【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】at EROPARO
【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】 - 暇つぶし2ch250:201
07/03/02 02:26:24 4qGvHcfy
 先手を放ったのは紫穂だった。傭司の頭をギュッと押さえ込む。そして彼の唇を吸い上げたり時折唇を舌で撫でたりする。
 傭司も反撃に打って出る。隙を突いて自分の舌を紫穂の唇を間にねじ込む。ピクリ、と紫穂の体が震える。が、直ぐに唇を開き舌を
迎え入れる。傭司の舌が紫穂のそれを突く。最初はためらったように応じていた紫穂もいつしか傭司よりも積極的に求めて動く。
 舌が絡み合う音と荒い息の音だけが静かな室内に響く。たっぷりと互いの舌を舐り合った二人が唇を離す。二人の舌の間には唾液の、
銀色の橋が架かっていた。紫穂が満足そうな、それでいて名残惜しげな表情を浮かべる。
「キスが、こんなにも素敵で気持ちよかったなんて・・・」
「俺も・・・知らなかった」
 そして、二人はまた深いキスを楽しむ。たっぷりと舌を絡め合う。息の続く限り。
「はふ・・・・・」
 息苦しさに耐えかねて紫穂が逃げる。はぁはぁと二人の肺が酸素を求める音が嫌に大きく響く中を無言で見つめ合う。
 傭司が視線を下げる。そこに有るのは紫穂の豊かな胸。少し震える手をそこに伸ばしていく。紫穂はその手に自分の手を添えて自らの
胸に触れさせる。その瞬間、ビクリ、と傭司の体が震える。傭司の手に伝わってくる形容し難い柔らかな感触。その柔らかさに傭司は
どうしたらよいのかわからなくなってしまった。
 フリーズしている傭司に、紫穂は「こうするのよ」というように優しく微笑むと、重ねた傭司の手を使い、ゆっくりと全体を撫で回したり
やわやわと揉みあげたりする。
 それをなぞるようにして傭司の手が自らの意志で動き始める。丸みを味わうように撫で、揉む。
「あ・・・ふ・・・・・・」
 紫穂の口から吐息が漏れ出す。それは肯定を表す吐息。気を良くした傭司はもう片方の乳房にも手を伸ばし、同じように愛し始める。
「んぅ・・・ぁ・・・ぅ・・・・・・」
 傭司の手の動きが次第に大胆になっていく。強弱を付けたり右と左で別の動きをしてみせたり。紫穂の口から漏れる息の熱っぽさが
増していく。


251:201
07/03/02 02:27:19 4qGvHcfy
「ぁん・・・ね、緒方くん・・・直に、直に触って・・・・・・」
 紫穂がねだる。
「う、うん・・・あの、どうやって、外す、の?」
 傭司とて年頃の男であるから女体のことは(それなりに)知識は有るが、流石にブラの外し方までは知ろう筈もない。
「後ろに、ホックが有るから、それ、外して」
 紫穂が背を反らして隙間を作る。
「えっと・・・ここ?」
「そう、それ。それをちょっと引っ張りながら捻って・・・」
「んー、ん・・・んん~??」
 モゾモゾと傭司の手が背中で動き回る感触がくすぐったく、紫穂は笑いを漏らしそうになるのを耐えた。
「あ、外れた・・・かな」
 ホックの外れた感覚が紫穂にもわかった。
「うん。そのまま、脱がせて」
 背を戻しながら紫穂が言う。傭司がゆっくりとブラを持ち上げる。紫穂は素直にその動きに従う。ブラを脇に寄せた傭司が息を呑む。
 柔らかそうな、たわわに実った二つのふくらみ。仰向けになっていてもその形を保つだけの張りのある乳房。その先端で薄紅色した
乳首が微かに震えている。
「綺麗だ・・・・・・」
 無意識のうちに傭司の漏らした感想に、紫穂の頬が赤味を増す。恥じらいに顔を背けるようにしながらも、彼女は視線で先程の
続きをねだる。


252:201
07/03/02 02:28:17 4qGvHcfy
 傭司が再び乳房に手を添えるとゆっくりと動きを再開する。
「ふ・・・・・・くぁ・・・・・・」
 紫穂の声が再び色を帯びる。傭司の指がそろそろとはい上がり、その頂きを優しく撫でる。
「んふぁ!・・・」
 紫穂の体がビクリと震える。
「ゴメン。痛かった?」
 傭司が心配そうにのぞき込む。
「・・・大丈夫。少しびっくりしただけだから。乳首、もっと触って・・・」
「うん」
 傭司の指が乳首をコロコロと転がすように愛撫する。乱暴にならぬよう。慎重に。
「ぁっ・・・ぅん・・・はぁ・・・ぁああ・・・」
 口に手を当てて声を漏らさぬように耐える紫穂だが、送り込まれてくる快楽信号にどうしても声を漏らしてしまう。
 撫で転がされた薄紅色の乳首は緋色に充血し、ピン、と勃起してしまう。
「酒井さん、乳首、立ってる・・・」
「ゃ・・・言わないで」
 傭司に耳元でそう囁かれて紫穂は恥じらいに身を捩る。それが更に傭司の劣情を刺激するとは知らずに。
 乳首と乳房への愛撫を続けながら、傭司は紫穂に口づける。
「ぅ・・・うん・・・むぅ、ん・・・くぅ・・・・・・」
 胸を攻められながら口腔内を蹂躙され、紫穂は身を捩る。
「そんなにされたら、せつないよ・・・」
 キスを中断した紫穂が半分涙目になりながら訴える。
「いいよ・・・もっとせつなくなって・・・」
 傭司はそう囁くと再びキスを仕掛ける。紫穂も吐息を漏らしながらそれを受け止める。
 傭司の右手がゆっくりと、胸から下りていく。脇腹を、ヘソを軽く撫でられ紫穂がくすぐったそうに体を震わせる。


253:201
07/03/02 02:29:15 4qGvHcfy
 そして、その手がヘソを離れ「ある一点」を目指して動いていく。ソロソロと動く手がショーツの端に触れた時、紫穂は気付いた。
「あっ・・・やだ・・・っ!」
 慌てて開き気味の足を閉じようとしたが一瞬早く傭司の手がショーツの中に潜り込んだ。
「は・・・んっ!」
 陰部全体を撫でられた感触にブルッと体が震える。
「ああ・・・凄い・・・」
 十分とは言えないまでもそこはしっとりと濡れていた。その感触と想像すらしなかった熱に傭司は驚く。
「だめっ・・・触っちゃ、だめ・・・」
「でも・・・・・・」
「ぃやぁ・・・ダメ・・・恥ずかしい。こんなになってるなんて」
 紫穂はもぞもぞと腰を動かして逃げようとするが、それはかえって刺激を招くことになってしまった。
「あぁ・・・んん・・・うぅ・・・・・・」
 傭司は紫穂の動きに合わせるようにしてショーツの中で全体を撫でるように手を動かす。
「は・・・ぁ、あぁ・・・やだ・・・動かしちゃダメ・・・」
 そう言いながらも紫穂の腰の動きは止まらない。送り込まれてくる快感に抗うことが出来ない。
「もっと、もっと感じて。いっぱい感じて」
 耳たぶを甘噛みしながら傭司は囁く。
「や・・・こんなにはしたないんじゃ緒方君に嫌われちゃう・・・」
 その本人にこんなことされてるのにそういうこと言うかな、と笑ってしまいそうになるのを堪え、紫穂の耳元に囁く。
「そんなことないよ。こんな酒井さん、俺は大好きだ・・・」
「ふぇ・・・・・・?」
 間の抜けたような反応にまた笑いがこみ上げそうになるのを堪える。
 手を休めて更に囁く。
「こんなふうに乱れる酒井さんも大好きだよ。俺のせいだったら尚更」
 紫穂が驚いたような顔で見る。
「いい、の?こんなに、えっちで乱れちゃうのに・・・いいの?」
「もちろん。俺も凄く興奮するから。ホラ・・・」


254:201
07/03/02 02:30:06 4qGvHcfy
 そう言って傭司は紫穂の手を自分の股間に導く。ペニスはどうしようも無いほどに張りつめている。
 紫穂がビクリと震えて手を離そうとするが傭司は無理矢理に触れさせる。
「酒井さんが可愛くてボクもどうしようもないんだ」
 その熱さと感触が紫穂の打ち砕く。傭司が紫穂の胸に触れた時のように。
「凄い・・・こんな、こんなに凄い・・・私が・・・私、だから?」
 静かに頷く傭司。
「私だからこんなに・・・」
 魅入られたように呟く紫穂。
「だから、いいんだよ。もっと乱れて。一緒に、乱れよう。思い切り」
 甘く、静かな囁き。それは互いの心の枷を解く悪魔の囁き。
「緒方君!」
 紫穂が笑みと共にギュッと傭司を抱きしめる。傭司も左手で紫穂を抱きながら右手を蠢かす。
「あっ・・・はぅ・・・あふ・・・ふぅん」
 単調な動きではあるが、全体を撫で回され紫穂の漏らす喘ぎが甘さを増していく。同時にピチャピチャという音が響いてくる。
「どんどん、溢れてきてるよ・・・」
「ゃぁん・・・言わない、で・・・」
 意地の悪い傭司の言葉に恥じらいながらも先程からずっと手を添えたままだった傭司のペニスをさわさわと撫でる。
「・・・・・・ぅ」
 気持ちよさにビクビクと震えるそれが面白いのか、紫穂の手が少しずつ大胆になってくる。
 傭司は自分の右手を更に蠢かしながら、耐える。しかし、若い、女を知らない牡の体は衝動を抑え切れない。
 紫穂の股間もだいぶ濡れそぼってきた事を確認した傭司が紫穂に聞く。
「酒井さん・・・そろそろ、い、いい?」
「んっ・・・いいよ。きて、来て、緒方君。私の、中に」
 傭司は体を起こすと紫穂の足下の方に回ると、紫穂の腰を覆う白い布に手をかける。そして意を決してそれをゆっくりと引き下ろす。
それに合わせるように紫穂が少し腰を浮かせる。ショーツのクロッチが股間を離れる時、ニチャ、という音が微かに響く。その音に
紫穂は頬を赤らめ、傭司のペニスはビクリと震える。


255:201
07/03/02 02:31:10 4qGvHcfy
 あっけないほどスムースにショーツは足首まで下りてきた。そのまま抜き取り、脇に置く。傭司も膝立ちになりトランクスを脱ぎ捨てる。
 傭司の手が膝に触れる。紫穂は瞬間的に体を強ばらせ、足を閉じる。少し怯えた目を向ける紫穂に傭司は「大丈夫だよ」と優しく微笑み
・・・かけたつもりなのだが実際は彼の顔も緊張で強ばっていた。だが、それがかえって紫穂を安心させる。互いに異性の体は初めてで
あり、緊張と恐怖に震えているのは彼も同じだ、と。
 紫穂の足から力が抜ける。ゆっくりと傭司は足を開かせるとその間に自分の体を滑り込ませる。
 目の前の光景に傭司は息を呑む。和毛の量は控えめながら、髪と同じ漆黒。花びらは十分に濡れ、男を迎え入れる用意を調えている
ように見えた。
 傭司が少し腰を進める。
「・・・ぅわ」
 剥き出しになった傭司のペニスに紫穂が驚く。見事に硬直し、ガチガチに上を向いているそれ。青黒い血管が薄く浮かび、獲物を今か
今かと待ちわびるかのように時折ヒクヒクと揺れ動くそれは紫穂の目には十分以上にグロテスクに映った。
「こ、これが・・・?」
「うん、そうだよ」
「やだ・・・大丈夫かしら・・・」
 不安そうな声を出す紫穂。
「怖い?もう、止めようか・・・」
 身を屈め紫穂に囁く傭司。
「あっ・・・ダメ。止めちゃ、嫌。続けて。私、頑張るから」
 健気に答える紫穂に傭司は今度こそ優しい顔をする。
「優しくするから・・・痛かったら、言ってよ?」
「うん・・・わかった」
「じゃ・・・入れるよ・・・」
「うん・・・来て。私の中に、来て・・・」


256:201
07/03/02 02:32:10 4qGvHcfy
 傭司は頷く。右手でペニスを掴み、紫穂の中心に先端をあてがう。チラ、と紫穂の顔をうかがうと紫穂が頷く。
視線を股間に戻し、再度確認するとグッとペニスを押し込む。
「んくはぁぁぁっ!!」
 その瞬間、眉をゆがめながら苦しげな声を上げる紫穂。一瞬、傭司は躊躇うがそのまま押し進んでいく。途中、プツリ、という
感触が伝わってくる。
「いっ・・・う・・・・・・っ」
 紫穂の顔が更に苦しげに歪むが傭司はそのまま奥まで押し込んだ。
 ぬめる肉壁がペニスを包み込む感触。その熱さと処女故のキツイ締め付けに射精してしまいそうになるのを傭司は必死に堪える。
 紫穂に自分の体重を掛けないように肘を付きながら、
「大丈夫?」
「うん・・・大丈、夫・・・」
 目尻に涙を浮かべた紫穂が精一杯に微笑みながら答える。
「・・・やっぱり、痛かった?」
「ううん、そんなに、痛くなかった・・・。おかしいね。私、変なのかな」
「・・・えっと・・・痛くない人も居るらしいから。別に変じゃない、と思う」
「そっか・・・よかった・・・」
 安堵の表情を浮かべる紫穂。目尻に浮かぶ涙の量が増えていた。傭司は自分でも信じられないくらい自然に、その涙をキスで
拭ってやる。
「緒方君、優しい・・・。抱き締めて。キス、して・・・」
 ぐっと傭司の体を紫穂が抱き寄せる。乳房の柔らかさと乳首のコリコリとした感触が伝わってくる。
 傭司も紫穂の体をきつく抱き締めると、深いキスをする。舌を絡め、互いの唾液を吸い合う。
 満足した二人が唇を離して見つめ合う。
「私たち、一つになったんだね・・・」
「うん。俺達、一つになってるんだよ」
 二人は互いの感覚をそこに集中させる。互いに「中にいる/受け入れている」幸福感が二人の心を麻痺させる。


