触手・怪物に犯されるSS 11匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 11匹目 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/01/06 02:08:31 Aa3exyry
2もーらいっ

3:名無しさん@ピンキー
07/01/06 03:19:17 Z/dyLktH
>>1
もう490KBになってたのか。

4:名無しさん@ピンキー
07/01/06 04:22:19 mI+zx7pV
>>1
乙ニョロ~~~~~

5:名無しさん@ピンキー
07/01/06 05:23:48 J5s+f6TF
スレ立て乙ニョロ(ちゅる屋さん口調で)

6:名無しさん@ピンキー
07/01/06 07:19:45 IkgGzlx9
一乙

7:名無しさん@ピンキー
07/01/06 07:47:52 4Yuohx+C
1乙カレー

8:名無しさん@ピンキー
07/01/06 10:25:08 Ejs7BNan
蛸足本数ゲトにょろよ

9:名無しさん@ピンキー
07/01/06 11:08:29 2K7or7Fr
絵師修行中にょろよ…
早く一人前になりたいにょろよψψψ

10:名無しさん@ピンキー
07/01/06 13:54:14 GHovdfxs
保守

11:名無しさん@ピンキー
07/01/07 01:45:48 QDXTo8gN
前スレのもの凄い優しい触手に軽いカルチャーショックだった。



12:名無しさん@ピンキー
07/01/07 07:21:27 +7Z6Yti3
だよな、あれはすごい良かった
触手=恐ろしい異形の物、嫌悪するもの、気持ち悪い物
という図式が覆された
たいへんすばらしいSSだった
今スレにもそんも触手を期待したい

13:名無しさん@ピンキー
07/01/07 07:56:09 XblvR3Be
そこで蟲君ですよ(何)

14:名無しさん@ピンキー
07/01/07 09:09:59 BTe7g8YC
ここで朝から七不思議その3投下
しかし人×人が主で七不思議(怪物)は脇役になってしまった

人外に女の子が滅茶苦茶にされるのが好きな人は読み飛ばしてください

15:合わせ鏡の悪魔
07/01/07 09:13:02 BTe7g8YC

「あれ、何やってんだお前ら二人で?」
放課後教室の見回りをしていた教員の高木厚は、
薄暗い教室内でうずくまる宮倉真紀とその傍らで心配そうに彼女を見つめる冬瀬奈菜と出会う。
「宮倉……気分悪いのか?」
「高木……せんせい?」
「あ、先生、ちょうど良かった。マキちゃんがちょっと気分が悪くなって……
先生、この子を保健室に連れてって」
しかし、そんな親友の言葉に真紀は首を振ってよろよろと立ち上がる。
「私大丈夫です、一人で帰れま……」
しかし完全に立ち上がる前に、彼女は体を震わせてバランスを崩す。
「おい……かなりやばそうじゃないか」
倒れそうになった真紀の体を高木は支え、そのままお姫様抱っこで担ぎ上げた。
「やだ……せんせい、恥ずかしい……」
「馬鹿、恥ずかしがってる場合じゃないだろ、ほら、保健室まで連れてってやるから暴れない」
「じゃ、先生、あたしはさき帰りますから、マキちゃんのことおねがいしますね」
「おいおい、冬瀬、友達が大変なのに冷たいじゃないか。
お前も一緒に保健室来いよ。友達が傍にいれば宮倉も少し気持ちが楽になると思うから」
しかし奈菜はよろめきながら教室を出る。
「おい、冬瀬!お前も体調悪いんじゃないか?」
「大丈夫ですよ先生……あたしもマキちゃんも。マキちゃん、悪魔に取り憑かれただけですから」
頬を染めながら奈菜は叫ぶと、そのまま廊下をよろめきながら走っていった。
「悪魔……?何言ってるんだあいつ」
視線を何の気なしに窓の外へ移した高木はぎょっとする。
窓には真紀を担いだ高木と、その二人の前にもう一人実際にはいないはずの少女の姿が映っていた。
「馬鹿な……なんだこいつは?」
いないはずの少女がゆっくりと振り返る。窓を覗き込む高木と、少女の視線が合った。
その顔は、高木に担がれている真紀と瓜二つの顔をしていた。
少女は、高木に微笑みかけながら、真紀の太ももの付け根をまさぐっていた。
「せんせいにも……あの子が見えるの?……」
呻きながら、いや、喘ぎながら真紀は驚きの声を上げた。


16:合わせ鏡の悪魔
07/01/07 09:13:44 BTe7g8YC

保健医が出払ってる保健室のベッドで横になった少女は、
教師の逆を向きながらぽつぽつとしゃべり始めた。
「先生、七不思議の『合わせ鏡の悪魔』って……知ってます?」
「ああ、確か家庭科室の姿鏡と家庭科準備室の大鏡を合わせるとその中から悪魔が出てきて、
願いをかなえる手助けをしてくれるんだっけ」
「その代わりに……願いがかなわかった時は叶うまで悪魔の僕にされてしまうんです……」
「それが本当だったとはなぁ……」
信じがたい話ではあるが、あの窓に映ったもう一人の真紀――おそらく悪魔――
を見た高木には信じるしかなかった。
「1ヶ月前みんなで……本当かどうか試そうってことになって……やってみたら……
いっぱい映ってる私の一人が……勝手に動き出して……
まさか本当に悪魔が出るなんて……それに、願いは叶なわなかったし……」
二人きりの保健室を、気まずい沈黙が支配する。
真紀の願いが何なのか、高木は知っていた。
そして、その願いがなぜ叶わなかったということも。
沈黙は、
「あ」
という真紀の可愛らしい、しかしローティーンの少女らしからぬ艶のある喘ぎ声で破られる。
不意に出してしまった声に耳まで真っ赤になる真紀。
「大丈夫か?くそ、悪魔だかなんだか知らないけど、俺の生徒から離れやがれ!」
真紀の体の上の空間で高木は手をぶんぶん振り回すが、
少女の首筋に浮かぶ汗は一向に引かない。
「だめです……こいつは……あ……悪魔は……鏡の中の世界にいるから……
私達には……触れることも、止めることもできないんです…………」
しばらくしてから高木は諦めてぜえぜえと呼吸を荒げながら真紀に提案する。
「……そういや、俺のおふくろの、実家、神社だけどさ、今度お払い、してもらおうか?」
その血筋のせいで、普通の人には見えない悪魔が見えたのかもしれない。
「もう……嫌です。先生には、関わりたくない……今こうして二人きりでいるだけでも辛いのに……」
「……だけど、このままだと大変じゃないか。今までずっとこんなことされてたんだろ?」
「学校でここまでされたのは初めてです……家では、毎日ですけど……」
「じゃあ、これからもっとひどい目に遭うかもしれないじゃないか。なんとかし」
「お願いです、もう出て行ってくださいっ!私を今一番不幸にしているのは……
悪魔より先生だから…………」
教え子の言葉に、高木は全身に冷水を浴びたようなショックを受けた。


17:合わせ鏡の悪魔
07/01/07 09:15:05 BTe7g8YC

「そうだな……少し、先生、無神経だったな……」
それだけ何とか言葉にすると、立ち上がった。
3週間ほど前、高木は真紀から好きですと告白された。
衝撃、動揺、驚愕、混乱、そしてからかわれているのではないかという疑念。
いろんな物に支配された高木は、思わず半笑いで
「大人になってからな」
と答えてしまった。
少し冷静になれば、彼女がそんな冗談など言う子ではないとわかっただろうに。
たとえそれが許されないことでも、真剣に断るべきだったのに。
そんな高木の中途半端な反応が、思春期の少女の心をどれだけずたずたにしたかは、
さっきの真紀の叫びを聞けば十分だった。
「いやああぁぁっ!」
しかし部屋を出ようとした高木の背後に、今までで一番大きな嬌声が響いた。
「宮倉!大丈夫か!!」
思わず振り向いた高木の目に、ベッドの上で四つん這いになりながら
小さなお尻を高々と天井に向ける真紀の姿が目に入る。
「やだっ、やだぁ、だめ、なかにいれちゃだめっ、こえがとまんないよぉ」
(くそ、なんとかできないのか……)
その時、高木は気づいた。自分なら彼女を悪魔から救うことができる。
(いや、だめだ。そんなことは許されない。……だけど)
「だめぇ、せんせい、ここにいちゃ、だめぇ」
真紀が恥ずかしがるのもわかる。嬲られる姿を他人に、しかも好きな人に見られるなど、
通常の神経の持ち主なら耐えられうるわけがない。
しかしこんな有様の少女を放って置くことなど人として、教員としてできるわけがない。
だがもし彼女を救うための方法を実行すれば……高木は職を、社会的な信頼を失ってしまうだろう。
「だめぇ、せんせい、こんなとこにいたら、こんなとこみられたら、
せんせいがごかいされちゃうよぉ」
真紀の言葉に、またもや高木はショックを受ける。
目の前の少女は、自らがひどい目に遭っている中でも、高木の事を気遣っている。
彼女を守るべき自分は自身のことだけを心配して彼女をそのままにしているというのに。
高木は俯けになっていた少女の体を仰向けにすると、
びくびくと震えていたその唇にキスをした。


18:合わせ鏡の悪魔
07/01/07 09:15:51 BTe7g8YC

顔と顔が離れた後、溶けるような声で真紀は呟く。
「せんせぃ……?」
まだ、自分の身に起こったことが信じられないような口調で。
「前は……悪かった。俺は馬鹿だから……冗談だと思ったんだ。
みや……真紀がそんなこという子じゃないって知ってたのに。
だから、今のが、告白に対する本当の答えだ。好きだよ、真紀」
真紀の目が、真っ赤になって潤む。しかし彼女は、ぶんぶんと頭を振って高木から目をそらす。
「そんなの信じられない……」
「なんで?」
「だって……せんせい、大人の人じゃないと、だめなんでしょう?」
「真紀は大人だよ。人に優しくできて、ひどい事されてる時にも俺を気遣ってくれた。
お前は俺が会ってきた人の中でも、特に尊敬できる人間だ」
そう言って高木は真紀の体をぎゅっと抱きしめる。
対格差の大きい二人だから、真紀の体は高木に飲み込まれ覆われた。
「せんせい……あん、……じゃあ、私を大人同士のやり方で愛してください……
悪魔がする悪戯なんか、感じなくなるぐらい、いっぱいいっぱい愛して……」
高木は背広を脱いでシーツの上に敷くと、その上に彼女を導いた。
そしてそのままもう一度キスをして、ゆっくりと膨らみの少ない胸を揉む。
「や……」
そこは、高木の想像よりも肉が付いていて、服の上からでもわかるほど柔らかかった。
「せんせい……」
「人が来た時ごまかすために、着たままにしておく。大丈夫、着たままでもできるから。
……でも、ここは脱いでおかないとな」
高木はゆっくりとスカートをたくし上げ、くまのプリントがしてあるシミのついたショーツを脱がしてあげる。
少女の大事な箇所が男の視線にさらされる。
「せんせい……はずかしい…………ひあぁっ」
突如、高木が触るまでもなく少女の入り口がくぱぁ、と拡がった。
「……悪魔め、サービスのつもりか?」
内部の健康な桜色の肉壁が丸見えになるほど、そこは広げられてしまった。
「やだぁ…………おくまでみえちゃう…………」
「真紀、痛くないのか?」
「うん……まいばんまいばん、いろいろされてたから……ならされちゃった……」
「じゃあ……いくぞ」
あまりにも細くたおやかな腰を掴むと、咲き乱れた花びらの中へ己自身を高木は推し進めた。
割れ目を開く悪魔の手助けもあってか、その挿入はたいした抵抗もなく容易に行われた。
「ごめん…………せんせい、わたし……はじめてじゃなくて…………」
本当にすまなさそうな真紀の口調に、高木の心と体がさらに昂ぶってくる。
「別に……いいさ、初めてじゃなくても。それに男としては真紀の最初になれたから、俺は満足だよ。
……動いてもいいかな」
真紀は、こくりと頷いた。


19:合わせ鏡の悪魔
07/01/07 09:17:32 BTe7g8YC

高木は、気を抜くと彼女の膣圧に屈しそうになるのを必死に抑えながら、
細心の注意を払ってゆっくりと抽出を開始する。
(きつい……というより、狭い……)
だが、辛いのは自分よりも、腕の中で喘いでいる少女のほうだろう。
悪魔に散々開発されているとはいえ、真紀と同じ体格の悪魔とは違い、
大人の、しかも指よりはるかに太い肉棒を挿入されているのだ。
「痛くないか……?」
「はい……だいじょう……ぶです……」
涙目のまま、真紀は答えた。
と、いきなりその体に新たな刺激が加わる。
「や、くすぐったいっ、あ、あ、やっ」
「真紀……?」
「あ、……あの、わたしいまわきをくすぐられて……」
と、彼女の中の締め付けが少し緩む。
「……もしかして、緊張してた?」
「だって、すきなひとと……あんっ……ずっと、ずーとすきだったひとと…………
や、ちくびすっちゃやぁーー」
悪魔が真紀に愛撫を与えるたびに、彼女の体の硬さが取れていくのがわかる。
それが、高木には少し気に入らない。
一体この悪魔は今まで何百回、何百時間こうやって真紀を乱れさせていたのか。
(まあ……真紀の負担が減るのなら、別にいいんだけどな)
高木は悪魔の愛撫に負けないように、腰の動きを激しくしだした。
子供だからと少し加減していた動きではなく、同じ年齢の女性にするような激しさで。
「やだ……ああ、あつい、せんせいのあつくてはげしいよぉ……あ、
ちくび、はさんじゃいやあああぁぁ」
体を内から貫く剛直の激しさと、外から加わる緩やかでねちっこい悪魔の愛撫。
その両方を受ける少女の体が、異なる快楽のサンドイッチで悶絶する。
「ひっ……あ、あ、やだ、せんせい、そのかくどやだぁ、
だめ、だめ、あ、そんなとこゆびいれちゃだめぇ、
いやっ、せんせいのとゆびでなかがこすれちゃうよぉっっ」
アナルとヴァギナを同時に攻められ、快楽を叩き込まれた雌の体が狂おしく跳ね回る。
「真紀……そんなに暴れると、こすれて、おれ、でそうだ」
「せんせい、わた、わたしも、わたしも、い、いっしょに、
あっ、あぁっ、あああぁぁぁっっーー」
少女の体がびくびくと痙攣すると、教師は低くうなり精を教え子の狭い胎内に解き放った。


