06/12/23 21:00:39 bWczK67G
>>290
風邪ひいちゃイヤだよ? 寒いんだから。
とりあえずL5悟史×沙都子は、悟史が難しかったですが、これで
納得することにしました。これから投稿します。
エグさはないと思いますが陵辱ものなので、苦手は人は気を付けて
下さい。
富竹×鷹野はもう少し粘って書き直してみます。
鷹野をもう少しエロく、羽入をもう少しらしく(どうしても翆星石が
混じる気がするので)なるようにしたいので……。
292:悟史の涙(1) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:02:40 bWczK67G
「にーにー、にーにー、にーにー……」
ああ、また沙都子が泣いている。
また叔母のヒステリックな声が家に響いている。
僕は宿題の手を止め、ノートに鉛筆を挟んで……。
椅子から立ち上がって。
立ち上がろうとして……。
手が震える。口の中が急速に乾いていく。体が重い。体が、叔母のところに行くのを拒否しているかのように動こうとしてくれない。
いや、そんなわけはない。そんなのは錯覚にすぎない。
体が動かないなんて、そんなことはない。
ただ、本当に動かなければいいななんて……そんなことを……。
それ以上は、思っちゃいけない。
結局のところ、そんな迷いはほんの数秒もなかったと思う。
僕は立ち上がり、部屋の出口へと向かった。
でも、最近はその躊躇する数秒が、とても辛い。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
「ああ~、っとにほんったらこつうるっさかねぇ。んなこと言えったら誰が言うたっとん」がしゃん
叔母が食器棚を叩き、中の食器が台所に鳴り響く。
その音にびくりと沙都子が体を震わせ、より大きな声で泣き叫ぶ。
「にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ」
僕がゆっくりとその場に近づくと、ぐしゃぐしゃの顔で沙都子は僕の胸の中にしがみついてきた。
僕の胸の中で響く嗚咽。
涙と鼻水でたちまち僕の服は濡れて、服に染み込んで……汚れる。
僕の胸が濡れる感触。
僕は沙都子の頭に手をやる。
耳障りな泣き声。
沙都子の頭を撫でてやりながら、その実この髪を掴み投げ飛ばしたいと思う。床に叩き付けたい衝動を抑え込む。
「ああ~ん。悟史かぁ」
叔母が僕のところに近寄ってくる。
僕は顔を上げた。
怒りに狂った、理性の無い歪んだ顔。いつものことだが、その喚く内容にも中身はない。ただ、些末なことが気に障った。ただそれだけ。
それからはもう、叔母が結局何を怒っていたのかも分からないまま、僕は三時間、叔母の怒りにさらされ続けた。
293:悟史の涙(2) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:04:20 bWczK67G
真夜中になり、叔母ももう寝た。
沙都子も……もう寝た。
布団に入ると、沙都子はものの数十秒もたたないうちに寝息を立て始めた。
その姿を見ながら、僕は。
心が、空っぽになっていくのを感じた。
これがあと何年続くのだろう。
なんで僕は北条家だというだけで、こんな目に遭うのだろう。
園崎は……。
いや、魅音は敵じゃない。けど味方でもない。
何とかして欲しいけど、魅音には何も出来ない。魅音にだって立場がある。
梨花ちゃんも何も出来ない。彼女もただの子供だ。
レナは、オヤシロ様の祟りのことは相談に乗ってくれたけど、でもそれだけだ。
みんな僕たちのことを心配してくれるのは分かるしそれは有り難いけど、でもだからといってそれがいったい何の救いになるっていうんだ。
ああ、せめてこんな時涙を流せれば少しは楽になるのかな。
でも、僕にはもうそんなの分からない。
沙都子の寝顔。
せめて、沙都子がもう少し。
僕はいつまで沙都子の面倒を。
いっそのこと、沙都子が大けがでもしてくれないだろうか。
そうすれば、監督のところに入院して、僕は。
もう、自分が何を考えているのかもよく分からない。
沙都子を大事にしないといけない思う。
沙都子を****してしまいたいと思う。
そんな思いがごちゃごちゃになりながら、僕は沙都子の布団をめくった。
沙都子のその白い首筋に手を伸ばす。
首に指が触れて、僕はゆっくりと、猫をあやすように撫でる。
我知らずするすると、徐々に指先は首の下の方に移動して……。
沙都子のパジャマのボタンに行き着く。
暗がりの中でゆったりと上下する沙都子の胸、そして育ち始めたばかりの淡い双丘。
びくりと、一瞬僕は躊躇したけど、それは本当に一瞬でしかなくて……。
僕は無言のまま、ボタンを外し始めた。
294:悟史の涙(2) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:06:54 bWczK67G
プツリ プツリとボタンを外すたび、沙都子の肌が露わになってくる。
僕は沙都子のヘソのあたりまでボタンを外して、パジャマの中に手を入れた。
沙都子を撫でながら手のひらを胸へを移動させ、ゆっくりと沙都子のパジャマをはだけさせていく。
そして、ふにっとした感触と中央の固い芯の感触が両手の中にきたところで、 僕は完全に沙都子のパジャマをまくった。
「んんっ」
沙都子の声が漏れる。
僕は一瞬、びくりと体を震わせた。
だけど、どうやら沙都子は起きたわけではないようだった。
いや、もう沙都子が起きようと起きまいと構うものか。
暗くて、冷たくて、空っぽで、そんな僕の心の中から、何かがもう沙都子を****してしまえと言っていて。僕は裸になった沙都子の上半身を眺めた。
魅音やレナほどには膨らんでいないけど、確かに育ちつつある沙都子の女としての部分。僕はゆっくりと、沙都子の右胸に唇を近づけていった。
その乳首に吸い付く。
舌で転がし、つつき、軽く吸う。
右手は、沙都子の左胸に置く。
ふにふにと揉みしだき、人差し指でしたと同様に乳首を転がす。
「ん……んんっ」
沙都子の息が荒くなる。
僕はそんなことには構わず、愛撫を続けた。
「にーにー?」
寝ぼけた声が聞こえたのは、僕が愛撫を初めて数十秒後のことだった。
ひっ
短く息をのむ音。
「にーにー。いったい何をしているんでござ―」
僕は空いていた左手で沙都子の口を塞いだ。
む~む~と、息を吐きながら、必死に僕の顔と右手を胸からどかそうと、沙都子はもがいた。
僕は、そんな沙都子には構わず、一旦沙都子の胸から顔を離し、ゆっくりと沙都子により体を重ねる感じで上乗りになっていった。
もごもごと蠢く僕の左手の中。その感触が心地いい。
完全に沙都子に覆い被さる形になったところで、僕は沙都子の顔から左手を離した。
「んぐぅっ」
間髪入れず、今度は沙都子の唇に吸い付く。
柔らかい唇を貪り、吸い、舌で舐め回してから無理矢理割って口腔へと舌と侵入させる。クチクチとした音が頭蓋に響く。
「ん~っ。んん~っ」
沙都子の叫びを口で塞ぎながら、僕は沙都子の唇を思う存分味わった。
295:名無しさん@ピンキー
06/12/23 21:07:06 mwvQycYQ
ウホッ
296:悟史の涙(3) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:09:45 bWczK67G
…………そして、次第に沙都子の抵抗も弱々しいものになってきた。
もうその力が残っていないのか、それとも観念したのか。
まあそのどちらだろうと、そんなことは僕にとってはどうでもいいのだけれど。
胸と口だけじゃ物足りない。
当然、さっきから僕の下半身は固くいきり立っていて……。
僕は沙都子の唇から離れた。
「にーにー?」
不安げな沙都子の声。
しかしそれは、今の僕にとっては嗜虐心をそそる効果しかないわけで。
僕は立ち上がった。
「沙都子」
「はい。……なんですの?」
僕は黙ってズボンを下ろし、男性器を取り出した。
「舐めてくれないかな?」
「そんなこと……わたくし。にーにー」
懇願の眼差し。
だけど僕は目を細めて。
「沙都子」
優しく呼びかけた。
「はい…………分かりましたわ」
僕の眼差しに短い悲鳴を上げた気もするが、沙都子は大人しく言うことをきいてくれた。
くちゅ ぴちゃ ぴちゃ くちゅ
沙都子は膝をついた形で、僕のものを舐めている。
僕のものをくわえ込むことは出来ないが、ちろちろと舐める沙都子の舌、そして小さな唇が亀頭にぷにぷにと当たる感触が心地いい。
「はぷっ んふぅ んっ ふふぅ」
苦しげに喘ぎながら、それでも僕のものに懸命に奉仕する沙都子。
実のところ、手を使うこともなく単調に亀頭を舐め続けるだけ、しかも何度も歯を当てる沙都子のフェラは稚拙で、無理もないことだとは思うが、正直言ってイクには物足りない。
それこそ、無理矢理に沙都子の口の中に押し込み、何度も突き入れて犯したい衝動に駆られる。
だが、それはそれで、じわじわと性欲を高ぶらせてくれるという意味では、都合がいい。
297:悟史の涙(4) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:11:28 bWczK67G
「沙都子。もういいよ」
そう僕が言うと沙都子は、奉仕を止め、これで終わりなのかと期待するような目を向ける。しかし当然、僕にそんな気は無い。
無感情に言い放つ。
「次は、下を脱ぐんだ」
沙都子はくしゃくしゃの表情で、黙って頷いた。
立ち上がって、パジャマのズボンに手をかけて……そこで沙都子の腕が止まる。
「にーにー。あの、見ないで下さいまし」
小さく震えた声。
「ダメだよ。ちゃんと脱ぐところも見せるんだ」
「はい…………分かりましたわ」
沙都子は目をつむって、ゆっくりとズボンを下ろす。
あと残っているのは、半脱ぎになった上着と、パンツのみ。
「沙都子」
「はい」
「…………何しているんだよ。パンツも脱ぐんだよ」
「そんな。……それだけは……」
「出来ないって言うのかい?」
沙都子の返答は無い。
僕のものをしゃぶっておきながら、今更何を言うんだか。
「じゃあ、仕方ないね」
僕は沙都子の前に座った。
「にーにー?」
そして、一気に沙都子のパンツを掴み、引きずり下ろす。
ヒッ と沙都子の小さな悲鳴が聞こえた。
見上げると、沙都子は自分の股間を両手で隠していた。
「沙都子。隠しちゃダメだよ」
僕は優しく沙都子の両手を掴み、股間から手を離させた。
沙都子は、何も抵抗しなかった。
そしてもう、沙都子のスジを隠すものは何もない。
沙都子は小刻みにふるえていた。
僕は未だ毛も生え始めていない沙都子のスジを中指でなぞった。
ぴったりと合わさった沙都子のスジは柔らかく、それでいてその中はまだ堅い蕾だった。
「あっ はあっ あうぅ うううぅ」
丹念にスジをなぞり、そして親指でスジの上部をこねるたびに、沙都子の口から押し殺した息が漏れる。
298:悟史の涙(5) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:15:10 bWczK67G
そして、幾度と無く刺激を与え、沙都子の息に甘いものが混じり始めた頃、スジから露が滲み始めていた。
「沙都子。……感じているのか?」
「知りません。そんなの分かりませんですわ」
何かに怯えるように、イヤイヤと沙都子は首を振った。
顔を両手で覆い隠す。
どうやらこの様子では本当に何も分からないようだ。
僕は、沙都子のスジに顔を近づけた。
今度は指ではなく、舌でスジを愛撫する。
「ひううっっ」
量こそ少ないものの、とろとろとした液体がスジから溢れている。
舌で拭っても拭っても、沙都子のスジが乾くことはない。
「にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ。にーにーっ」
沙都子は堪えきれなくなったのか、僕の頭に手を置いて前屈みになっていた。
それに構わず、僕は舌をスジの中へと挿入した。
「ああっ はあああっ あうっ あああうっ うっ うっ」
沙都子の腰が逃げようとするが、僕はそれを許さない。
がっちりと沙都子の腰に手を回し、そのまま何度か舌を出し入れして―
そこで、顔を沙都子の股間から離した。
はぁ はぁ はぁ はぁ はぁ はぁ
沙都子はくったりと肩で息をしていた。
その姿が妙に艶めかしい。
僕が沙都子の腰を引くと、すとんと沙都子はその場にへたり込んだ。
僕は沙都子の両脇に手を差し込み、躰を持ち上げ、僕の膝の上に沙都子を置いた。
沙都子の熱い息が僕の胸に当たっている。
僕は無言のまま、沙都子のスジに僕のものをあてがった。
「に、にーにーっ?」
そこで沙都子は僕が何をしようとしているのか気づいたようだけど、もう遅い。
「ぎっぐうっ うううぅ」
苦悶の声の中、僕は一気に沙都子を貫いた。
「うっ うっ」
沙都子の顔を僕の胸に押しつけながら、僕は結合部に熱いものが流れているのを感じた。
ぎちぎちと締め付ける沙都子の膣。
奥まで届いているのに、僕のすべては収まりきっていない。
僕の腕の中、胸の中で震える沙都子。
その温もりが、何よりも心地いい。
299:悟史の涙(6) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:16:28 bWczK67G
僕は、その温もりを抱きしめたまま、何度も沙都子の膣に僕のものを出し入れした。
「にーにーっ、にーにーっ」
ぬるぬるとして、それでいてきつく締め付ける沙都子の膣が、たまらなく僕のものをしごいて。僕の亀頭にひだひだが絡んで、貪欲に僕のものを飲み込もうと蠢く。
僕は沙都子の胸に顔を埋めた。
腰を動かすたびに、沙都子のコリコリと固くなった乳首が僕の唇に当たる。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
沙都子の喘ぎ声が、僕の頭上で繰り返される。
はぁ はぁ と僕の息が荒くなっていくのを感じる。
挿入する前から、僕はとっくに限界だった。
沙都子のスジを舐めているうちにイクなんてのは嫌だった。
沙都子もまた、必死に僕にしがみつく。
そして、沙都子の息もどんどん荒いものになっていって。
僕は、ついに沙都子の膣に、精液をぶちまけた。
300:悟史の涙(7) ◆Jx7kndDbOU
06/12/23 21:18:37 bWczK67G
僕達はそれから無言で、ティッシュで互いの体についた精液や唾液をぬぐい取った。
僕はズボンを穿いて、そしてその場に座り込んでいた。
動く気力は無かった。
僕は、いったい何で、何てことをしてしまったのか。
兄として、いや一人の男としても、こんなの最低だ。
申し訳なさで、沙都子に目を向けることが出来ない。
どうしてこんなことに。
どうしてって……こんなことやっておいて何を僕は言い訳を探しているんだよ。
まぶたを閉じる。
でも、泣きたいのに泣けない。
いや、泣いていいわけがない。泣きたいのは沙都子の方なんだから。
「にーにー」
僕は、ぎゅっと歯を食いしばった。
相変わらず、沙都子の顔も見ることが出来ないままで。
「…………ごめんなさい」
え?
沙都子は、今何て?
「にーにーも、こんなになるまで追い詰められていましたのね。わたくし、いつも甘えるばかりで……本当にごめんなさい」
僕は顔を上げた。
沙都子は泣いていた。
「魅音さんも、あんたさえしっかりしていればって……。その通りですわ。わたくしが、もっとしっかりしてさえいれば、に~に~はこんな……こんな……」
両手でまぶたを覆い。それでもまだ涙が溢れていた。
気が付けば僕は、僕にはそんな資格は無いのに、沙都子を抱きしめていた。
「ひっく ひっく」
沙都子の嗚咽が聞こえる。
それは耳障りなものなんかじゃなかった。
「にーにー。わたくし、強くなります。強くなりますから……」
「うっ うっ ううっ」
僕の目も熱い。
それは、涙だった。
「ごめん。本当にごめんよ。沙都子」
「にーにーっ。にーにーっ」
そして、僕らはいつまでも抱き合って、二人で泣き続けた。
僕達には救いは無いかもしれない。
でも、少なくとも僕には沙都子がいる。
僕は心から沙都子を守りたいと思う、兄としての義務なんかじゃなくて。
この想いさえあれば、僕達はまだ生きていける。
いつかきっと、本当の救いがくるまで。
僕達が二人で暮らせるその日まで。
―HAPPY END?―
301:名無しさん@ピンキー
06/12/23 21:21:17 mwvQycYQ
お疲れさんどすぇ~
ひぎぃぃぃぃ
302:名無しさん@ピンキー
06/12/24 00:09:49 Biw4P5vn
梨「ボク、赤坂のことがなんとなく好きなのです。」
ロ「僕も梨花ちゃんのことは好きだよ。」
梨「そういう意味ではないのです。赤坂を見ると胸がきゅっ、て締まるような…」
ロ「梨花ちゃん…」
梨「(仕込みは十分。雪絵の印象はがた落ち、逆に私の印象はよくなってきている。
あとはフワラズノ勾玉なり入江なり何なりを利用して、赤坂と既成事実を作ってしまえば私の勝ち。
私は童女、赤坂はいい歳の大人。おそらく雪絵は赤坂を軽蔑する。そこに私が付け入れば、いずれ2人は別れるでしょう…そして赤坂ははれて私の夫となる。
ふふっ…たかだか二十余年程度の歳月しか過ごしていない女が、百年の歳月を過ごした私にかなうはずがないのよ…
雪「…このままでは…あの人があの腹黒幼女に取られてしまう。
私だけならまだしも…この子がかわいそうだわ。」
魅「確かにロリコンの娘なんて呼ばれるのはかわいそうだよねー。」
レ「魅ぃちゃんは黙ってて。…でも、どうにかして梨花ちゃんを止めないと。」
魅「梨花ちゃんを止めるんじゃなくて、赤坂さんを止めればいいんじゃないかな。
例えば雪絵さんが赤坂さんに振り向いてもらえるようなことをするとかどう?」
レ「魅ぃちゃん冴えてる!…でも赤坂さんってどんなのが好みなのかな、かな。」
魅「やっぱりロリじゃないかな。今の赤坂さん、梨花ちゃんにべた惚れだし。
あれは奥さんのことなんて眼中にないような感じだね。おじさんにはわかるよ。」
雪「すいません、出て行ってもらえます?」
303:sage
06/12/24 00:21:07 mD5dBw/n
〉〉302
続きが楽しみ。
304:名無しさん@ピンキー
06/12/24 00:24:28 iiDKUFgp
>>291
GGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!
すじかわいいよすじ
エロにもハァハァしつつ、すじ連呼にワロスしつつ、悲しさと空しさがとても2人らしくて感動した
いいもん読ませてもらった㌧クス
時報鷹野も楽しみにしている
305:名無しさん@ピンキー
06/12/24 00:29:38 TasCLUTX
>>300
GJ!
最近沙都子分が少なかったからウレシス
306:名無しさん@ピンキー
06/12/24 02:39:53 gTcD9QoV
これは
時報とみよさんが楽しみになる
かつ貴重なさとこ分を補給する名作
307:名無しさん@ピンキー
06/12/24 02:41:50 VCdvoYUK
漫画最萌 二次予選08組
{{古手梨花@ひぐらしのなく頃にシリーズ}} に投票おねがいします
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
, -‐―‐-、__
/ 、 `ヽ、
/ / / / ヽ丶 \/
l / _j___{___ム_>=イ
| |'´! -‐‐ ‐- { ! ! 今日はボクの番なのです
| l | r┐ ル| | にぱ~☆
| l |トィ⌒v⌒1′| |
| l | ∧. ∧. f ハ. l |
| | l:ハ| |/_| レ' j│!
| l / V〈_/ ,イ.j八
<<古手梨花>> CV:田村ゆかり
漫画最萌コード発行所
URLリンク(msaimoe.2-d.jp)
漫画最萌投票スレ
スレリンク(vote板)l50
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
308:名無しさん@ピンキー
06/12/24 03:43:00 1St89h10
>>306
だなGJだ
キャラ描写がうまい、うますぎる
これから来るであろう鷹野のエロさにwktkする
309: ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 11:57:20 yVXsGe8Y
>>304
そう言ってもらえると嬉しいです。
とにかく沙都子ものですじを連呼したくて書いたネタだったので……。
これから、富竹×鷹野を投稿します。
注:この話には羽入が出てきます。羽入が嫌いな人は気を付けて下さい。
ちょっと、暗めの話を連続させてしまったので、これも楽しんで頂ける
ようなら、次は明るい話を書いてみようと思います。その手の話がいく
つかほったらかしになっているので……。
310:祭具殿の秘め事(1) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 11:59:12 yVXsGe8Y
今日は綿流しの祭り。
奉納演舞が行われている間、神様である僕は社の中にいないといけない。
もう少し梨花やその仲間達と一緒にいたいけれど仕方がない。
僕はみんなの中には入っていないけれど、それでも彼らと一緒にいるのは楽しい。
正直言って一人で社の中にいるのはほんの少し寂しいのだけれども、それも仕方のないこと。
おや……? 祭具殿の前に人影が見えるのですよ?
そのまま僕はその影に近づく。……その人影は富竹と鷹野だった。
富竹がかちゃかちゃと錠前をいじっている。
「……まったく。鷹野さんも好きだね」
「うふふふ。……なんていっても、これは私のライフワークですからね」
あぅあぅ。祭具殿の中を見ようというのですか? 罰当たりな奴らなのです。
でも、僕は別に彼らを罰するつもりはない。見たければ別に見ても構わないと思う。
それにきっと、独りぼっちでいるよりは幾分かましだと思うのです。
かちゃっ
軽快な音を立てて南京錠の留め金が外れる。
「開いたよ。……じゃあ鷹野さん。僕はここで見張っているから、君は中を見てればいい」
「くすくす。あら? ジロウさんは一緒に来てくれないの?」
「……知ってるだろ? 僕はこういうのは苦手なんだ。それに、鷹野さんの邪魔もしたくないしね」
富竹は曖昧に笑った。
「邪魔なんて事ないわよ? 少なくとも、一人でこんな暗いところにいるよりはずっとましよ」
「ちょっ……ちょっと、鷹野さん……」
鷹野は富竹の腕を掴み、強引に祭具殿の中へと引きずり込んでいった。
暗闇の中で独りぼっちよりはましという鷹野の言葉に共感を覚え、僕は少しだけ苦笑した。
彼らの後に続いて、僕も社の中に入っていった。
ランタンの灯りの中、ぱしゃぱしゃとフラッシュをたいて、楽しげに鷹野が写真を撮っている。
その傍らに富竹は立っていて……社の中にある拷問道具や解剖道具に恐々としながらも……楽しげな鷹野を見て笑っていた。
「うふふふふふふ☆ なるほどね。……こんなものが日本にもあったなんて驚きだわ。そしてきっとその意味は……ああ、ひょっとしてこういうこと? じゃあ、人食い鬼伝説の元は……。すごいわ……今までは仮説にすぎなかったけど。これなら……」
見ているものはおどろおどろしいけれど、まるで子供の様に夢中ではしゃぐ鷹野。それは普段の鷹野が見せない鷹野で……僕から見ても、何故か微笑ましいような気がした。
311:祭具殿の秘め事(2) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:00:16 yVXsGe8Y
「ほらほら、ジロウさん……これ見て? これどうやって使うか知ってる?」
鷹野が床に落ちていたペンチのような道具を拾い、それを自慢の宝物のように富竹に見せる。
「いや……出来れば聞きたくないかなぁ……。あはは……今夜夢に出てきそうだ」
「んもぅ……ジロウさんの恐がり。……くすくす☆」
心底楽しそうに、鷹野が口に手を当てて笑う。
と、……ふっと鷹野は一瞬、寂しげに微笑んだ。
「……ありがとう。ジロウさん。無理言ってこんな事に付き合わせてしまって……」
「いや、僕の方こそ久しぶりに鷹野さんの笑顔が見られて嬉しいよ」
快活に笑う富竹。
「ねぇ……。ジロウさん?」
鷹野はそれだけを言って、富竹へと近づいていく。
「……?」
そして、富竹の前で一瞬立ち止まり―。
「んっ」
鷹野は富竹の頬に両手を添え、キスをした。
富竹は不意をつかれて驚いたようではあったけれど……すぐに目を閉じて、彼女を優しく抱き寄せた。
鷹野が唇を離す。
「ねぇジロウさん……。ここで、抱いて下さらない?」
「ええっ?」
富竹は今度こそ驚きを隠せなかった。
……それは僕も同じだった。彼女は祭具殿を何だと思っているのですか。あぅあぅあぅあぅ。
あまりにも突然な展開に、僕も富竹も思わず赤面してしまう。
「ちょっ……ちょっと待ってよ鷹野さん。……こんなところでかい?」
「ええ。そうよ」
「ダメだよ……人が来たら……。それに、実を言うとさっきから誰かに見られている気がして……」
「大丈夫よ。奉納演舞が終わるまでは誰もここには来ないわ。それに、見られているなんて気のせいよ」
「でも。……ほら、僕はゴムを持っていないし……」
「……構わないわ。そんなのいらないもの」
そう言って鷹野は富竹の胸に顔を埋める。
「お願いよ……ジロウさん。貴方が欲しいの」
「…………鷹野さん………………」
富竹はしばらく呆然と鷹野の肩に手を置いていたが……やがて意を決して、彼女を抱き寄せた。
「本当にいいんだね? 鷹野さん」
「ええ……、ジロウさん」
鷹野は頷いた。
312:祭具殿の秘め事(3) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:01:39 yVXsGe8Y
んんっ くちゅっ くちゅっ
そこにあるのはランタンの光だけ。薄暗がりの中で、彼らはキスをした。
あ……あぅあぅあぅあぅ。彼らは本当にここで始める気なのですか? あぅあぅ。
二人とも目を閉じて……濃厚に舌を絡め合い、唾液を交わす。
「んんっ くふっ ううぅ」
時々漏れる鷹野の声が艶めかしい。
僕は間近で見ながら、息を呑んでいた。
キスを交わしながら、鷹野の右手が富竹の体をなぞって……大きく膨らんだ股間へと移動していく。
富竹もまた、右手で鷹野の豊満な乳房を揉みしだいていた。
二人が唇を離す。
「ふふふっ。ジロウさんのここ……最初は嫌だって言っておきながら、もうこんなに大きくなってるわよ?」
「いや、それは……鷹野さんがあまりにも魅力的だからだよ。……仕方ないじゃないか」
「んふふ。……じゃあ、そういうことにしておいてあげる」
妖艶に微笑んで、鷹野は上着をまくり上げた。
あぅあぅ……前々から思ってはいましたけど、やっぱり鷹野の胸は大きいのですよ。生で見るとまた迫力が違うのです。
僕は富竹と一緒に、鷹野の胸に目を奪われていた。
鷹野はその豊満な乳房に上着を乗せたまま、自分の背中に手を回し、ブラのホックを外した。
ぷちり と音がして、淡いピンク色をしたレースのブラジャーが下に落ちる。
ゆさっ ゆさっ と鷹野の乳房は揺れた。
そして、その場で立て膝を付いて、ベルトを外す。
ジッ……ジジジッ
ゆっくりと焦らしながら富竹のジッパーを下ろしていく。
富竹の息が……荒く祭具伝に響く。
鷹野はキャベツの葉を剥くように富竹のズボンを脱がし、そして下着を下ろした。
びんっ とそそり立つ富竹の男性器が露出する。
313:祭具殿の秘め事(4) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:02:50 yVXsGe8Y
あ……あぅあぅ☆ 富竹も意外と立派なものを持っているのですよ☆ 圭一のがオットセイ☆なら、富竹のはトド☆なのです。
「んふふっ」
鷹野はその胸で富竹のものを挟み込む。
富竹の亀頭が、その双丘の隙間から顔を出していた。
「ああっ……鷹野さん……」
鷹野が富竹の亀頭をくわえ、富竹は喘いだ。
むにむにと胸で富竹のトド☆を刺激しながら、首を揺すって亀頭に舌を絡めていく。
富竹の尻にきゅっとえくぼが出来る。
「……ふふっ。ジロウさんって本当にこれが好きね? 私の胸の中でますます固くなってきたわよ」
「ああ……最高だよ。鷹野さん」
恍惚の表情を浮かべる富竹。
「んふふふふふふ」
再び富竹のものを口に含み、愛おしげにパイズリを再開する鷹野。
ちゅくっ
ふと、僕は股に力が入るのを感じた。
こっそりと袴に右手を入れて確認してみる。……そこは湿っていた。
あ……あぅあぅ。困ったのです。僕も見ているだけじゃ堪らなくなってきたのです。
い……いいですよね? 少しだけなら……。梨花も近くにいませんし、彼らに僕の姿は見えないのですから。
そのまま右手で股間を擦り、左手を巫女装束の中に入れて右の乳房を揉みしだく。
どうやら自分で気付かないうちに火がついていたのか……僕の体は敏感に刺激を伝えてきた。
はぁはぁ と、彼らの声に混じって僕の吐息も祭具伝に響いていく。
「じゃあジロウさん。……今度はあなたが私にしてくれない?」
すっ と突然鷹野は行為をやめ、立ち上がった。
このままパイズリで富竹をイかせるのは、鷹野の本意ではなかった。
「ああ、分かったよ。鷹野さん」
靴と一緒にズボンを完全に脱いで……今度は富竹がその場に座り、鷹野のズボンと下着を下ろしていく。
富竹と同様に、鷹野も靴と床に落ちたズボンを脱いだ。
ランタンの光に、てらてらと鷹野の恥毛が光る。
314:祭具殿の秘め事(5) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:04:07 yVXsGe8Y
富竹が首を傾げる。
「…………鷹野さん。なんだかいつもより濡れていないかい?」
びくり と鷹野は身をよじらせた。
「それは……今日はお祭りですもの……くっふ……んっ」
無造作に秘部に触れる富竹の指に、鷹野は喘いだ。
ゆったりと手のひらで覆い、そして中指で割れ目をさする。
「でも、だからってこんな……」
ちゅく ちゅくと淫靡な音が響く。その音に合わせて、時折鷹野が身を震わせた。
やがて富竹は鷹野の秘部から手を離し、自分の手を濡らしているものを見つめた。
「やだジロウさんっ。そんなの見ないで……」
「あ……っ。あははは、ごめん」
鷹野が真っ赤になって抗議すると、富竹は慌てて今気付いたと照れ笑いを浮かべ、床で手に付いた鷹野の愛液を拭った。
「じゃあいくよ? 鷹野さん」
鷹野の太股に手をやり、そして秘部に舌を這わせる。
その瞬間、鷹野は身悶えした。
「あっ……くっ……んんんっ」
鷹野は声が漏れないように自分の親指を噛みながら、僕と同じように左手で右の乳房に手を置いた。
それを見た途端、何だか僕もそうされているような錯覚を覚えた。
富竹が実際に鷹野の秘部をどう責めているのか、僕にはよく分からない。けれど、目を固く瞑ったままときどきイヤイヤと首を振り、艶っぽい喘ぎ声を漏らす鷹野を見ていると……かえって僕の想像が掻き立てられる。
僕は荒い息を吐きながら、自分の秘部をまさぐり続ける。
もう何年も昔……僕自身もう記憶が薄れつつある、かつて僕の夫だった彼と……遙か昔の古出家頭首としたときの記憶を思い出そうとしていた。
僕の胸を愛撫した彼の手の感触。僕の秘部に挿入された、彼の舌の感触。僕と舌を絡め合った彼の唇の感触……。
様々な感触を思い出しながら、僕は秘部に指を挿れて掻き回す。
僕の中は既にとろとろと露が滴っていて……熱い疼きが抑えられなくなっている。
びくんっ
僕の体が仰け反る。僕の乳首は既に固く、敏感に刺激を伝えてきている。
ダメなのです……指が止まらないのですよ……。
「ジロウさん……ジロウさん。あうっ ううっ んん~っ」
富竹が鷹野の声に反応し、秘部から顔を話す。
鷹野は荒い息を吐いて、富竹の肩に手を置いた。
僕も、その様子を見てどうにか指の動きを弛めることが出来る。その指はもうぬるぬるになっていた。
315:祭具殿の秘め事(6) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:05:32 yVXsGe8Y
「鷹野さん。……僕はもう……」
「挿れたいの? ……ええ、いいわよ。私もそうして欲しかったの」
焦点の定まらない目で、鷹野は言った。
富竹が立ち上がると鷹野は富竹の上着をまくり上げ、そして富竹の鍛え上げた体に胸を押し付けた。
そして富竹が鷹野の腰に手をやって彼女を支えると、鷹野は左脚を富竹の右脚に絡めて腰を浮かし……その形で富竹は鷹野の中へと挿入した。
「ん……ふうっ んんっ」
立ち上がったまま、富竹がゆっくりとピストン運動を開始すると、鷹野は富竹の背中に手をまわしてしがみついた。
富竹のものが鷹野の中を出入りするたびに、結合部からぬちゃりと粘り気のある液体が滴り落ちていく。
僕はもう、完全にその光景に目を奪われていた。
「あふん あんっ うんっ んんっ」
鷹野の嬌声に、かつての僕のそれとイメージが重なる。
僕は鷹野の嬌声に導かれるまま、中に男の人のものが入ってきたときの感覚……僕の中をえぐりそして満たした、熱くて固い肉の感触を脳内に再現する。
それは執拗に僕の奥を突き、そして肉壁を……ひだをかさで擦る。
僕もそれを貪欲に締め上げ、もっと奥へ奥へと腰を動かす。
抗うことの出来ない強い力に責められ、自分の自我が壊れていく快感。
今、鷹野が味わっている感覚がまさにそれだった。
316:祭具殿の秘め事(7) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:07:17 yVXsGe8Y
「ジロウさん……私……もうっ」
「我慢できないのかい?」
富竹が訊くと、鷹野は目を瞑ったまま頷いた。
「じゃあ、もう少し激しくいくよ?」
そう言って富竹は鷹野のお尻に両手をやり、彼女を抱き上げた。無論、挿入したままで……。
鷹野が両脚を富竹の腰にまわし、抱っこされたまましなだれかかる。
「あふんっ」
富竹が再びピストン運動を開始する。ただし、今度は先ほどよりもスピーディに……。
ぬちゅっ ぬちゅっ ぬちゅっ ぬちゅっ
「あっ あっ ああっ あっ ああああっ」
富竹の腰の動きに合わせて鷹野の喘ぎ声が響く。
富竹もその声に興奮しているのか、ますます腰の動きを激しくしていく。
「鷹野さん。凄いよ……」
夢中で腰を振る富竹。
「あふうんっ あうううぅっ」
鷹野には富竹の言葉に応える余裕がない。
彼女は必死で富竹にしがみつき、ただ喘ぐことしか出来なかった。
僕もまた夢中で、自分で自分を貪っていた。
一旦落ち着いていた指の動きが、もう二度と止まれないスピードで僕をたかめていく。
このまま立っているのが辛いのです。
いつの間にか僕は腰を曲げていて……、小刻みに腰も動かしていた。
舌を出して喘ぎながら、富竹と鷹野の行為を見続ける。
見続けることしか出来ないのが、あまりにも辛い。幻でもいいから、もう一度彼に抱かれたいと願ってしまう。
だから、僕は止まることが出来ない……。切ないほどに、僕の膣は僕の指を締め上げることを止めようとはしない。
「ああっ。鷹野さん。鷹野さん。鷹野さん……」
「ジロウさん。ジロウさん。ジロウさん……」
二人は互いに名前を呼び合い。少しでもお互いを一つにしようと固く抱きしめ合う。
鷹野の喘ぎ声がどんどん高いものになっていく。
肉と肉が打ち合う乾いた音と、粘液が出す粘り気のある音が、より早く、そしてより強くなっていく。
「鷹野さんっ。僕……もうそろそろ……」
「イクの? ジロウさんっ? いいわっ! そのまま出して……私の中に出してっ!!」
鷹野がそう言うと、ラストスパートだと、富竹が機関銃のように腰を振って……。
「あっ あああああああああっ!!」
「んっ くうんんんんんんんんんっ!!」
「あぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅっ!!」
僕達は同時に達した。
くたっ と富竹に体を預ける鷹野。
はぁはぁと荒い息を吐きながら、達した余韻に浸る僕。
鷹野の秘部からは富竹が放出した精液がどろどろと流れ落ちている。
鷹野は薄く涙を流していた。
そしてそんな鷹野の頭を、富竹は優しく撫でていた。
そして僕は気付いたのです……彼らは、本当に心の底から互いを愛し合っていたのだと……。
もうすぐ奉納演舞が終わる時間……。
そう……彼らの時間も、もうすぐ終わる。
それを思い出すと、僕の心は少しだけ痛んだ。
317:祭具殿の秘め事(8) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:08:53 yVXsGe8Y
私が持っていたポケットティッシュを使って、私達は自分の体についた体液を拭いた。
奉納演舞が終わる頃には私達は着替えも済ませ、祭具殿を出ていた。
綿流しを行っている沢へと向かう。
ふと、ジロウさんは立ち止まった。
「ねぇ鷹野さん……。一つ訊いてもいいかい?」
「なぁに? ジロウさん」
「どうして今日は急に……こんなことを……」
何を今さら……、と言うよりいつも今さらな人なのよね、この人って……。
私は苦笑した。
「保険よ」
彼は首を傾げた。
「ううん。……いいのよジロウさん。今は分からなくて……」
私がそう言うと、彼は分からないながらも納得してくれたようだった。
くすくす。この保険という言葉の意味が分かったとき、あなたはどんな顔をするのかしらね?
そう……これはきっと保険。私は今夜貴方を殺すの。
でも、きっと心のどこかで貴方を殺したくないって思ってる。あなたに……これから罪にまみれる私に、どこまでも付いてきて欲しいって願ってる。
正義感の強い貴方のことだから、きっと私には付いてきてくれないんでしょうけど……でもこれでも来てくれないのかしら……?
今日は私の受精しやすい日なのよ? ジロウさん。だからひょっとしたら、貴方と私の子供が出来るかもしれない。
ああ、そうね。もし本当に貴方の子供が出来たなら、貴方を殺して、やがて私が用済みになって、彼女らに命を狙われたとしても……生き抜く強さを得られると思うわ。
私は心の中で呟く。
ジロウさん……ありがとう……そして、ごめんなさい。
私の罪を流す事なんて出来ない無意味な儀式……綿流しが行われている沢までは、あともう少し……。
遠いお囃子に耳を傾けながら、私は笑みを浮かべた。
―END―
318:祭具殿の秘め事(+) ◆Jx7kndDbOU
06/12/24 12:09:52 yVXsGe8Y
―最多の可能性―
ダン、ダン、ダン。
僕は祭具団の中で地団駄を踏んでいた。
あぅあぅ。何でまた今回も圭一と詩音がここに来るのですか?
お前達がいると富竹と鷹野が何にもしないのです。最後のときぐらい二人きりにさせてあげるのですよ。
何でこの終わった世界での、数少ない僕の楽しみを邪魔するのですか?
ダン、ダン、ダン。
僕は聞こえるはずのない地団駄を続ける。
ただ、まるでその音を聞いているかのように怯える詩音がほんの少しだけ不思議だった。
「…………ね。あなた……悟史君。………………よね?」
あぅあぅ。何を言っているのですか。いいから詩音と圭一はここから出ていくのです。
ダン、ダン、ダン。
やがて、ギイイイィィィィィッと音を立てて富竹が扉を開け、顔をのぞかせた。
あぅあぅ。時間切れなのです。結局、この世界でも鷹野と富竹のえっちはお預けだったのです……。
僕はがっくりと肩を落とした……。
319:名無しさん@ピンキー
06/12/24 12:47:32 gTcD9QoV
GJ!
富竹羨ましい
320:名無しさん@ピンキー
06/12/24 12:58:58 IE5t6Bbg
GJ!
鷹野×富竹はガチだから良い
しかしついに回避勧告の対象になったか羽入
321:名無しさん@ピンキー
06/12/24 15:28:38 dv0jQivP
あwぅwあwぅwwwww鷹野がエロイのですwwwwGJ!!!!!!!
それでいてこれから*す含みがあってイイヨイイヨー!
富竹×鷹野待ってたGJ!!!!!
322:名無しさん@ピンキー
06/12/24 23:41:13 HvBNBJ+L
グッジョブ!
週末のわりに板全体が沈静化してると思ったら、今夜は性夜か。
323:名無しさん@ピンキー
06/12/24 23:54:58 0A8XBE9C
「おう、魅音。どうしたんだ?」
「今日クリスマスイブでしょ。だからねー、そのー、プレゼントを」
「それらしき物は持ってないみたいだけど、まさかお前自身がプレゼントだ、なんてことはないよな?」
「え、そそそのままさかだよ。どう、おおおおじさんを食べてみない?」
324:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:10:07 DtA/vN8W
悟史×魅音…
325:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:37:44 Cj9DKV2z
保管庫のさぁ、体育館の裏で圭一と梨花のが消えてるみたいだけど、どしたの?
326:名無しさん@ピンキー
06/12/25 01:56:40 gMB0cvV8
>>325
保管庫二つあるじゃん。その「体育館の裏で~」ってss、どっちに保管されてたやつ?
新しいほうか?
その作者さんが消したんじゃないの?しらねーけど。
327:325
06/12/25 04:23:30 Cj9DKV2z
>>326
そうそれ「体育館の裏で~」ってやつ。
新しい保管庫の方なんだが、消されたなら仕方ないな。
328:名無しさん@ピンキー
06/12/25 04:42:28 OvZYkxeQ
雪「あの幼女に負けるものか…!私の愛した、私を愛したあの人を…!」
レ「でも赤坂さん、何が好きなのかな…」
み「だから幼ごふっ」
雪「あの人、マジメだから…」
レ「…そうだ。魅ぃちゃん、ちょっと時報よんできて。」
富「…僕はね、雪絵さん。情熱に勝る武器はないと思ってる。
だけど…梨花ちゃんにも情熱がある。ならば、他の武器が必要になるのではないかな。」
み「メロンパンおいしいなぁ…」
富「梨花ちゃんは少女だ…だが、雪絵さんはもう決して少女ではない。
…そういう意味じゃないんです。拳を下ろしていただけませんか?」
み「アンマァ…ケヘァ!カハァ!」
富「この年齢の差。これが双方の武器の違いだ。
雪絵さんにあって梨花ちゃんにないものって何かわかりますか?」
み「メロンパン!」
レ「魅ぃちゃん、地下室行こうか?」
雪「…何?」
富「大人の魅力さ。赤坂さんが極度のロリコンじゃない限り、きっと醒めるはずさ。
梨花ちゃんは確かにかわいいが、雪絵さんがかなわない相手じゃないよ。」
レ「でもどうすればいいの?」
富「ちょっとよこしまだけど…裸エプロンとか。
決して不純な動機じゃない。男の心をくすぐればいい。
赤坂さんだって男なんだから、何かぐっとくるものを感じるはずだよ。
真っ当なやりかたではないが…もうこれくらいしか手段はないよ。」
梨「…さっきから体が熱くて…おまたがくちゅくちゅするのです…
赤坂のことを考えたらこうなっちゃったのです…」
ロ「…り、かちゃん…」
梨(ふっ…赤坂…さっさと理性なんて振り切っちゃいなさいよ…)
ロ「…ぼくは…」
329:名無しさん@ピンキー
06/12/25 04:48:06 9cly3z/R
サンタさん、クリスマスプレゼントに夜犯し編の続きをください
330:名無しさん@ピンキー
06/12/25 04:59:55 ZprG6fEU
>>323
針が入ってたりしてw
331:名無しさん@ピンキー
06/12/25 11:38:18 E1d536hx
いざ挿入したら赤い液体が
「みみみ魅音!?もしかしてはじめt―」
「タバスコだよ」
332:名無しさん@ピンキー
06/12/25 15:18:56 OvZYkxeQ
あるある
333:名無しさん@ピンキー
06/12/25 16:16:57 KKxzZ6ty
ねーよw
>>331
チンコイテテテテ…
334:名無しさん@ピンキー
06/12/26 02:47:57 9cIsAPjt
漫画最萌 二次予選10組
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ヒ V ,不-' | }
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335:名無しさん@ピンキー
06/12/26 03:00:23 KAQcOqxt
>>331
これは仕返しせねばならんな
「ほら魅音、もっと飲めよ」
「んくっ…圭ちゃんの、タバスコより変な味だよ…」
336:名無しさん@ピンキー
06/12/26 03:45:57 jfes/klO
「当然だ、ナスの煮汁だからな」
「いーやー!」
337:名無しさん@ピンキー
06/12/27 02:38:36 rqvGMjVP
漫画最萌 二次予選11組
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338:名無しさん@ピンキー
06/12/27 03:25:03 Bm/uBvE6
梨「みー!」
魅「うわぁ!?」
圭「…で、入れ替わってしまったわけか…」
梨「赤坂に「空気読めない」って思われて嫌われるぅ!」
レ「さりげなく酷いこと言ってないかな、かな?」
梨「みぃ?(しかし…元の私にはなかった武器がある!これなら赤坂を!)」
梨「ほら、おっぱいばいんばいんなのです」
ロ「魅音ちゃん、じゃなかった!梨花ちゃん、はしたないよ!」
梨「赤坂…こんなボクではだめなのですか?」
ロ「い、いやそんなことは!」
梨「赤坂…今日一日、私のこと好きにしてくれてもいいのですよ?」
ロ「あの、当たって…」
梨「あててんのよ」
魅「(しめた!これなら元の体ではできなかったこともできるよ!)」
圭「どうしたんだ梨花ちゃん、じゃなかった魅音!」
魅「あの…圭ちゃん、一緒にお風呂入ろう?」
圭「おいおい…」
魅「大丈夫、この歳なら一緒に入るのも自然だから!」
圭「だが…」
魅「圭ちゃん…お願い…」
ぎゅっ
圭「…くっ…今回だけだからな…」
レ「2人とも顔が怖いよ…」
339:名無しさん@ピンキー
06/12/27 17:50:03 1JviBiFx
>>338
ちょ、何をどうしたらそんな状況が生まれるんだw
まあいいやGJ!!
340:名無しさん@ピンキー
06/12/27 20:24:16 PV4jDexz
>>338
これ、絶妙のタイミングで元に戻ったらやばくね?
赤坂が出す直前とか(w
後日、魅ぃがおめでたになって、園崎の地下室に連行される赤坂。
圭一は圭一で、梨花ちゃまに小一時間問い詰められる。
魅「おじさん、誰の赤ちゃんだろうが頑張って産むよ!」
梨「まさか、圭一があんな事するなんて思わなかったのです・・・・真性ロリなのです・・・」
圭「え・・・いや、だってさぁ、魅音が最後までして欲しいっていうから・・・」
沙都「圭一さん、梨花の半径5メートル以内に近寄らないで下さいませ!」
341:名無しさん@ピンキー
06/12/28 01:04:36 cuc5Cfhe
>>340
戻った瞬間の魅音を想像すると堪らん
意識が自分の体に戻ったと思ったらよく知らない男と事に及んでたなんて
乙女おじさんな魅音なら泡吹いて昇天モノだろうな
342:名無しさん@ピンキー
06/12/28 03:53:03 O8uVzftc
ロ「…ん?どうしたんだい梨花ちゃん。」
梨「赤坂…眠れないのです…怖い夢を見たのです…」
ロ「どんな夢だい?」
梨「魅ぃが地下の暗いお部屋で、私のことをいじめるのです…」
ロ「…それは怖い夢だね。」
梨「怖いのですよ…」ぶるぶる
ロ「(こんなに震えて…相当怖かったんだろう)梨花ちゃん、一緒に寝るかい?」
梨「ありがとうなのです赤坂!赤坂がいれば怖くないのです!にぱー☆」
ロ「こらこら、そんなにくっついたら眠れないよ…」
ロ「…朝か。休暇中とはいえ、そろそろ起きないとな…あれ?」
梨「みぃ…あかさかぁ…」
ロ「…落ち着けロリ坂、じゃない赤坂衛、KOOLになれ…
なぜ梨花ちゃんのパジャマが脱ぎ散らかされていて、いい感じで布団が皺くちゃになっていて、
さらに自分の服が見当たらないんだ!?」
梨「…起きたのですか?赤坂。」
ロ「り、梨花ちゃん、これはどういうことだい!?」
梨「覚えていないのですか?昨日あんなに優しく、それでいて力強くて…」
ロ「…落ち着け…このままじゃロリ坂どころかペド坂になってしまう…この状況を誰かに見られるのが一番まずい!」
沙「りーかー!朝ごはんを作りにきましたわよー!」
ガラッ
ロ「…(辺境で野菜を作って暮らすのもいいかもしれないなぁ…)」
343:名無しさん@ピンキー
06/12/28 04:11:06 O8uVzftc
圭「れ、レナ…どうしたんだ?」
レ「はぅ…圭一くん…一緒に寝てくれないかな、かな。」
圭「あ、ああ…いいけど…でもなんで…」
レ「怖い夢みたんだよ…魅ぃちゃんに縛り上げられて、変な刃物で…」
圭「…あの野郎、明日でこピンだ」
レ「圭一くん…ベッド、入っていい?」
圭「いいよ、ほら。」
レ「…あったかいね。」
圭「あ、ああ…」
レ「圭一くん…もっと近くに寄っても、いいかな?」
圭「え?…いや、その…ああ、いいよ。うん。」
レ「…圭一くん…もし、レナが魅ぃちゃんに襲われたら…守ってくれる?」
圭「あ、ああ…守るよ、絶対。レナを襲う奴はたとえ赤坂さんでもなぎ倒していく。」
レ「圭一くん…」
ぎゅっ
悟「むぅ…むぅ…」
詩「さ・と・し・君。」
悟「むぅ!?ど、どうして詩音がここに」
詩「細かいことを気にしちゃいけません。悟史君、私怖い夢を見たんです…お姉に地下で腹を掻っ捌かれる夢を…
悟「またずいぶんと凄まじい内容だね…」
詩「と、いうわけで。一緒に寝てもらっていいですか?怖くて眠れなくなりそうで…悟史君と一緒なら安心して眠れそうですし。」
悟「え、でも…」
詩「…じゃあ悟史君は、私がおなか掻っ捌かれて死んじゃってもいいんですね…ちょっと残念です。」
悟「い、いや、そういうことじゃないんだけど…」
詩「じゃあ決まりです!今日は私と一緒に寝てもらいます!きゃー、あったかーい!」
悟「むぅ…詩音の強引さにはかなわないや…」
344:名無しさん@ピンキー
06/12/28 04:16:16 cuc5Cfhe
>>342
…………。
なんか色々と間違ってますね
345:名無しさん@ピンキー
06/12/28 04:32:08 C9g6XT0/
>>343
学習の早い連中だw
このまま行けば沙都子はてっぺい☆と寝る事に・・・
346:名無しさん@ピンキー
06/12/28 08:35:22 +mpapxIJ
圭ちゃん、おじさんさ、魅音に腹を…
…あれ?魅音っておじさんのこと?
347:名無しさん@ピンキー
06/12/28 10:11:01 o/Qxouz+
>「…じゃあ悟史君は、私がおなか掻っ捌かれて死んじゃってもいいんですね…ちょっと残念です。」
こえー
348:名無しさん@ピンキー
06/12/28 10:28:18 ZhwaRbpo
魅音の悪者っぷりにワロタと
349:名無しさん@ピンキー
06/12/28 13:51:30 phRZaGn0
今日は転校生が……いや…圭一くんが転校してくる日、前回屋上で熱い告白劇を演じたレナは今回圭一くんをお持ち帰りするんだよ! だよ!
……圭一くん…ちょっといいかな? かな?
……「えっと…竜宮さん? 圭一じゃなくて圭子だよ?」レナ圭一くんが何を言ってのかわからないんだけど…
圭一くん…罰ゲームでもないのに、どうして女子の制服を着ているのかな? かな?
「えっ? 女の子ならふつうでしょ」……どうして圭一くんはまた嘘つくのかな? かな?
まぁでも調べればわかるんだよ、だよ☆
あれ…………圭一くんのオットセイはどこにいったのかな? かな?
「ぅあっ!……変なところ触らないで……今オットセイ出すので、服返して下さい」圭一くん最初からそうすればよかったんだよ。レナ後ちょっとで鉈に手が伸びそうだったんだよ。
圭一くん……これオットセイのキーホルダーだよね?レナが言ってたのとは違うんだよ?
まぁしょうがないから服返してあげるね。
「ちょっと…なんでメイド服なんですか!?」
圭一くんには罰としてこのメイド服着て朝から晩までご奉仕して貰うんだよ、だよ☆
早く着てくれないかな?かな?圭一くんあんまり遅いと鉈で叩いちゃうよ。
メイド服で泣き顔の圭一くんかあいいんだよ、だよ☆それじゃお持ち帰り~☆
350:名無しさん@ピンキー
06/12/28 18:43:38 uYlU00ds
>>338
これ絵で表したら相当カオスだなw
赤坂と中身梨花の魅音がセクロス…中身魅音の梨花が圭一と風呂…
ああ誰か漫画に描いてくれ
グッジョブ!
351:名無しさん@ピンキー
06/12/28 21:19:00 C9g6XT0/
>>349
レナ、次の世界に期待しよう
352:名無しさん@ピンキー
06/12/28 22:11:11 lx8gaSCm
>>241の続きが見たい…もう9日経ったんだな
353:名無しさん@ピンキー
06/12/28 22:12:31 uYlU00ds
>>241は相当多忙らしいから、解放されたら濃厚なエロスに期待しよう
354:名無しさん@ピンキー
06/12/28 22:50:59 ZhwaRbpo
それもいいがレナ看病物とレナ裸エプロン物はどおしたんだいっ!?
355:名無しさん@ピンキー
06/12/28 23:24:42 lx8gaSCm
う~辛いなぁ…>>241ガンガレ
>>354どの話だ?
356:名無しさん@ピンキー
06/12/28 23:40:30 oF1zy0RB
沙都子「そういえば監督、私、この前とっても怖い夢をみましたの」
入江「むむっ、それはいけませんね。すぐに検査をしてみましょう。
さあ、今すぐ着ているものを全部脱いで、そこのベッドに横になって下さい」
沙都子「え?!そっ、それはいくらなんでも少々大袈裟すぎじゃございませんこと?」
入江「そんなことはありません!肉体や精神が不安定になった時に、悪夢を見ることが多いとされているのです。このシグナルを無視して、沙都子ちゃんの体に何か起こったら大変です。
さあ、サクサク脱いで下さい。キリキリ脱いで下さい。但し!靴下だけは絶っっ対に脱いではいけません!!」
沙都子「監督…目が怖いですわ…」
357:名無しさん@ピンキー
06/12/29 00:45:06 yDEJvmZW
>>355
前スレあたりでその話を作るって人がいたんだ。
358:名無しさん@ピンキー
06/12/29 00:46:09 teBFpQBj
俺は沙都子が1番大好きだ~
359:名無しさん@ピンキー
06/12/29 00:49:52 1Kdpuem7
前スレといえば、
罰ゲームで負けた魅音に圭一がバイブを仕込んで
3回イったら負けっていうSSの続きを渇望してることに気づいた
360:名無しさん@ピンキー
06/12/29 01:20:23 JDT+OMlC
魅音祭りのころだな
エロ係数なら魅音だろ
361:名無しさん@ピンキー
06/12/29 02:25:38 CyI7x7Qa
梨「もしもし、圭一ですか?」
圭「ん?梨花ちゃんか?」
梨「詩ぃと協力して、とっても豪華なご夕食を作りましたのです。
早くしないと台無しになってしまうのです。」
圭「そうか、ありがとな梨花ちゃん。急いで行くから待っててくれよ。」
梨「いらっしゃいなのです」
詩「あ、来ましたね圭ちゃん。早く来てください!」
圭「少しくらい落ち着いてくれよ2人とも。で、料理っていうのは?」
詩「今日のメインディッシュはもうこの先一生味わうことができないような極上の一品ですよ!」
圭「おお、それは楽しみだ!」
詩「はい、こちら!ほら、お姉」
魅「け、圭ちゃん!?ちょ、詩音あんた!」
梨「料理はしゃべってはいけないのです。」
圭「え?…素っ裸で料理なんて乗せてなにやっているんだ魅音。」
詩「いえいえ、圭ちゃん。これは『園崎魅音の女体盛り』です。」
魅「け、圭ちゃん…」
圭「…そうかぁ、料理かぁ!ありがとうな、梨花ちゃん、詩音!」
詩「いえいえ、私たち料理得意ですから。」
梨「たっぷり召し上がるのですよ。私たちは向こうでご飯を食べてくるのです。」
詩「では、ごゆっくり~」
魅「圭ちゃん…やめてよ、こんなこと…」
圭「うまそうな料理だな…これ生クリームか。」
魅「ひあっ!?」
圭「…それにしてもいい器だな。ひっひっひ…面倒だ、手掴みで食うか!」
魅「ちょ、やめてよ圭ちゃん!怒るよ!」
圭「おお、なんと弾力のある…」
詩「散々惚気るくせに未だにアタックしていないなんていけませんよねぇ。」
梨「ボクは圭一より赤坂に興味があるのです。詩ぃ、今度はボクにもやってください。」
詩「構いませんよ。」
362:名無しさん@ピンキー
06/12/29 02:33:09 1Kdpuem7
>>361
何だこの夢のようなシチュエーションは!
圭一が魅音を丹念に召し上がる様をワッフルさせてくだたい
363:名無しさん@ピンキー
06/12/29 04:01:43 yN/+8eRV
赤坂「…梨花ちゃん、食べ物を粗末にしちゃいけないよ」
梨花「…パパ…(うるうる」
赤坂「よし梨花ちゃん、ご飯にさせてもらおう。これはおいしそうだ」
梨花「あっ、赤坂…そんなにがっついちゃ…」
364:名無しさん@ピンキー
06/12/29 11:03:29 Av9SKJaq
赤坂コロしたい・・・
365:名無しさん@ピンキー
06/12/29 11:58:06 6HoazCqw
あぅあぅ……シュークリーム分が足りないのです
366:名無しさん@ピンキー
06/12/29 12:16:17 RrRCHtIf
獣姦は回避対象
367:名無しさん@ピンキー
06/12/29 12:23:37 iF5Qkq1j
羽入の角プレイはなかなかのもんだお
368:名無しさん@ピンキー
06/12/29 13:06:58 LnBVVV0h
赤梨花読みたい…
もちろんブラック梨花の方で…
369:名無しさん@ピンキー
06/12/29 13:33:33 qoewayk9
ブラックは境地
370:名無しさん@ピンキー
06/12/29 13:40:14 6HoazCqw
じゃあ魅音とみょんみょんしたい
371:名無しさん@ピンキー
06/12/29 14:13:20 RrRCHtIf
みょんみょんは僻地
372: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:11:01 oY8/5KQE
魅音×詩音。
(監禁+衰弱+ぬるの陵辱+欝っぽい空気)
※祭囃し編より後の設定で、発症してます。
373: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:11:40 oY8/5KQE
お姉が狂った。
より正確に言えば、雛見沢症候群を発症した。
「はぁ…。」
それが分かったところで、園崎の地下牢に閉じ込められている現在、
私に勝ち目はないも同然だった。
牢の格子はびくともしないし、まさかお姉が鍵を掛け忘れるようなミスはしないだろう。
おまけに手首には枷がはめられていて、そこから伸びた太い鎖は牢の外の壁の巻き取り機に
繋がっている。
最初は、単に牢に閉じ込められただけだった。
食事を持ってきたお姉の隙を突いて脱出しようとしたせいで、報復措置のように手枷と鎖の
オプションが追加された。園崎家の地下には拷問や拘束に使うための道具が、それこそ
商売を始められるほど豊富に揃っているのだ。
手枷の件については、私も自分の読みの甘さを反省している。渡米して受けた訓練の中に
素手で戦う際の対処方も含まれてはいたが、メインは射撃と狙撃補助だったのだ。
鬼を継いで以来、道場で正規の修業を積んでいたお姉相手に、武器なしで勝てる
はずがなかった。
今になって思い返せば、お姉はここしばらく よそよそしい雰囲気を漂わせていた。
ただ、それは私が双子の姉妹だから気付けた程度で、予兆と呼ぶにはあまりにも
ささやかなものだ。
だから、マンションの部屋にも入れたし、出された料理にも箸をつけた。
…多分、カクテルに薬を入れられていたんだと思う。グラスに口をつけて、少し変な味がした気がして、
そしたらお姉が『美味しくない?』って聞いたから、私は『美味しいですよ』って答えて
飲み干したんだった。甘くて炭酸が効いていたから舌が麻痺してしまって、二口目からは
味の異常さに気付けなかったけど。
口の中に、あのときの薬の味がよみがえってくるような気がした。
…だけど私はお姉の事は恨まない。悪いのはお姉ではなく病気なのだから。
お姉に罪があると思うということは、悟史くんにも罪があると考えるのと同義だ。
病気が起こした出来事を本人のせいにしたら、私は二度と悟史くんには会いに行けない。
374: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:12:14 oY8/5KQE
階段を下りてくる足音がした。
ぱたん、ぱた、ぱた、ぱたん、ぱた、ぱた。
スキップするような、少し癖のあるリズム。
「はろろ~ん。今日の夕飯はハンバーグですよ。」
「…そのしゃべりかた、やめてください。」
私の口調を真似て、私のブレザーを着て、足音まで再現してお姉が牢に入ってくる。
「あはは、ごめんごめん。でも、とっさに魅音が出ないように気をつけてないとね。」
園崎魅音は病床にあり園崎詩音が世話を焼いている、それがお姉の用意したシナリオだった。
私が消えれば葛西が探しに来てくれると期待していたのだが、時々マンションの方にも
泊まって偽装工作をしているらしい。
地下牢に放り込んでおいて、病気療養中とは…少なくとも鬼婆はお姉に協力しているということだ。
それはいい。いや、よくはないが、魅音の要請があれば詩音の監禁を許可するだろうと推測はできる。
「…お姉って、皆に嫌われてるんですか?」
「え? なにそれ。」
「こんなに長く休んでるのに、お見舞いに来ようとか、そういう話は出ないんですね。」
圭ちゃんたちが申し出ても、当然お姉は見舞いは断るだろう。
だけど学校の皆が疑問に思ってくれれば、お姉が発症していると気付いてもらえるかもしれない。
「魅音はちゃんと心配されてるよ、失礼だなー。」
失礼だと言ってはいるが、あまり気にした様子もなく笑っている。
「ただね、今の魅音には詩音以外は全部敵に見えちゃうから。会っても辛いだけだし
魅音の病気にもよくない。」
………そういう設定になっているのか。それならば、皆が遠慮するのも頷ける。
魅音と親しい者は症候群の存在を知っている、だから「詩音」の納得して引き下がる。
病気の存在を知らない者は、多少不審に思ったとしても魅音が園崎家にいる以上は
踏み込んで来たりはしない。私にとっては不利な条件が重なってしまっている。
「食べないの? 冷めるよ?」
「…食欲がありません。」
「そう、じゃあ先に打っとこうか。」
お姉がポケットから銀色のケースを取り出した。
中から出てきたのは、小さな注射器だった。鋭い先端に照明の光が反射している。
375: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:13:19 oY8/5KQE
「詩音、*****が***って、分かってくれないかな。」
注射器を手にしたお姉が、いつものように自分の妄想を私にも認めさせようとした。
妄想に付き合って見せれば、あるいは私は解放されるのかもしれない。
だが、私には上辺を取り繕うことさえできなかった。それは私の根幹に関わる問題で、
一度頷いてしまえば二度と元の場所に戻れなくなってしまうような気がする。
沈黙を拒絶を見なして、お姉が私の腕をとった。
血管を捜して、親指が私の肘の内側をぐりぐりと探る。
「ほら、力抜いて。」
皮膚に消毒用アルコールの冷たい感触。そして、ずくっと針先が押し込まれた。
中身は雛見沢症候群の治療薬だ。
悟史くんや沙都子が使っているのと同じ、症候群の症状を抑えるための薬だった。
やっかいな話なのだが、お姉は私が発症していると信じ込んでいた。
お互いに相手が発症していると主張しあって、会話は平行線だ。
私の腕から注射針が抜かれた。
そしてお姉はケースから次の注射器を取り出し、私に見せるように、お姉自身の腕に
注射した。
発症しているのはお姉の方だと説得を続けた結果、わがままな子供をあしらうように
自分にも注射するから私にも注射を受けるように、と条件を出された。
…薬の性能が良くなっていたことが裏目に出た。
昔の治療薬は健常者に投与すると深刻な副作用を招いたらしいのだが、現在のそれには
ほとんど副作用がなく、悪くても軽い眩暈や吐き気を感じる程度のものだ。
発症していても、そうでなくても、投与されたことによって劇的な作用を見せることがない。
お姉と私のどちらが発症しているのかを、薬は証明してくれない。
副作用がほとんどないとはいえ、必要のない薬を注射されるのは嫌なものだ。
けれど、ひきかえにお姉が注射を受けてくれるなら、妥協しようと思う。
薬は期待したほどの成果は上げてくれなかったが、お姉の症状がこれ以上悪くなるのを
防いでくれていると考えれば、納得できなくもない。
…それに、お姉は、お姉自身の注射こそ不要なものだと認識しているはずだ。
私が発症していると信じ込んで、その治療のために、自己の体に不要な薬を注射している。
前提が間違っていても、そこに私に対する悪意はなかった。ならば私も、お姉のために
不要な注射を受けるべきだと思った。
牢にも手枷にも、お姉の悪意は存在しない。発症した私を保護しようという、愛情から
用意されたものだった。
だから私は耐えていられるのだと思う。
376: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:13:55 oY8/5KQE
「どうしたら、私の言葉を信じてくれるんだろう。」
注射器を片付けながら、お姉が疲労と苛立ちの滲んだ声で呟いた。
「…何をやっても無理ですよ。」
お姉が認めさせたがっている内容に、真実は無い。嘘だと分かっている話は、
どうやったって信じることはできない。
「ねえ、*史**は**だんだよ? もう、**********?」
お姉の妄言が私の精神を削る。
監禁されていることよりも、日に三度の注射よりも、お姉の言葉がずっと痛い。
その言葉には私を傷つけようという意思はなく、だから余計に深い傷をつけた。
何がお姉のトリガーを引いたのだろう?
失恋が原因になった可能性は高いと思う。ああ、クリアだった思考がどんどん鈍っていく。
お姉の言葉をそのまま受け入れてしまいそうになる。
私は両腕で頭を抱えた。そんなことをしても、お姉の妄言から自分を守ることはできないのに。
「やめてください…やめて。」
心の中の悟史くんに縋りつく。陽だまりのような笑顔に、優しい手の感触に…。
「悟史くん…。」
口に出してしまった途端、お姉が激昂した。
「だから! 悟史は帰って来ないって言ってるでしょ!」
心臓が痛い。
「悟史は*んだの、もうどうにもならないんだよ。」
お姉が私の肩を掴んだ。
「…詩音、こっちを見てよ。悟史くんのことばっかり見てちゃだめなの。」
私は頭を振って拒絶を示す。
やはり原因は、失恋に違いない。お姉に圭ちゃんがいないのだから、私に悟史くんが
いるのが辛くなくなったのだと思う。だから、悟史くんが*んだと思い込んだ。
でも、悪いのはお姉ではなかった。悪いのは病気。病気のせい。病気が。
床の上で丸くなって反応を殺していると、流石にお姉も諦めてくれた。
「…詩音。そのご飯、詩音のために一生懸命作ってるんだよ。あんまり残さないでね。」
そしてお姉は、足音に私の癖をつけて階段を上がっていった。
顔を上げ、夕飯の乗ったお盆に目を向ける。
ハンバーグ…好きだけど、とにかく食欲がなかった。
377: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:14:39 oY8/5KQE
努力はしたが、完食できなかった。
朝食を持ってきたお姉は、半分以上残された夕食を見て顔を曇らせた。
「…ごはん? 注射?」
私は黙って腕を差し出した。痛いほうから済ませたい。
お姉は手早く注射を済ませると、私の手首から肘、二の腕のあたりまでを軽く撫でた。
「痩せたね。」
お姉が太ったんじゃないですか、と軽口を返したかったが状況を考慮して自制する。
実際、服が緩くなっているのも事実だ。
「これ片付けてくるから、ごはん食べててね。」
「はい。」
地下牢を出て行くお姉を見送って、ふと違和感を覚える。
まるですぐに帰ってくるような口ぶりだった。
地下に閉じ込められてから日時の感覚が鈍くなりつつあるが、確か、今日は学校が
あるはずだ。
お姉は私の私服を着て戻ってきた。朝食が運ばれてきたタイミングから考えると、
もうそろそろ登校時間のはず。
「お姉、学校は?」
「今日は祝日。」
頭の中のカレンダーを探る。
監禁された日から考えて、祝日ということは…。
1ヶ月以上ここにいたという事実に気付き、私は愕然とした。
日時の感覚がおかしくなっているという自覚はあったが、2週間を少し過ぎたくらいだと思っていた。
お姉が地下牢の床にお湯のバケツを置いた。ふわふわのタオルも持っている。
「…あれ、朝からお風呂のサービスですか? 祝日特典?」
「まあね。」
お姉は一度牢の外に出ると、私の手枷から繋がっている鎖を機械で巻き取った。
「え?」
注射に抵抗していた頃は、そうやって格子の外まで腕を引きずり出されて固定されていた
ものだが、最近は大人しくしているので緩みっぱなしにしてくれていた。
「あの、お姉? 何かありましたか?」
異常事態だと本能が告げている。いや、そもそも監禁されている段階で事態は異常なのだが。
それを上回る何かが起きようとしている。
378: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:15:33 oY8/5KQE
お姉は黙って牢の中に戻ってきた。
その手が、当たり前のように私のシャツのボタンにかかる。
「ちょ、お姉?」
片手は牢の外まで引っ張り出されていたので、唯一自由になる方の手でお姉の手を掴む。
「なに?」
それはこっちのセリフだ、と思う。
「なに、って、お姉こそなんなんですか?」
「拭いてあげる。」
「いりません。」
「でも、そのままじゃ、やりにくいでしょ?」
「はい、やりにくいですけど。」
会話になっているのに、意思の疎通ができない。
「っていうか、これ緩めてくださいよ。」
私はじゃらじゃらと鎖を揺らした。
「終わったら緩めてあげる。」
「いや、だからどうして今、鎖をこんなに短く…。」
お姉が無造作に手首を返すと、しっかり掴んでいたはずの私の手は簡単に外れてしまった。
そのまま手首を掴み返され、鉄格子に向かって押し付けられる。
後ろから覆いかぶさるようにして、お姉が私のボタンを外していく。
「ちょちょちょっ、そんなに私の裸が見たいんですか!」
「見たい。」
…は?
予想外の返答に、私の思考がフリーズする。その間も、お姉の手はとまらない。
「って、そんな! 見ても別に面白くなんてないですよ! 同じ体してるんだから、鏡でも
見ててください。」
「同じ?」
怒りを含んだ声に、体がびくっと震える。
ボタンを外し終わった手が、シャツの隙間から進入してくる。お腹からわき腹にかけて
ゆっくりと肌の上を移動して、そのまま肋骨の辺りに上がってくる。骨の一本一本を
確認するように、指先が肋骨のくぼみをなぞる。
「服着てたら分からない、と思ってた?」
ぎゅうっと背中にお姉の体が押し付けられた。胸やお腹や太ももの、そのむにむに
した感触は今の私と「同じ」ではない。
サイズが合わなくなって下着としての機能をほとんど果たしていなかったブラの隙間から、
お姉の手が入ってくる。
「お姉っ?」
私は悲鳴のような声を上げた。
「アンダーなんて、ちょっと体重が減ったぐらいじゃ変わらないのに、こんなに浮いてる。」
乳房に手の平が添えられているだけなのに、それも相手はお姉なのに、顔から火が
出るかと思うほど恥ずかしい。
「嫌、おねえ。」
必死にもがいても、押さえ込む術に長けているお姉が相手では何の効果も上げられない。
ブラのホックが外される。普通は脱がせにくいはずのジーンズも、サイズが合って
いないせいで簡単に引きずり下ろされてしまった。
「待って。待って、お姉。私、そんなに怒らせるようなことしました?」
「してる。」
お姉の回答は短く、取り付く島もない。
「食事残したことについて怒ってるなら謝りますから、こんなやり方はやめてください。」
手が止まる。
379: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:16:32 oY8/5KQE
ほっとして息を吐いた瞬間、お姉の手がまた動き始めた。
「お姉ぇ…。」
「そんな表面的なことに怒ってるんじゃない。」
お姉を怒らせている根本的な原因といったら、悟史くんのことしか心当たりがない。
絶望的な気持ちになる。
「だって、それ、無理ですよ?」
「無理じゃない。悟史のこと忘れて、幸せになって。」
「…悟史くんのこと忘れたら、私、幸せになんてなれない。」
足払いをかけられた。
鎖に片手を引っ張られた体勢で、私は地下牢の床にしりもちをつく。手枷と鉄格子が
ぶつかり合って、ひどく暴力的な音を立てた。
かろうじて膝で止まっていたジーンズが一気に引き抜かれた。
シャツも脱がされそうになったので、肘を曲げてガードする。
「ごめん、破れるから。この服、気に入ってるの。」
それはお姉の事情であって、私には関係ない。
私にお姉の服を着せたのも、今、脱がせようとしているのも、お姉の都合だ。
「…分かった、買い直す。」
お姉は勢い良く袖を引っ張った。破れてもかまわない、という瞬発的な力で、
シャツはあっさりと私の腕から抜けた。
…私はまったくひどい有様だった。
下はショーツと靴下だけで、上はシャツとブラが手枷の辺りまでずり上げられて
くしゃくしゃになっている。まるで強姦されかけた女の子だ。
それ以上にひどかったのは、お姉の目にさらされている自分の体だった。
筋肉と脂肪が落ちたせいで、鎖骨や肋骨が気持ち悪いくらいくっきりと浮いている。
腕や足も、肉が落ちすぎたせいで間接部分が変に大きく見えた。
お姉がお湯に浸したタオルで私の体を拭き始めた。
私の体の肉付きを検分するように、ゆっくりとタオルが肌を撫でていく。
タオルが触れている箇所は暖かいけれど、通り過ぎた箇所は気化熱で冷たくなって、
私は少し身震いした。
心底、自分が無様だと思う。
武術的な力量差はしかたないとしても、体力が落ちていくのを放置していたのは
まずかった。こんな体ではお姉の隙をつけたとしても、逃げる途中でばててしまうだろう。
私の逃走には、もちろん自分の自由がかかっていた。だが、それだけではない。
入江診療所まで行って、お姉の発症を知らせなければならないというのに…。
せめて顔を背けて、お姉と目を合わせないようにする。
上半身を拭き終えたお姉の手がショーツにかかった。
「冗談、ですよね?」
確認を取るような言葉で牽制する。
「なにが?」
回答はそっけない。
突き放すようなしゃべり方に、私はやっと、そこにいるのが魅音ではないのだと気付いた。
彼女は園崎家の次期頭首だ。
ならば彼女は、始めたことにためらいなど見せないだろう。
ためらうことは隙を見せているのと同じことだ。
園崎の頭首は、他人に隙を見せたりなどしない。
380: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:17:22 oY8/5KQE
全てを頭首の前にさらして、私は清めを受けた。
ショーツも靴下も取り去られ、手枷のところに半端に残った衣服が、却って異質に思えてくる。
彼女の手が私の頬に触れ、顔を上向かせた。
「詩音、悟史に抱かれた?」
奥手なお姉からは想像もつかない質問だった。
とっさのことで上手く切り返せない。顔に血が上っていくのが分かった。
「…そう。じゃあ、駄目になったら諦めつくかな。」
表情から回答を読み取って、彼女は私に口付けた。
唇に、頬に、鎖骨に、触れてくる唇は柔らかく暖かだった。
反射的に抗おうとした手は彼女の指に絡め取られて、そっと床に押し付けられる。
互いの指が深く絡み合って、まるで最初からそんな風に生まれてきたようにぴったりしていた。
彼女のもう一方の手が私の胸をまさぐる。手の平の中で乳首が固くなる。
…これって、感じてるってやつですか?
いや、これは単なる物理刺激への反応で、相手がお姉なのに感じるわけなんて…。
「んっ。」
変な声が出た。彼女が私の胸を口に含んだからだ。
赤ちゃんがおっぱいを吸うように、単調にちゅうちゅうと口を動かしている。
多分、あまり上手くはないのだろう。…比較できる経験がないから分からないけど。
稚拙な刺激に、私の体は簡単に反応してしまう。
はしたなく勃ち上がった乳首を唾液でべたべたにしたまま、彼女の舌が這い上がってきた。
胸の上を通り、鎖骨のくぼみをなぞり、首筋を舐め上げる。
「は…うん。」
鋭利な刃物で皮膚の上を撫でられているような恐怖心と、親猫に毛並みを整えてもらって
いるような安堵感とが入り混じって、私は自分で自分の体のことが分からなくなりそうだ。
「んうっ。」
耳たぶを甘噛みされた。
密着した手の平に、どちらのものとも分からない汗を感じる。それがどちらのものか
考察することは無意味だった。私達は同じ材料でできている。
私の呼吸の乱れは隠しようもなく、そんな私の反応に彼女が欲情していることも疑いようがなかった。
どこまでが詩音で、どこからが魅音なのか曖昧になっていく感覚。
381: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:18:24 oY8/5KQE
乳房を揉んでいた手が下へと向かう。
くちゅりと淫らな音を立てて、私の体はあっさりと彼女の指を受け入れた。
自分の指さえ知らなかったそこが、今はとろんと溶けて挿入を待ち望んでいる。
「ん…んんっ。」
ゆるゆると、もどかしいくらい慎重に内をさぐりながら指が進入してくる。
私自身が驚くほどすんなりと指は根元まで埋まってしまった。
ゆっくりと抜き差しされる感触が、単なる異物感とは違う感覚を呼び起こし始める。
認めよう。
私は彼女の愛撫に快楽を見出していた。
「んっ、ふ…ふぁ、あ?」
酸素を求めて開いた唇に、彼女の唇が降りてきた。口中から舌を吸い出され、舐められる。
頭がくらくらするのは、酸欠と快楽のどちらが原因なのだろう?
体から力が抜けていくのが少し恐くて、私は繋いだ手に力を入れる。
彼女の手が応えるように握り返した。
魅音も詩音も望まない行為の中で、二人の手だけは互いを求めるように固く握り合っている。
一度指が引き抜かれ、2本に増えて戻された。
さきほどまでとは比較にならないほどの圧迫感が押し入ってくる。
「くっ…ふぅ。」
無理だという予感があった。
だけど、それを過ぎてなお私が変わらなければ、お姉は諦めてくれるかもしれない。
私の内側で、ふつりと何かが切れる痛みが走った。
思わず眉を寄せる。
…悟史くん、許してくれるかな。
感触で気付いたのか、彼女が私の中からそろそろと指を引いた。
瞬間、頭首の仮面がはがれたようだった。
指を濡らす鮮血に、お姉は今にも泣き出しそうな顔をしている。
…詰めが甘いんだから、この子は。
自分で決意したくせに、最後の最後でお姉は頭首から魅音に戻ってしまった。
382: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:19:09 oY8/5KQE
下腹部の鈍痛に耐えて上体を起こす。
固く握り合っていた手を解いて、お姉の頭を抱き寄せた。
「…私は、お姉を許します。」
お姉は小さく震えて、おずおずと私を見上げた。
処女をなくしたくらいで悟史くんへの気持ちが断ち切られると思われたのは心外だけど。
お姉が私のことを大事に思ってくれているのは分かっているから、私はこの子のことを許せる。
信じられる。
お姉は悟史くんと同じで、病気に惑わされているだけだ。
ごめんね、悟史くん。処女、あげられなくなっちゃった。
でも、悟史くんや沙都子と同じくらい、お姉のことも大事なの。
お姉を許したこと、許してくれると嬉しい。
私はずっと選択を間違え続けてきた気がしている。
そんな風に考える理由なんてないはずなのに、その自己イメージが心の奥までこびりついて
離れない。
悟史くんが帰ってくることを信じ続けること。お姉が敵ではないと信じ続けること。
それを諦めたら、私はどこか暗い場所に落ちていってしまうような気がする。
泣きじゃくるお姉を強く抱きしめた。
「大丈夫ですよ、お姉。」
病気の壁の向こうに届くことを願って、私は言葉を繰り返す。
「大丈夫、きっと未来は幸せで出来てるんです。」
悟史くんがいて、お姉がいて、沙都子がいて、みんながいて。
泣いている誰かのいない未来が、きっと来てくれる。
「っく、で、でも、悟史はもう。」
唇で唇を塞いで、お姉の言葉を遮る。
「し、おん?」
私からお姉への初めてのキスだった。
そしてまた、暖かくて柔らかいお姉の体に抱きつく。
「大丈夫です。大丈夫ですから。」
落ち着かせたくてそう言ったのに、お姉はまたしゃくりあげてしまう。
「…あたしたち、どうしてこんなに、なっちゃったんだろうね?」
「…さあ、どうしてでしょうね。」
泣き続けるお姉を抱いて、私にはただ未来を信じることしかできなかった。
<終>
383: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 19:20:02 oY8/5KQE
本命カップルのSSに挫折して、むしゃくしゃして双子百合に走った。
百合なら誰でもよかった。
今では反省している。
……入江先生とおおいしたん☆のSMラブストーリーを書くはずだったのに(´・ω・`)
384:名無しさん@ピンキー
06/12/29 19:52:44 c4gugPCj
>383
あんたかああああああああッ!?
謝れ! 素直に神キタGJを連呼したかった俺に謝れッ!!
でもGJだ。悔しいがGJだ。ああもう、畜生。
385:名無しさん@ピンキー
06/12/29 20:07:44 JFxzms43
神キターw
百合好きな自分にはたまらん一作ですた。
もっと百合分補給してくれw
386:魅×圭一(夜犯し編)
06/12/29 20:15:03 +flcNJE/
ごめんね。コミケ終わったら、続き書くからwww
ちなみにアンソロ受かってしまった
387:名無しさん@ピンキー
06/12/29 20:15:37 12ekHrb6
>>383
GJ!
双子好きの俺は超満足!
388:名無しさん@ピンキー
06/12/29 20:19:45 +2iJ+xXR
攻め魅音に受け詩音?!たまらん!!超GJ!
>>386
wktk
389: ◆o2UNZnwfxA
06/12/29 21:31:05 oY8/5KQE
>384
ちっ、違うよ!
自分はどこにでもいる ( ゚ω゚) 信者だよ!
みんなからGJもらったから、今日はウハウハ気分でもう寝るよ (*´∀`)
390:355
06/12/29 21:36:14 1pb04x+A
>>357そうだっけ?俺前スレから見てるんだが、覚えてないや。
誰か保管庫に更新してくれ
391:名無しさん@ピンキー
06/12/29 21:59:18 1pb04x+A
>>359それは俺も待ち望んでいるぞ
>>383魅ぃ詩ぃの立場が普段と違うのもこれまたイィ(・∀・)!GJ!
>>386オメ!夜犯しの方もwktkしてますよ~
392:名無しさん@ピンキー
06/12/30 12:10:14 6SE5tgue
(゜ω゜)
⌒`γ´⌒`ヽ( E)
( .人 .人 γ ノ
ミ(こノこノ `ー´
)にノこ(
393:名無しさん@ピンキー
06/12/30 18:18:34 7srOFTOn
魅音×悟史が見てみたい。
394:名無しさん@ピンキー
06/12/30 23:06:28 Ql8eSuNl
茜×葛西(真珠入り)が見てみたい。
395:名無しさん@ピンキー
06/12/30 23:49:16 uZUABZ9Z
>>386
すげwおめww
アンソロ発売したら詳しく情報教えてくれ、買いに行くから。
完結楽しみに待ってるでよー
396:名無しさん@ピンキー
06/12/31 01:27:37 xKMnVgz7
礼のフラゲネタバレで落ち込む俺にエロエロな悟史×魅音をください
397:名無しさん@ピンキー
06/12/31 01:47:54 dUpZ+XLS
魅「罰ゲーム!」
梨「ボクは何をすればいいのですか?」
さ「確か前原屋敷で一晩すごす、でしてよ?」
魅「ちくしょぉぉぉ羨ましいよぉぉぉ!圭ちゃん逃げてぇー!」
レ「いいなぁ…私も行こうかな?」
圭「…なんかなぁ…罰ゲームじゃないような気が…」
梨「圭一、今日はふたりきりなのです」
圭「そうだな…」
圭「あー…いい湯だなぁ…」
梨「入るのですよ、圭一」
圭「ちょ、ちょっおま」
梨「ひろいのです」
圭「…あどけない顔、未発達な胸、かわいらしいしぐさ、そして…毛すら生えていないすじ!
…俺の下がスタンド!だ!」
梨「みぃ?」
圭「梨花ちゃん、今から気持ちいいことをしようか」
梨「にぱ~☆」
ロ「そうはさせない!」
圭「なっ、誰だ!?」
ロ「梨花ちゃん、君を助けに来た!」
梨「赤坂、どうかしたのですか?」
圭「お、俺の家だぞ!」
ロ「無垢な幼女を性欲の捌口にするなど言語道断だ!」
梨「あの、赤坂、一体どうしたのですか?」
ロ「梨花ちゃん、危ないところだったね。私といっしょに行こうか」
梨「わ、わかったのです…その前に服を着るのです…」
ロ「前原さぁん…次にやったら連行しますよ。では」
圭「…なんだったんだ?」
魅「で、昨日は大丈夫だった!?」
圭「まぁな…」
さ「梨花、そんなに嬉しそうにしてどうしたんですの?」
梨「赤坂と気持ちいいことをいっぱいいっぱいしたのです。
赤坂もよろこんでくれたのです。にぱ~☆」
圭「…」
398:名無しさん@ピンキー
06/12/31 01:59:39 WgSftuPM
スタンド!だ!がかなりウケた
GJ!!
399:名無しさん@ピンキー
06/12/31 02:35:05 JGKbZpaA
知恵先生に無理矢理カレー風呂にいっしょに入らされる知恵×圭一が見てみたい。
400:名無しさん@ピンキー
06/12/31 02:40:14 MI5y8JXA
「あれ?まだ1本だけ煮込めてないウインナーがありますね・・・こんなに固い・・・味見をしてみましょう」
ペロ
「味はよくしみてますね、でもまた固くなってしまいました・・・どうしましょう、前原君?」
401:名無しさん@ピンキー
06/12/31 02:56:00 7DzLFEWX
俺にも悟史×魅音をどなたか…
402:名無しさん@ピンキー
06/12/31 07:09:14 lw5ZeE0C
昨晩、悟史子&沙都子+梨花×圭一の女子結託ハーレム製逆レイプ姉妹丼+ぬこ1人な夢をみた。
本編で真実が分かってるのに何故か悟史子は一人逃げ出したあと東京でお水で働いていた過去を持ってる設定で。
超絶鈍感なKに痺れを切らした女性陣が元気になるおクスリとテクと飴と鞭で攻め立てて徐々に堕ちていくKの人。
気合と根性とトンデモ乙女回路を所持してる人間は気が向いたら文章化してくれ。108回抜く。
そして俺の腐った脳味噌を除夜の鐘でぶっ潰してくれ。
403:名無しさん@ピンキー
06/12/31 11:25:20 MHhl1Uiv
とりあえずねこは土塚ねこがいいと思うよ
404:名無しさん@ピンキー
06/12/31 13:12:23 Dpui6AIx
>>403
圭一がやたら頑丈で甘党だったり魅音が車(仮免)で通学してたり羽入が貧乏だけどフェラーリ持ってたりするのか。
405:名無しさん@ピンキー
06/12/31 17:53:50 dUpZ+XLS
年越そばをゆでてさ…紅白みながらだらだらと…
鉄平も大石も園崎組もみんなで仲良くすごすんだ…
そんなささやかな願いを、どうか…
406:名無しさん@ピンキー
06/12/31 18:54:30 TxP8dvi1
↓また鉄平たん
407:名無しさん@ピンキー
06/12/31 19:00:02 AkUtue/Z
「わしを、信じて」
>>405
いいなぁそれ 平和な雛見沢だ・・・
礼の賽殺し編のネタバレ見てきたらへこんじまったよ・・・
リカサト好きには耐えられないorz
408:名無しさん@ピンキー
06/12/31 19:55:02 7DzLFEWX
真詩音に新たな萌えを見出してしまった…
魅音も可愛いけど真詩音もたまらん
409:名無しさん@ピンキー
06/12/31 20:06:25 8T9zsiVF
圭レナスキーとしては昼壊し最高すぎた
410:sage
07/01/01 00:17:05 Muw8mF/j
2007年、初書き込みもらった!!!
411:名無しさん@ピンキー
07/01/01 00:37:54 KsD+qaMu
sageは目欄な
(・3・)あけおめだよー
エロ妄想してたら年が明けてたwww
412:名無しさん@ピンキー
07/01/01 01:33:58 6ow6a7ED
あけおめー
誰かお年玉に悟史×魅音か真詩音のエロを…
一度で良いから見たいんだよー
413:名無しさん@ピンキー
07/01/01 02:03:36 Zs2Lb7yB
旧保管庫にレナとK1が2人の情事を垣間見るシーンがあるSSがあったが…
描写は数行だし、頭数には入らないな。駄レススマヌ(´・ω・`)
414:名無しさん@ピンキー
07/01/01 02:08:20 6ow6a7ED
>>413
マジ?サトシオンではなく?
うは、ちょっと見てくる!
あ、一応上の悟史×魅音は真詩音って事で…紛らわしい独り言ごめんorz
415: 【末吉】 【707円】
07/01/01 05:52:29 aRPgRMPl
あけおめ
今年もえろいのよろしくw
416:名無しさん@ピンキー
07/01/01 08:57:58 pHvs1THS
悟「し、詩音…そんなくっつかないで…」
詩「悟史君…2人きりになる時間なんてなかなかないですし…」
ぎゅっ
詩「今だけは、私に甘えてください…悟史君、色々と気苦労もあったでしょう?」
悟「むぅ…」
詩「本当はこんなこというの、すごく恥ずかしいんです…責任とってくださいね」
悟「…いいの?詩音。僕は…」
詩「いいんです!好きにしてくれて!さぁ早く!」
悟「じゃ、じゃあ…!詩音…嫌だったら言ってよ!」
魅「しおーん、醤油どこにぶげらっ」
レ「魅ぃちゃん黙れ。…いいなぁ…圭一くんこういう甲斐性ないもんなぁ…」
詩「そんなっ…悟史君大胆すぎます!」
悟「詩音がそんな胸で僕を誘うのがいけないんだよ!」
詩「あっ、そんなっ…乱暴に…」
悟「詩音!僕の詩音!今だけは僕だけの詩音なんだ!」
詩「あはぁっ…」
梨「赤坂ってなんだかんだでいつもぬるいのよね…羨ましいわ…
私はもっと乱暴にしてほしいのに、いつも「かわいい梨花ちゃんとのお遊び」だし…」
詩「ひっ!ひぃっ!悟史君っ!悟史君!」
悟「詩音っ!出る!出るよ!」
詩「あっ、中は!…責任とってくださいね?」
悟「むぅ…ごめん、詩音…僕はなんということを…」
ぎゅっ
詩「いいんです、これが圭ちゃんや監督だったら祭具殿ですが、悟史君ですもの…
むしろ嬉しいくらい。悟史君…」
悟「詩音!」
魅「またはじめた!」
レ「悟史君底なしなんだよ…」
417:名無しさん@ピンキー
07/01/01 12:02:26 Muw8mF/j
悟史いいなぁ~
418:名無しさん@ピンキー
07/01/01 12:17:22 ks7YC93r
GJ!
意外と大胆なサトシすごくいいな(´Д`;)
職人さん、どうか今年もエロい圭魅をよろしくお願いします!
419:名無しさん@ピンキー
07/01/01 12:40:22 sWcf23+x
( ・3・)が空気読んだ!
420:名無しさん@ピンキー
07/01/01 18:59:00 4jO0uVyr
カケラで意外な好相性に感心した身としては、悟魅いいなぁ。見てみたい。
この二人のエロはなんとなく切なげなイメージがある。
421:個人的にピエールとカトリーヌは富鷹に合うと思う
07/01/01 21:37:37 IwVlyWM5
み「まぁピエール
富「やぁカトリーヌ
み富『お・ひ・さ・し・ぶ・り
沙「丸出しって何を丸出しにするんですの?
魅「さ、沙都子はまだ知らなくていいんだよ!
沙「圭一さん…はまちどりとかまつばくずしってなんのことですの?
梨「沙都子、いい子いい子なのです。
沙「レナさん何赤くなっているんですの?
レ「圭一くんと…はまちどり…
沙「圭一さん、前かがみになってどうしたんですの!?
圭「い、いやだって…声が…
入「確かにこれは色っぽいですね…
み「あぁーらぁーん きーもーち いぃーわぁ…
422:名無しさん@ピンキー
07/01/01 22:02:30 3fSehCH6
>>394
葛西「アッー!」
423:名無しさん@ピンキー
07/01/01 22:03:54 3fSehCH6
ageてもうた…スマソorz
424:名無しさん@ピンキー
07/01/02 01:13:12 jdWqE7pm
あけましておめでとうございます、今年もよしなに
正統派からおおいしたん☆を始めとした変り種と、
良質なSSが豊富で気後れしまくりですが圭一×魅音行きます。
425:鬼映し編 1
07/01/02 01:15:23 jdWqE7pm
6月の特に暑い日の午後、授業が終わり誰も居なくなった学校。
涼しい風の吹き込む校舎裏で、その影は動いていた。
「…あっ、はぁんっ……圭ちゃん、そんなとこ…なめちゃだめだって……」
魅音の湿った吐息が聞こえる。わずかに開けた苦しげな瞳には怯えが混じっている。
俺はその体を後ろから抱き、斜めに顔を寄せ胸を愛撫していた。
ふにゅふにゅと柔らかく形を変える二つの豊かな乳房は驚くほど弾力があり、それでいて手の平に吸い付くようだった。
ポニーテールから覗くうなじ、次いで魅音の恥ずかしさと苦悶に満ちた表情に視線を移す。
それだけでイキそうだった。
「はっ、あぅ、嫌ぁ……」
力なく抵抗する魅音の乳首を甘噛みすると、驚くほど艶っぽいいやらしい声が出た。
やべぇって、そんな声出されたら……
衝動的に腰に手をあてがいスカートを下から捲り上げる。
魅音はひっと小さく声を上げ、片手では胸を揉みしだく俺の手を、もう片手で下着へと伸ばす俺の手を制止しようとした。
だが俺は乱暴にそこに手をかけ、一気にずらす。視線もずらすと、
長いスカートの隙間からほんの少し秘部が見えた。すべらかな肌がたまらなくいやらしい。
ブラジャーと揃いの、ふちに小さくレースを施した白いパンツが初々しくて、下着ごと汚したくなる。
「いやぁぁ……」
恥ずかしさで涙目になる魅音の胸を更に強く揉みしだきながら、前に屈むようにして秘部を下から膝で抱え込む。
固いものが背中に押し当たり、魅音はびくっと仰け反った。
大きく腰と足を前後に動かして擦り付け、魅音の秘部に刺激を与える。
腰と胸をがっちりと押さえつけられ、魅音は激しいピストンに合わせて連動するしかなかった。
「はっ、…はっ…ぅ、…ん…、ふぅっ……」
秘部がだんだんと熱と水気を帯びてくると、魅音の息が荒くなる。顔も上気しさっきよりも艶かしい。
早く自分の張り詰めた肉棒を魅音の奥深くに突き刺したい衝動に駆られるが、俺は焦らない。
抱え込んだ膝を下ろし魅音の前に回る。そして立ったままの状態で壁に押しつけた。
音はしなかったが少し痛かったらしく、魅音はきゅっと目をつむった。
しかしこうして間近で見ると……引き上げられたブラウスの下のこぼれるような豊満なバスト、
半分剥いだブラジャー、細い腰に捲り上げたスカートがまとわりついてそこから見える秘部が更に淫欲をそそる。
うつむけた顔から恥ずかしさと悔しさと悲しさが混じった表情を向けられ、否応なしに興奮が高まった。
目を潤ませて眉を少し吊り上げ、口を小さくきっと結び俺を見る。
何だよ、その「犯してください」って言ってるようなエロイ表情はよぉ……
426:2
07/01/02 01:17:41 jdWqE7pm
「やめてよ……圭ちゃん、もう分かったでしょう?私は仲間……ひどいことなんて、しようとしないよ…」
魅音が切なげな、切羽詰まった顔と声を向ける。
「ああ、分かった。お前は女の子だ。俺と過ごす以外に別の顔を持っていても、魅音を疑うようなことはもうしない―」
魅音の顔がパッと明るくなった。
「本当!?」「ああ、ただし」 間を置かず俺は続ける。
「魅音の体を、全部調べてからだ。俺を拒絶するなら、やっぱりお前は仲間じゃない。
俺が嫌いってことだからな。」
「そ…そんな……!私、圭ちゃんのこと嫌いなんかじゃ…、」
間髪入れずに唇を奪い口を塞ぐ。言葉を奪われ、魅音はもごもごと口ごもった。
強引に舌を入れ絡める。魅音は驚き抵抗したが、構わず奥まで押し込んだ。
魅音が涙目になり目をつむる。ああ、その苦しそうな表情だけでまたイキそうになる……罪な女だぜ。
こんなにエロイのを隠して男っぽく振る舞ってたんだもんな。
まあ、制服でも私服でも発育の良さは隠せないが。
こいつのスクール水着を着たとき……たんまりと抜いたが、体のラインだけでなく実物を味わった今となっては、
思い出すだけで腰にゾクゾク来るものがある。
逸る気持ちをぶつけるように俺は魅音の胸に顔を埋めた。微かに漂う甘い匂いに全身が支配される。
びくっと震え反射的に身を剥がそうとする魅音を壁に押しつけ、柔らかな乳首をつまむ。
乳房の割に慎ましい薄桃色の突起が、俺の与える刺激と摩擦で次第に火照り、色づく。
コリコリと指でこね回し、ピンと弾き、その度にびくんびくんと震えが伝わる。
「はぁ、んっ……あ…、ぁん……っ」
「ああ、いいぞ魅音、すげえいい。その顔、その声、この体」
とどめとばかりに、散々弄られて硬くなった乳首を吸い上げ、きゅっと噛んだ。
「ひぅっ!…か、噛んじゃダメぇ……っうぅ…」
魅音の上ずって震えた声と甘く柔らかな胸の感触と味わいに、俺の股間が破裂した。
トランクスの中で筋が伝うのが分かる。あーあ、やっちまった………
俺は乱暴に吸い続けていた乳首を離し、力なく壁に持たれかかる魅音の両肩を掴んだ。
「お前のおっぱいが気持ち良すぎて、ズボンが汚れちまった。ここ、拭いてくれるよな?」
魅音はさっと顔を赤らめ、パニックになったようだった。
「ふぇ…!? ふ、拭くって、どうやって……」
「だから、お前の口とおっぱいでだよ。そのちっちゃい口とデカイおっぱいで」
そう言い無理やりしゃがませると、魅音の頭と俺の股間がちょうど同位置に来た。
上目遣いで不安げな顔を向ける魅音をよそに、俺はベルトを外しズボンの前をはだけた。
427:3
07/01/02 01:19:52 jdWqE7pm
「ほら、魅音。手伝ってくれよ。お前のせいでこうなっちゃったんだから、綺麗にしてくれ」
魅音は目を見開き何か言いたげな顔を向けたが、もう一度俺の顔を見ると、恐る恐る股間に手をかけた。
細い指が熱くなった肉棒に絡まって……う、また出そうだ。
「えっと、手を……こうやるの?」
すりっ、と怖気づきながら不慣れな手つきで肉棒をさする。じれったくてたまらなくいやらしい。
「そうだ、それで先っぽを口に入れて、おっぱいで挟むんだ」
「ふぇえ!? い、いれるって……」
「さっきも言っただろ、ほらっ!こうやるんだよ!」
右手で乱暴に魅音の頭を押さえつけ、口に尖った肉棒を突っ込み、更に左手で胸を擦りつける。
「んっ……ふぶっ…!」
もう汁だらけになっていたのが、魅音の口の中で柔らかさと熱に触れ更に溢れ出す。
魅音は口で出たものを受け止めるのに精一杯で、息もやっとのようだった。
「ほら、手が止まってるぞ。おっぱいでこうやって、ちんこに擦りつけるんだよ」
「あっ、ぁ、やめて、引っ張らないで……けほっ、ぅう…」
涙と精液で濡れた顔で、魅音は胸を肉棒にあてがい、ニ、三度躊躇してからゆっくりとさすり出した。
「うっ、うぉ、いい……いいぞ、魅音」
しゅ、しゅる、すり、すりり……
魅音の口から溢れ出したものが胸にこぼれる。その想像を絶する淫靡な光景と、
柔らかい二つの感触が固い肉棒を押し潰す快感に俺は二度目の射精をした。
「ふぁっ…!」
新たに幾筋もの白い液体が顔と胸にかかり、思わず魅音は胸を動かす手を止める。
「飲めよ。じゃないと綺麗にならないだろ」
「んぅ……」
魅音は涙をこぼしながら肉棒を両手で抱え込み、こくっと喉を鳴らした。
「あぅぅ…苦い……こんな、こと、しなきゃいけないの…?嫌いなの……?」
もう上手く考えられないのか、たどたどしく苦しげな声を漏らす。
「ああ、ああ、信じるよ。じゃあ最後の確認だ」
そう言って肉棒をいっそう強く乳房に擦りつけ、引き抜く。
魅音の顔を見ると、白濁した液体が頬や鼻をなぞり、髪にもそれが伝っていた。
口の端から溢れたものと相まって、恥ずかしさと熱に染まった表情を更に扇情的にしていた。
俺、相当出したな……まだまだだってのに。
428:4
07/01/02 01:22:02 jdWqE7pm
顔を拭おうとする魅音をまた壁に押しつけ、今度は押し倒す。
魅音も何をされるのか分かったらしく、猛烈に反発してきた。
「ちょ……やめてよ、もういいでしょ?ねぇ…圭ちゃん、目を覚ましてよ……
こんなことしたら、私、どうしたらいいか……」
目に涙をいっぱい溜めて肩と声を震わせる魅音。
う……、胸がちくりと痛んだ。
おかしいな……俺、本当に魅音を…仲間として以上に見ている……?
こみ上げた訳の分からない感情を押し込み、言った。
「魅音、頼む。俺が仲間なら、本当に好きなら、俺を受け入れてくれ。
もう二度と疑ったりしないから……魅音を、普通の女の子として見たいんだ……」
最後の言葉に、何か感じるものがあったのか。一瞬はっとして、魅音は迷うように視線を泳がせた。
「……う、…うん。そうして…また、楽しく過ごせる圭ちゃんに戻って………お願い」
その一言で、俺は躊躇わず仰向けになった魅音の胸を思いきり揉む。
手に余る感触と弾力を存分に味わいながら、右手を秘部に伸ばす。
そこはさっき擦ったときと変わらず少し濡れていた。指を差し入れると押し殺した声が漏れ、獣欲をそそる。
「魅音のここ、綺麗だぞ……」
「そ、そんな…ぁっ、んっ、……くぅ…っ」
くちゅ、ぴちゃ…と水音がし始め、秘部を濡らすのに気を取られがちだった視線が顔と胸に行く。
普段から目を引く、きりっと涼しげな整った顔立ちは弱々しく赤く染まり、不安げな目と少し開いた口がたまらなく色っぽい。
形を崩さず左手の動きに合わせて弾む胸を見て、今更ながら、さっきしてもらったパイズリの心地良さを思い出す。
……この余韻だけで、家でも三発は行けるぜ。
気持ちがよそに移りながら、またもや股間が爆発寸前になった。
さっきから疼きっぱなしだ……魅音がこんなにエロイとは思わなかったから。
現実の女性を甘く見ていた。想像以上だ。普段俺がする妄想の中のどんなに乱れた魅音よりも、
今俺の下で、身も心も羞恥にまみれ、頬を染めながら息も絶え絶えに喘ぐ魅音は情欲を掻き立てた。
そんな思考と状況に酔いながら、右手の指をちゅぽん、と抜き取り、覆い被さるように屈む。
桜色に染まった秘部が間近に見え、同じくピンク色の乳首が白い乳房と同時に仰ぎ見える。絶好のポジションだ。
秘所と同じくらい赤く染まった顔でうつむく魅音。もう抑える必要はない。
待ってろよ、今いれてやるからな………!
429:5
07/01/02 01:24:08 jdWqE7pm
「ぁっ…!」
ぴたっ、と魅音の入り口に俺のモノが触れる。その瞬間、耐え切れず魅音は小さく声を漏らした。
丁寧に濡らしたおかげで滴った愛液が絡まり、少し擦れるだけでくちゅりといやらしい音を立てる。
それだけでも十分に感じるのか、魅音はぞくりと肩を震わせた。
「ん……っ」
その反応で、最初は慎重に行こうと思っていた俺の残り僅かな理性が吹き飛んだ。
「魅音!入れるぞ!」
「ひぁっ…う、っ…あ、いやぁっ……!」
ずちゅっと、細い割れ目を押し広げ掻き分けて、幾度とない前戯で膨れ上がった肉棒を突き入れる。
ぬるっと生暖かい感触。次いで今までに感じたことのないほどに、
自分のモノをキツく締め上げてくる感覚。………これが、挿入。
「くッ……あ、すげえ……」
信じられない気持ち良さだ。何て例えたらいいんだろう。柔らかく熱い襞が徐々に肉棒をギュッと覆う、
何ともいえない心地良さ。自分一人じゃ絶対こんな快感は味わえない。
マンコってこんなに気持ち良かったんだな………。
本能のままに腰を揺すり、熱い膣内の更に奥へと突き刺す。
同時にしっかりと支えられるよう魅音の腰に手をあてがい、身をよじって逃れられないようにした。
そして確かここが陰核……本で見た。女性の下半身で一番弱い部分、クリトリスだ。
そこを空いた手の指でグリグリと刺激すると、押し殺した声でなく、隠すことの出来ない嬌声が上がった。
「はぁっ、あ…!やぁ…っ、あぁん、だめ、だめぇっ…!」
涙をぽろぽろと零し、力の入らない腕を伸ばして引き抜こうとするが、
陰核を弄る指は止まらず、根元近くまで埋めた肉棒は容赦なく魅音のナカを掻き回す。
ぷつっと、何かを破る感覚がした。恐らく処女膜だろう。思った以上に薄く、儚かった。
「すげえ、いいよ……魅音、すっげー気持ちいい……」
ぼーっとした頭で変則的に腰を動かし、乱暴に押し、引き、突っ込む。
ぬちゅぬちゅ、ぐちゃぐちゃと淫靡な水音が静かな校舎の影で響いた。
「いや、ぁ……いたい…痛いよぉっ……圭ちゃぁん……っ!」
魅音が涙と羞恥に濡れた顔で目をつむり、この上なく悲痛な声を上げた。
そのあまりにもか弱い、女の子にしか出せない甘く切ない悲鳴に、
文字通り桃源郷へ一直線に向かっていた俺の思考がすっと現実に引き戻される。
なぜか胸が掻き毟られた。
そうだ、俺、自分が気持ち良くなるのに夢中で…、魅音が痛がってるのに気にもしないで……。
430:6
07/01/02 01:26:16 jdWqE7pm
「ごめんな、魅音」
肉棒を差し込んだまま身を屈め、首筋に顔を近づけた。それから胸に手を伸ばす。
「んっ…ぁ、」 ぴくんと、魅音が身を震わせる。
触られ続けて感じやすくなった乳首に指を添え、乳房全体を包むように揉みほぐした。
「…ふぁ、…んっ……ぁぅ…っ」
もう片手で小刻みに震える肩を抱き寄せ、涙に濡れた頬にキスをする。
「もうちょっとだから。魅音も一緒にイこうぜ」
そう言い、片手は胸に添えたまま、もう一度腰を掴む。
不意を突かれてぼぅっとする魅音を、相変わらず戸惑いと涙を浮かべ紅潮した顔を、
なぜだかとても愛しく感じながら、俺は下腹部にぐっと力を入れた。
限界はすぐそこだった。何度も出し入れし、激しく膣内を突いた肉棒はガチガチに張り詰め、
再び魅音の中へと意識を落とすとその奥へ吸い込まれるように、自分の中の野獣が吼え猛った。
「あぁ……ッく、魅音…っ、出る…出すぞッ……!」
身体中の全神経が腰から下腹部の一点に集まる。先端にドクドクと熱いものが滾り、
今にも張り裂けそうだ。同時に魅音の締め付けもいっそう強まる。
「圭ちゃ…ぁん、……はっ、…はぁん……っ!」
ビュクッ
体を魅音とくっつけるようにほぼ水平にし、片手で胸を握り潰すようにしてきつく腰を抱きしめ、
魅音の中の一番奥の奥深くへ精液を放った。ぶちまけたと言ったほうが正しい。
ずぷりと、初めて女性の膣内へ射精した余韻を忘れられないまま、俺は肉棒を引き抜いた。
「はぁっ……は、…あぅ……んっ、………熱い……」
電気のように迸った白い液体が魅音の腹部を満たし、どくんどくんと波打つ。
受け切れずに溢れ出たものが秘部を伝い、小さな泡を混じらせながら幾筋もの跡を残した。
自分のモノが残らず魅音の中に放たれたのを見届けると、俺は大きく息をついた。
「…魅音、…俺……、分かったぜ。」
「………ぇ?」
初めて自分の体を満たした強烈な痛みと異物感、激しい熱さに意識を奪われかけながら、
魅音はやっとそれだけを喉から搾り出した。目は光を感じさせないほどとろんと虚ろになり、ぐったりしている。
「自分がどんなにバカで、魅音がどんなに優しいか。…こんなに狂った俺でも許して、
……仲間であろうと、俺の全部を受け入れてくれたんだ。」
自分を猛烈に殴りたい衝動に駆られながら、目に熱いものがこみ上げる。
……不覚にも、…涙だった。
431:7
07/01/02 01:28:30 jdWqE7pm
「け、……ぃちゃ…」 魅音が何かを言いかける前に、がばっとその細い肩を抱きしめる。
「俺は魅音が好きだ。仲間が好きだ。今のこの日々が大好きだ。
だからこそ、そんな日々に影を落とすのが怖かった。……そして、色んなことがあって、
大事な仲間を、…魅音を疑って、自分で大切な日常を……壊してしまった……!」
本当に些細なことだった。なぜか異常に神経質になった俺が、勝手に仲間を悪だと思い込んでしまっただけなんだ。
今なら、それが分かる。間違いに気づく代わりにかけがえのないものを奪った、今なら。
ぽたりと、胸に何かが落ちる感触。……魅音の涙だった。
「けいちゃん…圭ちゃん……気づいて、くれたの…?ほんとうに……私達が、仲間だ…、って……」
「ああ…ああ……!俺はこんなにも大事な仲間を、魅音を散々傷つけて!!
こんな取り返しのつかないことをして………最低の大馬鹿野郎だ!うああぁ!!」
今度こそ堪え切れなくなり、形振り構わず目に溜まった涙を零す。
ぼろぼろ、ぼろぼろと滝のように溢れ落ちるそれは、とても熱かった。
…見れば、泣いているのは俺だけじゃない。彼女はずっと泣いていた。
俺と同じように顔をくしゃくしゃにして、でも、先ほどまでのように悲しみに満ちたそれではない。
ずっと俺に語りかけてくれていた、教えようとしてくれていた、そんな優しさに満ちた温かい涙。
「…ぃちゃ……圭ちゃん……! よかった……本当によかった………!」
俺の胸に顔を預け、小さな少女のように体をすり寄せる魅音の頭を、すっと撫でる。
おぼろげに頭を巡る光景には、これと同じような悲劇が。そしてこれ以上の悲劇があった。
「………ごめんな、魅音。
もう、こんなことは終わりだ。俺は仲間を、……魅音を、この日々を守ってみせる。」
惨劇なんか、もういらない。犯した罪は、決して消えない。
だから決して、逃げない。どんなに時間をかけても償う。…命を賭けて。
そして数え切れない悲劇に終止符を打たせるんだ。最高の日々を、もう二度と失わないように。
そう、もうすぐ終わる。全部終わる。……ひぐらしのなく頃に。
432:名無しさん@ピンキー
07/01/02 01:30:42 jdWqE7pm
冗長でお目汚し失礼
鬼隠し編を模った世界で、時系列は罪編前後の想定です。が、
状況説明が不足しまくりですいません。
433:名無しさん@ピンキー
07/01/02 01:43:36 oBtemY5r
>>432
全力でGJ!
賽殺しで沙都子攻めに目覚めたかもしれない
434:名無しさん@ピンキー
07/01/02 01:44:37 BaINKm42
>>432
乙
俺も黒沙×梨が見てみたい
435:名無しさん@ピンキー
07/01/02 01:53:01 uxAZzls5
>>432-433
皆考える事は同じかwww
436:名無しさん@ピンキー
07/01/02 02:00:24 rvjWBl7x
黒沙都子のいじめっぷりにブチ切れて
殴ったりしながら犯す梨花×黒沙都子を妄想したのは俺だけでいい
437:名無しさん@ピンキー
07/01/02 02:15:40 nL94iT0F
流れを切っちゃってごめん、皆さんに少し相談が。
以前悟魅を書きたいと言っていた者ですが、もし読むとしたら
目明かし以前が舞台の切ない系と
圭魅、悟詩でくっついた後に焼けぼっくいに火が着いた感じのSS
だとどっちが良いですか?
あともし見たいシチュ等有りましたらそれもお聞かせ下さい。
マイナーカプの癖に張り切り過ぎて纏まらないよ~