07/03/11 12:16:22 VhDNDOwL
>>277
誉めるレスは「自作自演」
自分で「お前のSSは誰も読みたくない」
これ、お決まりの手だからな。気にしない気にしない
ID:icz68Ky4=ID:Tp0BIHUR これは間違いない
>>284の全てのスレでID:Tp0BIHURの書き込みを見た
エロパロ板でSSを投下する事の何が悪いだろうか
ドンドン投下してくれ
>284 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 02:54:24 ID:Tp0BIHUR
>277
>下手に挑発しないで、大人しくしておいた方がいいと思う・・・・
>これらのスレのようにしたくなければ
>92 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 11:50:16 ID:Tp0BIHUR
>ID:WfPSxi4i=ID:VhDNDOwL
>で自作自演の可能性高いな
>こういうことするから・・・荒らしに目を付けられるんだよ
>頼むからスレに迷惑をかけないでくれよな?
>お前の駄文なんて誰も読みたくないから
294:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:21:20 VhDNDOwL
ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
スレリンク(eroparo板:353番),355,356,361,363,367
これが証拠ね
295:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:23:06 Tp0BIHUR
>>293
せっかく警告してあげてるのにそういう態度とるかなあ
荒らしの手口をわざわざ教えてあげる荒らしがどこにいるよ?
ちなみに自作自演だろうがなんだろうが
荒らしに目を付けられた以上、その警告を無視すれば
廃墟になるまで荒らし尽くされるのは確実だから
上のログ読めばそれくらいわかるだろ?
頼むから賢明な判断をしてもらいたいな・・・
スレの平和を願えばこその言葉だから真摯に受け取ってほしい
296:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:40:33 LGRpQ+L0
>>295
お前が荒らすんだろw
297:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:40:35 VhDNDOwL
>>295
>荒らしの手口をわざわざ教えてあげる荒らしがどこにいるよ?
それがお前の手だからな
作者「SS投下するよ」
お前「投下したら荒らすからw」
お前「ほら作者さん、荒らされるからSS投下しないで」
作者さんがSS投下
住人A「GJ」
住人B「面白いよ」
お前「住人A、Bは作者の自演だからw」
お前「自演するなよ…」
お前「これつまんね…」
お前が荒らす
お前「ほら作者さん、荒らされるからSS投下しないで」
勿論お前は全部ID変えてる。これがお前の手です
>>277は「SSを投下する」というエロパロ板の目的に従った行動をしようとしています
何で「正当な行為」をしちゃいけないんですか?
298:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:44:37 Tp0BIHUR
>>297
やけに荒らしの手口に詳しいな・・・普段自分でやってるからだろ?
どうみても難癖つけまくるお前が荒らしだろ
どうやら荒らしが墓穴を掘ったようです
ID:VhDNDOwL
はNG登録であぼーんしましょう
299:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:54:21 VhDNDOwL
>>298
>やけに荒らしの手口に詳しいな・・・普段自分でやってるからだろ?
>>284見れば一目瞭然ですが
それを言うなら、荒らされたURLをサッと出せるのは何でですか?あなたの巡回先ですか?
>277:名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 00:45:50 ID:WfPSxi4i
>201氏、GJです!
>自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。
のどこが
>>下手に挑発
なんですか?
>どうみても難癖つけまくるお前が荒らしだろ
俺は「投下して」と言ってます
お前は「荒らされるからSS投下しないで」と言ってます
俺は荒らしの手段に詳しいです
お前は荒らされたスレのURLをサッと出せました
荒らしはどちらかな?簡単な問題ですね
で、次は「荒らしが必死に言い訳してる」ですか?
300:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:55:15 i897UCcR
大勝利確定記念君は元職人。(昔は制圧君と呼ばれていた)
常連以上神未満までいったが書けなくなり、荒らしに転向。
IDをかえることができるのが自慢で、単発IDでひたすら自作自演の荒らしを繰り返す。
自分が書いていたシチュで
自分がかなわない神職人のいるスレを好んで荒らす。
301:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:56:06 gUd2iTNA
>
>>>277は「SSを投下する」というエロパロ板の目的に従った行動をしようとしています
>何で「正当な行為」をしちゃいけないんですか?
荒らしに目を付けられるような痛い行動をするやつが悪いからだろ
だいたい投下したら荒らされるってあんたわかってるじゃん。
荒らされるのを防ぐには投下を自粛するしかない。
これは事実。
302:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:01:07 R+ot5xF6
>301
いいからアンタもなんか和風でエロイの書いてよ。
すべてはそれからだ。
303:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:01:52 VhDNDOwL
>>301
>荒らしに目を付けられるような痛い行動をするやつが悪いからだろ
277 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 00:45:50 ID:WfPSxi4i
201氏、GJです!
自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。
のどこが「荒らしに目を付けられるような痛い行動」なんですか?
>だいたい投下したら荒らされるってあんたわかってるじゃん。
>荒らされるのを防ぐには投下を自粛するしかない。
>これは事実。
悪いのは荒らし。自粛する必要なんか無い
その辺は考え方の違いだな
荒らしは悪い奴。だから無視
荒らされるのは嫌だ。だから荒らしに従おう
304:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:07:49 0d5mChRo
>>303
雑談やSS投下で荒らしを封殺する手口は
過疎スレでは通用しないな
明らかに人員不足だ
勝ち目がない戦いはしないいほうが賢明なのは大人の考え
305:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:17:46 VhDNDOwL
>>304
で、板やスレの趣旨に合ったSSの投下を止めろと
板とスレの趣旨に合ったSSの投下は正義
荒らしは悪
これ以外は言うことありません
まぁここまで言い合ったら、277さんも投下する気が無くなっちゃったかもね
この荒らしの手段はホント有効だわ
306:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:26:26 ya8dVKWe
>>305
別にここだけが投下可能なスレな訳じゃないし
他のスレに投下すればいいだろ
ただリンクはるのはやめろよ?
そこも荒らされるからな?
ここに投下したり、他の場所に投下してリンクを貼ったりしたら
故意に荒らしたと断定するから
307:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:43:34 Tp0BIHUR
>>305
>
> 板とスレの趣旨に合ったSSの投下は正義
> 荒らしは悪
違うな
あくまで勝者が正義、敗者は悪
荒らしをはね返す力の無い職人は、スレの混乱を招く悪でしかない
結果的に
308:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:53:12 VhoPqmLY
とりあえず>>1を10回読み返す事をお勧めしたいね
で、>>277待ってるから頼みますよ
309:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:56:56 VhDNDOwL
>>306
だからこのスレの趣旨に合ってるだろ。
ID変えて変えて頑張るなぁ…
俺も>>277待ってるよ
荒らしてんのは一人だから気にしないで
待ってる人は何人も居るから
310:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:10:08 BAEDF5ie
なんか馬鹿が暴れてるけど、投下を待つよ、俺は
ID:VhDNDOwLさんは、あんま馬鹿の相手しない方が良いと思う。反応があるとつけ上がるから
荒らしに来たら、報告してアク禁依頼すればいいかと
そのときに荒らしにレスしている人が多いと、削除対象になりにくいっていうから、無視するといいよ
311:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:10:36 a6Y58uIc
糞SSかも~んなw
まだああああああああ???
叩き潰したくてたまんな~いwwwwwwww
糞SSかも~んなw
312:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:19:37 Tp0BIHUR
>>310
> 荒らしに来たら、報告してアク禁依頼すればいいかと
アク禁要請なんてねーよw
現実的に
コピペ大量爆撃くらいしか削除依頼は通りません
ついでに言うとピンク鯖の削除はほとんど機能してないから
会話が成立しているレスについては、アク禁どころかレス削除依頼も通りません
よって荒らしにアク禁依頼するぞという脅しは無意味
馬鹿ですか?
この程度でそんなに簡単にアク禁にできるなら
上記スレが2年にも渡って荒らされつづけるわけないだろ?
もう少し現実を見つめてください
まあここが廃墟になって、住人やほかの職人に迷惑をかけてもかまわないなら別に止めないけどな
間違い無く言えるのは>277が投下した場合
>277だけではなく、ほかの職人も粘着されて被害を受けるのは確実だということ
ここも上記スレのような末路をたどるだろうな
これまでの経験から行って確実に
荒らしは舐めたことをする奴には容赦しないから
313:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:22:39 i897UCcR
春だねえ。
314:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:25:32 CN3VADF3
これまでは荒らされる傾向なんてまったくなかったのに
>>277が来たとたん急に荒れ始めたな
なんなの?
315:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:27:30 VhoPqmLY
>>313
春といえば花見かな
梅はシーズンだし、もうすぐ桜か
…いや、別に青姦話書いてくれってわけじゃないぞ
316:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:30:18 VhDNDOwL
テロリストと同じだな
「言うこと聞かなきゃ酷い目に合わすぞ!」
ID変えて「だから言うこと聞こうよ」
職人さんは気にしないで、バンバン投下してくれ
317:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:31:56 xXCjYPIB
>>314
つーかそもそも>>277自体が、馬鹿を釣るための荒らしの自演の可能性もあるな。
318:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:33:15 SKmjau5m
裸体に桜の花びらが舞い散るシチュか
319:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:34:35 Lx3kHg5k
静留厨はどこにいってもうざいな
320:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:39:03 Tp0BIHUR
>>316
人質無視して突入して多数の死者を出すわけかw
まぁ別に廃墟になる過程をヲチするのもまた一興だしなw
そう言う意味ではガンガン投下すれば?
そう割り切ればある意味楽しみだw
がんばって廃墟にしてくれw
321:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:41:10 w8dvVROj
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
322:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:42:24 VhoPqmLY
>>318
花と共に散る純潔とかね
323:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:43:15 w8dvVROj
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
324:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:44:57 w8dvVROj
>>319
まったくですねw
レズ留厨ウザスwwww
ハイ!糞SSかも~んなw
325:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:48:00 R+ot5xF6
>>315
緋毛氈の赤の上に黒い長い髪がこう扇みたいに散るわけですな。
イイ。美しい。
326:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:50:55 ExYsGcAx
>>325
うんうんそうだねw
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
327:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:52:15 ExYsGcAx
まだあああああああ?????
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
328:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:53:20 sBGivnMT
和服で青姦って後が大変そうだな…
着付けとか
329:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:54:32 ExYsGcAx
>>328
うんうん同意
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
330:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:57:47 IrXRHbKO
まだあああああああ?????
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
331:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:02:29 R+ot5xF6
>>328
着付けできるからノー問題
つか、むしろいつそうされても大丈夫なようにしっかり学んでいる訳ですよ
332:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:05:28 VhoPqmLY
>>331
座右の銘は「常在戦場」とか
333:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:06:27 kjNW5Q02
>>331
なるほどなるほど
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
334:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:07:35 eOHzMQQ8
>>332
ほうほうそれで?
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
335:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:07:57 SKmjau5m
酒飲ませたら性格そのままにエロくなるとか?
336:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:08:48 Tp0BIHUR
面白い流れだw
必死な雑談作戦がどこまで通用するか見守ってるぜ
337:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:09:39 eOHzMQQ8
>>335
うんうん同意
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
338:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:10:30 eOHzMQQ8
まだあああああああ?????
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
339:277
07/03/11 15:24:05 x4abnq3p
風華征服を企画。文永十一年四度の国書を無視した風華に対し大軍を派遣した。
「あれが敵か……」
奈月は遥か海を臨んだ。海上には朱塗りの大船が無数に並び、
大小の小船を吐き出している。
奈月はエレメントを握って武者震いした。
奈月は貧乏御家人である。小さな畑に、普段は農耕戦時には槍持ちになる下人が数人いるだけ。
暮らしぶりは貧農とあまり変わらない。是非この戦で手柄を立てて恩賞を受けねばならない。
敵が上陸を始めた。早くも弓矢の撃ち合いが始まり、綿甲に身を包んだ敵が砂浜に上がる。
奈月は敵の直中に一騎駈けをした。
「我こそは玖我の住人、風華一の剛の者、玖我なつ……」
そこまで言いかけて、奈月は派手に落馬する。
初めは何が起こったか分からなかったが、すぐ馬を射殺されたのだと気づいた。
「馬を射るとは卑怯な……」
ぼんやりしている暇はなかった。すぐに敵兵が数人がかりで襲い掛かってきたのだ。
「くっ……」
慌てて敵の槍をよける。だが、槍の穂先は次々と襲い掛かってくる。
周りを視界の端に見れば、同じように一騎駆けしたものが次々と殺されていた。
「あっ……あぐっ!!」
太股に熱い感覚が走る。エレメントを落とした奈月は太股を突かれていた。
転倒した奈月に敵が止めを刺そうと迫る。
(殺される……)
そのとき、矢が飛来した。敵兵がのけぞる。
見れば百騎ばかりの味方が救援に駆けつけていた。
「無事どすか?」
大将らしい紫の鎧に身を包んだ武者が薙刀を持って騎乗していた。
「すまない……礼をいう。貴殿は」
「うちは藤野郷の御家人、藤野静留どす。挨拶は後や」
静留は敵に突っ込んでいった。
340:277
07/03/11 15:25:09 x4abnq3p
結局戦いは風華側の敗北に終わった。
慣れない敵の戦術と弓の射程の差や毒矢、火薬兵器等の武器の差だった。
月杜町は焼き払われ、御家人たちの信仰を集める風華神社も破壊された。
生き残った御家人たちは水城まで下がり、まんじりともせずに夜を明かす。
ところが、夜が明けると、敵の大船は一艘もなく消えてしまっていたのである。
理由については時化の為やられたのだとか、存外に損害が多いので大陸へ撤退したのだとか言われるが、明らかではない。
「なぜだ!?」
奈月はにじり寄って大声を上げた。だが、中年の武士はうるさそうな顔をするだけだ。
「なぜだ、迫水殿。私が一番槍を上げたことは明らかだ。なのになぜ恩賞がもらえない!?」
「証拠がない」
「証拠……証拠ならば藤野郷の静留殿が」
「いずれにせよ、貴殿は命令に背いた。手柄にはならぬ」
それだけ言うと武士はアフロを揺らして帰っていった。
「くっ……」
奈月は佇むしかない。
「奈月」
振り返ると静留がいた。
「藤野殿」
「静留でええよ」
静留は奈月の肩に手を置く。
「手負いまで抱えたのに、残念やったな……」
「手柄を逃したのは残念だ。だが、私の未熟ゆえ。仕方ないさ」
「あんたはあの後、頑張ったやないの」
静留に助けられた後、奈月は負傷した足を引きずりながら戦い、獅子奮迅の働きをした。
だが、所詮負け戦だ。手柄には入れられなかった。
「そう言ってくれると助かる。ああ、足が治り次第修行のやりなおしだな。敵はまたくる。次こそは必ず……」
「奈月はそないに手柄を立てたいの?」
「うちの家は母の代で没落してしまったんだ。私が立て直して母の名誉を回復したい」
「ほうか……」
「世話になったな、静留。また会おう」
奈月は静留に背を向けた。それから七年が経った。
341:277
07/03/11 15:26:54 x4abnq3p
懸案だった南カルデア征服を終えたナギ皇帝は二度目の風華遠征を企図。
全軍を二手に分け前回(約二万五千)を上回る十四万余を送り出した。弘安四年の事である。
だが、阿尓泰側は今回は勝手が違った。
風華側は侵攻を予期して六万余を結集し、沿岸には延々と防塁を築いていた。
その上合流を予定していたカルデア人部隊が大幅に遅れる。
阿尓泰勢は小規模で上陸しては撃退されるを繰り返し、沿岸を西航。
やむなく財前島を制圧して島民を皆殺しにすると、波の穏やかな内海に碇を下ろした。
「ロードシルバーカートリッジ!……てえっ!!」
大筒を抱えた奈月が咆哮する。
砲弾が敵の大船の横っ腹に命中した事を闇の中確認すると、奈月は大筒を捨て小船で敵船にこぎ寄せた。
阿尓泰側は島に拠点を据えながら合流を待ち、防塁のないここから上陸する積もりであったが、
風華武士の猛烈な夜襲に悩まされる事になった。
外洋航海能力のない風華側の小船でも少人数での襲撃には十分で、風華側のゲリラ戦に阿尓泰側は大きな損害を出していた。
阿尓泰勢がアルタイ・レムス・フロリンス等の諸民族の混成軍であった事も統制を悪化させた。
その隙に付け込み、奈月はこの一月十数回に亘って襲撃を繰り返していた。
今夜こそは大将首を上げる。
奈月は敵船に乗り込むと、エレメントで片っ端から敵を打ち倒した。
敵は夜襲にうろたえ、まともに抗戦できない。
手柄を求めて奈月が船内を探すと、ふと幼い少女の悲鳴が聞こえた。
342:277
07/03/11 15:29:16 x4abnq3p
「把手槍?捍下去、別抵抗! 不然我馬上殺害這個孩子!」
振り返ると、将校らしい軍装の男がさらって来たらしい子供の首に刃物を当て叫んでいる。
何を言っているかは聞き取れなかったが、手向かえば子供を殺すという事は明らかだ。
「くっ……卑怯な!」
見ればまだ十歳にもならないような女の子だった。恐怖の余り涙を流している。
奈月は大人しくエレメントを捨てた。
「あうっ!!」
武器を捨てたと見るや、敵兵は近寄ってきて奈月を殴りつけた。
奈月は血を流して倒れる。
『手こずらせやがって!』
将校らしい男が奈月を蹴りながら言う。
『こいつが風華のHimeですか。どうしますか、武田(ウーティエン)隊長』
『決まってるだろ。中々上玉じゃねえか。散々輪姦して……ぐぼ』
皆まで言いきる事なく、武田の言葉は途切れた。
武田の口内からは薙刀の刃が飛び出している。
「まったく、奈月はうちがおらんと駄目なんやさかい」
静留は薙刀を一閃させて敵兵を数人薙ぎ倒した。
「静留!」
「奈月、止めを!」
武田はふらふら歩くと、子供に近寄ろうとしている。
奈月は急いでエレメントを拾い上げると武田を射殺した。
「怪我はないか?」
子供の側に駆け寄る。子供は恐怖で震えていた。
「名前は?」
「亜莉沙」
「そうか亜莉沙、すぐに安全な所に連れ出してやる」
「おと……さ……」
「え?」
「お父さん……お母さん……みんな殺されちゃった……」
「……もう大丈夫だ」
「うわああああああああん」
奈月は亜莉沙を抱きしめた。
この夜奈月と静留は大いに敵を屠り手柄を立てた。
343:277
07/03/11 15:30:47 x4abnq3p
数日後、ようやくカルデア軍十万余が風華沖に到着した。
阿尓泰側の軍船は四千艘を越し、その威容は小さな内海をまさに埋め尽くした。
総勢が揃って上陸戦を開始しようという其の直後、だが、暴風雨が沿岸を襲ったのである。
台風の季節を知らない大陸勢の悲劇であった。
数千艘を数えた軍船はことごとく沈没し、遠征軍は文字通り消滅した。
生き残った敵の一部は大破した船や島にしがみ付いていたが、風華側のHimeに一人残らず討ち取られた。
翌年、水晶宮
馬上豊かに正装した貴人と伴侍の行列の前に、不意に一人の御家人らしい者が飛び出した。
御家人は見るからにみすぼらしい身形である。
「何奴!!」
「申し上げたき儀がございます」
「ええい下郎、この方は執権菊川雪之様ですわよ!! 控えなさい!!」
「遥ちゃん、いいよ。止めて」
棍棒を振り回して御家人を打とうとする伴侍を雪之が制する。
「その方、何の用事ですか?」
「私は玖我の住人、 玖我奈月という者です。私は二度の異国合戦で手柄を立てました。
先の戦いでは総把(中隊長)を一人討ち取りました。
なのに、論功行賞に遺漏があって恩賞を貰えません」
「それは本当ですか……?」
「はい」
胡散臭そうな目で奈月を見る遥とは対照的に、
雪之は思慮深そうな眼差しで奈月を見ている。
「分かりました。再審査させましょう」
奈月は深くこうべを垂れた。
「良かったなあ、奈月」
「ああ、小さな荘園一つと地頭の職を頂いた。これで胸を張って母さんの墓参りに行ける」
奈月は遊びに来た静留を縁側で迎えて一緒にお茶を啜っていた。
今や二人は掛け替えのない戦友になっていた。
「何だかんだ言って、お前には世話になったな。本当にありがとう」
「うちと奈月の仲やろ。水臭い事言いはるな」
静留がお茶をあおる。
「ところで、あの子はどないしたんの?」
「亜莉沙は妹としてうちで育てる事にした」
「……奈月ってそういう趣味があったの? ろりこん?」
「違うっ!! 身寄りがないからしょうがないだろ。それにあいつは歌が上手いんだぞ」
「ほんまか、なら今度聞かせてや」
「ああ」
奈月はにっこり微笑んだ。
344:277
07/03/11 15:33:59 x4abnq3p
崇禎十七年、アルタイ側の崇徳八年、賓都順天府は紅蓮の炎に包まれていた。
正確には広大な内城すべてが燃えていたわけではないが、赤赤と燃える火は天を焦がしていた。
三百年近く続いた真白朝が滅亡した瞬間だった。
風華を統一した強大な専制王朝真白朝は当初強力な統治をこの地のすみずみにまで敷いていたが、
創業百年を越す頃には各面で制度疲労が起こり矛盾が表面化していた。
相次ぐ無能な皇帝の出現や側近の専横、廷臣の派閥争いに加え、周辺民族の侵入が活発化し、
特に北部のアルタイ人は盛んに国境を侵犯した。
軍事費の増大は歯止めのきかない増税につながり、窮乏の極みに立たされた農民は次々と反乱を起こした。
最終的に国政はまったく破綻し、軍衛力は消滅した。
そしてこの日若き王に率いられたアルタイ軍が首都賓都を占領した。
「妹が……亜莉紗が……」
「駄目です、お嬢様。今はお逃げください……」
泣きながら踏みとどまろうとする少女を、男が引きずっていく。
そのまま燃え盛る屋敷を後に騎乗する。少女は何度も振り返るが、馬はそのまま城門を突き抜けていった。
それから五年が経った。
「ロード・シルバーカートリッジ!!……てえっ」
エレメントから弾丸が噴き出して捕り手の一人を倒す。
次も装填するが、刺突のため中断して後退せざるを得なかった。
敵は十数人で槍衾でこちらを壁に追い込んでいる。逃げ道はない。
「くっ……」
「殺すなよ。生かしたまま捕らえろ」
隊長らしき男が命令すると、一気に包囲が狭まった。
どうする事もできない。
まさに取り押さえられようかという時、突然血しぶきが上がった。
「なっ!?」
隊長の首が切断されて地面を転がる。
兵たちが唖然とする中女はあざやかに薙刀を振るった。
また首がいくつか飛ぶ。
「お前は……」
「話は後や」
我に返るとエレメントに次弾を送り込んだ。
「助かった……礼をいう」
あらかた片付けると敵は逃げていった。ものの五分も経っていなかった。
女は何事もなさそうな顔で汗一つかかずにいて、薙刀をしまう。
「お互い様どす」
「貴殿はいったい?」
「うちは紅藤郡の嬉卒兒、字は静留。静留でええよ」
「私は姓は娜、名は都勣、字は奈月だ。ところでなぜ助けてくれた? 分かっていると思うが、私はお尋ね者だぞ」
奈月は疑わしげな目で静留を見つめる。
345:277
07/03/11 15:35:54 x4abnq3p
「お尋ね者やからや」
静留は意味ありげな顔で微笑むと、背中を向けた。
「ついてき」
「ここがうちらのアジトや」
奈月は市外の一軒屋に通されていた。
ごく普通の平屋である。
「……で、私に何の用だ?」
奈月は多少疑わしく思ったが、静留についていく事にしていた。
房間に入り、お茶を出されると座って問いただす。
静留はまっすぐに奈月を見つめて言った。
「あんたは玖我公の娘さんやね?」
「…………」
「それだけやない、連中の官吏を殺害してはる」
「ああ、そうだ」
「うちらは封架幇といいます」
「封架幇?」と聞き返すと、静留はにっこり微笑んだ。
「えびすどもを封架(ふう)じるから封架幇。分かりやすいやろ?」
「胡散臭い連中だな」
「まあ、まだできたてなんやけどね。現在幹部はうちだけや」
静留は奈月をまっすぐに見つめて言う。
「単刀直入にいうけど、あんたにうちらの仲間になって欲しいんや。近く大きな行動を計画しておす。」
「このご時世にか?」
奈月は呆れたように言った。
首都に入ったアルタイ王ナギ・ダイ・アルタイはそのまま賓都順天府で百官の推戴を受けると、
皇帝に即位し、国号も阿尓泰に代わって黒焔とした。黒焔朝の世祖金緑帝である。
真白朝の百官はアルタイ軍が入城すると香を焚き、万歳を唱え、平伏してナギを迎えた。
自縊した皇帝のために死のうとするものは一人もいなかった。ちなみに皇帝は諡号を旦角という。
黒焔軍は退廃した風華人の協力を受けて順調に華南を平定すると、抗戦を薙ぎ倒しついに風華のほぼ全土を掌握する。
各地で抵抗運動も起きていたが、個々の連携が取れず、卵に石をぶつけるように潰されていった。
抵抗は絶望的だった。だが、静留は静かに言う。
「大丈夫どす。うちはこうみえても昔、藤乃衛という所で副指揮使をしてました。
戦の心得もありますし、そのときの縁で仲間は数百人ばかりおります」
「…………」
「娜将軍の遺児がおるということになれば、心強いどす。きっと有志が決起してくれはります。
せやったら先帝の仇も……」
「皇帝は暗愚だ!」
奈月は吐き捨てた。
「敵の流言に惑わされて長城の守将だった母さんを殺した。だから国が滅んだんだ」
「奈月……」
「だが」と奈月は続けた。
「奴らが憎いのは同じだ。正直、逃げ場もなくなっている。協力してもいい」
「おおきに!」
346:277
07/03/11 15:37:55 x4abnq3p
金緑五年、奈月達封架幇は蛋黄醤という寒村で蜂起した。
この事件を記した野史によれば閏六月乙亥の事とあるが、定かではない。
封架軍は付近の窮民や無頼の徒を糾合して数千に膨れ上がると、
県城である月杜を包囲した。月杜は小さな都市であったが、
この地域では唯一の商都であり、またこの国の都市の例に漏れず市壁を持っていた。
普通なら攻略はそう容易ではないが、静留が予め紛れ込ませていた間諜の手引きによって開門されると、
封架軍はなだれを打って城内に突入した。
「武田総兵!」
兵士が泡を食って駆けつけてくる。
「駄目です。賊は既に城内の大半を制圧しています。もうもちません」
「うう、逃げなければ……」
武田は脂汗をかいた。
賊に捕まった場合も勿論、城民に見つけられた場合も非常に不味い。
彼はアルタイ人に媚びへつらい人民を虐待して今の位を手に入れたから、殺されるのは確実である。
「動くな!」
武田が振り返ると奈月がエレメントを構えて立っていた。
「ひええっ!」
轟音が響くと、逃げようとした兵士の一人が撃ち倒される。
武田は剣を抜くと破れかぶれで奈月に斬りかかる。
奈月は素早く照準を合わせるが、不意に後から別の敵に斬りつけられた。
「うっ!!」
慌てて次の斬撃を避ける。幸い傷は浅いがこちらに気を取られてしまう。
「うおおおおおおおおおおおっ!!」
その隙に武田が剣を構え奇声を上げながら突っ込んできた。
「うちの奈月に何さらしますの」
「静留!」
薙刀が一閃すると、武田の首は斬り落とされて地面に転がった。
返す刀でもう一人も仕留める。
「すまない。また助けられた」
「気にしはるな。あんたのエレメントは遠距離戦用やからな」
「それに」と続ける。
「あんたはうちらの大切な大将やさかい」
日が落ちるまでに城内の制圧は完了した。守備兵は殆ど討ち取られるか、城外に脱出した。
奈月達は城民の歓呼の下、穀倉を開いて米を貧民に分け与える。
封架軍は勢いに乗って付近の数県を攻略すると、ようようと月杜に凱旋した。
「奈月?」
静留が本営の置かれている旧役所の一室に入ると、奈月は食事中だった。
「……何食べてはるの?」
「ん、知らないのか? 紅毛人が持って来たまよねーずというものだ。ご飯にかけて食うとうまいんだぞ」
「……それはともかく、お疲れさん。予定通りやね」
「そうだな」
静留は奈月の向かい側に腰を下ろす。
「奈月、ちょっといい?」
「ん?」
「どうして協力してくれたの?」
347:277
07/03/11 15:41:09 x4abnq3p
「変な事を聞くな。お前が誘ったからだろ?」
「そうやけど……」
静留は言い淀む。
「奈月は先帝に忠義を立てる義理はないんやろ。陛下はむしろお母はんの仇やったしな。
やったら何でアルタイに刃向こうたん? 風華人として夷狄に仕えるのが嫌やったん? 捕まれば処刑されるんは確実やのに」
「……私にはな、妹がいたんだ」
奈月が語り始める。
「歌が上手な子でな。いつもお姉ちゃん、お姉ちゃんとなついてくれたよ。
父親違いの子だったし、その当時はあまり好きじゃなかったんだがな」
「…………」
「アルタイ人が放った火の中で、逃げ遅れて炎に包まれるあの子を見て、初めて私はあの子が掛け替えのない存在だったと気づいた」
静留は黙って聞いている。
「逃げ延びた私を育ててくれたのは家宰の山田だったが、彼も私が十四のときにアルタイ旗人に殺された。
……今でもあの子の最後が目に浮かぶよ。悔しかった。あの日から、私は復讐だけを目的に生きてきたんだ」
「奈月……」
「つまらない話をしたな。もう寝よう。お前も帰れ。私達はのんびりしている暇はないんだ」
立ち上がり、寝室に入ろうとする奈月を静留が抱きしめていた。
「な、なにを!?」
奈月は暴れて振り払おうとするが、静留は離さない。
「泣いてもええんよ……」
静留はささやいた。
「心の中で泣いとるのに、無理に笑う必要ない。そうやろ?」
「…………」
静留は無言で奈月を抱きしめている。
そっとその髪を撫でると、奈月はかすかに震えた。
「静……留……」
やがて奈月は静留の腕の中で嗚咽していた。
二月が経った。
当初の予定では、この地に割拠し、蜂起に呼応する反アルタイ勢力の救援を待つ予定であった。
だが、彼女らの当ては裏切られる事になる。
まず、アルタイ側が予想より早く動いた。
ただの地方反乱なら今までも起きていたが、その首領が玖我公娜冴子の遺児となると勝手が違った。
娜将軍はアルタイに寝返った平西王珠遥などと違って、風華の民族的英雄である。
反乱が波及する事をまず防がねばならない。
それに民衆の参加が思った以上に少なかったのが痛手だった。
真白朝は末期には悪官汚吏がのさばって苛政を敷いていた。人民の怨嗟は深い。
それに対しナギ皇帝のアルタイは風華に入るやすぐに減税を実施したのでこれを評価するむきもあった。
月杜は間もなくアルタイの大軍に包囲された。
348:277
07/03/11 15:43:17 x4abnq3p
「あれは阿尓泰正白旗……」
奈月は包囲軍を望見して呟いた。
「叡親王セルゲイの親衛軍だ。あんなものまで出てくるとは、奴ら本気らしいな……」
「奈月」
静留が側に進み寄る。
「兵隊たちが動揺しておす。今は軍規を正してますが、このままではいずれ脱走が……」
「所詮烏合の衆だからな……」
封架軍は静留の旧部下を除くと食い詰め者の集まりだった。
勝っている裡はいいが、一度負け出すとすぐに崩れる。
「……どうやらここまでらしいな」
奈月はふと笑った。死を覚悟した笑いだった。
「奈月、逃げまひょう!」
静留は必死で奈月を諌める。
「諦めるのははよおす。夜の内に斬り切り込んで包囲を破りますさかい、奈月はその隙に……」
「何を言ってますの、姐姐」
城壁の上に一人青髪の少女が登って来ていた。
「巴……」
「姐姐が犠牲になる必要がどこにあるんです? 私達だけでとっとと逃げましょう。
なに、何度でも再起できますよ。当初の予定では……」
「巴!」
静留がきつく巴を睨んで制止するが、已に遅かった。
「……お前は静留の部下だったな。どういう事だ?」
奈月に問われると、巴は意地の悪い笑みを浮かべる。
「まぁだ分からないんですか? あなたは利用されていただけなんですよ。
姐姐が藤乃衛の副指揮使だったなんて真っ赤な嘘です。本当は私達は前王朝の錦衣衛(秘密警察)の者だったんですよ」
「な……に……?」
静留が無言で震えた。
短く漏らす奈月の前で巴は続ける。
「前王朝の寄生虫である私達は何としてでも真白を再興したい。そのために利用できるものは何でも利用する計画でした。
そこで娜将軍の遺児を祭り上げて、反乱の傀儡にするという積もりでしたわ♪ まあ、失敗した以上、逃げればいいんですけどね。
そのための傀儡ですもの。いや、それよりこいつの首を差し出して降伏すれば……」
そこまでで巴の言葉は途切れた。
びゅと巴の首を飛ばすと、静留は薙刀をしまう。
「奈月……」
静留は奈月に触れようとするが、手を弾かれた。
「触るな」
奈月の目はどこまでも冷たかった。
「う、うちは……」
「ようやくと、思ったんだ」
「…………」
「ようやく、信じられるひとができたと思った」
「う、うちは……うちは……」
泣き出す静留を背に、だが奈月は城内に去っていった。
総攻撃が始まった。
349:277
07/03/11 15:46:47 x4abnq3p
続きます。
エロに到達するまではもう少しかかりますので、少々お待ちください…。
あ、それと感想をお願いします。
350:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:50:33 s3jWrxd/
ID:Tp0BIHURは、固定IPと動的IPのプロバを使い分けて自演しているだけの、荒らしとの同一人物に見えるんだが
>>314
どう考えても、>>278が来てからだろ
ていうか、>>277が投下しようがしまいが、既に荒らしまくってるし
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
相手する必要はないというか、してもしょうがない
ID:Tp0BIHURの言う人質作戦どころか、すでに無差別テロになってるので、逆に>>277が投下を取りやめる理由は何一つなくなった
>>277
書き込もうと思ってリロードしたら投下があった
とりあえずお疲れ。これから読むよ
351:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:53:04 VhDNDOwL
>>349
GJ
出来ればトリップ付けて
352:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:02:35 SKmjau5m
>>349
今後の展開に期待
乙&GJ
353:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 16:06:12 x4abnq3p
トリップつけました
354:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:07:45 m+A82UWH
糞SS乙wwww
:
続きまだあああああああ?????
糞SSかも~んなw
糞SSかも~んなwwww
355:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:16:53 VhDNDOwL
>>353
ありがとう
ガンバレ!
356:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:17:14 i897UCcR
>>349
GJ!
関西弁に萌え。
ここの荒らしは最初は威勢がいいけど、
神職人がどんどん投下して行くいるスレだと
テンション下がってやがて消えていく。
気にせずにドゾ。
357:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:30:30 taWaDRwd
しかしまあ・・・なんつうか
「乙」「GJ」の1行レスだけの感想オンリーとはw
全然読んでないのがバレバレなレスだなw
どんなゴミSSでもとりあえず読まないでほめとけみたいなw
これが
このスレの本質だからw
358:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:32:44 WfPSxi4i
なんか凄い火種をまいてしまったようで、今まで平和なスレだったのに申し訳ないです。
277ですが、別スレに投下します。本当にご迷惑をおかけしました。
359:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:41:00 wMEMMpY6
>>358
それが賢明だなw
リンク貼ったりしたらそっちにも遊びに行くけど
自己顕示欲を露わにしたり
俺の目に付くところに投下しない限りはほっといてやるからw
感謝しろよ?
礼儀と身の程をわきまえるのは大切だからなw
360:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:49:39 VhDNDOwL
オイオイ>>349≠>>277かよ
>>349は偉い!
361:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:58:21 DYhFaqxr
>>358
あーそれとレス数100以下の過疎スレは全部チェックしてるし
レス数60以下のスレは
数時間ごとにチェックしてるんで
そこには投下するなよ?
該当スレにお前のSSらしいものを見つけた場合
全く同じ制裁を加えてやるからな?
362:名無しさん@ピンキー
07/03/11 17:05:12 i897UCcR
>.>361
ちょwww、おまwww、ニートwww
363:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 19:59:40 x4abnq3p
「いやや、堪忍してぇ……!」
「ああ、おいどがぁ……そないなとこに入れるのあかんっ!!」
「なつき、なつき……ああ、もう赦しておくれやす……っ」
真性レズなのにマンコも糞穴もオトコのチムプオで犯されて、発狂する
レズルきぼんぬ。
十五六人の男に犯され、マンコからも糞穴からもザーメンが溢れ出す
レズルきぼんぬ。
チンポをしゃぶらされ吐き気が込み上げてくる
レズルきぼんぬ。
抵抗しようにも媛星消失によりHimeの力を失い、さらになつきを人質に取られ
(抵抗したら後でこの女を犯す云々)ザーメンを呑まされて嘔吐する
レズルきぼんぬ。
それでも抵抗したため顔がぶくぶくになるまで殴られた
レズルきぼんぬ。
生中だしされて泣き喚く
レズルきぼんぬ。
うんこを食わされ、また下剤でうんこを噴出す所を写真に取られる
レズルきぼんぬ。
輪姦の後、妊娠した事に気づいてヒステリーを犯した挙句飛び降り自殺する
レズルきぼんぬ。
即興で思いついたレズルの虐め方。
まずなつき/ナツキを人質にして静留/シズルを拘束監禁。
「これから毎日なつき/ナツキの糞を食え。食うのをやめたり食い残したりすればなつき/ナツキを殺す」と宣告。
涙を流しながらなつき/ナツキの糞を頬張るレズル。
でもなつき/ナツキの糞は最初のうちだけで、途中でなつき/ナツキを処分して漏れの糞にすり変える。
とっくの昔になつき/ナツキが殺されているとも知らず漏れの糞を二十年以上食い続ける静留/シズル。
(;´Д`)ハァハァ
犯して孕ませた場合、生まれてきたのが男の子ならまた静留/シズルとセックスさせて
さらに子供を作るのも楽しそう。
最後奇形ばかりで生殖ができなくなる迄男子直径子孫と戻交配させて遊びたい。
名前は上から順にぶぶずけ二世三世……
近親相姦の子供を妊娠した静留/シズルの腹を殴りたい!(;´Д`)ハァハァ
レズル惨死きぼんぬ(;´Д`)ハァハァ
364:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:07:18 x4abnq3p
シズルたんの犠牲精神とおっぱいに萌えた(;´Д`)ハアハア
ナイフで切ってもぎ取ってみたい
あの強靭な京女が残虐な拷問の末悲鳴を上げ、絶叫し、苦痛に涙を流すところが見てみたい。
目の前でナツキを虫けらのように殺されて嘆き悲しむ姿がみたい。
目を剥いて胃液を吐き、内臓が爛れて炎症を起こすまで腹をなぐりたい。
ま○こに拳つっこんでぐちゃぐちゃにかき回したい。
集団で犯されて黒々しいち○ぽしゃぶらされて泣くシズルたんが見てみたい。
手足を切断してダルマにした後性的玩具にしたい。
う○こやゴキブリを何日にも亘って食わせたい。
顔が膨れ上がってシズルと見分けがつかなくなるまで拳で殴りたい
ガスバーナーの青白い炎ででじゅうじゅうと顔を焼きたい。
直腸にスプレー缶くらいの異物を挿入したい。
髪を毛根から引っこ抜いて二度と生えなくしたい。
体中の皮膚をはがして塩をすり込みたい。
乳首を切りたい。
クリトリスを切りたい 。
指を一本ずつ切っていきたい。
何年も生かしたまま拷問し続けた末になぶり殺しにしたい。
ああ、シズルたんを殺したい(;´Д`)ハアハア
シズルたんの乳首とクリトリスを切ってみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキとセックスできなくなるから悲しいかな。
シズルたんの顔を膨れるまで殴って潰した後、ナイフやガスバーナーで整形してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキに顔を見せられなくなるから悲しいかな。
シズルたんの手足を付け根から切断してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキに触れたり側にいられなくなるから悲しいかな。
シズルたんの目玉を抉り出してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキの姿を見れなくなるから悲しいかな。
シズルたんの耳を金属で鋳潰してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキの声を聞けなくなるから悲しいかな。
虫けらみたいになってもまだナツキのことが好きだろうか。
だったらナツキを殺してその臓物をシズルたんに食わせてみたいな♪
365:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:08:36 x4abnq3p
シズルたんはハードレズでナツキに惚れているから、
目の前でナツキをぶっ殺してみてどんな反応を示すかゆっくり見てみたい。
その前にまずはナツキを人質にしてぎとぎとに辱めたい。
まず真っ裸に剥いて乳首もマ○コも丸見えにする。
ただ裸にするだけでなく、大きく開脚させてマ○コの襞やクリトリスがはっきり見えるようにする。
秘所を下種な男共の目に曝されるシズルたん。
シズルたんは二十七(推定)で処女な訳だから、マ○コの襞はぴっちり閉じていて桃色で綺麗だろう。
乳臭い小娘と違ってお洒落に気を使う大人の女性だから、マ○カスも溜まっていないだろうし、
ただオナニー癖はあるだろうから乳房が発達してクリトリスも肥大化しているかも知れない。
シズルたんを散々視姦して楽しんだ後、衆人環視の下野外で大便をさせたい。
この日のために練りのきいたう○こが出るようにいもぼうをたっぷり食わせておき、
足を開かせてシズルたんの肛門からう○こがひねり出るさまをじっくり観察したい。
無論拒否すればナツキを目の前で痛めつける。
シズルたんはどんな反応をするだろうか。紅潮し屈辱に身を震わせるだろうか。
それとも淡々と陵辱を受けるだろうか。
やはりシズルたんの性格からしてナツキを守るならただ黙々と無表情で恥辱に耐えるだろう。
たっぷりう○こをしたらそれを食わせたい。
勿論拒否すれば即ナツキを痛めつける。
そうするとシズルたんは黙って地面に這いつくばり、自分が出したばかりのほかほかと湯気を立てるう○こに顔を埋めて、食べ始めるだろう。
いもは繊維が多いから宿便(尤もその存在は医学的には否定されているが)もこそぎだされ、
う○こをしたときには腐敗ガスが噴出し、出てきたう○このその臭いは強烈だろう。
憧れのマイスターとして衆人の熱い視線を浴びてきた麗人のシズルたんが顔中う○こ塗れになりながら自分の糞を食う様子はまったく言いようがないほど素晴らしい。
そのさまをギャラリーの嘲笑と嬌声の中で鑑賞するのはまったく夢のような心地だ。
最後はナツキの頭をマカロフで吹っ飛ばして虫けらのように殺したい。
頭が砕けて飛び散るナツキの脳味噌を浴びたシズルたんはどんな顔をするだろうか。
多分初めは呆然と後にはみるみる鬼面をつくりまさに鬼のようになって凄まじい声で絶叫するだろう。
その顔を鑑賞し、気が狂って漏れに襲い掛かってくるシズルたんを殺害したい。
ああ、シズルたんを殺したい(;´Д`)ハアハア
366:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:12:07 x4abnq3p
「惨めなもんだな、おい♪」
「…………」
漏れがにやにや笑いながら言っても、シズルたんは無視します。
ナイフの柄で軽く鳩尾を突きました。
「ぐはっ!!」
シズルたんは目を見開いて胃液を吐きます。
その髪を掴んで顔を上げさせます。
宰相閣下に背いたアホなオトメども。
このシズルたんもマイスターとして聞こえた女だったのですが、
GEMを無効化されては文字通りただの乙女です。
それでも懸命にナツキを守り犠牲になろうとしたシズルたんですが、あっさり捕虜になってしまいますた。
「そろそろ命乞いをする気になった?」
漏れがいうとシズルたんは荒く息をついていました。
全身を打たれ、服を裂かれて下着のみのシズルたん。
今は手足を拘束されて立たされています。
ローブをつければ捕まらなかっただろうに、今は暴行されるのみ。
こういう気合の入った女をいたぶるのは至高の悦びです。
「…………」
「ん、なに?」
「くたばりや、ごもくが」
シズルたんは漏れの顔に唾を吐きかけていました。
367:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:13:07 x4abnq3p
「…………」
漏れは苦痛の中強いて笑みを浮かべるシズルたんの前に金属バッドを取り出しました。
「ほい」
「ぐがっ!!」
シズルたんは頭を打たれてよろめきます。
そのまま頭や腹、腰、大腿などを滅多打ちにします。
「あああああああああっ!! あああああああああっ!!」
シズルたんは壮絶な悲鳴を上げますが、容赦しません。
十撃、二十撃、三十……百、二百……と打撃を加えます。
やがてバッドが歪むほど殴ると、シズルたんは血まみれになって痙攣していました。
「もう一度いうよ……ん、聞いてない?」
「う……う……」
シズルたんのお顔は殴られて腫れています。
頬骨や顎が折れているようです。
他に頭蓋や肩、あばら、脚なども骨折しています。
軽~く折れたあばらをバッドの柄で突くと、血反吐を吐きました。
漏れはバッドを捨ててナイフを再び取ります。
「じゃ、まずはこのおっぱいからいこうか♪」
漏れはシズルたんのブラジャーを外すと、バストを剥き出しにしました。
真っ白で豊満な美しい乳房です。
その切っ先に盛り上がる大きめの乳首に漏れはナイフをあてがいます。
「な、何を……」
「じゃ、切ろうね♪」
「あぐううっ!! ぎゃああああああああああっ!!」
刃をめり込ませると、シズルたんがまた悲惨な悲鳴を上げました。
ごりごり切っていくと、乳首がどんどんもげていきます。
脂肪が歪んで切りにくいですが、片手でしっかり乳房を握ります。
取れかかった乳首を引っ張って切ると、やがて乳首が切り取られました。
「おいしい♪」
漏れはむしゃむしゃ切ったばかりの乳首を食べながら、
弱く息をつくシズルたんの切られたばかりの乳線が覗く乳首の断面をこすります。
すると途端シズルたんは泣き叫びました。
「うぎゃあああああああああああああああああああああああっ!!」
ああ、うるわしい泣き声。
「もう一方も切ろうね♪」
漏れがまたナイフを当てると、またシズルたんは泣き叫びました。
368:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:14:23 x4abnq3p
次にクリトリスを切断します。
ぱんてぃを剥がすと、シズルたんのマ○コが開放されて濃密な匂いをかもしだしました。
ラビアもクリも成熟した大人のアソコです。
シズルたんのクリトリスは大きめで、普段から包皮が剥けています。
漏れはぴくぴく震えるシズルたんのクリを掴むと、根元から切りにかかります。
「ぎゃああああああああああああっ!! があああああああああああああああっ!!」
シズルたんの普段は京都弁を奏でる艶のある声は今は絶叫という最も美しい音楽を奏でます。
やっぱり女が苦痛に漏らす喚き声ほど素晴らしい芸術的はありません。
シズルたんは良い楽器のようです。
クリを切り終えると、これもむしゃむしゃと生で食べますた。マ○カスはあまり溜まっていません。
「う……ううっ……うう……」
さすがのシズルたんも心身の激痛に泣いています。
漏れはその顔をにやにや見つめながらいいます。
「あーあ、乳首もクリトリスも切られちゃったね、これでもうナツキたんとセックスできないよ?」
漏れは「ぎゃははは」と笑うと、「まあ」と補足しました。
「どのみちナッキーとはもう会えないけどね」
「…………」
シズルたんが虚ろな瞳をこちらに向けます。
「ナッキーならもう撃たれたよ。まだ息はあったみたいだけど、
今頃ロイヤルハウンドの連中に順番で死姦されてるんじゃないかな?」
漏れがいうとシズルたんの目がみるみる濁っていきました。
これこれこれ。この絶望が堪りません(;´Д`)ハアハア
「ま、止めといこうか。本当はもうちょっと楽しみたいけど、宰相殿に報告しないといけないし」
漏れはナイフをしまうとサブマシンガンを取り出します。
しゃがみこんでシズルたんのマ○コの中に銃口を挿入しました。
「ううっ……ナツ……キ……ナツキ……」
悲しみのどん底で涙を流すシズルたんは一番美しかったです。
引き金を引くとマ○コから脳天まで弾を突き抜かせながら脳味噌を撒き散らしていました。
とっても楽しかったです(^^)
369:名無しさん@ピンキー
07/03/11 20:25:40 NRUXRbCs
>>363-368
スレリンク(eroparo板)で書いてやれよ
370:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 21:07:33 x4abnq3p
あ、感想待ってますね。
更に続編も考えてますので…。
371:名無しさん@ピンキー
07/03/11 21:16:42 VhDNDOwL
グロならそう宣言してから書け
372:名無しさん@ピンキー
07/03/11 22:20:55 0d5mChRo
自分が気に入らないとすぐに豹変するのが本性かw
373:名無しさん@ピンキー
07/03/11 22:36:58 VhoPqmLY
>>227
火種もなにも年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから気にする必要ないんじゃない?
まぁ適当にほとぼり冷めたらまた来て欲しいよ
>>370
じゃ、率直に感想言わせて貰うよ
339-349までは設定がイマイチ判り辛かったが、読んでて面白かった
正直、続編も読みたいと思ったし
ただ、勝手に277の名前を騙ったり、363-368みたいなそれこそスレ違いなものを投下したりと、荒らし行為以外の何者でもない行いには正直失望したね
それこそ下らない自己顕示欲をなくして礼儀と身の程とTPOをわきまえたらいい職人になれただろうに
374:名無しさん@ピンキー
07/03/11 22:48:29 s1+goMZ5
こういう流れを見るたびに管理側の人間になってみたいと思うなー
「なんだこの必死な池沼www自演痛杉wwwwwww」
とか大笑い出来るんだろうなー
375:373
07/03/11 22:58:27 VhoPqmLY
>>227×
>>277○
アンカーミス失礼
376:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:02:00 A53Og4XH
a
377:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:03:02 VhDNDOwL
>>372
×気に入らない
○板の常識外の行動を見ると
378:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 23:15:48 x4abnq3p
>>377
うざ…
つーか何様?
379:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:26:25 CPJx31/d
>>373
>年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから
残念ながら夏厨とかの期間限定の厨じゃないんでw
一年通して粘着可能だからw
他のスレでも実証済みだよ~んw
いつでも迎撃可能なんでw
残念!
380:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:36:30 VhoPqmLY
>>年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから
>残念ながら夏厨とかの期間限定の厨じゃないんでw
>一年通して粘着可能だからw
>他のスレでも実証済みだよ~んw
実社会を離れて引き篭もってると日本語すら不自由になるのだろうかねぇ…
憐れだ
381:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:38:05 VhDNDOwL
>>378
板の常識又はマナーを指摘する人です
グロネタのSSを投下する時は、あらかじめ宣言する これ常識
382:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:49:56 IrXRHbKO
>>381
人はそれを自治厨と呼ぶ・・・
自治厨がのさばるスレは必ず廃れるというのが常識
383:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:59:42 VhDNDOwL
>>382=>>330
ちなみに
自治厨とは
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
>俺様ルールその他第三者的によく分からないルールで
>>381
>グロネタのSSを投下する時は、あらかじめ宣言する これ常識
これは
>俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
ではありませんね
384:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:11:18 OE8UxUq9
>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
ID:VhDNDOwLのことじゃねえかw
つうか、自治厨を装った、ただの真性荒らしだと思うけどね
385:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:12:44 IS7Hwwe9
ま、なんにせよ乞食がいくら偉そうにしようが
餌を与えるヤツいなければ餓死するだけだけどな
乞食は自給自足できねぇしw
醜い本性の乞食猿に不用意に餌を与えようとする
配慮の足りない神気取りの馬鹿を狩るのが俺の仕事だ
供給を絶てば乞食は自滅するし、乞食を潰すよりも効率的で理に叶ってるしなw
あと潰された職人気取りが逆恨みして荒らしに転向してくれるから一石二鳥w
さらに荒らしは無関係な便乗荒らしも呼び寄せるから、目に付くように常にage続けるのはポイントだなw
抵抗されればされるほど燃えるw
とにかく投下がないことには潰しようがないから早く投下しろw
386:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:24:17 IkCuSFDw
>>277はA級戦犯だなマジで。
>>277さえこなければ平和でいられたのに。
387:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:25:07 Om+lXC2E
>>俺様ルールその他第三者的によく分からないルールで
ここは無視ですね
都合のいい所だけ抜き出す ってのもありきたりだねぇ…
388:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:26:04 Bl8jItbc
>>277は投下宣言をしただけ
何が悪いのか
389:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:41:56 7d6uAAE/
>>388
ひとつ SSができてもいないのにレス欲しさの誘い受け
非常にムカつく
ふたつ 俺はレズ留が嫌いだしそれを語る人間はもっと嫌いだ
非常にムカつく
みっつ 俺は自治厨の乞食猿が嫌いだ
非常にムカつく
390:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 00:45:35 h7EexewP
>>387
その言葉はお前にもそっくり当てはまるな…
なんで
>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
の一文をわざわざ除外したんだ?
おまえ自身がそう自覚してるからわざわざ除外したんだろ?
都合のいい所だけ抜き出す ってのもありきたりだねぇ…
391:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:46:31 Om+lXC2E
>>389
全部
>>俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
ですね
1は「第三者的によく分からないルール」。SS投下宣言なんてあちこちで行われてる。それに文句言うのはお前位なもんだ
2と3は「俺様ルール」
なんだ、荒らしが「自治厨」だったのか
392:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:47:30 asQuikgr
>>389
よっつ 俺はニートだが自爆して暴露してしまった
非常にムカつく
が、抜けてるんじゃないか?
393:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 00:49:51 h7EexewP
>>391
ついでに聞くけどさ…
>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
これをわざわざ除外したことの弁明はないの?
え?
394:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:49:56 j9ZiwBUJ
こういう奴は自分より上の存在には絶対服従だから、力でねじ伏せてやるのが一番効果的なんだけどな
395:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:57:25 Om+lXC2E
>>390,393
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
をよく読みましょう
自治厨とは
ある種の運営システムを管理する人間・組織がいるシステム内の、ユーザーによるある行為に対し
俺様ルールその他第三者的によく分からないルールでそのシステムに「違反している」という判断をくだし(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)、管理・運営システムを妨害する人間(厨房)。
であり、
当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
は条件じゃありませんね。
SSを書いてる人が、そんな事も理解出来ないとはね
ちなみに
(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)
も、誰かさんにぴったり当てはまってますね
396:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:02:38 GUkeclSt
ネタかと思ったらマジで真性かよ
397:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:04:02 2sBlkZBL
前に同じ荒らしに荒らされたスレにいたけど一言言わせてくれ。
ここで論議すればするほど荒らしの思う壷ですよ。
論議すればするほど空気が悪くなり、投下し辛くなる。
荒らしはそれを狙ってるんですよ。
398:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:06:29 Om+lXC2E
反論出来なかったら「真性かよ」
お約束ありがとう
399:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:08:44 ovCUn7OW
なんかうざいのが自演してるようだが…
400:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:09:49 GUkeclSt
>>397
スルーできない、荒らしの自覚のない自治厨が駐在してるから手遅れだろもう
馬鹿のせいで、もう完全に荒らしにマークされたから
>>397さんのいたスレと同じ運命をたどると思う
401:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:18:50 Om+lXC2E
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
自治厨とは
ある種の運営システムを管理する人間・組織がいるシステム内の、ユーザーによるある行為に対し
俺様ルールその他第三者的によく分からないルールでそのシステムに「違反している」という判断をくだし(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)、管理・運営システムを妨害する人間(厨房)。
まぁ「グロネタは投下前に宣言して」が、俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
だと言い張るなら俺は自治厨だな
402:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:23:35 TST+95DM
友達も仕事も無いような構ってちゃんなんだから放っておいてやれよw
403:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:23:41 asQuikgr
自演してるヤツ(通称ゴッキー)、こんな性質らしい
・自画像(ゴキブリ)や自分の好物のAAを連投
・職人が来たらキチガイな文体で煽る
・そして職人を誉めるレスを自演扱い
・空気を読まず削除人に噛み付く身の程知らずな性格
・自我自賛を行う
・「荒らしをして職人を潰すのは最高の娯楽!」とスペースを開けて書き込み開き直る
・自分で他のサイトからSSをコピペし伏線を貼って、後に来るオリジナルSSをコピペ扱い
・他人に唾を吹きかけられてもそれを養分として活動する
・自分ひとりでIDを変えて自分を自分で煽り自分で叩いてスレをかき回す
・自分が叩かれれば相手を自演扱い
・口癖は『完全制圧完了』『ばーかw』
・自分の行いを全く省みずにむしろ「俺はあのじと微熱を追い出した功績者だぜw」と自画自賛
・スレが落ちても相手をしてもらうために新しいスレを立てる
・他の職人のSSをコピペ扱い(自分で他サイトからコピペして伏線を貼るなどの小細工)
・他職人に対するGJレスを自演扱い
・ヴァカ
ブレンスレじゃ2005年の8月頃から粘着してたみたい
正気の沙汰じゃねぇわ
404:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 01:26:22 h7EexewP
>>403
ひどいな…
405:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 01:36:24 h7EexewP
男が女に犯されるやつ 6
スレリンク(eroparo板)
853 名前: 死刑執行人 ◆ErY2TknG0w 05/02/27 01:08:33 ID:DD8/VP93
書き手というものは、スレに無償の奉仕をしているにも関わらずいわれのない批評を受けることがある。
まっとうな批評ならば誠心誠意受け止めるが、ここの住人の其れは、全く当を得てない上に自分勝手すぎる。
自らの経験上、心ない些細な書き込みで創作意欲を失うことは実証されている。
ここの住人に投下する前に投下する前に芽を潰された怨みは忘れない。
よって、ここの住人の心地よい場所は徹底的に潰そうと思う。
幸い自分には書き手、読み手、荒らし、の総ての立場の経験がある。
その経験を生かして恨みを晴らさせていただく。
最近の荒れる様をみてこのスレの住人が腐敗しているのを確信した。
時は満ちた、いまこそ正義の鉄槌を受けるがいい。
調べてみたらもう2年以上粘着してるのか…
406:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:58:21 Bl8jItbc
住人にムカついたなら黙って立ち去れよなと
407: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:23:21 5qynLMcs
なぁんだ、このザマは?
という気がしないでもないが、前回の続きが出来たんで投下しときます。
相変わらず展開は急ですが(特に前半)。
前回よりも大規模です。
408: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:24:07 5qynLMcs
翌日。傭司の調子は良好とは言い難い状況だった。眠りが浅いうえ、一度覚めると寝付くのに時間がかかる。
明け方近くになってようやくまともに眠れたのでとにかく眠い。
クラスメートからの挨拶にもぞんざいに応えながら傭司は席につく。今日の授業は厳しい戦いが予想された。
と、カラカラと軽い音と共に戸が開いた。しばしの間の後、鈴を転がすような声が傭司の耳に届く。
「おはよう、緒方くん」
「ん・・・あ、あぁ、おはよう。酒井さん」
にこやかに紫穂が挨拶する。傭司は妙にどぎまぎしながら返事する。
「どうしたの?」
しれっとした表情で聞く紫穂。
「いや、寝不足・・・ちょっとしんどい」
誰のせいですか、と言えよう筈もない傭司は、わざとだるそうに答える。
「読書家ね、緒方くんは」
わざと誤解してみせる紫穂。くすっ、と笑いながら紫穂が自分んの席にむかう。昨日の事を微塵も感じさせない
その態度に傭司は舌を巻く。
「・・・女ってぇのは器用だな、ホントに」
誰にも聞こえぬよう、口の中でモゴモゴと傭司は呟く。もしかすると昨日の事は事故として無かった事になるの
かな、とも思った。それは言いようの無い不安となって傭司の心に広がった。
その日一日。傭司は睡魔のせいですっかり回らない頭に悪戦苦闘した。対して紫穂はいつもと変わらぬようで
あった(少なくとも外見は)
409: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:25:01 5qynLMcs
-放課後-
帰宅しようとした傭司が下駄箱を開け、中から靴を出すと、靴の中に一枚の紙切れが入っていた。広げた紙切れに
書かれていた内容に、傭司は驚く。
『放課後、6時半くらいになったらなぎなた部部室に来てください。 酒井紫穂』
綺麗なはっきりとした文字で書かれていたそれは、紫穂の直筆だと十分に信用できた。
傭司は震える。一体何が起こるのか?忘れてくれと言われるのか、それとも吊し上げを喰らうのか。どちらに
してもいい予感はしない。だが、逃げるわけにはいかなさそうでもある。
傭司は靴を戻すと、教室に引き返した。
-なぎなた部部室。1835時-
傭司は指定された時間より少し遅めに部室にやってきた。あの時と同じように、部室以外はほとんど灯りは
ついていないし、人の気配もない。
控えめにドアをノックすると、中から「どうぞ」と返事が返ってきた。
戸を開けると、胴衣に身を包んだ紫穂が椅子に腰掛けていた。
「どうしたの?入れば?」
「えっ?あ、ああ・・・」
呆然と立ちつくしていた傭司は紫穂に促され部屋に入ると、戸を閉める。そして促されるままに椅子に腰掛ける。
傭司の心臓は今にも口から飛び出しそうだった。昨日の現場で、その相手とこうしてまた一対一で向かい合っている。
平然と(しているように見える)紫穂が信じられなかった。
「あのね、緒方くん」
「な、何?」
その語尾が微かに震えていたが、紫穂は気付いていたのかいないのか・・・マイペースで話を続ける。
「私ね、考えたの。緒方くんとの事」
やはりそう来たか。緊張していても、傭司の心の中の冷静さを保ち続けている何処かがそう判断する。昨日の今日、
ここに呼び出すとくればそれ以外、何があるというのだ、と。
「一晩考えたんだけど・・・・・・おつきあい、しない?」
「・・・・・・?」
傭司はそれが理解できなかった。何かタチの悪い空耳だったのではないのか、と。
410: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:25:50 5qynLMcs
「もう一回、頼む」
「私と、おつきあいしませんか、って言ったの」
予想外の言葉。てっきり突き放されるのかと思っていた。しかし、紫穂が続けた言葉が更なる驚愕をもたらす。
「その・・・私達、昨日・・・ちゃったし。その・・・凄く気持ちよかったし。緒方くんも気持ちよかったでしょ?」
「そりゃ・・・とっても」
「だからね、体の相性は良いと思うの。だから、そっちの方からおつきあいしたいな、って」
畜生、予想外なんてレベルじゃねーぞ、と傭司の心が呟く。
「それは、肉体的な方面で交際をしよう、ってこと?」
「ええ、そうね。今どきは・・・セックスフレンド、って言うのかしら?それのことよ」
クソッタレめ。やっぱりそうなのか?何故そんなことを言う?俺の気持ちを知ってるのか?傭司の心に怒りとも
悲しみともつかない感情が渦巻く。
だが、それ以上に傭司を恐怖させたのは、自分がその提案に乗り気になっているということだった。昨日の出来事。
紫穂の声、柔らかい体、熱い肉襞の感触が思い出される。肉欲の甘い誘惑。
想いの君である紫穂の体を好きに出来る。自らの意志のままに貪る。そして、彼女もそれを望んでいる。それは
確かに抗いがたい誘惑だった。
どうする?という言葉が頭の中でぐるぐると回る。目の前の紫穂に自分が呑み込まれていきそうな感覚に陥る。
しかし、ほんの、ほんの一瞬の差で理性が先に口をついた。
「それは、魅力的提案ではあるけれど・・・直ぐには返事できないよ・・・」
一時保留、という曖昧な返事が傭司の理性の精一杯の産物だった。それ程抗いがたい誘惑だった。
「そうね。直ぐには返事できないよね・・・じゃぁ、少し待つわ」
意外にも紫穂は引き下がった。その表情は穏やかでうっすらと笑みを浮かべている。
「じゃ、じゃぁ俺は先に・・・」
「・・・」
逃げるように部室を出て行く傭司を紫穂は引き留めようとはしなかった。
危ないところだった。傭司はドカドカと廊下を歩きながら思った。あのままあそこに居たら、自分は屈していた
だろう。本能の赴くまま、昨日よりも激しく紫穂を貪っただろう。
だが、それは彼のプライドが許さなかった。この学校の男子生徒、それも彼女無しな連中なら二つ返事で承知
しそうな取り引きを保留したのは一重にそれによるものだった。
自分はそんな男では有りたくない。少なくとも、好きな人の前では。ただ、それだけだった。
411: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:26:40 5qynLMcs
-その夜。緒方家、傭司の部屋-
(畜生、一体何がどうなってんだ・・・)
ベッドの中で寝返りをうちながら傭司は思案に暮れる。今日、紫穂が交際を申し込んできた。それだけなら
まだいい。よりにもよって、彼女自ら「セックスフレンドとして」と言ってきた時、傭司はわけがわからなくなった。
昨日の出来事以上にそれは不可解であった。酒井紫穂という女性が理解不能の存在にさえ思えてくる。
(はぁ~。困った。実に困った。ほんとにどーすりゃいいんだ、俺は)
弱り目に祟り目。昨日の事だけでも頭が痛いのに、更に難事が降ってきた。事が事だけに相談もできない。
魅力的提案を受け入れても地獄、はねつけても地獄というのは容易に想像できる。
(俺はもうダメかもわからんね)
そんなことをふと考えてしまう。悩む頭を余所に、股間は今日も元気だった。しかし、全く気が乗らない。
「あの時」の事もかえって意識を冷めさせてしまう。
(どうすりゃいいのよこの私、だよ・・・)
まだ当分は眠れそうになかった。
翌日、傭司は更に寝不足に拍車がかかっていた。紫穂の方は相変わらずスッキリとした顔をしていた。
それはまるで消耗戦か何かのような様相を呈していた。
そんな日が二日ばかり続いた後の昼休みの廊下。
「緒方くん?」
「あ?」
呼び止められた傭司は振り向く。紫穂だった。
「今度の日曜、お暇?」
小首を傾げながら聞いてくる。ここ数日、彼女の事で悩み通しの傭司は妙に身構えてしまう。
「・・・まぁ、果てしなく」
「そう、良かった。お暇なら、付き合って欲しいところがあるのだけど」
来たか、と傭司は思った。返事を聞かせて欲しいということか。傭司は少し考えて、答える。
「・・・・・・いいよ。何所?」
「朝9時に、駅前に来て。いいかしら?」
「わかった。朝9時ね」
「じゃ、よろしくね」
それだけ言うと紫穂は行ってしまった。傭司は彼女を見送りながら、ギュッ、と拳を握る。
412: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:27:31 5qynLMcs
-土曜の夜。緒方家、傭司の部屋-
電気を消した部屋のベッドの上に仰向けになり、傭司は考えていた。悩み続けていたこの問題に、明日は答えを
出さねばならない。それで全てが決まる。恐らく、二人の関係も。
今一度闇を見据え、ギリッと奥歯を鳴らす。
「よし、決めた」
そう呟くと布団を被る。結果がどうあれ、自分の答えは出た。それがどんな結果をもたらしてもそれを受け入れ、
責を負う覚悟が出来ていた。
彼は久しぶりにまともな眠りに落ちていた。
-同じ頃。酒井家、紫穂の部屋-
「あっ・・・ぅん・・・傭司くん、傭司くん・・・」
密やかな溜息が響く。布団の中で紫穂は自らを慰めていた。
ここ数日、ずっとそんな夜が続いていた。夜な夜な、傭司に愛される自分を想像し、自らの胸を、花園を弄る。
紫穂は疑っていなかった。傭司が自分を受け入れると。絶対に拒むことなどない、と。
彼女は自分の傭司に対する感情が微妙に屈折していることに気付かない。積年の想いが先日以後、一気に吹き出し
それを自分で制御出来ずにいるということに。
「もっと、もっと・・・傭司くん、もっと来て・・・」
膣の中に押し込んだ指を激しく蠢かせながら紫穂は呆けたように呟く。
「もっと、もっと・・・あっ、傭司くん!・・・・・・」
ブルブルッと震えながら絶頂に達する。ほの暗い部屋に荒い息が響く。
指と、股間を拭うと身繕いをして、布団を被り直す。
「傭司くん・・・」
まるで愛しい人が隣に居るかのように甘えた声で呟くとそのまま眠りに落ちていく。
413: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:28:28 5qynLMcs
そして、日曜。傭司は駅前で紫穂と落ち合うと、彼女に導かれるままに電車に乗る。車中、二人は並んで座っていたが、
一言も言葉を交わさなかった。
途中の乗り換えと合わせて30分くらいしただろうか、紫穂が次で降りると目で合図してくる。うなずく傭司。
電車を降り、駅を出る。そこからバスで10分程。
「ここには、よく?」
「ええ。少し遠いけど、思ったよりは来やすいし。それに静かだから、時々来るの」
二人が電車に乗って以来、初めて交わした会話だった。それまで自分達が何一つ喋らずに来た事に、傭司は驚く。
どのくらい歩いただろうか?公園の奥の方の東屋の所まで来たところで紫穂が足を止める。その距離を保った
まま傭司も止まる。
「どう?考えてくれた?」
「ああ・・・」
既に答えは出ていた。後はそれを自らの口から言葉にして発してしまうだけだ。
「・・・・・・」
紫穂の顔を見つめる。意識的に無表情を保っているようだが、それは自らの勝利を確信するが故のものだと傭司
にはわかった。
「俺の答えは・・・」
ギュッと拳を握りしめる。
「俺は・・・・・・ゴメン、俺は受け入れられない」
紫穂の目を見据え、ゆっくり、ハッキリと告げる。
そう告げられた紫穂がピクリ、と震える。
「・・・どうして?」
平板なだが微かに震えている紫穂の声。無表情から更に表情がそげ落ちていく。
「おかしいよ・・・そんな、セックスフレンドだなんて。そりゃ・・・人の付き合い方には色々有るし、それは
当人達の自由だけど・・・・・・だからって、なんでそんな・・・。快楽さえ有れば何だっていいの?こんな・・・
こんなのおかしいよ」
紫穂が凍り付いているのが傭司にはわかった。だが、言わなくてはならい事だった。愛する女が偽りの恋の中で
生きることを容認出来るほど彼は寛容ではなかったし、自分がその片割れにりたがる程無責任ではなかった。
大きく見開かれたままの紫穂の目からポツリ、と涙がこぼれ落ちた。それは次から次へと溢れ出し、川となった。
その涙に一瞬、傭司の心が揺らぐ。だが、グッと歯を食い縛る。ダメだ、それだけは譲れないのだ、と。
紫穂が俯く。
414: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:29:26 5qynLMcs
「そ・・・そうだよね・・・。私みたいな女の子に、緒方くんが振り向いてくれるはずなんか、ない・・・よね・・・
・・・」
最後の方は明らかに涙声だった。
「う・・・・・・わかって・・・わかって、いたはずなのに・・・」
口元をおさえ、俯きながらポロポロと涙をこぼす紫穂。
「違うよ・・・そう言うことじゃなくて・・・」
「じゃぁ、何だっていうのよ!」
涙をこぼしながらも傭司の言葉を断つようにキッ、と紫穂が傭司を睨み付ける。
「私・・・好きなの・・・緒方くんのこと好きなの・・・。どうしようもないの・・・」
傭司を睨み付けたのも束の間、紫穂の表情が悲しみに崩れていく。
「どうしようもないの・・・だって好きなんだもん。初めて緒方くんを見た時から。気が付いたら、緒方くんしか
見えなくなってた・・・寝ても覚めても。」
「今何してるんだろうとかどんな本が好きなのかとか、どんな食べ物好きなのかなとか・・・そんなことばっかり。
私の頭の中は緒方くん無しで終わらない日なんて無かった・・・」
紫穂の告白。傭司は黙ってそれを聞く。
「夜だってそう・・・緒方くんの顔が浮かぶと体が熱くなってきて・・・そして自分で慰める時だって浮かぶのは
緒方くん。緒方くんに自分が愛されてるんだって想像するだけでどうしようもなく気持ちよかったの・・・」
「だから、私は嬉しかったの。この間、私の誘惑に緒方くんが乗って来たとき、やっと捕まえた。これで緒方くんは
私のもの。ずっと私を見てくれる・・・そう思ったの」
「あの時、『緒方君だから、いいよ』って言ったのは嘘じゃないの。緒方くんだから誘惑したの。他の人だったら、
絶対にあんな事しない。緒方くんだから、傭司くんだからなのよ・・・」
いつの間にか、名前で呼んでいる紫穂。
「私、傭司くん以外の男の人なんて興味無いの。傭司くんが私にとっての男の人の全て。他の女(ひと)に渡し
たくない、渡すものですか・・・!。だから、私も誰のものにもならない。傭司くんのお嫁さんになるのは私だけ。
私も傭司くん以外の人のところになんか行かない!行きたくないの!」
そこまで一気に離してから紫穂は顔を上げた。涙を流しながら、悲しそうな微笑みを浮かべて。
「でも、それももうお終い・・・。全部、私の浅はかさのせい。緒方くん、ごめんね。誘惑なんかした私が悪いの。
自分の体で貴方を釣ろうなんて考えて、ごめんなさい。許して貰えるとは思わない・・・でも、ごめんなさい・・・
・・・う・・・・・・」
そこまで言って、耐えられなくなった紫穂が再び嗚咽を漏らす。
415: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:30:20 5qynLMcs
もし、今までの傭司だったら「バカにするな!ふざけるな!」と言っていたことだろう。だが、今の彼に紫穂を
怒る気持ちは無かった。いや、怒るわけにはいかなかった。
「バカだな・・・」
紫穂から少し視線を逸らしながら、呟く。
「バカだわ・・・・・・俺。救いようもないくらい」
俯いた紫穂が深く項垂れる。
「いや全く・・・どうしようもないよ、俺は・・・・・・。好きな人がこんなにも自分のこと思ってくれていたのに、
欠片も気付かないどころか、泣かせちまうし・・・」
えっ?というように紫穂が顔を上げる。
「あ、あのね・・・酒井さん・・・・・・俺ね・・・・・・俺もね、酒井さんの事、好きだよ」
信じられない、という顔をする紫穂。照れたような顔で傭司は続ける。
「友達とかクラスメートとか、そういうんじゃなくて・・・・・・一人の女性として、という意味で・・・」
傭司の顔が真っ赤になる。紫穂の表情が何か信じられない物を見たかのような驚きを浮かべる。
「あのね・・・俺、酒井さんのこと、一人の女性として好き、なんだ・・・・・・。だから、その、セックスフレンド
とかそういうんじゃなくて・・・普通のこ、ここ、恋人・・・・・・として・・・・・・なら、大歓迎なんだけど」
紫穂が目をしばたく。
「それって、どういう・・・」
気恥ずかしさと意味不明の苛立ちを感じた傭司が叫ぶように言う。
「・・・・・・だから、俺も紫穂の事好きだ!大好きだ!っていうか世界で一番紫穂の事が好きなのは俺であって
誰にも渡したくないし渡すつもりもなければ、俺も他の女に興味は無いし付き合うつもりもないし、ハッキリ言って
紫穂以外の女を嫁にしたいとも思わない!」
そこまで言って、自分が言ったことの恥ずかしさに気付いた傭司は湯気が出るほど真っ赤になりながら、後ろを向いて
しまう。
沈黙が二人の間を漂う。たっぷり5分は経っただろうか
「緒方くん・・・」
おずおずと紫穂が声をかける。
「な、何?」
背中を向けたまま、傭司が答える。
「さっきのって・・・」
「俺の本音!二言はない!!」
紫穂の問いかけを途中で遮って叫ぶように言う。その声には明らかに照れていた。
紫穂が一歩、また一歩と近づき、あと一歩を残したところで止まる。
416: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:31:11 5qynLMcs
「緒方くん?」
「何?」
「こっちを、見て」
ゆっくりと向き直る。自分を見上げる紫穂がそこに居た。
「お願い、私の目を、見て・・・」
視線を泳がせる傭司に紫穂が言う。ためらいながらも、紫穂の目を見る。
「・・・ほんとに、本当に、いいの・・・?私、なんかで・・・」
「・・・だから、二言は無い。酒井さんでなきゃ、ダメだ」
「私、ズルいことするかもしれない。また、誘惑するかもしれないよ?」
「上等だね、どっからでもかかってこい、さ」
「私が、緒方くんを軽く見てい・・・」
「別にいいよ、それはもう。酒井さんの本音を聞けたら、凄くどうでも良いことに思えてきた」
「ねぇ・・・ほんとに、本当に私で、いいの?」
「酒井さんじゃなきゃダメだ。絶対に・・・。酒井さんこそ、俺で、いいの?」
「・・・緒方くんと同じよ・・・」
紫穂の目にまた涙が滲んでくる。それは、先程までとは違う、涙。
互いに引き寄せられるように半歩を踏みだし、抱き合う二人。力一杯、抱き締め合う。
「やっと、やっと、捕まえた・・・」
うわごとのように囁く紫穂。
「クソッ・・・離すもんか。離れるもんか。一生一緒だ」
紫穂の頭を撫でながら呟く傭司。ポロポロと涙を流しながら、紫穂はそれに甘える。
417: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:32:01 5qynLMcs
「傭司くん・・・」
「・・・酒井さん」
「・・・・・・嫌」
「え?」
「名前でなきゃ嫌・・・」
「えーと、紫穂さん」
「嫌」
「あー、でも・・・」
「さっきは呼び捨てにしてくれた」
駄々っ子のような声と表情で紫穂が言う。言うまで絶対にダメ出しされるなと気付いた傭司は観念したように、
だが優しい声で、愛しい女の名を発する。
「・・・紫穂」
「はい」
ぱあっと華やぐような声と涙を浮かべながら満面の笑みで紫穂が返事をする。
「紫穂」
「はい」
ハッキリとした声音。紫穂が傭司を受け入れた証。
「紫穂」
「はい、傭司くん」
見つめ合い、そのまま互いの顔を寄せ、口づける。長く、長く。快楽の為でなく、互いの愛情を確かめ合う
ために。
永遠にも似た一瞬。
ゆっくりと離れる唇。紫穂の目にまた涙が浮かんでいる。傭司はハンカチでそれを拭おうとするが、
「・・・ダメ」
「え゛・・・」
「この間みたいにして」
「・・・ぐあ」
またしても駄々っ子になってしまう紫穂。先日、キスで涙を拭ってやったのが気に入ったらしい。
意外な一面を見せられた傭司は、苦笑しそうになりながらも、望み通りにしてやる。
「・・・あ」
そっと涙を拭ってもらい、紫穂が幸せそうな顔をする。
綺麗に拭って貰うと、紫穂がまた笑みを浮かべる。
「傭司くん・・・」
傭司の胸に額を当て、甘える紫穂。その肩を抱く傭司。二人は心が通じ合った幸福感に酔いしれていた。
418: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:32:51 5qynLMcs
どれくらいそうしていただろうか。
「・・・帰る?」
「・・・うん」
傭司に手を引かれるようにして、頬を染めた紫穂が後を着いていく。黙って歩く二人。ここに来た時の、重苦しい
それではなく、互いに心が繋がっているが故の、それ。
余りにも初々しく、微笑ましい光景。今時珍しい、とさえ言われそうな二人の姿。
帰りのバスを降りて改札に向かう途中、紫穂が立ち止まる。
「・・・?」
「せっかくだから、寄り道、しましょ」
「うん」
「それにね・・・」
「・・・?」
モジモジする紫穂に、傭司は黙って続きを促す。
「今日は、少しくらい遅くなっても、大丈夫、だから・・・・・・」
その言外の意を悟った傭司は、肯きで了解の意を示す。
乗り継ぎの駅で降りた二人は、駅前の商店街やデパートの中を眺め、昼食を共にし、また歩き回る。並んで歩き、
楽しそうに語らう。
419: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:33:40 5qynLMcs
日が少しだけ傾きかけてきた頃、二人は駅裏を歩いていた。そこは歓楽街に繋がる路。本来ならば二人が足を
踏み入れるには些かばかり問題のある地域。
角を曲がり、小道に入る。派手な看板は無いが、そこはホテル街。どちらも自宅には両親が居る。心おきなく
二人になれる空間となればこんな所以外有り得なかった(屋外なぞ今の二人にとっては論外である)。
ますます頬を赤らめて俯く紫穂の手を引き、傭司は手近な(ただし、予算と見た目を勘案しつつ)ホテルに入る。
フロントで、自分達が未成年であることを見とがめられるのではないか、と心配した二人だが、窓口は向こうが
見えないようになっていたから、気付かれることはなかった。
鍵を受け取り、部屋の有るフロア向かうエレベーターの中。紫穂は傭司と手を繋ぎながら、幸せそうに目を細め
ながら、傭司の肩に頭をもたれさせている。傭司もまた、自分の頭を軽くもたれさせる。
部屋は華美に過ぎない、落ち着いた感じの部屋であったが、特大サイズのベッドと、そこに二つならんだ枕が
ここが何をするための場所なのかということを二人に思い知らせる。その何をするために来たのにもかかわらず、
妙に照れてしまう二人。
そして、改めて二人は向き合う。ぎゅっと互いを抱き締めると、二人の唇が自然に重なる。
存分に貪り合い、顔を離す。
「シャワー、浴びて来たら・・・?」
「うん・・・傭司くん、お先に」
「一緒に、入る?」
ものは試し、と聞いてみる傭司。
「・・・ダメ。今日のところは」
「・・・残念」
「また今度のお楽しみ、ね?」
「わかった」
傭司が浴室に消えていく。
紫穂は手近にあったソファに腰掛ける。自分が震えているのがわかった。
(震えているの?・・・違う、震えているのは、体じゃなくて、心・・・)
何故こんなにも?自問する紫穂だが、答えは分かり切っていた。
(そうか、初めてだから・・・)
初めて。『恋人同士』としての初めて。キスをするのも、セックスするのも『恋人同士』としては今日が初めて
なのだ。先日のアレは何か?と聞かれたら、実に答えにくいが、こう答えるしかないだろう。
(練習・・・。そう、アレは私達が一歩を踏み出すための練習・・・)
かなり屁理屈じみてはいたが、彼女はその答えに納得していた。そして、傭司がそれに完全に同意するであろう事
も確信していた。理由はわからないが、そう確信できた。
「お待たせ。次、どうぞ」
腰にタオルを巻いただけの姿で傭司が出てきた。紫穂はソファから跳び上がるようにすると浴室に入っていく。
シャワーの音に期待をふくらませる一方で、傭司も紫穂と同じ考えに浸っていた。
420: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:34:29 5qynLMcs
微かに戸を軋ませながら紫穂が出てきた。髪をアップにし、タオルを巻いた姿。肌が少し上気し、それが傭司の
欲情をそそる。
静かに歩み寄る紫穂。傭司も立ち上がり、紫穂を待つ。傭司の前で立ち止まり、アップにしていた髪をほどく。
甘い香りと共に髪が広がる。
ベッドの傍らで見つめ合う二人。そのまま狂おしい程抱き合い、唇を求め合う。ここがホテルの中だということで
安心した二人は遠慮無く、音を立てて互いの唇を、舌を貪る。貪っては息を継ぎ、また貪り合う。
舌の感覚が怪しくなるほど楽しんだ二人は顔離して見つめ合い、黙って相手の体を覆う最後の一枚をはぎ取る。
産まれたままの姿で向き合う。傭司のペニスは完全に怒張し、既に準備万端であることを示している。紫穂の体
も白い肌を薄ピンクに染め、隆起し始めている乳首が期待に震えている。
体を重ねる二人。
「傭司くんの・・・この間のよりも硬いみたい・・・」
「・・・・・・少しご無沙汰だったから・・・溜まってるかも」
「ごめんね、私のせいで・・・」
「ううん、いいんだよ」
許しを示すように頭を撫でる傭司。紫穂の表情がとろける。
「ねぇ、傭司くん」
「ん?」
「私、傭司くんの、見たい」
「え゛・・・」
「傭司くんの・・・オチンチン・・・見たい」
真剣な顔で-でも肝心の部分は小声で-紫穂にそう言われては断れるはずもない。
「いいよ」
許しを得た紫穂が傭司の前に跪く。目の前に(文字通り)そそり立つペニスが有る。
「凄い・・・こんなに、大きいの・・・。これが、私の、中に?」
見上げる紫穂に頷く傭司。
「そ、そうなんだ・・・なんだか、怖いくらい・・・」
半べそかいたような表情になっている紫穂に、傭司は意地悪をしたくなった。
「握って、みる?」
「えっ?」
「握ってみる?この間はあんまり余裕なかったでしょ?」
「え・・・あ・・・」
421: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:35:20 5qynLMcs
慌てる紫穂に更に意地悪したくなった傭司は、紫穂の右手を取ると、自分のペニスを握らせる。
「きゃっ!」
その熱さと信じられない硬さに驚く紫穂。手を離そうにも、傭司に押さえられているのでそれも出来ない。
「すごい・・・熱くて、硬い・・・痛くないの?」
半べそ顔のまま、傭司に聞く紫穂。
「痛いってことはそんな無いかな。ズボンとかに擦れたらまぁ別だけど」
「そ、そうなんだぁ・・・・・・」
感心する紫穂におかしさと愛しさがこみ上げてくる。それに合わせてペニスがビクリ、と震える。
「わ、わっ・・・今、ビクンて動いた・・・」
慌てる紫穂。
「紫穂が、可愛いから。紫穂のこと、好きだから。紫穂に触ってもらって気持ちよかったんだ」
「私のこと好き、だから・・・?」
「うん」
「そ、そうなんだ・・・・・・気持ち、いいんだ・・・・・・」
改めてみると、グロテスクささえ感じさせるペニスも、これが傭司の体の一部であり男としての象徴なのだと
思うと、随分と可愛らしく、愛おしくさえ思えてくる。
「ね・・・もっと、触ってもいい・・・かな?」
「いいよ」
緊張しながらも、そっと握り直す紫穂の手。やがて、硬さと熱さを確かめるようにしていた手をさわさわと動かす。
そのたびに傭司のペニスはビクビクと震える。
「やだ・・・なんだかほんとに可愛いかも・・・」
泣き笑いともつかない複雑な表情で紫穂が言う。
「擦ると、気持ちいいんだよね・・・?」
握る手に僅かに力を込めると、ゆっくりと手首を動かし始める。
「あ、く・・・」
堪らず声を漏らす傭司。その声に紫穂は微笑みを漏らすと手の動きを速める。
「・・・むぅ」
滑らかな動きに傭司が呻きを漏らす。
「もっと、気持ちよくしてあげるね・・・」
そう言って紫穂は手を止めると、両手で優しくペニスを包み込むと、その先端に『チュッ』と口付けた。
「ぉわっ!」
紫穂の、まさに『奇襲』に傭司は漏らしそうな感覚を、尻の穴に力を込め必死にやり過ごす。
「しっ・・・紫穂っ・・・何を・・・?」
422: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:36:10 5qynLMcs
チュパチュパと音を立てて亀頭にキスを繰り返す紫穂。形容し難い感覚に耐えながら、傭司はやっとの事で
言葉を絞り出す。
「んっ・・・傭司くんを、気持ちよくしてあげてるの・・・?気持ちよく、ない?」
「・・・そんなこと無いけど・・・くあっ・・・!」
紫穂が亀頭をペロリ、と舐め上げる。思わず頤を反らしてしまう傭司。
「ううっ・・・あっ・・・ぉぉ・・・し、紫穂っ!」
拙いながらもペロペロと舐め回され、更に鈴口を舐め上げられた傭司はブルブルと震える。
「どうし・・・て、こんな・・・っ」
傭司に問われ、紫穂が舌を止める。しかし手はゆっくりと、快楽を途絶えさせることのないように微かにペニスを
扱きあげている。
「だって・・・最近自分でしてなくて溜まってたんだよね?可哀想だから、楽にしてあげようと思って」
ペニスから目を離さずに言う紫穂。その目はうっとりとしていた。自らの手(口)で傭司を愛し、彼の快楽を
支配していることに興奮と押さえきれぬ愛おしさを覚えているのだった。
「だから・・・って」
「私にこういうことをされるのは、嫌?」
「嫌じゃ・・・ないけど・・・のあぁぁっ!」
嫌じゃないけど、という傭司の言葉を、了解の意だととった紫穂が更に大胆な行動にでる。傭司のペニスをパクリ、
とくわえる。
膣の中とは違う、生暖かい肉の袋に包まれる感触に傭司の神経が破裂しそうになる。歯を食い縛り、腿に爪を立て
て射精の衝動を堪える。
くわえたまま舌を動かし、モゴモゴとペニスを愛撫していた紫穂は、ゆっくりとした動作で顔を動かし、可憐な
自らの唇でペニスをしごく。
「!ぅあぁ!・・・く、くぅ・・・」
唇で扱きながらも時折舌を絡めてくる。動きそのものは拙くとも、紫穂がそれをしているということが傭司の
快感を刺激する。
「はっ・・・く・・・っ、紫穂・・・」
ダメだ、と言おうとするが、言葉が続かない。理性の火はあとほんの一息で消されてしまいそうだった。
紫穂が上目遣いに傭司を見る。快楽に歪む傭司の顔を見て満足そうに微笑むと、奥まで突き込まないように
注意しながらピッチを上げる。
423: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:37:00 5qynLMcs
「あっ・・・あっ・・・ダメだ、紫穂、出る・・・出るぅ・・・」
傭司が、情けない声で哀願する。流石にこのまま口に出してしまってはマズイと思っているのだろう。しかし、
それが紫穂の加虐心と、彼をこのまま受け止めたいという思いを後押しする。
「んっ・・・いひよぉ・・・このまふぁ。このまふぁだふぃへぇ・・・」
くわえたまま喋ったのでまともな言葉になっていない。普通なら笑ってしまうところだろうが、もちろん二人
の脳は快楽を求めることに夢中で、そのことに気付かない。
紫穂のピッチが上がる。傭司
「うっ、く、く・・・ダメだ、もうダメだ・・・出るっ、紫穂、出るっ・・・」
切羽詰まった傭司の声。紫穂は一心不乱にしごき、舐め続ける。
「出るっ、出るっ・・・イクっ!」
咄嗟に傭司は紫穂の頭に手を掛け、口から抜こうとするが、紫穂は素早く傭司の腰にしがみつき、抵抗する。
「イク・・・おぉぉぉっ!!」
「ん、ん゛ん゛んんっ!!」
雄叫びと共に傭司が腰を突き出す。結果的に、自ら紫穂の喉奥に押し込むような形になってしまう。ペニスが
ドクン、と一際大きく震え、紫穂の喉奥目掛けて精を射ち放つ。
頭の中を真っ白に焼き尽くされるような快感。傭司は腰をガクガクと震わせ、紫穂の頭を押さえつけながら放ち
続ける。受け入れる紫穂の喉が時折、コクリと動き飲み干そうとするが、それを上回る勢いで精液が口腔内を
蹂躙してくる。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
「んぐ・・・ぐ・・・ぅぐっ・・・」
ようやく射精が収まる。紫穂はペニスから顔を離す。口に手を当ててこぼれないようにしながら嚥下を続けるが、
余りにも大量の精液は口の端からツツ、と漏れ出す。
「ぅ・・・ゲホッ・・・ぅぅ」
思わず咽せてしまう紫穂。口の中の精液を戻してしまい、それが手の隙間から垂れ落ちる。
「紫穂っ?!」
咳の音に、焼き付いていた傭司の脳が正気を取り戻す。慌てて枕元にあるティッシュを掴むと、紫穂の手を
拭いてやる。
「こんな・・・無理して・・・だからダメだって・・・」
たしなめられた紫穂は首を振る。
「ううん・・・無理なんかしてない。私は、傭司くんのが欲しかったの。口で受け止めたかったの。飲みたかったの。
だって、傭司くんのだもん。何だって受け止められるから・・・」
涙目に成りながらもそう訴える紫穂。何も言わずに手のひらと口をぬぐってやる傭司。
「それに、おいしかった、傭司くんの」
「・・・なっ?!」
フェラチオ初体験の人間とは思えぬ言葉に傭司は焦る。しかも、笑顔で言われては。
「本当よ。熱くて、ベタベタしてたけど、美味しかった」
「そ、そっか・・・ハハ、そりゃよかった・・・」
数日分溜めてたんだから、そりゃそうとうな熟成度だわな、などと、つい馬鹿らしい事が頭に浮かんでくる。
余りに馬鹿らしくて笑う気にもならなかった。
424: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:38:14 5qynLMcs
綺麗に拭き終えると紫穂を立たせる傭司。そこで今度は傭司の嗜虐心が頭を擡げる。
「ねぇ、紫穂」
「はい」
「今度は、紫穂のを見せて」
「はい・・・・・・ええっ?!」
返事をしてから言われたことの意味に気付き、紫穂が慌てる。
「どうしても見たい」
「えっ?あっ・・・で、でも・・・」
恥ずかしいです、と言おうとした紫穂に傭司が追い打ちをかける。
「紫穂だって、俺の見たじゃないか。それに・・・」
「あぅぅ・・・それは・・・そのぉ・・・」
今し方、自分がしたことを言われて紫穂は言葉に詰まる。顔を逸らし、左親指の先をちょっとだけ噛むと
「・・・はい」
と傭司に恭順の姿勢を示す。
傭司は紫穂をベッドの端に腰掛けさせると、彼女が自分にそうしたように、その前に跪く。そして、目で合図する。
『足を開いて』、と。
いやいやと微かに首を振る紫穂だが、傭司にじっと見つめられ、観念したように、少しずつ足を開いていく。
限界まで開くと、羞恥心に耐えられないかのように目をつぶり顔を背けてしまう。傭司はその足の間へと体を
入れると、紫穂の秘密の花園へと顔を近づけていく。
艶めかしいような、悩ましいような女の匂いが傭司の鼻を、本能をくすぐる。
「や・・・恥ずかしいの。ダメ・・・・・・」
羞恥に耐えきれなくなった紫穂が哀願する。
「そんなことないよ。紫穂のここ、凄く綺麗だから・・・」
が、誉め言葉が紫穂の羞恥心を更に煽る。傭司は紫穂の花弁にゆっくりとを手を伸ばす。そして、うっすらと
濡れているそこをくつろげる。
傭司の目の前に、鮮やかな薄紅色の花園が開く。フェラチオしていた辺りから既にそうなっていたのだろうか、
淡く露を帯び、傭司を誘っていた。
紫穂は硬く目をつむり、顔を背けている。傭司の手が花びらを優しく、丹念になぞる。
「あ・・・・・・」
ピクリ、と震える紫穂。それを合図にしたように、花奥からじわりと蜜が湧きだし始める。それに誘われる
ように、傭司が顔を近づけ、そして、口づける。
425: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:39:00 5qynLMcs
「ひあ!」
後ろに手を突いていた紫穂だが、カクリ、と腕を折り、肘立ちになってしまう。花奥からは更に蜜が溢れ出してくる。
傭司はキスを繰り返す。そのたびにトクトクと蜜が溢れ出す。
「っ・・・やぁっ!」
傭司の舌に花びら全体を舐め上げられ、紫穂が悲鳴を上げる。
「だっ、だめ!傭司くん・・・ダメ!」
「どうして?紫穂のここ、こんなに、綺麗なのに・・・」
陶酔したような声で傭司が言う。
「きた、汚いよ・・・そんなとこ・・・」
「紫穂の体に汚いとこなんかない。紫穂の体だったら何所でも綺麗だ」
そう言って舌での愛撫を続ける傭司。
「そん・・・ぅあ・・・くあっ・・・あああ」
自分の指で慰める時とは比較にならない、ぬめる舌に溶かされていくような快感に紫穂が悶える。紫穂の喘ぎを
励みにしたように、傭司の舌使いが更に激しくなり、ピチャピチャと音を立てながら舐め回す。
「や、やぁ・・・音、立てないでぇ・・・・・・」
「だって、紫穂の、美味しいから・・・紫穂のジュース、もっと舐めたいから」
「ゃぁ・・・」
自分も似たような事を言っていたことを忘れて紫穂は恥じらう。傭司は先程の仕返しとばかり、更に音を立て
ながら舐り回す。
紫穂は今までにない快感に振り回され、自分自身のコントロールを失いつつあった。
傭司の舌が一端止る。その手が花園の先端に触れる。包皮をくすぐるように刺激すると、それは震えながら包皮
の外に顔を出す。傭司はそっ、とキスをする。
「くはぁぁぁぁっ!」
凄まじい快感に紫穂が身を捩る。普段なら包皮の上から弄り回す鈍い快感しか知らぬのに、勃起し、外に顔を出した
それに直にキスされる感覚は強烈に過ぎた。肘で支えることさえ出来なくなり、ベッドに倒れてしまう。
傭司はそこにキスを繰り返し、時折舐めたり、舌で転がすようにする。そのたびに紫穂は身を捩り、大量の蜜を
溢れさせながら啼き声をあげる。
傭司の舌がまた止まる。それは紫穂を許したのではなかった。今度は花びらそのものにむしゃぶりつく。
「ひぁ!そ・・・そんなっ!」
自分の中、膣の中に潜り込んでくる何か。それは傭司の舌だった。大胆にも舌をねじ込み、中をかき回し、溢れて
くる蜜をすすり上げる。
426: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:39:51 5qynLMcs
「あ、あ、ああ・・・ダメ、だめっ!そんなにされたらおかしく・・・ぅ」
傭司に『女』にしてもらって以来、自慰するとき中に指を入れることを覚えた紫穂だが、指やペニスのように
奥まで届かない代わり、うねる舌に中をかき回される未知の快感に理性を焼かれていく。
「だ、だめっ・・・ダメダメ。もう、もうダメなのっ」
哀願する紫穂。傭司は更に舌をうねらせる。時折傭司の鼻先がクリトリスを掠め、鋭い快感を送り込む。
「あっぁっあっあ・・・ダメ、わたし、もうダメ、い・・・っちゃう・・・」
ガクガクと体を震わせる紫穂。傭司が抑えつけるように腰に腕を回す。
「だめっ!もうっ!・・・・・・くっ・・・イクっ!!」
傭司の頭を両腿でギュッと締め付けると、はじけ飛ぶかのように体を震わせて絶頂に達する紫穂。どっ、と蜜が
溢れだし、傭司の口と、顎を濡らす。
「あっ・・・うう・・・くぅ」
水から上がった魚のように体を震わせながら、絶頂の波の中を漂い続ける紫穂。失禁してるのかと誤解しそうな
くらいの蜜を溢れさせている。
腿から力が抜けたのを見計らい、傭司が体を引く。口の周りを紫穂の蜜でベタベタにした傭司はそれを手の甲で
拭うと、それを舐めとる。
紫穂の体の震えが収まってきたのを見計らい、傭司はその傍らに寄り添う。快楽の余りか、紫穂は口の端から
よだれを一筋垂らしていた。傭司はそれを舐め取り、ほつれた髪を撫でてやる。
「ふぁ・・・傭司・・・くん・・・」
少し呆けたような声の紫穂。
「気持ちよかったの?」
「・・・うん。とっても・・・。体が、何処かに飛ばされたみたい」
傭司の手に甘えながら紫穂が言う。傭司は紫穂をベッドの上に横たえ直すと、自分もその隣に横たわり、キスする。
「紫穂の、おいしかった」
「やん・・・言わないで。いぢわる・・・」
拗ねる紫穂に、笑ってキスする傭司。紫穂は表情を和らげ、自分から唇を開いて舌をねだる。
上になったり下になったり、先を突いてみたり・・・二人の舌が絡み合う。そのまま唇を重ね、相手の口腔内を
舌で舐り、舌の上で唾液をこね回し、飲ませる。
427: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:40:40 5qynLMcs
傭司が意地悪く唇を離すと、名残惜しげにしている紫穂の顎から首筋へと這い下ろしていく。
「ん・・・」
くすぐったいような感覚に紫穂が息を詰める。傭司の舌は鎖骨の窪みを通り、その舌、紫穂の乳房へと迫る。
傭司は円を描くように胸全体に舌を這わせる。そして、ゆっくりと頂きに向けて登っていく。
「ゃん・・・くすぐったいよ・・・あっ」
少しだけ盛り上がったようになっている乳輪を攻められ、紫穂が震える。そして、傭司の舌が乳首を攻めにかかる。
「ふぁっ!・・・あ、あぁ・・・」
ペロリ、と乳首を舐め上げられ、紫穂が震える。自分の手で触れ時、傭司に触られたのとは違う快感。再び未知
の快感が紫穂を襲う。
突かれたり、転がされたり、唇で甘噛みされたり。同時にもう片方を手で愛撫され感じすぎてしまうのか、紫穂は
首を振り、体を跳ねらせながら快感を受け止める。
「あっあっ・・・ね・・・傭司くん・・・ぁん」
紫穂が傭司の頭に手を乗せて制止する。傭司が動きを止めて顔を上げる。
「ねっ・・・来て。私の中に、来て・・・傭司くんが、欲しい・・・」
「うん。俺も、紫穂の中に入りたい・・・」
傭司が体を起こし、紫穂の足下側に回る。膝に手を掛け、足を開かせる時、紫穂は素直に従った。
腰を浮かし、先端を入り口に当てる。それだけでしとどに濡れた紫穂の花びらがはやくはやくと急かすように
張り付いてくる。
「んっ」
紫穂が低く呻く。難なく傭司のペニスを紫穂の膣が呑み込んでしまう。
「・・・ぁむ・・・」
互いを抱き締め、自然と唇を求め合う二人。繋がったことを確かめ合いながらキスを楽しむ。
428: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:41:39 5qynLMcs
傭司は、紫穂の中の感触に溜息を吐く。しっとりとペニスにまとわりついてくる紫穂の肉襞。寸分の狂いも無く
ぴたりとはまりこんでいる。鍵と、鍵穴。この世に一対しか存在しない組み合わせのように、一致したそこ。
最初の時は感じる余裕すら無かったが、今ははっきりとわかる。
「凄い・・・」
「何、が・・・」
「紫穂の中、ぴったりで・・・俺のにぴったりで。俺専用みたいだ・・・」
「やだ・・・・・・。でも、嬉しいよ。傭司くん専用で。私は本当に傭司くん専用なのね・・・」
陶然とした笑みを浮かべる紫穂。と同時に紫穂の肉襞の締め付けが傭司を襲う。一分の隙間も無いように思える
そこがうねり、締め上げてくる。
「っく・・・しま・・・る・・・」
歯を食い縛り、息を詰めて耐える傭司を紫穂が心配そうに見守る。
「大丈夫?」
「紫穂の、中っ・・・締まって・・・」
ブルブルと震えながら耐える傭司。一度出していなかったら漏らしていたと思える程の快感に傭司は襲われていた。
「痛い・・・の?」
更に心配そうになる紫穂。
「違う・・・紫穂の中が、気持ち良すぎて・・・」
首を振り、否定する傭司。痛い筈は無い。むしろ、その対極にある感覚。
「ごめんなさい・・・どうしたら・・・」
「いい。謝ることじゃないから・・・紫穂の体、本当に素敵だ・・・」
紫穂を安心させるように、髪を撫でる傭司。甘えた表情になる紫穂。と、
「・・・ぐぅふ・・・」
更なる呻きを漏らす傭司。髪を撫でられ、幸せな気分になった紫穂の中がまたゾワリ、と蠢いたのだ。
このままでは何もしない内に搾られてしまいかねない。正直、あまり長く保ちそうになかった。
「動くよ」
紫穂がコクンと頷いたのを確認してから傭司は腰を引き、突き上げる。
「ああ・・・ふあああっ!」
ほんの1ストロークだけでビクビクと震える紫穂。一時も離れたくないとでも言うかのようにのたくり、引き
戻そうとする肉襞に、傭司も息を詰める。