20:合わせ鏡の悪魔
07/01/07 09:19:46 BTe7g8YC

目の前で、少女の膣内から精液がじゅぶじゅぶと音を立てて流れ出て空中で消失する光景を呆然と眺める高木。
「やだぁ……せんせいのせーえき……すわれてるよぉ……」
そこでようやく、自分が少女を妊娠させようとしてしまったことに気づく。
真紀を悪魔の悪戯から救いたくて、彼女への愛おしさが高まりすぎて、
避妊という言葉が高木の頭からすっぽり抜け落ちてしまっていたのだ。
悪魔は真紀が妊娠しないよう、彼女の胎内から精液を吸いだしているのだろう。
「悪かったな……真紀」
抱きしめて真紀の頭をなでていた高木はぎょっとする。
吸い出された精液が消失せず、空中を移動して真紀の口元へ移動したのだ。
そしてそれが、口移しで真紀の口内へと注がれる。
「……せんせいの……にがくてくさくて……あったかい……」
とろけるような声を出しながら、少女は何の抵抗の色も示さずごくりと嚥下した。
その姿を見ただけで高木は自らの中で熱いものがたぎってくるのを感じ、
さらに強い力で真紀を抱きしめた。
と、いきなり保健室のドアが開く。
(やばい!!)
慌てて飛び起き真紀の体を布団で包み振り返るが、そこには誰もいなかった。
と、空中に一瞬精液が浮かび、だらり床に垂れ落ちる。
そして、くすくすと笑う女の声が聞こえた後、ドアは閉じ笑い声は遠ざかっていった。

「結局、あれが悪魔だったんだろうな」
「じゃあ、マキちゃんは、もう大丈夫ですね。
あたしと違ってマキちゃん、悪魔にされるのいやがってたから、良かった……」
1週間後の放課後、高木と冬瀬奈菜は二人教室で話し合っていた。
「みたいだな。あれからはもう何もされてないって言ってるし」
「えへへ、よかった……やぁん……」
「……お前の傍には、まだいるんだよな、悪魔」
「ええ……そうですよ……正確には、悪魔じゃないんですけど」
「神社にお払いしに行ってみるか?」
「いえ……いいです、あたしはこのまま……だってあたしの願いは、
気持ちのいいエッチがしたい、ですから……ふふ……」
「じゃあ、叶おうが叶うまいが関係ないじゃないか」
「そうですよ……へへ、お得でしょう……?」
やれやれ、と高木は首を振る。
「授業中は喘ぐなよ。男子生徒に悪影響出るから、ていうかもう出てるみたいだから」
授業中、頬を染めて体をくねらせる彼女は周囲の男子の視線を集め始めている。
もっともそれすら、彼女の願いのひとつに他ならないんだろうが。


21:合わせ鏡の悪魔
07/01/07 09:22:03 BTe7g8YC

「へへへへ……気を、つけます。……そんなことより、先生こそ気をつけたほうがいいんじゃないんですか?
マキちゃんの左肩の赤いぽちぽち、心当たりあるでしょう……?」
「え、あれ、見えてたのか?」
くすくすと笑いながら奈菜は怪しく体を蠢かしながら答えた。
「体育の着替えでちらっと……せんせい、大人なのに自制心ないんですね……もしかしてロリコン?」
「ば、ばか、俺は別にロリコンじゃないぞ」
「やっぱりせんせい、私のこと子供と思ってるんですね?」
突如高木の後ろへ音もなく近づいていた真紀の声が響く。
「やっぱり……せんせいがあたしにしてくれるとき……
子供だなって思いながら無理してたんですね……あの時は大人だって言ってくれたのに……」
「え……いや、そういうことじゃなくてだな、ただ、その発育してないのにそういうことしていいのかという」
「やっぱり……せんせい、私が子供だから……好きじゃないんだ……
あの時悪魔をだますため、嘘ついたんだ……」
背を向けて泣き出しそうな声を上げる真紀に、高木は慌てて言い訳をする。
「いや、ロリコンじゃないってのは、その、お前が大人だから、
別に俺はお前のことが好きでもロリコンじゃないって意味なんだよ」
「本当ですか……」
疑わしい声を出す真紀に、滑稽なほどの必死さで高木は答える。
「そうそうそう、だから、俺はちゃんとおまえに、その、欲情してるし、やりたいと思ってるし」
突然満面の笑みを浮かべながらくるりと真紀は振り返る。
「じゃあ、今夜もいっぱい私の言うこと聞いて、やりたい事い~~っぱいしてくださいね」
「え……ああ……」
後ろを向いていた時と振り返ったときの声色の違いに驚いて、呆けたように頷く高木。
「じゃあ、今日も先生のうちで待ってますね。
母さんがパート終わって帰ってくるの9時ですから、7時ぐらいには帰ってきてくださいね」
嬉しそうに何度も頷き返すと、真紀は高木の腕をひっぱて教室の入り口まで引っ張っていった。
嵌められたことに気づいた高木は助けを求めるように奈菜のほうを振り向くが、
奈菜はにっこりと微笑んで
「マキちゃんの悪魔はいなくなったけど……先生は小悪魔に憑かれちゃったね」
などと茶化しながら教室から出て行く二人を見守るだけだった。


終わり

22:名無しさん@ピンキー
07/01/07 10:18:22 yp0F93r+
>>11 >>12
それより前に触手つうか異種の純愛ラブラブなかったっけ?
神楽さんの七不思議もアレに近いとは思うし、確かに良かったがカルチャーショックはそこまで
感じなかったな。おれは

>>合わせ鏡の悪魔
GJw
女の子の恋をかなえるおまじないが心霊現象呼び出すのは割りとありえる話だな
ただ、やっぱコレ微妙にスレ趣旨から外れてないかな? 犯される云々じゃないけど
異種や触手とやるのが脇に追いやられるとなんか違う気はする。

23:名無しさん@ピンキー
07/01/07 11:04:17 ISK/76it
ここはとりつかれた時の描写をkwsk描いて貰わねば

24:名無しさん@ピンキー
07/01/07 12:48:49 y5GFLF0m
…投稿用に書き溜めていたファイルが本日寝てる間に完全抹消されていた…。
父親よ…なぜ理解してないのに手元に使い方もなく、一度も使ったこともない機能を使う…!
サポートセンターに「もうそれは一から作り直してもらうしか」と言われた時脱力した。
気力も何もがっしり失せたのでしばらく書けん。
精神ゲージ戻ったら再挑戦してここに載せます。

25:名無しさん@ピンキー
07/01/07 12:59:40 3TGTUxYI
息子の性癖に恐れおののいて思わず消しちゃったんじゃね?w

26:名無しさん@ピンキー
07/01/07 13:03:10 A3WvU7V0
親父「なんで息子が俺の真実の姿を知ってるんだ…!?」

27:名無しさん@ピンキー
07/01/07 15:02:25 gpUSf1sN
>>24
URLリンク(www.vector.co.jp)
ダメ元でやってみれ。

28:みんなの学校
07/01/07 19:10:28 w9uOI8kv
ほのぼのが流行らしいので流れを読んで投下

29:みんなの学校
07/01/07 19:11:03 w9uOI8kv
おはよー」
「おはよースライム君」
「おっはよー繊毛」
「太君もおはよー」
「おっす吸盤、ちょっと絡ませろよ」
「もー、やめてよ太君。邪魔だからー」
「傷つくこと言うなー」

キーンコーンカーンコーン
「やべ、さっさと席着こうぜ、繊毛」
「先生来るしねー」

ガラッ
「はいはーい、HR始めますよー」
「きーりつ、礼、着席」
「せんせーお早うございます」
「はい、お早う皆さん。今日も元気に勉強しましょうね。
太君嫌そうな顔しなーい、スライム君は天井に垂れ下ってないでちゃんと席に着いて」
「はーい」
「じゃ、授業を始めます」


30:みんなの学校
07/01/07 19:11:58 w9uOI8kv
1時間目:理科
「今日は人体の反応についての授業です、人の触覚とはほぼ全身にあります
感度の差はあれ性感帯では無い部分でも絶頂を味わえるということを学びましょう」
ガラガラと先生がカートを引いて縛られて猿轡を咬まされた女の人を運んできた
「はい、皆前に来てー。じゃあ繊毛君彼女の脇をゆっくり擦って上げて」
「はい! こうですか? じゅるじゅるじゅりゅ」
「ムグッー! グッククグんー!」
大の字に縛られた体をもがいて女の人が暴れるけど、だんだん抵抗が少なくなってきたよ
「むぅっ… むぐぅうう!? ンンーッ ンンンンンンッっっ!!」
「わ、凄い痙攣。イッたのかな?」
「はい、そのとおり。 たっぶり媚薬漬けにしてあったから本番はもう少し難しいけど繊毛君は上手いわねー。 じゃあ皆色んな部位で試してみましょー」
「「「「はーい」」」」
「むぐッー! んんーっ! んおおぉぉぉおおおおお」
涙目になりながら首をふる女の人に僕達は一斉に踊りかかった
「ふひっ!ぉおおぉおぉおっっ!おおっ!」
「わー指先でイったよ先生」
「スライム君良いチョイスよー、チューブ君も足を丸呑みにして御覧なさい、イボ君は…」
「っっ!! んごぉぉお!! ほぐぅうううううっっ!!」
イボ君がうっかりクリトリスを擦り上げた瞬間ビクビクと痙攣しながら女の人は白目を剥いて気絶しちゃった


31:みんなの学校
07/01/07 19:12:51 w9uOI8kv
「あー、先生ごめんなさい…」
「もー、駄目ですよー。かなり感度を上げさせてますから今日は普段イかない処だけにすること。じゃあ再開ですー」
そう言うと先生は女の人に何かを嗅がせて起こしちゃった
「…ん、んん? ひっ! ぐがぁあああああっ おっおっおぉおおおおぉおっ!!」
すぐさま僕たち触手の愛撫で絶頂に達した女の人はそのまま40分イキっぱなしになっちった

キーコーンカーンコーン

「ふふぇへへへ…ヘヒッヘヒィッ、ひひいひひへへへへへ」
女の人が開放されるころにはすっかり幸せそうな泣き顔を浮かべて泡を噴いてたよ
「はーい、そこまで。いいですかー、慣れてくると責めも単調になりがちです
今日の体験を忘れずに社会に出ても色んな触手責めをやってみましょう」
「「「「はーい」」」」
「はい、次は工作だから移動は5分前にねー。良美先生にもよろしくー」
「きーりつ、礼、着席」

「くそー、結構難しかったぜ」
「太君大味だものね」
「うっせー繊毛、それが俺のいいとこなの! 吸盤はさすがだったな」
「んふふー、僕ああいうの得意―」
「おっと早く工作科室行こー」


32:みんなの学校
07/01/07 19:13:53 w9uOI8kv
2、3時間目:工作
「きーりつ、礼、着席」
「よし諸君、今日の課題は〝改造〟です。分泌物や分体を使って思い思いの女体を作ってみよう」
「「「はーい」」」
机の上には既に女の人が一人づつ拘束されていた
さっそく皆触手を伸ばして作業にとりかかってる、僕も頑張ろうっと
「自分の心を表に表すのが芸術ってやつです、自分と向き合って!」
女の子の悲鳴が響くなか先生はなんだか難しいことを言っていた
………………………
………………
…………
「どれ、どのくらい進んだかな?」
しばらくして先生は繊毛君の所から一人一人眺めていった
「おっぱいっ 私のおっぱいがぁああっ! こ、こんなに大きく… ほぉおぉおおおうぅっ!! し、絞らないでぇ! ひぃいああああああっ!また、また入って来る!お乳に入ってくるぅっっ」
「繊毛君はおっぱい大きくしたのかー、媚毒を直接注入したのかな」
「はい! 細い繊毛を乳首から潜入させて中でたっぷり発射しました!」
「さっされてる!乳首ピストンされてる!ハヒィィ!ハヒィッおぐぉおおおおおお!深いっ深いぃぃいぃいいいい!」
「うんうん、順調だね。丁寧に行けばいい作品になるよ」
「はい!わかりました」


33:みんなの学校
07/01/07 19:14:33 w9uOI8kv
次はチューブ君か、おや…?」
「はひっ、はひっ、お、オチンチン! 触手オチンチンがっ しゃ、ヒィッ射精止まんない!いひぃいいああ!止まんない! 出るでうでる!!」
「せんせー、僕のでちんこ付けてみたんだけど…、どこが悪かったんだろ?」
「んー、チューブ君、射精機能までつけてるのは凄いんだけど、それを止める機能は?」

「あー、あー、……へへへ。それは考えてなかったです」
「何というか、天才肌な子ですね… とりあえずこれ以上床を汚さないように君が全部吸い出すこと、いいですね」
「はーい、じゃあ…」ジュルルルッ
「はぎゃっ!あがああぁヒィいぃ!しゃぶられる!しゃぶられてるっ だめっこ、これ以上は!んぉおおおおおイかされる!無理矢理イかされる!止めてぇえええええええ」
「さて次の生徒は…」

「柔毛君は口内を性感帯にしてるんですね、いいですよー 女の子は悲鳴が上げれないだけで絶頂しまくってます」

「スライム君? ああ、腸内に潜り込んでたんですね。内臓全てでイけるように改造するんですか?そこからは見えないでしょうが女の子もう、うっとりした顔で失神してますよ」


34:みんなの学校
07/01/07 19:15:06 w9uOI8kv
…………………………
………………
…………
キーンコーンカーンコーン
「じゃあそこまで。今日出来た作品はお家にもって帰ってお父さんとお母さんに見せてあげましょう」
「「「はーい」」」

HR
「へっへー、今日は土曜だからもう終わりだな。繊毛どっか遊んでいこうぜ」
「駄目だって太君、寄り道するなって先生いつも言ってるじゃん。悪い子は怖いハンターとかに切られちゃうよ」
「わかったよ、じゃあ一度家に帰って俺んち集合な!スライム、お前も来るだろ?」
「うん、行くー 暑いから少し遅くなるかもー」
「スライム君熱に弱いもんね」

「ハイハイそこ静かに。今日はこれでお仕舞いですが宿題を用意しました」
「「ええー」」
「先生が新米のハンターさんや退魔士さんを攫ってきたので月曜日までに徹底的に触手の快楽を叩き込んでソレしか考えられないメス奴隷にしてくること。ズルして苗床にしちゃだめですよー。 じゃ皆さん気をつけて帰ってね」
「はーい」
「先生さよーなら」
「よしダッシュで帰ろうぜ」
「みんなじゃーねー」
こうして今日も平和な学校でした。


35:みんなの学校
07/01/07 19:16:02 w9uOI8kv
糸冬

36:名無しさん@ピンキー
07/01/07 19:29:00 CN1poH+P
>>35
GJ!
触手小学校てこんなかんじでイかせ方や改造方法を学ぶのか…
是非入ってみたいものだな

