触手・怪物に犯されるSS 11匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 11匹目 - 暇つぶし2ch131:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:34:31 IZ7xzi6v
いや、全然OKさ。

132:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:43:31 P4cwqOEf
「美女のふとももに触手」は物語の要素に欠くべからざるファクターだとキニスンさんも言っている


古橋版だがな

133:名無しさん@ピンキー
07/01/20 01:22:37 2Arn2t5T
足首から登ってきたゼリー状生物の触手はくまなくアミタリリの身体をまさぐりながら、上半身を経由して顔へと伸びた。
                           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                             ↑ここ重要

134:名無しさん@ピンキー
07/01/20 01:53:13 RIA8x2+M
なんてことだ
これはDSSよりイクサのがよかったかもわからんね

135:名無しさん@ピンキー
07/01/20 02:47:16 p8WP5WxH
>>128
まさに我々触手愛好者御用達じゃないか

136:名無しさん@ピンキー
07/01/20 22:16:34 wP/+orpl
俺、今日から優しい触手を目指そうと思うんだ

137:名無しさん@ピンキー
07/01/20 22:30:14 m7i5BZG/
>>136
やめろ!それは死亡フラグだ!ハンターに狩られるぞ!!

138:名無しさん@ピンキー
07/01/20 22:44:43 wP/+orpl
世知辛い世の中だよな・・・

触手ってだけで化け物扱いだなんて

139:名無しさん@ピンキー
07/01/21 02:39:18 JEJ2iDIG
だから俺はいつ死んでもいいようにおにゃのこをいつも全力で責めるんだよ

140:名無しさん@ピンキー
07/01/21 05:31:11 Bnxb/Mw3
>>137
大丈夫、一度死亡エンドを見ていれば
もう一度同じルートを辿ると選択枝が追加されてて女の子と結ばれるエンドが出るから

141:名無しさん@ピンキー
07/01/21 09:12:51 diErcUby
>>140
Lの季節?

142:名無しさん@ピンキー
07/01/21 14:41:04 bHdgACy8
気のせい…だろうか、触手「に」萌える人が増えてきた気がするのは。
いや、ちっとも悪いことではないんだが。

143:名無しさん@ピンキー
07/01/21 17:02:58 Fw7ceUyD
触手は人類が創りだした最高の道具だろ

144:名無しさん@ピンキー
07/01/21 17:34:09 JEJ2iDIG
俺はスライムの事も忘れない

145:暇潰し
07/01/21 18:50:51 SqgHdVWo
緑の檻~女子大生・白河 樹編~

『毎日がツマラナイ』
白河 樹はバイト先のコンビニの帰りふらふらと歩いていた。
いつもと同じ道。
いつもと違う景色。
道の端でみずぼらしい姿の中年が座り込んでいた。
樹は気にせず通り過ぎようとしたとき声をかけられた。
「お嬢さん。あわれなジジイに食べ物をくれないかい?」
自嘲するような声。
だが樹はコンビニの袋を差し出していた。
「ありがとう。つまらないものだけどお礼だよ」
中年が樹に小さな種を渡す。
「はまりこむほど素晴らしい植物の種だよ。帰ったら植えてごらん」
中年が妖しい笑いを浮かべながらいうのを樹は頷いた。
誰もいないマンションに帰りついた樹は500mlの牛乳パックにマンションの花壇から少しとった土に種を植えた。
「どんな植物かな。こんな風に種を植えるのって久しぶり。はやく、大きくなってね」
数日後、樹の願いは叶う。

146:暇潰し
07/01/21 19:02:13 SqgHdVWo
緑の檻~白河樹編続き~
種を植えて数日後。
芽が出た途端に急激に成長していった。
植物は蔦を伸ばし大きくなる。
それが牙を向けたのは、ある日の昼。
「ただいまグリーン。そろそろ切らないとね」
成長し過ぎる蔦に樹はハサミの刃を入れる。
その瞬間蔦が樹に絡み付く。
「うそっ!」
力強い締め付けに樹は驚く。
蔦の成長は急激的で樹が手を引いて逃れようとも絡み付く。
「なに、これ?」
植物の知識のない樹には目の前の植物がなにであるかはわからなかった。
だが、自分がハエとり草にかかった虫のようだと感じた。
樹が恐怖を感じているいまも蔦は成長する。
やがて部屋を覆い尽した蔦は樹へ迫る。
蔦に絡み付かれ逃げれない樹はただ蔦の行方を見守るだけだった。

147:暇潰し
07/01/21 19:26:43 SqgHdVWo
緑の檻~白河樹完結~
蔦は遺伝子情報に組み込まれた動きのように樹の四肢に絡み付き、胸の膨らみの先を蔦の固い部分で刺激する。
「あっ…うそっ、こんなの」
樹は乳首の刺激に感じていくことを隠せなかった。
蔦はやがて樹のパンツの上から秘部を刺激しはじめた。
数分の愛撫の後。蔦は樹の服を乱暴に破る。
樹の思考は快感に侵されていく。
蔦は集まり、樹の秘部へ突き進む。
「ひゃうっ!」
いままでと違う大きな快感が樹を襲う。
蔦はその快感のメカニズムを再現するように攻めていく。
植物は実を結び。樹に栄養と水分を供給し続ける。
緑に覆われた部屋には蔦に絡まれた裸の女性があえぎ声をあげ続ける。


緑の檻 ~白河樹編完~

暇だから書いた反省はしてない


148:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:22:01 R1vjjiW1
続きをおおおおおおおおおお

149:暇潰し
07/01/21 21:46:34 SqgHdVWo
>>148
産まれたての触手であるおいらには難しいよ
体内にあと二つくらい物語あるけど携帯だからけっこう大変なの
すまぬニョロ~
ただ、続きをと言ってくれたのは嬉しかったニョロ

150:名無しさん@ピンキー
07/01/22 02:19:34 QNCRfdlE
俺は10年も自分の部屋に引きこもってるキモヲタだ。

それも触手が大の好物である。
今日もwktkしながら2ちゃんの「触手」がつくスレを見てはオナッテ(ry
「触手最高!!wwwww」     

と最高潮に達していたときだ。

いきなり頭の中に声が聞こえてきた。
それもかわいらしい女の人の声で。

「テラキモス。アンタきも過ぎww!」

俺は最高潮だったのが一気に萎えた。
頭の中でいきなりキモイだの言われたら当然だ。
「ちょwwwおまwwww」
とテンパっていると

「私は触手の神様。
アンタが触手がドンだけ好きなのかをずっと見てきたわ。」

触手神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
さっきまで萎えきってたのが嘘みたいに俺のあそこは(ry

「そんな触手好きで引きこもりあなたを今日はなんと可愛い可愛い触手ちゃんにしてあげま~すww
せ~の!ニョロニョロ・・・・・!!!」

と何か呪文を唱えると俺の体が・・・って何も起きない。
せっかくwktkしてたのにorz
と、文句を言おうとしたときだ。

「テメー何もおきねぇじゃねあqwせdrftgyふじこlp;」

突然俺の体が溶けてきた。痛い。
しかしそれ以上にこのまま死んでしまうんじゃないかという恐怖感でいっぱいだった。

数分後。
プシュゥー。メキメキ。ブパッブパッ。

かつて引きこもりのキモヲタがいた部屋にはおぞましい姿の触手がいた。

「フフ。なかなかいい触手になったわねぇ。
あなたはこれから触手として生きていくのよ。
外に出ていきなり女の子を犯すのもよし、まちぶせして犯すのもよし、
全部あなたの自由よ。」
頭の中に声が聞こえたのはそれが最後だった。

まさか自分が触手になるだなんて夢にも思わなかったなぁ。まぁいいやww
とりあえず隣の部屋にいる妹でも犯すとするかなwww




俺も暇だったから勢いで書いてみた反省はしている。

151:名無しさん@ピンキー
07/01/22 02:51:27 Y8uVskh1
存分に反省しろwwwwww

152:名無しさん@ピンキー
07/01/22 12:08:29 pUZybzP2
グレーゴル・ザムザがある朝、なにか不安な夢から目を覚ますと、自分がベッドで触手に変わっていることに気づいた。

153:名無しさん@ピンキー
07/01/22 14:19:34 NhLACSNG
>>152
そうか。大変だな。

154:名無しさん@ピンキー
07/01/22 18:16:58 ldm0Xu5Z
俺も触手になりたいよママン…

155:名無しさん@ピンキー
07/01/22 19:53:52 Qg7zhyUJ
>>150
時節柄妹ネタは自重した方が~~。せめて隣の幼なじみに汁。

156:150
07/01/22 21:21:46 3uyw7CIy
妹の部屋に入ると誰もいない。出かけているようだ。
体が女を求めていて耐えられない・・・。
そうだ!隣に住んでる幼馴染の由貴ちゃんを犯そう!
そうして俺は由貴ちゃんの部屋へ向かう・・・。


    To Be Continued



勢いでまたやった反省はしていない。

157:名無しさん@ピンキー
07/01/22 23:34:59 LJ2vd7NC
……由貴ちゃんが邪悪な笑みを浮かべつつ君を弄ぶ映像が浮かんだ

158:名無しさん@ピンキー
07/01/23 12:16:34 KLDXElFD
触手の餌食なパロができるアニメや漫画は少ないよね

159:名無しさん@ピンキー
07/01/23 20:10:33 /yb3DYba
でも元ネタが何だって特に理由も無く触手出てくるパロはよくあるよな

160:名無しさん@ピンキー
07/01/23 22:47:32 0HcAfF35
神出鬼没上等。それでこそ触手。キニシナイ!

161:神楽スキー
07/01/23 23:00:56 Bh3aq2I9
書こうと思えばなのはも乙ボクでも、キャベツでも3銃士、ゴイーストハントでも書く。
しかしなんつうかむらむら~っと来るのが最近ないくてこう年かねゴホゴホ

162:名無しさん@ピンキー
07/01/23 23:03:00 XVXC/Zcm
>>158->>161
貴様らはTo LOVEるを忘れている

163:名無しさん@ピンキー
07/01/24 00:56:24 Rackse5s
エヴァとかは?サターンのゲーム、ヒロインが使徒に寄生されてたし。

164:名無しさん@ピンキー
07/01/24 01:06:57 mX5i2t4Q
犬夜叉とか陰陽大戦記とか、妖怪の出てくる作品は触手の供給元に困らなくていいよな。

165:名無しさん@ピンキー
07/01/24 01:24:01 7og9gTpk
SF物で生体兵器なんかもよくあるな

166:名無しさん@ピンキー
07/01/24 02:25:59 yXE42YJk
これってジャケ絵みたいなシーンあるのかなあ
URLリンク(www.7andy.jp)

167:名無しさん@ピンキー
07/01/24 02:28:18 3SliRVHw
恐竜惑星の方ならなんとなく覚えてるんだけどなぁ。
時間止める際に酸素ボンベみたいなの咥えてる所とか。

168:名無しさん@ピンキー
07/01/24 03:22:54 oI3vctnp
某救世主様で触手プレイ有ったけのう……

169:名無しさん@ピンキー
07/01/24 03:29:13 8u0gTvec
>>166
あるよ
記憶ではミミズみたいのにくるまれてたような…

170:名無しさん@ピンキー
07/01/24 06:34:35 AQfaKEkf
>>169
最終巻以外マッパで出てきたアレか?

171:名無しさん@ピンキー
07/01/24 06:42:57 kcOsuvOg
はぴねすでも誰だったかの姉が触手にくるまれてた

>>161
そんなことおっしゃらずに・・
これを飲めばムラムラと書く気が扱きますよ つd□~
ささ、グイッと(ナカミハショクシュカラチュウシュツシタナニカナンダケドネ)

キャベツの触手あえ待ってたのにな

172:名無しさん@ピンキー
07/01/24 22:15:56 XG8zjk9l
ばあさんや

4枚切りの触パン氏のSSの続きは

まだかのう・・・・・


173:名無しさん@ピンキー
07/01/25 01:10:39 8k9i2v2l
触手のある生活のトイレはまだなのかな。

174:名無しさん@ピンキー
07/01/25 03:05:27 8imKpine
俺は七不思議が楽しみ

175:名無しさん@ピンキー
07/01/25 03:25:17 79sbHFB7
ソレナンテ氏待ち

176:名無しさん@ピンキー
07/01/25 05:18:46 NioSBMS6
俺は触手セラピー待ってる

177:緑の檻
07/01/25 17:20:32 z219JPeA
前に書いた触手ですが暇ができたので近々別の話書こうと二つほど案があるので選んでニョロ~
秋山一家編
小学生の娘が持って帰った種がその子と女子高生の姉と母親を襲う
河合女学院編
園芸部の植えた種が女学生を次々と

土曜に集計して二月中には書くニョロ
いらなかったら緑の檻イラネでよろしくニョロニョロ~

178:名無しさん@ピンキー
07/01/25 18:13:08 up2v9CUK
一家編を希望

179:名無しさん@ピンキー
07/01/25 20:41:59 hlHAlRPt
秋山家編をぜひ!

180:名無しさん@ピンキー
07/01/25 22:31:39 drSgJUOw
秋山一家編希望。

181:名無しさん@ピンキー
07/01/25 23:28:34 KKoL5Pmd
河合女学院がいいな。
女子校生じゃなく女学生ってのがいい。

182:名無しさん@ピンキー
07/01/26 00:33:04 58ifQX1k
秋山家にイピョ(゚д゚)ψ

183:名無しさん@ピンキー
07/01/26 06:22:04 U/FzJpcv
小学生ぷりーづ

184:名無しさん@ピンキー
07/01/26 16:00:40 n5Sqbj6C
女学園キボン

185:名無しさん@ピンキー
07/01/26 17:19:41 42wW7sqY
住人かなり飢えてるなw

186:ふんどしさん
07/01/26 20:50:21 STw39xEb
すまぬ。某スレで心の力を使いすぎてこのスレでバオウを撃つエナジーが足りない。

187:ソレナンテ=エ=ロゲ 閑話休題 ◆Tu16cfxGQ6
07/01/27 00:28:36 kS7O0DWT
私も今、目下エナヂヰ溜め中orz

188:4枚切りの触パン
07/01/27 06:00:51 wYkTL9bV
同じく、別スレで変なの書いてるので

>>172
すんません、はやてとフェイトを堕としてますのでもうちょっと待ってて下さい

189:名無しさん@ピンキー
07/01/27 08:34:24 fjBxuzOU
河合

190:緑の檻
07/01/27 12:27:56 1TAl+pyX
こんにちは
集計した感じ秋山一家が多いようなので先に一家を書くニョロ~
二月くらいになるかもしれないので間違って他のおにゃのこ襲っちゃダメニョロよ
では文に起こす旅にはいるニョロ~

191:名無しさん@ピンキー
07/01/27 13:11:54 Q75mZxkD
>>190
頑張れ。すっごく頑張れ

さて全裸待機を始めるか…

192:名無しさん@ピンキー
07/01/27 20:03:31 DiIq5Sp0
そういや触手ものの動画ってあんまり落ちてないな

193:名無しさん@ピンキー
07/01/27 20:56:36 JiNplv2G
>>188
なにぃぃぃぃぃ!?

