【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:39:05 gC3SwRxV
てっきり表現にかんする一言かと思ったのに。

このキャラは書いちゃいけない、みたいなものは無いはずですが…
単純にジェシカ(メイン)で書きたいと思うほどのシチュが出てこなかっただけ
では無いかと。
ずっと見てきたのであれば545氏がラインナップに書き加えられてみてはいかがですか?

551:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:49:14 ND9ikxE3
いつもどこ見てるのか知らんが、こは落ちたりしないから、
表現とか○人称の話なら保管庫の雑談行け・・・

とリンク張ろうと思ってて吹いた。
タイムスタンプ見て引いた。


こえー

552:545
07/01/13 19:50:53 JEBbr6Iv
>>550
あ~、すまなかった。
ここは皆が自由に書くところだからあんまり言わないようにしたんだが・・・・・・。

何も基本に忠実である必要は無い。
三人称はおもしろおかしく書くのは難しいからスレの雰囲気は上品になってしまう。
まとめサイトの雑談掲示板に管理人があるスレのアドレスを貼ってくれてる。
それを見るだけでも随分魔王書いてる人に近づけるんじゃないだろうか。

俺が書くのは・・・・・・考えておこう。

553:919の者
07/01/13 20:28:45 gC3SwRxV
んでは以前の続きを2レスだけ。
説教パート分なのでエロ期待の方はスルーでよろ。

554:イザベラ慣らし2
07/01/13 20:30:16 gC3SwRxV
「心、とはな…」
相手の声に多少の驚きが混じる、が語尾は呟くように消える。

「な、何よ、ガリア第一王女の私の言葉を疑うっていうの?」
こんな賊にまで軽んじられるのだろうかという思いが沸き起こり
その表情に落胆の色を塗り重ねようとしたとき、回答は質問だった。

「お前の得意系統はなんだ?」
「自分は聞くだけ聞いて私にはだんまりなんだね…まぁいいわ、私が得意なのは、か……水よ」
風といいかけてあの娘の顔が脳裏に浮かんだ。
私よりも二つ三つも年下のくせに、分家筋のくせに、
トライアングルへ未だ到達できない私には嫉妬してもし足りない従妹…
あの娘と比べられそうな要素はできるかぎり伏せておきたかった。
「で、それが私の言葉の信用性とどう繋がるのよ?」

「他の系統ならまだ半信半疑だったけどな。水は人の心と体に強く作用する、強く操作できる系統だろう。
それを一番理解しているメイジのお前が、代償に〝己の心〟を選んだ。ならその言葉の重みは判る」
「つまり?」

「いきなり俺をそこまで信用するのか、と驚いた」

「別に信用したわけじゃないわ、ただ私にとってそれだけの価値があるかもと思っただけよ。
ま、そんなことしてくれるようなのが居るなんて思ってないし」

「破格の代価は諦観の裏返しか……そろいも揃って哀しいものだな。本当にそっくりだ」

肩透かしを食わせるつもりの虚勢も返される言葉に揺すぶられる、つい耳を傾けてしまう

「俺は二人のメイジを知ってる。一人はとんと芽が出ずに誰もに軽んじられる屈辱に、
もう一人は才を示してもそれを認めてくれる者のいない孤独に囚われてた。
お前からはその二人を併せたよう苦悩が感じられる」
「何よ、それ」
「無才ではないが身近により優秀な者がいるためにその地位に相応しからず、と。
周囲に認められぬ孤独と屈辱、それがお前を苛立たせるんだろう?」

なんて傲慢なヤツ…人の心に土足で踏み入るようなことをズケズケと!

555:イザベラ慣らし2
07/01/13 20:31:17 gC3SwRxV
「…やるよ」
「え?」
激昂しかけて聞き逃した

「手伝ってやる、って言ったのさ。お前に〝救い〟が来るように。
お前が求める通りの助けになるかはわかんねぇけどな。
ただ、その時まで俺なりにお前のイライラをいくらか発散させてはやれると思うからな」

さっきまでは慧眼な物言いをしていたくせに一転なんとも間の抜けたことを言いだす
正直、全く人間が掴めない
「どういう風の吹き回しさ?押し入った挙句に被害者に助力を申し出る強盗なんて聞いたことも無いよ」
「何、せっかくの素材が勿体無いと思ってね。その顔が憎悪以外でどう変化するか見たくなった」

―ポン―心の中で小さく何かが弾けた音が聞こえたような気がした―少し赤面してしまったかもしれない…

動揺を見せまいとしてかイザベラは俯きこんでいる。
その間にサイトは彼女に近づくと、貴婦人に手を許された騎士のように未だ麻痺させられている
イザベラの手をとる。

「…何を?」
「今夜は挨拶代わりということで触れるのはこれだけにして、俺流のストレス解消法の
デモンストレーションをお見せするよ」
接吻されるかと思った手先には一体の人形が近づけられ、その人形の武器で小さく刺される。
手荒れするようなことをするはずもない綺麗な肌に小さく浮いた紅い珠が人形に吸われ
傷に血止めだろう軟膏を塗ると賊は数歩下がって人形を床に置いた。

「それは…まさか、スキルニル!? 盗賊が気軽に入手できるような代物じゃないはずよ!」
「以前に結構な数に襲われてね、大半はぶった切っちまったんだがいくつかは無事に解除できた。
そのうちの一体さ」

そうするうちにも魔法人形は変貌を続けイザベラの姿をとり終える。
それを確認したサイトはスキルニルの背後にまわり後ろ手に拘束する、がスキルニルのほうは
命令を待つばかりで抵抗する素振りも見せない。

一通りし終えると未だ椅子に留め置かれているイザベラをベッド横に向き合わせ、脚の拘束を緩める。
さらにベッド上から毛布を抜き出し、自分の羽織っていた上着と併せてかけてくれた。

「随分、薄い部屋着だったんだな。悪かった」
「助力を申し出たり気遣ったり本当に変な賊だね」
「穏便に交渉を始めたかっただけさ。あとはそこで見てればいい」

言いながら先程のスキルニルを連れてくると空いているベッドの上に横たわらせる。

「さぁちょっとした鑑賞会を始めよう」

556:919の者
07/01/13 20:35:16 gC3SwRxV
短くてすみませんが次からようやく弄れそうです。
ホントこんだけ書くのに情けないほど時間が(汗
ちゃっちゃと書かないと他の職人様達とシチュがダブりかねないし・・・
では、上位の職人さんにパスして失礼します。

557:名無しさん@ピンキー
07/01/13 20:36:13 3T2oEDb2
GJ

558:名無しさん@ピンキー
07/01/13 21:44:29 C51wErSf
この雰囲気でSS投下の>>556氏、ナイス。

>>548
ただ単にジェシカって魅惑の妖精亭とアルビオンでの慰問の時で少し出てきた
くらいで他のヒロインに比べると出番少なめだから皆、どう書けばいいかわからない
んじゃない?ルイズ、シエスタ、タバサ、アンリエッタとかの方がエピソードも
多くて書きやすそうだからな

559:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:18:01 gTpawcHx
大量投下かと思た。

>>556
空気換えGJ

560:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:43:35 /tM8yfRv
>>554
GJ てか、ひょっとしてタバサ■すつもり?wktk

561:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:54:22 tZC+jAy1
wktk

562:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:20:17 mcKmlpSF
>>515
俺は一種のギャグだと思って出て来る度にワロテたのだがw
氏の持ち味だと思って思ってたのに、自重しちゃうのか……。

563:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:43:12 ZrvIXhFC
タカアンドトシに「欧米化!」のネタはしつこいだけで詰まらないからやめろと言っているようなもの
要はベクトルがずれているだけ、ということでいいんじゃないでしょうか

564:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:49:01 O/vHTQjO
俺はいろんな作者がそれぞれ自然に考えた表現が読みたい。
一人の考えに合わせていちいち変えてたらきりがないし持ち味が失われる。
だから今まで通り書いて欲しい。

565:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:00:59 SjXFviBl
遅くなってごめんねー。
続き投下いくじぇ?

566:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:02:29 SjXFviBl
ちょっとソイツはダイレクト過ぎやしませんかーーーーーーー?
俺はにっこにっこしながら俺の手を握り締めて離さない、目の前のきれいなおねえさんを凝視した。

「ん?」

にっこり笑って小首をかしげるカトレアさん。
萌え。
…じゃなくて!

「あああああああの!意味分かって言ってます?」

この人の事だからたぶん分かってないことはないと思うんだけど…。
ひょっとするとひょっとすることも在り得る。
『セーエキ』が何か知らずに聞いてきてるとか、汗とか涙とか胃液とかの分泌物の類と思ってるとか!

「ええ、殿方から出る、その…子種の事ですわ」

カトレアさんは、ちょっと頬を染めながら、でも笑顔は崩さずにそう言ってのけた。
知ってて言ってんのかーーーーーーーーーーー!
混乱しながらも、俺の脳内のお絵描き板では、すでにカトレアさんの白濁絵が順次アップロードされていっていた。
否が応にも盛り上がる俺のムスコ。
いやだがちょっとまて!ルイズにバレたらコロサれるぞ俺!落ち着け俺!
そんな俺の内情を知ってか知らずか、カトレアさんは俺の太股に手をのせ、しなだれかかってきた。
まってちょっとまってあたってるんですけどっていうかあててんですかぁぁぁぁぁぁ??

「大丈夫、ルイズにはヒミツにしておきます。
 それにこれは…私が望んだ事ですし」

言ってすでにテントとなった俺の股間に視線をやるカトレアさん。
ヒミツなら大丈夫。
それに俺からじゃないし。
カトレアさん元気にするためだもんしょうがないよネ!
見事な三段論法だ俺。完璧な理論武装だ俺。
すでに完全にヤル気モードになった俺の理性に、トドメの一撃が加えられた。

「サイト殿は、お好きじゃないですか?
 …その、年上にお口でされるのは」

…大好きです。

567:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:03:22 SjXFviBl
カトレアは才人に抵抗の意思がないと見るや、彼の足の間に身体を滑り込ませた。
目の前に、ズボンの布を突き破らんばかりに屹立した才人自身が立ち塞がる。

「もう、こんなにして。
 若いっていいわね」

そう言って、ズボンの上から撫で上げる。

「うあっ…。違いますよ、カトレアさんがエッチな事言うから…」

才人の反論に、カトレアは少し眉根を寄せて、悲しげな声で言った。

「えっちなお姉さんは嫌い?」

直撃だった。

「大好きです。」

そう断言した才人に、カトレアはとびきりの笑顔を向ける。

「そう、よかった」

そして、構造も知らないはずのジッパーを器用に下ろし、才人のズボンを脱がしてしまった。
自由になった才人の分身が、天上を突いてそそり立つ。

「すっごい、元気ね♪」

そう言って右手で優しく竿を握り、自分の方に向けて倒す。
そしてそのまま、ゆっくりとグラインドしはじめた。

「うあっ…」

その刺激に堪えきれず、声を上げる才人。
そんな才人に気を良くしたのか、カトレアは充血して膨らんだ才人の先端に口付けた。

「うあっ!」

そしてそのまま、子供が飴を舐めるように、先端を舌でぺろぺろと舐め始めた。
グラインドする手は休めないまま。

「だ、だめだ、もうっ!」

その刺激に、才人はあっという間に限界を迎える。
才人の先端が爆発し、白い粘液が飛び散る。
その飛沫は、カトレアの手を、顔を、舌を、髪を、容赦なく汚す。

「あっ…もう、出ちゃったの…?」

惚けたように、自分に飛び散った才人の欲望を眺めるカトレア。

568:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:04:13 SjXFviBl
そんなカトレアに、申し訳なさそうに才人が謝る。

「す、すいません…」

才人の態度に、カトレアはくすっと笑うと、

「まだ元気だし…頑張れるわよね?」

だんだん元気になってきた才人を、きゅっと握った。

「は、はい…」

素直にそう応じる才人に、笑顔でカトレアは言った。

「素直でよろしい。それじゃあご褒美に…胸で挟んであげます♪」


正直たまりません。
今俺の一人息子は、カトレアさんのお胸に挟まれて、揉まれている。
シエスタにもコレしてもらったことあるけど。
カトレアさんのそれは、柔らかさが違った。
シエスタのは、ゴム鞠に挟まれているみたいなカンジなんだけども。
カトレアさんのは、まるで羽毛布団に包まれているようなカンジだった。
とどのつまり。
やーーーらけーーーーーーー!!
ふにふにと俺を圧迫する文字通り柔肉に、俺の息子はすぐに限界を迎えそうになる。
しかぁし!2回目まで早いと思われては男の名が廃る!
俺は必死にその快感に堪える。

「あら?今度はずいぶん頑張るのね」

…この人にはお見通しらしい。
カトレアさんはくすっと笑うと、俺の下半身に身体を密着させ、胸の谷間から俺の先端を引き出してきた。

「じゃあこういうのはどうかしら?」

そして、その飛び出た先端を、唇の先で咥えた。
うひゅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?
な、なにこれえええええええええ?
すっげえええきもつえええええええええええええ!
し、しかし負けられん!
やられはせん!やられはせんぞ!この程度で俺はやられはせん!
堪えるっ!
しかし、俺のガマンは徒労に終わる。
先っちょの割れ目を舌先でくりくりされた瞬間。
俺の息子は限界を越え、大噴火した。

「あらあら。2回目だっていうのにずいぶんたくさん…。
 でもダメねぇ、ちゃんとお口に出してくれないと…」

569:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:05:12 SjXFviBl
カトレアさんの指摘どおり、2回目もカトレアさんが口を開いている時に出してしまったために、その大半はカトレアさんの顔や髪を汚すだけに留まっている。
…ていうか精液まみれのカトレアさんめちゃくちゃエロいんですけど…。

「じゃあ、今度はちゃんと咥えるから、ね?」

そう言ってカトレアさんは俺の息子をにぎにぎする。
それだけで、俺の息子は元気を取り戻す。…元気すぎオマエ。

「しっかり飲ませてくださいな、サイト殿のせ・い・え・き♪」

…精液まみれでさらっとこんなこと言われれば当然かあ…。

復活した才人自身を、カトレアはついに口に含む。
そのまま口腔全てを使い、才人に刺激を与える。
唇を絞り込み、舌を絡ませ、喉の奥の奥まで才人を咥え込む。

「うぁっ…カトレアさんっ…。キモチいいっ…」

才人はそんなカトレアの頭を掴み、まるでカトレアの口を犯すように腰を動かす。
カトレアの口の中は才人の出した先走りとカトレアの唾液で満たされ、その滑りが才人を容赦なく高める。
しかし2度精を放った才人は、刺激に貪欲になっていた。
何度もカトレアの口の中を行き来しても、なかなか限界がこない。

「まだっ…いけるっ…」

しかし、少しずつ才人の腰の動きが早くなっていく。
それは、絶頂への坂道を転がり落ちている証明であった。
早くなった才人の動きに合わせ、カトレアの動きも早くなる。
そして新たに、引き抜かれる際に才人を吸い上げる動きが加わる。

「うわっ…吸われるっ…!」

そしてすぐに限界はやってきた。

「だめだっ…でるっ…!」

才人はカトレアの頭を掴み、奥の奥の奥まで自身を咥えさせる。
カトレアはそんな才人を飲み込み、喉の奥で彼の放出を待ち受ける。

570:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:07:52 SjXFviBl
そして次の瞬間。

ごぼっ…ごぼぼっ…

密着した口内で濁った音を立て、才人がカトレアの中で弾けた。
カトレアは少しの間喉を鳴らして才人の精を飲み込んでいたが、

「えほっ!」

大量の精液にやがて咽込み、才人を吐き出してしまう。
吐き出された才人はなおも、その先端から精を垂れ流している。

「えほっ…あ…」

流れるその精液をカトレアの目が捉える。

「もったいない…」

そしてカトレアは、口内にたまった精を飲み干すと、まだ精を吐き出す才人の一物をもう一度口に含んだ。

「えっ?カトレアさんっ!?」

慌てる才人にしかし、カトレアはそのまま才人を吸い上げ、尿道に残った精液までをも飲み干していった。


「ごちそうさまでした♪」
「…おそまつさまでした…」

にっこり笑ってそう言うカトレアさんに、俺はそう応えるしかなかった。
…しかし、よくあんなに出たなあ、俺…。
まあカトレアさんがエロいからだけど!
その当のカトレアさんはといえば、髪や顔についた精液を拭おうともせず、ベッドに腰掛ける俺の隣に、腰掛けた。

「で、サイト殿、どうでした?」
「へ?」

なにがどうなのかよく分からずに俺が聞き返すと。

「私とルイズ、どっちが上手でしたか?」

…何を聞いてくるんだこのおねえさんは。
ていうか俺がルイズとシテんの知ってるの…?

「あら、そんなのあの子の態度を見てれば嫌でもわかるわ」

…人の心読まないで下さい…。
んー。どうだろ。
ここはやっぱり。

「カトレアさん、かなあ」

俺はとりあえずそう応えた。
パイズリできるし!

「あら、嬉しい。でもいいのかしら?」

カトレアさんはにっこり笑ってそう言った。
はい?何がです?

571:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:08:35 SjXFviBl
「本人の前でそんな事言って」

…チョットマッテ?
俺はぎぎぎぎぎ、と背後を伺う。
その瞬間、俺の頭を万力が締め上げた。
いや万力じゃない。
ベッドの上に立った、ルイズの手だった。
っていうかいつの間にーーーーーーーーーーーーーーー??

「いつまで経ってもこないから様子伺いに来て見れば?
 ちいねえさまに手出したらコロスって言ったわよね?
 それに誰の何が誰より上手なのかもう一度言ってごらん?
 ああ?犬のくせに?」

犬キタ。
一日ぶりの犬キタコレ。
あの、カトレアさんフォローは…?

「とりあえず、ひと段落したら教えてねルイズ?」

…なんですでに部屋の扉の前にいるんですか。しかも汚れも綺麗さっぱり落ちてるし。

「ちょっと長くなるかもだけど待っててねちいねえさま?
 ちいねえさまにも後で聞くこと山ほどあるから」

にっこり笑って殺人的な視線を実の姉に向けるルイズ。

「あらあら怖い。それじゃあまた後でね♪」

…たぶんこの人ならこの状態のルイズを軽く丸め込めるだろうな。実の姉だし…。
さて、問題は、だ。

「それじゃあ、覚悟はいいかしら。
 犬?」

カトレアさんが事情を話すまで、俺が無事生きていられるか、という点だ。
俺は、生き延びる事が出来るか…? ~fin

572:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:12:00 SjXFviBl
なんか最近こういうオチばっかだなorz
もう少し精進したいと思います

文章の書き方@せんたいさん編
1.脳みそのユルくなる曲を用意します(オススメ:がちゃがちゃきゅ~と・ふぃぎゅ@)
2.ヘビーローテーションで脳が沸くまで聴きます
3.受信した電波をエディタに叩きつけます
注:良い子は真似しちゃいけません。

ていうかがんばれ受験生!こんなとこ見てないで勉強しろw
ではではノシ

573:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:15:33 O/vHTQjO
>>572
GJ!!
サイトの冥福を祈りましょう

574:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:17:23 1PigOujE
初めてリアルタイムで読ませていただきました♪
せんたいさん……GJ!

エッチなお姉さんは大好きでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす!

575:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:51:32 7e7P2Kfb
お姉さんには勝てないな

576:名無しさん@ピンキー
07/01/14 03:05:04 reYVzV4r
>>572
GJ!ゼロ魔らしく王道なオチですね。
この後、ルイズ、サイト、カトレアがどうなったか妄想が掻き立てられるw



577:名無しさん@ピンキー
07/01/14 03:35:53 I7DHv8uU
>>572
> 俺の脳内のお絵描き板では
ちょwww
他にも要所要所にちりばめられたネタとかも素晴らしいw

せんたいさんに良い電波ソングを紹介するとより早く良い作品ができそうだな…w

578:261のひと
07/01/14 04:15:19 VH2pZepV
>>340-345
>>441-448
の続きです。
ねむねむ。
こんな時間まで掛かったのに、終わらなかったですよ……
しかも、レスの数多いので、多分途中で連投規制引っかかるデスよ。

……しかも、更に終わらなかったですよ?
今半分くらい?

579:1/10
07/01/14 04:15:55 VH2pZepV
なかなか居心地の良さそうな村だな。
しばらくの滞在を決めて良かった。
サイトは姫やミス・ヴァリエールがどうして自分を必要としているのか分かっていないようだが……
滞在するうちに事態が動くかもしれんし、のんびり待つとしよう。
「どうぞ」
座って待っているだけでお茶が出てきた。
このティファニアと言う少女……ハーフエルフとはいえ……
(どこか名の有る貴族の子だな)
自然に動いているつもりなのだろうが、トリステインでも滅多に見ない見事な立ち居振る舞いだ。
よほど小さい時から厳しく仕込まれたのだろう、
(そんな貴族が偶然、サイトを拾った?)
都合の良すぎる話が気になって、内気そうな少女を見つめる。
「あの……お昼は?」
何か誤解をされたようだな。
ま、のんびりいくか。
「頂こう」
テーブルに着いたまま答えると、嬉しそうに一礼して立ち去る。
優しそうな良い娘だとは思うが……
「何もかも疑ってかからねばならんとは……な」
サイトの走りこみの間、デルフリンガーと少し話をして過ごす。
話し上手な剣と言うのも面白い。
トリステインの近況や、戦役のその後なども気にしている。
「相棒がこーゆーの苦手そうだからなぁ、俺ががんばらねーとなぁ」
どうやら、彼にとってサイトが力を失ったのはどうでも良いどころか、
自分に出来ることが増えて嬉しいらしい。
「もーこれで、鞘にしまわれたまま、数週間過ごしたりしなくていーんだよなぁ」
……寂しがりやなのか?

「たっだいまー、テファーお腹すいたー」
息を切らしてサイトが駆け込んでくる……お前はどこの子供だ?
「サイト……行儀が悪い」
日頃はこんなことは気にしないのだが、少々目に余った。
「す、すいません、アニエスさん」
「しゅいましぇん、あにゅあえう」
ぞろぞろと小さな子供が入ってくる……なんだ?
「お前の子か?」
「違いますっ」
まぁ、計算が合わんか。
「テファが引き取ってるんですよ……いい子ですよね」
なるほど
「お前も拾われたクチか」
苦笑いするサイトに、さっきの疑問が氷解する。
子供を助けるついでに拾われたのだろう。
そんな子を疑う自分の心の狭さに嫌気が差して、
「ふぅ……」
小さく溜息を付く。
そんなわたしを見て、サイトが何か言おうとした瞬間ティファニアが部屋に入ってきた。
「お帰りなさい、サイト。さ、みんなもご飯よ」
ティファニアの躾なのだろう、子供たちが一斉に席に着く。
……サイトの行儀が一番悪い点について……
何か一言言おうとするが、その前にサイトが喋りだした。
「アニエスさん、何か有りました?」
「なにか?とは?」
「いやー今日のアニエスさん、妙に色っぽいから」
サイトにそういわれた途端、不思議なことに背筋が凍りついた。

580:2/10
07/01/14 04:16:27 VH2pZepV
「前に会った後、何か会ったのかなーって」
サイトが妙なことを言っているが……
復讐の相手に死なれても、普通色っぽくは成らんよな?
「特に何も無いが?」
強いて言えば、数日前から身体が妙に重かったが……
この寒気はその所為か?
「アニエスさん、御代わりいかがですか?」
優しく微笑むティファニアを見ても、寒気は酷くなる一方だった。
だめだな、これは
「すまないが、休む所を借りたい、どうも体調がおかしい」
「大丈夫ですか?アニエスさん」
サイトが心配してくれるが、寒気は強くなる一方だ。
「わたしが看病しますね?」
ティファニアがわたしを支えてくれる。
「すまないな……風邪でも引いたのかな?」
「旅の疲れでしょう……でも、子供たちはアニエスさんの部屋に入っちゃ駄目よ?」
サイトがわたしの部屋を見繕いに行っている間、デルフリンガーに詫びておく。
「すまん、サイトの訓練手伝うつもりだったが……」
「あぁ、まずはおめーさんの身体を治すことを考えな」
寒気が酷くなり、たっているのも辛いほど、身体が震えだす。
「サイトと……一緒に、訓練する予定だったの?」
「あ、あぁ……じっくりしごいてやろうと」
この様では無理だろうが、サイトの訓練に付き合うことをさっきデルフリンガーと約束した。
「そう……アニエスさんは、わたしがゆーっくり看病してあげるね」
いかん……ティファニアの優しい微笑を見ているだけなのに、
「む……寒気が酷くなって、頭から血の気が引いていくぞ?」
「ベットの支度できたみたいですし、行きましょうか、アニエスさん」
ティファニアに肩を借りて、寝室の方に歩く。
結構な人数いる子供が、ティファニアの周りをうろうろしている。
よほど慕われている様だ。
「サイト、この子達お願いね?」
ティファニアがサイトに声を掛ける。
サイトはティファニアに小さく返事をした後、わたしの側で立ち止まった。
「アニエスさん、ほんとにお大事に」
何とか返事をするが、我ながら不安に成るほどいきなり体調が崩れた。

部屋の外で走り回る子供の声を聞きながら、ティファニアの手を借りてベットに横になる。
「すまない、楽になった」
まだまだ寒気は止まらないが、サイトが立ち去った辺りから急速に回復していた。
いいんですよ、と小さく呟いたテファニアが、濡れたタオルを額に乗せてくれる。
気持ち良い。
窓の向こうにはのどかな風景。
看病してくれる美少女。
家に響く喧騒すら眠気を誘う。
「すまない……しばらく休んでいいか?」
返事を確信しながらも、念のためにティファニアに声を掛ける。
「だーめ」
まったく予想しなかった返事と同時に、布団が取り払われた。

581:3/10
07/01/14 04:16:59 VH2pZepV
パニックに襲われた一瞬で、わたしの身体が灼熱する。
っっっなんでっっ?
慌てて逃げようにも、腰が抜けていた。
「どろどろですよ、アニエスさん」
そう言って微笑むティファニアの手には……
「わたしの下着っ!」
逃げることすら出来ない?
ティファニアはつまらなそうにそれを投げ捨てると、わたしを押さえつけた。
「ほーんと、色っぽいですね、アニエスさん」
え?え?え?、なに?何が起きてるの?
死に物狂いで逃げようとするが、身体からまるで自分の物では無い様だった。
「なん……で?なんで腰が抜けて?」
訳が分からない。
ベットについさっき寝かされたところのはずだった。
それなのに……
「ほーらぁアニエスさん、余り喋ると誰か来ますよ?」
なっ!
「や、やぁっ、ドアっドア閉めてぇぇぇ」
部屋に入った時しっかり閉めたはずのドアが開いていた。
ついさっきまで聞こえていた子供の足音を思い出す。
小さい子に今の自分の身体を見られる……想像しただけで
「あ、ほら、これ……」
「ちっ、ちがっ……」
直接触れないようにしていたティファニアの指先が、滴るものだけで濡れていた。
「アニエスさんって、変態?エッチですね?」
囁くティファニアの息が耳に当たるだけで、狂いそうになる。
おかしい、何かが変だ。
何が変なのか分からないけれど、何もかもおかしかった。
ティファニアの指がいきなり膣内に侵入してくる。
「一生懸命、締め付けてきてますよ?アニエスさん」
あまりの羞恥に頬が染まる。
恥ずかしがっている余裕はあるのはそこまでだった。
くすくす笑うティファニアが、指を出し入れするだけで……
(いやぁぁっ、なんでっ?なんでぇぇぇ?)
まるで逝った直後のように敏感に成っている身体が、勝手に腰を動かす。
「あら、自分から奥になんて……」
そう言ったティファニアが自分の手を止めて、唇を吸い上げてくる。
驚きよりも先に、無意識のうちに絡み合う舌に驚く。
(なんで?こんなっっ、うそっ、上手っっっ)
そんなつもり無かったのに、絡み合う舌から送り込まれる快感に何も考えられなくなる。
「アニエスさん、ほら」
やっと舌を休めたティファニアが目で示したのは……
ティファニアの手に自分から腰を押し付ける自分の身体。
「……う……そ?」
あまりの事に絶望しそうなわたしを、ティファニアは更に追い込んでいった。
「みんなー、アニエスさんが呼んでるよー」
ひっっっ
家中に響き渡る声に身を竦ませる。
緊張した一瞬を狙って、ティファニアの指が硬くなった所を摘みあげる。
「やぁぁぁ、今っっ、だめぇぇ、誰か来るっっ、だめ、だめなのぉぉぉぉ」
必死に逃げようとするわたしを、ティファニアの指は容赦無く責め立てる。
子供にこんな所を見られるかもしれない、その恐怖がギリギリの所で逝くのを我慢させる。
しかし、ティファニアの指は止まることなくねちねちと擦り上げていた。
「もっ、やめ……がぃぃぃぃ」
ティファニアに請うが、返ってくるのは冷たい眼光だけだった。
「流石に……色っぽいよね?アニエスさん、サイトが誉めるだけあるね」
……まさかっ……
「そのせい……で?」

582:4/10
07/01/14 04:17:31 VH2pZepV
「やぁぁぁぁぁっっっ」
三度目の絶頂を迎えながら、ティファニアの手が止まるのを待った。
……正直、子供が入ってこないのは救いだったが……
気だるく身体を起こしながら、部屋に差し込む夕日……を?
ゆう……ひ?
え?
何が……起こってるの?まだ昼から一、二時間しか経っていないはず。
え?太陽がなんで?
昼からあっという間に夕方になるの?

自分でも何を言っているのか分からないけれど、
何が起きているのか分からなかった。
頭がどうにかなりそう……

子供に前もって出て行くように言っているとか、
魔法の薬を盛られたとか、そんなチャチなものじゃない……

もっと恐ろしいナニカ……

恐怖に駆られながら、満足そうに身体を起こす少女を見つめる。
「ば、化けモノ……」
喉から絞り出された声に、少女は優しく微笑んで……

杖を振った。


583:5/10
07/01/14 04:18:04 VH2pZepV
「ただいまー」
「お帰りなさい、サイト」
……な、なんだか新婚さんみたい?
え……と、
「ご、ご飯にする?それと……も、あのっ……」
わ、わたし?
そう聞こうと思うけど……声、出ないの。
「あー、お腹すいたテファ、晩御飯何?」
……サイトの意地悪。
わざとじゃないのは分かってるけど。
「えっとね、今日はちょっと自信有るの」
風邪が移るといけないから、
そう言ってアニエスさんが追い出した子供たちが、家に入ってくる。
食事の支度が整うと、サイトが聞いてきた。
「アニエスさんは?」
「うん、よく寝てるよ」
力尽きて、ぐっすりとね。
「テファねえちゃん、おきゃくさん、よんでくる?」
「ううん、今は寝かせておいて上げましょうね」
みんな心配そうな顔で席に着く。
「大丈夫だよ、アニエスさん強いし」
サイトの言葉に納得したのか、みんなが食べ始める……
でも、サイト……
「心配そうだね」
切ないよ、サイト。
「いや……大丈夫だろう、明日になっても辛いようなら……このへん医者って?」
「少し離れた所に……案内するね」
「頼む」
えへへ、サイトに頼まれちゃった。
それに……もしかしたら、明日は二人でお出かけかもしれないね。
うれしくてうれしくて、ドキドキしていたから、折角自信のあったお料理も味があんまり分からなくなった。

584:6/10
07/01/14 04:18:35 VH2pZepV
静かに寝息を立てているアニエスさんを見舞った後、洗い物をするテファの所に戻る。
「どうだった?」
テファは優しいから……アニエスさんの様子が気に成るみたいだ。
「大丈夫そうだよ、よく寝てたし……熱も無かった」
カチンと鋭い音を立てて、テファが洗っていたお皿を取り落としかける。
「……サイト」
なんだか怒っているテファが、つかつかと俺に近寄ってくる。
えっと……何かしたっけ?
「寝ている女の子に触ったの?」
うぁ……それですか?
「いや、おでこにね、ちょっとだけね」
俺の言い訳を聞いても、テファは許してくれなかった。
「だめよ、サイト。そんな事したら」
腰に手を当てて、みんなのテファねえちゃんモードだ……
しまった、こうなるとテファは厳しい。
じっと俺の目を見ながら怒るテファ。
あー美人て怒ると怖いけど……かわいいなぁ。
「聞いてるの?サイト!」
「はいっ、ごめんなさい」
見惚れてたのばれたかな?
一呼吸置いてしまった所為で、気がそれたのか、
「もうっ、触りたいのならわたしに言えばいいのにっ」
テファが口を滑らせた。
「へ?」
えっと、なんと仰いましたか?ティファニアさん。
「あぁぁぁ、ちがっ……わ……ない……けど……」
白く綺麗な肌をどこもかしこも赤く染めながら、テファは口の中でもごもご何か言い訳を続けてたが、
「サ、サイトのばかっ」
言いたい事を言い尽くしたテファは、しばらく黙り込んだ後、捨て台詞を残してぱたぱたと自分の部屋へと駆けて行く。
尖った耳の先まで赤く成っているのがすれ違いざまに見えた。
これは……照れてるのか?
触って良いのか?
ルイズの時は……思い出すのも恐ろしい……
女の子って、よく分からないんだけどなぁ。
「でも、追いかけなきゃ駄目だろうな」
鈍い俺でもそれくらいは分かった。
『追いかけてきて』
テファの目がそう言っていた。
『待ってる』
駆け去る背中がそう見えた。

しかし、だ。
命の恩人に勘違いかましたら……

有る意味七万の大軍に向かう時よりも緊張して、テファの部屋に向かった。

585:7/10
07/01/14 04:19:08 VH2pZepV
コンコンってドアが鳴る。
(居るの知ってるくせにっ、意地悪意地悪意地悪!)
返事もせずにじっと待つ。
(……諦めて部屋に帰っちゃうかな?)
どんな顔したらいいのか分からないから、少しだけそれを望んで……
(帰らないでね……サイト)
胸が痛くなるほどそれを願う。
多分ほんの数秒。
でも、わたしにとって永遠とも思える時間が過ぎて、ドアが開く。
「テファ?」
灯りのついた廊下から、窓も閉めて灯りの無い部屋に踏み込んだサイトが恐る恐るベットに近寄ってくる。
「こんな時間に女の子の部屋に入っちゃ駄目よ、サイト」
わたしの声、震えてる。
それを感じたサイトの足取りが強くなる。
「テファ……」
サイトの息が……聞こえる。
身体がサイトに一歩でも近づこうとする。
サイトが手探りでわたしを探しているのが、先にこの部屋に入っていたわたしの目には見えた。
わたしを求めて伸ばされる手に、自分から飛び込む。
サイトの手のひらで、わたしの胸が形を変える。
(あ……)
サイトが触ってくれている。
幸せに満ちたのは、ほんの一瞬。
わたしに触れたことが分かったサイトが、あわてて手を引いたから。
「テファ……その……あの」
触ってくれないのかな?
「触ってもいいって……本気?」
そ、それ答えないと駄目なの?
サイトって意地悪だ。
「……いいよ、触っても……サイトだから、いいの」
サイトが息を呑む。
我慢しきれなくなって、わたしは自分からサイトの腕の中に飛び込んだ。

586:8/10
07/01/14 04:19:45 VH2pZepV
サイトの手が持ち上げるように胸を揉む。
お互いに緊張のあまり何もいえない。
サイトから触ってくれている、その事だけでわたしはどんどん熱くなっていった。
もどかしげに胸を持ち上げていたサイトが、わたしの腰の辺りをもそもそと弄る。
「脱ぐ?」
闇の中でサイトの頭が激しく頷いていた。
「サイトも脱いで……ね?」
それだけ伝えると、サイトを見つめながら自分の服を脱ぎ始める。
わたしのほうが脱ぐの楽なはずなのに、サイトは凄い勢いで裸になっていった。
殆ど同時に裸になって、どちらともなく抱き合った。
わたしの胸がサイトに当たる。
何もいわずに身体を重ねるだけで、とても気持ちいい。
いつまでもこうしていたいけど……
同時に、少しでも早く繋がりたかった。
「こっち……きて……ね?」
抱き合ったままサイトをベットに導く。
抱き合ったまま二人でベットに倒れこむ。
「テファ……俺、初めてでどうして良いのか……」
ごめんね、サイト。わたし達何度も……
「サイトの好きにしたら良いんだよ」
多分身体が覚えてるから。
サイトの好きに、そう言った途端にサイトが胸に吸い付いてきた。
赤ちゃんみたいにちゅーちゅーと胸を吸いたてる。
「サイト……」
わたしに覆いかぶさるサイトの背中を、ゆっくりと撫でるとサイトの手がそれに反応するように胸を絞る。
(っっ……牛じゃないんだから、出ないよぅ)
痛い位握りしめてくるサイトの手に、わたしの腕が震える。
「ごめ……」
一瞬だけ胸から口を離したサイトが謝って、手も……唇も優しくなる。
お返しに……サイトの胸を触る。
「ちょっ、テファ」
サイトも……感じるんだ。
「こうするんだよ?」
悶えるサイトを押さえつけて、サイトの乳首を舌先で転がす。
「ちょ……だめっっ、テファ……きつっっ」
胸を押し付けながらサイトの動きを封じて、どんどんサイトを感じさせる。
もがくだけだったサイトも、いつの間にかわたしの胸を吸っていて……
部屋の中にお互いの胸をすする音だけが響く。
(きもちいぃよぅ……サイトぉ……)
流石にサイトの胸は揉みにくいから、段々サイトのほうが優勢になってくる。
「だめ……サイト……ひっ……あぅ……ぁ」
サイトを止めようと口を離すと、その機会にサイトはあっさりと上下をひっくり返す。
「……テファ、さっき俺が駄目って言っても止めなかったよね?」
(い、今からどんな仕返しされるんだろう……)
甘美な予感に震えながら、小さく頷く。
「だから俺も止めないよ、たっぷり仕返しするからな」
(し、仕返しされちゃうっ)
サイトが一度正面からわたしを抱きしめてくれる。
そのままサイトはわたしの胸の中に頭を埋める。
「おっきいなぁ」
そうなのかな?
他の人と比べたこと無いから、あんまり分からないな。
って……
「誰と比べたの?」

587:9/10
07/01/14 04:20:16 VH2pZepV
まずいっ
さっきまで甘かったテファの声が凍りついた。
こ、ここは誤魔化すしか。
テファの目を見ないために、胸に埋めたままの顔で鳩尾の辺りを舐める。
「ひぅっ、ちょっ、サイト……だめぇっ、やっ、誤魔化そうとっっ」
そうです、誤魔化そうとしています。
二本の指で乳首を苛めながら、揺らすように胸を愛撫する。
「……やぁ……あ……ずるぃぃぃぃ」
ボリュームの有る胸がたゆんたゆん頬に当たって、この世の天国だ。
テファがじりじり上に身体を動かして逃げようとしているが……
さっきみたいに責められるのは、なんと言うか情けなかった。
出来れば主導権を握っていたい。
そう思って……テファの大切な所に指を……あれ?
「濡れてる?」
「やあっあぁぁぁぁ」
闇の中でもテファが赤くなっているのが分かった。
逃げるためにシーツを掴んでいた両手が、大切な所を隠す。
「サイト……ひど……いよぅっ」
俺から自分の身体を隠すように、丸くなったテファが泣き出した。
えと……なにがでしょうか?
「サイトの事……欲しくて、こんなに成ってるのに……サイトのばかっ、いじわるっ」
今度は俺が赤面する、流石にそこまでダイレクトに言われるとてれ……
「サイトになんか、もうさせてあげないっ」
「それは困る!!!」
いやマジで、今俺はちょっと凄いことに成っていた。
生まれてからここまで硬くなったことは記憶に無いってくらい、痛くなっていた。
「ごめん、テファ、許してっ、もう言わないから……」
テファに覆いかぶさった拍子に、オレがテファに当たる。
「あ……サイト……硬くなってる?」
はうっ、ごめ……テファ。
「カチカチだね?熱いよ?わたしの身体気持ちよかった?」
……ごめんなさい、面と向かって言わないで。
「もう言わないから勘弁してください、ティファニアさま」
テファの気持ちがよっく分かった。
「ん、いいよ……サイトの好きにしてって、わたしが言ったし……でも、苛めちゃ駄目だよ?」
骨身にしみました。
今の騒動でも元気を失わなかったオレをテファの柔らかい所に当てる。
もっと迷うかと思ったけど、どうすればいいのかなんとなく分かった。
「ここ?」
「ん……そう、がんばってね、サイト」
がんばりますっ
具体的に何を、とは言えないけど。
くちゅりと音を立てて、入り口を擦る。
一番敏感な先端が、ゆっくりと埋まっていく感覚だけでほかの事がすべて頭の中から消し飛ぶ。
熱い熱いテファの身体に押し入る。
どうなっているのか見当も付かない複雑な感触が絡みつく。
じっと俺を見つめるテファの目が限りなく優しい。
一気に奥まで貫きたかったが、快感に腰が引けて勢いよく動けない。
ずぶずぶと埋まっていくオレが根元まで埋まる。
「はい……ったね、サイト」
「恥ずかしいことをいちいち確認するんじゃ有りません」
ふざけて見せるが……
ナニコレ?気持ちよすぎ……

