【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】at EROPARO
【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】 - 暇つぶし2ch50:名無しさん@ピンキー
06/12/17 12:05:20 GDhIfC2M
>48
正直、その説明がよくわかんないけどオーケーだと思う

普通に陰陽師(女)と式神(男)なら、微妙に主従スレ向きっぽい気もするけど
スレリンク(eroparo板)
男女逆の場合はこちら
スレリンク(eroparo板)

あえて大和撫子っぽさを強調するなら、舞台が現代とかで、ちょっと時代錯誤な感じの
女の子なら良いんじゃないでしょか

51:名無しさん@ピンキー
06/12/17 12:20:05 tYF9UHuI
Sだけど奥手
いじられるとすねる
恥じらいながら攻める

52: ◆.4eBOh6z2E
06/12/17 13:43:46 iZ5kT+LO
「だ、駄目です。洋次さんは婿養子ですから・・・」
琴子はそう言って、自分にのしかかるようにして愛撫をしていた洋次を押しのけた。
「し、褥でも主導権はわたしにあるんです・・・ですから、その・・・」
真っ赤になって俯きながらも、ぐいぐいと洋次を両手で押してくる琴子。
古い家柄で女子に高等教育は必要ないと極めて保守的な義父の考えにより、
16歳ですぐに祝言を挙げた幼妻を力で押しかえすのは容易いことであったが、
洋次はあえてそのまま押し倒された。
「洋次さんは、わ、わたしの言うとおりにして下さいっ」
琴子は恥らいながらも、洋次の浴衣の裾を割り、トランクスの中から男性のモノを取り出す。
「婿養子なんて、こ、ここから、こ、こ、こ、子種さえ搾り取れれば、後は用無しですっ」
どもってしまう程に恥ずかしいのなら、言わなければいいものを琴子は懸命にがんばっている。
「なんだか、こ、こ、こ、って鶏みたいだな」
洋次がそんな琴子の様子にぷっと吹き出してしまう。
「く、口答えは駄目ですっ」
「いでっ!」
琴子は洋次のモノをぎゅっと握り締める。
「女を支配するような殿方はすぐに浮気をして、婿養子としてはよくないです。
ですから、わたしが・・・て、徹底的に・・・その、従属の喜びを教えてあげますっ」
琴子は相変わらず羞恥に頬を染めているが、その吐息にどこか甘いものが混じり始めている。
恥ずかしさに涙ぐんだ瞳の奥に、妖しい炎をゆらめきを見つけ、洋次は背筋が一瞬冷たくなった。
「で、では、子種を・・・わ、わたしの・・・・・・に注ぐ準備、を・・・」
恥ずかしさで、どこに、とは言えなかったが、琴子は襦袢の裾をわって洋次の顔の上にまたがった。
「準備を・・・して下さいっ」
琴子はショーツをはいていなかった。湯文字があったが、股下からの視線を遮るようなものでない。
間の前に秘所を晒され、子種を注ぐ準備をしろ。何を求められているか、当然洋次にもわかることだが、
男としてやっぱり主導権を握りたいという気持ちもある。
「琴子のどこに子種を注いで欲しいんだ? はっきりと言ってもらわないとわかんないなぁ」
琴子にもっとはっきりと淫語を言わせようと、洋次は意地悪く言ってみる。
「わぷっ!?」
「あふぅっ!」
その瞬間、琴子の秘所が洋次の口元に押し付けられた。その刺激で琴子は気持ちよくなった声をあげた。
「よ、洋次さん、まだ、ご自分の立場がわかっていません。今、思い知らせてあげますっ」
琴子の顔から羞恥で泣き出しそうな表情は消えない。
そんな恥らう幼妻が、夫の口元に自分の秘所を押し当て、
―放尿した。
「婿養子の価値は子種だけです。あとの部分は、そのかっこいい顔だって、
わたしの便器くらいの価値しかないんですっ!」
琴子はこの上もない恥ずかしさの中で、洋次に対する征服感にぶるりと体を震わせたのであった。

<了>

53:名無しさん@ピンキー
06/12/17 15:52:37 rnUw0pp0
最高だ。
GJ!

54:名無しさん@ピンキー
06/12/17 16:04:00 ndKK9s1P
こういうのを待ってた
GJ

55:名無しさん@ピンキー
06/12/17 16:22:56 GDhIfC2M
方言ネタの人もそうだけど、どこかコメディというかコントっぽい雰囲気があるのが面白いね
やっぱり、今風の男キャラに大和撫子を絡ませると、ちょっとズレた女の子みたくなるのかな

56:名無しさん@ピンキー
06/12/17 17:54:09 tYF9UHuI
>>52
おまえの引き出しはなん次元ポケットだ
リクエストしてよかった

57:名無しさん@ピンキー
06/12/17 18:10:20 Q5AosTXG
>>52
さて、当然続きを用意しているんだろうね?

58:名無しさん@ピンキー
06/12/17 19:02:08 7ieBKQba
火が着いてきた感じだな。
職人が出てくるとやっぱ違う

59:名無しさん@ピンキー
06/12/17 22:20:12 8IS4BcTc
八百万の神(後続の職人)にも期待。

60:名無しさん@ピンキー
06/12/17 22:26:40 utJa97g6
>>52
シリーズ化キボンヌ

61:名無しさん@ピンキー
06/12/18 08:57:03 cxymUa2z
>>52
琴子かわいいよ琴子

62: ◆.4eBOh6z2E
06/12/18 13:46:39 bojfkDAx
「は、はやく・・・その、準備してください」
自分の小水に塗れた洋次の顔から少し腰を浮かせて
琴子はもう一度要求する。
「なっ・・・あ・・・」
だが、洋次はアンモニア臭に包まれ、琴子の薄い陰毛に残る黄色い雫を見ながら、
何が起きたのかを頭で整理することができず、呆然としている。
「洋次さんは・・・ほ、本当に、その、何も出来ないんですか?」
琴子は何も出来ないでいる洋次に焦れてしまう。
自分の股下にある洋次の顔を恨めしく見下ろすうちに、ある行為が頭に思い浮かぶ。
それはとてもはしたない行為であり、琴子は羞恥心に頬を染めたが、
同時に琴子の胸を高鳴らせるものであった。
琴子自身は胸の鼓動が早くなっているのは羞恥によるものからだと思っているが、
思いついた行為は彼女の自覚していない性癖を満足させるものである。
「・・・洋次さんが・・・な、何もしてくれないなら・・・か、勝手に、しちゃいますっ」
琴子は洋次の額に両手を乗せて押さえつけると、再び秘所を洋次の顔に押し付けたのである。
「んっ・・・あっ、はぁ・・・」
琴子は自分で腰を動かして、洋次の顔を使う。
それが洋次とのセックスではなく、洋次を使った自慰である。
「よ、洋次さんは・・・つ、机の・・・と、とにかく価値なんてないですっ」
机の角ほどの価値しかない、と言おうとしたのを琴子は言い留めた。
洋次の鼻先に、あるいは敏感な突起を、あるいは花弁をこすりつける。
「ん、あっ・・・はっ・・・」
夫である人間をただの自慰の道具として使う。
琴子は直接の刺激以上にその倒錯した状況に興奮し、その股間に蜜を滴らせ始めた。
「今の洋次さんは・・・た、ただの道具です。でも、頑張ったらぺ、ペットくらいにはしてあげます」
洋次の顔は琴子の小水、そして愛液でぐちょぐちょになっていくのであった。

<了>

63:名無しさん@ピンキー
06/12/18 13:54:57 cxymUa2z
洋次の逆襲に期待

64:名無しさん@ピンキー
06/12/18 15:17:35 cnqwgqVz
>>62
うっは! ネ申 降 臨

65:名無しさん@ピンキー
06/12/18 19:03:25 GeINUKEe
>>43のお寺というのを神社に置き換えた設定は、ありですか?
家の関係はどうなるのかわかりませんが


66:名無しさん@ピンキー
06/12/18 20:40:55 OP2p409K
なしなはずがない
寺だろうが神社だろうが道場だろうがありでしょ

67:名無しさん@ピンキー
06/12/18 21:17:36 7swrzxzN
道場いいねえ

68:名無しさん@ピンキー
06/12/19 01:30:34 gJvZ0gNx
すげえ意地悪なM洋次を
目隠しして地獄車で調教する奥手S琴子

69:名無しさん@ピンキー
06/12/19 01:42:10 bfe0CGVg
奥手Sイイ!!また自分の中の新たな扉を開いちまったよ…

70:名無しさん@ピンキー
06/12/19 07:59:08 KJ2hlaU3
ようやく神が光臨なされたな。

71:暁
06/12/20 00:16:14 XIeCkAUS
俺は今京都に来ている。昔住んでいた懐かしい故郷だ。まぁ10年以上前の話なんだが。じゃあなぜ俺がここにいるかって?
まぁなんやかんやで色々あってな、説明するのは面倒だからここまでにしておこう。
京都に来たのは観光などのためじゃあない。ここにちょっと居座る事になったから出向いたのだ。しかも高校生の俺一人で!ふざけた話だよまったく・・・。
今江恭介それが俺の名前、16歳で高校2年生。ルックス普通、ほんとに普通だ。
そんな俺だがあても無くここに来たわけじゃない、何だか知らないが親の知り合いか何かの家で俺を預かってくれるらしい。
親にもらった地図とバックを抱え途方にくれてる俺・・・俺に明日はあるのかな・・・・。
とまぁ馬鹿なこと言うのもこれくらいにしといてさっさと俺を預かってくれる家を探さないとな。

恭介:「えーっと地図地図っと・・・なになに、目印は有名なお寺金閣寺、その周辺の家、家主の名前は有賀さん・・・んだよこれ!説明ばっかで道が分からねーじゃねーか!
あんのバカ親どんだけ適当に書いてやがんだ!・・・どーすんだよ、来て5分でもう最悪の事態を招いてるよ・・・。
仕方ない、聞いてみるか・・・」
俺は近くの交番に向かい道を教えてもらう事にした。生まれて初めて入った交番に少し緊張しながら道を聞いてみると意外と近くにある事が分かった。
丁寧に地図までもらい一応もう大丈夫そうだ。ここから20分程度で着くらしい。さすがは警察官、細かいところまでよく把握してる。
俺は警官にお礼の挨拶をし地図を見ながらそこへ向かった、途中地図を見ているのに迷ったりしながら進んだため倍の40分かかってやっと有賀さんの家に到着した。そこは家・・いやお屋敷と言った方いいか、とにかく大きな建物が目の前に現れた。
恭介:「ほんとにここであってるのか・・・?うちの親がこんなお金持ちの人と友達っていうのが信じられない。けど表札に有賀って書いてるしな・・・・・よ、よし!とりあえず入ってみ・・・」
?:「どちら様ですか?」
恭介:「え?」
不意にかけられた声に驚き体が止まる。一呼吸置いてから声のしたほうに振り返ってみる。するとそこには制服姿で弓道の道具らしいものを持っている今時に珍しい綺麗な黒髪のストレートヘアの女の子が立っていて、自分の事を少し怪しげに思ってるような目でこちらを見ている。
胸はC・・いやDはあるだろう。ルックスは抜群、これが美少女っていうのかな・・・?
そんな事を考えていると



72:暁
06/12/20 00:18:08 XIeCkAUS
不意にかけられた声に驚き体が止まる。一呼吸置いてから声のしたほうに振り返ってみる。するとそこには制服姿で弓道の道具らしいものを持っている今時に珍しい綺麗な黒髪のストレートヘアの女の子が立っていて、自分の事を少し怪しげに思ってるような目でこちらを見ている。
胸はC・・いやDはあるだろう。ルックスは抜群、これが美少女っていうのかな・・・?
そんな事を考えていると
美少女:「あのー・・・どちら様でしょうか・・・?何かうちに用でも・・・?」
恭介:「あ、えっと俺は・・その・・・あ、有賀さんに御用があって来た者でしてそれで・・その・・」
突然の事であって対応がきかずアタフタしていると
美少女:「ちょっと待っててください、今家の者を呼んで来ますから」
そういうと彼女は家の中に入っていった。その間俺は頭の中が真っ白でボーっとしているだけだった。数分後、彼女は自分の母親らしい女性を連れて家から出てきた。
母親:「えっと・・どちら様でして?」
恭介:「い、今江恭介です!名前を言えば分かるって親に言われて来たのですが・・・?」
母親:「恭介君!?恭介君なのね!大きくなったわねー、おばさんの事覚えてる?昔はよく遊びに来たでしょう」
・・・・・え?俺この人と知り合いだったっけ?よく遊びに来た・・・?
恭介:「あの・・・どこかでお会いしましたっけ・・・?」
母親:「あら、覚えてない私の事?まぁ仕方ないわよね、10年も前の話ですもの。ね、恭ちゃん」
その呼び名で呼ばれたとき一瞬にしてすべての記憶が蘇った。
恭介:「く、久美子おばさん!?」
母親:「そうそう!やっと思い出したみたいね。」
恭介:「じゃ、じゃあまさかあの子は・・・・」
彼女の方を見てみると彼女も何かを思い出したように驚いた様子の顔でこちらを見ている。
恭介:「み、美琴・・・?」
美少女:「恭介君・・・・?」
恭介:「お、お前・・な、なんで・・・」
もはや言葉にならなかった、彼女は俺の幼馴染の有賀美琴。10年前によく遊んだ女の子だった。
美琴:「きょ、恭介君こそ・・・な、なんでここに・・・?」
母親:「色々あってね、恭介君をうちで預かることにしたのよ。教えてなかったっけ?」
美琴:「そ、そんな事聞いてないよお母さん!何で教えてくれなかったの!」
母親:「いいじゃない、結果分かったんだから。びっくりした?」
美琴:「びっくりするに決まってるじゃない!もう、お母さんのバカ!」
そういうと美琴は家に走って入っていった。俺は呆然と立ち尽くすしかなかった。これから無期の時間、幼馴染の家に住む事になった事だけは俺の頭の中に刻まれていた。
恭介:「・・・・マジかよおい・・・」


とりあえず一旦ここまでです、続きは書いてみようと思うんですがどうでしょう?てか全然和風出てなくてすみません・・・


73:名無しさん@ピンキー
06/12/20 00:20:51 RbDHTtCO
シナリオイラネ

74:名無しさん@ピンキー
06/12/20 00:30:05 0vJMcGaz
迷わずに書けばいいと思うよ

75:名無しさん@ピンキー
06/12/20 00:34:15 i92ViGpH
>>73に同意
書いてくれるのはありがたいが台詞の前に名前があるのはそれだけでダメだ
プロットはいいし萌えたからそれだけは直してくれ

76:暁
06/12/20 01:04:40 XIeCkAUS
>>73
すみません!気をつけます!

77:暁
06/12/20 01:08:09 XIeCkAUS
>>74
迷わず、ですか。アドバイスありがとうございます!

78:暁
06/12/20 01:10:37 XIeCkAUS
>>75
なるほど、参考になります!アドバイスありがとうございます!
何かすみません素人なのに調子に乗って・・・

79:名無しさん@ピンキー
06/12/20 01:12:32 jTQv02EB
>>78
とりあえず、付いたレスに全部レス返ししなくてもOKだから。
指摘してもらったところは次から直せば、いちいちレスを返さなくても
ちゃんと判ってもらえるよ。

80:暁
06/12/20 01:15:48 XIeCkAUS
>>79
なるほど、次からそうしてみます!

81:名無しさん@ピンキー
06/12/20 01:22:05 ftoLrAri
>>80
あと、メール欄に「sage」を入れるように。
いちいち、スレッドをageているのは鬱陶しいしね。
レス不要。次からそうしてね。

82:名無しさん@ピンキー
06/12/20 02:32:59 Rd6JZ6cC
クマーのこうですかわかりませんを彷彿とさせる

83:名無しさん@ピンキー
06/12/20 10:00:01 i92ViGpH
書く気もあるんだしあんま叩くなよ
ここの人で厨房を神職人に調教しようやww

84:名無しさん@ピンキー
06/12/20 14:35:10 579gJrxe
書く気があるのはいいことじゃないか

85:名無しさん@ピンキー
06/12/20 14:39:47 492KIUvV
もういいじゃん牛若丸女体化で
ベンケイと五条橋でズコバコ

86:名無しさん@ピンキー
06/12/20 18:35:04 iKCpyKrR
みんな優しいなw
初心者くさい奴を育てんのも住人の仕事www


87:名無しさん@ピンキー
06/12/20 19:53:39 N72bxPOE
>>73
調教はダメだろw

88:暁
06/12/21 00:04:27 XIeCkAUS
朝を迎えた。昨日の事があってあまり眠ることが出来なかったためか妙に体が重い。
重い体を無理矢理起こして辺りを見渡してみる、目についた時計はもう10時を過ぎていた。こんな時間まで寝ていたのは初めてだ、よほど疲れていたのだろう。
そんな事を考えながら部屋を出てみる。どうやら今日も天気は快晴のようだ、強い日差しが俺の瞼に差し込んできた。
目を擦りながら台所に行ってみる。
「あら、起きたのね恭ちゃん。よく眠れた?」
そこには和服姿で家事を淡々とこなす久美子おばさんの姿があった、寝ぼけているせいか反応が少し遅れる。
「あ・・はい睡眠はよく取る事が出来ました。けど何か体が重くて・・・」
「そう・・まだ寝てても良かったのよ?今日は特に用事があるわけじゃないでしょう?」
「用事はないんですけどあんまり寝てるのもあれかなと思って・・・とりあえずもう起きます、だいぶ体も軽くなってきましたし」
「ならいいんだけど・・・あ、朝食はここに置いといたから適当に食べててね。おばさんちょっと買い物に行ってくるから」
「すみませんわざわざ。あれ、そういえば美琴は・・・?」
「ん?ああ、あの子なら部活に行ったわよ弓道の、もうすぐ帰って来ると思うけど・・・」
「弓道・・・あいつまだ続けてたんですか?」
「そうなのよ。弓道の試合である人にどうしても勝ちたいって言っててね、かれこれもう10年以上続けてるのよ。
よく飽きないで続けられるわよね」
「そうだったんですか。そういえば・・・ある人ってのは一体誰なんですか・・・?」
「それがね、ある人っで誰なの?って聞いても教えてくれないのよ。約束したからとしか言わなくてね。あの子頑固だから」
「そうですか・・・頑固なのはあの頃から変わってないんですね」
そんな事を話していると玄関の開く音が聞こえてきた、どうやら美琴が部活を終えて帰ってきたらしい。
「ただいまー・・・あれ、恭介君その格好・・・もしかして今起きたの?」
「あ、ああそんなとこかな。それよりお前まだ弓道やってたのか・・?」
「うん、悪い?」
「いや・・そういうわけじゃないけどさ・・・ただ随分と長続きするなーと思って」
「色々あってまだやめたくない・・・いややめれないの方が合ってるかな」
「ある人との約束でか?」
「そうそう約束・・・って何で恭介君がその事知ってるの・・・?・・・お母さんね恭介君に話したの・・・!」
「お、お母さんちょっと買い物に行ってくるから」
「ちょっとお母さん!誰にも喋っちゃ駄目って言ったのに!」
美琴は苦笑しながらそそくさと家を出て行こうとする久美子おばさんに文句を言っている、すると久美子おばさんが何かを思い出したように
ぴたりと体を止めて俺の方に向けた。
「そうそう恭介君、明日からあなたも美琴と同じ学校に行ってもらうことになってるの。だからそのつもりでいてね、それじゃあ」
「え、学校!?ちょッ、久美子おばさん!そんな急に言われて・・・行っちゃったよ・・・明日から学校かよ、それに美琴と同じ学校か・・・
というわけだからそこんところはよろしくな・・」
美琴の方に振り返ると同じように驚いた様子だった。美琴は我に返り持ち物を持って自分の部屋に戻っていく
「学校で変なことしないでよ恭介君・・・私にも迷惑かかるんだからね」
「変な事って何だよ・・・別にそんなやましい事しねーっての。はぁ・・・とりあえず朝飯食っちゃお・・・」
俺は少し冷めた朝食を食べながらため息ばかりついていた・・・


89:名無しさん@ピンキー
06/12/21 09:15:54 97lIy4+c
「和」があまりないぞ

90:名無しさん@ピンキー
06/12/21 10:12:50 ho55orxc
>>88
「エロ」も足りないかも。
続きをwktk

91:名無しさん@ピンキー
06/12/21 17:07:12 tl4R/UXS
>>88
頑張れ、神見習い

92:名無しさん@ピンキー
06/12/21 19:43:03 t4CbsudL
>>71->72
>>88 名前: 暁 [sage] 投稿日: 2006/12/21(木) 00:04:27 ID:XIeCkAUS

【友達≦】幼馴染み萌えスレ10章【<恋人】
スレリンク(eroparo板:331番)-333
331 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/12/21(木) 01:23:49 ID:aMKv4SSi

IDは違うようだがどういう事だろう?

93:名無しさん@ピンキー
06/12/21 21:25:37 lxBr7hgj
つまりなにが言いたいんだ?

94: ◆.4eBOh6z2E
06/12/22 03:07:19 h9pm/92f
場面転換/前作とは連続していません

釜で沸かす湯の音というのは玄妙で、味わい深いものである。
機会があれば、釜とまで言わずとも、ストーブに乗せたやかんの湯音に耳を傾けてもらい
たい。
きっと日本人が愛してきた風流の世界の一端を味わえることかと思う。

湯音が楽しまれる場所と言えば、やはり茶室が挙げられるだろう。
炉に据えられた釜の湯は随分前に沸いている。
少し炭の火勢が強いのか、湯音は少し大きく力強い。
茶を点てるのであれば、湯を注ぐ前に水を差すくらいがちょうどいいだろう。
「んっ……あっ、ふぅっ……ああっ」
だが、琴子はそんな湯音を楽しんでいる余裕はなかった。
「よ、洋次さん……いや……です……こ、こんな……乱暴、なっ」
狭い茶室の畳の上にうつ伏せに組み伏せられ、尻を高くあげさせられて、
後ろから洋次に激しく突き入れられているからである。
きちっと着込んでいた着物は見るも無残な状態になりはて、下半身はまるだしにされてい
る。
「琴子、たまにはこんな激しいのも……いや、琴子だけはいつも激しかったけな」
洋次は意地悪い笑いを浮かべて腰を振り続ける。
「し、知らないですっ、く……ひゃうっ」
琴子は頬を真っ赤にそめて顔を袖の中に埋めてしまう。
照れ屋でありながら、責めるほうを好む琴子はいつも洋次に対して一方的なセックスして
いる。
自然、琴子が一方的に激しいセックスをしているような状態が、この夫婦の関係であった

「けど、俺のほうもこう激しくしてやるのもいいもんだろ? ほら、ぎゅうぎゅう締め付
けてくるぞ」
「ひゃ……ふぁあっ……そ、そんなこと……あはっあ、あ、あ、あ……」
狭い茶室に響き渡る湯音、ぐちゅぐちゅという淫らな水音、そして琴子の嬌声のハーモニ
ーが奏でられる。
「うっ……く、で、でるっ!」
「あふっ! あ、あ……」
射精感の高まった洋次は肉棒を琴子の蜜壷から引き抜き、うつ伏せだった琴子を仰向けに
する。
「はぁっ、はぁっ……洋次さ……んっ」
洋次は最後は自分で肉棒をしごき、釜から沸き立つ湯気のような勢いで精を撒いた。
それは琴子の着物に、帯に、顔に、髪に、用意していた茶道具にまで、洋次の精が降りか
かってしまった。
「はぁ……はぁ……ああ、よかったぁ」
洋次は一人ご満悦といった様子で、どっかと腰を下ろした。肉棒を拭きもせずに晒したま
ま、両手を背後について体を支えるだらしのない座り方であった。

95: ◆.4eBOh6z2E
06/12/22 03:09:17 h9pm/92f
「……」
琴子は仰向けになったまま、ちょっと拗ねたような顔をしている。
「どうした、琴子……その、ちょっと乱暴すぎたか?」
少し自分本位に過ぎたかもしれない。洋次は少しだけ反省したが、考えてみればいつも自
分本位のセックスをしているのは琴子のほうである。これくらいのこと、たまにはあって
もいいんじゃないかと思う。
「いえ、その……気持ちは、よかった、です……」
羞恥心からか、言葉は搾り出すように途切れ途切れである。実際、琴子はバックからの激
しい責めと夫に組み敷かれている屈辱感から、畳に染みを作るほどに感じ乱れていた。今
も仰向けのまま、起き上がれないのは激しい行為の余韻の中にあるからだ。
「ですけど……」
「そうか、琴子も気持ちよかったなら安心だ。あ~、汗かいたから咽喉が渇いた。せっか
くだからお茶入れてくれよ」
気持ちよかったの事実だが、琴子には洋次に言っておきたいことがあった。それを洋次は
遮ってしまったのである。
「むぅ……」
その上横柄に茶を点てろという洋次に、琴子はむっとせざるを得なかった。
しかし、そこで琴子は思いついてしまった。
(「ですが、そ、そんなこと……してしまってよいのでしょうか……」)
彼女の倫理と性癖、羞恥と夫に対する征服欲がせめぎ合う。
「ほら、はやくしてくれよ」
洋次は気だるそうに足を伸ばして、琴子の蜜壷を足の指を使い弄った。
「んんっ……はぁっ……」
思わず声をあげてしまった琴子であったが、心の中では違った。
(「洋次さんは婿養子なのに、調子に乗りすぎですっ」)
洋次の分を弁えない行為に琴子の決意は固まってしまった。
「んっ、あっ、あっ、あああっっ!! い、今、点てます……からっ」
足で悪戯を続けていた洋次を嗜める。琴子も弄られること自体は気持ちいい。
(「ですが、お家の大事な跡継ぎを宿す場所を、婿養子が足蹴にするなんて許しては駄目
です」)
「ん、じゃあ、頼む」
そんな琴子の内心も知らず、洋次は足を離して、まただらしない座り方で待つ。
(「本当なら、水屋に戻って準備をしなおすべきですけれど……」)
琴子がようやく起き上がって周りを見回す。自分の着物や顔はもちろん、茶道具の一部に
も洋次の精が降りかかっている。
黒楽の茶碗の縁にかかった白など、見ようによっては風情があるかもしれない。
(「それでは私がしたいことができないです。洋次さんにはしっかり反省してもらいます
」)
そうしっかりと思い定めると、着物の裾を直すこともせずにそのまま下半身を晒して畳の
上に正座した。今からやろうとしていることにはそれが相応しい格好であるように思われ
たからだ。
琴子は茶碗の中にある茶筅を先に出して、茶巾を手にとる。
「先に、そ、それを清めさせてもらいます」
琴子は茶巾を広げながら、洋次に近づいた。そして、茶巾で洋次の肉棒を清め始めたので
ある。
「おっ、気が利くなぁ……」
すっかり主導権を奪取した気分でいる洋次は、水に濡らしてある茶巾でベトつく精をふき
取られる心地よさと、その茶巾の琴子の細く繊細な指の心地よさに気をよくしている。
「い、いえ、これくらいのことは……」
洋次の肉棒を直接見るのは、まだ琴子は恥ずかしいと思っている。アンバランスと言えば
アンバランスである。
琴子は目をそらしながらも茶巾で肉棒についた精をすくい上げていく。

96: ◆.4eBOh6z2E
06/12/22 03:11:05 h9pm/92f
一通り終わったところで、体の向きを変えて茶巾をそのまま茶碗の中に戻した。
「! ちょ、琴子、今……」
洋次が驚いて声をあげようとしたが、琴子は両膝の横にちょこんと拳を置いて一礼する。
琴子の習っているのはどうやら武家茶道のようである。
建水を進めて湯杓を取る。左手で建水の中にある蓋置きをとり、右手で置く。その上に湯
杓をかけ、ことんと音を立てて畳の上に置いた。
茶碗をとって、自分の前に置く。
袱紗を捌く。本来なら埃を払い落とす為に端を折って叩くのであるが、帯のかけてあった
袱紗には着物同様に洋次の精を浴びている。これを落としてしまうのは勿体ないので、そ
の過程は省く。同様に袱紗を使った幾つかの手順を省いていく。
袱紗をたたんで、茶杓をとる。本来は茶杓を清める為に袱紗を使う。しかし、琴子は袱紗
についた洋次の精を茶杓に塗りつける。茶杓はぬめりとした輝きを放つ。
(「ああ、私、いけないことしてます」)
このような行為は茶道を冒涜するものであることは承知している。だが、その罪悪感を感
じる裏側で、
(「洋次さんには、ご自分の精を飲んでもらいます」)
そう考えて背筋が震わせている琴子がいた。それを想像して琴子は自分の蜜壷から蜜があ
ふれ出てくるのを感じた。
先ほど、洋次の肉棒を清めた茶巾を使って茶碗を清める。清めるというより、洋次の精を
塗りたくる。しかも最初に茶碗にかかった洋次の精はそのまま残している。
「……琴子……まさかと思うんだけどな」
洋次がおずおずと聞くが、琴子は手を休めることがない。
洋次の精がたっぷり塗りこまれた茶杓で薄茶器から抹茶を掬い上げる。それを洋次の精液
がたっぷりの茶碗にいれる。
「洋次さんは婿養子です。さっきみたいに子種を無駄にするような真似、しちゃ駄目です

湯杓で湯が注ぐ。琴子は茶筅を手にとって茶を点て始める。
茶碗の中を覗き込むようにした姿勢で、茶筅を小刻みに動かして茶を点てていく。すると
琴子の顔に浴びせられた精が流れ落ちて、茶碗の中に落ちた。
「ですから、少しでも体の中に戻して……つ、次は、その……こ、濃いのを、私の中に出
して下さいっ」
琴子はそう言って茶碗を洋次の前に差し出した。
「……うっ」
薄茶の上に白い精が浮かんでいる。洋次はつい顔をしかめてしまう。
「こ、これを……飲めって言うのか?」
「の、飲まないと、駄目です。子種を大切さをご自分で味わってくださいっ」
情けない顔つきになる洋次に、琴子は羞恥に頬を染めながらも、きっぱりと言った。
「さ、さあ、早く飲んでくださいっ」
琴子の蜜壷は、洋次を追い詰める度に、あついあつい密を溢れさせるのであった。

<了>

97:名無しさん@ピンキー
06/12/22 08:20:43 eud7znHo
琴子かわいいよ琴子

98:名無しさん@ピンキー
06/12/22 10:42:22 eatHF+Jg
洋次にも琴子さんと呼ばせて優しさを
ただエロさと和は完璧GJ
しかしSだなあ。攻めじゃなくほんとSだ。

99:名無しさん@ピンキー
06/12/22 21:27:35 SpzcEFul
叶わない夢は、存在する。
そんなことは百も承知だ。
なら、どうして私はこんなことをしている?

部屋の障子戸を後手で閉めながら凜は思う。
目の前には暖かそうな布団にくるまって静かに寝ている青年がいる。
凜は音を立てずに彼の枕元に座る。
雪の降る深夜に白絹の襦袢一枚の格好。
しかし、通常なら寒さを感じるはずの体は、これから彼に行うことへの緊張からか、逆に熱ささえ感じている。

100:名無しさん@ピンキー
06/12/22 21:40:40 SpzcEFul
「要様…。申し訳ございません」
長い黒髪が彼にかからないよう片手で束ねながら、凜は要の唇に自身のそれを重ねる。
唇が触れるか触れないか程度の、幼い接吻。
要の暖かい唇にどれだけ自分が冷えきっていたのかを感じた。
唇を離した後も、凜はそのままの体勢で彼の顔を見つめていた。
「お慕い申上げております」自分にしか聞こえないくらいの声で呟く。
どんなに恋い焦がれていても、自分と要が結ばれることはけしてない。
不意に涙で彼の顔が歪んだ。
「…っ!!」
凜は思わず起き上がり、今更ながら自分の取った行動に羞恥を感じて俯いた。

しばらくの間、要の寝息だけを聞き、そして立上がった。
障子に手をかけながら、ふと振返る。
「要様…。さよなら」
これ以上彼に迷惑をかけてはいけない。
その為に、私は…、消えてしまおう

101:名無しさん@ピンキー
06/12/23 00:17:09 Hl+BjuJF
なんというGJ!

102:名無しさん@ピンキー
06/12/23 00:24:07 LbJ9Sr8W
き、消えちゃだめだ!!

103:名無しさん@ピンキー
06/12/23 01:39:59 A1D37ldh
>>99-100です。
序盤なので、全くエロがなくて、ごめんなさい。
このままおわらそうか、続かそうか、少し悩んでます。
とりあえず、創ったら書き込みます。

104:暁
06/12/23 19:32:06 pZsrHewS
なんか時間なくてここに来られませんでした、続きはもうちょっとしたら投稿出来ると思います

105:名無しさん@ピンキー
06/12/23 23:58:47 UO6F9vur
なんてこったGJしかないじゃないか!

106:名無しさん@ピンキー
06/12/24 01:04:20 eAP3PRZp
>>100
障子とをゆっくりと閉め、襦袢の上から、中に隠し持っている懐剣を握り締めて、凛は軽く息を吐く。
要様…、ごめんなさい…。
熱くなってしまった眼を強く瞑る。
「…こんなところで何をしている?」
背後から、聞き覚えのある声が聞こえた。
「っ!た、保様…」
何で、こんなときに!
凛は知らずの内にあとずさった。
要の兄であり、そして、生まれたときから決まっていた凛の許婚。
しかし、保の持つ、蛇の様に体をまとわり付く視線を、凛は婚約者といえど、どうしても好きになれない。
むしろ、生理的な嫌悪さえ生まれる。
「凛…」
「た、保様こそ、どうしてこんなところへ!?」
強引に話を奪い取る。
「どうして…とは。こんな深夜に自分の女がそんな下着同然の格好で廊下を歩いているのを見かけたからな。まさか、弟の部屋に入っていくとは思わなかったが…」
くくく…と保が低く笑う。
その目は、凛の華奢な肢体を嘗め回している。
「…っ」
自分の息を呑む音が聞こえた。
なにか、汚らわしいものを擦り付けられている感覚に陥る。
先ほどまで熱さを感じていた体を、急に突き刺すような寒さが襲う。
「…凛」
「な、何でもございませんわ…っ。し、失礼致します!」
襦袢の襟をかき合わせながら、凛は保の横を強引に通り過ぎた。

107:名無しさん@ピンキー
06/12/24 01:10:44 0L80UKON
wktk

108:名無しさん@ピンキー
06/12/24 01:30:17 eAP3PRZp
>>106
通り過ぎた…はずだった。
けれども、なにか強い力で腕を引かれたと認識した時には、凛の体は後ろから保に抱きとめられていた。
「…お、おはなしくださいませ。…あっ」
保の腕を掴んだ瞬間、保が力を込めて、凛の体を締める。
ミシッと肩の関節が軋み、思わず悲鳴を上げてしまう。
「もう一度聞こう。なにを、していた?」
耳元で呟かれ、総毛立った。
「なにも…、ございま、せん!」
身を縮めながら必死に答える。
だめ…。言ってしまっては、いけない。
言っては…
「そうか。なら仕様がないな」
ふと体を締める力が軽くなり、凛はほうっと息を吐いた。
体中にこめていた力を抜いた瞬間、それを狙っていたかのように、保の左手が襦袢の襟を割り、直接鎖骨をなぞり始めた。
「体に、訊くしかないな」
品のない薄ら笑いを含んだ唇で、保は凛の耳朶を噛む。
そしてそのまま、舌出を伸ばし、凛の耳をねっとりと嬲りだす。
「…ゃ!…っ、やめて!」
「観念しろ。婚約が決まってから、十四年も待ってやったのだ。」

すみません。本日はここまでです。
この後、要が助けるのか、それともこのまま保に陵辱されてしまうのかを決めかねてます。
希望などがあれば参考にしたいです

109:名無しさん@ピンキー
06/12/24 01:43:14 cHyCxZN0
助けてください!に一票。幸せに終わらせやって欲しいところではある。

110:名無しさん@ピンキー
06/12/24 02:09:04 oc8EKbX/
スーパーGJ!(*´Д`)
同じく助けるに一票。

もしこの兄弟が顔似てるなら入れ替わって保(スミマセン。なんて読むんですか…)のフリして陵辱とかおもろいかも。

111:名無しさん@ピンキー
06/12/24 02:38:24 Lkkg5k/P
兄貴を刺してかけおち、とか…
罪だなぁ


112:名無しさん@ピンキー
06/12/24 04:24:50 0vEK//e7
人気者の弟の影で誰にも愛されなかった保が報われて欲しいという俺ガイル。

113:名無しさん@ピンキー
06/12/24 09:41:44 dY2O6b/M
助けてハッピーエンドもいいし
陵辱されてバッド(?)エンドもいいなあ…

114:名無しさん@ピンキー
06/12/24 11:39:54 4k4eTTuv
凌辱に一票

115:名無しさん@ピンキー
06/12/24 16:17:48 AWvxNtlb
ハッピーに一

116:名無しさん@ピンキー
06/12/24 17:27:41 np5JbNRg
ルートは凌辱だけど、オチというか後日談でフォローしてハッピーエンド

117:名無しさん@ピンキー
06/12/24 17:32:10 VUjBjTcm
>>108
頼みますから助けてください!

118:名無しさん@ピンキー
06/12/24 18:05:09 NI0W4RLu
助けて欲しい

119:名無しさん@ピンキー
06/12/24 22:08:00 eAP3PRZp
>>108
そう言いながら、保の手はゆっくりと鎖骨の下に進んでいく。
白磁のように滑らかな肌に、鳥肌が立った。
悔しいことに、全身が小刻みに震えているのに、気づく。
「寒いか?」
当然のようで、非常識な問い。耳の中で唾液がクチュクチュと屈辱的な音を響かせる。
「…く…ぅっ」
凛は下に降りてくる保の左腕を何とか阻止しようと、両腕に力を込めた。
しかし、鍛えてもいない十四の少女の力が、十も上の、しかも武家の家督を継ぐ程の力を持つ男の力にかなうわけがない。
それでも、左耳を舌に犯されながらも、凛は全身に力を入れる。
だが、圧倒的に力が足りず、徐々に両手の位置が下がっていく。
「ゃ、…ぃ、ゃぁ…!」
力の入れすぎからか、それとも恐怖からか、膝や肘がカタカタと笑い出す。
「凛。最後だ。何をしていた?」
「…た、もつ…様。何も…何もござ……っあ」
急に、全身から力が抜けた。
カクンと膝から倒れそうになるのを、保が片手で持ち上げて防ぐ。
「耳だけで、こうなるとはな」
寒さのためか、妙にはっきりとした意識の上から、保の嘲笑が聞こえた。
わたくしは…、床に倒れることさえ、できないのか…?
悔しさで、凛の両目に涙が浮かぶ。
「どうした、凛?」
血の繋がりからか、要の声質とよく似ている、保の声が耳元で聞こえる。
要…様…。
襦袢の下に隠し持っている懐剣の存在を不意に思い出す。

ごめんなさい。

そして、ありったけの力で、保の腕を跳ね除けた。


レスありがとうです。できるだけ、希望はかなえていこうと思います。
(そんな感じの展開ではないのですが、努力します)

120:名無しさん@ピンキー
06/12/24 23:09:02 u+xh3NWm
>>119
GJ!まぁ、いちいち希望聞いてたら自分の好きなように書けなくなるからほどほどに

このテのスレは職人さんも楽しめないと意味ないしw

121:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:42:10 zAVI6ZWR
>>119
GJ!
職人さんが書きたいように書きやすいように書けばいいと思う。

そして凛が14歳という衝撃の事実

122:名無しさん@ピンキー
06/12/25 13:38:58 hoDda+3k
犯られる前に殺っちまうのかい

123: ◆FLU3nmaAXI
06/12/25 22:28:24 mE8WNlcx
「…ん……ふっ…」
静かな夜の道場に激しい息遣いと、布の擦れる音が響く。
弓道着を身に纏った男女が抱き合い、互いの唇を合わせている。
青年の名は山内 翔太。
そして、少女の名は清水 葵。


自主練の筈だったのに、何でこんな事になったんだっけ…
目をぎゅっと閉じながら、彼女は思う。
…話は五分程前に遡る。

翔太は弓道部の部長で、その行動力により、皆から慕われている。
一方葵の家は、いわゆる旧家である。
別に許嫁がいるという程のものでは無いのだが…
家柄だろうか、彼女は恥ずかしがり家で、その美貌とは裏腹に周りからは近寄り難いと思われ、
親しく話し掛けてくる友人もいなかった。
しかし、彼は違った。
いつも寂しそうにしている彼女に、優しく話し掛け、下らない冗談で彼女を笑わせたり、相談に乗ったりしてくれた。
別に外見は目立って良いという訳では無いが、常に前向きでひたむきな彼に、葵はいつの間にか好意を抱いていた。
しかし彼女は、その想いを伝えられずにいた。
拒まれ、彼が離れていくのが怖かった。

…そんな彼が今日、一緒に自主練に残り、二人きりになったのを見計らって、こう言ったのであった。

清水さん……好きだ……
告白だった。
それを聞いた途端、涙が止まらなかった。
ずっと片想いだった人が、そう言ってくれて、本当に嬉しかった。
―そんな私を、この人はぎゅっと優しく抱き締めてくれた。

そして…今に至るのである。


で、続いていいの?

124:名無しさん@ピンキー
06/12/25 22:29:44 j8QYTT+6
是非続きかいてくれ

125: ◆FLU3nmaAXI
06/12/25 22:58:05 mE8WNlcx
始めはただ唇を合わせるだけの幼い口づけであったが、次第にそれは深いものとなっていった。
彼の舌が、葵の歯列を割って侵入してくる。
驚きのあまり、肩をぴく、と震わせる。
背中に手を回していた彼はその反応に気付き、そっと顔を離し、こう言った。
「清水さん、ごめん…いきなりこんなことして…。もう、やめる?…やっぱりこういうのは嫌?」
しかし、彼女は首を横に振り、震える声でこう言った。
「そ、そんなことありません…その…わ、私は山内さんの事が…とても好きです!だ、だから…そんなこと言わないで下さい…」
せめてもの配慮で、電気を消してくれてよかったと思った。
きっと…私の顔は真っ赤なんだろうなぁ…
そんな事を考えていたら、「じゃ、お言葉に甘えて」という声が聞こえた後、唇が再びくっついた。
舌が触れる。…とても、恥ずかしい。
翔太がぴちゃぴちゃといやらしい音を立てて唾液を啜ると、
葵は、月の光りが照らしているだけの暗い道場でも、はっきりと分かる程赤い顔をして、彼の背中に回していた手に力を込める。
彼は、目を瞑りながら羞恥心に耐える葵の顔を覗き込む。
可愛いい、というよりこれは…美しいと言うべきか。
『俺、本当にこんなことして良かったのか…?もしかしたら、全部夢かも知れないなぁ…』
そんな事を頭のどこかで考えながらも、二人は大人の口づけを続けていった。

126: ◆FLU3nmaAXI
06/12/25 23:28:41 mE8WNlcx
翔太がそっと唇を離す。
すると二人の間にどちらとも区別のつかぬ唾液の糸がつうと伸び、消えていった。
ゆっくりと彼の手が、衿にかかった。
そして、そこをぐいっと引っ張るとそこには、美しい弧を描いた、豊かな二つの膨らみが姿を現した。
いつもは胸当てに隠されていたので意識してはいなかったが、中々の大きさである。
…それより何もつけていないとは、一体。
とりあえず、疑問を投げ掛ける。
「…胸、いっつも何もつけてないの?」
「い、いえ…弓道着のときだけ……その…動きづらいから…」
桜色の頬に両手を添え、恥ずかしそうに目を瞑りながら葵が答える。
それにしても、この人の外見といい、振る舞いといい、喋り方といい…どれをとっても美しい。
大和撫子とはまさにこれのことだろうか。
そんな葵の乳房を、ゆっくりと、優しく揉み始める。
「…………ぁ…!」
急いで口を手で覆う。
何、今の……もしかして…聞かれた…?やだ…恥ずかしい…
しかし、翔太の手は止まらない。
両手で両方の膨らみを揉み、手のひらを頂点に押し付け、回すように動かす。
「ふあぁ…あぁ…ん……あ、あん…やぁ…」
口を手で押さえている筈なのに、声が止まらない。……恥ずかしい。
すると突然、彼の指が乳首をぴんと弾いた。
「ひあぁっ!!」
一段と高い声が道場に響く。
葵の蕾はどんどん固くしこってゆき、それをしごく力も段々と強くなってゆく。
こりこりとした突起を攻められる度に体をよじらせ、初めてもたらされる快感に溺れる。
「あっあっ…やぁ…ふぁぁあ…あんっ…ああ!」
彼女は、もう何も考えられずに、翔太に身を預けるしかなかった。

127: ◆FLU3nmaAXI
06/12/25 23:47:41 mE8WNlcx
翔太の手が止まったかと思うと、さらに下の方に進んでゆく。
そして、袴の横にある隙間から手を忍び込ませ、泌所に触れる。
既にそこは洪水状態で、ぬるぬるした液体が指に絡み付く。
…やっぱり下もつけていない。
「そこ…わ……やあぁ…ん!…はぁっ…だめ……」
必死の願いも、彼に届くことはない。
それもその筈、袴姿の美しい女性が目の前で喘ぎ声を上げながら泌所を漏らしていれば、
健全な男児の手が止まる訳が無い。
…しかし、突然指が引き抜かれ、葵は彼を見上げた。
「…袴のままだとしにくいらか、脱がすよ」
そう言って翔太は袴の帯に手を掛け、しゅるしゅると解いていく。
…しばらくしてそこに、葵のほっそりとした美しい足と共に、蜜で濡れた泌裂が晒された。

128: ◆FLU3nmaAXI
06/12/26 00:08:56 fCXyHI3b
彼は葵の股の間に顔を埋め、泌裂をぺろりと舐め上げる。
「そん…なとこ……舐め……あ、やぁぁっ!」
肉壁の回りを舐め回したあと、舌をずぶずぶと侵入させていった。
狭い。葵の喘ぎ声とは裏腹に、鮮やかな桃色のヒダは舌を受け入れるように伸縮している。
そして、舌を腟中に伸ばしたまま、じゅるじゅると甘い蜜を飲み干してゆく。
「いや……あぁ…だめ…だめぇ…っ!」
葵の口から、唾液がぼとりと落ちる。
そろそろ大丈夫かな…?
翔太は顔を彼女のそこから離し、自分の袴をそそくさと脱ぎ捨て、葵と同じく、胸元がはだけた胴着と足袋だけの姿になった。
…そして、彼の股間には、欲望の詰まった男根が直立していた。

もう…いい?
翔太の低い声。
葵は彼の股間を脅えた表情で見つめていたが、
「大丈夫…です…。翔太さんの…好きなようにして…下さい…あ、でも優しく…して下さいね…」
と、仰向けに倒れながら微笑み、そう言った。

いつの間にか、彼の事を名前で呼んでいた。
それを、受け入れる合図と取った彼は彼女の足を優しく押し上げ、
股の間に入り込み、彼女の腰を両手でしっかりと掴んだ。

129:名無しさん@ピンキー
06/12/26 00:29:02 fCXyHI3b
そして彼は、己の先端を泌所にあてがい、挿入していく。
「んん……くぅ……あぁ……!」
葵の苦しそうな声。
出来るだけ、優しく。
それを第一に考えながら、翔太はゆっくりと押し進む。
しばらくして、何やら壁の様なものに阻まれた。
彼は、腰に回していた手を葵の手に重ねてぎゅっと握り、
「ごめん…。痛いだろうけど、我慢して…」
…そう言って、彼女を一気に貫いた。
「…っぁぁぁああああ!!」
突き刺された痛みは、かなりのものであったようだ。
葵は、涙を流しながら息を荒くしている。
動きたいのをじっと耐えて、彼女の長く艶やかな髪をそっと撫でる。
破瓜の痛みがもう少し収まるまで、彼は待った。

「……翔太さん……動いても大丈夫ですよ…」
葵の優しい声が聞こえる。
先程に比べ、呼吸もかなり安定しているようだ。
「うん…痛かったら、言ってな…」
彼女の痛みが収まったのを確認して、彼は動き始めた。
性器を擦り上げる度に、腰が砕ける程の快感がこみあげて来る。
今にも果ててしまいそうなのを、弓道で鍛えた精神力で何とか耐える。
…こんなところで、役に立とうとは思わなんだ。

130: ◆FLU3nmaAXI
06/12/26 00:48:17 fCXyHI3b
「あぁぁっあっ!やあぁ!…あ…んん…あぁ!」
腰の動きに合わせて、葵の甘い悲鳴が響く。
彼女の肉壁が、彼の陰茎をぴっちりと包み込んでいる。

「ああぁーーっ!あ、あぁっ!…しょうたさん…あっ…しょうたさぁん!もう…だめ!」
締め付けが一層強くなる。
あまりの気持よさに射精感が一気に高まり、精神力が負けそうになる。
…精神力、あんま役に立たなかったなぁ。
まぁ、いいか…そろそろ最後の仕上げといくか。
これまでとは比べ物にならない程早く、強く出し入れを繰り返す。
「あぁぁーーっ!あんっ!あっ!…あ、あ、ああああぁぁぁぁーーーー!!」
葵の体がびくびくと痙攣している。
そして翔太も、頭が真っ白になる。
彼が勢い良く引き抜くと、びゅくびゅくと白い液体が飛び散り、彼女の肢体に降り注いだ。

131: ◆FLU3nmaAXI
06/12/26 01:01:53 fCXyHI3b
―それじゃ、また明日。
制服姿の葵が、優しく微笑む。
「大丈夫?家まで送ろうか?」
「あ、いえ…大丈夫です…」
少しぎこちない歩き方の彼女への提案は、優しく断られた。
彼女は校門を出て、左へと曲がっていった。
…俺も帰るか。
そう思った矢先、突然葵が振り向き、翔太に小さく手を振った。
彼もその仕草を真似て手を振り、そして二人は別々に帰宅の路についた。

翔太さん…ありがとう…
そんな事を思い、葵は涙を流しながらひっそりとした夜の道を歩き続けた。


―終―

132: ◆FLU3nmaAXI
06/12/26 01:05:01 fCXyHI3b
終わりです。
誤字とかあったらすいません。

133:名無しさん@ピンキー
06/12/26 17:45:26 DL/N8GV7
GJ!!

胴衣の下が裸とか最後の「ありがとう」等々、
微妙に伏線っぽい内容なところが気になります。

……続編、あるよね?

134:名無しさん@ピンキー
06/12/27 01:21:49 V65BlpTQ
「ん…っ」
シュル、と衣擦れの音とともに腰紐が解かれる。
布団の上で、先ほどとは違う意味での緊張で体をガチガチに固くした凛の髪を、保が撫でる。
自分の物とは違う大きな手に妙な安心感を感じて、凛は口元をほころばせた。
今まで見たこともないくらい真剣な保の顔を見ながら、どうしてこんなに暗いのに、保様がしっかりと見えるんだろう、と心のどこかで思う。
多分、保様も自分が見えているのだろうとも思う。
思いながら、自然に腕が動き、保の頬に触れた。
「…凛」
「…ぁ…」
その手を握られ、そのままの状態で唇が重なった。
しばらくの間、位置を少しずつ変えつつ唇を何度も重ねあう。
「んぁっ」
唇を割って、舌が口腔内に入ってくる。
突然のことにどうしていいのかわからないうちに、抵抗する力さえも体から抜けていくのを感じる。
唇が離れ、透明な橋が出来るころには、くたりと身を横にすることしか出来なくなっていた。
「…ん」
襦袢を剥れ、ひんやりとした空気が熱い体を包んだ。
「保様、あの、あまり見ないでください。恥ずかしいです」
凛は自分の胸を手のひらで隠した。
もう少し、大きくてもいいのに…。
なぜか申し訳なく思う。
成長しきっていない膨らみは、小さな自分の手でさえも簡単に包み込めてしまうくらいの小ささだ。
「大きさなら、気にするな。じきに育つ」
「それは、そうでしょうけど…ひゃっ」
凛の手を退かし、保はこの小さなふくらみを大きな手で包む。
確かに、小さい。
そう思うが口には出さず、ゆっくりと揉みしだいていく。
「……!はぁ…。…っぅ。ぁ、ゃ…」
桜色の先端に舌を這わせるころには、凛の口から、必死に抑えている様な高い声が漏れ出す。
「我慢するな。きつくなったら、言え」
ぶっきらぼうに、それでも気を使いながら、保は片方の手を凛の下腹部に当てる。
薄らと毛が生えかかっている丘を軽く揉み、そっと割れ目に指を伸ばす。
「…っ!!ぃや…ぁっ」
凛の身体がピクリとはねる。
小さな花の芯は、僅かに、しかし確実に濡れていた。
「これでは、足りないな」
「?」
凛の疑問符を無視して、保は脚の間に顔をうずめた
「!!ぃ、いや…っ!そんなこと…っ。…ふぁ!?」
ざらりとした感触が身体の中心に触れた瞬間、四肢全体がしびれる。
しばらくの間、クチュクチュという音が部屋の中に響く。
その音に呼応して、凛の身体がビクリと縮む。
「…あ。や、ぁ…。んぅっ…ぅっ。たも、っ様…」
これ以上はしたない声が出ないよう必死に口を押さえながら、凛の身体は保の愛撫に反応していく。
「声を、出してもいいんだぞ?」
見かねた保の言葉に、凛は口を押さえたまま、顔をブンブンと横に振る。
だめ、こんな、はしたない…っ!!
こんな、声…っ、恥ずかしい…っ。





135:名無しさん@ピンキー
06/12/27 01:24:06 V65BlpTQ
>>109

そして、ありったけの力で、保の腕を跳ね除けた。
「!!」
派手な音を立てて、床に倒れこむ。
顔を強か撃ってしまったが気にせず、襦袢の下から懐剣を取り出し、鞘だけを庭へ投げ捨てた。
「…ちっ」
保が一瞬、刀の鍔に指をかけようとするが、
「お下がりください」
それよりも先に、力の入らない足腰で凛はなんとか立ち上がる。
手近な柱に方手をかけふらつく体を支えた。そしてもう一方で指が白くなるほど強く懐剣を握り締める。
刃は、白い首の付け根にあるくぼみに、小さな珠玉を作ってた。
「これ以上、私に近づけば…」
小刻みに揺れる刃の先で、ぷつりともう一つ、血の珠が生れる。
その紅は、蒼白な凛の顔色を一層際立たせた。
それは、真剣を初めて持つ人間が見せる顔色。
保は呆れ、そのまま、ずんずんと凛に近づく。
「ぃやっ…、こないで…ください!!」
恐慌に陥りかけた少女はぼろぼろと涙をこぼし、思わず懐剣を保に向けて振り回してしまった。
「馬鹿が…!」
「…っ!!いやっ。…く、あぁっ!!」
振り回した利き手を掴まれると同時に、凛の小さな体は保に右手を掴まれた状態で宙に浮かんでいた。
容赦なく細い手首に力を加えられ、手のひらから懐剣が落ち、トスンと音を立て、廊下の床に突き刺る。
しかし、保は凛の手首を掴む腕の力を緩めず、逆に力を込める。
「う…っ」
「お前は、本当に、馬鹿だ」
保が低い声で言う。
どうしてだか、その声に言いようのない焦りが含まれているのを感じた。
痛みで飛んでいきそうな意識で、保を見る。
どうして…、どうして泣きそうな顔をしているんだろう。
私よりも、つらそうに。
実際に泣いてしまっているのは、私の方なのに…。
私のほうが、怖い思いをしているはずなのに…?
「どうして、お前は、俺を受けいれない…」
つま先が床につきはじめる。
そして、今度は正面から抱きしめられる。
先ほどよりも、強く。
だが、別人のように優しい抱擁。
体に回された腕からは、安堵感や切ないほどの愛情が伝わってくる。
「凛…。凛」
掠れた声で呟かれる。
嫌悪を感じていたはずのその呟きに、何故か切なさを感じる。
あぁ、そうか。
凛は気づく。
そして、ぎこちなさを残しながら、ゆっくりと保に体を預けた。


136:名無しさん@ピンキー
06/12/27 01:25:05 V65BlpTQ
>>135

「ん…っ」
シュル、と衣擦れの音とともに腰紐が解かれる。
布団の上で、先ほどとは違う意味での緊張で体をガチガチに固くした凛の髪を、保が撫でる。
自分の物とは違う大きな手に妙な安心感を感じて、凛は口元をほころばせた。
今まで見たこともないくらい真剣な保の顔を見ながら、どうしてこんなに暗いのに、保様がしっかりと見えるんだろう、と心のどこかで思う。
多分、保様も自分が見えているのだろうとも思う。
思いながら、自然に腕が動き、保の頬に触れた。
「…凛」
「…ぁ…」
その手を握られ、そのままの状態で唇が重なった。
しばらくの間、位置を少しずつ変えつつ唇を何度も重ねあう。
「んぁっ」
唇を割って、舌が口腔内に入ってくる。
突然のことにどうしていいのかわからないうちに、抵抗する力さえも体から抜けていくのを感じる。
唇が離れ、透明な橋が出来るころには、くたりと身を横にすることしか出来なくなっていた。
「…ん」
襦袢を剥れ、ひんやりとした空気が熱い体を包んだ。
「保様、あの、あまり見ないでください。恥ずかしいです」
凛は自分の胸を手のひらで隠した。
もう少し、大きくてもいいのに…。
なぜか申し訳なく思う。
成長しきっていない膨らみは、小さな自分の手でさえも簡単に包み込めてしまうくらいの小ささだ。
「大きさなら、気にするな。じきに育つ」
「それは、そうでしょうけど…ひゃっ」
凛の手を退かし、保はこの小さなふくらみを大きな手で包む。
確かに、小さい。
そう思うが口には出さず、ゆっくりと揉みしだいていく。
「……!はぁ…。…っぅ。ぁ、ゃ…」
桜色の先端に舌を這わせるころには、凛の口から、必死に抑えている様な高い声が漏れ出す。
「我慢するな。きつくなったら、言え」
ぶっきらぼうに、それでも気を使いながら、保は片方の手を凛の下腹部に当てる。
薄らと毛が生えかかっている丘を軽く揉み、そっと割れ目に指を伸ばす。
「…っ!!ぃや…ぁっ」
凛の身体がピクリとはねる。
小さな花の芯は、僅かに、しかし確実に濡れていた。
「これでは、足りないな」
「?」
凛の疑問符を無視して、保は脚の間に顔をうずめた
「!!ぃ、いや…っ!そんなこと…っ。…ふぁ!?」
ざらりとした感触が身体の中心に触れた瞬間、四肢全体がしびれる。
しばらくの間、クチュクチュという音が部屋の中に響く。
その音に呼応して、凛の身体がビクリと縮む。
「…あ。や、ぁ…。んぅっ…ぅっ。たも、っ様…」
これ以上はしたない声が出ないよう必死に口を押さえながら、凛の身体は保の愛撫に反応していく。
「声を、出してもいいんだぞ?」
見かねた保の言葉に、凛は口を押さえたまま、顔をブンブンと横に振る。
だめ、こんな、はしたない…っ!!
こんな、声…っ、恥ずかしい…っ。





ごめんなさい。貼り付ける順番を間違えてしまっていました
ほんとにごめんなさい

137:名無しさん@ピンキー
06/12/27 01:46:00 +DGsjWE1
>>136
ドンマイ
それよりも続きを楽しみにしてるよ

138:名無しさん@ピンキー
06/12/27 04:41:15 jPVBfSef
乙……だがせめてsageようぜ。
変なのが寄ってくるかもしれないしな。

139:名無しさん@ピンキー
06/12/27 07:33:46 umluZKM7
GJ!

140:名無しさん@ピンキー
06/12/27 10:57:41 AqeNqiJs
GJ!

だが場所は弟君の寝室そばのママ、という状況

141:名無しさん@ピンキー
06/12/27 11:54:50 A5KLYwBr
>>140
きっと弟の部屋でしてるんだよ

142:名無しさん@ピンキー
06/12/28 00:10:06 T+UTGerK
ほす

143:名無しさん@ピンキー
06/12/28 00:14:54 dMjYbOML
転校してきた学校でやけに馴れ馴れしく接する京都弁の彼女。
どうにもうざく感じた主人公は問う。

男「あんたなんなんだよ!さっきから抱きついたり変なことばっかり言って!今日始めて会ったばったかりじゃないか」
女「え・・・うちのこと覚えてないん?」
男「し、知らないよ」
女「昔なぁ、近所に小うるさい女の子いたの、覚えとりますか?」
男「いたけど・・・ええ!?」

女、にっこりと笑う

女「うちのことお嫁さんにしてくれる約束、ずっと待っとった」
男「えええ!?」
女「もう離さへん・・・」


どう見ても静留です。本当にすみませんでした。

144:名無しさん@ピンキー
06/12/28 13:34:32 iJilP8GN
>>143
シリーズ化希望

145:名無しさん@ピンキー
06/12/30 16:47:44 AvCEVoXZ
>>43和風外人娘。
名前の表記はどんなものになるのかわからない。

146:名無しさん@ピンキー
06/12/30 22:15:10 k7kKMqcm
意表を突いてアラブ系


しまった金髪蒼瞳だった

147:名無しさん@ピンキー
06/12/30 22:54:32 itKaIP+O
いいね。トルコ人とかは日本の文化や道徳に敬意を持ってくれるし、スレの趣旨に合いそう

ただ、問題はイスラム教徒は他教徒との婚姻は確か認めていないということ
エロパロ板で気にするのは無粋かも知れないが、日本の道徳を尊重してくれる外人キャラって設定なら
こちらも向こうの道徳を尊重してあげたい気分

148:名無しさん@ピンキー
06/12/31 01:00:11 zhDGRH+L
>>145
帰化した、とあるならば、普通の日本人的な名前では?


149:名無しさん@ピンキー
06/12/31 03:27:15 tQG/N9U9
山田ステファニー花子だろ

150:名無しさん@ピンキー
06/12/31 03:30:44 2dH3FBNw
うんこまん前田

151:名無しさん@ピンキー
07/01/01 03:09:22 UL3tge1S
いや、佐藤ジェニファー薔薇子だろ

152:名無しさん@ピンキー
07/01/04 22:17:38 NYxq8x8X
ううむ、このスレ向きの時節のはずだが、それだけに時期的に過疎ってるな
保守

153:名無しさん@ピンキー
07/01/04 22:41:07 3J2fpzgm
姫初めで何か書けそうだよな

154:名無しさん@ピンキー
07/01/05 13:49:02 +6twciH/
旦那様、新年あけましておめでとうございます。

そ、それでですね。その…早速、その…お情けをいただきたいといいますか…

え?姫初…キャーッ!何を言わせようとしているんですか!?

と…ともかく、あの…こちらはいつでもいいですので…え?何がですって?
…そ、そのアレです。夫婦のアレです。
ッ!? わ、わかりました。ちゃんと言います。

わ…私と交わって…いえ、私とセ、セックスしてくださいまし!!!

これでよろしいですか?
…もう、旦那様はいつも意地悪です。
え?お前だからつい意地悪になっちゃうんだ?
私も、旦那様になら意地悪にされても…その…嬉しいです。

も、もうそろそろよろしいですか?我慢が…できそうにありません。

…はい。まずはお風呂ですね。お背中お流しします旦那様。

あ…あの、今年もよろしくお願いします。旦那様。





初めてなので、どう書いたらいいのかわからなかったのですが、書いてみました。
少し、遅かったですね。

155:名無しさん@ピンキー
07/01/05 23:17:14 BKKOC1aG
勃った

156:名無しさん@ピンキー
07/01/05 23:44:50 gxVE5c0v
ktkr

157:名無しさん@ピンキー
07/01/07 01:07:07 ZHkRT7KM
(*´Д`)ハァハァ

158:名無しさん@ピンキー
07/01/09 22:24:23 kU3cjql5
こんな時事ネタスレをこのまま終わらせるものか

159:名無しさん@ピンキー
07/01/10 08:16:17 9/uFnW9x
成人式

160:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:14:49 ixz0KP/e
このスレ、消えそうだな・・・

161:名無しさん@ピンキー
07/01/13 01:10:08 yxfUwQwL
期待上げ

162:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:30:35 E8Be/LZm
ちょっと毛並みが変わった?奴を。

※レイプ、逆レイプ表現あります。(バッドエンドではありません)
苦手な方は 「ゲーパロ専用」 で弾いてください。

163:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:31:12 E8Be/LZm
<波璃が山から下りてくる>

「シンジロー・仁科、今日はヒマか? 食事でもいっしょにどうだ」
ラボの帰りに、リミア主任から声を掛けられた。
ブロンドがゴージャスな美女は、俺の上司だ。
「いや、今日は……」
用事があるといいかけて、俺はことばを切った。
そろそろ「あの時期」だったはずだけど、あいつが来るのは―明日かもしれない。
才色兼備の上司に食事に誘われるのは、はじめてだ。
「ええ、ごいっしょに……」
言いかけて、またもやことばが止まる。
―今度は自分の意思ではなく、外からの強制によって。
背中が熱い。
いや―痛い。
この、感覚は……。
俺は恐る恐る振り返った。
「……」
思ったとおりの人物が背後にいた。
きっちりとした青灰色の和服は、先月と変わらない。
いや、背はまた少し伸びたか。
艶のある髪の毛は、腰まで届く。
「よ、よお……」
俺は、こわばる舌をなんとかうごかして挨拶をした。一月ぶりにあう、その娘に。
「……その方と、ご夕食ですか?」
静かな声は、しかし、俺の危険察知本能を限界まで活発化させる。
「あ、いや、その―」
―俺の声は、他人の声のように遠くに聞こえた。
「……では、私はアパートで待っていますから」
―こいつの声は、こんなにはっきりと、こめられた怒りまでクリアに聞こえるのに。

164:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:31:57 E8Be/LZm
「……む、見たところ、君の恋人……か、シンジロー?」
リミア主任は、俺と波璃(はり)を交互に見ながら聞いた。
「いいえ」
波璃が即座に答える。
「私と慎二郎さんは、恋人同士ではありません」
「そうなのかね?」
リミア主任の青い目が、こちらを向く。
「ああ、ええと、まあ……」
俺はあたふたと肯定とも否定ともつかぬ答えを口にする。
「―私と慎二郎さんは、五年前、慎二郎さんが私を強姦してからの縁(えにし)です」
淡々と、波璃が言い放つ。
「……」
リミア主任が、形のいい唇を「O(オー)」の字に開けた。
20代で博士号をいくつも取得している才媛が唖然とする姿など、始めてみた。
「……本当なのかね?」
たっぷり三十秒、押し黙った主任は、ようやくそれだけを聞いた。
「……ああ、ええと、まあ……」
俺は、消え入りそうな声で返答をした。
「―五年前、慎二郎さんは、年端もいかぬ私を犯しました。
私は、そのせいで、毎月、ここに来なければならなくなったのです」
よどみなく答える、波璃の声。
「ふむ……」
リミア主任は、眉根を寄せて、それを聞き、それから俺のほうを向き直った。
バチッ!
猛烈な平手打ち。
「そんな女がいるというのに、のほほんとしているのはいい度胸だ。
―今すぐ、この娘と話し合い、場合によっては警察に行きたまえ」
憤然として睨みつけるリミア主任。
それすらも目に入らぬかのように、波璃は静かな声を俺にかけた。
「では―慎二郎さんのアパートに行きましょうか」

165:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:32:29 E8Be/LZm
「で、シンジローは、本当に君をレイプしたのか?」
リミア主任は、腕組みをしながら俺を睨みつけ、それから波璃に視線を移した。
「……しました」
波璃は、ちらりとリミア主任を眺め見、それから俺に視線を移した。
いつものように、まっすぐに。
俺は、首をすくめた。
波璃は何も言わないが、リミア主任が何故アパートまでついてきたのかを目で問いただしている。
(……お前のせいだろ)
たしかに、どう見ても十七、八の娘が「五年前に強姦された」と発言したのなら、
これはどう考えても、事件だ。
リミア主任のような正義感の強い女性なら、ついてくるだろう。
目で答えた俺の訴えが、波璃は気に入らなかったらしい。
居住まいをちょっと正した。
いままでも完璧といっていい正座だったのが、さらに文句も付けようのない姿勢になる。
「慎二郎さんは、はじめ、私を裸にしました。
そして、私の胸や女性器を観察し、手でさわり、舌で嘗めまわしました」
「あわわ……」
俺は波璃の口を押さえようとしたが、リミア主任にむこうずねを払われ、古畳の上に転がった。
―国際交流実践派のリミア主任は、合気道を習っている。
それも免許皆伝の腕前だ。
「慎二郎さんは、それから自分の男性器を取り出し、私に握るように命じました。
私の手に握らせると、それをしごくように命じ、そのうち口に含むように言いました。
―私がそうすると、慎二郎さんは、すぐに<うっ>とうめいて、私の口の中に射精をしました。
私がむせこんで吐き出そうとすると、慎二郎さんは怖い顔をして、<全部飲むんだ!>と言いました。
おびえた私は、慎二郎さんの出す精液を全部飲まされたのです。
生臭い汁を全部お腹に収めるまで、慎二郎さんは許してくれませんでした」
―みしっ。
リミア主任の万力のような手が、俺の首筋をとらえて締め上げる。
俺は悲鳴を上げそうになった。

166:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:33:03 E8Be/LZm
「―それで……?」
リミア主任は、俺の過去の過ちをすべて言うように促した。
波璃は、それに答える素振りでもなく、だが淡々と話を続けた。
「―その後、慎二郎さんは、私の太ももを両手で持って押し広げ、
私の女性器に、回復した男性器を押し付けました。
私が悲鳴を上げても、力をこめて、押し入れるのです。
生娘だった私の女性器からは、血が流れ、慎二郎さんの男性器を濡らしましたが、
慎二郎さんは、射精するまで私を離しませんでした。
何度も、何度も、気絶するまで私を犯し、―私は純潔を失ったのです」
─めきゃあっ。
俺の頚椎がいやな音を立てた。
折れた―いや、まだぎりぎり残っている。
だが、リミア主任がもう少し力を入れたら、確実に一生車椅子の人生だ。
「……女性器が限界になると、慎二郎さんは、今度は私の肛門に興味を持ちました。
ほとんど失神している私を裏返しにすると、そちらの孔のほうも犯したのです。
気がついたとき、私の身体は、どの部分も、生娘ではなくなっていました」
─波璃は、陵辱の過去を語り終えた。
「……で、きみは、この外道をどうするつもりなのかね?」
リミア主任が波璃に質問した。
このまま警察へ、という答えを予想していたのだろう。
だが、波璃は―。
「私は、慎二郎さんを強姦いたします。―今月も」
リミア主任の存在すら意識している風もなく、俺のほうをまっすぐに見つめている娘は、
青灰色の和服に手をかけながら言った。

「―お覚悟はよろしいですね、慎二郎さん……」

167:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:34:58 E8Be/LZm
「な、なにを─」
衣擦れの音をたてて裸になっていく波璃を見て、リミア主任が狼狽の声をあげる。
そりゃそうだ。
「強姦された娘」がその相手の前で自分から服を脱ぎだしたのだ。
しかも、相手を強姦する、と宣言して。
「シンジロー、これは……」
「邪魔です」
俺を押さえつける合気道免許皆伝の美女は、次の瞬間、するっ、と畳の上を転がった。
するっと、そういう擬音がふさわしい。
すべるように横にのけられたリミア主任は、青い目をぱちくりとさせた。
「……傷物にされた以上、慎二郎さんには責任を取ってもらわねばなりませんが、
世継ぎの子を産むまでは、正式に籍も入れられません。―今月こそは、授からせていただきます」
明治か大正の世の結婚は、そういうものだったらしいが、
今の世の中でそんなことを言い出すのは、波璃の家くらいのものだ。
「ちょ、ちょっとっ……」
青く静脈を浮かせた乳房や、漆のような艶やかな黒色の若草をさらして
俺の前で仁王立ちになる波璃を見て、リミア主任が身を起こそうとする。
「……」
俺のほうをじっと見下ろしたまま、波璃が軽く手を振った。
リミア主任は、また、すとん、と畳の上に座り込んだ。
「あっ……!?」
自分の意思ではなく「座らされた」リミア主任は反射的にもう一度立ち上がろうとして、
身体が動かないことに愕然とした。
多分、四肢の関節は、痛みもなく外されている。
免許皆伝の猛者を、一瞬で制圧する。
─北神流柔術、三十八代宗家の名を持つ娘なら、可能だ。
そして、その娘は、「三十九代目」を孕むべく、俺の上にのしかかってきた。

168:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:35:36 E8Be/LZm
首筋に痛みを残してうつぶせになったままの俺を見て眉をひそめた波璃は、
すっとしゃがみこんだ。
思わず見上げようとしてしまい、俺は首の痛さに悲鳴をあげた。
もっとも、波璃の太ももはつつましく重ねられ、
どの角度から見やってもその奥を拝むことは不可能なことは分かっていたが。
俺の上で波璃がさらに柳眉を逆立てたのは見えなくても分かった。
「……」
ぽんと、うなじに手が当てられた。
それだけで、俺の首の痛みはなくなった。
同時に、景色が百八十度かわる。
見えるのは─天井だ。
いつもながら、何がどうなっているのか、わからない。
波璃から理屈を教わったことはあるが、やっぱりわからない。
寝そべった状態の相手からさえ力と体重を利用できる技なんて、存在するのか。
するんだろうな。
今、波璃がやってみせたんだから。

波璃の性行為は、先月と同じく、ひどく単純だった。
最初に、軽く俺の男根に唇を近づけ、唾液をたらす。
透明な唾液を手でのばすようにしてこすりつけた。
すべすべした手は小さい─とても青竹を握りつぶせるものには思えない。
波璃に言わせると、筋肉ではなく、力の出し方も問題だそうだが。
─俺の男根を軽くミンチにできる繊手は、二、三度上下運動をして離れた。
あとは─上に跨るだけ。
「……っ!」
華奢な身体の、その部分だけは鍛える技もないのか、
小ぶりな女性器に俺のものを収めるときに波璃は小さい叫び声をかみ殺した。

169:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:36:07 E8Be/LZm
「……っ! ……っ!」
波璃が、俺の上で腰をゆする。
身体の柔らかい娘は、膝立ちではなく、足の裏をぺったりと着いて跨ることができるから、
動ける範囲は広いはずだが、波璃は、馬鹿正直に前後に身体をゆするだけだ。
はじめて波璃に犯されたとき、跨ったまま身じろぎもしない彼女に
そうすることを教えて以来、ずっとそれだけをする。
他の動きは─前後運動を教えたときの恥ずかしがりようと、それを紛らわすためか、
俺の身体の関節をいくつか外したことを思い出すと、ちょっと提案できない。
何より、波璃はそれだけで十分感じているようだった。
─そして、俺も。
「んっ、くっ……ひああっ!」
四、五回腰を動かしただけで、波璃は悲鳴を上げてのけぞった。
ひどく敏感なのは、ずっと変わらない。
「あっ……あっ……ああっ!!」
絹糸を漆で染め上げたような黒髪が、ばさり、と宙を舞う。
「だ、だいじょうぶか、波璃……」
毎月のことながら、心配になってしまう。
「……だ、いじょう…ぶ……です。……つ、続けます……」
息を切らした、ちっとも大丈夫そうじゃない声が答えた。
潤んだ目は、すでに焦点があってない。
深呼吸をふたつ、みっつ。
波璃はまた腰を動かし始めた。
「……子種をもらう、まで、慎二郎さんを、……犯します」
美しい強姦者は、陵辱を再開した。
何度もあえぎ、何度ものけぞり、何度も達する。
腰まで伸びた長い黒髪が、汗で背中や首筋に張り付くころ、
俺はようやく最初の射精にいたった。
「……くふうっ……!!」
子種を子宮に送り込まれた瞬間、波璃は、失神して俺の上に崩れ落ちた。

170:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:45:23 E8Be/LZm
「……」
五分くらい気を失っていただろうか、波璃は身を起こした。
「まだ、でき…ますね。続け…ます」
しゃべると息が切れるのか、もう一度深呼吸をしてから、交わりを再開しようとする。
「おい、本当に大丈夫なのか、先月より……」
反応が激しい、といいかけて、俺は黙った。
波璃は、身体が成長─成熟するにつれて、どんどん感じやすくなっている。
だが、それを指摘すると、顔中どころか、首筋まで真っ赤になるのだ。
……ついでに、俺の顔面も真っ赤になる場合も多い。
波璃が、我を忘れて当身技を使うのは、俺がいやらしいことを言ったときだけだ。
もっとも、俺は特に「いやらしいこと」を言った覚えがないのだが。
「ふう……ふぅん……」
目を閉じ、また腰を使う。
その顔を下から見上げているうちに、俺は、不意にものすごい衝動に襲われた。
「波璃っ……!」
つながったまま、がばっと状態を起き上げる。
華奢な少女を支えるくらいは、楽勝だ。
「きゃっ……!」
波璃が悲鳴をあげる。
その身体を抱きすくめながら、下から男根を突き上げる。
「くっ、……あっ、だ、だめっ……!」
波璃がもがこうとするが、腰に手をまわしてぐっと抱き寄せると、力がぬけていった。
「波璃っ!!」
夢中で唇を求め、それを自分のそれに重ね合わせたとき、俺はあっけなく達していた。
「ああっ……!」
─同時に波璃も、より深く達した。

171:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:48:11 E8Be/LZm
「……夫婦(めおと)になってもいないのに、唇を合わせるとはなんたる破廉恥ですか」
着物を身に付けた波璃は、柳眉を逆立てて俺を睨んだ。
「……あ、いや、その……」
子供ができるまでは、夫婦ではない。
夫婦でない以上、キスはおろか、手をつなぐことすら、ふしだら。
波璃のこの感覚を矯正するのは、もうあきらめた。
直せるとしたら、本当に結婚してからだ。
―子供をつくって。
しかし、いつになったらできることやら。
残念ながら、波璃は子供ができにくい体質らしい。
そうでなければ、毎月、危険日の週に俺を強姦しにくるようになって五年もたつのに、
一向に孕まないということもないだろうに。
「ところで、―リミア主任を元に戻してあげてよ」
俺は、畳の上でもがくことすらできないでいる金髪の美女のほうを示した。
「……この方は、どちらさまですか?」
<毎月のお勤め>を終えて、ようやくまわりを見る余裕が出来たのか、波璃は質問してきた。
同時に嫉妬心もぶり返したのか、俺とリミア主任を交互に見る視線が硬い。
「……俺の上司だ」
「まあ、……それは失礼を」
すべるように近づき、ほとんど撫でるくらいの力で触ると、関節はすべて元通りになった。
「……き、君は一体……」
下手に武道に通じている分、ショックは大きいのだろう、
留学生時代から日本在住十五年のブロンド美女は、あえぐような声を出すのが精一杯だった。
「申し送れました。私、仁科慎二郎さんの許婚で、波璃と申します」
ぺこりと頭を下げる黒髪に、金髪がぶれるようにかしいだ。
「……だって、君は、さっき、恋人ではないって……シンジローが強姦したって……」

172:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
07/01/13 05:50:03 E8Be/LZm
「―はい。<恋人>ではありませんし、まだ夫婦でもありません。
それに、慎二郎さんが私を手篭めにしたのも事実です」
「……ああ、初めて引き合わされた日に、こいつに秘伝の惚れ薬やらを飲まされてな。
それも分量一ケタ間違ってた奴を、だ……」
俺は、ため息をついて続けた。
親同士が親友だったために交わされた、冗談とも本気ともつかない婚約は、
会ったその日に「やってしまった」ことで正式なものにされてしまった。
─波璃の思惑通りに。
以降、俺の人生は、こいつに握られっぱなしだ。
「……そ、それでも責任は取っていただかないと……」
波璃が消え入りそうな声で言う。誰かこいつに法律知識を与えてやってくれ。
……それと、「強姦」ということばの意味を。
中学にあがる前に先代を打ち負かし、古流柔術の総帥の座に着いた娘を、
力づくで自由にできる男などいない。
今はもちろん、五年前の時点でさえキングギドラでも連れてこなければ不可能だ。
理性をなくして襲い掛かった俺の行為を、波璃が「強姦」と呼ぶのは、
子作り─結婚の前に、キスをしたり口や尻で性交をしたから、だそうだ。
今、自分がしている「強姦」は、何のつもりなのやら。
「……それでは、申し訳ありませんが、
これより、慎二郎さんと私は子作りの続きをいたしますので─」
有無を言わせず、波璃はリミア主任をドアの外に押し出す。
─主任、すみません。
明日の朝、ラボでどんな顔して会えばいいのか、俺はため息をついた。
まあ、どんな顔かって言われても、たぶん、憔悴している顔なのはまちがいないだろうが。
ドアを閉めて、カギまでかけて振り返った波璃は、ようやく今月はじめての笑顔を見せた。
「―では、続きをいたしましょうか、慎二郎さん」
波璃は、緊張が解けてからのほうが、営みが激しい。
俺は、もう一回ため息をつこうとしたが、
意に反してそれは熱い興奮の吐息になっているのに気がついた。
苦笑した俺は、今月もまた、波璃の餌食になる。
 
                                       終わり

173:名無しさん@ピンキー
07/01/13 11:36:33 HbBdnkx6
GGGGGJJJJJ

174:名無しさん@ピンキー
07/01/13 16:52:15 TVolv4Qv
ゲーパロさんキタ――
しかもスゲー!!!!

175:名無しさん@ピンキー
07/01/15 17:13:27 YPxhCLdS
保守

176:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:19:54 hoJ4koJv
和服美少女というから美月さんのような正当派が来るかと思ったら
変化球で驚かされました。

速球から変化球まで七色の魅力的な女性を書き分ける
ゲーパロ氏はまさにネ甲


177:名無しさん@ピンキー
07/01/16 09:17:59 /+LpzBVw
99さんの作品以外、変化球ばかりのような気もするw

178:名無しさん@ピンキー
07/01/16 09:31:32 cOo8AjtY
美月さんも最初はともかく、後になってくると性格がどんどん変化してるし・・・

179:名無しさん@ピンキー
07/01/16 10:08:40 Rpw5Trg6
なんというGJ!
変化球大好きです

180:名無しさん@ピンキー
07/01/18 15:11:35 DBwUcwXx
ageときます

181:名無しさん@ピンキー
07/01/20 22:36:58 DiLu2kk9
とってもGJ!

182:名無しさん@ピンキー
07/01/25 21:46:24 w6YEBv1T
保守

183:名無しさん@ピンキー
07/01/31 20:18:22 o2SwzaCQ
保守

184:名無しさん@ピンキー
07/02/04 02:32:18 ckLYMzOF
和風のエロい言葉といえば「しっぽり」ですね。
だから何、ってこともないんですがね。
保守の一言じゃ味気ないかなと思いましてね。

そんなわけで、保守です。

185:名無しさん@ピンキー
07/02/04 17:03:22 TftlKqPk
しかし、意外と盛り上がらないなあ、このスレ
需要はあると思うのだが、供給が難しいのか

186:名無しさん@ピンキー
07/02/04 17:29:51 rNWlPayh
着物の種類とか、上で紹介されてるの見てもあんましよくわからんしなぁ……。

下着(?)は腰巻だと思っていたが、画像をみるとズボンのようなのを履いてるし……。

187:名無しさん@ピンキー
07/02/05 00:51:58 itKaIP+O
書けそうなネタがあるなら、衣装とか細かいところは気にせず、やっちゃって欲しいところではある
スレ住人だって、気づけば優しく訂正してくれるだろうし、そんなつまらないところで煽るやつがいるほど盛況なスレじゃないし

188:名無しさん@ピンキー
07/02/06 04:29:29 XwaMjmpP
保守age

189:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:19:11 Xo6d/ulF
ホッシュ

190:名無しさん@ピンキー
07/02/10 22:18:38 WVeSCq2r
文才が乏しい自分が恨めしい。

191:名無しさん@ピンキー
07/02/11 21:26:24 3IO5fhab
今日も今日とて保守

192:名無しさん@ピンキー
07/02/12 00:28:14 XB9xp67T
需要はある!需要はあるんだぁぁぁぁ!

お願いします。

193:名無しさん@ピンキー
07/02/12 01:03:51 Mid+v+k3
良家のお嬢様でおっとりしてるけど、学級委員を勤めるくらいクラスの人望があって
誰からも好かれる非の打ち所のない大和撫子な女学生だけど
それはあくまで表層的なもので
本性は利己的で独占欲の強いサイコパスで
しかもレズビアンって娘はどうなんだ?

194:名無しさん@ピンキー
07/02/12 01:08:17 Lz5QgR0S
書いてみようとは思うけど、どう考えてもパクリ入ぅてるのでためらっている・・・と聞いたら驚きますか?



195:名無しさん@ピンキー
07/02/12 02:30:52 qpd8qxY0
>>193
全然問題なし
>>194
全然問題なし
プロが金とって書くわけでなし、王道的な設定でも何ら問題ないでしょ

196:名無しさん@ピンキー
07/02/12 10:25:26 MdZB8zwZ
王道と言われるような普遍的なネタならためらう必要が無くね?

197:名無しさん@ピンキー
07/02/15 22:15:05 7Zdq/oPO
ホッシュ

198:名無しさん@ピンキー
07/02/16 21:51:48 zPo+T5cc
そろそろ琴子が読みたい

199:名無しさん@ピンキー
07/02/18 15:25:40 WCxOjPaL
ホッシュ

200:名無しさん@ピンキー
07/02/21 17:49:36 CCrStYcz
保守

201:名無しさん@ピンキー
07/02/23 11:10:00 qWcekmDZ
くそぅ。ネタは簡単に思いつくんだがな・・・文章にまとめようとするとうまくいかねぇ。

<<ひどい話だ。難しいね>>


202:名無しさん@ピンキー
07/02/23 16:14:31 9sBzeW5D
>>201
<<書け、臆病者!>>

203:名無しさん@ピンキー
07/02/23 16:36:32 hIzMa0j9
だがソレができないのも人だ。

204:201
07/02/23 18:39:52 qWcekmDZ
>>201-202
まさかこのネタが通じるとはね。
とりあえずやってみる。思いついた部分をまずは書き留めておくか。

<<実はキャラ設定も考えてあるんすよ。大雑把な流れも出来てたりして>>


205:名無しさん@ピンキー
07/02/23 23:13:15 nZh29eWg
リーンの翼のリュクスは和風美少女なんだろうか
ふと、コミック最終巻ラストの和服姿を見ながら思った

206:201
07/02/24 10:57:21 S11vmM12
昨夜、調子が良かったので割と書けたのだが(それでもエロの始めだが)。
よく見ると「和」なとこ無いよね、と気付いた。

なぎなた部の部室(のような所)で胴衣姿(脱いじゃうけどさ)の嬢ちゃんとえちぃするから
こじつけ出来なくもないわけだが。

207:名無しさん@ピンキー
07/02/24 14:14:48 uGUzfTLr
かまうことはないさ、現状、それだけ要素があれば十分だよ

208:名無しさん@ピンキー
07/02/24 19:28:29 iGZTxff9
ん?


209:名無しさん@ピンキー
07/02/25 00:31:58 Hj78Z6Ix
きっと、気にせず投下してくださいまし、と言うことなのでしょう

210:名無しさん@ピンキー
07/02/25 10:01:20 hlYiyaiH
つらつらと思いついたネタをエロ少なめです。

「刹那様……明日は決戦ですね」
そう言って、彼女は俺の横にそっと座る。
「ああ、明日は『門』を閉じる、最後の決戦だ。」
『人ならざるもの』魔獣との決戦を控え、俺達は体を寄せ合っていた。
我が名は蒼矢刹那、彼女の名は紅未来。昔から定められた許嫁だ。
「私は、怖いです。刹那殿が魔獣の戦いで死なぬかどうか……」
そっと肩を寄せてくる。肩を抱き寄せ、声をかける。
「安心しろ。俺はお前と契りを結ぶまでは死にはせん。」
「約束していただけますか?」
「ああ、当然だとも」
軽い接吻の後、俺は彼女の顔を。
優しく、気高く、そしてちょっぴり嫉妬深い彼女の顔を。

戦いは一方的に進む。俺達人間を優勢として。
「油断するな!かならず2対1であたれ!」
『ヲ・ノ・レェ!!』
魔獣王の叫びが戦場を振りまく。
奴を倒せば、この戦いは全て終わる。
俺と未来は魔獣王の元へと突進していった。

211:名無しさん@ピンキー
07/02/25 10:02:11 hlYiyaiH
『ヨ・ク・モ・ヤ・ッ・テ・ク・レ・タ・ナ』
魔獣王の声が戦場に響く。
「消えよ!現世から!」
叫び声と共に、魔獣王に二人で攻撃を仕掛ける。
『コ・ノ・ジ・ダ・イ・ハ・ワ・レ・ラ・ノ・マ・ケ・ダ』
「ほう、諦めが早いな」
『ダ・ガ・ツ・ギ・ノ・ジ・ダ・イ・ハ・ワ・レ・ラ・ガ・カ・ツ』
その言葉と共に、魔獣王の体から妖気が発せられた。

「未来……?」
「あ……あ………」
うわごとのように呟く未来。左手に短刀、それが俺の背中の肩を貫いていた。
『ミ・ラ・イ・ヨ・オ・マ・エ・ハ・ナ・カ・マ・ヲ・キ・ズ・ツ・ケ・タ』
じわっと、未来の目に涙が浮かんでくる。
『オ・マ・エ・ノ・イ・バ・シ・ョ・ハ・ソ・コ・ニ・ハ・ナ・イ』
「違う!私の居場所は……」
『ナ・ラ・バ・ナ・ゼ・セ・ツ・ナ・ヲ・キ・ズ・ツ・ケ・タ?』
未来の体が苦しそうにもたげる。
『コ・チ・ラ・ニ・コ・イ』
ガタガタと震えながら、そっと立ち上がる未来。軽い催眠術か!
「未来……」
「私は……刹那殿を傷つけてしまいました」
くそっ!未来!行くな!お前は俺の伴侶だろう!俺が他の女に声をかけるだけで困った顔をするのに、
………他の男の所へ行くな!
「ならばっ!」
俺はそう言って上の鎧服を脱ぐ。
「傷には、人のつばが良く効くと聞く。ならば、未来この傷お前が舐めるのだ」
『ン・ナ?ナ・ニ・ヲ・カ・ン・ガ・エ・テ・ル?』
あまりのことに魔獣王が驚愕する。
「刹那殿?」
「お前が傷つけた傷だ。お前が治すのが道理だろう」
がたがたと震える彼女に俺は近寄る。
「わかりました」
彼女は涙を流しながら、俺の傷に唇をあて、ゆっくりと舐め始める。
『キ・サ・マ・オ・ン・ナ・ヲ・ナ・カ・セ・テ・ハ・ズ・カ・シ・ク・ナ・イ・ノ・カ?』
「俺からしてみれば、未来が貴様如きの為に笑うのが気に入らん。
 貴様の目的は未来を手に入れることだったのだろう?だがなあ!」
俺は刹那をしっかりと抱き寄せると、強く唇を合わせる。
『グ・グ・グ』
「ふふふ、悔しいか?お前がこうしていただろうと思ってた事を見せてるだけだ。」
「刹那殿……」
顔を赤らめて未来が俺に抱きよる。
「だがなあ……魔獣王……刹那……お前にとって俺はなんだ?」
「とても大切な……許嫁でございます。」
「と言う事だ。魔獣王!本当に未来を手に入れたければ、俺と一緒に手に入れる算段も考えるべきだったな!」
『オ・ノ・レ!!』
魔獣王が最後の雄たけびを上げる。だが、それは負け犬の遠吠えでしかなかった。

212:名無しさん@ピンキー
07/02/25 10:03:37 hlYiyaiH
戦闘が終わり、戦士達は帰路に着く。
「あの、魔獣王の言っていた次の戦いとは?」
「49年後、再び新たな魔獣王が生まれる。その戦いだ」
「49年後……」
「未来殿と刹那殿は次の戦いの準備を始めておられる。国を作り、陣地を作りそして……」

寝室、そこで刹那と未来は体を合わせていた。
「お待ちしておりました。この時をこの日を」
艶かしく押し倒されている未来の体。その体の上から刹那は未来の秘所を貫いていた。
情熱で赤くなった体は忽ちの内に恍惚の表情になり、それがさらに刹那の征服欲を駆り立てる。
魔獣王を止め、正式に契りをなしたこの二人の情事を止めれる物はいない。
いや、誰も止めようとしない。交わりが子をなしまたその子が成長し、新たな子を作り、
次の戦士へと繋がっていく。その交わりを止められる存在など、この世界には存在しなかった。

~終~

以上です。

213:名無しさん@ピンキー
07/02/26 08:38:19 WxrUeE4y
……それはマジで書いているのか?

214:名無しさん@ピンキー
07/02/26 12:08:15 nQAdeRJx
突っ込んだら負けだと思った

215:名無しさん@ピンキー
07/02/26 17:38:24 6NB15uNy
ここは地獄の一丁目だ これ以上どれくらい落ちるというんだね?

216:201
07/02/26 22:04:54 N4YVv0Vh
流れ読まずにチラシの余白投下

70%くらい書けたんじゃねーかな、と思う。まだ場面の繋ぎとか出だしを半端にしてるし、推敲も必要だ。
#異様な表現も多数あるだろうし。
##長すぎてここにうpできない悪寒。

後はここでジ・エンドするかどうかだね。
<<最後の最後で迷うなんて、全く俺らしいなぁ!>>


217:名無しさん@ピンキー
07/02/26 22:19:36 fWtK8lAL
一人語りうざ

218:名無しさん@ピンキー
07/02/27 00:10:39 baTneu4x

「……。始まったのね」
「始まった?なにが?」
「地下潜行型侵略生物兵器」
「地下潜行型……?」
「46億年前、やつらは地球の地下にいくつもの『シード』を埋め込んだの。
やがて人類が宇宙に進出するときがきて……実際、いまがそのときなんだけれど……
そのときに人類が『適格』でないと判断されたら、『シード』は目覚め、人類完殺の兵器として稼動し始めるの。
これは聖書とか様々な文献に終末とか悪魔とかいう形で明記されてる厳然たる事実なの」
「……」
「これは明白に、第四種生物兵器『ビッグ・エンケリュス』の攻撃だわ。
『ビッグ・エンケリュス』は地下から波動を送るの。自殺波動。この波動にシンクロしてしまった人間は、
自殺こそが幸福へ至る道だと信じ込んで……彼のように自殺してしまうの」
「……自殺波動?」
「そう!波動よ!エンケリュスムサベツエンカクジサツハドウコウゲキ!」

219:名無しさん@ピンキー
07/02/27 00:25:46 JXp5pAn8
誤爆なのか、規制なのか、これから和風美少女が出てくるのか

220:201
07/03/01 00:35:03 fzDRYARr
先日から書いていた分がなんとか見られるようになったのでうpろうと思ったが、
ちょっとここにうpできるような長さではなくなっていた。

zipで固めてうpろだに上げてこようと思う。
でもあんまり期待しないでおいてくれ・・・


221:201
07/03/01 00:41:20 fzDRYARr
うpっておいた。

2号 upload20000029320.zip
DLパス:和風
解凍パス:なし



222:名無しさん@ピンキー
07/03/01 04:07:55 RsVcXHLy
たとえ長くても、このスレの過疎状況を考えると、ここに投下して欲しかった気もする
ひとまずGJ。展開が急すぎて笑ってしまったが

223:名無しさん@ピンキー
07/03/01 07:21:35 tzIR6XZx
エロっちぃ彼女GJ。
てっきり「肌を晒してしまった相手と結婚せねばならぬ」的な話だとか
最初思ったのは内緒です。

ところで私も投下しようと思うんですけど、
エロ無しはやはりエロくない作品スレの方にするべきでしょうか。
作品的に、プラトニックな方が合う二人だったので。


224:名無しさん@ピンキー
07/03/01 19:35:13 Q8GaVBya
バグなのかロダが表示されない罠

225:201
07/03/01 20:22:12 fzDRYARr
>>224
なんだと?!

というわけで予備をうpった。
傘 hajime10484.zip
DLパス、解凍パスは変更ありません。


226:名無しさん@ピンキー
07/03/01 20:25:54 mNE2Ova+
もう、ここに投下しちゃえばいいのに

227:201
07/03/01 20:52:37 fzDRYARr
>>226
正直、スレに絨毯爆撃かますのは気が引けるのよ・・・。
20レス近くも埋められたら、ウザがる人も居るだろうし。

いや、まぁここはそういうことが有る程度許容されているのはわかっているが。


228:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:03:46 RsVcXHLy
ていうか、そういうことをするための板なんじゃないか?
まあ、作者さんが無理だと言うなら仕方がないけど
すっげえ過疎ってるこのスレには、何らかのカンフル剤が必要だと思う
投下がない代わりに雑談で盛り上がってるってわけですらないからね

229:名無しさん@ピンキー
07/03/01 21:28:24 DiXMl90Z
投下してクレ

230:結んで開い手(1/8)
07/03/01 22:10:39 tzIR6XZx
 秋陽高校、夕暮れの屋上。
 真っ赤な顔で告白をした南森与力(みなもり よいち)の前で、2年3組ク
ラスメイトの女の子は頭を下げた。
 長く細い黒髪が、肩から垂れ落ちる。
「申し訳ありません」
 出てきたのは拒絶の言葉だった。
 仲は決して悪くなかった……と与力は思う。
 一年生の時に隣の席になったのを縁に、お互い趣味が料理というのもあり、
親密になった。二年になってからも、肉体関係はおろか手を繋ぐ事すらなかっ
たが、二人が互いに友人以上の感情を抱いているのは明白だった。
 だが。
 少女は肩を震わせ、与力は拳を強く握り締めた。
「決して、南森君が嫌いな訳ではないのです……でも、どうしても駄目なんです」
「理由を……聞いてもいいか?」
 彼女は顔を上げた。涙目だった。
「……はい、親に決められた許婚がいるんです」
「い、許婚……? 今時?」
「はい……ですから……申し訳ありません……」

231:結んで開い手(2/8)
07/03/01 22:12:41 tzIR6XZx
「待った! じゃ、じゃあ、俺のことは嫌いじゃない……って解釈はして、い
いのか?」
「はい……私、南森君の事は好きです」
 頬が赤いのは夕焼けのせいだけじゃないよな、と与力は彼女を見ながら思った。
 そして希望が出来た。
「だったら―」
「相手の事を断ろうにも、許婚の相手の事は私、まだよくは知らないんです」
 彼女は、与力の言葉を先回りした。
「……つい最近知らされたばかりで」
「最近雰囲気が暗かったのは、そのせいだったのか……」
「はい。でも、断ればきっと、理由を追求されてしまいます。そうすれば、南
森君にもご迷惑が掛かります……最悪、ご家族にも……私、そんな事にはとて
も耐えられません」
「そこまで、するのか?」
「私の家もそうですが……父の話では、相手方のお父様がそれは強烈な方らし
く、どうなるか分からないと……」
「……ふざけるな」
 与力は呟いた。
 もちろんそれは彼女に対してではなく、彼女の家に対してのものだった。
 だが、彼女の家が金持ちだという事は聞いていたし、おそらく力があるのも
事実だろう。一方与力の実家は、街の大衆食堂である。

232:結んで開い手(3/8)
07/03/01 22:14:45 tzIR6XZx
 二人で駆け落ち―というのも一瞬頭に浮かんだが、現実的ではない。衝動
的に行っても失敗するのは目に見えているし、先立つものが何もない。
 しかし、こんな理由で彼女を諦めるのは嫌だった。
 与力は彼女の白い手を握った。
「あ……」
「何か、策を考える」
「でも……」
「正直、今は何の手立てもない。けど、絶対何か考える。だから、待っててく
れ」
 彼女は与力の顔を見つめ、
「……はい」
 手にわずかに力を込めて握り返してくれた。


 名南市でも指折りの高級料亭『清雨亭(きようてい)』は一見さんお断り、
政治家や著名人がよく利用する事で知られている。
 そんな料亭の座敷に、一組の親子がいた。
「さあ、見合いだ!」
 油まみれのエプロンをつけたガタイのいい体育会系親父。
 そして。
「……ロープをほどけ糞親父」

233:結んで開い手(4/8)
07/03/01 22:16:48 tzIR6XZx
 父親の遺伝子を色濃く継いだのか、頑丈そうな身体の学生服の少年(ただし
ロープでぐるぐる巻き)。
 少年、というか南森与力は、どうしてこんな事になったのか、サッパリ分か
らなかった。昼下がりいきなり部屋に入ってきた父親に、問答無用でここまで
運ばれてきたのだ。
「美人だぞう! 瑠璃(るり)を娶った俺の保障つきだ!」
 ちなみに瑠璃とは、父親の嫁、つまり与力の母親だった。実家である食堂
『南森食堂』で、今も父から留守を預かった彼女は夕方からのメニューの仕
込みに追われているはずだ。
 彼女の割烹着姿を見に、近くの工場の男衆の大半(と一部女性陣)が常連に
なっているし、商店街にもファンが多い。
 だが、それは今の与力にはどうでもいい。
 こちとらつい昨日、仲の良かった女の子に衝撃の事実を突きつけられテンシ
ョンガタ落ちなのである。とてもじゃねーが見合いなんて気分ではないのだ。
どうやって彼女の両親を説得できるのか、考えなきゃならないってのに。
 今はこんな座敷にいる。
 あー、いい畳使ってやがるなぁ。
「お袋が美人なのは認める。ノロけはいいからさっさとロープをほどけ馬鹿親父」
「よかろう」
 どこから取り出したのか、与力の父親、南森同心(みなもり どうしん)は
柳包丁を一閃、与力のロープを切断した。

234:結んで開い手(5/8)
07/03/01 22:18:56 tzIR6XZx
 同心のエキセントリックぶりは生まれた時からの付き合いだ。今更この程度
で与力も動じたりはしない。
「……で? 休みの日に俺を拉致った理由ってのが、見合いかよ」
 開かれた障子の向こう、見事な日本庭園に視線をやりながら与力は尋ねた。
 空は晴天、絶好の見合い日和である。
「おうよ。ここの主人とは昔、料理の腕で争った仲でよ、互いの腕を認め合っ
てお互いの子供が男と女だったら結婚させようって約束をしてたんだわ。だか
ら結婚しろお前ら」
 言ってることが無茶苦茶である。
「俺の意思完全無視じゃねえか!? ってーか初耳だろが!」
「今話しただろ?」
「考える時間を与えやがれ! もう相手が来るんだろ? どうすりゃいいんだよ」
 同心はカラカラと笑った。
「馬鹿だなーお前。だから結婚しろっつってんじゃん」
「ふ、ふ、ふざけるなー!」
 やべえ。
 こりゃやべえ。
 この親父が絡んだからには、事態は深刻だ。このままいけばほぼ確実にどこ
の誰だかわからない相手と結婚させられちまう。
 ……昨日の彼女じゃないが、なるほど泣くほど辛いのが良く分かったような
気がした。

235:結んで開い手(6/8)
07/03/01 22:21:00 tzIR6XZx
「俺は結婚なんて―」
 なおも抗議しようとする与力を、同心は手で制した。
「おっと静かにしろ。来たみたいだぜ」
「―失礼します」
 静かに、襖が開いた。
『清雨亭』の名が刺繍された黒い作務衣の中年男と、色鮮やかな青い振袖の少
女が正座していた。
 与力の目は少女に釘付けになった。
 濡れ羽色の腰まである長い髪に、どこかおっとりした穏和な顔立ち。
 しかし、今の彼女の顔はやや暗く、俯きがちだった。
「どーだ、美人だろー」
 およそ空気の読めなさは天才的な親父が、与力の脇腹を肘で突付いた。
「す……」
 思わず声が出た。
「住之江……か?」
 その声に、それまで俯いていた少女―住之江美舟(すみのえ みふね)が
ハッと顔を上げた。
「……南森君?」
「「何だ、二人とも既に知り合いだったのか?」」
 両家の親が、息子と娘を見た。
 そして二人も同時に返した。
「「クラスメイト(だよ・です)!」」

236:結んで開い手(7/8)
07/03/01 22:23:03 tzIR6XZx
「南森君、お茶です」
「あーもー……茶番もいーところだ」
 与力はテーブルに突っ伏し、その横に美舟が控える。
 屋上での彼女とのやり取りを思い出すと、与力は今でも顔から火が出そうだ
った。
 茶をすする。
 うまかった。
 ちなみに南森家住之江家両家の父親は、さっさと退席してしまった。
 どちらも仕事が忙しいようだった。
「でも、よかったじゃないですか。両想いで、しかも両親公認です」
「そーかもしれないけどさー」
「それにしても、噂通りのすごいお父様ですね」
「……ああ、確かに、住之江の言ってた通り『強烈な相手のお父様』だよ。あ
れは確かに敵に回すと恐ろしい」
「でも、味方になると」
「やっぱり恐ろしいぞ?」
「そうなんですか?」
 美舟はおかしそうに微笑んだ。
「やっぱ、そっちの方がいいな住之江は」
「え?」

237:結んで開い手(8/8)
07/03/01 22:25:50 tzIR6XZx
「泣いてるのよりは、笑ってる方がいい。可愛い」
 美舟は真っ赤になって顔を俯かせた。
「……ありがとうございます。あの」
「うん?」
「先日の告白ですけど、改めて受け入れさせて頂きます。……喜んで」
「……ども。彼氏彼女を何段かすっ飛ばしたような気もするけどな」
「はい。でも私、南森君なら……」
「与力」
「はい?」
「俺の名前。南森君、だとウチに来た時、変だろ?」
「…………」
「はい、どーぞ」
 赤くなる美舟に、与力はニヤニヤと笑いながら促した。
「よ……」
 美舟が小さな口を開き、それからふと何かを思いついたようだった。
 そして上目遣いに与力を見ながら呼んだ。
「……旦那様」
「……っ!?」
 与力の顔面が、熱で沸騰しそうになった。
 美舟はくす、と小さく笑った。
「これから、末永くお付き合いお願いいたしますね?」
 湯飲み茶碗を持った与力の手に、美舟の手がそっと添えられる。
「ああ……よろしく美舟」
 与力は頷くと、彼女の指に自分の指を絡め返した。
                                     <了>

※223です。という訳で以上、エロなしSSでした。
 家に入ってからどうなるかは不明ですが。

238:名無しさん@ピンキー
07/03/01 22:27:29 NSjNE5O8
これはGJ

239:名無しさん@ピンキー
07/03/01 22:33:34 9cdGPrZL
なんつーか、ベタだがbutそれがいい。
末永く二人で幸せになってしまうがいいさ。

240:名無しさん@ピンキー
07/03/01 22:34:52 HjI1GnvV
お魚氏GJ!!


241:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:16:30 6c4fgy5B
GJ!
次回作にも期待してるぞw

242:201
07/03/02 02:10:38 4qGvHcfy
見事だ、>>223


確かにスレが過疎ってるとこあるな。
ま、どんだけやれるかわからんが、ここにもうpってみるよ。
20レスくらい使うが、勘弁してくれ。


243:201
07/03/02 02:19:49 4qGvHcfy
 6月のある日。緒方 傭司(おがた ようじ)は柄にもなく居残りしていた。といっても、図書室で見つけた本を貸り、教室で
読み耽けっていただけなのだが。
 ふと気が付けば、外は薄暗くなりつつあった。6月。夏至までにはまだしばらく日数があることを考えても、これはそうとうに
遅い時間である。下校時間を割っているのは間違いなかった。
「あん?もうこんな時間か・・・しゃぁねぇ、続きは家で・・・」
 ふと、窓の外に目を向ける。体育館の隣にある武道場の一角が明るかった。
(あー、だれか居残り練習してんのかね?もしかして、なぎなた部とか?)
 なぎなた部、から真っ先に浮かんでくるのはクラスメイトでもあり、憧れの君でもある少女。
(もしかして、居たりして)
 「見学」にでも行ってみようか、と彼がこの時思わなかったら、彼の人生もまた違うものになっていたかもしれない。


 居残り練習でもしているのかと覗いた道場の中は無人だった。天上の蛍光灯が一つ点されている他は部室の灯りがだけが
全てだった。
「なんだよ、誰も居ないのに着けっぱなしか?勿体無いぞ」
 妙なところ几帳面な彼はこういうことが許せない。ブツブツいいながら『なぎなた部部室』とプレートが掲げられた部屋の扉を
無造作に開ける。
 だが、気付くべきだった。何故この引き戸にはめられたガラスが磨りガラスなのか。そして、この高校のなぎなた部は女子
のみだということを。それ故にこの領域に男子が立ち入るのは実に危険極まりないということに。
「点けたら消しなさいよね・・・」
「・・・!!!」
 とスイッチを切ろうとしたとき声にならない悲鳴が聞こえた。ハッとした傭司が声のした方を見るとそこには着替え真っ最中の
少女の姿があった。
 その人物は今まさに胴衣を脱ぎ終えたところらしく、右手で胴衣を抱えている以外は下着のみ。
 少女の名は酒井 紫穂(さかい しほ)。腰まである黒髪の、学内では大和撫子なお嬢様として知られる存在。なぎなた部で、
シンボルの黒髪を束ね、いつものおっとりしたような表女をきりりと引き締めて道場で稽古に励む姿を「見学」する男子生徒は
少なくない。傭司も数回、見に行った事があった。
 そう、彼女こそが、傭司の憧れの君。その彼女が目の前に居る。ただし、あられもない姿で。


244:201
07/03/02 02:21:01 4qGvHcfy
「あ・・・酒井さん?」
「お、お、緒方、くん?」
「どう、したの?こんな遅くまで」
「居残り練習、して・・・たの。緒方くんは?」
「えっ・・・あぁ、図書室から借りた本読んでたら、日が暮れてた・・・」
「そう・・・なんだ」
「うん、そうハハハハ・・・」
「ふふふ・・・」
 やっぱり酒井さんはこんな時でも優雅だよなぁ、と妙な所に感心したとき、彼の脳が現実に立ち返り始めた
「もしかして、着替え中、だった?」
「もしかしなくても、そう・・・なの」
「・・・ごめん。邪魔しちゃったね・・・ごゆっくり」
「えっ・・・ええ・・・ありがと」
「じゃ・・・」
 そのままゆっくりと後ずさり、静かに扉を閉め、そこから離れる。が、一歩進んだだけでヘナヘナとその場にへたり込んでしまう。
(やべーよやべーよ!酒井さんの着替え見ちまったよどーすんだよ。これじゃ犯罪だよ停学もんだよどうする俺?!)
 頭を抱える彼の後ろで閉めた筈の戸がカラカラと開いた。
「緒方くん、まだそこに居るの?」
 びくっとなる傭司。恐る恐る振り向くと、そこには怒っているというよりは困り顔の紫穂のが立っていた。その姿は制服ではなく
慌てて脱いだものを身につけたらしく胴衣と袴姿だったが、その割にはキチンと整っている辺りに彼女の性格と育ちの良さが表れていた。
「えっ・・・あっ、そのごめんというかそんな気は毛頭無くて単に軽はずみ的な行動というかとにかく大変遺憾に思う所存なわけで・・・」
 焦りの余り、意味不明になっている傭司を見て紫穂は可笑しくなった。
「待って、待って。とにかく落ち着いて。ひとまず、中にどうぞ」
 
 招き入れられた室内は板張りの床に長机が二つ。折り畳みのパイプ椅子が四脚。部員が使うであろうロッカーがあるだけの簡素な風景。
 そんな中、向き合って椅子に座っている二人。にこやかな紫穂に対して傭司は冷や汗をかいていた。

245:201
07/03/02 02:21:53 4qGvHcfy
「ねぇ、緒方くん」
「なっ、なんで、ありましょうかっ?!」
「・・・私の着替え、見た?」
「いえっ、滅相もありません。自分は何も見ていません何も知りまっしぇん!」
「見たよね?」
 紫穂が笑みを崩さずに問う。声音も穏やかだ。しかし、それが逆に傭司の恐怖を煽る。
「なっ、何も知らんのでありますっ!」
「見た・・・でしょ?」
 にっこりと微笑み、小首を傾げながらふたたび問う。
「いえだからそれは決して見ようと思ってやったわけではなくて・・・あわわ俺は何を・・・あqwせdrftgyふじこlp;」
 慌てる余り、全く意味不明なことを口走る傭司。
「そっか・・・見られちゃったんだ・・・」
 胸を隠すように肩を抱きながら紫穂は顔を背けるが、チラ、と傭司を見る目が何故か流し目になっていること、その瞳に怪しげな光が
差し始めていることを傭司は知る由もない。
「ごっ、ごめん!!本当に悪気は無かったんだ。だから、この通りっ!勘弁してください!」
 紫穂の前に土下座する傭司。さすがにこれには紫穂が慌てた。
「そんな・・・私、怒ってないよ?ね、だから土下座なんてしないで」
「で、でもなぁ」
「私がいいって言ってるんだから、ほら、椅子に座って」
 そうまで紫穂に言われては仕方がない。傭司は椅子に座り直す。
 それをじっと見つめる紫穂。傭司が座ったのを確認したところで、にこやかに切り出す。


246:名無しさん@ピンキー
07/03/02 02:21:54 cSD5v6/+
>>136

「…っ。ふ、ぁあっ」
「くそ、さすがにきついか」
突然、体の中に違和感を感じた。
何かを無理やりこじ開けるような感覚に全身に力が入る。
保の指が、自分の中に入っているのを、保の指の冷たさで理解する。
「…ぁ、はっ…あ。ぃ…ゃ。。っ、あ、ゃめ…」
あまりの痛みのせいか、拒絶の意思さえ、言葉になりきれない。
歯がガチガチと小刻みに音をたて、いやな汗がふきだしている。
涙さえ浮かべることのできない凛の様子に、保は嘆息する。
これでは、たとえ合意であっても、強姦のようだ。
相手はまだ、幼いといっても構わないほど小柄な少女で、さすがに無理強いは出来ない。
凛に負担をかけないよう、ゆっくりと少しずつ指を引き抜こうとするが、そのたびに、凛の押し殺しきれない悲鳴が部屋に響く。
凛の瞳の焦点がなくなり、虚ろな光を宿しはじめるその様子から、保は凛の体がそろそろ限界に近いことを悟った。
「凛、辛抱しろ」
そう言って、凛の華奢な体をしっかりと抱きかかえると、第二間接まで入っていた人差指を一気に引き抜いた。
「…っきゃぁああぁ…っ!!」
凛の体がビクリと大きく痙攣する。
そしてそのまま、意識を失ってしまった。
「…少しずつ、慣らせていけばいいか」
しかし、ためしに入れてみた人差指にあれだけの反応をするからには、かなりの辛抱が必要そうだ。
指を口に含むと、蜜の甘い香りの中に、微かに鉄の味がした。


早朝。
まどろんだ視界の中に、何か紅いものが映りこんでいるのを保は感じた。
そして、一気に覚醒する。
一つ布団のなか、自分の腕の中に紅い襦袢を纏った凛がいる。
「赤…?」
意識をなくした凛に新しい襦袢を羽織らせたのは、確かに自分だ。
だが、その襦袢は手近にあった自分の物で、色は白だったはずだ。
それなのに、凛は紅い、女性物の襦袢を纏っていて、そして、自分の枕元には、きちんとたたまれた男物の白襦袢。
「凛…?」
呼びかけてみるが、返事はない。
ただただ、健やかな寝息が聞こえるだけだ。
自分で着替えたのか…。
そう思い直して、腕の中の少女を軽く抱きしめると、保はまた、目を閉じた。





3ヶ月も放置していてごめんなさい!
しかも、何だか、保のキャラ変わってる気がするし…。
(もともと、へたれ設定の人だったのは確かなんですが…w)
次回からは、きちんと完結してから載せますね。

ちなみに、凛は自分で襦袢を着替えて、保の襦袢をたたみ、少し考えた後、保の布団(腕の中?)に少し照れながらもぐりこんだという設定です。
この子もキャラが変わってしまいましたねw


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