(*´Д`)ハァハァハァハァ

194:名無しさん@ピンキー
07/01/28 01:48:55 ASyxGgm1
>192
昔、洋モノAVででかいミミズみたいなのに女が襲われる話をみましたが、
それはそれはチープでした。

195:名無しさん@ピンキー
07/01/28 03:01:08 toMGhCw8
>>188
実用重視?

196:名無しさん@ピンキー
07/01/28 11:33:23 Fhpfs20P
>172
おじいさん
焦っては駄目ですよ。

私も焦って失敗したんですから・・・・・

197:4枚切りの触パン
07/01/30 07:08:45 9LSSPSOK
前回と同じくグロ注意!
ちなみに、過去に別スレで自分が書いたものを一部流用してます。
涼宮ハルヒを知らない方は、これ含む3レス分を読み飛ばした方がいいかもしれません(書いたのは完全に作者の趣味です)。
エロしかイラネとおっしゃる人は14レスぐらい読み飛ばして下さい。

魔法少女リリカルなのはAs触手SS
リリカル☆なのは VS 殴殺天使☆戸愚呂ちゃん(笑)
第2話


時空管理局崩壊から数日後

10月下旬  大阪

よく晴れ渡った空。
夏よりも高くて深みを増した青に、真綿を千切れるまで引き延ばしたような鰯雲が
どこまでも広がる空のキャンバスに白く彩を添える。
季節は秋。
高町なのはとその友人たち一同は、我が家のある横浜を遠く離れ
古くから天下の台所として広く知られる、ここ大阪の街へと足を運んでいた。
なぜ彼女らは、こんなところまで来たのか。
それは管理局からの指示の元・・・・・というわけでも何でもなくて、単なる旅行であった。
なんでも、とある小説がテレビ化され、その舞台及びロケハンの地が
ここ兵庫-大阪にあるとのこと。
なので彼女たちは、一泊二日の関西エリア旅行に来ていたのである。
「あたし思うんだけどさー」
ブロンドヘアーを可愛く括った勝ち気そうな少女、アリサ・バニングスが
己の持論をその場に居合わせる友人たちに披露する。
「この主人公の家って、作者の家のような気がするのよね」
二冊の単行本を取り出しながら、皆に意見を求めるように言った。
ちなみに彼女の手にある二冊とは、話題のテレビ化された小説の最新8巻[憤慨]と
作者が同じで、別の出版社から販売されている、学校を出るとか出ないとかの小説の2巻。
「う~ん・・・・でも、それだけだと作者の家とは限らないよ?」  
紫色のロングヘアの少女が、やや気弱そうにアリサの推理に待ったをかける。
「たまたま二つの物語の主人公の住んでる町名を、同じにしただけかもしれないし」
彼女の名は月村すずか。
アリサと同じ学校、同じクラスに通う
優しく、それでいて芯の強い少女である。
「わたしは・・・・・アリサの意見に近いかもしれない」
議論を交わしながら歩く二人の斜め後ろ。
地図を片手に難しい顔をした少女から声がした。
別段姉妹でもなんでもないのだが、アリサと同じブロンドの髪に黒いリボン。
たっぷりとした長めの髪を両後ろで結わえた、どことなく影のある人物。
名をフェイト・テスタロッサと言うこの少女は、広げた地図を見せながら
印の突いた場所を幾つか指し示す。
「作者の家が、喫茶店のあるこの北口駅からそう遠く離れていないことは調べがついてるんだし
 同じ作者の書いた話の2つの物語の主人公の家が同じ町名というのは、意図的なものを感じるよ。
 イコール作者の家、というのは行き過ぎかもしれないけど、でもその近辺に住んでるのは間違いないと思う」
顎に指を当て、思案顔。
「まあ、その考えはわからんでもないけどな。 この物語の舞台になった市に『八番町』っていう地名は
 二箇所しかあらへんし」
フェイトの後ろから、また別の少女が広げられた地図を覗き込むように顔を出す。
「でもな、可能性としては作者が書いてる途中で2つの物語をゴッチャにしてしもたとか
 面倒くさいから、まあええやろっていう理由でそうなったんかもしれへんし」

198:4枚切りの触パン
07/01/30 07:09:30 9LSSPSOK
口調はごゆっくり。
だけど京都弁で鋭くツッコミ。
「それに祝川商店街は阪急沿線でもない隣の市やし、1話の映画の中の1コマなんて京アニのある京都やで」
ショートヘアーにバッテンの髪飾り。
矢神はやてが、アリサやフェイトの推理に指摘を入れる。
「う~ん、なのはちゃんはどう思う?」
難しい顔をしながら、すずかがもう一人の少女に話を振る。
「わたしは・・・・・それより部長さんの家と駅前公園がどこなのか気になるよ」
母親譲りの艶のある茶色い髪。
左右の後ろ頭で結わえられた、ひょっこり小さなツインテール。
胸元の赤い玉。
高町なのはは苦笑いを浮かべ、別の問題点を持ち上げる。
「カマドウマのときのコンピ研部長の家はともかく、駅前公園は物語中に何度も出てきてるのに
 未だに実際の場所が発見されてないの。 神奈丼総社や他のサイトも頑張って探してるのに
 特定できてないんだって・・・・」
彼女の手には、同人誌のZOZガイドやどこかのホームページの探訪記、
ネットにアップされていた画像などをプリントアウトした紙束が握られている。
「あーもうっ、ごちゃごちゃと鬱陶しいね!」     
ややこしい話に頭をボリボリと掻きながら話に割り込んできたのは、橙がかった頭髪に犬の耳。
もちろん特徴的なその部分はベレー帽で隠してはいるが、額の宝石までは隠せていない。
長い尻尾は上着を腰に巻き付けるファッションでカモフラージュ。
「それより、撮りのがした場所とかはないのかい?」
この中で唯一の大人の女性、フェイトの使い魔・アルフは
小難しい話に顔を顰めながら、別の場所へと移動をするために最終点検を促す。
自分たちの住んでいる場所からかなり離れた土地だ。
また今度、というわにもいかないので、回り逃すことは許されない。
「北口駅前、甲山、関西スーパー、池と8番町。 市民運動場にファミレス。
 甲陽園、北高、マンションに踏み切り、桜並木、図書館・・・・うん、もう大丈夫だと思うよ、アルフ」
フェイトが指折り数え、手持ちの地図に印を入れる。
「ハーバーランドと商店街は明日にして、次は梅田やね。 ほんなら、駅行こか?
 ダイヤ改正されてから夙川に特急止まるようになったし、助かるわ」
ワイワイと談笑をしながら、あるいは頭を付き合わせて議論をしながら駅へと向かう。
1日で全てを回るのは強行軍なので2日に分けたのだが、果たして彼女たちは
いったいどこまでポイントを踏破できることやら。
ちなみに、本日来ているのはこの6人。
ヴォルケンリッターの4人は長期のお仕事で不参加。
ユーノは無限書庫ごと吹き飛ばされ、クロノはすでにあの世行きになっていた。

―――――――――――――

199:4枚切りの触パン
07/01/30 07:10:03 9LSSPSOK
時刻は夕方の6時。
そんなこんなで彼女たちは今、大阪は梅田の繁華街にやって来ていた。
梅田駅前第3ビル。
歓楽街である新地に近いこの場所は、夕暮れともなると会社帰りのサラリーマンたちで賑わう。
地上から地下2階ぐらいまで溢れる人並み。
なのはたちはその人混みを避けるかのように、同ビル33階へと足を運んでいて
たった今、写真を取り終えたところなのだった。
「神人はやっぱりOS劇場の横に出たんじゃない?」
「そうたね、観覧車も横に見えてたし」
アリサとすずかを先頭に、古びたエレベーターで1階へ。
「・・・・閉鎖空間って、広域結界に似てない?」
やや広めのエレベータの中。
ポツリとフェイトが漏らした。
「そうだね・・・・・似てると言えばそうなのかも」
相づちを打つなのはに、
「でも作者の中の『閉鎖空間』のイメージって、阪神淡路大震災とちゃう?」
何もないエレベータの天井を見上げ、考え中。
「わたしはよう知らんけど、震災当時は夜明け前で暗かったし、電磁波で空がボンヤリ光ったし
 それに・・・・無音やったらしいで」
「無音?」
はやての言葉にアリサがオウム返し。
「うん。 聞いた話なんやけど、揺れの直後は何もかもが止まってしもて、シーンとしてたらしいよ」
夜明け前の灰色の空。
薄ぼんやりとした光。
静寂。
何一つ動く物のいない世界で、信号機だけが己に科せられたの役目を律儀に果たしている。
「・・・・言われてみればそうかも」
納得顔のすずか。
ある程度想像できたのだろうか。
そうこうするうちに、一同を乗せた大きな箱型文明の利器は、一階へと到着する。

細い通路はそれでもすいている方だったが、大きな通路に出たとたん人ゴミが押し寄せる。
ちなみに、ここの地下にはゲーマーズ梅田店がある。
「うわわっ、凄い人!」
「むぎゅう・・・痛い」
「みんな、はぐれたらあかんよ」
驚くなのは、前の人の背中に鼻をぶつけるすずか、皆をまとめるはやて。
一同は人の波に押し流されるようにして、次の目的地へと足を向けた。

200:4枚切りの触パン
07/01/30 07:10:35 9LSSPSOK
阪神百貨店前、スクランブル交差点。
歩行者用の信号が青に変わり、大勢の人が横断歩道の白線へと溢れ出す。
ちなみに今日はこのあと、ホテルに行って泊まるだけ。
部屋を取っているのは、梅田スカイピルの横にある
いかにも高級そうで、その分宿泊料も高そうなホテル。
朝日放送の横にも、幽霊が出ることで有名なところはあったのだが
残念ながら今は家具屋になってしまっているので、こっちにしたのである。
「あっ!  ここよ、ここ!」
横断歩道をJRの駅側に渡り終える手前。
バス乗り場でくるりとアリサが振り返る。
すると彼女らには、見覚えのある景色。
例の小説原作ものの第12話で、主人公以外唯一の男団員がニヤケハンサム面で話していたシーンの背景だった。
それに横を向くと、これもまた見覚えのあるもの。
なのはたちは喜々としてデジカメやケータイのカメラで撮りまくる。
そんな彼女らを暖かい目で見守っていた犬耳女性のアルフ。
だが、その呆れ混じりの笑顔も長くは続かなかった。
「!!」
突然の強大な魔力反応。
そして、あからさまな殺意。
暮れゆく空を見上げれば、そこには数発の魔力弾。
「フェイト!!」
主の名を叫び、急いで防御用の魔法壁を形成する。
何もない空間に現れる、橙色の魔力の盾。
そのときには他の魔法少女たちも気付いていたのだが、それよりも一瞬早く
何者かの放った魔力弾が飛来した。
ヒュゴッ! ヒュンッ、ヒュゴ、ヒュゴゴゴゴゴゴウゥンッッ!!!
光の弾が、街中に落ちる。
大勢の人々の行き交う地面へと吸い込まれて、くたびれたアスファルトを抉り取り、粉々に砕いた。
「うわあぁぁっっ!!」
「ぎゃあ――っ!!!」
「な、なんだ!?」
吹っ飛ぶ車。
逃げまどう人々。
悲鳴。
舞い散るコンクリートの破片に、まるでボウリングのピンのように人が簡単に弾け飛ぶ。
交差点は、たちまち阿鼻叫喚の地獄絵図に早変わり。
直撃されたのか、炎上する車の中から誰かが出してくれ、助けてくれと泣き叫んで窓ガラスを叩く。
やがて歩行者の信号が赤に変わり、車道が青になったが
当然というかなんというか、車の波は動き出すこともなく。
突然の降って湧いた不幸に、街は混乱をきたすしかなかった。

「ぅ・・・・・・・」
燃えさかるガソリンの臭いと黒煙。
土埃。
大混乱の地面を這うように吹きすぎるそれらから、袖口で鼻と口を覆う。
「な、なにが・・・・?」
地面に蹲りながら、恐る恐る顔を上げるアリサ。
縮こまってガタガタ震えたままのすずか。
だけど残りの4人の対応は早かった。
爆煙があらかた収まる頃には、すでに臨戦態勢。
服もバリアジャケットに換装済み。
3人の魔法少女とその使い魔が、夕暮れ空の一点を睨み据える。
そこには3つのシルエット。
少しばかり離れた位置で見づらいが、いずれも人の形に見える。

201:4枚切りの触パン
07/01/30 07:11:16 9LSSPSOK
「狙われてるのは、わたしたちだね」
厳しい表情のフェイト。
《サイフォーム》
手にする魔法のデバイスが、死神の鎌のように形を変えた。
風に靡くマントに黒衣の少女が、ゆっくりと空に舞い上がる。
襲撃してきた何者かに近づいてゆく。
「アリサちゃんとすずかちゃんはここにいて!」
なのはたちもそれに続き、オレンジ色から藍色へと移ろいゆく空へと舞った。


「来たな」
なのは達を襲った相手。
3人のうちの一人が、誰ともなしに言った。
白い膝丈のスカートにリボンやフリルのあしらわれた、ゆったりとした上着。
頭上に輝く天使の輪。
躍動する全身の筋肉。
短く刈り込んだ頭髪。
似合わないサングラスにキラリと白い歯が光る。
彼の名は戸愚呂ちゃん。
少女趣味的な格好をした超兄貴が、獲物の到着を今や遅しと待ちわびていた。

「ふっ・・・。 どうやら、今のでくたばったヤツはいないらしいな」
何故だか、嬉しそうだった。
それもそのはず。
実は彼はバトルマニアだった。
今の攻撃は相手に気付かせるための、言わばただの挨拶がわり。
あんなちんけなもので死なれては、興ざめもいいところだ。
楽しみが減らなかったことに感謝しつつ、向かい来る獲物を吟味する。
こちらは3人、向こうは4人。
集団戦も良いが、できれば一対一。
サシで闘いたい。
正々堂々と、真っ向からぶつかり相手をぶちのめす。
それが彼の戦闘スタイルなのだ。
他の2人は違うようだが。
「俺を愉しませてくれよ、小娘ども」
目を覆うサングラス。
ニヤリと口が笑みの形に歪み、白い歯が光った。


――――――――


ゴォォッ!!
衝撃がかすめ、全面ガラス張りの壁がビリビリと耳障りな音を立てる。
大阪梅田にある二つのビルの上を繋ぎ、あたかも巨大な門のような佇まいを見せる新梅田シティビル。
通称、スカイビル。
全長170mもあるアーチ型の高層ビルの全体が揺れ、中にいる人々は何事かと驚き、騒ぎ、外を見た。
大阪の街を眺望できるひときわ高い建造物。
その上空で、なのははレイジングハートを握りしめていた。

