[田村くん]竹宮ゆゆこ総合スレ[とらドラ]at EROPARO
[田村くん]竹宮ゆゆこ総合スレ[とらドラ] - 暇つぶし2ch165:7/8
06/12/31 05:00:39 KKkDrr1U
快感に曇っていた頭が、痛みで引き戻される。
『いたいよぉ』
でも……胸の時みたいに止めて欲しくない。
ちゃんと最後まで田村を感じたかった。
無理矢理自分が押し広げられていく痛み。
『でも……コレ田村の形なんだよね?』
そう思うと耐えられた。
「うぁ……コレ……」
奥まで入った田村が呟く。
「コレ……ヤバイ……おかしい」
自分の血の気が引く音が聞こえた気がした。
「ご……ごめん、田村っ、何?どこか変?」
泣きたくなった。
どうして良いか分からなかった。
「いや……気持ちよすぎる……やばい……」
『ばか……怖がらせないでよぉ……』
安心で力が抜けた瞬間、田村がまた悲鳴を上げる。
「うおぉっ、感触変わるっ、……きもちいー」
恥ずかしさの余り、おかしくなりそうだった。
『そ、そんな事、いちいち言わないでよっ』
……それでも、胸の奥は幸せで一杯だった。
身体が苦痛に悲鳴を上げても、初めての痛みに大事な所が血を流していても。
田村が自分で気持ちよく成ってくれている事。
それに比べたら些細な問題で。
少しでも沢山田村を感じたくなって、両手を首に絡ませる。
「そ、相馬?」
不思議そうな田村を、ぎゅって抱き寄せる。
『……どこにも行かないで』
そんなことは無理なのに、こいつには好きな人が別に居るのに。
そう言いたくなる。
「うあぁっ、相馬っ、胸……ぐあっ……」
身体の表面も……中も、密着したまま、体を揺らす。
広げられる痛みは有ったけど……
田村が果てるまでの長くない時間を、あたしは幸せの中で過ごした。

166:8/8
06/12/31 05:06:49 KKkDrr1U
――自己嫌悪
相馬がぐったりと眠り込んでいた。
「何度やったっけ?」
一回一回にたっぷり時間を掛け、甘え合いながら力尽きるまで……
「おーい、相馬?」
ゆさゆさと揺らすと……
「おっぱい、ゆらゆらー」
はっっっ、お、恐ろしい子、相馬広香。
またむしゃぶりつく所だった。
気が付くと既に日が上っていた。
昨日何時までヤってたのか、まったく分からなかった。
「……松澤もう起きてるよな……」
自分の部屋に戻って松澤の電話番号を書いたメモを取り出す。
「責任取らなきゃなぁ」
トントンと軽い音を立てて、電話の所まで歩く。
小さく深呼吸してから松澤の番号を……取り上げられた。
「おはよ、田村」
「……おはよ」
お互いに恥ずかしい沈黙に包まれる。
ひとしきりもじもじした後、
「それ、返せよ」
松澤の名前と電話番号の書いた紙を暫し見つめた相馬は、
「いや」
端的に答えた。
「なんでっ、ちゃんと松澤に相馬の事言わないとっ」
けじめを付けないと、男じゃない。
そう思ったけれど。
「責任とって欲しいなんて、あたし言ってないけど?」
…………なんですと?
「田村そんなこと言って、その子が泣いたらまたその子のところに行くでしょ?」
……否定できません。
「だから、今はいいから……あたしが欲しいのはね、田村」
メモを俺に握らせる軟らかい手。
その手に導かれて、俺の手は相馬の胸に抱きかかえられる。
「前も言ったけど……あたしを好きになってほしいだけなの」
俺の手を握ったまま祈るような相馬に何も言えなくなる。
「俺は……」
何かを言おうとする俺の声は、
ブブブブブブ
と、言う振動音に止められる。
なんだ?
真っ青になった相馬が自分の荷物に駆け寄って悲鳴を上げる。
「うそ――、何この着信っっ、ママから――」
げ、そう言えばお宅のお嬢さんを預かった状態?
「メールも……きゃぁぁぁぁ、田村っ、何とかしてぇぇぇぇ」
「ちょっ、お前さっき、責任取れとは言わないって」
「ソレとコレは別よっ~~~ど~しよ~……」
二人そろって気持ちよくなった昨日。
俺たちは二人そろって途方に暮れていた。

……いや、マジでどうしましょ?

167:名無しさん@ピンキー
06/12/31 05:08:38 KKkDrr1U
おしまい。

長々と拙作にお付き合いいただき、ありがとうございました。
……読んでないかもしれませんけどね。

では、皆さん良いお年を。

機会が有りましたら、またいずれ。ではっ

168:名無しさん@ピンキー
06/12/31 05:56:01 898fI17C
こ、このやろう俺を萌え狂わせるつもりですか!?GJ!!
相馬可愛いよ相馬。そしてその後松澤にあの女の匂いがする…な修羅場が(ry

169:名無しさん@ピンキー
06/12/31 08:09:20 4l9gF13N
未亜かよw
兎にも角にもGJ!次回作も期待してるぜ

170:名無しさん@ピンキー
06/12/31 21:29:04 iNlCTVkg
GJ!!
次は松澤をまぜての3Pを期待

171:名無しさん@ピンキー
07/01/01 06:32:01 yWyU9g7Z
ぐぐぐぐGJ!
相馬の構ってちゃんモードに悶絶。
ありがたや~。


172:名無しさん@ピンキー
07/01/01 12:25:56 FpcLao1K
>>170
つまり、より田村を気持ち良くさせた方が正妻になれるって勝負ですね?

173:名無しさん@ピンキー
07/01/01 15:31:44 ktDv8VZe
なんてこった……
大晦日に投下されたこんな素晴らしい作品に年が明けるまで気付かないなんて……


GJ!!!!!!


174:名無しさん@ピンキー
07/01/01 16:35:28 GJrMo/p+
投下いきます。
松澤と相馬の邂逅ネタで。

175:名無しさん@ピンキー
07/01/01 16:37:29 GJrMo/p+
クリスマス。
兄貴も孝之も彼女と楽しい楽しいデートらしい。
普段ならば俺は一人寂しく独り身を過ごすだけの憂鬱なイベントでしかないのだが……今年は違う!
なんとなんと、愛しのマイ彼女松澤小巻が俺に会いにやってくるのだ!

クリスマスに彼女とデート。
健全な思春期の男子である俺としては、その甘美なシチュエーションに淫らな想像をして、
期待だけでなく股間まで膨らませてしまうのは致し方ないことであり、
「田村君、今日は帰りたくないの……」と熱っぽい上目遣いで見つめてくる松澤を想像しちゃったりなど……
「フハハハハ、ういやつめ、ういやつめ~~!」
その瞬間ドアが開き、間の悪いことにおかん(43)が現れ、
「雪貞、もう遅いから静かにしなさい……あんた、枕抱きしめて何やってんの」

きゃー。
あまりに恥ずかしい痴態を目撃された昨晩のできごと。今思い出しても恥辱で身悶えてしまう。
そんな忌まわしい記憶を振り捨てるべく、家を出た俺は松澤が乗ってくるという
高速バスの降車場近くのベンチに座って待っていたのだが、
「―田村、さっきから何やってるの?」
いきなり俺を呼び捨てるその声の正体は……
「そ、相馬か?何でこんなところに?」
今この状況では一番会いたくない相手である。
とにかく松澤と相馬を会わせる訳には行かない。俺の本能が告げてくるのだ。
「歩いてたら偶然見かけたのよ。それより、田村は誰かと待ち合わせ?さっきからニヤニヤしてて気持ち悪い」
きゃー。そんなににやけてましたか。
だが、今日は待ちに待った大事なデートなのだ。誰にも邪魔されるわけにはいかないので、
相馬には丁重にお立ち去り頂くべくこの場を切り上げる言い訳を考えていたところ
「待ち合わせの相手って松澤さんでしょ?」

176:名無しさん@ピンキー
07/01/01 16:39:39 GJrMo/p+
―絶句。
恐るべし悪の権化。何でそんなことが分かるんだ。
「昨日あたしが田村のこと誘っても先約があるって断られたし、
バス乗り場で待ってるなら……相手は松澤さんしかいないでしょ?」
まさに図星の指摘に、金魚のごとく口をパクパクさせるだけの俺。
「やっぱりそうなんだ……これから、その、デートなの……?」
急に落ち込んだ様子になると、気弱げに問いかけてくる相馬。
―そうなんだよな、俺は相馬の誘いを断って松澤を選んじゃったんだよな……
その表情を見ていると何故だか罪悪感が湧いてきて……
いや、いかん。ここは心を鬼にするのだ。俺は一度松澤を選んだのだ。

「や、ま、そのー、悪いけど、そういうわけでこの場は……」
「やだ。あたしも松澤さんに挨拶する。」
そう言って俺の隣に座り込む相馬。
何ですと?これはあれですか?主人公に横恋慕するサブヒロインがメインヒロインに
宣戦布告なんていう漫画や小説でよくある定番のあれですか?
「いかんいかんいかん、駄目です、お父さんは許しませんよ!」
「何よ、挨拶くらいいいじゃない、けち」
けちとかそういう問題ではない。愛人を本妻に会わせるわけにいかないのは世の旦那様に共通なのである。
……いや、誤解されないように言っておくと、松澤とも相馬とも未だやましい関係には至っていない(至らせてもらっていない)のだが。

こうなったら相馬はとことん意地っ張りだ。
もはや実力行使しかないと、座り込んだ相馬を引っ張り上げて立たせようとするが、
「やだ、エッチ、どこ触ってんのよ!」
「ああそうさ、男はみんなエッチなんだよ!悪いか!」
「やだ、開き直った!田村のケダモノ!」
そんなこんなで揉みあっていると、突如背後から投げかけられる声。

「―田村くん。その人、誰?」

振り返ると、松澤が立っていた。

177:名無しさん@ピンキー
07/01/01 16:41:44 GJrMo/p+
とりあえず冒頭だけ。
エロ有りにするか無しにするかは未定です。

178:名無しさん@ピンキー
07/01/01 20:10:15 N5cYOMU0

+   +
  ∧_∧ ∩ +
 (0゚´∀`)彡  wktk!wktk!
 (0゚∪⊂彡 +
 と__)__) +

179:名無しさん@ピンキー
07/01/01 21:31:55 SzHeOXC+
こここ、これは勝手に期待させて頂いてもよろしいですねっ!?

180:名無しさん@ピンキー
07/01/02 01:14:49 sYFiL8HU
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 修羅場!修羅場!
 ⊂彡

181:名無しさん@ピンキー
07/01/02 16:02:11 hB3yYHYI
>>175-176の続き)

「松澤……さん……?」
そうです松澤さんですよ。俺だけのウサギさんの松澤小巻さんですよ。
「ねえ田村くん、さっき抱き合ってたその人、誰?」
―本当に最悪のタイミングだ。しっかりと誤解されましたよ相馬さん。
しかし松澤よ……そんな冷たい目で俺を見ないでくれ……
そんな目で見つめられると、俺は、俺は―
「ご、誤解だ、あれは事故なんだ!そうだよな、相馬!」
そう言って相馬に話題を振るも、こっちはこっちでガチガチに緊張していたりするのだった。

「は、はじめまして、あたし、相馬広香っていいます……」
『相馬』の名を聞いた途端に松澤の表情が不安げなものに変わる。
「あなたが相馬さん……?高浦くんが言ってた人?」
松澤よ、お前はあのスパイ高浦からどこまで聞いているんだ?
一触即発の事態にガマのごとく脂汗を流しながら呻き続ける俺。
「うん、そう、高浦くんにはいろいろ助けてもらっててね……」
なんと、こりゃあ初耳だ。相馬よ、いつの間に高浦と親しくなってたんだ。
助けてもらってると言っているが、高浦がまた良からぬ事を相馬に吹き込んでいるのだろうか?

「そっか、高浦くんの……相馬さんは……そうなんだ……」
何やら一人で納得したかのような松澤。
むむむ?いい具合に話が逸れてきた。
あとはこのままさっきの件を有耶無耶にして松澤とこの場を立ち去るのみ!
誤解は後で解けばいいのだし、とにかく今は松澤と相馬を早急に引き離さねばならないのだ。
「ヘイヘイヘイまっちゃん!雑談はそのあたりにして出かけようぜ!では、さらばだそーちゃん!」
「そ、そーちゃん……?」
普段使わない妙な呼び方をして、ハイテンションのまま会話を切り上げようとしたのだが……

「それより、相馬さんとどういう関係なのか聞きたいな。相馬さんもいっしょにね。」
誤魔化しきれなかった。

182:名無しさん@ピンキー
07/01/02 16:04:15 hB3yYHYI
落ち着いて話せる場所がいいというので、結局行き着いたのは我が田村家。
カラオケボックスや喫茶店は相馬が嫌がったので仕方なくやってきたのだが、
相馬はやはり兄貴とは顔を会わせ辛かったのか、途中で何度も兄貴の不在を確認してきたのだった。

「田村くんの家、上がるの二回目だね」
「あたしは初めて……あ、でも、家の前までは何回も迎えに来てるけど……」

変なところで張り合う二人。
普段の俺ならば軽口でも叩いて茶化すシーンなのだが……
先ほどから松澤は俺たちの関係をいぶかしむように睨み付けてくるし、
相馬は相馬で覚悟を決めたような目で俺と松澤を見つめている。
冗談が通りそうな雰囲気ではないのだ。
ああ、松澤さま相馬さま、いったいボクが何をしたというのでしょう。

今日に限ってはあの野次馬な母親が不在なのはありがたい。
二人を俺の部屋に入れて、先に口を開いたのは松澤。

「改めて初めまして、田村くんの彼女の松澤小巻です」

おお、あの自称宇宙人が、自分のことを「俺の彼女」と……
両想いなのは分かっていたが、改めて口に出してくれると嬉しさもひとしおだ。
「相馬さんは、田村くんのお友達なんだよね」
お友達、という部分を妙に強調する。
これは、これはもしかして、『ジェラシー』というものだろうか?
松澤よ、お前も人並みに嫉妬ができるようになったんだな……
父さんは嬉しいぞ……と感傷に浸っている余韻を打ち破る相馬の言葉。

「あたしたち、実はただの友達じゃないの。さっきも田村が突然抱きついてきて―」
きゃっ、と言ってわざとらしく恥らう相馬。
突然の爆弾発言に危うく飲んでいたお茶を吹き出しかける。

183:名無しさん@ピンキー
07/01/02 16:06:34 hB3yYHYI
「ま、待て、あれは相馬がベンチに居座るから、それを引き剥がそうと……」
必死で言い訳するも、
「そうなの、田村は松澤さんにあたしたちの関係がばれるのが怖かったみたい」
意味深な言葉で誤解させる気満々の悪の権化。
「……あ……う……ぐ……」
俺に逃げ場など無い。ああ、目の前が暗くなっていく……
恐る恐る松澤のほうに目を向けると……松澤の目には涙が浮かんでいた。
「田村くん、やっぱり、私のこと、好きじゃなくなっちゃったんだよね……」
消え入りそうな声で呟く松澤。
「そうだよね、私、相馬さんみたいにかわいくないし……仕方ないよね……」
とことんネガティブに陥っている。
松澤を苦しめているのは……俺だ。
家族を失った松澤は、これ以上好きな人間を失うことを極端に恐れている。
俺はそんな痛々しい姿を見ていられなくて、絶対に離れてやらないと誓ったはずなのに……

「松澤……すまん……」
居ても立っても居られなくなった俺は、気が付いたら松澤を強く抱きしめていた。
「俺は松澤が好きだ!絶対に離さない!だから、そんな事言わないでくれ!」
「た、たむ、うっ……」
松澤が苦しそうな声を上げている。
まだ足りないのか。どうやったら彼女の苦しみを拭い去ることが出来るのか。
「たむらくん、うで、くるしい……」
ん?あああ、しまった!
我に返ると一瞬体を離し、
「わ、悪い、松澤!痛くなかったか!」
「……ううん、ありがとう……すごく……嬉しい……」
その後も田村くん、田村くんと泣きながら俺の名を呼び続ける松澤。
松澤だけでなく、俺も一緒になって泣いていたと思う。

雨降って地固まりこれで一件落着か……と安心して相馬を見ると―
仏頂面になって、誰が見ても一目瞭然な不機嫌オーラを放出しているところだった。

184:名無しさん@ピンキー
07/01/02 16:10:48 hB3yYHYI
今日はここまで。
続きはまた後日に投下します。

185:名無しさん@ピンキー
07/01/02 20:26:41 OasPjYHq
3P期待でwktk

186:名無しさん@ピンキー
07/01/03 00:35:13 VTXtA9pi
なるほど、つまりどっちが田村くんを気持ちよ(ry

187:名無しさん@ピンキー
07/01/03 22:21:07 U8C81+ma
>>175-176、>>181-183の続き)

その後、落ち着いた松澤に相馬との経緯をなんとか説明する。
もちろんキスの件は伏せておいたが、
その間ずっと無言で横から睨み付けてくる相馬の目線が……辛いのである……

「相馬、今日はもしかしてあの日か?」
重い空気をどうにかしようと定番のジャパニーズジョークを発するも、
相馬はみるみる顔を真っ赤にして、
「変な事言うな!」
殴られた。グーで。
「目の前であんなシーン見せ付けられたら、こんな気分にだってなるじゃないの!」
あんなシーン、とは先ほどの俺と松澤の抱擁のことか。
うきゃー!冷静になって思い出すと顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
思わず赤くなった顔を手で覆い、乙女の如く恥らって蹲ってしまう。
「恥ずかしいなら最初からしなければいいでしょ!あたしの前であんなこと……」

「もしかして、相馬さんも……田村くんのことが好きなの?」
そこで突如として発せられた、遠慮もへったくれもない松澤の一言。
ああ、松澤よ、お前は敢えて俺が触れなかった禁句を言ってしまったのだな……
相馬は一瞬戸惑ったような表情を見せるも、すぐにいつもの意志の強い目をして、
「そう、あたしは田村が好き。あたしを助けてくれた田村が好き」
そう言って、人をも射殺せそうな視線で松澤を見つめていた。

また爆弾の導火線が再燃してきそうな気配ですよ。
あのー、お二人さん、ボクのためにもこの場はなるべく穏便に済ませてくれると有難いのですが……
どうかこの辺で勘弁してください、と必死にテレパシーを送るも通じない。
松澤は相馬の視線に気圧された様子もなく、相馬に向き直ると、

「でも、相馬さんに田村くんは渡さない。田村くんは私のもの」

ああ無情。先に宣戦布告したのは愛人ではなく本妻だったのだ。

188:名無しさん@ピンキー
07/01/03 22:23:08 U8C81+ma
「田村くんは私のこと好きだって言ってくれた。さっきだって泣いてる私を抱きしめてくれた」
「で、でも、あたしのことだって好きって言ってくれたもん……」
普段の様子からは考えられないほど饒舌になる松澤。
「それでも、田村くんは私を選んでくれた」
「それは、田村が松澤さんと決着をつけてからじゃないと、あたしの気持ちを受け止められないって言うから……」
劣勢の相馬。だが奴は腐っても悪の権化だ。
この程度で終わるタマではないはずである。

「話は変わるけど……松澤さん、遠距離恋愛の高校生カップルの何割が卒業まで続くと思う?」
「え……?」
流れを変えるべく攻勢に出る相馬。
「あたしは学校でいつも田村と一緒、授業も、昼休みも、体育祭も、文化祭も何でも一緒なの」
「うっ……」
「マンボッ!」
こんな状況でも松澤の呻き声に突っ込みを入れられるのは俺だけなのだ。
そんな優越感に一人浸っていると、俺に向けられる4つの怒れる目。

「ねえ田村、あたしこういう時に悪ふざけするのって、すっごく嫌いなの」
「……田村くん……」
どうやら失言だったらしい。

「そもそも田村があたしにも気があるような態度を取るのが悪いんじゃない!」
「田村くん、どうなの?」
「ちょっと田村、はっきりして!」
一転して糾弾の矛先がこちらに向かう。
ぐああああ……耐えられん……
今はつくづく自分の愚かさと優柔不断さが恨めしい。
俺が、俺が今すべきことは……
「おふたりとも、今日はクリスマスなのだし、とりあえず乾杯シマセンカ?」
とりあえずこの状況からエスケープすることだ。

189:名無しさん@ピンキー
07/01/03 22:25:14 U8C81+ma
「かんぱーい!」
「……乾杯」
「田村くん、これ、お酒……?」
親父が買ってきていたワインを開けて乾杯する。
「ヘイヘイ、せっかくクリスマスなんだから、堅苦しい事言わずに楽しく飲もうぜヒャハー!」
そう言って松澤と相馬のグラスにワインを注ぎ、飲むように促してみせる。
重苦しい雰囲気を吹き飛ばそうと精一杯はしゃいでみせるが、どうにも暗いのだ。
松澤はワインを飲まずに見つめるだけだし、相馬は無言で飲むばかりで
この葬式みたいな雰囲気はどうにかならないのだろうか。

「おかわり」
ニュッと目の前に突き出される相馬の腕。
少々ペースが速いようだが気にすまい。
「おお、いい飲みっぷりだなあ相馬、そういう女の子俺は大好きだぞ~」
「な、何変なこと言ってんのよ、いいから注いで!」
いい感じになってきた。相馬が俺のパーティージョークに反応している。
ふと松澤を見ると……ワイングラスを見つめていたかと思うと一気に飲み始めたのだ。
「おい松澤、酒が初めてなら一気にそんなに飲むと……」
言い終わる間もなく無言で突き出される空のグラス。
これは……おかわりってことなんだろうな……
とりあえずワインを注ぎ足してやると、松澤は俺に向かって
「田村くん、私のこと好き?」
なんて聞いてきやがりましたよ皆さん。
ばかやろう、俺の冗談を真に受けて無茶しやがって。
そんな無茶をしなくとも俺はお前のことが大好きだぞ……とついつい抱きしめてしまいそうになったのだが、
隣で相馬がものすごい形相で空のグラスを突きつけて睨んでくるので―仕方なく引き下がることにした。
ああ、意気地なしの俺。

190:名無しさん@ピンキー
07/01/03 22:27:16 U8C81+ma
「だからー、田村は女心ってのが分かってないのよ!」
すっかり酒が回ったのか、真っ赤な顔をして再び矛先を俺に向けてきた相馬。
相馬様、これ以上ボクを責めるのは勘弁してください。

「でも、田村くんは私のことは分かってくれてる」
そう言うのは、マイスウィートエンジェル松澤小巻。
「田村くんは月に帰ろうとする私を地球に引き止めてくれた。田村くんがいるから私はここにいる。」
嬉しいこと言ってくれるじゃないの。感動で目から汗がこぼれてきそうですよ。
「でも、田村くんは……相馬さんのことは分かってあげられないみたいだね」
そう言ってクスッと笑みをこぼす。く、黒い……なんだか松澤が黒いぜ……
よく見てみると完全に目が据わっている。
ばかやろう、酒に慣れてないのに俺が飲ませすぎたからじゃないか。

「あ、あたしだって、田村に助けに来てもらったもん……」
「ふーん」
「あたしが逃げ出したときも、駆けつけてくれたし……」
相馬はしどろもどろになって反論するが、松澤は余裕の笑みを浮かべるばかりだ。
「それに、だって、あたしは田村とキスしたんだもん……」
そ、相馬……お前は今言ってはならないことを言ってしまった!
この一言で松澤も表情が凍り付いて、ぎっと俺を睨みつける。
「も、もしかして松澤さんは田村とキスしてないの?やったー、あたしの勝ちー」
そして勝ち誇ったようにケタケタと笑い出す。

冷や汗が流れてくる。
待て、松澤、あれは相馬に無理やり犯されたんだ……と言おうとするも、
目の前にやってきた松澤の異様な迫力の前には言葉が音となって出てこなくて、
口をパクパクさせる俺の両頬に松澤の手が当てられたかと思うと……

唇が松澤の柔らかいもので塞がれた。
あの松澤が?俺にキスだと?
突然のことに頭が付いていかない。これはどうしたことなんだ。

長い口付けの後、俺から離れた松澤は呆然としている相馬の方を向くと、
「これで、引き分けだね。」
そう言って、静かに笑みをこぼしたのだった。

191:名無しさん@ピンキー
07/01/03 22:29:42 U8C81+ma
今日で完結させる予定が、思いの外長くなってしまったのでキリがいいところで投下しておきます。
明日こそ……完結できるといいな。

192:名無しさん@ピンキー
07/01/03 22:53:09 hkEfdbjR
うおおおおおお!
修羅場3P最高!!!
GJ!!


ヤバい。とらドラ4!よりこっちにwktkしてる俺はファン失格……orz


193:名無しさん@ピンキー
07/01/03 23:34:13 vyk4veZf
GJ!

>>嬉しいこと言ってくれるじゃないの
でくそみそ吹いたw

194:名無しさん@ピンキー
07/01/04 01:59:21 2CShfffv
やっべえええええええええええええええええ続きwktkaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

195:名無しさん@ピンキー
07/01/04 13:02:33 q7a5cNJY
相馬ntrの続きマダー?

196:名無しさん@ピンキー
07/01/04 18:23:11 k1uiM4pC
>>175-176、>>181-183、>>187-190の続き)

「ず、ずるい!あたしも田村とキスするんだから!」
しばらく呆けていた相馬だったが、そう言って俺の右手をつかんでくると、
「田村くん、だめ!」
今度はそれを見た松澤が俺の左手をつかんで引っ張り出す。

さながら子を取り合う母の如く両側から俺を引っ張りあう松澤と相馬。
「いてててて、お前ら、やめろ!」
俺は大岡裁きの子供ではないんだぞ。
その上残念なことに、ここには悲鳴を聞いて手を離す心優しい母親もいないとみえる。

いつの間にか二人とも俺の腕に全身でしがみついて、ほとんど抱きつくような体勢だ。
不謹慎ながら、痛みにもだえる中でもそのやわらかい感触を両側から感じて……
「おい、相馬……胸が当たってるぞ……」
「えっ……?いやっ!」
そう言うといきなり手を離した相馬。
俺は松澤の方に倒れこみ、尻餅をつく。
「田村のエッチ!エッチエッチエッチエッチ!」
「ええい濡れ衣だ!お前からその乳を押し付けてきたのではないか痴女!」
「だ、誰が痴女よ!」
だが、俺と相馬が言い争ってるなかで横から聞こえてきた呟き。
「私も当ててたのに……」
なんてことを言いやがりますか松澤さん。

「ふーん、そっか―」
相馬が黒い笑いをこぼす。
「松澤さんの胸ちっちゃいから、田村は分からなかったんだよね?」
「うっ……」
そんなことはないぞ、俺は松澤の柔らかさも十分に堪能していた。
確かに松澤の胸は相馬に比べれば幾分か小ぶりである。
だが、松澤。お前について言及しなかったのは別段他意があるわけではなくて……

197:名無しさん@ピンキー
07/01/04 18:25:13 k1uiM4pC
色々と言い訳を考えるも、それを打ち破る相馬の一言。
「田村が触りたいなら、少しだけなら触ってもいいよ……」
何だと、相馬!い、いいんですか……?
「そんな、私だって……」
「松澤さんのちっちゃい胸じゃ、田村は満足できないんじゃない?」
ボクはそんなことはアリマセン。おっぱい皆平等。
「田村は、もちろん大きい方が好きよね……」
まあ、確かに大きいに越したことは無いデスガ……

熱っぽい表情をし、俺に向けて胸を突き出してくる相馬。
頭が熱に浮かされたようで何も考えられない。
目の前に、あと少し手を伸ばせば触れられる相馬の双丘を目前にして―

「た、田村くん!」
突然叫びだした松澤。
いきなり俺の手を取ったかと思うと、俺の右手を―自身の胸に押し付けてきた。
手に当たる柔らかい感触。
それが松澤の乳である、ということを理解するのに数秒かかる。
「ままま松澤よぉー、お、おま、おま、ふ、ふ、婦女子がなんちゅうことを……」

これはイケナイことだ。離れねば。
そう頭では思っているのだが体が反応しない。
思考とは裏腹に、手が勝手に力を入れて松澤の胸を揉みしだいてしまうと、
俺の手の動きに従って弾力で押し返される柔らかな気持ちいい感触が脳に伝わってくる。
衣服越しに感じる突起物。
ふと横を見ると、白い物体―ブラジャーが脱ぎ捨てられてあった。

そうか。ブラジャーか。ブラジャーねえ……ということは?
つまり、そういうことだ。松澤は今、『ノーブラ』ということらしい。
ああ、小さくなんかないぞ、松澤。
これだけ柔らかければ俺にとっては十分だ。

198:名無しさん@ピンキー
07/01/04 18:27:14 k1uiM4pC
「あ……っ……」
松澤から漏れる艶っぽい呻き声。
も、もしかして、これは……
松澤も、気持ちよくなっているのではないだろうか?
もはや我慢できなくなった俺は、松澤の上着をめくり上げて直にその手触りを確かめようと……

「いい加減にしなさい!」
すんでのところで相馬に突き飛ばされた。
机にぶつかり、相馬もろとも倒れこむ。おのれ相馬。いいところで邪魔しやがって。

「何恨めしそうに見てるのよ、このスケベ!」
「へ、スケベとは何だ!男はみんなスケベなんだよ!」
そこに、さっきぶつかった拍子で机から落ちてくる袋の中の小物。
相馬は自分の頭の上に落ちてきた箱をよけようとして―それを見た俺は凍りついた。
「なんなのこの箱?」
それは、今日に備えて、万が一の時のために、薬局の隣の自販機で買ってきた……
「どうしたの、田村?これがどうかしたの?」
俺の態度に不信感を持つ相馬。もしや、その箱が何なのか分かっていないのか?
「い、いいか、相馬、何も気にしないで、それを、俺に渡すんだ……」
まるで爆弾をそれと知らずに手に取った子供から取り返そうとする処理班の如く、
恐る恐る相馬に呼びかけてブツを回収しようとするが……

「田村くん、それってコン……」
「キャアアアアアアアーーーーーー!」
松澤の言葉を遮って大絶叫し、あわててその口を塞ぐ。
ふ、婦女子がそんな言葉を使っちゃいけませんよ!
いや、そもそも松澤がアレの正体を知っていたことの方が驚きなのだが。
相馬に目を向けると―哀れ一巻の終わり。
既に箱を開けて中身を確認し終わっていたところでしたとさ。

199:名無しさん@ピンキー
07/01/04 18:29:16 k1uiM4pC
「田村のヘンタイ!あ、あんなもの買うなんて……」
真っ赤になってワナワナと震えている相馬。
「だ、誰と使うつもりだったの!答えて!」
そ、そりゃあもちろん……
「私だよね、田村くん」
そう、松澤さんです……って、え?

「田村くんがしたいなら……私はいいよ。私は田村くんの彼女だから」
そういって俺を見つめる松澤。
先ほどからの着崩れた姿がなんとも色っぽくて、目が離せなくて……
「相馬さんはそんなことできないよね、ただのお友達だから」
「そ、そんなことない!あたしだって!」
そう言うと、俺にしがみつく相馬。
「あたしだって、田村になら……何されてもいい……」

赤い顔をしてしなだれかかり、俺に身を任せている二人の少女。
これは、これは、もしかして……
二人まとめて頂いちゃっていいよコースというやつでしょうか?
ああ、父上様、母上様。雪貞は今から大人になります。

どんなに道徳的にいけないことだと分かっていても、この興奮はもはや抑えきれない。
でも、本当にいいのだろうか。
いくら俺を好きだとはいえ、酒の勢いでこんな関係になってしまうなんて……
そんな葛藤も、目の前の少女を見れば吹き飛んでしまう。
その白い足、胸、うなじ、全てが俺を狂わせる。
おっと、鼻水まででてきやがったぜ……と手でぬぐうと―赤い。血か?
何故か視界がぼやける。ぐるんぐるんと世界が回り、立っているのか座っているのかが分からなくなったと思うと、
「田村?」「田村くん?」
そこまでで、俺の記憶は途切れていた。

200:名無しさん@ピンキー
07/01/04 18:31:20 k1uiM4pC
気が付いたときには既に夕方を過ぎて夜になっていた。
それにしても、興奮しすぎて鼻血を出して気絶したせいで初体験を逃すなんて……なんとも情けなさすぎる。
だが、あのまま関係を持ってしまわなかったことでどこかほっとしているのも事実なのだった。
それは単に決着を付けるのを後回しにしてしまっただけとも言うのだが。

俺が寝ていた間に松澤と相馬は何故か仲良くなっていた。
「ごめんね、田村。お酒飲んでから後のことはよく覚えてないの。」
そう言う相馬だったが、目が泳いでいるので嘘なのだろう。
今後相馬と二人きりになるときは気を付けねば。俺の貞操が危うい。

放っておくと二人ともあの母親に質問攻めにされそうだったので無理やり引き離す。
松澤は今日の夜行バスで帰らなければいけないのだし、相馬も家に送っていかなければならん。
「雪貞、あんたモテないと思ってたけど意外とやるのねえ」
前半部分は余計だ。たとえ事実であっても言わないでくれ。
ええい、青い果実といい、おかんといい、何故女というのはこんなに人のプライベートに立ち入る話が好きなのか。

家を出るときに俺に耳打ちしてくる孝之。
「雪兄、二股ばれちゃったの?駄目だなあ、もっと上手にやらなきゃ。よかったらやり方アドバイスするよ?」
なんて不実な事を言いやがるのか、この弟は。
兄は金輪際お前に恋愛相談はせぬとこの場で誓わせてもらおう。

相馬を家に送り届けた後、俺と松澤は夜行バスの待合室にいた。
「田村くん、今日はごめんね。私が変なことばかり言って……」
「ヘイヨー、松澤、気にすんな!あれは全部酒が悪いんだ!」
そういうことにしておくのだ。今の関係を保つためにも。
「……でもね、田村くん、今度私が来たときは……」
そう言うと、俺に耳打ちしてきて、
「二人きりで会おう。そしたら、今日の続き、してもいいよ……」

今日の、続き。
それを想像した俺は、また鼻血を出して、本日二回目の気絶をして倒れこんだのだった。

201:名無しさん@ピンキー
07/01/04 18:33:25 k1uiM4pC
やっと完結。結局寸止めでごめんなさい。エロは難しい……
評判よければまた別ネタで何か書こうと思ってます。では。

202:名無しさん@ピンキー
07/01/04 20:48:18 VY0RIXf2
ちょwww寸止めwwworz

でもGJ!!
期待してるので、ぜひ次回作と続きを!!


203:名無しさん@ピンキー
07/01/04 22:46:16 0NXGqqYx
なんという生殺し/(^o^)\
GJですた!!

204:名無しさん@ピンキー
07/01/05 01:36:30 D4ZVvzxj
なんてひどい生殺しだ!  でもそれが田村君だよね、としみじみ思ってしまう。
ともあれGJ!

205:名無しさん@ピンキー
07/01/05 20:48:41 sfbe2kfa
しばらく見ない間に2つも良作が完成していたとは・・・
両方ともGJ!

206:名無しさん@ピンキー
07/01/05 22:31:26 U+sj6ziw
連載お疲れ様
強引な感じの松澤もいいものだなw
次回作も楽しみにしてるよ

207:名無しさん@ピンキー
07/01/05 23:19:28 P+8KKnlj
強引というより積極的(*´д`)

208:名無しさん@ピンキー
07/01/07 17:11:03 /owuaG0j
ええい!相馬NTRはまだかね!

209:名無しさん@ピンキー
07/01/07 18:23:16 vJ9MX/PN
とらドラネタで何か投下キボン

210:名無しさん@ピンキー
07/01/07 23:24:52 z4OWOESL
よ、四巻ネタなら…

211:名無しさん@ピンキー
07/01/08 01:21:32 YOotCVP+
たった今4巻読み終わったぜ!
さぁ、どんとこい!!

212:名無しさん@ピンキー
07/01/08 10:24:13 bUwaqeuJ
>ネタバレは本スレに準拠して11日0時以降にして欲しいなぁ。

213:名無しさん@ピンキー
07/01/08 21:01:08 YOotCVP+
>>212
ごもっとも

214:名無しさん@ピンキー
07/01/10 05:27:56 LCLxf3k7
>>212
荒れる元だしそれでいいんじゃないかな?


215:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:51:41 RQF3kiHV
実際本スレも一時荒れてたしなぁ

216:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:53:46 p2Idp3dW
書き込みたくなるのは分かるが・・・・・・・・ねぇ

217:名無しさん@ピンキー
07/01/11 17:21:03 4DhFSVti
ばかちーエロSSキボン

218:名無しさん@ピンキー
07/01/11 20:55:27 Gwk5F5YF
とらドラ4ではみのりんに激しく萌えたのだが・・皆さんはどうでした?

219:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:24:03 ulbzIT9X
巻頭の先生に惚れた俺は異端

220:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:41:18 0xI8T6zS
全員(男含む)に惚(掘)れた俺は豪胆

221:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:49:13 EtjFp5CZ
>>219
よし、そんな君のために、あの後フラフラと帰宅する先生をナンパして
Hに持ち込む>>219が主人公の話を





リクしちゃうぞ

222:名無しさん@ピンキー
07/01/12 21:44:59 qDVW1MFg
櫛枝シードディスティニー

223:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:08:49 VONnzO/G
「んっ…高須シードディスティニーが私の中にストライクフリーダムだよぉ…」
「たきゃすきゅんのつちのこがお怒りじゃあ!鎮めねば日本が墜ちる!」
なエロ妄想が4巻読んで止まりません!

224:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:09:19 1qjKNxWr
よしそれを文章化するんだ!

…二人目のセリフが誰かわかんねぇorz

225:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:15:13 zaahUCNp
一人目が亜美、二人目が櫛枝じゃないか?

んでもって大河が「こ、このバカ犬ぅッ・・・!は、はやくあんたの熱い精子を私の中にブチまけなさいよぉッ・・・!!」

だと勝手に妄想。

226:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:22:38 N0fL2WfE
亜美はシードディスティニーなんて言いません><
両方みのりんじゃね?

227:名無しさん@ピンキー
07/01/13 08:44:20 xfJDJm7e
ぶちこんだら裸族が爽やかに『グゥレイト!!』

228:名無しさん@ピンキー
07/01/13 14:32:47 KikxqU+R
>225
その"犬"は竜児の事か本物の犬かどちらかね?
いや、あの冒頭を読んでから脳内がbeastialityで混乱気味なのよ。

229:名無しさん@ピンキー
07/01/13 21:42:48 bbT3YzVH
>>228
ヒント:女の子には二つの穴がある

230:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:08:44 W+VJGdua
>>229
男の子にも

231:名無しさん@ピンキー
07/01/15 02:44:00 y/5yqzuv
>>230
尿道逆流プレイとはまたマニアックな……

232:名無しさん@ピンキー
07/01/15 03:59:52 Fue192Wh
やめてやめて尿道に管はトラウマがあるの看護婦さんやめてそこは出すところなのいれるのはらめえぇぇぇぇぇ!!!!






尿道にストローくらいの管を通すのは痛すぎます。
その後三日くらいは排泄行為に痛みを伴います。死ぬくらいの。

233:名無しさん@ピンキー
07/01/15 10:15:12 cI8p3HFn
やはり男の子に関しては一つの穴で我慢すべきであるな。

234:名無しさん@ピンキー
07/01/15 11:27:12 3ohxXfV9
口とアヌスがあるじゃない?

235:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:24:47 5bA5eH0I
>>234は間違いなく経験者

236:名無しさん@ピンキー
07/01/15 20:36:42 W+VJGdua
さらりと言ってのける234は、誠、衆道者の鑑よ。


237:234
07/01/15 23:57:17 3ohxXfV9
>>235-236
そんなこというと北村×竜児とか書くぞ、こんにゃろめ

238:234
07/01/15 23:59:22 3ohxXfV9
>>235-236
そんなこというと北村×竜児とか書くぞ、こんにゃろめ

239:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:13:23 8h+CLojv
>237、238の双子へ

いやそこは前のレスで云っていた通り、田村×田村×田村だろう。

240:名無しさん@ピンキー
07/01/16 02:27:12 PNDc7J8H
相馬NTRの続き……

241:名無しさん@ピンキー
07/01/16 11:35:05 w8QAK13b
やっぱりエロパロ板は投下がないと盛り上がらんなあ。

242:名無しさん@ピンキー
07/01/17 19:34:55 AfduDgex
「く、櫛枝…あのさっ…ちょっと話があるんだけどいいか?」竜児がたどたどしくみのりに声をかけた。
「高須君話しって何かな?大河のことなら相談にのるぞ~ヒューヒュー」「櫛枝っ…ちょっと場所を変えないか?」
「お~強敵(トモ)よ」
そして二人は教室から出ていった。

243:名無しさん@ピンキー
07/01/17 19:39:50 AfduDgex
↑を書いたものです。脳内での妄想を文にしてしまいました。みのりって書けなくってすいませんです。まだ投下するので生暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。

244:名無しさん@ピンキー
07/01/17 19:53:54 AfduDgex
>>242
「竜児もしかしてみのりんに…」ずっとチラチラと竜児とみのりの様子を見ていた大河は「気になる訳じゃないのよ…ただみのりんにあのバカ犬が何かしないかを見張りにいくだけなんだから…」そんなことを呟きながら大河はバレないように二人の後につけていった。

245:名無しさん@ピンキー
07/01/17 20:01:09 Ezs88MeD
改行とか言いたい事ばかりだが、とりあえずはまとまった量書いてから一度に投下してくれ。

246:名無しさん@ピンキー
07/01/17 20:18:46 Z+ySHeQZ
とりあえず言っておくが、この板は18歳未満は立ち入り禁止だぞ。

247:名無しさん@ピンキー
07/01/18 12:02:46 5qbB4Zv1
>>246
あはは…ばれましたか。厨房は厨房らしくラノベ板に戻ろうと思います。お目汚しすいませんでした。

248:名無しさん@ピンキー
07/01/18 14:35:44 bLYYWOme
まさに学校で書いた作文のレベルだな

249:名無しさん@ピンキー
07/01/18 16:37:12 9C7A7tAn
これはひどい

250:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:00:35 uldi5ZX1
「先生っ!お腹痛いんで保健室に行ってもいいですか!?」
授業中の教室、ど~ん、と勢いよく立ち上がり、片手を上げたのは
元気が取り得の櫛枝実乃梨、皆勤賞最有力候補である。
目つきは悪いが(一応)ごく普通の高校生、高須竜児の想い人でもある。
竜児と、その斜め横の席に座る手乗りタイガーこと逢坂大河はそんな彼女の様子にひどく驚いた。
いつもは健康的でほのかに色付いた顔面は蒼白で、口調にも覇気がない。
空いた方の手は本人は気にしているものの、くっきりと凹んでいる腹を擦っていた。
「・・行って来なさい。」
教科担任も、そんな実乃梨の様子に気がついたのか、心配気な口調でそう言った。
実乃梨は教師に軽くお辞儀をして、静かに教室を後にした。
大丈夫だろうか・・一人で行けるのだろうか・・竜児は、心配でたまらない、といった様子で
貧乏ゆすりを開始する。
一方、大河はそんな竜児の様子を見かね、
『そんなに心配なら、ついて行けばいいじゃん』・・ノートの角を少しだけ破ってそう書いたものを
丸めて竜児の席に向かって投げ込んだ。
そして帰ってきた返事は、『どうやってだよ』
なるほど真面目な竜児らしい、授業をサボるという発想はないようだ。大河はサボれ、とだけ書いて、紙くずを投げた。
『無理』
『無理じゃない。早く行け。』
『大体、櫛枝に何て言えばいいんだよ・・ついて行ったりして・・』
『あんたも気分悪くなったってことにすればいーでしょ。』
との言葉に竜児が返事を返す前にそんな紙でのやり取りは終わりを告げた。
「先生!竜児が気分悪くて保健室行きたいみたいです!」
「はぁっ!?」
大河が手を上げて、そう宣言したのだった。
竜児の瞳は、大河の指先に向いている。
爪を剥いでやろうなどと考えているわけではない。驚いているのだ。
「そうか・・行きなさい。」
どこか脅えたような教科担任の低い声に、大河は人差し指をつき立てて、GOサインを出した。
竜児は頷いた。折角の大河のサポートだ。
辛そうだった実乃梨を支えてやりたい。
それにここで行かずして授業を受ければ後で大河に何をされるかわかったもんじゃない。
竜児は立ち上がって、授業を妨害しないように静かに教室を出た。
廊下に出て、保健室へ向かって駆けていく・・

251:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:06:51 uldi5ZX1
そうして辿り着いた保健室の扉を竜児はそっと開けた。
「く、櫛枝・・?」
返事はない。保険の先生も今日は出張で不在だ。
保健室はシ~ン・・と静まり返っていた。
「いない、のか・・?」
一体どうしたのだろう。自分、まさか追い抜いてしまったか?
いや、それはあるまい。それだったら途中で遭遇するはずだ。
竜児は念のため、ベッドの上も見たがやっぱり実乃梨はいなかった。
「どうしたんだ・・。」
「ありっ?高須君?」
「く、櫛枝!?」
背後からの声に振り向く・・突然現れた実乃梨に、竜児は困惑した。
しかし実乃梨はそんなことお構いなしに言葉を続ける。
「もしかして高須君もハライタ?私はトイレに行ったらすぐに治ったけど。高須君もトイレに行っトイレ!なんちゃって。」
寒いギャグまで飛ばしている。竜児は納得。そうか、トイレに行っていたからいなかった
のか、疑問解決。うんうんと頷く竜児を見て、実乃梨は首を傾げた。
「ハライタじゃないのかね?」
「いや、その・・。」
お前を心配して来た・・だなんて、言えない・・竜児は思わず視線を泳がせる。
一方実乃梨は訝しげにそんな竜児を見上げ・・、口の端をにやりと歪めた。
「はは~ん・・さては高須君、サボりだな?」
「んなっ・・。」
「そーいう悪い子にはお仕置きじゃ~!オラオラ~!」
「おうっ!」
実乃梨ははしゃぎながら、いつもの調子で竜児をどつく・・が。「わわっ。」
ハライタの影響なのか、実乃梨はフラつき、竜児の方へ倒れ込んだ。
竜児は受け止めようとしたがーー・・駄目だった。

ーー二人の体はどさり、とベッドに沈んだ。
実乃梨が上、竜児が下。竜児を見下ろす実乃梨の瞳には珍しく動揺が浮かんでいる。
「・・・。」
「・・・。」
気まずい雰囲気が・・・流れた。

252:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:08:00 qJ6PV8lI
とりあえず投下してみた。初心者なので変なところあったらスマソ

253:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:32:40 6uAUJ6+2
うん、直球で言わせてもらうと折角面白いのだから最後まで書き上げて欲しい、とそれだけだな。

254:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:53:08 gXNDyQT/
続きを書こう! な!

255:名無しさん@ピンキー
07/01/19 01:07:42 S9sT5Jjh
スカトロを期待してもいいんだよな?

256:名無しさん@ピンキー
07/01/19 02:51:43 k1y6/4Eh
最低でもお約束の膿出し・お注射・お薬ごっくんくらいは期待していいんだよな!?

257:252
07/01/19 18:08:04 qJ6PV8lI
実乃梨のふくよかな胸が、ほっそりとした腕が、太腿が・・竜児の体に密着している。
顔と顔は少し近づけば接吻できそうなほど近い。

竜児は己の心臓が飛び出しそうなほどドキドキと高鳴っているのを感じた。
いくら竜児と言えど思春期なのだ。今の状況にドキドキしないわけがない。
しかし、目の前の実乃梨は一向に離れようとしない。
顔はほのかに赤く染まっていて、何か考え込むように眉根を寄せている。
しばらくして実乃梨が、考えるのをやめ、形の良い唇を開いた時・・
流れていた沈黙を破り出てきた言葉は・・

「今気付いた。私、高須君のこと好きなんだ。」
・・・
・・・・
・・・・・
再び沈黙。竜児は実乃梨が何を言ったのか理解できなかった。
しっかりと耳には届いている。
だがその言葉があまりにも衝撃的すぎて、脳が理解してくれないのだ。
ありえない、そんなこと、実乃梨が言うわけがない。
何てったってこの恋は片思いなのだから。
今のはきっと自分の煩悩が聴こえさせた幻聴なのだ。そうだ、そうに違いない。
ーーだが実乃梨はまっすぐに竜児を見つめていた。
「ホントだよ。どうせなら、大声で宣言しよっか?」
「じょ、冗談言うなよ、くしえ・・
「私ー!櫛枝実乃梨はー!今ここにいる高須竜児君がー!

大好きじゃあぁああああーーーーーーー!!!!」

258:252
07/01/19 18:09:57 qJ6PV8lI
竜児の言葉を遮って、実乃梨は授業中の教室にも聞こえてしまうんじゃないかというほど大きな声で、宣言した。
「これで伝わったかな?冗談なんかじゃない。だってほら、ドキドキしてる。
前、言ったよね。誰かを好きって思ったことも、良い雰囲気になったこともない・・って。
こんなの、初めてなんだよ。誰かといて、ドキドキしたのってさ。」
一気に捲くし立てて実乃梨は口をつぐんだ。竜児の返事を、待っているのだ。
ーー返事は、決まっている。当たり前だ。
去年から積もりつもったこの想い。夏の合宿の時、間接的にだが伝えたつもりだったこの想い。

「俺も櫛枝のこと・・好きだ。」

259:252
07/01/19 18:10:38 qJ6PV8lI
続き書いてみた。次は多分エロ突入・・ごにょごにょ。

260:名無しさん@ピンキー
07/01/19 19:02:54 OsQEd/D5
GJ!
続き期待

261:名無しさん@ピンキー
07/01/20 00:29:37 kOtC3iMe
    ∧_∧
    ( ・∀・)ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ・∀・)ドキドキ
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)

262:名無しさん@ピンキー
07/01/20 22:46:04 M2gY4w99
来たぁっ!続きを期待するぜ!

263:名無しさん@ピンキー
07/01/22 23:59:46 5t1szj9a
ほしゅ

264:名無しさん@ピンキー
07/01/24 07:16:41 bH3jiuED
ナイスジョブ!

265:名無しさん@ピンキー
07/01/24 17:33:36 Tmu6KfTc
フェラやコキも…

266:259
07/01/25 18:52:17 /YIwIUTN
「・・ホント?」
実乃梨のか細い声が耳に届いてきた。竜児は勿論、と頷く。
「俺は嘘なんかつかないぞ。大体・・こんな時に嘘付く奴がいるかよ。」
「うん・・そだね、ウヘへ、実乃梨は嬉しゅうございますぞ・・。」
頬を緩め、いかにも彼女らしく笑う実乃梨に、竜児も微笑みかけた。
亜美に見られたらホラーとでも言われるかもしれない危ない顔だが、本当に、本当に嬉しくて仕方がないのだ。
今日はきっと高須竜児一生涯最大の記念日となるだろう。
「ね、それじゃあさ・・。」
「・・ん?」
竜児の唇にしなやかな指先を当てて、実乃梨はにっこりと太陽のように眩い微笑みを浮かべた。

「キス、しよっか?」
感激で今にも昇天してしまいそうだった竜児の思考が、ピタリと停止する。
キス、美味しい魚・・ではなく、おそらく実乃梨が言っているのは・・
唇と唇を重ねる、という行為。
かぁっと竜児は赤くなる。幸せのあまり忘れていたが、ただでさえこんなシチュエーションなのだ。それは危険だ。
「あはは、冗談冗談。そういうのは、お付き合いしてから一ヵ月後位がベストだもんねー。」
・・とか思いつつ、本当はしたかったのであった。ちょっとがっかり。
「あっ!ごめんっ。重かったでしょ!今退くね。」
自分の体制を思い出したらしい、実乃梨は突然申し訳なさそうに謝った。位置は竜児の上から、
「おうっ!?」
・・先ほどよりも近くに実乃梨の端正な顔があった。実乃梨は竜児の隣にいたのだ。
「えっへへーん、高須君のお隣確保!このまま寝ちゃおっかなー。ん?どうしたの?」
「い、いや・・なんでもない。」
あまりの無防備さに少し呆れる。このまま寝られなんてしたら野獣化して襲いかねない。
大体今でも心臓がバクバク言ってるのだ・・眩すぎる顔を直視できないくらい。
しかし、その顔から目を逸らすと、耳元に実乃梨の吐息が掛かって非常に困る。
もしかすると、先ほどよりも危険な状況かもしれない・・

267:259
07/01/25 18:54:25 /YIwIUTN
エロまで行かなかった!次はイきます!多分!

268:名無しさん@ピンキー
07/01/25 18:55:25 6pc3A50x
頑張れ!GJ!

269:名無しさん@ピンキー
07/01/25 22:46:41 vTBrmcat
>>266
GJだぜ
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 みのりん!みのりん!
 ⊂彡

270:名無しさん@ピンキー
07/01/27 17:44:06 HWbh6Ngh
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 たかす!たかす! GJ
 ⊂彡

271:名無しさん@ピンキー
07/01/30 20:55:02 Lg3LngCi
  人 
( 0w0)<ヅヅギハマダダンディスガー!

272:名無しさん@ピンキー
07/01/31 07:17:20 KVozceGl
マダダドンドコドーン

273:名無しさん@ピンキー
07/01/31 14:51:14 4J2+bP1x
シャバに出た竜父が遺作ばりにヒロイン達を凌辱していくSSキボン

274:名無しさん@ピンキー
07/01/31 18:43:42 Emd3jkA8
面白いな、ソレ

275:名無しさん@ピンキー
07/01/31 20:11:09 XQCu0hfv
シャバに出た虎が化け狐ばりに竜を凌辱していくSSキボン

276:名無しさん@ピンキー
07/02/01 00:10:28 aS3W72X7
面白いなそれ

キタキツネ体もしろけりゃ尾も白いってか?

277:259
07/02/01 00:14:41 iJuv4eLp
「高須君。」
「何だ?・・・っ!?」

と、突然ぐい、と学ランの襟を引っ張られた。何が起こったのか、竜児には最初、理解できなかった。
目の前にあったのは、実乃梨の大きな瞳。
マシュマロのように柔らかい、竜児の唇と重なっていたそれは・・おそらく、実乃梨の唇だ。
竜児が実乃梨とキスしているのだと気がついたのは、
リップクリームか何かなのか微かなレモンの香りを残して実乃梨の唇が、瞳が、名残惜しくも離れていった時であった。

実乃梨と初めてのキス・・属に言うファーストキスを交わしてしまった。

感動と恥ずかしさで、顔に熱が昇っていく。竜児は沸騰して蒸発しまいそうになった。
「高須君たら、顔真っ赤だよ。」
「お、お前こそ・・。」
・・恥ずかしそうに俯いた、実乃梨の顔は赤かった。それも耳まで、である。自分もおそらくそうなのだろう。
竜児は少し目を逸らし、
「な、何でこんなことしたんだ?・・キスは付き合って一ヵ月後くらいがベストじゃなかったのか?」
問いかけた。実乃梨は少し唇を尖らせる。
「だってさっき、高須君、がっかりしたような顔してたんだもん。したかったのかなー、と思って・・」
「・・っ。」
バレバレである。そんなに自分はいやらしい顔をしていたのだろうか・・。
「・・私だって本当はね、キスしたかった。だから、キスしよっか、って訊いた。
でもやっぱり、いきなりこんなこと言ったら引かれちゃうかなって思って、咄嗟に冗談!・・って言ったの。
そしたら高須君ががっかりした顔、してくれて・・私、すごく嬉しかった。
人を好きになることって、こういうことなんだね。
高須君と、色んなことをしたいって思うんだよ。
お祭り行ったりスキーに行ったりお泊りしたり・・また、あーみんの別荘にも行きたいなぁ。
・・キスの先もね、体験してみたいよ?高須君となら、何だってしたい。」

278:259
07/02/01 00:16:01 iJuv4eLp
「お、俺だって・・!」
一気にぶつけられた実乃梨の想いに、竜児は負けじと言葉を発する。
伝えたいと、思ったのだ。実乃梨と同じ、自分の気持ちを。
「俺だって、櫛枝と色々な事をしてみたいぞ。
それに、櫛枝のことをもっと色々知りたいし、ずっと一緒にいたいと思う。
その、きききキッ・・スとかそこら辺のことも勿論、櫛枝がいいんなら、したい。」
「そ・・」
一時熱が引いていた、実乃梨の顔がまたじょじょに赤くなっていく。照れるように両手で頬を包み、
「そっか・・高須君は、したいんだ・・。」
確認するように問いかける。恥ずかしいながらも、竜児は頷いた。
「・・お、おう。」
「私も、だから・・だから・・その・・」
実乃梨の瞳がぎゅっと瞑られる・・これは、“キスの先”の了承だ。
ーー竜児は震える先で実乃梨のブレザーのボタンに手を掛けた。

279:259
07/02/01 00:17:21 iJuv4eLp
執筆スピード遅くてごめんなさい。続きはまた今度・・

280:名無しさん@ピンキー
07/02/01 00:24:34 NFfmFCr0
乙。じっくり待つ。

281:名無しさん@ピンキー
07/02/01 00:45:09 r2LWSRYd
GJ!
デレみのりんイイヨイイヨーw

スレ進行が遅いからちょうどいいと思う。
じっくり最後まで完結させてください。

282:名無しさん@ピンキー
07/02/01 00:52:37 /F3Q62++
おかしい…
あのみのりんの背後にヒロイン光がさしておる…!

283:名無しさん@ピンキー
07/02/01 06:01:16 SEX7SvJj
ヒロイン光。HERO、淫行。GJ。

284:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:38:57 v0FCyWoM
保守がてら小ネタ投下。

285:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:41:07 v0FCyWoM
己が櫛枝実乃里という少女に淡い恋心を抱いていた高校時代ははるか昔のことで、
結局はその想いも実ることなく過ぎ去ってしまった。
高校を卒業した俺は無事に大学に進み、泰子の面倒を見て、朝食を作り、掃除をし、
そして同じ大学に進んだ大河と共に過ごす毎日。
いつの間にか彼女は俺の生活の一部に溶け込んでいたのだ。

俺は彼女と居ることで、言葉で言い表せないような安心感、生活臭というものを感じていた。
それは彼女も同じだったようで、いつの間にか気が付いたら肉体関係を持ってしまい、
その居心地のよさに漫然と日々を重ねてしまっていた。


――そして、気が付いたときには子供が出来てしまったのだ。

当然といえば当然か。泰子が出勤している間にあれだけ見境なくやっていれば。
しかし、あの小さい体でよくも妊娠できたものだと感心してしまう。
実に女体の神秘というのは男には理解し難いものである。
まあ出来てしまったものはしかたない。男らしく責任を取ろうと結婚を申し込んだのはいいが、
「犬のくせに、結婚してくれですって?生意気なこといってんじゃないわよ」
照れてるのか素直になれないのか、どうにも快い返事を聞かせてくれなかったのだ。

だがそのときの俺は熱くなってしまって、結局口論の末にすっかり険悪な雰囲気になってしまった。
彼女はすっかり機嫌を損ねてしまったようで、もはや取り付く島も無い。

「子供は私が一人で育てる。あんたなんかに頼らないんだから」
何だと?俺の、俺の可愛い子供が、奴一人の手で育てられるだと?
想像するだけでぞっとする。そう、俺が初めて来た時のマンションの部屋を想像すればいい。
あんな不潔で劣悪な環境に自分の子供が置かれることは絶対に許してはならないのだ。

「頼む、それだけはやめてくれ……俺の子供をみすみす虐待させるわけにはいかないんだ……」
「虐待って何よ!私がそんな母親になるとでも思ってるの?」
あの汚さは絶対に虐待ものだと思うのだがどうだろうか。
「お願いだ、結婚してくれなくてもいい、せめて子供の養育だけは俺にやらせてくれ……」
「結婚してくれなくてもいいって何よ?いつもする時愛してるって言ってたのは嘘だったの?」
……確かに言った。嘘ではない。
「嘘じゃねえよ、愛してるよ!でも、お前が結婚したくないって言ったじゃねえか!」
「結婚したくないなんて言ってないじゃない!私だって、その……」
最後の方は少し口ごもっている。どうやら少し態度が軟化してきたらしい。
ここが押しどころだ。もはや恥も外聞も無い。何せ今は一世一代の大勝負の時なのだ。
ええい、もうどうにでもなれ。
「飯は俺が作る、洗濯も掃除も俺がする、だから子供を俺にも育てさせてくれ!」

その後も拝み倒し、なだめ、懇願したことにより、
彼女はようやく機嫌を直してくれて俺の話を真剣に聞いてくれるようになったのだ。
本当に、情けないのだった。どうしようもなく、己は犬だった。
その時の俺の筆舌しがたい労苦は敢えて語るまい。

そうして――己と『彼女』は結ばれた。

286:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:43:15 v0FCyWoM
「……」
気がつくと、自分はいつもの布団の中にいた。
外から聞こえるのは雀のさえずり。いつもの朝の光景だ。
「夢、か……」
なんて夢を見てしまったんだ、俺は……

「おはよう。ねえ、大丈夫?ずいぶん顔色悪いけど……」
そう言って俺を覗き込むのは見慣れた顔。小柄な、非常に小柄な少女。
「いや、なんでもない。ちょっと悪夢を見てただけだ。」
そう、悪夢だったよ、あれは。
しかし今は夢を気にしている場合ではない。
洗濯と掃除をし、我が家の飢えたる住人のために朝食を作らなければならないのだから。

「あ、私もお掃除手伝うから!」
そう言うと掃除機を持ちだして部屋を動き回る少女。
その部屋に居るのは、起きたばかりでいまだ寝ぼけ眼の母親。
俺はそのいつもの風景を見て、平和だなあ……と幸せをかみしめながら、
最近急速に目つきが悪くなってきた少女の将来に一抹の不安を感じていたのだった。

287:名無しさん@ピンキー
07/02/03 19:55:49 y1c/s6a9
>>286
GJ!!
つか5,6年後普通にこうなってそうでワロタw

288:名無しさん@ピンキー
07/02/03 22:06:59 m/95Ell6
未来大河デレすぎw
しかし基本美少女顔に目つき悪い子って萌えるな

289:名無しさん@ピンキー
07/02/03 22:12:01 FcYVsIWI
>>286
Good。
きっと目つきは悪かろうが可愛い子だ。

290:名無しさん@ピンキー
07/02/04 19:34:46 nAJgCcX5
ここ以外でゆゆこ関連の2次小説って「とらドラ SS」でぐぐった時に
1番上にくるところくらいなんだろうか?

291:名無しさん@ピンキー
07/02/05 17:19:54 yzJbRlKW
↑スレ違い

292:名無しさん@ピンキー
07/02/05 20:12:02 TGT9IzQt
URLリンク(blog.livedoor.jp)
>>288-289よ。
ここの一月三十日の三つの同人のうち真ん中のをダウンロードして楽しむが良い。
直撃だぞ?

293:名無しさん@ピンキー
07/02/05 21:47:54 KzBbsJ0K
↑スレ違い?

294:名無しさん@ピンキー
07/02/06 02:29:04 ZiEqFuGM
ヤス絵で目つきの悪いタイガー2世を見てみたくなってきた。

295:名無しさん@ピンキー
07/02/06 07:11:46 hQrvktE3
俺も見たい。大人になった大河とかもだが。最終巻とかで可能性が…

296:名無しさん@ピンキー
07/02/06 19:07:37 IGab2goj
男の子という可能性もあるぞ。いっそ双子とか兄妹とか姉弟とか姉妹とか

297:名無しさん@ピンキー
07/02/07 02:03:43 Hr9yJbjM
犬耳に違いないとボケてみる。

298:名無しさん@ピンキー
07/02/07 07:28:06 Ch4Ges7A
確かに将来、チワワとの可能性も捨てがたい…勿論みのりんも…
田村くんでは2人、とらドラでは3人候補ということはさらに次回作では4人だったり…

299:サマーキャンプ
07/02/07 11:46:55 KrIAxxy1
「田村くん……」
「田村。ねえ、田村ってば!」
 そうです。わたしが田村です―って、いかんいかん、つい薄らぼんやりとしてしまっていた。
 ん、なんだ? というか、ここはどこなんだ?
 今、俺の目の前には……。
「松沢、相馬。おまえら、どうしてここにいるんだ?」
「はあ? 田村、あんたねえ。居眠りしてたと思ったら、なにいきなり頓珍漢なこと言ってんのよ。あたしたち、サマーキャンプに来てるんじゃない」
「サマーキャンプ?」
 俺は記憶を手繰り寄せる。脳内メモリーアクセス完了。只今データ転送中……おおそうだった。忘れてしまっていた。しっかりしろ俺の記憶中枢。
 夏休みを利用して、俺と高浦、相馬と松澤は、ひと夏の思い出作りに、魅惑のサマーキャンプにやってきたのだ。
 あわよくば、可愛い女の子たちと、あんなことやこんなことを……などとニヤケ面を浮かべながら発案したのは高浦だ。
 え、高浦?
 そこで俺はハッと気付いて、相馬と松澤に疑問をぶつける。
「そう言えば、高浦は?」
「高浦くんは、ここに来る途中で、うんたらかんたらで、うんたらかんたら―」
 ええい松澤、おまえは喋らんでいい。相馬、高浦はどこに行ったんだ?
「田村ってば脳ミソ大丈夫? 高浦くんはバス停から降りてすぐに、ガケから落ちて病院に運ばれちゃったんじゃない」
 おおそうだっけ。俺もだんだん思いだしてきた。
 というか高浦はジャマ臭かったから、実は俺がガケから突き落としたんだけどな。いや参った、はっはっはっ。
「もー田村。あんたお酒の飲みすぎなんじゃないの?」
 言われてみて、また思い出した。というか俺は危ない記憶喪失者か。
 キャンプ用のバンガロー、粗い造りの木製の床に、飲み干されたアルコールの缶が散乱している。それもかなりの量だった。
「……うっ、俺たちこんなに飲んだのか」
「そうだよ。でも飲んだのは、ほとんど田村だったけど」
 ひっく、と松澤がしゃっくりをして赤い顔。
 見ると相馬もかなり酔っ払っているようだ。
「ああ、暑い」
 そう呟いて、唐突に相馬がシャツのボタンを2つほど外すと、掌をウチワがわりにパタパタとさせ、扇ぐように風を送った。
 先生、ここにいけない娘がいまーす。
 俺は思わず目を逸らす。

300:サマーキャンプ
07/02/07 11:49:29 KrIAxxy1
 と、相馬の隣でしどけなく脚を崩している松澤の姿が目に入った。
 え、松澤?
 あわわわわ、松澤なんですか、その格好は?
 なぜかキャンプにスカートをはいてきた松澤は、捲くれあがったデニムスカートの内側から縞々のパンツを盛大に披露、酔いのせいで身体をくたっとさせて妙に色っぽい。
 うわわ、そうですか、二人して今日は悩殺デーですか。
 そんな俺の様子に気付いたのか、相馬が松澤を一瞥して、
「もー田村、エローい。今、松澤さんのパンツ見てた」
 酒のせいか朱に染まった端整な顔をニンマリほころばせて言った。
「バッ、バカ! 違う……」
 俺は必死にフォローする。
 松澤は、
「…………」
 ノーリアクション。しかもなにやら遠い目をしてる。ひょっとして、一番酔ってるのは松澤なのかもしれないな。
「んっふっふ」
 と、また相馬。酔ってトロンとした瞳をして、
「田村ー、キスしよっか」
 と、のたまった。
「やだ!」
 俺、即答。
「なんで?」
 なんでって……。
「だって、松澤がいるし」
 俺たちは松澤の方を見た。松澤は、
「……、くー……」
 眠っていた。ついさっきまで起きていたのに。
「寝てるじゃん、松澤さん」
「寝てるな」
 相馬はにっこり笑顔で俺の顔を覗き込み―おい、なんだそのエロイ目付きは。
「えーい、襲っちゃえ!」
 相馬は俺の身体に覆いかぶさるようにして抱き付くと、唇を俺の唇に押し当ててきた。

301:サマーキャンプ
07/02/07 11:52:17 KrIAxxy1
「……むぐ、」
 なにやらよく分からない呻き声が、俺の口から漏れ出た。
 相馬、おまえという奴は一度ならず二度までも。
 返してくれ。俺の純情を返してくれ。
 ああもういいさ、俺は松澤じゃなくておまえを選ぶよ。
 よかったな相馬。おまえが一等賞だ。悪いな松澤、おまえのことは忘れない。
 なんてことを考えていた、その時―。
「……っ」
 世界が凍り付いた。
 唇を押し当てられていた俺の口の中に、正体不明の柔らかくて温かい物体が侵入してきたのだ。
「……んっ」
 相馬の、鼻にかかった声。
 うああああっ!?
 なんだこれは! 先生これはなんですか!?
 これはもしや……舌?
 相馬の、舌?
 お巡りさーん。痴女がいます。ここに痴女がいまーす。
 ちょっと、誰か来てくれ。誰か相馬を止めてくれ。
 松澤ぁ、起きろ。起きんと俺が襲われちまう。
 ま、松澤ぁ―。

 俺は激しく混乱していた。
 なにしろ生まれて初めて女の子から舌を入れられてしまっているのだ。
 このやろう相馬。おまえファーストキスのみならず、ファーストフレンチキスまでも俺から奪いやがって。
 許さん。なんていけない痴女なんだ、おまえは。相馬広香よ。

「……んふ、……」
 甘い吐息と共に、相馬の唇が俺から離れた。
 相馬は顔を上気させ、雰囲気に酔った瞳で俺を見つめた。
 なんだその目は。

302:サマーキャンプ
07/02/07 11:54:59 KrIAxxy1
「田村……」
 おう、なんだ。
「……えへへ……」
 なんだその上目遣いは。
「H、しよ」
 どんとこい。……すまん嘘だ。

 あわわわわ。
 ど、ど、どうしよう。
 相馬がエロイ。いや違った。相馬が怖い。
 このままじゃ俺、最後までしっかりレイプされちまう。
 あたい怖い。どうしよう、あたい怖いわ。

「……田村ってば」
 相馬は潤んだ瞳で俺を見つめると、おずおずと顔を近づけてきて……なんと、俺の首筋に唇を当てて、吸い始めやがった!
「ごああああ!」
 全身を引きつらせながら、どうにか俺は耐えた。脊髄に火箸を突っ込まれたような衝撃が走っていた。
 相馬はしばらくそうして俺の首筋を吸っていて、
「……ふっ、……」
 軽やかな吐息を漏らしながら唇を離した。
「付けちゃった。田村に、キスマーク……」
 流れる髪をさらさらさせながら、
「今度は、田村の番ね?」
 にっこりと笑顔。

 神さま、ごめんなさい。
 俺が間違ってました。
 相馬は……相馬広香は……天使です。
 そ、そ、そ、相馬ぁ―。
 いいのか? こんな俺で、いいのか?

303:サマーキャンプ
07/02/07 11:57:19 KrIAxxy1
 やっちまうよ? 俺は、やると決めたらとことんやっちゃう男だよ?
「い、いいのか?」
 念のために訊いてみる。
「うん」
 相馬は軽く俯きながら、か細い声で返事をした。
「田村なら、いいよ」
 お、俺の脳内で、音を立ててなにかが壊れた。

「そ、相馬ぁ―!!」
「きゃあ!」
 俺はガバッと相馬を押し倒すと、首筋に唇を押し当てながら、相馬のシャツのボタンを外していった。
「田村、ちょ、ちょっと待って。やさ、優しくして、ね?」
 ボタンを外し終えると相馬の白いブラジャーが目に飛び込んできた。背中に手を回して、そのホックを外そうとする。
「田村……、田村ってば! ねえ、聞いてる?」
「聞こえない。なにも聞こえない」
「聞こえてるじゃん! あの、ねえ! 電気、消してからにしよ? 恥ずかしいよ」
「うるさい」
「はい?」
「電気消したら、よく見えないだろ?」
「たた、田村。目、目が据わってるよ?」
「俺はこのままおまえを犯し、そのあとで眠っている松澤を犯してやる」
「おおおお、鬼だわ、あんた。一体どうしちゃったの?」
「うるさい」
 そう言って、俺は相馬の唇に強引に唇を重ねて黙らせると、ホックを外してブラジャーを剥ぎ取った。
「た、田村、なんか怖い」
 相馬は床に横たわりながら、不安げな眼差しで俺を見上げる。
 俺はなにも答えずに、相馬の胸に手をあてがって触れ始め、先端の突起を口に含んだ。
「あっ、やっ、痛っっ。田村、痛いよ」
 びくんと反応して、相馬が悲痛な声を上げた。
 痛い?
「……そんなに強くされると痛いの。田村ってば、Hなビデオの見すぎなんだよ」
「……すみません……」
「謝りすぎ。もっと、優しくしてくれればいいんだよ」
「……こうか?」
「……っ」
 言われた通り優し目にすると、相馬は一瞬身体を震わせてから、
「そう。そんな感じ」
 えへへ、と笑った。


304:サマーキャンプ
07/02/07 11:58:12 KrIAxxy1
すまん、こっ恥ずかしくて、これ以上は俺には書けん。
読んでくれた人、ありがとう。

305:名無しさん@ピンキー
07/02/07 12:04:39 3ePVqpBQ
神光臨。GJ
恥ずべきことなど微塵もないのでどうかこのまま続けてくれ!

306:サマーキャンプ
07/02/07 12:28:41 KrIAxxy1
ありがとです。
んじゃ、後日書きます。
今から仕事の面接があるので……、では!

307:名無しさん@ピンキー
07/02/07 19:28:31 qlm8VELB
高浦、崖から突き落とした云々はギャグ漫画みたく
1コマで復活みたいなものだと考えたほうがいいのかな、あわれだ…

308:サマーキャンプ
07/02/08 14:19:39 2rkox8gM
続きを書きました。
結構ノリノリで書いてしまったけど、微妙かも。やはりエロは難しい。
もっと明るく楽しくエロエロの3Pにしてしまった方がよかったかもしれない。
でも、とにかく書いたので、今から載せていきます。

309:サマーキャンプ(続き)
07/02/08 14:20:33 2rkox8gM
 きらきら光る大きな瞳で無防備に俺を見つめると、相馬は背中に腕を回してきて、ぎゅっと俺を抱きしめながら、
「う……、恥ずかしい」
 そう言って照れた。
「好きだよ、田村」
 はにかむような笑顔を見せる。
「そ、相馬……」 
 頭がくらくらして、沸騰しそうだった。
「相馬……俺……」
「ん? なに、田村」
「いやその、俺……正直、なにをどうすればいいのか、よく分からないんだ。ごめんな。なんというか、は、初めて、なんだ。……だから……」
 恥を忍んでそう言った。
「いいよ。あたしだって初めてだもん。それに、田村が初めてだって聞いて、少し安心したしね」
 相馬は片目をつむってウインクしてみせると、一瞬だけ、眠りこけている松澤の方を見た。
「ちょっと、嬉しいかも」
 その瞬間、俺はこれでもかとばかりに、相馬の笑顔に悩殺されてしまっていた。
 相馬は誰より綺麗だと思った。
 透き通るような肌はピンク色に染まり、夏の暑さに汗ばんでいた。
 相馬はまた顔を上げ、俺の唇に口づけしたあと、胸のふくらみを上下させながら、ひとつ大きな吐息をついた。
 俺は相馬の胸元に顔を近づけて、掌と舌先で、そこに柔らかに刺激を与えていった。
「……う、……っあぅ、」
 相馬は押し殺した声と弾む吐息でそれに応えた。
 時折びくびくと身体を震わせたりしながら、
「あぅ、やばいかも……」
 顔を赤く染めて、目蓋を閉じて、身体を硬直させていた。
 まっすぐな長い髪は床に広がり、かすかにシャンプーのいい匂いを立ち上らせていた。
 相馬は躊躇うように首を振り、
「……ひっ、……ぁふっ」
 うわずった声に合わせて、綺麗な髪の流れを乱れさせた。

310:サマーキャンプ(続き)
07/02/08 14:22:14 2rkox8gM
「た……むら、……う……ダメ」
 俺は胸元から顔を上げると、濃紺をした相馬のハーフパンツに手をかけて、それをゆっくりと脱がせていった。
 そして、ハーフパンツの下から現れた白い下着に指先をかけると、そろそろとそれも脱がせていく。
 相馬は一瞬、ぴくりと反応したが、結局なにも言わなかった。

 やばい。
 そう思った。
 だって、なにもかもがうまく行きすぎてる。
 緊張した面持ちで横たわっている相馬は、やはり綺麗で。本当に、綺麗で……。
 こうして見下ろしている、一糸纏わぬ相馬の裸体は、本当に眩しくて……。
 これは、相馬と松澤の間で、中途半端な気持ちのまま揺れている俺なんかが、触れてしまってもいいものなのか?
 そんな風に、迷うのだ。
「……田村?」
 遠慮がちに、俺の顔色を窺うように、相馬が俺に声をかける。
「……どうしたの?」
 きょとんとした顔で、不思議そうに俺を見上げている。
 ……ええい、ままよ。
 俺は相馬の太腿に手をやると、強引に脚を広げさせ、その間に顔を埋めた。
 揺れている感情に任せ、舌先で、その場所を乱暴に舐め始めた。
「きゃっ! ま、待って……た、田村……、し、舌は止め……、あぅ……、恥ずかし……」
 松澤に対する後ろめたさを消すために、俺は一心不乱に、相馬のそこを舐めつづけたのだ。
「わっ、……ひっ、……やぁ、……た、たむら、……ひ、く、……ぅあっ!」
 相馬が出すあられもない声や、びくびくと痙攣しつづける身体や、流れ出る愛液なんかが、ひどく遠い場所で起こっている出来事のように感じられていた。
 相馬の声が遠くに聞こえる。
「あ! あ! やぅ! ふぁ、……わ、わたし、もうダメ……」
 相馬の力のこもらない細い指が肩口に置かれて、ようやく俺は我に返った。
「はふ……、は、激し……、はひ、」
 ふるふると涙目で首を振り、相馬は、
「えっと、なんて言ったらいいんだろう、こんなとき……」
 息を乱し、苦しそうな表情で見上げながら、

311:サマーキャンプ(続き)
07/02/08 14:23:15 2rkox8gM
「来て……。って、言うのかな……? 挿れて……なんて、女の子からは、普通言わないよね?」
 夜明けの光みたいに笑った。

「……う、じゃ、じゃあ、その、なんだ……、その、い、挿れ……い、いくからな、相馬」
 しどろもどろで告げると、相馬は、うん、と返事をした。
「痛くても、我慢したげるからいいよ。その代わり、ひとつ貸しだけど」
「お、おまえな……」
「……えへ、冗談」
「そ、そ、そ、い、いくぞ」
「うん」
じわり、と押し進める。
「……っ」
 相馬が息を呑む。
「あっ、痛いか?」
「へいき。大……丈夫」
「……そ、そうか」
 また少し、中に進める。
「あう、ひっ」
「あ、悪い」
 相馬は首を振る。
「……いいから来て」
「お、おう」
 めりめり、とか、ぎちぎち、とか、漫画なんかだとそう表現するのだろうか。
 痛みをこらえる相馬のそこは、えらく狭い隙間だった。
 眉根を寄せ、苦痛に顔を歪めながら、相馬はその痛みに耐えつづけた。
「……ひっ」
 全部入ったとき、相馬はそんな小さな呻き声を漏らした。
 俺のものは相馬の内側で温かい熱に包まれ、まるで握られているような感触を持つのだった。
「全部入ったぞ」
 可能な限り優しい声でそう言うと、相馬は声を出さずにコクッと頷くことでそれに応えた。
 だけど、どうすっかな……、と俺は思った。

312:サマーキャンプ(続き)
07/02/08 14:24:36 2rkox8gM
 まさかこんな状態で、その……コトをいたす訳にもいかない。相馬がえらく痛そうだ。
 かといって、ここで止めにしようと言ったって、相馬広香は納得してくれるような女じゃない……ような気がする。
 相馬のことだ。きっと痛いのを我慢してでも、俺が終わるまで、つづけようとするだろう。
 俺は声をかける。
「相馬……動くぞ。いいか?」
「ん」
 相馬が頷いて、俺はゆるやかに身体を動かし始めた。
「きゃ……、う、……ひぅ、……、ん、……」
 相馬の中はひどくきつかった。
 目をぎゅっと瞑りながら、痛みをこらえる声を相馬は漏らしつづけている。
「は、……、あ、……あぅ、……ひ、……」
 わななきながら、両手で俺の二の腕を掴みながら、相馬は俺の身体の動きに合わせて呼吸を弾ませていた。
「ひっ、……ひっ、……」
 すすり泣くときのような声を上げ、
「うっ、……ぅう、……あっ、……っく」
 全身の肌を赤く染めながら、相馬は震えていた。


 長い時間が過ぎた。
 いや、本当は、あっという間の出来事だったのかもしれない。
 しかし、俺にはそれが、かなり長い時間の出来事に思われたのだ。
 鈍い感覚が下腹部の辺りに走り、俺は相馬から俺のものを引き抜くと、先端から出る白い液体を、バンガローの板張りの床にかけた。
 虚脱感が身体を襲った。
 俺と相馬は二人して激しく息を切らして、視線を合わせて笑い合う余裕もないほどに疲れ切ってしまっていた。
「た、た、たむら。ねえ」
 しばらくして呼吸が落ち着いてくると、相馬が俺に話しかけた。
「あ、あの、さ、き、きききき、気持ちよかった?」
 挙動不審で、目を合わせようともせずに、この容姿端麗なスーパー美少女、相馬広香は問いかけてきた。
 もちろん俺は、

313:サマーキャンプ(続き)
07/02/08 14:25:07 2rkox8gM
「おう」
 と即答し、お嬢様座りをしている相馬の頭を、愛情たっぷりに抱きしめた。
「ぎゃー」
 と相馬は悲鳴を上げて、しかしやがて、
「……えへへ……」
 と満足げに、はにかんだのだった。


 そのようにして「コト」が終わり、俺たちは眠りにつく準備をし始めた。
 しかし、相馬はえらく疲れてしまっていたようで、服を着終わると毛布に寝転び、すぐにすうすうと寝息を立て始めた。
「俺も寝っかな」
 そう呟いて、ふと気が付いた。
 なにかが、おかしいのだ。
 奇妙な違和感が俺の中に残っていた。
 さっきまでとは、部屋の中のなにかが違っていた。
 おかしいな、と少しの間、考えていて、やがて気付いた。
 寝ていたはずの、松澤がいない。

「……田村くん」
 背後からの威圧するような声に俺はビクリと全身を震わせ、
「…………」
 おそるおそる、振り向いた。

 ま、ま、ま、ま、松澤ぁ―!

 どす黒い怒りのオーラを纏った松澤が、静かにそこに佇んでいた。
「ま、ま、ま、松澤。よお、お、起きたのかい?」
「うん。起きてた。ずうっと」
「い、い、い、いつ頃から?」
「田村くんが、相馬さんを裸にした辺りから」
「ふ、ふーん……そ、そうなんだ」
「そう」

 あ、あわわわ。
 あわわわわわわわ。
 あわわわわわわわわわ。
 きゃあーーーーーーーーー。


 その夜は、俺の短い人生の中で、最も長い夜になった。

 END


314:サマーキャンプ(続き)
07/02/08 14:26:10 2rkox8gM
こんな感じです。
では、また機会がありましたら。

315:名無しさん@ピンキー
07/02/08 14:49:16 P+vK8jO7
神よ・・・ありがとう。

316:名無しさん@ピンキー
07/02/09 19:58:44 kOSM4/GC
GJ!超GJ!!

317:名無しさん@ピンキー
07/02/10 00:27:53 4OVtWjkA
相馬SSは出揃ってきたけど、松澤SSが少ないな……
松澤エロSSを書いてくれる神降臨希望。

318:名無しさん@ピンキー
07/02/10 01:57:48 PtxV/UJG
それよか相馬NTRの続きマダー

319:名無しさん@ピンキー
07/02/10 17:26:18 3SG1ClzY
「う……、田村……くん、……イ、イクッ!」
 艶かしく全身を痙攣させながら、松澤が今夜何度目かの絶頂をむかえた。
「……ま、また、イッちゃった……。田村くんの、意地悪……」
 瞳にぼんやりと淫らな色を浮かべ、目じりに涙をためながら、息も絶え絶えに、松澤は俺を見上げていた。
 松澤がエロイからだよ、と呟いて、俺は人差し指と親指で、そっと松澤のクリトリスを擦った。
「ひっ、ふあっ!」
 刺激に敏感に反応して、松澤は身体をビクンとさせ、
「うっ、……触ったらダメ……、ち、力が抜け……あっ、……そんなにすると……、き、気持ちよすぎ、る、……」
 がくがくと震えながら、ふるふると首を振った。
「松澤……すごく濡れてる。……ぐしょ濡れじゃんか」
「……ふっ、……あぅ、……い、言わないで……、ひっ、……な、舐めないで、……、あ、あぅっ!」
 俺は舌で執拗に松澤のクリトリスをなぶっていった。
 すでに何度も果ててしまっていた松澤の身体はえらく敏感になっており、舌をそよがせるたびに、面白いようにびくびくと跳ね上がった。
「ひぅ、……た、た、田村くん……、うぅ、ぁくっ、……お願いだから、も、……もう、許して、……」
 松澤の泣き出しそうな声に返事をせず、俺は舌でクリを刺激しながら、ゆるゆると蜜壷に指を挿入していく。
「や、……、あ! あ! 待って田村くんっ!」
 くちゅくちゅと音を立てつつ指を出し入れし、蜜壷の肉襞に刺激を与える。
「ひっ! や、やあっ! そんなにしないでっ!」
「松澤、シーツがびしょびしょに濡れちゃってる。ほら、こんなに……」
「あっ……、そんなこと、……、うぅっ、やめ……、きゃっ……あう……あう! あう!」
 指を出し入れするたび、松澤の身体がひくついている。蜜壷は淫猥な音をたてながら、生き物みたいに指を締めつけ、絡みついてくる。
 おびただしく濡れている松澤の秘肉に包まれた俺の指は、容赦なく松澤の感じる部分を責めつづけた。
「あっ、……ぁきゃっ! ひゃぅ……、ダ、ダメッ、……ひ、もうダメ、……田村くん、……た、たむらくんッ!」
 涙をぽろぽろ流しながら、軟体生物のように全身をくねらせながら、松澤はあえいだ。
「ひくっ……ど、どうしてこんなに、……た、たむらく……上手なの、……ぅあッ、……」
 松澤の中の感じる部分を、俺は指の腹で撫でていく。
「……うっ、……あっ、ふわッ、……、いやぁ、……やッ、……あ、ひッ!」
 甲高いうわずった声を上げ、
「うあぁぁ、……、よ、よすぎ、……た、たむ、たむらくん……、あ、あッ、……気持ちいッ、……イ、イッちゃう! またイッちゃうよぉっ……! あぅ! あぅ! ……ひッ、……ぅああああぁイクッ……!」

320:名無しさん@ピンキー
07/02/10 17:29:36 3SG1ClzY
ぐあっちょっ……
投稿するつもりじゃなかったのに!
確認するつもりが・・
すまん、自意識過剰とか思わないでくれ orz
吊ってくる・・。そして旅に出る。

321:名無しさん@ピンキー
07/02/10 20:11:06 VKNs2qwD
GJ

322:名無しさん@ピンキー
07/02/12 13:42:20 VK0uOpC3
首吊る暇があったらさっさと投稿しろGJ

323:名無しさん@ピンキー
07/02/14 00:55:09 DTs3nIjW
ゆゆこはファットフードによって生じた腹回りの脂肪を掴むと

324:名無しさん@ピンキー
07/02/15 14:22:01 8eOeIzmT
凄まじいラブコメのアイデアが浮かんだ

325:名無しさん@ピンキー
07/02/15 15:08:15 RS179BCi
>319
>どうして(略)上手
相馬と入念なリハーサルを実施しているからではあるまいか。

326:名無しさん@ピンキー
07/02/15 19:58:39 +Hkla2rc
4巻でアミとみのりんの株が急上昇。
エロもいいけどすごい見ててこっちが悶えちゃうような恋愛模様とかもみたいなぁ。

327:名無しさん@ピンキー
07/02/15 22:50:23 WlvJvzYC
>>326
        ⊂( ゚Д゚ )y━・~~~  
      ///   /_/:::::/     好きなタイトルを選べや
      |:::|/⊂ヽノ|:::| /」      
    / ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|      
  /______/ | |      
  | |-----------| |

つ「恋する松澤はせつなくて田村くんを想うとすぐHしちゃうの」
つ「広香ちゃんの新妻だいありー」
つ「手乗りタイガーとの暮らし方」
つ「天然系な彼女」
つ「に~づまはモデルさん ~ダーリンは三白眼~」
つ「恋ヶ窪ゆり先生の【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!」

328:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:05:43 hgijY6bc
>>327
タイトルのつけ方がどれも秀逸wwwwwww
326ではないが、自分は「手乗りタイガーとの暮らし方」を希望するであります!

329:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:09:41 FsYxPqV/
ここは「に~づまはモデルさん ~ダーリンは三白眼~」しかないでしょw
あーみんと竜児のラブラブっぷりが激しく見たい。

330:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:09:54 2fueHhED
せっかくだからおれはこの

「に~づまはモデルさん ~ダーリンは三白眼~」

をえらぶぜっ

331:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:10:44 lHYZhgvT
俺の知っているエロゲタイトルが複数w

332:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:33:45 l3Z5L+fh
>>327

     ...| ̄ ̄ | < 全て注文しよう。支払いはたらスパ何皿かね?
   /:::|  ___|       ∧∧    ∧∧
  /::::_|___|_    ( 。_。).  ( 。_。)
  ||:::::::( ・∀・)     /<▽>  /<▽>
  ||::/ <ヽ∞/>\   |::::::;;;;::/  |::::::;;;;::/
  ||::|   <ヽ/>.- |  |:と),__」   |:と),__」
_..||::|   o  o ...|_ξ|:::::::::|    .|::::::::|
\  \__(久)__/_\::::::|    |:::::::|
.||.i\        、__ノフ \|    |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\   |::::::|
.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i~^~^~^~^~^~^~

333:名無しさん@ピンキー
07/02/16 02:06:34 O8q6g3Wk
たらスパなら幾らでもくれてやる、だからそろそろ松澤にも愛の手を!!

334:名無しさん@ピンキー
07/02/16 07:10:29 0e6n2iyc
「に~づまはモデルさん ~ダーリンは三白眼~」

だな。

335:名無しさん@ピンキー
07/02/16 13:28:28 /HB4tvBq
あーみん人間爆発だな!w

まぁ俺も『に~づまはモデル~ダーリンは三白眼~』でw

336:名無しさん@ピンキー
07/02/16 13:31:05 /HB4tvBq
誤爆したwwwwwwww

×→人間
○→人気

だよwwwなんだよ、あーみん人間爆発ってwwwwwwwwwwwww






吊って来ます…

337:名無しさん@ピンキー
07/02/16 17:58:31 DDZ7115M
「に~づまはモデルさん ~ダーリンは三白眼~」
でおねがいします!!111

338:名無しさん@ピンキー
07/02/16 21:04:51 sXMtHNCH
想像するとトップモデルのアミと主夫のリュウジとかか。
結構マスコミとかでも話題にとか。

339:名無しさん@ピンキー
07/02/17 06:13:39 ywfigI7U
天然系な彼女はみのりんがヒロインだよな?

ならば「天然系な彼女」を俺は選ぶぜ!

340:名無しさん@ピンキー
07/02/17 07:15:55 cglQTjoO
天然系な彼女って松澤のことかと思ったがみのりんか、そっちにもいいな…

341:名無しさん@ピンキー
07/02/17 11:19:28 v9oqoJQk
だれか早く書いてよ。

342:名無しさん@ピンキー
07/02/17 11:42:17 2xW/Oa9D
『に~づまはモデル~ダーリンは三白眼~』に一票
あーみんはエロの似合う女だ

343:名無しさん@ピンキー
07/02/18 21:30:48 pQSCn6Vv
ばかちー大人気だなw

344:名無しさん@ピンキー
07/02/18 22:39:59 G0mPK/gX
正直アミは2巻の殺(ころ)はこれほどだとは思わなかった……
竜児との絡みで好きになった。

みのりんも1巻の転はこれほどとは思わなかった……
アミの腹の肉掴みでダイブレイクした。

345:名無しさん@ピンキー
07/02/19 21:43:14 psgSqyQK
祐作のブレイクは何時ですか?いや、嫌いじゃないがどうも地味だ。

ここはいっそ、アミのりんで2人とも

346:名無しさん@ピンキー
07/02/19 22:23:02 BibhyZYR
会長と祐作の絡みを期待しているのだが……。

347:名無しさん@ピンキー
07/02/19 22:39:55 bl1MvYgk
>>346
「俺と一緒に最高の馬を作ろう、北村!」
「アッー」

それを目撃してしまい嫌悪と同時に妙な興奮を覚える副会長

348:名無しさん@ピンキー
07/02/20 07:51:39 UCwrqGIC
確かに会長も惜しいな…

349:名無しさん@ピンキー
07/02/22 01:03:31 UBE8ZQ2/
大河を徹底的にぶん殴って顔をボッコボコに腫らして後、泣き喚く大河を
更に殴り続けながらフルボッコかつ陰惨に陵辱したい

350:名無しさん@ピンキー
07/02/22 08:16:18 4KT4SGmq
んな事したら親父の血が覚醒した竜児に殺られちゃうからヤメトキナ

351:名無しさん@ピンキー
07/02/22 09:35:55 4l0VfXXg
>>350
それいい!
オヤジの血が覚醒(・∀・)モエッ

352:名無しさん@ピンキー
07/02/22 10:58:30 bW3rW8Ow
>>350
それなんて浦飯?

353:名無しさん@ピンキー
07/02/22 17:30:11 itSwaaKY
普段の力が発揮できないときに襲われてやばい時に
白馬の王子さまよろしく助けに来るとかか、でも顔は王子でなく阿修羅。

354:名無しさん@ピンキー
07/02/22 20:25:47 UBE8ZQ2/
泰子の熟女マンコぐっちゅぐっちゅ

355:名無しさん@ピンキー
07/02/23 07:11:24 hwG2ZAPF
泰子もいいんだが相手が浮かばない。
若かりしころの父と乳を想像して書くのかな。

356:名無しさん@ピンキー
07/02/23 07:28:08 UD1Ph6lb
>>327
つ「に~づまはモデルさん ~ダーリンは三白眼~」
本スレに誤爆した人が書き込んでいないようなので代わりに書いておきますね

357:名無しさん@ピンキー
07/02/23 09:05:23 DOS6SpSt
あれ誤爆だったのかwww
いやがらせかとおもたw

358:名無しさん@ピンキー
07/02/23 20:59:41 UZBtCkfu
亜美が可愛すぎる件

359:名無しさん@ピンキー
07/02/23 22:25:31 E7DEjRjr
>>358
亜美はいいビッチ

360:名無しさん@ピンキー
07/02/24 07:06:01 6rReQiD1
ビッチ…痴話ワなだけにか。実際いいな。

361:名無しさん@ピンキー
07/02/24 11:29:07 e3iho0Lm
「に~づまはモデルさん ~ダーリンは三白眼~」に一票

362:名無しさん@ピンキー
07/02/24 11:59:34 ZbBQFw37
とりあえず期待する

363:名無しさん@ピンキー
07/02/24 23:33:43 lL+ZMeR1
是非とも松澤SSを……

364:名無しさん@ピンキー
07/02/25 22:35:06 +TtXvby2
ゆゆこの折り重なった腹の肉の隙間にちんこつっこみたいよな

365:名無しさん@ピンキー
07/02/25 23:30:03 riWVi6I7
「手乗りタイガーとの暮らし方」
~小さな恋人との、LOVE×LOVE半同棲生活~

○ STORY
主人公 "高須竜児" と "逢坂大河" は、念願の彼氏彼女に。
互いの失恋も乗り越えお隣同士だった2人は、初めての半同棲生活をスタートさせる。

目を覚ますと、台所からパンの良い匂いが漂ってくる。
お風呂はガス代節約なんて言いながら、一緒に入る。
ベットに入れば、夏なのにぴったりと彼女がくっついてくる。おかげで扇風機はかけっぱなし。
生活費は彼が頑張ってくれるので、1.5人分ぐらい。
距離が近くなった。
多分、過去最高。


でも夏はこれから、2人もこれから。


○ 製品情報
手乗りタイガーとの半同棲生活ADV
  【初回特典】
   1、手乗りタイガー成分100%ファンブック
      (手乗りタイガーとの暮らし方はもちろん、とらドラ!設定資料もあり)
   2、アレンジサウンドトラック
      (手乗りタイガーとの暮らし方の主題歌フルバージョンはもちろん
      とらドラ!主題歌アレンジバージョン2曲も収録!!)
   3、みんなで作るボイスドラマ
  原画  ヤス  シナリオ  竹宮ゆゆこ
価格 5.800円 (税込6.090円)
DVD-ROM 1枚組

366:名無しさん@ピンキー
07/02/26 01:08:51 Df+zY3tC
>>365
高速で注文した。

367:名無しさん@ピンキー
07/02/26 01:45:59 4ze+7UCW
>>365
>生活費は彼が頑張ってくれるので、1.5人分ぐらい。
やっぱり頑張ってるのは竜児か…

368:名無しさん@ピンキー
07/02/26 07:13:15 KEQ3rZwp
他の女の子バージョンも考えられそうだな

369:名無しさん@ピンキー
07/02/28 18:33:19 AMQPAl4T
はぁ…泰子の乳マジ揉みたい

370:名無しさん@ピンキー
07/02/28 22:19:48 TmpkSiLJ
>>365
ストーリーがやけに上手いんだけどw
元ネタあるの?

371:名無しさん@ピンキー
07/02/28 22:22:59 MCR+ASCI
幼なじみとの暮らし方

372:名無しさん@ピンキー
07/02/28 22:27:18 XGOhe0SH
ヒマなんで女だけどSS考えてみる。
大河×竜児でいいかな?

373:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:07:58 tSqbeMdH
女流SS作家とは貴ty


……ゆゆぽか! 貴様がゆゆぽか! たらスパをたーんと喰らわせてやる!

374:名無しさん@ピンキー
07/03/01 00:03:36 69kYHXak
期待してm


……大河が! 大河が攻めなのか! 竜児のナニをたーんと咥えちゃうのか!

375:名無しさん@ピンキー
07/03/01 00:59:50 /iebg89D
竜児は希代の受けキャラ。

376:名無しさん@ピンキー
07/03/01 01:02:37 Ztxaaa2N
みのりんとばかちーはともかく大河相手なら攻めにも転じれそう

377:名無しさん@ピンキー
07/03/01 02:00:09 9Hcbi/pR
>>372

     ...| ̄ ̄ | < ぜひ頂きたい。支払いはたらスパでよいかね?
   /:::|  ___|       ∧∧    ∧∧
  /::::_|___|_    ( 。_。).  ( 。_。)
  ||:::::::( ・∀・)     /<▽>  /<▽>
  ||::/ <ヽ∞/>\   |::::::;;;;::/  |::::::;;;;::/
  ||::|   <ヽ/>.- |  |:と),__」   |:と),__」
_..||::|   o  o ...|_ξ|:::::::::|    .|::::::::|
\  \__(久)__/_\::::::|    |:::::::|
.||.i\        、__ノフ \|    |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\   |::::::|
.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i~^~^~^~^~^~^~


378:372 シリアスぽくてごめんなさい
07/03/01 17:39:01 zBVTSLhc
夏休みの境界線
                                      
 開け放たれた窓から、月明かりが差し込む狭い和室で、安っぽいおんぼろ扇風機が、うなりをあげて首を振っていた。
 それでも、がんばってくれている扇風機には申し訳ないけれど、じっとりと肌にまとわりつくような熱気をかき回すだけで、体感温度はちっとも下がりそうにない。
 そんな夜だった。
 時計の針は0時を回っていた。
 泰子はすでに出勤し、部屋の中には竜児と大河の二人きり。
 いい年の若者が二人きりで、電気もつけないで、ご近所様に誤解されたらどうするの、それこそ、い、犬のように発情していると思われるかもしれないじゃないの!
 と大河は内心竜児に理不尽な怒りをぶつけた。だがしかし、薄暗い部屋の中では、何かをかき回すようなぐちゅぐちゅという水っぽい音と、荒い息遣いが卑猥に響いていた。
 畳の上には栗色の髪が波打って広がり、白い明かりに照らし出されて、汗ばんだ滑らかな肌に鎮座した白い膨らみが、リズミカルに上下する。
 その頂上に飾られた桜色の突起は、きゅっと固くなって、持ち主の追い詰められた状態を表していた。
 唸り声を押し殺して、大河のきつい蕾に自分の欲望を打ちつける事に精一杯の竜児が、時折、飢えた様に、その小さな突起に吸い付くと、
 大河は苦しい息遣いの中に、可愛らしい喘ぎ声を上げた。
 それを聴いて、竜児の動きは一層激しさを増す。
 胸の上まで捲り上げられた、ウン万円するワンピースをぎゅっと握って荒い息をつく大河の頬が赤く染まっているのは、暑さだけのせいではない。
 暑いから…暑さのせいで、だから、こんな事になったのかな?
 部屋の温度にも負けない、熱っぽい頭で、大河はぼんやりとそう思った。けれど、それも一瞬の事で、大河の思考は、強い衝撃にかき乱された。
 熱く繋がった結合部で、竜児の肉棒が今までにない程膨張して、大河の中を苦しいほど一杯にして、突き立ててきたからだ。大河の頭のなかが白くスパークする。
「あっ…あうっ…ああっもぉだめええ…りゅうじぃ!!」
 好き!好きなのおっ!
 最後の一番大事な言葉は口に出せずに、大河は意識を手放したのだった。
「はぁっ…はぁっ…」
 荒い息をついて、竜児は、柔らかくなったものを引き抜いて、手近にあったティッシュを手繰り寄せた。潔癖が骨の隋まで染み付いた竜児ならではの芸当で、
 彼はそこまで、殆ど無意識でこなしていた。
 しかし、真っ白なティッシュについたねっとりとした乳白色の液体に混じって、ピンク色の筋が走っているのを見て、
 はっとしたように大河を見た。うすいぽわぽわとした茶色い繊毛に包まれた大河の蕾からは、おなじく精液がつぅっと垂れて畳に染みをつくっていたが、
 それは、ティッシュについたものよりも生生しいピンク色だった。


379:372-2 コメディ路線発動
07/03/01 17:40:53 zBVTSLhc
「す、すまん大河!お、俺としたことが!いったい!」
 あわあわと視線を四方に巡らせる竜児。
 被害者の息の根を止める為の凶器を探しているのではない。現状を把握しようと、あせりまくっているのだ。
「と、とりあえず証拠隠滅…じゃないっ大河をキレイにしないと!」
 イチゴミルク色の液体を流す大河のアソコが痛々しくて、竜児は、手際よく蒸しタオルをつくると、そっとあてがった。
「痛くないか!?」
 そしてこれ以上ない位優しく拭う。なるべく見ないようにはしているが、時折確認のため目をおとすと、
タオルをあてられてヒクヒクする大河の大事な部分が目に飛び込んできて、萎えかけていた第三の足がおっきおっきしそうになるのを竜児は殴りつけた。
「ぐおぁああああいってっ」
 その痛みに目が冴える。一人でもんどうりうっていると、いつのまに意識が戻ったのか、薄めをあけていた大河と目があった。
「あっ・・・」
 何か言わねば、と口を開いた竜児だったが、大河はその隙を与えず、ぷいっと横を向いてしまった。気のせいか、その頬が赤い。 
竜児は、暫らく迷ったが、結局かける言葉が思いつかず、黙って大河の汚れを拭うと、
ぷるっと控えめに揺れるおっぱいにずれたブラ(竜児のスキルでは外せなかった)をかぶせてやり、ワンピースを膝まで下ろしてやった。
それでも、大河はそっぽを向いて寝転がったままだった。
「あ、あのな。俺も悪いけど、でも、こうなったのは…」
 竜児がごにょごにょと呟くと、大河が鬼の形相で振り返った。 大きな瞳が三角につりあがり、ぐあっと見開かれている。
「なに!私のせいだっていうの!?」
「あ、いや、そういうわけじゃ…」
「そうよねえ。私は被害者よ。このいやらしいさかりのついた豚にレイプされた被害者!」
 そこまで言うか、と竜児も眦をつりあげかけたが、手にもったタオルについたピンク色の汚れを見て、
口を結んだ。現に、傷ついたのは大河なのだ。ここは腹をくくろう、親父じゃないが、小指もつめる覚悟で。
居住まいを正し、竜児は頭をたれた。この後自分の身に降りかかるだろうリンチの苛烈さを想像したら、小指の方が安いかもしれないと、震えながら。
「すまんっ」
 更に言い募ろうとして息を吸い込んでいた大河だったが、そのまま唇をかみ締めた。
「なっ…なによっ謝るなんて!…っもういい!帰る!」
「えっ!?」
 てっきり目も鼻もわからないほどぼっこぼこに殴られるだろうと思っていただけに、驚

380:372-3
07/03/01 17:42:20 zBVTSLhc
いて顔を上げた竜児だったが、目に飛び込んできたのは、立ち上がろうとして、ぎこちなく倒れた大河の姿だった。慌てて抱き起こすと、大河はぎゅっと目をつぶる。しかし、そんな事では、あふれ出る涙をごまかす事はできなかった。
「うっうぇっ…うええええ~ん」
「すまない。俺は、どんな償いでもするから。忘れることなんてできないかもしれないが・…」
「イヤイヤイヤ、そんなのイヤッ」
 力なく竜児の胸板を叩く大河を、竜児は優しく抱きしめた。かける言葉も思いつかずに、暫らくそうしていると、大河の泣き声は、すすり泣きに変わっていった。
「うっうっうっ…」
「ほんとにすまない。今夜の事は、絶対、誰にも口外しないし…」
「竜児」
 ふいに、大河は竜児の胸から顔を離し、その宝石のような瞳で、じっと竜児を見上げた。今はなきはれて赤い目は、さしずめルビーといったところか…
なんて現実離れした考えで現実逃避していた竜児だったが、次の言葉に耳を疑った。
「気持ちよくなかった?」
 下半身直撃。
「あ、ぅ、え、いゃは」
「うれしくなかった?」
「そ、それは…」
 お風呂上り、タオル一枚巻きつけた姿の自分の膝の上に、美少女が枕代わりに頭をのせてきて、さらに股間の一物にそっと手を伸ばしてきたりしたら、
おっ起つなというほうがムリだし、それなんてエロゲ?な状況にワクテカして興奮しない男がいたら知りたいっていうか。
 更に、勢いあまって振りほどいた瞬間に、二人でもつれて倒れたところ、そっと目を閉じられたらキスしないわけにいかないっていうか。
 思いあまってのばした手が小さな膨らみを揉みしだいたところ、さくらんぼみたいな唇から、「あふっ」なんて官能的な声が漏れたら、もう生で拝みたくなるって言うか。
 太腿の柔らかさを堪能していて、うっかり触ったパンティーが、湿っていたら、もうその中をクチュクチュいじりたおしたくなるっていうか。
 ていうか気持ちよかった。きつい大河の蕾に、ぎりぎりまで猛った肉棒を押し込んだ瞬間、潤んだ熱い肉壁にそれを擦りつけた瞬間、
それはまさにカルチャーショックというか。こんな素晴らしい気持ちいい事がこの世にあったのかというかんじで、理性もなにもかも完全に吹っ飛んでしまったのだ。
そう、理性が吹っ飛んでしまったせいで、竜児は大事な事を忘れていた。避妊具の使用だ。
 一人で赤くなったり青くなったりで汗をかいたりしている竜児だったが、大河はつと目

381:名無しさん@ピンキー
07/03/01 17:43:03 zBVTSLhc
線を落とすと、呟いた。
「みのりんの、次でもいい」
「え?」
「今はみのりんの次でもいいの!でも、私の事好きになってよ!ばか!それ位気づきなさいよ!
好きでもない男の、あんな、あんな、あんな汚らしい棒、舐められるわけないじゃないのーーーーーーーーーーっ」
 そう叫ぶと、大河は、今度こそ部屋から飛び出していってしまった。さすが野生の王者。破瓜の痛みも気力で吹き飛ばすといった所か。
いや、そんな事考えている場合じゃねえだろ。竜児は首をふった。
「さ、誘い受け?」
 だったのか?やっぱり、大河なりに誘ってたのか?そして、その手の上で転がされ、思惑にはまってしまった自分に、竜児は呆然とした。
 夏休みも終わり、新学期の午前1時。色んな意味で、竜児は新しい学校生活を送れそうだ。ミノリとの距離が縮まったように思ってわくわくしていた新学期だが、
どうやら、今まで以上にそう単純にはいきそうもないらしい。
 


382:名無しさん@ピンキー
07/03/01 17:43:50 zBVTSLhc
さーせんorz ↑は372-4です。

383:名無しさん@ピンキー
07/03/01 18:02:54 YNYpE1+X
>>382
リアルタイムで見れた。


つたらスパ

384:名無しさん@ピンキー
07/03/01 18:05:02 zBVTSLhc
>>383
おいしくいただきます

たらスパ⊂

385:名無しさん@ピンキー
07/03/01 18:06:45 uc1a82vE
>>382
マジ感動した。気に入った家に来てたらスパをファックしていいぞ。

386:名無しさん@ピンキー
07/03/01 19:05:05 TQNSimLP
>>382
これはたらスパをおごるしかないかもわからんね

387:372
07/03/01 19:52:48 zBVTSLhc
たらスパをふぁっくするイチモツがないのが残念ですが
初SS投下でセクロスシーンも初めて書いたので非常に至らない点もあったかとおもいますが
やさしくたらスパにまみれさせてもらい感激です。
ありがとございました☆
機会があれば亜美VS大河でオナヌ対決とか考えてます。
すいません。失礼しました。

388:名無しさん@ピンキー
07/03/01 20:48:26 n+GkwlGk
誘い受けに吹いたwww
最高だ!!

さあ、腹がゆゆぽになるまで堪能して次回作に取りかかってくれw
つ たらスパ&ゆゆぽ丼セット特盛

389:名無しさん@ピンキー
07/03/01 22:44:40 ZRujyGUV
えろぱろすれでおっきおっき

390:名無しさん@ピンキー
07/03/01 23:59:10 9Hcbi/pR
>>378-382 384 387

つたらスパ特盛り
GJ,GJ

     ...| ̄ ̄ | < 堪能させて頂いた。すばらしい
   /:::|  ___|       ∧∧    ∧∧
  /::::_|___|_    ( 。_。).  ( 。_。)
  ||:::::::( ・∀・)     /<▽>  /<▽>
  ||::/ <ヽ∞/>\   |::::::;;;;::/  |::::::;;;;::/
  ||::|   <ヽ/>.- |  |:と),__」   |:と),__」
_..||::|   o  o ...|_ξ|:::::::::|    .|::::::::|
\  \__(久)__/_\::::::|    |:::::::|
.||.i\        、__ノフ \|    |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\   |::::::|
.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i~^~^~^~^~^~^~


391:名無しさん@ピンキー
07/03/02 01:02:44 FOOS4azp
>>372
初ssでここまで書けるのかよ……。
やりおるわwとりあえずGJ!!!!

392:名無しさん@ピンキー
07/03/02 11:14:31 /kF/DFyM
>>391
紛らわしい書き方してごめんなさい。
初SSでなく初投下です!

ついでに次SS投下します。夏休みあけて数日後の設定。
亜美のほうも詳しくかこうとおもったんですけど
長くなりすぎるとおもったんで割愛しました。
これにてまたいったん読者に戻りますので。

たらすぱさしいれてくださったかたまじありがとございます!

393:392-1(372続き)
07/03/02 11:19:35 /kF/DFyM
 高く遠く青く澄んだ空は、秋の気配を存分に予感させた。スチールの枠に切り取られた
四角い空を、季節をフライングした蜻蛉が、ゆったりと横切る事もある。
そんな小春日和も麗らかな昼休み。竜児は、流れる雲を目で追いながら、
満腹で膨らんだ腹をさすりさすり、ゆったりと午後の授業に向けての鋭気を養っていた。
 遠く、廊下側から、こだまのように悲鳴が響いてくるまでは。
 行く先々で生徒達を怯えさせ、悲鳴と恐怖を撒き散らす存在は、この学校には一人しかいない。
 ズバシッ
 ドアが吹っ飛ぶかと思われる力加減で開かれ、そこに姿を現したのは、
顔を真っ赤にゆだたせた、栗色の髪も豊かな、小柄な美少女。
手乗りタイガーこと逢坂大河そのひとであった。
「おうっ…遅かったな。もう授業始まるぞ。ホラ、お前の分の弁当。さっさと食えよ」
 声を掛けたくない。そんな思いを振り切って、クラス内の冷え切り固まった空気にメスを入れるべく、
竜児は血を吐く思いで喉を振り絞り空気をはいた。ギンッっと、目だけそちらにむけ、無言で、
大河は竜児の隣に腰をおろした。
 ちなみに、いつも一緒に弁当を食べている裸族とみのりは、食べ終わると、役員会だの部長会だのと
慌しく教室を飛び出していってしまったままだ。昼休みが始まるとともに、大河と姿を消した亜美も、
まだ戻ってきてはいなかった。そうだ、二人は一緒に出て行ったはずなのだ。なのに、戻ってきたのは大河一人。
 川嶋はどうしたんだ――――。
 建築現場のブルドーザーのように、竜児お手製のたらこ入り焼きうどんを掻き込む大河に、
そう問いかけようとした竜児だったが、その鬼気迫る横顔から、小さな全身から、
ハナシカケルナ。アタシニカカワンナ。そう殺気―いや、信号が発せられているのを受け取り、
しゅんと押し黙るのだった。

 思えば、あれは真夏の夜の夢だったのだろうか。

 びくびくして様子を伺って過ごしていた竜児だったが、思ったような報復は訪れずに、
新学期というレールにのり、毎日は平穏に滑り出していた。
 教室の喧騒から意識を逃し、竜児は虚空へと視線をさ迷わせた。
その両手は、無意識のうちにおわんの形を形作り、やわやわっと空中で怪しげな動きをした。
夏休みの最後の夜、泰子のいない狭苦しい和室で、竜児と大河はうれしはずかしも結ばれたのだった。
その時は、無理にずらされたレースのブラに押し出されるようにして、
なまめかしく月明かりに浮かび上がった小さな白いふくらみを、こう、竜児が包み込むようにして
感触を楽しむと、バラの花びらのような唇から、可愛らしいあえぎ声が。
「ひうっ」
 そう、丁度今みたいなかんじで。
 ばっっと竜児は右45度に振り向いた。と、丁度食べ終わった弁当を包みなおしていたらしい大河と、
目があった。その顔は脂汗がじっとりで青ざめていた。しかしその目は陰鬱に半分閉じられており、
体より立ち上る並々ならぬ殺気が、他者の介入は歓迎しない旨を伝えていた。
 今のは聞き間違いだったのだろうか。
 首をかしげる竜児だったが、五時間目の予鈴が鳴ると、そんな疑問は頭から消え去ってしまっていた。
「おう、やばい。みんなもういねーじゃねーか。北村と櫛枝まで、さっさと行っちまいやがって。おい、大河、
次は体育だぞ、さっさと体育館に行こうぜ」
 気づけば、大河の触れれば血が噴出しそうに剣呑な殺気に恐れをなしたクラスメイトたちは、
次の授業が体育館であることをこれ幸いと、一人のこらず姿を消していた。気づいた竜児も、
廊下に並んだロッカーに飛びつくと、体操着をつかんだ。そしてロッカーを閉めて、さあ体育館へ!
という段階になって、いつもなら一歩前にいるはずの、小さな背中が見当たらない事に気づいた。
きょろきょろと周りを見渡せば、ガラス越しに、まだ教室内で立ち尽くしている大河の姿が目に入った。
「なにやってんだ。遅れるぞ!」
 近づいて、手を取ろうとした竜児だったが、大河は両手を胸の前で握り、イヤイヤをする。
「あ、あのなー。もしかして、今になって、この間の件の仕返しをしたくなったのかもしれんが、
どうせならもうちょっと時と場所を選んで…」
「ばかっそんなんじゃないっ」


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