擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【二匹目】 at EROPARO
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプする【二匹目】 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:09:51 2Nz3e0lx
2ゲット、そして>>1

3:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:11:03 UzfRMaYF


4:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:11:33 VlsQ1ela
>>1乙!!


ついでに言うと動物の他にも
・昆虫や鳥類や魚貝類
・絶滅した動物やマイナー過ぎない架空の動物(龍とか)
はOK。

版権ものはなるべく専用スレへ。ということでいいのかな?

5:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:12:13 A8DoZMWv
>>1

6:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:21:30 WAoMcRZ/
>>1


7:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:42:02 KTQ8trkS
まとめサイトってあったっけ?

8:名無しさん@ピンキー
06/11/28 01:53:40 KFebrWZT
>>7
ないよ

9:名無しさん@ピンキー
06/11/28 02:48:24 8qnuk9Nw
>>7
作って

10:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/28 03:04:30 0dXs+AOS
黄龍編 続き書きました。
最近口ばっかりなので、今回は下の口も使います。

てか、忘れられてないかな?不安ですが、いきます。

11:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/28 03:06:42 0dXs+AOS
 薄暗い部屋、月の光が窓から刺し込めているが僅かに物が確認できる程度の明るさの部屋に、黄龍は静かに入った。
 部屋の主である優奈は、既にベッドに入り熟睡し部屋に立てかけられた魂剛は黄龍の力を感じ取ったのか、カタカタと震え始める。
 黄龍は優奈が起きないよう、自分の力を抑えながら優奈に近づく。
 黄龍の力が抑えられても、魂剛の震えは止まらないのは優奈の危険を感じ取っている為で、その事にイラっときた黄龍は魂剛を窓から庭に投げ捨てた。
 庭からガチャンと音が鳴り、改めて黄龍は優奈の傍までより彼の顔を覗き込む。
 優奈は女の子のような寝顔で寝息をたてて眠っていたが、その事に黄龍は疑問に思う。
 怪我を負わせたとはいえ、敵対していた者がいるというのに何故こうも安心しきった、緩みきった表情で眠っていられるのか、と。
 月が黒い雲に隠れ、室内は数秒ほど暗闇に支配される。
 そして月が再び姿を現し、少し明るくなった室内には女の姿はない。
 その代わり、一匹の真紅の瞳に黄金色の、頭に角を生やし胴が長い龍がジッと眠っている優奈を見ていた。
 龍の正体は当然黄龍で、彼女のもう一つの姿でもある。
「……」
 龍は黙って優奈を見つめているが、やがて牙をむき出す。
 今なら殺せる、そうすれば自分の中に流れるモヤモヤ感も、昔の忌まわしい記憶も、自分を混乱させるあの笑顔も思い出さなくて済む、そう思いながら黄龍は今にも優奈に噛み付こうとした。
「やめとけ」
「ッ!!」
 その時、部屋の入り口が明るくなり、黄龍を止める声がし黄龍は素早く声の方向を振り向く。
 入り口には朱雀が日本酒のビンを片手に、立っていた。赤い翼をたたんで黄龍を見ている。
 黄龍は再び人形態になり、朱雀と黄龍は見つめ合う。
「朱雀……」
「黄龍、てめーそんな事すると白虎が怒るぜ?」
 酒に酔っている朱雀の頬は真っ赤だが、朱雀の口調は至って冷静。
 豪快なイメージの朱雀の冷静な様子に、黄龍は黙っているが朱雀は再び口を開いた。
「てめーがなんで人間恨むか、まっ、大体想像はつくけど、そいつは関係ねーだろ」
「……しかし」
「前の主に何をされたか知らねーが、忘れろよ。オレ達は所詮、人間から見たら化け物なんだからよ」
「……」
 朱雀は少し笑いながら真剣みを感じさせる口調で黄龍に言い、黄龍は朱雀から視線を反らすと優奈が視界に入り、慌てて反対の方向に俯いた。
 朱雀の言うこともわかる、わかっているつもりだけど、どうしても人間にされてきた記憶が頭をよぎり人間に対する憎しみを、黄龍は消せないでいるのだ。
 唇を軽く噛みながら俯いている黄龍に、朱雀は同情さえも感じさせる笑みを浮かべる。
「そいつは、オレ達を家族、”人間”として見てる……」
 静かにそう言い残し、日本酒をラッパ飲みしその場を後にする朱雀。
 部屋の扉は閉められ、再び薄暗くなった部屋に黄龍は一人取り残され優奈の寝息だけが部屋に流れていた。
 そして何分かの静寂の後、黄龍もそのまま静かに優奈の部屋を後にし自分が寝ていた部屋へと戻っていった。
 魂剛は庭に放置されて……。

12:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/28 03:07:55 0dXs+AOS
 数日の月日が経ち、黄龍はベッドの上で夜空を見ていた。
 黄龍の怪我は致命傷ではない為、怪我はほぼ完治はしていたが、朱雀の言った言葉が頭から離れない。
 白虎や朱雀をはじめ四神達は黄龍の元を訪れては、楽しく話したり酒を飲んだり主様武勇伝を聞かされたりしていた黄龍は、それ以上に自分に家族のように親しくする優奈の行動に少し混乱している。
 無論、優奈は普通に接しているのだが、人間に対して憎しみしかない黄龍にとっては戸惑いしか感じられずにいた。
 それ故、何度か優奈の寝込んだところを襲おうとしたのだが、毎回直前で躊躇っていた。
「黄龍さん、食事を持ってきましたよ」
 星を見ながら考え事をしていた黄龍に、にっこり笑顔で優奈が黄龍がいる部屋へと入ると、黄龍はベッドの上で上体のみを起こした上体で優奈から顔を反らし横目で見る。
 そんな黄龍の態度にも気にすることなく、優奈は食事が乗ったおぼんを部屋にあるちゃぶ台の上に置いた。
「今日は白蛇さんの実験料理だそうです」
「実験?」
「健康に良い毒を試作してみたとかで……。何だか矛盾してますし、見た目もそうですけど、味は美味しかったです」
「……そう、か……」
 お皿の上には、肉でも魚でも野菜でもなく、まさしく毒という字が似合う謎の物体があり黄龍もかなり不安そうな表情を浮かべるが、優奈を始め四神達が既に食べたことを聞くと安心したように息を吐く。
 その様子を、クスクス笑って優奈は見ていたが黄龍にキッと睨まれ苦笑するとそのまま部屋を後にしようとした。
 その時、黄龍は優奈を呼び止め、優奈は黄龍の方に顔を向けると呼び止めといて黄龍は優奈の顔から視線を反らした。
「お前は、どうして私等の世話を。私はお前を殺そうと」
「お世話がしたいからしてるんです。白虎達も黄龍さんが元気になることを望んでるし、僕が怪我を負わせてしまったので」
 もう何度聞かれたか分からない質問だったが、優奈は嫌な顔一つせず笑って答えるが、その笑顔が黄龍を少し惑わす。
「(どうして、こいつは……)この怪我が治れば、私はお前を殺そうとする、再び人間を襲う。その時、お前はどうするつもりだ?」
「……」
 優奈は黙る。
 黄龍も優奈の答えを待っていてしばらく沈黙が流れていたが、優奈は静かに口を開いた。
「僕、信じてます。黄龍さんはもう人間を襲わないって。根拠はまるで無いですけど」
「……」
 少し笑って答える優奈を、黄龍は黙っているも少し驚きの表情。
 まぁ、いきなり信じてるとか言われても自分は人間憎んでいるわけだから当然だろう。
 しかし、優奈の言葉は確実に黄龍の頭に残り、優奈が出て行った後も叫んでいる料理を食べようともせず俯き黙っているままだった……。
 そして、黄龍はある決断をする。

13:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/28 03:10:17 0dXs+AOS
 その翌日の深夜、優奈は黄龍に呼び出されていた。
 明日は学校で眠らなければならないのだが、黄龍の呼び出しとは初めてなので断るわけにもいかず黄龍の部屋へと入っていく。
「黄龍さん?」
 部屋の扉を閉め、ベッドを見るが誰もいない。
 おかしいと思いながらあたりを見渡していた優奈は、自分の頭上に何かいることを感じ取ると上を見上げる。
 だがその瞬間、優奈は何か自分より数倍大きな物体に圧し掛かられ、その場に倒れこんだ。
「うわぁっ!」
 そして服をつかまれ、部屋のベッドの上に投げられ、その直後圧倒的な重量の物体が優奈の上に圧し掛かり、優奈の息は一瞬止まる。
「くはっ! な、なにっむぐぐっ!」
「静かにしろ、騒いだら殺す」
 優奈に圧し掛かる重量は軽くなるが、その代わり一人の女が片手で優奈の両手首と口を押さえ静かに告げる。
 優奈の上に乗っているのは黄龍で全裸。
 光る真紅の瞳は殺気の様なものを出し優奈は口を押さえられながら頷く。
「ど、どうしたんですか? いきなり何を」
「……」
 口を押さえられうまく呼吸できなかった優奈は、黄龍の手が口から離れると息を整えジッと自分を見つめている黄龍に問う。
 今度は両手で優奈の腕を押さえている黄龍は、黙って優奈の顔を見つめていたが口を開いた。
「こ、黄龍さん?」
「……お前と……主としての契約の試練をしてやる……」
「へ? し、しれ―」
 優奈の言葉が止まる。黄龍が口を押し付けてきたためだ。
 黄龍の突然の行動に、優奈の体は硬直し黄龍は目を瞑り舌を優奈の口内に侵入させた。
「んっ、んむっ、んちゅっ」
 頭を横にし逃れようとする優奈だったが、黄龍の両手でがっちり顔を押さえられ動けずにいた。
 優奈の体は既に口内の刺激に力が抜け始め、口の端からは二人の唾液が一筋流れて黄龍は優奈の唾液を吸いながら舌を絡ませる。
 黄龍のディープキスに、呼吸がままならない優奈は次第に苦しげな表情を浮かべると、それに気づいた黄龍は口を離した。
「はぁ、はぁ、はぁ、いきなり、どうしたんですか? はぁ、試練って、まさか」
「そのまさかだ。お前が、私の主に相応しいか見極める。動いたら殺す、いいな?」
「それは……でも、黄龍さんは人を」
 黄龍が人間を恨んでいるというのは優奈も知っている。
 これまでの試練も、相手に無理やりという形だったのだが、玄武も白蛇も青龍も朱雀も人を恨んでいるという訳ではなかった為、優奈は少し戸惑う。
 そんな優奈の言葉を再び止めさせようと、黄龍は口を押し付けようとするが優奈は思わず顔を背けてしまった。
 その仕草に、少しばかりムッとした表情を浮かべた黄龍の表情はニヤッと笑みを浮かべた。
「動くなと言った……が、お前は口よりこちらの方がいいのか?」
「ぇ? ひあっ!」

14:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/28 03:11:28 0dXs+AOS
 黄龍は優奈の耳元で囁くと、そのまま耳を嘗め、舌で弄り始めた。
 思わぬ箇所からの刺激に声を上げる優奈を、真紅の瞳を細めて少し楽しそうな表情で黄龍は耳を攻める。
 耳朶を嘗めたり、耳を軽く噛んだり、舌で耳の穴を穿ったりし、その度に優奈は体をびくッとさせる。
 そして耳攻めに耐えられなくなった優奈は思わず顔を再び黄龍の正面に向けると、黄龍はそれを待っていたかのように口を押し付けた。
 再び優奈の口内を舌で嘗め回し、唾液を吸い取り優奈は呼吸は奪われいるが、優奈の下腹部は確実にテントを作っていた。
「んんっ、ふぅ、女としているようだ。さて……」
 口を離し、ニヤリと笑う黄龍は、息を切らしている優奈の服を両手で引き裂いた。
 シャツのボタンが全て飛び、ゆっくりと体を後ろに移動させながら、黄龍は優奈の首や胸を愛撫していく。
 過去の忌まわしい陵辱により、黄龍は男が感じる箇所をほぼ的確に嘗めていき、優奈は既に黄龍のされるがまま。
 仮に抵抗ができたとしても、今の優奈には魂剛がなく力は黄龍の方が圧倒的に上なので、抵抗しても無駄だと思っていた。
「こ、黄龍さん、やめて、ください」
 優奈は言葉で黄龍を止めようとするのだが、その声は既に快感が入り混じり女の子のように弱々しくもある。
 そんな訴えも黄龍の前では無力で、黄龍の頭は優奈の下半身のテントまで来ており、優奈のズボンも勢いよく脱がされる。
「ほぅ、顔に似合わず随分と立派ではないか。それに、こんなに濡らして嫌だというのか?」
「……」
 黄龍は既に完全体となった優奈の肉棒を、うっとりした表情で見つめ片手で軽く握り上下にしごき始める。
 その快感に身を震わせながら、優奈は恥ずかしそうに顔を背ける。
 その反応に何ともいえない屈服感を感じた黄龍は、笑みを浮かべながら肉棒をしごくスピードを上げる。
「ぅ、くっ、んっ」
「どうした? 声を出したければ出すがいい。ただし大声を出せば死んでもらうがな」
 声を出していいのか悪いのか、微妙に悩まされる優奈であったが、ここは声を抑える事にし唇を噛みながら肉棒からくる快感に耐えていた。
 それでも黄龍の攻めは続き、優奈の肉棒から溢れ出る透明液でびっしょりと濡れている手の動きを止めると、舌で肉棒を嘗め始める。
 優奈の体はブルッと震え、部屋に水っぽい卑猥な音が響き黄龍は肉棒を口に咥えた。
「ひぁっ! あっ、ぅぅ」
 暖かい口内、ざらついた舌の感触、その刺激に優奈は声を上げるが声を上げてはいけないことを思い出し、両手で口を押さえてた。
「素直で良いことだな、んっ! ぢゅぶ、ぢゅぶ、んん……っ!」
「…ッ…ッ!」
「んぐっ、じゅるるっ、溢れて大変だ、んんっ!」
 黄龍は亀頭から出る透明液を音を立てて飲んでいく。
 その音で優亜の興奮は更に増し、黄龍の片手は肉棒の根元を握り、もう片手の中指は優奈の肛門にあてがい、透明液で十分に濡れていた指はすんなりと入っていった。
「ひぐぁっ! そ、そこ、だめ、だめです黄龍さんっ!」
「んはぁ、黙っていろ。んんっ」
「……ック……ぁん」
 出し入れされる感覚に、優奈は体をビクつかせ甘い声を上げるが、黄龍がキッと睨むと涙を流し必死に声を抑えていた。
 しかし、肉暴と肛門から同時に来る快感に次第に優奈の体は何度も跳ね上がる、射精感がこみ上げてきた為だ。
 それを感じ取ったのか、肉棒を咥えている黄龍の頭と、肛門の中をかき回す中指の動きは激しくなっていき、そして優奈の精は黄龍の口内に放たれた。
「んんんっ! んんっ、んんっ」
「んっ! うぅぅっ!」
 毎日玄武や白虎達に搾り出されている優奈であったが、それを感じさせないほど濃い精液が黄龍の口内に放たれ、黄龍は喉を鳴らし精液を飲んでいった。
 うなり声を上げながら射精の快感に実を振るわせる優奈を、全て飲み干した黄龍は唇についた精液を舌で嘗め取ると呆然としている優奈を笑みを浮かべながら見下ろしていた。
「絶頂したか、試練に負けたな……と言いたいところだが、まだ経験の少ない少年。特別だ、あと2回の有余をやろう。それで私を絶頂させたら主として認めてやろう。ココもまだまだのようだしな」
「ひぅっ!」
 黄龍は再び肉棒を嘗めだし付着した精液を嘗め取っていった。
 射精したばかりで敏感になっている肉棒は、舌の感触に再び完全体となり優奈も声を上げる。
 そしてある程度嘗め取ると、黄龍は体を起こし片手で肉棒を掴みながらトロトロになっている秘所に肉棒をあてがった。

15:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/28 03:12:25 0dXs+AOS
「こ、黄龍さん、待ってくださ―!」
 優奈は起き上がり挿入を阻止しようと声を出し暴れるが、既に亀頭が入り始めて肩を掴まれ再び押し倒され、黄龍は一気に腰を沈めた。
 肉棒は黄龍の膣内の最奥まで到達し至急の入り口を刺激する。
「んああっ! ふ、かい、奥に当たってる、ぞ」
「うぅあっ! こ、りゅうさ、僕だめ、ですっ! んんっ!」
 優奈は絶え絶えの声で言うと、2度目の射精を膣内でする。
 黄龍の膣内は、まるで精液を搾り出す生き物のように動き、優奈はそれに耐えられなかった。
 射精を感じている黄龍は、その快感に身を震わせながら射精中にも拘らず腰を動かし始めた。
「あはぁっ! んあっ、あっ、くぁああっ!」
「あひゃぁんっ! や、やめ、てくだ、さいっ!」
 射精中の肉棒は黄龍の膣内で暴れ、黄龍に快感を与え続け、優奈はだらしなく口を開き唾液を垂らしながら与えられる快感の渦に飲まれていく。
 黄龍もいつもの凛々しさがある風格とはかけ離れ、快感に浸り嬉しそうに笑みを浮かべている口から唾液を一筋垂らし、腰を激しく動かし膣壁で肉棒をしごき上げ、射精後も瞬時に肉棒は完全体となった。
 その淫らな姿は、過去に大勢の男を相手にしてきたせいかはわからないが、優奈にとっては十分過ぎるほど魅力的であり興奮を高めていき、思考を麻痺させる。
「また、硬くなった。いいっ、くあっ、あああっ!」
「んっ! こ、うりゅうさぁん!」
 思考が麻痺したせいか、優奈の腰は自ら快感を求めるように黄龍を突き上げていた。
「ひゃああっ! う、動くなと、言っただろ! でも、これは、許す、もっと、突け!」
 黄龍に答えるように、優奈の腰は膣壁を擦り、最奥を刺激し黄龍に快感を送る。
 優奈の両肩を掴みながら腰を動かす黄龍は、再び優奈の口に口を押し当て舌を絡ませる。
「んんっ、んちゅっ、ちゅるるっ、んんんっ、も、私は……っ」
 唾液を交換しながら優奈と上と下で繋がる黄龍の膣内の締め付けが増す。
 絶頂が近い証拠であり、優奈も一層腰を動かすと、黄龍は一度体をビクつかせた。
「だ、めぇ、もう、んんっ、んっはあああああああああああああ!!」
「うぁっ!」
 口を離し、優奈に抱きつくように黄龍は絶頂を迎えた。
 黄龍の絶頂に、膣内は優奈の肉棒を千切れてしまうのではないほど締め付け、その締め付けに耐えられない優奈は黄龍の膣内を白く汚れた液で汚していった。
 3度目とは思えないほどの量を出し、行き場の失った精液は結合部から溢れベッドを汚す。
 そして、永遠に続くかと思うほどの射精を終えた優奈は肉棒を黄龍から引き抜こうとする。
 だが、黄龍が上に乗っている以上それは不可能であり、二人は繋がったまま息を荒らしていた。
「はぁ、はぁ、こ、黄龍さん? 離れて、もらえませんか?」
「………」
 優奈は黄龍に声をかけるも、耳元にいる黄龍からは応答がなく、ゆっくりと横を見ると黄龍は既に眠っていた。
 何とか起こそうと試みるが、見事に起きず優奈は軽くため息を吐くと、繋がったまま目を閉じた。
「……よろ……たの、む……あるじゆうな……」
 そして優奈が眠りに入ろうとした瞬間、優奈の耳元で黄龍は何かを囁いたが、優奈には聞こえてなくそのまま二人は繋がったまま深い眠りに入った。

16:狐とか四神とか書いてる奴
06/11/28 03:16:00 0dXs+AOS


 その翌日から、黄龍は優奈を主と認め、優奈の家で住むことになり白虎を始め四神と主優奈は黄龍を笑顔で迎え入れた。
 黄龍の中で、人間に対する憎しみ、恨みが消えたわけではない。
 しかし、優奈は信用したようで、黄龍にとっては人間の恨みを忘れる第一歩でもあったのだった……。



以上です。予想以上に長くなってしまいました、何故黄龍だけ?
これで四神は全員揃ったということで。
そして白虎はまだまともに書いたことないことに気づいたorz
なにはともあれ、楽しんで頂けたら光栄です。

17:名無しさん@ピンキー
06/11/28 03:21:04 hrIV3prt
>>16
リアルタイムGJ!!
優奈の喘ぎ声とかホント♀×♀みたいだwww
けど大好き。

18:名無しさん@ピンキー
06/11/28 04:13:44 WQhdaz5x
 バケモノを狩るのを生業とするダンピールのハンターが
 女人狼(スタイル良、片言、毛深い、完全狼顔)にレイプされる

 ってネタを考えた(書いてない)が、これは何処にいけばいいんだ?

19:名無しさん@ピンキー
06/11/28 06:08:54 /R0euona
>>18
完全に狼顔か・・・まぁここでもいいんじゃね?
とりあえず前スレに書いてみたらどうかな?

20:名無しさん@ピンキー
06/11/28 08:42:41 dSJUfFj1
保管庫とか誰か作ってくれんだろうか

21:名無しさん@ピンキー
06/11/28 13:12:47 2Nz3e0lx
多分>>20が作ってくれると信じてる

22:名無しさん@ピンキー
06/11/28 15:20:25 cy1GvjZK
前回やっと活躍したと思ったら、捨てられちゃう魂剛萌へ。

23:名無しさん@ピンキー
06/11/28 16:37:34 VpV9OU3T
大丈夫。そのうち魂剛でゆーなキュンのおちりを攻めてくれるはず、とうちの相方が言ってます。

もう一発投下すべきか。犬だけど。

24:名無しさん@ピンキー
06/11/28 16:50:57 KdygA4Ix
世の中には言い出しっぺの法則というものがあってだな…。

25:名無しさん@ピンキー
06/11/28 18:08:07 ZBGNlwjJ
今まで出てきた(もしくは誰かが書こうとしている)獣ってどんなのがいる?

26:名無しさん@ピンキー
06/11/28 19:33:20 KTQ8trkS
既に出てきた種族だけなら
狼・狐・ヤドカリ・ホワイトタイガー・ゼクター
タヌキ・ライオン・ワシ・ウサギ・猫・百舌
青龍・黄龍・朱雀・玄武・白虎・熊・牛・蛇・蜂
だとおもう。
虎や猫、蛇は何度かリサイクルされていたりする。
他になんかあったっけ?

27:名無しさん@ピンキー
06/11/28 19:41:52 0dXs+AOS
蝙蝠(こうもり)

28:名無しさん@ピンキー
06/11/28 22:04:19 2Nz3e0lx


29:狐とか四神とか他諸々書いてる奴
06/11/28 22:19:04 0dXs+AOS
こんばんわ。何か書いたんですが連投になってしまいます。
それでもいいですか?

30:名無しさん@ピンキー
06/11/28 22:31:55 t8Y05fV0
>>16さん、
優奈と白虎の出会いが読みたい!

31:名無しさん@ピンキー
06/11/28 22:34:49 UzfRMaYF
もちokでしょうw

32:名無しさん@ピンキー
06/11/28 22:35:06 hGQ8IZXs
>>29
wktk

33:狐とか四神とか他諸々書いてる奴
06/11/28 22:43:10 0dXs+AOS
「~♪」
 放課後の夕方、俺達が住んでいる村からかなり離れた街の駄菓子屋に俺と刹那はいる。
 俺達は小さな籠を持ち、その中に菓子を入れていた。既に刹那の籠の中は菓子の山と化している。
「あ、これ美味しいんだよね~。何味が好き?」
「俺は、たこ焼きかな」
「え? チーズでしょフツー」
 刹那はうまい棒チーズ味を数十本手に取り当然のように胸を張りつつ言いのけた。
 なんだか微妙に腹が立つものの、味の好みは千差万別、人それぞれなので黙っておいた、かったるいし。
 何故、高校生の俺達が駄菓子屋なんかにいるかというと、明日は俺が通っている学校の遠足なんだ。
 家の学校は生徒数が少ない為、学園問わず全員参加となる。
 行く場所は水族館となった。
 山に囲まれ、また海からは遠い場所に位置する田舎なので海の生物のことを少しでも学ぶという目的もあるらしい。本だけじゃ分からんこともあるだろうし。
 そして今は、遠足の際の菓子選びに来ている。500円までと決められており、刹那は2本の大きな尻尾を千切れんばかりに振り、相当楽しそうだが慎重に選んでいた。
「ねーねー、何がいいかなぁ?」
「とりあえず、ガムと飴は禁止。チョコとかは溶けて大惨事を招く可能性があるからやめとけ」
「わかってるわよそんな事」
 俺に擦り寄りながら刹那は甘えた口調で聞いてきたので、とりあえず注意事項だけを伝えておくと、刹那は頬を膨らませていた。
「あ、これいいなー♪」
「やれやれ」
 そして再びお菓子を掻き集め始める刹那の姿は、とても俺の一歳年下とは思えないほど幼い感じがした。
 まぁ、それと同時に可愛げがある。
 そんな刹那に続くように、俺も適当に菓子選びに入った。


34:狐とか四神とか他諸々書いてる奴
06/11/28 22:44:38 0dXs+AOS
 その日の夜のこと、街まで自転車で往復したせいか、俺は無償に疲れてベッドの上で眠っていた。
 静寂だけが俺の部屋を流れる中、ふと部屋の窓を叩く音がする。
 最初は気のせいかと思った。しかし、その音は気のせいではなく窓の方向には確実に何かの気配を感じた。
「ん?」
 何度も感じたことのあるその気配は、俺の予想を見事に裏切らなかった。
 眼を開き、ゆっくりその方向を見ると、そこには刹那が狐形態の前足で窓を叩いている姿。
 ベッドのすぐ隣にある窓を、俺は状態のみを起こしてカチャッと開ける。
「うおっ!」
 その瞬間、俺は刹那に押し倒された。前足の爪が俺の肩に食い込み痛みが走る。
 月明かりだけが照らす部屋は、月が雲に隠れたのか一瞬暗くなる。
 その暗闇の中、俺を押し倒しながら見つめていた真紅の瞳は動物的なものから人のものへと変わり、俺を肩を押さえている前足も人間の手の感触に変わる。
 雲がはらわれ、再び室内が少し明るくなると目の前には全裸の刹那人間バージョンがジッと俺を見ていた。
 俺は考える、今日は月は赤くない。ということは発情しているわけじゃない、ならどうしてこんな事を。
 そんな脳内の疑問を、俺は口に出して当の本人に聞くことにした。
「なんだ? どうしたんだ? 今日は月赤くないだろ? こんな時間に何やって―」
 しかし、俺の質問は刹那に口を押し付けられて中断された。
 少し予想はしていたことなので、唇を閉じるも刹那の舌により容易に突破され、刹那は舌を絡め俺の唾液を吸い、また自分の唾液も俺の口内に送ってくる。
 しばらくお互いの唾液を交換させられていた時、刹那の片手俺のズボンを脱がし既に硬くなり始めている肉棒を弄っているのを感じる。
 片腕が自由になったので、俺は何とか刹那を退けようとするが、すぐに腕を押さえられ身動きが取れない。
 呼吸が間々ならず息苦しくなってきた頃、刹那はようやく俺の口を開放した。二人の唾液が糸のように伸びる。
 そして俺を見下ろしニコッと笑う刹那の表情に俺は無性に腹が立った。

35:狐とか四神とか他諸々書いてる奴
06/11/28 22:45:50 0dXs+AOS
「ちょ! お前! いきなり来てなぁにやっちゃってんだ!!」
「……だって~」
 怒鳴り口調で刹那に言うと、刹那は自分の頬を俺の頬に摺り寄せて甘えるように抱きついてきた。
 さっきまでは妖しさを感じさせていた刹那の雰囲気が途端に子供のようになり、俺は少し混乱する中とりあえず抱きつく刹那を引き離す。
「だってじゃない。訳わからんよお前!」
「眠れない」
「は?」
 俺の耳元で刹那は何か言いにくそうに言うと、思わず間抜けな声を出してしまった。
 しばらく考え結論に達する。
 ようはアレだ。子供が何かのイベントの前日に興奮して眠れないっていう実に刹那らしい現象だ。
「だからってこんな事しなくてもいいじゃねえか」
「だって……運動したら疲れて眠れるかもって思ったから」
「運動?」
 刹那は再び俺の方を押さえつけると子供のように甘えた口調で言ってきた。
 彼女の言う運動というのは、多分あれの事だろう。
 運動ついでに気持ちよくなろうという魂胆だと思う。まぁ、その予想は見事に的中するわけだけど。
「一緒に運動に付き合って♪ ココもほらぁ、したいって言ってるし」
「そりゃ刺激されれば当然の現象です」
 とりあえず敬語で返すと、刹那は少しムッとした表情になり俺の肉棒を乱暴に握ると、その上に自分の秘所をあてがう。
 刹那の秘所はさっきのキスや肉棒弄ってたせいか、既に愛液でコーティングされ光って綺麗だった。
 それに少し見惚れてしまったのが失敗で、俺がボーっとしていると刹那は隙ありと言わんばかりに一気に腰を下ろし肉棒を下の口で咥えていった。
「んっ! くうぅぅっ、はあぁっ! は、入ったよぉ~、やっぱり、おっきぃ」
 一気に根元まで沈み、お互い身を震わせている。
 刹那の膣内は相変わらず狭く、亀頭は最奥を刺激し電気のような痺れと共に快感が俺の体を流れる。
 刹那も、快楽に支配されたようにとろけた表情になっており、嬉しそうに微笑む口の端からは唾液が一筋流れている。
 次第に再び俺の肩を押さえ、刹那は腰を動かし始めた。
 結合部からはじゅぶじゅぶと卑猥な音が流れ、刹那の愛液が溢れベッドのシーツを汚していった。
「はっああっ! あっ、んっ、い、いい、よぉ、あんっ、ひもちいいぃっ!」
「ぅっ! 刹那、飛ばし過ぎだ」
「だ、だってっ、きもち、いいんだもん、はあぁんっ! とまんないよぉっ!」
 腰を激しく上下に動かしながら快楽に浸る刹那は、いつもの子供っぽい表情とは一変し、とても魅力的だった。
 発情期でもないのに、真紅の瞳は理性を失っているように見える。
「ね、ねぇ、しっぽぉ、尻尾もっ、んあっ、弄ってぇ!」
 喘ぎながら絶え絶えの声で刹那はそう求めながら、俺の頬を嘗め上げ俺の唇に自分の唇を押し当ててくる。
 俺は腕を伸ばし、バサバサと乱れて振られていた尻尾を掴むとそのまま肉棒を擦るように擦ると、刹那は体をビクつかせ膣内の締め付けは一層増す。
 刹那は肉棒を入れながら尻尾を弄られるのが好きなのだ。
 俺達はいつの間にか座位になっており、刹那は俺の首に手を回し体を密着させ、上の口で唾液を吸いながら下の口で肉棒を咥え込み、俺も両手で二本の尻尾をしごきながら腰を動かし突き上げる。
「んっんんっ! んっはぁっ、も、わたし、だめ、イッちゃう」
 一旦唇を離し、耳元で刹那が囁いた瞬間、再び口を押し付けると膣内が急激に締め付けた。
 どうやらイッたらしく、その締め付けに耐えられなくなり俺も刹那の中に精液を噴出し刹那の膣内を汚していった。
「ぁんんんんっ! んんっ……」
 ビュクビュクという音が響き、刹那は口を押し付けたまま俺を押し倒す。
 すべて吸い取られると思わせるほどの射精が終わり、俺達は抱き合いながら快楽の予兆に浸る。

36:狐とか四神とか他諸々書いてる奴
06/11/28 22:46:54 0dXs+AOS
「ハァ、ハァ、はは、今日も、ハァ、いっぱい、出したね」
「まぁな」
 肉棒を引き抜き、そのまま俺の横に寝そべりこちらに顔を向ける刹那は、満足そうに笑っていた。
 その笑みは既にいつもの子供っぽい無邪気なものへと戻っていて、俺も少し笑って返した。
「んっ、ふわぁ~~……う、ん、なんか、ねむくなってきちゃった」
 その時、刹那は大きな欠伸をし、眠そうに瞳をトロンとさせ眼を擦っていた。
 俺はやっと解放されると安堵のため息を吐いた、が、
「……すぅ……すぅ」
 時既に遅し、刹那は寝息を立てて気持ちよさそうに眠っていた。
 体を揺すっても、呼びかけても、尻尾を弄っても既に熟睡してしまったらしくまったく起きなかった。
 このまま家に置いといて誰かに見つかれば後が面倒なので、俺は自分の携帯を取り出しどこかに電話をかける。
 そこは刹那の家で、しばらくすると静かな声とともに刹那の双子の弟が出た。
「えっと、狐娘が家で寝ちまったから、ちょっと迎えに来てほしいんだけど」
「くちゅんっ」
 窓から来る冷たい風で刹那がくしゃみをする中、事情を説明すると、弟は静かな声ですぐ来ると言って電話を切った。
 俺は弟が到達する前に、汚れたシーツや刹那の膣内の精液をティッシュ等で拭き取るなどして後始末をして数分後、弟が黒い毛並みの狐形態で現れ、眠っている刹那を背中で抱え跳んでいった。
 ようやく寝れると思ってベッドに入った頃には、既に日付が変わっていた。
 次の日の遠足は、元気な刹那の横でかなり眠かった……。

37:狐とか四神とか他諸々書いてる奴
06/11/28 22:48:52 0dXs+AOS
以上です。
え? ゆーなと白虎の話?







頑張ります!

38:名無しさん@ピンキー
06/11/28 22:55:05 UzfRMaYF
GJ。

39:名無しさん@ピンキー
06/11/28 23:44:03 xJP0TLv/
一緒に家から遠足行けばいいじゃないか、と思ってニヤニヤさせていただきました。

40:名無しさん@ピンキー
06/11/29 00:04:44 jDMt8pDU
刹那を帰さずそのまま寝た場合。

青年が朝勃ちして刹那がヤりたいとごね始め、しかたなく一発やったら遅刻しそうになる……。

というのが浮かんだ

41:名無しさん@ピンキー
06/11/29 01:00:57 6LKRf0qX
うおおおおお!久しぶりに狐キテター!!
…アレ?刹那って名前いつ決まったっけ?知らなかったのボクダケ?
でもGJなコトには変わりない!

42:名無しさん@ピンキー
06/11/29 01:03:19 lbPk6bWn
青年の方はまだ名無しか



なんとなくそう思っただけ


43:名無しさん@ピンキー
06/11/29 01:19:00 jUS0zJIl
>弱い男に…女を選ぶ権利はない!

今更だが、すごい名言だと思った。

44:名無しさん@ピンキー
06/11/29 02:18:07 2QkjXFIW
おいwwww狐娘で名前が刹那ってwwダブレットカオスかよ・・・って言っても知ってる人いねぇかww

45:名無しさん@ピンキー
06/11/29 02:19:35 2QkjXFIW
悪い、ageちまった…

46:名無しさん@ピンキー
06/11/29 02:26:48 jUS0zJIl
あの長さだけが取り柄のグダグダした主人公準最強のネット小説か。
理想郷で何度も紹介されてたから我慢して最新話まで読んだが、酷い目にあったぜ。

47:名無しさん@ピンキー
06/11/29 02:47:59 Fe4rr9tU
>>43
元ネタキボンヌ

48:43
06/11/29 02:54:16 Fe4rr9tU
ゴメン、解決した。前スレね

49:生産性の低い人
06/11/29 03:59:33 kW5FgKZI
どうも、前スレで神社のへび巫女さんとか書いた者です。
最近スランプでした。
煮詰まっては新しいのに手をつけ、の繰り返しでした。
でもなんとか一つひねり出せたので投下します。
批評はバッチ来いなんで、宜しくお願いします。
今回は狼さんです。

50:生産性の低い人
06/11/29 04:04:39 kW5FgKZI

かたかたかたかたかた

一心不乱にキーボードを打つ青年、大山倫太郎。

かたかたかたかたかた

現在大学生。ある講義のレポートを製作中。

かたかたかたかたかた

身長そこそこ。ルックスそこそこ。貧乏学生。
財産といえば、親のお下がりのPCと、250ccのバイクくらい。まだローン中だが。

かたかたかたかたかた

どこの大学にもいそうな大学生だが―

かたかたかたかたかた

「ふう、あー肩こった」

ずぼっ

「終わったか、倫」
「いやまだだって。脇の下から頭突っ込むの止めてってば」
「早く終わらせろ」
「いや聞いてる?」

―喋る犬を飼っていた。

喋る犬、というのはあまり正確ではない。
姓は川名、名は月子。彼女曰く、誇り高き人狼族の末裔、だそうだ。
両者の出会いは数ヶ月前。
倫太郎がツーリングで山を走っていた時に出会った。
出会った、というか、出会い頭だった。
ふらふらと道路にでてきた月子を避けようとしたが、失敗。
幸い月子は軽い打撲、倫太郎は擦り傷(バイク、人体共に)で済んだのだが、申し訳なく思った倫太郎が治療のため月子を連れて帰ったところ、そのまま倫太郎の下宿に住み着いてしまった、という訳。

「ちょくせつとうし? かせんはんのう? 何が何だかさっぱりだな」
「ちょ、キーボード打てないから」
「……ひまだ。あきた。かまえ」
「あーもーわかったから。このレポート終わったら大学休みになるから。もうちょっと待ってよ」
「もうちょっともうちょっとって、テスト週間とやらになってからそればかりだ」
「本当に、正真正銘、このレポートが最後だから」
「もう待てない」
「終わったらウインナー買ってくるから」
「本当か? 前みたいに魚肉ソーセージ買ってきたら本気で咬むぞ」
「本当だって。この前1本100円もするでっかいウインナー見つけてさ。それ買ってくるよ」
わしわしわし。頭を撫でてやる。
「……もうちょっとだけ、待ってやる」
やっとのことで引き下がる月子。彼女専用の座布団にもどってねっころがる。
わずかに目を細めるくらいの変化しかなかったが、尻尾が絨毯にあたってパタパタと音を立てる。やはり肉の魅力は偉大だ。
ことあるごとに“誇り高き人狼族の末裔”を持ち出す月子だが、どうみても倫太郎に餌付けされている。
(まあ、飼い犬、というほど従順でも可愛くもないけどさ)
これ以上時間をかけていたら、本気で何をされるかわからないし。
心中苦笑いしながら、意識をPCに戻す倫太郎だった。


51:生産性の低い人
06/11/29 04:07:05 kW5FgKZI

かたかたかたかたかた
かたかたかたかたかた
かたかたかたかたかた

(メールに添付、学籍番号、名前よし、送信、っと)

レポートを載せたメールは送信トレイへ移動し、問題なく送信済みトレイへと移動していった。
正直良い出来のレポートではない。まあ可はもらえるだろう、そんな完成度。

「月子さん、おわったよー……って、寝てるや」

座布団の上で丸くなっている月子。
クロゼットからバスタオルを取り出し、月子にかけてやる。

(……月子さんと暮らすようになってから、日常生活にハリが出てきたな)

サークルも入っていないし、大学は大教室での講義しかないから友人も数えるほどしかいない。
惰性で生活している感は否めなかった。
そんな生活も、月子との同居で一変した。
我侭なくせに、どこか礼儀正しい。
プライドか高いくせに、どこか素直。
同居以来、振り回されっぱなしだが―

「おやすみ、月子さん」

起きないように気をつけつつ、顎の下を撫でてやる。
狼特有の強い毛皮の感触と、月子の体温を感じる。

―こういうの、なんかいいな。

そんなふうに思いながら、倫太郎はベッドにもぐりこんだ。

52:生産性の低い人
06/11/29 04:11:38 kW5FgKZI
(なんかいいな、とは思ったけどさ―)
ぐちぐちぐちじゅぷじゅぷぴちゃぴちゃ
(―この仕打ちは勘弁して、いやホント)
両手両足はベッドの脚につながれ、猿轡をかまされ、全裸。
朝起きたら完全緊縛済みでしたとさ。
「んく、んんっ、ふぁ、起きたか、倫」
しかもフェラチオされてましたとさ。

月子は昨晩の狼の姿ではなく、人の姿をとっていた。
研ぎ澄まされた、刃の美しい、その切っ先によく似た―そんな形容がぴったりの、怜悧な容姿。
人の姿といっても、完全に人と同じではない。
その身体は狼の時と同様の毛皮で彩られ、彼女のしなやかな体のラインを引き立てている。

「我を放っておいて勝手に床に就くとは、重罪だな」
ほっそりとした指が倫太郎の棒を責め立てる。
手のひらは毛皮で覆われておらず、すべすべとした素肌の感触が彼をさいなむ。
「よって、今日一日我の玩具になってもらう。反論はあるか?」
「むーむーむー」
「反論無しか。では愉しませてもらおう」
「むーっ!」
ぺろり、とひとつ舐め上げ、口での責めを再開する月子。
彼女の舌は、器用に倫太郎の敏感な場所を的確に擦った。
「むぅ、むっ、ん―」
どくどく、どく。
勢いよく発射された体液を、残らず飲み下していく。
棒の中に残ったものも吸い出し、熱のこもった吐息を吐く。
「―早いな。それに凄い量。いや我は構わないが、後々辛いのは倫の方だぞ?」
「むー……」
「まあ良い。これが空になるまで絞りつくしてやる」
倫太郎の袋を手のひらで転がし、艶を帯びた微笑みを浮かべる月子。

「さて、色々と試したいことはあるが―とりあえず、倫の子種を中に貰おうか。もう我慢できない」
倫太郎の腰の上で膝立ちになり、棒を秘所にあてがう。

くちゅ、ぬるん

月子の柔らかな肉を押し分け、棒が内部へと侵入していく。
こつん、と、先端と天井が接触。
それに構わず月子が完全に体重を預けると、先端がかなりの圧力で天井を押し上げる。
何度行為に及んでも、月子の中は相変わらず狭い。
「あ―くらくらする」
中から押し上げられる感触に陶酔する月子。
倫太郎もまた、じっくりと締め上げてくる月子の感触に息を漏らす。
「うごくぞ。しっかりと感じてくれ。我は一番奥で勢い良く射精されるのが堪らないんだから」
快感の命じるままに動き始める。
上下に、円を描くように、押し付けるように、入り口を擦るように。
様々なバリエーションで責め立てられ、倫太郎は徐々に欲望がせり上がってくる感覚にとらわれる。
「まて、かってに出すのはゆるさない」
すっと彼女の手が結合部に伸び、棒の付け根を締め上げた。
「む、むーっ!」
「もうすこし、んくぅっ、もうすこしっ!」
月子は一層激しく責め立て始める。ベッドは軋み、粘液をかき混ぜる音が部屋に満ちる。
「ああ、いける、いけるぞっ、さあ、こいっ!」
ずぢゅん、と倫太郎の棒が根元まで月子にねじ込まれ―白濁の奔流が奥の小部屋に流し込まれた。

「ぁ―」

同時に、背筋をそらせて気をやる月子。
暫く感極まったように体を震わせてから、ふっと力が抜け倫太郎の胸板にもたれかかる。


53:生産性の低い人
06/11/29 04:12:53 kW5FgKZI

「んん―今のは凄かったぞ、倫。かつてない勢いだ」
「むぅ……」
夢心地な表情のまま、猿轡を緩めてやる。
「あー、そりゃどうも」
「それに免じて、少し休憩を取ろうじゃないか」
そういいつつも倫太郎の棒を体内に埋めたままの月子。

「ちゃんと避妊しようねって、いつも言ってるじゃん」
「前々から思っていたのだが、なぜコンドームとやらを使う必要がある」
「いやだって、妊娠しちゃったら色々と大変でしょ?」
「そのための性交ではないのか? 子を孕むために交わるのではないのか?」
「……月子さんは、僕の子ども妊娠してもいいの?」
「良くなかったらこんなことしない」
「さいですか……。まあ、うん。子ども出来ちゃったら、僕も頑張るよ。父親として恥ずかしくないように、さ」
「何を言う。子育ては母親の仕事だ。だが―そうだな、協力してくれるのなら、とてもうれしい」
「もちろん協力するって」
「それなら、我も頑張って身篭らなければな」
「あの、その前に、のど渇いたんですけど。何か飲ませてください」
「なら―こんなのはどうだ?」
深い、深いくちづけ。
月子は倫太郎に舌を差し入れ、自らの唾液を流し込む。
「ぷは、ふふ、こちらも元気になったし、一石二鳥だな」
月子の体内で硬さを取り戻す倫太郎。
「さて、今日は我から離れられると思うなよ? 倫は我のものだと、しっかりマーキングしてやる」
「うう、お手柔らかにお願いします……」
倫太郎の反応を微笑みで返し、月子は再び行為を始めた。

54:生産性の低い人
06/11/29 04:18:40 kW5FgKZI
以上です。有難うございました。

一様色々書いてはいるんで、気長に待ってやってください。
しっかし、この繁盛具合だと次のスレになってたりして……ガクガクブルブル

55:名無しさん@ピンキー
06/11/29 04:48:37 p62Pnh4a
GJ!!!


56:名無しさん@ピンキー
06/11/29 07:14:00 Fe4rr9tU
ぶっきら棒GJ!
獣娘はこうでなくては!

57:名無しさん@ピンキー
06/11/29 15:52:21 wBbF91SX
前スレの>>156~161と>>209~214で犯されてる男は両方とも同一人物?

58:名無しさん@ピンキー
06/11/29 15:53:26 DaeZ47V0
G~J~!職人さんには自分のペースで、焦らずやってもらいたい

59:名無しさん@ピンキー
06/11/29 16:31:29 D5VwpdTm
>>57
作者が同じなだけで、全く違う話だと思うが……。

60:名無しさん@ピンキー
06/11/29 21:29:52 kW5FgKZI
>>57
もちろん違う人物ですよー

61:名無しさん@ピンキー
06/11/30 02:45:24 RWmaeVDw
>>54
お疲れです。これは続きが読みたいですね~

62:名無しさん@ピンキー
06/11/30 18:58:02 rI/5yX80
>>54
GJ~。
うちのは小型犬だからあまり無いけど、机に向かって何かしてると脇の下に首突っ込んできたりするのがたまにあるんだよね。
そんな風に無理矢理でもかまってもらおうとする姿が可愛い。
だからそんな月子さんに萌えた。

63:名無しさん@ピンキー
06/11/30 23:35:56 zaXdcEtD
>>41
前スレの>>519-521の青龍の話の最初の方に出てきてた、娘狐の名前。


と、空気も読まず教えてみる。








あ!! >>54GJ!!自分のペースで書いていくのが一番かと

64:名無しさん@ピンキー
06/12/02 00:24:26 oTUvoYw/
少し過疎ってますね。
>>54
GJ!!
月子さんカワユス

65:名無しさん@ピンキー
06/12/02 00:36:31 e9LvUpWJ
期待age

66:名無しさん@ピンキー
06/12/02 02:35:26 5rYNVz3D
>>64>>65 少し過疎ってる時に過去の職人の方々の名作を読み返すのもまた、おかし

67:名無しさん@ピンキー
06/12/02 21:22:31 nHE3UHgF
こういうの初めてだけど投下してもいいかな?

68:くまさんネタ
06/12/02 21:33:03 snn5d89W
前スレから宣言してた者ですが…バイク事故で緊急手術&入院をするハメになりました…orz

>>67
投下キボン

69:名無しさん@ピンキー
06/12/02 21:48:13 UpuRI1y5
>>67щ(゚Д゚щ)カモォォォン 

>>68お大事に(´・ω・`)

70:67
06/12/02 21:48:41 nHE3UHgF
>>68
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwお大事にwwwwwwww
 
じゃあ投下します

71:67
06/12/02 21:50:11 nHE3UHgF
―やっと、やっと帰ってきた。この国に
  あの方は未だに健在でいらっしゃるだろうか
  やっと、やっとこの姿になった。完璧に
  あの方はどうお思いになられるだろうか
  やっと、やっとたどり着いた。この街まで
  あの方の御住は未だにあの頃のままであられるだろうか
  やっと、ああやっとあの方のお姿が拝見できる
  私はこんなにもあなた様にお会いしとうございました――
 
     ◇      ◇
 
「あーーちょッ!ダメだって!やめろ!ッ!」
「和司!」
「アーーーーーッ!」
 大声で名前を呼ばれたことが、すんでで生き残っていた俺のダガーへのトドメとなった。
「和司ーー!」
 声の主はそんな俺の気もしらないで大声をあげながら部屋のドアを蹴った。
 立て付けが悪く鍵も緩いこのドアはこの暴力に音を上げて暴力の主を部屋へと招待した。
「和司!今日こそは学校へ行きましょ!」
「嫌だね!」
「いいから行くわよ!」
「絶対に嫌だね!」
「~~~~~~~~っ」 俺を和司と呼ぶ制服の悪魔はドアばかりでなく俺にまで暴力を振るってきた。
 俺を引きずってでも学校に連れていく気なのだろう、だが女の力ではそれは不可能だ。ましてやこの俺も本気で抵抗しているのだから。
「~~~~~~~~っ、もう!」
 俺の善戦の結果、悪魔は退いた。だが急に手を放されたせいで俺は腰を強かに打った。痛さで目に涙がにじむ。
 一方向こうは、本気でやっていたからだろうか額に汗を浮かべながら苦しそうに肩を上下に揺らしていた。
「ねぇ~~~学校いこうよぉ~~~」
 遂に先程までの覇気はなくなり命令は懇願に成り下がった。だが俺の言う答えは変わらない。
 嫌だ、の「い」まで口に出した所で悪魔はもう一言付け足した。いいことしてあげるからさ、と胸元を開けて。
「……本当にいいことしてくれるのか?」
 悪魔はニヤリと微笑を浮かべ、そうだよ、といった。
 ―そうか、もう言うことは1つしかない
「だが断る」
「え!?」
「この田中和司の最も好きなことのひとつは、自分で魅力があると思っているやつに『NO』と断ってやることだ」
「むぅ~~~~っ!和司!」
 結局は実力行使になるのだろう俺とコイツは。
「もういい加減にしてよ、和司!」
「いい加減にするのはどっちだよ。しつこいんだよ、お前は」

72:67
06/12/02 21:53:18 nHE3UHgF
>>71
「……っ!」
 少し言い過ぎてしまったか?泣かれると困る。ひとまず言うことはいっておこう。
「悪い、言い過ぎた。で、でもお前が」
 其処までいって俺の頭は真っ白になった。いや視界もそうなった。
 顔を伏せてしまったこいつに頭を近づけた俺に、奴は強烈な強烈な一撃をお見舞いしやがった。
 一瞬の後全てがフェードアウトする。残されたのはあいつへの謝罪の言葉だけだった。
 
     ◇      ◇
 
―やっとたどり着いた。この家だ
  庭もまだあの時からさしてかわりない様子。あの池もそのままかわりない
  あなた様にお会いしたくてここまで参りました
  いま、いま向かいます―
 
     ◇      ◇
 
―おや?あなた様の家の扉がお開きに、まさか私をお出迎えに
  そこまでなされなくとも私には充分で御座います
  ……誰ですか?この娘は
  ……何故にあなた様の御屋敷から出でになるので
  ……まさか、私というものがありながら……このような娘と……あのような
  …………………許せません。あなた様といえども許せません!
 
     ◇      ◇
 
 ん………俺は、誰だ?ここは……どこだ?
 鐘の音が……聴こえる。どこの?岬を望む教会から………?
 いや、これは………『予鈴』か
 
 …………………………………………痛っ
 そうだ。俺は田中和司、ここは家だ!
 そうだ鼻と口の間に右拳が、眉間に左拳が、それぞれ女とは思えないようなスピードで襲いかかってきやがったんだ。思い出した!
 じゃあ、この腕は? ダ レ ノ で つ か


73:67
06/12/02 21:55:45 nHE3UHgF
短いけどこれで前編は終了です……次にはきっと…エロがある……筈……


74:名無しさん@ピンキー
06/12/02 21:57:19 UpuRI1y5
>>73GJ!
これまた愛のある逆レイプになりそうですね、wktkして後編を待ってます(*´д`*)ハァハァ 

75:くまさん
06/12/02 22:00:15 snn5d89W
GJ!だが断るで薬吹いたwww

76:名無しさん@ピンキー
06/12/02 22:03:01 Lac1Khje
露伴先生!!

77:名無しさん@ピンキー
06/12/03 00:28:33 KyHbxFvC
>>73
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これだけでご飯二杯いけるね、俺は。

78:名無しさん@ピンキー
06/12/03 00:41:30 WHBEDUEd
嫉妬の表現がうまいなあ…ひょっとして修羅場スレの職人さんかな?

79:名無しさん@ピンキー
06/12/03 01:03:28 WvGRlfvb
まさか露伴先生が漫画だけでなくエロパロも書くとは!
>>68
お大事に。
10月にやっと普通二輪取った俺としては怖い話です。

80:名無しさん@ピンキー
06/12/03 02:34:00 lqCjrqNq
>>68
同じバイク乗りとしてお大事に、快癒の後えっちぃな作品の投下をお待ちしております。
くまさんネタ楽しみにしてたんですよ…。
あ~、入院中はエロが発散出来ないので、きっと良いネタが一杯ストック出来ると
思います、頑張ってください(何を?)

81:くまさん
06/12/03 03:17:03 p4i8e4Ea
書きかけでよければ投下できますが…どうしましょう?

82:名無しさん@ピンキー
06/12/03 04:34:59 UL59AjOA
露伴の「だが断る」とバイク事故・・・
なんか狙ってない?

>>81
ど一ぞ ど一ぞ

83:名無しさん@ピンキー
06/12/03 04:55:53 H1Wann9Z
完成してからの投下を希望

84:名無しさん@ピンキー
06/12/03 05:37:36 Vhy7EKKi
俺も完成してから投下してほしいな

85:名無しさん@ピンキー
06/12/03 05:50:59 KXfWjfDQ
>>81
完成させてから投下した方が楽だと思いますよ。
投下してしまってから「あ、やっぱ設定変えたい」とか思っても後の祭りですし。

問題は完成させるまで気力が持つかなんですけどね……
文章書くって難しいですよね……

86:猫でつ
06/12/03 13:10:55 GrhRyAfe
初めまして、いきなりですが投下します。
この話は青年「凜太郎」と化け猫「シャノメ」の生活の一部を描写した物語りです。シャノメ人言葉を話せます(化け猫ですから)。そしてかなり美しい人に化ける事ができます。化けた後は凜太郎の背丈とほぼ同じ(170㎝位)身長になります。髪は長いです。ではどうぞ。
ちなみに誤字、脱字があったらすみません。初めてなもんで。

87:猫でつ
06/12/03 13:12:55 GrhRyAfe
「ただいま、シャノメ」
玄関口の扉を開けると一匹の黒猫が座っていた。
「ん、お帰り凜太郎。今日は早いんだな」
「あぁ」
そんな他愛のない会話をしながら部屋に戻る一人と一匹。
「仕事が早く終わっても疲れるものは疲れるな」
バサッ
上着を脱ぎ、そのまま床に落とす。
「あ~、ちゃんと畳め凜太・・・、ん?」
クンクン
「どうした」
「貴様・・・!」
ドカッ
急に凜太郎は押し倒された。飼い猫位の大きさの猫にこのような行動はできるはずがない。では誰がやったのか?答えは簡単かつ明瞭だ。それは目の前の裸の女性がやったのだ。化け猫シャノメが人間に化けて・・・。
「貴様何だこれは!」
「何だと言われてもなぁ、それは俺のスーツだと思うが」
ずぃっと目の前に出されたスーツに凜太郎は至極平然と答えたが、彼女の怒りは鎮まらない。
「そんな事を聞いている訳ではない!この服に染み付いた雌の臭いの事を聞いているんだ!」
「雌~?」
腕を組み考える。すると凜太郎はポンッと手を叩く。
「あぁ、そう言えば帰りに可愛い猫がいたっけか。んで抱いてたり撫で撫でしたからからかな?そうかあいつ雌猫だったのか」
「・・・のだ」
うつむきぼそりと呟くシャノメ。
「え?」
「お前は、お前は私の物だぁ~ッ!」

88:猫でつ
06/12/03 13:15:01 GrhRyAfe
キィ~ン・・・
「何耳鳴りする程の大声出してんだよ。うるさいし、早く服を着ろ」
少し面食らった顔をする凜太郎を更にシャノメは叱責する。
「黙れ、黙れ、黙れ!お前は私の物だ!他の雌に渡してなどなるものか!」
胸倉を掴み顔を接近させると彼女はいきなり唇を交わして来た。
「・・・!」
「んは、お前は私の物だ。今日はそれを存分に、いや十二分に思いしらせてやる!」
パチンッとシャノメは指を弾く。するといかなる妖術を使ったのか、凜太郎の服は一瞬にして消えてしまった。「お、おいおい!」
流石の凜太郎もいきなり裸の付き合いになった為か動揺し、慌てて自分の局部を隠そうした。が、
「動けない・・・ぞ?」
「当たり前だ。私が貴様を金縛りにさせているのだからな。勿論、貴様に意見などは許さん、今日一日このままだ」
ゾクッ
背筋に冷たい電気が走るのを凜太郎は感じた。目は完全に座り、かつ冷たい微笑みを見せるシャノメは自分にとって恐怖の対象の他ならなかった。
「ご、ごめんな(ry」
「問答無用」
必死に許しを求める凜太郎、しかしそれも虚しくただ無慈悲に判決は下された。

89:猫でつ
06/12/03 13:17:28 GrhRyAfe
「さて、どうしてくれようか。ん?凜太郎」
シャノメは優しく凜太郎の胸に指を添える。
「なぁ、このたくましい胸板は誰の物だ?答えろ凜太郎」
「シ、シャノメ様の物です」
「よしよし、じゃあこの引き締まった腹筋は誰の物なんだ?」
「それもシャノメ様の物です!」
ただ凜太郎は相手の機嫌を損なわないように答えた。今下手な事を言うのは得策ではない、何せ相手は訳の分からない妖術を簡単に使える年齢140歳の化け猫だ。どうにかして機嫌を直してくれなければ自分の命が危ない。
凜太郎はびしびしと感じる殺気にそう考えていた。「んくッ!」
細く美しい指は段々と下に下がり、遂には自分の局部に到達する。
「では、この恥液を吐き出し、我を犯さんとしているこれは一体誰の物だ?答えよ凜太郎」
「シャノメ様の物です。いえ私の身体全てがあなた様の物です!」
我ながら何と恥ずかしい言葉を使っているのか、そう考えると否応もなく自分の顔が赤くなっていくのを感じた。
その様子を見てシャノメは勝ち誇った顔で話した。
「そうだ、解っているじゃないか凜太郎。お前の全ては私の物だ。そう、このぱんぱんに膨れた袋の中身もな」
彼女は長い舌を出しゆっくりと這わせた。

90:猫でつ
06/12/03 13:19:11 GrhRyAfe
「うぅッ!」
シャノメはころころとそれを弄び、悶える凜太郎の顔を楽しんだ。
「どうした凜太郎、苦しいか?辛いのか?早くこの袋に溜まった精子吐き出したいか?しかし私の方がもっと辛かったのだぞ?」
「うぐ、すいません!以後気をつけます!」
「それは本当か?」
「はい、本当です!ち、誓います!!」
「ふむ、そこまで言うならしかたがない」
シャノメは徐々に、徐々に尿道を攻めつつその頂上に移動した。
「あぁ、何て長くて太い竿だ。熱すぎて舌が火傷してしまう。それに汁もこんなに溢れ出して、何と淫媚な臭いを発しておるのだ。射精したいのか?人間の分際がこの私に?」
「射精させて下さい。お願いします!」
「そうか、そうかそんなに射精したいか。なら今射精させてやる。有り難く思え」
じゅるぅ
汁まみれのそれを一気にシャノメは口に含んだ、いや飲み込んだと言った方が正しいかもしれない。それ程彼女は俺のを奥深くにくわえ込んだのだ。
じゅぼっ!ぐぼっ!
彼女の秀逸した舌技とディープストロークの前に既に限界が近かった俺が果てるのは時間の問題だった。
「うっ!で、射精るッ!」
ビュ~、ビュ~、ビュルルッ、ドクドクドクッ!!!
俺は永きに渡ってシャノメの喉の奥に白濁とした熱い液体注ぎこんだ。

91:猫でつ
06/12/03 13:34:14 GrhRyAfe
「んんッ!んっ!」
ゴクゴクと精液を自分の胃に納めていくシャノメ。やっと射精が終わり彼女はゆっくりそれから引き抜く。
彼女の口の中は真っ白になっており、口の脇には飲みきれなかった精液がドロリと付着していてた。
そしてそれを指ですくって旨そうに啜る彼女に凜太郎はえも言えない興奮を覚えるのだった。
「んぁ、何という濃さだ。それに量も素晴らしい」
うっとりとした表情で残りの精液を舐めとっているシャノメ。全てを舐め終わると彼女は自分に馬乗りして来た。
「まさかこれで終わりと考えていないよな?」
「はっ、はい」
確かにその通りだ。
先程のシャノメの恥態を見せ付けられたせいで自分の息子に疲れたの色はない。
「貴様は私の物だ。私の臭いをたっぷり染みつけてやる」
シャノメはがしりと息子を掴みそのまま一気に挿入した。
「んぁん!」
「くぅッ!」
ぐちゃぐちゃと収縮する肉壷に凜太郎は思わず声を漏らす。
「気持ちいいか?私の中は、ぇえ?答えろ凜太郎!」
「とても、くっ、気持ち、いいです」
「そうか、気持ちいいか。私も気持ちがいい、ぞ!」

92:猫でつ
06/12/03 13:38:21 GrhRyAfe
「はぁん、くふん、いひゃん!」
シャノメは凜太郎を支配し完全に自分の世界に浸っていた。
ただ浸り過ぎたせいか致命的なミスを犯してしまったのだ。
そしてそのミスの事を凜太郎は気がつき始めていた。
(か、身体が動く?)
そう、シャノメは情事に集中しすぎて凜太郎の金縛りを解いてしまっていたのだ。(しめた、今なら形勢逆転出来る!)
「あん、あ、みゃん!?」
凜太郎は素早く行動した。彼女の両足を掴みそのまま押し倒したのだ。
「え?え!?」
訳が分からないといった感じに目を白黒するシャノメに凜太郎は優しく言った。
「どうだ化け猫め、形勢逆転だ」
「あッ!金縛りが解けてる!?ええぃもう一度や(ry」
「そうはさせん!」
「ひあぁッ!?」
凜太郎は妖術を阻止する為に息子を肉壷の深部を突いた。
ごつん、ごりゅり、ぐりゅん
「ひゃ、ひゃあ!奥でぶつかって、しゅ、集中出来な、い!?」
「よくも俺にあんな恥ずかしい事を言わせやがって!たっぷり俺のマーキングでも喰らいやがれ~!」
ぶびゅる゙る゙る゙!ドビュ!ドビュッビュ!
「みゃぁあぁああぁ!!」
余りにも激しい射精にシャノメは一発で意識を刈り取られた。
シャノメは恥裂に埋まった肉棒からドクドクと白い液体を漏らしながら痙攣していた。
終。

93:名無しさん@ピンキー
06/12/03 13:40:23 tItarN8A
GJ


94:猫でつ
06/12/03 13:41:31 GrhRyAfe
なんか最後は逆逆レイプになってしまいました。


('A`)

95:名無しさん@ピンキー
06/12/03 13:43:25 XHX2r1mJ
GJだ!

そういや、前スレはあのまま放置でいいのか?

96:名無しさん@ピンキー
06/12/03 13:51:32 KyHbxFvC
GJ!!!!
って雌って猫の方かよwwww

97:名無しさん@ピンキー
06/12/03 14:37:39 msVnIhy7
まとまるまで埋めちゃ遺憾な

98:名無しさん@ピンキー
06/12/03 19:42:10 dM2nHrJM
まとめ@wiki
URLリンク(www21.atwiki.jp)

・取り敢えず作った。
・完結してると思われるSSを収録。
・抜けた物は無いと思われ。
・ライダー物は取り敢えず外しました。
・wikiで作成したので編集が誰でも可能です。

・ショートカットのクーデレで健気な娘のラブラブなSSが投下されると、中の人が
 吐血しながら悶えます。

99:名無しさん@ピンキー
06/12/03 19:49:06 IUybVA8f
>>98
GJ、お気に入りに入れた。

100:名無しさん@ピンキー
06/12/03 19:53:02 INBwj6ns
>>98
乙 GJ

100ゲット

101:名無しさん@ピンキー
06/12/03 20:01:40 KKy0psJP
>>98素晴らし過ぎる行いにGJ。

102:名無しさん@ピンキー
06/12/03 20:04:54 BNiIkBwW
>>98
乙!

103:名無しさん@ピンキー
06/12/03 20:07:04 UJ9lbKnr
GJ!!

104:名無しさん@ピンキー
06/12/03 20:10:17 eRHB69gI
働き者の>>98が今夜近所の三毛猫に逆レイプされますように。


105:前書きだけですまそ…
06/12/03 20:49:16 2znqUsr0
合戦岳。
ここは、狐一門と狸一族が化ける生きものとしてどちらが上か勝負をして決める場所という伝説のある所だ。
…まあ、あくまで伝説だし、本当ではないだろう。
だけど…自分は、あの岳を通るとき、いいようの無い不安に襲われていた…

『父さま…あれが今回の勝負の対象?』
『うむ、わが狐一門のため、ゆめゆめ狸なぞに負けるでないぞ?』
『…御意。』

『父上~、今回の合戦、あの者をたぶらかせばよろしいのでしょうか~?』
『そうだ、決して悪賢い狐に先を越されるなよ。』
『わかりました~』

すでに自分の意志とは無関係に勝負の対象になっている主人公!
はたして勝負とは?主人公はいったいどうなるのか?



つづかない…こともないかもしれない。

106:名無しさん@ピンキー
06/12/03 21:45:31 mPav2meJ
>>98乙!
さり気なく自分のSSまでまとめられていてハジカシ!
どれとは言わないが…

107:67
06/12/03 22:09:25 oV4aRmad
>>98
君は素晴らしい人間だ。とてもとても感謝する。

108:『余香回味』
06/12/03 22:11:39 oV4aRmad
―俺の名前は田中和司、17歳。ここは我が家。
  父親の移転に母親もついていった、兄弟もいない。姉妹は欲しいけどいない。つまり一人暮らし
  俺を学校に連れて行こうとする悪魔は幼なじみ、近所だから毎朝来る
  現在時刻は8:30。なんだかんだいって優等生なあいつは学校だろう
  なら、ならば――こいつは一体……誰だ――
 
     ◇      ◇
 
 両肩に置かれた腕の重量に俺の方が軽い悲鳴を上げる。此方に腕の主は持っている体重のほとんどをかけているのだろう。
 肩を掴む手は離れないためか離さないためか、万力のような力で俺を締めあげていた。
 今俺は女に押し倒されている。先程まで散々抵抗をしていたのだがそれも虚しく徒労に終わった。
 俺の抵抗をものともしないこの女、どうみても、どう考えても俺達の定義する人間ではない、ということはわかった。
 でもそれ以外は何もわからなかった。名前も、人種(?)も、年齢も、そして一番大事なこの行為の理由さえ。
「そんなに不安なのぉ?頭固くしないでこっちを固くしたらぁ?
 いくわよぉ!」
 軽いノリで笑いながら女は俺のビッグ・サンに腰を落とした。
 
        

109:『余香回味』
06/12/03 22:13:24 oV4aRmad
 
                     ・
 ぞる、と天を仰いでそそり勃つ俺自身と女のひ所が結びつく。それとともに女は小さな嬌声をあげる。
 いい、いいわぁと喘ぎながら女はその長い金髪を振り乱して俺の上で踊りだす。
 ―なんて淫乱な女なんだ
 そう言おうとしたができずに女を睨みつけた。女はそんな俺の無言の非難を、可愛い潤んだ目ねぇ、と切り捨てた。
 ―むしろ いんらん なのは、好みでもない女に組み敷かれて勃起した陰茎を女の中に挿れている俺の方じゃないか……
 なんて気がしたからから言えなかった。
 でも、こんなの悔しいから声なんて出してやるもんか、と自分自身に誓った。
 部屋には既にできあがった女の嬌声と水音だけが響いていた。
 
     ◇      ◇
 
 気絶した俺が目を開くと目の前には着物の少女がいた。
 俺と目が合うと、あ という可愛い声をだして頬を赤らめた。
 ……その動作がやけに可愛くて胸が締め付けられた。
「あ…あの、す、すいません。起こしてしまいましたか」
「いや、別に……俺が勝手に目を覚ましただけだから。
 君は――」
 突然口が封じられる。目の前には少女の顔。
 ―一瞬の不意をつかれてキスをされたのか。
 そう認識するまでさほど時間はいらなかった。
 長い接吻の後、俺から口を離すと少女は、相変わらずお優しいんですね、とまた頬を赤らめていった。
 
     ◇      ◇
 
「ふぅ、ふっ、はぁ、あぁ、どうしたのぉ、何で声を出さないのよぉ?
 んっ、気持ち、いいでしょぅ?、ふっ、我慢、しなくても、はぁ、いいのよぉ」
 嗚咽を交え、腹上で上下する女が俺に問いかける。
 ―そんなの簡単だ。誓ったからだ
 心の中で女へと叫び顔を背けた。
 その行動が気に入らなかったのか女は動きを止める。その後
 ぼぅん、と女から間をおいて大きな胸がとまった。
「あんたは、わたしと、することだけ考えればいいのよ。
 はやく、わたしを、楽しませなさい」
 女は俺の両頬を掴むと無理やり俺にキスをする。
 嫌で嫌で抵抗したい反面、もうどうにでもなれ―もうどうでもいいと思って何もしなかった。
 ゆっくりと、ゆっくりと女の舌は俺の口腔へと侵入してきた。
 いやらしく、いやらしく女は俺の中を犯していく。
 膣を犯されるのもこんな感覚なのかな、という馬鹿な考えが頭をよぎった。


110:『余香回味』
06/12/03 22:15:26 oV4aRmad
 俺が何も抵抗しないのをみると女は満足そうに手を放した。
 その後、長い金髪と大きな胸、胸の上にある紅葉のような刺青が俺の眼前で怪しく揺れだした。
 
     ◇      ◇
 
「相変わらずってのはどういう意味?」
「―あの娘は誰ですか?」
 俺の問いには答えず少女は顔を近づけて問いかけてきた。
 鼻息が少し荒いあたり、この少女は興奮しているのだろう。
 そんな様子も可愛いいなと思った、が。
「質問を質問で返すなぁーっ!!疑問文には、疑問文で答えろと、学校で教えているのか?」
 とりあえず一言冗談を言ってみた。
 だけどこの少女は全く取り合おうとはせず、再度同じ質問をしてきた。
「あの、娘は、だふぇ………………。
 ――誰ですか!」
 心なしか先程より興奮しているようだ。少し噛んだりして可愛い。
 からかうと面白そうだ。
「誰だと思う?」
「………………」
「俺の婚約者だよ」
「……!……………っ」
「ははっ、そんな怖い顔するなよ。冗――」
「――よくも、よくもわたくしを」
 俺はそれまで抱いていた感情と別の感情を覚えた。
 目の前の160cmにも届かない少女に恐怖を、覚えたんだ。
「う…………」
「わたくしが、わたくしというものがありながら、よくも、よくも………っ
 あなたは――」
「お、おい!何だってんだよお前はッ」
「あなたは――わたしを裏切った」
 凄まじい形相、凄まじい勢いで少女は俺を押し倒した。
 少女は俺の上に乗り、その細身の体の全体重を俺の首にかける。
 チューブの口から残り少ない中身をひり出す際の空気の通過音を立てて、俺の気道は役目を放棄した。
 水の入ったガラスを通したように風景がぼやけていく。周りの音が段々と遠退いていく。
 ヤバい、ヤバい、ヤバい。俺は必死に手を足を全身を動かした。


111:『余香回味』
06/12/03 22:18:22 oV4aRmad
とりあえず今日はここまでです……
次にはハッピー(?)エンドが………きっと……
四字熟語っていいよね……_| ̄|...〇

112:名無しさん@ピンキー
06/12/03 22:44:58 EXEz9DnD
出来ればへんなひねり方をせずにストレートに書いてくれたほうが個人的にありがたいなぁ。
場面が分かりづらい。
でもGJ。完結編楽しみにしてます。

113:名無しさん@ピンキー
06/12/03 23:00:12 BNiIkBwW
>>111
つまり少女が野獣化して逆レイプしてきた、と。
GJ!完結編待ってます

114:猫でつ
06/12/03 23:10:32 GrhRyAfe
半分アナザーストーリー?

「はぁあ・・・」
とぼとぼとアパートへ帰る凜太郎。
結局あの後は大変だった。シャノメをなだめるのにどれだけ苦労した事だか。
・・・多分まだ怒ってるんだろうなぁ。
「りんたろう!」
「え?」
声のする後ろへ振り向くと一匹の大きな犬(狼!?)と青年が散歩していた。
「何か?」
「あ、あぁ、その人違いです!すみません」
「?」
変な人だ。変と言えば呼ばれた声も男じゃなくて女性の声だったような気がしたが見た感じ周りに女性はいない。
・・・気のせいか。
男が立ち去ると青年、倫太郎はふぅ、と汗を拭った。
「こら、月子!お前が勝手に喋るから危なかったじゃないか!」
「うぅ、すまぬ倫太郎」


すんません。なんか昔の読んだら似たような名前が在ったんで。

('A`)ゾクヘンアルカモシンネ

115:名無しさん@ピンキー
06/12/03 23:13:08 KyHbxFvC
>>111
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!
よし、次回まで服脱いで待ってます。

116:手傷のくまさん
06/12/03 23:52:21 p4i8e4Ea
『歩哨』
全ての兆候に深く注意して、常に警戒監視を怠らず、異常を発見したならば速やかに通報すべし。

「要は見張り役兼やられ役かよっ!」
赤本から抜粋したメモを見ながらツッコミを入れる。肩から提げた89式小銃が重たく感じる…それでも64式と比べたら随分軽くなったが。

―陸上自衛隊あいば野演習場。3夜4日の状況で40km夜間接敵行軍後、防御戦闘というダルいことこの上ないメニューも中盤にさしかかり俺は歩哨の任(これまたダルい)に就くことになった。

昼の缶メシを食べ、一息ついていると前方50m先で何かの影が。メシの邪魔になるからと手近な立木にたてかけておいた小銃を取りその場所を凝視する。…ん…?子グマ?
ぬいぐるみのようなナリをした子グマが木の実を食べていた。
「へぇ、熊がいるとは聞いてたが…こうして見るとかわいいもんだな」
銃の安全装置を外して構えてみる。弾倉はついてないので弾は当然ながら出るはずもないが、気分はハンターだ。
「バーン、なんちゃって~」


117:手傷のくまさん
06/12/03 23:53:15 p4i8e4Ea

『バーン?』
耳元で囁く声。
「!!!!!―誰か!?…ってなんだ人間か。」

彼が目にしたのは1人の女性だった。
背は高く、腰まで届く黒髪と豊かな胸、“出るところは出てる”と言った方がいいだろうか。そしてなにより…美しい。なぜか変な格好だが気にしない。
「あのう、ここは自衛隊の演習場でして民間人の立ち入りは禁止されているんですが」
『ん~一応この山の住民なんだけどなあ』
「は?」
『だ~か~ら~!“私たち”はこの山に住んでるの!』
「あんた何言って―」
『しかも!さっき私の娘を狙ってたでしょ!知ってるんだよ、それ“てっぽう”だよね?これだから人間は…』
「いや、俺が狙ってたのは熊の子供で―」
『ま、冬眠用のエサを探しに来ていい獲物に出会えたのは好都合だけど』

冬眠?獲物?私の子供?
『まだ分からないの?愚かな人間ね』

妖艶な微笑を浮かべる女性。
よく見ればなにかの衣装かと思っていたその格好―黒髪の上にはフサフサとしたくまのような耳、形のいいおしりにはしっぽのような物がついている。
手足の肘から先と膝から先は毛皮に包まれていて、指先には両手足とも鋭い爪がギラついていた…。

118:手傷のくまさん
06/12/03 23:57:16 p4i8e4Ea
「………!?」
『ん~まだ分からないのかしら?食べちゃうよ?』
言うなり彼女は霞がかり―1頭の熊になる。

「ぁ……ぁ…」
声が出ない!銃の引き金に指をかけたまま後ずさる。恐い、死ぬ、殺される、喰われる、怖い、喰われる、喰われる―――死にたくない。

ゴッ!熊の腕が振るわれ、俺は地面に叩きつけられる。世界が回り、霞み、白んでいった。



―お母さん、この人食べていいの?

―だめよ。まずは味見して、冬眠用にとっておきましょ。



どれくらい時間が経ったのか。頭でも打って気絶してたのか…ぼんやりとしか見えないが洞穴の中にいるようだ。それにしてもいやに下半身が涼しい。
というか何も は い て な い ?
そして何故あの女性(熊)が俺にまたがってるんだ?
慌てて起きようとする俺の上半身を彼女は左手で俺をおさえつけて、残った右手で上着を引き裂いていく。その力は熊のままだ。

「俺をどうするつもりだ…?」
『食べるの♪久しぶりの人間だし、あの娘もまだ人間を食べたことないからいい機会だと思うし』
あっけなく死亡フラグが立ってしまった。走馬灯は頭を駆け巡り、家族や友達や昔付き合ってた後輩の顔がよぎる。

119:手負いのくまさん
06/12/03 23:58:55 p4i8e4Ea
「死にたくない…助けて…」
『い・や♪キミ、おいしそうだし。あの娘もきっと喜ぶよ~』
残酷に笑う彼女―心が折れる。感情が、涙が溢れる。
「うぅ…ぅ…銃さえあれば…銃さえあればお前なんか…」
『あらあら、泣いてるの?あなた男の子でしょ?だったら泣かないの…ふふ…』

彼女は馬乗りになったまま俺のはだけた胸に指を這わす。指は下半身へと伝っていき、俺自身に触れる。刹那、快楽の電気信号が走り思わずのけぞる。
「んぅっ…!ぁ…」
『はぁぁぁ、ぞくぞくする…ほんとに全部食べちゃいたいぐらいかわいいわぁ』

嗜虐心をくすぐられたのか、身悶え、恍惚とした表情を浮かべる彼女は絶対的な強者にして捕食者。
そして俺は…無力な弱者。

120:手負いのくまさん
06/12/04 00:00:30 p4i8e4Ea
「いや…いやだ…――んむ…ぷぁ」
『ん…ちゅ…黙りなさい、人間』
俺の口は塞がれ舌がぬめるように入ってくる。まるで口内を犯すかのような激しい接吻。頭が白くなっていく。
やがて唇から糸を引きながら彼女の顔が離れる。
ふと見るとすでに俺の下半身は天を仰いでいた。

「ふ…ぐぅ…」
『くすくす…キミの口の中が私の舌に犯されちゃったね…次は…』
俺自身にこすりつけられる彼女のぬめりを帯びた秘部。すでに糸を引いて、妖しい光にてらついている。
「やめろ…それだけは…だm」
『いただきま~す♪』
彼女は陶酔した表情のまま腰を沈め、俺自身を飲み込んでいく
ぐちゅん!

「アッー!」
ずちゅ、ぐちゅ…
『ん、はあ…いい、いいわぁ』
髪を振り乱して腰を振る彼女。下半身が別の生き物のように蠢いて扱いていく。
それはまぎれもなく交尾であり、メスとオスが交わる姿があった。
「ちくしょう…ぁ…ちく…しょ」
『すごいぃっ!すごく…はぁんっ!かたい…あぁっ!』

121:手負いのくまさん
06/12/04 00:01:42 p4i8e4Ea
滅茶苦茶に腰を打ちおろし、締め上げられる。抗おうとする心とは逆に体は猛烈な射精感に襲われ、高まっていき…
「うっ…ぐあっ!」
びゅるっ!!びゅくん!びゅーっ!
『は、あ、ぁぁぁ!出て…るぅ!』
彼女が快楽にうち震える度に膣壁は締めつけられ、俺の精が搾り取られる。
びゅっ…びゅっ…

『ずるいよお母さん!』
絶え間なく続く射精の中、ふいに聞こえる幼声。俺は首だけを向けるとそこにはほっぺたをぷー!と膨らませた件の小熊娘がいた。
ずるり、と精液や愛液混じりの汁を滴らせながら彼女―お母さんが立ち上がる
『ふ…はぁ。あら、ごめんなさいね。お母さん、我慢できずに先に食べちゃった♪』
『むー!お母さんばっかり!私だってもう交尾できるもん!…まだしたことないけど』
小熊娘はキッと俺を睨むとずかずかと歩いてきて四肢を投げ出し呆けていた俺をヒョイと担ぐ。

『私、この人と交尾するから!借りてくよ!』
『あぁん!私まだ満足してないのに~』
こ、こいつら勝手に…!



122:手負いのくまさん
06/12/04 00:02:40 p4i8e4Ea
「待て、俺はお前みたいなガキは興味ない――」
『うるさ~い!精液タンクのオス人間は黙って私と交尾しなさい!』
洞穴の奥に連行される俺。母熊とのすれ違い様、小声で
『…私もすぐに行きますから…がんばってくださいな…ふふっ♪』



ぐちゅぐちゅぬぷぬぷぐちょぐちょ(ry
――アッー!
――あ~っバカ人間!なに勝手に出してんのよ!罰として10回追加!

ぐちゅぐちゅぬぷぬぷぐちょぐちょ(ry
――おまたせ~♪ささ、交代よ♪まだまだがんばってもらわないとね~
ぐちゅぐちゅぬぷぬぷぐちょぐちょ(ry
――アッー!


123:手負いのくまさん
06/12/04 00:03:22 Wo1zYw4B
「はっ!寝てたのか!?」
さっきのは夢だったのか?いやにリアルだったが。
時計を見ると歩哨を交代して4時間、交代の時間だ。…だがなかなか引き継ぎの奴が来ない。無線も応答なし。
仕方がないので後方の陣地まで後退することにした。
だが、すぐに淫靡な匂いが鼻をついた。この匂い、どこかで…?
訝しみながら廠舎(寝泊まりするコテージのような所)に歩いていくとますますその匂いは強くなる。
それに混じって呻き声のようなものも聞こえてきた。
まさか!?と思い走って廠舎まで行き、ドアを開くとそこには――!



124:手負いのくまさん
06/12/04 00:04:51 p4i8e4Ea
『ああ~っ!いい~!』
『もっと、もっと奥まで来てぇ~!』
『出てる~っ!奥までドクドク熱いのが出てるぅ!』
『私、孕んじゃうよぉ!人間の精子で孕んじゃうぅぅ!』

狐、虎、龍、犬、猫、狸、牛、猪、カラス、ワシ、タカ、フクロウ、鹿、蛇、狼、蜂、亀、蜘蛛etcetcetc

十二支はもちろんのこと、実在するのかさえ怪しいありとあらゆる動物っ娘が中隊の男達を犯していた。年端もいかない幼女から艶を帯びたオトナのお姉様まで皆が皆、男から精を搾り取っている。

ドアを開け放ったままポカンとしている俺の肩を誰かが叩く。振り向いた先には熊の母娘。
『あら~、もう皆さんお揃いで始めちゃってたのね~♪お母さんぞくぞくしちゃう♪』
『わ~!すご~い!早く行こっ』
『んもぅ、せっかちなんだから…それではお兄さん、参りましょうか♪』
ガッシと俺の手を取り中に入っていく…。

「待って!まだ心の準備が――」
バタン。




ぐちゅぐちゅぬぷぬぷぐちょぐちょ(ry
中隊146名「「「「「「アッー!」」」」」」

125:手負いのくまさん
06/12/04 00:09:02 Wo1zYw4B
作者名が途中で変わったのは気のせいですw

宣言してからかなり長くなり、申し訳ない!病院でこんなことしてるとは…

126:名無しさん@ピンキー
06/12/04 00:11:39 smv8Cp5t
GJ!!

127:名無しさん@ピンキー
06/12/04 00:15:55 u96VDpVY
>>114
>>116-124

まとめに収録しまつた。

128:名無しさん@ピンキー
06/12/04 00:26:00 KYlhBRck
いいなあ、北方だとそんな酒池肉林が楽しめるのか。
習志野にゃあ何の楽しみもねえや……動物なんて
鼠の国くらいしか心当たりがねえorz

129:名無しさん@ピンキー
06/12/04 00:38:31 wzc1SdUp
>>125GJ~!!途中に龍が混じってんのには笑ったwあと、くれぐれもお大事に。

130:名無しさん@ピンキー
06/12/04 00:44:25 wzc1SdUp
>>127Gj。お疲れ様です!

131:名無しさん@ピンキー
06/12/04 01:15:03 RHf72q/Q
>>125
中隊146名全滅かw
これが原因となり、人間の味を覚えた動物達が徐々に人里へ…という訳ですな。

132:手負いのくまさん
06/12/04 01:21:33 Wo1zYw4B
三分ほど前

手が痛くて眠れないのでナースコール
若い看護婦が来る、しかもかわいい!

だが…
看護婦『じゃーん、座薬~♪』
俺「マジですか?」
看護婦『マジもマジ、大マジだよ♪』
俺「いや…やっぱり手ぇ痛くないです」
看護婦『ほれ、とっとと寝なさい。』
寝かされる俺

俺「ちょ、待って」
看護婦『行きまーす♪』

俺「アッー」





なんでこんな目に…orz


133:名無しさん@ピンキー
06/12/04 01:38:47 nz9O+fMw
>>132
今殺意をおぼえた(#^ω^)

134:名無しさん@ピンキー
06/12/04 01:41:54 u96VDpVY
>>132
イキロ、無駄にイキロ。
そしてエロSS(当然獣人逆レイプ物)をうpするんだ。

135:名無しさん@ピンキー
06/12/04 01:47:15 +LoWEK4/
>132
逆に考えるんだ
その経験を今後のSSに生かせると思えば……




ゴメン


俺にも同じ経験があるんだ
生かせてない



orz

136:名無しさん@ピンキー
06/12/04 02:56:14 Wyu+YrFe
はっはっはっ!


俺も半年前にやられました…しかも結構好みの子に……orz


(ギプス出来ないとこ折れたから切開して針金ぶちこんだ)
『あの…、キズ口(切開したとこ)メチャ痛いんすけど…(手術後麻酔切れてきて)』
「あー、ちょっと待ってね?」
『あ、はい…』

「大丈夫?じゃあ痛み止め持って来たからちょっと横になってね♪」
『???はい(痛み止めって飲み薬じゃねーのか?)』
「じゃあ逝くよ?」
『え?ちょっ!待っ…』
いきなり来ていた手術服?(手術するまえに確か着替えさせられた白い病院の患者用の服もしくは手術用の服、羽織るだけ下着無し)
を捲くられ看護婦さんにケツノ穴&ローアングルチンポを見られた…                       ちなみにオイラは火星人。
看護婦は容赦なく「はい!」
『あっ…』



その後の記憶はない

137:80
06/12/04 07:31:58 EEjyue3f
>>132
なに、そのナイスなシチュエーションw
次回はぜひともその経験をイカし、獣人(オス)を人間(メス)が
蹂躙しちゃうSSをキボン
とりあえずお大事に~

138:名無しさん@ピンキー
06/12/04 10:50:02 3VQk8SQf
>>111
何がどうなってるのか分かりません。もう少し分かりやすく


ってか全然関係ないSSが投下されてますね

139:名無しさん@ピンキー
06/12/04 11:26:06 /NB37Bxg
鳥羽武司の住んでいる地方では、狐が神格化されている。それ故、昔っからの決まりが色々決められていた。
その中の1つに、『天気雨の日には、御山に入ってはならない』と言う掟がある。
近所の婆ちゃんが言うには天気雨の日には狐の嫁入りがあり、狐達はそれを人に見られるのを嫌がる。
もし、興味本位で見た場合、狐たちの怒りを買い祟りに遭うという。
鳥羽達ガキ共は酷くびびった。何せ、その前日に黒澤監督の『夢』をロードショーで見たからだ。
まぁ、次の週には既に頭から消えかけていたが、『天気雨の時に御山に入ってはならない』と言う認識だけは残った。
だからこそ、雨が降りそうな日は稲荷大社の背後に聳える『御山』には近付かなかった。

のだが、鳥羽は、大チョンボを犯している。
高3になり、部長を務めていた野外活動部の最後のレポートを取る為に御山に入ったのだ。
天気には充分気をつけていたつもりだった。予報ではやや曇りがちだけど雨が降る可能性は0%と報じていた。
なのに、現実は無情だった。
「天気雨……かよ」
小雨がサンサンと降りしきる中、山林の中は明るかった。今の天気が天気雨、所謂『狐の嫁入り』状態だからだ。
鳥羽は酷く焦った。焦り、そして急いで下山しようとしている。
荷物を幾つか落としたが、それを気にする余裕はない。子供心に刻まれた恐怖は、中々凄いものなのである。
そんなこんなで、斜面に並んで居る朱塗りの鳥居の列をドンドン潜り抜けていく。
この御山は、ガキの頃からの遊び場である。(雨天以外は)神社の仕切られた場所以外は大概どうなっているか熟知していた。
この階段を降りきれば、一般参道と手洗所が見えてくる。
その筈だったのだが……俺は、何時まで経っても其処にたどり着けなかった。
頭が混乱してくる。本当ならとっくに麓の駐車場辺りまで行っている筈。
更に足を速めようとした鳥羽の耳に、妙な音が聞こえた。

シャリ――ン
涼しい音が、階段の下の方から聞こえて来た。
何かがゆっくり、此方へと階段を上ってくるのが見える。
ぼんやりとした灯りが無数に揺らめき、列を為して此方へと上がって来る。
鳥羽は、何とか動こうとしたが、動けなかった。
身体が、全く動かなかったからだ。

シャリ――ン
涼しげな音がどんどん近くなってきた。
ぼんやりした灯りもハッキリ見えてくる。それは、無数の家紋入り提灯だった。
やばいと、鳥羽は感じた。あれは、狐の嫁入り行列だろう。
見つからない内に、脇道へと逃げなくてはならない。相手に見つかったら、祟りを受けてしまう。
だが、鳥羽の身体は遅々として動けない。僅かに、やっと道の端へと寄った程度だ。
そして、その間にも行列は近づき、今やはっきりと見える位置まで来てしまっていた。
(ああ、来てしまった。見ちまったよ)
喋れず、口をパクパクとさせながら立ち竦むしかない鳥羽の横を、狐の面を被った花嫁行列が通り過ぎて行く。
昔の、それこそ映画で見たような古式な花嫁行列が自分の前を横切っていく。
即座に捕まるのかと覚悟していた鳥羽だが、狐達の無関心さに、微かな期待を抱いていた。
もしかしたら、見逃してくれるのかも……と。

やがて、従者が掲げる傘の下に立つ、白無垢姿の花嫁が鳥羽の前を横切ろうとし。
(……!?)
そこで、列が停止し、同時に今まで真っ直ぐ前だけを見ていた行列が一斉に鳥羽の方を見た。
心臓が止まりそうになる。希望が消え去り、恐慌が心を支配しかけたその時。
「武司様」
白無垢姿の花嫁が、声を漏らした。仮面で顔は隠れて見えない。
だが、間違いない。彼女が、自分の名を呼んだのだ。
仮面越しに鳥羽は感じた。彼女の強い強い視線を。
それに絡め取られ、鳥羽の意識は遠離り始めた。
意識が途絶える直前、再び声が聞こえた。鈴の鳴るような、涼しい声音。
「お迎えに、参りました……」

続く。

140:名無しさん@ピンキー
06/12/04 11:48:57 /NB37Bxg
先に投下しておいてなんですが、新参者です。
手順が逆になってしまいましたが、どうかお許し下さい。
後半のエロ自体はそれほど多くは無いと思いますが、どうか生暖かく見守ってやって頂ければ幸いです。

141:名無しさん@ピンキー
06/12/04 12:07:18 Wo1zYw4B
うーん、いい感じだなあ。京都の千本鳥居みたいなイメージですか?
うちの田舎にも稲荷神社なる神社が山腹にあって、お天気雨の時は近づくな、なんて言われてたのを思い出す…。

このスレを見てて思うのはどこか日本昔話にでてきそうな雰囲気が漂ってますね。


142:名無しさん@ピンキー
06/12/04 12:26:37 wzc1SdUp
>>140GJ!これからの展開が非常に楽しみですな~wこのスレの職人の方々は文才があっていいなぁ…

143:◇
06/12/04 12:36:29 KTyM2MeQ



144:名無しさん@ピンキー
06/12/04 15:44:04 v9+YlCdt
>>140
狐は俺の大好物だから、出来る限り早くカモン。でも焦らずに。

そういえば昔冬眠し損ねた熊が、北海道の開拓村を丸ごと一つ壊滅寸前まで追い込んだって話を読んだ事がある。
それ読んだ時、如何に人間が弱くちっぽけな存在かと、如何に自然が許容も無く慈悲も無く、偉大な存在かを学んだ気がした。

145:名無しさん@ピンキー
06/12/04 18:31:33 o1b+I4d8
>>144
その話を元にSS作ってみるんだ!

146:名無しさん@ピンキー
06/12/04 19:28:31 3VQk8SQf
>>124
龍ってどうしても中国とかのああゆうひょうきんな顔の龍を思い出してしまう
それを擬人化させたらどうなるんだろうか

147:名無しさん@ピンキー
06/12/04 19:52:57 rKO1M4c4
東洋風の竜のひげが生えているだけで何だかなぁな女の子の出来上がり

148:名無しさん@ピンキー
06/12/04 19:53:28 wzc1SdUp
>>146擬人化しちゃったら顔は人のものとほとんど変わらないんじゃない?

149:名無しさん@ピンキー
06/12/04 21:41:33 phCwKBz7
こんな感じでは?
URLリンク(www.summonnight.net)

150:名無しさん@ピンキー
06/12/04 22:47:33 QxeSZFWn
まさかメイメイ姐さんが出てくるとは・・・
いや、サモナイシリーズ好きなんすよ。
獣人が多いから、参考になるかもわからんですね

ちなみにロリにするとこんな感じ
URLリンク(www.summonnight.net)

151:144
06/12/04 23:33:27 v9+YlCdt
>>145
文才無いからSSにできない。
何より、あまりに凄惨で恐ろしい事件だったから不謹慎すぎてエロSSや萌えSSにするという事ができない。

URLリンク(alecaoyama.hp.infoseek.co.jp)
URLリンク(hokkaido.yomiuri.co.jp)

152:名無しさん@ピンキー
06/12/04 23:33:38 nxGETvgY
>>128
よかやん!
日出生台なんて牛しかおらんぞ!
…それもありだな。
>>125
すみませんその娘たち西方に転地訓練に
きていただけませんか?


153:145
06/12/05 00:48:53 DAo59pc3
>>151
ごめんなさい。知らなかったとはいえ自分の言は間違いでした。
恐ろしくて記事を読んでる途中で泣きそうになった。
これは、マジで、ヤバい。

154:名無しさん@ピンキー
06/12/05 00:56:09 82yHBKMQ
>>152
馬鹿、その娘達は習志野駐屯地に来るんだい!

155:144
06/12/05 01:07:13 cbgyfC64
>>153
いやいや、怒ってるワケじゃないです。
ただ、如何に人間がちっぽけな存在かと、如何に自然が恐ろしいかを知って欲しかっただけなんで。

人間は火を扱う術を覚えて、闇を遠ざけ、獣たちから牙を奪ったけど、それが無くなれば人間はおそらく自然界で最も弱い存在。
普段家族同然の付き合いをしている犬でさえ、素手の人間が立ち向かうにはあまりに強大すぎる。
いつか自然界から強烈なしっぺ返しを喰らった時、人間はあっさり滅ぶかもしれない。
それを少しでも先延ばしにする為に自然に敬意を持って接し、守るようにしよう。

156:名無しさん@ピンキー
06/12/05 01:09:40 1ot9FBc1
野田は……イタチくらいだな


157:名無しさん@ピンキー
06/12/05 01:10:27 669ROujn
自衛官の頭の中って・・・

158:名無しさん@ピンキー
06/12/05 02:23:22 tPYZuVxE
まあ自衛官だって人なんだから変なことだって考えるだろ。

159:名無しさん@ピンキー
06/12/05 03:15:00 oxynTSO7
ふと疑問に思った。
獣って、火を怖がるのか?

野性の犬が煙を嫌うとかは聞いた事あるんだが……。

160:手負いのくまさん
06/12/05 09:35:45 sJrzeCBG
野犬で思い出しましたが、次回は主人公が犬娘三匹にあんなことやこんなことをされる物を書こうと思います~

当時の写真付きでw

161:名無しさん@ピンキー
06/12/05 09:40:45 Ji8htWGu
>>159
犬は炎怖がるよ
俺の実家の犬はストーブに近寄らないし

ただそいつの子供は幼い頃から見てるせいかストーブつけるとその前から絶対動かないけどなww

162:名無しさん@ピンキー
06/12/05 09:45:38 XSQXR+0C
>>161
よくある事だよ。
実際学習能力の高い鳥獣は火をさほど怖がらない。
猿や狐、熊はむしろ焚き火が焚いてあると興味持って
(というか食べ物掠め取ろうと)よって来るし何か焼いていると
なおさら。

163:名無しさん@ピンキー
06/12/05 12:42:48 a5tdFOhy
動物って外で飼うとあまり懐かないと聞いたけど

164:名無しさん@ピンキー
06/12/05 13:21:02 6JZV6SFQ
>>159
モンゴルでは地域によっては焚き火をしないと狼がよってくる。

>>163
実家では外で犬を飼っていたけど…どうなんだろうな。

165:名無しさん@ピンキー
06/12/05 14:06:55 B6B0qVHb
>>160超期待して待ってます。当時の写真って事はまたしても実体験がもとですか?w

166:名無しさん@ピンキー
06/12/05 14:07:53 B6B0qVHb
>>160超期待して待ってます。当時の写真って事はまたしても実体験がもとですか?w

167:名無しさん@ピンキー
06/12/05 14:11:11 B6B0qVHb
ミスりました。ごめんなさい

168:実体験
06/12/05 14:57:30 sJrzeCBG
舞台
2004年8月7日(写真の日付)香川県善通寺市乃木神社

登場人物
主人公:高校三年生

野良犬娘1:茶色い日本犬
野良犬娘2:黒い日本犬
野良犬娘3:確か白い日本犬


設定
先に入隊した高校のオタ先輩(善通寺駐屯地に勤務、俺をオタに引き込んだ人)から
先「遊びにくるか?www」
俺「自転車で行きますわ!」
先「ちょwww」
翌日から夏休みを利用して広島市→善通寺の往復800km、6泊7日の野宿旅行に出発した少年を待つ運命とは!?

ちなみにこの旅行中に童貞奪われました。その相手を犬娘として書くので逆レイプなリアル感はあるかも。
写真はどこにうpしよう…

169:名無しさん@ピンキー
06/12/05 17:38:43 82yHBKMQ
>>168
その年月日が正しくて今も現役なら、どれだけよくても士長だな。
マジレスするぞ、士長。

個人特定に繋がりそうなこと書くな。
特に地名ピンポイントで出すな。

はっきり言うとだな、同じ駐屯地や演習場にいる、或いはいた奴が
その設定見たら「あいつかな?」くらい思ったりするかもしれんぞ。
つーか、その設定聞いて、真っ先に部下を連想したぞ、俺は。
そいつも後輩呼んだりしてたしオタクだし。
まあ、俺達は善通寺じゃないから連想して「そっくりだな」くらいで済んだが、
俺が善通寺にいたらそれだけじゃ済まなかったぞ。
今すぐ戻って絶対にあれこれ(「何かヤバイことやってないだろうな」とか)
そいつを問い詰めたりするし、SSに書かれた内容(犯罪に繋がる恐れのある行動、
公序良俗に反した行動など)によっては関係者を集めてちょっと話を聞くことになるかもしれん。
そして一番問題なのは、そうやって調べる相手が本当にお前の「実体験」の関係者なのか
どうかは調べるまでわからず、全く無関係の奴に迷惑をかけることになりかねないということだ。
他にも、そもそも善通寺というのが嘘で実は札幌だ、とかいうような場合、
無関係な善通寺の連中に迷惑がかかることにもなる。

「オタな先輩」程度の人物像を書くだけならいいが(実際、オタじゃない方が珍しいこともあるし)、
しかしそこに実在、実在に近く類推しやすい駐屯地名を使うのはやめるんだ。
真実かどうかはともかく、2004年8月7日というのは結構記憶に新しい過去だし、
善通寺駐屯地も善通寺市乃木神社も実在の地名なんだ。
あと、前スレのあいば野演習場も実在するんだ。
よりにもよって2chのエロパロなんかでその名前を出されたことが原因で、
そこにいる誰かに迷惑がかかるかもしれない。
わかるだろ、特に今は流出だ漏洩だ不祥事だでピリピリしてる時期なんだし。
「札幌には美人がいない」とか「習志野は汗臭い」とか、その程度のことを書くのも
駄目とまでは言わんが、SSに登場させるんなら、(本当は出さんのが一番だが)
イニシャルで「Z駐屯地」とでもするか大まかに「中部の駐屯地」くらいに留めておけ。
あと、詮索を招かんように「実体験」とか「実話」とか書くのも控えろ。

俺はお前さんのSS結構好きだ。
それに、たぶん面識はないし同じ釜の飯を食ってもいないし階級も四つか五つは
違うし歳も一回り近くも違うが、俺達は仲間だ。
俺自身、ちょっと神経質すぎかもしれんとは思いつつも、
やっぱりいい職人や前途ある仲間につまらんトラブルに巻き込まれて欲しくないんだ。
SS本編ではあれこれと気をつけてくれるよう切に望む。

SSでもネタでもない見苦しい長文すまん。

170:名無しさん@ピンキー
06/12/05 20:00:33 8ejHnfyR
いや、至極真っ当な意見だ お疲れさん

171:手負いのくまさん
06/12/05 21:33:15 sJrzeCBG
マジレス指摘事項サンクス。
確かに浅はかでした…仰るとおりですね。

本当に申し訳ない。

172:名無しさん@ピンキー
06/12/05 21:52:04 N4x2VFzg
自衛隊のお偉いさんもねらーなのか

173:名無しさん@ピンキー
06/12/05 22:04:11 Ji8htWGu
確か某ロリスレでは小さい女の子を守ってフラグ立てて神聖な裸体を拝むとマジで言ってた陸自の暗号屋がいたな

174:名無しさん@ピンキー
06/12/05 22:18:39 tPYZuVxE
ニッポンハダメダ!
by ロシア人

175:名無しさん@ピンキー
06/12/05 22:19:20 5G0STVl5
>>174
そうかもしれんが
お前らには言われたくねえwww

176:名無しさん@ピンキー
06/12/05 22:28:23 82yHBKMQ
>>171
わかってくれてほっとした。
あんまり不用意なことしないようにな。
お前さんだけじゃなく、中隊長とか班長とか先輩とかも巻き添え食らうから。

>>172
偉くない偉くない。曹だから。
戦前風に言えば下士官だ。

じゃ、みんな。
マジレスすまんかった。

177:名無しさん@ピンキー
06/12/05 22:48:11 ZBqbzPzz
もし可能なら設定をうまいこと変えて書いてみたら?

てか高3で童貞喪失うらやましいぜ…
俺は23の時に風俗…

178:名無しさん@ピンキー
06/12/05 22:51:46 5G0STVl5
まぁ、相手にもよるだろうけどな
外国で日本人の男が行くと必ず夜這いにくるババアの話があった気ガス

179:名無しさん@ピンキー
06/12/05 23:08:04 cYRbAmhM
25歳で未だ童貞の俺はどうすれば良いんだ・・・orz

180:名無しさん@ピンキー
06/12/05 23:23:05 MiaZpnOt
>>179
逆に考えるんだ。あと5年で魔法が使えるようになると・・・

181:名無しさん@ピンキー
06/12/05 23:26:35 cbgyfC64
>>176
お疲れ様です。
市役所なんかの住民の個人情報なんかははっきり言ってルート次第でだだ漏れですからねえ。映画デスノで月がやったみたいに結婚式場あたれば、ある程度は情報を引き出せるし。
警察や自衛隊は特に漏れちゃいけない情報が多い組織だし、過剰なくらい敏感になった方がむしろちょうど良い世の中になってしまったし。
「いつ卒業して今どこに住んでいる」なんて言わなければ、出身高校程度なら明かしても問題無さそうですが。歴史のある学校ならなおさら。
「宮城県S市の某高校」くらいでも良いかもしれませんね。

182:名無しさん@ピンキー
06/12/06 00:24:01 /h5YaqNr
>>181
ちょwww俺三高wwwwww

183:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:01:51 5uqJO+cO
俺は高三の春に童貞奪われた。
逆レイプだったよ

184:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:05:24 tqQrkzrK
>>183
本当ならテラウラヤマシス

185:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:11:28 ZxgRkzb8
>>183
潮騒kwsk

186:名無しさん@ピンキー
06/12/06 01:23:26 hz+4h4nB
ここはいつから暴露大会になったんだ。

187:名無しさん@ピンキー
06/12/06 02:11:58 V3xLcLQS
自衛官が地雷原でタップダンスを踊っているという
スレはここですね?

188:名無しさん@ピンキー
06/12/06 02:31:50 KZA+7G15
>>187
いいえ、現役とOBが殴り合うスレです。

>>182
宮城県のナンバースクールって特に縦横の繋がりが強い気がする。俺は壱。

189:140
06/12/06 04:02:55 Tofe7u77
>>141 >>142 >>144
感想どうもです。
イメージとしては京都の稲荷大社ですね。情景が浮かぶようで、書いた方としては嬉しいです。

>うちの田舎にも稲荷神社なる神社が山腹にあって、お天気雨の時は近づくな、なんて言われてたのを思い出す…。
そう言う民間伝承って良いですよねー。懐かしいなぁ。

と、ちょいと書き詰まっています現状。
一応、花嫁さんは箱入り大和撫子なんでスレの『凶暴な♀動物』とずれてしまったに今更気付いたorz
まぁ中身はお狐様なんで、本性は獣だとか、拉致されたのを咎められた結果逆ギレで主人公を犯してしまうのがいいのか。
完成まで暫し、お待ちをw

190:名無しさん@ピンキー
06/12/06 14:13:04 y0XsYSKj
狐好きの俺としては超wktk!

191:名無しさん@ピンキー
06/12/06 19:22:16 tqQrkzrK
逆ギレwktk

192:名無しさん@ピンキー
06/12/06 19:42:08 5uqJO+cO
>>184-185
クラスの仲良い四人(男2女2)で飲み会を設定が、二人キャンセル。
それで二人飲みに。店にいくのもめんどうだから、そいつの家で飲むことになった。
けっこー飲んで話してたら。
突然そいつが隣にきて寄り掛かってきて、
どうした?って言おうとしたらキス奪われた。
驚いて顔を離したけどすぐにまた頭に手回されてキスされた。
その時舌入れられた。
キスやら何やらをして。
それでそのまま本番に
騎乗位でやられた。
おわった後、童貞もらっちゃったって言われた。
後悔はしてないが、正直初めては小学から同じ学校で好きだった幼馴染みとやりたかった。

スレ違いすまない

193:名無しさん@ピンキー
06/12/06 19:44:23 eeGRoX/l
>>192
・・・・
ウラヤマシス

194:名無しさん@ピンキー
06/12/06 19:45:03 eAXxsTmU
>>192
死ねばいいのに

195:名無しさん@ピンキー
06/12/06 19:56:37 5uqJO+cO
>>194
(´・ω・`)

付き合ってから学校でやらないか誘われた。
拒否したが、承諾してたらギャルゲーのような青春だったな。


196:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:10:26 f/5KAQT9
>>177
やあ俺。

197:名無しさん@ピンキー
06/12/06 20:59:13 O7JSzWoj
>>195本当に『擬人化』関係無いな…

198:名無しさん@ピンキー
06/12/06 21:40:02 arjYu/G5
これ何て雑談スレ?

199:狐とか四神とかその他諸々書いてる奴
06/12/06 22:13:14 Ltex5KOm
今回は優奈君と白虎の出会い的な話を。
かなり長くなると思いますので。
あと、あまり逆レイプっぽくないものになってしまうかもしれませんorz


「わ~い」
「ほら、あまり一人で進みすぎないでよ?」
 自然あふれる山々に囲まれた、とある山の中にある川。
 日に照らされ水が光っている川の中を、白い猫のような尻尾を生やしている少女が楽しそうに水で遊んでおり、その少女を一人の少年が後を追う。
 少年、優奈と少女、白虎は他の四神達と共にある依頼を受けこの山へと訪れていた。
 その依頼とは、この山々のどこかに出没するという化け物を退治するといったもので、途轍もなく広いので3手に分かれて捜索中であり優奈は白虎と一緒に探している。
 元々一人でやろうとしていた仕事であったが、四神達がどうしてもと言うので、優奈は連れてきており優奈の手には愛刀の魂剛。
 現段階では何も感じておらず震えていないので、優奈もいつもの優しげな表情。
 仕事なんて忘れたように川の中で遊んでいる白虎の傍に優奈は近寄っていくと、白虎に川の中に引きずり込まれお互いびしょ濡れになった。
「あはは~♪ ゆーなびしょびしょ~」
「白虎、もうだめだよ」
 川の中で優奈と白虎は笑っていた。
 お互い川から上がり、火を熾して服を乾かしている。お互い背を向き合いながら。
「くちゅんっ!」
「あ、大丈夫ゆーな? ごめんなさい」
「い、いいよ別に。今日は天気もいいし服もすぐに乾くと思うから」
 尻尾をいじりながらしゅんとする白虎に、優奈は笑って見せると白虎も笑顔を見せた。
 しばらくして、白虎は優奈の背中にもたれながら寝息を立てていた。。
 優奈の耳には川のせせらぎと木々が風で鳴る音、火が燃える音だけが聞こえ、優奈は白虎とであった時の事を思い出していた。
 他の四神と出会うきっかけを作った頃の事を。

200:狐とか四神とかその他諸々書いてる奴
06/12/06 22:15:45 Ltex5KOm
「ここ、ですか」
「あぁ」
 それは今から数ヶ月前のこと。
 優奈は、親戚で同じような仕事をしている神崎和魔とそのパートナー蝙蝠のヘルと、ある洞窟に前に立っていた。
 その時も化け物退治という依頼内容で、雲はまるで漆黒のように黒く雷が鳴っている。
「ひゃんっ! かみなりこわ~い」
「っるせー! どさくさに紛れて血ぃ吸おうとすんじゃねぇ!」
「チッ」
「あ、あはは」
 雷が鳴り、ヘルはカズマに抱きつき首元で牙を出すものの、カズマによって阻止され頬を膨らませる。
 カズマは不機嫌そうな表情になり、優奈はただ苦笑しているしかない。
「ったく、今日の仕事といい最悪だぜ。なんでこんな女男と」
「す、すみません」
 思わず謝ってしまう優奈を、カズマは少し怒鳴り声で冗談だと言う。
「まぁいい。とにかくこの奥に何かいるのは確かだな。お前の魂剛も震えてるし」
「そうですね、とにかく入ってみないことにはどうにも」
 優奈の刀とカズマの2丁の銃が震えている、何かに反応しているかお互いに危険が迫っている証拠である。
 そんな武具を握り締め、三人は洞窟の奥へと歩いていった。
 寒ささえも感じさせる空気の中、カズマがヘル用の武器である大きな鎌をヘルヘ渡した時だった。
「っ! 何か、来ます!」
 優奈は何かを感じた。そして何かが3人の前に現れた。
「……ありゃなんだ?」
「蛇、かな? でも上半身は女の人だよ?」
「妖怪か何かでしょうきっと。動物の擬人化というのも珍しいことではないですし」
 現れたのは上半身人間の女だったが、下半身が蛇のものという化け物だった。
 優奈達にとっては既に見慣れているのであまり驚きはしていない様子。
 妖艶な笑みを浮かべながらカズマと優奈を見つめている蛇達に対し、三人はそれぞれの武具を構えると、蛇女達は一斉に優奈達に襲い掛かる。
「チッ、蛇の分際で人間様にたてつくたぁいい度胸だなぁ!!」
 カズマは両手に持っている銃の銃口を蛇女達に向けて撃つ。
 洞窟内に銃声が響き、弾はすべて蛇女の下半身に命中し、赤い血が噴出し蛇女達は次々と倒れていく。
「おいヘル! お前も戦えっての! 新鮮な血が選り取りめぐり吸い放題だぞ!」
「あ! 本当だ!」
 ヘルは大いに喜んだ様子で、倒れている蛇女の一体に近寄り下半身の血を嬉しそうに吸い始めた。
「ちょっと! なに吸ってんのよ!!」
 しかしすぐに蛇女に押さえられ壁に叩きつかれると、ヘルはムッとした表情になり鎌を構えた。
「いいじゃんそんなに出てんだし!」
「それとこれとは話が違うでしょ!!」
「だったら実力行使だもん! 斬って斬って斬りまくってやる~~!!」
 そう叫ぶとヘルも蛇女の群れに飛び込んでいった。
 そして優奈もまた、魂剛で応戦していた。
「っ!」
 人間部分ではなく、下半身の蛇部分のみを斬っていく優奈。
 頬には蛇女達の血が付き、なるべく致命傷にならないよう深くは斬らず、斬った後遠くに吹き飛ばすだけ。
 そんな攻防も、数で勝っている蛇さん達によって優奈はじわりじわりと追い詰められていき、ついには数匹の蛇女によって地面に押さえつけられた。
「うわっ!」
「優奈! こいつ等、落ちろってんだよ!」
「優ちゃんっ!」

201:狐とか四神とかその他諸々書いてる奴
06/12/06 22:17:23 Ltex5KOm
 カズマとヘルは優奈に駆け寄ろうとするも、蛇女達に囲まれているので応戦するしかない状態。
 優奈は魂剛を持ちながらジタバタと暴れているが、蛇女達の方が力が上だった。
「あはは、可愛い坊やだこと」
「こんなに暴れちゃってさ」
「っく、離れて!」
 腕や足、胴体に下半身の蛇部分を巻きつけられている優奈は、微弱に体を揺らすだけ。
 そんな優奈を、数人の蛇女達は妖艶な笑みで見下ろしていた。
「そんなに暴れないでぇ、もっと締めちゃうわよ?」
「はぁうっ!」
「んふふ、鳴き声も可愛い」
 蛇女達はゆっくりと優奈の体に顔を近づけていく。
 そして一体の蛇女が口を押し付け、他の女達も耳を頬を、胸や手と足の指と至る所を嘗めていった。
「んっ! んんんっ!」
「ふふ……気持ちよさそうね、舐められるの好き?」
「んふぁっ! こ、こん、剛っ!」
 体中を舐められていく優奈。
 蛇女達はそんな優奈に更に舐めあげようとするが、その前に優奈の左手が魂剛と融合し、全員巨大化した魂剛の腕により壁に叩きつけられた。
「ハァ、ハァ、な、なめないでください」
「誰がうまいこと言えと。とりあえず無事か?」
「は、はい」
 呼吸を乱しながら魂剛の左手を構える優奈の背後に、カズマが駆け寄ると、優奈は真紅に変わった瞳を細めて笑って見せた。
「無事らしいな。だったらお前、この洞窟の奥入って来い」
「え?」
「奥に何か別のを感じるだろ? ここは俺らで何とかしてやっから」
「でも」
「いいからさっさと行けっつーのバカ!」
「バ……ッ! 分かりましたよ!」
 そして何やら言い争いのような口調で優奈とヘル&カズマは分かれていき、優奈は蛇女達を左手で祓いながら洞窟の奥へと進んでいった。
「さぁてと、あいつも入ったことだし、そろそろ本気出すか」
「マジで? やっちゃうの?」
「ああ、マジもマジ大マジだ」
 カズマは驚くヘルを背後に2丁の銃を蛇女達に向けると、銃は眩く光りだした。
「輝け! もっと輝けぇぇぇ!!」
 そして爆発音は一層高まったのだった。
勿論洞窟が崩れないよう力を抑えてだが。


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