202:4枚切りの触パン
07/01/30 07:11:51 9LSSPSOK
『プロテクション』
魔法のデバイスが張った光の盾に、飛び来る光弾が襲いかかる。
ヒュゴッ ヒュッ ゴゥンッ!
ぶつかり、弾き、あるいは避わす。
魔法の盾に当たるたび、光と衝撃が飛び散った。
しかし、全てを防ぎきることはできなかった。
大量に放たれた光弾のうち二発がシールドを貫通し、右のふくらはぎと肩を貫通していた。
最初はわからなかった。
いや、脳が理解することを丁重にお断りしたのだ。
撃ち抜かれた箇所を見る。
白いバリアジャケットの破れた部分。
皮が熔け、赤黒く焼けた肉がえぐれていた。
奥に見える白い物は骨かもしれない。
切ってあった脳の回路が繋がった。
「――――――――ッッ!!!!!」
最初に感じたのは『熱さ』だった。
そのすぐ後、痛みと恐怖とパニックが一緒くたになり、よじれて絡まって転げ回った。
その時になってようやく、喉の奥から声が込み上げてくる。
溢れる涙と鼻水。
歪む顔。
「―――ぅ・・・・、ぅあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――~~~~~~~っっ!!!」
叫んだ。
どうしていいかもわからずに、感情の赴くまま叫び続けた。
苦痛がもたらす絶叫は、梅田の街を吹き抜けるビル風に溶け消える。


なのはのさらに上空では、フェイトも別の敵と交戦していた。
相手の名前は挫苦呂ちゃん。
戸愚呂ちゃんのお兄さんらしい。
武体という珍しい体質で、エッケノレザクスという濡れタオルを全身から生やす攻撃が得意。
白い軍帽に白い軍服。
眼帯が実におしゃれだ。
「・・グ・・・フゥ・・」
挫苦呂の濡れタオルが、フェイトの腹にめり込んだ。
焦点がブレる。
口の中に胃液が殺到した。
その味に、最後に食べた物が光陽園駅で食べたシュークリームだったことを思い出す。
続いて、顎の下から突き上げるような一撃。
意識が一瞬途切れる。
手から離れるバルディッシュ。
急に浮力が失われ、フェイトは地面へと吸い込まれていった。



ハッキリ言って、なのはは油断していた。
相手は、自分の名前を「戸愚呂ちゃん」だと名乗った。
目が点になった。
自分で自分のことを「ちゃん」付けで呼び、しかも服はフリフリ。
その下には躍動する筋肉。
街中で見かけたならば絶対に視線を合わせたくない、そんな姿。
だから油断してしまったのだ。
正直、ここまで強いとは思わなかった。
なのはは闇の書事件を経て、大きく成長した。
デバイス・レイジングハートもパワーアップした。
だからこんな相手に、絶対に負けないと思った。
でもそれは間違いで。
自分の認識力の甘さを思い知らされる羽目になる。

203:4枚切りの触パン
07/01/30 07:12:23 9LSSPSOK
なのはたちは最初、話し合いをしようとした。
けれど彼らは聞く耳を持たず、いきなり襲いかかってきたのだ。
言葉は無駄と判断し、はやてがこれ以上被害を出さないために広域結界を張ろうとしたのだが。
いきなり、体中が爆発したのだ。
「キャッ!?」
短く上がる悲鳴。
落下するはやて。
いきなりの不意打ちに気絶してしまった彼女は、真下にある広大な日通の集配所へと吸い込まれてゆく。

『アルフ、はやてをお願い!』
念話でアルフに頼み、フェイトとなのははその場に留まる。
そして、そんな彼女たちに喜々とした表情で躍りかかる襲撃者。
戸愚呂はなのはに、挫苦呂はフェイトに。
それぞれ襲いかかった。
もちろんその間、残りの一人も黙って指をくわえて見ていた訳ではない。
落ちるはやてを追うアルフに、3人目の相手・差婆徒ちゃんが魔の手を伸ばす。
ちなみに彼の姿はというと、クリーム色の髪に羊のように大きく曲がった角。
すらりと伸びた長身。
口には全然似合わない、どこかの暴走族がしていそうなマスク。
そして垂れ目。
手に握られたデバイスの名はドゥリンダノレテ。
魔法のスタンロッドだそうな。
そして、爆弾生物を作り出すことができる。
はやてをいきなり襲った爆発も、そいつの仕業だった。

アルフに追いすがり、爆弾を浴びせる。
爆発を引き起こすその魔法生物は、目では見ることができない。
だから彼女は気付けないのだ。
落ち続けるはやての周りに爆弾生物がいるのだということに。
気が付かず、自分から爆弾の群れに必死に手を伸ばす。
落下を続けるはやてまであと少し。
もう少し。
届いた!
だけど、ここまでだった。
届いたのは、その『手』だけだった。
アルフの身体も頭も、本人が気付かないうちに爆破されて粉微塵に吹き飛んでいた。
意識が崩れる間もなく、彼女は塵へと還った。
残ったのは千切れた腕。
でもその手は決して離すまいと、掴んだはやての袖をぎゅっと握りしめ
宵闇に染まる日通の集配所講内へと、一緒に落ちていった。


「はぐ・・・ぅっ!!  ひ・・・ぎ・・・!」
ひとしきり叫び終えて、少しばかり落ち着いた。
なのはは今、ヨドバシカメラの近くまで来ていた。
スカイビルからはやや距離があるものの、あのふざけた格好の相手に見つからずにここまで来られたのは
JR貨物路線の下を横切る、長い長い長い地下通路のおかげだった。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・くぅっ」
打ち抜かれた傷に魔力を集中。
回復させる。
ユーノやシャマルのように得意ではないが、表面の傷口ぐらいならなんとか塞げる。
後で管理局で完全に治してもらおう。
なのははそう思った。
だけど彼女は知らないのだ、管理局本局がもう既に壊滅してしまっているということを。

204:4枚切りの触パン
07/01/30 07:12:57 9LSSPSOK
とりあえずの応急処置。
傷を塞ぎ終えたなのはは、出口を目指す。
現在工事中のここは、もとの通路とは大きく道が変わってしまい
以前は場外馬券場の袂に出てきたのだが、今ではよくわからない場所に出てくるようになってしまっている。
傷だらけのなのはに、声を掛けてくれる親切な大人達もいたが、それらをすべてお断りして
途中で折れたスロープをゆっくりと上がる。
巻き込みたくはないからだ。

けれども荒い呼吸をどうにか整え、登り切ったその先。
ヤツは、そこにいた。
腕組みをして、工事中の白い壁にもたれ掛かったフリフリの衣装。
見間違えるはずもない。
戸愚呂ちゃんと名乗った、あのふざけた男だ。
「ねえねえ、何あれ?」
「やだ~~~w」
「目を合わせない方がいいよな」
通行人で犇めく地下通路。
好奇の視線。
だけど彼は気にしない。
悠然となのはが出てくるのを待ちかまえていたのだ。
どうやら、怪我が治るのを待ってくれていたらしい。
「・・・・・・・お礼を言うべきなのかな」
魔法のデバイスを構え治す。
「ふっ、もう少し待っててやってもいいが?」
サングラスの向こうに浮かぶは、余裕の笑み。
カチン、ときた。
その余裕を、後悔させてやる。
心の中で呟き、再びなのはたちは大阪の夜空へと舞い上がった。


「けけけけっ、弱ぇ! 弱ぇぜ、嬢ちゃんよっ!!」
戸愚呂の兄・挫苦呂から放たれる幾本もの濡れタオル。
その数は、雨アラレ。
「おらおらどうしたっ、よけてばっかじゃ、オレは倒せないぜ?」
濡れタオルの数が多いので、避けるのが精一杯。
反撃の隙がない。
ならば離れて攻撃を。
一度取り落としてしまったバルディッシュ。
だけども、二度は離さない。
喉まで込み上げたゲロは、胃の中にそっと沈めて。
フェイトは後ろへ飛ぶ。
挫苦呂から離れる。
「おやおや? ・・・・・って、逃げる気かよっ! 待てコラぁ!!」
追ってくる挫苦呂。
だけどスピードはそれほどでもない。
あっという間に引き離す。
(これなら、なのはと相手を代わった方がよかったかな)
遠距離からの砲撃魔法ならば、なのはの方が得意。
それに彼女の相手は近接戦闘タイプ。
すこし、心配だった。

205:4枚切りの触パン
07/01/30 07:13:27 9LSSPSOK
「シュート!!」
カードリッジを一回ロード。
20発もの光球がなのはの周りに出現し、掛け声と共に飛んで行く。
「ふっ、効かんね」
あるものはかわし、またあるものは戸愚呂の手にするものに弾かれる。
彼の手にある魔法のデバイス。
それは野球のときに使われるバットに良く似た形状をしていた。
しかし似ている、というたげで絶対的に違う点がある。
無数の刺がびっしりと付いているのだ。
そのデバイスの名は、エスカリボノレグ。
備わる機能はシャマルのクルアールビントと同じ「回復」。
とてもそうは見えないが、彼が「ぴぴる」で始まる呪文唱えると死者すら蘇らせてしまう。
何故彼にこんなものを持たせているかというと、すぐに相手を殺し潰してしまうからである。
全力全開の手加減なしで戦に臨みたい、それが戸愚呂の切なる願い。
それに彼は元々高い魔力を持っているので、デバイスの補助を必要としないのだ。
「今度はこっちの番だな、ハァァァァァッッ!!」
両の腕を前へと突き出し、手のひらに魔力を集める。
生まれる大きな魔力塊。
戸愚呂はエスカリボノレグを握り締めると、野球のバッターの要領で出現した魔力の球を思いっきり打ちつけた。
「戸愚呂ショットガン!!」
カキンッ
なかなか小気味の良い音がした。
だがトゲトゲバットで打たれたそれは、塊のまま飛ばずいきなり炸裂した。
小さな光の礫(つぶて)。
なのはに魔力の散弾が浴びせられる。
スカイビルの上で喰らい、肩と足に穴を開けられた技だ。
『プロテクション・パワー』
カードリッジを一発ロード。
先程は油断したが、次はない。
ブーストアップされた魔法の盾が、戸愚呂の散弾を全てはじき飛ばす。
「ほう・・・・なかなかやるねぇ」
相手の歯ごたえに笑みを見せる。
「ならば、その強さに免じて60パーセントの力で闘ってやろう」
ちなみに、今までは40パーセントだった。
「・・・・・・?」
何のことだかわからないなのはは、相手の出方を伺う。
油断のならない相手だ。
ひょっとすると、とんでもない大技が出るかもしれない。

レイジングハートを握りなおなす。
そして、彼女は見た。
世にもおぞましい光景を。
「―――はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
赤色の薄い燐光を放つオーラが立ちこめたかと思うと、戸愚呂の全身が膨れ上がる。
魔力やそれらの類で大きくなっているのではない。
筋肉で身体が隆起しているのである。
「ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!」
地獄の底から響いてくるような唸り声。
そしてまさに光景は声と同じく地獄そのもの。
まず、フリルがいっぱい付いた上着が、胸元から音を立てて破けた。
ビクビクと躍動しまくる大胸筋。
滲み出る漢の汗。
筋肉の臭いがここまで漂ってきそうだった。
続いてスカート。
横のホックが一瞬で弾け飛ぶ。
ハラリと上空を吹き行く風に舞い、その下にあるビキニの黒パンツが露わになる。

206:4枚切りの触パン
07/01/30 07:13:59 9LSSPSOK
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!」
さらに力を入れる。
筋肉が踊り狂う。
すると。
ブチブチッ!
布地がはち切れる音がした。
現在、上下の服の破れた彼が身に纏っているのは黒いビキニパンツのみ。
下着の両サイドのゴムが切れたのだ。
風が吹く。
最後の布地が宙を舞う。
象さんが見えた。
しかもその象さんは戦いのあまり興奮したのか、勃起していた。
天を突く、巨大な男性器。
なのははそれを見た。
「・・・・・・・・・・・・・・///(赤)」
頬に朱が刺し、固まってしまった。
「ふぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・・・」
戸愚呂のウォームアップが完了する。
全裸だった。
しかも勃起していた。
なのはは、固まって動けない。
父親のオチンチンは今まで見たことはあったが、あんなにも充血して大きいものではなかった。
ブリュンッ ブリュンッ
勃起が風に揺れる。
「ぁ・・・・ぅ・・・・ぁぅ・・・ぁぅ・・・・」
なのははどうしていいのかわからなかった。
目を覆いたかったが、だけど見えないと戦えない。
でも相手を見ると、どうしてもその部分へと目がいってしまう
「待たせたな」
全裸でエスカリボルグを握りしめる戸愚呂からは、湯気が上がっていた。
右手で持ったそれを左の手のひらでパムパムと叩き、構えた。
「続きといこうか」
言うが早いか、一気に距離を詰める。
近接戦を仕掛けるつもりだ。
「うわわっ、こないでぇぇぇ~~~~~っ!!」
マッチョで全裸。
股間に巨砲。
正直、なのははこんな相手とは戦いたくないと思った。

207:4枚切りの触パン
07/01/30 07:23:24 9LSSPSOK
「この辺で、いいかな」
眼下に流れるは、二本の川。
丁度、中之島図書館の辺りだろうか。
何年か前に外装の修繕を終えた、旧時代的な建築物。
挫苦呂とは十分な距離。
ここまでは、濡れタオルも届きはしない。
後ろを振り返る。
追ってはきているようだ。
「・・・・・やっと止まりやがったか。 そこ動くなよ、今串刺しにしてやるぜっ」
何かを懸命に喚き散らしているようだが、ここまでその声は届かなかったし、聞くつもりもなかった。
瞳を閉じ、魔力を集める。
浮かんだままのフェイト。
足下に広がる、まばゆい光の魔法陣。
「アルカス・クルタス・エイギアス・・・・」
ルーンの低い呟き。
三度、ロードを繰り返すカードリッジ。
上から下へ、下から上へと鳴り響く魔力の雷。
「フォトンランサー・ファランクスシフト」
フォトンランサーの一点集中高速連射技。
ギィゥン
空間の軋む音。
周囲に産まれるは、無数のエネルギーボール。
雷光を纏いながら浮遊する玉は徐々に膨れ上がり、内包される破壊力はその大きさに比例する。
追ってくる挫苦呂に視線をチラリ。
だいぶ近くまで来ていた。
十分射程距離内だ。
なのはの時とは違いバインドは掛けてはいないが、もう逃げることはできない。
「ゲッ!!  しまった、ワナか!?」
とかなんとか言ってるが、もう遅い。
魔力は十二分に高められている。
「撃ち貫け、ファイア!!」
慌てふためく目標を指し示し、力ある言葉で解き放つ。
本日、大阪梅田-淀屋橋を行き来する人々は流星を見ただろう。
光り輝くいくつものフォトンスフィアが、虎の穴梅田店の上空で固まる挫苦呂めがけて飛んでゆく。
「ウゲェッ!!」
妙な悲鳴。
それが、彼の最後の言葉となった。
ギュギュギュウウウゥン―――――・・・・・・・・・‥‥‥‥……………   ――ゴガウゥンンッッ!!!
最初に固まって浮いていた7発が命中する。
続いて8発目から14発目。
今日の彼はモテモテだった。
次々と相手の方から擦り寄ってくるのだ。
カッ――ズドゴオオォォォンンンッッッ!!!
残り24発のエネルギー弾全ても殺到し、結局、挫苦呂は大阪の空に爆ぜ消えた。


208:4枚切りの触パン
07/01/30 07:23:58 9LSSPSOK
「イヤぁ~~~っ、こないでってばぁ~~~っ」
情けない悲鳴。
迫り来る全裸の筋肉男から逃げ惑う。
「ふっ、逃げるのかね?」
当たり前である。
相手が何故逃げるのか。
本人はまるで自覚していないようで、全裸のまま執拗になのはを追い回す。
「(・・・・・いや、これはコイツなりの戦い方なのか)」
いや、違うと思うのだが。
ともかく、妙な勘違いをしたマッチョは先手必勝とばかりに仕掛ける。
「戸愚呂ショットガン!!」
先程と同じ技。
光の散弾が逃げるなのはの背に飛来する。
『フラッシュムーブ』
小さな、しかし貫通力のある礫が当たる直前、なのはの身体が掻き消える。
短距離の瞬間移動。
だが射程範囲外への離脱には十分だ。
防御より回避。
その方がカードリッジの消費もなくてすむ。
「ちょこまかと!!  ならば・・・」
戸愚呂のスピードが増す。
なのはとの距離が詰まる。
近接戦に持ち込むつもりだ。
逃げる少女に覆い被さる大きな影。
「――はっ!?」
気付いて振り返る。
そこには全裸の戸愚呂。
目の前には、象さん。
「や~~~~ん!!」
思わずレイジングハートで『象さん』を殴りつけてしまう。
めきょっ
なかなか愉快な音がした。
「うぽぇっ!?」
形容しがたい悲鳴。
形容しがたい痛み、痛み、痛み。
戸愚呂は悶絶しながら落下した。
ヒュゥ――――――――・・・・・・・・・・・‥‥‥‥‥‥‥……………   ―ドゴォンッ!!
阪急電鉄の高架。
梅田と中津を繋ぐ、戦時中からある赤茶けた鉄橋に落下する。
防御も何も無し。
百数十メートル上空からの自由落下による衝撃。
いくら真横に大きな病院があるとはいえ、これでは助かるまい。
普通の人間ならば、の話ではあるが。

209:4枚切りの触パン
07/01/30 07:24:31 9LSSPSOK
爆煙が晴れた後には、何も残ってはいなかった。
「はぅ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・やった、かな・・・?」
荒い息を吐くフェイト。
この技は結構堪える。
カードリッジで魔力を補っているとはいえ、大業にかわりはないのだ。
「はぁ、はぁ・・・・・・」
額の汗を拭う。
だけど休んでいる暇はない。
敵はあと、二人いる。
「・・・・・・・・っ?」
どちらの加勢をしようかと逡巡しているうちに、ふと違和感を覚える。
なんとなく・・・・・・自分の周りが・・・
そう思った瞬間、考えも纏まらないうちにソレは来た。
『ディフェンサー』
先に気付いたのはバルディシュ。
とっさに魔法の障壁を張ってくれたが、いささか力が足りなかった。
ドンッ、ドドンッ、ドゴォンッ!!!
直撃こそは防げたが、衝撃は免れない。
フェイトの周囲が、いきなり爆発したのである。
「う・・・ぐ・・っ、これは・・・」
一瞬、何が起きたかわからない、といった表情で辺りを見回し
フェイトはそいつを見つけた。
頭に羊の角を生やした長身の男。
手には特殊警棒のようなデバイス。
差婆徒ちゃんである。
「くっくっく、よく気づけたな」
差婆徒が手をかざす。
ズドムッ!
「ぁぐっ!?」
いきなりフェイトの左肩が爆発した。
「驚いてるな。 まあ、無理もないか」
マスクで覆われた顔を笑いに歪め、
「・・・じゃあ、こうすればわかるかな?」
フェイトの周囲に、無数の何かが現れる。
丸いものや、円筒形のもの。
様々な形の何かが、彼女の周囲に浮いていた。
「爆弾だよ。 オレはな、爆弾生物を自在に作り出せるのさ」
その言葉に呼応したかのように、周りの爆弾生物たちが『けけけけ』と笑った。

「く・・・・・・・っ」
囲まれていた。
逃げ場はない。
どの方向に飛んでも、爆弾にぶつかる。
見えないときはそうでもなかったが、相手の姿が見えるようになると逆にそれが恐怖になる。
自力でどうか・・・は難しいだろう。
だけどなのはか、はやてが気付いてくれれば・・・・
他力本願ではあるが、共に闘う仲間の顔が脳裏をよぎる。
「じゃあそろそろ、お別れだ・・・・・っとその前に、助けを期待しても無駄だぜ?」
フェイトの考えを見透かしたかのように、差婆徒ちゃんは言った。
「白い服のは戸愚呂と闘ってる。 残りの二人は、もうここにはいない」
「!?」
驚き、爆弾男を見る。

210:4枚切りの触パン
07/01/30 07:43:43 9LSSPSOK
「犬耳の方は始末したし、ベレー帽の羽根付きのやつはすでにオレたちのアジトに転送済みだ」
「な・・・・・そんな!!」
彼の言葉に唖然。
アルフが・・・・・・死んだ?
はやても連れ去られた。
頭がとっさに理解出来ない。
理解したくない。
「そっ、そんなの・・」
嘘だっ!!
そう叫ぼうとした。
だけど言葉は最後まで続かない。
差婆徒が人差し指でチョイと指示しただけで、黒衣の少女を囲む爆弾が一斉に牙を剥いた。
「はっ!?」
『ディフェンサー』
バルディシュがとっさにシールド魔法を張ったが、それも焼け石に水。
カッ!!!
フェイトの周囲が光り、次の瞬間。
ゴカガウゥンンンンンッッッッ!!!!
眩しさの中で空気が爆ぜ割れた。
「ぐぁ・・・っ!!   ・・・・ぅ・・・・・・」
数十個もの爆弾の直撃。
光と爆煙。
傾ぐ身体。
あちこち破れた黒いバリアジャケット。
流れる赤い筋が幾つか。
だけど手にはバルディシュが握られたまま。
耐えた。
こんどは、離さなかった。
「うう・・・・・」
空いてる左手で右肩を押さえ、額から血を流しながら片目を開ける。
だが、今し方まで差婆徒がいたところには、誰もいなかった。
「く・・・どこ・・!?」
辺りを見回す。
「ククッ、ここだよ」
耳元で声がした。
背後に気配。
敵は真後ろだった。
「な・・・ぁがぁっ!?」
バヂバヂバヂヂヂィィッッッ!!
破れて煤だらけのバリアジャケットの脇腹にめり込む、円筒形の細い金属。
魔法のスタンロットデバイス・ドゥリンダノレテである。
その金属の棒から放たれるいくつもの紫電。
小さな雷竜は満身創痍のフェイトの身体を瞬く間に舐め付くし
「安心しろ、拉致り殺したりはしないから。 ただちょっと、うちの博士の実験に付き合ってもらうだけさ」
霞む視界。
差婆徒の囁きが薄れ行く意識の中で響き渡り、思考が途切れた。
気を失ったフェイト。
それでも、手はバルディシュを握ったまま。
決して離さない。
「おやすみ、子猫ちゃん」
気絶したフェイトのツインテールの片方を掴んで支え、マスクの中の顔がニヤリと笑った。


―――――――――――――

211:4枚切りの触パン
07/01/30 07:44:18 9LSSPSOK
気が付くと、フェイトは触手の檻の中に囚われていた。
(ん・・・・・・・ここは・・・)
まだ、意識がハッキリしない。
周りに大勢の人の気配があることだけはわかったが。
「はひゃあああっ!!  あっ、あぅんっ、はぅん♪」
皆、しきりに何かを・・・支離滅裂な、言の葉とも呼べないような何かを叫んでいた。
「あ、あかんっ、はひ・・イ♪  あかんって、んぁ! わたし今・・っ、イッたばかりやのに・・ひん!」
(あ・・・・この声、はやてだ。  よかった、無事だったんだね)
無事ではなかった。
「あっ、ああ~~~~っ♪  そんなに・・っ、掻き回さんといて・・・ひ♪ やっ! ア~~~~~っ!!」
股の間で蠢く触手。
奥までズッポリ。
太い肉の管は、素っ裸に剥かれたはやての秘洞にとミッチリ詰まり、奥の壁穴を押し開いて子宮の中でトグロを巻いていた。
「やめ・・・っ、あかんて、あっ! あっ!  そんなんまた・・・・ひゃああぁぁっ!!!」
ドプッ!!
また、はやての子宮の中で射精が始まる。
びゅっ!! ドピュッ ブビュびゅびゅびゅびゅぶびゅぶぷびゅぷぷびゅびゅっ!!!!
「ふゃああぁあぁぁっっ!?!?!?  ア―――ッッ!!!」
拡張された子袋の中が、種付けのための粘液で満たされてゆく。
ブュクッ!! びゅ――っ! びゅう――――!!
「熱っ・・っ! も、あかん・・・また、またイッてまうっ!  はぅぅ・・・ふぁあああああぁぁぁぁ~~~~~っっっ!!!!」
絶頂。
これで、いったい何度目になるだろうか。
小さな身体をガクガクと震わせ、はやては快楽の頂きに押し上げられた。
ビュッ!!  ビュクッ! ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ・・・
「はひ・・・も、お腹・・・いっぱい・・・・・無理や、これ以上はぜったい入らへん・・ひぅっ!!」
ぽっこりと、まるで妊婦のように膨らんだはやての腹部。
彼女もすでに妊娠していた。
といっても、中にいる胎児の育ち具合は外からの見た目通りというわけではなく
膨らんだ部分のほとんどは母体の安全面を考慮した親切な触手が、子宮拡張のために入り込んだものなのだ。
受胎してから2時間たらず。
幼生は、まだほんのビー玉ぐらいの大きさだった。
ちなみに、ここの触手は受精してから24時間で大きく育ち、生まれ落ちる。
爆発的な発育。
ゆえに明日の今頃は、はやても出産を経験することになるだろう。
そして、フェイトも・・・
「ぅ・・・・あ!?  ぅああぁっ!?!?  な・・・・なに、これ・・・!?」 
ようやっと、眠り姫のお目覚めだ。
意識をはっきりと取り戻したフェイトが見たもの。
それは目の前で恥ずかしげもなく媚態を晒すはやてや、見知らぬ女性達。
なにより、彼女が恍惚とした表情を浮かべながら受け入れてるのと同じモノが
自分の股ぐらにもブッスリと刺さっている光景。
お腹もポッテリ妊婦さん。
でも、不思議と痛くはなかった。
そして。
「ひっ!? や! あ! あ! ああっ!?  あぐ・・・ゃ、やだ・・・はぁ、あぅぅぅ~~~っ!!」
今まで味わったことのない、未知の感覚がフェイトを襲った。
気絶してる間に他の女性同様、毒は注入済み。
もちろん魔力の強い人にはより強く、そうでない人にはそれなりにを心がけ
こじ開けた粘膜部に小さな無数の牙を立て、体表の媚薬成分もいっぱい塗り込めておいたのだ。
快楽の毒素はとっくの昔に全身へと回っている。
気絶している間に、すでに仕込みは終わっているのだ。
目の前の親友と同じように、自分の股座でビチビチと蠢く触手を唖然と見つめながら
身体の奥からジワリ・・と染み出してくる何かに、フェイトは歯を食いしばって耐える。

212:4枚切りの触パン
07/01/30 07:44:49 9LSSPSOK
「くふ・・ぅっ!  ン・・・・・っ・・・・っっ!   ひふ・・・ぅっ!」
実はというと、彼女もまた妊娠させられていた。
ドゥリンダノレテで気絶させられ、意識のないまま触手たちに絡まれ孕まされたのである。
正直、フェイトを身籠もらせるのには少々手間取った。
なんと言っても彼女は人工生命体。
肉体機能は人間とほとんど同じでも、遺伝子情報は若干異なる。
ゆえに、触手の方もそれに合わせて自らの精子を変化させる必要があったのである。
そのおかげか、今ではフェイトの卵子との相性はバッチリ。
いっぱつ受精。
妊娠率100パーセントなのである。
当人にとっては、迷惑この上ない話ではあるのだが。

「は、離してっ、んっ!  く・・・この・・・あっ!?  はぁ・・・いゃ、あぅぅんっ!」
なんとか自分の股の間から引き抜こうと全身を揺するが、まったく効果はなし。
それどころか捕らえた雌が悦んでいるのかと思い、サービス精神旺盛な触手はより一層、激しくはしゃぎ回る。
「あひんっ!?   やめ・・・アッ! 動いちゃ・・・ふゃああああぁぁっ!!」
グリグリと、お腹の内ら側からヘソへの刺激。
半裸に剥かれた身体を激しく悶えさせる。
今のフェイトの格好は、バリアジャケットの手足の部分を残したまま、残りは丸裸。
育つ前の胸も、産毛すら生えていない秘部も晒した状態。
いわゆるオマンコフォームというやつである。  
丸見えになった幼い割れ目に食い込み、触手はグッチョ、グッチョと定期的な律動を繰り返していた。
「はぅ・・・!  抜いて・・・っ!! え・・?  な、なに・・アッ!?  ひゃふぅっ!?」
穴を埋める触手の他にも、数本の触手が絡みついてきた。
あちらこちらに怪我を負ったフェイト。
今伸びてきた触手は、彼女の傷を癒すため。
触手たちは先端部から舌を伸ばして、傷ついたフェイトの柔肌を舐め始めた。
ペロ、ペロリ・・
「や・・・!  くすぐった・・やめ・・っ!」
凝固した血液へと伸びる、蛇のそれのように割れた先端部。
暖かくも柔らかな舌が舐めくすぐり、固まっていた血は次第に溶けてゆく。
やがてその下に傷口が見えた。
赤く擦り剥いたり切れたり、少し抉れているところもあった。
見るからに痛々しい。
触手はそんな彼女の怪我を慈しむように、傷口にそっと舌を這わせる。
ペロ、ピチャピチャ、ペロペロペロペロ・・・
「ひゃぅっ!?  や・・・ん!  舐めないで・・あぅ・・・・・くぅん・・っ!!」
優しく、優しく。
いたわるように。
フェイトの傷口を慰める。
ペロペロペロ、チュ、ペロリ、チュ、チュピ・・・
「や・・だめ・・ぁ、だめぇっ!」
この少女の傷が癒えますように。
治りますように。
「ぁふ・・・あ~っ!  ら・・め、舐めちゃ・・・ヤ・・・っ、はぁぁぁ~~~っ!」
優しい触手たちは、心を込めて一生懸命舐めたおした。

213:4枚切りの触パン
07/01/30 07:45:20 9LSSPSOK
「はふぅ・・・ンッ、あ! ああ~っ!」
甘く、切なげな声。
フェイトの傷口を唾液で消毒し終えた触手は、次に彼女を絶頂へと導こうと本格的に動き出す。
まずは性感帯の把握。
母体が感じれば感じるほど、強い子を孕んでくれる。
そんな気がする。
だから胎内の管をくねらせ、彼女の最も感じる場所を探すのだ。
ウネ・・ウネウネウネ、ウネリ・・・
先端部や管状の胴体を駆使して探りを入れる。
「ひぅんっ!?  ひゃああぁっ!!  あふ・・・ぁくぅ・・! ひっ!?  ひぃぃん♪」
フェイトの身体が、内側から与えられる快感に硬直する。
入り口、膣内、最奥、子宮。
様々な場所で、色々な動き。
決して人間では真似のできない、独特の攻め方。
「ア―――ッ!  ふわぁあ――――!!」
よほど気に入ってくれたのだろう。
目を見開き、涎を飛ばしながら悦んでくれた。
「こんな・・・っ、こんなの・・らめ・・・・おマタが・・お腹がぁ、ふああぁんっ♪」
ゾクゾクと背筋を震わせ、生まれて始めての性感に酔いしれる。
女の悦びに酔いしれる。

ニチニチ、ニチュニチュ、ヌルヌル・・ヌリュッ、ヌルリ、ヅプヅプヅプヅプ、スリスリスリ~~~
「ひゃめへっ、あ! く・・ふぁああんっ♪ あ♪ あ―――っっ!!」
ぱっくりと肉管をくわえ込んだ膣口をニチニチ、ニチュニチュ。
新鮮で柔らかな膣内を、若い襞をヌルヌル・・ヌリュッ、ヌルリ。
膣奥から子宮への入り口をヅプヅプヅプヅプ。
大事な大事な、子供の宿る袋の中をスリスリスリと頬ずり。
「へあ・・・・ぁッ♪  らめ・・・おかひくな・・ぁあああぁぁあぁ~~~~~~!!」
呂律の回らなくなったピンク色の舌を突き出し、ビクッ、ビクンッと不規則な痙攣を繰り返す。
絶頂を迎えるのも、時間の問題だった。
「やぅ・・っ、なに・・・? ふぁ・・・?  なにか・・んあっ♪ 来るの~っ」
快楽の極みが、すぐそこまで迫っていた。
それを感じ取ったのか、触手たちの動きがさらに激しさを増す。
胎内で優しく暴れる触手の他にも、傷口を舐めていたものが
アヘ声を上げながら悶える少女の感じてくれそうな箇所へと移動する。
あるものは、淡い桜色の胸の頂きに。
またあるものは、前の穴と後ろの穴の間の陰部に。
クリトリスに。
耳朶を甘噛み。
おへそをコチョコチョ。
色々な場所を責め立てる。
「ひゃん♪ はんっ♪  あっ、あっ、あっ、あっ♪ ふぁああぁあぁ~~~~~っ!!」
股の付け根のおちょぼ口が、極太を美味そうにくわえ込んだままヒクヒクと震えだす。
狭い肉の道が、きゅうううぅぅ~~~っと締まった。
「くる、っ♪ ア!  なにか、くりゅの・・・ふぇ・・あ? あっ! ふあぁあっ・・・
 はあああああああぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~っっ!!!!」
産まれて初めて味わうアクメ。
頭の中で何かが弾け、視界が真っ白になる。
フワフワと意識が浮つき、意識が身体から切り離されたかのような感覚。
フェイトはガクガクと腰を、全身を震わせ、果てた。

214:4枚切りの触パン
07/01/30 07:45:54 9LSSPSOK
「――――~~~~~~~~~っっ!!!  ・・・・・はぁっ・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・」
荒く熱っぽい呼吸。
鋭く、激しかった波の頂点が過ぎ去り、あとに残るは甘く緩やかな余韻。
その心地の良い感覚に身を任せていると、再び触手たちが動き出した。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・ひあっ!?  あ・・・また、あ! あっ、はぁぁぁああんっ♪」
フェイトに絡みつく全ての触手が、示し合わせたように一斉に。
活動を再開する。
入り口を、膣を、奥を、子宮を。
乳首を、ヘソを、脇の下を、肛門を。
そしてクリトリスや、尿道にも。
感じる全ての、ありとあらゆる場所を同時に再攻撃。
ひとたまりもなった。
「ぅあああっ!?!?  は・・・あ! ふぁぁあああああああ~~~~~~~~~っっ!!!」
一度目の余韻が覚めやらぬ中、すぐに二度目の絶頂を迎えた。
「~~~~~~~~~っっっ!!!  ぁ・・・れちゃ・・漏れちゃ・・・ふぁぁ・・っ!」
チョロッ、チョロロッ ポチョチョチョチョチョ~~~~~~~~・・・・
そして失禁。
堪えることなどできなかった。
ピチャッ、パシャパシャパシャ・・・・
黄金色の液体は放物線を描きながら前面へと飛び、触手たちの生える肉の床を濡れ散らかした。
「ん・・・・!  ゃぁ・・・・・いやだぁ・・・ひんっ」
気持ちよさと恥ずかしさに、顔は真っ赤っかだった。
そして触手は、さらに少女に快楽を与え続ける。
今しがたの行為をもう一度。
入り口を、膣を、奥を、子宮を。
乳首を、ヘソを、脇の下を、肛門を。
そしてクリトリスや、尿道にも。
繰り返し繰り返し責め立てる。
「や・・・っ!  も・・アッ! くぅ~・・・ン!  ・・・はぁあああぁぁぁ~~~~~~~~~っっ!!」
すぐにまた、三度の絶頂が訪れた。
今度はもう膀胱に何も溜まっていなかったのか、失禁することはなかったが
かわりに極太の触手をくわえ込んだアソコから潮を噴いた。
プシィィッ! プシュッ、ピュュッ
「はあ・・・、はぁ・・・・、はぁ・・・・ふぁんっ♪  ぁ・・やら、また・・っらめぇ・・♪」
立て続けにイカされたフェイト。
だが触手たちは、まだまだ元気だった。
各々が鎌首をもたげ、あるいは新しいが寄ってきて、またもやフェイトの敏感な部分を刺激しだす。
「やへ・・やへてぇ・・・や、へぇあぁあぁあああああぁぁぁっっ!!!」
茹でられたかのように真っ赤な顔。
焦点の合わない瞳。
頭の中は真っ白。
これで4回目。
けれど触手たちの動きは止まらない。
「くるうぅ~っ!!  あ―――っ! ふぁあんっ!! ひぁああぁ~~~~~っ!!!」
5回目。
6回目。
7回目。
「へあ・・・あっ♪  ひゃあああぁっ!!!  ア――――ッッ♪」
11回目。
12回目
「ひ・・ぃん♪  ンン~~~~~~~~ッ!!」
26回目。
「・はぁ・・・・あ♪  えぁ・・・ア――ッ♪  ひはぁあ~~~~~っ!!」
--回目。
まさに、イキッぱなしだった。
繰り返されるアクメに、もう本人も何を口走っているのかわからなくなっていた。


215:4枚切りの触パン
07/01/30 07:46:48 9LSSPSOK
陶然とした表情。
性についての知識が皆無だった9歳の少女が浮かべる、セックスに浸りきったオンナの顔。
「ア――!  アア――~~~~ッ!!」
イカされ続けるフェイト。
口から漏れるのは、もう雌のヨガり声だけ。
もはや理性など欠片も残っていなくて、自分が何をしていたのか、何をすべきだったのか
そして友人がピンチに陥っていることすらも、快楽に塗りつぶされた彼女には
もうどうでもよくなってしまっていた。


「・・・・ふむ、この娘も種漬けに成功したようじゃの」
画面の向こうでヨガり鳴くフェイトの姿を微笑ましそうに眺め、白衣の老人は中空に浮いた別のホログラム映像に目を移す。
その中では、未だなのはが戸愚呂と闘っていた。
「なかなか手こずるのぅ。 頼んだぞ戸愚呂よ、儂の実験にその娘のように高い魔力を持つ者は、必要不可欠じゃからな」
言って、少し渋い顔をする。
「はぁぁんっ!  お、おねがい・・・あ! また、また産ませて下さい~っ!  あっ!? あは~~~~っ!!」
その後ろでは、触手椅子に雁字搦めになったエイミィが蕩けきった雌の声を上げていた。
「はぁ・・・ああぁっ!  なんでもしますぅ~、なんでもしますからっ、また、あ! ア~~~~~~ッ♪」
一度、妊娠・出産を経験させられたエイミィ。
陣痛と破水が始まり、子宮が開いて産道から子供を産み落とす。
本来ならばもの凄く苦しく、恥も外聞もなく泣き叫んでしまうぐらいの痛みを伴うものなのだが
触手から分泌される毒のおかげで、すでに痛覚は全て快楽に置き換えられてしまっていた。
ゆえに痛ければ痛い程、彼女たちは狂おしい程のイケナイ悦びを覚えてしまうのだ。
それがクセになってしまったのか、再び子を孕ませて貰おうと側にいる老人に
エイミィは嬉し涙を流しながら必死に懇願する。
「・・・・・・ふむ、仕方がないのぅ」
昨日まではあんなに嫌がっとったくせに、まったく・・・と漏らしながらも
基本的に優しいこの老人は、パチンと指を鳴らして触手椅子25号に
彼女を再び妊娠させてあげるようにと、女の幸せを与えてあげるようにと命じた。
「はひ・・・ひ♪  ぁ・・・ぁぁ・・・ありがとうございまふぁぁあああぁあぁぁあ~~~~~~っっ!!!」
妊娠させて貰える。
その言葉を耳にして、エイミィは嬉しそうな、本当に嬉しそうな笑みを浮かべたのだった。

続く

残りはなのはをブッ倒して冒頭部分へと持っていくつもりです。
アルフはぴぴるで蘇らせて触手漬けにして、できたらはやてをもうちょっとズボズボして
リンディさんの幸せ出産場面も書きたいです。
アホなSSですがお付き合い下さった方、待っていて下さった方、ありがとうございました。
それでは、また

216:名無しさん@ピンキー
07/01/30 13:44:02 UWnV3FKg
GGGGGGGGGGJ!!
待ち続けた甲斐があったぜ!

217:名無しさん@ピンキー
07/01/30 15:14:02 lG1TKG8K
続きキター!!
ペタGJ!!

218:名無しさん@ピンキー
07/01/30 17:15:07 aye694D0
こ れ は や ば い !!

GJ!!!

219:名無しさん@ピンキー
07/01/30 17:52:27 nLPpam2Y
GJ!!!
しかしヴィータとシャマルの出番はないのか!・・・あれ、誰か忘れて・・・

220:名無しさん@ピンキー
07/01/30 22:51:43 nvRuEThS
音符は止めた方が良いと思う。

221:名無しさん@ピンキー
07/01/31 00:49:41 4gogDsa6
>>220
2chで。はやめた方がいいと思う

222:名無しさん@ピンキー
07/01/31 01:00:44 BjrfANUw
ΣΣ(´Д`;)キタコレ!!!
たまらんす!!

223:名無しさん@ピンキー
07/01/31 09:33:17 KBA6ADge
元ネタが判らん俺ww('A`)

224:名無しさん@ピンキー
07/01/31 10:47:36 kF6O/EiO
どこかに触手の怪物になって犯すスレ って感じのスレありませんでしたっけ


225:名無しさん@ピンキー
07/01/31 11:35:11 PN64kMAM
>>224
つ、釣られないぞ

226:名無しさん@ピンキー
07/01/31 19:45:28 bQOoNG5q
>>223
スレリンク(eroparo板)
魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第十四話

227:名無しさん@ピンキー
07/02/01 07:08:02 x798lZaM
以下、単なる妄想劇

ふふ…よくなってきたんでしょお?

な///!!ちがいます、だれがぅむ!? んん~!

ぷはっ…どうぉ?サキュバスのキスの味はぁ?サービスで媚薬の効果もつけてあげたわよぉ♪

んは…ぁ…なにするんですか!し、舌なんかからめて…!

あらん?もしかして気に入ったのぉ?もっとするぅ?

///ちが…だれがそんな事…や…唇近づけないで…はむぅ!?っ~~~!

ぴちゅ…ど~お?クセになりそうでしょ?私のキ・ス♪

いいかげんに…して下さい…はやくこれをほどいて…ひゃ!

強情ねぇ…そんなところも好きよぉ♪あなたの方から舌からめてほしいなぁ…?

お断りです!だれがそんな…い、いやらしいこと…
そうよぉ…そんなやらしいことをあなたは二回もしてるの♪もう何回してもおんなじよぉ?さ?は・や・く♪

///…!!わ、私の唇はもう絶対に奪わせません!!女性同士でなんて…いやらしいです///

んもぉ…いいじゃない♪私…あなたの唇みてから何度も何度も想像していったのよぉ?体がほてって…あなたの体を欲してるの…

な…///!! へ、変態…!ど、どこに手をいれてるんですか!!

ん~?言って欲しいのぉ?あなたの谷間よぉ♪

228:名無しさん@ピンキー
07/02/01 07:09:17 x798lZaM
そうじゃなくて…ひゃう!!んぁ…!

いまの顔…いいわぁ…ゾクゾクするぅ♪ほら…

ひぁん!や、だ…め…そこぉ…!

やわらかくて…すごい弾力♪ほらぁ…こんなに食い込んでるわよぉ?

っ………!!

声我慢しちゃって…可愛い♪もっともんであげる…

……んぁ!ひぁ…ん…ふぅ…あん…あん!もま…ないでぇ…!

ほんとにおっきいわねぇ…Eカップくらいかしらぁ…ねぇ巨乳巫女さん?
う、うるさいです…関係ないでしょう…ひぁ!!い、いつまで…人の胸で遊んでるんですか!

そうね…そろそろ…こっちもいい頃かしらぁ?

ちょ…そん…な所を…いやです!やめて下さい…!
あら…あなたの袴…お股の所だけ色が濃いわよぉ?

///……ち、ちがいます!それは…

ぬれちゃったのかしらぁ?

な…そんな言い方しないで下さい…!!

んふぅ…サキュバスのお姉さんに犯されて感じる巨乳巫女…すごくやらしいわねぇ…

続かない。


反省はしていない。

229:名無しさん@ピンキー
07/02/01 08:54:36 LF2jclYg
>>227-228
想像をかき立てられた。
神鏡で自分の姿を無理矢理見せられるのも良いと思った。

230:名無しさん@ピンキー
07/02/01 19:53:31 JaNnGlBf
>>227
テラモエス
エロイよお姉さん、巫女さんだから神楽シリーズ想像しちゃったよw


231:触手のいる生活
07/02/02 02:53:11 jS45gUyJ
  とある実験の話

アメリカのとある大学が一つの実験を行った。それは廃棄された刑務所を使ったもので、
触手が看守、人間が囚人としてそれぞれの役割を演じ続け、両者の関係がどのように
変化するのを調べた物だった。
以下はこの実験への参加者の一人が記録した日誌からの抜粋である。


実験初日
今日から実験が始まる。
この刑務所はかなり広いが、私たちが使う事になるのは
30部屋の独房といくつかのスペースだけだ。
実際に独房に入りこうして鍵を閉められると少し緊張するが、
事前にちゃんと掃除してあるのでさほど不快ではない。
トイレの周囲に遮る物が一切ないのは少し嫌だが、
見回りに来るのは看守役の触手だけなので気にする事はないだろう。
一ヵ月後にはどのような結果が出ているだろうか。
正直なところ、触手という生物の外見はどこか生理的嫌悪感を催すため、
私はあまり好きではない。
そういえばキャシーは昔から一緒に暮らしていたため平気だと言っていた。
隣の棟にいる彼女と私ではこの実験で感じる物は違うのかもしれない。
実験のためとはいえペンとノートの独房への持込が許可されているのだ。
私の感じたところを記録していこうと思う。

実験2日目
私たちは看守である触手たちの指示に従って生活している。
そういうことになるはずだが、彼らが私たちに何かを命令する事がないため
あらかじめ定めてある予定表どおりに食事や清掃などを行う。
この実験をちゃんとやるためには看守らしくしてもらわなければ困る、と
エミリーが一体の看守に言っていた。
そういえば彼女はこの実験を主催したゼミの人間だったはずだ。
成果が出なければ彼女も困るのだろう。

実験3日目
特に記述するような事は起こっていない。
決まった時間に起床し、朝食を取る。
指定された場所での清掃活動の後、更生プログラムということでビデオを見せられた。
どうやら触手たちも看守という役割を全うするため試行錯誤しているらしい。
内容は麻薬の危険性を説くものだったが、この実験の参加者に麻薬の常用者はいなかったはずだ。
もう少し現実に即した内容を選ぶべきだと思う。
昼食の後は自由時間が与えられ、それなりに広いスペースでバスケットボールを楽しんだ。

232:触手のいる生活
07/02/02 02:53:58 jS45gUyJ
実験4日目
事件が起こった。
事の発端は午後の自由時間のこと。エレノアが金属製の食器を使ってるのはおかしい、と
言い出したことだ。
私もそれは思っていた。これが実験であるとはいえ、刑務所での食事の時間に金属製の
フォークとナイフが囚人の手にあるのは不用心などというものではない。
実験だということで触手たちには緊張感が足りてないんじゃないか、というナタリーの言葉に、
エレノアはこう答えた。
気の抜けたデビルフィッシュどもにやる気を出させてやるわ、と。

結果として事態はかなり悪い方向に動いた。
夕食の時間にナイフを構え奇声を上げながら看守に突撃したエレノアは、
普段の様子からは想像出来ないほど俊敏に動く触手によってナイフを叩き落とされ、
手足を絡め取られ、そして全身を触手でびっちりと包まれながら連行されていった。
どうやらエレノアは懲罰房に連行されて行ったらしい。
そして私は一つの確信を持った。私たちに金属性の食器の使用が認められていたのは、
看守たちがその危険性に気づいてなかったからではなく、
それが彼らの脅威足り得ない物だったからだということに。
もしかして私たちはとんでもないものに自分たちの管理を任せてしまったのではないか。
この実験の行く末が心配になってきた。

実験5日目
エレノアの一件のせいで食事の形式が変わった。
食器の代えは用意されてないらしく、金属製のフォークやナイフを用いるのは変わりない。
しかし看守たちは私たちにそれを使用することを禁止した。
結論から言おう。
私たちは、食事の間は常に両腕を拘束されることになった。
そして私たちの代わりに看守たちが食器を持ち、私たちに食事を食べさせる形式なのだ。
後ろ手に拘束されるのはかなり不安を感じる行為だったし、
他者に食事を食べさせられるというのは子供扱いされるようでイライラする。
それに何より、腕に触手が巻きつきぞわぞわと這って行く感触は最悪だった。
悲鳴を上げなかった自分を褒めてやりたい。

食事が終わって冷静に考えると、私たちが恐ろしい事態に直面している事に気づいた。
ここは監獄、私たちはそこに捕らえられた囚人で、看守である彼ら触手たちは絶対者なのだ。
何より、実験が終わるまでの30日間ここは外部との接触が断たれることになっている。
触手というのは普段おとなしい生物らしいが、それがもし人間に牙を向いたらどうなるのだろうか。
結末は想像したくない。レイプされるというのは女にとって最大の恐怖の一つだ。
それにしてもエレノアのことが心配だ。彼女はどうしているのだろう。

実験6日目
屈辱的な食事を摂らされながらおかしなことに気づいた。
触手たちの数が合わない。
最初この実験は、30人の女性と10体の触手で始まったはずだ。
しかし今、看守たちは1体当たり2人の囚人の食事を同時に食べさせている。
左右両方の食事をこぼさずに食べさせるのは素直にすごいと思うが、問題はそんな事ではない。
少なくとも今この食堂には15体の触手がいる。
彼らは一体どこから来たのか。

233:触手のいる生活
07/02/02 02:55:08 jS45gUyJ
実験7日目
食事以外の時間は、以前と変わらない。
自由時間も与えられている。だが、レクリエーションに興じる人間はほとんどいなかった。
やはり皆も触手の数が増えている事に気づいていたらしい。
しかし話し合ったところで何か対策が出せるわけではない。
私たちは囚人で、彼らは私たちを支配する絶対者なのだ。少なくとも30日間は。
恐怖心と絶望感が私たちの背にのしかかってくるのを感じた。

だというのに。
触手の肩を持つ人間がわずかにいた。
以前触手を飼っていたからといって、触手は人間の事が大好きだから
きっとよくしてくれる、などと真顔で言っていては爆発する者がいるのも無理はないだろう。
結果、乱闘騒ぎにより4人の人間が懲罰房送りとなった。
触手を嫌悪する者擁護した者含めて。
彼らは自分たちの支持者だろうと容赦なく処断するのか、
それとも懲罰房での待遇に違いがあるのか、私には分からない。

騒ぎに加わってなかったキャシーは複雑そうな表情でこう言っていた。
皆が触手のことを大好きになればそんなに怖くはないはずだ、と。
だけどキャシー、私は彼らが恐ろしい。

実験8日目
更生プログラムとしてビデオを見せられた。内容は交通安全についてだった。
食事のときと同様に両腕を拘束され、
さらに両足と腰にも触手が巻きつき、身動きが取れなくなる。
誰も騒がなかったのは、私と同じように彼らが恐ろしかったからだろうか。
最早当初の嫌悪感よりも、恐怖心の方が勝っている。
その恐怖心のせいで彼らに接触されると体が萎縮し、抵抗できなくなってしまう。
自分自身を客観的に観察し記録する事はできても、それ以外のことは何もできない。
懲罰房に連れて行かれた5人がどうなったのかも分からない。
分からない事が恐怖心を煽り、彼らの前で私の体をさらに萎縮させる。
たった一週間で私は彼らの恐怖政治に支配されたのだろうか。

実験9日目
昨日と同じように拘束されてのビデオ鑑賞。だが内容は恐るべき物だった。
スクリーンに映し出されたエレノアの姿、それはある意味では予想していた物であり、
そして想像を超えた凄まじい物だった。
映像の中で彼女は一糸まとわぬ姿で、まるで生物のような脈動する
ピンク色の壁面を持った部屋にいた。
その毒々しいピンク色の肉壁に手足を根元までずっぽりと突っ込み、
胸を前に突き出すような体勢の彼女に何本もの触手が絡みつき、撫で回し、そして犯していた。
細い触手が耳やへそをほじり、小さな突起がたくさん生えてブラシのような形状をした触手が
首や脇や太ももをこすり、とぐろを巻いたヘビのように胸を包み込んだ触手が締め上げ、
形状は分からないが数本の触手が彼女のヴァギナに潜り込み動き回っていた。
へその下辺りの激しい動きが彼女の意思によるものでないのはすぐに分かった。
腹を突き出すようなそれがヴァギナに入り込んだ触手の動きと同調していたからだ。
Gスポットをえぐるようなその刺激をどれくらいの時間受けていたのか、
彼女の顔は私の知るエレノアと同じ人物とは思えないほど乱れていた。
口から出るのは獣のような叫びだけ、涎や涙がだらだらと流れ、ただ快感を貪るエレノア。
その光景に目が放せないでいると、彼女の嬌声のピッチが上がっているのが分かった。
そのまま絶頂を迎えたエレノア。一際大きな叫び声をあげ、首ががくりと垂れ下がる。
だというのに、触手たちは動きを止めなかった。
それまでと同じように彼女の体を責め、再び絶叫を上げさせる。
その映像は20分以上続き、刺激を与えてもエレノアが反応しなくなったところで
終了となっていた。
その後は何事もなく解放され自由時間となったが、そこで私は愕然とした。
何事もなく解放された事に安堵を覚えると共に、失望を覚えていた事に気づいたからだ。
さらに、自分の下着が濡れている事にも気づいた。
私はどうなっているのだろうか。
あの映像が私の中の何かを壊した気がする。

234:触手のいる生活
07/02/02 02:56:12 jS45gUyJ
実験10日目
エレノアの姿が頭から離れない。
そして、食事のとき触手に巻きつかれても恐怖心をあまり感じていないことに気づいた。
拘束された瞬間にエレノアの姿がフラッシュバックする。
恐ろしい。
恐怖心がなくなっていくのが恐ろしい。

実験11日目
シャワーが故障したらしい。この問題に対し看守たちは、
自らがシャワーの代わりとなることで解決策とした。
広い部屋に並ばされ全裸になった私たちの全身に触手たちが一斉に絡みつき、
私たちの体をきれいにしていった。
両手を上に上げた無防備な姿勢で触手に体を固定され、
全身が触手に絡みつく事に対し私は確かに性的興奮を覚えていた。
ヘビが這うような感触と、舌で舐められるような感触と、
柔らかいブラシでこすられるような感触が、
汗や垢や埃を洗い落とすと共にシャワーを浴びる心地よさとは異なる快感を擦り込んでいく。
シャワーの時間が終わったとき私たちは皆、赤い顔で息を荒げていた。

正直に言おう、かなり気持ちよかった。
触手の良さは一回味わってみればよく分かる、と以前キャシーが言っていたことがあったが、
確かにその通りだ。
エレノアが受けた仕打ちは確かに恐ろしい物だったが、
彼ら触手は看守という任務に忠実で、それに従い懲罰を与えただけなのかもしれない。

ここまで書いて、自分がたった一度彼らに全身を嘗め回されただけで
彼らを受け入れつつある事に気づいた。
私は確実に彼らによって変えられている。
恐ろしいことだというのに、私は彼らに敵意も恐怖も感じることができない。
私はどうなるのだろう。

実験12日目
シャワーの時間は相変わらず気持ちいい。
しかし周りに大勢の人間がいるのに大声で悲鳴を上げるのは恥ずかしい。
そう思っていると、触手が数本で私の口をふさいでいやらしい声が漏れるのを防いでくれた。
よく見ると、他の囚人たちも口をふさがれながら体をピクピクと震わせている。
私たちは静かに快楽を味わわされていた。
触手たちは性器内部まで侵入せず表面を撫でるだけだったが、その程度でも
敏感になった皮膚への刺激とあわせて私を緩やかな絶頂へと導いていく。
弱い電流を流され続けるように、穏やかな絶頂感がシャワーの時間が終わるまで続いていく。
こんな感覚は今まで知らなかった。

ところで、触手の数がまた増えている。
今いる囚人は25人、そしてシャワーの時間には1人につき1体の触手が付いて体をきれいにする。
さらに周囲にも数体の触手がいて出入り口を固めている。
どう数えても30体以上いる。
彼らがどこから来たのか全く分からない。

235:触手のいる生活
07/02/02 02:56:54 jS45gUyJ
実験13日目
ナタリー他2名が脱走を図ったらしい。
だが、刑務所の外にも哨戒している触手はいるらしく、私が見たのは
触手に全身を包まれた3人が刑務所の入り口から運ばれてくる姿だった。

この一件を受けてか、警戒が厳しくなる。
移動の際には常に手枷が付けられるようになった。
この手枷は本体から分離した一本の触手で、移動時には私たちの腕に巻きつき、
自由時間や独房では首に巻きついて首輪のような形になっている。
薄い帯のような形状だが、腕を拘束される感触から力はかなり強いと思う。
これがその気になって私の首を締め上げたら、あっさりと窒息死させられるに違いない。
しかし私はこの枷に対して恐怖心を感じていなかった。
理由は分からない。

実験14日目
食事の形式が変わった。
食堂に来る前から腕が拘束されているため、今更椅子に拘束されたくらいで驚きはしない。
しかし私たちが食事として摂取するのが触手の体液だと知ったときにはさすがに驚いた。
太い一本の触手が口にねじ込まれ、先端から出る甘い液体を飲む。
それが私たちに与えられる食事の全てのようだ。
口に挿入された触手の先端には細い触手が何本も生えており、それらは私の舌に絡みついたり、
歯茎を舐め回したりやりたい放題だった。
この感覚はさしづめ、男性器のフェラチオとディープキッスと、
ママの胸からミルクを飲むのとを同時に行っているようなものだ。

実験15日目
私たちが食事として与えられている触手の体液がどういう成分なのか
私たちには全く分からない。
人間の肉体や精神に何らかの影響をもたらす物質が含まれているのかもしれない。
だが私たちにそれを拒否する事はできない。
今日も官能的な感覚の伴う食事を取らされる。

余談だが、今日は夕食の時間に絶頂を迎えてしまった。
口内を蹂躙されるのがこんなに心地よいものだとは知らなかった。
触手たちは今まで私の体に隠されていた快楽を次々と引き出してゆく。
明日は何をされるのだろうか。

236:触手のいる生活
07/02/02 02:58:33 jS45gUyJ
実験16日目
今日もビデオを見せられた。
スクリーンに映っていたのは、乱闘騒いで連行されていった4人だった。
エレノアの時と同様に生物の体内のような部屋の映像。
だがエレノアの時と大きく違っていたのは、彼女たちの腹が
妊婦のように大きく膨らんでいた事だった。
いや。実際に彼女たちは妊婦だった。
このビデオは彼女たちの出産の様子を映した物だったから。
彼女たちは触手の子供を胎内に宿していたのだ。

