【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合10 - 暇つぶし2ch100:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/30 00:01:43 7uODFYE1
今度は胸の先端をつまみながら速いストロークで擦りあげる。
タバサの吐息が大きくなり、細い腕が伸びて才人と密着する。
くっついて離れないタバサの口に舌を差し込み、体重をかけて奥までとどくグラインドをする。
タバサの鼻息が荒くなりしがみつく腕が締まる。
才人もタバサをぎゅっと抱きしめて力強いストローク繰り返すとタバサの足が才人に絡みついた。
タバサの手足が才人に絡みついた状態になり、才人は奥をすりつぶすように丹念にグラインドさせる。
「お兄ちゃん・・」
タバサの瞳が潤む。
「いきそうなのか?」
タバサはこくんと頷く。
「がまんしなくていいよ」
タバサの足がさらに深く絡みつき、腰が前後に動く。
才人はタバサの奥まで当たるストロークを何度も何度も繰り返す。
「お兄ちゃん・・お兄ちゃん・・お兄ちゃん・・お兄ちゃん」
タバサが切なそうに何度も呼ぶ。才人もシャルロットの名を何度も呼ぶ。
「お兄ちゃん、いくッ・・・・いくッ」
背中に回ったタバサの手が爪を立てて才人に印をつける。
うねりだしたタバサの腰をソコで押さえ付けるように力強いストロークを何度も何度も名前を呼びながら繰り返した。

101:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/30 00:02:32 Y6NWXryv
「いくぅぅぅッ」
オンナノコの時間がきたタバサの体は才人に絡みついたまま精が打ち込まれるのを腰をうねらせてせがむ。
才人も組み敷いたタバサの体温とオンナノコの摂理の律動に共鳴して腰を押し付けるように精を打ち込んだ。
二人の腰が止まり、才人に絡みついた手足が解けてタバサの体が とすっと落ちるとオンナノコの証から精が こぷっと垂れた。
二人が見つめ合い、恋人同士のように荒い息で唇を重ねていると回りから咳払いが四つ聞こえてきた。
二人が回りを見ると四人がそれぞれの表情で二人を見ていた。
タバサは才人に抱きついて耳元で ダイスキと囁いて離れた。
シエスタがルイズを押す。
「ミス・ヴァリエールの番です」
「な、なな、なんでよッ」
「何の為にここに来たんですか?」
ルイズは赤くなって嘘をつく。
「つ、使い魔を連れ戻しに来ただけよッ」
「裸同然の格好でいままで待ってたのに、ですか?」
「・・・・・」
シエスタはルイズをじっと見つめる。
「わかりました」
裸のシエスタはそれだけ言って才人にしなだれかかる。


102: ◆manko/yek.
06/12/30 00:03:21 Y6NWXryv
今宵はここまで、
続きはまた明日。

103:名無しさん@ピンキー
06/12/30 00:21:17 Sbp8ayfn
GJ!!!!!!!!

104:220 1/4
06/12/30 01:13:50 ies/KQEv
虚無の呪文。四系統とも、先住魔法とも異なる呪文である。以上。
要するに誰にも解き明かせておらず、その分何が何起きても不思議ではないのだ。
ルイズはそんな気まぐれな「虚無」の犠牲者となっていた。
「…で?俺にどうしろと?」
「そんなのわからないわよ!」
サイトはルイズの凄い剣幕にも関わらずのんびりと対応していた。いつもの迫力がルイズにはない。その理由は…
「だったらどうしようもねえだろ!」
「そ、そんなに大きい声出さないでよ…ふ、ふぇ…」
ルイズはうずくまって目に涙を浮かべ始めた。どうやらこの状況のせいで気弱になっているらしい。
もちろん、相手がサイトだからこそ喜怒哀楽がはっきりしているのだが。
「わ、悪かったよ…」
「わ、わかればいいのよ」
袖で目を拭い、胸をそらす。
…小さい。胸だけでは無い。短くなった腕、プニプニとした肌と頬。自慢だった脚は確かに美しいが、以前よりデフォルメ化されている。
何より、全身が幼児のそれに匹敵する大きさになったのはただ事では無かった。
「なんでそうなったんだ?」
「朝起きたらこうなってたのよ」
「…とりあえず、いつもみたいに待つしかないんじゃ…」
「…」
この二人の意見が一致する時は、ろくでもない場合が多い。

105:220 2/4
06/12/30 01:14:49 ies/KQEv
今回もその例に漏れず、幼児となったルイズはとりあえずサイトと共に居ることにした。

オストラント号ではルイズとサイトは同室である。使い魔だからと言うのもあるが、実際はお節介をしたキュルケの働きも大きい。
窓からは雲の流れが見え束の間の休息をサイトは楽しんでいた。紅茶やクッキーなどを食堂に取りに行き朝の空気を楽しむ日本人の、サイトらしからぬ光景である。
同じ一つのテーブルについているルイズを楽しそうに眺めながら。
「カップが大きいんじゃないのか?」
「大丈夫よ!」
と、言いつつルイズは片手ではこぼしそうなサイズのカップを両手で持っていた。
そんなルイズを見てサイトは自然に笑みがこぼれてしまう。
「こぼすなよー」
「大丈夫って言ってるでしょ!」
飲み込むときの
んくっ、んくっ、という音は今のルイズに似合っていた。
「クッキー、あーんしてやろうか?」
「ふざけないで!」
ルイズは自分で小さなクッキーを口に運ぶものの、口が小さい為にくわえる様にしか食べられなかった。サイトはますますからかいたくなる。
「小さく割ってやるぞ?」
「う゛~」
再び涙を浮かべるルイズを、サイトはなだめにかかっていった。

106:220 3/4
06/12/30 01:15:58 ies/KQEv
「食堂で椅子にも座れ…」
「ふっ…ふぇ」
「いや、馬鹿にしてるんじゃないって!」
事あるごとにルイズは涙を浮かべた。サイトに馬鹿にされるのがやはり悔しいのである。
サイトはルイズの頭を撫でながら言う。
「ほら、だからメシは俺がとってきてやるから、お前は部屋から出なくていいぞ」
「…わかったわ」
「あんまり外にも出たくないよな?」
「…うん。きっとからかわれるもの」
やることが無くなってルイズはベッドの上に寝ころんだ。幼児の習性かルイズはそのまま寝息をたてていく。
「やれやれ…」
サイトはため息を一つつき廊下に出た。

「あれ?サイトさん?」
「シエスタ?」
シエスタとサイトが出会ったのはサイトがドアを閉めて直後だった。
いくら巨大船とは言え船は船である。狭い廊下ではばったり他人鉢合わせる可能性は高い。
「おはようございます」
「あ、おはよう…ってもう昼じゃん!」
「でも今日は初めて会いましたもの?」
「あ、そっか。おはよう、シエスタ」
こんな状況でもルイズとサイトは一緒に居る時間が長いのに比べ、シエスタはサイトと話す時間が最近少なくなっていた。
ここぞとばかりに二人に進展があったのかと思い、問い詰めていく。

107:220 4/4
06/12/30 01:17:20 ies/KQEv
「ミス・ヴァリエールは?」
「いまちょっとな…」
目をそらしたサイトを見て不審に思ったのか、シエスタは身を乗り出した。
「ちょっと、何です?」
何か疑ってんのかな…シエスタは俺の事好きだってはっきり言ってるし…
疑ってくる時のシエスタには慎重に言葉を選ばなければならない。
サイトは平静を装い言葉を返す。
「そうだな、きっとどこかに…」
「どうされたんですか?私、今朝何度かここを通りましたけどミス・ヴァリエールを見かけていないのですが?」
シエスタはさりげなくプレッシャーを掛けていく。
こんな昼間近くまで部屋の中で何をしていたのか、と。シエスタの監視は凄まじかった。
「いや…その」
「どうされたんですか?」
三度目、すでにプレッシャー以上の物がシエスタからは出ていた。
苦し紛れにサイトは言う。
「疲れて、寝てるんだ」

ここ一週間、戦いらしい戦いは起きていない。

シエスタの目に炎が宿るのを確認し、サイトは顔を真っ青にした。
シエスタはサイトをはねのけ、素早く扉を開ける。
扉の開いた音は少々大きく、ルイズを眠りの世界から呼び戻すのに充分だった。
「ミス・ヴァリエール?!まさかもう…」
シエスタが部屋の中を見回すとベッドの一部が膨らんでいる。サイトの取り付く島もなくシエスタはそこへ直行して、シーツに手を掛ける。
「や、やめろシエスタ!」
「ミス・ヴァリエ…」

そこでシエスタの動きが止まった。
恋の炎で頭に血が上ったシエスタには、その「幼児」が、ルイズ本人であるとは微塵も思えなかった。有り得ない方向に誤解していく。
「ま、まさか…」
「シ、シエスタ…」
夢の世界から戻ったばかりのルイズはまだ寝ぼけており、一言こう呟いた。

「お母様…?」



108:220
06/12/30 01:18:40 ies/KQEv
はい。ベタです。すいませんでしたorz いつか幼児サイトネタがあったので逆にと思い…


この後の展開ってなんだろう?この後のベタって…
非エロでスマンカッタ(rz


109:名無しさん@ピンキー
06/12/30 01:26:19 PsYbu79e
>>108
GJ!誰が言葉をどう取るかで展開が色々ありそうで楽しみ。

寝ぼけてシエスタを母と思ったのか
ルイズの隠し子と取られるのか
サイトが拾った迷子が親を・・・

ごめん、最後のはルックスに無理があり過ぎか

110:名無しさん@ピンキー
06/12/30 01:28:59 WuaaW257
もまえら 喜べアニメ2期放送ケテイ
URLリンク(www.zero-tsukaima.com)

111:名無しさん@ピンキー
06/12/30 01:43:02 ZiLS8BlY
>>
110もちつけ

おそらくこのスレの大半は一週間前から知っているぞ

112:名無しさん@ピンキー
06/12/30 07:31:15 oydnMEPP
>>102
まじGJ・・・。スレ創設以来、ハーレムに挑んだ猛者は初めてじゃね?

113:名無しさん@ピンキー
06/12/30 13:48:36 jCq8P+nI
真っ向挑むのは初めてだが、しれっとなにげない風で既成事実的にハーレムにしている人はずいぶんおったのう。

114:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ
06/12/30 14:16:10 wZ6mvja6
シャルル。。。

115:名無しさん@ピンキー
06/12/30 22:38:44 E0gpDwl2
冬コミでなんかいい本あったかい?

116:名無しさん@ピンキー
06/12/30 23:44:46 Li/A3Zox
>>115さん  あ、そゆ所為で今日人居なさそうなんでしょうか。
読んでくれる人いるか心配しながら、作品投下。


……別の意味でも読むの途中で止める人が居るかもですが……

117:1/6
06/12/30 23:45:38 Li/A3Zox
「正直、こんなに上手くいくとは思って居なかったな……」
レイナールの呟きに、マリコルヌ達は頷いた。
「もっと難しいものだと思っていたが……簡単なんだな」
周りに居る五、六人のクラスメイトと……目を見交わす。
とある目的のために集まった同士。
「ちょっと……なによっ?サイトどこよ?」
サイトが呼んでいると言うだけで、何の疑問もなく空き教室まで付いて来たルイズ……
「もぅ……なに、これ?痛いんだけど?」
縛り上げられて魔法で持ち上げられているというのに、未だに事態を理解していない辺りは大物だった。
「僕達はね……納得いかないんだよ」
ルイズの前まで進んだマリコルヌが皆の思いを代弁した。
「サイト……確かに彼は凄いさ、他の者に真似できない偉業を成した」
従軍した者、していない者、皆一斉に悔しげな表情を浮かべた。
「だがっ、それとこれとは話が別だっ……何故だっ、何故っ?」
「「「「なんでサイトなんだ?なんでサイトなんだ?」」」
呪文のように皆が唱和する様を、ルイズは不気味そうに見つめていた。
そしてようやくサイトが来ないことに気が付き、この不気味な状況に恐怖し始める。
しかし、マリコルヌはそんなことに気付かぬままに演説を続ける。
「どうしてアイツばかりがもてるんだ?平民だろう?今はシュヴァリエでもっ!!
納得できない!!貴族の僕らが居るのにっっっ!!
いまや下級生までアイツの虜だ!!昨日なんか差し入れまで貰いやがってぇぇぇえ」
わたしが取り上げたじゃない、ルイズはそう思ったが、軽口を挟める雰囲気では無かった。
冷静に部屋を見回して、きっちりカーテンが引かれていたり、一人が防音の魔法を使っていることなどに気付く……
逃げられない。冷徹な事実のみが確認できた。
「不思議だ!おかしい!ありえないっ!ならばっっ!!
検証しよう……そのために僕らは集まったんだよ、ルイズ」
ねっとりと哂うマリコルヌの顔から目をそらしても、部屋に居る全員が同じ顔をしていた。
「ど、どうするつもりよっ」
ピタリと黙り込んだマリコルヌの代わりにルイズが叫ぶ。
沈黙のもたらす緊張に耐え切れなくなったためだった。
帰ってきたのは……嘲笑。
「なぁに……比べてもらうだけさ、サイトと……僕ら全員をね」
空中に居るため何一つ抵抗できないまま、血走った目の中心に降ろされる。
「ねぇ……なによ?どうするつもりよ?」
異様な雰囲気の男達に囲まれても、ルイズは何とか意地だけを張り通した。
それでも前を見れば後ろが気になり、後ろを見れば前が気になる。
誰が、いつ、何を始めるか分からなかった。
自由の利かない身体で、視線だけでも相手を威嚇しようと、ルイズは一人一人を睨み付けた。
助けて……助けてよ……サイト……
心は必死に助けを求めていたが、周りに悟られるのはルイズのプライドが許さない。
「彼を待っているのか?」
誰かの呟きに、びくりと身体が震える……
「そ、そんなはずないじゃないっ……」
喋っている間は安全、そんな思い込みを砕くように、ルイズの言葉の途中で小さな音かした。
ポン、と密閉された容器を開ける音。
「強情だな、ゼロのルイズ」
魔法薬の入った瓶っっ、ルイズの血の気が引いた。
薬―けして嫌ではなかった記憶。
でも……抵抗一つ出来ない恐怖。
「コレで少し素直になってもらおうか」
「いやぁぁぁぁぁあ」
怯えたルイズはとうとう悲鳴を上げた。

118:2/6
06/12/30 23:46:38 Li/A3Zox
恐怖に呑まれたのはほんの一瞬。
少しだけ残った理性が、ルイズに口を閉じるように指示する。
何が有っても開くものか、そう決心したルイズが奥歯をかみ締める。
「賢明だな、ルイズ……ま、見当違いだけどね」
レイナールは吊り上げられたルイズの足元に魔法薬を置いて……
芯を刺し火を付けた。
「煙で十分なんだ、この薬はね」
ピンク色の煙が、ゆらゆらとルイズの身体を愛撫するように這い上がった。
「んっっっ、んん~~~」
僅かに残された自由で、必死に煙をよけるルイズだったが……
誰かが魔法を使ったのだろう、煙はルイズの頭の周りで漂うだけで、決して室内に広がらなかった。
(やだやだやだやだやだぁぁぁぁぁ、サイト……サイト……いやぁぁぁ)
呼吸を止めているにも限界があった。
男達が満足そうに見つめる中、ルイズの口に怪しい色の空気が入り込む。
「げほっっ、くっっ、はっ……」
舌を刺す様な、喉を焼くような感覚に、むせかえる。
必死に吐き出すが、周り中煙だらけのために吐いた以上に吸い込んでしまう。
「いやっ、止めて……なんなのよぅ……」
頭の奥にじわりと広がる痺れ。
一人を残して全員が席に付き、何かを取り出した。
何が起きているのか分からない……
「助けて……ねぇ……なに?なんなの?
返ってきたのは幸せそうな微笑。
「直ぐに分かるよ、ルイズ」
「僕達の望みなんてシンプルな物だからね」
「……満足させてもらうよ」
「時間はたっぷり有るさ……」
善良だ、そう思っていたクラスメイトの口から彼らの欲望が吐き出される。
頭の奥で何かのたがが外れる。
理性は必死に制止しても、今のルイズは彼らの思いのままだった。
「さて……次はね……ルイズ」
「……はい(いやあああああああああああああ)」
ルイズにとって地獄のような時間が始まった。

119:3/6
06/12/30 23:47:10 Li/A3Zox
「さて、何時から好きになったんだ?」
「最初に気になったのは、ギーシュと戦って剣を握った時です。
(ちがうぅぅぅぅぅぅ、気に成って無いっ、全然気にしてないぃぃぃ)」
皆が一斉にノートに何事か書き込む。
「あ、忘れてた……そもそも、この確認からしないと」
な、何?何聞かれるの?
魔法の自白剤、一切の嘘がつけなくなったルイズは恥ずかしくて死にそうだった。
「サイトの事好きなんだよな?」
(ばっ、ばかぁぁぁぁぁ、そんな事聞くにゃぁぁぁぁ)
「はい……」
教室中がどよめいた。
「あー、やっぱりかぁ、そうだと思ってたんだよなー」
「ここまでしないと、話すら聞けないって強情すぎだよなルイズ」
(…………そんなんだから、もてないんじゃないぃぃぃぃ)
ルイズの心の絶叫は聞かれたことでないため口から出なかった。幸いにも。
「さ、次 ファーストキスは?」
「はい、契約の時です」
皆見てたじゃない、どうでもいい質問に胸をなでおろす。
「あ、じゃ、二回目は?」
(ぎゃあぁぁぁ、やっやめっ」
しかし口は勝手に動き出す。
「アルビオンからの帰りに……竜の上で……」
(ひ、ひとのっ、ひとの秘密をぉぉぉぉ)
「嬉しかったか?」
「はい、幸せでした」
「状況をもっと詳しく」
「眠ったフリをしていたら……サイトが無理矢理」
身体が動けば口を塞ごうとしていただろう……が、そうさせない為の拘束だった。
(ひっ……ひどいっ、わたしとサイトの思い出ぇぇぇぇ)
「ルイズからキスしたことはー?」
ノートを取りながら誰かが質問した。
「3回目に……眠ってるサイトに……」
(いやぁぁぁぁぁあ)
無邪気に、そして興味本位だけで『ルイズのヒ・ミ・ツ』が次々と暴かれていった。

120:4/6
06/12/30 23:47:43 Li/A3Zox
「浮気についてどう思いますかー?」
「許せないけど……嫌われたくないし……」
乙女心を散々蹂躙されたルイズは何も考えられないまま、機械的に返事をするようになっていた。
(早く……おわって……)
「今何考えてますかー」
調子に乗った誰かのふざけた質問に、ルイズの目がかっと見開かれる。
「復讐」
ルイズを除いて和やかだった空気が凍りついた。
「……ちなみにどのような?」
「全員殺す」
全員がだらだらと冷や汗をかきながら、自分の行いを省みた。
((((ヤバイ、狩られる))))
その瞬間、みんなの心は一つになった。
「こ、殺さないとしたらどうしますかっ?」
「ヴァリエールの権力を使って、社会的に抹殺」
躊躇なく自分達の死刑宣告書にサインがされていた。
日頃かさに着る事が無い為忘れ気味だが、彼女は国内でも有数の貴族だった。
「ゆ、許してもらえますか?」
「無理」
一切嘘がつけない、つまりルイズは本気だった。
「どうすれば許してもらえますか?」
「どうしても許せない」
ルイズを襲った地獄の時間が、立ち位置を変えて男達に襲い掛かった。

121:5/6
06/12/30 23:48:15 Li/A3Zox
「で?この惨状」
「うん」
ルイズは教室の椅子に座っていて、床の上には青い顔の犯罪者達が震えていた。
拘束を解かれ、動けるようになってもルイズは手を出さず……
却って皆を恐怖のどん底に落としいれていた。
そんなルイズが解毒したいと言うと、五分ほどでモンモラシーがさらって来られた。
「……何に使うか聞いてから売れば良かった……ごめんね、ルイズ。何とかして欲しい?」
「何とかして」
「無理」
にっこりと答えるモンモランシーにルイズは詰め寄るが、自分からは何もいえなかった。
「ま、自分から喋れるようにするくらいなら……これ飲んで」
モンモランシーが出した薬をひったくる様にして奪ったルイズが一気に飲み干した。
「どーゆーことっ?」
自分から喋れるようになったルイズがモンモランシーを睨みつける。
「使い魔の事好き?」
「うん」
はっ、とした様子で口を押さえるが、もう喋った後だった。
「そーゆー事よ、嘘がつけないのはしばらく続くわよ?」
その場に崩れ落ちたルイズに、モンモランシーは声を掛けた。
「こんなのはどうかしら、ルイズ」

122:6/6
06/12/30 23:48:46 Li/A3Zox
「サイト、だぁ~いすきっ」
やや硬い動きで、サイトに抱きつくルイズを見て、走りよろうとするシエスタをモンモランシーが抱きとめる。
「仕方ないじゃない、惚れ薬なんだからっ」
「しっ、しかしっ、ミス・モンモランシ……」
そんなシエスタをちらりと盗み見たルイズが勝ち誇った顔で宣告する。
「サイト、キス、キスして、してくれないと、寝ないよ?」
「しかたねぇなぁ……」
シエスタとモンモランシーを気にしながらも、惚れ薬の効力を知っているサイトは甘々だった。
「ね、もう一回、もう一回だけぇ」
「離してぇぇぇぇ、ミス・モンモランシ――離してくださいっ」
離す必要もなく、人一人を引きずりながらシエスタはにじり寄っていく。
「あー、ほら、ね?たまにはいいじゃない?」
全てを知るモンモランシーは内心では
(調子に乗りすぎよっ、ルイズ!)
と、思っていても口に出せなかった。
「ほら、ルイズ、キスしたら寝るんだろ?うそつきは嫌いだぞ?」
「いや……嫌いになっちゃやだぁ」
サイトの扱いにも慣れが見えた。
「じゃ、皆で寝ましょうね?」
目を血走らせたシエスタに、ルイズはにこやかに答えた。
「うん、サイトもシエスタも好きだから、皆で寝ようねっ」
ルイズがシエスタの手を掴んで引き寄せ、共にサイトに抱きついた。
二人に押しつぶされたサイトの悲鳴が響く部屋から、数分後にモンモランシーは部屋を出たが……
(す、砂吐きそう……)
三人は幸せそうだった。


―――
「ふ、復讐の心配は無いんだよな?」
マリコルヌ達はこの三日間生きた心地がしなかった。
「まー大丈夫じゃない?すっかり忘れてるみたいだし」
冷めた目でルイズを見ながら、モンモランシーは答えた。
あの日からサイトに甘え続けるルイズは絶好調だった。
黙っていようと思ったが、どうしても人に言いたいことが一つだけあった。
それは、『しばらく』の期間
「昨日から薬解けてるけど……あの子全然気付いてないし」
―――

「サイト、大好きよ」
仕方ないわよね?自分に言い訳しながらサイトに抱きつく。
薬のせいですもの、わたしのせいじゃないわっ。
「ずっと側にいてね?」
照れながら答えるサイトの声を聞きながら、ルイズはとても幸せになっていった。

123:261のひと
06/12/30 23:50:34 Li/A3Zox
フーケとワルドの話ちょっと黒めのつもりで書いたのに、ギャグとして受け入れられてちょっとショックだった時にふと思いついた話。

黒っぽく見せてやる……と、いかがでしょう。

124:名無しさん@ピンキー
06/12/30 23:51:48 /htbBm7p
いきり立ってたのがみるみるしぼみました

125:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/30 23:57:04 T8nzr1Dm
「サイトさん、この前のカップを割ったメイドの続きをしませんか?」
「・・・うん」
「あの後ですね、カップを割ったメイドは無体な旦那さまに縛られちゃうんです」
「そうなのか」
「紐なら持ってきたので試してみましょう」
「縛るって・・・・」
「試しです。試し」
シエスタはベッドの端に紐を通してころんと横になる。
「無体な旦那さま、どうぞ」
才人の前には縛られるのをシエスタが待っている。
「こ、この・・メイドってば!」
才人は かはっと息を吐き出しシエスタの両手をあげて紐で手首を縛り、ベッドの端に括りつける。
「サイトさん、無体な旦那さまは縛られて身動きできないメイドに無理やりひどいことをするのが好きなんです」
裸で両手を上げたまま縛られたいやらしい体つきのシエスタを見て才人は無体な旦那さまの気持ちがよくわかった。
「とりあえず割ったカップを理由にお仕置きしてください」
才人の喉からごくりと音がなる。
才人はシエスタの足を持ち上げて太ももとお尻をぱんぱんと叩く。
「わしの大切なカップを割りおって!!」
ぱんぱんとシエスタのお尻を叩くと手のあとがシエスタの肌に刻まれる。


126:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/30 23:58:04 T8nzr1Dm
「お許し下さいって言ったら、わしに奉仕しろって言ってひどいことしてくださいね?」
才人は頷くとシエスタのお尻を叩いた。
「お、お許し下さい、旦那さま」
シエスタの演技が才人に火を付けた。
「シエスタ、俺に奉仕しろ!!」
アドリブでシエスタの名前を入れただけだったが、シエスタの顔が赤くなった。
「だ、旦那さま・・・・むぐッ」
サイトが身動きできないシエスタにのしかかり、胸を揉みながら唇を荒々しく奪う。
「だ、旦那さま・・・や、やめて・・んぐッ・・・やめてくださいまし」
シエスタが紐を引っ張り嫌がる演技をして才人を誘う。
シエスタの足の間に膝を割り込ませて首筋と耳を鼻息を吹きかけながら舐め回す。
シエスタの吐息を塞ぐようにまた唇を奪い舌を差し込む。
オンナノコの証が膝にメスの成分をなすりつけ始めた。
「これはなんだ?」
才人はオンナノコの証からメスの成分を指ですくい取りシエスタの前でメスの成分が糸をひくのを見せつける。
「俺に奉仕したくてたまらないんだろう?」
シエスタは赤くなってメスの成分から目を逸らして否定する。
「そ、そんなこと・・ありません」


127:名無しさん@ピンキー
06/12/30 23:58:46 0gvU+k1k
>>123
ダークな話かと思って読むのやめかけたんだが最後まで見て良かったw GJ!
てか犯人共……根が善良というかヘタレというかw

128:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/30 23:59:04 T8nzr1Dm
才人はシエスタの胸の先端を甘くつねる。「では、このいやらしい体にきいてみようか」
才人の唇が胸の先端を吸い、手をオンナノコの証をこすりあげる。
「や、やめてくださいまし旦那さま」
「体はもっともっと と言っておるぞ?」
オンナノコの証をさする手を速く動かしてわざと音を出し、腋毛に鼻をうずめて何度も深呼吸するとシエスタの吐息が大きくなった。
「こんなになっておるではないかッ」
才人がシエスタの足を開いて持ち上げる。
「み、見ないでくださいまし」
シエスタのメスの成分がシーツに地図を書いていた。
「体は正直だな、奉仕したくて涎を垂らしておるぞ」
才人のソコがオンナノコの証の入り口に埋まる。
「ああっ旦那さま、お許しを・・・」
紐を引っ張り抵抗するシエスタの膝を曲げて腕で押さえ付ける。
才人のソコがいきなり ぞぶりと奥まで入った。
才人もシエスタも演技か本気かわからなくなっていた。
才人のソコがシエスタの奥をゆっくり擦り回すとシエスタを縛る紐がぴんと引っ張られてシエスタの表情が変わった。
唇を奪いながら腰を強く打ちつけるとシエスタの鼻息が次第に荒くなっていった。


129:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/31 00:00:04 T8nzr1Dm
乱暴に腰を振っていると、すぐにオンナノコの証がソコを強く握り、熱くなった。
「も、申し訳・・あひッ・・あ、ありません。シエスタは気をやってしまい・・ます。んッ・・お許しを・・」
シエスタの腰がゆっくり上下に動き限界を才人に告白する。
「わしより先に果てるとは何事かッ」
シエスタの腰が浮き始める。
「発情してる所をよく見せろ!!」
才人はシエスタの足を開いて絶頂を迎えるオンナノコの証とシエスタの顔をじろじろ眺めながら荒々しいストロークを繰り返す。
「や、やめッ・・はひッ・・・ご無体なッ」
オンナノコの証の色が鮮やかな赤色に変わり、メスの成分が腰を打ちつけるたびに飛沫を飛ばす。
「いくっ・・・いくッいくッッッぁはぁぁぁぁぁん」
むにむにと蠢く壁を才人のソコが遠慮なく引っ掻く。
シエスタが奏でる卑猥な嬌声がさらに高く大きくなる。
オンナノコの証が満足すると律動が弱くなり、才人のソコを包む圧力がやさしくなる。
シエスタの絶頂がゆっくりと引いていく。
才人はだらしない顔になったシエスタの涎を舐め取り、何事もなかったように腰を振る。


130:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/31 00:01:04 T8nzr1Dm
「サ、サイトさん、わたし・・またッ・・・」
シエスタの腰が びくくっと動く。
「シエスタの顔、すごくやらしい顔になってるよ」
「み、見ないでくださいっ」
オンナノコの証が にゅるにゅると蠢き、再び絶頂を迎える準備をする。
「シエスタ、そろそろ出すぞ!」
「はいっ・・・な、中に・・私も、もう・・・」
オンナノコの瞬間を確認した才人のソコは精を出さずに引き抜かれて、才人がシエスタの顔にまたがる。
「ふええ?・・・サ、サイトさん?」
「飲んで」
抵抗するシエスタの口にソコをねじ込む。
才人の手がシエスタの頭を掴み、ソコを根元まで入れて腰を打ちつけると、シエスタが抵抗し、縛った紐を何度も引っ張る。
「だ、出すぞッシエスタッ!!」
ソコがシエスタの口の中で何度も往復して膨らみ、律動を刻みながら精を出す。
シエスタは口の中で受けとめた爆発をこくんと飲み込む。
律動が終わり、才人のソコがシエスタの口から引き抜かれる、飲みきれなかった精がシエスタの口から流れ出た。
咳き込むシエスタの背中をさすり、落ち着かせるふりをして四つん這いにさせる。
「中で出して欲しかったら・・・わかっておるな?」


131:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/31 00:02:08 jCP9DRBj
シエスタは四つん這いのまま片手でオンナノコの証をめくる。
「旦那さま、御寵愛を・・・」
才人のソコがオンナノコの証に再び侵入する。
シエスタの大きなお尻をしっかり掴み、お尻を引き寄せると同時に腰を打ちつける。
「あひッはひぃぃんッ」
シエスタの口から切ない声が漏れる。
声を聞きたくて何度も何度も骨盤と背骨にひびかせるくらいに打ちつける。
「また・・い、いっちゃうぅ」
シエスタのお尻が上がり、切ない声が静かになり、肉と肉を打ちつける音だけが二人を支配する。
シエスタが押し付けてくるお尻を腰から掴み、一番奥を音を立てて速く強く乱暴に突く。
「はぁぁん・・・いくッ・・・いくぅぅ!!」
オンナノコの証がメスの成分を ぷしゅっと才人に吹きかける。
才人はメスの成分を体に浴びながら、蠢く壁の奥に精を打ち込んだ。
精を打ち込み終えてソコを抜くと穴が開いたままのオンナノコの証から精が出て、メスの成分を吸い取ったシーツの上に雫をおとした。
シエスタの紐を解いて仰向けにしてあげると、荒い息のシエスタはまだメスの顔のままだった。


132:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/31 00:03:10 jCP9DRBj
「サイトさんの・・・飲んじゃいましたっ」
シエスタの口には発情させる成分が残っていた。
「ごめん・・・ちょっと・・・やり過ぎた」
才人は縛られたままめちゃくちゃになったシエスタを思い出して少し反省した。
「あの・・・わたし、嬉しいですっ」
起き上がり、膝を抱えて恥ずかしそうにするシエスタは可愛いかった。
「サイトさんの・・・もう一度・・・飲みたいですっ」
足の指を交互に握ったり、開いたりしてもじもじしながらシエスタは才人のソコに手を伸ばす。
伸びた手が才人をびくんとさせた時、咳払いが四つ聞こえた。
「続きは帰ったら・・」
シエスタは名残惜しそうに握ってからルイズの側に寄る。
「ミス・ヴァリエールの番ですよ?」
「・・・・」
ルイズは黙ったまま動かない。
「サイトさんを連れ戻しにきたんですよね?」
「・・・・」
ルイズの顔が赤くなった。
シエスタがルイズの背中を押して才人の前に立たせる。
「い、い、いい、い、犬っ何でにやけてんのよっ!!」
ルイズの格好は裸に黒いニーソックスを履いた状態だった。
「何でそれだけ脱がないんだよっ」
「つ、つ、使い魔なんかに全部見せるわけないでしょうがッ」
黒いニーソックスはルイズにとって最後の砦らしかった。
「連れ戻しに来ただけなんだろ?」
「・・・・違うわよッ」
「じゃあ、何しに来たんだよ」
ルイズは真っ赤になって何か言おうとしているが言葉にならなかった。
「ミス・ヴァリエール、こういう時は思い切りが大事ですっ」
シエスタがルイズを才人に向かって押し倒す。
「な、なな、何すんのよッ」
才人の腕の中にルイズが ぽすっと倒れた。


133: ◆manko/yek.
06/12/31 00:04:03 jCP9DRBj
今宵はここまで、
続きはまた明日。

134:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:09:58 fInTKtbj
>>133
ヒロイン全員分、しかも皆趣向を変えて…GJ!!
そして割り込んじゃってごめんなさい。投稿前のリロード忘れた orz

135:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
06/12/31 00:11:20 GbSVULcB
アルカナハートで忙しいんじゃぼけええええええええええええええ
はぁと様の「ここだ、絶対!」を聞くためにゲーセン通いのせんたいさんです(ぁ

そういうわけで前言ってた選択肢もの投下します。
準備はいいかぽまえら

136:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
06/12/31 00:12:48 GbSVULcB
俺はふとあることに気づいた。
…コレもいいけど、俺日本人だし。
古びた大鍋の風呂に浸かりながら。
…やっぱり木のお風呂が恋しいよなあ…。
いや、実家の家も木の風呂なんかじゃないんだけどさ。
やっぱし、憧れっていうの?
こう、木でできた浴室に木の浴槽!
そこにお湯をたっぷり満たして、かぽーん。ってのが。
ニホンノココロチガイマスカー?
…そう、今の俺なら…。
俺は風呂の脇に立てかけてあるデルフを見つめる。

「…相棒、何考えてんだ…?」

さすが伝説の剣。視線だけで俺の考えに気づいたか。
そして俺は次の日、伝説の斧兼鋸兼鉋兼金槌を持って、学院の傍の森へ出かけたのだった。

半日も経たずに、その小屋は出来上がった。
森の中の小川の傍に、木で出来た小さな庵が、俺の手で完成した。
その庵は扉が二つあり、それはそれぞれ簡易な脱衣所と、湯船のある浴場に繋がっていた。もちろん、脱衣所と浴場は繋がっている。

「…うう…天国のおかあさま…デルフは汚されてしまいました…」

…デルフには悪いことしたけど。
俺はガンダールヴの力でもって、木を切り倒し、適当な大きさに切り分け、丁寧に鉋掛けし、しっかり釘で打ちつけた。
しかしすごいなガンダールヴの力は。思い描いたとおりの庵ができちまった。思い通りに武器を操れるってのがこんなに便利なんてなー。

「…日曜大工に伝説の剣を使うガンダールヴなんていねえやい…」

まだ涙声のデルフが抗議してくる。
…そんなに剣以外の用途で使われるのイヤなのか?

「…斬るだけならまだしも、削ったり柄頭で釘打ったりされりゃあ剣のプライドも傷つくわい」

…そんなもんかな?
まあそれはともかく、俺は荷車に乗せてきた機械を、庵の二つある入り口の片方に設置した。
そして、機械から伸びた蛇腹のホースを、小川の水に漬けた。
最後に、機械の反対側から伸びたホースの先端を、庵の中にある木の浴槽に設置した。

137:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
06/12/31 00:13:59 GbSVULcB
「で、相棒。そりゃなんだい?」

ここまで運んでくる途中も散々気にしてたけど、俺は今まで答えなかった。
なんでかっていうと、バレるとコイツがうるさいから。

「これはな、蒸気で水をくみ上げて、さらに熱でお湯を沸かす装置。
 コルベール先生の発明、『どこでもお湯沸かし器』だってさ」

蒸気、の部分で気づいたらしい。

「まて相棒!俺はもう嫌だ!これ以上斧や鋸の代わりをするのはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

デルフがやっぱり騒ぎ出す。
そうだよなー。蒸気出すには火がいるわけで。火を出すには木を燃やすのが一番なわけで。

「大丈夫だよデルフ」

俺はデルフを抜き放ってにっこり笑って言った。
ガンダールヴの印が光り輝き、俺に活力を与えてくれる。

「鉈の代わりにするんだから」
「一緒だぼけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

さー、もう一仕事すっかなー。

十分な数の薪を確保すると、俺はデルフを鞘にしまった。

「うう…もうお嫁にいけない…」

どこに嫁にいくんだよ、そもそもお前男だろ、などと突っ込みたかったけどそこは無視。
まずは試運転。
俺は先生の解説どおりに、装置についた壺に水を満たして、最初の炉に火をつけた薪をくべた。
機械はぽんぽんぽんと軽快な音を立てて水を吸い込む。
おー、さっすがコルベール先生。しっかり動作してる。
次に、お湯を沸かすための炉に火をくべる。
しばらくすると、吸い上げられた水が温められ、お湯に変っていく。
よし、ここだ!
俺は頃合を見計らって、お湯を吐き出すバルブを捻った。
勢いよくホースからお湯が吹き出し、湯船を満たしていく。
手を漬けて湯加減をみる。
おお、いい湯加減!
しばらくすると湯船が満たされたので、俺は機械を止めた。
俺は目の前の光景に軽い感動を覚える。
すばらしい…。日本の美学がここにはある…!
俺は脱衣所で服を脱ぐと、作業でかいた汗を流すべく、湯船につかった。

しかし、これ一人で独占すんのもったいないなあ…。
俺は湯船から上がると、ふとそう思った。
どうせなら、誰かと一緒に入りたい。結構広いし。
そうだなあ、それじゃあ…。

138:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
06/12/31 00:16:29 GbSVULcB
しまった最初のタイトル入れ損ねたorz
タイトル「ひのきのお風呂」デス

今回はちっと特殊です
このレス以降に「レスが5件ついた」「女性キャラ」で「のみ」書きます。

なんでかっていうと、シチュが思い切りカブるから。

それじゃあよーい、どん!

念のために言っとくが、
お と こ は ダ メ だ か ら な !

139:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:17:40 Mt6mjWlV
テファで。
巨乳がお湯に浮く描写をぜひ

140:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:18:32 KKkDrr1U
ティファニア~

好き好き♪

141:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:20:37 mNr/uWGA
この流れなら、早く読めすからテファ

142:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:20:58 7vZpIbjP
タバサがよいよい

143:名無し@ピンキー
06/12/31 00:21:24 bOdBWYwo
シエスタで。
3巻の時のエロverで

144:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:22:13 5O726kF5
サイトにうっかり胸が当たって恥らうテファ。

145:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:22:31 DiafGrVn
名前出てこないけど、ルイズのお姉さん(病弱)
湯治ですよ?

146:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:22:41 ZGLMPrd2
タバ・・・ごめw
せんたいさんの文章に飢えてるのでティファニアで。

期待してます。

147:名無しさん@ピンキー
06/12/31 00:23:16 KKkDrr1U
は、はやっ

148:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
06/12/31 00:30:17 GbSVULcB
ぽまえら早すぎ
アルカナのBBS覗きに行ってたらもう5件ついてやがんの
…さあどうやってヤツをアルビオンから召喚するか

まあ適当にやってみます
じゃあ続きは明日以降~ノシ

149:名無しさん@ピンキー
06/12/31 01:12:48 rzwMOIgp
はやっ!ちくしょ~俺も投票したかった…orz
でも俺もテファ希望なんで全然おkです。
せんたいさん期待してますよー

150:名無しさん@ピンキー
06/12/31 01:15:16 LB+mwqMg
デルフ工具の自作風呂テファ付き。
ROMだが古参の漏れには懐かしいぜ。

151:名無しさん@ピンキー
06/12/31 01:26:45 2UHVz6rv
ぐは。みんな早すぎw
テレビ見てるんじゃなかった・・・orz

261の中の人もGJ
>>127
なぜそこにオレがいる・・・


152:名無しさん@ピンキー
06/12/31 02:33:05 Sbg3LOwY
こんにちは、厨房の皆様。

153:名無しさん@ピンキー
06/12/31 02:44:20 26/Osxsl
>>150
前もこんなのあったよなwwwwwwwwww

154:名無しさん@ピンキー
06/12/31 02:52:02 xnqzkQWB
>>153
投票の結果だからせんたいさんの精じゃないけどね。

楽しみ

155:名無しさん@ピンキー
06/12/31 05:30:32 hMoBrOt6
>>133
ハーレム職人さん、キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

>>せんたいさん

もキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! スレの速さにはワロタwww

156:名無しさん@ピンキー
06/12/31 14:19:54 cg3/nbLy
タバ…遅すぎ俺orz

157:名無しさん@ピンキー
06/12/31 14:36:16 ZvHZ5esh
てふぁでおっけー、へんたいさん超最高!

158:名無しさん@ピンキー
06/12/31 14:58:03 cysVN4ia
投票開始5分で決定とかどれだけ愛されてるんだせんたいさんはw

ハーレムの方・261の人・せんたいさん
揃ってGJ、年末に相応しいラッシュでみんな気持ちよく年越せる予感

159:名無しさん@ピンキー
06/12/31 16:12:53 TFfMMmIn
うちのプロバ規制くらいそうなんで、今の内に年賀。

職人様方には、ムスコが大変お世話になりました。
2007年もよろしくお願いします。

エロいのは苦手なんですが、ムスコの為にやむなく読んでおります。
彼を大きく育てるため、今後ともよしなに。

規制掛かってない期間短すぎだエッジ....orz

160:名無しさん@ピンキー
06/12/31 20:53:08 tqXojI9p
1時間以内にレスがなかったらへんたいさんは俺の嫁
テファまってます ノシ

161:名無しさん@ピンキー
06/12/31 21:24:40 sVF4umA7
はいはい阻止阻止

162:名無しさん@ピンキー
06/12/31 21:25:08 UD9eQghW
検便かぎょう虫検査(コーモンにフィルムを貼るヤツ)をテーマにして書いてください。
ターゲットはルイズでお願いします。 スカじゃないです。

163:名無しさん@ピンキー
06/12/31 21:47:06 suqGGErc
>138
相変わらずへんたいさんはエロいな!
しかしアンケートは速攻でテファですか。おっぱい好きなので
楽しみです!


でもいつかシェスタでも書いてくださいねー


>159
同志、モリタポが要るなら分けて差し上げたいのだが。規制議論板のprinスレで
それっぽいことを言って頂ければお分けしますよ。

164:284 ◆yJjGBLHXE6
06/12/31 23:33:34 L7Jf/aQ3
どうもお久しぶりです
ぎりぎり間に合いましたので、アンリエッタルート投下します。
それではおじゃまします

165:サイト争奪杯~アンリエッタの場合~
06/12/31 23:35:27 L7Jf/aQ3
才人が札を上げるとそこには・・・
「・・・優勝は、アンリエッタ姫に決まりました!!」

後悔はしてない後悔はしてない後悔はしてないぃぃぃぃ。
才人は冷や汗を流しながらどす黒いオーラを纏っているルイズとシエスタを見つめていた。

「な、なな、な、なぁに考えてるのよ、こんの馬鹿イヌぅぅうううう」
ルイズがつめよってこようとすると、アニエスがそれを制して立ち塞がる。
「な、なによあんた、どきなさいよ」
「いや、ここは私に任せて貰おうか」
そういってアニエスは才人の目の前に立つと、腰に差していた剣を引き抜いた。
才人の首筋に向かって
動けば切れるような位置で
「姫様に何かあったらその首は無いと思えよ?」
才人は切られなくても落ちるんじゃないかと思うぐらいに首を振った。

「まぁまぁアニエス、いいじゃありませんか」
「は、姫様がそう仰るのなら」
アンリエッタがおっとりとアニエスを諌めるとようやく才人の首から剣が外された。
「まいりましょう、サイトど・・・いえ、この格好ですとご主人様、でしょうか?」
そういって小首をかしげる仕草に才人は完全にノックアウトされた。
「は、ははははははいっ!どこへでもなんなりとっ」
アンリエッタは嬉しそうに微笑むと、才人の腕に絡み付いてきた。
「ひ、姫様?」
「いやですわ、私は今メイドなのですから、アンと呼んで下さいまし」
アンリエッタはふてくされたように頬を膨らませた。

うーわ、姫様まじかわいい。やべ、たまんねぇ。才人は余計に緊張して立ちすくむ。
「アニエス、私はサイト殿といっしょに町へ降りますから後は頼みましたよ」
「お任せください」
アンリエッタはそれだけ告げると才人の手をとって歩き出した。

と、向こうから枢機卿が何か怒鳴りながら走ってくる。
「・・・・・・ひめさまぁぁまだ政務はかたづいていませんぞぉぉぉ」
「見つかってしまいましたわ!サイト殿急いでくださいまし!」
「え、えと、わ、分かりました!!」
才人はアンリエッタを抱きかかえるとデルフリンガーを掴んで全速力で駆け出した。
帰ったら殺されるなぁ・・・俺・・・
未来を予感しながら二つの影は城下町へと消えていく。


166:サイト争奪杯~アンリエッタの場合~
06/12/31 23:37:02 L7Jf/aQ3
日が暮れるころ二人はとある酒場の片隅に居た。
その格好はいつものパーカーとどこにでも居る町娘のそれだった。
さすがにメイド姿では目立ってしまうと考えた才人が適当に調達したものだ。
「・・・しかし本当に可笑しいですわね。こうして服と髪を変えるだけで
誰も私と気付かないんですもの」
「まぁ、普通はお姫様の顔なんかまともに見ないでしょうしね」
二人はワインと簡単な肉料理を肴に楽しそうに談笑している。

知らない人間から見れば仲のいい恋人同士に見えるだろう。
「しかしもうお祭り騒ぎなんですね、アン」
「ええ、もう始徒ブリミル祭も近いですから」
「アンが屋台見つけるたびにすっとんでいくもんだから疲れちゃいましたよ」
ごめんなさい。といたずらっぽく笑うアンリエッタを見て才人は笑いながら
やっぱりこの人は普通の若いオンナノコなんだ。と思う。
二人で居る間はたくさん楽しませてあげよう。とも思う。
「今日は楽しかったですか?」
「ええ、・・・な人といっしょに居られましたもの」
「え?」
「いえ、何でもありませんわ。それよりそろそろ暗くなって来ましたわね、きょうはここで宿を取りましょう」
「あ、そうですね。じゃあちょっととってきますね」

・・・しばらくして、二人は二階の小部屋の中にいた。
「すいません、どうやら一つしか空いてなかったみたいで」
「かまいませんわ」
アンリエッタはやさしく微笑んだがろうそくの光のせいなのだろうか、才人には少しさびしそうに見えた気がした。
「アン・・・」
才人が話そうとするとそれを遮るようにアンリエッタが声を発した。
「覚えてますか?私が昔城を抜け出したときも、こうして二人でいたことを」
才人は口を閉じて首肯した。
「あのときから・・・あなたのことが頭から離れないのです・・・」
そこまでいうとアンリエッタは才人に抱きついてきた。
「・・・お願いでございます、あのときのようにキスして、そして・・・今度は・・・抱いてくださいまし」
アンリエッタは目を閉じて顔を上げた。
「アン・・・」
才人はそれ以上何も言わずにゆっくりと口づけ、ベッドに倒れこんだ


167:サイト争奪杯~アンリエッタの場合~
06/12/31 23:37:59 L7Jf/aQ3

「・・あ・・・ん・・・はぁ・・あ・・・あむぅ・・・んん・・・」

重ねるだけのキスから才人が口を開け舌を出すとアンリエッタはそれに応えるように舌を伸ばし、競うように互いの口内を貪りあった。
「ふぁ・・・は・・・あん・・・」
才人の舌がアンリエッタの歯を、歯茎を、上あごを、蹂躙していくと嫌が応にもアンリエッタをたかぶらせていった。
すっと才人が口を離すと、透明な橋が蝋燭の光に反射してきらめいた。
「アン・・・」
「サイトさん・・・」

しばらく見つめあい、再び唇を重ねると、才人は成熟した双丘に指を這わせ形が崩れるほどに揉みしだいた。
「いっ・・・たっ・・・あ・・は・・・・ぁ・・・」
揉みほぐすたびにアンリエッタの吐息に艶が混じっていく。
才人はもっとも敏感な部分を触らないようにしながら、アンリエッタの胸を嬲っていく。
「やぁ・・っ・・・・サイっ・・・ト・・・さんっ・・・も、もっとぉ・・・」
「もっと・・・なんですか?しっかり言ってくれないとわかりませんよ?」
言いつつも才人は周りだけを責めることをやめようとしない。
アンリエッタは羞恥で顔が真っ赤になっていく
「お・・・ねがい・・・です・・っ・・・む、胸を・・・もっと・・・もっと苛めてくださいましぃぃ・・・」
才人は頷いて微笑むと痛そうに張り詰めている先端にかりっと噛み付いた。
そのまま歯ですりつぶすように刺激を与えていく。
「あぁぁぁぁっっっむねぇっむねいいのおおおぉぉぉぉっ」
今まで焦らされていた快感に、アンリエッタは背を大きくのけぞらせる。
才人は近づいてきた胸に刺激を与えつつ、手を下着へと伸ばした。

「もうここがこんなになっているじゃないですか、アンは変態ですね」
「あはぁ・・・そう・・・ですっ・・・私は・・・変態、ですっっ・・・
 だから・・・もっともっといぢめて下さいまし・・・・」
才人はもう役に立っていない下着を剥ぎ取ると、すでにあふれているそこに指を滑り込ませた。
「ん・・・やっ・・・はぁ・・・あぁん・・・」
内壁を擦り上げるたびにアンリエッタは喜ぶように腰をくねらせる。
才人は下の口に顔を近づけると、指での愛撫と共にそこをなめあげた。
「ひっ・・・ああぁぁあんっ」
才人は舌をずぶずぶと中へ送り込み、嘗め回すように蠢かした。


168:サイト争奪杯~アンリエッタの場合~
06/12/31 23:38:58 L7Jf/aQ3
「アンのここ、すごくおいしいですよ」
「いやぁぁぁぁしたっしたはいってるぅぅうぅっ
いいのぉっきてるっきちゃうぅぅっっいっちゃううっっ」
アンリエッタが大きく震えて絶頂に達しようとすると才人はふっと顔を上げ、完全に愛撫をやめた。
「・・・ふぁ?え?何で?・・・・何でやめてしまわれるのですか?」
「メイドが勝手にいったらだめでしょう?それなりの言葉があるんじゃないですか?」

才人の意地悪そうな目に、顔を更に赤くしながら、アンリエッタは自ら自分の花弁を広げて才人に告げた。
「お願いでございますご主人様。この卑しいメイドめをどうか逝かせて下さいまし」
「・・・・・よく言えました」
才人はひときわ意地の悪い笑顔で微笑むとアンリエッタの秘所を一気に吸い上げた。
「ああああっっっすわれてるぅぅぅっっ・・・も、だめえええぇぇぇぇぇっっっ」
アンリエッタは才人の口の中に大量の蜜を放って絶頂に達した。
才人は倒れこんでいくアンリエッタを抱き上げるとすでにいきり立っている怒張へ突き刺した。
「う・・・わっ・・・アン、なかきっつ・・・」
「あ・・・はぁ・・・はぁ・・・え?いやっまだいって・・・ああああっっっ」
才人はアンリエッタを持ち上げ、下から腰をたたきつけるように突き上げていく。
「やぁっ・・はぁあんっ・・・おくっおくとどいてるぅぅ」
「い・・・いよっアン!きもち・・・いいっ・・・」

才人がたたきつけるたびに、才人の先端が子宮をノックしていく。
「いやぁぁ深いぃぃぃぃぃだめっまたイっちゃうっだめええぇぇぇぇ」
するとまた才人は怒張を引き抜いてアンリエッタをベッドに寝かせた。
「ふえぇぇぇ、またなのですか・・・・?」
「前はダメなのでしょう?でしたら違うところしかないではないですか」
そういってアンリエッタを裏返して四つんばいにさせると菊門にめり込ませ始めた。

「やっそこはちがっっだめっ・・・・・・いっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

すんなりはいっちゃいましたよ?やっぱりアンは変態さんですね」
「やっちがぅっやだっぬいてぇぇぇ」
「そんなこといわれましても何もしていませんよ俺は」
「う、うそっ」
才人は先端を入れた時点で動きを止めていた。アンリエッタはそうとは気付かず
自ら埋めて入ったのであった。


169:サイト争奪杯~アンリエッタの場合~
06/12/31 23:40:06 L7Jf/aQ3
「なんでぇおしりっいいのおぉきもちいいのおぉぉっ
アンはっへんたいなのぉぉぉぉぉぉぉ?!」
才人が腰を前後させるとに涎をたらしながらがくがくと痙攣させていく。
しばらくすると才人の方も限界に近づいた。

「そろそろイきたいんですけど、前と後ろどっちがいいです?」
「前に下さいぃぃぃぃっサイトさんのぶっといチンポぉ
熱くて濃いのいっぱいくださいましぃぃっっっっっ」
才人は後ろから引き抜くと力いっぱい前の口に打ち込んだ
「も、もういきますよっ」
「はいっいっぱいそそいでくださいましっ」

才人はひときわ強く腰を打ちつけてアンリエッタの子宮めがけて白い迸りを注ぎ込んだ。

「ああぁぁぁぁっっあついのきてるぅぅぅまたっまたいっちゃうううぅぅぅうぅっっ」

アンリエッタも才人の射精にあわせるように達した。
才人がしぼんだ息子を引き抜くと、ごぽっという空気の抜ける音と共に入りきらなかった精がこぼれだした。
才人とアンリエッタはその場に倒れこむとアンリエッタは才人を抱きしめて言った


「あしたもたのしみましょうね・・・・サイト様・・・・」




・・・余談だが数年後にたくさんの子に囲まれた幸せそうな黒髪の男と高貴そうな女に
桃色がかった茶髪の女がともに歩いているのを見たものがいるとかいないとか・・・
                 <Ver.アンリエッタ Fin?>


170:サイト争奪杯~アンリエッタの場合~
06/12/31 23:42:34 L7Jf/aQ3
今回は以上です。

アンリエッタがおかしいですねごめんなさい。へたくそで

後なんか忘れてるような・・・あ、ピンクの主人公がいた。

それではよいお年を。有り難う御座いました。

171:284 ◆yJjGBLHXE6
06/12/31 23:43:34 L7Jf/aQ3
コテハンにしわすれてた・・・orz


172:名無しさん@ピンキー
06/12/31 23:56:42 2UHVz6rv
うはは
今年最後のGJ

今年は良いスレに出会えて良い年だった
職人の皆さん、また来年もよろしくです

173:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/31 23:59:05 jCP9DRBj
才人とルイズの目が合い、お互いに恥ずかしそうに目をそらす。
「い、い、犬」
「わん」
「あたしはね、公爵家の三女なの」
「わん」
「結婚しても三ヶ月はゆ、ゆゆ、ゆ、許さないの」
「わん」
「・・・・き、今日は、と、ととと、特別なんだからッ」
ルイズの細い腕が才人の肩を捕まえて二人の唇が重なる。
肩に置かれた細い腕は背中に回り、ルイズが才人を押し倒した。
「あんたはあたしの使い魔なんだからッ」
ルイズが才人の首筋を甘噛みして吸い上げる。
「・・・つ、つ、使い魔なんだから・・・あたしのものなのッ」
ルイズの甘噛みは首筋から肩、腕まで続き、ルイズの印が才人の体に刻まれた。
甘噛みに耐えられなかった才人がルイズをぎゅっと抱きしめるとルイズはおとなしくなった。
ルイズの髪の匂いが才人の心を甘く痺れさせ、匂いを求めて髪に鼻をうずめて抱きしめる。
ルイズも才人の首筋の下で足をもじもじさせて深呼吸していた。
才人のソコが反応し、何かを訴えるようにルイズの体をつつく。
くすぐったそうにするルイズの背中を撫でてあげるとルイズの体がぴくんと跳ねた。
ルイズの深呼吸が終わると再び唇が重なった。


174:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
06/12/31 23:59:59 jCP9DRBj
ルイズの舌先は押し倒された才人の口を容赦なく掻き回す。
ルイズの体に当たるソコを腰をあげて押し付けると、鼻息を荒くして体を押し返してきた。
ルイズの体が少し離れ、才人のソコに視線を感じた。
「ななな、何よっ!こんなにしてッ」
才人のソコが怒られた。
「いや、怒られても・・困る」
才人のソコを弁護すると、ルイズの人差し指がソコをつつく。
「つつかれても・・困る」
ルイズの手が覚悟を決めたようにがっしりとソコを握った。
才人の体が びくっと反応した。
才人の変化にルイズも赤くなる。
ルイズの手がもにもにと蠢く。
才人が んっと声を漏らして体をよじった。
「動かないでよっ」
無理な注文がきた。
才人はルイズの下で耐える。
ルイズの顔がソコに近づいて息がかかる。
「ルイズっ・・・・」
才人が言いかけた時、ルイズの唇が軽くソコに触れた。
才人の体が びくっと動くとルイズの唇が何かを理解したようにソコの先端に唇を当てる。
才人が期待をした目でルイズを見守る。
真っ赤になったルイズと目が合い、ルイズの口がゆっくり開き、ソコの先端が入る。
才人の体が跳ねた。


175:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:07:27 Wh09sSLe
「ルイズッ歯を立てないでくれッ」
激痛で跳ねる才人を抑え付けて唇が再び入る。
才人が びくっと動いた。
赤い顔で鼻息を荒くして口にソコを含むルイズはオトコノコの匂いを求める。
オトコノコの匂いに包まれたルイズは更に深く飲み込もうとしてソコに顔をうずめる。
才人が んっと声を漏らし、ルイズに興奮を伝える。
「なんか出てきたわよ」
ルイズの握ったソコの先端にはオトコノコの成分がついていた。
「・・・・」
才人の恥ずかしそうな顔がルイズを興奮させた。
ルイズの口がオトコノコの成分がついた先端を飲み込む。
口の中でソコが舌でくすぐられる。
才人の腰が かくんと動くがルイズはソコを離さず、オトコノコの匂いを吸い込みながら成分を舐めとる。
「・・・ルイズのも舐めたい」
ソコに顔をうずめてオトコノコの匂いを集めていたルイズを起こして顔を見ると、発情したメスの顔になっていた。
発情した顔に唇を重ねながら押し倒して首筋に甘噛みすると ひゃんと声が漏れてルイズが跳ねた。
首筋から肩にかけてのなだらかな部分を唇でなぞりながらオンナノコの匂いを吸い込むとルイズの吐息が漏れてきた。


176:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:16:18 Wh09sSLe
オンナノコの匂いを集めながら首筋を強く吸うと才人の印が白い肌に刻まれた。
首筋に才人の印をたくさん刻むとオンナノコの匂いが更に強くなった。
オンナノコの匂いを堪能しながらルイズの胸の先端を目指して唇を這わせると手で唇を塞がれた。
「胸は・・・だめ」
抵抗するルイズの手をシーツに押さえ付けて胸の先端に軽く唇が触れると ふぁぁッと可愛い声が漏れた。
舌でなだらかな膨らみの形をなぞり、螺旋を描いて先端に吸い付くとルイズの体が跳ねた。
口の中で先端を舌を絡めて吸いあげると吐息が激しくなった。
オンナノコの匂いが強くなった首筋に戻り印を刻んでから腋のオンナノコの匂いを集める。
わずかに生えそろったルイズの腋毛はオンナノコの匂いとメスの匂いを解放して才人を誘う。
腋毛を舌で立たせるとメスの匂いが強くなった。
両腋のメスの匂いを堪能するとルイズの腰がもじもじ動いた。
ぴったりと閉じた黒いニーソックスを手でこじ開ける。
「ぃやぁぁッ」
黒いニーソックスを閉じようと抵抗するが才人の手が膝を曲げると抵抗が弱くなった。才人はルイズの秘密を開いた。


177:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:17:18 Wh09sSLe
オンナノコの証から溢れたメスの成分が内股から黒いニーソックスまで道を作っていた。
「ルイズ、綺麗だよ」
魔法の言葉で黒いニーソックスは才人を歓迎するように開いた。
オンナノコの証に顔を近づけると内股と黒いニーソックスからもメスの匂いがした。
黒いニーソックスのメスの成分を吸い取るとルイズがぴくんと反応した。
内股のメスの成分を綺麗に舐めとるとオンナノコの証がさらに溢れた。
ルイズの期待した顔を見ながら、大げさにスリットを下から上にゆっくり舐めあげる。
「ふあぁぁん」
ルイズの体が嬉しそうに跳ねて可愛い声が漏れる。
オンナノコの証からお尻に向かってメスの成分が新しい道を作った。
オンナノコの証に舌を尖らせて深く潜り込ませると黒いニーソックスが抵抗した。
黒いニーソックスをなだめてオンナノコの証をめくると、薄桃色の小突起を発見した。
めくったまま小突起に舌先を当てながらスリットの上だけを守る茂みに鼻をこすりつける。
「やぁぁぁん」
鼻をこすりつけた振動が小突起を震えさせた。
小突起を下から上に舐め擦るとルイズの腰も上下に動いた。


178:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:18:19 Wh09sSLe
オンナノコの証から湧き出るメスの成分を舌で ちゅっと吸うと腰がかくんと引っ込み、さらにメスの成分が出てきた。
小突起も舌で ちゅっと吸うと腰がくねり、卑猥な吐息が漏れた。
腰を押さえて連続で吸うと吐息を大きくしながら背中が反り始めた。
ルイズの手が才人を押さえて何かを訴える。
ルイズの目が才人を欲しがっていた。
才人はオンナノコの証にソコを当てる。
「気をやる時は いくって言えよ?」
ルイズが発情した顔で甘くにらむ。
「お、女の子はそんな い、い、いやらしいこと言わないんだもん」
才人のソコはオンナノコの証の中に入らずにスリットをこすりあげた。
「や、やぁぁぁ、いじわるしないでぇ」
ソコの裏側がオンナノコの証をごしごしとこすりあげる。
「いくって言わないとこれで終わらせちゃうよ?」
ごしごしが速くなりルイズが切ない声を出す。
「ほら、お尻の穴が膨らんできたよ?」
高まったルイズがあともう一押しという所で才人のソコが離れた。
「・・・ちゃんと・・・・言うからぁ・・・」
涙目になったルイズがオンナノコの証を見せたまま真っ赤な顔で約束してくれた。


179:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:19:05 Wh09sSLe
才人はルイズに唇を重ねてからゆっくりとオンナノコの証にソコを奥まで差し込んだ。
「ふあぁぁぁ」
限界だったルイズにソコが奥まで侵入してルイズは爆発寸前にまで追い込まれた。
ソコを奥から動かさないでルイズをじっと見つめる。
「がまんしなくていいんだよ?」
震えながら はひっと息を飲み、ルイズが耐えている。
「動かさないで見ててあげるからね?」
ルイズの息が次第に荒くなってゆく。
オンナノコの証が にゅるっと蠢いた。
「見みないでぇ」
才人が ぴくっと反応するとルイズの手が枕を強く握り締めた。
「・・・いくッ・・・」
オンナノコの証がソコを強く搾り、腰が浮く。
「い、いやッ・・・だめぇッ・・・見ちゃだめぇッふあぁぁぁぁぁぁあん」
枕をぎゅっと握って腰を突き出し、女の子のどうしようもない瞬間を才人に伝えた。
押し付けられたオンナノコの証が興奮を律動に変えてソコを圧迫する。
才人はルイズの最も可愛い瞬間を眺めながら圧迫に耐えた。
「綺麗だよ、ルイズ」
荒い息のルイズを抱きしめて唇を重ね、オンナノコの時間を延ばす。
ルイズが息を落ち着かせる頃にソコをゆっくり動かすと再びルイズに火がついた。


180:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:19:57 Wh09sSLe
「だめぇ・・・」
自分の体が自分のものではなくなる不安がルイズを包んでいた。
「離さないから・・・大丈夫だよ」
才人の腕と唇が不安を溶かす。
ルイズの体から すっと何かが抜けた。
「全部俺で染まるぐらいにめちゃくちゃにしてあげるから・・・しっかり掴まってて」
ルイズにこれから起こることを予告してあげると、オンナノコの証がしっかりソコに掴まった。
「な、なによッこんな時だけそんな顔してッ」
言葉とは逆に黒いニーソックスが才人をしっかり挟み込む。
才人がソコをゆっくり動かす。
敏感になっているルイズに物足りないと思わせるくらいにゆっくり動かす。
ルイズの腰が足りない所を自分から擦り付ける。
物足りない所はソコの形に合わせて場所を変え、ルイズの腰はそのたびにソコを求める。
物足りない感覚が蓄積したオンナノコの証はルイズをメスに変えていく。
心は高く昇り詰めてもオンナノコの証は物足りない感覚で抑えられてゆっくりと昇り詰める。
メスになったルイズが足りない感覚に我慢が出来なくなった。
黒いニーソックスが才人を固定し、腰がメスの本能のまま振られる。


181:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:20:42 Wh09sSLe
「ふあぁん」
自分から求めた刺激にルイズは驚きながらも受け入れた。
高く昇り詰めた心に追いつく為にルイズはメスの本能に従った。
「さっきから同じ所ばかり擦ってるよ?」
才人の言葉でルイズの腰が はっとして止まる。
「気持ちいいトコロまるわかりだよ?」
いまさら腰を止めても遅かった。
才人のソコが物足りない所をゆっくりほぐしていく。
「だ、だめッ・・・だめだめぇ」
ルイズの腰が逃げても黒いニーソックスはルイズを無視して才人を離さない。
「ここでしょ?」
才人の腰がぐりんぐりんと回り、物足りない所を擦り回す。
「らめぇぇ・・・」
抑えながら昇り詰めた体は物足りない所をゆっくり擦り回されて、ルイズを満たす。
「らめッらめぇえ・・・いっちゃうッ」
オンナノコの証が才人を急かす。
ソコが力強く激しく物足りない所を引っ掻き回し、才人の爆発が近づいている事をルイズに知らせる。
「ひぐッ・・・・ひぐッ・・・いっひゃうぅ・・・ふゃぁぁぁぁぁん」
黒いニーソックスの先をぴんと尖らせ才人の腰を包んだ状態でルイズはオンナノコの瞬間を迎えた。


182:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:21:43 Wh09sSLe
腕の中でルイズが才人をついばんでいると四人が咳払いをした。
「あによッあんたたち!!」
ルイズは四人を睨みつける。
「サイトはあたしの使い魔なのッ!!だからあたしのものなの!!」
黒いニーソックスが才人に絡みつき才人を独占する。
「ミス・ヴァリエール、サイトさんはみんなのものですっ」
「わがまま」
「いまから夜伽役の任務があります。ルイズ、サイトさんから離れなさい」
「ね、念には念を入れて、もう一度サイトと・・・・だ、大事な、に、任務だし」
四人が才人ににじり寄る。
「た、たすけて・・・」
才人は心の底から願った。
ごきゅり と五人が何かを飲み込み手が伸びる。
才人はお腹を空かせた獅子の群れに投げられた兎になった。
誰かがいつの間にか手を縛り、五人が代わる代わる才人に乗る。
才人はオトコノコの限界を初めて体験した。
五人が満足した顔で才人の側で寝息をたてる頃には干からびたサイト・シュバリエ・ド・ヒラガが出来上がっていた。
生気のない目で天井をぼんやりと見ながら才人は、女の子からの手紙には気をつけようと思った。


183:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:22:46 Wh09sSLe
数年後、アンリエッタから屋敷をもらった才人はルイズ、シエスタ、タバサ、ティファニアと子供達に囲まれて暮らしていた。
「ミス・ヴァリエール、ずいぶん沢山きましたね」
窓から外を見るシエスタが呆れる。
「魔法で吹き飛ばした方が早そうね」
二人が見る先には才人を囲む記者団がいた。
「シュバリエ、アンリエッタ女王陛下との間に隠し子が・・・」
「ガリアの王族との間に隠し子が・・・」
「アルビオン王族候補の父親がシュバリエだという話しは・・・」
記者団は才人に詰め寄り、質問責めにする。
「だから俺は隠してないって!!全部俺の子だって言ってるだろっ」
才人も負けじと開き直って構える。
「しかし、三国の王族と関係を持つだけでなく、ラ・ヴァリエール家の三女とタルブの平民とも結婚しているのはどうかと思いますが?」
意地悪そうな記者が才人に食らいつく。
才人は満面の笑みで答える。
「問題ないだろ?俺、英雄だし・・・全員俺の女だから結婚するのは当たり前だろ?」
意地悪そうな記者は馬鹿には勝てないと首を振り退散した。
「サイトさん、お昼にしましょう」
「パパ、お腹すいた」
シエスタが子供達に囲まれて出てきた。
「ああ、いまいく」
才人は記者団を振り切って屋敷の中に入っていく。
「シュバリエ、最後に一つだけ」
気の弱そうな記者が才人の背中に質問を投げかける。
「シュバリエはハルケギニアを統一する気なんですか?」
才人は背中を向けたまま答える。
「・・・そんなつもりはさらさらねぇよ。俺の女がたまたま王族とか王族候補だっただけだよ。それにな、英雄ってのはそういうもんだろ?」
屋敷の扉が閉められて記者団は呆然としてとり残される。
「羨まし過ぎる!」
「タイトルは鬼畜王でいくか」
「まともな記事にならねぇよ」
記者団は口々に不満を垂れて帰っていった。


184:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 00:24:03 Wh09sSLe
昼食が終わると、ティファニアが桃りんごをもじもじさせながら手紙を差し出してきた。
「テファ?」
「二人目を作らないと・・・一人だけだと、もしもって事があるから・・・に、任務だし」
桃りんごに目を奪われている才人の袖が後ろから ついついと引っ張られる。
「シャルロットもか?」
タバサはこくんと頷く。
タバサは上目づかいで はにかんだ顔をして手紙をぎゅっと握りながら差し出す。
ティファニアとタバサの手紙を受け取るとシエスタが つつっと側に寄ってきて手紙を才人の手に握らせる。
「シエシエ?」
「こ、今夜は、せ、精のつくものを作りますからね、だ・ん・な・さ・まっ」
シエスタが うふっと可愛く笑う後ろでルイズが手紙をぐしゃっと握り締めて才人を睨みつける。
「サイト」
「な、なに?」
ルイズは潰れた手紙を真っ赤な顔で才人に突きつける。
「べ、べべべ、べ、別にアレが、す、す、好きになっちゃった訳じゃないからねッ き、貴族の家庭は子供を た、沢山作るのが常識ってだけだからねッ」
才人は四通の手紙を持って窓の外を見るとアンリエッタの馬車が近づくのが見えた。
五通になりそうだなと才人は窓を見ながら呟いた。
手紙を持って複雑な顔する英雄を午後の日差しが頑張れと励まし照らしていた。



おしまい

185:あとがき ◆manko/yek.
07/01/01 00:25:10 Wh09sSLe
仁義なき家族計画

この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。


それではっ

186: ◆manko/yek.
07/01/01 00:30:00 Wh09sSLe
通信障害で時間をかけてしまった。すまぬ。


あけましておめでとう。
この物語は俺からのお年玉だ。
今年もよろしく。

187:名無しさん@ピンキー
07/01/01 00:36:45 Zs2Lb7yB
おなかいっぱいです!
職人さんGJ!!!!!!!
そしてあけましておめでとうございます。

188: ◆manko/yek.
07/01/01 01:11:43 Wh09sSLe
181から先、通信障害で書き込まれてなかったやつを発見した。

ちょっとだけ修正するよ。

189:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 01:12:47 Wh09sSLe
「ふあぁん」
自分から求めた刺激にルイズは驚きながらも受け入れた。
高く昇り詰めた心に追いつく為にルイズはメスの本能に従った。
「さっきから同じ所ばかり擦ってるよ?」
才人の言葉でルイズの腰が はっとして止まる。
「気持ちいいトコロまるわかりだよ?」
いまさら腰を止めても遅かった。
才人のソコが物足りない所をゆっくりほぐしていく。
「だ、だめッ・・・だめだめぇ」
ルイズの腰が逃げても黒いニーソックスはルイズを無視して才人を離さない。
「ここでしょ?」
才人の腰がぐりんぐりんと回り、物足りない所を擦り回す。
「らめぇぇ・・・」
抑えながら昇り詰めた体は物足りない所をゆっくり擦り回されて、ルイズを満たす。
「らめッらめぇえ・・・いっちゃうッ」
オンナノコの証が才人を急かす。
ソコが力強く激しく物足りない所を引っ掻き回し、才人の爆発が近づいている事をルイズに知らせる。
「ひぐッ・・・・ひぐッ・・・いっひゃうぅ・・・ふゃぁぁぁぁぁん」
黒いニーソックスの先をぴんと尖らせ才人の腰を包んだ状態でルイズはオンナノコの瞬間を迎えた。


190:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 01:14:59 Wh09sSLe
才人のソコもメスの本能で振られる腰とオンナノコの摂理で搾られる運動によって精を爆発させた。
律動で蠢く二人の動きが止まるとお互いに唇を求めあった。
「い、今一緒に・・・」
「・・うん」
ルイズも才人も同じ感覚を共有した感激を唇で確かめ合う。
「や、やんっ」
オンナノコの証に入ったままのソコが膨らみ始める。
「またなの?」
「ごめん」
謝る才人とは逆にソコは節操なく大きく硬くなった。
「ごめん」
才人がもう一度謝るとソコが動き出した。
才人が黒いニーソックスを掴まえて甘く噛む。
「だ、だめぇ」
オンナノコの証が ぷじゅっと空気を出してルイズの言葉を否定する。
膝を曲げて黒いニーソックスの先端を舐めて噛むと黒いニーソックスは先を尖らせて歓迎した。
ルイズの気持ちいいトコロを熟知したソコは遠慮なくオンナノコのツボを突く。
「だめッそこはだめぇ」
興奮で膨らみきった状態のオンナノコの証は気持ちいいトコロを柔らかくしてソコを受け入れる。
才人の腰は止まらない。ルイズ一人では届かない物足りない所を荒々しくこすりあげる。
「本当にらめぇッ」
才人の祈るような顔とルイズのだらしなくていやらしい顔がお互いを見つめ合う。
「許ひて・・許ひてぇ・・また、いっひゃう」
メスの本能が精を奥で溜め込む為にソコを導く。
「ルイズ、腰 振ってみて・・・めちゃくちゃにしてあげるから」
「やぁぁぁ」
才人が腰を突き出すと同時にルイズも腰を突き出していた。
「これ、らめぇッ」
ルイズの腰は止まってくれなかった。
才人のソコは力強さを増して突き出されたルイズの腰にぶつかってくる。激しい快感に呼吸がそのたびに止まる。
女の子のどうしようもない瞬間がルイズの腰から背中に広がる。
ルイズの体が腰を突き出したまま震えて、オンナノコの時間が来たことを教える。
卑猥な嬌声が才人を促す。
絶頂を連続で昇り詰めた女の子特有のいやらしいメスの顔を眺めながら才人は精を一番奥に何度も溢れるまで打ち込んだ。
二人が力尽きて重なり、荒い息のまま唇を貪り合いう。
お互いに与えあった証が道を作り、シーツに広がっていた。


191:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 01:16:10 Wh09sSLe
腕の中でルイズが才人をついばんでいると四人が咳払いをした。
「あによッあんたたち!!」
ルイズは四人を睨みつける。
「サイトはあたしの使い魔なのッ!!だからあたしのものなの!!」
黒いニーソックスが才人に絡みつき才人を独占する。
「ミス・ヴァリエール、サイトさんはみんなのものですっ」
「わがまま」
「いまから夜伽役の任務があります。ルイズ、サイトさんから離れなさい」
「ね、念には念を入れて、もう一度サイトと・・・・だ、大事な、に、任務だし」
四人が才人ににじり寄る。
「た、たすけて・・・」
才人は心の底から願った。
ごきゅり と五人が何かを飲み込み手が伸びる。
才人はお腹を空かせた獅子の群れに投げられた兎になった。
誰かがいつの間にか手を縛り、五人が代わる代わる才人に乗る。
才人はオトコノコの限界を初めて体験した。
五人が満足した顔で才人の側で寝息をたてる頃には干からびたサイト・シュバリエ・ド・ヒラガが出来上がっていた。
生気のない目で天井をぼんやりと見ながら才人は、女の子からの手紙には気をつけようと思った。


192:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 01:17:25 Wh09sSLe
数年後、アンリエッタから屋敷をもらった才人はルイズ、シエスタ、タバサ、ティファニアと子供達に囲まれて暮らしていた。
「ミス・ヴァリエール、ずいぶん沢山きましたね」
窓から外を見るシエスタが呆れる。
「魔法で吹き飛ばした方が早そうね」
二人が見る先には才人を囲む記者団がいた。
「シュバリエ、アンリエッタ女王陛下との間に隠し子が・・・」
「ガリアの王族との間に隠し子が・・・」
「アルビオン王族候補の父親がシュバリエだという話しは・・・」
記者団は才人に詰め寄り、質問責めにする。
「だから俺は隠してないって!!全部俺の子だって言ってるだろっ」
才人も負けじと開き直って構える。
「しかし、三国の王族と関係を持つだけでなく、ラ・ヴァリエール家の三女とタルブの平民とも結婚しているのはどうかと思いますが?」
意地悪そうな記者が才人に食らいつく。
才人は満面の笑みで答える。
「問題ないだろ?俺、英雄だし・・・全員俺の女だから結婚するのは当たり前だろ?」
意地悪そうな記者は馬鹿には勝てないと首を振り退散した。
「サイトさん、お昼にしましょう」
「パパ、お腹すいた」
シエスタが子供達に囲まれて出てきた。
「ああ、いまいく」
才人は記者団を振り切って屋敷の中に入っていく。
「シュバリエ、最後に一つだけ」
気の弱そうな記者が才人の背中に質問を投げかける。
「シュバリエはハルケギニアを統一する気なんですか?」
才人は背中を向けたまま答える。
「・・・そんなつもりはさらさらねぇよ。俺の女がたまたま王族とか王族候補だっただけだよ。それにな、英雄ってのはそういうもんだろ?」
屋敷の扉が閉められて記者団は呆然としてとり残される。
「羨まし過ぎる!」
「タイトルは鬼畜王でいくか」
「まともな記事にならねぇよ」
記者団は口々に不満を垂れて帰っていった。


193:仁義なき家族計画 ◆manko/yek.
07/01/01 01:18:25 Wh09sSLe
昼食が終わると、ティファニアが桃りんごをもじもじさせながら手紙を差し出してきた。
「テファ?」
「二人目を作らないと・・・一人だけだと、もしもって事があるから・・・に、任務だし」
桃りんごに目を奪われている才人の袖が後ろから ついついと引っ張られる。
「シャルロットもか?」
タバサはこくんと頷く。
タバサは上目づかいで はにかんだ顔をして手紙をぎゅっと握りながら差し出す。
ティファニアとタバサの手紙を受け取るとシエスタが つつっと側に寄ってきて手紙を才人の手に握らせる。
「シエシエ?」
「こ、今夜は、せ、精のつくものを作りますからね、だ・ん・な・さ・まっ」
シエスタが うふっと可愛く笑う後ろでルイズが手紙をぐしゃっと握り締めて才人を睨みつける。
「サイト」
「な、なに?」
ルイズは潰れた手紙を真っ赤な顔で才人に突きつける。
「べ、べべべ、べ、別にアレが、す、す、好きになっちゃった訳じゃないからねッ き、貴族の家庭は子供を た、沢山作るのが常識ってだけだからねッ」
才人は四通の手紙を持って窓の外を見るとアンリエッタの馬車が近づくのが見えた。
五通になりそうだなと才人は窓を見ながら呟いた。
手紙を持って複雑な顔する英雄を午後の日差しが頑張れと励まし照らしていた。



おしまい

194:あとがき ◆manko/yek.
07/01/01 01:19:29 Wh09sSLe
仁義なき家族計画

この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。


それではっ

195:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:19:34 YZtuDJqt
結局新年ジャストには間に合わなかったorz

まあ気にしたら負け。

じゃあテファ編いきますぜー?準備はいいかぽまえら。

196:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:20:38 YZtuDJqt
結局小一時間悩んで決まらなかった。
ルイズ呼んだらこのチープさを馬鹿にされるに決まってるし、他の娘を呼んだら後でルイズが怖いし。

「ひたすらヘタレだねえ相棒」

…うっさい黙れ伝説の鉈。
今度ヘタレ言うたら剣先で地面ほじくりかえすぞワレ。

「すいませんそれだけは堪忍してくださいもう言いません」

どうやらデルフは木を切るよりも地面を掘る事を嫌がるようだ。
俺はデルフを背負うと、仕方なく学院への帰路についた。もう夕方近いし。
すると。

がささっ

近くの下生えの茂みが音を立てて揺れた。
俺はとっさにデルフの柄に手を掛け、臨戦態勢になる。

「はわわわわわわ」

気の抜けた声と共に、茂みから揺れる肉まんが飛び出してきた。
いや違う。肉まんはこんなに大きくない。
そう、例えていうならそれは小ぶりなメロン。柔らかいメロンだ。
そのメロンは木の根っこに脚を取られて、今にも転びそうになっている。
俺は慌ててそのメロンを…じゃない、倒れそうになっていた女の子を支えた。
偶然にも、そう「偶然にも」、俺はその胸を両手で鷲掴みにしてしまう。

「ひう」

どっかで聞いた声。
そして、

むにむにむにむにむに

「あうあうあうあうあうあうあう」

どっかで揉んだメロン。
そうだ、これはメロンなんかじゃない。
桃 り ん ご 。

「テファっ!?」

俺は思わず声を上げる。

「もう、いい加減放してください…ってサイト!?」

そう、そこに居たのは。
目深にかぶった帽子とローブのせいで人相はわからなかったが、間違いない。
ハルケギニアの生んだ生ける芸術、最終桃乳エルフ娘ティファニアだった。

197:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:21:29 YZtuDJqt
サイトだーーーーーー!
私は思わずサイトに抱きついていた。

「わっ!?」

サイトは驚いてバランスを崩し、地面に転んでしまう。
私も一緒になって地面に転がる。
でも抱きついた腕は離さない。
だって、逢いたくて逢いたくて逢いたくてここまできたんだもの!

「ちょ、どうしてテファがこんなとこにっ?」

サイトが驚くのも無理はないかな。
私はサイトに逢う為に、飛空船に乗って、トリステインにやってきた。
子供たちの面倒は一時的にタニアにまかせて。
もちろん、ここに留まるのはサイトに逢ってから一日だけ、って決めてたけど。

「こんなにすぐ逢えるなんて思わなかった~」

私は経緯を説明し終わると、またサイトに抱きついた。

「じ、事情は分かったけど…。
 …なんかずいぶん大胆になってない?テファ」

…なんかまるで知らない人を見るみたいな目でサイトが見てくる…。
…なんでこういう時までいじわるかなあ…。
私はそんなサイトに抗議するように、ぎゅっと強く彼を抱きしめた。

「そういうサイトこそ、こんなとこで何してたの?」

こんな、何もない森の中で、何をしてたんだろう。
…私は、道に迷って、何かフシギな音がする方向に来てみただけなんだけど。
そう尋ねた私を見て、サイトが何か思いついたような顔をした。
なんだろ?

198:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:22:08 YZtuDJqt
そういうわけで。
俺はテファをお風呂に誘った。

「え?…お風呂って…?
 あの貴族のひととかが入ってる、お湯の張ってあるお風呂?」

そーいやこっちじゃそういうモノでしたねー。
俺は現物を見せた方が早い、と思ったんで、テファを庵の中に案内した。

「わー、すごいすごい!
 コレ全部サイトが作ったの?」

素直に驚くテファ。
そー、そー、俺の欲しかった反応はこういうのなんだよ!
俺は少し有頂天になる。

「まあね」
「俺っちが手伝ったの忘れてないか相棒」

しかしすぐにデルフが釘を刺してきた。
俺はそんなデルフを庵の外に放り出し、テファに言った。

「入ってみたくない?テファ」

俺の台詞に驚くテファ。

「え?いいの?」

しかし次の瞬間、俯いてしまった。

「で、でも私…」

なんだろう?何を気にしてるのかな?
俺はそのことについて尋ねてみる。すると。

「私、『お風呂』のお作法とか知らないから…」

お、お作法、って…。
テファの物凄い勘違いに、俺は思わず突っ込みそうになる。
その直前に。
俺の脳裏に稲妻が走った。
ひょっとして、ひょっとすると。
俺は天才かも知れない…!

199:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:22:48 YZtuDJqt
私はサイトに言われたとおり、湯船のある部屋の隣の脱衣所で、服を脱いだ。
サイトは既に服を脱いで、脱衣所で待ってる。
そして、サイトに手渡されたタオル一枚で前を隠して…サイトのいる、湯船のある部屋に入る。

「いらっしゃい、テファ」

サイトは裸のまま、小さな木で出来た椅子に座っている。
その前には、もう一個の、小さな木の椅子があった。
私がもじもじ恥ずかしがっていると、

「じゃ、ここに掛けて、テファ」

サイトに言われるまま、私はサイトの前の椅子に腰掛ける。
…前は、タオルで隠したまま。
正対したサイトは、なんだか不満そうだ。
…しょうがないじゃない、恥ずかしいんだから…。
でもサイトは思い直したように言ってきた。

「じゃあ背中流すからあっち向いて」

え?あっち向いてって…それじゃあ、お尻が…。
私が抗議の言葉を発する間もなく、サイトは強引に私の肩を掴むと、ぐるん!と椅子ごと私を回転させた。
あう~。背中にサイトの視線がぁ~。

「それじゃあまず、最初にお湯をかけます」

私が真っ赤になっていると、そう言ってサイトは、私の背中から桶でお湯をかぶせてきた。

ざぱーん。

「これは身体についた汚れを落とすのに必要だから」

そう言って、私の背中を、濡れたタオルで拭き始めた。
あ、なんかコレ気持ちいい。

「気持ちいいね、サイト」
「だろ?汚れを落とすにはこれが一番」

そう言ったサイトの手が急に止まる。
…どうしたのかな?

200:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:23:55 YZtuDJqt
やっぱり俺、天才かもしらん。
俺はあることに気がつくと、タオルを浴槽の脇に置いた。

「テファ、もっと丁寧に洗ってあげるよ」

言って俺は。
手で直接、テファの背中を撫でた。

「ひゃぁんっ!…サイト、なにをっ…」

抗議の言葉を言おうとするテファの声を止めるべく、俺は背中を撫で回す。

「やぁっ、撫でないでぇ…」

テファは切なげな声を出しながら、それでも前に掛けたタオルを握り締めるだけで、抵抗しない。
ナイスな反応ですねー。やっぱ俺天才だわ。

「タオル使うと、肌が荒れやすくなっちゃうんだよ」

そして俺はわざといやらしい動きで、背中からテファの腰のくびれをなぞる。

「でもっ、そんなぁっ…」

背中越しに抗議の視線を送ってくるテファ。
ダメだなあテファ。そんな見つめ方したら、誘ってるようにしか見えないぞー?
俺は調子に乗って、テファの背中に密着して、腰の辺りを重点的に「洗って」あげる。

「あふ、あぁんっ…」
「テファをもっと、キレイにしてあげるよ…」

耳元でそう囁いて、今度は遠慮なくぴったり張り付いたタオルの下から、テファの胸を掌で撫で回す。

「ふぁっ…おっぱいっ…なでちゃやぁっ…」
「キレイに「洗わなきゃ」、お風呂には入れないよ?」

必死にもがいて抵抗しようとするテファにそう囁くと、テファはとろんとした目で見つめてきた。

「もう…じゃ、じゃあ、ちゃんと「洗って」…」

はいがってんしょーち!
枷の外れた俺は、遠慮なくテファを撫で回す。
規格外の桃りんごを右手で撫で回し、左手でもって下半身を撫で回す。

201:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:25:31 YZtuDJqt
「ふぁっ、ふぁんっ、あっ、そんなぁっ」

俺が撫で回すたび、テファは可愛い声を上げる。
丹念に桃りんごを撫で回し、先端を押しつぶす。
お尻の丸みを楽しんで、少しきつめに撫でて柔らかさを堪能する。
そして俺は、おそらく大洪水になっているであろうテファの一番敏感なところを撫で上げる。

くちゅっ

「ふあぁっ!」

確かな水音と、今迄で一番大きな声を上げ、テファの背筋がびくん!と反る。

「あれー?テファ、ここ汚れてるよー?」

俺は今度は両手で、テファのそこをまさぐる。

くちゅくちゅくちゅくちゅ…

そこは、確かにお湯以外の水で濡れていた。
俺の指先に絡むねばねばが、テファから分泌されたものだというこよは、はっきりと分かった。

「ふぁっ、だってっ、サイトがぁ…っ、さわるからぁっ…」

俺の手の中で可愛くさえずりながら、テファは必死に身をよじる。
さてこっからが本番デスヨー?
俺はもうガマンきかなくなった暴れん坊将軍を晒すと、テファに言った。

「これだけ汚れてたら、中もちゃんと洗わないとね?」

サイトが…中も、キレイに、って…。
サイトに向き合わされた私の視線が、サイトの股間で大きくなっている彼に釘付けになる。
アレで…洗うの…かな…。
撫で回すだけの愛撫で、逝くか逝かないかの境界線をさ迷っていた私には、それが欲しくてたまらない。

「サイト…」

私は動きを止めたサイトをじっと見つめる。
…だって…恥ずかしくて言えない…。
でもサイトはいじわるで…。

「ちゃんと、して欲しいこと言ってごらん?」

うう…やっぱりぃ…。
でも。
私のガマンも限界で。
欲しい。サイトが欲しい。はやく欲しい。いっぱい欲しい。だから。

「洗って…」

小声でそう言う私に、でもサイトはいじわるに言う。

「聞こえないなぁ?」

…サイトのバカ。いじわる。えっち。すけべ。へんたい。

「サイトので、私を、洗って」

今度ははっきりと言った。

202:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:26:38 YZtuDJqt
サイトは満足そうに微笑むと、

「よくできました」

そう言って、私を遠慮なく貫いた。
その衝撃に、私の視界が、白く染まる。

「ふぁんっ!あっ!はっ!やっ!いいっ!サイトぉっ!」

私の喉が踊り、イヤらしい言葉をひねり出す。
サイトが腰を突き上げるたび、私の中を電流が走り、私を高みに持ち上げる。

「あっ!やっ!だめっ!」

あ、だめ、めのまえがだんだんっ…ぶれてきてっ…。

「はぁっ、いいっ、サイトぉ、サイトぉ、いくうっ」

ぶれてっ、サイトのっ、おくまでぇっ、だめぇっ…!

「あ、は、あ、あ、いく、いくぅぅぅぅぅぅぅっ!」
「テファ、いくよ、俺もっ!」

どくどくどくどくっ…。

ああ…あつい…あついのぉ…。いっぱい…。

俺は逝ったテファを抱えて湯船に浸かった。
ちなみに吹き出た二人の液体は入る前に掛け湯で念入りに流した。
「洗う」という建前でテファを好き勝手いじっちゃおう大作戦は成功に終わった。
俺の手の中で、テファはまだ逝った余韻に浸ってぽーっとしてる。
この顔がまーた可愛いわけで。
そうやって顔を覗き込んでいると。
とんでもないものが目に入った。

なーみをちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて♪
くーもをすいすいすいすいおいぬいて♪

桃りんご島が浮いているーーーーーーー!?
脱力したテファの胸が、お湯の上でぷかぷかと浮かんでいる。
う、うわあ、胸って浮くのか。
などとバカな事を考える。
そして、たまらくなった俺は。
脱力したテファの両手を湯船の縁で組ませて、その上にテファの頭をもってくる。

「ふぁ…?サイト…?」

流石にここまでくると気づいたらしいテファの身体に、だんだん芯が戻ってくる。
ちょうど今、テファは俺に腰を抱えられ、湯船の縁で手を組んでいる形になっている。
胸の浮力に支えられ、その身体は反っていた。
俺は遠慮なく湯の中に手を突っ込むと、後ろからテファの胸をもみしだいた。

203:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:27:39 YZtuDJqt
「ふぁっ…サイトぉっ…まだするの…っ?」

テファの疑問に、俺は疑問で返す。

「テファは、したくない?」

そう言って、思い切りテファの乳首をつねり上げる。

「ふぁぁっ!」

テファの身体が思いっきり反る。
その隙に、俺は逝った反動とお湯のせいで柔らかくなったテファのあそこを、奥まで一気に貫いた。

「ふぁぁぁぁぁぁぁん!」

一気に奥まで貫かれた快感に、テファの喉から可愛い声が飛び出る。

「テファがしたくないならやめるけど?」

俺はそこからわざと息子を引き抜き、テファの胸から手をどける。

「あ…」

自由になったテファが不満げな声を漏らす。
さーて、それじゃあ言ってみましょうかティファニアさん?

「や、やめないで」

俺の期待通りの言葉をテファは言ってくれる。

「お願い、サイトが飽きるまで…。
 飽きるまで、「洗って」…お願い…」

期待の斜め上以上の言葉に、俺の欲望は軽く限界を超えた。

結局あれから…。
湯船で2回、洗い場で2回、しちゃって…。
今私は、サイトに抱えられてお湯に浸かっている。
外はもう真っ暗だ…。

「お風呂って、キモチイイね」

私はサイトにそう言う。
どうせ、サイトの言ってた「お作法」はスルための口実なんだろうけど。
このお湯に浸かる、ていうのはすっごくキモチイイ。
と、特にその、シた後だと…。
脱力した身体が浮くカンジが、すごくキモチイイ。
サイトはそんな私をそっと抱きしめてくれる。

「石鹸があると、もっとすっきりするんだけど」

…言い方からなんかやーらしいものを感じるんだけどー…。
まあいいか。
私はそんなサイトの肩に頭を預けて、言った。

「じゃあ今度は、石鹸でキレイに「洗って」ね?」

サイトが「ぶは」、と吹き出した。

204:ひのきのお風呂 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:28:24 YZtuDJqt
テファは次の朝、アルビオンに発つ準備を始めた。
まあ、俺と過ごすのは一日だけ、って約束らしいし。
しょうがないか。次のお風呂はまた次の機会に、だ。
俺は旅装束に身を包んだテファに言った。

「船着場まで送ろうか?」

しかしテファはふるふると首を振った。

「いいよ。サイトも用事があるだろうし。
 …それに」

テファは何故か俺から視線を外した。
…ん?なんだろ?

「…お迎えも来てるみたいだし?」

何の気なしにそう言ったテファの視線を追いかける…。
うわあああああああああああああああああああ!
あ、アレは!あの黒いオーラは!
ルイズううううううううううううううううううううううううううううう!?
…ん?あれ?横にいるのは…。
シエスタまでえええええええええええええええええええええええええええ!
え、まて、まさかあの空飛んでる竜はシルフィード…?
シャルロットもいるうううううううううううううううううううううううう!
やばいまずいこの気配は全員テファに気づいてる!
ってーか昨夜一晩何してたかテッテーテキに聞かれるぞこれは!
俺は慌ててテファに言った。

「い、いや送るよ、むしろ送らせて!お願い!」

テファは嬉しそうに瞳を潤ませると…。
一瞬の早業で俺の唇を奪った。
え。

「気持ちは嬉しいけど。
 これ以上一緒にいると帰りたくなくなっちゃう。
 …子供たちが待ってるから…私、行くね?」

そう言ってテファは、繋いであった馬に飛び乗ると、そのまま活を入れて駆け出した。
あああああああ待ってぇぇぇぇぇぇぇぇ俺を置いていかないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
そして背後で膨れ上がる四つの殺気。

「さて。何があったかじっくりはっきりすっかり全部話して貰おうかしら犬?」
「あらいけませんよミス。あんまりサイトさんいじめちゃあ♪せめて半殺しくらいにしてあげないと」
「…お兄ちゃん…」
「経緯はこの伝説の剣がまるっとぜーーんぶ伝えたからな。尾鰭背鰭胸鰭腹鰭ぜんぶつけて」

俺の目の前には、地獄の門が開いていた。
で、でも。
一応抵抗できるところは抵抗しとこう…?

「あ、あのー。半分くらいにまかりませんか…?」

四人を代表して、その質問にルイズが答えた。
とびっきりの笑顔で。

「今大増量出血サービス期間中だから♪」

そして俺は途方にくれる。~fin

205:名無しさん@ピンキー
07/01/01 01:30:20 Nbc1VWdb
へんたいさん乙!今年もよろしく!                         

206:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 01:30:37 YZtuDJqt
はいおしまい。

訂正箇所があります。
はぁと様のボイスは「絶対ここだぁ!」でした(ぁ

とりあえず元日は休日なんで無駄遣いしてこようかと思います。
それじゃあみんなまったねー。
あ、次も多分選択肢モノの予定ノシ

207:名無しさん@ピンキー
07/01/01 02:12:58 Zs2Lb7yB
テファサイコオオオォォォォォォォ!!!!
せんたいさんGJ!今年もよろしくお願いします!

208:名無しさん@ピンキー
07/01/01 02:15:14 B/dyV7od
>>206
あけおめ&GJ!

>なーみをちゃぷちゃぷ・・・
ワロタw


209:名無しさん@ピンキー
07/01/01 02:36:03 D16OGx8a
クリスマスに引き続きなんかお年玉いっぱいきてるーー!!
職人様方 GJ!!! どれも楽しませていただきましたw
そしてあけおめことよろです。

210:名無しさん@ピンキー
07/01/01 07:15:04 oTEjZts6
スレ住人&職人さん、あけおめ。

>>170
Hなアン様最高(;つД`)

>>194
氏にはハーレム小説一直線で行って欲しいな~と思ってたりw次回作も期待
してます。。

211:220 1/4
07/01/01 15:31:30 9tAm7A7k
>>107
ルイズが寝起きに放った一言はサイトにとって最悪のものであった。
覚めたばかりの目をこすりながらルイズはようやく現実の世界に戻っていく。
「あれ…メイド?なんで?」
「サイト…さん」
ベッドから身を起こすルイズを無視し、シエスタはサイトの方に向き直った。
「思いもよりませんでした…二人の仲が…こんな…こんな」
「いや、だから」
「もうこんな…愛の結晶になっているなんて!」
シエスタはショックを受けた風にその場に打ち伏せた。サイトが誤解を解こうとする前に、シエスタの考えは益々独り歩きしていく。
「そうですよね…あれだけ一緒に居たんですもの。そんな事があっても…」
「違うんだって」
「ミス・ヴァリエールは素敵でしたか?子供の居る部屋でそんな事はあまり良くありませんよ?」
「だから何もして」
「今度そういう事をなさる時はおっしゃって下さい。私、面倒くらい見れますから」
そう言うとシエスタはすくっと立ち上がり、ドアを開けた。
「負けてしまった以上、これ以上闘うのはみっとも無いですよね。何か入り用の物があったらおっしゃって下さい。私は応援させていただきます」
本職のメイド行儀の言葉を並べ、シエスタは部屋を後にした。

212:220 2/4
07/01/01 15:32:36 9tAm7A7k
結局誤解が解けていないまま、シエスタを自分の部屋に返してしまったのである。
それがどういう結果となるか、あまりよく無い想像がサイトの頭をよぎった。

再び寝直すと言ったルイズを部屋に置きサイトは食事を取りに行った。どうやらぼーっとしていたらしく先程のシエスタとの会話は覚えてはいない様だった。
「ったく…なんなんだ?」
独りごちながら厨房に料理を頼んでいく。
あんまり肉は食べさせない方が良いよな…後硬い物とか…
なんとなくそんな事が思い浮かび、メニューを幾つか訂正していく。
このままじゃ本当に親父じゃねぇか、と自分にツッコミを入れルイズの事を考えた献立にすると…
「…なんだコリャ」
お子様ランチとなっていた。流石に日の丸の旗は立っていないがオムレツ、温野菜、パンも柔らかな白パンを選び、柔らかなデザートを幾つか並べていく。
同時にこのメニューは人目を引いた。
「やあサイト、具合でも悪いのか?」
こういう時に絡みたくない相手、ギーシュが構ってくれば、
「そうだサイト。そのメニューが昼食だとは僕には信じられない」
とマリコルヌが脂っこい料理を満載しているトレーを持ち、話しに乗ってくる。

213:220 3/4
07/01/01 15:33:41 9tAm7A7k
「ルイズの分だよ」
「ほぉ。そう言えば今日はルイズをみかけていないな」
「気分が悪いんだと」
これ以上は構ってられないと言わんばかりにサイトは二人を振り切ろうとする。が、それは余計に不審がられたらしい。
「なにかあったんじゃないのか?」
マリコルヌが食い下がった。
「そうだな。何故かサイトの顔色も悪い様な気がする」
ギーシュも同調してサイトの背中を目で追う。
このままついてこられたらまずいな…
サイトは駆け足で部屋に向かった。

「ただいま…」
ルイズは未だに寝息を立てていた。サイトはテーブルの上に料理を起きベッドの端に腰掛ける。
「…」
ルイズの寝顔はいつもの激しい気性を隠し、無防備な表情を見せていた。今のルイズが幼い姿になっていても、サイトはこういうルイズを見るのが好きだった。
むしろ幼い姿になっている分ルイズの事がわかりやすくなった気がして、嬉しかった。
いつもより小さな唇がむずむずと動いている。
「ルイズ…」
サイトは〇リコンでは無い筈だがルイズの唇が魅力的に見えて、キスがしたい、と思ってしまう。
「今やったらやばい気がするけど…でも」
相変わらず窓からは昼の明かりが差し込み、穏やかな昼間を演出していた。

214:220 4/4
07/01/01 15:35:12 9tAm7A7k
殆ど無意識にサイトはルイズに顔を近づける。あどけない顔を見ると罪悪感どころか、するのを待っているんじゃないかとさえ思ってしまう。
そして
「…」
サイトは甘い香りに包まれながら幼い唇を味わっていった。

「なあ?」
「うん?」
「ノックも無しに…」
「何を言ってるんだ?ノックなんかしたら意味がないだろう?」
「それはそうだけど…二人っきりで部屋に居るんだ。何をしてるかわからないじゃないか」
扉の前で言い争っていたのはギーシュとマリコルヌである。結局二人で部屋に行き、気になったからサイトを探ってみようという意見が一致したのだった。
「早くしないと時機を逃してしまうぞ?」
「時機って何だよ。もしかしたら僕達が思いもよらない所まで事態が進んで…」
「それはそれで見ものだろう?」
妙な所で臆病であり、妙な所で積極的だったのがギーシュだった。今回は積極的である。
扉に耳を当てても部屋はしんとして、人の気配は感じ取りにくかった。
「二人ともどこかに行っているんじゃ…」
「逢い引きか?入って見ればわかるだろう。とにかく僕は行く」
「ま、待ってよギーシュ!」
ギーシュはそっと、なるべく音を立てない様に扉を押した。


「…なあギーシュ」
「…なんだい、マリコルヌ」
「僕は見てはいけないものを見た気がする」
「ああ、僕もだ」
二人に気付いたサイトが扉を何度も叩いているが、その音を気にせず語らいを続けていた。
「あれは…ルイズだったかい?」
「いや…もっと幼かったよ。目には自信がある」
「そうか…」
背中で扉を抑えつけながら二人は、頭の中に部屋の中の光景を焼き付けていた。

「…違っ…ルイ…」

扉越しのサイトの悲鳴を聞いて。

215:220
07/01/01 15:36:05 9tAm7A7k
今回も非エロで。昼間から投下するならこれ位と思って…オチなしですまない
(ry

エロいのは夜、他の神職人様の作品を楽しみにさせて頂きます。
…それでも自分はルイズ×サイトが好きだorz

216:名無しさん@ピンキー
07/01/01 15:46:10 H7RkuAH5
こういう誤解大好きですw

217:名無しさん@ピンキー
07/01/01 17:51:55 YYcXFP24
>>350
でもそっちはアレルギーが出る


218:名無しさん@ピンキー
07/01/01 19:46:32 WW16rNaG
>>350
きたー

219:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:01:37 Zs2Lb7yB
>>350wktk

220:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 21:02:58 YZtuDJqt
さて選択肢モノ投下いきます。

準備はいいかみなの衆

221:才人のお買い物 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 21:06:38 YZtuDJqt
その日俺は街に買い物に来ていた。
って言っても日用品買いに来ただけで、特に何か用事があったわけじゃないんだけど。
ちなみにルイズは授業だし、シエスタも着いてくるって言ってたけど部屋の掃除を頼んどいた。
正直、今は一人で買い物したい気分だったし。
そんなこんなで、俺は無事買い物を済ませ、馬に荷物を載せた。
空を見ると、まだ日は高い。
…ちょっと、ぶらついてみるかな。
俺は、街を散策することにした。

表通りの活気は、相変わらずだった。
露店の売り子の声が飛び交い、忙しそうに歩き回る人々がその間をすり抜けていく。
俺は露店で小さなりんごを買うと、それをかじりながら街をぶらついた。
特に何を買うでもなく、ぶらーっと並べてある商品を見て回っているだけだ。
それでも、店ごとに値段が違ったり、サービスなんかに違いがあってけっこう面白い。
そんな風に俺がぶらついていると、一台の大きな幌馬車が目に留まった。
その幌馬車は大きいのだが、誰も近寄ろうとしない。俺は不審に思った。
?こんだけ大きい馬車が停めてあったら、普通は子供かなんかが近寄るもんだろうに。
俺は気になって近くの露店のおじさんに尋ねた。

「ねえおじさん、あの大きな馬車は何?」

おじさんはつまらなさそうに鼻を鳴らすと、言った。

「裏通りの、魔法具屋が引っ越すんだとよ。それで荷馬車を仕立てたらしい。
 言っとくが、寄らない方が身のためだぜ?どんな魔法かけられるかわかったもんじゃない」

…なるほどー。そういうことか。
少しすると、裏通りから、大きな荷物を抱えたおじさんがえっちらおっちら荷物を運んできた。
あれが魔法具屋の主人か。
…ぱっと見普通の人に見えるんだけどなあ?
魔法の使えない一般庶民にしてみれば、魔法ってだけで気味の悪いものなのかな?
そうこうしていると、そのおじさんは道の出っ張りに足を引っ掛けてこけそうになる。
あ、危ない!
俺は思わず走り出し、落ちそうになった荷物と、こけそうになったおじさんを支えた。

「大丈夫ですか?」

荷物は何とか水平を保ち、おじさんもこけずに済んだ。
…普段から鍛えておくとこういうとき便利だよな。

「あ、ありがとう」

おじさんはまさか助けられるとは思わなかったのか、俺に礼を言ってくる。

「いや、困ってる時はお互い様ですよ」

そう言って俺は、荷物のバランスを戻し、おじさんに手渡す。

「いや、本当に助かった。
 実はこの箱の中身は魔法の薬でな。うかつに外気に触れると大爆発を起こすんだ。
 もし箱が壊れたりしてたら、この辺一帯が消えてなくなるところだったよ」

…おいおいおい、物騒だな。
そんな危ないもん、一人で運んでんのかあ…。
俺はちょっと気の毒になって、おじさんに申し出た。

「なんでしたら手伝いましょうか?俺ヒマだし」

俺の申し出を、おじさんは一も二もなく引き受けた。

222:才人のお買い物 ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 21:12:19 YZtuDJqt
それから二時間もたたないうちに、荷物は運び終わった。
中にはさっきみたいなキケンな魔法の薬なんかもあって、しかもその箱ときたら一人では運べないようなブツだったりした。
…どうする気だったんだこのおじさん…?

「助かったよ。キミの手がなかったら売り物を使うつもりだったんだ」

なるほどね。
まあ、人助けをした後はキモチがいいもんだ。

「そうですか。それじゃあ、俺はこれで」
「待ちたまえ」

立ち去ろうとする俺を、おじさんが引きとめた。
…なんだ?
見ると、おじさんは、荷物の中から一つケースを選び出し、俺の前に開けて見せた。

「お礼に、この中から一つ、好きなものをキミにあげよう。
 なに、心配することはない。使い方や注意事項は、漏らさず教えてあげよう」
「え、でも高いんじゃ」
「気にする事はない。こう見えても結構儲かっているんでね。
 そうそう、どういうものが欲しいか言ってくれてもいいぞ。この中から私が選んであげよう」

そんなに言うなら。
俺は、言われるままにモノを選ぶ事にした。


1.素直じゃない相手ほどよく効く媚薬『姿見の悪魔』
2.意のままに動かせる『操りの真珠』
3.使用限度が一度だけ『泥のスキルニル』

223:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/01 21:14:01 YZtuDJqt
さて今回も特殊です。
今回はキャラ名でなく、上記のアイテムの中から選んでください。
最初にレスのついたアイテムで、そのアイテムを使用する予定のキャラで書き始めます。

さてどれが誰かよーく考えようw

ではよい、どん!

224:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:14:08 6oyNlS4D
どれも捨てがたいが2!

225:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:14:46 Zs2Lb7yB
う~迷う…2!!!

226:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:17:03 eKaTy15T
さすがへんたいさん選択肢がえろいのばっかだぜ!
空気を読まずに1で

227:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:17:53 Zs2Lb7yB
ヨッシャ!一番乗り…じゃねぇ!
ID:6oyNlS4Dすっごいな…7秒後ですかい…
くっそー今回もダメだったか…でも俺も2なんで問題ナシです!
せんたいさんよろしくお願いします。

228:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:23:15 H7RkuAH5
迷うな・・・しかし1

229:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:32:34 cmQubPL1
迷い無く1だ!!

230:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:42:22 c1CmdGKB
1を!!!

231:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:44:30 c1CmdGKB
ていうか何票集まったら決まるんだ?

232:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:46:24 rRNfZAUX
みんな、よく読もうよ……

>>223
>>最初にレスのついたアイテムで、そのアイテムを使用する予定のキャラで書き始めます。


233:名無しさん@ピンキー
07/01/01 22:00:58 Zs2Lb7yB
俺がお願いしますって言った時点で分か(ry

234:名無しさん@ピンキー
07/01/01 22:11:10 KofF3LCD
安心しろ皆!!


せんたいさんだったらきっと全部書いてくれるさ。

235:名無しさん@ピンキー
07/01/01 23:36:26 7Q9BI7OW
>>222
当然1。
使用相手はルイズでお願い。

236:名無しさん@ピンキー
07/01/01 23:42:15 c1CmdGKB
ふむ、では予想してみないかね?
どの選択肢がだれなのか。

237:名無しさん@ピンキー
07/01/01 23:50:36 Zs2Lb7yB
間違いなく1はルイズだろ

238:名無しさん@ピンキー
07/01/01 23:56:24 xDzaos88
2はタバサでお尻をいじめられるに違いない

239:名無しさん@ピンキー
07/01/02 00:28:30 gHo0OmFI
2だな、てゆうかなんでもいいから
タバサでおねがいしんますだ

240:名無しさん@ピンキー
07/01/02 00:31:25 TWyv6287
もう2であることは確定済みだぞ。
3は…分からん

241:名無しさん@ピンキー
07/01/02 00:33:31 MUaFn8F2
おいおいあの有名なロリへんたいさんだぞ
トリプルタバサに決まってる

242:名無しさん@ピンキー
07/01/02 00:53:45 1B2XkK05
一応挨拶はしっかりと。
てな訳で1日遅れだが あけおめ 。

3は要するにアレだろ?ダッチw(ry

…んー、これじゃ笑ってるようにも見えるなw

243:sage
07/01/02 01:24:53 g4ZtQuJi
       (  _,, -''"      ',             __.__       ____
   ハ   ( l         ',____,、      (:::} l l l ,}      /   こ \
   ハ   ( .',         ト──‐'      l::l ̄ ̄l     l     の │
   ハ   (  .',         |              l::|二二l     |  ハ ろ  .|
       ( /ィ         h         , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ   |  ハ り  │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ',         l.l         ,'  r─―‐tl.   |  ハ こ │
        ̄   ',       fllJ.        { r' ー-、ノ ,r‐l    |  ! ん │
            ヾ     ル'ノ |ll       ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,.  l     め  |
             〉vw'レハノ   l.lll       ヽl l ',   ,_ ! ,'ノ   ヽ  ____/
             l_,,, =====、_ !'lll       .ハ. l  r'"__゙,,`l|     )ノ
          _,,ノ※※※※※`ー,,,       / lヽノ ´'ー'´ハ




244:名無しさん@ピンキー
07/01/02 02:51:04 LKFK4cHS
3はサイトを二人にして二人攻めをするんだと思ってた…
サイト二人にタバサ一人…あれ逆でもいいんじゃね!?タバサが二人になるなんて最高やん!!

245:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 03:06:43 dqoXakDp
さてそれじゃあ2番いくよ?
でもいったん寝るので続きは明日になりましゅ

正解はいるかなー?

246:名無しさん@ピンキー
07/01/02 03:06:53 aCN3Wt7p
ルイズが予想できる1をやって欲しい、そう思うオレはルイズスキー
ってゆーか、オレはいつもタイミングを外しまくってる・・・


247:魔法具『操りの真珠』 ◆mQKcT9WQPM
07/01/02 03:07:26 dqoXakDp
才人は、『操りの真珠』というアイテムに心惹かれた。
それは黒と白の掌に収まるほどの大きさの玉だった。

「この真珠はな、黒と白が対になっているんだ」

魔法具屋の主人はそう言って、黒い真珠を軽く握った。
すると、白い方が軽く震え、その震えは少しすると収まった。
そして、主人が握った黒い真珠を上に上げれば上へ、横に振れば横へ、まるで白い真珠が見えない糸で吊られているかのように動く。

「なかなか面白いだろう?大道芸人には人気のアイテムだ。
 ただし値段は大した事ないけどな」

だからこそ才人にタダで譲る気になったのだが。
そして主人は、あまり離れすぎると効果がないこと、使いすぎると動作しなくなることなどを才人に教え、その『操りの真珠』を才人に手渡した。
なるほどー、大道芸に使うのが普通の使い方かぁ…。
才人は真珠の入った小箱を見ながら考える。
…全く違う使い道を思いついた俺はやっぱり…。
真性の変態かもしれない。

才人が学院に帰ったのは、夕刻になってからのこと。
学院に帰った才人を最初に出迎えたのはシエスタだった。

「お帰りなさい、サイトさん」

どうやら掃除は終わったらしく、絞った雑巾のかかった空のバケツ手に提げていた。

「ごめんなシエスタ。本当なら一緒に買い物行ってもよかったんだけど」

才人は申し訳なさそうに頭をぽりぽりと掻く。

「いいえー。私気にしてませんよー。
 あ、でも今夜はちょっと濃い目がいいかなー、なんてー」

言って頬を染め、「きゃっ」と視線をそらすシエスタ。
そういえば今日はシエスタの日だっけ…。
シエスタの『ちょっと濃い目』は正直『超濃縮』なのだが。
才人はそれを予想してちょっとげんなりする。
…ん?待てよ…。
才人はあることを思いつき、シエスタに尋ねる。

「シエスタ、このあと仕事は?」
「えっと、厨房で夕食のお手伝いをしなきゃいけないんですけど」

それを聞いた才人は、シエスタの手を取ると、廊下の柱の影にシエスタを引っ張っていった。

「あ、あの、サイトさん?どうしたんですか?」

いつもと違う才人の様子に戸惑うシエスタ。
そんなシエスタに構わず、才人は辺りに人影がないのを確認すると。
いきなりシエスタを抱きしめた。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch