武装神姫でエロ妄想をしてみるスレ 第五段at EROPARO
武装神姫でエロ妄想をしてみるスレ 第五段 - 暇つぶし2ch2: ◆SSHandMXxU
07/01/07 00:20:07 VgwPgAY9
関連スレ

玩具板
■コナミ_武装神姫_>>PART_31
スレリンク(toy板)

模型板
- F-Face 浅井真紀 reference10.0 -
スレリンク(mokei板)
※ 武装神姫の、アクションフィギュアとしての共通素体部分MMSの原型製作担当さん。

外部サイト/個人サイト
武装神姫 まとめサイト(画像掲示板もココ)
URLリンク(shinkiup.daa.jp)


3: ◆SSHandMXxU
07/01/07 00:24:08 VgwPgAY9
テンプレ 整備中。

wikiについては、
○総合の入り口などがよくわからない
○貼っていいのか、貼られるのが嫌な人がいるのかわからない
○自身がwiki使ってないからよくわからない
ので、関連にURL貼っていません。

wikiを実際に使っている方々で相互にご確認いただいて、差支えがないようなら貼るか、
次からテンプレなどに追加してください。

以上、テンプレ終わり。
抜け落ち、テンプレ追加などあれば、各位、補完、提案願います。
では前スレに続いてマターリどうぞ。

4:こうき
07/01/07 01:52:28 h6DPmTxo
誰かいますかぁぁ??


5:名無しさん@ピンキー
07/01/07 02:52:19 N7kjl5pA
いきなり立ったから何事かと思ったけど、前スレ容量一杯になったのか。
一度も話題になってない浅井スレが関連スレに載ってたり良く分からん所もあるけど、
とりあえず>>1乙。

あと、wikiはもともとここから派生したものだし、テンプレに入れてもいいんじゃないかなぁ。

6:名無しさん@ピンキー
07/01/07 03:27:04 XVT07ZtO
とりあえずwikiのURL載せとくよ。
URLリンク(www19.atwiki.jp)

7:名無しさん@ピンキー
07/01/07 12:25:57 1sQEERTP
おっす、俺、新規の神姫マスター
このたび妄想を形にした文章が出来上がったんだが、
ガチバトルの上に長すぎるからwikiにひっそりと掲載しようと思ってるんだ

でもwikiは使った事が無くて、試してみようにも他のページを壊すとかのドジを踏みそうだから悶々としてる
皆さん、こんな俺はどうすればいいと思いますか?

8:名無しさん@ピンキー
07/01/07 12:33:16 Fah3rCEI
>>7
txtでうp

9:名無しさん@ピンキー
07/01/07 12:56:25 1sQEERTP
そ の 手 が あ っ た か>>8
しかし神姫用うpロダなんてあったっけ?

10:名無しさん@ピンキー
07/01/07 13:21:25 Fah3rCEI
うpロダならどこでもいいだろ
知らない人に見られるのが嫌ならパスかければいいし

11:名無しさん@ピンキー
07/01/07 16:19:31 e9Tz9aI4
ここでもいいとは思うけどね。元々、そのためのスレッドなんだし。
書いた本人=>>7が、ここにカキコするには長すぎるその他の理由で避けたい、
遠慮したいというらしいから、それはそれでいいけど。

中味がガチバトルだからとかそういうことでこのスレ使うの忌避してるなら、
止めはしないがちょっと残念だな。というか、もったいない、かな。ま、いいか。

12:名無しさん@ピンキー
07/01/07 18:58:50 qlwrBLRS
>>7
>>6のwikiにあるss総合掲示板はどうかな?

13:名無しさん@ピンキー
07/01/07 20:46:41 zanHXLip
>>1乙です。
テンプレもれ補完。ここが抜けていちゃダメだよね。
武装神姫SS総合掲示板
URLリンク(yy46.60.kg)

>>7
総合掲示板ではwikiで連載をもっている作者さんたちが多く書き込んでいるのでこちらの先輩方にwikiについて質問するのが良いかと。wiki用スレもあるよ。
後から訂正、追加できるwikiは長めのSSには最適。
前スレでは残り容量もよく分からずSS書き込んで申し訳ない。

14:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:21:00 cvqBvAmf
>>10-13アドバイスサンクス!
SSの気になる個所を修正してたら、気がつけばワンシーンまるまる追加する事態に陥ってました

文字数をカウントしてみたら軽く5000字を超えていて、スレに張るのは不適切と言う事でwikiに張らせてもらう事にします。
武装神姫SS総合掲示板のwikiスレを参考に試行錯誤してみたいと思ってます

15:名無しさん@ピンキー
07/01/08 01:03:37 5ER/Y9RY
>>14
早速読んでみた
普通に読みやすくて面白いと思う
出来る事なら連載して欲しいなと思ったり

16:名無しさん@ピンキー
07/01/08 01:12:06 cvqBvAmf
最初のうちは「見さらせ、俺の男気!」って感じだったんだが、編集をしていくうちに顔が真っ赤になるほど恥ずかしくなってきた。

>>15そ、そんな状態の俺を誉めないでよねッ!
顔どころか体が火照ってくるほど恥ずかしいんだから……

17:名無しさん@ピンキー
07/01/10 22:47:53 c/08FsTI
>>16
読んだよ
いい感じにまとまっててGJ。
無茶なキャラ強化とかしないであくまで戦術でってところが気に入ったよ。

18:67 ◆Liqlb.lHs6
07/01/11 11:50:51 H/H4iVqo
本当は設定発表時に書き込めれば良かったのですが、ノロノロと時間を掛けてこの有様…

◎月◎日

「へぇ、CSCって分けられないのか…」
たまたま神姫関係のサイトで解説されていた、神姫の基礎知識のページで(今更ながらに)知った驚愕の事実。
「ますた、知らなかったんですか?」
胸元にしがみ付く…いや、どちらかと言うとへばり付いていた黒子が、俺を見上げながら訊ねる。
実は神姫購入時、あまりにもテンションが上がり過ぎた俺は説明書の手順だけを見て、それがどう言う意味で行われるかを完全に無視していたのだった。
「他の神姫の時は、白子と黒子の起動手順をそのまま繰り返しただけで、説明書すらロクに見なかったからなぁ」
軽く笑って誤魔化して、ページをよく読んでみる。
どうやら俺は本当に適当な考えでCSCを扱ってたが、知らなかっただけでかなり重要な事が判明した。
「起動後に神姫の頭部は外せないんだ」
頭部・胴体・そしてCSCで神姫は『個性』を形成している為、神姫を停止させる事無くそれらを分かつ事は不可能だとか。
頭部を他の胴体に付け直す事で神姫の印象がどう変わるのか見たかったんだけど、外せないんじゃしょうがないな。
「仮に外す場合は、神姫を停止するしかない…ねぇ…」
「!?」
自分で言っておいてなんだが、冗談じゃない。
折角自分の神姫が自分の神姫としての我を持ったのだ。停止させるなんて有り得ない。

「ん?」
ちょっとした違和感を覚えて、胸元を見る。
すると何故か、黒子が小刻みに震えていた。
「ますた……“私”、捨てられちゃうんですか?」
「え?黒子…?」
両目に涙を溜めた黒子が、俺を見上げる。
「私、ますたとバイバイしたくないです。“私が私じゃなくなる”のは、怖いです」
そのまま俺のシャツに顔を埋める黒子。小さな嗚咽が聞こえてくる。
あ、そうか。さっきの俺の独り言を真に受けたんだな。相変わらず、家の神姫は純粋と言うか何と言うか…。
それと好い加減、何の気無しに独り言を言うのは止めなきゃと思っているのだが、如何せん癖はなかなか抜けないのが現状である。
「ゴメンゴメン、何もそうするつもりで言ったんじゃないよ」
泣き続ける黒子を抱きしめて、その頭をゆっくりと撫でる。
やっぱり神姫にとっても、捨てられる―自分の心が消滅する―のは怖いらしい。
否、心を持っているのだから、当然か。
普段神姫達を嫁だの娘だの恋人だのと言ってるクセに、ふとした弾みでそれを忘れてしまうのだから自分の馬鹿さ加減に腹が立つ。
「大丈夫だよ、黒子。俺は黒子達を停止させるつもりは全然無いから」
「本当……ですか?」
鼻水まで垂らした黒子が、恐る恐る聞いてくる。
黒子の鼻にティッシュを宛がいながら、出来るだけ優しく肯く。
それを見て安心したのかどうなのか、また顔を埋める黒子。
もっと神姫を大切にしよう―黒子を慰めながら俺はそればかりを考えていた。

19:名無しさん@ピンキー
07/01/11 23:24:36 Fh0QqjCk
GJ!
こういう無連結の短編も悪くないな

20:名無しさん@ピンキー
07/01/14 09:51:46 wcSeQYHY
ようやくここに気付いた
他にも気付いていない人は多そうだな

21:名無しさん@ピンキー
07/01/14 11:06:12 zQZR5XVD
本スレには誘導出てるんだけどねぇ。

22:名無しさん@ピンキー
07/01/14 11:58:55 Y1IVdQmf
>>18
昔から、あなたの書く神姫は特にかわいいなあ。

23:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:25:04 1zRq5tvs
なんか、過疎ってるな。
本スレやふたばではっちゃけてる分、こっちは必要とされなてないのか……
別にSSスレってわけじゃないんだから、気軽に書き込んで欲しいな

24:名無しさん@ピンキー
07/01/15 22:55:47 xwZHhNR1
神姫でのエロネタが思い付かないんよ。


「ねーマスタ、「きゃすとおふ」ってなに?」
PCを眺めていた猫型神姫-ティファニーが俺に聞いてきた。
「ああ、ず~っと昔に仮面ナントカって番組があって、その主人公達が使った技らしい。
重たい鎧を投げ捨てて凄い速さでバトルしたとか」
「ふ~ん、そうなんだ~。あ、ひょっとしたらフランちゃんもそういうのできるんじゃない?」
不意に話を振られた騎士型神姫-フランが答える。
「確かに重たい鎧を捨てれば速く動く事ができるだろう。だがそれで目にも留まらぬ速さで動ける訳ではないし、
防御力低下のデメリットの方が大きいと思う。」
「なーんだ、残念。…あれ?なんだろ、この「キャストオフ可」ってのは?」
PCをいじっていたティファニーがそのリンクをクリックしようとする。その時俺はもう一つの意味を思い出す。
「まてティファニー!クリックするんじゃない!」
「え?」 カチリ
無情に響くクリック音。
そして画面に映し出されたのは鎧を周りに飛ばしながら全裸になってゆくサイフォスの姿であった。
「…」
「…」
「…」
固まる俺達。
「…マスター…」
声を震わせてフランが呟く。もしかして怒っていらっしゃる?
「ああ、いや…これはその…」
俺が悪いわけじゃないよなぁと思いつつ、なんとかこの場を取り繕おうと思考を巡らせる。
1・ナイスアイデアが閃き危機を脱出する。
2・助っ人が現れピンチを切り抜ける
3・無理。現実は非情である
1は思い付くならとっくに思い付く。2はティファニーが他のリンクを見てうわ~とか言い出してるし、そもそもこういう場面では役に立たん。
ダメだ、人間諦めが感じだ、と腹をくくったところでフランの方を向く。
「あの…マスターは、こういうのが好きなのでしょうか?言って下されば私も…」
正解は4でした。
「あ~、ずるい~!ティファニーもやる~!」
って二人ともなんで武装を付けてますか。

…てなわけでなぜか二人のキャストオフするところを鑑賞する事に。
「じゃあいくよ~」「いきます」
「あ、はい、どうぞ」
といった後、俺は本来のキャストオフを思い出す。
「あ、ちょっとま…」
「「キャストオフ」」
「ごふっ!」
勢い良く飛んできた二人の鎧は俺を直撃した。
「あ…」「きゃ~マスター!」
呆然とするティファニーと悲鳴を上げるフラン。
そんな二人に俺は言った。
「コレ…実戦で使えるかもな…ガクリ」

25:きしぶしの人 ◆SZlynvWHlM
07/01/16 02:48:01 LuepG/PD
原因不明の故障によりPCがアボンし、データがトンデルトンデル状態になった為、
第4話の執筆及びwikの掲載がかなり遅れていますorz

と言うか………やっと書きこめたよ……うう……(涙


26:名無しさん@ピンキー
07/01/16 17:21:33 05xk/QSJ
第五弾来たみたいだね。

27:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:09:44 lFDW4SWj
人魚が妄想するまでもなくエロいんだが……。

28:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:16:35 RpBxf7lB
ふと思ったが、人魚自体が船乗り達のエロ妄想の産物なんじゃないか?

29:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:22:37 1pFMI/pF
>>28
つまり人魚はエロ推奨か!

30:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:28:48 wvEVsVVA
>>29
それ以外にあの乳をどうしろとw

31:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:30:41 RpBxf7lB
>>29
エロ担当かも。
しかし、魚子がエロすぎるから、ジルダリアのエロさが吹き飛んだ気が。

32:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:31:45 jjvCbelA
光の速さで技術が進歩して
人魚の乳が柔らか素材になりますように…。

33:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:37:15 wvEVsVVA
胸部は別パーツなわけだけど、形成色は顔と合わせた肌色にして欲しいな。
当然貝殻みたいのは別パーツで。
ダボ穴は許さん!!

34:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:49:12 RpBxf7lB
あのきょにうは武装扱いで、素体状態だと通常の胸が付いてるとか。

35:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:54:54 qQyqPNzn
>34
普通にそういう仕様だと思ってたんだが…

36:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:03:31 +EiiBuII
こんどの素体についてくる巨乳パーツと同じのがデフォルトでついてくるんじゃない?
好みとしては鳥子の方だけど、こっちは巨乳じゃないのね。いや、ノーマル胸部パーツは巨乳だと思うが

37:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:17:28 RpBxf7lB
>>35
スマン、こういうニュアンスのことが言いたかった。

犬子「あの子、胸大きいですね」
猫子「うらやましいにゃー」
黒子「ふん、でかけりゃいいってもんじゃないわよ!…たぶん」
白子「私もあのくらいあればマスターと…」
魚子「あの…あんまり見ないで下さい…恥ずかしいです…」
騎士子「あ、逃げた」
武士子「いくら同姓とはいえあからさまにジロジロと入るのは関心しないでござる」
一同「は~い」


魚子「言えない、この胸がオプションパーツだなんて言えない…」

38:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:19:20 wvEVsVVA
>>37
把握。
偽乳www

39:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:21:53 qQyqPNzn
>37
rikaisita www

40:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:30:19 652rQh8E
>37
YOU!どうせならミサイルにしちゃいなYO!

41:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:32:31 lFDW4SWj
>>37
神降臨wwwwwwww

42:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:38:56 +EiiBuII
ほんとにお前らおっぱい好きだなぁw
現物の肌色がどうなるかが心配だな

43:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:47:38 RpBxf7lB
ところで鳥子の方、あの武装パーツの中に胸が収まってるようには見えないんだが。
胸当ての厚みも考慮するとひんぬーかな?

44:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:55:16 wvEVsVVA
>>43
従来神姫と同じく、パーツ差し替えでしょ。

45:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:57:06 wvEVsVVA
ああ、スマソ。設定上貧乳か?つうことだよな!

46:名無しさん@ピンキー
07/01/16 23:11:37 RpBxf7lB
魚子がきょにうで鳥子がひんぬーといった感じで対でデザインされてないかなーという希望です。
でもやっぱ普通胸なんだろうなぁ・・・


犬子「あの子の胸は小さいですね…?」ボソボソ
猫子「ちょっとかわいそうだにゃー」ボソボソ
黒子「「ふっ、勝った」ボソボソ
白子「しかし、世の中には小さい方が好みという殿方もいるとか。まさかマスターも…」ボソボソ
鳥子「あれ?先輩方、なにを話していらっしゃるのです?」
白子「いや、鳥子さんの装備カッコイイですねって」
鳥子「そうなんですよ、私もとっても気に入ってるんですが…っとさすがにちょっと苦しいですね。ちょっと待っててくださいね」
カチリ…バイン!
鳥子「ふぅ、苦しかった」
一同「って胸でかー!」

47:67 ◆Liqlb.lHs6
07/01/17 00:24:02 SeSyOwlf
魚子は胸が大きいだけじゃなく、肌色の面積も大きいからエロイと思うんですよ。

◎月▲日

「お?!おおおおお!これは!!」
某有名、つい最近閉鎖問題が出たり引っ込んだりした掲示板で見つけた最新神姫情報。
次の神姫のモチーフは“貧乳”鳥子と“爆乳”魚子。
鳥は兎も角、魚はなんつーエロイ神姫なのだろう。イカン。これはとても凄くけしからん。
無意識の内にパソコンのディスプレイを凝視する。
おっぱいは大きい方が良いと思う俺。
画像が少し荒く、細かい部分が良く見えない為、余計な妄想が泉の如く湧き出てくる。
「これは是非とも購入して、その触感をたのしm…いや、あじわu……いやいや、調べてみなければ!」
何やら既に予約受付が始まっているようで、慌てて予約ページを開こうとする。
「!」
瞬間、背中に何やら強烈なプレッシャーを感じる。
慌てて振り向くと、恨みがましい目で俺を見上げる愛しの貧乳神姫達。
案の定、黒子は泣きそうになっている。
しまった、他の神姫がいた事をすっきりさっぱり忘れてた…。

ガチャリ…

視界の端、耳元で金属的な音が響いた。
どうにも否な予感ばかりがして、不吉過ぎる。
ゆっくりと視線を横にずらすと、完全武装状態の騎士子と武士子の雄々しい姿。
どちらも槍を構えている。勿論、その切っ先が示す先には俺。
顔を完全に覆っているにも拘らず、その兜の下から強烈な殺意が滲み出ていた。
「ど、どうしたん……ですか?騎士子さんに武士子さん…」
迫力に圧され、つい敬語になる。
冷や汗と震えが止まらない。蛇に睨まれた蛙は、きっとこんな気分なのだろう。
「我が主…」
抑揚の無い、冷たい騎士子の声。
「主殿…」
こちらは怒気やら怨念までもが詰まっていそうな声の武士子。
「胸が大きいだけならいざ知らず、こんな格好の神姫がお好みで?我が主」
「確かに私達では揺らし様の無い胸を持っているようですが、あの破廉恥は姿には抑え難い怒りを禁じ得ません」
御二方とも、どうやら本気のご様子。
つまり、俺が胸が大きい上にエッチな格好の神姫に、鼻の下を伸ばしてるのがお気に召さないと?
仕方ないだろう。俺も男だ。
胸が大きいだけじゃなく、肌色の面積が大きければ大きいほどマイサンが元気になるのは自然の摂理。
「あんな…あんな神姫に我が主を奪われるくらいなら…」
「主殿を殺して…私も後を追います!」
「待たんかい!!」
何このバットエンド?何処かで死亡フラグ立てたのか?
騎士子も武士子も襲い掛かってきやがった。

その後は迫り来る騎士子と武士子を参式斬艦刀で迎撃しつつ、ついに泣き出してしまった黒子をなだめ、更に他の神姫をフォローを入れながら夜は過ぎて行った。
明日も仕事だ…。

48:名無しさん@ピンキー
07/01/17 07:04:32 TbhZycug
それではひんぬー鳥子は俺の嫁ということで

49:名無しさん@ピンキー
07/01/17 08:09:29 FsHf8vYK
>>47
花子種子の時も同じ事にならなかった?
「うをー下着姿ー!というか下乳ー!!」
>>48
俺は種子を貰う

50:名無しさん@ピンキー
07/01/17 11:23:23 QuzzB6u8
>>25
PCアボンだったのか…
第4話楽しみに待ってるよ

51:リンのマスター
07/01/17 14:31:14 BEpPZ/ar
流れに乗れてるのか分からないが…
>>48-49
俺は花子を貰い受ける。

52:名無しさん@ピンキー
07/01/17 14:32:10 BEpPZ/ar
うを、コテハンはずし忘れた…orz

53:名無しさん@ピンキー
07/01/17 17:46:50 FsHf8vYK
>>51
嫁が二人もいるのにまだ足りないと申すか

54:名無しさん@ピンキー
07/01/17 18:16:21 BEpPZ/ar
自らを戒めとして、すこしまとめを更新。
4スレの過去ログのhtml化と5スレをリンクに追加。
2月下旬に全ての更新を行います。もうしばらくお待ちください。


55:名無しさん@ピンキー
07/01/17 21:35:14 SimpdnJr
>>54
いつもまとめお疲れさまです。

>>48-49
犬子一筋なので、犬子は自分がいただいておきますね。

56:名無しさん@ピンキー
07/01/17 22:57:02 KBs+nGxn
よし、じゃあ白子は俺の嫁だね。

57:名無しさん@ピンキー
07/01/17 23:46:51 dXGObPm7
我が家に来た神姫達は、全員嫁であり娘であり妹であり姉なんだぜ?
ヒャッフゥー!!

58:なんとなく思い付いた
07/01/18 20:24:26 2+jY8kW9
「なんなよの~これ~~!」
「どうしたのですか、お姉さま?」
某掲示板を見て素っ頓狂な声を出した来月発売予定の花型MMS「ジルダリア」(以下花子)に対し、
同発売予定の種型MMS「ジュビジー」(以下種子)が訊ねた。
「どうしたもこうしたもないわよ!コレみてよコレ!」
と言われ種子はモニターを覗き込んだ。
「これは…第五弾?もう発表されたのですか。でも私たちも随分前から発表はされてましたよ?それほど驚くことでは…」
「問題はそこじゃないわよ!なんなのよ、この反応は!」
そういってスレッドの方に目を移す。
『魚子エロすぎ』
『けしからん乳だ』
『魚子は俺の嫁』
『魚子タンハァハァ…ウッ!』
「…なんか凄い書かれようですね」
「なんてことなの!本来なら発売まであと一ヶ月に迫った私の美貌を待ちこがれるスレで埋め尽くされてるはずなのに!」
「いや、いきなりの新情報ですし…」
「しかもちょっと前まで『下乳ハァハァ』とか『花子エロすぎ』言ってたのにこの態度の変わりようは一体なんなの?」
「いや、それもどうかと…」
「やっぱり胸なの?下乳出すだけじゃダメだっての?こうなったら開発の連中に言って私も巨乳化、ついでに全乳に…」
「やめてくださいお姉さま!発売中止になります!」
「止めるな種子!どうしてもというなら私を倒して止めなさい!」
「解りましたお姉さま」
ごちん!
「きゅぅ~~~」

種子の活躍で今日も平和は守られた!
だがまたいつ危機が訪れるかわからない。
戦え種子!真の平和が訪れるその日まで!

「勝手に終わるな~~!」

59:名無しさん@ピンキー
07/01/18 22:50:11 5qp/eDKr
>>58
大騒ぎの花子・種子を尻目に、黙々と大砲を磨く神姫が居る。
同じく来月発売予定の武装神姫EXウェポンセット”フォートブラッグ”、通称砲子である。
彼女にも話を聞いてみよう。

-発表された第五弾について、どう思いますか?
「そうですねぇ、兎子先輩の妹さんがちょっと気になりますね。私にも妹出来るといいな。」

-いきなり大人気の魚子さんと鳥子さんについては?
「鳥子さんは正統派の印象を受けます。飛べるっていいなぁ。」
「魚子さんは...男の人ってエッチですね。(笑)」

-EXウェポンの扱いってどう思いますか?
「...今はこうして撮影用の体がありますけど、買って下さるマスターの元へ行くときは頭と武装だけです。」
「だからせめて、今のうちに武装を磨いておこうと思って。(寂笑)」
「素体買って下さいとはいいません。武装も先輩方の強化に使って貰って構いません。」
「だけど、もし、もしお許し頂ければ、私を仕舞い込まないで下さい。」
「私はマスターのおそばに置いて頂ければ、胸像状態でも嬉しいです。」

-い、いや、きっと素体もセットで買ってくれますって。”砲子には砂色ボディだ”って言うし。
「砂色?フ、フレッシュのことですか!?わ、私は半乳どころか下半身裸候補なんですか!?」
「さ、さらにその状態で閉じたり開いたり?!はわわ...」

-あ、いえ、そういうことじゃ
「キャーキャー、男の人って本当にエッチ!!変態!!痴漢!!(照準セット)」
-ちょっ!ロックオン許して!ロックオンだけは!え、マジde?ギニャーーー(逃走)

その後、インタビュアーの姿を見たものはいない...。

60:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:03:53 Tt5MsUrc
SSを書き始めてふと思ったのだが、
あんまり俺ワールド盛り込みすぎてずっと俺のターンやるとお前らに怒られそうだな。

61:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:47:46 c4NysVDG
>>59
砲子と素体もう一個注文したくなってきた。どうしてくれる。

>>60
俺ワールド基準がよく分からんのだけど、あんまり心配ならwikiの
単発投稿用のページにでも投稿しとけばいいんじゃない?
あそこは何でもありだから、他人のページ荒らしたりでもしない限りは
海馬並みに俺のターンでも大丈夫だと思う。

62:名無しさん@ピンキー
07/01/19 11:59:56 Vg+SU3LF
まああんまり、気にしなくていんじゃね?妄想スレだし

過疎ってるし

63:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:17:14 W6C52Cxy
悪いが、魚子、鳥子って何?

64:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:23:46 Y07cGBpC
>>63
URLリンク(shinkiup.daa.jp)

65:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:30:27 W6C52Cxy
64さん。すいませんメールは見れないですOTL

66:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:31:40 hJnpPLcn
ぶっちゃけ、第五弾。

67:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:33:56 W6C52Cxy
㌧クス。

68:名無しさん@ピンキー
07/01/19 18:52:25 Y07cGBpC
メールじゃなくてただの画像掲示板なんだが

69:名無しさん@ピンキー
07/01/19 20:15:50 HYNAA3H7
>>60
本当にずっと俺のターン話だったらワロス
>>61
買うのだw
つか、素体発売延期orz

70:名無しさん@ピンキー
07/01/19 21:25:14 1qqAIxNp
皆さん、はじめまして。私は砲台型MMSフォードブラッグです。
名前は……ウフフ、なんとマスターは、最強の戦車の名前をつけてくれました。
私の名前は、『チハ』といいます。


~ がんばれ! チハたん ~


「お~い、チハ~そろそろ行くぞ~」
あ、マスターが呼んでいます。
「は~い、いまいきまぁ~……っと、とと、きゃ!」
ポテン!
マスターの元へ走ろうとしたら足が絡まり転んでしまいました。
「うぅ~、痛いですぅ~」
「大丈夫か?」
マスターが私を拾い上げて頭をなでてくれました。
「はい、マスター」
「あぁ、もう、かわいいなぁ」
私がニッコリ笑うとさらに頭をなでてくれます。
「じゃぁ行こうか」
「はい」
マスターの肩にちょこんと乗っておでかけです。ただのおでかけじゃありません。
これから行くのは、神姫センター。そう、バトルを行うのです。
えっと……戦績は、きかないでください……
センターまでの道のりは、マスターとの楽しいおしゃべりで時間がすぎていきました。


「チハ! マシンガンで牽制!」
「はい!」
手に持ったマシンガンを空中に乱射し、上空で降下体制に入ったアーンヴァルのコースを遮ります。
アーンヴァルは旋回して一旦離れました。
「よし! 距離を取って砲撃」
「はい!」
私は、背後の大きな瓦礫をいくつか、よいしょと越えていき、少し開けた場所で装備を展開します。
背後のバックパックになっているユニットを足にして、それに座るように乗り、ヘルメットのゴーグルを下ろします。
そして、上空から迫るアーンヴァルをターゲットにして……
両手で耳をふさぎ、といってもヘルメットの上からですが……
ぎゅっと目を閉じて、俯いて身体を小さくし……
小さい声で、発射と呟きます。

ズドォォォッン!!!

「きゃ!」
轟音と共に小さく悲鳴をあげてしまいました。
「えっと、相手は」
目をあけてきょろきょろしていると、急に目の前が暗くなりました。
「え?」
目の前にあるものが、アーンヴァルの顔だと気がついたとき、試合が終わりました。


「ま、がんばろうな」
「はい……」
帰り道、しょんぼりしている私にマスターが声をかけてくれます。
以前マスターに、なんで砲撃のときに目をつぶる?と聞かれました。
こわいんですもん……と答えたら、かわいいかわいいと言っておもいきりなでなでしてくれました。



戦績いまだ0勝  がんばれ!チハたん 世界最強の萌え戦車を目指して

71:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:02:22 a7IhEMHS
私の名前は「アルゴ」、砲台型MMSフォードブラッグだ。
今日は待ちに待った公式戦デビューの日。
この為に隊長(マスターの事)の元、辛い特訓に耐えてきたのだ。
隊長「いいかアルゴ、オマエの対戦相手は長距離型のハウリンタイプだそうだ。
だが長距離戦はオマエの最も得意とする所。練習通りにやれば必ず勝てる!
あの特訓の日々を思い出せ!」
アルゴ「イエッサー!…目標をセンターに入れてスイッチ、目標を…」
『まもなくサードリーグ第4試合が開始されます。
対戦者の方々は速やかにアクセスポッドへのエントリーをお願いします』
…と試合開始のアナウンスが流れた。
隊長「よしいけアルゴ、相手をその火力で粉砕してやれ!」
アルゴ「イエッサー!」
私はバーチャルフィールドへと転送された。

さて対戦開始、フィールドは荒野だが足場はさほど悪くない。
早速レーダーに敵影確認。相手の方へと向きを変え、機体を固定させる。
アルゴ「目標をセンターに…なんだあれは!」

URLリンク(shinkiup.daa.jp)

驚く私に対し、キャノン、ミサイル、ランチャーが雨のように降り注ぐ。
避けようにも機体を固定してしまっているので避けようがない。
アルゴ「あ~れ~!」
圧倒的火力で粉砕され、私にのデビュー戦は黒星となってしまった。

アルゴ「申し訳ありません隊長…」
隊長「いや、俺の認識不足だった。まさかあんなヤツがいようとは…
明日から特訓のメニューを変えないといけないな。」
アルゴ「イエッサー!」
???「あのー」
対戦相手のマスターが話しかけてきた。
隊長「あ、先ほどの…いやーお強いですねー」
相手マスター「いや、それほどでも…それより、ちょっと気になったもので。ひょっとして、今回が初めての参加ですか?」
隊長「はい。家庭用シミュレーターで特訓はしてきたのですが、やはり実戦はちがいますね」
相手マスター「いや、ちょっといいにくいんですが…相手の確認もしてないうちに射撃モードにして動けなくしてしまうのはどうかと…」
隊長・アルゴ「「あっ…!」」

本日の教訓
『対戦相手の確認はしっかりと』

72:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:31:15 0AkWv2Rz
なにこの萌え戦車対決

73:名無しさん@ピンキー
07/01/20 16:52:41 ekYdsyTF
是非萌える戦車学校へ。

74:名無しさん@ピンキー
07/01/20 21:01:53 LeByy4l9
俺、無事に砲子買えたらチハって名前にするんだ・・・

75:名無しさん@ピンキー
07/01/20 22:48:51 A182iryr
俺はコンピュータが発狂しそうな名前にする

戦車じゃなくて砲台な気もするが

76:名無しさん@ピンキー
07/01/20 23:41:34 FD1o3fp8
>>75
なにそのマヘルシャラルハシバズ


77:名無しさん@ピンキー
07/01/20 23:45:00 A182iryr
>>76
当たりだ
あれ、今思うとマイケルジャクソンハミルトンブッシュだったかもしれない

78:名無しさん@ピンキー
07/01/21 00:41:25 apJEdKxD
パーティーしようぜ、砲子!!

79:名無しさん@ピンキー
07/01/21 18:19:25 ZObMz5ti
うーん、どうしても文章が単調になってしまう…

80:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:03:58 NH+ThdQ4
>>79
過度に感想を期待したり、批判を恐れたりしないのなら
気にせず書いちゃえYO

81:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:09:51 ZObMz5ti
んー、じゃあ、ここに書いたの貼りつけちゃっていいのかな?

82:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:20:54 NH+ThdQ4
>>81
前は、皆このスレに直貼りだったよ。
長い場合は分割したりして。
んで、残念な事に一時期荒れて、大半の書き手さんがwikiに移動しちゃったんだ。
URLリンク(www19.atwiki.jp)
wikiとこっち、どちらに貼るはの判断はお任せします。

83:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:39:52 i2O22L0K
連続レスで大容量な内容ならwikiの方がいいよ。
後から訂正もできておすすめ。
荒れたってのもあるけど、wikiの利便性考えると続き物なんかはあっちの方がいいと思う。

84:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:42:24 i2O22L0K
砲子です。
オーナーに買われてこの家に来て、可愛がられています。
先輩方も優しくしてくれて、私のような新兵でも楽しくやっていけてます。
ですが、ある日知ってしまったんです。
……オーナー、戦車よりもヘリの方が好きなんです。

85:名無しさん@ピンキー
07/01/21 20:14:20 ZObMz5ti
じゃあ少しだからこっちにうp。とあるとこにも書いたからもしかしたら見たことある人もいるかも…↓





うー。まだか…まだ来ないのかっ!

―ピンポーン

きたっ!
俺は駆け出す。財布を持って。玄関へ。


代金引替の手続きを済ませた俺の手には段ボール箱。品名の欄には「武装神姫・ハウリン」と書かれている。
発売当初から武装神姫には興味はあった。だが金がなかった。
しかし今月は何故かバイトの給料が多い。これは今しかない!ということで、通販で購入したのだ。


ではさっそく開封してみようか。
解説によれば、箱を開ければ自動的に起動するらしい。その直後にマスターの登録等が行われるようだ。

落ち着いて、封を開け、取り出す。すると犬型のMMSハウリンはゆっくりと目を開き、

「あなたが、私のマスターですか?」

そう言葉を発した。そこで俺はすかさず言い放つ。

「マスターじゃない!!『お兄ちゃん』だっっっ!!!」


つづく?

86:名無しさん@ピンキー
07/01/21 20:27:59 NH+ThdQ4
続きwktk

87:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:36:40 PTIfncgf
>>85
ラスト一行にマジ吹いた。GJwwwwwwwwww

88:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:44:32 ZObMz5ti
wktkとかGJとか書かれたら嬉しくて次うpしちゃうじゃないか!

「マスターじゃない!!『お兄ちゃん』だっっっ!!!」

しばし沈黙。その後にハウリンは口を開く。

「…お、お兄ちゃん…ですか…?」

「そう、お兄ちゃん」

またしばし沈黙。

「マスターでは…ないのですか…?」

「マスターだけどお兄ちゃん」

そして、またしばしry

「で…では、マスターはあなたでいいんですよね?そして呼称はお兄ちゃん、と?」

「うん、そういうこと!
あー、あと名前だよな。ちゃんと考えといたんだ、『ぽち』!どうだ、いいだろ!」

「ぽ、ぽちですか、犬のような名前ですね…」

「もしかして、いやだったか…?」

俺が不安そうに聞く。

「そんなことないです!マス…お、お兄ちゃんが付けてくれた名前だからうれしいです!これからよろしくお願いしますね、…お兄ちゃん」

「そっか!ならよかった!よろしくな!」

いや、しかしこいつは思った以上に可愛い。顔赤くして「お兄ちゃん」は反則だろう。まぁ、俺が呼ばせてるわけだけども。
と、そんなことを考えていると。

―ピンポーン

「こんちわー、佐川急便でーす」

本日二度目の宅配便。俺は何が届いたか、わかっていた。
「お、ぽち、妹が来たぞ!おいで!」

そう言ってぽちに手を差出しつつベッドの上に置いてあった財布を掴む。

「妹?…ですか?」

ぽちは不思議そうな顔をしながら首を傾げている。うん、可愛い。

ぽちを手に乗せ、俺はまた玄関に向かった。


89:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:46:09 ZObMz5ti
さて、また段ボール箱が一つ。今度の箱には「武装神姫・マオチャオ」と書かれている。
「マ…お兄ちゃん、もしかして妹とはこのマオチャオタイプのことですか?」

箱の上に移動したぽちが聞いてくる。

「お、さすが察しがいいね。そう、こいつがおまえの妹だ!ぽちの妹にするためにわざわざ配送時間をずらして指定したというわけよ。」

部屋につき、ぽちは床にひょいっと飛び降り、

「そ、そうなんですか。でもそれなら起動させる時間をずらせばよかっただけなのでは…?」

と的確なツッコミをくださった。

「言うな。俺も今そう思ったけど言うな。それより、早速起動させてやろうじゃないか。」

俺は誤魔化すように、箱を開封していく。


「おはよー!きみがますたー?なんだかちっちゃいねー!」

そう言ってぽちに話掛ける猫型MMSマオチャオ。天然ですかー?
ぽちはなんだかびっくりと困ったが混ざったような顔をしている。

「いやいや、俺を無視しないで欲しいかなー、なんて」

こちらから声をかけてみる。

「おー、あなたがますたーだね!なんだか違うと思ったんだよー!で、で!なんて呼べばいい!?あとあと、名前ちょーだい!」

元気な子だなー。マオチャオってのはみんなこう元気なのか?そんなことを考えつつ、答える。

「よし、お前の名前は『たま』!俺のことは『兄ちゃん』だ!」

「おー!ねこみたいでかわいーねー!たまはたまだぁ!へへ、ありがと、兄ちゃん!よろしくね!」

たまはそう嬉しそうに言った。喜んでもらえて何より。

「あぁ、よろしく。ちなみにこっちがぽち。お前のお姉さんだ。」

そう紹介する。

「ぽちです。よろしくお願いしますね、たま」

「うん!よろしくね、姉ちゃん!」

「姉ちゃん…妹っていうのも悪くないですね。」

仲良くできそうで何より。これからの生活、楽しくなりそうだな。


つづきかねない

90:ワガママなお嬢の日々 1-1
07/01/21 22:02:55 6ywH+RW+
グシャ、バキッ!!

俺は見事に吹っ飛ばされ後ろに積んであった玩具を潰した……潰した?

アー!!限定版のブラックゲッ○ーロボがぁぁぁぁぁぁ………



~時を遡ること数時間前~

俺は量販店に向かっていた。
今月のバイト代でやっとパソを買い換える目標金額が貯まったのだ!!

ウキウキ気分でパソ売り場に向かう…が玩具売り場がなにやら騒がしい。
なんだろうと覗いてみたら今人気の『武装神姫』が緊急入荷したらしい。
売り場に行き手に取ってみる。
自立AIが搭載されているフィギュアでカスタマイズも自由自在とな…
ちなみに値段はいくらだろう。と値段に目を通してみた。

「えっ!!??」
周囲の目が俺に集められた

おっとまずい、軽くペコペコしながらその場を離れた。
武装神姫の箱を持ちながら……


家路についたとき手には武装神姫が入った袋が…なんかもう衝動買いですよハイ。
値段には驚愕したがね、今日買おうとしてたパソの9割の値段って何よ?
それで買う俺も俺だがな。
まあ多少興味もあったし、こんな可愛い娘(つっても15cmほどのフィギュアだが)がうちにくるなら悪い気はしない
もうご主人様と言われた日にゃ(ry
俺はワクワクしながら家に帰った。



家に帰り電気を付ける。
目の前には玩具の山。
まだ開けてないやつや空き箱などが積んであり棚には色々ポーズをつけてあるアクションフィギュアやらロボやらがたくさん。
美少女フィギュアも少々。

まあ俺は一般的に言うオタクだ、主に燃え:萌え 7:3くらいってどうでもいいか。

箱類をかきわけ空きをつくり武装神姫の箱を置く。
よく見たら悪魔型らしいなこれ、よく見ずにつまんできたから分からんかった。他に何があるかネットで調べてみるか。

とりあえず箱を空けてみた。
なんか起動音かわからんが音が鳴り神姫の目がゆっくり開いてく…


…………なんですの?男の方がこちらをのぞいてる……あ、もしかしてこの人が私のマスターかしら?……手を伸ばしてくる…取り出してくださるのかしら?…ってちょっそこは!!??!?!!???!!??


あれ、こっち見たままだな。箱から出られないのか?

91:ワガママなお嬢の日々1-2
07/01/21 22:06:09 6ywH+RW+
と思い神姫に手を伸ばし掴んだ。
だが掴み処が悪かったんだろう、まさか神姫も人間と同じように反応するとは…

次の瞬間 神姫は手元から消えており目の前に姿を現した、真っ赤な顔と悲鳴と共に。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
と俺の頬を一蹴り
で最初のシーンに繋がるってわけだ。イテテ

「いきなり乙女の胸を触るなんてどういう了見ですの!!」
「いやち、ちょっと待て。俺は君が箱から出られないと思ったから取り出そうとした、その時触ったのがたまたま胸だったんだ!故意はないマジで。」
「うそおっしゃい!どうせ興味本意でお触りになったんでしょう!あー汚らわしい!!」
うわ完全に誤解してるよ…
「いや本当に業とじゃない、動かなかったから心配になって無造作に取り出しただけだ!」
「…本当ですの?」
「あぁ、本当だ」
「…まあ、いいですわ。
今回は許してさしあげます、でも次はないですからね!!」
腕を組ながらそういい放つ神姫、そして言葉を続ける
「で貴方のお名前は?」
「あ、あぁ藤岡大紀だ」
「藤岡大紀…登録完了、よろしくお願いしますわ大紀」
あれ神姫って普通マスターとかご主人様って呼ぶんじゃ、まぁいいか。
「で大紀、私の名前は?」
あ、名前付けるんだっけか
「うーん雅子?」
「殴りますわよ?」
もうこれ以上コレクションを壊されるのは勘弁だ…
「うぬぬ………じゃあアリエスってのはどうだ?」
「やればできるじゃないですの!気に入りましたわ、これからよろしく大紀」
「あぁアリエス」

こうして俺とアリエスの新しい生活が始まった


「あ、アリエス、やっぱ俺のことはご主人様っtグフォ…」
「何かおっしゃって?大紀」


続くとか続かないとか(ぉ

92:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:09:31 6ywH+RW+
つうわけで便乗して載っけてみました^^;

駄文ですがよろしければドゾー

93:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:12:17 i2O22L0K
ごめん、言っちゃ悪いが神姫SSのテンプレだわ。
他の作家と違うパターンがまったくない。つまらなくはないけど面白いところが何もないよ。

94:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:16:03 NH+ThdQ4
>>88-89
猫子いいな。これからの展開もwktk
>>90-91
初期起動話は、皆同様だから気にすんな。
やはり、これからの展開が楽しみ。

95:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:17:04 ZObMz5ti
>>93
やっぱりか…どうすれば面白いか、よく考えてみる。
意見どもですm(__)m

96:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:19:14 ZObMz5ti
>>94
たまだっ!とか言ってみる
他の作品と変化付けられるよう頑張ってみます。
こちらも意見どもですm(__)m

97:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:40:28 NH+ThdQ4
>>96
ごめん、たまかっ!w
日常話大スキーな俺としては、とても続きが楽しみなのですよ。

98:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:52:41 nbniVtTl
>>93
同意するけど、狙いすぎてまとまらなくなるよりはいいんじゃね?

99:名無しさん@ピンキー
07/01/21 23:30:39 6ywH+RW+
>>93
そうきっぱり言っていただけるとありがたい。少し試行錯誤してみます。

>>94
ありがとうございます。
一応二話も出来てますが少し見直そうかと思います。
ご意見ありがとうございましたm(_ _)m

100:名無しさん@ピンキー
07/01/21 23:53:38 3A/vDcPQ
皆様こんばんわ、チハです。
今日は私の、ある日の過酷な訓練の模様を紹介します。


~ がんばれ! チハたん ~


0600  マスターの起床と共にスリープモード解除

ジリリリリリリリ!!
「!!」
ポン!
「ん……おはよう、チハ」
「あ、おはようございます、マスター」
「あのさ…そろそろ、目覚ましにビックリして、顔に落っこちてくるの、やめにしないか?」
「……はい……努力します」

0630  マスターの朝食及び本日の予定確認

「あの……今日のお帰りの時刻は……」
「ん? ああ、今日は遅くなりそうだ」
「え?」
それを聞いて、じわっと涙が……
「おいおい、そんな顔するなよ」
「ぐすっ……なるべく、はやくおねがいしますね……」
「わかったよ」

0750  マスター出社

「いってらっしゃいませ」
「いってくるよ」
そういって頭をなでなでしてくれます。


101:名無しさん@ピンキー
07/01/21 23:54:10 3A/vDcPQ
0800  マスターの部屋での訓練開始

バトル用フル装備でマスターの部屋をフィールドに見立てて訓練を開始します。
「今日は、本棚の裏からベッドの下までにしましょう」
範囲を決めて、作戦開始です。
本棚の隙間から裏側にまわり、周囲を確認。
手に持ったマシンガンを構えて、撃つ真似をします。
「ババババババババ!!  ドーン!」
ふうと息をつき、マシンガンを下ろします。
「敵MMS撃破!」
そう言って先に進み、本棚を抜けてベッドの下へ行きます。
「ベットに到着、作戦第2段階に移行」
周囲確認をしてマシンガンを構えてゆっくり進みます。
カサ……
「?」
物音がしたのでそちらの方へ。
カサカサ……
「!!!!!!」
ババババババババ!!
物音の主を発見したとき、実際にマシンガンを撃ってしまいました。
ブーン
「き! きゃぁぁぁぁ!!」
そのものは私に向かってきました。
私は急いでベッドから走り出て、後ろを確認したとき……
ピト
「う……」
私の顔に張り付いたと同時に私の意識は途切れました。

????  マスター帰宅

「おい、チハ! しっかりしろ!」
「あ…あ、ますたー?」
「大丈夫か?」
「う、うわぁぁぁぁぁ!! こわかったですぅぅ!!!」
私は号泣してマスターに抱きつきました。
マスターはやさしく撫でてくれて、私の話を聞いて……
それから、一緒にお風呂に入って、身体を洗ってくれました。
きゃ!

そしてその日の睡眠の時に……
「あの…今日は一緒に……寝ていいですか?」
「ん? もう、甘えんぼだな」
そういってマスターは私をお布団の中に入れてくれました。
私はマスターの横でスリープモードに入りました。

以上、とても激しい訓練でした。

102:名無しさん@ピンキー
07/01/22 08:19:48 RnjL+zWq
∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい

103:67 ◆Liqlb.lHs6
07/01/22 08:24:30 rBTL1Usj
>>100-101
チハたんは可愛いなぁ。
次回もワクテカしながら期待してます。

104:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:59:31 Y0rF61gO



105:名無しさん@ピンキー
07/01/22 18:56:07 uCt/PGZF
うわ~
気が付いたら新作が投下されてる。
どっちもつづいてくれるとうれしいな~

106:名無しさん@ピンキー
07/01/22 21:23:12 j3G4Kvlj
>>84こんな感じか?

砲子です。
兎先輩に相談しました。
「オーナー、エアーウルフのDVD観て目を輝かせてるんです。やっぱり戦車よりヘリの方が好きなんですよ」
「あー、あれね。でもオーナーは戦車も好きよ?」
「本当ですか?」
「本棚を見なさい。『ティーガー戦車隊上下巻』に『泥まみれの虎』よ」
「─!ほ、本当です!オーナーは戦車も好きなんですね!!」
(まあ砲子ちゃんのコンセプトは戦車じゃないんだけどね。それとこのブルーサンダーのビデオは隠しておこっと)

107:名無しさん@ピンキー
07/01/22 22:40:53 alcnYTHx
皆さん、こんばんわ。チハです。
今、バトルロイヤルの最中なんです。


~ がんばれ! チハたん ~


「あ、また一人アウトになりましたね」
私は、開始直後に瓦礫の中に潜り込み、砲撃モードでじっとしています。
駆動系を落として、レーダーだけ働かせ、状況を把握している最中です。
ゴーグルに写る光が動き回り、次第に数が減ってきています。
「みなさ~ん、がんばってくださ~い」
小声で応援します。
そして、光の動きが収まり、音もしなくなったと気が付いた時、私は自分の目を疑いました。
光の点……つまり、稼動中の神姫の反応が、2つ重なっていることに。
ひとつは、私……もうひとつは……

ゴォォン!!

「きゃぁ!」
目の前の瓦礫が崩れました。
「いつまでかくれんぼしてるつもりだい? えぇ?」
最後まで残った神姫が開いた穴から覗き込んできます。
「いい度胸じゃないか」
すっと手を伸ばして私の顔をなでます。
「ひ…ひぃ……」
「動けないみたいだし、ゆっくりいたぶってあげるよ!!」
その怒鳴り声に、私は屈みこんで震えました。
そして、咄嗟に…発射……と呟いたのです。

ズドォォォォン!!

目の前に居た神姫が光となって、掻き消えていくのが見えました。
勝者チハ!
「……か、かっちゃった……」
私は呆然としたまま、表彰式が終わり、お家に帰ってお祝いをしました。

108:名無しさん@ピンキー
07/01/22 22:50:04 RnjL+zWq
∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい

109:名無しさん@ピンキー
07/01/22 22:59:42 62GV+M88
ちはたん可愛い!ちはたんの後だと駄文がさらに駄文に見えるけど頑張って2話書いてみたのでうpしてみる。


「それでねー、兄ちゃんが学校行ってるときに姉ちゃんがねー!」

「たま!それは言わないでって言ったでしょう!」


俺の肩には2体の神姫。そう、俺の妹達とも言えるぽちとたまの2体だ。
今日は俺も休みだし、たまには出かけようということで、近所の店に3人で買い物に来ている。
こいつらが家に来てからも、別に学校がなくなるわけでもないのであまり遊んだりしてやれなかったしな。

「あ、お兄ちゃん、あれはなんですか?」

そんなことを考えながら街を歩いているとぽちが問い掛けてきた。指差している方向を見るとソフトクリーム屋。どうやら店の前に置いてあるソフトクリームの置物(?)が気になったらしい。

「あぁ、あれはソフトクリームっつー食い物だよ。甘くて美味い…あ、買ってやるよ。」


買ってきたソフトクリームをぽちとたまに差し出す。
恐る恐るといった様子で2人は口を付ける。

「わ、冷たくて甘い…」
「おー!新しい味だねー!」

そう言って喜ぶ2人。買ってやってよかったよかった。

「どれ、俺も少しいただこうかね」

ひょいと、俺は自分の口へとソフトクリームを運び、ぺろり。
うん、美味い。寒いけど。

「あ…」

ぽちが微妙な声をあげた。
「ん?どした?」

「兄ちゃん、そこ姉ちゃん食べてたとこー!間接キスだー!ずるーい!」

は!?間接キス!?
なんとなく赤くなってしまう俺とぽち。いやしかしずるいってなんだずるいって。
相手が神姫とはいえ、なんか恥ずかしい。神姫という前に女の子として意識してしまっているということだろうか。


110:名無しさん@ピンキー
07/01/22 23:00:41 62GV+M88

などとやっているうちに目的の神姫センターに到着。ここは地元でもなかなか大きいところで、バトル用のパーツはもちろん、さまざまな服やクレイドルなどのオプション機器も取り扱っているのだ。


「おー、おっきいねー!」

「あぁ、この辺じゃ最大だからな。てか神姫関連の取扱店はあっても、ここしかちゃんとした店はないしな。」

中に入ってみる。やっぱり中もでかいなぁ。なんだかテンション上がってきたかも。

「よし!お前ら好きなもの買ってやる!服でもなんでも持って来い!」

テンションのままにそんなことを口走る俺。

「おー!兄ちゃん太っ腹ー!姉ちゃん、あれあれ、あの服かわいー!」

「あ、こらたま、ひっぱらないでー!」

そう言って棚の前に備え付けられた神姫用通路に飛び移り、早速物色をはじめた。見失わないようにしっかり見張ってないとな。うん。



しばらくして2人は戻ってきた。たまは大量に商品を抱えて。ぽちは控えめに。性格が出てますねぇ。

「お兄ちゃん、あの、本当にいいんですか?」

ぽちが微妙に心配そうだ。
「大丈夫だって、貯金もちゃんとおろしてきたしさ」

そう笑顔で答えてやり、2人の持ってたものの会計を済ませる。
…大丈夫とは言っても少し痛かったけど。




「あー、今日は楽しかったねー!」

「えぇ、そうね。お兄ちゃん、今日はありがとうございました」

空は夕焼け、帰り道。例により肩に乗った2人は嬉しそうだ。

「そか、よかったよ。今度はもっと遠く、行ってみような」


そ、俺たちの生活はまだ始まったばかり。まだまだやりたいこと、行きたい場所はいっぱいだ。



そのために頑張って金も貯めないとなッッッ!!



      つづくかもしれぬ

では失礼しました。

111:名無しさん@ピンキー
07/01/22 23:31:43 Fw8A799X
すげえ!最近盛り上がってきてんじゃんか!がんばれ!

112:名無しさん@ピンキー
07/01/22 23:48:22 IDzyCnpB
やはり、たまが、かわゆ、すぎる。

113:名無しさん@ピンキー
07/01/23 01:20:36 YDmG+5aX



114:名無しさん@ピンキー
07/01/23 20:38:49 DiM8CCU1
ちは、いいね

ぽちたまさんの方は妙に空行が多くて読みづらいかも

115:ある騎士子の日記
07/01/23 22:02:26 ArlLVDlJ
マスターが付属装備に手を加えたというのでテストを兼ねてのフリー対戦をするために神姫センターへと来た。
マスター「ほい、これがパワーアップした鎧だ」
騎士子「え?今までのと変わらないようですが?」
マスター「見た目は一緒だがイザというときに役立つような仕掛けを施してある」
騎士子「それはどのような仕掛けでしょうか?」
マスター「それは使ってからのお楽しみってことで。ほら、そろそろエントリーの時間だぞ。」
マスターに急かされ、急いで武装する。今回はコルヌとベック、そして改良されたという軽装アーマーという装備だ。
相手はデフォ装備のストラーフ。ハンドガンはともかく、グレネードには気を付けねば…