私は、その出産の様子をつぶさに観察している自分が嫌な人間である事を自覚しつつも、
彼女たちの出産行為から目を離せなかった。
触手が人間の子宮を利用して増殖するのを見るのは初めてだったし、
そして何よりそのエロティックな光景が私を魅了したのだった。
人間の出産と違うのは、母親が気張らなくても触手の幼体たちは
自分の力で胎内から這い出してくること、そして母親が味わうのは
生みの苦しみでなく快感だということだ。
彼女たちは、肉厚で巨大なヒルのような物が這い出てくるたびに絶頂を迎えているらしく、
甲高い声で叫びを上げながら体を痙攣させていた。
アレは、どれくらい気持ちがいいのだろうか。
独房に帰ってから、私は自分があの触手たちを生む事を考えながら自慰を行った。

いつの間にか触手が増えていたのにも納得がいった。
彼らは懲罰房で増殖していたのだろう。

実験17日目
この状況に狂わされているのは私だけではない。
自由時間に物陰で自慰行為に耽る声を聞いたのは一度ではないし、
レズビアンとなって互いの体を慰めあっている囚人達を見たこともある。
だけど彼女たちは気づいているはずだ。
そんなものでは満足できないということに。
シャワーの時間に全身を舐められるたびに私は考えている、
この触手たちに全身を拘束されて体の奥の奥まで犯されて、
エレノアたちのように気が狂いそうな快感を味わいたい、と。
体が、触手たちを求めている。

実験18日目
とうとう我慢できなくなった私は1体の触手に頼んでみた。
自慰行為を手伝って欲しい、と。
彼はそれを快諾し、私を犯してくれた。
待ち望んでいた触手による蹂躙は想像していたよりもずっと強烈なもので、
私は連続する絶頂の中で気絶と覚醒を繰り返し、それがどこなのか、
時間がどれほど流れたのかも分からなくなったまま完全に意識を失った。
気が付いたときには夜で、私は独房のベッドに寝かされていた。

今まで私は、内臓である子宮への侵入が快感をもたらすなどとは思っていなかったが、
実際に長い長い触手を挿入され膣内から子宮口、子宮内部に至るまでを擦られ、
私は自分でも聞いた事がない類の叫びを上げながら気をやってしまった。
また自分でも触れたことなどないアナルにまで侵入され、排泄時のような
爽快感と恍惚感の入り混じった快感を長時間持続させられてしまい、
ついにはアナルへの刺激だけで達するようになってしまった。
普段の食事やシャワーの時間とは比較にならない口と胸への執拗な攻めも、
私を狂わせるのには十分だった。ディープキッスを受ける口も、
揉み、潰し、擦り、舐める様々な刺激を受ける胸も、それ自体が性器になって
しまったのではないかと思うほど熱く敏感になっていた。

自分に起こったことを記録するうちに体が熱くなったため自慰を行ったが、
私の指などでは到底足りない。
早く明日になって欲しい。また犯して欲しい。

237:触手のいる生活
07/02/02 02:59:32 jS45gUyJ
実験19日目
おそろしいことになった。
私をはじめセックスに耽る囚人が増えているため、それらの一切を禁止するという。
私たちは全員常時手かせを付けられ、後ろ手に固定された。
用を足すときには手かせとなっている触手が服を脱がせてくれる。
しかし自慰行為には全く手を貸してくれなかった。

彼らは私の行うこの記録には何らかの価値を見出しているのか、
日誌を書く間はペンを持つ腕が解放された。
しかしそれに何の意味があるだろうか。
今自由になっている右手で股間をまさぐっても私は全く満足できない。
体の疼きが収まらない。このままでは私は狂ってしまうかもしれない。

実験20日目
(何も記録されていない)

実験21日目
私の我慢の限界はすぐにやって来ていた。
昨日の夕方、私は半狂乱になりながら、犯して、と叫び1体の触手に体当たりを行ったそうなのだ。
というのもそのときのことを私ははっきり記憶していない。
ただ、とにかく快感が欲しかった事だけしか覚えていないのだ。
この後、錯乱した私は治療のために一晩中快感を与え続けられ、朝が来たところで
ようやくダウン。
私が自分を取り戻したときには次の日の夕方だった。
とにかくこの事態を受け、看守たちは急遽方針を変更したらしい。
禁欲的な生活で囚人を発狂させては元も子もないので、適度な快感を与えて発散させるとの事。
独房内の様子も一変していた。
本来ベッドがあった場所では数体の触手が寄り集まって、揺り篭のような物を形成している。
これが新しいベッドらしい。中では長さ太さ形状が様々な無数の触手がうごめいている。
このベッドは私が望むだけの快楽を与えてくれるらしい。
さっそく使ってみよう。

実験22日目
このベッドは最高だ。全身を徹底的に責めてくれる。
ここから離れたくない、と言うと、その通りにしてくれた。
食事も与えてくれる。いつもの甘い体液だ。
この中で用を足してもすぐにきれいにしてくれる。
私は一日中このベッドの中で快感をむさぼり続けた。
全身が性器になった気がする。
ただ日誌は付けなくてはならないらしく、ベッドの中でこれを書いている。

実験23日目
ベッドの中で漏らすと少しの間だけ不快な感触が下半身を覆う。
それを防ぐために、私の尿道とアナルには常にチューブ状の触手が入り込むようにしてもらった。
私の排泄物は直せつ吸い取られている。
これがまたきもちいい。
今日も外に出なかった。だけどこんなにきもちいいんだし、外に出る必要はないと思う。

238:触手のいる生活
07/02/02 03:00:33 jS45gUyJ
実験24日目
日光を浴びなければいけないらしく、無理矢理連れ出された。
ベッドごと。
触手ベッドは器用に動いて独房の入り口から外に出て  ろうかを歩いていく
外に出てみたら、みんな私と同じようにベッドに入ったままだった
みんなとても幸せそうだった。
それはそうだろう。こんな気持ちいい生活王侯きぞくでもできやしない。

実験25日目
きもちいい
セックスのことしか考えれない。
とろけてしまう

実験26日目
(以降は記録されてない)



実験が終了した際、この刑務所にはまともに意識を保っている人間はいなかった。
8人の人間は触手を産み続け、残りの22人は触手に犯され続けていたからだ。
しかし触手たちは30日の実験期間が終わると直ちに30人の女性を解放し、
てきぱきと片付けに移ったという。
囚人役だった女性達は全員入院する羽目になったという。

そして3ヵ月後――

そこには元気に走り回るメアリーさんがいた。

「実験を開始したときには、まさかあんなことになるなんて思っていませんでした…。
もうあんな実験懲り懲りです。
これからはこの触手のボブと一緒に穏やかに暮らしますよ」

なんとこの女性、全く懲りていない。

だが世界にはもっとすごい触手フリークがいた!

(投げっぱなしで終わり)

239:触手のいる生活
07/02/02 03:03:32 jS45gUyJ
快感に浸るにつれて日誌が適当になる仕様なので
後半尻すぼみなのは勘弁してくだされ。

ところでサキュバス×女の子はあり?
>>227見てかなりよさげだと思ったんだが、
やっぱり配下として触手や蟲を使った方がいいのかな。

240:名無しさん@ピンキー
07/02/02 03:07:03 9x2u7SfC
おいおいおいおいおいおい


こりゃなんてesだよ!?

超GJ
いやGJの一言では済まされん素晴らしさ

241:名無しさん@ピンキー
07/02/02 03:48:28 a6bx2aHO
オレは>>227-228だが、もっと批判をあびるとおもってたぜ。もしつづけるならやはりあのあと触手をだしたほうがいいだろうか。

242:名無しさん@ピンキー
07/02/02 04:13:31 Ig7dTVkd
>>239
オチがソレかよw
このGJ野郎!!

243:名無しさん@ピンキー
07/02/02 04:33:49 nyBmyz1E
かゆ
うま
 
が無い……

244:名無しさん@ピンキー
07/02/02 04:35:56 131+dyWc
日記といえば最後は

今日は何も無いすばらしい一日だった

がトラウマ

245:名無しさん@ピンキー
07/02/02 06:22:37 dLBZxKnt
うま、かた、です   かゆ、うま


このどんどん変わっていく様がたまらんです、GJ!!!
直接的なエロさじゃなくて、なんというか間接的にエロい
いつもながらひと味違う触手に脱帽です

246:名無しさん@ピンキー
07/02/02 11:10:45 qs2dr6ee
オチがいきなり井上和彦の声になった
ワロス

247:名無しさん@ピンキー
07/02/02 14:22:45 NEIv59F8
>>239
オチにワロタwww
これの元ネタは見てたがこんな風に帰るとはwww
GJ!

248:名無しさん@ピンキー
07/02/02 17:15:49 Wxqd/zHV
GJ!

249:ケモノノウタゲ
07/02/02 17:22:45 Wxqd/zHV
ザァァァァー……暗い空から雨が激しく降りしきる夜。
「………。」
一人の女性が雨でできた泥濘の中に両膝をつき、放心したように空を見上げていた
胸には泥で汚れたガイア教のホーリーシンボルが見える。
その女性の手には血で濡れた戦斧が……そしてその女性の周囲にはズタズタにされた死体がいくつも転がっていた。
「フ…フフフ……フハハハハッ、ハーハッハッハッハ」
女性は急に笑い出し、最後にポツと呟いた。
「ざまぁみろ…」

数日前

「ほう…このゴート村に客人とは珍しいと思っていたが…ハハハ、そうですかガイア教の宣教師様でしたか…」
人口30人にも満たない山間の小さな村に一人の女性神官が一晩の宿を求めてやってきた。
「と言います。ガイア教を弘教するために各地を旅しているのですが、この地方には初めて来たので…」
最初は警戒心の強い村であったが村長に話してみるとすんなりと受け入れられた事にフェンリアは満足していた。
「そうですか…ではこの辺りの事は…」
「はい、できれば周辺の町や村などの位置を教えて頂けると助かるのですが。」
「はい、わかりました。ですが今夜はお疲れでしょう、ゆっくりと休んで下さい。」
「この村の方達が信じている神は何という神ですか?」
すすめられたお茶を啜りながらフェンリアは村長に問う。
「ガイア教の神官様を前にして恐縮ですが…この辺りに伝わる山の神、モース神という神を信仰しています。」
「モース神……聞いたことのない神ですね」
「そうでしょう、この辺りは山が深く周囲に近い集落や村でも最低2日は掛けて行かねばなりません。ですから外部に漏れる事もなくひっそりと信仰しているのです」
「そうですか…あ、このお茶良い香りですね」
「丁度、この時期にはその神を讃えてとある儀式をするのですよ。そのお茶も儀式の為に特別に栽培した茶の葉を使っているのです」
「そ…そうです…か、あっ…す、すいません…何か…眼が…こ、これは…」
「そうです、神官様。はやい話、毒です」

250:ケモノノウタゲ
07/02/02 17:24:02 Wxqd/zHV
「な…何の為に…うううっ…」
フェンリアは椅子から立ち上がろうとしたが足に力が入らず床に転げ落ちてしまった。
「神への人身御供じゃ…クククッ、これで遠くの街から女子をさらってくる手間が省けた。礼を言わせて貰うぞ。」
「人身……御…供…う、ううっがはっ…げほっ、ぐうう…」
激しく嘔吐し、フェンリアはだんだんと薄れていく意識の中で最後に見た光景は急に下卑た口調に変わった村長がいやらしい目でこちらを見ている姿だった。

ピチャ…ピチャ…

「ん……ううっ…ここは…あっ」
立ち上がろうとしてフェンリアは転んでしまった。
「あ、足に力が…」
足だけではない、肩、腕、手、腰、膝……バランス感覚もかなりずれているように感じた。
辛うじて動かせるのは首と顔くらいのものだ。
「武器も荷物も…くそっ…あのジジィ…」
今、フェンリアが身につけている物と言えば神官服と首から下げたガイア教のホーリーシンボルだけであった。
ここはどこかの洞窟らしく、薄暗く、不気味な雰囲気を感じさせる。
洞窟の入り口の辺りから入ってくる光が唯一の明かりだ。
「………ん…」
入り口の辺りが騒がしくなり松明を持った数人の男達と共にあの村長が入ってきた。
「おお、お目覚めですかな?女神官殿」
「神官にこんなことをして、あなた達…ガイア教団が黙っていませんよ!」
「まぁ、それはあんたが報告した場合じゃ。報告できるモノならしてみろ、ワシ達は誰も止めはせん。」
「ハッ、昨日の薬の効果が切れて手足が自由になったらしてやるわよ。」
フェンリアは村長を睨みつけた。
「その薬の効果が切れる頃にはあんたは頭の線がきれておるよ」
「何を馬鹿な事を─」
フェンリアの言葉を遮って村長は言った。
「この時期はモース神の繁殖期でな、ワシらは遠くからさらってきた女子を神に差し出し、子を孕ませるのじゃ」
「な……子を孕ませ…!?」
「察しのいい神官殿なら、もうおわかりじゃろう…神と交わり、その身に子を宿すがいい…怪物の子をな…クククッ、おい、笛を吹け。我らの神をお呼びしろ」
村長が男達に命令すると男の一人が大きな角笛を吹いた。

251:ケモノノウタゲ
07/02/02 17:26:12 Wxqd/zHV
「神はお前のような年頃の女子が大の好物でな、10回どころでは済まんぞ…せいぜい気が狂わんようにする事じゃ。まぁ、今までの女は皆、気が狂うか、心が壊れて廃人になっておったがの……ハハハッ」
その時、洞窟の奧から身の毛をよだつような咆吼が響いた。
「おお、神のお出ましじゃ…クククッ」
村長と男達はそそくさと入り口の方に向かって去っていった。
フェンリアも何とか這って光りが入ってくる方角に進むが、最後の最後で、自分の前には3メートル程の切り立った岩盤が行く手を阻んでいた。
もちろん立てかけてあったであろう梯子は既に上げられ、まともに歩くことすらできない今のフェンリアにはこの「壁」を昇る事は不可能であった。
「くっそ…こんな段差なんか…」
必死で手を伸ばすがとても上まで届きそうにない。
そうしている内に奧の方から黒い影が光りに反射して洞窟の壁に映し出された。
「く…もう少し…後少し…負けるか…こんなところで…負けてたまるか!」
力の入らない腕を伸ばし、岩盤を掻く。
しかしその行為は何の意味もなさない。
咆吼が再び響く、呻り声が、荒い息使いが、顔を顰めたくなるような異臭が、フェンリアの脳裏に「絶望」のニ文字を刻む。
「くそ……くそ……畜生!!」
フェンリアは壁に寄り添うように立ち、後ろを振り返った。
村長が神と言った怪物がその姿を現した。
太く丸太の様な両腕両足、鍛え上げられた鋼の様な身体は色黒く各処に見られる古傷は過去の戦闘を物語る、背丈は祐に2メートルはあるだろうか…。
「…化け物め」
その怪物には角があった、頭部から突き出ている二本の角だ。
顔付きはまさしく「牛」、血走った眼に剥き出しの歯茎がその醜さをより強調させた。
その怪物はミノタウルスであった。
「グブブ……メスノ臭イ……スル…オマエ…」
フェンリアに鼻を近づけ、臭いを嗅ぐ怪物。
「うっ……」
フェンリアは思わず顔を背けた。
雄のミノタウルスは繁殖期に入ると身体から雄特有の臭いを発する。
例えるなら男が女を抱いた後の据えた様な臭いが…。

252:ケモノノウタゲ
07/02/02 17:32:40 Wxqd/zHV
「こ…こんな奴の…こんな奴に…顔に…ううっ…うわああああっ!!」
フェンリアは泣き叫び、動かない腕を、脚をばたつかせ足掻いた。
「グブブ…グハハハッ……メス……カオ…タネカケタ」
怪物は再び咆吼を上げるとフェンリアの髪を掴み、そのまま洞窟の奧へ引きずっていった。
奧はちょっとした広間になっておりそこには斬首台のような鉄組みがあった。
フェンリアの身体を軽々と担ぎ、台の上にうつ伏せに寝かせた後
怪物は慣れた手つきで両手を手枷で固定し、
両足は閉じれないように足首のところに鉄の棒のついた拘束具をあてがい
フェンリアの身体は前屈みで後ろに尻を突き出するような格好で完全に固定された。
「くっ…あの変な薬さえ飲まなきゃ……こんな手枷引きちぎれるのに…くそっ」
怪物は満足そうに舌なめずりをすると
スカートに手を掛け尻が見えるように引き裂いた。
「うう…」
スカートの下には黒いストッキングに覆われた尻が覗いた。
ガイア教の神官…特にフェンリア等の接近戦を得意とする戦神官は
脚が動きやすい用、スカートの脇がカットされており
下半身には防御と防寒を兼ねて厚手のストッキングようなの履き物が支給されていた。
もちろん魔法が掛かっており簡単には破れないように加工されているが……。
「クロイ…カワ…ジャマ…」
ストッキングを掴み、怪物は両手に力を込めた。
─ビリッ…ビィィィィィッ─
一瞬の間があり、ストッキングは引きちぎられた。
いくら魔法が掛かっていたとしてもミノタウルスの怪力には通用しなかったようだ。
中には白い下着に覆われたフェンリアの引き締まった、それでいて女性特有の丸みをおびた尻部が現れた。
怪物は尻肉を掴むと餅をこねるように揉みしだき始めた。
「くうぅ…やめろ!触るな、この化け物っ!私に触るなって言ってんだ!!やめろ、このくそ化け─」
はっ…!!」
怪物の指が下着越しにフェンリアの秘部に触れた。


253:ケモノノウタゲ
07/02/02 17:33:37 Wxqd/zHV
「ココ…オレガイレルアナ…ユルメルナキャ…ハイラナイ…ユルメル…」
その言葉が何を意味するかフェンリアは理解した。
怪物は膝を地につけ、尻肉を掴んだまま左右に掻き分け、下着をずらすとフェンリアの秘部に舌を沿わせた。
「ひっ……!?」
怪物のざらついた舌がフェンリアの肉芽の部分を舐め上げた。
「や、やだっ…舐めるなっこの野郎っやめ─はぐぅぅ…」
ちゅ、ちゅ…と言うあからさまな音を立てて怪物はフェンリアの核を責め、吸い、執拗に舐めまわす。
「やっ…やああっ…やめ…ううっ…」
羞恥、恥辱、嫌悪感を通り越して、身体の芯から迫ってくるこの感覚をフェンリアは必死に否定した。
(やめろやめろやめろおおおおっ!)
フェンリアは頭を振りたくり、怪物の愛撫に精一杯の抵抗を示した。
べろべろと女神官の秘部を舌でなめたくっていが、フェンリアの抵抗に愛撫をあきらめたのか、
舌を離した。
(この化け物…お前になんか私は…感じるわけないんだ……私は─あぐぅ!?)
一旦舌を離したミノタウルスだったが今度は指を秘部に突き刺し、かき回した。
フェンリアは突然訪れた快感にもはや抵抗できなかった。
「いやっそんなっ……あっ…ああああっ……うああっ!……あ……ああっ……」
フェンリアは秘部から脳に突き上げるような衝撃を感じて、背中を反り返らせた。
「そ…そんな…こんなヤツに…イカされるなんて…」
絶頂を終え、荒い息をついているフェンリアの脳裏に幼い頃、孤児院で初めて身体を許した少年の面影が映った。
もちろん、フェンリアは処女ではないし、自ら慰さめた経験も一度や二度でない。
旅先で一夜限りの関係を持った男も何人かいた。
しかし、こんな形で、しかもモンスターに愛撫され、絶頂を迎えさせられた事はフェンリアにとって最大の屈辱であった。
「ラス……ごめん…私…私っ…くうぅぅぅっ…」
「ヌレタ…コレデヨクハイル…タネダス…メスノナカニ…タネダス…グブブブッ」
最後に残ったフェンリアの下着を怪物は引き裂いた。
怪物の眼前にフェンリアの秘部がさらけ出された。
「くそっ、やめろっやめろっ…この手枷さえ壊せればっ!!………ガイア様ああ!」
ガイア教団の宣教師という身分であったがフェンリアはとりたて信仰に厚いわけではなかったし、教義も深くはなかった。しかし、この時ばかりはガイアの名を叫び、助けを乞いたかった。
怪物はつーと糸引く、秘部を名残惜しそうに一舐めすると立ち上がり、
今やはち切れんばかりに反り返った自身に片手を沿わせ、もう一方の手でフェンリアの尻肉を掴んだ。
そしてフェンリアの秘部に自身を宛った。
「ひっ!?い、いやだっ…いやあああああっ放してっ!!」
反射的に脚を閉じようとしても拘束具によって阻まれ、手を動かそうとしても手枷に阻まれる。フェンリアはあらん限りの声を張り上げ泣き叫んだ。
しかし…。
「メス…ナカ…ダス」
その返答はあまりに非情なモノであった。
ズニュ…ズブブブッ………。
ミノタウルスの巨根が、フェンリアの秘部にその頭を埋めた。
「ああああああっ!!」
容赦のない侵入にフェンリアの顔が歪んだ。
怪物にゆっくりと言う言葉は存在しなかった。
膣を開き、これ以上ないくらいフェンリアを内部から押し上げる。
言葉を発せないほどの激痛にフェリアは目を見開き、口はあまりの激痛に開いたまま呼吸ができないでいた。
「あ……がぁ……」
拘束されたフェンリアの尻に自分の腰を叩きつけるようにして怪物は動き出した。
「あぐっ…痛っ…や、やめっ……いやっ」
不明瞭な言葉を断続的に発しながらフェンリアは怪物の剣突を受けた。

254:ケモノノウタゲ
07/02/02 17:36:18 Wxqd/zHV
「ハァ…ハァ…メス…メスノ…ナカ…イイ…イイッ」
歓喜の咆吼を上げながら怪物は腰を打ちつけ、涎を垂らしながらフェンリアの白い背中に覆い被さり、空いた両手で乳房を鷲掴み、下からすくい上げるように揉みし抱いた。
フェンリアの意思に反して膣は強引にピストンを繰り返す怪物の一物を締めつけ、精放出を急かす。
村人の毒に気付かなかったフェンリアは自分を呪った。
普段の自分ならすぐさま気付きはき出していただろう。
しかし、3日程前に終わった月のモノが丁度フェンリアの感覚を多少狂わせていたのだ。
即便ちそれは、フェンリアにとって最悪の結果になる事を意味していた。
「いやっ……うっ…ああっ…いやああっ…」
フェンリアは怪物の強引な一物に突キ上げられる度に呻きとも叫びともつかない声を上げた。
引き裂かれたスカートは怪物の先走り汁とフェンリアの蜜で濡れ、ボロ切れのような上着からこぼれ落ちる乳房はフェンリアが怪物に突かれる度に揺れ瑞々しい汗を飛ばした。
「グブブッ…デル…デル…」
「あぐっ…うぐっ…んんっ」
涎を垂らす怪物の一物が中で太くなったのをフェンリアは感じた。
隙間なく一物を締めつけている膣壁が太くなった男根に押し返されているのがはっきりとわかった。
「ま…まさか…」
「アアッ…デル…デルウウッ」
怪物の動きが今までで一番激しく成る。何度もビクつき、精を放とうとしている。
「やめろっ!やめてぇぇぇ!!」
怪物の子を孕むと言う恐怖にフェンリアの瞳に涙が浮かぶ。
否応なしに打ち付けられる腰、その度に揺れる尻。
「ハアアアアッ、ンンッ…デルッデルッデルッ!!」
最後に渾身の力を込め怪物はフェンリアを突き上げ、背中に折り重なるように倒れその太い腕で腰を掴み込むとこれ以上なく程、腰と尻を密着させた。
それが合図だった。
「ウグッ…アアアアアアアッ!!」
怪物の咆吼と共にフェンリアの中で一物が爆発した。
「やめてっやめてっいやあああああっ!!」
びゅるるるるるるるるびゅぶ、びゅぶうう……びゅううう……びゅ……びゅ…
「いやあ…いやあああ……いやああああああああああっ!」
怪物の許容範囲を超えた精液はフェンリアの膣から溢れ、太股を伝って地に落ちていく。
絶叫するフェンリアに満ち足りた怪物はそのまま、再び腰を振り出した。
「マダ…マダ…ダス…気持イイ…ダスッダスッ…」
怪物が果てるまでフェンリアはそのままの状態で都合、20回程犯された。

それから数日後……。

ゴート村を訪れた近隣の者がバラバラにされた村人達の死体を発見する。
それはすぐさまに役所へ届けられ、騎兵が捜索を開始した。
その中間報告書によると………。
ゴート村の人口30余名、老若男女問わず全員惨殺され死亡。
凶器は主に戦斧、大剣と思われる。
死亡時刻に関しては死体の腐敗具合からして少なくとも5日は経過しているものと思われる。
また、付近の洞窟より破壊された拘束器具とモンスターの死体を発見。
直接の死亡原因は生殖器を何者かによって食い千切られているという不可思議なものである。
村人を惨殺したと者はそのモンスターではないかと推測するも不明。
引き続き、捜索を続行する。

「……はぁ…ん…うぐうう…」
暗い洞窟の中、入り口から差しこむ日光が唯一の光。
その片隅で肥大化した下腹部を抱え、必死にいきりこむ女がいた。
「ち…畜生……こ、こんなに…すぐ……うううっ」
その頬に涙がつたり落ちる。
その胸にはガイア教のホーリーシンボルが乾燥した泥にまみれていた。
「ふん…ぐ…ああっ…産まれ…産まれ…る…あぐう…ああ…あああああっ!」
女が叫ぶのと同時に秘部から破水し、羊水を大量に流れ出した。
FIN

255:名無しさん@ピンキー
07/02/02 17:47:11 D5UimY4Y
リアルタイムGJ

256:名無しさん@ピンキー
07/02/03 11:33:42 Lfu+siyP
>>ケモノノウタゲさん
めちゃ萌えた。気の強い女の人がされるのっていいねえ

257:名無しさん@ピンキー
07/02/03 16:08:16 6HA5tmO4
節分ということでオリキャラの
鬼と女子高生が節分プレイするSSを投下

258:名無しさん@ピンキー
07/02/03 16:09:04 6HA5tmO4
鬼さん人を惑わせる

鬼さん人を狂わせる

蔵を覗いたお姉さん

頭むしゃむしゃ食べられた

蔵に入ったお母さん

骨をがりがりしゃぶられた

蔵の中身は鬼の国

見るな触るな関わるな

逝ったが最後還れはしない

そこは鬼頭川鬼の蔵

「ももこお姉ちゃん、今帰ったの?」
歌を口ずさみながら鞠を突いていた女の子が気配を感じ顔を上げると、
セーラー服に身を包んだ少し年上の少女が近づいてくるのが見えた。
「うん、さっき部活終わったところ。綱手ちゃんは?」
「今日は第一土曜日でうちはお休みだからお手伝いなし。
後でせつらお兄ちゃんと豆まきするんだ。ここんちの豆まきって変わってて面白いし」
すると家の縁側から、二人を眺める眼鏡をかけた少年が話しかけてきた。
「桃子ねえ、お帰り。茶入ってるけど飲む?」
「ありがと刹羅君。もらっとくね」
「あ、あとそれから兄貴が探してたわ、めっちゃ機嫌悪そうな顔で。なんか心当たりある?」
とたんに桃子は表情を暗くしてわずかに俯く。

259:名無しさん@ピンキー
07/02/03 16:11:30 6HA5tmO4
「……私にはないよ。あいつが勝手に当り散らすのはよくあることでしょ」
湯飲みにお茶を注いでいた刹羅の背後から、細身の少年が顔を出す。
「そりゃあ変だな。俺のほうには思いっきり心当たりがあるんだが……」
「あ、とーじお兄ちゃんこんにちわー」
「うん、こんにちわ。いやぁ、綱手ちゃんはかわいいね、どっかの誰かと違って」
瞳児がセーラー服の裾をいじっていた桃子へ笑いかけると、
「ほんと素直だよね、回りくどいいやみを言う誰かと違って」
と桃子も冷ややかな笑みで返す。

「ねえねえとーじお兄ちゃんとももこお姉ちゃん、後で4人で豆まきしない?
ここの豆まき、『福はー内、鬼もー内』って言うんでしょ、面白いよねー」
しかしそんな綱手の肩を、刹羅ががしっと掴んで家の奥へ誘導する。
「兄貴と桃子ねえは大事な話あるから豆まきできないってさ」
「え、そーなの?」
「ま、とにかく俺らだけでやろう、な。ぶっとい寿司もあるし」

年少の二人は奥へ引っ込んだ後、廊下を歩きながら背後の二人を見やる。
「大事な話って何なのかな?」
「……お前にも話せない話だよ、多分」
「あ、わかった!ももこお姉ちゃんがお兄ちゃん家にやってきた記念だよ、きっと。
もうそろそろ、ももこお姉ちゃん来てから1年になるもんね」
「ああ……去年の三月だからそんなになるか。短いような、長いような1年だったな」
「昔はあの二人仲悪かったのに、今ではすっかり仲良しさんだよね」
さっきの険悪な空気を思い出し、刹羅は苦笑する。
「うーん、まあ……昔に比べりゃ、な」
「あ、いけない、二人のところに鬼の面と豆忘れてきちゃった。
これじゃ豆まきできないよ」
「……豆なら蔵にもあるし、俺が画用紙で面ぐらい作ってやるよ」


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch