【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
07/01/07 23:10:22 zQpHVk4X
>>346
>実はロリペドパートがかなり長かった。正月から何かいてるんだ……とカット。

そんな……酷い○| ̄|_

401:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:52:31 H9E2NxNa
誰かルイズ虐待書いてくれよ

402:名無しさん@ピンキー
07/01/08 02:03:49 pnYQZy9A
>>340
素晴らしい作品なんだが、修羅場スレ住人の漏れとしては、サイトをあきらめずに、
ルイズと戦ってほしかったorz

403:名無しさん@ピンキー
07/01/08 10:59:56 x5X4tlDE
ボンテージを着込んだルイズがサイトとシエスタをしばく話なら

404:名無しさん@ピンキー
07/01/08 16:05:58 eLhpJdR2
鈴宮ハヒルの憂鬱があるんだからエロの使い魔も当然あるよな?

405:名無しさん@ピンキー
07/01/08 17:53:12 Vn1o/HWA
TMAならやりかねない

406:名無しさん@ピンキー
07/01/08 21:26:42 x/20yL+n
>>404
原作を見れなくなる程の心の傷を負いそうだから俺はパス。
それにルイズやタバサの体型は再現出来ないに違いない・・・・

407:名無しさん@ピンキー
07/01/08 22:12:54 NWObSzQf
>>406
世間にはいない事も無い。

408:名無しさん@ピンキー
07/01/08 22:30:37 0KGN2C8D
>>407
つTMAクオリティ

409:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/08 23:01:59 fnI7EMVv
さてと、それでは『泥のスキルニル』導入いきます。
本編はまた後日になるけどゴメンシテネ

410:『泥のスキルニル』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/08 23:02:30 fnI7EMVv
どっから見てもただの泥人形だよなあ…。
騙されたんじゃなかろうか、俺。
学院に戻った俺は、中庭で魔法具屋の親父にもらった『泥のスキルニル』とやらを手の中で弄んでいた。
親父の説明によれば、このアイテムは血を吸う事でその血の持ち主そっくりに化ける『スキルニル』という人形の劣化版らしい。
このアイテムを化けさせるのに必要なのは血ではなく髪の毛。
さらに、使用回数は一度こっきり。一度変化させて、その変化を解くと、二度と変化させられないらしい。
でも、どー見ても。
そののっぺりした造形といい、薄く湿った表面といい、そのへんでかき集めた粘土をこねて作ったと言われてもしょうがないデキだ。
…本当に魔法の品なのかねえ?

「確かめたけりゃ、使ってみりゃいいじゃねえか」

とはデルフの弁。
確かにそうだけどさ。
そうして俺が人形を弄びながら考え事をしていると。

ぼふっ。

背中に何かが飛びついてきた。
…人が見てないと本当に大胆だなこいつ…。

「何か用?シャルロット」

俺の背中に抱きついているのは、青髪の少女、『雪風』のタバサこと、シャルロット。
普段は仏頂面で知られるその娘が、今はにっこにっこしながら俺の背中にぶら下がっている。
…慕ってくれるのはいいけど、不意打ち好きなのが困る…。

「…別に用はない」

言って、俺の首に掛けた腕に力を入れて、俺の肩口に顎をちょこん、と載せる。

「サイトこそ、何してるの」

どうやら、俺が何かを見てぼけっとしていたのが気になるらしい。
俺の手の中の人形をじっと見つめている。

「もらいものの人形だよ。魔法の道具なんだってさ」

俺はシャルロットにその人形を見せる。

「『泥のスキルニル』っていうらしい」

そしてシャルロットから返ってきた言葉は、意外なものだった。

「…聞いた事ない」

…え?やっぱ偽物なのコレ?
俺の疑問に、シャルロットが応える。

「スキルニルなら有名。古い魔法具屋なら売っているところもある。
 でもそんな名前の魔法具は聞いたことがない」

言って、俺の背中から降りる。
そっかー…。やっぱ、騙されたのか俺…。

411:『泥のスキルニル』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/08 23:04:06 fnI7EMVv
そう俺ががっかりしていると、シャルロットが言った。

「じゃあ今度一緒に…一緒に…」

そこまで言って少し赤くなって言いよどむ。
…デートに行きたいならそう言えばいいのに。

「じゃあ今度、一緒に魔法具ひやかしに行くか?」

そう続けた俺の台詞に、シャルロットはこくこくと嬉しそうに頷いた。
その後、シャルロットは授業だっていうので、塔の方へ行ってしまった。
俺は再び、一人になる。
手の中には、ただの泥人形が一体。
…偽物かあ…。
俺はソレを手に取り、やるせない気分になる。
…まあ、報酬目当てで手伝ったわけじゃないけどさ。それでもなんかなあ。
ふと、肩口についた一本の青い髪に目が留まる。
さっきシャルロットが抱きついた際に抜けた彼女の髪だろう。
俺は何の気なしにそれを手に取り、泥人形に埋めこんだ。

「…なんも、起きないよなぁやっぱり…」

しかし次の瞬間。
泥人形は急に振動しはじめた。

「わぁっ!?」

俺は驚き、泥人形を地面に落としてしまう。
泥人形は地面に落ちてなおもごもごと蠢き…。
しばらくすると人間大の大きさになり、そのカタチを整え始めた。
呆気に取られる俺の目の前に…。
全裸のシャルロットが座り込んでいた。

412:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/08 23:05:22 fnI7EMVv
はい、導入は以上。
予想通りのキャラ配置でしたネ!

そいじゃあ続きは明日以降ノシ

413:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:06:26 LbYChxfH
待ってええぇぇぇぇぇぇ!!!そこで止めないでぇぇぇぇ!!

414:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:07:08 7yO80hMx
UGOOOOO!??!1!
そこで止めますか!?

415:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:22:32 Tl8JXCxd
>412
あなたに二つ名を授けよう。

今後は「"じらし"のへんたいさん」と名乗るがいいさ!

続きを全裸で待ってます。

416:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:37:30 YDmXGxpx
へんたいさんの得意テクニックだなw
だがこれやられると見るときの楽しみも倍増するから
wktkしてまってます!

417:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:59:45 RayMWRSH
へんたいさんは、全力でじらしにかかって来てるな。

もうダメだ。

418:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:32:43 +E/9czrH
おいおい…期待させるだけさせておいてこんなオチかよ…焦らしていいのは焦らされる覚悟のある者だけだ!
つう訳で"全力で続きを書け"!!
ついでに期待に膨らんだ俺の股間のコイツもなんとかしてもらうか…

419:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:43:32 G5XHX9zC
       (  _,, -''"      ',             __.__       ____
   ハ   ( l         ',____,、      (:::} l l l ,}      /   こ \
   ハ   ( .',         ト──‐'      l::l ̄ ̄l     l     の │
   ハ   (  .',         |              l::|二二l     |  ハ へ  .|
       ( /ィ         h         , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ   |  ハ ん  │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ',         l.l         ,'  r─―‐tl.   |  ハ た │
        ̄   ',       fllJ.        { r' ー-、ノ ,r‐l    |  ! い │
            ヾ     ル'ノ |ll       ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,.  l     め  |
             〉vw'レハノ   l.lll       ヽl l ',   ,_ ! ,'ノ   ヽ  ____/
             l_,,, =====、_ !'lll       .ハ. l  r'"__゙,,`l|     )ノ
          _,,ノ※※※※※`ー,,,       / lヽノ ´'ー'´ハ


420:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:52:00 d4+ntjot
せんたいさん+タバサ=じらしの方程式が成り立つ訳だ。
と言うよりシャルロットへの愛なんだろうな。その愛を易々と分け与えたく無くてじらす。

…分けてください

421:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:17:12 Z3h1YZ/8
タマラってなんだよタモリだろ

422:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:59:33 EVt4FgEI
せんたいさんは僕の生きる希望です。
あなたの文は明日への活力を湧かしてくれます。
ですからお願いです。


    じ  ら  す  な  !!

423:名無しさん@ピンキー
07/01/09 03:56:22 /EUtfzOR
ちょ・・・おまえら。そうやって騒ぐ事自体、既にへんたいさんの策略・・・

424:名無しさん@ピンキー
07/01/09 04:18:48 EVt4FgEI
わかっていても騒がずにはいられない。
それがせんたいクオリティ

425:名無しさん@ピンキー
07/01/09 08:45:45 NtOkSubL
いまのうちにローション塗り込んでおかなきゃ。

426:名無しさん@ピンキー
07/01/09 12:15:56 ISfGexTN
作品自体がエロパロに近いから
あるとは思わなかったぜww

427:名無しさん@ピンキー
07/01/09 12:53:37 ZtCIPbUT
ERIC CLAPTON JAPAN TOUR 2006

Eric Clapton(g&vo)
Doyle Bramhall II(g)
Derek Trucks(g)
Willie Weeks(b)
Steve Jordan(dr)
Chris Stainton(key)
Tim Carmon(key)

428:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/10 00:49:20 JI0ILSYG
すまん日付かわっちまたorz
待たせたなみんな、本編いくぜ?

429:『泥のスキルニル』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/10 00:50:20 JI0ILSYG
サイト は にげだした
スタコ ラサッサー
全裸のタバサを抱えて、才人の逃げ込んだ先はタバサの部屋。
あんなところで裸のタバサと一緒にいたら、あらぬ疑いをかけられてしまう。
最初はルイズの部屋に逃げ込もうとしたのだが、こんなもん持ち込んで鉢合わせた日には虚無で蜂の巣にされるに違いない。
そんなわけで、才人は、以前合鍵を本人から受け取っているタバサの部屋に避難したのだった。
ぜえはあと荒い息をつき、床にへたりこむ才人。
逃げ出す原因となったスキルニルの化けたタバサはといえば、ベッドの上にちょこんと座り込んでいる。
特に何をするわけでもなく、才人をじーっと見つめている。
何も命令が与えられないので、待機モードになっているだけなのだが。

「…ほ、本物だった…」

嬉しさ半分、驚き半分で、才人は主人の言葉を思い出す。

『変化させたら、好きに命令するといい。スキルニルは主人の命令には絶対服従だからな』

…ぜったいふくじゅう…。
シャルロットが。俺に。
絶対服従っすかーーーーーーーーーーーーーーーー!?
才人の頭は一瞬で沸き上がる。
と、とりあえず確認を。

「シャルロット、ばんざいしてごらん?」

才人がそう言うと、ベッドの上のタバサはばんざいをする。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
よ、よし、次は。

「じゃ、じゃあ、四つん這いになって、『わん』って言ってごらん?」

ベッドの上のタバサは、言われたとおりに、四つん這いになると。

「わん」

お尻をふりふりしながら言ってみせた。
にゅわあああああああああああああああああああああああああああああああ???
ぱ、パーフェクツ!パーフェクツですよ旦那!
才人の脳はエンドレスで東京音頭を踊り始める。
さ、さあ次はどんな事させようかしらん?
しかし才人はふと思い留まる。
…無理言わなきゃ、シャルロットはたいがい俺の言う事聞いてくれるよな…。
さっきの二つも、よく考えたら当人にお願いすれば、してくれないこともないだろう。
…どうせなら、普段できないことしたいよな。
などと考え、才人は超並列型量子エロCPUをフル回転させる。
そして、結論がはじき出された。
…これは、普段聞いても絶対答えてくれないだろうな。

「シャルロットはさ。
 前でするのとお尻でするの、どっちがイイ?」

そして、スキルニルのタバサは応えた。

430:『泥のスキルニル』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/10 00:52:07 JI0ILSYG
授業が終わって部屋に戻ると、鍵が開いていた。
…さ、サイトが来てるんだ…!
私は慌てて懐から手鏡を取り出す。
髪型。よし、乱れてない。
服。いつもどおり。問題なし。
笑顔。…ってにやけてるな私ッ!
身だしなみは一応大丈夫。あとは、部屋の中にいるサイトにとびっきりの笑顔で挨拶すれば…。
…って…。

ぎしっぎしっ

開けた扉の隙間からから何かが軋む音が聞こえる。
聞きなれたこの音は…。
ベッドの軋む音。
その隙間に…。

「あ…は…ああ…」

女の…喘ぎ声…。
私の中に黒いものが満たされていく。
…サイト…私の部屋に女連れ込んでなにしてるの…。
私は杖を折れんばかりににぎりしめ、扉を開けた。
…え?
そこでサイトと交わっていたのは私。
四つん這いで、後ろからサイトに貫かれている。
…え?
私の思考は完全に停止し、目の前の光景に釘付けになる。
ベッドの上の私は、お尻の穴でされていた。
サイトが出入りするたびに、枕の隙間から切ない声が漏れる。
私のお尻が、きゅんと疼く。
…きもちよさそう…。
その声と、淫らに肉がぶつかる音に、私は太股をぴっちり合わせ、擦り合わせていた。
無意識に、後ろ手に扉を閉め、その光景に見入る。
ベッドの上の私は、ついに背筋を逸らせ、逝ってしまった。
サイトもぶると震えて…たぶん、ベッドの私のお尻の中に、出している。
私の中に入れられているわけでもないのに、私の中に、熱いものが広がっているような気がした。

「あ、シャルロットお帰り」

ベッドの上のサイトが私に気づく。
すると、サイトはベッドの上の私を貫いたまま、こちらを向いた。
ベッドの上の私を抱えて、まるで人形抱っこしているように抱いている。
私が疑問を口にする前に、サイトは答えた。

「これ、どうやら本物だったみたいだよ。『泥のスキルニル』」

そういえば朝、サイトが言ってたっけ…。
でも、どうしてこんな…。
その疑問にも、サイトは応えてくれる。

「前から気になってたんだよ。
 シャルロット、どっちがキモチイイんだろう、ってね」

…?
サイトが何を言っているのか理解できていない私に、サイトは続ける。

431:『泥のスキルニル』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/10 00:53:41 JI0ILSYG
「前と、お尻。
 それで、聞いてみたんだよ。スキルニルに」

…スキルニルは、主人の命令には絶対服従だ。
じゃ、じゃあ、まさか…。

「お尻のほうがイイんだってね?シャルロットは」

言ってサイトは、抱かれている私の膝を持ち上げ、私の繋がっている部分を晒す。
だらしなく涎をたらしてひくついている女の子の割れ目の下で、肛門がサイトに貫かれていた。

じゅく…

それを見て、私の雌が反応する。
股間から、イヤラシイ液体が溢れてきているのが分かる…。
欲しい…私も…欲しい…。
そんな私を知ってか知らずか、サイトはスキルニルの私の膝を上下しはじめた。
サイトの動きに、スキルニルの私が目覚め、また喘ぎ始める。

「ちゃんとおねだりできたら、シャルロットにもしてあげるよ」

…案の定、そんな事を言ってきた…。
死ぬほど恥ずかしいの、知ってるくせに…。
でも、私は…もう…。
私は杖を取り落とし、スカートの中に手を入れると、ショーツを脱ぎ去った。
そしてベッドの上に這い上がり、サイトの横に座り込んで、『おねだり』した。

「サイトの…おちんちん…私にも、ちょうだい…」


才人は本物のタバサをまず横向きに寝かせ、そして右足を抱えた。
大きく開いた足の間で、二つの穴がひくひくと蠢いている。
前の穴は牡を誘う蜜を溢れさせ、後ろの穴は背徳的な桃色の襞を蠢かせている。

「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な」

言いながら才人は、前後の穴に交互に先端をあてがう。
じらされるタバサは、涙目で才人を見上げるしかない。
やがて才人は、小刻みに震える菊門に狙いを定めた。

432:『泥のスキルニル』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/10 00:54:36 JI0ILSYG
「やっぱり、シャルロットがイイ方でしようか」

その言葉に、タバサは反論しようとするが、才人はそれを聞き入れず、タバサの柔らかいそこを一気に貫いた。

「うあぁっ!」

タバサの背筋が、背徳的な快感に反り上がる。
才人は膣内とは違うつるつるとした感触を楽しみながら、腰をグラインドさせる。

「はぁっ、はぁっ、あはぁっ」

タバサは必死に快感に堪え、狭い中を押し割られる圧迫感に、息を荒くする。
その吐息とともにタバサの中が絞られ、才人を押し上げる。

「しゃ、シャルロット、俺もうっ…!」

才人のその言葉とともに、大量の精液がタバサの中に流れ込む。

どくっどくっどくっ…!

「あ、あぁぁ…でてる…おしりのなか…」

腸内に広がる熱さに、タバサは震えた。

…おしりで出したら、サイトは寝てしまった。
…あの?
…私?
……逝ってないんだけどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
たしかにキモチよかったけど!でも、まだダメなのに!
私はすやすやと眠る才人を見ながら、起こしてやろうかどうかと悩む。
そんな私の視界の隅に、何かが引っかかった。
…そこにいたのは私。
サイトによって作り出された、『泥のスキルニル』の私。
その私は所在なげに、ベッドの隅で座り込んでいる。
…ちょっと、いいこと思いついた。
私はベッドから降りて杖を手に取ると、ルーンを唱える。
白い光がスキルニルの私を包み、その瞳がサイトからこちらに移る。
…予想通り、魔法の使えない人間が使ったスキルニルの支配を奪うのは、簡単だった。
そして、私はベッドに戻って、サイトを揺り起こす。

433:『泥のスキルニル』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/10 00:55:16 JI0ILSYG
目を覚ますとシャルロットが増えていた。
じゃなくて。
片方は『泥のスキルニル』だよな?両方メガネ外してるからわからん…。
混乱している俺に、右側のシャルロットが語りかけてきた。
こっちが本物か?

「サイト、言いたい事があるの」

そして今度は、左側が喋る。
…どっちが本物だ?

「…たしかにお尻でするほうがキモチイイけど」

そう言った左側のシャルロットに続き、右側のシャルロットが喋る。

「…『好き』なのは、前から抱かれるのだから、覚えといてね?」

そして二人はにっこり笑い…マテ、なんか笑顔に黒いものを感じるんですが?
それに、なんでスキルニルがシャルロットの言う事聞いてるんだ?
シャルロットはそんな俺の考えを知ってか知らずか、言った。

「スキルニルの支配は、今は私にある」

そして、左側のシャルロットが、俺のモノを口に咥えた。
…ひょっとして右が本物?
混乱する俺に、右のシャルロットが言う。

「そして、私まだ逝ってないの。ちゃんと逝かせてね、サイト」

その言葉と同時に左のシャルロットが口を離す。
シャルロットの献身的なおフェラに、俺の暴れん坊将軍は見事に復活を果たしていた。
そんな暴れん坊将軍を、右のシャルロットがまたぐ。
そして、信じられない事を言ってのけた。

「…スキルニルの方も、満足してないみたいだから、そっちも」

言って腰を落とし、俺の暴れん坊将軍を根元まで飲み込む。
お、お尻もいいけどやっぱこっちもイイですネ!
じゃなくてっ!

「ま、待てよシャルロット、つーことは2倍っすか?」

しょ、正直ソレはシンドいんですけど!
しかし、シャルロットは俺を根元まで飲み込んだまま、ふるふると首を振った。
そして、とんでもない事を言ってきた。

「トライアングルが二人だから、6倍♪」

言って、腰を上下にグラインドしはじめた。
まて、それはちょっとーーーーーーーーーーーーーー!
反論しようとした俺の口を、左のタバサがキスをして塞いで来た。
もごもごとしか言えない俺に、シャルロットは天使の笑顔で死の宣告をしてきた。

「頑張って、お兄ちゃん♪」  ~fin

434:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/10 00:59:11 JI0ILSYG
はい終わりました。いかがだったでしょーか。
次はパラレルものの続き書くつもりです。

じらすつもりはなかったんよ?
お兄さんも社壊人やからね、死事はあるわけで。
自由にできる時間にも限りがあるのれす。

そしてその時間をゲームやらアニ(ry

まあやることやったしねゆー。ノシ

435:名無しさん@ピンキー
07/01/10 01:17:30 d3I7GEhQ
一番槍GJ!

436:名無しさん@ピンキー
07/01/10 01:30:00 7ud5X1aq
ちっ二番か、GJ!

437:名無しさん@ピンキー
07/01/10 01:52:18 XRdFaQAr
三本柱マンGJ!

438:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:18:13 n1bQ/4M6
四天王GJ!

439:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:35:50 PlxkbaV/
5人そろって五本槍!見参!!GJ!!!!!!!!!!!11

440:261のひと
07/01/10 02:39:53 lROSjMsk
>>434 GJ! パラレル楽しみです。
……こんな時間まで起きてこんなの書いてる自分は、社会人としてどうなんだろう……
仕事はちゃんとしてるから良いですよね?

>>435-439さん
えと、自分も何か言わないと駄目かな?
六部衆? あー 六神合体……とか


>>340-345 の続きです。
黒め?

441:1/7
07/01/10 02:40:31 lROSjMsk
サイトがまだ眠る部屋に忍び込んで、起こさないように布団に潜り込む。
日が昇るまでは、まだまだ時間が有るから。
サイトの寝顔をゆっくり眺める。
幸せなのに……胸の奥が苦しくなる。

(起きないよね?)
眠るサイトの唇を奪う。
……幸せ。

わたしを怖がらないで居てくれる。
わたしを綺麗だって言ってくれた。
わたしを……抱きしめてくれた。
……その事をもう覚えては居ないけれど。

震える手で自分の服を脱ぐ。
サイトが起きたらどうしよう?
今まで誰に見られても平気だったのに、サイトに見られるのは少し怖くて……
でも、サイトが見てくれるのが一番嬉しい。
変なわたし。

ドキドキしながら服をすべて脱ぎ捨てた。
サイトが起きたらどう思うだろう?
少しづつ布団をずらすと、こごえたサイトが暖かいところを探して……
わたしの腕の中に転がり込んでくる。
起きないように優しく抱きしめると、幸せそうに眠っている。

抱き合った体勢のまま、サイトのズボンの中に手を差し込む。
起きないように注意しながら、小さな刺激を送り続けると段々硬くなってくる。
ズボンを脱がしてから、サイトの上半身に布団を掛けて、
下半身は……わたしが暖めてあげる。
サイトの硬いのを胸の中に埋めてから、先っぽを舌で舐めてみる。

あは、暴れてる。
そろそろ起きちゃうから、急いで準備しないとね。
一度奥まで飲み込んでしっかりと濡らす。
サイトと擦れる胸が気持ち良くなる位濡れた頃、サイトが起きたのが分かる。
でも、まだわたしには気がつかない。
咥えられるだけ咥えて、残りの部分を胸の中に閉じ込める。
「ふぇ?……あれ?……ぅ?」

寝ぼけてるサイトかわいっ!
一番先の割れている所に、舌をねじ込んでみると悲鳴が上がる。
「うぁっ?な、なんだ?なに?このっ……」
サイトが起き上がろうとしたときに、今度は強く吸い上げる。
「なあっっっ、なんだっ?ちょっっっ」
サイトが腰を下ろしたときに、深く飲み込んで音を立てながら先まで唇を這わせる。
じゅるじゅると言う音が部屋中に響く。
あのねサイト、こう言うときの為にねこの部屋子供たちの部屋から遠いんだよ?
起き抜けに与えられる快感にパニックになったサイトが、逃げようとし始めるから……
「おはよう、サイト」
顔を隠したままサイトに挨拶
「テ、テファ?……そ、そんな所で何してんだ?」
分かってるくせに、サイトは分かっててもわたしの口から言わせたいのかな?
「サイトに気持ち良くなって貰ってたの……良くなかった?」
こんなに硬くてビクビクしてるから、良かったと思うんだけど……
サイトの顔を見るために、布団の中をもそもそと這い上がる。
布団から出たら恥ずかしいし。
布団の中で暗いけど、サイトの身体をすみずみまで見れるからうれしい。
「おはよっ、サイト」
裸の胸にサイトの視線が注がれるのを感じながらサイトに抱きついた。

442:2/7
07/01/10 02:41:28 lROSjMsk
き、昨日までの内気なテファはどこに消えた?
はっ!まさかこれは、双子のお姉さんとかそーゆーの?
……しかし、この胸が複数存在するなど…………
理論的にありえない!!
多分ルイズに言わせたら、一個でも有り得ないのに。
「あ……ぇ……と……テファ?」
念のため確認すると、コクンと頷くと俺の胸のぉぉぉぉ
「ちょっ、テファっっ、当たってるっ、当たってるから」
俺の胸の中に飛び込んだテファの胸が、みっちりと俺を捕まえている。
今にもゴロゴロ喉を鳴らしだしそうなテファを、何とか引きは……がせない。
テファと俺が密着しているのは胸で……理性がはがそうとしても……
「サイト気持ち良い?」
はい、気持ち良いです。
思わず答えようと開いた口の中に、テファの舌が入り込む。
って、うおっ……
口の中を丹念に舐め回すテファに、理性が飛びかける。
力の抜けた俺の舌がテファの口の中に吸い上げられて、唇で愛撫される。
俺の目に映るのは、酔ったようなテファの顔。
テファに圧倒されている内に、俺の分身がねっとりとなにかに絡みつかれる。
「って、おいっ、テファっ!!」
喉の奥でクスクス笑いながら、見えないところで何かに締め上げられる。
「ね、サイト……気持ち良い?」
気持ち良い所の騒ぎじゃなかった。
全身に絡みつくテファの前に、俺は何も考えられなくなる。
「……サイト……好きだから……ね、サイトも……言って?」
「……す……き?」
返事をしたつもりは無かった。
それでもテファは満足げに微笑むと、俺に快感を与えるために全身を跳ねさせる。
「ちょっ、ま……テファっっ、つよっっ」
殆ど苦痛に近いまでの凶暴な快感に悲鳴を上げた瞬簡、テファが青くなって動きを止める。
「ご、ごめんね、サイト…………こう?」
今度は優しく繊細な動きで、テファの襞の一つ一つまで感じられそうで、それはそれで……
「……テファ……きもち……よ……すぎ……」
驚いた顔をしたテファが動きを止めてくれる。
「……じゃ、サイトの好きに動いて……ね?」
耳元で囁かれる声に理性を焼かれ、俺に身をゆだねるテファに魅了される。
男の意地を振り絞ってテファに挑むが……
「……ご、ごめ……テファ……おれっ、も……」
自分で動いた俺は、かえってすぐに出してしまう。
俺が逝くことを悟ったテファが、自分の一番奥で俺を受け止める。
テファに注ぎ込めば注ぎ込むほど、テファの中がうごめいて更に吸い尽くされそうになる。
余韻に浸る俺にテファがキスをする。
どうしてこうなったんだろう?不思議な思いは……
どこか遠くで聞こえ出す呪文に溶けていった。
――――
「おはようサイト、よく眠れた?」
「おはよテファ、なんかここに来てから、毎日妙に寝起きが良いんだ」
起きた直後に少し疲れた感じがするのは、きっと病み上がりな所為だから、
テファに心配掛けないように黙っておく。
そうなんだ、と小さく呟くテファの顔が赤い気がしたから、思わずおでこに手を当てる。
「熱でもある?テファ」
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
……真っ赤になって逃げられてしまった……
「相変わらず、恥ずかしがりやだなぁ……」
誉めるだけで照れるテファに急に触ったのは駄目だったな……反省。
小さく伸びをした後、謝るためにテファを追いかけた。

443:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:41:30 /7gTDVDm
六歌仙、推参!
>434
へんたいさん、GJ!

つーかあなたはいつもこんなエロ妄想を脳内に宿したまま生きているのですか!!


僕も見習いたいです。


444:3/7
07/01/10 02:42:02 lROSjMsk
「うぅぅぅぅ、恥ずかしいよう」
部屋の外でこっそりサイトをやり過ごして、サイトの部屋にもう一度入りなおす。
……だって…………
「恥ずかしくて、あわす顔ないよ」
さっきまであんな事してたのに……ね、素にかえると、サイトの挙動の一つ一つがわたしを魅了して、
記憶を奪って色々な事をしているのが恥ずかしくなる。
「わかんねーなぁ」
壁際から声が掛かる……え?
「デ、デルフさん?……まさかっ!!」
サイトが鞘から抜いた様子は無いのに、今喋ってるって事は……
「おう、全部見てたぜ」
いやぁぁぁぁぁぁぁ、恥ずかしさの余りその場に座り込んでしまう。
「なぁ、なんで相棒の記憶消すんだ?」
デルフさんの声が聞こえるけど、わたしにそれに答える余裕は無かった。
(見られた、見られた、見られた、見られた)
頭の中はそれで一杯、人に見られることなんてなんとも思ってなかったのに。
サイトとの事……は、
(誰にも見られたくなかったよぅ……)
サイトに触ってもらうと、凄く気持ちよくなるから……サイト以外に見られるのはイヤ。
「なぁ……毎日相棒の記憶消してるだろ?なんでだ?」
あ、デルフさんの話続いてる。
「……だって、サイト好きな人居るんでしょ?」
……サイトがその人とわたしを選ぶようなことになったら……
「……相棒に気を使ってるのか?」
「ちがうよ」
そう、違うのデルフさん、貴方は優しくて何ても知っているけど……
「内緒」
貴方にも分からない事はあるんだよ。
「ちっ、相棒に選ばせるくらいしてやれよ、おめぇにだって勝ち目も有るだろ」
デルフさんは、いつもサイトを中心に考えるから分からないよ。
「考えとくね」
きっと今わたし、泣いてる様な笑ってるような顔してるね。
「お、おぅ」
あはは、デルフさんやっぱり優しい。
女の子が泣きそうだとそれ以上追求できないんだね。
「いこっか」
デルフさんを手に、サイトの居る方に歩き出す
デルフさんには言えない、サイトの記憶を消す理由はね。

怖いから。
サイトがわたしとルイズさんを選ぶことが。
デルフさんは知らない。
要らないって思われることがどれだけ切ないか。
必要無いって、邪魔だって、居ない方が良いって
置いていかれることが、どれだけ人の心を裂くか。

だから……ね
「サイトが誰かを選ぶくらいなら……」
何も知らないほうが、選ぶまでも無くいつか居なくなる方が……

でも、サイトの側に居たいから……
身体を求めるのは、わたしのわがまま。

ごめんね、デルフさん、テファは意気地なしだから……
好きな人の側でも、ずっとずっと逃げ続けてる。

445:4/7
07/01/10 02:42:40 lROSjMsk
帽子を被って、近所の村までお買い物。
「付いて行こうか?」
サイトは言ってくれるけど、
「ううん、いいの。お土産買ってくるから待っててね」
サイトが起きてから、初めてのお買い物。
買うものが増えたから、人手があるのは嬉しいけど……
『えへ、内緒、内緒』
サイトに買ってあげたい物があるから。
一緒にお買い物もいいけど、いきなりプレゼントもいいよね♪
驚くかな?喜んでくれるかな?
サイトがどう思ってくれるのかを考えるのが、凄く楽しい。

幸せってこういう事なのかな?
誰かが側に居てくれるのって嬉しい。

小さい子はわたしの側じゃないと、困るから……サイトが側に居るのとは違うと思う。
だから……
『側に居てくれて、ありがとう』って
何かを贈りたかった。

えと……でも、大きな街とかから来たんだっけ?
トリステインって……色々な物が有っただろうな……

『こんな……田舎で買えるものって……サイト……要らないかなぁ?』
浮かれてた気持ちが、段々沈んでいく。
なにか……サイトにしてあげたいな。
一生懸命探そう、それだけ決めて村に向かう。

やっと付いた小さな村の顔見知りのおじさんやおばさんに、
小さく挨拶をしながら、小物とかを売っているお店に来る。
日頃、日用品や実用品しか買わないわたしを何人かの村人が見つめてくる。

……みんな……嫌い。
いいじゃない、わたしがちょっと変わった事しても。
人に見られるのはイヤ……女の人の冷たい目も。
男の人の濁った目も。
監視されてるみたいで……嫌い
人じゃない、って思って我慢。
あんなの皆、気持ち良い事したら暴れるだけの人形だもの。

小さな店の中を一回りするけれど、コレといった物は見つからなかった。
『いいや、サイトには何か作ってあげよう』
無くなったりしない物を贈りたかったんだけどね。
わたしが側に居なくても、サイトの側に置いておいて貰えるものを。

小さく溜息を付いて、店の外に出ようとすると見たことのない人とすれ違う。
凛々しい。
そんな感じ、シュヴァリエのマントが良く似合う女の人。
「何度もすまないな」
店の人に話しかけている。
「しつこいねあんたも、黒髪に黒い目の少年なんて見てないよ」
思わず振り返った瞬間、女の人と目が合う。

すっと細められる目に気おされて、わたしは逃げ出した。

446:5/7
07/01/10 02:43:25 lROSjMsk
アイツ……知っているな。
逃げ出した瞬間、わたしの中に確信が生まれる。
こんな村には似つかわしく無い、桁外れの美少女。
そこに居るだけで、周りの男も女もそちらを見つめるから、何処に居るのかは直ぐ分かる。
村の外れまでゆっくりと走り、わざと追い詰める。
逃げる理由が分からないからだ
サイトを隠す理由は無いはずだ……アルビオンの関係者が捕獲したのか?
それとも、インテリジェンス・ソードを着服したのか。
なんにしろ、こんなに早いタイミングで手がかりがつかめるとは思わなかった。
女の子は後ろを振り返り、わたしが居るのを何度も確かめながら、
人里はなれた森の中で力尽きたように崩れ落ちた。
詰み……だな。
「少し聞きたい事がある」
あえてゆっくりと近寄る。
こちらの息が切れていないことを知らせ、逃げ切れないことはもう悟っているだろう。
「サイトの事を探しに来たの?」
美人に睨まれるのはなかなか恐ろしいな。
とはいえこれで確定か。
「そう、知っているんだな?サイトを探しに来たんだ」
それを聞いただけで力尽きたようにうなだれた。
……何が有ったのかまでは分からんが……
地面にぽたぽたと落ちる涙を見て、足を止める。
「わたしはアニエス、君は?」
無理強いしてもいい事は無いだろうと、自己紹介から始めた。
「…………エイワーズ…………」
珍しい名前だな。
「それで、エイワーズ、君はどこでサイトの事を知ったんだ?」
「………ス・アルジーズ………」
「……聞いたことない地名だな……近いのか?」
その瞬間、エイワーズの懐から杖が取り出される。
しまっ、こいつっ、メイジかっっ
「……ラグー……」
その呪文を聞いた途端に、わたしの意識は閉じて……

「おいっ、これはどういう事だっ!!」
凍りついた目をした、エイワーズ……いや、あれは呪文か。
に、森の中で木に縛り上げられていた。
……少し離れた所に、武器や……服が……
そう、今わたしは裸のままロープで木に拘束されていた。
少し力を入れてみるが、びくともしない。
舌打ちをしてから、目の前の女を睨みつける。
ここで弱気になったら、終わりだ。
「わたしはティファニア……」
冷たい目に見据えられ、気力が一気に萎える。
……なんだ?なんなんだ?この目
「サイトは……渡さない……貴方には」
ゆっくりとティファニアの手がわたしに伸びてきた。

447:6/7
07/01/10 02:43:58 lROSjMsk
この人は『ルイズ』さんじゃない。
まだサイトを渡したくないよ……
逃げられないように、両手と両足を縛り上げたアニエスさんに近寄る。
記憶を奪う呪文を最後まで使わず、朦朧とした状態のまま手近な森に連れ込んだ。
記憶を消す前に、聞きたいことが有ったから。
「……誰に言われて、サイトを探しているの?」
『ルイズ』さんなら……仕方ないかもしれない。
もし……そうなら、サイトに相談しよう。悲しいけど。
「言えるかっ」
……無言で乳首を抓り上げる。
「いやっ、痛いっっっっ」
「誰?」
悲鳴は上げるくせに喋ろうとしなかった。
……残念。
少し周りを見回して、目的の物を見つける。
自分は触らないように注意して、布越しに一枚の葉を千切り、アニエスさんの股間を一撫でする。
「な、なんだ?」
そして……呪文を唱えて、アニエスさんの記憶をついさっきまで巻き戻す。
「誰に言われて、サイトを探しているの?」
「言えるかっ」
もう一度同じやり取り……でもね?
今度は何もせずに、じっとアニエスさんを見つめる。
しばらく観察していると、アニエスさんが狂ったように暴れだした。
「か、痒いっ!!痒い痒い痒い痒いぃぃぃぃぃ」
「どうかしたの?アニエスさん」
さっきの葉っぱ、素手で触ったらかぶれちゃうのよね。
わたしを睨むのも、五分と持たなかった。
「……お……ねがい、します……」
脂汗を浮かべながら、もじもじとわたしに『お願い』するアニエスさん。
「で、誰?」
言うこと聞く必要なんて……ないよね?
アニエスさんは目を閉じて……まだ持つんだ……凄いね。
わたしはまたしばらく待つ。
「……の……ぃか……です」
心が折れる音が聞こえ始めたね。
「……インの……アンリエッタ女王陛下ですっっ、だからぁぁぁぁ」
うん、もう一押しだね。
「だから?」
わたしにどうして欲しいのか、ちゃ~んと最後まで言ってもらうね。
「か、掻いて……掻いて……」
「ください?」
体力に物を言わせて追いかけてくるような人は、たまに痛い目にあわないと駄目だと思うの。
一瞬の躊躇、でも所詮一瞬。
「掻いてくださいっ、お願いしますっっっ」
あはは、折れたね。
じゃ、もう一押し。砕こう。
「何処を?」
てっきりこれで掻いてもらえると思っていたらしいアニエスさんが、
わたしを睨みつける。
「ふーん、元気だね」
そう伝えると、自分の立場を思い出して真っ青になった。
うん、賢い賢い。
「で、どこかな?」
小さい子に話しかけるように、優しく聞いてあげる。
わたしだって鬼じゃないもの。
もごもごと動く口が、おおよそ年頃の女の言うべきでない台詞を吐き出す。
必死で吐き出される絶叫に、森が震えた気すらした。
そんなに痒いんだ……でもね?
「わたし、そんな下品な言葉知らないなっ♪」
あはははははは、面白いかおー

448:7/7
07/01/10 02:44:30 lROSjMsk
「っとぉ……もっと、強くっ強くぅ」
もう……わがままだね。
アニエスさん涙やら涎やらで顔中ベトベト。
サイトの事、一通り全部聞き出せたし……
……そろそろ飽きてきたな……
「ひっぁ、やぁぁぁ、もっとぉぉぉ、お願いぃぃぃっっっ」
泣き叫ぶアニエスさんを無視して、別の葉を捜す……
あったあった。
それをポケットにしまってから、アニエスさんの所に帰る。
「ただいま♪」
「いやぁ、痒いのっ、掻いてぇ、掻いてぇぇぇぇ」
もう、お帰りも言えないんじゃ、家のジムの方が賢いよ?
右手で痒みを止めながら、左手でハンカチを出して顔中綺麗に拭いてあげる。
ん、これくらいかな?
すっかり解れた身体に、今度は快感を打ち込んでいく。
小振りな胸を吸い上げ、背中や首を撫で上げる。
いまだに痒いらしい粘膜は、わたしの指を貪欲に受け入れる。
痒い所を無視して、あえて充血した硬い所を擦りたてると、
快感と痒みの狭間ですすり泣き始める……
なかなか、しなやかで敏感で、面白かった。
もうちょっと『遊んで』終わりにしよう。
快感にどろどろに溶けた身体に、痒み止めを塗りつける。
まぁ、これだけじゃこの状況でどうこうなるわけ無いけど……
綺麗に手を拭いてから、息も絶え絶えなアニエスさんの……記憶を捕まえた直後まで戻す。
「な……ん?……だ?」
記憶では捕まった直後なのに、身体は燃えてて大変だね♪アニエスさん。
「わたしはティファニア……」
ゆっくりとアニエスさんにわたしの指先を見せ付ける。
記憶に無くても……身体は知っているわたしの指を。
「なんっ……え?えぇぇぇぇ?」
戸惑うアニエスさんをよそに、身体はわたしを求め始めてるのね……
「結ばれただけで……そんなになるんだ……変態?」
プライドの高いアニエスさんが、何も言えないくらい真っ赤になる。
今度は快感だけで堕として上げるね♪
サイトにあわせても大丈夫そうだから、しばらく『遊んだ』ら記憶を消して、
明日にでも村に着くようにしとこうかな?
「うわー、びしゃびしゃ……気持ち良いの?」
「ちがっっっ」
泣いてるね、悔しいのかな?
「ふーん、じゃ、気持ち良くなくても、いっつもこうなってるんだー」
すっかり黙り込んだアニエスさんを見つめる。
……逝く直前だったはずだから……そろそろ一番辛いよね?
「可哀想だから、逝かせてあげるね」
自分の状態がわかるように、じっくりと責める。
強気な女の人が怯えたように震えるのって、素敵!
「いやっ、いやいやいやいやいやぁぁぁぁ、こんなのっだめっ」
うん、皆そう言うよね。
「逝きたく無いっ、こんなのは嫌ぁぁぁぁ」
でも、今から何回も何回も逝くんだよ~
くすくす笑いながらアニエスさんで『遊ぶ』わたしは……

買い物をすっかり忘れてた。
サイトに笑われちゃうね。


449:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:46:40 lROSjMsk
つづく。

誰がヒロインか分からん展開になってしまった……反省。

アニエスさんにはもうちょっと、汚れてもらうかもー
……なんか、自分が書くとアニエスさん受難率高い?
嫌いじゃないんですけど……

ティファニアには幸せになってもらいたいですねっ。
ではっ

450:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:51:52 lROSjMsk
>>448  結ばれる>縛られる
ですね……使う機会の無い字だから……ごめんなさい

451:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:56:10 /7gTDVDm
>449

萌えた。
黒テファもいいですね。アニエスいじめ、さらに期待してます。




あと割って入ってゴメン。

452:名無しさん@ピンキー
07/01/10 03:52:10 AP2HA1PQ
ヤンデレテファktkr!
ヤンデレ属性持ちとしては嬉しい限りだな。

でも、デルフでルイズ殺害とかルイズがエクスプロージョンでテファを~
ってENDだけはやめてくれよw

453:名無しさん@ピンキー
07/01/10 04:11:29 Y5brDzr2

( ;´Д`)黒テファ・・・ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘


454:名無しさん@ピンキー
07/01/10 16:27:16 7bovcBs5
ゼロの使い魔っつかエロの使い魔w

>>453
ティッシュウザすw
オナヌーは会社でしろw

ゼロの使淫魔っつー同人ならおいてあったっぽ
URLリンク(no33247.com)

455:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:50:25 zsQ3gQPk
>>441-448
痛いの無しの快楽攻めだと、かなり酷い事をしててもソフトに感じて許してしまえる
ティファの強気と弱気の緩急も素晴しい!
とてもとてもGJです!!

456:名無しさん@ピンキー
07/01/10 21:37:43 XRdFaQAr
( ;´Д`)漏れも一枚貰う・・・ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘

457:名無しさん@ピンキー
07/01/11 06:46:24 yCoo9jQQ
別にシルフィード好きじゃないが原作で才人×シルフィードはあるのだろうか?
シルフィードはやけに才人を買ってるし。ノボルの事だからありそうだが・・・・獣姦か・・・

458:名無しさん@ピンキー
07/01/11 07:05:01 NVhGetdL
サイト×シルフィはあってほしいと思うけど
シルフィはサイトとタバサをくっつけようとすると思う

459:名無しさん@ピンキー
07/01/11 09:07:39 N+AIZAsn
「サイト!シルフィね、サイト好きだわ、きゅいきゅい!」
「ああ、俺も好きだよ、シルフィ!」
「ここここの犬ぅ、竜にまで色目つかって…!」
「だってルイズは胸がないじゃん」
「あ、あんですってぇ!」
「だってシルフィは胸が大きいじゃん」
「きゅいきゅい!」
ルイズはナイフでシルフィードの乳をそぎ落とすと、自分の胸にくっつけた
「ほ、ほら!これで私も胸が大きいわ!」
「ルイズ!好きだ!」

おわり

460:名無しさん@ピンキー
07/01/11 10:54:49 QWBSjbAt
>459
ちょwww猟奇www

461:名無しさん@ピンキー
07/01/11 14:16:44 Mxm85+19
11巻はシャルロットはぁはぁで決定ですね。
仕えるべき―見つけた
がなんか凄くエロかた

462:名無しさん@ピンキー
07/01/11 15:36:53 VQLhhms2
11巻冒頭はルイズとシャルロットのどちらかと良い雰囲気になって、
ならなかったほうが妨害っていうありがちな展開だと思う。

463:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:19:59 YjQho26m
ERIC CLAPTON JAPAN TOUR 2006

Eric Clapton(g&vo)
Doyle Bramhall II(g)
Derek Trucks(g)
Willie Weeks(b)
Steve Jordan(dr)
Chris Stainton(key)
Tim Carmon(key)

464:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:53:59 ahvzHqrT
URLリンク(www.hobbyjapan.co.jp)

……ちいねえさま

465:名無しさん@ピンキー
07/01/11 22:57:59 IqvKTzgu
>>464
吹いたw

466:名無しさん@ピンキー
07/01/12 00:42:57 94uDnzL8
作品こないな

ついに失速か、何スレか前にこれからが肝心と言われたやいなやの荒らし来訪から寂れる一方だあね

467:名無しさん@ピンキー
07/01/12 00:45:41 Il4EOW/V
あと年末年始で盛り上がった反動もあるだろうな

468:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:13:50 pohMZbJS
おいおい、一日こないだけで寂れるって贅沢すぎるぞ。
過疎が当たり前なのに。

469:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:15:04 94uDnzL8
何人か頑張ってくれてるけど、205氏とか純愛センター氏とか見かけなくなった人も居るし悲しい。
前者はせんたいさん宛のコメントたまに投げてる気がするけど。

・・・・当たってたら新作ください

それはさておいても、職人は多いほうが幸せじゃよー
にぎやかだった頃の空気が懐かしいので

保管庫も一時期みたいに職人さんのコメント無いし

ぅ、年寄りの愚痴になってしまった

なんにしろ投下待ってるの ノシ

470:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:18:53 mtEKJM6Z
でも他より恵まれてるよねココ
第二期もやるし、本もまだまだ出るし

471:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:21:08 lQdh1Zqd
新人職人さんの投下も待ってますよー。こういう時なんか、丁度いいんじゃないかなぁ。

472:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:27:27 03hOsBG2
アニメ終了直後が一番良かった気がするがw

それってどうなんだ・・

にしても、ここ職人以外にもけっこ人いるんだね。
最近静かだからもっと寂れてるかと思ってた

473:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:40:33 e/aEYqDv
>>472 規制の都合で書けなかった奴挙手


ノシ


474:純愛センター
07/01/12 01:50:03 vbagrFP0
スマン…
センター前だから、どう頑張っても時間が採れん…

二作とも続きは入試が終わり次第書くから気長に待っとくれ。

475:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:51:36 13khnXnD
前スレで約束したメス豚アン様、書いてるよ!


                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩   書いてるよ!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)






書くの遅いから来月までは確実に掛かるけどな!

orz

476:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:52:46 3j3Az+xT
せんたいさんマンセーで萎えたってのがある
確かにせんたいさんはぬける作品が多いし、話が上手いと思うけど
明らかにせんたいさん以外の職人はスルーな書き込みが多かった時期もあったと思う
人気が反映される物だから仕方ないけどね

477:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:53:48 94uDnzL8
>>474 受験前かよ悪かった。ガンガレ

てーか、何で見てるw

そもそも去年(ry

待ってる

478:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:58:16 e/aEYqDv
>>474 待ってる。

>>476 書けなかったんだーーーー

いや、、コメント付けないと職人減るし、書きたかったんだけどね。

もっとこうゆう無駄口増えるとみんな書きやすいかね?



479:名無しさん@ピンキー
07/01/12 02:28:50 94uDnzL8
寝る

>>476 261のひと結構丈夫だよな
書くの止めるかと思った。>>311-315この辺
>>223-243 差が・・・

480:名無しさん@ピンキー
07/01/12 03:15:13 zt4TITiN
……くじけかけたけど、浮気してた……と、呟いてみる。おやすみなさい

481:名無しさん@ピンキー
07/01/12 05:54:07 vji8CrK7
>>452
なにを言ってる、最高の展開ジャマイカ

482:名無しさん@ピンキー
07/01/12 06:33:36 3MJWmP1/
>>474
いいから試験に集中しる!
リアルを一番大切にしる!


483:名無しさん@ピンキー
07/01/12 09:36:32 w371l3up
センターあと1週間か。
俺も勉強してこなくちゃ…orz
ずっとルイズ達と一緒にいたいのに。

484:名無しさん@ピンキー
07/01/12 11:39:20 28XIGK/Z
サイト絶倫になる魔法にかかりかたっぱしから学院の女生徒を・・。
話が長くなりそうだ.

485:名無しさん@ピンキー
07/01/12 11:42:01 bUdHYCEP
おまえらばかか?
おれはセンター試験にむけて原作+DVDみつづけてるぜ
おかげで確実に落ちると担任にいわれたさ


首つってくる

486:名無しさん@ピンキー
07/01/12 16:22:53 aHDOWZKF
仲間いっぱいいるな~~
おれも受験終わったら作品投下するぜ!
だからマジで待っててww今きついww

487: ◆manko/yek.
07/01/12 16:44:55 4yxVT5jO
プロットみたいなの3本あるけど誰か書いてみたい人いる?
新人職人向けに短くて薄い物語なんだけど…


488:名無しさん@ピンキー
07/01/12 16:48:27 p5BUiodU
スレ住人達よ、2ちゃんの危機らしいがこの神スレはどうするよ?

489:名無しさん@ピンキー
07/01/12 16:50:09 34InqXxJ
糞みたいなの書いたら速攻でこき下ろすから首洗って待ってろよ職人さんよ。

490:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:05:54 zoYoye1F
人間の屑にこき下ろされた所で痛くも痒くもならない件

491:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:11:48 WG0QnGsq
ここは屑以下の塵の集まるスレですが

492:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:16:35 rcyg4JdT
塵ね

493:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:54:35 3Jotz8Tt
2チャンが止まっても,保管庫があるから大丈夫

494:名無しさん@ピンキー
07/01/12 19:19:20 aHDOWZKF
2ちゃんなくなりはしないと思うけど
なんかあっても保管庫あるからね。

495:名無しさん@ピンキー
07/01/12 19:52:24 eLjceY3E
pinkしか見てないから2ch押さえラレテモ痛くも痒くも無い。

496:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:09:59 mtEKJM6Z
2ちゃんねる大丈夫みたいだぞ!
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497:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:19:50 w371l3up
そっか、保管庫に直接投稿してもらえれば大丈夫なんだな。
職人さんに期待するしか…。

てか受験生いるもんだなw

498:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:46:19 4JsHToZi
>>441
GJ、素晴らしい。ちょっと暗めのふいんき(ryが最高でつ
次の展開にwktk

499:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:44:05 AFyL56Dj
なんで高校生がこのスレに居るんだ

500:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:33:23 vY/KCNt9
木の精

501:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:51:06 SKMVOHBB
ちょっと数日空けただけで過疎言わないでw
職人にも休みが必要なのじゃよ、アンダスタン?

ていうか今年こそ闘劇予選くらいは出たいからアルカナさせてーーーーーー(何

まあそれはともかく投下いきます

502:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:52:21 SKMVOHBB
目を覚ますとルイズが顔を覗き込んでいた。

「おはよ、サイト」

ここはヴァリエール邸内に建てられた、別邸の寝室。
そのキングサイズのベッドの上で、才人は目を覚ました。
…あ、そっか、俺昨日…。
昨日の事を思い出す。
なぜかルイズの父親に気に入られてしまった才人は、半ば無理矢理ヴァリエール邸に連れてこられ、ルイズの婚約者にされてしまった。
でもって、昨日はそのままルイズと二人で盛り上がって、いたしてしまった。
というわけで、二人は今全裸であった。
寝起きで才人がボーっとしていると。

「ちょっと」

眉をへの字に曲げて、ルイズが才人の胸板に乗っかってきた。
わずかしかない膨らみが遠慮なく才人に押し当てられる。
しかし喜んでいる場合ではない。
なぜかは知らないが、このご主人様は酷く不機嫌なようだ。

「起きて私が目に入ったら言うべきことがあるでしょ?ほら」

言って、期待に満ちた目でじっと見つめてくる。
外すな才人。ここで外したら男失格だ。
あたれええええええええええ!

  1.「おはようルイズ、っていうか当たってるんですが」
  2.「おはようルイズ、朝から欲情してんのか?」
にア3.「おはようルイズ、今日も綺麗だね」
  4.「おはようルイズ、今日もひんぬーだね」

「おはようルイズ、今日も綺麗だね」

にっこり笑って選んだ答えは。

「はいよろしい」

どうやら正解だったようだ。
ルイズは笑顔になると、才人に唇を重ねてきた。

「…夢みたい」

唇を離すと、ルイズは才人の胸板に頭を預け、その体温を楽しむ。
昨日までは、才人と自分の関係は使い魔と主人であり、恋人同士であり、それ以上でも以下でもなかった。
だが、今日からは違う。
親が勝手に決めたとはいえ、才人も納得している、婚約者の間柄。
そりゃもう何いたしても大丈夫なわけで!
朝から裸で抱きあってても問題ないわけで!

「…でもさルイズ」

そんなルイズに、才人が水を指す。
空気を読まない才人の言葉に、ルイズは少しむっとする。
…まあいっかあ、これから時間はいくらでもあるんだし。

「なぁに?」

とびっきりの笑顔で、才人に続きを促すルイズ。

503:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:53:01 SKMVOHBB
才人は続けた。

「今日は親父さんとこ行かなくていいわけ?」

…そーいえば。
母さまや姉さま達にも挨拶してなかったっけ。
外を見てみる。
日の傾き加減から言って、昼少し前、といったところか。

「そうね。とりあえず昼から挨拶に行きましょうか」

言ってルイズは、もう一度才人に口付けした。
そして唇を離して、言った。

「でもその前に…ね?」

どうやら、今朝の朝ごはんは抜きになりそうである。

出立の準備を整えた二人は、本邸へと向かった。
才人の乗る馬で、半時もしないうちに二人は本邸へついた。

「お久しぶりにございます、ルイズお嬢様」

本邸のエントランスで、二人を出迎えたのは執事のジェロームだった。
しかしジェロームはあからさまにルイズだけに頭を下げ、才人には頭を下げようとしない。
才人はまあしょうがないか、と思ったが収まらないのはルイズだった。

「…ジェローム、サイトにも礼をなさい」

その態度にルイズの方が不機嫌になる。
しかし、そんなルイズにジェロームは反論する。

「…いかな旦那様の認めた相手とはいえ、相手は元平民。
 そのような相手に、そうそう礼など尽くせましょうか」

どうやら、成り上がりでシュヴァリエになり、あまつさえルイズの婚約者となった才人に、ジェロームは好意を抱いていないようだ。
礼をしようとしないジェロームに、ルイズがキレかけたその時。

「あらあら。懐かしい声がするから来てみれば」

張り詰めた空気を一瞬で溶かすような、柔らかい声がジェロームの背後から聞こえてきた。

「ちいねえさま!」
「か、カトレアお嬢様!」

そこにいたのは、ルイズの二番目の姉。
桃色の波打つ美しい髪、優しく美しい笑顔、慈愛の女神の生まれ変わりと言われても過言ではない、ラ・ヴァリエールの次女である。
カトレアはコロコロと笑い、ジェロームをたしなめた。

「いけませんよジェローム。お客様にそんな態度をとっては」
「す、すいませんカトレアお嬢様」

ルイズの時は反論したジェロームだったが、カトレアの言葉にすんなり自分の非を認める。
人徳の差、というやつだろうか。

504:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:53:50 SKMVOHBB
「…とりあえず、客人としての礼は尽くしましょう。
 ですが、私はまだ認めたわけではありませんからな!」
「あらあら」

しかしまだ認める気にはなれないらしい。ジェロームは捨て台詞を残すと屋敷の奥へ行ってしまった。

「…私を迎えにきたんじゃないの…?」

半ば呆れながら、ルイズは軽くため息をつく。
そんなルイズに、微笑みながらカトレアが語りかける。

「まあいいじゃないの。お父様達なら、食堂で待ってるわ。食堂くらいわかるでしょう?」
「まあそうだけど…」

本来ならば、ジェロームが付き添って案内するべきなのだが。
この状況では致し方あるまい。
ルイズは手近にいた若いメイドを掴まえると、案内役を命じた。

「じゃ、サイト、行くわよ」

そう言って手招きするルイズ。
しかし当の才人は、カトレアに服の袖口を掴まれて動けないでいた。

「…ちいねえさま?」
「ルイズは食堂にいってらっしゃい。私は、サイト殿に少し用事があるの。
 聞きたいこととか、いろいろあるし」

なるほど、それで家族で一番先に出迎えたのか。
そうルイズは納得する。納得するが。

「じゃあ、その前に。
 …サイトちょっとこっち来て」

ルイズは才人の手を引いて、近くの柱の陰まで引っ張っていく。
そして、厳しい表情になると、言った。

「言っとくけど、ちいねえさまに手ぇ出したらコロスからね」
「…へ?」

才人はカトレアの胸に並々ならぬ視線を送っていた前科がある。
さらにこの男ときたら女と見たらほぼ見境がない。
しかもカトレアは自分と違い、男に迫られたら抵抗する術を持たない(はず)。
釘を刺しておくに越したことはない。

「…お前何余計な心配してんだよ」

才人の反論に、しかしルイズは疑いの眼差しを向けたまま。

「…前科何犯だと思ってんのよ」

…お、俺ってそんなに信用ねえのか、と軽く落ち込む才人。
しかし思い直すと、ルイズを軽く抱きしめて言った。

「今はお前だけだよ、ルイズ」

むー、なんか誤魔化されてる気がするなー、などとは思うルイズであったが、とりあえず満足しておくことにした。
ルイズはカトレアの下へ戻ると、才人を突き出して、言った。

505:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:55:10 SKMVOHBB
「じゃ、煮るなり焼くなり好きにして、ちいねえさま。
 …でも後で返してね?私の婚約者なんだから」

台詞の後半部分で赤くなりながら、ルイズは屋敷の奥へ行ってしまった。
そして、カトレアはにっこり笑って言った。

「それじゃあ私の部屋に行きましょうか?サイト殿」

才人は初めて入るカトレアの部屋に圧倒された。
天井からいくつもの鳥篭がぶら下がり、あちこちに鉢植えが置かれ、犬が床を駆け回っている。
…なんか動物園みたいだな。
カトレアはそんな中をすいすいと進み、奥に見える天蓋つきのベッドに腰掛けた。
すると突然、カトレアはごほごほと咳き込んだ。

「だ、大丈夫ですか?」

慌てて駆け寄る才人。
そんな才人に、カトレアは苦しそうな笑顔で応える。

「ええ。私、少し体が弱くて。でも、この程度なら慣れっこだわ」

そんなカトレアに、才人は尋ねる。

「お医者様にはかかってるんですか?」
「ええ。でも、どのお医者様もお手上げだって。
 どこかを治すと、どこかに狂いが生じるの。まるで古びた時計のよう」

そしてカトレアは笑う。
才人には、その笑顔がなんだか切なくて。
思わずカトレアの肩を抱いてしまった。

「…あら。ルイズに釘を刺されていたのではなくて?」

カトレアはそう言って頬に指をあて、首をかしげてにこっと笑う。
…うはー。かわええー。
危うく萌え死にそうになりながら、才人は言う。

「…俺に、できる事って言ったら、このくらいですから」

そんな才人に、カトレアは優しい微笑みを向ける。

「優しいのね、騎士殿。
 …大丈夫、あなたにできる事は他にもあるわ」

506:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:56:10 SKMVOHBB
…?どういう意味だ?
才人がカトレアの言葉に疑念を抱いていると、カトレアは続けて質問してきた。

「サイト殿。あなたは、伝説の使い魔『ガンダールヴ』でしょう?」

あまりにも直球な質問に、才人は驚く。

「え、何でそのこと…?」

才人の返答に、くすくすと笑ってカトレアは応えた。

「あの子のことは何でもお見通し。
 ルイズが虚無の担い手であることも、あなたがガンダールヴであることも」

そしてカトレアは才人の手をきゅっと握り、

「そんなあなただから、お願いしたい事があるの。
 ご存知?『ガンダールヴ』の精液には、滋養強壮の効果があるんですって」

…チョットマテ。
そしてカトレアは、目を点にしている才人に向かって、とんでもない事を平然と言ってのけた。

「あなたの精液、飲ませていただけません?サイト殿」

507:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/13 00:57:23 SKMVOHBB
そして続く!(ぁ
いや別にじらしてるわけじゃないのよ?

単に勢いで書けたのがここまでってだけで!
ていうか明日仕事なんで!(ぁ

寝ますノシ

508:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/13 00:58:53 vHi3wouB
うあああああ!!GJ!!
次回期待


509:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:59:08 sp50r0GZ
ちょwwwおまwww

510:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:59:50 ceM/oU25
おいおい、ガンダールヴ凄!?

511:ZERO ◆GEASSrKQFE
07/01/13 01:27:30 2qJ5QbWk
万能だろwww
ところで、今書きかけの分すぐに投下してくれないか?

512:名無しさん@ピンキー
07/01/13 01:50:29 eKDWKuvh
ガンダールヴ
願陀阿瑠雨

 神の左手ガンダールヴ。勇猛果敢な神の盾、左に握った大剣と右に掴んだ長槍導き始祖を守りきる
といわれる伝説の使い魔
その精液には、滋養強壮、無病息災、家内安全、安産祈願などのさまざまな効力がやどるいわれる
どんな夢も叶うという愛の国の出身らしい。巨大なゴーレム頑駄無を操るといわれている
                                          民明書房刊  「男の子の神秘」より



513:名無しさん@ピンキー
07/01/13 02:45:41 bpHFZiJK
保管庫のSSの一つに、女性器のことをいちいち「オンナノコの証」とか書いてる奴がいたんだが。
なんかそういう表現は最初だけで、後は全部簡素な単語にした方がいいと思うんだ。
読んでて言い回しがクドくて気になった。

514:名無しさん@ピンキー
07/01/13 03:24:51 C51wErSf
へんたいさんのカトレアモノに期待w

>>513
職人さんを否定する訳ではないが確かにあの言い回しはクドく感じた。

515:220
07/01/13 06:13:39 tIoK93Qv
>>513
…自分だな。今度から気をつけるorz

516:名無しさん@ピンキー
07/01/13 07:08:05 PqQN88nU
>>515
私はそういうのも含めて個性だからどうでもいいと思うがなぁ。


517:220 1/2 飼われ日記
07/01/13 07:59:52 tIoK93Qv
俺は犬だ。忠実な犬だ。ご主人様の言うことを良く聞いて、忠誠ってヤツを誓っている。
「私を寂しくしたら許さないんだから!」
いつかそのご主人様が放った言葉。俺のご主人様の「許さない」は、言いつけを破れば本当に俺を殺しかねない程、強力な制裁を与えると言う意味だ。
これじゃ首輪をかけられているのと同じだろう…

俺は番犬の役割も果たしている。ご主人様の住んでいる所を守ったり、俺の場合はご主人様そのものを守ったりする。俺の住処=ご主人様の住処。俺自身の住処を守る事になるから当然と言えば当然か。
一時期は藁のベッドで寝ていた事もある。犬だから。
俺がご主人様の愛犬となってからは、ご主人様と同じベッドで眠れるようになった。抱き枕みたいなものだろう。犬と一緒に眠る話は少なくとも、日本では珍しく無い。
俺が夜中トイレに立つ時、必ずと言って良いほどご主人様は目を覚まし、「ドコに行くの…?」と、訪ねてくる。
「トイレ」、と答えると、「寒いんだから速く帰って来なさいよ」と、ベッドの中で少し不機嫌な顔を覗かせる。
当然だ。ご主人様は寝間着すら着ていない。俺は早く戻ってご主人様を温めてやらなければならない。

518:220 2/2 飼われ日記
07/01/13 08:01:26 tIoK93Qv
ご主人様の愛情表現は激しい。俺が気に入られる様な、例えば、番犬らしい働きを見せたりすると、ご主人様はご褒美をくれる。極上のご褒美だ。
しかし、実際俺はミスの方が多く、ご主人様の機嫌を損ねる事が少なくない。その度に俺はお仕置きを受けて、痛い思いをする。

そんな俺だが、一度だけご主人様に痛い思いをさせた事がある。しかも、身体的にだ。
その時ご主人様から鮮血が流れ落ち、ご主人様が小さな悲鳴をあげたのを覚えている。俺が気遣うと「大丈夫…」と言って、涙を浮かべながら微笑みを見せてくれた。悪いとは思いつつ、その時俺は動物の本能を優先させた。
その日以来、ご主人様への忠誠は一層強くなった。

俺は犬だ。ご主人様はどうも俺を自分の犬にしておきたいらしい。
何故かって?遂に名前まで束縛されてしまったからだ。ヴァリエールなんて言う日本人に似つかわしくない名前を俺の名前につけたからだ。
ヴァリエールの名前が付いた時、特殊な儀式まであった。俺もご主人様もお揃いの白い服。他の人がいる前で俺はご主人様のご褒美を貰った。いや、貰う羽目になった。
最高に綺麗なご主人様から。

今ではますます束縛の度合いが強まっている。俺とご主人様の繋がりが、はっきりと存在するようになったからだ。

もう三人を数えた。

この世にその繋がりが証明された以上、俺は逃れられない。

…と長々と綴ってみたが、俺は「嫌だ」とは一言も言っていない。犬である事に文句を言わないなんて、人間として終わってるかもしれない。束縛されて喜んでいる俺は、やっぱりMなのだろう。
しかし、最高のご褒美を貰う事が出来た。
「サイトー?」


ご主人様自身ールイズと言うご褒美を。

さて、犬は名前を呼ばれたら飛んでいかなくちゃな。




519:220
07/01/13 08:03:48 tIoK93Qv
題名も話も訳のわかりにくい話かも知れない…orz
朝から何をやっているのか…では、また。


520: ◆manko/yek.
07/01/13 08:04:28 nEu+w16d
>>513-514
直すつもりはありせん。
『仁義なき家族計画』のカウンターが上がり続けているから否定的な人は少数派なんだろ?


ところで、>>513-514、おまえら職人になってみないか?
簡単なあらすじなら3本あるから見たかったら言ってくれよ。


521:名無しさん@ピンキー
07/01/13 08:34:24 jJcpRizX
正直「風神」や「魔王」書いてる人のやつ意外読んでない……(´・ω・`)

522:名無しさん@ピンキー
07/01/13 10:19:08 5ukKKoYu
だれか、タバサを書いてくれ~

523:名無しさん@ピンキー
07/01/13 11:59:01 a8tL32pz
>>220の中の人
うはー
サイトわんわんもえーw


524:名無しさん@ピンキー
07/01/13 12:31:41 sVyMpoB+
魔王はマジでぐっときたね、
あそこまでバットエンドなのにおもしろかったのは
はじめてですた

525:名無しさん@ピンキー
07/01/13 12:40:42 oLdxnG7O
>>521 たしかに少年少女の続きがそろそろ読みたい。俺は他のも読んでるが。

205氏って職人にも評価高げだよな、氏が他の職人にコメントって滅多にしないけど。

526:名無しさん@ピンキー
07/01/13 13:07:00 jJcpRizX
 ちゃんと「小説」の体裁をなしていないとそれだけでスルーしてしまう……。
 ごめんよ……ごめんよ……でも何か体に染み付いてるんだ。 
 でも、たった今俺が書き込んでいる文章を見てこのスレの作家さんの多くに感じ取ってもらいたいんだ。
「お前は何をいっているんだ? ―このうぬぼれ野郎」
 そう思うかもしれないが、文法の基礎なんでたぶん覚えておいて損はないと思うんだ。


こんなもんかな
 

527:名無しさん@ピンキー
07/01/13 14:58:14 bpHFZiJK
>>520
あのね、別にそういう作品の内容全部を否定してるわけじゃないんだから。
読んでて少し気になったから意見しただけだろう?
それをどうして「否定的な人は少数派なんだろ?」で片付けるのか分からないけど。

幼稚な煽りは止めようよ。

528:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:27:05 AzT1+r08
>>526
「小説」と「SS」は別物だろ?
お前はこのスレに何を期待してるんだ?

ぶっちゃけ、職人に期待されてるのは「萌えるシチュ」だけな件

529:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:38:56 sp50r0GZ
とりあえず、自由な形で書けなくなって、新規職人の方が書けないという事態だけは避けたい。

この件は職人の自由ってことで終わらせないか?

そういう表現がイヤなヤツはそのSSを飛ばして読んどくれ

530:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:41:39 StOChmjt
>>528
それはお前の考えであって、他の人も同じように考えているとは限らない

531:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:43:48 oLdxnG7O
>>528 >>528 は小説の文体は読みやすいことを気にかけて練られた物だから、
文章を書く上で知っておいて損はないと、言いたかったんだと思うが。
 一字空けるとか・・・ではなく・・・・・・とか、具体例をあげるか。
纏めてあるサイトのURLでも張った方が親切だったと思う、

ベタテキストを変換するツールとかあればいいんだけどねぇ
あ、あと携帯の職人さんも居ますし、いろいろ難しいとは思います。

>>527 >>520言い方ちょっと乱暴ですけど、言いたい事は伝わってると思います。
その上での選択のようですから、少し落ち着いてー

幼稚とか、煽りとか、言う表現は止めましょうよー。
荒れる元は怖いのです。

受け取り方は人次第ですし、220さんみたいに受け止めている人も居ますしね。

あ、あと220さん 僕は、卑語連発されるよりかは文章スマートになって好きです。

SSでもないのに、長文失礼しました。

532:名無しさん@ピンキー
07/01/13 15:52:23 tlQ6qQFq
>526
そんなのはどうでもいい
大切なのはハートだ
書くヤツの萌えが読むヤツに伝わるかどうかだけだ
形式にこだわるなんてロックじゃないぜベイベ!




アン様って書くの結構むづかしいな。なかなかエロくならない・・・

533:531
07/01/13 15:55:16 oLdxnG7O
冒頭
>>528 >>526
ですね、ミスタイプ失礼


534:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:06:42 yQ24vP8a
直したほうがいいと思うなら投下後にでも言ってそれで終わり。
その後どうしようが職人さんの自由じゃないか。
作品だろうが職人だろうが気に入らなければスルー。どんな事情があれそれができないのは幼稚なだけ。

つまりは放っとけば平和なんだからいらんちょっかい出すぐらいならROMってろと。

535:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:17:15 AzT1+r08
マンセーか沈黙だけしてりゃ平和ってか。
脳が可哀想な人なんだね…

536:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:22:26 0hxYKyZQ
幼稚っていうこが幼稚なんだって幼稚園のせんせがいってた、てた。

でも、これでぼくも幼稚って言ってるからぼくも幼稚。


ま、平和だからってROMばっかだと、スルーと取られて職人減るよん。
各々節度を守ってたのしくねぇ~

537:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:29:27 sVyMpoB+
アン様もの製作中だがなかなかむずい、
書いてみるとわかるけど
へんたいさんとかほかの職人さんよくあんなに
うまく書けるんだなって思うね。
センターまではきついのですぐ投下は無理ですがw

538:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:31:50 0hxYKyZQ
>>537
いや、がんばるのはいいがっ、方向性がちが・・・

待ってるから、順番に片づけてー

539:220
07/01/13 18:42:49 tIoK93Qv
敢えてコテハンのままレスを。

このスレは楽しめればそれで良いと、そう思うのは自分だけなのだろうか?
正直自分は、書いてて楽しい、レス見て楽しい、読んでて楽しい、スルーされて少しだけ悲しい、そんなもんなんだ。
ココまで議論する連中がいるって事はそれだけスレが発展してきたと、そう思ったりもするんだ。
ただ、個人的な考えの押し付けで悪いが、好ましい流れじゃないと思う。
いつの間にか古参になってたりするんだが、その分このスレに愛着があるんだ。

職人に非があると言うならここはまた俺のせいにして
以下何事も無かった様に↓orz(タノム)


540:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:44:25 tIoK93Qv
>>537-538の流れ絶ってスマソ

541:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:48:36 vFwaWAVy
>>539
全くそんな事は思ってないが、うみゅ、君のせいだ。
故にスレにSSを上納するのじゃ

さすれば、ピタリと荒れも収まるのじゃ


このスレの職人は伝統的に腰低いなw

542:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:56:17 AzT1+r08
誰に言われなくても、議論なんかどうでもいいことは分かってんだよ。
要は誰かが書いて、住人がチンコ握れりゃ満足なんだからよ。
議論なんざただの保守だ、保守。

543:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:57:32 3qco8TuD
というより220氏自身が伝統的と言うか、第一世代と言うか…
密かに最古参じゃね?過去ログ見てないけど。

愛してます。あなたの作品を。

220氏と>>520のレスの違いの件

544:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:05:06 oLdxnG7O
今でも書いてるのだと、205氏かな?最古参(書いてないとか言う人いそうだが)
261氏にしてもせんたいさんにしても、暴れな……い……

あー、うん、暴れないし。

この辺のイメージが強いですね。
みんないい人だ、何より作品投下してくれるしw

545:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:07:30 JEBbr6Iv
魔王書いてる人以外って視点が「涼宮ハルヒの憂鬱」みたいだよな

「○人称」とか考えてるんだろうか

546:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:12:04 tIoK93Qv
一人称の方が楽だと思う。情景描写を疎かにしやすいから(ry
ゼロは三人称だからなあ…だからノボル神と自分は言う。
…模索中です。

547:545
07/01/13 19:27:07 JEBbr6Iv
もうひとつ言いたいんだが

548:545
07/01/13 19:29:01 JEBbr6Iv
ジェシカの話って書いちゃいけない暗黙の了解とかあるのか?

ずっと見てきたかぎりでは未だに無い気がするんだが

549:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:31:30 gC3SwRxV
以前の続きを少し投下しようかとも思ったけど
推敲がてらに参考にしたいから一段落着くまで待たせてもらいます。

550:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:39:05 gC3SwRxV
てっきり表現にかんする一言かと思ったのに。

このキャラは書いちゃいけない、みたいなものは無いはずですが…
単純にジェシカ(メイン)で書きたいと思うほどのシチュが出てこなかっただけ
では無いかと。
ずっと見てきたのであれば545氏がラインナップに書き加えられてみてはいかがですか?

551:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:49:14 ND9ikxE3
いつもどこ見てるのか知らんが、こは落ちたりしないから、
表現とか○人称の話なら保管庫の雑談行け・・・

とリンク張ろうと思ってて吹いた。
タイムスタンプ見て引いた。


こえー

552:545
07/01/13 19:50:53 JEBbr6Iv
>>550
あ~、すまなかった。
ここは皆が自由に書くところだからあんまり言わないようにしたんだが・・・・・・。

何も基本に忠実である必要は無い。
三人称はおもしろおかしく書くのは難しいからスレの雰囲気は上品になってしまう。
まとめサイトの雑談掲示板に管理人があるスレのアドレスを貼ってくれてる。
それを見るだけでも随分魔王書いてる人に近づけるんじゃないだろうか。

俺が書くのは・・・・・・考えておこう。

553:919の者
07/01/13 20:28:45 gC3SwRxV
んでは以前の続きを2レスだけ。
説教パート分なのでエロ期待の方はスルーでよろ。

554:イザベラ慣らし2
07/01/13 20:30:16 gC3SwRxV
「心、とはな…」
相手の声に多少の驚きが混じる、が語尾は呟くように消える。

「な、何よ、ガリア第一王女の私の言葉を疑うっていうの?」
こんな賊にまで軽んじられるのだろうかという思いが沸き起こり
その表情に落胆の色を塗り重ねようとしたとき、回答は質問だった。

「お前の得意系統はなんだ?」
「自分は聞くだけ聞いて私にはだんまりなんだね…まぁいいわ、私が得意なのは、か……水よ」
風といいかけてあの娘の顔が脳裏に浮かんだ。
私よりも二つ三つも年下のくせに、分家筋のくせに、
トライアングルへ未だ到達できない私には嫉妬してもし足りない従妹…
あの娘と比べられそうな要素はできるかぎり伏せておきたかった。
「で、それが私の言葉の信用性とどう繋がるのよ?」

「他の系統ならまだ半信半疑だったけどな。水は人の心と体に強く作用する、強く操作できる系統だろう。
それを一番理解しているメイジのお前が、代償に〝己の心〟を選んだ。ならその言葉の重みは判る」
「つまり?」

「いきなり俺をそこまで信用するのか、と驚いた」

「別に信用したわけじゃないわ、ただ私にとってそれだけの価値があるかもと思っただけよ。
ま、そんなことしてくれるようなのが居るなんて思ってないし」

「破格の代価は諦観の裏返しか……そろいも揃って哀しいものだな。本当にそっくりだ」

肩透かしを食わせるつもりの虚勢も返される言葉に揺すぶられる、つい耳を傾けてしまう

「俺は二人のメイジを知ってる。一人はとんと芽が出ずに誰もに軽んじられる屈辱に、
もう一人は才を示してもそれを認めてくれる者のいない孤独に囚われてた。
お前からはその二人を併せたよう苦悩が感じられる」
「何よ、それ」
「無才ではないが身近により優秀な者がいるためにその地位に相応しからず、と。
周囲に認められぬ孤独と屈辱、それがお前を苛立たせるんだろう?」

なんて傲慢なヤツ…人の心に土足で踏み入るようなことをズケズケと!

555:イザベラ慣らし2
07/01/13 20:31:17 gC3SwRxV
「…やるよ」
「え?」
激昂しかけて聞き逃した

「手伝ってやる、って言ったのさ。お前に〝救い〟が来るように。
お前が求める通りの助けになるかはわかんねぇけどな。
ただ、その時まで俺なりにお前のイライラをいくらか発散させてはやれると思うからな」

さっきまでは慧眼な物言いをしていたくせに一転なんとも間の抜けたことを言いだす
正直、全く人間が掴めない
「どういう風の吹き回しさ?押し入った挙句に被害者に助力を申し出る強盗なんて聞いたことも無いよ」
「何、せっかくの素材が勿体無いと思ってね。その顔が憎悪以外でどう変化するか見たくなった」

―ポン―心の中で小さく何かが弾けた音が聞こえたような気がした―少し赤面してしまったかもしれない…

動揺を見せまいとしてかイザベラは俯きこんでいる。
その間にサイトは彼女に近づくと、貴婦人に手を許された騎士のように未だ麻痺させられている
イザベラの手をとる。

「…何を?」
「今夜は挨拶代わりということで触れるのはこれだけにして、俺流のストレス解消法の
デモンストレーションをお見せするよ」
接吻されるかと思った手先には一体の人形が近づけられ、その人形の武器で小さく刺される。
手荒れするようなことをするはずもない綺麗な肌に小さく浮いた紅い珠が人形に吸われ
傷に血止めだろう軟膏を塗ると賊は数歩下がって人形を床に置いた。

「それは…まさか、スキルニル!? 盗賊が気軽に入手できるような代物じゃないはずよ!」
「以前に結構な数に襲われてね、大半はぶった切っちまったんだがいくつかは無事に解除できた。
そのうちの一体さ」

そうするうちにも魔法人形は変貌を続けイザベラの姿をとり終える。
それを確認したサイトはスキルニルの背後にまわり後ろ手に拘束する、がスキルニルのほうは
命令を待つばかりで抵抗する素振りも見せない。

一通りし終えると未だ椅子に留め置かれているイザベラをベッド横に向き合わせ、脚の拘束を緩める。
さらにベッド上から毛布を抜き出し、自分の羽織っていた上着と併せてかけてくれた。

「随分、薄い部屋着だったんだな。悪かった」
「助力を申し出たり気遣ったり本当に変な賊だね」
「穏便に交渉を始めたかっただけさ。あとはそこで見てればいい」

言いながら先程のスキルニルを連れてくると空いているベッドの上に横たわらせる。

「さぁちょっとした鑑賞会を始めよう」

556:919の者
07/01/13 20:35:16 gC3SwRxV
短くてすみませんが次からようやく弄れそうです。
ホントこんだけ書くのに情けないほど時間が(汗
ちゃっちゃと書かないと他の職人様達とシチュがダブりかねないし・・・
では、上位の職人さんにパスして失礼します。

557:名無しさん@ピンキー
07/01/13 20:36:13 3T2oEDb2
GJ

558:名無しさん@ピンキー
07/01/13 21:44:29 C51wErSf
この雰囲気でSS投下の>>556氏、ナイス。

>>548
ただ単にジェシカって魅惑の妖精亭とアルビオンでの慰問の時で少し出てきた
くらいで他のヒロインに比べると出番少なめだから皆、どう書けばいいかわからない
んじゃない?ルイズ、シエスタ、タバサ、アンリエッタとかの方がエピソードも
多くて書きやすそうだからな

559:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:18:01 gTpawcHx
大量投下かと思た。

>>556
空気換えGJ

560:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:43:35 /tM8yfRv
>>554
GJ てか、ひょっとしてタバサ■すつもり?wktk

561:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:54:22 tZC+jAy1
wktk

562:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:20:17 mcKmlpSF
>>515
俺は一種のギャグだと思って出て来る度にワロテたのだがw
氏の持ち味だと思って思ってたのに、自重しちゃうのか……。

563:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:43:12 ZrvIXhFC
タカアンドトシに「欧米化!」のネタはしつこいだけで詰まらないからやめろと言っているようなもの
要はベクトルがずれているだけ、ということでいいんじゃないでしょうか

564:名無しさん@ピンキー
07/01/14 00:49:01 O/vHTQjO
俺はいろんな作者がそれぞれ自然に考えた表現が読みたい。
一人の考えに合わせていちいち変えてたらきりがないし持ち味が失われる。
だから今まで通り書いて欲しい。

565:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:00:59 SjXFviBl
遅くなってごめんねー。
続き投下いくじぇ?

566:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:02:29 SjXFviBl
ちょっとソイツはダイレクト過ぎやしませんかーーーーーーー?
俺はにっこにっこしながら俺の手を握り締めて離さない、目の前のきれいなおねえさんを凝視した。

「ん?」

にっこり笑って小首をかしげるカトレアさん。
萌え。
…じゃなくて!

「あああああああの!意味分かって言ってます?」

この人の事だからたぶん分かってないことはないと思うんだけど…。
ひょっとするとひょっとすることも在り得る。
『セーエキ』が何か知らずに聞いてきてるとか、汗とか涙とか胃液とかの分泌物の類と思ってるとか!

「ええ、殿方から出る、その…子種の事ですわ」

カトレアさんは、ちょっと頬を染めながら、でも笑顔は崩さずにそう言ってのけた。
知ってて言ってんのかーーーーーーーーーーー!
混乱しながらも、俺の脳内のお絵描き板では、すでにカトレアさんの白濁絵が順次アップロードされていっていた。
否が応にも盛り上がる俺のムスコ。
いやだがちょっとまて!ルイズにバレたらコロサれるぞ俺!落ち着け俺!
そんな俺の内情を知ってか知らずか、カトレアさんは俺の太股に手をのせ、しなだれかかってきた。
まってちょっとまってあたってるんですけどっていうかあててんですかぁぁぁぁぁぁ??

「大丈夫、ルイズにはヒミツにしておきます。
 それにこれは…私が望んだ事ですし」

言ってすでにテントとなった俺の股間に視線をやるカトレアさん。
ヒミツなら大丈夫。
それに俺からじゃないし。
カトレアさん元気にするためだもんしょうがないよネ!
見事な三段論法だ俺。完璧な理論武装だ俺。
すでに完全にヤル気モードになった俺の理性に、トドメの一撃が加えられた。

「サイト殿は、お好きじゃないですか?
 …その、年上にお口でされるのは」

…大好きです。

567:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:03:22 SjXFviBl
カトレアは才人に抵抗の意思がないと見るや、彼の足の間に身体を滑り込ませた。
目の前に、ズボンの布を突き破らんばかりに屹立した才人自身が立ち塞がる。

「もう、こんなにして。
 若いっていいわね」

そう言って、ズボンの上から撫で上げる。

「うあっ…。違いますよ、カトレアさんがエッチな事言うから…」

才人の反論に、カトレアは少し眉根を寄せて、悲しげな声で言った。

「えっちなお姉さんは嫌い?」

直撃だった。

「大好きです。」

そう断言した才人に、カトレアはとびきりの笑顔を向ける。

「そう、よかった」

そして、構造も知らないはずのジッパーを器用に下ろし、才人のズボンを脱がしてしまった。
自由になった才人の分身が、天上を突いてそそり立つ。

「すっごい、元気ね♪」

そう言って右手で優しく竿を握り、自分の方に向けて倒す。
そしてそのまま、ゆっくりとグラインドしはじめた。

「うあっ…」

その刺激に堪えきれず、声を上げる才人。
そんな才人に気を良くしたのか、カトレアは充血して膨らんだ才人の先端に口付けた。

「うあっ!」

そしてそのまま、子供が飴を舐めるように、先端を舌でぺろぺろと舐め始めた。
グラインドする手は休めないまま。

「だ、だめだ、もうっ!」

その刺激に、才人はあっという間に限界を迎える。
才人の先端が爆発し、白い粘液が飛び散る。
その飛沫は、カトレアの手を、顔を、舌を、髪を、容赦なく汚す。

「あっ…もう、出ちゃったの…?」

惚けたように、自分に飛び散った才人の欲望を眺めるカトレア。

568:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:04:13 SjXFviBl
そんなカトレアに、申し訳なさそうに才人が謝る。

「す、すいません…」

才人の態度に、カトレアはくすっと笑うと、

「まだ元気だし…頑張れるわよね?」

だんだん元気になってきた才人を、きゅっと握った。

「は、はい…」

素直にそう応じる才人に、笑顔でカトレアは言った。

「素直でよろしい。それじゃあご褒美に…胸で挟んであげます♪」


正直たまりません。
今俺の一人息子は、カトレアさんのお胸に挟まれて、揉まれている。
シエスタにもコレしてもらったことあるけど。
カトレアさんのそれは、柔らかさが違った。
シエスタのは、ゴム鞠に挟まれているみたいなカンジなんだけども。
カトレアさんのは、まるで羽毛布団に包まれているようなカンジだった。
とどのつまり。
やーーーらけーーーーーーー!!
ふにふにと俺を圧迫する文字通り柔肉に、俺の息子はすぐに限界を迎えそうになる。
しかぁし!2回目まで早いと思われては男の名が廃る!
俺は必死にその快感に堪える。

「あら?今度はずいぶん頑張るのね」

…この人にはお見通しらしい。
カトレアさんはくすっと笑うと、俺の下半身に身体を密着させ、胸の谷間から俺の先端を引き出してきた。

「じゃあこういうのはどうかしら?」

そして、その飛び出た先端を、唇の先で咥えた。
うひゅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?
な、なにこれえええええええええ?
すっげえええきもつえええええええええええええ!
し、しかし負けられん!
やられはせん!やられはせんぞ!この程度で俺はやられはせん!
堪えるっ!
しかし、俺のガマンは徒労に終わる。
先っちょの割れ目を舌先でくりくりされた瞬間。
俺の息子は限界を越え、大噴火した。

「あらあら。2回目だっていうのにずいぶんたくさん…。
 でもダメねぇ、ちゃんとお口に出してくれないと…」

569:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:05:12 SjXFviBl
カトレアさんの指摘どおり、2回目もカトレアさんが口を開いている時に出してしまったために、その大半はカトレアさんの顔や髪を汚すだけに留まっている。
…ていうか精液まみれのカトレアさんめちゃくちゃエロいんですけど…。

「じゃあ、今度はちゃんと咥えるから、ね?」

そう言ってカトレアさんは俺の息子をにぎにぎする。
それだけで、俺の息子は元気を取り戻す。…元気すぎオマエ。

「しっかり飲ませてくださいな、サイト殿のせ・い・え・き♪」

…精液まみれでさらっとこんなこと言われれば当然かあ…。

復活した才人自身を、カトレアはついに口に含む。
そのまま口腔全てを使い、才人に刺激を与える。
唇を絞り込み、舌を絡ませ、喉の奥の奥まで才人を咥え込む。

「うぁっ…カトレアさんっ…。キモチいいっ…」

才人はそんなカトレアの頭を掴み、まるでカトレアの口を犯すように腰を動かす。
カトレアの口の中は才人の出した先走りとカトレアの唾液で満たされ、その滑りが才人を容赦なく高める。
しかし2度精を放った才人は、刺激に貪欲になっていた。
何度もカトレアの口の中を行き来しても、なかなか限界がこない。

「まだっ…いけるっ…」

しかし、少しずつ才人の腰の動きが早くなっていく。
それは、絶頂への坂道を転がり落ちている証明であった。
早くなった才人の動きに合わせ、カトレアの動きも早くなる。
そして新たに、引き抜かれる際に才人を吸い上げる動きが加わる。

「うわっ…吸われるっ…!」

そしてすぐに限界はやってきた。

「だめだっ…でるっ…!」

才人はカトレアの頭を掴み、奥の奥の奥まで自身を咥えさせる。
カトレアはそんな才人を飲み込み、喉の奥で彼の放出を待ち受ける。

570:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:07:52 SjXFviBl
そして次の瞬間。

ごぼっ…ごぼぼっ…

密着した口内で濁った音を立て、才人がカトレアの中で弾けた。
カトレアは少しの間喉を鳴らして才人の精を飲み込んでいたが、

「えほっ!」

大量の精液にやがて咽込み、才人を吐き出してしまう。
吐き出された才人はなおも、その先端から精を垂れ流している。

「えほっ…あ…」

流れるその精液をカトレアの目が捉える。

「もったいない…」

そしてカトレアは、口内にたまった精を飲み干すと、まだ精を吐き出す才人の一物をもう一度口に含んだ。

「えっ?カトレアさんっ!?」

慌てる才人にしかし、カトレアはそのまま才人を吸い上げ、尿道に残った精液までをも飲み干していった。


「ごちそうさまでした♪」
「…おそまつさまでした…」

にっこり笑ってそう言うカトレアさんに、俺はそう応えるしかなかった。
…しかし、よくあんなに出たなあ、俺…。
まあカトレアさんがエロいからだけど!
その当のカトレアさんはといえば、髪や顔についた精液を拭おうともせず、ベッドに腰掛ける俺の隣に、腰掛けた。

「で、サイト殿、どうでした?」
「へ?」

なにがどうなのかよく分からずに俺が聞き返すと。

「私とルイズ、どっちが上手でしたか?」

…何を聞いてくるんだこのおねえさんは。
ていうか俺がルイズとシテんの知ってるの…?

「あら、そんなのあの子の態度を見てれば嫌でもわかるわ」

…人の心読まないで下さい…。
んー。どうだろ。
ここはやっぱり。

「カトレアさん、かなあ」

俺はとりあえずそう応えた。
パイズリできるし!

「あら、嬉しい。でもいいのかしら?」

カトレアさんはにっこり笑ってそう言った。
はい?何がです?

571:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:08:35 SjXFviBl
「本人の前でそんな事言って」

…チョットマッテ?
俺はぎぎぎぎぎ、と背後を伺う。
その瞬間、俺の頭を万力が締め上げた。
いや万力じゃない。
ベッドの上に立った、ルイズの手だった。
っていうかいつの間にーーーーーーーーーーーーーーー??

「いつまで経ってもこないから様子伺いに来て見れば?
 ちいねえさまに手出したらコロスって言ったわよね?
 それに誰の何が誰より上手なのかもう一度言ってごらん?
 ああ?犬のくせに?」

犬キタ。
一日ぶりの犬キタコレ。
あの、カトレアさんフォローは…?

「とりあえず、ひと段落したら教えてねルイズ?」

…なんですでに部屋の扉の前にいるんですか。しかも汚れも綺麗さっぱり落ちてるし。

「ちょっと長くなるかもだけど待っててねちいねえさま?
 ちいねえさまにも後で聞くこと山ほどあるから」

にっこり笑って殺人的な視線を実の姉に向けるルイズ。

「あらあら怖い。それじゃあまた後でね♪」

…たぶんこの人ならこの状態のルイズを軽く丸め込めるだろうな。実の姉だし…。
さて、問題は、だ。

「それじゃあ、覚悟はいいかしら。
 犬?」

カトレアさんが事情を話すまで、俺が無事生きていられるか、という点だ。
俺は、生き延びる事が出来るか…? ~fin

572:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/14 01:12:00 SjXFviBl
なんか最近こういうオチばっかだなorz
もう少し精進したいと思います

文章の書き方@せんたいさん編
1.脳みそのユルくなる曲を用意します(オススメ:がちゃがちゃきゅ~と・ふぃぎゅ@)
2.ヘビーローテーションで脳が沸くまで聴きます
3.受信した電波をエディタに叩きつけます
注:良い子は真似しちゃいけません。

ていうかがんばれ受験生!こんなとこ見てないで勉強しろw
ではではノシ

573:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:15:33 O/vHTQjO
>>572
GJ!!
サイトの冥福を祈りましょう

574:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:17:23 1PigOujE
初めてリアルタイムで読ませていただきました♪
せんたいさん……GJ!

エッチなお姉さんは大好きでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす!

575:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:51:32 7e7P2Kfb
お姉さんには勝てないな

576:名無しさん@ピンキー
07/01/14 03:05:04 reYVzV4r
>>572
GJ!ゼロ魔らしく王道なオチですね。
この後、ルイズ、サイト、カトレアがどうなったか妄想が掻き立てられるw



577:名無しさん@ピンキー
07/01/14 03:35:53 I7DHv8uU
>>572
> 俺の脳内のお絵描き板では
ちょwww
他にも要所要所にちりばめられたネタとかも素晴らしいw

せんたいさんに良い電波ソングを紹介するとより早く良い作品ができそうだな…w

578:261のひと
07/01/14 04:15:19 VH2pZepV
>>340-345
>>441-448
の続きです。
ねむねむ。
こんな時間まで掛かったのに、終わらなかったですよ……
しかも、レスの数多いので、多分途中で連投規制引っかかるデスよ。

……しかも、更に終わらなかったですよ?
今半分くらい?

579:1/10
07/01/14 04:15:55 VH2pZepV
なかなか居心地の良さそうな村だな。
しばらくの滞在を決めて良かった。
サイトは姫やミス・ヴァリエールがどうして自分を必要としているのか分かっていないようだが……
滞在するうちに事態が動くかもしれんし、のんびり待つとしよう。
「どうぞ」
座って待っているだけでお茶が出てきた。
このティファニアと言う少女……ハーフエルフとはいえ……
(どこか名の有る貴族の子だな)
自然に動いているつもりなのだろうが、トリステインでも滅多に見ない見事な立ち居振る舞いだ。
よほど小さい時から厳しく仕込まれたのだろう、
(そんな貴族が偶然、サイトを拾った?)
都合の良すぎる話が気になって、内気そうな少女を見つめる。
「あの……お昼は?」
何か誤解をされたようだな。
ま、のんびりいくか。
「頂こう」
テーブルに着いたまま答えると、嬉しそうに一礼して立ち去る。
優しそうな良い娘だとは思うが……
「何もかも疑ってかからねばならんとは……な」
サイトの走りこみの間、デルフリンガーと少し話をして過ごす。
話し上手な剣と言うのも面白い。
トリステインの近況や、戦役のその後なども気にしている。
「相棒がこーゆーの苦手そうだからなぁ、俺ががんばらねーとなぁ」
どうやら、彼にとってサイトが力を失ったのはどうでも良いどころか、
自分に出来ることが増えて嬉しいらしい。
「もーこれで、鞘にしまわれたまま、数週間過ごしたりしなくていーんだよなぁ」
……寂しがりやなのか?

「たっだいまー、テファーお腹すいたー」
息を切らしてサイトが駆け込んでくる……お前はどこの子供だ?
「サイト……行儀が悪い」
日頃はこんなことは気にしないのだが、少々目に余った。
「す、すいません、アニエスさん」
「しゅいましぇん、あにゅあえう」
ぞろぞろと小さな子供が入ってくる……なんだ?
「お前の子か?」
「違いますっ」
まぁ、計算が合わんか。
「テファが引き取ってるんですよ……いい子ですよね」
なるほど
「お前も拾われたクチか」
苦笑いするサイトに、さっきの疑問が氷解する。
子供を助けるついでに拾われたのだろう。
そんな子を疑う自分の心の狭さに嫌気が差して、
「ふぅ……」
小さく溜息を付く。
そんなわたしを見て、サイトが何か言おうとした瞬間ティファニアが部屋に入ってきた。
「お帰りなさい、サイト。さ、みんなもご飯よ」
ティファニアの躾なのだろう、子供たちが一斉に席に着く。
……サイトの行儀が一番悪い点について……
何か一言言おうとするが、その前にサイトが喋りだした。
「アニエスさん、何か有りました?」
「なにか?とは?」
「いやー今日のアニエスさん、妙に色っぽいから」
サイトにそういわれた途端、不思議なことに背筋が凍りついた。

580:2/10
07/01/14 04:16:27 VH2pZepV
「前に会った後、何か会ったのかなーって」
サイトが妙なことを言っているが……
復讐の相手に死なれても、普通色っぽくは成らんよな?
「特に何も無いが?」
強いて言えば、数日前から身体が妙に重かったが……
この寒気はその所為か?
「アニエスさん、御代わりいかがですか?」
優しく微笑むティファニアを見ても、寒気は酷くなる一方だった。
だめだな、これは
「すまないが、休む所を借りたい、どうも体調がおかしい」
「大丈夫ですか?アニエスさん」
サイトが心配してくれるが、寒気は強くなる一方だ。
「わたしが看病しますね?」
ティファニアがわたしを支えてくれる。
「すまないな……風邪でも引いたのかな?」
「旅の疲れでしょう……でも、子供たちはアニエスさんの部屋に入っちゃ駄目よ?」
サイトがわたしの部屋を見繕いに行っている間、デルフリンガーに詫びておく。
「すまん、サイトの訓練手伝うつもりだったが……」
「あぁ、まずはおめーさんの身体を治すことを考えな」
寒気が酷くなり、たっているのも辛いほど、身体が震えだす。
「サイトと……一緒に、訓練する予定だったの?」
「あ、あぁ……じっくりしごいてやろうと」
この様では無理だろうが、サイトの訓練に付き合うことをさっきデルフリンガーと約束した。
「そう……アニエスさんは、わたしがゆーっくり看病してあげるね」
いかん……ティファニアの優しい微笑を見ているだけなのに、
「む……寒気が酷くなって、頭から血の気が引いていくぞ?」
「ベットの支度できたみたいですし、行きましょうか、アニエスさん」
ティファニアに肩を借りて、寝室の方に歩く。
結構な人数いる子供が、ティファニアの周りをうろうろしている。
よほど慕われている様だ。
「サイト、この子達お願いね?」
ティファニアがサイトに声を掛ける。
サイトはティファニアに小さく返事をした後、わたしの側で立ち止まった。
「アニエスさん、ほんとにお大事に」
何とか返事をするが、我ながら不安に成るほどいきなり体調が崩れた。

部屋の外で走り回る子供の声を聞きながら、ティファニアの手を借りてベットに横になる。
「すまない、楽になった」
まだまだ寒気は止まらないが、サイトが立ち去った辺りから急速に回復していた。
いいんですよ、と小さく呟いたテファニアが、濡れたタオルを額に乗せてくれる。
気持ち良い。
窓の向こうにはのどかな風景。
看病してくれる美少女。
家に響く喧騒すら眠気を誘う。
「すまない……しばらく休んでいいか?」
返事を確信しながらも、念のためにティファニアに声を掛ける。
「だーめ」
まったく予想しなかった返事と同時に、布団が取り払われた。

581:3/10
07/01/14 04:16:59 VH2pZepV
パニックに襲われた一瞬で、わたしの身体が灼熱する。
っっっなんでっっ?
慌てて逃げようにも、腰が抜けていた。
「どろどろですよ、アニエスさん」
そう言って微笑むティファニアの手には……
「わたしの下着っ!」
逃げることすら出来ない?
ティファニアはつまらなそうにそれを投げ捨てると、わたしを押さえつけた。
「ほーんと、色っぽいですね、アニエスさん」
え?え?え?、なに?何が起きてるの?
死に物狂いで逃げようとするが、身体からまるで自分の物では無い様だった。
「なん……で?なんで腰が抜けて?」
訳が分からない。
ベットについさっき寝かされたところのはずだった。
それなのに……
「ほーらぁアニエスさん、余り喋ると誰か来ますよ?」
なっ!
「や、やぁっ、ドアっドア閉めてぇぇぇ」
部屋に入った時しっかり閉めたはずのドアが開いていた。
ついさっきまで聞こえていた子供の足音を思い出す。
小さい子に今の自分の身体を見られる……想像しただけで
「あ、ほら、これ……」
「ちっ、ちがっ……」
直接触れないようにしていたティファニアの指先が、滴るものだけで濡れていた。
「アニエスさんって、変態?エッチですね?」
囁くティファニアの息が耳に当たるだけで、狂いそうになる。
おかしい、何かが変だ。
何が変なのか分からないけれど、何もかもおかしかった。
ティファニアの指がいきなり膣内に侵入してくる。
「一生懸命、締め付けてきてますよ?アニエスさん」
あまりの羞恥に頬が染まる。
恥ずかしがっている余裕はあるのはそこまでだった。
くすくす笑うティファニアが、指を出し入れするだけで……
(いやぁぁっ、なんでっ?なんでぇぇぇ?)
まるで逝った直後のように敏感に成っている身体が、勝手に腰を動かす。
「あら、自分から奥になんて……」
そう言ったティファニアが自分の手を止めて、唇を吸い上げてくる。
驚きよりも先に、無意識のうちに絡み合う舌に驚く。
(なんで?こんなっっ、うそっ、上手っっっ)
そんなつもり無かったのに、絡み合う舌から送り込まれる快感に何も考えられなくなる。
「アニエスさん、ほら」
やっと舌を休めたティファニアが目で示したのは……
ティファニアの手に自分から腰を押し付ける自分の身体。
「……う……そ?」
あまりの事に絶望しそうなわたしを、ティファニアは更に追い込んでいった。
「みんなー、アニエスさんが呼んでるよー」
ひっっっ
家中に響き渡る声に身を竦ませる。
緊張した一瞬を狙って、ティファニアの指が硬くなった所を摘みあげる。
「やぁぁぁ、今っっ、だめぇぇ、誰か来るっっ、だめ、だめなのぉぉぉぉ」
必死に逃げようとするわたしを、ティファニアの指は容赦無く責め立てる。
子供にこんな所を見られるかもしれない、その恐怖がギリギリの所で逝くのを我慢させる。
しかし、ティファニアの指は止まることなくねちねちと擦り上げていた。
「もっ、やめ……がぃぃぃぃ」
ティファニアに請うが、返ってくるのは冷たい眼光だけだった。
「流石に……色っぽいよね?アニエスさん、サイトが誉めるだけあるね」
……まさかっ……
「そのせい……で?」

582:4/10
07/01/14 04:17:31 VH2pZepV
「やぁぁぁぁぁっっっ」
三度目の絶頂を迎えながら、ティファニアの手が止まるのを待った。
……正直、子供が入ってこないのは救いだったが……
気だるく身体を起こしながら、部屋に差し込む夕日……を?
ゆう……ひ?
え?
何が……起こってるの?まだ昼から一、二時間しか経っていないはず。
え?太陽がなんで?
昼からあっという間に夕方になるの?

自分でも何を言っているのか分からないけれど、
何が起きているのか分からなかった。
頭がどうにかなりそう……

子供に前もって出て行くように言っているとか、
魔法の薬を盛られたとか、そんなチャチなものじゃない……

もっと恐ろしいナニカ……

恐怖に駆られながら、満足そうに身体を起こす少女を見つめる。
「ば、化けモノ……」
喉から絞り出された声に、少女は優しく微笑んで……

杖を振った。


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07/01/14 04:18:04 VH2pZepV
「ただいまー」
「お帰りなさい、サイト」
……な、なんだか新婚さんみたい?
え……と、
「ご、ご飯にする?それと……も、あのっ……」
わ、わたし?
そう聞こうと思うけど……声、出ないの。
「あー、お腹すいたテファ、晩御飯何?」
……サイトの意地悪。
わざとじゃないのは分かってるけど。
「えっとね、今日はちょっと自信有るの」
風邪が移るといけないから、
そう言ってアニエスさんが追い出した子供たちが、家に入ってくる。
食事の支度が整うと、サイトが聞いてきた。
「アニエスさんは?」
「うん、よく寝てるよ」
力尽きて、ぐっすりとね。
「テファねえちゃん、おきゃくさん、よんでくる?」
「ううん、今は寝かせておいて上げましょうね」
みんな心配そうな顔で席に着く。
「大丈夫だよ、アニエスさん強いし」
サイトの言葉に納得したのか、みんなが食べ始める……
でも、サイト……
「心配そうだね」
切ないよ、サイト。
「いや……大丈夫だろう、明日になっても辛いようなら……このへん医者って?」
「少し離れた所に……案内するね」
「頼む」
えへへ、サイトに頼まれちゃった。
それに……もしかしたら、明日は二人でお出かけかもしれないね。
うれしくてうれしくて、ドキドキしていたから、折角自信のあったお料理も味があんまり分からなくなった。

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07/01/14 04:18:35 VH2pZepV
静かに寝息を立てているアニエスさんを見舞った後、洗い物をするテファの所に戻る。
「どうだった?」
テファは優しいから……アニエスさんの様子が気に成るみたいだ。
「大丈夫そうだよ、よく寝てたし……熱も無かった」
カチンと鋭い音を立てて、テファが洗っていたお皿を取り落としかける。
「……サイト」
なんだか怒っているテファが、つかつかと俺に近寄ってくる。
えっと……何かしたっけ?
「寝ている女の子に触ったの?」
うぁ……それですか?
「いや、おでこにね、ちょっとだけね」
俺の言い訳を聞いても、テファは許してくれなかった。
「だめよ、サイト。そんな事したら」
腰に手を当てて、みんなのテファねえちゃんモードだ……
しまった、こうなるとテファは厳しい。
じっと俺の目を見ながら怒るテファ。
あー美人て怒ると怖いけど……かわいいなぁ。
「聞いてるの?サイト!」
「はいっ、ごめんなさい」
見惚れてたのばれたかな?
一呼吸置いてしまった所為で、気がそれたのか、
「もうっ、触りたいのならわたしに言えばいいのにっ」
テファが口を滑らせた。
「へ?」
えっと、なんと仰いましたか?ティファニアさん。
「あぁぁぁ、ちがっ……わ……ない……けど……」
白く綺麗な肌をどこもかしこも赤く染めながら、テファは口の中でもごもご何か言い訳を続けてたが、
「サ、サイトのばかっ」
言いたい事を言い尽くしたテファは、しばらく黙り込んだ後、捨て台詞を残してぱたぱたと自分の部屋へと駆けて行く。
尖った耳の先まで赤く成っているのがすれ違いざまに見えた。
これは……照れてるのか?
触って良いのか?
ルイズの時は……思い出すのも恐ろしい……
女の子って、よく分からないんだけどなぁ。
「でも、追いかけなきゃ駄目だろうな」
鈍い俺でもそれくらいは分かった。
『追いかけてきて』
テファの目がそう言っていた。
『待ってる』
駆け去る背中がそう見えた。

しかし、だ。
命の恩人に勘違いかましたら……

有る意味七万の大軍に向かう時よりも緊張して、テファの部屋に向かった。


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