【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】at EROPARO
【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】 - 暇つぶし2ch707:652
07/05/14 04:47:35 3IFT1axR
「あ、手紙。実家からの手紙ってどこ?」

少しごまかしをかねて忠人は言った。

「ふ~ん、ごまかすんや。でも、ええよ。これ読んだら、
 そないえげつないこと、もう言えななるんよ」

そう言いながら巴は肩越しに手紙をよこす。忠人は手紙の内容を読みながら
次第に頭の中が白くなって行く。手紙は昔ながらの和紙に忠直の手書きで
とんでもない事が書いてあった。

まず、忠人と巴の結婚の約束のこと。
次に忠直と隆久はその約束に便乗する形で、二人を婚約させていたこと。
もしこの十年でどちらかに好きな人が出来ていたら。
この婚約は自然に解消されていたこと。
もしこの住み込みの最初の一月のうちに忠人が約束を思い出さなかったら、
また婚約は解消であったこと。思い出した場合二人の間に結婚しない、
という合意が成立して初めて婚約は解消が可能であり、
片一方の申し立てのみでは婚約解消は不可である事などがずらずらと書かれている。
しかも最後には双方の祖父による血判まで押してある。

「どう、これでたっくん逃げられへんで。たっくんはうちのこと思い出したし、
 好きな人もおらへんみたいや、そしてうちはたっくんのことが大好きや」

そう言いながら巴は体の向きを変え、忠人を後ろから抱きしめた。

「いやいやいやいや、けど僕らはまだ十代だし。
 ね、ほらご両親の了解もいるし、結論は急がないほうが、
 ほら、ゆっくり考えることが何事も重要ですから、ね」

忠人は背に押し付けられた二つの丘の感触に焦りながらそう言うと、
巴は明るく忠人の耳元で答える。

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07/05/14 04:51:28 3IFT1axR
「うちとこの両親は大丈夫や。だって、今ここへ送り出したのはお母はんやもん。
 抱きしめてもらえ、って。好きな男はんに抱きしめて貰うことが幾つの女にとっても
 一番の幸せや、って。この浴衣用意してくれはったのもお母はんやねんで」

「お、お父さんは?」

「お父はんは昔、山賀のおじい様に自分たちの結婚の時お世話になったし、
 たっくんのこと夕飯の時で気に入ったからええって」

「せ、先生は?」

「おじい様は試しと稽古をしてみて、たっくんなら大丈夫やって、
 太鼓判押してたわ。もう、たっくん、いややわ。
 そないにうちの事がいやなん?うちのこと嫌いなん?」

「いや、嫌いとか、いやとかじゃなくて、
 二人が会ったのって今日をあわせても一週間ぐらいでしょ」
「十年」

「はあ?」

「言葉にすると十年って短いけど、十年ってほんま長かったんやで。
 うちその間ずうっと待ってたんよ、たっくんが来るんを」

あの振袖は半ば見合いの意味か。しかし、確かに十年は長いよな。
うん、父さんと母さんが別れて七年だし。
あ、けど探査船カッシーニて何年前に地球を発ったんだっけ。
そんなことを緊張しながら忠人が考えていると、巴は甘えた声で小さく囁いた。

「そやからね・・・・、しよ、結婚しよ。ずうっと一緒にいよ、な?」

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07/05/14 04:57:57 3IFT1axR

そう言うと、すばやく巴は忠人の正面に回りこみ、忠人の目をじっと見つめる。
胡坐をかいている忠人より、膝立ちに成った巴の顔の位置は少し高い。
巴はのしかかる様に忠人の頤に手をやり、少し忠人の顔を持ち上げると
意を決してキスをした。巴は目を瞑り必死に忠人の唇にしゃぶりつく、
その動きは稚拙で少女に何の経験も無いことを表している。
手は微かだが震えてい、その確りと瞑っている眦からは少し涙が滲んでいる。

その巴の動きを半ば呆然と身に受けていた忠人の胸中には、ある思いが湧き上がってきた。
何をやっているんだろうか僕は?十年も自分を待っていてくれた少女がいて、
その子が必死になって自分に身を捧げようとしている。
そんな状況で、なお煮え切らない自分に忠人は突然に腹が立った。
おもむろに行く場所も無く下げていた片手を巴の背に回して確りと抱きしめる。

息が続かなかったのだろうか、巴は唇を放し荒い息をしながら、
上から忠人の目をじいっと覗き込んだ。その瞳は確りと忠人の目を正面から見つめている。
巴はどもりながら恥かしそうに目から涙をぽろぽろこぼしながら
顔を真っ赤にしながら口を開いた。

「う、うちな、たっくんでな、女になりたいんよ」

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唐突なその巴の言葉は忠人の心の内にあった理性最後の堤防をあっけなく押し流した。

「いいんだね?」

確認、でも、たとえここで巴が首を横に振っても、もう止まれない。
忠人は己の内に潜んでいた獣性をはっきりと自覚していた。
それは今まで自覚したことは無かったが、すでに忠人の五感をのっとり叫んでいる。
目の前の少女をお前のものにしろ、女にかえろと。

巴は涙でぐちゃぐちゃになった顔で嬉しそうに何も言わずに、
ただうなずいた。

もう一度のキス。今度は下になっている忠人が右の手のひらを巴の耳から
後ろにやりながら引き寄せるようにキス。
一度目とは違い忠人は今度は能動的に舌を巴の唇に差し入れると、
巴は少し驚いて身を一瞬堅くしたものの少しづつ忠人の舌に己の舌を絡める。
巴の呼吸が切れる前に顔を離すと二人の口の間に光る橋が出来た。

膝立ちになっていた巴の体を右手で抱きしめながら、
左手で少しづつ己の身を後ろに倒す。巴の顔の位置は少し下がり、
忠人の胸元に来ている。忠人は体を少し右に回しながら完全に倒れると
巴を布団の上に横たえた。

横になった巴は目を閉じ、じっとその身を堅くしている。
忠人はまず、そのすくんだ体を和らげることにした。
巴の頭の横に右ひじをつき、少しのしかかる様にして、
まだ少し涙が残る眦にキスをする。
自由になっている左手は巴のお腹から胸までを何度も優しく撫で摩る。
今度は軽く唇にキス。そこを起点に顔全体に満遍なくキスをしていくと。
緊張していた巴の体は段々と力が抜けてゆく。

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体の強張りが抜けてきたのを見て取った忠人は、
浴衣の袷からお腹を撫でていた手を少しずつ差し入れていった。
その時巴の少し震える両手が、
少しづつ浴衣の内に入っていこうとする忠人の手を包んだ。
押し留められるかと思った忠人が、巴の顔を見ると
巴は嬉しそうに微笑み幼い口ぶりで

「なあ、たっくん。うちのことずっと大事にしてくれる?」

と聞く。その時、忠人の胸のうちにすとんと形容しがたい温かい感情が浮かんだ。
それは忠人の心のうちで寸前までは嵐のように荒れ狂っていた獣性をあっというまに鎮める。

たぶんこの温かみが愛おしいとか、そういう気持ちなんだろうな。
そう思いながら忠人は頷き、1軽く巴の少し震える唇にキスをした。


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その頷きをみて巴の両のかいなの力が弱まる。
それを受けて忠人は少し片手で浴衣の袷を押し広げた。
広がったそこから見える巴の肌は部屋の白色灯の明かりを吸い取ったように白かった。
しかしその白いふくらみの上にはあるピンク色の突起はぴんと上を向き
本人の快感を強く主張して硬くなっている。

「あかんよたっくん。そないに見んといて。うちのそない大きいないから」
「そう言う意見は無視。巴、優しくするからいいね?」
「ん」

忠人が訊ねると、巴は目を瞑りながら微かに頷く。
忠人はまず首、次に鎖骨と少しづつキスでしるしをつけながら下がっていく。
次第に浴衣の袷は乱れその開きは大きくなっていく。
忠人は体を少し起こし巴の顔を見ると、巴は恥かしいのか顔を赤くしながら
目をつぶり、下唇をかんでいる。
そんな姿がやけに愛おしくて、可愛くて、
忠人は巴の頭の脇についていた右手で
巴の顔に汗で張り付いていた前髪を優しくよけてやる。
もう一方の手は巴の乳房の下の辺りから
腋の下にかけてをその頂点の突起へ向けて優しく撫でさすっていく。

次に忠人は撫で摩っているのと逆の乳房に軽く乳房に口づけをすると、
おもむろにその突起を口に含んだ。

「ひゃ」

突然の刺激に、巴があげた声を聞きながら、
忠人はまだ固さの残る乳房を口と手と舌で優しく愛撫し続ける。
そんな忠人を薄目を開けて見ていた巴は面白そうに

「んっ。なんや、あっ、そうしてるとたっくん赤ちゃんみたいやな~」

などと甘い吐息を漏らしながら、巴は両腕で忠久の頭を包みながら言うので、
忠人はわざと少し強めに乳首を唇で甘噛みする。

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「あっつ、ん」
 
次第に巴のあげる吐息がさらに甘く高くなってゆく。
その頃合を見計らって乳房を愛撫していた左手を
ゆっくりとわき腹から下半身の方へ下ろしていく。
最初は浴衣の外側から太股の外側をゆっくりと撫でる。
やはり緊張しているのだろう、その太股は固く閉じられている。
その足は時間をかけてゆっくりと撫でている内にその力が抜けていく。
そのタイミングで浴衣の前から手を差し入れ
少し足の隙間を空けさせると、
忠人は自分の左足を巴の足の間に上から差し入れ閉じれないようにした。

太股の内側を優しく撫で摩るてを次第に巴の中心へ向かわせる。
すぐには直接は触らない。まずは下着の上から下腹部と一緒に上から下、
下から上へとゆっくり撫で摩る。
次第に下着を透してあふれ出てきた愛液が湿り気として感じられるようになると。
忠人は身を起こし巴の太股の間に座り込んだ。

「下、脱がせるよ?」

そう言うと下着の両側に両指を差し込み少しづつ引き下ろそうとしていくと、
巴は恥かしそうに片の腕で自分の目を覆い隠しながら言った。

「あかん、たっくん電気消して。うち恥かしい」

その、巴の様を見て、自分が経験者だからから少し焦りすぎたかと思い、
忠人は巴の言葉に従うことにした。

立ち上がり部屋の入り口にある明かりのスイッチをオフにしようと思ったとき、
微かな衣擦れの音が聞こえた。振り返ると巴は着ていた浴衣を脱ぎ、
自分の体の上に広げてその裸身を覆い隠そうとしている。

「ともちゃん、何してるの?そんなことすると電気消さないよ?」

「やぁ」

「じゃあ、それ取る?」

「やぁ」

忠人が少し内心で面白がりながら意地悪げに問うと、
巴は広がった浴衣を目の下まで引き上げると上目使いで、
まるで聞き分けの無い子供のようにふるふると頭を振りながら言った。
その姿は妙に忠人の壷にはまる。

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やばい、これはこっちが完全に友ちゃんに惚れ切ってるかもしれない。
そう思うと、とりあえず忠人は電気を消し、体に引っかかっているだけになっていた浴衣を脱ぎ、
少しづつ布団の場所まで戻っていくとそこには紫陽花を身に纏った巴がいた。
浴衣の背の部分に染め抜かれた淡い青の紫陽花が、
カーテンを透して入ってくる明かりにぼうっと浮き上がり、
よりいっそうその色を明らかにしているように見える。
その下にある乳房が浴衣を持ち上げることで、
本当の紫陽花がそこにあるように見えるのだった。

忠人は、横になり浴衣で体を覆った巴のそばに片膝を突き、

「灯りは消したよ、暗いからな、もう大丈夫」

内心では、一体なにがどう大丈夫なのだと考えながら優しく声をかけた。

「んっ」

そう目をつぶって返事をすると巴は体を覆っていた浴衣を、
しっかりと握っていた手にこめた力を少し弱め、体を少し起こした。
その巴の首と肩の後ろに手を回し抱き起こすと忠人は、
するりと巴の体の後ろに身を滑り込ませた。
巴は頭と背をを忠人の胸に預けるような姿勢で確りと抱きしめられたのだった。
忠人は巴の腋の下から前に回した両手で巴の乳房を優しく摩りながら聞いた、

「安心した?部屋暗いからもういい?」

そう忠人は巴の耳元に言うが、実は忠人はかなり確りと巴が見えていた。
幼少の頃から剣の修行をしてきた忠人の目は僅かな明りでもかなりはっきりと見える。
ただ巴の体の上には浴衣があり、それのふくらみの動きしか見えないが。
そんなことは解らない巴はこくこくと頷いた。

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忠人の体温に安心したのか段々と忠人の体に体重を預けていた巴は
何か硬いものが自分の背に当たっていることに気が付いた。
それは熱く、時々びっくっと動き、まるで忠人とは別の生き物がそこにいるようだった。
巴は後ろ手でそれにそっと手を伸ばし、恐々とそれに触れると忠人は軽くうめいた。

「うっ」
「痛いん?大丈夫?」
「いや違うから、少し驚いただけだから」

忠人は巴を安心させようとそう答えながら、内心で驚いていた。
今までの彼の女性経験は一人しか居なかったが、
その女性にされた手コキに比べると、
巴がただ一瞬触れただけなのに何倍という快感が背筋を走ったので
驚いたのだった。

触られただけでこれなら、挿れたら僕は気持ちよすぎて気絶するんじゃないか?
そんなことを考えると、忠人は持たないかもしれないと思い。
身を更に起こし巴を抱き上げた。それは胡坐をかいた忠人の足の間に
巴がしりもちを付いているかのような姿勢になった。

「きゃっ」

この姿勢だと忠人より体格の小さく薄い巴は、
確りと忠人の両腕の中に抱き込まれてしまう。
巴はそれが恥かしかったのか、小さく悲鳴を上る。
その巴の右肩に後ろから顎をのせ忠人は囁いた。

「下・・・、触るよ」

返事を待たずに忠人は抱きしめていた右腕を腹から下へと滑らせる。
巴が反応する前に腹から下着のうちへ右手を差し込むと、
忠人は直接に巴の股間の亀裂に触った。

「んぃっ」

突然の刺激に驚いた巴はまるで息が止まったかのような声を喉の奥から出し、
瞬間に少し暴れたが、それは忠人の左手の拘束を解けるほどのものではなく
すぐに収まる。

忠人の触った亀裂はすでにしっとり濡れていた。
右の手のひらには下の毛の存在はあまり感じられず、
忠人は伸ばした中指の付け根辺りに確り自己主張する巴の花芯を感じる。
人差し指と薬指を使い亀裂を割り広げ、中指を更に動かし、
目的の窪みを感触だけで探し出す。

巴の両手は確りと、自分に回された忠人の左の腕を握り、
忠人の右手の指の動きに合わせてその握り締める力を変える。

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「辛いんだったら、声出していいんだよ」

忠人は巴にそう囁いたが、巴は目をつぶり、口を閉じ、忠人の腕のうちで、
かぶりを幾度も振るだけだった。
忠人は探し出した窪みを少しづつ、少しづつ中指で押し広げるように動かす。同時に親指で割れ目の上にある花芯を優しく刺激し続けた。割れ目は、どんどんと愛液を生み出し、さらに指が動きやすいようにする。

指の感触と自分の股間の我慢の聞かなさと相談しながら、
忠人は頃合を見計らっていると

「うぅぅぅぅっ」

という、巴のうめき声と共に忠人の左腕を握り締めていた両手から突然に力が抜け、
巴は体を完全に忠人に預けてきた。忠人は左腕を握り締めていた巴の両手を右手でゆっくりと外すと、
巴の体をゆっくりと布団の上に横たえる。
そして自分はゆっくりと巴の足の間に位置を移した。

巴の体を覆っていた紫陽花柄の浴衣は、もうお腹の辺りを僅かに隠すだけであったが、
半ば朦朧とした巴はそれに気が付いていないようだった。
巴の下着を両手ですばやく脱がせると、初めて巴の一番大切な場所を眼にした。
ピンク色の割れ目はほんの少しだけ口を開けテラテラと僅かな光を反射している。
下の毛は申し訳程度にその上にあるだけで、その可憐さに忠人は思わず口付けしたくなったが、
初めての子にそれはさすがに酷かと思い直した。


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自分の下着も脱ぎ去っると、忠人は巴の右足を持ち上げ軽く己の左肩に掛けるようにする。
右手は巴の足を軽く曲げさせると、自分の股間で主張している肉棒の位置を直しつつ、
すこしづつ巴の股間の割れ目に近づけた。
肉棒の先が、先ほどまで散々指で押し広げられた。窪みを見つけると。
巴はその感触に気が付いたのだろう、ゆっくりとつぶっていた目を開いて,
自分に全裸で半ばのしかかっている忠人を見つめた。

「いくよ?」

そう忠人が聞くと、巴ははにかむ様に小さく言った。

「うちのこと、ずうっと大事にしてな」

その返事を了解と取った忠人は少しづつ腰を進め、
狭い肉のトンネルを少しづつ押し広げた。

散々に指で愛撫していたおかげであろうか、
意外と痛がらずに肉棒を推し進めていくと、
その先に何かの感触があり動きを止めた。

「んっ」

「痛い?」

「ちょっとだけな」

「やめる?」

「そんなん言っても、たっくん我慢きかんやろ?」

「正解。一気に奥まで行くけど、いいね、力抜いといた方が辛くないって言うよ」

「んっ」

痛みえを我慢しながら健気にそう小さく頷いた巴が愛しくて、
そのおでこに軽くキスをした後、忠人は目で巴に合図を送り、
一気に腰を進めた。何かを突き破る感触がした後、
ついに先端はトンネルの奥底に到達すると、二人はじっと身動きをしなかった。

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巴は自分が今までに感じたことの無い感覚に混乱していた。
入ってきた瞬間は叫びたいほど痛かったが、それもじいっとしていると、
次第に収まってくる。
確かに下っ腹の中からじくじくとした痛みが生じているのは確かなのだが、
同時に何か温かいものもその近くから自分には伝わってきている。

何やろ?これ痛いけど、なんやそれだけやあらへん、
そう思いながら巴は自分のお腹に手をやると、何かが、そこには感じられた。
なんや温っかいは。これが、たっくんが入ってるってこと何やろか?
そう思うと何故か巴は嬉しくなった。

きっ、きつい。

一方で、忠人は完全に身動きが取れなくなっている。
巴の中は忠人のもう一人の女性に比べると明らかに狭かった。
また奥に届いたとはいえ、忠人の全部が入ったわけではなく、
根本に指幾本分かの余りがある。
しかしその締め付けと精神的な高揚は間違いなく忠人を追い込んでいる。

719:652
07/05/14 06:03:08 3IFT1axR
やばい、これで動いたらすぐに出そうだ。
そう思うと忠人は取り合えず、その感覚を誤魔化す為に、
視線を巴の顔へ向けて、すこし驚いた。
忠人が痛みを必死に堪えていると予想していたその顔は何故か少し微笑んでいた。
忠人はほんの少し可笑しくなって聞いてみた。

「ともちゃん、何か笑ってる?」
「嬉しいんよ、うちな今、ほんまに嬉しいんよ。ずっとな、たっくんと、
 こんな風になるの思ってたんやから、たっくんが今な、
 うちのお腹の中いるんが感じられて、なんかもう嬉しすぎて訳わからんわ」

そう言うと巴は両の腕をゆっくりと忠人の首に回して引き寄せた。
忠人は抵抗もせずに両肘を巴の頭の脇につくと、
丁度巴の顔が忠人の顔の下に来た。巴は少し顔を上げ忠人の耳に

「ね、つらいんやったら動いてもええんよ」

と恥かしそうに囁いた。

忠人は腕を少し動かして巴の頭を抱え込むようにし、
足は両膝を突いて出来るだけ巴に重さをかけないようにする。
安定した姿勢が取れるようになると忠人は少しづつ腰に動きをつけてゆく。
ゆっくり、ゆっくりとあまり大きな動きで巴に痛みを刺激しないように動く。

巴の体は忠人の体に確りと包み込まれている安心感と。
ゆっくりした腰の動きによって刺激される花芯からの刺激で、愛液をさらに分泌する。
次第ぬめりを増す巴の中は、忠人と巴の双方に影響を与えてゆく。
巴は次第に頭の中がぼうっとしてきた。下半身から背筋を伝わってあがってくる。
痺れにも似た感覚は次第に次第に、巴の思考を鈍らせ、本能をむき出しにする。
密着したことによって感じられる汗の匂い、
耳から入ってくる水溜りの中を歩いているようなピチャン、ピチャンという音。
その全てが巴に何か大事なもののように感じられた。


720:652
07/05/14 06:06:46 3IFT1axR
忠人のほうは必死である。巴を気持ち良くして上げたい気持ちと、
他に何かを考えなければ直ぐにイってしまいそうに自分が心の内で交じり合っている。
自分の下にいる巴の顔を見ると、まだ痛みがあるのだろう、
忠人の腰の動きで時々痛みに耐える為か、眉間にしわがよったりする。
巴の中にある己はまるで両手でぎゅっと握り締められてるかのようで。
腰を動かすたびに自分の腰の中から何かが抜けていくような感じがする。
次第にぬめりを増す巴の中の膣壁は時に確りと握っているかのように、
ある時は亀頭の敏感な部分を態と刺激するかのように動く。

忠人は苦痛の色が消えていく巴の顔を見て、
次第に単純だった腰の動きを大胆なものに変えてゆく。
時に浅く、時に深く、あるは回すかのような腰の動きを組み合わせて、
巴を高みに押し上げようとする。
その努力のかいか次第に巴の中では痛みよりも、
気持ちよさが大きなものになってゆく。

何やろ、これ。
どれだけ時間が経ったのか解らないが、腰からあがってくる痺れにも似た、
気持ちよさでどんどん巴の頭の中がぼうっとしていく。
ただ、体に感じられる、忠人の体温が巴を思考に繋ぎ止めていた。
自分が何処かに行ってしまうような気がした巴は、
もっとそばに居て、
そう思い今まで広げていた足を本能的に忠人の腰に巻きつけ、
抱きついている腕の力をぎゅうっと強めた。

721:652
07/05/14 06:10:46 3IFT1axR
「と、ともちゃん・・・、出るっっっ!!」

「たっ、たっっっくん!!!」

巴の動きは忠人に止めをさした。
巴の腰の向きが微妙に変わったことと、膣壁がまるで忠人を吸い込むかのような動きをしたために、
一気に忠人は限界を超えてしまった。
腰の裏側から何かが抜けていくかのような感じと共に、
肉茎の中を精液が駆け抜けていく。

忠人が行く寸前に、ぐうっと堅さと太さを増した彼の肉棒は巴の思考も吹き飛ばした。
肉茎の鈴口から発している温かさが自分の下腹部にゆっくりと広がり、
次第に染み込んでいくかのような感じと、自分を包んでいる忠人の重さと温かさだけが
巴に己の存在を知覚させていた。

暖かい。
下腹部に広がっていたその感覚が次第に消えていくと共に、
巴の意識は浮上していった。次に感じたの自分の上にいる忠人の匂いだった。
次にその体が今まで気が付かなかったが、確りとした筋肉で作りあげらていることが見えた。

ああ、男の人なんや。
巴は初めて忠人が十年前のちっちゃな子供ではなく男であることを認識した。


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07/05/14 06:13:41 3IFT1axR
このまま忠人の匂いをずうっと感じていたい気もしたが、
巴は一足飛びに幼馴染から恋人も飛び越えてこんな関係にまで至った、
経過とその中の自分の発言に気恥ずかしさを感じてしまい、
照れ隠しについ言ってしまった。

「たっくん重いよ」

「あっ、ごめん。重かった」

忠人は巴の声を聞くまで動けなかった。
巴の声で初めてを縛っていた拘束が解けたような感じがして、
慌てて巴の上から除けると、まだ少し堅さを残していた肉棒が、
ずるっと巴の中から抜け出た。

あ、出て行っちゃた。

巴は今まで自分の中に居た忠人が出て行ってしまった感じがして少しさびしくなったが、
その忠人が自分の横に横たわっているから、その喪失感を埋めるように体を摺り寄せた。

忠人はまだ腰に少し力が入らない。
腰の裏から何かが抜けていった、あの感覚は力も一緒に抜いていったな。
などと考えていると隣でまだ少し荒い息をしている巴が擦り寄ってきたのがわかった。
巴はまるで顔を見せないかのように忠人の胸板に乗せながらもあらぬ方向を見ていた。
そのそぶりがなぜか少し可愛くて忠人は思わず聞いてしまった。


723:652
07/05/14 06:16:24 3IFT1axR
「ん、ともちゃんどうしたの?」

「今な、私すっっごく恥かしいんよ」

「はあ?どうして」

「さっきまでな、私な、忠人君に逢えて嬉しくって
 ずうっとこれから一緒にいるんはどうしたらいいんかわからんくって、
 とりあえず全部言いたいこと忠人君に伝えなって思って
 この部屋にきたんよ」

「それで?」

「けどな、それいつもの私と違うんよ。
 なんであんな風に抱きついたりとか、キスしたりとか、普段の私やったら、
 あんなん絶対にしいへんのに、何でかしてしもうたんよ」

「じゃあ、こんなことして後悔しているからこっち向かないの?」

「それ違う。絶対に違う」

「じゃあどうしてこっち向かないの?」

「ちょっとな、今は恥かしくってな、忠人君の顔もともにから見られへん。
 ちょっとの間、私が落ち着くまでこのままでいてくれる?」

そう言うと巴は忠人の胸板に紅潮した頬をこすり付けた。
そんな巴の子供のような仕草が可愛くて、
忠人は巴の髪をゆっくりと指で梳いた。
巴の髪は二人が交ぐわっている間にすっかりほどけてる。
そんな忠人の指が気持ちよかったのか巴はゆっくりと眠りに落ちていった。

「巴さん?」

忠人が気が付いたときには既に巴は眠りの底に落ちきっていた。
そんな巴はすごく可愛いのだが、

「どーする?」

布団は二人の汗とかでグズグズ、
浴衣は布団の傍にくしゃくしゃになっている。
そして何より、裸で寝入ってしまっている巴本人。
忠人はもう一度口に出して言った。

「どーするよこれ?」

724:652
07/05/14 06:30:54 3IFT1axR
Epilogue


少し体が重い、踏ん張りも利かない。やはり昨夜のせいか?
朝日の中、トレーニングウェア姿で忠人は日課の素振りを離れの前の庭でしていた。
いつもとは違い、素振り用の木刀を振り下ろすと、踏ん張りが効かず、上半身が流れるのだ。
これ以上、振ってもあまり意味がないと思った忠人はそこで朝稽古を切り上げた。

季節は春とは言え、まだ明け方は酷く冷え込むこともある。
そう思ったので昨晩は重い体を引きずって、自分の荷物の中からパジャマを探し出し
裸の巴に着せ。押入れから予備の布団を出すとそれに巴をそのまま寝かした。
自分は送られてきた荷物の中に在った寝袋を使ったが、
そのためか今朝はかな早く目が覚めてしまって今に至っている。

縁側に準備しておいたペットボトルから水を一口飲んでいると、
半分寝た顔で巴が起き出して来た。

「ん~、喉渇いたー」

ともちゃん、まだやっぱり半分寝ているなと考えながら、
忠人がその姿を見ているのに気が付いた巴は

「あ~、たっくんやー」

と言いながら縁側にやってきた。

「はい、これ」

と、忠人が言ってペットボトルを渡すと、
巴は何も考えずにそのまま口を付けた。
水を飲んでいるうちに意識が覚醒してきたのだろうか。
一瞬にしてその顔が紅潮する。

「たっ、忠人君」
「はい、何ですか巴さん」
「あっ、あの私たち昨日は」
「忘れたんですか?ひどいな巴さん、いや、ともちゃん」

昔の呼び名で呼ばれたことで、一気に昨夜のことを思い出したのだろうか、
巴は襖の陰に飛び込んで、そうっと顔だけ覗かした。
そんな巴の慌てぶりが可愛くて、忠人は少し遊ぶことにした。

725:652
07/05/14 06:34:06 3IFT1axR

「たったっ忠人君、昨日は」

「ああ、巴さんあのまま寝てしまったんで、僕の服を着せました。
 少し大きいですが、裸で寝たら風邪引きますし」

「そうじゃなくって」

「ああ、お風呂なら沸かしておいたんでお先にどうぞ」

「そうじゃなくって」

「あ、水がもっと欲しいなら」

「そん何やない!!」

「ああ、約束ならちゃんと守ります。ずうっと大事にするよ、ともちゃん」

「そん・・・・?」

「聞こえなかったんですか?ならもう一度言いますよ。
 山賀忠人は、ずっと秋山巴、いやともちゃんのことを大事にします」
聞いた言葉がやっと脳に届いたのか、巴は腰が抜けたようにぺたりとそこに座り込んだ。
忠人は足に付いた泥を拭いて縁側に上がると、ゆっくりと巴に近づいて正面から巴を抱きしめて、
もう一度言った。

「ずっと大事にする」

「あっあっあっ、あのなたっくん」

「僕は返事をしましたよ」

すこし体を巴から離し、目を覗き込むように忠人は聞いた。

「ともちゃんは何て答えるの?」

答えは、たどたどしいキスだった。


726:652
07/05/14 07:18:24 3IFT1axR
以上で終わりです。
御免なさい。
もうしません。
677と701の優しさが身にしみる。


727:名無しさん@ピンキー
07/05/14 07:39:40 v1Vit83n
いや、馬鹿は無視して、またするといいと思うよ
まあ、投下宣言して時間を空けると、馬鹿が張り付いてくるらしいから、>>652みたいな事前宣言はあえてする必要はないけど

というか、677と701だけじゃなくて、馬鹿1名以外はあなたを歓迎していたんだから、変に卑屈にならないほうがいい
逆に誘い受けっぽく見えるし、馬鹿がつけあがる


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