【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10 - 暇つぶし2ch250:魔法具『操りの真珠』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 03:13:03 dqoXakDp
「はぁっ…はぁっ…」

吐く息が荒い。
気が狂いそう…。
何度も直前まで持ち上げられ、そして冷まされるのを繰り返して、心と身体が分かれたみたいになっていた。
なんとか仕事を終え、厨房を出る。
私は部屋に戻ろうと、頼りない足取りで廊下を歩く。
…今、私の身体は、内太股を擦り合わせるだけで、感じるようになっていた。
部屋への一歩一歩でさえ、刺激になっている。
そして歩くたびに中で揺れる「何か」が、私を少しずつ押し上げる。
そして、部屋のすぐ直前。
不意に。
「何か」が、今までにない動きをし始めた。
今まで入り口の直ぐ近くで留まっていたそれが…。
一気に…おくまで…っ!
奥に、奥にあたってるのぉっ…!

「んふぅっ!」

私はたまらず、廊下にぺたん、と腰を落としてしまう。

ごりゅりゅっ!

あ、だめ、そんな、つきあげちゃっ!

「ふぅッ、んんッーーーーーーーーーーーーーーーー!」

私は必死になって袖を噛み締め声を抑える。
あ、だめ、だめ、いく、いっちゃうっ!
私は廊下の真ん中で身体を丸め、達していた。

251:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 03:13:47 dqoXakDp
今日はここまでー。
続きは昼以降の予定ナリよー。

んじゃノシ

252:名無しさん@ピンキー
07/01/02 03:17:45 UgCsb+aU
という初夢を見たいのさ
ギーシュは目の前の怒りに気付かずそう話した

「モンモランシーキッッッック!」
モンモランシーは改心の一撃をギーシュに打ち込んだ

「うわー、痛いよモンモランシー」

「あんた、何変なこと語るのよッ!それに・・・私のことじゃないなんて・・・」

「あぁ、なんていじらしいんだモンモランシー。君はやきもちを焼いているんだね」

「・・・ッ馬鹿なこといわないで!アンタのことなんてなんとも思ってないんだから!」

「じゃあボクは先ほどの夢を見るために寝ることにするよー」

「ちょっ!ちょっと待ちなさいよギーシュッ!」

「どうしたんだい?ボクはこれから眠りにつかなくちゃならないんだ。
でも、君がボクを眠りにつかせないようなプレイをしてくれるなら、さっきの夢は見なくて済むなぁ」

はあ

253:名無しさん@ピンキー
07/01/02 03:26:31 UgCsb+aU
「わっ、わかったわよ・・・それじゃ後で部屋にきてちょうだい」

「あぁ、モンモランシー、楽しみにしてるよ」

モンモランシーが去ったのを確認して、ギーシュはサイトの部屋と向かった

俺のペニス
お前のペニス
二つあわせてダブルペニス
HEY!!ちょっとまって俺のペニス忘れてるよ
スリーペニス早漏えば世界最強!
URLリンク(www.youtube.com)


これはいつもサイトとギーシュが唄っている歌だ。
そうやってサイトと暇をつぶしていると、ついに約束の時間が近づいてきた

「それじゃあサイト、また一緒に歌おう」
「ああっ、ギーシュ、頑張れよ!」
「わかっているとも、それじゃあ失礼するよ」

がちゃん

254:名無しさん@ピンキー
07/01/02 03:27:54 7ID8E9O+
何がしたいんだ?

255:名無しさん@ピンキー
07/01/02 03:29:29 4jdn1RnP
>251
へんたいさんは人を焦らす天才だな!!!

ハァハァしながらシエスタのエロ姿を妄想して待ってます!

256:名無しさん@ピンキー
07/01/02 03:31:51 UgCsb+aU
>>254
俺の名作を読んで泣け

257:名無しさん@ピンキー
07/01/02 03:35:33 TWyv6287
せんたいさんお預けですかー?!

258:261のひと
07/01/02 05:06:41 4MIKXLLy
寝てたら、元旦が8割済んでた。
他の職人さんたちの真面目さに焦りながら、書いてたら……
半分くらい書いたのが、年明け一作目にこれは……だったので書き直した
(3が日過ぎた頃に書き上げて、投下します黒テファ)

……なんか、もう今年もグダグダになりそうな261です。

では、本年もよろしく。

259:1/7
07/01/02 05:07:35 4MIKXLLy
「あら、シエスタ出戻り?」
部屋に戻っただけで、冷やかされる。
「違いますっ、片付けに来ただけです」
サイトさんの部屋で暮らす様になってから、少しづつ荷物を運んでいるけど……
「そーよねー、早く何とかしてね」
うぅプレッシャー。
捨てるものを捨てたりはしているけれど、なかなか片付かない。
サイトさんの部屋にそんなにたくさん荷物置かせてもらうわけには行かないし……
困り果てたわたしを見かねて、優しい声も聞こえてくるけど。
「冗談だからねシエスタ、荷物くらい好きにしたらいいから」
そう言われても、共有スペースを占有してるのも申し訳ない。
暇を見て片付けても、片付けってなかなか……
「あ、コレ……ごめんっ、また片付けにくるからっ」
「はいはい、何時でもいらっしゃいな」
仕事での片付けでは優秀なメイドも、私物の片付けは下手だったりするのねー
元ルームメイトの呟きを後に、シエスタはサイトの元に駆け去った。

260:2/7
07/01/02 05:08:06 4MIKXLLy
「サイトさんっ」
シエスタが部屋に飛び込んでくる。
いつもは(基本的に)礼儀正しいシエスタが、ノックもせずにしかも。
「こっこれっ、見てくださいっ」
息が切れている所を見ると、廊下を走ってきたのかもしれない。
一抱え有る木の箱を、嬉しそうに俺に見せてくる。
中身は……
「布?」
綺麗な布、そう見えた。
「違いますよ、サイトさん……えっと、これはですねぇ」
うきうきとシエスタが説明をしようとしたが、ちょっと悩んで辺りを見回した。
「ミス・ヴァリエールは?」
「買い物、街まで出てるよ、魔法具屋の閉店セールが有るんだって」
目の色を変えたキュルケやモンモランシーと一緒に、タバサを引っ張ってた。
使い魔が優秀ってだけで、可哀想なタバサ。
ルイズにしても、先週配られていたというチラシを熱心に読んでいた。
あれは……時間掛かるだろうなぁ……
荷物持ちに呼ばれかけたので、逃げるのに一苦労だった。
「じゃ、じゃあ、暫く戻りませんよね?」
バーゲンだ、なんだに出かけて、直ぐ帰ってくる……滅多に居ないだろうな。
「多分、暫く帰ってこないよ。往復だけでもかなり掛かるし」
俺の返事に表情を輝かせたシエスタに、部屋の外に追い出された。
なんでも、
「いいって言うまで、覗いちゃだめですよ?」
だ、そうだ……
覗こうかな?
しかし、鶴になって飛び去られると困るしな。
などと馬鹿なことを考えていると、部屋の中からバサバサと音が聞こえてくる。
……脱いでるんだよな?
ドアを薄く開けて中を覗く。
脱ぐと凄いシエスタの身体が良く見えた。
『おぉぉぉぉぉぉ』
覗いていることを知らないシエスタの手が下着に掛かる。
『おしゃあぁぁぁぁぁ』
こぶしを握りしめていると、背後から声が掛かる。
「君は自分の部屋の前で何をしているんだ?」
『ギーーーーシュ、貴様っ』
なんて時に……顔で笑って心で泣いて、立ち上がった。
「やあ、親友何かようか?」
『用事がないなら、さっさと消えてくれ、親友』
しかし、心の声は届かなかった。
「いや、用事と言うか……なんだかいい予感がしてな」
……この獣。
「ギーシュお前の相手をしたいのは山々なんだが、俺には用事があるんだ。すまんな」
背後から聞こえるシュルっだの、キュだのに妄想を掻き立てられながら、
『早く消えてくれぇぇぇぇ』
ギーシュを睨みつける。
「……覗きなら、僕にも見せたまえよ……親友」
……こいつっ……気づいてやがったか。
だがっ……
「断る!!」
シエスタの着替えを覗いて良いのは、ただ一人っ!俺だけだっ!!
(覗きは犯罪です)
俺は素手、ギーシュはニヤリと笑って杖を取り出す。
「いいのか?詠唱が聞かれたら……」
愕然としたギーシュと、目と目で語り合う。
『行くぜっ!!』
『負けられない戦いがあるんだぁぁぁ!』
かくして、トリスティン史上もっとも静かな戦いが開始された。

261:3/7
07/01/02 05:08:43 4MIKXLLy
『強いっ!!』
『ふっ、サイト、かかっているものが違うのだよっ、いつでも覗ける貴様とはっ』
ギーシュとは思えない多彩な技に翻弄される。
音が立つため、殴ることも出来ない……故に。
『ぐはっ……』
ギーシュの腕が俺の喉に絡みつく。
そのまま俺の背後に回りこみ、頚動脈を絞める。
『さ……せる……かぁぁぁ』
左の貫き手を……ギーシュの顔に突きこむ。
狙うのは目。
慌てて飛び退いたギーシュと、距離を取って睨み合う。
『……ギーシュ、女が掛かっている時のコイツがこれほどとは……』
『サイト……伊達にシュヴァリエでは無い様だな』
不敵に笑うギーシュの隙を窺う。
ギーシュもこちらから目をそらさない。
隙を見せた方が負ける。
極限の集中。
激しく動いているわけではないのに、額に汗が浮かぶ。
どれくらい時が流れただろう……
決める!!お互いの思いが通じ合う。
『……いくぞ……サイト!!』
『来いっ、ギーシュ!!』
「サイトさーん、入っていいですよー」
ギィィィィシュ……貴様が余計なことを……
至福の時が終わったじゃないかぁぁぁぁ
一言言ってやろうと、ギーシュに近づくが……反応がない。
「こいつ……真っ白に……燃え尽きてやがる……」
立ったまま気絶しているギーシュに敬意を表し、俺はドアを……
「「うおぉぉぉぉぉ」」
ドアを開いた瞬間、燃え尽きたはずのギーシュは蘇り、
俺の理性は燃え上がった。
「こっ、これはぁぁぁぁぁ」
「えへへ、どうです?似合いますか?」
―――振袖
ハルケギニアで見れるとは……
「ひいおじいちゃんが作ったんですよー、サイトさんに見せようと思って学院に持ち込んでたんですけど機会がなくって」
そう言いながら、くるりと一周してみせる。
「よろしく?でしたっけ?」
「いやっ、その服の時はいらないからっ」
ふと気がついてギーシュを見る。
……三歩下がって、助走を付けて……
「これは俺のだぁぁぁ、見るなぁぁぁ」
「げほぉ」
腹にルイズ直伝の飛び蹴り、習ったわけじゃないけど。
廊下の端まで飛んだのを確認してから、シエスタの待つ部屋に入った。

262:4/7
07/01/02 05:09:15 4MIKXLLy
「今日はこれ着たままお世話しますねー」
俺の目が釘付けなのが嬉しいのか、シエスタが笑っている。
因みに俺はその数倍笑って……訂正、にやけている。
「あ、でも、汚しちゃ駄目だからお掃除できないですけど」
「まったく問題ありません!!」
掃除くらい俺がする。
「ひいおじいちゃん、故郷の服を着て欲しいって、苦労してこれ作ったんですって」
じーさん、GJ!!
あんたの苦労は無駄にしないぜっ。
「綺麗ですよね?小さい頃に着付けを習うんですよ、家の伝統です」
……シエスタのじーさん……着物の着付けできたんだ……ずげぇぜ
何の用意も無しに異世界で着物を作る男。
……生きていたら語り合いたかった……
「サイトさん喜んでくれるかなっ、て……どうです?」
喜んでます、こっちでこれが見れるとは。
「お掃除とか出来ないから……飲み物の準備くらいしか出来ませんけど」
お茶、と言うわけはいかないが、シエスタが……
「ワイン?」
「はい、ひいおじいちゃんは祝い事の時には飲むもんだって」
あー居る居る、そんな親戚。
「祝い事のときに着る服らしいので……サイトさん飲みますか?」
とりあえず入れてみたんだね……
振袖に、お盆に、ワイングラス……
ミスマッチだが、着ている子が可愛いと大概の問題は無視できる。
折角なので飲もうかとシエスタに歩み寄る。
……が、俺のほうにお盆を差し出すシエスタを見て、悪戯心が騒ぎ出した
「シエスタ……この服汚しちゃ駄目なんだよな?」
「はい、ひいおじいちゃんの形見ですし、……もう作れませんから」
そんな服を着て、お盆にはワイングラス……つまり
「今動けないんだね?シエスタ」
「え?」
素早くシエスタの後ろに回りこむと、右手を衿の所に差し込む。
「ちょっ、サイトさんっ、駄目ですっ」
当然無視。
本物ならもっと硬く締めているんだろうけど、シエスタの和服は触りやすく出来ていた。強引に服と肌の間に手を差し込んで、目的地に。
柔らかい胸を掻き分けて、先端に辿り着く。
指先で柔らかく責めていると、段々硬くなってきた。
「……だめ…………だめですぅ、サイトさぁん」
お盆の上でワイングラスがカタカタと揺れていた。
「シエスタほら、ちゃんと立たないと」
お盆の上を見て、シエスタは慌てて背筋を伸ばす。
俺の思い通りに。
触りやすくなったので、硬くなった乳首を二本の指で摘む。
「ひぅ……だめぇ、ひいおじいちゃんの……ひいおじいちゃんのぉ……」
何とかして逃れようとしているが、シエスタは身動きできない。
逃げる事も出来ないことが、却ってシエスタの感度をいつもより高めていた。
「ルイズも当分帰ってこないし、じーっくり可愛がるからな、シエスタ」
耳元で囁く俺の声に、赤くなったシエスタは小さく頷いた。

263:5/7
07/01/02 05:09:55 4MIKXLLy
……これは、やらないとなぁ。
たっぷりと胸を苛めた後、お盆をテーブルに置いてその場に座り込んでしまったシエスタを無理矢理立たせる。
「サイト……さん?」
ふらふらと立ち上がったシエスタの帯を掴む。
「だめっ、伸びちゃう、だめですってばぁ」
ふっふっふ、そんなことはどうでも良い。
「シエスタ、これを着た以上、やらねば成らないことが有るんだ」
たぶんひいじいちゃんもやってる。
帯の端を握って、力いっぱい引いた。
「ほーら、良いではないか、良いではないぁぁぁぁ」
まさかハルケギニアに来て夢がかなうなんて……
「あ~れ~」
独楽の様にくるくる回りながら、シエスタがベットに崩れ落ちる。
「サイトさ~ん、目が回って、くらくらしますぅ」
「いや、ごめんごめ……」
謝りかけた俺の視線が釘付けに成る。
帯を解いた振り袖の下は……
「は、穿いてない?」
「え……あの……つけない物だって……聞きましたけど……」
シエスタのひいじいちゃん……あんた漢だ。
それにしても……乱れた和服って……
「色っぽいな……シエスタ」
「……サイトさん……」
裸の上に肩から一枚羽織っているような状況で、しかも振り回したせいで前が大きく開いていた。
身体の正面が真っ直ぐに……胸とお腹と……大事な所だけが見えている。
「シエスタ……」
我慢できなくなった俺はシエスタに圧し掛かった。
「サイトさん……恥ずかしいんですけど、わたしも……もう……」
まだ胸を弄っただけなのに、シエスタは十分に潤っていた。
「……サイトさんがえっちな悪戯するからですよ?」
「……シエスタがやらしいんだと……」
何か反論しようとするシエスタの唇を『口封じ』する。
そのまま柔らかなシエスタの中に侵入する。
「んんんんっっっ」
たっぷりの粘液と強い締め付け。
中でじっとしているだけでも、気持ち良い。
少し意地悪な気分になってじっとしていると、シエスタがもじもじし始める。
「……サイト……さん?」
不思議そうに俺を見るけれど、あえて何も言わない。
そのままで居るのも寂しいので、物足りないであろう弱い刺激を両手で胸に送り込む。
「……え?え?なんで?ちょ……うそ……サイトさぁん……」
もじもじし始めるシエスタと上下を入れ替える。
和服を纏ったままのシエスタが上に成ると、俺の目には服とシエスタしか見えなくなった。
「好きに動いていいよ」
それだけ言うと、動かしていた両手も止める。
「……だって……いつもは…………」
はっきり言おう、俺は乱れる和服少女が見たかった。
故に……
「俺、今日はもうこれ以上動かないから」
シエスタが泣きそうな顔でオネダリを始めた。
「サイトさぁん……お願いっ、後で何でもしますからぁっ」
……結構惹かれるけど……却下。
「んじゃ、止める?」
もし止めると言うなら仕方がないから、自分で動くけど……
俺の肩をしっかりと掴んだシエスタが、耳元で噛み付くように囁く。
「意地悪」
着物に隠されて見えないが、シエスタの身体が蠢き始めた。

264:6/7
07/01/02 05:10:48 4MIKXLLy
恥ずかしそうに小さく唇を噛みながら、慎重に動いていたシエスタが段々と大胆になる。下から見上げると、シエスタの胸がいつもより迫力を増していてなかなか絶景だった。
大胆に大きく動き始めたとはいえ、どうすれば自分が気持ち良いのか分からないのか、
時折戸惑ったように動きを止めた。
止まった時には必ず問いかけるような目で俺を見ていたが、
動いて欲しいだけだろうと、放っておいた。
「だめ……ですっ、これじゃっっ……」
シエスタの中が大きくうねって、今にも達しそうだった。
「これじゃだめですっ、サイトさん……サイトさんがっ……」
動け、といわれても絶対に動くつもりはなかった。
今日はシエスタに自分で逝って貰って、それを鑑賞する。
そのつもりだった。
でも……
「わたしが……気持ち良くてもぉだめ……ですっ……サイトさんが……
気持ちよくなってないからぁっ」
さっきまでのって動いて欲しいんじゃなくて、俺が感じているのか様子を見ていたらしい。
意地悪をしていた自分が恥ずかしくて、どんな時でも俺を優先するシエスタが可愛くなる。
「きゃっ」
もう一度シエスタを組み敷く。
ベットの上に着物が大きく広がり、その鮮やかな布の上に裸のシエスタが恥ずかしげに横たわる。
もうすぐ逝きそうなシエスタを全力で責め始める。
「サイトさん……」
荒い息で俺を呼ぶシエスタを、今度は優しく黙らせて
シエスタに包まれたまま、両手でシエスタを抱きしめる。
俺の腕の中でシエスタが微笑んで……
あまりの可愛さに正気が飛んだ俺は、それから何回したか覚えていられなかった。

265:7/7
07/01/02 05:11:19 4MIKXLLy
「サイトさん?」
「……ごめんなさい」
ぼろぼろと言うか……ドロドロだった。
元着物。
「……ひいおじいちゃんの形見なんですよ?」
「申し訳有りません」
しかられつつも、いつ戻るか分からないルイズに怯えているので今ひとつお説教に集中できない。
「聞いてますか?サイトさん」
せめて服を着てください、ルイズが戻ったら殺されます。
そんな俺の切実な希望を知ってか知らずか、シエスタのお説教は絶好調だった。
「これ、2着しかないんですよ?」
……なんだ、もう一着あるんじゃないか。
「あーシエスタ、可愛かったから、もう一着もそのうち来て見せてな」
ここは誉めて誤魔化そう。
そう決めて、全力で褒めちぎる。
「いやー見たいな、シエスタの着物姿、俺見るためなら何でもするよ」
そう言うと、シエスタがもじもじと足元に「の」と書き始める。
日本語喋れないのに……ひいじいさんの教育だろうか。
「……あの……サイトさん……いいんですか?」
なんのはなしだろ?
「うん、見たいなー、シエスタのもう一着」
途端に口数の減ったシエスタに、俺の戦略の正しさを確信する。
真っ赤に成ったシエスタが、手早く部屋の片づけを始める。
結局ルイズが帰ってくる直前に、全ての痕跡は隠せた。
ただ……
「もう一着って、白無垢なんです……サイトさん……そのうち……ですからねっ」
と、言うシエスタの様子が妙に気に掛かった。

……白無垢ってなんだっけ?

266:名無しさん@ピンキー
07/01/02 05:28:36 4MIKXLLy
ごめんなさい、着物着たキャラが書きたかっただけです。
そのくせ着付けの描写が面倒でギーシュに頑張ってもらったり。
着せただけで満足して、なんだか取り留めなかったり……

今年はもっと頑張ろうって事で、勘弁してください。

しかし休みの時はひたすら寝るなぁ自分。
あ、でも今日のは除夜の鐘で身体が1/3ほど消えたからその所為です。

明日はもうちょっと書きますね(もう今日ですが)ではっ

267:名無しさん@ピンキー
07/01/02 05:45:07 LGjz9jVy
シエスタ祭りキタ━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━ !!!

268:名無しさん@ピンキー
07/01/02 09:34:54 G4TZA+/D
GJです。
やっぱシエスタはいいなあ

269:名無しさん@ピンキー
07/01/02 10:44:18 G4TZA+/D
俺もシエスタ専用の職人としてデビューしようかな

270:名無しさん@ピンキー
07/01/02 12:42:03 13ngQOds
>269
しろ!

いや、してください
おながいします

271:名無しさん@ピンキー
07/01/02 14:19:25 Pmk0arnd
専用といわずにもう
オールラウンドな職人デビューおねがい

272:ガイア
07/01/02 14:20:21 G4TZA+/D
わかりました。
挑戦してみます!

気長に待っててください

273:名無しさん@ピンキー
07/01/02 16:25:12 P1HgFxWA
>……白無垢ってなんだっけ?
切腹のときの衣装だっけ?

274:名無しさん@ピンキー
07/01/02 17:08:54 7ecUTKbD
>>273
ちょwwおまwwwww

275:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/02 17:12:51 H+EoYDLK
お湯かぶってスケスケになるためのもの

276:名無しさん@ピンキー
07/01/02 17:26:06 WeuzYFeb
結婚式用の着物だと思ってた……orz

277:名無しさん@ピンキー
07/01/02 18:54:44 +UShwlAH
普通にググればでてくる。
白無垢は白一色で統一した装いの事。

278:名無しさん@ピンキー
07/01/02 19:22:43 ic2A3/l8
つまり裸Yシャツのことだな!!!

279:421
07/01/02 19:26:52 h9xcR1vT
>>278
あんた凄いな・・・
その発想は無かったぜ

280: 株価【---】
07/01/02 19:56:30 LGjz9jVy
ちょw何>>273-278の流れはww
バロスwww

281:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/02 20:03:48 H+EoYDLK
ワロタww

282:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 20:04:09 dqoXakDp
>>269
>>シエスタ専用の職人
そう考えていた時期が俺にもありました(AAry

大丈夫、心配しなくてもそのうち体が勝手に!うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!になるから!(意味不明

じゃあ続き投下します

283:魔法具『操りの真珠』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 20:04:45 dqoXakDp
「ダメだなあシエスタ、部屋までガマンできなかったの?」

俺は廊下でうずくまっていたシエスタを抱えて部屋に入った。
ちなみに、シエスタの日には、ルイズは他の生徒の部屋でお泊りすることになっていた。モンモランシーとか。
逆にルイズの日には、シエスタはメイドたちの共同部屋で寝ることになっている。どうやら二人で決めたらしい。
…ちょっとやりすぎたかな?
で、シエスタはといえば、俺の腕の中でふてたように顔を背けている。
俺はそんなシエスタをベッドの上に座らせた。
…まだ顔背けてる…。

「ほら、怒らないでこっち見て」

俺はそう言ってシエスタの顎をつまんで、俺のほうを向かせた。
シエスタは怒ってなんていなかった。
潤んだ目で俺を見つめ、ぎゅっと抱きしめてくる。

「ガマンしてたのにっ…!
 顔みせたら…っ!」

シエスタはそう言って俺の唇を乱暴に奪う。
そしてすぐに唇を離し、ベッドの上で…。
俺に背を向けて、下着を脱ぎ去ってしまった。

「もう、ガマンできないんですっ…!」

そして俺のほうにお尻を突き出し、自分でスカートを捲って見せた。
そこは。シエスタのそこは。
まるで透明な粘液でコーティングしたように、ベトベトになっていた。

「悪いと思うなら…早く…ください…っ!」

どうやら、真珠でひたすら愛撫されて、ガマンできなくなったらしい。
俺のほうにベタベタになったあそこを突き出して、ベッドの上で弱々しく腰を振っている。
…しょうがないなあ…。

「でも、その前に、コレは抜いておかないとね?」

俺は言って、黒い真珠を握り締める。

「ふぁっ!?」

どうやらシエスタの中の白い真珠が反応しているらしい。シエスタが声を上げる。
そのまま俺は、黒い真珠に白い真珠をシエスタの中から引き出すイメージを送った。

ちゅぽんっ

軽い水音とともに、白い真珠がシエスタのそこから飛び出てきた。
それと同時に。

「ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

シエスタの腰がガクガクと震えて、ベッドに突っ伏してしまった。
…え?

「シエスタ、もう逝っちゃったの?」

284:魔法具『操りの真珠』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 20:06:23 dqoXakDp
俺の質問に、しかしシエスタは肩で息をするだけで応えない。
どうやら真珠を抜く時のショックで逝ってしまったらしい。
ふーん、そっかあ…。
そして俺は、そのまま。
シエスタを一気に奥まで貫いた。
シエスタのそこはいつもよりずっとよくほぐれていて、何の抵抗もなく一番奥の壁にまで突き当たった。
それと同時に、シエスタのそこが俺を絞り上げるように動く。

「いやっ、またっ、またぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

どうやら何度も感じさせられているせいで敏感になっているらしい。
それだけでシエスタは二度目の絶頂に達したみたいだ。
じゃあ、リクエストどおり。
『濃い目』でいってみましょうかね?
俺は軽い嗜虐心とともに、激しく腰を使い始めた。

シエスタはもう何度目かもわからない絶頂に、枕を抱えて喘ぐしか出来ない。
もう身体のどこにも力が入らず、才人にされるがままだ。
その才人は一度中で達したものの、まだ元気らしく、今もまだ遠慮なくシエスタを後ろから犯している。

「らめぇっ、またきひゃうっ、ふぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

もうすでに才人の動きを止めるだけの力は膣道には残っておらず、シエスタの中は優しく才人に絡みつくだけだ。
そして、止まらない才人の律動が、シエスタをまた高みへと運んでいく。

「やぁっ、らめ、もうらめえ…ゆるひっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…」

枕はすでにシエスタの涎でべとべとで、彼女の蜜壺から溢れ出た液体は、シーツにたくさのしみを作っていた。
しかし才人の欲望は留まる所を知らない。
彼は、才人をくわえ込む彼女の秘所の真上でひくつく、桃色の肉門に目をつけた。

「こっちも…欲しそうだね?」

言って才人は、その穴を指でほぐし始める。

「やぁ、おひり、ゆるひて、そこらめぇ…」

しかしシエスタの懇願を全く聞き入れず、才人は白い球体をそこに押し当てた。
それは、夕方厨房でさんざんシエスタを焚き上げた、『操りの真珠』だった。

「両方で感じさせてあげる」

285:魔法具『操りの真珠』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 20:07:16 dqoXakDp
ぐちゅんっ!

あまりにもあっさりと、白い真珠はシエスタの菊門に侵入した。

「やぁっ、もう、らめぇ、またいく、いくのぉ、らめぇっ!」

それだけで、シエスタはまた達してしまう。
しかし、才人は侵攻をやめない。
黒い真珠に意思を送り込み、シエスタの腸内で白い真珠を動かす。
それと同時に、自分の腰も激しく打ちつける。
その刺激にシエスタの締め付けが戻ってくる。

「ふぁ、なにこれ、なにこれぇっ!?
 おなかのなか、かきまわされてっ、ヘンに、へんになるぅっ!」

さらなる高みに昇ろうとするシエスタに、才人も限界を迎える。

「シエスタっ、また出すよっ!」
「ふぁ、だめ、なかでっ、こすれてぇっ!
 ふやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

シエスタの締め付けに、才人はシエスタの中に欲望を全部ぶちまけた。

286:魔法具『操りの真珠』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 20:07:51 dqoXakDp
目を覚ますとシエスタが怒っていた。

「ひどいです」

ベトベトになってしまった服とシーツは、洗物の籠の中に放り込んだ。
俺たちは裸で、シーツを取り去ったベッドの上で重なっていた。

「…ごめん」

俺は謝るしかない。
…シエスタも感じてたんだろうけど、半ば無理矢理だったしなあ…。

「あんなにメチャクチャされるなんて思いませんでした」

そう言ってシエスタは、頬を膨らませて俺の胸板に上半身を載せる。
…ああ、ここでそういうこと考えちゃいけないと思うけど。
やーらけー…。

「ほんと、ごめん。調子に乗りすぎた」
「あんなに感じたの初めてです…。
 もう、ヘンなクセついたらどうするんですか…」

しかし、そう抗議しながらも、シエスタの顔は、だんだん笑顔になってきている。

「ごめん」

でもまあ一応、平謝りしておく。悪いの俺だし。
そんな俺に、シエスタはにっこり笑って言った。

「ヘンなクセついたら、責任とってくださいね?」

えーと…この場合責任って…。
しかし俺に考える間も与えず、シエスタは強い口調で言った。

「返事は『はい』ですよ!サイトさん!」
「は、はい」

俺は思わず、そう応えてしまう。
…あれ?なんか俺まずいこと言った?
混乱する俺に、シエスタは抱きついてきた。

「じゃあ、クセつくまでいーーーーーーっぱい可愛がってください♪サイトさん♪」

…まあいいか。
俺はそんなシエスタを抱きしめ…。
日が昇るまで、『シエスタの日』を楽しもうと心に決めた。~fin

287:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 20:10:00 dqoXakDp
はいおわりー。
ひさびさのシエスタルートでしたー。

さてあと残るは2つ。
1.素直じゃない相手ほどよく効く媚薬『姿見の悪魔』
3.使用限度が一度だけ『泥のスキルニル』
これもまたレスついた順に書こうと思います

でもまあ明日仕事だから明日以降な?
じゃあねーノシ

288:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/02 20:10:35 H+EoYDLK
SP.GJ!!!

289:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/02 20:11:20 H+EoYDLK
1だ!!!

290:名無しさん@ピンキー
07/01/02 20:15:21 h9xcR1vT
3でー

291:284 ◆yJjGBLHXE6
07/01/02 20:51:21 kEYKwyQv
ちょっwwwwwだから速いってwwwwww
だけど、へんた・・・ごふんごふん、せんたいさんGJだぁぁぁぁぁ

そんな神の跡でおごがましいのですが・・・
らすとルイズルート言ってみたいと思います。
他のより若干甘めです。宜しく。

292:サイト争奪杯~ルイズの場合~
07/01/02 20:53:17 kEYKwyQv
まぁ上げとかないと後が怖いしなぁ・・・それだけってわけじゃないんだけどさ・・・
才人は躊躇せずに札をあげる。
「え~優勝は・・・ラ・ヴァリエール嬢です!!」

キタキタキタ~~~!!なんだかんだ言ってもやっぱり結局は私なのよ!あんの馬鹿メイドや色ボケ姫様なんか敵じゃないんだからね!

ルイズは文字通り小躍りしながらシエスタの方に向き直った。
「見た?私が本気を出せばざっとこんなもんなのよ?」
ルイズが得意げにふふんと鼻を鳴らすと、シエスタは悔しそうにう~と唸った。
それを見て満足そうに才人のほうに向き直る。
「と、当然でしょっご、ごご、ご主人様にこんな格好までさせたんだからねっ!
 も、ももももも、もし上げなかったらた、たたた、只じゃすまなかったんだからね」
そう・・・当然、当然なのよ・・・だけど・・・少し・・・少しだけよっ・・・少しだけだけど・・・嬉しい・・・かも・・・
ってなに笑ってんのよこの馬鹿イヌぅぅぅぅぅ

ルイズが顔を火照らせて睨んでいると、才人がいすから降りて近寄ってきた。
「あ、あのさ、俺ご主人だからとかそういうんじゃなくて、単純にルイズが可愛いと思っただけだから・・・本当に」
才人が照れながらルイズにささやくと、ルイズはがばっと顔を伏せた。
才人が思わず肩に手を置こうとして、ルイズの肩が小刻みに震えてるのに気付く。

ちょっとまって、ちょっとまって今なんて言った?この馬鹿イヌ、ご、ごご、ご主人様に向かってか、かかっかか可愛いからですって?!
な、ななな生意気なのよ。こ、こここ、コレはもう御仕置きよね。でもまって今顔上げらんない。
やばい、絶対今顔にやけてるぅぅ、もどんないもどんないもどんないもど・・・
ルイズが吊り上ってくる口を必死で押さえようとするが、意志に逆らって顔はどんどんにやけてくる。
あれ・・・? 怒らせちまったのかな・・・いやでも今怒らせるようなこと言ってないはずだし・・・
そんなことには気付かず、盛大に勘違いさせながら伸ばした手を引っ込めて頭を掻く才人だった。
「えっと・・・とりあえず行こうぜ?」
「ま、ままま、待ってなさい着替えてくるからっ」
着替えるためというよりにやけ顔を直すために裏に走っていくルイズだった。



293:サイト争奪杯~ルイズの場合~
07/01/02 20:55:08 kEYKwyQv
一時間ほどあと―――
街道沿いに一台の馬車が揺られていた。
「・・・・よく考えたら、私が優勝しても今までと変わんないじゃないの」
「防衛戦はえてしてそういうものですわ、ミス・ヴァリエール」
つまらなそうに腕を組むルイズと隣でにこやかに微笑むシエスタがいた。
「でも、勝負は勝負ですものね、今回は私も邪魔は致しませんわ。ごゆっくり」
そういってシエスタは御者台へと消えていった。馬車には顔を真っ赤にした才人と、それにつられて顔を赤らめるルイズだけが残った。
お互いに目が合うと顔を伏せるといったことを繰り返しながら、馬車はヴァリエール家の敷地へと向かっていった。

ここはヴァリエール家大食堂―――
いすにはがっちがちに緊張しているルイズと才人の姿があった。
「ラ・ヴァリエール公爵のおなぁ~りぃ~」
従者が高らかに告げて扉を開けると二人は更に身体を硬くした。
カッカッと靴の音だけが響き公爵がちょうど二人の反対側に座るとサイトを睨みつけゆっくりとその口を開いた。

「何だ貴様使い魔の癖に恥ずかしげもなくルイズの隣などに座りおって。おとなしく処刑されに来たか」
才人がむっとして何か言おうとするとルイズがそれを遮って言葉を発した。
「お、お父様きょ、今日はお願いがあるのですが・・・」
「その使い魔の事か?」
「は、はい」
「なら却下だ」
「でもしかし・・・」
「うるさいぞルイズ」
そんなやり取りを見ていた才人の堪忍袋の尾がとうとう切れ、思わず才人は立ち上がっていた。
「ふざけんじゃねーぞ!親父だからって偉そうにしやがって!ちったぁルイズのいうことも聞いてやったらどうだ!!」
「な、なななに言ってるのよ!」
ルイズがあわてて才人をなだめようとするが才人は意に介そうとしない。
「あん?なんだ?何様のつもりだ貴様」
公爵がぎろっと才人を睨み才人は少し怯みそうになるがぐっと耐えて叫ぶ。

「俺は・・・俺はルイズの使い魔だ!!文句あっか!ついでに言うとなぁ・・・俺はこいつが好きなんだよ!」
顔を真っ赤にして叫ぶと、今度はルイズががたっといすを跳ね上げて立ち上がった。
「だ、だだだだ誰が誰を好きですって?」
ルイズの肩が小刻みに震えている。
「え・・・いや、その・・・」
「うるさーい!あ、あああ、あんたお父様の前で、い、いいいい、いきなり何言い出してんのよっ!!
 私は別にあんたなんか・・・あんたなんか・・・」
言いつつもうっすらとその顔には笑顔が見える、しかしそれを隠すようにルイズは才人を蹴りつけ始める。


294:サイト争奪杯~ルイズの場合~
07/01/02 20:56:32 kEYKwyQv
と、そんな二人を見ていた公爵がぷっと吹き出すと笑い始めた。
普段は見たことのない姿に二人は呆気にとられた。
「はっはっは、いやすまんすまん。まぁ前来たときからやはりと思っていてな、少し脅してみたんだがこうはっきり言われてしまってはなぁ」
「わ、私は別に・・・」
「隠さんでも良い、わが娘のことだ見ただけでわかるわ」
そういうと公爵はマントを翻すと来たときのように出て行く。
「勝手にするがよい。私は仕事があるのでな、もう行く」
才人とルイズはポカーンとして出て行く公爵を見送っていた。

才人とルイズは部屋のベッドの上で並んで座っていた。二人とも顔が真っ赤だ。
「何でいきなりあんなこと言うのよ、犬」
「えと、その、ごめん」
「あやまってるんじゃないわよ」
そういうとルイズは才人の肩に頭を乗っけた。
「さっきのあれ・・・うそじゃないわよね・・・」
「うん、うそじゃない」
「ほんとに?」
「ほんとにほんと」

こ、ここ、ここまで言ってくれてるんだから、少しは素直にならなきゃダメかしら・・・
よ、よし!頑張れっ私っ言えっ言うのよっ
「わたしも・・・サイトが・・・」
そこまで言うと才人がいきなりキスをしてきた。
いきなりのことに驚くが、止めようもせずに受け入れた。やがて才人が口を離すとベッドにゆっくり押し倒される。
「あっやぁ・・・」
逃げるようにもがくと才人が耳を甘噛みして来た。
「好きだ、ルイズ」
そんな言葉にルイズは抵抗するのも忘れ、おとなしくなった。

「は、初めてなんだから・・・優しくしなさいよ・・・」
そういって目を閉じるのを見た才人はまるで返事の変わりだという風に耳を責めたてる。
「ん・・・やぁっ・・・はぁ・・・んっ」
口で耳を責めながら才人は一つづつルイズのボタンを外していく。
全て外し終わり下着を捲り上げると髪の色に似た、おしとやかな胸があらわになった。
「可愛いよルイズ」
そう言って髪の色に似た先端に手を這わせ、緩やかに撫で上げていく。
才人の指が先端に触れるたびに、ルイズはその身を小さく痙攣させていった。
「くうっ・・・ふぁ・・・やぁ・・・ん・・・はぁ・・・」
「ルイズ、ここもうこんなになってる」
才人が千切れそうなほど張り詰めた先端を人差し指と親指で摘み上げる。
「やぁっ・・・いわなっ・・・・いっ・・・ふぁ・・・ふぁぁぁん」
摘み上げるとルイズはその小さな身体を思いっきり反らせて反応する。


295:名無しさん@ピンキー
07/01/02 20:57:07 G4TZA+/D
あれ?ひょっとしてせんたいさんはシエスタが1番好きなのか?
てっきりタバ・・・うわ何する

296:サイト争奪杯~ルイズの場合~
07/01/02 20:58:48 kEYKwyQv
あ~小さいと感度いいって本当なんだなぁ・・・
弄るたびにかわいい反応を見せるルイズで楽しんでいると、下から手が伸びて才人の袖を掴んできた。
「もっ・・・胸・・・は、いいか・・・らぁ・・・もっとぉ・・・」
才人が続きを待っているとルイズは口をつぐんでそっぽを向いてしまった。
そこで止めちゃうか~これは、最後まで言わせないとなぁ・・・
才人は体を起こして、刺激を与えるのをやめた。
「ふえぇ・・・?なん・・・」
「もっと・・・なんだよ?言って貰わなきゃわからないなぁ」
なな、なぁぁぁっ言わなくったって分かりなさいよぉっ。待って、何かサイトにやにやしてる・・・き、気付いてるわねこの馬鹿犬ぅ。
ルイズは自分の足元に座っているサイトをにらみつけたが、いっこうに動こうとしない。
ううぅぅ・・・でも、でも・・・し、しかたないわね・・・後で覚えてなさいよ・・・
「もっと・・・もっと下・・・」
「下?このあたり?」
才人はへその下辺りを撫で回す。
「やぁっ違っ・・・もっと・・・もっとしたぁ・・・」
「ここか?」
つつつっと手を這わせてルイズの秘所へとたどり着かせて・・・動かそうとしない。
「ここをどうしろって?」
こ、こここここれ以上言わせるのぉぉ

あまりの恥ずかしさに涙目になり始める。
「い、いじわるぅぅぅぅ・・・・・・」
やっべ遊びすぎたかな・・・・
泣き出し始めたルイズを見て、慌ててごまかすように唇を合わせてそのまま涙を下で拭う。
「ごめん可愛かったもんでつい」
耳元でささやきながらルイズを下着の上からなぞる。
すでにそこは下着の意味を成さないほどになっていた。
「ルイズ・・・もうこんなになってる」
「んっ・・・やぁ・・・いわなっいっ・・・でぇ・・・」
才人は下着を横にずらし直接まだ幼い割れ目をなぞっていく。
「はぁっ・・・んんっ・・・くうっ・・・」
なぞっていただけの指を中に滑り込ませると、ルイズの喘ぎ声に更に艶が増した。
わざと音を立てるように中をかき回していく。
「ん・・・あぁっ・・・やっ・・・はぁあん・・・」
ルイズの顔がほてってきたのを見て才人は張り詰めた怒張をルイズにあてがう。

「そろそろ・・・いい?」
「はぁ・・・っ・・・も、いいから・・・はやく・・・きてぇ・・・サイトぉぉ・・・」
うなずくと才人はゆっくりと怒張をうずめていく。
「ん・・・ああ・・・はぁ・・・おっき・・・」
あ・・・サイトの入ってきてる・・・あったかい・・・・
ルイズは才人の顔を見つめながら恍惚の表情を浮かべた。
「ふぅ・・・ルイズの中・・・きつくて・・・気持ちいいよ」
ルイズが落ち着いたのを見て才人はゆっくりと動き始める。
「んっ・・・あんっ・・・」
膨張しきった才人がルイズの内壁を容赦なく削っていく。
「んあぁっやんっ・・・あっ・・・そこっっだめぇ・・・」
「可愛いよ・・・ルイズっ」
「サイトぉ・・・」
大きく動き始めると才人の先端がルイズの最奥の部分をノックしていく。

あっあ・・・サイトが・・・奥っ奥に届いてるぅぅ・・・頭の中おかしくなっちゃいそう・・・・
「サイトぉっ・・・おくっおくっきてるよぉぉぉぉっっ」
「ルイズっ・・・」
どちらとも無く唇をむさぼりあうと、サイトの動きが速く強くなっていく。


297:サイト争奪杯~ルイズの場合~
07/01/02 20:59:51 kEYKwyQv
「んんっやあぁぁっ・・・やっはげ・・・しっ・・・」
「ル、ルイズっお、俺もう・・・」
「い、いいわっなかっ中に来てえっ・・・」
才人の動きが一段と激しくなるとルイズの中で暴れまわっている怒張が膨らんだ。
「も・・・だめだっ・・・だすよっルイズっ」
「ふわっ・・・また・・・おっきくなあっ・・・あ゛っぁぁっっだめぇ私もっだめぇぇぇぇっっ」
才人が腰を一番深いところまで押し付けて自らの欲望を子宮に吐き出した。
「あぁぁぁぁっあついのきてるぅぅぅっいっちゃ・・・イっちゃううぅぅっっっっ」
どくっどくっと音が聞こえそうなほどの量を吐き出して才人は限界に達した。
あぁ・・・サイトの・・・いっぱい・・・中に出てる・・・・
ルイズは中に叩き付けられる感覚に合わせて同時に絶頂を向かえて、意識を光の中へと飛ばしていった。

・・・・・ルイズが目を覚ますと隣で疲れて眠っている才人がいた。
もう・・・こういうときは起きててくれるもんじゃないの?何ねてんのよっ
ルイズが不満げに才人のほうへ寝返るとその大事なところからさっきの名残が滲み出してきた。
あ・・・出てきちゃった・・・まぁ寝てたことはいいにしてあげようかしら。
明日からは許さないんだからね、頼んだわよ・・・・・・旦那さま。

寝ている才人の頬に口づけするとルイズは再び夢の中へと落ちていった。



数年後、ヴァリエール家の屋敷にたくさんの子供の笑い声が絶えなかったらしいが
それはまた別のお話ということで・・・
                   <Ver.ルイズ Fin>


298:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/02 21:01:29 H+EoYDLK
GJです

299:284 ◆yJjGBLHXE6
07/01/02 21:04:08 kEYKwyQv
と、いうわけでサイト争奪杯これにて閉幕で~す。

どうもみなさんお騒がせ致しました。スレ汚しごめんなさい。
いつかまた思いついたときに現れるかもしれません。
あ、おまけついでに・・・

284はパンドラの箱をとりだした!!

何か青い髪の毛のようなものが挟まっている!!
あけますか?

    はい      いいえ
どうします?

300:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/02 21:12:41 H+EoYDLK
はむはむする

301:名無しさん@ピンキー
07/01/02 21:14:35 9B8Og42s
クンカクンカする

302:名無しさん@ピンキー
07/01/02 22:00:29 TWyv6287
『いいえ』で放置プレイ

303: 株価【---】
07/01/02 22:07:05 LGjz9jVy
 はい
 いいえ
→ころしてでもうばいとる

304:名無しさん@ピンキー
07/01/02 22:11:28 1B2XkK05
当然お持ち帰りで

305:261のひと
07/01/03 00:13:46 Y7rYqJWv
エロ入れるつもりで書いてたのに、入らなかった……不思議不思議。

では行きます。

306:1/5
07/01/03 00:14:24 Y7rYqJWv
深い深い穴を掘る。
俺達二人で穴を掘る。
「よーし、順調だな、ヴェルダンデ」
あぁ、ぼくの相棒は何て優秀なんだ……
惚れ惚れとヴェルダンデを見つめてから、掘りあがった穴を覗く。
昼間のサイトとの取っ組み合いで悟った事が有る。
「武器さえ握っていなければ、勝てないほどではない」
そう……どういう仕組みかは分からないが、サイトが強いのは剣を握っている時だ。
「普通は、あの剣が特殊と考えるんだろうが……」
ぼくとの決闘でも強かったことを考えると、サイト自身の特性だろう。
なら……寝こみを襲えば勝てる……が。
「そんな卑怯なことは出来ないしなっ、貴族として」
しかしサイトには勝ちたかった。
理由―勝ったらモテモテ
「……罠だな、罠にかけて襲う、これぞ貴族らしい戦いかただ」
そうか?
そして、その為に人の滅多に通りかからない裏庭に、ヴェルダンデと共に落とし穴を掘っていた。
サイトが飛び上がれない深さの穴が有れば、後は上から魔法をぶつければいい。
「完璧だ……完璧すぎる。なんて恐ろしいんだ、ぼくの頭脳!!」
ヴェルダンデがのっそりと穴から出てきた。
「一つ目は終わりかい?ヴェルダンデ」
ぼくたちは目と目だけで通じ合えた……
「そうか、わかったよヴェルダンデ、すまないがそんな感じでこの辺り一帯を穴だらけにしてくれ」
『任せときな坊主!』
ヴェルダンデがそう言ってくれたような気がした。
流石だヴェルダンデ、男は黙って土木工事。
頼れる兄貴だヴェルダンデ。
ヴェルダンデが次の落とし穴を掘り始める横で、ぼくは今出来た所の落とし穴に飛び込む。
かろやかに着地!!
「ぬおぅ、そ、底がでこぼこおぉぉぉぉ」
……あくまでも軽やかに着地……捻挫したりしてない。
痛くない、だってぼくは男の子!!
「く……目から水が……」
思わずその場に座り込む。
「くそっ……サイトめ……見事だ!!」
さすが我が好敵手!!
罠にかけるつもりが、先手を取られた様だ……
「罠とは卑怯だな、サイト……しかしっ、最後に勝つのはこのぼく!!
ギーシュ・ド・グラモンだ……今は……勝ち誇っているが良い!!」
サイトへの復讐を胸に、罠をとりあえず完成させてみる。
魔法を使って落とし穴の入り口に蓋をする。
「うぉっ、真っ暗になった」
うん、深さも丁度だし、あとは上に上がって外観を整えればいいかな?
サイトなら捻挫もしないだろうし。
「重症を負わせてしまうわけにはいかないしな」
前回の決闘の時のように、ベットに数日貼り付けるわけにもいかない。
気の毒だし……なにより。
「ルイズに殺されるし……なんか人望あるからなぁ……」
サイトの悪口を言った生徒の食事は格段に味が落ちる。
学院における最近の常識だ。
理由は分からないが、とにかく現実問題そうなるのだ。
「恐るべし、サイト」
故にこそ、サイトとは正々堂々と、決闘によって勝負をつけなくてはならない。
落とし穴の底で、ギーシュは心に誓っていた。

307:2/5
07/01/03 00:14:55 Y7rYqJWv
騎士隊の伝達事項を、どうして皆わたしに伝えるのかしら?
ぶちぶちと、口の中で文句を言いながらギーシュを探す。
「ギーシュしらない?」
通りかかるのに声を掛けても、
「モンモランシーが知らないのに、俺が知るわけないじゃないか」
「あら、貴方の部屋ではなくって?」
クラスメイトは妙な誤解をしていると思う。
「わ、わかりませんっ」
昨日訓練を覗きに着ていた下級生は、人の事見て怯えるし。
面白くないわねー
「あ、ルイズ、ギーシュ知らない?」
「さっき、あっちに歩いていったけど……サイト知らない?」
「さっき、厨房の方に……お互い苦労するわね」
最近ルイズと妙に話が合う。
少し話してから、お互いに自分の相手の元に向かう。
あの子はちょっと危なっかしいけれど、大事にされているのが離れてみているとよく分かって……
「うらやましいなぁ……」
ギーシュもアレくらい……
少し想像してみる、わたしが危なくなったら一も二も無く駆けつけて、
危なかったら命でも掛けてくれる。
……ギーシュじゃないわね。
「ま、わたしもルイズじゃないしね」
死んでしまったコルベール先生みたいに、いざと言うときに頑張るとしましょう。
……って。
「ヴェルダンデ?」
人気の無い裏庭で、ギーシュの使い魔がもそもそと歩いている。
「どうしたの?あなたのご主人様は?」
結構賢いヴェルダンデが右手(右前足?)の爪を、向こうの方に向けた。
「ありがとう」
『なんの』
ちょいっと、手を上げて挨拶してくれる。
結構可愛いかも。
「……何この穴だらけ……」
ギーシュの指示だろう……ヴェルダンデは2,3個の穴を開けて、今もまた次の穴を掘っていた。
「怒られるわねーこれ」
まぁ、たまにはいい薬よね?
そう思いながら、穴を避けてヴェルダンデの示した方向に一歩進んで……
踏み出した地面がいきなり抜けて、そのまま真っ直ぐ落ちていった。

308:3/5
07/01/03 00:15:48 Y7rYqJWv
穴の底に光が差し込んできた。
「おや?」
不思議に思っていると……
どすんと、ぼくの両脇の辺りに足が降って来た。
あぶなー、お腹に直撃だったら悶絶している所だ。
ふわりと甘い香りが漂う。
覚えのある香水。
モンモランシー?
不思議に思っている余裕があったのは一瞬で、
次の瞬間にはモンモランシーの膝がカクンと曲がり、彼女はぼくに馬乗りになった。
「ぐほっ」
重い……
「なっ、何?なにこれ?真っ暗じゃないっ」
目が慣れているぼくと違って、何が起きているのか分かっていないようだ。
……チャーンス
モンモランシーの目が慣れるまでがチャンスだっ
日頃は触るどころか、見つめるだけで睨まれる胸の膨らみに手を伸ばす。
「ひっ……なに?なんなの?」
はっはっは、モンモランシーが怯えている。
むにむにっと
「やぁっ、なに?何か居るのっ?」
居ますよー、君の永遠の賛美者、ギーシュくんですよ~
服の上から柔らかい感触をこね回す。
モンモランシーがガクガク震えているのが分かる。
ちょっと見えないところで一方的に身体を弄られているだけなのに、
可愛いところも有るなぁ……そう思うと、
「ひっ……いやぁぁぁ」
更に止まらなくなったぼくは、ブラウスのボタンをいくつか外して直に触ってみる。
直接の方が柔らかい感じがするのも素晴らしいが……
なによりこの、すべすべの感触がたまりませんなぁ、ギーシュさん。
まったくですね、ギーシュさん、女の子はみんないけない魔法使いですね。
脳内でギーシュ会議開催!!全会一致にて決議。
この、まったくもってけしからん身体を、もっと色々調べようではないか。
―すまない、モンモランシー、議会の決定は絶対なんだ。
(この間3秒)
モンモランシーは左手で胸をガードしようとしながら、右手で見えない何かと戦っていた。
「やぁっ、触らないでっ……なんなのよぅ……」
ぼくは足元に居るので、右手は空振りするだけで、左手のガードも両手を使えるぼくにはまったく障害にならない。
『おんなのこって素晴らしい!』
あーこれは、後でサイトやマリコルヌに自慢しなくては。
そう思いながら、胸の感触を堪能していると、諦めたのかモンモランシーの手が力なく落ちる。
ふっふっふ、観念したのかいモンモランシー。
今度はスカートから伸びる白い太ももでも……
この際触れる所は全て触ろう。
次の機会なんて有るのかどうか分からないし。
そう思っていたぼくの耳に、小さな小さな声が聞こえる。
「たすけて……ギーシュ……」
頭から冷水でも掛けられた様に、血の気が引く。
……ぼくは……何を……
「こわいよぅ……たすけて…………ギーシュ」
……ぼくは……好きな子になんて真似を……
調子に乗っていた行動を思い返し、何も見えないまま悪戯されたモンモランシーを見上げる……
その瞬間に、ぼくの胸に小さな雫が落ちた。
「ギーシュ……ギーシュ……」
何かから自分を守るように、両手で胸を抱きしめながらぼくを呼ぶモンモランシーの涙だった。

309:4/5
07/01/03 00:16:25 Y7rYqJWv
こんな所で……死ぬのかな?
それとも……まるで人みたいな手だったから……最悪の可能性を考える。
怖い……よぅ。
『ごめんねギーシュ、こんな事なら……貴方に上げてれば良かったね』
もし危険な魔法生物とかなら、なんとしても……汚されても生きて戻って先生に報告しないと……
ギーシュにごめんなさいと詫びながら、最悪の事態に備える。
……と、何も起きなくなる。
あれ?
……あの……わたしの決意は?
「ご、ごめん、モンモランシー」
……聞きなれた、さっきまではすご~く、聞きたかった声が……
ある意味一番聞きたくないタイミングで聞こえてくる。
「……ギーシュ?」
――マサカ、サッキマデノ、コイツデスカァ?
「ねぇ、ギーシュ、何してるのかしら?怒らないからおねぇさんに言ってごらん?」
ぼんやりとギーシュの輪郭が見えてくる。
ギーシュだって確認できると、さっきまでの緊張が嘘みたいに解ける。
でも……でもねぇ……あんた……ちょ~~っと
「洒落になってないわよ?ギーシュ」
「ごめん……モンモランシー」
そもそもこいつこんな所で何してるのよ?
二人も入ると結構狭い穴の底で、ギーシュから極力距離を取るため、足の方に……
「って……熱い……これ、捻挫?」
「っっっ、ごめん、モンモランシー謝るからそこはちょっと……」
まさかこいつ、穴に落ちて足挫いて……わたしがいきなり落ちてきたからもがいてたのかしら?
「動いちゃ駄目よ?」
わたしは魔法を使おうと……あれ?
「杖が……無い?」
落ちた時に、衝撃で飛んだみたい。
「ごめん……ギーシュ、直せないわ」
「いや、いいさモンモランシー丁度良い罰さ」
……ギーシュはそんな事を言っているけれど……
気になって、ギーシュの表情を見ようと顔を寄せる。
ギーシュはジタバタを逃げようとしているけれど……
「痛いのね?」
ギーシュの顔には涙の後が有った。
「平気さ」
こんな穴の底で、怪我をしてうずくまっているギーシュの上に落ちてしまって申し訳なくなる。
「ごめんね、ギーシュ」
せめて、と指先で涙を拭っていると……
「ギーシュ?」
「ごめん」
馬乗りの成っているわたしの腰に、なにか硬いものが当たっている。
……男の子って……
「あんたねぇ……」
何を言って良いのか分からないけれど、とりあえず怒ろう。
言葉を捜しながら、ギーシュに詰め寄ろうとするけれど、ギーシュの言葉のほうが早くて……
「すっ、好きな娘にっこんな距離で触られたら、男なら誰でもこうなるよっ」
そして何より効果抜群。
「好きな子?」
暗い中でもギーシュが頷くのが見える。

310:5/5
07/01/03 00:16:57 Y7rYqJWv
モンモランシーの顔がゆっくりと近づいてくる。
当然の主張だとは思うけれど、モンモランシーが不快に思ったのなら甘んじて制裁を受けよう。
そう思って歯を食いしばり、目を硬く閉じる。
……と、
ちゅっ
小さい音共に、ぼくの唇に少し湿った感触が、一瞬だけ触れる。
「モンモランシー?」
赤くなったモンモランシーは何も言ってくれないが……
「しまったぁぁぁぁぁぁ、目ぇ閉じるんじゃんかあったぁぁぁぁ」
父上、母上、ギーシュ・ド・グラモン一世一代の不覚でございます。
あ、本気で涙出てきた。
「もぅ……馬鹿ね」
「ぼ、ぼぉくぅのぉ、ふぁぁすときすぅぅぅ」
なんで見てなかったんだぁ、もったいねぇぇぇ
力の限り叫ぶ、ぼくの魂からの絶叫の最中に、
モンモランシーの呟きが聞こえた。
「次から見とけばいいじゃないの」
その情報が脳に到着するや否や、モンモランシーに問いただす。
「つ、次でありますかっ?」
暗くてよく分からないけど、モンモランシーの顔が紅く染まっているのが分かる。
ぼくの腰に座ったままとはいえ、真っ直ぐ背筋を伸ばして距離を取り、
顔まで反らして、小さな声で何か……いや、ぎりぎり聞こえる声だった。
「いやならいいわよ」
嫌な筈無いぼくは、思わず両手でモンモランシーを抱き寄せた。
いつもなら幾らでもモンモランシーを賛美する言葉が出てくるのに、胸が一杯で何もいえなくなった。
抱き潰されたモンモランシーは、一瞬身構えたけれど全身の力を抜いてぼくにしなだれかかってくれる。
「ばか」
小さな呟きに、今なら好意が含まれていると信じることが出来る。
「そうさっ、ぼくは君の前だと馬鹿な道化に成り下がるのさっ」
うれしさで一杯のぼくは、モンモランンシーに少しでもそれが伝われと、
我ながら甘くなった声で告白する。
最も、モンモランシーの答えは
「いつもじゃないの」
だったけれど……
幸せの絶頂のぼくは、そんな事にめげない、負けない、挫けない。
「こんな穴の底でも、モンモランシーが居るだけでまるで太陽の照る花畑の様だ」
「……こ、香水のせいじゃない?」
つれない所も、更に良い。
「ぼくの事が好きなくせにぃ」
「っっっっ、調子に乗らないのっ!!」
はっはっは、赤くなってる赤くなってる。
可愛いモンモランシー。
抱き合ったままだと、大きな声が耳に痛いから、
いつの間にか二人の語らいは、囁く様な声に成る。
真っ暗な闇の底で、飽きることなく囁きを交わして……

……今度は目を閉じなかった。

311:名無しさん@ピンキー
07/01/03 00:21:00 Y7rYqJWv
>>299 284さん  開けます。
……髪の長さが気に成りますが……どっちかな?
後、お疲れ様でしたー GJ!!

こゆ時の返答がまともじゃないと、困りますよねーと
青くなって白無垢をあちこちで調べた自分が言って見ますよ?

エロ入れるつもりで書いてたけれど、これはこれでいいかな~と、
駄目?やっぱりエロシーンは必須?

正月ボケで思うほど筆の進まない261でした、ではっ

312:名無しさん@ピンキー
07/01/03 00:53:35 QFOET3AB
見てる側にとって作品が多いほどいいことはありましぇん
もうみんなGJだw

313:名無しさん@ピンキー
07/01/04 02:29:40 bQpc1RbV
過疎?

314:名無しさん@ピンキー
07/01/04 04:58:37 KkUcjAEB
ふんぬっ

315:名無しさん@ピンキー
07/01/04 07:30:39 2+iEOowR
いや、クリスマス、年末から正月に掛けて
投稿ラッシュだったので、しばしの休息でしょ

316:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/04 10:02:26 i5qsiuJd
すまんちょっち遅れた

じゃあ2番投下いくぜ

でも今日夜勤なんで途中で『つづく』です

317:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/04 10:05:41 i5qsiuJd
ルイズが部屋に帰ると、テーブルの上に水差しと、水の入ったコップが置いてあった。
その脇では、テーブルに突っ伏して才人がうたた寝をしている。
…そういえば、買い物に行くって言ってたっけ。
どうやら帰ってきて、ルイズを待ちながら眠ってしまったらしい。
ルイズは才人を起こさないように、そーっと近寄る。
テーブルに手を掛けても、まだ目を覚まさない。
…ちょ、ちょっといたずらしちゃおうかしら。
あまりにも無防備に眠る才人に、ルイズはちょっとちょっかいをかけてみたくなる。
横を向いている顔に、息がかかるほどの距離まで顔を近づけてみる。

「うーん」

軽く唸って、才人はくるん!と反対側を向いてしまった。
ルイズはといえば。
真っ赤になって、一瞬で、ドアの近くまで後ずさって、息を整えていた。
…だだだだ大丈夫!ただの寝相よ寝相!
もう一度才人に近寄る。まだ寝息をたてている。
軽くつついてみるが、起きない。よほど熟睡しているらしい。

「…ほんとにもう、びっくりさせないでよね」

呟き、喉が渇いていたのに気づき、コップを手に取り、中の水を飲み干す。
…かかった。
心の中で才人は喝采をあげていた。
もちろんこれは寝たふりである。
水差しとコップの中の水には、例の魔法具屋からもらった『姿見の悪魔』という媚薬が溶かし込んである。
魔法具屋の説明によれば、

『この薬は素直じゃない相手ほどよく効くんだ。
 だが、欠点があってな』
『欠点?』
『かならず相手が自分を好いてなきゃいけないんだよ。好いてる相手にしか効果を発揮しないから、媚薬としちゃ三流なんだ』

意のそまぬ相手をイロイロ、というのが媚薬の本来の役目だからな、と魔法具屋は言っていた。
しかし才人には、ルイズという相手がいるわけで。
そしてそのルイズはといえば、水差しから水を移し、二杯目を飲んでいる。
…さて、そろそろ起きるかな?

「…あ、ルイズ帰ってたのか」

寝ぼけたふりを装い、才人は起き上がる。
ルイズは一瞬びくん!と身体を震わせたが、すぐにいつもの調子に戻った。

「帰ってたのか、じゃないわよ。
 待ってるなら、ちゃんと起きて待ってなさいよ、もう!」

言ってコップをたん!と机の上に置く。

「悪い、眠くてさ」

才人は言ってんー、とのびをする。
そして、続けた。

「今日すっごい眠いから、俺もう寝るわ。おやすみー」

318:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/04 10:06:15 i5qsiuJd
そう言って、ベッドにふらふらともちろん演技で歩いていって、シーツに包まってしまった。
しばらくの間、ルイズがちょっとご主人様より先に寝るなんてどういうつもり、ほっといてないで構いなさいよ、とか騒いでいるのが聞こえたが、才人は無視を決め込んだ。
魔法具屋の主人の言葉を思い出しながら。

『薬を飲ませたら一日ばかし相手に会わないようにしてみな。そうすりゃ効果がバッチリ現れる』

明日は、早起きしなきゃな。


目を覚ますとサイトがいなかった。
…先に寝ちゃうのもアレだけど、なんでいきなりいなくなってんのよ…。
私はもぞもぞとベッドから出る。
ふと、サイトの使っていた枕のへこみが気になった。
…えっと。
私はそれを引っ張って、自分の傍まで持ってくる。
そして周りに誰もいるわけないけど一応念のため周りを確認してから。
ぼふっ!とその枕に顔を埋めた。
…サイトの匂いだぁ…。
私は枕に顔を埋めて、枕の匂いをすはすは吸い込む。
コレ、実は最近のお気に入り…。
誰もいない時に、サイトの使った寝具についた、サイトの匂いを嗅ぐ、っていうの。
四つん這いになって使い魔の匂い嗅いでるなんて、ちょっと、かなり、ものすごく恥ずかしいんだけど…。
で、でも、なんかやめられなくって…。
でも、なんか今日は違った。
サイトの匂いが電流になって、私の背筋を直撃する。
…え…?
無意識のうちに私は太股を擦り合わせていた。
腰のあたりがじんじんする…。
ガマンできなくなって、左の指が股間に伸びる。

ぬる

え…?
…私のそこは…布の上からでも分かるくらい、濡れていた。
…う…そ…。
今まで、こんなことなかった。
いつもはサイトの匂いを堪能するだけで満足で、えっちな気分になんてならなかった。
でも今日は違う。
サイトの匂いを嗅ぐたび、私の中でどんどん何かが燃え上がってくる。
私は枕に顔を埋めたまま、今度は…左手でショーツをずらすと…右手の指でそこをこね回した。

「ふっ…あっ…いいっ…」

だめぇ…ガマンできないぃ…。
周りをこね回すだけでは満足できず、私は自分で中心を晒して、つねり上げた。

「ふぁっ、やぁっ、いくぅっ、いっちゃうっ…!」

膝がぴんと張り詰め、お尻が高く高く上がる。
それとは逆に顔は枕に押し付けられて…サイトの匂いが…。
…あ…また…したくなっちゃった…。
結局。
サイトの枕が私の涎でベトベトになるまで、私は自慰に没頭してしまい…。
一時限目に遅刻してしまった。

319:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/04 10:07:10 i5qsiuJd
まだ続くよー。
あと36時間ほどまっておくれやす
…たぶんそれより遅くなるけど…。

んじゃノシ

320:名無しさん@ピンキー
07/01/04 10:11:53 v9EtXxRb
>319
へんたいさんは
焦らしのホームラン王です!


36時間ハァハァしながら待ってます……

321:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
07/01/04 11:22:47 QqetOmOD
GJ!!
続きを心待ちにしておりまス!!

322:名無しさん@ピンキー
07/01/04 12:36:45 kxPOqgOF
かはっ(吐血
ルイズタンだけじゃなく、俺らをも焦らすなんて、さすがへんたいさん
続きをwktkして待ってます

323:220 1/5
07/01/04 14:26:59 fk6ZSF4H
>>214
ギーシュとマリコルヌが入り口を塞いでいる以上サイトに逃げ場はなかった。目を覚ましたルイズは鬼のような形相でサイトに歩み寄る。
…実はそれほど迫力が無いのだが。
「なんか息苦しいと思って目ぇ開けたら…アンタは何やってんのよ!」
「いや、ルイズの寝顔が可愛くって…」
問答無用と言わんばかりの蹴りが、サイトの股間にクリーンヒットした。
「ぅ…ぉぉ」
いくらルイズの体が小さいとは言え、ここへのダメージは大きい。
「それで?扉の外は誰?」
「ギーシュと…マリコルヌ…」
吐き気をこらえながらサイトが言う。ルイズはうつ伏せるサイトを素通りし、扉を叩いた。
…手応えが無い。
ルイズはため息を付くと、サイトに何が起きていたのかを聞き出していった。

「で、どうなんだ?」
ギーシュが問う。
「ええ、あの子は…」
シエスタが答えた。
ギーシュとマリコルヌはメイドの給仕室に来ていた。あの衝撃的な光景が何だったかを確認する為である。マリコルヌの進言で
「今一番あの二人と親しいのはメイドじゃないか?」
と言う言葉にギーシュも同調し、シエスタを訪ねる事にしたのだ。
もちろんシエスタの誤解は解けていない。


324:220 2/5
07/01/04 14:28:57 fk6ZSF4H
シエスタは何か悟ったような笑みを浮かべ、さらりと言ってのけた。

「お子さんですよ?」
「誰のだ?」
「サイトさんとミス・ヴァリエールの…」
「…」
「…」
「「何ー!」」
ギーシュとマリコルヌが声を揃えて驚く。
「い、何時の間に…」
マリコルヌに至っては声も発せないようだった。この二人も性に関する知識が乏しいのか、ルイズが子供を産める筈が無い事に気づいていない。
どうすれば子供が出来るのか。その程度である。
「サイトは大人になったのか…」
男として二歩も三歩も先に行ってしまったと感じ、二人はがくりと肩を落とした。
「ん?じゃあキスの相手は誰だ?」
「親子なんだからそれ位するだろう?」
「そんな感じじゃなかった様な…」
もう少し、今度はサイトに聞いてみたいと言う思いが膨らんでいく。
二人の話を聞いていたシエスタはここにいる貴族より遥かに、想像力が豊かであった。目の前でギーシュとマリコルヌが話している内容を聞いて、自分なりの解釈をしていった。

…そう言えば母親はミス・ヴァリエール。よって似ている。
サイトさんはミス・ヴァリエールが好きだから、似ている人を好きになるかも知れない。

325:220 3/5
07/01/04 14:30:29 fk6ZSF4H
娘=母親似。
サイトさんは異常では無い筈だけど、父親によっては異常な程娘を愛すと聞いたことがある。
そして、深いキス…

「サイトさん!人の道を外れては行けません!」
何もない空間に向かってシエスタは声を張り上げた。両手でテーブルを叩いた音に他の二人は驚いて、体を縮み込ませる。
「な、なんなん…」
「行きましょう!そんな事をするサイトさんは生きてはいけない人です!」
「い、一体…」
「止めて下さい!サイトさん!」
疾風の様にシエスタはドアを跳ね飛ばし、サイトの部屋へと向かった。体を起こしたギーシュとマリコルヌも顔を見合わせた後、シエスタの後を追う。
シエスタの誤解は深まっていた。

ルイズはフォークでサイトの取ってきたオムレツをつついていた。空腹には勝てないようだ。
「アンタ、何やってんのよ!」
「俺だってわかんねぇよ…シエスタもギーシュもマリコルヌも何を勘違いしたのか…」
食事中に会話をする事がよろしくない事をルイズは知っているが、怒りで頭が回らないらしい。サイトは意気消沈して同じテーブルに腰掛ける。
「俺の話を聞いてくれないんだよ」
「…はっきり言うしかないじゃない。私がルイズだって」

326:220 4/5
07/01/04 14:32:27 fk6ZSF4H
ルイズも半ば諦めのため息が出始めていた。
「…早く戻りたいわ」
「ああ」
「…ねぇ?」
「何だよ?」
「あまり考えたくは無いんだけど…私がこのままだったらどうする?」
デザートをつつく手を止めてルイズが聞いた。
確かに戻れると言う保証は無く、今までのルイズの考えなど希望的観測に過ぎない。戻れないなど、あまり考えたくは無かった。
ルイズの声にもいつもの強気が感じられない。
「さあな」
「なんでそんなに平然と答えられるのよ…ご主人様の一大事なのに…」
「だってさ」
サイトはすくっ、と立ち上がるとルイズに近付いた。見下ろす形になって、ルイズをじっと見つめる。
「な、なによ?」
「お前はお前だし、俺のご主人様だし…」
「…」
「と、とにかくルイズはルイズだろ?これからも俺は何も変わんねえよ」
自分の言ったセリフにサイトは赤面した。
「…そう」
同じ様にルイズも赤面して目をそらす。
いつもならこのまま口付けを交わし、少しだけの間思いを繋げる事が出来る。
しかし、身長差が大きくルイズから仕掛ける事が出来ない。
恥ずかしさをこらえてルイズが言った。
「ちゃ、ちゃんと使い魔の自覚が出来ているようね?」

327:220 5/5
07/01/04 14:37:15 fk6ZSF4H
出来れば素直にキスがしたいと言いたいのだが、ルイズの方からは言えないのだ。
「ほら…たまにはご褒美よ」
「え…ご褒美って?」
「時々してあげてるじゃない…もう…」
唇に指を当てる仕草を見て、サイトはそれを悟る。
「この体でも…それ位できるわよ…」
「そ、そうか?…じゃあ…」
「背が届かないからアンタが抱えて」
サイトはルイズの小さな体を両手で抱きかかえた。同じ目の高さまで持ち上げ接近して見るとはっきりルイズと分かる。
唇という目標も小さくなっているが、その分愛らしくも見えた。
「…」
「…」
しばし唇を合わせた後、沈黙する。
「いつまでもこの体だと…」
「…何だよ?」
「…いつまでもキスまで…ね」
ルイズの言っている意味を、サイトは理解した。
「お前…それ…」
「ア、アンタとだってそういう事あるかも知れないわよ?」
「…いいんだよ。ルイズが俺のご主人様だったら、それでいいんだ」
「じゃ、じゃあもし私の体が戻って、私が良いって言っても…しないの?」
「そ、それは…」
サイトは答えに詰まった。もしルイズが自分の事を一生愛してくれるのならば、状況によってはしてしまうかもしれない。それどころか底無しに求めてしまう可能性もある。
オロオロするサイトを見て、ふっとルイズは笑みを浮かべた。
「…冗談よ」
「…何だよ。冗談か」
「…」
「…」
今頃になってルイズは自分が言った事の重大さに気付いた。サイトに許してしまう、と言う可能性を本人の前で言ってしまったのだ。キス以上をルイズが望んでいる。とも取れる。 
サイトの方も幼い姿のルイズに、一瞬ではあるがキス以上の事を望みそうになってしまった。しっかり「ルイズ」と確認したせいで、衝動的にこのルイズでも良い、と思ってしまったのだ。
「…い、いまは無理なんだから!」
「…うん。頑張る」
「何を頑張るのよ!」
「ルイズが良いって言うまで」
「こ、この体じゃ無理なんだからね!」
「ルイズは?」
「…」
「ルイズは?」
サイトの暴走が始まった。サイトに抱えられているせいでルイズはもがくしか無く、気持ちが高ぶってしまったためサイトをはっきりと拒否出来ない。
「…私は…その」
「ルイズ」
「え?」
「ごめん。頑張って」
「…本気?」
サイトは首を縦に振り、幼いルイズを大きく見えるベッドに押し倒した。


328:220
07/01/04 14:39:57 fk6ZSF4H
昼間から投下ならこんな物かと…オチなし非エロ(ry

「エロ」パロ分をたっぷりと含んだ他の職人様の投下、期待して待ってますorz

329:名無しさん@ピンキー
07/01/04 14:42:07 l9dDBxHA
>>328
220さん乙!
こりゃあ次が楽しみだw

330:名無しさん@ピンキー
07/01/04 16:26:01 FN7Q/EEC
じらすな~~~~、このへんたいめwww
220さんもこれからがんばってくらはい

331:名無しさん@ピンキー
07/01/05 01:18:46 uEBTyACO
じらしの天才メッ!!

ワクテカして待ってるしかねえじゃねえか!GJ!
>220

332:名無しさん@ピンキー
07/01/05 08:08:18 Tuu5UVQ6
へんたいさんGJだあぁぁ
じらしの天才だあぁぁ
220さんのもGJだあぁぁ

333:名無しさん@ピンキー
07/01/05 20:49:31 wPTQ23cz
もしゅ

334:名無しさん@ピンキー
07/01/05 20:53:43 nqj7T83a
まだか・・・・
へんたいさんはまだか・・・・

335:名無しさん@ピンキー
07/01/05 22:09:30 +Vt8Vyrn
やばい>>334が禁断症状をおこしてるぞ!!
メディーック!!メディーーック!!!

336:名無しさん@ピンキー
07/01/05 22:53:05 u2+NBxOp
あぁぅ!誰か焦らしに耐えられず先走ってしまった僕の罪を踏み潰してくれッ!
僕はどうかしてるッ!
あ!あ!

337:名無しさん@ピンキー
07/01/05 22:54:43 Tuu5UVQ6
>>334
モンモランシー「私の水魔法じゃどうにもならないみたい…先住魔法かしら?
        お役に立てなくてごめんなさい。」

338:名無しさん@ピンキー
07/01/05 22:58:26 nqj7T83a
ウググ・・・・

339:261のひと
07/01/06 01:07:29 hLbQWQVN
くじけそう、

投下行きます

340:1/6
07/01/06 01:08:18 hLbQWQVN
幼い身体がわたしの下で嬌声を上げる。
未知の感覚に、声を抑えるどころか、抵抗すらまま成らない。
「テファ姉ちゃん、おかしいよっ、俺の身体変だよぅ」
「もっとシテ?ねぇ……わたしの事、もっと触って……お姉ちゃん」
未知の感覚、でもね……貴方達の身体は……その感覚を知りすぎるほど知っているの。
喉の奥で起こる笑いを、洩れない様に苦労しながら舌の動きを再開させる。
閉じた蕾の中で、小さく自己主張する突起を舌先で見つける。
素直な子には御褒美。
して欲しいことをちゃんと言えたね。
言えなかった男の子には、指一本触れてあげない。
蕩けた瞳でわたしを見る女の子。
自分の衝動が理解でなないまま欲求を募らせる男の子。
今日は男女一人づつ。
代わりは幾らでも居る。
わたしが一番楽しみにしている時間。
(でも、すこし飽きてきたかな?)
今日はそろそろ終わりにしようと、表面を小さく舐め上げていた舌を尖らせ、
押しつぶすように押し付ける。
急な刺激によがり狂いながらも、与えられる快感に酔っていた。
視線をずらすと男の子が泣きそうな目でわたし達を見ている。
自分でどうすれば良いのか教えたこともあるけれど……消しちゃったし。
快感を狂うように求めながら、自分ではどうしようもないのを見るのも楽しいしね。
そんな事を考えながら、女の子に止めを刺す。
甲高い悲鳴を上げて動かなくなった。
小さな手が空を掴み、そのままベットの上に落ちる。
この瞬間が大好き。
髪をかき上げながら、男の子を見る。
行儀良く『お座り』を続けて……まぁ、実際はどうして良いのか分からなかったのね。
「おいで?」
小さく声を掛けると、それこそ犬のように飛びついてきて、胸に顔を埋めた。
小さいながらも確かに反応している股間を、必死でわたしに押し付けているけれど、
そんな刺激で満足できるはずもなく、潤む瞳でわたしの行動を促す。
このまま何もしなかったら、どうなるのかしら?
少し興味がわいたけれど、試すのは今度にしよう。
そ・れ・よ・り・も、
先日気付いた楽しい事をもう一度やってみよう。
ガクガクと腰を動かすだけになってしまった男の子をベットに横たえる。
あえてゆっくりと、未だ成長途中のソレを口に含み、口の中で皮を剥く。
突如始まった刺激に腰を引こうとするけれど……子供の腕力ではわたしから逃げられない。
『自分でして欲しがったことだよ?』
十分に唾液を絡めた舌で、ねっとりと弄る。
小さく吸い上げながら、ねちねちと舐め続ける。
口の中で暴れるソレが大きく震え、それに反して身体の力が抜ける。
イった。
精通前の未発達の身体では、その証は分からないけれど。
一瞬だけ舌を止める。
わたしの思い通り、油断し弛緩し切った身体。
「いたっ、いたいっっ、いたぁぁぁぁ」
舌の動きを再開させると、イった直後の敏感な身体には苦痛らしく、『痛み』を感じていた。
心地よい悲鳴を聞きながら、わたしの頭を押しのけようと必死の抵抗を重ねる身体を責め立てる。
男の子も出なかったら、女の子みたいに何度も『遊べる』前回試してみて分かった。
さぁ……今日は何回楽しめるのかな?
「いやぁぁぁ、テファねえちゃん、やだっ、たすっ、助けてぇぇぇ、おれっ、おれぇぇぇ」
悲鳴と共に身体が跳ねる。
……二回目、……さぁ……三回目……

341:2/6
07/01/06 01:08:50 hLbQWQVN
「つまらないなぁ……」
虚空を見つめたまま、何の反応も示さなくなった二人の記憶を消去する。
恐怖も、不信も、裏切りも、全て無かった事になる。
上着を一枚羽織って、
森の中を歩く。
「この間みたいに、人間が落ちていれば、しばらく遊べるのにな」
数人の騎士を拾った時は、一週間みっちりと『遊べ』た。
それなりに育っている方が、わたしも楽しいしね。
……わたしの耳を見るまでは、あちらも十分楽しめるんだしね。
自分で咥えて欲しがって、耳を見たとたんに『食われる』はしつれーよね?
一人づつ何度も記憶を消して、飽きるまで楽しんだ後、全て忘れさせて捨てた。
あんな幸運は、そんなにないと思う。
自分から攫いに行くと、足が付きそうでいやだし。
なにより戦争の所為で、若い男はこんな田舎に居ない。
「苦労して、おじさん拾うのも嫌だしね」
男の子や、女の子を摘むのも楽しいけれど、自分が気持ち良いか?と言われると今一つだった。
それなりに成長した騎士、少年達もティファニアの心を満たせなかった。
「退屈……だなぁ……空から玩具でも降ってこないかな?」
……そんなばかげた願いを口にした瞬間、人間が木々を突き抜けて降って来た。
「そこの嬢ちゃ……メイジ……駄目……か……手遅れだ、相棒」
ぼろぼろの少年、血まみれで、所々焦げ付き、手足がいびつに歪んでいる。
喋れるようには見えなかったし、事実自分に語りかけてきたのは、
「……嬢ちゃん、すまねーが、墓でも作ってやってくれねぇか?」
彼の手に握られた剣。
「インテリジェンスソード?」
「デルフリンガーだ、この相棒とは短い付き合いだったが……」
呼吸の止まった少年を、地面に横たえる。
……いける、かな?
小さな時からわたしと共にある魔法。
「なっ、それはっ……」
形見の指輪が発動すると、全身の傷が塞がり、潰れた内臓を最低限復元する。
体内の水を操って、血液をもう一度循環させる。
「呼吸が……もどらねぇ……嬢ちゃん、すまなかったが……」
それほどこの人が大切なんだね。
沈んだ剣の声が、彼(?)にとってどれだけ大事な人だったのか悟らせる。
……大事にしてもらって、羨ましいな。
胸の奥に沸き起こる嫉妬を押さえ、大きく息を吸ったわたしは、見知らぬ少年と唇を合わせる。
強く吹き込みながらも『先住』を使い続ける。
「…やっ……た……」
呆然と声を上げる……デルフさん、だっけ?
「もう大丈夫」
致命の傷はもう殆ど塞がっている。
あとは普通の治療でも間に合うだろう。
「ありがてぇ……幾ら感謝しても、したりねぇや、俺と相棒に出来ることなら何でも言ってくれ」
動けるものならば、躍り上がりそうなデルフさんを、どこか冷めた目で見つめる。
「……じゃあ、一つお願いするね?」
周りを見回し、耳を澄ます。
……人の気配も、獣の気配もない。
「おぅっ、何なりと言ってくれ、相棒の意識が戻ったら……」
デルフさんに最後まで言わせずに、男の子の服を剥ぎ始める。
「……嬢ちゃん?」
「楽しませてもらっても良いよね?」

342:3/6
07/01/06 01:09:22 hLbQWQVN
騎士の子達を拾った時に学んだことがある。
男の子は言い訳の聞く状況なら、どんなに惹かれていてもぐだぐだと逃げようとする。
やれ、許婚が、恋人が、好きな人が……
始めてしまえば、自分から腰を振るのに、始めるまでは毎回逃げ腰。
それならば……、
「ん……と」
指輪を発動させて、水を……血液を目的の箇所に集中させる。
むくむくと起き上がるソレに手を添えて、子供たちのお陰でいまだに十分潤っている所に差し込んだ。
子供と違う充足感に、うっとりと微笑む。
清楚な佇まいにそぐわない、淫靡な微笑み。
「怪我は大体治ってるよね?」
それならば直ぐに気付くだろうと、押し付けるように深く深く呑み込んだ。
着ていた上着のフードを被り耳を隠す。
嫌がるところを見るのも興が乗るけれど、最初から騒がれたら興ざめだし。
細かい傷があちこちに残る身体を抱き寄せる。
「あったかい」
子供と違う、しっかりとした抱き心地。
こうしている時だけ、人恋しさが少しだけ紛れる。
ティファニアが自分でも気付いていない、人肌を求める本当の理由。
「こうやってね、最初から言い訳できなくすると、み~んな素直に成るんだよ?」
意識の無いサイトに、とっておきの秘密を教えるかの様に語りかける。
忘れさせるから意味は無いけれどそう言いながらも、
ティファニアは抱く相手にいつも話しかける。
「男の子なんて、大きくても小さくても、単純だよね?」
返事が無い時ほど、ティファニアは饒舌になる。
意識が有り返事をする時、必ず人は彼女を拒絶する。
この国に生きる人々にとって、エルフとは絶対の天敵であった。
抱きしめながらティファニアは大きな胸をサイトに押し付ける。
相手に押し付けることで、自分の性感も高めていく。
「……お話しよう?……お喋りしたいな」
意識して強く締め付けながら、呑み込んでいた物をゆっくりと吐き出す。
最後まで出し切る前に、もう一度奥まで押し込む。
意識は無くとも身体は反応する。
荒い息、上気した頬、早くなる鼓動。
ティファニアはそのどれもが好きだった。
それは、人が自分を感じてくれている証だから。
サイトの呼吸がつまり、うっすらと目を開く。
「……こ……こは?」
ティファニアは、恐れと期待の中でそれを見つめていた。

343:4/6
07/01/06 01:09:53 hLbQWQVN
全身がイタキモチイイ。
なんとも言えず変な状況だった。
走馬灯って気持ち良いものなのか……これならたまに死に掛けるのもいいかも。
サイトの感想はそんな所だった。
が、夢と現の間を彷徨ううちに、キモチイイのウェイトが増えてくる。
全身が柔らかいナニカ、に包まれている錯覚を覚える。
『寝てるのがもったいない』
起き様とした最大の理由は、そんな人に言えないようなものだった。
うすく目を開けて最初見にえたのは天使。
『あ、俺死んだんだな』
妙に納得できた。
いつかゼロ戦で人を殺していたのかもしれないけれど、どうやら天国に来れたらしい。
天使が居て、やたらと気持ち良い。
何かを恐れるように、薄く笑った天使の顔はサイトにはまるで泣いているように見えた。
胸の奥に沸き起こる『この子の涙を止めたい』そんな思い。
泣いている訳ではないのに、サイトは不思議に思いながらももっとしっかり見ようと……
「うおぉぉぉ」
「あ、起きた?」
あまりの事体にサイトは取り乱す。
革命的なサイズの胸が、自分に押し付けられ……
この下半身がキモチイイのは……おかあさま、俺『卒業』しちゃいました。
あの世(微妙に間違い)に居る母親に報告。
「って、それどころじゃねぇぇぇぇ」
「きゃっ」
おもわず、目の前に居る美少女の肩を掴む。
何を言おうか悩んでいる間に、細く綺麗な指先が恐る恐るサイトの背中に回される。
「…………イヤ?」
怯えるような少女の声に、サイトの理性は溶ける。
二人の間で揺れる胸を、自分に押し付けるように抱き寄せた瞬間、
只でさえ眩い美貌が弾ける様に光を放つ。
……気が狂うかと思った。
絶世の美少女が、全てを許すように力を抜いて寄りかかってくる。
それだけでもサイトはいつ限界を迎えてもおかしくなかったのに。
覚醒前から与え続けられていた快感だけでなく、
死の直前まで追い詰められた身体が『子孫を残す』本能の為に一刻も早く『生命の営み』を達成しようとしている。
そして、最大の理由は、彼女の中の変化。
抱き合った瞬間から、まるで全身がそう望んでいるかのように、サイトの身体に奉仕していた。
潤んだ瞳がさっきまでの泣き笑いとは違う、くつろいだ微笑を浮かべる。
いつ限界を超えてもおかしくなかった。
サイトがかろうじて耐えているのは、
『い、イくのもったいねぇ』
その一念だった。
この少女が笑っているのを一瞬でも長く見つめる為に。
サイトは自分の限界に挑み続ける。

344:5/6
07/01/06 01:10:26 hLbQWQVN
ギュってしてくれた、ギュってしてくれたっ、ギュってしてくれたっっ!!
久しぶりだった。
気持ちよかった。
自分を気持ちよくしてくれた相手が気持ちよく成ってくれるのはうれしいから。
ティファニアは文字通り全身でサイトに尽くし始める。
少なくともこの一瞬、ティファニアはサイトの為に存在していた。
湿った音を聞きながら敏感な粘膜で相手を感じる、
限界の近いサイトのモノがビクビクと震えるたびに、違う所に当たって気持ちよかった。
触れ合っている所全てで相手を知る。
胸も足も、指先さえも目の前の名前も知らない男を感じて悦んでいた。
自分の形が奥まで呑み込んだモノの為に存在する、
そんな錯覚を覚えるほど愛しかった。
一瞬でも長く楽しみたったが……サイトの限界が近そうだった。
『キス……して欲しいなぁ……』
実は行為の最中は、胸が邪魔で難しかった。
……そして、行為が終わればキスしてくれる相手は居なかった。
『気持ちよかったけど……』
偶然を装って、フードをずらす。
どんな悲鳴を上げるのかな?自虐的に考えるティファニアの予想とは別に
「ご、ごめ……おれっ……も……ぅ」
耳元に掛かるのは熱い吐息で……
目を閉じているのかと思った、それならば仕方ないと。
身体を起こして少し距離を取ると……黒い瞳が熱っぽく自分を見ていた。
『うそだ』
そう思った、人が……わたしを、化け物を見ておびえないはずなんて無いと。
それを否定するように離れた身体が抱き戻される。
夢を見ているんだね、そう思う。
夢なら気持ちよくなっても良いよね?
心ごと彼の腕に身体をゆだねた瞬間、ティファニアは今までと別の快感を感じ始めた。
『この人は自分を好きになってくれるかもしれない』
『何も隠さずに、好きな同士で愛し合えるかもしれない』
ドキドキする様な予感。
ぴったりとくっついた身体のように、心も近づけば良いのに。
悲しいことに初めて感じる幸せは、そんなに長く続かなかった。
抱きしめられたまま、自分の奥に何かが放たれる感触にティファニアは震えた。
抜けていく彼の力を感じながら幸せに酔っていると、
唇に何かが……サイトの唇が小さく当たって……
ティファニアは気がつくと静かに泣いていた。

345:6/6
07/01/06 01:11:04 hLbQWQVN
「……起き抜けに相棒に無茶させるよなー」
「ご、ごめんなさいっ」
心配してくれるデルフさんが側に居るのが羨ましくて……
どうせ記憶を消すのだから……軽い意地悪のつもりで襲って……
「へ、変な子だって……思われたよね?」
どうしよう?
この人に会えたことが嬉しいのに、ここに居るのが恥ずかしくなる。
「……しょ-がねーだろ」
デルフさん冷たい。
疲れ果てたサイトが眠っている。
デフルさんが名前を教えてくれた。
「サイト……サイト、サ・イ・ト……えへへへへ」
舌の上で名前を転がすだけで幸せ……
うれしいな。
ふと見ると、サイトの身体はまだあちこちぼろぼろで……
母の形見をしばらく見つめて……決める。
「おっ、おい?」
サイトの傷を全部治す。治せる範囲を全力で。
この人に出来ることは全てしたくて。
この人に出来ることがあるのが嬉しくて。
無茶な使い方に指輪が悲鳴を上げて砕ける。
「あーぁ、もったいねぇ」
違うよデルフさん……道具は使うためにあるんだよ?
少し寂しいけれど……満足だった。
急速な回復で深い眠りについたサイトの手を取る。
うん、綺麗綺麗。
その手を頬に寄せて、感触を楽しむ。
「ル……イズ」
え?
サイトの口から……女の人の名前?
「ルイズ……って?」
「あぁ……相棒の大事な人だよ」
……そうなんだ……
大切な人が居るのね……サイト。
「じゃ、わたし、邪魔だよね」
意識が無い時に無理矢理。
サイトは悪くないから、サイトが悩まないように。
杖を振って詠唱を始める。
「おっおい、嬢ちゃん今度は何だ?」
デルフさんには効かないかもしれないけれど……
サイトに深く魔法が染み渡るのを感じる。
デルフさんには……効いてないか……
ごめんね、泣きそうになりながらわたしは自分の望みを唱える。
「わたしの事、忘れてね、サイト」
取り乱すデルフさんの声。
いつの間にか流れた涙。
いつも通りの効果を上げる魔法。
――――――
「いだ!あいだだ!」
小さな悲鳴が聞こえた、もうわたしを覚えていない声。
胸の奥が切なくなる。
「まだ動いちゃダメよ」
涙を隠して……愛しい人の元に急いだ。

346:名無しさん@ピンキー
07/01/06 01:12:37 hLbQWQVN
つづく かも
実はロリペドパートがかなり長かった。正月から何かいてるんだ……とカット。
では、また

347:284 ◆yJjGBLHXE6
07/01/06 01:36:57 l0tMBAzK
>>261
う~んGJ!!
始めの黒テファもなかなか良いですなぁ。

あ、自分も完成したので投下させていただきます。

  284はパンドラの箱を開いた! 
  
中には才人争奪杯withタバサが入っていた!!

タバサルートSSが発動した!!
・・・すいませんこれがしたかっただけなんです。調子乗りました。
261氏重ね重ね有り難う御座います。みなさん一筋縄で答えてはくれないと思ってたけど
まさか此処までとはwwwwwww
それでは、どうぞ

348:サイト争奪杯~番外編~
07/01/06 01:37:47 l0tMBAzK
才人が札を上げ・・・られなかった。
札を上げようとしたとき一陣の突風が吹き、激しい砂嵐が起こったのだ。

いったいなんだこりゃぁ・・・
慌ててデルフリンガーを構えるとすこしづつ嵐が収まってきた。
周りが見えるようになってくると、一つの大きい影があるのに気付いた。
砂がやみ、姿がはっきりわかるようになってくるとそこには・・・
「タ、タバサ?!」
「・・・迎えに来た」
あれ、タバサだよな?にしては何か格好が・・・あ、あれはぁぁぁぁぁ!!

才人がわが目を疑ったのも無理は無い、そこにいるのは確かにタバサだったのだが
格好が普段とは違っていたのだ・・・・・タバサはミニスカサンタとなっていた。
「え、タバサなんでここにって言うか、なにその格好・・・」
「・・・勝負・・・見てた」
どうやら学院での話を聞いていたらしく、シルフィードに乗って跡をつけてきていたようだ。先ほどまでの話をきいていたらしい。
タバサはサイトのそばまで近づくと必殺の一言を叩き込んだ。
「今日は私がぷれぜんとっ」
ご丁寧にひらがな読みである。
そ、それは男のゆめぇぇぇぇぇぇぇぇ
鼻血が出ないように抑えながら思わず叫んでいた。
「タバサ優勝ぉ~~~~~~!!!」
それを聞くとタバサは嬉しそうに微笑み、サイトの手を引きずっていきシルフィードに乗って飛んでいった。
一方突然の出来事にポカーンとしていたルイズだったが、はっと我に帰ると遅すぎる憤りをわめき散らした。
「・・・帰ってきたら覚えてなさいよぉぉぉ!!」


349:サイト争奪杯~番外編~
07/01/06 01:38:28 l0tMBAzK
「な、なぁタバ・・・」
「シャルロット」
そういってそっぽを向いてしまった。二人きりなのにタバサといおうとしたことにへそを曲げたらしい。
「あ、ゴ、ゴメン、シャルロットそれにしても何でそんな格好どこで・・・?」
「・・・本に載ってた」
「どんな?」
「・・・異世界からの古い本に」
どこの誰だかは知らないけど素晴らしいプレゼントを有り難うっ

その本はどんなものなのか読んでみたいと思いながら才人は一つの疑問が浮かんだ。
「字は?」
「読めなかったけど・・・」
「けど?」
「小包みたいなの持ってたから・・・これだと思って」
よく準備できたなぁ・・・と感心しているとタバサが才人の前に立ち上がった。
「ちょ、シャルロット危ないって」
「お兄ちゃん」
そういってタバサはクルッと短いスカートを少し翻して一回転した。
「・・・似合う?」
ど、どうしようどうしよう、喜んでくれると思って着替えてみたけど、お兄ちゃんなんかボーっとしてる・・・やっぱ変なのかなぁ・・・
タバサが全く反応しない才人を見て徐々に不安になっていく。
目に涙が浮かびそうになったとき才人がふいに立ち上がるとこっちを抱きしめてきた。
「お、お兄ちゃん?」
「最高だっ最高だよシャルロットぉ!!」
こ、こんな素晴らしいものをこの世界でみられるなんてぇぇぇぇ

才人は後ろを向いて膝を突き、天を仰いで号泣していた。
「バンザーイ!バンザーイ!!」
えっと・・・・変なスイッチ押しちゃったのかな・・・何か近づきたくない雰囲気が・・・・
でも、ま、いっか
タバサは才人の前に回りこむと子供がお父さんに抱きつくように飛びついてきた。
「お兄ちゃんっ」
・・・喜んでくれてるみたいだしっ
シルフィードは才人に頬ずりして甘えているタバサを乗っけて魔法学院へと飛んでいく。
・・・・・・人の上でラブコメするのも大概にしてほしのいね~きゅいきゅい。

・・・お疲れ様です。


350:サイト争奪杯~番外編~
07/01/06 01:39:12 l0tMBAzK
本来の半分を本棚が占めている部屋・・・タバサの部屋に二人はいた。
いすに座ってなにやらお茶を飲んでいる。タバサは先ほどの姿のままだ。
「・・・サンタ?」
「あぁ、これは俺の世界の衣装でな、サンタクロースっていうんだよ」
へぇぇ、見ない服だと思ってたらこれお兄ちゃんの世界のだったんだぁ・・・
「そいつがな夜になるとみんなにプレゼントを配るんだよ」
タバサは部屋についてから折角なのでと、来ていた服について色々教えて貰っていたらしい。

お兄ちゃんの世界のことだしねっ
タバサは才人の世界のことが分かってくる嬉しさでずっと微笑んでいた。
「・・・と、こんな感じかな」
・・・さっきからずっと笑ってるけど、この話ってそんなに楽しいのかな・・・
才人は相変わらずの鈍感振りを発揮して、話を終えた。
才人がふぅっと一息ついて目の前のカップを飲み干すと、タバサがいすを引きずって隣に近づいてきた。
「どうした?シャルロット?」
「・・・プレゼント」
「ん?あぁシャルロットは今サンタさんだもんな、なんかくれるのか?」
才人が口を横に開いて笑っていると、タバサは服のボタンを一つはずした。
「プレゼントは・・・私・・・」
「え?」
才人が呆気にとられるとタバサが抱きついてきた。
「・・・好きにしていい」
こ、こんなシチュエーションが実際に有るとはぁぁぁあああああっ
沸騰した頭を抑えながら、才人はタバサを抱きしめ返した。
「い、いいの?」
「・・・うん」
そう一言だけ言うとタバサは才人にすばやく唇を合わせてきた。
「・・・おにいちゃん・・・」
二人は絡むようにベッドに倒れていった。

「ん・・・あ・・・はぁ・・・」
二人が口をついばみあうたび口の端から吐息が漏れる。
才人はタバサの口をふさいだまま、スカートをたくし上げて大事な部分へと手を伸ばしていく。
そこを布越しに触れるとくちゅっと水音がした。
「シャルロット・・・もうこんなになってるよ」
「・・・」
タバサは顔を赤らめて横を向く。そんなタバサを見て才人は、可愛いな。と思う。
そんな顔を観察するため、才人は布を押し付けまだ成熟していないクレパスをなぞっていく。


351:サイト争奪杯~番外編~
07/01/06 01:39:55 l0tMBAzK
くちゅっ  ちゅっ  ぴちゅ  ぴちゃっ

なぞりあげるたびにタバサの秘所からの水音が増していった。
「やあっ・・・おにいちゃん、そこ、気持ちいい・・・のぉ・・・」
タバサの顔が徐々にとろんとしたものになっていく。
才人はいったん手を離し、タバサのすでに役に立っていない薄布を剥ぎ取ると蜜壷へと口付け溢れている愛液を舐め上げた。
「・・・やっ・・・なめちゃだめ、なめちゃだめなのぉ」
「シャルロットのここ、とてもおいしいよ・・・どんどん溢れてくる」
そういって先ほどよりも更にあふれ出している蜜を力いっぱい吸い上げた。
「だめぇっおにいちゃんそこ吸っちゃ、やぁっ・・・だめぇえイっちゃ・・・イっちゃうううぅっっっ!」
腰を押し付けてビクビクッと震えると、とさっとベッドに崩れ落ちた。

才人は口の周りを拭うと、タバサの上に降りるようにして抱きかかえる。
「あは、ごめんシャルロット。ちょっとやりすぎたかな」
才人がばつが悪そうに言うとタバサはふるふると首を振った。
「・・・おにいちゃんだからべつにいい・・・でも」
そういうとタバサは少し首を上げてサイトのソコを覗き込む。
「・・・わたしだけじゃだめ」
つぶやいて足で才人を包むようにして足を開く。
「・・・おにいちゃんも」
才人はじっと見つめてくるタバサにゆっくりと頷くと、痛いくらいに張り詰めた怒張をタバサにあてがいそのままずぶずぶと埋め込んでいく。
少しづつ入れていくと、やがてタバサの最も深いところへと辿り着いた。
お兄ちゃんの・・・全部入ってる・・・
最愛の人を受け入れることができた喜びと快感に、熱を含んだ吐息を吐いて、視界に広がっているその顔に向けて囁いた。
「・・・大丈夫・・・動いて」
そういうと才人はゆっくりとしかし大きいストロークで動き始め、少しずつテンポをあげてタバサの一番奥を小突いていく。
「・・・んっ・・・あっ・・・おくっ、奥に届いてるっ・・・」
やぁっ・・・おくっ・・・ジンジンしてるっ・・・あたま、変になっちゃいそうっ・・・0
お、おにいちゃんの・・・またっ、おおきく、なって・・・
奥に届くたびに背中を電気のように駆け巡る快感を更に貪るように、タバサの内壁はひだを才人へと絡みつかせていく。


352:サイト争奪杯~番外編~
07/01/06 01:41:00 l0tMBAzK
才人の剛直が奥へと入り込んでいくと更に奥へと飲み込むように蠢き
入り口近くへと引き抜こうとすると別れを惜しむかのように絡み付いて離そうとしない。
そしてそれは才人をより高い限界へと当然の如く引き上げていった。
「う・・・わっ、ちょっ・・・もう、やば・・・」
気を抜いたら襲ってくる射精感に必死で耐え、才人はシャルロットを高みへと上らせるために必死で突き上げていく。
「はっ・・・くっ・・・シャル、ロット・・・もうっ」
中に詰まっている怒張がひときわ大きく膨らんでいく。
「んっやぁっああっ・・・いい・・・よっ、おにいちゃん、中に、出してっ」
「い、いくよっ・・・出、出るっ」
「私もっ、もうっだめぇ、やっあぁぁぁぁんんんんっ」
才人が腰を最も深いところへと押し付け、その白い欲望を吐き出す。

びゅっ びゅくっ びゅくっ

あついの・・・たくさんはいってきてる・・・
タバサの小さい子宮が才人の迸りによって満たされていく。
奥に打ち付けられる刺激にタバサもまた絶頂へと上り詰めていった。
才人が吐き出し終わった怒張を抜くと、こぽっと収まりきらなかった精が流れ出てきた。
あは、おにいちゃんの・・・いっぱい・・・
タバサはこぼれ出たものを掬い取ると愛おしそうに弄ぶ。
才人がぼふっとタバサの隣に寝転がるとタバサの髪の毛をくしゃくしゃと撫でた。
「最高のプレゼントだよ、シャルロット」
タバサは嬉しそうにはにかんで、えへへ。と笑った。

そして才人の頬に軽くキスをし、その胸板を枕にして寄りかかった。


―――おにいちゃん、大好きっ―――

二人はゆっくりと眠りに落ちていった・・・・
                    <Ver.タバサ Fin・・・All Happy end>


353:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:41:42 cLXXmC7x
すまんのう。夜勤明けで寝てたら遅くなった。

続き投下いくじぇー

354:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:42:23 cLXXmC7x
ウホ リロードワスレテタorz

355:284 ◆yJjGBLHXE6
07/01/06 01:43:17 l0tMBAzK
え~以上です。

なぜだ・・・なぜせんたいさんはあそこまでタバサがエロく書けるんだぁぁぁ!!
これで本当に才人争奪杯終わりたいと思います。ネタがありません。
またいつか何か思いついたら出てくるかもしれません。それではさよならさよなら

356:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:44:00 cLXXmC7x
ルイズは授業が終わると、赤い顔で教室を飛び出した。
おかしい。絶対ヘンだ。
今日は授業の内容に全く集中できていない。
それどころか、気がつくとノートの余白に才人の名前を書いているし、ちょっと気を抜くとすぐに才人の事を考えていた。
ほれ薬の時と似ているが、微妙に違う。
あの時は、意識そのものが全部才人に向いていったが、今は違う。
純粋に才人に対する欲求のみが募っていた。
欲求不満、なのだろうか。
そういえば最近は、自分から求めていない。さらに、自分の日であっても、才人が望まなければ求めない事にしている。
シエスタとそう決めたからだ。
ルイズは自室に戻ると、才人がいない事を確認して、中に入る。
はぁーっ、とため息をついて、ベッドに登る。
マントを脱いで放り出し、ころん、とベッドに横になる。
そして、仰向けになると、するするとショーツを脱ぎ去った。
そのショーツは、溢れ出た雌の粘液ですでにべとべとになっていた。

「…もうこんなになってる…」

自分で『そこ』を触り、指先に感じる滑りに愕然とする。
さすがに、授業中に自慰行為をしたりはしていないが、そういう想像をしたりはしていた。
その想像だけで、ルイズは濡れていた。
そんな自分の身体に戸惑いを感じていたが、今はその戸惑いよりも才人の事で頭が一杯だった。

「…サイト、どこいったのかな…」

そういえば今朝から姿を見ていない。
昨日の夜はたしかにこのベッドにいたのに。
…昨日の夜、させればよかったかしら…。
ルイズはそんなことを考えながら、無意識にうつぶせになり、才人の匂いを探していた。
しかし、今朝の自慰でべとべとになったシーツはすでに新しいものと取り替えられており、才人の匂いなんてしない。
ルイズはむくりと起き上がると、クローゼットに向かった。
そこの2段目の引き出しには、才人の着替えが入っている。
開けるとそこには、洗濯を済ませた才人のTシャツが入っていた。
取り出して、顔に押し当て、息を吸い込む。
…ちょっと、サイトの匂いがする…。
気のせいかもしれない。でも、ルイズは確かに、そこに才人を感じていた。
ルイズはおもむろに着ていた服を脱ぎ捨て、全裸になると、そのTシャツに袖を通した。
ルイズより二周りは大きいサイズのそのTシャツは、ルイズが着ると簡易な寝間着のように見えた。

「サイトの、匂い…」

服の襟を鼻のあたりまで持ち上げ、ルイズは匂いを嗅ぐ。
そのままころん、とベッドに転がり、シーツの中にもぐりこんだ。
こうすれば、才人の匂いに包まれると思ったからだ。
シーツの中はいまや、わずかに香る才人の残り香と、高まったルイズの雌の匂いが充満していた。

「サイトぉ…」

ルイズの指が裸の股間に伸びる。
その時。

「ルイズー?戻ってんのかー?」

ドアを開けて、才人が帰ってきた。
ルイズは慌てて寝たふりをした。

357:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:44:40 cLXXmC7x
キュルケにルイズの行き先を尋ねると寮に戻った、っていうんで、俺はルイズの部屋にやってきた。
そこには。脱ぎ散らかされたルイズの服と、不自然に盛り上がったベッド。
…そこにいるな。
俺はルイズの服を一つ一つ手に取りながらベッドに近寄る。
まずはニーソックス。次にキャミソール。ブラウス。スカート。
そして最後に。
ベッドの傍に丸まって置いてあったショーツを取る。
それは、まるで水に浸したように濡れていた。
…効いてる効いてる!
媚薬の効果はどうやら絶大のようだ。
なーんもしてないのにこの濡れようである。これは本番が楽しみだなっっと♪
俺はいよいよ、盛り上がったベッドに腰掛ける。
…ま、一応声かけてみるか?

「ルイズ?」

…へんじがない。ただのしかばねのようだ。
寝たふりでもしてるんだろうけど。
まあ、この状況だ。この下は間違いなくハダカ。
そうであれば、あとは好き放題し放題!
さーて、どんなエロい責め苦を与えてやりましょうかねー?
なんて考えながら俺はシーツをめくった。

…キミは、奇跡を見たことがあるだろうか。

そこにいたのは、全裸のルイズではなかった。
…全裸の上に、俺のTシャツを羽織った、ルイズだった。
こ、これは…全裸よりも破壊力が…。
しかもルイズさん寝たふりですか?真っ赤な顔で目を瞑って、必死に規則正しい寝息の演技をしてる。
でも一個いいですかね。
Tシャツの下が捲れ上がってオンナノコの割れ目が丸見えなのはわざとっすかーーーーーーーーー!!
俺はそこに釘付けになりながら、そっとルイズに手を伸ばす。

「る、ルイズ?起きてる?」

やっぱり返事はない。
今度は、太股にそっと手を重ねてみる。
一瞬ルイズは眉をしかめたが、寝たふりをやめない。
今度は、ルイズの足元に回りこみ、両手をそっと両腿に添える。
さすがに、ルイズの身体はぴくん!と震えた。何をされるかだいたい想像がついたんだろう。

「お、起きないと俺いたずらしちゃうぞ?」

言って、両手を押し出すように力を込める。このまま力を入れ続ければ、ルイズの腿は数十秒で開ききる。
しかし、ルイズは動かない。それどころか、腿にも一切力を入れない。
あまりにもあっけなくルイズは足を開き…。
俺の目の前では、濡れたルイズがぱっくりと口を開けていた。

「ほ、ほんとにいたずらしちゃうぞ?」

さすがに、この光景を見ていたらしんぼうたまらなくなってきた。
俺はそう言って、ルイズの反応を待つ。

358:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:46:15 cLXXmC7x
…だ、ダメなんだもん…。
今日は、シエスタの日だから、私はサイトとシちゃだめなんだもん…。
だから、私は必死になってサイトがすることに耐えていた。
だって。
私が起きててサイトにさせたら、そりゃ、ダメだけど…。
ね、寝てるうちにサイトがいたずらしてくるのは…。
私の意志とカンケイないわけだし…。
なんて考えていると。
サイトは指で、私の割れ目のまわりをこね回し始めた。
キモチ…いいっ…!
でも、声は出せない。必死に耐えていると、今度は。

「んっ!ふっ!」

だめぇ、声でちゃうっ…!
私の中心を、指でくりくりしはじめた…!
ゆびで、つぶして…。こねまわしてっ…!
あ、だめ、だめ、むいちゃだめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

「ふぁ、ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

次の瞬間。
私の腰がびくんびくんとケイレンし、私は声を出して逝っていた。
荒い息をつきながら、余韻に浸る私に、サイトは覆いかぶさってきた。

「ルイズ、目ぇ覚めた?」

…なによ、その笑顔…。
私が必死でガマンしてんの、わかってんの…?
サイトの呑気な笑顔を見てたら、なんでか胸の奥からイライラが沸いて出てきた。
…それと一緒に、欲求も、頭をもたげはじめる。
私は覗き込んでくるサイトの首に抱きついた。

「…ガマンしてたのに」

そうサイトの耳元でつぶやく。

「…アンタが余計なことするから、ガマンできなくなっちゃったじゃないの…。
 せ、責任とりなさいよ…!」

そして、サイトの唇を無理矢理奪った。
知らないから。もう知らないから。
今日はもう止まらないからね?アンタのせいなんだから。
覚悟しなさいよ?

359:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:47:30 cLXXmC7x
才人はルイズの開いた足の間に身体を滑り込ませると、ジッパーを下ろして自分自身を取り出した。
そして、もうすでに牡を咥え込むべくひくひくと蠢いているルイズの秘裂に押し当てた。

「じゃあ、いくよ、ルイズ」

そう言って断りを入れる才人に、ルイズは涙目で言った。

「じ、じらさないで早くしなさいよ…!」

その言葉と表情に、才人は一気に最奥までルイズを貫いた。

「あはぁっ…!」

ルイズの喉と背筋が歓喜に踊る。
そのまま才人は、激しく腰を使い始めた。

「ふぁ、あぁ、いいっ、きもちいっ、あぅっ」
「くぅ、ルイズっ…!」

ルイズのそこは、いつもと違った。
引き抜こうとすると、まるで逃がさないといわんばかりにきつくきつく絡みつき、才人を逃がさない。
押し入る時は一気に脱力し、奥の奥の奥まで才人を咥え込む。
ルイズは、無意識のうちに秘所を全て使い、才人を責めていた。

「くぁ、で、でるっ…!」

そんなルイズにすぐに限界を迎えた才人が、腰を進めようとする。
しかし、それをルイズが止めた。

「あ、まってっ…!」

ルイズは腰から力を抜き、一気に才人を引き抜いた。
そして、引き抜かれた雌の粘液でべとべとのそれを、なんと、口に含んだ。

「ちょ、ルイズっ…!?」

すでに限界の一歩手前だった才人のそこは、先端を咥えられただけで爆発した。

どくどくどくっ…!

ルイズの口内に、才人の精液が流し込まれる。
ルイズはそれを一滴たりともこぼすことなく、飲み干した。
のどがこくりこくりと動き、それと同時にルイズの身体に軽い震えが走る。

「あ…飲んで…逝っちゃった…」

涙目で淫靡に笑い、才人を見つめる。
そんなルイズに、才人の息子は再び元気になる。

「ルイズ…ほんとに咥えるの好きだな…」

そう言いながら、ルイズを再び押し倒す。

360:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:48:20 cLXXmC7x
「サイトのせいなんだから…」

ルイズは言いながら、両手で才人の頭をロックし、才人の唇を奪う。

「それに、お肌にもいいっていうし。一石二鳥じゃない」

言って才人の下でくすりと笑う。

「なにが一石二鳥だか…」

呆れる才人に、しかしルイズは笑顔のまま言った。

「今度は…ちゃんと、下の口で飲んであげるから…」

そして、両手を広げる。

「きて…」

才人はその願いどおり、ルイズを一息に貫いた。

目が覚める。
隣で裸で寝てる使い魔を確認する。
昨日を思い出す。
真っ赤になる。
特に行為の最中に吐いた台詞を思い出して死にそうになる。
なななななななななに言ってんのよ私ってばーーーーーーーーーーーーーーー!!
いくら事の最中だからって、あんな、あんなーーーーー!
ほんとにふんとに、恥ずかしいったら!
み、乱れすぎよほんとに…!
私は真っ赤になりながら、ベッドの脇にまとめてあった私の制服を着込む。
…ショーツは、新しく箪笥から出してきた。
前のはごみ箱いき。…もうガビガビになっちゃってるし。
そして、私は畳まれた才人の服に目をやる。
…サイト、まだ寝てる、よね…。
私はサイトのズボンを手に取ると、匂いを嗅いでみようとした。
…すると。
ズボンのポケットから、紙切れが出ているのに気がついた。
…なんだろ?
私は気になってそれを広げてみる。

361:媚薬『姿見の悪魔』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/06 01:49:01 cLXXmC7x
そこにはこう書いてあった。

『注意事項:『姿見の悪魔』はあくまで好かれている相手にのみ効果を発揮する媚薬です。
 特に素直でない相手にはよく効きます。丸一日の間、あなたのことが頭から離れなくなるので、半日から一日放置しましょう。
 そのあとはお好みでどうぞ。普段からは信じられないほどの乱れようが見られるでしょう』

…。
な  る  ほ  ど。
そういうことだったわけね…?
全てを理解した私は、才人に馬乗りになった。
思い切り飛び乗って。

「ぐふっ」

才人はつぶれたカエルみたいな声を出して呻いた。
そして案の定、私に文句を言ってくる。

「な、なにすんだよルイズ!」

えーらーく、強気な態度じゃない?
犬の分際で?ご主人様に薬盛っといて?
私はあくまで笑顔で、サイトに言った。

「『姿見の悪魔』…よーっく効いたわ」

サイトの顔がひきつり、汗がだらだらと流れ始める。

「主人に薬盛るような使い魔には、教育が必要よね♪」

笑顔のまま、私は懐からあるものを取り出した。
いつぞや使っていた、乗馬用の鞭だ。
ちょうどいいよね♪サイト裸だしー♪

「あ、あのう、ご主人様も感じておいででしたが…?」

ああそう。それが最後の抵抗ってやつ?
ずいぶん生意気な抵抗ねええええええええええええええええええ?

「うんそうね。でもそれとこれとは話は別。
 さあ、たぁっぷり教育してあげるわ、仔犬ちゃん…♪」

言って私は鞭を舌で舐め上げた。
その日、私の部屋からサイトの悲鳴が途切れる事はなかった。~fin


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