限界は直ぐそこだった。

588:10/10
07/01/14 04:20:48 VH2pZepV
「だめっサイト、そんなっ、急にっ、」
口の中で血の味がする。
唇を食い破りながら、テファの中を堪能する。
「なんっ、なんでっ?サイト……元気すぎっ」
テファの最深部に捻りこむように腰を打ち込む。
出来るだけ沢山の襞を擦りながら引き抜き、
壁を押さえつけるように押し込む。
「……ぁっ……うっ……え?なん?」
不思議そうなテファを見ながら、必死で腰を動かす。
とっくに限界を超えているから、自分がいつ達するかまったく見当が付かなかった。
「やあっ、……き、気持ち良い?なんでっ?おかしいっっ」
テファの身体にうっすらと汗が浮かび、軽く湿った身体の感触がさっきまでと変わり、
更に気持ちよくなっていく。
「うそっっ、……こんなっ……はじめ……てっ……」
テファが無意識に抱きついてくると、胸が密着する。
サイトも限界と共にテファに抱きつく。
どこまでが自分で、どこからがテファなのか分からないほどの密着感。
自分が溶けて、テファと混ざり合う……そんな錯覚を覚えた瞬間に。
「だめっ、やぁっ、サイト……わからなくなるっっ、ど、どこにも行かないでっ、
お願い……だきしめてぇぇぇぇ」
両方同時に限界を超えた。
「あうっ……あ……サイトの……暖かい」
テファの一番奥で放たれたソレに、テファが目を潤ませる。
「ありがと、サイト」
そんなテファがどうしようもなく可愛く見えて……
「あう……元気……だね?」
ここしばらく鍛え続けた体力は……まだまだ切れなかった。



深い深い余韻を味わいながらティファニアは身体を起こした。
枕元においてある杖を手に取る。
『ありがとう、サイト』
心まで繋がったような快感。
でも、サイトはいつか居なくなるから……
呪文を……
『……声……出ない……よ』
サイトの記憶を消さなければ、いつかサイトは悩むことになる。
それが分かっているのに。
『ごめん……ごめんなさいっ、サイト……』
サイトとはなれることが考えられなくなったティファニアは呪文を唱えることが出来ないまま、闇の中で一人泣き続けた。

589:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:26:11 VH2pZepV
掛からなかった、良かった良かった。
8超えるくらいで引っかかると思ってました、なんでだろ。

眠いので保管庫の更新はまた後で……ねるです。

因みに、書き方変えようと思えば変えれるとは思いますが、同じものがかけなくなるとおも。
もともと取り留めない文章書く人ですし、自分。

その方が上手くなるよーってんなら、何なりとしますよう。
雑談のサイトはうろうろ探した時一番読みやすかったから張った。
しかし、自分では流し読んだだけで、理解し身に付けるきは……
時間が無いのでまた今度……ですね。
多分過渡期は何も書けなくなるでしょうし。

ただ、表現力は上げたいですよ、脳内妄想の半分もエロくないですよぅ。
何の変哲も無い描写が出来るようになりたいですね。

いそがず、じわじわ頑張るとしますっ。

ではっ

590:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:37:03 TZaduDm6
>>589
GJ!!寝る前に来てよかった!!今日は絶対いい夢見れるWW

591:名無しさん@ピンキー
07/01/14 14:41:42 iKoN7fu6
テファ切ないよテファ

592:名無しさん@ピンキー
07/01/14 17:50:12 I7DHv8uU
>>589
GJ!!
記憶を削除出来るが為に… 相手を慮れるが故に… 哀しいなぁ

593:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:15:45 iaaHZG9S
>>589
何気にポルナレフwww

594:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:52:56 a3ooTd5o
だれかータバサを・・・
タバサを書いてくださいm(_ _)m

595:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:54:12 wTfVHEn6
>>594
どんなタバサがいいんだい?
希望のシチュは?

596:名無しさん@ピンキー
07/01/15 11:05:08 5GLLsJQ3
うむ、タバサ分が不足してきた

597:名無しさん@ピンキー
07/01/15 11:26:02 nvtWiHcP
アン様分が不足じゃ

598:594じゃないけど
07/01/15 17:01:32 nFIPpc1n
>>595
サイトがオイタをすると威嚇無しで股間を蹴り上げるようなタバサで。

599:名無しさん@ピンキー
07/01/15 17:27:02 SNCZQyPz
バタフライ伯爵夫人の優雅な一日を
読んで真っ赤になりながらその真似をするアン様分を摂取したいぜ

600:名無しさん@ピンキー
07/01/15 18:17:07 aQBucsfi
ツェルプストーより優れたヴァリエールなどいねえ!と言い切るキュルケが「今は悪魔が微笑む時代なんだ」とタバサをたきつける話。

601:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:42:55 O+5iATDl
5分レスが無ければタバサはオレの嫁

602:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:43:47 XPM9WNEe
>>6
ドンマイ

603:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:44:26 XPM9WNEe
>>601
ドンマイ
602はミスw

604:名無しさん@ピンキー
07/01/15 21:45:56 fZo3ryyc
 泣き疲れて眠った少女の傍らに少年が立つ。
 優しい瞳で暫し少女を見つめるが、傍らに置かれたくたびれた人形に気が付いた。
 少女を起こさないように静かに人形を手に取り、懐から糸と杖を取り出す。
 土のメイジたる彼は、糸の先端を硬質化させ、器用な手つきで繕い始める。

 数分後少女の手の中にあるのは、幾分立派に成った人形と、一輪の薔薇の造花。

 彼が立ち去った後で、音を立てないように注意しながらも、床の軋みを止められない少年が心配そうに部屋の中を見つめる。
 ふと窓の外を見た少年は、随分時間が経っていることに気付き、彼女の為に水と食べ物を用意する。
 彼女を起こさないために、少しづつ何度も運んでテーブルを一杯にした。

 何度も何度も振り返りながら立ち去った彼と、入れ替わるように少女が部屋に忍び込む。

 薔薇と食べ物を見て苦笑した彼女は、自らに課した誓いに則り彼女の具合を確かめる。
 怪我が無いのを確かめた彼女は、微笑みながら立ち上がる。
 そのまま立ち去ろうとしたが、造花と暫し見詰め合う。

 彼女が立ち去った後で、部屋の隅で静かに香炉がたかれていた。

 鍛え上げられた動きで、彼女の親友が部屋に滑り込む。
 部屋を見回した彼女の瞳は、驚きと歓喜に満ちる。
 音も無く彼女の傍らに立つ親友は、彼女の実家を思い出して、なんども女の子らしくする様に、と注意した髪を撫でながら、その隣に潜り込む。

 それから間もなく、小さな寝息が二つに増えた。

 自らの剣と何かを語り合った少年は、日が落ちてから彼女の部屋の前で座り込んだ。
 何者にも彼女を傷付けさせまいと心に誓って。
 部屋の中には音が届かないように注意しながら、これから起きるかも知れない危険を相棒と語り合う。

 夜もふけた頃、相棒の勧めに従って少年は仮眠を取った。

 闇の中に桃色の髪が翻る。
 少し怒った様子で、廊下で座り込む少年を見つめる。
 少年の相棒は必死にとりなすが、少女は無言で立ち去った。
 途方に暮れていた剣が廊下を何かが歩いて来るのに気が付く。
 怒っていた……未だに怒っている少女は、それでもできるだけ優しく少年に毛布をかける。
 剣を目で黙らせた少女は、一人宿の外に出る。

「おまえの主は幸せね」
 心配げにある窓を見つめ続けるドラゴンが、心配そうに彼女に身を寄せた。


 少女の目が覚めたとき、そこに幸せがありますように。
 そう願うみなに守られて、少女は今も眠っていた。

605:261のひと
07/01/15 21:46:50 fZo3ryyc
実験的に+タバサ分

って、タバサがピクリとも動いてねぇ……

ではっ

606:名無しさん@ピンキー
07/01/15 22:58:37 HeFT923n
こういう穏やかなのもいいですね。
なぜかボリューム極小のディアフレンズが脳内再生されましたよ。

607:名無しさん@ピンキー
07/01/15 23:28:10 +yWMXxq9
>>605
GJ! なんかこう…くるものがあるな。
今や彼女には仲間達がいて、その優しさに包まれている。いい話だ…

608:名無しさん@ピンキー
07/01/15 23:59:17 a3ooTd5o
GJ!
594ですが、できれば、タバサをいぢめるお話がいいなあ。
いや、でも、久々のタバサ萌え~

609:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:29:22 REWLCJhl
心がホクホクするお話好きです
>>605GJですよ。

610:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:30:21 tp8HOQRN
>>598
それなんてルイズ?


611:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:42:35 ytFdEGWF
ちょっと過疎気味?だからネタ投下。。おまえらの希望3Pカップリング(男は才人ってのは決定)
って誰だ?

俺はルイズ×タバサの未発達コンビやルイズ×カトレアの姉妹丼も捨て難いが
やっぱルイズ×アン様の幼馴染コンビかな。

612:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:58:53 LtUpBe42
>>605
すげー
ちょっと鳥肌たったw
GJ!
出来ればもっと読んでみたいね

613:名無しさん@ピンキー
07/01/16 01:08:50 hKXUxFjC
>>605
GJです!
こんな様な作品もいいものですね。
もっと読みだいっす

>>611
俺はルイズ・アン様がいいかな

614:名無しさん@ピンキー
07/01/16 01:50:00 vHSmy7iK
>>605
GJ!

>>611
アン様×イザベラ

615:名無しさん@ピンキー
07/01/16 02:01:36 wm9JjsYY
タバサときゅいきゅい

616:名無しさん@ピンキー
07/01/16 07:00:32 Eoo+msBA
>>603
ドンマイ


617:名無しさん@ピンキー
07/01/16 09:05:28 uPqNo6r3
>>611
シエスタ・ジェシカの黒髪コンビ。

618:名無しさん@ピンキー
07/01/16 09:19:56 Ww+o7Yg9
>>611
ルイズ&エレオノールのツン丼

619:名無しさん@ピンキー
07/01/16 12:26:45 dQII/eUD
>>611
この書き方だと、固定はサイトのみだよな?

コルベール×キュルケ
で二人がかりとか。

ギーシュ×モンモンとか


620:名無しさん@ピンキー
07/01/16 17:29:09 TRGS1YxD
>>611
タバサをデルフとサイトで・・・

621:名無しさん@ピンキー
07/01/16 18:50:43 xDAbYjn1
>>620
キツくてサイトのが入らないタバサのアソコを
デルフの刃の部分で切り開いて強制挿入か

うわお前信じらんないどんだけ猟奇趣味なんだよその内捕まるぞ

622:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 18:59:35 B/zE9B9j
タバサ分が足りんと申すか。

…お兄さんもそう思ってたところデス。

んなわけで投下いきます(続きます

623:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:00:10 B/zE9B9j
女主人は泣きそうな顔の執事をちらりと盗み見た。
もう、そろそろかしら?
女主人はできるだけ笑顔を殺し、あくまで仕方のない雰囲気を装って振り返る。

「そう。別に興味があるわけじゃないけど、どうしてもっていうなら一緒に行ってあげるわよ?」

執事は見る間に笑顔になり、じゃあできるだけいい服着ていきますね、と小躍りしそうな勢いで言った。


…こ、これだ…!

『素直になれないお嬢様 ~史上最強の執事~』最新刊の第三章の冒頭は、タバサに天啓を与えた。
計略により執事に見事王都で流行の観劇の指定席を手に入れさせた女主人が、執事に自分を誘うよう仕向けた場面である。
素直に自分から誘えばいいじゃん、と才人なら突っ込むところだが、この物語の主旨はあくまで「素直じゃない女主人」なので、素直になってしまっては元も子もないのである。
そこで女主人は一計を案じる。
一週間の間、執事を徹底的に冷たく扱い、自分に嫌われているんじゃないか、と思わせるのである。
案の定、執事は女主人のご機嫌を取るために、女主人を観劇に誘う。
つれない態度に、殿方はグっとくるものなのよ。
劇中のメイド長の台詞を、タバサは反芻する。
そして、劇中の女主人と自分をダブらせてみる。

『なあシャルロット、どうしたんだよ?』
『どうもしない。いつもどおり』
『そんなことない!お前最近冷たいじゃないか』
『前からこう』
『俺にダメなところがあったら言ってくれよ!直すから!』
『自分の胸に手を当てて考えてみれば』
『悪かったよシャルロット、もうお前しか見ないっ!』

「おねえさまー?なにしてるのー?」

タバサの使い魔、シルフィードの窓の外からのツッコミが、かろうじて枕を抱えてベッドの上から転がり落ちる寸前のタバサを止めた。

624:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:00:35 B/zE9B9j
用兵は迅速を以って良しとす。
タバサは早速計画の実行に移った。
まずは、才人の日課の素振りに顔を出す。
いつもなら、才人の『おはよう』に笑顔で応えるが、今日は仏頂面でいってみる。
しかし才人は全く気づかず、さっさと素振りに入ってしまう。
…表情くらいじゃわかんないかな…?
素振りをしている才人の横で、もう一度確認のために最新刊を読み直す。
劇中では、無視された執事が捨てられた仔猫のような瞳で女主人を熱く見つめるくだりだった。

「おいタバサ」

才人の声に現実に引き戻されると。
目の前に才人の顔があった。
ななななななななあああああーーーーーーー?
思わぬ不意打ちに軽く赤面するタバサ。
才人はそんなタバサの頭に手を伸ばすと、頭のてっぺんにのっかった大き目の落ち葉を取り上げた。

「葉っぱついてるぞ」

言って満面の笑顔。
ずきゅーーーーーーーーーーん。

「あ、ありがと…」

百万エキューの笑顔(注:タバサレーティング)にタバサは思わず赤面し、俯いてしまう。
その赤面したタバサに、才人はさらに追い討ちをかける。

「ん?顔赤いぞ?熱でもあるのか?」

言ってそのまま、おでこをこつん、と当ててきた。
ずっきゅううううううううううん!
一気にタバサの顔は真っ赤に染まり、頭から湯気を吹く。

「んー、少し熱いな?無理すんなよ、なんなら部屋まで送ろうか?」
「う、うん」

本来の計画とは真逆に、タバサは思わずそう頷いてしまう。
そしてさらに、才人はトドメを放ってきた。

「なんなら、抱っこしてやろうか?シャルロット」

周りに人がいないので、才人はタバサを本名で呼んだ。
いたずらっぽい笑顔で。

「うん!」

その笑顔に全力で頷いてしまうタバサ。
計画は第一段階から頓挫した。

625:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:01:12 B/zE9B9j
さ、さすがに最強の使い魔の称号は伊達じゃないわね…!
私はサイトの能力に驚愕せずにはいられなかった。
急接近>おでここつん>抱っこのコンボは反則!
あんなのされたら冷たく出来るわけないじゃない!
しかもそのあと、部屋についてから『調子悪いなら看病してやろうか?』まで!
あやうくフルコースもらうところだったわ…。
シルフィードの間抜けな突っ込みがなかったら夜までしっぽりいっちゃうところだった。

「…間抜けじゃないのね!ひどいのねお姉さま!」

そこ、人のモノローグに突っ込みいれない。
人の姿で私の部屋の床に座り込んでいるシルフィードがそう非難してきた。
ていうか、私抱っこしてるサイト見るたんびに『ロリコン』呼ばわりするのやめなさいね?

「ロリコンをロリコンと呼んでなにが悪いの?
 …で、おねえさまなんで杖握り締めるの…?」

…お仕置きの続き。

「これ以上ぶったらシルフィおばかになっちゃうのね!やーめーてー!」

反省だけなら猿でもできるわよー?シルフィード?
それからしばらく、私の部屋では堅いものを叩く音が響き続けた。

作戦は変更を余儀なくされた。
接敵状態では、最強の使い魔たるガンダールヴには勝てない。
そこで。
タバサは才人に会わない、という方法をとった。
会ったら才人が優しくしてくる。だったら会わなければ問題はない。
しかしこの作戦には致命的な欠陥があった。
禁断症状である。
三日もたつと、タバサは才人に逢いたくて逢いたくて逢いたくて逢いたくてたまらなくなり、仕方なしに今日は一日部屋に篭る事にした。
することもないので、朝からベッドの上で毛布をひっかぶって丸くなっている。

「会いたいなら会いに行けばいいのにー。人間の考える事ってよくわからないのね!きゅいきゅい」

とは某ちょっと足りない使い魔の弁。
タバサはベッドの中から、そうのたまった自分の使い魔にガンをとばした。

「ちょ、ちょっと外の空気吸ってくるのねー。それじゃまたあとで、おねえさまー」

その眼力に耐え切れなくなったシルフィードは、慌てて窓の外に身を躍らせる。
外に出たシルフィードは一瞬で竜の姿に戻ると、羽ばたいてどこかに行ってしまった。
大丈夫、うまくいけばサイトの方から逢いに来るはず…!

『シャルロット、どうして三日も逢いにこないんだ!』
『知らない』
『ああ、どうしてそうつれないんだ僕のシャルロット!』
『どうすればいいか自分の胸にきいてみれば』
『ああ、愛してるよシャルロットー!』

妄想の中で才人に押し倒されながら、タバサは毛布の中で悶えていた。

626:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:02:40 B/zE9B9j
知らず知らずのうちに、手が股間に伸びていた。
毛布の中で四つん這いになり、そしてそっと触れた薄い布地は、信じられないくらい熱く湿っていた。
…わ、私のせいじゃないもん…。
逢えないだけで、才人を思うだけで湿り気を帯びる自分の身体にそう言い訳し、タバサはショーツを膝までずり下ろす。
露になった桜色の割れ目を、右の中指でそっとなぞる。
甘い刺激と共に、指先にタバサの雌が絡みつく。
…サイトが、えっちなことばっかりするから…!
最初はなぞるだけだった指の動きが、だんだん柔肉を押しつぶす動きに代わる。
タバサの裂け目は少しずつほぐれ、そこをなぞる指が少しずつ沈むようになってきた。
それとともに、タバサの蜜が中指によって掻き出される。
そして。
ちゅぐっ
だんだん力が強くなり、中指はついに直角に曲がりきり、タバサの中に埋まってしまった。
…指いれたりっ…舐めたりっ…吸ったりっ…。
指の動きが早くなり、それと共に毛布のドームの中に響く水音も早く大きくなる。
ちゅくっ、ちゅくっ、ちゅくっ
中をかき回す指を、自ら締め上げ、快感を得ようとするタバサ。
しかし、行為が激しくなるにつれ、胸と顔をシーツに押し付けられ、息が苦しくなってくる。
タバサは毛布の中でころん、と転がり、仰向けになる。
その拍子に毛布がはだけ、自慰にふけるタバサが露になる。
しかし、行為の最中のタバサはそんなことは気にしない。
…ダメなのに…お尻もっ…キモチよくされるしっ…!
今度は左手が、小さな菊門に伸びる。
しかし両手で二つの穴を責めるには、タバサの手は短かった。
菊門に侵入できたのは、中指の第一関節までだった。
しかし、その稚拙な快感が、さらにタバサを焚き上げる。
…サイト、サイト、サイト…!
二つの穴を同時に責めたのでは、快感が中途半端になると知ったタバサは、両手で天井向けて開いた自分の割れ目を責めはじめた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

右手で割れ目を大きく開き、左手を使って膣道を犯し、肉の真珠を擦り上げる。
声が抑えられなくなってくる。

「サイト、サイト、サイト、サイトぉ!」

想い人の名を何度も呼び、自分自身を犯すタバサ。
そして、その行為は、自らの中心を剥き上げ、指で押しつぶした瞬間に限界に達した。

「あ、いく、いく、いく、いくぅっ!」

ぷしゅっ…。

タバサの膣が何もない空間を締め上げ、秘所から透明な噴水が立ち上った。
タバサは完全に脱力し、ベッドの上で眠りに落ちた。

目が覚めた私は決心した。
…逢いに行こう。
もうどうなってもいい。
計画なんてどうでもいい。
こままだと、私…狂ってしまう。
もう、私の頭の中はサイトに逢うことで一杯だった。
私はベッドから降りると、杖を持って扉へと向かった。
扉を開き、外に出る。

「お、いたのかシャルロット」

…そこには、サイトがいた。

627:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:03:38 B/zE9B9j
そして【つづく】!
さあどんどんおばかになっていくタバサの運命やいかに!
べんべん!

じゃあメシくってくらあノシ

628:名無しさん@ピンキー
07/01/16 19:13:51 fW+tORZi
まったくもってけしからん!
こんなエロいの読んだら勉強に身が入らないじゃないか。
続きを早々に希望させてもらいますがかまいませんかね!?

629:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:33:13 TRGS1YxD
>>621
自分でもそんな気がする(^^;)
>>622
激しくGJ!!
感無量です・・・。
wktkしながらまってます!

630:名無しさん@ピンキー
07/01/16 23:49:05 p5Ev8yob
痛くするのは嫌だから、痒くする。
ルイズとタバサのすじまんに皮を剥いた山芋の粘液を塗り付ける。
掻くの禁止!ってする。
でもお互いのまんこを掻きあうのはォK。

631:名無しさん@ピンキー
07/01/17 00:04:38 avLnPGqk
>>630良い妄想

632:名無しさん@ピンキー
07/01/17 00:21:05 ucA/lhcF
せんたいさんはタバサ・・・イヤイヤシャルロットに対し愛がありすぎてたまらぬ

633:名無しさん@ピンキー
07/01/17 01:39:32 WZWXblmU
2回目のタバサの妄想読んでるとき脳内でギーシュの声が響いていたのは俺だけなんだろうなぁ…

せんたいさんGJです!

634:名無しさん@ピンキー
07/01/17 03:15:05 gk1HG9p4
毎度のことだがね


じらすなよw
乙です

635:名無しさん@ピンキー
07/01/17 06:54:01 P4pWToRH
せんたいさんのじらしに愛を感じるようになってきた。
俺はもうだめかもしれないorz

それはともかく乙です。

636:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:17:58 cXiSwpwk
週末のセンター試験に向け、テファに激励してもらいに来ますた。

637:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:24:16 b8uPSKzm
「やれば出来るんだからクラウドは!」

638:261のひと
07/01/18 00:44:48 1cLUINl7
>>636 さん まだ居るのかな? とゆーか、今書いてるテファって激励になるのかな?

>>637さん それ ティ(ry

>>340-345 
>>441-448 
>>579-588 の続き行きます。

639:1/6
07/01/18 00:45:34 1cLUINl7
 目が覚めて、隣に眠るサイトを見下ろす。
 杖を……手にとって、今日こそ……ティファニアは、毎日それを繰り返していた。
「……今日……あと、一日だけ」
 昨日も言った言葉を、今日もまた繰り返す。
 眠り続けるサイトに布団を掛けなおして、一人静かに起き上がる。
 日の出までの時間を考えながら、出来るだけ音を立てないように着替え始める。
「サイト……起きたら……」
 頬を染めながら、つい先日の出来事を思い出した。
 着替えている最中に起きだしたサイトが、飛びついてきて……ベットに逆戻りすることになった。
「今日は……良く寝てるよね?」
 残念。
 自分の内心を慌てて否定しながら、逃げるようにキッチンに下りる。

「ん……と」
 夜のうちに下ごしらえを済ませていた料理を手早く調理する。
 サイトが居てくれるから……食事の用意も、洗濯も……もちろん夜も。毎日が嘘のように楽しかった。
「サイト……喜んでくれるかな?」
 ティファニアの料理をサイトが拒むはずも無いけれど、『おいしいよ』と、笑顔を見るだけで暖かな気持ちになれた。

 身体を交わしてからのサイトは優しい。それを失うのを恐れたティファニアが記憶を消すのを躊躇するほどに。
 もとより責任感の強い少年なので、×××した=責任を取る→優しくする。彼にとって悩むまでも無い当然の行動だった。

 初めて記憶を消さなかった次の日の朝、照れるサイトの微笑みにティファニアは文字通り『捕まった』逃げることなど出来なくなっていた。
 愛しい相手の隣で迎える朝の優しさが、その腕の中で眠る幸せが、サイトの記憶を消す事をためらわせた。

 帰る場所の有るサイトにとって、ティファニアの記憶が枷になる。そう分かっていたが……枷に成るからこそ消したくなくなっていた。
「卑怯なわたし」
 自覚して、そんな自分を好きになってくれたサイトに為に……と、毎朝記憶を消そうとしても、決して実行できなかった。

 毎日毎日少しだけ泣いて、その何倍も幸せにしてもらう。
 ティファニアにとってサイトとの暮らしは甘い毒のようだった。自分ではいつでも逃げられると、記憶を消してしまえばいいと、そう思っていても自分では決して実行できない。

 サイトのことを考えるだけで、身体の奥が熱くなるほどの幸せ。
「サイト……」
 手を休めて呟く。それだけで幸せになった。

640:2/6
07/01/18 00:46:05 1cLUINl7
 起きたらテファが居なかった。
 毎日あれだけヤってるのに、毎朝時間通りに起きている辺り、テファの方が余裕が有る様で、サイトには悔しい。
「あー俺なんか死んだように寝てたのに」
 ベットから飛び降りて、急いで着替える。まだ随分早い時間なのが分かっているからだ。
 もう一寝入りした方が良いのは分かっていた。アニエスさんの訓練がきついのも、今休んでおけばどれほど訓練の時助かるかのかも分かる。
「だがっ、ここで行かないと男じゃないよなっ」

 足音を殺して台所まで降りる。やはり先に起きていたテファがくるくると働いていた。
『あー、今日も綺麗だな、テファ』
 しばらく見惚れていたが、そんな時間ももったいないと言うことに気付いた。朝は時間が少ない。
 刃物や火が側に無い時を狙って(一度テファに死ぬほど怒られた『サイトが怪我したらどうするのっ!?』らしい)後ろから抱きつく。
「あう? ってサイトっ」
「おはよ、テファ今日も柔らかいね」
 もみもみ、朝の挨拶には不適切な擬音をさせながら、サイトの指がたわわな桃リンゴにめり込む。
「あうあう、き、昨日あんなにしたのにっ」
「起きたら、全快!! 勇者の法則っ!!」
 多分テファには理解できない説明をした後、両手に余る胸を下から持ち上げるように愛撫する。
「ほら、邪魔だろテファ? 俺が支えててあげるから」
 俺のふざけた言葉に、テファがちょっとへこんだ。
「じゃ、邪魔かな? サイト……こんなの無い方が良いの?」
「滅相もございません、これを……俺がどれだけ求めていたかっ!」
 どこかの学院の生徒達には聞かせられない台詞を平然と吐く。場所が場所ならば今の一言で何度死ねたことだろうか。
 喋りながらも休むことが無かった腕のお陰で、テファの腰が少しづつ落ちてくる。
「あの……サイ……ト……その……ね?」
 もじもじと足を擦り合わせるテファに、少し意地悪をしたくなる。
「何? テファ、俺が支えててあげるから、頑張って朝ごはん作ってね、いやー楽しみだなぁ」
 意地悪を言った事を次の瞬間には後悔した、テファの目が潤んでいたから。
「いい……もん、頑張って、お料理……するもん」
 げ、しかも料理続行……『お預け?』最悪の言葉が脳裏をよぎる。お、俺はここでも犬なのか? 怒らせてしまったかもしれないテファの様子を窺う。
 この数日のおかげで、テファの事が少しは分かるようになった……と、思う。
 硬くなった乳首をそっと摘む。小さく跳ねる背中を見て、怒りよりも感じていることを確信。そういう事なら、とおさわり続行。
 胸を下から包み込むようにしたまま、指先だけで乳首を遊ばせる。敏感なテファが痛くない様に、小さな刺激をしつこくしつこく加え続ける。
「サイトの……いじわるぅ……」
 泣き声と共に、テファがその場に座り込んだ。両手で胸を守ろうとしているけれど、テファの細い腕では、大きな胸を守りきれない。
「……ぅっ、ずるっ……いっ……」
 床の上で悶えるテファに抱き寄せられらた。
「こんなの……ずるいっ、わたしも……するっ!」
 調子に乗っていた俺の手が、テファの両手に絡め取られる。俺の手を抱きしめたままのテファが振り返って……俺の口の中にテファの舌が差し込まれる。
 攻守交替。たっぷりの胸を押し付けながらのディープキス。

