07/01/18 00:46:05 1cLUINl7
起きたらテファが居なかった。
毎日あれだけヤってるのに、毎朝時間通りに起きている辺り、テファの方が余裕が有る様で、サイトには悔しい。
「あー俺なんか死んだように寝てたのに」
ベットから飛び降りて、急いで着替える。まだ随分早い時間なのが分かっているからだ。
もう一寝入りした方が良いのは分かっていた。アニエスさんの訓練がきついのも、今休んでおけばどれほど訓練の時助かるかのかも分かる。
「だがっ、ここで行かないと男じゃないよなっ」
足音を殺して台所まで降りる。やはり先に起きていたテファがくるくると働いていた。
『あー、今日も綺麗だな、テファ』
しばらく見惚れていたが、そんな時間ももったいないと言うことに気付いた。朝は時間が少ない。
刃物や火が側に無い時を狙って(一度テファに死ぬほど怒られた『サイトが怪我したらどうするのっ!?』らしい)後ろから抱きつく。
「あう? ってサイトっ」
「おはよ、テファ今日も柔らかいね」
もみもみ、朝の挨拶には不適切な擬音をさせながら、サイトの指がたわわな桃リンゴにめり込む。
「あうあう、き、昨日あんなにしたのにっ」
「起きたら、全快!! 勇者の法則っ!!」
多分テファには理解できない説明をした後、両手に余る胸を下から持ち上げるように愛撫する。
「ほら、邪魔だろテファ? 俺が支えててあげるから」
俺のふざけた言葉に、テファがちょっとへこんだ。
「じゃ、邪魔かな? サイト……こんなの無い方が良いの?」
「滅相もございません、これを……俺がどれだけ求めていたかっ!」
どこかの学院の生徒達には聞かせられない台詞を平然と吐く。場所が場所ならば今の一言で何度死ねたことだろうか。
喋りながらも休むことが無かった腕のお陰で、テファの腰が少しづつ落ちてくる。
「あの……サイ……ト……その……ね?」
もじもじと足を擦り合わせるテファに、少し意地悪をしたくなる。
「何? テファ、俺が支えててあげるから、頑張って朝ごはん作ってね、いやー楽しみだなぁ」
意地悪を言った事を次の瞬間には後悔した、テファの目が潤んでいたから。
「いい……もん、頑張って、お料理……するもん」
げ、しかも料理続行……『お預け?』最悪の言葉が脳裏をよぎる。お、俺はここでも犬なのか? 怒らせてしまったかもしれないテファの様子を窺う。
この数日のおかげで、テファの事が少しは分かるようになった……と、思う。
硬くなった乳首をそっと摘む。小さく跳ねる背中を見て、怒りよりも感じていることを確信。そういう事なら、とおさわり続行。
胸を下から包み込むようにしたまま、指先だけで乳首を遊ばせる。敏感なテファが痛くない様に、小さな刺激をしつこくしつこく加え続ける。
「サイトの……いじわるぅ……」
泣き声と共に、テファがその場に座り込んだ。両手で胸を守ろうとしているけれど、テファの細い腕では、大きな胸を守りきれない。
「……ぅっ、ずるっ……いっ……」
床の上で悶えるテファに抱き寄せられらた。
「こんなの……ずるいっ、わたしも……するっ!」
調子に乗っていた俺の手が、テファの両手に絡め取られる。俺の手を抱きしめたままのテファが振り返って……俺の口の中にテファの舌が差し込まれる。
攻守交替。たっぷりの胸を押し付けながらのディープキス。
……テファの方がずるいと思う。