.hackのエロパロ vol.11.at EROPARO
.hackのエロパロ vol.11. - 暇つぶし2ch450:名無しさん@ピンキー
07/01/07 15:21:10 yLlpD7Y7
親子かめはめ波www
GJ!!!

>>449
お風呂に入ってもらった後の火照った体にぶかぶかYシャツか……
一部の隙もないな

451:パック ◆JuT3jsxZbo
07/01/08 00:07:57 gstBxO5P
集計しました。
Bが多かったみたいなので、舞化武可で行きます。
僅差だったので、お風呂の方もいずれ何らかの形でフォローしますね。
次回は13日(土)夜を予定。

452:名無しさん@ピンキー
07/01/08 00:58:37 TsYVM6ud
なるほど、つまり解りやすくするとvol.3発売5日前ということですね?

453:名無しさん@ピンキー
07/01/08 01:40:48 j/uuryVc
なんて分かりやすい解説だ・・・

454:名無しさん@ピンキー
07/01/08 02:29:11 HOhTIqKr
>>451
楽しみにしてる!

455:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:19:06 i3karx3D
おまいら乙
亮×潤香投下

456:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:22:25 i3karx3D

1年後―――。



「三崎ィー。今夜さぁ、合コンあるんだけど来ねぇ? つーか来るよな?」
「あーそお、今日はちょっと」
「何でよ? お前が来るなら他の女の子も来るって言ってんのに」
「スンマセン。今日は彼女と約束あって」

よぉ、俺だ。ハセヲ……の中の三崎亮だ。
何だかんだで俺もとうとう大学生になっちまった。
今は所属してるゼミの先輩に絡まれてるトコ……つか、俺まだ未成年なんですけど。
酒とか飲む気はさらさらないんですけど。前に1度だけ付き合わされた時は
合コン場所の居酒屋でタバコ吸ってる馬鹿が何人かいたせいで煙くて鼻がおかしくなりそうだった。

「彼女? あー、あの背の高い?」
「まぁ……はい」
「でも彼女持ちでも気にしねーって子もいるしよぉ、何か都合つけて断れね?」
「(バカ言え、んなコトしたら俺が後ろから刺されるだろうがッ!)」

潤香は色んな意味で神経質なトコあるからな……付き合いだして身に沁みたぜ。
マジで北海道から東京の大学に進学する辺りは根性が座ってると言うか、何と言うか……。
って、それどころじゃねぇ。
ポケットの中の携帯のバイブがさっきから静かにヴーヴーヴー。
十中八九、潤香からのメールか電話に違いない。

「ま、また暇な時に!」

今の俺、超カッコ悪い。






***************************






「あたしに気兼ねなんかせずに、行きゃよかったのに」
「そういうワケにもいかねーだろーが……」
「何で? あたしが後ろから刺すとか思った?」
「(包丁持ちながら言うなよ……恐ぇよ……)」

都内の潤香のアパート。
週に1~2回の割合で俺は訪ねることにしてる。
この女、放って置いたらすぐにジャンクフードやスナック菓子に手ェ出して生活バランス崩す天才だし。
事実、コイツが包丁持って台所に立つ姿なんて滅多に見られるもんじゃない。

「つーか、ゴミくらいまとめとけよ」
「次の燃えるゴミの収集日、来週の月曜だし。それに放っておいても亮が片付けてくれるじゃん」
「おまっ、俺に依存すんな。一人暮らしの意味ねーぞ」
「あはは。言えてる」


457:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:24:40 i3karx3D

「東京の物価って高いよなぁ。何でもさ」
「お前、小5までこっちいたんだろ?」
「うん、三鷹に住んでた。けど、その頃は特に何が安くて高いなんて気にしてなかったし」

そりゃそうだ。
俺だって高校入るまでは自炊なんかしてなかったから気にしてなかったし。
でもいざ一人で生活(俺の場合、親の帰りが遅いとか帰って来ない日があるとかそーいう類だが)すると、
確かに「アレ? 俺ってもしかして育てられてね?」って自覚しちまう。
今だって大学まで自宅通いだが、親は相変わらず仕事で滅多に家に寄り付かない(つまり生活は今までと同じサイクル)。

「意識不明から回復した後に療養の意味も兼ねて北海道に越したんだけどさ。
 お母さんはそれまで勤めてた病院辞めるし、おばあちゃんは塾の講師辞めちゃうし?
 北海道で再就職できるかどうかも分かんないのにさ、今思うとすごい冒険だったと思うのね」
「お前の家族はお前含めて、思い切りよすぎ」
「仁村の女は強いのだよ」

強いのは一向に構わねぇんだが……もうちっと生活を改善した方がいいぞ、お前の場合。
部屋にオトコ呼ぶにしてもそうだ。
床にはゴミやらお菓子の袋が散乱、冷蔵庫にはミネラルウォーターとビール(つーかお前も未成年だろ)だけ。
服やら下着も畳まずに放置、本やら大学の講義で使うであろうノートも床に置きっぱなしと来てる。
何というか……豪快すぎる。
むしろカールだった頃の方がまだ大人しかったんだと、痛感せずにはいられない。

「キャロットジュース飲むー?」
「またコレか……コンビニのサラダでもいいから何かちゃんとした野菜食えよ」
「だってさぁ、野菜って臭いんだもん。冷蔵庫に入れてたら匂いが残るし」
「野菜食わねぇと肌荒れとかの原因になんだよ」
「亮はあたしが肌荒れになっちゃ困るんだ?」
「困るから言ってんだ」

俺が言うのもなんだが、潤香は美人だ。
顔とか身体のラインとか髪とか、道歩いたら10人中7人は振り向いて確認すんじゃないかってくらい。
少し誇張してるか? じゃあ6人に減らしといてやるよ。
だから、俺的には……そういう意味もあって、潤香にはあんま不規則な生活はしてほしくないっつーか……。

「きみはそゆトコ素直だよねぇ。良い子ですねー」
「うっせ。りんご、全部切り終わったのか」
「テーブルに置いといてよ。あたしも手ぇ洗ったら終わりだからさ」

だから俺が果物を差し入れに行くハメになる。
基本的に潤香は肉とか食べないし、かと言って野菜も進んで食べようとはしない(理由は前述した様に、臭いからだそうだ)。
かと言って彼氏だからって強制するのもおこがましいと言うか……ならせめて果物だけでも食え、と。
そういう経緯がある。サプリメントとスナック菓子じゃ、いくら何でも身が持たねぇだろうし。
何か俺、フードコーディネーターにでもなった方がいいんじゃないかって最近思えてきた……。

「りんごってダイエット特集とかでよく取り上げられてるけどさ、効くのかな?」
「さーな」
「あたし、ダイエットとかしたことないからさ。そーいうのよく分かんないんだよね」
「(お前は今、日本中の女を敵に回した……)」

そりゃお前はんな必要ないだろうよ。俺としちゃもうちょっと肉を付けて欲しいくらいだし。
まぁ、出るとこはちゃんと出てるから文句はないんだが、
それでも潤香は俺が定期的に世話に来ないと生活態度改めようとはしないだろうしな。
ぶっちゃけ、手間がかかる。なのに許しちまう。
つーかコレ、普通は逆じゃね? 
ギャルゲとかエロゲだとダメな主人公をヒロインが更生させるってよくあるパターンなのに、俺の立場逆になってね?


458:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:26:57 i3karx3D

「大学楽しー?」
「普通。高校の時とそんなに変わんねぇよ。
 強いて言うなら私服で行けて、授業中にメールが出来るようになったってくらいだな」
「はは。単位は落とすなよー」
「(オマエモナー)」

この女、気分の乗らない日は平気で講義サボるからな……。
相変わらずネトゲ、つまりは《The World》もやってるから始末が悪い。
俺の大学の講義がたまたま全部休講だった日、もしやと思って潤香のアパートに行ってみたら(合鍵持ってる)
コイツの大学は1限から4限まで講義ある日だってのに、ベッドの中で熟睡していた。
PCの電源はつきっぱなし、どー見ても寝オチです。本当にありがとうございました。

「あーそうそう。智香がさ、今度東京来たいって」
「揺光も今年は受験生なのにな。大丈夫なのか?」
「偏差値低いなりに、こっちの大学に受かろうって頑張ってるっぽい」
「へぇ」
「反応薄いな、もっと喜べばいいのに。あの子が来たら3人でイロイロ出来るんだよ?」
「ぶはっ! ゴホッ、ゴホッ……バカ言え」

唐突にこう言うことを平気で言うから油断できない。
おかげで飲み込みかけてたりんごが喉に引っかかりそうになったぞコノヤロウ。
付き合いだしてみて分かったんだが、どうにも潤香は温室育ちの天然傾向がある。
まぁ、男手の無い状態で祖母・母・娘の3人でこれまで生活してたんだから多少はしょうがないだろう。
しかも聞いてみれば病弱属性と来た(今は滅多に病気にはかからないらしいが)。
まぁ、それはいい。
でもコイツの場合、小学生の頃からネットしてるせいか妙に頭の中がオッサンみたいになっちまってる。
さっきみたいなエロ発言なんて可愛いもんだ。

「智香だって、きみ目当てでこっちの大学に来たがってるようなもんだし?
 どうせココに泊まることになるだろうし? そういう流れになったって……ねぇ?」
「お前、それは嫌味だ。彼氏自慢もいいところだぞ」
「おんやぁ、バレた? あはは」

女って生き物はワカラン。
潤香的には智香、つまりは揺光に対する牽制と言うか当てつけみたいな意味合いもあるんだろう。
表面上は仲良さそうに見えて、実情はドロッドロなんてよくある話だしな。
や、巻き込まれかかってる俺が静観できる状況でもねーけどさ。

「まぁ、きみには一応は感謝してる。こうやって侘しい女の部屋に世話に来てくれるしさ」
「ほっとけねーから来てるだけだっての」
「それだけ? 下心とか一切ナシ?」
「……ノーコメント」

嘘です。いつも少しだけ期待してます。

「なーんかさぁ、味気ないよね」
「な、何が?」
「ガキの頃はあんなに大人ぶろうとしてたのに、いざそういう歳になっちゃうと……」
「……」

言いたいことは分からないでもない。
俺もお前も、あと1年すりゃ未成年から成人だ。何か犯罪起こせば実名報道だってされちまう。
社会的責任ってやつだな。

「子供の頃は自分が世界の中心みたいでさ。でも現実知っちゃうと萎えるんだなぁ、これが」
「潤香にしちゃえらくマトモな発言だな」


459:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:30:35 i3karx3D

「一人暮らしするようになってから『あー。あたしって恵まれてたんだなー』って思ったりするしね」
「(さっき俺もそれ考えたぞ……)」
「そう思うと……お母さんやおばあちゃんが、あたしのコトちゃんと育ててくれたんだなって実感沸くんだ」
「なら大学の授業料払ってもらってる分だけ講義も出ろ」
「うん。善処する」

そう言うと、潤香は安堵したように笑った。
カールの時はどっちかつぅーと「クールだけど何か変なキャラ」だったはずなのに
潤香の時はストレートに意見言ってきたり屈託なく笑ったりするから対応に困る。
コイツと付き合うまでは年齢=彼女いない暦だったワケだし、俺は当然、女の扱いなんか分からねぇ。
つーか誰かと付き合うなんてコト自体に興味がなかったからな……。
俺の高校生活の約1/3は志乃の意識不明事件の解明と見舞いだったワケで。
それに潤香は相手によって態度を変えるフシもある。
同い年のクセに少し演技がかった大人な態度を見せられた時は、いつものコトなのに何かやりづらいし。

「ところでさ」
「……」
「今日、泊まってく?」
「……は?」
「泊まってきなよ。どうせ両親、今日も帰ってこないんだろ?」

まぁ、実際そーだけどよ。
明日も講義あるしな……仮に朝早く起きて電車乗って家に戻れば……ギリギリでガッコの準備できるか?
潤香のアパートに来る時は食材しか持ってこないから……今度からは朝帰りできるように考慮しとくか。
つか、俺そういやコイツの彼氏だった。自覚ねーのも困りもんだ、我ながら。

「遠慮しなくていいじゃん。知らない仲じゃないんだしさ」
「そ、そりゃな」

でも、ココには何度も来てるけど泊まるのは初めてだし……いいのか?
コレってアレなのか? 潤香の方から誘ってるってことなんだよな?
オトコに「泊まってけ」ってそういう意味だよな? 付き合ってんだ、いつかは通る道だろう。
でもまだコイツが東京に来てから本格的に付き合いだしたんだし、まだ早すぎね?
それともキスくらいで満足してた俺がガキなのか? もしくはもっと率先してそういう行為に踏み切るべきなんだろうか?
分からん!

「彼女の部屋に泊まってくのって、普通だと思うんだけど」
「いや、何つぅか……お前から誘ってくるとか、思ってなかったみたいな?」
「おいおい。カールの時から結構それとなーく誘ってたじゃん。きみはあたしの好意を全部スルーしてたのか?」
「や、そういうコトじゃねーんだが……人付き合いとか、よく分かんねーし……」
「それはあたしもお互い様だよ。むしろ、きみはあたしよりも社交的じゃん。
 他人拒絶すんのがカッコイーとか考えてたあたしに比べりゃ、マシだって。
 で、泊まるの? 泊まらないの?」
「……泊まる」

男は度胸、何でも試してみるものさ。
でも俺としてはもうちょい準備期間を貰ってから潤香としたかった
それでもいつもコイツのアパートに来る度、ちょっと期待はしてたけど。
今日はそのまま帰ることなく、コイツは泊まって行けと言う。俺はそれに応じた。
この後の展開は俺の度胸が試されるパターンだよなぁ、どう見ても。
いや、興味がないワケじゃない。潤香みたいな美人が彼女ってだけでも勿体ないのに(性格は問題ありまくりだが)。

「な、なぁ。今日は……つまり……えぇとだな……」
「ふふ。緊張してんの? らしくないゾ」

明らかに余裕を含んだ笑いを潤香は浮かべている。それに対して俺の何と余裕のないこと。
今更こう言うことを言うのも何だが、俺も実はネット弁慶なんじゃって気がしなくもない。
だってそうだろ。ハセヲの時はあんなに強気なのに、潤香を前にした俺の弱気ぶりを見ろ。我ながら情けなくなってくるってもんだ。


460:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:33:39 i3karx3D
次回完結とか大嘘こいてゴメン? もうちびっとだけ続くんじゃ? 何のことです?
おやすみおまいら


461:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:34:37 q7DNMXcR
リアルタイムきききっききたあああああああああああ
GJ!!

462:名無しさん@ピンキー
07/01/08 03:36:30 gTdqv9X1
リアルタイムキター!!
いつもながらGJ!
長くなる分には全然かまわないです!!!

463:名無しさん@ピンキー
07/01/08 04:40:50 O/eAOcH8
>男は度胸、何でも試してみるものさ。
ここ盛大に吹いたww雰囲気台無しwww

464:名無しさん@ピンキー
07/01/08 08:35:59 MUvcNHuv
GJ!長くなるならいっそこのスレ終わるまで続けてくれ!w

465:おっさん+
07/01/08 21:39:50 nngBpXNH
今ネタが2つある、どっちがいい?
1、ドッペルゲンガーハセヲ(AIDA)×アトリ
2、ドッペルゲンガーハセヲ(AIDA)×志乃

466:名無しさん@ピンキー
07/01/08 21:41:45 RxjQn3Vf
このスレの職人さんの中でアンタの書くSSが一番好きだぁ!
俺のドツボをぐりぐり押してくる!

467:名無しさん@ピンキー
07/01/08 22:01:05 xZOKYnS2
志乃好きな俺は2がいい

468:名無しさん@ピンキー
07/01/08 22:52:38 3wjGU3tZ
>>465
どう考えても2

469:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:19:31 n8j4HvFh
アトリの電波っぷりに期待して1

470:名無しさん@ピンキー
07/01/08 23:44:20 y46L+Pa1
>>465
2でここは一つ頼む

471:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:00:15 R21qFX5P
>>465
1で

472:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:31:10 beeFlpRx
>>465
2希望

473:名無しさん@ピンキー
07/01/09 00:40:08 NSPR0j35
>>465
1

474:名無しさん@ピンキー
07/01/09 04:37:30 GtM4sXA6
>>465
そうだな…どっちもで!!

475:名無しさん@ピンキー
07/01/09 05:06:56 aHzoExZe
>>465
同じく志乃好きな俺は2希望

476:名無しさん@ピンキー
07/01/09 06:29:05 vRl7T3hU
>>465
どっちも見てみたい…が
ここは2で

477:名無しさん@ピンキー
07/01/09 11:27:27 fHy7nTGd
>>465
両方頼む。

478:名無しさん@ピンキー
07/01/09 14:39:35 jnazKuiK
3:ボルドー希望

479:名無しさん@ピンキー
07/01/09 15:41:06 TBeuF25S
>>465
2も見てみたいが、1希望。

480:名無しさん@ピンキー
07/01/09 15:44:34 paYZzlDB
5:アイナ

481:名無しさん@ピンキー
07/01/09 22:18:22 tQr360d5
>>465
志乃の凌辱物って今まで無かった気がするから2で!

482:名無しさん@ピンキー
07/01/09 22:23:37 YiWSazfV
>>465
2希望。

483:名無しさん@ピンキー
07/01/09 23:30:28 TEXZxDmT
>>465
1を熱烈希望

484:名無しさん@ピンキー
07/01/09 23:47:09 wuQTX7eL
>>264マダー?
さすがにもう20日以上経ってるから書けてると思うんだけど

485:名無しさん@ピンキー
07/01/10 00:55:54 goHcbYFh
>>465
1希望

486:おっさん+
07/01/10 01:00:00 LW4AiB0i
集計してみたら2の方が多かったが、1も希望が多かったので両方がんばってみるかな。

487:名無しさん@ピンキー
07/01/10 07:01:53 /SlUXqE/
おっさんありがとう!!
おっさん最高!!
楽しみに待ってまつ

488:名無しさん@ピンキー
07/01/10 14:23:00 4Wb2VmNU
自殺した少年の「夢のガールフレンド」は、実際は10歳以上年上の地味な女性だった。

17歳の中国の少年が、オンラインで出会ったガールフレンドが夢見ていたような女性ではない
ことを知って失望し、自殺した。同国のメディアが1月5日報じた。

中国の東北地方の町に住んでいたこの少年は、「オンラインの恋人との悲惨な出会いの後で、
首をつった」と新華社通信は伝えている。
同紙は地元の公安筋の発言として、この少年は7月にオンラインチャットルームにはまり、
インターネットカフェで何日も、「Qunjiaofeiyang(「飛ぶスカート」という意味)」と名乗る
自称「19歳の美女」と話していたと報じている。
2人は黒竜江省の牡丹江という町でクリスマスの翌日に会う約束をした。
「彼の夢のガールフレンドが10歳以上年上の地味な女性だと分かって、彼はひどくがっかりした」(新華社通信)

失望した少年はすぐに家に帰り、この女性から電話がかかってくるまで、両親に何があったのかを話さなかった。
両親は息子を元気づけようとしたが、彼は4日後に首をつって死んでいるところを発見された



ハセヲさん…だから「私なんかに会ってもつまんないですよ」って忠告したのに…

489:名無しさん@ピンキー
07/01/10 17:13:12 ApyAj8qR
スレちが・・・( ゚Д゚ )

490:名無しさん@ピンキー
07/01/10 20:30:29 Vn/M7j9Q
>>460
ちょwwwハセヲのリアルってこれ!?wwwwww

            _  -──-   _
            ,  '´           `ヽ
          /                 \
        /                    ヽ
      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
       ' 「      ´ {ハi′          }  l
      |  |                    |  |
       |  !                        |  |
      | │                   〈   !
      | |/ノ二__‐─ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! 
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
            |\      ー ─‐       , ′ !
           |  \             /   |
      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _
 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_

491:名無しさん@ピンキー
07/01/11 13:08:49 YkPf63R5
>>391の書き込みで職人がまた一人未帰還者に?

492:名無しさん@ピンキー
07/01/11 23:22:10 /AhCLNKi
仕方ない、俺が職人のジョブに変更しよう

493:おっさん+
07/01/11 23:56:21 u5KY9vzj
スマン、どうも志乃編だとドッペルゲンガー無理っぽい。ハセヲ(AIDA)×志乃でいいか?

494:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:19:44 ozGMz/C9
>>493
自分的には全然おk
後投稿するときはsageてくれると嬉しい

495:名無しさん@ピンキー
07/01/12 01:22:37 F/EpxCcS
>>493
俺も全然良い
wktkして待ってるぜ

496:名無しさん@ピンキー
07/01/12 03:33:01 /Xus3B7y
>>492
期待してもいいんだな?(´・ω・`)

497:名無しさん@ピンキー
07/01/12 09:20:19 NfS7x9IW
>>493 期待して待ってるぜ


>>496
ごめん、やっぱ無理っす・・・・

498:名無しさん@ピンキー
07/01/12 15:47:30 IWlECWYW
15日で2ちゃん閉鎖らしいな。さて、どうしたものか…

499:名無しさん@ピンキー
07/01/12 21:03:41 fJgf6r2w
流石に今回ばかりはどうしようもないかも


500:名無しさん@ピンキー
07/01/12 21:24:20 YTk788T7
pink-bbsは実はリンクこそ張ってあるけど別鯖だから大丈夫だったと思うよ。

501:名無しさん@ピンキー
07/01/12 22:33:05 fJgf6r2w
いや、2ちゃんの方は

502:名無しさん@ピンキー
07/01/13 03:06:23 A6TqAVdc
ニュース行ってみな
釣りだったから

503:名無しさん@ピンキー
07/01/13 13:41:42 GAfdyLvr
釣りじゃなかったような・・・
閉鎖はガセっていうのがガセだった気がする

504:名無しさん@ピンキー
07/01/13 14:42:18 iRq/DDE6
>>503
いや、>>502の閉鎖は釣り発言が釣りだろ…常識的に考えて…

505:名無しさん@ピンキー
07/01/13 19:05:44 eR5DbWE/
志乃love

506:名無しさん@ピンキー
07/01/13 22:13:55 iRq/DDE6
パックさんマダー?

507:パック ◆JuT3jsxZbo
07/01/14 01:06:21 tOIrLVrY
時間配分間違えた!
と言うわけでまだエロまで行きません、もう本当に心の底からすいません。
とにかく、今回の分。

508:花火まであと少し 26
07/01/14 01:07:39 tOIrLVrY
「……ハセヲ、もういいよ」
「う、うん」
かくれんぼをする子供が出すような志乃の声に、亮が振り返った。
そのウィスパーボイスがいつもより小さく聞こえるのは、錯覚だろうか。
志乃は濡れたワンピースを脱いで、亮が貸した青い星の模様が入ったパジャマに身を包んでいた。
「やだ、ハセヲ。そんなに見ないで」
「ご、ごめん」
そういわれて、やっと亮は志乃をまじまじと見つめている事に気づいて目を逸らした。
亮が貸した寝巻きは彼女にはやや大きく、手足は余ったままの袖で隠されている。
足を組んで床に腰掛けるその姿が妙に色っぽくて、亮は目を逸らした後もちらちらと横目で見てしまった。
「そ、それじゃ洗い場に案内してくれる?」
「あ、ああ」
志乃に促されて、亮は立ち上がった。
部屋のドアに手を掛けて振り返ると、丁寧にたたんだワンピースを持った志乃の姿が見える。
無言のまま階段を下り、洗い場に着くと亮は部屋の大部分の面積を占領している大型洗濯機を示した。
「こ、これ。多分洗えるはずだから」
「うん……大丈夫みたいだね、じゃあちょっとやらせて」
志乃は洗濯機の表示を確認すると、頷いてワンピースを洗濯機に放り込んだ。
ボタンを操作し、洗剤をいれずにふたを閉める。
程なくして、洗濯槽が鈍い音を立てて動き始めた。
並んで洗い場を出ると、亮は志乃に向かって振り返った。
「志乃、俺飲み物取ってくるから先に部屋戻ってて」
「あ、私も行くよ。二人で持てばもうこぼさないでしょ?」
そう言われては返す言葉はなく、亮は無言でキッチンに向かって歩き出した。
丈の合わない服を着た志乃は、ぺたぺたと音を立てて亮に着いてくる。
素足が響かせるその足音が妙に可愛らしくて、亮は不意に気分が軽くなった。
見たことはないが、座敷わらしというのがいたらこんなかんじなのだろうか。

509:花火まであと少し 27
07/01/14 01:08:20 tOIrLVrY
やがてキッチンに着くと、亮は冷蔵庫の前で足を止めた。
それに合わせて志乃の足音も止まりそれが少しだけ残念だったが、
亮は顔には出さず無言で棚からグラスを取り出した。
冷蔵庫を開いてジュースを注ぎ、志乃にグラスを渡す。
「ありがと、ハセヲ」
「き、気にしないで」
彼女がそう言った瞬間グラスを通じて指先が僅かに触れ、亮は一瞬体が熱くなった。
「志乃、今日はごめん」
「え?」
その熱に当てられたように、亮は口を開いた。
グラスに口をつけていた志乃が、その声にきょとんとする。
「服、汚しちゃって……それに、待ち合わせにも遅れたし」
「そんなこと?もう気にしてないよ、おかげでハセヲのパジャマも着れたしね」
志乃はそう言って笑いながら自分が着ている服を撫でた。
こちらの気持ちを和らげようとしてくれたのだろう。
それはわかったが、それではいそうですかといえるほど亮は軽い性格ではなかった。
大体、問題は遅刻したりとか服を汚してしまったとかそういう次元にはないのだ。
どちらも志乃との関係に不安を抱き、戸惑う自分の不注意が原因だった。
それを思うと、自分はやはり志乃とちゃんと付き合えているのか不安になってしまう。
志乃はそんな自分でも、優しく微笑んで受け止めてくれる。
だから余計、亮の心は痛む。
「そんなに気にしなくても……そうだ、じゃあね」
志乃は黙り込んだ亮の顔を覗き込み、唇を人差し指で抑えた。
男物の寝巻きで細い体を包んだその姿は妙に非現実的で、まるで古い戯曲の妖精の女王のように映る。
「私のお願い、聞いてくれる?」

510:パック ◆JuT3jsxZbo
07/01/14 01:11:05 tOIrLVrY
以上。次で本当にエロ突入&多分完結。
日時は1月17日夜!

511:名無しさん@ピンキー
07/01/14 01:14:34 07oiBI53
wktk

512:名無しさん@ピンキー
07/01/14 02:34:48 4B+DuWW1
>>510
GJですた。志乃可愛いw
発売日までには完結出来そうだね。
楽しみにしてます!

513:名無しさん@ピンキー
07/01/14 02:39:45 yRbV4o6z
非常にイイネ!!
志乃のあどけないかっこを妄想したら溜まらんっ

514:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:05:59 a30BTkJn
おまいら乙
亮×潤香投下

515:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:09:07 a30BTkJn

『ドク。未来からこのメモを持ってきたんだけど、字が消えちゃったの……』
『そりゃあ消えて当然だ』
『どういうことですか?』
『君達の未来はその紙のように、まだ真っ白ってことだ、誰の未来もな。
 未来は君達自身で作るんだ。素晴らしいものにしなきゃ、君達2人で!』
『……きっとそうするよ!』

潤香がシャワーを浴びている間、何となくテレビを見て俺は気を紛らわす。
つーか、見てるようで見てないと言った方が正しい。
「泊まっていけ」と確かに言われはしたが「ヤろう」とは一言も言われていない。
なのにさっきから心臓の脈打つ速度がハンパない。
否応なしに自分で期待しまくってるのが分かって、軽い鬱になりそうだった。

『ねぇドク! これから何処へ行くの!? また未来の世界へ?』
『いや、もう行って来―――――――――――プツン』

堪り兼ねてついにテレビの電源を切る。
が、これがマズかった。
浴室から潤香がシャワーを浴びる音がより一層聞き取りやすくなったから。
この程度でオロオロする男って傍目から見てもすげぇ情けないと思う。
それが自分なら尚更なワケで。
潤香が上京してまで東京の大学に通おうと決心したのは、どう考えても俺の側にいるため。
それは分かってる。
俺自身、誰かにそれだけ想われたことなんてねぇから内心嬉しくはあるんだが、
彼女居ない暦=年齢だったせいもあって未だに付き合って一ヶ月以上経つのに接し方とかが分からない時がある。
エキセントリックな性格の潤香なら尚のことで、俺がアイツに振り回されるケースが殆ど。
だからこそ、男尊主義ってワケじゃねーけど……こういう時くらい、俺がアイツをリードしてやらなきゃとも思うんだ。

「なーに気難しい顔してんの?」
「……で、出たのか」
「うん」

あーだこーだと悩んでるうちに潤香がバスタオルを巻いて戻って来る。
……今更だけどスタイルいいな、コイツ。長い髪が白い肌に張り付いて、何だかドキドキする。
が、バスタオルは背の高い潤香の身体を覆うにはややサイズ不足。
脚やら胸を隠しているようで隠せてないのもエロさを引き立てていて目のやり場に困る(でも一応は見る……)。
つーか、自分で病弱だと公言していた割に反則っぽい身体付きしてんのは詐欺なんじゃないだろうか。

「こら。じろじろ見るのはリアルでもネットでもマナー違反」
「お前が言うか?」

色々と違反してた潤香にそれを言われるとは思わなんだ。
でも当の本人は俺の思惑を見越しているらしく、見られても全く気にする様子もない。
仕舞には冷蔵庫に入れておいた缶ビールを取り出して風呂上りの一杯と洒落込んでる。
……って、ちょい待て。お前、俺と同い年だから未成年だろ?

「堅いこと言いっこなしだって。これから車の運転するワケじゃなし」
「(……気にしたら負けか)」

右手に缶ビール、左手にハンドタオルを持ちながら潤香は機嫌よく笑った。
好意的に考えれば、これからの景気づけの一杯なのかもしれない。
が、否定的に考えれば、酒でも飲まなきゃやってられないとか思ってんじゃないだろうか?
ストレートな物言いをする反面、潤香はどっか気難しいとかあるしな……杞憂だといいんだが。

「ほらほら。亮も入ってきなって」
「わーった、わーったから……はぁ」


516:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:12:47 a30BTkJn

「(俺、何やってんだ?)」

洗面所でガシガシと頭をタオルで拭きつつ、鏡を見ながらそんなことを思う。
何というか、ここまでの展開をおさらいしてみても俺が尻に敷かれてる感が拭えない。
そりゃ確かに俺は人付き合いが苦手な基本ヘタレかもしれない。
けど、好きになった女の前くらいじゃ男らしくありたいとも思ってる。
でも最近は男らしさの定義も曖昧になってきてるからな……潤香は熱血とかそーいうの大嫌いだし。
常に斜めの目線で世の中を見てるような奴だから、俺と気が合うのかもしれねーけどな。

「(まぁ……なるようになるか)」

潤香が男を相手にするのが初めてかどうかなんて、この際問題じゃない。
俺はそーいうの、別に気にしねぇし……どっちかつーと俺が初めてなワケで。
仮に今夜ヤれるとしても潤香を満足させることができるのか?
それが問題だ。鼻で笑われた日には落ち込むなんてもんじゃねぇぞ、多分。

「(でもこんだけ期待して今夜なーんにもなかったら、俺がすげぇ馬鹿になるんだが)」

ホント、あの女は男を惑わす天才だ。
まーそう言うトコが魅力的でもあるんだが。



「耳の後ろとか洗った?」
「ガキじゃねーんだ、きっちり洗ったっての」
「ん、感心」

俺がシャワーを浴びてる間に着替えたらしい潤香が、2本目の缶ビールを片手に機嫌良さそうに笑う。
ドライヤーの類がないところを見ると髪は自然乾燥派だろうか。
確かに潤香くらいに髪が長いと、ドライヤーの長時間の使用は髪を傷めてしまうかもしれない。
さらさらした長い髪には何度か触らせてもらったことがあるんだが、
いつも手触りが良くて良い匂いもするし俺は結構好きだ。美容院とかはどーしてんだろうな。

「泊まってけ、って言っておいてアレなんだけどさ。ベッド1個しかないよ」
「見りゃ分かる」
「亮はどしたい? 床で寝る? それともあたしを押しのけてベッドで寝る?」

出た、潤香の2択。
いっつも自分に有利な方(もしくは面白い方)に話を持ってこうと、
コイツは巧みな話術で俺や揺光を誘導しようとしてくる。
んが、俺だってネットとリアル含めて1年以上も付き合いしてるんだ、もう引っかからねぇぞ。

「そりゃお前……何、俺の口から言わせたいってのかよ」
「まさかきみは、あたしに床で寝ろって言うの?」
「俺だって床でなんか寝たくねーよ。かと言ってお前を床の上に寝かせるつもりもねぇ」
「じゃあ、どしたい?」
「……一緒に寝りゃいいじゃん」

明確な答え、つーかこれしかねーだろ。
誘ったのお前だし……彼氏を家に泊めるっつったら、こういうことになるって予想くらいできるだろ?
てか明らかに俺がこういう行動に出るように仕向けたように思えるんだが。

「おぉぅ? あたしと寝たいとな?」
「文句は言わせねーぞ。今日は俺だってちょいマジだからな」


517:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:15:41 a30BTkJn

「亮ってば大ー胆。
 ハセヲの時にもそれくらいの甲斐性見せればさぁ、揺光やアトリやオバサンだってきみのコト―――ー」
「こーいう時に他の女の名前出すな」

やや酒が廻ってハイになっているのか、潤香はいつも以上に饒舌に思える。
無口って程でもねぇが、多弁ってワケでもねぇ。
俺と居る時ならともかく、相変わらず他人とは一定の距離をとりながらコミュニティ形成してるからな、コイツ。
んが、今夜はグダグダ言いっこなしだ。
ほぼ缶ビールが空になった頃を見計らって、潤香の身体をベッド越しに追い詰めてみる。
予想はしてたっぽいが、抵抗することもなくすんなりと進んでベッドに倒れこんでくれたのは
コイツも……俺としたいから、ってコトだろうか。

「……酔っ払い押し倒してどーする気?」
「お前、酒強いだろ」

子供の頃、一時期とは言え潤香は劇団に所属してたことがあるらしい。
だからなのか、カールの時も芝居がかったロールをしていたのは強く印象に残っている。
まぁ《The World》でロールするのって全然変じゃねぇから別に浮いていたとは言わねぇよ。
ただ、今こうして俺と過ごしている仁村潤香は、俺に見せている笑顔なんかも演技なのかとたまに考えちまう。
……考え損かもだけどな。

「女の子押し倒すの、初めて?」
「お前が“女の子”かどうかはともかく……まぁ、初めて、だな」
「酷っ。19はまだギリギリ女の子だろ」

こっからどうするべきなんだろうか。やっぱ最初はキスか?
いや、何か明るいとヤりにくいから電気消すのが先か? つか、こうなった以上は俺がコイツの服とか脱がすんだよな?
できるか? 女の服なんて一度も脱がせたことないのに? いきなり難易度高くね?

「あーダメだって。いざ実行する時に迷っちゃさ」
「わ、わーってる!」
「んじゃさ、最初は抱いてよ。ぎゅって」

俺が手ェ出す前に潤香からリクエストが来たのが意外だった。
が、キスに比べりゃ幾分マシな注文なのが幸いかもしれない。
こうやって潤香の顔を見下ろしてるだけでも恥ずいのに、順序を踏まずにヤろうなんて
やっぱ俺はまだ《The World》を始めたばかりの頃のヘタレが治ってねぇのかも……。

「あたし横向くからさ。あたしの頭に手、回して?」
「こう、か?」

シーツに広がる潤香の髪を掬いながら、小さな頭を胸に抱いてやる。
徐々に頭から背中に手を動かしてみると、背が高い割に肩幅は俺よりも小さいってのがよく分かった。
つか、コイツ服の下に下着着てねぇ……胸の感触が服の布越しから嫌と言う程伝わってくる。
が、俺がそんなこと考えてるのは最初から予想の範囲内ってくらいに潤香は落ち着いた態度を崩さない。
むしろ、わざとらしく身体を俺に押し当てて自分の存在をアピールしてるようにも思えた。
あー今考えたらカールの時も結構こんな感じで身体密着させてきてたよな……ゲームの時には当然
感じることの出来なかった軟らかな人肌の感触、それも潤香の感触がモロに伝わってきてクラクラしそうだ。

「亮はあったかいなぁ」
「いや、潤香、お前……引っ付きすぎ……」
「あたしは親に似て体温低いからね。亮はぬくくて気持ちいいよ」

必要以上に密着する身体。潤香の髪から匂うシャンプーの香りが心地いい。
最初からこういうコトするの前提でコイツんちに泊まったんだから、俺のやってるコト、変じゃないよな?


518:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:18:13 a30BTkJn

「北海道は体温低いとやってらんないよ。
 図書準備室にエアコンとストーブなかったら図書委員なんて寒くてやってらんないし」
「……潤香の肌が白いのも、体温低いのと関係あんのか?」
「どっちかってゆーと、あたしの虚弱体質に関係してる。
 前にも言ったけど、ちっさい頃は結構病気とかしてたし?
 未帰還者になった後も病院暮らしが長かったからね。まー、その後に急に背が伸び始めたんだけど」
「……」
「病院食って最悪にマズかったんだけどさ、栄養だけはあったぽいね」
「お前、その頃から偏食家だったんだな」

何となく、潤香の謎が分かってきた気がしなくもない。
意識不明でブッ倒れるまで、コイツはお菓子やらで腹を満たしてた。
潤香の親は当然、《THe World》が原因だなんて思うはずもなく、拒食症が原因でブッ倒れたと思うだろう。
結果、病院で嫌々ながらも真っ当な食事をさせられて、成長期だった潤香は急成長した……ってのは大いに考えられる。
それでも病弱体質だけは治らなかったみてぇだが。

「でさ。次はどうしよっか」
「つ、次つぅと……?」
「このまま朝まで抱き合ってるだけ? 亮のココは……そうは言ってないみたいだけど?」
「お、おいっ、触んな!」

なるべく悟られないように下半身は密着させないようにしてたのに、
潤香はお構いなしにさっきから膨張を続ける俺の下半身に手を伸ばしてくる。
ズボンがきつくなるくらいに膨れた部分を指でつぅと触れられただけで、ビリビリ来るような感じがした。
やっぱ、自分で触るのと他人に触られるのとじゃ、全然違う……。

「さっきからあたしのお腹に熱いのが当たってると思ったら……もう準備オッケーなんだ?」
「ば、ばか、そんなんじゃねぇよ! 軽い興奮状態だ、気にすんな!」
「軽い、ね。まぁ、あたしの身体にドキドキしてくれてるってのは確かみたいだし、信じてあげてもいいけどね」

俺がこんな風になるのも潤香の計算のうちだったんだろうか。
待て、冷静になれ、俺。もっと大人らしく振る舞えよ。コイツのペースに乗せられるな。
主導権は俺が握るんだ。最初に押し倒したのも俺なんだしな。
いつもいつも俺がそう上手く乗せられると思ったら大間違いだぜ、潤香よぉ。

「抱っこはもういいや。次、キスしたい」
「いいぜ、やってやるよ」
「おぉ、強気。じゃあ、あたしも」
「って、おいっ!?」

横になっていた潤香が体位を変え、今度は俺が押し倒されたような姿勢になっちまった……。
俺の胸に手を置いて、体重をかけながら俺の顔に潤香の顔が近づく。
もう片方の手で長い髪が俺の顔にかからないようにしながら、潤香の吐息が聞こえる範囲くらいまで唇が近づく。
普段、他人の唇なんて滅多に見ようとも思わねぇけど、潤香の唇は綺麗だった。勿論、潤香自身も。
北海道で過ごしてた割にはヒビ割れなんかもねぇし、やや薄い桜色の唇から歯と舌が覗く。

「んっ……っ」
「ん、んっ、っ……」

目と目が合った瞬間どちらからってワケでもなく、俺達は目を閉じ合って……長いキスを始めた。


519:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:21:02 a30BTkJn

潤香はキスが上手い。
子供の頃からネットに慣れ親しんでいた潤香はエロサイトなんかから動画をダウンロードしては
親に隠れてコッソリ見ていたらしい(当然、ダウンロードの痕跡は一切消して)。
コイツ的には男と女の生殖行為……まぁ、セックスに嫌悪感があったらしいんだが、
嫌悪感はありつつも興味あったらしい。まぁ、多感な時期だから分からなくもねーけど。
高校生になってからは揺光(智香)って言ういぢめやすい後輩も居たのも手伝って、
揺光を使って色々と俺との対面前に予行練習をしたとかしなかったとか
(前に揺光が顔真っ赤にしながら、潤香の赤裸々なセクハラ行為がどんなものか教えてくれた。南無)。
だから……コイツはキスが、上手いんじゃねぇかって思う。

「んんぐ……ぅ……っ……!」
「んぅ、んっ、ん……」

舌の動きがエロい。
唇が重なった途端に俺の口の中に滑り込んで、俺の舌を撫で回してくるから。
俺だってヤられっぱなしは性に合わねぇし、こっちも舌で潤香の舌を絡めとってやろうと画策する。
んが、潤香はそんなの簡単にスルーして俺の歯茎や歯を舌で舐め回してくるんだ。
傍目にゃ分からんねーだろうけど、俺の口の中で必死の攻防が行われてんだぞ。
悠長にこんなコト言ってる暇なんて、ホントはない。
髪を押さえていた片方の手も投入して潤香は俺の身体を押さえつけて、少しでも抵抗しないように圧力をかけてくる。
唇の向きが少し変わる時、互いの歯が擦れてカチッって小さな音が聞こえた気もした。
それにこんなに長い間、キスをしていれば潤香の唾液が重力に引かれて俺の喉に流れ込んでもくる。
前は急いで飲み込もうとして咽たけど、今度は何とかゆっくりながらも飲み干せそうだった。
俺の喉がゴクッと鳴って喉仏が上下するのを確認すると、潤香の舌はようやく動くのを止めてくれる。
……今日も長ぇキスだったな。

「今度はちゃんと飲めたんだ?」
「ケホッ……まーな」
「えらいえらい。いや、えろいえろい?」
「どっちでも良いっての……ふぅ、すぅ……」

キスの後の呼吸がやけに心地いい。
鼻で息をしても良かったんだが、鼻息のせいで潤香に離れられても困るし、
俺はあえてキスの時は呼吸を止めてからするように心がけてる。潤香もまた然り。
相手に嫌悪感を持たせないようにキスするテクなんて、どーすりゃあんな自然に身に付くんだか……。

「最近ご無沙汰だったからさ、さっきのはあたしなりに頑張ってみたんだけど」
「歯茎とか歯の裏舐めるのはやめろ。何つーか……普通のキスでよくね?」
「普通じゃ満足できないから却下」
「……まー、お前が普通で満足するとは思ってねーけど」

何だかんだで潤香は今のキスに満足したらしい。
口から毀れた唾液を指で拭いながら舌でもう一度舐めとっている姿はいつもながらエロくて良い。
よくスナック菓子なんかを食べ終わった時に潤香がよくしている仕草は、
こういう時に見ると尚更エロく感じるから不思議なもんだ。唇だけじゃなく、舌の色艶さえも綺麗に思える。
真っ白な指と切り揃えられた爪……食ってみたい? 馬鹿言え、俺にはカニバリズムの趣味はねぇぞ。

「ね。服、脱がして。シワになるから」

風呂上りにしては少し冷たい潤香の手が俺の手を取る。
本人の言う通り体温はやや低めらしく、俺の手の方がずっと温かく感じられた。
導かれるままに服に手を添えると、潤香の身体の中でも一番軟らかい部分の感触。
病弱属性を否定するかのような、この年頃にしちゃ十分合格点のサイズの胸。触る前に、服の上からでも十分に形が分かる。

「やっぱ亮の手って……ぬくっ。あたし専用の手にしたいね」


520:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:24:14 a30BTkJn
冬のお勧めはア・ラ・ポテト じゃがバター味? 潤香の好物はカールとハセヲだろ? 何のことです?
おやすみおまいら


521:名無しさん@ピンキー
07/01/14 04:51:36 07oiBI53
GJ
そしてwktk

522:名無しさん@ピンキー
07/01/14 07:08:10 b3+OIe7Z
GJ!
次も楽しみにしてるよ

523:名無しさん@ピンキー
07/01/14 08:32:39 Gh/2mIIW
GJ!!
潤香かわいいよ潤香


さて、二度寝二度寝っと……

524:(o_▽_)o
07/01/14 09:21:02 X/sCz1cZ
神降臨Good Job!!
今回のネタはバック・トゥ・ザ・フューチャー3のラストですか~、毎度毎度小ネタが豊富ですな(分かる俺も俺だが


525:名無しさん@ピンキー
07/01/16 00:41:03 BvtNb9yh
バック・トゥ・ザ・フューチャーGJあなたのおかげで生きられる!!

526:名無しさん@ピンキー
07/01/16 22:46:08 loTkbGTX
>>264や、続きはまだかね?

527:名無しさん@ピンキー
07/01/16 23:25:17 hJco6e2m
519>GJ!!!潤香エロカワイイス

528:名無しさん@ピンキー
07/01/17 00:40:05 YXA6Kll5
朔が…


529:名無しさん@ピンキー
07/01/17 01:40:18 O088ztD5
>>528
言うなそれ以上言うな

530:名無しさん@ピンキー
07/01/17 22:50:39 Lx9Nnk7U
パックさんマダー?

531:パック ◆JuT3jsxZbo
07/01/18 00:00:59 zzFZaTUu
ジャスト零時!間に合った!

532:花火まであと少し 28
07/01/18 00:02:10 zzFZaTUu
「ねぇハセヲ、最初のドラクエってやった事ある?」
「い、いや、俺FF派だったから……」
「そう。じゃあ知らないかな。あれはね、お姫様を助けてその後魔王を倒す話ゲームなんだけど」
志乃は亮を半ば置いてきぼりにして、志乃は上機嫌で言葉を紡ぐ。
「ローラ姫と竜王だろ?それぐらいは知ってるよ」
「そう?そのお姫様の気持ちが、わかった気がするよ」
「意味わかんねぇんだけど……」
「機会があったらすると良いよ。ワンダーホークのドラクエコレクションがお勧め。
古いゲームだけど、一周回って面白いから」
そういって、志乃はくすりと笑った。
場所は三崎邸、二階の廊下。
この建造物の暫定的な主である三崎亮の両手(念のため断っておくが、駄洒落ではない)に、
この日の客人である七尾志乃は体を預けていた。
より平易な表現を使えば、お姫様抱っこされていた。
ハイティーンの恋人同士の平均値からすればいささか気障に過ぎる感のあるこのスキンシップが、
志乃の「お願い」だった。
亮は恥ずかしくて仕方がないものだったが、志乃はこのシチュエーションが相当気に入っていたようで終始上機嫌だった。
全く脈絡のないレトロゲームの話(実際はそうでもないのだが)と言う彼女らしからぬ振りからも、それは伺う事が出来る。
そんな志乃を照れと喜びを四割ずつ、そして一割の後悔を(残りの一割は亮自身にもよくわからない)と共に抱きながら、
亮は台所から自分の部屋に戻った。
いつもなら一分もかからない距離だったが、人生最大の熱戦であった中二の体育祭の時より疲れた気がした。
「ふふっ、ハセヲ、ありがとうね。遅れた事とかワンピースの事とかもう本当にどうでもいいぐらい、楽しかったよ」
部屋の中に張った瞬間、亮に抱かれたままで志乃がそう言った。
「今度はこっちがお礼をしてあげる。ハセヲ、右手上げてくれる?」
「こうか?」
亮は言われたとおりに肘に力を入れ、右手を上げた。
志乃の顔が、近づく。
「うん……ありがとう、ハセヲ」
そういって、志乃が唇を重ねてきた。
柔らかい感触とおそらく香水のものだろう、百合の花の香りに亮の意識が一瞬飛ぶ。
「ハセヲ、可愛い」
そんな言葉が聞こえた時には、唇は既に離れていた。
「……褒め言葉だと思うようにするよ」
「うん!」

533:花火まであと少し 29
07/01/18 00:03:22 zzFZaTUu
「さて、次はどうしようか。歌でも歌うか?それとも、チェスのお相手でも?」
「うーん、どっちも良いけどハセヲ、お昼寝したくない?」
満面の笑みから逃げるような亮の言葉に、腕の中の恋人は囁き声で答えた。
「一緒に?」
流石にここで志乃が猫のように昼寝がしたいだけだと思うほど亮は鈍感ではなかったが、
一応確認の意味で、聞いた。
「一緒に。いや?」
「嫌なわけは……ないな」
疑問形を返した志乃に亮は律儀に答えて、亮は今度は自分からキスをした。
志乃は無言のまま目を閉じ、舌を伸ばす。
滑らかな感触が下唇を這うように触れ、その動きに答えるように上唇で志乃の唇を甘咬みする。
腕の中の体が震え、顔が近づきより深く唇が重なる。
「……はぁ。ねぇハセヲ、ベッドに行こう?」
先ほどのものよりも長いキスを終え、志乃が甘えるような声でささやく。
亮は無言のまま、彼女の体をベッドに運んだ。
テストの時の見直しでもここまでは、と言う慎重さでその華奢な体をベッドに降ろす。
そうして手を離した瞬間。
志乃に体を引かれ、亮はベッドに倒れこんだ。
「ふふっ……」
志乃が悪戯っぽく笑う。
その表情に誘われ、亮はパジャマ越しに志乃の胸に触れた。
少しだけ力を込め、包み込むように指を動かす。
「やぁん……」
形の良い咽が震え、女と言うには少しだけ幼い体が揺れる。
そのままもう片方の手を動かし、やや性急にももの辺りを掴む。
「あぁ……」
潤み始めた大きい瞳に見つめられながら、亮は志乃の下半身を覆っていた大き目の布地を脱がした。
白くきめ細かな素肌があらわになり、思わず視線が釘付けになる。
亮は少し冷たいその足を暖めるように撫でながら、ボタンをひとつだけ外し右手をシャツの中に滑り込ませた。
下着を着けていない裸の乳房に触れ、熱がいっそう股間に集まっていく。
「やっ、あはぁっ!ハセヲ、気持ち良いよ……」
亮の愛撫に、志乃は濡れた声で答える。
湿り始めたショーツに指先が触れた瞬間、志乃が硬く勃ち上がった亮の足の間に触れた。

534:花火まであと少し 30
07/01/18 00:04:12 zzFZaTUu
「ハセヲも……きもちよく、なって……」
熱に浮かされたようにささやく志乃の声に、亮の手が止まる。
その間に、志乃は器用に亮のズボンを下着ごと引きおろした。
外気に触れ、晒された亮のペニスが一瞬震える。
「おおきい……」
確かめるように志乃のしなやかな指先が肉の塊を撫でまわす。
その動きだけで亮の背筋に痺れるような快感が走り、ペニスが震える。
「ねぇ、ハセヲも……」
熔けた宝石のように蕩けきった眼のまま、志乃が亮に唇を合わせてきた。
無心に差し出された舌を絡めながら、亮は再び手を動かし始めた。
志乃は男が自分でする時の様にペニスを擦り始め、亮が指先をショーツの中に潜らせる。
口元が唾液で汚れるのも構わずに、二人は愛撫を重ねた。
突き出した舌と舌だけを絡め、亮の情欲がこらえられなくなった時。
「もう駄目……ハセヲ、お願い……」
志乃が舌を離し、亮を上目遣いに見つめた。
「ああ……」
喋るのももどかしい様な興奮の中で、亮は短くそう答えた。
手早く上に着ていたシャツを脱ぎ捨て、下着がかかったままの志乃の足を抱える。
亮は腰を進めて、蜜を溢れさせている志乃の秘裂を一気に貫いた。

535:花火まであと少し 31
07/01/18 00:04:49 DJa8hUO1
「あぁぁん!ふぁ、ぁぁ……はいってきた……」
二人の腰が触れた瞬間、志乃は自分の指をくわえてあえぐ。
絡みつくような、締め付けるような膣の感触を意識した瞬間、亮はそれだけで達しそうになった。
気を逸らす為に手近にあった胸に触れ、もう片方で結合部に程近い肉芽を押す。
「やっ、だめ、ハセヲ、おかしくなっちゃう……」
自分が志乃を悦ばせているという状況で少しだけ余裕が生まれ、亮は滑らかな足を軸にその体を横に向けた。
「あぁん、あっ、はぁ、いいっ、ああん!」
側位の姿勢で腰の動きを早め、その嬌声が頂点に達したところで、もう一度体を回す。
「え?やだ、ハセヲ、こんなの恥ずかしいよ……」
獣のような姿勢に志乃が抗議する声を無視して、亮は腰の動きを更に早めた。
「あぁ、やだぁ、ああっ、ああっ!」
犯されているような乱暴な動きに、志乃が啼く。
その声から彼女が昂ぶっている事を確信し、亮は揺れる尻を掴んだ。
一旦抜ける寸前までペニスを引き抜き、一気に奥まで貫き通す。
「あぁっ、あああっ、もう、だめ、ほんとうにだめ、ああっ、あぁぁぁ!」
甲高い声が上がり、志乃の体から力が抜ける。
その瞬間、亮は限界寸前の肉棒を引き抜き、パジャマから覗く背中に射精した。

536:花火まであと少し 32
07/01/18 00:05:57 zzFZaTUu
「結局、さっきより汚れちゃった……」
情事が終わり、体を拭いた志乃は膝をついてそう言った。
既に日は沈み、ベッドの隅にある窓の外は昼夜の狭間の薄闇―twilightに包まれている。
薄暗闇にパジャマを脱いだ志乃の裸身が映え、亮には神秘的にさえ見えた。
「わかってたくせに」
「ふふっ、そうだね。お風呂、入りたいな……」
「俺が服乾かしとくから、入ってなよ」
魅入られそうな彼女の姿から目をそらし、亮は何気なく言った。
その言葉を受け、志乃が立ち上がる。
「うん。洗い場の隣だよね。それじゃ、お風呂で待ってるから」
「どういう意味だよ!」
脊椎反射で怒鳴った亮に笑い声だけを残して、タオルを巻いた志乃は出て行った。
残された亮は首を振って立ち上がると、身支度をしようとクローゼットを開けた。
その時。
「ああ、そうだ、ハセヲ」
扉が再び開き、志乃が顔だけを出した。
「何だよ」
少し低めに意識して、声を出す。
「大好きだよ」
決して大声でないが、しかしはっきりと聞こえる声で。
志乃はそれだけを言って、再び扉を閉めた。

537:パック ◆JuT3jsxZbo
07/01/18 00:09:21 zzFZaTUu
以上。
とりあえず、これにて一度幕です。
最後のほうに不穏というか色気過剰な台詞が入っていましたが、まあ、そういうことになるかもしれません。
何はともあれ、レスをくれた皆様ありがとうございました。
それでは、vol3が落ち着いたらまた会いましょう。

538:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:20:57 R7kr0p0y
志乃さんマジ魔性
GJ!

539:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:28:00 QmvqYNW8
GJ!
長い期間乙です

540:名無しさん@ピンキー
07/01/18 00:32:44 h4pwEMfs
GJ!
楽しませてもらいました!
お疲れ様です

541:名無しさん@ピンキー
07/01/18 01:43:28 TJsH0f+A
GJ、正直に言う!抜いた!!
志乃復活したら条件反射で起っちまうかもw

542:名無しさん@ピンキー
07/01/18 04:49:50 7obNUTTR
GJ!!本編で凹んでたけどお陰でやる気を取り戻せた

543:名無しさん@ピンキー
07/01/18 05:01:03 fs842AQL
>>537
GJ。例ので本気で泣きそうになったけど癒しになった
きっとこれから何があってもハセヲは志(ry

544:名無しさん@ピンキー
07/01/18 11:05:08 5etPlYHa
GJ!!
ありがとうございます。乙です。

545:名無しさん@ピンキー
07/01/18 18:03:39 lJWE7TBj
朔が…。

546:おっさん+
07/01/18 18:41:48 9hO0sCl3
vol.3、どこ行っても売り切れだ・・・

547:‡‡
07/01/18 19:03:08 lE15W+KL
保管庫が見付からないのは存在しないからですか?

548:名無しさん@ピンキー
07/01/18 19:12:22 YRcViMQ1
旧まとめサイト なくなってないか?

549:名無しさん@ピンキー
07/01/18 19:36:31 bjG65d+Z
亡くなってるっすね
新まとめサイトを俺らが更新しろってことか、コレは

550:名無しさん@ピンキー
07/01/18 19:50:14 TJsH0f+A
おっさん>Amazonで買えば?

551:名無しさん@ピンキー
07/01/18 23:44:46 7lBYhfiL
愛奈かわいいね

552:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:27:11 6lx37IMC
というか新まとめサイトがsignしか置いてないのは気のせいか?
司・ベアなんて…(´・ω・`)

553:名無しさん@ピンキー
07/01/19 00:40:04 U3WHqwZk
カールのテーマとか収録されてて、リアルタイムすぎて激しく悶えた。


アイナカワイイヨアイナ

554:名無しさん@ピンキー
07/01/19 02:01:59 5AvDpYVC
カールはゲームに出…ないよな?
なつめは出てるのに…やっぱ外伝小説、しかも未完じゃ無理があったか。

555:名無しさん@ピンキー
07/01/19 08:22:10 BrXXfLh6
アイナカワイイヨアイナ

しかし、求婚を申し込んだら眼鏡のお兄さんに未帰還者にされそうになりました。 
わかった。これからスケィス刈ってくるわ。カイトで。

556:名無しさん@ピンキー
07/01/19 11:38:33 +tlBiucB
倉本×湯浅キボンヌ
百合はあはあ

557:名無しさん@ピンキー
07/01/19 22:04:21 giZLMSQj
>>556
禿同
倉本さん良い女すぎるぜ…

558:名無しさん@ピンキー
07/01/19 23:56:01 qWKbhg+6
それにしてもG.Uは無印よりシナリオよくてよかったな。
結婚EDあるしこんどそれネタで書いてもいい?

559:名無しさん@ピンキー
07/01/19 23:58:07 CjAF9DXm
>>558
俺的には問題ない
全裸でまってる

560:名無しさん@ピンキー
07/01/20 02:42:24 Bv3Irou6
なつめ×ぴろし3見たいな

すまない、自分で書けるほど才能無いんだ

561:名無しさん@ピンキー
07/01/20 04:11:45 pgt0U+zl
なつみが攻めなのか

562:名無しさん@ピンキー
07/01/20 04:12:17 pgt0U+zl
って誰だよなつみってorzなつめだよなつめ

563:名無しさん@ピンキー
07/01/20 08:24:33 id6s77Ra
まぁ、クリアしたわけだが…なつめもタビーも出てこないぜ! 
そしてハセヲ揺光が煌めいた。ハセヲ志乃も。 カスタマイズで文才ノ心得ないか?

あとり? あぁ、おれ、元から志乃派だから。

564:名無しさん@ピンキー
07/01/20 09:12:43 2rwCe2O/
クエストやってるときイベントで仲間になるんじゃね?

565:名無しさん@ピンキー
07/01/20 09:43:04 Z6VPIhf0
>>563
最後の一行が余計

566:名無しさん@ピンキー
07/01/20 12:13:04 WGIJjK/K
>>563
おまえはアトリ崇拝者を敵に回したんだぞ?

これから、特に夜には後ろに気をつけな。

567:名無しさん@ピンキー
07/01/20 12:26:19 FdCfEP7Z
>>563
全力で闇討ちする。

568:名無しさん@ピンキー
07/01/20 12:32:06 LtYBwQ3g
>>563の人気に嫉妬w
まぁマジレスするなら志乃派の印象悪くなるから
そういう書き込みはヤメロ

569:名無しさん@ピンキー
07/01/20 12:55:09 GDC5OLCD
ここでYATTA!×パイを読んで見たいと思フ声。



570:名無しさん@ピンキー
07/01/20 13:04:12 BMch0l8U
パイ×YATTA!ならみてみたい

571:名無しさん@ピンキー
07/01/20 14:55:48 AZPE+JoU
>>563
文才ないない言う前にまずメモ帳とかに思いついたこと書いてみちゃどうよ。
降臨して「○○×○○思いついたけど文才ネー」ってカキコは何十回も見てるが
何でみんなそんなに消極的というか自虐的なのか・・・思い切ってやってみる勇気も必要だと思うな。
でなきゃどんなことでも進歩ないよん。

572:名無しさん@ピンキー
07/01/20 15:20:15 Z6VPIhf0
YATTAとパイは面白い関係だよな
YATTAが絶賛するパイの美しい容姿やいかに

573:名無しさん@ピンキー
07/01/20 19:47:09 LEfdlstt
パイ「逆光が眩しいのよ!」

574:名無しさん@ピンキー
07/01/21 00:48:32 dMSBNyrP
今回もメールコンボのハセヲはいい感じにぶっ飛んでるなあw
「一行だけ読んだ」とか「がびだぞぉ(^ω^)」とかなに考えてるんだw

575:名無しさん@ピンキー
07/01/21 01:04:17 bHiyCHub
>>572
そこでAIDAサーバーの活用ですよ。
なんか書いてみようかな。

576:名無しさん@ピンキー
07/01/21 02:56:14 YgSvG5kR
どうやら性別が無い欅って何か書くとしても
扱いどうすりゃいいんだ。ここか801板か

577:名無しさん@ピンキー
07/01/21 04:27:45 YtuDubMX
欅を女前提で文章を書く→ここ
欅を男前提かつ相手は女の場合→ここ
欅を男前提かつ相手も男の場合→801板

性別ないならこんなもんでいいんじゃね?
女の欅やだ!とか男の欅やだ!って人はNGすればいいと思うし
ただやおっちゃう場合は801板にスレがあるからそっちでやっちゃえば良いと思う

578:名無しさん@ピンキー
07/01/21 05:27:48 cAKenKET
朔が…!

579:名無しさん@ピンキー
07/01/21 11:49:02 Jn4ED9t1
揺ー――こ―――う―――キター―――

580:名無しさん@ピンキー
07/01/21 11:59:11 SdbM9RlB
あれ?久々にきたら職人がひとり消えてる?
G…G…GORRO?

581:名無しさん@ピンキー
07/01/21 12:00:08 g6uxfwbm
どうでもよし

582:563
07/01/21 12:25:58 LB9ffmBw
>>571
ありがとう。まぁ、携帯からできるかはきわめて不安だが。勇気出た。 
やってみなくちゃわからんよな。てことでネタ探してみる。 

まぁ、誰を書くかだ! 問題!

583:名無しさん@ピンキー
07/01/21 13:08:03 HXe/7Sig
>>582
アイナキボン!
相手は誰でもよし!

584:名無しさん@ピンキー
07/01/21 13:44:58 kfq3fFnA
>>580
> G…G…GORRO?
死ぬほど吹いた

585:名無しさん@ピンキー
07/01/21 16:33:43 MWbeWn8W
ハセヲ×楓

ではなく

楓×ハセヲ

586:名無しさん@ピンキー
07/01/21 17:56:26 g6uxfwbm
オーヴァン×志乃
パイ×YATTA
三蒼×アウラとか
色々妄想の余地が出てきたね
志乃の『あの人の支えにも希望にもなれなかった自分が悔しい』
って台詞に来たよ

587:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:35:17 vrOFSP2B
アウラは裁縫が下手だからあんなつぎはぎの三蒼になっちゃったんだよ!
という電波受信

……ここからエロネタ妄想に繋がる俺も俺だが
ショキカされてくる…
そして書いてくる

588:563
07/01/21 19:52:34 VizOqFCR
そして、マジでスマソ。アトリ好きの皆には謝るよ。
冗談だったとしても、あれは不快だね(汗) 本当にすみません。

で、何故かアイナという意見があったわけなんだけど…。
ちょっと意味不明なひとりエッチになってしまったんだけど、投下してもOKですか?

589:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:56:38 MWbeWn8W
謝る事など何も無い。
そして早く投下するんだ神よ。

590:563
07/01/21 19:58:16 VizOqFCR
兄さんがいなくなって―私は大切な物を失った。
【世界】にも私の居場所が無くなり、悲しさだけが私を襲う。
けど、あの人は言った。私が生きることが兄の望みなのだ、と……。
解っていた。けど、あの時の私は誰かに当たらずにいられなかったんだ。…そう考えると、ハセヲさんには悪い事をした。
―今、私はこの【世界】にいる。兄が生きてくれ、と願うなら、私はこの世界で―。
生き続けよう。何時か、兄が目覚めるその日まで…。

「あ、う…ん……ふぁ……」
そして、今こうして―兄が抜けた穴は、この行為で埋めている。
自分が馬鹿らしいと思う。喪失感を誤魔化すために肉欲に手を出した。…兄は、こんな私を攻めるだろうか…?
自分の手の動きが別の生き物のように乳首を撫で回す。薄い生地越しに硬くなったしこりを弾けば、
敏感になっている其処から新たな快感が湧き立っていく。

「はぁ…に、にいさ…ん……んく…っ! あ、ひぅ……!」
頭に浮かぶのは兄さんの笑顔。何時も私を見守っていてくれたあの笑顔―。
その笑顔があるだけで、私の股の下着にはじわり…と熱い染みが広がって、不快感を感じる。
片手で乳首を摘み、搾乳するように絞り上げながら、白いショーツを脱ぐ。
……あぁ、まただ。べったりと其処には愛液がこびり付いている。洗濯が大変だと思うけど、それよりも…。

「にい、さん…! ああ! あ、ぃあ…!」
ずぶ…。と閉じられたスリットに私の指が沈む。既に濡れていることと、何度も指を受け入れた其処に、人差し指はすんなりと進入する。
―そう、今はこの快感だけを貪って、つらい現実から眼を背ける。可笑しいことだ。
受け入れたと思っていたのに、現実を見ようとしない。これだって―逃避と同じ。背徳と快感を感じながら、私の口から甘い声が漏れる。
膣に進入した指先を前後させると、隙間から止め処なく愛液が毀れ、直ぐに達してしまいそうなほどの刺激を受ける。
乳首、膣口を蹂躙する手の動きは慣れたもので、私を簡単に絶頂へ導いていく。

「あ、ああっ! 兄さん…兄さん……!! あ、ふぁぁぁぁ…!!」
そして、一瞬意識が―弾ける。強く乳首を抓り上げ、膣口へ指を深く挿入した瞬間、私の身体は人形のようにソファに倒れこむ。
はぁ…はぁ……荒い息を整えて膣から指を引き抜く。透明な液に塗れた指を見て、
さぁ―と……私は現実に帰る。
―何をしているんだろう、私は。こみ上げてくるのは空しさと……一筋のシズク。

「…兄さん………う、うぁ……」
―泣くな、私。泣いちゃ駄目。この涙は、兄さんが戻ってきたときに取っておくのだから。
絶頂の余韻の所為でまともに動かない身体。脱力感に身を任せながら、私は意識を暗転させる。
……願わくば、眼が覚めたその眼で、あの時の兄の微笑を見れるように―願いながら。


即興で悪いが。短めで悪い。マジでゴメン。

591:名無しさん@ピンキー
07/01/21 20:06:42 F6k45RMT
智香X亮もしくは、志乃X亮でお願い

592:名無しさん@ピンキー
07/01/21 20:32:56 g6uxfwbm
>>590
乙。文才ないって言いながら上手いじゃないか。萌えたYO
Fairy Taleの壁紙+カールのテーマの最凶破壊力と
同等のものが俺を襲ったぜハァハァ

しかしこれでオーヴァン目覚めたら志乃ゴードBセットと修羅場なんじゃね

593:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:33:03 0ISMfNJg
>>592
今はハセヲが好き、って断言してんだから
志乃はないだろ(´・ω・`)

594:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:44:21 ek14+tq4
>>592
つうか、オーヴァンって死んだんじゃないのか?
意識不明の状態なの?

595:563
07/01/21 21:51:40 VizOqFCR
昏睡状態、だったかと(’’; 曖昧ですみません(、、;

596:名無しさん@ピンキー
07/01/21 21:52:28 ek14+tq4
そうだったのか
再誕の発動で昏睡状態
クビア戦で死亡だと思ってたw

597:563
07/01/21 21:55:17 VizOqFCR
そこのところはどうなのかわかんないなぁ…。
確かに発動のときは昏睡状態言われてたけど、
クビア戦の後にどうなったのかが凄い謎だ、という…。

まぁ、個人的だと、もしオーヴァンが死んだのなら、ニュースに出ると思うんだよね。
【CC社に捏造された青年。死去】みたいな感じに。

では、寝ます(=-。

598:名無しさん@ピンキー
07/01/21 22:33:45 s+z+lray
痛みの森をクリアしてみるんだ

599:(o_▽_)o
07/01/21 22:37:53 aHBxmosb
まだ攻略途中の奴もいるかも知れんから、過度なネタバレは控えような~
ここにはまだ攻略してなくてもSSの続きが気になって訪れる人もいる訳だし

600:名無しさん@ピンキー
07/01/21 23:05:28 g6uxfwbm
>>593
オーヴァンが生き返ったらわからんし
オーヴァンに感情が向いていない志乃は……
志乃がハセヲとくっつくのは
オーヴァンがいないことが前提条件なのだよ…orz

601:名無しさん@ピンキー
07/01/22 00:28:12 r4mLjj9h
いっその事オーヴァンを女体化すれば!!

602:名無しさん@ピンキー
07/01/22 00:30:05 VJdOkfOd
最初はハセヲの中身女だと思ってた
あの志乃への粘着ぶりとかオーヴァンの嫉妬とか

603:名無しさん@ピンキー
07/01/22 00:47:11 CbIVLZF5
>>576
女欅ならここでGO
無性別って便利な設定だな

>>590
GJ!!アイナえろす

604:名無しさん@ピンキー
07/01/22 01:05:39 XNfPJMo7
楓は需要あると思うんだが…

605:名無しさん@ピンキー
07/01/22 04:24:59 XKvajVJ7
ハセヲ×欅・楓で何か書けないかと妄想
ロリショタAIとバツイチ最高だな

606:亮志乃
07/01/22 07:01:18 DAnhRKih
お初です。投下していきます。


誰に向けたわけでもなく「天気予報は…晴れ、だったよな?」と呟きながら、走る。
しかしその呟いた声は強い雨音にかき消される。

突然訪れた雨に、久しぶりのデートは台無しになってしまった。
(―デートと言うより散歩、と言った方が的確かもしれない。他愛の無い話をしながら、川沿いをぶらぶらと歩くそんな時間。)
小走りで亮の家に着いたときには、二人ともびしょ濡れだった。
はぁ、と一息つき志乃が呟く。「亮、くちびる青いよ?」
そう言い微笑む彼女の口も青く、寒さからか小刻みに震えていた。
「ン…?」かじかむ手でうまく鍵穴に鍵を入れられない亮は、どこか上の空で答える。
雨は止む気配が無い。季節は冬、濡れた身体に冷たい風が堪える。

少しの沈黙の後―ようやく鍵を開けられて心に余裕の出来た亮は、ドアを開けまるで執事のような仕草で「どうぞw」とおどけて見せた。
まるで亮らしくない行動ではあったが、先ほどの空返事のことを気にしているかのようであったので
志乃はくすりと微笑み「有難う、王子様。」とのってみせた。

―いつものことながら亮の家には誰もおらず、生活の香りの無いそれは、外と同じような静けさと寒さだった。
志乃はそんな冷たい(…悲しい、と言うべきだろうか?)亮の家が好きではなかった。
いつだったか、「気楽でいいぜw」と亮は言っていたけれど、家庭の温かさを知っている志乃は黙って微笑むしかできなかった。

今度は濡れて解けない靴紐と格闘していた亮は、そんな志乃に気付きどうしたのかと首を傾げれば、
志乃は亮を見、ぽつりと呟いた。
「ううん、なんでもない。ごめんね、ぼーっとしちゃった。」

それが寒さのせいであると勘違いした亮は、靴を投げ捨て早足で風呂場へと赴き湯を張り始る。
投げ捨てられた靴をきちんと揃え、自身の靴と並んだ様を見て志乃は少し幸せな気分になった。
「亮、一緒に入らない?お風呂。」

607:亮志乃2
07/01/22 07:07:07 DAnhRKih
―寒そうにしていた志乃を見て、無心で風呂場へ出向いた亮は、湯を張りながら一つの疑問とぶつかっていた。
「風呂は…誰が入るんだ?いや、誰がって、俺らだけど…」

亮と志乃は何度か肌を重ねた仲ではあったが、一緒に風呂に入る程くだけた関係でもない。
セックスの時の亮はAVで仕入れた知識を嵌め込めるようなぎこちなさであったし、
志乃が嫌がるかもしれないと思い、行為中はいつも電気は点けないでいた。
明るい場所で志乃の裸体を見たことが、まだないのだ。

自身も凍えて震えが止まらないが、下心があると思われるのもイヤで。
(―下心はもちろん、あるのだけれども)
「志乃、先に入れよ」と言おうとしたときであった。

「亮、一緒に入らない?お風呂。」

予想だにしていなかった志乃からの提案に「へあ?」とえらく素っ頓狂な声を出してしまい、慌てて口を閉じる。
しかしその努力むなしく。志乃はくすくすと笑いながら、素っ頓狂な声の主の居る風呂場へ入ってきた。
「亮、ふふ、なに今の返事。OKだかNOだかわからないよ。」
笑いが堪えきれないといった様子で亮に話しかける。
亮はといえばバツが悪く不貞腐れた表情で頭を掻き、先ほどの志乃の問いへの返答に頭を悩ませていた。
いや、答えはYESなのだが。寧ろYESを望んでいたのだが。
一瞬の沈黙。そして「あ、あぁ…。」という何とも情けない返事に至った。
期待や不安…というより状況すら掴めていない頭から
気の利いた台詞を繰り出すことなどできなかった。

608:亮志乃3
07/01/22 07:30:50 DAnhRKih
「俺、タオルとか着替え…準備すっから…先、入ってろよ。」と亮が言えば、
「うん、ありがとう。」いつもと同じ笑顔で志乃は微笑む。

2階にある自室へ服を取りに行く最中、
何かを考えようとするものの、うまく思考しない。
頭が真っ白になるって、こういうことか…。
先ほどの志乃の笑顔を思い出し、フゥと息を吐き、気を落ち着かせた。

「志乃はいつも通りだったじゃねぇか…落ち着けよ俺!」

部屋を出て行こうとした際、ハンガーに目がとまる。
「そういや、志乃は濡れた服も乾かさなきゃなんねぇよな…。これも必要、か。」
志乃は褒めてくれるだろうか、なんて子供じみた事を考えながら、階段を駆け下りた。




途中でゴメン。亮ヘタレでゴメン。続きは後ほど・・・

609:名無しさん@ピンキー
07/01/22 08:14:08 dgyMfAV5
朝から神ぐっじょぶ!!

610:名無しさん@ピンキー
07/01/22 08:41:41 1XwI2PhL
GJ!!
続きwktk

611:名無しさん@ピンキー
07/01/22 08:42:21 1XwI2PhL
スマン、sage忘れた………orz

612:名無しさん@ピンキー
07/01/22 09:01:06 192A5x2B
ハセ志乃大人気
俺も書きたくなるよ志乃(^ω^)

613:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:42:30 c9CRcdlR
おまいら乙
亮×潤香完結編投下

614:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:45:38 c9CRcdlR

「亮ってさ」
「あん?」
「おっぱい好きなの?」
「……何でそうなるんだよ」
「や、だってさっきからすごい一生懸命あたしの胸、吸ってるし」

吸っていい、って言ったのお前じゃん。
むしろこの状況でコレを吸ったり触ったりできないのは拷問だぞ。
揉めば弾力あって気持ちいいし、吸うと……やべ、何か俺ってもしかしなくても変態なんじゃないだろうか。
この場合、俺をそんな気にさせる潤香が悪いんだが。

「お母さんいないと寂しい?」
「んなワケねーだろ。俺が今いくつだと思ってんだ」

第一、俺のかーさんはまだ死んじゃねーぞ。

「精神的に乳離れできてない人って結構いるらしいよ」
「そこまで飢えてねぇ」
「そう? あたしはまだダメだな……父親のコト、心のどっかで引きずってる」
「……」

そういや、潤香の両親は離婚してたっけか……。
お袋さんと婆ちゃんの3人、男っ気なしの家庭で育ったんだろうし、
多少のコンプレックスとか持ってても仕方ねぇとは思うけど……何か、潤香にしちゃ意外だ。

「どーしてもね、男の人のコトを心の底から信じるコトができない。
 完璧さを求めちゃう。そんな人、どこにもいるはずないのね……。
 離れられるのが恐い、だからあたしの方から距離を置くことにしてた。そーすりゃ、傷つかずに済むでしょ?」
「……俺と最初に知り合った頃の“カール”は、そうだったかもな。じゃ、今はどうなんだ?」
「今は……きみに夢中」

さっき俺が潤香を抱きしめたように、今度は潤香が俺を抱きしめてくれた。
コイツの胸の鼓動が耳元で直に聞こえるくらいに、近く強く。
軟らかい胸の感触と肌、風呂上りの潤香の匂い、五感で感じるコイツの全てが愛しい。
他の男になんか譲りたくない、俺のモノにして留めておきたい、そんな気分にさせられる。
潤香の魅力を、改めて思い知らされちまう……。、

「亮がしたいなら、もっと乱暴にしてもいいよ?
 胸を鷲掴みにして押し倒すとか、髪掴んで羽交い絞めにするとかさ」
「俺は鬼畜か。つか、強姦の趣味はねぇ」
「それは残念」
「潤香……レイプ願望でもあんのか?」
「亮ならされてもイイ、ってコト。他の奴にされるくらいなら舌噛んで死んだ方がマシ」

想われてるのは素直に嬉しいんだが、コイツもコイツで何か屈折した愛情表現するからな……。
昔は《The World》に悪意と毒をバラ巻くとか中二病みたいなことやろうとしてたらしいし。
もしも潤香がその頃のままでPKトーナメントとかに参加してたらどーなってたんだろ。
やっぱ「あたしの時代が来た!」とか「咲き乱れろ、悪の華!」とかワケ分かんねーこと言ってたんだろうか。
とりあえず、更生させてくれた揺光には感謝しとかねーと。下手すりゃアウラ絡みで敵対してたかもしれないしな。

「……俺は今の潤香でいいや」
「は? 脈絡なく、何?」
「エロいことさせてくれて、してくれる潤香が好きだってことだよ」
「そう? そう言ってもらえると、あたしも嬉しい」


615:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:48:34 c9CRcdlR

「きみのこと考えてると時間が経つのもあっと言う間」
「俺のこと?」
「講義中、暇な時は亮のことばかり考えてるよ」
「おまっ……授業料もったいねーだろ」
「あはは。あたしが留年したら、きみのせいだな」
「あのな……」

潤香に限ってそりゃねーとは思うけどな。
コイツだって自分ちの経済状況くらい把握してるだろうし。
ぶっちゃけ、これからは俺もコイツのこと支えてやらねーといけないワケで。
ただ潤香の良いところは他の女と違って、無闇にデート中に「あれが欲しいこれが欲しい」と強請らないことと
ブランドもんとかに全く興味がないことだろう。
曰く「死んで墓の中に持ってくことできる? できないっしょ?」だそうだ。
これまでにコイツとのデート中に強請られたもんと言えばキスくらいのもの。
あとは……カール? ディスカウントストアで安売りになってるカールを定期的にやることくれぇかな……。
手間のかかるようで、かからない。いや、かかってるんだろうか? ……でも好きなんだ。

「んー? 亮のココ、さっきよりおっきくなってない?」
「……かもな」
「あたしもいっつも会えるってワケじゃないからさ、
 会えない時は我慢しなくてオナニーとかやっちゃっていいんだよ?」
「いや、けどよ……そう言うのって何か……」
「妄想であたしを穢すのはNG?」
「それもあるけど、せっかく付き合ってんだから1人でするよりは……」
「あたしとしたい?」
「……うん」

こういう時の俺はヘタレ全盛期のハセヲの時と変わってねぇっぽい。
あの頃から受身体質だったしな……。ここは「うん」じゃなくて「おぅ」だろうが。
今19だぞ、俺。「うん」が許されるのは工房までかラノベの主人公くらいのもんだろうよ。

「でもね、亮。オナニーしないとガンになるよ。なってもいいの?」
「オナニーやり過ぎるとハゲるとも聞いたぞ」
「ガンになるのとハゲるの、どっちがいーの?」
「どっちも嫌に決まってんだろ……」
「じゃ、今日はいっぱい出しとかないと。きみのためにもね」
「……」

オナ禁何日目だっけか……。
潤香とヤるのは今日が初めてだけどな。
俺が奥手なのか潤香が積極的過ぎるのか……こんなんなら、もうちょい早めに誘えば良かったかも。
でも潤香も東京に戻ってきたばっかだったからな……会っていきなりヤるとか、そりゃいくら何でもねぇよ。
俺だって順序踏みながら付き合いてぇし。

「ジーパン、あたしが脱がしておっけー?」
「あ、あぁ……」

エロゲとかなら口でチャック咥えながらモノを取り出したりすんだろうけど、現実はそうはいかない。
俺がくだらねぇこと考えている間にも、潤香は俺のベルトをいそいそと外していく。
トラは……良かった、まだ濡れてねぇ。勃ってるといや勃っちゃいるが、カウパーまでは出てなかった。

「ふいじゃ、あたしのも脱がせて」
「……いいのか?」
「ギブアンドテーク。上だけ裸じゃ中途半端だし」


616:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:50:57 c9CRcdlR

普段から食べているもののせいか、潤香には余計な肉がついていない。
透き通るくらいに真っ白い肌と相まってビスクドールみたいな印象がある。
さっきの風呂上りの時もバスタオルを巻いた姿を見たはずなのに、潤香の脚の白さに驚いちまう。
下は……もしかして剃ってるのか? そんなに茂っちゃいない様だった。
けど、いつも2人で居る時間を共有してたのに、いざこうやって互いに何も着ずに向かい合うと
何からくっちゃべればいいのか全然分かんね……つか、やっぱ潤香、綺麗だ。

「……」
「どしたの?」
「いや……」
「裸ならさっきから見せてるじゃん。今更になって見惚れた?」
「う……」

図星だけに何も言い返せないのが悔しいんだが……つか、お前がエロい身体してるのが悪い。
潤香は今まで男から言い寄られなかったんだろうか? 今になって彼氏気取る俺も馬鹿だけど。
こんだけキレーな顔と身体してりゃ男がほっとくはずがねーと思うんだけどな。
まぁ、性格はちょっと問題あるが。やっぱ玉砕した奴多そうだ。

「それじゃさ。早速挿れてみよっか」
「い、いきなりか?」
「だって亮、見てるこっちが辛くなるくらいおっきくしてるし。
 舐めたりするのはまた今度ってことで。あ、生のままで大丈夫だから」

舐めてくれるのはありがたいが、どーせなら胸でゲフンゲフン。
でもその間にも下半身に血液が集まってデカくなってきてるし、少しずつだけどカウパーも出始めてる。
潤香に触られた時、竿の部分にヌルッとした感触があったのは俺のカウパーが流れて
コイツの指を汚したせい……まだ胸吸って裸見ただけだってのにもう我慢できねーのか、俺は。
最初からクライマックスとかシャレになんねぇ。

「亮って下の毛、あんま多くないね。剃ったりしてるの?」
「な、何で、んなコト聞くんだよ……」
「最近は女優にフェラさせる時にさ、しやすい様に事前に毛剃っちゃう男優多いんだって」
「……」

……お前、そういうことは詳しいよな。耳年増?

「なぁ、見るなとは言わねぇけどさ……俺としちゃ、あんま……」
「分かってる、もう見ないよ。そんなの見なくても、亮がしてくれるもんね?」
「……まぁな」

第一、そーいうのに出てる男のアレと比較されたりしても困るし……。
それよりも、潤香に他の男の裸なんか見てほしくねーよ。
とりあえず潤香はもう見ないと約束してくれたんで、心なしか安堵する。
俺、もしかして自覚し始めたのかもな……コイツの彼氏ってこと。

「あたしが上になってもいい?」
「構わねぇけど……騎上位、好きなのか」
「ん。やっぱ誘ったのあたしだしさ、今日はあたしが亮を悦ばせてあげなきゃいかんと思う」

そう言いながらマウントポジションを確保するべく、潤香が俺の腹に乗っかってくる。
潤香に胸の辺りを摩られると、それだけでゾクゾクしてきて堪らない。
コイツが俺の身体に顔を近づける度に、長い髪の毛が身体に触れることすら刺激的でヤバイ。
さっきのお返しとばかりに俺の身体を舐めてくる潤香がエロくて、挿れる前から射精しそうになる。

「あたしもいい感じに濡れてきたし……挿れるよ?」


617:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:53:41 c9CRcdlR
潤香が俺のを掴んで、自身の膣の入り口に当てる。
もうカウパーで濡れていた俺のに対して潤香の方も受け入れ準備はOKだったらしく、
俺の腹を淫水で濡らす程になっていた。されるより、した方が燃えるタイプなんだろうか?
先端に感じる肉の感触は、言葉じゃちょっと表現できねぇ……中に挿れたら、どうなるのか……。
方向修正を終えたら、あとは体重に任せて腰を落とすだけ。潤香の身体は少し震えている。
恐いのか?

「じゃ……いくよ……?」
「ん……」
「くぁ……っ……うぁ……ぁっ!」

何か擬音で表現するなら“ズブリ”とか“ブチッ”とかそんな音なんだろうか。
熱い肉の壁に包まれながら進んで行くのが最高に気持ちいい。
少し狭いとも感じたけど、肉が擦れる感触がすげぇ刺激になって今にも射精したいくらいだ。
が、潤香の方はかなりの苦痛らしい。コイツがこんなに顔を歪めて苦しがるのは初めて見た。

「じゅ、潤香? 痛いのか?」
「痛いけど……我慢するから……へーき……」

驚いた。少し上ずった声で、脂汗と涙を浮かべながら小さく笑う潤香の姿に。
やっぱ男にとっちゃ気持ちいいもんでも、女にとっちゃ最初は最悪らしい。
自分の腹の中に異物受け入れるんだしな……他人と距離置いてた潤香なら精神的にも
そーいうの嫌ってた感じだし。俺を受け入れてくれたこと、ホントはコイツにとっても……。
そう思うと、ますますコイツが可愛くて愛しい。手をとって、握り締めて、少しでも感じたくなるくらい。

「亮の……おっきくって、熱っ……挿れるって、こんなんだったんだ……。
 はは、見るのとヤるのとじゃ全然違う……」
「まだ動くの、マズイよな?」
「し、したいなら……すぐでも動いて……」
「痛いままさせられねぇっての。一緒に気持ちよくなれねーと、意味ねーし……?」
「あはは……亮はやさしーねぇ……」

いつも気丈な潤香がここまで苦痛に感じるってことは、相当なもんなんだろう。
挿れてるこっちとしちゃ最高でも、あっちにとっちゃ最悪。やっぱ、誰でも最初ってこんな感じなのか。
俺のはもう潤香の子宮口あたりにまで届いたらしく、それ以上進む気配がない。
この状態で出し入れして、お互いの快感を高めりゃいいのか?
潤香には悪いとは思ったんだが、擦ればメチャクチャに気持ち良さそうで早く試してみたい。
でも潤香に無理をさせるワケにもいかない。射精もしたいけど、潤香が落ち着くまでひたすら我慢するしかない。

「ね、この格好のままでさ、胸掴んでみて……」
「胸?」
「そうすればさ、痛いの、少しマシになるかもしんないから……」
「あぁ……じゃあ」

繋いでた手のうち、片方を解いて胸に伸ばしてみる。
俺がさっき吸ってた時よりも先端は硬くなってて、指でつまんだり弾いたりすると
潤香の口から甘い声が漏れて小さく抗議してくるのがすげぇ可愛くてクセになりそうだ。
てか、コイツの口から「ダメ」とか「やぁっ」とかいうセリフ聞けるのが新鮮だった。
カールのロールからは考えられないような甘えた声だけに、俺も益々ヤる気になってくる始末。

「亮って、ホントはすごいエッチ好き……?」
「潤香がそーいう声、出すせいだろ」
「あたしのせい……?」
「いつもより、何かこう……エロくて可愛いから」


618:名無しさん@ピンキー
07/01/22 15:57:36 c9CRcdlR

嘘じゃない。
今までだって心の繋がりみたいなもんがあると思ってた。
けど実際に身体で繋がってみると……やらしいとか以前に、コイツのこともっと好きになれた。
俺を想ってくれてる潤香に応えたいから、初めてだけど頑張ろうって気持ちになんだぜ?

「もう……カッコつけすぎ……。昔のあたしだったら、即PKしてたぞ……」
「ならPKKして返り討ちにしてやるよ」
「はは……きみにだったら、されてもいいや……何されても、許してあげる……」

俺もこいつも元PKK(潤香は更に前のバージョンの頃はPK)。
俺は三爪痕を探すため、コイツは自分の父親が作った世界を乱す連中を粛清するため。
目的は違うけど、俺達は似た者同士だった。PCのデザインも銀髪に黒コス……。
出会っちまったのは、必然的だった気もする。きっと揺光の紹介がなくても俺達はどこかで出会っていた。

「ん……もう、大丈夫っぽい……」
「ホントか? 無理してないか?」

腹の辺りを摩りながら、潤香はそう促してくる。
繋がって何分経ったんだろうか、時計を見る暇もなく俺達の逢瀬は続く。
もう春とは言え、まだ夜は冷える。あまりこの格好のままでいると風邪をひかせるかもしれない。
早めに終わらせた方がいいんだろうけど……。

「すぐに、射精しちゃダメ……溜めて、溜めて、溜めまくってから出さなきゃ……ね……?」
「(もう溜まりまくってんだけど……)」

カウパー出てた時点で察してくれ……。
でも中出しOKなら、俺だって潤香のリクエストに応えたい。
子宮の中、俺の精液でドロドロにしてこれでもかってくらいに喘がせたい。
普段はそんなコト考えもしねぇクセに、こういう時になると頭フル回転でそんなことを考えちまう。
いつもなら軽く俺をあしらう潤香が従順で可愛いせいで、俺も気分的にハイになってるのかもしれない。

「動いていいよ……。ね、腰掴んでさ、思いっきり突き上げてみて……?」
「お前、普段Sだけど……こーいう時はMなんだな」
「そうかな……? 亮がしたいようにすれば、いいと思ってるだけだって……。ね、早く……」

あんなに痛がってたのに、もう平気なのか?
女って生き物は男よりも好奇心が旺盛な傾向があるらしいから、潤香の場合は
突き上げる時の痛みすら興味対象なのかもしれない。
結果的に泣かせることになるかもしれねぇけど、本人がして欲しいって言ってる以上は断るのも酷だ。

「んじゃ……」
「! あっ、やっ……痛いけど……いぃ……! お腹の中、擦れて……やばっ、コレ、いいかも……」

軽く腰動かしただけで潤香は歓声をあげる。
荒い息遣いを繰り返しながら、俺の動きに併せて潤香も動く。
繋がった部分からヌチャヌチャって音がして、俺のカウパーだか潤香の愛液だか
分かんなくなったものが糸を引いてネバついてた。
少し上体を浮かせて、より突きやすい様に身体を動かすと、中で擦れて刺激になったのか
一際潤香の声が荒くなって、俺を掴む手に力が入ってくる。
口からだらしなく涎垂らすコイツの姿、最高にエロい。

「はぁっ、ぁぅ……亮、上手……っ!」
「そっか?」


619:名無しさん@ピンキー
07/01/22 16:00:21 c9CRcdlR

散々エロ動画見てきた潤香が言うならそうなんだろう。少し、自信ついた。
俺だってそーいうの見たことねぇって言ったら嘘になるが、とりあえず繋がったら
腰動かすことくらいは知ってる。あとはタイミング見計らって射精するだけなんだが……もう、いいだろうか?

「潤香、そろそろ……」
「出したい? せーし、あたしの中に、出したい?」
「あ、あぁ……」

挿れたばっかなのに、もう出すのかって感じだけど俺だって初めてだから
そういうのも考慮してほしいワケで。断じて早漏ってワケじゃねぇぞ。
こうやって動かしてる間も潤香の膣がグニグニ締め付けてくるし、本当なら早く出してぇけど……。

「あっ! あっ、あぁぁっ、奥に当たっ……!」
「くっ、はぁっ……潤香!」
「イカされ……亮に、イカされ……あたしっ!」
「潤香、出すぞ……! 精子、出すからな!」
「いいよ、出していいから……孕んじゃうくらい、出していいから!」

今までにないくらいに潤香の膣内の締め付けが強くなる。
出し入れの感覚も短くなって、もうこれ以上我慢するのが無理だと感じた俺は
両手を潤香の腰に回して身体の位置を固定、そのまま突き上げながら潤香の望んだ通りに溜めに溜めまくった精液を注ぎ込む。
射精をこんなに長くしたのは初めてだし、こんなに気持ちいいと思ったのも初めて……やべ、これがイクって感覚…?
オナ禁してたのも手伝って、いつもの倍くらいの精液が潤香の中に注がれてく。ホントにこれ、俺か?
何か、こんな時でさえコイツのこと可愛いって思える俺って、人間としてどうなんだろう。

「熱いの……いっぱい……全部、亮のせーし……?」
「あぁ……溜めまくった俺の精子、全部出した……」
「あたし……亮に射精されて……イカされちゃったんだ……」

射精の余韻が心地いい。あとは奥に流し込んだ精子が受精しねぇことを祈るしかねぇ。
潤香のことだから何も考えずに中出しさせるはずないしな……多分。

「ちょっと……残念」
「な、何がだよ」
「ホントはあたしが主導権握ってさ、亮をイカせるはずだったのに……。
『出したい出したい』って泣き喚く亮を、あたしが『まだダーメ』って感じで……」

おまっ、そんなコト考えてたのかよ……つくづく恐ろしい女だな。

「亮って童貞だったの?」
「あ、あぁ……つか潤香の方はどうなんだよ。初めてだったのか」

突くのに夢中で気づかなかったが、引き抜いた俺のには確かに潤香の血が付いている。
最も俺の精液と混じっちまったせいで妙なコントラストの色になっちゃいるが。
まぁ、潤香の性格からして他の男にヤらせるとも思えないしなぁ……。

「言ったじゃん、ギブアンドテークって。トレードみたいなもんだし」
「童貞と処女の交換ってか」

あれだけ可愛い声で喘いでたクセに、もういつもの潤香に戻ってやがる。
女って生き物はやっぱ分かんね……。つか、腰動かすのって結構疲れるな……今日は大学休みてぇ……。

「あたし、上手に出来てた? 亮のこと、気持ちよく出来た?」
「あれだけ射精させといて、よくんなコト言えるな……」
「だって亮のせーし、いっぱい欲しかったし」
「……」

620:名無しさん@ピンキー
07/01/22 16:02:27 c9CRcdlR

後日談【 継承~司からカールへ。カールからハセヲへ~ 】



「パパ、おっきい方のあたしとばっかり遊ぶの、ずるいよぉ!」
「あんたは昨日パパと遊んだじゃん! 今日はあたしがパパと遊ぶの!」
「お前ら……自分とケンカすんなよ……」

MOLGANAサーバーでの8日間が終わってから1年(最も、あの出来事はリアルじゃ数分の出来事だったが)。
何故かセグは消滅することなく《The World》に存在し続けていた。しかも2人。
カールによると「愛の奇跡が起こった」らしい。何のことかサッパリ分からん。
小さい方のセグと大きいセグ、見た目は違っても中身はガキだから気苦労が絶えねぇ。
今日も草原フィールドでセグ達の遊び相手してる(主に俺が、だけど)。
2人の娘に囲まれてカールは満足そうだが、遊び相手する俺は堪ったもんじゃない。
つーかお前ら、スケィスのセグメントなんだからバトルの時以外は出てくんなよ……。

「ほらほら、ケンカしない。家族なんだから」
「むー」
「ママ、だって!」

連日これだと頭が痛くなる。
一応、他のみんなにも事情を説明してカナードの@ホームに住まわせちゃいるが
いつまでもあそこを託児所にするワケにも行かねーしなぁ……どうしたもんか。
欅に相談してネットスラムにでも引っ越すか?

「ママの言うことが聞けないの?」
「はう……ご、ごめんなさい……」
「や、やだな、ママ。本気にしないでよ」

とは言え、どっちのセグもカールには頭が上がらない。
この女は俺がセグ達に追い詰められるギリギリになってから助け舟を出しやがんだ、いつも。
さっさと助けてくれりゃいいものを……。こういう時だけは薄情なんだ、潤香は。

「じゃ、こうしよう。先にラッキーアニマル蹴っ飛ばした方がパパと遊ぶってことで」
「いいよ。絶対セグが勝つもん!」
「(ったく、やっと離れやがった……)」

セグ達から解放された俺は、どっと草の上に倒れこむ。
こりゃ育児ストレスで我が子殺しちまう親がいつの時代にもいるはずだ、堪ったもんじゃねぇ。
育児を頑張った褒美にカールが膝枕してくれなきゃ、キレてんぞ俺。

「お疲れ」
「カール、お前助けるならもっと早く助けろよ」
「あはは。見てて面白いから、つい」

あははじゃねぇだろ、あははじゃ……。
くそ、この笑顔に何度騙されたか知れねぇ。

「いつも@ホームに閉じこもってちゃ、身体に悪いからな」
「んなワケねーだろ。アイツらだって憑神みたいなもんなんだぞ」
「でもあたしときみの子供達だもん、だから可愛くて可愛くて」

可愛いのには同意だが、いつも遊び相手に付き合わされる俺の身にもなれ。
お前、そんなことしてたらいつか……俺の子供が出来た時とかどうすんだ?
リアルとネットで同時に育児するハメになるぞ……分かってんのか……?


621:名無しさん@ピンキー
07/01/22 16:05:25 c9CRcdlR

「ハセヲ?」
「……」
「おーい、ハセヲ? ……亮? 寝ちゃった?」
「……」

へんじがない。ただのしかばねのようだ。……ってのは冗談。
亮も学校終わってから毎日ログインしてたし、疲れが溜まってたのかも。
やっぱ高校の時と同じ様にはいかないんだな……それはあたしも同じか。

「(しかし……2人のセグが消滅せずに済んだのは……やっぱり……)」

モルガナがあたしに復讐するために用意した無限ループの8日間のことはハセヲから聞いている。
ハセヲの話によると、タウンに現れた化け物の群れ――クビアゴモラはクビアを母体としていたらしい。
あたし達がクビアを倒したことでMOLGANAサーバーごと消えたようだ。でもセグ達が消滅を免れたのは?
MOLGANAサーバーが消えても、あの子達は存在し続けている。
管理者以外でこのゲーム内のキャラを存在を自在に操れる者がいるとすれば……それは……。

「あんたなの? ねぇ、アウラ……」

Δ 隠されし 禁断の 聖域。ハセヲはあそこでアウラに出会ったと言う。
あたしの最初の娘。黄昏を開く鍵(キー・オブ・ザ・トワイライト)。薄明の女神。
2人のセグは元々はスケィスを構成していたセグメント。
アウラにとっては同じ母親、すなわちモルガナから生まれ出でてた姉妹という解釈もできる。
だけど9年前に出会って以降、あたしはあの子に出会えていない。あたしの考えがハズれてる可能性もある。
司や昴にあの子の世話を任されたってのに、あたしは未だに母親としての役目を終えちゃいないんだ。
それは今でもあたしが背負った幻痛(ファントム・ペイン)。

『どうか、あなたにとって《The World》が何かの救い、あるいは慰めとなりますように』

これは9年前、司からあたしに送られた言葉。
最初は声を上げて笑ったこの言葉は、今ではあたしがこの世界で得た財産の一つ。
なったよ、十分に。あたしは救われた、あたしは慰められた。
この世界で、やっと信頼できる仲間を見つけられた。大好きな人を見つけられた。
司、あんたが昴とこの世界で出会えた様に……あたしも、顔も見たこともない父さんが作ってくれた世界で出会えた。
あたしの大好きな人に。ハセヲに。

「ねぇ、ハセヲ。
もし、あたしがアウラを育てることを最初から放棄していたら……
もし、あたしがスケィスにデータドレインされていなかったら……
もし、あたしが《The World》開発者の娘じゃなかったら……きみと、この世界で出会えてたかな?」

眠るハセヲは答えない。けどあたしは、答えが返ってこないことこそが答えだと思う。
手を伸ばした指先に触れた彼の頬は、とても軟らかい。これは、あたしにまだモルガナ因子が内包されている証拠。
今までのあたしは自分と他人を欺くことで、自身の保身だけを優先していた。
でも、今は違う。もう逃げない。寂しい時はちゃんと寂しいって言うよ。だからずっと一緒にいて。
きみを想うこの心だけは、本物だから。きみが最後までこの世界と関わろうと決めたのと同じように。
あたしもきみと一緒に歩くって決めたから。だから、この世界にとっての、もう1人の神に感謝を―――――。

「ありがとう……お父さん……」

今はまだ、旅の途中。                                  【 カールルート:True End 】


622:名無しさん@ピンキー
07/01/22 16:07:26 c9CRcdlR
父から子へ魂は受け継がれた? 次回は初心に戻って亮×千草を予定? 何のことです?
おやすみおまいら


623:名無しさん@ピンキー
07/01/22 16:19:08 gE//oyqx
GJ!!
長い期間乙です。
次回作を期待しております。

624:名無しさん@ピンキー
07/01/22 16:27:49 +/Xbf7bH
GJ!
亮×千草に激しく期待。

625:名無しさん@ピンキー
07/01/22 17:19:30 onvQGFFR
おぉぉぉ!GJ!GJ!
次も楽しみにしてるノシ

626:名無しさん@ピンキー
07/01/22 17:30:47 dgyMfAV5
昼間から神ぐっじょぶ。 
そういや最近アトリ(千草)をみないな、と。

627:名無しさん@ピンキー
07/01/22 19:11:25 S0+RWyOO
GJ!
次も楽しみにしてるw


628:名無しさん@ピンキー
07/01/22 21:17:16 JiCU9LnU
GJです!
そういや今回一回の投稿数多いなぁとか思ったり。
クビアゴモラとかあったから、そういった細かいところを修正されていたのでしょうか?
次回作も期待して待ってます!!

629:名無しさん@ピンキー
07/01/22 22:57:42 gTiWt1lX
ハセ×タビーを書いてくれる人は居らぬか・・・?


630:名無しさん@ピンキー
07/01/22 23:10:29 EXbJdfZ5
超GJぇぇぇ!
恐ろしい文才。すげぇよ!すげえぇよ!
次回作も楽しみに待っているのでどうか頑張ってください!

631:名無しさん@ピンキー
07/01/23 01:19:03 UDnBAVUc
GaaaaaaaaaaJOB!!

悶え死にそうだ
誰かケツの穴を貸してくれ

632:名無しさん@ピンキー
07/01/23 04:37:00 vFrCQp/y
GGGGJJJJJJJJJJJ!!!!!!!
いつもいつも文に惹き込まれる
たとえ寝る前でも風呂入る前でもどんな時でも惹き込まれてしまうから\(^o^)/

>>631
俺のケツ穴を貸してやろう


とでも言うと思ったかこのファッキン野郎!お前のケツを貸せ!

633:名無しさん@ピンキー
07/01/23 16:26:02 E+ddMTxV
亮×志乃GJ!!
ハセ×カールGJ!!
相変わらず神だらけだな

んで亮志乃続きwktk

634:大判 ◆EXlcaPBj4Y
07/01/23 16:48:24 K3+KCRhE
題名:リプス

「おいタビー…」
巨乳でハセヲの肉棒を挟む…
「行くよ~………リプス!リプス!!」
挟んだまま上下に振る!その摩擦熱でハセヲの肉棒は覚醒した
「ぐはぁっ!!」
ドピューーン!!!
「もっといいものを……」
「マジかよ…」
タビーは自分の性器をハセヲの口に押し付け腰を前後に振る!
「そうだよハセヲぉ!うまいよ!!」
そのままハセヲの顔へ卵射するタビー
「お前が1人でやってるだけじゃねーか!!」
「ならやってみてよ?」
「くらえ!!蒼天大車輪!!」
ハセヲは肉棒を性器にさし、指でアナルをかき回す!!
タビーは失神寸前だった
「亮!!もう駄目!!」
「まだだ!!中に出してやんよ!!」
ハセヲの肉棒はAIDA感染しており、その暴走は止まらない
バタン!ドアを誰かが開けた
「楽しそうね……ハセヲ」
パイだった。パイはエロエロな胸の谷間を強調した服を着ていた
「ちょっ」
「いいじゃない。そのこもう使えないでしょ?」
「いいだろうやってやんよ」
パイのワイシャツのボタンをはずすと恒例のパイズリから始まった
「ハセヲ楽しい?」
「黙ってろおばさんw」
「あん?おばさんだと?」
パイは徐に肉棒をつかむ自分の口に入れて少し強くかじった
「やるじゃねーか」
ハセヲはそのまま玉袋を口に押し込んだ
「ハセヲ!!やりすぎじゃ…」
パイは喋れないほど口の中に性器を突っ込まれた
「パイ。今、お前の口の中は…………チンコの満員電車や~」
君麻呂も驚きのコメントだった
性器を口から出し、ハセヲは下半身を舐め始めた
性器を舐めることなくジラしていた
「さっさと舐めなさい!!」
「うっせぇーなヤリマンww」
そう言いつつも
パイの性器に指を突っ込むハセヲ
「おいおい指4本も入るぜ」
「あなたの大きさで足りるかしら」
「なめんな!!」
ハセヲのテンションはMAXでその勢いに乗じて
性器を突っ込んだ
高速の腰振り、高速で乳首をひねり、パイを気絶寸前まで追い込んだ
「やるなパイ」
「アンタもね」
パイが疲れて動けないのを知り
ハセヲは携帯でパイの全裸の写真を数枚撮った
「なんのつもり?」
「口止めのためw」
こうしてこれからハセヲの真の恐怖が始まる

635:名無しさん@ピンキー
07/01/23 17:20:45 FT7CmP/R
>>634
とりあえずsageてくれ

636:亮志乃4
07/01/23 19:47:49 JGOBzxfg
続き投下していきます
亮志乃というより志乃亮といわんばかりのヘタレぶりですまんorz


脱衣所へ入ると、きちんと畳まれた服。そして奥の風呂場ではシャワーの音が聞こえていた。

皺になる前にハンガーにかけた方がいいだろうなと思うも
勝手に服に触ってはまずいか、と思い直し
「志乃、ハンガー持ってきたんだけど?」風呂場にいる志乃へ伺いを立てる。

少しの沈黙の後、がちゃりと風呂の扉が開いて不意に志乃が顔を出したものだから、
亮は一歩仰け反った。文字通り志乃は顔だけしか出していなかったのだが。
(―俺さっきから格好悪ィ…)

「気が利くね、ありがとう。借りていいかな。」と志乃が微笑めば
「お…俺がやるよ、かけるだけだし。あ、風呂のモン好きに使って?」と精一杯冷静に答えた。
「え、でも」と志乃が言いかけたが亮は気にせず志乃の服を広げ、パン、と皺を伸ばした。
その拍子に服の下にあった下着が落下し、またもや醜態を晒す結果になった。
(―し、死にてェ…)
そんな亮に志乃はくすりと笑ってありがとう、亮も早くおいで。と言い、扉を閉めた。

―見ないフリをしてくれたのだろうか。
ハンガーをドアの蝶番の部分へかけ、割れ物のような扱いで下着をそっと拾い元の場所へ置き。
これからの事よりも自分のヘタレ具合に、亮は頭が真っ白になるのだった。

637:名無しさん@ピンキー
07/01/23 19:52:08 5wW4W8/S
リアルタイムでktkrwww

閉鎖前最後の作品が志乃亮だなんて、幸せダァ。

638:亮志乃5
07/01/23 20:05:58 JGOBzxfg
脳内で風呂場での行動をシミュレーションした亮は
(タオル巻いてった方がいいよな?)
(女の子は頭にタオル巻いて湯船につかるんじゃねえのか?)
という結論に至り、タオルを持って風呂場へ歩み寄る。

「志乃…入るぞ」
「ウン」

それなりに広い風呂場であるが、シャワーと湯船の湯気で霞がかっている。
「悪ィ、俺湯船に直行するわw」扉に背を向けシャワーを浴びる志乃の横へタオルを置き、
なるべく志乃を見ないように、見ないように湯船へ直行した。
それでも湯気に同化してしまうような白い背中に目がいってしまう。

(志乃、―すげェ綺麗。)

すっかり凍えた亮に身体には湯船の湯は熱く感じ、湯船の淵でちびちびと身体を慣らすうち
きゅ、とシャワーの蛇口を閉める音がした。
「タオルありがとう」

その声に振り向くと、タオルで胸や秘部は隠しているものの
腕や足はあらわな志乃が立っていた。
濡れた髪にいつもの笑顔。
それだけで、その光景だけで、もうどうにかなりそうだった。
「志乃…」

639:亮志乃6
07/01/23 20:12:28 JGOBzxfg
「志乃、一緒に入らねェ?」
湯船へ身体を沈めた亮は、「ほら」と両手を広げる。
それに答えようとした志乃は、片手で狭いスペースへ湯船へ入ろうとした所為でバランスを崩し
勢いよく亮に倒れこんでしまった。
「きゃ…!!」
「ぎゃあぁ…!!げほ!」不意の一撃にまたもや情けない声を出してしまう。
志乃の背中が胸へ直撃し、軽く咳き込んだ。

「りょ・亮…!大丈夫?ごめんね、痛かったね」と亮の顔を心配そうに覗き込めば
「なんてことねーよ」志乃の、まるで子供をあやす様な口調に亮は口を尖らす。

「それより志乃は大丈夫かよ…」
手を伸ばし痛いところはないか?と言おうと思ったが
差し出した手で志乃を後ろから抱きしめバスタブにもたれかかった。
「あったかいね。」
志乃は、俺の右肩にこつん、と頭を置いた。首からは柔らかい髪の感触。
両手いっぱいに志乃の身体を感じる。
それだけの行為でさえ、愛おしい気持ちで満たされていく。
抱きしめられて、安心したようにゆるゆると緩んでいくその横顔を覗き込む。
「まだ志乃、身体…冷たいな。」
そういい終わるや否や、志乃の唇を指で撫で。
少しだけ身体を起こし、舌を差し出して志乃の唇を舐めキスをする。
「…りょ……ン…ふ…」
志乃は何かを言いかけたが、歯を掠めて口内に辿り着いた亮の舌で塞がれた唇からは、もう吐息しか漏れなかった。

640:名無しさん@ピンキー
07/01/23 20:13:50 JGOBzxfg
うお感想ありがとうw
続きは少し後で って ココ無くなるんすか?

641:名無しさん@ピンキー
07/01/23 20:15:49 JGOBzxfg
連投スマン
秘部というとオーヴァン思い出して笑ってしまうorz

642:名無しさん@ピンキー
07/01/23 20:15:58 5wW4W8/S
>>640
いんや、2ch閉鎖っていう壮大な釣り。
今回はそこそこ信憑性があったから釣られる奴等が続出しただけです。

…俺も釣られましたが、何か?

643:名無しの名無し
07/01/23 20:16:22 Q/JGPN0t
此処無くなるんですか?

644:名無しさん@ピンキー
07/01/23 22:57:23 9Jw211nr
+のオーヴァンの変態っぷり(覗きあってみるかい?互いの秘部を… とか)を読んでると
志乃の『自分からオーヴァンに身をささげた』ってのも無茶苦茶エロス
まあ、碑文を、ってことなのはわかってるが…エロい。あの二人はエロい

645:名無しさん@ピンキー
07/01/23 23:46:12 wukBU7Xd
ここで流れを読まずにカイト×アウラを所望してみる

646:名無しさん@ピンキー
07/01/24 01:00:26 JpaSRbtZ
やっぱハセオ×楓だろ

647:名無しさん@ピンキー
07/01/24 01:17:58 6V9QZTTX
初心者支援ギルドのカナードをネットスラムに放置してカナードの活動を妨害した欅に代わって楓がお詫びするってことか

648:名無しさん@ピンキー
07/01/24 07:02:00 Mf4tdbmY
各女性キャラの結婚ED後の初夜マダー?(´・ω・)

649:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:53:19 bGxmhQne
>>648
朔の場合、
「ウチの体じゃ、ハセヲのこと満足させられへん…」
と葛藤する姿が拝めるのですか?

650:名無しさん@ピンキー
07/01/24 13:54:58 VnBil8L5
そして、パイの場合
「今日は私をオンナノコにしてくれるんだ…」
と勃起がとまらない事態が起こる

651:名無しさん@ピンキー
07/01/24 14:24:19 wNSSdYxT
>>640
GJ神!!!!!
やっぱ最高だ亮志乃ハァハァ
次回も期待もしてまする

652:名無しさん@ピンキー
07/01/24 15:56:54 Ta3L0Rw8
知り合いにいわれ、ネタのためにエンさま結婚を一番はじめに見たのは俺だけじゃないと思いたい。 
同士がいれば、また何か書きたいな…。いや、さすがにハセエンはしないけど(´ω`)


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