご都合主義太陽系ハーレムの構築を目指します。

もしかしたら続くかもしれません。

720:『太陽系ハーレム』「プロローグ」1 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 21:01:55 OKiIFjTf
ラボラトリーの真ん中に書かれた魔法陣。理論上の計算値とあっていることを何度も確認した。
整えられた儀式の用具。唱えるべき真言は、この灰色の頭脳の中に入っている。

準備は整った。もはや戻ることはできない。
これからすることが失敗すれば、命を失うことは間違いない。
それどころか、安らかな死を選ぶことすらできず、永遠の苦しみの中に彷徨い続けることになる。
だが、構わない。今からこの場所から逃げ去っても、温かい人間の世界にいることは許されない。
小さい頃は普通に田畑を耕し、近くの村の娘を一人娶り、子どもが何人かできればいいと、浅はかにもそう考えていた。
しかし、いつの日か、そんなつまらない生活に嫌気が差した。
初めは、村を出て、街を目指した。街の全て、国の全て、それを手に入れられれば、と考えた。
しかし、少し手に入れたところで、何と言うことはない。何か手に入れるごとに、世界に対する自分の小ささを感じてしまう。
一つが二つになり、二つが三つになり・・・。そんな緩慢なペースでは何も手に入れていないのと同じだとしか思えなかった。
塵も積もれば山となるだって? 塵芥が溜まったところで、できるのはゴミの館だけなのさ。
もっと、大胆に、一気に切り取りたい。そう思ったからこそ、こんな突飛な計画を立てたのだ。

そう、この宇宙を我が物とするのだ。
一人の人間の分を越えた願いかもしれない。だが、その算段はあった。
その算段があればこそ、たとえ可能性が薄いとしても、その可能性にかけてみようと思った。

さあ、始まりだ。
私は、火をともし、儀式を始めた。

暖かい風とともに、潮騒の臭いがした。そして、さらに私が呪文を唱えると、
薄い桃色のもやが、カーテンのように、魔法陣の周りを取り囲んだ。
前に悪魔を召喚したときは、硫黄の煙などが出て来て、危うく酸欠死するところだったが、今回はそんなことはなさそうだ。
さすがに、悪魔ほど意地は悪くないといったところか。だが、ここの準備にかかったコストを考えると、
今回呼び出すお方の方がよほど意地が悪いようにも思える。
そう思いながら、呪文の最後の一句を唱え終えた。

そして、もやが晴れた。
「そなたか? 妾を呼び出したのは。」
美しい女性が魔法陣の中央に立っていた。
「人間の分際に呼ばれるとは思わなかったわ。
 おまけに何なの、この部屋。もう少し、楽しいところで呼んでもらいたかったわ。」
・・・これほどまでとは。

・・・私は現れた彼女のあまりの美しさに、彼女から視線がはなせなくなってしまった。
綺麗な金色の髪が長く伸びていた。顔を構成するパーツの一つ一つがまるで宝石でできているようだった。
さすがに、美をつかさどる者ということだけはあるか。

「そなた、名を何というのか?」
「クロンと呼んでくれればよい。」
「妾を呼んだということは、何か用があるんでしょ。
 早く、言っておくことね。一応呼び出されたら、それなりに応えてあげなくてはならないし。
 望みは何? 誰か振り向いて貰いたいお姫様でもいるのかしら?
 それとも、そなたのその顔を美しく見えるようにしてもらいたいのかしら?」
「そんな下らないことを頼みに呼んだのではない。」
「そなた、妾を誰だか知らずに呼び出したの? おまぬけさん。」
「そんなバカなことがあるわけないだろう。」
「そうよね。美と性愛の女神・アフロディテを呼び出せただけでも、人間にしてはよくやったというところかしら。
 それで、そなたの望みは? 美と性愛、どちらでも。妾にできぬことなどないからな。」
「それでは・・・」
私は、アフロディテに向かってゆっくりと言葉をつむいだ。ここまでは、計画通りだった。
「・・・貴女の身体をいただこうか。」
「・・・今・・・何と?」
「貴女のその身体を私の物にする。」

721:『太陽系ハーレム』「プロローグ」2 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 21:02:47 OKiIFjTf
「まぁ!」
怒っているのが顔に良く出ている。これほど、端整な顔立ちをしていると、怒っているときでさえ、美しく見える。
怒りで少し赤くなったほおが、色白の顔に映えて、一層美しく見えるのだ。
そして、むしろ、その怒っている顔にこそ、支配したいと欲求がかき立てられる。
怒りに身を任せて、取り乱す人間の女どもとは偉い違いだ。
「ふん、たかが人間が何を言うの。」
「私は本気だよ。それにできぬことなどないと言っていたではないか。」
「本当に面白いことをいう虫けらだこと。でも、それは神に対する侮辱よ。
 妾のような、宇宙で最も美しい女神に対して、人間がそんな気持ちを抱くこと自体許せないわ。
 そなたには、永遠に苦しんでもらう。」
「下らないね。第一、貴女の使える魔力は、その所管するところの美と性愛の分野にしか働かないはずだろうに。」
私はそう言って、アフロディテを挑発した。
「人間の分際で偉そうに・・・。
 妾の力は限られようとも、幾らでも使い道には困らない。
 そなたを絶望の淵のそのまた最下層の絶望に突き落とすためには十分。」
「何をするつもりだね、アフロディテ。」
「まぁ、馴れ馴れしい。妾はそなたの恋人じゃなくてよ。
 そう、私の魔力で、そなたを私の虜にして差し上げる。
 もちろん、私の身体になんか一切触らせない。垣間見ることも許さない。
 そなたは、私のことしか考えられなくなる。たとえ、この現世から肉体が滅びるようなことがあってもね。
 知っているかしら、世間知らずの魔法使いさんは? 恋いそがれている相手に無視されるなんて、最悪の苦しみであるということを。
 人間相手の恋だったら、時間が癒してくれるかもしれないけれど、妾の魔力で与えられたこの思いは、
 肉体に与えられるような苦しみと違って、絶対に癒されることはないのだから。
 さぁ、自分の運命を呪うことね。」

私は、床に仕掛けてあったレバーをぐいっと引いた。
その瞬間、大きな音ともに、美の女神と私の間を完全にふさぐ壁が天井より降りてきた。

「そんな壁でふさいだって、無駄。人間の魔力だと壁を通り越して作用するなんて芸当はできないでしょうけど、
 女神の力をなめてかからないで欲しいわ。こんな壁、あっても、なくても同じ。妾の魔力にとっては何ともないことよ。
 そして、そなたが滅びる、それももう変えられない運命ね。
 さぁ、神を侮辱した報いを受けなさい。」

そして、アフロディテは魔法を私に向かって放った。

かかった!

722:『太陽系ハーレム』「プロローグ」3 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 21:03:29 OKiIFjTf
私は、仕掛けのスイッチを切った。またけたたましい音とともに、壁は天井に収納された。
「どうしちゃったの・・・。」
アフロディテが魔法陣の中央でへたれこんでいた。
「どうしたの。妾はどうしたの!」
私は、アフロディテのもとに近づいた。
「こんにちは。女神様。」
「何なのよ、この熱さ! そして、そなたは何でそう平気でいられるの!」
「銀だ。」
「・・・えっ・・・はうっ・・・」
「銀だよ。」
そう、私はむやみに壁を落としたのではない。あの落とした壁は一見すると普通の塗り壁だが、その中には銀の板を仕込んでおいた。
そして、このラボラトリー全体の壁にも、銀の板が仕込んである。
銀はそれ自身が、特別な魔力を持っている。
銀は本来魔力を疎外する物だから、私のように、魔法を使うもののラボラトリーの設備としては相応しくない。
だが、今回のためだけに、わざとそう設計したのだ。
銀の魔力によって、魔法の力はねじ曲げられ、そして反射する。
たとえ、その魔法が汚れた物であっても、神聖なる物であったとしても。
私がアフロディテの虜となる魔法が、逆転して、アフロディテが私の虜となるという塩梅だ。

「・・・お願い・・・お願い、はぁ・・・下さ・・・」
「・・・今・・・何と?」
「・・・お願いします・・・そなたの・・・そなたの・・・下さい・・・」
「人にお願いするときは、はっきりお願いするべきだとは思わないのかい?」
「・・・お願いします、そなたの、その、そなた自身を・・・妾の・・・ここに下さい・・・」
そう言って、アフロディテは閉じていた脚を少し広げた。
「先に言ったとおり、貴女の体は私のものになる。それを拒むことは許されないし、私以外の者に与えてはならない。」
「・・・いい、いい、そなたの言うことは聞くから・・・早く・・・」
「そして、もう一つ。貴女のその魔力を。」
「・・・魔力ですって!・・・そんな・・・神の力を・・・ふぁ・・・そなたは何だと・・・」
「神の力? 名前はどうだっていい、私のために働いてもらうよ。」
「・・・そんな・・・でも・・・」
「そう。答えられないのならば、結構。貴女が、一生、私の幻影を追い求めるだけのこと。」
「・・・・・・」
彼女は口を噤んだ。その顔がそそった。そして、その美しい唇から、弱々しく声を出した。
「・・・お願い・・・約束は守ります・・・だから・・・」
彼女の目を見ると、今にも涙腺があふれそうだった。そして、それは、私の保護心をくすぐった。
「では、私の方も貴女の約束に応えるとしよう。」


723:『太陽系ハーレム』「プロローグ」4 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 21:10:33 OKiIFjTf
私は、アフロディテの絹の体を覆う布を取り払った。その下にあったのは、女神といっても、一人の女だった。
彼女の唇に、私は自分の唇を重ねた。一瞬彼女が後ろに引いたような気がした。
仕方がない。人間の男などとこんなことをしたことなんかないんだろう。
だが、私は、腕を伸ばし、彼女の体を包み込んだ。これで、もう逃がさない。
私の舌の尖端が、彼女の両唇の間を通り、白い壁にぶつかった。人間の女と同じだ。
私が舌で何回か彼女を閉ざすこの壁を突っつくと、彼女はゆっくりとその水門を上げた。
そして、彼女の体温を一番敏感なところで感じた。

「・・・ふぁ・・・そんな・・・でも・・・もっと・・・」
先ほどの自信に満ちた声が嘘のようだった。アフロディテは、か細い声で私を求めていた。
私はついに、アフロディテの秘所に私の肉棒を入れた。
・・・ん・・・・・・おかしい・・・まさか・・・これは・・・
私は重大なことに気づいた。だが、信じられなかった。
「・・・いったい、痛い・・・もっっっと、優しくしてえぇぇ・・・」
締め付けられる勢いが凄い。凄い。凄すぎる。むしろ私の一物が興奮して普段よりずっと大きくなっている?
「・・・あぁぁぁぁ・・・も・・・・お願い・・・妾の初めてを人間なんかにあげたんだから・・・
 ・・・もっと優しくぅぅぅ・・・」
「いくぞ」
私は自分の物を激しく前後に動かした。
「・・・・いいぃぃぃよぉぉ・・・妾の中、あったたかいであるぅぅ・・・・いいぃぃぃよぉぉ
 ・・・・もっとっととととぉぉおぉぉぉぉ・・・・
 ・・・そこ・・・そこがいいのぉぉぉぉ・・・お願い、お願い、逃げないでぇぇえぇぇ・・・
 ずっっっぅと妾の中にいてぇてぇぇぇぇ・・・・・・・・」
ぐいぐい締め付けてくる彼女の秘部。あまり濡れていなかったが、楽しむには十分だった。
それに、そんなことはどうでも良い。女神を犯すという背徳感に私はおぼれていた。
「・・・あふぅん・・・・・・・あふふ・・・・らめぇ・・・お願い・・・もっと・・・もっとおぉぉ・・・」
私は神との一体化を果たした。



事が終わった。
やはり、この女、初物だった。もう少し、ちゃんと味わえば良かった・・・。
だが、神聖なる血と交わることができること、それが私に与えた快楽はすさまじかった。
そして、私は、アフロディテとの約束を、幸か不幸か、すぐに果たせた。

アフロディテは相変わらず魔法陣の中で眠っている。魔法陣は彼女の処女血で清められた。
それにしても、性愛の女神が処女だというのは、詐欺ではないだろうか・・・。


724: ◆hOaolXtUI.
07/03/07 21:11:30 OKiIFjTf
前半、取りあえず投下完了です。
今夜の内に後半を投下します。

725:名無しさん@ピンキー
07/03/07 21:24:50 DFikf7dX
女神の「妾」「そなた」とそれ以外の言葉使いに違和感が…
自分の事「私」とかいってる所もあるし。

まあ、でも投下乙、続きに北井。

726:『太陽系ハーレム』「プロローグ」5 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 22:20:18 OKiIFjTf
山道を抜けると、そこには一本の大木が生えていた。
その木のたもとに、私の求める相手がいた。
一見すると、普通の女の子のようだが、大きな黒い羽が背中から生えている。
私はその子に声をかけた。
「ステラ。」
「クロン様!」
ステラは、私の使い魔だ、あんまり使い物にならんが。
だが、一応悪魔の眷属、サキュバスの血筋を引くというだけあって、夜の方はなかなか楽しい。

「お前は私の使い魔だというのに、なぜ、私がこんな遠くまで赴かなくてはならないのだね。
 屋敷から二つも山を越して、やっとここまでたどり着いたんだからな!」
「だって、ご主人様が、ラボラトリーに銀をあんなにいっぱい使うから・・・。
 なんかの拍子に、銀に触ってしまった日には、夢魔の私は大やけどを負ってしまいますぅ・・・」
「む・・・」
「大体、ご主人様は、私に何も相談しないんですからぁ。
 今まで、何度変なことをしてきたか・・・」
「心配するな。お前が悪戯をした時用の銀の鞭はちゃんと別に用意してあるからな。」
「ぷぅ・・・でも、良かった、ご主人様がご無事で。」
「どういう意味だ、それは。」
「失敗して、結局何も得られなかったのでは? ご主人様、そういうところはドジにできているのは知ってますよ。」
「誰が失敗などするものか。ちゃんと女神の召喚に成功したし、ちゃんと一発ハメてきた。」
「・・・失敗してくれたら、ご主人様は私が独り占めできたのにぃ・・・」
「何か言ったか、ステラ?」
「いいえ・・・それで、捕まえたお姫様は?」
「一緒に連れてきた。というか、担いできた。いくら起こしても起きなかったからな。
 今はそこの裏で寝かせている」
「無理矢理寝かせて、その隙に犯したんですかぁ? ご主人様、さすがに村一番の鬼畜少年と呼ばれただけはありますねぇ。」
「お前は、自分の主人を何だと思っているんだ?」
「・・・うーん・・・ろくでもない変態さん?」
「違う! 第一、向こうから私を誘ってきたんだ!」
「へぇぇぇ・・・まぁ、信用しておきますぅ。」
こいつは絶対信用していない。やはり後で、銀の鞭を使って痛めつけてやる。

「大体、寝ている人間というか、神様というか、動かない物は、女の体であるとしても結構重いんだ。
 私みたいなひ弱な、魔法使いにとっては担ぐだけで大変なのに、それをお前は、山を二つも越えさせて・・・」
「えぇぇぇ、ご主人様、もしかして転移魔法を使わなかったのですかぁ?」
「・・・あっ・・・」
「やっぱり、おドジさんですねぇ。」
「うるさい! そう知っていたら、お前が最初から教えてくれれば良かったんだ!」
「だって、いつも、クロン様、私に相談ということをしようとしないんだから!」
「大体、ステラはたかが使い魔のくせに生意気なんだ!」
「・・・そんなぁ・・・」
「お仕置きだ!」

727:『太陽系ハーレム』「プロローグ」6 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 22:21:12 OKiIFjTf
私は、ステラに手を伸ばした。ステラの体に密着した被服の上からゆっくり愛撫した。
「お前は何なんだ、ステラ。こんなに体のラインをはっきりさせる服を着ていて恥ずかしいとは思わないのか?」
「・・・ふぁぁ・・・だってご主人様がこれを着ろってぇ・・・」
「何か言ったか?」
ステラの乳首をつねった。
「・・・ふゃや・・・やめれください・・・ご主人様ぁ・・・」
「お前が、こんなハレンチな格好をしているのが悪い!」
「・・・だからご主人様がこれを・・・ふぁぁあん・・・」
ステラの胸を思い切り掴み、揉みしだいた。こいつはサキュバスだけあって、ここだけはデカい。
ただ、胸に栄養をとられて、脳に必要な養分が足りてないのが問題だ。

ステラを裸にし、自分も裸になった。
「背中の黒い羽がプルプル震えているな、尻尾をふる犬みたいだな。」
「・・・あぁぁ・・・ご主人様のぉぉ・・・クロン様のぉぉ・・・くらさい・・・」
「全く、私はお仕置きをしようとしているのに、何でお前は喜ぶんだ。」
「・・・だって・・・欲しくて・・・あふ・・・仕方がないんだもん・・・」
私は、何も言葉をかけずに、自分自身をステラの中に入れた。
淫魔は濡れるのが早い。というよりもいつもビショビショのぐしょ濡れだ。
服を着ていてよく染みにならないものだと、いつも考えてしまう。
だが、こちらにとっては都合がいい。それにしても、今日は濡れすぎのような気がする。
私のものがステラの中で動くたびにグッチャラグッチョン、音を立てる。
「いいぃぃ・・・いいぃぃですぅぅ・・・ご主人様ぁぁ・・・もっとぉぉおぉ・・・
 あっ、そこ、そこ、そこ、そこ、ぃぃぃ・・・いいぃぃですぅぅぅぅ・・・もっと・・・
 気持ちいいぃぃぃぃぃいぃぃ・・・・・・」
「いちいちうるさいぞ。淫乱娘。」
「・・・でぇも・・・それが・・・私のお仕事ぉぉ・・・」
「さぁ、私の熱いお仕置きを受けるんだな。」
「ぎょ主人様のぉ熱いのぉ・・・熱いのが・・・お仕置きでぇえ・・・はいいってきてぇぇるのぉぉぉ・・・」
「出すぞ!」
「・・・・あだぁぁあぁぁ・・・」

728:『太陽系ハーレム』「プロローグ」7 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 22:24:22 OKiIFjTf
「どうしたのだ。何が起きたのだ。」
自分の精を放出しきった瞬間、後ろからアフロディテの声がした。
どうやら、ステラの間抜けな叫び声で起こしてしまったらしい。
だが、端から見ると、これは実に変な光景だ。
繋がった男女をこれまた裸の美女が後ろから見ている。何かの修羅場に巻き込まれてしまったのではないだろうか?

アフロディテの顔が紅潮する。
「そっ、そなた・・・妾という者があっ、ありながら、何とハレンチなことを!」
「待て、アフロディテ、誤解だ!」
「ならば、そなた、その娘は何だ! 恥知らず!」
「だから、誤解だと・・・」
「ご主人様ぁ・・・もっともっと欲しいですぅ・・・」
「お前は黙っていなさい、ステラ。」
「せっかく、せっかく、初めて本当に好きになった人が見つかったと思ったのに・・・」
私はアフロディテの顔をじっと見た。彼女の涙腺が危ないことになっている。
「・・・何で、そなたは、妾のことを捨ててしまうのだ・・・」
ポタッ。彼女の目から大粒の涙が一粒落ちた。もう一粒。涙が日の光に反射して、神秘的な輝きを見せた。
アフロディテが神々しく見えた。いや、女神様だから当然と言えば当然なのだが、
私はますます彼女に惚れてしまった。
「この女たらし。」
ステラがぼそっと言った。
私は挿入したままだったから、ちょっと前後に動かしてみた。
「・・・ふぁ・・ご主人様・・・いきなり・・・そんなぁぁ・・・」
「お前が私を誘惑なんかするからこんなことになるんだ!」
「だって、一番最初に入れようとしたのは、ご主人様・・・」
「騒がしい! 後で顔にかけてやらんからな。」
そう言って、私は自らのペ○スを抜いた。

そして、泣きじゃくるアフロディテの元に近づいていった。
「アフロディテ」
私はできるだけ声を優しくした。
「ひどいわ。誰にも許さなかったものを、そなたにならと思ったのに。バカ!」
私は手を回して、アフロディテを抱きしめた。
「私は飼い猫に手を噛まれただけなんだ」
「本当に、クロン?」
アフロディテの涙が止まった。彼女は私をじっと見つめた。きれいだった。
「あそこの愚かな使い魔が私を無理矢理そうさせたのだ。」
「まぁ酷い。」
「私は優しいから、一使い魔であろうとも、その願いはきちんと応えてあげなくてはならないと常々考えていたのだ。」
「・・・・・・」
「この可哀想な使い魔を見ているといつも不憫で仕方がなかったのだ。
 もちろんアフロディテ、君への愛は絶対に変わらない。
 君がいなくては、私はおかしくなってしまう。
 だが、私は、君と同じように、私を頼ってきている者を、どんな理由があろうとも切り捨てるわけにはいかないのだ。
 なぜって、愛に飢えている者たちに愛を分け与えてあげる、それだけなんだ。
 ただ愛、それがあるだけなんだ。」
「あぁ、クロン、そなたは何と優しいのだ。
 愛を司る女神をやってきて、これほど分け隔てなく他者を愛そうとした人間は見たことがない。
 そう、分け隔てのない愛、それが妾の求めてきたものであったのだ。
 さすがだ、クロン。そなたを選んだ妾の目には間違いがなかった。」
「だから、アフロディテ、君には私を許して欲しい。そして、うちの愚かな使い魔のことを許して欲しい。」
「おぉ、クロン。妾が間違っていた。妾こそ許して欲しい。そして、妾にも愛を分けて欲しい、永遠に。」
「もちろん、私の美しい女神様。」
「嬉しい・・・・・・」
アフロディテはまた涙をこぼした。だが、その涙は先ほどのものとは異なっていた。
私は、もう一度彼女をぎゅっと抱きしめた。

729:『太陽系ハーレム』「プロローグ」8 ◆hOaolXtUI.
07/03/07 22:25:17 OKiIFjTf
まぁ、私にかかれば、女を落とすことなんかちょろいもんだ。
ステラが近づいてきた。でっかいオッパイをぶらんぶらんさせて何をしているんだ。
それに、私の演出したこのシリアスなシーンで、こいつはなんでこんなにお気楽なんだ。
「ご主人様ぁ。」
「何だ、ステラ。」
そう言って、私はステラを見つめた。何だかんだ言っても、ステラはアフロディテとは別の良さがあると思った。
色白のアフロディテに対して、褐色の肌をしたステラ、そのバランスがいい。
ステラはアフロディテと違って胸も無駄にでかいしなぁ。
うん、後で二人を並べて3Pで楽しむとしよう。そう決めた。
ステラが何か言いたいことがあるようだ。
「ステラ、どうしたんだい?」
「この女たらし。」
「・・・後で、銀の鞭の刑。」


730: ◆hOaolXtUI.
07/03/07 22:26:36 OKiIFjTf
とりあえず、ここまで。
感想・妄想などありましたらどうぞ。

731:名無しさん@ピンキー
07/03/07 23:35:13 TZcDWooY
エリーシア戦記更新キター
>>730
>>725のいうように言葉使いの統一感が気になった
ハーレム拡大続きキボン

732:名無しさん@ピンキー
07/03/08 01:35:15 OAJK3I3/
>>711
毎日違う女の子と添い寝ってのに憧れる

733:名無しさん@ピンキー
07/03/08 01:41:14 qaA9X6Sf
>>730
この手の多人数ハーレム前提パターンだと、気に入ったキャラが出てくるかどうかにつきると思います。
とりあえず、女性キャラがベタ惚れ&セックスでイキまくりという、自分の気に入った展開なので続きは読みたいと
思いました。

それと、女性キャラが主人公に即落ち、というのはあまりに続くとものたりなくなってしまうので、
その辺はメリハリをつけて欲しいというのが自分の希望です。

734:名無しさん@ピンキー
07/03/08 02:05:44 /us83qhm
>>730
>「・・・失敗してくれたら、ご主人様は私が独り占めできたのにぃ・・・」
ステラ萌え

735:名無しさん@ピンキー
07/03/08 09:22:48 sr1QASJj
>>730
GJ!!
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ハーレム!ハーレム!
  ⊂彡


736:名無しさん@ピンキー
07/03/08 12:56:20 VJjA6JdQ
なんかアレ。
SFであるない論争と
同じレベルでラノベであるない論争、
そしてもっと頭の悪い次元で
SF者はラノベを語るなという主張
をしてる電波さんがいると聴いて、呼ばれてきたんですが
ここでよかったですか?


必死で叩いてるつもりの相手(かつてのSF論争なり大森なり)と
おんなじことしかしてないのが
なんで自覚出来ないんだろう。

737:名無しさん@ピンキー
07/03/08 13:03:46 tcmC0cuJ
ここでよくないです。

738:名無しさん@ピンキー
07/03/08 13:04:49 Xkt+4Y2Z
>>736
誤爆?

739:名無しさん@ピンキー
07/03/08 13:20:23 lwjpizCP
とくめー氏の雑記の話だろ。
ここでやられてもなぁw

740:名無しさん@ピンキー
07/03/08 15:29:27 xFWgN1Ca
とりあえず、別にこのスレはとくめーの私物でもなんでもないので
お引取り願いたい以外の何物でもない。

741:名無しさん@ピンキー
07/03/08 16:36:48 nNrs96a7
前にも偽者が沸いたことがあったな……電波ハーレムか。

742:名無しさん@ピンキー
07/03/08 19:13:38 NnxyyhrX
格好悪い誤爆だなと思ったら
ただのスレタイ読めない人か

743:名無しさん@ピンキー
07/03/08 21:53:11 PS0NcKoL
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)

親子丼ハレム?

744:名無しさん@ピンキー
07/03/08 22:04:54 JhRwTuvC
電波でハーレム建設なのか
電波娘集めてハーレムにするのか

745::名無しさん@ピンキー
07/03/08 23:22:44 Ac8/2Xkr
>>737を見て、

どせいさんハーレム

というのを思いついた。
……逝ってきます ノシ

746:名無しさん@ピンキー
07/03/09 09:21:32 Ow6iUa6j
>>745を見て、

どれいさんハーレム

というのを思いついた。
……ありきたり過ぎる orz

747:名無しさん@ピンキー
07/03/09 09:27:44 aHcUja5a
「俺はハーレムの王だ!   たぶん」
「その原因は」

「けんこうかんりのどせいさんです ぽえ=ん」
「おちゃいるですか」
「いっしょにねたりいいですか」
「のぼりあそびをしましょう」

「うん、性欲が沸き起こらない」

748:名無しさん@ピンキー
07/03/09 09:37:27 JuXv/i/c
全俺が和んだ

749:名無しさん@ピンキー
07/03/09 12:13:03 8t+qORZA
えろちか千夜一夜 って全然繋がらないから死んでるのかと思いきや
たまに繋がる事もある?なんか特殊なサイトなの?

750:名無しさん@ピンキー
07/03/09 12:27:37 fnHWSey0
どせいさんの解脱作用は異常
外見が美少女だったとしてもどせいさん語で喋られた途端煩悩が消え去る

751:名無しさん@ピンキー
07/03/09 14:04:00 tpBNAa+L
どせいさんって見ると

メガドラ兄さんが、キャス子を喰い、白より黒のサタンちゃんも喰って
他ハードも喰っていく、ハーレム

キャス子が、メガドラ兄さん・ギア男・白黒サターン・マークIII師匠を
喰っていく近親逆ハーレム

変な物を想像してしまったorz

752:名無しさん@ピンキー
07/03/09 19:08:57 of2kCP47
でも全員ニンテンさんとかピーエスさんに陵辱されちゃうから困る

753:名無しさん@ピンキー
07/03/09 20:55:54 babM0aIw
ガーディアン更新キター

754:名無しさん@ピンキー
07/03/09 21:06:29 qMnL6gmF
死が近づくと美少女が集まってくる
これをFX症候群という

755:OUT ◆ksotXqlcUU
07/03/09 21:44:42 Gz+0EFYw
>>753
やっと更新が終わったと思ったら、もう報告が載っていて吹いた


電波ハーレムっていうと、ヤンデレってやつなのかな?

756:名無しさん@ピンキー
07/03/09 21:47:09 2wVCPDwV
歓楽のハレム ネジ丸さん新作確認
まだみてない

757:名無しさん@ピンキー
07/03/10 01:15:36 JUPodv3M
>>747
あそいくのアシストロイドを思い出した。
人間のヒロインたちより可愛いのはどうかと思う。

758:名無しさん@ピンキー
07/03/10 08:33:13 fdZ13FFS
>>755
いや、ヤンデレはヒロインが主人公を好きで好きで仕方なくなって性格が反転する
ようなコワレっぷりを描いていると思うのだが。
電波ハーレムというとヒロインの中に「不思議ちゃん」とかがいるといった変化球
ハーレムのことじゃーないかな。

759:名無しさん@ピンキー
07/03/10 11:07:39 szhZB1bJ
ということは、電波ハーレムというのは

「…おはよう、今日は屋上でお昼を食べるのがよいと大宇宙神さまがおっしゃってるわ」(基本的電波?)
「おはようございます姫、本日は昼休みは特に御用時がなければお昼をご一緒しませんか?」(中世騎士転生系?)
「勇者様、今日は勇者様のためにお弁当を作ってきました、もしよければご一緒しませんか?」(前世勇者の従者系?)
「……おはよう……、……今日・お昼・一緒………焼きそばパン」(無口系?)
「p~~GAgggg~~~。ppTU~~~~」(?)

「俺は普通の生活を送りたいんだ~」

みたいな感じでハーレム主と電波娘たちの愛と笑いと肉欲の日々が電波とともに送られるハーレム?(アナログ放送で)
っていうことかな
>>758

760:名無しさん@ピンキー
07/03/10 11:32:25 DKiKDuoa
スーパーダッシュ文庫の「電波的な彼女」とか。

761:名無しさん@ピンキー
07/03/10 13:24:55 hc3jTD5O
実際、電波女に好かれやすいタイプの男っているからな。
なぜか普通の女にはモテないのにイタ女ばかり寄ってくるという。

762:名無しさん@ピンキー
07/03/10 13:38:47 BUTX4Ug2
電波女ばかりよってくると、電波じゃないこっちまでおかしくなってくる。
あれは疲れる。ネタじゃなく。でもそれをネタにSS書けば面白い・・・かな?

763:名無しさん@ピンキー
07/03/10 18:55:15 gtvp4qfr
スレの流れを仏契り。
ちょい亀風味のレスで申し訳なか。

てけとーに書いた。
非エロなんで、どうでもいい人はてけとーにスルー水晶。
エロは途中まで書いたけど、・・・あのキャラでエロは当方の良心が許さないので割愛した。
まなびストレートをまとめて見ながら書いてたんで、エロ書く雰囲気じゃなくなったからかもしれない。

764:名無しさん@ピンキー
07/03/10 18:57:06 gtvp4qfr
>>754『俺の所ではまだ現役で動いていますが、何か?』


最初に言っておく。

「ゲームのおもしろさ体感度には個人差があり、特定のゲームを面白く思う人もいれば、そうでない人も、それでも好きな人も、様々です。
 あともちろん、実際の会社、商品、キャラクターとは一切関係ないからな!」




「う、うおっ、これはっ!!」

俺が出張先でたまたま立ち寄った玩具屋。いわゆるホビーショップなどという、小綺麗な店ではなく、商店街の
片隅で婆さんが営業する、昔ながらの玩具屋。
棚の奥にあるわりに埃のあまり被っていないプラモの箱などを漁ると、出るわ出るわ、絶版の超絶レアプラモ。
転売屋が見つけたら、速攻で高値取引に出されちまうところだ。本当に欲しいヤツの手に渡ると考えれば、それ
はそれで良い話なのだろうが、あいだに存在する、楽して儲けるヤツがいただけない。
俺は、ひとまずは懐の現金と折り合いをつけ、涙をのんで今回見逃す箱を戻し、貴重な宝の山を抱えてレジの
婆さんに声をかけた。
今時そろばんで、ぱちぱちとのんびり計算しているあいだ、俺は改めて店内を見渡した。薄暗く、狭い店内に、
玩具の箱がぎっしりと詰まっている。やべ、ちょっと見渡しただけで、いくつも欲しいものがみつかっちまう。ああっ、
あれ、ゴッドシグマの超合金じゃねーか!! うう、次に来るまで、残ってればいいのだが・・・。

「おきゃくさん、たくさんこうてくれたねぇ・・・」

婆さんが嬉しそうに、俺に金額を告げた。もちろん俺はそれを承知で購入しているので、それが今月の食費全
額に相当するものであっても、覚悟完了済みだ。タイガー戦車や、可変型ムゲンランドキャリバーを組み立て
ながら、それをオカズにして飯を食うくらい、全然平気、むしろ嬉しいくらいだ。

「これ、おまけにあげるけぇ、家でお子さんとあそんでちょうな」

そういって、レジ下から埃と共に取り出したのが、なにやらCDケースのようなもの。おまけにくれるらしい。

「となりのプリンセス・ロルフィー」

ぶっ!
俺は思わず吹き出した。

これはゲームソフトだ。しかもギャルゲ、しかもハードは、いまや死滅したハード、PC-FX。
まぁ、婆さんにはこれがどういうソフトかもわからんから、子供と遊べ、などといってきたのだろう。
にしても、ただでくれて、良いのか?

「どうもねぇ、そういうピコピコあそぶおもちゃ、ようわからんのでなぁ」

そういって、ついでとばかりにもう一枚。

「スパークリング・フェザー」

これまたギャルゲ、これまたPC-FX。
ここはFX専門店だったのか、それともFXだけが売れ残ってしまったのか。

まぁ、よくはわからんが、ここは店主の心遣い、ありがたく戴いて帰ろう。



765:名無しさん@ピンキー
07/03/10 18:58:16 gtvp4qfr


それから半年後。
ようやく仕事の方も忙しさの波を越え、落ち着き始めた。人並みの就業時間で退社し、のんびりと夜の時間をく
つろぐ毎日。
ここ何日か、俺は、ようやくあのときにもらったソフトを遊んでみるか、ということになった。
押入の中に眠っていた、PC-FX本体を引っ張り出した。よくも捨てずにおいてあったな、と感心しきり。まぁそ
ういう、捨てられない性分のせいで、部屋が魔窟になっているのは事実なのだが。

とりあえず俺は、「となりのプリンセス・ロルフィー」を遊んでいる。
当時人気のあったアニメのキャラデザを起用した、ゲームハードの看板キャラクターがロルフィー。
魔法の国の王女である彼女が、修行に来た人間界で住人達とふれあい、成長する、アドベンチャーゲーム。

はっきりいって、だるい。
間違いなく、ゲームとしての出来はよくない。

しかし俺は、そういう、だるいゲームのたぐいが好きだ。

なんというか、根性を試されているような、そういう逆境も好きだし、それをクリアしてエンディングを見たときの
爽快感も良い。そのエンディングがしょんぼりな出来だったときの脱力感もまた、癒される。
このハードを購入したとき、俺はまだ若かった。ある意味、今の俺のゲームスタイルにマッチしたソフトがごろ
ごろしているハードに、昔の俺は我慢できなかったようだ。他のゲームハードの魅力に惑わされたせいもある。
いまとなっては、なんともったいないことをしたのだろうと後悔してるわけだ。

そうして本日、ゲームクリア。
テレビの前で、素で『 orz 』ポーズになって、エンディングの脱力感に打ちひしがれる。

ああ、俺は、なんと無為な時間を過ごしたんだろう・・・。

この、無駄な作業に時間と労力を費やしたときの、何とも言えないやるせなさ。それが俺の、ゲームの楽しみ
方だ。
なまじ実際の仕事は、ミスが絶対許されず、非効率的な業務は告発され、気を抜けない時間だ。だからこそ
こういったプライベートで消費する『ムダ』が、俺の心を癒す。

「いやぁ、よかった・・・良いゲームだ」

俺は、しみじみとそう呟いた。
すると。

「う、嬉しいです・・・、『私』でそんなに喜んでもらえて・・・」

そんな声が聞こえた。
は? と辺りを見回すように『 ゚rz 』顔を上げると、そこにロルフィーがいた。

「もう、『私』を遊んでくれる人なんて、いないと思ってました。それだけでも嬉しいのに、こんなに感動してくれ
 るなんて・・・」

俺の目の前のロルフィーは、ほろりと涙をこぼし、手の甲で瞼をこすりながらすすり泣いた。



(((ここで少しの時間経過。その間に、ロルフィーを知らない人は検索してみよう!!)))




766:名無しさん@ピンキー
07/03/10 18:59:52 gtvp4qfr



事情は聞いた。

文章で表すと、こうなる。

『この世のあらゆるゲームソフトには、固有の精霊が存在する。
 ドラクエやファイナルファンタジーのような大作ソフトには、強力な力を持つ精霊が百人くらい担当していて、
 そのソフトが正常な動きをするように管理しているのだ。
 しかし、発売されて時間が経ってしまったソフトや、人気がないソフトなどには、担当する精霊の数も少なく、
 この『となりのプリンセスロルフィー』にいたっては、彼女一人なのだという。』

そして、彼女の言葉によると、こうなる。

「ここのところ、こんなに熱中して遊んでくれてる人もほとんど居なくて。
 おまけに、こんなに感動してもらえるなんて・・・。
 嬉しくなってつい、ゲームキャラクターの姿を借りて、出てきてしまいました」

これらを、俺の言葉に直すと、こうなる。

「アホか」

俺は説明した。俺のすばらしいゲームスタイルを。
彼女は愕然とした。俺の屈折したゲームスタイルに。

「いや、でも、ストーリーはよかったよ。王道だけど」

あまりにもしょんぼりとしているので、俺はさすがに気が引けてしまった。とってつけたようなフォローだが、嘘
は言っていない。他にも、サブキャラクターのサイドストーリーや、裏モードの恋愛ゲーム、アニメの出来など、
慰めるように誉めていくと、ようやく彼女も元気を取り戻した。

「ありがとうございます・・・。とにかく、『私』で楽しんでくれて、ありがとうございました。
 よかったら、他の仲間、FXのゲームで遊んであげてください。
 それではまた、たまには、思い出したときに、遊んでくださいね?」

そういって、ロルフィーの姿をした「となりのプリンセスロルフィー」の精霊は、ぺこりとお辞儀をした。どうやら帰
るらしい。
どうやって帰るのか、興味津々で眺めていると、困った顔で『・・・えっち』などといわれた。仕方がないので別室
に避難、彼女を一人にしてやった。10分もあれば、帰ってしまうだろう。

風呂場で、こしこしとプラモのヤスリがけをしていると、時間を忘れて熱中してしまった。かれこれ1時間は続け
てしまったろうか。一段落つけて部屋に戻ろうとすると、中からなにやらすすり泣く女の声。
俺が部屋に入ると、そこには。
PC-FXのCDカバー内に頭をつっこもうとして泣いている、ロルフィーが。

「うぇえええぇぇえぇぇえええん・・・・・・帰れない・・・」

なんだかなぁ・・・。
『どうして帰れないんでしょうか、私』、などと、俺に聞かれても、困る。
来たときの原理もさっぱり、な俺に、帰れない理由がわかるわけがない。
まぁ、しかたがないか、と腹をくくって、家に置いておくことにした。
死滅したハードとはいえ、一時はPC-FXの看板を背負ったイメージキャラクター。追い出して路頭に迷わせる
のは忍びない。どれだけ飯を食うのかはわからんが、13才の女の子程度なら養えるだろ、学校にも行かないし。



767:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:00:46 gtvp4qfr


そしてさらに一月の時間が経った。

「嬉しい・・・『私』で遊んでくれて、あまつさえエンディングでこんなに感動してもらえるなんて・・・」

スパークリングフェザー、クリア。


さらにもひとつ、一月の時間が経過。

「スゴイ、これってホント、奇跡みたい! 一度もコントローラー投げずに『私』をコンプするなんて!!」

ブルーブレイカー、クリア。


もひとつおまけに、一月の時間が過ぎちまった。

「ああ、まさか私に、またこんな日がこようとは・・・。『私』をクリアしてくれて、ありがとうございます」

超神兵器ゼロイガー(つーか、サクライガー)、クリア。


おまけついでに、一月の時間が流れて。

「・・・嬉しくなって、つい、出てきてみたんですけど・・・なんかすごいですね、ここ」

女神天国Ⅱをクリアした俺の所に、なんか毎月恒例になってしまったイベントが。
登場キャラクターの一人、ルルベルが、ずいぶん賑やかになった俺の部屋を見ていった。
例によって、ゲームクリアと同時に、ゲームキャラが現実に姿を現す、という珍イベント。
こうも毎月続けば風物詩だが。

そんなに広くない俺の部屋に、毎月住人が増えていくのは、なんとかならんものか。
こっちにはこれて、向こうには帰れない、いい加減気付けよ、向こう側の、ゲームソフトの精霊達も。




768:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:02:05 gtvp4qfr
つうか、そんなにPC-FXソフト担当の精霊は、ヒマをもてあましてるのか?
いくら何でも、全国で言えば、俺以外に遊んでいるヤツも何人かは、いるだろ絶対。
現に、遊んだソフトすべてがすべて、どうしようもないダメゲーというわけでなく、好きな人は好きな人で今もこつ
こつ遊んでいてもおかしくはない。少なくとも俺なんかよりもまっとうな楽しみ方をしている人もいるはずなのだが。

「・・・どうかしたんですか?」

俺が眠る隣で、情事のけだるさをまとった素っ裸のロルフィー、・・・の姿をしたゲームソフトの精霊が言った。
ここに来た、ロルフィー・・・の姿をしたゲームソフトの精霊をはじめ、各ソフトのヒロイン・・・の姿を借りたゲーム
ソフトの精霊達が俺の部屋で暮らさざるを得なくなってしばらく経つわけだが。
その彼女らも、俺にタダ飯喰わせてもらうのも何だからということで、部屋の掃除や食事の支度、家事のたぐい
をいろいろとやってくれている。
しかし俺も、それなりに肉欲をもてあます独身男性。うら若き女の子と一緒に住んでたら当然ムラムラもしてくる
わけで、なし崩しに肉体関係に進展。向こうも嫌がるわけでもなく、今となってはゲームヒロイン・・・の姿をした精
霊達全員と男女の仲に。

俺に声をかけてきたロルフィー(以下略)は、俺が物思いに耽っていたようなので心配になったようだ。
俺は彼女の頭を撫でて安心させてやると、同じように身を寄せてこちらを見ているヒロイン(以下略)達にもおなじ
ようにしてやった。

んで、考え事の続き。
実は俺、理由は何となく見当がついている。なぜ俺の前に、こうして精霊達が集まってくるのか、という理由。
理由と言うより、要員の一つなんだと思うんだが。

これらのゲーム、実はあの婆さんの店で買ったもの&貰ったものなのだ。

あの店で買って俺が組み立てたプラモデルにもどうやら精霊がついていたらしく、戦車は動くしランドキャリバー
は可変する。冥王星の危機にもめげず、ゴッドシグマの超合金は、生意気に黄色いビリビリをまといながら空中
で合体変形している。
婆さんが魔法使いなのか、あの店に何か呪いがかかっているのか、そこまではわからないが、間違いなく、あの
店が重要なのだ。

俺が思うに、あの店の、『古いものでも大事に扱う』という空気が重要なんじゃないか、と。
棚の奥にある箱、その上に埃が積もらないように、丁寧に掃除もしているのだろうな、あの婆さんは。
それだけ丁寧に扱われながら長い年月を経れば、付喪神の一つだって憑くだろうし、猫のしっぽも分かれよう。

ま、こうなってしまっては、原因なんて、後付だ。
温故知新、昔のソフトも結構楽しい。
新作ソフトの出ない、数の限られたお宝達だけど、これからも楽しませて貰うとするか。


・・・あ、それでもあれだ、「実写版『卒業』」のイタさだけは勘弁だけどな。


END OF TEXT

769:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:03:19 gtvp4qfr
これが俺の、FXハーレムだっ!!
ドン!!(遊技王風の効果音で)

ゴメン、いろいろと反省した。

770:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:39:58 hWASaYSC
GJ!
黄色いビリビリをまといながら空中で合体変形するゴッドシグマの超合金を殺してでも奪い取りたいんですが。

771:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:48:50 VVkHqpEY
>>769
乙、そしてGJ

うちにあるPCエンジンSGとその専用ソフトからも、
精霊さんが出てきてくれないものだろうか・・・

772:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:59:08 orH7FoOc
GJ!!!
ウチのFXも現役です。そんな遊ばないけれど。
ブルーブレイカーはFX版のほうが好きだ。

そういえば、赤ずきんチャチャはいるのだろうかw

773:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:26:54 dLaCrvae
                   ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
                 〈∨⌒ /\__,,..  -‐ '' " _,,. ‐''´
          〈\   _,,r'" 〉 // //     . ‐''"
           ,ゝ `く/ /  〉 /  ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐''"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
 '-‐ '' "  _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   _- ちょっくら押入れからFX出してくる
 - ‐_+      ;'"  ,;'' ,''   ,;゙ ‐-  ー_- ‐
______,''___,;;"_;;__,,___________
///////////////////////

774:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:26:59 A/CV4pfm
バトルヒート、纏組、ニルゲンツetc押入れから発掘したら精霊娘いるかなぁ。

775:名無しさん@ピンキー
07/03/10 22:28:04 T/6CP5J6
つーかお前らどんだけFX好きなんだよwwwwwww



いや、コレ見て久しぶりに天地無用やってる俺が言えたことじゃないんだけどね。

776:名無しさん@ピンキー
07/03/10 22:50:07 dLaCrvae
>>775
FX(外国為替証拠金取引)で生活費稼いでいるくらい大好きだぜ!(違

777:名無しさん@ピンキー
07/03/10 23:19:40 qkXqCOCe
平均年齢高いな、このスレ

778:名無しさん@ピンキー
07/03/10 23:23:42 axZmiGYJ
>>776
それ、普通に死ねるから。

きほんはBRICs四人娘でしょ。

779:名無しさん@ピンキー
07/03/10 23:27:16 qkXqCOCe
>>778
それも上っ面はいい子に見えるけど、実は問題抱えた娘ぞろいだぞ。
そーゆー子だと分かってて付き合う覚悟があるならいいんだけどね。

780:名無しさん@ピンキー
07/03/10 23:28:02 JUPodv3M
俺ってこのスレじゃまだまだ若造なんだな……。
スーファミ世代ですが、何か?マリオRPGはガチ。

781:名無しさん@ピンキー
07/03/10 23:36:01 sxUYqEjd
ガチなのはアクトレイザーのアクションパートだろ。

そういやあれも上手くハーレムにできんかな。各地を開放する度に新しい女の子が入る、とか。

782:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:02:06 Ttj8iv5s
スレチだがアクトレイザー1はよかった。
いや神様っていう奴は大抵のゲームじゃあ直接的には手助けしてくれない
もんで代理人として勇者とかなんとかを工作員にして送り込んでくるけど
多少なりとも造物主としての責任(製造責任か?)を持って苦境に陥っている
人間のために体を張って頑張ってくれるんだからな。

やってる事は普通のゲームに出てくる勇者と同じだが自ら手を下して民を
守ると言うのは確かにハーレム要素が大きいよな。
神様なのに力を制限されているせいで使える魔法もショボかったりするけど
全ての力を尽くして「人間」を魔物から守って楽園を作ろうっちゅー神様の
心意気には惚れるぜ。
初期のスーファミ作品の中ではかなり好きなアクションゲームだったな。
2はあまりに難しくて全然やってないけどナー。

783:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:36:35 ep23wyIo
アクトレイザーってWiiのバーチャルコンソールで配信されるよな。
久々に落としてやってみるか。

784:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:44:47 uHehVmxv
>>782
神さまが直接手を下すって意味なら大神もだな。
アマテラスを男性に擬人化して、筆神たちを女性に擬人化すればハーレムにはなるが、アマ公が女性なのは確定しちゃってるからなあ。
いっそのことイッスンに頑張ってもらうか。



…………イッスンハーレム主化可能だな。
15人の筆神、サクヤ、フセ姫、チュンジャク、オトヒメ、踊り子隊、ヒミコ、ツバキ、サザンカ、カグヤ、カイポク、ピリカ、ミヤビ、トゥスクル、シャクヤ……こんなにいる。

785:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:17:35 13Lz0axW
アマテラスは最初男性格だったらしいから無問題。

これが日本におけるTSのはしりである。

786:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:45:26 Tc3Xw6Eq
ちなみに、日本最初のネカマは紀貫之。

787:名無しさん@ピンキー
07/03/11 04:29:02 ns1lhEVW
ちなみに帝釈天の嫁は49万人

788:名無しさん@ピンキー
07/03/11 05:23:00 Ve2ZZwAu
>>781
民から生贄を受け取るたびに肥大化していくハーレムとか

生贄欲しさに地震起こしまくるな

789:名無しさん@ピンキー
07/03/11 07:46:59 9U8AF1TG
それ邪神って言うんじゃないか

790:名無しさん@ピンキー
07/03/11 08:13:30 XcW0cJEx
真っ当な神のする事じゃないな

791:名無しさん@ピンキー
07/03/11 08:24:42 8qn4oyVm
>>788
それで思い出したゲームがソフトハウスキャラの「巣作りドラゴン」
主人公がドラゴンでヒロインの一人が生贄、他の一人は退治に来た騎士だったりする。
ゲームとしてHは主体ではないけど、ハーレム的なイベントやエンドも有る。

792:名無しさん@ピンキー
07/03/11 11:54:48 Zjp5Sc9j
>>769
遅れたがGJ!!

俺の部屋にはPC98しかない…orz

793:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:09:29 hBwvEEv8
これを見て下らない妄想をしてしまった・・・
URLリンク(pya.cc)

794:名無しさん@ピンキー
07/03/11 17:51:42 4Nvtt4ck
>>793
富山県民ですが、今日から福島に行きます

795:名無しさん@ピンキー
07/03/11 17:59:28 jtP3KJXH
>>793をググッたら、


>新潟は1巻刊行時点でキャラ紹介以外では未登場、静岡は第1話以降消息不明。


ぅおいっ!!

796:名無しさん@ピンキー
07/03/11 22:19:07 Ttj8iv5s
>>788
それなんてポピュラス?

797:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:23:35 I1BwB+lo
さぶらい更新。これから読むべ。


798:名無しさん@ピンキー
07/03/12 03:35:57 YWwtddHm
E=mc2にハーレム系小説追加みたい
まっけー:3種の神器

今のところハーレムにはなってないが
内容からすると能力使ってハーレム形成するっぽいことが書いてある
一応今後の展開に期待

799:名無しさん@ピンキー
07/03/12 13:38:49 AJUSdmxP
俺はROMを止めるぜぇーと、投下させて頂く。
注意事項
1、どこかで見たキャラ名があるかもしれませんが、そこは広い心で(TS有り?)。
2、長さのわりに、エロが少なく薄めと感じる可能性あり。
3、設定の大半は、ハッタリで出来ています。
4、ハーレムスレに栄光あれ。

800:星に願いを 1/17
07/03/12 13:40:16 AJUSdmxP
その時、海を見ていた。
ちょうど、島から漁へ出ていた両親が、帰ってくるのを待つために。
港が見下ろせる岬に行くと、空から数えきれないほど光と星が降っていた。
それが全く見えなくなるまで、ずっと海を見ながら何度も願い事をしていた。
ほとんど勉強なんかを見てくれない父から唯一教えてもらった、星のことが好きだったから。
「いつか宇宙へいけますように」と、無心に願い続けた。
両親はその日、帰らなかった。


ピピピッ……、目覚ましの音で、浅い眠りからの目覚め特有の不快感を振り払い、僕―アイギス=ダグラス―は仮眠室でもある船室から出て、船上へ出た。
もう一人の乗組員に、強引に夜通し沖へ出る事を強制されたため、睡眠時間が足りなかった。
漁船としては標準的な甲板から、未だ朝と言うには早すぎて薄暗い水平線を見渡していると、船の先端から声が掛かる。
「アイギス、おはよう。周りの声を聞いてみたけど、なかなかお魚たくさん居そうだよ?」
傍から聞くと危ないヒトの台詞のようだが、慣れたもので彼は違和感を感じなかった。

彼女は高倉つぐみ、僕と同じ島に生まれた幼馴染だ。
いわゆる天才とか神童とか言われるカテゴリーに属する人間である。
既に世界最高峰たる学園都市で、工学分野のプログラミングや情報処理で右に出るものは居ない才媛だ。
しかも、念動力とか読心術とかいわゆる、超能力と呼ばれるもののほとんどを使える。
もっとも、スプーンを曲げたり札の図柄を当てるような、ちゃちな代物じゃない。
ほんの数年前に確立した超能力理論によると、超能力とは常人の使わない脳の領域を利用した、高度演算による事象改変なのだそうだ。
まあ、それが定説となる前からつぐみの力に振り回されたアイギスとしては、果てしなくどうでもいい。
彼女は島外の学校、それも日本で一番有名な総合学園都市へ編入したが、長期休暇で帰ってきていた。

801:星に願いを 2/17
07/03/12 13:41:03 AJUSdmxP
最後に会ったのがしばらく前だったから、久しぶりにあって驚いた。
長いと暑いとか言っていつも短かった髪は、腰を過ぎるほどに長くなって、肌もかつてより大分白い。
率直に言って、最後に会ったときよりずっと綺麗になったと思う。
もっとも、少しは内面も変わったのかとも思ったが、再会してからも何かにつけて抱きついて来るあたり、スキンシップが過剰なのは変わらない。
まあ年頃の男子としていろいろ大変であり、しかもそれをサイコメトリーで読まれているのではないかという、疑念も沸かないではないが。

「ほらほら、何時までも眠そうにしてないで。ねえ、朝ごはんの準備をする前に聞いておきたい事があるの。いい?」
唐突に問われて、やっと納得がいった。
最近、僕がどうしてたか知りたいといって沖へ出たのもそれなのだろう。

「アイギス、学園都市へ、国立総合宇宙アカデミーへ戻って来ない?最近ようやくごたごたが収まって、各分野の優秀者を集めたクラスが編成されるんだけど」
何でもないように言われた言葉に、アイギスはそこに関わる事を思い出す。
そこは、十数年前正式にファーストコンタクトをした、異星人たちの優れた技術や知識を地球上で学べる数少ない場所。
あらゆる世代の人が行くことを望み、あまりに高く多くのハードルにそれを阻まれる場所。
おそらくは、地上でもっとも宇宙に近い場所。

「いいや、僕は行かないよ」
そして、僕が戻らないと決めた場所。

802:星に願いを 3/17
07/03/12 13:41:45 AJUSdmxP
「理由、聞いてもいい?」
断ったのに、つぐみは尋ねる表情を崩さない。
「僕の望みは宇宙を自由に飛び回る事だったからね。いくら宇宙にいける確率が高くても、今のところそれは無理そうだし」

現在、地球文明は衛星軌道上の駐留異星人から管理下にあり、太陽系から外に出る事が許されていない。
それは駐留する異星人の組織である、幾つもの知的生命体が所属する銀河連合においてそれに所属するための条件、『未加盟の生命体が加盟の意思を持って、本部のある銀河中心格星系に辿り着く事』を満たしていないからだ。
連合において被管理文明は植民地化されているに等しく、知的種族として認められていないとさえ言える。
加盟をするため船を送る計画も、異星人技術のあまりの高度さや機密保持のために学園都市などのみという研究、製造場所の少なさ、そして宇宙へ行こうとする者への地球上のありとあらゆる組織からの取り込み工作などで、遅々として進んでいない。

でも、彼にとってそれは表の理由でしかない。
本当の理由は、もっと個人的で情けない事だ。

「アイギスの腕なら、最近出来た特別クラスに一緒に入れるのに……」
「興味ないって言ってるだろ!!」
それまで無理やり感情を押し殺したような表情をしていたアイギスが、声を荒げた。
「……ごめんなさい」
「あ、その…こっちこそ……ごめん」

こんな風に声を荒げるのは、アイギスにとって久しぶりだった。
そうしてしまうのは、未練があるということなのだろう。
その考えに至り、彼は自己嫌悪に陥る。

803:星に願いを 4/17
07/03/12 13:42:43 AJUSdmxP
あの日、父さんと母さんは珍しくも二人して漁へ出ていた。
そして起きたのが、異星人排斥団体による一斉蜂起。
世界各地で起きたそれの流れ弾が近くに落ちたらしく、二人は帰らなかった。

それ以来、宇宙を目指す事に対して、まっすぐ向き合えなくなってしまった。
両親が帰ってこなくなったのが、宇宙に関わる諍いのせいだと思うと。
でも、こうも思うのだ。
両親たちのことは言い訳で、ただ自分の根っこの部分が宇宙の広大さや深さに恐れをなしただけなのだと。
宇宙を自由に飛びたいという想いが、その途中にあるハードルに負けているのだと。

「あーあ、振られちゃった。せっかく学園も、前みたいに戻ったのに」
つぐみは頬を膨らませてむくれ、強引に話を終わらせる。
サイコメトリーのせいか、それとも長年の付き合いのせいか、それ以上言って来ないのが正直ありがたかった。

「さて、暗い話はここまで!豪華な朝ごはんために、釣るわよー!!」
確か学園で耳に入るつぐみの噂といえば、優等生とか万能の秀才とか美辞麗句ばっかりだった気がするが、やはりいろいろ溜まってるんだろうな、と感じた。怒りとか、ストレスとか、殺意とか。

「見える!そこっ!甘いな!出てこなければやられなかったのに!」
戦い合う定めの宇宙移民人類のような叫びを上げながら、己の異能を最大限に利用して片っ端から魚を引っ掛けていく彼女を華麗にスルーして、こちらも釣りを始めようとしたときの事だった。
夜が開け、少しずつ青みを帯び始めていた空に、一筋の流星が流れた。

804:星に願いを 5/17
07/03/12 13:43:19 AJUSdmxP
「あれ?あの星なんだか……」「どうかした?っ……!?」
先程流れた流星を追うようにいくつもの流星が流れ、最初の流星が突如方向を変えた。
それどころか、追随する星もが最初の流星に襲い掛かるように向かっていく。

「星…じゃない!異星人の船!?」
「それよりあれを追ってるのは、地球に駐留している異星人の無人艇よ!」
降りてきた最初の流星、否、白銀の航空艦がこちらの視界を横切るように、海面ギリギリで方向を変え、伴った衝撃波が海面を大きく波立てる。その津波にも近い大波で、幾つかの無人艇が呑み込まれ、海の藻屑と消える。
なおも追随する残りの無人艇も、航空力学を無視した機動で翻弄され、同士討ちすらする始末であった。

そして、そんな事を近くでされれば、当然ながら彼らの船は揺れる。さらには、同士討ちになった機体やその破片が、引っ切り無しに飛んでくる。もっとも、それを揺れで済ますこの二人も、驚異的であった。

「取り舵三十度半速!さらに二十七秒後に面舵四十五度全速!」
「了解!でもこれじゃ、そのうち……。つぐみ、どうする!?」
焦った発言にもかかわらず、操船の正確さは失われてはおらず、しかも最悪でもつぐみだけは助かる手段を模索する。
その辺が、人の内面にすら触れる事の出来るつぐみをして、彼を気に入っている理由であった。
「……それならっ!」
つぐみがそう叫んで勢いよく抱きついてきたのを最後に、足の裏の感覚が消失した。

「っと、ここは?」
アイギスはそう言って周囲を見渡した。
色とりどりの光を放つコンソールパネル、幾つか並んだシートとそこに備えられた操作機器。
そして、正面に映し出された空と海、そして分割されたモニターに映る、追いすがる無人艇。

「ここって、もしかしてあの艦の中!?」
「ええ。あの大海原でテレポートで逃げ込める場所は、此処しかないわ。それよりもアイギス、操縦は問題ないわね?」
早くもナビゲーターシートらしきところに就いたつぐみが、残像を生み出すほどの速度で手を動かしながら尋ねる。
システムの不備らしきところを、苛立ちや舌打ちを発しながらも瞬く間に無くしていくのは、まさしく遺伝子調整を受けてうまれた最高の調停者のようだ。

「見た感じは、学園のシミュレータと同じみたいだからたぶん。……でも、どうするの?」
「戦うのよ、きまってるわ。さっきのを見たでしょ?この艦は狙われてる。そして、まだわたしにはやりたい事がたくさんあるの。こんなとこで死にたく無い!」

そう告げられ、アイギスも覚悟を決めて席に着く。
「……わかった、やってみる!」
学園を去って以来目標をなくした彼であっても、彼女を生かす役には立ちたいと思ったから。

805:星に願いを 6/17
07/03/12 13:46:31 AJUSdmxP
十数分後、正面スクリーンに映る無人艇は、一つも無かった。
「ハァ、ハァ……、どうにかなった……」
荒い息を整えながら、完全に身体を背もたれに投げ出して、アイギスがそんな言葉を搾り出す。

「あれだけの数に押されながら、直撃無しに抑えておいてよくもまあ……。途中からほとんど射撃兵装を使わなかったのに」
あきれたように言うつぐみの声は、少し投げやりだ。

「一番威力が低い武装でも、音速を数倍超過してるじゃないか。危なくて大気圏内じゃ、使えないものばっかり。特に途中で使用可能になったミサイル系は、どう考えても宇宙以外での使用は、考えてないと思うけど」

つぐみがやっていたのは、アイギスの操縦ナビゲートだけではなく、この艦の能力把握や最適化も含まれていた。
艦のシステムを解析し、使えるようになった機能を順次、彼が使える形にしてそちらに渡す。
普通、片手間に出来る事では無いが、彼女は使用可能となった武装の効果範囲や特性も付していた。

それを流し読んだだけで、アイギスは使わない事に決め、その制限があってさえ生き延びた。
大体、一発で地形を変えたり、周囲の生態系を崩壊させるような代物を如何しろと言うのだろう。

「それで可変モードが使えるようになった途端、格闘戦?せめて、一言くらい掛けて欲しかったわね。『三次元八艘跳び』だの、ノリノリだったし。機体強度が足りなかったり、推進系が力場制御じゃなかったら、どうなってた事か……」
「それは、その……ごめん。途中からどんどん反応性が良くなっていったから、つい……。まあそれはそれとして、つぐみはこの艦の事知ってたんじゃないの?」

「ええ。これは全領域特装艦『アルテリオン』。学園で異星人技術を導入して造られた機体。と言っても正確には、とある機体のデットコピーね。
武装が過剰なのは、元の機体が単独で恒星間航行を可能とする、既知銀河においてもかなり高性能な機体だから。
わたしが知っているのは、操縦及び管制システムの構築や最適化を担当したからよ」
つぐみの言葉に、アイギスは目を瞠った。

「……このサイズで、凄いな……。それじゃ、つぐみが呼んだの?」
艦に対して呼ぶ、という表現もどうかと思ったが、アイギスはそう尋ねた。
たった一度操っただけではあっても、それで命を助けられたのだからそれ相応の心持ちで向かいたいと感じたから。

「呼んではいないけど、来たのはわたしのせいでしょうね。……いい加減に聞き耳を立てるのはやめたら?ルーシェ」
つぐみの言葉に疑問ばかりが浮かんでいたアイギスだが、彼女の声を書けた方向に眼を向けると、いつの間にか見知らぬ少女が居た。

806:星に願いを 7/17
07/03/12 13:48:19 AJUSdmxP
少女の外見で、まず目を引くのは、染めたのでは決して出せないような腰まで届く、銀色に輝く髪。
顔の造詣は測ったように整い、華奢ながら女性らしいスタイルと相まって、芸術品と表現する他無い。
服装は、星と何かをディフォルメしたらしい徽章が入った、材質不明の軍服の様なものを纏い、しかもそれを身に着けることに違和感が無い、凛とした雰囲気を漂わせている。
その雰囲気にアイギスは圧倒されそうになるが――、

「銀の翼に願いを掛けて、照らせ宇宙(そら)へと至る路(みち)。銀の流星『アルテリオン』、光の速さでただいま到着!」
いきなり始まった前口上と決めポーズ、さらには最後の背後で爆発の映像で、そんな雰囲気は因果地平より遥か彼方に吹っ飛び、後に残ったのは満足そうにニコニコ笑う少女だけだった。

「あ、え……と、その……」
どういう反応を示したら良いものかと、ひたすら途方にくれるアイギスを尻目に、つぐみが声を掛けた。

「うん、第一印象は完璧よ、ルーシェ。これでアイギスのハートは鷲掴みね。ただ問題点を敢えて挙げるなら、それは戦う相手に名乗る台詞というところかしら」
知り合いらしく、親しげに先程の登場について話の花を咲かせる二人に、アイギスは代わる代わる目をやる。
その視線に気付いたのか、こちらを向いて話しかけてくる。

「はじめまして、わたしはルーシェ=フォン=アルタイル。以後、末永くよろしくお願いしますね、マスター」
「マスターは言い換えるならご主人様。ふふ……やるわね、アイギス。」

会話の流れ的に天然らしいルーシェと、その彼女にいろいろ吹き込んだであろうつぐみ。
この状況では、何も聞かずにさっさと去るがアイギスのとるべき正解であったが、残念ながら彼はその選択肢が取れるような人間ではない。
「あー……その、ええと……って、ご主人様ー!?そういうのはもう少し分かり合ってから……じゃなく、そんな業の深い趣味は無……でもなくて!からかってないで、説明してよ!わけが分からないんだから。」
本音っぽい事が漏れたりしたが、アイギスは尋ねた。

「まあ簡単に言えば、銀河規模の婿探しね。
皇国では、進化をし尽くした感があるらしくて、種の多様性確保のため、婿または嫁探しが義務になってるらしいの。
銀河列強種族かつ有数の技術体系を保持していても、いろいろ大変らしいわ」

「種族特有の感覚で、マスターが居るって事は分かるんですけど、この星に居るって事しか分からなくて。
この星に降りて探したくても、探せるのは学園だけでしたから、困っていて、この艦の完成への協力と交換で、探す手伝いをして貰ってたんです。
でも、軌道上に現れた所属不明機、―おそらく未開惑星への海賊でしょうけど―が無人艇を降ろした場所が、つぐみさんが向かった所だったので……」

「それで学園からここまで来た、か……。それは分かったけど、マスターなんて無理だよ。僕みたいな奴じゃない、もっとしっかりした人を選ばないと」
出来る限り、感情を出さないように注意をして、言った。言い終えたとき、どこかが痛む気がしたけれども。

807:星に願いを 8/17
07/03/12 13:49:25 AJUSdmxP
「いいえ、あなたが良いんです。この艦に融合して、あなたの操船をわたしも受けていましたから、分かりますよ。
さっき、自由に飛んでいたあなたは、とても楽しそうでした。
わたしたちの種族は、同じ想いを持つ者に惹かれますから、一緒に行きませんか?」

懇願するように問うルーシェに、アイギスは迷いを見せていた。
確かに、先程艦を操っているとき、学園を去ってから久しく無かった、充足があった。
やはり、自分の居るべき場所は、空か宇宙なのだと思わせるような。

「……いい加減に首を縦に振らないと、地球に置いてくわよ?もう暫くテストしたら、最終試験を兼ねて遠出する予定だし。
ルーシェが融合した操艦状態なら大体の状況には対応できるし、地球で言う外交官権限に近いものも持ってるから、太陽系の出入りも自由だもの。
ふふふ、すると地球人で初めて太陽系を出るのは、わたしに決まりね?」

「……分かった。一緒に行くよ。」
アイギスの心境を慮ってわざわざ挑発するような言い方だったが、そのほうが彼が頷きやすいと言う事を知り尽くしての説得。しかも、その意図に彼が気付き、醜態をさらすと言う事を予想した上で。

こちらの少し恥ずかしげな心情を見透かして、ニヤニヤしているつぐみから顔を背けて言うと、感極まったのか抱きつくルーシェ。
見た目以上に豊かだった彼女の胸の感触の感想を、全力で顔に出さない努力をする。

「それでこれからは?このまま学園に直接行くつもり?」

できれば一度家に帰っておきたいなあ、と思いながらアイギスは訪ねたが、それへの返答は彼の想像の斜め上空、三千メートル当たりを行った。

「いいえ。正式な伴侶となるために先ずは初夜から…」


808:星に願いを 9/17
07/03/12 13:50:59 AJUSdmxP
はにかむ様な笑顔でのたまうルーシェに固まるアイギスだったが、突如生じた足元の穴に問答無用で落ち、ボスンと音をたてる。

慌てて見回す彼の目に飛び込んでくるのは、二人で寝るにしても広すぎるであろうベッド、三つも用意された枕、その他大人の宿泊施設で眼にするような物の数々。それらを目にするや、一目散に出口らしき扉へ向かおうとして―、

「どこへいくの?」
いつの間にか背後に居た、つぐみの手が肩に置かれ、もう少しで叫び声を上げる所だった。
振り返ってみれば、ベッドの上にはルーシェが居て、こちらを見ている。しかも、下着姿と言うオマケ付き。

「何が不満なの?あんな可愛い子とするのに」
いきなり婚前交渉というあたり、『それなんてエロゲー!?』とか本気で叫びたかった。しかし、この場合のツッコミ所はそこではない。
敢えて見ないようにしていたが、つぐみまで服を脱いでいる。
いきなり3Pは無いんじゃないでしょうかと、現実逃避的に考える。

「いえーす、ざっつらいと!まあ、わたしとアイギスの愛の遍歴を全部惚気済みの上で、アイギスをマスターにしたいって言うんだから大丈夫!!」
心を読まれた!っていうか、何を何処まで語ったんだ!?
恐る恐るルーシェに目をやると、目が合った瞬間に頬が染めて目を背けられる。
それだけで大体分かった。頼むから、もう少し物言いに歯に衣着せてください。

「ほらほら黄昏て無いで、一名様御案なーい!って言うか、あれだけわたしの身体を、ケダモノの様に貪っていながら何を今更……」
もう何も言わないでください、と土下座したい気分だ。

つぐみと二人して学園に編入したその日の夜に、密かに摩り替えられたアルコールによる異常なテンションにかまけて、十八禁な展開にもつれ込んだり、
昼間の優等生然とした態度と寮の個室に押し掛けてくる態度のギャップにクラッときて、十八禁な展開にもつれ込んだりと、こっちの内心を読んだ上で彼女は行動できると言う事に、慣れきっていたせいでもある。って言うか、耐え切れるか!!!

「うんうん。内心を読む必要が無いくらい分かり易くて、逆切れしてもわたしの事が大好きで言葉に出せないアイギスのことが、わたしも大好きよ?だからあんまり長く拗ねてるつもりなら、強制的に剥くわよ?」
「わ、わかったからっ!?服を脱がすのにまで能力を使うなぁ!!」
町娘の帯をクルクル引っ張ってほどく、悪代官のような顔のつぐみの猛攻(着衣のテレポート)を勘でかわしながらベッドに近づくとき、顔を赤く染めながらも期待に満ちた目でこちらを見るルーシェの無垢な瞳がやけに心に痛かった。

809:星に願いを 10/17
07/03/12 13:51:53 AJUSdmxP
「ふっふっふ、なんだかんだ言ってもこっちは正直よ?相変わらずおっきいし」
結局脱がされたアイギスのそれに手を這わせながら、つぐみは四肢を絡ませていった。
密着して伝わる女性特有の柔らかさや芳しい薫りの感覚に、だんだん理性が麻痺していくのがわかる。
ただ撫で回しているだけに見えて、つぐみのやっている事はかなり凶悪である。
サイコメトリーでこちらの感覚が直接わかるから、何処までも正確にアイギスの性感帯を突いてくる。

「ほら、ルーシェ。わたしはこっちを攻めるから、反対は頼むわね」
そう言って、アイギスの胸板とその先端に舌を這わせる。
最初は焦らすように周囲を刺激して、ようやく先端を甘噛みする。

一応心構えしていたアイギスだが、思わず情けない声を出してしまい、それに釣られるように言われても見ているだけだったルーシェも、おずおずと舌を這わせる。
つ、ぺろ、ぴちゃ、ちゅっ、そんな音をたてて、だんだんと大胆になっていくルーシェを見ながら、つぐみが意地悪そうな顔で口を開く。

「アイギスは、生まれてくる性別間違えたんじゃない?ってくらいに、感度がいいのよねー。だからもう、弄りがいがあるっていうか、いじめがいがあるって言うか!」
「う、うるさい!これ以上言ったら、強制的に黙らす!」
「ほほほ、出来もしない事言っても無駄無駄ぁ!ルーシェ、次は首筋と鎖骨の辺りを攻めるのよ!」

つぐみの言うままに、蕩けた眼差しで舌を這わせ、赤い印を刻んでいくルーシェ。
「んちゅぷ、気持ちいいですか、マスター?」
「はあ、はあ、そりゃ気持ちいいけどこんな……」

どうにかルーシェを止めようと口を開こうとするが、つぐみに先読みされたように、キスで口を塞がれた。
押し戻そうとする彼の舌を逆に絡め取り、口内を所構わず蹂躙するつぐみのそれによって呆けた頭に、ルーシェの言葉が届く。

810:星に願いを 11/17
07/03/12 13:53:06 AJUSdmxP
「わたし、アイギスがマスターで良かった……種族特有の感覚でこの人がマスターだってわかっても、それが本当に共にありたい人とは限らない……、でもあなたとなら……」

彼女の銀の髪がアイギスの身体にもかかり、愛撫を受けた場所に張り付いてくすぐったい。
白磁のような肌は、興奮のためかほのかに桜色に色づき、今にもむしゃぶりつきたいほど綺麗だった。
薄らと涙の滲んだ瞳でこちらを見つめられるだけでこちらの理性は蕩けそうになるのに、その上心地よく耳に届く正直な内面の吐露に、ああもうだめかなと思う。
小さい頃から一緒に育って、成り行きではあったけど最後まで行き着いて、しかも歪な形かもしれないけど愛してると言っていい女の子の居る前で、別の女の子に欲情するなんて。

正直、自分の感覚とか理性に絶望を抱き、いっそのことつぐみが激情に駆られて吹っ飛ばしてくれればいいのに、とまで思ってしまう。
「悪いけど、ご期待には応えられないわ。
大体、アイギスが好意を寄せてくる人の中から、唯一を選べるほど器用なわけ無いって、初めて引き合わされた時からわかってるんだから。
女性の好みのタイプは全方位に死角無しみたいだから、個々へのアイギスの想いが変わるわけじゃないし」

そんなアイギスにとっては、コロニー落としに等しい言葉を、彼の耳たぶを甘噛みしながら叩き込む。
自分も知らなかった性質と言うか性癖を小さい頃から知られいて、しかもそれをあっさり認められるってのは、どれだけ節操無しと思われているのか。

はあ、と深く溜息をひとつ。
顔を上げたときには、もう迷い無い男の目。

よっという軽い掛け声と共に、思った以上に軽いルーシェを持ち上げて、股間に顔を埋めるような体勢になる。
「ひあぁっ!?み、見ないでっ!!」
息がかかるほど近くで、まだ下着に包まれているとはいえ自らの秘部を見られて、彼女は悲鳴に近い声を上げた。

それに構わず、染み出す蜜で染みを作り始めていたそこに、ゆっくりと舌を這わせた。
初めは、周囲のまだ湿っていない部分を布地の上からなぞり、次により濡れそぼった場所を唇で軽くはむ。
外側への刺激で溢れ、布地に吸収できなくなった蜜を、わざと音をたてるように舐め取る。

「や、やあっ、そんな音たてないでぇ……」
そう言いつつ、彼の首に両足を回して、己の秘部を押し付けるルーシェ。
羞恥の極みにあって、少なくとも見られないようにとの事だったのだろうが、そうした態度や密着した事でより強く薫ってくる女性特有のにおいが、アイギスを余計に興奮させた。
密着したためある程度動きは制限されたが、舌先を器用に張り付く布地に滑り込ませて、陰唇に直接触れる。

811:星に願いを 12/17
07/03/12 13:53:46 AJUSdmxP
「ひゃあ!ふぁあん!ひぃん!くひぃいいん!!!」
綺麗に閉じた秘裂を舐め上げ、湧き出てくる蜜を啜り、きつく締め付ける秘裂に割り入り、ザラつく肉壁に舌を擦り付ける。
最後に陰核を舌で捏ね回すと、一際甲高い声と共に身体をビクビクと痙攣させた。

脱力して押し付ける力の無くなった秘部から顔を上げ、荒く呼吸を繰り返すルーシェの口を唇で塞いだ。
慣れていないのか、どうにか口で呼吸しようと逃れようとするが、そこは経験の差で彼女の舌を絡め取り、甘くさえ感じる唾液を啜る。
途中から鼻で息をするようになったのだが、彼女の呼吸は荒いままで、それが恥ずかしいのか眉を寄せ、泣きそうにも見える表情をしていて、堪らなく愛しく感じた。

「下、脱がすよ?」
既に確認の意味しか持たない声かけでしかなかったが、返事こそ無いものの赤く紅潮した顔で、こっくりと頷かれた。
本人照合じゃなきゃ脱げない、異星人技術満載の下着だったらお手上げだったかもしれないが、幸いな事に普通の腰の左右で結ぶタイプだった。
上着が異星のものだったのを見ると、これはつぐみが用意したのだろうか。ここまで見越した上で。

「パーフェクトだ」「感謝の極み」
ルーシェにも聞こえないほど小さく呟いただけだったのに、ごく自然に返事を返してくる。
その遣り取りを敢えて華麗にスルーし、露わになった秘部に肉茎を押し当て、ゆっくりと押し込む。

「ひ!ぎ!ぐうぅ!ひああああぁ!」
ゆっくりとした速さとはいえ、それでも上げられる叫びに何度も進むのを止められそうになるが、その度に強くアイギスの首の後ろに回された両手で、ぎゅっと抱き締められる。
それを継続の意思と受け取り、細心の注意を持って進むと、程なく最深部に達した。
「ぐぅ、はあ、はあ。キツ……ルーシェ大丈夫?痛いなら止めても……」
最後まで言えずに、泣き腫らした目で睨み付けられた。

812:星に願いを 13/17
07/03/12 13:54:27 AJUSdmxP
「それ以上言ったら、っつ!艦を最大加速で地表に落とした挙句、自爆しますよ。くあっ!これはわたしがマスターのものになるのに必要な痛みなんですから、絶対に止めません!!」
血を吐かんばかりの強張った表情、その涙の滲む目にアイギスは顔を近づけ、涙を舐め採る。

そして、出来るだけ結合部が動かないように注意しながら、ルーシェの身体のいたる所を愛撫していく。
耳たぶを、首筋を、胸を、脇腹を、大腿を、指を。
彼女本人も知らなかった性感帯を暴かれ、羞恥の悲鳴と嬌声を上げる。

「ひゃあ!ふぁああん!なんでぇ!?そんなところぉ!!!」
険しくつくろっていた表情は見る間に崩れ、快楽とそれに耽溺する恥ずかしさからほとんど我を忘れかけているルーシェに、彼女の指を一本ずつ丁寧にしゃぶっていたつぐみが、目に嗜虐の色を浮かべ囁く。
「ふふ、ルーシェもアイギスと同じで敏感な身体してるみたいだけど、特に恥ずかしいと堪らなく感じちゃうみたいね。エッチな身体してるわ。ほら、ここはどう?」
「ひぃやぁあ!おへそなんて、舐めないでぇ」

彼女の気が逸れたのを確認し、少しずつ腰を動かした。
「ひぎいぃ!ひゃあん!!ふぐぅ!んああぁぁん!!!」
ルーシェの反応を見ながら少しずつ動いていくと、つぐみのサポートのおかげか、上がる声がだんだん嬌声に取って代わられ、悲鳴も艶混じりのものになる。

「あぁっ、あああ!痛いのに、痛いのにぃ!!!」
痛みこそあるものの、それ以上の快楽を感じ始めた様子を見て、肉棒が抜けるほど腰を引いて、一息に最奥まで打ち込む。
柔らかながら狭い肉ヒダを掻き分ける度に上がる嬌声から、膣内の性感帯を目ざとく見つけ、突き、擦り、抉る。

「んあああぁん!ひああっ!あぐぅうう!ふああああぁ!!!」
「あはぁ、初めてなのに、凄い大洪水。こんなにエッチな音たてて……」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてる結合部に舌を這わせ、カウパーと愛液のカクテルを啜りながら、つぐみが揶揄の声をかける。
抗議の声を上げようとしても、声を付いて出てくるのは喘ぎ声ばかりの様子に、仕上げとばかりに荒々しく腰を打ち付ける。

813:星に願いを 14/17
07/03/12 13:55:26 AJUSdmxP
「んふああっ!深すぎてぇ壊れるぅ!ひぐぅううう!!!」
「はっ、はっ、ルーシェの中、気持ち良くて止まらない!もっと、すひぐぁっ!?」
既に目には理性の光がなくなり、ケダモノのように快楽を貪っていた二人だったが、つぐみによってそれを強制的に止められた。
ルーシェは真っ赤に充血した肉突起にかなり強めに歯を立てられ、アイギスのほうはあろう事か、かなりの藍液や唾液がまぶされていたとはいえ、指を直接菊座にぶち込まれてかき回された。
その不意打ち的な刺激で、二人とも達したものの、ルーシェは気を失った。

「あのままだと、変なスイッチ入ったアイギスに、ヤリ殺されちゃいそうだったから強制終了させたけど、それじゃあやっぱり色々不満があるだろうし……」

自分のしでかした事に対して一欠けらの罪悪感も感じていない、軽ーく喧嘩の仲裁をしたような口調で、とろとろとルーシェの秘部から溢れてきていた白濁を舐め取りながら言う。
よいしょっという軽めの掛け声と共に、気を失っている彼女を意外と軽々のけて、アイギスの上に覆い被さってきて、

「らうんどつー、ふぁいと!」

その後、第二ラウンドは引き分けに終わり、途中から起きて見ていたルーシェを巻き込んだ、三つ巴の場外乱闘へ移行。
男であり体力的に有利と思われたアイギスだが、天賦の才を自らの欲望のために使う事にいささかためらいを持たないつぐみと、異星人という生まれた星の違いか洒落にならない体力と回復力を持つルーシェのタッグに苦戦。
しかし裏切りが横行した結果、全員ほぼ同時にベッドに沈む事となった。

814:星に願いを 15/17
07/03/12 13:56:07 AJUSdmxP

「ふあああぁ、太陽が黄色く見えるなんて、久しぶりだ……」
世の中の人の大半が目をむくような事を言いつつ、アイギスを欠伸をした。
これまでと違い、規則正しい時間に起きざる得なくなったせいもあるが、どちらかというと昨夜の騒ぎが大きな要因であった。

といっても艶っぽいだけ話ではなく、引越しではなく戻ってきたというべきか、ともかく寮の部屋の整理が終わった事でのテンション上昇から酒に手を出し、悪夢のような一夜となったためだ。
二日酔いとは違う頭痛をも我慢しながら、アイギスは一人誓う。
もう二度と、ルーシェに酒を飲ますまいと。

そう、アイギスはあの後学園に復学した。
ルーシェのマスターとなった彼としては、成り行きだろうがなんだろうが、真摯にありたい。
ゆえに、無駄かもしれないが可能な限り必要なものを、知識でも仲間でも揃えたいと思ったから。
何の憂いもなく、宇宙を翔ける事ができるように。

怪訝な顔をしていた目前の教師に軽く謝り、姿勢を正す。
「……?、えっと、それじゃあ教室に案内するけど……、アイギス君は以前にここに在籍していたのよね?」
眼鏡をかけた、理知的ながら柔らかな雰囲気の女性で、学園の教師にしては低姿勢というか、丁寧な物腰だ。
教える教師側も、異星人の技術を学びそれを教える上で選りすぐられた者しか居ないため、選ばれた自負からまともな日地のほうが少なかったはずなので、不思議に思いながらも頷く。

「そっか、じゃあ学園都市での生活ではあなたのほうが先輩という事ね。わたし、新任なのにいきなり特別クラスの担任だなんて……」
新任の先生らしい態度でいる彼女を尻目に、アイギスは周囲にきょろきょろ目をやり、何かに警戒している様子だ。

「アイギス君?どうかした?」
「いえ……、こういうお約束なシチュエーションが大好きなのが、よく何も仕掛けて来ないなあと」
それこそ、計ったようなタイミングで職員室に乱入して『愛の翼に誓いを乗せて(以下略)』な台詞をブチかまされるんじゃないかと、戦々恐々としていたのだが。

815:星に願いを 16/17
07/03/12 13:57:36 AJUSdmxP
彼の言った言葉の意味がわからなかったのか、それには触れず付いてくるように言われて、連れ立って職員室を出る。
教室に向かう途中にもアイギスは警戒していたが、何も起きないまま教室の前に到着し、促されるままに入ると、

「おはよう、アイギス」「おはようございます、マスター」
入っていった勢いのまま、クロスプレーでホームベースに突っ込むランナーのようにこけた。

「はっはっはー、転入生とかを委員長が迎えに来るとか言う、お約束な状況をみすみす見送ったと思ったら、これかっ!!何で、一クラスにこんなに人が居ないんだ!?」
渾身の想いをこめた魂の叫びだったが、彼女たちには届かない。

そう、クラスに居たのはつぐみとルーシェの二人のみ。
それなりに広さのある教室なのに、並べられた生徒用の机と椅子も三つだけ。

「えっと、裏取ひ……じゃない、このクラスに所属する小型高速艦『アルテリオン』による恒星間航行計画の参加者のみ。今のところ、三人しか正式なメンバーが居ないんだから、当たり前じゃない」
かなり聞き捨てならない事を、つぐみはあっさりと言い放つ。

「ちょっ!?それって隔離して監視っていうんじゃ……」
「ちっちっちっ、甘いわね。そんなのにわたしが甘んじてると思ってるの?一定の技術供与と引き換えに、ほぼ無制限の資金と機材、さらに人材の供給を理事会から勝ち取ってあるわ。もっとも、人材については本人と要交渉だけど。何なら、ハーレムも条件付で可ね」
あっはっはーと高笑いするつぐみだが、どんな交渉があったのか、少しは想像出来てしまうだけに恐ろしく、彼は理事会の方々の冥福を祈ろうかとしたが、最後の一言だけは聞き捨てならない。

「ハーレムって……、というか、条件って何?」
強制的に自分の性質を自覚させられた彼としては、もう傍から見ていてそう見えるならと開き直りも出来るが、モラル?何それ生きてく上で必要なの?を地で行ってそうなつぐみの出す条件。果てしなく不安だ。

「そうねぇ、敢えて言うなら両者の合意を持ってのみ認める、かな。ああ、事後承諾も可ね。つまり、強引にシちゃってもフォローが完璧でラブラブになるならオッケーで。
ギスギスしてると無意識にサイコメトリーしちゃった時、気分悪いし。
あ、そうそう、基本的にこのクラスは全部自習だから、見たい講義行ってもいいわよ。
まあ、ルーシェに教わったほうが早いかもしれないけど」
なんというアバウトさ。前々からモラルが無いと思っていたがここまでとは、と頭を抱えそうになった。

816:星に願いを 17/17
07/03/12 13:58:14 AJUSdmxP
つぐみの言葉を受けて、席を立ったルーシェが彼の前に立ち、くるっと一回転した。
彼女のはいているスカートが翻り、視線がそちらに引き寄せられる。

「あの、マスター、似合いますか?授業に参加するとの事でしたので、わたしも着てみたのですけど……」
彼女の着ているのは、一応学園の制服だ。もっとも、クラスによってはそれに即したものをまとう必要もあるから、誰もが着ると言う物ではないのだが。

「ああ、うん、その……すごく似合ってると思う」
照れくさくてじっくり見たわけではないが、よく似合っていると思った。といっても、所々につぐみの手が入っていそうな部分があったが。具体的にいうと、見えそうで見えないギリギリまで調整されたスカート丈とか。

「えっと、でも……その……いいの?マスターにほかにも好きな人が居るのって」
今更のように聞くアイギスだが、にっこりと微笑まれて、言葉を返される。

「ええ、マスターと共に在る事こそが重要なんですから。それに、マスターに選んだ人の周りに人が集まるのは、当たり前といえば当たり前ですから」
迷い無い瞳で言い切る彼女は、とても綺麗で思わず抱き締めると、甘い香りと体温が伝わってきて心地よい。

「コラそこー、朝っぱらからラブ時空を作ってんじゃないわよー」
こっちの内心を読んだのかそれともただのカマ掛けか、どちらにしろからかうつぐみと、抱きついて幸せそうなルーシェ。
たった三人しか居ないのに、普通のクラスと同等かそれ以上に騒がしい彼らを、あらあらと言いたげな表情で見ているだけの先生も、意外と常人ではないのかもしれないと、他人事のように思った。

ふと、視界の端にあった窓の外に広がる青空に、星が流れた気がした。
でも、今度は何も願わなかった。
もう、自分で願いを叶える為に、飛んで行くことができるから。



First Stage 『銀の流星』 Clear
Next Stage 『彗星の来襲』に続く?

817:名無しさん@ピンキー
07/03/12 14:00:13 AJUSdmxP
以上です。
しかし、ハーレム教室を読んで書いたはずなのに、笑いが無い。
未だハーレムの道は、半ばも過ぎずなり。

818:名無しさん@ピンキー
07/03/12 15:52:23 myuXpfP0
偽者キタコレwwwwwwwwwwww

原作に脳内変換して読んでも違和感ねえ
とりあえず、主人公の声はあけのんでガチ

819:名無しさん@ピンキー
07/03/12 21:30:21 63e0IDs8
さぶらいの三女、オナニー癖が昔からあるキャラが昔ファザコンってそれだけで拒否感が出るおれは心が狭いですか?
それってつまり親父とのせくす想像しながらってことだろ

820:名無しさん@ピンキー
07/03/12 21:30:53 SZzpJ4eZ
日本語でおk

821:名無しさん@ピンキー
07/03/12 21:51:12 rbYm82nj
>>817
GJです!
つーかこの展開ならあの兄妹もでてきますよね? 続きを楽しみにしてますー!!

822:名無しさん@ピンキー
07/03/12 22:22:11 +UeWqPHj
>>799
ネタ対象の分からない俺には、エロエロなハーレムものとして楽しめた、GJだ。

主人公の過去・屈折→なんとなく解消云々は、短編として描くなら蛇足にしか感じられないが、
続編にて丁寧に描くことにより、ハーレムヒロインのさらなる増加に繋がるのならば、
刮目して次回を待つ!いや、是非とも待たせてくれ。

>>819
そう早まって脳内解釈してしまう気持ちも分からなくはないが、落ち着け。
ファザコンの終焉となった日=主人公のハーレム形成への投石?を暗示する伏線も
張られている事だし、性的な愛情の対象は常に主人公1人である可能性を捨てる必要はないぞ。

823:名無しさん@ピンキー
07/03/12 23:10:01 XFnOtN5/
アイドルマスターは大したハーレムっぷりだな。

824:名無しさん@ピンキー
07/03/12 23:24:49 rGTO1eWt
どこかで見た相関図とかからすると修羅場スレ向きっぽそうな気が<アイマス

825:名無しさん@ピンキー
07/03/13 00:17:50 nKm6IIxg
>>822

799のはハーレムスレでは非常に珍しい男体化ネタだよ。

アイギス君の元ネタは、犬チックな女の子アイビス=ダグラス。
ニルファのリアル女主人公なんだが、ラブコメ路線をリアル男主人公であるアラドに取られ
また萌え路線もアラドのぷにぷにほっぺに持って行かれた悲しい女性w

ちなみに彼女の担当は友情&燃え路線だったりする。

ニルファの時にはそれぞれのルートの主人公という事で顔を合わせる事すらなかったけど、
実質発競演作のOG2ではアラドと結構仲が良かった模様。

826:名無しさん@ピンキー
07/03/13 00:41:53 AWYzbq+9
スパロボでハーレムといえばJの統夜だな。
三人のサブパイロットのおにゃのこから毎回好きな娘を選んで一緒にロボットに乗る羨ましい奴だ。

そういえば合体もののロボットってけっこうハーレム向きだと思うのだが、意外にハーレム達成してるロボット少ねーな。
ダンガイオーとヴァンドレッド、ダンクーガBarnにサムラインくらいか。

827:名無しさん@ピンキー
07/03/13 00:45:51 7Hbdn1RE
>サムライン

ちょwwwwwおまwwwwwwwなつかしwwwwwwww富士見ファンタジアwwwwwwwタイラーwwwwww

828:名無しさん@ピンキー
07/03/13 01:06:29 1oyEma2H
>>826
おまけに敵の姫様とも幼なじみという設定がある>統夜
シナリオ二人制、おまけに連携がいまいちで死に設定の一つと化したが。

829:名無しさん@ピンキー
07/03/13 01:19:58 +3AmLL0Y
>>819
何も考えずにとにかく癖でオナニーってのもあるらしいぜ

830:名無しさん@ピンキー
07/03/13 01:44:51 zVAs4Iex
女って肉体的快感だけでいけるのかなぁ。
おいらは妄想とセットでないと厳しい( ´・ω・`)

831:名無しさん@ピンキー
07/03/13 02:28:28 hdVgD97b
>>826
お前のレス見たおかげでWのホリスがすげー邪魔に思えてきた
あいつがいなきゃ主人公と女4人の合体なのに

832:名無しさん@ピンキー
07/03/13 04:32:04 6H5LQBzA
>>824
アイマスのアイドル達ってそんな仲悪かったっけ?
そこんとこkwsk

833:名無しさん@ピンキー
07/03/13 05:02:55 PG91RQCY
同人屋と2ちゃんねらーの妄想だ。

834:名無しさん@ピンキー
07/03/13 05:42:37 yBJuelVf
ドラマCDとか聴くと仲よさそうに聞こえるもんだが。

835:名無しさん@ピンキー
07/03/13 08:37:20 vRz97uzh


836:名無しさん@ピンキー
07/03/13 08:42:34 RWb4A/Ac
他スレの要素を入れたハーレムってどうなるのだろうか?

・ツンデレのみ
・素直クールのみ
・ヤンデレのみ
・幼なじみのみ
・修羅場のみ
・混合(ハイブリッドというと聞こえはよい)

血なまぐさそう orn
ハーレム血風録とか

変な忍術とか体術の女を倒してハーレムに加えていく「をんな塾」というのが浮かんだ・・・

837:名無しさん@ピンキー
07/03/13 09:27:10 RiKEsYqk
江田島があと10人いたら日本の人口減少はおこらなかっただろう

838:名無しさん@ピンキー
07/03/13 11:42:55 veUHB5X9
蒼天の裏ってまだありますか?
教えてくだぱい

839:名無しさん@ピンキー
07/03/13 12:25:01 hYlncvOB
あるからググれ。

840:名無しさん@ピンキー
07/03/13 12:43:39 f3dlI/qL
蒼天か管理人さんが復活してるな。

841:名無しさん@ピンキー
07/03/13 14:02:07 6JsqmL6+
>>838
っキャッシュ










サービスしすぎかねぇ

842:名無しさん@ピンキー
07/03/13 14:06:47 wNFyrfqN
>>821
この展開なら兄妹ではなく姉妹になる予感。
おっとり姉さんとツンデレ妹の無敵コンビだなw

843:名無しさん@ピンキー
07/03/13 14:12:06 e2IVdP4/
>>841
さぱーり、わかりません。
教えてください。お願いします。


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