07/01/02 22:55:44 Ri+fLdEr
「こりゃ凄いね」
あくまで今日はプチパーティという名目だったので適当に(そして間違った方向で)楽しむつもりだった速水先輩は驚いた。
キッチンには―ハルカが早起きをして作ったのであろう―すでに下ごしらえを終えた料理が整然とならんでいた。
スープは温めればすぐにでも飲めそうだし、サラダはボールの中で盛り付けを待つだけ、等大にカットされ水に浸けられたポテトはフライかマッシュにでもされるのだろう。
保坂がいたらどんな反応をするだろう、
速水先輩はそんな事を考え、いつものように表情を変えずに笑ってみる。
そうしていると、あることをふと思い出した。