37:名無しさん@ピンキー
07/01/07 19:35:21 43USjlUb
>>35
ワロス
ズルして苗床にするってw


38:名無しさん@ピンキー
07/01/07 23:18:57 Ba/rZxgX
>>35
他の授業もキボンw

39:名無しさん@ピンキー
07/01/08 02:07:29 yG+8+S4D
いいなー。この世界に産まれたかったw
きっと漏れは立派な鬼畜触手になれたことでしょう。


ところでひっそりと続編始めますた。
URLリンク(momoniku.h.fc2.com)
今は悪魔娘x人間なので、ズバリこのスレ向きって感じじゃないかもです。
後半では>前スレ89に刺激されてショゴス(T&Tの触手、元はクトゥルーの怪物だけどT&Tにも出てくるw)と
がっつんがっつん絡ませる予定でございます。
まだエロ薄くて申し訳ありませぬが、どうせすぐいつものようになるに決まって(ry

40:触手のいる生活
07/01/08 02:10:42 UFGUVB8A
  癒しの触手の話

高谷良美はやり手のキャリアウーマンと言う奴であった。
仕事は速くて正確、次々と仕事の成果を挙げ会社の業績に貢献してきた女性。
しかし彼女は孤独であった。
優秀であるがゆえに受ける嫉妬。それは彼女が頑張れば頑張るほどに顕著になってきた。

(私なんでこの仕事してるんだろう……)

最近こんなことを思うことが多い。
一流大学を卒業し、この会社に入社して5年。最初は何か目標があってここに入社したはずだった。
しかし現在。仕事にやりがいは感じるものの、周囲の人間との溝が彼女の心をすり減らす毎日。
自分のやりたい事は本当はなんだったのだろうか。自分の幸せはどこにあるのだろうか。
答えの出ない問答が彼女の中で続いている。

そんな彼女の心の支えが、マンションで同居している家族とのふれあいだった。



「ただいま」

仕事を終えた良美は、寄り道もせず帰宅して彼女の帰りを待っていた『家族』に声をかけた。
比較的高級なマンションの一室、彼女はそこで暮らしている。
そして良美の帰りを待っていた『家族』は体を震わせて彼女の帰宅を喜んだ。

窓際に据えられた柱。それが良美の『家族』を見た人間が思う第一印象であろう。
茶色い丸太のような物体、そしてよく見ると帽子掛けのようにL字型で
天井を向く棒が何本も突き出ている。古いビデオゲームに詳しい人間なら、
財宝の探索に手間取る60階建ての塔に出てくるローパーという存在を思い起こすかもしれない。
じっとしていればインテリアのようにも見えてくるそれは、2年前に良美が購入した触手であった。

触手セラピーというものが女性誌にも登場するようになり、癒しを求めていた
良美はそれに興味を持った。しかし彼女はうねうねとしたものがあまり好きでは
なかったため、当時それなりに高価だった柱型の触手を購入した。
このタイプは他の種に比べてどっしりとして力強く、粘液の類もほとんど出さず、
うねうねと動く細い触手もなかったために彼女のお気に召したのである。
ソフィアと名づけられたその触手は、それ以来ずっと彼女を支えてきた。

41:触手のいる生活
07/01/08 02:11:53 UFGUVB8A
「………」
「ああもうやんなっちゃうわ。あの子達自分の頭が悪いの棚に上げて陰口ばっかり」

帰ってくるなり良美はソフィアへ愚痴をこぼし始めた。ぶつぶつと言いながら、
ぱりっと決まったスーツを乱雑に脱ぎ捨てていく。

「仕事の出来に差があるのは私のせいじゃなくて自分がサボってるからだってのに」
「………」

ソフィアは何も言わず良美の愚痴を聞いていく。もとより触手であるソフィアに
発声器官などなく言葉を発する事などないのだが。
その間にも良美は服を脱いでいき、色気のある黒い下着姿になった。
彼女はその外見も他人より優れており、薄い化粧だけで十分美人と言える顔、
ボリュームのある胸にメリハリの聞いたヒップライン、そして艶やかな肌は
男の視線を釘付けにするには十分な物と言えよう。

「それにあの専務!べとつくような視線で人を見るし、
私に付き合ってる男がいなくても関係ないでしょうに!」
「………」

とうとう下着まで脱いで全裸になってしまう良美。しかしこれは彼女にとって
いつもの事であった。
彼女の最も安らぐ時間、良美とソフィアだけの幸福な時間がこれから始まるのである。

「疲れてるの、ソフィア。お願い、だっこして」
「………」

子供が言うように、良美は甘えて言った。会社での彼女の姿を知る人間が
見たら驚愕するであろう。そのくらい、今の姿とは落差があった。
有能で美人だがキツい態度で人を寄せ付けない会社での姿と、
触手に甘える今の姿。だが、どちらも彼女の一面であるのは間違いないのである。

「………」

柱に生えた棒がゆっくり動く。良美は下部に生えた二本の棒に太ももを
引っ掛けると、そのまましっかりとソフィアの本体である柱の部分に
抱きついた。ソフィアの本体は良美の手を回しても届かないほど成長しており、
抱きつくその格好はコアラがユーカリの幹にしがみつく体勢を思わせた。

「あったかいよ、ソフィア」
「………」

42:触手のいる生活
07/01/08 02:12:44 UFGUVB8A
良美が体の前面部の肌でソフィアの体温を感じていると、棒のような触手が
彼女の体をよりしっかりと支えるために動いていく。太ももだけでなく、
足の裏に止まり木のように2本の棒触手をあて、腰に巻きつかせしっかりと抱き、
腕の付け根と先端にも軽く巻きつける。さらに良美の体はしっかりと
押さえつけられ、柱に軽くめり込むような形となった。一見硬そうに見える
本体部分だがやはり触手生物、その硬度は自在で望むがままの形に変化する
ことも容易である。もちろん顔の部分は大きくへこませており、体がめり込んで
いるとはいえ良美の呼吸の阻害になるようなことはなかった。

「………」
「ん、いい感じ…」

暖かい物に包まれているような感覚、優しく抱擁されているこの感覚、
良美はこれがとても気に入っていた。その表情に険は無く、安らいだ顔をしている。

(仕事のストレスが洗い流されてく…)

触手の癒し効果が遺憾なく発揮されていた。
そして――癒し以外のストレス発散法も持っていた。触手と言う生物は。

「ねえ、ソフィア。飲ませて?」
「………」

それだけでソフィアには通じた。良美の口の前に小さな突起が出てくる。
彼女はそれを迷わず口に含んだ。
ちゅうちゅうと軽く音を立てて吸うと、そこから甘い液体が出てくる。
白く濁った色合いのそれを飲み干していると、母親の胸から母乳を飲んで
いるような気持ちになってくる。大学生の頃に亡くなった優しい母に抱かれて
授乳されているような錯覚、このまま幼児退行してしまいそうなこの幸福感。
だがそれ以上に素晴らしい物がこの先に待っている。それを期待してか、
良美の股間は既に湿り気を帯びていた。ソフィアの分泌する乳液に含まれる
成分が良美の体に浸透するよりも早く、そこは濡れていた。
突起から口を離した良美はソフィアに語りかける。

「今日は嫌な事がいっぱいあったの。いっぱい気持ちよくして忘れさせて」
「………」

その声に応えるように、ソフィアの体が振動した。

「あっ!」

ソフィアの体表が波打つ。ソフィアの本体に接触している部分に、
ざわざわと撫でられるような感覚が走る。

「ああ、くうっ!」

触られていないはずの背筋にまでぞくぞくした感覚が走る。

43:触手のいる生活
07/01/08 02:13:36 UFGUVB8A
さらにソフィアの本体にずっぽりと埋まった良美の胸に、
強い力が加えられる。人間の手では不可能な、全方位からの愛撫。

「胸、いいっ」

滑らかなシルクの手袋で撫でられるような感覚と、逞しい手でぐいぐいと
揉まれるような刺激が胸部全体を包み込み、さらに充血して屹立した乳首を
乾いた筆のような触手が擦っている。その感覚をもっとしっかりと味わうために、
良美はソフィアに抱きつく手足にさらに力を込めた。

「………」

良美の願いをかなえるように、彼女の体に巻きついた触手にも力がこもる。
良美の体に走る快感が強まっていく。しかしそれでは不足だった。

「お願い、ソフィア、そろそろ――!」
「………」

確かにソフィアによる愛撫は気持ちいい。しかし今ではそれに物足りなく
なってしまっている。犯される悦び。それが足りない。外部に露出した
性感帯ではもっとも敏感な器官であるはずのクリトリスは、何故か愛撫を
受けておらず、快楽が頂点に達するには程遠いのである。

「はやくう!」

大きく広げられた良美の股はよだれを垂らして蹂躙を待っている。
その隙間を満たしてやるべく、彼女の尻のすぐ下から一本の触手が生えてきた。
表面がでこぼこした木の棒に見えるそれは、一息に奥まで押し込まれた。

「ふあああああ!」

触手は丸い先端を膣奥にある快楽神経の密集場所、俗に言うGスポットへ
食い込むように強く押し付けられながら止まった。また良美の体内にもぐりこんで
ない部分から三本の突起が伸び、二本はクリトリスを横から挟み、
一本は上から押さえつける。敏感な部分にこれから与えられる刺激がどれほどの
ものか。待ちきれぬとばかりに良美のそこが愛液をあふれさせた。

「………」

そしてこの日ソフィアが選んだ刺激は、振動であった。

「きゃひいいいい!そひ、あああああああ!ダメ、これだめえええええ!!!」

機械も顔負けの激しい振動が、触手を押し付けられたGスポットとクリトリスを襲う。
常人の肉体ならば苦痛と判断されるであろう強すぎるその刺激も、
ソフィアによって2年間開発され続けた良美の体には極上の快楽であった。

「イッちゃう!イッちゃうううううう!!!ううくうううぅぅううああああ!!!!」

びちゃびちゃと愛液を飛び散らせ、唯一自由に動く首を前後にゆすりながら
良美は絶叫と共にその感覚を堪能する。

44:触手のいる生活
07/01/08 02:14:37 UFGUVB8A
「は…はひぃーっ、は…ひい…は、あー…」

肺の中の空気を残らず吐き出す勢いで叫んだ良美は、酸素不足を伴う快楽で
くらむ意識を正常に戻すため乱れた呼吸で必死に空気を吸おうとしていた。

「………」
「はあ、はあ………ふう……すごかった…」

快感の余韻に浸りながらぼおっとする。脱力してソフィアに全てをゆだねながら
過ごすこの時間が良美の一番のお気に入りであった。

(ああ…幸せ…)



良美がイッてから10分ほどが経過した。

「あーあ、今週はまだ3日も仕事かー。日曜はずっとソフィアと一緒にいられるのになー」
「………」

ソフィアに抱かれながら、良美は呟いている。
激しい絶頂によるカタルシス。これがあるからこそ良美はずっとがんばってこれた。
しかし最近それでも抑えられないほど出勤するのが億劫になっている。

「最近何もかも面倒くさいよ…」
「………」
「このままソフィアと一つになって、ずうーっと一緒にいられたら、最高なのにな」
『……………………………………………ホントウニ?』
「うん。そしたら私…………………………ちょっと待って」

あまりにも自然な流れだったので、良美は一瞬聞き逃してしまった。しかし――

「今の声誰!?」
「………」

問い掛けには誰も答えない。当然である。
この部屋には良美のほかには物言わぬ触手であるソフィアしかいないのだから。

「まさか…ソフィアなの…?」
「………」

返事はない。その代わりに、いまだ良美の秘部にもぐりこんだままの触手が再び振動を開始した。

「いああぁぁ!いきなりぃ!?そこ…また!んくう、ううぅぅうううう!!!」

性感の中心を抉られるような責めは、二度目の絶頂を簡単に引き起こす。

「そふぃあ…そふぃあなのおぉぉ!!?」
『………ヒトツ…ニ……ナリ…タイ………?』

再び声が聞こえる。それは耳ではなく、良美の体のもっと内のほうから
響いてくるようであった。

45:触手のいる生活
07/01/08 02:15:52 UFGUVB8A
もう間違いない。この声はソフィアの声だと、朦朧とした意識の中で良美は確信した。
根拠は何もなかったが、良美にはそう感じられた。

「うん…なるのぉ…!そふぃあとおぉぉひと、つうぅぅぅ!!!」
『……ヒ……ト…ツ………ニ………!』

イっているのにソフィアは振動を止めてくれない、暴力的な連続絶頂が肉体と意識を焼くなかで、
良美はただソフィアだけを求め続けていた。自分が心を許す唯一つの存在を。

「あ…ああ…わた、し…つつまれ、てるぅぅ……!そふぃあの…なかに…いるぅ…!!」
「………」

猛烈な快感によって意識が消えかけの電球のようにオンオフを繰り返すなか、
良美が記憶する最後の光景は、ソフィアの体から今まで見たこともない本数の
触手が生え、自分の全身を隙間無く包んで責め続ける姿であった。



そして一夜が明け――
覚醒した良美は、いまだ自分がソフィアの触手で編まれたゆりかごの
なかにいることに気が付いた。
良美が目を覚ました事に気づいたソフィアは触手を解き、彼女を優しく床に降ろす。

「ああ……うん、おはよう、ソフィア」
「………」

ソフィアは何も語らない。

(夢だったのかな、やっぱり……けど、あの感覚は夢なんかじゃないし…)

かすかに聞こえたソフィアの声と、気が狂いそうな快楽、そのどこまでが現実だったのか。
いくら考えても分からない。
と、そこで時計が目に入った。

「あー!もうこんな時間!さっさとシャワー浴びて会社行かないと!」

良美は意識を会社人のそれへと素早く切り替えて行動を始めた。
ソフィアのことは気になるが、ひとまずその事は置いておく。
彼女は仕事とプライベートはきっちり分ける人間なのだ。

(とりあえず会社が終わったら、触手について調べてみようかな)

そんな事を考えながら、良美は出勤していった。
忙しい一日がまた始まる。

46:触手のいる生活
07/01/08 02:18:44 UFGUVB8A
多分続く。
物理的にひとつになっちゃうハッピーエンドに。

あと、みんなの学校はほのぼのしてるのにエロスが激しくて素晴らしいと思う。

47:名無しさん@ピンキー
07/01/08 02:19:55 7i0Z5Eo3
リアルタイムGJ

48:名無しさん@ピンキー
07/01/08 07:17:05 FdXU6z+0
>>24
復元用のソフトってなかったっけ?


>>みんなの学校
ほのぼの~GJ!
ああ、オイラもこの世界に生まれたかったな・・

>>触手のいる生活氏 
あいかわらず読んでると癒されます~
触手セラピー、そのうちほんまにでなきないかな

49:名無しさん@ピンキー
07/01/08 12:28:53 lqIyckNg
>>触手のいる生活
GJです
いや、しかし物理的にひとつになってそれハッピーエンドなんだろかww
なんつうかこうそしてあとには触手だけが残ったってホラーを髣髴とさせるZE

50:名無しさん@ピンキー
07/01/08 14:20:21 ulafZP00
触手の中で快楽の中永遠に過ごすだけさ!
そうでないとハッピーエンドとはいえないさ!
という我侭。

51:名無しさん@ピンキー
07/01/08 14:37:52 hZGX3V1E
男好きのオバサン触手に襲われる>>48

52:名無しさん@ピンキー
07/01/08 14:46:51 lqIyckNg
皆さん素晴らしいんだけど投下速度が速すぎておれ等住民の感想が追いついてなくないかorz
なんつうかもうちょい間隔あけたほうがイクナイ?
いや俺らの感想が追いつけば一番なんだが、なんかこう申しわけね

53:名無しさん@ピンキー
07/01/08 14:58:34 yG+8+S4D
>>52
URLリンク(31mb.com)

54:名無しさん@ピンキー
07/01/08 15:41:12 YdmrEGHc
>>51
待て、オバサン触手なんて新ジャンルがあったら
ロリ触手やエロ姉さん触手とかも有りそうじゃないか!

55:名無しさん@ピンキー
07/01/08 15:53:10 7i0Z5Eo3
まだまだ青いな。
ここは一つ、触手に襲われる触手でもどうだ。

56:名無しさん@ピンキー
07/01/08 19:17:00 6gHNoy2C
>>52
まあ理想を言えばSSも3~4日置きくらいだと余裕を持って感想をつけられるので双方に良いかもしれないが、
書いた以上は早く投下したいもんだし、難しいな。

57:名無しさん@ピンキー
07/01/08 20:48:28 TKDIU7e6
しょくしゅのがっこうはもりのおく~♪

そっとのぞいてみてごらん、

みんなで‘おゆうぎ’しているよ~♪

58:名無しさん@ピンキー
07/01/08 21:20:32 swGpD3gp
age

59:名無しさん@ピンキー
07/01/08 21:30:01 xCTOJZxA
すぐに感想書かないといけないってわけじゃないんだから、亀でもいいから書けばいいんじゃね?
触手伸ばして感想つければいいと思われ。

60:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:14:37 DkD6vrvP
そうは言っても、なにも投下の無い過疎期がつらいから
間を置いてくれたら有り難いと言えば有り難い。


61:名無しさん@ピンキー
07/01/09 05:20:45 by77Zs4G
ま、ゆるーく逝こうぜ


最近男に見えない男、いわゆる男の娘(おとこのこ)が流行ってるらしいが
そこらで一つ頼めませんか、大将

62:名無しさん@ピンキー
07/01/09 06:05:13 a3VVNcUN
…(;^ω^)

63:名無しさん@ピンキー
07/01/09 19:26:45 En6Hbray
>>61
乙ボクの瑞穂なら神楽さんが書いたことある。触手じゃなくて
レイプ形式だったが 強制女装少年エネマ調教 ネオネオネオ
ってところで、保管庫ないので過去ログ墓場でみるしかないが

64:【女子高生 第2幕 『今週の匠』】
07/01/10 04:44:10 b1tORaI6
ヤホー。

こんにちは。女子高生です。
以前はタコ足にいろいろ体を弄ばれてひどい目にあいました。
今度あったら生きて返さないつもりで刺身包丁とワサビ醤油いつも携帯してます、ええ。

それはいいんですが、今現在部活の帰りでして。
あの道とは違うんだけど、やっぱり薄暗くて人気のない道なんですが。
目の前に触手が

一本。

「……は?」
そりゃ素っ頓狂な声を出してしまいしたよ。
なんか『どっちも根っこの大根』とてもいう感じの太くて白くて短い触手が
くねくね動いております。

……これ…触手だよね?
群れずに単体で現れる触手って自らのアイデンなんちゃらを捨ててないか?
大根、こっちの当惑お構いなしにうねうね動いてる。
.…
……まあいいや。

とりあえず刺そう。

そーの指ーごとー♪ つれってってあーげーるー♪
などと最近はまっている某ソングを口ずさみつつ。刺身包丁を取り出そうとしたそのとき。


65:【女子高生 第2幕 『今週の匠』】
07/01/10 04:44:46 b1tORaI6
ヒュン!

と、ものすごい勢いで大根が私の足元に踏み込んだかと思うと、
ずわっしゃ!
と跳ね上がるように私のスニーカーを踏み、ニーソックスを駆け上がり、太ももの内側をソゾリと這って。
ほんのわずか一瞬で、私の下着に入り込んで、よりによってクリトリスを根っこみたいな先っちょが縛りやがって。
で。
くにゅぅぅぅっ! と。
「うひゃああああ!?」
ええ。いきなりそんな敏感なところ絞られたらものすごい衝撃です。
思わず包丁を鞄ごと取り落としてしまいました。
くにゅっくにゅっ。くにゅくにゅくにゅっくにゅっ。
とその大根は私の生足に張り付いたまま、むやみにリズミカルにくにトリスを縛ったり緩めたりしはじめる。
やたら柔らかく絞ったりちょっと強めに連続したり。
うわ…うわわ!? …ぬああああああっ! なにこいつのやたら手馴れてそうな動きはぁっ!?
くにゅっくにゅーっ。くにゅくにゅくにゅっくにゅっ。くにゅぅっ。くにゅくにゅっくにゅっ。
えー、男の人もわかると思うけど。くにトリスって要するに男性のあそこと同じなわけで。
そこを的確に責められると、どーなるかっていうと。

ゾックンと。

「…うはっ!?」
ゾクゾクっと。
前のタコ足と違ってなんだかごまかしなしな感じは何事だぁぁぁ!?
「あわあぁっ?」
くにゅっくにゅっ。くにゅくにゅくにゅっくにゅっ。ゾックン…ゾクゾク…ゾクゾクゾクゾクッ!
「ぁぅぁぅぅ!?」
うえ? なんだこれえええぇぇ!?
くにゅーっ。くにゅーっ。くにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅ!
ゾクゾクッ! ゾクゾクッ! ゾクゾクッ!
「……うあ…っ…わっ!…………うはっ!?」
なにこれものすごい上手くないですかぁぁぁっ!!?
「あう!? あう!? あううう!?」
思わず両肩を抱きしめて身悶えちゃって。
やだやだやだ! こんな大根ごときに翻弄されるなんて!
っていうかクリトリス縛られただけで気持ちよくさせられてるなんて私ってばそんなに…
くにゅ―。ゾクンッ!
…うわっはっ!? …うわ、。これ冗談じゃ…っ…くにゅくにゅくにゅって、うわああぞっくんぞっくんするのに頭はぽぉって…
体が熱いような寒いような…まるで風邪みたいじゃ……ぁぅあうぅぅ!? ぞくんぞくんって寒気が…寒気がっ!
「…ひぁぁ―っ!?」
あうっ! あうあうあうあうううぅぅっ!? 私、腰が跳ねちゃってませんかぁっ!? …んんっ! くにくにされて……にゃあああああぁぁぁ!?
「あ!!」
思い切り高い声。違うもん! 私はそういう淫乱とかいうんじゃ…リくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくに!
「あぅぅうう!!?」
匠大根の前に、心中言い訳する余裕すらなし。
んはっ……そこ…絞られるの気持ち…っ! ああぅ!? うああああ気持ちよくしちゃ駄目だって駄目だってえええええっ!!!
「だ…め…ぁっ! ……だ…っぁ! …ぁ!?」
クリトリス、こすってこすってつねられてっ……うひいいぃぃぃぃぃっ!?
うぁっ! だ…っ…クニクニクニクニ…! ゾクゾクジンジンす…っ…もっと…もっとクニクニし………あ! …いやダメ…って…
うあ!? あダメ…ダ…っぁ!? …あっ! あっ!! ア!!!
「…―――――――――……っ!!」
で、思いっきし爪先立ちになって私はイっちゃったのです。
直後、バランスがとれずに、どったーんとコンクリートに崩れ落ちました。

66:【女子高生 第2幕 『今週の匠』】
07/01/10 04:45:21 b1tORaI6
痛い。

とりあえず、…ハァッ…ハァッ…などと乱れる息を整える。
ひまもなく。
クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニ
「…うあっ…ひはっ!?」
体の回復と同時に気持ちいいの再開。ちょ…ま…オニャノコって一回イったら……すご…い体が敏感っ…で…イキやすくな…っ
「……あ―っ!?」
ぞくぞくぞくぅぅぅっ!! と当然私、ひとたまりもなく再絶頂。
「んあ―っ!」
ビクビクビクッ!! んあ…っ! うぁ…またイ…
「―――っ!!」
ビクビクビクッ!! …わ…ぁぁ―っ!? ビクビクビクッ!! はぁぁあっ!? …ヤ…だんだん感覚が早…あぁ―っ!?
ビクビクビクッ!! …ああ―っ!? ビクビクビクッ!! ああぁ―っ!?
「―――っ!? ―っ!? ――っ!? ―――――――っ!?」
声が出ないくらいの連続絶頂。なんていうかさ…秒単位で連続イクことをはじめて経験。
「ぅああ! …ぁうぁっ! …んくぁぁっ!?」
立て続けにシャボン玉がはじけるような感じ。気がつくと地面に思い切り爪を立ててよがりまくっていて。
気持ちいいんだよう! ジンジンって……あそこ…が…いやああ! ……あそこがぁぁぁああぁぁぁっ!!!
体中ビクンビクンと大根にごときに踊らされまくって。そして。


大根は流れるように、にょろりと私の中に入り込んだのです。


…えう? と、一瞬何が何やらわかりませんでしたが。

ず ん っ と。

「んあぁぁっ!!!」
全身を襲う衝撃ですよ。
うわあああ…これは間違いなく 気 持 ち よ く な っ て く る 衝撃です。
このままものすごい勢いで出し入れされながらイカされまくるんだろうなあ…とか思ってたんですが。

甘かった。

67:【女子高生 第2幕 『今週の匠』】
07/01/10 04:45:55 b1tORaI6
性の世界は奥深い。大根、ほとんど動かずにむっちょ…むっちょと動くのみ。
はじめはなんだかよくわからなかったけど…
「……ぁ」
しばらくすると感じはじめてきた。
「……ぁっ! ……ぁっ! ……ぁっ!」
…あ…これもしかして…奥深く入れられたまま、

子宮の入り口をグリグリこすられてない?

本の知識だけど、子宮口って女にとってはもっとも気持ちのいい性感帯らしいです。
そして…しばらくするとそれを証明するかのような快感がやってきたわけで。
ズワ。
「んあっ!?」
むっちょ…むっちょ…
ズワワ。
「あうぁぁっ!!」
な、なにこれ?
ズワ…ズワ…ズワワワワ…
「…ぁっ…はあぁぁぁ? ……あふっ…んああぁぁっ…!?」
例えるならすごい気持ちいい羽に全身をさすられ続けるような。いや、我ながらわけのわからない例えだと思う…け…どっ!
ぅあああっ!? なんか…もう…すご…っ!
むっちょ…むっちょ…
「あうんっ!?」
なんでぇ!? ほとんど動いてないのになんでぇぇ!? ああだめ………ひぃんっ! や…やぁ! あぅぅ…っ!
も…なん…すご…ぁ……ぁ!? …・……んあ…ダメ…振っちゃう…腰振っちゃうぅ! …ああ、ダメ説明できない。…なんかなんかすごい柔らかいの!
…あったかいの! …いやぁぁぁ!? …性感っていうのがどんどん開いて…いっちゃっ………あふぅぅぅぅ……あふぅぅぅぅぅうううっ!!
むっちょ…むっちょ…むっちょ…むっちょ…ズワワズワワワワ!!
「…はんっ! …あはっ! …あんっ! …ああんっ! …ぁうんっ…!!」
ああ…だめぇ…グリグリしないでぇぇ…意識が…飛んじゃう…どっかに飛んでっちゃうぅ…
…蕩けるっていうか…溶けちゃいそ…うな…っじでっ…あっあっあっ…や…やっ…
頭の中…どくどく脈打……っ…ああだめ花火が…たくさ……わたし…なんで…あっ……ひっ!
もう私は弛緩しきって、脱力しきって。思い切り無防備な状態で細かく震えながら快感を迎え入れるがままになっていた。
ズワワワ…むっちょ…むっちょ…ズワワワワワ…
「んあぁぁぁ…っ! ……あぁっ! …ああっ! …あぁぁっ! …はぁっ! ……んあぁっ! …ああっ…あっ!!」
…ああぁぁああ…すごぉいよぉぉぉ…もっと…もっとぉっ…いやぁぁ…燃えるみた…いぃぃぃっ……だめ…私…だめえええええ…
はひぃぃぃっ!? …ああっ!!! 出そう…っ!! なんか出そうぉぉぉっ!! …だ…動かな…あ…あああ…ああああ…っ
誰かぁ…抱きしめてえぇぇえええええええええぇぇええ………
「………ひっ……ひぐっ!………っ…!」

68:【女子高生 第2幕 『今週の匠』】
07/01/10 04:46:27 b1tORaI6
もう声全然出ない。だただた、私は気持ちよすぎて泣きながら、足を思い切り開いて、腰を突き出して。
そして。
「……だめぇぇぇ……だめぇぇ…だぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああめぇぇぇぇぇぇえええええええええ――っっっ!!!!!!」
もう、死んでもいいくらいの気持ちいい赤い光が体中で弾けまくった気がして。

そこでぷつんと私の意識は途切れていた。

気がついたら道路に寝たまま、夜明けの光が私の顔を照らしていた。
要するに…恥ずかしいけど、気持ちよすぎて失神してしまったらしい…
たかが大根触手一本に。しかも、やっぱり衣類の乱れとかまるでナッシング。
ダメだ…これでは不良娘な我が子と思われるだけだ…
どうやって弁解しよう…と頭を抱えているときに後ろで聞こえた言葉。


『ふん。若いもんはすぐ媚薬や数に頼る。見よ! ワシなぞたった一人で…』


光の速さで振り向きましたが、すでに猫の子一匹おらず。

おい…

……
「なんだそりゃあああぁぁぁ―――っ!!!!!」

【終わり】

69:名無しさん@ピンキー
07/01/10 07:55:03 YObCrjae
GJ! 続き楽しみにしていました~!このシリーズ続けてください!

70:名無しさん@ピンキー
07/01/10 14:12:00 fv5hm5vg
タイトルでフイタ

71:名無しさん@ピンキー
07/01/10 21:09:46 YVvsuVRs
GJっす!
まさに匠の仕事でした
触手業界にもまだこんな方がいたとわw

72:名無しさん@ピンキー
07/01/11 01:00:22 VxjL04z0
最後の一言がキクなぁw
GJ!

73:名無しさん@ピンキー
07/01/11 01:08:53 SdHNhKEB
有無を言わさずひたすらオニャノコの体を貪ってたのが昔の触手なんだよな
今は笑える上に激しくエロスな触手が出てきて全然困らないもっとやれ

74:名無しさん@ピンキー
07/01/11 01:48:36 YbvBGKMN
触手も日々進化しているんだな

75:名無しさん@ピンキー
07/01/11 07:20:44 Yqxgqo3i
今日日いろんな触手が蠢いてるよな
笑える触手、やさしくて好感の持てる触手とか


そのうちイケメン触手とか照れ屋触手とかボクっ子触手とかでてきそう

76:No1は今日も稼ぎます
07/01/11 07:29:19 xBYrderJ
ドンペリ入りますにょろ~

ドンペリ!にょろ!ドンペリ!にょろ!ドンペリ!にょろ!




グラスタワーに注がれる精液・・・

77:名無しさん@ピンキー
07/01/11 19:24:53 tbiRhHs8
お笑いも優しい触手もいいだろう。
しかし、おれは外道触手や鬼畜妖怪大好きだ。
今の流れに逆行しようがなにしようがこれは譲れない。
気高い少女を屈服させ、可愛い女の子を蹂躙し、美しい淑女を隷属させ・・・・
嫌がりながらも甘い吐息を吐かせ、罵倒しながらも切ない喘ぎを上げさせ、泣き叫びながらも屈服の懇願をさせる。

我ら悪の触手軍団は今日も悪逆妖怪や淫魔を大募集中です

78:名無しさん@ピンキー
07/01/11 20:06:18 Mo3b4+WA
なんだか>>77は自分で望み通りのものが書けそう亡きガス。

79:前スレ96
07/01/11 20:40:57 xM22Dg/q
 しばらく来ないうちにバラエティ豊かになっててびっくりです。
 今回、別アプローチが自分の中で頭をもたげたので形にしてみました。
 もう既にあるシチュかもしれません。ありふれてるので…。

 自分の中では中篇です。

【触手】【満員電車】【女教師】【巨乳】

 頃合を見て投下させて頂きます。

80:名無しさん@ピンキー
07/01/11 20:51:55 A/wkQdf8
>>79
今からパンツをぬいで待ってるぜ

81:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:10:29 HFEeYArZ
>>80
無論ネクタイと靴下は着用したままだよな?

82:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:33:51 TFlEgoUK
>>77
確かにそろそろ七不思議系も読みたいな。
小学4、5年生の娘が犯されるの読みたいっす

83:名無しさん@ピンキー
07/01/12 07:01:23 xEAbA+/S
>>77
いつのまにかまた俺が増えてる
気高い女の子やツンデレを屈従させるのがいい
さしあたってキャベツの姫やカレン、キャンバスの桜塚恋やつよきすのキャラ辺りが
触手やバケモノたちに嬲り倒されるのが読みたい
最初は嫌がっていても、与えられる快楽に身も心も溶けきり
いつしか自分から腰をくねらせ、おねだりするように…


84:名無しさん@ピンキー
07/01/12 10:50:59 EesdfQ3o
>>82
さすがに10代前半を対象にするのは例えSSでもヤバイ気がする俺。

85:名無しさん@ピンキー
07/01/12 13:27:21 DdVHEidF
年齢や学年を明言しなきゃおkかと

86:名無しさん@ピンキー
07/01/12 14:21:28 aEAXPfDO
>>84
その辺ってどうなんだろうね?
最近児ポ法の取り締まり強化とか言ってるから、年齢表現をうやむやにした方が良いかも知れないとも思いつつ
かと言って、最近のエロ漫や同人なんかでは堂々と「小学4年生」とか書いてるし、良くわからんのよね。

心配なのは警察の動きってのは必ず「強引な摘発しても誰も騒がない末端から」ってのが常套手段だって事。
今の時期だけでも少しは気を使っておいたがいいかもね。

87:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:00:24 13khnXnD
テキストベースなら何も問題はないだろう
いくらなんでも

88:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:19:31 LIQDhcox
>>87
URLリンク(law.e-gov.go.jp)
3条2項を見る限りでは、写真と電磁的記録を同列に扱ってるけど。
「児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。」
というのはテキストでも当てはまるだろ。

89:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:22:49 1TB5gh35
よそでやって

90:名無しさん@ピンキー
07/01/13 03:59:39 0TMydDfK
誰か>>89がピリピリしてる理由を教えてくれたまい

91:名無しさん@ピンキー
07/01/13 04:25:34 18XHD6yD
おそらく、挿入役に内定していたのに、突如天下りしてきた別の触手に役職を奪われ
かわりに手足を押さえる役を押し付けられたんだろう。

92:名無しさん@ピンキー
07/01/13 04:26:41 6XBfzwEJ
きっと閉鎖騒ぎのせいだな
こんな日は触手を眺めながらの酒が1番だ

93:名無しさん@ピンキー
07/01/13 06:37:48 QqbkgQk5
そうだな、生け簀の中の触手でも眺めてマッタリいこうぜ

94:名無しさん@ピンキー
07/01/13 09:27:25 BxPckdnA
閉鎖騒ぎって?

95:28ではありませんが
07/01/13 11:23:07 iGDgiIHq
みんなの体育祭


ブラスバンド部のイボ付き触手の演奏が始まった。
「あ、あっ、ああぁぁ~~~~ん」
楽器の『女子大生』はイボ君の巧みな演奏で素晴らしい音を出している。
そして喘ぎ声のマーチに合わせて皆の行進が始まった。
「おい太、あんまりきょろきょろするなよ」
「おまえこそはちまきほどけてるぞ、繊毛」
「もー、ふたりともおしゃべりしてると怒られるよ」
「吸盤はほんとまじめだなー」
「おい、黙れよ、先生睨んでるぞ。ほら行進止める」
「あ、チューブの選手宣誓だ」
「やべ、あいつめちゃくちゃ緊張してる」
「本日は、毎日の授業で培った事を全部出し切り、
優勝を目指ま、す、ニョロ組キャプテン、チューブ」
「おい、チューブ噛んだぞ」
「はじいな、おい」
「今日まで先生に教わったことを保護者の皆さんの前で出し切り、
優勝を目指します。テンタ組キャプテン、ドリル」

96:皆の体育祭
07/01/13 11:23:53 iGDgiIHq
プログラム1
7メートル走

「たった7メートルなら短くて簡単だよな、俺もこのレースに出させてほしかったなー」
「太はほんと馬鹿だなー、お前知らないの?7メートルって言っても人間の中だぞ」
「え、マジ?」
すると校舎のほうから首に鎖をつけられ目隠しをされたグランド役達が台車に乗せられ連れてこられた。
「いやぁ、なんで、体育祭してたのに、ここはどこですの!?」
「だれか、お願いだから助けてください!」
「その声は委員長!ねぇ、これはなんですの!」
「私にもわからないよ!」
白い体操服とブルマを身に着けたグランドが運動場の真ん中に到着すると、
選手の繊毛とドリルがスタート位置、すなわち二人のグランドの口の中へと移動する。
「くはああああ」
「くむむむむむ」
「いけー、繊毛なら細いから狭い胎内も楽勝だぜ」
「いや、ドリルはやばいぞ。まず、体格の小さなほうのグランドを選んだ。
つまりそれだけ消化器官の全長が短いからその分有利だ」
「でもチューブ、短い分だけ狭くて進みにくいから、どっちもどっちだろう」
「だけどあいつには必殺技があるんだよ」
「それではふたりとも自分で選んだグランドのスタート位置に付きましたね。
よーいドン!」
「むぐああああ、いやああああっ、おなか、おなかの中をっ毛みたいなものがああああぁぁーーーー」
「うぶああぁぁっいひゃああああっ、なかで、なかでゴリゴリ回転していますわぁ」
「そうか、ドリルは回転の力を推進力にしてるのか!」
「狭いほうが、腸に直接触れる面積が大きくなってより回転したときの推進力が上がるんだ」
「このままじゃ……負けるのか?」
しかしここでアクシデントが起きた。
「きゃあああ、おなかの中で、ぐるぐるがささっていますわぁぁっっ」
ドリルが入っているほうの少女が弓なりに仰け反って失禁した。
ドリルがスピードを出しすぎたせいで、小腸の出口を曲がりきれず盲腸に突っ込んだのだ。
「やった、今のうちに……でもこっちも盲腸へ突っ込んだら……」
「いやそれはない。あいつのグランドの腹を見てみろ」
「……盲腸の手術跡!」
「後は直線に進むだけだ。見えたぜこの勝負」
「いぃやあああああっ、でちゃう、でちゃう、でひゃああああああぁぁぁぁっ」
固形物をぶちまけなつつ肛門から繊毛が顔を出し、決着がついた。


97:皆の体育祭
07/01/13 11:26:31 iGDgiIHq
プログラム2
ウン食い競争

さきほど体の中を触手が行進した少女達は放心したまま今度は空中にロープで吊るされていた。
「委員長……なんか臭いですわ……」
「お嬢の方こそ……悲鳴上げてた……けど大丈夫?」
「委員長の叫び声に比べれば、……全然小さい、ですわ……」
目隠しをされた二人はお互いの様子がわからないので声を掛け合い励ましあっていた。
その二人の下半身は、触手たちが飛び出したとき一緒に出てきた排泄物がこびりついている。
「では次にウン食い競争行きます。一定時間内により多くのうん○を食べきったほうが勝ちです」
進み出るニョロ組の吸盤とテンタ組の蛇腹。もちろん、どちらを選ぶのかは早い者順。
「俺は……こっちだ」
「ふふ……私はこっちだな」
吸盤が柔らかそうな便を尻に貼り付けた女の子を選ぶと、
蛇腹は黙ってわずかに硬そうな便をこびりつかせたケツを選ぶ。
「いやああああぁぁ、お尻に何かぺったり張り付きましたわぁ」
「や、やだぁ、後ろに何かすいついてきたよぉ」
「い、委員長っ、あなた委員長でしょう、このお尻に張り付いたものを何とかしてくださいませ!」
「わ、私こそ何とかしてほしいぐらいだよぉ、誰か助けてよーーーっ!」
「吸盤がさっきドリルが選んだ子で、蛇腹は繊毛が選んだほうだ」
「これは……便の柔らかさから、おそらく吸盤が勝つよ!」
「それでは、よーいドン!」
「ひやああああ、だめぇ、肛門からはいってきちゃぅぁぁああああっ」
「いやああああ、節が、ぎざぎざがひっかかるよおおおおおおぉぉぉぉおお」
口から涎を垂らし肛門を侵略される少女達をよそに、選手達は便を貪る。
「やった、やっぱり柔らかい!これなら何杯でも食べられるよ!」
勝利を確信し湧き立つニョロ組!しかし、その期待は裏切られる。
「あれ……おかしいよ?外はベチャベチャなのに……中は便秘気味で硬いよ?
そうだ……さっきこの子失禁してた!だから外は柔らかかったんだ!」
勝利が遠のき動揺する吸盤。
逆に蛇腹は冷静にアナルの中へ入り、そのまま便を食さず内部で膨張しながら外に出ることで
自らの体の蛇腹部分で腸内の便をこそぎ出していた。
「いやああああああっ、こーもんが、私のこーもんが引きずり出されるぅぅうぅぅぅっ」
目から涙を流してぷしゅーと失禁しながら叫ぶ少女の下でうずたかく積まれていく便を見て、
そしてそれにかぶりつく蛇腹を見てニョロ組はがっくりと肩を落とした。
「○んこが口の中でしゃっきりぽんと踊っておるわ!」
蛇腹の高笑いが運動場にこだました。

98:皆の体育祭
07/01/13 11:29:08 iGDgiIHq
プログラム3
タマゴいれ

「ひぎゃああああぁぁぁっ、むり、むり、もうはいんないよぉぉぉっ」
「ごめんなさいぃ、ごめんなさい、いうこときくから、ききますかぁ、やめてやめてやめてぇぇっ」
ニョロ組スライムが委員長の下半身を丸ごと包み込み、
テンタ組電気が電撃触手でお嬢をいろんな意味で痺れさせる。
「膣内にタマゴをたくさん入れる競技……2人一組のこの勝負、やはりカギはチームワークだな」
まずスライムが愛撫をしながらたくさんのタマゴを運び、チューブがそれを受け取ってもりもり中へ入れるニョロ組。
対してテンタ組は巨大イソギンチャクが大量にタマゴ膣内にいれ、電気が愛撫をするという地味なコンビネーション。
「これは……勝てる!スライムの運搬力と、チューブの挿入力は物が違うぜ!」
太の言うとおり、みるみるおなかの膨らみ具合に差が出る女の子達。
お嬢がようやくぽっこりとした起伏がわかりかけてきた時にはすでに
委員長のおなかはまるで臨月の妊婦のように膨張していた。
「順調だ!これなら勝てる!」
「だけど太、順調すぎないか……あ!」
「もういやあああああああああああああああああ
あああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ」
委員長の絶叫とともに、彼女の膣内からしゅぽぽぽぽぽんとタマゴが溢れ出す。
「う、うわ、しまった」
新たなタマゴを管に入れようとしていたチューブは急いで栓をしようとするが時すでに遅し。
「くそ……制限時間が近いからこのままだと負ける。後はあっちがタマゴを漏らしてくれるのを待つのみだけか」
しかし、テンタ組チームは冷静だった。
妊婦さながらにまで膨れたお腹から漏れ出ないよう、電気が電撃を続けていたのだ。
「ぎひあああああああ、いやゃあぁあぁっ、じびれる、しぬうううぅぅ」
電気で打たれ収縮させた括約筋で、膣内からタマゴが出ないようにして、
隙を見てイソギンチャクがぬるりとタマゴを入れ、また即座に電気を流す。
まるで餅つきの餅をつく役と餅をこねる役の連携のように巧みな動きで1個1個を確実に入れていくテンタ組。
「攻撃力なら勝っていたが……防御力の差……ってやつか……」
ニョロ組は後のない状態に追い込まれた。

99:皆の体育祭
07/01/13 11:29:44 iGDgiIHq
プログラム4
応艶合戦

ついにブルマと体操服を脱がされた少女達に
より大きな声で応援させられたほうが勝ちというシンプルなルール。
もちろんそんなシンプルなルールに出るのは、単純明快な太。
しかし相手は校内一の優等生、二股。
「アー負けたな。すまんな繊毛、お前が勝ってくれたのに俺達が情けなくて優勝できないや」
「いや、諦めんなよチューブ!」
「それよか太、速く選ばないと……あー二股にとられた」
二股が選んだのは、2行ぶち抜きで叫び声をあげた委員長。
「この時点で……勝負ついたな……あっちのほうがいっぱい叫んでたし……」
「ああ、そうだな。二股のミスで、俺の勝ちだ」
「……太、今なんて?」
「奴は勝ちを急ぎすぎたのさ……」
「それでは……よーい、ドン」
「いひゃああああああまえとうしろでこすれちゃうああああああああぁぁぁぁぁ」
「ふああああああああああふといふといぬいてぬいてぬいてぬいてえええええええええええぇ」
「お……同じぐらいだ!」
「だけど……ここからじゃない?今までどおりなら必ずあっちの子が大声を出す。
今までどおりなら……ああ、そうか!」
今まで大きな声を出していたのは二股の選んだ委員長。
ならば、声帯により負担がかかっているのも委員長ということになる。
「いひああぁぁぁぁぁぁぁ、もぅ、らめぇぇぇぇぇ、ぉかぁさぁぁぁぁん、たすけぇぇーーーっ」
明らかに、声のトーンの落ちていく委員長。
代わりにお嬢の声は確実に喉の限界値を超える声量を吐き出し始めていた。
「いやあああああああああぁぁぁ、ぞくぞくがああああ、おなかのぞくぞくがとまりませんわあああああ、
だれか、だれかたすけてえええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
体中を痙攣させるお嬢を見て、太はガッツポーズをとりながら粘液をお嬢の内へ吐き出し続けた。

100:皆の体育祭
07/01/13 11:31:39 iGDgiIHq
プログラム5
肉棒たおし

目隠しと鎖をとられたが、少女達は見ることも、動くこともできなかった。
瞳孔は異常拡大し二人の視界を真っ白に染め上げ、その体躯はひきつけを起こしたようにぶるぶると震え続け、
何より彼女達の思考はもはや原始動物並みの働きさえしなかった。
そんな二人だから、その膣の上部に肉塊が植えつけられてもただ
「ぁ……」
短く喘ぐだけだった。
「いよいよ最後の勝負だ。俺達とあいつらは2対2で五分五分」
「相手の陣地の『棒』を倒して、自分達の『棒』を守る。
先に『棒』を倒せば勝ち。……太でも分かるルールだな」
「どーいう意味だよ、繊毛」
「まあここまできてけんかはやめよーよ」
「よーし、じゃあ円陣組んで……ニョロ組、ファイトー!」
ついに最後の戦いが始まった。
お互い相手の少女の体液や粘液でぬめりきった体へ群がる。
太が膣に突入し、繊毛が印核を取り囲み、チューブが肉棒を包み、吸盤が乳房をこね回す。
そしてスライムが自陣の少女を守るため全身を取り囲む、完璧な作戦。
しかし相手もさる者、ドリルは膣、蛇腹は肛門、その上二股が膣と肛門に入り前後同時の2輪差しを行うと、
巨大イソギンチャクが何十本もの同時しごきを肉棒に加えれば、自陣の棒を電撃で守る。
まさに一進一退の名勝負!
「ふひいいいいいぃぃぃ、なんれすのこれわあああああぁぁぁぁぁっ」
「いやああああああああああ、まんことちんちんきもちいいよおおおおおおおおおおおぉぉっ」
もはや壊れても仕方ないほどの快楽が、二人の少女を襲い続ける
「くそ、こうなりゃ裏技だぁ」
突然巨大イソギンチャクが叫ぶと、自分の陣地を抱え上げ、その棒を相手の陣地の膣へ突っ込んだのだ。
「ひゃああああああああああああああ、ヴぁぎなこわれるひゃああああああああああああああああああぁぁ」
「あ、きったねぇ、それじゃこっちは棒を舐れねーじゃねーか」
それどころか、相手の陣地の棒が射精で萎えるよう、陣地の腰をわっさわっさと前後に揺らし始めたのだ!
「こうなりゃやけだ!こっちは前と胸を重点的に攻めまくれ!」
「いやあああああああああああああああああああああ、ヴぁぎな、ヴぁびなのなかみがとびだすううううぅぅぅ」
「お、お、ぉんななのにちんてぃんこすれてこわれぢゃうぅょよおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ」
鼻水をたらし、泡を吹き、白目をむいて、潮をびっちゃびっちゃと2,30センチ飛ばして
お互いかけ合いながら少女達は人格崩壊直前まで追い込まれた。

「あれから……3時間ぐらいたったかしら……大丈ぶ、いーんちょ……?」
「わ……わたしは、だいじょーぶです……」
「なんとか……おわったみたいですゎね……」
「これで……かえれるといぃんですけど……」

「勝ったけど、イソギンチャクの反則負けで勝ったから、いまいち勝った気しないな」
「ま、その分明日の本番がんばろうよ太。今日の最終練習と違って明日は保護者や教育委員会も来るし、
プログラムも今日みたいに正規の時間の10の1のあっさり方式じゃないし」
「よーし、明日のために今日は皆速く帰って寝るぞー」
「「「「おーーーー」」」」

101:名無しさん@ピンキー
07/01/13 11:34:07 iGDgiIHq
終わり

28の学校があまりにもほのぼのしていたので
妄想が暴走して勝手に続きを書いてしまいました
原作者さんパクってすいません

102:名無しさん@ピンキー
07/01/13 13:54:28 IXJpFtIE
保守

103:79
07/01/13 19:42:10 mhBto/T8
 では投下します。
 基本NGワードはタイトルで
 【隙間】
 です。

104:【隙間】
07/01/13 19:43:46 mhBto/T8
■■「隙間から」~ゆめうつつであそぶ~■■

■■【1】■■

 うとうとと眠る朝の満員電車。
 神楽坂美樹(かぐらざか みき)は、上下車扉の横にあるメタリックな取っ手に掴まり、
器用にも立ったまま夢現(ゆめうつつ)の中にあった。
 もちろん、完全に眠ってはいない。
 かといって覚醒しているわけでもない。
 満員電車であるという欠点を逆に利点として、時折起こる車体の揺れと共に、
周囲の人間に疎ましがられない程度に人波に身を任せたりもする。
 背中の中ほどまであり、彼女の自慢でもある艶やかな長い栗色の髪は
ダウンジャケットの中に入れてあるため、冬の寒気から背中を守る…
いわば天然の防寒材となっていた。
 けれど、今はその暖かさが少し仇となっている。
 ―少し、暑い。
 暖房が強いのか、密集した乗客の人いきれがそうさせるのか。
すべすべとした白くて滑らかな彼女の額にも、うっすらと汗が浮いていた。
 彼女は、乗車前にジャケットの中に髪を入れたことを少し後悔したものの、
かといって前のようにハゲオヤジの整髪料がべっとりと付くよりはマシだと思い直し、小さく息を吐く。
 朝だというのに、ブラのストラップがキツく食い込んだ肩が、もう痛くなってきていた。
こうして長時間立っていると、いけないと思いながらも自然と背中を丸めるような猫背になってしまう。
 胸が、重たいのだ。
 黒いダウンジャケットから垣間見えるクリーム色のセーターを、
内側から思い切り押し上げる彼女の胸のヴォリュームは、
欧米人並みに“かなりなもの”だった。
 実際、父方の母親が北欧の血を引いていて、若い頃はかなりの美貌と豊満な肉体を誇っていたと、
美樹はその祖母自身から聞いた事があった。その血が美樹の中で生きているのか、
彼女は日本人にしては肌も白く顔も彫りが少し深かった。
 そうした若干日本人離れした美貌に、今は更に黒のメタルフレームの眼鏡を掛けているため、
どこかキツくて冷たい印象を周囲に与えている。
 その上、彼女は背がそこそこ高く、167センチあるのだ。
 踵の低いパンプスではなくハイヒールなどを履き、ドイツ軍の女性士官服などをキチッと着込んだなら、
グラマラスなボディと相俟って少々後暗い趣味の人が素っ裸で跪いた上、
喜んで足を嘗めそうな…そんな雰囲気さえあった。

105:【隙間】
07/01/13 19:44:39 mhBto/T8
 だが、今彼女が身に着けているのは黒のダウンジャケットに、
襟刳りがゆったりとしたクリーム色のセーター、
そして膝上2センチほどの「長い」タイトスカートにストッキング、
ダークブラウンのパンプス…という、やや地味な出で立ちだ。
 そんな地味な外見にも関わらずヴォリュームたっぷりなバストは、
同じ車内にいるどんな女性より強烈なセックスアピールを放っていた。
 彼女は全体のシルエットがほっそりとしており、手首も足首も細く頬もすっきりとしているため、
その日本人としてはいささか大き過ぎるヴォリュームは、
単なる「肥満」ではなく「豊満」なのだろうと容易に想像出来る。
 「肥満」と「豊満」は純然と異なるものだ。
 クリーム色の柔らかなセーターは、彼女のその豊満さを、よりクッキリと際立たせている。
 欧米には胸の大きな女性に対して『セーターガール(Sweater Girl)』という隠語があるとおり、
セーターには女性の胸を大きく見せる効果がある。
まるで立体裁断されたオーダーメイドのチャイナドレスのように身体にぴったりとフィットして、
その凹凸を余すところ無く明確にしてしまうためだ。
身体にフィットするという意味ではダイバースーツなどもその例に漏れないのだが、
セーターの方がシルエットがやわらかく、女性らしいラインに見せるため
より艶かしく見えてしまうのかもしれない。
 メタリックな取っ手を胸に抱えるようにしてしがみ付き、
カーブに差し掛かった電車の揺れに身を任せていると、時折強烈な視線を感じる事があった。
 「見られている」という感覚は、人が言うほど鈍いものではない。
 特に美樹のように人並み外れて豊満な乳房の持ち主であれば、
周囲の男性が自分のどこを見ているのかすぐに知覚してしまうのである。
 時々、女友達にさえ自意識過剰だと笑われもするが、実際、
今も夢現から覚めて顔を上げれば慌てて顔を背け、目を瞑り、
次の駅が目的地であるかのように下り支度を始める男性が視野に入ってくるのだから仕方ない。
 そして彼女は、自分が同年代の同じ職業の女性と比べても、
十分に美しく魅力的であるということを、ちゃんと理解している女性だった。

■■【2】■■

 彼女は、とある地方都市の公立高校の教師をしている。
 ストレートで教育大を卒業して既に2年が経ち、もうすぐ24歳になる。
 24歳といえば、女としても脂がのり始めて艶の出てくる頃合だ。

106:【隙間】
07/01/13 19:45:39 mhBto/T8
 実際、同僚の教員や生徒の父兄から、折に触れ何度も食事や映画に誘われたりもするのだ。
彼等が、あわよくば彼女をこの手で抱き、その美しく豊満な肉体を味わいたいと
願っているのだろうことは、誰に言われるまでもなく明白だった。
 そういうのは、安っぽいテレビドラマか三流小説、
または自宅で昼間からパソコンに向かってるような無職の男が暇に飽かせて書いた
オナニー文の中の世界だけだとばかり思っていた美樹にとって、
そんな彼等のあからさまに欲情した視線は、むしろ新鮮でさえあった。
 だからといって誘いに乗るわけにもいかないのが現実というもので、
かつて教育大を出てすぐの、右も左もわからず日々いっぱいいっぱいだった頃の美樹にとって、
彼等の浅ましくも性的に“膿んだ”視線というものは疎ましくはあっても
決して心地良いものではなかった。そして、街の有力者というPTA会長の誘いに過剰に反応し、
とうとう彼等の反感を買ってしまった彼女は、赴任して1年で現在の学校に移ることを
余儀なくされてしまったのだった。
 あの時と同じ轍を踏むのは、二度と御免だった。
 過剰に反応などせず、軽くいなし、時にはむしろその場の雰囲気を積極的に活用して
自分の立場と価値を確固たるものにしていく。
 誰かに教わることも出来ないその方法を、彼女はなんとか模索し、身に付け、
ようやく今日に至っている。その苦労は決して小さくは無かった。
 そして、だからこそ誰か特定の男性と懇意になることもまた、この一年、ずっと避けてきたのだ。
 今の彼女の密かな愉しみといえば、レディースコミックを読んで妄想に拍車を掛けたり、
脂の光るエネルギッシュな生徒の父兄の逞しいであろう「アレ」を想像したり、
体育の後で教室に残る、男性生徒達の汗臭くも青臭い体臭の残り香から、
彼等に誰もいない教室で寄ってたかって犯される…などという夢想に遊んでみるのが関の山だった。
 今はまだ色素の沈着も見られないが、指やバイブでのオナニーばかりしていては、
いつか陰唇も黒く濁ってしまうかもしれない。
 そしてなにより、このままだと確実に婚期を逃してしまうだろう。
 それよりまず目先の問題として、若さが段々と失われていっているような気もしている。
同僚であり大先輩でもある、教師生活15年を唯一の心の支えにしている
干乾びたお局教師のようには、なりたくなかった。
 最近になって特に、澱のように身体の奥底に重く溜まりギリギリまで抑圧された性欲が、
熟れた肉体を更に疼かせている。

107:【隙間】
07/01/13 19:46:52 mhBto/T8
 放課後の教室の窓から、水飲み場で上半身肌になって火照った身体を静めている
運動部の男子生徒達を目撃などしようものなら、それだけで腰が重く感じてしまうのだ。
疲れを知らない彼らなら、飽くまで自分を責め立てて、
熱くて硬い“激情”で許しを請うまで犯し抜いてくれるに違いない。
 直に触れる者の無いまま甘く熟れ切った身体を、ただ自分で慰める日々には飽き飽きだった。
 美しい美貌と豊満な肉体を持ちながら、モデル業や芸能界より、
教育というものに強い憧れと熱意を抱いて教師になったものの、
理想と現実のかけ離れた実情に軽い失望を抱いていたことも、
欲望を押さえ付ける心のタガの弛みに拍車をかけていた。
 いっそ…
『…“食べ”ちゃおうかな…』
 ふと、そんな想いが頭に浮かんだ。
 今、自分がいる場所が満員電車の中だということも、今は失念してしまいたかった。
 美樹は左腕を返して、手首の時計に視線を走らせた。
 今日は、修学旅行の下見に同僚の教師とはるばる九州まで出向くのだ。
空港までのシャトルバスが出る市の中心街まで、あと20分はかかる。
いつものように夢想して遊ぶには、ちょうど良い時間だろう。
 それは“本当に実行出来るはずもない”からこそ、
自由に羽を伸ばす事の出来る淫猥な夢想だった。
『こんな想像ばっかり慣れていくなぁ…』
 彼女は小さく息を吐き、再び、うとうとと夢現(ゆめうつつ)に意識を“落として”ゆく。
 誰がいいだろうか?
 教師?
 例えば、痩せぎすでカマキリみたいな相貌の教頭は、いつも美樹の豊満な胸を見てから顔を見る。
 彼に乳を吸われ犯される嫌悪感は、いつも欲望を激しく燃え上がらせる。
 それとも、生徒の父兄?
 教え子の保護者と姦淫してしまうという背徳感は、妄想のセックスに振り掛ける最上のソースだ。
 背徳的であるからこそ、その快美感は極上に違いない。
 けれど、どちらも今の気分にはピンと来なかった。
 では…生徒?
 オンナを知らない教え子を導くつもりが、
反対に自由にされてしまい「女の弱さ」を強制的に自覚させられてしまう屈辱感。
 または教え子と姦通してしまうという、保護者とそうなってしまうよりも、より強い背徳感…。
 美樹は無意識に唇を舌で濡らし、頬を笑みにゆるめた。
『…相手はD組の…そう、山下達也くん…』
 柔道部に所属し、朴訥としていながらガッチリとした体付きで
動作もキビキビとしており「愚鈍」とは縁遠い雰囲気の子だ。
 実は前から、“ちょっといいな”とは思っていた子だった。
笑顔が高校生らしく爽やかなのもポイント高い。白い歯と短く刈った髪が、
汗臭く不潔と言われている柔道部であっても、むしろ清潔感の方を際立って感じさせる。

108:【隙間】
07/01/13 19:47:54 mhBto/T8
 そして彼は、美樹に単なる教師以上の感情を抱いている。
 少なくとも彼女はそう感じていた。
 彼は美樹が教えている数学が本来、苦手の科目のはずだった。
 なのに授業中の熱心さは目を見張るほどで、しかも時折、授業中や廊下で、
彼の決して勤勉意欲から来るものではないのだろう“熱っぽい”視線を感じたのは、
一度や二度ではないのだ。それも他の生徒のように、
単に身体目当ての嘗め回すようないやらしい視線ではなく、
どこか「崇拝」さえ感じさせるものだった。教師に恋した自分に戸惑い、
そして手の届かぬ高嶺の花と半ば諦めつつも恋焦がれてしまう…。
 そんな好ましい純真さを感じさせるような視線だった。
 電車は駅に進入し、新たに人を乗せてすぐさま発進した。
降りる人より乗り込む人の方が多いため、人の密度が更に増したようだ。
 ドアに半ば押し付けられるようにして、美樹は目を瞑った。
『…放課後の…誰もいない…教室…夕日…』
 人の目を盗んで、素早く彼に口付ける自分を、彼女は夢想する。

 そして、逃げる。

 わざと。

 追ってくる少年。
 放課後には人の滅多に来ない、特殊教室練の化学準備室まではすぐだ。
 そこに彼女は“逃げ込む”。
 もちろん、それはわざとである。“走ったことで乱れてしまった服”の胸元から、
豊かな乳房のまろやかな丸みや氷河のクレバスのような深い谷間が覗いていることも、
ちゃんと知っている。
 追い詰めた彼は後ろ手にドアを閉め、錠をかける。
 熱にうかされたように、いつもの穏やかな彼とは全然違う動きだった。
 目が血走っている。
 息が荒く、口の中で真っ赤な舌が踊っている。その様子は、
まるで獲物を前にした野獣のようだ。
 彼の汗の匂いが“むっ”と押し寄せ、
美樹はその“オスの匂い”に頭がくらくらするほどの陶酔を感じる。
『…あぁ…』
 机を背にじりじりと逃げようとする美樹を乱暴に捕まえ、今度は彼から荒々しいキス。
 そして柔道で鍛えられた無骨で逞しい手が、「期待」に震えて揺れる乳房を掴み、捏ね、
そしてブラウスをボタンが弾き飛ぶのも構わずに強引に押し広げる。
『…待って…ここじゃいや…』

 嘘だ。

 “ここ”がいい。

 教師という聖職が身を置く聖域である『学校』の、しかも人気(ひとけ)が無いとはいえ、
いつ誰が来るとも知れない“ここ”が、いい。

109:【隙間】
07/01/13 19:48:54 mhBto/T8
 彼が美樹の、どうしようもなく豊かな乳房に…若々しく張りがありながら
自重によってわずかに下垂した“おっぱい”にむしゃぶりつく。
『きゃ…ぅん…』
 彼らしくない粗暴さに驚きながら、それでも美樹は声を抑えられず、甘い艶声を上げる。
 彼はなめらかで白い肌のやわらかいおっぱいを夢中で嘗め、しゃぶり、
そして噛んで、下品に音を立てて吸う。
 “ちゅばっ!”と湿った音と共に充血した乳首へと与えられる刺激は、まるで拷問のようだ。
 熟れた美樹の身体には少年の性技では稚拙であり、的確に快楽を得る事が出来ず、もどかしい。
 だが、そのもどかしささえ、愛しかった。
 彼は我を忘れておっぱいばかりを責め立てる。
まるで美樹にはおっぱいしか性感パーツが無いとでも言いたげだった。
 それともこの年頃の少年は、おっぱいにしか興味が無いのだろうか?
 美樹は夢想の中で“くすり”と笑った。
 それは余裕のある大人の笑みだ。
 自分は彼よりも5つも年上なのだから、
自分の方からリードしてあげるのが道理だろうと思ったのだ。
 それと同時に、おっぱいに夢中でむしゃぶりついている彼が、
どうしようもなく愛しいと感じていた。
 夢想の中の美樹は、彼の左手をそっと取ると、自らタイトスカートをたくし上げ、
その中へと誘い入れた。そこはもうしっとりと濡れ、
彼の愛撫を今か今かと待ち侘びているのだ。
 彼は初めて(?)触れるオンナの股間の熱さに、思わず手を引くが、
美樹はそれを許さずもっと奥へと導いてゆく。
 下着のクロッチ部分の端から、彼の指が“ぬるっ”とした陰唇を撫でる。
 陰唇は頃合良くほぐれ、彼の指をその狭間へと…
『……!……』

 その時だった。

 美樹の夢想は、不意に断ち切られた。

■■【3】■■

 美樹は、腰の上、尻の割れ目のやや上辺りに“さわっ”と触れるものを感じて、
夢現の中で身を硬くした。
『…やだ…痴漢?』
 その美貌と、いくら地味な服を着ようが隠し切れない豊満な肉体を持つ彼女は、
痴漢に会うのはこれが初めてではない。
 そして、美樹は男に触れられることに恐怖を感じるほど、潔癖でも無かった。
『……気のせい…?…』
 電車の揺れに手が触れた。
 カバンが触れた。
 それどころか、ただ体が触れただけ。
 痴漢以外に身体に感じる感覚など、それこそ満員電車に乗れば日常的なものだ。

110:【隙間】
07/01/13 19:49:51 mhBto/T8
『……じゃない…か…』
 美樹は、再び右のお尻の頬肉辺りを“さわさわ”と撫でるような感覚に溜息を付いた。
 そして素早く左手を後にまわす。
 前に彼女を痴漢した男は、手首を捻り上げると、
すかさず近くのガッシリとして真面目そうな男性に引き渡してやった。
 コソコソと女性の身体を撫で回す男など、いっそ死んでしまえばいいのだ。
『あれ?』
 だが、後に回した彼女の手は、何も掴む事無く空を切った。
 それどころか…
「…す、すみませんっ…」
 彼女に背中を向けていた中年男性のお尻辺りを、他でもない、
自分が“さわさわ”と触ってしまったのだった。
『この人…じゃない…わよね…』
 バッグからケータイを取り出すポーズをした美樹に、
男性は不審そうに眉を寄せ、再び文庫本に視線を落とした。
 彼女は男性に頭を下げると、着信を調べる振りをしながら再びドアに身を寄せた。
『じゃあ…これ…なに…?…』
 ケータイをバックに入れ、その際に身を捩って腰辺りを見た。

 今も、自分の腰を触れる者がいる。

 そしてその感覚は、少しずつお尻の谷間の方へと下がり始めていた。
『…そんな…誰も…』
 いや。
 違う。
 あやふやだった感覚が、段々と鮮明になってきていた。
 腰を、お尻を撫でているモノは、スカートの上から撫でているのではなかった。
 “それ”は、下着の中を動き回っているのだった。
『うそっ!?』
 一瞬頭に浮かんだのは、
何かの理由で「虫」が入り込んでしまったのではないか?というだった。
 だが、その考えはすぐに吹き飛んだ。
 なぜなら“それ”が、“つうっ”とお尻の谷間を滑り降り、
後の穴を突付いたからだ。
「きゃっ!?」
 思わず悲鳴を上げ、そして咄嗟に口を押さえて周囲を慌てて見回すが、
彼女の周りの人々には怪訝そうな顔をされるだけだった。
 俺は何もしていないと、吊革にかけた両手を見る男、
背中越しに美樹を見る中年の女性、両手にバッグを抱えた20代くらいの女性…
誰も、美樹の行動を訝しげに…そして少々疎ましげに見ていた。
 美樹は再び誰にとも無く頭を下げ、
ドアに額を押し付けて“それ”が突付いているお尻の穴を思い切り締めた。
 明らかに“それ”は彼女のお尻の穴に“侵入”しようとしていたからだ。
 何度も執拗に穴を突付き、皺の一本一本を確かめるように周辺を撫でる。
 その刺激は、彼女の圧し込めたモノを身体の奥深くから
そろそろと引き出そうとしているかのようだった。

111:【隙間】
07/01/13 19:50:45 mhBto/T8
『…なに…なにこれ…??』
 最初に想像したのは、いつか見た、蛸に絡み付かれている女性の描かれた浮世絵だった。
 肛門を突付き、撫でている“モノ”は、お尻の谷間に挟まるようにして横たわっていたからだ。
 けれど、タコのような吸盤は無い。
 表面はむしろ“つるり”としていた。
 次に浮かんだのは、クラゲの触手だった。ブヨブヨとしてぬるぬるとしている、半透明のアレだ。
 そして、イソギンチャクの触手、ナメクジ、ミミズ…色々な“長くて”“やわらかくて”
“うねうねとする”ものが頭に浮かんで、そのたびに彼女を“ゾッ”とさせ慄(おのの)かせた。
『あ…うそっ…』
 そうこうするうちに、“ソレ”は肛門への侵入を諦めたのか、“するり”と身を捩って、
もっと奥へ奥へと、閉じられながらもしっとりと潤んだ陰唇の間に頭を潜り込ませた。
 膣口は締める事が出来ても、陰唇は随意で閉じる事は出来ない。
 まるでそれを知っているかのように、“ソレ”は陰唇の“中”を“にゅるにゅる”と前後した。
「…ぁっ……!!」
 思わず声が上がり、美樹は“ぎゅっ”と瞑った目を薄く開ける。
 恐る恐る周囲を伺うと、彼女の様子に気付いた者は誰もいなかった。
 びくっ…と身体が震えた。
 “ソレ”がとうとう、女性の大切な部分への侵入口を探り当てたのだった。
「…っ…!…!っ……!!…」
 目を瞑り、唇を引き結んで、美樹は膝近くまである“長い”スカートの中で太腿を擦り合わせた。
 こんなことで“ソレ”の侵入を拒めるとは思えなかったが、そうせずにはいられなかった。

 “正体不明の何か”が、身体の胎内(なか)に入ってくる。

 それは恐怖だった。
 恐怖のはずだった。

 なのに。

『…うそ…こんな…』
 セーターの中、胸にぶら下がる日本人離れした二つのでかい乳が、重く重く張り詰めている。
先端の桜色の尖りに熱い血液が集まり、今まで無いくらい硬く勃起してじんじんと疼いていた。
 認めたくない事ではあったが、認めないわけにはいかなかった。

 ―欲情している。

 下着はもうぐっしょりと濡れ、『蜜』はストッキングにまで染み出している始末だ。
 美樹は、自分は『蜜』―愛液は多い方だと思っている。
 そしてそれは事実だった。
 じくじくとたっぷり愛液を吸った下着が、いやに重く感じられる。
 生理前か生理中であれば、おりものシートやナプキンで吸収し、
ストッキングまで染み出すのは防げたかもしれなかった。
 こんな時だというのに、そんな事さえ思った。
「~~~~~!~~」
 不意に“にゅるんっ”と、“ソレ”が何センチか“奥”へと潜り込んだ。
 ナプキン派の美樹にとって、指でもバイブでもローターでも男のアレでもないものを
あそこに入れるのは、本当に初めてのことだった。

112:【隙間】
07/01/13 19:51:46 mhBto/T8
『…は…入って…くる…ぅ…』
 彼女は、もうずっと長いこと「男」を身体に迎い入れていない。
 最後にシタのは、いつだっただろう?
 高校時代に付き合っていたケンジは、
ヴァージンまで捧げたのに他に女が出来るとあっさりと美樹を棄てた。
 彼に言わせると自分は「重い」のだという。
 いくら美人でも、美味しそうな体をしていても、
ただ付き合うだけの女に全てを拘束されたくはないのだ、と。
 その後、大学時代に3人の男性に抱かれたけれど、全て半年も持たなかった。
 なぜなら、彼女は身体を許した男に全てを与え、全てを要求してしまうから。
 男の目が、腕が、愛が、自分だけに向いていないと
悲しくて悲しくて死んでしまいそうになるから。
 だから、自分を抱く男には他の女を見て欲しくなかった。
 触れて欲しくなかった。
 親しげに話しても欲しくなかった。
 貞淑な母から与えられた貞操観念は、奔放な性を無意識に拒むよう美樹を育て上げてしまった。
 早熟に発達した身体に満ちる性欲を、彼女は自由に開放することなく歳を重ねてしまったのだ。
 唯一彼女が自分に許したのは、“本当に実行出来るはずもないからこそ、
自由に羽を伸ばす事の出来る淫猥な夢想”だけだった。
 性欲は強い方だと思う。
 かといって男性経験が豊富だというわけではなく、
男好きのする美貌と身体を持ちながらこの年齢で4人は、むしろ少ない方に入るだろう。
 決して相手がいなかったわけではない。
 声を掛けてくれる男性は星の数ほどいた。
 ただ、チャンスがなかったのだ。
 そして教師になってからは、ますます性を開放する機会は失われていった。
「…っ…」
 ドア横の手摺りを抱き、それに乳房を擦り付けるようにして、
美樹は勃起した乳首を宥(なだ)めた。
『…ぁあ…うそっ…うそっ……』
 “ぬるる…”と、愛液に満ちた膣内を“ソレ”が遡ってくる。
 じりじりと単細胞生物は這い進むようにゆっくりと膣内を進み、
子宮へと至ろうとしている。
 子宮に進み“ソレ”は何をしようというのか。
 一瞬、子袋の中にナメクジのようなぬらぬらとした軟体生物が
みっちりと詰まった情景を想像してしまった。

 ―ゾッとした。

 …が、ゾッとしながらもますます熱く火照り始めた躰は、一向に静まる気配を見せなかった。
 むしろ得体の知れない“モノ”に着衣のまま、他にも人がいる満員電車の中で
“犯されている”という事への、わけのわからない興奮が全身を貫いていた。
 そして…
『あっ!…あぁあぁぁあああっぁあ~~~~~…』
 膣内で、“ソレ”がいきなり“むくむく”とその体積を増していった。

113:79
07/01/13 19:53:18 mhBto/T8
 ちょっと長いので、一旦ここで止めます。
 後日、再びお会いしましょう。
 次で終わりです。

 失礼致しました。

114:名無しさん@ピンキー
07/01/13 20:41:54 NPD74GTD
え、ちょ、ここで寸止め?
続きをwktkして待ちます

115:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:09:07 2hqrNx4F
ぎゃあぁあああああ!!
寸止めすんじゃねぇえええええええ!!!
続きwktk

116:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:10:40 grmVgZ6G
>>113
GJ!
ある程度時間かかってもいいので、素晴らしい続きを待ってますw

117:名無しさん@ピンキー
07/01/14 05:09:39 fqnyd7iL
生殺しはやめてぇ…
wktkしながら待ってますよ!

>>体育祭
GJ
斬新でエロいというより面白かった

118:79
07/01/15 18:51:39 Eh9QJoEs
 投下します。
 今回で最後です。

119:【隙間】
07/01/15 18:52:32 Eh9QJoEs
『…うそっ…うそっ…』
 狭い膣壁を押し広げ、みっちりと詰まり、やがて“ソレ”の体積の増加は、
男性の男根と同じか、それよりやや太くなって止まった。ツチノコのように、
またはさながらアプリケーターを外したタンポンのように、
“ソレ”は膣内でいっぱいまで太くなり、膣口から外に出ている部分は細いままのようだった。
 括約筋でぐるりと囲まれた膣口から一旦中へと入れば、
膣内は柔軟性に富み、より太いものを許容する事が出来る。
 それでも、内臓に異物が入り込んだ事によるその圧迫感は、
美樹の腹腔を押し上げて彼女を少し苦しくさせた。
『…動いてる…』
 女性の膣壁は、男性が考えるよりも遥かに感覚が鈍く、
圧迫感や痛覚は感じてもそれ以外の感覚に対しては鈍感とさえ言える。
ましてや温度の変化には特に鈍く、膣内射精されても精液の温かさなど、
とても感じられるものではない。快感を感じる神経は膣口周辺に密集し、
膣内で射精されたかどうかは膣口を押し広げる男根の射精時の脈動や射精後の収縮でしか
知る事が出来ないのが実情だった。
 美樹は涙の潤んだ瞳で周囲に視線を走らせ、
自分が必要以上に目立っていない事を何度も確かめると、
何でもないように背筋を伸ばして顔を上げた。
 だが、実際はそうしながらも、あそこはとろとろにとろけ、
頭の中は胎内で“ぐにぐに”と動いている“ソレ”の事でいっぱいになっていた。
 もう、何も考えられない。
 “ソレ”の事しか、考えられない。
 細かい形はわからないけれど、“ソレ”は男根よりも太く、長く、
おそらく子宮の入り口近くまで伸びているのだろう。
 圧迫感で痛みを感じても良さそうなものなのに、
それどころかじわじわと何かが染み込んでくるように膣内が熱を持ち、
そこからたとえようもない快感が脊髄を這い登ってくる。
「…っ…」
 膝がガクガクと笑い、ちょっとでも気を抜くとあっという間に腰が砕けそうだった。
 “ぞくぞくぞくっ”と腰骨から脇腹へ、骨盤から恥骨へと、
泣きたくなるような切ない疼きが走り抜ける。
 それは、今まで抱かれた、どんな男にも与えられた事の無い感覚だった。
「―っ…」
 やがて膣内で、ミミズや芋虫がそうするような蠕動運動が行われはじめると、
美樹は“ソレ”が単なる“つるり”とした棒状のモノではなく、
洗濯機の排水チューブのような蛇腹状の表面であることを知覚した。
 彼女は無意識に“きゅっ…きゅっ…きゅっ…”と肛門を締め、
膣口をいっぱいに広げている“ソレ”の存在を確かめた。
 バイブよりもやわらかく、男根のようにあたたかく、そして動きは指のように繊細だった。


120:【隙間】
07/01/15 18:53:07 Eh9QJoEs
 “こりこり”とした筋肉で覆われた膣壁を丁寧にこそぎ取るようにして
非常にゆっくり動く“ソレ”は、膣口から数センチの間隔を上下し、
充血した小陰唇を擦り、膣口近くの襞を引き込み、めくり、
たっぷりと染み出した『蜜』を外へと掻き出している。
 そしてとうとう、それ以上下着に吸収される事のなくなった『蜜』が、
ストッキングを“じゅくじゅく”と濡らし“つうっ…”と太腿へと垂れた。
 その強烈な…それでいて決して激しくはないもどかしいほど優しい刺激に、
美樹はドア横の取っ手に掴まり“ぶるるっ”と身を震わせた。
「…だめっ…」
 吐息混じりの熱い艶声が、ガラスを白く曇らせる。
 ダウンジャケットの下のクリーム色のセーターの中で、重たく、熱く、大きく、
質量を増した豊かな乳が弾み、硬く尖った乳首はジンジンと疼いて、
ブラの裏地に擦れるだけで気が狂いそうになるほどの快感を脳へと送り込んでくる。
 今すぐブラを外し、充血した乳首を自らの指で捏ね、摘み、捻りたいと熱望してしまう。
 美樹の薄く開かれた両目からは、潤んで溜まった涙が今にも零れ落ちそうだった。
 傍から見れば、まるで男に振られた女が、愛しい日々を思い出して泣いているようにさえ見える。
 けれど先ほどの事もあって「変な女」という認識を与えた彼女に、
いくら美人だといっても声を掛けようとする人はいなかった。
 そもそも、どこの誰が想像出来ようか。
 満員電車の中で得体の知れないモノに犯され、膣内を蹂躙され、
息も絶え絶えにすすり泣く女が現実に存在するなどと…!
「……ぅ……っ…はっ…」
 “ぶるっ…ぶるっ…”と、断続的に腰が、体が震える。
 どんどん“内圧”が高まり、
もういつ“達して”しまってもおかしくないほど美樹の肉体は熟し切っていた。
 その時、車内のアナウンスが不意に次の停車駅を知らせる。
「…あっ…」
 今、目の前の扉が開いたら、きっと自分は馬鹿みたいに呆けた…
それでいてハッキリと欲情している事を示すとろけた顔を、
ホームにいる大勢の人々に見られてしまう。
『…まって……まってまってまって…』
 胎内で蠕動する蛇腹状の“ソレ”に翻弄され、
全く力が入らなくなってきた脚に精一杯力を込めて、
美樹は取っ手にすがりつくようにして再び背筋を伸ばそうとした。
 電車は彼女の状態にはお構い無しに駅へと進入する。
 一瞬、身を硬くした彼女は、電車反対側の乗車扉が開いた事にほっとした。
『―あっ…ああぁっ…』
 と同時に“さわさわ”と優しく子宮口を撫でられ、
痛みとも快美感ともつかない淡く優しい刺激に腰が砕けそうになる。
 脳がとろけ、意識が混濁し、白濁した快美感に全身が犯されてゆく。
 キモチイイ。
 ものすごくキモチイイ。
 ずっとこうしていたい。
 ずっとこうして犯されていたい。
 美樹の自意識は、もはや“ソレ”に対して屈服しきっていた。


121:【隙間】
07/01/15 18:53:47 Eh9QJoEs
「…ん…ひぃ…」
 気が付くと“ソレ”はいくつもの枝に分かれていた。
 いつの間にかそのうちの三つが前に回り、
一つが強い快感に包皮に隠れたクリトリスを掘り起こし、
撒き付き、二つが下腹から上へと伸び上がって胸元まで侵入を果たしていたからだ。
 包皮は剥かれ、自分でもちょっと大きいかも…と思っている5ミリ程度の敏感なクリトリスを
一本の柔枝が獲物に撒きつく蛇さながらに“にゅるにゅる”と締め付けている。
『ひぃんっ…っ…ひっ…ぃ…』
 腰が砕け、へっぴり腰のままドア横の手摺りにしがみ付いて、
美樹は下唇を噛んで声も上げず悦びにむせび泣いた。
 そしてセーターの下では、ブラの隙間から入り込んだ“ソレ”が
豊満な乳肉の上を“ぬるぬる”と這い寄る。
 先端の尖りへ、熱く硬く大きく勃起した乳首へ。
「…っ……っ…」
 “ふっ…ふっ…ふっ…”と、荒い吐息を密やかに吐いていた美樹は、
敏感な乳首に絡みついた“ソレ”のねっとりと執拗な動きに何度も身体を震わせた。
それはまるで、子供がキャンディをねぶるように執拗で遊びに満ちた、
耐え難く狂おしい責めだった。
『…ぁ…っ…イッ…く…』
 膣内の“うねうね”とした蠕動運動と、クリトリスと両乳首に同時に与えられる刺激。
 耐えられなかった。
 耐えられるはずもなかった。
「…ぁ…はぁ…」
 そうして美樹は、立ったまま、服を全て着たまま、陽の明るい朝に、満員電車の混んだ車内で。

 うっすらと唇を開いた恍惚の表情のまま崩れ落ち、気を失った。

■■【4】■■

 目覚めた時、最初に目に入ったのは見た事も無い天井だった。
 薄汚れた天板に、長い蛍光灯が2本。
 一本は暗く、一本は浩々と光っている。
「大丈夫ですか?」
 瞬きを何度かしていると、やがて視界に、紺色の制服を着た初老の男性が顔を覗かせた。
「……こ…こは…?」
「駅の救護室ですよ。あなた、車内で急に倒れたそうで…」
「…倒れた…」
「運び込まれた時、あなた、まだ意識があったんですが
…自分でベッドに上がったんですよ?覚えてませんか?」
「……何時ですか?」
 右手の甲で目元を覆って蛍光灯の光を遮りながら、美樹は駅員の質問には答えず溜息を吐いた。
「もうすぐ11時20分になりますよ」
 ―なんてことだ。
 約束の時間を2時間近くも遅れている。

122:【隙間】
07/01/15 18:54:18 Eh9QJoEs
 空港への、待ち合わせていた時刻のシャトルバスが出てしまっているどころか、
搭乗する飛行機にすら遅れてしまった。
 おそらく何回も着信があったであろうケータイを手にしようとして、
バッグがベッド横にある机の上に置かれていることに気付き、美樹は重い体を起こした。
「まだ、寝ているといいですよ。何か飲みますか?お茶は?」
 ベッドから降りようとしてふらついた美樹を、
駅員は優しく支えて柔和な顔に刻まれた皺を深くした。
 そんな彼に、彼女は首を振り、ベッドに腰掛けて促されるまま再び仰向けに横になる。
 体にかけられた毛布と薄い布団の中で、美樹は腰を男性から避けるようにして捻り、
そろそろとスカートをたくし上げて左手の中指を股間に当てた。
 ストッキングが少し湿っているように感じるものの、
垂れ落ちるほどの愛液でぐっしょりと濡れていたのが嘘のようだった。
『…夢…?…』
 全部、夢だったのだろうか?
 うとうととした夢現の中で夢想したことが原因で、
空想と現実を混同してしまったのだろうか…?
 彼女は、深く溜息を吐いた。
 だがすぐに彼女は、それが安堵の溜息では無い事に気付いた。
『あたし……ガッカリしてる…』
 体が、軽い。
 今まで澱のように溜まっていたどろどろしたものが、すっきりと洗い流されてしまったようだ。
 抑圧されていたものが、綺麗サッパリと無くなったように感じる。
 もしそれが、“アレ”のお陰だとしたら…。
『……!…』
 美樹は不意に起き上がると、両手で下腹を押さえて“こくっ”と唾を呑み込んだ。

 ―「いる」。

「ふふふっ…」
「…どうしました?」
 美樹が目覚めたことを同僚に報告しようと救護室のドアを開けた駅員は、彼女の声に振り返り…
「…なんでもありません。…なんでも…」
 ベッドの上でとろけるような甘い微笑みを浮かべた彼女を見て、
年甲斐も無く胸が高鳴るのを感じていた。

         -おわり-

■■「隙間から」~ゆめうつつであそぶ~■■


123:79
07/01/15 18:56:15 Eh9QJoEs
 以上です。
 思わせぶりで終わりましたが、これはこれで終わりです。
 お疲れ様でした。

 また、どうしようもなく書きたくなりましたら、
お世話になるかもしれません。
 失礼します。

124:名無しさん@ピンキー
07/01/15 19:47:56 HIMC5a35
GJ!!
ねちっこくてエロくてじつにいい。

125:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:12:49 8rx9sVAo
GJ!
バイオスレでみたことのある文章のような気がするぜ。

126:名無しさん@ピンキー
07/01/16 16:58:08 KnR6UNil
GJ!!
完成度の高い文体ですね!堪能させて頂きました!

127:名無しさん@ピンキー
07/01/18 01:29:45 7wCVEFUg
そろそろ七不思議シリーズが読みたい。
人体模型とかキボン

128:名無しさん@ピンキー
07/01/19 08:30:46 hMtfXclv
女児に大人気なラブアンドベリーを作った会社のRPG(PS2で全年齢対象)
URLリンク(shining-force.jp)
の初回特典に以下のような小説がついてきたらしい
URLリンク(up2.viploader.net)
URLリンク(up2.viploader.net)
もはや俺たち触手はファンタジーのスタンダードといっていいほど
世間に認知されたということだろう、ニョロ

129:名無しさん@ピンキー
07/01/19 11:52:05 2Z6/0d4i
この会社色々な意味で飛ばしてるなあ
URLリンク(shining-force.jp)
とか、特性クッションとか言ってるけど、どう見ても抱きま(ry 本当に(ry


130:名無しさん@ピンキー
07/01/19 12:12:07 2Z6/0d4i
思い切りスレ違いすまねえ
角煮の異種姦スレと間違えてた orz

131:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:34:31 IZ7xzi6v
いや、全然OKさ。


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