 ……テファの方がずるいと思う。


641:3/6
07/01/18 00:46:37 1cLUINl7
 サイトの唇が好き。こんなに優しい唇はサイトだけ、サイトとキスするときだけがわたしの特別。
 きっとサイトにキスするためにわたしは生まれてきたの。
 胸をサイトに押し付ける、サイトも気持ち良さそうだけど、実はわたしも気持ち良い。サイトが触ってくれている所からわたしが溶けてなくなりそう。
 一瞬でも長く唇を重ねながら、ぺろぺろとサイトの唇を舐める。もっともっと密着するために角度を何度も変えながら、水音を立てて吸い上げる。
「テ、テファ……ちょっ、まっ……」
 いや、わたしはサイトにキスしたいのー。
 サイトがこっそり降りてきたのも、後ろに立ったのも知ってた。胸だって触りたいだけ触らせてあげたもの。……キス位……いいよね?
 サイトをぎゅって抱きしめると、背中をぽんぽんって触ってくれ……る、けどサイトお尻は調子に……ま、いいか。
 お返しに硬くなっているサイトを、服の上から何度かなぞる。サイトの手が止まって、バタバタ暴れ始める。かわいーの。
「ねぇ、サイト、どうしてわたしがこんなに早く朝ごはんの支度始めるか知ってる?」
 子供たちが起きてくるまで、まだまだたっぷり時間が有るけど、最近は毎日こんな時間に起き出す。……結局忙しい朝になってるけど。毎日。
「待ってたんだよ? サイトを」
 そう言った途端に、サイトの目が納得する。気付いてなかったんだね。サイト鈍い。
 パンツの中に手を差し込んで、熱くなっているのを柔らかく掴む。
「サイトも……期待してる?」
 親指と人差し指で根元を締めながら、残りの手でサイトの感触を確かめる。
「ん~~、んんっっ~~」
 キスしたままだから喋れないサイトが、逃げようとしてる。……逃がさないけど。
 徐々に手を加速する。サイトの限界は全身で覚えてる。サイトが一番気持ちよくなるように、でも絶対に出さないように。
「ほら、サイト気持ち良いよね? もっともっと良くなるよね?」
「ちょ、まっ、手よりもっ……んんっっ」
 サイトにオネダリされたら、なんでも許しちゃうから、聞いてあげない。でも……そろそろかな?
 硬く熱く自己主張するソレを離して、サイトを開放する。
「……テ……ファ?」
 唐突に途切れた快感に、サイトがもじもじしてる。かわいい。
 少し身体を離してサイトを観察する。切れた息を立て直して、わたしを睨む。
「テファ……」
 快感で濁った目も素敵だよ、サイト。
 今日はどんな事してくれるのかな? ドキドキしながらサイトを見つめる。
 今は……サイトを見つめているだけなのに、いつでもサイトを迎え入れられるように、身体がどんどん濡れていくのが分かった。
「立てよ、テファ」
 獣の目をしたままのサイトに手を取られて、荒々しく引き起こされる。
 痛い位抱き寄せられて、今度はサイトからのキス。熱く滾ったままのソレがお腹に当たって痛かった。
「テーブルに手を突いて」
 突いて、って言うと同時にテーブルのほうに軽く押される。
 腰くらいの高さテーブルだから、サイトの言うとおりにすると、まるでお尻を突き出しているみたいな格好になった。
「……準備、出来てるんだ」
 分かっていても、口に出されると恥ずかしい。

「意地悪っ」
 精一杯の抵抗に、サイトから目を逸らした。

642:4/6
07/01/18 00:47:40 1cLUINl7
 テファの足を透明な雫が伝っていく。たとえ目をそらしていても、話を聞いていないフリをしていても、身体は素直に反応していた。
 力の入らない様子のテファは、見ているだけでテーブルにすがり付いていった。
「……サイト?」
 何もしてこない俺に、そらされていたテファの視線が戻る。
「意地悪らしいから、俺」
 一言だけ答えて、テファの胸を持ち上げる。十分感じている時のテファは、多少強めにしても平気だ。それが分かっていてなお、優しく優しく責め始める。
「テファの胸、気持ち良いな、俺このまま出しちゃうかも」
 そんなもったいないことをするつもりは微塵も無かったが、まるでそれが本気だと言うことを示すように、テファの柔らかい所に硬くなったモノを擦り付ける。
「……ひどっ、サイトっっ」
 ついさっきまで余裕たっぷりで、俺を責めていたテファの取り乱す様子が見れただけで満足だったが、気持ち良い感触に腰が止まらない。
 くちゅくちゅと水音が聞こえる。止まる様子が無いどころか、押し付ける力が強くなり始めたことに気付いたテファが、取り乱した。
「ご、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ、サイト、意地悪じゃないからぁっ、いつも優しいからっ」
「あー、もう、どうでも良いかも」
心にも無い一言に、よほどショックを受けたらしいテファが、がっくりとテーブルに頭を伏せる。
「…………ぃ……ん……だ、サイト……ぃ……ょぉ……」
 あ、やば、やりすぎたか? 胸をしっかり掴んで、テファに覆いかぶさる。テーブルと腕の隙間から聞こえる呟きに耳を澄ます。
「……サイト、わたしのこと好きじゃないんだ……だから、愛してくれないんだ」
 は?
「いいの、サイトが気持ちよかったいいの、わたしが好きなだけだから」
 小さく喉を詰まらせながら、途切れ途切れに呻いていた。顔を見るまでもない涙声。
「テファ、ちょっとっ」
 慌てて抱き起こしても、一向に泣き止まなかった。ついさっきまで女の顔で鳴いていたテファが、まるで子供のように涙を零していた。
 胸が痛い。
 何が不安なのか、たまにテファは壊れたように情緒不安定になる。
「そんな事無いって、ほら、テファ入れていい?」
 返事もせずに泣き続けるテファの中に、ゆっくりと侵入する。
「……ふ……ぁ、サイ……トぉ……」
 すっかり馴染んで、回数を重ねるごとに俺のモノだと実感できるテファの中。
「大丈夫テファ、ちゃんと好きだから」
 桃色の髪の毛が脳裏をかすめる。テファを抱きながらでも、『好き』と言う言葉を口にすると必ず思い出す大切な人。
 自分がこんなに不実な人間だとは思わなかったけど……好きな娘の事を考えながら、別の美少女を抱きしめるのは、背徳的でさっきまでよりずっと気持ち良かった。
「好きだよテファ、安心して良いから」
 何度も『好き』だと繰り返す。何度もルイズを思い出す。
「ひゃっ、うっ……サ……イト、あのねっ、わたしっ、わたしもぉっ」
 『好き』だと、繰り返すたびにテファが締め付けてくる。その一言だけでテファがどれだけ感じているのか、繋がっている俺にも感じられるほどに。
 ゆさゆさと揺れる胸を掴んで引き寄せる、叩きつけられるお尻を反動で押し返す。
 絶え間なく続く刺激に、テファの理性が飛び始めた。
「ひっっ、あぁぁぁぁ、いいよぅっ、サイトぉ、きもちいのっ」
 最深部まで差し込んだまま、奥をかき回すとテファが床の上に崩れ落ちた。
 床の上におっぱいが広がる。力が入らない様子なのに、腰だけはしっかりと俺に押し付けられてくる。
「テファ……俺も、そろそろ」
 床の上に四つん這いになって、俺にお尻を突き出していたテファがうれしそうに微笑む。
 俺が気持ち良いと言うといつもうれしそうなテファ。
「サイトっ、……もっとっ、もっとっ、強くっ、サイトを感じさせさせてっ」
 まだ駄目らしい。
 背筋を這い上がる快感を精神力で押さえつけて我慢。胸を床に押し付けるように乱暴にテファの中を往復する。
「ひぅっ、ら、乱暴はっ……らんぼうなのわぁっっ」
 腰を掴んで乱暴に叩きつける。小気味いい音が部屋中に響く。
 あ……
「テファ、誰か起きてきたらどうしよ?」
「ひっ、だっ……だめっ、そんなのっ……」
 一段と強くなる締め付けに、急速で近づいてくる限界を感じながらも、俺の口は止まらない。
「見られたら何て思われるんだろうな? テファねえちゃん、何してるのって、聞かれそうだな、ほらっ」
「っっっあっ……」
 耳元で囁きながら、誰も居ない部屋の入り口を示した瞬間、テファの全身が強張る。テファの一番奥で暴れていた俺も、呑み込むようなうねりの中に全てをはき出した。

643:5/6
07/01/18 00:48:12 1cLUINl7
「おはよー、テファねえちゃん」
「おはようエマ、よく眠れた?」
 ぐしぐしと目を擦りながら現れるエマを椅子に座らせる。
「今日もエマが一番ね、早起き偉いね」
 わたしが一言誉めただけで、にっこりと笑ってくれる。
 幸せ。
 サイトと一緒に暮らし始めてから、前までは何も感じなかった些細なことが、とてもうれしい。見慣れた子供たちの笑顔も、好きな人が居ると言うだけで、まったく違って見える。
「テファねえちゃん、最近きれぃね」
 ……サイトが毎日可愛がってくれるしぃ……っと、違う違う。
「そう? いつもと同じだよ」
 つい口に出して、『かわいがる』ってなぁに?を半日聞くのは……うれしかったけど、しばらくいいや。
 どうして? どうして? しつこく聞くエマをいなしながら、朝食の準備。
 ついさっきまで、サイトと……そんな所に食事を並べるのはかなり恥ずかしかったけれど、気付かれるわけにはいかないし。
 『サイトのばかぁぁぁ』ここには居ないサイトに、心の中で怒りながら、朝食の準備を終える。
「おはよう、ティファニア」
「おはようございます、アニエスさん」
 昼間サイトを独占する、憎い人。でも我慢。サイトが自分で練習してることだもの。
「サイトはどうした? まだ寝てるのか?」
 回りも見回したアニエスさんが、不機嫌そうにしていた。
「その……水汲みに」
 朝飲む分位はあるけれど……サイトのそのっ、アレがこぼれて掃除に水使っちゃったから、汲みに行かないといけなくなった。
「昨日のうちに用意しておけばいいいものを、どんくさい男だな」
「ち、違います、わたしがこぼしちゃってっ」
 サイトはどんくさくないっ!!
 あんまり口が過ぎると、苛めちゃうよ! 真面目に怒りかけると、アニエスさんはあっさり引き下がった。
「悪かった、悪かった、そんなに怒るな。妙に迫力があるぞ」
 なら……いいけど。
「ねーねー、テファねえちゃん、最近きれぃだよね?」
 エマ、その話まだ続けてたの。同性の意見ってちょっと怖いかも。
「まぁ、サイトが居るしな」
 さらりと言うアニエスさんの言葉に、わたしの血の気が引く。
 バレてるのっ? サイトとわたしの事、アニエスさん知ってるの?
「異性が居る環境だと、良い意味で緊張感があるんだろう」
 微妙にずれたアニエスさんの指摘に、エマが深く頷いている。……うっかりな二人で助かった。
「わたし、かれし、ほしー」
「んー、わたしはしばらく要らんな」
 他愛ない朝の会話。
「サイトは、だめかなー?」
 なっ、エマめっ、サイトはわたしのっ!
「いや、あいつにはミス・ヴァリエールが居るから諦めろ」
 笑いながら言うアニエスさんの一言に、わたしの心のどこかが凍りつく。
「……どんな人なんですか? ミス・ヴァリエール……ルイズさんですよね?」
 上手く……笑えているかな? アニエスさんに気付かれないかな? そんな心配をしながら、アニエスさんに先を促す。
「あいつに七万の大軍に突っ込む覚悟をさせる女さ」

 アニエスさんの一言一言が、わたしの心を切り裂いていく。

644:6/6
07/01/18 00:48:45 1cLUINl7
「とまぁ、こんな感じだな、ミス・ヴァリエールは」
「へー、びじんさんなんだね」
 聞きたくて……聞きたくなかった。
 サイトがどれだけその人と時を重ねたのか、どれだけその人と笑いあったのか。想像するだけで世界が揺れる。
「ただいまー」
 その声にわたしの世界はもう一度安定を取り戻す。
「ごめんね、サイト。重かったでしょ? 貰うね」
「いいって……」
 こそっと、『俺のせいだし』耳元で囁いてくれる。二人の秘密みたいで、ささくれだっていた心が、あっという間に穏やかになる。
「サイト、遅いぞ」
「そいぞー」
 二人が笑いながらサイトに席を勧める。
 そうこうする間に、子供たちが次々と下りてくる。
「おはよー、テファねーちゃん」
「うー、はぉー」
 それぞれの席に着く子供たちを見ながら、サイトの汲んできてくれた水を水瓶にうつす。
「手伝うよ、テファ」
 優しいサイト。
 皆で囲む、笑顔の溢れる食卓。

 そんな毎日が楽しくて、楽しくて……


―――幸せに流され続けた、ある日。
「ねー、テファねえちゃん、桃色の髪の毛……見たよ」
 エマの一言が、わたしの世界を打ち砕く。

645:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:52:45 1cLUINl7
あと2回位?(誰に聞いてるのだ)
思いのほか長くなりました、ごめんなさい。
もうしばらくお付き合いくださいね。

結構評判良さそうな>>604 見たいなのを書こうかなとも思ったのですが……

やさしい気分の時しか書けないようです。
今? 無論やら……失礼。

ではっ、近いうちに。

あと、受験の方頑張ってくださいね。

646:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:58:38 pKj9Nc7S
一番槍GJ!
エロイよテファエロイよ(*´Д`)

647:名無しさん@ピンキー
07/01/18 01:06:24 b8uPSKzm
二番槍GJ! (*´Д`)

648:名無しさん@ピンキー
07/01/18 01:33:03 Yg+i1nrJ
三羽烏!>>645
テファがエロ可愛い
サイトもう定住しちゃえよサイトー!!!

649:名無しさん@ピンキー
07/01/18 01:41:23 02LTOvj/

文章作法もしっかりしてて更にGJだ

650:名無しさん@ピンキー
07/01/18 02:29:32 bmvb+bc5
>>645
狂おしいほどにGJ!!
せつないなぁ…… つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

651:名無しさん@ピンキー
07/01/18 02:50:59 Yc+GE5Pj
この流れで言うのもなんだが最近はティファニアとタバサが多いな。

652:名無しさん@ピンキー
07/01/18 08:33:00 DnWtxuth
>>649
文章作法がどうだとか言い出すと雰囲気悪くなるからヤメテ。
語りたかったら保管庫でいくらでも相手するからさ、
とにかく、そのレスを読んだ人がどんな気持ちになるか考えてからレスしてほしいな。
レスにも作法はあると思いますよ?


653:名無しさん@ピンキー
07/01/18 12:40:01 W2lmcTyS
GJ!
テファが才人と幸せになれますように

654:名無しさん@ピンキー
07/01/18 16:27:49 MaYpO6kd
GJ!!

655:名無しさん@ピンキー
07/01/18 17:54:11 5oC+sF4G
雰囲気良くしてる奴…>>649
雰囲気悪くしてる奴…>>652

656:名無しさん@ピンキー
07/01/18 17:58:38 ugNLCAbe
ミザリーENDのフラグktkr

657:名無しさん@ピンキー
07/01/18 20:52:11 DnWtxuth
更に雰囲気悪くしてる奴…>>655

658:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 20:59:16 4ZWRDXgn
ごめぇん遅刻遅刻♪
そういうわけで続き投下ネ

659:ZERO ◆GEASSrKQFE
07/01/18 20:59:20 EM7LrIcN
空気を変えようとする俺…プライスレス

660:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 21:00:22 4ZWRDXgn
ここ数日姿を見せないから心配になって部屋に見に来ると、いきなりドアを開けて出てきたシャルロットに抱きつかれた。
シャルロットは俺の腰に手を回し、顔を胸板におしつけて、ぎゅーっと抱きついている。

「お、おい」

俺は周りを伺いながらシャルロットにそう語りかけるが、シャルロットは応じない。
俺の胸板に顔を埋めたまま、顔も上げようともしない。

「どうしたんだ一体?」

俺の質問に、しかしシャルロットはふるふると首を振るだけだ。
っとに、しょうがねえなあ。
俺はそんなシャルロットを優しく抱きしめてやる。
すると、シャルロットの身体がぴくん!と跳ね、そして俺の胸板に埋めていた顔をゆっくりと持ち上げてきた。
その瞳は零れそうな涙で潤み、化粧もしていないのにその唇は鮮やかな桜色に染まっていた。
え、えーっと。
俺はその瞳から目を逸らせなくなってしまった。
すると、次の瞬間。
シャルロットは、そっと目を閉じて、唇を軽く突き出して見せた。
…これは、キスしろってことだよなあ…。
俺はそんなシャルロットの唇を優しく塞いだ。
すると、シャルロットの腕が俺の首筋に伸び、しっかりロックすると、さらに唇を押し付けてきた。
…ひょっとしてシャルロット溜まってる?
ま、まずい。今ので俺の中のエロエンジンに火が入ってしまった。
俺の脳は即座にエロい思考で支配される。
…ま、まあ無理矢理なわけじゃないし。
ちょっとしたいたずら心から、俺は。
シャルロットのお尻をなでなでしてみた。

「んっ…」

しかしシャルロットは嫌がる素振りもみせ…って。
い、今の感覚は?
俺はそれを確かめるため、今度はプリーツスカートの上からシャルロットの小さなお尻をもみもみしてみる。

「んっ、ふっ…」

シャルロットの唇から、甘い吐息が送り込まれてくる。
って、このチビっ子。

はいてねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

最初の感触で下着のラインを感じなかったからもしや、とは思ったが!
今日ははいてないですかシャルロットさん!
その状況を入力された俺の脳内の演算装置は、即座に最良の答えを弾き出した。
すなわち。
俺はシャルロットから唇を離すと同時に、シャルロットの身体を無理矢理引き剥がした。
不満そうに俺を見上げるシャルロット。
うんうん確かに不満だろうね。溜まってて軽くお尻いじられただけじゃ、満足しないよね?
それでは。

「久しぶりだし、ちょっとそのへん歩かない?シャルロット?」

はいてないまま野外を連れまわしてみましょうかねー?

661:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 21:01:30 4ZWRDXgn
才人は部屋に戻って下着を着てこようとするタバサの肩を掴み、無理矢理歩き出した。
あくまでタバサがはいてないことは知らん振りで通すつもりである。
どこまで変態なのかこの男。
タバサは最初慌てたが、才人の強引な態度に折れた。
それに、サイトと一緒に歩ける。
三日逢わずに禁断症状の出ていたタバサは、そのことでもう頭が一杯になってしまった。
女子寮を出ると、才人はまず、中庭を横切って火の塔に向かった。
この時間は結構人も多いので、二人は腕など組まず、付かず離れずの距離を保っている。
才人が先導し、その後をタバサがちょこちょこと着いていく。
不意に、軽く風が吹いた。
タバサの短いスカートがふわりと浮く。

「…っ!」

慌ててタバサはスカートを抑える。

「ん?どうしたタバサ?」

そんなタバサを、才人がにやにやと見つめる。
タバサはまさかはいてないのだとも言えず、赤くなって頭をふるふると振る。

「じゃあ、行こうか?」

そして、才人はすたすたと歩き出す。
慌ててタバサは後を追う。
しかし、先ほどスカートが捲れ上がりそうになった事が、タバサの歩幅を自然と狭めていた。
少しでもスピードを上げると、スカートが捲れてしまうのではないか。そんな思いが、タバサの歩く速度を落としていた。
そうしている間にも、才人はどんどん先へ行ってしまう。

「どうしたー?置いてくぞー?」

タバサは慌てて後を追う。
早めた足のせいで、スカートの裾がひらりと舞う。

「ーーっ!」

慌ててスカートを抑え、辺りを伺う。
しかし、辺りに人影はなく、火の塔の入り口近くに才人がいるだけだ。
その才人は何も言わず、じっとタバサを見つめている。
は、早く行かなきゃ…。
タバサはなるべくスカートがなびかぬよう、小走りで才人の下へと急いだ。
才人の下へ着くと、タバサは軽く息が上がっていた。

「大丈夫?シャルロット」

辺りに人影がないので、才人はタバサを本名で呼ぶ。
その問いかけに、タバサは息が上がり応えられない。

「ちょっとこっちで休もうか」

才人はそんなタバサを入り口の物陰に引き込む。

662:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 21:02:19 4ZWRDXgn
タバサは才人のなすがまま、物陰に連れ込まれた。

「誰かに見られたんじゃない?」

物陰に入った直後、才人はタバサを後ろから抱きしめて、耳元でそう囁いた。
え…?

「はいてないだろ?シャルロット」

言って才人は、タバサのスカートの中に右手を入れた。

「やっ…!」

すべすべとした柔らかい感触が、汗の湿り気を帯びて才人の手に吸い付く。

「ぱんつもはかずに、何を期待してたのかなシャルロットは?」

そう囁くと、直接触れた手で、いやらしくタバサの白い肉丘を撫で回す。

「やっ…あっ…」

その行為に、タバサの喉が踊る。
そんなタバサに、才人は意地悪く囁く。

「ほら、ちゃんと声抑えないと、誰かに見つかっちゃうぞ?」

タバサは慌てて両手で口を塞ぎ、声を抑える。
その間も才人の手はいやらしくタバサの臀部を這い回り、タバサの雌を目覚めさせていく。
そしてついに。
才人の指が、タバサの裂け目に沈み込んだ。

ぐちゅっ!

そこは、溢れたタバサの蜜でぬめっていた。

「んーーっ!」

ぐちぐちと卑猥な音を立て、才人の指がタバサの中に何度も沈む。
その蜜の溢れ具合に興味を覚えた才人は、タバサの背を塔の壁に押し付け、その足元に跪く。
そして、スカートの前を両手でつまんで持ち上げた。

「んんっ!」

タバサは拒否の声を出そうとするが、声を漏らさないように両手で口を塞いでいるため、それは適わない。
手で才人の手を押さえるのも適わず、されるがままになってしまう。
才人の視線に晒されたタバサのそこは、白いニーソックスを濡らすほどにまでタバサの樹液が滴っていた。

「すごいな…べちょべちょだ」

そう言った才人は、ニーソックスの端から腿の付け根まで、一気に舌で舐め上げた。

「んーーーーーー!」

その快感にタバサの背が仰け反り、蜜壺はさらに樹液を溢れさせる。
そして、声を上げぬよう、必死に口を抑える。
そんなタバサに嗜虐心を刺激された才人は、さらにタバサを責め上げる。
蜜を溢れさせるタバサの裂け目に、目をつけた。

663:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 21:03:14 4ZWRDXgn
熱くぬめるタバサのそこを指で割り開くと、その内側からタバサの果汁が溢れ出てきた。
才人はそれを、音を立ててすする。

じゅるるるるるるるっ

「んんんんーーーーーーーーーーッ!」

その音と刺激に、タバサは必死に頭を振り、快感に耐えるしかない。
そんなタバサに、才人が股間からタバサを見上げながら言う。

「こんなに音たててたら…口閉じてても意味ないね?」

そして再度、タバサの股間を吸い上げる。

じゅるるぅっ!じゅるっ!

「んふっ、ふぁっ…!」

ついにタバサの手が口から離れ、一瞬声が漏れる。
そこに、塔の入り口の方から声が聞こえた。

『あれ?今なんか声しなかったか?』

男子生徒の声らしいその声に、タバサは慌てて口を塞ぐ。
しかし、才人の責めは止まない。

じゅるるっ

「んんんんんんっ」

『気のせいじゃない?』

必死にイヤイヤをして、才人に懇願するタバサ。
それはまるで逆効果で、才人はさらに、舌を差し込んでタバサの割れ目を上下に削る。

「んっふ、んんーーーーーーーーーーーッ!」

『やっぱそうかな?』
『そうだよ、それより授業始まるぜ。急ごう』

もう、もたない。
そう思った瞬間、その生徒たちは、小走りに塔の中に入っていってしまった。
それを確認した才人は、タバサを責めるのをやめ、その耳元に口を寄せた。

「聴かれてる方が感じるんだ…シャルロットは?」

そして、右手でタバサの秘所を撫で上げ、その手にまとわりついたタバサの粘液を目の前で荒い息をつく青髪の少女に晒す。

「やっ…ちがっ…」

赤面し、自分の零した液体から顔を逸らすタバサ。
そんなタバサに満足した才人は、限界まで張り詰めた自分自身を取り出すと。
抵抗する間も与えずタバサを抱え上げ、一気にほぐれきったタバサの中を貫いた。

「やっ…あ…っ!」

奥まで貫かれながら、必死に声を抑えようとするタバサ。
才人は一番奥の壁までタバサを貫くと、腰を止める。

664:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 21:04:14 4ZWRDXgn
才人は、塔に近づいてくる人の気配を感じていた。

「誰か来たみたいだね」

『ほら、遅れるぜ早く早く!』
『っとにもー、お前昼飯長すぎなんだよ!』
『しょ、しょうがないじゃないかぁ』

声とともに、足音が近づいてくる。
そして才人は足音に合わせ、軽く腰を前後に動かす。

「やっ…あっ…だめっ…やめっ…こぇ…っちゃう…うっ」

必死に涙を流し、その快感に耐え、声を抑えるタバサ。
それとは逆に、タバサの秘裂は才人をぎゅうぎゅうと締め付け、愛液を溢れさせる。

『ほら急げ急げー!』
『おー!』
『ま、待ってよぉ』

足音がすぐそばまで寄ってくる。
それに合わせるように、才人のストロークが激しさを増し、タバサにどうしようもない快感を打ち込む。
もう…だめ。
タバサは全てを諦め、せめて最後はサイトの顔を見て逝こう、と思い、涙に濡れた瞳で自分を犯す想い人を見つめた。
開いた蒼い瞳が、才人を捉える。
その瞳が訴える何かを、才人の心を締め付けた。
そして、タバサが最後の声を上げようとしたその時。
才人はまるでタバサの口を塞ぐように自分の口でタバサの小さな唇を覆い尽くし、タバサの声を飲み込んだ。

「ん、んんんんんんんんんーーーーーーーーーーッ!」

それと同時にタバサの秘所が弾け、潮を吹くと同時に才人をきつく締め上げた。
才人はその中に全てをぶちまける。
下腹部に熱い迸りを感じながら、タバサの意識は闇に沈んでいった。

665:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 21:05:23 4ZWRDXgn
目を覚ますと、自分の部屋のベッドの上だった。
…サイトが、運んでくれたのかな…。
身体を持ち上げ、首から下を確認する。
今まで着ていた制服や下着なんかは全て脱がされ、寝間着の貫頭衣1枚になっている。
たぶんサイトが、着替えさせてくれたんだと思う。
周囲を見る。
…誰もいない。
…サイト、どこいったんだろ…。
私は無意識にベッドから足を降ろしていた。サイトを探すためだ。
格好なんてどうでもいい。サイトに逢えればそれでいい。
私は裸足のままぺたぺたと、扉に歩いていく。
すると。
バタンと扉が開き、サイトが洗濯籠を持って現れた。
どうやら、汚れた私の衣類を洗ってきてくれていたらしい。

「しゃ、シャルロット…?」

サイトは私を見ると…。
?なんか赤くなってる?
私なんかヘンな格好してたっけ?
私がふに落ちない顔をしていると、突然サイトが抱きしめてきた。
え?えええええええええええええ?
私がさらに混乱していると。

「俺さ」

サイトは私の耳元で語りだした。

「ワガママかも知れないけどさ。俺あの時思ったんだ。
 …シャルロットの声、他のヤツに聞かせたくないって」

私の中心を、その言葉がきゅうっ、と締め上げる。
…サイト、そんなふうに思ってくれてたんだ…。

「なのに、俺あんな意地悪して。
 …悪かったって思ってる」

そして、私をさらにきつく抱きしめた。
…嬉しい。すごく嬉しい。
思わず泣き出しそうになっちゃったけど…。サイトのそんな想いに応えるべく、私はサイトを抱き返し、そして言った。

「私も、サイト以外にあんな声聞かせたくない」

それを聴いた途端、サイトは身体を離すと、私をじっと見つめてきた。
私は赤くなって俯きながら、心を決める。
…この先、言っちゃうよ?

「でも、サイトには聞いて欲しい。
 いっぱいいっぱい、聞いて欲しい。
 …だから」

そして、そっと顔を上げてサイトを見つめる。

「二人きりの場所で、いっぱい……して」

私の言葉に、サイトは後ろ手に扉を閉め…。
そこは、私達『二人きりの場所』になった。 ~fin

666:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/18 21:07:17 4ZWRDXgn
はいおわり。
山も落ちも意味もないお話でしたまる

ていうかスパーキングNEOやりすぎて右手痛いんじゃあああああ
明日夜勤なのにorz

そういうわけで寝ますノシ

667:名無しさん@ピンキー
07/01/18 21:25:35 x2vpv3Mg
GJでございます。

668:名無しさん@ピンキー
07/01/18 22:04:34 RFFTzoXs
せんたいさんGJ

669:名無しさん@ピンキー
07/01/18 22:24:58 WX5x/pcR
GJ!
いやっほ~う 今日のおかずをありがとうございます!!

670:名無しさん@ピンキー
07/01/18 22:53:26 qJHMxvO2
本スレに面白いことが書いてある

671:名無しさん@ピンキー
07/01/19 06:40:01 Hk8UAKsL
せんたいさんのタバサはさすがだな。年季を感じるぜw

そろそろアン様ぶんが欲しい・・・・(´Д⊂

672:名無しさん@ピンキー
07/01/19 11:02:30 9pIjGKab
>>671
同意だ、兄弟よ
アン様よ、光臨したまえ

673:名無しさん@ピンキー
07/01/19 12:35:55 k+ohGHTs

        ┏━━━━━━━━┓
        ┃ルイズ  タバサ    おっぱい  シエシエ┃┏━━┓
        ┃HP:30  HP: 27   HP: 33     HP:55 ┃┃がんがん┃
        ┃MP:  0  MP: 45   MP: 89     MP: 0 ┃┃ いこうぜ ┃
        ┗━━━━━━━━┛┗━━┛
                      ,。='゚=。、
                     〃了⌒ヽ
                      ノ {_八ノノリ、。
                     (( リ ゚ヮ゚ノノ))}〕 
                       /ノO Vつ||
                      (7}ヽ/∧
                      /__ ノ_j
        ┏━━━━━━━━━━━━┓
        ┃ひめさまがあらわれた!!                       ┃
        ┗━━━━━━━━━━━━┛

674:名無しさん@ピンキー
07/01/19 13:12:29 4WNCls4C
>673
ルイズはMPはあるんじゃないの?

675:名無しさん@ピンキー
07/01/19 13:17:03 AnRekUl5
「がんがんいこうぜ」だからエクスプロージョンかまして使い切ったのかも

676:名無しさん@ピンキー
07/01/19 14:43:29 gL/WGOAT
とりあえず全員に危ない水着装備だな

677:名無しさん@ピンキー
07/01/19 15:00:14 fydL7ZfC
ルイズにぱふぱふ…は無理か。


678:名無しさん@ピンキー
07/01/19 15:05:49 hS7E7Cau
専門書によると85以上だとできるんだっけ?

679:名無しさん@ピンキー
07/01/19 15:27:22 hS7E7Cau
ルイズはサイトとの常時でMPを使い切ったらしい

680:名無しさん@ピンキー
07/01/19 16:10:28 D/09uht8
姫さまは敵なのか?


681:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:17:11 Dkf2H12a
現状でサイト争奪戦で一番の強敵だからじゃね?
幼馴染としての葛藤分でシエスタより上ってことで

682:名無しさん@ピンキー
07/01/19 17:50:58 lBJkR1zK
ルイズのMPはバグっててマイナスが付いてたりするような…

683:名無しさん@ピンキー
07/01/19 21:17:44 Evi/qFFM
…いや、その前に、なんで誰も「おっぱい」に突っ込まねーんだ?w



684:名無しさん@ピンキー
07/01/19 21:29:16 //SWAjVM
そうだな。ちゃんと「桃りんご」と表記すべきだな!

685:名無しさん@ピンキー
07/01/19 22:29:18 6r+z44BM
>>684
テファ限定のステータス表記?

686:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:42:16 bD5+NtkE

                   ,。='゚=。、
                  〃了⌒ヽ
                   ノ {_八ノノリ、。
                  (( リ ゚ヮ゚ノノ))}〕   
                    /ノO Vつ||
                   (7}ヽ/∧
                   /__ ノ_j
    ┏━━━━━━━┓
    ┃おや‥?               ┃
    ┃ひめさまのようすが‥!?    ┃
    ┗━━━━━━━┛  ".
                   ,。='゚=。、 ".
      ".  ".  〃了⌒ヽ
                   ノ {_八ノノリ、。  ".
         ".    (( リ ゚ヮ゚ノノ))}〕   
                    /ノO Vつ|| ".
                   (7}ヽ/∧
       ".".     /__ ノ_j ".  ".
    ┏━━━━━━━┓
    ┃                     ┃
    ┃                     ┃
    ┗━━━━━━━┛

       , イ             \
       /::::::\                \
        /::::::::::::::ヽ                 ',
        |::::::::::::::::::{              l
        |::::_:::::::::::::〉     、         |
        |/ ,、ヽ::::/       \        {
       /  ヽ∨   ̄≧ュ、  〉    __,. ,'
       {  ノ       r'::リ  ̄´  斤ォー /
       ∧ヽゝ ヽ     ̄ー' ├ー |ゞ′、/
     ,'  \|  |    ヽ、__ノ   !、__ノ
  _ /     l  l           }  /
 /:::::::ヾ     ヽ      __ ー' /
ノ:::::::::::::`:ー- 、 \   < _ / /
::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ヽ __     /
:::::::::::_:::-─::':: ̄::::::::::::::::: ̄/ ̄ 7 、
-─'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  /::::::::`::─- 、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  /::::::::::::::::::::::::::::::>ー─── 、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/   /:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::
    ┏━━━━━━━┓
    ┃おめでとう!ひめさま は      ┃
    ┃コルベール に しんかした!  .┃
    ┗━━━━━━━┛

687:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:46:39 GrY1nI7k
全力でBキャンセル!

688:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:57:53 bD5+NtkE
     , イ             \
     /::::::\                \
     /::::::::::::::ヽ                 ',
     |::::::::::::::::::{              l
     |::::_:::::::::::::〉     、         |
    ┏━━━━━━━┓
    ┃ひめさま の しんかが とまった! ┃
    ┃                     ┃
    ┗━━━━━━━┛

689:名無しさん@ピンキー
07/01/20 03:03:43 8575F728
姫様あああああああ

690:261のひと
07/01/20 03:33:04 R+eNC1vG
なんだか、テファばっかりかいててごめんなさい。
ちょっと、気分を変えてルイズとシエスタ……たしかに久々なような気がします。

なんだか微妙かもしれません。変なら指摘を……

691:1/7
07/01/20 03:33:41 R+eNC1vG
 部屋の中に誰も居ないことを確かめる。今見られるわけにはいかない。
「サイトー……シエスター……」
 部屋に入った後、小声で呼んでみる。返事は無い。
「よし!」
 サイトも最近騎士隊の事とかで立ち直りつつある。サイトが落ち込んでいたから、不謹慎で出来なかったこと……ずっとやりたかった事。
「い、いよいよっ……小さい頃からの夢がかなうのね」
 戦争前にちいねえさまにお願いしておいたのだけれど、戦争から帰ったらサイトが居なかったり、サイトを連れて帰ったら落ち込んだりで……
「延び延びになってたけどっ、今日こそっ!!」
 実家から送られた、ずしりと重い箱を持ち上げる。
 ついさっきまではベットの下に隠してた、サイトもシエスタも気付かない完璧な隠し場所っ!! わたしって天才。
 杖を握って箱に向かう、心臓がドキドキ鳴ってるのが分かる。口の中がからからに乾く。
「ど、どうって事無いわよね、おもちゃなんて」
 そう、この箱の中はおもちゃが沢山入ってる。ずっと……ずっと『シタカッタ』事をやっと……初めて出来るんだ。
 そう思うと、うれしくて頬が緩む。
 だって、ずっと出来なかったし。コレが手元についても三人部屋になったせいで、一人っきりになる機会なくなったし。
「誰かが見てると恥ずかしいし」
 別に誰でってシテる事かもしれないけれど、恥ずかしいものは恥ずかしいのだから仕方ないよねっ。
 っと、いけないいけない。こんな事をしている時間ももったいない。
 じっとりと汗ばむ手で杖を握りなおして、震えながら箱を開ける。
 小さく喉が鳴って、自分がどれだけ緊張していたのか分かった。
「これ……」
 目の前に並ぶのは小さな頃の憧れ。
「今日こそ……」
 一つ一つをベットの上に並べる。誰も居ないのは分かってるけど、ついきょろきょろ辺りを探る。
「シエスター、サイトー、居ないのよね?」
 今出てこられても困るけど、もう少ししてから出てこられたら言い訳できない。
「よし、OK」
 は、始めるわよっ。

 わたしはおもちゃに向き直る。

692:2/7
07/01/20 03:34:14 R+eNC1vG
「あっ、動いてるっ」
 ミス・ヴァリエールの部屋から変な声が聞こえる。なにかしら?
 ……よ、よもやっサイトさんとよからぬ事を?
「ゆ、許せません」
 部屋には鍵が掛かっていたけれど、合鍵は貰っている。
 サイトさんやわたしにとって都合のよい事に、この部屋の鍵は魔法製じゃないのです。昔はミス・ヴァリエールの為だったらしいですけれど。
 音がしない様に、そっとドアを開ける。もちろん、こんな時の為に毎日ドアには油を注している。いつこっそり部屋に忍び込まないといけないか分かりませんもの。
「あは、いいよぉ……素敵」
 ミス・ヴァリエールの声は止まらない。
 細く開けたドアから中を覗くと、ベットの上で毛布かもそもそ動いていた、これならっ!
 音も立てずに部屋に忍び込む、もう一度ドアを閉めなおして、部屋の隅まで移動。
「あ、こんな事も……するんだ」
 毛布の持ち上がり方から見て、ミス・ヴァリエールは一人のはず……
「素敵」
 何が素敵なのかしら? 好奇心に駆られて、じりじりとベットに近づく。
 よく見るとベットの周りには何か色々散乱していた。……誰が片付けるのかしら?
 毛布の中でもそもそしながら、何かを喋っている事しか分からないから……
「えいっ!」
 いっその事と、いきなり毛布を引っぺがしてみる。
「……ふえ? あ? っっっきゃあああああああああ!!」
 きょとんと周りを見回して、わたしと目が合った途端にミス・ヴァリエールが絶叫した。
「ななな、なんでっ? なんでシエスタが居るのおぉぉぉぉ」
「こんな昼間からベットの中で何なさってたんですか? ミス・ヴァリエール」
 堂々と近づいて、ミス・ヴァリエールの手の中を……
「おもちゃ?」
 子供の貴族の方が……遊ぶ用の?
「わ、わるいっ? わたし小さい頃これ……動かせなかったから……」
 あぁ、貴族の方のおもちゃって、魔法で動かすんでしたっけ? 魔法の練習にもなるからと、積極的に子供に与えるらしいですね。
「……この年になって、おもちゃって恥ずかしいから……こっそり……」
 この間からベットの下にあった箱の中身かしら? でも……結構可愛い所も有りますね。
「……で、ミス・ヴァリエール」
 怒られるとでも思ったらしいミス・ヴァリエールがビクンって震える。
 なんで遊んだだけで怒られるのかしら? 貴族の方ですし、躾とか厳しかったのかもしれませんけど。
「それ、どうやって動かすんです?」
 にっこり笑って聞いてみると、、弾かれたように説明を始めてくれた。
「あのねあのねっ、これは魔力を注ぐと、動くお人形でっ、これは無意味に浮かぶのっ」
 うれしそうにおもちゃの説明を始めるミス・ヴァリエールも可愛い。
「動かして見せてもらえますか?」
「うんっ」
 あら、いいお返事。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch