【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10 - 暇つぶし2ch450:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:51:52 lROSjMsk
>>448  結ばれる>縛られる
ですね……使う機会の無い字だから……ごめんなさい

451:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:56:10 /7gTDVDm
>449

萌えた。
黒テファもいいですね。アニエスいじめ、さらに期待してます。




あと割って入ってゴメン。

452:名無しさん@ピンキー
07/01/10 03:52:10 AP2HA1PQ
ヤンデレテファktkr!
ヤンデレ属性持ちとしては嬉しい限りだな。

でも、デルフでルイズ殺害とかルイズがエクスプロージョンでテファを~
ってENDだけはやめてくれよw

453:名無しさん@ピンキー
07/01/10 04:11:29 Y5brDzr2

( ;´Д`)黒テファ・・・ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘


454:名無しさん@ピンキー
07/01/10 16:27:16 7bovcBs5
ゼロの使い魔っつかエロの使い魔w

>>453
ティッシュウザすw
オナヌーは会社でしろw

ゼロの使淫魔っつー同人ならおいてあったっぽ
URLリンク(no33247.com)

455:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:50:25 zsQ3gQPk
>>441-448
痛いの無しの快楽攻めだと、かなり酷い事をしててもソフトに感じて許してしまえる
ティファの強気と弱気の緩急も素晴しい!
とてもとてもGJです!!

456:名無しさん@ピンキー
07/01/10 21:37:43 XRdFaQAr
( ;´Д`)漏れも一枚貰う・・・ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘

457:名無しさん@ピンキー
07/01/11 06:46:24 yCoo9jQQ
別にシルフィード好きじゃないが原作で才人×シルフィードはあるのだろうか?
シルフィードはやけに才人を買ってるし。ノボルの事だからありそうだが・・・・獣姦か・・・

458:名無しさん@ピンキー
07/01/11 07:05:01 NVhGetdL
サイト×シルフィはあってほしいと思うけど
シルフィはサイトとタバサをくっつけようとすると思う

459:名無しさん@ピンキー
07/01/11 09:07:39 N+AIZAsn
「サイト!シルフィね、サイト好きだわ、きゅいきゅい!」
「ああ、俺も好きだよ、シルフィ!」
「ここここの犬ぅ、竜にまで色目つかって…!」
「だってルイズは胸がないじゃん」
「あ、あんですってぇ!」
「だってシルフィは胸が大きいじゃん」
「きゅいきゅい!」
ルイズはナイフでシルフィードの乳をそぎ落とすと、自分の胸にくっつけた
「ほ、ほら!これで私も胸が大きいわ!」
「ルイズ!好きだ!」

おわり

460:名無しさん@ピンキー
07/01/11 10:54:49 QWBSjbAt
>459
ちょwww猟奇www

461:名無しさん@ピンキー
07/01/11 14:16:44 Mxm85+19
11巻はシャルロットはぁはぁで決定ですね。
仕えるべき―見つけた
がなんか凄くエロかた

462:名無しさん@ピンキー
07/01/11 15:36:53 VQLhhms2
11巻冒頭はルイズとシャルロットのどちらかと良い雰囲気になって、
ならなかったほうが妨害っていうありがちな展開だと思う。

463:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:19:59 YjQho26m
ERIC CLAPTON JAPAN TOUR 2006

Eric Clapton(g&vo)
Doyle Bramhall II(g)
Derek Trucks(g)
Willie Weeks(b)
Steve Jordan(dr)
Chris Stainton(key)
Tim Carmon(key)

464:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:53:59 ahvzHqrT
URLリンク(www.hobbyjapan.co.jp)

……ちいねえさま

465:名無しさん@ピンキー
07/01/11 22:57:59 IqvKTzgu
>>464
吹いたw

466:名無しさん@ピンキー
07/01/12 00:42:57 94uDnzL8
作品こないな

ついに失速か、何スレか前にこれからが肝心と言われたやいなやの荒らし来訪から寂れる一方だあね

467:名無しさん@ピンキー
07/01/12 00:45:41 Il4EOW/V
あと年末年始で盛り上がった反動もあるだろうな

468:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:13:50 pohMZbJS
おいおい、一日こないだけで寂れるって贅沢すぎるぞ。
過疎が当たり前なのに。

469:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:15:04 94uDnzL8
何人か頑張ってくれてるけど、205氏とか純愛センター氏とか見かけなくなった人も居るし悲しい。
前者はせんたいさん宛のコメントたまに投げてる気がするけど。

・・・・当たってたら新作ください

それはさておいても、職人は多いほうが幸せじゃよー
にぎやかだった頃の空気が懐かしいので

保管庫も一時期みたいに職人さんのコメント無いし

ぅ、年寄りの愚痴になってしまった

なんにしろ投下待ってるの ノシ

470:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:18:53 mtEKJM6Z
でも他より恵まれてるよねココ
第二期もやるし、本もまだまだ出るし

471:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:21:08 lQdh1Zqd
新人職人さんの投下も待ってますよー。こういう時なんか、丁度いいんじゃないかなぁ。

472:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:27:27 03hOsBG2
アニメ終了直後が一番良かった気がするがw

それってどうなんだ・・

にしても、ここ職人以外にもけっこ人いるんだね。
最近静かだからもっと寂れてるかと思ってた

473:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:40:33 e/aEYqDv
>>472 規制の都合で書けなかった奴挙手


ノシ


474:純愛センター
07/01/12 01:50:03 vbagrFP0
スマン…
センター前だから、どう頑張っても時間が採れん…

二作とも続きは入試が終わり次第書くから気長に待っとくれ。

475:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:51:36 13khnXnD
前スレで約束したメス豚アン様、書いてるよ!


                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩   書いてるよ!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)






書くの遅いから来月までは確実に掛かるけどな!

orz

476:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:52:46 3j3Az+xT
せんたいさんマンセーで萎えたってのがある
確かにせんたいさんはぬける作品が多いし、話が上手いと思うけど
明らかにせんたいさん以外の職人はスルーな書き込みが多かった時期もあったと思う
人気が反映される物だから仕方ないけどね

477:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:53:48 94uDnzL8
>>474 受験前かよ悪かった。ガンガレ

てーか、何で見てるw

そもそも去年(ry

待ってる

478:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:58:16 e/aEYqDv
>>474 待ってる。

>>476 書けなかったんだーーーー

いや、、コメント付けないと職人減るし、書きたかったんだけどね。

もっとこうゆう無駄口増えるとみんな書きやすいかね?



479:名無しさん@ピンキー
07/01/12 02:28:50 94uDnzL8
寝る

>>476 261のひと結構丈夫だよな
書くの止めるかと思った。>>311-315この辺
>>223-243 差が・・・

480:名無しさん@ピンキー
07/01/12 03:15:13 zt4TITiN
……くじけかけたけど、浮気してた……と、呟いてみる。おやすみなさい

481:名無しさん@ピンキー
07/01/12 05:54:07 vji8CrK7
>>452
なにを言ってる、最高の展開ジャマイカ

482:名無しさん@ピンキー
07/01/12 06:33:36 3MJWmP1/
>>474
いいから試験に集中しる!
リアルを一番大切にしる!


483:名無しさん@ピンキー
07/01/12 09:36:32 w371l3up
センターあと1週間か。
俺も勉強してこなくちゃ…orz
ずっとルイズ達と一緒にいたいのに。

484:名無しさん@ピンキー
07/01/12 11:39:20 28XIGK/Z
サイト絶倫になる魔法にかかりかたっぱしから学院の女生徒を・・。
話が長くなりそうだ.

485:名無しさん@ピンキー
07/01/12 11:42:01 bUdHYCEP
おまえらばかか?
おれはセンター試験にむけて原作+DVDみつづけてるぜ
おかげで確実に落ちると担任にいわれたさ


首つってくる

486:名無しさん@ピンキー
07/01/12 16:22:53 aHDOWZKF
仲間いっぱいいるな~~
おれも受験終わったら作品投下するぜ!
だからマジで待っててww今きついww

487: ◆manko/yek.
07/01/12 16:44:55 4yxVT5jO
プロットみたいなの3本あるけど誰か書いてみたい人いる?
新人職人向けに短くて薄い物語なんだけど…


488:名無しさん@ピンキー
07/01/12 16:48:27 p5BUiodU
スレ住人達よ、2ちゃんの危機らしいがこの神スレはどうするよ?

489:名無しさん@ピンキー
07/01/12 16:50:09 34InqXxJ
糞みたいなの書いたら速攻でこき下ろすから首洗って待ってろよ職人さんよ。

490:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:05:54 zoYoye1F
人間の屑にこき下ろされた所で痛くも痒くもならない件

491:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:11:48 WG0QnGsq
ここは屑以下の塵の集まるスレですが

492:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:16:35 rcyg4JdT
塵ね

493:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:54:35 3Jotz8Tt
2チャンが止まっても,保管庫があるから大丈夫

494:名無しさん@ピンキー
07/01/12 19:19:20 aHDOWZKF
2ちゃんなくなりはしないと思うけど
なんかあっても保管庫あるからね。

495:名無しさん@ピンキー
07/01/12 19:52:24 eLjceY3E
pinkしか見てないから2ch押さえラレテモ痛くも痒くも無い。

496:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:09:59 mtEKJM6Z
2ちゃんねる大丈夫みたいだぞ!
URLリンク(danblog.cocolog-nifty.com)

497:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:19:50 w371l3up
そっか、保管庫に直接投稿してもらえれば大丈夫なんだな。
職人さんに期待するしか…。

てか受験生いるもんだなw

498:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:46:19 4JsHToZi
>>441
GJ、素晴らしい。ちょっと暗めのふいんき(ryが最高でつ
次の展開にwktk

499:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:44:05 AFyL56Dj
なんで高校生がこのスレに居るんだ

500:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:33:23 vY/KCNt9
木の精

501:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:51:06 SKMVOHBB
ちょっと数日空けただけで過疎言わないでw
職人にも休みが必要なのじゃよ、アンダスタン?

ていうか今年こそ闘劇予選くらいは出たいからアルカナさせてーーーーーー(何

まあそれはともかく投下いきます

502:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:52:21 SKMVOHBB
目を覚ますとルイズが顔を覗き込んでいた。

「おはよ、サイト」

ここはヴァリエール邸内に建てられた、別邸の寝室。
そのキングサイズのベッドの上で、才人は目を覚ました。
…あ、そっか、俺昨日…。
昨日の事を思い出す。
なぜかルイズの父親に気に入られてしまった才人は、半ば無理矢理ヴァリエール邸に連れてこられ、ルイズの婚約者にされてしまった。
でもって、昨日はそのままルイズと二人で盛り上がって、いたしてしまった。
というわけで、二人は今全裸であった。
寝起きで才人がボーっとしていると。

「ちょっと」

眉をへの字に曲げて、ルイズが才人の胸板に乗っかってきた。
わずかしかない膨らみが遠慮なく才人に押し当てられる。
しかし喜んでいる場合ではない。
なぜかは知らないが、このご主人様は酷く不機嫌なようだ。

「起きて私が目に入ったら言うべきことがあるでしょ?ほら」

言って、期待に満ちた目でじっと見つめてくる。
外すな才人。ここで外したら男失格だ。
あたれええええええええええ!

  1.「おはようルイズ、っていうか当たってるんですが」
  2.「おはようルイズ、朝から欲情してんのか?」
にア3.「おはようルイズ、今日も綺麗だね」
  4.「おはようルイズ、今日もひんぬーだね」

「おはようルイズ、今日も綺麗だね」

にっこり笑って選んだ答えは。

「はいよろしい」

どうやら正解だったようだ。
ルイズは笑顔になると、才人に唇を重ねてきた。

「…夢みたい」

唇を離すと、ルイズは才人の胸板に頭を預け、その体温を楽しむ。
昨日までは、才人と自分の関係は使い魔と主人であり、恋人同士であり、それ以上でも以下でもなかった。
だが、今日からは違う。
親が勝手に決めたとはいえ、才人も納得している、婚約者の間柄。
そりゃもう何いたしても大丈夫なわけで!
朝から裸で抱きあってても問題ないわけで!

「…でもさルイズ」

そんなルイズに、才人が水を指す。
空気を読まない才人の言葉に、ルイズは少しむっとする。
…まあいっかあ、これから時間はいくらでもあるんだし。

「なぁに?」

とびっきりの笑顔で、才人に続きを促すルイズ。

503:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:53:01 SKMVOHBB
才人は続けた。

「今日は親父さんとこ行かなくていいわけ?」

…そーいえば。
母さまや姉さま達にも挨拶してなかったっけ。
外を見てみる。
日の傾き加減から言って、昼少し前、といったところか。

「そうね。とりあえず昼から挨拶に行きましょうか」

言ってルイズは、もう一度才人に口付けした。
そして唇を離して、言った。

「でもその前に…ね?」

どうやら、今朝の朝ごはんは抜きになりそうである。

出立の準備を整えた二人は、本邸へと向かった。
才人の乗る馬で、半時もしないうちに二人は本邸へついた。

「お久しぶりにございます、ルイズお嬢様」

本邸のエントランスで、二人を出迎えたのは執事のジェロームだった。
しかしジェロームはあからさまにルイズだけに頭を下げ、才人には頭を下げようとしない。
才人はまあしょうがないか、と思ったが収まらないのはルイズだった。

「…ジェローム、サイトにも礼をなさい」

その態度にルイズの方が不機嫌になる。
しかし、そんなルイズにジェロームは反論する。

「…いかな旦那様の認めた相手とはいえ、相手は元平民。
 そのような相手に、そうそう礼など尽くせましょうか」

どうやら、成り上がりでシュヴァリエになり、あまつさえルイズの婚約者となった才人に、ジェロームは好意を抱いていないようだ。
礼をしようとしないジェロームに、ルイズがキレかけたその時。

「あらあら。懐かしい声がするから来てみれば」

張り詰めた空気を一瞬で溶かすような、柔らかい声がジェロームの背後から聞こえてきた。

「ちいねえさま!」
「か、カトレアお嬢様!」

そこにいたのは、ルイズの二番目の姉。
桃色の波打つ美しい髪、優しく美しい笑顔、慈愛の女神の生まれ変わりと言われても過言ではない、ラ・ヴァリエールの次女である。
カトレアはコロコロと笑い、ジェロームをたしなめた。

「いけませんよジェローム。お客様にそんな態度をとっては」
「す、すいませんカトレアお嬢様」

ルイズの時は反論したジェロームだったが、カトレアの言葉にすんなり自分の非を認める。
人徳の差、というやつだろうか。

504:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:53:50 SKMVOHBB
「…とりあえず、客人としての礼は尽くしましょう。
 ですが、私はまだ認めたわけではありませんからな!」
「あらあら」

しかしまだ認める気にはなれないらしい。ジェロームは捨て台詞を残すと屋敷の奥へ行ってしまった。

「…私を迎えにきたんじゃないの…?」

半ば呆れながら、ルイズは軽くため息をつく。
そんなルイズに、微笑みながらカトレアが語りかける。

「まあいいじゃないの。お父様達なら、食堂で待ってるわ。食堂くらいわかるでしょう?」
「まあそうだけど…」

本来ならば、ジェロームが付き添って案内するべきなのだが。
この状況では致し方あるまい。
ルイズは手近にいた若いメイドを掴まえると、案内役を命じた。

「じゃ、サイト、行くわよ」

そう言って手招きするルイズ。
しかし当の才人は、カトレアに服の袖口を掴まれて動けないでいた。

「…ちいねえさま?」
「ルイズは食堂にいってらっしゃい。私は、サイト殿に少し用事があるの。
 聞きたいこととか、いろいろあるし」

なるほど、それで家族で一番先に出迎えたのか。
そうルイズは納得する。納得するが。

「じゃあ、その前に。
 …サイトちょっとこっち来て」

ルイズは才人の手を引いて、近くの柱の陰まで引っ張っていく。
そして、厳しい表情になると、言った。

「言っとくけど、ちいねえさまに手ぇ出したらコロスからね」
「…へ?」

才人はカトレアの胸に並々ならぬ視線を送っていた前科がある。
さらにこの男ときたら女と見たらほぼ見境がない。
しかもカトレアは自分と違い、男に迫られたら抵抗する術を持たない(はず)。
釘を刺しておくに越したことはない。

「…お前何余計な心配してんだよ」

才人の反論に、しかしルイズは疑いの眼差しを向けたまま。

「…前科何犯だと思ってんのよ」

…お、俺ってそんなに信用ねえのか、と軽く落ち込む才人。
しかし思い直すと、ルイズを軽く抱きしめて言った。

「今はお前だけだよ、ルイズ」

むー、なんか誤魔化されてる気がするなー、などとは思うルイズであったが、とりあえず満足しておくことにした。
ルイズはカトレアの下へ戻ると、才人を突き出して、言った。

505:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:55:10 SKMVOHBB
「じゃ、煮るなり焼くなり好きにして、ちいねえさま。
 …でも後で返してね?私の婚約者なんだから」

台詞の後半部分で赤くなりながら、ルイズは屋敷の奥へ行ってしまった。
そして、カトレアはにっこり笑って言った。

「それじゃあ私の部屋に行きましょうか?サイト殿」

才人は初めて入るカトレアの部屋に圧倒された。
天井からいくつもの鳥篭がぶら下がり、あちこちに鉢植えが置かれ、犬が床を駆け回っている。
…なんか動物園みたいだな。
カトレアはそんな中をすいすいと進み、奥に見える天蓋つきのベッドに腰掛けた。
すると突然、カトレアはごほごほと咳き込んだ。

「だ、大丈夫ですか?」

慌てて駆け寄る才人。
そんな才人に、カトレアは苦しそうな笑顔で応える。

「ええ。私、少し体が弱くて。でも、この程度なら慣れっこだわ」

そんなカトレアに、才人は尋ねる。

「お医者様にはかかってるんですか?」
「ええ。でも、どのお医者様もお手上げだって。
 どこかを治すと、どこかに狂いが生じるの。まるで古びた時計のよう」

そしてカトレアは笑う。
才人には、その笑顔がなんだか切なくて。
思わずカトレアの肩を抱いてしまった。

「…あら。ルイズに釘を刺されていたのではなくて?」

カトレアはそう言って頬に指をあて、首をかしげてにこっと笑う。
…うはー。かわええー。
危うく萌え死にそうになりながら、才人は言う。

「…俺に、できる事って言ったら、このくらいですから」

そんな才人に、カトレアは優しい微笑みを向ける。

「優しいのね、騎士殿。
 …大丈夫、あなたにできる事は他にもあるわ」

506:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:56:10 SKMVOHBB
…?どういう意味だ?
才人がカトレアの言葉に疑念を抱いていると、カトレアは続けて質問してきた。

「サイト殿。あなたは、伝説の使い魔『ガンダールヴ』でしょう?」

あまりにも直球な質問に、才人は驚く。

「え、何でそのこと…?」

才人の返答に、くすくすと笑ってカトレアは応えた。

「あの子のことは何でもお見通し。
 ルイズが虚無の担い手であることも、あなたがガンダールヴであることも」

そしてカトレアは才人の手をきゅっと握り、

「そんなあなただから、お願いしたい事があるの。
 ご存知?『ガンダールヴ』の精液には、滋養強壮の効果があるんですって」

…チョットマテ。
そしてカトレアは、目を点にしている才人に向かって、とんでもない事を平然と言ってのけた。

「あなたの精液、飲ませていただけません?サイト殿」

507:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:57:23 SKMVOHBB
そして続く!(ぁ
いや別にじらしてるわけじゃないのよ?

単に勢いで書けたのがここまでってだけで!
ていうか明日仕事なんで!(ぁ

寝ますノシ

508:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/13 00:58:53 vHi3wouB
うあああああ!!GJ!!
次回期待


509:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:59:08 sp50r0GZ
ちょwwwおまwww

510:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:59:50 ceM/oU25
おいおい、ガンダールヴ凄!?

511:ZERO ◆GEASSrKQFE
07/01/13 01:27:30 2qJ5QbWk
万能だろwww
ところで、今書きかけの分すぐに投下してくれないか?

512:名無しさん@ピンキー
07/01/13 01:50:29 eKDWKuvh
ガンダールヴ
願陀阿瑠雨

 神の左手ガンダールヴ。勇猛果敢な神の盾、左に握った大剣と右に掴んだ長槍導き始祖を守りきる
といわれる伝説の使い魔
その精液には、滋養強壮、無病息災、家内安全、安産祈願などのさまざまな効力がやどるいわれる
どんな夢も叶うという愛の国の出身らしい。巨大なゴーレム頑駄無を操るといわれている
                                          民明書房刊  「男の子の神秘」より



513:名無しさん@ピンキー
07/01/13 02:45:41 bpHFZiJK
保管庫のSSの一つに、女性器のことをいちいち「オンナノコの証」とか書いてる奴がいたんだが。
なんかそういう表現は最初だけで、後は全部簡素な単語にした方がいいと思うんだ。
読んでて言い回しがクドくて気になった。

514:名無しさん@ピンキー
07/01/13 03:24:51 C51wErSf
へんたいさんのカトレアモノに期待w

>>513
職人さんを否定する訳ではないが確かにあの言い回しはクドく感じた。

515:220
07/01/13 06:13:39 tIoK93Qv
>>513
…自分だな。今度から気をつけるorz

516:名無しさん@ピンキー
07/01/13 07:08:05 PqQN88nU
>>515
私はそういうのも含めて個性だからどうでもいいと思うがなぁ。


517:220 1/2 飼われ日記
07/01/13 07:59:52 tIoK93Qv
俺は犬だ。忠実な犬だ。ご主人様の言うことを良く聞いて、忠誠ってヤツを誓っている。
「私を寂しくしたら許さないんだから!」
いつかそのご主人様が放った言葉。俺のご主人様の「許さない」は、言いつけを破れば本当に俺を殺しかねない程、強力な制裁を与えると言う意味だ。
これじゃ首輪をかけられているのと同じだろう…

俺は番犬の役割も果たしている。ご主人様の住んでいる所を守ったり、俺の場合はご主人様そのものを守ったりする。俺の住処=ご主人様の住処。俺自身の住処を守る事になるから当然と言えば当然か。
一時期は藁のベッドで寝ていた事もある。犬だから。
俺がご主人様の愛犬となってからは、ご主人様と同じベッドで眠れるようになった。抱き枕みたいなものだろう。犬と一緒に眠る話は少なくとも、日本では珍しく無い。
俺が夜中トイレに立つ時、必ずと言って良いほどご主人様は目を覚まし、「ドコに行くの…?」と、訪ねてくる。
「トイレ」、と答えると、「寒いんだから速く帰って来なさいよ」と、ベッドの中で少し不機嫌な顔を覗かせる。
当然だ。ご主人様は寝間着すら着ていない。俺は早く戻ってご主人様を温めてやらなければならない。

518:220 2/2 飼われ日記
07/01/13 08:01:26 tIoK93Qv
ご主人様の愛情表現は激しい。俺が気に入られる様な、例えば、番犬らしい働きを見せたりすると、ご主人様はご褒美をくれる。極上のご褒美だ。
しかし、実際俺はミスの方が多く、ご主人様の機嫌を損ねる事が少なくない。その度に俺はお仕置きを受けて、痛い思いをする。

そんな俺だが、一度だけご主人様に痛い思いをさせた事がある。しかも、身体的にだ。
その時ご主人様から鮮血が流れ落ち、ご主人様が小さな悲鳴をあげたのを覚えている。俺が気遣うと「大丈夫…」と言って、涙を浮かべながら微笑みを見せてくれた。悪いとは思いつつ、その時俺は動物の本能を優先させた。
その日以来、ご主人様への忠誠は一層強くなった。

俺は犬だ。ご主人様はどうも俺を自分の犬にしておきたいらしい。
何故かって?遂に名前まで束縛されてしまったからだ。ヴァリエールなんて言う日本人に似つかわしくない名前を俺の名前につけたからだ。
ヴァリエールの名前が付いた時、特殊な儀式まであった。俺もご主人様もお揃いの白い服。他の人がいる前で俺はご主人様のご褒美を貰った。いや、貰う羽目になった。
最高に綺麗なご主人様から。

今ではますます束縛の度合いが強まっている。俺とご主人様の繋がりが、はっきりと存在するようになったからだ。

もう三人を数えた。

この世にその繋がりが証明された以上、俺は逃れられない。

…と長々と綴ってみたが、俺は「嫌だ」とは一言も言っていない。犬である事に文句を言わないなんて、人間として終わってるかもしれない。束縛されて喜んでいる俺は、やっぱりMなのだろう。
しかし、最高のご褒美を貰う事が出来た。
「サイトー?」


ご主人様自身ールイズと言うご褒美を。

さて、犬は名前を呼ばれたら飛んでいかなくちゃな。




519:220
07/01/13 08:03:48 tIoK93Qv
題名も話も訳のわかりにくい話かも知れない…orz
朝から何をやっているのか…では、また。


520: ◆manko/yek.
07/01/13 08:04:28 nEu+w16d
>>513-514
直すつもりはありせん。
『仁義なき家族計画』のカウンターが上がり続けているから否定的な人は少数派なんだろ?


ところで、>>513-514、おまえら職人になってみないか?
簡単なあらすじなら3本あるから見たかったら言ってくれよ。


521:名無しさん@ピンキー
07/01/13 08:34:24 jJcpRizX
正直「風神」や「魔王」書いてる人のやつ意外読んでない……(´・ω・`)

522:名無しさん@ピンキー
07/01/13 10:19:08 5ukKKoYu
だれか、タバサを書いてくれ~

523:名無しさん@ピンキー
07/01/13 11:59:01 a8tL32pz
>>220の中の人
うはー
サイトわんわんもえーw


524:名無しさん@ピンキー
07/01/13 12:31:41 sVyMpoB+
魔王はマジでぐっときたね、
あそこまでバットエンドなのにおもしろかったのは
はじめてですた

525:名無しさん@ピンキー
07/01/13 12:40:42 oLdxnG7O
>>521 たしかに少年少女の続きがそろそろ読みたい。俺は他のも読んでるが。

205氏って職人にも評価高げだよな、氏が他の職人にコメントって滅多にしないけど。

526:名無しさん@ピンキー
07/01/13 13:07:00 jJcpRizX
 ちゃんと「小説」の体裁をなしていないとそれだけでスルーしてしまう……。
 ごめんよ……ごめんよ……でも何か体に染み付いてるんだ。 
 でも、たった今俺が書き込んでいる文章を見てこのスレの作家さんの多くに感じ取ってもらいたいんだ。
「お前は何をいっているんだ? ―このうぬぼれ野郎」
 そう思うかもしれないが、文法の基礎なんでたぶん覚えておいて損はないと思うんだ。


こんなもんかな
 

527:名無しさん@ピンキー
07/01/13 14:58:14 bpHFZiJK
>>520
あのね、別にそういう作品の内容全部を否定してるわけじゃないんだから。
読んでて少し気になったから意見しただけだろう?
それをどうして「否定的な人は少数派なんだろ?」で片付けるのか分からないけど。

幼稚な煽りは止めようよ。

528:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:27:05 AzT1+r08
>>526
「小説」と「SS」は別物だろ?
お前はこのスレに何を期待してるんだ?

ぶっちゃけ、職人に期待されてるのは「萌えるシチュ」だけな件

529:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:38:56 sp50r0GZ
とりあえず、自由な形で書けなくなって、新規職人の方が書けないという事態だけは避けたい。

この件は職人の自由ってことで終わらせないか?

そういう表現がイヤなヤツはそのSSを飛ばして読んどくれ

530:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:41:39 StOChmjt
>>528
それはお前の考えであって、他の人も同じように考えているとは限らない

531:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:43:48 oLdxnG7O
>>528 >>528 は小説の文体は読みやすいことを気にかけて練られた物だから、
文章を書く上で知っておいて損はないと、言いたかったんだと思うが。
 一字空けるとか・・・ではなく・・・・・・とか、具体例をあげるか。
纏めてあるサイトのURLでも張った方が親切だったと思う、

ベタテキストを変換するツールとかあればいいんだけどねぇ
あ、あと携帯の職人さんも居ますし、いろいろ難しいとは思います。

>>527 >>520言い方ちょっと乱暴ですけど、言いたい事は伝わってると思います。
その上での選択のようですから、少し落ち着いてー

幼稚とか、煽りとか、言う表現は止めましょうよー。
荒れる元は怖いのです。

受け取り方は人次第ですし、220さんみたいに受け止めている人も居ますしね。

あ、あと220さん 僕は、卑語連発されるよりかは文章スマートになって好きです。

SSでもないのに、長文失礼しました。

532:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:52:23 tlQ6qQFq
>526
そんなのはどうでもいい
大切なのはハートだ
書くヤツの萌えが読むヤツに伝わるかどうかだけだ
形式にこだわるなんてロックじゃないぜベイベ!




アン様って書くの結構むづかしいな。なかなかエロくならない・・・

533:531
07/01/13 15:55:16 oLdxnG7O
冒頭
>>528 >>526
ですね、ミスタイプ失礼


534:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:06:42 yQ24vP8a
直したほうがいいと思うなら投下後にでも言ってそれで終わり。
その後どうしようが職人さんの自由じゃないか。
作品だろうが職人だろうが気に入らなければスルー。どんな事情があれそれができないのは幼稚なだけ。

つまりは放っとけば平和なんだからいらんちょっかい出すぐらいならROMってろと。

535:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:17:15 AzT1+r08
マンセーか沈黙だけしてりゃ平和ってか。
脳が可哀想な人なんだね…

536:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:22:26 0hxYKyZQ
幼稚っていうこが幼稚なんだって幼稚園のせんせがいってた、てた。

でも、これでぼくも幼稚って言ってるからぼくも幼稚。


ま、平和だからってROMばっかだと、スルーと取られて職人減るよん。
各々節度を守ってたのしくねぇ~

537:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:29:27 sVyMpoB+
アン様もの製作中だがなかなかむずい、
書いてみるとわかるけど
へんたいさんとかほかの職人さんよくあんなに
うまく書けるんだなって思うね。
センターまではきついのですぐ投下は無理ですがw

538:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:31:50 0hxYKyZQ
>>537
いや、がんばるのはいいがっ、方向性がちが・・・

待ってるから、順番に片づけてー

539:220
07/01/13 18:42:49 tIoK93Qv
敢えてコテハンのままレスを。

このスレは楽しめればそれで良いと、そう思うのは自分だけなのだろうか?
正直自分は、書いてて楽しい、レス見て楽しい、読んでて楽しい、スルーされて少しだけ悲しい、そんなもんなんだ。
ココまで議論する連中がいるって事はそれだけスレが発展してきたと、そう思ったりもするんだ。
ただ、個人的な考えの押し付けで悪いが、好ましい流れじゃないと思う。
いつの間にか古参になってたりするんだが、その分このスレに愛着があるんだ。

職人に非があると言うならここはまた俺のせいにして
以下何事も無かった様に↓orz(タノム)


540:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:44:25 tIoK93Qv
>>537-538の流れ絶ってスマソ

541:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:48:36 vFwaWAVy
>>539
全くそんな事は思ってないが、うみゅ、君のせいだ。
故にスレにSSを上納するのじゃ

さすれば、ピタリと荒れも収まるのじゃ


このスレの職人は伝統的に腰低いなw

542:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:56:17 AzT1+r08
誰に言われなくても、議論なんかどうでもいいことは分かってんだよ。
要は誰かが書いて、住人がチンコ握れりゃ満足なんだからよ。
議論なんざただの保守だ、保守。

543:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:57:32 3qco8TuD
というより220氏自身が伝統的と言うか、第一世代と言うか…
密かに最古参じゃね?過去ログ見てないけど。

愛してます。あなたの作品を。

220氏と>>520のレスの違いの件

544:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:05:06 oLdxnG7O
今でも書いてるのだと、205氏かな?最古参(書いてないとか言う人いそうだが)
261氏にしてもせんたいさんにしても、暴れな……い……

あー、うん、暴れないし。

この辺のイメージが強いですね。
みんないい人だ、何より作品投下してくれるしw

545:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:07:30 JEBbr6Iv
魔王書いてる人以外って視点が「涼宮ハルヒの憂鬱」みたいだよな

「○人称」とか考えてるんだろうか

546:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:12:04 tIoK93Qv
一人称の方が楽だと思う。情景描写を疎かにしやすいから(ry
ゼロは三人称だからなあ…だからノボル神と自分は言う。
…模索中です。

547:545
07/01/13 19:27:07 JEBbr6Iv
もうひとつ言いたいんだが

548:545
07/01/13 19:29:01 JEBbr6Iv
ジェシカの話って書いちゃいけない暗黙の了解とかあるのか?

ずっと見てきたかぎりでは未だに無い気がするんだが

549:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:31:30 gC3SwRxV
以前の続きを少し投下しようかとも思ったけど
推敲がてらに参考にしたいから一段落着くまで待たせてもらいます。

550:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:39:05 gC3SwRxV
てっきり表現にかんする一言かと思ったのに。

このキャラは書いちゃいけない、みたいなものは無いはずですが…
単純にジェシカ(メイン)で書きたいと思うほどのシチュが出てこなかっただけ
では無いかと。
ずっと見てきたのであれば545氏がラインナップに書き加えられてみてはいかがですか?

551:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:49:14 ND9ikxE3
いつもどこ見てるのか知らんが、こは落ちたりしないから、
表現とか○人称の話なら保管庫の雑談行け・・・

とリンク張ろうと思ってて吹いた。
タイムスタンプ見て引いた。


こえー

552:545
07/01/13 19:50:53 JEBbr6Iv
>>550
あ~、すまなかった。
ここは皆が自由に書くところだからあんまり言わないようにしたんだが・・・・・・。

何も基本に忠実である必要は無い。
三人称はおもしろおかしく書くのは難しいからスレの雰囲気は上品になってしまう。
まとめサイトの雑談掲示板に管理人があるスレのアドレスを貼ってくれてる。
それを見るだけでも随分魔王書いてる人に近づけるんじゃないだろうか。

俺が書くのは・・・・・・考えておこう。

553:919の者
07/01/13 20:28:45 gC3SwRxV
んでは以前の続きを2レスだけ。
説教パート分なのでエロ期待の方はスルーでよろ。

554:イザベラ慣らし2
07/01/13 20:30:16 gC3SwRxV
「心、とはな…」
相手の声に多少の驚きが混じる、が語尾は呟くように消える。

「な、何よ、ガリア第一王女の私の言葉を疑うっていうの?」
こんな賊にまで軽んじられるのだろうかという思いが沸き起こり
その表情に落胆の色を塗り重ねようとしたとき、回答は質問だった。

「お前の得意系統はなんだ?」
「自分は聞くだけ聞いて私にはだんまりなんだね…まぁいいわ、私が得意なのは、か……水よ」
風といいかけてあの娘の顔が脳裏に浮かんだ。
私よりも二つ三つも年下のくせに、分家筋のくせに、
トライアングルへ未だ到達できない私には嫉妬してもし足りない従妹…
あの娘と比べられそうな要素はできるかぎり伏せておきたかった。
「で、それが私の言葉の信用性とどう繋がるのよ?」

「他の系統ならまだ半信半疑だったけどな。水は人の心と体に強く作用する、強く操作できる系統だろう。
それを一番理解しているメイジのお前が、代償に〝己の心〟を選んだ。ならその言葉の重みは判る」
「つまり?」

「いきなり俺をそこまで信用するのか、と驚いた」

「別に信用したわけじゃないわ、ただ私にとってそれだけの価値があるかもと思っただけよ。
ま、そんなことしてくれるようなのが居るなんて思ってないし」

「破格の代価は諦観の裏返しか……そろいも揃って哀しいものだな。本当にそっくりだ」

肩透かしを食わせるつもりの虚勢も返される言葉に揺すぶられる、つい耳を傾けてしまう

「俺は二人のメイジを知ってる。一人はとんと芽が出ずに誰もに軽んじられる屈辱に、
もう一人は才を示してもそれを認めてくれる者のいない孤独に囚われてた。
お前からはその二人を併せたよう苦悩が感じられる」
「何よ、それ」
「無才ではないが身近により優秀な者がいるためにその地位に相応しからず、と。
周囲に認められぬ孤独と屈辱、それがお前を苛立たせるんだろう?」

なんて傲慢なヤツ…人の心に土足で踏み入るようなことをズケズケと!

555:イザベラ慣らし2
07/01/13 20:31:17 gC3SwRxV
「…やるよ」
「え?」
激昂しかけて聞き逃した

「手伝ってやる、って言ったのさ。お前に〝救い〟が来るように。
お前が求める通りの助けになるかはわかんねぇけどな。
ただ、その時まで俺なりにお前のイライラをいくらか発散させてはやれると思うからな」

さっきまでは慧眼な物言いをしていたくせに一転なんとも間の抜けたことを言いだす
正直、全く人間が掴めない
「どういう風の吹き回しさ?押し入った挙句に被害者に助力を申し出る強盗なんて聞いたことも無いよ」
「何、せっかくの素材が勿体無いと思ってね。その顔が憎悪以外でどう変化するか見たくなった」

―ポン―心の中で小さく何かが弾けた音が聞こえたような気がした―少し赤面してしまったかもしれない…

動揺を見せまいとしてかイザベラは俯きこんでいる。
その間にサイトは彼女に近づくと、貴婦人に手を許された騎士のように未だ麻痺させられている
イザベラの手をとる。

「…何を?」
「今夜は挨拶代わりということで触れるのはこれだけにして、俺流のストレス解消法の
デモンストレーションをお見せするよ」
接吻されるかと思った手先には一体の人形が近づけられ、その人形の武器で小さく刺される。
手荒れするようなことをするはずもない綺麗な肌に小さく浮いた紅い珠が人形に吸われ
傷に血止めだろう軟膏を塗ると賊は数歩下がって人形を床に置いた。

「それは…まさか、スキルニル!? 盗賊が気軽に入手できるような代物じゃないはずよ!」
「以前に結構な数に襲われてね、大半はぶった切っちまったんだがいくつかは無事に解除できた。
そのうちの一体さ」

そうするうちにも魔法人形は変貌を続けイザベラの姿をとり終える。
それを確認したサイトはスキルニルの背後にまわり後ろ手に拘束する、がスキルニルのほうは
命令を待つばかりで抵抗する素振りも見せない。

一通りし終えると未だ椅子に留め置かれているイザベラをベッド横に向き合わせ、脚の拘束を緩める。
さらにベッド上から毛布を抜き出し、自分の羽織っていた上着と併せてかけてくれた。

「随分、薄い部屋着だったんだな。悪かった」
「助力を申し出たり気遣ったり本当に変な賊だね」
「穏便に交渉を始めたかっただけさ。あとはそこで見てればいい」

言いながら先程のスキルニルを連れてくると空いているベッドの上に横たわらせる。

「さぁちょっとした鑑賞会を始めよう」

556:919の者
07/01/13 20:35:16 gC3SwRxV
短くてすみませんが次からようやく弄れそうです。
ホントこんだけ書くのに情けないほど時間が(汗
ちゃっちゃと書かないと他の職人様達とシチュがダブりかねないし・・・
では、上位の職人さんにパスして失礼します。

557:名無しさん@ピンキー
07/01/13 20:36:13 3T2oEDb2
GJ

558:名無しさん@ピンキー
07/01/13 21:44:29 C51wErSf
この雰囲気でSS投下の>>556氏、ナイス。

>>548
ただ単にジェシカって魅惑の妖精亭とアルビオンでの慰問の時で少し出てきた
くらいで他のヒロインに比べると出番少なめだから皆、どう書けばいいかわからない
んじゃない?ルイズ、シエスタ、タバサ、アンリエッタとかの方がエピソードも
多くて書きやすそうだからな

559:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:18:01 gTpawcHx
大量投下かと思た。

>>556
空気換えGJ

560:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:43:35 /tM8yfRv
>>554
GJ てか、ひょっとしてタバサ■すつもり?wktk

561:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:54:22 tZC+jAy1
wktk

562:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:20:17 mcKmlpSF
>>515
俺は一種のギャグだと思って出て来る度にワロテたのだがw
氏の持ち味だと思って思ってたのに、自重しちゃうのか……。

563:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:43:12 ZrvIXhFC
タカアンドトシに「欧米化!」のネタはしつこいだけで詰まらないからやめろと言っているようなもの
要はベクトルがずれているだけ、ということでいいんじゃないでしょうか

564:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:49:01 O/vHTQjO
俺はいろんな作者がそれぞれ自然に考えた表現が読みたい。
一人の考えに合わせていちいち変えてたらきりがないし持ち味が失われる。
だから今まで通り書いて欲しい。

565:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:00:59 SjXFviBl
遅くなってごめんねー。
続き投下いくじぇ?

566:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:02:29 SjXFviBl
ちょっとソイツはダイレクト過ぎやしませんかーーーーーーー?
俺はにっこにっこしながら俺の手を握り締めて離さない、目の前のきれいなおねえさんを凝視した。

「ん?」

にっこり笑って小首をかしげるカトレアさん。
萌え。
…じゃなくて!

「あああああああの!意味分かって言ってます?」

この人の事だからたぶん分かってないことはないと思うんだけど…。
ひょっとするとひょっとすることも在り得る。
『セーエキ』が何か知らずに聞いてきてるとか、汗とか涙とか胃液とかの分泌物の類と思ってるとか!

「ええ、殿方から出る、その…子種の事ですわ」

カトレアさんは、ちょっと頬を染めながら、でも笑顔は崩さずにそう言ってのけた。
知ってて言ってんのかーーーーーーーーーーー!
混乱しながらも、俺の脳内のお絵描き板では、すでにカトレアさんの白濁絵が順次アップロードされていっていた。
否が応にも盛り上がる俺のムスコ。
いやだがちょっとまて!ルイズにバレたらコロサれるぞ俺!落ち着け俺!
そんな俺の内情を知ってか知らずか、カトレアさんは俺の太股に手をのせ、しなだれかかってきた。
まってちょっとまってあたってるんですけどっていうかあててんですかぁぁぁぁぁぁ??

「大丈夫、ルイズにはヒミツにしておきます。
 それにこれは…私が望んだ事ですし」

言ってすでにテントとなった俺の股間に視線をやるカトレアさん。
ヒミツなら大丈夫。
それに俺からじゃないし。
カトレアさん元気にするためだもんしょうがないよネ!
見事な三段論法だ俺。完璧な理論武装だ俺。
すでに完全にヤル気モードになった俺の理性に、トドメの一撃が加えられた。

「サイト殿は、お好きじゃないですか?
 …その、年上にお口でされるのは」

…大好きです。

567:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:03:22 SjXFviBl
カトレアは才人に抵抗の意思がないと見るや、彼の足の間に身体を滑り込ませた。
目の前に、ズボンの布を突き破らんばかりに屹立した才人自身が立ち塞がる。

「もう、こんなにして。
 若いっていいわね」

そう言って、ズボンの上から撫で上げる。

「うあっ…。違いますよ、カトレアさんがエッチな事言うから…」

才人の反論に、カトレアは少し眉根を寄せて、悲しげな声で言った。

「えっちなお姉さんは嫌い?」

直撃だった。

「大好きです。」

そう断言した才人に、カトレアはとびきりの笑顔を向ける。

「そう、よかった」

そして、構造も知らないはずのジッパーを器用に下ろし、才人のズボンを脱がしてしまった。
自由になった才人の分身が、天上を突いてそそり立つ。

「すっごい、元気ね♪」

そう言って右手で優しく竿を握り、自分の方に向けて倒す。
そしてそのまま、ゆっくりとグラインドしはじめた。

「うあっ…」

その刺激に堪えきれず、声を上げる才人。
そんな才人に気を良くしたのか、カトレアは充血して膨らんだ才人の先端に口付けた。

「うあっ!」

そしてそのまま、子供が飴を舐めるように、先端を舌でぺろぺろと舐め始めた。
グラインドする手は休めないまま。

「だ、だめだ、もうっ!」

その刺激に、才人はあっという間に限界を迎える。
才人の先端が爆発し、白い粘液が飛び散る。
その飛沫は、カトレアの手を、顔を、舌を、髪を、容赦なく汚す。

「あっ…もう、出ちゃったの…?」

惚けたように、自分に飛び散った才人の欲望を眺めるカトレア。

568:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:04:13 SjXFviBl
そんなカトレアに、申し訳なさそうに才人が謝る。

「す、すいません…」

才人の態度に、カトレアはくすっと笑うと、

「まだ元気だし…頑張れるわよね?」

だんだん元気になってきた才人を、きゅっと握った。

「は、はい…」

素直にそう応じる才人に、笑顔でカトレアは言った。

「素直でよろしい。それじゃあご褒美に…胸で挟んであげます♪」


正直たまりません。
今俺の一人息子は、カトレアさんのお胸に挟まれて、揉まれている。
シエスタにもコレしてもらったことあるけど。
カトレアさんのそれは、柔らかさが違った。
シエスタのは、ゴム鞠に挟まれているみたいなカンジなんだけども。
カトレアさんのは、まるで羽毛布団に包まれているようなカンジだった。
とどのつまり。
やーーーらけーーーーーーー!!
ふにふにと俺を圧迫する文字通り柔肉に、俺の息子はすぐに限界を迎えそうになる。
しかぁし!2回目まで早いと思われては男の名が廃る!
俺は必死にその快感に堪える。

「あら?今度はずいぶん頑張るのね」

…この人にはお見通しらしい。
カトレアさんはくすっと笑うと、俺の下半身に身体を密着させ、胸の谷間から俺の先端を引き出してきた。

「じゃあこういうのはどうかしら?」

そして、その飛び出た先端を、唇の先で咥えた。
うひゅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?
な、なにこれえええええええええ?
すっげえええきもつえええええええええええええ!
し、しかし負けられん!
やられはせん!やられはせんぞ!この程度で俺はやられはせん!
堪えるっ!
しかし、俺のガマンは徒労に終わる。
先っちょの割れ目を舌先でくりくりされた瞬間。
俺の息子は限界を越え、大噴火した。

「あらあら。2回目だっていうのにずいぶんたくさん…。
 でもダメねぇ、ちゃんとお口に出してくれないと…」

569:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:05:12 SjXFviBl
カトレアさんの指摘どおり、2回目もカトレアさんが口を開いている時に出してしまったために、その大半はカトレアさんの顔や髪を汚すだけに留まっている。
…ていうか精液まみれのカトレアさんめちゃくちゃエロいんですけど…。

「じゃあ、今度はちゃんと咥えるから、ね?」

そう言ってカトレアさんは俺の息子をにぎにぎする。
それだけで、俺の息子は元気を取り戻す。…元気すぎオマエ。

「しっかり飲ませてくださいな、サイト殿のせ・い・え・き♪」

…精液まみれでさらっとこんなこと言われれば当然かあ…。

復活した才人自身を、カトレアはついに口に含む。
そのまま口腔全てを使い、才人に刺激を与える。
唇を絞り込み、舌を絡ませ、喉の奥の奥まで才人を咥え込む。

「うぁっ…カトレアさんっ…。キモチいいっ…」

才人はそんなカトレアの頭を掴み、まるでカトレアの口を犯すように腰を動かす。
カトレアの口の中は才人の出した先走りとカトレアの唾液で満たされ、その滑りが才人を容赦なく高める。
しかし2度精を放った才人は、刺激に貪欲になっていた。
何度もカトレアの口の中を行き来しても、なかなか限界がこない。

「まだっ…いけるっ…」

しかし、少しずつ才人の腰の動きが早くなっていく。
それは、絶頂への坂道を転がり落ちている証明であった。
早くなった才人の動きに合わせ、カトレアの動きも早くなる。
そして新たに、引き抜かれる際に才人を吸い上げる動きが加わる。

「うわっ…吸われるっ…!」

そしてすぐに限界はやってきた。

「だめだっ…でるっ…!」

才人はカトレアの頭を掴み、奥の奥の奥まで自身を咥えさせる。
カトレアはそんな才人を飲み込み、喉の奥で彼の放出を待ち受ける。

570:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:07:52 SjXFviBl
そして次の瞬間。

ごぼっ…ごぼぼっ…

密着した口内で濁った音を立て、才人がカトレアの中で弾けた。
カトレアは少しの間喉を鳴らして才人の精を飲み込んでいたが、

「えほっ!」

大量の精液にやがて咽込み、才人を吐き出してしまう。
吐き出された才人はなおも、その先端から精を垂れ流している。

「えほっ…あ…」

流れるその精液をカトレアの目が捉える。

「もったいない…」

そしてカトレアは、口内にたまった精を飲み干すと、まだ精を吐き出す才人の一物をもう一度口に含んだ。

「えっ?カトレアさんっ!?」

慌てる才人にしかし、カトレアはそのまま才人を吸い上げ、尿道に残った精液までをも飲み干していった。


「ごちそうさまでした♪」
「…おそまつさまでした…」

にっこり笑ってそう言うカトレアさんに、俺はそう応えるしかなかった。
…しかし、よくあんなに出たなあ、俺…。
まあカトレアさんがエロいからだけど!
その当のカトレアさんはといえば、髪や顔についた精液を拭おうともせず、ベッドに腰掛ける俺の隣に、腰掛けた。

「で、サイト殿、どうでした?」
「へ?」

なにがどうなのかよく分からずに俺が聞き返すと。

「私とルイズ、どっちが上手でしたか?」

…何を聞いてくるんだこのおねえさんは。
ていうか俺がルイズとシテんの知ってるの…?

「あら、そんなのあの子の態度を見てれば嫌でもわかるわ」

…人の心読まないで下さい…。
んー。どうだろ。
ここはやっぱり。

「カトレアさん、かなあ」

俺はとりあえずそう応えた。
パイズリできるし!

「あら、嬉しい。でもいいのかしら?」

カトレアさんはにっこり笑ってそう言った。
はい?何がです?

571:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:08:35 SjXFviBl
「本人の前でそんな事言って」

…チョットマッテ?
俺はぎぎぎぎぎ、と背後を伺う。
その瞬間、俺の頭を万力が締め上げた。
いや万力じゃない。
ベッドの上に立った、ルイズの手だった。
っていうかいつの間にーーーーーーーーーーーーーーー??

「いつまで経ってもこないから様子伺いに来て見れば?
 ちいねえさまに手出したらコロスって言ったわよね?
 それに誰の何が誰より上手なのかもう一度言ってごらん?
 ああ?犬のくせに?」

犬キタ。
一日ぶりの犬キタコレ。
あの、カトレアさんフォローは…?

「とりあえず、ひと段落したら教えてねルイズ?」

…なんですでに部屋の扉の前にいるんですか。しかも汚れも綺麗さっぱり落ちてるし。

「ちょっと長くなるかもだけど待っててねちいねえさま?
 ちいねえさまにも後で聞くこと山ほどあるから」

にっこり笑って殺人的な視線を実の姉に向けるルイズ。

「あらあら怖い。それじゃあまた後でね♪」

…たぶんこの人ならこの状態のルイズを軽く丸め込めるだろうな。実の姉だし…。
さて、問題は、だ。

「それじゃあ、覚悟はいいかしら。
 犬?」

カトレアさんが事情を話すまで、俺が無事生きていられるか、という点だ。
俺は、生き延びる事が出来るか…? ~fin

572:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:12:00 SjXFviBl
なんか最近こういうオチばっかだなorz
もう少し精進したいと思います

文章の書き方@せんたいさん編
1.脳みそのユルくなる曲を用意します(オススメ:がちゃがちゃきゅ~と・ふぃぎゅ@)
2.ヘビーローテーションで脳が沸くまで聴きます
3.受信した電波をエディタに叩きつけます
注:良い子は真似しちゃいけません。

ていうかがんばれ受験生!こんなとこ見てないで勉強しろw
ではではノシ

573:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:15:33 O/vHTQjO
>>572
GJ!!
サイトの冥福を祈りましょう

574:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:17:23 1PigOujE
初めてリアルタイムで読ませていただきました♪
せんたいさん……GJ!

エッチなお姉さんは大好きでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす!

575:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:51:32 7e7P2Kfb
お姉さんには勝てないな

576:名無しさん@ピンキー
07/01/14 03:05:04 reYVzV4r
>>572
GJ!ゼロ魔らしく王道なオチですね。
この後、ルイズ、サイト、カトレアがどうなったか妄想が掻き立てられるw



577:名無しさん@ピンキー
07/01/14 03:35:53 I7DHv8uU
>>572
> 俺の脳内のお絵描き板では
ちょwww
他にも要所要所にちりばめられたネタとかも素晴らしいw

せんたいさんに良い電波ソングを紹介するとより早く良い作品ができそうだな…w

578:261のひと
07/01/14 04:15:19 VH2pZepV
>>340-345
>>441-448
の続きです。
ねむねむ。
こんな時間まで掛かったのに、終わらなかったですよ……
しかも、レスの数多いので、多分途中で連投規制引っかかるデスよ。

……しかも、更に終わらなかったですよ?
今半分くらい?

579:1/10
07/01/14 04:15:55 VH2pZepV
なかなか居心地の良さそうな村だな。
しばらくの滞在を決めて良かった。
サイトは姫やミス・ヴァリエールがどうして自分を必要としているのか分かっていないようだが……
滞在するうちに事態が動くかもしれんし、のんびり待つとしよう。
「どうぞ」
座って待っているだけでお茶が出てきた。
このティファニアと言う少女……ハーフエルフとはいえ……
(どこか名の有る貴族の子だな)
自然に動いているつもりなのだろうが、トリステインでも滅多に見ない見事な立ち居振る舞いだ。
よほど小さい時から厳しく仕込まれたのだろう、
(そんな貴族が偶然、サイトを拾った?)
都合の良すぎる話が気になって、内気そうな少女を見つめる。
「あの……お昼は?」
何か誤解をされたようだな。
ま、のんびりいくか。
「頂こう」
テーブルに着いたまま答えると、嬉しそうに一礼して立ち去る。
優しそうな良い娘だとは思うが……
「何もかも疑ってかからねばならんとは……な」
サイトの走りこみの間、デルフリンガーと少し話をして過ごす。
話し上手な剣と言うのも面白い。
トリステインの近況や、戦役のその後なども気にしている。
「相棒がこーゆーの苦手そうだからなぁ、俺ががんばらねーとなぁ」
どうやら、彼にとってサイトが力を失ったのはどうでも良いどころか、
自分に出来ることが増えて嬉しいらしい。
「もーこれで、鞘にしまわれたまま、数週間過ごしたりしなくていーんだよなぁ」
……寂しがりやなのか?

「たっだいまー、テファーお腹すいたー」
息を切らしてサイトが駆け込んでくる……お前はどこの子供だ?
「サイト……行儀が悪い」
日頃はこんなことは気にしないのだが、少々目に余った。
「す、すいません、アニエスさん」
「しゅいましぇん、あにゅあえう」
ぞろぞろと小さな子供が入ってくる……なんだ?
「お前の子か?」
「違いますっ」
まぁ、計算が合わんか。
「テファが引き取ってるんですよ……いい子ですよね」
なるほど
「お前も拾われたクチか」
苦笑いするサイトに、さっきの疑問が氷解する。
子供を助けるついでに拾われたのだろう。
そんな子を疑う自分の心の狭さに嫌気が差して、
「ふぅ……」
小さく溜息を付く。
そんなわたしを見て、サイトが何か言おうとした瞬間ティファニアが部屋に入ってきた。
「お帰りなさい、サイト。さ、みんなもご飯よ」
ティファニアの躾なのだろう、子供たちが一斉に席に着く。
……サイトの行儀が一番悪い点について……
何か一言言おうとするが、その前にサイトが喋りだした。
「アニエスさん、何か有りました?」
「なにか?とは?」
「いやー今日のアニエスさん、妙に色っぽいから」
サイトにそういわれた途端、不思議なことに背筋が凍りついた。

580:2/10
07/01/14 04:16:27 VH2pZepV
「前に会った後、何か会ったのかなーって」
サイトが妙なことを言っているが……
復讐の相手に死なれても、普通色っぽくは成らんよな?
「特に何も無いが?」
強いて言えば、数日前から身体が妙に重かったが……
この寒気はその所為か?
「アニエスさん、御代わりいかがですか?」
優しく微笑むティファニアを見ても、寒気は酷くなる一方だった。
だめだな、これは
「すまないが、休む所を借りたい、どうも体調がおかしい」
「大丈夫ですか?アニエスさん」
サイトが心配してくれるが、寒気は強くなる一方だ。
「わたしが看病しますね?」
ティファニアがわたしを支えてくれる。
「すまないな……風邪でも引いたのかな?」
「旅の疲れでしょう……でも、子供たちはアニエスさんの部屋に入っちゃ駄目よ?」
サイトがわたしの部屋を見繕いに行っている間、デルフリンガーに詫びておく。
「すまん、サイトの訓練手伝うつもりだったが……」
「あぁ、まずはおめーさんの身体を治すことを考えな」
寒気が酷くなり、たっているのも辛いほど、身体が震えだす。
「サイトと……一緒に、訓練する予定だったの?」
「あ、あぁ……じっくりしごいてやろうと」
この様では無理だろうが、サイトの訓練に付き合うことをさっきデルフリンガーと約束した。
「そう……アニエスさんは、わたしがゆーっくり看病してあげるね」
いかん……ティファニアの優しい微笑を見ているだけなのに、
「む……寒気が酷くなって、頭から血の気が引いていくぞ?」
「ベットの支度できたみたいですし、行きましょうか、アニエスさん」
ティファニアに肩を借りて、寝室の方に歩く。
結構な人数いる子供が、ティファニアの周りをうろうろしている。
よほど慕われている様だ。
「サイト、この子達お願いね?」
ティファニアがサイトに声を掛ける。
サイトはティファニアに小さく返事をした後、わたしの側で立ち止まった。
「アニエスさん、ほんとにお大事に」
何とか返事をするが、我ながら不安に成るほどいきなり体調が崩れた。

部屋の外で走り回る子供の声を聞きながら、ティファニアの手を借りてベットに横になる。
「すまない、楽になった」
まだまだ寒気は止まらないが、サイトが立ち去った辺りから急速に回復していた。
いいんですよ、と小さく呟いたテファニアが、濡れたタオルを額に乗せてくれる。
気持ち良い。
窓の向こうにはのどかな風景。
看病してくれる美少女。
家に響く喧騒すら眠気を誘う。
「すまない……しばらく休んでいいか?」
返事を確信しながらも、念のためにティファニアに声を掛ける。
「だーめ」
まったく予想しなかった返事と同時に、布団が取り払われた。

581:3/10
07/01/14 04:16:59 VH2pZepV
パニックに襲われた一瞬で、わたしの身体が灼熱する。
っっっなんでっっ?
慌てて逃げようにも、腰が抜けていた。
「どろどろですよ、アニエスさん」
そう言って微笑むティファニアの手には……
「わたしの下着っ!」
逃げることすら出来ない?
ティファニアはつまらなそうにそれを投げ捨てると、わたしを押さえつけた。
「ほーんと、色っぽいですね、アニエスさん」
え?え?え?、なに?何が起きてるの?
死に物狂いで逃げようとするが、身体からまるで自分の物では無い様だった。
「なん……で?なんで腰が抜けて?」
訳が分からない。
ベットについさっき寝かされたところのはずだった。
それなのに……
「ほーらぁアニエスさん、余り喋ると誰か来ますよ?」
なっ!
「や、やぁっ、ドアっドア閉めてぇぇぇ」
部屋に入った時しっかり閉めたはずのドアが開いていた。
ついさっきまで聞こえていた子供の足音を思い出す。
小さい子に今の自分の身体を見られる……想像しただけで
「あ、ほら、これ……」
「ちっ、ちがっ……」
直接触れないようにしていたティファニアの指先が、滴るものだけで濡れていた。
「アニエスさんって、変態?エッチですね?」
囁くティファニアの息が耳に当たるだけで、狂いそうになる。
おかしい、何かが変だ。
何が変なのか分からないけれど、何もかもおかしかった。
ティファニアの指がいきなり膣内に侵入してくる。
「一生懸命、締め付けてきてますよ?アニエスさん」
あまりの羞恥に頬が染まる。
恥ずかしがっている余裕はあるのはそこまでだった。
くすくす笑うティファニアが、指を出し入れするだけで……
(いやぁぁっ、なんでっ?なんでぇぇぇ?)
まるで逝った直後のように敏感に成っている身体が、勝手に腰を動かす。
「あら、自分から奥になんて……」
そう言ったティファニアが自分の手を止めて、唇を吸い上げてくる。
驚きよりも先に、無意識のうちに絡み合う舌に驚く。
(なんで?こんなっっ、うそっ、上手っっっ)
そんなつもり無かったのに、絡み合う舌から送り込まれる快感に何も考えられなくなる。
「アニエスさん、ほら」
やっと舌を休めたティファニアが目で示したのは……
ティファニアの手に自分から腰を押し付ける自分の身体。
「……う……そ?」
あまりの事に絶望しそうなわたしを、ティファニアは更に追い込んでいった。
「みんなー、アニエスさんが呼んでるよー」
ひっっっ
家中に響き渡る声に身を竦ませる。
緊張した一瞬を狙って、ティファニアの指が硬くなった所を摘みあげる。
「やぁぁぁ、今っっ、だめぇぇ、誰か来るっっ、だめ、だめなのぉぉぉぉ」
必死に逃げようとするわたしを、ティファニアの指は容赦無く責め立てる。
子供にこんな所を見られるかもしれない、その恐怖がギリギリの所で逝くのを我慢させる。
しかし、ティファニアの指は止まることなくねちねちと擦り上げていた。
「もっ、やめ……がぃぃぃぃ」
ティファニアに請うが、返ってくるのは冷たい眼光だけだった。
「流石に……色っぽいよね?アニエスさん、サイトが誉めるだけあるね」
……まさかっ……
「そのせい……で?」

582:4/10
07/01/14 04:17:31 VH2pZepV
「やぁぁぁぁぁっっっ」
三度目の絶頂を迎えながら、ティファニアの手が止まるのを待った。
……正直、子供が入ってこないのは救いだったが……
気だるく身体を起こしながら、部屋に差し込む夕日……を?
ゆう……ひ?
え?
何が……起こってるの?まだ昼から一、二時間しか経っていないはず。
え?太陽がなんで?
昼からあっという間に夕方になるの?

自分でも何を言っているのか分からないけれど、
何が起きているのか分からなかった。
頭がどうにかなりそう……

子供に前もって出て行くように言っているとか、
魔法の薬を盛られたとか、そんなチャチなものじゃない……

もっと恐ろしいナニカ……

恐怖に駆られながら、満足そうに身体を起こす少女を見つめる。
「ば、化けモノ……」
喉から絞り出された声に、少女は優しく微笑んで……

杖を振った。


583:5/10
07/01/14 04:18:04 VH2pZepV
「ただいまー」
「お帰りなさい、サイト」
……な、なんだか新婚さんみたい?
え……と、
「ご、ご飯にする?それと……も、あのっ……」
わ、わたし?
そう聞こうと思うけど……声、出ないの。
「あー、お腹すいたテファ、晩御飯何?」
……サイトの意地悪。
わざとじゃないのは分かってるけど。
「えっとね、今日はちょっと自信有るの」
風邪が移るといけないから、
そう言ってアニエスさんが追い出した子供たちが、家に入ってくる。
食事の支度が整うと、サイトが聞いてきた。
「アニエスさんは?」
「うん、よく寝てるよ」
力尽きて、ぐっすりとね。
「テファねえちゃん、おきゃくさん、よんでくる?」
「ううん、今は寝かせておいて上げましょうね」
みんな心配そうな顔で席に着く。
「大丈夫だよ、アニエスさん強いし」
サイトの言葉に納得したのか、みんなが食べ始める……
でも、サイト……
「心配そうだね」
切ないよ、サイト。
「いや……大丈夫だろう、明日になっても辛いようなら……このへん医者って?」
「少し離れた所に……案内するね」
「頼む」
えへへ、サイトに頼まれちゃった。
それに……もしかしたら、明日は二人でお出かけかもしれないね。
うれしくてうれしくて、ドキドキしていたから、折角自信のあったお料理も味があんまり分からなくなった。

584:6/10
07/01/14 04:18:35 VH2pZepV
静かに寝息を立てているアニエスさんを見舞った後、洗い物をするテファの所に戻る。
「どうだった?」
テファは優しいから……アニエスさんの様子が気に成るみたいだ。
「大丈夫そうだよ、よく寝てたし……熱も無かった」
カチンと鋭い音を立てて、テファが洗っていたお皿を取り落としかける。
「……サイト」
なんだか怒っているテファが、つかつかと俺に近寄ってくる。
えっと……何かしたっけ?
「寝ている女の子に触ったの?」
うぁ……それですか?
「いや、おでこにね、ちょっとだけね」
俺の言い訳を聞いても、テファは許してくれなかった。
「だめよ、サイト。そんな事したら」
腰に手を当てて、みんなのテファねえちゃんモードだ……
しまった、こうなるとテファは厳しい。
じっと俺の目を見ながら怒るテファ。
あー美人て怒ると怖いけど……かわいいなぁ。
「聞いてるの?サイト!」
「はいっ、ごめんなさい」
見惚れてたのばれたかな?
一呼吸置いてしまった所為で、気がそれたのか、
「もうっ、触りたいのならわたしに言えばいいのにっ」
テファが口を滑らせた。
「へ?」
えっと、なんと仰いましたか?ティファニアさん。
「あぁぁぁ、ちがっ……わ……ない……けど……」
白く綺麗な肌をどこもかしこも赤く染めながら、テファは口の中でもごもご何か言い訳を続けてたが、
「サ、サイトのばかっ」
言いたい事を言い尽くしたテファは、しばらく黙り込んだ後、捨て台詞を残してぱたぱたと自分の部屋へと駆けて行く。
尖った耳の先まで赤く成っているのがすれ違いざまに見えた。
これは……照れてるのか?
触って良いのか?
ルイズの時は……思い出すのも恐ろしい……
女の子って、よく分からないんだけどなぁ。
「でも、追いかけなきゃ駄目だろうな」
鈍い俺でもそれくらいは分かった。
『追いかけてきて』
テファの目がそう言っていた。
『待ってる』
駆け去る背中がそう見えた。

しかし、だ。
命の恩人に勘違いかましたら……

有る意味七万の大軍に向かう時よりも緊張して、テファの部屋に向かった。

585:7/10
07/01/14 04:19:08 VH2pZepV
コンコンってドアが鳴る。
(居るの知ってるくせにっ、意地悪意地悪意地悪!)
返事もせずにじっと待つ。
(……諦めて部屋に帰っちゃうかな?)
どんな顔したらいいのか分からないから、少しだけそれを望んで……
(帰らないでね……サイト)
胸が痛くなるほどそれを願う。
多分ほんの数秒。
でも、わたしにとって永遠とも思える時間が過ぎて、ドアが開く。
「テファ?」
灯りのついた廊下から、窓も閉めて灯りの無い部屋に踏み込んだサイトが恐る恐るベットに近寄ってくる。
「こんな時間に女の子の部屋に入っちゃ駄目よ、サイト」
わたしの声、震えてる。
それを感じたサイトの足取りが強くなる。
「テファ……」
サイトの息が……聞こえる。
身体がサイトに一歩でも近づこうとする。
サイトが手探りでわたしを探しているのが、先にこの部屋に入っていたわたしの目には見えた。
わたしを求めて伸ばされる手に、自分から飛び込む。
サイトの手のひらで、わたしの胸が形を変える。
(あ……)
サイトが触ってくれている。
幸せに満ちたのは、ほんの一瞬。
わたしに触れたことが分かったサイトが、あわてて手を引いたから。
「テファ……その……あの」
触ってくれないのかな?
「触ってもいいって……本気?」
そ、それ答えないと駄目なの?
サイトって意地悪だ。
「……いいよ、触っても……サイトだから、いいの」
サイトが息を呑む。
我慢しきれなくなって、わたしは自分からサイトの腕の中に飛び込んだ。

586:8/10
07/01/14 04:19:45 VH2pZepV
サイトの手が持ち上げるように胸を揉む。
お互いに緊張のあまり何もいえない。
サイトから触ってくれている、その事だけでわたしはどんどん熱くなっていった。
もどかしげに胸を持ち上げていたサイトが、わたしの腰の辺りをもそもそと弄る。
「脱ぐ?」
闇の中でサイトの頭が激しく頷いていた。
「サイトも脱いで……ね?」
それだけ伝えると、サイトを見つめながら自分の服を脱ぎ始める。
わたしのほうが脱ぐの楽なはずなのに、サイトは凄い勢いで裸になっていった。
殆ど同時に裸になって、どちらともなく抱き合った。
わたしの胸がサイトに当たる。
何もいわずに身体を重ねるだけで、とても気持ちいい。
いつまでもこうしていたいけど……
同時に、少しでも早く繋がりたかった。
「こっち……きて……ね?」
抱き合ったままサイトをベットに導く。
抱き合ったまま二人でベットに倒れこむ。
「テファ……俺、初めてでどうして良いのか……」
ごめんね、サイト。わたし達何度も……
「サイトの好きにしたら良いんだよ」
多分身体が覚えてるから。
サイトの好きに、そう言った途端にサイトが胸に吸い付いてきた。
赤ちゃんみたいにちゅーちゅーと胸を吸いたてる。
「サイト……」
わたしに覆いかぶさるサイトの背中を、ゆっくりと撫でるとサイトの手がそれに反応するように胸を絞る。
(っっ……牛じゃないんだから、出ないよぅ)
痛い位握りしめてくるサイトの手に、わたしの腕が震える。
「ごめ……」
一瞬だけ胸から口を離したサイトが謝って、手も……唇も優しくなる。
お返しに……サイトの胸を触る。
「ちょっ、テファ」
サイトも……感じるんだ。
「こうするんだよ?」
悶えるサイトを押さえつけて、サイトの乳首を舌先で転がす。
「ちょ……だめっっ、テファ……きつっっ」
胸を押し付けながらサイトの動きを封じて、どんどんサイトを感じさせる。
もがくだけだったサイトも、いつの間にかわたしの胸を吸っていて……
部屋の中にお互いの胸をすする音だけが響く。
(きもちいぃよぅ……サイトぉ……)
流石にサイトの胸は揉みにくいから、段々サイトのほうが優勢になってくる。
「だめ……サイト……ひっ……あぅ……ぁ」
サイトを止めようと口を離すと、その機会にサイトはあっさりと上下をひっくり返す。
「……テファ、さっき俺が駄目って言っても止めなかったよね?」
(い、今からどんな仕返しされるんだろう……)
甘美な予感に震えながら、小さく頷く。
「だから俺も止めないよ、たっぷり仕返しするからな」
(し、仕返しされちゃうっ)
サイトが一度正面からわたしを抱きしめてくれる。
そのままサイトはわたしの胸の中に頭を埋める。
「おっきいなぁ」
そうなのかな?
他の人と比べたこと無いから、あんまり分からないな。
って……
「誰と比べたの?」

587:9/10
07/01/14 04:20:16 VH2pZepV
まずいっ
さっきまで甘かったテファの声が凍りついた。
こ、ここは誤魔化すしか。
テファの目を見ないために、胸に埋めたままの顔で鳩尾の辺りを舐める。
「ひぅっ、ちょっ、サイト……だめぇっ、やっ、誤魔化そうとっっ」
そうです、誤魔化そうとしています。
二本の指で乳首を苛めながら、揺らすように胸を愛撫する。
「……やぁ……あ……ずるぃぃぃぃ」
ボリュームの有る胸がたゆんたゆん頬に当たって、この世の天国だ。
テファがじりじり上に身体を動かして逃げようとしているが……
さっきみたいに責められるのは、なんと言うか情けなかった。
出来れば主導権を握っていたい。
そう思って……テファの大切な所に指を……あれ?
「濡れてる?」
「やあっあぁぁぁぁ」
闇の中でもテファが赤くなっているのが分かった。
逃げるためにシーツを掴んでいた両手が、大切な所を隠す。
「サイト……ひど……いよぅっ」
俺から自分の身体を隠すように、丸くなったテファが泣き出した。
えと……なにがでしょうか?
「サイトの事……欲しくて、こんなに成ってるのに……サイトのばかっ、いじわるっ」
今度は俺が赤面する、流石にそこまでダイレクトに言われるとてれ……
「サイトになんか、もうさせてあげないっ」
「それは困る!!!」
いやマジで、今俺はちょっと凄いことに成っていた。
生まれてからここまで硬くなったことは記憶に無いってくらい、痛くなっていた。
「ごめん、テファ、許してっ、もう言わないから……」
テファに覆いかぶさった拍子に、オレがテファに当たる。
「あ……サイト……硬くなってる?」
はうっ、ごめ……テファ。
「カチカチだね?熱いよ?わたしの身体気持ちよかった?」
……ごめんなさい、面と向かって言わないで。
「もう言わないから勘弁してください、ティファニアさま」
テファの気持ちがよっく分かった。
「ん、いいよ……サイトの好きにしてって、わたしが言ったし……でも、苛めちゃ駄目だよ?」
骨身にしみました。
今の騒動でも元気を失わなかったオレをテファの柔らかい所に当てる。
もっと迷うかと思ったけど、どうすればいいのかなんとなく分かった。
「ここ?」
「ん……そう、がんばってね、サイト」
がんばりますっ
具体的に何を、とは言えないけど。
くちゅりと音を立てて、入り口を擦る。
一番敏感な先端が、ゆっくりと埋まっていく感覚だけでほかの事がすべて頭の中から消し飛ぶ。
熱い熱いテファの身体に押し入る。
どうなっているのか見当も付かない複雑な感触が絡みつく。
じっと俺を見つめるテファの目が限りなく優しい。
一気に奥まで貫きたかったが、快感に腰が引けて勢いよく動けない。
ずぶずぶと埋まっていくオレが根元まで埋まる。
「はい……ったね、サイト」
「恥ずかしいことをいちいち確認するんじゃ有りません」
ふざけて見せるが……
ナニコレ?気持ちよすぎ……

限界は直ぐそこだった。

588:10/10
07/01/14 04:20:48 VH2pZepV
「だめっサイト、そんなっ、急にっ、」
口の中で血の味がする。
唇を食い破りながら、テファの中を堪能する。
「なんっ、なんでっ?サイト……元気すぎっ」
テファの最深部に捻りこむように腰を打ち込む。
出来るだけ沢山の襞を擦りながら引き抜き、
壁を押さえつけるように押し込む。
「……ぁっ……うっ……え?なん?」
不思議そうなテファを見ながら、必死で腰を動かす。
とっくに限界を超えているから、自分がいつ達するかまったく見当が付かなかった。
「やあっ、……き、気持ち良い?なんでっ?おかしいっっ」
テファの身体にうっすらと汗が浮かび、軽く湿った身体の感触がさっきまでと変わり、
更に気持ちよくなっていく。
「うそっっ、……こんなっ……はじめ……てっ……」
テファが無意識に抱きついてくると、胸が密着する。
サイトも限界と共にテファに抱きつく。
どこまでが自分で、どこからがテファなのか分からないほどの密着感。
自分が溶けて、テファと混ざり合う……そんな錯覚を覚えた瞬間に。
「だめっ、やぁっ、サイト……わからなくなるっっ、ど、どこにも行かないでっ、
お願い……だきしめてぇぇぇぇ」
両方同時に限界を超えた。
「あうっ……あ……サイトの……暖かい」
テファの一番奥で放たれたソレに、テファが目を潤ませる。
「ありがと、サイト」
そんなテファがどうしようもなく可愛く見えて……
「あう……元気……だね?」
ここしばらく鍛え続けた体力は……まだまだ切れなかった。



深い深い余韻を味わいながらティファニアは身体を起こした。
枕元においてある杖を手に取る。
『ありがとう、サイト』
心まで繋がったような快感。
でも、サイトはいつか居なくなるから……
呪文を……
『……声……出ない……よ』
サイトの記憶を消さなければ、いつかサイトは悩むことになる。
それが分かっているのに。
『ごめん……ごめんなさいっ、サイト……』
サイトとはなれることが考えられなくなったティファニアは呪文を唱えることが出来ないまま、闇の中で一人泣き続けた。

589:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:26:11 VH2pZepV
掛からなかった、良かった良かった。
8超えるくらいで引っかかると思ってました、なんでだろ。

眠いので保管庫の更新はまた後で……ねるです。

因みに、書き方変えようと思えば変えれるとは思いますが、同じものがかけなくなるとおも。
もともと取り留めない文章書く人ですし、自分。

その方が上手くなるよーってんなら、何なりとしますよう。
雑談のサイトはうろうろ探した時一番読みやすかったから張った。
しかし、自分では流し読んだだけで、理解し身に付けるきは……
時間が無いのでまた今度……ですね。
多分過渡期は何も書けなくなるでしょうし。

ただ、表現力は上げたいですよ、脳内妄想の半分もエロくないですよぅ。
何の変哲も無い描写が出来るようになりたいですね。

いそがず、じわじわ頑張るとしますっ。

ではっ

590:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:37:03 TZaduDm6
>>589
GJ!!寝る前に来てよかった!!今日は絶対いい夢見れるWW

591:名無しさん@ピンキー
07/01/14 14:41:42 iKoN7fu6
テファ切ないよテファ

592:名無しさん@ピンキー
07/01/14 17:50:12 I7DHv8uU
>>589
GJ!!
記憶を削除出来るが為に… 相手を慮れるが故に… 哀しいなぁ

593:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:15:45 iaaHZG9S
>>589
何気にポルナレフwww

594:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:52:56 a3ooTd5o
だれかータバサを・・・
タバサを書いてくださいm(_ _)m

595:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:54:12 wTfVHEn6
>>594
どんなタバサがいいんだい?
希望のシチュは?

596:名無しさん@ピンキー
07/01/15 11:05:08 5GLLsJQ3
うむ、タバサ分が不足してきた

597:名無しさん@ピンキー
07/01/15 11:26:02 nvtWiHcP
アン様分が不足じゃ

598:594じゃないけど
07/01/15 17:01:32 nFIPpc1n
>>595
サイトがオイタをすると威嚇無しで股間を蹴り上げるようなタバサで。

599:名無しさん@ピンキー
07/01/15 17:27:02 SNCZQyPz
バタフライ伯爵夫人の優雅な一日を
読んで真っ赤になりながらその真似をするアン様分を摂取したいぜ

600:名無しさん@ピンキー
07/01/15 18:17:07 aQBucsfi
ツェルプストーより優れたヴァリエールなどいねえ!と言い切るキュルケが「今は悪魔が微笑む時代なんだ」とタバサをたきつける話。

601:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:42:55 O+5iATDl
5分レスが無ければタバサはオレの嫁

602:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:43:47 XPM9WNEe
>>6
ドンマイ

603:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:44:26 XPM9WNEe
>>601
ドンマイ
602はミスw

604:名無しさん@ピンキー
07/01/15 21:45:56 fZo3ryyc
 泣き疲れて眠った少女の傍らに少年が立つ。
 優しい瞳で暫し少女を見つめるが、傍らに置かれたくたびれた人形に気が付いた。
 少女を起こさないように静かに人形を手に取り、懐から糸と杖を取り出す。
 土のメイジたる彼は、糸の先端を硬質化させ、器用な手つきで繕い始める。

 数分後少女の手の中にあるのは、幾分立派に成った人形と、一輪の薔薇の造花。

 彼が立ち去った後で、音を立てないように注意しながらも、床の軋みを止められない少年が心配そうに部屋の中を見つめる。
 ふと窓の外を見た少年は、随分時間が経っていることに気付き、彼女の為に水と食べ物を用意する。
 彼女を起こさないために、少しづつ何度も運んでテーブルを一杯にした。

 何度も何度も振り返りながら立ち去った彼と、入れ替わるように少女が部屋に忍び込む。

 薔薇と食べ物を見て苦笑した彼女は、自らに課した誓いに則り彼女の具合を確かめる。
 怪我が無いのを確かめた彼女は、微笑みながら立ち上がる。
 そのまま立ち去ろうとしたが、造花と暫し見詰め合う。

 彼女が立ち去った後で、部屋の隅で静かに香炉がたかれていた。

 鍛え上げられた動きで、彼女の親友が部屋に滑り込む。
 部屋を見回した彼女の瞳は、驚きと歓喜に満ちる。
 音も無く彼女の傍らに立つ親友は、彼女の実家を思い出して、なんども女の子らしくする様に、と注意した髪を撫でながら、その隣に潜り込む。

 それから間もなく、小さな寝息が二つに増えた。

 自らの剣と何かを語り合った少年は、日が落ちてから彼女の部屋の前で座り込んだ。
 何者にも彼女を傷付けさせまいと心に誓って。
 部屋の中には音が届かないように注意しながら、これから起きるかも知れない危険を相棒と語り合う。

 夜もふけた頃、相棒の勧めに従って少年は仮眠を取った。

 闇の中に桃色の髪が翻る。
 少し怒った様子で、廊下で座り込む少年を見つめる。
 少年の相棒は必死にとりなすが、少女は無言で立ち去った。
 途方に暮れていた剣が廊下を何かが歩いて来るのに気が付く。
 怒っていた……未だに怒っている少女は、それでもできるだけ優しく少年に毛布をかける。
 剣を目で黙らせた少女は、一人宿の外に出る。

「おまえの主は幸せね」
 心配げにある窓を見つめ続けるドラゴンが、心配そうに彼女に身を寄せた。


 少女の目が覚めたとき、そこに幸せがありますように。
 そう願うみなに守られて、少女は今も眠っていた。

605:261のひと
07/01/15 21:46:50 fZo3ryyc
実験的に+タバサ分

って、タバサがピクリとも動いてねぇ……

ではっ

606:名無しさん@ピンキー
07/01/15 22:58:37 HeFT923n
こういう穏やかなのもいいですね。
なぜかボリューム極小のディアフレンズが脳内再生されましたよ。

607:名無しさん@ピンキー
07/01/15 23:28:10 +yWMXxq9
>>605
GJ! なんかこう…くるものがあるな。
今や彼女には仲間達がいて、その優しさに包まれている。いい話だ…

608:名無しさん@ピンキー
07/01/15 23:59:17 a3ooTd5o
GJ!
594ですが、できれば、タバサをいぢめるお話がいいなあ。
いや、でも、久々のタバサ萌え~

609:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:29:22 REWLCJhl
心がホクホクするお話好きです
>>605GJですよ。

610:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:30:21 tp8HOQRN
>>598
それなんてルイズ?


611:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:42:35 ytFdEGWF
ちょっと過疎気味?だからネタ投下。。おまえらの希望3Pカップリング(男は才人ってのは決定)
って誰だ?

俺はルイズ×タバサの未発達コンビやルイズ×カトレアの姉妹丼も捨て難いが
やっぱルイズ×アン様の幼馴染コンビかな。

612:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:58:53 LtUpBe42
>>605
すげー
ちょっと鳥肌たったw
GJ!
出来ればもっと読んでみたいね

613:名無しさん@ピンキー
07/01/16 01:08:50 hKXUxFjC
>>605
GJです!
こんな様な作品もいいものですね。
もっと読みだいっす

>>611
俺はルイズ・アン様がいいかな

614:名無しさん@ピンキー
07/01/16 01:50:00 vHSmy7iK
>>605
GJ!

>>611
アン様×イザベラ

615:名無しさん@ピンキー
07/01/16 02:01:36 wm9JjsYY
タバサときゅいきゅい

616:名無しさん@ピンキー
07/01/16 07:00:32 Eoo+msBA
>>603
ドンマイ


617:名無しさん@ピンキー
07/01/16 09:05:28 uPqNo6r3
>>611
シエスタ・ジェシカの黒髪コンビ。

618:名無しさん@ピンキー
07/01/16 09:19:56 Ww+o7Yg9
>>611
ルイズ&エレオノールのツン丼

619:名無しさん@ピンキー
07/01/16 12:26:45 dQII/eUD
>>611
この書き方だと、固定はサイトのみだよな?

コルベール×キュルケ
で二人がかりとか。

ギーシュ×モンモンとか


620:名無しさん@ピンキー
07/01/16 17:29:09 TRGS1YxD
>>611
タバサをデルフとサイトで・・・

621:名無しさん@ピンキー
07/01/16 18:50:43 xDAbYjn1
>>620
キツくてサイトのが入らないタバサのアソコを
デルフの刃の部分で切り開いて強制挿入か

うわお前信じらんないどんだけ猟奇趣味なんだよその内捕まるぞ

622:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 18:59:35 B/zE9B9j
タバサ分が足りんと申すか。

…お兄さんもそう思ってたところデス。

んなわけで投下いきます(続きます

623:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:00:10 B/zE9B9j
女主人は泣きそうな顔の執事をちらりと盗み見た。
もう、そろそろかしら?
女主人はできるだけ笑顔を殺し、あくまで仕方のない雰囲気を装って振り返る。

「そう。別に興味があるわけじゃないけど、どうしてもっていうなら一緒に行ってあげるわよ?」

執事は見る間に笑顔になり、じゃあできるだけいい服着ていきますね、と小躍りしそうな勢いで言った。


…こ、これだ…!

『素直になれないお嬢様 ~史上最強の執事~』最新刊の第三章の冒頭は、タバサに天啓を与えた。
計略により執事に見事王都で流行の観劇の指定席を手に入れさせた女主人が、執事に自分を誘うよう仕向けた場面である。
素直に自分から誘えばいいじゃん、と才人なら突っ込むところだが、この物語の主旨はあくまで「素直じゃない女主人」なので、素直になってしまっては元も子もないのである。
そこで女主人は一計を案じる。
一週間の間、執事を徹底的に冷たく扱い、自分に嫌われているんじゃないか、と思わせるのである。
案の定、執事は女主人のご機嫌を取るために、女主人を観劇に誘う。
つれない態度に、殿方はグっとくるものなのよ。
劇中のメイド長の台詞を、タバサは反芻する。
そして、劇中の女主人と自分をダブらせてみる。

『なあシャルロット、どうしたんだよ?』
『どうもしない。いつもどおり』
『そんなことない!お前最近冷たいじゃないか』
『前からこう』
『俺にダメなところがあったら言ってくれよ!直すから!』
『自分の胸に手を当てて考えてみれば』
『悪かったよシャルロット、もうお前しか見ないっ!』

「おねえさまー?なにしてるのー?」

タバサの使い魔、シルフィードの窓の外からのツッコミが、かろうじて枕を抱えてベッドの上から転がり落ちる寸前のタバサを止めた。

624:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:00:35 B/zE9B9j
用兵は迅速を以って良しとす。
タバサは早速計画の実行に移った。
まずは、才人の日課の素振りに顔を出す。
いつもなら、才人の『おはよう』に笑顔で応えるが、今日は仏頂面でいってみる。
しかし才人は全く気づかず、さっさと素振りに入ってしまう。
…表情くらいじゃわかんないかな…?
素振りをしている才人の横で、もう一度確認のために最新刊を読み直す。
劇中では、無視された執事が捨てられた仔猫のような瞳で女主人を熱く見つめるくだりだった。

「おいタバサ」

才人の声に現実に引き戻されると。
目の前に才人の顔があった。
ななななななななあああああーーーーーーー?
思わぬ不意打ちに軽く赤面するタバサ。
才人はそんなタバサの頭に手を伸ばすと、頭のてっぺんにのっかった大き目の落ち葉を取り上げた。

「葉っぱついてるぞ」

言って満面の笑顔。
ずきゅーーーーーーーーーーん。

「あ、ありがと…」

百万エキューの笑顔(注:タバサレーティング)にタバサは思わず赤面し、俯いてしまう。
その赤面したタバサに、才人はさらに追い討ちをかける。

「ん?顔赤いぞ?熱でもあるのか?」

言ってそのまま、おでこをこつん、と当ててきた。
ずっきゅううううううううううん!
一気にタバサの顔は真っ赤に染まり、頭から湯気を吹く。

「んー、少し熱いな?無理すんなよ、なんなら部屋まで送ろうか?」
「う、うん」

本来の計画とは真逆に、タバサは思わずそう頷いてしまう。
そしてさらに、才人はトドメを放ってきた。

「なんなら、抱っこしてやろうか?シャルロット」

周りに人がいないので、才人はタバサを本名で呼んだ。
いたずらっぽい笑顔で。

「うん!」

その笑顔に全力で頷いてしまうタバサ。
計画は第一段階から頓挫した。

625:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:01:12 B/zE9B9j
さ、さすがに最強の使い魔の称号は伊達じゃないわね…!
私はサイトの能力に驚愕せずにはいられなかった。
急接近>おでここつん>抱っこのコンボは反則!
あんなのされたら冷たく出来るわけないじゃない!
しかもそのあと、部屋についてから『調子悪いなら看病してやろうか?』まで!
あやうくフルコースもらうところだったわ…。
シルフィードの間抜けな突っ込みがなかったら夜までしっぽりいっちゃうところだった。

「…間抜けじゃないのね!ひどいのねお姉さま!」

そこ、人のモノローグに突っ込みいれない。
人の姿で私の部屋の床に座り込んでいるシルフィードがそう非難してきた。
ていうか、私抱っこしてるサイト見るたんびに『ロリコン』呼ばわりするのやめなさいね?

「ロリコンをロリコンと呼んでなにが悪いの?
 …で、おねえさまなんで杖握り締めるの…?」

…お仕置きの続き。

「これ以上ぶったらシルフィおばかになっちゃうのね!やーめーてー!」

反省だけなら猿でもできるわよー?シルフィード?
それからしばらく、私の部屋では堅いものを叩く音が響き続けた。

作戦は変更を余儀なくされた。
接敵状態では、最強の使い魔たるガンダールヴには勝てない。
そこで。
タバサは才人に会わない、という方法をとった。
会ったら才人が優しくしてくる。だったら会わなければ問題はない。
しかしこの作戦には致命的な欠陥があった。
禁断症状である。
三日もたつと、タバサは才人に逢いたくて逢いたくて逢いたくて逢いたくてたまらなくなり、仕方なしに今日は一日部屋に篭る事にした。
することもないので、朝からベッドの上で毛布をひっかぶって丸くなっている。

「会いたいなら会いに行けばいいのにー。人間の考える事ってよくわからないのね!きゅいきゅい」

とは某ちょっと足りない使い魔の弁。
タバサはベッドの中から、そうのたまった自分の使い魔にガンをとばした。

「ちょ、ちょっと外の空気吸ってくるのねー。それじゃまたあとで、おねえさまー」

その眼力に耐え切れなくなったシルフィードは、慌てて窓の外に身を躍らせる。
外に出たシルフィードは一瞬で竜の姿に戻ると、羽ばたいてどこかに行ってしまった。
大丈夫、うまくいけばサイトの方から逢いに来るはず…!

『シャルロット、どうして三日も逢いにこないんだ!』
『知らない』
『ああ、どうしてそうつれないんだ僕のシャルロット!』
『どうすればいいか自分の胸にきいてみれば』
『ああ、愛してるよシャルロットー!』

妄想の中で才人に押し倒されながら、タバサは毛布の中で悶えていた。

626:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:02:40 B/zE9B9j
知らず知らずのうちに、手が股間に伸びていた。
毛布の中で四つん這いになり、そしてそっと触れた薄い布地は、信じられないくらい熱く湿っていた。
…わ、私のせいじゃないもん…。
逢えないだけで、才人を思うだけで湿り気を帯びる自分の身体にそう言い訳し、タバサはショーツを膝までずり下ろす。
露になった桜色の割れ目を、右の中指でそっとなぞる。
甘い刺激と共に、指先にタバサの雌が絡みつく。
…サイトが、えっちなことばっかりするから…!
最初はなぞるだけだった指の動きが、だんだん柔肉を押しつぶす動きに代わる。
タバサの裂け目は少しずつほぐれ、そこをなぞる指が少しずつ沈むようになってきた。
それとともに、タバサの蜜が中指によって掻き出される。
そして。
ちゅぐっ
だんだん力が強くなり、中指はついに直角に曲がりきり、タバサの中に埋まってしまった。
…指いれたりっ…舐めたりっ…吸ったりっ…。
指の動きが早くなり、それと共に毛布のドームの中に響く水音も早く大きくなる。
ちゅくっ、ちゅくっ、ちゅくっ
中をかき回す指を、自ら締め上げ、快感を得ようとするタバサ。
しかし、行為が激しくなるにつれ、胸と顔をシーツに押し付けられ、息が苦しくなってくる。
タバサは毛布の中でころん、と転がり、仰向けになる。
その拍子に毛布がはだけ、自慰にふけるタバサが露になる。
しかし、行為の最中のタバサはそんなことは気にしない。
…ダメなのに…お尻もっ…キモチよくされるしっ…!
今度は左手が、小さな菊門に伸びる。
しかし両手で二つの穴を責めるには、タバサの手は短かった。
菊門に侵入できたのは、中指の第一関節までだった。
しかし、その稚拙な快感が、さらにタバサを焚き上げる。
…サイト、サイト、サイト…!
二つの穴を同時に責めたのでは、快感が中途半端になると知ったタバサは、両手で天井向けて開いた自分の割れ目を責めはじめた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

右手で割れ目を大きく開き、左手を使って膣道を犯し、肉の真珠を擦り上げる。
声が抑えられなくなってくる。

「サイト、サイト、サイト、サイトぉ!」

想い人の名を何度も呼び、自分自身を犯すタバサ。
そして、その行為は、自らの中心を剥き上げ、指で押しつぶした瞬間に限界に達した。

「あ、いく、いく、いく、いくぅっ!」

ぷしゅっ…。

タバサの膣が何もない空間を締め上げ、秘所から透明な噴水が立ち上った。
タバサは完全に脱力し、ベッドの上で眠りに落ちた。

目が覚めた私は決心した。
…逢いに行こう。
もうどうなってもいい。
計画なんてどうでもいい。
こままだと、私…狂ってしまう。
もう、私の頭の中はサイトに逢うことで一杯だった。
私はベッドから降りると、杖を持って扉へと向かった。
扉を開き、外に出る。

「お、いたのかシャルロット」

…そこには、サイトがいた。

627:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/16 19:03:38 B/zE9B9j
そして【つづく】!
さあどんどんおばかになっていくタバサの運命やいかに!
べんべん!

じゃあメシくってくらあノシ

628:名無しさん@ピンキー
07/01/16 19:13:51 fW+tORZi
まったくもってけしからん!
こんなエロいの読んだら勉強に身が入らないじゃないか。
続きを早々に希望させてもらいますがかまいませんかね!?

629:名無しさん@ピンキー
07/01/16 21:33:13 TRGS1YxD
>>621
自分でもそんな気がする(^^;)
>>622
激しくGJ!!
感無量です・・・。
wktkしながらまってます!

630:名無しさん@ピンキー
07/01/16 23:49:05 p5Ev8yob
痛くするのは嫌だから、痒くする。
ルイズとタバサのすじまんに皮を剥いた山芋の粘液を塗り付ける。
掻くの禁止!ってする。
でもお互いのまんこを掻きあうのはォK。

631:名無しさん@ピンキー
07/01/17 00:04:38 avLnPGqk
>>630良い妄想

632:名無しさん@ピンキー
07/01/17 00:21:05 ucA/lhcF
せんたいさんはタバサ・・・イヤイヤシャルロットに対し愛がありすぎてたまらぬ

633:名無しさん@ピンキー
07/01/17 01:39:32 WZWXblmU
2回目のタバサの妄想読んでるとき脳内でギーシュの声が響いていたのは俺だけなんだろうなぁ…

せんたいさんGJです!

634:名無しさん@ピンキー
07/01/17 03:15:05 gk1HG9p4
毎度のことだがね


じらすなよw
乙です

635:名無しさん@ピンキー
07/01/17 06:54:01 P4pWToRH
せんたいさんのじらしに愛を感じるようになってきた。
俺はもうだめかもしれないorz

それはともかく乙です。

636:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:17:58 cXiSwpwk
週末のセンター試験に向け、テファに激励してもらいに来ますた。

637:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:24:16 b8uPSKzm
「やれば出来るんだからクラウドは!」

638:261のひと
07/01/18 00:44:48 1cLUINl7
>>636 さん まだ居るのかな? とゆーか、今書いてるテファって激励になるのかな?

>>637さん それ ティ(ry

>>340-345 
>>441-448 
>>579-588 の続き行きます。

639:1/6
07/01/18 00:45:34 1cLUINl7
 目が覚めて、隣に眠るサイトを見下ろす。
 杖を……手にとって、今日こそ……ティファニアは、毎日それを繰り返していた。
「……今日……あと、一日だけ」
 昨日も言った言葉を、今日もまた繰り返す。
 眠り続けるサイトに布団を掛けなおして、一人静かに起き上がる。
 日の出までの時間を考えながら、出来るだけ音を立てないように着替え始める。
「サイト……起きたら……」
 頬を染めながら、つい先日の出来事を思い出した。
 着替えている最中に起きだしたサイトが、飛びついてきて……ベットに逆戻りすることになった。
「今日は……良く寝てるよね?」
 残念。
 自分の内心を慌てて否定しながら、逃げるようにキッチンに下りる。

「ん……と」
 夜のうちに下ごしらえを済ませていた料理を手早く調理する。
 サイトが居てくれるから……食事の用意も、洗濯も……もちろん夜も。毎日が嘘のように楽しかった。
「サイト……喜んでくれるかな?」
 ティファニアの料理をサイトが拒むはずも無いけれど、『おいしいよ』と、笑顔を見るだけで暖かな気持ちになれた。

 身体を交わしてからのサイトは優しい。それを失うのを恐れたティファニアが記憶を消すのを躊躇するほどに。
 もとより責任感の強い少年なので、×××した=責任を取る→優しくする。彼にとって悩むまでも無い当然の行動だった。

 初めて記憶を消さなかった次の日の朝、照れるサイトの微笑みにティファニアは文字通り『捕まった』逃げることなど出来なくなっていた。
 愛しい相手の隣で迎える朝の優しさが、その腕の中で眠る幸せが、サイトの記憶を消す事をためらわせた。

 帰る場所の有るサイトにとって、ティファニアの記憶が枷になる。そう分かっていたが……枷に成るからこそ消したくなくなっていた。
「卑怯なわたし」
 自覚して、そんな自分を好きになってくれたサイトに為に……と、毎朝記憶を消そうとしても、決して実行できなかった。

 毎日毎日少しだけ泣いて、その何倍も幸せにしてもらう。
 ティファニアにとってサイトとの暮らしは甘い毒のようだった。自分ではいつでも逃げられると、記憶を消してしまえばいいと、そう思っていても自分では決して実行できない。

 サイトのことを考えるだけで、身体の奥が熱くなるほどの幸せ。
「サイト……」
 手を休めて呟く。それだけで幸せになった。

640:2/6
07/01/18 00:46:05 1cLUINl7
 起きたらテファが居なかった。
 毎日あれだけヤってるのに、毎朝時間通りに起きている辺り、テファの方が余裕が有る様で、サイトには悔しい。
「あー俺なんか死んだように寝てたのに」
 ベットから飛び降りて、急いで着替える。まだ随分早い時間なのが分かっているからだ。
 もう一寝入りした方が良いのは分かっていた。アニエスさんの訓練がきついのも、今休んでおけばどれほど訓練の時助かるかのかも分かる。
「だがっ、ここで行かないと男じゃないよなっ」

 足音を殺して台所まで降りる。やはり先に起きていたテファがくるくると働いていた。
『あー、今日も綺麗だな、テファ』
 しばらく見惚れていたが、そんな時間ももったいないと言うことに気付いた。朝は時間が少ない。
 刃物や火が側に無い時を狙って(一度テファに死ぬほど怒られた『サイトが怪我したらどうするのっ!?』らしい)後ろから抱きつく。
「あう? ってサイトっ」
「おはよ、テファ今日も柔らかいね」
 もみもみ、朝の挨拶には不適切な擬音をさせながら、サイトの指がたわわな桃リンゴにめり込む。
「あうあう、き、昨日あんなにしたのにっ」
「起きたら、全快!! 勇者の法則っ!!」
 多分テファには理解できない説明をした後、両手に余る胸を下から持ち上げるように愛撫する。
「ほら、邪魔だろテファ? 俺が支えててあげるから」
 俺のふざけた言葉に、テファがちょっとへこんだ。
「じゃ、邪魔かな? サイト……こんなの無い方が良いの?」
「滅相もございません、これを……俺がどれだけ求めていたかっ!」
 どこかの学院の生徒達には聞かせられない台詞を平然と吐く。場所が場所ならば今の一言で何度死ねたことだろうか。
 喋りながらも休むことが無かった腕のお陰で、テファの腰が少しづつ落ちてくる。
「あの……サイ……ト……その……ね?」
 もじもじと足を擦り合わせるテファに、少し意地悪をしたくなる。
「何? テファ、俺が支えててあげるから、頑張って朝ごはん作ってね、いやー楽しみだなぁ」
 意地悪を言った事を次の瞬間には後悔した、テファの目が潤んでいたから。
「いい……もん、頑張って、お料理……するもん」
 げ、しかも料理続行……『お預け?』最悪の言葉が脳裏をよぎる。お、俺はここでも犬なのか? 怒らせてしまったかもしれないテファの様子を窺う。
 この数日のおかげで、テファの事が少しは分かるようになった……と、思う。
 硬くなった乳首をそっと摘む。小さく跳ねる背中を見て、怒りよりも感じていることを確信。そういう事なら、とおさわり続行。
 胸を下から包み込むようにしたまま、指先だけで乳首を遊ばせる。敏感なテファが痛くない様に、小さな刺激をしつこくしつこく加え続ける。
「サイトの……いじわるぅ……」
 泣き声と共に、テファがその場に座り込んだ。両手で胸を守ろうとしているけれど、テファの細い腕では、大きな胸を守りきれない。
「……ぅっ、ずるっ……いっ……」
 床の上で悶えるテファに抱き寄せられらた。
「こんなの……ずるいっ、わたしも……するっ!」
 調子に乗っていた俺の手が、テファの両手に絡め取られる。俺の手を抱きしめたままのテファが振り返って……俺の口の中にテファの舌が差し込まれる。
 攻守交替。たっぷりの胸を押し付けながらのディープキス。

 ……テファの方がずるいと思う。


641:3/6
07/01/18 00:46:37 1cLUINl7
 サイトの唇が好き。こんなに優しい唇はサイトだけ、サイトとキスするときだけがわたしの特別。
 きっとサイトにキスするためにわたしは生まれてきたの。
 胸をサイトに押し付ける、サイトも気持ち良さそうだけど、実はわたしも気持ち良い。サイトが触ってくれている所からわたしが溶けてなくなりそう。
 一瞬でも長く唇を重ねながら、ぺろぺろとサイトの唇を舐める。もっともっと密着するために角度を何度も変えながら、水音を立てて吸い上げる。
「テ、テファ……ちょっ、まっ……」
 いや、わたしはサイトにキスしたいのー。
 サイトがこっそり降りてきたのも、後ろに立ったのも知ってた。胸だって触りたいだけ触らせてあげたもの。……キス位……いいよね?
 サイトをぎゅって抱きしめると、背中をぽんぽんって触ってくれ……る、けどサイトお尻は調子に……ま、いいか。
 お返しに硬くなっているサイトを、服の上から何度かなぞる。サイトの手が止まって、バタバタ暴れ始める。かわいーの。
「ねぇ、サイト、どうしてわたしがこんなに早く朝ごはんの支度始めるか知ってる?」
 子供たちが起きてくるまで、まだまだたっぷり時間が有るけど、最近は毎日こんな時間に起き出す。……結局忙しい朝になってるけど。毎日。
「待ってたんだよ? サイトを」
 そう言った途端に、サイトの目が納得する。気付いてなかったんだね。サイト鈍い。
 パンツの中に手を差し込んで、熱くなっているのを柔らかく掴む。
「サイトも……期待してる?」
 親指と人差し指で根元を締めながら、残りの手でサイトの感触を確かめる。
「ん~~、んんっっ~~」
 キスしたままだから喋れないサイトが、逃げようとしてる。……逃がさないけど。
 徐々に手を加速する。サイトの限界は全身で覚えてる。サイトが一番気持ちよくなるように、でも絶対に出さないように。
「ほら、サイト気持ち良いよね? もっともっと良くなるよね?」
「ちょ、まっ、手よりもっ……んんっっ」
 サイトにオネダリされたら、なんでも許しちゃうから、聞いてあげない。でも……そろそろかな?
 硬く熱く自己主張するソレを離して、サイトを開放する。
「……テ……ファ?」
 唐突に途切れた快感に、サイトがもじもじしてる。かわいい。
 少し身体を離してサイトを観察する。切れた息を立て直して、わたしを睨む。
「テファ……」
 快感で濁った目も素敵だよ、サイト。
 今日はどんな事してくれるのかな? ドキドキしながらサイトを見つめる。
 今は……サイトを見つめているだけなのに、いつでもサイトを迎え入れられるように、身体がどんどん濡れていくのが分かった。
「立てよ、テファ」
 獣の目をしたままのサイトに手を取られて、荒々しく引き起こされる。
 痛い位抱き寄せられて、今度はサイトからのキス。熱く滾ったままのソレがお腹に当たって痛かった。
「テーブルに手を突いて」
 突いて、って言うと同時にテーブルのほうに軽く押される。
 腰くらいの高さテーブルだから、サイトの言うとおりにすると、まるでお尻を突き出しているみたいな格好になった。
「……準備、出来てるんだ」
 分かっていても、口に出されると恥ずかしい。

「意地悪っ」
 精一杯の抵抗に、サイトから目を逸らした。


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