257:201
07/03/02 02:33:06 4qGvHcfy
 紫穂の中は最初の頃のキツさも和らぎ、ぬめりながらも傭司のペニスにまとわりついている。
「動いても、いい?」
「うん。いいよ。緒方君の好きなように動いていいから」
 少し体を起こしながらゆっくりと腰を引いていく。
「んっ・・・はっ・・・は・・・んん」
 言うとおり、余り痛みを感じてはいなかったのだろう。声には苦しい感じはほとんど無く、甘い物が多く混じっている。
 亀頭の辺りまで引いた所で今度は突きに転じる。ゆっくりと、しかし、途中で止まること無く奥まで一気に。
「あっ・・・んふっ・・・ふっ、う・・・」
 やはり痛みは無いのか先程よりも声の甘さが増している。
「もう少し、早く動くね」
 返事を待たず、傭司がストロークのピッチを少し上げる。
「ん、あっ、はっ・・・はぁん、あ、あ、あ、あ・・・」
 傭司の動きに合わせ、紫穂が甘い声であえぐ。たぷたぷと音を立てて揺れる乳房の頂きで硬くしこった乳首が傭司の胸板を、
時には乳首に擦れ別の快感信号を送り込んでくる。
「はぁっ、あっ・・・ぅん・・・ぅむ・・・む・・・むぅ」
 傭司がキスをすると紫穂も少し息苦しそうながらそれを受け止め、自らの舌を押し込む。
 いつの間にか紫穂の腰もストロークに合わせてゆっくりと動いていた。静かな室内に二人が舌を絡める音と互いの陰部を
打ち付け合う音だけが響く。
「・・・ぷはっ・・・」
 限界まで舌を貪り合った二人の顔は息苦しさで真っ赤になっているが、意に介することもなくまた唇を重ねて貪り合う。
 紫穂の右手がすがるように空を掴む。その意味を理解した傭司は自分の左手を重ねる。指と指が絡み合う。紫穂がギュッと
握ってくる。それを床に押さえつけながら、傭司も握る手に力を込める。


258:201
07/03/02 02:34:01 4qGvHcfy
 傭司のピッチが上がり始める。限界が近づきつつあった。
「うぁ・・・俺、もう、イキそうだ・・・」
「あぁ・・・いい、いいよ・・・ぅふ・・・きて。このまま、きて」
「でっ、でも・・・」
 中に出したらさすがにマズくないか、ということなのだが、紫穂の答えは以外なものだった。
「あっ・・・はふ・・・大丈夫、だから。大丈夫だからこのまま・・・!」
 何がどう大丈夫なのかわからないが、麻痺した傭司の脳は「大丈夫」という言葉だけをきちんと認識した。
「あっ、もう・・・ダメだ・・・」
「き、来て・・・来てぇ!」
 傭司の腰がラストスパートをかける。
「ぅああっ!!」
 ぐっと腰を押し込むと紫穂の一番深い所で勢いよく射精する。
「あっ、あ・・・あああああああっっ!!」
 体の深奥で熱い精液を浴びせられた紫穂は傭司に力いっぱいしがみつきながら絶叫を上げる。同時に紫穂の肉壁も強烈にペニスを
締め上げる。
 ドクドクと、自分でしたときならこれほどまで出ないだろうと思える量の精液が紫穂の中に溢れ出す。脈動に合わせるように紫穂の
肉壁も締め付けと緩めを繰り返す。
 どさり、と傭司は床に広がる紫穂の髪の中に顔を突っ伏した。
 ハァハァという荒い息が部屋の中に響く。
 紫穂の頭を抱き寄せ、傭司は何度も髪を撫でる。紫穂もうっとりとしたようにしがみつき、傭司の胸板に頬ずりする。


259:201
07/03/02 02:35:07 4qGvHcfy
 どのくらいそうしていただろうか。紫穂が抱き締めていた力を緩める。傭司は体をゆっくりと起こすと、紫穂の中からペニスを引き抜く。
コポリ、という微かな音と共に半立ち状態のペニスが抜けた後から、にじみ出すように白濁した粘液があふれ出してくる。
「いっぱい、出たんだね・・・」
「あー・・・いや・・・」
 うっとりと言う紫穂にどう返事をしていいかわからない傭司は自分のズボンからポケットティッシュを出すとそれで溢れ出る粘液を
拭き取る。
「んっ・・・」
 まだ少し敏感な状態な所を擦られて紫穂が体を震わせる。綺麗に拭き終えたのを確かめると、傭司は自分の分にとりかかる。
その様子を体を起こし、横座りした紫穂に不思議そうに、面白そうに眺められ、バツが悪いような気になりながらも黙って作業を続ける。
 奇妙な沈黙が二人の間を流れる。そして、どちらからともなく、背中合わせになり衣服を身につける。
 互いに着替えが終わったことを確認すると振り向き、向かい合う。紫穂は胴衣ではなく制服に着替えていた。まぁ本来は制服に着替え
ようとしていたのだからそれが正解なわけだが。
 見慣れた筈の紫穂の制服姿にもかかわらず、傭司は魅入ってしまう。まだ微かに上気した頬。まだ少し濡れたような唇。確かに今、
ここで互いに快楽を貪り合ったことを示すで有ろう証。
「・・・・・・なぁに?」
「へっ・・・あ、いや、ゴメン。何でもない」
 少し驚いたような紫穂の声に慌てて視線を逸らす。
「わ、もうこんな時間。もう帰りましょ」
 壁に掛けられた時計を見た紫穂が驚いたように呟く。傭司もそれを見て驚いた。結構な時間が経っていたような気がしていたが、実際は
小一時間も経っていなかったことに。それだけ、二人の時間は凝縮されていたということか。
「そうだね。いい加減、帰らないとマズイ」
 カーテンが閉められていたので気付かなかったが、外も夜、と言って良い暗さになっている。
 床に放り出されたままの鞄を拾い上げ、紫穂を促す。
「あ・・・待って」
 戸口に立つ傭司を呼び止める。怪訝そうに振り向く傭司。
「・・・もう一度、抱き締め、て・・・キス、して・・・」
 囁くような声で紫穂がねだる。一瞬躊躇する傭司だが、小首を傾げながらら目を潤ませる紫穂を見て、鞄をそのまま床に落とすと彼女を
きつく抱き締める。そして、見上げる紫穂の唇に自らのそれを寄せていく。紫穂も少し背を伸ばして受け入れる。


260:201
07/03/02 02:36:02 4qGvHcfy
 ついばむようなキスを交わすと、紫穂の頭を傭司の手が優しく撫で、髪を梳いていく。紫穂も傭司も胸の顔を埋めながら、
されるがままになっている。
「酒井さんの髪って、ほんとに綺麗だ・・・」
「ん・・・そうかな・・・?」
「うん。こんなに真っ黒で、ツヤが有ってサラサラだし・・・。手入れとか大変じゃない?」
「うん、結構、大変・・・」
 顔を埋めているのでわからないが、紫穂は照れた表情を浮かべていた。
「そっかぁ・・・でもいいなぁ・・・毎日でもこうしていたひ・・・」
 思わず本音を漏らしてしまう傭司。
「うふふ・・・嬉しい、な・・・」
 その言葉に幸せオーラ全開にしながら更に顔を埋める紫穂。
 しかし、そこで二人の感情は現実に立ち戻る。
「いけね、ホントに帰らないと」
「あ、そうだった。いけない」
 慌てて体を離す二人。傭司は鞄を拾い上げ、紫穂も胴衣を入れたバッグを肩から提げると、慌てて部屋を出る。
「戸締まりは?」
「もう済ませて有ったから。後は電気消して、入り口に鍵かけるだけ」
 紫穂はもう一度室内を見渡して、異常が無いことを確認すると電気を消して、鍵をかける。その間傭司は戸の外で待つ。
「いいわ。さ、帰りましょ」
 紫穂に促され、歩き出す二人。最低限の照明しかない廊下は暗かったが、歩くのに支障を来すほどではない。
 並んで歩く二人。無言のまま。
 紫穂が歩みを止める。傭司も止まる。
「私、職員室に鍵を返して来なきゃいけないから。じゃぁ、また、明日・・・」
 そう言ってスッと離れると、身を翻して駆け出す紫穂。
「えっ?あ・・・うん・・・また」
 呆気にとられた顔で紫穂を見送る傭司。紫穂の姿が見えなくなったとき、彼は何かを思いついたかのように駆け出す。


261:201
07/03/02 02:37:03 4qGvHcfy
 紫穂が校門の所まで来たとき、そこに人影が見えた。その影が「酒井さん」と呼ぶ。
「えっ?緒方君?」
 傭司が立っていた。傍らに彼が通学に使っている自転車が有った。
「暗くなっちゃったから、途中まで送ってくから。乗ってく?」
 そう言って自分の自転車を指す傭司。
「ありがとう・・・でも今日は少し歩きたい気分だから・・・それでもいいなら」
「オーケーオーケー。それじゃバッグ、こっちに」
 籠の中の自分の鞄を寄せると紫穂から受け取ったバッグをそこに入れる。
「よし、じゃぁ、行こう」
「うん・・・」
 並んで歩き出す二人。西の空に微かに夕焼けの残滓を残し、空は宵闇に支配されていた。街灯の明かりが点々と夜道を照らしている。
 言葉無く歩く二人。奇妙な沈黙。
「ごめんね。遠回りさせちゃって」
 紫穂が声をかける。
「全然。2キロかそこらくらいノープロブレム。楽勝楽勝」
「そっか・・・」
 話の接ぎ穂を見つけ出せず、また無言になる二人。
 長い長い沈黙。前を見つめ、無言で歩く紫穂。傭司は気付かれないように顔を覗き見る。端正な横顔には何の感情も現れては
居なかった。
 大通りから脇道に入って5分ほど。住宅街に連なる分岐点で紫穂が足を止める。
「ここでいいわ。ありがとう、緒方くん。送ってくれて」
「大丈夫?」
「平気。ここからなら5分もあれば着くわ。途中にコンビニもあるし」
 場所が場所だけに街灯も多い。余り心配は要らなさそうだった。
「そう?なら、いいけど・・・・・・」
 また沈黙。道の真ん中で俯きながら向かい合う二人の姿は、見ようによっては破局寸前のカップルに見えないこともなかったが。
「・・・じゃ、じゃぁ、また明日、ね」
「うん、また、明日・・・・・・」
 後ろに二、三歩下がった紫穂がクルリと身を翻して駆け出す。その姿が見えなくなってから、傭司は自転車にまたがる。
「えーっと、帰りのルートは・・・」
 ライトを点けると今来た道を戻り始める。


262:201
07/03/02 02:37:59 4qGvHcfy
-その夜。酒井家、浴室。2330時-
「はぁ~」
 湯気の立ちこめる浴室。桧作りの広々とした湯船の中で紫穂がため息をつく。
(どうして、あんなことしちゃったのかな・・・)
 傭司に下着姿を見られたばかりか、彼を誘惑し、セックスに及んでしまった。何故あの時そんなことをしたのか自分でも理解できない。
(・・・・・・嫌われちゃったかな。淫らな女だ、って・・・)
 見上げた灯りがじんわりと涙ににじむ。
 彼女にとって傭司は入学以来、ずっと想い続けてきた存在だった。何が良いのか、と聞かれると答えに困るが、とにかく、傭司を見た時に
紫穂の中に間違いなく「恋」が芽生えたのだ。それ以来、彼女の目は心は傭司ばかりを追うようになっていた。
 しかし、男友達のほとんど居ない彼女はその想いをどう伝えたらよいのかわからなかった。相談出来そうな人間も周りには少ない。
いわんや両親・祖母になぞ言えよう筈がなかった。
 結果、その想いは彼女の中に鬱積ししていくことになった。自分のようなつまらない女など傭司の好みじゃない、とさえ思い込むように
なっていた。そのくせ、自分で慰める時は決まって彼に抱かれる自分を想像していた。
 もう届かないとさえ思えてきたその彼と・・・である。嬉しくない筈はないのだが、本来なら「好きです」という告白以降に起きるべき
出来事の方が先に来てしまった。
(好きです。交際してください、ってなんで言えないのかな・・・)
 後悔ばかりが沸き上がって来る。それを振り払うように今日の出来事を思い浮かべてみる。
(傭司くんとのキス・・・・・・)
 指で唇を撫でる。唇を重ねるどころか、舌まで絡め合った。脳がとろけそうな感覚を思い出し、自らの指をくわえ、傭司の指に見立て
それに自分の舌を絡める。
「んっ、んっ、んっ・・・」
 些か物足りないけど気分くらいは味わえるわね、などと考える一方で、左手が乳房を掴む。
 傭司にされたときの感覚を思い出しながら胸を揉む。同時に人差し指で乳首を転がす。
「あ・・・いいよ、もっと触って・・・あぁ」
 今、自分が傭司にされているのだと想像しながら胸を揉み、口の中で指を舐る紫穂。その脳裏に、帰り道での出来事が浮かんでくる。


263:201
07/03/02 02:39:01 4qGvHcfy
 傭司と別れた帰り道。体の奥をから下りてくるぬるりとした感触に身を震わせた彼女は慌てて道すがらのコンビニのトイレに駆け込んだ。
 鍵を掛け、ショーツを下ろすとぬめる感触と共に股間とクロッチの間で何かが糸を引いた。それを指ですくう。白く、ネバついた物。
(これ・・・もしかして・・・)
 白く、牡の匂いを放つそれは傭司の精液以外有り得なかった。彼と自分が交わった、疑いようのない証。これが愛しい人の体内から
自分のために放たれた物だと思うと、何の嫌悪感も感じなかった。
 紫穂は躊躇うことなく自分の指を口に含み、傭司の残滓を舐め取る。
(んっ・・・これが、傭司くんの味・・・・・・おいしい・・・)
 その後、指と股間とショーツを清めた彼女は何食わぬ顔でトイレを出ると、アリバイのようにペットボトルの緑茶を一本だけ買い、
店を後にしたのだった。

 その事を思い出し、紫穂は体を震わせる。唾液に濡れた右手を湯の中に入れ、ソロリと股間に這わせる。
「んっ・・・」
 少しだけ湯がしみる気がしないでもないが、苦になるような痛みは無い。それでもゆっくりと慎重に膣口を撫でる。
「はぁ・・・あ・・・」
(ここに、傭司くんのが、おちんちんが入ったのね・・・)
 あの灼熱の感触と圧するような存在感を思い出し、紫穂の体の奥が疼く。股間に湯とも唾液とも違う物が溢れ出してくる。
「ふっ・・・ふ・・・ふ・・・」
 股間で蠢く手が激しさを増す。中指を第一関節辺りまで中に入れかき回す。親指でクリトリスを包皮の上から刺激する。
「あっ・・・傭司、くん、もっと、もっとしてぇ・・・」
 今や傭司に愛されているのだという錯覚さえ覚え始めた彼女の手の動きが激しさを増す。
「っ、っ、傭司、くん・・・・・・」
 喘ぎと湯をかき混ぜるパシャパシャという音が響く。既に両親は寝てしまっている。声を聞かれる心配は無いだろうが、それでも彼女は
声を漏らさぬように努力する。
「あ・・・傭司くん、イっ、ちゃう・・・私、イっちゃうよ・・・傭司くん・・・傭司!」
 愛する男の名を呼びながら最後のスパートをかける。
「っ!クぅぅぅぅ!!」
 口元を引き締めながら、ビクビクと体を大きく震わせて達する紫穂。
 静かな浴室に、湯気よりも熱く、荒い紫穂の呼吸音だけが響く。
「傭司、くん・・・」
 今一度、想い人の名を呼んでみる。いつもなら後ろめたさを感じることさえある自慰も、何故か今日ばかりは許されたような気がしていた。


264:201
07/03/02 02:40:00 4qGvHcfy
 一時、呆けたようになっていた紫穂は、湯船を出るとシャワーで体を洗い流す。脱衣所で体を拭き、水色のパジャマに着替え、静かに
部屋に戻る。
「ふぅ・・・」
 部屋の真ん中に敷いた布団の上に座り込み、髪をアップにしていたピンをほどく。彼女の象徴とも言うべき黒髪がふわり、と広がる。
 タオルで髪を挟み、残った水分を丁寧に取り除くと、傷つけぬように静かに櫛を通す。
 その長さ故に手入れは手間がかかっていた。余りの面倒さに短くしようかと思ったことも何度かあったが、結局は長いままを貫き通した。
 今日、傭司の言った事が思い出される。彼は自分の髪を「綺麗だ」と言ってくれた。指で梳きながら「毎日でもこうしたい」
とも言ってくれた。思わず笑みがこぼれる。傭司のこの言葉だけで、今までの苦労も報われるというものだ。そしてこれからも続く苦労も。
 仕上がりに満足した彼女は布団の中に潜り込む。
「明日、どんな顔して会おうかな・・・」
 そんな不安が頭をよぎる。それを押しとどめるかのように自分の肩を抱きながら、彼女は眠りに落ちていった。


265:201
07/03/02 02:40:54 4qGvHcfy
-同日同時刻。緒方家、傭司の自室-
「はぁ~」
 ベッドの中で布団にくるまりながら傭司が盛大にため息をつく。
(ヤバイ、ヤバイよ、マジヤヴァイ。酒井さんとヤっちまったよ~)
 布団の中で頭を抱えながら身もだえする。何せ相手は校内でも五指に入る美人、「酒井紫穂」である。
その彼女の下着姿を(偶発的出来事とはいえ)見てしまったばかりか、彼女に誘われるままにセックスしてしまったのだ。
大問題などというレベルではない。
 校内だし、生で中出しである。大丈夫とは言っていたが本当にそうなのか?もし万が一命中していたら?ごめんなさいでは済ませ
られない話である。何せ自分は高校生の分際。責任の取りようもない。
 それに、紫穂は傭司にとって憧れの君である。それなりに「お嬢様」である彼女は高嶺の花でもあった。気取らない所がある彼女なら
自分が「お嬢様」だなどとは認めたがらないだろうが、彼にとってはそうであった。
(なんですんなり受け入れちまうかな~、俺。でもあんな風に迫られたら断れないよな)
 脳裏にあの時の光景がありありと甦ってくる。紫穂の唇とぬめる舌。透き通る白い肌。柔らかい胸としこった乳首。ペニスを包む肉壁の
感触。夢だったのでは?とさえ思える。しかし、自分の手には紫穂の体の感触が確かに残っていた。
(しかしなー、なんでちゃんと出来るかな。信じらんねー)


266:201
07/03/02 02:42:08 4qGvHcfy
 今日、あの時まで確かに傭司は童貞だった。にも関わらず、紫穂との行為の間中、どうやって愛すべきなのか(完全ではないが)
わかっていた自分が理解できなかった。もしかして変な電波に操られてたとか思いたくなるほどに。
 それでも、自分と紫穂がセックスした事実は無くならない。初めてにしては上等と言えるのかな、アレは、などと一部始終を振り返ると、
ドクン、とペニスが反応し、あっという間に硬くなる。
(ぐあ。なんたる素直さ。さっきあれだけ出したじゃねーかよ!)
 確かに、あの時の量は通常時よりも多かった。1日我慢しただけでも持て余す程出てしまうこともあるが、紫穂とのセックスの時は
それ以上だと言えた。
 傭司の脳裏に紫穂の体が、甘い声がうっとりを自分を見ていた表情が溢れ出す。
(あーもう我慢ならん!)
 股間に手を伸ばし、ペニスを握り、ゆっくりとしごき始める。
 あの時の事を思い出すだけで興奮が高まってゆく。
「く・・・っ・・・・・・紫穂!」
 無意識のうち紫穂の名を叫び、紫穂の中に放った時の感覚を思い出しながら、傭司は射精していた。いつもより射精量が多かった。
今日、既にたっぷり出したにもかかわらず。
「ぐは・・・出し過ぎだぜ、俺。ちったぁ加減しろよ」
 ティッシュで拭い取りながらブツブツと呟く。一通り満足したのか、ペニスは平常サイズに戻っていた。
「現金な奴・・・・・・寝るか」
 トランクスとパジャマのズボンを上げると再び布団にくるまる。
「明日、どんな顔で会えばいーんだ・・・」
 そんなことを考えながらも、彼はいつしか眠りに落ちていた。

第一部 終


267:201
07/03/02 02:46:23 4qGvHcfy
以上、第一部。ホントに20レス以上使っちまった・・・orz
うpってから気付いた誤字等もあったので、その辺り修正してます。
展開が急なのは仕様です。すみません。

二部も書いてます。ただし、和風のテイストほぼ皆無。
更に長くなりそうです。ここにうpするかどうかは、出来具合を見て考えます。
#できなかったらどうしよう


268:名無しさん@ピンキー
07/03/02 02:46:32 K7XUYbaL
乙!
続編もwktkしてまってまつ

269:名無しさん@ピンキー
07/03/02 02:54:43 L4KKAQQV
もし完成したら、封印して公開しないのでない限り、ファイルアップとかややこしいことせずに、今度は最初からここにアップしてくれると嬉しい
>>221->>229みたいな余計なやり取りは、二度はしなくていいと思う

でも、あなたが火付けとなって投下が始まったようで、心の底から感謝


270:名無しさん@ピンキー
07/03/02 18:09:25 OYhPVnv/
Good Kill!!
20レスくらいの投下なら他のスレでもよく見るし、取り立てて問題ないかと。

271:名無しさん@ピンキー
07/03/03 08:03:27 4vdqLK5O
長レスに完全に埋まってる>>246のことも時々でいいので思い出してあげてください
まあ空気は読むべきだったと思うけど正統派和風GJ

272:201 ◆NAIADJsoTc
07/03/03 14:26:04 yvOzB58F
おまいらありが㌧。続きがんがります。

二部はかなり長いっぽいので分割投下を予定(片方エロ無さそうだが)
「和」分が少ないので、それを盛り込んだ派生シナリオでも無いとダメかなと思っている。

>>246
Good Kill!いびつさを感じさせながらも惹かれ合う二人の関係に期待。


273:名無しさん@ピンキー
07/03/04 13:24:21 KcwS2/XG
>>267
>ホントに20レス以上使っちまった・・・orz
気にスンナ
住人にとってちゃんと読める内容ならこの数倍でも文句は出ない

274:名無しさん@ピンキー
07/03/04 17:18:57 /ysaYktr
なんだ、遠慮がちだったからひどいもんかと思ったら素晴らしいじゃないか

275:名無しさん@ピンキー
07/03/05 23:33:30 UTzi3uh+
これはGJですな

276:名無しさん@ピンキー
07/03/10 11:33:51 DB40fmlT
いいね~、GJ!

277:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:45:50 WfPSxi4i
201氏、GJです!
自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。

278:名無しさん@ピンキー
07/03/11 01:09:33 icz68Ky4
>>277
誘い受けうざいっすw
投下したらスレごと潰すよ?
マジでw





















完全制圧完成記念age

279:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:08:36 8ZMRscIz
>>277 楽しみにしてます

280:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:16:50 icz68Ky4
>>277
マジ潰すからなw
具体的にはうんこ改変してホモSSにしたやつをあちこちに貼りまくってやるw
幸い今日は休みなんで一日中監視して相手してやるからw
覚悟しとけよ?
あと投下をずらしても同じこと
自宅と出先の携帯で常にチェックしてるからw

俺と戦争する気があるならどうぞw
荒れるのわかってて投下するやつは荒らしだからな?
いいか?
警告はしたからな?

281:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:16:53 SKmjau5m
京都弁期待

282:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:18:20 icz68Ky4
完全制圧完成記念w
























大勝利確定記念age

283:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:18:23 IzaxNlfy
最近職人が増えてきたみたいだね。
誰か、腰紐使ってエロいの頼む!

284:名無しさん@ピンキー
07/03/11 02:54:24 Tp0BIHUR
>>277
下手に挑発しないで、大人しくしておいた方がいいと思う・・・・

【ゴキブリ】男が女に犯されるやつ10【ホイホイ】
スレリンク(eroparo板)

ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
スレリンク(eroparo板)

きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part7
スレリンク(eva板)l50

メイド服+敬語+地下室でイジメられたい #3
スレリンク(sm板)

これらのスレのようにしたくなければ

285:名無しさん@ピンキー
07/03/11 03:48:58 BAEDF5ie
このスレもようやく、荒らしに目をつけられる程度には活性化してきたか・・・

286:名無しさん@ピンキー
07/03/11 07:49:46 VhDNDOwL
>>277
>>284は無視無視
頑張ってくれ!

287:名無しさん@ピンキー
07/03/11 07:52:08 VhDNDOwL
そうそう、「反応が有る=歓迎されてる」って考えた方が良いよ
本当に「つまらない」と思われたら反応が無くなるから
わざわざ「つまらん」とか言うのは気にするな。荒らしだから

288:名無しさん@ピンキー
07/03/11 08:02:12 VhDNDOwL
>>277
あ、そうだトリップ付けて

何だ俺3連レスかよ

289:名無しさん@ピンキー
07/03/11 09:13:18 NRUXRbCs
なんでこのスレが狙われたのかが分かってきたぞ

290:名無しさん@ピンキー
07/03/11 10:10:45 s1+goMZ5
毎日が日曜日なのか
ニー速みたいな奴だな

291:名無しさん@ピンキー
07/03/11 11:04:25 jH8N2SG/
>>277
早く糞SS投下しろクズw

























糞SSかも~んなw

292:名無しさん@ピンキー
07/03/11 11:50:16 Tp0BIHUR
>>289
ID:WfPSxi4i=ID:VhDNDOwL
で自作自演の可能性高いな
こういうことするから・・・荒らしに目を付けられるんだよ
頼むからスレに迷惑をかけないでくれよな?
お前の駄文なんて誰も読みたくないから


293:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:16:22 VhDNDOwL
>>277
誉めるレスは「自作自演」
自分で「お前のSSは誰も読みたくない」
これ、お決まりの手だからな。気にしない気にしない
ID:icz68Ky4=ID:Tp0BIHUR これは間違いない
>>284の全てのスレでID:Tp0BIHURの書き込みを見た
エロパロ板でSSを投下する事の何が悪いだろうか
ドンドン投下してくれ

>284 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 02:54:24 ID:Tp0BIHUR
>277
>下手に挑発しないで、大人しくしておいた方がいいと思う・・・・
>これらのスレのようにしたくなければ
>92 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 11:50:16 ID:Tp0BIHUR
>ID:WfPSxi4i=ID:VhDNDOwL
>で自作自演の可能性高いな
>こういうことするから・・・荒らしに目を付けられるんだよ
>頼むからスレに迷惑をかけないでくれよな?
>お前の駄文なんて誰も読みたくないから

294:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:21:20 VhDNDOwL
ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
スレリンク(eroparo板:353番),355,356,361,363,367
これが証拠ね

295:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:23:06 Tp0BIHUR
>>293
せっかく警告してあげてるのにそういう態度とるかなあ
荒らしの手口をわざわざ教えてあげる荒らしがどこにいるよ?
ちなみに自作自演だろうがなんだろうが
荒らしに目を付けられた以上、その警告を無視すれば
廃墟になるまで荒らし尽くされるのは確実だから
上のログ読めばそれくらいわかるだろ?
頼むから賢明な判断をしてもらいたいな・・・
スレの平和を願えばこその言葉だから真摯に受け取ってほしい

296:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:40:33 LGRpQ+L0
>>295
お前が荒らすんだろw

297:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:40:35 VhDNDOwL
>>295
>荒らしの手口をわざわざ教えてあげる荒らしがどこにいるよ?
それがお前の手だからな
作者「SS投下するよ」
お前「投下したら荒らすからw」
お前「ほら作者さん、荒らされるからSS投下しないで」
作者さんがSS投下
住人A「GJ」
住人B「面白いよ」
お前「住人A、Bは作者の自演だからw」
お前「自演するなよ…」
お前「これつまんね…」
お前が荒らす
お前「ほら作者さん、荒らされるからSS投下しないで」
勿論お前は全部ID変えてる。これがお前の手です

>>277は「SSを投下する」というエロパロ板の目的に従った行動をしようとしています
何で「正当な行為」をしちゃいけないんですか?

298:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:44:37 Tp0BIHUR
>>297
やけに荒らしの手口に詳しいな・・・普段自分でやってるからだろ?
どうみても難癖つけまくるお前が荒らしだろ

どうやら荒らしが墓穴を掘ったようです
ID:VhDNDOwL
はNG登録であぼーんしましょう

299:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:54:21 VhDNDOwL
>>298
>やけに荒らしの手口に詳しいな・・・普段自分でやってるからだろ?
>>284見れば一目瞭然ですが
それを言うなら、荒らされたURLをサッと出せるのは何でですか?あなたの巡回先ですか?
>277:名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 00:45:50 ID:WfPSxi4i
>201氏、GJです!
>自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。
のどこが
>>下手に挑発
なんですか?
>どうみても難癖つけまくるお前が荒らしだろ
俺は「投下して」と言ってます
お前は「荒らされるからSS投下しないで」と言ってます
俺は荒らしの手段に詳しいです
お前は荒らされたスレのURLをサッと出せました
荒らしはどちらかな?簡単な問題ですね

で、次は「荒らしが必死に言い訳してる」ですか?

300:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:55:15 i897UCcR
大勝利確定記念君は元職人。(昔は制圧君と呼ばれていた)
常連以上神未満までいったが書けなくなり、荒らしに転向。
IDをかえることができるのが自慢で、単発IDでひたすら自作自演の荒らしを繰り返す。
自分が書いていたシチュで
自分がかなわない神職人のいるスレを好んで荒らす。

301:名無しさん@ピンキー
07/03/11 12:56:06 gUd2iTNA

>>277は「SSを投下する」というエロパロ板の目的に従った行動をしようとしています
>何で「正当な行為」をしちゃいけないんですか?

荒らしに目を付けられるような痛い行動をするやつが悪いからだろ

だいたい投下したら荒らされるってあんたわかってるじゃん。
荒らされるのを防ぐには投下を自粛するしかない。
これは事実。

302:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:01:07 R+ot5xF6
>301
いいからアンタもなんか和風でエロイの書いてよ。
すべてはそれからだ。

303:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:01:52 VhDNDOwL
>>301
>荒らしに目を付けられるような痛い行動をするやつが悪いからだろ
277 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 00:45:50 ID:WfPSxi4i
201氏、GJです!
自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。
のどこが「荒らしに目を付けられるような痛い行動」なんですか?

>だいたい投下したら荒らされるってあんたわかってるじゃん。
>荒らされるのを防ぐには投下を自粛するしかない。
>これは事実。
悪いのは荒らし。自粛する必要なんか無い
その辺は考え方の違いだな
荒らしは悪い奴。だから無視
荒らされるのは嫌だ。だから荒らしに従おう

304:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:07:49 0d5mChRo
>>303
雑談やSS投下で荒らしを封殺する手口は
過疎スレでは通用しないな
明らかに人員不足だ
勝ち目がない戦いはしないいほうが賢明なのは大人の考え

305:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:17:46 VhDNDOwL
>>304
で、板やスレの趣旨に合ったSSの投下を止めろと

板とスレの趣旨に合ったSSの投下は正義
荒らしは悪
これ以外は言うことありません
まぁここまで言い合ったら、277さんも投下する気が無くなっちゃったかもね
この荒らしの手段はホント有効だわ

306:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:26:26 ya8dVKWe
>>305
別にここだけが投下可能なスレな訳じゃないし
他のスレに投下すればいいだろ
ただリンクはるのはやめろよ?
そこも荒らされるからな?
ここに投下したり、他の場所に投下してリンクを貼ったりしたら
故意に荒らしたと断定するから

307:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:43:34 Tp0BIHUR
>>305

> 板とスレの趣旨に合ったSSの投下は正義
> 荒らしは悪
違うな
あくまで勝者が正義、敗者は悪
荒らしをはね返す力の無い職人は、スレの混乱を招く悪でしかない
結果的に

308:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:53:12 VhoPqmLY
とりあえず>>1を10回読み返す事をお勧めしたいね
で、>>277待ってるから頼みますよ

309:名無しさん@ピンキー
07/03/11 13:56:56 VhDNDOwL
>>306
だからこのスレの趣旨に合ってるだろ。
ID変えて変えて頑張るなぁ…


俺も>>277待ってるよ
荒らしてんのは一人だから気にしないで
待ってる人は何人も居るから

310:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:10:08 BAEDF5ie
なんか馬鹿が暴れてるけど、投下を待つよ、俺は
ID:VhDNDOwLさんは、あんま馬鹿の相手しない方が良いと思う。反応があるとつけ上がるから
荒らしに来たら、報告してアク禁依頼すればいいかと
そのときに荒らしにレスしている人が多いと、削除対象になりにくいっていうから、無視するといいよ

311:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:10:36 a6Y58uIc
糞SSかも~んなw












まだああああああああ???









叩き潰したくてたまんな~いwwwwwwww





糞SSかも~んなw

312:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:19:37 Tp0BIHUR
>>310
> 荒らしに来たら、報告してアク禁依頼すればいいかと
アク禁要請なんてねーよw
現実的に
コピペ大量爆撃くらいしか削除依頼は通りません
ついでに言うとピンク鯖の削除はほとんど機能してないから
会話が成立しているレスについては、アク禁どころかレス削除依頼も通りません
よって荒らしにアク禁依頼するぞという脅しは無意味
馬鹿ですか?
この程度でそんなに簡単にアク禁にできるなら
上記スレが2年にも渡って荒らされつづけるわけないだろ?
もう少し現実を見つめてください
まあここが廃墟になって、住人やほかの職人に迷惑をかけてもかまわないなら別に止めないけどな
間違い無く言えるのは>277が投下した場合
>277だけではなく、ほかの職人も粘着されて被害を受けるのは確実だということ
ここも上記スレのような末路をたどるだろうな
これまでの経験から行って確実に
荒らしは舐めたことをする奴には容赦しないから

313:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:22:39 i897UCcR
春だねえ。

314:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:25:32 CN3VADF3
これまでは荒らされる傾向なんてまったくなかったのに
>>277が来たとたん急に荒れ始めたな
なんなの?

315:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:27:30 VhoPqmLY
>>313
春といえば花見かな
梅はシーズンだし、もうすぐ桜か

…いや、別に青姦話書いてくれってわけじゃないぞ

316:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:30:18 VhDNDOwL
テロリストと同じだな
「言うこと聞かなきゃ酷い目に合わすぞ!」
ID変えて「だから言うこと聞こうよ」

職人さんは気にしないで、バンバン投下してくれ

317:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:31:56 xXCjYPIB
>>314
つーかそもそも>>277自体が、馬鹿を釣るための荒らしの自演の可能性もあるな。

318:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:33:15 SKmjau5m
裸体に桜の花びらが舞い散るシチュか

319:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:34:35 Lx3kHg5k
静留厨はどこにいってもうざいな

320:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:39:03 Tp0BIHUR
>>316
人質無視して突入して多数の死者を出すわけかw
まぁ別に廃墟になる過程をヲチするのもまた一興だしなw
そう言う意味ではガンガン投下すれば?
そう割り切ればある意味楽しみだw
がんばって廃墟にしてくれw

321:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:41:10 w8dvVROj
糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

322:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:42:24 VhoPqmLY
>>318
花と共に散る純潔とかね

323:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:43:15 w8dvVROj

糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

324:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:44:57 w8dvVROj
>>319
まったくですねw
レズ留厨ウザスwwww




















ハイ!糞SSかも~んなw

325:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:48:00 R+ot5xF6
>>315
緋毛氈の赤の上に黒い長い髪がこう扇みたいに散るわけですな。
イイ。美しい。

326:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:50:55 ExYsGcAx
>>325
うんうんそうだねw





糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

327:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:52:15 ExYsGcAx
まだあああああああ?????









糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

328:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:53:20 sBGivnMT
和服で青姦って後が大変そうだな…
着付けとか

329:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:54:32 ExYsGcAx
>>328
うんうん同意












糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

330:名無しさん@ピンキー
07/03/11 14:57:47 IrXRHbKO

まだあああああああ?????









糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

331:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:02:29 R+ot5xF6
>>328
着付けできるからノー問題
つか、むしろいつそうされても大丈夫なようにしっかり学んでいる訳ですよ

332:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:05:28 VhoPqmLY
>>331
座右の銘は「常在戦場」とか

333:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:06:27 kjNW5Q02
>>331

なるほどなるほど












糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

334:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:07:35 eOHzMQQ8
>>332
ほうほうそれで?












糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

335:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:07:57 SKmjau5m
酒飲ませたら性格そのままにエロくなるとか?

336:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:08:48 Tp0BIHUR
面白い流れだw
必死な雑談作戦がどこまで通用するか見守ってるぜ

337:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:09:39 eOHzMQQ8
>>335

うんうん同意












糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

338:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:10:30 eOHzMQQ8


まだあああああああ?????









糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

339:277
07/03/11 15:24:05 x4abnq3p
風華征服を企画。文永十一年四度の国書を無視した風華に対し大軍を派遣した。

「あれが敵か……」
奈月は遥か海を臨んだ。海上には朱塗りの大船が無数に並び、
大小の小船を吐き出している。
奈月はエレメントを握って武者震いした。
奈月は貧乏御家人である。小さな畑に、普段は農耕戦時には槍持ちになる下人が数人いるだけ。
暮らしぶりは貧農とあまり変わらない。是非この戦で手柄を立てて恩賞を受けねばならない。
敵が上陸を始めた。早くも弓矢の撃ち合いが始まり、綿甲に身を包んだ敵が砂浜に上がる。
奈月は敵の直中に一騎駈けをした。
「我こそは玖我の住人、風華一の剛の者、玖我なつ……」
そこまで言いかけて、奈月は派手に落馬する。
初めは何が起こったか分からなかったが、すぐ馬を射殺されたのだと気づいた。
「馬を射るとは卑怯な……」
ぼんやりしている暇はなかった。すぐに敵兵が数人がかりで襲い掛かってきたのだ。
「くっ……」
慌てて敵の槍をよける。だが、槍の穂先は次々と襲い掛かってくる。
周りを視界の端に見れば、同じように一騎駆けしたものが次々と殺されていた。
「あっ……あぐっ!!」
太股に熱い感覚が走る。エレメントを落とした奈月は太股を突かれていた。
転倒した奈月に敵が止めを刺そうと迫る。
(殺される……)
そのとき、矢が飛来した。敵兵がのけぞる。
見れば百騎ばかりの味方が救援に駆けつけていた。
「無事どすか?」
大将らしい紫の鎧に身を包んだ武者が薙刀を持って騎乗していた。
「すまない……礼をいう。貴殿は」
「うちは藤野郷の御家人、藤野静留どす。挨拶は後や」
静留は敵に突っ込んでいった。

340:277
07/03/11 15:25:09 x4abnq3p
結局戦いは風華側の敗北に終わった。
慣れない敵の戦術と弓の射程の差や毒矢、火薬兵器等の武器の差だった。
月杜町は焼き払われ、御家人たちの信仰を集める風華神社も破壊された。
生き残った御家人たちは水城まで下がり、まんじりともせずに夜を明かす。
ところが、夜が明けると、敵の大船は一艘もなく消えてしまっていたのである。
理由については時化の為やられたのだとか、存外に損害が多いので大陸へ撤退したのだとか言われるが、明らかではない。

「なぜだ!?」
奈月はにじり寄って大声を上げた。だが、中年の武士はうるさそうな顔をするだけだ。
「なぜだ、迫水殿。私が一番槍を上げたことは明らかだ。なのになぜ恩賞がもらえない!?」
「証拠がない」
「証拠……証拠ならば藤野郷の静留殿が」
「いずれにせよ、貴殿は命令に背いた。手柄にはならぬ」
それだけ言うと武士はアフロを揺らして帰っていった。
「くっ……」
奈月は佇むしかない。

「奈月」
振り返ると静留がいた。
「藤野殿」
「静留でええよ」
静留は奈月の肩に手を置く。
「手負いまで抱えたのに、残念やったな……」
「手柄を逃したのは残念だ。だが、私の未熟ゆえ。仕方ないさ」
「あんたはあの後、頑張ったやないの」
静留に助けられた後、奈月は負傷した足を引きずりながら戦い、獅子奮迅の働きをした。
だが、所詮負け戦だ。手柄には入れられなかった。
「そう言ってくれると助かる。ああ、足が治り次第修行のやりなおしだな。敵はまたくる。次こそは必ず……」
「奈月はそないに手柄を立てたいの?」
「うちの家は母の代で没落してしまったんだ。私が立て直して母の名誉を回復したい」
「ほうか……」
「世話になったな、静留。また会おう」
奈月は静留に背を向けた。それから七年が経った。

341:277
07/03/11 15:26:54 x4abnq3p
懸案だった南カルデア征服を終えたナギ皇帝は二度目の風華遠征を企図。
全軍を二手に分け前回(約二万五千)を上回る十四万余を送り出した。弘安四年の事である。

だが、阿尓泰側は今回は勝手が違った。
風華側は侵攻を予期して六万余を結集し、沿岸には延々と防塁を築いていた。
その上合流を予定していたカルデア人部隊が大幅に遅れる。
阿尓泰勢は小規模で上陸しては撃退されるを繰り返し、沿岸を西航。
やむなく財前島を制圧して島民を皆殺しにすると、波の穏やかな内海に碇を下ろした。

「ロードシルバーカートリッジ!……てえっ!!」
大筒を抱えた奈月が咆哮する。
砲弾が敵の大船の横っ腹に命中した事を闇の中確認すると、奈月は大筒を捨て小船で敵船にこぎ寄せた。
阿尓泰側は島に拠点を据えながら合流を待ち、防塁のないここから上陸する積もりであったが、
風華武士の猛烈な夜襲に悩まされる事になった。
外洋航海能力のない風華側の小船でも少人数での襲撃には十分で、風華側のゲリラ戦に阿尓泰側は大きな損害を出していた。
阿尓泰勢がアルタイ・レムス・フロリンス等の諸民族の混成軍であった事も統制を悪化させた。
その隙に付け込み、奈月はこの一月十数回に亘って襲撃を繰り返していた。
今夜こそは大将首を上げる。

奈月は敵船に乗り込むと、エレメントで片っ端から敵を打ち倒した。
敵は夜襲にうろたえ、まともに抗戦できない。
手柄を求めて奈月が船内を探すと、ふと幼い少女の悲鳴が聞こえた。

342:277
07/03/11 15:29:16 x4abnq3p
「把手槍?捍下去、別抵抗! 不然我馬上殺害這個孩子!」
振り返ると、将校らしい軍装の男がさらって来たらしい子供の首に刃物を当て叫んでいる。
何を言っているかは聞き取れなかったが、手向かえば子供を殺すという事は明らかだ。
「くっ……卑怯な!」
見ればまだ十歳にもならないような女の子だった。恐怖の余り涙を流している。
奈月は大人しくエレメントを捨てた。
「あうっ!!」
武器を捨てたと見るや、敵兵は近寄ってきて奈月を殴りつけた。
奈月は血を流して倒れる。
『手こずらせやがって!』
将校らしい男が奈月を蹴りながら言う。
『こいつが風華のHimeですか。どうしますか、武田(ウーティエン)隊長』
『決まってるだろ。中々上玉じゃねえか。散々輪姦して……ぐぼ』
皆まで言いきる事なく、武田の言葉は途切れた。
武田の口内からは薙刀の刃が飛び出している。
「まったく、奈月はうちがおらんと駄目なんやさかい」
静留は薙刀を一閃させて敵兵を数人薙ぎ倒した。
「静留!」
「奈月、止めを!」
武田はふらふら歩くと、子供に近寄ろうとしている。
奈月は急いでエレメントを拾い上げると武田を射殺した。
「怪我はないか?」
子供の側に駆け寄る。子供は恐怖で震えていた。
「名前は?」
「亜莉沙」
「そうか亜莉沙、すぐに安全な所に連れ出してやる」
「おと……さ……」
「え?」
「お父さん……お母さん……みんな殺されちゃった……」
「……もう大丈夫だ」
「うわああああああああん」
奈月は亜莉沙を抱きしめた。
この夜奈月と静留は大いに敵を屠り手柄を立てた。

343:277
07/03/11 15:30:47 x4abnq3p
数日後、ようやくカルデア軍十万余が風華沖に到着した。
阿尓泰側の軍船は四千艘を越し、その威容は小さな内海をまさに埋め尽くした。
総勢が揃って上陸戦を開始しようという其の直後、だが、暴風雨が沿岸を襲ったのである。
台風の季節を知らない大陸勢の悲劇であった。
数千艘を数えた軍船はことごとく沈没し、遠征軍は文字通り消滅した。
生き残った敵の一部は大破した船や島にしがみ付いていたが、風華側のHimeに一人残らず討ち取られた。

翌年、水晶宮
馬上豊かに正装した貴人と伴侍の行列の前に、不意に一人の御家人らしい者が飛び出した。
御家人は見るからにみすぼらしい身形である。
「何奴!!」
「申し上げたき儀がございます」
「ええい下郎、この方は執権菊川雪之様ですわよ!! 控えなさい!!」
「遥ちゃん、いいよ。止めて」
棍棒を振り回して御家人を打とうとする伴侍を雪之が制する。
「その方、何の用事ですか?」
「私は玖我の住人、 玖我奈月という者です。私は二度の異国合戦で手柄を立てました。
先の戦いでは総把(中隊長)を一人討ち取りました。
なのに、論功行賞に遺漏があって恩賞を貰えません」
「それは本当ですか……?」
「はい」
胡散臭そうな目で奈月を見る遥とは対照的に、
雪之は思慮深そうな眼差しで奈月を見ている。
「分かりました。再審査させましょう」
奈月は深くこうべを垂れた。

「良かったなあ、奈月」
「ああ、小さな荘園一つと地頭の職を頂いた。これで胸を張って母さんの墓参りに行ける」
奈月は遊びに来た静留を縁側で迎えて一緒にお茶を啜っていた。
今や二人は掛け替えのない戦友になっていた。
「何だかんだ言って、お前には世話になったな。本当にありがとう」
「うちと奈月の仲やろ。水臭い事言いはるな」
静留がお茶をあおる。
「ところで、あの子はどないしたんの?」
「亜莉沙は妹としてうちで育てる事にした」
「……奈月ってそういう趣味があったの? ろりこん?」
「違うっ!! 身寄りがないからしょうがないだろ。それにあいつは歌が上手いんだぞ」
「ほんまか、なら今度聞かせてや」
「ああ」
奈月はにっこり微笑んだ。

344:277
07/03/11 15:33:59 x4abnq3p
崇禎十七年、アルタイ側の崇徳八年、賓都順天府は紅蓮の炎に包まれていた。
正確には広大な内城すべてが燃えていたわけではないが、赤赤と燃える火は天を焦がしていた。
三百年近く続いた真白朝が滅亡した瞬間だった。

風華を統一した強大な専制王朝真白朝は当初強力な統治をこの地のすみずみにまで敷いていたが、
創業百年を越す頃には各面で制度疲労が起こり矛盾が表面化していた。
相次ぐ無能な皇帝の出現や側近の専横、廷臣の派閥争いに加え、周辺民族の侵入が活発化し、
特に北部のアルタイ人は盛んに国境を侵犯した。
軍事費の増大は歯止めのきかない増税につながり、窮乏の極みに立たされた農民は次々と反乱を起こした。
最終的に国政はまったく破綻し、軍衛力は消滅した。
そしてこの日若き王に率いられたアルタイ軍が首都賓都を占領した。

「妹が……亜莉紗が……」
「駄目です、お嬢様。今はお逃げください……」
泣きながら踏みとどまろうとする少女を、男が引きずっていく。
そのまま燃え盛る屋敷を後に騎乗する。少女は何度も振り返るが、馬はそのまま城門を突き抜けていった。

それから五年が経った。

「ロード・シルバーカートリッジ!!……てえっ」
エレメントから弾丸が噴き出して捕り手の一人を倒す。
次も装填するが、刺突のため中断して後退せざるを得なかった。
敵は十数人で槍衾でこちらを壁に追い込んでいる。逃げ道はない。
「くっ……」
「殺すなよ。生かしたまま捕らえろ」
隊長らしき男が命令すると、一気に包囲が狭まった。
どうする事もできない。
まさに取り押さえられようかという時、突然血しぶきが上がった。
「なっ!?」
隊長の首が切断されて地面を転がる。
兵たちが唖然とする中女はあざやかに薙刀を振るった。
また首がいくつか飛ぶ。
「お前は……」
「話は後や」
我に返るとエレメントに次弾を送り込んだ。

「助かった……礼をいう」
あらかた片付けると敵は逃げていった。ものの五分も経っていなかった。
女は何事もなさそうな顔で汗一つかかずにいて、薙刀をしまう。
「お互い様どす」
「貴殿はいったい?」
「うちは紅藤郡の嬉卒兒、字は静留。静留でええよ」
「私は姓は娜、名は都勣、字は奈月だ。ところでなぜ助けてくれた? 分かっていると思うが、私はお尋ね者だぞ」
奈月は疑わしげな目で静留を見つめる。

345:277
07/03/11 15:35:54 x4abnq3p
「お尋ね者やからや」
静留は意味ありげな顔で微笑むと、背中を向けた。
「ついてき」

「ここがうちらのアジトや」
奈月は市外の一軒屋に通されていた。
ごく普通の平屋である。
「……で、私に何の用だ?」
奈月は多少疑わしく思ったが、静留についていく事にしていた。
房間に入り、お茶を出されると座って問いただす。
静留はまっすぐに奈月を見つめて言った。
「あんたは玖我公の娘さんやね?」
「…………」
「それだけやない、連中の官吏を殺害してはる」
「ああ、そうだ」
「うちらは封架幇といいます」
「封架幇?」と聞き返すと、静留はにっこり微笑んだ。
「えびすどもを封架(ふう)じるから封架幇。分かりやすいやろ?」
「胡散臭い連中だな」
「まあ、まだできたてなんやけどね。現在幹部はうちだけや」
静留は奈月をまっすぐに見つめて言う。
「単刀直入にいうけど、あんたにうちらの仲間になって欲しいんや。近く大きな行動を計画しておす。」
「このご時世にか?」
奈月は呆れたように言った。

首都に入ったアルタイ王ナギ・ダイ・アルタイはそのまま賓都順天府で百官の推戴を受けると、
皇帝に即位し、国号も阿尓泰に代わって黒焔とした。黒焔朝の世祖金緑帝である。
真白朝の百官はアルタイ軍が入城すると香を焚き、万歳を唱え、平伏してナギを迎えた。
自縊した皇帝のために死のうとするものは一人もいなかった。ちなみに皇帝は諡号を旦角という。
黒焔軍は退廃した風華人の協力を受けて順調に華南を平定すると、抗戦を薙ぎ倒しついに風華のほぼ全土を掌握する。
各地で抵抗運動も起きていたが、個々の連携が取れず、卵に石をぶつけるように潰されていった。
抵抗は絶望的だった。だが、静留は静かに言う。

「大丈夫どす。うちはこうみえても昔、藤乃衛という所で副指揮使をしてました。
戦の心得もありますし、そのときの縁で仲間は数百人ばかりおります」
「…………」
「娜将軍の遺児がおるということになれば、心強いどす。きっと有志が決起してくれはります。
せやったら先帝の仇も……」
「皇帝は暗愚だ!」
奈月は吐き捨てた。
「敵の流言に惑わされて長城の守将だった母さんを殺した。だから国が滅んだんだ」
「奈月……」
「だが」と奈月は続けた。
「奴らが憎いのは同じだ。正直、逃げ場もなくなっている。協力してもいい」
「おおきに!」

346:277
07/03/11 15:37:55 x4abnq3p
金緑五年、奈月達封架幇は蛋黄醤という寒村で蜂起した。
この事件を記した野史によれば閏六月乙亥の事とあるが、定かではない。
封架軍は付近の窮民や無頼の徒を糾合して数千に膨れ上がると、
県城である月杜を包囲した。月杜は小さな都市であったが、
この地域では唯一の商都であり、またこの国の都市の例に漏れず市壁を持っていた。
普通なら攻略はそう容易ではないが、静留が予め紛れ込ませていた間諜の手引きによって開門されると、
封架軍はなだれを打って城内に突入した。

「武田総兵!」
兵士が泡を食って駆けつけてくる。
「駄目です。賊は既に城内の大半を制圧しています。もうもちません」
「うう、逃げなければ……」
武田は脂汗をかいた。
賊に捕まった場合も勿論、城民に見つけられた場合も非常に不味い。
彼はアルタイ人に媚びへつらい人民を虐待して今の位を手に入れたから、殺されるのは確実である。
「動くな!」
武田が振り返ると奈月がエレメントを構えて立っていた。
「ひええっ!」
轟音が響くと、逃げようとした兵士の一人が撃ち倒される。
武田は剣を抜くと破れかぶれで奈月に斬りかかる。
奈月は素早く照準を合わせるが、不意に後から別の敵に斬りつけられた。
「うっ!!」
慌てて次の斬撃を避ける。幸い傷は浅いがこちらに気を取られてしまう。
「うおおおおおおおおおおおっ!!」
その隙に武田が剣を構え奇声を上げながら突っ込んできた。
「うちの奈月に何さらしますの」
「静留!」
薙刀が一閃すると、武田の首は斬り落とされて地面に転がった。
返す刀でもう一人も仕留める。
「すまない。また助けられた」
「気にしはるな。あんたのエレメントは遠距離戦用やからな」
「それに」と続ける。
「あんたはうちらの大切な大将やさかい」

日が落ちるまでに城内の制圧は完了した。守備兵は殆ど討ち取られるか、城外に脱出した。
奈月達は城民の歓呼の下、穀倉を開いて米を貧民に分け与える。
封架軍は勢いに乗って付近の数県を攻略すると、ようようと月杜に凱旋した。

「奈月?」
静留が本営の置かれている旧役所の一室に入ると、奈月は食事中だった。
「……何食べてはるの?」
「ん、知らないのか? 紅毛人が持って来たまよねーずというものだ。ご飯にかけて食うとうまいんだぞ」
「……それはともかく、お疲れさん。予定通りやね」
「そうだな」
静留は奈月の向かい側に腰を下ろす。
「奈月、ちょっといい?」
「ん?」
「どうして協力してくれたの?」

347:277
07/03/11 15:41:09 x4abnq3p
「変な事を聞くな。お前が誘ったからだろ?」
「そうやけど……」
静留は言い淀む。
「奈月は先帝に忠義を立てる義理はないんやろ。陛下はむしろお母はんの仇やったしな。
やったら何でアルタイに刃向こうたん? 風華人として夷狄に仕えるのが嫌やったん? 捕まれば処刑されるんは確実やのに」
「……私にはな、妹がいたんだ」
奈月が語り始める。
「歌が上手な子でな。いつもお姉ちゃん、お姉ちゃんとなついてくれたよ。
父親違いの子だったし、その当時はあまり好きじゃなかったんだがな」
「…………」
「アルタイ人が放った火の中で、逃げ遅れて炎に包まれるあの子を見て、初めて私はあの子が掛け替えのない存在だったと気づいた」
静留は黙って聞いている。
「逃げ延びた私を育ててくれたのは家宰の山田だったが、彼も私が十四のときにアルタイ旗人に殺された。
……今でもあの子の最後が目に浮かぶよ。悔しかった。あの日から、私は復讐だけを目的に生きてきたんだ」
「奈月……」
「つまらない話をしたな。もう寝よう。お前も帰れ。私達はのんびりしている暇はないんだ」
立ち上がり、寝室に入ろうとする奈月を静留が抱きしめていた。
「な、なにを!?」
奈月は暴れて振り払おうとするが、静留は離さない。
「泣いてもええんよ……」
静留はささやいた。
「心の中で泣いとるのに、無理に笑う必要ない。そうやろ?」
「…………」
静留は無言で奈月を抱きしめている。
そっとその髪を撫でると、奈月はかすかに震えた。
「静……留……」
やがて奈月は静留の腕の中で嗚咽していた。

二月が経った。

当初の予定では、この地に割拠し、蜂起に呼応する反アルタイ勢力の救援を待つ予定であった。
だが、彼女らの当ては裏切られる事になる。
まず、アルタイ側が予想より早く動いた。
ただの地方反乱なら今までも起きていたが、その首領が玖我公娜冴子の遺児となると勝手が違った。
娜将軍はアルタイに寝返った平西王珠遥などと違って、風華の民族的英雄である。
反乱が波及する事をまず防がねばならない。
それに民衆の参加が思った以上に少なかったのが痛手だった。
真白朝は末期には悪官汚吏がのさばって苛政を敷いていた。人民の怨嗟は深い。
それに対しナギ皇帝のアルタイは風華に入るやすぐに減税を実施したのでこれを評価するむきもあった。
月杜は間もなくアルタイの大軍に包囲された。

348:277
07/03/11 15:43:17 x4abnq3p
「あれは阿尓泰正白旗……」
奈月は包囲軍を望見して呟いた。
「叡親王セルゲイの親衛軍だ。あんなものまで出てくるとは、奴ら本気らしいな……」
「奈月」
静留が側に進み寄る。
「兵隊たちが動揺しておす。今は軍規を正してますが、このままではいずれ脱走が……」
「所詮烏合の衆だからな……」
封架軍は静留の旧部下を除くと食い詰め者の集まりだった。
勝っている裡はいいが、一度負け出すとすぐに崩れる。
「……どうやらここまでらしいな」
奈月はふと笑った。死を覚悟した笑いだった。
「奈月、逃げまひょう!」
静留は必死で奈月を諌める。
「諦めるのははよおす。夜の内に斬り切り込んで包囲を破りますさかい、奈月はその隙に……」
「何を言ってますの、姐姐」
城壁の上に一人青髪の少女が登って来ていた。
「巴……」
「姐姐が犠牲になる必要がどこにあるんです? 私達だけでとっとと逃げましょう。
なに、何度でも再起できますよ。当初の予定では……」
「巴!」
静留がきつく巴を睨んで制止するが、已に遅かった。
「……お前は静留の部下だったな。どういう事だ?」
奈月に問われると、巴は意地の悪い笑みを浮かべる。
「まぁだ分からないんですか? あなたは利用されていただけなんですよ。
姐姐が藤乃衛の副指揮使だったなんて真っ赤な嘘です。本当は私達は前王朝の錦衣衛(秘密警察)の者だったんですよ」
「な……に……?」
静留が無言で震えた。
短く漏らす奈月の前で巴は続ける。
「前王朝の寄生虫である私達は何としてでも真白を再興したい。そのために利用できるものは何でも利用する計画でした。
そこで娜将軍の遺児を祭り上げて、反乱の傀儡にするという積もりでしたわ♪ まあ、失敗した以上、逃げればいいんですけどね。
そのための傀儡ですもの。いや、それよりこいつの首を差し出して降伏すれば……」
そこまでで巴の言葉は途切れた。
びゅと巴の首を飛ばすと、静留は薙刀をしまう。
「奈月……」
静留は奈月に触れようとするが、手を弾かれた。
「触るな」
奈月の目はどこまでも冷たかった。
「う、うちは……」
「ようやくと、思ったんだ」
「…………」
「ようやく、信じられるひとができたと思った」
「う、うちは……うちは……」
泣き出す静留を背に、だが奈月は城内に去っていった。

総攻撃が始まった。

349:277
07/03/11 15:46:47 x4abnq3p
続きます。
エロに到達するまではもう少しかかりますので、少々お待ちください…。
あ、それと感想をお願いします。

350:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:50:33 s3jWrxd/
ID:Tp0BIHURは、固定IPと動的IPのプロバを使い分けて自演しているだけの、荒らしとの同一人物に見えるんだが

>>314
どう考えても、>>278が来てからだろ

ていうか、>>277が投下しようがしまいが、既に荒らしまくってるし
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
相手する必要はないというか、してもしょうがない
ID:Tp0BIHURの言う人質作戦どころか、すでに無差別テロになってるので、逆に>>277が投下を取りやめる理由は何一つなくなった

>>277
書き込もうと思ってリロードしたら投下があった
とりあえずお疲れ。これから読むよ

351:名無しさん@ピンキー
07/03/11 15:53:04 VhDNDOwL
>>349
GJ
出来ればトリップ付けて

352:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:02:35 SKmjau5m
>>349
今後の展開に期待
乙&GJ

353:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 16:06:12 x4abnq3p
トリップつけました

354:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:07:45 m+A82UWH
糞SS乙wwww
:





続きまだあああああああ?????









糞SSかも~んなw























糞SSかも~んなwwww

355:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:16:53 VhDNDOwL
>>353
ありがとう
ガンバレ!

356:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:17:14 i897UCcR
>>349
GJ!
関西弁に萌え。
ここの荒らしは最初は威勢がいいけど、
神職人がどんどん投下して行くいるスレだと
テンション下がってやがて消えていく。
気にせずにドゾ。

357:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:30:30 taWaDRwd
しかしまあ・・・なんつうか
「乙」「GJ」の1行レスだけの感想オンリーとはw
全然読んでないのがバレバレなレスだなw
どんなゴミSSでもとりあえず読まないでほめとけみたいなw
これが
このスレの本質だからw

358:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:32:44 WfPSxi4i
なんか凄い火種をまいてしまったようで、今まで平和なスレだったのに申し訳ないです。
277ですが、別スレに投下します。本当にご迷惑をおかけしました。


359:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:41:00 wMEMMpY6
>>358
それが賢明だなw
リンク貼ったりしたらそっちにも遊びに行くけど
自己顕示欲を露わにしたり
俺の目に付くところに投下しない限りはほっといてやるからw
感謝しろよ?
礼儀と身の程をわきまえるのは大切だからなw

360:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:49:39 VhDNDOwL
オイオイ>>349>>277かよ
>>349は偉い!

361:名無しさん@ピンキー
07/03/11 16:58:21 DYhFaqxr
>>358
あーそれとレス数100以下の過疎スレは全部チェックしてるし
レス数60以下のスレは
数時間ごとにチェックしてるんで
そこには投下するなよ?
該当スレにお前のSSらしいものを見つけた場合
全く同じ制裁を加えてやるからな?

362:名無しさん@ピンキー
07/03/11 17:05:12 i897UCcR
>.>361
ちょwww、おまwww、ニートwww

363:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 19:59:40 x4abnq3p
「いやや、堪忍してぇ……!」
「ああ、おいどがぁ……そないなとこに入れるのあかんっ!!」
「なつき、なつき……ああ、もう赦しておくれやす……っ」

真性レズなのにマンコも糞穴もオトコのチムプオで犯されて、発狂する
レズルきぼんぬ。
十五六人の男に犯され、マンコからも糞穴からもザーメンが溢れ出す
レズルきぼんぬ。
チンポをしゃぶらされ吐き気が込み上げてくる
レズルきぼんぬ。
抵抗しようにも媛星消失によりHimeの力を失い、さらになつきを人質に取られ
(抵抗したら後でこの女を犯す云々)ザーメンを呑まされて嘔吐する
レズルきぼんぬ。
それでも抵抗したため顔がぶくぶくになるまで殴られた
レズルきぼんぬ。
生中だしされて泣き喚く
レズルきぼんぬ。
うんこを食わされ、また下剤でうんこを噴出す所を写真に取られる
レズルきぼんぬ。
輪姦の後、妊娠した事に気づいてヒステリーを犯した挙句飛び降り自殺する
レズルきぼんぬ。

即興で思いついたレズルの虐め方。
まずなつき/ナツキを人質にして静留/シズルを拘束監禁。
「これから毎日なつき/ナツキの糞を食え。食うのをやめたり食い残したりすればなつき/ナツキを殺す」と宣告。
涙を流しながらなつき/ナツキの糞を頬張るレズル。
でもなつき/ナツキの糞は最初のうちだけで、途中でなつき/ナツキを処分して漏れの糞にすり変える。
とっくの昔になつき/ナツキが殺されているとも知らず漏れの糞を二十年以上食い続ける静留/シズル。

(;´Д`)ハァハァ
犯して孕ませた場合、生まれてきたのが男の子ならまた静留/シズルとセックスさせて
さらに子供を作るのも楽しそう。
最後奇形ばかりで生殖ができなくなる迄男子直径子孫と戻交配させて遊びたい。
名前は上から順にぶぶずけ二世三世……

近親相姦の子供を妊娠した静留/シズルの腹を殴りたい!(;´Д`)ハァハァ

レズル惨死きぼんぬ(;´Д`)ハァハァ

364:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:07:18 x4abnq3p
シズルたんの犠牲精神とおっぱいに萌えた(;´Д`)ハアハア
ナイフで切ってもぎ取ってみたい
あの強靭な京女が残虐な拷問の末悲鳴を上げ、絶叫し、苦痛に涙を流すところが見てみたい。
目の前でナツキを虫けらのように殺されて嘆き悲しむ姿がみたい。
目を剥いて胃液を吐き、内臓が爛れて炎症を起こすまで腹をなぐりたい。
ま○こに拳つっこんでぐちゃぐちゃにかき回したい。
集団で犯されて黒々しいち○ぽしゃぶらされて泣くシズルたんが見てみたい。
手足を切断してダルマにした後性的玩具にしたい。
う○こやゴキブリを何日にも亘って食わせたい。
顔が膨れ上がってシズルと見分けがつかなくなるまで拳で殴りたい
ガスバーナーの青白い炎ででじゅうじゅうと顔を焼きたい。
直腸にスプレー缶くらいの異物を挿入したい。
髪を毛根から引っこ抜いて二度と生えなくしたい。
体中の皮膚をはがして塩をすり込みたい。
乳首を切りたい。
クリトリスを切りたい 。
指を一本ずつ切っていきたい。
何年も生かしたまま拷問し続けた末になぶり殺しにしたい。
ああ、シズルたんを殺したい(;´Д`)ハアハア

シズルたんの乳首とクリトリスを切ってみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキとセックスできなくなるから悲しいかな。
シズルたんの顔を膨れるまで殴って潰した後、ナイフやガスバーナーで整形してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキに顔を見せられなくなるから悲しいかな。
シズルたんの手足を付け根から切断してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキに触れたり側にいられなくなるから悲しいかな。
シズルたんの目玉を抉り出してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキの姿を見れなくなるから悲しいかな。
シズルたんの耳を金属で鋳潰してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキの声を聞けなくなるから悲しいかな。
虫けらみたいになってもまだナツキのことが好きだろうか。
だったらナツキを殺してその臓物をシズルたんに食わせてみたいな♪


365:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:08:36 x4abnq3p

シズルたんはハードレズでナツキに惚れているから、
目の前でナツキをぶっ殺してみてどんな反応を示すかゆっくり見てみたい。
その前にまずはナツキを人質にしてぎとぎとに辱めたい。

まず真っ裸に剥いて乳首もマ○コも丸見えにする。
ただ裸にするだけでなく、大きく開脚させてマ○コの襞やクリトリスがはっきり見えるようにする。
秘所を下種な男共の目に曝されるシズルたん。
シズルたんは二十七(推定)で処女な訳だから、マ○コの襞はぴっちり閉じていて桃色で綺麗だろう。
乳臭い小娘と違ってお洒落に気を使う大人の女性だから、マ○カスも溜まっていないだろうし、
ただオナニー癖はあるだろうから乳房が発達してクリトリスも肥大化しているかも知れない。
シズルたんを散々視姦して楽しんだ後、衆人環視の下野外で大便をさせたい。
この日のために練りのきいたう○こが出るようにいもぼうをたっぷり食わせておき、
足を開かせてシズルたんの肛門からう○こがひねり出るさまをじっくり観察したい。
無論拒否すればナツキを目の前で痛めつける。
シズルたんはどんな反応をするだろうか。紅潮し屈辱に身を震わせるだろうか。
それとも淡々と陵辱を受けるだろうか。
やはりシズルたんの性格からしてナツキを守るならただ黙々と無表情で恥辱に耐えるだろう。
たっぷりう○こをしたらそれを食わせたい。
勿論拒否すれば即ナツキを痛めつける。
そうするとシズルたんは黙って地面に這いつくばり、自分が出したばかりのほかほかと湯気を立てるう○こに顔を埋めて、食べ始めるだろう。
いもは繊維が多いから宿便(尤もその存在は医学的には否定されているが)もこそぎだされ、
う○こをしたときには腐敗ガスが噴出し、出てきたう○このその臭いは強烈だろう。
憧れのマイスターとして衆人の熱い視線を浴びてきた麗人のシズルたんが顔中う○こ塗れになりながら自分の糞を食う様子はまったく言いようがないほど素晴らしい。
そのさまをギャラリーの嘲笑と嬌声の中で鑑賞するのはまったく夢のような心地だ。

最後はナツキの頭をマカロフで吹っ飛ばして虫けらのように殺したい。
頭が砕けて飛び散るナツキの脳味噌を浴びたシズルたんはどんな顔をするだろうか。
多分初めは呆然と後にはみるみる鬼面をつくりまさに鬼のようになって凄まじい声で絶叫するだろう。
その顔を鑑賞し、気が狂って漏れに襲い掛かってくるシズルたんを殺害したい。

ああ、シズルたんを殺したい(;´Д`)ハアハア

366:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:12:07 x4abnq3p
「惨めなもんだな、おい♪」
「…………」
漏れがにやにや笑いながら言っても、シズルたんは無視します。
ナイフの柄で軽く鳩尾を突きました。
「ぐはっ!!」
シズルたんは目を見開いて胃液を吐きます。
その髪を掴んで顔を上げさせます。

宰相閣下に背いたアホなオトメども。
このシズルたんもマイスターとして聞こえた女だったのですが、
GEMを無効化されては文字通りただの乙女です。
それでも懸命にナツキを守り犠牲になろうとしたシズルたんですが、あっさり捕虜になってしまいますた。

「そろそろ命乞いをする気になった?」
漏れがいうとシズルたんは荒く息をついていました。
全身を打たれ、服を裂かれて下着のみのシズルたん。
今は手足を拘束されて立たされています。
ローブをつければ捕まらなかっただろうに、今は暴行されるのみ。
こういう気合の入った女をいたぶるのは至高の悦びです。
「…………」
「ん、なに?」
「くたばりや、ごもくが」
シズルたんは漏れの顔に唾を吐きかけていました。

367:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:13:07 x4abnq3p
「…………」
漏れは苦痛の中強いて笑みを浮かべるシズルたんの前に金属バッドを取り出しました。
「ほい」
「ぐがっ!!」
シズルたんは頭を打たれてよろめきます。
そのまま頭や腹、腰、大腿などを滅多打ちにします。
「あああああああああっ!! あああああああああっ!!」
シズルたんは壮絶な悲鳴を上げますが、容赦しません。
十撃、二十撃、三十……百、二百……と打撃を加えます。
やがてバッドが歪むほど殴ると、シズルたんは血まみれになって痙攣していました。
「もう一度いうよ……ん、聞いてない?」
「う……う……」
シズルたんのお顔は殴られて腫れています。
頬骨や顎が折れているようです。
他に頭蓋や肩、あばら、脚なども骨折しています。
軽~く折れたあばらをバッドの柄で突くと、血反吐を吐きました。
漏れはバッドを捨ててナイフを再び取ります。

「じゃ、まずはこのおっぱいからいこうか♪」
漏れはシズルたんのブラジャーを外すと、バストを剥き出しにしました。
真っ白で豊満な美しい乳房です。
その切っ先に盛り上がる大きめの乳首に漏れはナイフをあてがいます。
「な、何を……」
「じゃ、切ろうね♪」
「あぐううっ!! ぎゃああああああああああっ!!」
刃をめり込ませると、シズルたんがまた悲惨な悲鳴を上げました。
ごりごり切っていくと、乳首がどんどんもげていきます。
脂肪が歪んで切りにくいですが、片手でしっかり乳房を握ります。
取れかかった乳首を引っ張って切ると、やがて乳首が切り取られました。
「おいしい♪」
漏れはむしゃむしゃ切ったばかりの乳首を食べながら、
弱く息をつくシズルたんの切られたばかりの乳線が覗く乳首の断面をこすります。
すると途端シズルたんは泣き叫びました。
「うぎゃあああああああああああああああああああああああっ!!」
ああ、うるわしい泣き声。
「もう一方も切ろうね♪」
漏れがまたナイフを当てると、またシズルたんは泣き叫びました。

368:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 20:14:23 x4abnq3p
次にクリトリスを切断します。
ぱんてぃを剥がすと、シズルたんのマ○コが開放されて濃密な匂いをかもしだしました。
ラビアもクリも成熟した大人のアソコです。
シズルたんのクリトリスは大きめで、普段から包皮が剥けています。
漏れはぴくぴく震えるシズルたんのクリを掴むと、根元から切りにかかります。
「ぎゃああああああああああああっ!! があああああああああああああああっ!!」
シズルたんの普段は京都弁を奏でる艶のある声は今は絶叫という最も美しい音楽を奏でます。
やっぱり女が苦痛に漏らす喚き声ほど素晴らしい芸術的はありません。
シズルたんは良い楽器のようです。
クリを切り終えると、これもむしゃむしゃと生で食べますた。マ○カスはあまり溜まっていません。
「う……ううっ……うう……」
さすがのシズルたんも心身の激痛に泣いています。
漏れはその顔をにやにや見つめながらいいます。
「あーあ、乳首もクリトリスも切られちゃったね、これでもうナツキたんとセックスできないよ?」
漏れは「ぎゃははは」と笑うと、「まあ」と補足しました。
「どのみちナッキーとはもう会えないけどね」
「…………」
シズルたんが虚ろな瞳をこちらに向けます。
「ナッキーならもう撃たれたよ。まだ息はあったみたいだけど、
今頃ロイヤルハウンドの連中に順番で死姦されてるんじゃないかな?」
漏れがいうとシズルたんの目がみるみる濁っていきました。
これこれこれ。この絶望が堪りません(;´Д`)ハアハア
「ま、止めといこうか。本当はもうちょっと楽しみたいけど、宰相殿に報告しないといけないし」
漏れはナイフをしまうとサブマシンガンを取り出します。
しゃがみこんでシズルたんのマ○コの中に銃口を挿入しました。
「ううっ……ナツ……キ……ナツキ……」
悲しみのどん底で涙を流すシズルたんは一番美しかったです。
引き金を引くとマ○コから脳天まで弾を突き抜かせながら脳味噌を撒き散らしていました。

とっても楽しかったです(^^)

369:名無しさん@ピンキー
07/03/11 20:25:40 NRUXRbCs
>>363-368

スレリンク(eroparo板)で書いてやれよ

370:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 21:07:33 x4abnq3p
あ、感想待ってますね。
更に続編も考えてますので…。

371:名無しさん@ピンキー
07/03/11 21:16:42 VhDNDOwL
グロならそう宣言してから書け

372:名無しさん@ピンキー
07/03/11 22:20:55 0d5mChRo
自分が気に入らないとすぐに豹変するのが本性かw

373:名無しさん@ピンキー
07/03/11 22:36:58 VhoPqmLY
>>227
火種もなにも年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから気にする必要ないんじゃない?
まぁ適当にほとぼり冷めたらまた来て欲しいよ

>>370
じゃ、率直に感想言わせて貰うよ
339-349までは設定がイマイチ判り辛かったが、読んでて面白かった
正直、続編も読みたいと思ったし
ただ、勝手に277の名前を騙ったり、363-368みたいなそれこそスレ違いなものを投下したりと、荒らし行為以外の何者でもない行いには正直失望したね
それこそ下らない自己顕示欲をなくして礼儀と身の程とTPOをわきまえたらいい職人になれただろうに

374:名無しさん@ピンキー
07/03/11 22:48:29 s1+goMZ5
こういう流れを見るたびに管理側の人間になってみたいと思うなー
「なんだこの必死な池沼www自演痛杉wwwwwww」
とか大笑い出来るんだろうなー

375:373
07/03/11 22:58:27 VhoPqmLY
>>227×
>>277
アンカーミス失礼

376:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:02:00 A53Og4XH
a

377:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:03:02 VhDNDOwL
>>372
×気に入らない
○板の常識外の行動を見ると

378:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/11 23:15:48 x4abnq3p
>>377
うざ…
つーか何様?

379:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:26:25 CPJx31/d
>>373
>年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから
残念ながら夏厨とかの期間限定の厨じゃないんでw
一年通して粘着可能だからw
他のスレでも実証済みだよ~んw












いつでも迎撃可能なんでw
残念!

380:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:36:30 VhoPqmLY
>>年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから
>残念ながら夏厨とかの期間限定の厨じゃないんでw
>一年通して粘着可能だからw
>他のスレでも実証済みだよ~んw

実社会を離れて引き篭もってると日本語すら不自由になるのだろうかねぇ…
憐れだ

381:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:38:05 VhDNDOwL
>>378
板の常識又はマナーを指摘する人です
グロネタのSSを投下する時は、あらかじめ宣言する これ常識

382:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:49:56 IrXRHbKO
>>381
人はそれを自治厨と呼ぶ・・・
自治厨がのさばるスレは必ず廃れるというのが常識

383:名無しさん@ピンキー
07/03/11 23:59:42 VhDNDOwL
>>382>>330

ちなみに
自治厨とは
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
>俺様ルールその他第三者的によく分からないルールで

>>381
>グロネタのSSを投下する時は、あらかじめ宣言する これ常識
これは
>俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
ではありませんね

384:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:11:18 OE8UxUq9
>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
ID:VhDNDOwLのことじゃねえかw

つうか、自治厨を装った、ただの真性荒らしだと思うけどね

385:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:12:44 IS7Hwwe9
ま、なんにせよ乞食がいくら偉そうにしようが
餌を与えるヤツいなければ餓死するだけだけどな
乞食は自給自足できねぇしw
醜い本性の乞食猿に不用意に餌を与えようとする
配慮の足りない神気取りの馬鹿を狩るのが俺の仕事だ
供給を絶てば乞食は自滅するし、乞食を潰すよりも効率的で理に叶ってるしなw
あと潰された職人気取りが逆恨みして荒らしに転向してくれるから一石二鳥w
さらに荒らしは無関係な便乗荒らしも呼び寄せるから、目に付くように常にage続けるのはポイントだなw
抵抗されればされるほど燃えるw
とにかく投下がないことには潰しようがないから早く投下しろw

386:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:24:17 IkCuSFDw
>>277はA級戦犯だなマジで。
>>277さえこなければ平和でいられたのに。

387:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:25:07 Om+lXC2E
>>俺様ルールその他第三者的によく分からないルールで
ここは無視ですね

都合のいい所だけ抜き出す ってのもありきたりだねぇ…

388:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:26:04 Bl8jItbc
>>277は投下宣言をしただけ
何が悪いのか

389:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:41:56 7d6uAAE/
>>388
ひとつ SSができてもいないのにレス欲しさの誘い受け
非常にムカつく

ふたつ 俺はレズ留が嫌いだしそれを語る人間はもっと嫌いだ
非常にムカつく

みっつ 俺は自治厨の乞食猿が嫌いだ
非常にムカつく

390:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 00:45:35 h7EexewP
>>387
その言葉はお前にもそっくり当てはまるな…
なんで

>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。

の一文をわざわざ除外したんだ?
おまえ自身がそう自覚してるからわざわざ除外したんだろ?


都合のいい所だけ抜き出す ってのもありきたりだねぇ…

391:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:46:31 Om+lXC2E
>>389
全部
>>俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
ですね
1は「第三者的によく分からないルール」。SS投下宣言なんてあちこちで行われてる。それに文句言うのはお前位なもんだ
2と3は「俺様ルール」

なんだ、荒らしが「自治厨」だったのか

392:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:47:30 asQuikgr
>>389
よっつ 俺はニートだが自爆して暴露してしまった
非常にムカつく

が、抜けてるんじゃないか?

393:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 00:49:51 h7EexewP
>>391
ついでに聞くけどさ…
>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
これをわざわざ除外したことの弁明はないの?
え?

394:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:49:56 j9ZiwBUJ
こういう奴は自分より上の存在には絶対服従だから、力でねじ伏せてやるのが一番効果的なんだけどな

395:名無しさん@ピンキー
07/03/12 00:57:25 Om+lXC2E
>>390,393
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
をよく読みましょう

自治厨とは
ある種の運営システムを管理する人間・組織がいるシステム内の、ユーザーによるある行為に対し
俺様ルールその他第三者的によく分からないルールでそのシステムに「違反している」という判断をくだし(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)、管理・運営システムを妨害する人間(厨房)。
であり、
当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
は条件じゃありませんね。
SSを書いてる人が、そんな事も理解出来ないとはね

ちなみに
(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)
も、誰かさんにぴったり当てはまってますね


396:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:02:38 GUkeclSt
ネタかと思ったらマジで真性かよ

397:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:04:02 2sBlkZBL
前に同じ荒らしに荒らされたスレにいたけど一言言わせてくれ。
ここで論議すればするほど荒らしの思う壷ですよ。
論議すればするほど空気が悪くなり、投下し辛くなる。
荒らしはそれを狙ってるんですよ。

398:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:06:29 Om+lXC2E
反論出来なかったら「真性かよ」
お約束ありがとう

399:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:08:44 ovCUn7OW
なんかうざいのが自演してるようだが…

400:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:09:49 GUkeclSt
>>397
スルーできない、荒らしの自覚のない自治厨が駐在してるから手遅れだろもう
馬鹿のせいで、もう完全に荒らしにマークされたから
>>397さんのいたスレと同じ運命をたどると思う

401:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:18:50 Om+lXC2E
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
自治厨とは
ある種の運営システムを管理する人間・組織がいるシステム内の、ユーザーによるある行為に対し
俺様ルールその他第三者的によく分からないルールでそのシステムに「違反している」という判断をくだし(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)、管理・運営システムを妨害する人間(厨房)。

まぁ「グロネタは投下前に宣言して」が、俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
だと言い張るなら俺は自治厨だな

402:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:23:35 TST+95DM
友達も仕事も無いような構ってちゃんなんだから放っておいてやれよw

403:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:23:41 asQuikgr
自演してるヤツ(通称ゴッキー)、こんな性質らしい

・自画像(ゴキブリ)や自分の好物のAAを連投
・職人が来たらキチガイな文体で煽る
・そして職人を誉めるレスを自演扱い
・空気を読まず削除人に噛み付く身の程知らずな性格
・自我自賛を行う
・「荒らしをして職人を潰すのは最高の娯楽!」とスペースを開けて書き込み開き直る
・自分で他のサイトからSSをコピペし伏線を貼って、後に来るオリジナルSSをコピペ扱い
・他人に唾を吹きかけられてもそれを養分として活動する
・自分ひとりでIDを変えて自分を自分で煽り自分で叩いてスレをかき回す
・自分が叩かれれば相手を自演扱い
・口癖は『完全制圧完了』『ばーかw』
・自分の行いを全く省みずにむしろ「俺はあのじと微熱を追い出した功績者だぜw」と自画自賛
・スレが落ちても相手をしてもらうために新しいスレを立てる
・他の職人のSSをコピペ扱い(自分で他サイトからコピペして伏線を貼るなどの小細工)
・他職人に対するGJレスを自演扱い
・ヴァカ

ブレンスレじゃ2005年の8月頃から粘着してたみたい
正気の沙汰じゃねぇわ

404:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 01:26:22 h7EexewP
>>403
ひどいな…

405:277 ◆2q5jeL6s4M
07/03/12 01:36:24 h7EexewP
男が女に犯されるやつ 6
スレリンク(eroparo板)

853 名前: 死刑執行人 ◆ErY2TknG0w 05/02/27 01:08:33 ID:DD8/VP93
書き手というものは、スレに無償の奉仕をしているにも関わらずいわれのない批評を受けることがある。
まっとうな批評ならば誠心誠意受け止めるが、ここの住人の其れは、全く当を得てない上に自分勝手すぎる。

自らの経験上、心ない些細な書き込みで創作意欲を失うことは実証されている。
ここの住人に投下する前に投下する前に芽を潰された怨みは忘れない。

よって、ここの住人の心地よい場所は徹底的に潰そうと思う。
幸い自分には書き手、読み手、荒らし、の総ての立場の経験がある。
その経験を生かして恨みを晴らさせていただく。

最近の荒れる様をみてこのスレの住人が腐敗しているのを確信した。
時は満ちた、いまこそ正義の鉄槌を受けるがいい。


調べてみたらもう2年以上粘着してるのか…

406:名無しさん@ピンキー
07/03/12 01:58:21 Bl8jItbc
住人にムカついたなら黙って立ち去れよなと

407: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:23:21 5qynLMcs
なぁんだ、このザマは?

という気がしないでもないが、前回の続きが出来たんで投下しときます。
相変わらず展開は急ですが(特に前半)。

前回よりも大規模です。


408: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:24:07 5qynLMcs
 翌日。傭司の調子は良好とは言い難い状況だった。眠りが浅いうえ、一度覚めると寝付くのに時間がかかる。
明け方近くになってようやくまともに眠れたのでとにかく眠い。
 クラスメートからの挨拶にもぞんざいに応えながら傭司は席につく。今日の授業は厳しい戦いが予想された。
 と、カラカラと軽い音と共に戸が開いた。しばしの間の後、鈴を転がすような声が傭司の耳に届く。
「おはよう、緒方くん」
「ん・・・あ、あぁ、おはよう。酒井さん」
 にこやかに紫穂が挨拶する。傭司は妙にどぎまぎしながら返事する。
「どうしたの?」
 しれっとした表情で聞く紫穂。
「いや、寝不足・・・ちょっとしんどい」
 誰のせいですか、と言えよう筈もない傭司は、わざとだるそうに答える。
「読書家ね、緒方くんは」
 わざと誤解してみせる紫穂。くすっ、と笑いながら紫穂が自分んの席にむかう。昨日の事を微塵も感じさせない
その態度に傭司は舌を巻く。
「・・・女ってぇのは器用だな、ホントに」
 誰にも聞こえぬよう、口の中でモゴモゴと傭司は呟く。もしかすると昨日の事は事故として無かった事になるの
かな、とも思った。それは言いようの無い不安となって傭司の心に広がった。
 その日一日。傭司は睡魔のせいですっかり回らない頭に悪戦苦闘した。対して紫穂はいつもと変わらぬようで
あった(少なくとも外見は)


409: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:25:01 5qynLMcs
-放課後-
 帰宅しようとした傭司が下駄箱を開け、中から靴を出すと、靴の中に一枚の紙切れが入っていた。広げた紙切れに
書かれていた内容に、傭司は驚く。
『放課後、6時半くらいになったらなぎなた部部室に来てください。 酒井紫穂』
 綺麗なはっきりとした文字で書かれていたそれは、紫穂の直筆だと十分に信用できた。
 傭司は震える。一体何が起こるのか?忘れてくれと言われるのか、それとも吊し上げを喰らうのか。どちらに
してもいい予感はしない。だが、逃げるわけにはいかなさそうでもある。
 傭司は靴を戻すと、教室に引き返した。

-なぎなた部部室。1835時-
 傭司は指定された時間より少し遅めに部室にやってきた。あの時と同じように、部室以外はほとんど灯りは
ついていないし、人の気配もない。
 控えめにドアをノックすると、中から「どうぞ」と返事が返ってきた。
 戸を開けると、胴衣に身を包んだ紫穂が椅子に腰掛けていた。
「どうしたの?入れば?」
「えっ?あ、ああ・・・」
 呆然と立ちつくしていた傭司は紫穂に促され部屋に入ると、戸を閉める。そして促されるままに椅子に腰掛ける。
 傭司の心臓は今にも口から飛び出しそうだった。昨日の現場で、その相手とこうしてまた一対一で向かい合っている。
平然と(しているように見える)紫穂が信じられなかった。
「あのね、緒方くん」
「な、何?」
 その語尾が微かに震えていたが、紫穂は気付いていたのかいないのか・・・マイペースで話を続ける。
「私ね、考えたの。緒方くんとの事」
 やはりそう来たか。緊張していても、傭司の心の中の冷静さを保ち続けている何処かがそう判断する。昨日の今日、
ここに呼び出すとくればそれ以外、何があるというのだ、と。
「一晩考えたんだけど・・・・・・おつきあい、しない?」
「・・・・・・?」
 傭司はそれが理解できなかった。何かタチの悪い空耳だったのではないのか、と。


410: ◆NAIADJsoTc
07/03/12 02:25:50 5qynLMcs
「もう一回、頼む」
「私と、おつきあいしませんか、って言ったの」
 予想外の言葉。てっきり突き放されるのかと思っていた。しかし、紫穂が続けた言葉が更なる驚愕をもたらす。
「その・・・私達、昨日・・・ちゃったし。その・・・凄く気持ちよかったし。緒方くんも気持ちよかったでしょ?」
「そりゃ・・・とっても」
「だからね、体の相性は良いと思うの。だから、そっちの方からおつきあいしたいな、って」
 畜生、予想外なんてレベルじゃねーぞ、と傭司の心が呟く。
「それは、肉体的な方面で交際をしよう、ってこと?」
「ええ、そうね。今どきは・・・セックスフレンド、って言うのかしら?それのことよ」
 クソッタレめ。やっぱりそうなのか?何故そんなことを言う?俺の気持ちを知ってるのか?傭司の心に怒りとも
悲しみともつかない感情が渦巻く。
 だが、それ以上に傭司を恐怖させたのは、自分がその提案に乗り気になっているということだった。昨日の出来事。
紫穂の声、柔らかい体、熱い肉襞の感触が思い出される。肉欲の甘い誘惑。
 想いの君である紫穂の体を好きに出来る。自らの意志のままに貪る。そして、彼女もそれを望んでいる。それは
確かに抗いがたい誘惑だった。
 どうする?という言葉が頭の中でぐるぐると回る。目の前の紫穂に自分が呑み込まれていきそうな感覚に陥る。
 しかし、ほんの、ほんの一瞬の差で理性が先に口をついた。
「それは、魅力的提案ではあるけれど・・・直ぐには返事できないよ・・・」
 一時保留、という曖昧な返事が傭司の理性の精一杯の産物だった。それ程抗いがたい誘惑だった。
「そうね。直ぐには返事できないよね・・・じゃぁ、少し待つわ」
 意外にも紫穂は引き下がった。その表情は穏やかでうっすらと笑みを浮かべている。
「じゃ、じゃぁ俺は先に・・・」
「・・・」
 逃げるように部室を出て行く傭司を紫穂は引き留めようとはしなかった。
 危ないところだった。傭司はドカドカと廊下を歩きながら思った。あのままあそこに居たら、自分は屈していた
だろう。本能の赴くまま、昨日よりも激しく紫穂を貪っただろう。
 だが、それは彼のプライドが許さなかった。この学校の男子生徒、それも彼女無しな連中なら二つ返事で承知
しそうな取り引きを保留したのは一重にそれによるものだった。
 自分はそんな男では有りたくない。少なくとも、好きな人の前では。ただ、それだけだった。



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