触手・怪物に犯されるSS 11匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 11匹目 - 暇つぶし2ch850:神楽スキー
07/04/29 09:14:02 ajhvaZNe
 ビクリ……あまりにも残酷な宣言に久遠の背中が震える。
「ま、まさか……ひぃっ!」
恐る恐る背後を……覗き見た久遠の瞳が恐怖に染まる。
ゆらゆらと揺れる小指ほどの太さの線蟲、その大きく開かれた口内が強化された天使(エンジェル)の視力はその内側
にびっしりと並んだ極小の肉瘤を捕らえていた。蟲の直径がそのまま口の直径と言う長蟲の内側は、まさに凶悪な快楽の
為の凶器。
「ま、まさか……やっ、そ、そんな、ゆ、許し……はっ、はひぃあああっぁぁぁぁぁぁ……っ!!」
 チュ、ちゅっ、ちゅるっるるるっるるるっるる……
 久遠の濡れ潤み切った秘唇、その上にちょこんと色づく桜色の可愛らしい真珠。
 女性の最大の快楽急所であるソコに、その究極快楽兵器がヒルの様に吸い付いたのだ。敏感すぎる神経の塊である肉真

珠に加わる鋭敏な淫撃に、久遠の体は更なる恥ずかしい雫を次々とこぼし、それをまた啜られる……。
 ちゅるるるるるるるるルるルるるる……
「あっ、あはぁぁっ、やあああぁぁっ、いやああぁっ!! も、もう嫌……もう嫌なのおおぉぉっっ!!!」
 どれほど身を捩ろうと、背中を反らそうと、首を振ろうと、逃れる術はなく。蟲の内側に並んだ無数の肉瘤に敏感な真
珠を、擦られ、吸いつかれ、甘噛みされてしまう。
「こりこり……しないでぇ……あひいぃぃぃっ、噛んじゃぁ……吸っちゃぁ……と、飛んじゃうのおおぉぉぉ……あひぃ
ぁあぁあぁあぁっ!!」
 まるで久遠専用のキャップのようにぴったりとピンクの真珠に吸い付いた肉ホース。
 内側にびっしり瘤のついた肉ホースがクルリクルリと回転すれば意識が木っ端に消し飛んだ。クチクチと甘噛みなどさ
れれば、惨めに悶え叫ぶしかない。
「ほぉんと最高のエンジェルちゃんね。こっちのお口も素直だしねぇ~。さあもっと素敵な事してあげる……」
 残酷無比の宣言と共に女の手の中で何かが蠢いた。半透明な白色の肉塊がぶよぶよとその醜い身体を揺らしていた。
「フフフ……この子が何かわかる? エンジェルちゃん♪」
「え……あ……ヒッ……そ、それは……それは……ッ!!」
 快楽の熱で芯まで蕩けさせられていた魂、その奥底まで凍りつかせる絶対の恐怖が、久遠を支配する。クリオネという
生物を知っているだろうか? 貝類の一種で透明な身体が海の中を泳ぐ様を流氷の天使などと称される海棲生物だ。妖女
の手にある異形はソレをコレでもかと言うくらいに侮辱し、汚す存在だった。
 円筒形の透明な身体、左右に生える小さな翼を旗つかせる様はたしかにクリオネのソレだろう。だがその頭部に当たる
部分は禍々しく凶悪に尖る矢尻型、本来2,3cmの小型の本体はその軽く10倍に達している。
「ま、まさか……まさか……ッ!?」
 フルフルと首を振り、涙まで流して動かない身体を無理矢理逃がそうとする神聖天使。散々な陵辱に襲われた天使には
判っているのだ。アレが何をする物なのか? 久遠自身見た事さえない男性の象徴を連想させる魔生物で何をする気なの
か?
「さ、エンジェルちゃん……この子にたっぷり愛してもらって♪」
「イヤッ!! イヤッッ!! イヤアァァァアッァァッァァ――ッ!!!」
 ヌルップ♪
 地獄の悪魔でさえ逡巡しそうな悲痛極まりない天使の絶叫が卑猥に濡れた肉音をかき消す。だが、鼓膜を震わせること
のなかったその音を久遠は胎内から直接、無理矢理、強制的に聞かされた。
 ズブズブと柔らかな肉……いや粘質なソレはもう肉とは呼べない感覚だった。スライムを思わせるグニャグニャとした
本体はまるで型取りをするかのように久遠の胎内に形を合わせながら狭い膣洞の中を突き進む。膣ヒダの一枚一枚を舐め
上げ、憶えながらその中に隠れる性感の一つ一つを鷲掴みにしながらパタパタと翼を羽ばたかせ這い進んだ。
「クッアアアアアアアアアァァァァッ!! ンアォオオオオオオオオオォォォォッォッォォッッ!!」
 牝の咆哮、その短い時間でいったいどれほどの極みに達しただろう? とんでもなかった。真白の本気汁が湯気を立て
ながらドバドバと垂れ流される。涙と涎を撒き散らしながら、狂ったように首を振り、髪を振り乱した。
 膣洞から子宮壁までの短い距離が万里を思わせる。その魔虫がGスポットに喰い込んだ時など意識が軽く二桁は消し飛

851:神楽スキー
07/04/29 09:14:47 ajhvaZNe
んだかもしれない。狭い子宮口をありえない変型を見せながら潜り抜けた時には多分3桁目に突入していた。そうやって
やっと子宮奥に鏃を突きたてられたとき久遠は「おんな」の全てを完全に制圧、子宮の中まで隙間なく征服された。
「フフフフ……この子も貴方の事すごく気に入ったみたい。もう離れたくないって♪ 貴方の隅々まで覚え味わったから
ね。キッと忘れられないって」
「あっ、ひぃ、あひぃぃ、らめぇ……こ、こんらの……すごひいぃ……き、気持ち良くて……溶けちゃう。と、溶けちゃ
うぅぅ……」
 それは被虐の天使にとっても同じである。まさに久遠専用の、ホーリエンジェルを苛める為だけの、神聖天使を愛する
為だけの特注牡根の出来上がりだった。最早動いてさえいないのになんと言う超絶の快楽、何と言う至高の法悦、女とし
ての何もかもを完全にこの異形の生物に支配されてしまっている。
「うふふ遠慮しなくていいのよ……そうそう、こっちの本当の悦びも教えてあげるわ。優しくネ……それっ♪」
 ヂュップヂュップヂュップ……ぢゅるるっるっ……
「んぎいいぃぃぃぃ――っ!!」
 お尻でバキュームしていた蟲が激しくうねり始める。螺旋を描きながら引き抜かれ、蠕動しながら挿入された。
 侵入される圧迫感と引き抜かれる開放感。連続する挿入と排泄。おぞましいはずの背徳の肛虐なのに、お尻で味合わさ
れるのは何処までも鮮烈な快美だった。
「おふあぁぁっ……いふあぁぁぁッ……ま、またァ、おっ、お尻いいぃぃぃっ……こ、こんなあぁぁ、おひりなのにひい
いぃぃぃ~~~~っ! すごいぃぃッ!! お尻も、お尻も凄すぎるのおおぉぉぉぉぉッ!!」
 その素敵な肛門から直腸、大腸、小腸に至る本来なら神経のない場所までがクリトリス並みの性感帯へ改造されたよう
だ。十mを越える長大な快楽洞窟を破滅の使者が削岩しながら掘り進み、超絶の爆雷を神経束に直接ブチ込まれ続け
それだけではない。それまで様子を伺うように動きを止めていた久遠の全身を這う蟲達が蠢き始める。
 胸に絡みついたミミズが、耳穴を舐めていた線虫が、足の指にぬるぬると絡まっていたナメクジが、背中を這ってい
たムカデが一斉に動きを再開した。
「あぶぁあぁぁっ!! い、いっぱひ過ぎるのぉ~、ゆ、ゆるひてぇ~、おひりが、からだが蕩けひゃうの~。おねがひ
いいいぃぃ~~~!!」
 押し寄せ続ける波頭に頭までつかり、呂律さえ回らなくなった快楽天使の懇願は聞き入れられる事は無い。
 ちゅっぷちゅぷちゅぷ……
 突っ伏した久遠の身体の中で尻だけが高く突き出され、それが左右に上下に淫らに跳ね踊る。
 不浄の穴から赤い紐を垂らしているような、そしてそれがうねうねと蠢いている淫卑の光景……なのにその淫虐の責め
を受けて少女の顔に浮かぶのは蕩けるような喜悦の表情だった。
――も、もう……だめ……だめぇっ! こんな、あっ、おっ、お尻気持ちよすぎて……アソコなんて素敵すぎなの…
…な、流されちゃう……だめなのに、私は、もう……もう……っ!――
 ミミズなんかに虐められるお尻が熱くて気持ちいい。クリオネに突きまくられる牝口なんてもう我慢できない。出来る
わけが無い。気高く純粋な心が、よりにもよって蟲がもたらす快楽に屈する。その瞬間……
 チュルンッポン……
 三分の一ほど残していたミミズの全てが久遠の中に潜り込んだ。直腸、大腸、小腸に至るまで完全制圧された天使の全
身が壊れたかのように激震し、悲鳴さえ上げずに唐突に硬直した。
「あ……っ……っ……」
 呼吸が停止し、言葉が出てこない。苦しい……息ができない。ソレまでの快楽が嘘のように苦悶に塗りつぶされた。
――お腹……苦しい……裂け……ちゃう……
 全身の蟲の動きもそれに併せたように停止し、無限にも思えるよう静寂の中、久遠の苦しげな喘ぎのみが響く。そして
その静寂は唐突に打ち破られた。

852:神楽スキー
07/04/29 09:15:30 ajhvaZNe
 ブビュルルルッ!!ブビュルルルッ!!
「あっ、あぎぃぃいいいぃぃぃ――ッ!!」
 とてつもない灼熱感が腸内と子宮内を一斉に焼き尽くす。怒涛の奔流が、いったいその細い体の何処に入っていたのか
ありえないほどの白濁がミミズとクリオネの口から尻から吹き出した。収まりきらなかった精液が、噴水のように突き上
げた尻穴から吹き出し、膣口から洪水のようにあふれだし、胃まで逆流した白濁が久遠の体内全てを埋め尽くす。
「熱いッ!! 熱ひいいいぃぃぃ――ッ!! お腹焼けるウッ!! お尻燃えちゃうううゥゥゥ――ッ!!」
 立て続けに尻穴からデスパイアの精を天高く吹き上がり、同時に中に収まっていた肉ミミズも押し出されるように飛び
出してきた。苦悶の強制解放、おぞましい排泄快楽を強制的味合わされながら絶頂へと突き上げられた。
 プピュウウッ!! プピュウウッ!!
「あきぃいいいぃぃ――ッ!! 止まらないのぉ~~~! お、お尻もアソコも止まらなひいぃぃ~~~~ッ!!」
 間の抜けた異音と共に、精液鉄砲と化した桃尻が激しいブレイクダンスを踊り、白濁の噴水を吹き上げ続ける。地獄の
苦悶が一気に反転したドス黒い快楽の嵐、それが引き金となった絶頂は簡単には収まらない。
 ドプウウッ! ドピュウウッ!! 
 トドメとばかりに天使のコスチュームの中で蠢いていた無数の蟲たちも一斉に精を放った。
 紫の髪が、白と緑の聖なるコスチュ-ムが、靴や手袋の中まで白濁に塗りつぶされる。両耳の穴にまで注がれた白濁に
鼓膜を激しくノックされた。
 口から、耳から、秘裂から、そして尻の穴から白濁を吹き出し、デスパイアの精液のシャワーを浴びながら久遠は絶頂
の階段をひたすらに昇り詰め続ける。体内と体外の全てを白濁の炎で焼き尽くされ、脳の中まで真っ白に染め上げられて
いった。
「うふふふ……白濁に塗れた聖なる天使様。綺麗よォ!? この子達の元気な子供いっぱい生んでね?」
「いひゃぁあああぁ――ッ!! そんなぁぁ!! でも、でもぉ……精液……せいえき気持ちいのォ~~~ッ!! お腹の
中も、外もぉぉ~~~~ッ!! あひぃっ、やっ、またァ……? またイクウウゥゥ――ッ!! イ、イイイ、イクウウウ
ゥゥ―――ッ!!」
 止まらない。降りられない。蟲たちの白濁に全てを制圧された久遠の尻ダンスが止まる時、それはおそらく……かつて
天使と呼ばれた少女の全てが終わる時なのだから……

853:神楽スキー
07/04/29 09:18:38 ajhvaZNe
あいも変わらず馬鹿みたいに長くて申し訳ないですorz
もうすぐ500Kだしw
2次元の影響で若干書き方が変わりましたがどちらがよかったでしょう?
>>842 さん
2次元ドリームは隔月刊行なので結構ふるいのあります。書店ならバックナンバー取り寄せできるでしょうし
2次元マガジンのHPでも注文できるはずですよ。
URLリンク(www.ktcom.jp)
ここからどうぞ


854:神楽スキー
07/04/29 09:27:58 ajhvaZNe
次ぎスレ立てておきました

触手・怪物に犯されるSS 12匹目
スレリンク(eroparo板)

855:名無しさん@ピンキー
07/04/29 09:34:11 aKaD4D6T
リアルタイム遭遇キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
スレ建て&SS乙です
長文の方が楽しめるのでいいと思います(もちろん性的な意味で)

856:704
07/04/29 09:51:29 6imeejuU
  格  が  違  う
内容も執筆スピードも全て異次元級!!

自分なんて半分も書けてないよ。神楽スキーさんより短いのに…
欠片ほどしかなかった自信も砕け散った…


857:名無しさん@ピンキー
07/04/29 11:07:32 fM3tPPvA
これがプロってやつか…… 小説家志望の自分のピコな自身も砂と消えたよ。
しかしながら神楽さんの作品に萌えさせてもらったのも事実。良い作品をどうもありがとう。

ところで自分、こないだ何故か恋人(性的にノーマル嗜好)に、触手について熱く語ってしまい軽く引かれた orz
これが原因で振られたらどうしようとちょっぴりgkbr中。

858:名無しさん@ピンキー
07/04/29 11:33:17 fOYXkF0/
「実は俺…触手だったんだ…」とか言っちゃったか

859:名無しさん@ピンキー
07/04/29 12:12:53 5WAX6sVW
>>860
なら触手でめろめろにしてやれば解決

860:名無しさん@ピンキー
07/04/29 12:19:56 NBDeSN9K
うん。さすがに格が違うと漏れも感じた。
なんと言うか、ポキャブラリーが凄いね。
普段の生活でも使える語彙が無いか気をつけてるのかな。
氏の文章はすごく勉強になる。

ところで空行が無いのは作家としての「縛り」ですか?
空行無しでここまでスムーズに読ませられるって点も地味ながら
凄い力量を感じる次第でして。
漏れも今度は空行なしの「文章のみ」で書いてみよう・・・


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