ひぐらしのなく頃に Part.4at EROPARO
ひぐらしのなく頃に Part.4 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
07/01/07 03:36:58 h91ytL9G
圭「プレゼント…段ボールに入るほど大きく重いプレゼント…心当たりが全くない
悩んでいても仕方がない、開けて見よう」
がさがさ

1.
レ「じゃーん」
圭「うわっ!レナ何やってんだこんなところで」
レ「圭一くん…レナ自身がプレゼントじゃだめかな、かな…」
圭「といわれてもな…」
レ「…今日一日、レナは圭一くんのもの…だよ…」
圭「レナ…」
レ「圭一くん…好きだよ…」
圭「俺もだよ…」
レ「うれしい…!圭一くん!」
圭「レナ!…うれしいプレゼントだ…一生大事にするぜ…」

2.
魅「はぁーい、圭ちゃん!」
圭「魅音!?何が!?」
魅「おじさんがプレゼントだよ!」
圭「はいはいわかった、悪戯はもうよしてくれ…心臓に悪い」
魅「あるぇー?」

3.
沙「くらえ目潰し!」
圭「ぎゃぁーっ!いでぇ!なにしやがる沙都子!」
沙「この段ボールがトラップだったのですわ!甘いですわねぇ圭一さん」
圭「…沙都子ぉーっ!つかまえた!」
沙「け、圭一さん!レディのおムネにさわるなんてはしたないですわよ!」
圭「どこがレディだ、ナイチチなんか触っても嬉しくねぇ!
それにレディってのはもっと体がなぁ…」
沙「言いましたわね…私の美しいボディを見たら惚れますわよ!」
圭「うわっ、脱ぐな!」

551:名無しさん@ピンキー
07/01/07 03:38:20 b+NLu3uP
雲雀13「け・・・・けええええええええええええええいいいいいいいいい!!!!!
      俺が間違ってました!貴方の性犯罪に対するその意志は負けました!
      俺、マジメに生きます!田舎に帰ってかあちゃんととうちゃんの実家を継ぎます!!」
K1「おう!それでこそ男だ!両親を悪くさせるなよ!」
雲雀13「ハイ!ありがとうございました!!!!!」
山狗達「お・・・俺達も間違ってました!一生レイプ未遂なんかしません!
     我が妻子供達の為にがんばります!」
K1「ああ!俺達男は愛すべき者達の為に生きるんだ!
   間違っても相手の人生を奪うようなマネをしてはいけない!
   わかったかみんな!」
山狗「「「「「「ハイ!ありがとうございました!!!!!!!」」」」」」」

レナ「ひ・・・酷いよ圭一くん・・・・どうして・・・・・」
K1「悪いなレナ、いや男として、女性のピンチに駆けつけるヒーローみたいなことやってみたいじゃん?」
レナ「うっ・・・・私・・・本当に怖かったんだよ・・・・それだけの為に・・・・・」
K1「悪い・・・ごめんな・・・・もう二度とこんなことしないからさ・・・・・」
レナ「ふっ・・・・ふわああぁぁぁん!!!」
鷹野「で・・私はどうなるの・・・・・」

考えなしに書いたらオチがわからなくなりました

552:名無しさん@ピンキー
07/01/07 03:39:18 b+NLu3uP
わ、被った
>>549>>551

553:名無しさん@ピンキー
07/01/07 03:40:24 h91ytL9G
>>552
ごめんなさい(´・ω・`)

554:名無しさん@ピンキー
07/01/07 09:50:13 PntDUEr1
>>551
Kカッコヨスwww

>>550
沙都子かわいいよ沙都子

とりあえず箱に入ってみるも途中で、何馬鹿な事やってんのかしらと我に帰ったところで
羽入に何をするつもりだったのか聞かれて赤面しちゃう梨花ちゃまを勝手に妄想しました

555:名無しさん@ピンキー
07/01/07 10:44:34 GEZG9GRT
「ち、知恵先生・・・俺もう・・・!」
「だーめ、まだまだこれからよ圭一君。頑張って」


556:名無しさん@ピンキー
07/01/07 11:55:45 HF4uFzns
>>548
シリアスで陵辱もの読みたいなら、自分はそれで大正解だと思う。
てか、自分も読んでみたい。

惨劇回避で、でも陵辱つかエロ描写は希望という条件を満たすならば
大魔王Kと山狗が陵辱大会を繰り広げ、でも気が付けばKが山狗と
鷹野を制圧している展開だと思う(でも、後日圭一は部活メンバー
から白い目で見られるよねやっぱり)

惨劇も陵辱も嫌なら、>>551だと思う。
てか、Kカッコイイぜ。そこに痺れる憧れるうううぅぅぅっ~!!

>>550
レナに萌えた。今後、ひぐらし起動してレナのびょんっ!!がこれに
脳内変換されそうだ。

557:名無しさん@ピンキー
07/01/07 13:29:04 IywUC+F3
罰恋しを見て圭一×先生の言葉責めとかいいなあと思ってしまった

「前原君、授業に集中しなさい!」
「へぇ……先生って意外と着やせするタイプなんですね」
「ちょ……前原君! 一体何をブツブツと……!」
「え……そんな先生いきなり……俺たちは教師と教え子で……ハァハァ」
「それは私のセリフで……って、頭の中で私に何をさせてるんですか!?」
「え? 聞きたい? 聞きたいんですか先生?」
「いきなり現実に戻らないでください! いいです! 聞きたくないです!」
「そんな、遠慮しないでくださいよ……俺たちもう赤の他人じゃないだろ、留美子?」
「やめてぇ! これ以上私を汚さないでぇ!」

みたいな

558:名無しさん@ピンキー
07/01/07 15:45:59 h91ytL9G
ロ「梨花ちゃん!君をもらいにきた!」
梨「みぃ…赤坂…」
ロ「東京でともに暮らそう」
梨「はい…うれしいのです…みぃ?」
ロ「これからはずっと一緒だ」
梨「は、恥ずかしいのです…」

沙「きゃーっ!梨花と赤坂さんがついに…」
レ「おめでとう梨花ちゃん!」
圭「泣かせたら承知しないぞ!」
詩「お幸せにね」
大「んっふっふ」
梨「みんなありが…」
魅「うわっ、ロリコンだ!ペドだ!」
赤「うっ…」
魅「恥ずかしくないの!?相手は20も年下なんだよ!?」
羽「ロリ坂なのですwwww」
赤「…ロリ坂…」

559:名無しさん@ピンキー
07/01/07 16:39:23 fWKGswAJ
そういや、デイブレイク持ってないからよく知らないけど
昼壊し編であのまま圭一にレナがベタベタしてたらどうなって
たんだろ?

レナ「はうぅ~っ☆ 圭一君、ヨーグルト食べさせてあげるね☆」
圭一「やめろ。学校だぞ。てかスプーン短いっ!! しかも何で口でなんだ」
知恵「竜宮さん。なんで水着の上に体操服なんですか、せめて半脱ぎにしな
いでちゃんとブルマを履きなさい」
魅音「先生……怒るのそこじゃないですから……」
沙都子「というか、昨日はメイド服でしたわよね……」
梨花「じゃあ明日はきっとバニーよね。縦笛を胸に挟んで……」
圭一「だから、お尻でのの字を書くな~っ!! はうっ」
レナ「はうっ☆ 圭一君のやんごとなき事情かぁいいよ~☆ お持ち帰り
~っ☆」
圭一「触るな~っ。てか誰か助けろよ~っ!?」
部活メンバー『ごめん、それちょっと無理……』

相手がコスプレ好きの圭一だから、こんな感じになるのか……?
てな、想像しちゃったんだけど。

560:名無しさん@ピンキー
07/01/07 16:47:40 piICqlGg
なんつーか萌え死んだとしか言いようがない

561:名無しさん@ピンキー
07/01/07 17:25:11 /2yMbX2q
少し積極的になるだけで普段と変わらないかも

562:名無しさん@ピンキー
07/01/07 17:38:46 gndIJwcx
圭一はコスプレ見るのが好き
レナはコスプレするのも見るのも好き
圭一が合わせれば理想的バカップルになる!!

563:名無しさん@ピンキー
07/01/07 18:14:29 GeaiTCsG
>>558
どんなときもやっぱりみおんw

564:名無しさん@ピンキー
07/01/07 18:14:50 TtLBXZn3
>>559
葛西の例を見る限り、元から好きだとあまり効かないっぽい。

565:名無しさん@ピンキー
07/01/07 19:31:16 i4PvXf+I
>>564
梨花ちゃんも圭レナには
「あの二人には偽物でも十分ご利益がありますのです」
って言ってるしな。

あと、重箱の隅つつくようだが知恵先生は基本的に「前原くん」というように名字で呼ぶ。
例外は「妹さん(詩音)」「沙都子さん」だけ。多分悟史は「悟史くん」なんだろうなぁ。

566:名無しさん@ピンキー
07/01/07 20:12:57 piICqlGg
実は効果は切れてるけど、
これをいい機会だと思ってしたいことをしまくるレナちゃん

567:名無しさん@ピンキー
07/01/07 23:57:30 xMkeKxKz
質問なんだが、エロなしですごく軽いキスありの小説はどこに投下すればいいんだろう。
賽殺し編の梨花沙都子を書いたんだが、どうしたものか迷ってる。
公式?それとも、ここに投下してもいい?

568:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:02:03 GeaiTCsG
エロ無しもいくつかあったし、いいと思う。

569:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:02:34 b5UA4ZMz
>>567
ここで全然おkだと思われ

570:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:02:46 w9tz4xa1
どっちでもいいんじゃね?

職人本人がどういう反応もらいたいのか、にもよるかもな。
公式とここじゃ感想のノリも違うし。

あちらは割りとオブラートに包んだ感想、こちらは堂々と(*´д`*)ハァハァな感想・・・。や、勝手なイメージだけど。

571:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:06:50 cZ7bYlnC
公式は見る気がしない

572:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:08:08 PGIn03nG
公式お絵かき流れ早過ぎ

573:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:10:01 b5UA4ZMz
公式ほとんど見たことないんだけど百合キスとかってアリなもんなのか?

574:567
07/01/08 00:12:27 6EfvkkC0
じゃあこっちに投下します。
賽殺し編の梨花沙都子。沙都子の一人称です。
けっこう長いと思われます。本当すいませんorz

575:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:13:37 tSL3syyI
>>573
過去倉庫見てみたらどうです?
梨花と沙都子で百合キスやってるからアリだと思うよ?

576:567
07/01/08 00:14:12 6EfvkkC0
古手さんのことは、はっきり言って好きじゃなかった。それどころか、嫌いの部類に入るぐらい、私は古手さんとは仲良くなかった。
いつもお姫様みたいにちやほやされて、憎たらしくなるほど愛らしい笑顔を浮かべながら、富田や岡村とかをまるで家来のように扱って。
ずるい子。いやな子。私はそう思っていた。
だから彼女をちやほやもてはやしていた男子どもが雛見沢の学校から転校していったときは、胸がすっとした。ざまあみろと思った。
だから私は、彼女に意地悪をするようになった。
お昼ご飯を一緒に食べる相手がいなくなってしまった彼女を、私とにーにー、それから他の友だちがいるグループに誘うようなことはもちろんしなかったし、
今まで古手さんのことを良く思っていなかった子たちと一緒になって、友だちがいなくなった古手さんをからかってはやしたてた。
体育でのペアでやる準備体操は古手さんだけが余るように。ドッジボールのときはもちろん集中攻撃。古手さんの教科書やノートを取り上げて、返してあげなかったりもした。
にーにーや竜宮さんは、皆の先頭を切って彼女に意地悪する私を止めようとしていたが、そんなのは大したことじゃない。
だから私は彼女に意地悪し続けていた。

577:567
07/01/08 00:15:01 6EfvkkC0
違和感があったのは、ぼんやりとひとりぼっちで校庭の脇を歩いている古手さんに、ボールをぶつけたときだ。
そんなに強く投げたつもりじゃない。ただ、彼女の、歪んだ表情が見たくて投げただけだ。いつも私に意地悪をされると、彼女は怒りと軽蔑の眼差しで私を睨んだ。
だから彼女が、まるで糸の切れた操り人形のように、ぱたん、と倒れたとき、私はぎょっとした。本当に、そんな強い球ではなかったのだ。
事を大袈裟にするために、わざと倒れたのかと疑ったほどだ。
だから、彼女が目覚めたとき、私に向けた視線に、私はさらに驚いた。
ボールをわざとぶつけた私を先生に訴えるどころか、彼女はきょとんと、私を見つめたのだ。
その私を見る目には、いつもの怒りとか、憎しみとか、そういうものが一切なかった。
何だか、気味が悪かった。

578:567
07/01/08 00:15:54 6EfvkkC0
そしてその気味の悪さは、次の日の昼休みにも起こった。
お昼を私とにーにーたちが一緒に食べているとき、彼女は私をじっと見つめていた。
それは怒りや憎しみからではない、まるで自分を誘ってくることを待つかのような、まっさらな期待と親しみ、そして悲しみがあった。
妙な気分だった。頭の中が、変にスースーして、身体中の血液が、まるでそのまっさらな視線を求めて逆流するかのような、
自分じゃない自分が叫び出す、そんな違和感。私はそれから逃れるかのように、彼女に言い放った。
「ジロジロ見ないでよ」
すると彼女はひどく傷ついたかのように瞳を揺らがせて、謝罪の言葉を口にした。
私はもう二、三言、きつい言葉を投げ付けた。
けれどその違和感は、膨らむばかりで、落ち着く気配などまるでなかった。

579:567
07/01/08 00:17:42 6EfvkkC0
その日から、その妙な感覚は、私の中に住み着いた。
古手さんの寂しげな姿が目に入る度に、自分じゃない自分が、身体の内側で叫びだす、今まで味わったことのない感覚。
ある日、古手さんが本を読んでいた。まるで縋りつくかのように、本のページをめくっている。
それは見ていて気味が悪かった。彼女を見つけるたびに反射的に湧き出すようになったあの感覚を振り払うべく、私は彼女の本を取り上げた。
「ネクラな顔して何読んでんの」
そして、その本を汚い、やだー、と叫んで他の子にパスする。その子もまた私と同じようにきゃあきゃあと声を上げて、それを別の子にパスする。
古手さんは返して、返して、と叫びながら、皆の手の上で好き勝手にパスされている本に向かって手を伸ばす。届くはずもないのに。
きゃはははは。あはははは。
皆が笑う。みじめでかわいそうな古手さんは、手が届かないことを悟ったのか、呆然と立ち尽くす。
竜宮さんがやめなよ、と言っている。かまうもんか。
私は愉快な気分で、他の子たちの手の上を一周してきた本を受け取る。
古手さんが、私の方へ向かってくる。
私はもちろん、古手さんが来る前に他の子にパスする。そして笑う。
あれ、様子がおかしい。もう本は私の手にないのだから、こちらに来る必要は無いはずなのに。
なのに古手さんは、私の方に向けて歩く足を止めない。あれ…?
古手さんの、白く細い華奢な腕が、軽やかな動きで私に向かって伸びて、
古手さんのきれいな顔が、息がかかるぐらいに近く、あれ?
一瞬、何が起こったのか分からなかった。
顔の前で、とても痛いものが、ぱあん、とはじけて。
殴られた、と気付く頃には、すでに彼女は私の髪の毛を掴んでいて。
いたいいたい、ちぎれる、髪が抜ける、痛い。そう叫ぼうとしたら、そのままひきずって、倒されて。
ばしっ、ばしっ、と何度も叩かれて、何かを投げられて、いた、いたいよ、やだやめてよ!
いつの間にか椅子が私の上にある。
そして、古手さんが、見たことのない、無機質な、それはまるで冷え切った怒り、ううん憎しみ?とにかく訳の分からない、けどとても恐ろしい表情を浮かべている。こいつ、こんな奴だったっけ?
お人形さんのような大きな瞳が、じいっと私を見つめる。何か呟く。親友?顔を借りてる?なにそれ…
やだ、いたい!痛いってば!冷たい、凍るような恐怖が脳みそを支配する。
身体が反抗するのを忘れる。声も出ない。古手さんは容赦無く、私に暴行を加え続ける。
ううん、違う。こいつは古手さんじゃない。じゃあ、誰。この恐い顔をしたこいつは、一体誰。
こんな奴知らない。こんな恐くて強い奴、私は知らない!

580:567
07/01/08 00:19:45 6EfvkkC0
やがて、竜宮さんが間に入って、本を古手さんに返させた。
古手さんは本を取り戻すと、ようやく私を解放した。
恐怖に硬直して、されるがままだった身体の緊張が、徐々に解けていく。
次の瞬間、私は爆発したかのように大声で泣き出した。顔や、腕や、脚、身体のあちこちが、じんじんと痛んでいる。
それは私のみじめさをいっそう引き立てた。
悔しくて、悲しくて、恐くて、古手さんに当てつけるように、私はにーにーの名を呼んでわんわんと泣いた。
にーにーがすぐに来て、私を保健室に運んでくれた。教室を出る前に、一瞬ちらっと古手さんが見えた。
彼女は席に座って、既に本の続きを読み出していた。それは私の神経をさらに逆撫でした。

保健室で手当てをされていると、途中で古手さんがやって来た。
そして、先生が私たちふたりに謝れと言う。
私は納得がいかなかった。確かにちょっかいを出したのは私だが、散々傷だらけにされたのも私の方だ。
ちょっとからかっただけでこんなことされるなんて、割に合わない。
もちろん先に謝る気など無く、私は敵意を発しながら、黙って古手さんを睨んだ。
すると彼女は、まるで謝ることを渋る私を馬鹿にするかのように、さらりと謝罪の言葉を口にしてみせた。
もちろん心など込められていない、棒読みの言葉だ。私も同じように返した。それだけだ。
保健室の、消毒液に浸した脱脂綿が、私の血が滲んだ傷を、ちょいちょい、と刺激する。
傷はその度に痛み、私にあの殴られたときの感覚を思い出させた。
あんなふうに、容赦なく、叩き潰されたのは初めてだった。にーにーも、お父さんもお母さんも、私を大切にしてくれたからだ。
そりゃあ小突かれたことぐらいならあるけど、まるで配慮の感じられない、純粋な暴力はあれが初めてだ。
痛かった。恐かった。思い出すたびに、ぞっと背筋が寒くなる。悔しさや苛立ちよりも、恐怖の方が強いのだ。
あの子は、古手さんじゃない。古手さんはあんなに恐くもないし、強くもない。だから今まで意地悪してきたんだ。
じゃあ、あの子は誰。

581:567
07/01/08 00:20:55 6EfvkkC0
その日の夕方、予想外のことが起こった。
家に帰ってきたにーにーが、部活を作るかもしれないと言ったのだ。
何でも、クラスで浮いてる古手さんをクラスに馴染ませたいらしく、
園崎さんの妹さんが持ってる色んなゲームを使って遊ぶ部活を作りたいらしい。
そしてその部活には沙都子も入って欲しい、と言うのだ。
私はもちろんそっぽを向いた。
「そんなの、古手さんが嫌だって言うでしょ。
それに私はあの子の顔見るよりも、他の子と校庭で遊ぶ方がいいもん」
すると、にーにーが内緒の話を打ち明けるかのように、にこにこ笑いながら言った。
「あのね、実はこれ、秘密なんだけど……梨花ちゃんね、山本先生に、元の世界に戻りたいって言ってたんだよ」
「元の世界?」
私が怪訝そうに聞き返すと、にーにーは頷いた。
「そう。ほら、富田くんと岡村くんっていたろ?引っ越していっちゃった子たち。
あの子たちがいる前の世界、ってことらしいんだけど」
「ああ、あいつらのこと」
私は苦い表情でそれを聞いた。

582:567
07/01/08 00:22:04 6EfvkkC0
本当は昔、古手さんよりも、あいつらは私と仲が良かったのだ。
というより、もっと小さい頃、富田さんと岡村さんは私を好きだった。
皆のリーダー的存在だった私を崇拝して、私の言うことをよく聞いた。まるで私の家来みたいに。
私たちは、よく外で一緒に遊んでいた。それがある日、ぱったりと、遊びに来なくなった。
どういうことかと聞くと、あいつらはおどおどして答えた。
古手神社の梨花ちゃんと遊ぶようになったんだ。ぼくたち、あの子が好きなんだ。
次の日、私はこっそりと古手神社の梨花ちゃんとやらを見に行った。神社の境内に、その子はいた。
お人形さんのように可愛らしい子だった。長い黒髪がとてもきれいで、肌がミルクみたいに白くて、華奢な身体をしていて。
笑うとまるで、花がぱっと開くみたいで、私と同じくらい、もしくは私よりも、可愛かった。
そしてそこには富田さんと岡村さんもいて、今まで私に向けていた、
うっとりしたような表情を、その子に向けて、まるで家来のようにその子をちやほやしていた。
その子は当然のように、お姫様みたいに、ゆったりと構えていた。
腹が立った。屈辱だった。
本当はあそこにいるのは私のはずなのに、と、私は古手梨花を憎んだ。
だから私は古手梨花が嫌いなのだ。昔からずっと。

583:567
07/01/08 00:23:32 6EfvkkC0
私はそのことを考えていて、にーにーの話を聞き流していた。
だから、その言葉を耳にしたとき、私は驚いた。
「沙都子は梨花ちゃんにとって、親友なんだって」
「……はあ?」
私は目を見開いてにーにーを見た。にーにーはくすくすと笑って、繰り返す。
「その元の世界ではね、沙都子は梨花ちゃんにとって、大切な親友なんだって。
 そう梨花ちゃんが言ったんだよ」
そんなこと、ありえない。私はうわずった声で言う。
「嘘でしょ?だって私、あんなに意地悪して……」
「本当だよ。つまり梨花ちゃんは、沙都子と友だちになりたいんだよ」
胸の中で、ふわ、と温かいものが広がる。
だって私、いつもあの子に意地悪した。無視したし、仲間外れにした。
だからあの子も私を嫌いなはず。
でも、にーにーは嘘をつかない。だから、本当なのだ。
私は頭の中で、今までの彼女の行動を思い返す。
ボールをぶつけられて、気絶して、そして起きたときのあの表情。
古手さんを除け者にして、ご飯を食べたときの、あの視線。
それに、朝。そうだ、いつだったか、彼女は私に「おはよう」と言っていた。
聞こえないフリをしたけど、確かに聞いた。
そうだ、古手さんはずっと、ずっと前から、私を見ていたじゃないか。
悲しそうな、それでいて温かい、優しい眼差しで。
とたんに、あの感覚が蘇る。
身体中の血液が逆流する、自分じゃない自分が騒ぎ出す、そんな感覚。
それは私を不快にさせるものではない。むしろ、私はその感覚と仲良くできる気さえしていた。
「私と、古手さんが友だち……」
そっと口に出してみると、それは驚くほど甘い響きを持った言葉だった。

584:567
07/01/08 00:24:16 6EfvkkC0
次の日、私はぎくしゃくしながら学校に行った。
もちろん古手さんも教室にいた。席に座っている。いつも読んでいる本は無い。
古手さんは、私を見ると、微かに瞳を揺らがせて、言った。
「おはよう」
一瞬、身体が緊張した。その挨拶が聞こえなかったフリをするか、それとも挨拶に応えるか、迷う。
けれど私は口を開いていた。そしてその言葉を、声にしようとした瞬間、
「おっはよー沙都子!」
「沙都子ちゃん、おはよう」
ばしん、と背中を叩かれる。振り返るとそこには園崎さんと竜宮さんがいた。
「お、おはよう」
「悟史もおはよ。今日もいい天気だねー」
「おはよう、魅音、それから礼奈」
「おはよ」
ふたりは明るい笑い声を上げながら、通り過ぎていく。
もう一度古手さんの方を見たとき、すでに古手さんは黒板の方を見つめて、じっと座っていた。
「しょうがないよ、沙都子。挨拶はいつでもできる」
にーにーが私の頭を撫でる。どうやら私の失敗を分かってくれたようだった。
だから私もそのにーにーの優しさを受け取って、また挨拶をする機会を待つことにした。

585:567
07/01/08 00:25:25 6EfvkkC0
その日の昼休み、ご飯を皆で広げていると、古手さんがお弁当箱を持ってやって来た。そして言った。
「ボクも仲間に入れてほしいのです」
それは、一生懸命さに溢れた、とても健気な申し出だった。顔が少し赤い。
他の子たちは嫌そうな顔をした。けれど私は言った。
「別にいいよ。椅子持ってきて座れば?」
我ながら、素直じゃない、意地っ張りな言葉だ。
けれど古手さんはとても嬉しそうに、ぱっと笑顔になった。
「ありがとうなのです。椅子持ってくるのです」
こうして、初めて私は古手さんと一緒にご飯を食べた。
普段なら昼休みは饒舌になるはずだったけれど、やはり私は緊張して上手く話せなかった。
しょうがない。まだ最初だから。
隣でご飯を食べるにーにーが、そう言うかのように微笑んだ。
落ち込みかけたそのとき、古手さんが言った。
「沙都子のクリームコロッケ、美味しそうなのです」
それはお母さんが作った、こんがりと揚がったきつね色のクリームコロッケだった。
思わず私は、食べる?と聞いていた。
古手さんは驚いたように目を見開いて、そして笑顔で頷いた。
私はそれが大好物だったのだけれど、でもそのときばかりは、惜しいとは思わなかった。
だって、クリームコロッケを食べる古手さんの笑顔は、本当に幸せそうだったから。
だから、何だか私まで嬉しくなってしまったのだ。それはどこか懐かしい感覚だった。
そして古手さんは言った。
「沙都子のお母さんのご飯を食べるのは、初めてなのです」
妙な言い方だった。

586:567
07/01/08 00:26:41 6EfvkkC0
その日の帰り、古手さんがにーにーと園崎さんと竜宮さんに、何か言っていた。
三人は少し残念そうな表情をしてから、頷いていた。
そしてその後、にーにーが私の方にやって来て言った。
「今日は梨花ちゃんとふたりで帰ってくれるかな。話したいことがあるんだって」
私は頷いた。

そしてその数分後、私は他の子たちとの遊びの約束を断り、古手さんと帰路を共にしていた。
のどかな田んぼに囲まれた道を、てくてくとふたりで歩く。
いつも一緒に歩くにーにーとは違う、古手さんの軽い足音が、耳に心地よい。
あの感覚がますます強くなる。こういうの、何て言うんだっけ。そうだ、デジャヴ。
「沙都子、わざわざごめんなさいなのです」
気付くと、古手さんに声をかけられていた。
「別にいいよ。話したいことって何?」
古手さんは首を振った。長い髪が、さらさらと揺れる。それは陽の光を受けてきらめいていた。
「ただ、沙都子とこうやって、一緒にいたかっただけなのです。いけませんか?」
「そんなことないけど」
私はぶっきらぼうに答えた。セミの声が遠くで聞こえる。
古手さんはそのセミの声に、思いを馳せるかのように目を細めた。
そして、彼女の唇が、震えるように動く。
「昨日は、暴力をふるってごめんなさい」
「……うん」
私も、ずっと意地悪してごめん。そう言おうと口を開く。
けれどそれは、古手さんの言葉によって遮られた。
「部活の話、悟史から聞きましたか?」
「え、あ、うん」
「多分その話は、なかったことになると思います」
思いがけない言葉に私は驚く。てっきり、彼女は部活の創設を喜んでいるかと思っていた。
「もっとも、私がやり遂げることができたら、の話ですけど」
「何言ってるの?全然分かんない」
彼女の言葉の意味がよく理解できない。私は強い口調で彼女の言葉を遮る。

587:567
07/01/08 00:29:39 6EfvkkC0
彼女は足を止めた。私も足を止めた。私たちは丁度、分かれ道に差し掛かっていた。
片方の道は古手神社の方向に通じ、もう片方は私の家の方向に通じている。
ああ、お別れだ。彼女がふっと呟いた。その瞬間、強い風がざあっと吹いて、セミの声が止まった。
古手さんの長い髪と、黒いスカートが、ふわりと風に舞い上がり、彼女の姿を大きく見せた。
古手さんは、無表情だった。
「でも、こうやって最後に、この世界でも沙都子と一緒に帰ることができてよかった。
 この世界はあまりにも、不思議なことが多すぎたから」
「え……」
最後?この世界?何を言ってるんだろう。
訳が分からず、私は彼女を見つめた。すると彼女はゆっくりと、手を伸ばした。
白い華奢な手。かつてこの手は私を殴った。けれど不思議と、私は怯えなかった。
当然のように私は、その手が私の頬に触れるのを受け入れた。
「殴っちゃって、本当にごめんね、沙都子」
それは、今にも泣き出しそうな、細い声だった。
古手さんのきれいな顔が、息がかかるぐらいに近くなる。自然と私は目を閉じる。
柔らかい感触が、唇に降りる。キスと呼んでもいいのか戸惑う、それは本当にささやかな温もりだった。
それはとても心地よい感覚。自分じゃない自分が、自分に重なる。
久々に自分がひとつになったかのような、優しい感覚を、そのとき私は感じた。

次に目を開けたときには、すでに古手さんは顔を離していた。
そしてふわりと、風のように微笑んで、彼女はぱっと駆け出した。
古手神社の方に向かって、一目散に。
私は思わず叫んだ。
「ねえ、明日も学校来るんでしょ!?」
あの感覚が強くなる。彼女を求めて、身体中の血液が騒ぎ出す。
そうだ、古手さんは学校に来る。
おはよう、って言い合って、お昼は一緒にご飯を食べて、放課後は部活をして。
いっぱい話して、いっぱい笑って、いっぱい遊んで、そしてその後は、バイバイ、また明日って言い合って。
まだまだしたことのないことを、いっぱいするんだ。
だって私たち、友だちになるんでしょ?親友になるんでしょ?
けれど彼女は答えない。黙って走り続ける。私から遠のく。黒い髪が揺れているのが微かに分かる。
やがて彼女の背中は、道の向こうに消えた。私はそれをずっと見ていた。
いつの間にか、セミに代わって、ひぐらしが合唱を始めている。
カナカナカナ、と、それはひどく懐かしく、心地よく、そして寂しい旋律だった。

588:567
07/01/08 00:33:00 6EfvkkC0
私は信じていた。必ず彼女は学校に来ると。そう信じることで、不安を打ち消そうとしていた。
次の日私は学校にいつもより早く行った。私に付き合って早く来たにーにーは、不思議そうにしていたが、私が「ちゃんと挨拶したいから」と言うと、どうやら納得してくれたようだった。
私はじっと教室のドアをうかがっていた。古手さんが来たら、真っ先におはようと言うと決めたからだ。
今か今かと待ち焦がれる。けれど、古手さんはなかなか来ない。
いつもなら来ているはずの時間を時計の針が回っても、まだ来ない。
これじゃあ、遅刻しちゃうじゃない。私ははらはらしながら、時計と教室のドアを交互に見つめた。
来ない。来ない。まだ来ない。
不安が胸の中で広がる。何でよりによって、今日、遅いのか。
昨日の「最後」という言葉が頭の中に残っている。
まさか。ありえない。私は不安を打ち消す。
そして古手さんが来ることを信じる。というより、もはや私は願っていた。
時計の針がどんどん進む。もうクラスメイトは古手さん以外全員来た。
めったに遅刻なんかしないのにね、と竜宮さんが園崎さんに言っている。
園崎さんは、どこか固い表情で頷く。まるで、何か知っているかのような表情だ。
不安が増す。まさか本当に、古手さんに何かあったのだろうか。
そのとき、ガラッとドアが開く音がした。ああ、よかった、やっと来た、と思ってドアの方を見る。
けれどそれは違った。入ってきたのは、知恵先生だった。
落胆して、知恵先生を見つめる。けれど、私は気付いた。知恵先生の顔が青ざめている。ただならない様子だ。
先生が教壇に立つ。園崎さんが号令をかける。皆が挨拶をして、座るのを確認すると、先生は俯きながら口を開いた。
「もう、知っている人も何人かいるかもしれないけど……昨日の夜、古手さんと、古手さんのお母さんが亡くなりました」
……え?

589:567
07/01/08 00:34:06 6EfvkkC0
耳を疑った。何?古手さんが、どうしたって?
誰かが囁いているのが聞こえた。
「古手さんが、お母さんを包丁で刺して殺したんだって。部屋が血だらけだったらしいよ」
「やだ、こわい……」
「前からちょっと変だったもんね、古手さん。誰ともあんまり話さないしさ…」
何?何それ?知らない、知らないよ。
だって、私まだ、何もしてないよ。古手さんと、何も話してないよ。
「沙都子、沙都子、大丈夫?」
にーにーが私の肩を揺さぶる。心配そうな、焦った声が耳を素通りする。
そしてその代わりに、古手さんの、私を呼ぶ声が蘇る。
『沙都子のお母さんのご飯を食べるのは、初めてなのです』
『沙都子、わざわざごめんなさいなのです』
『沙都子と一緒に帰ることができてよかった』
『殴っちゃって、本当にごめんね、沙都子』

590:567
07/01/08 00:35:49 6EfvkkC0
私は悲鳴を上げていた。
身体中の細胞が泣き叫ぶ。ぐるぐると頭の中が回りだす。
私はまだ何もしていない。おはようも言ってないし、さよならも言ってない。ああ、ごめんねも言っていなかった。
後悔が悲しみに変わって、胸の中に溢れ出す。止めることができない。涙がぼたぼたと零れる。
ああ、どうして。どうして忘れてたんだろう。
あの感覚が、今まで以上に、はっきりと私に訴える。
私と梨花は友だちだった。親友だった。お互いが大切な存在だった。
確かに私たちが助け合って生きていた、その世界は存在していたのに。
梨花は覚えていたんだ。けれど私は忘れていた。大好きだったのに忘れていた。けれど梨花は、大好きのままでいてくれていた。
私は梨花に何をしたの。最後の瞬間、一体何を言ったの。
梨花は私にごめんねと言った。けれど私は、分からないと言ったのだ。
「いやああああああああああああああああ」
梨花、梨花。私は絶叫する。喉が張り裂けそうなほどに。いっそ張り裂けろと思う。
周りの子たちが、驚いた目で私を見つめる。にーにーが何か言いながら私を抱き締める。
私はにーにーのシャツを握り締めながら、叫び続ける。もう二度と会うことのできない大好きな親友を思って、叫び続ける。
忘れてしまってごめんなさいと、もう何もかも手遅れの謝罪を繰り返すように、ただ叫び続ける。
かつて、私が梨花に意地悪したとき、梨花は取り上げられた本に向かって、届くはずもないのに手を伸ばした。
今度は私が手を伸ばす。ごめんなさい、ごめんなさい。
久々に知る我が身の罪を泣き叫んで詫びながら、私の手は空を掻き毟る。
そこには手は届かないと知っていても、それでも。

591:567
07/01/08 00:39:42 6EfvkkC0
以上です。
賽殺し編であの梨花があの選択をしたとしたら、
もしかして沙都子が覚醒したりしないかな~と妄想して書きました。


592:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:40:46 zLcb3j6y
>>591
超GJ
切ねぇ・・・orz

593:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:41:50 4tXnHY7Z
乙!!
いい感じに補完されてて感動した

>体育でのペアでやる準備体操は古手さんだけが余るように
なんでだろう、ここで泣いちゃったよ‥‥

594:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:43:40 F3E3gHB3
なんというGJ・・・
カプを見ただけでワクワクしてしまった
このssは間違いなく傑作

595:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:55:17 f5HIRq88
あうあう・・・公式にも投下してやれば。

596:名無しさん@ピンキー
07/01/08 01:18:58 tSL3syyI
GJです。本当に胸が締め付けられます。

>>573
あと、こんなときになんだけれど、よく考えたら公式で百合キスを
出してどうかっていう事なんだですよね? ここで百合キス出して
いいのか訊いてるのかと勘違いしてました。
ちなみに自分も公式のSSは読まないので分からないです。
本当の本当にごめんなさい。


597:名無しさん@ピンキー
07/01/08 01:51:54 m9E3RRtw
>>596
百合キスは分からんがディープキス程度は公式にもザラにある

以前はやる寸前の奴もあった

598:名無しさん@ピンキー
07/01/08 02:22:11 A8quW17M
メジャーになるにつれ、自由度は減るからな

599:名無しさん@ピンキー
07/01/08 04:17:16 6j8/Lx+c
圭「レナ…ありがとう…」
レ「圭一くんこそ…ごめんね…」
そして2人は引き合うように抱かれ…
圭「…もう離さない…」
レ「圭一くんっ…!」
圭「むぐっ」
魅「おーっと、レナの先制攻撃!圭ちゃんの唇をうばったぁ!
レナの舌が圭ちゃんの舌に絡み合いこの上ないエロスを…」
レ「(圭一くんとひとつになりたいのに…ああ、肉体が邪魔だ!)」
圭「(俺はキスをしているのか!?え?あれ?)」
魅「写真撮っとこう」
レ「(もう2人だけの世界なんだよ…)」
圭「(レナ…)」
魅「さて。レナ、なにやってんの。罰ゲーム?」
レ「…魅ぃちゃん…何の用かな、かな」
魅「え?」
レ「邪魔しにきたのかな」
魅「いや、私は邪魔しにきたわけじゃ…」
レ「嘘だっ!…圭一くんは私のもの…魅ぃちゃんにはあげないよ」
圭「レナ、それは…」
レ「もう一回しよ?今度はもっと情熱的に…涎でどろどろになるまで、ね?」
魅「それは汚いよ、やめておいた方が…」
レ「そうだ、このまま私たちの愛を刻んじゃおうか」
圭「え?まさかそれは」
レ「圭一くん…お外でするの好きだよね。最近買ってるHな本は露出モノ。」
圭「どうしてそれを?」
レ「私…圭一くんとなら町中だろうと水中だろうとへっちゃらだよ…」
魅「猥褻物陳列罪で」
レ「魅ぃちゃんはそこで黙って私たちの愛し合う姿を見ていればいいんだよ」
圭「レナ…」
レ「圭一くん…はじめてがお外の…それも通学路なんて…刺激的だね」
魅「だれか…だれか…赤坂さぁーん!ぐげっ」
レ「黙って見てろと言ったはずだけど。お耳が悪いのかな、かな?」
魅「痛…い…」
レ「しばっておこう…よし。圭一くん…服、脱がせて欲しいな」
圭「は、はい…」

600:名無しさん@ピンキー
07/01/08 09:55:19 A1pCVmh1
( ・3・)みおーん

601:名無しさん@ピンキー
07/01/08 12:12:37 5Dsp1BF6
みおんwww

602:名無しさん@ピンキー
07/01/08 12:32:19 LbYChxfH
>>591
感動した。泣けた。GJ。
こういう補完を望んでた。
俺の想像(≒妄想)を完全にしてくれてサンクス。
>599
みおんwのからけ度最高潮だなwwwww


603:名無しさん@ピンキー
07/01/08 13:04:00 TU9ft5M+
>>599
出来れば続きが読みたいです。

604:名無しさん@ピンキー
07/01/08 15:24:18 nIcvW04i
ちょwwwみおんwww

605:(・3・)
07/01/08 15:53:38 rhu/Q4lI
酷いなー。おじさん幾らなんでもそこまで空気よめなくないぞー。

606:名無しさん@ピンキー
07/01/08 16:26:52 LbYChxfH
嘘だっっっ!!

607:名無しさん@ピンキー
07/01/08 17:46:32 Kx30FP1k
>>606
嘘じゃないよ。
確信犯でやってるだけさ。
みおんしおんの鬼姉妹はレナに負けず劣らず頭が回るかんね。

608:名無しさん@ピンキー
07/01/08 17:50:59 A1pCVmh1
>>599
なんという野外プレイ・・・・・・
レナの思考を見ただけで溜まっているとわかってしまった。
これは間違いなく村中に噂が広まり、誰もが見守るカップルに

  / ̄\
  |  ^o^| 
  \_/



609:名無しさん@ピンキー
07/01/08 18:09:57 rAtwZL27
>>591
乙!
本当に切ないな・・・


610:名無しさん@ピンキー
07/01/08 22:40:53 UH/8sXcJ
>>591
すげえいい・・・GJ!!
you聞きながら読んでたんだけどなんか切なさが増した気がする
「私はまだ何もしていない」の辺りとかホントやばかった

611:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:04:11 DkrZMnaq
昼壊し編で思い付いたネタ其の一
ただし、羽入の存在がみんなに知られているということにして下さい。

羽入「ぎぃやああああぁああああぁあっ!! 鬼、鬼、鬼畜、人で
なしぃいぃ!! やめてやめてあぅあぅあぅあぅあぅあぅ!!」
梨花「くすくす、くーっくっくっく!! 泣いて謝っても容赦しな 
いわよー!?」
羽入「い~や~ああああぁぁぁぁっ!! やめてやめてそんなの中に
入れないでえええぇぇぇぇっ!!」
梨花「あ~いい顔よ羽入。もっともっと悶えなさいいいっ!!」
羽入「あ~う~~っ!! 梨花の意地悪うううっっっ!!」
梨花「ふふふふふっ。更にこうしてあげるわ~~っ!!」
羽入「あぅあぅあぅあぅあぅううぅっ!! やめてやめて掻き回さな
いでえええぇぇっ!!」
梨花「ほ~ら中はこんなにぐちゅぐちゅになってるわよ~っ!?」
羽入「や~め~て~っ!! そんなの僕に見せないでええぇぇっ。痛
い痛い、痛いのですうぅ~~っ!!」
梨花「だめよ。ちゃんと目を開いて見なさいっ!!」
羽入「やだやだやだやだ。もうこんなのは嫌なのですうぅぅっ~!!。
お願いですから堪忍して下さいなのです」
梨花「くーっくっくっくっ。さあ、この特大のをくらわせてあげる
わーっ!!。天国まで逝っちゃいなさいいいっ!!」
羽入「あぅあぅあぅあぅあぅあぅうううううぅぅぅぅっ!!」
レナ「あれ、超罰用って書いてあるけど……なんで羽入ちゃんが泣いて
るの?」
沙都子「それが、他にも色々混ぜたものがあるんですけど、私にもその
理由がさっぱりなんですのよ……。なんでも、羽入さんから借りた道具
でひどい目にあったとか言ってましたけど」
圭一「…………………………はうっ」
魅音「…………どしたの圭ちゃんうずくまって? おなかでも痛いの?」
圭一「いや……なんでもない……(羽入の声でおっきしたなんで言える
かよ)」

ゴメン。我ながらオチが見え見えだと思ったけど、書かずにいられなくて……。

612:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:06:39 DkrZMnaq
ネタ其の二

梨花「ねぇ羽入。他に何か、もうちょっと気の利いた恋のアイテムは無
いの?」
羽入「いちおう、あるにはあるのですが……みんな封印されてしまった
のです」
梨花「そうなの? まあいいわ。ちょっと見せてみなさいよ」
羽入「あぅあぅ。例えばこのお酒なのですが……」
梨花「どれどれ? どのページ?」
羽入「意中の男の人に呑ませると、相手が眠ってしまうのです。そして
一晩裸になってその人の隣で寝ると、不思議なことに数日後には結ばれ
ているのです」
梨花「馬鹿あああぁぁ~~っ!! もっと別のは無いの別のはっ!?」
羽入「も……もちろんあるのですよ。あぅあぅ。僕は神様なのです。これ
なんかは、凄いのですよ?」
梨花「なにこれ? ただの石にしか見えないけど……?」
羽入「それを股に仕込むとですね、なんと意中の人の前で自然と艶っぽい
仕草が出来るようになるのです。微弱な振動が堪らない優れものなのです」
梨花「あ、ん、たって奴わあああっ!! 次よ。次っ!!」
羽入「あ……あぅあぅあぅあぅ。他にも、こんなのもあるのですよ」
梨花「何これ……お饅頭のレシピ? これにどういう効果あるの?」
羽入「そのレシピでつくったお饅頭はですね。僕の大好物なのです」
梨花「………………それで?」
羽入「それがつくられると、僕は雛身沢のどこにいてもその場所が分かる
のです。それを二人っきりのときに意中の相手に食べさせると、姿の見え
ない僕が相手の***や*****を刺激してあげて…………梨花?」
梨花「つくづく何考えてるのよあんたはああああぁぁぁっ!! あ~もう、
仲良くしないと祟られるっていう本当の意味がようやく分かった気がする
わ。こんなのがご先祖だなんて、情けないったらないわよっ!!」
羽入「そ……それはあまりにも不敬なのです。あぅあぅ。僕は神様なので
すよ~っ?」
梨花「あんたに少しでも期待した私が馬鹿だったわ~っ!! げしげし」
羽入「あぅあぅあぅあぅううううぅぅぅぅっっ~~!!」

それでも何かいいアイテムが無いか、祭具殿に忍び込むのをやめない梨花
ちゃんなのでした。ちゃんちゃん☆

ネタは以上です。お目汚し失礼しました。

613:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:15:06 V/2PcRj/
レナ×鳳
魅音×白鷺
詩音×鶯
沙都子×雲雀
梨花×鷹野
これで誰か話を書いてください。

614:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:23:39 LbYChxfH
>>612
…いい。こんな小ネタもいいな。

615:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:31:24 MeoSTgvC
>>591
ソフガレにでも送ったら?
できよすぎw

>公式?それとも、ここに投下してもいい?

スレリンク(gameama板)
あまり知られて無いが、こういうスレがある

616:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:39:36 gax1und5
>>613
圭一×小此木

617:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:05:29 SoO9U5Kj
>>616
アッー!

618:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:13:03 2vVK+F2s
>>613
何その超鬱になるカップリング

そんなことより鉄平レナ圭一のSSの続きまだー?

619:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:15:47 SoO9U5Kj
>>618
忙しいらしいから気長に待とう
途中で終わらせるような事はしたくないといってるし

620:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:26:13 mTttSozx
>>591
GJ
まさかエロパロ板で泣くとは思わなかったよ…

621:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:30:29 OO9+iVtu
魅「パーティやろうよ!」
圭「賛成!みんな呼ぼうぜ!」

レ「はい圭一くん、あ~んして」
圭「あ~ん…」
詩「私がナンパされると、悟史君が叔父様仕込みの恐喝術で追い払ってくれるんです!」
悟「し、詩音…恥ずかしいよ…」
梨「キスしてくれなきゃ今日は泊めてあげないです」
ペ「しょうがないなぁ梨花ちゃんは…」
み「いやーん、ジロウさんってばぁ~!」
富「ほらほら、そんなにくっつかないで…」
茜「葛西ぃ…飲み過ぎちゃったよ…」
葛「仕方ありませんね…」

魅「圭ちゃんもみんなもべたべたして…!」
羽「惨めですwww」
魅「うっさい牛女、ユッケにすんぞ」

622:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:38:08 zN+EEd9n
( ;ワ;)……。

623:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:47:47 XL50XiDd
スレ違いなのは重々承知なんだがここしか頼るところが無いので訊かせてくれ

バレンタインのたぶん非エロの話で圭一に年下のクラスメイト?の名無し女の子がチョコ渡す話なんだが
どこにあるか分かる人がいるなら教えてもらえないだろうか

624:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:50:08 zN+EEd9n
朱空のこれかねぇ……?
URLリンク(www.vipper.org)

625:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:56:36 XL50XiDd
>>624
そう、それを見ててSSの事を思い出したんだよ。当主のバレンタインだったよな。たしか。
それのオマージュなのか偶然なのか分からんけど上で尋ねたような内容のSSがどこかにあったはずなんだ。

626:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:57:02 cju0F1G3
みおーんww

ところで、ペド坂の「ぺ」を見たときに
ピンクのカメラマンが先に浮かんできたのだが何故だろう……。

627:名無しさん@ピンキー
07/01/09 02:59:48 OO9+iVtu
圭「何をするつもりだ、魅音…!」
魅「圭ちゃん、この拷問はね…射精したくてもできないっていうものなんだよ」
圭「ぐっ…」
魅「毎日デートして夜も一緒で、ゆくゆくは結婚…なんて約束するなら出させてあげる」
圭「お断りだね、だって毎日同じ人がそばにいたら、大切さが薄らぐ気が…」
魅「造反決定、拷問開始…あれ?ねぇ詩音!これどうやって使うのぉー?」
圭「…出てっちゃったよ…」

悟「詩音!僕、もう…」
詩「悟史君っ…!最後は、一緒に…!」
魅「ねぇ詩音!あ…」
詩「お姉!?」
悟「魅音!」
魅「ごめんね…ごゆっくり」
詩「…仕切り直しですね」
悟「空気読んでほしいよね…」

628:名無しさん@ピンキー
07/01/09 03:08:49 RreRg1di
空気デストロイヤー(・З・)

629:名無しさん@ピンキー
07/01/09 04:32:22 wGPdaeVe
  / ̄\   私は可愛くて活発だし    / ̄\
  |/ ̄ ̄ ̄ ̄\           / ̄ ̄ ̄ ̄\|
 |   /V\\\          |  /V\\\ 人気だって
 | / /||  || |           | //|   || |あるし夢もある
 | | |(゚)   (゚)| |           | | (゚)   (゚) /|
ノ\|\| ( _●_) |/           \| ( _●_) |/|/\ 
 彡、   |∪|  、` ̄ ̄ヽ    /彡、   |∪|  ミ  \
/ __  ヽノ   Y ̄)  |   (  (/     ヽノ_  |\_>
(___)       Y_ノ    ヽ/     (___ノ
     \      |       |      /
      |  /\ \     / /\  |
      | /    )  )    (  (    ヽ |
      ∪    (  \   /  )    ∪
            \_)  (_/


     / ̄\
     |/ ̄ ̄ ̄ ̄\
   (ヽノ// //V\\ |/)
  (((i )// (゜)  (゜)| |( i)))   でも**ちゃんにはな・い・NE☆
 /∠彡\|  ( _●_)||_ゝ \
( ___、    |∪|    ,__ )

630:名無しさん@ピンキー
07/01/09 12:05:09 y5DUzt/1
これは殺したいww

631:名無しさん@ピンキー
07/01/09 16:05:01 DML0p2xk
俺は前原圭一、オナペットは俺の仲間だ。
今日はレナ様に置いてイかれたので一人でオットセイを弄りながら登校する。
途中で草むらからカメラのフラッシュが見えたような気がしたが気にしない。
学校に到着して扉を開けると上からバケツと大量の水が降ってきた。
こんなことをするのはあの野郎に違いない。
K「おい!沙都子!何しやがる」
沙「( ´,_ゝ`)プッ」
K「プッってなんだよ、プッって」
なんてこった・・・こんな幼稚な罠に引っ掛かるなんて
レ「下僕君大丈夫かな?かな?」
(( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ)
沙都子の眉間にデコピンをお見舞いしてやろうと近づくと
沙「キャー、ケダモノ、近寄らないでえ!」
周囲の冷たい視線が一斉に俺に降り注がれた。
K「ちょっwwwおまっwwwwww」
梨「圭一キメェwwwwwwwww」
魅「圭ちゃん見損なったよ・・・」
皆に軽蔑された。
もう終わりだ。
こうなったら壊れてやる!
K「いやあwwwwごめんねwwww沙都子タソのエロイ泣き顔でオナりたくてさあwwwwww」
沙都子はビビって泣き出した。
ザマアミロ
その日は部活もやらなかった。
当然だがレナ様は追いかけてこなかった。残念だ。
明日に備えて今日は早寝しよう。


632:名無しさん@ピンキー
07/01/09 16:11:24 HQmAbWUO
>>631
????????????????????????

633:名無しさん@ピンキー
07/01/09 16:12:56 HQmAbWUO
ageちまった…スマソ

634:名無しさん@ピンキー
07/01/09 18:56:55 AnZdcXTN
だれかあぅ淫についてkwsk

635:名無しさん@ピンキー
07/01/09 20:30:43 iKUjscuZ
羽入スレで訊いてみ。

636:510 ◆Jx7kndDbOU
07/01/09 21:10:00 vLE3NvZY
すみません。質問なんですが、過去にあったネタや同人で既に取り上げられ
てそうな(それも何度も)シチュエーションで書いたものでも出していいも
のなんでしょうか?
それとも、やっぱりネタがカブるとよくないのでしょうか?
今書いてるのもそうなんですが、今後ネタ出しするときはそういったものは
自粛すべきなのかどうか迷っているもので……。
祭具殿で富竹×鷹野なんてベタもの出しといて今さらと言えば今さらなんで
すが……。
よければ、誰か意見を聞かせて頂けないでしょうか?

637:名無しさん@ピンキー
07/01/09 21:16:24 ach5IXrQ
ネタが被っても書き手によって違ってくるからいいんじゃね

638:名無しさん@ピンキー
07/01/09 21:17:06 SiafiEEJ
>>636
俺はあまり気にしないけど。
その、過去に出たネタや同人で取り上げられたシチュのssを、
俺たち読み手が必ずしも既に読んでいるというわけでもないので・・・

書き手がシチュやネタを思いつく→「あれ?コレ過去にも見たようなネタだな」って思って書いても、
それはやっぱり似て非なるモノになると思うし。

ていうか「祭具殿で富竹×鷹野」なんて、ベタとは思えんし、読んでみてーってのが正直なところ。

639:名無しさん@ピンキー
07/01/09 21:52:43 mNi9XhsI
なんか泣けてきたw
普通の魅音エロが読みたい・・・

640: ◆Jx7kndDbOU
07/01/09 22:23:50 vLE3NvZY
>>637
>>638
なるほど、ネタが被ってもそういう風に楽しんでもらえるものなんですね。
ありがとうございました。自分がいいと思えるネタを書くことにします。

641: ◆T2gba4XHVE
07/01/09 22:32:09 V9qIRPKa
>>618
お待たせしてすみません…
年末年始が修羅場でしたので、明けた今、ぼちぼち再開しようと思ってます!^^

642: ◆Jx7kndDbOU
07/01/09 23:24:56 vLE3NvZY
>>641
お疲れ様です。圭一とレナの幸せな結末を期待しています。

643:名無しさん@ピンキー
07/01/10 00:40:57 CNZ+rFPz
>>641
ふぁいと、お~なんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!!!!!

644:名無しさん@ピンキー
07/01/10 01:27:14 ZNhsPaiO
>>641
待ってました!

645:名無しさん@ピンキー
07/01/10 01:31:45 szRFoK2D
868 :くそ ◆KUSO/jxIy2 [] :2007/01/10(水) 01:17:41.01 ID:AqeKPljGO
僕の名前は前原圭一
この雛見沢に最近越してきたごく普通の男の子
強いて他人と違うところをあげるとしたらL5ってとこかナー
そんなわけで診療所に注射を取りに行くところに通りかかった坂道で彼女に出会った
「ウホッ!いいスリット」

『殺らないか?』

そんなわけで僕はホイホイとついていってしまったのダ!

『いいの?圭一くん、レナはてっぺい☆だって殺っちゃうような女の子なんだよ?…だよ?』

「いいんだよ…、俺、レナみたいな女の子好きだから」

『は、はぅぅ~~!!!圭一くんお持ち帰りぃ~~!!!』

省略されました、続きが読みたければ自分で書いてください

646:名無しさん@ピンキー
07/01/10 01:53:44 d2ouQgSQ
圭「魅音、好きだーっ!」
魅「け、圭ちゃん…」
圭「…これでいいか?」
魅「圭ちゃぁん!好き!大好き!」
圭「お、おいおい…」
魅「圭ちゃん!圭ちゃん!」
圭「そんなに呼ばなくても、俺はここにいるよ」
魅「園崎を背負わせることになっちゃうんだよ?」
圭「魅音の支えになれるのなら別にいい」
魅「おじさんの方が先におばちゃんになっちゃうよ?」
圭「たかが一歳違いだよ」
魅「おじさん、からけ読めないんだよ?」
圭「それは困るがいいじゃないか、それも立派な個性さ」
魅「…うわぁぁぁん!」
圭「お、おい泣くなよ…」
魅「夢じゃない?」
圭「現実だよ、俺は会ったときから魅音が少し気になっていたんだ…
そろそろ帰ろう、もう日も暮れてきたよ」
魅「いやだ…離れたくないよ!」
圭「ったく…甘えん坊だな魅音は。今日一日付き合うよ」

圭「…だからといって風呂まで一緒ってどうなんだろう…」
魅「だって私長風呂だし…その間に圭ちゃんどこか行っちゃいそうで」
圭「行かねーよ」
魅「…それに遅かれ早かれ…背中のことは話しておかなきゃいけないだろうしね」
圭「!」
魅「すっごく嫌だったんだよ。今も嫌だ。でも…
圭ちゃんを成行きで風呂に入れてしまった今が一番のタイミングだと思った。
ごめんね…なんか…本当に…ごめん」
圭「刺青があっても、魅音は魅音だよ。なんか複雑な事情があるのは知ってる。
だが、刺青があるから嫌いになるほど俺の心はヘラヘラしちゃいないよ
俺が好きなのは、空気の読めない溌剌とした乙女だよ、スタンガン振り回す方じゃない」
魅「け、いちゃん…!わぁぁぁ!」
圭「む、胸!胸が…」
魅「私…嬉しいよぉ…!」
圭「…体洗っちまおうぜ。」

圭「まさか布団の中までつきあわされるとはな…」
魅「すー…」
圭「ま、魅音が幸せならそろでいいや。それにしても…あの胸…柔らかかった…
触っても大丈夫、だよな…」
ふにふに
魅「…すー…」
圭「…も、もう少しだけ…」
魅「…すー…」
圭「…誰も来てないよな…も、もう少し…」
魅「…すー…」
ふにふにふにふに

魅「おはよう圭ちゃん。…どしたの?」
圭「…眠れなかった」
魅「そっかぁ…おじさんのおっぱいはそんなに魅力的だったか
一晩中触り続けてたんだねぇ?」
圭「!?」
魅「でも圭ちゃんなら…いいよ。私のすべてを受け入れてくれる人だし」
圭「じゃあ今からまた!」
魅「ちょ、ちょっと圭ちゃん、朝ご飯!」

647:名無しさん@ピンキー
07/01/10 02:00:18 guog+Slc
>>646
いい、すごくいい
こんな感じで乳繰り合いながら末永くやって欲しいなw

648:名無しさん@ピンキー
07/01/10 16:59:27 ac7IdD73
>>646
みおんみおんみおーん
みおんみおんみおーん
みおんみおんみおーん
みお━━━━━━━ん!!!

649:名無しさん@ピンキー
07/01/10 17:02:25 3KqiE5ho
>>646
すごく(・∀・)イイ!!

650:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:23:07 oqYSGWLY
俺も魅音のおっぱいふにふにしたい

651:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:37:03 d2ouQgSQ
詩「圭ちゃん、こっちが魅音だよ」
魅「こっちが私!魅音!」
圭「混乱して来た…だが見分ける方法があるんだよなぁ」
詩「大岡裁きの真似は無駄だよ?」
圭「もっと簡単だよ」

み「ジロウさぁん♪」
富「そんなにくっついたらあるきづらいって」
み「もう!そんなこと言って…嬉しくないの?」
富「いや、そういうわけじゃ…」
圭「いたいた…」
詩「うわぁ…さすがに邪魔するのは悪いなぁ…」
魅「あ、富竹のおじさまと鷹野さんじゃん。お~い!」
圭「はい、わかった。…魅音はあっちだ」
詩「なんでよ!あっちは詩…」
圭「詩音はちゃんと空気を読むが、魅音には無理だ」
詩「なるほど。これはまんまとしてやられました」
圭「あとは悟史の話を切り出す。詩音が少し動揺するはずだから見分けられる。」
詩「圭ちゃんには勝てなかったか。
あ~あ、必死になるお姉をもっと見たかったのに…」

富「魅音ちゃん?あの、僕たちそろそろ…」
魅「まぁまぁいいじゃないですか!」
み「(漢字より空気の読み方を覚えるべきね…)」
魅「圭ちゃんってばもう一緒に寝たら胸ばっか触って…」
み「(どうでもいいわよ…)」

652:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:39:20 oqYSGWLY
双子はどっちも空気読めない
読むでも読まないでもなく読めない
だがそれがいい

653:名無しさん@ピンキー
07/01/10 21:47:45 CNZ+rFPz
正にみおん
魅音より( ・3・)がかわいく見えてくるから困る

654:名無しさん@ピンキー
07/01/10 22:25:46 g6eA8IAF
詩音も魅音もかわいいから
空気読めるとか読めないとか
そんなことはどうでもいい

魅音かわいいよ魅音

655:名無しさん@ピンキー
07/01/10 22:30:32 oqYSGWLY
>>654が真理を突いた
ネタと萌えは別だよな

というわけで夜犯し編の続きが楽しみですよ

656:名無しさん@ピンキー
07/01/10 22:36:00 Nqxgsm8Q
ただごく個人的な意見を言わせてもらえば巨乳で一個上なら
レナ以上にく空気読めるおとなーなお姉さんキャラも欲しかった。
園崎姉妹はどっちも大人になりきれてないからな。
そこが萌えポイントでもあるが。

657:名無しさん@ピンキー
07/01/10 22:43:43 FRCcxtfF
>>656
一応魅音は良い意味で空気が読めないっていうか、つまりは空気読めるんだよw
反対にレナにも空気読めない時がある

658:名無しさん@ピンキー
07/01/10 23:06:13 oqYSGWLY
魅音の空気嫁ネタは他にいじりようがないってのもあるから。
本来の意味でいえばちゃんと読めてるのなんて物語にはほとんど絡まない、
ごくわずかの脇役一派ぐらいだよ。

659:名無しさん@ピンキー
07/01/11 04:47:57 s4kQtMIi
これは・・・リセットがない世界だからサトコトラウマだな

660:名無しさん@ピンキー
07/01/11 15:41:40 rlsT8S06
>>534続き
『せ、先生…!』

ドウスル……コロスカ………

俺の最悪の想像とは裏腹に、先生は予想外の行動に出た。

『前原くん……』
傘を放り、涙を流しながら俺に近寄ってくる知恵先生。

『ありがとう……前原くん…』

そう言って知恵先生は、俺の両頬に手を添え……
唇を重ねてきた…。

『せ、先生…』


『十字架を一人で背負う必要はありません。
私たちは……共犯です』

その言葉で、俺は……今まで目を背けてきた、人を殺すという大きな罪に気がついた。
そして同時に…もう、独りじゃないんだという不思議な安堵感に包まれた。

『…これまで前原くんには独りで頑張ってくれましたね…
もう独りじゃないんです……私も、一緒です…』

『先生……』

3度目の同じコトバ……だがそれはどれも意味合いが異なる。

『…ひとつになりましょう……前原くん……』

『…そ、それって!?』

『もう恐れる必要はありません…』
先生は、自分の衣服を脱ぎ始めた。

『まっ、待ってくださいよ!?そんな…』

静止する俺の声を聞かず、
全裸になった知恵先生は、俺の服を無理矢理脱がせた。

『…や、やめてください…知恵先生』

抵抗しようとしたが、疲弊しきった体では思うように体が動かせない。

661:名無しさん@ピンキー
07/01/11 15:42:24 rlsT8S06
『…大丈夫です、前原くん』

知恵先生は、身動きとれない俺の体を可憐な舌で舐め始めた。

『…あ…ち……知恵先生…っ……』

『…前原くんのおちんちん、もうこんなになってる』

冷たい手を孤立するそれに添える先生。

『…そ、それは……』

『…前原くんのここ、可愛いですね』
知恵先生は、俺のモノを頬張った。

『…せ…んせい……』

『うっ、うんっ、…あむっんっ…』

俺のを口でしごき始める知恵先生。

俺はたまらず、自分のモノに脈を打ち合わせた。

『うっ…んっ…むっ……』
知恵先生の動きが早くなったと思うと、

『…せ…先生……もう……』
たゆたう快感に、俺は早くも射精を迎えそうになっていた。

と千恵先生は動きを止め、俺のモノの裏筋を舌で這わせた。

『…あっ……知恵先生……』
ドクンと大きく脈打ち、ドロドロとした白い液体が流れ出る。
ゴクリと全てを受け入れる知恵先生。

『…前原くん、早いですよ』

微笑む先生が無性に愛しく思えた。

『…す、すいません』

『…前原くんも、女の子をリードさせるくらい立派にならないと……』

先生は、俺の口元に自分の股間を押し付けた。
『さあ、前原くん…今度は私のもやってください……』

『…先生!』

俺は、先生の花びらをむさぼるように舐め始めた。

『…あっ…んっ……前原くん……』

舌を、先生の中に潜り込ませる。

『あんっ…前原くん……もっとぉ……んっ…』
先生の中から蜜が溢れてくる。

662:名無しさん@ピンキー
07/01/11 15:42:55 rlsT8S06
『…前原くんも……一緒に気持ち良くなりましょう』

『…え?』

と知恵先生は、自分の股間を今度は俺のモノに移動させた。

『先生……』

『いきますよ、前原くん……』

先生は、ゆっくりと腰を降ろした。

『前原くん…あっ!』

『知恵先生の中……暖かい…』

『前原くんこそ、私の中でビクビクってなってますよ…』

知恵先生は、馬乗りのような状態で自分の中で俺のモノをこすりつけ始めた。
『…んあっ、あっ、…あんん…ま、前原くんん…!』

『せ、先生!』

俺のモノを締め付けてくる、智恵先生の中。

『…前原くん……いっ……いっちゃ……』

『…もう…だめ……先生!』

『…あはぁあああっ!!!』


俺は、ドクドクっと知恵先生の中で果てた。


『…はぁ…はぁ……これで……罪は二人のものです』

気付けば、雨は上がり、ひぐらしたちがなきはじめていた。

「知恵先生…ありがとう……」

663:名無しさん@ピンキー
07/01/11 19:07:14 bR3x5R7z
圭「ネタにカレーや教会を使うのは知恵先生の専売特許だ
しかし尻ネタも忘れないでほしい!」

レ「かぁいい騎士像お持ち帰り~!」
知「ぎゃっ!」
レ「ごめんなさい先生!騎士像の剣が…」
知「…お尻が痛いです…竜宮さん覚悟してもらいます!
いくらなんでもこれはあんまりです!目には目を!お尻にはお尻を!
さぁ尻を出しなさい!」
レ「(圭一くん…私…汚されちゃうよ…)」

圭「とかそういうのも個人的にはありだと思う」
知「前原君、コンパスで開通式でもしてあげましょう。それとも浣腸ですか?」
圭「そうそうこういう…知恵先生!?」
知「許しませんっ!」
圭「アッー!!」

664:名無し@ピンキー
07/01/11 20:44:55 +Fsz4HHm
ここでナッパ

665:名無しさん@ピンキー
07/01/11 21:27:19 arQGpLUe
小此木「徹甲弾アッー!!」

666:名無しさん@ピンキー
07/01/11 23:32:08 p4nw8G6D
鷹野×魅音キボンヌ。
刺青云々ってのに激しく萌えたのでどなたかお願いします

667:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:29:04 OHK0A/Xm
>ID:rlsT8S06
乙。誤字、もったいない。
メモ帳の置換機能(Ctrl+H)を利用すると修正が楽だよ

668:名無しさん@ピンキー
07/01/12 03:37:50 D7aujb6K
羽「ナイチチは無様なのですwww」
魅「あっても大変だけどねー」
詩「でもないよりはマシですよね」
み「胸は涙と並ぶ、女性の最大の武器よ?」
レ「私はどっちなのかな、かな?」
知「私だってないわけではありません、人よりは大きいはずです」

沙「梨花、そうキムチばかり食べていると体に悪いですわよ?」
梨「自棄食いなのです。なにが巨乳ですか。あんな牛さんは男に食べられちゃうのです。」
ロ「私は小さい方が好きだけどな。」
梨「にぱーっ!!赤坂ぁ~!!胸なんてただの飾りです!」
ロ「その歳で魅音ちゃんくらいあったらバケモノだと思うんだよ。」
梨「そうですか?」
沙「確かに不格好ですわ」
圭「沙都子、ここにいたのか…」
沙「圭一さん?どうなさいましたの?」
圭「付き合ってくれ!」
沙「はぁ?」
圭「小さい胸、毛一本もない美しいすじ…沙都子は俺の天使なんだ…」
沙「…(ただの変態ですわね)」
圭「そう、俺は沙都子が…」
沙「あの、せめてレナさんか魅音さんにしていただけませんこと?」
圭「巨乳は好かん!」

魅「ねぇ沙都子、胸を平たくする方法教えてよ~!このままじゃ圭ちゃん…」
レ「かぁいいすじを見せて欲しいなぁ、私もああなりたいし…すじレナ…」
沙「…にーにー、この2人をどうにかしてくださいまし…」

669:名無しさん@ピンキー
07/01/12 08:25:42 0BMjMUGe
>>668
園崎姉妹程じゃないけどレナも結構胸あるからな

670:名無しさん@ピンキー
07/01/12 10:32:00 IokS16ee
昭和58年ならDカップでも巨乳を名乗れた時代だからな。

671:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:07:49 D7aujb6K
貧乳はおらんのか

672:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:12:08 /L9ELbra
つ【圭一】

673:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:14:44 XlMBOuGE
つ【竜騎士07】

674:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:42:49 rnyUTmlo
つ【イワン・ライデノビッチ・ライコフ】

675:名無しさん@ピンキー
07/01/12 17:44:42 r3iUL60V
おおいし……は双子をも凌駕する巨乳か。

676:名無しさん@ピンキー
07/01/12 19:31:55 Hz9/nvxc
つまり大石たんはふた○り…
と思ったら、肝心のスジがない

677:名無しさん@ピンキー
07/01/12 19:44:37 Vc6MMxCy
そこで山本たん

678:名無しさん@ピンキー
07/01/12 21:38:51 UCJ0iI5U
この流れはやヴぁいぞ!( ゚ω゚)警報発令!

679:名無しさん@ピンキー
07/01/12 21:46:03 u+Eo4bxX
( ゚ω゚)を、思いだしてしまった…

680:名無しさん@ピンキー
07/01/12 21:56:06 WLTeQEra
沙都子も年の割りに大きいよ。

681:名無しさん@ピンキー
07/01/12 21:57:38 6cic8CQb
てっぺいのおかげか・・・

682:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:15:09 /L9ELbra
意外とポケモンマスター

683:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:17:23 m8yjXKJI
本命:梨花ちゃま

684:名無しさん@ピンキー
07/01/12 23:00:35 UhgD0RHc
>676
脱いだらすじかもしれないじゃないですか

685:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:16:09 zmpJRY49
そろそろ妄想が悪夢になってきてるのですよ☆

686:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:20:20 QAbgBfMD
「んっふっふー。どうですかあ?
 気持ちいいなら気持ちいいと言ったらどうなんです? 赤坂さん」
「う……、き、気持ちいいです。大石さん」

 *

梨「なんであの女が……赤坂は私だけのものなのに!!」

圭「なんであいつが……どうして!? どうしてなんだよクララ!!」

687:名無しさん@ピンキー
07/01/13 00:21:59 e8eThNWr
クララ止めろぉ(w

688:名無しさん@ピンキー
07/01/13 11:26:35 P677zHBV
馬鹿ネタとして、いっそ全員性転換というのを知人と話し合ったことがある。
が、意外にも鬱ネタ悲惨ネタが大増殖してえらいことになった。
(特に悟子+沙都史の姉弟とかもうどうしようもない)

そう考えると、笑いしか引き起こさないクララなんて可愛いもんだと思えるようになってキタ。


689:名無しさん@ピンキー
07/01/13 12:22:07 qUNhCl9Z
確かにひどいww
そもそも部活は女4人が男1人に罰ゲームと称してスク水とかメイド服着せるのが笑えるのであって、
男4人が女1人に罰ゲームと称してコスプレさせたとしたら…それはただのプレイだww

690:名無しさん@ピンキー
07/01/13 12:29:34 Ho3bmMH8
>>689
男女比がつくづく極端だもんなぁw

ところで魅音がKの親友ポジションを悟史に取られないかガクブルしてるとかどうよ。
エロにはあまり結びつかんがナー

691:名無しさん@ピンキー
07/01/13 12:47:45 Zxc2stLK
圭一「クララの馬鹿ぁっ!! クララなんて……クララなんて……
もう知らないっ!!」
>>688
そうなの? いまいち想像つかないんだけど、どんな感じの鬱ネタ
が出てきたの? よかったら雰囲気だけでも教えて?



692:名無しさん@ピンキー
07/01/13 13:01:05 uxXGG+My
魅「ごめんね圭ちゃん、今日は寝坊しちゃってお弁当作れなくてさ…」
圭「いいって、魅音もたまには休めよ。だが今日の飯どうしよう」
悟「パン食べる?2つあるけど」
圭「ありがと」
魅「(どうしよう、このままじゃ圭ちゃん取られちゃうよ…)」
圭「ほら魅音」
魅「ふぇ?」
圭「お前も今日飯ないんだろ?わけて食おうぜ」
魅「圭ちゃんありがとう…悟史君もありがとう…」
悟「それだけでいいの?もうひとつ買って来ようか?」
圭「いや、いいって。もらえるだけでもありがたいじゃないか」
魅「(圭ちゃん…私を気遣ってくれるなんて…嬉しいよ…)」

魅「ごめんね…みんなの洗った服、旅館に忘れてきちゃって…」
悟「参ったなぁ…下着がもうないよ、どうしよう…」
魅「おじさんもそうだよ?だから気にすることないって!」
圭「悟史、汚いけどうちにある俺のを貸すぜ」
悟「恩に着るよ!」
魅「(まずい…2人が私よりも親密に…)」
悟「トランクスだよね?」
圭「ああ」
魅「お、おじさんも…」
圭「魅音はダメだな」
魅「なんでよ!なんで悟史はよくて私はダメなの!私たち親友じゃない!」
圭「あのな…」
魅「私と圭ちゃんはそんなに疎遠だったわけ!?」
圭「俺の家にブラジャーなんてないぞ」
魅「貸してくれるだけでいいの!貸して!ねぇ貸して!」
悟「ねぇ魅音、詩音から借りたらいいんじゃないの?」
魅「かーりーたーいーのー!」

693:名無しさん@ピンキー
07/01/13 13:55:17 ldm09j2i
>>690
むしろ悟史が帰ってきたら、詩音とも今より対等になれるだろうし、
クラスに同い年の男子が一人もいない圭一の親友兼男友達の肩の荷を降ろせて、
魅音も役になりきらず女の子らしく振舞えていいだろう。
悟史が作中でついに帰ることがなくてヘコんだ

エロは>>692の流れなら持ち込むことが可能だなw
三人の絡みってありそうであまりないから萌えるw

694:名無しさん@ピンキー
07/01/13 14:56:40 9uDuKO0Z
>>693
問題は魅音がそのチャンスに気付けるほど空気が読めるかどうかだがw
空気読めずに自爆→トラブルの後以前よりも微妙に新密度UP ってのもあの二人らしいからいいか。

695:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:16:46 P677zHBV
>691
例えば「悟子」が性的な意味での虐待を叔父叔母から受けていたら……?
悟子自身にとっても悲劇だが、その境遇から彼女を救えなかった
部活メンバーたちの心にも強烈なトラウマを残すと思うんだ。

余談だが、赤坂を性転換させて、かつ話の整合性を取ろうとしたら
赤坂夫妻ではなく赤坂姉妹になってしまった(´・ω・`)

696:名無しさん@ピンキー
07/01/13 17:22:16 HFlVQGE6
って事は、皆殺し編じゃみんなお姉さんに取り押さえられて殺されるのかー

697:691
07/01/13 18:29:24 QY3CHDix
>>695
なるほどね。そりゃ確かに鬱だわ。
一瞬。別に悟史でも性的虐待のシチュエーションはあり得るかと思ったけど、
それを抜きにしても悟子は失踪するわけだから、部活メンバーが男だとした
ら「仲間の女の子を守れなかった」と考えるわけで……。
トラウマの深さはそれだけでも増してる気がしたよ。
別にレナ達が男より薄情だなどとは思わないけどさ……。

>>696
え? てことは鷹野はハーレム? 我ながら無節操な思考回路だと思うけど。

698:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:51:29 leCDIZ5P
性別が逆なら綿、目地下祭具殿でKは確実にレイプ(未遂)
当然みおん(♂)の目の前で

>>697
そうなると皆編で鷹野がとみたけを懐柔する場面は
すごいになりそうだなw
そのままでも十分エロいが

699:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:52:43 HDTpQMHU
レナ(♂)「圭子ちゃんは、嘘をついてないのか?のか?」
圭子「顔が近いよ…」

魅音(♂)「あはは、おばさんってどうして女に生まれてこなかったのか疑問に思うことがあるんだよねー」
圭子「オカマ…?」

梨花(♂)「はにゅーが見えないのです。」
圭子「はにゅー…?電波…?」

さとこ(♂)「ハーハッハッハッハ!またトラップに引っ掛かったな圭子さぁん!」
圭子「なんて稚拙な愛情表現…」

…なにこれ


700:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:53:52 a89Z+CSU
>>699
これはww

701:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:54:05 TYXJA4mH
ケイオスだなおい

702:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:55:49 W61aFg2l
鉄甲弾は単なるショタコンおばさんになるわけだな

703:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:06:56 dVWPXQHd
鷹野(♂)「君と俺は今日、出会わなかった」
圭子「きゅんきゅん☆」

あれ?

704:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:14:00 tdcwerJR
>>703
URLリンク(kjm.kir.jp)
URLリンク(kjm.kir.jp)

705:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:39:27 QY3CHDix
皆殺し編reverse

鷹野(♂)「お前の好きなように責めてあげるぜ? 俺の***で***して
やってもいい。お前の***を一日中***て欲しくはないか? ああ、そう
いえばお前は**されるのが好きだったな。どうだ? 俺のものを独り占めし
たくはないか?」
富竹(♀)「…………………………………………………………(ごくり)」

やべぇ……妄想してたら富竹(♀)に萌えちった。
畜生、これもひぐらしに眼鏡キャラがいないせいだ~。

706:名無しさん@ピンキー
07/01/13 20:14:33 HDTpQMHU
これは萌えるwwwwwwwwww下の名前はどうなるんだ?ジロ子?

魅音(♂)「圭ちゃんのビリだね~罰ゲームは…”スクール水着で帰宅”…」
圭子「………本当にやらないとだめ?」
魅音(♂)「あっあたりまえだろー?(圭ちゃんのスクール水着…ハァハァ)
梨花(♂)「………み~☆」
さとこ(♂)「………?」
レナ(♂)「………お持ち帰りィ~!」
圭子「ちょwqあwせdrftgyふじこlp;@ あっ」

707:名無しさん@ピンキー
07/01/13 20:18:47 2EJwDVjP
夜犯し編ですが、今日の夜辺りにまた書かせていただこうと思います

ただし、まだ本番までいかないですw

708:名無しさん@ピンキー
07/01/13 20:26:05 lgyNwHU0
ジロミ

709:名無しさん@ピンキー
07/01/13 21:10:15 e8eThNWr
開けっ!祭具殿の扉!ぞなー

710:名無しさん@ピンキー
07/01/13 21:16:55 dVWPXQHd
>>705
キwタwコwレwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
眼鏡っ子富竹ジロミプリンセスハァハァ
鷹野エロ過ぎハァハァ


>>707
おkwwwwwww待ってた!!


711:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:12:51 6GeOQo0r
>>707
投下されるまで全裸待機決定

712:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:48:48 UziPg55F
>>707
待ってましたぁー


713:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:49:50 bVuYsJ1d
いいなぁ、これ。ここで読んだ>>574-591 思い出した
URLリンク(moech.sakura.ne.jp)

714:魅×圭一(夜犯し編)
07/01/13 22:50:36 2EJwDVjP
―圭一サイド―

「魅、魅音??」
 あー、状況が全然飲みこめない。てっきり顔面を張られるかと思ったぜ。
 でも、好き?好きって…?魅音が俺にそう聞いてるのか…?
 俺の答えは?答え…?そんなものはもう決まっている―。
 でも、言うべきなのか。今、魅音はそれを望んでいるのか? 

 黙りこくっている俺を見据えて、魅音が口を開く。
「あ、あははははは!!おじさん何言ってんだろうね、あはは!ゴメン!忘れて!!」
 魅音は顔から湯気を出しそうなほど真っ赤になっていた。ということは、きっとこれは本気なんだろうな。
「け、圭ちゃんもビックリしたでしょ!?これね、ま、ま前から試してみたかったんだよ~!」
 魅音、やめろ…。
「でも、ややっぱり効果あったかな!?け、圭ちゃんはこ、こういうのなれてなさそうだからさ、あはははは!」
 それ以上言わないでくれ…。
「あれ?もももしかして、ほ、本気にしちゃった??じゃ、じゃあ、おおおじさん、悪いことしちゃったカナ?あははは!」
 限界だった。
「魅音!」
 俺は魅音を抱きしめた。すっかり冷えたバスタオルもまったく気にならないほどに俺の体は熱かった。心臓が痛いほど脈打っている。
 こんなのは初めてだ。
「魅音、俺はお前が好きだ」
「ちょっ…ちょっと圭ちゃん…?おじさんのわ…ふぐっ」
 それ以上何も言わず、無言のまま唇を重ねる。まだテクニックなんか、微塵もない。
 少し口を開いて魅音の吐息を口に感じると同時に、下腹部が少し熱くなってきているのを自覚した。
 だが、俺は理性からくる警告を無視し、さらに魅音に唇を押し付ける。
「…んっ…はぁっ…」
 魅音の口から漏れるかすかな喘ぎは、俺にとって次のステップに進むには十分すぎる燃料だった。
 俺は口から舌という性欲の手下を召喚し、魅音の唇に侵入させようとした。
 だが、魅音は緊張のせいか、口を開こうとしない。
(少し強引だけど…)
 俺は胸に手を伸ばす。
「んっ…」
 今だ!
 俺は無防備になった口腔へ舌を入れ、思う存分暴れさせ、味わった。
 幾度となく魅音と舌を這わせ、交じらせ、体液を味わい、魅音のそれを吸っただろうか。
 気がつくと、口の周りが汚らしいほどにお互いの涎でびちょびちょだった。
(もう十分だよな…?)
 俺は唇を離し、魅音の胸に再度手を伸ばそうとする―が、
 魅音の手はそれを拒絶した。
「圭ちゃん…何か違うよ…。おじさんは…」
 泣いているのか…?
 俺は、二人の体液と涙で濡れている魅音の顔を見つめるが、何も言えずに突っ立っていた。
「お、おじさん、先に出てるね…」
 すすり声でそう呟くと、ガラッとドアを開けて浴場の外へと出て行った。



今日の分は、これで終わりです。
お風呂でヤルんじゃねーのかYO!って人は、タイトルを見てねw

一応、明日もまた投下する予定ですw

715:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:54:12 6GeOQo0r
>>714
きたぁ!乙!
すんなりとは行かないなぁ・・・
だが焦らされるのもまたよし
明日が楽しみでござい

716:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:55:50 2EJwDVjP
>>715
エロ描写は苦手だが、焦らした分エロはしっかりと書き込むつもりだぜw

717:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:01:51 zmpJRY49
明日に備えて全裸で寝るかな

718:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:19:48 bVuYsJ1d
>>717
ちょww

>>714GJ

719:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:29:49 vY/KCNt9
はぅ~魅音かわいいよ~

>>714乙!!

720:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:30:54 ydGhiwCs
>>714
相変わらずGJですねぇ。むっふっふ~。

つーか、読んでたら今夜あたり自分もSS出したくなったんだけど……出していい?
ひたすら長いんだけど……。

721:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:33:11 6GeOQo0r
>>720
大歓迎

722:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:34:36 oDk0d/g+
>>720
行け!
出さないと後々後悔するかもしれない

エロパロはおろかネタSSすら怖くて出せない俺のようになっちゃいけないorz

723:名無しさん@ピンキー
07/01/13 23:37:50 ydGhiwCs
了解しました。今すぐ準備しますっ!! 目安は30分後で……。

724:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:04:09 cV7IW7WP
「っしぁあああああっ。どんなもんだあああああああああっ!」
玩具屋に俺の雄叫びがこだまする。
魅音がバイトに行ったため延期になっていた部活の決勝。
それに俺が華麗なる逆転勝利を手にした瞬間だった。
激しい戦いだった。手に汗握る接戦だった。
ゲームはいわば多人数でやる軍人将棋だったのだが、部活メンバーすべてが策略、イカサマ、力業、そして運のすべてを駆使したまさに何でもありの混戦だった。これが賭博漫画だったら、一年はこのシナリオで連載できたに違いない。
「はぅ~。負けちゃったあ」
「いやはや、まさか圭ちゃんがあんな切り札を考えていたなんて……、おじさん読み切れなかったよ。素直に完敗を認めるしかないね」
「まったくですわ。よりにもよってあの局面で私のトラップを逆手に使うなんて、考えられないですわよ」
「ダークホースの名を返上なのです」
「まあ、あそこで沙都子がトラップを使ってくれなきゃ、どうしようもなかったんだけどな」
無論そのための策も色々と練ってきたが、それでも沙都子がトラップを発動させる可能性は五分五分だった。読みが外れていれば、まず間違いなく俺はじり貧だった。
ちなみに、順位は一位が俺、二位がレナ、三位が魅音、四位が梨花ちゃんで沙都子がビリである。
「それで、罰ゲームはどうするの?」
そうだった。あまりにも熱い戦いだったため忘れていたが、勝者には魅音が自腹を出した5万円とは別に、部活メンバーに対する罰ゲームの決定権が与えられているのだった。
5万円は元々は魅音の金だったわけだし、みんなと一緒にぱ~っと使うとして……。
「そうだな。とりあえず梨花ちゃんには猫耳をつけて岡村君と散歩してもらおう。沙都子、お前には首輪をつけて富田君の一日妹になってもらおうか」
「それ……富田や岡村にも聞いてみないことには難しいんじゃないですの?」
「そうかもな。……どうだろ? 富田君。岡村君」
俺はギャラリーへと振り返り、彼らに一応訊いてみた。無論、答えは分かっていたことだったが。
「ま、まあ。前原さんがそういうなら仕方ありませんねぇ」
「そ、そうだよね。仕方ないよね」
 平静な口調ながら、顔が真っ赤になるのを隠せない後輩二人。ふふふ、反応が初々しいぜ。俺には、男同士にしか通じ得ない彼らの熱い想いが痛いほど伝わっていた。
「じゃあ、レナと魅音には俺の一日着せ替え人形にでもなってもらおうか。メイド、ナース、チャイナ、浴衣や巫女さんもいいなぁ~、いやいや、ここは白ビキニでエプロンっていうのも……くうぅ。たまんねぇぜ」
俺は勝者の特権にうきうきと心弾ませていた。
「ふぅん。……そんなんでいいんだぁ」
くっくっくっ 圭ちゃんもまだまだ甘いねぇ。
そう言っている魅音の目。
「えっ? それどういうことだよ? 魅音」
ふふん。
魅音はにやりと笑みを浮かべた。
「よし。それじゃあそんな圭ちゃんをいいところに連れて行ってあげよう」
「いいところ?」
だが、魅音は俺の質問には答えない。つまりは黙ってついてこいっていうことか……。
「富田。岡村。……なんなら君たちも来ていいよ。沙都子と梨花ちゃんも来るからね」
「はあ……、分かりました」
「そうですね。お供させて頂きます」
後輩二人組もいまいち腑に落ちないまま頷いた。

725:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:05:37 cV7IW7WP
部活の会場だった玩具屋を出て、既に三十分は経過していた。
ちなみに、自転車は玩具屋に置いてきたままだ。
「なあ、魅音。……いったいどこまで行くんだよ?」
「ん~? もうすぐ着くよ」
「……その台詞何回目だよ?」
「7回目なのですよ。にぱ~☆」
梨花ちゃんが律儀に答えてくる。
だが、どうにもさっきから人通りの少ない裏道ばかりをぐるぐると回っているような気がする。
おかげでここが興宮のどのあたりなのか、俺にはすっかり分からなくなっていた。
こんな狭い道をぞろぞろと連なって歩いているのも、もし周りに人がいたら少し首をかしげるかもしれない。
「本当にもうすぐだってば。……ほら、あのビルが目的地だから」
そう言って魅音が指さす建物は20mほど先にあった。
「ここが? ……どう見てもただのビルだぞ?」
そう、何の変哲もないただのビル。
そうこう言っている内に、そのビルに辿り着く。
「……なにしてるのさ。早く入りなよ」
「……いや、でもここ裏口だぞ?」
「別に気にしなくていいよ。ここも叔父さんの店だから」
そう言って魅音は扉を開け、俺や富田君、岡村君、そして部活メンバーを中に招き入れた。
ビルの中には絨毯が敷かれていて、外見からはそう思えないほど小綺麗な作りになっていた。天井には小さなシャンデリアが掛かっていたり、壁紙に薔薇の絵が描かれていたり、所々に観葉植物も置かれていた。
と、黒いスーツに身を包んだ男がやってくる。三十代後半ぐらいだろうか。うう、でも何だか顔が厳ついぜ
「叔父さん。部屋は空いてる?」
「ああ、言われたとおり空けておいたよ。でもあまり騒ぎすぎないでくれよ?」
「分かってるって。叔父さんに迷惑はかけないからさ」
「あと、くれぐれもお客さんとすれ違わないようにしてくれよ。一応こっちも気をつけているけどさ」
「ん。了~解」
魅音と叔父さんの会話に妙な引っかかりを覚えながらも、俺達は結局、魅音に促されるまま付いていくことにした。
「なあ、……ここってホテルか何かなのか?」
昔、家族旅行をしたときに泊まったビジネスホテルがこんな感じだったかもしれない。
ただ、宿泊客がいないのか誰ともすれ違わないのが気に掛かる。
もっとも、昼間のホテルならそういうこともあるのかもしれないが。
「ん~? まあ、似たようなもんだけどね」
そうこうしているうちに、4階の奥の部屋へと俺達は辿り着いた。
「じゃ、みんな中に入って」
そう言って魅音は部屋の扉を開けた。
その部屋の中はベッド、冷蔵庫、シャンデリア、テレビ、そしてふかふかした絨毯が敷き詰められていて―
でも、あれ……あれ? 変だぞ? これ……。
「ほら、何してるのさ圭ちゃん。後ろがつかえているんだからさっさと中に入った入った」
後ろから強引に押されて、俺は中に入った。
「……あら、本当に広いですわね~。ここならこの人数でも大丈夫ですわね」
いや、あの……そんなこと言ってる場合か? 沙都子。
いやいや、どうせこいつのことだから分かっていないに違いない。

726:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:07:05 ydGhiwCs
「おい……。魅音」
「ん? なあに圭ちゃん?」
「なんでここ、一部屋なのに何の仕切りもなくシャワーがあるんだよっ!」
そう、ここはビジネスホテルなんかじゃない。
「そりゃ、ここはそういうお店のそういう部屋だからに決まってるじゃない」
園崎家はイメクラ屋さん、ソープランド屋さんもしているのですよ。にぱ~☆。
それは確かに梨花ちゃんもそんなことを言ってはいたが……。
「この部屋はVIP専用でね。ここを使える人ってあんまりいないんだよ。圭ちゃんラッキーだね」
でも、ここには湯船は無いから……。
「ヘルスかよっ!」
おもちゃ屋のときとはまったく違った意味の叫びが、部屋に響いた。
「……どういうつもりだよ。魅音」
「部活優勝者である圭ちゃんを天国に連れて行ってあげようって思ってね」
「いや、だからってそんな……」
俺は、いくらなんでもこんなことをみんなに……。
がしっ
不意に後ろから羽交い締めにされる。……レナだった。
そういえばレナも沙都子も梨花ちゃんも、何の疑問も無くここについて来ていた。ひょっとして……最初から分かっていた?
見ると富田君や岡村君も俺と同様に、沙都子と梨花ちゃんに羽交い締めにされている。
「な、何の真似だよっ?」
「罰ゲームなんだよ。だよ?」
レナが甘い声で、俺の耳元で囁いて……俺の頬に自分の頬を押しつける。
さらに、背中に柔らかくぽにゃっとした二つの感触が……レナの胸が押しつけられる。
「圭ちゃん、抵抗しちゃダメだよ~。会則第……何条でもいいや。勝者には敗者の罰ゲームを見届ける義務があるんだからさ~」
絶対嘘だ。今ここで作った会則に決まっている。
「大丈夫大丈夫。痛くないから痛くないから……。くっくっくっ、むしろ痛いのはこっちで、圭ちゃん達は気持ちいいだけなんだしね~」
「な……何をする気だよ? これはいったい何の真似だよ?」
「圭ちゃん、何言ってんだか。……分かってんでしょ?」
「いや……俺には何だか……」
「……知ってるくせに―。いまさらカマトトぶられてもなぁ」
にやり、と魅音は笑みを浮かべた。
「私たちとSEXしてもらう」

727:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:08:28 cV7IW7WP
「え……? え……?」
魅音が言ったのは、つまりそういうことで、つまりこれから俺は……みんなと……。
「……圭一君。とぼけてるね。薄々は気づいていたくせにぃ☆」
すりすりと、レナはそう言って頬擦りをしながら、俺の股間をまさぐった。
「ほら……圭一君のオットセイ☆もこんなになってるよ……」
そう、こんな状況の中で……いや、ある意味こんな状況なら当然か……俺のオットセイ☆は恥ずかしいほどに大きくなっていた。
「し、しかし……沙都子は、……沙都子は……」
本当に分かっているのか?
「圭一。……沙都子も分かっているのですよ?」
「で、でも、こないだは風呂場で……沈んで……ほら……借金のかたに……」
もう、自分でも何が言いたいのかよく分からない。
しかし、梨花ちゃんは分かったようだった。
「圭一。ブロッコリーとカリフラワーの違いが分からない沙都子に、ピンサロ屋さんとイメクラ屋さん、ヘルスとソープランド屋さんの違いが分かると思いますですか?」
なるほど……何となく納得してしまった。そういえば沙都子ってSEXっていう単語と意味は知ってたんだよな……。
「圭ちゃん……観念しなって……」
『前原さぁん……』
視界の片隅で、富田君と岡村君は俺に助けを求める視線を送っていた。
くそっ
魅音だぞ。レナだぞ。沙都子に梨花ちゃんだぞ? 俺の最高の友人達が、こんないかがわしい場所で、そういうエッチなことを……さらに言えばみんなそれぞれタイプの違う魅力的な女の子で……はぁはぁ。…………はぁはぁって?
な、なんだ……この、湧き上がってくる感情は。
「くっ……くっくっくっ」
自然と、俺の口から笑みがこぼれた。
「圭ちゃん?」
「……天国に連れて行ってくれるんだろうな?」
「へぇ、……覚悟を決めたようだね」
『ま……前原さんっ?』
そう、これは恐れることでも何でもない。考えてみれば最高のチャンス以外の何ものでもないじゃないか。
「富田君。岡村君。……俺達男の望みとは何だ? 可愛い女の子、綺麗な女の子、好きな女の子を守ることか? 優しくすることか? 大事にすることか? 想ってもらうことか?
ああ、確かにそれもその通りだ。しかしそれだけじゃない。認めろ……男の95%はエロスで出来ているんだ」
「そっそそそ……そんなこと言ったって……僕は……」
「変態じゃないとでも? 富田君、君は首輪をつけた沙都子を妄想して何もときめくものが無かったとでも言えるのか? 岡村君、君も猫耳梨花ちゃんには何も熱いものを感じなかったというのか?」
「それは……確かに、感じました……けど……」
「ならお前達も変態だ」
「でも……そんな、こんなのって……」
しかし、彼らはまだ自力では殻を破ることは出来ない。もう一歩だ。
「男が変態で何が悪い?」
『えっ?』
「男はすべからく変態だ。だがそれを認めるか否かで男の器は天と地の差を持つのだ。お前達は自分に素直だった。それを認めた。それをお前達は自慢していい。誇っていい。
……だが、いつまでもその場にとどまっていたいというのなら俺はもう何も言わない。一足先に行かせてもらおう。沙都子と梨花ちゃんも俺がいただく。……君達はそこで、いつまでも俺に奉仕する沙都子と梨花ちゃんを眺めてろ」
『くっ……』
だが、当然そんなことが彼らに許せるはずがない。
『僕達が……間違っていました』
富田。岡村。後輩二人組が男として一皮むけた瞬間だった。

728:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:09:41 cV7IW7WP
「どうやら、話は決まったようだね」
「ああ、いつでも来い」
爽やかな笑顔で俺は言った。
『前原さん。僕達もどこまでもついてきます』
後輩二人組もきりっと引き締まったイイ表情で頷いた。
「じゃあ、とりあえず服を脱いで洗い場に行こうか。……話の様子からすると、富田には沙都子が、岡村は梨花ちゃんが相手をして、圭ちゃんには私とレナが相手をするっていうことでいいのかな?」
「ああ……それでいいぜ」
俺は頷いた。
「それじゃあ圭一君。レナの服……脱がせてくれないかな。かな」
レナが俺の前にまわって俺を見つめてくる。
「あ、ああ。分かった」
うあ……前々からそりゃレナは可愛らしいというか女の子らしいと思っていたけど、やっぱりこういうシチュエーションで見るとドキドキするというか。
ちらりと富田君と岡村君を見ると、彼らも同様だった。
ええい。覚悟は決まっているんだ。男の中では俺が一番の年長者じゃないか。いつまでもドギマギしていられない。一気に行くぞ。
しゅるり
俺はレナの服のリボンを外した。
止められていた胸元が開き、そこからレナの胸が覗ける。
慌てて目をそらしながら……いや、そんな必要はないんだと思いながら年少組を見ると、どうやら彼らも同じようだった。
レナの肩に手をやる。
「なあレナ。……この服って上に脱がすのか? それとも下に引っ張ればいいのか?」
「どっちでもいいよ。……圭一君の好きな方で」
「じゃあ、下に下ろすよ」
布一枚を隔てているのに、手に伝わってくるレナの温もり。
俺は襟首を大きく開いて、ゆっくりと下に下ろしていった。
するすると服を下ろしていくに従って、当然俺の視線もレナの体を下りていく。
真っ白のブラが……ヘソが通過していき、腰、そしてその更に下……。
パンティが現れてくる。ブラと同じく白色の……。そして、うっすらと透けて見える恥毛と緩やかなふくらみ。
頭の中が沸騰しそうな中で、俺はレナの服から手を離した。
何の音も立てず、ワンピースは床に落ちた。
次は……屈んだ状態から考えて、靴下だ。
俺はレナのハイソックスに手をかけた。
「はうっ。……圭一君。くすぐったいよ~☆」
「あうあっ。……ごご、ごめん。気を付ける」
くそっ 何やってるんだ前原圭一。落ち着け、クールになれ……。
でも、レナのすべすべした肌が……でもってむっちりと締まって柔らかい太股が……俺を悩ませる。
「圭一君、次は下着だよ? だよ?」
「ああ、分かってる。……って、レナ?」
何とか靴下を脱がせて立ち上がると、レナが抱きついてきた。
レナの柔らかな感触と、匂いが……。
「このまま、ブラジャー外してくれないかな?」
つまりは、抱きしめた格好で。
俺は言われるままに、レナを抱きしめた形で、ブラのホックを外した。
すると当然次はパンティで……、これでレナを覆うものはすべて無くなる。
ずっと抱きしめていたい衝動を抑え込んで、レナの体を離す。

729:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:10:52 cV7IW7WP
露わになったレナの上半身。
そしてその胸は……なんというか……ええと、その、あれだ、美乳。美乳だ。俺の頭にはそんな言葉しか思い浮かばなかった。
均整がとれたほどよい膨らみ。小さく、桜色をした乳首が白い肌に上品に映えていた。
「……ダメかな? やっぱり私、魅ぃちゃんほど大きくないし……」
とんでもない。俺は大慌てで首を横に振った。もう少し理性が残っていなかったら、きっと俺はレナの胸にむしゃぶりついていたに違いない。今だって、そうしたいのを必死に抑えている。
俺は無言でレナに近づいた。
「け……圭一君?」
びくりと震えるレナを無視して、強引にパンティを脱がす。
これでもう、本当にレナを隠すものは何もない。
まじまじとレナを見上げる。
くそっ いったい誰だよ。女の子のはグロいなんて言った奴。
そりゃ確かに、アワビだとか生肉の塊だとか、そんな風にも言える形だよ。でも……でもレナのは……それでも慎ましやかで……それこそ、俺がイメージしたのは、まだ開ききっていないチューリップの蕾だった。
「圭一君。……そんなに見つめないでくれないかな。恥ずかしいよ。はうぅ~」
その声で、我に返る。
「ああ、ごめん。……あまりにも、こう……」
綺麗だったから、とは続けられなかった。はっきりと言えない俺に、レナは少しむくれたが。
「じゃあ、次は圭一君の番だね。……レナが脱がせてあげるよ」
「ああ、よろしく頼む」
レナは頷くと、屈んでズボンのベルトに手をかけた。
裸のレナがかちゃかちゃと、金具をいじる。その顔は当然、大きくなっている俺のオットセイ☆の間近にある。それが何だか気恥ずかしい。
でも、ものの数秒もしない内にベルトは外れた。
「じゃあ、圭一君。腕挙げて。……シャツから脱がすから」
「んっ」
……みると、レナの顔も上気して、ほんのりと赤くなっていた。やっぱりレナも恥ずかしいらしい。恥ずかしいのが俺だけじゃないと分かって……それが何だか、少しほっとした。
「じゃあ、行くよ」
そう言って俺の服を持ち上げていくレナの顔は、俺の体から十㎝足らずしか離れていない。その息が俺の体を愛撫して……くすぐったくて気持ちいい。
「ん……しょっと」
レナが俺のシャツを完全に脱がした。
「て……、レナ。俺の服。どうかしたか?」
レナは俺のシャツを抱きしめていた。
「え……、うん。圭一君の匂いがするって思って……はうっ」
「? 俺? そんなに汗くさかったか?」
「あはははははははっ。……そんなんじゃないよ。何でもないから、気にしないで」
レナは笑いながら、俺の服をたたんで、どこか名残惜しそうに、備え付けの籠の中に入れた。


730:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:11:53 cV7IW7WP
「じゃ、次は下だね」
「おうっ。頼むぞ、レナ」
「うんっ」
レナは満面の笑顔で―、
ずるっ
「……え?」
ズボンごとパンツも一緒に脱がされた。
当然、心の準備も何もないままに俺のオットセイ☆がむき出しに……。
「ちょっ……レナ。おま……」
ぱくぱくと口を開ける俺を尻目に、レナは俺のオットセイ☆を見つめていた。
「圭一君も、レナのを見たんだから、おあいこだよ」
「いや、でも俺のはそんな……」
ああっ レナの吐く息が当たる。
「はうぅ。……圭一君のぴくぴく震えている。なんだかかぁいい☆」
「かぁいいはないだろ。そりゃ、まだ成長途中だが、これからもっと……」
「ゴメンゴメン。……そういうのじゃないよ。もっとこう、男の子のって怖いかと思っていたけど、圭一君のはそうじゃないなって……」
ああ、そういうことか。正直、俺もレナにこんなものを見せて大丈夫なのかっていう不安はあったけど……そう言ってもらえて安心した。
「あ……レナのも……その……綺麗だった……ぜ……」
しどろもどろに、俺はさっき言えなかった感想を白状した。
瞬間。レナの頭から蒸気が噴き出す。
「はうっ。あ……ああ、ありがと」
俺達は二人して、真っ赤になりながら視線をそらした。
「……ちょっとお二人さん~? 何二人だけでいい世界をつくってるのさ? おじさんだけ除け者~?」
拗ねた魅音の声が俺達の間に割って入る。
「いや、別にそんなつもりは……。っていうが魅音。お前の方こそその格好は何だよ?」
そう、レナに夢中になっていたというのも本音だが、どうして魅音は着替えに参加しないのか疑問に思っていた。
魅音も服は脱いでいた。しかし全裸じゃなく、胸の下から腹にかけてサラシを巻いていた。
「魅ぃちゃんの背中には刺青があるから……」
「園崎家のしきたりでね。背中に鬼の刺青があるんだけど、人に見せちゃだめだから……ゴメン」
「いや、……そういうことなら仕方ないよな。別に俺は構わないぜ」
そう言うと、魅音は胸をなで下ろした。
「よかった。圭ちゃんがそう言ってくれて……。実はちょっぴり怖かったんだ。ひょっとしたら、興醒めしてしまうかなって……」
「興醒めなんかするものか。……魅音は、綺麗だ」
「ありがと……圭ちゃん」
魅音は静かに、笑顔を浮かべた。
「ちょっと魅音さん。レナさん。いつまでそうしているんでございますの? 着替えが終わったんなら早くシャワーを浴びに行きますですわよ~?」
「ああ、ごめんごめん。そうだったね。今行くよ」
見ると年少組も既に全員素っ裸になっていた。

731:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:12:57 cV7IW7WP
「つーか、マジでシャワーもいくつもあるんだな……」
股の部分が凹んだ椅子さえなければ、それこそ銭湯と変わりないかもしれない。
「VIP専用だからね。元々多人数でする部屋だから、一つじゃ足りないんだよ」
魅音を先頭に、俺達は洗い場へと移動した。
「それじゃ圭ちゃん。この椅子に座って。……富田も岡村もだよ」
俺は素直に従う。
「じゃあ、圭ちゃん。始めるよ。……レナは後ろをお願い」
「いいけど、どうすればいいの?」
「体に石鹸を擦りつけて、全身ですりすりしてればいいよ。……ボディ洗いってやつ」
「あ、それならレナにも出来そうだね。……頑張るよ。圭一君」
「ああ。……期待してるぜ。レナ」
ぴとっ
魅音の手が、石鹸の泡と一緒に俺の胸に当てられる。ぬりぬり、さわさわと俺の胸をまさぐりながら、泡の範囲を広げていく。
やべぇ。オットセイ☆以外の部分なんてどんなに触られても感じないものだって思っていたけど、大きな誤算だった。
「……圭ちゃん。気持ちいい?」
「ああ……さっきから俺のがおっきしてるんだから、分かるだろ?」
無論それだけじゃない。魅音の胸もまた大ボリュームで、レナのものとはまた違った魅力があって、目が離せなくなっているのだ。
「くっくっくっ。……圭ちゃんの体は正直だねぇ。よしよし、おじさん張り切ってサービスしちゃうよ」
「レナもだよ? だよ?」
レナが背中に抱きついてくる。
服越しなんかじゃない、生のレナの胸の感触。暴力的なほどに、脳髄に刷り込んでくるレナの柔らかい肌の感触
「あはははっ。圭一君の背中、あったかいよ。はぅ~☆」
「レナだって……や~らかくて、気持ちいいぜ」

732:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:15:22 cV7IW7WP
びくっ
不意に、俺の体は震えた。
「ちょっ、魅音……」
「ん~、何? 圭ちゃんのオットセイ☆を洗っているだけだよ~?」
そう、俺が背後のレナへと視線を向けている隙に、魅音は俺のオットセイ☆へと洗う場所を移していた。
優しく玉を弄びながら、巧みに竿に指を絡ませてくる。
「ぜっ……絶対に変だ。初めてにしちゃ巧すぎる。つーかお前、経験者だろ? 妙に色々手慣れてると思ったけど……。ひょっとしてあれか? 婆さんから房中術も習っているとでもいうのか?」
「そんなわけないじゃない。……そりゃ、園崎家にはそういう秘伝もあるらしいけど、嫁ぐまでは見せてもらえないんだし。……ただ、母さんから聞いたテクはちょっと真似してるけどね~」
聞いただけでここまでやるとは……。魅音、恐ろしい娘。
「レナ。圭ちゃんの、かっちかちになってるよ。触ってみる?」
「えっ? どれどれ……」
「はうっ。……レナ。もう少しゆっくり……」
無造作に、レナの手が背後から俺のオットセイ☆を鷲掴みにする。
「あっ、本当だ。圭一君の熱くて固いよ。すごいすごい」
俺の意志は無いのか……?
「じゃあレナ。次は腕を洗って? 今度は股で挟んでゴシゴシするんだよ? 私は股下を続けて洗うから」
「うん。分かったよ。魅ぃちゃん」
ああっ レナの股が俺の腕を前後して、魅音の腕が俺の股の下を行き来している。
つい数時間前までは想像だにしていなかった光景と気持ちよさに、なんだか……遠い目になる。
「魅音……ここは、天国なのか?」
「何言ってるんだか……こんなのまだ階段の途中だよ。圭ちゃん」
そうだった。こんなところで満足している場合じゃない。男なら先がある限り、登り詰めなきゃいけないんだ。
魅音にシャワーで石鹸を洗い流してもらいながら、俺は決意を新たにした。
ベッドのある場所に戻り、魅音とレナにタオルで体を拭いてもらう。その奉仕を、俺は仁王立ちで受けていた。
富田君、岡村君も同様だった。沙都子や梨花ちゃんに体を拭いてもらいながら、何か大切なものを掴んだ目をしていた。
これが……漢になるということかっ……!
俺の心の中に、熱いものが湧き上がる。
「レナ。魅音。……行こうか」
「うんっ」
「そうだね。行くよ。圭ちゃん」
俺は、彼女らを連れ立ってベッドへと向かった。
年少組も同様だ。
「行こう。沙都子ちゃん」
「……そうですわね」
「梨花ちゃん。僕達も……」
「優しくして欲しいのですよ。にぱ~☆」

733:優勝者に天国を ◆Jx7kndDbOU
07/01/14 00:16:29 cV7IW7WP
そして俺達7人全員は、一つの特大ベッドの上に乗った。
富田君は沙都子と、岡村君は梨花ちゃんと向かい合っている。そして、俺の前には魅音とレナが座っている。
「魅音……レナ……俺、初めてだけれど、精一杯やるからさ。その……あまり気持ちよくなくても、勘弁してくれよな」
「あははは、圭ちゃん何言ってるんだか。そんなの私達だって同じだよ。……こういうのはね。……気持ちだよ。心を通わせるのが一番大切なんだから」
「そうだよ圭一君。……それにね。女の子って、好きな男の子と一緒なら、それだけで嬉しいんだよ? レナはもう、今でも十分幸せかな。かな」
先日の人形のときもそうだったが、どうやらつくづく俺は……女の子の気持ちっていうやつが分からない奴らしい。
どうすればこの大切な女の子達をよろこばせてあげられるのかって思ったけど、それはまるで杞憂な話だった。
俺は、俺の思うように彼女らと触れ合えばいいだけなんだ。
「じゃあレナ……キスしないか?」
レナは笑顔で頷いてくれた。
そして、俺とレナの唇が重なる。自然と、俺もレナも目を閉じていた。
俺は、レナの頭を抱きかかえて、そのまま唇を押しつけあった。たったそれだけ。
でも、それだけでもレナの唇の温かさ、柔らかさが心地よかった。
レナの鼻息が俺の頬をくすぐる。レナがすぐ傍にいる。それを実感できて嬉しかった。
何秒そうしていたのかは分からない。けど、どちらともなく俺達は離れた。
一瞬、互いに目があって……お互いの顔が赤くなって、俺達は互いに微笑み合った。
「じゃあ次は魅音だな。……魅音は、ディープキスで頼む」
「ええ~っ。おじさんも初めてなのにぃ?」
「俺の初めてのディープキスは、魅音がいいんだよ。ファーストキスはレナだったけど、レナだけそういうのは、嫌だったっていうか……」
「ホント言うとね。私、途中から圭一君の口の中に舌を入れたくなったんだけど、圭一君は最初からそういうつもりみたいだったから、私止めたの」
「わ……わわわわ、分かったよ。ただ、ちょっと初めてがいきなりそういうのはびっくりしただけで……」
「くすくす。魅ぃちゃんも私も、もう洗い場でもっと凄いことしてるじゃない」
「あ、あ……でも、それとこれとは別というか……」
「俺も別に無理にとは言わないし、最初からそうする気はないけどさ……」
「あ……うん。それなら…………いい……よ……」
ぽ~っとなる魅音。
「じゃあ……いくからな」
「んっ」
魅音はぎゅっと、固く目を閉じ、唇を引き締めた。
そんな魅音が、なんだか可愛らしく思えて……俺はそっと肩に手を添えた。
緊張で固くなっていた唇に、触れるか触れないかの……そんな感じで、あくまでも優しく軽く唇を押しつける。
ふるふると震えていた魅音の唇からゆっくりと、蕾が花開くように固さが抜けていく。
そんな柔らかくなった魅音の唇を俺は俺の唇でつついて、その弾力を愉しんだ。
「んんっ。……ふぅ~」
魅音の息が、徐々に荒くなってくる。


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