【犬・狐】いぬかみっ!のエロパロ3【変態】at EROPARO
【犬・狐】いぬかみっ!のエロパロ3【変態】 - 暇つぶし2ch398:名無しさん@ピンキー
07/05/28 00:17:06 W1N5Xxms
【エロ教師】 教え子の女子小中学生6人や教え子の母複数人と性交しまくり、鬼畜先生に懲役7年求刑

・18歳未満の小中学校の教え子計6人にみだらな行為をしたとして、強姦(ごうかん)罪
 などに問われた群馬県太田市の元市立小中学音楽教師 岩井彰人(旧姓 吉田彰人)被告(31)の論告
 求刑公判が10日、前橋地裁(結城剛行裁判長)であり、検察側は懲役7年を求刑した。

 検察側は「被害に遭った教え子らは、好意を抱いていた教師から性欲のはけ口とされた」
 と指摘した。

 論告によると、岩井被告は昨年3月から11月にかけて、12-16歳の教え子に計24回、
 県内のホテルなどでみだらな行為をした。被害者には小学校教諭時代の教え子だった
 当時12歳の女児もいた。
 URLリンク(www.nikkansports.com)

399:名無しさん@ピンキー
07/06/03 12:32:16 OH0kH7jp
啓太×ともはね書くぞとか言った人です。
ネタが微妙に変なので修正を続けていたらパソコンがぶった壊れたorz
やっと動くようになりました。

0からの旅立ち。

いつになるか分からん。すまん。
申し訳ないのでだれもしてなかったら削除整理とかしてくる。

400:名無しさん@ピンキー
07/06/07 07:36:06 klVrn9G7
そういや、いぐさのエロはまだ出てなかったな

401:名無しさん@ピンキー
07/06/07 10:54:38 QIES71Yh
SSも職人さん達も今年に入ってからはめっきり来なくなっちまったな。
一体どうしたことか? 何か気に障る事をやってしまったのか? う~ん…

402:名無しさん@ピンキー
07/06/08 07:20:22 n5SZ6W7q
啓太×いぐさが頭に浮かんだが文章に起こせない自分が憎い

403:名無しさん@ピンキー
07/06/12 00:19:27 psaR6WTW
なでしこたんまだ~?

404:名無しさん@ピンキー
07/06/15 23:56:42 d3VGOYZr
職人さん来ないなぁ~

405:名無しさん
07/06/19 20:31:33 wRbLdPQ8
職人さん来なくて寂しいなぁ・・・

406:名無しさん@ピンキー
07/06/19 22:15:58 Q+DHrIP/
啓太受けでも薫受けでもマッチョ受けでも、
何でもいいから来てくれぇー。

407:名無しさん@ピンキー
07/06/21 00:27:57 mq+8cUUD
溺れる者はマラをも掴む

408:名無しさん
07/06/24 11:04:11 KFj3dY7+
過疎ってるなぁ・・・

409:名無しさん@ピンキー
07/06/25 18:27:51 dZY3RD96
まったくだ


410:名無しさん@ピンキー
07/06/27 02:39:15 EQ5b7aMA
なでしこキボン

411:七市
07/06/27 13:24:20 MPgu5CuX
おいお前ら 川平啓太の中の人となでしこの中の人とが○○○してる
動画がにこにこにのってるぞ MADコードギアスで 削除人に
反逆するルルーシュな それで脳内補完でも
しとけよ(笑)



412:七市
07/06/27 14:10:52 MPgu5CuX
あっ宣伝したら一発でカキコ禁止クラタ

413:名無しさん@ピンキー
07/06/27 20:34:20 AzY1iL7R
>>412
こいつ最高に馬鹿w

414:名無しさん@ピンキー
07/06/27 21:20:06 2GDBiqIm
なでしこを雇いたい。

415:名無しさん@ピンキー
07/06/28 19:26:52 ch8vfvBY
なでしこ!なでしこ!

416:名無しさん@ピンキー
07/06/30 02:36:02 mZ7Wpdf4
な で し こ ! 最 高 !

417:名無しさん@ピンキー
07/06/30 11:42:00 qWdYRehS
あと3時間ガッ!されなければなでしこは俺の嫁

418:名無しさん@ピンキー
07/06/30 11:53:54 Q3oCYGTD
>>417
光に、なれ!>  ∧_∧
             ( ・∀・)   | | ガッ
            と    )    | |
              Y /ノ    人
               / )    <  >_∧∩
             _/し' //. V`Д´)/
            (_フ彡        /

           
           
           
           
           
           
           

419:.ne.jp
07/06/30 12:24:10 QQRJJaoZ
yuzuru.k.1031@ezweb.ne.jp

420:名無しさん
07/07/01 13:35:37 bJMjQi1W
あと一分の間に書き込みがなければたゆねは俺の肉奴隷

421:名無しさん@ピンキー
07/07/01 13:41:02 7JL3G0Xh
とりあえず薫はへんたいということでおk?

422:名無しさん@ピンキー
07/07/01 23:56:48 sXe8Ub/N
OK!
薫=変態
カオル=変態の奴隷
川平啓太=変態の王者
仮名し朗=内なる変態
赤道斎=変態そのもの
大妖子=一般?
なでしこ=俺のだきまくら

423:名無しさん@ピンキー
07/07/02 00:01:45 sXe8Ub/N
なでしこをしゃぶり尽したい!犯し続けたい!
職人さんどこへ行ってしまったのですか・・・?

424:名無しさん@ピンキー
07/07/02 19:48:41 WlEyRNx/
職人さん来て~

425:名無しさん@ピンキー
07/07/02 21:51:34 d4m4g2x3
半年のROM期間が明けたのでとりあえず書いてみようと思うのですが
このような素人でも問題ないでしょうか?

426:名無しさん@ピンキー
07/07/02 22:30:46 WlEyRNx/
大歓迎!がんばって!

427:名無しさん@ピンキー
07/07/02 23:57:28 4NPa5d7Y
なでしこSSを大変希望する!

428:名無しさん@ピンキー
07/07/03 04:40:36 dS9hZHHZ
俺もなでしこが良い

429:名無しさん@ピンキー
07/07/03 17:58:51 aDDGYsRX
なでしこ人気あるなー。
まぁおれもいぬかみの中でいちばん好きだが。

430:名無しさん@ピンキー
07/07/03 18:42:17 YnKsgi1F
今小説読んでたんだが、薫の余りのキモさにワロタ。

431:名無しさん@ピンキー
07/07/04 00:09:23 w0VcSI3B
いぬかみ達(含むようこ)を啓太じゃなくて薫&カオルと絡ませたいんだが、このスレ的に需要はあるかい?

432:名無しさん@ピンキー
07/07/04 01:44:32 0iZfIfpF
>>431
いぬかみ達(ようこ含む)とカオルはちょっと・・・
薫といぬかみ達なら見たいかもしれない

433:431
07/07/04 03:20:06 w0VcSI3B
んじゃ需要あるみたいなんで投下行きます。
まだ本番なしです。
薫×なでしこです

434:431
07/07/04 03:21:27 w0VcSI3B
ホテル・パンタグリエルの一室。
そこで川平薫は一人朝日が差し込む窓際に座っていた。
隣の大宴会場では啓太と、ようこをはじめとするいぬかみ達が3日続きの酒宴を楽しみ、そして潰れていた。

「薫様。」
一人佇んでいた薫に声が掛けられる。
「どうしたの?なでしこ。」
その優しい声音になでしこの目から涙が溢れ出す。
そして薫に向かって走りだし、その体を抱きしめる。
「本当に本当に本物の薫様ですよね。私たちの薫様ですよね。」
必至に薫を抱きしめる。
二度とその体が心が自分の目の前からいなくならないようにと。
「なでしこ。」
さっきは戦いの途中だったから一瞬しか抱きしめられなかった。
でも、だからこそ今、心行くまでなでしこの柔らかい体と優しい心を、愛しい少女を抱き締める。
「ありがとう、なでしこ。」
そっと耳元でささやく。一言では言い表せない感謝と感情をあえて簡単に表す。
「でも私は自分の為にみんなを傷つけ、あげくの果てに殺そうとしました。」なでしこはそれを汲み取りながらも、自分の罪を薫に告げる。

435:431
07/07/04 03:22:33 w0VcSI3B
「僕のため、だろう?僕は嬉しかったよ。」
「薫様?」
薫は責めなかった。
狂乱から本来の優しさに戻った少女は、既に自責の念で一杯でどんどんと傷ついていくから。
これ以上の罪は彼女には必要ないから。
そして必要以上の自責はただ本人を傷つけるのみだ、ということがわかるから。
「僕はなでしこにそれだけ想われていた事が嬉しいよ。それにみんなも許してくれるさ。君の優しい仲間たちでしょ。」
「はい。」
なでしこの表情が若干明るくなる。
多少なりとも慰められたのだろう。
その安らぎの表情を見て薫の顔に決意の色が動く。

「僕はね、なでしこの事が好きだよ。勿論せんだんやたゆねの事も好きだけど、それとは違う意味で僕はなでしこの事が好きだ。」
決意を持って言い切る。
なでしこの瞳が驚きに大きく開かれる。
「私も・・・薫様の事が・・・好きです。」
そして歓喜の喜びに涙が溢れていく。

薫はその答を聞いた瞬間になでしこの唇を奪う。
最初は浅く、唇だけの交わり。
でも徐々にお互いの思いの深さに呼応して深く繋がれていく。
クチュッ チュッ
チュパッ
淫らな音が部屋に響く。
「「ぷあっ」」
口を離した二人の間に細い銀の橋がかかる。

436:431
07/07/04 03:23:42 w0VcSI3B
深いファーストキスの刺激に腰が抜けたのか、なでしこが敷いてあった布団の上にへたりこむ。
薫はその肩を抱え隣に座る。
「薫様。」
なでしこの目は先程の涙とは違う色で潤んでいた。
「その、なでしこ。いいかな?」
薫が薫らしからず、顔を真っ赤にしながら聞く。
「……はい。」
一瞬問いの意味がわからなかったなでしこも、意味を把握すると同時に頬を紅潮させながら応える。
「なでしこっ」
薫はなでしこを呼び、彼女の細く華奢な肩を掴んで布団の上に押し倒した。

437:431
07/07/04 03:27:29 w0VcSI3B
薫のキャラが変わっている気がするorz
二次初めてなんで変な所有ったら容赦なく突っ込んでください。
今週中には残りのエロ部分も投下するんでよろしくお願いします。

438:名無しさん@ピンキー
07/07/04 06:33:14 GBZg6aq8
GJそして続きwktk!

439:名無しさん@ピンキー
07/07/04 17:20:07 ICFzutCu
うへ薫かよ。でもGJ!

440:425
07/07/04 20:47:41 SOAMa0Gu
時間がなかなか取れないのでとりあえず書いたところまで投下。
只、書いた当人も出来の悪さにorzってなってるので、
期待しない方が良いです。突っ込みお待ちしております。

441:425
07/07/04 20:49:39 SOAMa0Gu
「はぁっ、あっ、ケイタっ・・・!」
「ようこっ・・・!」

隣の部屋では、ようこさんと啓太様の声が響いている。
薫様を取り戻す為の三神の試練を乗り越えてから一ヶ月程してから、あの二人は「恋人」になった。
それまでは色々と紆余曲折もあったのだけれど、今では皆概ねそれを認めている。
恋人になってからあの二人も随分変わった。
啓太様は他の女子に声をかけなくなり、ようこも以前にも増して性格が柔らかくなった。
二人でいると、まるで長年連れ添った夫婦の様だ。
そして夜は、毎日の様にああやって睦み合っている。
羨ましいと思う。



薫様は私を一度も抱いてはくれないから。



確かに薫様は私を大事にしてくれてはいる。
だけれどそれは美術品を相手にするような、いや、まるで信仰の対象への様な触れてはいけないものに対する扱いのそれだ。
恐らく、薫様は私に「母」を見出している。
穢れていないものとして、自分の触れえぬものとして。私を通して幻想を見ているのだろう。



私はこんなにも浅ましい女なのに。





442:425
07/07/04 20:50:11 SOAMa0Gu
右手が自分の胸へと伸びる。
「んっ・・・」
此処でのこういう行為にも最初は罪悪感を感じていたが、回数を重ねる毎に何も感じなくなった。
いや、むしろ今となっては背徳感を伴った快楽を感じてすらいる。
もう一方の手を、自分の秘所へと伸ばす。

クチュリ。

「ふぁっ!」
既に十分湿っていたそこへ、水音をたてて指が沈み込むと同時に快感が走る。
更に強い快感を求めるべく私は指を動かしていく。

クチュリ。

「はぁっ!くっ・・・ふっ・・・」
きっと今の私は、薫様が見れば幻滅するくらい牝の顔をしているのだろう。
ひょっとしたら幻滅され、契約を解かれるかも知れない。
が、それでも指は止まらず秘所をまさぐり続ける。

「ケイタっ、わた、しっ、も、もう!」
「ようこ・・・俺もっ・・・!」

二人の声も高まってきている。それに合わせるように私の指の動きも速くなる。
「ん・・・ふ・・・くっ・・・」
声を上げぬよう、服の裾を銜えながら快楽を貪る。
しかしもう少しで果てる、というところで、唐突に私を浮遊感が襲った。
「・・・!?」
訳もわからぬまま落下したところは柔らかなベッドの上。
そして、目を白黒させている私を覗き込んでいるのは――



「はえ?な、なでしこちゃん!?」
私と同じように驚いている啓太様と、
「な~にやってんのかな?なでしこ?」
獲物を狩る瞬間の様な、妖しい笑みを浮かべたようこさんだった。


443:名無しさん@ピンキー
07/07/04 23:22:12 C0o2kWXQ
3Pか!?3Pなのか!?

444:名無しさん@ピンキー
07/07/05 00:58:26 exguk17r
GJ×無限
3Pか!3Pか!あえて誰かきて4Pか!4Pか!

445:名無しさん@ピンキー
07/07/05 14:38:41 dRaLHNWH
くはっ! これはいい3P!GJ!

446:名無しさん@ピンキー
07/07/06 13:12:34 sbn0tJCd
これは3P?wktk

447:425
07/07/06 20:39:04 iVKZHsa/
今週中に全部上げようと思いましたが、明日から二外のテストとかが有るので
無理と判断しました。
とりあえず中途半端ですが続きを投下します。残りは来週末にでも…

448:425
07/07/06 20:39:44 iVKZHsa/
ケイタ、ごめんだけど少し外に出ててね?」
「ちょ、ようこお前・・・」
言い終わる前に啓太様はしゅくちでどこかへと飛ばされていった。服も一緒に消えているのが救いだろうか?

「さあ話そうか、なでしこ?」
振り向きながら言ったようこさんの言葉に、私は従うしかなかった。

「ようこさん・・・どうして・・・」
「気づいたのかって?なでしこ、わたしを馬鹿にしてるの?縄張りの中の自分以外の牝の匂いに気づかないケモノなんて居ないよ」
私の疑問に、ようこさんは笑いながら答える。
「もっとも気づいたのはここ2、3日の間だけどね?なでしこ、あんたじゃなかったらもっと早くバレてたよ」
フォローのつもりなのだろうか?ようこさんがそう言ってくるが、私には何の意味も無かった。



薫様にこの事が伝われば、私は薫様のおそばに居られなくなる。



その思いが私を支配していた。それだけは阻止しなくてはならない。
「ようこさん!この事は薫様には・・・!」
「うん、わかってるよ。誰にも言わないであげる。と言うか、わたしがあんたを呼んだのはそんな事の為じゃ無いしね?」
ようこさんは笑いながら言う。何故笑っているのか、その理由がわからない。
「私を、どうするつもりですか・・・?」
「どうすると思う?」
「からかわないで下さい!」
「クスッ・・・冗談だよ。いい、なでしこ?わたしがあんたを呼んだのはね――」
ようこさんは私に顔を近づけると、



――あんたも仲間に入れてあげようと思ったからだよ



そう、耳元で囁いた。

449:425
07/07/06 20:40:14 iVKZHsa/
「なっ・・・!?」
「どう?いい提案でしょう?」
「良い訳無いでしょう!何を考えているんですかようこさん!」
「何で?皆イイキモチになれるよ?それに、あんたの今までやってたことも大概だと思うけど?」
「そ、それは・・・そうかも知れませんが、あなたは啓太様の恋人でしょう!それを・・・それに私には薫様が」
「うん。それは判ってるよ?でも啓太も浮気しないよーにって気をつけてるみたいだけど限界あると思うし、それにあんたもいい加減気づいてるんでしょ?
 薫はあんたを母親みたいなものとしてしか見てな「やめて下さい!」・・・なんだ、やっぱり気づいてるんじゃない」
「それでも、私は薫様の事を愛しているんです!」

そう、例え母親の代わりとしてしか見られていなくても私は薫様を愛している。この思いは決して変わらない。
決意を籠めてようこさんを睨みつける。
しかし、私の視線を受けてもようこさんはビクともしなかった。

「うん。だからわたしはあんたを呼んだんだよ」
「どういう事です?返答によっては・・・」
「そんなコワい顔しないでよ。答えは単純だよ、他の・・・例えばたゆねとかケイとかだったらケイタに惚れちゃてるから、
 ケイタを持ってっちゃうかもしれないでしょ?その点あんたならソレは無いからね」
「だからと言ってそんな事が許されると・・・!」
「それであんたは隣の部屋で一人で続けるの?」
「判りました!それなら私はもう二度とこの近くには近づきません!」
そう言って立ちあがろうとすると、
「させないよっ!」
ようこさんが飛び掛ってきた。反応の遅れた私は組み敷かれてしまう。
「いい加減にしてください!私は絶対にそんな事は・・・!」
「無理だね。もうこんなにしてるのに」
言いながらようこさんは私のスカートの中に手を差し入れる。



ソコは、先程までの行為とは違う蜜で濡れそぼっていた。



450:名無しさん@ピンキー
07/07/08 12:51:43 ChA3qG6U
続き楽しみ!待ってます!

451:名無しさん@ピンキー
07/07/10 00:00:28 ad0T3E9i
友撥ね
異臭
撫でシコ
腐裸野
瘍枯


452:431
07/07/10 01:56:40 ydYxpGMx
GJです! こちらも投下行きます。

「薫様。」
横たえられたなでしこは、目と声色でもう一度とせがむ。
「うん。」
薫も意図を察し、再び口付ける。
「ん…くちゅっ……ちゅるっ」
「くちっ…にゅる……」
お互いの熱く柔らかい粘膜が絡み合い淫らな音を立てる。

「はぁっ……薫様ぁ……」深く長い二度のキスで理性を溶かされたなでしこは、一匹の牝となる。
そして牝として愛しい少年を欲し、そして待つ。
「なでしこ。」
薫にとってなでしこは、清楚で優しく公平で母性に満ち溢れた母のような少女だった。
しかし今のなでしこは一匹の牝として男の薫を求めていた。
それは、本来薫自身も知覚しない程奥深くにある独占欲。
そしてさらになでしこを淫美に淫らに、乱れさせてみたいという欲望をどこまでも刺激していった。

453:431
07/07/10 01:57:18 ydYxpGMx
そこに居た常に優しく、公平で紳士的な少年は消え、好きな少女とどこまでもいこうとする一匹の牡が居た。
「ふぅっ…んっ……」
薫はエプロンドレスの上からなでしこの豊満な胸をただなでる。
触れるか触れないかの微妙な感触。
だが二度のキスで既に高まっているなでしこには、その微妙な感触さえ甘美な快楽となって襲い掛かってくる。
「すごい……敏感だね。」
「は、恥ずかしひゃぁ…そっそこは…らめですぅ。」
ほんの少し、服の上からでも分かる突起をつまむだけで、なでしこは呂律が回らなくなる。
「なでしこ、カワイイ。」薫は心から楽しそうに漏らす。
「……んあっ…だめぇ」
なでしこの懇願も無視して片方の手で愛撫を続ける。
そしてもう片方の手をスカートの中に入れ、なでしこの透き通るほど白く、はちきれそうな内股を撫でる。

454:431
07/07/10 01:57:53 ydYxpGMx
「う……ぁあ……もっと…」
なでしこは凄まじい快楽を与えてくれるであろう部分を無視されその近辺から感じられるひどく迂遠な快感にわずかに残された理性も溶かされていく。
「かおるさまぁ……ひゃぁ…もっと…うあっ」
「もっとどうして欲しいの?はっきり言ってくれないと分からないよ?」
薫もわかっていながらもそれを行わない。
更にふと目についた細く銀色で美しい尻尾を数回大きく扱く。
「そ、そん……うぁあああぁっ」
なでしこはその衝撃に大きく体を反らせ激しく喘ぐ。
「うわ、すご。なでしこイっちゃった?」
薫はその尻尾の反応に激しく驚く。

455:431
07/07/10 01:58:42 ydYxpGMx
なでしこはその長い生の時でも恐らく初の絶頂に翻弄される。
しかし肩で息をつきながらもぷうと頬を膨らませる。
「もう、薫様酷いです。」
「あはは、ごめんごめん。」
薫は心から楽しそうに笑う。
「もういいかな?なでしこ万歳して。」
なでしこも次に進むということが理解し素直に万歳をする
薫はそのまま下からエプロンドレスをまくり上げる。
しかし完全には脱がせずに手首のところで停める。
それでなでしこの動きを拘束する。
薫の前に晒されたなでしこの裸身は透き通るまでに白く、そして紅潮していた。
「なでしこ、綺麗だよ。」
そしてまだ直接には触れていなかった豊満な胸に直接手を触れる。
「あはっ…ひゃあ………」なでしこが歓喜とも驚きとも取れる声を上げる。
「凄い…やわらかい。」
薫はその押し込んだ手をも包み込むような感触に感嘆の声を上げる。
「あひぃ………した、うひゃぁ……も…」
なでしこが甘いよがり声でもっと愛してくれとねだる。
「すごい、布団がぐっしょりだ。」
薫の言うとおり布団はなでしこの秘蜜でぐっしょりと濡れていた。
なでしこは恥ずかしそうに顔真っ赤にしてを背ける。

456:431
07/07/10 01:59:23 ydYxpGMx
薫はこんこんと秘蜜を湧かすそこに顔を近づけると栗色の恥毛に包まれた、そこをペロリと舐めた。
「あひゃぁぁっ……かおるさまダ…ひぃっ…メです…汚いです。」
必死に薫の頭を押し出そうとするが、薫は梃でも動かず、ペロペロと舐め続けた。
「あ……ま、また…あぁイっちゃいます……」
「なでしこ…我慢しなくていいよ。」
薫は小さく頭を出していた秘豆をカプリと甘噛みした。
「ああぁぁあああー」
その電流のような快感に悲鳴を上げる。
そして薫の頭を足でおさえ、快楽の嵐に耐える。

「はあ、はあ、」
なでしこの荒い息遣いのみが部屋に響く。
「なでしこ、そろそろ…」
散々なでしこをいじめ尽くしていた薫も我慢の限界だった。
そのズボンは中にある一物はズボンをピラミッドのようにし、早く解放しろとせがんでいるようだった。

コクリ

なでしこは無言でうなずく。
それを見ると薫はズボンを脱ぎ、窮屈に押し込まれていた一物を解放する。
「薫様の……大きいです。」
実際に薫の逸物は17という、まだ半ば子どもな年に似合わず明らかに赤道斎の象さんより大きかった。

「これが、私の中に入るんですね。」

457:431
07/07/10 02:00:15 ydYxpGMx
なでしこにとって、一見グロテクスなそれは自分の欲望を満たしてくれるものであり、また薫が自分に欲情してくれていることを示してくれる可愛い物だった。
「うん、これが君の中に、うわっ…」
「あっ……ごめんなさい、痛かったですか?」
なでしこは半ば無意識にそれに触れていた。
「いや、別に痛くはないけど……」
「あの……触ってもいいですか?」
さっきの薫の反応をもう一度見たくなり、許可を求める。
「う、うん、いいよ。」
なでしこは再び、硬く反り返っている逸物を優しく握り締める。
「うあっ」
今度は薫の声にも一物を放さずゆっくりと手を上下する。
「凄く、熱くて硬いです。」
なでしこ自身もそれを見て、触るだけで、体の中の火がまた燃え盛って行くのを感じる。
「な…でしこ、僕もう」
薫は下半身から上ってくる鮮烈な快感と、なでしこがその白い手で一心不乱に自分のものをしごいているという視覚的、精神的快楽に急速に高まっていく。

458:431
07/07/10 02:02:03 ydYxpGMx
「薫様、出しちゃっていいんですよ?」
なでしこは淫美な笑みを浮かべ、更に激しく手を上下する。
「なでしこっ……出る!」ドクドクッ
激しく脈打ち白い液体がなでしこの顔に降りかかる。
「あはぁ。」
なでしこはその精液を嬉しそうに顔で受け止める。
そしてその一部指で拭いをペロリと舐める。
「あは、おいしいですねこれ」
なでしこは満面の笑みでそう言いまたペロリペロリと口の回りを舐め始める。
「なでしこっ」
その光景に薫はなでしこを押し倒し未だ萎えぬ逸物ををなでしこの入口へと合わせる。
「薫様、来て下さい。」
なでしこも心を決め薫の侵入を待つ。

ズチュ……ニュル…
「あひぃ……薫様のが…」舌でしつこい程ほぐされたなでしこのそこは、始めてとは思えぬほど抵抗もなく薫の逸物を受け入れる。
「すごく……いいよ。」
とても柔らかく、でもしっかりと締め付けてくる、そこに薫はすぐに放出しそうになる。
薫の独白に顔を赤らめながらも、なでしこもしっかりと体内に居る薫のものを感じる。
「薫様のも……。」
「なでしこ、動くよ。」
「はひっ……か…あぁ……おるさまぁ…そ…んな…ひゃあ……いきなり…はげしっいぁあ……」
「なでしこ、なでしこ」

459:431
07/07/10 02:02:47 ydYxpGMx
薫は容赦なく動く。
単調だが激しい前後運動。
愛し合い、願い合い、別離を乗り越えやっと結ばれた二人はあっという間に上りつめていく。
「ああっ……かおるさま…わたし…ひいっ……も、う」
「一緒に……ね…。」
二人とも息も絶え絶えに互いに限界が迫りつつ合る事を悟る。
「かおひゃああぁあ……ああああぁああっ」
若干先になでしこが達する。
「うわっ僕ももう…なでしこっ」
その締め付けに一瞬遅れて薫も達する。
「あぁ、薫様のが……私の中に。」
なでしこは自分の体内で確実に脈動し種を出す薫を感じ恍惚とする。

460:431
07/07/10 02:04:46 ydYxpGMx
薫はそれを出し切るとそのままなでしこの横に崩れ落ち、なでしこの体を包み込むように抱き抱える。
「なでしこ。」
「薫様。」
二人は二人の存在を確かめあうように優しく呼び合う。
「大好きだよ。」
「私もです。」
「だからもう二度と一人で抱え込んだり私の前からいなくなったりしないで下さい。」
なでしこは腕に力を込めて懇願する。
「うん。」
薫はそう返すと、なでしこを抱き抱えたまま眠りに落ちていく。


「薫様。」
なでしこは優しく微笑み、先程まで自分を攻め立て、そして愛していてくれていた愛しい少年の寝顔を見る。

「いつまでも、お傍にいます。」

彼女も薫に抱き抱えられたまま安心しきって眠りに落ちていく。

300年人生の中、
やらずのなでしこ、
いかずのなでしこが
本当に信頼できる主人に出会い、
本当に愛せる伴侶に出会い、
本当に繋がり合った瞬間で会った。

461:431
07/07/10 02:09:11 ydYxpGMx
ちょっと遅れましたが完結です。

最後がめちゃくちゃクサかったり、
薫のキャラが変わってたり、
そもそもエロが下手だったりと突っ込み所満載ですが見逃して下さいorz

また何か投下するかもしれませんが、その時は生暖かく見守ってやって下さい。
最後にここまで読んでもらってありがとうございました。

462:名無しさん@ピンキー
07/07/10 08:01:05 iYo2iUlX
2人ともGJ

463:名無しさん@ピンキー
07/07/11 01:31:54 KM/aRG13
いや・・・完結いいよ!
かなりGJ!

464:名無しさん@ピンキー
07/07/12 11:30:44 YD2HbaS6
GJ?

465:名無しさん@ピンキー
07/07/13 22:45:29 BA7SaJpF
職人さんGJ!

466:名無しさん@ピンキー
07/07/13 23:24:31 BA7SaJpF
てか気づいたら過疎ってねぇ?

467:名無しさん
07/07/14 09:52:40 85GVihxf
あぁ、まったくだ

468:名無しさん@ピンキー
07/07/14 15:16:17 +Gnd7rrd
これと同じ流れが前あったような

469:名無しさん
07/07/14 18:39:14 85GVihxf
そうだな、まぁ荒れてるよりはマシだが

470:名無しさん@ピンキー
07/07/15 10:44:37 Z8Fm/aiG
まぁな。しかしようことなでしこと啓太のSSの今後が気になる

471:名無しさん
07/07/15 12:36:53 jJnPKk5j
確かに気になるが・・・ここは本当に過疎ってるな

472:名無しさん@ピンキー
07/07/15 22:04:50 Z8Fm/aiG
うむ。全くその通りだよ。

473:名無しさん@ピンキー
07/07/16 13:05:05 AaNO1ZLm
これだろ?!
URLリンク(jggj.net)
URLリンク(jggj.net)
URLリンク(jggj.net)

474:名無しさん@ピンキー
07/07/16 19:59:19 GDMF7Xqg
ひどい過疎だな

475:名無しさん@ピンキー
07/07/17 05:09:43 ObVsRkqX
>>473はあちこちのスレにコピペしてるあらし

476:名無しさん@ピンキー
07/07/17 20:19:54 /0yP4+Qf
反応すんなよ。それにしてもひどい…

477:名無しさん@ピンキー
07/07/17 20:37:05 e1kTCcZp
嘆く前にシチュエーション案でも出してみてはどうだろうか?

478:名無しさん@ピンキー
07/07/18 05:03:52 Kq79EVFh
薫のいぬかみたちやようこが輪姦されるのキボンヌ

479:名無しさん@ピンキー
07/07/18 21:23:50 z+WBS/th
むしろなでしこ&せんだんファンの俺は二人のSSを希望


480:名無しさん@ピンキー
07/07/18 21:27:14 tx+YQ02a
なでしこが変態達に犯されて淫乱になるのが良い。

481:名無しさん@ピンキー
07/07/18 22:49:31 Bf82eV2M
某は○ぱーぽりすの様に、
春先で発情期が訪れたようこに襲われる啓太とか。

(発情期が有るのかどうかはこの際気にしない方向性で)

482:名無しさん@ピンキー
07/07/19 17:22:27 Lv03r3F8
啓太が記憶喪失になって、たゆね達が自分は啓太の犬神だと言い張って起きる啓太争奪戦もいいなぁ。

483:名無しさん@ピンキー
07/07/19 21:05:36 EJnwzTeq
>>482
そりゃ昼メロの世界だな…

484:名無しさん@ピンキー
07/07/19 21:12:16 5CPG9kNO
昼メロ!昼メロ!
ていうか3P…

485:名無しさん@ピンキー
07/07/19 21:17:45 6DyGdEzd
>>482
さあ早く書くんだ

486:名無しさん@ピンキー
07/07/19 22:39:00 Lv03r3F8
>>485
争奪戦で勝ち残るのは、大抵メインヒロインか作者の好きなキャラだが、ともはねが好きな俺には無理だ。

487:名無しさん@ピンキー
07/07/20 00:41:44 SVmi07Ks
486
あえていぐさとかフラノが勝ちそうな気もするような気が・・・

488:名無しさん@ピンキー
07/07/20 10:48:45 HLsV2Gvg
啓太幼児化で精神も幼児化して・・・
ってSSここで読んだ気がする(w
あれは良かったなぁ。

489:名無しさん@ピンキー
07/07/20 19:38:55 JpM9Jtf2
なんてなつかしいものを…

490:名無しさん@ピンキー
07/07/21 22:52:20 d2VscIO8
いや、いぐさはないだろ

491:名無しさん@ピンキー
07/07/22 00:36:52 NcmRGABI
やっぱり?

492:名無しさん@ピンキー
07/07/22 21:38:29 RbBmEXku
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!

493:名無しさん@ピンキー
07/07/23 01:25:47 B52NhVeX
>>492はK×K×K本を読んだようだな

494:名無しさん@ピンキー
07/07/23 07:49:54 pPMjGBaG
大学合格してえっち解禁!!
と思いつつもいろいろ邪魔が入ってなかなか・・・・・・
的な話し呼んでみたいな。

495:名無しさん@ピンキー
07/07/23 21:59:52 ToVIMKb7
K×K×K本って何だ?


496:名無しさん@ピンキー
07/07/23 22:04:15 nthdNBpO
まさか啓太×薫×仮名か?

497:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:54:36 0TbR0ICF
ふたばちゃんねるmay板より転載

ごきげんよう
このスレは雑談形式なのね
目指すところも目的も特になかったりするの
でも同じ時間、同じ場所で過ごす事で何かが得られるかもしれない
一緒にいた仲間だからこそわかる事もあるの
見るだけで参加はしないって人もいるけどね・・・
何も見ず何も聞かず、何もしないでは世界は広がらないわ
さあ、アナタもレッツトライ!(ただし美少女に限る♪
抽象的な物言いで悪いけど、今夜もよろしくね!

ようこのなりきりスレ
毎晩23:30分よりお待ちしてます

498:名無しさん@ピンキー
07/07/25 07:56:40 zqvpB4CV
なんか止まったな

499:名無しさん@ピンキー
07/07/25 18:56:11 XfWPLArQ
ああ止まったな

500:名無しさん@ピンキー
07/07/25 21:42:46 LMY1OUME
もともとこんなm(ry

501:名無しさん@ピンキー
07/07/26 00:12:12 VlmggbDM
やっぱり職人いないと回らんか

502:名無しさん@ピンキー
07/07/26 09:38:32 YAP0JfWD
裸王来い

503:名無しさん@ピンキー
07/07/27 07:21:25 B9AT3W7z
啓太×ようこ 来い!

504:名無しさん@ピンキー
07/07/27 19:29:06 q/5nUpwG
啓太×なでしこ 来い!

505:名無しさん@ピンキー
07/07/28 00:07:20 8c95h3xP
たゆねがかわいすぐる…
啓太×たゆね需要ありますか?

506:名無しさん@ピンキー
07/07/28 00:14:27 hzSAl3eA
>>505
あるよ。

507:名無しさん@ピンキー
07/07/28 04:06:29 Iwo8F6aU
俺は啓太×ケイがいい!

508:名無しさん@ピンキー
07/07/28 12:03:32 596C7V1o
ケイが不幸のどん底(エロ)に堕ちるのが見たい

509:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 11:30:43 KHSzB93E
あ、(輪)ゴム……

510:名無しさん@ピンキー
07/07/30 01:15:17 RaltzAd8
>>505
おお?書くのか?需要あると思うし歓迎されると思うぞ。
投下したら即刻読むぜ!啓太×たゆねか…楽しみだ。

511:名無しさん@ピンキー
07/07/30 02:12:17 Hp6sGWiv
>>510
あまり期待はしないで…
頑張って書いてはみます

512:名無しさん@ピンキー
07/07/30 21:41:38 AHrpbgMz
ガンバレ!でも啓太×カオルってのも見てみたいな。
今まで無かったし。なんでだろ?

513:名無しさん@ピンキー
07/07/30 22:12:23 KstrpURO
>>512
アッー!!

514:名無しさん@ピンキー
07/07/30 22:33:42 ixU0g72E
啓太×カオル(従妹)はすごいみてぇ。

515:名無しさん@ピンキー
07/07/31 12:58:52 MJNoCrF8
薫≠カオル

516:名無しさん@ピンキー
07/07/31 21:59:59 PeLVo4Fn
それは重要なことだな。

そしてカオル無いよな。なぜか。

…薫はあるのに…。

517:名無しさん@ピンキー
07/07/31 22:39:05 18wjMHTX
薫の本名なんだったんだ?

518:名無しさん@ピンキー
07/07/31 23:56:17 k7D8aj66
>>517
不明

519:名無しさん@ピンキー
07/08/01 16:05:09 BEr0z2sX
勝手に妄想汁

520:fjfhj
07/08/01 18:46:52 uoNvW2k/
啓太×カオル



521:名無しさん@ピンキー
07/08/01 21:32:46 BEr0z2sX
俺は激しく見たい

522:名無しさん@ピンキー
07/08/01 23:02:28 waWNb/U8
私も激しく見たい。
なぁ、川平。

523:fjfhj
07/08/02 13:33:30 Ahl9IpEC
だれか啓太×カオル書いてくれ~~~


524:名無しさん@ピンキー
07/08/02 21:50:49 OOc+Kz08
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 カオル!カオル!
 ⊂彡


525:名無しさん@ピンキー
07/08/03 00:25:51 BuTTRCG5
ようこも読みてー

526:名無しさん@ピンキー
07/08/03 14:43:09 Ib4Rs85Z
新堂・・・ケイ!

527:fjfhj
07/08/03 17:42:06 IDKQ1Y9c
カオルネタ希望


528:名無しさん@ピンキー
07/08/03 19:12:56 fxb4qTQX
>>526
新堂 ケイいいね

529:名無しさん@ピンキー
07/08/03 21:23:18 o3GGOUBl
なでしこも読みたいがカオルもイイ!!!

530:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:08:22 TAKESjr1
カオルネタが読みたくて・・・

531:名無しさん@ピンキー
07/08/04 06:03:18 mv0QpCrx
ようこを便所あつかいしたい

532:fjfhj
07/08/04 09:49:52 sM7zA8W2
職人さんカオルネタ書いて~~~






533:名無しさん@ピンキー
07/08/04 10:46:00 QylYzkZw
夏臭い

534:fjfhj
07/08/04 10:56:18 sM7zA8W2
カオル!カオル!


535:名無しさん@ピンキー
07/08/04 13:57:52 QhahwExX
てんそうの夜襲

『おきたら、どうしよう』
いざこれからとなってふと心配になったがここまで来たからにはやるしかない。
とりあえず、その心配事は置いといて、彼の盛り上がった股間の傍に顔を近づけていく、
そして履いてるズボンを下ろして、パンツから中の性器を取り出すのだった。
『こっちは もう 起きてる』
にょきっと眼前にそびえ立ち、脈打って凄まじい迫力と匂いを出しているソレを凝視しながら、口を開けて起たせた肉棒を一舐めする
れろ~~んと、充分にそして丁寧に舐め上げた。
熱の篭もった愛撫は続け、チュッチュッと吸い付きながら、唇を上下させる。
「うぁッ………は……くぅんッ……ああッ…………」
 てんそうは口を大きく開けると、啓太の性器をぱくりと咥え込む。
んくぅんくぅと、赤ん坊が哺乳瓶からミルクを飲むみたいに吸い付いている。
「ンッ……あッ………はぁッ……ン……んふぁ…………うぁッ!!」
 吸引力がすさまじい
ずずっ……じゅる……ちゅ…ん
てんそうからすると、はしたなすぎる音が立つ度に、体が熱くなっていく。
「んっ…ん…うぉ」
啓太の口から出てくる喘ぎ声を聞いてポイントを確かめる
何回かしているうちに、感じる箇所がわかってきたので、
そこを集中して責めて、歯が当たらないように…頬内に先端を擦りつけた。
すると、さらに性器へ力が、ぎゅんぎゅんと漲ってくる。
そして限界が訪れた。
ぶびゅっ、どびゅ、びゅる、びゅく、びゅっ
口の中で、欲望が盛大に解き放たれ、初めてその味を感じた。
『おいしい』



536:名無しさん@ピンキー
07/08/04 23:26:13 UbgMO6pi
>>535
ここで予想外のてんそうGJ

537:名無しさん@ピンキー
07/08/05 01:05:42 PJ87+Gzc
たゆねも!たゆねも!

538:名無しさん@ピンキー
07/08/05 02:09:39 5n5ZJOdI
・・・そろそろ来るぞ!職人さんがくる!

539:名無しさん@ピンキー
07/08/05 07:27:01 SJhem85s
職人さんGJ!

540:fjfhj
07/08/05 09:53:17 ggR9rT/j
職人さんGJ!カオル希望


541:名無しさん@ピンキー
07/08/06 10:26:15 azQnY6E+
啓太×カオルマダー???

542:名無しさん@ピンキー
07/08/07 02:23:27 ksLf97MO
啓太×たゆねSSはまだか?

543:名無しさん@ピンキー
07/08/07 07:50:18 Mmlzxys8
犬上女学院の啓太がようこに手を出したときのエピソードキボン

544:名無しさん@ピンキー
07/08/07 22:19:52 ZhDPqbTP
カオルが読みたくてたまらない


545:名無しさん@ピンキー
07/08/08 00:23:03 deLFm/G6
啓太×カオルが読みたくて・・・

546:名無しさん@ピンキー
07/08/08 00:29:59 sWaupRG9
組み合わせばかり言うのではなくシチュエーションとかの
案を出してみたらどうだ?

インスピレーション沸いた人が書くかも知れんぞ。

547:名無しさん@ピンキー
07/08/08 22:10:43 RtFWOao+
そうなの?職人さん。

548:名無しさん@ピンキー
07/08/08 23:54:57 deLFm/G6
希望シチュ1
『ある日(薫救出前)ようこ達は出掛けていて啓太とカオルは留守番させられていた・・・
その夜、カオルは独りでいるのが心細くなって啓太の部屋で寝る事を決心する。
無事啓太の部屋で寝る事に成功するが・・・』

549:名無しさん@ピンキー
07/08/09 00:21:19 Qdzk3zbF
>>548
『無事に・・・』の『無事』はいらねぇや。
希望シチュ2
『啓太は珍しく誰もいない風呂に入り、のんびりしていたら風呂場にともはねが乱入。
啓太に試しに作ってみたへんな薬を飲ました・・・
そのころ啓太との好感度をあげるため恥じらいながらも背中を流しにきたカオルだがへんな薬のせいで暴走した啓太がともはねとカオルに・・・』


550:名無しさん@ピンキー
07/08/09 00:23:16 Qdzk3zbF
>>549
違う。『無事啓太の部屋で・・・』の『無事』はいらねぇんだ。

551:名無しさん@ピンキー
07/08/09 01:28:20 kI10rVXz
何で自分で書こうとしないんだ

552:名無しさん@ピンキー
07/08/09 02:08:51 Qdzk3zbF
>>551
職人じゃないからだ。
カオルとなでしこは好きなキャラだから自分で書く気しないんだ。

553:名無しさん@ピンキー
07/08/09 04:00:16 zWGXJEKR
これはひどい

554:名無しさん@ピンキー
07/08/09 11:55:35 qgxyfo0e
>>552
逆に考えるんだ。「好きなキャラだからこそ自分で書く」とな。

555:名無しさん@ピンキー
07/08/09 18:02:52 pigsMl6M
人が寄り付かない理由が垣間見えたな

556:名無しさん@ピンキー
07/08/09 20:26:30 Qdzk3zbF
>>555


557:名無しさん@ピンキー
07/08/09 21:29:51 bZEBzLCu
???

558:名無しさん@ピンキー
07/08/10 11:00:08 1vxYPTQh
サブヒロイン勢ってどうしてもようこの留守を狙って的な話になるな。

559:名無しさん@ピンキー
07/08/10 12:11:05 KrN6geNS
だってメインヒロイン一応ようこだし…(俺は認めていないが)
俺的にはなでしことせんだんだが。

560:名無しさん@ピンキー
07/08/10 13:21:44 pNxqXB4Q
なんかいぐさって扱い辛くね?

561:fjfhj
07/08/10 15:19:35 xHAIvalp
本当にカオルネタ書いてください



562:名無しさん@ピンキー
07/08/11 20:07:29 MBnP5AU9
>>561
そろそろ自重しろ、一回言えば判る。

563:名無しさん@ピンキー
07/08/11 21:54:24 gtkt+YSg
久々に来たらスレがこんな雰囲気に

564:名無しさん@ピンキー
07/08/12 21:39:35 ANPqoiun
EX出たら
もうちょっとは盛り返すかな?

565:名無しさん@ピンキー
07/08/12 22:55:03 iIt7WbzA
久しぶりに来たら過疎ってるな・・・


566:名無しさん@ピンキー
07/08/13 08:22:02 j4O3AroA
EXってNANDA?
漫画の方は絵が漏れ好みでよかったが。

567:名無しさん@ピンキー
07/08/13 10:07:46 dPx6ZVY7
番外編の短編集>EX

568:名無しさん@ピンキー
07/08/13 15:58:23 aN8CDBjF
DVDのおまけと未収録作品、書き下ろしが9点チョイスされて載ってるとか

569:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:31:45 bV5WvDL7
諸般の事情でイラストが漫画版になるはず

570:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:32:19 sugZUqbB
揚げ

571:名無しさん
07/08/14 12:47:10 s9sfftsh
過疎ってるな…EXでてもSS投下がなかったらもうこのスレ落ちるのでは?

572:名無しさん@ピンキー
07/08/14 19:26:12 w8BaRdLG
職人さん来て~!!

573:名無しさん@ピンキー
07/08/15 01:16:44 Unjd6Nom
もう、エロが無くても良い!!

574:名無しさん@ピンキー
07/08/15 05:23:12 BHojQOg9
ようこ寝取られとかってここに投下しても大丈夫ですか?

575:名無しさん@ピンキー
07/08/15 06:56:55 jgb9sudi
>>574
事前に注意書きあれば問題無いと思う。

でも俺は啓太とようこのバカップルが好きだから読まない。

576:名無しさん@ピンキー
07/08/15 13:26:23 iKyiR1/C
>>574


577:名無しさん
07/08/15 16:22:49 +3QPPKIT
wktk

578:名無しさん@ピンキー
07/08/15 18:56:41 dQRAXVKG
575には激しく同意

579:名無しさん@ピンキー
07/08/15 22:27:48 ZUJKqtpo
wktk

580:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:07:11 g2u/zJ6B
激しい過疎にワロタ

581:名無しさん@ピンキー
07/08/17 08:10:33 f71TKcen
書き手が居ないのであれば仕方ない流れ

582:名無しさん@ピンキー
07/08/18 18:30:17 CVy0yk/x
………

583:名無しさん@ピンキー
07/08/20 05:11:44 G3gwyNRE
エロなしでいいなら書こうかな?

584:名無しさん@ピンキー
07/08/20 09:15:36 JuslA/xI
wktk

585:名無しさん@ピンキー
07/08/20 09:17:36 S+V4UR8S
エロなしでもOKだよ
スレによっては温度差が激しいけど、このスレではエロなしでも大歓迎
期待して待ってるよ

586:名無しさん@ピンキー
07/08/21 11:22:57 Eg8hzEPR
ガンガレ!!!

587:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:22:29 tvxvcz9V
過疎(泣)

588:名無しさん@ピンキー
07/08/22 23:49:50 fLe7D4zf
ともはねー

589:if たゆねver.1
07/08/23 02:14:35 3N/onIGb

 1


「……中々、やりがいのありそうな仕事だね」

 森から吹き抜ける癪気を帯びた夜風が、たゆねの頬に打ち付ける。ぶるっと身を震わせた。
 たゆねは森に潜むあやかしの強さを敏感に感じ取っていった。
 その森の木々越しに伝わる筒抜けの霊気は、多少霊感の機微がある者を無意識に引き返させる威圧感があった。
 自分と同等程度と結論付けてかすかに笑みを浮かべた。 

 けれども。
 傍らを見遣ると、疲れたような顔つきになる。
 聞こえよがしに溜め息を吐いた。

「お前なんかと一緒じゃなければな、川平啓太……」
「何か言った?」

 興味津々に顔を寄せてくる少年の顔を押しのける。

「顔を寄せるな、うっとうしいっ!
 薫様の命令じゃなきゃお前と仕事なんてありえないって言ったんだよ、川平啓太!」



590:if たゆねver.1
07/08/23 02:15:44 3N/onIGb
 途端に渋面を浮かべ、啓太は頬を掻いた。

「なあ」
「なんだよっ」
「お前は俺のこと知ってるみたいだからいいけど、俺はお前のこと、薫の犬神ってことくらいしか知らないんだよ。
 無理にとは言わないが、せめて名前くらいは教えてくれたっていいんじゃないか?」

 一瞬、たゆねは驚いた表情を浮かべたが、すぐに鼻を鳴らした。

「そんな必要はない。ボクは二度とお前に会うつもりは、絶対に、ない」
「……そっか。そこまで嫌われてるなら仕方ないか」

 渋面のまま、啓太はたゆねを置いて森に向かって歩を進めた。

「どこに敵が潜んでるのか分らないのに先に行くなっ!」
「後で、薫にありがとうって伝えといてくれ。それから、一人でも大丈夫だから助っ人はもういいって」

 肩越しに手をひらひらと振りながら進む啓太に、それを慌てて追いかけるたゆね。
 森へと一歩足を踏み入れた瞬間。
 二人とも表情を引き締めた。
 森全体に渦巻く剥き出しの悪意。害意。敵意。
 総じてそれらは全て、二人に向けられてた。

「こりゃ一匹や二匹じゃないな」

 さらには、一つ際立った邪気。たゆねが自分と同等と判断したそれは、真っ直ぐこちらへ向かってる。

「明日、学校なのに遅刻しないかな」
「間に合うに決まってるだろう。私は薫様の犬神なんだから」

 気丈に振舞うたゆねを見遣って、不敵な笑みを浮かべた啓太はポケットから蛙のケシゴムを取り出した。

 魔力を宿した満月が、頭上遥かを輝き照らす。
 けれど、月光は癪気に遮られ、戦場は視界の冴えない闇の中。
 そして。
 闇の中こそ、あやかし、魑魅魍魎、悪鬼羅刹。それらの住処であり、力の根源であった。
 状況は一触即発でありながら、限りなく不利。

 それでも。

 啓太の笑みは消えない。霊気を纏ったたゆねが身構える。
 迫る敵の気配を機敏に察し、啓太の手から蛙が放たれ、爆ぜる。
 爆音を合図に、敵が一斉に襲いかかる。

591:583
07/08/23 02:20:41 3N/onIGb
過疎が激しいので、細々と投稿。
大体三日間隔。
何となく分かると思うけど、
啓太がようこと会う前に薫の犬神と会ってたらって話。
ifすぎるけどまあいっか。
とりあえず、俺の中の啓太はイケメンで、
オチ担当で、萌えキャラで、燃えキャラを足して四で割るイメージ。


592:583
07/08/23 02:21:21 3N/onIGb
言い忘れてたけど、エロどころか恋愛なくてスマン

593:名無しさん@ピンキー
07/08/23 02:22:52 6lEWr55Z
おおっ、久々の投下だ!しかも啓太×たゆねか
こりゃ続きが楽しみだな。投下したら絶対読むから待ってるぜ!

594:名無しさん@ピンキー
07/08/23 20:29:00 UjpBgThC
たのしみ~。がんばって~!


595:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:04:20 dza3iBSn
たゆねGJ! 頑張ってください!

596:名無しさん@ピンキー
07/08/23 21:10:02 xZBd12VW
>>591
フラグがこれからじわじわ立つことを期待しながらwktk。

>俺の中の啓太
たしかにそんな感じかも。
しかも中途半端ってわけじゃなくてどれかに突き抜けるし。


597:名無しさん@ピンキー
07/08/24 11:59:28 R6TBw6/4
俺もそう思うんだぜ

598:三爪痕
07/08/26 01:04:17 oBe3Wbww
小説って文字変換ツール使うと面白いですね

599:名無しさん@ピンキー
07/08/26 19:51:50 wU8w3xxe
オォ~啓太が久々にやるのかっ!?

600:if たゆねver.2
07/08/27 03:09:45 V9B2zBE0
 2


 木々の狭間から妖しく瞳を煌めかせるあやかしの哄笑がしだいに小さくなる。
 生物の域を超越した存在。科学だけでは解き明かすことのできない存在。
 人は、それらを総じて、あやかしと呼ぶ。
 人の強い怨念から生まれる亡霊。
 捨て置かれた無機物に宿る九十九神。
 古来より日本に住まう、鬼などの妖怪の類。
 どれもが、人を超えた能力を宿している。

 だというのに。
 啓太とたゆねの獅子奮迅は、自分達の優位を微塵も感じさせなかった。


601:if たゆねver.2
07/08/27 03:10:42 V9B2zBE0
 茂みが揺れ、骨身だけの野犬が牙を剥き出しに飛び出す。矛先は、啓太の喉笛。
 疾風、とでも喩えたくなるような突進。
 啓太はそれを横に軽く跳ぶだけでかわす。とっ、と微かな着地音。
 真横を通り過ぎる野犬を、啓太の瞳は捉えていた。蛙のケシゴムを二つ、指に挟む。

「そろそろ数も減ってきたしな。もう温存する必要もないだろっ!」

 振りかぶって投げる。野犬にではなく、反対の、見当違いの方向に。
 指先から一つ、ケシゴムが離れると、その先の暗い藪に明かりが灯る。
 蒼い火の玉。数個浮かび上がり、ゆらり揺らめき、啓太に向かう。

「白山名君の名において告ぐ」

 蛙と炎が交差する刹那、

「蛙よ、粉砕せよっ!」

 霊気が収縮して、そして弾ける。
 放射されるエネルギーは爆音と光を発し、火の玉を一瞬にして掻き消す。
 それを最後まで目で追わずに、啓太は後ろを振り返った。
 先ほど啓太に飛び掛った骨だけの野犬。

「うげっ」

 しかし、それは啓太の予想に反した行動を取っていた。
 身を翻して啓太に向かうでもなく、そのまま直進して。
 啓太の背後で背中合わせに戦うたゆねへ。

602:if たゆねver.2
07/08/27 03:15:19 V9B2zBE0
「……っ、危ねえっ!」

 咄嗟に手から蛙のケシゴムを放っていた。
 だが間に合わない。
 すでに野犬は跳躍し、その鋭利な爪を無防備な背中へと振りかぶる。

「白山名君の名において告ぐっ」

 たゆねが首だけ後ろに向けた。
 ほとんど目の前と言うべき距離。
 爪を尖らす野犬。
 骨だけの野犬。

「ひっ、」

 条件反射。
 くるりと一回転。鋭角に放たれる回し蹴りが野犬の則頭部に決まる。
 渦巻きが疾風を呑みこむような、ほんの一瞬の出来事。
 たゆねの踵が野犬の首を刈り取り、首をなくした体もぼろぼろと崩れ落ちる。

「ひいいいいいいいいいいっ!」

 その光景に、たゆねは尻餅をつき、後ずさる。

「……。蛙よ、ちょこっと爆砕せよ」

 啓太が追い討ちをかけるように呟く。
 たゆねの眼前で。蛙のケシゴムが、ぽんっと可愛らしい音を上げ弾ける。
 次は、悲鳴すら出せなかった。白目を剥くと、くらりと後ろに倒れる。

「……っておい、倒れちゃだめだろ! 戦闘中だぞ」

 不思議な事に、攻撃がぱたりと止んだ。
 首を傾げながらも、啓太はたゆねを助け起こした。
 どうやら気絶してるらしい。

「というか、気絶する程のことか? いや、悪かったとは思うけどさ」

 かたかたと抱きかかえたたゆねを揺すりながら、啓太がぼやく。
 白山名君の名を出しといて術を使わないのもカッコワルいかな、とかそんな理由なので啓太にも特に悪気はない。

「しかし、こいつホントにつえーな」

 大体一時間に渡って戦闘を続けてきたが、たゆねの実力は啓太の予想をはるかに上回ってた。
 突きと蹴り。霊力の温存を図ってか、ほとんど体術のみで戦っていたが、霊気を纏ったたゆねは圧倒的だった。
 素人くさい動きもあったが、それでも釣りがくるほどの身体能力。
 一撃粉砕の拳。
 紙一重の距離でも対処しうる反応速度。

「なるほど。犬神ってのが重宝される訳だ」

603:if たゆねver.2
07/08/27 03:16:49 V9B2zBE0
 まあそれよりも、と呟く。

「とっとと出てこないか。こっちも仕事を済ませないといけないんでな」

 こつん、と何かと何かがぶつかる音。
 それを合図に立ち並んでいた木々が蠢く。いや、動く。
 大地に張り付けていた根を引き抜き、その根で大樹が歩く。うねうねと二人を中心に輪を描いてく。
 木々の狭間から生き残ったあやかしが覗いている。
 こつん。
 瞬間、啓太とたゆねから十メートルほど離れた距離に人影が現れる。 

「すげえな、これ。俺でも覚えれるか?」
「黙れ、小僧。そもそもこの地が、人間如きが足を踏み入れていい場所でないことを心得ての来訪か?」

 そうであろうとなかろうと殺すには違いないが。
 身の丈を越す杖を携えた小柄な老翁。白いフードつきのローブを纏い、白い髪と髭がしわがれた顔の大部分を隠していた。
 視認できる純白の霊気。実際に光すら放って、暗かった森を照らしていた。
 神聖であるはずなのに、禍々しさすら感じさせる圧倒的な強大さ。

「なんか、この森に入ったときよりも霊力高くなってねえか?」
「あの程度、抑えてたにすぎんよ」
「というかさ」

 啓太が老人を頭、胴、足の順に眺める。溜め息を零した。

「あんた、仙人なのか?」
「かつてはな、そう呼ばれてた時期もあった」

 う~ん、と唸り声。たゆねが啓太の手の中で身を捩る。
 何となく、啓太は泣きたい気分になった。

604:583改め迷走中
07/08/27 03:24:01 V9B2zBE0
少し予定より遅れた上に短くてすまん。ネットが繋がらないんだぜぃ。
ということでパソコン借りて投下。
まあ、駄文云々よりもたゆね出っ張らなくてごめん。
コレ終わったら、たゆねのツンデレ発揮されるようなヤツ書くから許して。

605:名無しさん@ピンキー
07/08/27 15:56:54 x1Wx0xU0
期待してるぜ! 啓太の性格にGJ!

606:名無しさん@ピンキー
07/08/27 17:42:48 7g5Qk9fb
GJ
たゆねで思い出したがなでしこストーリーはもう投下されないのだろうか?

607:名無しさん@ピンキー
07/08/27 20:13:29 7jpPOcKA
GJ!
続きを期待してます。頑張ってください

608:迷走中
07/08/27 21:21:15 V9B2zBE0
お、感想がある。どーもです。
あまりの職人のいなさに絶望するな。

いいか、みんな! ネタも十行書ければ職人なんだぜ!

っていうか、別に作品語るだけでもいいのに……
赤毛のわんちゃん可愛いなとせんだんを脳内一位にしてたら、文明開化に伴って染めてただけという匠の罠とか
薫の犬神は、単独じゃどうにもなんないダメ子が多いとか



とりあえず職人キボウww

609:名無しさん@ピンキー
07/08/28 09:16:13 Dt33toNo
GJ!たゆねハァハァ

610:名無しさん@ピンキー
07/08/29 19:19:48 R3Rs7Yrc
これはいい過疎www

611:名無しさん@ピンキー
07/08/29 20:13:04 962rV7cf
続きまだかな~ たゆねのデレがみたい

612:名無しさん@ピンキー
07/08/30 22:09:23 tyUdMDv+
>>606
そうだな。あれ面白かったから楽しみだったのに、となでしこファンの俺が言ってみる

613:名無しさん@ピンキー
07/08/30 22:29:54 HyK7ocYI
変態であるシリーズ読みたいお

614:名無しさん@ピンキー
07/08/31 02:27:00 qWxOikOi
携帯で保管庫のSS見ると作品が途中で切れちゃうんだよね…どうすればいいんだ!?

615:名無しさん@ピンキー
07/08/31 02:58:01 NzikC/po
ほんじゃ近いうちにキリのよさそうなところで区切るようにしますね

616:名無しさん@ピンキー
07/08/31 03:40:15 jRhStKfy
164>>ファイルシークを使うといい。

617:名無しさん@ピンキー
07/08/31 03:44:19 jRhStKfy
間違えた。614だorz

618:名無しさん@ピンキー
07/08/31 06:42:26 uSaScjwi
女に送る時に調子こいて「こんばんわくわくメール」って送ったら
「Re:こんばんわくわくメール」ってそのまま返されて心臓えぐり出したくなった

619:名無しさん@ピンキー
07/08/31 15:25:02 cHVGDLW2
スレ違いだが、ドンマイ。

620:名無しさん@ピンキー
07/08/31 19:05:25 FjbnpUpV
>>618
それ日刊と電撃でみたぜ。

621:名無しさん@ピンキー
07/08/31 23:29:22 cHVGDLW2
コピペに真剣に対応する俺カッコイイ!!!

622:名無しさん@ピンキー
07/09/02 17:14:47 Wvuf7ZGw
age

623:名無しさん@ピンキー
07/09/03 20:42:49 MLPF3Dar
華麗に保守


624:名無しさん@ピンキー
07/09/05 21:21:02 wRwe/dO8
保全

625:名無しさん@ピンキー
07/09/08 21:19:38 BunMPMjj
美しい俺が保守

626:名無しさん@ピンキー
07/09/09 03:06:44 uUhPVUdQ
なんか書こうかな・・・

627:名無しさん@ピンキー
07/09/09 22:43:34 Z9c+GC28
>>626
是非書いてくれ!
投下してくれたら絶対読むぜ!

628:名無しさん@ピンキー
07/09/10 21:55:36 5CsUNyZV
かいて~!!

629:名無しさん@ピンキー
07/09/11 12:39:26 31ALz0If
保守

630:名無しさん@ピンキー
07/09/11 19:54:13 ec3e+HID
長編のアイディア出ても、短編はアボーン

631:名無しさん@ピンキー
07/09/12 21:01:10 0slgeJWC
あぼーん

632:久々投稿
07/09/13 04:25:41 yqx/NXi0
※エロっつうか、どちらかというとアホです。


 青い空。広い草原。爽やかな風。
ひとたび踏み入れたらそれはそれは誰もが清々しい気持ちになりそうな高原。
木立の中には、全身で息をする影が二つ。

「ちゅ…ちゅ…」
「お、おい、ようこ…それはやり過ぎじゃ…くっ」

 啓太の静止も聞かず、ようこはしゅくちで裸に剥いた啓太に、一心不乱にキスを繰り返していた。
彼女の顔は紅潮し、全身からは軽く発熱し、40度ぐらいに感じられる。
 そのとろとろに火照った舌で舐められると、啓太はたちまち抵抗する気を失ってしまう。

 恐らく、彼が今まで生きてきた中で最も気持ちの良い状態であるし、すごく幸せな状態であると思う。
しかし―童貞喪失が、山の中で、狐と、全裸で!
 などと、決して人に言えるような代物では無い。というか、それだけ聞くと人として最悪だ。

 対してようこは、現在まさに「発情期」のまっ最中であった。
普通の犬神は、人に仕える事が決まった時点で、医局にて予防薬を貰うのであるが、
ようこの場合、もろもろの理由で対策をしていなかったのだ。
 結果、発情期を自力で「がまん」して凌いでいたようこだったが、とうとう限界が来た。
啓太が寝ぼけてようこをぎゅうっと抱きしめ、キスをしたのだ。

 その瞬間、ようこの中の何かがはち切れ、そして本能の赴くまま、
山の中、無人のほこらの裏手に飛んできてしまったのである。
ちなみにここは、大妖孤が妻と共にようこを作った場所であり、そこに残された強力なオーラの影響で、
子宝祈願の場所となってるのだが、それはまた別の話。


 こうなるともう、ようこは止まらなかった。
状況が良く把握できず戸惑ってる啓太を、半ば強引に押し倒し、お互いの衣服を取り去った。
そのまま、彼の体にむしゃぶりつく。
 やがて、啓太の全身を愛撫するうち、特に反応の良い所は重点的に責めた。

 ちゅう…
「あ…あ…♪」
 ようこは喜んで啓太の性感帯を吸い上げる。しっぽをパタパタと振りながら。何時の間にか、耳まで出てる。

 ちゅう…
「う…はぁ…」
 やがて、ようこは自分を狂わせた張本人、啓太の大事な部分を吸い始める。
唇をめくらせ、とにかく嬉しそうに、啓太を見上げながら。

633:トリップ忘れた。まあ一番↑の小説書いたやつ
07/09/13 04:26:50 yqx/NXi0
 そして、とうとう。
ようこが吸い上げる中で、限界に達してしまった啓太の精液が、噴水のように射出される。
流石に苦く、強い刺激を感じたため、ようこは口を離した。
 なおも放出は続けられ、呆然とするようこの顔に、髪の毛に、精液がかけられる。
…ようこの理性が一瞬戻りかけ、動きが止まった。

 一方の啓太は。
ようこに愛撫され、獣のままに求められるうち、彼もまた、男としての獣に回帰せんとしていた。

 気付けば吹きぬける風が素肌に気持ち良い。
普段は裸に抵抗があったが、こう本能がむき出しになると、
やはり全裸を心地よく感じている自分に気付く。

―ああ、そうか。おれもケモノだったのか―

 そうなると、その後の彼の行動は早かった。
目の前に居て、自分の精液を浴びて呆然としているようこ。再び自分の精の炎が燃え上がるのを感じた。

 啓太はがばっと起き上がると、たちまち逆に彼女を腹ばいの状態に組み敷く。
「や、ん!」
 ようこが状況を把握できず、戸惑いの声を挙げたが。

「あ、あ…♥」
 待ちに待った雄の塊が入りこんできたのを感じ、思わず切なげな声を出す。
啓太はすでに口で呼吸し、舌を出し、完全に雄の獣に成り代わっている。
対してようこも、人の姿は保っているものの、
ようやく回復しかけた理性は破壊され、心は完璧に女狐に戻っている。

 啓太は、思い切りようこに抱きつくと、そのまま自分の腰を前後にした。
ようこは、あまり強く突かれると流石に痛いらしく、時々抵抗をみせるものの、基本的に切なげな声をあげている。
 春先の空の下、人気の無い木陰で、時に妖艶に、時に激しくお互いの体をすり合わせる二匹の猛獣。
それはある意味、もともとがアブノーマル過ぎる二人の関係上、大して違和感無く受け入れられた。

 やがて、ようこの体が気持ちよさげに痙攣し、深い溜息をつく。
啓太も、彼女の体をぎゅっと抱きしめ、括約筋に力を込める。
どうやら、このタイミングで、啓太がようこの中に放出を始めたらしい。
新しい生命の息吹が、中へ、中へと、注がれていった。



 そして。

「ごめん、ケイタ…」
「ああ。今はその事より、俺の服をどこに飛ばしたのか教えてくれ…」
 ようこの服は難なく見つかったが、そのようこは消耗して、動けない。

 啓太は服が見つからないまま、裸で下山する事を余儀なくされ、久々の留置所の冷や飯を食うことになる。


 まあ、良くある結末。

634:名無しさん@ピンキー
07/09/13 04:28:02 yqx/NXi0




…いや、どうしても野外ネタが書きたくなったんですがね




 orz

635:名無しさん@ピンキー
07/09/13 10:28:04 OTxCOioo
>>634
乙。短いけどエロイなぁ。
もうちょい啓太とようこの台詞があっても良かったような。
あと、出来れば啓太が抱きついてキスをしたくだりを読みたかった。

636:名無しさん@ピンキー
07/09/13 19:41:17 AMa1q2+d
GJ!ようこハァハァ…

637:名無しさん@ピンキー
07/09/13 23:54:17 ZPqE389m
>>634
アホと言うより十分エロいよ!!
GJ!!

638:名無しさん@ピンキー
07/09/14 20:46:38 ay5yX5lM
GJ!


639:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:46:49 qijmcoEe
以前言ってましたようこ寝取られものです
個別サイトのあるNTRの巨匠である某氏のように上手く書けませんが

  注意!! ★これは寝取られです★

もし、女たらしの大迫がシャワーを浴びなかったら・・・?
小説1巻 2話で啓太が蛇女に追い回されている間にひょっとしたら・・・という設定で書いてますので
もし読んでてイヤな気分になっても責任もてないので、NTRが嫌いな人は見ちゃダメです。
スルーすることを強く推奨します。


海岸沿いに建つ高級ホテルのスイートルーム。
その豪華な部屋の大きなベッドへとようこを運び下ろし、大迫は口の端を好色そうに歪めた。

まずはデートから。
狙った女をあちらこちらへと連れ回して楽しませ、最後は雰囲気のあるバーへと誘う。
初めはアルコール濃度の低いものから勧めてゆき、徐々に負荷を蓄積させ
最後はトドメとばかりに強めの酒で酔い潰す。
あとは眠ってしまったり、前後不覚に陥った相手の女を介抱するふりを装い
ホテルの部屋へと連れ込んで、美味しくいただいてしまう。
これが大迫の使う常套手段。
いつものヤリ口だった。

慣れた手つきで、ベッドへと横たわるようこの服を脱がせ始める。
腕をバンザイさせてピンクのキャミソールを剥ぎ取り、お尻を持ち上げスカートも取り払う。
ブラが押し上げられると、形も良く大きさも申し分のない双丘がまろび出た。
残るはパンティのみ。
そのキュートな薄布も、大迫の手によりいとも簡単に引き下げられ
右足首を抜き、ついで左足首からも抜かれた。
露わになる大事な部分。
あっという間に丸裸にされた。
正確に言うと靴下がまだ残っていたのだが、それはこのままにしておくことにする。
その方が、なんとなく味がある気がするからだ。
これでもう、妨げるものは何もない。
ようこを脱がせた以上の素早い手つきで自分の衣服もあっという間に脱ぎ去り
臨戦体制の整った己のイチモツを軽く擦りながら、横たわる少女を見下ろした。
染み一つない白い裸体。
ルックスは言うに及ばず、身体の方もとてもしなやかで美しい。
胸もそこそこ。
セックスの相手として、異存などありはしない。
大迫は全裸に剥かれた極上の美少女の上に、ゆっくりと覆い被さった。


「・・・・・・ん・・・・・んぅ・・・・・スウスウ・・・」
今、どのような夢を見ているのだろうか。
安らかに眠るようこの足を、左右に大きく。
目の前には、まだ穢れを知らぬ少女の秘部。
綺麗な立て筋だった。
その花弁を両手の指で押し広げ、中を覗き込むと
ピンク色の襞がピッチリと生えそろっていた。
使われたことのない、おそらくは自分でもあまり弄ったことがないのだろう。
本当に、綺麗だと思った。
少し奥のほうを覗き込むと、白っぽい皮膜が見え隠れ。
純潔の証。
処女膜だった。
これはなかなかに良い拾い物だ。
大迫はそっと、ようこの下の唇にキスをした。

640:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:47:46 qijmcoEe
ベッドの脇に置いてあったローションを指に付け、溝に添うように塗りつける。
ニチニチと、粘り気の濃い音。
「・・・・っ・・・・・ん~~・・・」
ようこは起きない。
寝ぼけた声を上げ、少し身を捩っただけ。
まだ夢の中だ。
大迫はそろそろ我慢しきれなくなり、天を仰いだ剛直を
何も知らないようこの割れ目へと宛った。
右手で肉棒を握りしめ、左手で入り口を割り開く。
腰を突き出し処女肉を割り、徐々に中へ。
ようこの胎内へ。
ミチ・・・ミリミリ・・・・
少し硬かったが、それでもローションの助けもあり
ゆっくりと中へと沈んで行く。
ミチミチミチ・・・・ズブ、ズブズブズブ・・
「んっ! ・・・・・ぅ~ん・・・・・ん~っ!」
ようこに意識が戻り始める。
だが、大迫は止まらなかった。
ここまできたら、もう止められるはずがないのだ。
瞼を開きかけるようこにかまわず、一息に奥までねじ込むことにした。
ググググ・・・ズプンッ!!!
「ああッ!! ん・・・んん~~・・・・・?」
眠り姫が、ようやく目を覚ました。

イの一番で視界に飛び込んできたのは、知らない顔のドアップだった。
いや、自分はこの男を知っている・・・
ようこはまだ覚めやらぬ頭の中から、記憶の糸を手繰り寄せる。
・・・・・・・・・そうだ。
目の前のこの男は、今日の仕事の依頼主で
名前はたしか・・・・大迫、と言ったはず。
蛇女に巻き付かれながらという、大変インパクトの強い状態で登場し
その妖怪を啓太に押しつけてそれから、それから・・・・
寝ぼけ頭の犬神は、ようやく最後の記憶へと辿り着く。

水しぶきを跳ねながら渚を楽しそうに走り回る啓太と蛇女。
彼らを後目に海岸沿いに建つ立派なホテルへと足を運び、そこのスカイバーで美味しいディナー。
ワインやカクテルを勧められその後・・・・・
よこうの記憶はここで途切れていた。
(・・・・・えーと、なにがどうなったんだっけ・・・?)
ようこは回らない頭でその先を考えようとして、不意な痛みと感覚とでそれを中断させられた。
隙間無くようこの女の部分に己を埋めた大迫が、少しばかり腰を動かしたのだ。
ミチ・・・
「・・ひぅッ!?」
大迫の僅かな身じろきにも、ようこは大きく反応を返した。
自分の身体の中――あり得ない場所に何かがある。
ようこは最初、わからなかった。
自分が今、どういう状況に置かれているのか。
よもや素っ裸にひん剥かれてベッドに組み敷かれ、大迫とセックスをしているなどとは、
今日逢ったばかりの男に知らない間に処女を散らされ
大事な部分に深々と肉棒くわえ込まされているなどとは、カケラも思わなかったのである。

641:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:48:28 qijmcoEe
大迫は初めて男を迎え入れたばかりのそこに、あまり負担を掛けないよう
しばらくの間、動かないでいた。
組み敷いた相手の反応を愉しみながら、ひたすら、ジッと。
待っているのだ。
ようこのソコが、自分のペニスの太さと長さと熱さを覚えるのを。
男の味を覚えるのを。
「やぁ、ようこちゃん。 ようやくお目覚めだね」
瞼を開き、胸板の下で困惑ぎみのようこに、おはようのキスをした。
「や・・・っ、なに・・?  わたし、いったい・・んむ!?」
唇に、唇が押し当てられる。
触れ合うだけの、軽いキス。
すぐに離れた。
「――っ! ヤダちょっと! 嫌っ、どいてっ、離れてッ!」
まだ酒が抜けきらず、自分が置かれている状況に混乱ぎみの頭と身体で
覆い被さる男をなんとか押しやろうとするが、なかなか上手くいかない。
そうこうするうちに次第に頭がハッキリとしてきて、
何も力づくで相手をどかそうとしなくても良いことに気が付く。
そう、ようこには得意の妖力があるのだ。
対象物をどこへでも好きな場所へと移動させる能力。
すなわち『しゅくち』だ。
自分にのし掛かり余裕の笑みを浮かべる大迫を、押し倒された不自然な状態から指を差す。
あとは魔法の言葉を唱えるだけ。
素っ裸のまま通行人で溢れる往来へでも、病原菌満載のどぶ川へでも行けばいい。
息を吸い込み、力ある言葉を口にする。
しかし、呪文を唱えるために開いたぷっくりとした愛らしい唇は、
大迫のイヤらしい笑みを張り付けた唇によってふさがれてしまった。
「どっかいっちゃえっ  しゅく・・むぐっ!?」
再び唇を押しつけられる。
隙間無く、ぴったりと。
先程とは違い、今度は大人の、深いキス。
言葉が詰まり息も詰まり、ようこは目を白黒させた。
その隙に、生暖かくてヌルリとした舌が唇を割って押し入ってきた。
寝起きで乾いた口内に、むせ返るような潤い。
「・・・・ぅうっっ!? む・・・っ! ウうぅ~~!!」
とろり、とした唾液。
舌がのたうち、自分以外の他人のツバが口腔に注がれる。
ようこは必死で抵抗しようとしたが、まだアルコールが抜けきっていないのか
手足は言うことを聞いてくれなかった。
顔を背けようとしても、ガッチリと大きな手にアゴを掴まれ
唇も一分の隙間もなく合わせられているため、吐き出すことも叶わない。
じわり・・と目尻の端に真珠色の玉が浮かぶ。
(ふぁーすと・きす、啓太としたかったな・・・・)
大迫に食らわすはずだった呪文は彼の喉の奥へと飲み込まれ
かわりにようこは、大迫の唾液を飲み込まされた。

642:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:49:12 qijmcoEe
―――――

一方、こちらもまたファーストキスだった。
「ぅ゙ゔ・・・!?」
蛇女の割れた舌先が啓太の口内を這いまわる。
生臭い、爬虫類の味。
おぞましい感触だった。
「ン~~~~~~~~・・・・・っぷはぁっ。 ダーリンの唇、なかなか美味しかったわ~」
笑みの形に細まった黒目。
今まで口内を這いずり回っていた舌で、ベロリと頬を舐め上げられた。
「ぅぐッ、ゴホッ、ゲホッ! ペッ、ペッ・・・・・うえぇぇ~~~~っ・・・」
ようこと大迫がよろしくヤっているホテルからそう離れていない場所にある、小さな公園。
啓太は色々な意味で追い詰められていた。
明かりの灯った常夜灯の柱に蛇女の胴体で縛り付けられ、また手持ちの蛙消しゴムも底をついていた。
「オホホホホ、ダーリンたら案外ウブなのねぇ~。
 いいわ、アタシが優しく、し・て・あ・げ・る」
語尾にハートマーク。
精一杯に抵抗を試みる啓太を街灯の柱ごと抱き締め上げながら、蛇女は元々細い黒目をさらに細めた。

―――――

「ン・・・・・・ム・・・っ・・・ふぅっ・・・・んぅ・・・」
ようこと大迫のキスは、まだ続いていた。
重なったままの唇と唇。
それがモゴモゴと動くたび、隙間から唾液の糸が垂れ落ち
ようこの顎や陶器のように白いうなじをテラテラとぬめ光らせる。
「・・・はむぅ・・・ん・・・ちゅ、ぴちゃ・・・くちゅくちゃ、ぴちゅ・・・」
唾液の海の中、絡まり合う舌と舌。
先端で相手の舌を上から下へとなぞり行き、舌の窪みの部分に
自分の口内から持ってきた唾液を擦りつける。
極上の美少女の、熱く蕩けた口の中。
さらに奥へと割り込ませ、彼女の口内に溜まった二人分のそれを
喉の奥へと押し込んでやる。
「ふむぅ!?  ンン・・・・・・ん・・・・・コグッ・・ゴクリ・・・・」
上下に動く、細くて白い喉。
流し込まれるまま、ようこはそれを嚥下した。
抵抗は、もうなかった。
ようこは大迫にされるがまま。
なすがまま。
深い深い深い、大人のキスを受け入れる。

643:名無しさん@ピンキー
07/09/16 09:49:48 qijmcoEe
ようこの口腔内で別の生き物のように蠢く舌。
歯茎をなぞられ、唇を吸われ、舌を絡められツバを塗りつけられる。
始めこそ気持ちが悪かったものの、抜けないアルコールと酸素の不足と
自分の置かれているとんでもない状況に頭の中を掻き回され、口の中も掻き回され
訳がわからない現実に、次第に頭が思考の放棄を始める。
すると、とたんにその存在感を増すのが、股間に突き刺さった男のシンボルと
口腔内を這いずり回る舌の動きだった。
下半身は痛みが強く、動きがない。
比べて口の中では舌がヌルヌルと蠢き唾液もいっぱいで
飲み下さなければ今にも窒息しそうで、意識は自然とそちらへ向けられた。
それになんだかこの行為は、夢中になってしまうような未知の気持ちよさを秘めているような気がする。
「ちゃぷ・・っ、んくんく・・・・ジュ・・ジュズ、ズ・・・」
喉奥に押し込まれる唾液を飲み下す。
大迫は舌先を尖らせ、唾液に浸されたようこの舌をツツツゥ~~~っとなぞる。
繰り返し、繰り返し。
ヌルヌルと、上下に。
イヤらしく。
ようこの鳶色の髪を掻き抱きながら丹念に、情熱的に絡めた。
「んん・・・・っ・・・・・はふ・・・ンッ! フムゥ・・ッ ん~ッ・・」
僅かに、ピクリと反応を示した。
元々、舌というものは敏感に出来ている。
体内に物を取り入れる場所のため、口の中に入ったものが害をなすものかなさざるものなのか
それを判別するために、神経が集中している部位でもあるからだ。
大迫は、ようこの舌に自分のツバの味を覚えさせ
なおかつそこから快楽も引き出せることをも教え込む。
「ちゅぷ・・・ちゅ・・・・ぴちゃくちゅ・・・ちゅ、ちゅううぅぅ~~~~~~っ!!」
唇を強く吸い、ようこの舌を今度は自分の口内へと招き入れる。
「うぷ・・っ! うっ! うぅぅ~~~~~~っ」
唇でようこの舌をはみはみ。
舌先で相手の舌先をくすぐると、ようこの口内に溜まっていた唾液が
口の端からトロリと顎を伝い、シーツの上に染みを作った。

「ぺちゃ、ぴちゃ・・・ニュル・・・にゅぐ、れる・・・れろ」
舌の先端部を舐め続ける。
「・・・む・・ぅ・・・・んはぁっ!  ゃ・・・やめ・・むぐ!  ぅ・・ちゅぴ、ちゅ、ちゅ、ちゅうぅっ!」
一度離れかけた頭を抱きなおし、さらに強く。
再び強引に唇を奪う。
ねっとりと、濃厚に。
何も考えられないぐらいに。
念入りに、何度も何度も舌での愛撫を繰り返し、ようこの思考と抵抗の意思を奪いゆく。

・・・・ヌチ
すると、合わさる唇と唇の間ではなく別の場所から、ぬめった音が聞こえた。
そこはもう一つの結合部。
大迫の肉棒をミッチリと根本までくわえ込んだ、ようこのクレバスからだった。
そろそろ、頃合だろうか。
口で性交をするようなキスにようこの膣が潤ったことを性器を通して感じ取り、唇を解放した。
「ジュルッ・・にゅぐにゅぐ、ちゅ・・・ぇはぁ・・・・っ!   ハァ・・っ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
時間にして約5分程。
ようやく唇を自由にされたようこは、荒い息を吐きながらグッタリと大迫の腕に頭を預けた。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・っ、 ハァ、ハァ・・」
蕩けた表情。
もう抵抗の意思は見られない。
熱に浮かされた瞳には何も映ってはいなかった。
だが大迫にとって、今のキスはほんの挨拶がわり。
ただの前菜。
本番はこれからなのだ。

644:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:50:29 qijmcoEe
腰を少し揺すってみる。
ヌチリ・・・
真新しく瑞々しい、生えそろった襞の感触。
それでいて純潔を奪った先程とは違い、滲みだした愛液のおかげでスムーズ動く肉棒。
これも口腔愛撫の賜物だった。
「・・・ンッ!」
彼の動きに、ようこは少し顔を顰めた。
十分に潤ったと言っても、破瓜の痛みまでもが完全に消えたわけではない。
もう少し、ほぐす必要があるだろう。
大迫は彼女の瞳を覗き込み状況を理解すると、再度唇を重ねた。
「っ・・・・はぁ、はぁ・・・・はぁ、はむっ・・・!?」
そして同時に、腰も使う。
ゆっくりと。
摩擦の激しいピストンではなく、ゆったりとした円の動き。
自分の股座をようこの恥骨の形がわかるぐらいにピタリと密着させ、
鍋の中でクリームシチューをかき混ぜるかのように、肉竿を回転させる。
ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・
「うっ! うぅ~~!  チュ、チュ・・むぅ・・・!」
上の口と下の口。
その両方を舌とペニスで掻き回される。
唾液で溢れかえる口の中。
トロリとした液体を飲み込み、かわりにようこは
トロリとした液体を目一杯まで押し広げられた割れ目の隙間から垂れ流した。

―――――

「アア~~~ン!!  いいわ~、ダーリンたら凄く硬いわ~~」
同じ頃。
啓太も蛇女によって、上と下の両方を掻き回されていた。
グロテスクなので詳しい描写は避けたいのだが、服を剥がれ街灯に押しつけられたそのままの格好で
無理矢理勃起させられた男の部分を蛇女の尻尾の付け根――総排出腔にズッポリとくわえ込まれていた。
ちなみに総排出腔というのは、人間で言うところの尿道口・肛門・膣口を一緒くたにしたもののことで
糞尿と卵を排出し、オスの精子を受け入れる総合口のことである。
そんな場所に、自身のオチンチンがズッポリと。
屈辱だった。
たしかに啓太はえっちなことに興味津々で、女の子とみれば誰彼構わず声を掛け
セクハタまがい・・というかそのものをしたり言ったりしたものだが、これはあんまりと言えばあんまりである。
だけど蛇女のそこは熱くてヌルヌルしていて。
キモチイイことが、自分の男の部分が反応してしまうことが悔しくて。
しくしくと、まるで乱暴される少女のように
啓太はただ、静かに涙を流した。

―――――


どれほどの間、その行為を繰り返しただろうか。
「もごもご・・・ぺろ、ピチャ、ちゅ・・ちゅっ、チュバッ、ぴちゃぺちゃ・・」
もうそろそろ、慣れてきた頃だろう。
ペニスから伝わってくる十分な潤いを湛える膣の感触に満足し、大迫はようこの唇から離れた。
「ちゅぷちゅぷ、チュ・・んはぁぁ~~~~・・・」
途切れる唾液の糸。
蕩けた瞳。
ようこはもう、何も考えられなくなっていた。
肩で息をしながら惚けたような熱っぽい瞳で、ただ大迫を見つめている。
――堕ちた。
その様子に、大迫は獲物が完全に自分のモノになったことを確信した。

645:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:51:16 qijmcoEe
止めていた腰の動きを再会する。
今度は円を描く動きではなく、出したり入れたり。
優しく、浅い抽挿を繰り返す。
「はぅん!  あ・・・・っ! はぁぁっ!!」
ようこの様子を伺う。
快楽にトロけた顔。
膣の締め付けと愛液の量。
そして、今まで塞ぎっぱなしだった唇から漏れ出る、鈴の転がるような嬌声。
もう破瓜の痛みを訴える様子はない。
完全に快楽の方が上回っているのだ。
大迫はほくそ笑み、雄と雌の律動を始めることにした。

ゆっくりと腰を引く。
「アッ!? は・・ぁ~~~~~~っ」
カリ首で新鮮な肉襞を擦りながら愛液を掻き出し、亀頭が見えたところで再び腰を押し戻す。
「あふ・・・!  あっ・・・・あ、ああぁあぁッ!!」
くわえ込んでいたものがなくなり、塞がり始める膣内をまたペニスで割り開く。
ヌムヌムとした粘膜に包まれながらの肉を押し広げる感触。
処女の穴は、たまらなく気持ちがよかった。
「いいよ~、ようこちゃんの中、とっても暖かくて・・・・・ヒクヒクしてる」
勃起した乳首をペロリと舐め上げた。
「ひゃん!?」
続いて、その桜色の突起を口に含みコリコリと噛む。
「や・・ッ!  ぃ・・・た・・」
少し強すぎたらしい。
お詫びの印も兼ねて、今度は丁寧にぺろぺろと。
「あッ!!  ン・・・・だめ、はぁ・・・っ!」
下半身を動かしながら、赤ん坊のように吸い立てた。
チュウチュウ、チュパチュパとわざと音を立て、硬く張り凝った突端を甘噛みしながら
出るわけもない母乳をねだるように。
「ヤ・・ッ! あ・・・あっあっあっ! 吸っちゃ・・・・んあぁ!!」
乳房に吸い付く大迫。
いつの間にかようこはその頭を抱きしめていた。
まるで母親が乳を吸う我が子を愛しげに包容するかのように。
同時に、初めて与えられる乳首への快感を逃すまいとするかのように。


チュポ・・・・
吸われ続けていた乳首が、ようやく解放された。
「ぁ・・・・・はぁ・・・・」
心ゆくまでようこの胸を愉しんだ大迫は、今度は下半身への攻めに力を入れる。
乳を吸っている間もグチャグチャと掻き回し続けていたので、ようこのそこは
もうトロトロに愛液を溢れさせ、シーツの上にかなりの大きさの染みを作っていた。
「はぁ、はぁ・・・・ぁっ!  やぅ・・っ!」
ヌチュ・・・ズチュ・・・・ズッ・・・・ズッ・・・・
繰り返される、一定のリズム。
もう痛みなどは完全になくなり、今では快感だけが結合部を支配していた。
そろそろ、次のステップに移る頃合いかもしれない。
大迫は摩擦に慣れさせるための単調な肉棒の動きに変化をつける。
今までのように腰を引き、今度は違った角度で突き上げた。
ズヌヌヌ・・グニ゙ッ!
「はぁ、はぁ、はぁ・・ひゃぐぅっ!?」
今まで突かれていた場所とは別のところを亀頭で押し上げられ、ようこは慣れない刺激にたまらず声を上げた。

646:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:51:58 qijmcoEe
ズヌヌヌ~~~~・・・ズンッ!
「かは・・・ぁ・・・だめ・・ぇ・・・ひうぅッ!?」
ヌ゙ッ、ヌ゙ッ、コリコリ
「ん~~~・・・ふぁあぁぁっ」
ヌルル・・・・・・グリグリグリグリグリ・・
「ひん・・・・ん・・っ・ひああぁぁあぁッッ!!!」
一突きごとにえぐるポイントを変え、緩急も変えてみる。
「あッ!!  はぅんっ!  えぁッ!!  ふぁあぁああっっ!」
するとその一突きごとに、ようこの喘ぎも変化した。
大迫は今、調べているのだ。
自分の下に組み敷きヨガらせている女が、どこをどういうふうにすれば
どのような反応を示すのかを。
己の思うがままに。
自由自在に喘がせるために。
思い通りに色々な形に変えられるよう、ようこのカラダを隅々まで調べ尽くしているのだ。
「あひィっ!?  ひぁ!!  あッ!!  あはぁッッ!」
様々な角度から、熱く滾った剛直で隅々までを突き回す。
すると調べていくうちに、今まで以上に激しく反応を返す場所があった。
子宮口の少し手前の上だろうか。
ちょうどヘソの裏側ぐらい。
そこに、彼女が一際激しく反応を示す場所があった。
「あひぃッッ!!  あっ・・ゃはあぁぁッッ!!!」
その部分を突くたびに飛び跳ねんばかりに全身を揺らし
また、秘洞の締め付けも今までにない程。

・・・・見つけた。
ココこそが、彼女が膣内で一番感じる場所に違いない。
大迫は、その最も敏感なところを念入りに攻めることにする。
「ひゃあっ!?  らめ・・・そこ、らめぇ・・・ひゃうぅぅッッ!!」
グリグリと亀頭の先端部を押しつけ、腰を引き、一気に突き上げる。
「やめへっ、あ゙ッ!  こんな・・っ! ・・・こんなの、あぅぅっ!  あたま、おかひく・・えうぅッ!!
 おかひくなるぅ~~・・ひぃん!!」
とりあえず、一度イカせておいた方がいいだろう。
その後、じっくりと大人の快楽を教え込めばいい。
ようこの脚を抱えなおし、大迫は彼女を絶頂へと導くことにした。


「ひぃィッ! あッ!! あ゙っ、アッアッアッ!・・・ひゃぐぅぅっ!!」
絶頂への階段を一直線に。
ようこは登り詰めさせられる。
小刻みな振動から大振りなストロークまで。
くすぐるように、あるいは擦り付けるように。
そして、貫きえぐり込むように。
様々な動きで責め立て、ようこを頂きへと押し上げる。
「やめ・・やめへぇぇ~~~、えぅぅッ!!  こんなの、こんなのひんじゃぅ・・はぅんッッ!!」
そして、とどめの一撃。
大きく、ペニスが抜けてしまうぐらいに腰を引き、一気に突き上げる。
そして同時に、激しい律動で揺れ動く胸の先端を
乳房全体が持ち上がってしまうほど強く抓りあげた。
「ゃうぅッ!! へぁっ!  あ゙~~~~~~~~~っっ!」
最後に、恥骨にぶつかり自分の股座が痛むぐらいに腰を押しつけ、責め立て続けたGスポットに
これでもか、というほどにイチモツの先をグリグリグリグリグリリリィィッッッとねじ込んでやった。
「はぐぅッ!! ァッ! ・・・・・ヒァアァァアァァァアァァァァ~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!」
とたんに上がる、もの凄い声。
ケモノが交尾の果てに上げるような、理性などカケラも残っていないような。
そんな声が彼女の口から迸った。

647:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:52:48 qijmcoEe
「ハァッ、ハァッ、ハァ・・・ッ、ふぁぁ・・・・っ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
強制的にアクメを迎えさせられたようこ。
真っ白になってしまった頭と、どこを見ているのやらわからない視線。
「くくく、どうやらイッたようだね」
そんな彼女の頬を撫で、大迫はイヤらしく、好色そうな笑みを浮かべる。
「だけどね、ようこちゃん」
絶頂を迎えたばかりの膣内。
そこにはまだ、埋め込んだままの肉筒がある。
「僕はまだイッてないんだよ」
ヌチ・・・
腰を少し揺する。
「はぁ・・・・、はぁ・・・・、はぁ・・・んあぅ!?」
勃起したままのモノで、ようこの内側を刺激する。
「ひゃああぁ!? ・・・あッ!   あぁああっ!!」
まだ絶頂の余韻も覚めやらぬ彼女のアソコに、再び性の律動。
「ようこちゃん、今度は一緒にイこうね」
爪先がピクピクと痙攣したままのようこの足を抱え直す。
「心配しなくても、いっぱいイカせてあげるよ。 夜は長いんだから、タップリと、ね」
大迫は呼吸の乱れたようこの唇を自らのもので塞ぎ、ゆっくりと腰を使いだした。


――――――――

「・・ぁ・・・・ふぁ・・・・っ・・・っ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・んはあぁあぁ~~~!!」
海沿いのホテルのスイートルーム。
白いレースのカーテンを通り抜け、差し込んでくる朝日が眩しい。
時刻は7時50分。
チェックアウトまでには、まだまだ余裕がある。
「あッ! あッ!  あぅぅ・・・・ひゃぅんっ♥  ひもちいぃ・・・・ひもひいいのぉ~~~~~っ!!」
枕元に置いた煙草とジッポ。
それらを手に取り、大迫は左手で囲いを作りながら
新しく抜き出した煙草に火を付ける。
「――、ふぅぅぅ~~~~~~~~~・・・・・・・・」
大きく息を吸い込み、ニコチンを肺の中に行き渡らせたのちに煙を吐き出す。
ちょっと一服。
「ふああンッ! おねが・・・っ、オマンコぉっ、オマンコもっとしてぇ~っ!」
大迫は灰皿に燃え尽きたガラを落としながら、ゆっくりと振り向く。
するとそこには、SM用のロープで緊縛された川平啓太と契約を交わした犬神が転がっていた。
自由を奪われ手足に、性器とアナルには電動コケシとピンクローター。
あれから一晩中、ようこはイかされ続けた。
一度膣出しして男の精を覚えさせたあと、大迫は持てる性技の全てを駆使して
何も知らないようこに女の悦びを教え込んだのだ。
痛みがなくなり、快楽だけとなった女性器をたっぷりと堪能したあと
次に大迫が目を付けたのは不浄の穴。
膣と肛門が別れた生き物の中で、セックスのおりに人間しか使わないその場所を丁寧に。
時間をかけて、ヴァギナと共にじっくりと気持ちよくほぐしてやったのだ。
最初の内は、自らのペニスで。
疲れたら、今度は道具で責め続けた。
オールナイトで休みなし。
日付が変わっても、東の空が仄かに白ずんでも。
二つの穴は常になにがしかをくわえ込んだまま。
ようこは一晩中、大迫に可愛がられ続けた。

648:水死体 ◆VbCFpoV.fE
07/09/16 09:53:23 qijmcoEe
「可愛かったよ、ようこちゃんw」
シャワーを浴び、服を着込んだ大迫は
まだ絶頂の波覚めやらぬ少女に顔を寄せ、唇を啄むようなキスをする。
「よかったら、連絡して」
サイフから名刺を抜き出して、放心状態のようこの傍らに置くと
耳元で愛を囁くように「また、しようね」と言って、さっさと部屋を出ていった。

―――――

後日。
「ねえ啓太、啓太ってば~」
あの日、ようこが男の味を覚えさせられた日の翌日、啓太は帰ってきた。
だけども戻ってきた彼は、どことなく様子がおかしかった。
一言で言えば、真っ白。
まるで精も根も吸い尽くされ、全て燃え尽きたボクサーのように
啓太は生ける屍のようになっていた。

「ねえ、啓太。 ・・・・・・・・えっちなこと、しよ・・?」
大迫との行為によりオンナに目覚めたようこは、帰ってきた啓太と早速キモチイイことをしようと
持ちかけたのだが、帰ってきた彼の反応は今までにないものだった。
「・・・・えっち・・・・・?   ・・・・・・・・・・・・っ!? ひぃぃっ!  ぃゃ・・・・・・嫌だぁっ! もうそんなのコリゴリだあぁっっ!!」
そう叫んだかと思うと部屋の隅に蹲り、頭を抱えてガタガタと震えだしたのである。
予想外の反応に驚くようこ。
この日は何か変な物でも拾い食いしたのかと思い、大人しく性的欲求の解消をを諦めることにしたのだが
太陽が沈んで登った次の日も、またその次の日も、ようこのエッチな要求を啓太は拒絶し続けた。
どうやら蛇女とのことがトラウマになっているらしい。
そうとは知らないようこはその間、大迫に教えられた『おなにー』で、性の欲求を我慢していたのだが
一週間ばかり経った頃にはついに辛抱たまらなくなり、ポケットの中から一枚の名刺を取りだした。
啓太はあんな様子。
自分の指で慰めるも、なんだか物足りない。
そして、ようこは気付いたのだ。
『好き』という気持ちと『性欲』とは別物で、愛があろうがなかろうがセックスはできるのだということを。
相手が誰であろうが、自分の女性器にペニスを迎え入れ
快楽を貪ることができるのだということに、ようこは気付いてしまったのだ。
(・・・・・啓太が相手してくれないのが悪いんだからね)
心の中で言い訳をして、ようこは公衆電話から
長方形の紙切れに書かれた番号をプッシュする。
ピ、とか、パ、とか、プ、などといった電子音の後に、数秒のコール。
しばらくの後に、目当ての相手が電話口に出た。
「・・・・・・大迫さん、ですか・・?」
彼が電話に出た瞬間、声を聞いた瞬間
あの時の行為を思い出し、頬が少しばかり赤くなる。
胸が少し早めのビートを刻み出し、ペニスをしこたまブチ込まれた子宮が切なくなる。
「・・・・あ、あの・・・わたし、ようこ、です」
啓太の犬神は少し上擦った声で、電話の向こう側の相手に
これから逢いませんかと持ちかけた。

エンド

649:名無しさん@ピンキー
07/09/16 13:04:14 SShcTtJ2
GJ!!

650:名無しさん@ピンキー
07/09/16 18:31:42 JT1ZRqVa
快楽に溺れるようこにハァハァ

651:名無しさん@ピンキー
07/09/16 19:19:46 HqkdQp9M
これはイイ!わっふるわっふる!

652:名無しさん@ピンキー
07/09/17 02:20:13 fhfwFFM0
すごいのきたー

653:名無しさん@ピンキー
07/09/17 10:02:41 9SNcs60p
Gj!!続きに期待

654:名無しさん@ピンキー
07/09/17 16:05:07 3jFj8hhp
GJ!!!

655:名無しさん@ピンキー
07/09/18 01:04:40 r8Magmes
俺は無理だったよ・・・orz

656:名無しさん@ピンキー
07/09/18 05:29:44 jdMXyu3m
天地開闢病院で啓太の子供を産めるようにしてもらっても大迫との関係は続いて
結局はそいつの子供を‥

657:名無しさん@ピンキー
07/09/18 23:37:15 leyDCtuF
こいつは寝取られというかビッチ化だな。
どちらかというと、その後栄沢汚水のナニを咥え込んだりとかの展開になりそうだ。

658:632
07/09/19 03:44:39 w5NkjoKt
>>635
こんな感じでしょうか。本編より長いけどw


「ん~、もうちっと下かな? そうそう、そこそこ。…あー、極楽ぅ~」
「もー、ケイタ、おやじくさい」
「俺は受験生だっつの~」
 顎の下に枕を敷き、うつ伏せになった啓太が、極楽顔でつぶやいた。
上には、現在ともに薫邸に厄介になっている犬神のようこが、ゆっくりコリコリと啓太の腰骨を指圧している。
毎日、交代で相手のマッサージを行うのが現在の二人の習慣になっており、
大事なスキンシップのひとときにもなっている。

「ねえ、ケイタ」
「なんだ~」
「ケイタ受験受かったら、私達ほっかいどうに行くじゃん」
「ああ、そだな」
「すっごく広いとこなんだよね?」
「それが…ふあぁ…どうかしたか?」
 啓太が眠そうに欠伸をする。ようこが楽しそうにくすくす笑う。
「なら、ケイタ、今度は誰にも見つからずに、お外裸で走れるね」
「ばーか、北海道の人に失礼だぞ。町はここと変わらねえよ」
 睡魔のためなのか、啓太は微妙に焦点を外れた突っ込みを入れた。

「それに寒いし」
「だいじょぶ、私が抱きついてればあったかいもん」
 そんな感じの他愛も無い会話を続けるうち、啓太はすやすやと寝息を立て始めた。
ようこは寝顔をみてふっと笑みをこぼし、マッサージで火照った体を啓太の隣に横たえた。

 実は、ようこはこの瞬間が一番のお目当てで、マッサージを続けてるのである。
よく邪魔は入るが。幸い今日は屋敷内は比較的静かだ。
 早速、最近マイブームになってる「ケイタかみ」を開始した。
これは、寝ている啓太をどの程度あまがみしたら起きるのか、という遊びであり、
彼女が絶対に誰も誘う事のない遊びである。

 最初は唇にキスしたり、胸元に顔をうずめたりする事が大半だったのであるが、
そのうち行為はエスカレートし、腕を噛んだり、首筋をちょろちょろ舐めてみたり、
キスに舌を入れてみたりと、自制が段々利かなくなってきている。

659:名無しさん@ピンキー
07/09/19 03:45:10 w5NkjoKt
 しかも最近、これをやっていると、強い火照りと、体の奥が強く疼くのを感じるのである。
そういう時は、啓太の足に自分の足を絡ませ、自分の体ごと擦り付けると、少し心地よい事に、気付いた。
啓太のにおいは、頭から足先まで、全てようこのにおいに混ざる。
 最初は、他の女の子に対して「縄張り」意識を高める為に始めた擦り付けだったが、
今ではすっかり、他の満足を求めるためのものになっている。

「…これは裸でやってるんじゃないから、えっちな事には入らないもんね」
 ようこは自分に言い訳をしつつ、啓太と自分の体の密着面積を広げていく。
もしこの状態で啓太の腕が閉じたりしたら…理性が飛んでしまうかもしれない…。
などと思いながら、今度は啓太のシャツをめくって、乳首に息を吹きかけてみる。

 啓太の体がぴくっと動いたのに反応し、ようこも一瞬体を引いた。セーフらしい。
「へへへ…」
 更に大胆になるようこ。今度はおへそにキス。
そしてその下に続く薄い毛を辿っていくと…!

 そこでハッと気付く。流石にここはやばい。
ここはえっちな事に使う部分だから。ようこはがばっと身を起こし、体勢を立て直した。
心臓がばくばくと音を立てている。
 鏡をとってみると、顔は真赤になり、口元にはよだれが落ちた跡まである。
このままでは、理性が危ない。

 気を取り直そうと、手元にあったテレビデオの電源を入れる。
ところが、誤って、同時に内臓のビデオの再生ボタンも一緒に押してしまった。
中に入っていたビデオテープの内容が映し出される。

「きゃっ!?」

 ようこが目を丸くした。
それはまさしく、啓太が入れっぱなしにして忘れていたえっちなビデオであった。
昔はそれを見て「なんでこんな女がいいのよ!」と言って無駄に癇癪を起こしていただけの内容だったのに、
今のようこにはそれがひどく刺激的にうつった。
 特に、そこが"抜きどころ"だったのか、丁度ケモノの交尾を想起させる後背位の真っ最中である。
二つの体が、汗まみれになり、はしたない声をあげ、肌を重ねている。
 ようこは知らず知らずのうちにそれを凝視していた。

660:そして632へ続く
07/09/19 03:45:49 w5NkjoKt
 くちゅり…。
 やがてビデオ内での行為が終了した後、女優は開脚して、自分の性器を広げて見せた。
そこから白い液体が、とろり、と流れ出る。
「ね、ねえケイタ、あ、あれってたしか…」
 振り返ると、相変わらず啓太は寝息を立てていた。
ビデオの中で次のラウンドが始まったらしく。再び開始されるえっちな音声。

 …本当は今すぐにでも、奪われたい。
もう啓太の嫁になるつもり100%であるようこにとって、発情期を迎えながらの我慢は、非常に堪える物があった。
普段は約束として自分を抑えているのに、最近、その理性も啓太と一緒にいると溶けてきてる。
ようこは理性と戦いながら、仰向けの啓太の上にうつ伏せになり、胸元に顔をうずめた。
体重を預けたら、本当に起きてしまうだろう。

 そうなったら、多分、あのビデオのように…
くんくんと啓太の体臭をかぎながら、何だかムズムズしてきた自分の性器に手を伸ばす。…濡れてる。
 もういつでも啓太とえっちできると思うと、期待に胸膨らまずにはいられない。
しかしようこは、最後の理性を振り絞ろうとした。

「だめっ、これはご褒美にとっておくの!」
 啓太の体から離れようとしたが、ようこの身体はそれ以上後ろに下がらなかった。
啓太の腕が既にようこを捕らえていたのである。
 そのまま、ようこを抱き枕のようにして、側面に抱え込む。
二人の顔の間には、一寸のすき間もなく、お互いの呼吸がはっきりと感じられる状態である。

 ―やん、ケイタかっこい…
ようこは思わずにやけ、顔がゆるんでしまう。
更に、今度は啓太の方から。

 ちゅっ

 唇を押し付けてきた。
ようこの中の「女の子だから、最初は男の子のリードで」というプライドがぶち切れたのを感じた。

「んー……?」
 啓太がようやく異変に気付き、目を開けた。
気付けば、目の前、しかも異様な近さでようこが寝ている!
自分が映りこむほどに近い!

「ねえ、ケイタぁ…」
「な、なに…」
 啓太はやばい予兆を感じ、冷や汗を垂らしながら。恐る恐るようこにたずねる。
暴力的な予兆は慣れてるのに、こんな予兆は初めてである。いつもと違う理由で"おこってる!"
 息が荒い。こんな時なのに息子はビンビンにたってる。なぜ?
でも逃げる気にならない。地獄と同時に天国もやってくるような気がするから!

「いっしょに、そとで、ケモノに、なろっ!」
 …二人の身体が、光に包まれた。

661:名無しさん@ピンキー
07/09/19 03:49:41 w5NkjoKt
よくよく考えると水死体さんのネタとちょっと被ってる…
立場まったく逆だけど

662:名無しさん@ピンキー
07/09/19 12:40:03 H+r5ESa9
むしろ本編をもうちょっと長くw
そろそろ他の女の子も希望

663:名無しさん@ピンキー
07/09/19 15:50:56 15xi9Ybz
>661
GJ!
そのままの勢いで本編を更に濃厚にリメイクキボンw

664:名無しさん@ピンキー
07/09/22 02:50:01 7oarGqUm
>>661
別にかぶってはいないと思いますよ
GJ!
このあとケモノになったようこに逆レイ・・
いや、でもこの場合は和姦かな


誰か、なでしこ凌辱・調教ものプリーズ

665:名無しさん@ピンキー
07/09/22 22:01:35 1dJVXFt4
プリーズ!

666:名無しさん@ピンキー
07/09/27 19:32:13 S3a47uZG
な、で、し、こ、プリーズ!

667:名無しさん@ピンキー
07/09/29 15:39:20 hKRvEbRL
なでしこキボン

668:名無しさん@ピンキー
07/09/30 17:36:10 YqSbOwuF
水死体さんの 蛇女×啓太 ネタ最高!

669:名無しさん@ピンキー
07/10/04 23:31:22 ES5GN5u7
保守

670:名無しさん@ピンキー
07/10/05 21:40:12 xcIma+Fm
ほしゅ

671:名無しさん@ピンキー
07/10/08 08:23:41 V173md0N
過疎

672:名無しさん@ピンキー
07/10/10 19:43:05 /1IqA4Ck
変態保守

673:名無しさん@ピンキー
07/10/11 08:59:19 mHUS1cQw
わんわんっ

674:名無しさん@ピンキー
07/10/12 23:06:54 Oh/btCCo
やっと11巻読んだんだが、はけがしっぽを宗家にもふもふされるのとかいいかなとか思った

675:名無しさん@ピンキー
07/10/14 05:47:00 2xuCJh+z
ようこの尻尾を引き抜いてみたい

676:名無しさん@ピンキー
07/10/14 15:02:17 31MrWDmp
痛みを我慢しながら保守

677:名無しさん@ピンキー
07/10/14 17:45:32 qawdLy62
抜いて開いた穴に突っ込んで・・・・風穴?
んで保守

678:名無しさん@ピンキー
07/10/18 07:34:51 9c/BZ+gB
風穴の弥勒 VS いぬかみのようこ

だが弥勒と啓太ってどこか通ずるところが・・

679:名無しさん@ピンキー
07/10/19 23:53:49 M6/pslkl
ようこ可愛いよ

680:名無しさん@ピンキー
07/10/25 06:29:14 OcM2rhIR
ようこそようこ

681:名無しさん@ピンキー
07/10/27 20:12:30 PlWHtezM
かないみか

682:名無しさん@ピンキー
07/10/28 16:14:25 HgigxNgL
うそだーーー

683:名無しさん@ピンキー
07/11/02 16:56:09 C//EUw4T
過疎ってるな~

684: ◆JWPaeN65Rw
07/11/04 02:10:42 Ig9Q3+8L
投下します。
ヒロインはごきょうやとたゆねです。
ようこスキーな方はスルーしてください。

685: ◆JWPaeN65Rw
07/11/04 02:11:15 Ig9Q3+8L
 ***
 川平啓太は本来ならば今日ようこを自らの犬神にし、様々な苦難を乗り越え、ある時は裸王、またあるときには裸王、そしてまたある時は裸王と呼ばれる存在になるはずである。
 しかし、ここに少しばかりのずれを生じさせたら彼の物語は一体どうなっていたのか?
 そんな些細な疑問からこの物語は生まれた。
 Ifの話が嫌いな方はどうぞ席をおはずしください。
 では、そろそろ劇のはじまりでございます。



***
「くそっ」
 吐き出した言葉は何にもなりやしない。
 街は滅茶苦茶であちこちが大混乱だ。
「ふーん、人間なんかにわたしが捕まえられるわけないでしょ」
あっかんべーなんてしながら俺を挑発してくるのは俺の犬神になるはずだったようこだ。
「あはは、鬼さんこちらてのなるほーに♪」
 明らかな挑発。だが俺は……いいじゃねえか、乗ってやるよ。
「白山名君の名において告ぐ、蛙よ、爆砕せよ!」
 ポケットから取り出した蛙の消しゴムがそいつに迫る。
「ふーん、まるで馬鹿の一つ覚えね」
 涼しい顔をして「じゃえん」とそいつは呟くと忽ち蛙は炎に包まれ爆発した。
まるで歯が立たなかった、それも当然である、あいては川平啓太の何十倍もの月日を生きてきた妖怪である。
何か手はないのか?俺にあるのは後残り僅かになった蛙の消しゴムだけ、一方のあいつは力の半分も出していない。どうしようもないのか?俺が考え込んでいると
「いつまでそうして固まってるの?つまんなーい、もっと遊んでよケイタ♪」
 にこにこと笑っている、そいつ。
「いくよー、だいじゃえん!」
 俺に迫るさっきまでとは比べほどにないほど大きな炎。
――――死
 一瞬、頭を過ったその感覚。しかし、俺はそれを避けた。とっさに身体が反応していた。
 これは日々の訓練と潜り抜けた幾度の死線の賜物だ。
 しかし、俺は気付いてしまった、俺の後ろにはベビーカーを押す一人の女性がいた。
 迫る、迫る、大きな火。
 当然その女性も気づいた。
 しかし、動かない。いや、動けないんだ。
 俺は走っていた。
 間に合うか、間に合わないかなんて考えていられない。
 ただ祈るように走っていた。



686: ◆JWPaeN65Rw
07/11/04 02:12:08 Ig9Q3+8L

***
「紫刻柱!」
 突然現れた紫水晶の柱によって親子に向かっていた炎は二つに割れた。
 俺が目を瞑りそうになった時にやってきたのは……
「啓太様、薫様の命によりごきょうやとたゆね、助太刀に参りました」
「ふん、薫様の命令がなかったらこんなところに来ないんだからな!」
薫の犬神のごきょうやとたゆねだった。
 俺はほっと胸を撫で下ろしながらも
「よし、破邪顕正の名のもとにあいつを何とかするぞ!」
 借り物の二人の犬神にそう言った。



***
 ――え?
 今、ケイタは何って言ったの?
 何で?
 わたしはちょっとじゃれてただけじゃない。
 あれはあの親子があんな所にいるのが悪いんだよ。
 別に狙ったわけじゃないんだよ。
 ねえ、どうして仇を見るような目で睨むの?
 やめてよ。
 いつかの、あのちょこれーとけーきをくれた時みたいに笑ってよ!
 わたしの想いは声には出ず、頭から血の気が引くのが自分でもわかった。



***
今、俺は負ける気が全然しなかった。
俺の隣にはごきょうやとたゆねがいる。
二人とも初めて会うが、あの薫が俺の元に送ってよこした犬神だ。
弱いわけがない。
「いくぞ!」
俺は『敵』を見据える。
心なしか顔色が悪いように見える。
そりゃそうだ、今の俺には犬神が二人もいるんだ。
しかも、どっちもとびきりの美人ときた。
さらさら負ける気がしない。
この勝負に勝ったらこの二人にあんなことや……こんなことを……
いかんいかん、今は戦闘に集中だ。
「たゆね、つっこめ!」
 そう命令するとたゆねは人外のスピードで敵につっこんでいく。
 これが俺にとって初めての犬神使いだった。



687: ◆JWPaeN65Rw
07/11/04 02:12:48 Ig9Q3+8L

***
「右、くるぞ!たゆね、サポート!」
 ふん、何が川平啓太だ。薫様と違って一人の犬神も持っていないただの人間。
 ボクは奥歯をギュッと噛み締める。
 何でこんな奴の言うことをきかなきゃならないんだ。
 犬神は自らが主人と認めた者でなければ言うことを聞かない。
 ここまで何度かは啓太の言う通りにしてきたたゆねは遂に我慢の限界が来てしまった。
 もういい、こんな奴の指示なんかいらない!ボク一人でようこくらいなんとかしてやる!
「たゆね、下がれ!」
 啓太の声が聞こえる。しかし、それに逆らうように
「破邪走行発露×1 たゆね突撃!」
 たゆねはようこに向かっていく。
「くらええええええええええええ!」
 単純なパワーならようこのだいじゃえんにも匹敵するほどの攻撃だ。
 しかし、彼女の攻撃は正直すぎた。
「こんなのあたなないわよ」
 ようこはひらりひらりと舞い遊ぶ蝶のようにたゆねの攻撃をかわした。
「だいじゃえん!」
 攻撃をかわされて無防備なたゆねを見逃すほどようこは甘くはなかった。
 くる、大きな炎がボクに向かって来る。
 ――――怖い
 助けてよ。
誰か助けてよ。
薫様。
助けて。
ボクは目を閉じた。
怖いから。
まるで子供のように。
誰か助けてよう。


***
あれ?
ボクは違和感に気づいた。
いつまで経ってもようこの放っただいじゃえんはボクの身を焼くことはなかった。
ボクはうっすらと目を開ける。
そこにあったのは……
「―――啓太様?」
「大丈夫か?」
ニッコリとボクに向かって微笑んでいる川平啓太だった。
「啓太様……その背中……」
 よく見ると啓太の背中は酷い火傷を負っていた。
「ボ、ボク……なんてことを」
 自然と涙が流れた。
 ボクの勝手でようこに突撃して、あっさりとかわされ、挙句の果てに攻撃を受けた。そしてそれを身を挺してこの男は庇ったのだ。
「怪我はないか?」
 ボクの頭を優しく撫でてそう言う啓太様。
「…ごめ…ひっく…んなさい、ごめん…うっ…なさい」
 嗚咽を漏らしながら必死に紡ぐ謝罪の言葉。
 そんなボクに啓太様は
「なーに、気にすんなって、それにお前は女の子だから顔に傷がついたら困るだろ?」
 優しくボクをなだめるようにそう言った。
「それより、お前に怪我無くてよかったよ」
 その時、ボクは啓太様にもう二度と逆らわないと魂に誓ったんだ。


688: ◆JWPaeN65Rw
07/11/04 02:13:47 Ig9Q3+8L

 ***
 なんで?
 なんでそんな女に庇うの?
 わたしには攻撃しかしないくせに!
 許さない!許さない!許さない!
 わたしがどんな気持ちでずっとケイタを待っていたと思ってるの!
 周りに味方なんてほとんどいなかった。
 でもケイタのために頑張った。
 そうケイタと会うために。
 ケイタのために
 ケイタと……
 もういい、手に入らないなら……いっそ壊れてしまえ!
 いらないいらないいらない
 ちょこれーとけーきも
 とーきょーたわーで のろまんちっくな でーとも
 ケイタも……
 ぜ――んぶ消えちゃえ!
 そしてわたしは力のすべてを解放した。



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