バトルスタート。フィールドはゴーストタウンか。さて相手は…
いた。少し離れたビルの上から既にグレネードを構えてこっちを狙ってる!
反射的に右へと飛ぶ。同時に爆発。さっきまで居たところにグレネードが着弾した。
すぐさまベックを構え、相手に向かって発射。
ガスッ!
第二射を発射しようとしてた相手に命中、こちらが撃ってくるとは思わなかったのだろうか?
黒子「あらあら、グレネードが壊れてしまいましたわ。こまりましたね。」
全然困っているとは思えない口調で相手が言った。本体には当たらなかったか、残念だ。
まぁ元々当たるとは思わなかったし、相手の驚異を取り除けただけでもラッキーだ。
次を発射すべくベックの巻き上げにかかる。と、その時。
黒子「しかたありませんね、よいしょっと」
ブオン!
不意に相手がビルの上から消えた、いや、跳んだのだ。
上か!剣を抜いているヒマは無い。急ぎベックを上に構え、攻撃に備える。
ギィン!
かろうじて相手の一撃を耐える。だがこのままではサブアームから追撃を受けることになる。
騎士子「おりゃあ!」
気合一発、相手を押し返し距離を取る。使い物にならなくなったベックを捨て、コルヌを構える。
黒子「あらあら、女の子が『おりゃあ』だなんてはしたないですよ。もっとおしとやかにしてないとマスターさんに嫌われますわよ。」
騎士子「いきなりグレネードを撃ってくるのがおしとやかなんですか?」
黒子「それはそれ、これはこれです。私が優雅な戦闘と言う物を教えてあげますわ。」
騎士子「…戦闘に優雅も何もあるのか?」
黒子「勿論ですわ。…では、いきます」
両手にフルストゥ・グフロートゥを構え、襲いかかってくる。言うだけあってかなりの腕前だ。しかも向こうは2本、こちらは1本、防戦一方だ。
黒子「スキあり、えいっ!」
…4本だった。不意にサブアームから攻撃され、吹っ飛ばされる。その拍子に剣も飛ばされてしまった
黒子「あらあら勝負あり、ですか。もうちょっと楽しませていただけるかと思ったのですが。」
その時マスターから通信が入る。
マスター「落ち着け、こんな時の為の仕掛けだ。次に相手が近づいてきたときに使え。」
それを聞いた私は拳を握り、ファイティングポーズを取る。
黒子「あらあら、まだやる気ですか。諦めない事はいいことですが、もう少し現実を見た方がよろしいのでは?」
騎士子「あきらめは悪い方でしてね、誰かさんに似て。」
黒子「そうですか。では、教えてあげますよ。…現実を!」
2本の剣とサブアームを掲げ襲いかかってくる!あと10…5…今だ!
騎士子「キャストオフ!」
瞬間、私の鎧がはじけ飛ぶ。
黒子「んなっ!」
鎧のパーツが次々に相手へと命中する。
黒子「ぐはっ!」
カランカラン。腕にも当たったのか武器を落としたようだ。すぐさまそれを拾い上げる。
騎士子「お嬢さん、落とし物です…よっ!」
ザシュッ!フルストゥ・グフロートゥが持ち主の胸に突き刺さる。
黒子「そんな…まさか…」
騎士子「諦めたらそこで終わり、ですよ。」
黒子「いえ…女の子が自ら脱ぐだなんて、はしたな…い…ですよ…」
騎士子「…え?」
そうだ、マスターが施したという仕掛けは鎧を飛ばす物だった。ということは…
騎士子「きゃ~~~~!」
いくらインナースーツとはいえ、恥ずかしいものは恥ずかしい。
AIジャッジ『勝者、騎士子!』
マスター、このお返しはきっとしますよ~!

116:名無しさん@ピンキー
07/01/23 22:45:57 Qy3desHV
>>114
あー…そう言われれば確かにそうかも…
修正してみます、ありがとうございます。

117:名無しさん@ピンキー
07/01/24 00:16:02 RXadh0lN
>>115
台詞の前にキャラの名前を出すのは止めといた方がいいと思う

118:名無しさん@ピンキー
07/01/24 00:35:38 KuCu3gJD
>>117
気持ちはわかるが、ギャグ(?)風味なんだからいいんじゃね

119:名無しさん@ピンキー
07/01/24 08:02:07 HnYGOHvW
115を書いた者です。
>>117>>118
忠告感謝。まだ書き慣れてないもので…

120:名無しさん@ピンキー
07/01/24 08:28:13 jj6es2+4
URLリンク(shinkiup.moo.jp)
妄想。

121:名無しさん@ピンキー
07/01/24 08:35:57 bHHWW9Eq
>>120
無駄にクオリティ高ぇwwww

122:名無しさん@ピンキー
07/01/24 11:41:15 HTwj8Fyt
>>120
神姫哀歌(エレジー)吹いた

123:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:33:12 mNPg7usM
 時に、西暦2039年……害虫達は全ての駆除剤を克ふk_
「違うでしょっ!」

訂正

124:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:33:49 mNPg7usM
 時に、西暦2039年(以下略)
「マスター、マスター」(ゆさゆさ)
「ん……後5年……」
「冗談こいてる場合じゃないってば、遅刻しちゃうよ?マスター」(ゆさゆさ)
目を覚ますと、目の前には女の子の……じゃなくて神姫の顔
「ふぁ……おはよう、シィル」
「おはようじゃないよ~、時間!ほらコレ見てコレ!」
犬尻尾をぱたぱたと不満げに振りながら、ハウリンのシリウス……愛称シィルは時計を指し示す。
現在時刻、午前8時25分也
「Nooooooooooooooo!!!」
朝っぱらから、JoJoちっくな悲鳴が響いた。

125:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:34:37 mNPg7usM
 彼の名は水無月大志、極在り来たりな神姫マスターで現在高校2年生。
いや、別に神姫マスターで有る事を隠していないという辺りで既に、オタクと呼ばれる嗜好を持つ身としてはある種開き直っている珍しいタイプかも知れない。
曰く「趣味に他人から口出される謂われはない」
「で、周囲をドン引きさせて話しかけられなくなるからオタ扱いされても気にならなくなる、と有る意味強いよな、お前」
大志に話しかけているのはサッカー部のエースで女子によるクラスの人気投票1位の鈴木、彼も神姫マスターではあるのだが、それを秘密にしているタイプだ。
「嘘も間違った事も言ってないだろ」
「そりゃそうなんだが……こうも一刀両断にされるとなぁ……」
苦笑しつつ、頬を指先で掻く鈴木から目をそらして……
「それに、アイツは最後に残った家族だから」
「あ……わり」
地雷を踏みかけた事を察して表情が曇る鈴木の肩を、気にするな、とばかりに大志は2度叩いた。

126:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:35:20 mNPg7usM
 16時45分……大志の自宅ではシィルが悪戦苦闘していた。
「あ~、もう!まちなさぁぁぁい!」
愛用のリュウノアギトを構えて追い掛けるのは、お台所に生息する黒い悪魔。
直線の速度では劣っていても切り返しの反応はシィルの方が勝っている、後1歩、それで完全にチェックメイト………そのハズだった。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇいっ!」
乾坤一擲、振り下ろされた剣は床にぶつかるだけに終わる。
「-っ!?しまっ……!」
ぶうぅぅぅぅぅーーーーーーーん………ぴとっ♪
「にえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」
試合終了、勝者G(決まり手:フライング・顔面引っ付きあたっく)
・・・
「で、特攻喰らって撃沈された、と」
「笑い事じゃないよ~、本気で気持ち悪かったんだからぁ……」
で、その後……無闇やたらと徹底的に顔を洗っているシィルから事情を聞いた大志が笑いをかみ殺しながら発した第一声がこれだった。
1時間以上洗い続けて漸く綺麗になったと納得した頬を軽く膨らませて、シィルは大志に抗議する。
「でもやっぱりデフォルトの装甲を付けてるとアギトはちょっと使いづらいみたい、横に凪ぐ分には良いんだけど……」
「振り下ろす時にちょっと不便……か」
G退治は別にシィルの暇つぶしだけを目的に行っているわけではない、戦闘での装備による干渉や有効距離の確認の意味も込められている。
最も、撃退率は43%とあまり芳しくはないのだけれど、主目的はそれで無いのだから上々と思っている、本気でGを叩きつぶしたいならバルサン焚けばいいし。


127:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:36:12 mNPg7usM
 土曜は神姫ショップに顔を見せに行くのが、シィルと大志の数少ない予定の1つ。
「よし!お前ら好きなもの買ってやる!服でもなんでも持って来い!」
なんて豪儀な人物を尻目に、二人はメインカウンターで何か弄っている店長に話しかける。
「こんにちは」
「ん?おぉ、いらっしゃい……どうした?バトルでもしに来たのか?」
一見すると「あなたはどこの仮面ライダーに出てきたおやっさんですか」という感じのする店長が気軽に声を返してくる、因みに40代独身。
「そう言う事、この前チップ埋めたアギトの最終調整も終わったし」
ほー、そうかそうか、と店長は少しわくわくした様子でシィルに使い心地なんかを聞いている。
「と言うわけでフリーバトルに登録して置いたから、呼んだら来てくれよ」
店長の声に手を振る事で答えながら、大志は商品棚へと注意を移していく。
「……誰だよ、FMのイーグレットRRにチップ埋め込んでるやつぁ……」
観戦用の大画面に映ったヴァッフェバニー……彼女が手にしているランチャーポッドを見て、大志はこっそり呟いた。
重火器系の装備に見入る事10分経過
『登録ナンバー12の、お客様、ヴァーチャルバトル機まで、お越しください』
大志は放送に呼ばれて、シィルと共にバトル用筐体までやってくる。
「お?大志」
「相手はお前か、鈴木」
あちゃ~とばかりに後頭部をがりがり掻きむしる対戦相手に、大志は苦笑する。
「大丈夫だよ、あるじ様、ボク達も強くなったんだから」
鈴木のポケットから励ましの声をかけるのは、彼の神姫、マオチャオタイプの「狐鈴」
「とは言ってもなぁ……懐に潜り込まれると恐いんだよあのわん娘」
と言いつつ準備に余念が無い辺り、彼も十分やる気のようだ


128:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:36:54 mNPg7usM
「わたし、インファイトに入ったらそんなに恐い?」
「……ま、ノーコメントとしておこう、装備はアギト+2番でいくぞ」
「了解!」
シィルが所定の位置にセッティングされると、バトルステージ上にデータがロードされる。
片や、両腕にガトリングガンを抱え込んだ狐鈴、片や、身の丈ほどもある骨製の大剣を担いだシィル。
『バトルモード:0-1-0-0、バトルフィールド、セットアップ』
ジャッジマシンが手にした旗をクロスさせ……
シィルがいつでも飛び出せるように身を屈め……
狐鈴の背負ったバーニアパックのアフターバーナーに火が入る。
『レディ……Go!』

129:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:37:44 mNPg7usM
開幕のベル代わりは、狐鈴が放つガトリングの洗礼だった。
弾着の煙が瞬時にしてシィルを覆う。
「被弾ゼロ、問題ないよ、マスター」
「斬り返すぞ、ゲットセット」
煙が薄れ、狐鈴のシルエットがうっすらと浮かび始める
「レディ……GO!」
声と共に、アギトを構えたシィルは煙の壁を突き破るかのように突撃した。
真っ直ぐ、愚直なまでに突っ込んでいくシィル。
しかしそれに対して狐鈴がはっと気付いたように向けた銃口の先は……「上」
左手の指がトリガーを引く……よりも早く、右腕に持ったガトリングを大きく振るう。
ガンッ!
重い物同士が激突する音が響いて、ガトリングの銃身がへし折れ……いや、押し切られた。
砂煙が晴れた画面に浮かび上がる姿は、リュウノアギトで狐鈴のガトリングを1門、完全に粉砕したシィル。
「シィル、閃!」
「だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
気合い一閃、シィルは殆どガトリングに埋もれているリュウノアギトをそのまま振り抜いた。
「しまっ!?」
0距離から大質量の一撃が腹に決まり、ハデに吹っ飛ばされる狐鈴
「やったか?」
モニタリングルームからでは状況の確認すらままならない、この短時間での戦闘ながら、シィルの肩、肘関節には大きな負担がかかりつつあった。
「まだっ!受け身を取ってる!」
受け身……どうやら直撃の瞬間、自ら後ろに跳んである程度ダメージを減らしたらしい、マオチャオらしい回避術だ。
それを裏付けるかのように、新たに湧き起こった煙の中で何かが光った。
「6時、7時、630時からグレネード4発!乱数回避!」

130:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:38:21 mNPg7usM
「わわわわわっ!?」
振り返りながら放たれた榴弾をかわすと、目の前にはさらに8発の榴弾が迫っていた。
6発までは体術でかわし、1発は誘爆させる。
そして最後の1発が、シィルの面前で炸裂した。
「あっぶなぁ……」
さしもに衝撃に耐えきれず、真っ二つに折れたリュウノアギトの陰から、シィルが飛び出す。
それに呼吸を合わせるかのように、狐鈴も手にダガーを持って飛び出してきた。
こうなってしまえば決着は単純だ、先に得物を相手に突き刺した方が勝ち。
そしてまだ補助武器に手をかけただけのシィルと、既に装備を済ませている狐鈴では結果は見えたも同義。
その単純すぎる論理は、あっさりと覆された。タイミングを合わせて、シィルが狐鈴のダガーを蹴り飛ばす、という方法で。
しまった、そう狐鈴が思う間もなく、シィルの補助装備、封龍剣が狐鈴の胸部を薙ぎ払った。


131:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:39:02 mNPg7usM
「びくとりー♪」
セット位置から出てきたシィルは得意げにVサイン。
「よくやったな」
大志も満足げにシィルの頭を撫でてやる。
そんな処に、鈴木と狐鈴が連れだってやってくる。
「はぅ~~……やっぱり完敗だよ~」
「そう落ち込むな、お疲れさん、大志、シィルちゃん」
しばし、マスター同士、神姫同士で雑談に花が咲く。
そして、帰り道………。
「……なぁ、シィル」
「ほぇ……なに?マスター」
夕日に照らされて、二人、朱に染まった世界を歩く。
長く延びた影法師の大きさは、あんがい変わらなくて……
「何処まで、行きたい?」
「マスターが望むところ……かな」
神姫の影が、少年の影に重なった。

132:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:40:50 mNPg7usM
人が居ないウチに投下する俺チキン。
てかぽちたまの人の作品から一行ほど流用させて頂きました、どうみても不意打ちで御免なさい orz
笑って許してくだされば幸いです。

てか神作品の後だと余計に文章力の貧しさが目立つなぁ……。

133:名無しさん@ピンキー
07/01/24 18:11:25 Gi8gcAF6
なんかどっかで見た文字列がある…と思ったら俺の書いた文だったwww
俺の駄文でよければいくらでも使ってくださいな。

読ませてもらいましたが面白かったです。シィル!シィル!

134:名無しさん@ピンキー
07/01/24 20:04:22 tcECyBcC
>>119
ネタでわざとやってるんじゃなけれぱ脚本形式はやめといた方がいいよ。
短編とはいえSSとしては最低と呼ばれる形式なんだよ。

>>132
ここまで続けられるんならwikiで書いてくれ。
続きまってる。



135:名無しさん@ピンキー
07/01/24 20:36:22 HnYGOHvW
>>134
詳しい説明有り難う。次回(あるのか?)から気をつけます。
>>mNPg7usM氏
是非wikiで続きを・・・

136:名無しさん@ピンキー
07/01/24 23:03:24 RR37/+tH
>シィル
ピンクのもこもこ吹いた

137:名無しさん@ピンキー
07/01/24 23:09:53 bfwO6MJO
皆さん、こんばんわ。チハです。
マスターと一緒に、装備品一式の点検にセンターまでお出掛けです。


~ がんばれ! チハたん ~


「これ、お願いします」
マスターが私の装備品を受付に並べます。
「はい、ではこちらに記入を」
「はい」
マスターが書類に書き込んでいると、手を止めずに私に話し掛けてきました。
「新しい武器とかみてきてもいいぞ」
「え?…じゃぁ、いってきます」
私はそう言って、マスターの肩から降りて、販売コーナーの方へ行きます。
人間用の大きな棚の並ぶ中、神姫用の棚の並ぶ一角にやって来ました。
そこには、銃、剣などが置かれていましたが、アクセサリーなどもありました。
「こんなのもあるんだ」
うさぎの耳のヘッドアクセサリーを頭にのせ、ポーズを取ります。
「マスター、こんなの好きなのかなぁ」
そう言って、アクセサリーを戻しました。
そして、小さな箱に大雑把に詰められたリングが目に止まります。
「ん? なんだろ」
手にとって見るとそれは、簡素な透明のプラスチックで出来た指輪でした。
「指輪……」
神姫のボディは基本的に全モデル同じ、つまり、指のサイズも同じ。
私は、辺りを見回し、誰も居ないことを確認すると、ゆっくりと左手を開き胸の前へ。
そして、ゆっくりと、右手で持った指輪を薬指に……
「チハ?」
小刻みに震える右手を抑えながらはめようとしていたら突然声がかかりました。
「!!!」
私は飛び上がって驚き、マスターの方を向きます。
「マ、マ、マ、マスター! な、な、何でしょう」
「あ、いや……欲しいものでもあるのか?」
「いえ! ありません!!」
「私は、指輪を慌てて箱に戻して、マスターに近づきました。
「そうか、帰るぞ」
「はい」
私たちはセンターを出て、帰って行きました。

138:名無しさん@ピンキー
07/01/24 23:42:49 LMwtHUJY
∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい

139:名無しさん@ピンキー
07/01/25 00:34:52 DDUUzAHb
俺、この戦争が終わって地球に帰れたら、届いた砲子にチハって付けるんだ……。

140:名無しさん@ピンキー
07/01/25 01:03:30 CcDphS3l
>>133
有り難う御座います~
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ぽちたん!たまたん!
 ⊂彡



>>134,135
wikiやった事無いですががんばってみまつ orz

>>137
∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい

>>138
139、応答せよ!139!……くそ、ダメか……っ!

141:名無しさん@ピンキー
07/01/25 01:12:26 Bsahx9Sp
>>137
しばらく静観してたけど、チハタンはイイ!
砲子届くの楽しみだなぁ。

142:名無しさん@ピンキー
07/01/25 02:42:12 gWWIHlvf
砲子はチハたんカラーにしようかな

143:名無しさん@ピンキー
07/01/25 09:31:10 876Qwix3
チハのカラーリングはどんな色なんだろ
イメージ検索しても様々な色があってどれが基本色なのか分からないぞ
まぁそれはともかく∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい

144:名無しさん@ピンキー
07/01/25 09:43:59 rRTk/D1o
>>139
それなんて死亡フラグ

145:名無しさん@ピンキー
07/01/25 11:35:37 inBfYrNT
新スレになってから勢い出てきたなオイ!
いい流れだZE!もっと神姫話プリーズ

146:67 ◆Liqlb.lHs6
07/01/25 13:51:01 6pJR7L9Z
「ごしじんさま」
「ますた」
舌足らずな声が足元から聞こえてきた。
今ではもう、充分以上に聴き慣れた白子と黒子の声。
何事かと思ってしゃがみ込むと、二人揃ってこの間買ってあげた小さなノートを差し出してきた。
たまに日記をつけている俺の真似をして、二人も日記をつけ始めたらしい。
因みに、あくまでも人間サイズで考えて“小さい”ノートなので、白子と黒子からしてみれば大きいを通し越して巨大である。
「良いの?見ても?」
二人からノートを預かりながら聞いてみる。
一番最初に、“基本的に日記は人に見せるものではない”と説明した筈なんだけどな。
まぁ、何を書いているのか興味があったし、丁度良いか。
「じゃあ、まずは白子から」
ソファーに座りながらノートを開く。
ノートには、白子らしい字で文章が綴られていた。


◎月▼日 はれ

今日は黒子ちゃんとたんけんごっこをしました。
本のお山をのぼって、くっしょんのおかをこえて、つくえの下や本だなの後ろを回って色んなところに行きました。
ごりらのロボツトやハンバーガあたまのだーくひーろのおもちゃを見つけました。
帰るときに出られなくなって、犬子ちゃんとねこ子ちゃんがたすけてくれました。
それから帰ってきたご主人さまが、おやつにクッキーを持ってきてくれました。おいしかったです。


「そうか、色々な場所を探検したんだ」
嬉しそうに肯く白子の頭を、人差し指で優しく撫でる。
二・三日前、開けた覚えの無い押入れの戸が開いてた事があったけど、これが原因だったのか。
それにしても、ゴリラのロボットやハンバーガーヘッドのダークヒーローって……
アレは大分奥に仕舞って置いたはず。
相も変わらず、白子の行動力には舌を巻かされる。
それに結局出られなくなって、犬子と猫子に助けられるオチが付くのは白子らしい。
犬子達が来る前までは、俺が帰ってくるまで閉じ込まれっぱなしで泣いていたっけ。

147:67 ◆Liqlb.lHs6
07/01/25 13:52:26 6pJR7L9Z
>>146続き

「よし、次は黒子だ」
シャツの胸元にしがみ付いてきた黒子がニッコリと笑う。
さて、何が書いてあるかな……


白子ちゃんも 犬ちゃんも ねこちゃんも きしちゃんも ぶしちゃんもすきです。
でもますたーはもっと大すきです。


「…………」
OK。黒子、君はあらゆる意味で日記を勘違いしているようだ。
まぁ、書いてある内容は嬉しい事この上ないけれど。
さて、なんと言うべきか?
日記としてのあり方をもう一度教えるか、それともそれを無視して好きだと書かれた事を喜ぶべきか。
「ふむ…」
顎に人差し指を当てながら、胸元の黒子を見る。
黒子は顔を真っ赤にした後、照れているのか俺の胸に顔を押し付けてきた。
OK。可愛過ぎだ、黒子。
日記云々についての突っ込みは、この際無しの方向にしよう。
「有難う、黒子。俺も黒子達のことが好きだよ」
耳まで赤くした黒子の頭を撫で、羨ましそうな表情の白子も一緒に抱きしめる。
神姫のオーナーやってて、本当に良かった。
その後、俺は二人にせがまれて赤いボールペンで日記に花丸を書き加えた。
どうやら二人は日記は日記でも、小学生の夏休みの宿題によくある絵日記のような感覚で書いていたらしい。
花丸の付いた日記のページを見ながら、ニコニコと笑う二人。

尚、これをキッカケに甘えん坊のスイッチが入ったのか、この後白子も黒子も頑なに俺から離れようとしないので、久々に一緒に寝る事にした。
枕の隣に二人用のスペースを確保すると、いそいそと小さな布団に潜り込む白子と黒子。
間違えても二人を開きにしないよう緊張をしたまま寝た俺は案の定、次の日身体のアチコチに筋肉痛を抱える羽目になったとさ。

148:名無しさん@ピンキー
07/01/25 15:53:10 RLeyEUMy
俺日記ネタ大好きだわ可愛すぎハァハァ

149:名無しさん@ピンキー
07/01/25 19:06:15 876Qwix3
>>147
あぁ、次は犬猫編だ・・・

150:名無しさん@ピンキー
07/01/25 22:40:33 X3uLyoEj
神姫を幼児並の知能に設定すると可愛いんだろうけど、どんなCSCの組み合わせしてんだろかw
俺としては成熟した大人な人格の方が好き

151:名無しさん@ピンキー
07/01/25 22:55:34 Bsahx9Sp
ここに書かれるSSは良いのが多いんだけど、
>>146さんのは以前から特に好きw
こうやって、ゆっくりと育っていく神姫もいいなあ。

152:名無しさん@ピンキー
07/01/26 01:15:22 xletDawx
「マスター、空を飛びたいです。」
「…いきなり何を言い出すんだ?」
「ずっと考えていたのです。私のタイプ別対戦成績を見ていて、飛行タイプに非常に弱いことに気づいてから。」
「それでこっちも飛んで対抗しようというわけか。」
「そうです。」
「そうだな。もし上手く行かなくても、飛んでみる事によって飛行タイプの弱点が見えてくるかもしれん。
そういえば前に犬子にツガル装備を買ってやってたっけ。おーい犬子ー!騎士子にツガルを貸してやってくれないか?」
言い終わると同時に犬子姉様がツガル装備をしまってある箱を持ってきた。
「お持ちしました、ご主人様。ささ、騎士子さんどうぞ。」
「いやに準備が早いな。また盗み聞きでもしてたのか?」
「失礼ですね、ご主人様。単にこの家の防犯の為に随所にマスィーンズを配置してあってそれをチェックしてただけですよ。
ちなみにご主人様の丸秘コレクションの隠し場所は…」
「わー!言わんでいい!」

というわけで姉様に貸していただいた装備を持ってマスターと神姫センターへとやってきた。
丁度マスターの御友人の方がいらっしゃったのでテストの相手をお願いする事にした。
「いやーこっちも助かるよ。この前来たばっかの白子のチェックをしたかったからね。騎士子ちゃん、お手柔らかに頼むよ。」
「よろしくお願いしますー騎士子さん。こっちはまだ実戦経験無いんだから手加減してくださいねー。」
「まぁ今日の所は飛行テストやって、最後にちょこっとスコアアタックといきますか。」
「了解しました。」
エントリーまでの時間に私たちは武装を付ける。…っと?
「どうした騎士子?」
「いえ、ちょっと…きついような?」
「そういや犬子もそんな事いってたな。たしか胸が…」
「わわっ!大丈夫です大丈夫です!」
装備を終え、なんとなく鏡を見てみる。
「…なんか微妙です…」
「色のせいじゃね?」
「そうですかね…?」
なんかこういうフリフリした装備は私には似合わない気がした。
「いいなぁ、私もそういう装備が欲しいなぁ。ねぇお兄様、私にも買ってくださいよー?」
白子さんが自分のマスターにおねだりしてる。確かに彼女には似合いそうだ。
「う…今月はちょっとピンチなんだ。また今度な。」
「約束ですよー、お兄様。」
「お前も大変だな…」
「まぁこれも神姫オーナーの宿命さ。」
なんか男の悲哀を漂わせてる両マスター。などとやっている間に順番が来たようだ。

153:名無しさん@ピンキー
07/01/26 01:23:28 xletDawx
今回のフィールドはゴーストタウン。上空には飛行テストに十分な空間がある。
「いくら基本操作はインプット済みとはいえ始めての装備だ、無理はするなよ。」
「了解しました。」
確かに操作が解るとはいえこれは難しい…
スラスターを吹かしすぎると勢い良く飛び出しすぎるし、絞りすぎると失速。空を飛ぶってこれほど難しい事だったのか。
「騎士子さん、大丈夫ですかー?」
さすが白子さん、既に慣れてしまったようだ。私も頑張らねば…
暫くやってるうちにコツを掴んできた。なるほど、ターンする時にはこうして…
「二人とも随分慣れたようだな、んじゃスコアアタックといくか。30秒後に15個のダミーが出るぞ。」
「どちらが多く破壊できるか競争ですね。」
「えー騎士子さんに勝てるわけないじゃないですかー。」
「飛行技術はそちらが上、実際私の方がキビシイですよ。」
「んじゃ始まるぞー。3,2,1,スタート!」
マスターの合図と同時にダミーが出現した。以前やった時は下からだったので策敵が大変だったが、上から見るとよく解る。
しかし10個ほどしか見えない。あと5個はどこに…
バァン!不意に聞こえる爆破音。
「やったー!一個撃破ー!」
っと出遅れた。私もホーンスナイパーライフルを構え、ターゲットを探す。
「そこだ!」ドン!バァン!
「ふぇー。さすがですー。」
白子さんは感心してたが、コレは狙うのが結構難しい。飛んでいる為に安定せず、照準がブレる。
「そら、ダミーが動くぞ。」
う、動くとさらに難しい…
「あーん、あたらないですー。」
白子さんも苦労してるようだ。
「こんな時は相手の動きを予測して…」
バシュッ!ドォン!マグネティッックランチャーが命中、ダミーは爆散した。
「なるほどですー。ていっ!」
ドォン!
この子飲み込みが早いですね。それとも基本特性の差なのでしょうか…?
っと、今回はテストが主な目的でした。せっかくなので地上への格闘戦も試してみましょう。ライフルを腰に下げフォービドブレードを展開し、地上へと急降下する。
「おい、無茶はするなよ!」
衝突寸前まで下降、そのまま地表スレスレを飛びダミーへ接近、斬りつけ急上昇。そして反転し2個のダミーをロック、それぞれにマグネティッックランチャーを発射。
「ヒュー、やるねぇ騎士子ちゃん。ホントにその装備始めて?」
「そういうそっちも白子ちゃんも順調に破壊してるじゃん。」
お互いに5個破壊したところでダミーがさらにスピードアップ、反撃までしてくるようになった。
「わわっ!いたたっ!」
さすがに白子さんも苦戦してるようだ。私も最初はびっくりしたものだ。その時は堅牢な鎧のおかげで乗りきれたが、彼女にはそれが無い。今回の私にも無いのだが。
スラスターを吹かし回避する。さっきまでよりも激しい動きに息が苦しくなる。…息というよりも胸が苦しい。やはりちょっと小さかったか…
長期戦は厳しい。早めに終わらせようとライフルを構え策敵をする。残り5個ダミーの位置を確認。
キュピーンと私の中で何かが弾ける。全てのダミーの動きを予測しライフルとランチャーの銃身を向け一斉射撃。4個撃破。
そのまま真下のダミーへ向け急下降。向こうの攻撃はランチャーを盾にして受ける。
ズシャッ!最後のダミーを真っ二つにする。
「やれやれ、勝てるかなーと思ったけど、終わってみれば5対10か。まぁ最後にいいもん見せて貰ったし、コレでいいか。」
「良い物だなんて、恥ずかしいです。」
照れる私に白子さんが言いづらそうに言った。
「あの、騎士子さん…その、コレ…」
といって白子さんが私に見せた物は、ツガルユニットの胸部アーマーであった。
「え…?」
ひょっとしてさっきキュピーンって弾けたのって、種割れとかそんなんじゃなくて…
「きゃ~~~~!」
「あ、思い出した。たしか犬子もそれやったんだった。」
「マスター!そういうことはもっと早く思い出して下さい!!」

154:名無しさん@ピンキー
07/01/26 16:50:28 HDyKcPU8
ぽろりハァハァ

155:名無しさん@ピンキー
07/01/26 20:43:45 NRPVUzBj
過去スレ読み返したんだけどU-1SS書いた人ってねこにゃん書いてた人かな?
コテつけてないので文章から推測してみたので違ったら御免
はるかなとか続き読みたいけど無理だろうか

156:(1/3)
07/01/27 18:59:19 AfOXZmZr
スレをご覧の皆様、ごきげんよう。フォートブラッグ型のティーガーです。

あら? ただいまフィールドに点在する複数の光点のうち、二つが接触いたしました。
ここから2km先(神姫スケールですよ?)の公園にて、他神姫の交戦を確認。
ええそうです。わたくし、目下のところバトルロイヤルに参戦中なんです。


▽▽▽ 砲子はまとめてがんばるべき! (チハたん並びにスレで活躍する砲子の爆発力に起因されたSS) ▽▽▽



地面に伝わる音を拾い交戦地点を特定し、交戦中の神姫に対して長距離射撃を行います。
建物越しの曲射砲撃。標的の頭上で炸裂する榴弾を一発。誤差修正の上で二発。そして三発。

「標的の撃破を確認いたしました」
レーダー上から二つの光点が消滅。ゴーグルに残る反応は自身を含めて三。長距離射撃モードを解除しすぐさま移動を始める私。
市街地内では遭遇戦が起こりやすく、私は郊外に茂る林からの長距離射撃で敵の数を確実に減らしているのです。
ですが、攻撃の弾道を観測されていた場合は敵の追撃が予測されます。
だから、こちらの居場所を読まれぬよう射撃を行ったら移動する。これ、狙撃戦のセオリーなんですよ。
背中の装備が重いけど、我慢して移動です。林から林へ。
えっほ、えっほ。

ですが、木々の間を抜けて移動してると、目の前に悪魔型の神姫が立ちはだかりました。
「漁夫の利を狙う事しか出来ないハイエナが、こんなところにいた」
敵は両手に湾曲剣を、サブアームにはグレネードを装備し舌なめずりをしています。

私が砲撃戦しか能のない戦車型だと思っての事なのでしょう。ですが。

「マスター。敵はもう勝った気でいますよ」
「ふむ。ではひとつ教育してやれ」

背中の追加脚部を展開し、臨戦体制の私。
敵悪魔型はグレネードを連射、続けて湾曲剣の斬撃。そしてサブアームによる肉弾戦を仕掛けて来ました。
ですが私はそれらの攻撃をことごとく防いでみせます。
グレネードの着弾は重装甲で。斬撃はバックステップで距離を取り、サブアームは背面装備の追加脚部で防御します。敵は若干おどろいた表情。
戦車武装の特性をこの身に叩き込まれた私が、格闘戦のこなせぬ平凡な戦車などと思わない事ですね。
肉薄状態から反撃開始。パンツァー・フォー。

157:(2/3)
07/01/27 19:00:11 AfOXZmZr
受け止めたサブアームを振りほどき、追加脚部を支えにして両足のバネを乗せた蹴りを一発、二発、間髪入れず三発。
それらの攻撃を総て防いだガードの上に、追加脚部を駆使し加速を乗せたアックスボンバーを放つ。
重量のある追加脚部の一撃はフル武装の悪魔型を吹き飛ばすのに十分な威力で、敵を強かに大木に打ちつけた。
そのまま短距離砲撃モードへ移行。粘着榴弾装填。近距離で発射。敵悪魔型を大木ごと吹き飛ばす。

そしてすかさず回頭。六時方向へ向き直り、ライフルを発射。無造作に。
射撃が命中し崩れ落ちる犬型。一部始終を眺めていた漁夫を撃破しバトルロイヤルを無感動に締め括った。
敵が握り締めていた吠莱壱式が力なく地面にころがる。


「私は漁夫の利などに頼りません。すべては戦略です」

総ての敵の消滅を確認しました。表彰式を終えマスターの元へ戻ります。


「マスター、ただいま戻りました。わたくしティーガーは、今回のバトルに参加した神姫二十五機中、八機を撃破しました」
「よくやった、ティーガー」
マスターからの言葉はそれだけ。それで十分。それで満足。
そう。私は常にクールです。戦車型神姫にホットな感情は必要ありません。

158:(3/3)
07/01/27 19:02:57 2HJ9mXYC
… … …。
マスターの肩掛けカバンの上は私の特等席。今日はこのまま真っ直ぐ帰ります。
ですが帰る間際に、他ブロックのバトルロイヤルで優勝した、私と同じ戦車型の子を見かけました。
彼女はとても明るい表情のマスターに誉められていました。彼女自身も嬉しそうです。


ややあって、私は口を開きます。
「……あの、マスター」
「なんだ」

私、頑張って優勝したんですよ。えらいでしょう。




「……何でもありません」




「あの、肩に乗らせていただいてもよろしいでしょうか」
「いいぞ、別に」
そして、私はマスターの肩によじ登りました。
いつもはカバンの上。肩の上に登るのは初めてです。

「どうしたんだ、急にニコニコして」
「なんでもありません」
エヘヘ。
どうしちゃったんでしょうね、私。急にニコニコしちゃって。

感情がクールからホットへ。この熱はちょっと冷めにくそうです。



end

159:ある砲子オーナーの日記
07/01/27 20:11:34 Ocvvb9FC
「ふむ掲示板に新たな砲子の戦果が書き込まれてるな、どれどれ…」
>>156-158
「をを!フォートブラッグが華麗な格闘戦をしてるじゃないか!GJ!」
俺自身、砲子のオーナーということもあって、その苦労が並大抵の事ではないことはすぐに解った。
「アルゴ、お前も格闘戦を少し勉強してみるか?なんならトレーニングソフトを買ってきても…」
話しかけてぎょっとする。じーっとモニターを眺めてたアルゴがその小さな体をを震わせてる。
「隊長、私は悲しいです…」
「あ、いや、別にお前が全然勝てないからマネをしろとかそういうことでなく…」
「そうでなく、隊長!私たちは戦車型ではなく『砲台型MMS』なのですよ!」
「そっちかい!」

160:名無しさん@ピンキー
07/01/27 22:10:46 0Q+OURqK
まだ発売もしていないのに何だねこの砲子SSラッシュは
同じ四弾の花や種も時々でいいから思い出してください・・・

161:名無しさん@ピンキー
07/01/27 22:29:29 B0uVn4Ib
「なあ……花子」
「何ですの? あと、その花子って呼び方、やめてくださらない?」
「じゃあ、ジルダリアだからジル子?」
「……マスターのボキャブラリーに期待した私がバカでしたわ」
「……」
「で、何ですの?」
「お前のさ。背中の八本あるやつって、何? ドラグーンシステム?」
「まあ。このわたしのマスターのクセに、そんな事も知りませんの?」
「……悪いな。で、何なんだあれ。スラスターか。それともビーム砲か。
あとついでに腕のアレと手に持ってるアレも教えてくれ」
「ふぅ。レディの秘密を聞き出そうとするなんて、野暮なことこの上ないですわね」
「だから、教えろって」
「……」
「まさか」
「……な、何ですの?」
「お前も知らないとか」
「そっ! そんなことあるわけないでしょう! これは私の体の一部ですのよっ!」
「じゃあ教えてくれよ」
「……うう。マスターのいぢわる……」

>>160
 花子と種子は砲子や魚子に比べて外観や装備が分かり難いから、現状性格以外で
キャラ立てする方法がないんだよな。
 SSが増えるのは現物が出てからだと思う。

162:名無しさん@ピンキー
07/01/27 22:57:14 Ocvvb9FC
「なぁ種子」
「なぁに、お兄ちゃん?」
「お前の背中に付いてるそのトゲトゲは一体何なんだ?レーザー発振器なのか?スラスターなのか?それともファンネルの一種なのか?」
「お兄ちゃん…どうしても知りたい?」
「ああ、すっごく気になる。」
「本っ当に知りたいの?」
「ああ。というか知らないと作戦が立てられん。」
「本っっっ当に?『ああ、聞くんじゃなかった。さようなら俺の平凡な日々…』ってな事になっても知りたいの?」
「…いや、やっぱいいや。」

>>161
俺の言いたかった事をssにしてしまうとは…
つーわけでパクってみた。

163:名無しさん@ピンキー
07/01/27 23:59:00 3gX9spKx
「……のぅ。魚子、鳥子、鯆子」
「「「そんな呼び方しないで下さい」」」
「お前ら、なんで揃いも揃って海関係なの?」
「「「知ったら東京湾に沈めますよ」」」
「大人の事情ね、よくわかった……」

『鯆』でイルカと読むらしい。

でも本当に、鳥と魚は納得行くとしてもなんで
別デザインのEXウェポンまでイルカなんだろう?

164:名無しさん@ピンキー
07/01/28 03:28:27 XOKxVECZ
~ がんばれ! チハたん ~


「チハデレラ! チハデレラ!」
「はい、お義母様」
私はお義母様のもとへ急ぎます。
「何をしてるのです。呼んだらすぐ来るようにといっているでしょう」
「ごめんなさい」
深く頭を下げます。
「まぁいいでしょう。今日は大切な舞踏会の日、頼んでおいたことは出来てるのでしょうね」
「はい、ここに」
私は、箱に丁寧に入れておいた青い鎧の武装を持ってきます。
「うふふ、なんと美しいんでしょう」
お義母様はひとつひとつ確認するように、武装していきました。
最後に兜を被り、サイフォス重装型に完全装備になります。
「白子、黒子、用意はいいですか?」
「はい、お母様」
「出来ていますわ」
お義母様の声に、部屋から二人のお姉様が完全装備で出てきました。
「ん~、二人とも美しいですよ」
お義母様はそういってお姉様二人を抱きしめます。
「いいですか? チハデレラ。舞踏会が終わるまでに掃除を済ませておくこと、わかりましたね」
「はい、いってらっしゃいませ」
私は頭を下げて三人を見送ります。
ばたんと扉が閉まって、ふうっとため息をつくと掃除を始めました。

165:名無しさん@ピンキー
07/01/28 03:28:58 XOKxVECZ
辺りが暗くなり、掃除も終わって、窓の外を見ると光に包まれたお城が見えます。
「舞踏会……いってみたいなぁ……」
『かわいそうな、チハデレラ』
「え?」
突然の声に部屋を見回すと、光の中から赤い鎧をつけた人が浮かび出てきました。
「あ、あなたは?」
「私は、魔法使いのツガル」
「魔法使いさん?」
「そうとも、チハデレラ。お前の願いをかなえてあげよう」
「でも、こんなかっこうじゃ……」
私は、ぼろぼろの自分の素体をみつめます。
「……………、えい!」
魔法使いさんは、何やら不思議な呪文を唱え、持っていた長いライフルをくるりと回し、引き金を引きます。
パァァン!!
「きゃ」
派手な音に驚いて目を瞑ってしまいましたが、ゆっくりと目を開けるとそこには新品の素体が。
「うわぁ」
「気に入ったかい?」
私は魔法使いさんにてつだってもらって、素体交換をしました。
「でも、素体だけじゃ……」
「それなら、……………、えい!」
もう一度呪文を唱え、ライフルを回して引き金を引く魔法使いさん。
今度は、綺麗に磨かれたフォートブラッグの装備が出てきました。
「それを付けて、お行きなさい」
「はい!」
私は急いで装備を着けました。
「おっと、早くしないと舞踏会がおわっちゃうねぇ」
魔法使いさんが窓の外のお城をみます。
「じゃぁ、これで………レインディアバスター!」
魔法使いさんの装備が独りでに組み合わさり、小型戦闘機のようになりました。
「さあ、これに乗って」
「はい」
ゆっくりと乗り、しっかりと掴まります。
「いいかい、チハデレラ。魔法は12時の鐘が鳴り終ると消える。それまでに帰ってくるんだよ。約束出来るね?」
「はい、必ず12時までに戻ります。ありがとう御座いました。いってきます」
そういって、私は大空へ舞い上がり一路、お城を目指しました。

166:名無しさん@ピンキー
07/01/28 03:29:31 XOKxVECZ
お城に着いて会場に入ると、注目を集めました。
「あれ、どこの子?」「あの装備、なんて美しいんでしょう」
そんな声が聞こえる中、私は奥へと進みます。
すると、盛大な音楽が流れ、みんながざわざわし始めました。
一番奥の大階段から、ゆっくりと男性が降りてきます。
「王子様よ!」「王子さまーー」
みんながキャーキャー言っても王子様はまるで聞こえていないかのようにゆっくりと平然に歩いてきます。
そして、私の前に来ると、王子様は膝をついて、私の方を見ます。
「一緒に、踊ってくれませんか」
「は、はい」
私は王子様の手を取り、ダンスを楽しみました。
ゴーン……ゴーン…
時間が立つのも忘れて楽しんでいると、無情にも12時の鐘が鳴り始めます。
「あ…帰らないと…」
そう言ってやさしく王子様の手を離すと、私は急いで会場を出ました。
「まってくれ!」
王子様が追いかけてきますが、私は一生懸命走ります。
すると、フォートブラッグの装備が外れ、落ちてしまいました。
ゴーン……ゴーン…
拾おうとしましたが、12番目の鐘の音が迫っています。
私は、そのまま走り続けレインディアバスターに乗って家へと向かいました。
家に着くと、綺麗な素体も元にもどり、レインディアバスターもどこかへ消えてしまいました。


数日後、家にお城の使いの人がやって来て、フォートブラッグの装備を着けれる人物を探しているとのことでした。
お義母様も、お姉様も着けてみましたが合いませんでした。
そして、私の番になって、着けてみると見事にぴったりと装備できたのです。
そして、王子様と合いました。
「どうか、私のパートナーになってほしい」
「はい、王子様」
「いや、これからはマスターだ」
そういって、王子……マスターは私を抱きしめました。
「マスター……」


「マスター……うふふ」
「おい、チハ…って寝てるのか。ほら、そんなとこで寝ると充電できなくなるぞ」
やさしくチハを持ち上げて、クレイドルにねかせてやった。
そして、さっきまでチハが乗っかって寝ていた絵本を閉じて本棚にしまってもう一度チハの方をみると、
嬉しそうに微笑んでいた。
「楽しい夢でも見てるんだな……」
こっちまで嬉しくなってその日はベッドに入った。

167:名無しさん@ピンキー
07/01/28 08:35:03 Nv8EuazQ
∩( ・ω・)∩チハタンばんじゃーい

168:名無しさん@ピンキー
07/01/28 09:17:07 J/AxfxCW
あぁもうチハたんは可愛いなぁ!

きゅいんきゅいん…
…はっ!殺気!
まて猫子!勿論お前も可愛いぞ!とりあえずドリルは外しなさい!
「にゃー!」
ぐあー!だからドリルは外せと言ったんだ…

169:名無しさん@ピンキー
07/01/28 10:48:32 MkGcQstZ
>>168
ちょwwwマイトガインwww

170:名無しさん@ピンキー
07/01/28 16:26:56 9iwFHVe3
チハの人、こういう展開も上手だー。
騎士子お義母様w

171:名無しさん@ピンキー
07/01/28 20:07:08 aBpiUfKm
砲子達が可愛くて仕方ないなw
久々に書きに来ました。なんかまとまらない感じになっちゃいましたがよろしくです。しかしだいぶ続き物気味になってきちゃったな…


『じゃ、明日行くから。見られたくないモノはちゃんと隠しておくのよ~』
電話から聞こえるのは母の声。俺は適当に返事をし、電話を切る。
電話の内容を整理してみる。つまりは母が一人暮らしの俺の家にちゃんと生活できているか平日だというのに視察に来る、ということだ。
うん、母が来るだけなら別にかまわない。見られたくないモノなんてのも特にない。問題なのは、母が連れてくる猫のボブだ。
こいつがかなり危険なヤツで、俺がまだ家で暮らしていた時に何度も俺の部屋に潜り込み、破壊活動を繰り返した悪魔なのだ。母はいつもこいつを連れ歩く割に家内などでは何をしようと放っておく。
そのため今日中にぽちやたまを守るための対策を練っておかねばならないのだ。どうしたものだろうか…

「お兄ちゃん、誰から電話ですか?」
難しい顔をして考えている俺にぽちが心配そうに声をかけてきた。
「あぁ、母さんだよ。なんか明日うちにくるらしい」
「そうなんですか、なら私も挨拶しないといけませんね」
「おー、じゃあたまも挨拶しないと、だねー!」
向こうでテレビを見ていたはずのたまもいた。こいつどんなスピードで移動してきたんだ?
「挨拶はかまわないけど、猛獣も付いてくるぞ。そうつから逃れるための対策を考えとかないとな」
「も、猛獣ですか!?それは危険です…早急に対策会議をはじめましょう!」
「じゃあ、みかん持ってくるねー」
対策会議とは大げさな。まぁ相手はあのボブだ、それくらいやる価値はあるかもしれないな。
という訳でコタツへGO。



「では基地司令、何か作戦はありますか?」
「基地司令じゃない!お兄ちゃんだ!!いや、それよりそのノリはなんなんだ?」
「いえ、少し気分を出してみようかと…」
こいついつもはおとなしいけど実はノリがいいタイプだな。さすがは俺の神姫。
まぁそれはいいとして。

「俺は、お前等をこっそり学校に連れていこうかと思っている。家に置いていくよりは安全だと思うんだ」
「おー、大胆な作戦だねー」
「でも、いいんですか?お兄ちゃんは私たちのこと学校では隠してるんじゃ…」
「何、見つからなければどうということはない。って話だ。おとなしくしてられるよな?」
「大丈夫だよー!学校行ってみたーい!」
「まぁ、それは大丈夫ですが…」
たまは大丈夫だが、ぽちが不安そうだ。でもまぁ、とりあえず明日は連れて行っても大丈夫だろう。
「大丈夫だよ、ぽち。そうそう見つかるもんじゃないから」
そうこうやって会議は終了。さてさて今日はもう寝ようかね。


172:名無しさん@ピンキー
07/01/28 20:11:45 aBpiUfKm
そして翌日の朝。
「久しぶり、悠。元気してた?」
母がやってきた。あ、悠ってのは俺の名前な、一応。
「初めまして、お兄ちゃんにお世話になっております、ぽちという者です」
「同じく、たまだよー!」
肩からひょこっと出てきて挨拶する2人。
「あらー、可愛いわね!今流行ってる武装なんとかってヤツかしら。よろしくね、ぽちちゃん、たまちゃん」
普通の親は神姫とか見たら驚くだろうけどうちの親はこういう反応。まぁ、楽でいい。
ところでボブのヤツはどこだ?などと考えていると。
「ゔにゃぁ」
これは…ヤツだ!どこだ!?どこにいる!?いた!テレビの脇…あ!花瓶が危ない!
俺はとっさに花瓶をすくい上げ保護。まったく、いきなり危ない危ない。


それから朝食をとり、学校へ行く時間。
「気を付けて行ってくるのよ、夕飯は母さんがおいしいの作っといてあげるから」
「あぁ、行ってきます。ボブが物壊したりしないようによく見ててよ」
とは一応言っておくが多分無意味。少しの損壊は覚悟しとかないと…

ドアを開け、外へ。
「学校学校、楽しみだなー!」
「こら、静かにしてなさい!」
…内ポケットから声が聞こえてなんだか心配になってきた。

通学路はなんとかクリア。教室へ。
「おはよう、悠君」
「おーっす」
当たり前に挨拶をし、席へ着く。
今日は6時限。その間気付かれないように。大丈夫大丈夫…じゃなかった。
これを忘れていた…5時限目は体育。つまり運動用の服に着替えなければならないのだ。
着替えを置いておくのも心配だし、だからといって2人を連れて運動は厳しい。

…あ、サボればいいのか。トイレだトイレー。というわけで体育はサボります。
「委員長ー、俺腹痛いから体育休むわー」
と、委員長に伝えてトイレへ。ちなみにうちの委員長は可愛い女の子ではなく口癖が「ズバリ」みたいな男子の委員長。

「なんとか危険はかいひしたねー!」
「あぁ、なんとかな。後の授業は大丈夫だろ」
などと話していると。
「悠君?その顔出してる小さい女の子…」
見つかったぁぁぁっ!?


つづくのだろう

173:名無しさん@ピンキー
07/01/28 21:15:02 9iwFHVe3
つづいてほしいw

174:名無しさん@ピンキー
07/01/28 22:06:41 5h3fomuY
ここしばらくでは砲子が人気のようですね。
砲子は複数そろえて部隊運用してみたい。

>>155
当たりです。一応、文の癖を直してみたりしたですがバレますか……
はるかなの方はご勘弁を。先の構想もなく手をつけ始めて書き込みした後に素面に戻ってしまいました。
単発ネタならば思いついたら投下していきたいと思っています。。

175:さらば騎士子!
07/01/29 01:19:43 ujJSulDm
『勝者、黒子!』
「あらあら、もう終わりですか?」
「くっ…」
前回(>>152-153)の新装備テストの反省からツガル装備をメインとし、2丁ライフルをカロッテTMPとコルヌへと変更、
そして胸アーマーのサイズ変更を行い大幅な戦闘力の向上を果たした。
それからの私は破竹の快進撃を続け、2ndリーグへの昇進を賭けたトーナメントへの切符を手に入れた。
そして万全の準備と整え臨んだ試合だったのだが…
「剣術も射撃の腕前もかなりの物でしたが、その装備では貴方の力を十分に発揮できないようですわね。」
そんなはずはない。未熟な私のためにマスターと姉様が一生懸命に私に合うように調整してくれたツガルユニットだ。
自分ではそんな気はないのだが、やはり最近勝率を上げてきた事に慢心していたのだろう。
「すまなかったな、騎士子。もっとお前が存分に力を振るえる装備を用意できれば…」
落ち込んでいる私をマスターが私を慰めてくれる。
「いえ、私が未熟だっただけです。期待に添えられなくて申し訳ありませんでした。」
神姫センターを後にして、二人とも無言で帰宅した。
雰囲気を察してか犬子姉様は何も言わなかった。
その優しさが辛かった。

マスターと姉様は今日は疲れてただろうから先に休んでいいといったが、私の装備の再調整をしている二人を差し置いてのんびりと休んではいられない。
せめてネットで騎士型の戦術や装備を調べようとPCを起動する。
神姫用端末を操作し、騎士型MMS総合スレッドを写す。
…既に幾度と無くチェックしたスレッドである。やはり目新しい事は書いてない。
ふと2レス目に別スレッドへのリンクがあった事を思い出す。
マスター曰く「ネタスレとか魔改造スレだから見る必要は無い」らしいが、なにかヒントがあるかもしれない。
『犬子可愛いよ犬子』
『在庫っていうなー』
『おまえら神姫の足を開いたり閉じたりして落ち着くんだ』
…頭がくらくらする。
なんとか気を取り直し先を読む。
すると奇妙な事が書いてあった。
『騎士にセイバーつけるとテラカッコヨス』
『セイバーハァハァ』
…どういうことだ?見ると画像へのリンクが貼られている。
見てはいけない。そう思いつつも興味が勝り、クリックしてしまった。
そこには、神姫ではない別の頭へと換装された騎士型MMSの姿があった。
頭部換装はリーグへの参加を認められていない。神姫では無くなってしまうので当然である。
だがそのオーナーは満足しているようだ。
愛玩用として。
気分が悪くなった私はPCの電源を切ってクレードルへと移動し、そのまま眠りについた。
マスターは気分が悪いと寝られなかったりするようだが、機械である私は休眠プログラムを起動するだけで眠る事が出来る。
そのプログラムが有り難かった。

176:さらば騎士子!
07/01/29 01:23:55 ujJSulDm
次の日、マスターはなにやら買い物をしてきたようだが、何を買ってきたのかは教えてくれなかった。
「まぁいずれ解るさ。その時をお楽しみに。」
そういって犬子姉様と工作室に籠もってしまった。
いつまでも昨日の敗戦を引きずっててもしょうがない。
こういう時は基礎トレーニングに限る。木刀を持って素振りを始める。
…やはり身が入らない。木刀は私の手からすっぽ抜け、ゴミ箱へと当たってしまった。
「あ…」
ゴミ箱は倒れてしまい、中のゴミが散乱してしまった。
急いで片づけ始める。幸い紙屑だけだったので早く片づける事が出来そうだ。
ふと紙屑の1つに目が止まる。それを見て私は驚いた。
『セイバー』
その紙屑…レシートにはその文字が印刷されていた。
昨日見た改造神姫の姿を思い出す。
コアユニット、素体、3つのCSCは起動後は不可分の存在である。神姫を停止することなくそれらを分割する事は出来ない。
もし私の頭部をセイバーへと換装するならば、一度私を停止させなければならない。
つまりそれは私の死という事になる。再起動してもそれは私の体を持った別の神姫ということである。
どうせ勝てない神姫なら、いっそ愛玩用にしてしまえ。そんなレスがあった事を思い出す。
いや、マスターに限ってそんな事を思うはずは無い。
ではこのレシートは一体…
なんともいえない不安に襲われながらも、どうにか片づけを終えた。
しかしそのレシートだけはなぜか捨てる事が出来なかった。

その日からマスターは仕事から帰ってきては工作室へと直行するようになった。
別に合う機会が無いわけではないのだから直接聞けばいいのだろう。このレシートは何ですか?と。
おそらくは笑いながら「いやーこれはな」と答えてくれるだろう。
しかし、もし最悪の事を言われたら、と思うと怖くて聞くことが出来なかった。
そして一週間が過ぎた。
「おーい騎士子ー!」
工作室からマスターが呼ぶ声がした。
私は部屋へと入り、机の上に乗った。
「ふっふっふ、ついに出来たぞ!お前の…」
「解っております、マスター。」
「え?まぁ部屋に入るなとはいってなかったし、コッソリ見ちゃったのかな?」
「いえ、部屋には入っておりません。ですがこれを。」
といってレシートを見せる。
「ありゃ、そんあのがあったのか。まぁいいか。んじゃ話は早い。んじゃ早速…」
「マスター、こんな不甲斐ない私を面倒見てくれて、有り難うございました。生まれ変わった違う私も可愛がって上げて下さい。」
そういって私はスリープモードへと移行した。後はマスターがメインスイッチを落としてくれるだろう。
もう2度と目覚める事は無いでしょう。さようなら、マスター。


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